宮本徹

みやもととおる

比例代表(東京都)選出
日本共産党
当選回数3回

宮本徹の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第204回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  冒頭、この間の総理の感染対策についての責任についてお伺いしたいと思います。  この間の総理の答弁を聞いて、大変驚いております。専門家の意見を聞きながら判断をしてきたとおっしゃっているわけですね。総理が対策の肝としている飲食店の営業時間短...全文を見る
○宮本委員 いやいや、東京を含めてやっていなかったわけですよね。知事のせいにしちゃ駄目ですよ。専門家の皆さんがやってくれということを言ったことについて、なぜ総理がもっと積極的に乗り出してやろうとしなかったんですか。この遅れの責任は認めなきゃ駄目ですよ。  もう一点、お伺いします...全文を見る
○宮本委員 このことだけ反省するんじゃなくて、専門家の皆さんの提言をしっかり受け止めてすぐにやらなかった、ここも反省しない限り、総理の言葉が国民にちゃんと届いていかないんですよ。反省をちゃんとしっかりする、そこをお願いしたいと思います。
○宮本委員 そういう都知事だけのせいにするような答弁をするから、国民が、あなたが自らの責任をちゃんと分かっていないんじゃないかというふうに思っているわけですよ。都知事がすぐに応じられなかったら、もっと、これだけたくさんお金を積むからということをやれば済む話を、それを後手後手になっ...全文を見る
○宮本委員 私はエビデンスがあるのかということをお伺いしましたけれども、一切示されませんでした。お話があるのは知事会の話だけです。  知事会、知事会と言いますけれども、先ほどお話ありましたけれども、持続化給付金の延長だって知事会は言っているのに、やらないじゃないですか。つまみ食...全文を見る
○宮本委員 罰則をつけたら正直に話してもらえるなんて、保健所の現場の皆さんはそんなことは言っていないですからね。ちゃんとそこを聞いてくださいよ。  二つ目。罰則を恐れる余り、検査を隠す、検査を受けなくなり、かえって感染拡大防止の対策を阻害する、こういう話を伺いました。入院療養が...全文を見る
○宮本委員 是非、直接、しっかり岡部先生の話を聞いてください。せっかく総理御自身が内閣参与に任命されたわけですよ。提言をいただきたい、信頼できると思ったから総理も任命されたと思うんですよね。  この間、私はさっきも言いましたけれども、専門家の分科会の皆さんが言ったことが遅れてし...全文を見る
○宮本委員 岡部先生の話を聞こうともされない。知事が現場を預かっていると言っていますけれども、現場中の現場は保健所なんですよ。保健所長の皆さんも、知事会が賛成しているから、大変声を上げづらい状況があっても、それでも批判の声がたくさん上がっているのが現状であります。  三つ目。保...全文を見る
○宮本委員 自らが罰則を入れるんだということを先頭に立っておっしゃっておりながら、自らその是非について専門家の皆さんの意見をしっかり聞こうともしない、現場の意見も聞こうともしない、大変がっかりですよ。  総理、この感染症法ができた経過というのは、当然御存じだと思います。  我...全文を見る
○宮本委員 承知されていて、なぜこういう罰則を設けられるのか。罰則を設けるというのは、結局、患者を犯罪者予備軍扱いするということになるわけです。時代逆行ですよ。患者への差別と偏見を助長することにつながる、こういう危惧の声がたくさん上がっております。そういう危惧の声をしっかり私は受...全文を見る
○宮本委員 現場からは異論が続出しております。  最後に、感染拡大防止に実効性を持たせる上でも、この点でも補償が大事だと思うんですね。保健所の皆さんに聞きますと、ホテル療養や自宅待機のお願いをしても、仕事が困る、収入がなくなると困ると説得に苦労することが多くあるということでござ...全文を見る
○宮本委員 時間なので終わりますけれども、感染拡大防止に不可欠な補償を行わずに個人に責任を押しつけるというのは許されないですよ。法案からの罰則の削除を求めて、質問を終わります。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  雇用対策について総理にお伺いしたいと思います。  先ほど川内さんからお話がありましたけれども、休業支援金の対象にならないけれども休業手当も出ていないという大企業の労働者について、総理は答弁で、本会議で、政府としては、大企業の労働者の方々...全文を見る
○宮本委員 しっかり調べていただきたいんですね。  ちなみに、働きかけるということを総理もおっしゃって、田村大臣も記者会見で呼びかけられていましたけれども、今回の緊急事態宣言で、大企業も雇調金一〇〇%助成になりましたけれども、この特例を使ってちゃんと払ってくれ、こういう働きかけ...全文を見る
○宮本委員 恐ろしいですね。私、ちゃんと通告、いつもメモで、ちゃんとかなり前に入れるようにしているんですけれども。
○宮本委員 できたばかりで、働きかけをやりますと言って、働きかけもやっていないわけですよね。  それで、働きかけをやったら払われるのかという問題が今起きてきております。というのも、先ほど挙げたようなところは、割と労働組合なんかにも入って、団交もやったり、企業とやり合っているわけ...全文を見る
○宮本委員 ですから、私が今お話ししたのは、協力要請をできやすくするために皆さんも一〇〇%に雇調金を引き上げたと思うんですけれども、既に飲食店の皆さんは、体力がなくなる中で、店舗を閉鎖して人員削減もしちゃっている、一〇〇%助成は使えない、そうなると、今までと同じことが続いてしまう...全文を見る
○宮本委員 ですから、休業手当が支払われていないのは雇調金か休業支援金かで対応しようというのが本来の考え方じゃないですか。そういう方々に対して、政府の支援が不十分で、それが届かないから借金してくださいというのは筋が違うと思いますよ。総理もそう思いませんか。
○宮本委員 いや、もう話がひっくり返っちゃう。十分の八だと休業手当が払ってもらえないから、今回、十分の十まで引き上げたんですよ。ところが、その十分の十の条件が合わないから、またそれでも払えない企業がある。そうすると、ずうっと四月から休業手当を払っていない方々を救う方法というのが、...全文を見る
○宮本委員 あるいは、休業支援金の対象を大企業まで拡大するのか、二つに一つしかないんですよ。  それを是非決断していただきたいということを申し上げまして、時間になりましたので、質問を終わります。
01月29日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、大変参考になるお話、ありがとうございます。共感しながら聞いておりました。  まず、橋本参考人にお伺いいたします。  今回、刑事罰から行政罰ということで、修正協議で行政罰になったわけですけれども、それでも罰則は罰則だということで...全文を見る
○宮本委員 分かりました。  もう一点、橋本参考人にお伺いします。  今、保健所への負荷のお話がありましたけれども、感染をコントロールするという点では、刑事罰、行政罰の差というのはかなりあるのか、あるいは、行政罰であっても、やはりそれを恐れて検査を受けないでおこうということが...全文を見る
○宮本委員 舘田参考人にも同じ点をお伺いしたいと思います。  本当に、検査を受けてもらうということが私は大変大事なことだと思っていまして、やはり、第二波が全国に広がっていくとき、初め、歌舞伎町だとかで一生懸命、新宿区長と新宿の保健所長がホストクラブの皆さんと信頼関係を築いて検査...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。お願いベースというのは大変よく分かりました。私も、基本的には、国民の理解と協力で進めてこそ一番の力を発揮するというふうに思います。  あと、もう一点、舘田参考人にお伺いしたいんですけれども、今回の新型コロナは無症状の方が広げているというのが実態...全文を見る
○宮本委員 あと、これは両参考人にお伺いしたいんですけれども、患者は、感染して、この間自殺した方がいましたけれども、やはり、自分が感染して自分の周りの親しい人たちに広げてしまったということで、大変苦しい思いをされている方もたくさんいらっしゃるのが現状ですよね。そういう下で、患者に...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたので、終わります。  大変ありがとうございました。
02月01日第204回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○宮本委員 私は、日本共産党を代表して、特措法等改正案に反対の討論を行います。  緊急事態宣言で飲食店の営業時間短縮をお願いしているさなか、与党自民党の議員の皆さんが夜遅く銀座のクラブに通っていたことが次々明らかになっております。政府・与党に国民を罰する法律を提案する資格はない...全文を見る
02月01日第204回国会 衆議院 内閣委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  田村大臣、罰則を設けると、検査を受けなくなって、そして、かえって感染コントロールが困難になるんじゃないかと、専門家の皆さん、あるいは保健所長の皆さんからたくさんの懸念が示されているわけですが、この懸念を否定できますか。
○宮本委員 懸念がある点について否定できないわけじゃないですか、それは。理解してもらえたら、別にこんな罰則なんて必要ないわけですからね。それは理解に基づいてやっていきましょうというのが今、保健所がずっと努力してやってきているわけですよ。  本当に、検査を受けてもらいたい人にいか...全文を見る
○宮本委員 なるべく罰則適用にならないようにとお話しされますけれども、こういう制度を設けたら、協力拒否している人がいるのに何で過料を取らないんだ、こういうプレッシャーが保健所、保健師さんの現場にかかるのではないのか、こういう懸念もあるわけですが、そういうプレッシャーが保健所の現場...全文を見る
○宮本委員 これは予算委員会で申し上げましたけれども、過料を設けたら、じゃ、積極的疫学調査で答えたくないことを答えるようになるかといったら、そんなことは絶対ないですよ。初めから、覚えていません、分かりません、こう言われるだけで、実効性が上がるなんてとても思えないというのが現場の多...全文を見る
○宮本委員 ですから、保健所の皆さんは、私たちは守秘義務がありますからということで一生懸命お話をしていますけれども、メディアの方は、例えば、取材源の秘匿だから話せないという例はある、現にあるわけですよ。そのことを公にいろんなところで書いているメディアの方だっていらっしゃるわけです...全文を見る
○宮本委員 ですから、取材の対象がどうかというのを聞かずに、ただ、誰に会いましたかといったときに、それについても答えられないといった場合は過料の対象になり得るというのが、今の答弁になりますよね、どう考えても。これは本当に大変な問題だと思うんですよね。  あるいは、これもお伺いし...全文を見る
○宮本委員 私の質問がちゃんと伝わっていないです。  感染した人が、濃厚接触した友達がいる、その方の仕事だとかいろいろなこととの関係でその方が濃厚接触になっちゃったら、二週間待機しなきゃいけないわけです、今だと。その間、仕事ができなくなっちゃう。しかし、その感染者の方は、友達を...全文を見る
○宮本委員 いや、それは当然そうなんですけれども、それは理解を得て今やっていることなわけじゃないですか。  だけれども、そうじゃなくて、この人、もし感染していないにもかかわらず濃厚接触者となっちゃったら気の毒だなと思って、その友達に対しては自分からそっと、検査に行った方がいいよ...全文を見る
○宮本委員 ですから、過料の対象にならないということは言わないわけですよね。  ですから、それは、理解してもらうための努力は一生懸命保健所はやっていますよ。だけれども、どうしても、その友達のことを考えて言わない、別の方法で友達の健康を守る方法を選ぶという場合もあるわけですよね。...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたけれども、終わりますけれども、必要最小限の私権の制限にしなければならないというのは、特措法にしても感染症法にしても当然の前提だと思うんですよね。ですけれども、感染力がない人の隔離を現在はしている。
○宮本委員 それは、何回も検査しなきゃ分からないから、そういう形で、お願いベースでやっているのが現状だと思います。
○宮本委員 そのお願いベースを、罰則をかけるのに感染力の確認もしないというのはあり得ないということを申し上げて、質問を終わります。
02月12日第204回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  組織委員会の森会長が、女性蔑視の発言の責任を取って辞任を表明しました。遅きに失したと思います。余人をもって代え難いなどとかばった与党の政治家の皆さんにも猛省を求めたいと思います。  森会長が川淵さんを後継会長に説得しましたが、辞退すると...全文を見る
○宮本委員 これを契機に、やはりジェンダー平等を隅々に確立していく、そして、日本社会に多様性尊重、これが根づくような機会にしていっていただきたいというふうに思います。  橋本大臣、結構でございます。  田村大臣、よろしいでしょうか。  これは通告をしておりませんが、休業支援...全文を見る
○宮本委員 法律は六割だけれども六割じゃ駄目だというのは、法律そのものも変える必要があるんじゃないかという議論も、昨年は田村大臣ともさせていただきましたけれども、実際、差別なく救うという観点で是非検討をしていただきたいというふうに思うんですよね。  本当に、昨年四月からずっと収...全文を見る
○宮本委員 一兆一千二百、十二月末までと。今年更に借りなきゃいけない病院が出ていれば、更に増えていくということになるわけです。  福祉医療機構、最長五年据置きということにはなるわけですけれども、コロナ禍前でも、赤字経営の病院というのは、いろいろ設備投資、キャッシュがなければ借り...全文を見る
○宮本委員 いろいろいろいろ、いろいろな支援をやっているというお話ですけれども、一方で、個々の病院がどうなるのかというのは、当然、つかまれていないというのが現状だというふうに思います。  たくさん、いろいろ出しても、当然、かかり増し経費もありますからね。かかり増し経費でいっぱい...全文を見る
○宮本委員 しっかりつかんで頑張りたいということなので、更なる支援も必要に応じてやっていくということだと理解をさせていただきます。よろしくお願いしたいと思います。  その上で、次、生活保護の扶養照会についてお伺いします。  この間、この予算委員会でも随分議論になっております。...全文を見る
○宮本委員 それだと、今本当に生活保護を客観的には使わなきゃいけないような状態である方が使えない。人間関係が壊れているからどうのこうのじゃないんですよ、扶養照会によって人間関係が逆に壊されてしまうということを当事者の皆さんは声を上げていらっしゃるわけです。  大体、扶養照会が必...全文を見る
○宮本委員 ですから、予算は据置きで組んだわけでしょう。なぜ予算と違う結果になっているんですか。
○宮本委員 予算のときは、年金が減額するというふうに思っていなかったわけですよね。だから据置きで組んでいたわけでしょう。  ですけれども、実際は、配付資料にありますが、二のところで、前年の消費者物価指数を、賃金改定率は足しますけれども、前年の消費者物価指数が〇・一か〇・二になる...全文を見る
○宮本委員 つまり、GoToトラベルの影響分ちょうど物価が伸びなくて、年金がマイナス改定になったということなわけです。  ですけれども、上がったのは食費が上がったと。先ほど、下がったのは幼稚園無償化など教育費だと。  高齢者というのは、食費はたくさんかかるわけですよね。ですけ...全文を見る
○宮本委員 高齢者の皆さんの生活実態に合わせた改定というのは、私は一番大事なことだと思うんですね。やはり年金というのは、高齢者の皆さんというのは年金しか収入がない、だから、物価が上がればそれに合わせて年金も上げてくるというのが戦後の日本の基本の年金の姿だったというふうに思うんです...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、大体想像がつくわけですよね。  それは、よほど物すごいインフレが起これば、インフレだとか起これば、いろいろなことが起きたら何か起きるかも分からないですけれども、賃金がぼんと上がることとか、いろいろなことが起きれば分からないですけれども、普通に考えたら、...全文を見る
○宮本委員 十二万円単身世帯では余裕があるんだという答弁をされましたが、それは平均値ですよね。七十五歳以上の単身者世帯の収入と支出の状況というのは、確かに社会保障審議会の部会に出ている資料を私も見ましたけれども、例えば、家賃でいえば、年間住居費は十七万円ですね、住居費十七万円。家...全文を見る
○宮本委員 三割負担も政令で決めているから、二割負担の範囲も政令で、時の政権でフリーハンドを握って幾らでも引き上げられるようにしよう、そういう宣言かと思いました。これは徹底的に追及したいということを申し上げまして、質問を終わります。
02月16日第204回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、五人の参考人の皆さん、大変貴重なお話、ありがとうございました。  まず、舘田参考人にお伺いしたいと思います。  今日は解除後攻めの感染対策というお話がございました。急所中の急所、飲食、会食の場、更にいろいろな時短要請なんかも含...全文を見る
○宮本委員 それから、あと、攻めの検査というお話もありました。それで、いろいろな検査を考えられると思うんですけれども、やはり今私自身が感じているのは、今、濃厚接触者、再び追跡できるぐらいの数にまで、保健所からしてもなりつつあるのかなというふうに思うんですけれども、その濃厚接触者の...全文を見る
○宮本委員 それからもう一点、高齢者、職員を守る介護施設の定期検査、これはもう私も大分前から言ってきたんですけれども、考えられる際にやはり頻度だと思うんですよね、定期検査というのは。何か、長い間に一回やったって、がんの検査じゃありませんから、その日感染していなくても翌日感染する可...全文を見る
○宮本委員 是非そこは分科会でも議論いただけたらなというふうに思います。脇田先生なんかは、やはり週一、二回だろうみたいな話もされていますので、是非よろしくお願いいたします。  それからあと一点、変異株の問題なんですけれども、ドイツなんか、広がる中で、マスクは医療用マスクに公共の...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  続きまして、井上参考人にお伺いいたします。  この委員会でも、コロナ禍の下で、女性の非正規の労働者の皆さんが、休業手当ももらえず、休業支援金の対象にもなっていない方がたくさんいるということは何度も議論されてきました。  そういう中で、...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  続きまして、前川参考人にお伺いいたします。  練馬区、地元のうちの会派の議員にも聞きましたら、やはり医療機関への支援だとか、かなり頑張っていらっしゃるということをお伺いをしました。早い段階から拠点病院へお金を出したり、あるいは最近も、P...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  続きまして、住江参考人にお伺いをいたします。  先ほど、前川参考人からは、コロナ患者を受け入れているところは立ち直りつつあるのかなというお話がありましたが、その一方で、コロナ患者を受け入れていない病院のお話が住江さんからあったわけですけ...全文を見る
○宮本委員 民間病院がサボタージュしているという認識の委員は、多分この部屋には一人もいないと思いますので。  その上で、あと、七十五歳以上の高齢者の医療費の窓口負担の問題についてもお伺いしたいと思います。  今回、二百万円以上というところで線が引かれたと、単身者でいえば。先日...全文を見る
○宮本委員 あと、この七十五歳以上の窓口負担の二割化について、実は、法案を見ますと、二百万円からというのは法案には書いてないんですね。政令で決めるというふうに書いてありまして、事実上私は政権にフリーハンドを与えるものじゃないかというふうに思いますが、その点についての御意見はあるで...全文を見る
○宮本委員 時間になりました。終わります。  山下参考人に質問できなかったこと、失礼いたしました。  ありがとうございました。
02月24日第204回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、お忙しい中、四人の公述人の皆様、お越しいただいて、ありがとうございます。本当に大変参考になりました。  まず、岩本公述人にお伺いいたしたいと思います。  岩本先生は、二〇一〇年の新型インフル対策総括会議の提言をまとめたときに副...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  あと、今日、お話の中で、武漢由来のウイルスの後、ヨーロッパ、欧米由来のウイルス、これが今の感染拡大につながっているんだというお話がありましたけれども、その際、国際的な情報共有がどうだったのかというお話がありましたけれども、本当に、今の事態を...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  あと、岩本公述人、もう一点お伺いします。  この水際対策との関係で、今大きな問題になっているのが、オリンピックをどうするのかという問題があります。  今、東京オリパラの防疫体制でいうと、選手は七十二時間前に向こうで検査をして、また入国時...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  続きまして、逢見公述人にお伺いしたいというふうに思います。  今回、コロナ禍の中で、先ほどもお話ありましたけれども、非正規の皆さんも本当に大変深刻な事態に見舞われるということになりました。  コロナの経験を経て、非正規の皆さん、先ほど...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  臨時的、一時的な仕事に限るべきではないかという入口規制も、私自身としては是非考えていきたいと思っております。  あと、逢見公述人にもう一点お伺いしますけれども、とりわけ今回、非正規雇用の中でもシフト制と言われる働き方をされている方々が、そ...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  最後に、小峰公述人と原田公述人、お二人にお伺いしたいと思います。  今、株価も大変上がっている状況があるわけですけれども、こうなってくる背景の一つとして、日銀がいつも、株が下がった局面ではETFを購入して、株を買...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたので終わります。  ありがとうございました。
02月26日第204回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○宮本分科員 日本共産党の宮本徹です。  まず、奨学金制度の改善についてお伺いいたします。  先日、進路担当の先生から、採用決定の通知がいまだに届かない生徒が何人もいるというお話を伺いました。上級学校からは採用決定通知の写しの提出を求められると。早いところは十二月に求められる...全文を見る
○宮本分科員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それから、奨学金制度、もう一点ですけれども、この修学支援の新制度ができてから、予約採用の申込期間が夏までになったんですよね。  しかし、現実には、夏以降、秋の段階になってから進路を就職から進学に変更するというケ...全文を見る
○宮本分科員 大臣、それは当然、在学といいますか、進学後も申請できるんですけれども、問題は、もう説明しなくても分かりますけれども、決定が夏になっちゃうわけですね。ですから、初めのお金をどうするかという問題が当然出てくるわけでございますので、是非ここは更に踏み込んで検討していただき...全文を見る
○宮本分科員 遠隔授業が中心で、対面授業は本当に少なくて、いろいろなことで悩んでいるというのは私も多くの学生さんからお話を伺いますので、そうした点も含めて、新年度から大いに改善していただきたいと思います。  同時に、経済的な面でいっても、やはりアルバイトがなかなかないというのが...全文を見る
○宮本分科員 新年度もアルバイトがそんなにたくさん急に増えるというのも見込めるわけではないですので、引き続き経済的な支援に努めていただきたいと思います。  修学支援新制度ですけれども、二〇二〇年度の予算は五十一・四万人で組んだわけですけれども、採用者は前期で二十五・七万人、後期...全文を見る
○宮本分科員 もう一点お伺いしますけれども、申請した人数は、予約採用の枠で三十六・七万人、在学採用の枠で前期で九・一万人、四十五万人いるということですから、二十万人が審査ではねられたという計算になるわけですね。これは、審査が通らなかった主な理由と理由ごとの人数というのは紹介してい...全文を見る
○宮本分科員 初めから所得要件からいって無理だという人は給付制奨学金には申し込んでいないと思うんですよね。自分も何とかこの所得なら対象になるんじゃないかという人たちが相当多かったということが裏返して言えるんじゃないかなというふうに思います。  新年度の予算を見ますと、五十・四万...全文を見る
○宮本分科員 ですので、四年後を待つのは本当にもったいない、これをそのまま国庫に今年も大量に返すことになるわけですから。恐らく、進学率八割というので全部予算を組んであるわけですけれども、なかなかそこまでたどり着くのにはやはり一定の期間がかかると思います。周知の問題だけじゃなくて、...全文を見る
○宮本分科員 いや、ですから、延滞の防止、解消といっても、延滞しそうになったときにちゃんとした丁寧な相談ができていないから、こんな延滞金が積み重なっちゃっているわけですよ。はっきり言って、その丁寧さが欠けたことがこういう事態につながっているわけですよね。それを本人にかぶせ続けてい...全文を見る
○宮本分科員 公表を毎年されて、大変な調査をされているのは知っているわけですけれども、これは自治体のやはり財政力の問題というのがあるわけですから、生活保護だったら、これは当然、全部国が義務的経費として出しているわけですけれども、就学援助も同様に本来していくというのが義務教育段階で...全文を見る
○宮本分科員 都道府県でそれぞれどういう制度があるのかというのは皆さんも御承知のことだと思いますけれども、入学に合わせてちゃんとした制度はあまねくあるのかといったら、そういうことではないわけですよね。だから国としてということを申し上げているわけですので、これは都道府県任せではなく...全文を見る
○宮本分科員 しっかり改善を図っていただきたいと思います。  あと、時間が迫ってきました、もう一点ですけれども、特別支援学校卒業後の青年・成人期の障害者の余暇活動、学ぶ場の支援についてお伺いします。  自治体主催で行われていた障害のある成人向けの生涯学習の取組が、コロナ禍の下...全文を見る
○宮本分科員 時間になりましたので、終わります。  ありがとうございました。
03月02日第204回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  六府県の宣言解除に当たって、総理は記者会見をされませんでした。  その点について、厚労省のアドバイザリーボードの西浦先生は、昨日、こうツイートされているんですね。総理、聞いてください。「第四波・五波もこのリーダーとやらざるを得ないならば...全文を見る
○宮本委員 頭に置きながらというのは、当然頭に置かなきゃいけないわけですけれども、ただ、従前の基準で対応して本当にいいのかという問題があると思うんですよね。一日当たりの感染者数が、今、東京は二百数十人でありますけれども、同じ二百人でも、変異株の二百人とこれまでのウイルスの二百人と...全文を見る
○宮本委員 それから、先ほど尾身会長も言及されておりましたけれども、東大の渡部教授の研究で、高齢者は感染者数などの情報が行動に影響を与える、だけれども、若い世代は緊急事態宣言の解除という国のはっきりした決定が行動に影響を与えるということが研究で言われているわけであります。  今...全文を見る
○宮本委員 ですから、若い皆さんの行動が大事だ、その若い皆さんの行動に物すごい影響を与えてしまうのが緊急事態宣言の解除なわけです。変異株も広がりをかなり見せ始めているというのが今の状況なわけですね。  しかも、いま一つの懸念は、まだ感染レベルがかなり一都三県では高いということな...全文を見る
○宮本委員 何か西村大臣の発言を聞いていると、もう解除ありきみたいな感じで、その後の話ばかりされるわけですけれども。  この間、一年間を振り返ってみても、専門家の意見を聞かずに失敗したことはあったわけですよね。十一月、十二月もそういうことがありました。失敗を繰り返さないためにも...全文を見る
○宮本委員 基準のことをおっしゃるんですけれども、ただ、その基準について、変異株を考慮して判断しなきゃいけないんじゃないかというのが私が今日言っていることですし、専門家の皆さんからも声が上がっているわけですよ。ですから、基準だけじゃなく、やはり、変異株のこと、解除が与える影響、こ...全文を見る
○宮本委員 医師の需給の数というのは、感染症の今回の経験というのが議論されているわけじゃないわけですよ。そういう問題提起も厚労省からなされていないわけですよ。そういうのを、今回の経験を踏まえて、しっかり考えなきゃいけない。是非総理も、本当に、今回の経験をどう生かしていくのかという...全文を見る
○宮本委員 防衛大臣も動画は見られたそうですけれども、何かそのことについてのコメントすらないわけでしょう。  総理にも動画を見ていただきたいというふうに質問通告しておりましたけれども、総理も動画を御覧いただいたでしょうか。ビルのすれすれのところで飛んで、こんなものを日本国の首相...全文を見る
○宮本委員 ああいう飛行でいいというふうにお思いですか。
○宮本委員 御覧になってのとおり、百五十数メートルのビルすれすれの上を通過するというのをやっているわけですよね。飛行高度も全く守られていないわけであります。  これはルール違反じゃないですか、ルールを守ってということを言いますけれども。これはやはり本当にアメリカに物を言えなきゃ...全文を見る
○宮本委員 日本の航空法では、建物の突端から三百メートル離れて飛ばなきゃいけないわけですよ。そして、日米合同委員会合意でも、在日米軍は、日本の航空法により規定される最低高度基準を用いており、低空飛行訓練を実施する際、同一の米軍飛行高度規制を現在適用しているというふうに言っているん...全文を見る
○宮本委員 じゃ、しっかり米軍に確認していただいて、しっかり対応するということですから、それは抗議するということも含まれているということでいいですね。そこだけ確認させてください。
○宮本委員 直ちに事実を確認して、厳しく抗議を行うべきだということを申し上げまして、質問を終わります。
03月12日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、コロナ禍でシフトカットされても休業手当が支払われないなど、シフト制がはらむ問題点がこの間浮き彫りになりました。これまでも、例えば労働者が有給を求めたら嫌がらせでシフトカットするなど、シフト制の濫用というのはかなりコロナの前からも行わ...全文を見る
○宮本委員 是非、諸外国の調査もされるということですから、シフト制の労働者の皆さんがしっかり守られることを検討していっていただきたいというふうに思います。  二点目ですけれども、介護施設等への看護師の日雇派遣の解禁について伺います。  看護師は、高齢者施設でも服薬指導など大変...全文を見る
○宮本委員 事業者のニーズだとか、あるいは働く側のニーズだけで考えていい話じゃないと思うんですね。やはり利用者の目線で考えなきゃいけない問題であるというふうに思います。  今でも、看護師さんの仕事なんかでも、いろんな仕事の引継ぎをしなきゃいけないとき、申し送りなんかするわけです...全文を見る
○宮本委員 これは超過勤務時間、支払い分のと書いてあるわけですけれども、これ以外の超過勤務、在庁時間というのはかなりあるんじゃないですか。
○宮本委員 この数自体が物すごい、過労死ラインを超える方がたくさんいらっしゃるという状況だと思うんですけれども、実態は恐らく、年度末に向かっている過程ですから、残っている予算の範囲内で、それぞれの部署で、つけられる範囲でつけている面もあるのかなというふうに思っちゃうわけですよね。...全文を見る
○宮本委員 いや、健康管理のために、在庁時間は、パソコンのログイン、ログアウトの時間なんかでつかんでいるわけじゃないですか。  委員長、これは是非、本委員会に資料提出を求めたいと思います。
○宮本委員 いずれにしても、定数をどんどんどんどん削減してきたというのがこうした事態を招いているわけですから、しっかり定数を思い切って増やしていく。私、去年もこの問題を質問しましたけれども、そのときよりも残業時間は増えているわけですよね。それが実態でありますから、しっかりこれを増...全文を見る
○宮本委員 難病情報センターのホームページを見ましたら、血小板減少性紫斑病は重症の場合は脳出血と書いてあったんですけれども、違いますか。
○宮本委員 そういうふうに難病情報センターのホームページには書いてありました。  それと、資料の七のところに、これは、初めに医療関係者の皆さんに打っていただいたときの説明書、同意文書の中に、報告すべき副反応として血小板減少性紫斑病について書かれておりますが、これが書かれていると...全文を見る
○宮本委員 情報収集しているということですけれども、世界全体の情報を是非集めていただいて、国民がリスクとベネフィットについてしっかり正確な情報に基づいて判断できるように、しっかりとした情報提供に努めていただきたいというふうに思います。  大臣、参議院に行かなきゃいけないんですよ...全文を見る
○宮本委員 それでは、今日は尾身先生に来ていただきました。  東京の感染状況を見ていましても、発症日別で私もいつも見ているんですけれども、二月二十七日が底で、そこから二十八、三月一日、二日と、発症日別で見てもちょっと微増というのがありまして、リバウンドが起きかねない状況かなと思...全文を見る
○宮本委員 変異株のモニタリングが非常に大事だということと、行動変容が起きてきているのが今の感染増につながっているというお話がありました。  様々な対策、分科会でも出されていることだと思うんですけれども、やはりクラスターにつながる感染経路とそれに対する対策について、私は、国民、...全文を見る
○宮本委員 クラスターの分析からそう導いているということです。  先ほど、世界でもそうなってきているというお話がありました。今日、幾つか海外の論文なども資料で配っておりますが、アメリカの国立科学アカデミーの紀要でも、ダイヤモンド・プリンセス号の分析で、五〇%以上がエアロゾル感染...全文を見る
○宮本委員 今、尾身先生がおっしゃったことは私も大変大事だと思うんですけれども、ただ、なかなかそこがまだ伝わり切れていないなという思いがあります。  例えば、先日クラスターが発生したある接待を伴う飲食店は、検温もやっていた、消毒もやっていた、働いている人たちの行動管理も物すごい...全文を見る
○宮本委員 お店と同時に、私、実は厚労省も、いろいろなものを発信するのは、もっと変えた方がいいんじゃないかと思っているんですね。厚労省はホームページでいつも新型コロナウイルス感染症の今の知識というのをバージョンアップしているわけですけれども、これを見ても、新型コロナウイルス感染症...全文を見る
○宮本委員 厚労省のホームページ、ちょっと、局長、改めてもらっていいですか。
○宮本委員 私は本当に、尾身会長と同じような認識を、やはり厚労省を先頭に日本社会に広げていくというのが、実は実効再生産数を落とす上でも非常に大事だというふうに思いますので、しっかり検討いただきたいと思います。  それから、尾身会長、最後に検査についてもお伺いしたいんですけれども...全文を見る
○宮本委員 大変明快な答弁をいただいたと思いますので、厚労省も、是非、尾身会長の言われたことを受け止めて、検査も具体化していただきたいと思います。  時間になってしまったので本当に申し訳ないんですけれども、今日、内閣府に来ていただいていたわけですけれども、一言だけ申し上げますけ...全文を見る
03月18日第204回国会 衆議院 本会議 第13号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、医療法等改正案及び医療従事者等慰労金支給法案について質問します。(拍手)  新型コロナパンデミックは、医療提供体制の脆弱さを浮き彫りにしました。多くの方が入院できず、自宅で亡くなる方も相次ぎました。この原因がどこにあったとお考えか。  ...全文を見る
03月24日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  長妻議員の続きを質問させていただきますが、今回のコロナで本当に多くの方が入院できずに命を落とすということになりました。やはり、この間、政府が進めてきた地域医療構想、公的・公立病院の整理縮小というのは間違いだったということが、私ははっきりし...全文を見る
○宮本委員 大臣がおっしゃるように、コロナの後もまたパンデミックが起こる可能性はあるわけですよ。そのときに誰が受けるんですか。それは公的・公立病院抜きには考えられないわけじゃないですか。  なぜこの四百三十六のリストをいまだに撤回しないのか、これは全く理解できないんですよね。撤...全文を見る
○宮本委員 地域にただデータを渡しているという話じゃないんですよ。この公的・公立病院の四百三十六というのは再検証を求める医療機関になって、再検証を求める通知もコロナの直前に出していますよね。一つ一つの医療機関に対して、迫るリストなんですよ、これは、病床削減を。当該医療機関でなけれ...全文を見る
○宮本委員 ですから、コロナの状況を勘案して地域で考えてくださいと言うんだったら、コロナの状況を勘案する前に出した病床削減のリストというのは全く間違いじゃないですか。撤回するしかないですよ、本当に。まだ審議、何回もありますから、これは引き続きやりますので、撤回するまで終わらないと...全文を見る
○宮本委員 三六協定の中身は把握していないはずはないんですけれども、全部届出があるわけですから。  ある学者の方が、山口大学の三隅先生という方が、病院羅針盤という雑誌で、特定機能病院、二〇一九年四月一日時点の、八十六ですかね、について三六協定を全部調べたと。千八百六十時間超とい...全文を見る
○宮本委員 全産業の中でも医療は違法残業が大変多いというのが今の話だったとは思うんですけれども、パーセントの報告がありましたけれども、じゃ、直近の年度で医師に違法残業をさせたということで是正勧告を出した医療機関の数、教えていただけますか。
○宮本委員 ですから、現状は、三六協定というのは九百六十時間未満が多数だと。そういう下で違法残業が他の産業よりも大変医療の分野は多いということなわけですね。  そういう中で、今回は千八百六十時間まではいいですよというお墨つきを与えていくということになるわけですが、例えば、この千...全文を見る
○宮本委員 そういう千五百という数がB水準になっていくということを考えると、これから何が起こるのか、この法改正をやっていくことによって。今、九百六十時間未満で結んでいる三六協定、そういう病院も、逆に、今回の法改正で、千八百六十時間、ここまでは合法的に働いてもいいですよということで...全文を見る
○宮本委員 ちょっとそれは、今、現状の三六協定が例えば特定機能病院でどうかというお話をしましたけれども、千八百六十を超えて結んでいるところは、それは特定機能病院でも二つしかないわけです。それはその二つからすれば規制になるかも分からないですけれども、ほかのところからすれば、逆に、三...全文を見る
○宮本委員 だから、そういう逃げはまずいと思いますよ。だって、男女共同参画基本計画で女性の医者を増やすって書いているじゃないですか。
○宮本委員 時間が来たので終わりますけれども、一点だけ、委員長にお願いします。  私、これは自分でちゃんとパラメーターを変えて試算したいんですよ。だけれども、厚労省が試算するための必要な計算式を出してくれないんです。これ、出していただけるよう、お諮りをお願いします。
○宮本委員 終わります。ありがとうございました。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、五人の参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。  五人の参考人の皆さんにお伺いをいたします。  今朝も大臣と議論したんですけれども、今回の新型コロナで、これまで政府が進めようとしてきた地...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  四百三十六のリストは参考だというふうに政府は説明するんですけれども、通知は出ているんですよね。一つ一つの病院、ちゃんと病床削減の検討をしてくださいという通知は出ているんですよ。それはただの参考データじゃない状態になっているんですね。  ...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  時間になりましたので、終わります。
03月31日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  ちょっと通告の順番を変えまして、先に、まずワクチンについてお伺いします。  ファイザー製のワクチン、とりわけ二回目は、発熱、頭痛、倦怠感がかなりの比率で出ております。その接種後の対応についてちょっと今日はお話ししたいんですけれども、国立...全文を見る
○宮本委員 国立病院機構は厚労省の所管ですので、よろしくお願いしたいと思います。  同時に、社会全体、恐らくほかの病院でもいろいろなそういう似たような問題は起きていると思いますので、しっかり周知していただきたいですし、基本はやはり特別休暇制度をつくってほしいというのを、病院には...全文を見る
○宮本委員 労災適用になるという答弁をいただいて、大変よかったと思います。そうじゃない話もこれまで聞いていましたので、明確な答弁をいただきました。  それから、ワクチンについてもう一点だけお伺いしたいと思うんですが、ファイザーのワクチン接種後に突発性難聴が起きている例がこの間二...全文を見る
○宮本委員 公表していない国もあるので全体はよく分からないところもあるんですけれども、もし、こういう傾向の方はこういうリスクがあるんだというのが分かるような傾向があるんだったら、できるだけそれは国民に公表しなきゃいけないことだと思いますので、ちょっと世界全体を含めていろいろな、ア...全文を見る
○宮本委員 この後しっかり教えていただいて議論したいというふうに思いますが、超過勤務自体は、今、数字をお伺いしましたら、八十時間以上の過労死ラインを超える方が一月よりも増えているというわけですよね。百五十時間以上のところは数人減っていますけれども、八十時間以上全体でいえば、前回一...全文を見る
○宮本委員 つまり、打診はしているということなんですけれども、この毎日新聞の報道で言われているように、この間、解除前後の頃なんですかね、打診はされた、開いてほしいという打診は脇田所長の方からされたということでしょうか。
○宮本委員 開催はいつでしょうかとお問合せした際に、開催してほしいというニュアンスで問い合わせたということなんですよね。
○宮本委員 ですから、今の状況を評価するためには開いた方がいいですよねというニュアンスだという打診ですよね。そこは確認してください。
○宮本委員 ただ、事実上、専門家の皆さんは、開かなきゃまずいという判断で、催促をしていたというのがこの間の経過ということなんじゃないですか。
○宮本委員 脇田さんの方にはなかった。ただ、脇田さん自身は、脇田所長自身は開いたらどうかという打診はしたということなわけですよね。打診というのは、それは意向が当然入っているわけですから。打診というのはそういうことですよ。聞くというのと打診というのは違うんですよ。  ちょっとほか...全文を見る
○宮本委員 しっかりと感染拡大局面ではやはり定期的に開いて、社会全体に対してメッセージを専門家の皆さんから発出する機会をつくっていただきたい。これはメディアでも報じられますし、私たちも大変勉強になっている。国民全体が今どういう対策が必要なのかというのも非常に分かるわけですから、こ...全文を見る
○宮本委員 今回、結局、厚労省自らがそういう政府の呼びかけが国民に響かない状況をつくり出してしまったということだと思うんですけれども、大臣は、今日の答弁を聞いていると、気の緩みだということをおっしゃいますけれども、なぜ気の緩みが起きたのか、そこには政治の責任はないのか、そこまで私...全文を見る
○宮本委員 大臣の責任も重大なわけですけれども、職員も国民の一人であって、やはり職員自身も納得と共感を持って行動変容の先頭に立ってもらわなきゃいけない。もちろん、公務員として、厚生労働省の職員としての自覚というのも大事ですけれども、その自覚のベースというのは何なのかというのは幾つ...全文を見る
○宮本委員 各自の職責というお話がありましたけれども、それぞれ任せという話じゃないですか。  私は、本当に心配なのは、今日、時間がないから質問にたどり着けなかったですけれども、今日、高齢者施設のエアロゾル感染対策の沖縄県の病院の資料も配っていますけれども、やはり、この高山先生を...全文を見る
○宮本委員 これがなかなかちゃんと位置づかない。私は、そういうところも、本当に、しっかり専門家の皆さんに全体で団結してやっていくというところが足りないというのも申し上げておきたい。  時間になりましたので、終わります。
04月07日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  法案について質問しますが、まず無給医の問題です。  コロナ患者の診療でも、大学病院で無給医の方々が診療に当たっているという報道がたくさん出ているわけです。今日は資料をお配りしておりますけれども、二〇一九年から文科省も無給医の実態調査を行...全文を見る
○宮本委員 周知は何回も何回もしたわけですけれども、なかなか解決していないわけですよね。これは、やはり労基署がこの無給医の問題で全国の大学病院に監督に入らなきゃいけないんじゃないかと思いますが、いかがですか。
○宮本委員 労働者から訴えがあった場合は当然それは指導に入る、監督に入るのは当たり前の話なわけで、何回も何回も何回も通知を出して、大学自身が改善したという報告を出していたにもかかわらず、実態は直っていないわけですよ。今回また同じように通知を出したから、これは改善されますよという保...全文を見る
○宮本委員 勇気がある方はこうやって申し出て訴えるわけですけれども、大学病院の中での大学院生の立場というのは強い立場じゃないわけですよね。ドクターが取れるのかどうかということを考えた場合に、なかなか自ら声を上げにくいということがあって、これはなかなか解決していないんだというふうに...全文を見る
○宮本委員 疑いが濃厚な場合は当然、告発があった場合は入るわけですけれども、別にそれ以外でも、労基署は定期監督もやっているわけじゃないですか。順繰りに回って監督しているわけですから、その一環として、じゃ、今、無給医の問題も報道でもあるからしっかり回りましょうということを私はやれば...全文を見る
○宮本委員 伝えていくということですから、何らかの通知を出していただけるということだと思います。  次に、今日議論がありましたけれども、医師、看護師の宿日直の許可の問題についてお伺いしますが、二〇一九年七月一日に局長の通達で「医師、看護師等の宿日直許可基準について」が出されたわ...全文を見る
○宮本委員 実態をしっかりつかんでいっていただきたいと思うんですよね。  この通達が出て以降も、二次救急を行う病院や、あるいは急性期病院が宿直許可を取っているケースというのは少なくないというのは聞いております。救急患者の受入れや重症患者の治療というのは二十四時間体制であって、こ...全文を見る
○宮本委員 しっかり現場の実態をつかんで対応していただきたいと思います。  それからあと、次ですけれども、前回の質疑で、今回、千八百六十時間までの長時間残業を容認する、こういうことになれば、医療機関の三六協定がそこまでの長時間残業があるのを追認していく、現状を追認していく、こう...全文を見る
○宮本委員 詳細を把握していないと言いましたけれども、私、通告でちゃんと、この「病院羅針盤」のここに出ていますよと。今日雑誌もありますけれども、二百三十病院全部、詳細に情報開示して、先生がどれだけ三六協定の時間が延びているのかというのをやられていますので、そういう答弁はないかなと...全文を見る
○宮本委員 その増加のペースを再来年から落としていいのか、そこへの懸念の声が相次いで医療関係者、病院関係者から上がっているということなんですね。しかも、この需給推計のパラメーター自体がおかしいというのを私は何度も申し上げているわけです。  女性については三二%で頭打ちということ...全文を見る
○宮本委員 医療現場の長時間労働解消というのは、一つ大きな、やらなきゃいけないといいますか、女性の比率が上がっていく上でも非常に大事なことだと思います。  医療現場全体の労働時間が本当は短くなっていかなきゃいけないんですよね。女性医師というのは、御存じだと思いますけれども、パー...全文を見る
○宮本委員 大臣がそういう立場に立たれているのであれば、需給推計の問題に戻りますけれども、やはり、女性のパーセントを低いところで固定化させてしまうものを前提にした需給推計でいいんですか。長時間残業が前提の需給推計でいいんですか。ここはもう少し、あるべき姿に向かっての需給推計という...全文を見る
○宮本委員 実態でいっても、女性は、先日もお話ししましたけれども、医学部の入学率は今三七パーまで上がっているんですよ、直近でいえば。三二パーを使い続ける、未来にわたって。実態からしてもおかしいですよということを申し上げているわけですよ。首をかしげる話じゃないと思いますよ、これは。...全文を見る
○宮本委員 よく、感染拡大時には機動的に対処しますということを言われるわけですけれども、機動的に対処しようと思ったら、どこかに余力がない限りは機動的に対処できないじゃないですか。ぎりぎり、かつかつでやっていたら、今の方針でいえば、病床を削減して、病床を削減すれば人も減るわけですか...全文を見る
○宮本委員 必要以上の余力というのは何を指しているのかよく分からないんですけれども、今は最低限の余力も足りないというのが第三波で東京が体験したことでもありますし、恐らく今大阪が直面している問題だというふうに思うんですよね。なおかつ、地域医療構想で病床を削減していく、病床を急性期か...全文を見る
○宮本委員 五十五万人が五十万人ということで、一割ぐらい、看護師さん五万人が減るという話なわけですよね。ですから、今日の朝からの議論でも、感染症対策のときに、ベッドだけじゃなくてマンパワーが大事だと。マンパワーの余力というのは、急性期から回復期や、あるいは慢性期だ、こうなれば、当...全文を見る
○宮本委員 病床を公的・公立病院だけでも九百八十二床、全体で二千六百九十八床が病床削減の方では減る、統合の方でも全体で五百床ぐらい減るということが二〇二〇年度の補助金でなされたわけですね。  二一年度の予算、百九十五億円ついておりますが、これでは最大何床、病床削減が可能なんでし...全文を見る
○宮本委員 普通に考えれば、六十億で三千床ぐらい削っているわけですから、二百億ならその三倍ぐらいは削減されるんじゃないかなというふうに思いますが、それだけ病床が減れば、それだけマンパワーも減っていくことになるわけですよね。  それで、最後ですけれども、やはり、公的・公立病院の四...全文を見る
○宮本委員 全く納得できない答弁であります。  パンデミックのこと、今回の経験を踏まえたら、公的・公立病院はしっかりとその役割をこれからも果たしていただかなければならないということがはっきりしたんですよ。そのことを考慮にも入れずに公的・公立病院を名指しで縮小していく、そのための...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  立憲提出の修正案に賛成、政府案に対して反対の討論を行います。  政府法案の最大の問題は、病床機能再編支援事業を地域医療介護総合確保基金に位置づけ、全額国庫負担で病床削減を加速化する点にあります。  新型コロナパンデミックは、我が国の医...全文を見る
04月08日第204回国会 衆議院 本会議 第19号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、健康保険法等の改正案について質問いたします。(拍手)  本法案の最大の問題は、一定所得以上の七十五歳以上の高齢者の窓口負担を一割から二割、二倍にすることであります。  年を重ねれば病気にかかりやすくなり、病院にかかることも増えます。一割...全文を見る
04月09日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  質問をいたします。  まず、同一労働同一賃金について、この四月一日から中小企業についても適用が開始される、パートタイム・有期雇用労働者法の改正の適用が始まります。  ところが、幾つかの職場では、正社員に支給されている精勤手当だとか物価...全文を見る
○宮本委員 法違反があれば指導していくので、そういういろいろな手当をこの際基本給に入れちゃって逃れようというのは駄目なんだというのが今の趣旨だったと思うんですけれども、それなのにやられているという話も聞くわけですね、労働組合ルートなんかでは、私。  これはちゃんと、そういうのは...全文を見る
○宮本委員 当然、是正指導。だけれども、周知してきて、実際起きているわけですから、改めてこの段階で、それは明示的に、こういう、この際、正社員だけに出ていた手当を基本給に入れちゃおうということで逃れようという、今回の同一労働同一賃金の法改正の適用を逃れようというのは駄目ですよと、明...全文を見る
○宮本委員 徹底的に、こうしたことは許されないんだという立場で臨んでいっていただきたいと思います。  それからあと、今日、二つ目ですけれども、資料もお配りしておりますが、放課後等デイサービスの報酬体系の改定で、これまで手厚く支援を行ってきた事業者から、大幅な減収になるということ...全文を見る
○宮本委員 先ほど申し上げていましたように、今まで加配二人、保育士さんで取っていたところは、今度のものでは加配は一人しか取れなくなってしまうわけですよ。支援ができないじゃないですか、今までと同じ支援が。  首を切るんですか、辞めてくれと言うんですか。でも、そういうわけには、そう...全文を見る
○宮本委員 ですから、そういう質が高いことをやってきているところですよね。元々、人は加配してでも是非やることを考えてくださいというのが放課後デイサービスの厚労省の作っているガイドラインですよ。そういう中で人も加配をしてやってきた。  確かに、もうけ本位のところというのはこの間た...全文を見る
○宮本委員 本当に、しっかり聞いて、速やかに改善を図っていただきたいというふうに思います。私から話を聞くよりも当事者の皆さんから話を聞いた方がよく分かると思いますので、強く求めておきたいと思います。  それから、障害者への支援に関わって、もう一点。今日、資料をお配りしております...全文を見る
○宮本委員 大手がやり始めて全体に広がったということですが、鉄道でいうと最も大きなJRが進んでいないわけですよね。  資料を四ページ目につけていますけれども、これは国会で採択された請願ですけれども、JRを、しっかり名前も明記して、精神障害者についても交通運賃の割引制度の適用対象...全文を見る
○宮本委員 JRは、この間、身体障害者でいえば、新幹線に車椅子用のスペースを拡大したりという努力もしているわけですよね。何でこっちが、精神障害者の運賃割引についての対応が進まないのかなと思うんですけれども。  ちょっと本腰を入れて、国交省からしっかり働きかけをやっていただけませ...全文を見る
○宮本委員 次回はこういう質問をしなくていいように、よろしく取組をお願いしたいと思います。  次に、厚労省のことについてお伺いしますが、パワハラ相談員がパワハラを行っていたという報道もあり、そして先日は大変ショッキングな週刊誌の報道もありました。  厚労省の改革若手チームの提...全文を見る
○宮本委員 今回の事案を踏まえてというお話でありますけれども、厚労省の若手の皆さんの改革提言を見ると、こういうことを書いているんですよね。  人事評価の基準を明確にしてほしいと。セクハラやパワハラを行っている幹部、職員が昇進を続けているというのが今の現状だと見ている人がかなりい...全文を見る
○宮本委員 そうじゃなくて、部下からの評価じゃなくて、厚労省自身の人事評価として、ハラスメントをやる人が昇進するというのはおかしいじゃないかという声が上がっているわけですよ。そこはちゃんと直さなきゃいけないんじゃないですか。  これは、大臣、そこの検討をちゃんとしっかりやらなき...全文を見る
○宮本委員 ですから、評価基準として明確化した方がいいのではないですかというのが若手の皆さんの提言だと思いますので、今までやってきたことでも、なかなか、このハラスメントが繰り返されているということなわけですから、更にどうするのかというのを、真剣にこの機会に考えていただきたいという...全文を見る
○宮本委員 早急に海外との比較というのをやっていただきたいというふうに思います。  あと、脳出血以外に、海外と比べて国内での接種の方が接種人数比で多く出ている大きな副反応というのは何かあるんでしょうか。
○宮本委員 国内治験、第三相をやらずに接種を始めているということがあるわけですから、やはり海外との比較というのは、副反応についてはしっかり日本政府の責任でやらなきゃいけないことだと思いますよ。それで何らかの傾向があるんだったら、その方に既往症があったり何とかがあるんだったら、それ...全文を見る
○宮本委員 では、医療機関の方で精査してから、後で上がってくる可能性があるということで、どこかで目詰まりはない、あるいは集約漏れがないという理解でいいわけですね。じゃ、いずれ出てくるのではないかというふうに思います。  あと、たくさん通告していたんですけれども、ちょっと時間切れ...全文を見る
○宮本委員 介護施設は、とにかくこれは頻回なんです。これも去年からずっと私は言い続けていますけれども、頻回、できれば毎週これをやっていただくというのが大事だと思うんですけれども、社会全体の感染の広がりということを考えた場合は、調子が悪くても働いているというのは別に介護施設だけの話...全文を見る
○宮本委員 西村大臣は連日会見をされて、本当に立派だと思います。頑張っていると思います。でも、メディアは余り報じてくれません。総理が出て、尾身さんが並んでやれば、専門家の皆さんの知見も含めて国民に毎日伝わる、こういう状況になっていくわけですよ。  是非そういうことを考えていただ...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  七十五歳以上の医療費の二倍化法案について質問いたします。  今朝から、この二割負担導入が受診抑制をもたらすんじゃないのかとずっと議論されております。私も本会議でその点を聞いたら、総理からは、直ちに患者の健康への影響を意味するものではない...全文を見る
○宮本委員 つまり、三年間の配慮措置が終わったら、受診抑制の額は給付費で一千五十億円。かなり大きな金額ですよね。後期高齢者の今の給付費が十六兆円台だと思いますけれども、その中の一千五十億ということであります。  あと、この二割負担の導入で十万円以上負担が増える方について、本会議...全文を見る
○宮本委員 一万二千人もの方が、二割負担導入で十万円以上も負担が増えると。  ちなみに、この十万円以上負担が増えるケースというのは、どういう病気にかかられているケースが多いでしょうかね。
○宮本委員 外来最大三・六万円の負担増というのは、それは配慮措置中の話ですよね。配慮措置が終わったら、外来も更にもっと増える方がいるということだと思いますけれども。  先ほど局長の答弁があったとおり、入院される方は十万円を超す負担になる方がかなり出るということなんですね。  ...全文を見る
○宮本委員 相当な、最大、理論上の数字ということをおっしゃいましたけれども、本当に、入院しなきゃいけない大きな病気、先ほどがんというお話もしましたけれども、などとかということになって、治療が長引けば長引くほど、相当な負担が増えるということなわけですよね。  それで、今日、資料を...全文を見る
○宮本委員 この手のアンケートはたくさんいろんなところでやられていますけれども、どれもこれも同じような傾向ですよ。今でも、やはり年金生活者の皆さんはそう収入が増えていくわけじゃないですから、未来にわたって年金は削られていくというのが見えている中で、できるだけ、医療費も含めて、我慢...全文を見る
○宮本委員 負担能力が本当にある方に負担をしてもらうというんだったら分かるわけですよ。立憲民主党さん、後期高齢者の保険料の賦課限度額、上限を上げようと。これは、負担能力がある方に負担してもらおうという議論ですよ。  だけれども、現状でも、年収二百万円の年金生活者の方も、今でも医...全文を見る
○宮本委員 今、長妻さんから無責任だという話があったと思いますけれども、極めて無責任ですよ。だって、総理は、この受診行動の変化について、直ちに健康への影響を意味するものではないという答弁をされたわけですよ。ところが、これはマクロの話であって、個々の疾病については分からないと。個々...全文を見る
○宮本委員 難しいからといって、分析が難しいということと、本会議で、受診行動が変化した、受診抑制が起きても健康に対しての影響を意味するものではないと。全然違うじゃないですか。ちゃんと、過去の負担増によってどういう受診行動の変化が個々の疾病であったのか、これを出してくださいよ。
○宮本委員 総理の答弁には根拠がないというのがはっきりしたと思います。マクロのことしか見ていない、個々の疾病についての影響については見ていない、論文はいろいろ出ているけれども、それが政策に反映できるようなものではないというのが今の答弁だったわけですよね。  いろいろな論文、出て...全文を見る
○宮本委員 ですから、その七十から七十四以外もありますよね、現役世代の一割から二割に上げた、あるいは三割に上げたというときのいろいろな分析の論文はあるわけですから。  だって、これは本当に大事な問題ですよ。受診抑制が起きて、それが健康に影響を与えるということになったら、こんな法...全文を見る
○宮本委員 厚労省が参考になる、参考にならないと勝手に判断するんじゃなくて、一定のことを分析したものというのはいろいろあるわけですから。  委員長、ちょっと、是非理事会で、この受診行動の変化、過去の負担増において、どういう影響があったのかということについてのまとめたものを厚労省...全文を見る
○宮本委員 よろしくお願いいたします。  ちなみに、自覚症状が薄くて、受診が遅れれば重症化する病気というのは、どういうものがありますか。
○宮本委員 一般的に、自覚症状が強いものについては、みんな結構、やはり当然、病院に行くわけですよね、慌てて。そういうのは受診抑制は起きにくいと言われているわけですよね。でも、自覚症状が比較的薄いものというのは、ちょっと我慢すればすぐ治るかなというので受診抑制が起きやすいということ...全文を見る
○宮本委員 国民に広く知らせると同時に、やはり医療機関も大事だと思うんですよね。  医療機関、第一波は、そもそも、いろいろな基準があって、保健所も破綻して、いろいろあって、ちょっと検査にかかれないということがありましたけれども、第二波、第三波は、私もいろいろなところで話をしてき...全文を見る
○宮本委員 ですから、発熱とか分かりやすい状態じゃなくても、こんこん、こんこんと。全然熱もないわけですよ。だけれども、ちょっと鼻水が出てきたとか、花粉症かどうか分からないというのも含めて、できるだけ積極的に検査をやはり医療機関にもしていただく、国民にもお願いするということが私は必...全文を見る
○宮本委員 三十分に一回って、だって、今、濃厚接触者の定義というのはもうずっと、マスクなし、会話十五分で濃厚接触者なんですから、それが感染リスクがあるということなんですから、三十分に一回だったら当然感染リスクは高い状況になっているわけですよ。ですから、やはり極力常時だというのをも...全文を見る
○宮本委員 学校なんかでも、やはり窓を閉めたら三十分たてば一五〇〇ppmを超えるというのが教室の状況だというのは文科省なんかも調べてなっていますので、しっかりお願いしたいと思います。  続きまして、ちょっとワクチンのことを少しだけお伺いしますけれども、前からお伺いしていることな...全文を見る
○宮本委員 分かりました。  あと、亡くなられた方は全員女性でしたけれども、それ以外の四人の方の性別というのは分かりますか。
○宮本委員 あと、国内で接種している他のワクチンでは、接種後、脳出血が見られる頻度というのはどの程度なんでしょうか。
○宮本委員 単純に比較するというわけにはいかないですけれども、ほかのワクチンに比べて、ファイザーのワクチンも高いのかなというふうに言ってよろしいんでしょうか。
○宮本委員 引き続き、一つ一つやはり丁寧に事例を追っかけていただいて、前回も申し上げましたけれども、何らかのこういう傾向の方がなりやすいとかそういうのがあれば、是非国民への注意喚起をお願いしたいというふうに思います。  それから、あと、ワクチンの接種に関わって、週末に聴覚障害者...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  じゃ、通告を受けて早速仕事をしていただいたということで、感謝申し上げたいというふうに思います。  あと、残り時間がなくなってきましたけれども、高齢者施設での頻回の検査、私も昨年から、週一、二回が必要だということをずっと申し上げてまいりまし...全文を見る
○宮本委員 時間切れになっちゃって、もうちょっと確認したかったんですけれども、後で厚労省に確認をします。  時間になりましたので終わります。ありがとうございました。
04月16日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  前回の続きをやりますが、まず、受診抑制の問題、先ほど来議論されておりますが、元々、与党の皆さんがテーブルにのせていたのは、五つの案をのせていたわけですよね。所得基準として考えられる機械的な選択肢ということで、二百四十万円以上、二百二十万円...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  それで、それぞれ、当初から受診行動の変化、受診抑制を織り込んで財政影響を試算していたということなわけですが、じゃ、この五つの案の中で年収二百万円以上の方という案を選んだわけですけれども、その際に、この受診行動の変化の問題についてはどのような...全文を見る
○宮本委員 ちょっと、今大変重大な答弁だと思うんですけれども、受診行動の変化については、基準にして選んだわけではないと。つまり、受診抑制がどれだけ起きるかなんて知ったこっちゃないということで、自民党と公明党さんの間で議論して総理が決めた、そういう理解でいいわけですね。
○宮本委員 確認しますけれども、この財政影響を与党に示す際に長瀬効果の数字は示していましたか。
○宮本委員 いやいや、驚きましたね。与党の協議の中で、一体全体どれぐらい受診抑制が起きるのか、その数字すら示していなかった。そういう中で、年収、単身世帯でいえば二百万円以上、こういうものを決めていったということであります。これはちょっと、決め方として極めて乱暴なんじゃないですか。...全文を見る
○宮本委員 何か、今までも数字も出さずにやってきたということじゃないですか。今までの負担増も随分乱暴なやり方で決めてきたという話じゃないですか。  いや、もう本当に、今糖尿病にかかっている方というのは、毎月毎月、少ない方でも三千円、高い方だと五千円ぐらいかかる方もいらっしゃると...全文を見る
○宮本委員 これは、どれが原則というわけでもないんですかね。普通、二つのことを書く場合に、原則のものを先に書いて、例外は後ろに書くという形に一般的にはするんじゃないかというふうに思うわけですけれども。  ところが、今度の法改正は、「次号及び第三号に掲げる場合以外の場合 百分の十...全文を見る
○宮本委員 いや、それは今度の法案じゃなくて政令ですよね。今度の政令はそうしようとしていると。法律にはそんな範囲は書いていないわけですから。  じゃ、原則という言い方をしたら答えにくいようなので、高額所得者の人は百分の三十、本当の低所得者の人は百分の十、残りの大半の人を百分の二...全文を見る
○宮本委員 今出している政令は知っているわけですよ。ただ、政令はその時々の閣議決定で決めていくわけですけれども、法案は、一回国会を通れば、その枠組みができ上がるわけですよ。政令は、政権が替われば、どんどんどんどん変わっていくことが可能なわけですよ。  前回、大岡さんが大臣になっ...全文を見る
○宮本委員 ですから、歯止めなく、時の政権の判断で変えていけると。確かに、今の法律だって、三割、歯止めなく拡大することは可能ですよ。だけれども、少なくとも今の法のたてつけは、次号に掲げる場合以外の場合は百分の十ということで、普通に読めば一割が原則だと読める法のたてつけになっている...全文を見る
○宮本委員 それぞれの自治体は、何で法定外繰入れをこれだけ多くの自治体がやっているんですか。
○宮本委員 保険料収納率が低い自治体でやっていると。保険料収納率が低い理由は何ですか。
○宮本委員 顔が見えるとか見えないとか、そういう話じゃなくて、最大の問題は、国民健康保険料が高過ぎるから収納率が低いんじゃないですか。  お伺いしますけれども、国民健康保険料の滞納率の高い都道府県はどこなのか、その滞納率についても述べていただけますか。
○宮本委員 さっきの、繰入れを行っているトップ、東京、二番、神奈川と、滞納率が高いところのトップ、東京、二番、神奈川ということになるわけですけれども、みんな、やはり高い国保料を払うのに苦労しているわけですよ。私は本当にそういう相談もたくさん受けるわけです。それこそ差押えの相談なん...全文を見る
○宮本委員 住民は理解しないですよ。  今でさえ、東京でいえば二十数%、国保料が滞納がある、そういう事態なわけですよね。もっと上げましょう、もっと上げなさい、国が言うことじゃないでしょう。  最後、資料四ページ目にお配りしておりますけれども、これは各保険者の比較ということで、...全文を見る
○宮本委員 いや、払えない人から取っていくという話をしましたけれども、それは相互扶助の精神じゃないですよ。  それは、保険料が高過ぎて払えないわけですから、もっとしっかりと国が財政支援をやるというのが、三千四百億円なんということを言わずに、もっとやらなきゃいけないんじゃないです...全文を見る
○宮本委員 何か大変つれない感じの答弁なんですけれども。  多分、日本で最もたくさん後遺症の方を診られている方の一つだと思うんですね、平畑先生というのは。日本中の方々のオンライン診療を早くからずっとやられていて、後遺症外来がたくさんできてほしいとか、いろんなことをこの間発信され...全文を見る
○宮本委員 論文はまだ書き上がっていないと平畑先生は言っているみたいですけれども、是非、いろんなところでお話なんかも聞かれたらいいのかな。私は直接話を聞いているわけじゃないですけれども、かなりたくさんの患者を診られて言われている話ですので、お願いしたいというふうに思います。  ...全文を見る
○宮本委員 分かりました。そういうことも是非案内していっていただきたいと思います。  これは最後ですけれども、ワクチン接種後、とりわけ二回目というのは、かなりの比率で熱が出るわけですよね。これは、多くの場合は副反応として出るわけですけれども、もしかしたらほかの疾病で発熱する場合...全文を見る
○宮本委員 分かりました。  時間になりましたので、終わります。
04月19日第204回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、決算行政監視委員会であります。国会と行政府との間の問題で大変ゆゆしき問題がありますので、一点、その点をお伺いしたいと思います。  昨年秋から私が提出を求めている公文書が提出されません。こういうふうに求めたんですね、二〇一九年五月...全文を見る
○宮本委員 できるだけ速やかにといっても、それはもう半年どころじゃないわけですよね。これ、あり得ない話ですよね。官房長官から、できるだけ速やかに出してくれと指示をしたということですけれども、普通はあり得ない対応ですよね。その点だけ確認したいと思います。
○宮本委員 いやいやいやいや、私、いろいろな省庁にいろいろな資料要求しますけれども、防衛省だって、まあ黒塗りはたくさんありますけれども、出してきますよ。今まで出てこなかったことというのは加計問題と桜を見る会だけですからね、私が今まで資料要求して出てこないことがあったというのは。 ...全文を見る
○宮本委員 さて、今日は予備費の審議でございます。  米軍基地爆音訴訟の賠償金関連の支出が計上されております。  まず、事実をお伺いしますけれども、一連の米軍基地爆音訴訟について、これまでの判決での賠償額及び遅延損害金の総額は幾らなのか、そのうち米側が負担したものは幾らなのか...全文を見る
○宮本委員 これ、七百六億円のうち、アメリカ側が負担したものはないということなんですよね。  日米地位協定十八条では、御存じのとおり、米軍に責任があるものは米側が七五%負担するということになっているわけであります。  これは、私、もう何回も国会の審議でも求めてきましたけれども...全文を見る
○宮本委員 地位協定では、七五%は米側が負担する、アメリカに責任があるものはそうなっているわけですから、日本政府が要請するのは当然なわけですけれども、進んでいないわけですよ、その話合いが。ですから、先ほど、どのレベルでやっているんですかということをお伺いしたわけです。  相当高...全文を見る
○宮本委員 ですから、そういう事務的なレベルでやっていて進まないじゃないですか。本来だったら、せっかく総理がアメリカに行ったんだから、こういうことこそ解決しなきゃいけないんじゃないかと私は思いますよ。こういうのを手をつけずに、幾ら、日米同盟が強固だ強固だ、そんなことを言ったって、...全文を見る
○宮本委員 いや、私は、日米同盟についての解説を、思いを述べてくださいと言ったわけじゃないんですよね。高いレベルでちゃんと働きかけないと、こういう、日米地位協定に基づいて日本が当たり前に求めていることすらアメリカ側の同意も得られないじゃないですかということを申し上げたわけですよ。...全文を見る
○宮本委員 動画を見ていただきましたけれども、最低安全高度以下の飛行だというのは、これははっきりしているということが言えると思うんですよね。  それで、先ほど、ICAOのルールや日本の航空法と整合的な米軍の規則に違反する飛行があったことは確認されていないというふうに米側が述べて...全文を見る
○宮本委員 今の答弁だと、米側の説明をそのままうのみにしているということですか。  ちょっと確認しますけれども、日本政府は、米軍から飛行に当たっての規則というのは提供を受けているんですか。
○宮本委員 確認を取っていると言うんですけれども、どう確認したのかということで、米軍自体の規則というのを日本政府は提供を受けているんですか。そのものを見ているんですか。整合的なのかどうなのかというのを確認を実際にしているのかということですよ。
○宮本委員 驚きましたね。米側から規則の提供を受けているかどうかなんて、安全保障に関わらないじゃないですか。別にそんなの、答弁を控えるような話じゃないですよ。ということは、結局、提供を受けずに、米側の説明をうのみにしている、そういうことなんじゃないですか。  とにかく、最低安全...全文を見る
○宮本委員 米軍が飛行記録をどれだけ保管しているか承知していないと。私は、だから、質問通告を二日前に、二日前というか、先週早い段階でしているわけですけれども、米側に聞くこともしなかったわけですか。
○宮本委員 いや、全然聞いたことに答えないわけですけれども。時間がたっているからアメリカの側が確認できないと。普通だったら、アメリカ側に飛行記録が残っているでしょうと聞くでしょう。それを承知していないというのは何を聞いているのかなと私は思いますよ、米側に。  それで、次の質問に...全文を見る
○宮本委員 いや、私が聞いたことに答えてくださいよ。  その都度その都度確認するんじゃなくて三か月に一回まとめてというやり方だと、アメリカ側も今回、時間がたっているから、昔のことなので分からないなんて、こんなふざけた回答をしてくるわけじゃないですか。その都度その都度確認をすると...全文を見る
○宮本委員 全然聞いたことに答えていないじゃないですか。  元々、二〇一七年の夏までは、住民から苦情があったら、その都度その都度、防衛省は米側に確認していたんですよ、その都度その都度。ところが、米側から、これからは回答しないという、突然、大変横柄な態度が示されて、それから、逐一...全文を見る
○宮本委員 それでどうやって一回一回の飛行の事実の確認をするんですか。
○宮本委員 伝えるんじゃなくて、米側からの確認は取れるんですかと聞いているわけですよ、三か月以上たってからというやり方で。
○宮本委員 聞いたことに答えていません、全く。  事実確認が、三か月に一回じゃできないじゃないですかと。米側が実際、そう返事をしているじゃないですか。だったら、今までのこのやり方を改めてかつてのやり方に戻す、一々、一つ一つ米側に確認する、本来そういうことが必要なんじゃないですか...全文を見る
○宮本委員 三か月まとめて苦情を伝える際、米軍には事実関係を確認し報告するよう求めているんですか。
○宮本委員 いや、様々なやり取りというふうにごまかした言い方はせずに、事実関係を確認し報告するよう米側には求めているんですか。
○宮本委員 それで米側からはどう回答が来るんですか。今回みたいに、時間がたったから確認しようがありません、そういう回答が来ているんじゃないですか。
○宮本委員 ですから、米側から、こうこうこういう事実がありました、こういう回答がありました、そういうことすら言えないわけですよ。一つ一つの飛行の確認を取らずにやってきたから、こうした今日の事態を招いているんじゃないですか。  確認しますけれども、二〇一七年八月以降、住民の苦情等...全文を見る
○宮本委員 自治体に回答しているんだったら数は分かるはずですので、後でそれは出していただきたいというふうに思います。  いずれにしても、毎回毎回、危ない危険な飛行があったら、それは日本政府として直ちに抗議をする、こういう姿勢があってこそ、米軍の無法な低空飛行訓練について正すこと...全文を見る
○宮本委員 つまり、ちゃんと私の質問に答えていないと思うんですけれども、日本側の認識と米側の認識、九九年合意についてはそれぞれどういう認識なのかというのをお伺いいたします。
○宮本委員 米側が毎日新聞に対して文書で答えていることと日本政府が言っていることとの間に差があるわけですよね。この点について文書で回答を求めて、質問を終わります。
04月20日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、お忙しい中、四人の参考人の皆様、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  まず初めに、四人の参考人の皆様にお伺いいたしますけれども、医療制度の持続可能性ということを考えた場合に、しっかり財源をどこから確保するの...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  二木参考人に、これは分かればお願いしたいんですけれども、この受診抑制が、今でもあるというのは住江参考人からお話がありました。歯科の歯周病や、あるいは糖尿病、あるいは認知症だとか、こういう問題があるというお話がありましたけれども、アメリカの...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  やはり、負担によって受診行動の変化が起きるというのは国内外、いろんなことを調べれば分かるのかなと思うんですけれども、その点、佐野参考人と前葉参考人はどうお考えなのかという点を是非お伺いしたいと思うんですよね。  この間、国会でも議論してい...全文を見る
○宮本委員 ただ、経過措置も残念ながら三年間ということで、その後は何もないということになってしまうわけでございます。  最後、お伺いしたいんですけれども、実は、この間質疑していて分かったんですけれども、与党協議で、幾らから二割負担の対象にするかというのを決める際に、長瀬効果の数...全文を見る
○宮本委員 時間になりました。終わります。  ありがとうございました。
04月21日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  七十五歳以上の医療費負担二倍化法案について質問いたします。  今回の法案は、二割負担を導入する、まずは二百万円、単身世帯であれば、その収入がある方からということになっております。  今朝も、この二百万円の方というのは負担能力があるのか...全文を見る
○宮本委員 個別のデータも示さないで、平均値だけで議論しろというのはめちゃめちゃな話ですよ。あり得ない話だと思うんですよね。  同じように、住居費なんかも、予算委員会でも言いましたけれども、年間の住居費は、二百万円の方は年間で十七万円となっているわけですけれども、賃貸だったら年...全文を見る
○宮本委員 生活必需以外のものもあるでしょうというのは、そういうことを大臣が言っちゃまずいんじゃないですか。生活必需品以外の生活を全部医療費で犠牲にしてもいいんだと言わんばかりの答弁というのはまずいですよ、それは。当然、人間らしい文化的な生活というのは、人間である以上はみんなやる...全文を見る
○宮本委員 新宿区の例でいえば、後期高齢者医療制度が始まってから十二年間で三万円、税と社会保険料が上がっているということであります。これは東京の新宿の例ということでございます。  当然、税と社会保険料の部分というのはこれからも上がっていくわけですよね。後期高齢者の平均の保険料額...全文を見る
○宮本委員 年額でいえば幾ら増えることになりますか。
○宮本委員 ですから、現状から二〇四〇年でいえば、年額でいえば何ぼ増えることになりますか。
○宮本委員 年額でいえば二万一千円程度増えると。  それから、当然、介護保険料も上がっていくと思うんですが、これは平均でいえば年額、現状は幾らで、将来の見通しはどうなりますかね。
○宮本委員 つまり、これから後期高齢者の保険料も介護保険料も上がっていく。後期高齢者でいえば、七・五万円が二〇四〇年には九・六万円、二・一万円ぐらい上がる、介護保険料は、今、七万円ぐらいが平均なものが、二〇四〇年には十万五千六百円から十一万三千円ということですから、大体三万五千円...全文を見る
○宮本委員 ですから、赤字になれば貯蓄があるだろうというふうにおっしゃいますけれども、貯蓄がたくさんある方はそうやって対応できると思いますよ、対応するしかないと思いますけれども、問題は、じゃ、みんなが貯蓄があるのかということなんですよ。それまで、例えば家族の中に大きな病気を抱えて...全文を見る
○宮本委員 そういうせこい答弁をしないでくださいよ。  でも、実際は、保険料が上がるのと併せて物価も上がっているわけじゃないですか。この五年間でも、私、予算委員会でも示しましたけれども、高齢者の生活必需品の物価というのは三%上がっている、でも年金は全く五年間ほぼ横ばい、こういう...全文を見る
○宮本委員 別に、初めから調査が難しいなんて決めつける必要は全くないわけですよ。  大体、総理は、本会議での私への答弁で、今度の受診行動の変化は健康への影響はないんだ、こういう答弁をしたんですよ。だけれども、実際は、海外では、医療費の負担増は健康に与える影響というのが詳細な長期...全文を見る
○宮本委員 基本的に、収入の状態と医療費の負担という点でいえば、当然、収入が少ないほど受診控えがあるし、医療費の負担が増えるほど受診控えが起きるというのは、あらゆる調査がそうです。  私、二回前の一番初めのこの法案の審議のときに、今回の医療費の負担増についてのある西日本の病院の...全文を見る
○宮本委員 この鈴木先生の六ページのところでも最後に言われておりますけれども、やはり「早急に、各疾病ごとの弾力性、動態的効果の計測を行い、基礎的知見を蓄積する必要があると思われる。」というふうに先生は書かれているわけですけれども、当然、負担増をやれば影響が出る疾病があって、そのこ...全文を見る
○宮本委員 全く納得できない答弁ですね。現役世代の負担の軽減というのは、別に、高齢者の窓口負担増をしなくても、やりようは幾らでもあるわけですよ。  私たちは国庫負担を増やせばいいじゃないかということも言ってまいりました。立憲民主党さんからは、後期高齢者の保険料の賦課限度額の上限...全文を見る
○宮本委員 ちょっと残り時間が短くなってきまして、今日はたくさん通告していたんですけれども、次回に回さざるを得ないものがありますけれども。  ちょっと幾つか、法案から離れてお伺いしますが、一つは、配付資料でお配りしているのが、資料の十三ページ目からランセットの論文をつけておりま...全文を見る
○宮本委員 もう一か月以上前ですかね、この場で尾身会長にも、エアロゾル感染と換気の問題について議論して、消毒よりもよほど換気が大事なんだと、エアロゾル感染の対策が今極めて大事だという話が、尾身さん流の言葉はマイクロ飛沫感染という言い方ですけれども、ありました。  ところが、厚労...全文を見る
○宮本委員 分科会の皆さんはやられているんですけれども、厚労省の基本のホームページのところには、主な感染ルートは接触と飛沫と書いてあるんですよ。マイクロ飛沫とは書いていないですからね、エアロゾルとは。そこをはっきりして、もっと伝えなきゃまずいですよということを申し上げておきたいと...全文を見る
○宮本委員 まとめるのは九月だという話がありましたけれども、ずっと空いている状況が続いたら、結構園の運営も大変になるわけですよね。やはり、子育て世代、この間の新型コロナの影響で仕事がないということで、そのこともあってゼロが空いているという影響もあるというふうに地元の保育園の方々か...全文を見る
○宮本委員 是非お願いします。その上で必要な対策をしっかり取っていただきたいと思います。  終わります。
04月23日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  総理、国民の生活も事業者の皆様も大変厳しい状況にこの一年置かれてきました。その中での三度目の緊急事態宣言ということになります。  昨日、渋谷のミニシアターが閉館を発表されました。ホームページにこう書いていました。昨年は助成金、補助金もあ...全文を見る
○宮本委員 それは決定していないということですから、増額を夕方までに真剣に考えていただきたいというふうに思います。  そして、協力金の額もそうなんですけれども、今回、強い対策ということで、ステイホームをかなり呼びかけるということになりますよね。そうなれば、これは直接の時短や休業...全文を見る
○宮本委員 大きくというのは五〇パーとかでしょう、今までの。五〇パーじゃなくても、二〇パー、三〇パーの売上げの減少がずっと続いて苦労している方々もたくさんいらっしゃるんですよ。そういうところも含めて、要件も緩和して、本当に困っている事業者を全部助けないと、次から次へと倒れていきま...全文を見る
○宮本委員 だから、ぶら下がりでちょちょっとやるんじゃなくて、やはり科学的なコミュニケーションが大事だと思うんですよ。やはり、専門家の皆さん、尾身先生や押谷先生やいろんな人と一緒になって、いろんなことを毎日毎日届けていく、こういう姿勢が、この感染拡大危機の、変異株の危機的な局面に...全文を見る
○宮本委員 ですから、それはいつも一回きりで、その後がないわけですよ。だから、そういうところが本当に国民に伝わっていかないと私は……(発言する者あり)
○宮本委員 本当に今度の……(発言する者あり)今、大阪では人が死んでいるんだからというお話がありましたけれども、本当に国民に必死でお願いをする、必死にこのウイルスの特徴を伝える、今何が必要か伝える、そして国民の生活を支え抜くんだという決意も伝える、これが今一番大事なことだというこ...全文を見る
○宮本委員 ちょっと、答えていません。  受診抑制の試算を政府はしていたわけですけれども、この間の審議では与党協議に示していなかったというのが明らかになっているわけです。  受診抑制がどの程度起きるかということについて、二百万円という対象を決めるときに総理は御存じでしたか。
○宮本委員 いやいや、ですから、それはちょっと答えていないので、委員長、答えさせてください。今のはどう見ても。
○宮本委員 はい。  受診行動の変化が起きて、受診抑制が起きるということも知らずに総理は決めちゃったわけですよ。余りにも無責任ですよ。  こんなままこの法案を通すわけにはいかないということを申し上げまして、質問を終わります。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  緊急事態宣言に関わって幾つかお伺いしますが、今、雇調金の特例措置がありますけれども、これがどうなっていくのかというのがあるわけですね。これは当然、緊急事態宣言ということですから、縮小せずに続けるということになるのかということと、あともう一...全文を見る
○宮本委員 これだけ強い行動制限を国民の皆さんにお願いをする、事業所にも休業要請、時短要請するということになったら、当然、働いている方々に対しても影響が出るわけですから、当然、今までの措置を縮小したりというのはあり得ないということですから、心の中ではもう決まっているんでしょうけれ...全文を見る
○宮本委員 それはそういうことなんです。それを、換気が必要だということではなくて、前から申し上げているんですけれども、厚生労働省の、新型コロナウイルス基礎知識というのがありますよね、ホームページに。あれを見ても相変わらず主な感染経路は飛沫と接触と書いてあるんです。そこにちゃんとマ...全文を見る
○宮本委員 ですから、基本の感染経路にちゃんと位置づけるべきだ、主要な感染経路に位置づけるべきだというのが私が申し上げていることなんですよ。それは出てきますよ、マイクロ飛沫の言葉も出てきますし。それが余りにもまれであるような位置づけではなくて、それは主要な感染経路の一つだと。私は...全文を見る
○宮本委員 分かりました。  前回、この脳出血について、肺炎球菌についてはどれぐらいあるのかというお話を伺いましたけれども、それ以外のワクチンというのはどれぐらい接種後に出ているものなんですかね。
○宮本委員 それぞれの接種人数、分母を教えてもらっていいですか。
○宮本委員 前回、肺炎球菌の数字もお伺いしましたけれども、やはりちょっと、比較相対的な話ですけれども、ワクチン接種した方の中で脳出血にその後なる方の人数が高いのかなというふうに思うんですね。ですから、是非このメカニズムは何なのかというのを調べていかなきゃいけないんじゃないか、どう...全文を見る
○宮本委員 もちろん、生活保護の医療扶助や介護扶助を受けられる方というのは、その年代になる前からいろいろなたくさんの病気があって働けない方だとかも入っていますから、金額は当然大きくなるわけでありますけれども、じゃ、年収二百万円の年金で暮らされている方が最低限度の生活保障という生活...全文を見る
○宮本委員 どこまで質問したのか、あれなんですけれども、現役世代の負担にやはり事業主の負担を入れるというのは、私はやめた方がいいと思いますよ。違うんですから、本人負担と事業主の負担というのは。  それで、ちょっとお伺いしますけれども、今二十二歳の人が八十歳まで生きた場合、あるい...全文を見る
○宮本委員 何で計算してくれないのかなと思いますけれども。  では、支援金が一人当たり年間七百円減るんだ、これは皆さんの数字ですよね。そのうち本人負担は三百五十円だというのは、これも当然そうなるわけですよね。これは何歳まで払うんですかね、現役世代は支援金は六十五までですか、六十...全文を見る
○宮本委員 七十四歳まで払うということになると、三百五十円掛ける五十二をすれば保険料の平均的な軽減額は出るんじゃないですか。幾らですか。
○宮本委員 だから、平均で出してくれればいいというんですよ、皆さんは平均で今まで全部出しているわけですから。出るじゃないですか、三百五十掛ける五十二でぽんぽんぽんと計算すれば。計算していただけませんか。私、ちょっと今電卓が手元にないから。  窓口負担増も出ますよね。例えば八十歳...全文を見る
○宮本委員 私は計算しましたけれども、三百五十円掛ける五十二というのは一万八千二百円ですよ。ですから、現役世代の負担軽減といっても、今二十二歳の人からしても、一万八千二百円、納める保険料は減るけれども、八十歳まで生きてもその十倍ぐらいの窓口負担増が増えるわけですよ。九十歳だったら...全文を見る
○宮本委員 ですから、現役世代も、人生トータルで見たら、みんな今度の法改正で負担は増えるわけですよ。それを現役世代の負担軽減という言葉を使うのは、私は絶対間違いだというふうに思います。  結局、減るのは国や自治体の負担であり、事業主の負担が減っていく。しかし、個人に特定してみれ...全文を見る
○宮本委員 つまり、これは、よく分からないんですけれども、どういうことですか。負担の割合が年収の対象がどれであっても減る率は変わらないということなわけですね。減る率は変わらない、日にちは変わらないということなわけですね。
○宮本委員 そうすると、何か長瀬効果というのは随分乱暴な計算の仕方ですね。本来、低所得者のところまで負担増を求めたら、当然、低所得者の方が受診控えが起きるというのは、この間、世界の研究でもそうなっているわけですから、随分いいかげんな数字で計算しているというのがよく分かりました。 ...全文を見る
○宮本委員 様々な結論があるというふうにおっしゃいましたけれども、じゃ、お伺いしますけれども、糖尿病の受診率が上がったという論文はあるんですか。負担増したことによって糖尿病の受診率が上がった。ありますか。
○宮本委員 ですから、承知していないのに、様々な結論があるんだということで、先生方の、それこそレセプトを分析したり、患者さんの行動を実際に一生懸命追いかけた研究成果を無視して、健康への影響はないんだと、こういう議論はやるべきではないですよ。  これだけ幾つも幾つも、皆さんは参考...全文を見る
○宮本委員 経過措置は三年で切れます。そして、受診抑制は必ず起き、健康悪化をもたらす過去の研究はたくさんあります。法案の撤回、審議中断を求めて、質問を終わります。
04月28日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  尾身会長、今日はお忙しいところ、ありがとうございます。  三回目の緊急事態宣言ということで、変異株の感染力も大変強いですから、これまで以上の対策をしなければ感染者数は大きく減らない。一方で、自粛疲れ、宣言慣れと言われる状況があって、人々...全文を見る
○宮本委員 政府が必死に汗をかいてやるべきことを全力でやる、これが非常に大事だということと、もう一つは、なぜ今回こういうことをせざるを得ないのかというのをしっかり説明し抜くというのが大事だというお話だったと思います。  台湾のIT大臣のオードリー・タンさんが、政府が市民の信頼を...全文を見る
○宮本委員 分かりました。では、尾身会長からも総理にもっとやってほしいというお話をされているということがよく分かりました。  是非、田村大臣からも再度お話を、もう本当にいつも同じ、何回この場でも言っているのかなと思うんですけれども、そこは本当に、やはりリーダーが何を今やっている...全文を見る
○宮本委員 さすが委員長、存じているということなんですけれども。  実は、私の周りなんかでも、そういうのが入ったというのは余りメディアは取り上げてくれないわけですよね。西村大臣なんかも記者会見で一生懸命、変異株だから、私は今まで布マスクだったけれども不織布に変えましたということ...全文を見る
○宮本委員 是非具体化を厚労省でもお願いしたいと思います。  それから、資料の二ページ目から、これは前から一回尾身会長にお伺いしたいものを載せているんですけれども、東北大学の赤池教授の研究で、内閣官房のAI等シミュレーション開発事業の中にあったんですけれども、唾液での検体では陰...全文を見る
○宮本委員 それで、私は、この研究がどんどん実用化されるのは本当に大事なことだと思うんですけれども、一方で、唾液では陰性だけれども呼気で陽性というのは、今のPCRでもすり抜けが、当然、感染直後の人は何の検査をやってもすり抜けるとは思うんですけれども、唾液では陰性で呼気で陽性になる...全文を見る
○宮本委員 なるほどと思います。  もう一点お伺いしたいんですけれども、今日資料で一番後ろのところに、九枚目に、昨日NHKが東京都における感染シミュレーションというのを出しました。これはAIがやったというんですよね。N501Yの感染力が高い株、そして、それがもしE484Kという...全文を見る
○宮本委員 ですから、本当に、緊急事態宣言そのものを成功させるというのが非常に大事なのかなと思いますが、あわせて、どこで解除するにしても、続けたままオリンピックということは絶対ないわけですから、どこで解除してもリバウンドは一定避けられないというのが現状だと思いますので、これは本当...全文を見る
○宮本委員 あと、オリンピックの関係でお伺いしたいことが政府に対してもあるんですけれども、実は、資料もつけておりますけれども、オリンピックに向けて五百人看護師さんを確保してほしいという要請が出ているわけであります。それに対して、今日はツイッター上でも、看護師を五輪に派遣するんじゃ...全文を見る
○宮本委員 今も答えていないと長妻さんからありましたけれども、答えようがないと思いますよ。それは当然、そんな見通しを、これは絶対解決できますなんて言えるような状況ではないわけですね。にもかかわらず、突き進んでいる。  大会指定病院、都内十病院ということを言われていますけれども、...全文を見る
○宮本委員 ですから、もう時間になりましたから終わりますけれども、今の状況からいったら、本当に尾身会長が言うとおり、早々にやはり決断しなきゃいけないということを強く申し上げまして、質問を終わります。
05月07日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  法案に入る前に一点だけ。  私は、この間ずっと、もう昨年から、この新型コロナはエアロゾル感染が大変大きな役割を果たしている、換気対策、マスクが大事だということを申し上げてまいりましたが、連休中、四月三十日にWHOが新型コロナウイルスの感...全文を見る
○宮本委員 じゃ、現時点で厚労省が把握しているものはこれで全てだということだと思うんですよね。  長妻さんから指摘がありましたように、この六つのうち五つについては、負担増というのは一般的に、様々なケースを分析していますけれども、健康の悪化をもたらす受診抑制につながると、六つのう...全文を見る
○宮本委員 ですから、大変深刻な病気を引き起こすわけですよね。失明したり、人工透析になったり、手足を切断したり。  私も昔、目で入院していたことがあるんですけれども、同じ部屋で入院されていた患者の方の中で、やはり糖尿病の網膜症で本当に片目が見えなくて苦労されている方もいらっしゃ...全文を見る
○宮本委員 つまり、厚生労働省自身が採択を行った研究なわけですよ。この研究テーマというのは非常に大事だということで、窓口負担の引上げが糖尿病患者やあるいは高血圧症患者にどういう影響を与えるのかというのを厚労省自身が問題意識を持って採択をした。  この中の一番初めの方の、全体のま...全文を見る
○宮本委員 ランドの研究は、低所得者及び健康上のリスクを抱えている人たちが受診抑制で健康状態が悪化したと。  では、年収二百万円の七十五歳以上の方が低所得者なのか、高所得者なのか。  確かに、現役世代に働いてそれなりの収入があって、年金がそういう水準の方もいらっしゃるでしょう...全文を見る
○宮本委員 ですから、健康への悪化をもたらす受診抑制を引き起こすということは否定できないわけじゃないですか、先ほどの話を聞いても。経過措置がありますよ、経過措置は三年で終わってしまうんですと。高額療養費がありますよと言いますけれども、糖尿病だけの方は高額療養費まで一般的にはいかな...全文を見る
○宮本委員 私は数字を言ってくださいと言っているんです。答えてください。
○宮本委員 つまり、支援金の国庫負担まで含めれば、五千億円、後期高齢者医療制度への国庫負担は実質的には減っているわけですよね。これを元に戻すだけでも、何も窓口負担増をやらなくても、現役世代の負担軽減の財源は、今回やる分は優に出てくるわけですよ。なぜこういうことをやらないのか。なぜ...全文を見る
05月12日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、尾身会長に……。
○宮本委員 今日は、尾身会長にお忙しい中お越しいただいて、ありがとうございます。  まず初めに、緊急事態宣言、今日から延長ということでございますけれども、全国の感染状況の評価についてお伺いしたいと思うんですけれども、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が出ていない地域でも、病床使用...全文を見る
○宮本委員 その中でハンマーを急いで打たなきゃいけないような県というのは、専門家の皆さんの目から見て、岡山以外あるのかないのか。どうなんでしょう。
○宮本委員 分かりました。必要な対策はやはり早急に機敏にというのが大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。  その上で、上昇圧力は変異株だというお話がありましたけれども、N501Yの変異株についてお伺いしたいんですけれども、従来の株に対しての戦略というのは、五人のうち四...全文を見る
○宮本委員 なるほど、分かりました。そういう点でいえば、スーパースプレッダーイベントができるだけ起きないようにする対策というのが引き続き大事になるということですね。分かりました。  それで、あわせて、これは前からずっと尾身先生ともやり取りをし、ここでもずっと申し上げてきているこ...全文を見る
○宮本委員 そのCO2モニターは大変大事だと思うんですけれども、一〇〇〇ppmがいいかどうかというのは、私は去年も、八〇〇ppmじゃないかとかいろんなことも言ったことがありますけれども、なかなかそこはまだ科学的なエビデンスはないとは思うんですけれども。  最大限換気、換気量は大...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。是非それぞれのところでの換気の更なる対策をお願いしたいと思います。  あわせて、次に、入国規制、水際対策についてお伺いをしたいと思います。今日も様々議論がありました。  まず、これは厚労省に確認したいんですけれども、インドでの変異株がWHOで...全文を見る
○宮本委員 四十九の国まで増えてきているんですね。今日、配付資料で、先ほど正林局長がおっしゃったものも配っておりますが、これは毎週ですかね、WHOが発表しているレポートで、更に五か国増えて四十九か国になりましたということを書いていまして、二ページ目のところに地図も出ています。 ...全文を見る
○宮本委員 すり抜けが一定程度は六日だと起きてしまうというお話なわけですよね。  入国者の待機施設が確保できないんだというような御答弁、この間あるわけですけれども、聞きましたら、今、ホテル六千四百室、入国者の待機施設として確保しているということなんですけれども、これを増やせない...全文を見る
○宮本委員 ホテルの確保は大変なんだというお話なんですけれども、私は、その一つの要因というのがオリンピックじゃないかという気もしなくもないんですね、オリンピック。  例えば、東京で今、宿泊療養のホテルを借りていますよね。ある一つのホテル、五月末でその契約が切れて、今度はオリンピ...全文を見る
○宮本委員 そうはいっても、オリンピック用には物すごい数のホテルが今押さえられているわけですよね。しかも、空港周辺だけじゃないですからね、今。空港からかなり乗って、待機するホテルまで行っている方がいらっしゃいますからね。そういうホテルも今押さえてやっているわけじゃないですか。です...全文を見る
○宮本委員 都道府県ごとにより強い対策を取ること自体は私もあり得ることだと思うんですけれども、ですけれども、強い対策、やはり人流を止めるんだということで、説明がつく止め方ならそれはみんな理解すると思うんですけれども、いや、大相撲や野球はいいですよ、だけれども美術館と映画館は駄目で...全文を見る
○宮本委員 それで、補償じゃなくて経済支援を、生活支援をということだと思うんですけれども、そこで穴が空いているわけですよね、健康保険の今の仕組みでいうと。  サラリーマンの皆さんが入っている健保組合だったら当然傷病手当があるわけですけれども、国民健康保険は元々なかったんですけれ...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  いずれにしても、会社に対しても個人に対しても、検査を受けて陽性や濃厚接触者になった場合にはやはり支援というのを本当にしっかりしていかないと、なかなか受検というのが進まないのかなと思いますので、是非専門家の皆さんからも、私たちも当然政府に対し...全文を見る
○宮本委員 個別の名前を今日は出していないですけれども、労働局の方には本人からも言っているみたいですので、後で個別の会社の名前もお伝えしますので、しっかり対策をお願いします。  それからあと、休業支援金なんですけれども、これは労災保険加入が支給要件となっているため、事業者が労災...全文を見る
○宮本委員 可能な限り迅速というふうにおっしゃいますけれども、ちょっとかなり時間がかかっているんですよね。もっと急いでやらないと、半年とか八か月とかたったら、本当にその間の生活というのは大変になるわけですから、しっかりお願いしたいというふうに思います。  それから、あと、大手の...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  一般論と言いながらも、事実上この件についてしっかり対応していただくというお話でしたので、職権の行使をしっかりやっていただきたいというふうに思います。  それから、あと、こういう相談もあるんですね。都内のある製造業で働くパートの方が、一日六...全文を見る
○宮本委員 いやいや、それは理解いただきたいといっても理解できないですよね。だって、休業支援金は八割の賃金保障を実際はしているわけですから。  これは、働いている時間が違う、四時間じゃなくて三時間で働いている日がもうちょっと多いというケースだったら、これはちゃんと休業支援金の対...全文を見る
○宮本委員 そのことをしっかり受け止めていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
05月14日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日も、尾身会長、お忙しいところありがとうございます。  今朝、専門家の皆さんの強い意見で、北海道、岡山、広島が緊急事態宣言の地域というふうに加えられました。  それで、北海道については、たしか先週のここの委員会でも、北海道ということ...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  取りあえず、緊急事態宣言に至らないようにするために、ステージ3の段階で、医療の逼迫がこの先起きそうだというのが見えた段階でやはり重点措置をやる必要があるんだというのがサーキットブレーカーの議論だったというふうに思いますので、そこは政府でも、...全文を見る
○宮本委員 じゃ、これは更に今後の研究、世界的には、体格がかなりある人じゃないかだとか、あるいは年齢だとか、こういうこともいろいろ言われているみたいなんですけれども、そこはまだ定かではないということで、研究の進展を待ちたいというふうに思います。  それと、先ほど、うつす時期とい...全文を見る
○宮本委員 つまり、発症二日前からうつしていく、かなりウイルス量があるという人と、ごく微細な症状がある人は、実はオーバーラップしている可能性がかなりあるということの理解でいいわけですよね。よければうなずいていただければというふうに、ちょっと違いますか。
○宮本委員 分かりました。  重なり合う部分があるということですから、そういう点でいえば、無症状者に対して、クラスターになりやすいところでPCR検査をこれは頻回にやるというのも大事だし、今度のウイルス量が多い人がつかまる抗原検査キットも頻回に活用していくというのが非常に大事だ、...全文を見る
○宮本委員 それはPCRですよね、今。東京なんかでいえば、基本は、中心的には入所施設を週一回やれるだけの予算というのはつけてスタートしているわけですけれども、今度の抗原については、入所施設以外のところ、私が聞いているのは、前回の局長の青山さんへの答弁が、医療機関、特養、老健という...全文を見る
○宮本委員 いや、検討中だと言ったので私はそういう提案を差し上げているということ、まあ、正林さんも先ほど二時間しか寝ていないと言っていたので、余り、じゃ、大臣。
○宮本委員 もちろん、私は高齢者施設だけと言っているわけじゃなくて、まず一番初めは、重症化リスクが高い方がいるところにまず届けるのが一番だろうというので申し上げているわけですが。  その上で、どこで活用するのかと、更にですよ、更にということを考えた場合は、クラスターが大規模化し...全文を見る
○宮本委員 幸いPCRよりも安いという利点もありますし、迅速性という利点、また簡便だという利点もありますので、どんどん活用していく作戦を考えるのが大事かなというふうに思っています。  あと、これは尾身会長にもお伺いしたいんですけれども、そういう職場だとかいろいろなところに配って...全文を見る
○宮本委員 検査結果の見方というのは、医師が見るというのは基本はそうだと思います。それをどう、どこで見るのか。薬局なんかだと、薬剤師さんというのは一定の知見を持っている方ですから、そういうことはある意味やれるところなのかなということで私は提案させていただきましたので、御検討いただ...全文を見る
○宮本委員 ワクチンについては、支援の体制をかなりつくって、やろうということになっているじゃないですか。この面についてこそ、とりわけ、今、本当に急激に入院できないという方が増えてきている地域というのは分かっているわけですから、そこについてはやはり懇切丁寧に支援をしていく、そういう...全文を見る
○宮本委員 失礼しました、ワクチン接種者と人口ですね。だから、一般的な、接種、非接種関係なく、人口との関係での比較というのは脳出血について先日やっていたというふうに思うんですけれども。  ちょっともう時間が来たから終わりますけれども、一般的なそれぞれの疾患での死亡率というのは年...全文を見る
○宮本委員 是非、要望ですので、よろしいでしょうか、大臣。うなずいていただいたので、よろしくお願いいたします。今度、結果をお伺いします。  ありがとうございました。
05月19日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  B肝法について質問します。  四月二十六日にB型肝炎訴訟の最高裁判決がありました。慢性肝炎が再発した原告二名に対して、最初の慢性肝炎発症時を起算点として除斥期間を適用した福岡高裁の判決を破棄した、そして、再発時点を除斥の起算点にすべきだ...全文を見る
○宮本委員 おわびを申し上げるということですが、争い続けたこと自体が苦痛を与えたということだと思います。  その上で、慢性肝炎を再発しながら、国から除斥を主張されている原告が、最高裁判決の二人を含めて百十三名いらっしゃるということなんです。  資料一ページ目につけておりますが...全文を見る
○宮本委員 基本的には、同様の状況にある方については、当然、最高裁の指摘を受けて救済するということで、そういう方向で検討するということでよろしいですね。確認です。
○宮本委員 全く同様の事例で百十三名だというのが私は弁護団から伺っている話でございます。  更に加えて、今年二月末時点で、全国の未和解原告のうち、国から除斥を前提とした減額した給付金であれば和解すると言われている方が三百二十八人いらっしゃるということなんですね。この人たちは、で...全文を見る
○宮本委員 最高裁の判決の範囲というのはそういうことなんですけれども、同時に、やはり特措法一条は、そもそも感染被害の迅速かつ全体的な解決を図ることを目的とするということが書かれているわけですよね。やはり、被害の全体的な解決ということであれば、今この除斥の問題で争っている方々につい...全文を見る
○宮本委員 当然、裁判をやっていて、ここで何かしゃべるというのは、確かに裁判との関係でというのはあるのかも分からないですけれども、同じ苦しみをずっと味わってきている方々を線引きをしてはならないというのは私は基本的な考え方だと思いますし、政治が判断すれば、こういう方々は最高裁の判決...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、やはり除斥という考え方が正しかったのかどうかという検証もあったと思うんですよね。だからこそ、昨年四月から施行された改正民法では、除斥期間という解釈はできないように改正されて、除斥じゃなくて時効なんだと。時効だから、除斥と違って、停止だとか、そういうものも...全文を見る
○宮本委員 なかなか冷たい答弁なわけですけれども、やはりそれは、法律も国民世論と立法の努力の中でいろいろな点で前進していく面があるわけですから、過去の法律を作ったときの法律の全体の体系とは違うものができたら、その時点で、やはり政治はどうなのかという検証を絶えずほかの法律についても...全文を見る
○宮本委員 一番大きな要因はそこにあるにしても、同時に、私自身は、基本合意で定められた書類が、いろいろなものが求められますよね。そろわない人たちの相談、厚労省とも何回かやり取りしたことがありますけれども、あるんですよね。ですから、当然、基本合意は基本合意としてあるわけですけれども...全文を見る
○宮本委員 終わります。ありがとうございました。
05月21日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、尾身会長、お忙しい中ありがとうございます。  まず、尾身会長にお伺いしますけれども、アドバイザリーボードの西浦先生が配付した資料もお配りしているんですけれども、インドで確認された変異株、B1・617の系統、1、2、3とあるわけで...全文を見る
○宮本委員 今の数字、ちょっと分かりにくかったです。  お配りした西浦先生の資料を見ると、配付資料二枚目でイギリスを見ると、Bの1・617が、これは一・三か月ぐらいで一割ぐらい占めるというふうに読めばいいんですかね、先ほどのお話。
○宮本委員 一・五か月で三〇%ぐらいになっているということは、日本でも、もちろんワクチンの接種状況が全然違いますけれども、かなりの勢いで広がる可能性がある、オリンピックの頃にはかなり広がっている可能性もあるというふうに見てよろしいんでしょうか。
○宮本委員 分かりました。  そういう点でいえば、ワクチン接種を本当にスピードアップしていくのが大事だということだと思います。  あわせて、今入ってきているインド株の量を減らしていくという点で、もう先ほど来議論になっている水際対策が私は極めて大事だと思うんですけれども、WHO...全文を見る
○宮本委員 もう一点、尾身会長にお伺いしたいんですけれども、東京の緊急事態宣言の効果についてお伺いしたいと思うんです。  この間、いろいろな資料を見ていまして、増加は何とか、本当にこの間の都民の皆さんの頑張りもあって、事業者の皆さんの協力もあって、抑えております。この八日間でい...全文を見る
○宮本委員 田村大臣、国と自治体の覚悟を決めた改善、情報の共有ですよね。恐らく、クラスターがどこで起きているのかというのが、全部突き合わせたら見えてくるものが見えていないというのが今の状況で、なかなか手だてが取れない、あるいは遅れるというのが今の尾身会長のお話だったと思うんですが...全文を見る
○宮本委員 都道府県の情報の共有ですね。都道府県というか、東京の場合は保健所が二十三区の区ごとにあり、あとは町田と八王子にあり、あとは東京都管轄ということになっていますので、そこの情報共有を本当にしっかりやるというのをお願いしたいと思います。  あわせて、東京でどうするのかとい...全文を見る
○宮本委員 併設をしていないところについてはどうでしょうか。併設していないデイサービスなんかでもクラスターは起きているんですけれども、そういうところで働いている介護従事者の皆さんについてはワクチン接種の順位を上げるという点はどうでしょうか。
○宮本委員 尾身会長からそういう発言がありましたけれども、大臣、いかがですか。
○宮本委員 自治体任せ風な言い方じゃなくて、尾身会長は、併設しているところについては積極的にやってくださいというふうに言った方がいいというのが尾身会長の意見だったと思いますし、併設していないところについても、クラスターになる可能性があるんだったら、コロナの患者の対応をする、しない...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  では、尾身会長、お忙しいところ、ありがとうございました。  残りの問題について質問させていただきます。  一つは、ワクチンの副反応、副反応疑いについてお伺いしますけれども、これまでの新型コロナワクチンで予防接種健康被害救済制度に申請のあ...全文を見る
○宮本委員 これまたゼロ件というのも大変驚きなんですけれども、かなり重篤な有害事象が起きた方も、たくさん副反応部会でも報告されているわけですよね。これはやはりしっかりこの予防接種健康被害救済制度の周知というのをもっとやらなきゃいけないんじゃないかというふうに思いますけれども、その...全文を見る
○宮本委員 何らかのハードルがあって出していない人もいるのかも分からないですけれども、やはりこれは本当に、何かあったらこれが頼みの綱になるわけですから、徹底した周知をお願いしたいと思います。  それと、あわせて、予防接種健康被害救済制度の認定の考え方なんですけれども、やはりこれ...全文を見る
○宮本委員 今までは、そうはいっても、認定の状況を見ても、必ずしも、みんなが救われているのかなというのは、新型コロナじゃないですよ、これまでの予防接種について、そういうふうな意見もいろいろな専門家から私もお伺いしますので。  今回、本当に国家的事業で、ある意味、第三相試験をすっ...全文を見る
○宮本委員 与党PTと連携して取り組んでいくということなんですけれども、その取り組んでいく方向性というのは、当然、原告団、弁護団の思いを受け止めて、基金制度をつくってほしい、この思いと、あと、最高裁判決で建材メーカーの責任も断罪された、これを踏まえてやっていくということでいいわけ...全文を見る
○宮本委員 国の責任で、やはり国自体が断罪されているわけですから、もちろん与党と政府は一体な面はあるわけですけれども、国の責任でやはりちゃんと全面解決が図れるようにしていっていただきたいと思うんですね。  今のままだと、国の側には、お金を申請すれば最大一千三百万円。半分は出ます...全文を見る
○宮本委員 統計が残っていないとか、個社の了解が取れないと。個社の了解が取れないなんて、私はある意味ふざけた話だと思いますけれども、こういう最高裁で責任が問われた会社が、国がデータを求めても、個社の了解が取れないって、何で了解しないんですか。  大体、それぞれのメーカーについて...全文を見る
○宮本委員 工業会に本当にもし残っていないんだったら、それぞれのメーカーに直接聞けば分かるはずですから、それもしっかりやっていただきたいというふうに思います。  残りの時間が少なくなりましたので、話が随分飛びますけれども、歯科技工の問題についてちょっと聞きます。  歯科技工士...全文を見る
○宮本委員 本当に危機感を持って、この分野は、具体的に国としてやはり目標を持って、どれぐらいの人を確保しなきゃいけないのかという問題も出てくるわけですから、それにふさわしい手だてを是非具体化していただきたいと思います。  残り時間が短くなりましたので、最後。  今日、防衛省、...全文を見る
○宮本委員 では、全面的にしっかりチェックをしていただきたいということを申し上げまして、時間になりましたので質問を終わります。  ありがとうございました。
05月26日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は育児・介護休業法の改正案でございます。  男性の育休取得率が七・四八%、少し上がったとはいえ、余りに低い状態なわけです。この数字の裏には、育児は女性がやるんだという、性別役割分担論がある。やはり男性も育児、介護などの家族的責任をし...全文を見る
○宮本委員 一番多いのは、収入を減らしたくないということなわけですよね。資料でそれはおつけをしております。  資料二枚目には、実際、現状、男性がどの程度育休の取得期間があるのか、取っているのかということなんですけれども、二週間までというので大半ということになっているわけですよね...全文を見る
○宮本委員 先ほど立憲の早稲田さんからも、韓国の例も紹介をされました。韓国は、父親が育休を取った場合という制度も、ボーナス的な制度もつくりまして、三か月間一〇〇%賃金保障というのをやって男性の育休取得がぐっと上がったというのがあるわけですね。  私どもの党も、公約としては、当面...全文を見る
○宮本委員 当然、労使の理解を得るための努力をしなきゃいけないわけです。しなきゃいけないわけですけれども、やはりそこに臨む姿勢ですよね。元々こんなのは無理だよと思って臨むのか、いや、これは日本社会のジェンダー平等の実現にとって必要なんだ、田村大臣自身の反省も込めて、これはやらなき...全文を見る
○宮本委員 税財源で確保をするというやり方も、それは当然、何らかの増税策ですね。私たちはいつも、バイデン政権を見習えということを最近言っていますけれども、そういうことも含めて、税財源を確保してやっていくという手だてだってあるわけですから、そこは本気になって是非取り組んでいただきた...全文を見る
○宮本委員 そうなんですよね。  もちろん、大臣おっしゃるとおり、長時間労働の是正というのも当然必要な課題になりますけれども、やはり男女の賃金格差を放置せずに、これを徹底的に正していかなきゃいけない。とりわけ、日本は世界の中でも男女の賃金格差が大きい、先進国の中では極めて大きい...全文を見る
○宮本委員 〇・一%しか上げていない国が、ほかの国もそんなに、コロナ禍ではいつもどおり上げていないんだみたいな言い方は余りしない方がいいと思うんですよね。  欧州各国の最低賃金引上げ率の平均、加重平均で見て二・五%、二〇二一年、上げているわけですね。二〇二〇、二〇二一と上げ続け...全文を見る
○宮本委員 こういう中でやはり最低賃金を引き上げようと思ったら、中小企業への支援というのは、これまでどおりじゃないものを私は考えていく必要があるというふうに思います。  先ほどいろいろな助成金があるというお話をされましたけれども、最賃引上げのための支援策で業務改善助成金というの...全文を見る
○宮本委員 日本の経済社会の持続可能性ということを考えた場合に、やはり経済の好循環をつくるしかないと思うんですよね。経済の好循環ということを考えた場合に、日本のGDPの大半を占めているのは個人消費、そして、非正規雇用がこれだけ増えている、最低賃金によって給料が左右される方もかなり...全文を見る
○宮本委員 しっかり再度徹底してほしいと思うんですね。  やはり今、七月末までに高齢者全員接種だ、こういうかなりのキャンペーンがやられているわけですね。そういう中で、高齢者施設も、これは巡回で打ってもらっているわけですけれども、その巡回のときを逃したら、もう次は打ってもらえない...全文を見る
○宮本委員 これだけ報道が具体的に流れていてその答弁だと、この厚労委員会は何なんだろうなというふうにも思ってしまうわけでございます。  私が言った点についてもしっかり検討していただきたいと思いますが、いかがですか。
○宮本委員 ちょっと話にならないですね。  終わります。
05月28日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  四人の参考人の皆様、本当に、今日はお忙しい中、ありがとうございます。大変勉強になりました。  四人の参考人の皆様に全員まとめて質問させていただきますので、三点お伺いします。  一つは、国会質疑でも紹介したんですけれども、アイスランドは...全文を見る
○宮本委員 初めの質問で時間切れになってしまいました。大変参考になる御意見をありがとうございました。終わります。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  尾身会長、今日もお忙しいところ、ありがとうございます。  アドバイザリーボードで、東京のリバウンドの可能性というのが言及されておりました。これまでの傾向でいえば、夜間滞留人口、昼間の滞留人口が増加し始めると、どの程度の期間で感染者数とい...全文を見る
○宮本委員 そうすると、アドバイザリーボードの資料では、五月八日から十五、二十二と夜間の滞留人口が増加し続けて二週間続いている。これが今週も含めて続いているということになると、従来であってももうリバウンドが始まるということですから、変異株ならそれより物すごい早いタイミング、もしか...全文を見る
○宮本委員 近いところでリバウンドしていく可能性があるということです。  そして、今日も資料をお配りしておりますけれども、昨日、東京都の健康安全研究センターの変異株のスクリーニングの調査が出ておりました。資料でお配りし、尾身会長も御覧になっているかと思いますが、これを見たら、母...全文を見る
○宮本委員 そうすると、先ほど来オリンピックの問題の議論もされているわけですけれども、当然いろいろな対策を打っていかなきゃいけないのは前提ですけれども、リバウンドが始まっていく、それがインドの変異株によってリバウンドが加速していく、そういう中で七月を、オリンピックの時期を迎えてい...全文を見る
○宮本委員 絶対そういう事態は避けなきゃいけないというのは、当然、政府も自治体も国民もみんな持たなきゃいけないということだと思うんですけれども、そのときに、オリンピックをやっているがためにいろんなことができないということになったら、これはなかなか厳しい事態になるなということもあり...全文を見る
○宮本委員 変異株の下でのマイクロ飛沫対策、私はエアロゾル感染ということをずっと申し上げてまいりましたけれども、エアロゾル感染対策、時間のリスクの問題、換気、あとマスクの密着、是非専門家の皆さんからの効果的な発信をお願いしたいと思いますし、政府からも徹底的に発信をしていただきたい...全文を見る
○宮本委員 そのうち、緊急事態宣言が出ている自治体は幾つありますか。
○宮本委員 全体としてまだ具体化も進んでいないですし、緊急事態宣言が出されているところでは二つしかまだ認証制度もないということなんですよね。人流も、自粛疲れもあってもう我慢し切れない、そういう中で増えてくるという下で、本当に、環境を変えることでリスクを下げるというところにもっと私...全文を見る
○宮本委員 ですけれども、その自治体に積んだお金というのは、やはり事業者の皆さんの様々な協力だとか減収に対しての支援に大体どこの自治体でも回るわけですよね。それはよく分かっていると思いますけれども、やはり別枠で、ちゃんとこういうことで使ったら積み増して出しますからということをやっ...全文を見る
○宮本委員 国として促進をしてきたわけですから、しっかり適切な支援を関係者で行うというのは当然のことだと思います。  こういう相談を一件受けているんですけれども、特別養子縁組の場合、子が一歳を超えて養子縁組をしたり監護期間に入った場合は、育休は取れず、夫婦のどちらかが無収入のま...全文を見る
○宮本委員 里親制度を使わない場合も当然あるわけでして、一歳をちょうど超えたぐらいの子供と養子縁組あるいは監護期間に入るという場合も当然あるわけですよね。ですから、ちょっと別の形式も含めて是非御検討いただきたいというふうに思います。  続いて、昨年突然事業を停止したベビーライフ...全文を見る
○宮本委員 この点で、ベビーライフを介してあっせんを受けた関係者の皆さんは大変今困っている状況にございます。情報の一部は東京都に引き継がれましたが、その詳細も明らかになっておらず、一昨日、養父母の皆さんが東京都に様々な要望も出しております。  これまではベビーライフを介して養父...全文を見る
○宮本委員 ベビーライフの場合は、許可団体になっていない段階で廃業しちゃったという問題があるわけですよね。それで、東京都の側からなかなか関係者にいまだ何の情報も伝わっていないし、どういう情報があるのかも関係者の皆さんは知らされていないのが今の現状なわけであります。  ただ、許可...全文を見る
○宮本委員 ベビーライフが子供をあっせんした実親あるいは養父母の仲介支援を行ってもいいよと名のりを上げていただいている団体も今生まれてきているという話は伺っておりますが、そこにしっかり情報が引き継がれていくという仕組みも必要です。  あわせて、そういう団体ができたとしても、その...全文を見る
○宮本委員 是非、同じことがまた生じちゃいますので、一回こういうことが起きて受け継いだ団体がまた大変なことになったら大変ですから、そこは本当にどういうふうにすればこうした事業が継続できるのかというのをしっかり検討していただきたいというふうに思います。  問いはまだ残っております...全文を見る
06月02日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日も、尾身会長、お忙しいところありがとうございます。  質問させていただきます。  毎回東京のことについてお伺いしているわけですけれども、東京の日々の感染確認者数は連続して前週の同じ曜日に比べて下回っているのが続いているわけですけれ...全文を見る
○宮本委員 発症日別という一番現実に近いデータで見ると、大変注意しなきゃいけない状況になってきているというのが今の東京の状況だと思います。  そういう中で、ここでもオリンピックの問題がずっと議論されているわけですけれども、今日オリパラ事務局に来ていただきましたけれども、尾身会長...全文を見る
○宮本委員 組織委員会がパブリックビューイングをやるということになったら、これはどこでもやると思うんですよね、はっきり言って。それは地元選手がいる自治体でもやるでしょうし、あるいはいろいろな企業なんかでもそれぞれ集まって応援するということは、いつものオリンピックだったらそういうこ...全文を見る
○宮本委員 先ほど尾身会長が、普通、こんなパンデミックの中ではやらないですよねということをおっしゃいましたけれども、そして、やるなら三位一体の努力が必要だということを言われました。  ただ、やるという前提に立てばそういう話が出てくるのかも分からないですけれども、果たして、国民の...全文を見る
○宮本委員 矛盾したメッセージは駄目だ、統一したメッセージを出すのが非常に大事だというお話が初めにありましたけれども、全く私も、本当にそのとおりだと思いまして、人流、三つの要素とお話がありましたけれども、どう考えても、やはりオリンピックをやると、メッセージとしては統一したものには...全文を見る
○宮本委員 裏を返せば、本当に、今、何のためにオリンピックをやるのかというのが全く国民には理解されていない状況だということだというふうに思います。  元々オリンピックは、オリンピズムですから、平和と友好の祭典で、四年に一回集まってやるわけですけれども、菅総理は、安倍さんのときか...全文を見る
○宮本委員 検討を行っていないと言うんですけれども、検討を行っているから報道もあるんでしょうし、今朝もNHKのテレビに、大学の先生が、この検査の計画に携わっているという方が出てしゃべっていましたので、もうちょっとちゃんと話してほしいなと思いましたけれども。いずれにしても、本当に命...全文を見る
○宮本委員 前回の法改正で、事業者にマタハラ、パタハラの防止措置というのが義務づけられたわけですけれども、実態はそれほど変わっていないわけですね。  参考人質疑が先日、本委員会でもありましたけれども、全労連の舟橋参考人が紹介した実態調査でも、妊娠、出産、育児に関わってハラスメン...全文を見る
○宮本委員 その枠組みではなかなか、実態としてはなくなっていないということなわけですよね。  やはりペナルティーがないと、企業の側は、是正指導されればその段階で直せばいいという考えになってしまっているのではないか。仮に、労働者が労働局に相談しなければ、泣き寝入りしていたら、事業...全文を見る
○宮本委員 何か大変後ろ向きな答弁で残念なんですけれども。  定義とおっしゃいますけれども、セクハラの防止の指針にしろパワハラの防止の指針にしろ、何がセクハラで何がパワハラでというのは、それはちゃんと定義もつくって、事例も既に厚生労働省自身示しているわけですよね。あるいは、海外...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日、この後、建設アスベストの損害賠償の給付金の法案も採決される予定でありますが、前回もこの問題、大臣には質問させていただきましたけれども、まず大臣に基本的な認識をお伺いしますけれども、建設アスベスト被害について、全被害者の全面救済が必要...全文を見る
○宮本委員 全面救済そして全被害者ということを考えた場合に、やはり今回の法案はまだ足りないところが幾つもあると思っております。  先ほど来話がありますけれども、裁判での賠償額の半分については国が出す。だけれども、もう半分は、建材メーカーの賠償責任は裁判で争い続けなければならない...全文を見る
○宮本委員 建材メーカーだということなわけですね。ですから、法案が成立すれば、附則にあるように、建材メーカーによる損害賠償の在り方について検討して所要の措置を取るというのが政府の責任になるわけであります。  その点、大臣にお伺いしますけれども、最高裁判決で、建材メーカーについて...全文を見る
○宮本委員 最高裁判決でも、損害の発生の寄与に応じてそれぞれ建材メーカーが責任を負うとされているわけです。  原告団、弁護団は、国だけではなく建材メーカーも加わった補償基金制度というのをかねてから創設すべきだと提案してきたわけです。ですから、やはり附則に基づく検討をどう進めるの...全文を見る
○宮本委員 やはり、目標をしっかり、明確に持ってやらないと駄目だと思うんですよね。建材メーカーにどう責任を果たしてもらうのか。やはり、今回国の基金制度ができるんだからそこに建材メーカーも参加してもらうんだ、そういう覚悟を持って取り組んでいかなきゃいけないというふうに思うんですよ。...全文を見る
○宮本委員 そのような旨というのは、個社に聞くかどうかの調査について検討するというところでとどまっていて、本来だったら、これは当然、当たり前じゃないですか。業界団体に聞いて、個別の了解が得られないと言われたら、じゃ、私も前回言いましたけれども、それは一つ一つ聞けばいいじゃないかと...全文を見る
○宮本委員 何か他人任せなんですよね。与党PTとは、それは与党との話合いの中で出ているんだとは思いますけれども、法律ができたらこの附則の実行というのは政府の仕事になるわけでしょう。厚労省の仕事になるわけですよ。そこの自覚が感じられないんですよね、先ほど来の大臣からの答弁では。そこ...全文を見る
○宮本委員 やはり、業界団体はそっぽを向いている状況なわけですよね、今、建材メーカーの皆さんも。その姿勢を変えていくというのは誰がやるのかということを考えたら、法律ができるわけですから、今日、立法府の意思として法律を作るわけですから、それは責任を負って政府が建材メーカーをちゃんと...全文を見る
○宮本委員 何か、積極的な解決に向けた姿勢がなかなか感じられないのは大変残念ですね。  それともう一点、建材メーカーとの関係でお伺いしますけれども、今日は傍聴で弁護団の皆さん、原告団の皆さん、支援者の皆さん、遺族の皆さん、たくさんいらっしゃっておりますが、私の地元からも原告の方...全文を見る
○宮本委員 いや、国は国でおわびはしましたからという話じゃないと思うんですよね。  国は危険性を認識しながら放置していた。建材メーカーも一緒になって放置をしてきた。我々は最高裁の判決を受けて謝ったんだから、皆さんもちゃんと真摯な態度を示した方がいいんじゃないですか、こう働きかけ...全文を見る
○宮本委員 実態に即して柔軟に、可能な限り最大限多くの人を救済するという姿勢で当たるということでよろしいわけですよね。屋根工の人でも屋内で作業をしていればそうなる、そこはしっかり見るということでよろしいですか。
○宮本委員 屋根工の方でも屋内で作業をしているということがあれば、そこはちゃんと見ていただくという答弁だというふうに思います。  そして、今回の法案の対象となる被害者が一人も漏れなく給付されるためには、制度の周知と申請の支援というのが大事だと思います。  労災を、現に給付を受...全文を見る
○宮本委員 今日、環境省にも来ていただいております。  先ほど尾辻議員とのやり取りで過去のアンケート調査のお話もございましたが、是非、実際今給付を受けられている方のうち建設作業に従事した経験がある方がどれだけいるのかというのは、過去のアンケートの範囲でしか分かっていないというこ...全文を見る
○宮本委員 今までの調査は任意ですので、全員のことが分かっているわけではないというのが現状だと思いますので。  ですから、今、石綿救済法で給付を受けている方については、該当するのか該当しないのか分かっていない方についても、全員、環境省の責任で、漏れなく給付できるように調査を行っ...全文を見る
○宮本委員 しっかりした対応をお願いしたいというふうに思います。  それと、この法案が施行されてその後のことにもなるわけですけれども、その前に一点、この法案、一年以内の施行ということになっているわけですけれども、できるだけ早くやはり迅速な給付を開始してほしいということを伺ってお...全文を見る
○宮本委員 できるだけ早く準備を進めていただきたいと思います。  その際、本省、労基署、それぞれで丁寧な相談体制というのも必要ですし、漏れなく迅速に給付する体制も必要になります。そのためにも、人の配置というのは必要になると思うんですけれども、厚労省もコロナ対応で大変残業も増えて...全文を見る
○宮本委員 人を増やすという話じゃなくて。これは大丈夫ですかと思っちゃいますが、ちゃんと定員の確保を是非していただきたいと思うんですよね。  そのこととの関係で、厚労省の四月の超勤の状況について、一、二月よりも大きく増えているわけですけれども、ちょっとその要因も含めて紹介してい...全文を見る
○宮本委員 大臣、本当にコロナ禍で、多忙の中で、建設アスベストの問題もしっかりと迅速な給付をやろうと思ったら、やはり人をしっかり増やしていくということが必要だと思いますので、定員を増やしていく、この決意を最後に確認をしたいと思いますが、いかがですか。
○宮本委員 人の確保をしっかりお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  本法案は、現行の国家公務員法の百二条、政治活動の禁止、九十八条の争議権の制限規定をそのままにして、それらの罰則を懲役刑から禁錮刑にするものであります。政治活動やストライキの禁止規定は、憲法の二十一条の表現の自由、憲法二十八条の労働基本権を...全文を見る
○宮本委員 アメリカで一部政治活動の、一部の人にはあるという話ですけれども、今日は人事院の資料をお配りしておりますけれども、基本的には、アメリカも含めて、政治活動は原則は自由なんですよね。勤務中は駄目ですが、勤務外は基本的に自由と。ただ、捜査機関職員や部課長級、これは一部制限規定...全文を見る
○宮本委員 把握していないというのも驚きなんですが。  まず、人事院の規則では、各省庁から人事院にまず通知されることになっているわけですけれども、一件もないわけですね。起訴された事案は法務省はつかんでもいないというわけですが、私の知り得る限りでは、堀越事件と世田谷国公事件の二件...全文を見る
○宮本委員 理解できません。  各党各会派で、是非、この最高裁の判決を踏まえて、本当にこれを放置していいのかというのを真剣に考えていただきたいと思います。  職務と関係のない勤務時間外の純然たる市民的、政治的な活動を、人事院規則に丸投げして禁止の対象として、その違反に刑罰を科...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。  今読み上げていただいたとおりでありますが、資料の六ページ目から八ページ目にその前後の議事録も含めて載せております。  国公法より早く制定されました労基法は、国家公務員も含めてこれは全面的に適用されることになっておりました。一九四七年に成立...全文を見る
○宮本委員 この経過を法案提出者も承知しているということでございます。  承知しているならば、私たちやはり立法府は、本当にこの占領軍のあしき遺産を放置し続けていいのか、ここを考えなければならないと思います。  憲法に照らして、公務員制度はどうあるべきなのか、国家公務員の政治活...全文を見る
○宮本委員 ILOが勧告をしている中身というのは、私が言っていることと同じなわけですよ。  ILOの条約に参加しようというのに、ILOの勧告には一方では従わないというのが今度の法案なわけですよね。  やはり、ILOの勧告に誠実に応えて、刑罰規定そのものを私は撤廃すべきだと思い...全文を見る
○宮本委員 資料の十ページ目、最後につけておりますけれども、公務員の政治的行為に対する制裁としての自由刑が設けられているかということを考えた場合に、百五号条約を締結している国では、これを見たらどこもないわけですよね。  ですから、そういう点でいえば、前後関係はないんだという先ほ...全文を見る
○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  強制労働の廃止に関する条約百五号の締結のための関係法律の整備に関する法律案に対する反対討論を行います。  本法案の重大な問題は、現行国家公務員法百二条の公務員の政治活動の禁止や九十八条の争議行為の制限規定そのものに一切手を触れないことで...全文を見る
06月04日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、医療的ケア児と家族の支援法がこの後採決されることになっております。  二点だけお伺いしておきたいと思います。  一点は、心疾患で在宅酸素療法を行っている病児でも、現場での柔軟な対応があれば常時看護師が必要でないケースもあります...全文を見る
○宮本委員 それからもう一点ですけれども、こういう相談がありました。保育園に通園中のお子さんが、医療的ケアが必要という診断を受け、その保育園から次年度からは預かれないと退園を求められたということでした。看護師の加配をつけた保育園に入園できたのは退園から九か月後でした。  本法案...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございました。  しっかり、この法律ができたら、更なる医療的ケア児とその家族への御支援を大臣にもよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  それでは、今日は資料もお配りしておりますけれども、財政制度等審議会の建議が五月二十一日に出まして、その中身...全文を見る
○宮本委員 低中所得者層のところが、大変、年金は現行のものよりは改善されるということであります。  資料の三ページ目に、先ほど、どういう層がプラスになって、若干、高所得者層のところで所得代替率が下がるというものが示されております。モデル年金の約三・四倍未満の世帯で所得代替率が上...全文を見る
○宮本委員 逆転する部分、下がる部分はほんの数%。数%も、五も行かない数%ということですよね。うなずいているので。もっと少ない方だと思いますけれども。大半の方は、年金もこれによって現行よりは改善されるということになります。  それで、大臣にもお伺いしたいんですけれども、この調整...全文を見る
○宮本委員 今の年金制度の弱点を本当に改善できる方法だと私も思っております。  私、二〇一九年に、加藤大臣のときに質問したときは、試算をしていないのかと、出してくれと言っても、頑として、していないんだと言って出してくれなくて、当時、厚労省出身の学者の稲垣先生でしたかね、試算して...全文を見る
○宮本委員 国庫負担がない分、マクロ経済スライドの調整期間が延びるということなんですけれども。  この追加試算2と3のところには、四十五年の計算だけじゃなくて、四十年の計算もついていますね、うち四十年分と。  これを見ますと、ただ、現状の、財政統合して調整期間を一致させた四十...全文を見る
○宮本委員 いや、まあ、それはそうなんですけれども、ちゃんと保険料を納めればそういう数字になるわけですけれども、ただ、いろいろな事情で、四十五年に延ばした場合に、四十年しかもう保険料を納められないケースはあるわけですよね。そういうケースの場合は、国庫負担なしにした場合は、この四十...全文を見る
○宮本委員 年金局は国民の年金をしっかり守ろうというところですから、初めから国庫負担なしというのを考えるというのは、私はやるべき計算ではなかったというふうに思います。  その上で、財政審の建議の方は、調整期間の一致には触れていないわけですよね。マクロ経済スライドの調整期間の一致...全文を見る
○宮本委員 つまり、財政審が言っていることをそのままやったら、四十五年に延ばしたとしても国民年金はちっとも上がらないという話でございますので、何か、財政審は、年金を増やすために四十五年に保険料を出す期間を延ばそう、その分、国の財政が大変だから国庫負担なしでやろうということを言って...全文を見る
○宮本委員 いや、もう本当に、ちょっとこの財政審はひどいなと思いますけれども、いずれにしても、財政統合なのか財政調整なのか、言葉の使い方といいますか、そこはあるにせよ、やはり、基礎年金の水準を、今のように、このままいけば三割も下がっていく、こういうことを何としても改善させていくと...全文を見る
○宮本委員 つまり、そのせりふでいうと、後期高齢者で高齢者の負担を増やすということを決めたから、今度は介護の番だ、介護の負担を増やしましょうと。そうしたら、今度は介護の負担を増やしたら、介護の負担を増やしたことを踏まえ、更に今度は医療の負担を増やしましょうと、そういう延々延々高齢...全文を見る
○宮本委員 何か、この財政審の指摘について反発するのかと思いきや、何か検討していかなきゃいけないみたいな……(田村国務大臣「丁寧に、丁寧に」と呼ぶ)丁寧にといっても、検討していかなきゃいけないって、これは大変心配ですね、厚労大臣がそういう姿勢では。  医療費も上がっていく、介護...全文を見る
○宮本委員 本当に、財政審としては珍しいですよね。大体、厚労省の部分はろくでもないことしか財政審は書いていないんですよ。私は財政審をよく使っていろいろなところで質問しているんですけれども、防衛省のところについての指摘は大変いいことをよく財政審は書いていまして、私はそこをよく使って...全文を見る
○宮本委員 問題は、ですから、生活保護に至るまでの方々をどう支援するのかというのがこのコロナでも問題になったわけですよ。これは、別に、コロナ前からあった問題なわけですよね。本当にもう手持ちのお金が数万円になるまで生活保護が受けられない、しかし、そこに至るまでに本来もっと支援しなき...全文を見る
○宮本委員 是非、今回生まれたコロナ特例、様々なものについて、やはり一つ一つ、これはコロナじゃなくても必要なものだったものがたくさんあると思いますので、そこはよくいろいろな支援団体の皆さんの意見も聞いていただいて、財政審の皆さんの意見も、是非、あるというんですから、しっかり具体化...全文を見る
○宮本委員 ですから、ちゃんと前回と同じように、五十万円ですよね、前回、去年まで出していたのは。これをやってほしいというのが出ていますので、是非御検討いただきたいと思います。  次に、この間いただいている雇用の問題についてお伺いいたします。  大阪大学の非常勤講師の問題です。...全文を見る
○宮本委員 大阪大学について今調べている最中だということでございますが、しっかり、香川大学と同じように、ちゃんと直接雇用にしていただきたいというふうに思います。  時間になりましたので、残りの問いはまた次回させていただくということで、終わります。  ありがとうございました。
06月09日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  尾身会長、今日も、お忙しいところ大変ありがとうございます。  緊急事態宣言は六月二十日までというのが一つの期限でありますので、その後、解除すれば、人の動きができて、また感染が増えていく可能性もあるわけであります。そういう中で、感染リスク...全文を見る
○宮本委員 そうおっしゃるんですけれども、コールセンターのガイドラインでいえば、これは昨年五月二十一日から一度も変わっていないわけですよね。それぞれ、去年のままのガイドラインもかなりたくさんあるのが現状で、いろいろな形で専門家の皆さんからも発信していただいて、マスクのことを気をつ...全文を見る
○宮本委員 全ての省庁で業界団体に対してしっかり話し合ってやっていただきたいと思います。  次に、ちょっとデルタ株の評価を改めてお伺いしたいと思っているんですけれども、イギリスで置き換わりがかなり進んだという下で、イギリスの感染者が増え続けているんですよね。一時期千五百人を切る...全文を見る
○宮本委員 イギリスで、今、一回目の接種が終わった方は五九%で、完了した人が四一%、それぐらいのレベルではまだまだしっかりと感染対策を続けなければ感染者がまた急増していく可能性があるということで、これは本当に、今、日本も、高齢者のワクチン接種が進み始めると、何となくもうマスクはし...全文を見る
○宮本委員 これはしっかりと更に今後データを集めて分析をしていかなきゃいけないということになるかと思います。ありがとうございます。  あともう一点お伺いしたいのは、国内でいえば沖縄がかなり感染が大きく広がって、医療体制も大変で、田村厚労大臣からも医療者を沖縄に支援していただいて...全文を見る
○宮本委員 ありがとうございます。一つ一つそれに応じた対策を取らなきゃいけないと。  ちょっと、今、飲食店も閉めようということでやっていますけれども、自治体の方からは、事業者への補償といいますか、支援する上でももっと県への財政的な支援を求める声が上がっていますので、それも田村大...全文を見る
○宮本委員 是非、やはり国の責任で、もっと検査を皆さんが受けていただけるように積極的に推奨する、あるいは財政的な支援も行っていく。やはり、沖縄の場合は離島もたくさんあるわけですよね。そういうところで感染が広がったら、医療体制というのも本当にないところも多いわけですから、大変なこと...全文を見る
○宮本委員 大臣、先ほどの尾身会長の意見について、是非、各省庁の縦割りを超えて一本化して見える化してほしいというお話がありましたけれども、政府としての御努力をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○宮本委員 よろしくお願いしたいと思います。  以上をもちまして、尾身会長、本日もありがとうございました。  残りについてお伺いしたいと思います。  まず、これは大臣についてですけれども、こういう相談がありました。介護施設でクラスターが発生して、陽性者である入居者の対応をし...全文を見る
○宮本委員 個別具体的には、当然、今担当の方には言ってやっていただいている最中なんですけれども、コロナの後遺症の労災というのは、それぞれの労基署によっては、件数がまだ初めてのところなんかもあるかも分からないんですよね。ですから、いろいろ言われたという話も、会社経由ですけれどもその...全文を見る
○宮本委員 手引は私も見ました。先ほど局長はどのタイミングでも申請可能ですよと言うんですが、でも、そのことも書いてないんですよね。どのタイミングで申請してもいいですよというようなことも書いてないわけですよね。だから、自治体の担当者は、市民の方から相談を受けても、書いてないからこう...全文を見る
○宮本委員 市町村が問い合わせればいいですけれども、問い合わせずに違うことを答えている場合も、私はこれは自分が聞いた相談だからそのケースで話していますけれども、千何百の市町村ではそういうことがほかにも起きているんじゃないかと思うわけですよ。だから、私のところに来た相談は当然厚労省...全文を見る
○宮本委員 審議会の資料をホームページで見る人はそんなにいないですから、それはやはり、少なくとも自治体担当者、医療従事者、それからあとワクチン接種を受ける方々にはちゃんと伝わるというのは、いろんな副反応もいっぱい出ているわけですから、それはお願いしたいと思いますので、大臣、いかが...全文を見る
○宮本委員 ですから、その医学的な明確な厳密な因果関係がなくても申請ができますよということが伝わっていないわけですよ、皆さんに。そこを求めていますので、よろしくお願いを申し上げて、質問を終わります。
06月11日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  尾身会長、今日もありがとうございます。  アドバイザリーボードで、西浦先生が資料を出しておられました。今後の見通しに関するシナリオ分析ということで、高齢者のワクチン接種が七月末までにどれだけ進んだとしても、六月二十日に緊急事態宣言を解除...全文を見る
○宮本委員 実効再生産数をどう置くかによって、当然、流行の波の大きさは変わってくるわけですけれども、大阪のときはアルファ株への置き換えだった、東京で進んでいくのは、今度はデルタ株への置き換えが進むわけですよね。西浦さんの試算を見ると、デルタ株への置き換えは入れていないわけですよね...全文を見る
○宮本委員 もちろん、この試算が運命づけられたものではなくて、我々の取組によって未来は変えられるというのはおっしゃるとおりだというふうに思いますし、これは警告として使わなきゃいけないと思うんですけれども。  その上で、今日も朝からオリンピックのことも議論されておりますけれども、...全文を見る
○宮本委員 というと、データも含めてということなんですけれども、よく尾身会長は、危機管理の要諦は最悪を想定することだということなんですけれども、データに基づいて、最悪はこうなり得るということも含めて示されるという理解でよろしいんでしょうか。
○宮本委員 それで、何もしなければ医療逼迫ということですけれども、大阪も、第四波の前、何もしなかったわけではなかったわけですよね。第四波の前に、まあ緊急事態宣言は前倒しで解除しましたけれども、その後、大阪市内でいえば、営業時間の短縮を飲食店の皆さんには九時までということでお願いを...全文を見る
○宮本委員 先週お伺いしたときも、統一したメッセージが必要だ、矛盾したメッセージになってはならないんだと、尾身会長から繰り返し発言があったわけですけれども、昨年よりもしっかりした対策、今報道では、六月二十日の後、蔓延防止等重点措置にしようかとか、こういう報道も流れています。飲食店...全文を見る
○宮本委員 ですから、その矛盾したメッセージにならないようにするということを考えた場合、どう考えても、観客を入れてやれば、それは人の全国の移動を伴うことになりますし、それこそ、あの人たちだけは特別なのかということになるわけですよね。  私は先週も申し上げましたけれども、本当に悔...全文を見る
○宮本委員 大臣、そういう尾身会長の意見がありますので、そこは是非御検討いただけたらと思います。一言でいいです。たくさん通告が残っています。
○宮本委員 それでは、尾身会長、今日もありがとうございました。  次に、ワクチンのことについてお伺いをしたいというふうに思います。  この間、ファイザーのワクチンの副反応の一つの可能性として、イスラエルの保健省から心筋炎というのが報告されているわけでございます。二〇二〇年十二...全文を見る
○宮本委員 だから、全部は把握していないんですけれども、お医者さんがそうかなと思ったのは上がってくるわけですけれども、ましてや、家族からそうじゃないかというふうに言われているものは上がってきていないわけですよね。相当な数が上がってきていないんじゃないかと思います。運動中に突然死し...全文を見る
○宮本委員 いや、それに対する成果と言いますけれども、これはやはり人の命が懸かっている問題なんですよね。  私自身、第三相試験をやるべきだということを本委員会でも申し上げました。そのことを何か産経新聞に書かれていますけれども。ちゃんとした、日本人の中での第三相試験をやっていない...全文を見る
○宮本委員 因果関係不明と言われても、やはりなかなか御遺族の皆さんは納得できないところがあるわけですよね。そこはしっかり調べていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  あと、私が配っている資料の六ページ目の、死因総計というところの黒囲みのところの数字が間違ってい...全文を見る
○宮本委員 いやいや、これは取りあえずの所管は、取りあえずというか、当然所管は、この法律ができたら厚労省になるわけですよね。当たり前じゃないですか。この間の様々な軍人軍属にしたって全部厚労省でやってきているわけですから、当然、厚労省の成り立ちからいっても、厚労省のそもそもの戦後の...全文を見る
○宮本委員 議連の中では、もう出しましょう、国会に法案を出しましょうと、各党、党内手続をやっているわけですよ。野党はもう全部終わっています。自民党も二階さんのところまでオーケーなのに、そこから先に進まないわけですよ。この後誰が決断できるのかというのは、それはもう菅総理とか田村厚労...全文を見る
○宮本委員 その答弁、国会でのこれまでの答弁から後退しているじゃないですか。  これまでの文科大臣の答弁は、人件費を含めた必要な経費を確保できるように努力してまいりたいと言っていたんですよ。それを勝手に答弁を後退させて、こんなところで終わるわけにいかないですよ。ちょっと……
○宮本委員 ちょっとこれは与党の皆さんからも是非言っていただきたいと思いますが、本当に日本の研究の要の一つじゃないですか、理研は。
○宮本委員 ニホニウムを発見した森田浩介さんは、もしも当時の理研がこのような雇用制度であったら、私は理研で新元素百十三番……
○宮本委員 ニホニウムを発見することができなかったと思います、こう語っているわけですよ。
○宮本委員 是非、与党の皆さんも含めて、しっかり動いていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。
07月07日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  大臣、日曜日に都議会議員選挙がありました。枝野さんからもお話がありましたけれども、この夏のオリンピックについては中止あるいは延期、これを掲げました私ども日本共産党及び立憲民主党が議席を増やすということになりました。  やはり都民は一刻も...全文を見る
○宮本委員 やはり選挙で示された民意というのは、しっかり政治は受け止めなきゃいけないと思うんですよね。  自民党は史上二番目に少ない議席ですから、胸を張るような話じゃないですよ。総理だって、謙虚に受け止めたいと言って反省しているじゃないですか。自公で過半数というのは届かなかった...全文を見る
○宮本委員 ワクチンの効果が下がっているというイスラエルの保健省のデータについては、どうお考えですか。
○宮本委員 より感染対策を慎重にやるべきだというお話です。  先ほど長妻さんと尾身先生とのやり取りで、東京の状況のお話がありました。入院の数も増えていますし、重症者の数も増えてきている。効果的な対策を早く打たなきゃいけないというお話がありましたけれども、具体的には、効果的な対策...全文を見る
○宮本委員 矛盾したメッセージを出さないということが極めて大事だというお話もありましたけれども、専門家の皆さんの先月の提言では無観客が望ましい、それが一番リスクが低いんだということが提言されてきました。  今日議論になっておりますけれども、報道では、オリンピック、無観客なのか、...全文を見る
○宮本委員 基本はそういう方々も入れないということが一番望ましいと。確かに、どうしても入らなきゃいけない、大会関係者で運営をする側の人は入らなきゃいけないのかも分からないですけれども、お客さん、観戦する側で入らなきゃいけない人というのは、基本的には大会関係者ではいないんじゃないか...全文を見る
○宮本委員 人々の意識にも大きな影響を与える、緊張感を持って対策が必要だというお話なんですけれども。ただ、実際は、いろいろな緊張感を持って対策を政府が様々更にお願いをしなきゃいけない、効果的な対策という中でお願いするということに対して、でも、国民には更にいろいろなことをお願いする...全文を見る
○宮本委員 人々へのメッセージ、無観客というのは一つのメッセージになっていくと思います。大会関係者も含めて全部入れないんだ、これはオリンピックをやる場合はメッセージになると思うんですけれども、私が一番懸念しているのは、それでもやるんですかと。  そうはいっても、無観客でもやれば...全文を見る
○宮本委員 これで終わりますけれども、それこそ感染対策に必要な毎日の不織布マスクも買えない、こういう家庭があるわけですよね。ですから、しっかり早急に低所得者への給付金と子育て世帯への給付金は具体化するということを重ねて求めまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
08月04日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  政府は、新型コロナの患者について、これまでの原則入院から、重症患者や重症化リスクの特に高い方以外は自宅療養を基本と、方針がひっくり返ったわけであります。これでは本当に命が守れなくなりますよ。  皆さんも資料でお配りされておりますけれども...全文を見る
○宮本委員 自宅療養の問題点を、ちゃんと大臣、認識した方がいいと思うんですけれども。  一日一回健康観察をやっている。なかなかできなくなってきていますよ、それも。ですけれども、その間に一気に症状が進行して悪化してしまうという例が、この間、たくさん繰り返してきているわけじゃないで...全文を見る
○宮本委員 それはちょっと、話がかみ合っていないんですよ、答弁が。  コロナの場合は症状は急激に悪化する、だから中等症1でも入院して慎重に観察しましょうということになっているわけですよ。それが、自宅、基本というふうにした場合は、その体制が、二十四時間の見守り体制なんというのはで...全文を見る
○宮本委員 そこが、全く認識が違うと思いますよ。  もう一点お伺いしますけれども、適切なタイミングで適切な治療をしてこそ、重症化というのは止めることができるわけですよね。  中等症2になると、急速に更に症状が悪化する。中等症1から中等症2になった場合、更に急速に悪化する。その...全文を見る
○宮本委員 中等症1の方で、どの方が悪化するのか悪化しないのかなんというのは判別つかないですよ。中等症1の方で基礎疾患がない若い方だって、中等症2に進行していくという例は幾らでもあるじゃないですか。そういう話を医療現場から田村大臣も聞いていますよね。そんなの区別つかないんですよ。...全文を見る
○宮本委員 私の質問にこれも全然お答えにならなかったわけですけれども、自宅療養を原則にしたら、これは気づくのに遅れて、必要なタイミングで必要な治療というのはできなくなるのは間違いないですよ。  それで、今日、新聞各紙を見ても、北区の保健所長の前田さんも大変強調されておりますけれ...全文を見る
○宮本委員 理解はされないわけですよ、国民的にされないですよ。尾身会長だって、さっき、入院でなければ在宅、こういう二項対立じゃないでしょうということをおっしゃっていたじゃないですか、入院を増やしていくのは当然だと。同時に、二十四時間、健康観察できる宿泊療養ホテルの体制を抜本的に強...全文を見る
08月25日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  自宅で亡くなる方が相次いでおります。症状に応じた必要な医療を全患者に提供していく、早期治療で重症化を止める、これを大原則にして、救える命を救わなければなりません。  抗体カクテル、朝から議論されておりますが、外来、往診と、やはり地域ごと...全文を見る
○宮本委員 とにかく、抗体カクテル、量があるんだということを言っているわけですから、しかも早ければ早いほど効くということが分かっているわけですから、今、本当に保健所は逼迫していますから、そこが詰まって治療ができないということがあってはならないわけですから、ここは本当にしっかり考え...全文を見る
○宮本委員 自治体ごとによって取組が違うんですよね。なかなか苦労しているところもたくさんあるというのは御存じだと思いますので、そこで政府がどういうふうにマンパワーを出すのか、ここを是非検討していただきたいということであります。  それから、八月頭の本委員会で、臨時の医療施設、ま...全文を見る
○宮本委員 しっかり、すぐできる手だてを取っていただきたいというふうに思います。  そして、今、感染症法に基づいた要請の話がございましたけれども、実際はどこの医療機関も必要な診療というのはやっているわけで、強権で脅したからといってうまくいくというものでは私はないと思うんですね。...全文を見る
○宮本委員 病床はどこも大変で、中等症の病床で人工呼吸器を着けた患者さんをたくさん診ているという事態も生まれているわけですから、本当に、やれることは全てやるということでお願いしたいと思います。  あと、検査について伺いますが、地元でも、一日の検査のキャパ能力が六件の診療所に、午...全文を見る
○宮本委員 現状はそれができていないわけですよ。発熱外来がパンクしている地域というのは幾つも生まれているわけでありますから、それをどう改善するのかという新たな手だて、これはお金を出すしか私はないと思いますので、是非、旗を振ってやっていただきたいと思います。  最後に、尾身会長に...全文を見る
○宮本委員 時間になりましたから終わりますけれども、検討に値するということですから、是非大臣、予備費を使ってでも緊急に抗原検査キットを買って感染拡大地域には配る、本当にそういう大規模な取組というのをやるというのは非常に大事だということ、これは感染拡大の今の状況をコントロールする上...全文を見る
09月15日第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○宮本委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は伊藤財務副大臣に来ていただきました。  私からも、新型コロナ対応でこの間加算をしてきた診療報酬、それから介護の報酬、障害福祉サービスの報酬、これは、九月末までとなっているわけですけれども、十月以降も継続すべきであるということを強く...全文を見る
○宮本委員 与党から野党まで、自民党から共産党まで出ているということをしっかり受け止めるという答弁があったので、しっかり麻生大臣には伝えていただきたいと思いますし、田村大臣も、自民党から共産党までこうやってやっているわけですから、一歩も引かずに頑張っていただきたい。一言決意をお願...全文を見る
○宮本委員 よろしくお願いします。  二点目ですけれども、抗体カクテル療法についてお伺いいたします。  早い方が効果があるというのははっきりしているわけですけれども、医療現場のお話を聞いていますと、かなり早く症状が進行する方がいて間に合わないというケースが結構起きているという...全文を見る
○宮本委員 ですから、自治体の中では、それぞれの医師会がちゃんと、この地域での抗体カクテルができる病院はここですよとつなぐのはもうかなり始まっているんですよ。問題は、またいでいる。東京なんかでいえば、多摩から都心に通って、都心のところで検査を受けたその結果は、当然、都心の保健所に...全文を見る
○宮本委員 よろしくお願いしたいと思います。  あと、初めに申し上げた早期の検査の呼びかけというのは、今日、先ほど来、警察の数の発表もありますけれども、検査も受けられずに亡くなっている方もたくさんいるというのが今の現状ですので、そういう点では、本当に、症状があったらすぐ検査を受...全文を見る
○宮本委員 いや、だから、主になんです。主には何なのかというところを、直っていないじゃないですかということを申し上げているわけですよ。
○宮本委員 いわゆる飛沫感染というのにはやはり入らないです、エアロゾル感染とかマイクロ飛沫は入らない。それは、尾身さんだって区別して今までずっとここでお話しされてきていますので。飛沫は落ちるんですよ。落ちるから距離が大事という。まあ、いいです、それは。  その上で、最後、ちょっ...全文を見る
○宮本委員 しっかり知見を重ねて、あと、モニターを設置すると同時に、モニターを設置しても、広いスペースだと、換気ができている場所、できていない場所って必ず起きちゃうんですね、飲食店の形にもよってですけれども。そういうのが、ちゃんと換気がどうやればできるのか、そういう細やかなところ...全文を見る
12月15日第207回国会 衆議院 本会議 第4号
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○宮本徹君 私は、日本共産党を代表して、政府提出補正予算案に反対の討論を行います。(拍手)  反対の最大の理由は、コロナ禍で苦しむ国民への支援が不十分な一方で、軍事費と特定企業に異常な大盤振る舞いをするからであります。  岸田総理は、総選挙前、この壇上から、非正規、子育て世帯...全文を見る
12月15日第207回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、COP26を踏まえた気候変動対策についてお伺いいたします。  先日甚大な被害を出したアメリカの竜巻も、気候変動との関係が指摘をされております。気候変動で災害が頻発し、漁業にも大きな影響があって、命と暮らしを脅かす事態が進行...全文を見る
○宮本(徹)委員 危機感を共有しているということですけれども、ただ、現状は、COP26で各国が表明した目標を足し合わせても、この一・五度目標は達成できないということになっているわけですね。ヨーロッパの研究所などで構成されるクライメート・アクション・トラッカーというところの試算では...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、このグラスゴー気候合意は、二〇三〇年目標を再検討して、強化することを締約国に要請しているわけですよね。これを無視するんですか。
○宮本(徹)委員 いやいや、ちょっと驚きなんですけれども。今の数値で、各国の目標を足しても達成できない、だけれども日本は低い目標のままでもいいんだと。それがグラスゴー気候合意の立場なんですか。  さっき、二〇一三年比ということをいつもおっしゃるんですけれども、世界は今、二〇一〇...全文を見る
○宮本(徹)委員 資料の三枚目に、CO2の日本の排出量を載せておきましたけれども、今の答弁を聞いても、二〇一三年を基準年として使い続ける理由はどこにもないと思うんですよね。この二〇一三年というのは、原発事故後、最もCO2の排出量が増えた年なんですよね。その年を基準にこれだけ削減し...全文を見る
○宮本(徹)委員 二〇一〇年比で言うと四一・六%なんですよ。  このグラスゴー気候合意の、資料の一枚目に戻っていただければ分かりますけれども、見ていただきたいんですけれども、二十二番に、二〇三〇年までに世界全体の二酸化炭素排出量は四五%削減しなければならないと。しかし、日本は、...全文を見る
○宮本(徹)委員 いやいや、二〇五〇年の前に二〇三〇年があるわけですよ。さっきも言いましたけれども、今の世界の排出量のペースでは、二〇三〇年の時点でカーボンバジェットはなくなっちゃう。そうなったら一・五度を必ず超えちゃうわけですよね。一・五度に抑える目標に日本政府も合意したわけじ...全文を見る
○宮本(徹)委員 各国にひとしく求めていない、それは確かに各国にひとしく求めていないですよ。  日本は、一人当たりのCO2の排出量で見れば、八・三トンなんですね、今。世界平均の二倍ぐらい出しているんですよ、私たちの国は、一人当たりで見たら。だから、ひとしくどころか、日本は世界の...全文を見る
○宮本(徹)委員 世界からは理解されないですよ。だって、グラスゴーの気候合意自身で、先ほど、二十九で、それぞれの国は目標の再検討をしましょうということを言っているわけですよ。  本当に危機感を共有しているんですか、総理は。若者の手紙を読んだというお話をされていましたよね。高校生...全文を見る
○宮本(徹)委員 二〇五〇年カーボンニュートラルは大事ですよ。ただ、問題は、そこまでにどう到達していくのかといったときに、どんどんどんどんカーボンバジェットはなくなっているわけですよ。もう二〇三〇年にはこのままではなくなるわけですよ。そこに向かっての、どう責任を果たすのかというの...全文を見る
○宮本(徹)委員 これでは、人類の未来に責任を負っている姿勢とは言えません。  再検討を、目標の引上げを強く求めて、質問を終わらさせていただきます。
○宮本(徹)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出補正予算案に反対の立場で討論を行います。  政府提出補正予算案に反対する最大の理由は、コロナ禍で苦しむ国民への支援が不十分な一方で、軍事費と特定企業に異常な大盤振る舞いをするからであります。  本補正予算案には七千七百三十...全文を見る