宮本徹

みやもととおる

比例代表(東京都)選出
日本共産党
当選回数3回

宮本徹の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第208回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、コロナ対策についてお伺いをいたします。  オミクロン株の感染が急拡大する下で、発熱外来が逼迫して、検査の予約が取れない、予約は取れたが二、三日後だ、こういう声があふれております。  様々な形で必要な診療、検査体制をつくるこ...全文を見る
○宮本(徹)委員 何でやめたのかというのは、切り替えたという話ですけれども、ホームページに公表したら二千五百円加算すると、去年の十月にやられましたけれども、実はそれ以上の診療報酬の削減を、検査については十二月にやっているわけですよね。抗原検査ではマイナス三千円、自分の病院でPCR...全文を見る
○宮本(徹)委員 新聞の投書にまで、検査をやるたびに赤字だ、こういう投書まで開業医の方から出ているわけですよ。やはり、本当に真剣に発熱外来の体制、どうやって増やしていくのかというのは考えていただきたいと思います。  続いて、抗原検査のキットを活用した自主検査と組み合わせた診療、...全文を見る
○宮本(徹)委員 世界を見ると、この抗原検査のキットはもっと大規模に活用しているわけですよね。アメリカのバイデン大統領は、十億回分、各家庭に配付をすると。そして自主検査も進めております。  私、実は、昨年夏の第五波のときに、神奈川県の取組を紹介しながら、抗原検査キットの家庭への...全文を見る
○宮本(徹)委員 抗原検査キットの、昨年来、販売する場所を増やしたという話がありましたけれども、抗原検査キットをどう確保するのかという話が全然昨年来やられていなかった、つい最近になってからやったという話じゃないですか。  余りにも私は後手後手過ぎると思います。私は去年の夏に提案...全文を見る
○宮本(徹)委員 そうすると、六百万を目指してずっと確保していたという話じゃないですか。  デルタのとき、デルタは国民の皆さんのワクチン接種で急速に抑え込む、これができましたけれども、デルタのときだって、国民全員が感染するかも分からないと言われていたわけですよ。オミクロンはもっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 いや、昨年が間違っているわけですよ。昨年も私はこれを求めましたよ。何で大雪の被害のときは再試験ができて、コロナ禍のパンデミックなら、感染していたら再試験、追試験が設けられないのかと。パンデミックの中で感染することは自己責任なんですか。違うでしょう。  医療現場...全文を見る
○宮本(徹)委員 全く説明になっていないですよ。大雪でできて、パンデミックでなぜできないのか。本当に聞く力があるんだったら、こういう医療現場の声こそ聞くべきだということを申し上げておきたいと思います。  次に、総理の新しい資本主義についてお伺いをいたします。  総理は、施政方...全文を見る
○宮本(徹)委員 何か、格差と貧困が広がったのは世界の話であって、日本の話じゃないみたいな答弁ですけれども。  総理、総裁選のとき、こうおっしゃっていたんですよね。小泉構造改革以降の規制緩和、構造改革の新自由主義的な政策は富める者と富まざる者の格差と分断を生んできた。総理自身が...全文を見る
○宮本(徹)委員 じゃ、どの新自由主義的な政策が格差と貧困を広げたのか、ここをなかなか岸田総理はおっしゃらないわけですけれども、私はその最たるものは労働者派遣と有料職業紹介の原則自由化だというふうに思います。  戦前、人貸し業が横行し、ひどい中間搾取やピンはねが行われて、労働者...全文を見る
○宮本(徹)委員 非正規労働者の待遇の改善が必要になった面もあるということを大臣はおっしゃいましたけれども、そういう格差をもたらした、待遇の劣化をもたらしたということの反省の言葉が私は必要なんじゃないかというふうに思いますよ。  私は、資本主義の中に弊害を是正する仕組みを埋め込...全文を見る
○宮本(徹)委員 現状は、三年たつ前に契約更新を行わないということがあちらこちらで行われているのは御存じでしょう。しかも、このコロナ禍の中、真っ先に雇い止めに遭った方々は派遣労働者の皆さんでしたよ。皆さんもたくさん相談を受けたんじゃないですか。こういうのをどう繰り返さないのかとい...全文を見る
○宮本(徹)委員 今の数字のとおり、人材紹介会社の手数料収入は、この間、介護は八倍、保育士は十倍、ちなみに看護師さんも二〇一三年比で五倍に増えております。  一般企業への人材紹介とは違って、医療、介護、保育の事業所が支払う人材紹介手数料の原資というのは、国民の皆さんの税金であっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 現実には、多様なサービスといいながら、ハローワークの情報を使って民間人材紹介会社はやっているだけで、就職先のメニューが増えるわけでもないわけであります。さしたるメリットはない。それどころか、本来ならば労働者の賃金に回すべき保険料、税金が人材紹介会社に流れて、労働...全文を見る
○宮本(徹)委員 一律の上限規制は慎重だという答弁がございました。  そして、ホームページで適正な事業者、これを公開しているんだという話もありましたけれども、新しく適正な事業者の認定制度、何が適正なのかなと思うんですけれども、それを見ても、手数料三五%とか掲げているところも適正...全文を見る
○宮本(徹)委員 今日私が指摘した弊害について、岸田総理も一つ一つ見直すということはおっしゃられませんでした。総裁選のときには、新自由主義的な政策を見直すとおっしゃったにもかかわらず、具体的に一つ一つ指摘してもそれは正されない。労働者派遣法、人材紹介業の自由化で富を増やしたのは、...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、その答弁があったから私は聞いているわけですよ。具体的に、じゃ、どうするのかということで、必ず把握すべき基礎項目に加える、そして、それも含めて企業には公表を義務づける、こうした仕組みが必要ではないかと言っております。
○宮本(徹)委員 今までじゃなく、ちゃんと義務づける、そこまでやる方向で検討されている、検討していこうという意思があるという、うなずいていただければいいですので。うなずいているということですので。(発言する者あり)いや、いいです、いいです。時間がないので、次に行きます。  さら...全文を見る
○宮本(徹)委員 ちゃんと格差の是正を義務づける仕組みがないと、開示だけなら、一九九九年三月までは有価証券報告書にも男女別の従業員の平均給与月額は開示されておりました。それでも男女の大きな賃金格差がありました。開示だけじゃなくて、賃金格差を是正する具体的な仕組みが必要だということ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、私たちのこの国をこれから発展させていく、成長させたいというのは本当に皆さんの多くの思いだと思いますけれども、社会の半分を占める女性の力を入口のところから発揮させない国に私たちの国はなってしまっている。これは社会にとっても大変大きな損失だと思います。 ...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、小学校休業等対応助成金についてお伺いをいたします。  この間、子供での感染が広がり、休校、休園も広がっております。そういう中で、休まざるを得ない保護者が増えているわけですが、ところが、休業補償である小学校休業等対応助成金を利...全文を見る
○宮本(徹)委員 九割ということは、一割の方には届いていないということなわけですよね。ですから、せっかくこの制度を使っても、本人に休業補償としての支援金が届いていないということでございます。非正規雇用の一人親だったりしたら、本当に深刻な問題になるわけでございます。  さらに、労...全文を見る
○宮本(徹)委員 どれぐらいか分からないという話でございますけれども、資料の六枚目、七枚目に、これは米原市の制度の申請用紙をつけておいたんですけれども、実は、米原市では、国の制度では申請できなかった人でも対象となる制度を早い段階から設けているわけです。学校休業等対応緊急応援金とい...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、残念ながら、事業主の側は協力してくれないということがあるわけですよ。皆さんが幾ら周知する、働きかけると言っても、それに応じていただけないというのがある下でどうするのかというのは、やはりちゃんと知恵を出して考える必要があるんじゃないですか。今のままでいい...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、理解をしているんだったら対応してほしいんですよね。休業支援金も、シフト制労働者については、事業主の協力が得られない場合も労働局の側で職権的に認めるということをやっているわけですから、同様の運用だってできると思いますし、もっと簡便な制度でみんなを救済でき...全文を見る
○宮本(徹)委員 是非、大臣もイニシアチブを取って、改善の道を探っていただきたい、早急にやっていただきたいというふうに思います。  続きまして、保育園のことについてお伺いいたしますが、保育園の休園で困っている方はたくさんいらっしゃいます。休園になった場合でも、エッセンシャルワー...全文を見る
○宮本(徹)委員 強く働きかけていただきたいと思います。ごく一部の自治体でしかしっかりした対応はなされていないと思います。  最後の質問ですけれども、保育園、学校でクラスターが増えておりますが、保育園はマスクなしで密着しますので、中での感染対策にも限界があります。ちょっとした症...全文を見る
○宮本(徹)委員 もう時間がないので終わりますけれども、発熱があれば、多くの保護者の皆さんは登校を控えると判断すると思いますけれども、鼻水だとかのレベルだと、子供なんてしょっちゅう鼻水を出しているわけですから、とりわけ冬になると。それで来ないでくれと言われても、なかなかそうはなら...全文を見る
○宮本(徹)委員 申し上げまして、質問を終わります。
02月03日第208回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  政府が佐渡島の金山を世界文化遺産として推薦することを決定いたしました。我が党としても、推薦に値すると考えます。  そもそも世界遺産とは、人類の知的、精神的連帯に寄与し、平和と人権を尊重する普遍的な精神をつくるというユネスコの理念に...全文を見る
○宮本(徹)委員 政府全体ということですから、つまり、最終的には安倍総理ということだと思うんですよね。文書自体が、日本政府を代表しとありますから、これも当時の安倍首相が世界に対して約束したことであります。  そこで、産業遺産情報センターの展示物を見た場合、安倍元首相が当時約束し...全文を見る
○宮本(徹)委員 ところが、それを見て、世界遺産委員会は全会一致で、いや、日本は履行していないという決議を昨年上げているわけでございます。ですから、誠実にやっているんだという独りよがりの立場というのは、国際社会からは全く受け入れられていないというのが今の現状だということをしっかり...全文を見る
○宮本(徹)委員 様々な議論と言いますけれども、私が今紹介したのは、全部、公的記録ですよね。県史だったり、町史だったり、あるいは戦前の特高警察の記録だったり、客観的な資料に基づいて話している。別に、日本共産党史を引用しているわけじゃないわけですよ。ですから、その事実はやはり事実に...全文を見る
○宮本(徹)委員 定かであるかどうか分からないって、それをひっくり返すようなものを何か持っているわけでもないわけでしょう。公的なところがしっかりと書いたものを、定かであるかどうか分からないと、ひっくり返そうというのは、本当に私はとんでもない話と思いますよ。やはり、ちゃんと事実はし...全文を見る
○宮本(徹)委員 初めに申し上げましたけれども、世界遺産は、人類の知的、精神的連帯に寄与し、平和と人権を尊重する普遍的な精神をつくるというのが理念です。ですから、負の側面も謙虚に認めていく、このことでこそ、その遺産の価値が、世界遺産としての価値を私は持っていくと思います。政権に都...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたから、終わります。
02月04日第208回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、四人の参考人の皆様、大変お忙しい中、貴重な意見を賜りまして、ありがとうございます。  まず、瀬戸参考人にお話をお伺いしたいと思います。  今日、お話で、駆けつけ支援をやった際に、福祉事務所の対応が、大変、いろいろ問題があ...全文を見る
○宮本(徹)委員 生活保護の適正な運用については、本当に、厚労省からもしっかり指導、調査という提起がありましたので、取り組んでいきたいというふうに思います。  それから、あと、居住の貧困というお話がございました。  先ほどのお話も伺っていましたけれども、やはり日本の住宅の支援...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。  そうしたところも、しっかりとした制度設計を求めていきたいと思います。  続きまして、村上参考人にお伺いしたいと思います。  今、休校、休園が広がっていまして、小学校等休業助成金への問合せも本当に増えているんですけれども、一方で、...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  是非、連合からも政府への働きかけ、お願いを申し上げたいと思います。  それから、本委員会で、労働政策をめぐって岸田さんが、新しい資本主義だ、新自由主義の弊害を正すということなんかも議論になっているんですけれども、その一方で、解雇規制...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。  脇田参考人にお伺いしたいと思います。  幾つかあるんですけれども、一つは学校のことなんですけれども、幾つかの自治体では、休校の基準について、文科省の基準よりも緩和するという対応を取り始めております。  今、クラスに二人感染者がい...全文を見る
○宮本(徹)委員 引き続き、脇田参考人にお伺いしたいと思います。  あと、水際対策なんですよね。  ずっと外国人は原則入国停止ということがまだ続いているわけです。元々、私自身の感覚からして、別にウイルスは国籍を選んでうつるわけじゃないですから、日本人と外国人と同等でいいんじゃ...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、どんどん緩めろと言っているという話ではなくて、やはり日本人と外国人でこれだけ異なる対応を取り続けるというのは、何か逆に、ウイルスというのは外国人が広げているんじゃないか、そういう差別にもつながるんじゃないかという思いもありますし、本当に、留学生で日本で学び...全文を見る
○宮本(徹)委員 多分、いや、数字を引くと、世代時間二・一だ、それから潜伏期間が三日だとしたら〇・九残るし、感染研の発症日と発症日を比べたやつは二・六日というのが出ていたので、もうちょっとその間は短いのかも分からないなと思うんですけれども。  それと同時に、一月五日に感染研と国...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  河野参考人にもお伺いしたいと思っていたんですけれども、ちょっと今、質問時間が終了しましたというのが来てしまいましたので、申し訳ございません。  どうもありがとうございました。
02月10日第208回国会 衆議院 議院運営委員会 第8号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  命を守る上でも、医療提供体制を守る上でも、高齢者施設、障害者施設等の感染対策が極めて重要であります。  まずお伺いしますが、世代時間の短いオミクロン株の下で、高齢者施設等の頻回定期検査について国が示している頻度は十分でしょうか。
○宮本(徹)委員 世代時間は、デルタ株に比べて、もっと言えば従来株と比べてかなり短くなっているわけですから、週一回では到底足りないというのは科学的にははっきり言えると思いますので、御検討をお願いしたいと思います。  二つ目に、高齢者施設、障害者施設への抗原検査キットが大変不足し...全文を見る
○宮本(徹)委員 私が昨日聞いたところでも、届くのは再来週だというお話でした。  高齢者や障害者の入所施設やグループホームでは、発熱者がいたり、せき込んでいる人がいたら、すぐに抗原検査キットで確認をして、クラスターにしない、そのための努力をしております。抗原検査キットというのは...全文を見る
○宮本(徹)委員 具体的には、更にどういったことをやっておられますか。
○宮本(徹)委員 もし手元にキットを持っている自治体があれば、そこからも供出するように働きかけてほしいと思いますが、いかがでしょうか。
○宮本(徹)委員 そういうことを言っているわけではなくて、まだ手元にある自治体があれば、自分の自治体の施設にちゃんと優先して届けるようにしてほしいということです。  それから、高齢者施設、障害者施設等のエアロゾル感染対策で、換気の徹底などと併せて、HEPAフィルターつきの空気清...全文を見る
○宮本(徹)委員 これだけ高齢者施設等でクラスターが増えていますので、更にどういう対策ができるのかというのを、尾身さんにもこの間お話はしましたけれども、是非、具体的に検討していただきたいと思うんです。
○宮本(徹)委員 それから、次ですけれども、医療従事者が濃厚接触者になって、早めに待機を解除するための検査については、行政検査扱いにすべきではありませんか。
○宮本(徹)委員 時間ですので終わりますけれども、やはりちゃんと費用負担が医療機関に発生しない形でやらなきゃいけないというふうに思いますので、その点の検討も重ねて求めて、終わりたいと思います。
02月15日第208回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、公述人の皆様、大変お忙しい中、貴重な意見を賜りまして、ありがとうございます。  予算委員会の公聴会は、やはり予算案の審議に当たって国民の皆さんの意見を伺い、その後の審議に生かすために開かれているわけでございます。先ほど、原...全文を見る
○宮本(徹)委員 私の質問に全くお答えにならなかったわけですよね。  平成三十年四月開学という条件がなぜ途中で課されたのか、ここにこの問題の核心があって、ここでもさんざん議論されてきたわけですよ。二校目、三校目、つくりようがない条件が課されたわけであります。そんなにたくさん獣医...全文を見る
○宮本(徹)委員 際限のない軍拡競争ということになれば、それは本当に、私は、先のない、財政破綻の道だということは申し上げておきたいというふうに思います。  あと、川口公述人にお伺いをしたいというふうに思います。  先ほどのお話で、山梨県のグリーンゾーン認証制度のお話がございま...全文を見る
○宮本(徹)委員 大変ありがとうございました。  続きまして、大槻参考人にお話をお伺いしたいというふうに思います。  大槻参考人の配付されました資料の中で、七ページのところで、財布のひもがなかなか緩まらない原因として、将来の年金が不安だからという問題と財政が不安だからだという...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。  あと少し時間がありますので、小黒公述人にもう一問お伺いしたいと思います。  この間、ここの委員会なんかでもベーシックインカムというものも議論されておりますけれども、これについてはどういうお考えをお持ちでしょうか。
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。時間になりましたので、終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、小畑公述人にお伺いしたいと思います。  政府が進めているケア労働者の皆さんの賃上げの問題に関わって、この二月からスタートする部分について職場で戸惑いや不満の声がいろいろ上がっているというお話がございましたが、もう少し詳しく御...全文を見る
○宮本(徹)委員 今のお話で、自治体の中で条例が間に合わないだとか、そういうお話が出ているということで、これは大変、本来政府が立てた制度設計からしたら深刻な問題じゃないかというふうに思いますが、その辺り、具体的に自治体でどういうことが起きているのか、更に詳しくお聞かせいただけたら...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  是非、与党の皆さんも地元の自治体でこの政府の策が活用されるように、様々な働きかけもお願いをしたいなというふうに思います。  続きまして、大竹公述人にお伺いをしたいと思います。  コロナ対策で極めてメッセージが大事だ、こういう研究が...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。  続きまして、石上公述人にお伺いしたいと思います。  男女の賃金格差の是正が極めて大事だというお話がございました。私も本委員会で取り上げてきたんですけれども、例えばアイスランドでは男女の賃金格差の問題について是正のための法的な枠組み...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  続きまして、翁公述人にお伺いしたいと思います。  人への投資が重要だというお話をいただきました。  日本は、OECD諸国の中で女性が大学院でも四年制大学でも進学率が男性より低い唯一の国だということも先日予算委員会で取り上げさせてい...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。  まだ時間がありますので、小畑公述人に改めてお伺いをしたいと思います。  雇用保険制度についても言及がございましたが、雇用調整助成金の特例措置が、今、三月までということになっているわけでございますが、この点について、現場の感覚からす...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  最後に、石上公述人にもう一問お伺いしたいと思いますが、コロナ禍三年目を迎えることになるわけですけれども、労働組合に寄せられる労働者の皆さんの相談というのはどういう形になってきているでしょうか。特徴とか変化とかあれば、教えていただけたら...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。時間になりましたので、終わります。
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○宮本(徹)分科員 日本共産党の宮本徹です。  まず、インボイスの問題についてお伺いしたいと思います。  インボイス導入を決めた際の法の附則百七十一条の二には、消費税の軽減税率制度の導入三年以内をめどに、適格請求書等保存方式の導入に係る事業所の準備状況及び事業者取引への影響の...全文を見る
○宮本(徹)分科員 お答えがないわけですけれども、先ほどの御紹介があった政府のアンケート結果でも、免税事業者との取引をやめるが二%、取引価格の変更を検討する者、課税事業者になることを提案する者、それぞれ二割程度という結果になっているわけですよね。かなり大きな事業者取引への影響があ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 許容範囲だとはおっしゃることができないわけですよね。  免税業者への影響を軽減したいということを言うわけですけれども、現状は大変大きな影響が出るということを裏返しでは認めているということですよ。だったら、法の措置、百七十一条の二の条項を発動して、これは止める...全文を見る
○宮本(徹)分科員 私は、それでは駄目だという声を紹介したわけですよね。取引価格を下げなきゃ応じない、だったら、そんなところにはもう取引を続けませんよ、解約だと言ったら、それは、明言したら当然独禁法の対象で、優越的な地位の濫用になるでしょう。しかし、そう明言せずに解約を、違う理由...全文を見る
○宮本(徹)分科員 現状で八九%なわけですよ。残りは転嫁できていないわけですよ。このままインボイスを導入したら、転嫁できない方々はどうなるんですか。免税事業者の方々は、全部その分、自分でかぶらなきゃいけないわけですよ。財務省の調査でも、利益が百数十万しか残らない方々が平均十五万円...全文を見る
○宮本(徹)分科員 半数は免税事業者のままで仮にいられた、そうなるとは私は思えないですけれども、仮にいられたということになっても、その残り半数は消費税増税分を押しつけ合うということには変わりないわけじゃないですか。今のは何の説明にもなっていないですよ。  更に言えば、私は賃上げ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 そうした事例はどれぐらい起きているんでしょうか。
○宮本(徹)分科員 そうした事例がどれだけ起きているかも分からないと。しかも、そうした事例も、税務調査すれば把握できているわけですよね。インボイスを導入する必要性なんてどこにもないじゃないですか。  大体、そんな、売手が軽減税率で申告して、その一方で買手が標準税率で仕入れ税額控...全文を見る
○宮本(徹)分科員 先ほどお話ありましたけれども、まず、不適正な事例がどれだけ起きているかという数も把握していない、そして、反面調査が大変だという話をされますけれども、実際は税務調査をやって、皆さん、つかんでいるじゃないですか。税務署の仕事をちょっとだけ負担を軽くしたい、そのため...全文を見る
○宮本(徹)分科員 今数字を出していただきましたけれども、五年間で二十五兆五千億ということを決めてきたわけですけれども、これまでの四年の支出を引いたら、残っているのは三兆七千三百三十一億ということなんですよね。  毎年、防衛省は、人件費と食料費で二兆一千億円かかっております。さ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 財政のキャップを中期防で決めているというのは、やはり歴史的経過があってやってきているわけですよね。その財政のキャップを全く無視するやり方を、この間、安倍政権以来続けてきているというのは、本当に、極めて重大な問題だということを指摘をしておきたいと思います。  ...全文を見る
○宮本(徹)分科員 もう時間が最後になりますので、最後に一問だけお伺いしますけれども、財務大臣、こういう事態は、やはりどんどん広がるというのはまずいと思いますよ、私は。国民に対して金融機関がこうなっていくのは。一言、最後、政治家として、この問題をどうお考えなのか、お伺いしたいと思...全文を見る
○宮本(徹)分科員 終わりますので。  ゆうちょ銀行は、株主は、大半持っているのは国ですからね。  終わります。
02月21日第208回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  総理の基本的な認識をお伺いします。  今、値上げラッシュです。ガソリンだけでなくて、パン、小麦、冷凍食品、カップ麺、トイレットペーパー。消費者物価を見ましても、電気代、ガス代、魚や果物といった生鮮食品、一年前に比べて一割以上上がっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、日銀の今年度の消費者物価の見通しは一・一%増、もっと上がるんじゃないかという指摘もたくさんあります。一方で、年金は四月から〇・四%削減ということになっております。つまり、日銀の見通しでいけば、年金は、実質、今年一・五%減と大変厳しい状況です。  このパ...全文を見る
○宮本(徹)委員 今の年金は前年の物価の動向が反映されるわけですけれども、今の足下は、どんどん物価が上がっているという状況じゃないですか。なおかつ、将来世代のことをおっしゃいましたけれども、これは、今回減ったら、当然、若い世代の年金も減っていくということになります。  今回、予...全文を見る
○宮本(徹)委員 物価への対策といって、今、トリガー条項も含めてという話もさっきもありましたけれども、しかし、それだけでは解決しない問題がたくさんあるんです、今の物価高というのは。それ以外も含めて全面的な生活必需品の物価高が始まっているわけですから、そのことへの対策を考えるべきだ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、憲法の範囲内だったら、空爆などを行うということは検討の対象になりっこないじゃないかということを私は申し上げているわけですよ。これは憲法の範囲外だという、他国への空爆は憲法の範囲外だ、一般に禁止されている海外派兵に当たる、この答弁は当然引き継がれるわけで...全文を見る
○宮本(徹)委員 ちょっとはっきりさせていただきたいんですよね。  ここでさんざん安保法制の問題で議論したんですよ。他国に行くのはホルムズぐらいしか念頭にないんだ、それ以外はやらないんだということと併せて、外国に出かけて空爆を行う、こういうことは必要最小限度を超えるのは明確で、...全文を見る
○宮本(徹)委員 これを引き継いだということになりますと、防衛大臣の、空爆も選択肢として検討する、検討の対象に入る、この答弁、撤回してくださいよ。
○宮本(徹)委員 時間になりましたから午後に続けさせていただきますけれども、今のもちょっとこの答弁と違いますよ。徹底的に議論させていただきます。  終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  午前中の続きでございます。  岸防衛大臣が、予算委員会の分科会で、敵基地攻撃能力の保有の検討の対象として、自衛隊が他国の領空に侵入しての空爆について排除しない、集団的自衛権についても、そのことについて検討の対象にすると答弁されまし...全文を見る
○宮本(徹)委員 全く同じ答弁を繰り返されて、時間潰しみたいなことはやめていただきたいんですけれども、明確に、言っていることは、安倍元首相の答弁と先ほどの岸防衛大臣の答弁は違うじゃないですか。違うじゃないですか。安倍首相は、大規模ななんというものはつけていないですよ。  それで...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、憲法の枠内ということを考えた場合に、他国の領空に自衛隊が侵入をして空爆を行う、無実の市民の方々もそのことによって犠牲になる、これはどう考えたって、憲法違反の武力行使そのものじゃないですか。  憲法の枠内での検討というんだったら、こうした他国の領空に侵...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、憲法の枠内でいえば、自衛隊が他国の領空に侵入をして空爆を行う、こんなことは憲法違反でできないはずだと私は申し上げているわけです。そのことを防衛大臣は、でも検討すると言っているから、それは総理として、そういうのは検討の対象外だとなぜ明言できないんですか。
○宮本(徹)委員 この間、憲法上持てない兵器として、戦略爆撃機は持てない、攻撃型空母は持てない、こういう答弁を国会で重ねられてきました。その背景には、当然、他国に侵入して空爆を行うというのは憲法違反だ、この当たり前の常識があったからだと思うんですね。  だったら、防衛大臣が言っ...全文を見る
○宮本(徹)委員 あたかも憲法の範囲内で空爆が許されるかのような態度は、許されないですよ。そのことを厳しく、強く指摘申し上げたいと思います。  台湾有事は日本有事だとか、本当にとんでもないことがこの間議論されておりますけれども、憲法九条を生かした平和外交こそ必要だということを申...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、日本共産党を代表し、二〇二二年度予算三案につき撤回のうえ編成替えを求める動議の提案理由を説明いたします。  岸田内閣が提案した二二年度予算案は、新自由主義からの転換どころか、新自由主義、アベノミクスの悪政を継承するものです。社会保障費の自然増を二千二百億...全文を見る
○宮本(徹)委員 政府提出二〇二二年度予算三案に反対、日本共産党提出及び立憲民主党提出の組替え動議に賛成の立場で討論いたします。  政府予算に反対する第一の理由は、オミクロン株による爆発的な感染拡大の中で、命と暮らしを守る上で全く不十分だからであります。  必要な検査、治療が...全文を見る
02月22日第208回国会 衆議院 本会議 第6号
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○宮本徹君 予算委員会での公聴会に関わって、衆議院規則第八十三条では、「公述人の発言は、その意見を聴こうとする案件の範囲を超えてはならない。」とされています。公聴会での私の発言は議会人として当然の指摘であり、自らを省みることなく、逆に私の発言を批判するなど、不当な言いがかりである...全文を見る
03月04日第208回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
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○宮本(徹)委員 宮本徹です。  東京では、感染者が高い水準で下げ止まってきております。一方、BA・2株への置き換わりが進む中、歓送迎会の時期を迎えることになります。  リスクコミュニケーションが極めて大事だと思いますが、どう取り組まれますか。
○宮本(徹)委員 総理も含めて、積極的に国民とのリスクコミュニケーションを図っていただきたいと思います。  その上で、今回、なぜ半月の延長期間ということになったんですか。
○宮本(徹)委員 その上で、本当に低下するのかという問題が指摘されているのがBA・2株の問題であります。感染再拡大の可能性というのも尾身会長も指摘されておりますが、感染再拡大の可能性も視野に入れた対策が必要だと思います。  医療、検査、ワクチン、この点、どうお考えですか。
○宮本(徹)委員 私は、感染再拡大を考えた上で、その先まで見越して、抗原検査キット、今増産をお願いしておりますけれども、やはりこれを全世帯に配付できる規模まで確保しておく、こういうことも必要だと思いますが、いかがですか。
○宮本(徹)委員 もう一点、第六波、一月の下旬以降、PCR検査が本当に詰まって、福祉施設なんかは、頻回検査といいながら、週一回と言っていたのに、検査結果が一週間たっても届かないというような事態もありました。  この点でも、PCRの検査能力もこの機に本当に更に大きく目標を持って引...全文を見る
○宮本(徹)委員 この間、足りないというのを経験していますから、私はもっと拡充していただきたいと思います。  その上で、これは、前回、一か月前もここで議論しましたけれども、高齢者施設での職員の頻回検査なんです。今日、朝、尾身会長と議論したら、理想はやはり週二回だということはおっ...全文を見る
○宮本(徹)委員 あと、高齢者施設でクラスターが発生した際、サージカルマスクでレッドゾーンに入って感染するというのがかなり起きているんですね。コロナ病棟だったらN95が当たり前だけれども、介護や障害者福祉の現場ではサージカルマスクというのも少なくないのが現状なんですよ。  これ...全文を見る
○宮本(徹)委員 終わります。ありがとうございました。
03月04日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日も分科会の前に、お忙しいところ、尾身会長に来ていただきまして、ありがとうございます。  尾身会長に、まず二点お伺いいたします。  アドバイザリーボードで資料が出ておりました。東京でいえば、四月一日にはBA・2株に七四%が置き...全文を見る
○宮本(徹)委員 ということは、いよいよ高齢者施設での対策というのはますます大事になっているということだと思います。  その上で、高齢者施設での対策ではワクチンの三回目の接種が当然重要なわけですけれども、あわせて、施設にウイルスを持ち込まないという点での職員の皆さんへの頻回検査...全文を見る
○宮本(徹)委員 尾身会長から、現場の余裕があればという話がありましたけれども、週二回できれば理想だというお話でありました。  大臣、今、尾身会長からも、やはり週二回できれば理想だというお話がありました。ニューヨーク州なんかは、それこそ一番初めの、日本でいえば第一波の段階から、...全文を見る
○宮本(徹)委員 尾身会長は、週二回が理想だというふうにおっしゃいました。私は、本当にこれだけの事態が起きているにもかかわらず、なぜそういうところに踏み込まないのかなと。是非相談していただきたいと思うんですよ、事業者の団体の皆さんとも。クラスターが起きた、その対策の方が、本当に大...全文を見る
○宮本(徹)委員 合理的ではないですよ。オミクロン株は世代時間が短いわけですから、そういう点での合理性はないということははっきり申し上げておきたいと思います。今はということをおっしゃいましたけれども、是非更に検討していただきたいと思います。  その上で、尾身会長からは早期の介入...全文を見る
○宮本(徹)委員 それで、大臣に提案なんですけれども、現場ではかなり、しかし、まだエアロゾル感染対策でも飛沫、接触重視のそういうこともやられている面があるわけです。それで本当に現場は困っているという話を私、先月聞いて、こういう質問をさせていただいているんですね。改めて、やはり、エ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、普通のサージカルで入ると感染が起きているという話を私は申し上げているわけですよ。N95じゃないと駄目ではないかと。ここをちゃんと考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  尾身会長、次の質問に移りますので、ありがとうございました。
○宮本(徹)委員 続きまして、ケア労働者の処遇改善についてお伺いいたします。  桁が一つ足りないという批判が出ております。さらに、チームで仕事をしているのに対象者が限定されていて職場の分断が生まれる、こういう批判の声も出ております。しっかり受け止めていただきたいと思います。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 九千円の処遇改善を保育士に行いますと。医労連の皆さんが院内保育所の賃金を調べたら、普通の認可保育園の賃金よりも低いわけですよね。そういう皆さんをなぜ外すのか。  今回だって、地域の保育園に預けている方が、保育園は閉まった、医療従事者は院内保育園で預かってくださ...全文を見る
○宮本(徹)委員 委員長も私の考えに共感しているみたいですから、是非与党の皆さんからも、三千数百ある院内保育所が、同じ保育士であるにもかかわらず九千円の処遇改善の対象じゃないというのは余りにも理不尽だと思いますので、与党からも声を上げていっていただきたいと思いますので、よろしくお...全文を見る
○宮本(徹)委員 理由はちゃんと把握されているとは思うんですけれども、十月以降が分からないという問題もあって、やらないというふうに言っているような公的病院も既に出ているんですよね。間に合わないという問題もあります。だから、一つは、申請期限、私は是非延ばしていただきたいと思います。...全文を見る
○宮本(徹)委員 当初の十一時間というのには医学上の根拠があったわけですね。命を守り、安全を守る根拠があったわけですが、その後、九時間に後退したものについては、言われたからそうなったんだという以上のものがないわけでございます。  本当に、これでは命を守れないですよ。公益委員の方...全文を見る
○宮本(徹)委員 そういう認識があるのでしたら、使用者側に言われて後退したような方向で決めるのではなくて、ここで大臣も含めて、衆議院の附帯決議にあるように、過労死は許さないんだという方向でしっかりと改善基準告示の見直しを行うことを求めて、質問を終わります。
03月09日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、職安法の改正について伺います。  配付資料を見ていただきたいと思います。  悪質なグループが求人サイトを利用して求職者を食い物にしております。Aさんは、求人情報サイトで、ゼロからITエンジニアへ、未経験でも月収三十万円と...全文を見る
○宮本(徹)委員 事前に確認することを義務づけるという答弁はなく、今後省令で検討していくということでございますが、やはり求人サイトも、本来ならばハローワーク並みのチェックをするというのがやはり労働者保護の立場でいえばベストだと思います。  ちなみに、資料の三ページ目、四ページ目...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、Aさんのようなケースは、求人サイトの側は知らずにそのまま載せているわけですね。来た情報をそのまま載せているということだけですから、罪には問われないということになるわけですね。  それでは、この募集情報の内容が虚偽であることについて募集情報等提供事業者が...全文を見る
○宮本(徹)委員 指導の対象にはなるということであり、場合によっては改善命令、業務停止の対象にもなり得るということでございます。  ただ、そういうことをちゃんとやっていこうと思ったら、やはり初めのルールが大事だと思うんですよね。求人サイトに情報を掲載されるときのルールをどう作っ...全文を見る
○宮本(徹)委員 本省にも体制をつくっていくということでございますけれども、例えば、専用の相談窓口なり相談ダイヤルなり、こういうものも含めて是非つくっていっていただきたいと思いますが、いかがですか。
○宮本(徹)委員 そういう権限もいろいろ付与して、本省にも体制をつくって、労働局もということになったら、やはり人自体を増やしていかないとそれはできないと思いますので、抜本的な人員増の体制もしっかりつくっていただきたいと思います。  あわせて、ハローワークの拡充というのは、やはり...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間がなくなってきたんですけれども、もう一つ、こうした問題、トラブルがあったときに、先ほど、警察に相談してもなかなか労働問題の案件というのは相手にしてくれないという状況も現実にはあります。  一番後ろに、警察が職安法違反でどれぐらい対応したのかというので数も載...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたので終わりますけれども、とにかく、マンパワーの体制を抜本的に拡充することが労働者、求職者の保護につながりますので、その点、強くお願いいたします。  終わります。
03月11日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず、職安法について、一点お伺いします。  見かけの賃金額を高く見せる固定残業代が横行しております。求人サイトでも、基本賃金額は残業代等を除いた所定労働時間に相当する賃金額の表示を義務づけるべきだと考えますが、いかがですか。
○宮本(徹)委員 よろしくお願いいたします。  次に、雇用保険法についてお伺いいたします。  今回の法案の最大の問題は、国庫負担の原則を四十分の一へ引き下げ、失業者の生活安定への国の責任を逃れようとしている点にあります。雇用保険部会でも、労使双方から納得できないという意見が噴...全文を見る
○宮本(徹)委員 前代未聞なわけですよね。本当に乱暴な会議運営で、結論ありきで押し切ったというのが今回の件だったわけでございます。労使参加で政策を決める労政審を形骸化させるもので、極めて重大なやり方だったと思いますよ。  加えて、資料の三ページ目につけましたけれども、国会の附帯...全文を見る
○宮本(徹)委員 誰がどう見ても、これは本当に附帯決議違反で、何のために附帯決議を上げたのかという事態だと私は言わなければならないと思います。  その上で、今日議論したいのは、失業給付の水準の問題でございます。  コロナ禍の中で、国はもっと失業者の生活支援に責任を果たす必要が...全文を見る
○宮本(徹)委員 失業に陥らせないという効果もありましたし、何よりも、生活の安定を図るためには引き上げるしかないんだと。これは本当に与野党一致した意見で、雇調金の上限は引き上がっていったわけでございます。  そうすると、じゃ、問われるのは失業給付の方だと思うんですよね。  資...全文を見る
○宮本(徹)委員 生活保障のみを目的にしたものじゃないとおっしゃいますけれども、やはり生活保障が最大の目的なわけじゃないですか。安心して就職活動ができる、職探しができるようにしようというのが失業給付の最大の私は目的だと思います。  資料の六ページ目を見ていただきたいと思いますが...全文を見る
○宮本(徹)委員 しかし、それは多くの国民の皆さんの実感と違うと思いますよ、私は。再就職をちゅうちょするような水準では決してないですよ、今のは、今から少し引き上げたとしても。本当に低くて生活できないような状況にあるわけですから、ここは本当に考えていただきたいと思います。  この...全文を見る
○宮本(徹)委員 約二・二兆円、国庫負担が入ってこなかったわけでございます。  その上で、二〇二〇年度の国庫負担は二百三十億円ですけれども、仮に、国庫負担が原則の四分の一だとして、その差額を基本手当の増額に均等に当てたとしたら、一人当たり一か月、どの程度の基本手当の増額が可能に...全文を見る
○宮本(徹)委員 つまり、国庫負担を、四分の一、本則どおりとすれば、一人当たり月三・五万円増やせるだけのことができるわけですよね。  ちょっと前に申し上げましたけれども、法の改悪によって二〇〇三年に大きく給付が下げられたわけですけれども、そのときから今下がっているのが平均二万六...全文を見る
○宮本(徹)委員 私たちの国は、コロナ禍で大変な事態になっても、生活の水準を維持できるようにしようじゃないか、消費の水準を維持できるようにしようじゃないか、こういうことで、雇調金について本当にみんなで努力したわけでございます。しかし、失業された方々は、もちろん失業給付の延長という...全文を見る
○宮本(徹)委員 この考え方とは若干違うんだということを大臣はおっしゃいますけれども、実際、しかし、やっていることはこの財政審に書かれていることそのままじゃありませんか。失業が政府の経済政策、雇用政策の失政の結果だ、だからこそ責任を負わなきゃいけないという考えがあるのであれば、私...全文を見る
03月15日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、参考人の皆様、お忙しい中貴重な意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  まず、冨高参考人にお伺いいたします。  給付水準についてです。雇調金はこの間コロナ禍で日額の上限が引き上げられましたが、失業給付の基本手当の...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  秋山参考人にも給付水準の問題についてお伺いいたします。  先ほどのお話では、日額上限も引上げが必要だというお話がありましたけれども、日額の下限額は今二千六十一円ということになっているんですけれども、この下限額についてはどうお考えでし...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  続いて、秋山参考人にお伺いをいたします。  先ほどのお話で、退職理由の違いによって給付制限、給付日数に差があることについて、悩ましい問題もいっぱいあるんだというお話がありました。現場での経験から感じられていることについて教えていただ...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  もう一問、秋山参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  お話の最後で、ハローワークで働く職員の皆様の雇用の安定についてお願いというお話もありました。今、ハローワークでは職員のおよそ半数が非常勤職員というふうに伺っておりますが、...全文を見る
○宮本(徹)委員 続きまして、これは平田参考人と冨高参考人と酒井参考人にお伺いしたいと思います。  今回、労政審では、国庫負担については本則の四分の一に戻せということを労使が共に主張をし続け、しかし、ある意味国が押し切るような形でまとめていったという経過があったわけです。  ...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりました。ありがとうございました。
03月16日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  先週の続きです。  二〇〇三年に引き下げられた失業給付について、国庫負担を四分の一に戻せば、一人当たり月三・五万円増やせる、このことが答弁で分かったわけでございます。  先週の質疑では、大臣は、失業給付の目的は、生活の安定だけで...全文を見る
○宮本(徹)委員 それでは再就職後の賃金というのは分かるんですか。
○宮本(徹)委員 全体の賃金水準で決めているということで、前回の答弁では、再就職後の賃金と失業給付の比較を行っているかのような答弁だったわけですけれども、そういう比較はやっていないわけですね。先週の答弁は何の根拠もないんじゃないかと思います。  その上で、もう一点お伺いしますけ...全文を見る
○宮本(徹)委員 二〇〇三年のものは残っていないですか。
○宮本(徹)委員 ちょっと、二〇〇三年のものがないというのも驚きなわけですけれども。  二〇〇八年と二〇二二年の比較でも、今のお話では、ハローワークの求人の賃金は上限も下限も上がっているわけです。求人賃金の下限は、約一万八千円ぐらいですかね、一万八千円余りですかね、上がっている...全文を見る
○宮本(徹)委員 しかし、それよりも実際は、求人賃金の方は上がっているわけですよ。この間の、先週来の局長や大臣の答弁を踏まえれば、私は当然、求人賃金が上がっているんだから、再就職賃金との逆転をしないようにするという皆さんの口実からいっても、失業給付は実際の現場のに合わせて引き上げ...全文を見る
○宮本(徹)委員 附帯決議の趣旨を踏まえていないから、連合さんも私も、こうやってこの附帯決議を配っているわけですよ。  もう一度確認しますけれども、大臣が二年前賛成されたとき、国庫負担割合四十分の一を本則にするというのが含まれるなんて認識はなかったんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 もう一度お伺いしますよ。  二年前に大臣が附帯決議に賛成した際、国庫負担率について、四十分の一の時限措置を本則に格上げするということが含まれると思っていましたかということを聞いています。
○宮本(徹)委員 私の質問に決してお答えにならないわけですね。趣旨は踏まえているなんて誰も思わないですよ、今回の法改正は。だから、雇用保険部会でも、四分の一に戻しなさいという意見が何度も何度も繰り返し出たわけでございます。  本当に、もう時間がないのでこれで私の質問を終わらせて...全文を見る
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  政府提出、雇用保険法等改正案に反対、立憲民主党、国民民主党、有志の会提案の修正案に賛成の討論を行います。  本法案の最大の問題は、求職者給付に係る国庫負担割合について、今年度までの時限的な暫定措置である四十分の一を新たな本則の原則...全文を見る
03月17日第208回国会 衆議院 議院運営委員会 第17号
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○宮本(徹)委員 宮本徹です。  職場で独自に判断した濃厚接触者の検査は自費という報道が出ておりました。現在、感染不安がある場合は検査を無料でできますが、報道が事実であれば整合性が取れないと思いますが、いかがですか。
○宮本(徹)委員 今、感染不安がある方はあちこちに設置されている無料の検査場で受けられるわけですから、同じようにやった方が、やはり感染拡大の不安があるから職場でも検査しようとなるわけですからね、陽性者がいれば。そこはしっかり対応していただきたいと思います。  二つ目ですけれども...全文を見る
○宮本(徹)委員 アドバイザリーボードの資料を私も見ているんですけれども、世代時間が更に短いんじゃないかという問題等々、いろいろ指摘をされています。アジアでもかなり死者が増えている一つの原因がBA・2株ではないかと指摘されておりますので、移行期間で、最大限の警戒をしながら日常を取...全文を見る
○宮本(徹)委員 次にお伺いします。  今後、仮にリバウンドした際、そして医療が逼迫した場合、蔓延防止等重点措置を再発出する際の基準、これについてはどう検討されるんでしょうか。
○宮本(徹)委員 今後の対策を考える上で、もう一点ですけれども、大阪の件についてお伺いしたいと思うんです。大阪が人口当たりで亡くなった方が一番多いわけですけれども、この原因というのはどう分析されているんでしょうか。
○宮本(徹)委員 大阪で、昨年十二月の時点で、感染を示す抗体保有率が感染者数と一番大きく乖離していたデータがあります。この原因はどこにあったんでしょうか。
○宮本(徹)委員 大阪は現実の感染者はもっと多かったということだと思うんですね。  その点で、第三波の緊急事態宣言解除のタイミングや第六波の蔓延防止等重点措置発出のタイミング、大阪についての評価はありますか。
○宮本(徹)委員 時間になりましたから終わりますけれども、今後の対策を考えても、大阪の例については、なぜ感染がここまで、やはり感染が広がったからクラスターが増えて亡くなった方が増えたということだと思いますので、やはりそこを本当によく分析していただければと思います。  終わります...全文を見る
03月31日第208回国会 衆議院 本会議 第16号
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○宮本徹君 日本共産党を代表して、薬機法等改正案について質問いたします。(拍手)  物価の急激な上昇が、国民の生活となりわい、日本経済に深刻な影響を与えております。緊急に補正予算を組み、消費税減税、年金削減中止、行き過ぎた円安政策の見直しなどなど取り組むべきであります。新型コロ...全文を見る
04月01日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  濃厚接触者の特定について、一般事業所等では不要とされる一方、小学校や保育園などは都道府県が決めるということになりました。  資料をお配りしておりますが、アドバイザリーボードに出ていた資料です。  沖縄では、小学校、幼稚園、保育園...全文を見る
○宮本(徹)委員 十は沖縄同様ということなんですけれども、地域の実情に応じてと言いますけれども、基本的にはエビデンスに基づいてやるべきだと思うんですね、こういうことは。地域によって、学校内での感染がわあっと広がるということは余り考えられないんですよ。だから沖縄県はこういう判断をし...全文を見る
○宮本(徹)委員 妨げるものではないということじゃないと思うんですね。  エアロゾル感染なんですから、短距離、長距離のエアロゾル感染だということを今回の感染研の経路でもはっきり言われているわけですから、そこを本当ははっきりさせないと、本当にクラスターがどんどんどんどん連鎖して、...全文を見る
○宮本(徹)委員 エアロゾル感染ということですから、サージカルでは防ぎ切れないことが多々あるということだと思うんですよね。ですから、コロナ病棟ではN95をやっているわけですから。  そこは、私、昨日、鈴木センター長ともお話ししましたけれども、環境感染学会とのすり合わせとか、こう...全文を見る
○宮本(徹)委員 大臣、予算ももっと確保して、このアメリカの対策にも是非学んで、更に是非政府で検討していただきたいと思うんですけれども、いかがですか。
○宮本(徹)委員 是非、まとまった換気政策みたいなものをまとめていただけたらと思いますので、お願い申し上げます。  脇田所長、ありがとうございました。退席いただいて結構でございます。  その上で、次に、旧優生保護法に基づく強制不妊手術の問題について質問させていただきます。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 何か受け身な感じで、もちろん国会と相談してとなるんですけれども、やはり、財源を出すのは政府の側なわけですから、そこは財務省からしっかり財源を確保することも含めて、政府を挙げてこれはやらなきゃいけないことだと思います。  あわせて、この旧優生保護法は、議員立法で...全文を見る
○宮本(徹)委員 外国人のことに限らずということなんですけれども、是非この問題について調べていただきたいというふうに思うんですよ。この問題で、実際に患者がたらい回しにされる、その背景には医療機関の経営状況の限界というのもあるわけですから、是非そこの問題についてしっかり調べていただ...全文を見る
○宮本(徹)委員 これは本当に、命を守る話なんですよね、人の命を守る話なんですよね。  SDGsの目標というのは、全ての人にアクセス可能な医療を保障していく。海外では、こうした方々にもしっかり医療を保障している国はたくさんあるわけですよね。ただ、日本の場合は保険に入れない。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 患者さんは皆さん治りたいわけですよね。この願いに応える研究班をつくってほしいということなんです。  私、先ほど申し上げましたけれども、様々なものを契機にME、CFSのような症状が起き得る、起きているわけですよね。今、コロナのワクチンでも起きている、あるいはコロ...全文を見る
○宮本(徹)委員 是非、幅広く研究をしていただきたいというふうに重ねて申し上げておきたいと思います。とにかく治療法を求めているというのが多くの皆さんの願いだということでございます。  時間になりましたというのが来ましたので、あともう少しあったんですけれども、また次回質問させてい...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  最後の質問からやります。  本会議で岸田総理から、新型コロナウイルスワクチン接種後の症状に対しては治療法を含め必要な研究を行っていく、こういう答弁をいただきました。これは、具体的にどういう予定でしょうか。
○宮本(徹)委員 具体的にはこれからだというお話でございます。  それで、今日、資料をお配りをしております。一枚目は、これはサイエンスに出ている例でございますが、コロナウイルスワクチン接種後にロングコビッドと同じような症状が引き起こされるまれなケースがあるというものです。これは...全文を見る
○宮本(徹)委員 それはME、CFSと似たような症状という理解をしているということでよろしいですか。
○宮本(徹)委員 ME、CFSのような症状が起きている、コロナワクチンの接種後にもというのは政府も確認しているということでございます。  そういう点で、この前の答弁でも少しございましたけれども、医療機関での知見を積み上げていくというお話がございましたが、この医療機関を指定してい...全文を見る
○宮本(徹)委員 その幅広いものに対応しようという言い方をすると、かつてHPVワクチンの副反応疑いの協力医療機関は大学病院だとかがかなり多かったわけですよね。ところが、そこでは残念ながら心の問題だと言われるケースがたくさん出たわけです。現に今でもそれが続いているわけですよね。それ...全文を見る
○宮本(徹)委員 たらい回しにならないようにと行った先で、ちゃんといろいろな治療法があるよということを教えていただければいいんですけれども、いや、心の問題じゃないですかというふうに言われたというのがHPVワクチンの後にあったわけですから、そこはよく考えてください。そのことだけ申し...全文を見る
○宮本(徹)委員 急いで進めていただきたいというふうに思います。  その上で、法案の中身に入ります。  総理の本会議での答弁で、有効性の推定については、例えば、後期第二相の試験の成績により、一定の有効性があると考えられる場合を想定している、こういう答弁がございました。  後...全文を見る
○宮本(徹)委員 今回のコロナパンデミックで特例承認された治療薬は、アメリカの緊急使用許可の際の臨床試験の評価したデータは大体四桁の症例数なんですね。数百じゃないんですね。ラゲブリオでは一千四百三十三例、パキロビッドパックでは二千二百四十六例。点滴薬でいえば、ソトロビマブでは一千...全文を見る
○宮本(徹)委員 今、塩野義さんが、経口薬について、五百人の治療データを出して薬事承認を申請しております。  これは報道なんか見ていますと、例えば、アメリカで公衆衛生を研究する木下喬弘医師のコメント、新聞に出ておりました。多くの人への飲み薬を目指すなら治験対象が四百人でも少ない...全文を見る
○宮本(徹)委員 私、今の答弁を聞いて驚いたんですけれども、事前に事務方に聞いていたお話と若干違うんですね。ウイルスの量が減るのは重要な効果だけれども、症状をどれぐらい抑えるのかというのを、こちらを非常に重視するんだというお話も伺ったんですけれども。  そうすると、症状改善の効...全文を見る
○宮本(徹)委員 本当に、実際に承認されて使われてこそ意味があるわけですよね。それが、症状改善の効果が分からないままというのは、ちょっと、大変心配な答弁だということを申し上げておきたいと思います。  その上で、先ほど来、期限内に改めて行う承認申請のことが議論になっております。原...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたので、残りの質問につきましては次回質問させていただきたいと思います。終わります。
04月08日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  まず初めに、薬機法の前に、この四月から年金の繰下げ受給について七十五歳まで選択できることになりました。あるメディアの報道を見ていましたら、七十五歳に繰り下げた場合は八十六歳で六十五歳から受給した場合の受給総額を上回る、こんなふうに流...全文を見る
○宮本(徹)委員 是非、このチラシにも、そういうシミュレーターもありますよというのを案内していただきたいというふうに思います。  それでは、薬機法の問題に入ります。  先日取り上げましたワクチンの長期副反応に続きましては、今日、資料の一枚目に配っておりますが、ヒラハタクリニッ...全文を見る
○宮本(徹)委員 認定件数だけだと困っちゃうんですけれども、申請件数との関係で認定率というのは出せますので、それはちょっと後でもう一回、事務方に計算していただきます。  あわせて、この間の資料でも、審査会では、亡くなった方の五人の例はいずれも保留ということになっているわけです。...全文を見る
○宮本(徹)委員 今の状況が適切だと言われたら、本当に国民は困っちゃうと思うんですね。ちなみに、HPVワクチンのときも四割しか救済されておりません。  今日は、韓国の資料をお持ちしました。お隣の韓国ではどうなのかということでございます。  資料の二ページ目を見ていただきたいと...全文を見る
○宮本(徹)委員 必要に応じて情報収集を行っていくということですけれども、私は今がその必要なときだというふうに思うんですけれども、そういう認識でいいんですよね。
○宮本(徹)委員 じゃ、しっかり情報収集を行っていただいて、是非、本当に、なかなか救済が届かなくて困っている方々はたくさんいらっしゃいますので、できるだけ幅広く救済されるように、基本的には、因果関係がないと断定できないものは可能性があるということで、やはり救済していかなきゃいけな...全文を見る
○宮本(徹)委員 ちょっとそれではなかなか国民の理解は得られないと思いますので、ただ、韓国の制度についても情報を収集すると御答弁いただきましたので、是非早急な改善を図っていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  その上で、前回の質問の続きについてでございます。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 全く、当然そのとおりなわけでございますよね。薬の目的というのは、やはり症状が改善していってこそ意味がある。例えば抗がん剤の開発でも、腫瘍マーカーの値を下げること自体が目的なのではなくて、生存率が改善していく、こういうことが大事なわけです。検査の値がよくなるという...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、当然、試験管でウイルスが減ったからといっても人体では症状改善効果がない場合もある、だからこそ治験を通じて治療の効果そのものを見なきゃいけないんだ、これが基本だということですよね。そこを、本当に明示的に、前回は何か予断を持って答えるのは困難だという答弁が...全文を見る
○宮本(徹)委員 安定的な供給というのにも幅があるのかなという感じもするんですけれどもね。  アメリカの緊急使用許可も、だんだんだんだん求める試験のレベルが高くなってきている経過があるんじゃないかと思うんですね。初めの頃は本当に少ない実例と実験で、それこそ先日大臣から答弁があり...全文を見る
04月12日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、参考人の皆さん、お忙しい中、大変貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。  まず、高田参考人にお伺いをしたいと思います。  本当に早期検査、早期治療の体制ができていればもっと救える命があったのではないのか、そうい...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。しっかり取り組んでいきたいと思います。  続きまして、水口参考人にお伺いをしたいと思います。  緊急承認制度の適用については要件の明確化が必要だというお話がありました。政府は、お話がありましたように、他の複数の医薬品が承認されている状況...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございました。  続いて、福井参考人にお伺いしたいと思います。  水口参考人のお話の中で、正式承認の際にはやはり第三相試験が必要であろうと、リアルワールドデータには限界があるというお話がございました。  国会での質疑の中では、原則は第三相試験が必...全文を見る
○宮本(徹)委員 ありがとうございます。  あと、福井参考人と梅田参考人と荒井参考人と水口参考人に同じ質問をお伺いしたいと思うんですけれども、今度は緊急承認制度ですけれども、有効性の推定についてですけれども、ウイルス量は減るということが確認されたけれども症状改善の効果が見られな...全文を見る
○宮本(徹)委員 時間になりましたので終わります。どうもありがとうございました。
04月13日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  昨日、参考人質疑がございました。それを踏まえての質問を前半はさせていただきます。  まず、何回か質問させていただいております、緊急承認制度での有効性の推定についてであります。  昨日の参考人質疑では、ウイルス量が減ったが症状改善...全文を見る
○宮本(徹)委員 もうちょっと明確に言っていただきたいんですけれども、福井会長と厚労省は同じ認識だということでよろしいですか。
○宮本(徹)委員 それは、荒井参考人だとかはメーカー側の、メーカー側の思いはそういうところに反映されてお話があったのかも分からないですけれども、患者の側からしたら、薬というのは、どれだけいろいろ試験をやったとしても必ず副作用があるわけですよね。副作用があるんですよ。全く副作用がな...全文を見る
○宮本(徹)委員 なかなか、私の思っているように明示的に言っていただきたいというのが強い思いではあるんですけれども、私と言っていることは同じだということですね。そこが大変、もうちょっと分かりやすく言っていただきたいなという思いはありますけれども、これだけで時間を費やすわけにいかな...全文を見る
○宮本(徹)委員 もうちょっと分かりやすく。リアルワールドデータでは、やはり不十分な面があるという認識だということでよろしいわけですね。
○宮本(徹)委員 限界があるわけでございます、リアルワールドデータには。  その上で、その期限内に改めて行う正式の承認について、これは前回お伺いしたんですけれども、感染症が収束した場合にはリアルワールドデータでいいというお話があったわけですよね。例外規定ですね、感染症が急速に収...全文を見る
○宮本(徹)委員 感染症、今回のコロナなんかは波がありますよね、波がある。減ったかに思ったけれども、また増えていく、こういう状況だったら、第三相試験はできると思うんですよね。ですけれども、本当にぐんと減っていってしまったら、本当に収束していくということになったら、これは薬自体の必...全文を見る
○宮本(徹)委員 個別に判断するということですけれども、安全性、有効性をしっかり見ていこうと思ったら、この福井会長がおっしゃった悉皆性をもってデータを収集するというのは本当に私は大事な指摘だと思いますので、そこは今後の制度設計を考える上でもしっかり受け止めていただけたらなというふ...全文を見る
○宮本(徹)委員 デジタル化を進めて追跡調査していくというのは、本当に極めて大事なことだというふうに思います。  あわせて、一つ一つの、今ある、副反応報告で上がってきている症例についても、もう少し踏み込んだ追跡調査を是非やっていただきたいなという思いがあるんですが、局長、その点...全文を見る
○宮本(徹)委員 副反応報告で後遺症等、アナフィラキシーだとか書いてあったものがこの重症症例扱いだというお話がございましたけれども、まさに後遺症があるからこういう障害認定ということを受けているわけですから。ただ、その時点の副反応報告には記載がなかったけれども、記載が不十分だったか...全文を見る
○宮本(徹)委員 既に活用している例は私も存じているんですけれども。  ただ、問題は、先ほど申し上げましたように、副反応報告というのは、現実には一部しか上がっていないんですよね、一部しか。副反応だと思ったものしか上がっていないわけですよ。  それでも、心筋炎のように大きな差が...全文を見る
○宮本(徹)委員 丁寧な審査を行って保留になるというのは、よく分からないんですよね、本当に。否認できなかったわけですよね。否定できなかったわけですよね、集まってきているデータでは。否定できないんだったら救済するというのが、この間の政府の説明なんじゃないでしょうか。
○宮本(徹)委員 今まだ議論中だから、これはやがてちゃんと救済されますよということだったらいいんですけれども。  先日、韓国の制度の話もしましたけれども、やはり迅速な救済というのも、本当に被害者の方あるいは遺族との関係でも非常に大事なことだと思いますので、これはしっかりと、否認...全文を見る
04月15日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  配付資料をお配りをしておりますが、新型コロナワクチンの副反応の症例評価をしていらっしゃった専門家のお一人から、再任時に薬事関係企業に従事しているとの申出があって、内規に抵触するということで、専門委員の委嘱を取りやめたという発表が一昨...全文を見る
○宮本(徹)委員 公平中立な評価のために公表を一人一人についてしていないというお話だったんですけれども、公平中立な評価をするためには利益相反がないということがやはり大前提になるわけですよね。しかし、それが今は自己報告任せだということになっていて、国民は、本当にそれが利益相反がある...全文を見る
○宮本(徹)委員 ですから、何度も申し上げますけれども、自己申告だけではチェックし切れないというのが、やはり私は今回のことの一つの教訓だと思いますので、その点は是非再考を願いたいというふうに思います。  情報不足で評価不能と判定されたという方が今回の新型コロナのワクチンでもたく...全文を見る
○宮本(徹)委員 私も念のためFDAのホームページを見て、リボークというのが取消しで、あと、今のロナプリーブはノット・カレントリー・オーソライズドと、今は許可されていないというのは確認はして、違う扱いになっているというのは確認しましたけれども、臨機応変に、効果がなくなったらこれは...全文を見る
○宮本(徹)委員 適切にの中身をお伺いしているんですね。薬食審で決まっていますよというふうに、単なるそういう形で伝えたのか、あるいは、先ほど通常と同じようにやったという話ですけれども、議事録を読む限り、こんな形で承認したことはないという発言が委員の中から相次いでいるわけですよ。極...全文を見る
○宮本(徹)委員 この二〇一七年の追加の試験、二つのうち一つは、ちゃんとした有効性が示されていないんじゃないですか。一方は示されたそうですけれども、もう一方はちゃんとした有効性がはっきり示されていなかったんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 二つのうち一方しか統計上の有意差は示さなかった、それぐらい、ちゃんとした有効性というのは示せていなかったわけですよ、その後の臨床試験でも。  元々、普通のインフルエンザに効かないものが何で新型インフルエンザだったら効くのかという根本的な疑問が薬食審でも出されて...全文を見る
○宮本(徹)委員 私は、誰がイニシアチブを取ったんですかというお話を伺ったんですよね。政府としてというふうに答えられたら、大変困る答弁なんですね。だって、様々、当時治療薬の候補が挙がっている中で、アビガンだけが選ばれていったと。しかも、調べれば調べるほど、大変、薬事承認の過程から...全文を見る
○宮本(徹)委員 保険証の場合も本人同意を得る仕組みをちゃんとつくればいいだけではないかというふうに思いますので、その点の改善を求めまして、時間になりましたので質問を終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  総理に基本的な認識をまずお伺いしたいと思います。ペーパーを見なくても大丈夫です。  新型コロナの感染経路、とりわけ重視すべきはエアロゾル感染か、飛沫感染か、接触感染か。総理はどうお考えですか。
○宮本(徹)委員 今、ホワイトハウスのホームページも、エアロゾル感染が主要な感染経路だというふうに、今書かれるようになってきているのが現状であります。  それも前提にしながら、今現状では、都市部では高い感染者数が続いております。そして、資料をお配りしておりますけれども、アドバイ...全文を見る
○宮本(徹)委員 一年前にここで尾身さんと議論して、週一回までは来たんですよね、できるだけ週一回と。  だけれども、オミクロン株というのは、世代間隔というのは二日台だと言われているわけですね。AさんからBさんにうつるのが二日台なんですよ。それはデルタ株以前とは違って短くなってい...全文を見る
○宮本(徹)委員 頻度を上げるのは重要だという答弁をいただきました。専門家の意見を聞いてと言いましたけれども、尾身さんはこの場で、週二回の方が理想的ですという答弁は既にいただいておりますので、科学的には結論ははっきりしているということを申し上げておきたいと思います。  もう一点...全文を見る
○宮本(徹)委員 是非、経済対策の中でも、換気対策、これは本当に、命を守る上でも経済を回す上でも極めて大事だと私は思っておりますので、補正予算を組んで、しっかりつけていただきたい。  そのことを申し上げまして、質問を終わります。
04月22日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、まず、相談があった案件からです。  自治体独自の事業として取り組まれております発達障害者の支援事業を委託されている法人が、税務署の担当者によって消費税が課税になったり非課税になったり、異なる対応が起きております。発達障害者...全文を見る
○宮本(徹)委員 明快な解釈だと思います。当然、非課税の対象になるわけですね。  国税庁に伺いますが、今の答弁を踏まえて、自治体の独自事業として取り組む発達障害の支援事業についても消費税の非課税の対象となることを文書等で明確にして、研修なども行って、税務署の職員に徹底すべきでは...全文を見る
○宮本(徹)委員 適切に対応していなかったからこういう事態があちらこちらでずっと起きているわけですから、適切に行っていますと言われたら困っちゃいますので、しっかり研修していただきたいと思いますが、当然、分かりやすい文書なんかも出していただけるということですよね。
○宮本(徹)委員 よろしくお願いします。  あわせて、これは大臣にお伺いしたいんですけれども、この消費税に関わって、自治体から委託を受けて引きこもり当事者の支援を行っている法人から、何で自分たちは消費税は非課税にならないんだ、非課税にしてほしい、こういう声も伺いました。  大...全文を見る
○宮本(徹)委員 消費税をスタートするときに、教育は消費税の課税の対象外、医療や福祉も対象外ということで、消費税非課税ということでスタートしたと思うんですね。  その後、三十年の中で、当時はなかったけれども、多様な、様々な困難を抱えている方々への支援について、自治体が取り組むよ...全文を見る
○宮本(徹)委員 確かに形の上では当然消費税を含めた額を出しているわけですけれども、実際は、何ぼぐらい予算を出せそうだというののうち、これは消費税、こうやって、それ以外の分と分けているのが実態なわけですね、どこの自治体も。  ですから、逆に、消費税が上がれば上がるほど実際の運営...全文を見る
○宮本(徹)委員 実際は、原則十四日だとかとなると、そこでやはり一つのハードルが生まれているわけですよね。もちろん国の制度でありますから、粘って粘って粘って、何回も何回も何回も交渉し続けたら、十四日を超えてサービスが支給される、こういうふうになっていくわけですけれども、そこまで頑...全文を見る
○宮本(徹)委員 もちろん個別の問題も解決するための対応をお願いしたいと思うんですけれども、やはり、一つ一つ起きていることへの対応というよりも、自治体全体に対して広くしっかり周知、指導を徹底していただきたいと思います。  続きまして、国民健康保険料の負担軽減についてお伺いをした...全文を見る
○宮本(徹)委員 子育て世帯に一律に減免するのは制度のたてつけ上好ましいものとは考えていないという答弁を聞いて驚いたんですけれども、今年の四月から国は何をやっていますか。今年四月から、子育て世帯の負担軽減として、未就学児の国民健康保険料の均等割を半額に軽減する制度が始まっているじ...全文を見る
○宮本(徹)委員 いやいやいやいや、これは、保険者はそれぞれの自治体がやっているわけですから、保険者の判断でそれはやればいいことなわけですよ。  国が税金を投入して子育て世帯の負担軽減をやるのはいいけれども、地方自治体が一般会計から繰り入れて子供の均等割の軽減をするのは好ましく...全文を見る
○宮本(徹)委員 いやいや、そういうことを言って、自治体に対してこういう独自の子育て支援策をやめろというのはやめた方がいいですよ、本当に。そのことを強く申し上げておきたいと思います。  その上で、次の問題に移ります。男女の賃金格差是正についてです。  予算委員会で、女性活躍推...全文を見る
○宮本(徹)委員 このOECDの報告書の中でも、賃金格差報告の公表を義務づければ、賃金格差が縮まる効果があると。さらに、男女同一賃金であることを示すことを義務づければ、より賃金格差是正の効果があるということが示されているわけです。  有価証券報告書では、金融庁が男女別平均賃金の...全文を見る
○宮本(徹)委員 一月にその答弁、いただいたんですよね、一月に。もう四月。もう三か月たっているわけでございます。  それで、そのときに、一月の予算委員会でも申し上げましたけれども、今の女性活躍推進法の枠組みをそのままでいくと、男女別平均賃金は、公表の義務づけどころか、把握すら義...全文を見る
○宮本(徹)委員 同じことばかり繰り返されるんですけれども、三か月たって、では、一体、この三か月間、大臣はどういう指示を出してきたんですか。
○宮本(徹)委員 ですから、男女賃金格差是正のために実効あるものにしようと思ったら、やはり男女の賃金格差の公表の義務づけまではやらないと、それは余り力にならないですよね。それはならないですよね。  だから、ちゃんと、どうやったら実効ある男女賃金格差是正のものになっていくのかとい...全文を見る
04月27日第208回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  児童福祉法改正案について質問をいたします。  児童養護施設等の支援は、現状、原則十八歳、最長でも二十二歳、これが本法案では支援の年齢制限がなくなります。年齢要件の緩和は関係者の悲願です。絵に描いた餅にしない手だてが必要だと思います...全文を見る
○宮本(徹)委員 厚労省は措置延長の積極的活用の通知を出したわけですけれども、それでも、十年たった後でも、高校卒業の十八歳での退所というのが大半を占めていて、措置延長は二割にとどまっているわけでございます。この原因について、どう分析されているんでしょうか。
○宮本(徹)委員 措置延長について厳格に捉えているケースもあるというお話でございました。  児童養護施設の施設長や職員の皆さんからお話を伺うと、本人も施設も措置延長して支援をしたいというケースでも、措置延長が認められないケースがあると。そして、その背景の一つに、東京の場合でいう...全文を見る
○宮本(徹)委員 本当に、東京の状況を大臣からも答弁していただいたとおりなんですよね。ですから、しっかりと施設も増やしていく、そのための支援もお願いしたいと思います。  その上で、施設を増やしたいけれども、職員の確保が簡単ではないという現状がございます。分園のグループホームをつ...全文を見る
○宮本(徹)委員 是非、本当に、人の確保、苦労していますので、現場の声を聞いて、更に職員の確保、定着、育成の支援策について具体化をしていただきたいと思います。  あわせて、児童養護施設の子供たちには、当然、児童精神科医や、また臨床心理士の体制があるわけですが、職員の皆さんも実は...全文を見る
○宮本(徹)委員 法施行までは時間があるわけですよね、法施行までは。その間に一生懸命養成すれば、これは義務にしていけるのではないかと思いますが。今の答弁でいえば、養成を速やかに進めて、できる限り早く義務にしていきたい、そういう思いが含まれている答弁だということでよろしいですか。
○宮本(徹)委員 その後いつ義務にするのかというのが全く見えない答弁だったわけですけれども、資源ということをおっしゃいますけれども、兵庫県の場合は弁護士会が受けているわけですから、弁護士会は日本中に、どこにだってありますよ。やはりそこでしっかり研修すれば、私は、法施行前にちゃんと...全文を見る
○宮本(徹)委員 あわせて、この子供の意見表明等支援事業、今回は児童福祉法の枠でつくられるわけですけれども、本来、子供の意見表明の支援というのは児童相談所等に措置された子供だけを対象にすべきものじゃないと思うんですよね。対象を限定せずに、いじめだとか、ハラスメントだとか、不登校だ...全文を見る
○宮本(徹)委員 せっかく今回アドボカシーの制度をつくろうということですから、この子供アドボカシーの制度は、小さく今回生まれるわけですけれども、大きく日本社会全体で育てるということに政府全体で取り組んでいただきたいということを申し上げておきたいと思います。  続きまして、今回、...全文を見る
○宮本(徹)委員 その上で、現場から聞いている声ですけれども、やはり本当に支援が必要な場合は、十八歳から自立支援事業ではなくて、やはり措置延長の方が手厚い支援ができるということを伺っております。現場は支援が必要だと思っているのに、現状、東京では措置延長にならないケースというのがあ...全文を見る
○宮本(徹)委員 是非、本人の意向を踏まえた制度にしていっていただきたいというふうに思います。  今、日本の全体では、大学、専門学校の進学率は八割ということになっているわけです。一方、児童養護施設等では、十八歳で自立できるようにするのが自分たちの役割なんだ、高校卒業はゴールと思...全文を見る
○宮本(徹)委員 自らもう家にいては危ういということで子供シェルターに助けを求めてくる方々なわけですよね。そういう方々の場合について、私はお伺いをしているわけでございます。  子供シェルターに関わるある弁護士さんは、こうおっしゃっていました。  なぜ子供が帰宅したくないという...全文を見る
○宮本(徹)委員 虐待の証拠が客観的なものが見えなくても、子供が帰宅したくない、家に今帰ったら危ないんだと言っていること自体は、本当に、ある意味それが客観証拠の一つだと私は思いますので、そこを踏まえた対応を重ねてお願いを申し上げておきたいというふうに思います。  あと、残り時間...全文を見る
○宮本(徹)委員 その答弁は、いつもの答弁なんですね、いつもの答弁。  今、これだけ物価が上がっているわけですよ。この間報道もありましたけれども、六千数百項目調べたら、食品は大体一割ぐらい上がっているわけです。電気代やガス代でいえば、一年前に比べたら二割上がっているわけですよね...全文を見る
05月10日第208回国会 衆議院 内閣委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今日は、保育園の配置基準と公定価格についてお伺いをいたします。  例えば、イギリスでは、ゼロから二歳児は保育士一人に対して子供三人、四、五歳児は一対八ですが、我が国では、一、二歳児は一対六、四、五歳児は一対三十と、一人一人の成長と...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから、こども家庭庁をつくることに行っているわけですけれども、前の答弁と変わらないですね、今お伺いしていましたら。毎年度の予算編成過程で確保に努めるというのも、ずっと同じ答弁ですよ。これはやはり変わらなきゃまずいと思うんですね。  今日議論をしたいのはその先な...全文を見る
○宮本(徹)委員 具体的なシフト例というのを実は現場の保育士の皆さんが示してくださいということをずっと求めているんですけれども、示せないんですよ。なぜかというと、組みようがないというのが元々あるんです。  しかも、私が事前に内閣府からいただいた資料があるので、今日、配付資料三ペ...全文を見る
○宮本(徹)委員 改めて確認していただいて、これは随分なでたらめだというふうに思いませんでしたか。  いやいや、それは大臣に答えてもらわないと。役所は答えられないですから。役所の人はもういいですよ。
○宮本(徹)委員 聞いていないんだから。ちょっと、委員長、おかしいでしょう。
○宮本(徹)委員 今の説明、全く説明になっていないじゃないですか。  もう本当にいいかげんなんですよ。  ちなみに、仮に五百三十時間分つけたとしても、それでシフトを組もうと思ったら、はちゃめちゃなものしか組めない、現場からすれば。真ん中をずっぽり三時間も待機時間を設けるとか、...全文を見る
○宮本(徹)委員 労基法違反は明確だと思うんですよね。ですから、今の低い配置基準に基づく公定価格では、給与を薄まきにして保育士を現場は増やしておりますが、それでも足りなくて労基法違反が常態化しているというのが厚生労働省自身の認識なわけですよね。  休憩時間が取れないと注意散漫に...全文を見る
○宮本(徹)委員 この間、重大な事故もあるわけで、安全のためにも保育士を増やす必要があるというのははっきりしていると思います。  報道を見ていましたら、今年、東京二十三区では、世田谷を除いて保育園の申込みの人数が減り、過半数の区でゼロ歳児の空きも三桁になっているということであり...全文を見る
○宮本(徹)委員 保育所等の整備交付金がこの間減ってきているんですけれども、二〇一四年度、二〇一七年度、二〇二二年度は幾ら予算を組んでいますか。
○宮本(徹)委員 ぐっとここに来て保育所等整備交付金の額も下がってきていますので、しかも、これから保育所に入る方が低くなれば、公定価格という点でも、予算も減っていくことになるのは目に見えているわけですね。  ですから、予算の面でも人の面でも配置基準を改善する、ある意味、いい機会...全文を見る
05月27日第208回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  今、急激に物価が高騰して、電気、ガスは二割、生鮮食品は一二%値上がりをしております。今後も値上げラッシュが続きます。  今、政治がやるべきは、物価の引下げ、そして、物価高騰に負けないよう国民の収入を増やすことです。ところが、政府の...全文を見る
○宮本(徹)委員 何で維持するんですか。ガソリンは一生懸命下げるためにやっていて、パンは、毎朝食べられている方もたくさんいらっしゃいますよ、麺類が好きな方だっていらっしゃいますし、もう本当に、毎日の食卓に直結する話ですよ。  何でガソリンは下げられて、小麦は下げられないんですか...全文を見る
○宮本(徹)委員 今引き下げたら混乱が起きるかのようなことを言いますけれども、政府が売渡価格を引き上げたことによって国民生活が混乱しているんですよ。そこをちゃんと見てください。やらない言い訳ばかり繰り返されても困りますよ。大体、五兆円も予備費を積んでいるんだから、二百二十二億円、...全文を見る
○宮本(徹)委員 何で考えないんですかね。様々な対策をやっていると言いますけれども、全体を覆う政策じゃないんですよね。確かに、低所得者の子育て世帯の皆さんには五万円あります、いろいろな自治体に配ったお金もありますけれども、物価全体を下げるということには全然なっていないわけですよ。...全文を見る
○宮本(徹)委員 だから私はこのパネルを出したわけですよ、社会保障の財源になったわけじゃなくて法人税減税と所得税減税に置き換わっただけじゃないですかと。これが事実じゃないですか。これは財務省のホームページから作っているわけですよ。共産党が勝手に作っているわけじゃないんですよ。 ...全文を見る
○宮本(徹)委員 その総理の答弁、できる限り早期に全国加重平均千円というのは、毎年ずっと、過去と同じ答弁なんですよ。今、物価が高騰しているんですから、そういういつもどおりの答弁じゃなくて、今年はぐんと引き上げる、この覚悟が要るんじゃないですか。
○宮本(徹)委員 できるだけ早期にというのは、本当にいつもどおりの答弁を繰り返して、本当に、賃上げへの決意がなかなか感じられないですね。大変残念ですね。  全労連の皆さんが生計費調査というのを全国でやられておりますけれども、全国どこでも、最低限の生活を若者がしようと思ったら、や...全文を見る
○宮本(徹)委員 本当に、なかなかやる気が感じられないといいますか、のれんに腕押しといいますか。  恐らく、政府は、賃上げのことでもっと大きな数字を言えないのは、中小企業の皆さん、小規模事業者の皆さんのことを考えて、いろいろな逡巡があるんだなというふうに思いますが、私は、日本の...全文を見る
○宮本(徹)委員 現実には、三月は実質賃金はマイナスになったわけですよ。政府の賃上げ政策では不十分だから、私たちはこういう新たな提案も今国会させていただいているわけですよ。  私たちはこういう提案をしておりますけれども、じゃ、皆さん、今の話で、中小企業全体に支援が行きながら最低...全文を見る
○宮本(徹)委員 先ほども言いましたけれども、賃上げ税制は結局一部の企業しか使わない、そして大企業には内部留保がたまり続けている、これが現実じゃないですか。もうちょっと、現実をどう変えるのか、こういうことを真剣に考えていただかないと、本当に、この物価高騰の中で、低所得者の非正規労...全文を見る
○宮本(徹)委員 今お話しされたことは全部物価高騰の前の対策でしょうということを昨日さんざん長妻さんに言われていたじゃないですか。  そして、先ほど総理は将来世代の負担ということもおっしゃいましたけれども、今の仕組みでは、その将来世代が受け取る年金もどんどん減るわけですよ。三割...全文を見る
○宮本(徹)委員 こういうことなんですよね。十一兆円に防衛省の予算を増やそうと思ったら、端的に言えば、増税か、暮らしなどのための予算の切捨てに直結するということなんですよ。  総理がバイデン大統領にお約束されたことというのは、国民にとってこういうことをもたらすことだという自覚は...全文を見る
○宮本(徹)委員 数字は考えていない、積み上げていくというふうにおっしゃいましたけれども、積み上げる前からなぜ相当な規模というのが出るんですか。積み上げる前から頭に、念頭にあるから、相当な額というのが出てくるんじゃないですか。  もっと言えば、GDP二%という数字は、これは岸田...全文を見る
○宮本(徹)委員 二%という数字は自民党の公約にあるから私は申し上げているわけでございます。  そして、仮にですよ、防衛省の予算をGDP二%にしていくとした場合に、追加に必要な五兆円、これを消費増税でやろうとしたら、消費税率は一二%、二%引き上げなきゃいけなくなる。あるいは、ほ...全文を見る
○宮本(徹)委員 結局、じゃ、参議院選挙が終わってから数字も明らかにします、その財源も明らかにします、増税も含めたフリーハンドを与えてくださいという話じゃないですか、今の総理の答弁は。そんなことは許されないですよ。  少なくとも、増税か、ほかの暮らしのための予算の切捨てに直結す...全文を見る
○宮本(徹)委員 これで質問を終わりますけれども、数字がないと言うんだったら、GDP二%という総選挙の公約を撤回してください。そのことは申し上げておきたいと思いますよ。  際限のない軍拡競争で暮らしを潰すことには断固として戦っていくことを申し上げて、質問を終わります。
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。  私は、日本共産党を代表して、政府提出補正予算案に対する反対討論を行います。  反対する第一の理由は、物価対策の補正予算であるにもかかわらず、ガソリン、燃油対策を除けば、物価高騰に苦しむ国民や中小零細事業主への支援が全くないに等しい...全文を見る