宮腰光寛
みやこしみつひろ
小選挙区(富山県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月10日 | 第186回国会 衆議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○宮腰委員 自由民主党、宮腰光寛でございます。 質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 きょうは、昨年から議論が続く農政改革について質問をさせていただきたいと思っております。 昨年十二月十日、政府は、農林水産業・地域の活力創造プランを決定いたしました...全文を見る |
○宮腰委員 ただいま総理からお答えがあったとおり、今回の農政改革、具体的には大きく四つの改革で構成をされております。農地の集積、米の生産調整の見直し、経営所得安定対策そして日本型直接支払いであります。予算委員会では米の生産調整に特化した議論がなされておりますけれども、改革の全体像...全文を見る | ||
○宮腰委員 今ほど大臣の方から話し合いという御答弁がありました。 昨年の臨時国会で、人・農地プランを念頭に置き、話し合いで地域の担い手を決めていく仕組みを法制化いたしました。農地集積は、この人・農地プランと連動して進めていく必要があります。 都道府県における中間管理機構の...全文を見る | ||
○宮腰委員 取り組みにまだ濃淡があるということも伺っておりますので、ぜひ、この集積を加速化していくという意味でも、早く機構を立ち上げていただくように、農水省としても頑張っていただきたいというふうに思っております。 集積した農地を配分するという際には、もちろん、外部からの参入も...全文を見る | ||
○宮腰委員 次に、二つ目の改革、米の生産調整の見直しについて伺いたいと思います。 今回の活力創造プランでは、需要に応じた生産を推進するため、水田活用の直接支払い交付金の充実、中食、外食等のニーズに応じた生産と安定取引の一層の推進、きめ細かい需給、価格情報の提供等の環境整備を進...全文を見る | ||
○宮腰委員 農業者の経営判断と水田フル活用、農地フル活用でお米の需給安定を確保していくというのが総理の御発言の趣旨であるということがよく理解できたわけであります。 米の直接支払い交付金につきましては、激変緩和のための経過措置として、十アール当たり一万五千円の単価を二十六年産米...全文を見る | ||
○宮腰委員 今ほどの大臣がおっしゃった対策、これらの定着状況を毎年検証しながら、丁寧に進めていっていただきたいというふうに思っております。 総理にお伺いしたいと思うんですが、この予算委員会では、日本の米は高いという前提で議論されているように思います。私は、そうではないというふ...全文を見る | ||
○宮腰委員 主食の米の価格はリーズナブルである、かつ安全、安心であるという御答弁をいただきました。私も全くそのとおりだというふうに思っております。 さて、次は、三つ目の改革、経営所得安定対策について伺います。 諸外国との生産条件不利を是正するゲタと言われる畑作物の交付金、...全文を見る | ||
○宮腰委員 今回の改革では、意欲ある農業者の所得をさらに安定させるという趣旨で、全ての作目を対象として収入保険の導入を予定いたしております。新年度予算に調査費が計上されております。 収入保険は、WTO協定上、デミニミスとして補助金の支出が認められている仕組みであります。昨年の...全文を見る | ||
○宮腰委員 次は、四つ目の改革、地域政策としての日本型直接支払いについてであります。 食料・農業・農村基本法は、第三条「多面的機能の発揮」の条文のところで、「国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等農村で農業生産活動が行われることにより生ずる食...全文を見る | ||
○宮腰委員 日本のよき伝統を次の世代に受け継いでいくというのが我々の世代の責任でもあるという御答弁だったと思います。 日本でこれまで実施してきているデカップリング、つまり、中山間地域等直接支払い、環境直接支払い、これを多面的機能直接支払いとセットで法制化する方針とお聞きをいた...全文を見る | ||
○宮腰委員 ぜひ、この通常国会で法案を成立させていきたい、私もそう思っております。 最後に、農業分野の組織改革について伺っておきたいと思います。 この組織改革については、あくまで農政改革の一環であり、規制改革そのものが自己目的ではありません。目的を明確にしてこそ、関係者の...全文を見る | ||
○宮腰委員 岩盤、ドリル、それが目的ではない、自己目的ではないというお話でありました。 農協や農業委員会の問題は、これは団体自身の組織問題ではありますけれども、政府との意見交換あるいは対話を積み上げて問題意識を共有しながら強力に農政改革を進めていく、このようにしていかなければ...全文を見る | ||
○宮腰委員 これで質問は終わりますけれども、きょうの質疑の中で総理の真意もお伺いをいたしました。現場にもよく伝わったというふうに思っております。 いろいろな関係者の方々が力を合わせて農政改革に取り組んでいく、農政改革実行元年、ことしを、一緒になって、微力でありますけれども、そ...全文を見る | ||
04月10日 | 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○宮腰委員 第二班として新潟県に派遣された委員を代表いたしまして、私からその概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、私、宮腰光寛を団長として、北村誠吾君、村岡敏英君、石田祝稔君、武部新君、寺島義幸君、鷲尾英一郎君、高橋みほ君及び林宙紀君の九名であります。 会議は、昨四月九...全文を見る |
○宮腰座長 これより会議を開きます。 私は、衆議院農林水産委員会派遣委員団団長の宮腰光寛でございます。 私がこの会議の座長を務めさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 この際、派遣委員団を代表して一言御挨拶を申し上げます。 皆様御承知のとおり、当委...全文を見る | ||
○宮腰座長 ありがとうございました。 次に、布施学君にお願いいたします。 | ||
○宮腰座長 ありがとうございました。 次に、野口和広君にお願いいたします。 | ||
○宮腰座長 ありがとうございました。 次に、鈴木貴良君にお願いいたします。 | ||
○宮腰座長 ありがとうございました。 以上で意見陳述者からの御意見の開陳は終わりました。 ————————————— | ||
○宮腰座長 これより委員からの質疑を行います。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武部新君。 | ||
○宮腰座長 時間が迫っておりますので、申しわけありませんが、布施さんと鈴木さん、二人に絞ってお願いいたします。 | ||
○宮腰座長 次に、石田祝稔君。 | ||
○宮腰座長 次に、鷲尾英一郎君。 | ||
○宮腰座長 時間が参っておりますので、手短にお願いいたします。 | ||
○宮腰座長 次に、村岡敏英君。 | ||
○宮腰座長 次に、林宙紀君。 | ||
○宮腰座長 時間が参っておりますので、藤田君、手短によろしくお願いします。 | ||
○宮腰座長 以上で委員からの質疑は終了いたしました。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 意見陳述者の皆様方におかれましては、長時間にわたりまして貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。 本日拝聴させていただきました御意見は、当委員会の審査に資す...全文を見る | ||
04月23日 | 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号 議事録を見る | ○宮腰委員 自由民主党、宮腰光寛でございます。 自民党としては、法案審議の最後のバッターとなります。 三点について伺いたいと思います。 収入保険制度に関連してでありますけれども、そもそも米に関して恒常的なコスト割れという実態があるのかどうか、まず確認をしておきたいと思...全文を見る |
○宮腰委員 今の奥原経営局長の答弁で明らかになったとおり、実態として、主業農家や認定農業者はそもそもコスト割れになっていない、全販売農家平均でもコスト割れが生じていない年もあるということであります。つまり、米について恒常的なコスト割れはなかったというふうに見てもいいのではないかと...全文を見る | ||
○宮腰委員 この点は、恐らくこの後、修正案が提案をされて、全会一致ということになるのではないかというふうに思っておりまして、今回の法案の審議の議論の中で、真摯な議論が積み重ねられて出てきた一定の合意できる方向ではないかというふうに考えております。 三問目でありますけれども、政...全文を見る | ||
○宮腰委員 私は、農業、農村の現場で頑張っておいでになる方々が誇りを持って農業に取り組むことができる、そういう理念をこの法律で高らかにうたっているというふうに考えております。農政には、理念、哲学が必要ではないかというふうに考えているわけであります。 今回の法案審議で、農政の基...全文を見る | ||
10月15日 | 第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○宮腰委員 おはようございます。自由民主党の宮腰光寛でございます。 きょうは、本委員会の質問のトップバッターを務めさせていただきます。 人口減少問題、東京圏への一極集中問題、あるいは地方再生の問題など、今まで繰り返し取り上げられてきた問題でありますけれども、これらの課題は...全文を見る |
○宮腰委員 大臣がおっしゃるとおり、日本列島改造論、その前からの数次にわたる全国総合開発計画、さらには田園都市構想、ふるさと創生と、いろいろ、それぞれの時代に応じた政策のつもりでやってきたわけでありますけれども、大臣が今おっしゃったように、政策が時代に合っていなかったのではないか...全文を見る | ||
○宮腰委員 次に、地方創生の哲学についてお伺いをいたしたいと思います。 これもきのうの本会議でもいろいろなやりとりがあったところであります。全ての人の人生にあまねく意味があり、全ての国土にあまねく存在意味がある。国民の誰一人見捨てるわけにはいかない。どの土地も生かさないわけに...全文を見る | ||
○宮腰委員 私も、選択、集中という考え方、効率のみ重視というのは、これは日本の国土政策あるいは社会政策に合わないのではないかというふうに考えております。地域政策と産業政策をそれぞれの地域に合った形でしっかりと組み合わせていくというのが原点ではないかというふうに私は考えているわけで...全文を見る | ||
○宮腰委員 今ほど御答弁にありました、島留学の海士町のことについて伺いたいと思います。 この海士町、山内町長を中心にした取り組みで、島おこし、あるいはIターンの若者が多いことでよく知られるようになりました。島の名前は中ノ島といいまして、後鳥羽上皇の流刑地としても有名な、隠岐・...全文を見る | ||
○宮腰委員 次に、中川農林水産大臣政務官にお伺いをいたします。総理の所信演説にありました、根室のサンマについてであります。 昨年九月、農水委員会の委員派遣でベトナムに参りました。その際に、現地のスーパーで根室のサンマが並んでいる売り場を見てまいりました。すぐ隣にはほかの国のサ...全文を見る | ||
○宮腰委員 強力な支援をお願いいたしたいというふうに思います。 実は、根室市は私の住む黒部市と姉妹都市でありまして、もうかれこれ四十回ぐらい根室市に足を運ばせていただいております。根室の地元の皆さん方の顔がわかる関係。ぜひ、その頑張りをしっかりと後押ししていただきたいと思いま...全文を見る | ||
○宮腰委員 大臣、今、JAのことについてお触れになりました。私も、産業政策、農業の担い手としてのJAの役割、そのほかに、よく大臣は、JAこそ地域の担い手とおっしゃるわけでありますけれども、地域の担い手、支え手としての役割、両方あるんだろうと思っております。でありますので、これから...全文を見る | ||
○宮腰委員 今回のまち・ひと・しごと、特に仕事に関係する部分は、この地域再生法改正案の中に一部含まれております。 この改正は、主として地域再生計画の枠組みの変更ということでありますけれども、各種手続のワンストップ化あるいは地方からの提案制度の創設が改正内容に含まれております。...全文を見る | ||
○宮腰委員 終わります。どうもありがとうございました。 |