宮腰光寛

みやこしみつひろ

小選挙区(富山県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

宮腰光寛の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月16日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○衆議院議員(宮腰光寛君) 事故米穀の不正規流通事案を始め様々な食品をめぐる偽装表示事件などの発生によりまして、消費者の食に対する不信が高まっているとともに、国内生産に対する悪影響も無視し得ない状況にあります。こうした状況を踏まえ、衆議院における修正案は、米穀以外の飲食料品につい...全文を見る
04月30日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○宮腰委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表して、農地法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付したとおりであります。  以下、その内容を申し上げます。  第一に、農地法の目的について、「この法律は、...全文を見る
06月09日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○衆議院議員(宮腰光寛君) 農地法等の一部を改正する法律案に対する衆議院の修正について、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、農地法の目的について、「この法律は、国内の農業生産の基盤である農地が現在及び将来における国民のための限られた資源であり、かつ、地域における貴重な資源...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○衆議院議員(宮腰光寛君) お答えいたします。  農地法上、耕作者の定義に関する規定があるわけではありません。耕作者とは、耕作する者であり、本来、汗水を垂らして耕す者を指す概念であると思います。現行農地法の通達におきましては、耕作とは土地に労費を加え肥培管理を行って作物を栽培す...全文を見る
○衆議院議員(宮腰光寛君) 第三条第三項で利用権を取得する法人については、集落営農を行っている農業者が株式会社を立ち上げて行う者なども多いと予想されております。そのような法人につきまして、農業生産法人と同様の実体を有する者も出てくることも考えられております。そのような実体に着目す...全文を見る
○衆議院議員(宮腰光寛君) 修正案におきましては、第一条に、耕作者自らによる農地の所有が果たしてきている重要な役割も踏まえつつ、耕作者による云々、農地についての権利の取得を促進すると規定をすることとし、改めて第一条の目的の中で、農地をきちんと耕作する者に対して農地の権利を取得させ...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○衆議院議員(宮腰光寛君) 第六十三条の二の配慮事項の趣旨でございますけれども、修正後の農地法第一条に示されておりますように、農地は農業生産の基盤であるとともに、国民のための限られた資源であり、地域における貴重な資源であるということであります。  そこで、農地法の運用に当たりま...全文を見る
○衆議院議員(宮腰光寛君) 衆議院の委員会質疑におきましては、第一条の目的につきまして、農地と地域との有機的な結び付きについても言及すべきとの御指摘があったところであります。そこで、第一条の修正を行いまして、農地を地域における貴重な資源とした上で、耕作者による農地の権利取得につい...全文を見る
○衆議院議員(宮腰光寛君) 先ほど御説明をさせていただいたとおりでございますけれども、今回の修正におきましては、農地等が地域の資源として有効に利用されることを確保するなどの観点から、第三条第三項の貸借の要件について追加を行ったところであります。そして、この要件は、許可の際だけでは...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○宮腰委員 おはようございます。  赤松大臣が就任をされて、大きな農政転換をしようという中での委員会のトップバッターで質問を行わせていただきたいと思います。  まず、民主党農政の基本的な考え方について、大臣にお伺いをいたしたいと思います。  平成十四年十二月、民主党は、「農...全文を見る
○宮腰委員 多面的機能の対価としての直接支払いという従来の主張とは若干違ってきている、具体的には、より幅広い概念であるという御答弁だったと思います。  私は、この戸別所得補償制度というのは、これは農業所得が低下した場合のセーフティーネットであって、多面的機能の対価としての性格は...全文を見る
○宮腰委員 政策目的がはっきりしない、産業政策であるのか社会政策であるのか。直接支払いというのは、やはり国民の皆さんの理解があって初めて打てる政策であります。でありますので、私は、今回の問題について、政策目的はどうなのかと。  今大臣からおっしゃった話は、農業、農村の再生に資す...全文を見る
○宮腰委員 一つの政策で二つの相反する政策目的を達成できるというお話でありました。それは不可能であります。  今回の現場の混乱というのは、今回の政策転換の方向がどっちの方向を向いているのか明確でないということに起因をしている、私はそう思っております。  さきの通常国会におきま...全文を見る
○宮腰委員 当然のこととして、小規模農家の方々がそれにふさわしい地域を守っていただけるような仕組みをしっかり打っていくということは、これは当然であります。でありますから、中山間地域の直接支払い、農地、水、環境保全向上対策、それに加えて、これまで集落営農の推進にも全力で取り組んでき...全文を見る
○宮腰委員 それは手続上の問題であって、農家の受けとめ方は全く違うんです。一軒一軒の農家の赤字を一円に至るまでそれぞれ補てんをしてくれるというのが戸別所得補償だと思っているんです。今の大臣の言い方は、単純な手続上の問題ですよ。農家の口座に直接支払うというのが直接支払いでありますよ...全文を見る
○宮腰委員 配分で不利にならないかということをお聞きしたのであって、実は、今の不公平云々ということについては、次の質問で聞こうと思っておったんです。  これは答弁は要りませんが、水田利活用自給力向上対策、これは今おっしゃったように、米の生産調整を守る人も守らない人も同一単価にな...全文を見る
○宮腰委員 多面的な機能に対する直接支払いという考え方が、今の御答弁には全く生かされていないと思います。  簡便な方式でと、これはイコール知恵がないということなんですよ。今の山田副大臣のお話は、これまでの単価との差額は地方単独で埋め合わせをしてほしいと言わんばかりの話であります...全文を見る
○宮腰委員 今おっしゃったのは、確かに間違いありません。しかし、政治的な意味ということで申し上げれば、加賀藩が、真宗王国越中の国を支配するための集落分断政策として、江戸時代の初期にこの散居村というのが実は考えられたわけであります。集落分断政策の結果が散居村になっているということを...全文を見る
○宮腰委員 なぜこのことを申し上げたかといえば、今度の仕組みは、結果として地域の話し合いが必要なくなる、不要になってくるという仕組みにつながっていく危険性があるからであります。集落の機能というのは、話し合い、助け合いの精神が支えているということでありまして、私は、今回の、例えば生...全文を見る
○宮腰委員 待ったなしであるから拙速でいいということにはなりません。制度全体像がいまだに明らかになっていない、単価も明らかではない、こういう中でとにかくやるんだという姿勢は、私はもってのほかではないか。過去、農水省でこんなことをやったことはありません。  拙速さの最大の原因、こ...全文を見る
○宮腰委員 これで終わりますけれども、日本人は、神仏の前に座れば、本当に敬けんな気持ちで、今自分が置かれている立場で、国のことを思い、国民のことを思い、将来のことを思いつつ断を下すというのが日本人ではないか、そのことを申し上げて、質問を終わりたいと思います。