宮本徹

みやもととおる

比例代表(東京都)選出
日本共産党
当選回数3回

宮本徹の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第196回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  一昨日、自衛隊ヘリ、アパッチが民家に墜落するという重大な事故が起きました。人命を失う自衛隊機の事故が続発をしております。事故原因とともに、事故続発の背景、構造的要因についても徹底検証することを求めたいと思います。  そして、各紙の...全文を見る
○宮本(徹)委員 資料に配っているとおりで、別にもったいぶって話すような話じゃないんですよね。  大臣、日本の領空から九百キロ圏内にある外国、ロシアや中国、北朝鮮の主な都市と基地について教えていただけますか。
○宮本(徹)委員 ロシアのウラジオストクだとか、重要な他国の軍事拠点にまで届くということです。ちょっと私も参考程度に資料を三ページ目につけておきました。  そして、そういうことになりますと、敵基地攻撃能力を持つということは明々白々だというふうに思います。  きょうは資料の四ペ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、この伊能防衛庁長官の見解は今も維持しているということでいいですね。それは確認させてください。
○宮本(徹)委員 ちょっと質問に答えていないですよ。この見解を変えたのか変えていないのかという、そこだけ答えてください。変えていないのなら変えていないと、一言だけでいいんです。
○宮本(徹)委員 じゃ、これは変えていないということでいいですね。  先ほど敵基地攻撃を目的としたものじゃないということをおっしゃっていますけれども、資料の五ページ目につけておりますが、自民党が昨年三月にまとめられた弾道ミサイル防衛の迅速かつ抜本的な強化に関する提言、政府に三点...全文を見る
○宮本(徹)委員 大体、大臣になる前は、これは敵基地攻撃能力だ、大臣になったら、敵基地攻撃能力ではないと。そんな言い分は通用しないですよ。さっき、やじでこれは反撃だと言いましたけれども、反撃か攻撃か、それは問題じゃないんですよね。相手の領土に届く兵器は持たない、これが今まで専守防...全文を見る
○宮本(徹)委員 その基本的な役割分担は変えないと言いながら、変えるということを、そのことを検討しようと、敵基地攻撃能力を検討しようと大臣はテレビでおっしゃっていたんですよ。テレビで言ったことは消えないですよ。ごまかさないでください。  それから、大臣、記者会見だったか、この間...全文を見る
○宮本(徹)委員 聞いたことに答えていただきたいんですけれども。  大臣は、アメリカと協力すればできると。アメリカは衛星を持っている、電波妨害装置を持っている、だから、アメリカと協力すればできると言ってきたんですよ。能力としてはどうなんですか。意図としては、今、一生懸命否定され...全文を見る
○宮本(徹)委員 私が聞いたのは、あなたが、能力としてはできる、アメリカの協力を得れば、ほかのいろいろなものを、装備体系を日本としてそろえなくてもできると言ってきたじゃないかということを言っているんですよ。ここの委員会で、あなたは繰り返し、いろいろな装備体系を持たなきゃ敵基地攻撃...全文を見る
○宮本(徹)委員 そういうことじゃないですよ。絶対使わないのかということを聞いているんですよ。
○宮本(徹)委員 絶対使わないのかと聞いて、敵基地攻撃に絶対使わないということが、何回聞いてもおっしゃらない。結局は、これで導入したら、敵基地攻撃能力を持って、敵基地攻撃として使うこともあり得るという話じゃないですか。極めて重大ですよ。  中谷元大臣は、正直に述べていますよ。や...全文を見る
○宮本(徹)委員 すぐ答えますか。確認だけです、MK41ですよねと。それだけですよ。
○宮本(徹)委員 MK41だという話なんですね。  この報告書を見ますと、地上発射型はMK41だと書いています。  私は不思議なんですよね。何で地上発射型のミサイルまでわざわざ防衛省は調べたんですか。
○宮本(徹)委員 いや、だって、皆さんは空対地ミサイルを導入するんだという話をずっとこの間、記者会見でも本委員会でも説明されてきているわけですが、地上発射型まで、どういう装置で発射できるのかということまでわざわざ調べているわけですよね。  イージス・アショアはミサイル防衛だけで...全文を見る
○宮本(徹)委員 ロシアは何と言っているんですか。河野大臣、ロシアは、このイージス・アショアを日本が配備することについて何と言っているんですか。
○宮本(徹)委員 たくさんラブロフ外相の発言はネット上でも見られるわけですけれども、まさにこれは攻撃に使えるじゃないかということで、日本政府に対して懸念を繰り返し繰り返し表明しているわけですよね。  先ほど来、敵基地攻撃を意図したものじゃないということを書いていますけれども、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 昨年、海上自衛隊は、DDHの航空運用能力向上に係る調査研究というのをやっております。DDHというのはヘリコプター搭載型の護衛艦ですよね。  この調査研究は公募で募ったわけですが、応じたのは「いずも」「ひゅうが」を建造したジャパンマリンユナイテッド社だけだったと...全文を見る
○宮本(徹)委員 質問通告で、この間の検討状況を全部聞くよと言っていたわけですけれども、知らされていないんですか。  大臣は、空母の保有の検討を行っていないということをこの間繰り返されているわけですが、大臣に伝わっていないのかもわからないですが、新種航空機を運用するために必要な...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、空母の検討をしたことはないと言うんですけれども、ここで新種航空機という話が出てくるわけですよ。新種航空機というのは、普通、何だろうというふうに思うわけですね。今積んでいるものじゃないもの、普通、そう考えますよね。  この新種航空機というのは何なのかとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 これは別にネット上でとれる資料ですからね。DDHの航空運用能力向上に係る調査研究、契約を締結した年は、昨年四月二十日です。  このDDHの航空運用能力向上に係る調査研究一式を本委員会に提出していただきたいと思いますが、委員長、お取り計らい、よろしくお願いいたし...全文を見る
○宮本(徹)委員 それ以外にも、私は、その前の年に、「いずも」型護衛艦、航空機の用法の運用試験というのもやっているので、資料請求しました。これもいまだに出てこない。なぜ出てこないのかと思います。  大臣は、F35Bを運用できる艦船に大変関心が高いんじゃないですか。防衛省も関心が...全文を見る
○宮本(徹)委員 今までもEA18も含めて情報収集は行っていると。今度の研究でも更にEA18について詳しく調べている可能性もあるということは否定されなかったということだと思います。昨年度、自衛隊の統幕学校の研修で、米軍のEA18の研修も行っているわけですね。  きょう、防衛省の...全文を見る
○宮本(徹)委員 どんどん拡大していく、こういうことはもってのほかだということを指摘して、質問を終わります。
02月13日第196回国会 衆議院 本会議 第5号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  所得税法等改正案及び国際観光旅客税法案について質問します。(拍手)  今、安倍政権のもとで、税への国民の信頼が大きく揺らいでいることを指摘しなければなりません。  森友学園への国有地の八億円の値引きの根拠を会計検査院は確認できませんで...全文を見る
02月16日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、安倍政権のもとでの軍事費の増大と財政について質問をしたいと思います。  午前中から財政計画のことも議論になってまいりました。この財政計画をつくる上でも関係してくるのは、財政計画は夏につくる、来年末には中期防衛力整備計画も決め...全文を見る
○宮本(徹)委員 名目値でいえば、二十五兆を超えているわけですね。ただ、二十五年度価格なる概念でそれは枠におさまっているんだということを言えますけれども、為替が変動しようが何しようが、二十五年度価格に直して二十三兆九千七百億におさまるんだというやり方をやっているわけですね。実際は...全文を見る
○宮本(徹)委員 考え方は大きく乖離しているわけですけれども、ただ、はっきりしているのは、憲法二十五条では、誰もが健康で文化的な生活を送る権利、これについて保障して、やはりそこの予算は最優先でつけなきゃいけないというのが憲法の考え方ですから、そして、軍事費だけ聖域にしているという...全文を見る
○宮本(徹)委員 二兆円近くふえているというお話です。  後年度負担は、私は前も議論したことがありますけれども、政権がかわってもずっと払い続けなきゃいけないという未来のツケということですから、財政民主主義上も極めて問題だと思っていますが、麻生大臣は、この後年度負担がふえる問題点...全文を見る
○宮本(徹)委員 要求額が大き過ぎるわけですよ。要求額から抑えても、更に後年度負担はどんどんどんどんふえているというのが、グラフに示している状況です。先ほど副大臣がおっしゃったように、予算の硬直化を招く、これは防衛省の予算の硬直化を招くだけじゃないですよ。防衛省予算がずっとふえ続...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、できるだけ抑制しなきゃいけないと言いながら、どんどんどんどんふえているわけですよ。  では、ここまで後年度負担がふえた原因というのはどう分析されているんですか。
○宮本(徹)委員 際限なく膨らんでいるから批判しているわけですよ。欠陥機のオスプレイだとか、アメリカ製の高額な兵器をばんばんばんばん買っていることがこういう事態を招いているわけですよね。  資料の三枚目につけておきましたが、中期防では、五年間で兵器を買う量をあらかじめ決めて購入...全文を見る
○宮本(徹)委員 いろいろな理由で上がっているわけですけれども、見積り時が大変甘いといいますか、いろいろな要素がその後から出てきて、次から次へと価格が上がっていったという話だというふうに思うんですね。  中期防でこれだけの数量のものを買いますよというのをあらかじめ決めて、後で幾...全文を見る
○宮本(徹)委員 そういうことじゃ全然縛りにならないじゃないですか。そういうやり方でやってきたから、ここまで、皆さんが後年度負担がふえたら予算の硬直性を招くという事態を招いているわけじゃないですか。ちゃんと何らかの縛りを設けるべきですよ。  今、値上がりした場合は見直す仕組みが...全文を見る
○宮本(徹)委員 その口頭で把握された中身ですけれども、私たちの仲間がテープ起こしした中身では、学園側の弁護士が、できれば希望としては、一億五千万円かかる分、航空局からもらって、それより低い金額で買いたいとおっしゃっているせりふが出てくるわけですけれども、こういう、一億五千万かか...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、理財局長御自身も、できれば希望としては、一億五千万円かかる分、航空局からもらって、それより低い金額で買いたいというのは御自身の耳で確認されたということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 つまり、部下職員からは、一億五千万円かかる分、航空局からもらって、それより低い金額で買いたいというせりふがあったというのは太田理財局長は認識されている、うなずかれているから、ということですよね。  そうすると、佐川理財局長は、先方から幾らで買いたいというお話が...全文を見る
○宮本(徹)委員 会計法の何ちゃらということではなくて、佐川理財局長は、先方から価格を聞いたこともないという話でやってきたわけですよ。それは手続として、見積合わせの手続にのっとったやり方かどうかというのは、それはそういう判断はあるのかもわかりませんけれども、それは関係なく、一億五...全文を見る
○宮本(徹)委員 驚いた答弁ですね。  太田理財局長は、先日、この文書について、損害賠償のおそれがあったということについて、仮に検査の過程でこの文書がきちんと提出できていれば我々の主張がそれだけ裏づけられたのではないかというふうに答弁されておりました。  では、ちょっとお伺い...全文を見る
○宮本(徹)委員 大事なところを読んでいないんですけれども、この廃棄物が残存した原因は国にあるといったときに、九月四日の打合せで、工事業者Aが地下埋設物の処理に当たり細かいガラス片などの分別処分を行うと高額な処理費を要することを説明したところ、財務局から予算に限りがあるので細かい...全文を見る
○宮本(徹)委員 反論が聞きたかったわけじゃないんですよ。森友学園側が何と主張していたのかとここに書いてあるから、そこをちゃんと紹介してくださいという話を私は言っているわけですよ。森友学園側は埋め戻したごみじゃないかと言っているわけですね。  ちょっと確認しますけれども、もしこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、先ほど理財局長が初めに述べたとおり、ここの三メートルまでのごみというのは先方の判断で残した、先方の責任だというお話ですよね。  ですから、森友学園側が、国の指示で残したんだということを言って、ここにごみが残っていると言ったとしても、法的には、財務省の...全文を見る
○宮本(徹)委員 三メートル以内のごみはほとんど撤去されていなかったというのを、当時、近畿財務局の職員は知っていたわけですよね。
○宮本(徹)委員 いや、だから、残っているじゃなくて、ほとんど撤去していないと。会計検査院の報告でも、対策工事ではほとんど撤去されていないと考えられると書いていますけれども、搬出した、マニフェストを見てもそうですよ、コンクリートがらは持っていく、出していますけれども、廃棄物のごみ...全文を見る
02月21日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  質問時間確保に野田委員に感謝申し上げまして、質問に入ります。  前回に引き続き、森友学園の問題について質問いたします。  値下げの根拠となった新たな埋蔵物なるものは、実際は、九月四日の打合せ記録にあるように、国の指示で埋め戻した...全文を見る
○宮本(徹)委員 量的なものはそうではなかったというのは、それはうそをつかれて説明されているんじゃないですか。  この新しく出ました森友学園事案についての法律相談の文書には、事実関係として近畿財務局の職員がこう書いていますね。工事業者Aが実施した地下埋設物除去工事は一定の大きさ...全文を見る
○宮本(徹)委員 初めからそう答えていただければいいわけですけれども、家庭ごみは基本的に全部残っていたわけですよ、ほとんどが残っていたわけですよ。そうすると、くいの掘削過程からごみが出てきた、山のように出てくるのは当たり前の話なんですよ。  ところが、この法律相談の文書を見ると...全文を見る
○宮本(徹)委員 先ほど読んだところ、普通はそう読めないですよね。九メートル掘削過程の土壌に含まれたごみと、三メートルまでに撤去されなかったガラス片等の細かいごみ。三メートルまで撤去されていないのは、家庭ごみも撤去されていないじゃないですか。こっちに家庭ごみは書かなきゃおかしいで...全文を見る
○宮本(徹)委員 ではそのとき承知していたということになりますと、ごみが三メートルまであるんだったら、掘ったら出てきたごみは三メートルまでのごみじゃないかと普通はそう思うじゃないですか。埋め戻しだ埋め戻しだと森友学園の側から言われて、普通、出てきたら、そのごみが出てきたんだろうと...全文を見る
○宮本(徹)委員 実は近畿財務局の職員は、新たな埋設物だということをずっと主張しているわけですよ、当時は。それに対して籠池氏側は、埋め戻したごみだということを言っていたわけですよね。それを、地下三メートルまでのごみを取り除いたかどうかというのは近畿財務局の職員以外の方も含めて確認...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、籠池氏側は、打合せ記録を示して、テープもあるよと言って、埋め戻したごみだと言ったのに対して、いや、近畿財務局の側は、これは埋め戻しのごみじゃない、地下三メートルよりも深いところの新たな障害物だ、新たな埋設物だという主張をずっとされるわけですよ、その後。...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、この文書もですよ、発言もですよ、全部、皆さんの答弁の根拠は近畿財務局の担当職員の発言と主張だけなんですよね。それと違うことを示す音声データがあり、そして打合せ記録もあるわけですよ。  そうすると、この職員の主張というのは、職員の主張だけでもって信じる...全文を見る
○宮本(徹)委員 職員の主張と中道組の打合せ記録との主張が違うんですから、職員の主張は皆さんは聞かれている、それとは違う打合せ記録が存在する、そして、職員の主張以外に皆さんの主張を根拠づけるものは何一つないわけですよ。職員の主張が本当のことを言っているかどうかという、確かめる作業...全文を見る
○宮本(徹)委員 難しいかどうかはやってみなきゃわからないんですよ。やってみればいいじゃないですか。これだけこの打合せ記録を皆さんは否定しておきながら、出てきた音声データは、全部この打合せ記録の方が正しい、そして近畿財務局の担当者が言ってきたことは新たなごみの捏造だったということ...全文を見る
○宮本(徹)委員 大臣、やはりここまで音声データも出て、会計検査院の指摘もあって、職員のことを信じたいのはわかりますけれども、財務省の職員だって過去いろいろな不祥事もあったじゃないですか。ノーパンしゃぶしゃぶの話とかいろいろあったじゃないですか。ですから、ちゃんと裏づけをとるとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 資料の四枚目に、法人企業統計などをまとめたものをつけておきました。  大臣おっしゃったとおり、法人企業統計でも、確かに経常利益は過去最高ですけれども、売上高で見ると、基本的に言えばほぼ横ばいということで、日本経済が景気がどんどんどんどんよくなっているということ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、現預金だけが異常にふえているということを普通の状態じゃないということを大臣もおっしゃいましたけれども、給料にしっかり回っているかといったら回っているわけじゃないわけですね。減税したら財界がどんどんどんどん賃金に回していくかといったら、そんな話じゃないと...全文を見る
○宮本(徹)委員 これはリーマン・ショックの前の税収と比べていただければわかりますけれども、大きく落ち込んでいるという状況ははっきり見えると思います。やはり、黒字の大企業に対して税率を引き下げていったということが、そして租特をどんどんどんどん拡充したということが、私たちの国の財政...全文を見る
○宮本(徹)委員 全部が使えると、そういうことが実際に起こるかどうかは別として、そこまで引き下げられる減税になっているわけですよね。法人税収の空洞化は、私は一層深刻化させるものだと指摘しなきゃいけないと思います。  朝からこの賃上げ促進税制の効果について議論がされてまいりました...全文を見る
○宮本(徹)委員 今、数字があったとおりなんですよね。  経済産業省が所得拡大推進税制を利用した企業に聞いたら、賃金引上げの判断を後押ししたと言ったのは一七・五%、大いに後押ししたが〇・七八%、大いに後押ししたというのは一社しかなかったということなんですよね。この所得拡大推進税...全文を見る
○宮本(徹)委員 一番多いのは内部留保だと答えているんですね。驚きましたね。  つまり、この減税制度がなくても賃上げした企業に減税し、その減税分を内部留保に回している、こういうことが起きているのがこの所得拡大推進税制ですよ。これは血税の無駄遣いというんじゃないですか。  私は...全文を見る
○宮本(徹)委員 行動に変化ということを言いますけれども、先ほど紹介したとおり、やはり多くの企業は、この制度があろうがなかろうが、賃上げは必要なところはする、できるところはする、こういうことになっているわけですよね。わざわざ、本当に、トヨタになぜ減税が必要なのか。減税しなきゃ賃上...全文を見る
○宮本(徹)委員 今の適用実績については黒字法人についてのみ出されましたけれども、赤字法人まで入れたら、中小企業でいえば、この税制を利用できているというのは恐らく三%台だということになると思います。今度の税制改正で対象が広がるとしても、赤字法人、赤字の中小企業まで含めて中小企業全...全文を見る
○宮本(徹)委員 ほぼ同じと言われましたけれども、八・五万から八・六万円ですね。若干差は開いているんですね。賃上げ率をずっと見ていましたら、基本的に大企業の方が賃上げの幅は大きいわけですよ。ですから、大企業と中小企業の賃金格差というのは開き続けているということになります。  こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 しかし、現実には、赤字の中小企業には何の支援にもならない、体力のある黒字の大企業には大きな支援になるわけですから、じわじわ広がっている賃金格差の一層の拡大につながりかねないということを指摘しておきたいというふうに思います。  中小企業は、私の地元でもやはり人手...全文を見る
○宮本(徹)委員 見込みはなしということですね。  ただ、こういう形で租特、私たちは研究開発減税自体は大企業にまでやる必要はないという立場をいつも述べていますが、こういう形で租特をむちとして使うという発想はかなり新鮮なものとして受けとめました。  大企業は、社員には賃上げしな...全文を見る
○宮本(徹)委員 財務省が介入してくれという話をしているわけじゃなくて、公取が当然取り締まるわけですよ。公取が、それで、これは下請二法違反だということを例えば認定した企業というのがあるわけですよ。そういうところについては租特の適用をやらないということも私は検討課題にしていいと思い...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、慎重な検討だと、せっかく国交省もやって文科省もやって、もう大勢としては婚姻歴のあるなしで差別するのはやめようという流れになっているわけですから。子供のことを考える厚労省、そして文科省も同じように、子供の未来がお金があるなしによって左右されちゃいけない、そう...全文を見る
○宮本(徹)委員 慎重だと時間がかかって、税制改正ができるまでできないということになっちゃいますよ。ですから、積極的に検討していただきたいというふうに思います。  残された時間が少なくなってまいりました。金融所得課税についてもお伺いしたいというふうに思います。  二〇一四年度...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、株価については大きな変化はなかったわけですよね。ですから、これを引き上げることに反対する業界があるわけですけれども、やはりここはしっかり、垂直的公平という話も先ほど来されているわけですから、金融所得課税の税率については引き上げていくということをやっていた...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  多国籍企業の租税回避について、まず質問いたします。  OECDのBEPSプロジェクトの最終報告書では、タックスヘイブンなどを駆使して、約十兆から二十五兆円に上る巨額な税逃れが行われていると紹介されております。きょうは、とりわけ、グ...全文を見る
○宮本(徹)委員 報告書に盛り込まれなかったのは、やはり反対する勢力がいたからなんですよね。  きょう、経団連が編集している「BEPS Q&A」の本をお持ちしましたけれども、この中にこう書いていますよ。「法人税に関して、電子経済への対応として新たな課税の仕組みが勧告されることは...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、サーバーがあるかないか。アイルランドにサーバーがあるということになると、これは日本では課税できないということになっているわけですね。  フェイスブック自身がこれまでアイルランドに納税していた法人税を、これからは収入を得た国で納税すると言っているわけです...全文を見る
○宮本(徹)委員 ちょっとはっきり確認したいんですけれども、今度の法改正では、引き続き小口の広告主はフェイスブック・アイルランドと契約を結んでそこにお金を納める、サーバーは日本にない、こういうケースは、今度法改正をやっても課税できないということですよね。
○宮本(徹)委員 つまり、今度の法改正でも、サーバーをフェイスブックが日本に置かない限りは課税はできないということになってしまうわけですよね。  大臣、やはり今度の法改正だけでは極めて不十分だというふうに言わなきゃいけないというふうに思います。フェイスブックのような海外のIT企...全文を見る
○宮本(徹)委員 アメリカがBEPSの条約に、批准していないというのは大変問題で、これはしっかり批准させる取組を国際社会全体でしていかなきゃいけないわけですが、そういう国際的な取組と同時に、やはり国内での法改正で、そのことが企業の行動を変えたというのがこのフェイスブックの例なんで...全文を見る
○宮本(徹)委員 今御紹介いただいた迂回利益税ですね、訳し方は。私も迂回利益税という言葉を使います。迂回利益税がつくられた、これが圧力になって、フェイスブックは納税の仕方をまずイギリスで変えたということになったわけですね。  私は、日本でもぜひこのイギリスでやったような迂回利益...全文を見る
○宮本(徹)委員 各国が足並みそろえるというのは、それは理想だというのはわかりますけれども、ただ、各国の足並みがそろっていないもとで租税回避がばんばんばんばんやられているという状況があるわけです。ですから、足並みがそろわないもとでどうするのかということもしっかり考えていく必要があ...全文を見る
○宮本(徹)委員 引き続き国際的な議論をリードしていくというのは大事なことだと思うんですけれども、私も繰り返しになりますけれども、議論をリードして国際的な一致点にすると同時に、それがまとまらないと、まとまらないもとで租税回避が引き続き行われているというのが今の現状なんですよね。で...全文を見る
○宮本(徹)委員 私、国税庁の古い「改正税法のすべて」というのを読みましたけれども、同額にするときの考え方として、主人の稼ぎに対する妻の貢献等を考慮すべしという考え方があって同額にしたんだという話が紹介をされております。  つまり、設立当初は、当時、配偶者の貢献等を考慮すべきと...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、今の説明を聞いていますと、設立当初のときは一つの考え方に基づいて同額にしたわけだけれども、なぜ同額にしなかったのかという説明には全くなっていないですよね、財源の話だとかそういう話だけ持ち出されて。  やはり、それぞれの控除というのは、人的控除にしろその他...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  二十六年ぶりの新税の創設、そういう重大な審議をする委員会が、与野党の合意もなく、委員長の職権で立てられるということになりました。この異常な事態を引き起こした委員長に対して、厳しく抗議をしたいというふうに思います。  この国際観光旅...全文を見る
○宮本(徹)委員 徹底した審議を行って、予算と一緒に上げなきゃいけない、そういうものじゃないんですから、しっかり審議を尽くすことを求めたいと思います。  予算と一緒という点でいえば、歳入法案である所得税法等改正案なんですから、こちらこそ、まだまだ、私も通告した残りがたくさんあり...全文を見る
○宮本(徹)委員 与党税調でやったからいいんだというような答弁ですけれども、政府税調は「租税制度に関する基本的事項を調査審議すること。」ということであるわけですが、二十六年前の新税の地価税のときは政府税調でも議論したんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 前回の新税は税調で議論したけれども、今度はそういう手続すらとっていないわけですよね。メディアの報道を見ましたら、官邸から、菅官房長官の肝いりで、一気に昨年の九月から進んだということも報じられているわけです。  先ほど、観光ビジョンに明記して政府内で検討を進めて...全文を見る
○宮本(徹)委員 私の聞いたことに答えていないんです。  その次世代の観光立国実現に向けた観光財源のあり方検討会は昨年九月からの話じゃないですか。菅官房長官が動き始めてだだだっとやって、そこで設けられた話でしょう。  そうじゃなくて、その前の、主税局からの答弁ですか、観光ビジ...全文を見る
○宮本(徹)委員 財源確保が明記されているだけで、新税をつくろうという話は二〇一七年の時点では何もなかったわけですよね。突然、降ってわいてきたというのがこの新税なわけです。  航空機を利用する旅客に税負担を求めることについては、外務省が九年連続で国際連帯税の新設を要望してきまし...全文を見る
○宮本(徹)委員 国民的合意がないんじゃないか。これだけメディアも含めて各紙社説が批判しているのに、指摘が当たらないどころか、私の指摘どおり、国民的合意は全くないと言わなきゃいけないというふうに思います。観光財源の確保、観光財源は大事ですよ、しかし、そのためにこういう形で新税をつ...全文を見る
○宮本(徹)委員 本当に必要性が高い施策をやるんだったら、普通の省庁は、そのための予算をまず確保して、これはちょっと削ろうかという話になるわけですよね。国交省の予算を見ましても、採算のとれない高速道路に税金をじゃぶじゃぶ入れているわけじゃないですか。東京でも行われていますよ。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、それだけ急務だったら、国交省の予算の中で優先順位を上げるというのが、本来、筋の話です。観光産業を大事だと思っているのは、多分、与野党全く変わらないですよ。しかし、そのためになぜ新たな新税をつくるのか、そこが問題になっているわけですよね。  国全体の観...全文を見る
○宮本(徹)委員 聞いたことに答えていないんですよ。  だから、実際、その検討会の中で、新たな財源をつくるという際に、今各省がやっているところに重複があるんじゃないかという指摘がされているんだから、重複がないかどうかという検討をしたんですかということを聞いているわけですよ。新税...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、日常的な政府の点検以外に、新たな財源をつくる、その検討会をやる際に、その検討会の中では何の点検もしなかったということじゃないですか。国民に新たな負担を求めるという議論をする際に、いや、ほかにも財源をつくれる方法があるんじゃないかという検討は全くやらずに、...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、私は、そういう見積りの根拠を聞いたというよりも、普通、こういう目的でこれだけの施策をやるから四百三十億増税しなきゃいけない、そういう政策目的上の根拠ですよ。なぜ四百三十億の財源をつくる必要があるのか、そこを伺っているんですよ。そこは財務省じゃないんじゃない...全文を見る
○宮本(徹)委員 高次元の施策をやるために、具体的にどういうことをやるのにこれだけかかるからこれだけの税金をお願いしましょうというのが筋であって、今の話だと、高次元の施策の中身は何にも決まってなくて、まずお金が欲しい、それだけの話じゃないですか。全く、どれだけ必要な額があるのか、...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、IRの問題は、この間国会でも大変問題になってきたわけですよ。カジノ、そんなものがどこが成長戦略なんだということで議論になってきたわけですよね。  そして、今のお話だと、答弁差し控えるということですけれども、この三つに当てはまればIRにだって使えるというこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、カジノみたいなものであっても、この三つに当てはまるというふうに解釈をすれば国際観光旅客税は使えるという話じゃないですか。私はとんでもない話だと思いますよ。  もう質疑時間が来ちゃいましたからこれで終わりますけれども、たくさん通告しておりました。本当だっ...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○宮本(徹)分科員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、地元の問題について、何点か御質問させていただきます。  東村山には多磨全生園があります。先日、自治会の皆さんにお会いしてお話も伺ってまいりました。大臣に伝えてほしい一番の話は、挙げられたことは、職員を減らさないでほしい...全文を見る
○宮本(徹)分科員 岡山の療養所のお話も伺っているというお話でしたが、であればなおさら、今、本当に高齢化が進む中での大変な実情も大臣も御存じだというふうに思いますが、ぜひ東京にも、多磨全生園、東村山にありますけれども、お伺いしていただいて、ぜひ介護の現場を見ていただけないかという...全文を見る
○宮本(徹)分科員 これまで来られたいろいろな方の中で、入所者の自治会の方が、こういうことをちょっと懸念されていたのは、ぐるっと全生園内を車で回り、納骨堂に献花して帰るのではなく、しっかりと介護の現場を見てほしい、これも入所者の自治会の方から伝えられたことですので、しっかり、やす...全文を見る
○宮本(徹)分科員 厚労省から、もっとたくさん要望が出ているんじゃないですか。ハンセン病療養所の医師の確保のためには、もっとたくさん細やかに要望が出されているというふうに思うんですね。  本当に園長先生は一生懸命、医師確保のために走り回っています。ただ、なかなか最後、話がまとま...全文を見る
○宮本(徹)分科員 ぜひ、療養所の医師確保の取組なんかもじかに聞いていただいて、厚労省の意見もよく反映させて、給与の引上げに当たっていただきたいというふうに思います。  それと、あともう一点、その医師確保の上で、同じように法務省の矯正医官も大変苦労していたわけですけれども、いろ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 無償では、いろいろなところに診療所の先生も今出かけるということもやっていますけれども、有償かどうか、やはりそこが医師確保のところでは大変大事になりますので、ちゃんと制度として確立していただきたい。先ほど前向きな答弁もいただきましたので、制度として、しっかりと大...全文を見る
○宮本(徹)分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  それからあと、二点目に、介護報酬の地域区分についてお伺いしたいと思います。  資料もお配りをさせていただいておりますが、介護報酬は、人件費の地域差を調整するために、地域ごとの割増しがあります。一級で二〇%、六級で三%という...全文を見る
○宮本(徹)分科員 介護の待機者ゼロだとか、そういうことをやろうと思ったら、当然施設の整備を進めていかなきゃいけないわけですが、そういうことをやる上でも、この地域区分が実態に見合っていないということになれば、介護事業所が出てくるのも思いとどまってしまうわけですよね。ですから、ここ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 確かに、今回、囲まれルールで改善された自治体はあります。例えば東京では、三鷹市なんかは改善された面はありますけれども、例えば東久留米は、囲まれルールでいくと、埼玉県に接していますから、埼玉県の新座市との関係で囲まれルールが適用されないとなるわけですよね。だけれ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 次回に向けて必ず改善されるように、大臣の方でもイニシアチブをとっていただきたいというふうに思います。  それから、最後に、社会事業大学の問題についてお伺いします。  厚労省は、日本社会事業大学に対して委託費を交付して教育研究を進めております。  まず大臣...全文を見る
○宮本(徹)分科員 つまり、厚労省の大学と言ってもいいような大学が社会事業大学ということだと思います。  この厚労省のお膝元の大学で、有期雇用の無期雇用転換ルールが今どうなっているのかというのをちょっときょうは取り上げたいと思いますが、社会事業大学で、現時点での契約職員の人数、...全文を見る
○宮本(徹)分科員 なぜ再雇用の予定がないのかということなんですけれども、学校法人日本社会事業大学有期雇用職員就業規則、平成二十七年四月というのを私、見ました。こう書いてあるんですね、第五条の二で、「雇用契約が締結されていない期間が連続して六月以上ある場合を除き、契約期間が通算し...全文を見る
○宮本(徹)分科員 組合の団交のニュースも私も見せてもらいましたけれども、これまで、五年で一旦首を切られて、また半年たって、一定期間たって戻ってこられた方も三人いらっしゃるという話なんですよね。ですから、明白な、これは無期転換ルール逃れだと言っていいというふうに思います。  団...全文を見る
○宮本(徹)分科員 これは、まさに社会事業大学の場合はそれに当てはまるというふうに思いますので、厚労省として、しっかりと社会事業大学のこの雇用の問題について実情を把握していただきたいと思いますが、いかがですか。
○宮本(徹)分科員 以前、我が会派で、厚労副大臣のところに、この問題での要請にも行かせていただきました。そのときに、一つ一つ、問題があったら労働局を通じて、場合によっては本省でも指導するからというお話があったんですよ。ところが、今は指導をしないかのような局長の答弁があったわけです...全文を見る
○宮本(徹)分科員 啓発指導をしっかりしていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月28日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  本会議での私の質問に対する総理の答弁にかかわって、きょうは二点質問したいと思います。一点目は空母の保有の検討について、もう一点は法人税引下げ競争の問題ということです。  まず一点目ですが、防衛省が、昨年四月から、護衛艦「いずも」、...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、報告、結果が出ていないのは私も知っているわけですけれども、新種航空機を運用している研究をやっている、まだ報告が出ていないけれども、そういう研究をやっているということについて、総理は先ほど適宜報告を受けているということをおっしゃっていましたけれども、その適宜...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、その必要に応じて適宜受けている中に、新種航空機の運用の研究をしているという報告もあったということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 はっきりさせたいんですけれども、総理の指示で始めたわけじゃないけれども、適宜報告していると。総理は、新種の航空機の運用の研究を「いずも」でやっているということについて報告は受けていたわけですね。
○宮本(徹)委員 ですから、それは新種航空機の運用についても入っているということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 聞いたことに答えていないですよ。  さまざまな報告を受けている間に、新種航空機はF35Bじゃないかということを言われているわけですよ。空母化の検討を今まで行っていないというのは、総理の答弁ですよ。この新種航空機がF35Bだったら、今までの総理の説明は全くの大う...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは、研究成果がまだ出ていないですから、成果についての報告を受けていないのは当然なわけですけれども、問題は、一月の段階で、本会議で、空母の保有の検討は行っていないと、総理は、私どもの志位委員長の代表質問に対して答弁されたわけですよ。しかし、その後、予算委員会で...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、その研究をしている中に新種航空機の運用の研究をやっているということは、予算委員会でこういう研究をやっているじゃないかと私たちが質問する前は総理は知っていたのか、報告を受けていたのか、そこを聞いているわけですよ。
○宮本(徹)委員 先ほど、知っていたというお話ですけれども、重大ですよ。将来の拡張性だとか運用可能性とか言って、今まで憲法上、空母は保有できないと言ってきたんですよ。それを拡張性だとか何だとかと言って、F35Bも含めて運用する方法を研究していると言ったら、これまでの政府の憲法解釈...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、具体的な研究は知らないと。さっきは知っているようなことを言って、今度は具体的な研究は知らないという話を言いますけれども、では、新種航空機とは何なのかということについて、私はF35Bだったら問題だという質問を本会議でさせていただきましたけれども、その後、...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、新種航空機が何なのかということについての報告は受けていない、確認もしていないということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 なぜ確認しないんですか。  F35Bだったら、これは文字どおり空母化ということになるわけですよ。総理は、空母の保有の検討を行っていないということを、この間、繰り返し答弁されてきたわけですけれども、この新種航空機がF35Bだったら、文字どおり空母化じゃないですか...全文を見る
○宮本(徹)委員 その見解に変更がないと言いながら、実際、空母化に向けた検討を行っているじゃないですか。  この新種航空機がF35Bだとしたら、改修まで含めた検討を、もう実際に、「いずも」を建造した会社ですよ、今この研究を請け負ってやっているのは。そこに委託してやっているわけで...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、攻撃型空母の保有は許されないというのが国会で重ねられてきた答弁なんですね。  だから、確認します。F35Bは攻撃機ですよね。敵基地攻撃能力がありますよね、総理。これは御存じですよね。F35は、AもBもCであっても、対地攻撃能力、敵基地攻撃能力を持っている...全文を見る
○宮本(徹)委員 対地攻撃能力はあるんですよ。AとBだったらAの方がある。それは、艦載機だから、中に積める爆弾の量はBの方が若干少ないです。二割ぐらい少ないと言われていますけれども、しかし、相当なミサイルが積める。防衛省の資料でも出ているとおりであります。敵基地攻撃能力はある。対...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間が来ましたので、二点目のところまでたどり着けなかったのが大変残念ですが、またの機会に質問をしたいと思いますが、空母化に向けた検討などは断じて許されない、憲法違反だということを強く指摘して、質問を終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  所得税法等改正案に反対する討論を行います。  反対理由の第一は、本法案が大企業優遇税制を一層拡大するからです。安倍政権が拡大した研究開発減税に加え、本法案の賃上げ促進減税、投資連携減税を最大限活用すれば、法人課税の実質負担率は一一...全文を見る
02月28日第196回国会 衆議院 本会議 第7号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  私は、日本共産党を代表して、所得税法等一部改正案に断固反対の討論を行います。(拍手)  昨年に続き、国税法案の審議では、税への信頼を大きく揺るがせている森友学園への国有地払下げ問題が大きな議論となりました。  今国会で新しく全体が公表...全文を見る
03月02日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、お忙しい中、三人の参考人の皆さん、本当に時間を割いていただいてありがとうございます。  まず、三人の皆さんにお伺いいたしますが、今回の国際観光旅客税の創設というのは、国民からすれば大変唐突感があります。去年の秋に出てきて...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  もう一点お伺いいたします。  これもお三方にお伺いしますが、今回、先ほど山内先生がお話しされた話と少し違いまして、ここの委員会では、目的税ではないが特定財源だということで議論は委員会で進んでおります。  ただ、委員会の議論の中で、...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  あと、これはわかれば教えていただきたいんですけれども、今回の法案も、今、二千数百万来て、四千万、六千万というお話になっているわけですけれども、世界でも旅行客がふえて、世界の観光地でもベネチアだとかバルセロナだとかで、住んでいる住民の方...全文を見る
○宮本(徹)委員 どうもありがとうございました。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  私も、きょうは出国税の議論の用意をしてまいりましたが、朝の朝日新聞の報道を受けまして、冒頭、森友学園の問題について質問させていただきたいというふうに思います。  問題発覚後に森友文書を書きかえた疑いということで流れております。先ほ...全文を見る
○宮本(徹)委員 これから必死になって調べるという答弁がございましたが、幾つか確認したいんですけれども、この国会議員宛てに出された決裁文書、これと違うものがあるということなんですが、報道でも、ここにあるものを見ても、判こが押されております。一番上司になるのは、これは近畿財務局の主...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは入るということでいいわけですよね、当然。  それからあと、報道では、やはり国会で問題になってからということになっていますが、そうすると、近畿財務局だけの指示で、判断で書きかえたのかと。余りそういう感じはしないんですよね。本省もかかわっているんじゃないです...全文を見る
○宮本(徹)委員 委員長にこれは指示を出していただければ調べるということですから、委員長、当然本省も含めて関係者に問いただしていただくとこれは御指示を出していただけるでしょうか。
○宮本(徹)委員 委員長から、そのとおりお願いしたいということですから、一生懸命調べるということで、本省の中も含めて指示した人がいるかどうかというのも含め、調べて報告していただきたいというふうに思います。  それから、ちょっと事実関係をお伺いしたいんですけれども、この私たち国会...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、いつ本省はこれを手に入れたんですか。  この問題、国会で審議が始まったのは一年前の二月の十何日かだったというふうに思いますが、その時点では既にもうあったのか、どうなんですか。いつごろ手に入れたんですか。
○宮本(徹)委員 調べて、それも火曜日の報告の際にぜひ入れていただきたいというふうに思いますが、それはよろしいですね。それは、きょうは確かに、新聞の報道ですから、そこまで局長が存じていないという場合もあり得るとは思っていますけれども、それは調べればわかる話ですから、いつこの文書を...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、これ、最後の私がした質問というのは、これがいつ手に入ったかという話ですから、そんな、捜査と全くかかわりがない話でしょう。これはすぐに調べて答えていただかなきゃ困るような話なんですけれども、そうじゃないですか。
○宮本(徹)委員 全力で調べるということですから……(発言する者あり)ああ、必死にですね、調べるということですから、必死に調べていただきたいというふうに思います。  麻生大臣からも、ちょっと念のため、必死に調べるという姿勢を本委員会で示していただきたいと思いますが、必死で調べる...全文を見る
○宮本(徹)委員 大臣が保証していただきましたので、必死で調べていただくということで、引き続き、火曜日にこの問題を追及していきたいというふうに思います。  それで、出国税の問題について質疑いたします。  今回の国際観光旅客税は、訪日外国人旅行者を二〇二〇年に四千万人、二〇三〇...全文を見る
○宮本(徹)委員 住民の生活環境を守る、そのためにバランスをとることが大事だというお話がありましたが、ことしの総理の施政方針で、初めて羽田の飛行経路の見直しというのが入っちゃったわけですよね。「地元の理解を得て、二〇二〇年までに八万回の発着枠拡大を実現します。」とありますが、地元...全文を見る
○宮本(徹)委員 聞いたことに答えていないんですよ。地元の理解はまだ得られていないという認識でいいですねということを聞いたんです。答えてください。
○宮本(徹)委員 ですから、引き続き理解を得たいというのは、まだ得られていないという認識でいいんですね。私は通告しているんだから、ちゃんと答えてくださいよ。
○宮本(徹)委員 地元の理解を得られていないという理解でいいわけですね。そこをはっきりさせてくださいよ。説明をやっていますという話ばかりじゃないですか。私はそのことを通告しているんですよ。今の国交省の認識として、地元の理解が得られていると考えているのか、まだ不十分だと考えているの...全文を見る
○宮本(徹)委員 何回聞いても答えないですけれども、得られるように頑張っているということは、得られていないということでしょう。それをはっきり言えばいいんですよ。  それで、確認しますけれども、地元の理解が得られるまでは飛行ルートの変更は行わない、こういうことでいいですね。
○宮本(徹)委員 いや、総理は、地元の理解を得て実現しますですからね。得てだからね。得られていなかったらやれないということじゃないですか。それが前提でしょう。地元の理解は得られていない。だって、町会ぐるみで反対運動をしていますよ。  地元の理解が得られるまでは変更を行わない、は...全文を見る
○宮本(徹)委員 これ以上の質問をしても、同じことしか答えないですから、通告をしたのに……(発言する者あり)同じ質問をしているのは当たり前じゃないですか、答えないんだから。(発言する者あり)何を言っているんですか。通告したのは、地元の理解がまだ得られていないという認識ですかという...全文を見る
○宮本(徹)委員 今数字を紹介してもらいましたけれども、このタスクフォースは今年度十回で、十回アトキンソンさんはずっと参加されて、あとは出たり入ったりで、二番目に多い人でも三回ということなんですよね。それで、毎回平均四人ぐらいの参加ということになっております。  ここで、閣議決...全文を見る
○宮本(徹)委員 アトキンソンさんがいろいろな提言を出されているのは、私も本を読んだりだとかしておりますが、ただ、この会議に毎回出ている民間有識者は一人しかいないという、こういう運営のやり方のところで予算編成の中身を決めてしまうというのは、私は、やり方として大変いびつだと指摘しな...全文を見る
○宮本(徹)委員 余りにも乱暴な答弁だというふうに思いますが。  果たして、では一体どういう財政需要があるのか、示してください。示せますか。平年度、毎年四百三十億円。これから毎年、毎年、毎年、毎年、こういう財政需要があるから、これに充てるんだと。  これまで出てきた答弁は、今...全文を見る
○宮本(徹)委員 先ほどの答弁でも、財政需要の根拠というのは、観光客がふえる、それ以外のことは何も示されないわけですよね。  大臣は、やってみなきゃわからないとおっしゃいましたけれども、やってみなきゃわからないというので法案を通してくれと言う方が私はどうかしているというふうに思...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  国際観光旅客税に反対の討論を行います。  新たに創設される国際観光旅客税は、訪日外国人旅客数二〇二〇年に四千万人、二〇三〇年に六千万人という観光施策の目標を実現するための特定財源と説明されますが、このままでは予算の無駄遣いの温床に...全文を見る
03月05日第196回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず一点目ですけれども、きょうも、追加の金融緩和策はあり得るんだというお話がありました。過去も、若田部先生のインタビューなどを見ると、長期国債の購入量を九十兆円に上げるのも手だということなども主張されております。ただ、これに果たして...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう一点、出口にかかわってもお伺いしたいと思います。  黒田総裁は、先日の聴聞の場で、二〇一九年ごろに物価上昇率二%に達するから、出口をそのころに検討をし議論していることは間違いないと発言されて、これは市場が大きく反応しました。一気に円高も進み、長期金利も一時...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたので、終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  先ほどマイナス金利政策について効果の方が大きいんだというお話をされておりましたが、地域金融機関の収益は悪化をしているわけですよね。二〇一七年四月から十二月期で見ても、本業のもうけを示す単体の実質業務純利益は、上場地銀グループの七割が...全文を見る
○宮本(徹)委員 人口減少だとか難しい状況があるときに、更に日銀のこのマイナス金利政策が地域の金融機関を追い込んでいる面があるという点は、よく見て、今後の政策判断を検討していっていただきたいというふうに思います。  それからもう一点、先ほど若田部先生にもお伺いしたんですけれども...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたので、終わります。
03月16日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、私も初めに、けさの毎日新聞の報道について大臣に認識をお伺いしたいというふうに思います。  改ざん事件に続いて、今度は、虚偽報告の作成を近畿財務局が促したということがけさの毎日新聞で報じられ、夕刊、先ほど朝日新聞というお話があ...全文を見る
○宮本(徹)委員 改ざん文書の報道が三月二日に朝日であったときは、麻生大臣はこの場で、事実であればゆゆしき事態だと答弁されました。  今回の問題については、虚偽報告を、虚偽の報告書を政府の側が、近畿財務局の側が業者に作成を促していたと。事実だったらこれは大変問題だと思いますが、...全文を見る
○宮本(徹)委員 三月二日のときはなぜゆゆしき事態と言えて、今回の事態はゆゆしき事態と言えないのかというのが私にはさっぱり理解できないんですが、これは大変大問題だと思いますよ。  しかも、先ほど今井議員からお話がありましたけれども、私たち野党が、この問題については、三メートルよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、検討して調査をするとなぜ言えないんですか。
○宮本(徹)委員 はっきり調査するというふうに言えないところに、真実を知りたくない、真実をあくまでも隠したいという姿勢が透けて見えてくるんですよ。  会計検査院は、きょう、海江田委員の質問に対して、今回の森友問題について、再検査を実施していくということを表明をされました。これは...全文を見る
○宮本(徹)委員 しっかり調査していただきたいと思います。  本来ならば、財務省自身が、これだけ音声データも出ていて、きょうの新聞報道にあるように、業者の証言も新たに出てきているわけですから、率先して調べなきゃいけないということを厳しく申し上げておきたいと思います。  その上...全文を見る
○宮本(徹)委員 おわびをして再発防止に努めるということだけで済ませるというのが麻生大臣のお考えなんでしょうか、これほどの事態を引き起こして。その点、改めて認識をお伺いしたいと思います。
○宮本(徹)委員 自分でけりをつけなきゃいけないというお話ですけれども、けりをつけた上での判断というのはどうなさるんでしょうか。
○宮本(徹)委員 戦後の日本の政治の中でも、国会が国政調査権を発動して提出を求めた政府の文書が改ざんされた文書だったということはなかったわけですよね。  ですから、そういう事態が、麻生大臣、五年間大臣をやられたもとで、財務省の中で起こされるということになったんですから、そこはし...全文を見る
○宮本(徹)委員 日経新聞の十三日夕刊にこう書いてあります。特捜部は、政治家の名前などが削られていると指摘し、職員に経緯の説明を再三にわたり求めた、特捜部からの事情聴取の内容は本省にも報告されていたということですね。報道されているわけですよね。  私は、職員が事情聴取を受けてい...全文を見る
○宮本(徹)委員 しかし、この電子決裁文書を管理するシステムがあるというのは、多くの職員が知っているわけですよね。そして、特例承認の文書のうち一個は本省が作成したものというのも、理財局では当たり前にみんなが知っている話なわけですよね。私は、調べようと思えば、二日の報道を受けたら、...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、誰も気づかなかったというのは、本当に信じられないですね。けさ義家委員が、そういうシステムがあるのに何で調べないのかなという話も言われていましたけれども、およそ今の説明は、与党も含めて納得できない説明だと言わなければならないというように思います。  そして...全文を見る
○宮本(徹)委員 大臣は、三月十二日の段階では、佐川氏の判断の前の段階だと思っているというふうに記者団に話されているんですよね。ですから、何で急に言うことが変わったのかなと。何か急に、佐川元局長一人の責任にぐっと収れんさせていくためにそういう話になってきているんじゃないかというふ...全文を見る
○宮本(徹)委員 そして、あとは、何のために改ざんを行ったのかということなんですね。  改ざん前の文書を見ますと、籠池氏、森友学園と安倍総理夫人の関係が記されておりました。そして、籠池氏が日本会議の関係者であり、日本会議国会議員懇談会の役職を安倍総理が務めていることも記されてお...全文を見る
○宮本(徹)委員 全く今の説明を聞いても、国民は理解できないと思いますよ。  どう考えても、昨年二月十七日の安倍首相の答弁、私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員もやめる、これがあったから削除したんじゃないんですか。この二月十七日の安倍首相の答弁、私や妻が関与していれば総理大...全文を見る
○宮本(徹)委員 総理の答弁も入っているということですから、確認ですけれども、当然、二月十七日の総理の、私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員もやめる、この答弁も入っているということで、いや、その場でうなずくだけでもいいですよ。もう時間が余りないですので、イエスかノーかで。
○宮本(徹)委員 その部分を削除しているからじゃないですか。  じゃ、逆に、聞きますけれども、それで、本当に、この書きかえの資料を見させていただいたときに、私は大変衝撃を受けましたよ。一体全体、財務省はどういうことを決裁文書に書いて仕事をしているのかという点で、ショックでした。...全文を見る
○宮本(徹)委員 全然説明になっていないですよ。日本会議の文書を書き加えたのは本省自身じゃないですか。本省自身の特例承認の決裁文書に、近畿財務局にもなかった日本会議の話、安倍総理の話を書き加えているじゃないですか。今の説明は全く話になっていないですよ。  大体、総理夫人が学園の...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、特例承認の中の特例じゃないですか。一般的に特例承認する際だって、財務省は、政治家の陳情の話や、安倍総理夫人の話や、あるいは日本会議の役員として安倍総理がかかわっている、そういうことを書かないわけでしょう。ほかの特例承認の文書には書かない、ございませんと話...全文を見る
○宮本(徹)委員 経緯を詳しく書いて、特例承認の決裁をするために、なぜ安倍総理夫人や安倍総理の名前が必要なんですか。全く説明になっていないですよ。この件を、ふだんやれないような、やったことがないような、特例承認するためにはその名前が必要だった、そういうことしか考えられないじゃない...全文を見る
○宮本(徹)委員 そうすると、この文書を全部読まれた、事案を把握しているということですから、当時十八人の方々が決裁に名を連ねられていますけれども、この森友学園の案件というのは、当時の理財局の決裁をされた方々の中では、安倍夫妻案件だ、安倍夫妻がかかわる学園の案件だ、こういう共通認識...全文を見る
○宮本(徹)委員 いやいやいやいや、恐ろしい話ですね。ふだんの決裁文書にはそういうものは書いてございません、特例承認の決裁文書にも書いてもございませんというのが太田理財局長の答弁だったんです。それが、この特例承認については安倍総理そして安倍総理夫人の名前が書かれて、決裁するのに何...全文を見る
○宮本(徹)委員 問題があったじゃなくて、これは安倍夫妻がかかわっている案件だから、承認しなきゃいけないと思って承認していったという経過なんじゃないんですか。  大体、何も問題がないという感覚自体が、私は相当おかしいと思いますよ。決裁文書に、わざわざ理財局がつくった部分の決裁文...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう一点お伺いしますけれども、古谷審議官は決裁文書を読まれたということですけれども、今回の決裁文書の改ざんに気づいておられましたか。
○宮本(徹)委員 最後に一問だけ、富山理財局次長にも来ていただきましたので、お伺いしたいと思います。  富山次長は、古谷審議官の次の総務課長を理財局でやられていたと思います。当時、この特例承認の決裁文書について何か御存じだったでしょうか。引継ぎを受けたでしょうか。安倍夫妻のかか...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたのでこれで質問を終わりますけれども、私は本当に、安倍昭恵夫妻が関与しているということを理財局自身がつくった決裁文書の中にわざわざ書いて、そして特例承認をしていた、ほかにはないやり方をしていった。これが国民に知られてはまずい、そして総理の答弁もある...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  関税定率法改正案について説明いたします。  金の密輸が急増している、そういうもとで、密輸に対しての罰則の強化というのが今度の法案に入っております。  私も通告しておりました一問目が、ちょうど先ほど野田さんがやられたものと全く同じ...全文を見る
○宮本(徹)委員 確たる数字は把握できていないということですけれども、間違いなく数百億円という単位で消費税収が失われているというのは言えるというふうに思います。  そして、今回の金密輸事件の増加は、やはり、日本が消費税を引き上げたというのもあるわけですけれども、世界的に見れば、...全文を見る
○宮本(徹)委員 韓国では非常に厳しい罰則があるというお話でしたが、ヨーロッパでは、EU指令で、金の延べ棒や、あるいは平板状の投資用の地金については免税の特例というのが規定されておりますが、当然、欧州ではこういう金密輸問題というのは発生していないということでよろしいんですか。
○宮本(徹)委員 それが日本のように激しく急増しているかどうかというのがあると思うんですけれども、差引きどっちが税収にとってプラスなのかという問題もあるわけですけれども、日本でも仮に投資用地金を消費税免税というふうにすれば、消費税の還付を利用した密輸事件というのは大分減っていくと...全文を見る
○宮本(徹)委員 罰則の引上げそのものに私たちも反対はしません。必要なことだと考えております。  ただ、関税局が出しているいろいろな手口だとかというのを見ますと、かなり一般の人もアルバイト感覚だとかで運び屋に加担してしまっているというようなこともあるみたいなんですよね。  今...全文を見る
○宮本(徹)委員 周知徹底をよろしくお願いしたいと思います。  それから、税関職員、この間ふえているわけですけれども、業務量はそれを大きく上回っているわけです。さらに、金の密輸対策ということを考えたら、思い切った増員が必要になるということだと思いますが、これを根本的に対策を強化...全文を見る
○宮本(徹)委員 羽田や成田も物すごい入ってくる人がふえてきておりますので、クルーズ船だけじゃないです。抜け穴のない体制をつくるため、努力をお願いしたいと思います。  それから、あともう一点お伺いしたいのが、日欧EPA妥結が革靴産業に与える影響についてです。  昨年も当委員会...全文を見る
○宮本(徹)委員 業界を支援するというお話をされる一方で、日欧EPAで皮革関連製品の税率の扱いはどうなったか。おおむね発効時に二次税率を一次税率に全部下げる、そしてそれも、一次税率も十一年目に撤廃、あるいは十六年目で撤廃となったわけですよね。守るべきものは守るということを答弁して...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、粘りに粘ったといって威張るような話じゃないですよ。TPPなんかよりも日欧EPAの方が革靴産業にとっては重大なわけですよ、ヨーロッパからの革靴が入ってくるというのは。  時間が来ましたのでこれで質問を終わりにさせていただきますけれども、交渉は妥結しましたと...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  本日二度目の質問です。  まず、一千人とも言われる大きな被害が出ておりますスマートデイズなどによるシェアハウス投資をめぐる事件について取り上げたいと思います。  スマートデイズなどのサブリース会社は、三十年間一括借り上げで家賃収...全文を見る
○宮本(徹)委員 金融庁がつかんでいなかったはずはないと思うんですよね。  そして、裏面に、資料の二、配付資料を見ていただきたいんですが、スルガ銀行の融資の実態というのは本当に恐ろしいものです。  これは通帳のコピーで、これも改ざんなんですね。公文書の改ざんはとんでもない話で...全文を見る
○宮本(徹)委員 個別案件ごとに監督していかなきゃいけない、指導していかなきゃいけないということですから、これはしっかり指導していただかなきゃ困る話だというふうに思います。  麻生大臣にもお伺いしたいと思いますが、スルガ銀行の融資の審査体制、やっている中身についても、私が被害者...全文を見る
○宮本(徹)委員 個別のことは言えないからあれなんですけれども、先週末の報道では、報告徴求を金融庁がスルガ銀行に対して、ここまで行ったというお話があります。早急に立入検査も行っていただいて、そして行政指導も行っていっていただきたいと思います。  この問題で大事なのはスピードだと...全文を見る
○宮本(徹)委員 七%は本人たちが借りたくて借りたんじゃなくて、セットで、一・五億円のシェアハウス投資のためのお金を借りるんだったらこの高い七・五%のフリーローンもセットで借りてくれ、こうやられているわけですよね。ですから、本当にひどい話だということですので、ぜひ早急な対応をお願...全文を見る
○宮本(徹)委員 そういうことを聞いているんじゃないんですよ。政府が説明してきた内容を覆す、それに反する証言が次から次へと出ているわけですよ。これまでの政府の説明が本当に正しかったのか、全て私は洗いざらい総点検しなきゃいけないと思いますよ。私はそういうことが求められる事態だという...全文を見る
○宮本(徹)委員 名前はおっしゃるわけにはいかないということのようですが、当時の担当者というのはもう国会でも名前が出ているわけですよね。そして、その方々というのは、この間、太田理財局長も確認された音声データの中で、業者の側が三メートルより深いところにはごみはないと言っているのに対...全文を見る
○宮本(徹)委員 お互い捜査されている同士でも、この間、国政調査権の発動だということで、改ざん文書については調査してきたわけじゃないですか。その説明は全く成り立たないですよ、今の説明は。私は、業者に対しても確認をすべきだということを重ねて申し上げておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは、並行してできる話だと思うんですね。なぜなら、誰の指示でやっているのかという調査を、今、理財局の手を離れて大臣官房を中心にやられているというのがこの間の説明じゃないですか。だったら、理財局がそこの中心に座っていないわけですから、近畿財務局も含めて、あるいは...全文を見る
○宮本(徹)委員 人間に限度があるという点は理解しますが、並行して、できる限りのことをやっていただきたいと思います。  それから、きょうの東京新聞の報道ですけれども、きょう航空局にも来ていただきました。ごみの撤去費用について、国が森友学園側の業者に見積りを依頼し、森友側が値引き...全文を見る
○宮本(徹)委員 さっきの太田理財局長も、近財の職員には確認されたと。先ほど航空局も、大阪航空局の職員には確認されるわけですが、出どころは業者なんですよね。  この間、職員の側の発言が本当なのかどうなのかというのがずっと問われてきているわけですよね。業者の側から出ている情報、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、そうではないで今までとまっていたから、後から後から音声データが出てきて、言っていることと全然違ったじゃないかという話にこの間なっているわけじゃないですか。違いますか。そうでしょう。よく考えていただきたいというふうに思います。  会計検査院にもお伺いしま...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、こういう報道があるわけですけれども、もし報道の方が事実だということになれば、これまたこの間の会計検査の前提が崩れているということになると思うんですが、再調査をすることを約束されているわけですけれども、この再調査の中で、ごみ撤去費用の見積りに業者がどうかか...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは、業者にも聞いていただくということでいいわけですね。  では、次に行きます。  きのうの太田理財局長の答弁を聞いていて、あれと思ったことがあったので一点お伺いしたいんですが、決裁文書の書きかえの動機についてです。  きのう、太田理財局長は答弁で、例え...全文を見る
○宮本(徹)委員 その太田理財局長の推察というのは、私は成り立たないんじゃないかと思うんですよね。  交渉記録を破棄をしたというふうに佐川さんが答弁されたのは、二月二十四日なんですね。その日に、菅官房長官が記者会見を行われています。交渉記録は破棄したけれども、決裁文書については...全文を見る
○宮本(徹)委員 明快だと思いますよ。だって、交渉記録は破棄をした、だから書きかえましょうという話ですよね。だって、菅官房長官は、決裁文書には全部書かれていますよ、ほとんどの部分は書かれていますよという話をしているわけですから、別に、交渉記録は破棄したけれども、決裁文書はあります...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、関係省庁に求められて、この菅官房長官の二月二十四日の記者会見の、財務省の決裁文書についての詳しい話があったということになるわけですよね。ですから、財務省から、あの決裁文書の、三十年間ありますよ、全部書いてありますよという話は、この時点で菅官房長官にされて...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、どこまで菅官房長官が決裁文書の中身を知っていたか、それはわからないですけれども、少なくともここの、昨年の二月二十四日の段階で、財務省の決裁文書の話についてここまで詳しくお話しされるということから考えれば、財務省、官邸のところで、今後の決裁文書をどうしていく...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、中身について相談していてもおかしくないだろうということですから、安倍昭恵さんの話や、政治家の名前が出てくるものも含めて、本省も含めて相談してつくられ始めたという話ですよね。  そして、なぜ安倍昭恵さんの名前が記載されているのかということについて、昨日、...全文を見る
○宮本(徹)委員 大変、今の太田理財局長の答弁姿勢は問題です。私が聞いたことに答えずに、その前段の、私の言ったことに対する反論だけを述べて、質問は何でしたっけと。これは余りにも答弁姿勢として問題ですよ。問題じゃないですか。
○宮本(徹)委員 それはもう先週聞いた答弁をまた繰り返されているわけですけれども、なぜ、相手方がどういう方か関係なく処理しているのに、そういう方針なのに、総理夫人が書かれているのかというのが問題で、先週は、何回か聞いていったら、それは大変経緯を詳しく書いているんですという話だけさ...全文を見る
○宮本(徹)委員 その説明しかできなかったら、説明はできないということじゃないですか。ほかの案件では一切書いていないわけですよ、総理夫人も政治家も。そして、誰とその案件の人がかかわりがあるかは関係なく処理をするんですというのが今までの国会答弁だったわけですよ。それなのに、本省自身...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、この四月三十日の決裁文書の起案は、関与した人は何人いらっしゃって、起案の責任者はどなたなんですか。室長ですか。
○宮本(徹)委員 実質的には、室長、田村室長か、当時の課長かというのが起案の責任者で、その範囲で起案をして、あと、どんどんどんどん、それ以外の方にも判こを押していただいたということなのかなと思います。  古谷審議官に先週に引き続き来ていただきましたが、古谷審議官、課長時代、この...全文を見る
○宮本(徹)委員 決裁以外にこの案件が話し合われた、課長を交えて話し合われたことはない、一切ないということでよろしいわけですね。
○宮本(徹)委員 総務課長以外の段階ではあるんですか。
○宮本(徹)委員 どの段階で誰がどうかかわって、この安倍夫妻のかかわりを決裁文書に書こうと、そして、これを書くことでこの無理筋な特例を押し通していこうということになっていったのか、今のお話だけでは見えてこないんですけれども。  少なくとも、当時の室長は、田村室長になるわけですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 証人喚問の方がいいという話がありましたので、それはまた理事会で話し合います。  あと、残された時間は少ないですが、もう少し聞きたいと思います。  週末に、NHKで、三月三十日の事前協議の日の記述が全部決裁文書では削除されているという報道がありました。  二...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは、確認はできないんですか。
○宮本(徹)委員 かなり詳細な報道がNHKでなされております。  この日、二回協議を行ったとあるんですけれども、二回協議を行ったんですか。
○宮本(徹)委員 その打合せがあって、現地確認をして、現地確認の後に、恐らくまた話合いがあったのではないかというのがNHKの報道の中身ということになります。  時間が参りましたからこれで終わりますけれども、なぜ口裏合わせの音声データがあるこの日の記録が決裁文書から全て削除されて...全文を見る
03月23日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  近年、日本の保険会社による海外の保険会社の大型MアンドAが増加しております。海外で事業を拡大すれば、国内の生保、損保は海外子会社のリスクも背負うことになっていきます。  例えば、三井住友海上のグループ会社の決算資料を見ました。二〇...全文を見る
○宮本(徹)委員 本当に、海外での大規模な災害で国内の損保会社、生保会社が大変な被害をこうむったら、今度は国内の保険加入者に対して大きな被害が出ることになりますので、しっかりとそこのリスクの監督をやっていただきたいと思います。  そして次に、先日に続いて、一千名とも言われる大き...全文を見る
○宮本(徹)委員 それだけだと不十分だと思うんですよね。  普通のサラリーマンが、今電話がかかってきて、こういうのに投資しませんかとやられているわけですから、こういうものというのは大変リスクがあるんだということを広く国民に周知するという取組もあわせてやっていただきたいと思います...全文を見る
○宮本(徹)委員 今、賃貸住宅管理業者登録制度のお話がありましたけれども、これは任意の登録制度なんですよね。ですから、今回、犠牲者、被害者をたくさん出しておりますスマートデイズだとか、あと小さな会社もたくさんありますけれども、こういうものについては未登録ということになっております...全文を見る
○宮本(徹)委員 これだけ大きな被害が出ているわけですから、検討継続というところから一歩踏み込んで、やはり法規制に向けてぐっと踏み込んだ対応を進めていただきたいというふうに思います。  それから、金融庁にもお伺いしたいと思います。  金融庁の金融レポートでも、昨年十月出したも...全文を見る
○宮本(徹)委員 しっかりやっていただきたいと思います。  この問題は、所轄の官庁が幾つもわたるわけですよね。不動産業界への指導については国交省、銀行に対しては金融庁、消費者を守るのは消費者庁になります。それぞれ権限もあればノウハウもあると思います。どうすればこうした被害を防ぐ...全文を見る
○宮本(徹)委員 人間、欲は誰もがあるわけですけれども、しかし、被害者の皆さん、麻生大臣が言われるように、自分を責めていますよ。何でこんなものにだまされちゃったんだろうというように責めていますけれども、でも、一番悪いのはだました側ですから、だまそうとする側ですから。やはりそれを、...全文を見る
○宮本(徹)委員 当時の課長、室長は入っているということでいいですね、聞いている、確認をしているということで。それで終わります。
○宮本(徹)委員 終わります。
03月30日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  私も、きのうの参議院での麻生大臣の発言についてまず伺わなければならなくなりました。麻生大臣は、森友の方がTPPより重大だと考えているのが日本の新聞のレベル、こう述べられました。私は自分の耳を疑いました。  この間、大臣は、この委員...全文を見る
○宮本(徹)委員 おわびするという話、訂正するという話がありますが、発言自体を撤回された方が私はいいと思いますよ。いかがですか。
○宮本(徹)委員 森友の問題の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル、この発言を撤回された方がいいですよ。
○宮本(徹)委員 次に行きます。  先日の佐川さんの証人喚問、刑事訴追のおそれという理由で証言拒否が連発されるということになりました。結局、なぜ法を犯してまで安倍昭恵さんの名前を削除する必要があったのか、この点については、国民が一番聞きたかったわけですが、語られることはありませ...全文を見る
○宮本(徹)委員 丁寧さを欠いていたというレベルじゃないと思いますよ。事実を確認せずに事実を確認したかのような答弁をしたわけですよね。  本省での文書の取扱規則を確認したというのが趣旨だということを佐川さんはおっしゃったわけですけれども、二月二十四日の答弁は、委員の御依頼を受け...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、交渉記録があるかないかの事実を確認せずに確認したかのような、確認して、なかったというような答弁をしたわけですよね。  そういう事実も確認せずに答弁するというのは、そういうのは許されるんですか。
○宮本(徹)委員 つまり、その時点では、交渉記録が紙であるかどうかというのは十分に確認できていなかったという話ですよね。だけれども、確認を実際にしたかどうかというのは佐川さん自身は何の認識もないまま、管理規則についてだけ述べたという話なわけですよ。こんなでたらめをやられたら国会審...全文を見る
○宮本(徹)委員 決裁文書は、書換え前、書換え後とかと言われますけれども、本省には書換え前のものが四月四日まであったわけですね、本省の部分は四月四日に書き換えたということをこの間おっしゃっているわけですが。ですから、去年の三月の段階にはその決裁文書はあるわけですから、一月九日に近...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、初めにやった国会答弁をもとに答弁をつくっていったら、初めが事実を確認していなかったら、ずっとうそが、間違いが続いていくという話じゃないですか、今の話では。  私は、はっきり言って、この森友問題のこの間の国会答弁というのは、著しく信憑性に欠けるというふ...全文を見る
○宮本(徹)委員 しっかり点検、検証していただきたいというふうに思います。  それで、私は、とりわけ、点検、検証する上でも、やはりこの問題の出発点であった八億円の値引きの根拠、ここをしっかりと点検しなきゃいけないと思いますよ。  このくい掘削過程で出てきた大量の生活ごみという...全文を見る
○宮本(徹)委員 勉強できていなかったから間違った答弁をしたんだというお話ですけれども、森友学園側が埋め戻したごみだと主張しているということを政府の側からちゃんと認めた答弁というのは去年からずうっとなかったわけですよ。ずうっとなかったんですよ。先ほど言いましたけれども、太田理財局...全文を見る
○宮本(徹)委員 ぜひ、日本ほど財政状況が大変な国も先進国の中ではないわけですから、日本こそしっかり穴があいているところを塞ぐ対策を早急に具体化していただきたいことを申し上げまして、質問を終わります。
03月30日第196回国会 衆議院 本会議 第14号
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○宮本徹君 高橋千鶴子議員より、政府による生活保護基準の引下げと野党提出法案の効果についてお尋ねがありました。  生活保護は、憲法二十五条に明記された国民の生存権を保障する最後のセーフティーネットです。ところが、安倍内閣は、生活保護基準を見直し、生活扶助費を最大五%、平均で一・...全文を見る
04月03日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  森友問題について質問いたします。  証人喚問を受けての世論調査が発表になりました。安倍首相からの指示がなかった、佐川氏の説明に納得できず、読売でいえば七五%。安倍昭恵夫人、招致すべきだ、六〇%。安倍首相の責任は大きい、六四%。そし...全文を見る
○宮本(徹)委員 国民の過半数の方が麻生大臣辞任すべきというのは、やはり麻生大臣の監督責任を重く見ているということだと思いますので、そこはしっかり受けとめていただきたいというふうに思います。  そして、太田局長、先週金曜日からの続きを議論させていただきたいと思います。  先週...全文を見る
○宮本(徹)委員 国有財産審理室がつくったと。  国有財産審理室の室長は、当時、田村さんということでよろしいですね。
○宮本(徹)委員 それで、田村さんは、もうちょっと長い期間、国有財産審理室の室長をやっています。昨年答弁をつくった時点だけじゃなくて、二〇一六年三月十五日に、三月十一日にごみが出てきた、三月十五日に籠池さんが財務省本省にやってきたときにも、このときにお会いしているのが田村さんとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、この際の音声データというのは、いろいろな音声データが国会で議論になりましたが、一番初めに明るみに出た音声データだったわけですね。それは、財務省でも、佐川さんがまだ理財局長をされていたときに確認していただいたと思いますが。その三月十五日に、田村さんの声も入...全文を見る
○宮本(徹)委員 そうすると、田村さんは、九月四日のペーパーを見せられて、籠池さんから、このごみは国の指示で埋め戻されたごみだというふうにじかに聞いていたわけですよ。ところが、その田村さんがつくった答弁ペーパーでは、国の指示で埋め戻したごみだというペーパーではなくて、初めに読み上...全文を見る
○宮本(徹)委員 その答弁はおかしいでしょう。  だって、三月十一日に、一番初めにごみが出てきたときですよね、二〇一六年三月十一日というのは。そこのときの主張は何なのかというのは、もうそれこそ田村室長が戸惑うぐらい、本省でわんわんわんわん籠池夫妻から言われたわけじゃないですか、...全文を見る
○宮本(徹)委員 佐川さんの勉強がだとか、理財局全体の勉強が至っていなかったという話をされるわけですけれども、しかし、田村室長は知っていたわけですよ、当事者からお話をじかに聞いていて。その方がつくった答弁ペーパーで答弁されていたということなわけでしょう。それに基づいて勉強していた...全文を見る
○宮本(徹)委員 田村さんは知っていて、理財局どこまで伝わっていたかというのはわからないわけですけれども、少なくとも、ずっと埋め戻しのごみか新たなごみかということで議論になってきたわけですから、ここはちゃんと調べなきゃいけない点だと思うんですよね。  それで、このごみが埋め戻し...全文を見る
○宮本(徹)委員 十月下旬から十一月に探索して、十一月二十一日に出したということですけれども、太田理財局長がその文書の存在を知ったのは十一月二十一より少し前だと思うんですが、いつですか。
○宮本(徹)委員 十一月二十日だということですね。  ところが、ちょっと議事録を見ていましたら、昨年十二月五日の太田理財局長の参議院財政金融委員会での答弁というのがあります。池田統括官に確認したところ、平成二十七年九月当時、打合せを行っていた記憶はあるが、場内処分を求めるような...全文を見る
○宮本(徹)委員 ちょっとわかりにくいんですけれども、先ほどの話では、見る責任はあったけれども、実際は、中心的な議論は音声データだったり会計検査院の報告だったから、見る責任はあったけれども、法律相談文書のそこの子細まで確認はされていなかったという理解でいいわけですか。
○宮本(徹)委員 太田局長は大変誠実な方だと野田さんからも聞いていますけれども、見る責任があったかどうかということじゃなくて、見ていたのかどうかということを私は素朴にお伺いしていますので。
○宮本(徹)委員 つまり、太田局長も、そのときの答弁は見ずに、従来の佐川さんの答弁を踏襲されていたということなわけですけれども。  しかし、埋め戻しのごみなのか、あるいはもっと深いところから出てきた新しいごみなのかというのは、ここは八億円の値引きの根拠にかかわる中心問題なんです...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですけれども、三メートルより深いところか浅いところかという問題というのは、実は籠池さんが当初主張したとおりの国の指示による埋め戻しだったら、それは深いところのごみという話には絶対ならないわけですよ。ならないわけですよ。  ですから、国の指示による埋め戻し、まあ...全文を見る
○宮本(徹)委員 今の答弁は、音声データを聞いてそんな答弁しちゃだめですよ。業者の方々も深いところにはないというふうに、国が深いところにあることにしようというのに対して一生懸命否定しているのに、実際に工事していた方々がそう言っていたわけですよ。  今の答弁にはおよそ納得は国民み...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  先週金曜日、穀田議員が「日米の「動的防衛協力」について」の文書を示して、改ざんの疑いというのを指摘いたしました。一昨日、大臣が同じタイトルの文書が三つあるということを発表されまして、その日に私も詳しい説明を受けました。  そこでお...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、同じ場所から見つかっているわけですよね。昨年捜したのと同じ日米防衛協力課の共有フォルダの中から見つかる。こんなおかしな説明は、私は成り立たないと思いますよ。  昨年もわかっていたけれども、これは出すわけにいかないということで隠していたということしか説明...全文を見る
○宮本(徹)委員 大体、副大臣が、そういう説明を事務方から受けて、そのまま答弁しているから隠蔽体質が改まらないんですよ。  どう考えたって、同じ課の共有フォルダの中を捜せばすぐに見つかる話じゃないですか。それを、去年は見つからなかったものが今回同じところから見つかりました、前回...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、一昨日出してきたのは二〇一二年のものだったということですね。  そして、情報開示請求のものに対しては二〇一七年、いずれも二〇一七年と言いましたか。え、二〇一七年の七月十二と七月二十一と言いましたか。間違いないですね、ちょっと。三つに分かれているという話...全文を見る
○宮本(徹)委員 先日、記者の方に対して、防衛協力課の方が、複数のファイルに分かれている、別紙一、別紙二みたいに分かれているというお話がありましたけれども、その別紙二については情報公開請求よりも日付が後だったという説明をされているんですけれども、これは間違った説明をされたというこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、一つは情報開示請求の後ということですよね。この二の方は一ページ欠けているわけですよね。  それからもう一つ、ちょっとお伺いしたいんですけれども、文書を分けて保存していたというお話なんですが、もう一つ抜けているページが、「日米の「動的防衛協力」の取組につ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、否定できないということですね。  つまり、文書を別々に管理していた、穀田さんが先日この委員会で丸々一ページ抜けていると言ったところのファイルについては、その電子ファイル自体を廃棄していた、そしてそれは開示しないということで出した可能性もあるということで...全文を見る
○宮本(徹)委員 そんなことを聞いているわけじゃないんですよ。この接受国通報に対して、日本国内ではこの間、米軍機の事故が相次いでいるわけですよ。そういう中で、危険な訓練を行うオスプレイの配備、そして事故も繰り返しているオスプレイの配備はけしからぬと、国民の懸念は伝えたんですかとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 詳細について差し控えたいじゃなくて、これだけ事故がずっと続いているじゃないですか、ことしに入ってからも。そういう中で、住宅密集地の真ん中にオスプレイがやってきて、訓練が開始するわけですよ。そのことについて何も言わなかったということですか。そういう話は、およそ本当...全文を見る
○宮本(徹)委員 そんなことしか言えないんですか。  先ほど河野大臣は、前の議員とのやりとりで、北朝鮮問題、朝鮮半島の問題は平和的に非核化を進めたいというお話をおっしゃっていたじゃないですか。さっきおっしゃったことと今の答弁、全然違いますよ。平和的に非核化を進めたいというんだっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 この間、アメリカと韓国の作戦計画の中では斬首作戦も具体化されている、その中でアメリカの特殊作戦軍がしかるべき役割を果たすというのは、軍事演習の中でもやられている。報道でも明らかになっている事実です。私が一方的に言っている話じゃないです。  そして、このMVに比...全文を見る
○宮本(徹)委員 それはまた変な答弁ですね。MVを普天間に配備するときは、CVについても、皆さん十万飛行時間に達していないのに出していましたよ。わざわざ割り直して数字を出していたんですよ。突然今になってから出さないというのは、そんなおかしな話はないじゃないですか。割り算すれば出ま...全文を見る
○宮本(徹)委員 MVも初めは一・九三だといって、飛べば飛ぶほど普通は安全になるかなと思ったら、飛べば飛ぶほど事故率が上がって三・二四。CVはそれよりも高い四・〇五となっているわけですね。なぜCVの方がMVよりも単純計算すれば事故率が高いんですか。
○宮本(徹)委員 大体、米軍機の事故がこれだけふえているにもかかわらず、その原因について、さっきみたいな、よくわからないみたいなことを言って、それで危険なオスプレイの新たな首都への配備をはいはいと認めちゃう、こんな情けない話はないですよ。これ、日本国民を守るとか、何にも関係ないで...全文を見る
○宮本(徹)委員 そんないいかげんな答弁をして、事故が起きたら誰が責任をとるんですか。河野大臣、責任とれるんですか、そういう姿勢で。  厳しくそのことを指摘して、質問を終わります。
04月11日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  冒頭、一点申し上げたいと思います。  先ほど、公明党の委員から、前回の我が党の宮本岳志議員の質問に抗議なるものが表明され、訂正と謝罪が求められました。  しかし、前回の配付資料は、神戸市議会の公表された議事録であり、事前の理事会...全文を見る
○宮本(徹)委員 これは地方協力局長が抗議しただけですか。沖縄で先日事故があったときは大臣もみずから抗議されたと思いますが、政務の皆さんは米軍に対して、中学校にですよ、こういうものが落下したことに対して抗議もされないんですか。
○宮本(徹)委員 ですから、局長レベルで抗議して済ませていると、また同じことを繰り返されますよ。ちゃんと政務として対応すべきじゃありませんか。
○宮本(徹)委員 これだけ私が何度も政務三役として抗議すべきだということを言っても、抗議しようともしない。何でそんなへっぴり腰なんですか。  事故原因が解明されるまで訓練中止というのは、これは横田の話ですか、日本全土の話ですか。
○宮本(徹)委員 なんでそうなるんですかね。  実は、今回と全く同じ事故が一週間前に沖縄で起きております。つい一週間前の四月三日にも米軍は、伊江島でパラシュートを切り離して落下させる、今回と全く同じことをやっているわけです。飛んでいったのは、横田のC130を使って沖縄で訓練をや...全文を見る
○宮本(徹)委員 なぜ横田以外でも訓練はやめるべきだということが言えないのか、さっぱりわからないですよ。本当に日本国民の安全を守る、これが防衛省の本来の役割でしょう。日本国民の安全を守るんだったら、事故原因は究明されていないので横田ではやめますが、ほかではいいです、そんな論理は成...全文を見る
○宮本(徹)委員 我が党は一月にも赤嶺議員からその問題を予算委員会で提起をさせていただいておりますが、相次いでこういう事件が起きているわけですから、これは真剣に、国内法の改正でこうした訓練は規制できるはずです。ぜひ検討していただきたいというふうに思います。  そして、CV22オ...全文を見る
○宮本(徹)委員 何のためにそういうことをしたんですか。
○宮本(徹)委員 明確にしてどうしたかったわけですか。森友学園側から情報が発信されることが困るということがあったということですか。
○宮本(徹)委員 ごみ撤去費用ははっきりしないというのをなぜ明確にしておきたかったんですか。
○宮本(徹)委員 八億円の値引きを行ったという国会答弁に対してごみ撤去費用は一億円ぐらいだったということを発言したのに対して、一億という言葉だと国会での説明が成り立たないから、はっきりしないということで口裏合わせを求めたということなんじゃないんですか。
○宮本(徹)委員 ですから、文章で当時の国会の議論を振り返ればわかりますけれども、森友学園側に、ごみ撤去費用一億円と言っていたのを取消しを求める、はっきりしないと言ってくれ、八億円の根拠を否定するようなことは言わないでくれ、そういう口裏合わせを依頼していたというのは明々白々ですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 聞いたことに一切お答えになっていないんですけれども、森友学園側に虚偽の口裏合わせをお願いしたわけですよ、財務省は。でも、普通の人と人との関係では、例えば私が富山さんに対して一緒に文書を改ざんしようよとか呼びかけようと思ったら、それは、事前にそういう関係がなければ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、そういう連絡を普通にしているだけだったら、それはただの普通の連絡、やりとりする関係なんですよ。悪いことを一緒にやろうという関係は、普通に連絡しているだけではできないですよ。お互い悪いことをしようという共通の利益が、何らか、どこかの段階であったということ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、そういう恥ずかしいことを財務省の職員が、本当に考えられないようなことをやれる相手だと思ったわけですよ、森友学園は。どこでそうなったのか。  私は、どう考えても、やはり、あの音声データに記されているところにこの関係が築かれた大もとがあると思わざるを得な...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたので終わりますけれども、新しい話が出たらじゃないんですよ。毎日のように新しい話が出て、現在起きていることについて、なぜなのかという掘り下げを徹底してやっていただきたい。  そのことを申し上げまして、質問を終わります。      ————◇——...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  条約の質問に入る前に、何点かお伺いしたいと思います。  四月十日に起きた米軍パラシュートの羽村第三中学校への落下事故について、まず聞きます。  翌十一日、国土交通委員会で私が質問した際に、山本防衛副大臣は、その日、十一日の午前に...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、事故原因を確認されたのかということをお伺いしたわけですよ。メーンとサブのパラシュートが同時に開くということが一体なぜ起きたんですか。
○宮本(徹)委員 なぜひもが絡まったんですか。
○宮本(徹)委員 私、おとといの国土交通委員会でも指摘しましたけれども、同じ事故が四月三日にも伊江島で起きているわけですよね。これも畑に落下しました、パラシュートが。民家から五十メートル離れたところだということですよ。  同じ事故が繰り返されているわけですよ。それは、なぜ同じ事...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、何で同じことが繰り返して起きたのか、ここを究明しない限り安全だなんというのは絶対言えないですよ。パラシュートの畳み方だけの問題なのか、あるいは、そのチェックは日常的に余り、いいかげんにやられているのか、いろいろなことを米側に、何で二回繰り返されたのかと。...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、事故原因は日本政府としても納得がいっていないというわけでしょう。引き続き報告を求めている、それが今の段階なんですよ。  事故原因が確認されるまではパラシュートの降下訓練を行わないと言っておきながら、日本政府ですらまだ報告を求め続けなきゃいけないような状...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、安全確保が大前提と言うんだったら、事故原因の究明がないままパラシュート降下訓練を再開するなど、認めるわけには絶対いかないんじゃないんですか、大臣。
○宮本(徹)委員 ですから、今、私と山本副大臣のお話を聞いていたらわかりますように、事故原因の究明はまだやられていないわけですよ。日本政府ですらまだ米軍に事故原因を求め続けているという話じゃないですか。この段階では、安全が確保されているというのは日本政府の立場でも言えないんじゃな...全文を見る
○宮本(徹)委員 しっかり対応していないから、地元自治体からも批判が上がっているわけですよ。  外務大臣は日本国民の命を守る立場にあるわけですから、それは、米軍に対して正々堂々と、こういう原因究明もやられていないもとでの訓練再開はだめだと言わなきゃいけないと私は思いますよ。その...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、陸自の研究本部は、日常的に海外派遣の活動の日報を収集して教訓化していく、そのためにずっとやっていたわけですね。  陸自研究本部では、このイラク派遣の日報が昨年三月二十七日に見つかっていた、ところが、その三日後、当時の情報公開請求に対してイラク日報はない...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまりそれは、過去保有四十人、現在保有四人のうち、どちらに入っているんですか。過去保有ですか、現在保有ですか、研究本部は。
○宮本(徹)委員 過去保有四十人、現在保有四人のどこに、双方に入っているんですかということをお伺いしています。
○宮本(徹)委員 小野寺大臣がうみを出し切るということを言っています。去年の国会審議では陸自の研究本部にはないということをずうっと皆さんは言い続けたわけですよね。今回、過去保有か現在保有かどこに入るのかわからないんですけれども、あるという話ですよね。  では、過去保有だとしたら...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、過去保有と現在保有の内訳をちゃんと全部教えてほしいという通告をしたはずですよ。ですから、言えない方がおかしいんですよ。  大体、防衛省の調査で、この間、研究本部には、イラク派遣以外にも、初めに言いましたけれども、PKOでカンボジア、ゴラン高原、東ティモー...全文を見る
○宮本(徹)委員 こういう疑いがあるということなんですよ。  その点、ちゃんと、この点だけ、調査を必ずするとお約束していただきたいと思います。うみを出し切ると言っているんですから。
○宮本(徹)委員 時間になりましたので、条約の質問ができずに申しわけございません。反対討論で述べさせていただきます。  終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  日本・リトアニア、エストニア、ロシアの三つの租税条約及び日本・アルメニア投資協定に対する反対討論を行います。  三つの租税条約は、投資所得課税に係る源泉徴収税率を減税ないし免税を含めて措置するためのものであります。これは、日本の大...全文を見る
04月17日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  冒頭、森友問題について伺います。  先ほど、先週の朝日の報道です、大阪航空局は近畿財務局からごみ撤去費の積算を八億円ほどとなるように持ちかけられ、一旦見積もった額から数億円ほど増額したと。この報道について、今なお調査中という御答弁...全文を見る
○宮本(徹)委員 途中経過というのは、大臣は何らか伺っているんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 でしたら、現時点での調査をすぐにつかんで、話せる範囲で、私は、国民に対して説明すべきだと思いますよ。そのことを申し上げまして、バリアフリー法の質問に入ります。  バリアフリーの中でも、生死にかかわる点で急がれるのが、駅のホームドアの設置を始めとした転落防止、安...全文を見る
○宮本(徹)委員 事故が起きた駅で、ホームドアを設置する、あるいは点字ブロック、内方線つきのものをやるというのは、それはすぐにやらなきゃいけない話だと思いますが、そういう対策をやると同時に、一つはやはり、蕨駅でも声かけができていなかったというお話なわけですよ。やはり、事業者の皆さ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、事故がなくなっていないわけですから、もっと厳しく、強く指導をしていっていただきたいというふうに思います。  それから、先ほど無人駅の話もございましたけれども、一方で駅の無人化というのは全国各地でどんどん進んでいるわけですよ。駅が無人化、どんどんこのま...全文を見る
○宮本(徹)委員 聞いたことに答えていないんですけれども、では、監視カメラとかなんだとかあったら、こういう視覚障害者の方の転落防止ができるのかといったら、できるわけないじゃないですか。  ところが、そういうホームドアも何もつかないまま駅の無人化だけがどんどん進んでいる。これは安...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、一々連絡しないとだめという現状は、障害者の立場に立ったら、一々本当に自由に動き回ることもできないという制約になっているわけですよ。急遽動かなきゃいけないときだって当然あるわけですし、これは、やはり駅を無人化していくというのは、バリアフリーの考え方からい...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、今、五百億という話がありましたけれども、リニアは三兆円出しているわけですよ、三兆円。桁が幾つ違いますか。もっと大胆に支援をしていくべきことを求めておきたいと思います。  それからあと、ホームドアの問題にかかわって一点、ちょっと聞いている話があるんです...全文を見る
○宮本(徹)委員 どれぐらい把握しているのかわからないですけれども、都内を見ても、両方にどっちもついていないところ、かなりたくさんあると思うんですが、把握されていますか。
○宮本(徹)委員 どっちにもついていないところも結構あるんですよ。ゆりかもめの駅だとか、あちこちあります。  あと、JR東日本の話がありましたけれども、JR東海になるんですか、新幹線の駅は。東京駅でもあれはついていないのかな。でありますので、ちゃんと事業者にどうなっているかとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、ですから、もっと対象を拡大しないと困るんじゃないですかというお話をしているんですけれども。
○宮本(徹)委員 いや、ですから、先ほど議論になっていましたけれども、地方自治体任せじゃなくて、もっともっと、トイレが足りないよ、つくりましょうというのを旗を振っていただきたいと思うんですけれども、大臣いかがですか。     〔盛山委員長代理退席、委員長着席〕
○宮本(徹)委員 それからあと、これは視覚障害者の方から伺った話ですけれども、トイレもどんどん進化していますよね、今。流し方も進化している。昔はレバーを下げていたのがボタンになって、更に今は手をかざすだけでじゃあっと流れるというのがあるわけですけれども、表示が見えない視覚障害者は...全文を見る
○宮本(徹)委員 周知徹底をよろしくお願いしたいというふうに思います。  もう時間がないので、最後、一問だけお伺いします。  区市町村の生活道路のバリアフリーというのも、移動の連続性ということを考えたら非常に大事な課題だというふうに思っています。公共交通機関にたどり着くまでの...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、防災・安全交付金にしろ社会資本整備交付金は、各自治体でも優先順位というのが大体いろいろありまして、バリアフリー化に十分回っていないというのが現状だというふうに思いますので、やはり、そこはちゃんと進むような仕組みを更に交付金の中でも検討していただきたい。...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  BEPS防止措置実施条約について質問します。  まず、PEの定義拡大について伺います。  今国会で成立した二〇一八年度の税制改正では、国際課税の分野で、BEPSプロジェクトに従い、恒久的施設、いわゆるPEの定義を広げる改正が行わ...全文を見る
○宮本(徹)委員 しかしながら、アメリカはBEPS防止措置実施条約を保留しているため、本条約が発効され、日本の国内法が整備されたとしても、米国の企業には今回の改正は適用されない。つまり、インターネット通販業のアマゾンなどの米国企業に対しては、新たなPEの基準は適用されない、こうい...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、米国に対して、BEPS防止措置実施条約への参加、さらには日米租税条約の改正を求めていかなきゃならないわけですが、なぜアメリカはこのBEPS防止措置実施条約に反対しているんですか。
○宮本(徹)委員 なぜ参加しないのか、理由を明らかにしていないということなんですけれども、これはアメリカとの詰めた議論が行われていないということなんですか。
○宮本(徹)委員 米国として判断しているところとか、理由は明らかにされていないというので、何か、聞いていると、詰めたやりとりをアメリカとやっているような雰囲気が感じられないんですけれども、河野大臣自身は、このBEPS防止措置実施条約へ参加すべきだと御自身がアメリカに対して働きかけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ぜひ大臣のレベルでも、もちろん、担当は麻生さんのところだとか、税務当局のレベルとか、いろいろなところでもやられると思いますけれども、日本そして世界が税収を大きく失っている大きな要因の一つが、やはりアメリカのIT、多国籍企業が租税回避しているという問題がありますの...全文を見る
○宮本(徹)委員 しっかり働きかけていっていただきたいというふうに思います。  それと、アメリカが参加を表明していないもとで、現状では、アマゾンのような米国企業に課税するためには、現条約のPEの定義を厳密に適用して課税していくということも私は重要だというふうに考えますが、その点...全文を見る
○宮本(徹)委員 かつて国税庁は、アマゾンの子会社の倉庫については、これは課税できるPEに当たるとして追徴課税処分を出したことがあるわけですよね。ところが、アマゾンがアメリカに納税していると主張したことから、両国の税務当局による二国間協議に委ねられて、そして、日米当局間の協議の結...全文を見る
○宮本(徹)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、次の議題に移ります。  今回も山本防衛副大臣に来ていただきました。毎回ありがとうございます。前回の質問の宿題です。  自衛隊日報隠蔽問題で、出発点は南スーダンの日報隠しだと。昨年、我が党は、南スーダンの日報...全文を見る
○宮本(徹)委員 過去の保有にも現在の保有にもあったということだったわけですね、特別防衛監察だと。  ということは、その時点で、これは三月三十一日時点での話ですよね、私は、一年前の三月二十九日に、陸自研究本部に日報があったんじゃないかという話をしましたけれども、そのときの答弁と...全文を見る
○宮本(徹)委員 私はその後に、ちゃんと私も議事録を持ってきましたけれども、教訓データベースでなくても、陸自研究本部にはデータは保存されていたことなんじゃないんですかという質問をしていますよ。初めに教訓センターデータベースにないと言ったから、じゃ研究本部にはあったんじゃないですか...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、なぜ言及しなかったのかということですよ、あったのか、なかったのか。そして、言及せずに、日報がなくてもそういう教訓要報はつくれるんですという説明をやったわけですよ、日報を使ってやっていたにもかかわらず。全く虚偽答弁を私に対して当時やっていたということじゃ...全文を見る
○宮本(徹)委員 私の質問時間が一年前無駄になったわけですよ。しかも、当時、私の質問前から予算委員会で問題になったわけですよ、陸自研究本部にあるんじゃないのかということが問題になっていたわけですよね。それに合わせて、陸自研究本部にあるということにしちゃいけない、だから、そこは、日...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、今、山本副大臣がおっしゃったように、なぜ曖昧な答弁をしたのかということなんですよ。曖昧な答弁だと山本副大臣も思うわけでしょう。なぜあえて。  私はもう延々同じことを聞いていますからね。大体、政務三役は研究本部に行って調べるべきだという話まで私はしてい...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、まとまって持っていた部隊もあったわけですよね。そこでは、なぜ欠けている日があるのか。これはどういうことなんですか。
○宮本(徹)委員 もともとそこしか持っていなかったのか破棄したのかもわからないという話なんですが。これは、もともと全部持っていた、普通だったら全部そろえて、日報は飛び飛びじゃなくてまとめて持っているのが普通だと思いますよ。ところが、欠けているところがある。  例えば二〇〇五年で...全文を見る
○宮本(徹)委員 調べることは困難かもわからないですけれども、それは、でも、さかのぼって調べなきゃいけないんじゃないですか。調べるのは困難ということで済ませるわけにいかないと思いますが、もう時間が来ていますので。  副大臣、困難だと言っていますけれども、困難であっても調べる必要...全文を見る
○宮本(徹)委員 曖昧な答弁で逃げたのは当時の若宮さんだということを指摘して、終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  日本・デンマーク及び日本・アイスランドの二つの租税条約に対する反対討論を行います。  二つの租税条約は、投資所得課税に係る源泉徴収税率を減税ないし免税を含めて措置するためのものであります。これは、日本の大企業とその海外子会社が、当...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  福田事務次官のセクハラ疑惑について質問いたします。  十六日午前の報道では、財務省の福田事務次官が内部調査に対して、公開された音声は自分のものであると認めていた、こういう報道がJNNでありましたが、この時点での報道というのは事実で...全文を見る
○宮本(徹)委員 一旦認めていたけれども、後から大臣なりあるいは官邸なりと相談して、自分のものかよくわからないというふうに言いかえよう、そうしたという経過は一切ないということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 じゃ、一度も自分の声であるということは認めたことはないということでいいわけですね。  麻生大臣は、十七日朝の閣議の後の記者団の質問に対して、音声データの声について、自分は聞いていて福田次官じゃないかという感じがしたと述べられ、福田次官の声のように聞こえたという...全文を見る
○宮本(徹)委員 木原副大臣は、音声データ、福田次官の声に聞こえたでしょうか。
○宮本(徹)委員 今枝政務官にも来ていただきました。音声データを聞かれまして、福田次官の声に聞こえましたか。
○宮本(徹)委員 長峯政務官にもお伺いしたいと思いますが、あの音声データは福田次官の声に聞こえましたか。
○宮本(徹)委員 あと、調査に当たっている官房長にもお伺いしますが、あの音声データ、個人の感想として、福田事務次官の声だと聞こえましたか。
○宮本(徹)委員 ですから、聞き取りができた方、はっきり聞こえた方、うえの副大臣、今枝政務官、そして矢野さんも福田事務次官の声と聞こえたということじゃないですか。何でそれが、本人だけが、自分の声かどうかわからない、すっとぼけたことを言っているのか。全く不思議ですよね。  福田事...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、場所と流れについてはいろいろな意見を持っているけれども、声については否定をしていないと。こういう発言があったこともあり得るということなわけですよね。  やはり、先ほど来議論になっていますように、皆さんも聞かれて判断されているように、これは福田事務次官の...全文を見る
○宮本(徹)委員 相手がどのような職の女性であっても、相手が不快に感じる、性的な嫌がらせだと感じると、これであれば、これはもうセクハラであることは間違いないわけですよね。  お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはあると。こういう福田事務次官の聞き取り調査に対する発言自体が、私...全文を見る
○宮本(徹)委員 女性が接客しているお店の女性とお店の女性と、どこがどう違うのかよくわからないんですけれども、女性が接客しているお店の女性だったらいいという話ですか、今は。そうしか聞こえなかったですよ。
○宮本(徹)委員 そういう接客という意味がさっぱりわからないんですけれども、私には。
○宮本(徹)委員 だから、そういう接客と言われても私には全く理解ができないので、ちゃんと説明してください。
○宮本(徹)委員 私は、そういう店の類いがどういうものがあること自体が、世間知らずなものですから、全く今の説明では理解できないわけですけれども。だけれども、相手が嫌がる、性的に嫌がる発言をするということは、これはセクハラに当たるわけですよ。そういうことが全く問題にならない店という...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、この発言で、仲間内の会話で相手から話題を振られたりすればそのような反応をするかもしれないと。本人がそう言っているじゃないですか。これは、日常的に、仲間内の会話でそういう発言をやってきたということを事実上お認めになっているということじゃないですか、違いま...全文を見る
○宮本(徹)委員 別に次官の日ごろの素行について私は聞いているわけじゃないわけですよね。本人が、仲間内の会話で相手から話題を振られたりすればそのような反応をするかもしれないと言うのは、しょっちゅう自分はそういうことをやっていますよと自白しているような話なんですよ。  大臣にもち...全文を見る
○宮本(徹)委員 不当な報道だったら、おわびを申し上げるとその段階ではならないと思うんですよね。やはり何らかの根拠があったから、その段階で私は福田次官がおわび申し上げるという姿勢を大臣に対してとった、普通はそう考えると思いますよ。  次に行きますけれども、今回、先ほど来議論にな...全文を見る
○宮本(徹)委員 その事務所がいろいろなことをやるにしても、その事務所自体が財務省からの委託でやられているわけですよ。財務省から、国から税金をもらってやられる調査なわけですよね。やはりそれは、被害者から見たら第三者には決してならない。財務省からすれば第三者のつもりかもわからないで...全文を見る
○宮本(徹)委員 その深謀遠慮が配慮になっていないんですよ。被害者の人権への配慮、被害者の立場の配慮になっていない。だから、広範なところから、今回の財務省の調査のやり方については批判が上がっているわけですよ。これはちゃんと世論の批判に耳を傾けて、調査のあり方を見直すべきだと思いま...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、二次被害がないようにする、そして被害者に配慮した調査をやるという点でいえば、やはり、財務省が顧問契約を結んでいる事務所に依頼してやるというやり方は再考すべきだということを重ねて申し上げておきたいと思いますし、あとは、加害者側からの聞き取りについても、先...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、福田事務次官の素行については先ほどよく知らないというお話がありましたけれども、知られている職員だとか、いるかもわからないわけですよ、その日の福田事務次官の行動だとか、報道されている日の。あるわけですから、そういう情報も含めて、こういうものがあったのか、...全文を見る
○宮本(徹)委員 本人自身が、仲間内でそういう話もやっているということを調査で述べられているんだから、その仲間内というのは誰なのか、そういう調査だってできるじゃないですか。本人が述べているわけですよ、仲間内で言われたらそういうことを話すかもわかりませんと。そういう仲間がいるという...全文を見る
○宮本(徹)委員 不思議なんですよね。今までいろいろなことを、メディアで報道があった場合、大体すぐ、この場での質疑でも、調査結果が出てきて、申しわけなかったとか、ここはこうだったというのがいつもいつも来るわけですが、なぜこの案件ではそんなに調査に時間がかかっているんですか。
○宮本(徹)委員 近畿財務局と本省とは違うんだというお話がありましたけれども、あと人数が多い少ないという話がありましたけれども、これにかかわっている人数というのはそんなたくさんいる話ではないんじゃないんですか。近畿財務局の職員で森友案件にかかわっていた方というのは、そんなにたくさ...全文を見る
○宮本(徹)委員 この朝日の先週の報道というのは、今までの財務省の説明が全部ひっくり返る、国土交通省の説明も全部ひっくり返る。まさにごみの増量を財務省の側が国交、大阪の航空局に対して求めていた、積算をし直せということをやっていた話ですから、これがはっきりすれば、あの八億円の値引き...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、福田前事務次官のセクハラについて質問いたします。  一昨日、財務省幹部のセクハラ防止の研修を行われるということになりました。講師の菅谷弁護士からは、冒頭で、財務省の一連の対応について、財務省の感覚と世の中の常識が非常にずれて...全文を見る
○宮本(徹)委員 太田理財局長も再認識されたことがたくさんあるということです。  麻生大臣は、記者会見で問われて、みずからのセクハラの認識は高いかと言われて、そうですというふうに答えられているわけですが、麻生大臣は、みずからのセクハラに対する認識は何をもって高いと考えられている...全文を見る
○宮本(徹)委員 麻生大臣御自身は、みずから、セクハラについての自分の認識は高いというお考えのようですが、この間の麻生大臣の発言、あるいは財務省の対応を見ている国民というのは、およそ高いとは言えないと。先ほど紹介しましたけれども、財務省の研修会の講師の方も、財務省の感覚と世の中の...全文を見る
○宮本(徹)委員 麻生大臣、午前中に発言されたこともお忘れのようですけれども、きょう午前中に、立憲民主党の尾辻さんが質問された際に、大臣は、福田事務次官の問題について、はめられたという可能性も否定できないという答弁を午前中されているわけですよ。これは、今そういうふうにおっしゃるん...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、きょうの午前中しています。ですから、今、各紙の報道でも、本日も麻生大臣ははめられたという可能性否定できないということで、流れているわけですよ、そういう発言をされたということで。  じゃ、それは、今訂正するということですから、きょうの午前中の発言は撤回する...全文を見る
○宮本(徹)委員 自分自身でそう認識しないままそういう発言がぽろっと出てきているというところが、本当に国民の多くは、麻生大臣のセクハラに対する認識というのは本当に大丈夫なのかなということを思っている点だというふうに思います。  それから、先ほど野田元総理からも、セクハラ罪という...全文を見る
○宮本(徹)委員 いろんな資料も手に入れて、改めて、セクハラとは何なのか、なぜやってはならないのか、大臣の役割が何なのかというのをぜひ学んでいきたいというふうに思います。  そして、セクハラ防止についての研修の中で、講師の方から、福田前事務次官のセクハラ事案について、財務省の調...全文を見る
○宮本(徹)委員 菅谷弁護士の使ったパワーポイントの資料をいただきました。被害者側の視点、立場に立った調査方法に対する配慮の欠如、大きく見出しを立てて書いてあります。客観的視点の欠如、これも大きな見出しを立てて書いてあります。顧問弁護士による調査や記者クラブへの呼びかけ方法がどう...全文を見る
○宮本(徹)委員 調査方法について、これからについては考えていきたいということですけれども、今回とった調査方法については誤りがあった、被害者の側に立った視点が欠如していた、配慮が欠如していた、その点はお認めになった方がいいんじゃないですか。せっかく研修を行って、お話も聞いて学んだ...全文を見る
○宮本(徹)委員 万全ではなかった、反省はするというのがありますけれども、被害者側の視点、立場に立った調査方法に対する配慮の欠如があった、この点もお認めになりますね。
○宮本(徹)委員 初めから間違っていたわけですよ、顧問弁護士に名乗り出てくださいと。  矢野官房長は、この委員会で、名を伏せて弁護士に話すのがそんなに苦痛なことなのか、こうまで言ったわけですよ。  こういう調査の仕方が間違いだった、万全でなかったということじゃないんです、間違...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、今後の対応について真剣に考えていかなきゃいけないのは当然そのとおりなんですけれども、私が先ほどお聞きしたのは、セクハラを防止できなかったことについての大臣の監督責任についてお伺いしたわけですよ。事務次官が起こしたセクハラですから、事務次官を監督できるのは麻...全文を見る
○宮本(徹)委員 今後の対応は当然考えなきゃいけないわけですけれども、起きてしまったことに対して、先ほど私、人事院の規則を紹介しましたけれども、ちゃんとたくさん研修しなさいということだとか、人事院規則には書かれているわけですよ。  今回は事態が起きてから幹部の皆さんに対する研修...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、もう時間になりましたから終わりますけれども、これまでの研修では足りなかったから福田事務次官のセクハラ行為が防げなかったわけですから、それはもう監督責任が果たせなかったという点ははっきりお認めになった方がいいというふうに思うんですよね。  それを踏まえ...全文を見る
05月14日第196回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  加計学園問題について質問いたします。  総理は、この間、加計さんからこの獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ないと説明してきました。  ところが、愛媛県の面談記録には、加計学園側の言葉として次のような記載があります...全文を見る
○宮本(徹)委員 愛媛県の中村知事は、職員は文書をいじる必然性は全くないと言っています。  そして、先日の与党が招いた加戸前知事、総理も信頼されている方だと思いますが、加戸前知事も、愛媛県のメモは、当日、東京事務所で、東京事務所と愛媛県から来た職員とが協議しながらメモをつくって...全文を見る
○宮本(徹)委員 私がお伺いしたのは、この愛媛県の文書については、この部分については誰も、柳瀬さんだって記憶にないと言うだけで、反証は誰もしていないんですよ。そういったことを言っていないと言っているのは総理だけなんですよね。  もし総理が、この部分がですよ、私は言っていない、そ...全文を見る
○宮本(徹)委員 じゃ、そうなると、加計さんに来ていただいてこの場で話していただくしかないじゃないですか。  総理は、加計さんが総理の地位を利用して何かをなし遂げようとしたことは一切ないということを言いますけれども、もしこの場で総理は言っていないということをおっしゃるんでしたら...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう一点、お伺いします。  首相官邸での面談について、加戸前愛媛知事は、会合でアドバイスをもらったことが学部認可につながったと正直に語られました。  そして、その場でのアドバイスだけじゃないんですよね。この三回の面談、一回目の面談の後から官邸は精力的に動いて...全文を見る
○宮本(徹)委員 何も、ここに記録がされているのに、そういう発言はしていないと。その類いの、趣旨の発言はされているんですか。
○宮本(徹)委員 四月二日にそういう発言はしていないにしても、それに近いような発言、どういう発言をその場でされたんですか、この問題について四月二日に藤原さんは。
○宮本(徹)委員 じゃ、愛媛県に書いてある文書はうそだということを内閣府は考えているということですね。
○宮本(徹)委員 またこれは愛媛の中村知事がお怒りになられますよ。  記録はあるんですか、四月二日の。そういうことを記憶に基づいて話しているのか、それとも記録があるのか、おっしゃってください。愛媛県の側は記録が出ています。内閣府の側は、こういう要請がないと言うんだったら、内閣府...全文を見る
○宮本(徹)委員 記録がなくて記憶だけに頼って言っているのと、はっきりと集団でつくった記録と、どっちが信用性があると思いますか、総理。
○宮本(徹)委員 私が聞いたのは、どっちが信用性があるかといったら、それは当然、集団でつくった記録の方が信用されるということなんですよ。全く、今の答弁を聞いても、国民は理解されないと思いますよ。また総理を守るためにうそをついているんじゃないか、こういうふうにしか思わないですよ。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、念のためにお伺いしますけれども、獣医学部新設には、強力なライバル校として京都産業大学がありました。  内閣府に伺います。藤原さんは京都産業大学と三回面談をしています。面談した日にちは記録に残っていると思いますが、教えてください。
○宮本(徹)委員 そんなうそ、よくつけますね。  私、昨年、内閣府に資料請求して、メールが送られてきていますよ、京都府と藤原審議官の面談。回答、面談の記録は作成していませんが、確認できた範囲では、京都側からの申出に応じて、京都府等から次のとおり相談を受けました、平成二十八年一月...全文を見る
○宮本(徹)委員 なぜできないんですか。私はちゃんとメールで去年もらっているんですよ。  去年の段階では出せたものが、交渉記録は残っていないということを、うそをつくっていくためには京都の側と会った日付までないことにしてしまう、総理とかかわる問題になったら全部隠してしまう、隠蔽し...全文を見る
○宮本(徹)委員 去年、私、メールでもらっているんですよ。これは、内閣府の参事官補佐の方ですよ。参事官補佐の方にもらっているわけですよ。  私、これを答えてもらうためにわざわざちゃんと通告をしているのに、おかしいですよ。(発言する者あり)
○宮本(徹)委員 私は、きょうの予算委員会の場で、京都はわかっているのに、なぜ……(発言する者あり)けさ通告していますよ。  大体……(発言する者あり)
○宮本(徹)委員 大体、参事官補佐からちゃんと私に対してメールも出しているんですよ。メールで出している資料が、何で都合が悪くなったら出せないのかというのは、こんなおかしな話はないですよ。  結局……(発言する者あり)
○宮本(徹)委員 いや、本当におかしな話で、私は難しいことを朝言ったんじゃなくて、昨年、私は同じ質問を内閣府に求めて、メールで資料が来ているから、そのことを紹介してもらおうと思って、きのうの夜じゅうにファクスを送っていますよ。ファクスはきのうじゅうに送っていますけれども、朝、確認...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間が参りましたので、これで終わります。
05月15日第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、私立大学の定員管理の厳格化についてお伺いしたいと思います。  二〇一六年度から二〇一八年度にかけて、私学助成が不交付となる定員超過率が、定員八千人以上の大学では、定員の一・二倍以上から一・一倍以上に引き下げられました。一・一...全文を見る
○宮本(徹)委員 弊害の声は文科省にも届いているとは思うんですが、やはり、大学や予備校や、あるいは高校にも、どうなっているのかというのを文科省としてしっかりつかんで、それで、弊害がこれだけ起きているのにこのまま突き進むというのは絶対やってはならないというふうに思うんですけれども、...全文を見る
○宮本(徹)委員 確認しますけれども、この方針をそのままいくのではなくて、まずしっかりと弊害の実態、何が起きているかつかむ、そこを直視する、そこをお約束していただきたいんですけれども。
○宮本(徹)委員 各私立大学で起きているだけじゃなくて、やはり一番大きな問題は、私は、一人一人の受験生にとっての問題、そして受験生を抱えている家庭の問題、ここは本当に大きな問題が今生まれておりますので、一人一人の受験生の人生がかかっているという視点で、学ぶ権利をしっかり保障する観...全文を見る
○宮本(徹)委員 いろいろやってきたけれども、スーパーゼネコンによる談合が繰り返されているわけですね。これを私たち国民は皆、目の当たりにしているわけですよね。  じゃ、なぜこの談合は繰り返されているというふうに国交省としては分析されているんですか、大臣。
○宮本(徹)委員 外環道の談合疑惑は、私は昨年国会で取り上げましたけれども、去年、疑義は払拭できないと。それはカウントしていないですよね。そして、今回のリニアの話もカウントしていないわけですよね。また繰り返されているわけですよ。なぜまた繰り返されるようになっているのか、ここの分析...全文を見る
○宮本(徹)委員 ということは、課徴金の水準の引上げも含めて検討されているということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 その報告書を私も拝見させていただきましたけれども、おっしゃるとおり、期間を延ばすというのはあるわけですけれども、率の引上げはないですよね、一〇%から引き上げるというのは。率の引上げも含めて考えるべきじゃないですか。  課徴金の一事業者平均額で見ると、日本は一・...全文を見る
○宮本(徹)委員 今の趣旨では、欧米並みまで引き上げるということですか、そういう水準になるまで。そういうことをやろうと思えば、私は、率まで踏み込むしかないというふうに思いますよ。算定期間もそんなに延ばすことになっていない。それは私も報告書を読んでいますから存じていますけれども、欧...全文を見る
○宮本(徹)委員 加計問題について質問いたします。  加計学園と内閣府の藤原さんが四月二日に会った面談の記録はない、会ったという日も確認できないという話がこの間されているわけですが、きのう予算委員会でも指摘しましたが、藤原審議官が京都側と会ったと確認された日付というのは、既に昨...全文を見る
○宮本(徹)委員 そうすると、京都側のものは残っていて、加計学園側と会ったときのものは確認がなかなかできないというおかしな状況なんですかね。  ちょっと、加計学園側との面談の日付もわかるんじゃないかと思いますが、藤原氏と加計学園側の面談の日付及びテーマ、どれだけわかっております...全文を見る
○宮本(徹)委員 当時の担当者の手帳だとかメールだとかを確認してわかるという話でしたら、私、大体全ての日は特定がつくはずだと思いますよ。だって、皆さん、手帳だとかいろいろなもので確認されているわけでしょう、メールだとかで。  結局、四月二日という話だけは、これはないことにしよう...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、京都産業大学は、西暦では二〇〇六年から、そして加計学園は、国家戦略特区に提案した二〇〇七年からと。加戸さんも、二〇〇七年の一月か二月に話があったという話を先日の参考人招致で言われていますから、ほぼ同時期、若干、京都産業大学の方が早かったというのが事実です...全文を見る
○宮本(徹)委員 双方記録がないということですけれども、文科省に対しては相当前から働きかけを、ずっと獣医学部をつくりたいということでやっていた。私の持っている資料よりも、先ほどの文科大臣の答弁の方が古いです。  私が持っている資料では、二〇〇七年度、専門教育課に出向き、当時の課...全文を見る
05月17日第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、金融担当大臣としての麻生大臣にお伺いします。  スルガ銀行がシェアハウス投資問題について社内調査を行って、その結果が公表されました。自己資金確認資料の改ざんといった不正行為の可能性を相当数の銀行職員も認識していたことや、フリ...全文を見る
○宮本(徹)委員 金融庁が、今、実地検査をやられて、それから行政処分をどう下していくのかというのは当然あるわけですけれども、この間、メディアでも指摘されておりますけれども、金融庁自身は、長官がスルガ銀行の経営を持ち上げてきたという歴史もあるわけですよね。監督責任自体がどうなのかと...全文を見る
○宮本(徹)委員 私がお伺いしたのは、取組をずっとやっているわけですけれども、話合いが進展していないわけですよ。地位協定で定められたものすらアメリカ側が守っていないというのは、本当に大変深刻な問題だと思います。  これまで数百億、騒音訴訟では賠償金が確定しておりますが、今度の予...全文を見る
○宮本(徹)委員 河野大臣御自身も直接ポンペオさんに働きかけるだとか、そういうことも含めて取り組まれますか。そういうこともやるべきだと思いますが。
○宮本(徹)委員 ですから、みずから私は先頭に立って取り組んでいくということをやらないと。これは地位協定で決まっている話ですからね、七五%アメリカが負担する。それを払わないというアメリカをそのままにしておくというのは、本当に、日本国を代表する外務大臣としてはそういう姿勢では絶対だ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、平成二十五年は百三回だったものが、二百九十七回。数、間違いないですね。ですから、五年間の間に三倍近くふえております。募集目的のものは変わっていないということで、一般広報目的というのがぐっとこの間ふえて、二百回ぐらいやられているということになっているわけで...全文を見る
○宮本(徹)委員 地元の自治会の方だとか自衛隊の協力団体の方だとか防衛モニターの方だとかを乗せて飛んでいるということですけれども、立川基地は消防庁だとか警察も使っていますけれども、どちらも体験搭乗を土日でやってなんかいませんよ。土日に飛んでいるのは、警察にしても消防にしても、専ら...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、今の答弁は矛盾しているんですよね。周辺自治体の要望は、土日は緊急のものを除いては飛ばないでくれというふうに言っているわけですよ。体験搭乗は専ら土日にやっているわけですよね。ですから、周辺自治体の要望に応えることと土日にやっている体験搭乗を続けるというのは全...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう事実上の遊覧飛行ですからね。警察や消防だってやっていないんですよ。なぜ自衛隊だけがやるんですか。  これだけ財政が厳しいと。きょう決算行政監視委員会だから言いますけれども、それだけの余裕があるんだったら、防衛費をもっと削ればいいじゃないか、社会保障に回せば...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  平成二十八年度一般会計熊本地震復旧等予備費使用総調書及び同年度特別会計予算総則による経費増額総調書には賛成、平成二十八年度一般会計予備費使用総調書には反対の立場で討論します。  反対の理由の第一は、普天間基地及び嘉手納基地をめぐる...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  日米の二国間協議について、質問いたします。  衆議院本会議で、総理は、米側は二国間ディールに関心を有していると承知しております、こう答弁されております。この総理の言った二国間ディールのディールとは、日本語で言えば何という言葉になる...全文を見る
○宮本(徹)委員 ディールというのは、じゃ、お互い、アメリカ側が意味していることと日本側が意味していることが違う可能性があるということですか、それは。  一般的には取引なのかなと思う。あるいは、ディールというのを辞書で調べたら、裏取引だとか密約だとか、こういう訳もあるんですよね...全文を見る
○宮本(徹)委員 そういうでたらめなことを言って。ディールといえば、一般的には今、取引というふうに訳されるんじゃないですか、二国間の。(茂木国務大臣「じゃ、コミットメントはどう訳すの」と呼ぶ)コミットメントは関与でしょうが。  ディールはディールで、それが日本語に置きかえられな...全文を見る
○宮本(徹)委員 大臣が何と言おうと、アメリカの側は、トランプ大統領が指しているディール、取引、そういう場として位置づけていくというのは明白だと思うんですね。日米間の貿易項目や条件や内容についてのディールが始まっていくのではないか。  また、大統領覚書には、私は、米国がTPP署...全文を見る
○宮本(徹)委員 よくわからない答弁なんですが、大統領覚書をトランプ大統領は撤回したんですか。
○宮本(徹)委員 現状もそのまま残っているということなんですから、初めからそう答えればいいわけですよ。ですから、一対一のベースの取引が、ディールが始まっていくということなんですね。  それで、ライトハイザーUSTR代表は、ことし三月二十一日の米国議会下院歳入委員会の貿易政策に関...全文を見る
05月22日第196回国会 衆議院 本会議 第28号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました茂木敏充TPP担当大臣に対する不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  まず冒頭、加計学園疑惑について指摘しなければなりません。  総理は、先週、私の質問に対して、私は加計理事長...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○宮本(徹)委員 おはようございます。日本共産党の宮本徹です。  打ち切られた先週の続きです。  先週、米国は二国間ディールに関心を有すると総理が答弁した、この二国間ディールのディールは日本語にすれば何となるのかというふうに私がお伺いしましたら、大臣からは、ディールに対応する...全文を見る
○宮本(徹)委員 短い時間しかないんですから、長々と聞いてもいないことに時間を費やしていただきたくないと思いますよ。あなた御自身が、大臣御自身がディールを取引と言いかえてやっていたのに、突然、ディールは当てはまる日本語はないんだということを言い始めるからおかしな話になるわけですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 お答えになっていないんですけれども。TPPが最良だと言っているというのはもう何回も聞いている話なんですよね。FTAについて、日本としてはこんなものは結ぶつもりはないと言ったのか、それとも拒否はしていないのか、どっちなんですか。
○宮本(徹)委員 つまり、FTAは結ばないということは、日本側は明言はしていないということですね。
○宮本(徹)委員 つまり、こんなに聞いてもFTAは結ばないということを言っていないということは言っていないわけですよ。アメリカ側からすれば、日本は明示的には拒否していないとしか受け取れないですよ。私はそういうのは極めて重大な姿勢だと言わなければいけないと思います。  安倍総理は...全文を見る
○宮本(徹)委員 守るべきものは守っていないから問題になっているわけですよ。  大体、国会決議は、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖などの重要五品目は、関税交渉からは除外を求めていたわけですよ、除外を。一部例外にしてくれという話じゃないんですよ、除外だったわけですよ。全くこの国会...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、報告書をアメリカが議会に対して出しているというのは、その関心事項に基づいてアメリカは日本と交渉しているということじゃないですか。事細かに書いているじゃないですか。  例えば、二〇一六年、郵便局ネットワークへのアクセスに関し、アフラック社のがん保険商品を...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、日本が一番ターゲットになっているわけですよね。  茂木大臣にもお伺いしますけれども、この日本をターゲットにアメリカは交渉をずっとやってくる。そうすると、アメリカのいわゆるロビー活動をやっているような業界団体も含めて、USTRの外国貿易障壁報告書に書か...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、際限なくアメリカ側はいろいろな要求を持ち込んでくる場というふうになるわけですよ。そして、過去の歴史は、譲歩ばかり繰り返してきた。  そして、最近、米韓FTAというのもありましたけれども、はっきり言ってアメリカの一方的な勝利なわけですよね。韓国の一方的な...全文を見る
○宮本(徹)委員 FTAに更に進んでいくということは絶対ないと。絶対ないと断言できるんですか。
○宮本(徹)委員 絶対ないとは言えないわけじゃないですか。  絶対ないなら絶対ないというふうに、茂木大臣、言ってください。
○宮本(徹)委員 ですから、FTAに進まないということをこれだけ聞いても、外務省からも茂木大臣からも明言いただけない。これはもう、譲歩に譲歩を重ねた末、日米FTAに進んでいく可能性だって含まれているということになるんじゃないですか。  既に、アメリカ側は日米FTA交渉に関心があ...全文を見る
05月29日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きのう、我が党の小池晃そして宮本岳志両議員の質問で、昨年九月七日に理財局長と航空局長が意見交換を行った際の、航空局長と理財局長との意見交換概要なる文書があることが明らかになりました。  内容は、皆さんも驚かれたことだと思います、会...全文を見る
○宮本(徹)委員 財務省はつくっていない、航空局は、行政文書じゃなく個人メモでつくっているかもしれないので今探索しているところだというお話でした。  作成はしたと担当者はおっしゃっているわけですね。
○宮本(徹)委員 作成したような記憶もあるということは、恐らく、否定されていないので、つくった、記録はあるということだと思います。捜せば出てくるのは時間の問題ではないかということだと思います。  そうすると、本当に、そこで書かれている内容というのは事実ということになるわけですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、記載されている中身は、顔合わせをしてお互いよく知ろうというような話は全然出てこないんですよね。記載されている中身は、検査院への対応の話と、国会への対応の話しか記載はされていないわけですよ。  先ほど、検査院の中身は左右できるものじゃないというお話をしまし...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、局長はそうおっしゃるけれども、文書には、政権との関係でデメリットも考えながら対応する必要はあると。気持ちの中身はそうですよ。個人的には出せるものはできるだけ出した方がいいと思う、これは多分、局長の思いだと思うんですよ。今も、出せるものはできるだけ出した方が...全文を見る
○宮本(徹)委員 交渉記録が改ざんされていることもあるかもしれないということで今調査されているということを理財局長は初めておっしゃったわけですよね。出されているものも何なのかということになってしまうというふうに私は思うわけですが。  ちなみに、このぺら一枚の、今皆さんのお手元に...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、決裁文書の改ざんがあって、もうゆゆしき事態だと大臣もおっしゃられて、本当に、理財局長もこの場で頭を下げられて、その後にまた改ざんされた交渉記録が出てくるというのは、一体全体私たちは何を信用すればいいのかという事態になっているわけですよ。  改ざん前の...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、もう本当に、私たちが指摘して初めてそういう答弁をされるというのが繰り返されているわけですよね。本当に正直にあらゆるものを出してください。本当に正直に出していただかないと、この問題、いつまでたっても真相究明には至らない、続いていくということになります。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 昨年の二月、三月、四月の話と同時に、宮本岳志議員が要求したのは、もう改ざん問題が明らかになった後なんですよ。理財局長が、そして大臣が反省された後なんですよ。ことしの三月の終わりの話ですから。(発言する者あり)
○宮本(徹)委員 可及的速やかにという委員長の御指示がありましたので、よろしくお願いしたいと思います。  そうすると、この九百ページの今回の交渉記録も正直に出されているのかなという疑いを、きょう、本委員会に参加されている皆さんが持たれたことだというふうに思います。  先ほど来...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、この時点では、この交渉記録にも書いてありますけれども、本財産については入札等を待っている買受希望者もある、その中でずっと待っているという話を書いてあるわけで、ほかの道もたくさんあったわけですよ。いつまで待つのか、この方々、いつまで相手をしなきゃいけないんだ...全文を見る
○宮本(徹)委員 二百一番と、そして、私も音声データの起こしを読み比べました。全く違うんですね。全く違うんですよ。口裏合わせの部分がある、ないだけじゃないんですよ。全体、全然違うんですよ。  NHKの報道では、この日、二回協議が行われたということになっていますよね。一度目の協議...全文を見る
○宮本(徹)委員 音声データの記された内容というのは、この二百一番には全然書かれておりません。  もう一度協議があったことは、音声データの存在と今回の応接記録の公表によってはっきりしたと思います。はっきりしたと思います。その二つを照らし合わせすればはっきりいたします。そうすると...全文を見る
○宮本(徹)委員 昨年の九月七日のメモで、政権との関係でデメリットも考えながら対応する必要があると局長がおっしゃった記録が出てまいりました。  幾ら今そう言われても、それも政権の側をそんたくしているのか、あるいは何らかの指示があるのかわかりませんが、捜してもないことにしようとし...全文を見る
06月05日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  宿題から始めたいと思います。  昨年九月七日の理財局長と航空局長の協議記録、会計検査院対応と国会対応等について相談された、あの協議記録です。先週、金井総務課長が作成した記憶があるという答弁がございましたが、きょう、航空局長に来てい...全文を見る
○宮本(徹)委員 何で私たちが入手できるものが、探索しなきゃ出てこないのか。もしかして、国会で質問されて慌ててデータを消去したとか、あるいは紙をシュレッダーにかけちゃったりだとか、そういうことをしたんじゃないでしょうね。
○宮本(徹)委員 本当に信じられない事態です。  これは太田理財局長にお伺いしますが、先週、財務省はメモを作成していないんだという御答弁がありましたけれども、私たち、いつも財務省の仕事ぶりを見ていますと、何だってメモをつくっているというのがお仕事ぶりとしていつも拝見されているわ...全文を見る
○宮本(徹)委員 メモを、私たち国会議員のところに来たときにとるのは当然なのと同じように、他省庁と意見交換をした、そういう際につくらないというのはおよそ考えられないことですよ。  これは、太田理財局長、もう一人は中村総務課長ですよね、出席されているのは。中村総務課長、今回処分さ...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、差し控えるなんておかしいじゃないですか。これだけ国会で何度も何度も我が党のさまざまな議員が指摘しているのに、じゃ、まるで、もう破棄しちゃった、これで捜さないぞということで全て物事を隠蔽しようという話じゃないですか。許されないですよ。  きょう手元に物があ...全文を見る
○宮本(徹)委員 その対応をするプロジェクトチームをつくったこと自体を明らかにできないのかというのは、おかしいでしょう。隠さなきゃいけないような話なんですか。  そして、この会計検査院報告書原案への主な意見、私もちょっときょう手元に持ってまいりました。三十ページあります。何か、...全文を見る
○宮本(徹)委員 有無も言えないと。本当に何でもかんでも隠そうという話じゃないですか。  これも、皆さん出さないんでしたら、私たちの方から公表させていただきたいというふうに思います。私たちが公表したものがにせものだったら、にせものだと、直ちに反論してください。反論しなかったら、...全文を見る
○宮本(徹)委員 事実の問題だとかで意見を言ったとか、そういう話じゃないんですよね。書きぶりですよ。金額よりもトン数の方がまし、いかに失点を減らすのか、最小限にするのかと。これは、会計検査院とのやりとり、確かに事実関係を確認することはあるかもわからないですけれども、表現ぶりまで介...全文を見る
○宮本(徹)委員 その説明、全くつじつまが合わないというふうに太田局長も思っていらっしゃいますよね。  この三月三十日の出された交渉記録、皆さんがつくったのを見たら、理事長は、六月の棟上げ式には首相夫人を招待するスケジュールを組んでいる、やらざるを得ない、これができなければ私は...全文を見る
○宮本(徹)委員 三月三十日以降は、一切協議メモはつくっていないんですか、それ以降は。
○宮本(徹)委員 確認できたものはじゃなくて、三月三十日以降は一切つくっていないのかと。その以降もずっと森友学園とのやりとりはあるはずですよ。三月二十九日でぴたっと途絶えているのは極めて不思議なんですよ。
○宮本(徹)委員 三月三十と四月五日は作成していないと確認したという話ですが、それ以外は一切合財、作成していないわけですね。
○宮本(徹)委員 そうすると、こうやってずうっと交渉記録を皆さんつくっている、だけれども、三月三十と四月五日と決定的な場面になると、これは、つくらない方がいいということでつくらなかったのか、あるいは、つくったんだけれどもつくらなかったことにした方がいいということになったのか、どっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ふだんからメモをつくるようなことをしていないなんて、そういう説明はやめてくださいよ。だったら、この交渉記録がこうやって出てくるはずがないんですから。財務省がつくっていないような、航空局長と理財局長の面談の記録だってつくっているじゃないですか。財務省よりも一生懸命...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、私が言っているんじゃなくて、ほかの決裁文書については改ざんということを今回使いながら、私が新しく提起した交渉記録の改ざんについては改ざんと書いてないのが不思議なんですよ。全く反省が足りないんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 言っている説明、めちゃめちゃなんですよ。  国会議員に提出して、更に追及を避けるために、決裁文書も改ざんして交渉記録も改ざんしたということなんですよ。国民と国会を欺く行為をやったというのは、同じ悪質な、麻生さんの言葉で言えば質の悪い行為じゃないですか。  な...全文を見る
○宮本(徹)委員 今ごろそういうことを言ってもおかしいんですよ。だったら、私たちが指摘する前から、もっと前の段階から説明すべき話じゃないですか、調査結果とあわせて説明するという話じゃなくて。そうせずに、ことしの三月三十日になっても改ざん前の文書を皆さんは出し続けたんですよ。それが...全文を見る
○宮本(徹)委員 それがわかりゃ苦労せぬと言いますけれども、これは誰がどう考えても総理の答弁が契機に、そして総理をかばうために行われたというのが今度の調査結果を見てもよくよくわかるわけですよ。大手の一般紙、みんな見出しはそうなっていました、本日。だけれども、その点を深くえぐってい...全文を見る
06月08日第196回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、国家戦略特区についてお伺いします。  一般論で大臣にお伺いしますが、うそで行政機関を欺くような事業者は国家戦略特区の事業者として不適格なんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 申請書じゃない部分でうそをつくことは国としては構わない、行政機関をうそで欺くところも事業者として構わないということですね、今の答弁は。
○宮本(徹)委員 私はそういうことを聞いているわけじゃない。うそであるかどうかを今判断しろと、質問で今求めているわけじゃないんですよね。うそをついている事業者、行政機関に対してうそをついている事業者は国家戦略特区の事業者としてふさわしいのか、ふさわしくないのか、これをお伺いしてい...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、もう一度確認しますが、申請書以外のところでうそをつくことは構わないということなんですか、今の答弁は。
○宮本(徹)委員 では、うそかどうかの評価は次にまた議論したいと思いますけれども、そうじゃなくて、まず、一般論として、原則として、国家戦略特区、国のこの制度を使って事業をなし遂げようという人が行政機関に平気でうそをつく、そういう事業者が国家戦略特区の事業者としてふさわしい、おとが...全文を見る
○宮本(徹)委員 過去にうそをついたことがあるとかなんとかじゃなくて、みずからがうそをついているというふうに言っている場合も例としてあるわけですよ。  うそをつくような事業者、しかも行政機関に対してうそを平気でつくような事業者はふさわしくないとなぜ言えないんですか。
○宮本(徹)委員 いや、間接のうそか直接のうそかって、言っている意味がよくわからないんですけれども、うそをついて行政機関を欺く事業者は国家戦略特区の事業者としてふさわしいのかどうかと、物すごい当たり前の原則的な話を私は聞いているわけですよ。これをだめと言えなかったら大変なことにな...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は一般論として聞いているのに、全然、逃げ回って答弁をしようとしない。  大体、うそをついて、行政機関をだまして国家戦略特区で事業を進めるなんてあり得ない話じゃないですか。それがだめだということすら一般論として言えなかったら、これからは幾らでも行政機関を欺いて...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、申請の書類にうそがなくても、それ以外の場でうそをつくというのをやっている場合というのはいろいろあるわけでしょう。  次に、もう一つのところに行きますけれども、昨日、参議院の予算委員会に対して加計学園から回答が出されました。加計学園が、総理との面談は作...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、何で政府としてコメントしないのかわからないんですけれども、政府がだまされたわけですよね。総理官邸で柳瀬首相秘書官がいる場で、加計学園の発言として、総理と加計学園理事長が会食した、その際に下村大臣の発言があったということが記載されています。  なぜか、加計...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、加計学園の側は、うそをつきましたという文書を出したわけですね。しかし、そのうそをつきましたというのがうその可能性もある。二つに一つなんですよ。加計学園がうその作り話をしたのか、うその作り話をしたというのがうその作り話なのか。二つに一つしかないんですよ、これ...全文を見る
○宮本(徹)委員 私、こういう姿勢は大変問題だと思いますよ。与党の皆さんも、ぜひ問題にしていただきたいと思いますよ。  こんなことで、国家戦略特区って、うそをついて行政機関を欺いて、どんな話をやってもいいんだ、そういうでたらめな制度だという話になっちゃうじゃないですか。うそだけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 その話はきのうお伺いしたんですよね。ですから、私は、会っていないので、じゃ、どういう形で加計学園から一度話を聞いているのかということをお伺いしているんですね。  多分、この文書全体を見て私はこういうふうに思うんですけれども、これは、加計学園から直接聞いた、面談...全文を見る
○宮本(徹)委員 配付資料のそのすぐ下の段を見てほしいんですけれども、「要請の内容は総理官邸から聞いており、」と書いているわけですよね。柳瀬首相秘書官か柳瀬首相秘書官のおつきの方か、どちらかわからないですけれども、四月二日の面談に先立って、三月二十四日の加計学園から柳瀬総理秘書官...全文を見る
○宮本(徹)委員 私の質問をもう一回聞いてください。  柳瀬総理秘書官か、あるいは柳瀬総理秘書官のおつきの方か、その近辺の方から、三月二十四日の要請の中身を藤原さんは聞かれているんじゃないですか。答えてください。
○宮本(徹)委員 質問に答えてください。
○宮本(徹)委員 もう一度質問します。  三月二十四日に加計学園から柳瀬秘書官にお話があったわけですよね。そのお話の内容を藤原さんは何らかのルートで総理官邸から事前に聞いていたんじゃないですか、四月二日の前に聞いていたんじゃないですかということを聞いているんです。
○宮本(徹)委員 そうすると、この愛媛県の文書に書いてあることと藤原さんが言っていることは全く違うということになりますね。大臣、愛媛県の文書に書いてあることと藤原さんが言っていることは全く違う。  愛媛県の文書は非常に一貫した流れで書いてありますよ、この発言一つ、ペーパーでお配...全文を見る
○宮本(徹)委員 愛媛県の文書、一ポツ、二ポツ、三ポツとありますけれども、一ポツ、二ポツ、三ポツと、全く矛盾がないわけですよ。加計学園から三月二十四日に一度話は聞いている、これは多分柳瀬総理秘書官経由の話だろう。その次のポツも、要請の内容は総理官邸から聞いていると同じ内容を繰り返...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、事務方じゃなくて、やはりここは政治主導でやらないと、この問題はいつまでたっても終わらないですよ。本当に終わらないと思います。  大臣は、前山本大臣と違って、この問題の当事者じゃないわけですよね。総理とも違うわけですよ。ですから、客観的な立場で真実を追...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは残念です。  終わります。
11月02日第197回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、閉会中の日米首脳会談について伺います。  首脳会談の共同声明では兵器購入の話はなかったわけですが、トランプ大統領は記者会見で、私が、日本は我々の思いを受け入れなければならない、巨額の貿易赤字は嫌だと言うと、日本はすごい量の防...全文を見る
○宮本(徹)委員 何で一つ一つのやりとりを答えるのを差し控える。これは差し控えることじゃないと思いますよ。総理のポケットマネーで買うわけじゃないんですよ。国民の税金で買うんですよ。隠さなければならないような、国民に説明できないような約束をトランプ大統領にしたんですか。私は、国会に...全文を見る
○宮本(徹)委員 日米で了解したことを出すという話ですけれども、トランプ大統領は、共同声明になかったことも記者会見でしゃべっているわけですよ。ということは、日米の了解になっていないということは、トランプさんじゃなくて安倍さんの側が隠したいということで、合意になっていなくて出してい...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、約十倍ですよ。安倍政権になって、FMSの将来のツケ回しが十倍にまで膨れ上がっているということになるわけですよね。この間、アメリカ製の兵器の爆買いが、防衛省予算の増大、そして兵器ローンがふえる主たる要因になっているというのは、はっきりしているというふうに思...全文を見る
○宮本(徹)委員 議事録を見ていると、FMSじゃない方法でやろうというニュアンスで、当時、岩屋さんは発言をされておりますよ。安倍政権の一員になると、みんなアメリカの言いなり一色じゃないですか。  安全保障のことをおっしゃいますけれども、なぜアメリカが同盟国に今武器を売りたがって...全文を見る
○宮本(徹)委員 イージス・アショア導入の根拠とされた重大かつ差し迫った危機なんて、今やどこにもないですよ。
○宮本(徹)委員 こんな中で、消費税増税の一方で、アメリカ製兵器の爆買いは決して国民の理解は得られないということを強く、厳しく指摘して、質問を終わります。
11月14日第197回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  経済調査研究レビューの岡村さんのインタビューを読みました。国民の目線に即した検査を一段と強化することが求められると発言されておりますが、国民目線からはどういうことが求められているというふうに考えられているんでしょうか。
○宮本(徹)委員 国民は、税金の無駄遣いがないかと、やはり独立した組織として厳しく行政をチェックすることを私は求めているというふうに思います。  さきの通常国会で、森友学園問題にかかわって我が党は、航空局長と理財局長との意見交換概要を明らかにしました。その中で、検査院対応として...全文を見る
○宮本(徹)委員 岡村さんは、それを全部報告は受けていたわけですか。
○宮本(徹)委員 でき上がった報告書では、この意見交換概要にあるとおり、ごみ撤去費用の試算は金額ではなくごみの埋蔵量のトン数で表示されるということになったわけですね。これは圧力に屈したということなんじゃないんですか。
○宮本(徹)委員 外部からの干渉を受けることなくということをおっしゃいますけれども、この意見交換概要を見たら、失点を最小限にするために、表現ぶり、書きぶりを改めさせるんだという話をしているわけですよね。  ですから、私は、これはまさに外からの不当な働きかけだったというふうに思い...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、私が聞いたことは、国交省や財務省が失点を最小限にするためにということで書きぶりを改めよというのは、それはやり方としてはおかしいんじゃないですか。そういうことを各省庁がやることはどんどん、いいことですよという話なんですか。
○宮本(徹)委員 自律的に決定しているということを重ねられますけれども、森友検査チームの責任者のインタビューで、この金額というのは、それが一番の肝やからね、書かれたらダメージがでかいからということで、物すごくここは大事なところだというふうに考えられていたんだと思うんですよね。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 国民の目線というのであれば、金額で示した方がはるかにわかりやすいということを言っておきたいというふうに思います。  最後に、会計検査院の独立性について、今回のこういう内部文書も出てきたことによって疑念を抱かれている、国民から疑念を抱かれているということについて...全文を見る
○宮本(徹)委員 終わります。ありがとうございました。
○宮本(徹)委員 話題をかえます。  防衛省の予算が、安倍政権のもとで後年度負担がどんどんどんどんふえて、民主党政権のときに三・一兆円だったものが、今度の概算要求で五・三兆円ということにまでなっております。そして、中期防の見積り、立てたときの見積りよりも兵器の単価も大きく上がっ...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  初めに、午前からずっと議論になっておりますが、人の税金で大学に行ってという発言が麻生さんから選挙のさなかにありました。率直に言って、大学に通う全ての人に対して失礼な発言だと言わなきゃいけないと思いますし、教育を受ける権利を保障すると...全文を見る
○宮本(徹)委員 明確な誤りだと認識していた人がいなかったなんて、本当にそんなことを思っているんですか。うつ状態や不安障害だとかが何で身体障害者になるんですか。まだ精神障害者にカウントしていたら、これは誤解だったというのが通用するかもわからないですけれども。しかも身体障害者の内部...全文を見る
○宮本(徹)委員 違和感を感じた人がいたかもしれないなんということは絶対ないです。絶対、こんなのおかしいと言った人がいっぱいいると思うんですね。  半分の国税局は多分直ったんだと思います、文句を言った人がいて。でも、半分の国税局はずっと同じようなやり方をしていたという話じゃない...全文を見る
○宮本(徹)委員 私、最大限の調査をやったというのはとても言えないと思いますよ。何も真実がまだ明らかになっていないじゃないですか。だって、大臣だって、こんなグラフを見て、こんな都合よくたまたま上がっていくような数字が出てきたとはならないでしょう。意図的に水増し、捏造をやってきたわ...全文を見る
○宮本(徹)委員 この検証委員会のヒアリングだって見ましたけれども、三十三の機関に対して三十五時間ですよ。一機関に対して一時間しかやっていないんですよね。そんなので終わりというのは、はっきり言って、障害者の当事者の皆さんたちも全く納得できないと思いますよ、こんなことで終わりにした...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は先ほど、常勤になりたい人は常勤、そして仕事があるんですから無期雇用への転換権、これは民間ではあるわけですから、本人が望めば無期雇用になれる、それを設けるというのが基本的な考え方になるんじゃないですかということを大臣にお伺いしたんです。その点はどうですか。
○宮本(徹)委員 ですから、常勤でフルじゃなくて、何らかの非常勤みたいな形でも無期雇用に転換する、非常勤の無期雇用タイプみたいなものを考えればいいわけであって、一年更新の、いつ切られるかわからないというんだったら、不安定な状況がいつまでも続くということですから、それをなくそうとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、今の定義からいうと、理財局の幹部職員が近畿財務局の職員に改ざんを強いたというのは、まさにパワハラに当たるということが言えると思います。  しかし、財務省の調査報告書を見ましたが、この職員へのパワハラについては、事実の解明、責任の所在、あるいは当該職員の...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、定義はないと言いますけれども、法律上の定義はないかもわからないけれども、人事院自体は、先ほど紹介があったハンドブックまでつくって、パワハラはこうだということまでやっているわけですよね。  しかも、先ほど自浄作用が働いたかのようなことを言いましたけれども、...全文を見る
○宮本(徹)委員 いろいろの対策を打つといっても、実質所得を奪う以上、個人消費がその分冷え込むというのは、これはもうはっきりしていることだと思いますし、二〇一四年の増税での落ち込みがまだ戻っていないよというお店は町を歩いたらいっぱいありますよ。それは麻生大臣も聞かれていると思いま...全文を見る
○宮本(徹)委員 私が聞いたのは、制度の検討内容を聞いたわけじゃなくて、中小零細業者が苦しむところがたくさん出るんじゃないですかということをお伺いしたんですよ。
○宮本(徹)委員 それはインボイスの話ですよ、先ほど大臣が今答弁されたのは。移行期間はないですよ、このキャッシュレスポイント還元の話は。消費税一〇%増税と同時にやろうという、もう一年もない話ですよね。  どう考えても、今、現金商売中心でやられている中小零細業者、これは苦しむこと...全文を見る
○宮本(徹)委員 国の全体の財政を統括している財務大臣ですから、しっかり、中小業者を苦しめるようなところにお金を使うなんという、こんなことをやらないといけないような話はやめろということですね。ちゃんとしっかり考えていっていただきたいというふうに思います。  それから、複数税率の...全文を見る
○宮本(徹)委員 そうすると、申出がないと八%だと。では、客が意図的に店員をだまして税率八%で購入する、イートインを使う、この場合もお店は追加で二%分を求める必要はないということでよろしいですね。
○宮本(徹)委員 つまり、意図的に申し出なくても八%です、二%追加を求める必要もないと。  では、毎日毎日、まあ毎日イートインで食べる人がいるかどうかわからないですけれども、毎日毎日、店内で食べると言わずに八%で購入してイートインで食べる、こういう人がいてもお店は注意する必要は...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、毎日毎日、八%です、持ち帰りますという意思表示をしてお店で食べていてもお店は注意する必要がないというのが国税庁の今の見解です。  総理は、二〇一六年三月十四日の予算委員会でこうおっしゃっています。テークアウトすると言ってそこでお子さんが食べていたら、周...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、今のは違う話がまた出てきたと思うんですけれども、だます人がたくさんいた場合の話ですよね、今のはね。だます人がたくさんいるわけじゃないです。同じ人がずっとだまして食べている場合は、いるかどうかは別ですけれども、それは見逃していいですよというのが国税庁の今の立...全文を見る
○宮本(徹)委員 正直者がばかを見る税制をつくる気がないんだったら、複数税率を伴う一〇%への引上げはやめるべきだということを申し上げまして、質問を終わります。
11月29日第197回国会 衆議院 本会議 第10号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、日欧EPA及び日欧戦略的パートナーシップ協定に反対の立場から討論を行います。(拍手)  両協定は、農林業を始め、国民生活となりわいに深刻な影響を与えるにもかかわらず、外務委員会では、参考人質疑なし、わずか一回、四時間余りの審議で採決が強行...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、オスプレイの横田配備についてお伺いいたします。  六月に飛来して以来、傍若無人に訓練を行っております。防衛省や自治体の調査でも、横田基地周辺の騒音が大変ひどくなっております。とりわけ、CVという特殊作戦機のタイプですから、低...全文を見る
○宮本(徹)委員 住民に最大限配慮するという話ですけれども、そういう状態じゃないんですよね。  例えば、瑞穂町では、住宅からわずか数十メートルのところでホバリング訓練を昼も夜も繰り返すというのがありました。このAさんのお宅、私も行ってお話を伺ってきましたけれども、撮りためた動画...全文を見る
○宮本(徹)委員 私の質問は、数十メートルだったら何デシベルかというので通告しているんですよ。
○宮本(徹)委員 把握もせずに、何が住民への配慮ですか。ふざけたことを言わないでくださいよ。  百デシベル以上の音をスマホで計測したというふうにおっしゃっていました。家の中でも九十五から百デシベルですよ。百デシベルといったら、電車が通るときのガード下の音ですよね。  私も、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 聞いたことには答えずに、何か違うようなペーパーをべらべら読まれても、質問時間がなくなっちゃうわけですよ。  防音工事はこのお宅の場合はできるんですか、どう対策をとるんですかということをお伺いしているんですよ。
○宮本(徹)委員 この方は、防衛省に言っても、できませんと断られたというふうに言っているわけですよね。百デシベル以上といったら、もう相当な騒音ですよ。そういう騒音をまき散らしておきながら、防音工事もやらない。安全保障だとか何だとかと話をしますけれども、住民の暮らしも守れなくて何が...全文を見る
○宮本(徹)委員 済みませんけれども、次の予算案で六機というのは、六機が多くというふうにトランプさんが思っているんですかね、六機が。そんなことないでしょう。何らかの話合いを安倍さんとやっているんじゃないですか。  月内に次の防衛大綱と中期防が発表される予定です。この間の報道では...全文を見る
○宮本(徹)委員 維持費は一機当たり三百七億円。ちょっと単純計算していただきたいんですけれども、百機購入したら百機の維持整備費は幾らかかるのか。これまで三十二機購入していると思うんですけれども、百機購入したら合計で百三十二機となりますが、百三十二機の維持整備費は幾らかかるのか。単...全文を見る
○宮本(徹)委員 普通に計算だけしていただいたらいいんです。百機と百三十二機、掛け算だけやっていただけますか。
○宮本(徹)委員 算数ができないんですか、計算してくれと言ったんですけれどもね。三百七掛ける百と、三百七掛ける百三十二は、それぞれ億をつけたら幾らですか。
○宮本(徹)委員 単純計算もしないみたいですけれども、三百七掛ける百をしたら三兆七百億じゃないですか。百三十二機だと四兆を超えるわけですよね。べらぼうな維持費もかかっていくわけです。維持費だけで毎年一千三百五十億円かかる、こういう計算ですよ。こうなると、他の予算を圧迫することは明...全文を見る
○宮本(徹)委員 ランチャーなどを抜いた価格で、アメリカでは、F35Bというのは単純に割ればF35Aの約一・三倍かかる。大変高いわけですね。複雑な構造をしているから高いんですよ。複雑な構造だったら、当然、維持費も整備費も相当高くなるというのは、もう火を見るよりも明らかだというふう...全文を見る
○宮本(徹)委員 今期の費用の膨張から鑑みたら、財政審の指摘ぐらい、まともに検討して応える必要があると私は思いますよ。  それから、次の防衛大綱でも、護衛艦「いずも」の空母化と、そこへのF35Bの搭載が検討されていると報道されております。岩屋大臣も、今研究しているところだとおっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 その後、こういう研究が始まったというわけですよね。  F35も含めて、米側から、この間、いろいろいろいろ要求も来ているんじゃないかというふうに思いますが、しかし、自衛隊のF35を積むにしろ、ましてや米軍のF35を積むということになれば、ここから米軍が出撃すると...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、F35B、米軍もこの間、実戦の運用を始めていますよ。ワスプ級の強襲揚陸艦からアフガニスタンの作戦に飛び立っています。  文字どおり、米軍のF35Bを積む、あるいは自衛隊がF35Bを積んでいくというのは、これは憲法上保有が禁止されている攻撃型空母そのも...全文を見る
12月07日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは日銀によるETFの買入れについて質問をさせていただきたいと思います。  現在、主要国の中央銀行は、金融政策の手段としてはETFの購入は行っておりません。  総裁、なぜ禁じ手とされているんでしょうか。
○宮本(徹)委員 なぜ他の主要国の中央銀行の政策として伝統的にとってきていないのか。  かつて、白川総裁は、日銀が初めてETFの買入れを決めた直後にこう言っているんですね。最終的に損失負担が発生した場合には、納税者の負担につながる可能性があるほか、個別の産業、企業に対するミクロ...全文を見る
○宮本(徹)委員 株価水準を念頭に置いていないということをおっしゃいますけれども、では、一体日銀のETF買入れは、誰の判断で、何を基準にして行っているんですか。
○宮本(徹)委員 信託銀行に委託しているという話ですけれども、信託銀行が勝手に信託銀行の判断で買い入れているというわけではないですよね。
○宮本(徹)委員 では、日本銀行の定める基準でやっているということですけれども、資料の二枚目を見ていただきたいと思います。  日銀のETF買入れ傾向がどうなっているのかというのは、いろいろな人がいろいろなホームページで出しております。私もホームページを眺めてみましたら、毎日毎日...全文を見る
○宮本(徹)委員 総裁も誤っていないということですから、日銀は指示している基準を明らかにしていないですけれども、それを全部、毎日毎日統計処理すれば、基準は明々白々になってしまうわけですね。ですから、ホームページでこういう予測がやられているように、日銀は極めて法則的に買い支えをやっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 総裁はそういうふうに強弁されますけれども、しかし、実際は多くの方が、日銀がこういうふうに買い入れているのかというのを見てやっているわけですよね。市場のゆがみをもたらしているのは私は明々白々だと思います。  夏に当委員会でスイスの投資家の皆さんと懇談した際に、日...全文を見る
○宮本(徹)委員 まだまだETFも買入れを続けていくんだという話ですけれども、そうなると、ますますこのETFの処分は困難さを増す一方だというふうに思いますよ。  大体、今時価で二十九兆円ぐらいですかね、ETFは。これだけのETFを市場に売却しようということを考えたら、株価を大き...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは存じているわけですけれども、ですから、一体全体、これだけのETFを購入しちゃって、じゃ、市場に攪乱的な影響を与えないという処分方法があるのかということですよ。  考え方の基準だけはおっしゃりますけれども、こうやれば、市場に混乱を与えずに、株価の大幅な下落...全文を見る
○宮本(徹)委員 簿価ベースで年千六百億円ということですよね。  ちょっと私、過去の資料を見ましたら、二〇一五年十二月の政策委員会では、売却期間は十カ年、売却規模は年間約三千億となるというふうに書いてあったんですよね。三千億という目標を持ったけれども、今、実際売っているのは年間...全文を見る
○宮本(徹)委員 時価ベースだと三千四百億円。二十九兆円、割れば、百年まではいかないですけれども、八十年ぐらいですか。八十年ですよ。総裁が百五十歳まで生きれば見届けられるかもわからないですけれども、私だって八十年後は当然生きていないです。ここにいる方みんな、医学がどれだけ発達して...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間が来ましたからこれで終わりますけれども、株価が暴落することだってあるわけですね。過去、何度も暴落というのは起きているわけであります。含み益もすっ飛んでいく、引当金でも足りないと。  そういうことになれば、初めに御紹介したように、白川前総裁が懸念していたよう...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  私はシェアハウス投資事件については通常国会で取り上げさせていただきました。スルガ銀行への立入検査や被害者の救済を含む指導を求めてまいりました。その後、金融庁の立入検査が行われ、一部業務停止を含む行政処分が下されることになりました。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 一番早いものの相談はいつありましたか。
○宮本(徹)委員 二十七年の何月からですか。
○宮本(徹)委員 つまり、捨てちゃったそれまでの相談は、二十七年一月以降しか把握していないんですね、文書が残っているものは。そのうち、一番古いものにもスルガ銀行からの相談はあったという話なんですね。  その二十七年一月の相談というのは、さっきお話があった、スルガ銀行と不動産業者...全文を見る
○宮本(徹)委員 類似のものはあったということですから、ずばり、この問題の核心の相談は、相当早い段階から金融庁に相談として寄せられていたわけですよ。ところが、何の検査にも入らなかった、金融庁はモニタリングの検査の対象ともしなかったということであります。  アパートローンが急拡大...全文を見る
○宮本(徹)委員 極めて重大なミスだったというふうに思います。  そして、金融庁は業務改善命令の中で、元本の一部カットを含め、個々の債務者に対して適切な対応を行うための体制の確立をスルガ銀行に求めております。こういうことをスルガ銀行に求める以上は、個々の債務者に対して適切な対応...全文を見る
○宮本(徹)委員 個々の問題、銀行が誠意を持って対応すべきなんですけれども、業務改善命令の中でそのことをやりなさいということを言っている以上は、見届ける責任というのが金融庁の側にもあると思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○宮本(徹)委員 モニタリングをしながら、適切な、必要な指導もやっていっていただきたいというふうに思います。  今、金融庁の業務改善命令を受けて、スルガ銀行も、元本の一部カットを含め、被害者の皆さんと話合いを進めております。  今、和解のネックになっている一つが税金なんですね...全文を見る
○宮本(徹)委員 すごい額がかかるわけですね。一千八百万、一千六百万という数字が出ました。それ以外に地方税、住民税、これは一〇%ですから、八千万の場合は、五十万引いて二で割ったものが所得となりますので、約四百万近くということになりますから、合わせれば約二千万、税金が課されるという...全文を見る
○宮本(徹)委員 今の話では、スルガ銀行と債務者の間で、税金の問題、これぐらい発生するんだから、その問題も踏まえて、銀行と債務者が納得できるような解決策をするようにモニタリングを進めるという話だったかというふうに思います。  そういう点では、その問題は最低限、金融庁として、税金...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、その把握した上で、顧客の利益を無視したノルマと人事評価を結びつけることはやめるべきだ、スルガ銀行の事態も踏まえて、そういう指導もやっていく必要があるかと思いますが、これは、大臣、いかがですか。
○宮本(徹)委員 不適切なものがあれば必要な改善を求めていくということですけれども、手数料ビジネスがどんどんどんどん拡大しているというのは、その中で必要がない金融商品を高齢者の方だとかいろいろな方がいっぱい買わされているという裏返しの話だというふうに思いますので、これは本当に広く...全文を見る
○宮本(徹)委員 いろいろな弊害が国民生活の中には実際は出てきているというふうに思いますので、日銀には今の政策の見直しを重ねて求めておきたいと思います。  最後に、全くテーマはかわります。今、与党の税調もやっておりますが、非婚の一人親の寡婦控除の適用についてお伺いしたいと思いま...全文を見る
○宮本(徹)委員 与党の皆さんもいらっしゃいますので、与党の皆さんも税調の中で差別的な対応をすることはないようにということをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。