務台俊介

むたいしゅんすけ

比例代表(北陸信越)選出
自由民主党
当選回数4回

務台俊介の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○務台委員 北アルプスの麓の選挙区から参りました務台俊介です。  安曇節の本拠でございまして、麻生先生も安曇節をよく御存じでございまして、本当に、こういう機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  きょうは所得税法等の一部改正法案の質問をさせていただきますが、税に関...全文を見る
○務台委員 御丁寧に御教示いただきまして、ありがとうございました。  OECDの租税委員会で日本人が議長を務めているというその立場を活用して、ぜひ日本が主導的立場でこの議論をリードしていただきたいと思います。  次の質問です。  今回の法人税率引き下げによって企業収益力が高...全文を見る
○務台委員 私は、法人税率引き下げの効果をしっかりと、緊張感を持って企業にも受けとめてほしいと思います。もし賃金引き上げに結びついていなくて内部留保が積み上がるようだと、もう一回、それを吸い上げるために法人税率を上げるんだくらいのメッセージが場合によっては伝わるということも大事で...全文を見る
○務台委員 私も副大臣と全く同じ認識でございまして、私、昔、地方消費税の導入時に総務省で課長補佐をしておりまして、それが実現できた際に、当時の政府税調の答申に、次は加算型付加価値税の可能性があるんだというふうに書いていただいた記憶がございまして、それが十数年たってこのような形で実...全文を見る
○務台委員 ありがとうございました。  次の質問でございます。  消費税の増税延期により、その税収を当て込んでいた社会保障給付の充実が延期になっているものがございます。一方で、引き上げが延期になっても実施することとした給付もあろうかと思います。この両方の仕分けの基準というもの...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  次の質問でございますが、私も選挙区に戻ると、消費税の議論をするときに、往々にして反対する方の多くは、まさに社会保障の受益者であられる高齢者の皆様がその財源の消費税引き上げに反対しているというパラドックスがございます。それは、消費税増税分の使...全文を見る
○務台委員 ちょっとわかりにくかったんですが、やはり個々人ごとに、世代間会計ではないですけれども、累積の負担とこれまでの受給関係を明らかにした資料を出していく、そういうことを聞いたつもりなんですが、ぜひそういう観点の考え方も検討していただきたいというふうに思います。  ちょっと...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  格差是正という観点でつくられた税制かどうかは別として、今回、居住地国を移転する場合のキャピタルゲイン課税回避を防ぐ制度改正が創設されております。これは、キャピタルゲインを、海外移転により課税逃れすることを防ぐ税制として大変意義があると思いま...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  今回の制度改正はキャピタルゲインに対する対応でございますが、フローの所得についてどうかという論点が私はあると思います。  今、私の友人も、その友人の友人がシンガポールへ行って日本の高い税率を逃れようとしている、こんなことを許していていいの...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  やや乱暴な仕組みであるなとは思いますが、仮にこのような仕組みが導入可能となれば、例えば格差を是正するために所得税の累進性を強める方策の議論がある場合に、金持ちが海外に逃げるのでこういう仕組みは無理ですということは言わなくて済む。そういう意味...全文を見る
○務台委員 ありがとうございました。  これで終わります。
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○務台分科員 アルプスの麓の選挙区から参りました務台俊介でございます。  ただいまは群大の医療事故の件に関しまして、非常に深刻な御質問がございました。医療行為のチェック体制に関して、医療の先進国の日本ではあり得ないような事態だと驚愕しております。  本日、私は、もう一つの課題...全文を見る
○務台分科員 私、お手元に資料を用意させていただいておりますが、六ページをちょっとごらんいただきたいと思います。  ここに、大町市、北安曇郡のお医者さんの配置状況がどうなっているか。特に、真ん中の産婦人科医のところを見ていただきますと、平成十四年に六人この地域にいた産婦人科医が...全文を見る
○務台分科員 マクロではお医者さんの人口がふえている、毎年四千人ふえている、一方で、各地方ごと、診療科ごとには大きな格差がある、その資料を二ページから五ページまで用意させていただいております。今、局長さんがおっしゃったことについて数字が出ておりまして、西高東低という状況がお医者さ...全文を見る
○務台分科員 今のお話は、定性的な分析としてはそうなのかなと思うんですけれども、それは、制度がそのように仕組まれていて、そうなっている結果を何とかしなければいけないにもかかわらずしていない、そういうことにも大きな原因があると思います。  そういう意味で、過去、るる言われている制...全文を見る
○務台分科員 これに関してのその後の対応策というか、課題の是正策をどのように講じてきたかも御教示いただきたいと思います。
○務台分科員 いろいろ工夫されている努力はよくわかります。問題は、そういう工夫が実際の医師不足にどの程度定量的に効果が生じるものなのか、そのことについての認識はいかがでしょうか。
○務台分科員 ありがとうございます。  どうも抜本的な改善に結びつくかどうか、いまいち今の説明ではぴんとこなかったんですが、一方で、ちょっと諸外国を見てみますと、諸外国では、それが実態的にどの程度いい医療に結びついているかどうかまではわかりませんが、医師の配置に関する参考になる...全文を見る
○務台分科員 私は、代議士になってからこの問題に関心を持っていて、二年ほど前の厚生労働部会で、こうした諸外国の仕組み、枠組みを厚労省で検討できないのかと聞いたら、当時の医政局長は、これは職業選択の自由に反することになるので、日本では憲法違反なのでできない、そういう趣旨の答弁をされ...全文を見る
○務台分科員 橋本政務官らしからぬ慎重な答弁でございますが。  私は、この問題は、やはり大変大きな問題に発展しかねないと思います。冒頭申し上げましたように、地方創生で若い人たちに地方に行きましょうと言っている途端に、受け皿となる病院がないということは困ります。  それから、今...全文を見る
○務台分科員 しっかり調べて、またちょっと私、時間を置いて、この場で、あるいは常任委員会の場で質問もしたいと思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  さまざまな仕組み、医師の適正配置の方策を検討していただけるという理解でいるんですが、今までのやりとりを聞いてい...全文を見る
○務台分科員 ありがとうございます。  今の枠組みでできる範囲の工夫が行われつつあるということは、私も大変うれしいことだと思います。地域医療支援センターで、地域枠で入学した学生がお医者さんになってくるということも期待ができるというふうに思います。  ただ、もうちょっと抜本的な...全文を見る
○務台分科員 ありがとうございます。  資料の八ページ、最後のページに、ちょうど三月四日に、長野県議会議長の風間辰一さんの名義で、安倍総理と塩崎大臣に意見書が出されております。医師の地域偏在、診療科偏在は解消されていない、医師不足が深刻化、その是正に向けての適正な配置をしてほし...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○務台委員 アルプスの麓の選挙区から出てまいりました務台俊介です。  私の選挙区が属する長野県におきましては、昨年は、あらゆる種類の災害が襲った年でございました。昨年二月には雪害、夏には南木曽の土砂災害、御嶽噴火という火山災害、そして十一月には、長野県北部地域を襲った神城断層地...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  ぜひ、今回の防災会議の中身を整理して、つまびらかに国民の間に広く共有していただく、そんな努力もしていただきたいと思います。  次の質問に移ります。  私は昔、消防庁の防災課長をしていたんですが、当時、慶応大学の塾長であられた安西祐一郎さ...全文を見る
○務台委員 ある意味で、防災というのは、日本が世界に誇るキラーコンテンツの一つだと思いますので、ぜひ、遠慮しないで、いろいろな手段で使っていただきたいと思います。  地元の話題に移ります。  我が地元の松本市では、内閣官房の国土強靱化推進室からモデル計画の指定を受け、強靱化地...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。ぜひ強力なバックアップをお願いしたいと思います。  先ほど来、赤澤副大臣から、防災の主流化という言葉が出ております。そして、大臣所信の中でも、防災の主流化という言葉が使われました。  近年、こうした言葉が頻度が多く使われるようになっていると思...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  防災の国際標準として、インシデントコマンドシステム、ICSという仕組みがあると理解しております。日本もぜひこうしたものに伍する体制になるように作業を加速していただきたいと思います。  もう一つの防災のマネジメントの面に関しましては、日本型...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  いろいろ慎重な意見もあると思うんですが、ぜひ、政権公約に入っていることもあり、より前向きの対応も行っていただきたいと思います。  一つ質問を飛ばしますが、日本の先進科学技術を防災に生かすというのはとても重要な観点だと思います。最近、無人小...全文を見る
○務台委員 ぜひ、安全に配慮しつつ、前向きの対応をお願いしたいと思います。  次の質問に移ります。  前の古屋防災大臣は、効果的な防災投資を促す観点から、ふだんから使っているものが非常時にも役立つという、一種の防災機能の日常化が必要だというふうにおっしゃっておられました。防災...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  被災者の迅速な支援に役立つとともに、地場の資源を活用するという両方の機能があるものですから、ぜひこの点、御配慮をいただきたいと思います。  次に、防災関係者の教育訓練について伺いたいと思います。  日本では防災関係者の体系立った教育訓練...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  このTEEXについては、広大な施設の中で標準化に基づいた訓練もされていて、諸外国から、イギリスのロンドン消防局がこちらに研修に来る、そういうレベルにまで達しておりますので、ぜひこういう事例も参考に検討していただきたいと思います。  それか...全文を見る
○務台委員 ありがとうございます。  ぜひ、消防庁はもとより、政府全体としてこの取り組みをバックアップするようにお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月07日第189回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○務台委員 自民党の務台俊介でございます。  現行憲法の平和主義、基本的人権の尊重、国民主権といった基本理念は、人類の歴史を踏まえたものであり、しっかりと継承していかなければならないということは、この場の全員が共有していることではないかというふうに思います。その立場を踏まえなが...全文を見る
06月11日第189回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○務台委員 船田先生、吉村先生も発言されましたが、私は、憲法審査会の議論は、冷静な環境のもとで、中長期的視野で大局的に行われるものと考えておりまして、別委員会で現に行われている法案審議についてこの場で結びつけた議論を行うことについては、謙抑的でなければならなかったと考えております...全文を見る