宮本徹

みやもととおる

比例代表(東京都)選出
日本共産党
当選回数3回

宮本徹の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第198回国会 衆議院 本会議 第5号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  日本共産党を代表して、所得税法等改正案について質問いたします。(拍手)  本法案の最大の問題は、十月からの消費税増税を強行しようという点にあります。  消費税導入から三十年。社会保障の財源の確保のためと称し、税率の引上げを繰り返しまし...全文を見る
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、きょうは、F35の爆買いについて質問をさせていただきたいと思います。  昨年十二月、安倍政権は、F35戦闘機を、今取得中の四十二機に加えて百五機も追加取得することを決めました。  麻生大臣、F35については、トランプ大統領...全文を見る
○宮本(徹)委員 資料を配付しておりますが、一ページ目、大臣もごらんになっていただきたいと思いますが、これは、アメリカのGAO、検査院の報告書です。  トランプ大統領がコントロール不能と言うほどF35は開発がおくれ、更に開発コストが急増しているんですね。二〇〇一年の三百四十四億...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、アメリカはそういう取組を当然やるわけですよね。  それで、座席の改修も二〇一七年に開始したということも報告書には書いていますが、自衛隊機は座席の改修も含めて対応したんでしょうか。
○宮本(徹)委員 ちょっと前に聞いたときは、改善していないという報告だったんですけれども、改善したということですが、次々新たな問題がこの間起きております。  二〇一七年には、F35のパイロットが酸素欠乏になる重大事案が六回起きております。F35の呼吸調節装置ですかね、頻繁に故障...全文を見る
○宮本(徹)委員 いやいや、原因は究明されたのかと聞きましたら、原因はまだ究明されなくて、各国あわせて究明中と。  まさに欠陥があって、いつ、とんでもない事態が起こるかわからないという中でF35を飛ばし続けている。しかも、更に爆買いしようとするという話じゃないですか。  F3...全文を見る
○宮本(徹)委員 驚きですね。  アメリカの契約仕様と日本の契約仕様が違って、アメリカは、もう契約仕様を満たしていない、弾が当たらない、欠陥機だと言っているわけですね。日本は少々外れてもいいということで買っているのかなというふうにも思ってしまうわけですけれども、驚くべき話であり...全文を見る
○宮本(徹)委員 この九百六十六件のリストを保有していないというのもびっくりしましたけれども、つまり、追加取得を決めるに当たって、アメリカがこれだけ欠陥がありますよと件数を公表しているものを、いっぱいあるんだろうけれども、直っているかどうかもわからない、どういう欠陥を持っているか...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、この九百六十六件の欠陥というのは、それこそもう飛行の安全性だとかに及ぼすような重大な欠陥が百何件というふうにあるわけですね。それ以外に、任務を正確に達成する上で妨げになるという欠陥が残り八百件ぐらいですかね、ということになっているわけですよ。  どっちも...全文を見る
○宮本(徹)委員 この一月の米国の報告書を見ますと、二〇一八年のサイバーセキュリティーテストでは、以前のテスト期間中に識別された脆弱性は改善されなかったと書いているんですね。一年間やったけれども、何も改善しなかった。あるいは、稼働率は過去三回にわたり横ばい、プログラム目標の六〇%...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、岩屋大臣、二十五回着陸がもつようにしなさいと、報告書に書いていることを紹介していただくだけでは困っちゃうわけですよ。実際、何回着陸がもつようになったのかというのは、文書として確認していないんですか。
○宮本(徹)委員 開発中だと。我が国は三十回は最低もたなきゃいけないというお話をしましたけれども、二十五回では、我が国の仕様を満たさないじゃないですか。今は十回だと。  ちなみに、F15は五十回ぐらいもつんじゃないですか。このF35Bのタイヤというのは一組幾らして、F35Bの維...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、F35Bを有力な候補機だと言いながら、どれだけ維持費がかかるかもわからない。こういう中で、取得だけ百五機、そのうち四十二機はSTOVLに決めるなんて、とんでもない話じゃないですか。  しかも、F35Bは、初期の機体の飛行寿命は、目標の八千飛行時間ではなく...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、日米首脳会談の前後の記者会見で、いつもF35についてしゃべっているじゃないですか、トランプ大統領は。承知していないどころか、周知の事実じゃないですか。何でそんなことまで否定するんですか。  ちなみに、トランプ大統領とロッキード・マーチンの関係もずぶずぶで...全文を見る
○宮本(徹)委員 もうこれで。  日本以外は戦争をやっている国じゃないですか。軍事作戦をやっている国ですよ。何でこういう国々と同じほど、FMSで……
○宮本(徹)委員 アメリカ製の大量兵器を買っているんですか。異常じゃないですか、大臣。これを最後答えてください。
○宮本(徹)委員 終わります。
02月19日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  昨年に続いて、スルガ銀行の問題等について質問をさせていただきます。  今月五日に放送されましたテレビ東京の「ガイアの夜明け」で、デート商法で二百万円を投資させられた女性の事案が取り上げられておりました。  この女性は、婚活サイト...全文を見る
○宮本(徹)委員 じゃあ一般論としてお伺いしますが、このような事案が掌握された場合は、金融庁はどういう対応をされるんでしょうか。
○宮本(徹)委員 この問題で、どこまでどうやったのかというのはお答えいただけないみたいなんですけれども。  銀行融資が絡むようなデート商法では、不動産投資に誘い込まれるというのが非常に多いそうです。現在、このような婚活サイトを使ったデート商法での集団訴訟というのが行われておりま...全文を見る
○宮本(徹)委員 訴訟を提起したと。その際、今訴訟は三次訴訟までやっているんですけれども、二〇一四年二月ごろは一次訴訟、原告十一名に対して行われた融資のうち、九件で融資をしているのはスルガ銀行だった、こういう話も当時情報提供として受けていますね。
○宮本(徹)委員 でも、間違いなく当事者から私は話を聞いているわけですから、大半がスルガ銀行が融資していたというのは金融庁に伝わっているはずです。  当然、当時、金融庁はスルガ銀行に、先ほどの一般的な対応の話からいえば、照会をし事実確認をしヒアリングをし、必要と判断していればさ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ヒアリング程度は行ったのかわからないですけれども、その後、立入検査だとかはやっていないわけですよね。立入検査まではやっていないわけですよね。
○宮本(徹)委員 立入検査も行っていなかったわけですよね。  この間、大問題になったシェアハウス投資以外にも、スルガ銀行は問題のある融資を過去からかなりかかわってやってきたという話だと思うんですよね。  私は金融庁にもかなり前からいろいろな相談が相談室に寄せられていたんじゃな...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、残っている資料でいえば、二〇一一年度には既に、スルガ銀行の投資用不動産融資に関連して、融資関係書類の改ざんについての苦情がこの年だけで四件寄せられていたと。シェアハウス投資の問題が表になるよりもずっと前からスルガ銀行は融資関係書類の改ざんをやって、本来、...全文を見る
○宮本(徹)委員 反省すべきことは反省しとおっしゃいますけれども、これだけたくさん、融資関係書類の改ざんというのはそうそうどこの銀行でもやっているような話じゃないと思うんですよね。こういう特異な話が毎年毎年毎年寄せられ続けていたにもかかわらず、なぜやらなかったのかなというのが本当...全文を見る
○宮本(徹)委員 御指摘のようなというので、それは私が言ったような中身がそのまま、ですから、スルガ銀行に寄せられていた情報と同じものが金融庁にも寄せられていたわけですよね。ですから、もう本当に問題の全貌がわかるような情報をシェアハウス投資の問題でも金融庁は手にしていたということじ...全文を見る
○宮本(徹)委員 銀行に問い合わせて、問題ありませんというのが戻り続けてきたと思うんですね、スルガ銀行の場合は。私も、スルガ銀行が書いたんじゃないかという返事のペーパーを内部資料で手に入れていますけれども。だけれども、問題ない問題ない問題ないと言いながらも、これだけ融資書類の改ざ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、先ほどから改善策についてはおっしゃられるわけですけれども、なぜこれだけの情報を見逃してしまったのかという点については、それこそ外部の有識者の皆さんの目で、金融庁自身がどうだったのかというのをちゃんと見ていただく必要もあるんじゃないかというふうに思います...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、税務当局と相談しながらということは、これは債務免除益として課税しないということもあり得るんじゃないかということを相談しているということでよろしいわけですね。
○宮本(徹)委員 ですから、顧客の方々が納得するためには、先ほど私言いましたけれども、今の時点では二つの大きな妨げになっている問題がありますから、そこをやはりしっかり金融庁がイニシアチブを発揮して解決していくということで対応していただきたいと思いますし、もし税務当局と相談がうまく...全文を見る
○宮本(徹)委員 しっかり、本当に被害者の皆さんの生活を守る立場で頑張っていただきたいと思います。  さらに、次、伺っていきたいと思いますが、スルガ銀行以外の銀行はどうなのかという問題があります。  この間、メディアでもいろいろなことが報道されているわけですが、投資用不動産関...全文を見る
○宮本(徹)委員 一定数見受けられるということですから、何行ぐらいですかね。
○宮本(徹)委員 メディアなんかでは、幾つか銀行の名前も具体的に流れております。  金融庁は、昨年十月二十三日に、銀行、信金を対象に投資用不動産向け融資に関するアンケート調査というのを実施しております。私もアンケートの用紙をいただきましたけれども、四十二項目、詳細に聞き取る中身...全文を見る
○宮本(徹)委員 他の金融機関にもスルガと同じような問題がないのかという話だと思うんですが、問題のある融資姿勢だとかあるいは不正融資というのは発見されたんでしょうか。
○宮本(徹)委員 さらなる実態把握の対象になっている金融機関は幾つぐらいあるんですか。
○宮本(徹)委員 数も教えていただけないみたいですけれども、一定数あったのかなというふうに思います。  私、これは速やかに調査結果を公表をぜひしていただきたいと思うんですよね。必要に応じて、今、さらなる実態把握ということをおっしゃいましたけれども、立入検査だとか行政処分という手...全文を見る
○宮本(徹)委員 実態把握だとか全体の傾向の発表というのもあるんですけれども、これ以上被害を出さないという観点からも、つかんだ情報の公表もぜひ検討していただきたいと思いますが、その点はいかがですか。
○宮本(徹)委員 ぜひ積極的な公表をお願いしたいというふうに思います。  時間がもうあとわずかしかございませんが、最後に一問だけお伺いします。  先ほど来議論がありますけれども、日銀のマイナス金利の影響もありまして、地方銀行三行が赤字に転落する、そして地域金融機関も、顧客の利...全文を見る
○宮本(徹)委員 終わります。
02月26日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、消費税の増税、複数税率化に伴って導入されるインボイスの問題から、まず質問させていただきたいと思います。  免税事業者は、インボイスが発行できないということになっております。取引から排除されかねないということで、多くの免税...全文を見る
○宮本(徹)委員 事務負担に配慮してということですけれども、税務大学校の教科書の本を見ますと、小規模事業者の納税事務負担にも配慮する必要があるから、事務負担を軽減する措置を設けることには合理性があると。合理性があるとまで書いているんですね。ですから、この合理性のある制度を事実上適...全文を見る
○宮本(徹)委員 BツーBが四割程度だからというお話がありましたけれども、実際は、BツーB中心の業者以外、BツーC中心の業者でも、取引の中ではBツーBが入ってくるわけですよね。  例えばスナックなどの飲食業は、一般に飲みに来るお客さんもいれば、会社の交際費で使われるというお客さ...全文を見る
○宮本(徹)委員 BツーCからも課税業者にならざるを得ない方がいるというのはお認めになりました。  それで、とりあえずきょうは財務省の試算に基づいてお伺いしたいと思うんですが、今、百六十一万業者が課税業者になるというふうに推計しているというお話でした。  麻生大臣、そうすると...全文を見る
○宮本(徹)委員 価格に転嫁できるかどうかというのは後で議論させていただきたいと思いますが、十五万四千円、税負担が生じるということであります。  それで、その十五万四千円、消費税が新たに課税されるという場合の、その試算の根拠も確認したいんですが、これは、一体全体、平均的に見て、...全文を見る
○宮本(徹)委員 そうすると、粗利は、利益はおよそどれぐらいですかね。
○宮本(徹)委員 済みません。ちょっと、私、今計算機がないので、ぱっと暗算すると幾らですか。
○宮本(徹)委員 つまり、課税売上高五百五十万程度、粗利、利益は百五十万程度、それで消費税の負担は十五万四千円新たにやってくる。私、これは、消費税を価格に転嫁できなかったら大変大変重い負担だと言わなければいけないというふうに思います。  先ほど大臣からは、これは全部、消費税、価...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、転嫁対策をどう進めるのかという質問をしたわけじゃないですよ。転嫁が実際できていない現状があるわけですよね。消費税を価格に転嫁できていなかったらどうやって消費税を納めるんですかというふうにお伺いしているわけです。大臣、どうですか。
○宮本(徹)委員 ちゃんと通告しているんですから、答えてくださいよ。転嫁対策について聞いているわけじゃありません。実際に、転嫁できていない状況が経産省の調査でも明らかになっているわけですよね。消費税が価格転嫁できていない場合は、どうやって消費税を、これは業者は納めるんですか。大臣...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、滞納した場合は滞納処分ということで納めていただくんでしょうけれども、滞納に至って延滞税が発生したら大変だからということで、消費税を価格に転嫁できなくても、業者の皆さんは納めるんじゃないですかね。納めている方はたくさんいらっしゃると思うんですけれども、消...全文を見る
○宮本(徹)委員 さっきから同じことしか答えられないわけですけれども、転嫁対策を聞いている話ではないんですよ。価格に転嫁できなくても、皆さんは消費税を納めろというわけでしょう。その場合は、利益があれば利益を削るということですし、利益が出ていなければ、いろんなものを削って削って削っ...全文を見る
○宮本(徹)委員 今まで、一千万円までの事業者については法律として免税制度を消費税については設けてきたわけじゃないですか。それが、今度のインボイス制度導入によって、今まで免税だ、事務負担はかけないよと言っていた事業者まで課税転換せざるを得ないということになるわけですよね。ですから...全文を見る
○宮本(徹)委員 長々いろいろなことを、聞いていないことも含めて答弁されましたけれども、導入まで四年ある、それから六年間も経過措置をとるという話ですけれども、時間をかけたらこの問題は解決するという話じゃないじゃないですか。どれだけ時間をかけても、消費税の価格転嫁の問題、あるいはイ...全文を見る
○宮本(徹)委員 まず、キャッシュレス化推進の効果についてお伺いしたいと思うんですが、今回のこの対策で中小・小規模事業者のうち何%の人が新たにキャッシュレス決済を導入すると見積もっているのか。全体として中小・小規模事業者の何%にまでキャッシュレス決済が普及するというふうにごらんに...全文を見る
○宮本(徹)委員 よくわからないんですけれども、積み上げもせずにどうやってこの予算額が出てきたのか、さっぱり理解できないですね。ポイント還元の額にしろ、さらにはお店が導入を新たにするのに対しても補助の予算をつけているわけでしょう。何の根拠もなく予算額を見積もったんですか。
○宮本(徹)委員 いや、驚きですね。キャッシュレス決済の店舗に導入する補助の予算を組んだけれども、その店舗の数は見積りもしていないと。めちゃめちゃじゃないですか。どうやって出てきた数なのかというのが全く説明になっていないと思いますので、後で試算の根拠を出していただきたいというふう...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、零細業者にあまねく普及されるんですか。
○宮本(徹)委員 全く何の数の根拠も出てこなくて、議論にならないわけですけれども、恐らく、キャッシュレス決済に参加しない零細業者はたくさん残るというふうに思いますよ。  結局、キャッシュレス決済を導入したのも、これも私、昨年の国会でも言いましたけれども、手数料はかかるわけですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 メリットがないところは導入しないという判断をすると。そういう判断をしたら、お客は奪われるということなんですよ。  本当に、こういうことを政府がやっていいのかということですよ。ポイント還元制度で、ある意味業者の淘汰を進めるようなことになりかねない、そういう話をた...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、導入したって売上げがふえるって保証はありませんよということですよね。確認しておきます。
○宮本(徹)委員 つまり、売上げがふえるわけでもない、そのような保証もできませんと。ただキャッシュレスをやみくもに推進して、お店からすれば、手数料と維持負担だけがやってくるという話じゃないですか。  本当に私は無責任な政策だというふうに思いますよ。日本人の中では、やはり現金商売...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、事業者の維持コストが安いというふうに言ったQRコード決済の場合は、消費者の側にスマホかタブレットが必要になるわけですよね。これは、持っていない高齢者はたくさんいらっしゃいますよ。そして、高齢者が多い地域、東京なんかでも、昔、大規模に開発された団地なんとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 高齢者は、現金を使われる方がたくさんいらっしゃると思いますよ。大臣のおっしゃるとおりですよ。  ですけれども、同時に、キャッシュレスの決済の仕組みを入れたら、手数料そして維持コストがかかるわけですよ。それにふさわしい売上げの増の保証はできないと経産省からも答弁...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、私は、本当に自由主義経済だというんだったら、自由にした方がいいと思うんですよ。今回みたいに、上から、五%ポイント還元、税金を投入してこういう仕組みを設けるから、大きな問題が私は起きているんだと思いますよ。  キャッシュレス決済を導入しなければお客はとら...全文を見る
○宮本(徹)委員 期待、願望だけ語られるわけですけれども、初めの九カ月間は三・二五以下のところだけですよ、そのうち一ポイントは政府が補助しますよ、だから手数料は二%程度ですよという話ですけれども、九カ月間が終わった途端にこれは少なくとも三・二五までは上がるわけですよね。あるいは、...全文を見る
○宮本(徹)委員 それは本当に、ぜひ町の商店の声を聞いていただきたいと思いますよ。本当に、戸惑いの声、憤りの声、私はたくさん聞いていますので、これは見直していただきたいと思います。  それからあと、同じキャッシュレス、ポイント還元ですけれども、ちょっと話題をかえますけれども、キ...全文を見る
○宮本(徹)委員 一方的にメールで通知をしているわけですよ、取引条件。重要なお知らせ、お客様のよりよいお買物体験に向けたアマゾンポイントプログラムの変更について、二〇一九年五月二十三日木曜(予定)より、amazon.co.jpにおける全ての出品商品の販売価格に対して最低一%のアマ...全文を見る
○宮本(徹)委員 同じ答弁しか返ってきませんが、けさの会見で世耕大臣がおっしゃったとおり、これはもう調査は開始されるということでいいわけですね。
○宮本(徹)委員 大臣が個別の会社の名前を出してやっているのに、どうしてそれも言えないのかなというふうに思いますが。私、実は、今回のアマゾンのことを見て、今回のキャッシュレス、ポイント還元の問題とこれはつながってくる問題だなと思ったんですよね。  実は、今、コンビニも独自のポイ...全文を見る
○宮本(徹)委員 優越的地位の濫用にならないようにやれという話ですけれども、現にもう優越的地位の濫用でどんどんやられているわけですね。コンビニ業界でもやられている、アマゾンでもやられている、それ以外のところでもどんどんどんどんやられているわけですよね。ただ、それが是正されたという...全文を見る
○宮本(徹)委員 競争環境は、この五%ポイント還元を政府がやっている時点で大きくゆがめているというふうに思いますが、本当に小売業界は、今回の制度をきっかけに、過剰なポイント還元競争、値引き競争が起きるんじゃないかと大変懸念されています。その際に本当に一番割を食うのは中小零細業者に...全文を見る
○宮本(徹)委員 個人として支払っているんじゃないと思います。素淮会ですかね、素淮会の政治資金の届出のやつを見させていただきましたけれども、有限会社オフィス雀部だとかにいろいろ書いてありますけれども、多分、あれは個人としての支払いじゃないですよね。政治資金として、政治資金団体とし...全文を見る
○宮本(徹)委員 そうですか。銀行振り込みでいろいろなものをやられているということですか。わかりました。  いずれにしても、いろいろなところに銀行振り込みで払うというやり方は、私は余り食べるときにやったことがないものですから驚きましたけれども。  いずれにしても、消費税を増税...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  昨日は、消費税の負担が業者にとってどういう問題かというお話をさせていただきました。  まず、きょうは生活者にとってどういう問題かということから議論をさせていただきたいと思います。  消費税五%時と比べて、二段階増税によって、年収...全文を見る
○宮本(徹)委員 二段階の増税で、さっきの四・三万に一・八万を足すと年収二百万円未満の層は六・一万円ぐらい、そして、五・一プラス二・二で七・三万ぐらいの負担増が年収二百万円以上から二百五十未満ということになるんだと思います。軽減税率を導入したから逆進性の緩和になるんだというお話を...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、私、受益と負担を足して引いて計算したら、収入が少ない方のところでも、やはり高齢者の世帯の家計の赤字は拡大していくというのははっきりしていると思うんですよね。  しかも、今、年金は、マクロ経済スライドの制度が導入されているわけですよね。二〇一九年度の年...全文を見る
○宮本(徹)委員 この仕組みでいけば、将来、今の若い世代がもらうころはどんどんどんどん減っていくわけですよ。この仕組み自体を私は根本から見直した方がいいと思いますが。  消費税を増税すれば物価は上がるわけですから、今の時点で定かなことは言えないという答弁なのかもわからないですけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 単身世帯の場合は、平均年収百七十五万円の方の税と社会保険料の負担率は一八・一%という話ですよね。ですから、月の可処分所得は十一、二万円ぐらいになるのかなというふうに思いますが、十二万円ぐらいですかね、ちょっと今、さっと計算が出ないですけれども。その上に消費税がか...全文を見る
○宮本(徹)委員 受益があるという、そこも見なきゃいけないというお話がありましたけれども、この間の予算委員会を見ていましても、ワーキングプアの世代に受益があるのかということに対して、茂木大臣は、住宅ローン減税があって、マンションを買えばいいとか、そういう話をされましたけれども、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 歯どめを今度は設けたというお話なんですけれども、その議論は後でしたいんですけれども、私がお伺いしたいのは、今度のこの新しく始まる中期防の五年の総額が前回に比べて大きくなったというのは、その前の五年に後年度負担をふやし過ぎた、これがやはり影響しているんじゃないです...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、後年度負担が、さっき私指摘しましたけれども、三・二兆から五兆円を超えるところまでふえたわけですよね。次年度以降に払わなきゃいけないのがどんどんどんどんふえたから、余りにもふえたから、中期防の総額は今回ふえた。安全保障環境だけの話じゃなくて、後年度負担を...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、後年度負担がふえたことと、今度の中期防の額の相関関係についてお伺いしているんです。
○宮本(徹)委員 なかなか答えたくないみたいですけれども、この間、毎年の予算の支出の仕方を見ても、歳出化経費と言われる、それまでに契約して次年度以降に払う、後年度負担を支払う部分の比率が、防衛省の予算の中でどんどんどんどんふえているわけですよね。  だから、これから五年間はちゃ...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、お伺いしますけれども、この十七兆一千七百億円というところにつけた枠内、新しい契約につける、契約額に対して枠内をつけたと言いますけれども、これはどっちの数字に対応しているのかというのをお伺いしたいんですね。  中期防ではこう書いているんですね。この計画の実...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、その二十七兆四千七百億円、節約する前の額に対応しているのが、契約額十七兆一千七百億円の枠内という話じゃないですか。  そうすると、今までは節約した額を盛り込んだ、前回であれば二十三兆九千七百億が枠内と言ってきたのが、今度は節約する前の、二十五兆の方じゃ...全文を見る
○宮本(徹)委員 いやいや、だって、一番初め、この十七兆一千七百億の枠をつくったから、このことによって後年度負担の額を適切に管理するという話があったわけじゃないですか。  それが、今のお話だと、減るとも言えず、どうなるかもわからない、ふえるかもわからない。これはとても適切に管理...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○宮本(徹)分科員 日本共産党の宮本徹です。  大臣、朝からお疲れさまです。最後ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、青年、成人の障害者の日中活動が終わった後や休日の余暇活動等への支援について質問をさせていただきたいと思っています。  十八歳までの学齢期は特別...全文を見る
○宮本(徹)分科員 尊重して政策を進めるということですから、しっかり尊重して政策を進めていただきたいというふうに思います。  条約上は、この条約に書かれている権利の実現のために全ての適切な立法措置、行政措置をとるというふうに書いていますので、お願いしたいと思います。  そして...全文を見る
○宮本(徹)分科員 日常的にそういう意見も寄せられているということです。  この東京や横浜の意見書にはこう書いてあるんですね。青年、成人の障害者が日中活動や就労の後にさまざまな人々と交流し、集団行動を行う事業は、国の施策として明確に位置づけられていないため、公的な支援が不十分な...全文を見る
○宮本(徹)分科員 今幾つかの事業を紹介されましたけれども、国として明確に青年、成人の障害者のための日中活動の後の夕方の活動の支援だとか土日祝日を支える活動とかを明記したものというのはないわけですよね。しかも、先ほど紹介があった日中一時支援、これは自治体の任意事業、必須事業じゃな...全文を見る
○宮本(徹)分科員 日中一時支援というのはいろいろな形の日中一時支援があるわけで、この青年・成人期の夕方の支援をではどれだけやっているのかといったら、厚労省としては何も把握していない、必須事業じゃないから。任意事業ですからね。しかも、任意の中身も全く任意なんですよ、これは。つかん...全文を見る
○宮本(徹)分科員 今、この事業は、市町村が決めたものに対して二分の一以内で国が支援するとなっていますけれども、現状は、国は二分の一を出していますか。
○宮本(徹)分科員 大臣、今、国の法律の枠組みは二分の一以内出せるとなっているんですけれども、二分の一は出ていないんですね、三三%。自治体の要望の規模も私は決して十分じゃないと思いますよ。もっと自治体に頑張ってもらいたいなという思いもあるんですけれども、それに対しても国は法律の上...全文を見る
○宮本(徹)分科員 つまり、自治体からの要望でいえば、二分の一の国の補助からすれば七百数億出せる枠組みになっているんだけれども、そもそも財務省に対して五百三十七億しか要求していないということなんですね。自治体の求めとは大変大きな乖離があるのが今の現状だと思います。  そして、こ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 好事例のところも含めて、経営は大変なんですよ、好事例のところも。そこが、ぜひ大臣にきょうは考えていただきたい点なんですよね。  今後とも好事例の把握に努めて普及するという話ですけれども、まずは、ちゃんとした実態調査というのを大臣にやっていただきたいと思うんで...全文を見る
○宮本(徹)分科員 必要な支援というのは、やはりしっかり法的な位置づけをこうした活動に対して与える。放課後デイは、やはりちゃんと法的な位置づけをつくったから全国に一気に広がっていった。広がって、中身はいろいろありますよ、私も虐待の相談だとか本当によからぬ話なんかも聞こえてきたりも...全文を見る
○宮本(徹)分科員 たくさんのお話を伺ってきたということですが、私が聞いているような話もたくさん伺ってきたんだというふうに思いますが、ぜひ、大臣としてやはりしっかり話を聞く場というのを、もしどこかに一緒に行くんだったら私は同行してもいいですから、お前と行くのは嫌だというんだったら...全文を見る
○宮本(徹)分科員 ですから、一般論じゃなくて、この課題でぜひそうしていただきたい。よろしいですか。
○宮本(徹)分科員 では、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、きょうは文科省にも来ていただきました。  文科省は、いろいろな取組を実は松野大臣のときに、松野大臣が、特別支援学校の生徒さん、保護者の皆さんから、卒業した後というのは学びの場も交流の場もない...全文を見る
○宮本(徹)分科員 学習というのを相当幅広く捉えていただいて、余暇活動の支援まで含めて、そして実態に見合った支援をぜひお願いしたいと思います。  時間がないので、最後に一点だけ大臣に、少し話題はかわりますけれども、一八年度の障害者福祉の報酬改定がありました。そのいろいろ深刻な影...全文を見る
○宮本(徹)分科員 検証するということですけれども、週一日や二日の方を受け入れると事業所の運営は困難になるというのは、これはやはり福祉じゃないと思いますよ。就労支援じゃないと思います。ぜひしっかり見直していただきたいということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ...全文を見る
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  米軍のオスプレイについて質問いたします。  一昨日、木更津で定期整備中のオスプレイの試験飛行が行われました。定期整備は当初数カ月の予定が、二年超えと。定期整備について、こういう報道があります。防衛省関係者は、事態はもっと深刻でした...全文を見る
○宮本(徹)委員 いやいや、個別に明らかにしていただきたいんですよね。  さびだらけ、腐食だらけのオスプレイが飛んでいるということになったら、住民にとったらこれほど恐ろしい話はないわけですよ。ですから、個別のものを明らかにしないというのはおかしな話だと思いますよ。これだけ防衛省...全文を見る
○宮本(徹)委員 米側から言われた可能性があるということを否定されないわけですよね。  東京都も、地元自治体も、政府に日報の継続を求めていますよ、これは。初めに始まったのも、地元の関心に応えて始めたわけですよ。しかも、防衛省の、防衛局の目視というのは今も毎日やっているわけですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 情報保全ということをおっしゃいますけれども、基本的にどこを飛ぶかという場周経路自体は公表している話ですよ。過去にどこを飛んだなんか、機密でも何でもない話だと思いますよ。だから今まで公表してきたわけですよ。  結局、学校や保育園の上を飛んでいる、日米合意違反で飛...全文を見る
○宮本(徹)委員 守っていないという事実があるから、私はきょう指摘しているわけですよ。日米合同委員会合意違反の事案、事態がいっぱいあるのにもかかわらず、日米合同委員会合意を守っているかどうかも確かめようともせず、米軍側は遵守している、遵守する姿勢があると、それだけ繰り返すんだった...全文を見る
○宮本(徹)委員 米側から説明を受けていないと言いますけれども、米側はもうはっきり、嘉手納基地で定期的に訓練すると明言しているんですよ。何が沖縄の負担の軽減ですか。沖縄の負担軽減と言うんだったら、こういうのはやめろと言うべきじゃありませんか。
○宮本(徹)委員 沖縄での訓練の常態化についても何も米軍にも言おうとしない、こんなのでは、沖縄の負担軽減なんというのはうそっぱちだとしか言いようがありません。  沖縄でも、そして横田でもオスプレイの配備は撤回を求めて、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月01日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  総理、本委員会で質疑してきて定かな答弁がなかった点について、まず伺います。  消費税の増税、複数税率化に伴い、インボイス制度が導入されます。財務省の見積りでは、免税事業者のうち百六十一万者が課税業者となり、二千四百八十億円税収がふ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、同じ答えで、転嫁できなかった場合どうするのかということですよ。  きょうは、本委員会には元財務大臣でもあった野田さんもいらっしゃいますけれども、野田さんは財務大臣のとき、こう答弁されておりますよ。きちっと転嫁をしていないということですので、それは自己...全文を見る
○宮本(徹)委員 その同じ調査で、全て転嫁できていると答えているのは、この間も議論しましたけれども、BツーBで八七・三%、BツーCで七五・四%ですよ。一部転嫁できていない、あるいはいろいろな理由で転嫁していない、そういうところも含めれば、たくさんの事業者が転嫁できていないというの...全文を見る
○宮本(徹)委員 滞納の話をしているんじゃないですよ。消費税が価格に転嫁できなかった場合のお話をさせていただいております。
○宮本(徹)委員 払えなくなったら消費税は滞納になりますけれども、消費税を価格に上乗せしなかったら、それでも売上げがあれば、それに応じた消費税の納税義務は発生するわけですよ。そうすれば、どこからかその消費税を持ってくるしかない。どこから持ってくるのかといったら、利益を削ったり生活...全文を見る
○宮本(徹)委員 ほかの税金とは消費税は全く違うんですよ。法人税も所得税も、自分に所得があって、それで自分が納める納税義務があります。消費税というのは、預かった消費税を事業者が納税する義務があるんですよ。預かっていなくても納税する義務が発生するんですよ。ここは大変な問題なんですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、ですから、消費税、三十年たっても転嫁できていない業者がたくさんいる、にもかかわらず消費税の納税義務が発生している、これを免税事業者まで広げたら大変なことになるという話を何度も繰り返しさせていただいているのに、どういう大変なことが起きるのかという自覚が余りに...全文を見る
○宮本(徹)委員 所得再分配機能の回復の観点から最高税率を引き上げたとおっしゃいましたけれども、所得再分配機能を本気で回復するんだったら、逆進性の強い消費税増税というのは全く反対のことをやっているじゃないですか。  総理、消費税をどんどんどんどん引き上げて、高額所得者の税率を引...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  日本共産党を代表して、所得税法等一部改正案の反対討論を行います。  反対の第一の理由は、本法案がことし十月の消費税増税を強行するものとなっているからであります。  前回の消費税増税以降、消費は落ち込んだままであります。消費税増税...全文を見る
03月02日第198回国会 衆議院 本会議 第9号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、所得税法改正案に断固反対の討論を行います。(拍手)  本法案に反対する最大の理由は、ことし十月からの消費税増税を強行しようという点にあります。  今国会、これまでの質疑を通じて、この消費税増税はやってはならないことがいよいよはっきりしま...全文を見る
03月07日第198回国会 衆議院 本会議 第10号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  私は、日本共産党を代表して、防衛調達特措法一部改正案について質問いたします。(拍手)  防衛調達特措法は、財政法で五年以内とされている国庫債務負担行為を、自衛隊の航空機や艦船などの防衛調達については十年まで可能とする特例を定めた法律です...全文を見る
03月08日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  憲法は、予算は単年度主義を決めております。時々、国会議員が予算を決めていく。そういう中で十年にもわたって国庫債務負担行為を認めるというのは、本当に私、本会議でも指摘しましたが、財政民主主義に反すると思います。  とりわけ安全保障と...全文を見る
○宮本(徹)委員 刻々と変わるということはお認めになりました。  大綱で決めてと話しますけれども、大綱だって、中身の是非は別として、皆さんだって十年たたずに変えているじゃないですか。だけれども、十年も契約を結んじゃったら、先まで兵器の方だけは支払いを縛られるということになるわけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、安定的な調達の実施どころか、部品が枯渇してつくれなくなっちゃった。本来、一五年から量産態勢に入っていると言われているものですらこういうものなんです。  もう一つお伺いします。  概算要求に比べて予算でふえているものがあります。SM3ブロック2A、これ...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、アメリカが途中で調達計画を変えたら価格が上がるということですよ。概算要求から予算案の間のわずか数カ月で価格が上昇したり、あるいは、部品の供給がこれはだめだということでつくれなくなる。これが実際なんですよ。E2Dで同じことが起きないという保証は私はないと思...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、検査院から指摘された後でも、アメリカから送られてきた計算書と防衛省の側がつくった受領検査調書は一致していないということが続いているわけですよ。いいかげんなものがアメリカから送られ続けているということじゃないですか。  もう一点お伺いしますけれども、検査...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、不具合報告書をどんどんどんどん出さざるを得ないような問題があるものが届き続けているというのが実態じゃないですか。  私、これはどう考えても、FMSが、今度の法の趣旨に沿う、調達の安定的な実施だとかコストの削減、前提を欠いていると思いますよ。ですから、こ...全文を見る
○宮本(徹)委員 現時点で具体的な検討、調整は行っていないということですけれども、一般的に日米共同訓練は、「いずも」自身ももういろいろやられているわけですよね。例えば場所でいえば、南シナ海でもやられておられます。  そうすると、今後、「いずも」が空母化改修された場合に、米軍のF...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は南シナ海でやるのは適切でないというふうに考えているんですけれども、大臣の考え方はどうですか。
○宮本(徹)委員 どんな訓練もというか、私はどんな訓練もと思っていますけれども、私がきょう問題にしているのは、F35B米軍機を離発着艦させる訓練を現に領有権争いがある南シナ海でやるのは適切ではないと考えているわけですけれども、大臣も、これはやるべきでないというふうにおっしゃってく...全文を見る
○宮本(徹)委員 なぜ適切でないと言えないのかというのは全くわからないんですけれども。  南シナ海の領有権争いについて我が国は、あの島々が誰のところに属している島かということについてはニュートラルですよね。ニュートラルですよ、これは外務省の立場というのは。もちろん、一方的な力に...全文を見る
○宮本(徹)委員 私はきょう、災害対応の話をしているわけじゃないですよ。F35B、米軍のものの離発着訓練について言っているわけですよ。これは明確なメッセージを発することになるのは間違いないわけですよ。ですから、これはやるべきでないという、重ねて申し上げたいと思います。  それか...全文を見る
○宮本(徹)委員 二〇一七年の事態というのは、別に、重要影響事態だとか認定しているわけでは全然ないわけじゃないですか。  そういう中でもアメリカの側は、そのときの訓練のときに司令官はこう言っていますよ。地域の安全と安定の維持に寄与する米太平洋艦隊の比類ない能力と断固たる意思を示...全文を見る
○宮本(徹)委員 脅威となる振る舞いをしないと言うんだったら、この場で、緊張が高まる中で米空母機動部隊と一緒に、改修された、空母化された「いずも」での米軍機のF35Bの離発着訓練はやらないと明言してください。
○宮本(徹)委員 私は、緊張が高まる中であれば、これはもう明確に憲法九条に抵触する、絶対やってはならない。さっきから、こういうケースはやるべきじゃないと言っても、絶対やらないということを明言されないというのは、大変不安だと。(岩屋国務大臣「大丈夫です」と呼ぶ)大丈夫ですと言われて...全文を見る
○宮本(徹)委員 一般論として、米軍機に対して給油をして整備をして、それは可能だと。その後、米軍機は空爆に飛び立っていくということだって排除されないじゃないですか。それは排除しないんですか。
○宮本(徹)委員 排除されないというふうにおっしゃいましたけれども、そうすると……(岩屋国務大臣「法律的には」と呼ぶ)いや、法律的に排除されない、その後は政策判断だ、国会の判断だという話ですけれども、法律的に排除されないわけですよね。  そうすると、米軍F35Bが「いずも」から...全文を見る
○宮本(徹)委員 私、そういう議論は通用しないと思いますよ。  だって、「いずも」型空母から米軍のF35Bが飛び立っていく、それで空爆を行う、世間からしたら、誰がどう見たって、米軍と一緒になって自衛隊は武力の行使をしているというふうに国際法上はみなされますよ。誰がどう考えたって...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、私は、安保法制のもとではそういう議論というのはちょっと違うと思うんですよ。米軍のF35Bを搭載し、米軍のF35Bが海外の領域を攻撃する、こういうことができるわけですよ。ですから、これはまさに攻撃型空母の変質だということに、過去の国会答弁上から見てもなるわけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  防衛調達特措法一部改正案に反対の討論を行います。  反対理由の第一は、法案の定める長期契約が財政に対する民主的統制を掘り崩すからです。  日本の財政は予算の単年度主義が原則です。国庫債務負担行為は、その例外として、次年度以降にわ...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  この週末、アメリカ側から日本に対して費用負担を求めるニュースが相次ぎました。先ほど本多委員も質問されましたが、私もまずイージス・アショアについてお伺いしたいと思います。  アメリカが日本政府に対して、日本の費用負担で試験施設を建設...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、アメリカ側はその協議の中で、試験施設も必要じゃないかという主張をしている。日本側の負担もしてほしいというのは、アメリカ側がそう言っているのかという話を聞いています。
○宮本(徹)委員 報道にあるようなところではないけれども、アメリカ側からは、性能確認の方法についていろいろいろいろ協議をしているということであります。  それで、昨年、イージス・アショアのレーダーの選定を行いましたね。レイセオン社のSPY6とロッキード・マーチン社のSSRの提案...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、昨年の段階では、レーダーを選定する際はそんな話はなかったと。レーダーをレイセオンのじゃなくてロッキード・マーチンにしようという話になったら、新しい話として、どうやって性能を確認するのか、その際の費用負担はどうするのかという話が新たに出てきたという話ですよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 必ず追加の費用が発生するわけじゃないと言いますけれども、発生する可能性があるということに今なっているわけですよ。しかも、その追加の可能性があるんだという話は、レーダーの選定をするときにはなかったという話なんですよ。こんなおかしな話、私、ないと思いますよ。  だ...全文を見る
○宮本(徹)委員 SPY6は、性能を確認するための試験施設が既にあるんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 SPY6もイージス・アショアもイージス艦もイージスシステムで運用するんですから、何を変な話をされているんですか。  SPY6については、これは既にアメリカ側は施設を持っているわけですよ。小野寺前大臣もこれは視察に行かれているわけですよ。  私が聞いたのは、新...全文を見る
○宮本(徹)委員 じゃ、聞き方を変えます。  ハワイにはSPY1というレーダーを積んだイージス・アショアの試験施設がありますが、アメリカは幾らかけてこの試験施設をつくりましたか。
○宮本(徹)委員 何でそんなことも、私、通告をしたのに調べていないんですか。  私は、そういう返事がもしかしたら返ってくるんじゃないかと思って、国会図書館にきのう調べてもらいましたよ。二〇〇八年から二〇一一年米会計年度、兵器システムで二億七千八百万ドル、それから二〇一一年米会計...全文を見る
○宮本(徹)委員 私、本当に、このアメリカのやり方にどこまでもつき合うというのはやめた方がいいと思っているんですよ。  イージス・アショアのSSRを選定したときに、提案価格が一基当たり一千三百四十億円でしたよね、セットで。それが今度の予算、一千二百二億円ということで、いろんなと...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、基地の提供の費用以外は、基本的に、合衆国軍隊を維持することに伴う全ての経費は米側が負担するというのが地位協定の分担のルールなわけですよ。  これからしたら、報道にあるようなアメリカ兵の給与を日本側が負担するというのは、全くこの地位協定の分担原則からいっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 何で論外だと答えないのかが私はよくわからないです。そういう答え方だと、二〇二一年以降は、それは協議に乗ってもいいよというメッセージになりかねないんじゃないですか。  大体、もう本当に私たち、この思いやり予算の問題も含めてこの間批判してきましたけれども、もともと...全文を見る
○宮本(徹)委員 そのような話は承知していないといいましても、既にこれだけ報道はされているわけですよ。  もっと言えば、韓国は先月、在韓米軍の二〇一九年の駐留経費に関する協定をアメリカと更新しました、前回比八%増と。ブルームバーグの報道の中では、この過程でトランプ大統領がコスト...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、報道、プレスリリースを出しているのを私も読ませてもらいましたけれども、このプレスリリースを見ますと、韓国政府はアメリカ政府に対して、新たな運用コストにかかわる分担の要求については取り下げるよう求めたと記されておりますが、間違いないですね。
○宮本(徹)委員 ですから、作戦支援にかかわる運用コスト、これもアメリカ側は韓国に対して新たに負担を求めるということをやってきているわけですよ。それをする際にトランプ大統領はコストプラス五〇というのをちらつかせて交渉したということが、今回のブルームバーグの報道で明らかになったわけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 そんなことはないですよ。コストプラス五〇ということで韓国に対して駐留米軍の経費の負担増を求めてきているのに対して、日本に対して求めてくる、これはもうトランプ政権が一貫してメッセージを発している問題じゃないですか。ですから、とんでもない話ですよ。(発言する者あり)...全文を見る
○宮本(徹)委員 これは臆測じゃないでしょう。これを臆測だと思っているのは河野大臣だけじゃないですか。  既にやられている、そして実際に米政府内で検討されていることもこれだけ大々的に報じられている。そして、トランプ政権は、トランプ大統領自身は繰り返し繰り返し、米軍の駐留経費の負...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、二〇〇四年の数を教えてください。
○宮本(徹)委員 日本は七四・五%、韓国は約四〇%、ドイツは約三三%と出ておりますが、仮に駐留経費がコストプラス五〇になるということは、コストが一〇〇として、五〇ですから、一五〇%、日本が七四・五%を今仮に負担しているという前提で考えれば、二倍という話になるわけですよ。米軍の駐留...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、金地金の密輸問題について、まず質問させていただきます。  昨年も当委員会で質問させていただきましたが、投資目的の金地金については、EUの多くの国は非課税という扱いにしております。そのことを私も検討すべきじゃないかという立...全文を見る
○宮本(徹)委員 六百億円。もちろん、先ほどお話があったとおり、全てが密輸じゃないというお話でございますが、数百億円の脱税があるということであります。昨年からの取組で密輸入の摘発件数は減少したとはいえ、いまだ大規模な脱税が行われているということだと思います。  もう一つお伺いし...全文を見る
○宮本(徹)委員 では、金の中でも、投資目的で使われることが多いのは金地金だと思うんですけれども、その論理でいうと、当然、金地金についての消費税収も推計はできないということになるのかなと思いますけれども。  ただ、この投資目的の金地金、想像すればわかりますけれども、投資目的で事...全文を見る
○宮本(徹)委員 全部が全部の統計があるわけじゃないですけれども、資源エネルギー庁の貴金属流通統計調査によれば、日本金地金流通協会の主要五十社が二〇一八年に売却した金地金は三百六十七トン、うち百十八トンが輸出と。  この五十社というのが国内では相当大部分を占めるというふうな話も...全文を見る
○宮本(徹)委員 当然、さらなる効果を期待してこういう改正案を出したということだと思うんですけれども、どこまでかというのは定量的にはかれないとおっしゃいますけれども、例えば摘発件数だとか押収量が急激に伸びる前、二〇一三年、これぐらいの水準にまでは密輸入は減少する、そういう期待は持...全文を見る
○宮本(徹)委員 目標を持っていないと。どこまで密輸入が抑止されるかわからないけれども、やれることとして今回はこの案を出したということなのかもわかりませんが。  昨年、一定の措置をとり、ことし、また更に措置を講じても、これで密輸による脱税がなくなる保証というのはないわけですね。...全文を見る
○宮本(徹)委員 否定されないので、利幅が更にふえるということですから、更にこれで、脱税すれば、もうけようという力は、間違いなく、消費税を引き上げれば働くわけですよね。  それで、きょう、一つ資料をお配りしておりますけれども、これは、脱税の話ではありません、金の輸出量の推移と金...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、どう対策するのかということを考えたときに、やはり、金地金に対して消費税を課すというやり方をやっている限り、増税のたびに合法的にこういう取引が行われて、国民の税金から、こうした取引をやった業者に対して税金が流れていくということになるわけですね。  それか...全文を見る
○宮本(徹)委員 金地金は国際的に安定した価格で取引できる市場が存在しているから、消費税が課税されると、どうしても密輸による消費税の脱税リスクが生まれる。そして、税率の引上げの際に発生する仕入れ税額控除を利用した、さっき言った差額利益も発生する。さらに、消費税の仕入れ税額控除の状...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたのでここで終わりますけれども、先ほどの日経の記事もこう書いています。東京商品取引所などは、欧州のように投資目的の地金は非課税扱いとするのが一番の解決策ではないかとの見方も示す、財務省が非課税化を検討する気配はなく、国内金市場の混乱もしばらくおさま...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 本会議 第11号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  私は、日本共産党を代表し、防衛調達特措法一部改正案に反対の討論を行います。(拍手)  反対理由の第一は、法案の定める長期契約が財政に対する民主的統制を掘り崩すものだからであります。  日本の財政は、予算の単年度主義が原則です。国庫債務...全文を見る
03月15日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。おはようございます。  まず、IBRDについてお伺いいたします。  世銀の説明書を読みますと、緊急時には、加盟国はあらかじめ誓約した請求払い資本を他国の状況に関係なく追加支出する義務があるとしております。国際復興開発銀行協定を見ますと...全文を見る
○宮本(徹)委員 資格停止になってしまうということですから、今回のこの法案を担保していくためには、日本の財政状況がよくなっていくということが必要だということが改めてよくわかりました。  そして、今回のIBRDへの増資は、SDGsの目標達成に向けた必要な開発資金需要に対応するため...全文を見る
○宮本(徹)委員 アメリカが後ろ向きな状況から議論に乗って提案まで出すところに来たというのは、議論が進まないんだったらどんどん課税するぞ、こういう力が働いたのではないかというふうに思いますので、こういう点も積極的に評価する必要があるんじゃないかなと思っております。  そして、今...全文を見る
○宮本(徹)委員 そういう事例はあるということですが、報道では、国税OBの税理士が、海外の配信業者が納税を免れている消費税は年間で数百億円規模に上る可能性があると指摘しております。大変な額ですが、国税庁はどのような対策というのを今後検討されるんですか。
○宮本(徹)委員 数百億円の税逃れというのは、放置しておいたら大変な不公平感というのは国民の中にも生まれますので、必要な職員の体制の強化も含めて、大臣にはお願いしておきたいと思います。  その一方で、きょう取り上げたいのは、二〇一五年の消費税法の改正前の取引について、実は国内で...全文を見る
○宮本(徹)委員 配付資料の裏面を見ていただきたいと思うんですが、図の一番下の3のケースは、これは二〇一五年の法改正前のものですけれども、3のケースになるわけですね。例えばアマゾンのインターネット上のショッピングサイトが役務の提供が行われた場所が明らかでないと判断するならば、アマ...全文を見る
○宮本(徹)委員 それはおかしいじゃないですか。増額の更正処分をやったのは国税庁の側でしょう。判断を変えたのは国税庁の側じゃないですか。  今までは仕入れ税額控除を認めていたのに認めなくなった、これは役務の提供の場所の判定を変えたということになると思うんですけれども、この増額の...全文を見る
○宮本(徹)委員 この方の一番初めの出発点は税務調査だったわけですよね。税務署の職員の指導に基づいて本人は申告をしたわけですよ。そのときは、仕入れ税額控除を税務署は認めて、事業者の方はその指示に従って申告書をつくりました。これは事業者が判断したんですか。そうじゃなくて、その時点も...全文を見る
○宮本(徹)委員 修正するのに、税務調査が入って修正しろと言われたわけですよ。最終判断はそうかもわからないですけれども、事業が始まったばかりでわからなくて、税務署の方に聞いてやったわけですよ。その際は、税務署の修正申告に至るまでの判断があったんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 つまり、調査のときは、税務署は、役務の提供が行われた場所は国内だ、国内取引だと判断したのに、二〇一七年になってから、いやいや、これは場所は定かじゃないからアメリカとの取引だというふうに判断を変えたという話になるわけですよね。  こんな、後から税務署の判断が変わ...全文を見る
○宮本(徹)委員 これは一件や二件じゃないわけですね、アマゾンの事業者の交流サイトでもそんなことが話題になるぐらいですから。もともと、税務署がアマゾンの国内子会社との取引だと判断していたものを、後から判断を変えて、取れるところからは取ろうというようなやり方は全くやってはならないこ...全文を見る
04月09日第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  塚田前副大臣の発言にかかわって、私も質問いたします。  あの発言は、うそならば、選挙に向けて有権者を欺いて支持を広げようとした。真実ならば、総理、副総理へのそんたくで税金をつけ、選挙に利用する、税金の私物化。どちらに転んでも、とんでもな...全文を見る
○宮本委員 撤回したのは、うそで撤回したのか、事実を言ってしまったのが問題になるので撤回したのか、そこはまだ、どちらなのかというのは究明していかなければならないわけですが、塚田前副大臣の演説会での発言は大変リアリティーがあったわけですよ。その場の雰囲気で、あんな詳細に話を思いつい...全文を見る
○宮本委員 いや、だから、総理の地元と副総理の地元の事業だというせりふはあったのかということを聞いているわけです。
○宮本委員 ほかに追加することがないというのは、これは、でも、十五分のうちほんの数十秒分しか書いていないわけですよ。ほかの部分については覚えていないということですか。
○宮本委員 ですから、あと十四分以上分が欠落しているわけですよ、私たちに公開されているものは。あと十四分以上分、同じことを十四分間繰り返して話したわけじゃないでしょう。記憶があるんじゃないですか。
○宮本委員 つけ加えることはないというのは、記憶がないからないのか、どういうことなんですか。書きたくないからないのか、記憶にないからないのか。
○宮本委員 思い当たるところはないということですから、残りの十四分は思い出せないということなんだと思うんですよね。ちゃんと記憶を思い起こしていただきたいと思うんです。  この塚田副大臣が演説会でおっしゃった吉田議員のせりふと今回のマスコミ退席後の吉田議員のせりふと、ちょうど何か...全文を見る
○宮本委員 それは、本人だってそんたくしたと言っているわけでしょう。  委員長、これ以上ここで議論してもはっきりしませんので、塚田前副大臣そして吉田議員の本委員会への参考人招致を求めたいと思います。
○宮本委員 次に、国で直轄調査の予算がついた過程について改めて御確認したいと思いますが、まず、地域高規格道路の候補路線について、どこを優先して国の直轄予算をつけるのか、これについて客観的なルールというのはあるんでしょうか。
○宮本委員 定かなルールがあるわけじゃなくて、個別ごとに総合的に勘案して決めていると。もっと言えば、大臣、副大臣、政治主導で判断で決まっていくということが可能なものになっているという話だと思います。  もう一点お伺いしますが、この地域高規格路線の候補路線というのは今何路線あって...全文を見る
○宮本委員 つまり、百八路線あるうち、この路線だけが国の直轄調査の予算がついたという話ですよ。まさに政治案件として予算がつけられていったのではないかということをうかがわせるものだというふうに思います。  もう一つ聞きますけれども、候補路線の段階で新たに初めて国の直轄調査の予算が...全文を見る
○宮本委員 それで、今回この路線だけが初めて予算がついたということですが、下関北九州道路について国の直轄予算の計上を決めたというのは、最終判断したのはどなたなのか、その過程について、経緯や理由を記した文書というのは存在するんでしょうか。
○宮本委員 午前の質疑のやりとりだとか、あと、参議院でもやっておりました。それから、きのうもレクがございましたけれども、個別の道路については、いろいろ決めるときには、日ごろから大臣、政務三役に説明していて、指導や助言を得ながら決めていっているということでいいわけですよね。
○宮本委員 午前中の答弁では、国直轄の調査費をつけることについて副大臣からの指示はなかったという答弁をされていましたが、日ごろの説明の中で、副大臣からの助言というのはあったんですか。
○宮本委員 個別の指導や助言はないということですけれども、十一月二日の自民党本部でも、下関北九州道路の整備促進を図る参議院議員の会、道路局長は一緒に塚田副大臣と参加されております。十二月二十日の吉田、塚田会談にも参加しているわけですけれども、こういう場も含めて、この道路について副...全文を見る
○宮本委員 十二月二十日を除いてということは、この十二月二十日の塚田副大臣のせりふというのは、事実上の指示に相当するものだというふうに捉えたということですね。
○宮本委員 十二月二十日は、一般的な話じゃなくて、個別の道路の話なんですよね。その場で、要望については受けとめて、検討してくれという話があったということですね。
○宮本委員 つまり、塚田副大臣から明確な要望を受けて、検討するようにという指示もあったという発言であります。まさに、そんたくした副大臣が道路局長に事実上の指示を行っているということじゃありませんか。  次にお伺いしますけれども、大臣にもお伺いしますが、二〇一八年十月二十五日、安...全文を見る
○宮本委員 いやいやいや、報道されたものを国交省は把握していないんですか、メディアで。これは西日本新聞の報道だと思うんですけれども。道路についての報道というのは、普通は国交省の皆さんは、あらゆる報道、専門紙まで含めて丹念に追っかけていると思いますけれども、最近まで知らなかったんで...全文を見る
○宮本委員 局長は知らなかったけれども、国交省としては把握していた可能性はあるということですよね。
○宮本委員 局長は知らなくても、国交省は知っていると思いますよ。  この総理の指示を受けて、一週間後に、昨年十一月二日、自民党本部で下関北九州道路の整備促進を図る参議院議員の会の設立総会が開かれ、その場で吉田議員は、下関北九州道路の早期実現が求められる、今後は国が調査を引き継ぎ...全文を見る
○宮本委員 時系列を見たらはっきりします。十月二十五日の総理の指示を受けて吉田議員が動き、塚田さんに大会に来ていただき、塚田さんと会談し、そして塚田さんが道路局長に検討しろと言い、それで実際に四千万円の予算がついたということじゃないですか。安倍総理の発言がきっかけで予算がついてい...全文を見る
○宮本委員 今いろいろなことをおっしゃいましたけれども、それは二〇一六年以前も同じ状況だったわけですよ、関門海峡をめぐる状況というのは。中止したころともそう変わっていないですよ。  ただ、変わったのは、その間に、関門会、安倍首相が要望書に名も連ねている関門会の皆さんからの要望は...全文を見る
○宮本委員 はっきり覚えていないということですけれども、時間ですから終わりますけれども、総理と囲んで、このことを動かすために要望書にわざわざ総理の名前も入れ、冒頭にも総理の話を入れて要望されているわけですよ。それを後で知ったなんて、全く説得力がない答弁だと言わなければなりません。...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、国税徴収法に基づいて行われております地方税や国民健康保険税の滞納処分について質問をいたします。  まず初めに、徴税当局の公権力についての認識を伺いたいと思います。  一九五九年に現行の国税徴収法が制定された当時、租税徴収制度...全文を見る
○宮本委員 その考え方について、国税庁は、徴収事務提要で滞納整理など徴収事務の留意点を明記しておりますが、この滞納整理の基本姿勢について、税務職員にはどのように研修されているんでしょうか。
○宮本委員 総務省にお伺いしたいんですけれども、今、国税庁の方から、滞納整理の基本姿勢と研修の状況のお話がございました。  収入や財産の状況等、個々の実情を的確に把握した上やっていくんだという話がありましたけれども、地方税や国民健康保険税などの徴収に当たって、同じ認識で研修とい...全文を見る
○宮本委員 ところが、そうじゃない例がいろいろあるわけですよね。地方税や国民健康保険税、あるいは国民健康保険料などの滞納整理で、本来のルールを逸脱しているとも言える事案が起こっております。  一つ配っているのは、二〇一七年九月十五日、宮城県地方税滞納整理機構が、国民健康保険税な...全文を見る
○宮本委員 通知が全然徹底されていないということなんだと思います。  国税庁にお伺いしますが、そもそも、国税徴収法の第七十六条では、給与等の差押えの禁止を定めております。その理由を述べていただきたいと思います。あわせて、母六十歳代、子供三十歳代の二人の世帯の場合は幾らまでは差押...全文を見る
○宮本委員 給与生活者の最低生活費程度に相当する金額については差押えは国税庁としては禁止をして、その基準の額も示されているわけですよね。ですから、この考え方からいったら、八万七千五百九十七円のパートの収入を差し押さえるというのは、これは絶対にやってはならないという事例だというふう...全文を見る
○宮本委員 国税庁にもお伺いしたいと思いますが、この宮城県の機構のように、給与が振り込まれた預金口座というのは、国税庁も差し押さえるんですかね。差押禁止財産である児童手当の振り込まれた預金口座が差し押さえられた事案では、鳥取地裁、広島高裁の判決で、差押えは無効との判決が出ておりま...全文を見る
○宮本委員 ですから、今、ないとか、あるいはほとんどないも含めてですけれども、国税庁としては、もともと口座にほとんどお金がないような状況で、給与が振り込まれたのを待ってそれを差し押さえるのは適切ではないと考えていると明確におっしゃっているわけですよね。  総務省は、国税庁と同じ...全文を見る
○宮本委員 残高が少ない場合はどうですか。
○宮本委員 現実にはそれと違う事態が広がっているわけですよね。これは、やはり総務省として、研修をやっているとか何だとかというお話がありましたけれども、給与収入が振り込まれた銀行口座の預金は差し押さえるべきではないんだというのをはっきり指導すべきだということを申し上げておきたいと思...全文を見る
○宮本委員 とんでもない答弁ですね。  国税庁に確認しますが、換価の猶予の申請書や納税の猶予申請書を提出する際に添付する財産収支状況書の支出欄に生活費の項目があります。これは最低限の生活を保障するための項目だと思うんですが、生活の維持のために必要不可欠な支出に教育費の項目も含ま...全文を見る
○宮本委員 含まれるわけですよね。  そうすると、国税庁は、子供の大学や専門学校の授業料のために保管している銀行口座の預金を差し押さえることはしないということでよろしいですね。
○宮本委員 つまり、確認しますけれども、子供の大学や専門学校の授業料のために保管している銀行口座の預金を差し押さえるということは、国税庁はやっていないわけですよね。
○宮本委員 いや、ですから、適切に判断するということになれば、先ほど国税庁は、納税の猶予や換価の猶予の際に授業料のこともちゃんと考慮するんだという話がありましたから、これは当然、子供の大学や専門学校の授業料のために保管している銀行口座の預金は差し押さえていないんじゃないですか。こ...全文を見る
○宮本委員 いやいや、今の話では、子供の大学や専門学校の授業料のために保管している銀行口座の預金を差し押さえることもあるということですか、国税庁は。
○宮本委員 ありがとうございます。  つまり、授業料に充てることがわかっていれば差し押さえないということなんですよね、国税庁は。  ところが、先ほど総務省は、差し押さえることができると答弁をされているわけですけれども、これは国税庁と同じように、差し押さえるべきじゃないんじゃな...全文を見る
○宮本委員 総務省のおっしゃっていることは、今国税庁が最後に述べられたことと違うんですよね。  国税庁は、授業料のために保管している銀行口座だとわかっていれば差し押さえないと言ったんですよ。何で同じ立場に立たないんですか、総務省は。おかしいじゃないですか。  何が起こるのかと...全文を見る
○宮本委員 今回のケースで一括返済を求められたということを私は言っているわけじゃないんですよ。仕組みとしては、一括返済を求められるという特約条項になっているわけですよね。  今回のこの方の場合は、ほかに、知り合いに借りてお金を賄って、分割して授業料を納めたんですよ。そうしないと...全文を見る
○宮本委員 総務副大臣にもお伺いしますが、国税庁は、教育ローンが振り込まれた口座、これは授業料に充てるというのがわかっている口座については差押えをやっていないという答弁がありました。しかし、総務省は、禁止財産、だからできるという答弁しかされないわけですね。  基本的には、児童手...全文を見る
○宮本委員 ですから、国税庁はやっていないわけですよ。その点をぜひ総務省内でも検討してください、国税庁ではやっていないんだと。  今、一般的な回答をされましたけれども、国税庁では、授業料のための口座だとわかっていたら、それは差し押さえない。実際にやっていないわけですから。だけれ...全文を見る
○宮本委員 終わります。
04月12日第198回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  初めに、穀田議員の続きの質問をさせていただきます。  原田防衛副大臣にお越しいただいております。  陸上自衛隊が参加した海外での共同訓練に関する日報問題について伺います。  原田副大臣はこれまで、本委員会での我が党の穀田議員の質問に...全文を見る
○宮本委員 私は、別紙七に何が書いてあるか読んでくださいと言ったんですけれども、そういう長々した説明は要らなかったんですけれども、共同訓練では、通常、一々日報をとっていない、定時報告を求めることは一般的ではないといいますが、今御答弁あったとおり、二〇一六年度の共同演習では、部隊行...全文を見る
○宮本委員 大規模な演習だからだという話ですけれども、それだけじゃないんじゃないでしょうかね。  実施計画を見ると、共同演習の目的について、武力攻撃等における島嶼防衛を含む自衛隊の統合運用要領及び米軍との共同対処要領並びに重要影響事態における対応措置要領を演練することを目的に演...全文を見る
○宮本委員 大規模な訓練はほかにもあるんじゃないですか。  安保法制に基づく初の共同演習として実施され、統幕長の指示により作成を義務づけられていた、これは間違いない、事実の問題としてはそういうことなわけですよね。  この共同演習の日報について、原田副大臣は、四月三日の本委員会...全文を見る
○宮本委員 まだ見つかっていないというのは、こんなおかしな話はないと思いますよ。だって、統幕長の指示に基づいて、添付資料にあるように、わざわざ報告様式まで定めて作成を義務づけていたわけですよ、この日報は。その日報がどこに行ったかわからない。およそ信じられない状況であります。  ...全文を見る
○宮本委員 南スーダンやイラクの日報問題では、防衛省には残念ながら前科があるわけですよ、前科が。  自衛隊が他国との共同訓練の現場でどのような対応をしたか記録された一次資料として作成が義務づけまでされていた日報の所在が行方知れずというのは、極めて重大な問題だと言わなければならな...全文を見る
○宮本委員 もう半月以上も指示を出してからたっているわけですよね。直ちに、わかったことは明らかにしていただきたいと思います。  その上で、次の問題に移ります。  外務省の予算書に記されていない不透明な支出があるのではないかということで、質問させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○宮本委員 資金提供あるいは寄贈ということでございますが、このCSISの支出は資金提供、寄贈ということですけれども、予算書をひっくり返してもどこにも出てきませんでした。  それで、改めて、この十年間における外務省の支出額を聞きました。そして、出てきたのが資料の三ページ目でありま...全文を見る
○宮本委員 防衛省もお金を出して、年間六万ドルということですから、今でいえば六百数十万ということになるでしょうか。  それで、今の話では具体的に何を研究しているのか、意見交換をやっているということはわかりましたけれども、それ以上のことはわからないんですけれども、このCSISは、...全文を見る
○宮本委員 アーミテージ・レポートを一緒になってつくっているということを否定されないわけですか。  これは恐ろしい話ですね。アメリカの対日要求だといいながら、実際は防衛省が一緒になってつくっている可能性もあるということじゃないですか。  外務省にもお伺いしますが、先ほど、寄贈...全文を見る
○宮本委員 全く何に使っているか闇じゃないですか、それでは。  それで、これは私も外務省から出てきた説明資料を見て本当に驚いたんですけれども、ちょっと三ページに戻っていただきたいと思いますが、二〇一七年度のCSISへの支出額七千九百六十八万一千八百円について、予算書のどの項目か...全文を見る
○宮本委員 予算成立後に支出を選定するということで、諸謝金の額は一千七百六十六万で、とても七千九百六十八万円は出ないんですよ、予算計上上は。もし、これを全部、この使い道は国会で示したものと違うことに使いますと仮にやったとしてもですよ、出てきようがないじゃないですか。  大臣、こ...全文を見る
○宮本委員 私は外務省に資料請求して、どこから出てくるんだといって、出された唯一の予算書のページはここだけであります。河野大臣はそういうふうに説明されますが、違うんですよ。コード番号も示して、どこから出ているんですかと聞いて、出してきたのがこれなんですよね。  ですから、河野大...全文を見る
○宮本委員 これは予算の支出にかかわる、予算の支出の透明性にかかわる問題であります。委員長からも、このCSISの支出が予算書のどの項目からどういう根拠に基づいて出されているのか、資料提出を指示していただけますか。
○宮本委員 この問題は引き続き追及していきたいと思います。  最後に、一問だけお伺いしたいと思います。  F35戦闘機が墜落してパイロットの安否が気遣われる状況が続いております。防衛省は事故調査委員会を立ち上げました。  私は、二月の予算委員会で、米国の国防総省運用試験・評...全文を見る
○宮本委員 アメリカ側はこのF35を、日本でつくったF35でありますが、一番最終点検のところは日本人を入れずにアメリカ側だけで検査をやっているということが報じられております。極めてアメリカは情報を出さない状況が続いているわけですよね、このF35については。  ですから、この九百...全文を見る
04月12日第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、前半は、羽田の新飛行ルートについて質問いたします。  三月二十六日に、品川区議会と渋谷区議会で、全会一致で決議、意見書が採択されております。  品川区議会の決議は、「危険性が指摘される中で、」「品川区上空を飛行することは、多くの...全文を見る
○宮本委員 理解を得られるようにと言いますが、第五フェーズまで五回にわたり説明会を重ねた結果がこれなんですよね。地元の理解を得られていないのは明白なんですよ。説明して説明して説明して説明した結果がこの区議会の意見書です。しかも、どう受けとめるのかと聞いたら、承知をしていると。重く...全文を見る
○宮本委員 つまり、地元の理解を得てといった場合の地元には地方議会も当然入るという答弁がございました。  ということは、現状では地元の理解は得られていないということになりますので、このまま、新飛行ルートは現状では理解が得られていないので、進められない、こういうことになるんじゃな...全文を見る
○宮本委員 理解を得られていないのは明白ですから、今まで地元の理解を得てという説明をずっとしてきたわけですから、得られていない以上、断念することを強く求めておきたいと思います。  それで、石井大臣、ことし二月十二日の記者会見で、羽田空港の国際線発着枠の増枠についてこう述べている...全文を見る
○宮本委員 今まで、訪日観光客四千万を目指してということをずっと強調していたわけですよ。だけれども、ここで出てきたのは、日米路線に半分を充てると。結局、観光立国というのは口実で、アメリカ側の、とりわけビジネスの要求に応えるというのが真の狙いというのが羽田の新飛行ルートなのではない...全文を見る
○宮本委員 私が今紹介したせりふは、アメリカのUSTRの二〇一四年外国貿易障壁報告書に記載してある対日要求のせりふなんですね。  二〇一五年の同報告書は、米国政府は引き続き、米国航空会社の関心を満たすような、商業的に意味のある羽田空港への昼間時間帯のアクセス拡大を引き続き追求す...全文を見る
○宮本委員 ですから、米側から求められるままに、その意に沿ってどんどんどんどん米国枠を拡大していると。  二〇一八年のUSTRの報告書は、既に羽田空港から米国へのサービスを提供している米国の航空会社四社及び日本の航空会社二社が現存のオペレーションを拡大できるようになったとしてお...全文を見る
○宮本委員 私だけが言っているんじゃないんですね。メディアでも同じような指摘がされております。時系列からいえば、そういうふうなことが実際はあったのではないかというふうに疑念を持たざるを得ないわけですよね。  私は、やはり、なぜ羽田のルートが海上になったのかという歴史的経過の重み...全文を見る
○宮本委員 驚きの答弁ですね。大臣が関門会の要望を受けられたのは、多分、国交省内の大臣室じゃないかと思いますが、そういう要望を受けて、記録がないと。そんなことあるんですか。
○宮本委員 それは、一年未満だから破棄してしまったということですか。
○宮本委員 森友問題のときも、初めそういう話だったわけですよ。佐川さんが、一年未満なのでないと言って、その後から出てきました。これは徹底的に捜していただきたいと思います。ないはずはないと思いますよ。あるいは、電子データ、パソコンの中にはあるかもわからないですから、これは徹底的に捜...全文を見る
○宮本委員 それで、このときの関門会の要望書というのは、当然、担当局、担当課にも届いているわけですね。
○宮本委員 驚きですね。  大臣、大臣に聞かなきゃいけないですね。  まず、国交省は、記録がない、要望書も残っていない、こういうことをおっしゃっているわけですけれども、石井大臣は、この二〇一六年三月三十一日の関門会の要望の際、国交省側の同席者がいたかどうか、記憶はありますか。
○宮本委員 一般的には、こういう要望書をいただいた場合は、普通は要望というのは、私たちなんかは、いろいろな大臣のところに陳情に行く際は、要請に行く際は、事前に出して、担当局、担当課の方で見てから大臣は対応されているというふうに思うわけですね。  今回の要望書については、なぜ道路...全文を見る
○宮本委員 当然、大臣のスケジュールは管理されているわけですから、これはちょっと調べて、どういう段取りでこの関門会の大臣への要望の場が設定されたのか、これも資料を出していただけますか。
○宮本委員 それで、もう一点大臣にもお伺いしますが、大臣は、この要望書を受け取って、その要望書をどうされましたか。普通は秘書官を通じて担当局に照会するなりなんなり、普通は、大臣が受け取った要望というのは、当然、道路についての要望でしたら道路局も共有するものだと思いますが、これは共...全文を見る
○宮本委員 いやあ、本当に闇ですね。全く闇ですね。これは政治案件として処理していこうということで、お答えを、よくわからない、覚えていないということになってしまっているのかなという気もしてしまいますよ。  普通は、要望書が大臣宛てに出されたのに、担当局に残っていない、共有されてい...全文を見る
○宮本委員 記録もなくて記憶もないのに、御指摘のようなことはございませんという答弁はおかしいじゃないですか。全く矛盾していますよ。  ちょっと、これ以上聞いても全て隠されようとしますので、次にお伺いしますが、大臣が関門会などの要望を受けた後に、他の五つの海峡横断プロジェクトと下...全文を見る
○宮本委員 私は、朝の初鹿議員もそうですけれども、そして委員長からの指示もそうですけれども、この凍結されていた、中止されていた海峡横断プロジェクト、下関北九州道路も含めて、これは、冬柴大臣が国会での質疑のやりとりも踏まえて、記者会見までやって中止するとしたものであります。その大き...全文を見る
○宮本委員 ずっと調べておるところでございますという答弁が続いているわけですけれども、ないはずないじゃないですか。だって、重大な政策変更を行う際に、閣議決定ですからね、質問主意書に対して答弁でこれは調査を行わないという閣議決定までしているわけですから、その閣議決定を変更するに当た...全文を見る
○宮本委員 委員長からも、至急資料を出すように御指示をお願いできますか。
○宮本委員 至急資料を出していただきたいと思います。  その上で、もう一点だけ、きょうはお伺いしたいと思いますが、なぜ凍結が解除されたのか、全く不可解なんですよね。海峡横断プロジェクトが凍結された理由は財政難だったわけです。そのときも、冬柴大臣のペーパーでは、将来財政力がよくな...全文を見る
○宮本委員 そういう御答弁はやめた方がいいと思うんですよね。  国土交通省ホームページに、官民連携手法における有料道路整備事業調査委託、平成三十年三月、福岡県、株式会社福山コンサルタントという委託調査の成果物があります。これは恐らく地元の調査に国が補助をつけて行った調査だと思い...全文を見る
○宮本委員 これで終わりにしますけれども、PFI、民間資金も活用と言っていますが、その検討の中で、民間ではとても賄えない、公的な支援が不可欠だというふうに書かれているのが、国も補助費を出した調査報告書の記載であります。ですから、税金頼み、リスクだらけのものを政治の力で強引に進めよ...全文を見る
04月16日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、景気認識と消費税増税についてお伺いしたいと思います。  G20の財務相・中央銀行総裁会議がございました。麻生大臣、黒田総裁、お疲れさまでした。  報道では、麻生大臣は記者会見で、主要国の景気減速がほかの国にも波及すれば、世界経済...全文を見る
○宮本委員 総裁の認識もお伺いしたいと思います。
○宮本委員 二〇一五年、一六年のときも中国経済のこととかいろいろありましたけれども、こんなに中国経済、失速はしていなかったんじゃないですか、当時は。今の方が大失速をして、それが日本の生産や輸出にも影響を与えるという事態を引き起こしているというのが現実だと思いますよ。私は、今の方が...全文を見る
○宮本委員 名目のお話をされますけれども、実質で見れば、賃金、消費、停滞しているというのは、この間、国会でもずっと議論になってきたことであります。  内需が低迷しているもとで、アベノミクスのもとで、輸出は円安の中で好調だったわけですけれども、その輸出に陰りが見えてきているという...全文を見る
○宮本委員 国民全体が、本当にこのままでは景気が心配だという状況になってきているんだと思います。  新聞報道を見ていますと、四月一日、日経で、ライフコーポレーション社長の岩崎氏は、商況はよくない、昨年十二月あたりから急速に悪くなっている、こう言われております。二〇一八年度第四・...全文を見る
○宮本委員 消費は持ち直しているとおっしゃいますけれども、実質で見れば、二〇一三年度の水準を回復していないというのは明らかなわけですよね。どんと冷え込んだものから、少しは持ち直しているかもわからないですけれども、もとには戻っていない。そこにまた増税していいのかということだと思いま...全文を見る
○宮本委員 増税できる環境にないという声は多分大臣のところにも届いているとは思うんですけれども、安定財源の確保がなぜ消費税なのか、私たち何度も議論させてもらっていますけれども、なぜ所得税じゃだめなのか、なぜ法人税じゃだめなのか、そこの定かな答えはいつもないわけですよね。景気を壊す...全文を見る
○宮本委員 いや、OECDの報告書は、二%の物価目標については是としていますけれども、その手段としてETFの買入れを是とは書いてはいないですよね。  私も含めて、野党も含めて、ETFの買入れは市場の価格形成機能をゆがめているじゃないか、あるいは出口で大変な困難があるんじゃないか...全文を見る
○宮本委員 異例かどうかというのは、そういう話もないわけですけれども、異例の金融政策であるETFの買入れが導入されてから九年過ぎております。出口の先行きは全く不透明で、日銀はまだ買い続けるということを言っているわけですよね。  日銀は、ETFの買入れの目的について、この間、株式...全文を見る
○宮本委員 単独で効果をはかることは難しいと言って、なぜ役割を果たしていると言うのかが全くわからないですよね。具体的に説明ができない。実際は、株価が下支えによって上がった、そういう話にすぎないんじゃないかというふうに思います。  ちょっと時間がなくなってきましたので、資料をちょ...全文を見る
○宮本委員 昨年、私、この場で、TOPIXで、前場で値が下がれば日銀の買入れの確率が高くなる、ある一定以上下がった場合、一〇〇%買っているというお話もさせていただきましたけれども、結局、日銀が買い支えることで、海外投資家がリスクを負わずに安心して株式の売却益を出している、こういう...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  質問します。  会計検査院の報告書では、早期健全化勘定の余裕資金は一・一兆円と指摘しております。今回は、二〇一九年度一般会計予算で、預金保険機構の納付金として八千億円が計上されております。  国庫納付を八千億円とした理由は何でしょうか...全文を見る
○宮本委員 金融再生勘定に繰り入れていく、法改正するからという話でありますけれども、もともと、一九九七年、九八年ごろの平成の金融危機では、三十兆円近い公的資金を投入して、破綻金融機関の処理やあるいは現在のメガバンクなどへの資本強化で金融機関を救済したわけでありますね。銀行救済で利...全文を見る
○宮本委員 私たちは消費税増税そのものをやるべきでないという立場ですけれども、しかも、今度の増税対策、ここでも何度も議論になってきましたけれども、ポイント還元にしても、じゃ、みんなに恩恵が及ぶ政策なのかというと、全くそういうものでもないわけですよね。零細業者だって、このポイント還...全文を見る
○宮本委員 私、報告書の名前を別に言わずに引用しただけだったんですけれども。  納税者負担を回避するというのが、今、国際的な、ある意味到達点というふうになっていると思うんですね。やはり、破綻処理のコストは業界内で対処することでモラルハザードは回避するんだ、決して納税者に負担させ...全文を見る
○宮本委員 責任準備金は今、三・六兆円あるということです。二〇〇二年度は四兆円を超える赤字でした。今後、先ほどの話では五兆円まで積み上げていくということですね。それ以降は金融機関の負担は発生はしないということです。この五兆円が十分かどうかというのはともかくとしても、潤沢な準備金は...全文を見る
○宮本委員 現在の法律では、全部国庫に納付すると。国民の財産という扱いになっているわけですよね。だから、国民の財産だから勘定を締めるときには国庫に全額納付する。当たり前のことなわけですね。  ところが、今回の改正案は、金融再生勘定にも繰入れすることができるようになります。  ...全文を見る
○宮本委員 ですから、六千二百億円留保しているのは、経過からいえば、もともと旧長銀と旧日債銀の破綻処理のところから来る損失が生じる可能性があるというわけですよね。  先ほども確認しましたけれども、リーマン・ショック以降の国際的な議論の到達点というのは、銀行の破綻処理のコストは国...全文を見る
○宮本委員 その説明はちょっとおかしいじゃないですか。だって、早期健全化勘定の余裕資金というのは、今の法律でいえば国庫に入る、国民の財産に戻ってくる話なわけですから、それを金融再生勘定に充てるというのは、それは国民負担にするという話じゃないですか。  法律では決まっていないわけ...全文を見る
○宮本委員 私たち、この二つの勘定をつくるときの法律は、当然我が党は反対してきたわけですよね。本来、業界の責任で対応すべきだということを申し上げてきました。私たちが主張していることは、リーマン・ショック後、国際的にも、それはそうだろうと、国民負担ではなくて業界の負担でというところ...全文を見る
○宮本委員 先ほど説明の中にありました持続可能なビジネスモデルというのは、具体的にはどういうものですか。
○宮本委員 業務範囲の規制緩和を進めて、本来業務でもうからないから、ほかのこともやりなさいよというふうにも聞こえなくもない答弁なんですけれども。  きのう、大臣はOECDの対日経済審査報告書をお受けになられたと思います。この中では、金融セクターに懸念が差し迫りつつあるとして、二...全文を見る
○宮本委員 ただ、一番の大きな要因は、どう考えてもこの間の金融政策じゃないですか。持続可能なビジネスを地域金融機関ができなくなってきているのは、どう考えても、今の、金利がこんなに下がっている、このもとで貸出ししたって利ざやが稼げないという状況が生まれているわけですから、そういう点...全文を見る
○宮本委員 私も、もちろん、金融政策のみだということは言わないですよ。やはり、人口減少もありますし、高齢化もありますし、借り手が減っているという問題というのは、それはありますけれども、ただ、最大の問題は、貸しても利ざやが本当に小さくなっちゃって、本業で赤字が大半の銀行で生じるとい...全文を見る
○宮本委員 報道では、第二のスルガ銀行といった、不動産投資に関する不正行為を行っている銀行のことはたびたび書かれておりますが、そういう事実はなかったということなんですか。
○宮本委員 時間になりましたので終わりますけれども、この問題は引き続き追及していきたいと思います。  ありがとうございました。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  反対討論を行います。  金融機能早期健全化法改正案に反対する理由の第一は、早期健全化勘定からの剰余金の繰入れ八千億円を、消費税増税を強行するための景気対策、臨時特別の措置の財源として二〇一九年度予算に計上しているからであります。  預...全文を見る
04月26日第198回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、租税条約についてお伺いします。  本条約の改正により、二重課税の除去を理由に、配当、利子、使用料に対する源泉地国での課税を更に軽減又は免除されるということになります。例えば、日本の企業がスペインにある子会社から受け取る配当について...全文を見る
○宮本委員 今までスペインでは課税されていました、日本では二五%以上の持ち株の子会社の場合は、外国子会社配当益金不算入制度によって、配当のうち九五%はもともと税はかからない、五%だけそこに税金を課していたということですが、今度は、もうスペインでも課税されない。日本でも、今の日本の...全文を見る
○宮本委員 いかなる協議をやっているのか、どこまで進展しているかは差し控えるということです。  この日の報道を受けて、同じ四月十九日に瑞穂町の町長から、総理や河野外務大臣宛てに、横田基地の軍民共用化に反対する要望書というのが出されております。一部だけ読みます。   瑞穂町はこ...全文を見る
○宮本委員 大臣は瑞穂町に行かれたことはございますか。
○宮本委員 瑞穂町は横田の滑走路の延長線上ですから、周辺自治体の中でもとりわけ騒音被害が激しい地域です。石原元都知事が軍民共用化を打ち出したときから一貫して反対運動を町、議会挙げてやっているところなわけであります。  それで、横田基地の騒音は、この間、住民の皆さんも爆音訴訟を闘...全文を見る
○宮本委員 その騒音が違法状態だということを繰り返し裁判でも断じられているわけですよね。その上、更に軍民共用化ということになれば、基地は固定化しますし、騒音はふえる。このことを瑞穂町の町長さんは懸念して、報道が出て、その日のうちに要望書も出されるということになったわけですよね。 ...全文を見る
○宮本委員 そこには関係省庁や東京都が出てくるんですけれども、地元自治体が出てこないじゃないですか。おかしいんじゃないですか。
○宮本委員 これまでの政府の答弁と違うんですね。  ちょっと私も議事録を振り返りましたけれども、岸田外務大臣は、二〇一四年の答弁で、横田飛行場周辺の地方公共団体の考え、こうしたこともしっかり考慮することが重要であると認識しておりますと言っていたわけですね。基地周辺自治体のことも...全文を見る
○宮本委員 現場の判断でやっているということですけれども、宇宙作戦という言葉は、私も大綱だとか中期防だとかいろいろなものを見ますけれども、そういう国民向けに説明される言葉では、防衛省の文書では見たことはないわけですが、この宇宙作戦というのは一体何を指すんですか。
○宮本委員 文書が出てくるのを待ちたいと思いますけれども、宇宙作戦なんて国民向けには使っていない言葉で、米軍と自衛隊が宇宙分野でも一体化を進めようとしているのではないかということで、大変懸念を持っています。  それで、この宇宙にかかわりまして、先日の日米の2プラス2のファクトシ...全文を見る
○宮本委員 これは、費用負担はどうなっているんですか。
○宮本委員 日本がアメリカのペイロードを積んで打ち上げて、情報はアメリカに持っていかれて、その代金は日本が支払うみたいな話じゃないのか、そういう懸念も持つわけです。  もう時間が迫ってまいりましたので、次に行きますけれども、もう一つの、多国間の共同作戦に指揮権等が及ぼした影響に...全文を見る
○宮本委員 なぜこのタイミングで始めたのかということをお伺いしているんですよ、安保法制ができて、更に数年たった今のもとで。
○宮本委員 多国籍軍の作戦に日本も参加していくということを想定して研究を、なぜこのタイミングで始めているのか。これからも徹底してこの点については質問していきたいと思います。  時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  日・アルゼンチン投資協定及び日・スペイン、クロアチア、コロンビア、エクアドルの各租税条約に反対の立場から討論を行います。  まず、日・アルゼンチン投資協定です。本協定に盛り込まれたISDS条項は、進出先の国の制度や政策の変更によって損害...全文を見る
05月13日第198回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、住宅施策についてお伺いしたいと思います。  大変、東京は家賃が高いわけですが、都営住宅の応募も、倍率も数十倍というのが続いております。  それで、二〇一七年は新たな住宅セーフティーネット制度が始まった年です。公営住宅に加え、新た...全文を見る
○宮本委員 十七万五千戸の目標に照らして、今、八千三百五十二戸と。これは、都道府県を見ましたら、大阪が五千四百九戸で突出して多いわけですね。これは、大半はソフトバンク系の会社が雇用促進住宅を買い取って、国に働きかけられて登録住宅にしたということです。大阪以外は、大半の県が数戸から...全文を見る
○宮本委員 今、数字の紹介があったとおりなんですよね。セーフティーネットといった場合は家賃を引き下げるというのが非常に大事だと思うんですが、全国でわずか四十九戸と。石井大臣、重層的なセーフティーネットという中で、ネットなんてどこにもほとんど張られていないというのが今の現状じゃない...全文を見る
○宮本委員 それで、その登録住宅、先ほど八千三百五十二戸とありましたけれども、これはホームページをつくって公開してあるんですね。セーフティネット住宅情報システムとあります。この利用状況と運営費用も教えていただけますか。
○宮本委員 この運営費用というのはシステムの作成費用も含めてということですか、三千万というのは。
○宮本委員 家賃補助は、五百万円やるのに三千万円かけてシステムをつくってやっているという話ですけれども。  大臣、重層的なセーフティーネットをこれでつくっていくんだというのがもともとの大臣の決意だったというふうに思いますが、今のこの登録戸数の現状、とりわけ家賃低廉化補助制度の活...全文を見る
○宮本委員 もっとちゃんと原因を分析された方がいいと思うんですが。  まず、そもそも、この家賃低廉化では手を挙げている自治体が極めて少ないわけですよね。先ほど二十三公共団体という話がありましたけれども、都県が入っていますので、基礎的自治体でいえば二十、一千七百二十四自治体中二十...全文を見る
○宮本委員 住生活基本計画ですか、その見直しは先ですよね、さっきの大臣のお話でしたら。これだけ使われていないという実態があるわけですから、それを待たずに、とれるべき改善策はとる必要があるんじゃないでしょうか。
○宮本委員 夏から議論を開始するということで、並行的に、基本計画をまとめるという議論だけじゃなくて、来年度の予算ではこれがちゃんともっと、家賃低廉化が大家さんにも使われる、自治体も手を挙げる、そして本当に困っている方が救われる制度になるように、大臣のイニシアチブを発揮していただく...全文を見る
○宮本委員 財政負担が際限なく広がるんじゃないかという懸念から、財政負担ができるだけ広がらない制度に今回の制度としてしたんだというようにしか聞こえないわけですよね。六億円を見込みながら五百万円しか使われない。やはり根本的に、本当に制度設計を見直していかなきゃいけないと思います。 ...全文を見る
○宮本委員 大手コンサルが委託を受けるという話を聞いておりますけれども、三千万円で今の制度がいかに使われていないのか、どう改変するのかを調べるという話なんですよね。こんなところに、委託して三千万円もかけて、実際の制度は五百万円しか使われていないんですよ。  私が自治体から聞いた...全文を見る
○宮本委員 ですから、新たな住宅困窮者を生むようなことは求めていないということでよろしいわけですね。
○宮本委員 いや、もともと公営住宅法の精神というのは、居住の安定を図るというのが大目的だというふうに思いますので、自治体がこういう範囲で判断してくれればいいという話じゃなくて、やはり入居の安定を図ることが大事だ、そういう答弁ができないとおかしいですよ。  もう一点、お伺いします...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、二十五条四に基づく適切な減額措置をやることが重要だと大臣は答弁されましたけれども、意見書が次から次へと上がっているのは、適切な減免措置がやられていないんですよね、これ。  今住んでいる人じゃなくて、新しく入居募集する際の家賃減額制度はあるわけです、割引...全文を見る
○宮本委員 いや、引上げ前の額に減額するって、それは減額と言わないんです。家賃を引き上げた後に引上げ前の額に減額というのは、それは据置きと言うんじゃないですか。  一円も下がっていないわけですよ。現に名目額で下げているのは、一円も、どこでもやられていないわけですよ。だから、居住...全文を見る
○宮本委員 ですから、二〇一三年と比べれば、会場の方は倍以上ですね、七百三十万から一千八百万ですから、一千百万円ぐらいふえているわけですね。飲食物提供業務というのは、九百七十二万が二千百九十一万ですから、倍以上にふえているということです。  これ以外に、当然、案内状の発送だとか...全文を見る
○宮本委員 予算を積んでいる額は、今のお話では、二〇一三年は一千七百十八万円、二〇一四年以降ことしまで一千七百六十六万円。支出を聞いたら、三千万円、それから三千八百万、四千六百万、四千七百万、五千二百万と。ことしはもっとふえていると思います。  予算よりも支出が多いじゃないです...全文を見る
○宮本委員 情勢によってとかいって招待客をどんどんどんどんふやして、予算にもないようなお金をどこかから流用して使っているという話じゃないですか。とんでもない話じゃないですか。しかも、招待客の基準が全く不透明なんですよね。  安倍政権を応援している「虎ノ門ニュース」というネット番...全文を見る
○宮本委員 功労、功績といいますけれども、「虎ノ門ニュース」の皆さんがどういう功績があったのかわからないですけれども、安倍内閣になってから、それまで一万人前後であったのが一万八千二百人にふえているわけですよ、参加者が。  功労を上げた人が急にふえた、政府の基準からいって、そうい...全文を見る
○宮本委員 こういうやり方は、国民の納得は絶対に得られないですよ。  大体、もう終わりにしますけれども、ことしの報道では……(発言する者あり)
○宮本委員 わかりました。了解です。  では、続きは、やってほしそうな顔をしていますので、やります。  終わります。
05月15日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  先週、大学等修学支援法が成立いたしました。十日付の朝日新聞にこういう記事がありました。中間所得層への支援継続は不透明、母子家庭で育ち、現在は姉と二人で東京都内で暮らす東京大三年の岩崎さんは、新しい制度になっても支援を受け続けられるかと不安...全文を見る
○宮本委員 いや、公約ですから、これは麻生さんも含めて、自民党の公約として掲げられていたわけですよね。  きょう文科副大臣も来ていらっしゃっていますので、じゃ、麻生さんがお答えにならないからお伺いしますけれども、自民党の公約で、現在各大学でとられている授業料減免措置を廃止する、...全文を見る
○宮本委員 そうなんですよ。公約ではそんなこと言っていないんですよね。真に支援が必要な所得の低い家庭の子供たちに限って高等教育の無償化を図ります、このため、必要な生活費を賄う給付型奨学金や授業料減免措置を大幅にふやしますと。この授業料減免措置を大幅にふやしますという文言は、今ある...全文を見る
○宮本委員 各大学で自由にやってくださいみたいな感じなんですけれども、今は予算措置をとってやっているわけですよね。収入二百七十万を超える方でも、国立大学の授業料の全額免除を受けている方というのはたくさんいらっしゃいます。  今、FREEといって、高等教育の無償化を求めている学生...全文を見る
○宮本委員 文科省は、実態は把握した上で財務省と折衝していきたいというふうに法案審議の中では答弁をされているわけですね。恐らく文科省からは、今受けている学生については引き続きやはり継続して支援してほしい、そのための予算措置をとってほしいという声が出ると思いますよ。当然、調査すれば...全文を見る
○宮本委員 私たちが聞いている声の範囲でも、このままでは大変だという声はたくさんあります。文科省が調べても同じことになると思いますので、そこは、現に受けている方が授業料減免を受けられなくなる、こういうことが絶対にないように考えていただきたいと強く求めておきたいと思います。  そ...全文を見る
○宮本委員 ですから、なぜ減免対象者を拡大してきたのかという、この制度の意義について一言おっしゃっていただきたいと思いますけれども。
○宮本委員 文科省にいただいた国立大学の授業料減免のペーパーを見ますと、意義、修学継続を容易にし教育を受ける機会を確保すると書いていますね。  つまり、四百万、五百万、六百万、七百万まで、今、国立大学によりけりですけれども、授業料を全額免除しております。四百万、五百万、六百万、...全文を見る
○宮本委員 収入基準を国で決めていなくても、実態としてはそこまでやっているというのは、当然、文科省は知っておいて、そして財務省も知っていて、それでもこれを拡大をしてきた。ことしまで拡大してきているわけですよ。  ということは、そこまで支援は必要だという認識を二〇一九年予算を通す...全文を見る
○宮本委員 ですから、それぞれの大学で、今回の法律よりももっと大きな幅で減免をやってきたわけですよ。それを支援してきたわけですよ。そして、もっと対象を拡大しなきゃいけないということで、ずっと積み上げてきたわけじゃないですか。なぜその認識を捨てようとするのか。  私、国の今度の施...全文を見る
○宮本委員 私は、今度の法律について適しているかどうか聞いたわけじゃないんですね。法律は成立しました、法律が成立したもとで、今度、今まで続いてきた授業料の減免制度をどうするかということが問われているわけですよ。今までの授業料減免制度は法律に基づいてやっているわけじゃないですから。...全文を見る
○宮本委員 授業料を値上げして減免制度の維持に使ってもいいのか悪いのか、その辺の判断は何もおっしゃらないんですけれども、その辺の判断は文科省としては何もないということですか。全部大学任せということですか。
○宮本委員 もう時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、大変、今の答弁では懸念されます。減免制度への財政的支援を国が打ち切り、各大学が減免制度を維持するために授業料値上げで財源を生み出していくということもこのままでは進みかねない。低所得者の負担軽減、これは当然必要ですよ。だけ...全文を見る
05月17日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  本法案は、金融機関の持つ個人情報を第三者に提供できるようになります。まず、大臣に基本的な原則を確認したいと思います。  金融審議会の金融制度スタディ・グループで、個人情報保護委員会事務局参事官の佐脇氏は、世界に共通する基本的、原則的な考...全文を見る
○宮本委員 提供先の第三者の範囲や利用目的、これは、提供する本人の合理的想定の範囲内であるべきだというのがやはり大原則だと思うんですよね。ですから、この原則に立てば、どういった情報が誰に提供され、どう使われるのかという認識は提供する本人と共有される、これが大前提になると思います。...全文を見る
○宮本委員 資金の移動というお話がありましたけれども、確認しますけれども、銀行が持っている口座情報、預金残高だとか出入金の記録、決済情報、こういったものも第三者提供の対象には含まれるということですね。
○宮本委員 排除されていないということですから、出せるわけですよね。個人が特定できる形で口座の情報も提供ができる。  付加価値顧客情報、金融機関で分析したものも大丈夫だということですから、金融機関がプロファイリングして、例えば、この方はこれぐらいのハイリスク・ハイリターンの投資...全文を見る
○宮本委員 しっかりモニタリングして対応するということですけれども、法律上は、排除される規定というふうになっていないんじゃないですかね。  さらに、付加価値顧客情報といった場合は、それこそ、それぞれのところでプロファイリングされていて、自分で知らない自分の情報というのも当然入っ...全文を見る
○宮本委員 私は個別に挙げて質問したのに一般論でお答えになるということは、一般論として当てはまる場合もあれば当てはまらない場合もある、場合によってはこういうところにもあり得るというふうにしか聞こえない答弁ですね。  次にお伺いしますが、情報の取扱いのルールについて、もともと金融...全文を見る
○宮本委員 銀行やあるいは保険会社が持っている情報というのは、資産などの情報だとか、あるいは健康に関する情報なんかも持っているわけですね。公共性に鑑みて、そういうものはとりわけ厳格に扱わなきゃいけないということになっていると思うんですよね。  心配なのは、銀行の情報が第三者に提...全文を見る
○宮本委員 しっかり守られていないから、高齢者の金融被害がたくさんたくさん毎年報告されて、金融庁にも相談室に寄せられているということだと思うんですよね。その上、今度は資産情報まで第三者に提供されていくということになったときに、もっと被害がふえる可能性というのは当然懸念されるわけで...全文を見る
○宮本委員 提供先を明確にするといった場合に、○○社、○○社、○○社、○○社というふうに全部並べて書くのか、提供先ですよ、あるいは、○○企業グループというのが並んでいるのか、あるいはもっと抽象的なものでいいのか、そういう質問をしたんですが。
○宮本委員 だから、全ての企業名を書かなくてもよくて、でも抽象的じゃだめということを言いますけれども、どこまで自分の情報が使われるのかというのを本人が理解しようと思ったら、全部利用先を書かないと、本人が理解できる想定内にとどまらないじゃないですか。想定外までどんどんどんどん使われ...全文を見る
○宮本委員 金融庁の今のガイドラインの範囲だと、当社又は関連会社、あるいは提携会社の金融商品・サービスの販売、勧誘、この程度でいいと書いているわけですね。だからここが、会社のところがもっと漠となる。さらに、サービスの販売、勧誘なんて書いたら、何だって使えるということになっちゃうん...全文を見る
○宮本委員 それからあとは、形式的に本人の同意がとれましたということがあっても、本当に本人がその内容を理解しているかどうかというのは、どう確認するんですか。
○宮本委員 大変抽象的な説明で、今のでは、本当に本人がどこまで内容を理解しているのか、確認をどうしているのかというのはよくわからないですね。まさか、スマホのボタンのワンクリックで同意ということにならないですよね。
○宮本委員 驚きましたね。スマホのボタンのワンクリックでもあり得るんだという話で、ここにいる皆さんもパソコンを使っていて、いろいろなときに同意というのでぽちっとやるけれども、あれ、文章を全部読んで同意している人なんてまずいないですよ。それでいいなんというのは驚きの答弁だと言わなけ...全文を見る
○宮本委員 ガイドラインをよりよく改善するということですね。もう一度確認します。
○宮本委員 私は法案反対の立場ですけれども、いずれにしても、現状でも緩いこのガイドラインをもっと厳しくしなきゃいけないということは申し上げておきたいというふうに思います。  さらに、時間がなくなってしまいましたので、ちょっと問いを当初よりも飛ばしてお伺いしたいと思いますが、今回...全文を見る
○宮本委員 貸金業者だけじゃなくて、銀行のカードローンも今物すごい問題になっているわけですね。銀行がそういう広告を打つということも可能性としては出てくるんじゃないかというふうに思いますので、そういうところまでやはり考えなきゃいけないんじゃないかというのは問題提起をしておきたいと思...全文を見る
○宮本委員 アメリカや中国はこれが大変進んでいるわけですよね。一定のスコアがないとお金が借りられない、あるいは部屋を借りるのも大変だということも起きていますね。さらに、これが就職なんかにも活用されていったら就職もできなくなる。ですから、いろいろな情報をひもづけていくというのは大変...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  本法案に反対する理由は、個人情報保護の仕組みが不十分であるにもかかわらず、データビジネスの拡大に対応し、金融機関が保有する情報、データを第三者に提供することができるよう業務範囲を拡大する点であります。  金融機関に蓄積された膨大な個人情...全文を見る
05月20日第198回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  二〇一七年度予備費に反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、建設アスベスト訴訟の訟務費の支出です。  建設アスベスト訴訟は、二〇〇八年に首都圏で約四百人が提訴したのを皮切りに、全国で次々新たな集団提訴が行われました。二〇一二年に...全文を見る
05月21日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず初めに、先週、決算行政監視委員会で取り上げました安倍首相主催の桜を見る会についてお伺いします。  支出が大変膨張し、予算計上額の三倍の支出になっているという私の質問、メディアでも報じていただきました。招待客は、安倍政権、以前は一万人...全文を見る
○宮本委員 一万五千四百人。  ちょっと過去をさかのぼって、この五年間ぐらい、招待状を出した数、教えていただけますか。
○宮本委員 二〇一五年、一万三千六百人。  もっと前はどうでしたか。二〇一五年より前の数字はありますか。
○宮本委員 二〇一四年、一万二千八百人。多分、その前はもうちょっと少なかったんじゃないかという気も私はします。参加人数は、二〇一三年は一万二千人だったんですね。それ以前は一万一千人とか一万人だとか、あるいは一万人を欠けるときもあったと思います。麻生大臣のときも、いらっしゃったのは...全文を見る
○宮本委員 いやいや、結果的にふえたというんじゃ全然説明にならないでしょう。大体、開催要項は毎年一万人目安というふうに書いているわけでしょう、一番初めの答弁では。だったら、その一万人にふさわしいように各省庁に配分をして推薦してもらうというやり方を普通はやるものだと思うんですが、な...全文を見る
○宮本委員 確認しますけれども、各省庁に対して、これぐらいの規模でというものというのは、一万人という目安があるわけですから、当然出していると思うんですけれども、そういうものはないんですか。
○宮本委員 では、一万人を目安なんというのは全然ないわけですね。どんどんどんどんふやしてくださいということでやってきたということですか。  ちょっと確認しますけれども、では、二〇一四年、一万二千八百人に招待状を出したのが、この二年は一万五千何百人まで出しているわけですけれども、...全文を見る
○宮本委員 ですから、私が聞いているのは、各省庁から上がってくるのでしたら、その取りまとめの際に、とりわけたくさん推薦がこの間ふえているところがあるんじゃないですかというのを聞いているわけですよ。
○宮本委員 おかしいじゃないですか。そんなの、答えられない話じゃないでしょう。  予算の三倍もの支出を行っているわけですよ。国会に対して説明していた三倍もの支出をどんどんどんどん膨らませて、しかも、開催要項は毎年一万人規模と言いながら、どんどんどんどん招待者をふやしていっている...全文を見る
○宮本委員 ますますわからない答弁ですね。さっきは各省庁から取りまとめた数だと言って、今度は各省庁のものがよくわからないと。一体全体どうやって招待状を出す仕掛けができているのか、私には全く理解できないですね。  きょう参加されている委員の方も、全く理解できないんじゃないですか。...全文を見る
○宮本委員 各省庁からの資料は残っていない、それはあえて破棄をしたということなんでしょうかね。  一体全体、予算計上額とも違うお金をどんどんどんどんふやし続けているわけですよ。開催要項では一万人と。だけれども、招待状はどんどんふえていて、その資料も残っていない。こんな説明、国民...全文を見る
○宮本委員 いや、予算をつけているのは。財務省がつけた予算以上のものを内閣府が出しているわけですよ。財務省の査定がなめられているという話じゃないですか。財務省が認めた予算と全然違う使われ方をしている。これは内閣府に聞いてくれという話じゃないと私は思いますよ。  大臣もそこはアン...全文を見る
○宮本委員 とんでもない話ですよ。これはちょっと、私、きょうは会計検査院を呼んでいないですけれども、会計検査院にもお願いしなきゃいけないような話じゃないですか。予算と全く違う支出を行って、その書類は、メディアに取り上げられたからかどうか知らないですけれども、恐らく、過去にさかのぼ...全文を見る
○宮本委員 いや、報道がどうされたかじゃなくて、報道の中身が事実かを聞いているんですよ。与党の推薦者もおり、人数は与党絡みの方が多いというのは事実ですかと。
○宮本委員 では、各省庁から意見等の等の中には、この報道のとおり、与党の推薦者もいるということでよろしいわけですね。否定されないということですね。
○宮本委員 では、その各省庁が意見を出す際に、与党の意見も聞いているというのもあり得るということですね。
○宮本委員 否定されないわけですよね。ですから、内閣官房からの推薦リストには、与党関係の方からの推薦のものがたくさんあるんじゃないですか。  先週、決算委員会でも取り上げさせていただきましたけれども、ネット番組の「虎ノ門ニュース」というのがあるそうですが、ことしは例年と異なり、...全文を見る
○宮本委員 毎年検討して、来年度は適切にやるという、それだけですか。今のやり方が適切なんですか。  一万人目安といって毎年確認しておきながら、基準不透明なまま招待客をどんどんふやして、予算の三倍も支出する。誰がどう考えてもおかしいじゃないですか。是正すると言ってください。
○宮本委員 まるで今までの対応がよかったかのような、とんでもない姿勢ですよ。  私は、こういうやり方をしておいて、財政が大変だから消費税増税してくれというのは、絶対国民の理解は得られないです。それは強く申し上げておきたいと思います。  それでは、続きまして、消費税の問題と景気...全文を見る
○宮本委員 ですから、その大臣の言うファンダメンタルズのよさというのは今度のGDP速報値にはどうあらわれているのかというのを聞いているわけですよ。  だって、消費はマイナスですよ、設備投資もマイナスですよ、輸出もマイナスですよ。輸入はもっと大きく下がったけれども、そこには国内の...全文を見る
○宮本委員 金があっても使わない、大企業は内部留保をためにためているというのは、ここでも何度も議論してまいりましたけれども、お金が回っていないわけですよね。そういう中で、消費は本当に低迷を続けているわけですよね。  家計最終消費支出、持家の帰属家賃を除いたものを見ますと、季節調...全文を見る
○宮本委員 駆け込み需要は、それは大きくは出ていないですけれども、私も、日銀のさくらレポートをずっと見ましたら、やはり各地の聞き取りの中では、住宅については駆け込み需要の発生を見越して早目に着工を行っているだとか、その手の駆け込み需要が少し始まっているだとか、そういう報告が、さく...全文を見る
○宮本委員 同じ大阪商工会議所の調査では、約四割が現時点ではほとんど何もしていない、二割超が自社には関係ないと思っていたとお答えになっています。中身を見ていますと、当社は食料品等を扱っていないので軽減税率は関係ないと思っていた、あるいは、業者に会計システムの改修を依頼したが、業者...全文を見る
○宮本委員 多くの事業者が、やらなきゃいけないにもかかわらず、やれていないのが今の現状なわけですよね。私、実態調査をちゃんと国税庁としてやるべきだと思いますよ。  こういう面からいっても、とても十月からの消費税増税などやりようがないということを申し上げまして、時間になりましたの...全文を見る
06月14日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  質問します。  このワーキンググループが出した報告書が、ないんだとか、あるいは受け取らないんだとか、本当に驚き桃の木山椒の木であります。とりわけ、政府の政策スタンスと異なるから受け取らない、おかしな言い方だなと思うんですよね。  政府...全文を見る
○宮本委員 政策的スタンスが異なったものを今までは受け取ってきたけれども、今度は受け取らない、その理由は、不安を広げて騒ぎになったからだと。騒ぎになったから受け取らない、それが本性なんじゃないですか。参議院選挙を前に、世論が年金問題に関心が向いて、このままじゃ選挙に不利かもわから...全文を見る
○宮本委員 今読んでいただきましたけれども、見出しは、二、投資促進というところに書いてありますね。高齢化社会に適合したサービスの提供、私的年金制度の普及、充実を図ると。公的年金だけでは、どんどんどんどん減っていくから、私的年金制度の普及、充実を図ろう、これが未来投資戦略、閣議決定...全文を見る
○宮本委員 この文書にははっきり、公的年金のみによって生活する世帯が増加する、これがリスクだと書いてある。どう考えたって、貯金がなくなって、公的年金だけでは不足ですよ、だからこれから私的年金を重視しましょう、こういう話じゃないですか。  実際、ワーキンググループの中でも、厚労省...全文を見る
○宮本委員 何でそこで局長が答えるのかわからないんですけれども。本来、政府や自民党の方針を聞いているわけですから、麻生さんが答えなきゃおかしいなと思うんですけれども、大臣がいらっしゃらないです。とめてもらっていいですか。
○宮本委員 それで、先ほど緑川委員が、事前にこの報告書を大臣にどのようにレクをしたのかということを聞かれておりました。私もちょっと聞きたいなと思ったんですが、大臣に金額の話は事前にはレクはされていなかったということですけれども、これから公的年金はどんどん所得代替率が下がっていく、...全文を見る
○宮本委員 事前に私が聞いていた話というのは、マクロ経済スライドで公的年金が減るという話もしたというような話を伺っていますけれども、説明者によって言うことがころころ変わるのでは、私たちは何に基づいて質問すればいいのかと思ってしまいますよ。  報告書の中には、今、川内筆頭からあり...全文を見る
○宮本委員 報告書のかなめの部分を報告していないなんてとても思えないわけですけれども。  とにかく、国民の批判が広がったら慌ててごまかす、こういう姿勢ではなくて、まず、年金の現状を国民に説明して、どういう年金制度をつくっていったら国民生活が安定するのか、こういう議論こそ私は真剣...全文を見る
○宮本委員 国民が不安に思っているのは、今の公的年金だけでは老後の生活には足りない、この事実に一番不安を感じているんですよ。しかも、それが、年金が更に減額されていく。  そういう中で、今度の報告書は、自助努力でお金を投資して、自分でたくさん用意しなさいと。貧困な年金制度をそのま...全文を見る
○宮本委員 ですから、公的年金はふえていかない、減っていくんだとちゃんと大臣に説明して、だから私的年金だという説明をして、大臣は、だからこれから人生百年考えろという記者会見をやったという話じゃないですか。  それで、私ももう一度聞きますけれども、貧困な年金制度をそのままにして、...全文を見る
○宮本委員 あの法律でやっていけば、所得代替率で見ていけば、基礎年金は実質三割減るんですよ、今よりも。どうやって生活していくんですか。今でも、国民年金で単身の方は七十になっても八十になっても頑張ってバイトをされている方がたくさんいらっしゃいますよ。それが今の現状ですよ。それを更に...全文を見る
06月21日第198回国会 衆議院 本会議 第31号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  私は、財務大臣・金融担当大臣麻生太郎君不信任決議案に対して、断固賛成の討論を行います。(拍手)  老後資金に二千万円不足する、麻生大臣は、この金融庁審議会の報告書を、政府の政策スタンスと違うとして受取を拒否されました。一体どこが違うんで...全文を見る
10月11日第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  大型で非常に強い台風十九号が接近しております。気象庁によれば、暴風雨、そして狩野川台風に匹敵する大雨も予想され、特別な警戒が呼びかけられております。政府においても万全の対策を講じられるよう強く求めておきたいと思います。  まず、消費税に...全文を見る
○宮本委員 その軽減税率や増税によって廃業が起きているんですよ。みずからが行った政策が国民に対してどういう痛みをもたらしているのか、余りにも無自覚過ぎるんじゃないですか。  総理がさっきおっしゃいました、対策の目玉にしておりますキャッシュレスポイント還元、多くの高齢者の皆さんが...全文を見る
○宮本委員 今、数を言われましたけれども、八十七万店というのは経産省によるダブりがあるんじゃないですか。
○宮本委員 いずれにしても、五十万という話でございますが、商店街一、二割、それが申請が少しふえていっているということですけれども、二割か三割という話じゃないですか。いずれにしても少ないわけですよね。  なぜ業者の皆さんが参加しないのか、私、聞きましたよ。決済手数料を少ない利益か...全文を見る
○宮本委員 普及されて、損したというお店も結構出ているわけですよ、おかしいじゃないですか。何にも反省もなく、どんどんどんどんこのまま普及していくと。  大体、総理が十二分な対策だということをおっしゃってきましたけれども、ことごとく破綻していると私は指摘させていただきたいと思いま...全文を見る
○宮本委員 少子化だけでは当然説明できないわけですよ、増税のたびに伸びがどんどんどんどん、消費支出も落ちているわけですから。先ほど、消費税は消費のマインドにマイナスを与える可能性があるとはっきりお認めになりました。だったら、そういう道を突き進んでいいのかと真剣に考える必要が私はあ...全文を見る
○宮本委員 消費税は社会保障にふさわしいと言いますけれども、その認識、全く間違いだと思いますよ。低所得者ほど負担が重い消費税というのは、社会保障の財源として一番ふさわしくないですよ。  そして、私たちは、財源は消費税に頼らなくてつくれるじゃないかということを、この間、重ね重ね申...全文を見る
○宮本委員 制度改正、法人税、富裕層への減税も一因であったことは麻生大臣も否定できないわけですよ。最高税率、所得税は七〇パーから四五パーに下がっています。法人税は四〇パーから二三・二パーにこの間下がったわけですよね。結局、この間起きたことは、法人税、所得税の減収分が消費税に置きか...全文を見る
○宮本委員 上がってきているといったって、ほとんど上がっていないじゃないですか。以前の水準だったら、これだけの経常利益が上がっていたら、国の税収は相当潤っているわけですよ。ネット減税はしていないと言いながら、大減税をやっているからこうなっている。しかも、減税分の大半は企業の内部留...全文を見る
○宮本委員 民意を受けとめるべきだということを言っているわけですよ。なぜ、県民が審判を下したのに断念をしないのか。  なぜ秋田と山口にイージス・アショアなのか。パネルをぜひ見ていただきたいと思います。北朝鮮のミサイル基地からハワイ基地に向かう直下が秋田であります。グアムに向かう...全文を見る
○宮本委員 なぜ秋田なのかという説明が一言も総理から説明されていないわけですね。共産党のみの指摘だということをおっしゃいますけれども、一般紙から私はこれは出させてもらいましたし、アメリカのCSISは、日本政府もたくさん、各省庁から毎年、人が出ております。  そして、アメリカの太...全文を見る
○宮本委員 違うものだということを言いますけれども、目的は同じものなわけですよね。アメリカから高いものを買えと言われて、いいレーダーに変えて。二つ目と三つ目だって、上がっているじゃないですか。二つ目がLMSSRだったら、三つ目も同じLMSSRで、値段が上がっているじゃないですか。...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、年金について伺います。  年金の今度発表されました財政検証を見ますと、年金の給付水準の引下げが基礎年金に集中しているわけですよね。ケース三の場合で見ると、所得代替率は、基礎年金は二八%削減、報酬比例部分は三%削減。国民年金だけや、...全文を見る
○宮本委員 これは、学者の提案だけじゃなくて、元厚労大臣の田村さんもいろいろなメディアなんかでも、きょう、今はいらっしゃらないですけれども、主張されている話ですよ。与党の中からもそういう意見が出ているんじゃないですか。  ですから、これは本当に、基礎年金の減額が大変だから適用拡...全文を見る
○宮本委員 ぜひ話を伺っていただきたいと思うんですね。  東京でいえば、十の病院が名指しされております。  私、この間、名指しされた都内の病院のうち、台東病院、村山医療センター、奥多摩病院のお話を伺ってきました。話を聞けば聞くほど、それぞれの病院が地域住民にとっても日本国民に...全文を見る
○宮本委員 四百二十四のリストに地域にとってなくてはならない医療機関が入っているんだったら、そんなリストを出すこと自体、間違いじゃないですか。奥多摩病院の院長先生も、厚労省の出したあの基準で評価されたら正直心が折れる、こうもおっしゃっておられました。  さらに、もう一つお伺いし...全文を見る
○宮本委員 廃止しろとは言っていないと言いながら、大臣が先日の経済財政諮問会議に出した資料を見ても、ダウンサイジングや機能連携・分化を含む再編統合について、来年九月までの再検証を要請するということで、これには、再編統合ですから、廃止も含めた話ですし、そうでなくてもダウンサイジング...全文を見る
○宮本委員 ですから、今回出したデータで、一面的な基準で見るということがいかに実情と合っていないのかという話を、私、今させていただいているわけですよ。私は、病院のお話を伺ってきました。大臣は、聞かずにやってきているわけでしょう。  現場で実際にどういう役割をそれぞれの病院が担っ...全文を見る
○宮本委員 ですから、活用できるデータじゃないじゃないですか。全然実情を踏まえていないんですから。その点を聞いているんですよ。
○宮本委員 ですから、このデータでは不足があるとか、違うデータも必要だったら出しますよと言うんだったら、こんな一面的なデータに基づいた四百二十四のリストは撤回すべきですよ。
○宮本委員 ほかのテーマに移りたいから、ここで次に行きますけれども、やはり一つ一つの病院の役割を一番わかっているのは、厚労省でもありません。一面的なデータを出すのではなくて、やはり地域の医療関係者、そして何よりも住民、この意見を踏まえて、必要な病院は必要だということでやっていかな...全文を見る
○宮本委員 大臣がお認めになったとおり、大体、いつもそう主張するんですよ。  例えば、リコー事件。  希望退職募集への応募を断った開発部門の技術者が子会社に出向を命じられ、商品のこん包、ラベル張りなどに従事させられました。リコーが退職に追い込もうとした事件であります。  こ...全文を見る
○宮本委員 この該当しない例はどこから出てきたのか。もともと、職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会報告書だったわけです。ここでも十二分に議論されていないんです。私、議事録を見ましたけれども、この検討会は十回やられていますけれども、該当しない例が初めて出てきたのは九回目...全文を見る
○宮本委員 だって、何度も何度も裁判の判決でそうした主張は退けられてきているわけですよね。退けられてきているわけですよ。そういう例がたくさんあるわけですよ。それをわざわざ該当しない例ということで例示すること自体が間違いですよ。私は、そんな、該当しない例ということを並べること自体、...全文を見る
○宮本委員 ですから、状況によって判断が異なり得る場合もあるようなものを該当しない例として堂々と載せるというのはいかがなものですかという話をしているわけですよ。状況によってこれはパワハラに該当するということがある例を、しかも実際にそういう判決も何回も出ている例を、これは該当しない...全文を見る
11月06日第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  法案について質問いたします。  まず初めに、大臣に基本的な認識について伺いたいと思います。  これまで、サリドマイド、スモン、薬害肝炎などなど、薬害で国民の命と健康が奪われてきました。私は、医薬品行政では安全性の確保が何よりも重要だと...全文を見る
○宮本委員 安全性確保についてどうかということについて、後で議論していきたいと思います。  今回提出の法案では、先ほど来議論になっておりますが、医薬品等行政評価・監視委員会の設置が盛り込まれました。第三者性を有する組織の設置は、薬害肝炎裁判での基本合意書に基づく原告団、弁護団と...全文を見る
○宮本委員 原告団にもっと思いを寄せていれば、もっと早く原告団の思いに沿う方向でまとまったのではないのかという思いがあります。  そして、第三者委員会のあり方について私も議論したいと思ったんですけれども、先ほど来、尾辻委員、山井委員から議論がありましたので、その点は割愛して、次...全文を見る
○宮本委員 安全性を維持することと効率を重視することというのは、私は、基本的には、方向としては逆の方向を向いている話だと思いますよ。効率的に審査を短縮していく、そのことによって安全がおろそかになるようなことがあったら、私は、この本来の薬機法の精神にもとるものだと言わなければいけな...全文を見る
○宮本委員 安全性について緩和することなくということをおっしゃっていますけれども、この条件付早期承認制度を通じて行ったものは、これまで求められてきた検証的臨床試験について、事前はもちろんのこと、事後についても求めないというものになっているわけですよ。根本的な規制緩和を行っているじ...全文を見る
○宮本委員 全く反省していないというのも驚きですよね。  そもそも、先駆け審査指定制度は四要件あったわけですよ。治療薬の画期性、対象疾患の重篤性、高い有効性、世界に先駆け。対象疾患の重篤性、これはインフルエンザにまで当てはまるんでしょうか。高い有効性はあったんでしょうか。耐性菌...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、ちゃんと比較してやらないと、プラセボ効果でよくなったというふうに判断しているだけかもわからないわけですよ。科学的な検証ができるシステムにやはりならなきゃいけない。この批判はちゃんと受けとめなきゃいけないと思います。  さらに、再生医療等製品の条件、期限...全文を見る
○宮本委員 条件をつけて承認したのに、条件を満たさなかったら、更にこの期限を延ばしてくれということが続いているわけですよね。  私は、こうした先行制度についての検証と反省なしに先に進んでいいのかということを大変危惧しております。何百万円もお金を患者さんがかけて、効果がなかったと...全文を見る
○宮本委員 リアルワールドデータと検証的臨床試験というのはやはり違うわけですよね。やはり、薬を投与した人と投与していない人とをちゃんと比べることによって、その薬の効果というのがわかる。だから今まで当たり前のようにやってきたわけで、それを省いたことによって薬害が起きたらどうするのか...全文を見る
○宮本委員 二〇一二年、二〇一四年、二〇一五年、二〇一七年と、順番からいけば、二〇一九年も十月一日より後にまた誰か再就職するのかなと思わせるような並び方でありますけれども、お伺いしたいんですけれども、厚労省から日本製薬工業協会になぜ定期的に再就職があるんでしょう。何らかの約束があ...全文を見る
○宮本委員 今いろいろいろいろ、禁止している、禁止している、禁止しているというお話をされますけれども、それでは、なぜ定期的な再就職があるのかという説明に全くなっていないじゃないですか。  日本製薬工業協会の方から厚労省に、来てくださいよ、天下りの席を用意していますよ、そういう話...全文を見る
○宮本委員 事実について承知していないと言ったって、普通に考えたら、自由に、どこからの働きかけもなく、定期的に同じ厚労省の同じような部署の方々がどんどんどんどん同じところに再就職していくというのは考えられないじゃないですか。これはもう製薬工業協会と厚労省の間で何らかのルートがある...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたから終わりますけれども、有効性や安全性についての規制を緩めるつもりはないというんだったら、私は、事後であっても検証的臨床試験は原則として時間がかかってもこれはやっていくんだということは盛り込む必要があると思いますよ。それなしに、どんどんどんどん、この法...全文を見る
11月08日第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  ハンセン病元患者家族補償法案、そして基本法改正法案を作成するワーキングチームには、高橋千鶴子衆議院議員とともに、私も日本共産党の代表として参加して議論してまいりました。  今回、補償の対象となる家族の人数は、推計二から三万人ということで...全文を見る
○宮本委員 しっかりとお願いしたいと思います。  そして、偏見、差別が解消してこそ最終解決ということになってまいります。国の隔離政策が生んだ偏見、差別の解消は、やはり国の責任であります。  偏見、差別の解消にとって、やはり教育には大きな力があると思います。ハンセン病元患者の皆...全文を見る
○宮本委員 最近でも、学校の先生が全く反対の、間違ったことを伝えるということがあってしまったわけですから、そういうことの反省を踏まえて、しっかり取り組んでいっていただきたいと思います。  この間、政府が、法務省なんかも含めてシンポジウムなど啓発活動に取り組まれておりますが、当事...全文を見る
○宮本委員 医師の不足は大変深刻であります。  医師の確保の問題については、予算の分科会で加藤大臣とは以前議論させていただいたことがございます。そのときに、法務省の矯正医官と同様に兼業を可にできないかという提案もさせていただきまして、今回、法案に盛り込まれました。これまでよりリ...全文を見る
○宮本委員 この後採決される法案では充実となりますから、充実につながるような結果を出していただきたいと思います。  そして、職員の問題であります。  隔離政策で家族を実質的に奪われ、そして断種で子供をつくれなくなった入所者の皆さんにとって、職員は家族のかわりであります。今、三...全文を見る
○宮本委員 充実をちゃんと進めていくんだ、医療、介護の体制、そのことについては大臣も言明されているわけであります。  ですから、実態としてそれを充実していこうと思ったら、私は、先ほど議論がありましたけれども、ハンセン病療養所については国家公務員の定数削減の対象からは実質的に外し...全文を見る
○宮本委員 先ほど本多委員とのやりとりで、機械的に適用することはなくというお話がありましたけれども、それは、実質的には定員削減の対象から除外していくよという意味でよろしいんでしょうか。
○宮本委員 では、こういう聞き方をします。  では、実態として、充実という、この後採決されるであろう法律の趣旨を損なわない形で定員はしっかりと確保していく、こういうことでよろしいですね。
○宮本委員 しっかり充実の立場で、定員の問題も当たっていただきたいと思います。  そして、この間、各療養所では、少しずつ期間業務職員や賃金職員の方の定員化を進めてまいりました。これが定員削減がやられるとできなくなるんじゃないかという心配の声もあるわけですよね。  賃金職員、期...全文を見る
○宮本委員 しっかり進めていっていただきたいと思います。  そして、医療、介護の体制の充実を図るためには医師と職員をどう確保していくのか、この問題を考えた場合には、もう一点大事なことは、職員の皆さんから伺っているのは、やはり将来の展望という話でございます。  入所者の平均年齢...全文を見る
○宮本委員 若い職員の皆さんにも将来展望をしっかり示せるようにしていっていただきたいと思います。  時間になってしまいましたので、最後に一問、介護員の手当の引上げも必要じゃないかというお話をしたかったんですけれども、時間になりましたので、その点は要望にとどめさせていただいて、終...全文を見る
11月13日第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  朝から議論になっております桜を見る会について、冒頭少しだけ質問させていただきます。  菅官房長官が午前中の記者会見で、各省庁以外に国会議員からも推薦を受け付けているということをお認めになりました。  内閣官房にお伺いしますが、政治家の...全文を見る
○宮本委員 菅官房長官が具体的に話したわけじゃないですか、国会議員の推薦枠があると。それで事務の支障に差しさわりが出たんですか。出ないでしょう。  では、政治家の推薦はどこが受け付けることになっているんですか。
○宮本委員 具体的にどういう支障ですか。
○宮本委員 別にそういうことは支障にならないじゃないですか。大体、こういう人を入れてほしいというのは安倍事務所を先頭にやっているわけですから。それが支障だったら、桜を見る会自体、やることが問題だという話になりますよ。  きょう朝から議論になっておりますけれども、桜を見る会、安倍...全文を見る
○宮本委員 これだけの物証があって隠し続けるというのは、よほどやましいことをやっているということじゃないですか。  午前の議論でも、内閣府が招待状発送の元締めだけれども、ほかの省庁にも依頼しているという話がありました。内閣官房が発送を行っているものもあるということでいいですか。
○宮本委員 全く何を聞いても答えないわけですよね。きょうは勘弁と言うんだったら、この後どこかで答えていただけるのかなと思いますけれども、これは予算委員会を開くしかないということになると思いますよ。  きょうは会計検査院に来ていただきました。  閣議で配付された桜を見る会の開催...全文を見る
○宮本委員 会計検査院出身の元調査官の方が、こういう場合の等といった場合はほぼ同等だというふうに解説をしておられますよ。  各界の功績、功労があった人というのが、本来だったらこの文言から読み取れる中身なんじゃないですか。誰でもいいという話なんですか、これは。そんたくして会計検査...全文を見る
○宮本委員 会計検査院法二十六条では、検査上の必要により検査を受けるものに帳簿、書類その他の資料若しくは報告の提出を求め、この場合において、提出の求めを受け、又は質問され若しくは出頭の求めを受けたものは、これに応じなければならないと。  この桜を見る会の合規性の判断ですよ。功労...全文を見る
○宮本委員 ほかの資料を破棄されたら、それはないもとで調べるかもわからないですけれども、本来、会計検査も受ける前に、会計検査上、普通に考えたら、どう見ても、合規性の判断をする上で、調査する上で必要なものを捨てていいんですかということを聞いているわけですよ。そんなことを捨てていいと...全文を見る
○宮本委員 即日廃棄していいという文書管理規則をつくったら、即日全部廃棄されて、検査のしようがないじゃないですか。違いますか。  私は、会計検査院は、本来ならば、こういう問題は国民の関心も非常に高いですから、桜を見る会については、予算も大膨張している、国会の承認されたものを無視...全文を見る
○宮本委員 桜を見る会について検査をしていくということでよろしいですね。
○宮本委員 国会に報告を出していただけますか。
○宮本委員 国民の関心が極めて高い事項です。そして、総理の疑惑にかかわる問題もありますので、しっかりと検査をお願いしたいと思います。  それでは、薬機法の審議に移りたいと思いますが、検査院と内閣官房、そして内閣府は退席していただいて結構でございます。ありがとうございました。 ...全文を見る
○宮本委員 要指導医薬品よりも医療用医薬品の方が、これは一般用医薬品に移る前の話なんですから、もっと慎重に扱わなきゃいけないというのは当たり前の話だと私は思いますよ。医療用医薬品に準じた扱いにしたのが、この間の、前回の改正の要指導医薬品ということじゃないですか、位置づけからすれば...全文を見る
○宮本委員 例外だとおっしゃいますけれども、やはり極めて例外なものにしなきゃいけないと私は思います。ところがその制約が法律の文言上ないというのは、私は大変懸念しているということを申し上げておきたいと思います。  次に、新たに設ける課徴金制度について伺います。  課徴金を課す目...全文を見る
○宮本委員 独禁法も課徴金の制度があります。  きょうは公取に来ていただきました。  製造業、大企業の場合は売上高の一〇%としておりますが、この根拠を説明していただけますか。
○宮本委員 違法行為のやり得にならないように、不当利益にプラスアルファで抑止力をかけているということであります。  経産省、来ていただいていますけれども、日本の製造業の、今、平均的な売上高営業利益率というのは幾らですか。
○宮本委員 今、資本金十億円以上の企業、製造業でいえば、大企業、五・七%が利益率だと。それに対して、独禁法では一〇%、売上高に対して課しているということであります。  今回の法案では、課徴金の算定率は四・五%と、独禁法の大企業の製造業よりも随分低いわけですね。  四・五%の根...全文を見る
○宮本委員 今回の中央値から見た四・五%に比べて、平均値で見ると、利益率はもっと高いわけですよね。そして、医療機器製造販売に比べ、製薬メーカーの利益率は、平均で見ても倍近く高いというものになっております。  今、数字をちょっと紹介してもらいましたけれども、大臣、今の法案に出てい...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、それでは、不法な広告をやってもうけても、もうけは残るということになるわけですよ、大量のもうけが。やはりそれを抑止するためには、独禁法と同じように、不当な利益は許さない、それ以上の課徴金を課すことによって抑止を図る。私は、せっかく課徴金制度を設けるんだった...全文を見る
○宮本委員 伝えてきていないんだったら、製薬業界の方を政治の側、行政の側がそんたくして、これほど独禁法に比べて低いものになったのかなと考えざるを得ません。  独禁法に比べても低い課徴金の一方で、自民党に対して、製薬業界からの企業・団体献金が行われております。  医薬品業界の自...全文を見る
○宮本委員 二〇一七年、幾らもらいましたか、買ってもらいましたか。
○宮本委員 製薬産業政治連盟の収支報告書の方に出ておりますが、二〇一七年二月二十八日、二十万円、二〇一七年六月二十三日、二十万円、二〇一七年九月一日、二十万円、二〇一七年十二月一日、二十万円。これはマサルカイと読むんですかね、衆議院議員加藤勝信昼食勉強会、支出が記されております。...全文を見る
○宮本委員 報道を見ていますと、製薬メーカーでたくさん献金だとかを政治家にもしておりますアステラス製薬担当者は、なぜ献金だとかをするのかということで、こう言っているんですね。産業界全体の動向を踏まえ、製薬業界の要望を伝える意味においても献金していると。一般的な社会貢献で献金すると...全文を見る
○宮本委員 パーティー券も実際は献金の形を変えたものですよ。二十万円も食事だとかそんなものに出ているわけじゃないわけですから。  前回は、私は、製薬工業協会に対して厚労省から定期的に天下りがあるということを言いました。そして、きょうは、政界に対しては製薬マネーが流れているという...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  薬機法等改正案に反対の討論を行います。  最初に、本法案で医薬品等行政評価・監視委員会が創設されます。薬害肝炎事件の被害者、原告の皆さんが長く求めていたものであり、この点については賛成であります。改めて、事件の検証を通してまとめられた最...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○宮本委員 桜を見る会追及チームの宮本徹です。  官房長官、五月十三日に私は官房長官にこの桜を見る会について質問をしました。覚えておりますか。五月十三日に質問したことを覚えておりますか。予算を大きく上回る支出を行っている、そして安倍政権の関係者がどんどんふえているじゃないかとい...全文を見る
○宮本委員 答えていないじゃないですか。何で五月九日に破棄したんですか。
○宮本委員 何かシュレッダーがあいていなかったから五月九日だと。そんな説明を真に受けると思うんですか。もうちょっとまともな説明をしていただきたいと思うんですよね。  しかも、この間、説明では、電子データも五月九日ごろに破棄したと言っているわけですよ。シュレッダーの話じゃ説明がつ...全文を見る
○宮本委員 ですから、シュレッダーがあいていたから五月九日という説明では、説明がつかないじゃないですかと言っているんですよ。
○宮本委員 ですから、シュレッダーに合わせて、遅滞なく廃棄しなきゃいけないと一方で説明しながら、五月九日というのは、もうとっくに桜を見る会は終了して、時間がもう三週間ぐらいたっている、一カ月近くたっているじゃないですか。全然、遅滞なく廃棄していないわけですよ。遅滞なく廃棄するんだ...全文を見る
○宮本委員 全く説明になっていないですよ。  これは、国会での監視を逃れるために、資料要求の日にですよ、これを破棄しちゃう、シュレッダーにかけちゃう、電子データも捨てちゃう。これは民主主義の危機だと思いますよ、私は。  森友問題では、文書の改ざんが総理の答弁に合わせて行われま...全文を見る
○宮本委員 あの説明がそのとおりだと思うんですか。大丈夫ですか。そんなので官房長官が務まりますか。  参議院の自民党が一月三十一日に改選議員宛てに桜を見る会の招待者の申込みの案内をした文書を見ますと、こう書いているわけですね。「なお、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」...全文を見る
○宮本委員 支離滅裂な説明じゃないですか。自民党には伝えた、情報公開で公開される対象になりますと伝えたと今言ったじゃないですか。公開される対象のものを何で捨てちゃったのかということですよ。これはやはり、招待者名簿は、少なくとも自民党に推薦依頼を出した時点での皆さんの認識は公開前提...全文を見る
○宮本委員 一年未満文書にしたのは昨年四月からだと。では、少なくとも、森友問題が起きる前までは保存期間はもっとあったわけですよね。野党合同ヒアリングで聞いたときに、初めは、皆さん、例年この時期に捨てているんだというお話をしましたけれども、全くうそじゃないですか。去年から一年未満の...全文を見る
○宮本委員 通告しているんですよ、私は。去年いつ破棄したんですかと通告しましたよ。手元に持っていないじゃ、答弁になっていないですよ。
○宮本委員 例年この時期に捨てていると、野党合同ヒアリングでずっと皆さん説明されていた。ところが、きょうの答弁では、一年未満の文書になったのは去年からだ、去年いつ捨てたかわからない、ことし捨てたのは五月九日だと。  例年遅滞なく破棄しているなんていう証拠は、もうどこにもないじゃ...全文を見る
○宮本委員 いや、だって、今、時期は答えられないんだから。答えられるんですか。
○宮本委員 同じ時期に捨てたと言うのだったら、その証拠を示してください。
○宮本委員 ですから、その日付を特定する証拠を出してください。これは後でまたお伺いします。  それで、政府の行政文書ファイル管理簿を見ましたら、安倍政権以前は、桜を見る会の招待者名簿というのは三年間保存だったんですね。行政文書ファイル名、平成二十一年桜を見る会招待者名簿等という...全文を見る
○宮本委員 安倍政権の話を聞いているんじゃないんです。麻生内閣のときは三年だったでしょうと聞いているんですよ。これは別に、もう、わからないんだったらいいですよ。皆さん、インターネットで検索したらちゃんとeガバメントのサイトに出ていますから、確認してくださいよ。そんなことも知らずに...全文を見る
○宮本委員 いや、膨大な保存文書といったって、麻生内閣以前は膨大じゃなかったんですか。まあ大分ふえたかもわからないですけれども、だけれども、膨大な個人情報については麻生内閣以前も変わらないじゃないですか。なぜこれを捨てなきゃいけないような扱いにしちゃうのかということですよ。  ...全文を見る
○宮本委員 もう本当に、翌年以降の招待者、ちゃんと参考にするために麻生内閣まではずっとやってきたんですよ。私は過去の官僚の方のお話を聞いても、みんな持っていましたよ。保存していたんですよ。  保存するわけにはいかない名簿になっちゃった。保存して公開されたら困るような方々がいっぱ...全文を見る
○宮本委員 初めて招待者の内訳をかなり詳細に伺いましたけれども、結局、自民党関係者が六千人、総理関係者が千人、ここがどんどんどんどん膨れ上がっていったという理解でいいわけですよね。
○宮本委員 長年の慣行と言われますけれども、一万人前後をずっと安倍政権以前は守っていたんですよね。安倍政権だけですよ。何か昭和二十七年以来が悪いかのような言い方というのも、ちょっと違いますよ。とにかく、安倍政権になってからどんどんふやしたんだから、安倍政権の責任だというのをはっき...全文を見る
○宮本委員 ないということは、なぜこんなに、安倍昭恵さんに招待されましたという話がネット上で参加された方から出るのか、説明にならないじゃないですか。  ということは、これ、安倍事務所で取りまとめている中に安倍昭恵夫人の推薦も入っているということなんでしょうか。
○宮本委員 安倍事務所からの取りまとめの中で、夫人からの推薦もあったと。功労、功績があった人、各界の代表者を呼ぶというのは全く違うじゃないですか。  公的には総理夫人の枠などないとずっと私たちに対して説明しながら、実態は、安倍事務所を通じて、総理夫人も、自分の仲間、関係者をどん...全文を見る
○宮本委員 先ほどの答弁とちょっと違いますよね。不一致じゃないですか。  先ほどは、安倍昭恵さん関係の推薦があったと。しかし、官房長官は、夫人は関与していないと。ちょっと違うんじゃないですか、答弁が。
○宮本委員 私、きょう、実は、全省庁が何人推薦しているのかというのも質問する予定だったんですが、全省庁、来ていただけないということで、内閣府がかわりにまとめて、全省庁を今から聞き取りをして答えるということでありますので、最後、残り時間三分残しまして、一旦、ここで私の質問は中断とさ...全文を見る
○宮本委員 残りの問いです。  ことしの桜を見る会について、各省庁の推薦人数を教えてください。
○宮本委員 数十とか百とか二百というところが多いわけですよね。それに比べて、総理の枠が千、余りにも巨大過ぎるじゃないですか。  それで、安倍昭恵夫人からの推薦があったということを、きょう、安倍事務所ルートであったというお話がありましたけれども、これは一体全体どういう経過でそうな...全文を見る
○宮本委員 政府からやっていなければ、総理から声をかけたということじゃないですか。ちょっとこれは本当に、桜を見る会の私物化という点でいえば、極めて重大だと思いますよ。総理に聞かなければいけないことが、きょうの審議を通じても、余りにも多いということがはっきりしたと思います。総理出席...全文を見る
11月22日第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは桜ではありません。  まず、介護分野での人材確保にかかわって伺います。  人材確保が大変な中で、人材紹介会社からの紹介や派遣会社からの派遣に頼らざるを得ない、こういう事態が生まれております。この間、幾つかの特養ホームの施設長さ...全文を見る
○宮本委員 処遇改善するのは当然必要なことなんですけれども、どんどんどんどん紹介手数料も上がっているという現状があるわけですよ。私なんかが伺っていると、やはりこういうのはちゃんと規制をしてほしい、ルールを設けてほしいというお話も伺います。人材紹介会社の届出制が導入される前は一律で...全文を見る
○宮本委員 これを規制したからといって、逆に確保に困難が生じないと私は思いますよ。もともと野放しではやられていなかったわけですから、この人材紹介業というのは。規制緩和の中からこういう仕組みができ上がったわけじゃないですか。これをもとに戻したからといって、それぞれの事業所で人材の確...全文を見る
○宮本委員 処遇改善加算を入れたときはそうかもわからないですけれども、今は実際はそうじゃない事態が生まれていますので、そこを踏まえた改善をお願いしたいと思います。  それから、ヘルパーもなり手がいないというのはここでも議論になってまいりましたけれども、ヘルパーさんの処遇改善、確...全文を見る
○宮本委員 介護よりも柔軟にしているんだというお話や、あるいは支援もしているんだという話ですけれども、それでも、私が歩いた肌身の感覚として、私も地元しかわからないですから、全国はどうなっているかというのは統計をとらなきゃわからない話なんでしょうけれども、私が歩いて肌身で感じること...全文を見る
○宮本委員 誤解を招く可能性があると。これをパワハラに該当しない例と載せたら、これはやっていいのかと誤解されたらだめだということで削除したんだと思うんですね。同じ基準で、ぜひほかの該当しない例についても見直していただきたいというふうに思います。  該当しない例は、ほかは全部残っ...全文を見る
○宮本委員 そういう議論があったことは知っての上の質問なんですよね。JR西日本でも、ミスを理由にとんでもない日勤教育がやられて、それが事故につながったということがあるわけですから。  パワハラの正当化、弁解に使われる可能性があるもの、過去のいろいろな事例を調べて、使われる可能性...全文を見る
○宮本委員 宴会等、実質的に業務の延長だったらそうなると。  ところが、家で掃除をさせる、車の洗車をさせる、長男の世話をさせる、こういうことを先輩後輩の関係を使ってやられているわけですけれども、これは裁判ではいじめだ、ハラスメントだと認定されているわけですけれども、こういうもの...全文を見る
○宮本委員 解釈通達でそういうふうに書くというお話なんですけれども、私は、やはりこの防止指針にちゃんと書かないと、解釈通達まで一つ一つの会社で見て対応を具体化していくというところに本当になるのかなと思いますよ。やはり防止指針そのものに明示的に、職場は業務を遂行する場所だということ...全文を見る
○宮本委員 つまり、歯どめとして、労働者の集団的な同意を必要としたということだと思うんですね。ところが、今回は、教員、公務員については、同意なく、条例でできるようにする、歯どめを取り払うということになっているわけですよね。  もう一つ確認しますけれども、労基法の三十六条は、公立...全文を見る
○宮本委員 地方公務員法上の適用除外になっているわけじゃないんですね。ですから、三六協定は公立学校の現場でも結ぶことは可能なんですよ。労使協定を結ぶことは可能なんですよ。  ですから、労使協定を結ぶことが公立学校の現場でも可能にもかかわらず、なぜ今回、条例だけで自治体が学校現場...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、勤務条件条例主義があるからといって三六協定を結んじゃいけないというルールはないわけですよ、公立学校の教員だって。条例で決める、そういうルールがあるのは知っていますよ。だけれども、三六協定自体は結べるわけですから、条例で決めるだけじゃなくて三六協定も必要だ...全文を見る
11月26日第200回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  マルチ商法で被害を広げたジャパンライフの山口会長が桜を見る会に招待されていたことが大問題になっております。ところが、どこから推薦されたのか、名簿、資料を破棄したからわからないとの答弁が繰り返されております。そして、ことしの招待者名簿も、紙...全文を見る
○宮本委員 そうすると、一年未満のものは廃棄簿に記す必要はないと。  内閣府は、昨年も同じ時期に招待者名簿を廃棄したとおっしゃっていますが、内閣府が発表しております、保存期間を一年未満とする文書の廃棄の記録というのがありますが、昨年四月一日から九月七日までの廃棄の記録には「該当...全文を見る
○宮本委員 そうすると、廃棄簿にもない、保存期間を一年未満とする文書の廃棄の記録にも記載する必要がないと。じゃ、何に記載されているんですか。
○宮本委員 廃棄の記録が必要ないものに勝手にしちゃったわけですよ。  私、前も質問しましたけれども、麻生内閣のときは三年保存でした。三年保存だったんですよ。ところが、廃棄しても記録すらとらなくてもいいような文書の扱いになぜか変えてしまったと。これは、なぜ、どういう議論でそうなっ...全文を見る
○宮本委員 いや、だって、この間、菅官房長官も会見でおっしゃっていますけれども、毎年同じ人が来るようにならないようにしなきゃいけないというルールだとおっしゃったじゃないですか。そのために、チェックするためには、招待者名簿が残っていなきゃチェックのしようがないじゃないですか。  ...全文を見る
○宮本委員 そんな説明、通用するわけないじゃないですか。毎年二〇は公務員、次官だとか局長とか、毎年公務員は二〇になっているじゃないですか。四〇、審議会の長は毎年四〇になっているんじゃないですか。違いますか。
○宮本委員 いや、二〇が公務員、四〇が審議会の長というのも答えられないんですか。
○宮本委員 そんなことで仕事が今まで成り立っているはずがないじゃないですか。多分、与党の皆さんも含めて、何ておかしな答弁しているんだと思っていると思いますよ。  毎年二〇は同じ公務員、毎年四〇は審議会の長、これは文書に書いてあるとおり。皆さんが推薦者名簿で出してきたものも全部書...全文を見る
○宮本委員 聞いたことに答えていません。委員長、答えさせてください。  私は、保存期間五年文書の「平成○年桜を見る会」という文書ファイルがあります、ここに招待区分が書かれているのではないか、出してくださいと言っているんです。答えさせてください。五年保存文書ですよ。
○宮本委員 違います。だからそれは、その仕様書だとか、中に、六〇、六一、六二、六三、過去には入っていたわけですよ、契約の際の仕様書に。入っているんじゃないかと思っているから、私は要求しているわけですよ。出してください。
○宮本委員 出してくださいと言っているんですよ。
○宮本委員 委員長、答えていないじゃないですか。私は、招待者名簿を出しなさいなんて言っていないですよ。五年保存文書を出しなさいと言っているんですよ。その答弁は何ですか。委員長、指示してください。
○宮本委員 今週中に出してください。こんなの、二カ月もかかるような話じゃないじゃないですか。  本当は質問したかった問題の時間が少なくなってしまいました。  橋本副大臣にもきょうは来ていただきましたけれども、悪質な引きこもり自立支援ビジネス、いわゆる引き出し屋について質問した...全文を見る
○宮本委員 一般論ですが、明快な答弁だったと思うんですね。この憲法違反、民法違反、めちゃめちゃな、憲法上保障された自己決定権を侵害する契約がなされています。  ほかの人の契約書、もっとひどいものがあるんですよね。乙が適当と認める事象以外において丙の独断での行動を原則的に制限する...全文を見る
○宮本委員 もう明確に消費者契約法第十条違反ですし、大臣も対応を考えていただけるというのは大変ありがたいと思います。  厚労省にも確認したいと思いますが、こうした人権無視の悪質な引き出し屋のやっていることは、厚労省の作成している、ひきこもりの評価・支援に関するガイドラインに明確...全文を見る
○宮本委員 時間が来ておりますけれども、ちょっとさっきの、時間、大分とられましたので、最後、一問だけお願いしたいと思います。  悪質な引き出し屋への注意喚起を強めるために、ネットで検索した際に、消費者庁の注意喚起がぜひ上位に表示されるように……
○宮本委員 注意喚起を強化していただきたいと思うんですよね。  というのも、今、引きこもり支援とやったら、このあけぼのばし自立支援センターが、広告で上にばあんと出てくる状態なんですよ。一方、消費者庁の注意の喚起の文章というのは出てまいりません。  さらに、厚労省にもお願いした...全文を見る
○宮本委員 ああ、そうですか。  内閣府の答弁姿勢に断固抗議して、質問を終わります。