片山虎之助
かたやまとらのすけ
比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月03日 | 第147回国会 参議院 憲法調査会 第3号 議事録を見る | ○片山虎之助君 自民党の片山でございます。 最後に恐らくなるんでしょうが、御指名を賜りまして大変ありがとうございます。私は余り出ていないものですから、しかも初めて発言させていただくものですから、概括的なざっとしたことから話をさせていただきたいと、こう思います。 私はかねが...全文を見る |
○片山虎之助君 もう一言しかありませんから。中身はありませんから。 それで、あと一年半で任期切れますから、私も一区切りはせにゃいかぬと思います。結論を出すんじゃないんです。恐らく一年半の議論をうまく中間的にまとめるということは努力が必要だと思います。 それから、もう時間が...全文を見る | ||
04月25日 | 第147回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○片山虎之助君 自由民主党の片山虎之助でございます。どうかよろしくお願いいたします。 きのうから始まりました衆参の予算委員会、森新総理の初登場、デビューでございまして、国民の皆さん、一生懸命テレビを見ておると思いますので、私は毎回申し上げておりますが、できるだけわかりやすい質...全文を見る |
○片山虎之助君 森総理は、総理になられた後の御感想で、自分が小渕前総理の後継になったのは天命だ、小渕さんの思いを果たすことが天命だ、こう言われました。どうかぜひ天命を全うしていただきたい、こういうふうに思います。 最近の森内閣及び自民党の支持率は比較的高うございます。読売新聞...全文を見る | ||
○片山虎之助君 森総理は、幹事長時代、去年の一月に自自連立ということをおやりになり、それから秋の臨時国会から自自公連立、それから、今回は自由党の皆さんが離脱されましたが、保守党という形で多くの方に残っていただいて自公保の連立になりました。 私は、平成五年の、あれは細川内閣でし...全文を見る | ||
○片山虎之助君 森総理の言われたように、連立は本当に参議院の状況から私は生まれたものだと思います。ぜひ我々は三党連立を大切にしながら、より国民の理解を深めていく努力を森総理の御指導のもとやってまいりたい、こういうふうに思います。 そこで、所信を読ませていただきました。所信を聞...全文を見る | ||
○片山虎之助君 わかりました、大体。経済新生が核なんだけれども、もう少し小渕前総理が言われたよりは広いというふうな受け取りをしてよろしゅうございましょうか。ここは言葉の定義をやるようなところではありませんが、森総理の御感触は理解できました。 そこで、森総理の好きな言葉、座右の...全文を見る | ||
○片山虎之助君 大変、今、総理のいろんなお考え、よくわかりました。 滅私奉公は言葉が悪いんじゃないんですね。戦争、戦前使った人が悪いんですよ、あれ、あの当時の。そのイメージが皆さんにあるので、ぜひ新しいニュー滅私奉公でこれは頑張っていただきたい、こういうふうに思います。 ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 富国有徳を三つに分けてわかりやすくしたと、こういうふうに理解すればよろしいかと思います。 そこで次に、景気の方に質問を移らせていただきたいと思います。 私は去年の通常国会の予算委員会の質問で、二月の終わりごろだったと思いますけれども、景気回復を打線に例える...全文を見る | ||
○片山虎之助君 ちょっと質問を全部正確にお聞きになっていないからあれでございますが、一番二番は今くたびれているんでしょう、公共投資、住宅建設はちょっと。それで、四番の設備投資が動き出して、これはゼロ金利もありますね、先ほど議論があった、あるいはセーフティーネットという形で破産して...全文を見る | ||
○片山虎之助君 それでは、郵政大臣に。 | ||
○片山虎之助君 今、経企庁長官から雇用の話が出ましたが、景気はなだらかに回復の軌道に入りつつある。しかし、雇用はよくないんですね、お話がありましたように。有効求人数や残業時間はふえていると聞きますけれども、二月の完全失業率は四・九ですね。〇・二ふえている。三百二十七万人ですね。景...全文を見る | ||
○片山虎之助君 今、両大臣からもお話がありましたように、今言われるように技能転換の時期で、今後一年から一年半の過渡期で効果が出てくると、こういうことなんですが、基本的にはやっぱり雇用機会の増大というんでしょうか、中小企業は相当多くの人を雇うわけでありますから、中小企業に対するてこ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 そこで、労働大臣、長期的な労働力の需給見通しなんですが、少子化でやっぱり労働力全体は私は減ってくると思うので、高齢者なり女性の方なんということになるんでしょうけれども、外国人労働者については労働省は余り入れたくないというような前からお考えと聞いておりますが、間違い...全文を見る | ||
○片山虎之助君 よろしくお願いいたします。 それでは、景気絡みで、株価、先般のアメリカ市場に端を発しました株価の乱高下について若干お尋ねいたしたいと思います。 結果としては株価は返ったわけでありまして、日本も完全に返っていないかもしれませんが返りつつある、こういうふうに思...全文を見る | ||
○片山虎之助君 大蔵大臣、ありがとうございました。経済が順調に二十一世紀に向かって回復していく、それの反映でございますから、株式の方も似たような上昇過程をたどるんではなかろうかという一般論のお答えでございました。ありがとうございました。 そこで、財政に話を移しますが、一匹のウ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 世の中には誤解がございまして、一兎路線というのは、もう景気回復のためには何でもやるんだけれども財政構造改革は横に置いているんだと、一切考えてないと。いや、それは間違いなんです、それは間違いである。今の景気回復を懸命にやりながら、財政構造改革も視野に入れて、既に財政...全文を見る | ||
○片山虎之助君 だから、今、大蔵大臣のお話のように、今度景気回復が進んでくると、だんだん財政構造改革のウエートを高くしていく、景気回復のためにいろんな諸措置、諸施策を少しずつ落としていく、こういうバランスの中に私は財政構造改革がさらに進んでいくんだろうと思います。 そこで、き...全文を見る | ||
○片山虎之助君 そこで、来年度の予算編成、大分先の話になりますが、総理は所信の中で、私みずからの主導で二十一世紀のスタートにふさわしい予算編成を行いたい、こういうふうに言われております。 そこで、恐らく昨年度の経済成長は、先ほどの経済企画庁長官のお話のように、プラスになるのは...全文を見る | ||
○片山虎之助君 総理の言われることはわかりますが、来年度の予算編成は、やっぱり八月末までに各省庁に大蔵省に概算要求させて十二月、年末までに予算編成をされるお考えなら、やり方としては去年までと同じですよ。そこでどういう工夫を入れられるのか。経済財政諮問会議はまだできてないことになる...全文を見る | ||
○片山虎之助君 神奈川県で発生しました誘拐事件が無事解決したということが、けさテレビで盛んに報道されておりました。 この事件の特徴の一つに、プリペイド方式の携帯電話で、どこそこの銀行に金入れろと執拗にその指示があったようであります。この電話は身元を明らかにすることなく使えると...全文を見る | ||
○片山虎之助君 公安委員長のお話のように、実態を警察としてもよく把握していただいて、郵政省その他と御協議を賜りたいと思います。 そこで、郵政大臣、犯罪を助長するために携帯電話があるわけじゃないんですけれども、結果としてはそれがうまく使われるというと、何らかの規制、場合によって...全文を見る | ||
○片山虎之助君 よろしくお願いいたします。 そこで、教育改革に入りますが、教育改革につきましては小渕前総理も大変御熱心でございましたが、特に、今度の森新総理は大体文教族でございまして、文教族のドンでございまして、文部大臣もおやりになっている。そういうことでこれから教育改革は一...全文を見る | ||
○片山虎之助君 そこで、教育改革国民会議というのができておりまして、ここで今いろんな御検討をされておりますが、夏ごろまでに中間報告を出させて、その後国民の意見を幅広く聞いて、その後に国民的運動を展開していくということを総理が所信で言われておりますけれども、具体的なプラン、スケジュ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 私、かつて予算委員会で申し上げたことがあるんですが、教育のエデュケートという言葉は、英語でもラテン語でも引き出す、引き出して養い育てるという意味なんだそうですね。ところが、今の教育は押しつけているわけで、福沢諭吉は教育という言葉はだめだ、発育にしろと言ったそうです...全文を見る | ||
○片山虎之助君 そこで、文部大臣にお尋ねしますが、教育基本法の中のもう一つの問題点は、生涯学習、生涯教育の発想がないんです。あの当時だから私はしようがないと思います。 その点についてのお答えと、二十一世紀の日本構想懇が英語を第二公用語にしろ、こういうことを提案されていますね、...全文を見る | ||
○片山虎之助君 英語の力をつけるには入学試験に英会話を入れたらいいんですよ。おやりになったらいかがですか、英会話の入学試験。 | ||
○片山虎之助君 時間がなくなってまいりましたので、外交のことにちょっと触れたいと思いますが、総理は所信で、外交の基本的な考え方を創造的外交、今は亡き安倍晋太郎外務大臣の言われた創造的外交に言及をされております。この四月末から五月の連休でサミットの参加国を全部お回りになるようでござ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 ぜひ、橋本、小渕両総理がエリツィン大統領と結ばれましたお互いの信頼関係をさらにプーチン大統領と発展させていただきたい、こういうふうに思います。 そこで、今お話しの九州・沖縄サミットでございますが、サミットが始まって二十五年目だそうです。しかも、二十世紀と二十一...全文を見る | ||
○片山虎之助君 三月十八日に台湾の総統選挙がありまして、民進党の陳水扁氏が総統に当選されました。いろんな経緯がありますが、選挙後は大変両者とも現実的な対応をしていると、こう聞いておりますが、外務大臣、我が国として中台関係の平和と安定のために何ができますか。 | ||
○片山虎之助君 四月初めに滋賀県の大津でG8の環境大臣会合が開かれまして、環境庁長官お出になりまして、ことしの十一月にオランダのハーグでCOP6が開かれる、それを成功させよう、京都議定書の早期発効に努力しようと、こういうことをお決めになったわけですが、あの取り決めを具体化する、現...全文を見る | ||
○片山虎之助君 どうも、総理初め各閣僚の適切な御答弁ありがとうございました。 関連質問に譲ります。 | ||
10月06日 | 第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○委員以外の議員(片山虎之助君) 提案理由の説明に先立ちまして一言申し上げます。 先ほど中国地方におきまして、境港市を震源地に地震があるとの報に接しました。被災されました皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、与党としまして政府と一体となってその対応に万全を期す所存でありま...全文を見る |
10月10日 | 第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、森山委員からいろいろなお話がございました。 お尋ねの点に直截にお答え申し上げたいと思いますけれども、昨年の六月に御指摘の実務者会議というものができたわけであります。それは、議長と代表者会議の意を受けて、実務者が集まっていろんな相談をしよう...全文を見る |
○委員以外の議員(片山虎之助君) 森山委員から三点の御質問がございました。 まず、定数削減問題についてでございますけれども、森山委員言われましたように、国家公務員はこの十年間で二五%削減する。独立行政法人に移行するのもカウントしておりますから実質はそれより低うございますけれど...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、木村委員から大変適切なる御指摘をいただきました。 この委員会は全く適法、正常な手続を経てできた委員会でございますし、そういう意味では我々は全く問題ない、こういうふうに思っております。むしろ、野党の皆さんがそれぞれの思惑でお出にならぬことが...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、益田委員が言われましたような御指摘をあちこちで私も耳にするわけでありますが、有名人、人気のある人といいましてもいろいろあるんですね。人気だけの人もありますしね。人気だけではなくてもう実力も十分ある、専門的な学識がある、もう大変レベルの高い文化...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) どうも益田委員に大変難しい宿題をいただきまして、私も常日ごろ国会議員のあり方、政治家のありようということを考えております。自分としてはまだ結論を得ておりませんけれども、今、益田委員が言われたことは全くそのとおりだと思います。そういう意味で、今後お...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) それでは、私がお答え…… | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) ああそうですか。 この問題が唐突だという御指摘でございますが、これは拘束比例代表制を導入したときに議長が、これ二回やったら見直そうと、大変問題がある制度だと、こういうことを言われて、平成二年でちょっと昔ですけれども、第八次の選挙制度審議会でき...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 佐藤委員、いろんなお立場がありお考えがある中でこの委員会に御参加賜っていることには、発議者として私はまず感謝を申し上げたいと、こう思います。 それから、池田総理や小渕総理のことを言われて、寛容と忍耐、謙虚、全くそれは心しなければならない、政治...全文を見る | ||
10月11日 | 第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、入澤委員からいろいろ御指摘がございました。 まさに委員が言われたような、参議院は衆議院に比べて私も特色があると思います。一院制と二院制、どちらがいいかというのはいろんな議論があるんですけれども、やっぱり二院制をとるということは、議会制民主...全文を見る |
○委員以外の議員(片山虎之助君) 私も余り立法当時の事情に詳しいわけじゃありませんが、調べた人の話によると、三十歳というのは、当時のGHQとの話し合いの中で三十歳が適当ではなかろうかと決まったようですね。 それで、何で三十歳かということは、当時の国会のやりとりを見ますと、年齢...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今るる脇委員の御高説を拝聴しまして、ほとんど私も同感するところであります。 特に、十月六日の議院運営委員会における混乱、主として野党の皆さんが実力で開会を阻止しよう、入室を阻止しよう、こういうことから始まりまして、それから、院を越える衆議院の...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 脇委員の言われることもよくわかるんですが、これはあくまでも比例の選挙なんですよ。比例の選挙というのは党を選んでもらうんですね、一義的には。各党が名簿を出して、その名簿を出してどうでしょうかという選択を国民に仰ぐわけで、だから脇さんが言われるのと余...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 選挙制度はいろんな考え方、仕組みがあってもいいと思うんですよね。それで、今の恐らく脇委員の議論は、順番をつけるかつけないかは各政党に任せろ、こういう議論だと思います。それから、平成六年のときの議論はミックスなんです。何人かへ順番をつけて、残りは得...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 済みません、若干の補足をさせていただきます。 脇委員、余っているから減らすんじゃないんです。余っていないけれども減らすんです。それが、国家公務員も地方公務員も、地方議会も民間も、余っているから減らしているんじゃないんです。だから我々も、余って...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、亀井委員から御質問ございましたが、この非拘束比例名簿方式は大変長い経過があるわけでございまして、午前中も御答弁いたしましたけれども、五十七年に決まって五十八年から導入した。その際に徳永議長は、二回たったら六十一年の選挙以降に見直そうと、こうい...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、弘友委員の言われました参議院選挙制度の検討委員会、自民党で三人出まして、坂野さんが座長代行なんですが、下稲葉先生が比例の方の代表で、私は都道府県選挙区の方の。そこでいろいろ議論しましたけれども、今のお話のように、共産党を除いたら、拘束は問題が...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今お話しのように、実務者会議は各派代表者懇の下部機関なんですね。各派代表者懇で議論し、場合によっては物を決めてもらうための素材を提供するわけで、考え方を整理したり意見を集約するところなんですね。結果としては実務者会議で中心的に議論をしたのは定数削...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 言われたように、十月二日に特別委員会が開かれて、これは実力行使による野党の妨害がありましたが開かれて、倉田委員長及び理事を互選した後、直ちに斎藤議長は各派代表者懇を招集されたわけであります。四時にということでございましたが、議長の言によると、三時...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 石井委員御承知のように、供託金制度というのは泡沫候補、選挙を食い物にするような候補を抑制しよう、こういう趣旨なんですね。ただ、どれをどうやるかはまさに立法政策の問題で、今の制度では当選者の二倍までになっていますね、それを超えたら没収する、没収され...全文を見る | ||
10月13日 | 第150回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○委員以外の議員(片山虎之助君) さすがに小山委員は憲法調査会の理事さんだけあって、憲法の制定過程も相当御研究されておりまして大変参考になりましたが、二院制をとっているわけですね、我が国は。そうしますと、一院を衆議院にし、第二院を参議院ということにしますと、やっぱり一院というのは...全文を見る |
○委員以外の議員(片山虎之助君) 選挙制度には大きく分けて比例代表制と多数代表制とあるわけですね。多数代表制というのは個々人に投票して多数を得た者が当選する。比例代表制というのは、小山委員御指摘のように、各政党が名簿を出してその名簿で政党を選んでもらう投票なんですね。政党を選ぶ選...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) やっぱり比例代表選挙ですから、政党を選ぶということがあって、仮に今、小山委員の言われる石原さんに入れた人も、石原さんが属する党を選んでいるんですね。ただ、その選んだ党の中では石原さんにトップ当選をしてもらいたい、そういう意思が石原愼太郎という票に...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 小山委員御指摘のとおり、拘束式とか非拘束式とかというのはわかりにくいですね。拘束なんというのは何となく何かぎゅうぎゅう縛られたような感じがしますし、それじゃ非拘束といってもイメージが定かでないので。 ただ、恐らく専門的には法令の用語やそういう...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、岩瀬委員からいろいろ御意見をお聞かせ賜りました。参考人の先生方も言われたようですが、国会議員は国会に出て審議に参加して堂々と意見を言うというのが基本的な責務ですね。そういう意味で、審議を拒否するということは自殺行為でございまして、ぜひそういう...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今の世の中は大変変化のテンポが早うございまして、もう一年前、二年前のことは大昔になっちゃう。さらに何年か前のことはもっと遠い過去になるわけでございますから、そういう意味でそんなことがあったのかなと、こういうことになると思いますけれども。 ただ...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) もう何度もここで御答弁申し上げておりますように、あくまでも比例代表なんですね。比例代表というのは党を選んでいただいて、その票で正確に議席を配分する方式なんですね。 ただ、そこで、その中に出す名簿があらかじめ順位をつけている拘束式名簿か、順位を...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 野党の模擬質問ですから少し丁寧に答えなければなりませんが、第三者の関係で言えば、第八次の選挙制度審議会もありますし、有識者懇もありますし、それはもう十分議論を積み重ねているんです。もともと、導入したときの議長は二回やったら見直そう、こう言っている...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今、森本委員るる言われまして、私も全く同感でございますし、今、昨日の四人の参考人の御意見の開陳もありました。言われることはほぼその点、審議拒否がだめだという点で全く一致しておりますね。 傍聴に野党の先生方もおられますけれども、これは釈迦に説法...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) その横流しの話はきょうも何度も御指摘がございましたのでお答えしましたが、この制度はあくまでも比例代表の選挙制度でございまして、政党の名簿を選ぶわけであります、政党の名簿を国民の選択に仰ぐと。 その名簿のやり方に二通りあって、党が決める拘束名簿...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 今回の法案の審議で、いろんな経緯があるんですが、野党の皆さんがなかなか出席に応じていただけない。私は、参考人の先生方はできるだけこれについて批判的ないしは消極的な意向の人を入れたらどうかということを理事さんに示唆いたしまして、そういう先生方が選ば...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) この審議が始まりまして以来、佐藤委員の言われるような議論はいろいろあるわけです、唐突論は。 そこで、今学生のことを言われましたが、今の学生、若い人は政治的無関心がふえているんですよ。これはやっぱり政党、政治家ともに私は責任だと思います。また、...全文を見る | ||
○委員以外の議員(片山虎之助君) 繰り返しましたように、これは五十七年に導入したときに、当時の議長が二回やったら見直そうと、それが六十一年なんですよ。それから、平成二年の第八次選挙制度審議会の答申、皆公になっていますよ、国民の皆さんの目に触れている。平成六年に上野委員会というのが...全文を見る | ||
10月23日 | 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○片山参議院議員 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・保守党及び公明党を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 参議院の選挙制度につきましては、昭和五十七年に拘束名簿式比例代表制が導入されましたが、候補者の顔の...全文を見る |
○片山参議院議員 今細田委員からの御指摘でございますが、現在の拘束名簿式比例代表制というのは昭和五十七年に導入したものですね。それで六回選挙をやりまして、そういう意味では約二十年間たっているわけでありますが、導入するときから大議論があったんですよ。まあしかしいろいろな議論を経て、...全文を見る | ||
○片山参議院議員 先ほど説明しましたように、平成二年に第八次選挙制度審議会がしっかりした答申を出したんですね。それをもとに参議院の比例代表制度を改めようということで、平成六年に超党派の検討委員会をつくりまして、そのときは自民党は残念ながら野党でございまして、社会党の当時の上野さん...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今細田委員からお話がありましたが、選挙制度に百点はないんですね、昔から。だから、常によりよい制度を目指して、お互い研さんし、切磋琢磨をしなければなりませんが、全国区という五十七年までは大変な制度を経験して、そのリアクションというのか、大きな反省から今の拘束名簿式...全文を見る | ||
○片山参議院議員 堀込委員には野党質問第一号で、大変ありがとうございます。参議院の質疑の中でも、与党が、野党なら恐らくこう質問するだろうというシミュレーション的な質問がありましたが、本当の野党がちゃんと質問されるというのは第一号でございまして、大変敬意を表したい、こういうふうに思...全文を見る | ||
○片山参議院議員 堀込委員、先ほども言いましたように、政党間では何回も今まで長い経過の中で話し合ってきて、しかも平成二年には第八次選挙制度審議会という大変権威のある第三者機関が政府に答申したのですね。あのメンバーを見ていただきたい。恐らく日本でその当時の最大のそういう有識者、経験...全文を見る | ||
○片山参議院議員 都合のいいところだけをつまみ食いしていませんよ。よく見てください。八次審の第二次答申とおりの案が、我々の今度の皆さんに御議論賜る案でございます。 それから、いろいろおっしゃられましたが、たなざらしじゃないんです。何度も議論してきたのです、八次審の答申をもらっ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今、いみじくも御指摘になりましたが、私も個人的には、参議院を、衆議院との比較の中で独自性を出すためには、本当に有識者の良識の府にする必要があると途中では考えました。 私は、あれは平成五年だったか六年だったか、私個人の私案として候補者推薦制というのを提案したの...全文を見る | ||
○片山参議院議員 堀込委員、二院制というのは世界的に大変難しいのですよ。日本の二院制はある意味では特殊なんです。イギリスは、御承知のように貴族院ですね。ドイツの連邦参議院は、連邦の代表者が集まるあれなんです。そういう意味で、日本は、これは憲法をつくるときのいろいろな経緯もあるのだ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 いやいや、それは、何でこの非拘束を採用するかという話を何度も申し上げているので、同じことをまたおまえは繰り返しているじゃないかと言われそうですから、もう詳しく言いませんけれども、今の国民の皆さんの考え方は、私は、価値観や物の考え方が非常に多元化しておると思います...全文を見る | ||
○片山参議院議員 全国区とは違うのですよ。全国区は、四百人か五百人か知りませんが、その中から人を選ぶのですよ。この比例代表非拘束名簿方式は、まず党を選ぶのです。まず党を選んで、党の中でだれを当選させたいかを選ぶのですよ。まず選ぶのは党なのですよ。それは四十八人か三十人か知りません...全文を見る | ||
○片山参議院議員 いやいや、全然おかしくないのですよ。 今の選挙のやり方には、多数代表制と比例代表制とあるのです。多数代表制というのは、候補者個人の票の多寡をもって当選を決めるのです。比例代表制というのは、各党が候補者の名簿を出して、それで争うのが比例代表制なんです。その比例...全文を見る | ||
○片山参議院議員 何度も申し上げておりますが、今回我々が提案している制度は比例代表制なんです。比例代表制というのは、何度もこれまた言いますけれども、政党が出した名簿に候補者を載せて、それを選んでいただく制度でありまして、したがいまして、衆議院の場合でも、これはブロック比例ですけれ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 何度も言いますけれども、比例代表制ということでありますから、これは合憲であるし、四十三条に何ら違反しない。 | ||
○片山参議院議員 何度も同じことを押し問答風にやるのもいかがかと思いますけれども、比例代表というのはそういう制度なんですよ。衆議院のブロック比例は直しましたけれども、その前は、場合によってはゼロでも当選したわけであります。比例代表制というのは、そういうある一種の問題点があるという...全文を見る | ||
○片山参議院議員 佐藤委員の御指摘もよくわかります、全国区を経験されたのかどうか知りませんけれども。 そこで、今回は全国区じゃないのですよ。何度も言いますけれども、比例代表の非拘束ですから、やはり党に相当部分のいろいろな選挙運動の役割を担わさなきゃいけません。例えば、今の拘束...全文を見る | ||
○片山参議院議員 佐藤委員言われるように、個人競争という面はどうしてもありますよ。だから、それが過熱するということも私は十分考えられると思います。思いますけれども、やはり今の拘束でも、それぞれの候補を応援する団体や組合やいろいろなものはそれなりの工夫をしてやっているのですよ。 ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 水かけ論になるかもしれませんが、我々は、今の拘束を非拘束に直すについて、全国区の復活、再来は断じてこれは慎みたい、こういうことで今の仕組みをつくっておりまして、主として佐藤委員の言われるのは運用の問題、やり方の問題ですね。それは私は、これから各党が考え、各候補者...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今いろいろお話がございましたが、私は、その有名人、人気の高い人もいろいろあると思うのですね。例えば、専門的な領域その他で大変な実力のある人、そういう人は大いに参議院に来てもらいたい。参議院というのは良識の府ですから、そういう実力のある有名人は大歓迎であります。 ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 佐藤委員は自治大臣をおやりになりましたから、自治省の内部の事情にも大変お詳しゅうございますけれども、なるほど、制度を直すときに、今お名前が出ました金丸三郎先生や松浦功先生が相当苦労されたことは事実ですね。私も大変よく承知いたしております。 ただ、恐らくあのと...全文を見る | ||
○片山参議院議員 私も必ずしも全部承知いたしているわけではありませんが、私、平成六年の参議院の超党派の検討委員会の自民党の委員でございまして、その前に自民党の中で議論いたしましたが、ストレートに全国区に返すという意見はなかったと思います。 | ||
○片山参議院議員 何度もお答えしておりますけれども、佐藤委員、恐らく十分御承知の上での御質問でしょうが、この選挙は比例代表制なんですよ。比例代表制。比例代表制は政党を選ぶのですよ。だから、石原さんの名前が出ましたから申し上げますが、石原さんがいかに巨大な存在でも、比例代表のある党...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今制度は誕生寸前でございますけれども、この制度の考え方は、投票用紙に党名か個人名かを書いていただく。投票所には、自由民主党なら自由民主党、民主党なら民主党、公明党なら公明党と書いて、その下にずらっと三十人か四十人か知りませんよ、十人かもしれぬけれども候補者の名前...全文を見る | ||
○片山参議院議員 第八次制度審議会も、結局、五十七年に全国区の弊害から拘束に改めて、その拘束もさらに問題があるからということで、第八次審は、これは国会議員は入っていませんよ、全部有識者だけの権威ある機関が提案いたしたわけでありまして、そのときは各党の意見がばらばらだったのですね。...全文を見る | ||
○片山参議院議員 佐藤委員の御提案、お考え、全くわからないわけでもないんですけれども、私は、選挙制度というのは、選ぶ国民の側から見て複雑難解な制度はやはり困ると思うんですね。だから、今度の斎藤前議長のミックス方式も、半分拘束、半分非拘束ですから、結局は選ぶ方も選ばれる方もかえって...全文を見る | ||
○片山参議院議員 塩田委員言われる意味はよくわかります。ただ、選挙制度の難しさは、何度も言いますけれども、百点がないということと、各党各会派で相当立場が違うんですね。私は、あえて党利党略とは言いませんけれども、しかし、そういう意味で、これはできるだけ、言われるように選挙制度は議会...全文を見る | ||
○片山参議院議員 塩田委員言われますけれども、定数削減も、自由党さんは大変理解があるのですが、結局、ワーキンググループで定数削減を中心に時間がないということでやりましたけれども、結論が得られないのですよね。与党と自由党は十人削減で、民主党さんと社民党さんは逆転区二名の削減で、共産...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今答弁しましたように、似たような制度はあるのですよ。ところが、国で全部違うのです。選挙制度というのは極めてその国固有の事情や理由で採用されるものですから、日本と似たような制度はあるかもしれぬけれども、今言われたように、同じ制度がよその国にあるかというとないのです...全文を見る | ||
○片山参議院議員 塩田委員、顔が見えるのなら、全国区に返す方がずっとわかりやすいじゃないかと。そうなのですよ。そうなのだけれども、全国区は別のデメリットがいっぱいあるのです。そこで我々は、全国区には返さないけれども、拘束よりは顔の見える制度、こう考えたわけであります。 | ||
○片山参議院議員 委員は突如出したと言われました。突如でないことの説明を、るるほかの質問者の方にお答えしましたので、あなたも時間が少ないでしょうからもう繰り返しません。 それから、与党のみでというのも何度も申し上げました。野党も国会審議に加わってほしい、国会以外の政党間の話し...全文を見る | ||
○片山参議院議員 いやいやそれは、あなたがどういうデータであれしたか知りませんが、私は入っていないと思います。 | ||
○片山参議院議員 私も全く知りません。うちの事務所かだれかがあれしたのかもしれません。調べてみましょう。私は全くそのあれはありません。 | ||
○片山参議院議員 今お答えしたでしょう、調べてみますということで。 本来の議論をやってくださいよ。(佐々木(憲)委員「今、本来の議論をやっているのだ、本来の議論をやっているのですよ」と呼ぶ) | ||
○片山参議院議員 何度も既に他の提案者が申し上げましたように、現在捜査中の事案であり、我々提案者として答える立場にはありません。 | ||
○片山参議院議員 四千円だと聞いております。 | ||
○片山参議院議員 何度も申し上げておりますが、我々は、きょうは公職選挙法の一部改正案の提案者として参っておりまして、今委員の言われることにお答えする立場にはありません。 | ||
○片山参議院議員 例の二月二十五日の実務者会議の報告書の話は、私はきょうも何度も申し上げました。これは、定数削減をとりあえずやる、定数削減をやる場合に、ほかの制度もどうするかというと、絡むとややこしくなるから、現行制度を前提にワーキンググループが定数削減をやる、これだけの話なんで...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今川委員、政党の枠の中での個人本位の選挙なんですよ。だから、どちらを書くかというのは、それは個人名でもいいし、政党名でもいいんですよ。ただ、我々は、今度は個人に当選順位を決めてもらう選挙ですから、政党を念頭に個人名を書いてもらった方がベターではないか、私個人はこ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 金がかかり過ぎるその他旧全国区の弊害が復活するのではないかという御指摘、これはほかの委員の皆さんの質問にも私答えましたが、制度としては、金がかからないように、旧全国区の弊害が出ないような工夫をしております。党と分担をして選挙運動を展開していく、ただし、運用ではい...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今川議員、これまた何度もお答えしましたように、私は臨時国会が始まる前から野党の皆さんに、ワーキンググループでも代表者懇談会でもいいからやりましょう、国会が開いたら我々は法案を出させていただくから、国会の委員会あるいは本会議で堂々と議論しましょうと何度も申し上げた...全文を見る | ||
○片山参議院議員 私は、大変遺憾な事態だと思います。我々も反省すべき点はしますけれども、より反省をしていただきたいのは、野党の審議拒否、話し合いに応じない態度ではないかと思っております。 | ||
10月24日 | 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○片山参議院議員 御承知のように、戦後我が国は衆議院と参議院の二院制になりまして、参議院では、職域代表ということで全国区ができて、地域代表ということで都道府県選挙区ができたわけであります。ずっとそれでやってまいりましたが、全国区選挙は、これは個人が全国を相手にする個人選挙でござい...全文を見る |
○片山参議院議員 玄葉委員、冒頭に参議院の青木幹事長の言葉を言われました。記者会見のときは大体幹事長と国対委員長は同席するんです。私もおりましたが、まさにどの選挙でも政党にとっては党の命運をかけて戦うんですよ。来年の参議院選挙もそうですし、ことしの衆議院選挙もそうだったわけであり...全文を見る | ||
○片山参議院議員 我が国は昔から自書式なんですよ。あなたの言われるのは記号と自書を組み合わせとか、二重投票みたいな話なんですよ。我が国は識字率も知識水準も大変高いので、しかも、そんな複雑なことをする必要がないと私は思う。むしろ国民の皆さんに、この党のこの候補者、この名簿登載の候補...全文を見る | ||
○片山参議院議員 参議院のこの新しい制度は一つもわかりにくいわけじゃないと私は思いますよ。衆議院の方がむしろわかりにくい、一方は個人の名前を書いて、もう一方は政党の名前を書くんだから。今回は、都道府県選挙区は個人の名前、非拘束の比例の方は個人の名前を書いていただいてもいいし、嫌な...全文を見る | ||
○片山参議院議員 衆議院と参議院が違うのは、一つは、参議院は解散がないのですね。任期保障があるのです。半数改選なんです。これは長期性、継続性があるということですね。それからもう一つは、御承知のように、被選挙権が、衆議院は二十五歳以上ですけれども、参議院は三十歳以上なんですね。これ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 これはいろいろな見解の違いもあると思いますけれども、私は、非拘束の方が恐らく候補者の名簿登載も幾らか数が多くなると思いますし、国民がいろいろな観点から選ぶわけですから、党が選ぶということは神様でない限り本当に公平な順位づけができない。今までは、今小池委員からお話...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今もそういうお声がありましたが、国民が選ぶのですよ。無名の人でも実力があって本当にふさわしい人なら、その人の選挙運動のやり方や党の後援の仕方や、あるいは、もう日本は過度のマスコミ社会ですから、マスコミの皆さんがほっておきませんよ。私は、そういう人をちゃんと国民の...全文を見る | ||
○片山参議院議員 これは玄葉さん、考え方なのですよ。今須藤さんが言われたのは、比例代表の中の拘束を非拘束に直すという意味では応急的、そういうとらえ方もできるけれども、今まで党が決めた順位を国民の皆さんに直してもらうという意味では抜本なのですよ。 それから、堀江先生は、第八次制...全文を見る | ||
○片山参議院議員 いろいろ今御指摘がございましたが、この選挙は五十七年に入れまして、二回やったら見直そうということを議長所信の形で各会派が合意して、そういう意味では六十一年からずっとやってきているのですよ。何度もきのうも申し上げましたから言いません。 権威ある第三者機関も参議...全文を見る | ||
○片山参議院議員 我々から言わせていただくと、二十年間ずっと待ってきた。二十一世紀を控えたこの機会に、しかも衆議院の選挙制度が小選挙区ブロック制で定着したこの機会に、参議院の自主性を高めるためにも、来年は二十一世紀ですから、ぜひこの制度を導入したい。国民の皆さんの理解が相当進んで...全文を見る | ||
○片山参議院議員 私は、この臨時国会冒頭から、この法案を出させていただくので議論を始めましょうと、臨時国会が始まる前から野党の皆さんに提案してきたのですけれども、なかなか受け入れていただけなかった、大変残念であります。 この案は、何度も繰り返しますけれども、平成二年の第八次選...全文を見る | ||
○片山参議院議員 時間もあれなようですから、簡単にお答えしますが、衆議院の場合には、小選挙区とブロック比例ですね。小選挙区にある党を入れて、ブロック比例は別の党を書くということは当然なんです。参議院の場合も同じでございまして、都道府県選挙区である党の個人の名前を書いて、比例代表で...全文を見る | ||
○片山参議院議員 何度もお答えしておりますように、この制度は比例代表制度でありまして、今までは拘束名簿、今回は非拘束名簿にするわけでありまして、各政党は名簿を出すわけですよ。非拘束名簿を各政党は出す。比例代表ということは国民周知なんですよ。 我々は、その中で政党を選んでいただ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 先ほどどなたかにもお答えしましたけれども、今の国民の皆さんは、若い人を中心に政治離れ、政党離れというのがあるんですよ。だからそれを、離れていっていただくのはぐあいが悪いので、やはりそういう意味では、国民に親しめる、顔の見える選挙制度をとることが、私は、各政党のあ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 委員が言われるように、比例代表制と小選挙区を比べたときに、比例代表は鏡のように有権者というか選挙民の意向を反映するということですよ。それはどういうことか、死票がないということですよ。死票がない。小選挙区の場合には、五一%をとればいいんですから、四九%が死票になる...全文を見る | ||
○片山参議院議員 きのう来、何度も私は申し上げているんですよ。 裸の個人を選ぶのじゃないんですよ。政党の名簿に載った、その政党の名簿搭載候補である個人を選ぶんですよ。それは、あなたが言われるように、なるほどその名簿の中にはその人にとって好ましくない人があるかもしれません。今の...全文を見る | ||
○片山参議院議員 委員の御見解はお伺いしましたけれども、我々は、何度も言いますように、この制度が現行制度よりベターであるという確信のもとに出しているわけでありまして、あなたは制度も運営も含めていろいろなことを言われましたけれども、今の公選法を初め政治資金規正法は、かつてのようなそ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 きのう来何度も申し上げておりますけれども、二十年の歴史の中で、たび重なる検討を経てこの案を提出いたしたわけであります。その辺は御理解を賜りたいと思います。 | ||
○片山参議院議員 クオータ制というのは確かにありまして、例えばフランスなどでもその検討がされているようですが、我が国ではやはりいろいろな議論があるんですよ。お考えはよくわかります、私もよくわかるし、参議院に女性議員がふえていただくということは大変私は結構なことだと個人的には思って...全文を見る | ||
○片山参議院議員 私は、先ほど申し上げましたのは、クオータ制を法律上の制度としてきっちり導入することは憲法の関係の議論をクリアしなければならない、こう申し上げました。 ただ、現在の拘束なり、これから我々が導入させてほしいとお願いしております非拘束なりでは、各党の御判断で、拘束...全文を見る | ||
10月25日 | 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○片山参議院議員 遠藤委員言われましたように、ベルギーの方式もかなり考えた制度であると私は思うのです。ただ、いかにも複雑でわかりにくいですよね。ベルギーには名探偵ポアロなんというのがおりますから、頭の体操みたいなことは好きなんでしょうけれども。 やはり今、遠藤委員御指摘のよう...全文を見る |
○片山参議院議員 まさに委員言われるとおりでございまして、何度も申し上げますけれども、選挙制度には多数代表制と比例代表制がありまして、多数代表制は政権交代等でそれなりのメリットがありますが、選挙民の意向を鏡のように映すのは比例代表制でありまして、比例代表制の場合は、得票がそのまま...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今、遠藤委員が言われたとおりなんですね。比例代表非拘束名簿の投票というのは、まず第一に政党を選ぶ、第二に、自分のいいと思う候補者を上位に当選させる制度なんです。 そこで、その上位に当選させる候補者が選挙犯罪を起こして無効になる。だから、その人はそこから排除さ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 私は、選挙制度にベストはないと言いましたのは、本当は、選挙制度というのは議会制民主主義の土俵づくりですから、関係者全部が結構です、この制度はよろしゅうございますというのがベストだと思うんですね。しかし、それはそれぞれのお立場や考えがあってなかなか全会一致、万人が...全文を見る | ||
○片山参議院議員 手塚委員、なかなかいい御提案をいただきまして、将来の課題としてはぜひ検討すべきことだと私は思います。 先ほどの遠藤委員の御指摘にもありましたが、やはりこれだけIT、ITと朝から晩まで言っているのですから、このIT革命の中でやはりそれを利用しなければいけません...全文を見る | ||
○片山参議院議員 私も朝日新聞の調査の結果を見させていただきました。 こういう調査は電話でおやりになりますしね、設問の立て方で相当答えが変わってくると思いますよ。 それからもう一つは、やはり拘束式、非拘束式というのは大変わかりにくいのです。拘束というと手錠をはめられたよう...全文を見る | ||
○片山参議院議員 こういうことなんですね。今度の非拘束は、比例代表で政党の選挙でありますけれども、同時に個人の選挙も一定の限度で認めるわけであります。個人の選挙を認めるから連座制を適用するわけであります。連座制の適用の結果その人が当選無効になるのは、その個人の選挙運動に問題があっ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 個人の選挙運動を認めますから連座制を適用する、個人の選挙運動でその候補者が買収、供応をやるから連座制の適用になる。政党が買収、供応したわけではありません。だから、個人だけが当選無効になる。これが我々の考え方であり、制度の趣旨であります。(発言する者あり) | ||
○片山参議院議員 もう一昨日来、私は何度も繰り返しているのですが、これは比例代表制の選挙制度であります。比例代表制は政党を選ぶのです。ただ、政党を選ぶ前に、政党が候補者の名簿を出すのです。それが拘束名簿で、政党が順番をつける拘束名簿のやり方と、順番をつけずに、個人名を書いてもらっ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 何度もこの間何人かの委員の皆さんからそういう御指摘があって、党名を書いてもいいのですよ。党名を書いてもいいし、個人名を書いてもいいのですよ。それが比例代表制です。 そこで、加藤委員、これは平成二年に第八次選挙制度審議会が答申したものなんですよ。それは、国会議...全文を見る | ||
○片山参議院議員 中井委員の言われることは、拘束名簿ならまさにそうなのです。非拘束名簿は、名簿を出した政党を選んだ前提の上に、その名簿に載っている候補者を選んで、順番を、政党がつけたその順番でいくのではなくて、有権者が名簿の中の候補者を選んでいただいて、その得票の多寡で当選者を決...全文を見る | ||
○片山参議院議員 立法技術上はそういうことになるわけでありまして、ただ、ただし書きで書いておりますけれども、個人名も党名も書けるということは、これは平等で、パラレルなのですよ。ただ、制度としては、非拘束名簿というのは、個人の名前を書いていただいて、名簿の順番を得票の多寡で選ぶとい...全文を見る | ||
○片山参議院議員 いやいや、悪くはありませんよ。間違いではありませんけれども、この制度の趣旨は、政党が出した名簿の中で個人名を書いていただいて、それによって当選を決めるというのがこの制度のみそですよ。それは御承知のとおりであります。したがって、そういう書き方にしたわけでありまして...全文を見る | ||
○片山参議院議員 これまたもう何度も繰り返しておりますが、これは比例代表の選挙でございまして、比例代表というのは、第一義的には政党を選ぶのですよ。だから、この制度も政党選挙なのですよ。ただ、政党を選んだ中で、党が順位をつけるのではなくて、有権者の皆さんに順番を決めてもらう制度なの...全文を見る | ||
○片山参議院議員 その中で、党の幹部でなくて国民の皆さんが選ぶ、そういう制度なのですよ。ぜひ御理解を賜りたい。 | ||
○片山参議院議員 私よりこの点は詳しい提案者がおりますけれども、当然、党名を書いて、党名の下にその党所属の名簿の候補者を書くわけであります。 それから、今中井委員言われましたけれども、党員が選ぶのと国民が選ぶのは全然違うんですよ。国民に参議院議員にふさわしい人を選んでもらうん...全文を見る | ||
○片山参議院議員 何度も答弁しております。似たような制度は、ベルギーにもオランダにも、フィンランドにもその他にもあります。 | ||
○片山参議院議員 フィンランドがまさにそうでございまして、それからベルギーやオランダも、政党がとった票と候補者個人がとった票を合算して議席配分をしている点では、我々が出しているこの案に似ているわけであります。 ただ、同じ制度はないと何度も申し上げているんです。選挙制度というの...全文を見る | ||
○片山参議院議員 三日間の審議で私は何度も繰り返しているんですよ。比例代表制度である。比例代表制度の中には二通りあって、順番をつける制度だ。その順番は、国民の皆さんに個人名を書いてもらうことによって順番をつけるんです。しかし、あくまでも比例代表で政党本位です。ただ、政党本位だけれ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 今回の制度は、かつての全国区に逆戻りする制度じゃありません。各党が名簿を出して、それを選ぶということでまず党を選んで、各党の出した名簿に載っている各党の候補の中から最も適当な人を固有名詞で書く制度でございまして、私は、そういう意味では、旧全国区の弊害と拘束比例代...全文を見る | ||
○片山参議院議員 だから、私は、おのずから節度を持った選挙運動が行われるものと思っております。 | ||
○片山参議院議員 衆議院の選挙制度は、各会派がいろいろないきさつ、曲折の中で合意してできた制度でありまして、おたくの党は私はよく存じ上げておりませんけれども、それでできた制度でございますから、みずからそれをいろいろ批判されるのは天につばするものじゃありませんか。 | ||
○片山参議院議員 これまで経緯、事情については何回も説明してまいりましたが、繰り返しになりますけれども、平成十一年の六月に、参議院の各派代表者懇のもとにワーキンググループをつくったのであります。それが実務者会議でございまして、そこでいろいろなことをやるということになったけれども、...全文を見る | ||
○片山参議院議員 六月の衆議院の選挙もあり、このままでは参議院の選挙制度改革はすべて先送りになる、四年後になる。我々は、衆議院とは違う参議院の独自性のためには、衆議院と違う選挙制度をとりたい。定数削減も含めてやりたい。来年から二十一世紀ではないか。(発言する者あり) | ||
○片山参議院議員 四年先送りは、大変参議院の自主性の確立や権威からいって問題になる、そういうことでこの案を導入する決意をいたしたわけであります。 その間野党には、何回も何回も、国会が始まれば委員会で審議を始めましょう、委員会の審議とあわせて各会派の協議も始めましょうと申し上げ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 いろいろ引き合いに出していただいて、ありがとうございます。 これも既に何度も申し上げましたが、この非拘束比例代表というのは、まず党を選んで、それからその党の名簿の中で当選させたい人を選ぶ、そういう一種の二面性があるわけです。ただ、個人名を書かせますから、ある...全文を見る | ||
○片山参議院議員 党名だけ書いたものは、それは今何度も言いますけれども、第一義的には党の投票ですから、個人の名前を書くのは党の中の順位づけですから、そこをぜひおわかりいただきたい。だから、順位づけの方のいわば権利を放棄したと考えるべきなんですよ。党名は、党は選んでいる。その次は、...全文を見る | ||
○片山参議院議員 委員、きのう私がお答えしましたのは、憲法十四条も十九条も二十一条も、例えば一つの政党が、女性を全く入れない政党ができてそれが名簿を出した場合に、女性がいないことをもってクオータ制に触れるからと、こういうことになれば、やはりそこは憲法違反の議論が出てくるので、私は...全文を見る | ||
○片山参議院議員 もう時間が余りありませんから、私はここで憲法論を云々するのもいかがかと思いますし、私は、憲法に触れる疑いがあるので、触れないかもしれません、したがってそこはきっちり憲法論としてクリアする必要がある。制度として導入するのならば、よその国でも、例えばイタリアでもフラ...全文を見る | ||
○片山参議院議員 何度もお答えしておりますが、昨日も憲法違反なんて明快なことを言っておりませんよ。憲法に触れる疑いがあるので慎重な検討が必要だ、こういうことを申し上げたわけでありまして、あとは運用で、当面は、憲法がクリアできるまでは運用でお考えになったらどうでしょうかということを...全文を見る | ||
○片山参議院議員 私が言っているのは、制度として義務づける場合に、例えばある党が、自分のところは、それは実際の話じゃありませんよ、仮にある政党ができた場合に、私のところは男性だけの政党にします、私の党は女性だけにします、それは思想、良心の自由でそうやりますと。憲法十九条に基づいて...全文を見る | ||
○片山参議院議員 いや、それは恐らく制度としてはニュートラルだと私は思いますよ。ニュートラルだけれども、今の女性の皆さん、大変そういう意味ではお強くなられたので、私は二十一世紀は女性の世紀になるのではないかと思っておりますので、参議院でも衆議院でも、女性議員がこれからどんどん増加...全文を見る |