宮本徹

みやもととおる

比例代表(東京都)選出
日本共産党
当選回数3回

宮本徹の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、桜を見る会を安倍総理が私物化した問題について質問いたします。  私は、この問題、五月九日から追及してまいりました。一番初め、安倍政権になって何で参加者が急増したのかと資料要求したことからこの問題は始まりました。桜を見る会の参加...全文を見る
○宮本委員 この開催要領にははっきり書いていますが、一万人規模ということで招待規模は書いてあるんです。これは毎年同じですよ。  実際、先ほどのパネルを見ていただければわかりますけれども、第二次安倍政権以前は、どの政権も一万人前後、麻生さんのときも含めて守っていらっしゃいます。 ...全文を見る
○宮本委員 今は枠はない、過去はわからないという話なんですね。  ですけれども、目安も示さずに一万人前後におさまるはずがないじゃないですか。ずっと目安を示してきたはずですよ。それを、都合が悪いから、よくわからないと。まあ、都合が悪いところは、皆さん、すぐ忘れてもらうことにしても...全文を見る
○宮本委員 ですから、この一万人を守る責任が総理にあったんじゃないですかということを聞いているんです。
○宮本委員 いや、私は、総理もこの一万人を守る必要があるんじゃなかったのかと聞いているわけです。  開催要領は、これは官房長官の決裁で出されているものですよ。私、きのう出た資料を見ましたけれども、官房長の決裁でやっているわけですよ。それを守る必要があったのかなかったのかと聞かれ...全文を見る
○宮本委員 招待基準が曖昧だったからふえたわけじゃないんですよ。安倍政権以前も招待基準は同じだったんですよ。開催要領を無視したからふえたんじゃないですか。それで、開催要領を守る責任があるというふうに私が聞いても、責任があるということも答えない。そういう無責任な姿勢がこの膨張を招い...全文を見る
○宮本委員 済みません、よく聞こえませんでした。
○宮本委員 よくわかりました。  麻生大臣のときは、地元事務所が募るということはやっていなかった。つまり、やはり一万人を守るためにはこれぐらいの水準で政治家も与党も総理も推薦しようということをみんな守ってきたということじゃないですか。安倍さんになってから、安倍総理になってから、...全文を見る
○宮本委員 募るというのは安倍政権からやったことなんですよ。招待基準は曖昧ではないですよ。各界の功績、功労を招くと。招待規模も曖昧じゃないですよ。一万人と。そして、幅広く募るというのは長年の慣行じゃないということもわかりましたよ。安倍さんが始めた、安倍政権の七年の慣行だったという...全文を見る
○宮本委員 幅広くは偏らずだと。まあ、安倍さんの後援会ばかりに偏っているわけですけれども。  募ってほしい、幅広く募ってほしいと。偏らずに推薦してほしいというのはあるかもわからないですけれども、幅広く募ってください、こういう依頼は内閣官房からあるはずがないと思うんですが、そうい...全文を見る
○宮本委員 文書で推薦依頼をしたと思うんですけれども、その際に、幅広く募ってほしいという文言は入っているんでしょうか。
○宮本委員 わかりませんと。幅広く募ってほしいなんて書いてあるはずないじゃないですか。私たちが確認しているものは、同じ人が続けて来ないようにしてくださいという注意書きはあっても、幅広く募ってほしいなんてどこにも書いてないですよ。  私、この文書がないというのも信じられない話なん...全文を見る
○宮本委員 役所は前例主義で仕事を皆さんやっているわけですよ。同じような文言で毎年同じような文書が届いているわけですよ。民主党政権のときに届いているものと皆さんが今答弁されている中身と、大体同じなんですよね。それを、毎年毎年、終わったらすぐ捨てるなんていうのはないじゃないですか。...全文を見る
○宮本委員 総理、安倍……(発言する者あり)
○宮本委員 困っていないです。いや、拍手のときにとめる必要はないです。  総理、安倍晋三事務所が、功績、功労に関係なく幅広く募った、この点に、桜を見る会の趣旨、桜を見る会の開催要領からの逸脱があった、こういう認識は総理にはあるんでしょうか。
○宮本委員 だから、自然現象でふえたわけじゃないじゃないですか。麻生さんのときまでやってなかったようなことを総理の事務所はやったからふえたんじゃないですか。  後援会員や地元有権者の利益を図る目的で、招待基準を無視して、開催要領の一万人という規模も無視をしてたくさんの人数を参加...全文を見る
○宮本委員 開催要領、一万人というのは、菅官房長官が決裁で判こを押してある文書ですよ。このルールは守らなくていいルールだということですか。
○宮本委員 内閣府、内閣官房が取りまとめているから背任じゃないと言ったって、予算を超えて、開催要領の人数規模も無視をしてやっているわけですよ。これ、私が背任だと言っているだけじゃないですよ。今、学者の先生方が、総理を背任罪で刑事告発されていますよ。そのこともちゃんと認識して、真摯...全文を見る
○宮本委員 内閣府、内閣官房は、先ほど、幅広くなんという文言があったかどうか記憶もありませんと答えているんですよ。そういういいかげんなことは言わないでいただきたいと思うんですよ。  だから、午前中は、安倍晋三事務所でこういう申込書でやっていることについて、安倍首相が指示したわけ...全文を見る
○宮本委員 この文書は見たことはなかったけれどもということですけれども、幅広く招待しているということ自体は、幅広く募っている、募集をしていると。これは募集しているわけですよね、募集を。推薦しているわけじゃないですよ、募集をしているんですよ、これは。募集しているということについては...全文を見る
○宮本委員 私、もう日本語を今まで四十八年間使ってまいりましたけれども、募るというのは募集するというのと同じですよ。募集の募は募るという字なんですよ。  総理がさっきから募っている募っていると言っているのは、募集しているということなんですよ。その認識がなく、募っているというお言...全文を見る
○宮本委員 いや、ふさわしい方に声をかけているんじゃないですよ。これを見てくださいよ。コピーしてください、知人も友人も誘ってくださいと書いているんですよ。これが募るということなんじゃないんですか、やっていた実態は。  だって、総理の今までの答弁、そうですよね。ふさわしい方を始め...全文を見る
○宮本委員 いや、友人、知人を募っていけば際限がないと思うんですよね、当然。どんどんコピーして使ってくださいと書いているわけですよ、友人、知人。  これについては、ふさわしい人、安倍事務所が例えばふさわしいと思っていた人以外にまで声がかかるやり方ではないですか。
○宮本委員 ですから、このやり方ではふさわしい人だけに声がかかるというやり方じゃないんです。それぐらい認めてくださいよ。やっていることを見ればわかるじゃないですか。それもまた、名簿を破棄したからわからないということですね。何でも捨てたからわからないということで逃げるというのは、極...全文を見る
○宮本委員 事前に招待規模の相談はなかったということですけれども、ただ、総理自身は、毎年毎年地元からの参加者がどんどんどんどんふえているということは認識されていましたよね。前夜祭もやられている、そして、桜を見る会の当日には、朝、後援会員の皆さんと写真を撮られているわけですから、人...全文を見る
○宮本委員 認識がないという、それも驚きですけれども、四百人とかというのが八百人ぐらいになっているのに。  じゃ、首相動静を見ますと、二〇一四年は八時二十一分から後援会員の皆さんと写真撮影を始められております。二〇一五年以降は七時台、初めは五十分台、さらにその次は七時四十分台と...全文を見る
○宮本委員 招待者との交流というふうにおっしゃいますけれども、さっき米軍関係者とかなんとかと言いましたけれども、別に、米軍関係者の皆さんとの交流のために早く行っているわけじゃないでしょう。首相動静を見たら、いつもまずやっているのは地元後援会の皆さんとの写真撮影ということで毎年書い...全文を見る
○宮本委員 いや、最近は八時から八時半じゃなくて、七時半から八時の間に総理の後援会の皆さんは入られて、七時台から総理は写真撮影されているんですよ。はるかに早い時間帯から、はっきり言って、門の警備体制だって、それに合わせて早くしてやっているわけですよ。  大体、いち早く参加すると...全文を見る
○宮本委員 いや、これはもう既に終わっているわけですよね。過去のものなんですよ。これからだったら警備にかかわりあるかもわかりませんよ。過去のもので、メディアにも報じられている総理の動きが真っ黒で出てくるわけですよね。  これ、一番初めの上の方に、安倍後援会との撮影、こういうこと...全文を見る
○宮本委員 あのですね、本当に今後の警備にかかわるところがあったら、そこだけ黒く塗ればいいじゃないですか。それ以外のところまで真っ黒にしている。全部隠さなきゃいけないというか、どうしても隠さなきゃいけないところがあったから真っ黒にしたんじゃないですか。  結局、総理にかかわるも...全文を見る
○宮本委員 いや、私は質問通告で、記録が残っていないだろうと思いましたので、安倍昭恵さんに確認をしてくれというふうに通告をしたはずです。  安倍昭恵さんから総理に、何人推薦してほしいということであったんでしょうか。
○宮本委員 確認しても人数はわからないというふうに安倍昭恵さんはおっしゃったということですか。
○宮本委員 数え切れないほどたくさん呼んだんですかね。  私どもの新聞の記者が、赤旗の記者が一日ざっと調べただけでも百四十三人なんですね。ネット上で確認できたと。  名誉会長を務めたスキーイベントの方々、毎年約二十人で参加、名誉顧問だった岡山県の農業集団、これも十数人で参加、...全文を見る
○宮本委員 毎年毎年同じような人に送っているのに、リストもない、記憶もない。何か安倍政権の隠蔽が奥様にまでうつっちゃっているんじゃないですか。  もう一つ確認したいんですけれども、政府は、連続して毎年同じ方が呼ばれることは避けていただきたい、これを安倍事務所にも、そして与党にも...全文を見る
○宮本委員 いや、名簿を廃棄していても、今はネット社会なので、ことしも行きました、ことしも行きましたということで、毎年参加している記録が残っている方がたくさんいます。そして、毎年招待状が来ている方がたくさんいらっしゃいます。  事務所の方は、連続して同じ人が来ないようにというこ...全文を見る
○宮本委員 その配慮しなければならないことを配慮せずに、毎年毎年、毎年毎年同じ人に、総理枠で、安倍昭恵さんの推薦で、総理も意見を伝えてやっていたということなんですよ。悪かったと言うぐらい、反省ぐらい表明されたらどうですか。
○宮本委員 さっきも言っていますけれども、名簿が存在しなくても、皆さんが招待されたということで公表されているんですよ。その事実を見れば、やっていたことは明らかじゃないですか。名簿は破棄したということだけで隠蔽できる時代は終わったんですよ。今はインターネットで真実がかなり明らかにな...全文を見る
○宮本委員 最終的な取りまとめは内閣官房、内閣府というふうにおっしゃいますけれども、安倍事務所が推薦すれば自動的に招待状は届くわけですよね。申込書、先ほどありましたけれども、「後日郵送で内閣府より招待状が届きます」と書いているわけです。申し込んだら内閣府から、申込書で、行きますよ...全文を見る
○宮本委員 つまり、安倍事務所の皆さんは、やはり、推薦すれば招待されるだろうと臆測を生むぐらい、事実上ノーチェックでやってきたということを認めているような答弁じゃないですか、今。事実上ノーチェックですよ。  先ほどの桜を見る会の申込書も、どういう功績、功労があったのか記入する欄...全文を見る
○宮本委員 一般論で言えば、社会常識に照らして問題がある人はチェックをしたという話でありますが、逆に言えば、功績、功労ある方々を招くというのが本来の招待基準ですけれども、功績、功労があるなしではチェックはしなかったということでいいですね。(発言する者あり)
○宮本委員 功績、功労を確認する欄はないんですよ。自分には何にも功績、功労はないけれども行ったんだって証言されている方もたくさんいらっしゃいますよ。  結局、功績、功労のチェックはしていないというのは、これを見てもはっきりしていますし、さっきの答弁でもはっきりしています。唯一は...全文を見る
○宮本委員 桜を見る会自体は国の行事なんですよ。ところが、その国の行事を使って逸脱が行われているわけですよ。開催要領は一万人。ところが、それを無視してどんどんどんどん、一万八千二百人にまで参加をふやしたと。その参加をふやした中身というのは、幅広く地元の有権者、後援会員を募っていっ...全文を見る
○宮本委員 今、総務大臣が言ったことに対して私はちゃんと反論させていただきましたよ。国の行事だから当たらないというのが総務大臣の答弁だったわけですけれども。  ただ、国の行事が国の行事どおりに行われたら当たらないでしょう。しかし、国の行事であっても、その税金の使われ方の実態が私...全文を見る
○宮本委員 幅広く募るということをやってきたのは、初めから議論してきましたけれども、安倍さんになってからなんですよ。安倍総理になってからなんですよ。麻生さんもやっていなかったんです。はっきりと答弁されましたよ。鳩山さんのときだってやっていない。鳩山さんのときは全部で八千八百人しか...全文を見る
○宮本委員 しかし、総理の場合は、国民の税金を使って後援会員のサービスを、接待したんですよ。どっちがたちが悪いのか。
○宮本委員 私は、総理大臣を続ける資格がないということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月05日第201回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  十分しかないので、ちゃんと、端的にお答えいただきたいと思います。  桜を見る会について、引き続き質問させていただきたいと思います。  先週の質疑で、安倍総理からこういう答弁がありました。事務所の担当者によれば、回数を重ねる中で、推薦す...全文を見る
○宮本委員 内閣府、内閣官房が招待しなかった場合、安倍さんの事務所から推薦して招待しなかった場合というのは、連絡は当然、安倍事務所の方に行くんじゃないですか。
○宮本委員 私が聞いているのは、内閣府、内閣官房が、安倍事務所から来たものをお断りをしますということになったら、当然、安倍事務所に連絡するでしょう。それはなかったんですかと聞いているんですよ。
○宮本委員 私の聞いていることに答えていないんですよね。  内閣府、内閣官房は、安倍事務所から推薦があった者について断った例があると。そうしたら、当然、安倍事務所に伝えるはずじゃないですか。その連絡は安倍事務所にはあったんですか、なかったんですかということを聞いているんですよ。...全文を見る
○宮本委員 ですから、内閣府、内閣官房から地元の安倍事務所のところに対して断りの連絡はなかったと。つまり、全員呼ばれていたということですよね、地元の山口の方は。招待されなかった方に対しての連絡もとった記憶がないということですから、普通は、参加申込みがあって、そして安倍事務所を通じ...全文を見る
○宮本委員 これは通告しているんですよ。安倍昭恵さんにも確認してほしい、安倍昭恵さんが推薦で意見を出した方のうち招待されなかった方がいたんではないのか、これは奥様の記憶を確認してほしいと私は通告しております。答えてください。
○宮本委員 記録がないから記憶を聞いてくださいというふうに私は通告をしました。しかも、ちゃんと、事務方が伝えないとかあったらまずいので、私はいつもペーパーで質問通告しております。  奥様の記憶を確認して、招待されなかった例はあるのかということを聞いたわけですよ。その点、記憶を確...全文を見る
○宮本委員 委員長、私は、奥様の記憶も含めて、事務所スタッフの記憶も含めて、ちゃんと確認してほしいという質問通告をしているのに、こういう答弁ですよ。奥様の記憶は確認したんですが、記録がないという話ですよ、先ほど閣僚席からありましたけれども。  記録でいつも答えられる、あるいは政...全文を見る
○宮本委員 それは全く納得できないです。安倍昭恵さんは、桜を見る会の前夜も当日も、招いた方々と御一緒に写真撮影とか交流とかされているわけですよ。
○宮本委員 そうですね、時間ですから終わりますけれども。  ですから、委員長、私が言った点について、ぜひ理事会で協議をお願いします。
○宮本委員 終わります。ありがとうございました。
02月18日第201回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、新型コロナウイルス対策について質問いたします。  きのう、厚労省が受診の目安を発表されました。読みますと、冒頭に、「発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。」、こう書いてあるわけですけれども、この発表に...全文を見る
○宮本委員 しっかりお願いしたいというふうに思います。  それから、きょう、経産大臣にも来ていただきました。  きのうの発表のGDPは消費税増税の影響で大変大きなマイナスでありましたが、それに加えて新型肺炎ということで、日本経済も大変深刻な影響が出ております。  中国から物...全文を見る
○宮本委員 セーフティーネット保証五号も一〇〇%にしてほしいという意見もきのうも委員会で出ていましたけれども、もっとやれることはいろいろあると思うんですね。あるいは、利息に対しての支援だとかですね。やはり現場で出ている声にしっかり応える、これで十分とせずに、対策を打っていっていた...全文を見る
○宮本委員 反省の声も何もないんですけれども、この時間帯は地元で何をやられていたんですか。
○宮本委員 もう一度だけお伺いしますが、その時間帯、何をされていたんでしょうかということを小泉大臣にお伺いしております。(発言する者あり)
○宮本委員 おっしゃるとおりというのは、新年会に出られていたということでよろしいわけですね。
○宮本委員 何度聞いても同じペーパーしか読まれず、おっしゃるとおりと、私が言っているとおりということで、後援会の新年会行事に参加していた、イエスかノーかそれだけ、参加していたということでよろしいわけですね。
○宮本委員 はっきり答えていただければいいんですが、おっしゃるとおりの後いろいろ言うと、私の発言のどこがおっしゃるとおりなのかというのがだんだんだんだん曖昧になっていくように聞こえていくわけですよね。  私の次のバッターもいますので……(発言する者あり)続けろと言われても、我が...全文を見る
02月19日第201回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、まず、新型コロナウイルス対策について加藤大臣にお伺いしたいというふうに思います。  国民健康保険料を滞納されている方々は、手元に保険証がないという方も少なくありません。資格証明書しかないということなんですね。そうすると、今回の...全文を見る
○宮本委員 しかし、フェーズが変わったという認識は加藤大臣もお持ちだというふうに思うんですよね。そういう中で、先手先手で手を打っていくというのは当たり前のことじゃないですか。
○宮本委員 私は、もう先手先手に、否定しないんだったら、今からちゃんと手を打っていくべきだということを強く申し上げておきたいというふうに思います。  それからもう一点、雇用調整助成金についてもお伺いしたいというふうに思います。  今、もう既に希望退職を募っているだとか解雇だと...全文を見る
○宮本委員 既に影響は出始めていると思いますので、しっかりと要件のさらなる緩和をお願いしたいというふうに思います。とりわけ、非正規の皆さんなんかは本当に首を切られやすい、雇いどめになりやすいという状況もありますので、しっかり手を打っていただきたいというふうに思います。  加藤大...全文を見る
○宮本委員 きょうは菅官房長官に来ていただきました。  けさほど来の議論を聞いておりました。私たちは、ANAインターコンチネンタルホテルと総理の答弁が食い違っている、やはり総理の側も書面で出すべきだということを繰り返し求めているわけですね。それに対して菅官房長官は、けさほど来の...全文を見る
○宮本委員 そのホテル側のホテル名すら間違っているわけですよ、それを何度も。しかも、古いから間違えたとかなんとかじゃなくて、どう見ても、メモを見て総理は繰り返し答弁されていたわけですよね。  ですから、私たちは、極めて信憑性に欠ける、だから書面で出さなきゃいけないというふうに思...全文を見る
○宮本委員 官房長官も資料をごらんになっていますよね、一三年から一九年、こういう招待者の内訳表があったんだということを。ことしの一月二十一日ごろか、私たちは一月二十一日ですけれどもね。今の説明で納得できますか。誰がどう見たって、総理大臣等の枠がふえている、与党枠がふえているという...全文を見る
○宮本委員 いやいやいやいや、そんな答弁、だめでしょう。  だって、あの資料を出さない理由はなかったわけですよ。説明できるじゃないですか。あるものすら出さない。詳細かつ具体的には説明できないけれども、総理大臣等がふえたことは説明できるじゃないですか。大まかには、なぜふえたのか説...全文を見る
○宮本委員 いや、だから、出していなかったということじゃなくて、官房長官は、あれを見たら、なぜふえているかというのを説明できないと思いましたか、官房長官御自身は。彼らがそう説明しているかどうかという話じゃないんですよ。  官房長官御自身は、あの内訳表、一三年から一九年までの残っ...全文を見る
○宮本委員 そのとおりですよ。概略わかったものをなぜ出さなかったのかということなんですよ。やはり、概略がわかるものを出すべきだったんじゃないですか、官房長官。
○宮本委員 そんな恥ずかしい答弁をしないでくださいよ。具体的に詳細なものはないけれども、概略はわかるからこれを出しますというのが、本来、行政府がとるべき態度じゃないですか。  しかも、国会で承認した予算とは全然違う金額を支出して、反省しなきゃいけなかったわけでしょう、桜を見る会...全文を見る
○宮本委員 そんなことは成り立たないですよ。だって、私、五月九日にちゃんと資料要求しているんですよ。ずっとずっと私はただし続けてきているわけです、その後。  手元になかったからこういう、回答を差し控えるという答弁をするんだったら、今手元にないからと言えばいいじゃないですか。そん...全文を見る
○宮本委員 目安と枠があたかも違うかのような、でたらめな説明をしないでくださいよ。(発言する者あり)
○宮本委員 これは、私は資料をつけていますよ。これは後ろの方、ちょっと後で使おうと思うんですが、九ページのところだって、各省庁推薦枠と、これは小泉内閣時代の公文書のところにありますけれども、枠という言葉を使っているじゃないですか。目安という言葉なんて使っていないですよ。皆さん、枠...全文を見る
○宮本委員 そういうでたらめな詭弁ばかり言って、本当に恥ずかしい限りですよ。官房長官もそう思いませんか、今の話を聞いていて。  隠そう、隠そう、隠そう、宮本は与党をやったことがないから与党枠の存在を知らないだろう、そう思って、いろいろなことを隠そう、隠そう、隠そう、そういうこと...全文を見る
○宮本委員 私、そんなに難しい質問を五月九日の資料要求からしたわけじゃないんですよ。極めて簡単な、事実について確認する質問をやりました。五月二十一日、麻生大臣も財務金融委員会だから聞かれていたと思いますけれども、それをひたすら隠そうとしたわけですよね。  結局、安倍政権のもとで...全文を見る
○宮本委員 資料の六ページをごらんになっていただきたいんですけれども、これは、私が国立公文書館で確認した小泉政権時の内閣府人事課の桜を見る会の決裁ファイルに入っていたわけでありますね。  招待区分六十など、招待区分がそれぞれどこに該当するのかという文書も入っていたわけですが、こ...全文を見る
○宮本委員 違いますよ。二〇一九年の桜を見る会についても、招待区分のそれぞれの番号がどの招待区分を指すのかがわかる文書をちゃんとつくっていたのではないですかということを聞いているんです。
○宮本委員 当然つくっているわけですよね。  昨年、私が十一月に質問した際に、この人事課が、桜を見る会のファイルについて、二〇一八年も二〇一九年と同様のタイミングで廃棄したというふうに説明されています。そして、このファイルには、先ほどお話がありましたように、招待者名簿以外にも、...全文を見る
○宮本委員 驚きですね。驚き桃の木山椒の木ですよ。ほかの省庁に、例えば総務省の文書は、総務省にお願いをして、昨年の分を出してもらってこれをつくったと。  官房長官、政治家として判断していただきたいんですよ。本当にそんなことをやっていると思いますか。
○宮本委員 いやいやいやいや、本当にそう思いますか。  では、それぞれの全省庁に問い合わせたんですか。全省庁にいつ問い合わせたのか、そのやりとりの文書を提出していただきたいと思います、私の事務所に。きょうじゅうにお願いします。
○宮本委員 私の質問に答えていないです。  それぞれの省庁に文書が残っているから、それを参考にしたというふうにさっきおっしゃったわけですよ。だったら、その証拠を出していただきたいと思うんですよ。  これ、どの役所じゃないですよ、全部の役所、それぞれ人数が違いますよ。ところが、...全文を見る
○宮本委員 記録が残っていないと。記録が残っていないんですよ。記録がないことを何で答えられるんですか。  官房長官、今のやりとりを聞いて、目を覚ましていただきたいんですよ。おかしいでしょう。こんな同じものができ上がる、各省庁に問い合わせていると言ったけれども、では、各省庁に問い...全文を見る
○宮本委員 私と官房長のやりとりを聞いて、私の方がおかしいと思いますか。多分、与党の委員の皆さんも含めて、官房長が言っている方がおかしいと思いますよ。  私、聞かれている与党の委員の皆さんにも聞きたいと思います。私が言っている方がおかしいと思う方、手を挙げてください。一人もいな...全文を見る
○宮本委員 失礼いたしました。以後、気をつけます。  官房長官、それが、このやりとりを聞いたら、普通の政治家が思う感覚です。  今まで、全部、物は私の資料要求の前後に廃棄した、電子媒体もないということを説明してきました。政府はそう説明してきました。官房長官もその説明を繰り返し...全文を見る
○宮本委員 私の質問に答えずに、関係ないことをべらべらべらべらしゃべって、本当にそういう不誠実な態度が役所の皆さんにまでうつってこういう事態になっているんじゃないですか。
○宮本委員 では、官房長官がべらべら言ったことに対して、反論だけやって終わりにさせていただきます。  四月二十二日に予約がされました。それは何を廃棄するための予約だったかということについて記録は残っていません。私は、何が廃棄されるための予約なのかというのは大体わかりました。 ...全文を見る
○宮本委員 それを、官房長官がおかしなことを言うから、多分役所から事実が伝わっていないから、私が事実であろうということを伝えているわけですよ。
○宮本委員 私は、時間切れを狙うような官房長官のやり方には厳しく抗議して、もう、きょう与党の皆さんも恐らくわかったと思います。廃棄したというのはうそだ、絶対何らかの形でデータは一式残っている、あるいは、捨てたとしたら割と近しい時期だとしか考えられません。  重ねて、きょうのやり...全文を見る
02月21日第201回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  本日は、四人の公述人の皆さん、大変貴重な御意見をありがとうございます。  まず、逢見公述人にお伺いしたいと思いますが、先ほどのお話で、雇用によらない働き方に対して幅広いセーフティーネットが必要だというお話がございました。  本委員会で...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  次に、小黒公述人にお伺いしたいと思いますが、先ほど、消費税増税のインパクト、ショックが一%当たりで見ればだんだん大きくなってきているというお話がございましたが、その原因についてはどういうふうに分析されているんでしょうか。
○宮本委員 ありがとうございます。  もう一点、小黒公述人にお伺いいたします。  持続可能な社会保障制度にしていかなければならないというお話がございました。同時に、持続可能な国民の暮らしを守っていかなければならないと。そういう点でいえば、基礎年金が今三割減ってしまうという事態...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  八代公述人にもお伺いしたいというふうに思います。  今国会は、この予算委員会でも、安倍政権のもとで税金が私物化されている、こういう、桜を見る会の問題、議論になっております。また、検察の定年延長についても、国会で当初説明されていた法令の解...全文を見る
○宮本委員 今御紹介があった、ライフサイエンスの話だとか豚を実験にするだとか渡り鳥の対策は、恐らく全部、京都の側の話だったんじゃないかなというふうに思いますが。  私、総理ともここで当時議論したんですけれども、私たちが問題にしたのは、獣医学部をつくることがいいか悪いかという話じ...全文を見る
○宮本委員 獣医学会が言っていたわけだけじゃなくて、この二〇一八年四月に限るという条件はどこから出てきたのか、全く私も幾ら聞いてもわからないんですよ。まさに、幾らでもたくさんつくったらいいじゃないか、そういう話が、二〇一八年四月に限ると。  いろいろな内部文書が当時出てきました...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○宮本分科員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、いろいろな問題を質問させていただきます。  まず初めに、幼稚園類似施設が無償化の対象から外された問題です。  昨年の予算委員会で、萩生田大臣が、当時、予算委員会の中で、これは問題だという指摘をされて、そして大臣にもなり、こ...全文を見る
○宮本分科員 超党派の議連も発足しましたので、しっかりした制度ができるように、私たち、与野党を超えてしっかりやっていかなきゃいけないと思っております。  ただ、一方で、認可外保育施設については、ある意味、何の検証もないまま、それこそ何の制限もなく無償化されているわけですね。そう...全文を見る
○宮本分科員 じゃ、通知を出したり会議で徹底していただけるということでよろしいですね。
○宮本分科員 よろしくお願いしたいと思います。  それから、次に、特別支援学校の寄宿舎の問題についてお伺いしたいと思います。  特別支援学校は、全国で大体三割のところで寄宿舎が併設されております。東京は少ないんですけれども、東京でも五校、寄宿舎があります。ところが、この東京で...全文を見る
○宮本分科員 養護教諭の話は、私、今していなかったんですけれども。  寄宿舎の指導員は、配置基準をつくられたのは随分前なわけですけれども、労基法の規制がなかった寮母の時代の基準なわけですよね。でも、労基法ができて、宿泊は週一回しかそれぞれできないわけですよね。そうすると、とても...全文を見る
○宮本分科員 国が今、定数に応じた経費を払っているということなんですけれども、現場からすれば、今の定数でも、国が定数に応じても足りないということなので、そこもぜひ、今いろいろな、設置基準も含めていろいろな検討を有識者会議でされていると思いますけれども、寄宿舎の指導員の問題について...全文を見る
○宮本分科員 しっかり御検討をお願いしたいと思います。都議会議員宛てに出ている要望書がありますので、後でお渡ししたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、学校の制服、標準服の問題についてお伺いしたいと思います。  今、小学校なんかでも、女の子はスカートで行っているか...全文を見る
○宮本分科員 その通知、私も存じているんですけれども、校則を見直すに当たっては、そういう意見を聞いてくれという話は書いているわけですけれども、私が今言ったような、男性、女性かかわりなくズボンでもスカートでも選べるようにしましょう、そういう話はどこにも書いてないわけですよ。だから、...全文を見る
○宮本分科員 いろいろな会議の場でそういう事例も紹介されているという話でしたけれども、そういう事例が紹介されていてもまだなかなか改まっていないというところもあるわけですので、更にその徹底の仕方について御検討をお願いしたいというふうに思います。  次に、学童クラブでの昼食の問題に...全文を見る
○宮本分科員 よろしくお願いしたいと思います。  時間もなくなってまいりましたけれども、奨学金制度についてお伺いしたいと思います。  五年前に、JASSOの貸与奨学金について、経済困難による返済猶予期間をそれまでの五年から十年に延ばしました。資料を配付しているものの裏面に、文...全文を見る
○宮本分科員 時間になりましたので、これで終わりにしたいというふうに思います。  ありがとうございました。
02月26日第201回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、加藤厚生労働大臣に、きのう発表された政府の新型コロナ対策にかかわって質問させていただきます。  きのう発表の基本方針では、地域で患者数が大幅にふえた状況では、外来の対応については、一般の医療機関でウイルスへの感染を疑う患者を受け入...全文を見る
○宮本委員 ですから、ふだんでも病院はいっぱい患者さんが入っているわけですよ。ワンフロアあけなきゃいけないだとか、あるいは、普通だったら四人入って何とか経営が成り立っている病院が、感染者の場合、一人しか入れられないわけですから、そういった面で病院の経営も大変になることも考えられる...全文を見る
○宮本委員 しっかりと財政的な支援をお願いしたいと思います。  それからもう一つ、こういうお話を聞きました。介護支援専門員、ケアマネさんの更新研修を今始めたところなんだけれども、ウイルスの感染拡大を考えると、年度内の研修継続が危ぶまれている。この時期に資格更新予定だったケアマネ...全文を見る
○宮本委員 しっかり対応をお願いしたいと思います。  加藤大臣は御退席していただいて結構です。ありがとうございました。
○宮本委員 続きまして、前回の質問の続きを菅官房長官と行わせていただきたいと思います。  前回の質疑では、招待者名簿等を私が資料要求を行った昨年の五月九日ごろに廃棄したという説明は虚偽ではないのか、こういう問題意識で質問させていただきました。  きょう改めて資料を配付しました...全文を見る
○宮本委員 外務省、ここも問合せを受けた記憶はありませんというふうに返ってきておりますが、間違いないですね。
○宮本委員 防衛省は、桜を見る会関連文書や当時の担当者に確認したところ、桜を見る会招待者、推薦依頼の人数やその内訳について、内閣府からの問合せの存在は確認できませんでした、こういう回答が来ました。間違いないですね。
○宮本委員 これは全部やると時間がなくなっちゃいますので。全部一緒なんですよ。当たり前ですけれども、自分の役所が発出した文書を捨てちゃって、ほかの省庁に対して、私、何を発出していましたかなんて聞いて仕事なんかしないわけですよ。当たり前じゃないですか。  前回の内閣府の官房長の答...全文を見る
○宮本委員 先ほど、各省と簡単なやりとりをすればというお話がありましたけれども、各省からは全て、やりとりはなかった、記憶はないという答弁が来ているんですよ。本当に担当者はそういうふうに話したんですか。あなたのつくった答弁ペーパーじゃないんですか。
○宮本委員 ですから、そのさまざまなやりとりの中にはそれが入っていたという記憶はどの省庁からもないわけですよ。当たり前じゃないですか。ないんですよ。  そういうやりとりをやったという証拠を、では、出してくださいよ。各省庁は全て先週のあなたの答弁を否定したわけでございます。
○宮本委員 担当者の方がどの役所ということは言えないというふうに言ったというのは、おかしな話なんですよね。これは省庁ごとに、きょう、総務省のしか推薦依頼の文書は配っていないですけれども、どの省庁も前年とほぼ同じ人数になっているわけですよ。全ての省庁に一言一句聞き取らなければ同じも...全文を見る
○宮本委員 その信頼の根拠を説明してください。私は、そういう答弁を官房長官が続けたら、はっきり言って、与党の皆さんからの信頼も失うと思いますので、信頼の根拠を説明してください。
○宮本委員 だから、信じたいといったって、どう考えたって、全ての省庁が内閣府の官房長の答弁を否定したわけですよ。否定しているわけですよ、記憶はありませんと。  大体、こんなことを聞かれたらびっくりしますよ。去年うちの出した推薦依頼の文書を全部実は捨てちゃったんだ、うちは何人推薦...全文を見る
○宮本委員 ですから、先ほど総務省からも外務省からも防衛省からも答弁ありました。きょう、全部の省庁、ほかも呼べばよかったですけれども、時間がいかんせん二十五分しかありませんので、全部は呼べないんですよ。全ての担当者は正直に答えてくれているわけですよ。正直に答えてくれている。内閣府...全文を見る
○宮本委員 ですから、私は官房長官に……
○宮本委員 一言だけ。  官房長官は国家機密を知り得る立場にいるわけですから、官房長官御自身が調べていただければいいんです。内閣府のサーバー室には富士通の職員の方がいらっしゃいます。その方に廃棄のログを出してくださいと言えば、すぐに職員に対しても出してくれます。官房長官に対して...全文を見る
02月27日第201回国会 衆議院 本会議 第7号
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○宮本徹君 私は、棚橋泰文予算委員長解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  今予算委員会では、桜を見る会、黒川検事長の定年延長など、国会が行政監視の機能を果たすことが強く求められております。ところが、棚橋委員長は、行政監視機能発揮へ力を尽くすどころか、職権濫用の疑いのある...全文を見る
02月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、昨夜、総理が発表しました、全国の学校への一斉の休校要請についてお伺いしたいと思います。  余りにも唐突、突然でありました。三月二日ということを考えたら、平日はきょう一日しかないわけであります。現場も父母も大混乱という状況が起き...全文を見る
○宮本委員 いや、ですから、この一、二週間が大事だ、勝負だというのは、それを踏まえて二十五日の基本方針が出たわけじゃありませんか。その二日の間に方針が変更するほど重大な何かが、我々に知らされていない何かエビデンスがあったのかというのを知りたいわけですよ。  国民の中では、何か起...全文を見る
○宮本委員 政治が判断したんだと。エビデンスについては、おっしゃること、中身の話が全くなかったわけでありますが。  専門家会議を設けたわけじゃないですか、専門家会議を。ところが、報道を見ると、専門家会議での議論を踏まえたものじゃないんだ、政治判断なんだという話が、この専門家会議...全文を見る
○宮本委員 先ほど来、政治の判断だということを繰り返されるわけですが、私は、感染症対策ですから、やはり何よりも専門家の知見というのを大事にするというのが政治の姿勢としても必要なことだというふうに思いますよ。  今回のこの対策が社会の負担を上回るだけの効果が期待できるのかという声...全文を見る
○宮本委員 どちらにしても、子供たちは集まってしまうのではないのかということで、どこまで効果があるのか、そういう吟味なんかも必要なんじゃないかなというふうに思います。  もう一点お伺いしますけれども、今回の全国一斉休校を総理が要請した法的な根拠と法的拘束力についてお伺いしたいと...全文を見る
○宮本委員 法律上は、学校の臨時休業が判断できるのは学校の設置者ということになっていますので、当然、法的拘束力はないわけですが、現場がやはり柔軟に判断できるようにするというのが私は大事なことだというふうに思いますよ。  その上で、共働きや一人親で仕事が休めない場合に、子供の預け...全文を見る
○宮本委員 ですから、その人的担保をつくるためには時間がかかるわけですよね。その辺の総理の認識というのはあるんですか。
○宮本委員 放課後デイにかかわってもう一点聞きたいんですけれども、病弱な子供なんかもいて、安全管理上の不安という声も聞くわけですよね。リスクが高い子供もいるので、こういう中で、放課後デイを閉めるという判断をされるところもあるかもしれません。現に、既に休校をやっている地域で、そうい...全文を見る
○宮本委員 しっかりと徹底していただきたいというふうに思います。  それから、医療、介護、福祉などの体制が崩壊するのではないかという不安があるわけですよね。総理は、こうした措置に伴って生じるさまざまな課題については責任を持って対応してまいりますということをおっしゃったわけでござ...全文を見る
○宮本委員 先ほどの、以前の質問で、所得の補償で、パートの方などの補償も考えているというお話がありましたけれども、フリーランスだとかの方への補償だとかも必要になってくると思いますが、その点だけ最後にお伺いして、質問を終わりたいと思います。
○宮本委員 しっかりと、政府がちゃんと責任をとるというふうに言ったわけですから、国民生活に全力で責任を果たすことを強く求めまして、そして、そのためには予算をしっかりと組み替える必要があるんじゃないか、そのことを強く申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月06日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  新型コロナウイルス対策についてお伺いします。  予算委員会で、保険証が手元にない方について短期保険証を届けてくれというお話をしました。資格証明書をもって短期保険証とみなすという通知は出していただきましたけれども、資格証明書を発行していな...全文を見る
○宮本委員 資格証明書をもって短期保険証とみなすという通知の趣旨は、窓口に納付相談に来たら、そこで感染拡大が起きる可能性があるということでやられたわけですよね。だけれども、短期保険証を長期においてとめ置くなという通知は確かに政府は出していますけれども、実際はとめ置いている自治体が...全文を見る
○宮本委員 それと同時に、厚労省の出している通知には、納付の相談で窓口に来たら、そこが感染拡大をもたらすことになるということを書いているわけですよ。短期保険証についても同じことじゃないですか。短期保険証が手元になければ受診を控えるという点でも同じことなわけですよ、受診できないわけ...全文を見る
○宮本委員 じゃ、全部個別に対応していただくということでやってもらってもいいですけれども、だったら厚労省から通知を出した方が早いと思いますよ。私たちが全部調べてやれというんだったらやりますけれども。それを私たちにやれということですね。我々がつかんでいるものは厚労省にやっていただき...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、国保の場合、特に市町村の国保の場合は傷病手当の制度そのものがないわけですよね。ないわけですよ。それは大臣も御存じですよね、市町村の国保の傷病手当の制度。どうするんですか。しかも、傷病手当にしても全額が補償されるわけじゃないわけじゃないですか。  私は、...全文を見る
○宮本委員 自治体で傷病手当を国保で出しているところは、残念ながら一つもないわけですよ。法律上はできる規定はあるかもわからないですけれども、実際はどこも持っていないですよ、横並びで。今のお話では、至急市町村につくれというんですか。市町村で今から条例を改正しないといけないんですが、...全文を見る
○宮本委員 ですから、そういうことをやっていると時間がかかっていくわけです。当然それは今後の問題としては大いに考えていただけたらと思うんですけれども、しかも、傷病手当では満額じゃないわけですから、学校を休校して、それに伴って仕事を休んだ方には八千三百三十円までは満額だと言っている...全文を見る
○宮本委員 国保の傷病手当の話だけじゃないと思いますので、いずれにしても、傷病手当の制度そのものが一日から三日目までは一円も出ない制度なわけですよ。そうすると、感染拡大防止という点でいえば、収入がなきゃ困る人は体調が悪くても働き続けるということになってしまうわけですよ。そこは真剣...全文を見る
○宮本委員 経済団体に呼びかけているという話ですけれども、それぞれの事業主のところまでしっかり届くやり方でやらないと、これは町工場の話なんですね、私が聞いている話は。経済団体のトップに言ったから、それですっと伝わるような話じゃないんですよ。そこはしっかりやっていただきたいというふ...全文を見る
○宮本委員 ですから、貸付けのメニュー以外に支援が必要じゃないかと思うんですが、大臣、いかがですか。
○宮本委員 次に、介護についてお伺いしますが、小規模の介護事業所で感染リスクを恐れる等のキャンセルが結構出ておりまして、事業所の方からも収入減を大変懸念される声を伺っております。こういうところも支援が必要だと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○宮本委員 介護事業者は、昨年も倒産件数が物すごく多かったわけですね。とりわけデイサービスなんかはどんどん大変なことになっているわけですから、もし今回の事態でもっと倒産が広がったら、その後、社会にとっての介護崩壊にもつながっていくわけですよ。ですから、そこはそうならないように、柔...全文を見る
○宮本委員 これで赤字になるところが出ないように、しっかり対応していただきたいというふうに思います。  もう一つ学童保育にかかわって、全国を見ますと、外遊びはもうやらないとか、そういうところも出ていたり、あるいは、報道でびっくりしたんですけれども、ラインで二メートルの線を引いて...全文を見る
○宮本委員 そういう中身の徹底を至急していただきたいんですけれども。
○宮本委員 必要に応じてじゃなくて、必要なのでやっていただきたいと思います。  放課後デイについてもお伺いします。  二〇一八年度の報酬改定で導入された仕組みで、政府の指標に基づいて、手がかかる、かからないみたいな指標、あの指標自体、私は間違っていると思っていますけれども、そ...全文を見る
○宮本委員 対応をよろしくお願いいたします。  それから、マスクの話はきのうの本部会議で大分具体化されたそうですが、マスクと同時に消毒液も足りないという声が上がっています。学童や放課後デイは安全管理のためにいろいろなところを拭いて拭いて拭いてということをやっているわけですけれど...全文を見る
○宮本委員 手に入らなくて困っているという話を現にあちらこちらから私も聞いていますので、ネットで買おうと思ってもびっくりするような値段だということでありますので、しっかり対応をお願いしたいというふうに思います。  最後ですけれども、やはり、私は、総理のこの間の判断というのは、専...全文を見る
○宮本委員 実際には専門家会議の話も聞かずに学校の一斉休校だって決めちゃって、日本じゅうが振り回されているわけですよ、はっきり言って。ちゃんとそこは、加藤大臣、責任を果たしてください。よろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。      ――...全文を見る
03月11日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  労基法改正案について質問いたします。  今回の労基法改正案、民法の改正されたものが四月から施行される、それに合わせて、本則では賃金請求権を五年にしながら、当分の間は三年。その当分の間も、先ほどの大臣の答弁では、当分の間というのは当分の間...全文を見る
○宮本委員 支払わなかった場合は刑事罰があると思いますが、どういう罰則でしょうか。
○宮本委員 刑事罰も課されるわけですよね、賃金を払わないということは。  大臣からも、生活の糧であり、支払わないことは絶対許されないんだという話でございます。しかし、支払っていないことが横行しています。一番横行しているのはサービス残業ですよね。一体全体、今サービス残業というのは...全文を見る
○宮本委員 今のは百万円以上のケースということですかね、一企業で。それ以外、全体を把握されていますよね。
○宮本委員 そうすると、十三万六千件のうち二万六千件ぐらいの比率である、大体、監督に入れば二割弱ぐらいが賃金不払いがあるという理解でいいわけですね。
○宮本委員 ですから、大体、定期監督に入れば二割ぐらいは不払い残業、不払い賃金があるというのが状況なわけですよ。定期監督に入れているのは年間十三万数千件前後というのがこの間の実績ですよね。事業所全体でいえば、どれぐらいの比率で定期監督が入れているんですか。
○宮本委員 数ぐらいは多分手元にあると思うんですけれども、一体、事業所数、分母が、定期監督は十三万だ、事業所の分母はわかるでしょう。
○宮本委員 四百十二万分の十三万だから、三%ぐらいに入って、そのうち二割がある、残りの九七%も含めて恐らく全部指導に入ればそれだけサービス残業があるということですから、物すごい数があるわけですよね。  ですから、今、労基署が是正できているサービス残業というのはごくごく一部だ、そ...全文を見る
○宮本委員 定期監督等というのは、申告監督は入っていないわけでしょう。先ほど大臣からは情報に基づいてとありましたが、申告監督は入っていない数ですよね、今のは。
○宮本委員 申告監督は別と。それとは別に労働者から不払いだ、直してくれというのは、また別に何万件とあるわけですよ、これ以外に。ですから、実際に是正できているのはごくごく氷山の一角なわけですよね。そして、現行法では二年の壁があったわけですよ。賃金請求権は二年だという時効があったため...全文を見る
○宮本委員 いや、集計していないだろうからと思って二日も前に通告しているんだから、あらあらどんな感じかぐらいはわからないんですか。
○宮本委員 労働者の糧で大事だ、賃金不払いは許されないと。そして、今回、賃金請求権を時効何年まで設けるのか、こういう法改正をするのに、一体全体実態として何年ぐらいたまっている不払い残業があるのか、そういう実態も何も議論せずにこの法改正案を出させたということですか。三年がいいのか、...全文を見る
○宮本委員 いや、本当に、はっきり言って、今度の法案を議論する上での基礎的な材料すらないと言わざるを得ないと思いますよ。  大臣、これはやはり、すぐというより、参議院の審議までに調べろとは言いませんけれども、調べられる範囲で調べなきゃいけないですし、今後、法案自体には見直し規定...全文を見る
○宮本委員 これまでのが大変でしたら、これからのものを期間も含めて集計をとっていけばいいわけですから、一つ一つは、今でいえば二年分払いなさいという是正勧告は相当やっているわけですから、これからのは、将来集計するのは難しい話じゃないと思いますので、それをしっかりやっていただきたいと...全文を見る
○宮本委員 ぜひ、今後、実態把握をお願いしたいと思います。  資料をお手元に配っていますが、先日の日経新聞に「「未払い残業代払って」急増」という記事が出ておりました。サービス残業の是正指導の中で、一企業で百万円以上の支払いがなされた企業の数が増加しているという記事ですが、これは...全文を見る
○宮本委員 この記事を見ていますと、転職者がふえていることも一因じゃないかという分析が書かれているわけですよね。実際に働いている、在職している最中だと声が上げづらい、だけれども、転職を機に、前の職場の働き方は大変問題であったということで未払い残業代を請求するという人がふえている、...全文を見る
○宮本委員 データがないという答弁ばかりが続くわけですけれども。  ブラックな職場に就職してしまった、やめよう、やめようと思ってやめるわけですよね。だけれども、ブラックな職場だったためになかなか、未払い賃金があっても、サービス残業が山のようにあっても、やめるまでは声を上げられな...全文を見る
○宮本委員 ですから、その時効を考えるときに、こういうブラックな職場でずっと我慢して我慢してやはり退職した、それは、五年なり十年なり未払い残業がいっぱいたまっているケースもいっぱいあるわけですよ。可能な限りそういう悪徳な働かせ方は是正していく、さかのぼって不払い賃金を支払わせる、...全文を見る
○宮本委員 よく新聞でいろいろ報道されておりますので、きょうは幾つか、新聞に報道されている昨年からことしのものの一部を配付資料として配らせていただきました。  資料の二ページ目、これは公務の職場ですね。  上にあるのは三原市ですね。嘱託職員の宿直時の仮眠時間を労働時間から外し...全文を見る
○宮本委員 払ってもらうのは大原則なんですけれども、大原則をやらない事業所が少なからずあるわけですよ。そういう中で三年に賃金請求権の消滅時効期間をとどめるというのは、結局ある意味悪事のやり得ということを許すことになるんじゃないですか。
○宮本委員 いや、それは、起算点は民法と違うことにするのは当たり前の話だと。それは今もそうしているわけですから当たり前の話だと思うんですけれども、問題は、消滅時効の期間の問題ですよ。そっちがなぜ民法並びにならないのかということを私は問題にしているわけであります。  次の資料の四...全文を見る
○宮本委員 ですから、セブンは何回も労基署から指導されているわけですけれども、そういう中で、時効を超えたものも含めて払う、こういう態度をとったわけですけれども、そういうことは多いんですね、政府として推奨していった方がいいと思いますよ。  もう一点お伺いしますけれども、外国人技能...全文を見る
○宮本委員 帰国直前に申請があるということですよね、そういうケースもあるという話ですよ。  そうすると、外国人技能実習生は最長五年ですから、五年間、それこそ余りにも劣悪な労働環境の中で働かされて声を上げられない方が、帰国のときにその分を払ってくれと言っても三年分しか返ってこない...全文を見る
○宮本委員 その起算点の問題については民法並びにしろということはこの議場内で誰も言っていないわけですから、そこはもう、大臣、何度も答弁されなくてもいい話だと思いますよ。そうじゃなくて、賃金請求権の消滅時効の期間について私たちは問題にしているわけであります。  その上で、通告して...全文を見る
○宮本委員 その取りまとめの指摘からすれば、やはり消滅時効は三年から五年に延びた方がより望ましい企業行動を促すことになる、この点は大臣もお認めになりますよね。
○宮本委員 二年から三年に延ばしてそういう意味があるんなら、三年から五年に延ばしたら、よりそういう行動を促すということになるのは間違いないんじゃないですか、大臣。
○宮本委員 いや、これは、この方のただの発言として書いたわけじゃなくて、取りまとめの中に入れているわけですよ。全体としての、検討会のまとめに書いてある文章ですから、個人の見解じゃないですからね。検討会の見解の中に盛り込まれている話ですから。  次に行きたいというふうに思います。...全文を見る
○宮本委員 簡単に言えば、いろいろたくさんあってわかりにくいから整理したということだというふうに思うんですよね。  今回、先ほど別の委員の指摘もありましたけれども、労働弁護団からこういう指摘が出ています。民法よりも労働者に不利益な条件を労基法において認めることは労働者保護を目的...全文を見る
○宮本委員 いや、災害補償の請求権も延ばせばいいんですよ。民法が延びたんだから、合わせて延ばせばいいわけですよ。毎日毎日発生しているこの賃金の請求権について、なぜ民法よりもこんなに少ない期間にしてしまうのか。まともな説明になっていないと思いますよ。  その上で、先ほど来議論にな...全文を見る
○宮本委員 使用者側が反対をした、労使の議論の結果そうなったんだということですから、そうすると、使用者側がずっと反対し続ければ、ずっと当分の間ということになってしまうんじゃないですか。
○宮本委員 きょうは内閣法制局にも来ていただきましたけれども、他の法律で、経過措置で当分の間が盛り込まれたもので、最も長い期間この経過措置の当分の間が適用されているものはどういうもので、何年でしょうか。
○宮本委員 ですから、当分の間というのは、私も初めて聞きましたけれども、長いものは百十一年ですよ、百十一年。大臣、当分の間は当分の間だという答弁じゃなくて、やはり大臣として目安をちゃんと示した方がいいんじゃないですか。そうしないと百十一年、法律をつくったらずっと変わらないんじゃな...全文を見る
○宮本委員 期限を区切るかのようなことは言いづらいからなかなかしゃべられないんだろうと思いますけれども、先ほど労働分野の法制の話もありましたけれども、障害者雇用なんかも、障害者雇用の納付金は一九七六年に設けられて、これも、当分の間三百人超の企業から二百人超になるまで二十四年かかっ...全文を見る
○宮本委員 債権関係が確定しないということですけれども、もともと使用者が賃金を払っていれば不払いに基づくそういう紛争は発生しないわけですが、労働者の側が自分の正当な権利に基づいて、自分が払った分はちゃんと残業代も含めて払いなさいと請求することが権利関係を不安定化させるという論理が...全文を見る
○宮本委員 ですから、労働者の側からすれば、五年分払ってもらった方が労働者の権利は獲得できるじゃないですかということを言っているんですよ。権利関係が安定化しないとか不安定とか、よくわからないですけれども、労働者の権利からすれば、五年分払ってもらった方が権利はある意味安定するじゃな...全文を見る
○宮本委員 ますますよくわからないんですけれども、使用者側が労働者の言い分を認めないから不安定になるんだという話ですよね、今のお話を伺っていると。結局、使用者側の言い分そのものではないかということを言わざるを得ないと思います。  それからもう一つ、先ほど来議論になっていますけれ...全文を見る
○宮本委員 今の説明を伺っても、保存しなきゃいけないものは今でも保存しているわけですよね。三年、建前上は保存することになっているわけでありますよ。それを、捨てるタイミングを二年ずらす。それ以外は保管のスペースと、あともう一つ今お話があったのは、システムの若干の改修が必要になるかも...全文を見る
○宮本委員 電子媒体であれ、紙媒体であれ、必要なものは保存はしているわけですから、捨てなければ残り続けるだけなんですよ。もしかしたら、自動的に三年で消えるというシステムがあるんだったら、その部分については改修が必要かもわからないですけれども、それ以外はスペースだけの話じゃないです...全文を見る
○宮本委員 全部払われている、超過勤務命令を出したと。命令を出さずに働いている人がたくさんいるからこういう結果が出ているのかなというふうに思いますけれども、今の説明では、こういう結果がなぜ出るのか、厚労省の若手改革チームの出されるようなものが出るはずがないじゃないですか。ちゃんと...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  労働基準法改正案に反対の討論を行います。  本法案では、本則において、賃金請求権の消滅時効期間を改正民法に合わせて五年に延長することとしています。これは、民法改正時から我が党が求めてきたことであり、当然の措置です。  最大の問題は、当...全文を見る
03月17日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  法案について質問いたします。  今回の法案は、六十五歳から七十歳の高齢者の就業確保の努力義務を課すものであります。六十歳から六十五歳については、雇用確保の義務化を課す際に、年金の受給開始年齢の引上げとセットだったわけですよね。今回もそう...全文を見る
○宮本委員 六十五歳になれば誰もが年金で暮らせる、そういう年金制度こそ目指すべきだということを申し上げておきたいというふうに思います。  その上で、今回は、この七十歳までの高齢者の就業確保の努力義務の際に、創業支援等措置というものが入ります。これは雇用によらない業務委託契約や有...全文を見る
○宮本委員 主なものとして個人請負だというのが一番初めに出てまいりました。  大臣、働く人を保護するという点で、雇用と比べて個人請負あるいはフリーランスなどの業務委託契約というのはいかなる問題点があるというふうに認識されていますか。
○宮本委員 労働者保護法制の外に置かれてしまうということなわけですよね。  企業の側が雇用を請負に切りかえるということは今でも起きているわけですけれども、それは、どういう理由から企業は請負だとかに切りかえるんでしょうか。
○宮本委員 いや、本人の希望といっても、労使合意やあるいは労働者代表との合意で、請負しかありませんよという選択肢が示されたら、請負で働くしかなくなっちゃうじゃないですか。労働者保護法制の外に置かれるわけですよね。  しかも、企業が雇用を業務委託契約に切りかえる理由というのは把握...全文を見る
○宮本委員 どういう労働相談が寄せられているのかという質問をしたのにもかかわらず、その中身も把握されていないようで、大変こういうことをやっていくのは心配だなというのを改めて思いました。  その上で、業務委託契約、請負というのはどういうことが具体的に起きているのかということで、き...全文を見る
○宮本委員 あってはならないとおっしゃいますけれども、現に起きているわけですよね。そして、労働者性を認めてもらおうと思ったら、例えば労働組合法上の労働者性を認めるだけでも何年もかかるんですよ。これが、現在、現に進行している問題じゃないですか。  それで、この東京電力の孫会社のワ...全文を見る
○宮本委員 先ほど来、労働基準法上の労働者と認められるかどうかという話が出てくるわけですけれども、それを認定してもらおうと思ったら、裁判なりなんなりで闘っていかなきゃいけないという話になるわけですよね。  実際は、この請負労働者の皆さんは、まず労働組合法上の労働者の認定というの...全文を見る
○宮本委員 労使合意で担保するんだということをおっしゃるわけですけれども、労使合意で何でも担保できるわけじゃないですよね。労使は力の差があるわけですよ。だから労働法制はあるわけでしょう。労使合意で何でも担保できるんだったら、労働法制は要らないわけですよ。  実際は、打切りはだめ...全文を見る
○宮本委員 ですから、何の担保もないということだと思います。  もう一点、この資料を見ていただきたいんですが、この東京電力の孫会社のワットラインの請負労働の皆さんがワットライン社から提示された二〇二〇年度の計器交換個数の減り方というのは均等じゃないんですよね。前年度実績との関係...全文を見る
○宮本委員 一般論というお答えですが、こういうことは、法律上、不当労働行為で禁止されているということなんですよ。雇用者であれば労働契約法で労働条件の不利益変更というのは許されないので簡単にできないわけですが、請負契約ということでは契約の不利益変更が頻発しかねないわけですよ。そして...全文を見る
○宮本委員 いやいや、東電は発注者の責任があるわけですよ、発注者の責任が。そして、株主としての責任もあるわけですよ。それで、東電は国民の税金で今生き長らえている企業ですよ。そこが明々白々な不当労働行為だと認定をされ、更に団交拒否という不当労働行為がここまで認定されたわけですが、今...全文を見る
○宮本委員 係争中の事案といっても、都労委の命令はもう既に出ているじゃないですか。都労委の命令は出ているじゃないですか。これに基づいて指導すべきなんじゃないですか。これを放置するんですか。加藤厚生大臣、これを放置するんですか、こういう問題を。これはまさに労働組合潰しそのものになっ...全文を見る
○宮本委員 ですから、本当に、こういう問題が起きていても、争っている間に生きていけなくなるわけですよ。それを政治が放置していていいのか。私は、真剣に大臣にも牧原副大臣にも考えていただきたいというふうに思いますよ。  法令遵守すべきだぐらいは東電に言うべきなんじゃないですか。法令...全文を見る
○宮本委員 スマートメーター設置にかかわってこういう不当労働行為が起きているわけですから、そういうニュアンスをしっかりと伝えていっていただきたいというふうに思います。  時間がちょっと足りなくなってしまいました。  結局、私、きょうはこういう事案を紹介しましたけれども、今回の...全文を見る
○宮本委員 時間が来たから終わりますけれども、雇用以外を入れなきゃいけない必然性は私はどこにもないと思いますよ。短時間労働を希望するんだったら、短時間の雇用でいいじゃないですか。なぜ、雇用じゃない、請負という働き方をわざわざ労働法制の中に組み込んでいくのか。六十五歳以下まで広がっ...全文を見る
○宮本委員 宮本徹です。  今回の法案は、雇用によらない働き方を六十五歳から七十歳に入れていく、ここは朝の法案審議でも質問させていただきました。  仁平参考人と伊藤参考人にお伺いしますが、今、新型コロナウイルスの影響で労働相談をやられているというお話がお二人からありましたけれ...全文を見る
○宮本委員 今回の事態で、雇用によらない働き方の脆弱性があらわれたというのを仁平参考人も先ほど述べられていましたけれども、本当に、まさにそのとおりだと思っております。  それで、伊藤参考人の初めのお話の中に、従業員の過半数代表者の同意は、多くの場合、歯どめにならず、使用者の意の...全文を見る
○宮本委員 続けて伊藤参考人にお伺いしますが、企業が雇用を業務委託に切りかえる、委託契約の偽装を行っているというお話がありましたけれども、これについても、実例について詳しく教えていただけるでしょうか。
○宮本委員 偽装委託、今でも雇用を業務委託に切りかえるという形で起きているわけですけれども、今度の法案ができたらそういう偽装委託が広がっていくのではないかという懸念があるんですが、この点について、これは正木参考人と仁平参考人と阿部参考人、お三方にお伺いしたいと思います。
○宮本委員 朝、私、午前中の質疑で、東京電力のスマートメーター交換の作業をされている請負労働者の皆さん、東京電力が筆頭株主をやっている会社の一〇〇%子会社のワットライン社と請負契約を結んでいるわけですけれども、そこが今月、三月の四日に、その請負労働者の皆さんが組合をつくって団交を...全文を見る
○宮本委員 サプライチェーン全体で考えた場合、実際にそういう事態が起きて、不当労働行為だということで認定もされる事件が起きているんですけれども、そういう問題があった際には、経団連から改めて、何らか加盟企業に対して注意喚起だとかというのはされたりしないんでしょうか。
○宮本委員 現に起きている問題ですので、ぜひ注意深く経団連としても対応していただきたいなと思います。  あと、これも経団連の正木参考人にお伺いしますが、高年齢雇用継続給付金を縮小する中身が今度の法案に入っておりますが、これは実際は多くの企業で活用されているものだと思います。そし...全文を見る
○宮本委員 賃金の引上げを迫られるということで、経団連としてはそれは当然やらなければいけないという認識だと思いますが、その際の原資をどこから持ってくるのかといったときに、四十代、五十代の賃金の上がり方を抑えて持ってくるというところがあらわれないかという懸念の声もあるんですが、その...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたので、終わります。  ありがとうございました。
03月18日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、きょうは、雇用保険の財政運営の試算見通しからお伺いしたいと思います。  もともと、今回の法案が出される前提の雇用保険部会で議論されていたときの雇用情勢と、今の雇用情勢は全く違う状況になってきているのではないかと思います。きのうも、...全文を見る
○宮本委員 リーマン・ショック並みの影響を見込んだら七千億程度の支出が更にあるんじゃないかということですから、令和六年度見込みの積立金残高は一・八兆じゃなくて一・一兆ぐらいになる可能性もあるということなのかなと思いますけれども、かなりの減り方ということになるわけですよね。  こ...全文を見る
○宮本委員 もちろん、積立金が足りなくなったら保険料を上げる手段はあるわけですけれども、きのうの参考人質疑の中でも、経済情勢が悪いときに保険料が上がると大変だという話もあったわけですよ。そういうときに、こういう、もしかしたら本当に積立金ががくんと減りかねない経済状況がある中で、国...全文を見る
○宮本委員 私は、やはり、保険料でまず対応するというのじゃなくて、そうなれば中小企業は本当に大変なことになりますから、これは国庫負担をもとに戻すということで対応すべきだと思いますよ。今回の法案は、やはり、もう事態が変わっているわけですから、修正がこの点については必要だということを...全文を見る
○宮本委員 こちらの方は、ことしの予備費と予算の範囲で対応するから取り崩さずできると。ということは、逆に言えば、大変余裕があるということなわけですよね。  それで、きのうからも議論になっておりますし、予算委員会でもずっと議論になっておりますけれども、雇用調整助成金の対象あるいは...全文を見る
○宮本委員 その上乗せに加えて、雇用を守った場合のさらなる上乗せもしていたんじゃないですか。
○宮本委員 ですから、リーマン・ショックのときは中小企業は十分の九までやっているわけですよね、十分の九まで。大企業も四分の三をやっていたと思いますけれども。  リーマン・ショック並みか、それ以上の影響だと一方で経済再生担当大臣が言っていて、雇用調整助成金の出し方はリーマン・ショ...全文を見る
○宮本委員 実際は、労働組合への労働相談でも、雇いどめの相談が相次いでいるわけですね。恐らく、厚労省でも雇いどめの相談が今ふえてきているんじゃないですか。違いますか。
○宮本委員 ですから、影響がどこまで続くのかというのはあるわけですね。どんどんどんどん、どこまで広がるかわからない状況があるわけですから。だって、既に雇いどめが出ている、雇用調整助成金を緩和しても雇いどめが出ているのが今の現状なわけですよ。雇用を守るためには、もっと強力なメッセー...全文を見る
○宮本委員 雇いどめだとかがふえていなければ今の大臣の言い分は成り立つのかもわからないですけれども、既にふえているというのが厚労省自身の認識なわけですから、ではそれを食いとめるためにどうしようかという手を打つべきだということを強く申し上げておきたいと思います。  その上で、きの...全文を見る
○宮本委員 それでは、きのう例を挙げた東京電力の関連会社の方々が労基署に今から行けば、東京都の労働委員会は労働組合法上の労働者だと認められました、あの命令書の中身をもってして、労働基準法上の労働者だと労基署で認めていただけるということでいいわけですか。
○宮本委員 それで、労基署に相談に行って、労働者性が認められるというふうに労基署が判断をする、そういう仕組みがどういうふうになるのかわからないですが、労基署が判断していただいた。それに対して、使用者の側が、いえいえ、違います、これは個人請負ですというふうになった場合はどうされるん...全文を見る
○宮本委員 ですから、それを労基署が判断をして、労働基準法上の労働者だと労基署が言っても、いえいえ、違いますと、使用者の側が違いますというふうに争う姿勢を見せたらどうなるんですかということをお伺いしているんです。
○宮本委員 ですから、労基署に相談に来てくださいよと言っても、使用者の側が認めなかったら訴訟になるわけですよ。訴訟になって労働者性が認められるまでに何年もかかるということに実際はなるわけですよね。ですから、結局、この個人請負という働き方を労働法制の中に今回の高年法の改悪という形で...全文を見る
○宮本委員 法律があっても拒否されるということは起きているわけですが、こういう話を伺ったんですね。税理士国民年金基金で働いてきた職員が、二〇一八年十月、六十歳で雇いどめにされたという話でございます。  国民年金基金は、今でいえば厚労大臣の認可を受ける公的な法人ということになるわ...全文を見る
○宮本委員 この六十歳で雇いどめされた方というのは、私が伺っている話では、職場でパワハラに遭う中で、数年前に労働組合に入られたということなんですよね。ほかの方々はみんな六十歳になっても勤められたけれども、この方だけが再雇用されなかったという話なわけであります。こういうことは許され...全文を見る
○宮本委員 この税理士国民年金基金は、昨年四月に全国国民年金基金に集約されているわけですよね。全国国民年金基金は、御存じのとおり、常務理事は厚労省からの天下りの皆さんがやられているわけですよ。まさに厚労省自身の足元でこういうことが起きていて、訴訟になるような話になっているわけです...全文を見る
○宮本委員 そういうことじゃなくて、別に訴訟の解説をしてほしいと言ったわけじゃないわけですよ。  厚労省の所管している法人で、しかも、厚労省の皆さんが、ここで一生懸命労働者を守りましょうと言っている厚労省の皆さんが、実際は天下って運営の中心にいるわけじゃないですか。そういうとこ...全文を見る
○宮本委員 指針でいろいろ定めるということを言いますけれども、今でもこういう差別、選別が起きていて、法律上の文言には今回は努力義務ですよと。差別、選別してはいけませんということは別に法律上は何も書かれていないわけですよね。そこは大変懸念されます。  時間が来たからもう終わります...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  雇用保険法等改正案に反対の討論を行います。  本法案に反対する最大の理由は、高年齢者雇用安定法案で、事業主に対し六十五歳から七十歳の就業確保の努力義務を課す際に、委託契約、個人請負や有償ボランティアなど、労働関係法令が適用されない雇用に...全文を見る
04月03日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  朝から入国者の待機要請にかかわっての議論がありましたけれども、大臣からは、ホテルの確保、費用負担に後ろ向きな答弁がありました。ですけれども、ホテルのお金が払えない、自家用車で誰か迎えに来る人もいないというので、公共交通機関で帰って、感染拡...全文を見る
○宮本委員 つまり、今は、自粛要請の場合は労働基準法に基づいて賃金を、休業手当を支払わなきゃいけないわけです、自粛要請の段階では。ところが、緊急事態宣言が出たら労基法上の休業手当を支払う義務というのがなくなっちゃうんですよ、さっきも答弁があったとおり。任意でやってもらうんだという...全文を見る
○宮本委員 要請の段階では、営業自粛を店の人がした場合に、労基法に基づいて休業手当を支払っていますよ、支払おうとしますよね。支払っていないところもありますよ、それは。相談がいっぱい来ていますけれども。だけれども、労基法上はそれは店の側の都合だということで対応しているわけですよ、今...全文を見る
○宮本委員 いや、ですから、緊急事態宣言で例えば営業停止としたら労基法上の義務はなくなるという話が今答弁にあったわけじゃないですか。答弁にあったじゃないですか、さっき。そう答弁したんですよ。大臣、聞いていなかったですか。  そうですよね。一言、そこだけ、労基法上の義務はなくなる...全文を見る
○宮本委員 ですから、緊急事態宣言に基づいてということでそのお店をとめなきゃいけなくなった場合は、義務はなくなっちゃうわけですよ。さっきの説明のとおりですよ。ですから、その際にどう対応するのかというのをちゃんと、やはりそれは、政府としてそういう場合も賃金補償をしますということがな...全文を見る
○宮本委員 ですから、その不可抗力のケースがあるわけですよ。不可抗力のケースが、当然。政府が緊急事態宣言を出して、ここの映画館を閉めてください、ここのライブハウスを閉めてください、ここの飲み屋さんを閉めてくださいと、要請に加えて指示までできるわけですよ、今度は都道府県知事が。そう...全文を見る
○宮本委員 ですから、雇調金を使って支えますよという話をするわけですけれども、だけれども、企業の側は今度は、今までは休業手当を払わなければ違法だったわけですよ、それは労働者の側がそこで争えるわけですよ。ところが、違法じゃなくなるわけですから。雇調金を使って休業手当を出さなくても違...全文を見る
○宮本委員 だから、法的な義務づけじゃなくて、お願いベースになっちゃうわけですよ。そこをどうするのかというのが、もう一段考えていただきたいということを強く申し上げておきたいというふうに思います。  その上で、病床の確保の問題についてお伺いしますけれども、前も、これは予算委員会で...全文を見る
○宮本委員 ですから、私はそういうことを言っているんじゃない、それだと、フロアをあけて待っていたら病院は減収になるんじゃないですかということを伺っているわけですよ。  病院の経営もかつかつでやっているわけですよね。ですから、今はベッドをできるだけ埋めて患者さんを診ているわけです...全文を見る
○宮本委員 ですから、質問に答えてください。収入は減っちゃうんじゃないですか。空床状態だったら減っちゃいますよね。
○宮本委員 ですから、これから一般病院にお願いして、一般病床を使って新型コロナの患者を受け入れていくというときに、当然、一部屋だけということじゃないんですよね、病棟単位だとかフロア単位であけなきゃいけないわけですよね。それはどれぐらいの期間になるかわからないし、患者がふえたり減っ...全文を見る
○宮本委員 ですから、これで必ず病院の経営が成り立つだけの収入だという根拠があることも大臣は言えないわけじゃないですか。そうすると、実際、今、一万六千百九十円ですと。その結果、いっぱいもらっても、またこれも悲しい事態なわけですけれども、何とかそれで収入としても成り立つ場合もあるか...全文を見る
○宮本委員 受入れに対して出すのは当然なんですよね。でも、確保の部分についても、受入れと確保とセットでですよ。セットで、感染症対策に協力した病院が結果として減収にならないように、そこはそうしますよということを言っていただければいいんですよ。
○宮本委員 個々の病院と言いますけれども、個々の病院によって、結果としてですよ、私が言っているのは、コロナ対策の部分について言っているわけですよ。コロナ対策の部分について、ベッドの埋まり方だとかいろいろなことによって、空床のある期間によって影響が出るわけですから、そこはちゃんと、...全文を見る
○宮本委員 ですから、それは空床の期間によって結果として違うことが出ますよということを言っているわけです、私は。そこを検討してください。  時間がなくなってまいりましたので、次の問題に行きます。  医療も今、受診抑制がかなり広がっておりますし、それから、介護や障害者福祉でも利...全文を見る
○宮本委員 補正予算でしっかり対応していただきたいと思います。  それから、具体的に、他のサービスを代替した場合、他のサービスといいますか、やり方を変えた場合でも出しますよという通知が出ていますよね、介護にしろ、障害者福祉にも。  こういう話があったんですよね。障害者の入所施...全文を見る
○宮本委員 通所施設というふうに読んじゃっている自治体もありますから、入所施設というのも含めて、わかるように、次の周知をやるときは書いていただきたい。うなずいていただいているので、わかっていただいたと思います。  あと、就労継続支援B型のところからこういう話を聞いているんですよ...全文を見る
○宮本委員 これはずっとこの数年続きますから、この仕組み自体を、私は、この際、この仕組み自体がおかしいとずっと言ってきましたけれども、見直した方がいいということを申し上げておきたいと思います。  最後に、住まいの問題について伺います。  派遣切りで職と住まいを一度に失うという...全文を見る
○宮本委員 ちょっと、国交省のは、もしかしたら、どこで詰まっているのかわからないですけれども、うちの事務方のところで詰まってしまったのか、よくわからないですけれども、後で国交省についてはお伺いします。  最後ですけれども、生活福祉資金貸付制度が今始まっています。給付金自体は一世...全文を見る
○宮本委員 ツイッターで流すよりも、LINEでどかんと八千万人に届けるという手もありますので、よろしくお願いします。  時間になりましたので、終わります。
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○宮本分科員 日本共産党の宮本徹です。  ちょっと質問の通告の角度も変えて伺わせていただきたいと思います。  きのう、東京で百四十三人新たに新型コロナウイルスの感染が確認されて、三分の二が感染経路がわからないということで、東京でも学校の休校が延長されるということになりました。...全文を見る
○宮本分科員 保育園、幼稚園だけじゃなくて、学校も含めて、ぜひお願いしたいというふうに思うんですよね。医療関係者プラスアルファの部分があると思うんですよね。福祉を支えている皆さんも本当に必死でやられていますので、そういうどうしても社会の維持のために働かなければならない人たちはしっ...全文を見る
○宮本分科員 武蔵村山市で生活実態調査というのをやって、これは去年の三月に公表されているものがあるんですね。小学校五年生と中学校二年生の調査なんですけれども、中学校二年生の場合、自分専用の勉強机があるというのは、一般層では八四%、困窮層では六三%。自宅で宿題ができる場所があるとい...全文を見る
○宮本分科員 先ほど私はイギリスの例をお話ししましたけれども、イギリスは、そういう医療関係者や警察官だとか教育関係者の子供に加えて、支援が必要な子供を受け入れるというのを明示的にやっているんですよね。  ですから、そこはかなり明示的にやっていただかないと、本当に大変な状況に子供...全文を見る
○宮本分科員 お願いしたいと思います。  それから、あともう一つ、私もたくさん聞いた声が、昼食の問題なんですよね。学校休校の間の昼食で、一人親の皆さんだとかから大変だという声が上がっています。私の知り合いでも、シングルファーザーで、三人男の子を育てているお父さんがいます。実は、...全文を見る
○宮本分科員 工夫の一つという答弁をずっとされているのは私も存じて、その上で、工夫の一つで、東京を見ても、給食を考えているという自治体ももちろんありますけれども、なかなかそうはなっていない現状がありますので、もう一歩踏み込んで、促すということをぜひやっていただきたいと思います。 ...全文を見る
○宮本分科員 これはいいことだよということで、奨励的にやっていただきたいというふうに思います。  それから、あともう一点、就学援助について、三月二十四日に出た文科省の通知では、新型コロナウイルス感染症の影響等により家計が急変、年度の途中において認定を必要とする者については、速や...全文を見る
○宮本分科員 よろしくお願いします。  それからあと、学生なんですけれども、学生も、バイトがなくなって収入が途絶えて困窮しているという声がたくさん上がっております。飲食店はどんどんどんどん閉まっていますし、いろいろなところが休業に入っていますので、大変なわけですよね。この間、修...全文を見る
○宮本分科員 今、一世帯三十万円の給付金というのが政府で検討されていると思うんですね。多分、これも世帯単位だから、親の収入は減っていないけれども、学生が、学生の分はアルバイトで稼いで生活費へ充てていたけれども、学生の収入が減ったからというので受けられるようになるんですかね、これは...全文を見る
○宮本分科員 学生も雇調金の対象になり得る、それは法律上はそうだと思うんですけれども、実際どこまでそれが対応されるのかという問題があるわけですよね。しかも、なおかつ、休業手当は六割ですから、アルバイトと奨学金で今までやってきた学生はどうするのかということが起きるわけですよね。 ...全文を見る
○宮本分科員 ぜひ厚労省との相談をお願いしたいと思います。  次の問題に移りたいというふうに思います。  これも大学生にかかわる問題ですけれども、新しい修学支援制度がこの四月からスタートいたしました。その一方で、去年ずっと一年議論になってきたわけですけれども、国立大学の授業料...全文を見る
○宮本分科員 ですから、後退禁止原則というのがあるのかと私は問うたんですけれども、それについて知っているとも知らないとも、まさか知らないということはないかと思うんですけれども。  国連人権規約は、社会権規約第二条第一項で、この規約の各締約国は、この規約において認められる権利の完...全文を見る
○宮本分科員 ですから、私の、この人権規約の後退禁止原則との関係で違反じゃないかということに対して、ちゃんとした反論が来ないわけですよ。私は、そこをちゃんと検討されていないというのは大変問題だと思いますよ。  時間が来たから終わりますけれども、本当は、この新しい制度で三浪以上が...全文を見る
04月10日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  私も、新型コロナウイルス対策についてお伺いいたします。  一昨日、都内のタクシー会社が六百人を一斉に解雇すると、大変衝撃的なニュースが流れました。タクシー業界自体、売上げも激減して、運転手さんも歩合制で収入は激減しているわけです。  ...全文を見る
○宮本委員 個別について述べられないというのはいつもここでおっしゃっていることだからいいんですけれども、報道で見えている事実だけでも、社長の発言一つをとってみても、予告手当は支払えないと自分からメディアに向かってしゃべっているわけですから、これは適切に指導をしっかりしていただきた...全文を見る
○宮本委員 よろしくお願いしたいと思います。  それから、今回の新型コロナウイルスの事態を受けて休業手当を、労基法で休業手当は平均賃金の六割以上ということになっているわけですけれども、これで雇用を守るインセンティブになるのかというのは、どこかの段階でやはり再検討しなければいけな...全文を見る
○宮本委員 八万六千件、全体の中には、当然、雇調金の相談もあれば、いろいろな相談もあるし、労働者の側からは休業手当が支払われていないという相談もあるんですけれども、全体として、朝も、雇調金の受け付け、相談だけでもパンクしているという話がありましたけれども、労働者の暮らしを守る、あ...全文を見る
○宮本委員 もちろん雇調金の対応もやってほしいんですけれども、同時に、ちゃんと労働者の側の相談にも、休業手当が支払われないということになったら、それはその企業に対して指導しなければいけない。そちらの方も、両方しっかりと体制をつくっていただきたいということであります。
○宮本委員 体制の強化も含めて、しっかりやっていただきたいと思います。  それから、あと、次に行きますけれども、緊急事態宣言が行われまして、学校休校も延長されました。学童保育については、適切な感染防止対策をやった上で、受入れを制限して開所するという方向が示されているわけでありま...全文を見る
○宮本委員 財政支援をしっかりお願いしたいことと、あとは、やはり学童の指導員の皆さんのお話を聞いていても、朝七時に家を出て、学童を開所して、子供たちを送り出して、それから事務仕事をやって、家に帰ったら夜十時半と。それをずっと続けているわけですよね。少ない体制でこれをやっているわけ...全文を見る
○宮本委員 学校に併設されている学童のところは連携をいろいろとれるところもあると思うんですけれども、そうではない学童もいっぱい世の中にはありますので、よくその役割分担を整理していっていただきたいと思います。  あと、放課後デイについても、これは休校延長に伴って同様に支援を継続し...全文を見る
○宮本委員 よろしくお願いしたいというふうに思います。  それから次に、介護のことについてお伺いしますが、デイサービスが、通所で使っている方が全国どこでも減っていると思います。とりわけ、ぎりぎりの人数で運営している小規模な事業者は、来ている方はいるわけですね、その人たちへのサー...全文を見る
○宮本委員 基本的には、来なかったからということで報酬が減らない仕組みをいろいろ考えていただきたいと思います。  あと、午前中、阿部さんから質問がございましたけれども、医療現場で、とにかく感染防護のためのN95マスクも足りない、ゴーグルもガウンも足りない、代用品を使って現場はや...全文を見る
○宮本委員 全く足りていないというのが今の現状ですから、だからN95も使い回しましょうという話に厚労省もなっているわけですから、そこはしっかりした対応をお願いしたいというふうに思います。  最後、一問だけですけれども、医療の体制なんですけれども、本当にお医者さんも看護師さんもへ...全文を見る
○宮本委員 医療現場はもう既にへとへとの状況ですから、速やかな支援をお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月14日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、新型コロナ対策にかかわって、差押えについて伺います。  今度の緊急経済対策で、収入に減少があった事業者の税金、社会保険料については一年間、納付猶予の特例を設けるということになりましたけれども、その一方で、こんなときに、過去の社会保...全文を見る
○宮本委員 ところが、一方、私たちの友好団体のところには、差押えするぞというおどしがこの四月に入ってからも続いているわけですよ。不徹底ですよ。これは徹底していただきたいというふうに思います。  それからもう一点、補正予算に子育て世帯への臨時特別給付金がありますけれども、これは生...全文を見る
○宮本委員 生活実態からいって、物価が、いろいろなものが上がっているというのは、生活保護世帯も支出がふえているという認識は大臣もあるわけですよね。
○宮本委員 過去の災害のときだと、義援金だとかも含めて収入認定にしなかったわけですよね。今回のケースでいえば、収入認定にしないというのが普通の考え方だと思いますので、そこはしっかり対応していただきたいと思います。  その上で、きょうは資料をお配りしておりますが、前々からちょっと...全文を見る
○宮本委員 今の説明ではよくわからないんですけれども、不正があったからこうなったんだと。この靴屋さんは別に不正をやったわけじゃないけれども、排除されているわけですよね。  議事録を見ましたけれども、治療用装具を取り扱った義肢装具士の氏名ということで、これもきちんと書いていただく...全文を見る
○宮本委員 そんな議論はされていないですね、私は議事録を見ましたけれども。  不正防止のために、責任を明確化するために記そうということになったんじゃないんですか。
○宮本委員 無資格者による採型、採寸といいますけれども、採型、採寸は無資格でもできるんですよ。おかしなことを言わないでくださいよ。そういう議論は全然なされていないですよ、議事録を私は見ましたけれども。不正があったから、責任を明確化するために記したわけですよね。  おかしなことを...全文を見る
○宮本委員 私が事前にもらったメールがありますが、一言で言えば、侵襲性のない行為は医行為には該当しません。人体に侵襲性がある行為は医行為ですが、侵襲性のない行為は医行為に該当しません、簡単に言えばこういうことでいいわけですよね。  危害を与える、あるいは危害を与えるおそれがある...全文を見る
○宮本委員 ですから、今まで、この二年前の通知が出るまでは、医師の指示のもとに、義肢装具士じゃない、義肢装具士よりももしかしたら高い技術を持っている靴屋さんがつくれたわけですね、保険で。ところが、突然つくれないという話になったわけですよ。  これは本当に私はおかしな話だと思うん...全文を見る
○宮本委員 ですから、議論をしていないわけですよね。知らなかったんですよ、皆さんは。皆さんは、障害者の皆さんの具体的な実態を知らずに議論をして、普通の義肢装具業の皆さんのお店を回ってもつくれなかった、歩けなかった、そういう靴しかできなかったけれども、ドイツで修行を積んで高い技術を...全文を見る
○宮本委員 いや、違いますよ。現行法の解釈がなぜ変わったのかということを聞いているわけですよ。
○宮本委員 今まで何十年も、メディアで報道されていても、何も皆さん、一言も言っていないですよね。変えたんですよ、皆さんは。今まで全部保険者で受け付けされてきたじゃないですか。変えたんですよ。変えたのを変えていないとか、昔からそうですなんて言わないでくださいよ。桜を見る会なんかと同...全文を見る
○宮本委員 つまり、三十年二月までは解釈がなかったということじゃないですか、皆さんの方で。保険者に対しても示している解釈はなかったということじゃないですか、今の答弁は。そうでしょう。新たな解釈を法律も変えてもいないのにつくって、人権侵害ですよ、やっていることは。そういう自覚がない...全文を見る
04月14日第201回国会 衆議院 本会議 第18号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。  日本共産党を代表して質問いたします。(拍手)  総理、なぜ、今、このタイミングで年金法案の審議なのですか。新型コロナの爆発的感染を阻止できるかの重大局面です。新型コロナ対策を担う厚労省職員は疲弊しています。年金法案の審議は先送りして、全...全文を見る
04月17日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  法案について質問します。  今度の法案は、これまで七十歳だった年金の受給開始時期の選択肢を七十五歳開始まで広げるということです。本会議では、高齢者が意欲を持って働ける環境整備なんだ、こういう説明がありました。本当にそうなのかな。年金がふ...全文を見る
○宮本委員 ちょっと早口だったんですけれども、つまり、六十五歳から八十五歳までもらったら、かかる税金はその二十年間で四十二万円だ、同じ年金を繰り下げて七十五歳から八十五歳まで受け取ったら、かかる税金は二百二十五万円だと。百八十万円ぐらい、年金にかかる税金だけでもふえる。  さっ...全文を見る
○宮本委員 つまり、貯金があって余裕があるからということじゃなくて、将来の安心のために選んでいる方が一番多い、四一%という話です。  私の知り合いなんかでも、離婚して蓄えも少ない、年金も少ない、体が動くまで働かないと将来が見通せない、そういう方で、年金を我慢して七十歳まで頑張っ...全文を見る
○宮本委員 じゃ、購買力の方で見たらどうですか。
○宮本委員 所得代替率で見たらどうですか。
○宮本委員 いや、そういうことを聞いているんじゃなくて、所得代替率で見たらどういうふうになるんですか。七十五歳まで繰り延べた場合、マクロ経済スライドが全部調整し終わった後、七十五歳まで繰り延べた場合の所得代替率と、現在の七十歳まで繰り延べた場合の所得代替率は、どちらが大きいですか...全文を見る
○宮本委員 ですから、今の年金のもとで七十歳でもらう所得代替率よりも、将来、マクロ経済スライド調整後、七十五歳でもらう所得代替率の方が低い、そういうことでよろしいですか。
○宮本委員 つまり、所得代替率ベースで見ると、結局、マクロ経済スライドでどんどん年金を目減りさせていくということは、今の年金制度のもとで七十歳まで頑張ろうと思った人は、七十五歳まで頑張らなきゃというか、七十五歳まで頑張ってもそういう所得代替率の年金は得られないということになってし...全文を見る
○宮本委員 試算ぐらい、こっそりやっているんじゃないですか。だって、この間、新聞報道では、いろいろいろいろ、五年後に向けて検討課題だみたいなことが何回か報道でも出て、観測気球を上げているじゃないですか。何かやっているのかなと思うんですけれども。  私たちもちょっと試算をしてみま...全文を見る
○宮本委員 ぜひいろいろな制度設計を考えていただいて、私たちとしてもいろいろな試算を示していきたいと思いますので、引き続き議論していきたいと思います。  きょうは終わります。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  全国に緊急事態宣言が出ましたけれども、既に国民の暮らしは緊急事態なんですよ。余りにも遅過ぎるんじゃないですか。先ほどの話を聞いても、雇調金が届いたのは三件六十七万円、学校休校の父母への助成金、合わせて十二件三十三万円。余りにも遅過ぎますよ...全文を見る
○宮本委員 いや、固定費を参考にしても、何カ月分というのがなかったら根拠が全くわからない。一カ月分ということなんですかね、そうしたら。全く今の説明ではわからないんですが、二百万円では全く足りないところはどうするのかという問題があると思うんですよね。  私、先日、あるミニシアター...全文を見る
○宮本委員 ですから、そういうもろもろのメニューをおっしゃったけれども、雇調金はいつ出るかわからない事態にもあるわけですよ。人件費は、一人一日八千三百三十円を上限に九割まで出すということになっても、一割は出さなきゃいけない。さらに、何よりも、先ほども言いましたけれども、家賃ですよ...全文を見る
○宮本委員 貸付けに手を出して返せる当てがあるのかないのかという、ここのちゅうちょもあるわけですよ。それは、当然、従業員の給料も払わなきゃいけない、家賃も払わなきゃいけない。貸付けには手を出すでしょう。だけれども、限度があるわけですよ。  先ほど来議論になっていますけれども、五...全文を見る
○宮本委員 本当に冷たいですね。中堅企業ぐらいだったらまだ、その後を考えて、返せるかなと思って、貸付けに手を挙げる人がいるかもわからないですけれども、本当に小さな事業所からいったら、貸付けに手を出すこと自体が怖いわけですよ、返せるのかなという思いがあって。だから、給付金という話を...全文を見る
○宮本委員 もっと町場のお店の意見を総理も聞かれた方がいいですよ。五割減る月がやってくるまで待つ前にお金がもたなくなりますよ。ぜひ、与党の皆さんからもそういう声も出るでしょうけれども、総理御自身が町場の意見を聞いて考え直していただきたいと思います。  最後に、家計への支援につい...全文を見る
○宮本委員 非正規の人には、二十万、二十万、二十万、借金をしてくれ、そして将来稼いで返してくれ、そういう話じゃないですか。だって、将来免除になるのは非課税世帯だけですよね、今度の特約というのは。そうでしょう。ですから、非正規の皆さん、非課税よりもちょっとわずか出る方々に、借金をし...全文を見る
04月24日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、新型コロナウイルス対策について質問いたします。  埼玉県で、お二人の方が自宅療養中に亡くなるということが起きてしまいました。  大臣は、昨日、軽症者の方は宿泊施設が基本だということを表明されました。  その上で、都道府県が宿泊...全文を見る
○宮本委員 しっかり支援できていたら、軽症者の施設はもっとたくさん確保できているわけですよ。実際はそうなっていないわけですよね。  総理はたしか、記者会見でこの軽症者の問題を言われたときに、必要ならば自衛隊の医療スタッフも動員してやるんだということをおっしゃられたと思うんですよ...全文を見る
○宮本委員 ちょっと確認したいんですけれども、今、政府の医療スタッフは、軽症者の施設に対して何人が協力されているんでしょうか。
○宮本委員 実際にどれぐらい医療スタッフが足りなくて、まだ確保できていないんだったらこれだけ出しますよ、そういう相談を詰めて、急いでやっていかなきゃいけないんじゃないですか。埼玉では、確認されたうちの半分ぐらいの方が自宅療養ということになっているわけですよね。物すごく不安だと思い...全文を見る
○宮本委員 実際にどれだけ足りないのかというのを把握して、進めていっていただきたいと思います。  それから、二つ目ですけれども、病院の減収に対する支援策についてお伺いしたいと思います。  一つは歯医者さんなんですけれども、歯医者さんは、まさに、治療するときに唾液がかかるという...全文を見る
○宮本委員 持続化給付金、先週ここで総理とも議論させていただきましたけれども、その額では家賃の一部にしかならないような場合も少なくないわけですよね、とりわけ都市部では。ですから、もっと踏み込んだ支援が必要だというふうに思います。  きょう資料を配付させていただいておりますけれど...全文を見る
○宮本委員 介護についても電話でもいいですよ、障害者福祉も電話でもいいですよというのを特例としてやられたわけですけれども、利用料が発生するわけですよね、使う側には。なかなか、例えばデイサービスに来られなくなった方々に電話で、事業者の側はそれで救われるかもわからないですけれども、利...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。九十歳ゼロカ月を超えれば、七十五歳に繰り下げた場合でもというお話でした。  ただ、さっき、六十五歳から七十五歳までは国保の金額も足しているわけですよね、国保の保険料も。ただ、七十五歳の場合は国保は足していないわけですよね。勤労者だから国保じゃな...全文を見る
○宮本委員 つまり、この場合は、平均余命よりも二年一カ月長生きすれば超えるということであります。  ちょっと一つ前の質問に戻りますけれども、さっき、後期高齢の側に、六十五から七十五までの国保も、百五十三万の中には国保の負担料も入っているという話だったんですけれども、国保の負担料...全文を見る
○宮本委員 ですから、お伺いしたいのは、六十五から七十五は、繰り下げた場合は皆さんの想定が働いているということを想定しているんだと思うんですけれども、その場合は、国保じゃなくて、国保は払わないけれども、かわりに、協会けんぽなり、あるいは企業の健保も入っているわけじゃないですか。そ...全文を見る
○宮本委員 六十五から七十五の国保は入っているわけでしょう、国保の負担は、さっきのお話で。入っていないんですか。入っていない数字ですね。
○宮本委員 ですから、私の理解では、六十五から七十五の方だけ国保を入れて、七十五に繰り下げた場合は協会けんぽなり企業健保の保険料を払っているわけですから、そこの比較はいろいろな想定があってやりようがないから、六十五からの場合は国保を引いて比べたのも出していただきたいと思っていたん...全文を見る
○宮本委員 それぞれはそれぞれなんですけれども、税金や保険料のふえ方は、物すごく大きくふえるケースが多いわけですよ。平均的な厚生年金、十五万円ですからね。それで大体試算してもらったわけですよ、今回は。その税と保険料の負担のふえ方が物すごく大きいわけですから、平均の場合はこれぐらい...全文を見る
○宮本委員 それは私は大変不親切な話だと思いますよ。少なくとも、平均の場合はこれぐらいです、あるいは、かなり大きな、税金や社会保険の負担がふえるケースがありますよというぐらいは言うべきですよ。  これだけを見たら、物すごくお得ですよとしか、このお知らせを見たら見えないわけですよ...全文を見る
05月08日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、牧原経産副大臣に来ていただきました。  まず、持続化給付金についてお伺いしたいと思います。きょうから給付が始まったという報道が流れておりますが、要件が前年度比で売上げが五〇%以下ということです。  フリーランスの方々の中には...全文を見る
○宮本委員 今の答弁を聞いたら、本当にフリーランスの皆さんはがっかりしますよ。がっかりすると思いますよ。  本業の事業者は救済する。本業でミュージシャンをやっている、本業でスポーツのインストラクターをやっている、本業で司会業をやっている、そういう方々が税務署に言われて、税務署に...全文を見る
○宮本委員 今のところって、今までそうだったけれどもそれでは救われないという声が上がっているわけですよ。それで、先ほど、牧原さんのところにもそういう話が来ているという話じゃないですか。  恐らく、経産省にも直接、おかしいんじゃないかという声が幾つも寄せられているというふうに思い...全文を見る
○宮本委員 いや、慎重な検討というのは本当に何もやらないというのに等しい答弁で、これでは私も引っ込むわけにはいかないと思っていますので。  与党の皆さんのところに寄せられている声も結構あると思いますよ。皆さん、ある、あると言っているじゃないですか。最近そういう話が多いんですよ。...全文を見る
○宮本委員 登園自粛をお願いしているのは、これまた国なわけですよね。国なんですよ。そして、そこに協力しているんですよね、利用者の皆さんも施設の側も協力しているんですよ。それに対して、持続化給付金をつくるだとか、あるいは今与野党の中でも家賃支援の話だとか、いろいろなところでちゃんと...全文を見る
○宮本委員 臨時交付金で減免の措置だとかがとれるという話ですけれども、そういうことを、自治体任せではなくて、登園自粛をお願いしている政府の立場としてちゃんと物を言わなきゃいけないんじゃないでしょうかということを私は申し上げているわけです。
○宮本委員 やはり、もうちょっと登園自粛をお願いした政府として責任ある態度をとっていただきたいというふうに思いますね。できるじゃなく、自治体任せではなくて、ぜひこれを活用してやっていただきたいぐらい言わないと進まないですし、臨時交付金だって一兆円では足りないという声が、きょうもい...全文を見る
○宮本委員 よくわからないんですけれども、年金財政には中立に改定すると思うんですけれども、いや、タイミングはいつなのかということを聞いているんじゃなくて、何歳程度延びたらこの増額率〇・七から変えないと財政中立にならないのか、そういう話を聞いているわけです。
○宮本委員 わかりました。初めからその数字を言っていただければいいんですけれども。  つまり、前回議論したときは、税金と健康保険の保険料を加味したら、平均的な十五万円の厚生年金の場合は九十歳で繰り下げた場合も実質の可処分年金がとんとんになるという話でしたが、実際は九十歳になる前...全文を見る
○宮本委員 六%という話であります。ですから、十何人かに一人は運用利回りがマイナスになってしまっている。それは二〇一八年度末ですかね、さっきの数字であります。  この間、コロナショックで株価が下がっていますから、六%どころじゃない方が元本割れになっているということじゃないかとい...全文を見る
○宮本委員 わかりました。年利が〇・一五%あれば手数料負けしないということであります。  ただ、iDeCoは、元本確保型と、投資信託で運用してリスクとリターンとどっちなのかわからないタイプとあるわけですけれども、元本確保型を選んだ場合は〇・一五にいかないわけですよね。今、定期預...全文を見る
○宮本委員 大企業に対して税で求める、社会保険料で求める、どちらも追求していくべきだと私は思っています。  標準報酬月額の上限を引き上げた場合に、前も私は本会議でも言いましたけれども、アメリカのようなベンドポイントを導入していくという考え方も私はあるというふうに思っております。...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今回、野党案は撤回となりましたが、年金の少ない方への生活支援給付金の引上げ、GPIFの安定的な運用など、野党案は全面的に実現すべきでありました。この実現のために引き続き努力することをまず初めに表明したいと思います。  その上で、修正案に...全文を見る
05月11日第201回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、学生への支援について私もお伺いしたいと思います。  学生団体の調査では、学生の五人に一人が大学をやめるとお答えになっていて、大変深刻な事態であります。野党は、けさ、授業料の半額、そして最大二十万円の給付の法案を出しました。与党から...全文を見る
○宮本委員 修学支援法の対象が狭いから、大学をやめるという話が今出てきているわけですよ。  そして、大学が授業料減免をやったらそこに幾らか助成すると言いますけれども、これは、大学の責任じゃなくて国の責任で本来私はやらなきゃいけない話だと思いますよ。  そして、今、学生に聞きま...全文を見る
○宮本委員 順序が逆なのは今の萩生田大臣の答弁だと思いますよ。国の要請で、大学は、開かないということで、登校しないということをやっているわけです。だから、国の責任で保育料は日割りで返しているわけですよ。なぜ、保育料は返せて、大学の授業料は国の責任で返せないのか。全く私は筋が通って...全文を見る
○宮本委員 私は実態をつかんでいるのかと聞いたんですけれども、実態についてのお話が何もなかったんですけれども、恐らくまともな調査もやっていないんじゃないかと思いますが。  先ほど、経済団体などに要請書を出しているという話で、私もそれを見させていただきましたけれども、派遣会社に対...全文を見る
○宮本委員 実態をつかんでいると言って三百九名ですか。そんな規模じゃないですよ。労働組合の皆さんのところに相談に来ているだけでも、はるかに大きな規模の派遣切り、雇いどめというのがやられております。今、リーマン・ショックのとき以上の大量の派遣切りになるかもわからないということが、多...全文を見る
○宮本委員 ですから、業界への要請だと届かないわけですよ。  派遣会社というのは、許可されているわけですよね、今は。一定の資本金がなければ派遣会社というのは今は認められない、資産がなければ認められないということにもなって、体力が全くない派遣会社はないわけであります。  一方、...全文を見る
○宮本委員 お願いじゃなくて、総理のもともとの答弁は、厳正に指導していくというのが派遣法改正のときの答弁ですからね。お願いベースじゃなくて、ちゃんと雇用安定の措置の義務を果たす、努力義務を果たせということで、本当にしっかりと指導して、雇用を守るために力を尽くしていただきたいという...全文を見る
○宮本委員 いや、国家公務員並びにしちゃだめなんですよね。国家公務員と区別をして、政治が、時の政権が人事に介入できないように今まで検察官の仕組みはやってきたわけですよ、定年延長の制度を。そこになぜ手をつけて、検察官の人事にまで時の政権が介入できるようにしようというんですか。  ...全文を見る
○宮本委員 全く国民の怒りに応えていない、国民の声に耳を傾けるつもりもない、そういう姿勢に、国民はますます今度の検察庁法を通そうということに危惧を持つと思いますよ。  検察庁法の改正案は撤回すべきだということを強く申し上げて、質問を終わります。
05月12日第201回国会 衆議院 本会議 第23号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。(拍手)  冒頭、二点お伺いいたします。  総理、検察庁法改正案への抗議がなぜ大きく広がっているとお考えですか。時の権力をそんたくする検察にしては絶対ならないからです。民主主義の根幹を揺るがす大問題だからであります。  法改正で恣意的な人...全文を見る
05月13日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、予算委員会の続きですけれども、派遣の問題についてお伺いします。  予算委員会の際に、派遣の解雇等、厚労省がつかんでいる数が三百九人という答弁がありましたけれども、そんなはずないだろうと思って、信濃毎日新聞の報道を見たら、長野労働局...全文を見る
○宮本委員 四百名というのは、これは長野の労働局の百四十九人を入れた数なんですか。
○宮本委員 だから、それはどういうつかみ方をしているのかなというふうに私は思っちゃうんですよね。多分、長野の労働局だけは、ちょっと報道を見たら、派遣元にみずから聞き取りをして、つかんだ数が報道されたんだと思うんですけれども、全国的にはそういうことをやっていないから、四百という数に...全文を見る
○宮本委員 指導するということなんですけれども、今指導しているとおっしゃられても、厚労省がつかんでいるのは四百人だと。でも、実際は、労働力調査で見たら二万人、三月で減っていると。四月は物すごい数、もっと減っていますよ。五月はもっと更に減っていく。派遣労働者は雇いどめに遭っているわ...全文を見る
○宮本委員 派遣法が改正される前は、派遣先の側に労働契約申込義務というのがあったわけですけれども、それがなくなっちゃったわけですよね。ですから、今、現行法で唯一定められている派遣先の義務は、雇入れの努力義務しかない。政治が派遣先の側の責任を取っ払っちゃったという政治の側の責任があ...全文を見る
○宮本委員 今の答弁は、見きわめて対応を考えるということだと思うんですけれども、その見きわめる後ろというのはいつごろまでと考えているんですかね。きょうはもう五月の十三日ということで、五月末には一斉に、これで終わりですよという話が、恐らくかなりの数やられると思います。これは労働局か...全文を見る
○宮本委員 いや、それはわかりますよ。雇調金そのものを、上限の引上げだとか何だとかというのもありますけれども、ただ、期間については、これは延ばす方向で検討しているということぐらいはもうにじみ出しておかないと、なかなか、雇用を継続してくれ、雇調金を使ってくれという話にならないんじゃ...全文を見る
○宮本委員 早急な判断をお願いしておきたいと思います。  次に、国民健康保険の傷病手当金についてお伺いしたいと思います。  これも三月にここで大臣と議論した記憶がありますけれども、コロナに感染したり、あるいはその疑いで仕事を休む場合、非正規労働者については、国が全額について財...全文を見る
○宮本委員 被用者以外は収入の減少をどうやって判断するんだと、収入の問題ですかね、それは難しいんだという話がありましたけれども、それはいろいろなやり方が考えられると思いますよ、私は。最低賃金で出すだとか、そういうことなんかも考えられると思いますよ。  ただ、やはり、同じ保険料を...全文を見る
○宮本委員 ですから、弾力的な運用といっても、収入、資産要件は従来どおりになっているわけですよね、基本的には。半月までの資産と。そこまで減ったら、その次にまた立ち上がるときが大変になるわけですよね。だから、もうちょっと余裕を持った、三カ月分ぐらい、せめて保有を認めるようにした方が...全文を見る
○宮本委員 しっかり対応をお願いしたいと思います。  最後に、一月前に取り上げさせていただきました靴型装具の問題、残った時間でお話しさせていただきたいと思います。  四月に、二〇一八年の誤った通知の誤った運用で、障害者の方が、やっと自分が歩ける靴をつくってもらえる技術者に出会...全文を見る
○宮本委員 僕、ちょっと今の答弁は納得いかないので、また次やらせていただきますけれども、治療といっても、生々しい治療と、そうじゃない治療があるわけでしょう。難病で、徐々に足の長さが片足が短くなっていくだとか、あるいは徐々に足が変形していくだとか。生々しい状態にある方に対して適合、...全文を見る
05月15日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず初めに、資金繰り支援と日本政策金融公庫の姿勢についてお伺いしたいと思います。  一昨日、年商六億円を超えるある社長さんからの苦情を伺いました。従業員の給与を支払うのも家賃も大変なので、日本政策金融公庫に実質無担保無利子の三千万上限の...全文を見る
○宮本委員 しっかり指導をお願いしたいというふうに思います。  先ほど赤字だとかなんとかにかかわらずという話がありましたけれども、ちなみに、この事業所は返済できるぐらい黒字でこのコロナ危機まではやっていたところですからね。年商もこれだけあって黒字でやってきているところに対して、...全文を見る
○宮本委員 ちょっとよくわからないですね。
○宮本委員 ということは、前払いではないということで、そこはやはり、私はぜひ更に考えていただきたいと思います。(発言する者あり)
○宮本委員 ですから、幾ら支払うという明細が出た段階で申請は受け付ける、雇用調整助成金が振り込まれ、支払いは確認される。そこをちょっとお願いします。
○宮本委員 今の最後のが大臣の答弁だということで、それは理解します。  それで、あともう幾つか確認したいことがあるんですけれども、大臣はけさの記者会見で、休業した場合の給付金にかかわって、使用者の責めに帰すべき事由により労働者を休業させた場合は休業手当の支払い義務があると強調し...全文を見る
○宮本委員 それと、報道を見ると、これは対象は中小企業だというふうに報道も出ていたりするんですけれども、いろいろな報道があって、どこまでがどうなのかというのはわからないんですけれども、今、大企業が非正規労働者に休業手当を出していないというケースも結構あるわけですよね。正社員には休...全文を見る
○宮本委員 困っている人たちみんなを救わなきゃいけないという思いが一方でありながらも、大企業が、例えばコナミは、この間物すごく大きく報道されていますけれども、内部留保自体は一千七百億円も持っている大企業が雇用への責任を果たさずに、はい、あなたは国の方の直接の給付金をもらってくださ...全文を見る
○宮本委員 労働基準法上の休業手当の支払い義務というのは当然あるわけですから、ただ、こういう事態だからどうするのかということで、みんなで知恵を出さなきゃいけない面はあるんですけれども。ただ、やはり、労働基準法の原則は踏まえていただくというのを大前提で対応するのが大事かなということ...全文を見る
○宮本委員 把握していないということなんですけれども、二つの自治体がある。私が把握している範囲ですから、全部調査したわけじゃないですけれども。鳥取県の岩美町が個人事業主も対象にしたということで、私もきのう知って電話させていただいたんですけれども、そうしたら、副町長さんのお話を伺う...全文を見る
○宮本委員 ですから、これだけが特例扱いにずっとなっちゃっているわけですよ。国家資格というのをこういう扱いにしていいのかというのが問われなきゃいけないというふうに思います。  先ほど尾辻さんからも社会保障審議会の福祉部会の結論は両論併記だったというお話がございましたけれども、福...全文を見る
○宮本委員 賛成だという方が二名で、慎重だ、反対だという方が六名で、立場がわからないというのが一名だというお話でございましたが、審議会の議論では、私も議事録を読ませていただきましたけれども、物すごく反対意見がわあわあ出る状況だったんですよね。ところが、特例措置の延期ということにな...全文を見る
○宮本委員 皆さん本当にお忙しいと思いますよ、とりわけコロナの対応もこの間ありましたから。ですけれども、この審議会があったのは、コロナの対応の前の去年の話なわけですよね。これだけ反対意見が出て、異例の国家資格試験にかかわって、試験を受けなくても不合格でも学校さえ出ていれば国家資格...全文を見る
○宮本委員 与党の意見を受けて厚労省でこうなったんだという話なんですけれども、与党の皆さんはこの議事録を読まれたんですかね。そういう聞き方をしたらちょっと失礼になっちゃうかもわからないんですけれども。  だって、国会は、前回法律を延長したときに附帯決議までつけて、着実にこの経過...全文を見る
○宮本委員 そういう話を聞いていますと、結局、試験を受けなくても資格が得られるから、それが人材確保につながっているからという説明にしか聞こえないわけですよね。そんなのでいいんですかね。やはり、国家資格というのはそういうものじゃないんじゃないですか。介護福祉士の資格というのはそうい...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたから終わりますけれども、この問題は次回もやらせていただきます。  ありがとうございました。
05月20日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、伊佐さんからもありました、けさの報道についてお伺いします。  共同通信が、アビガン、有効性示せずということで配信をいたしました。藤田医大の臨床研究では、今月中旬に厚労省に報告した中間解析結果で、ウイルスの減少率に明確な差が出なかっ...全文を見る
○宮本委員 しっかりそこは科学的にお願いしたいと思います。  次に、新しく検討されている休業給付金について何点かお伺いしたいと思います。  登録型派遣で働いている方は、百四十万人いる派遣労働者の半数を占めております。この間も、観光業で働く添乗員の皆さんが全く収入がなくなったと...全文を見る
○宮本委員 雇用が継続しているということを言われますと大変心配になってしまうんですけれども。  登録型派遣、日雇派遣はそのときそのときに雇用が発生するということになるわけですよね。登録型派遣でいえばそうですよね。日々日々発生して、それが長く継続しているのかといったら、そうなって...全文を見る
○宮本委員 ほかの就業機会を確保しようにも、現時点ではなかなかないというのが現状なわけですよね。  ですから、本当に、コロナで収入が減った方々というのを漏れなく穴なくどうやって救うのかということをしっかり制度設計をしていかなければいけないというふうに私は思いますので、この点は大...全文を見る
○宮本委員 全国福祉高等学校長会の方の熱い思いを感じたという大臣からの答弁がありましたけれども、実は、けさ、こういう話を聞いたんですね。この全国福祉高等学校長会の方が署名を集めたそうなんですね。署名を集めて、厚労省の担当部署に話を聞いてほしいと言ったけれども、返事すら来なかった、...全文を見る
○宮本委員 昨年じゃないですよ、ことしの話なんですよね、これは。ことしの三月の話みたいなんです、私が聞いている話は。
○宮本委員 ちょっと改めて確認していただきたいと思います。こういう話を伝えてほしいという話で私も伺っているので、これは確認していただきたいというふうに思います。  それで、前回の質疑でこういう答弁があったわけですね。経過措置を終了すれば介護福祉士資格を取得できない可能性が高まる...全文を見る
○宮本委員 福祉部会の意見とこの厚労省の整理の間には大分乖離があるわけですね。  ちなみに、大臣も議事録を読んでいただけたと思いますけれども、帰国する人がいる、特定技能は難しいんだみたいな誤解された養成施設協会の方の発言に対して、厚労省自身がその場で、いえいえ、養成施設を卒業す...全文を見る
○宮本委員 一〇%未満が全部で二十九プラス六で三十五施設、そのうち〇%が二十九施設。ですから、九十五施設のうち二十九施設が合格した人はどなたもいない、だけれども試験は落ちても資格は得られるということで、資格を得たということであります。中には試験を受けずに資格を受けている人もいると...全文を見る
○宮本委員 ぜひ、過去の実績も含めて公表をしていただきたいというふうに思います。  きょうは配付資料を配っておりますが、これは介護福祉士養成施設の協会の留学生向けのホームページからとったものであります。英語表記のものですけれども、キャリアがどんどんこうなってアップしていきますよ...全文を見る
○宮本委員 実態を踏まえてやるべきだという点でいえば、ちょっと実態とは違うんじゃないかという大臣の思いも入っているのかなというふうに受けとめたんですけれども。そうであったら、うんとうなずいていただければ。いや、大臣はこれが実態だというふうに肯定されるわけでもないとは思うんですよね...全文を見る
○宮本委員 やはり、介護福祉士の養成施設の人たちにも、学んでいる人たちにはちゃんと国家資格試験に合格してもらって資格を取る、そのための援助こそ私は全力でやらなければいけないというふうに思います。  ちなみに、EPAルートのベトナム人の合格率というのは九〇%だという話なんですよね...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたから終わりますけれども、居宅の支援を全部できるわけではないわけですね、実際は、現場の実態は。それで利用料が発生するという問題も、とても現場の感覚からいえば合わないわけですから、しっかりと二次補正予算で、障害者福祉施設の減収分への対応、そして、私の前の委...全文を見る
05月22日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、前回事実確認をお願いした問題を伺いたいと思います。  全国福祉高等学校長会の方が三月に署名を渡したい、会いたいというお話があった件について、確認していただけたでしょうか。
○宮本委員 コロナの対応だという話ですけれども、メールを複数でチェックするだとか、日常業務も並行してやっているわけですから、やはりそういう体制は最低とるべきであったということを申し上げておきたいと思います。  私も、きのう、厚労省に行った後、先生方からお話を改めて伺いましたけれ...全文を見る
○宮本委員 私もいろいろ関係者にお話を伺うと、やはり、日本に来て学ぶために、留学生の皆さんは、EPAと違いますから、たくさんの借金をして来るわけですよ。ブローカーにもお金を支払う。現地での教育、そして日本での授業料というのもあるわけですよね。どうしてもアルバイト優先になっちゃう、...全文を見る
○宮本委員 私が今お話ししたのは、経済的な面も含めて、やはり更に突っ込んで考えないとまずいのではないかという問題提起をさせていただいているんですよね、経済的な支援も含めて。
○宮本委員 ですから、今の枠組みでは、先ほど言ったように、中途で退学する人もたくさんいる、勉強よりもアルバイトを優先せざるを得ない、たくさん借金をして来る、ここにもメスを入れなきゃいけないですし、そういうところをぜひしっかり考えていただきたいということを申し上げております。
○宮本委員 それだと足りなくて中途退学がいっぱい出ているんじゃないですか、アルバイト優先になっているんじゃないですか、そこをどうするんですか。全然回答はないですけれども、ぜひそこは考えていただきたいということを重ねて申し上げておきたいというふうに思います。  それから、研究者の...全文を見る
○宮本委員 実態はなかなか取得が進んでいないわけですね。とりわけ障害者福祉の方は、本当にこんなことでいいのかというぐらいな状況なわけであります。介護の側もこれからとりたいところが二割あるということですけれども、なかなか進んでいないというのは、やはり事務が煩雑過ぎるという問題もある...全文を見る
○宮本委員 前回の報酬改定のときの通知を見たら、改定の趣旨ということで、計画相談支援については、適切な支援の実施や体制の整備を図っている事業所において独立採算が可能となり、新規事業所の増加や既存事業所における相談支援専門員の増員が促進される、こういう内容で報酬改定をしたと言ってい...全文を見る
○宮本委員 今、生活介護は、一月マイナス何日というところまでしか報酬が出ない仕組みになっているわけですよね。ですから、その報酬体系では休日まで職員はとても配置できないという実態があるわけですね。ほかのサービスが地域によっては使えるという話ですけれども、地域によってはほかのサービス...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたから終わりますけれども、しっかり財源を確保して、自治体格差が出ないような形でやらないと絵に描いた餅になってしまうということを指摘しまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  検察庁法の問題、通告しておりますので、質問させていただきます。(発言する者あり)何時に通告した。昨日の午前中に通告しておりますので。  それで、本当に耳を疑うような答弁が続いているわけですけれども、朝から私は本当に耳を疑ってばかりなんで...全文を見る
○宮本委員 そういう、かけマージャンをやって国民の信頼を損なうような人物を誰が定年延長をしたんですか、どうやって定年延長をしたんですか。それまでの法の解釈を一方的に変更して、違法、違憲な定年延長をやって、こういう事態を引き起こしたんじゃないですか。そのことを行った安倍政権が国民の...全文を見る
○宮本委員 定年延長の判断は間違いじゃなかったみたいなことを言うのは、国民は全く納得しないと思いますよ。  黒川さんは余人にかえがたいと言って、法律の解釈まで百八十度変えて定年延長をして、このざまですよ。そのことへの責任をどう感じて、どうとられるんですか。
○宮本委員 ですから、いつも総理は、責任は私にある、真摯に受けとめると言うんですけれども、行動が伴っていないじゃないですか。責任があるんだったら、責任をどうとられるんですか。
○宮本委員 もともと、今回の事態は、黒川氏が賭博をやった、そのことへの国民の憤りは当然ありますけれども、それと同時に、違法な閣議決定で黒川氏の定年延長を行った、そのことに対する国民の怒りもずっとあるわけですよ。だから、あの検察庁法案を撤回しろという、かつてないネット上での国民の怒...全文を見る
○宮本委員 全く質問にお答えにならないんですけれども。  検察庁法の問題については、元検事総長の方々も初めて連名で意見書を出されました。総理もお読みになられましたかね。本会議で総理が検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにしたと述べた、このことについて、法...全文を見る
○宮本委員 民主国家だからこそ、こういう声を上げて批判されているわけですよ。  私たち一人一人は選挙で選ばれた国民の代表です。立法府は国権の最高機関なわけですよ。だからこそ、その立法府で定めた法解釈を一方的にねじ曲げるのは朕は国家なりと同じだという批判になっているわけですよ。そ...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  社会福祉法等改正案に反対の立場から討論いたします。  本法案は、介護福祉士の国家試験に合格しなくとも養成施設を卒業すれば介護福祉士の資格を取れるという経過措置を更に五年延長します。これは、介護職員の社会的地位の向上のため養成施設ルートの...全文を見る
06月01日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、予備費について質問いたします。  横浜地裁は二〇一九年二月二十日、国と東京電力の責任を認め、百五十四人に四億一千九百万円を支払うよう命じました。この控訴に関して予備費が支出されております。  伺いますが、福島第一原発関連訴訟にお...全文を見る
○宮本委員 国の責任を認めた判決、既に七件目ということになります。巨大津波を予見できないという国側の主張を、七回にわたって裁判所は退けてきたわけであります。国は巨大津波を予見できて、対策をとれば事故は防げたと、国の責任は断罪されております。  こういう中で、責任逃れの控訴はすべ...全文を見る
○宮本委員 給付日数がどこで切れるかというのは、どこで退職して、それまで勤めた期間が何日あったかというのに規定されるわけですけれども、既に切れた人も含めて、新型コロナの影響で求職活動ができなかったというのは、同じ影響を受けているわけですから、同じように私は救済しないとおかしいと思...全文を見る
○宮本委員 今調整されているということでいえば、これから作成するという結論にもなり得るということでいいわけですね。
○宮本委員 これから調整するということですけれども、ガイドラインではつくらなくていいというような答弁でしたけれども、そんなことはないですよ。ガイドラインでは、別表一の文書はつくることになっている。審議会等文書というのは議事録をつくるということになっているわけですね。「専門的知識を...全文を見る
○宮本委員 では、とめずに、ぜひ公開するということを決めていただきたいと思います。  次に、香港への国家安全法の導入について伺います。  中国の全人代が、反政府的な動きを取り締まる国家安全法を、香港政府を通さず、直接導入することを決めました。一国二制度を有名無実化するものであ...全文を見る
○宮本委員 ですから、外交ルートでも、抗議するときというのはいろんな問題であるわけじゃないですか。なぜその最も強い意思表示をしないのかということを私は伺っているわけですよ。憂慮というメッセージは伝わったと。  抗議すべきなんじゃないですか。一国二制度や香港の高度な自治、あるいは...全文を見る
○宮本委員 ですから、憂慮が明快だったら困ると言っているんですよ。個々の事案によって態度の決め方は違うんだと。抗議するものだってあるわけじゃないですか。なぜ抗議しないのかということを私は言っているわけですよ。そこは、更に政府部内で検討していただきたいと思います。  次に、黒川元...全文を見る
○宮本委員 黒川さんの懲戒権を持っているのは内閣なんですよ。それぞれの省庁が判断する話じゃないんですよね。そこは、官房長官、認識が違うんじゃないんですか。
○宮本委員 いや、検事長は、懲戒権を持っているのは内閣なんですね。懲戒権を持つのはそれぞれ任命権者ですから、東京高検の検事長の任命権者は内閣ですから、懲戒権を持っているのは内閣なんですよ。そういう答弁では全く何か話が、会話が成り立たないなという感じがするんですけれども。  人事...全文を見る
○宮本委員 黒川さんに何か弱みでも握られているんじゃないかと思うぐらい甘い処分ですね。  最後に、法務大臣に一点だけお伺いします。  かけマージャンを行った黒川氏の訓告について、共同通信の世論調査では七八%が甘いと答えられております。自衛隊の場合よりも大変軽い処分に、国民的な...全文を見る
○宮本委員 この処分について国民の信頼が図れるというお言葉はありませんでした。そういう会議でいろいろ議論する前に、処分を、ちゃんと調査して、やり直すべきですよ。  そして、検察庁法をめぐる、あるいは黒川さんの人事をめぐるいろいろな問題について、閣議決定は撤回する、法案も撤回する...全文を見る
06月09日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  休業支援金の対象について、前の厚労委員会で、日雇派遣も含めて対象にすべきだと求めてまいりました。  前回の質疑の際は雇用関係が継続していることを前提にとおっしゃいましたが、例えば、日雇派遣の典型の一つである旅行の添乗員ですね。ツアーごと...全文を見る
○宮本委員 その根拠というのは、派遣会社の管理のもとにあるということで整理されているんだと思うんですけれども、日雇派遣、登録型派遣も本当にいろいろなさまざまな方々がいらっしゃるわけですけれども、毎日いろいろな現場に、日々日々違う現場に行かれている日雇派遣の方もいらっしゃいますが、...全文を見る
○宮本委員 添乗員の場合も、ずっと雇用がある場合とは限らないですよ。ツアーごとに雇用が発生しているケースも当然あるはずですよ。それは日雇派遣ですから。それを雇調金でも対象にしているわけでしょう。違うんですか。そういうお話だというふうに私は聞いていたんですけれども、違うんですか。
○宮本委員 そうすると、今度の政府の法案ではやはり本当に大きな穴があいていると言わざるを得ないわけですよね。本当に困っている方々を押しなべて救うということをなぜやろうとしないのか。そこは、今度の仕組みで救えないのだったら、新たな策を考えるべきだと私は思いますよ。これでおしまいとい...全文を見る
○宮本委員 わかりました。それは要件を満たし得るということで、失業を防ぐという法律の趣旨は書いているけれども、それ以外の部分も支給されるということは確認しました。  それから、先ほど三万円とかという話もいろいろあったんですけれども、労基法上の休業手当は六割以上ということで、実際...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、その考え方でいくと、休業手当が出ず出ず出ずといって、解雇じゃなくて、その職場が廃業になったというケースもあるわけですよね。それは休業だったのか何だったのかということになるのかもわからないですけれども、そういうケースもあるわけです。その場合は、廃業してしま...全文を見る
○宮本委員 ですから、雇調金だけで対応しようということになると、やはりこの点でも穴があいてしまっているわけですよ。こういうところの穴もしっかり塞ぐ制度設計を更に考える必要があると私は思いますよ。  次に、失業給付の延長についてお伺いします。  先日、大臣に対しても、決算委員会...全文を見る
○宮本委員 ですから、法律を変えればできることをなぜやらないのかと不思議でならないんですよ、せっかく新しい法律をつくるにもかかわらず。その説明はないわけですよね、雇用保険になじまないという話で。でも、なじむように法律を変えればいいわけじゃないですか。  この後、私の続きに、維新...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたので、終わります。
06月10日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○宮本委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     新型コロナウイルス感染症等の影響に対応するための雇用保険法の臨時特例等に関する法律案に対する附帯決議(...全文を見る
07月01日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、まず初めに持続化給付金についてお伺いします。  一昨日から、フリーランス、雑所得や給与所得で申告していても持続化給付金の申請が可能になりました。待ちに待っていたという声がたくさんありました。しかし、ふたをあけてみると、いろいろ...全文を見る
○宮本委員 全然なっていない答弁だと思うんですけれども。  事業収入がある方はそちらでやっていただく方と今回のと、両方使ったら二重請求される可能性があって、チェックが大変だというふうにおっしゃいましたけれども、チェックすればいいだけじゃないですか。チェックしたくないから、チェッ...全文を見る
○宮本委員 これだけたくさん声があって、私はこれを少し抜粋しただけで、ほんの数日で何百という声が寄せられているわけですよ、この一人の人がアンケート調査をやっただけで。その背後には、物すごい困っている、国から自分は不必要な仕事だと思われたんじゃないかと傷ついている方がたくさんいらっ...全文を見る
○宮本委員 ちなみに、一月から五月まで最も超過勤務が長い方は何時間ですか。
○宮本委員 ちなみに、去年の三月、四月と比べると、どうですか。
○宮本委員 ですから、大変な長時間勤務になっていると。これは超過勤務命令に基づいて命令簿にあるものですから、恐らくそれ以外も、自主的という名前のもとであるんじゃないかというふうには思うんですけれども、先ほど、過労死ラインじゃないかという声も委員の中から上がりましたけれども、健康管...全文を見る
○宮本委員 仕事が多くなるのは、こういう事態ですからあれですけれども、本当にいろいろな人的な体制をとって、健康管理、労働時間管理にはしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。  あわせて、この間、職員をどんどんどんどん減らしてきたわけですよね、厚労省全体としていえば。...全文を見る
○宮本委員 時間になってしまったので、たくさん通告をしていたんですけれども、終わらなければなりません。  介護保険の問題で、この間、デイサービスとショートステイの報酬について、上乗せできる特例が設けられましたが、利用者に負担が発生するという問題で、大変な批判が寄せられております...全文を見る
08月19日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、病院への支援です。  私も、地元のコロナ患者の治療に当たっている病院に行きまして、院長先生と、その後、労働組合の方々にもお話を伺ってまいりました。その病院でも、二月から六月までの減収は三億数千万円だという話でした。労働組合の方に聞...全文を見る
○宮本委員 予備費、この間、一部は支出が決まったわけですけれども、私はそこに病院への支援が入るのかなと思っていたわけですよ。しかし、入っていないわけですよね。今言われた二次補正だって、届いていくのは十月以降になるわけですよ。ですから、予備費、早く支出を決めないと、届くのが来年にな...全文を見る
○宮本委員 実際は、全国的に、発熱してもなかなか検査を受けられないという声がいまだにあちらこちらで出ているわけですよね。もちろん、その発熱した人はステイホームをやっていて、感染している疑いが全くない場合もあるかもわからないですけれども、そうじゃないケースもあるわけですから、やはり...全文を見る
○宮本委員 今のような例えば世田谷区の感染状況であれば、区と区の保健所が判断すれば、定期検査を、能力があればということですよ、定期検査を介護職員や医療施設の方々にやるということは、行政検査の中に位置づけてできるということでよろしいんでしょうか。
○宮本委員 ちょっとよくわからないんですけれども、それは、医師が必要と判断したらというのが、ルールでやるということですか。例えば、飲食街、沖縄の松山なんかだとか新宿の歌舞伎町なんかは保健所の判断でやったと。保健所の判断でもいいし、あるいは医師が判断しても、そういう定期検査、定期検...全文を見る
○宮本委員 一つ一つの施設というよりも、悉皆的に全施設をやりたいという判断なわけですね。千代田区でいえば、もうそれを始めたと。千代田区は小さな区で人口も少ないですから、七つの施設なので、お医者さん一人、契約を結んでやっているというお話を伺いましたけれども、世田谷区の場合は、高齢者...全文を見る
○宮本委員 それは当然、それぞれの施設との相談というのは、区長や保健所の判断とあわせて、なければできないわけですね。施設の長なんかは、どんどんやってほしいという意見があるのを受けて、区の側も今、具体化をしているわけです。ですけれども、検査の体制があることが前提ですけれども、それは...全文を見る
○宮本委員 初めに申し上げましたが、世田谷区は地方交付税不交付団体なわけですよね。いろいろな支援も少なくて、一方で、ふるさと納税でどんどん消えているということですから、そういう点も、ちょっと財政的な面も、ぜひ支援を更に考えていただきたいということも申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
○宮本委員 本当に大変な状況が続いていますので、どんどん旗を振っていただきたいと思います。  次に、雇用についてお伺いをいたします。  雇用調整助成金の延長については、伊佐さんとのやりとりで、適切な時期に判断されるというお話がありましたけれども、私は今が判断するときだというふ...全文を見る
○宮本委員 雇用状況がやはり悪化をしてきているというのは、厚労省の雇いどめや解雇の人数を見てもふえ続けているわけですよね、コロナで。これからも、秋冬、新型コロナの感染拡大がまた大きく広がって、いろいろな経済活動の縮小という局面もまた迎えるかもわからないわけですよね。影響を受ける業...全文を見る
○宮本委員 今の答弁でいいんですか。橋本副大臣のところへ先日お話に行きましたけれども、ちゃんと支払っていなかったのがありましたよね。
○宮本委員 実際はちゃんと払われていないというのが証拠つきで告発されているわけですから、先ほどの答弁はないと思いますよ、ちゃんと副大臣に答弁していただきましたけれども。  私は、前回も大臣にお願いしましたけれども、現実に支払われていなかったものがあるということで是正を今図ってい...全文を見る
○宮本委員 ちょっとあと何問か通告していたんですけれども、時間がかかってしまい、たどり着かずに、申しわけございませんでした。  以上で終わります。
11月10日第203回国会 衆議院 本会議 第4号
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○宮本徹君 日本共産党の宮本徹です。(拍手)  冒頭、日本学術会議への人事介入について伺います。  総理は、五日、推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らなかった者が生じたと答弁しました。一体どのような調整を働かせようとしたのですか。  共同通信が、複数の官邸関係者の証言...全文を見る
11月11日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  新型コロナ第三波が始まりました。感染拡大しているわけですけれども、やはり、寒い中で暖をとるために密閉空間が生まれている、換気が大事だということだと思うんですね。  私、質問通告で、ちゃんと換気ができているかどうか確認するためには、CO2...全文を見る
○宮本委員 情報収集は大事なんですけれども、もうどんどん感染が広がる状況で、寒い中、やはり換気をどうしようかというのは本当に皆さん悩んでいるわけですよね。どういうふうにやればいいのか、ちゃんとどこまでやればいいのかとあるわけですから、早急に、やはりここまでは最低でも換気をしなきゃ...全文を見る
○宮本委員 ですから、しっかりと数値も含めて決めていただきたいというふうに思います。  それから、CO2モニターの機器購入の支援ですね。業者に対してもそうですし、あと学校なんかも、学校なんかは本当に、窓を閉め切って十分たったら一五〇〇ppmを超えます。そういう話を聞きました。も...全文を見る
○宮本委員 財政的なところもよろしくお願いします。
○宮本委員 次に、七十五歳以上の医療費の窓口負担の問題についてお伺いいたします。  先ほども議論がありましたが、年を重ねれば重ねるほど、当然、病院にはみんな多く通うようになるわけであります。受診率は、七十五歳以上というのはそれまでの年齢に比べて、外来で二・三倍、入院で六・二倍と...全文を見る
○宮本委員 二割負担でサービスを控えた方が実際に介護保険でもあったということであります。  ちなみに、介護保険では、要介護、要支援認定者の中で、二割負担、三割負担の方というのはどれぐらいいらっしゃいますか。
○宮本委員 今、介護保険については、二割の方が全体の五%、三割の方が三・八%。二割と三割合わせて八・八%というのが介護保険の現状と。それ以外の九割以上の方は一割というのが介護保険なんですよね。  今、きょうずっと議論になっていますけれども、一定の所得以上の人を二割負担ということ...全文を見る
○宮本委員 介護保険は、二割、三割の人を合わせて八・八%ですよ。一割未満の方が二割、三割になっているわけで、それでも二割に引き上げたら利用控えが起きてしまったというのが先ほどの数字であったわけですよね。  それで、医療で受診控えが起きるということになったら、これは命の問題に直結...全文を見る
○宮本委員 ですから、必要な医療を受けていただかなきゃいけない。介護は、何度も繰り返すが、介護は一割未満の方が二割、三割負担だけれども、一定の利用控えというのは生んでしまった。医療で介護保険以上にもっと負担を広げていったら、当然受診抑制が生まれていく。  先ほど、必要な医療が受...全文を見る
○宮本委員 ですから、これから、換気をやる、マスクもやる、手洗いもやるというふうにみんな生活がなって感染症なんかが減って、阿部さんの議論じゃないですけれども、小児科にかかる子供たちも物すごく減っているわけですよね。  だから、医療費全体がどうなるのかというのが見えない中で、負担...全文を見る
○宮本委員 しっかり運営できるというのは、心の中では絶対プラスにしたいんだというふうに思っているというふうに理解していいんでしょうかね。そういうふうに理解して、次の質問に行きます。  生活支援についてお伺いいたします。  求職者支援制度の問題について、こういう相談があったんで...全文を見る
○宮本委員 救済するという方向で考えるというふうに受けとめさせていただきましたので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  あと、生活支援でもう一点ですけれども、これは本会議でもお伺いしたんですけれども、緊急小口資金の特例貸付けというのは最長七カ月で、四月から借り始めた人...全文を見る
○宮本委員 そこを更に踏み込んでいただきたいというふうに思いますので、もう一つ、ぜひ考えていただきたいと思うんです。そこまでやっているのは、それはもう私も知っているわけですけれども、それでもという方々がいらっしゃるわけですよ。総理は弾力的と答弁していましたから。長妻さんのおっしゃ...全文を見る
○宮本委員 ですから、それはもう何回もその話は聞いているんですよね。それでも、労働局から雇調金を勧めても、大企業の場合は七五パーですから、負担が残るので、体力がなくなってきたらどうしようかという問題が起きているわけですよ。  これは、はとバスだけじゃないですよ、いっぱいあるわけ...全文を見る
○宮本委員 その答弁だと、本当に自分たちのところはまた何も変わらないやという思いで聞いていると思いますよ。今、見ているかどうかちょっとわからないですけれども。  これは、ちょっと与党も野党も、もう一つやはり知恵を出し合わなきゃいけないんじゃないですかね。大企業の非正規労働者の人...全文を見る
○宮本委員 執行率二〇・九%ということで、八割の予算がまだ使われていないわけですよね。  これもさっきの話と同じなんですよね。フリーランスの方は個人で申請する仕組みになっていますけれども、雇用されている方は、事業主が申請しなければ使われない。保護者が事業主に使ってくださいと言っ...全文を見る
○宮本委員 いや、別に担当者とのやりとりじゃなくて、これは大臣が決断すればいいんですよ。だって、総理はいろいろな角度から検討してみたいと言ったんですから、今言った話は、今までやってきた話なんですよ。更に検討をいろいろな角度からしてみたいと言っているんですから、正面から検討してみて...全文を見る
○宮本委員 メトロコマースの件でいえば、契約社員の人の方が働いている期間が長かったわけですよ。正社員の人たちというのは、メトロから、途中で、五十代後半とか六十になってから来た人たちで、本当に何でこの格差が最高裁で正せなかったのかというのは、本当に、原告の方も崖から突き落とされたよ...全文を見る
11月13日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  全国的に急速に感染拡大が進んでおりますので、通告していないですけれども、ちょっとその点にかかわって幾つか質問させていただきます。  尾身分科会長の記者会見なども私も拝見させてもらっていますけれども、緊急事態宣言を回避する非常に重要な時期...全文を見る
○宮本委員 それはぶら下がり的なやつですよね。そういうものではなくて、緊急事態宣言を回避する重大な局面で、今、国はどうしてどういうことをやるのかというのを、ちゃんと時間をとって、緊急記者会見みたいな形でやることも私は必要ではないかというふうに思っているわけですよ。
○宮本委員 私は、それは今が必要なときだというふうに思います。  それで、何が感染拡大防止で大事なのか。三密回避だということはずっと言われているわけですけれども、イギリスなんかは三密プラス二だ、三密プラス大声と時間だと。それに加えて、やはりマスクをしないというのがあれなんだけれ...全文を見る
○宮本委員 ですから、その危険な場面で伝えたいことが伝わっていないから感染が広がっている。そのままGoToイートを続けていったらもっと今の感染拡大は進むじゃないかという、私は、皆さんが言っている論からいっても、今は一旦見直すしかないというふうに思いますよ。そのことをぜひ真剣に考え...全文を見る
○宮本委員 飛沫と接触が主だというので、かなり違和感を感じるんですけれども。やはり、クラスターが発生していく、今、三密回避、三密の場でクラスターが発生していっているということを考えると、やはり、エアロゾル感染、日本流でいうとマイクロ飛沫感染というのがかなり大きな比重を実際占めてい...全文を見る
○宮本委員 科学的な論文は出ていますので、ぜひ早急に調査研究を進めていただいて、換気をするのは基本だと思いますけれども、換気がどうしてもできないところでリスクが高い場所については紫外線の二百二十二ナノメートルも可能性はあるということで、これはぜひ研究して、オーケーだということにな...全文を見る
○宮本委員 既に全自動の機械を使って、異物混入とか、人の手をかりずにやる方法が東大の先端研であるわけですから、ぜひ感染研としても意見交換もして前向きに進めていっていただきたいというふうに思います。  次に、きょうは予防接種法及び検疫法の改正ですので、検疫の方についてお伺いしたい...全文を見る
○宮本委員 主流はそうなんだと思いますし、ゲノム分析の範囲ではそういうことだと思うんですけれども、八月末までですよね、この間、資料で発表されているものは。ですけれども、それ以降、仙台で大きな、外国人が来ている学校でのクラスターもありました。ネパールやベトナムからの方だと報道で書い...全文を見る
○宮本委員 ですから、ゲノムではそうかもわからないですけれども、それは八月末までの話なんですから、それ以降については、わざわざ、あれだけ検疫の部分でもしっかりとこれからゲノム分析を強化しなきゃいけないというのは、この間起きているのは、すり抜けも起きている可能性があるという判断があ...全文を見る
○宮本委員 私は本会議でも紹介しましたけれども、分科会での押谷先生は、はっきり、PCR検査では感染直後の人などは把握できず、すり抜けて入国後に発症する人がかなり出ることが予想される、こうおっしゃっているわけなんですよね。ですから、ここは本当にしっかりと水際対策はやっていかなければ...全文を見る
○宮本委員 それぞれの国の状況に応じて強い対策をとっていくんだというのが基本だという考えなんですけれども、そもそも、どんどん基本は入ってきてもらうんだという前提でいいのかというところも考えなきゃいけない局面なのかもわからないんですよ。今は本当に物すごい勢いで、きのうは世界で亡くな...全文を見る
○宮本委員 何人というのも外務省としては把握していないわけですよね。今、現時点で何人感染者がいるかしか米軍はわかっていないんですね。  横田でいえば、今一人ということになっていますけれども、七月中旬ぐらいからしか私もホームページで公表されているのを見ていないですけれども、七月中...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、日本の検疫を通らずに入ってきてこういうことになっているんですよ。こういうルートからも、GoToイート、GoToトラベルというのは大変心配だなということを申し上げておきたいというふうに思います。  それから、入国制限にかかわって、これは本会議でもお伺いし...全文を見る
○宮本委員 それで、その教訓は何か所長としてはありますか。
○宮本委員 ですから、流入をどんどんどんどん許したことが今日につながったというのは否定できない事実だということだと思うんですよね。  大変まずかったという反省が厚労省の中にもあるんじゃないかと思いますが、いかがですか。
○宮本委員 感染研はゲノム分析もしっかりこれから早急にやられると思うんですけれども、その体制を本当にしっかりつくって、ちょっとこれはやばいなと思ったら、すぐに入国規制のあり方は更に強化するということも含めてやらないと、菅総理はどんどんどんどん来てもらう方向に、オリンピックに向けて...全文を見る
○宮本委員 両方やるということでいいわけですね。  先日来、長妻さんからもここで質問がありましたけれども、もうこれはやらないんだみたいな発言があって、これは、見逃しが起きないためには、やはり実地の試験を必ずやっていくということでいいわけですね。
○宮本委員 ですから、必要なものが省略されたら心配になりますので、そこは事前に、やはり、従来何をやっていて、今回何か省略しようとしているものがあるんだったら、それがいいかどうかというのは、私たち国会が確認する場を与えていただきたいというふうに思います。  残り時間が短くなりまし...全文を見る
○宮本委員 海外の論文の話があったんですけれども、私は、日本政府として、有効性や安全性、特例承認したわけですから、特例承認したものについて、安全性については、ここにあるとおり、副作用が出たものが百十二例、百七十六件ということで、それはある意味想定内のものだったといいますか、そもそ...全文を見る
11月17日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、お忙しい中、参考人の皆様におかれましては、大変貴重な御意見を聞かせていただき、本当にありがとうございます。  まず、努力義務についてなんですけれども、第三相試験を日本人で行わないまま始まる可能性がかなり高いのが今の状況だと思う...全文を見る
○宮本委員 法案の中身というよりも法の運用の話を、私は、適用しないというタイミングを、どこで適用しないようにするのかという議論をさせていただいているわけですけれども。  ノーと言える権利が大事だと岡部参考人からお話がありましたけれども、ノーと言える権利との関係でこの努力義務とい...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  皆さん、いずれも自己決定権を尊重するのが一番大事だという点は共通されていたことだと思います。  その上で、釜萢参考人にお伺いしたいと思いますけれども、私の周りのお医者さんも、お医者さんから打ち始めることへの懸念というのは結構ちらちら聞こ...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  あと、宮坂参考人にお伺いします。  先ほど善玉抗体、悪玉抗体というお話もありましたけれども、これができるのは個人差があるという話なんですけれども、これは一般的な傾向として人種差というのも、悪玉抗体、善玉抗体が、悪玉ができやすいとか、そうい...全文を見る
○宮本委員 わかりました。ありがとうございました。  あと、水口参考人にお伺いしたいと思いますが、指摘の中で、市販後の安全監視のシステムの脆弱さということが指摘されておりましたけれども、被害を広げないためにモニタリングについてどういう仕組みが必要とお考えなのか、御意見をお聞かせ...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  あと、水口参考人にもう一点お伺いします。  救済制度も十分機能しない可能性という指摘もありましたけれども、救済制度でいえば、たくさん相談に乗られてこられたと思うんですけれども、どういう点の改善が求められるとお考えでしょうか。
○宮本委員 ありがとうございました。  今回、予防接種法とあわせて検疫法も改正なんですね。きょう、お話、皆さんからはなかったんですけれども、ちょっと私は懸念していることが一点ありまして、入国規制を緩和しようということでどんどん進んでいるわけです。  きのうはオリンピックのバッ...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたのでこれで終わりますけれども、ぜひ、分科会でも、オリンピックの扱いについてはどこが司令塔で入国制限の問題もやるのかというのはあるんですけれども、オリンピックのチームで今議論されているということですけれども、やはり私たちからすればコロナ対策全体をやってい...全文を見る
11月18日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  大臣、東京の本日の新しい感染確認者数は四百九十三人ということで、過去最多ということが今速報で流れている状況であります。きょう朝から議論になっておりますけれども、GoTo事業のあり方も含めて、東京は警戒レベルを一番最高まで上げる検討をすると...全文を見る
○宮本委員 ですから、常にやっていると思うんですけれども、こういう最高の感染状況に東京もなってきているということなわけですよ。前回も私、議論させていただきましたけれども、飲食の場で感染が広がっている、五つの場面に注意しましょう、しかし、それがなかなか伝わっていないと。伝わっていな...全文を見る
○宮本委員 それはもうずっとその答弁は聞かせていただいているわけですけれども、そういう政府の答弁があるもとで、昨日、岡部先生も、やはり第三相試験は基本としてやるべきだろう、人数だとか期限だとかを決めてやるべきだということをおっしゃっているわけですね。  さらに、きのうの参考人質...全文を見る
○宮本委員 ですから、打ち始めていろいろな被害が出たら取り返しがつかないじゃないですかという話だと思うんですよね。  もし、第三相試験を行わずに、実は、このワクチンは欧米の人には合ったかもわからないけれども、どうも日本人には違う作用が働いてしまった、重大な健康被害が相次ぐような...全文を見る
○宮本委員 健康被害救済制度があるから第三相試験はやらなくていいんだというのは、それはちょっと暴論じゃないですか。やはりできる限りの安全性、有効性を確認しなきゃいけないという責任が私はあるというふうに思います。  それで、朝からの議論を聞いていますと、第三相試験を海外ではやって...全文を見る
○宮本委員 だから、総合的に勘案なんという何かいろいろなときに使う適当な言葉で説明されたら、本当にみんな困っちゃいますよ。何にも説明していないですよ、総合的に勘案なんて言われちゃうと。  例えば、百六十人といったら、年齢ごとで分けると二十代から八十代までですよね、ファイザーのも...全文を見る
○宮本委員 残念ながら、日本の感染状況も今どんどんどんどん広がっている状況ですから、それはまだ欧米並みではないというのは当然そうですけれども、一定の規模で時間を区切ってやるというのは私は一つの選択だというふうに思います。  その上で、抗体依存性感染増強、ADEについてきょうも議...全文を見る
○宮本委員 再感染して重症化した例もあるけれども、それが一般的なものかどうかまだわからないということですが、きのうの参考人質疑では、感染によって善玉の抗体ができるのか、あるいは疾病増強をもたらすような悪玉抗体ができるのかというのは、一般的には個人的な差があるというお話でした。人種...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、百六十人だと感染する人がほぼ出ないでしょうから、このワクチンによってADEが起きるか起きないかもわからないじゃないですか。それは企業の治験を当然集めて調べていただかなきゃいけないですけれども。  ですから、このADEの問題、人種差があるかどうかもわから...全文を見る
○宮本委員 先ほどの説明ですと、そうすると、予防接種を順番に打っていく際に、まずこの一万人だけ先にやるのか、それとも、全体で並行して何十万人、百万人と打つ中で一万人の人を調べるのか、どちらなんですか。
○宮本委員 基本的には私は第三相試験をやるべきという立場ですけれども、もし政府がそういうことを考えているんでしたら、私は、同時並行的じゃなくて、先にまず一万人希望者を募ってやるというやり方が当然とられるべき方法だと思いますよ、もし安全性をちゃんと確認しようというためにこういうやり...全文を見る
○宮本委員 それから、あと、一万人程度ということなんですけれども、この一万人の根拠というのは何なんですかね。
○宮本委員 大変生煮えのままきょうのいろいろな報告があったのかなという感じがしますが、これは専門家の皆さんの知見も交えて改めて考えないと、何となく、与党から一万人規模でやれと初日に質問があったから、じゃ一万人で、こういうことでというので通そうとしているのかなという感じもしてしまい...全文を見る
○宮本委員 確認ですけれども、先ほど基本的にという言い方をされたから心配なんですけれども、プロセスで有効性、安全性にかかわるものについて省略するものはないという理解でよろしいわけですね。
○宮本委員 じゃ、それは今までやってきたものを省略するものはないということで確認をさせていただきたいというふうに思います。  次に、努力義務についてお伺いをしたいというふうに思います。  今回、この努力義務は外せることにもなっているわけですけれども、接種が始まる前にも努力義務...全文を見る
○宮本委員 接種が始まる前に努力義務を外すというのは、具体的にはどういうケースが想定されるんでしょうか。
○宮本委員 それは今までの説明以上のものを出ていないので、余り具体的ではなくて、よくわからないんですけれども、情報は初めから限られているわけですから、その論理からいえば、初めから外していればいいという話になるというふうに思います。  先ほど、一万人になるかどうかわからないという...全文を見る
○宮本委員 初めの議論にちょっと戻っちゃいますけれども、やはり、人種差についての確認できる第三相試験をやらないまま、私はやるべきだと思いますが、やらないままもし政府が承認するというふうになった場合は、私は、やはりそれは努力義務というのはつけるべきではない、なじまないというふうに思...全文を見る
○宮本委員 それは法律をそのまま説明していただいている話で、もうちょっと、やはり、今回は臨床試験、一相、二相は日本人でやっているけれども、第三相はやらないままの承認になるかもわからない、そういう場合は外すことも法律上可能だというふうになっているので、そういうことを踏まえて判断した...全文を見る
○宮本委員 私は、これは法律上外せるものですから、本当に外していただきたいということを繰り返し申し上げておきたいと思います。  それから、ワクチン接種の優先順位にかかわってちょっとお伺いしたいこともあるんですけれども、今回は医療従事者と高齢者からということが今のところ示されてい...全文を見る
○宮本委員 八月から始めているその調査というのは、いつごろに中間的なまとめのようなものが出るんでしょうか。
○宮本委員 中間報告は予定していないということですけれども、重症化リスクの方と違う人たちが後遺症のリスクがあるということにもしなれば、この間テレビを見ていましたら、後遺症が出ている人の平均年齢が四十四歳だという報道もあったわけですね。若い人でももし何らかの要素があってそういう後遺...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたので終わりますけれども、しっかり説明責任が果たせる契約にしていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  通告していないんですけれども、先ほどの大島委員の質問にかかわって少し確認したいことがあるんですけれども、歯医者さんの支援金のことで、オートクレーブだとか、あと口腔外バキュームだとか、注文しても生産が全く追いつかない状況に今あるわけですよね...全文を見る
○宮本委員 さっき言ったとおりの答弁にしてくれればいいなということですので、大島さんへの答弁どおりで。  どっちにしても本当に間に合わないわけですよ。だって、もともと感染防止対策に役立つものをどんどん買ってくださいということでつくったのに、感染防止対策に一番大事な機材が間に合わ...全文を見る
○宮本委員 もしそれが対象にならないんだったら、でも、多くの人の場合が間に合わないわけですよ。物すごい注文が殺到していますから。そんなに生産能力があるわけじゃないんですよね。もともとの感染拡大防止のためということを考えたら、では、それが繰越明許の手続がもし使えないケースがあるとし...全文を見る
○宮本委員 よろしくお願いしたいと思います。  それでは、私の当初の問いに戻ります。当初というか、通告している問いですけれども。  資料をお配りしておりますが、生活困窮者を支援するための緊急小口資金と総合支援資金の特例が設けられて、資料は十月三十一日までの実績です。  これ...全文を見る
○宮本委員 しっかり都道府県別に、事態は厚労省も理解しているわけですから、指導を徹底していただきたいというふうに思います。  それから、住宅確保給付金の決定件数も二枚目につけました。申請件数に対しての支給決定件数、全国平均では八九%、東京も八九%ですけれども、これも八割を切ると...全文を見る
○宮本委員 明確な差がここまで出ると、やはりそれぞれの窓口での対応がどうなのかなということがあると思いますので、しっかりお願いしたいと思います。  それから、最後ですけれども、資料の三枚目ですけれども、これはいろいろなところで議論になってまいりましたけれども、今回のコロナ禍の中...全文を見る
○宮本委員 検討するのと、検討するための準備というのは何かよくわからないんですけれども、検討するということとは違うんですか。
○宮本委員 そこまでおっしゃるんでしたら、資料もぜひ集めていただいて、実態は本当に皆さんよく御存じのとおりだというふうに思いますので、問題点があるというのも大臣も理解するというふうにおっしゃっていますので、厚労大臣ですから、経産大臣じゃないですから、厚労大臣ですから労働者の立場に...全文を見る
11月19日第203回国会 衆議院 本会議 第6号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、予防接種法及び検疫法の一部改正案に対する賛成討論を行います。(拍手)  新型コロナウイルス感染症の拡大が急速に進んでおります。直ちに、実効ある感染拡大防止策が求められます。医療、保健所、検査体制の強化が必要です。感染拡大のリスクを高めるG...全文を見る
11月20日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  きょうは、尾身先生に来ていただきました。お忙しい中、本当にありがとうございます。そして、連日対策の先頭に立っておられること、本当に心から感謝申し上げたいというふうに思います。  それで、感染拡大が急激に進んで、きょうも東京は五百人以上と...全文を見る
○宮本委員 ですから、そういう感染伝播は、もうちょっとお伺いしますと、マイクロ飛沫感染ですね、先生方の言い方で言えばマイクロ飛沫感染、私はエアロゾル感染と言っていますけれども、で起きているのか、飛沫感染で起きているのか、接触感染なのか、主にはどれですか。
○宮本委員 物すごい長距離で起きているということを私は言っているわけじゃないんですね。普通の人が空気感染でイメージすることを言っているわけじゃなくて、三密の環境であれば、ちょっとの距離じゃなくても、もう少し離れている距離でも、例えば感染研のホームページを見れば、飛行機の中で、かな...全文を見る
○宮本委員 ですから、三密の環境では一定の範囲で飛ぶと。  ですから、今、マイクロ飛沫なのか、飛沫か。一般の人がイメージする飛沫感染というのは、こういう、唾が飛ぶということなんですよね。だけれども、もっと見えないようなマイクロ飛沫、エアロゾルだと私は思うんですけれども、そこはこ...全文を見る
○宮本委員 ですから、だからこそ、この間、換気のことを相当夏ぐらいからずっと強調され続けて、CO2モニターの話だとかも出てきているというのは、私はエアロゾルだと思って、空気伝播だと思っていますけれども、皆さんは。それは、距離の問題はありますけれども、何メートルというので区切られる...全文を見る
○宮本委員 今お話あったとおりで、換気というのは当然重視して書いているんですけれども、一時間に何回換気すればいいかということも実は示されていないわけですよね。  WHOは一時間に六回換気するのがいいということを、ディレクターのマリアさんがしゃべっておられるというのもありましたけ...全文を見る
○宮本委員 先生、お忙しいと思いますので、これで結構でございます。ありがとうございました。
○宮本委員 予定以上にちょっと時間がかかっちゃいまして、ちょっと残った時間で障害者福祉関係のことをお伺いしたいと思うんですが、本当にもう余り時間がないからあれですね。  問いを一つ飛ばしまして、私、前の前の大臣の根本大臣とは随分、予算委員会の分科会で三十分使って議論したテーマが...全文を見る
○宮本委員 御提言はきょうさせていただきましたので、ぜひ、厚労省内で勉強会なり検討会を、問題意識を共有していただいたということですから、始めていっていただきたいということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○宮本議員 高橋議員にお答え申し上げます。  労働者協同組合において、事業に従事する一般の組合員が労働者としての保護を受けられないような事態を生じてはならないというのは、高橋議員と認識を全く同じにするものでございます。組合員がチープレーバーとして使われるような事態は絶対に避けな...全文を見る
○宮本議員 高橋議員と問題意識を共有するものでございます。  本法案は、他の組合法を参考に、労働者協同組合の設立、管理等、組織法としての最低限度必要な事項について規定するものでございます。  その上で、労働契約の締結義務につきましては、これまでの長い議論を経て、組合員の保護の...全文を見る
○宮本議員 高橋委員おっしゃるとおり、労働法で保護されないいわゆる名ばかり理事のようなものは、名ばかり管理職同様、あっては絶対ならないと考えております。  役員の定数につきましては、総会の議決事項であり、役員は総会において選挙されるわけで、定款自治のもと、各組合において整理され...全文を見る
○宮本議員 御指摘の第八条第二項は「組合の行う事業に従事する者の四分の三以上は、組合員でなければならない。」としております。これは、事業の繁忙期における人手不足によりアルバイトとして非組合員を事業に従事させる必要が生じた場合等に備え、組合の事業活動に柔軟性を持たせることとした規定...全文を見る
11月25日第203回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  安倍後援会主催の桜を見る会前夜祭の費用について、安倍事務所が多額の補填を認め、特捜部が捜査をしております。補填が事実ならば、公選法そしてまた政治資金規正法違反ということになっていくわけであります。そして、安倍前総理は国会で一年にわたって虚...全文を見る
○宮本委員 いや、捜査はしているかもわからないけれども、国会でずうっと問題になってきた問題じゃないですか。総理自身の答弁だってうそを説明してきたという話なんですよ。大体、この問題の解明に消極的な姿勢を見ると、菅総理御自身も何か後ろめたいことがあるんじゃないかと勘ぐられることになり...全文を見る
○宮本委員 コロナ対策について伺います。  感染が急激に進んでおります。重症患者が過去最多ということになっております。病院でのクラスターも続き、医療崩壊の危機が迫っている地域もあります。そして、この感染拡大について日本医師会の中川会長は、GoTo事業はきっかけだった、こう発言を...全文を見る
○宮本委員 いや、きっかけになったということを中川会長もおっしゃっている。  そして、エビデンスはないということをおっしゃいますけれども、厚労省のアドバイザリーボードの中でも、GoToに東京が加わった十月以降、感染が広がっている県がふえていると。今、これは査読中の論文だから、ま...全文を見る
○宮本委員 ならば、同じ認識でお話しさせていただきたいと思います。  そこで、医療提供体制が厳しい地域として北海道、関東圏、関西圏、中部圏を挙げて、強い対策を求められております。英断が求められているのは知事じゃないんですよ。政府なんですよ。菅総理なんですよ。のろのろのろのろ本当...全文を見る
○宮本委員 札幌と大阪市を外しただけで事態が変わるなんて国民の多くは思っていないですよ。中途半端なやり方でいったら感染拡大は一層加速しますよ。そして、分科会の皆さんも、そうすると後の経済へのダメージはより大きくなると言っているわけですよ。  今局面を変えないと、観光業などの皆さ...全文を見る
○宮本委員 いや、ちゃんと、担当大臣なんだから、アドバイザリーボードで言われていることを受けとめた方がいいと思いますよ。感染拡大の要因として、きのうも、人の移動の増加ということが書かれているじゃないですか。だから、今、営業時間の短縮だとかいろいろなことも含めて、やらなきゃいけない...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたので、終わります。
11月27日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  午前中は尾身会長もみえて、個人の努力ではどうにもならない、そういう段階だというお話がありましたけれども、今総理から出ているメッセージというのは、どちらかといえば個人の努力を強調されて、マスクなんだ、それから飲食とかリスクを気をつけてくれと...全文を見る
○宮本委員 そういうことだと思うんですよ。ですから、人の移動、これ以降の季節も、この後、ふえているところは寒くなっていますから、気温と人の移動。で、人の移動をもたらしたのはGoToキャンペーンであるのは疑いようがないわけですから、ある意味私は明々白々だと思うんですね。だからこそ、...全文を見る
○宮本委員 ですから、目的地であれ出発地であれ、やはり両方やらないと整合性がとれないというのははっきりしていると思うんですね。  それで、三週間というのを一番初めに分科会が言ったのは十一月二十日だったというふうに思うんですね。それからもう大分たっているわけですけれども、これが一...全文を見る
○宮本委員 ですから、その分、一週間おくれれば感染状況が、今の状況でいえば、更に広がる懸念がかなり高いということでいいわけですよね。
○宮本委員 ですから、やることはもうはっきりしていると思うんですよ、大臣。いや、本当に、おくれていけばおくれるほど、穏やかなお正月はなくなっていくということだと思うんですね。  私、予算委員会で申し上げましたけれども、やはり観光事業者も年末年始が一番の稼ぎどきなんですから、その...全文を見る
○宮本委員 これはマスクの距離が五十センチですから、この資料は長距離の話じゃないと思うんですよね。  三枚目に、東大自体のホームページを載せておきましたけれども、エアボーン・トランスミッションは空気伝播というふうに、河岡先生の日本語での表現はなっているわけです。河岡先生もウイル...全文を見る
○宮本委員 どれが主かというのはないわけです。わからないということですけれども。  もう一つお伺いしますけれども、今、感染リスクの高い五つの場面ということで言われていまして、狭い空間での共同生活というのが入っているわけですけれども、これは病院での入院の相部屋だとか特養ホームの相...全文を見る
○宮本委員 いや、五つの場面、もちろん換気していれば、入院の部屋だとか特養ホームの相部屋も当たらないのかなというふうには思いますけれども、あの五つの場面も、普通に眺めたらやはり当たるんじゃないかなというふうに、一般的には、換気しなければ当たるんだろうなというふうに思います。なぜ病...全文を見る
○宮本委員 大いにこれも大宣伝していただいて、換気ができるようにしていただきたいと思います。  あともう一点、きょうは文科省にも来ていただきましたけれども、学校の換気に係る環境基準は一五〇〇ppmだと。一方、分科会は、商業施設だとかで一〇〇〇ppmということを言いました。一〇〇...全文を見る
○宮本委員 学校にはもともとCO2モニターがありますので、ぜひ、部室だとかいろいろなところで、クラスターの原因になっているんじゃないかということも言われていますし、いろいろ活用できますよと。もうほったらかしにされていると思うんですね、CO2モニター。もともとありますので、ぜひそう...全文を見る
○宮本委員 たしかに、建物の形もいろいろありますけれども、やはり、一般的にもう少し踏み込んで、ちょっと、いろいろな分科会でもチームをつくるじゃないですか。  脇田所長、どう思いますか、私のこの換気の問題について。ちょっと、やはり、専門家の皆さん、建築家の中にも換気の専門家という...全文を見る
○宮本委員 いや、私は換気についてもぜひ考えていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  以上で、脇田所長はもう退席していただいて結構でございます。  次のテーマに行きますけれども、クラスターが見えなくなり感染が拡大している原因の一つとして、感染の可能性を自覚し...全文を見る
○宮本委員 ですから、別に、前年の事業所得はわかっているわけですから。やっている自治体は幾つかあるわけですよ。三百六十五で前年の事業所得を割っていたり、二百四十で割っていたり、あるいは定額で、一日幾らというので傷病手当を出しているところもあるわけですよね。それは、やりようは幾らで...全文を見る
○宮本委員 いや、だから、それは知っているんですよ。それは知っていて、その検討をしてくれというのが分科会でわざわざ出されていて、ここが感染拡大防止で詰まっているところですよと指摘されていて、それは検討はどうされるんですか、大臣。
○宮本委員 頭を悩ませているのは、そこからやはり進まないと。だって、あらゆる問題を本当に特例で今回やっているわけじゃないですか。やはりこれも特例をつくって対応しないと。今、入国規制の緩和をどんどんやっているわけですからね。これは本当に、ここから新たな感染拡大が起きかねないという警...全文を見る
○宮本委員 じゃ、この場合も出るということでいいわけですね。それは確認をさせていただきました。  あと、ちょっと残された時間が少なくなってきたんですけれども、あと五分ということで、少し問いを飛ばさせていただきますけれども、コロナの対応で休業支援金がつくられ、要件も緩和されてきた...全文を見る
○宮本委員 ただ、コロナがなければずっと働いていたであろうという点では変わらないわけですよね、それは。何で六カ月でかきっと切っちゃうのかなというのがなかなか理解できないわけです。一般的に、休業手当だとかほかの休業支援金についても、その場合、一般的には、六カ月であろうが何カ月であろ...全文を見る
○宮本委員 もちろん、事業主がサインしてくれていれば問題は起きないわけで、サインしてくれないからみんな困っているわけですよね。だから、そこはもう一つ考えていただきたいと思います。  最後に、これも本当にもう何回も何回も申し上げてきたことなんですけれども、大企業の非正規の問題なん...全文を見る
○宮本委員 なかなか答弁は変わらずに大変残念ですけれども、本当に大企業の非正規の労働者をどうするのか。与党の皆さんからも本当に声を上げていただきたい点なんですよね。本当に困っていますよ。そのことを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
12月02日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、相談があった案件からです。  特別障害者手当月額二万七千三百五十円、支給要件は、精神又は身体に著しく重度の障害を有するため、日常生活において常時特別の介護を必要とする状態にある在宅の二十歳以上の者ということで、障害者手帳の有無は問...全文を見る
○宮本委員 介護保険のところでやっている自治体もあるかもわからないですけれども、やっていないところも、そこで伝われば伝わっていくわけですから、しっかり、全ての自治体で取り組まれるようお願いしたいと思います。  それから、コロナの患者を受け入れている病院から伺った話ですが、コロナ...全文を見る
○宮本委員 さらなる対応をお願いしたいと思います。  それから、あと、感染対策のかかり増し経費についていろいろ、お金を出す補助金があると思うんですけれども、こういう話もあったんですね。医療用の空気清浄機を買おうと思ったけれども、注文しても手に入らないということで、HEPAフィル...全文を見る
○宮本委員 都道府県ごとによる差が本当に大きいということを聞いていますので、しっかり周知をお願いしたいというふうに思います。  それからもう一点。コロナの患者の転院先を探すときに、保健所や都道府県の調整本部に頼れずに、自分たちで探さざるを得ず、大変手間がかかって現場が疲弊すると...全文を見る
○宮本委員 いや、そうなっていないから、私は現場のお医者さんから言われているわけですよ。さっきの搬送コーディネーターも、四十四道府県という話がありましたけれども、都は入っていないじゃないですか、さっきの答弁でも。  ですから、そういうのは本当に、全ての都道府県で現場の負担がかか...全文を見る
○宮本委員 それは全く私は認識が違うと思いますよ。  これは感染研のホームページに出ていますね。航空機の中での感染状況ですね。二十三列目に座っている方が感染者だったと。せきをしたと。七列目の人まで感染をしていたと。これはゲノム解析で明らかになっているわけですよね。これは十メート...全文を見る
○宮本委員 私の質問に全く答えていません。  なぜ、同じ室内だったら遠く離れていても空気の流れでマイクロ飛沫感染を認めながら、空調を介したらマイクロ飛沫を認めないのか。全く没論理的ですよ。それは、私の言っていることはわかりますよね。同じ空気の流れで運ばれているわけですから、それ...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたので終わらざるを得ないんですけれども、日本が三密という概念を初めに考えて、流行語大賞もとりました。世界はそれに学びました。世界はそれに学んで、空調も含めていろんなことを、対策をとろうとしております。その一番初めに、三密の環境というところで感染が広がると...全文を見る
12月09日第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、きょうは、GoToトラベルが来年度の年金改定に与える影響について伺います。  資料三ですけれども、年金カット法が施行され、来年度から年金改定のルールが新しいものが適用されます。物価改定率がプラスで賃金改定率がマイナスの場合は、これ...全文を見る
○宮本委員 GoToトラベルがマイナス要因になるということで、来年の年金がマイナス改定になる可能性があることは否定できないというのが大臣の答弁だったと思うんですよね。  このGoToトラベルを始める際に、年金にまで影響が及ぶということは想定されていましたか。
○宮本委員 いやいやいやいや、だって、さっきGoToトラベルの延長の話もされていましたけれども、これは年金にまで影響が出る事態なのに、国土交通省に聞いてくれという話じゃないと思うんですよね。全然そういうことも考えずにこの政策を始めてしまったということだと思うんですよ。いや、田村大...全文を見る
○宮本委員 私は、マクロ経済スライドの問題も意見を持っていますけれども、それにしても、今回みたいな事態で、政府の政策で人為的に物価を下げたわけですよ。自然現象で下がっているわけじゃないわけですよ。しかもそれは、その事業によって恩恵を受けない方々の年金が下がっちゃう。私は極めて理不...全文を見る
○宮本委員 大変な危機感があるんだったら、今一番やらなきゃいけないのは、感染者数そのものをふやさないための策を専門家の皆さんの提言にのっとってやることなんですよ。感染症の対策というのは、何よりもやはり専門家の皆さんの知見が一番大事なわけじゃないですか。それを無視して、それをやらず...全文を見る
○宮本委員 分科会は、皆さんのやり方が余りにも中途半端だから、わざわざデータまで示して、若い人たちが感染を広げているんだと。そんな手間まで専門家の皆さんにとらせないでくださいよ。皆さんが初めから分科会の提言どおりやらないから、ああいう計算までしなきゃいけない事態になっているわけじ...全文を見る
○宮本委員 ですから、通知を出して、できているのかという問題があるわけじゃないですか。  きょう、資料一ページ目に、ちょっと大分前の分科会で配られた資料ですけれども、検査の頻度、それから検査から隔離の遅延日数、そして検査精度についての海外の研究についてのグラフが出ておりますが、...全文を見る
○宮本委員 検査頻度を上げるということ以外に感染拡大防止にとって有効な検査というのはなかなかないのかなというのを示しているのがこの検査だと思うんですよね。  やはり、旭川みたいなところでは、これ以上クラスターを出したら本当に対応し切れないですから。今だって、圏外に手術だとかのお...全文を見る
○宮本委員 全体の検査もそうですけれども、まずは今起きている事態を、どう事態の打開を図っていくのかというので、個別に、どこが大変だとわかっているわけですから、そこでどうするのかというのを、マンパワーの投入も含めて考えていただきたいというのがきょうの私からのお願いであります。  ...全文を見る
○宮本委員 早急に決断していただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
12月25日第203回国会 衆議院 議院運営委員会 第11号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  検察が公表しました公訴事実を見ますと、安倍前総理の秘書が、共謀の上、収支報告書に記載しなかったとあります。共謀して不記載にした目的は何なのか。多額の補填、利益供与を隠すためだったのではないのか。  二〇一三年分の補填は晋和会の収支報告書...全文を見る
○宮本委員 答えられない。いまだ隠さなきゃいけないことがあるんじゃないのかと思ってしまうわけであります。  不記載が始まる二〇一四年に何があったのか。小渕優子後援会の観劇会で、政治資金収支報告書で収支が合わないことが大きく報道されました。補填しているのではないのか、公職選挙法違...全文を見る
○宮本委員 不記載の理由がわからないという話になっているわけですけれども、支出に問題がなかったというふうにおっしゃいますけれども、問題がなかったら載せているんですよ。載せていたものをわざわざ載せなくなったというのは、これは補填はまずいんじゃないのかとみんなで話し合って載せなくなっ...全文を見る
○宮本委員 法令遵守だったら、わざわざ記載していたものを記載をやめるというのは、全く成り立たないじゃないですか。しかも、会場費、会場費と言っていますけれども、後援会の収支報告書の訂正を見ても、会場費なんて書いてないですよ。宴会料等と書いてあるじゃないですか。  全体の、二〇一九...全文を見る