宮本徹

みやもととおる

比例代表(東京都)選出
日本共産党
当選回数3回

宮本徹の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、まず、教育費の負担軽減について伺います。  総理は、施政方針演説で、どんな家庭に育っても、誰もが希望すれば大学に進学できる環境を整えなければならない、こうおっしゃいました。  現状はどうなっているか。国立大学の初年度納...全文を見る
○宮本(徹)委員 減免制度や奨学金のお話があったんですけれども、学費そのものが上がっているという問題についての指摘を私はしたわけですよね。  私立大学の授業料は毎年上がり続けております。この四半世紀、デフレの時代だったわけですが、この間にも二十万円上がっております。  なぜか...全文を見る
○宮本(徹)委員 総理がなぜ答えられないのか全くわからないんですけれども。  財源財源と言いますけれども、その気になれば、財源はどこからでもとってこられますよ。やる気の問題ですよ。  今、学生の二人に一人が奨学金を借りる状況になっています。親の所得の低下もあるわけですけれども...全文を見る
○宮本(徹)委員 もういいです。総理が答えないんだったら、いいです。同じ質問ですから、同じ質問に二回答えられても時間がなくなりますから、委員長、いいです。(発言する者あり)
○宮本(徹)委員 今回、ようやく給付型の奨学金が具体化されるという状況になりました。果たしてこれで、誰もが希望すれば大学に進学できるようになるのか。  パネルを見ていただきたいと思いますが、一学年二万人の規模だ、全学生の中で受給できるのはわずか二・五%だ、対象となる家計基準は住...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、学校が推薦する、そのために、各学校に何人推薦枠があるのかという推薦枠をあらかじめ配分するということなんですね。  松野大臣にお伺いしますが、学校推薦の基準を満たす高校生が学校に割り当てられた推薦枠より多くいたらどうするんですか。
○宮本(徹)委員 つまり、学校の推薦基準を満たす生徒が推薦枠より多かったら、無利子でやってください、無利子奨学金で我慢してください、こういう話なわけですよ。  同じ程度の経済状況、学校の成績も同じぐらいの人がずらっと並んでいたらどうするんですか。学校の先生も大変な苦しみになりま...全文を見る
○宮本(徹)委員 批判があるけれども財源がないから我慢しろというのは、総理が施政方針で言われた、誰もが希望すれば大学へ行けるという話と全く違いますよ。  そして、住民税非課税世帯という収入基準も大変狭過ぎます。例えば、夫婦に高校生の子供一人という世帯でいえば年収二百二十一万円。...全文を見る
○宮本(徹)委員 財源財源と言いますけれども、私は、やる気の問題だと思いますよ。  東京都は、私立高校の授業料の無償化を発表しました。父母や生徒の皆さんの運動と一緒に、共産党都議団が求めてきたものです。対象は年収七百六十万円まで。東京都ができて他の先進国ができることがなぜできな...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、国立大自宅生の給付額は実際はゼロ円なんですね。メディアに流れているものは、全部二万円で流れていますよ。ところが、実際は一円も出ない。下宿生で二万円ということですよね。  給付制奨学金の対象となる住民税非課税世帯というのは、国立大学でいえば全員が授業料減...全文を見る
○宮本(徹)委員 総理、生活保護世帯の大学の進学率というのは、四年制大学でいえばわずか一九%ですよ。今回の制度では、経済的理由で進学を諦める人というのは絶対なくなりません。どんな家庭状況に育っても希望が持てる制度にすべきです。  それで、総理は今回、給付制奨学金をやっと始められ...全文を見る
○宮本(徹)委員 今お話がありましたように、給付制奨学金制度をつくるために、今ある奨学金制度をいじるわけですよね。  大学院生の奨学金返還免除制度を縮小するというお話がありました。総理、これは本末転倒じゃないですか。大学院生の四人に一人が奨学金を五百万円以上借りています。一千万...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、無利子奨学金を借りている方のうちでも、無利子奨学金だけでは足りないと、有利子奨学金も借りている方が四分の一に上っているわけですよ。  今度制限をかける無利子奨学金は、借りている家庭に高額所得者はいないですよ。もともと制度の対象外です。親が出す余裕がない...全文を見る
○宮本(徹)委員 文科大臣に答えさせるのは酷ですよ。文科大臣に答えさせたら、文科省の中から財源をつくりましょう、探しましょうという話にしかならないじゃないですか。全体を見渡して、財源をどこからどこへ持ってくるとできるのは総理ですよ。(発言する者あり)財務大臣は総理の指示のもとでや...全文を見る
○宮本(徹)委員 総理は持続可能な制度だと言いますけれども、制度だけ持続して高齢者の暮らしが持続可能でなくなれば、これは本末転倒だというふうに思いますよ。高齢者の暮らしが持続可能でなくなれば、経済面でも介護の面でも現役世代が支えるしかないということになります。  大体、経団連の...全文を見る
○宮本(徹)委員 批判の声を聞いたことがないというのは驚きですね。本当に、町を歩いて多くの皆さんの声を聞いた方がいいと思いますよ。なぜそういう批判の声が出るのか。  年金生活者の家計がどうなっているのか。パネルを見ていただきたいと思います。  毎月の可処分所得から消費支出を引...全文を見る
○宮本(徹)委員 高齢者の赤字は、低所得者の世帯でもどんどん拡大をしているのが現状ですよ、現実ですよ。私は、この道は社会保障政策としても間違っていると思いますが、経済政策としても間違いだと思いますよ。  消費のかなりを高齢者が占めているのは当然のことですが、今、政府の経済財政白...全文を見る
○宮本(徹)委員 安倍政権のもとで、毎年補正予算も使って軍事費はどんどん増大させている。日米新ガイドライン、安保法制のもとで軍拡に拍車がかかっております。  それだけじゃないんですね。防衛省の武器の購入というのは、契約年度には払わずに、後払いが認められております。この後払いのロ...全文を見る
○宮本(徹)委員 後年度負担は、安倍政権以前は、民主党政権のときも自民党政権のときもふえていなかったんですよ。それは、毎年、また新たにする後年度負担とその年払う借金のツケ払いが同じぐらいで推移してきたからですよ。  それが、そのバランスが極端に安倍政権のもとで崩れて、後年度負担...全文を見る
○宮本(徹)委員 総理、後年度負担をこんな形でふやしていけば、未来に向かって軍事費がどんどんふえ続けていきますよ。この上、トランプ大統領から米軍駐留経費の負担増だとかを求められていったらどうなるのか。際限なく軍事費の増大が続いていく、暮らしのための予算を際限なく圧迫していくという...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  在日米軍駐留経費についてお伺いいたします。  トランプ大統領は選挙中に、在日米軍の駐留経費は全額日本が持つべきという主張も行っておられました。この間、今国会の質疑の中で総理は、これ以上の負担の是非について聞かれて、是とも非とも明確...全文を見る
○宮本(徹)委員 首脳会談はこれからだからこそ、国会で、野党は心配してみんな追及しているわけですよ。  拒否するということを明言しないということは、これ以上ふやすこともあり得るということなんですね。
○宮本(徹)委員 これだけ聞いても、適切に分担ということしかおっしゃらないわけですね。国会でこれだけ野党から聞かれて、拒否すると言わず、適切な分担ということを繰り返していたら、これ以上ふやすこともあり得ますよというメッセージになっちゃうんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 毎年毎年と言いましたけれども、思いやり予算の協定は五年に一度だと思うんですが、去年、思いやり予算の協定の改定がありました。私、ここで一年前に議論をしたのを覚えていますけれども、当時、財務省ですら、思いやり予算は聖域視せずに減額すべきだと財政審の中で出していたわけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 適切な分担、適切な分担と言われるわけですけれども、そもそも、日米安保条約、日米地位協定での分担のルールというのはもともとどうなっていたのか、立ち戻る必要があると思うんですよね。  地位協定二十四条では、日本国に合衆国軍隊を維持することに伴う全ての経費は、日本に...全文を見る
○宮本(徹)委員 韓国が負担しているという話もありますけれども、ここでも、韓国だとかドイツやイタリアと比べても日本が突出して負担していると、これは何度も問題になってきたわけじゃないですか。  日米同盟が基軸、基軸ということを総理はおっしゃいますけれども、トランプ大統領のアメリカ...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一六年度第三次補正予算に反対する討論を行います。  第二次安倍政権発足から四年たちました。異常な金融緩和と財政出動、大企業優遇税制と規制緩和を柱にした大企業へのてこ入れ政策は、大企業の内部留保と大資産家のもうけを拡大しただけで、...全文を見る
02月15日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  大臣所信について質問いたします。麻生大臣は所信で歳出改革の取り組みを強化するとおっしゃいましたが、私も再三指摘しておりますが、軍事費は聖域になっております。  先日行われました日米首脳会談の共同声明でも、「日本は同盟におけるより大...全文を見る
○宮本(徹)委員 地理的な範囲を決めたものでないと言いながら、総理は共同記者会見で、南シナ海、インド洋、こういうところまで東シナ海と並べて言っているわけですよね。安保条約で定めている極東の範囲からはるかに広い地域ですよね。インド洋といえば、アメリカの第七艦隊が守備範囲としていると...全文を見る
○宮本(徹)委員 直ちにふえることはないというふうにおっしゃいますが、実際は中期防以上のペースで防衛費はふえているというのを私は何度も指摘してきましたし、補正予算まで使って防衛費は積み増しを毎年毎年されているというのが現状であります。  トランプ大統領は、会談後の共同記者会見で...全文を見る
○宮本(徹)委員 メディアの報道を見ていますと、次期の防衛大綱を前倒しして改正しようということが報道されているわけですよね。そして、それに合わせて中期防を改定するときにアメリカ製の兵器をさらに買い増していく、こういうことなんじゃないですか。そういうことは絶対ないと言えますね。
○宮本(徹)委員 では、防衛大綱を前倒しして改正していく、これもないということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 防衛大綱を前倒しで変えるということを否定はされないわけですよね。  先日、稲田大臣もグアムにTHAADの視察に行かれておりますが、日米同盟の中での役割を日本が強化するとなったら、これはアメリカ製の兵器だってさらに買っていくということになるわけですよね。  私...全文を見る
○宮本(徹)委員 新規後年度負担額抑制といったって、第三次補正予算に新規後年度負担分を回しているだけじゃないですか。だから後年度負担が、昨年、二十八年度予算の時点では四兆六千億だったのが、今度四兆八千億になるわけですよ。抑制していたらふえることはないわけですね。ふえているというの...全文を見る
○宮本(徹)委員 私が指摘したのは、これは、安全保障技術研究推進制度の成果も日米間の武器の国際共同開発に利用されていくんじゃないですかということを聞いているわけですよ。それを否定されないわけですよね。
○宮本(徹)委員 つまり、今後の検討によっては活用していくこともあり得るというのが今の答弁だったと思います。極めて重大ですよ。  今、学術会議で、御案内のとおり、軍事研究の是非が議論されております。この防衛省の制度をめぐっては、やはり軍事研究に大学人を巻き込むのは問題だというこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 一概に言えないということですけれども、対潜哨戒機P3Cがあります。これは、武器を搭載していなければレーダーやソノブイだとかをつけたまま譲渡するということは、一概に言えないという話だったので個別に聞きますが、P3Cは可能ですか。
○宮本(徹)委員 個別に判断するという話ですけれども、NSCで判断するということに最後はなるんでしょうけれども、事前のレクでは、法律上はP3Cは可能だという話を伺っております。  P3Cは、海の中の潜水艦を捜索して一隻一隻見分ける大変高い能力を持っています。武器を外して譲渡して...全文を見る
○宮本(徹)委員 きのう総理は予算委員会の中で、パッケージとしてやるのが大事だという話をやられていましたよ。訓練だとかメンテナンスも一緒にやっていくんだと。そういうことになれば、当然、他国の軍隊を育成していくことになるわけですよね。  アメリカは戦後、世界戦略として、世界各地で...全文を見る
○宮本(徹)委員 私たちのこの国の平和憲法の理念とは全く違う方向で今進もうとしているわけですよ。こういう形でP3Cを南シナ海の紛争当事国の一方に上げていくということになれば、この地域の軍事的緊張を高めることにしかつながらないですよ。  今、フィリピンはドゥテルテ大統領になって、...全文を見る
02月21日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  税制改正法案について質問いたします。  まず、今回の法案がなぜ税収中立での改正なのかというのが大変疑問であります。一月に発表された二〇一六年度のプライマリーバランスは二十兆円の赤字と、昨年七月のときよりもさらに大きく悪化するという...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、なぜ全体として税収中立なのか。負担を求めるところにもっと求めるということが本来やらなければいけないことだったのではないかというふうに思います。  本法案では、私が何度も取り上げてきました研究開発減税、この問題で、今年度で適用期限を迎える租税特別措置の...全文を見る
○宮本(徹)委員 今紹介がありましたように、利用実態が特定の企業に集中している政策税制、上位十社の適用が八割超の場合、これは廃止を含めた抜本的な見直しを行うというふうにされているわけであります。  そこでお伺いしますが、研究開発減税の今度延長されることが法案に書かれております高...全文を見る
○宮本(徹)委員 私が今、きょう聞いているのは、高水準型についてなんですね。今お話あったとおり、八割どころか、上位十社で九十数%、この五年間、毎年毎年占めているというのがこの高水準型ということになっております。ですから、政府税調の基準からいけば、廃止を含めた抜本的な見直しを行うと...全文を見る
○宮本(徹)委員 この税制を利用しているのは、二〇一五年で百四十社ですよね。ということになっております。  先ほど、日本製薬団体連合会、日本製薬工業協会というお話もありましたが、この研究開発減税の高水準型の適用総額の上位十社で多い業界、これは製薬業界ですよね。
○宮本(徹)委員 化学工業の中には製薬業は当然入りますよね。
○宮本(徹)委員 過去の報道を振り返ってみますと、いろいろ出ています。日刊薬業という業界紙がありますが、昨年十月六日の報道では、自民党の製薬産業政策に関する勉強会で、製薬企業側は年末の税制改正に向け、今年度までの時限措置となる研究開発税制の上乗せ措置のうち、製薬業界の利用率が高い...全文を見る
○宮本(徹)委員 いつも企業名を聞いたら答えないんですけれども、これは普通に有価証券報告書だとかそういうのを見れば、誰でもすぐにわかる話なわけですよね。  昨年十月七日付の薬事ニュースでのインタビューに答えて、日薬連の会長さんは、上乗せ措置が二〇一六年度に期限を迎える、総額型と...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、これまでと違い、これまでは研究開発費をふやすと、増加型を利用すれば、あらゆる企業に対して四〇%税額控除上限という選択肢があったわけですけれども、今度は増加型を総額型に組み込みましたので、この高水準型を使っている百数十社、この百数十社だけが最大法人税の四割...全文を見る
○宮本(徹)委員 今紹介がありましたように、製薬業界の利益率が高いというのは、これはもう国民誰もが知っているような話なわけでありますよね。そこに対して、なぜ減税額を最大税引き四割という優遇税制を残していくのか、大変疑問であります。  製薬メーカーの売上高上位二十社の内部留保、利...全文を見る
○宮本(徹)委員 取り組みの効果を見きわめたいというふうにおっしゃいますけれども、これまでの取り組みの効果が結局どうだったのか。内部留保をどんどんどんどん製薬メーカーもふやしてきたというのが実態だったということだと思いますよ。  先ほど、この措置を続けることによって研究開発投資...全文を見る
○宮本(徹)委員 製薬業界は支援が必要だというお話をされますけれども、先ほど数字も出して説明しましたが、内部留保をふやすだけに、結果としては高水準型もつながっているんではないかということであります。  そして、製薬産業政治連盟の政治資金収支報告書を私、見ていましたら、麻生大臣の...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、中小企業向けのものを見直せと言ったわけじゃないんですね。大企業向けの部分については見直して、縮小、廃止に向かうべきではないかというふうに申し上げたわけです。  この研究開発減税、十年ぐらい前は税額控除の上限は二〇%だったわけですよ。それがどんどんどんどん...全文を見る
○宮本(徹)委員 議論を行っていないということですが、有害な税の競争というのは、もうずっとこの間、OECDでも議論になってきたわけですよね。アメリカが法人税の大幅な引き下げに走るということになれば、世界への影響は大変大きなものがあるというふうに思います。  日本は、この法人税引...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、これから話すテーマだとか、いろいろなことはそういうことになっていくんでしょうけれども、問題は、日本の政府の姿勢として、法人税引き下げ競争の問題点というのをアメリカに提起するかということですよ。それは麻生大臣も、この委員会で、法人税引き下げ競争は問題だと...全文を見る
○宮本(徹)委員 同じような話というのは、法人税引き下げ競争はよくないということでよろしいんですね。
○宮本(徹)委員 ちゃんと確認をしておきたかったわけであります。  次に参ります。次に、国際課税について伺います。  まず、外国子会社合算税制、いわゆるタックスヘイブン税制についてです。  現行の税制では、税率二〇%未満の国に対しては子会社の所得も合算する、だけれども、二〇...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、日本より高い税率で設定している国もあるわけですね。制度の適用が免除される税負担率を、例えば二五%だとか、今回の法案にある二〇%より高く引き上げることになれば、より効果的に租税回避に対応できるし、税収としてもさらに確保できるということになるんじゃないでしょ...全文を見る
○宮本(徹)委員 バランスをとったという説明なんですが、私が聞いたのは、例えば二五%に引き上げれば、より効果的に租税回避に対応できるんじゃないのかということと、税収としてもさらに確保できるんじゃないですかということを聞いたんです。どうですか、その点は。
○宮本(徹)委員 日本の財政状況というのは、ほかの国と比べても深刻なわけですよね。ですから、租税回避を許さずに、税収をしっかり確保するという点でいえば、他国でできているようなことは日本でもしっかりやっていくべきだというふうに私は思います。  さらに言えば、今回、先ほど今までの制...全文を見る
○宮本(徹)委員 引き続き頑張っていっていただきたいというふうに思います。アメリカのFATCAというのは、一方的に情報は寄せろという話でありまして、自分のところの口座情報は提供しない、こういうのでは全くだめだと思いますので、麻生大臣の頑張りに私も期待したいというふうに思います。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ネットでそのプランを探す人も少ないと思いますので、いろいろな形で、国民に対して、こういうスキームはだめなんだということをさらに広く知らせていっていただきたいというふうに思います。  残り時間が短くなってきたんですけれども、ここからはアップル社の税逃れを例にして...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間が来ましたけれども、これで終わりにしますが、昨年九月、東京国税局がアップルの子会社のアイチューンズに対して百二十億円の追徴課税をしたというふうに報じられましたけれども、これは、アップルジャパンに対してどうやっているのかとかというのは、何も情報は国民的には知ら...全文を見る
02月21日第193回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、お忙しい中、貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  まず、小林公述人にお伺いいたします。  今回、給付制奨学金が初めて創設されるという予算案になっておりまして、画期的だというお話もありまし...全文を見る
○宮本(徹)委員 引き続き小林公述人にお伺いしますが、先ほどの資料を見ていましたら、国立大学でも収入による進学率の格差が大きく広がっているというグラフがありました。  それで、今度の給付制奨学金で、国立大学の場合、授業料免除を受けて、減免を受けた場合は、自宅生は二万円ではなくて...全文を見る
○宮本(徹)委員 それから、今度の給付制奨学金の財源なんですけれども、いろいろなところから捻出することになっていますが、そのうちの一つが、今ある給付制奨学金を見直して、出す。一つは、大学院生の奨学金の返済免除制度を縮小していくということ、それからあと無利子奨学金、一定の収入がある...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう一点、小林公述人にお伺いしますが、今、教育の無償化、かなりここでも議論されるようになっておりますが、それを憲法改正と結びつける議論があるわけですが、高等教育まで含めた無償化はもちろん憲法に書かなくても政策判断で当然できるものなわけですけれども、これをあえて政...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  続いて、今井公述人にお伺いします。  きょうは本当に、南スーダンの状況が大変詳しく、よくわかりまして、日本としてもいろいろなことを考えなきゃいけないということもわかりました。  それで、きょうお伺いしたいのは、昨年十二月に、国連安...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。  熊谷公述人にお伺いをいたします。  アメリカのトランプ政権の評価のところで好材料、円安、株高というお話がありましたが、一方で、円安は物価高を国民にはもたらして、先日もエンゲル係数が二十九年ぶりに高くなったという総務省の家計調査も出...全文を見る
○宮本(徹)委員 最後に、熊谷公述人と高橋公述人にお伺いをいたします。  今の日本経済の状況を見ていまして、私は必ずしも経済の好循環が生まれているとまでは言い切れないというふうに見ています。やはり個人消費が低迷が続いているということもあります。総理は、確実に経済の好循環が生まれ...全文を見る
○宮本(徹)委員 どうもありがとうございました。
02月22日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きのうの続きで、まず国際課税について質問をさせていただきます。  きのう、国際的な税逃れを牽制していくためには、こういう税逃れはだめだという事例集を積極的に示した方がいいんじゃないかというお話をしましたら、国税庁から、国際戦略トー...全文を見る
○宮本(徹)委員 ホームページの改善も含めて広報していただけますか。
○宮本(徹)委員 よろしくお願いいたします。  それで、きのうは、アップルを例にして税逃れについて質問している最中に時間になってしまいました。きのう、アップルは、アイルランドを使って、そこに利益を集めるいろいろな仕組みがあるんだというお話もしました。  それで、今の税制で、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 なかなか国際的に、現実的に一致するのは困難というお話ですけれども、移転価格税制は、先ほどのようなやり方で改善しようとしても、やはりなかなか、実際には参照すべきものが存在しないわけですから、難しいんじゃないですか。そういう限界、弱点というのはあるんじゃないですか。...全文を見る
○宮本(徹)委員 なかなか移転価格税制だけで対応するというのは私は大変な困難が伴うと思いますので、やはり国際社会で、本当に税逃れを許さない課税方式はどうあるべきかというのをさらに議論していかなければならないのではないかというふうに思います。  それで、アメリカの上院報告書により...全文を見る
○宮本(徹)委員 確かに、各国の税務当局の間で子会社の情報を含めて国別報告書を共有する、これは大きな前進だと思います。まずそこからスタートするのは当然だと思いますけれども、その先に進んでいってこそ、やはり社会の目にさらされることで、これはまた牽制になっていくわけですよね。税務当局...全文を見る
○宮本(徹)委員 オープンにしていく方向が正しいというふうに大臣もおっしゃいましたので、まあ、大臣がいつまで大臣をやられるかというのは私も全くわかりませんけれども、もしかわられても次の大臣にその考え方をぜひ伝えていただいて、オープンに向かう方向で努力をお願いしたいというふうに思い...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、四千万円以上ということで、例えば超富裕層というのを把握するという統計はないというお話でありました。  例えば、日本のシンクタンクだけではなくて、クレディ・スイスも世界の富裕層の動向をまとめたレポートというのを出しております。グローバル・ウエルス・レポー...全文を見る
○宮本(徹)委員 富裕層がふえている傾向だとかというのは、国税庁の納税の調査だとかいうものでは全然出てこないということですか。例えば金融資産がふえている、その辺はどうですか。
○宮本(徹)委員 国税庁の納税の統計を見ても、所得税で見ても、それから相続税で見ても、一定、裏づけはできるという傾向だというふうに思います。富裕層は日本でも大きくふえているということだと思います。  私は、やはり社会政策をいろいろ考えていく上でも、日本の富裕層の実態を統計資料で...全文を見る
○宮本(徹)委員 いろいろな統計を工夫しながら、調べることもそうですけれども、新しい統計のとり方もないかということも含めて、これだけ富裕層がふえてきているわけですから、それをつかむ方法の研究をぜひお願いしたいというふうに思います。  先ほど国税庁からお話がありましたけれども、先...全文を見る
○宮本(徹)委員 所得税を四〇から四五に上げたというお話がありましたけれども、かつては五〇、さらにはもっと高いときもあったわけであります。  やはり貧富の格差を固定化させない、所得の再分配をしっかり進めていくという点でいえば、私は現在の所得税、相続税だけでは不十分だというふうに...全文を見る
○宮本(徹)委員 今までやってきたものの影響を見きわめるというお話がありましたけれども、大臣が言われたとおり、格差を固定化してはいけないということでいえば、今は相当な、一方における富の集中、一方における貧困の蓄積が起きているというふうに思います。  日本銀行の金融広報中央委員会...全文を見る
○宮本(徹)委員 私がこういう質問をしますと、海外にいなくなるというお話を大臣はよくされるんですけれども、この間、海外に出ていけない仕組みをいろいろつくってきたわけですよね。出国税を設けるということもやりました。そして、今度の税制改正案、私もちょうど一年前に提案させてもらいました...全文を見る
○宮本(徹)委員 数字で言えるような効果は私はなかったということなんだというふうに思います。  いずれにしても、やはり富裕層はこれだけ担税力を増しているわけですから、しっかり検討していただきたいというふうに思います。  ちなみに、きのう午前の予算委員会の中央公聴会に出ていまし...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、やはり控除というのはそもそも何なのか。やはり、税負担能力に応じてというのが控除の考え方の原則だというふうに私は思います。  支援が必要な若者で見ると、やはりこの不公平は私は一層際立つと思うんですね。厚生労働省の若年雇用実態調査を見ますと、三十五歳未満...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○宮本(徹)分科員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、まずハンセン病療養所の医師不足についてお伺いしたいと思います。  大臣も、多磨全生園はよく御存じだと思います。私も、正月に新年の挨拶に行ったときに、入所者の方から、お医者さんがやめて大変なことになっているという話を伺い...全文を見る
○宮本(徹)分科員 国としての責務を果たされるということなんですけれども、なぜお医者さんが退職されるのか。定年で退職される場合もありますけれども、お話を聞いていましたら、一人の方は定年ではなくて、やめられたというお話だったんですね。お子さんの教育費の関係だというお話も伺っておりま...全文を見る
○宮本(徹)分科員 いや、私は今、多磨全生園のお話をしたんですよ。離島だとか僻地の話をしているわけじゃなくて、東京都内の話をしているわけですね。東京都内でこういう医師不足が起きている原因はどうお考えですか。
○宮本(徹)分科員 そういうことなんですよね。ですから、常勤のお医者さんを確保するためには、やはり給与面での処遇の改善というのが私は不可欠だというふうに思っています。  国家公務員の医療職の場合は、民間との差は大きくありますけれども、国立病院機構との差も今かなりあるわけですよね...全文を見る
○宮本(徹)分科員 ですから、今まさに、目の前で常勤医も補充できない、こういうことが都内の療養所にまで広がってきているという状況なんですから、ここは、毎年各省庁に要望しているという話はされましたけれども、大臣の政治決断が必要なんじゃないですか、大臣として何らかの手だてをとると。き...全文を見る
○宮本(徹)分科員 財源ということをおっしゃいますけれども、全体でいっても、医師の定員というのは、全ての療養所を合わせても百四十六ですよ。その財源が出せないという国であってはならないと思うんですよね。大臣もそう思われますよね。財源を理由にできないような話じゃないと思いますが、いか...全文を見る
○宮本(徹)分科員 財源抜きにできない、財源を理由にできないという話には絶対ならないわけですから、ぜひ、いろいろな政治判断、政治決断を塩崎大臣のところで下していただきたいということを重ねて求めておきたいと思います。  それから、あと、医師確保のためにはできることは何でもやるとい...全文を見る
○宮本(徹)分科員 よろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、園長も定年を迎えて後継者がなかなか見つからないという状況があります。副園長もいない園が五園にもなっております。定年延長をしても三回までというふうになっていまして、園の運営に見通しがなかなか持てないという...全文を見る
○宮本(徹)分科員 全力を挙げて医師確保に取り組んでいただきたいということを申し上げまして、次の問題に移りたいと思います。  もう一つ取り上げたいのが、二〇一五年度からスタートした生活困窮者自立相談事業についてです。  二〇一三年に法律の制定が行われました。私たちの党は、この...全文を見る
○宮本(徹)分科員 そういう方針があったら、こういう事態が私たちの市議会議員のところに次から次へと相談が来るということにはならないわけですよね。  この東村山市の事業を委託されているのはやまて企業組合というところですけれども、このやまて企業組合の職員会議に東村山市の職員が参加を...全文を見る
○宮本(徹)分科員 私は、職員会議で市の職員が何と言ったのかという証言まで紹介しているわけですよ。何ですぐに生活保護に回すんだというのを、この委託事業を受けている事業者の職員会議に市が出てやったという話ですよ。もうちょっとちゃんと調査する必要があるんじゃないですか。大臣、どうです...全文を見る
○宮本(徹)分科員 しっかり市に状況を把握して指導、調査していただきたいというふうに思います。  私たち地元の共産党の議員団は、そういう話がいっぱい来るんですよ。市がやっているやっていると言っても、やっていたら私たちのところにそんな相談は来ないですよ。相談が来るというのは、そう...全文を見る
○宮本(徹)分科員 検討会をやられているということですけれども、やはり全国的にこれは調査しないとわからない話ですよね。それぞれの検討会に参加している方が把握している事例だけではなく、やはり全国の自治体でどうなっているのかというのをしっかり調査するよう重ねて求めておきたいというふう...全文を見る
○宮本(徹)分科員 現場のケースワーカーまで伝わっているかどうかというのは、やはり通知を出して会議で決定して終わりじゃなくて、伝えたのかという報告をちゃんと求める仕組みをつくれば、それだけでも、伝えました、伝えていないというのが国としてつかめるわけですから、そういうことをやっては...全文を見る
○宮本(徹)分科員 以上で終わりますが、ケースワーカーは、現場の忙しさもありますので、過重負担の解消には増員も必要だということを重ねて申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月24日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、総理の本会議での答弁にかかわって何点か聞きたいと思います。  総理は、本会議で、アメリカ製の兵器の購入について、結果として米国の経済や雇用にも貢献するもの、こう答弁をされました。  日米同盟の中で日本の役割を拡大すると、防...全文を見る
○宮本(徹)委員 トランプさんが求める、求めないにかかわらず、防衛費増に反対だ、これが世論の多数なわけですよ。なぜ反対が多数なのかというのをしっかり受けとめなきゃいけないと思いますよ。  多くの国民の皆さんは、これだけふやしてきた防衛費をさらにふやしていけばさらに暮らしのための...全文を見る
○宮本(徹)委員 日米共同開発に含めて、この安全保障技術研究推進制度の研究成果が活用されていく可能性があるということは、これは否定されなかったということは確認しておきたいと思いますが、私は、無法な無人機攻撃だとか国際法違反のことをやっているアメリカの兵器開発にまで日本の大学研究を...全文を見る
○宮本(徹)委員 トランプ大統領に対しては問題点をしっかり伝えるということでよろしいんですね。
○宮本(徹)委員 もちろん、麻生財務大臣とペンス副大統領の間で問題点を指摘するのは大事なことだと思いますけれども、トランプ大統領と非常に個人的な関係も築いてきているというお話なわけですから、それは大いに生かして、やはり先ほどの総理の認識をしっかりトランプ大統領にも伝えていくという...全文を見る
○宮本(徹)委員 今、二〇一四年から一六年のエンゲル係数上昇の原因の説明がありました。  私は、安倍政権前の二〇一二年と二〇一六年を比べてみました。二人以上世帯で見ますと、消費支出は三千九百八十一円減っております。その一方で、食費を見ると五千六百五十九円ふえております。ですから...全文を見る
○宮本(徹)委員 生活スタイルの変化だとかだけではとても説明がつかない上がり方をこの四年間でしてきているわけですよね。実際の額を見ましても、生活スタイルの変更で調理品がふえているとかお話がありますけれども、それは食料品の中のごく一部の話ですよ、実際の数字で見れば。それ以外の要因の...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、その部分というのは本当に少ないわけですよ。  それから、きょう私は年間収入五分位階級別のエンゲル係数の推移を持ってまいりましたけれども、これを見ればわかりますけれども、一三年から一四年を見たら上がっているわけですよ。消費税増税で上がっているのは、これ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、若干、可処分所得がふえてきているということは私も紹介しました、それは政府の統計でも出ておりますが。それを上回って食料品などの物価が上がっている、消費税増税の影響もある、円安の影響もある。可処分所得のふえよりも食料品の伸びの方が大きかったら、生活が厳しく...全文を見る
02月27日第193回国会 衆議院 本会議 第7号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、所得税法等改正法案に断固反対の討論を行います。(拍手)  本法案の審議では、森友学園への国有地払い下げ問題に質疑が集中いたしました。  もともとこの土地は、地域住民の要望に応えて、豊中市が防災公園用地として取得を希望していました。しかし...全文を見る
○宮本徹君(続) 反対討論とします。(拍手)
03月10日第193回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  在外公館法の改正案について、我が党は、必要な措置であると考え、賛成の立場です。  その上で、岸田外務大臣にお尋ねします。  今回、在レシフェ日本国総領事館を新設するわけですが、同館は二〇一〇年一月一日付で一度廃止されています。当...全文を見る
○宮本(徹)委員 わかりました。  次の質問に移ります。  在外公館の活動にも影響を与えるのが国内の政治であります。この間、森友学園の問題というのは海外のメディアでも大きく報じられております。そして、塚本幼稚園、これについては、昨年の段階から海外のメディアでずっと報じられてき...全文を見る
○宮本(徹)委員 きのう、防衛大臣感謝状を出す際に内部の手続である上申書を私はいただきました。これを見ると、籠池氏、功労年数は十七年というふうに書いてあるんですね、推薦名簿を見ますと。十七年ですから、きょう資料を配っていますけれども、これは平成二十三年から二十八年の六年分しかない...全文を見る
○宮本(徹)委員 部外部外と言いますけれども、防衛省所管なんですよね。  海上自衛隊のホームページを見ましても、塚本幼稚園児の行事参加というのが紹介されております。  例えば、二〇一五年五月三十一日、大阪護国神社での海軍戦没者追悼式。主催は関西水交会で、海上自衛隊は支援という...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、幼稚園の教育について聞いていない。今、その追悼式で、海上自衛隊もホームページで紹介し、水交会でも紹介のホームページも出ているわけですよ。教育勅語の唱和をこの追悼式でやったということが水交会のホームページでも紹介されています。この行事については防衛省のホーム...全文を見る
○宮本(徹)委員 報告は受けていないけれども、ホームページに出ていることは承知しているということだから、知っているということじゃないですか。  それで、もう一点お伺いしますが、籠池氏に対して防衛省はこれまで五回感謝状を贈呈しておりますが、この実績について、年月日と贈呈者名と、特...全文を見る
○宮本(徹)委員 今説明があったわけですけれども、ちゃんと語っていない部分があるんじゃないかと思うんです。  この防衛大臣感謝状を贈与する際の推薦名簿を見ましたら、推薦の対象項目、「防衛基盤の育成」とあるんですが、その次に、功労の大要ということで、なぜ籠池氏に防衛大臣感謝状が渡...全文を見る
○宮本(徹)委員 私、これを見て驚きましたよ。「将来の青少年への防衛思想の普及に寄与」と書いているわけですね。これまでの国会の答弁でも、こういうことを全然紹介してこなかったわけですが、驚くべきことですよ。  もう一カ所読み上げてほしいと思います。防衛省がまとめた、籠池氏の個人功...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、これは防衛大臣に感謝状を出したときの上申書。  もう一個もらいました。その前に、海上幕僚長が感謝状を出したときの上申書、手続の書類ですが、これを見ると、もっとわかりやすく書いてあるわけですね。功労が部外に与えた影響、「園児及びその父兄等の海自部隊への訪...全文を見る
○宮本(徹)委員 一般的な意味って、それは一般的な意味をこんなところに書くわけないでしょう。具体的な功労があったから、皆さんは感謝状を出されたんじゃないんですか。  将来の青少年といったら、今は青少年になっていないんですよ。六歳になっていないということじゃないですか。将来の青少...全文を見る
○宮本(徹)委員 全く説明になっていないですよ。  結局、塚本幼稚園の園児に対する防衛思想の普及、これに感謝状を出したという話じゃないですか、これを見ると。  先ほど、一般論で皆さん答えられますけれども、大体、将来の青少年、幼稚園児に関して普及する防衛思想というのは何なんです...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、幼稚園児というのは、まあ皆さんも子育てしたからわかっていると思いますけれども、私の子供も今、下の子は保育園ですよ、はっきり言って、善悪の判断がやっと芽生える段階ですよね。そういう段階ですよ。皆さんも御存じだと思いますよ。もちろん安全保障政策の善悪なんてわか...全文を見る
○宮本(徹)委員 幼稚園児が防衛白書を読めるとは思わないですけれども。幼稚園児を防衛思想の普及の対象にして、それをやったら感謝状を出すというのは、若宮副大臣、これは、こんなことをやっていたら、本当に国際社会に対する私たちの国の評価を下げることになりますよ。どうですか、若宮副大臣。...全文を見る
○宮本(徹)委員 いまだに感謝状も取り消していないわけですから、驚きましたよ。半月も前の話じゃないですか、感謝状を取り消すかどうかって。  大体、森友学園で教育勅語を暗唱しているのは問題だと思いますけれども、私は、そもそも、防衛省がこういう幼稚園に対して防衛思想を普及しよう、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりました、終わりますけれども、若宮副大臣、これは、感謝状は直ちに取り消す、それから幼稚園児に防衛思想を普及する、これを感謝の対象にするような基準は即刻改めるということを強く求めて、質問を終わります。
03月22日第193回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  南スーダンPKO派遣部隊の日報隠蔽問題について、稲田大臣に伺います。  大臣は、日報は廃棄したと繰り返し国会で説明してきましたが、電子データが陸上自衛隊内にも保存されていた疑いが新たに浮上いたしました。しかも、情報公開請求への不開...全文を見る
○宮本(徹)委員 本省課長以上の幹部は二名ということで、総括官と参事官の二名だと思いますが、改めて確認します。  統合幕僚監部のホームページによれば、国会答弁を含む対外説明を担う部署が記されております。統幕の中で、国会答弁を含む対外説明を担っているのはどこでしょうか。
○宮本(徹)委員 総括官と参事官、二つしかないわけですが、それぞれどなたですか。
○宮本(徹)委員 辰己総括官、吉田参事官、二人はいずれも国会答弁を含む対外説明、国会対応を担っていると。報道にある統合幕僚監部の背広組の幹部というのは、この二人ということでよろしいんですね。
○宮本(徹)委員 つまり、辰己総括官、吉田参事官、これが幹部だということなんですが、このお二人というのは、当然、特別防衛監察の対象にされているということでよろしいんですね。
○宮本(徹)委員 昨年十月三日に日報の情報開示請求があった際に不開示決定がなされたわけですが、その際の決裁文書、きょうお持ちしました。これは、我が党の要求に対して統幕監部から提出されたものということになっています。この決裁文書に添付された案一には、関係課室という欄があります。ここ...全文を見る
○宮本(徹)委員 了解を得るということはやっていない、かかわってはいないんですか。ここには、参事官のお名前が、はっきりと参事官というのが書かれているんですけれども、かかわっているんですよね。
○宮本(徹)委員 了解を得ることはやっていないといいますけれども、ここに、関係課室、参事官ということは、了解する、しないは別にして、開示、不開示を決める過程にかかわっているんじゃないですか。これはうそが書いてあるんですか。
○宮本(徹)委員 それは、いつ答えるんですか。後で答えるということですか。  いずれも、これは、書いてあるのはもうはっきりしているわけですよ。これは統幕から出された書類ですからね。関係課室、統合幕僚監部参事官。
○宮本(徹)委員 参事官付調整官という話ですけれども、吉田参事官そのものはかかわっているんじゃないですか。  この書類、突然示されたと言いましたけれども、私、きのう通告で、不開示の決定の際に参事官がかかわっているんじゃないかということをお伺いしましたし、これも出所があやふやなも...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、それがよくわからないと言っているんですよ。ここに統幕から出された資料は、不開示決定を決めた際の決裁文書は、案一、案二というのを書いています。案一で、関係課室、統合幕僚監部参事官としっかり書いてあるんですよ。にもかかわらず、かかわっていないと言うのは、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、内部部局を対象にした理由は何ですか。上層部の関与に関係があるからということでいいんですか。報道で、上層部も関与している、こう出ているので内部部局も対象にした、こういうことですか。
○宮本(徹)委員 上層部の関与のお話を全然言おうとしないわけですけれども、報道の範囲で言いますと、稲田大臣が日常的に仕事をしている防衛官僚の皆さんが隠蔽を指示した疑いがあるという話なわけですよ。しかも、この不開示の決定の際の決裁文書を見ますと、豊田官房長の名前もありますが、これは...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間が参りましたけれども、これで質問を終わりますけれども、とにかく、国会答弁を乗り切るために情報を隠蔽するというのは、今回に始まった話じゃないんですよね。  安保法制の際に我が党が国会で追及した内部文書、ありました、河野統幕長の訪米録。これも国会答弁では文書の...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  ACSAについて質問します。  ACSAは安保法制の実行を可能とする条約です。戦闘現場に向かって飛んでいる米軍のオスプレイの空中給油も可能になります。  そこで、まずオスプレイについて聞きます。  先週、参議院の予算委員会で我...全文を見る
○宮本(徹)委員 実際の機体を用いた操縦訓練をもうやっているわけですね。USAミリタリーチャンネルというところに、二月一日、自衛隊員がオスプレイを初操縦したというふうに出ておりました。  この間、チェックリストの存在は知らないと稲田防衛大臣は委員会で繰り返したわけですが、実際に...全文を見る
○宮本(徹)委員 当然そうだと思うんですね。  そうすると、その米軍のマニュアル、チェックリストは、当然、空中給油についても書かれているはずです、危険性について書かれているはずです、破滅的な影響が生じる危険性が書かれているはずだと思うんですが、アメリカで研修中の自衛隊員の皆さん...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、内容をしゃべれと言いません。内容は確認しているんですか、防衛省として。
○宮本(徹)委員 自衛隊の隊員が知っているだけじゃなくて、本省として掌握していないんですかということを聞いているんです。
○宮本(徹)委員 重大ですよ。あれだけ沖縄で事故があって、それで、事故の危険性というのは、実際にはアメリカのマニュアルには書いてあったということも国会でこれだけ問題になっている。現地で、アメリカで自衛隊員の皆さんはそのマニュアルを見て訓練していると、そこまで知っておきながら、どう...全文を見る
○宮本(徹)委員 内容について差し控えさせてじゃなくて、確認すべきじゃないかということを言っているわけですよ。  沖縄のあの事故を受けて、皆さんが、その運用の安全性を確認している、確認しているということを言っているわけですけれども、実際出てきた米軍のマニュアルというのは、空中給...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、本当に、自衛隊の皆さん、住民の皆さんの命を軽んじる態度だと思いますよ。ここまで危険な訓練なんだということももう明らかになってきているのに、それを、実際、文書を調べようともしない。それで、住民に向かっては、オスプレイは安全です、安全です、安全ですと。こんなの...全文を見る
○宮本(徹)委員 東京新聞の報道によりますと、本紙の取材に対して、米国防総省は、操縦士や整備士の育成が計画よりもおくれている、要員が十分な経験を積む前に分散して配備することは賢明ではないと述べたというふうに書かれております。では、果たして、こういう報道があるように、要員の不足だけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 若宮副大臣は当然御存じですよね、こういうものがあると。議会に出されているというもの、CV22の安全性。
○宮本(徹)委員 いや、これは毎年出されている年次報告書で、F35のものだとか、いろいろなものがあります。F35は何百カ所も欠陥があった、こういう報告もですね。毎年、そういうものが出されていますので、アメリカ製の兵器、これだけ買っているわけですし、アメリカのいろいろな兵器も配備さ...全文を見る
○宮本(徹)委員 今紹介してもらいましたけれども、CV22というのは、対テロ戦争に、それこそアメリカ本国からも空中給油で直接出撃して、テロリストと疑わしき者の捕獲と。疑わしき者ですよ。もう国際法の根拠も何もなく拘束しているという作戦に使われているわけですよね。  ちなみにアフガ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、個々、発生したことで具体的に判断するということを言って、やらないということを言わないわけですよ。アメリカの対テロ戦争なんというのは、国際法上、何の根拠もないですよ。こんなテロリストを捕まえて、アメリカの、アブグレイブだとかいろいろな、アブグレイブじゃない...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、日本共産党を代表して、日米・日豪・日英ACSAの三協定に反対の立場から討論を行います。  ACSAは、世界規模で展開する米軍の軍事作戦の遂行に不可欠な物資や役務を、米軍が必要とするとき、いつでも調達できる集団的軍事支援網を構築するためのものであります。 ...全文を見る
03月22日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  G20では、共同声明から保護主義に対抗するという言葉がなくなりました。トランプ政権の米国第一の姿勢の反映だと指摘されているわけです。  そういう中で、四月から日米経済対話が始まります。今、アメリカの日本に対する要求がいろいろ取り沙...全文を見る
○宮本(徹)委員 承知されているということですが、ライトハイザー次期USTR代表の発言を受けて、全米肉牛生産者・牛肉協会、NCBA、全米豚肉生産者協議会、NPPC、それからUSAライス連合会などが相次いで声明を出すなどして、日本に対する一層の市場開放を求める二国間交渉を期待すると...全文を見る
○宮本(徹)委員 大臣がそういうルールづくりを目指されるということですが、一方では、農業団体、アメリカの側からはどんどん強い要求が出てきているわけですよね。そういう要求がさらに先鋭化するということを大臣も否定できないところに私は事態の深刻さがあるというふうに思っております。  ...全文を見る
○宮本(徹)委員 アメリカの側は、先ほどのWTOの意見書でも、自動車の関税があるというふうに日本に言っているわけじゃないんですね。自動車の非関税障壁を撤廃しろということを向こうは盛んに言ってきている状況があるわけですよね。  昨年の国会でもTPPの問題は議論になりました。TPP...全文を見る
○宮本(徹)委員 現状認識を一致させるのは大事なわけですけれども、とにかくTPP交渉の際は、同時並行で行われた日米交渉も、その交渉内容の詳細というのは、相手国があるからということで、国民には全部秘密だったわけですよね。交渉中は一切だんまりで、その後、決まりましたということでいろい...全文を見る
○宮本(徹)委員 革靴産業は、先ほど言いましたけれども、代表的な東京の地場産業にもなっております。近年は、若い人たちに、皮革材料を扱う物づくりというものへの興味、関心も広がってきている面もあります。  ただ、同時に、魅力ある賃金が保障されないということで、なかなか思い切って飛び...全文を見る
○宮本(徹)委員 守るべきは守るに革靴業界をちゃんと入れて、あらゆる点で貫いていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  それから、麻生大臣にもお伺いします。  昨年四月十四日に、革靴履物組合も含む二十三団体が、国民のための財務・金融行政を求める二〇一六共同行動...全文を見る
○宮本(徹)委員 東京の地場産業である革靴産業をしっかり守るために、よろしくお願いしたいというふうに思います。  最後に、残された時間で森友学園の問題についてお伺いしたいと思います。  小学校の建設工事の費用について、金額の異なる三つの契約書が存在するということが今問題になっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 もともと、国有財産審議会は資金計画の確実性を審査する場だったわけですよね。ここでも議論になってまいりましたけれども、その審議会の場でも、森友学園の財政力というのは心配されていたわけですね。その際、建設費を小さくして財務面の心配を少なく見せかけていたという可能性は...全文を見る
03月23日第193回国会 衆議院 本会議 第12号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、日米、日豪、日英のACSA三協定に断固反対の立場から討論を行います。(拍手)  本協定の審議のさなか、日報隠蔽問題で新たな事態が発覚しました。南スーダンPKOの自衛隊部隊の日報のデータが、日報を廃棄したと説明してきた陸上自衛隊内にも保存さ...全文を見る
03月29日第193回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず初めに、三月二十二日に続きまして、PKO日報問題についてお伺いします。  報道によれば、日報の電子データは、昨年十二月の不開示決定後も、陸上自衛隊の研究本部が管理する教訓センターデータベースに保存されていたとされております。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、この報告を受けているというのは、どこから受けた報告ですか。
○宮本(徹)委員 統幕を通じて確認したというお話ですけれども、その報告内容というのは、稲田大臣なり、あるいは若宮副大臣なり、あるいは政務三役できちんと調査、確認というのはされたんでしょうか。報告をただ受けただけですか。
○宮本(徹)委員 つまり、統幕から報告を聞いたというだけで、大臣あるいは若宮副大臣あるいは政務官は直接はこれを確認はしていないということなわけですね。  私、これはちゃんと確認しなきゃまずいと思うんですね。だって、この間、こういう報道が出ているわけですよね。陸上自衛隊の中に、な...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、それが不十分だから特別防衛監察が始まっているんじゃないかというふうに思いますが。全く私はそれで十分じゃないと思いますよ。  ちょっと角度を変えてお伺いします。  ここに、防衛省から提出いただきました南スーダン派遣施設隊の二〇一五年十二月三日の日報があり...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、これはきのう私に提出していただいた日報です。これは統幕のところに残っていたものだということだと思います。実はこれと同じものがあるんですね。これは陸自研究本部が作成した教訓要報、八次隊の分です。この教訓要報の四十ページを見ますと、同じものがあるんですね。絆...全文を見る
○宮本(徹)委員 教訓データベースではなくても、陸上自衛隊研究本部にはデータは保存されていたということなんじゃないですか。  これは紙でもらっているという話じゃないんですよね。これを見ましたら、ほぼそっくり、九十数%同じなんですけれども、若干違うんですよ。このガナー手というとこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、ですから、双方の記述があるのに、電子データで日報がなければ、これはつくりようがないんじゃないですか、陸上自衛隊研究本部になければ。電子データをいじってつくっているわけですよ。陸上自衛隊研究本部にデータなしで、どうやってこれを一からつくるんですか。
○宮本(徹)委員 ですから、その教訓収集者が日報を集めて保存していたからこれをつくれたんじゃないですか。これは作成日を見ると、二〇一六年の三月三十日ですよ。派遣部隊が戻ってきて三カ月以上たった後ですかね。ですから、一番初めに派遣された部隊から考えれば、九カ月間は少なくとも電子デー...全文を見る
○宮本(徹)委員 それはルートが違うんじゃないんですよ。日報は日報で上がってきて、日報を陸自の研究本部でダウンロードして保存して、それで教訓要報にまとめたということなんじゃないんですか。これは電子データがなければできないですよ。これはちょっと、両方ごらんになっていますか、若宮副大...全文を見る
○宮本(徹)委員 何カ月ものんびりやっているというわけにはいかないんですよね。国民のほとぼりが冷めるところまで待っていましょうみたいな監察じゃまずいわけですよ。随時国会に判明したことから報告することを求めて、次の質問に移ります。  核兵器禁止条約交渉についてお伺いいたします。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 先ほど中川委員からも指摘ありましたけれども、昨年十月の段階では、大臣は記者会見で、私としては現段階では交渉に積極的に参加をし唯一の被爆国として主張すべきことはしっかりと主張していきたいと考えておりますと。積極的に参加するというのは、交渉の冒頭に出て核兵器禁止条約...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、核保有国が参加しないなんて初めからわかっていることじゃないですか、はっきり言って。核保有国の理解が得られていなかったのは、あの条約の、反対、賛成のあれを見てもわかっていたことです。当然それは、核保有国の参加は追求しなきゃいけないことですけれども、核保有国が...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、NPTのこれまでの枠組みでは核軍縮すら遅々として進まない、核保有国の態度が変わるのを待っていたらいつまでたっても核兵器は廃絶できない、だったら、まず核兵器禁止条約をつくって、核兵器を国際的に認められない存在にしようじゃないか、こういうことでこの核兵器禁止...全文を見る
○宮本(徹)委員 やはり国際社会が圧力をかけない限り今の核保有国の姿勢は変わらない、だから核兵器禁止条約をつくろうじゃないかということに私はなっているんだと思いますよ。核保有国と非核保有国の協力といったって、核保有国の側が変わらない限り、だめなわけですよ。  どうやって変えるの...全文を見る
○宮本(徹)委員 もうこれで終わりますけれども、現実が動いていないからこそ新しい取り組みを国際社会は始めたんだ、そのことを強く指摘しまして、質問を終わります。
03月30日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、談合情報が寄せられております東京外環道、関越—東名間についてお伺いしたいと思います。  この区間は十六キロメートルですけれども、住宅街の真下を大深度地下方式で、直径十六メートル、五階建てのビルに相当するようなトンネルを上...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、地盤の透水性が高くて自立性が低い、砂なんですよね。粘土層が中央ジャンクションの南側にはほとんどない、こういう指摘もされています。住民からは、博多の陥没事故のようなことが起きるんじゃないか、こういう不安の声も上がっているわけであります。国交省の別の文書では...全文を見る
○宮本(徹)委員 まだ最終的な工法も決まっていないというお話なんですね。  それで、今、この中央ジャンクションの地中拡幅部については、NEXCOの中日本と東日本が四件の発注をしております。  資料の二ページ目を見ていただきたいと思うんですが、この四カ所について、ゼネコン関係者...全文を見る
○宮本(徹)委員 発注者といっても、もともと国の事業ですよね、外環道は。しかも、発注者である中日本も東日本も、株式は一〇〇%国が、財務大臣が保有していることになっているはずですよ。国交省はそれでいいんですか。
○宮本(徹)委員 NEXCO中日本、東日本の談合情報があった場合のマニュアルを見ましたら、公正入札調査委員会事務局へ直ちに通報し、事務局は速やかに委員会を招集し報告を行うと書いているんですけれども、委員会は開かれたんですか。
○宮本(徹)委員 余りにもひどいですよ。事業費一兆六千億円のうち税金が一兆円ですよ。その大半は国ですよ、東京都も一部持ちますけれども。それだけの事業で談合情報が寄せられているのに、事業者が適切に対応すると思いますと言って、では委員会を開いているのかと聞いたら、承知もしていないと。...全文を見る
○宮本(徹)委員 平素から指導しているって、今聞いたら承知もしていないというふうに答えたじゃないですか。何の指導もしていないんですよ。  具体的にどう指導しているのかというのは、きょうの私の指摘も受けて、さらに指導をやらなきゃいけないんじゃないですか。どうやっているかをつかむべ...全文を見る
○宮本(徹)委員 全く承知しないまま、ほったらかしにしているという話ですよ、今。それが適切な指導なんてよくも言えますよ。行政監視委員会をわざわざ国会が開いていることの意味を大臣は重く受けとめていただきたいというふうに思います。  しかも、この発注方式が極めて不可解なんですよね。...全文を見る
○宮本(徹)委員 さっきの話、聞いてもさっぱりわからないですね。何で、一番技術点が高いところが初めに優先交渉権者になったら、ほかの工事をその業者はとることができないんですか。今の説明は何の説明にもなっていないですよ。  大臣、今の説明で納得されましたか。住民の安全を考えたら、最...全文を見る
○宮本(徹)委員 複数の技術でやらなきゃいけない必然性なんてどこにもないんですよ。一番安全な技術でやるというのが住民の安全を考えたら当然のことですよ。なぜその考え方をとらないのか。  こうすると、やはり私はこの談合情報との関係が頭に思い浮かんでくるわけですよ。  赤旗に寄せら...全文を見る
○宮本(徹)委員 すぐに調べられることですからね。すぐに調べることを強く求めておきたいと思います。  時間になりましたから、これで質問を終わります。
04月03日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  先ほど麻生大臣から決算は大事だという御発言がありましたけれども、四年分の決算同時並行という状態になりました。私たち野党の側はさんざん決算をやるべきだということを言ってまいりましたが、この間、安保法制やTPPを優先する官邸、それを受け...全文を見る
○宮本(徹)委員 法務省作成の典型的なヘイトスピーチの例を見ても、地域社会から排除することを扇動する言動という例の中で、○○人は祖国へ帰れというのがありますよね。これに当たるんじゃないですか。○○人は祖国へ帰れ、これは典型的なヘイトスピーチだ、間違いないですね。
○宮本(徹)委員 同じことを二回読まれても困るんです。典型的なヘイトスピーチの例で、法務省自身が○○人は祖国へ帰れと挙げているんだから、当然これはヘイトスピーチに当たるんじゃないですか。○○人は祖国へ帰れという表現はヘイトスピーチの典型例ですよね。これは変えたんですか。
○宮本(徹)委員 だから、一般論では、○○人は祖国へ帰れというので典型的なヘイトスピーチ例として法務省自身が作成しているのは、これは変えていないわけですよね。そこは確認させてください。
○宮本(徹)委員 ヘイトスピーチ対策法ができたんですから、もっと真剣にこういう問題に対応しなきゃいけないと思いますよ。  かつてJリーグでは、サポーターがジャパニーズオンリーという横断幕を掲げたことがありました。その際、Jリーグは、浦和に対して無観客試合にしました。そして、浦和...全文を見る
○宮本(徹)委員 今回の件を受けて、具体的に相撲協会と協議される、こういう考えはないですか。
○宮本(徹)委員 適切に対応されるということですので、しっかり協議、助言していっていただきたいというふうに思います。  次のテーマに移ります。法務大臣、御退席いただいて結構でございます。  次に、森友学園の問題についてお伺いいたします。  国有地の値引き額八・二億円が妥当な...全文を見る
○宮本(徹)委員 その答弁は何回も聞いているんですけれども、あったであろうという話であって、九・九メートルまでごみがあったというのは誰一人現認していないんですよ。そういう推論で国民が納得していないというのが、この間の世論調査で示されていることだと思うんですよね。  私はきょう、...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、八・二億円が幾ら適切だというふうに大臣がおっしゃっても、九・九メートルまでごみがあったというのは誰も見ていないんですよ。それは大臣も認めるわけでしょう。誰も見ていないものを信じろ信じろ信じろと言ったって、国民は信じようがないですよ。  今から試掘すればい...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは、もう国民の疑念を晴らす必要はないと言っているようなものに等しい答弁ですよ。将来のリスクと言いますけれども、九・九メートルまでごみがなければリスクにならないわけですよ。九・九メートルまでごみがあるということを証明しない限り、今の石井大臣の答弁というのは成り...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、別に買う人がいなかったわけじゃなくて、大阪音大だって手を挙げていたわけじゃないですか、森友学園の前に。欲しいというところは、豊中市だって、一番初めは、市の計画としてはあの土地まで含めて防災公園にしたかった、でも、費用の面で話がつかなかったという経過があるわ...全文を見る
○宮本(徹)委員 それでは国民は絶対納得しない、真実を隠したい、ごみがないと証明されることが怖いんだということを言わざるを得ないと思います。  きょう、会計検査院にも来ていただいております。  森友学園への国有地払い下げの値引きの妥当性を検証されていると思いますが、九・九メー...全文を見る
○宮本(徹)委員 多角的な観点からと。この問題をはっきりさせるためには、やはりごみが九・九メートルまであったかどうかをはっきりさせるというのが値引きの妥当性を検証する上でどうしても必要なことだと思いますので、予算も確保していただいて掘る、はっきりさせるということも含めて検査してい...全文を見る
○宮本(徹)委員 驚いた答弁ですね。だって、閣議決定で、憲法に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではないと言っているんですよ。憲法に反しないような形で教材として用いることが否定されるものではない。だから、憲法に反するような形では使っちゃだめですよと言ってい...全文を見る
○宮本(徹)委員 それでは、そういう答弁だと、結局、先週の閣議決定された答弁書の、憲法や教育基本法等に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではないというのは、実践のしようがないじゃないですか、実践のしようが。  もちろん我々、歴史教育の中で、戦前の教育の間...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、戦前の教育がおかしかったという歴史的事実を学ぶ材料として使うのは今でもやっていることだ、そういう意味以上のものではないということですね。その範囲なら、それは当然のことだと思いますよ。  ただ、先ほど来、教育勅語の内容について憲法に反するかどうかという点...全文を見る
○宮本(徹)委員 部外、部外と言いますけれども、水交会というのは自衛隊のOBの皆さんがつくられている団体で、自衛隊が相当支援しているわけですね。儀仗隊だとかラッパ隊だとか、みんな一緒に参加してやっているわけですよ。幹部の皆さんも参加しているわけですよ。全く無関係の団体で、何かどこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、ホームページは承知しているというお話なわけですよ。ホームページには出て、世間の公然とした事実になっているのに、防衛省の職員に聞いたら、そんなものは知りませんと。何か、この間の陸上自衛隊の日報問題と同じじゃないですか。世間はあるんじゃないかということを言...全文を見る
○宮本(徹)委員 調べようともしないというのは、本当にひどい話だと思いますよ。  結局、教育勅語に対する認識が、稲田大臣自身がこれはすばらしいものだと心の中で思っているから、そういうかばうような甘い対応になっていくんじゃないですか。一大事があれば天皇のために命を差し出せというこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 結局、いまだに取り消さないのは、教育勅語の問題を大臣自身が擁護している姿勢があるからだと厳しく指摘して、質問を終わります。
04月05日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今回のIDA第十八次増資は、最貧国が国連の持続可能な開発目標、いわゆるSDGsを達成する上で重要な増資であり、私たちも法案には賛成であります。  きょうは、その上で、国連の持続可能な開発目標、SDGsの目標達成のための財源、資金調...全文を見る
○宮本(徹)委員 食料確保等で年間四千八百億ドル、非常に巨額なわけですね。  もう一点お伺いします。  SDGsの四つ目のゴールは教育分野で、二〇三〇年までに全ての子供が無償で質の高い初等中等教育を受けられるようにするということになっております。  ユネスコが昨年九月に出し...全文を見る
○宮本(徹)委員 三千三百億ドルというお話がありました。  ユネスコの報告書によると、二〇三〇年までに全ての子供が無償の初等中等教育を受けられるようにするには、今の支援額の六倍に引き上げなきゃいけないということが指摘されております。  もう一点外務省にお伺いしますが、SDGs...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  全体で、十七のゴールを全てやろうと思ったら、年間三・九兆ドル、今手当てされているのは一・四兆ドル、足りないのが二・五兆ドルということでありました。  ですから、この国連の持続可能な開発目標を世界的に達成していこうと思ったら、莫大な資...全文を見る
○宮本(徹)委員 みんなでやらなきゃいけないのはおっしゃるとおりですが、既に取り組みを始めている国もあります。  いずれにしても、世界のSDGsの目標を達成するための莫大な資金を確保するための新たな財源政策は考えなきゃいけない、その点は間違いないと思うんですが、大臣、どうでしょ...全文を見る
○宮本(徹)委員 BEPSも非常に大事な取り組みだと思いますが、BEPSとあわせて、さらに、新たな財源確保策の検討を積極的に進めていただきたいというふうに思います。金融取引税でいえば、税収だけじゃなくて、異常な投機だとかこういうのを抑制する効果もあるわけであります。  例えば、...全文を見る
○宮本(徹)委員 現実には業界の懸念はフランスや韓国でも当たらなかった、日本でも当たらないということは、この例からも言えるんじゃないかというふうに思います。  外務省は、毎年、税制改正要望を出されていますが、大変一般的な中身で出されております。これはやはり国際的にも、グローバル...全文を見る
○宮本(徹)委員 さらなる努力を積み重ねて、来年度の税制改正要望ではさらに踏み込んだ要望を出されるよう期待をしております。  それから、SDGsの目標達成の財源として、軍事費を削減して民生費に回そう、こういう主張も国際的にあります。  ストックホルム国際平和研究所が昨年四月に...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、そういうことを言っているわけじゃないんですよね。中国にしても北朝鮮にしても、激しい軍拡によって、そこに住んでいる方々は、その分、民生費に回すお金が削られて苦しんでいるわけですよね。ですから、国際的に、この軍拡競争を正していくイニシアチブを我が国は発揮してい...全文を見る
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○宮本(徹)分科員 日本共産党の宮本徹です。  まず、道徳の教科書の検定問題についてお伺いしたいと思います。  道徳が教科化されて初めての教科書検定の結果が発表されました。検定のあり方についていろいろな疑問の声が上がっているのは御存じのとおりだと思います。  東京書籍の一年...全文を見る
○宮本(徹)分科員 全体に意見をつけたということを言いますが、結果としては、パン屋のときは不合格だった、和菓子屋に書きかえたら合格した、これは動かしがたい事実なわけですね。  先ほど、学習指導要領の中身が入っているか、伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度と言われましたが、どう...全文を見る
○宮本(徹)分科員 今の説明を聞いても全くわからないんですね。  なぜ、現状では、パン屋の話では郷土を愛する態度や伝統や文化を学べないのか。郷土のために役立っていますね、パン屋さんは。私の住んでいる町でも、学童クラブのおやつをつくったりだとかいろいろなことをやっていますよ。町の...全文を見る
○宮本(徹)分科員 だから、よくわからないんですよ、何度も言いますけれども。この文章でも十分、私は、町のことを大好きだな、伝統のことだって感じられるというふうに思いますよ。それを変えさせるということをやったわけですよね。そこに価値観が入ってきているんじゃないかということを言ってい...全文を見る
○宮本(徹)分科員 この教科書で出したということは、これで十分教科書検定は通るだろう、これで郷土愛は学べるだろうということで教科書会社はもともとの文章を出されていたということだと思うんですね。それがだめだというふうになったら、一体、政権の考えている伝統って何だろう、文化って何だろ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 これは大臣もぜひ読み比べていただきたいと思います。私は、百人に聞いたら、九十九人以上が修正前の方が町のどこが好きかというのが伝わる文章になっているのは間違いないというふうに思いますよ。だって、畑の話だとかいろいろ話がその前の文章に共通してあるわけですから、別に...全文を見る
○宮本(徹)分科員 そういう全く無反省な姿勢、特定の価値観を押しつけていることに無自覚な姿勢、それを改めないというのは、本当に私は恐ろしいことだと思いますよ。なぜここまで、パン屋の業界の皆さんはこれから文科省に抗議するというような話も報道では流れておりますけれども、本当に道徳とい...全文を見る
○宮本(徹)分科員 これが強制しているものではないというのはどうやったら言えるかといいますと、あわせて、国歌を歌いたくない人は歌わなくてもいい、内心の自由があるんですと書いたら、それは強制しているものではないというふうに言えますよ。  しかし、歌わない自由があることも、内心の自...全文を見る
○宮本(徹)分科員 だから、本来だったら、ここにちゃんと、歌わない自由があります、内心の自由は守らなきゃなりません、こういうことを書かなきゃいけないんじゃないんですか。これだけ読んだら、歌いますということを教え込む道徳教育になっていくわけですよ。国会答弁に反する道徳教育になってい...全文を見る
○宮本(徹)分科員 だから、それを適切に実施するためには、道徳の教科書にこんなことだけ書いたら適切にならないんじゃないですかという指摘をしているわけですよ。歌わない自由もありますと。憲法上の権利の方が上なわけですよ、学習指導要領よりも。そうでしょう。憲法と学習指導要領、どっちが上...全文を見る
○宮本(徹)分科員 この発問と答えの中で、「「権利」ばかりを主張していたら、どんな世の中になってしまうかな。」これは誰がどう読んだって、権利ばかり主張しちゃいけないと言っているわけじゃないですか。権利というのは、生まれながらに、人権でいえば全ての人が持っているわけですよ。これを主...全文を見る
○宮本(徹)分科員 言葉として権利というのが出てくるのは、この「規則の尊重」の中だけなんですね、学習指導要領は。それはよく御存じのことだというふうに思います。そういう形で、人権だとか権利というのは身についていかないですよ。  しかも、私、本当に、「みんなが自分の「権利」ばかりを...全文を見る
○宮本(徹)分科員 同じ答弁ばかり繰り返されるわけですけれども、創意工夫を生かすどころか、創意工夫が押し潰されたというのが今回の教科書検定だと思います。  先ほど中教審のことを述べられましたけれども、二〇一四年の中教審の答申の中で、特定の価値観を押しつけることは、「道徳教育が目...全文を見る
○宮本(徹)分科員 つまり、毎時間使わなくていいということですね、この教科書を。
○宮本(徹)分科員 毎時間使わなくてもいいということは確認しておきたいと思います。  私たち、道徳というのは非常に大事なものだろうと思っていますけれども、それをやはり特定の価値観を国が教え込むというやり方でやるのは全く間違っているということを重ねて申し上げて、次に、銃剣道の問題...全文を見る
○宮本(徹)分科員 フットサルはどうですか。
○宮本(徹)分科員 実施状況は調べていないということですが、フットサルは恐らく多くのところでもやっているんじゃないかというふうに思いますが、今、武道の中での実施状況を聞いただけでも、銃剣道とそれ以外の武道との実施状況の差は相当大きくあるわけですよね。  パブリックコメントで、一...全文を見る
○宮本(徹)分科員 いや、サッカーとフットサルは競技としては違う競技ですよね、大臣も御存じのとおり。フットサル、コートの大きさも全く違いますし。それはゴールに入れるという点では同じかもわかりませんが、競技としては全く違いますよ。  なぜフットサルが入らなくて銃剣道が入ったのか、...全文を見る
○宮本(徹)分科員 大臣にもちょっと一点お伺いしたいんです。  自民党の佐藤議員の三月十五日のブログを見たんですけれども、見出しは「銃剣道を学習指導要領に」と書いてありました。それで、こういうことが書いてあるんですね。本日は、義家文科副大臣にアポイントがとれたので、事情を説明に...全文を見る
○宮本(徹)分科員 では、義家副大臣や他の政務官、ほかの副大臣、政務官の方から、この件で直接説明を受けたことはありますか。
○宮本(徹)分科員 パブコメでそういう意見が多くあったということですが、大臣、副大臣、政務官などが、銃剣道を学習指導要領に明記することについて何らかの指示を出したというのは一切ないということですか。
○宮本(徹)分科員 最終的に大臣が決定されたという話ですけれども、大臣はパブコメだけを見て判断しているんですか。それとも、銃剣道連盟の関係の政治家の皆さん、あるいは副大臣、政務官、いろいろな方とこの銃剣道の問題について直接話し合ったりしたんですか。
○宮本(徹)分科員 その判断に当たって、先ほど、文科省内で議論をするのは当然と言われましたが、副大臣、政務官レベルでの話し合いというのは銃剣道については何らかあったんですか。
○宮本(徹)分科員 副大臣、政務官と議論した記憶はないけれども、あっても当然のことだろうというお話でしたけれども、パブリックコメントにたくさん投稿しようという運動は、自民党の佐藤議員のブログの中に、取り組んでいると載っていましたよ。パブリックコメントにたくさん投稿があれば、実施状...全文を見る
○宮本(徹)分科員 十年間で死亡事故ゼロ件ということですが、それ以前はどうですか。
○宮本(徹)分科員 ほかの資料で、十年以上さかのぼれる資料はあるんでしょうか。
○宮本(徹)分科員 要望があれば調べていただけるということですので、ぜひ調べていただきたいというふうに思います。経験者の方から死亡事故の懸念が寄せられているということは、そういう実態があるんだろうということと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あともう一点、防衛省...全文を見る
○宮本(徹)分科員 木銃は大変かたいものなので、竹刀よりもかたいですから、骨折、打撲ということで、防具がついていないところに当たったらそういうけがを負うということだと思います。  ネット上の経験者の声を見ていますと、中学生に銃剣道をやらすのか、打突部位を外したときは竹刀より木銃...全文を見る
○宮本(徹)分科員 喉については教えないということですけれども、私も銃剣道協会にお話を伺ってまいりましたけれども、禁止はしていないんですよね、禁止は。それははっきりしているというふうに思います。  そして、学習指導要領の「武道」の項を見ますと、段階的な指導を行うなど安全を十分に...全文を見る
○宮本(徹)分科員 例えば、柔道でいえば、文科省自身が指導の手引をつくっていますよね。それは文科省の責任においてつくっているわけですよ。銃剣道について、今協会の取り組みのお話はありましたけれども、文科省自身の知見というのはあるんですか。
○宮本(徹)分科員 ですから、私がお伺いしたのは、文科省は柔道については、やはりいろいろな柔道事故もあって、指導の手引を何回も改正してきた、こういうことは危険だということも含めて、文科省自身の知見を示しているわけですよ。銃剣道については文科省自身の知見はないんじゃないですかという...全文を見る
○宮本(徹)分科員 私は、文科省自身が知見を持っていないというのは極めて重大だと思いますよ。そういう中で、学習指導要領に明記していく。こういう、自衛隊でもこれだけ骨折を初めとした事故が出ている、経験者からは死亡事故の心配の声も上がっている、そういう中で、文科省自身は知見がない。こ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 その際、父母や子供たちの声もしっかり踏まえるというのが大事だと思いますが、その点については、大臣、どうでしょう。
○宮本(徹)分科員 その際に、やはり父母や子供の声というのは当然、学校ですから、大事にしなきゃいけないと思いますが、そうは思われませんか。
○宮本(徹)分科員 教育への権利というのは子供の権利であって、それを第一義的に応援するのは親なんですよね。ですから、子供の学習権というところを考えたら、何を学ぶのかというのは子供と父母の意見が優先されるべきだということを申し述べまして、最後、時間は少ないですが、教育勅語の問題につ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 指導原理として扱うことはふさわしくないということでよろしいわけですね。
○宮本(徹)分科員 唯一の根本原理と指導原理と、どういう関係にあるのかというのも含めて確認したいんですが、午前も議論になっていました、教育勅語を指導原理の一つに据えて毎朝朝礼で朗唱する、朗読する、これは、先ほどの大臣の答弁との関係では問題がある行為だと思いますが、大臣はどう思われ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 教育勅語を指導原理に据えることは適切でないという答弁がありましたが、当然、指導原理に据えて唱和することも適切でない、論理的にはそうなるということだと思いますが、それは間違いないですよね。指導原理に据えて教育勅語を毎朝朝礼で唱和する、問題だと思いますが。論理的に...全文を見る
○宮本(徹)分科員 指導原理として扱ったら、後は形としてあらわれるしかないと思うんですね。どういう教え方をするのか、指導原理としてどう道徳教育の現場でやるのか、朝の唱和でやるのか。いずれにしても、指導原理にすることが適切でなかったら、そのあらわれ方も適切でないということになるんじ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 いや、この間問題になってきた森友学園の塚本幼稚園は、方針はこの四月から改められたというのは先週私紹介いたしましたけれども、その方針を改める、新年度になるまでは指導原理に据えて毎朝唱和していたわけじゃないですか。文字どおり指導原理ということですよね。ですから、指...全文を見る
○宮本(徹)分科員 第一義的に大阪府が判断するにしても、指導原理として据えることによって、いろいろなところで教育で持ち込まれるのは問題だということだと思うんですね。  私は、道徳教育も同じだと思うんですね。一部の方が徳目を一部だけ取り出して、ここはいいところだとかというふうに述...全文を見る
○宮本(徹)分科員 時間になりましたので、これで質問を終わりますけれども、とにかく、教育勅語は、大臣よく御存じのとおり、なんじ臣民何々すべしという、徹頭徹尾、国民に対しての命令形で書かれております。だからこそ、国民主権に反するということで、これを排除する決議も衆議院も上げているわ...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  本法案にあります高速取引の実態をつかむルールの整備や、あるいはフェア・ディスクロージャー・ルールの整備、これは重要だと考えますが、取引所グループの業務範囲の規制緩和については懸念がある、このことを申し述べた上で質問をさせていただきま...全文を見る
○宮本(徹)委員 拡大を目指しているわけではない、適切な競争のために必要なんだというお話です。  適切な競争といいますけれども、取引所と私設取引所はいろいろな点で対等ではないわけですよね。私設取引所は、取引情報等、情報開示が義務づけられていません。気配情報については、取引所は気...全文を見る
○宮本(徹)委員 課題があるということで、投資家保護が大事だということをおっしゃられました。  ただ、これはPTSを解禁したときから、やはり自主規制機能がないということについては、投資家保護という面でPTSは劣るんだという指摘が、当時の日経新聞なんかをひっくり返してみましたら、...全文を見る
○宮本(徹)委員 適切な監督、監視が必要だという御答弁ですけれども、それをやっていく上でも、やはり取引所と同じような規制のルールをしっかり設けていく必要があるんじゃないかと思います。  PTSでも、問題がある取引については証券等監視委員会に報告するというふうになっているわけです...全文を見る
○宮本(徹)委員 この報告書を見ましても、PTSを提供する業者自身が金融商品取引業者である以上、取引参加者に対する調査、処分については、当該業者が直接行うことは困難であると考えられるというふうに考えているわけですよね。  ですから、以前の金融庁の考え方を見ましても、参加証券会社...全文を見る
○宮本(徹)委員 一定の透明性といいますけれども、約定の情報は出てくるかもわからないですけれども、証券会社の中でどうつけ合わせているのかという情報は全く出てこないわけですよね。その点は全く不透明、だからダークプールと言われているわけですよね。  配付資料の下にも書いておきました...全文を見る
○宮本(徹)委員 しっかりと実態把握していただいて、規制もしっかり検討していっていただきたいというふうに思います。EUではこれに対するルールづくりも進められているということでございますので、この点もぜひ参考にしていっていただければと思います。  それから、きょうは、残り時間は短...全文を見る
○宮本(徹)委員 監視委員会の報告書も見せていただきましたけれども、海外関連会社等を通じた不公正な取引だとか、あるいは虚偽記載、あるいは金融商品取引に精通した者による悪質な詐欺的取引が国境を越えても行われているということも書かれております。専門的な調査能力を持った職員の方々が本当...全文を見る
○宮本(徹)委員 これで質問を終わりますけれども、いただいた資料では、証券取引等監視委員会の事務局職員数は、平成二十五年から平成二十八年までふえてきたんですけれども、平成二十九年になると減っているんですよね。  この点は、やはりしっかり市場を監視していくためには人の配置が必要だ...全文を見る
04月17日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、トランプ政権のシリア攻撃と北朝鮮の核・ミサイル開発への対応について伺いたいと思います。  シリアで化学兵器と見られる攻撃で多くの犠牲者が出たと報じられる中、アメリカのトランプ政権はシリアへのミサイル攻撃を行いました。化学...全文を見る
○宮本(徹)委員 極めて無責任な説明ですね。国連憲章では武力行使が原則禁止されていますよ。  では、アメリカが武力行使をしていいという安保理決議は、岸田外務大臣、ありますか、今回の問題で。
○宮本(徹)委員 ないということですよ。安保理決議もない、そして国連に対しての報告もない。アメリカに聞くまでもなく、国際法違反というのは明々白々なんじゃないですか。  総理はこの間、トランプ大統領と電話会談をされておりますが、トランプ大統領に対して国際法上の根拠をただしたんです...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、ずっと待っているだけで、トランプ大統領とせっかく電話されたわけでしょう、国際法上の根拠なく武力行使はしちゃいけないんですよと、そういうことをただすこともされなかったんですか。
○宮本(徹)委員 つまり、総理はいつも、法の支配、法の支配、こういうことを強調されるわけですよね。しかし、アメリカが軍事行動をする際には法の支配というのはどうでもいい、これが総理のとっている姿勢ということになりますよ。  私は、国際法違反の軍事行動を認めていけば、化学兵器使用と...全文を見る
○宮本(徹)委員 圧力をかけないと対話に応じない、それはそのとおりですよ。問題は、どう圧力をかけるのかということだと思うんですよね。  この間、国際社会は、日本政府も提案して、経済制裁をより強化しよう、中国を含めて厳格に実施しよう、こういう方向で圧力をかけてきたわけでありますよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 我が党は、経済制裁については、先ほど穀田さんからのやじもありましたように、賛成をしてきております。  その上で、先ほどの話を聞けば、あらゆる選択肢だということを言われて、評価する、評価するということを言っているわけですけれども、評価するということを言えば、先制...全文を見る
○宮本(徹)委員 二〇〇四年のお話をされましたけれども、私たちは、制裁のための制裁じゃだめだ、対話に持ち込むための制裁が必要だということをその時点では主張したわけですよ。  さらに、アメリカが今本当に先制攻撃をすればどうなるのかということです。  アメリカのカーター前国防長官...全文を見る
○宮本(徹)委員 北朝鮮に対して国際社会が一致してやめろと言う、当たり前の話ですよ。そのために、この間、国際社会は経済制裁を強化している、安保理決議も採択してきたわけですよ。そして、今、中国も巻き込んでさらに制裁を強化して外交的解決を目指そうということで、国際社会は努力しなきゃい...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一二及び一三年度国有財産無償貸付状況総計算書は賛成、これ以外は反対の立場から討論を行います。  決算審査は、この間の政府の政治姿勢に批判の場を与える極めて重要な場です。私たち野党の側は、この間、決算審査を充実するべきと重ねて主張...全文を見る
04月24日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  冒頭、一問だけ麻生大臣にお伺いいたします。  G20、お疲れさまでした。ニューヨーク市内で大臣は演説されて、消費税について上げやすい景気状況になりつつあることは確かだと述べられたと日本で大きく報道されました。  その報道があった...全文を見る
○宮本(徹)委員 都合のいい数字を双方取り上げているとおっしゃいましたけれども、似たようなものとおっしゃいましたけれども、私は、雇用の状況が改善している、人手不足だというのは否定しませんよ、企業の収益が改善していることも否定しませんよ。問題は、企業の収益が改善しても、若干可処分所...全文を見る
○宮本(徹)委員 今大臣から答弁がありましたけれども、区割り審としては最善の工夫をしたけれども、東京などからすれば大変厳しい区割りになった。やはり、今の選挙制度でいきますと、厳しい区割りと大臣がおっしゃるような区割りが繰り返されていく、どんどんどんどんひどくなっていくと思うんです...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、ですから、具体的にどうするかというのは各党会派で当然議論することなんですけれども、私は一般論として大臣にお伺いしたわけですよ。地域間のアンバランスな人口変動の影響を受けにくい選挙制度というのはどういうものが考えられるかと聞いたんですけれども、お答えできます...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は別にあるべき選挙制度だとかを述べてほしいということを言っているわけじゃないんですね。一般論としてこういうものが考えられるんじゃないかというのは、いろいろな形が考えられると思いますよ。中選挙区制だったら、区割りは変更しなくても定数をいじって調整というのは過去や...全文を見る
○宮本(徹)委員 引き続きの働きかけをよろしくお願いしたいというふうに思います。  もう一つ、相談の中でこういう話がありました。らくらくホンをお持ちの方だったんですね。「みえる電話」というのもあるわけですが、これを入れてもらおうと思ったら、このらくらくホンには入れられませんと言...全文を見る
○宮本(徹)委員 厚労省のホームページを見ましたら、日常生活用具給付等事業で、大臣のおっしゃった告示も出ていますけれども、参考例というので自治体でこういうものをできますよというのが出ているんですけれども、その中に、例えば聴覚障害者だとファクスと書いてあるんですよね。ファクスという...全文を見る
○宮本(徹)委員 ファクスが載っていることを否定もされなかったということですから、厚労省としては大変柔軟にこれは解釈してやれるんだという立場だと理解して、次の質問に移りたいというふうに思います。  次、国交省のお話に移りますので、塩崎大臣、高市大臣、御退席していただいて結構でご...全文を見る
○宮本(徹)委員 重点化を進めるというお話ですが、インフラ資産として残るとしても、莫大な借金も一緒に残っているわけですよね。  先日、外環道の整備区間の問題について談合疑惑の問題を取り上げましたが、今の整備区間に続いて、国交省は、外環道の東名以南についても建設に向けた調査を今活...全文を見る
○宮本(徹)委員 調査の成果物の一部を見せていただきましたけれども、つくるための理屈づけみたいな調査なんですよね。立ち退きを迫られる方のことだとかコミュニティーが分断されることだとかのマイナス面もなければ、財政状況についての分析なども見せてもらった範囲では一切ないわけですよね。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 国交省からたくさん行っているという話であります。結局、国交省が自分がつくりたい道路をつくらせるための、調査会社を使って、つくればいいよ、つくればいいよという話をやっているという話じゃないですか。  最後、石井大臣にお伺いしますが、大臣は、外環道のシールドマシン...全文を見る
○宮本(徹)委員 質問はこれで終わりますけれども、事業費の見通しも立っていないのに、ばんばん調査費をつけてつくるための準備を進めていく。先ほど、高速道路会社に体力があるのかと聞きましたら、有料道路事業方式の活用、利用もということをおっしゃいましたけれども、今つくっている区間でも一...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  予備費について質問いたします。  二〇一五年度の予備費は、建設アスベスト訴訟にも使われております。建設アスベスト訴訟は、六地裁で提訴され、初めの二〇一二年の横浜地裁判決が原告敗訴としましたが、その後、五裁判では連続して国の責任が断...全文を見る
○宮本(徹)委員 冷たい答弁なんですけれども、本人原告六百六十八人のうち、もう半数以上の方が亡くなられているんですよね。これ以上裁判を長引かせていけば、どんどんどんどん原告の方も亡くなっていくということになってしまうと思うんですよね。  ハンセン訴訟のときは、控訴せずに、厚労省...全文を見る
○宮本(徹)委員 もうちょっと血の通った答弁をやっていただきたいというふうに思うんですけれども。本当にどんどんどんどん亡くなっていきますよ。各党派の議員の中でも、かなり多くの方が、このアスベスト訴訟の問題については、国そしてメーカーを含めた基金制度をつくるべきだということでの紹介...全文を見る
○宮本(徹)委員 訓練期間についてもお答えできないということなんですけれども、日常的には、訓練を実施する際には、いつからいつまでやるというのは、例えば四月三日の日米韓共同訓練の実施についてというのを見れば、期間は必ず入っていますよね。今回なぜ訓練期間を発表しないんですか。その意図...全文を見る
○宮本(徹)委員 いつまでやるかもわからないということではありますが、先ほど、訓練の目的で、米軍との連携の強化というお話がございました。  御存じのとおり、トランプ政権は、単独での北朝鮮への武力行使を、場合によってはあり得るという立場を表明しているわけであります。そして、カール...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、米海軍は、実際は今、北朝鮮に軍事的圧力をかけて、武力行使も場合によっては辞さないという姿勢をとっているわけですよね。そうすると、その米軍との連携の強化というのは、自衛隊も一緒に軍事的圧力をかけているということになるんじゃないですか。違いますか。
○宮本(徹)委員 私の質問になかなかお答えいただけないわけですけれども。  北朝鮮への武力攻撃も辞さないと言っているトランプ政権、そのもとでカール・ビンソンは北上している、そういう中で一緒になって訓練していくということになったら、軍事的圧力を日本の自衛隊も一緒にかけているという...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、日本海が入らないということはいいわけですね。
○宮本(徹)委員 ですから、普通、地図上を見たら、西太平洋には日本海は入らないと思うんですけれども、そういう理解でいいのかというのを確認したいんですが。
○宮本(徹)委員 つまり、地図上は、西太平洋というのは日本海は入らないわけですよ。それにもかかわらず、そういう答弁を繰り返されるということは、この後、訓練の海域の追加があり得るという理解でいいわけですね。
○宮本(徹)委員 つまり、今後、必要に応じて日本海でも訓練を一緒にすることがあり得るということで、私は、憲法に照らしてますます重大だということを言わざるを得ないというふうに思います。  それからもう一点、先ほどの初めの大臣の答弁の中で、自衛隊法九十五条二に基づく米艦防護、これに...全文を見る
○宮本(徹)委員 これは極めて問題ある姿勢だというふうに言わざるを得ません。  先週もこの問題、総理と岸田外務大臣と議論させていただきましたけれども、北朝鮮とアメリカがこのまま軍事と軍事との対抗の中でチキンレースのようになっていったら、本当に大変な事態になるわけですよね。多くの...全文を見る
○宮本(徹)委員 全部で三百三十五億円、うち遅延損害金が七十三億円、二割ぐらいがそういうものになっているわけですよね。  二審で争って賠償額が下がることというのはめったにないわけですが、まれにあるとしても、賠償額が若干下がったとしても、それを上回る遅延損害金がこの間出ているわけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 大変問題だと思うんですよね。地位協定上は、アメリカの責任に負うものはアメリカが七五%、自衛隊との共用の場合は半々というのが今の説明だったかと思いますが、それは地位協定で決まっているにもかかわらず、アメリカの側が応じずに払っていない、一円も払っていないという話なん...全文を見る
○宮本(徹)委員 多分、私の記憶では払った例があるというふうに思いますが、比内地鶏が圧死した場合は払っておきながら、基地周辺住民の方々の、人間の生活を脅かしていることには全く払っていない、非常におかしな話だと思うんですよね。  今アメリカのとっている姿勢というのは極めて問題だと...全文を見る
○宮本(徹)委員 ここまで決まっていないわけですから、日米合同委員会だとか非公式の場だとかそれだけじゃなくて、大臣みずからも、強固な日米同盟というんですから、直接ティラソンさんなどに働きかけていく、こういう取り組みも必要になるんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 御指摘のレベルも含めてという答弁がありましたので、しっかり言っていっていただきたいというふうに思います。  なお、騒音訴訟で、騒音自体は違法だというふうになっているからこそ賠償金額も決まっていくわけですが、この違法な騒音の発生源そのものは飛行にあるわけですから...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、環境レビューにも記載されていないものが、勝手に訓練が拡大されて横田でも行われるという事態になっているわけですよ。  しかも、先日の沖縄県の調査では、本土でのオスプレイの訓練というのは沖縄の基地負担軽減だということを言われるわけですけれども、横田にオスプ...全文を見る
○宮本(徹)委員 住民の方が、オスプレイのことが心配でずっとこの十数日間見ていたわけですね。その監視記録を私はいただいていますけれども、タッチ・アンド・ゴーの目撃記録はあるわけですよ。アメリカに聞かなくても、横田基地には自衛隊の航空総隊の司令部があります。自衛隊に確認すればわかる...全文を見る
○宮本(徹)委員 米側に確認しなくても、横田に自衛隊の皆さんはいるわけですよ。航空総隊司令部がいるわけですよ。なぜそこに確認しないんですか。そこに確認すれば住民と同じものを自衛隊の皆さんも見ているはずですよ。それをアメリカに聞いた、アメリカに聞いてとは、本当に情けない答弁ですよ。...全文を見る
○宮本(徹)委員 私が聞いたのは、人口密集地域というのは横田基地周辺ではどこになるのかということを聞いているんですよ。横田基地の周辺は住宅密集地ですよ。この避けるべき人口密集地域というのは、具体的にどこというふうに日本政府として認識しているのか、お答えください。
○宮本(徹)委員 とんでもない答弁ですよ。人口密集地域の定義について日米間で合意がない、そうしたら何の意味もないじゃないですか。合同委員会合意で人口密集地域を避けるというふうに言ったって、その肝心の人口密集地域の定義の合意がなかったら避けようがないじゃないですか。  そんな姿勢...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  日本共産党を代表して、二〇一五年度予備費、その1、その2に反対の討論を行います。  第一に、消費税軽減税率実施経費を法改正前に予備費で支出するのは、租税法律主義の観点から極めて問題です。また、軽減税率は一〇%への増税を前提とするも...全文を見る
04月28日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  質問します。  我が党も、本法案は賛成であります。  初めに、法案にかかわって、基本的な点を三点お伺いします。  一つは、フィンテック企業の電子決済等代行について、現状では、利用者保護で具体的にどんな問題が出ているのか。二つ目...全文を見る
○宮本(徹)委員 法の運用の実態がどうなるかということに即して、いろいろな問題が出てきたら、その段階でまた必要な規制をしっかりとっていただきたいというふうに思います。  次に、犯罪対策について聞きます。  インターネットバンキングによる不正支払い事件というのがかなり起きている...全文を見る
○宮本(徹)委員 二〇一三年度に急激に拡大して、一四年度、一五年度とぐっと伸びて、一六年度は若干下がったわけですけれども、かなり高どまりしている状況ということだと思います。  近年急拡大した原因と、犯罪の主な手口というのはどういうものなんでしょうか。
○宮本(徹)委員 今回の法案というのは、こういう事件への対応は何らか抑止できるような力になるんですか。
○宮本(徹)委員 中国ではフィンテックが物すごい勢いで拡大しているようで、雑誌で見ましたら、ネット人口は七億人を超え、九割以上がモバイルを使っている、スマホ決済もばんばんやられていると。驚いたのは、ことしのお正月に四百六十億件ものお年玉がスマホ決済で送られているという話でした。銀...全文を見る
○宮本(徹)委員 不正が中国でも起きているということであります。  日本でも、フィンテックはさらにぐっと普及していくということを考えたら、いろいろなことが想定されるわけですけれども、きょうは全銀協がつくっている振り込め詐欺の警戒を呼びかけるチラシをお配りしましたが、振り込め詐欺...全文を見る
○宮本(徹)委員 より強く呼びかけていくというのは当然必要なことなんですけれども、もっと技術的に対応できるようなことがないのかということも含めて検討していく必要があるんじゃないかというふうに思いますので、その点の検討もお願いしたいと思います。  それから、きょうは、証券等監視委...全文を見る
○宮本(徹)委員 方針に盛り込むと同時に、調査結果についても国民に対してぜひ公表していただきたいというふうに思います。それでこそ国民の側も安心、安定ということになっていくと思いますので、お願いしたいと思います。  次に、異次元の金融緩和、それから、マイナス金利政策の銀行への影響...全文を見る
○宮本(徹)委員 この利ざや縮小について、ことし四月のIMFのレポートも分析しております。こう言っています。「長短金利の差は平たん化しています。一般的にいって」、「銀行にとってそれは収入が減ることを意味します。また、銀行が預金金利をマイナスに引き下げるのは通常難しいことなので、金...全文を見る
○宮本(徹)委員 緩やかに増加傾向とありますけれども、例えば、住友三井トラストのホームページを見ましたら、手数料ビジネスの拡大というのをどんと書いてあるわけですよね。こう銘打って、この間、手数料ビジネスからの収益は二七%増加、手数料収益比率は五〇%を超過ということを言って、そこに...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、今、低金利政策のもとで、手数料ビジネス、そして海外での貸し出し、こういうことになっているわけですよね。そういうのが広がっているわけです。  一方、資本規模の小さい地方銀行は、低金利政策で経営体力を奪われております。  地方銀行の資産構成の変化がどうな...全文を見る
○宮本(徹)委員 今お話がありましたように、国債は減って、外国証券、その他有価証券がふえているわけですよね。地方銀行が、より高い利回りを求めて、リスク性資産に資金をシフトしているというのは明らかだというふうに思います。  あと、もう一点、地方銀行の企業向け貸出金について、規模別...全文を見る
○宮本(徹)委員 不動産向けの融資が大きくふえているわけですけれども、この間、相続税の引き上げがありましたから、私も地元を回っていましたら、特に農家の皆さんなんかは、相続税対策で、宅建会社がどんどんやってきて、アパートを建ててくれ、こういう話があるというのを幾つも聞いているわけで...全文を見る
○宮本(徹)委員 だまされたという話もこの手の問題ではたくさん聞くわけですので、しっかり対策をお願いしたいと思います。  あと、きょうは国交省の藤井政務官にも来ていただきました。  住宅政策としても、今空き家がどんどんふえている、そういう中で、相続税対策ですよということでアパ...全文を見る
○宮本(徹)委員 見守るだけじゃなくて、住宅政策としてどうするのかというのは、やはり検討が必要だと思います。一方で空き家対策、空き家対策と言っているのに、どんどん野方図にアパートがふえて建っていくというのは、これでいいのかというのをぜひ御検討いただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 コメントを差し控えたいという話じゃないんですよね。新たに音声データがこれだけ報道されているわけですよ。音声を聞かれましたよね、報道ステーションだとかメディアで流れた音声を、理財局長も。聞かれていないんですか。     〔藤丸委員長代理退席、委員長着席〕
○宮本(徹)委員 報道を理財局長は聞かれたということですよね。  田村室長の声もはっきり流れていたわけですけれども、田村室長の声でしたよね。
○宮本(徹)委員 驚きの答弁ですね。  それで、本人には、この報道が流れて以降、確認したんですか。田村室長や同席した職員の方々に、何人も同席されているようですけれども、報道があった後、どうですか。
○宮本(徹)委員 全く説明になっていないですね。  今までの確認は記憶に基づくもので詳細はわからないというのをずっと、今週の火曜日まで、理財局長は答弁されていたわけじゃないですか。記憶以外のところは出てこなかったわけですよ、理財局長の答弁から。だから、もっと確認が必要じゃないか...全文を見る
○宮本(徹)委員 そんなおかしな答弁はないでしょう。  同じことがありましたよ。九月四日の建設会社、業者がつくった打ち合わせ記録のペーパーがありましたよね。当時、理財局長は、同じような、どういう筋合いのものかわからないから私たちは確認しないというふうに言われていましたけれども、...全文を見る
○宮本(徹)委員 委員長、九月四日のペーパーと同じ話ですよ。それよりももっと生々しいですよね。九月四日のペーパーは、音源はあるけれども、それを起こしたものですよ。今回は音源そのものですよ。メディアでもこれだけ流れているわけですから。  委員長、指示していただけますか、理財局長に...全文を見る
○宮本(徹)委員 本当に、委員長から指示が出るまで調べようともしないというのは、私は公務員の姿勢としてどうかと思いますよ。  理財局長、当然、憲法を読まれたことはありますよね。私たち特別公務員も皆さんも、一部の奉仕者ではなくて全体の奉仕者なんですよ。全体の奉仕者の立場に立って、...全文を見る
○宮本(徹)委員 記憶を持っていないと本人は言ったわけですね、九月四日のメモについて。  ですけれども、音源記録を見たら、記憶がないどころか、渡されているのは確かですし、この間の理財局長の答弁というのは、九月四日のペーパーについては承知していないという答弁を繰り返してきましたよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、はっきりさせてほしいんですけれども、今、手元にない、記録は渡されていないということは、もはや全否定はできないということでいいわけですね。かもしれないとか記憶にないとかと言いますけれども、音源を見る限り、はっきり渡されていますよ。これは、手元にある可能性も...全文を見る
○宮本(徹)委員 結局、覚えていないとか記憶にないというので、言い逃れしてきただけの話じゃないですか。  今までの国会の説明と違う話になってきているわけですよ。覚えていないというだけで、実際はあったというのが、渡されているというのも、音源データではっきりしているわけですよ。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 どこまで調べようとしないのかというのは、本当に国民の皆さんに対して、申しわけないという思いを持たないですか。  委員長、この点も、九月四日の面談記録を、二〇一六年三月十五日、籠池氏が財務局とお会いした際に渡しているというのは、音源データからもはっきりしています...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう一点、お伺いしたいと思います。  音声データを聞いていますと、特例という言葉が何度も出てまいります。財務省の側からの発言でも、この件の経緯がね、貸し付けするってことが特例だったものでと言っているんですよね。籠池氏の側も、特例にしていただいたことは非常にあり...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間が参りましたので、もっとたくさん質問したいことがあったわけですけれども、特例中の特例でやりとりをしていたというのは、この間の経緯を見てもはっきりしているわけですよね。特例的なものは我々のところにも相談が来ます、こういう事実を踏まえてどうしたらいいのか、これは...全文を見る
○宮本(徹)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月09日第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、毎年取り上げてきました保育園の待機児童対策にかかわって質問いたします。  昨年は、この場で、保育士の子供が待機児童になって職場に復帰できないという悲鳴を取り上げさせていただきました。保育士の子供の優先入所を全国の自治体で取り...全文を見る
○宮本(徹)委員 徹底してやっていただかないと、ことしの春も職場に復帰できないという保育士さんのこともメディアでも大きく報じられるところですので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、あと、待機児童対策にかかわってもう一点。これは二年前に、国有地の無償貸し付けの問題につ...全文を見る
○宮本(徹)委員 介護保険施設でできて、なぜ保育園でできないのかというのは全くわからないんですよね。  二年前も紹介させていただきましたけれども、保育園を運営している社会福祉法人なんというのは本当に財政力が小さいわけですよ。ですから、国有地などは、大体、都内でも、自治体が借りて...全文を見る
○宮本(徹)委員 どう再発防止を図っていくのかというのは非常に大事だと思うんですが、継続調査というお話がありましたけれども、再発防止の前提は、やはり徹底した調査と原因の究明でうみを出し切っていくというのが大事だと思います。  第三者委員会が調査したのは、危機対応業務で融資した案...全文を見る
○宮本(徹)委員 詳細は決まっていないということですけれども、「外部の専門家も活用しながら」と、この「も」と書くのが非常に気になるわけですね。大体、内部監査で不正が見つかっておきながら、もみ消すということをやっていたわけですから、やはり内部で調べるものがあったらまずいと思うんです...全文を見る
○宮本(徹)委員 全部第三者の目でやっていただきたいというふうに思います。  それから、第三者委員会の調査報告書を見ますと、商工中金は危機対応融資について、危機の度合いに関係なく予算の確保を目指していた、そして事業規模の達成を目指していた、そして、その達成のための数字を各営業店...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですけれども、業績評価だけで、その危機の度合いによって、結局は資金繰りが苦しくなった企業の数が増減するわけじゃないですか。それに応じて、危機対応業務の融資というのは増減するわけじゃないですか。それを業績評価の対象にするというのは根本から間違っていたわけですけれど...全文を見る
○宮本(徹)委員 この第三者委員会の報告にありますように、私は、一方で公的な危機対応業務を商工中金に求めながら、一方で利益追求するという、この民営化を進めていくというところにやはり大きな矛盾があるんじゃないかというふうに思います。  私たちは、民営化方針、ずっとやめるべきだとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、ガバナンスの強化は当然必要なことだと思いますけれども、起きたことの根本問題は何なのかというところに、やはりメスを入れていかなきゃいけないんじゃないかと思います。  各紙の社説を見ていても、こう書いているわけですね。例えば朝日の社説、半官半民という曖昧な経...全文を見る
○宮本(徹)委員 国民はやはり、天下りがあったら、何かメリットがあるから受け入れる側は受け入れるんだろうなという疑念を必ず持つというふうに思います。  そして、天下りで行政がゆがめられることはないとおっしゃいますけれども、果たしてそうかというのが、国交省の問題で大きな報道がこの...全文を見る
○宮本(徹)委員 今出ているのは概要なわけですけれども、概要でもかなり、グラフつきで、天下り受け入れ前と天下り受け入れ後でどうなっているかというのも出ているわけですよね。  そうすると、論文全体が公式に発表されれば、これについては真偽のほどを確かめられる、この研究結果が正しいか...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、私が聞いているのは、発表は今はされていないですよ、全体は、今概要しか出ていませんけれども。もし全文が発表されたら、これは極めて重大な研究結果だと思うので、それは国交省としても当然精査して対応が求められると思うんですが、その点は、そうじゃないですか。
○宮本(徹)委員 そういういろいろな改革をやっても談合が起きているというのは、私は三月末の決算行政監視委員会で取り上げさせていただきましたけれども、今回のこの研究が発表されて、これが事実だとしたら、本当に公共事業に対する信頼を根底から揺るがす問題になると思いますので、これはしっか...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、関係なくやっているというんだったら、この写真は局長にも見せなきゃいけない、コピーしていいですかという職員の対応には絶対ならないはずじゃないですか。  これは今まで理財局長が説明してきたことと全く違う対応をやられているということなんですから、これは確認...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、きちんと対応してないであろうことを示唆する発言が出ているから私は伺っているわけですよ。また、これは音源が出てきたらどうします、このときの。そういう話ですよ。  これは、また委員長が指示すれば調べるわけですか。
○宮本(徹)委員 いつ聞いてもそう答えるから、また、今回も委員長から指示が出れば確認するということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 委員長、前回に続いてですが、この間、九・四ペーパー、そして音源については委員長の指示で確認していただいているわけですが、また新たな証言も出てきておりますので、この籠池氏のインタビューにある近畿財務局の職員がどういう対応をとったのか、この真偽についても、しっかりと...全文を見る
○宮本(徹)委員 よろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、あと、前回、私が質問した件にかかわってお伺いしたいというふうに思います。  きょう、正式なペーパーとして、音声記録について田村室長に確認された内容が出されましたが、あの三月十五日の面談には、田村室長以外...全文を見る
○宮本(徹)委員 田村室長以外の同席した二人の職員も、これについては三月十五日の面談の記録であるというふうに認識をされていたということでよろしいわけですね。
○宮本(徹)委員 九月四日の打ち合わせ記録を渡されたかどうかと、先ほど民進党の宮崎さんからお話もありましたけれども、田村室長は記憶にないと理財局長に話されたということです。  音源を聞いても記憶がよみがえらないというのも額面どおりなかなか受け取りがたいわけですが、田村室長以外、...全文を見る
○宮本(徹)委員 それはちょっと信じがたいですね。財務省の職員の方が三人ですよ、三人みんなそろって、音源記録を聞いて、その場面を全く思い出せないと。  だって、籠池氏自身は、主要な目的として来たのは、この九月四日の打ち合わせ記録を見せて、こんな土の埋め戻しを財務省が指示した、け...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、九月四日の打ち合わせ記録について、理財局長は過去の答弁で、これまで知らぬ存ぜぬというふうに言ってきたわけですよ。しかし、今や知らぬ存ぜぬということでは、音源記録が出てきて、通らなくなってしまった。そういうもとで、今までの答弁とつじつまを合わせるために、記憶...全文を見る
05月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、武器等防護についてお伺いいたします。  先日、安保法制に基づいて初めての米艦防護の任務が発動されました。しかも、太平洋側を航行するアメリカの補給艦を防護するということで、一体何から防護するのかも意味不明であります。安保法制初...全文を見る
○宮本(徹)委員 日米間の連絡調整の要領を交わしているということですが、そこには何と書いてあるんですか。この五要件をそのままアメリカが守るということは盛り込まれているんですか。
○宮本(徹)委員 きょうは、差し控えるという意味の論争もこの前にあったんですけれども、結局、国会に対してこういう問題を差し控えられたら、国会としては米軍が五要件を守るということの確認のしようがないわけですよ。  安保法制特別委員会で元内閣法制局長官が参考人として来て指摘した事項...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、アメリカ側に説明して理解を得ていると言うんだったら、五要件を書いていたら書いていますと言えるはずなんですよ。この連絡調整の要領には書いていないんじゃないですか。だから、そういう答弁になるんじゃないですか。  大臣は見ているんですか、この日米間の連絡調...全文を見る
○宮本(徹)委員 見ているんでしたら、理解を得ていると言うんだったら、本当に理解を得ているんだったら、書かれているはずなんですよね。それは答えられるはずだと思うんですよ。それを答えられないというのは、結局、この要領には五要件を書いていないということなんじゃないですか。  なぜ、...全文を見る
○宮本(徹)委員 よくわからないんですけれども、アメリカは標準交戦規則とは別に個別のROEがあるというお話ですけれども、では、日本から警護を受けるとき用のROEを米軍は新たに作成した、こういうことでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 アメリカのROEを承知していないという話じゃないですか。では、アメリカの理解を得たといっても、アメリカ側がこの五要件を守る保証というのは制度上どこにもないということになるじゃないですか。アメリカはSROEと先ほどの説明では個別の作戦ごとのROEに基づいて行動する...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、私の質問に何にも答えていないわけですよ。  結局、五要件を守る制度的な保証はないじゃないですか。アメリカ側のROEについても何も知らない。基本の公表されているアメリカのROEというのは、先制攻撃だってやると言っているんですよ。武器を退避するどころか、...全文を見る
○宮本(徹)委員 重要影響事態で計画を発表するなんというのは、それは当たり前の話なわけでして、あとは侵害があった場合という話じゃないですか。侵害があって反撃してというのは、もう交戦状態が生まれた後という話じゃないですか。そうなるわけですよ。  平和か戦争どっちに進むのかというの...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、出所不明で差し控えるという話じゃないと思いますよ。  ドイツのメルケル首相は、同じようなことがありましたよね。NSAの機密文書に携帯番号が出ていた、盗聴されていたんじゃないかということになって、メルケル氏側はアメリカ側に抗議しているわけですよね。こうした...全文を見る
○宮本(徹)委員 ちょっとそれは余りにも情けない姿勢ですよ。やはり主権国家の大臣、副大臣の皆さんがそういう姿勢だと本当になめられますよ。私は、愛国者として、そういう姿勢は本当に許されないということを言っておきたいと思います。  次にお伺いします。  スノーデン・ファイルにより...全文を見る
○宮本(徹)委員 スノーデン・ファイルのとおりなわけですよね。  それから、このスノーデン・ファイルでは、日本政府は、この工場施設内での七人の専門家の給与三十七万五千ドル相当を含め、スタッフにも資金を提供しているとあります。  これも一般論でお答えいただいていいんですが、思い...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、負担している可能性もある、このスノーデン・ファイルのとおりの可能性も大いにあるというのが先ほどの答弁だったと思います。  この工場でつくられている監視業務に使うアンテナというのは、アフガニスタン、韓国、タイ、バルカン半島などで使用されたというふうになっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 目的を知って提供しているとなったら、これは大変問題じゃないですか。この工場でつくられたアンテナは、アフガニスタン、アルカイダの攻撃にも使われたということをスノーデン・ファイルには書いてありますよ。安保条約の目的からもはるかに逸脱している行動を米軍横田基地内で、工...全文を見る
05月17日第193回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  我が党は、日・ケニア、日・イスラエル投資協定については、いずれも反対の立場です。  その上で、日・チェコ社会保障協定改正議定書についてお伺いします。  日本・チェコ社会保障協定は二〇〇九年に締結されております。そして発効もしてお...全文を見る
○宮本(徹)委員 EU指針の作成が二〇一〇年ということですけれども、では、EU指針の解釈が国によって違うという対応を各国でやられているということなのかなと思いましたけれども。  二〇〇九年、そのEU指針が作成される前の段階でチェコとの社会保障協定は結んでいるわけですけれども、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 二〇一〇年のEU指針がEU各国に方針としては出ているわけですから、これから、逆に、解釈が変わる国というのが絶対ないとは言い切れないのかなという気もしますので、そういう点も注意深く見ていっていただければと思います。  その上で、ちょっとテーマをかえまして。  ...全文を見る
○宮本(徹)委員 差し控えるという答弁は一貫しているというお話でしたけれども、確かに、二年前、ウィキリークスが同じような問題を報じたときに、総理も、出所不明の文書についてはコメントは差し控えたいと思います、そう言った上で、続いて総理は答弁しているんですよね。仮に事実であれば同盟国...全文を見る
○宮本(徹)委員 おかしいじゃないですか。二年前、ここに私、議事録を持ってきましたけれども、総理は、出所不明の文書についてはコメントは差し控えたいが、本件については米国家情報長官と連絡をとっているところであり引き続き米側に事実関係の確認を強く求めていきたいと言っていますよ。出所不...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、二年前、ウィキリークスが、内閣だとか日銀だとか財務省の幹部の皆さんを盗聴していた、NSAがやっていたというのを出したときは、確認を求めているわけですよ。政府はそうやって答弁をしているわけですよ、総理が。今回はインターセプトのは確認を求めない。この差はどこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、差は何なのかということを聞いているわけですよ、私は。  二年前は、別件ですけれども、日本政府が盗聴されたことについて、総理は、アメリカに確認を求めているところだというふうに答弁しております。真偽について確認を求めるのが重要だということも言われているわけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ひどい話ですね。国家主権に係る重大な問題だという認識がやはり大臣に欠けているんじゃないですか。この問題、いろいろなところで国会でこれまでこういう問題が出るたびに議論されてきましたけれども、他国は抗議しているわけですよ、こういう問題が出ると。それは抗議できないとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、二〇一三年四月のスノーデン・ファイルによると、日本のDFSにシギントの能力向上のためのトレーニングを提供するという記述があります。そして、この支援の中には、Xキースコアなど、DFSに既に提供したシギントのためのシステムの使用が含まれるというふうに記述され...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう文書が出ているんですから、正直に認めればいいんじゃないかと思いますよ。  もう一つ伺いますけれども、では、防衛省情報本部の電波部ですけれども、歴代の電波部長というのは何人いて、そのうち、警察出身者は何人ですか。そして、そのうち、電波部長を務めた後、警察に戻...全文を見る
○宮本(徹)委員 なぜ、代々、警察出身者が電波部長を務めているんですか。
○宮本(徹)委員 防衛省にはそういう方はいないのかという声が今ここから上がっていましたけれども、そういうことなんですか、そういう理解でいいわけですね。
○宮本(徹)委員 ほかの理由があるんじゃないですか、実際は。警察の出身者を毎回毎回ずっと充て続けている。これ、電波部の情報というのは警察と共有すること、あるいは電波部というのが警察と活動をすることというのはあるんですか。
○宮本(徹)委員 関係省庁と共有している、そこまで言っていただくと、なぜ警察の方が代々責任者をしているかというと、この電波部が収集した情報というのは主に警察と共有しているということなのではないかというふうに思います。  それで、この防衛省情報本部の電波部というのは、電波部という...全文を見る
○宮本(徹)委員 インターネット上の情報の収集はやっていない、電波部は一切やっていない、そう断言するわけですか。
○宮本(徹)委員 ですから、一般市民の監視云々という話を今まず聞いているわけじゃないんですよ。インターネット上の電子情報の収集はやっているのか、やっていないのかという、ここだけに限って聞いています。
○宮本(徹)委員 これだけ聞いてお答えしないということは、否定しないわけですから、インターネット上の情報も収集していると事実上言っているに等しいと思いますが、そういう理解でよろしいんだというふうに思います。ですから、このXキースコアを使って、防衛名目ということでインターネット上の...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、裁判で、皆さんも高裁段階で一人については上告しなかったわけでしょう。違法な市民の監視活動をやっていたというのは政府も認めているということですよね。その点、何かいろいろ言われて、ちゃんとはっきりさせてもらわないと困るんですけれども、それは間違いないですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、自衛隊は今までも市民の監視をやってきているわけですよ。  先ほど、Xキースコアを手に入れても、一般の人のメールの傍受だとかはやっていないというお話をされていますが、このXキースコア、この間報道でいろいろ出ていますが、スパイのグーグルと言われている。キー...全文を見る
○宮本(徹)委員 先ほど、情報保全隊の話もしたじゃないですか。法令を遵守していたら皆さんが裁判に負けることはないんですよ。司法が、皆さんは違法な活動をしていた、プライバシーを侵害していたということを断じているわけじゃないですか。  その防衛省が、Xキースコアの提供を受けている。...全文を見る
○宮本(徹)委員 国民の税金を使って出張しておきながら、行ったとも行っていないとも何も明かせない。そんな秘密組織なんですか、内閣情報調査室は。その内閣情報調査室が音頭をとって、Xキースコアを手に入れて、防衛省、警察、一緒になって、個人の情報を監視できる体制をつくっていっている。と...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  私は、日本共産党を代表して、日・ケニア投資協定及び日・イスラエル投資協定について、反対の立場から討論を行います。  二つの投資協定は、相手国への投資を促進するために、投資設立後の投資家の権利の保護や環境整備に関するルールを定めるも...全文を見る
06月05日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  加計学園の問題について質問いたします。  獣医学部の新設については二つの大学が手を挙げておりました。加計学園そして京都産業大学です。ところが、安倍総理が腹心の友と呼ぶ理事長の加計学園だけが獣医学部の新設が認められることになりました...全文を見る
○宮本(徹)委員 京都産業大学は鳥インフルエンザ研究センターがあります。さらに、京都産業大学は京都府とも家畜防疫で協定を結んで、実際にこうした分野でも実績があるということになっております。水際対策に取り組む人材を養成していくという点で京都産業大学は条件が整っているというのは、私は...全文を見る
○宮本(徹)委員 京都産業大学が加計学園に及ばないというのはおよそ言えないと思うんですよね。世界的に権威があるネイチャーへの論文の掲載数、京都産業大学は二〇一五年、国内の私立大学では一番。そして、獣医学部をつくるのに向けては、iPS細胞研究所との連携に向けた話し合いも進めていたと...全文を見る
○宮本(徹)委員 今治市の方は二〇一八年四月の意向だというのは、この間国会で答弁していますよ。その一方で、今の答弁だと、京都産業大学については、いつ開学の意向だというのを聞いてもいないという話じゃないですか。  聞いたんですか。この間、ワーキンググループのヒアリングとかいろいろ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、今治の意向、加計学園の意向は聞いていた、二〇一八年四月。その一方で、もう一方の京都産業大学については意向も聞いていない、いつ開きたいというのも聞いていない。初めから加計ありきということじゃないですか。  もう一点お伺いします。  二〇一八年開学の獣医...全文を見る
○宮本(徹)委員 なぜ、伝えていないのに。ここに持ってきていますけれども、これは今治市の資料ですが、開学までのスケジュール、平成三十年四月、なぜ今治市だけがこんな資料をつくれるんですか。  私たちのしんぶん赤旗も、今治市に直接聞いて取材しましたよ。昨年九月から十月にかけて国家戦...全文を見る
○宮本(徹)委員 大体、オウンリスクで始めるなんということはおよそ考えられないですよ。しかも、さっき言ったとおり、今治市の側は、内閣府と思いを共有していたと言っているじゃないですか。今治市がうそをついているというんですか。あなたが内閣府は伝えていないと言っても、誰かが伝えていると...全文を見る
○宮本(徹)委員 全く説明になっていないですよ。  大体、公務員の獣医師は、ほとんど日本じゅうどこでも不足しているという状況ですよ。それが現実じゃないですか。しかも……(安倍内閣総理大臣「だったら必要じゃないですか」と呼ぶ)必要、私は別に必要ないなんて一言も言っていないですよ。...全文を見る
○宮本(徹)委員 四国につくっちゃいけないなんて私は一言も言っていないんですよ。四国だけじゃなくて、京都産業大学も認めればいいじゃないかと。百六十人も、ばかでかいものを四国だけにつくらなくたっていいじゃないですか。定員を減らして、京都産業大学だって認めればいいじゃないですか。そう...全文を見る
○宮本(徹)委員 総理は公式な文書は何だという話をしますけれども、もう事実中の事実である公式の文書としての議事録が出てきているわけじゃないですか。誰も否定できないわけでしょう、これがあったということは。あったということは誰も否定できないんですよ。どれだけ与党が国会の中で数の力を持...全文を見る
○宮本(徹)委員 真相の究明のために引き続き追及することを申し上げまして、質問を終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  私は、日本共産党を代表して、二〇一四、二〇一五年度国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成、それ以外は反対、この立場で討論を行います。  まず、本決算に一部が含まれる森友学園と加計学園をめぐる問題です。与党は、野党が求めた前川前次...全文を見る
07月24日第193回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  豪雨災害が続いております。政府に対して、万全の対策、そして被災された方々への思い切った支援を求めて、質問に入ります。  まず、加計問題について質問いたします。  国民の最大の疑念は、加計ありきじゃないか、そこに総理の意向が働いた...全文を見る
○宮本(徹)委員 大変お急ぎだったと。  何を急いでいたんですか。和泉首相補佐官、何を急いでいたんですか。
○宮本(徹)委員 なぜあなたが急がせていたのかというのが国民の多くの疑問なんですよね。だって、国家戦略特区というのは内閣府がやる仕事じゃないんですか。なぜ首相官邸にいるあなたがわざわざ内閣府を差しおいて前川さんを呼び出して急がせたのか、全く説明になっていないんですよ。  なぜ内...全文を見る
○宮本(徹)委員 あなたの個人的な関心で、何度も何度も文部科学省の次官をお呼びになるんですか。全く説明になっていないんですよ。  一体、あなたは個人の判断で呼んだんですか。総理の御意向という話もありますけれども、総理と何らかのこの問題について話し合いをされていたんじゃないですか...全文を見る
○宮本(徹)委員 それでは全く説明になっていないと思うんですけれども、全体の会議以外では総理とはこの問題について話し合ったことは一度もないということですか。
○宮本(徹)委員 では、首相抜きに、あなたが勝手に総理のことをそんたくしてやった、総理の意向をそんたくしてやったということですね。
○宮本(徹)委員 首相の思いもそんたくせず、勝手に個人の関心で、個人の思い入れで、過去からこの問題についてかかわりがあったから、何度も何度も文部科学次官を呼び出して急がせる。おかしいじゃないですか。何か隠しているんじゃないかと多くの国民が思ってもしようがないですよ、これは。  ...全文を見る
○宮本(徹)委員 大きな方針の中、総理の思いをそんたくしてやったのか、あるいは、どこかで関係者から何か話があったのか、そこは全くきょうの話では見えないわけですよね。  きょう、前川さんと、そして和泉首相補佐官の言い分もずっと食い違ったままなんですが、改めて証人喚問が必要だという...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、私が聞いたのは、こうしたパブリックコメントが来ていたのは認識していたんじゃないですかということを聞いているんですよ。加計学園以外は間に合わないという意見が来ていたということをあなたは認識していたんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 概要は知っていたということですけれども、今私が読み上げたように、平成三十年度開設ではほかの大学は間に合わないという意見がたくさん来ていたわけですよ。そのことについてあなたは、この条件を確定する前に、そういうパブリックコメントが来ているという認識を持っていたのかど...全文を見る
○宮本(徹)委員 聞いたことに答えてくださいよ。これは十一月十八日に案を、平成三十年の四月開学と出すわけでしょう、条件を。それに対してパブリックコメントが寄せられました。その後に決めるわけじゃないですか。平成三十年四月開学を決定するわけですよ。その前にパブリックコメントがたくさん...全文を見る
○宮本(徹)委員 今、重大な答弁がありましたよ。概要を聞いていて、そういう中に平成三十年の開設では間に合わないという意見がたくさん来たというのも聞いていたということをお認めになりましたよ。極めて重大ですよ。  間に合わないという条件をわざわざあなたは知っていて決めたということで...全文を見る
○宮本(徹)委員 京都産業大学は、私学助成をもらっているから、そう言わざるを得ないわけですよ。  実際は、関係者の皆さんも含めて、これでは間に合わないから加計ありきになっているじゃないか、もっと公平公正に条件は決めるべきだという意見が出ていたわけでしょう。それを無視して決めたわ...全文を見る
○宮本(徹)委員 引き続き、この問題、聞けば聞くほど疑問が湧くばかりですので、追及していくことをお約束して、質問を終わります。
12月01日第195回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  引き続き、財務金融委員となりました。  まず、来年度の税制改正についてお伺いしたいと思います。  報道を見ていますと、所得税は、基礎控除の拡大と給与所得控除等の縮小がセットで議論されております。  しかし、例えば基礎控除の拡大...全文を見る
○宮本(徹)委員 絶対、低所得者や中間層が負担増にならない策をしっかりとっていただきたいと思います。  年少扶養控除をなくしたときに、民主党政権のときでしたけれども、子ども手当をつくってというときに、時の政権は、自治体に対して、いろいろ手を打つように通知を出しました。保育料に波...全文を見る
○宮本(徹)委員 検討する必要があるとはおっしゃいますけれども、先ほど言ったとおり、麻生大臣もおっしゃいましたけれども、一定の効果はあったわけですね、一〇パーを二〇パーに戻したことによって。さらに欧米並みに引き上げればもっと所得再配分には効果が出るということは間違いないわけですか...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、国として判断して九・九メートルというのを決めたということですよね。  そうすると、確認しますけれども、先ほど工事業者からヒアリング等を行ったと言いましたけれども、工事事業者や学園側で九・九メートルまでごみがあったという話はそのときにあったんですか。
○宮本(徹)委員 ですから、その掘削過程で出てきたという話は業者はしたかもわからないですけれども、九・九メートルのごみの存在を主張した工事業者や学園側の方はいたのかいなかったのか、ここを聞いているんですよ。
○宮本(徹)委員 つまり、それは九・九メートルの深さにごみがあると言った業者や学園側の人はいなかったということでいいわけですね。そこを聞いているんですけれども、同じことを答えないでください、時間がないんだから。
○宮本(徹)委員 時間潰しみたいな答弁はやめていただけますか。  工事業者も学園側も、これだけ聞いて、いたということを言えないということは、誰も言わなかったということですよね。それでいいですね。イエスかノーで答えてください、時間がないんだから。
○宮本(徹)委員 何度も同じことを申し上げなくていいですよ。  おかしいですね。結局、国として判断して決めたということでいいわけですね。国が決めたということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 国として決めたと。初めはそのことをおっしゃいましたけれども、私が聞いている、学園側、工事業者からそういう話があったのかということになぜお答えにならないのか。いないから答えられないわけでしょう。結局、国が勝手に決めた数字なんですよ。国がつくり出した数字なわけですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 二十八日の答弁のペーパーをお配りしていますよ、私はそういうふうにおっしゃると思いまして。  それで、それ以降、私は、このペーパーをいただいたから、全くおかしいじゃないかということで、もう一回本人に聞き取り調査をしてほしいというふうに言ったわけですよ。やられてい...全文を見る
○宮本(徹)委員 この答弁ペーパーの内容で国民が納得しているというふうに思っていたら大間違いですよ。  大体、きょうは資料三枚目に学園側のメモもつけておきましたけれども、あの音声データと同じことがいろいろなメモにも書かれてくるわけですよね。これは、九メートルの深さまで何か出てく...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、重く受けとめたら、今後の話を、改善の手を打つのは当然の話ですけれども、なぜこういう事態が起きたのか。  麻生大臣は、夏ですか、記者会見で、私は部下の話を信じているんだという話をされてメディアでも報道されていましたけれども、信じている部下がしゃべってい...全文を見る
○宮本(徹)委員 ストーリーづくりは明確に否定していたって、音声データは全てストーリーづくりを証明しているんですよ。根拠なくそんなことを言ったって、ますます、何でこんなことを否定するのかということで国民は不審に思うだけですよ。  なぜ業者が確認できないと言っている九メートルもの...全文を見る
○宮本(徹)委員 それぞれ何人いたか。  近畿財務局は池田統括官を含め複数いらっしゃったということですか、何人かということは。
○宮本(徹)委員 何名かわからないけれども、近畿財務局の職員と、そして大阪航空局の職員、両方いたということです。  この森友学園側の購入限度額を聞いた場に大阪航空局の職員もいたということなんですね。大阪航空局は、その後、ごみの処分費用を見積もる側ですよね。つまり、大阪航空局は、...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、限度額があるという話を聞いたという話ですよね、今。具体的な金額は記憶はないけれども、それ以外の部分は詳細な記憶が担当者にはあるという話なんですよね。  ちょっとお伺いしますけれども、購入する金額に限度があるという話があったということは、具体的な数字は覚...全文を見る
○宮本(徹)委員 報道では、その金額は一億六千万と流れているわけですが、その一億六千万を覚えていないにしても、具体的な金額の話もあったんじゃないですかと聞いているんです。
○宮本(徹)委員 報道では、一億六千万という数字が出ているんですね。  記憶はないけれども、そんな数字はなかったというふうに否定もなかったということでいいですね。
○宮本(徹)委員 肯定も否定もできない。都合が悪くなると、ほかのところは詳細に覚えていても、すぐに肝心なところは記憶がないで逃れる。複数出ていて、みんなそろって、都合が悪いところだけ記憶がなくなるなんというばかな話はないですよ。  もう一つ、私の聞いた中で答えていないんですけれ...全文を見る
○宮本(徹)委員 幾らまで支払えるのかといったことについても記憶がないということですか。肯定も否定もできないということでいいですね。
○宮本(徹)委員 ですから、肯定も否定もできないのかと聞いているんですよ。
○宮本(徹)委員 ひどい答弁ですね。  幾らまで支払えるのかというのを財務局の側から聞いたというのは大問題ですよ。これは繰り返し、繰り返し流れていて、しかも検察筋の情報としても流れているわけですよね。  やはり、近畿財務局の当事者にこの場に来ていただいて、記憶を呼び覚ましてい...全文を見る
○宮本(徹)委員 率直に、これだけ音声データも出て、メディアでも報道されていることについて、そういう記憶がないということで全部済ませるというのは、加計学園の問題と一緒でして、これは国民の不信はますます深まるだけだということを厳しく指摘して、質問を終わります。