宮腰光寛

みやこしみつひろ

小選挙区(富山県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

宮腰光寛の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第147回国会 衆議院 建設委員会 第6号
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○宮腰委員 吉田先生の御配慮で、大臣のおいでになる時間帯に質問ができるということでありまして、厚くお礼を申し上げたいと存じます。  この大深度地下利用法、極めて大きな意義のある法律だと思っております。とにかく、土地所有者への事前補償を原則不要とするということによりまして、大都市...全文を見る
○宮腰委員 大変壮大な夢だというふうにおっしゃいました。将来は日本列島全体に、あるいはアジア、世界にということでありますが、当面この法律の適用地域をどうするかということについてお伺いいたしたいと思います。  今ほど大臣も、現在のところ三大都市圏を想定されているということでおっし...全文を見る
○宮腰委員 これで大臣への質問は終わらせていただきたいと思いますので、あとは政務次官にお願いしたいというふうに思います。  次に、大深度地下の使用権についてであります。  この大深度地下利用法によります使用権と土地所有権の関係でありますけれども、憲法第二十九条第三項に、「私有...全文を見る
○宮腰委員 使用権の設定手続でありますけれども、この法律の中でもいろいろな形で土地所有者の権利保護ということがうたわれております。具体的にどのようにその権利保護が図られているのか、あるいはまた第四十一条で、土地収用法に基づく処分について、行政手続法第二章の「申請に対する処分」ある...全文を見る
○宮腰委員 次に、使用期間についてであります。  国土交通大臣または都道府県知事が使用の認可をする際に、使用期間を告示することとされております。常識的に考えまして、鉄道や道路などを大深度地下に建設する場合に半永久的な使用というのが想定されるわけでありますが、使用期間の設定につい...全文を見る
○宮腰委員 使用権の設定に伴う補償についてでありますが、この法律には、大深度地下の一定の範囲における立体的な区域であって、対象事業を施行する区域である事業区域内において井戸や温泉などの既存の物件がある場合には事前補償の対象となるということになっております。しかし、事業区域の周辺に...全文を見る
○宮腰委員 最後の質問ですけれども、大深度地下における安全の問題についてであります。  法案第五条に、大深度地下の使用に当たっては、安全の確保及び環境の保全に特に配慮しなければならないと定め、第六条におきましても、安全確保、環境保全に関する事項を基本方針の中に盛り込むということ...全文を見る
○宮腰委員 終わります。
04月26日第147回国会 衆議院 建設委員会 第12号
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○宮腰委員 おはようございます。自由民主党の宮腰光寛でございます。きょうは、土砂災害防止法に関する質問を行います。  まず、昨年の六月の広島の集中豪雨によりまして、同時多発的な土砂災害が起きました。これは記憶に新しいところであります。これによる教訓といたしまして、危険箇所におけ...全文を見る
○宮腰委員 次に、基礎調査についてであります。  例えば急傾斜地の場合ですと、区域指定要件は、崩壊するおそれのあるところというようにあいまいな点がありましたけれども、この法案では、都道府県が警戒区域、特別警戒区域の指定のために基礎調査を実施することとされております。いわば客観的...全文を見る
○宮腰委員 次に、工事の実施についてであります。  土砂災害警戒区域等は、都道府県知事が基本指針に基づき市町村長の意見を聞いて指定することになっております。このとき、関係住民の意見は市町村長に代表されていると解釈されますが、土砂災害警戒区域は、そもそもその地域が持っている内在的...全文を見る
○宮腰委員 建築物の移転についてでありますけれども、先日、地元の山間部で国政報告をいたしました際にこの法案につきまして話をいたしましたところ、関心を示された方が非常に多かったわけであります。  そのときに、いろいろな疑問点をお聞きしたわけでありますが、特に建築物の移転について、...全文を見る
○宮腰委員 次に、土砂災害に関連をいたしまして、黒部川におけるダムの排砂についてお伺いをいたしたいと思います。  まず、海域漁業への影響についてお伺いをいたしたいと思います。  お手元に六枚つづりの資料をお配りさせていただきました。そのお配りしてある資料は、既に公表されており...全文を見る
○宮腰委員 ほぼ、その一点を除けば間違いないということであります。  この資料に従いまして質問をさせていただきたいと思います。  黒部川の河口周辺における海域漁業の推移ということでありますが、先日の中島議員の質問で四枚の資料が配付をされました。その中に、入善町横山漁協の刺し網...全文を見る
○宮腰委員 排砂との直接的な関連は判断するのは極めて困難だということだそうであります。  海域の汚染がなぜ起きているのかということにつきまして、昨年の十月の二十二日、富山県水産試験場は、県漁連からの依頼で入善町の沖合で海底調査を実施いたしました。ことし三月十八日の地元新聞の報道...全文を見る
○宮腰委員 今ほど水産庁としても調査検討したいとお話がありました。先日、地元漁民の皆さん方が、独自で海底の汚泥調査を実施しておいでになりました。今年度中には、県漁連、関西電力、建設省の三者で、富山県東部沿岸の漁場全体の海底調査をするというふうに伺っております。  富山湾の漁場環...全文を見る
○宮腰委員 次に、連携排砂についてお伺いをいたしたいと思います。  黒部川は全国有数の急流荒廃河川でありまして、黒部川が運ぶ大量の土砂が、世界で最も典型的と言われる扇状地を形成してまいりました。同時に、流域住民にとりましては、川との戦いと共生の歴史を刻んできたわけであります。 ...全文を見る
○宮腰委員 地元のPRをさせていただいたわけでありますけれども、北海道の自然の川よりも清流度が高い、申しわけありませんが。全国第一位四回ということであります。  そこで、昭和四十四年八月、黒部川観測史上最大の大洪水に見舞われまして、特に右岸の入善町で数カ所の堤防が決壊して濁流が...全文を見る
○宮腰委員 終わります。ありがとうございました。
11月08日第150回国会 衆議院 労働委員会 第1号
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○宮腰委員 おはようございます。自由民主党の宮腰光寛でございます。  吉川労働大臣が御就任後恐らく衆議院で初めての質疑でありますが、トップバッターとして質問させていただきたいと思います。  まず、現下の雇用情勢についてでありますが、我が国の完全失業率は、春先に四・九%という過...全文を見る
○宮腰委員 そこで、雇用の地域間格差ということについてお尋ねいたしたいと思います。  この九月の有効求人倍率は、全国平均が〇・六二倍と、本年一月の〇・五二倍からは多少改善をされてきております。しかしながら、山梨県、福井県が一・一六倍であるのに対しまして、青森県が〇・四〇倍、沖縄...全文を見る
○宮腰委員 沖縄につきましては、求職者十人に対して求人が三人分しかない。いわば構造的なこともあるかと思います。労働省だけでは難しいと思いますが、ぜひ総合的な対策、しっかりとしたてこ入れを進めていただくように希望を申し上げておきたいと思います。  二番目ですけれども、雇用のミスマ...全文を見る
○宮腰委員 一昨日のIT戦略会議で、平成十五年までに行政手続などをネット化する電子政府を実現するということが草案として決まったわけであります。あと三年後に電子政府を実現するという目標もきちっと立ったわけでありますので、そのころまでには、そのころまでにはというのはちょっと遅いと思う...全文を見る
○宮腰委員 ミスマッチについてもう一点だけお伺いしたいと思います。  若年者の不安定就労、フリーターの増加が社会問題化をしてきております。新規採用後の三年間で、中卒の七割、高卒の五割、大卒の三割が会社をやめる傾向を最近は七五三と言っているようでありますけれども、就職は一種のお見...全文を見る
○宮腰委員 三番目に、産業構造の転換への対応についてお尋ねをいたしたいと思います。  ITを初めとする技術革新や経済のグローバル化によりまして、既存産業の衰退や新規産業の創出など産業構造が大きく変化しつつあります。今後、産業間、企業間での労働移動の増加が確実に見込まれ、労働者が...全文を見る
○宮腰委員 雇用流動化の時代において、これまでのいろいろな仕組みを大きく切りかえていく必要があるだろうと思いますが、その際に、能力開発ということについても相当変えていく必要があるのではないかなというふうに思っております。  これまでとは違って、労働者に求められる能力はますます多...全文を見る
○宮腰委員 今ほど局長から御答弁がありましたとおり、これから個人への支援策というのは極めて重要になってくると思いますので、ぜひ拡充をお願いいたしたいと思います。  障害者雇用について伺っておきたいと思います。  依然として厳しい雇用情勢の中で、最も影響を受けやすいのが障害者の...全文を見る
○宮腰委員 時間が残り少ないので一問パスをいたしまして、最後に、仕事と子育ての両立支援について伺っておきたいと思います。  平成十一年には合計特殊出生率が一・三四と過去最低を更新いたしまして、急速に少子化が進んでおります。その背景といたしまして、仕事と子育ての両立の負担が重くな...全文を見る
○宮腰委員 ありがとうございました。  終わります。
11月15日第150回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○宮腰委員 自由民主党の宮腰光寛でございます。  藤原根室市長さん、千島連盟理事長の小泉さん、そして羅臼支部の鈴木さんにはそれぞれ貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  戦後五十五年を経過し、来年からは新しい世紀に入るという中で、皆さんが大変な御苦労をさ...全文を見る
○宮腰委員 次に、小泉参考人に伺います。  北村委員長を初め、この特別委員会が八月に根室市を訪問いたしましたけれども、その際に元島民の皆さんからは、年内に領土問題が解決しなかった場合、残置財産の政府買い取りを求めるという意見が出されたとお聞きいたしました。島が返還されても、平均...全文を見る
○宮腰委員 次に、元島民の後継者の鈴木参考人にお伺いをいたしたいと思います。  政府の平和条約締結交渉はこれからが大事な時期であります。同時に、政府交渉を支える返還運動も手を緩めずに取り組んでいく必要があります。戦後半世紀以上にわたり返還運動を続けてきた元島民の皆さんが高齢化さ...全文を見る
○宮腰委員 次に、藤原参考人に伺います。  根室市では長年にわたり、返還運動の拠点として、北方領土隣接地域以外の市町村では考えられないような特別な御苦労があったと推察をいたしております。先ほどのお話では、昭和五十七年に特別措置法が制定されてから十八年もたった現在も、法第九条にあ...全文を見る
○宮腰委員 ビザなしで国後、色丹に伺いましたときに、鈴木先生もおいでになりますが、たくさんの先生方の御支援のおかげで島にいろいろな診療所ができて、医療体制も随分進みつつある、ただし、重いのになるととてもじゃないけれども島ではどうにもならないというようなお話がありました。北方四島住...全文を見る
○宮腰委員 質問はこれで終わりますけれども、今ほどずっと御答弁をお聞きしておりますと、やはり戦後五十五年も経過したということが極めてこの問題に暗い影を投げているというふうに思います。時のアセスメントという言葉があります。いろいろな施策をやっていても、時がたつにつれてやはり見直しを...全文を見る