片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月25日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○片山虎之助君 自由民主党の片山虎之助でございます。  当委員会の質問が大会派順でございますので、私が一番バッターで総括質疑をさせていただける、こういうことでございます。どうかよろしくお願いいたしたいと思います。  毎回こういうことを申し上げてまことに恐縮なんですが、私は、こ...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、カナダのカナナスキスという難しいところでAPECの蔵相会議がございました。松永大蔵大臣、大変御苦労さまでございました。  そこで、インドネシアの経済開発について支援をやると、共同声明等をお出しになったようでありますが、ポイントだけ簡潔に御紹介いただけまし...全文を見る
○片山虎之助君 この点については別の機会に同僚から質問があるいはあろうかと思います。  そこで、今回のインドネシア政変で、スハルトさんを中心にいろいろなことが言われたわけでありますけれども、その中にODAのあり方が、現地を初め、正確かどうかわかりませんが、いろいろ取りざたされた...全文を見る
○片山虎之助君 よろしくお願いいたします。  そこで、本論に入りますけれども、私は調べてみますと、去年の十一月十日に当委員会で、財政構造改革推進法の制定審議のこの委員会で代表質問をさせていただいているんです。今から思うとちょうど六カ月半前であります。今と六カ月半前と比べてみます...全文を見る
○片山虎之助君 私はそう答弁されると思ったんです。山一や拓銀の破綻により金融不安が高じてきた。アジアの状況がずっと悪くなった。実は十一月に入ってすぐアジアの株式が暴落しているんですよね。東京株式市場も十一月七日に一万六千円を割っているんですよ、何カ月ぶりに。そこで、そういうことは...全文を見る
○片山虎之助君 何か今、与党と野党を間違えたようでございまして、私はもう与党でございますので。ただ、参議院は衆議院より与野党の垣根がやや低うございますので、ついそういうことを言ったかもしれませんが、与党ということに議事録をしっかり訂正させていただきます。  そこで、今回の思い切...全文を見る
○片山虎之助君 秋口にと、こういうことだろうと思います。この点につきましてはまた同僚その他から質問があると思いますのでこれ以上あれしませんが、きょうは日銀総裁に参考人として御出席を賜っております。  先般、日銀が金融経済月報で景気全般に対する予測をされている中に、経済全般に対し...全文を見る
○片山虎之助君 金利、公定歩合の関係につきましては、彼ほど時間があれば質問させていただきます。  そこで二点目は、十一月の質問で私は、景気対策もやる、経済構造改革もやる、こういうことなんですが、それは財政構造改革に支障のない範囲で、それをゆるがせにしない範囲で景気対策をやるとい...全文を見る
○片山虎之助君 今、総理が言われました金融機関の不良債権処理、都銀八行の決算状況を見ましても六兆何千億は償却したということになっています。  今、総理のお話のように、引き当てをふやしているだけで現実に土地が処分されて動いてはいないんですね。そういう意味で、抜本的な策を講ずるとい...全文を見る
○片山虎之助君 今、総理のお話の権利関係の調整のための委員会その他の仕組み、手続あるいは不動産の証券化、そういうことは私はいずれも法案が要ると思うんです。しかも早い方がいいんです。この間第一回の会合ですから、この国会では間に合いませんね。しかも法案は要るんです。そうすると、後はど...全文を見る
○片山虎之助君 総理、私が言っているのは、この国会で間に合いませんので、できたものから法案化すればいいんです。臨時国会ということを政府としては期待されるわけですね、通常国会はこれで終わるんですから。その臨時国会の時期を、おまえ、それは言いにくいぞということかもしれませんが、言える...全文を見る
○片山虎之助君 常識もいろいろあるものですからあれでございますが、何となくわかりました。  そこで、次の問題は、私は十一月に、財政構造改革推進は法律事項じゃないよ、法律にしなくても閣議決定なり何とか宣言なり何とか声明で足る、こういうことを申し上げた。むしろ、こういう法律ができる...全文を見る
○片山虎之助君 だから、その点は私は十一月もお認めすると言ったんですよ、非常事態だ、政治的な意味はあると。しかし、法律で全部縛らなければ内閣も国会もというのは、ややいかがかなと。  我が国は昔から特に成文法万能主義なんですね。法律が物すごく多い国ですよ。法学部もそれだから尊重さ...全文を見る
○片山虎之助君 御決意はよくわかりました。目標年次に財革法の目標をぜひ御達成いただきたいと思います。  そこで、財革法で、私は前の十一月にも言ったんですが、これは補正予算をまともに対象にしていないんですよ、財投は全く触れていない。ただ、補正予算や特別会計も、結果としてはフローの...全文を見る
○片山虎之助君 大蔵大臣、それはまやかしがあるんですよ。補正予算の公債収入、特例公債も建設公債も、特に建設国債はよろしい、特例公債の方は減額対象でずっとしていってゼロにするわけです。それが国と地方で三%なんです。ところが、補正予算のものは外しているんですよ。減額対象していない。現...全文を見る
○片山虎之助君 特殊要因ならいいですよ。それが特殊要因じゃないんだから、今補正は。だから、さっきから言っているんです。常態化しているんです。あなた方は入れている入れていると言うけれども、支出の方の国債費にほうり込んでいるだけなんですよ、六十分の一を。まともに補正予算の特例公債も対...全文を見る
○片山虎之助君 基金じゃない、予算。
○片山虎之助君 だから、そこは緊急に限る、ある程度の大枠は決める、手続はとる、国会に報告するか何かわかりませんよ。しかし、そこで国会の審議権と内閣の予算編成権のぎりぎりの接点を見つけて弾力的な対応ができる仕組みを考えていくということが必要だと思います、大蔵省、ほかのことをいろいろ...全文を見る
○片山虎之助君 今、大蔵大臣が言われたことは全部わかって言っているんですよ。特別がずるずるやめられない、十一年もやめられないんですから、やめられないんなら、定額だといびつな形が広がりますよ、やめられないんですから。定率の方がベターじゃないですか、恒久じゃないんだから。それじゃ十一...全文を見る
○片山虎之助君 それで、先般の本会議の財政演説で、大蔵大臣、総理が今言われたと同じ、公正、透明で国民の意欲の引き出せるようなそういう個人所得税制と、こういうことなんですが、そこで世上いろいろ議論されているのは、最高税率を、べたに足すと五〇プラス一五ですから六五%ですよね、最高税率...全文を見る
○片山虎之助君 大蔵大臣の言われることは私もわからないでもありません。しかし、全部政府税調任せ、全部党税調任せでは、政府の責任、内閣の責任というのはやっぱりあるので、最終的には、あれは審議会ですから、答申するわけですから、答申は尊重せにゃいけませんけれども、全くそのとおりでなきゃ...全文を見る
○片山虎之助君 難しい点があるのは承知しておりますので、引き続いて御検討を賜れば大変結構だと思います。  そこで、法人課税なんですが、財政演説等を見ますと、所得課税の方は公正、透明で国民の意欲を引き出せると、こうなっている。ところが、法人課税の方は、今後三年間のできるだけ早い機...全文を見る
○片山虎之助君 大蔵大臣、所得課税の方も十一年までの特別減税が決まっているんだから、十二年に大議論になりますからこれも余りゆっくりはできないんです。法人課税の方が緊急性があるというお話、それはそれでわかります。四六・三六に下げたけれどもまだ途中だと。グローバルスタンダードで行けと...全文を見る
○片山虎之助君 私が言いたいのは、法人事業税に外形標準課税を入れるのは結構です。これは慎重、緻密にやっていただきたい。  ただ、それを入れることによってネットで法人課税の負担を下げるのなら、それだけ地方にしわ寄せが行くから地方に対する財源補てんをしなきゃできませんよ。法人税も下...全文を見る
○片山虎之助君 今、自治大臣が言ったとおりで、恐らく自治省側は税収中立だと、こう思っているんでしょうが、経済界はネットなんですね。とにかく法人事業税は高いんだと、よその国に比べて。よその国は余りないんですよ、法人関係の税が、地方に。そういうことで、ややねらい撃ち的なあれがあるんで...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、そこで抑制した額というのはどうですかと。
○片山虎之助君 増額じゃなくて、本来なら三、四千億切り込むわけでしょう。二パーのキャップなら切り込むので、それを切り込まなくて済んだんだ、そうでしょう。だから、自然増が七千億か五千億か六千億か知らぬけれどもあると、それをカットせにゃいかぬのですよ、それは。
○片山虎之助君 だから、厚生大臣、押し問答するつもりはありませんが、当然増の六か七か何かわかりませんが、それは切り込むんでしょう。キャップがあれば三、四千億切り込まにゃいかぬと。  では、そこまでは切り込まないけれども、いずれにせよ当然増は切り込むということでしょう。
○片山虎之助君 そこで、厚生大臣、問題は十二年度ですね。十一年度はキャップを外した、極力抑制と。十二年度は二パーが残る、それで大丈夫か、こういうことなんですが、何か御答弁や御説明を聞くと、十二年度は介護保険が始まるから医療費が削減になる、介護に移行するんだから、保険料をいただくん...全文を見る
○片山虎之助君 むだば結構です。効率化をぜひやっていただきたいと思いますが、介護保険は初めての大制度ですから、私はある程度ゆとりがないと保険者の市町村がついてこれるのかなという心配をしていますので、それだけは御配慮賜りたい、こういうふうに思います。  そこで、今回はさらに目標年...全文を見る
○片山虎之助君 そうじゃなくて、現在が一兆四千億でしょう。それが今度の追加経済対策で延長しなかったら幾らふえるんだと。延長したから幾ら減るんだと。さらに十一年に二兆円の特別減税やったらまたさらに幾らふえるんだと、これを言っているんですよ。請求のない答弁じゃだめだ、ちゃんと聞いてお...全文を見る
○片山虎之助君 ゼロにするためにずっと均等で落としていくんでしょう、それを聞いているんだよ。
○片山虎之助君 いや、そんなことじゃなくて、減額の額を言いなさいよ。現状じゃどうなる、追加経済対策で幾らふえる、二年延長で幾ら減る、さらに二兆円減税を十一年やったら幾らふえると、数字だけ言いなさいよ。
○片山虎之助君 だから数字を聞いているんですよ。
○片山虎之助君 だめだ。一兆四千億は、現行が一兆四千億なんだよ。それで、今度の追加経済対策で一兆八千億になるんだ。それを二年延ばすことによってそれが一兆三千億に下がるんだ。さらに二兆円の減税があったら一兆六千億になるんだ。調べてごらんよ。何を答弁しているんだ。きちっと精査したもの...全文を見る
○片山虎之助君 だから、今の最初の議論に帰るんです。その二兆円を外しているんです、補正予算でやるから。そんなことできちっと財政再建の目標のあれになるのかね。ちゃんとそこ、一連のぴしっとした資料出してくださいよ。委員長頼みます。私が理事だから、出さないなら私もあれするんです。(発言...全文を見る
○片山虎之助君 それでは、今回の財革法改正の三番目の、三番目というんじゃなくて特例公債の弾力化措置、ここに三つ要件を、法律じゃありませんよ、政令で書くようになって、三番目がかなりあちこちで議論になっておりますが、抽象的でよくわからない。  そこで、最も典型的なケースを大蔵大臣お...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、今回の——もうあなた答弁結構です。今回の場合はこの弾力化条項の二番目のあれに当たると思うんですよね。そうすると、この三番目の、今ごちゃごちゃ彼が説明したようなことはまずない、こう理解していいんでしょうか、大蔵大臣。もう大蔵大臣答えてください、だめですよ...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ落としなさいよ。
○片山虎之助君 だから、大蔵大臣、万が一なんでしょう。
○片山虎之助君 万が一なんでしょう。これも個別に政令で書くわけでしょう。指定するので、予見できなきゃ書かなきゃいいじゃないか。その都度政令で指定してくださいよ、そんなこと言うなら。
○片山虎之助君 もうやめます。わかりました。ちゃんとやってください。  そこで、今回の経済対策の大きな柱は公共事業でございまして、公共事業が六兆五千億、地方単独事業が一兆五千億、こういうことで補正予算も組まれているわけですが、そこで大変議論になったのは、公共事業か減税かというこ...全文を見る
○片山虎之助君 いろいろ質問の項目があるんですが、ちょっと私の持ち時間がだんだん少なくなってまいりましたので先を急ぎますが、今度の省庁再編で、二年半後でしょうか、国土交通省ができる。これは農業関係を除いて公共事業を一元化する、いわばガリバーができるんですね、圧倒的な予算と権限を持...全文を見る
○片山虎之助君 先を急ぎます。  先般、大蔵省の金融関係部局を中心に調査と処分が行われました。松永大蔵大臣、大変御苦労さまでございましたし、今までの役所の調査、処分としては私はかなり思い切ったことをおやりになったと思います。しかし、それについて若干の意見がある。  一つは、あ...全文を見る
○片山虎之助君 私は、公務員倫理確立法ですか、公務員倫理法が今、議員立法で与党を中心に議論をされておりますが、大体倫理の世界に法律を持ち込むのはいかがかなという気がするんです。しかも、アメリカにあるではないかと。アメリカはスポイルズシステムですから、だれが役人になるかわからぬ、選...全文を見る
○片山虎之助君 済みません、日銀総裁に残っていただきましたので、公定歩合だけ簡単に。  日本の公定歩合が超低利であるということはもう御承知のとおりで、これ三年になりますね、〇・五で。  そこで、今いろんな議論されているのは、アメリカのマネーゲーム経済に日本の物づくりをちゃんと...全文を見る
○片山虎之助君 状況は結構です、時間がありませんから。  公定歩合はどうされますか。
○片山虎之助君 ありがとうございました。  関連を野間議員にお願いしようと思います。よろしくお願いします。(拍手)
06月16日第142回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○片山虎之助君 自由民主党の片山虎之助でございます。関連質問をさせていただきます。  せんだって行財政改革・税制等特別委員会でも総括質疑をさせていただきました。また、この補正予算審議の当予算委員会で重ねて総括質疑をさせていただけることを大変光栄に思っております。  総理初め閣...全文を見る
○片山虎之助君 総理、よろしくお願いします。  それで、経済問題を冒頭に少しお話ししたいんですが、とにかくこの円安、加速的な円安状況です。しかも、それが株安に連動している。債券安。これはトリプル安と言われていますね。私は、これはどういうことなんだろうか、マーケットというのは正し...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、不良債権処理で自民党内では調査会をつくりまして、例の土地・債権流動化トータルプランという長い名前の構想を検討中です。恐らく臨時国会か何かに法律の形をとるかということになると思いますけれども、権利調整委員会をつくるとか、サービサーを置くとか、あるいは場合によ...全文を見る
○片山虎之助君 大蔵大臣、早急に今から準備に入られて、臨時国会で立法化して断固としてやってください。これは必ず成功しますね。きょう国民の皆さんは見ていますから。不良債権処理は、数字合わせじゃなくて、今度はきちっとできて土地がマーケットに出てきますね。もう一度。
○片山虎之助君 ぜひお願いします。  そこで、この補正予算でございますが、補正予算は十六兆六千五百億円の経済対策を受けたものでございますから、柱は公共投資と減税ですね。そして公共投資は七兆七千億円です。地方が一兆五千億、災害復旧が二千億ありますけれども、六兆円国が出すと。その中...全文を見る
○片山虎之助君 ぜひ大臣、厚生省の最重点課題としてお取り組みをいただきたい、環境庁になるのかもしれませんが、ぜひお願いいたしたいと思います。  それから、都市計画、都市整備で言うと、自民党が中心でまとめました中心市街地活性化法なんです。今地方都市でもみんな市の真ん中が空洞化して...全文を見る
○片山虎之助君 それから、農村で言うと中山間地対策なんです。これはなかなか有効な方法はないんです。ないけれどもやらなきゃいけません。どうですか、農林水産大臣。
○片山虎之助君 それから、空港です。ハブ空港の大議論もありますけれども、私は地方空港もやっぱり整備をする必要があると思う。ただ、整備をして需要が出るのかという大変難しい問題がありますけれども、今後のハブ空港以下の空港についての整備の御方針を運輸大臣から。
○片山虎之助君 そこで、公共投資にいろんな期待があるんですが、一つは雇用創出で今の失業者を吸収する。  ところで、今度の公共投資で三十万人の雇用が創出されるとかという話ですが、それは経企庁長官、そうですか。
○片山虎之助君 まあ紙の上の計算、砂上の楼閣風ですね。  そこで、建設業界というのは労働集約型だし、今まで比較的生産性が低いですから、私はある程度こういうことをふやせば吸収できると思うけれども、建設業自身が構造改革をやって効率を高めないといかぬわけです、不良債権も抱えていますし...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、新規産業創出、ベンチャー企業という話になるんですが、私は、今我が国のベンチャーに対する支援はやや不十分ではなかろうかと。  例えば、エンゼル税制というのをやりましたね。あれは個人投資家なんですよ。企業まで広げられるかどうか。あるいは今盛んに自民党内で議論...全文を見る
○片山虎之助君 総合的な支援策をよろしくお願いいたします。  そこで、公共投資の問題点はいろいろあるんですけれども、縦割りで、シェア変更もやっているんですけれども、目につくほどの大きな変更にはならない。お役人には事務官と技官があるんで、技官の皆さんが縦割りで、佐々木先生ではあり...全文を見る
○片山虎之助君 人事院総裁、事務官の交流は相当進んでいるんですよ。私は技官を言っているんです。技官、職種の少ない者、少ししか採らない者を一括して採ったらどうかと言っているんです。総裁の答弁は広過ぎる。
○片山虎之助君 そこで、公共事業の進め方なんですけれども、事業を採択するときに費用効果分析を今度やるんだ、それから事業がかなり進んだら再評価をやるんだと。ぜひやってください。それから、北海道かどこかで時のアセスメント、時間がたったら見直してやめるとか、こういうことも私はぜひやって...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、大蔵大臣、事業をやめるんですから、完結していないんだから、途中でやめちゃう。これまで補助金をもらっている、ここから先はもう要りませんと。事業は途中までしか進んでいないけれども、それについては返せと言うんですか。それじゃだめじゃないですか。
○片山虎之助君 時間がかかるから、またあの人とやっても長くなるからもうやりませんが、とにかくそこのところを研究してくださいよ。そういうことをやらないとだめです。やり出したら最後までやらなきゃいかぬ、事情が変わっても。いろんなあれが変わっても、とにかくやり抜くということになる。それ...全文を見る
○片山虎之助君 ぜひその方向でお願いします。  そこで、PFIという法案、継続になるのかな、この法案は、民間の活力を利用して公共事業をやるんですよ。ところが、民間の活力と言いながら、法律案の中身を見ると公的支援がいっぱいある。何が民間の活力かと、こういうことを言う人もおる。私は...全文を見る
○片山虎之助君 また参議院でも院としていろいろ議論をさせていただいて、方向はいいですから、きちっとしたものにぜひすべきだと、こういうふうに思っております。  そこで、減税なんですけれども、総理は遊説先でやや国会答弁より踏み込んだことをいろいろ言われたりなんかしておりますが、それ...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今お言葉がありましたが、減税というと、国が減税する、地方もつき合えと。国が所得税をやるんだから住民税を減税しろ、国が法人税をやるんだから法人事業税をつき合えと。しかし、本当は地方分権からいうと、法律で一方的に地方団体の減税を強制するのは私はおかしいかなとい...全文を見る
○片山虎之助君 地方が国につき合わされるということ。
○片山虎之助君 国が減税をしたら地方も同じように減税をするということ。
○片山虎之助君 国税に地方税がつき合うというのは、今までも国税がやったら地方税が必ず全部減税したわけではないんです。これは時々なんです。つき合ったこともある、つき合わないこともある。このところはつき合っています。それは外国には一切例がありません。ドイツは州と連邦の共通税ですから、...全文を見る
○片山虎之助君 時間がだんだんなくなってまいりました。  省庁再編なんですが、今度、本部の事務局というのが大変重要なんです。各省設置法や独立行政法人通則法その他は全部本部の事務局で一括してやるんだから、各省じゃないんです。そこで、そこには各省がチャンピオンを送り込んできますよ。...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今回の省庁再編、本当に明治以来大変なことなんですが、二十二を十三にするわけでしょう、一府十二省庁に。  ところが、どうも世間の受け取りは、リストラだとかスリム化というよりも、大きな役所をつくった、巨大官庁を大ぐくりでつくったという感じが大変あるんです。だ...全文を見る
○片山虎之助君 公の仕事、国家機能というんでしょうか、税金でやることは何かということを総理は四つの分類でよく説明されますけれども、アダム・スミスの夜警国家なんというのはわかりいいんですよ、国家は夜警だけやればよろしいと。だから、そういうふうにどこまでどう限定するか、時代が違います...全文を見る
○片山虎之助君 質問をお聞きになっていないのかもしれませんが、何で十五から十七にしたのか。もう結構です。  そこで、省が十です。官房長官が内閣府です。恐らく防衛庁は防衛庁長官という専任担当大臣ができる。金融庁は長官はお役人ですよ。それは担当大臣ができるのかもしれません。あるいは...全文を見る
○片山虎之助君 それはまたの機会にいたします。  そこで、ネーミングなんですが、私はネーミングの問題は、たかがネーミング、されどネーミングだと思っております。そこで、いろんな経緯があって附則が入りました。省名を検討すること、検討した結果、基本法と異なる名称にすることも妨げない。...全文を見る
○片山虎之助君 審議会でもつくるんですか。だから、だれが検討して、だれが決めるのかということだけ。
○片山虎之助君 私は、省名は的確で簡明で、できれば短い方がいい、長くても構いませんよ、そう思いますので、ひとつよろしくお願いします。  そこで、一番長い名前の省に関係する文部大臣、御所見があったら。
○片山虎之助君 もう時間がなくなりましたが、郵政公社のことを少し聞きたかったんです。前の公社がだめで今度の郵政公社はいいという、どこが違うのか。何か郵政大臣、お考えがあったら簡潔に。
○片山虎之助君 私の持ち時間がだんだんなくなってまいりました。  最後にデノミの話、日銀総裁に来ていただいておりますが、一年半前に国会で総理は今は考えていないということを答弁されています。  私は、一年半の間に大きく事情が変わったと思うんです。円の国際化が必至ですよ。そうしな...全文を見る
○片山虎之助君 総裁、コストの問題は、例えばかかったコストは税をまけてやるとか、まあこれは税でいろんな議論があるかもしれぬ。あるいは公的な補助か何か別の形の支援をしてやれるか、私はいろんな知恵が出ると思うんですよ。  将来は必要だと、今は慎重にと。それがいつもツーレートなんです...全文を見る
○片山虎之助君 私は、基軸通貨になるなら、やっぱりドル、円、ユーロはある程度似たような単位になるのがベターじゃなかろうか。イタリアが今度ユーロに入っちゃいますから、リラというのはなくなる。それでもうみんな三けたはないですね。  だから、今言われた総理の御意見もわかりますけれども...全文を見る