片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第151回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 竹山議員から、地方財政基盤の強化、市町村合併の促進等への取り組みについてのお尋ねがありました。  地方分権の進展に応じまして、地方公共団体がより自主的、自立的な行財政運営を行うようにするためには、地方財政基盤を充実強化していくことが極めて重要でありま...全文を見る
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○片山国務大臣 元郵政大臣でございます野田委員から、アメリカに行っていろいろ調査された御報告を聞きまして、大変得るところがございました。  野田委員御指摘のように、IT革命の推進は、二十一世紀の我が国の発展を開くかぎであり、我が森内閣の最大の政策テーマであることは御承知のとおり...全文を見る
○片山国務大臣 今北側委員御指摘の三分の一規制は平成八年の九月二十日の閣議決定で決めたものでございまして、白書等では十一年の十月でございますから、三分の一規制に従っていないのが二十法人、こういうことでございますが、現時点では二法人だけであります。大変小さな公益法人でございますけれ...全文を見る
○片山国務大臣 今のお尋ねでございますが、構成員でなければ払ってはいけないということにはなっておりません。
○片山国務大臣 これはもう既に何度も国会で議論になっておりまして、党員というのは党費を払うべき債務を持つわけでありますが、その債務をかわって払うということは認めているわけでありまして。でしょう。幽霊党員とかなんとかという問題じゃありませんよ。  だから、どういう条項を今菅委員が...全文を見る
○片山国務大臣 そのことは、先ほども言いましたように、何度も国会で議論になっているんですよ。委員御指摘の政治資金規正法第五条二項は、法人その他の団体自体が、ある政党、政治団体の党員または会員となり、そういう資格を取って、そういう立場で党費または会費を支払った場合に寄附とみなす、こ...全文を見る
○片山国務大臣 参議院の選挙制度が変わりまして、七月の末には選挙があるということで、今、各都道府県の選挙管理委員会と総務省の選挙部の方でいろいろ調整をいたしておりますが、幾つかの市区町村ではなかなか大変だ、こういう話は聞いておりますが、途中経過でございまして、おとついも話し合いは...全文を見る
○片山国務大臣 もう釈迦に説法でしょうが、選挙制度には多数代表制と比例代表制がありまして、多数代表制は個人を選ぶ、比例代表制は政党を選ぶ、こういうわけですね。  そして、比例代表制の中に拘束式の名簿と非拘束式の名簿と二通りありまして、拘束式というのは順番を党が決める、非拘束とい...全文を見る
○片山国務大臣 幾つかの名簿が出まして、その名簿の人を選ぶときにその党も選んでいるんですよ。だから、ワン動作で党も選び、人も選ぶ。こういうことでございまして、ただ、人を選ばないケースもありますから、党名だけでもいい、こう言っているわけであります。
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○片山国務大臣 今御指摘のように、小売酒販の代表の方がお見えになりまして、規制緩和を、酒類についての新しい出店等の規制緩和について、一月実施というのを延ばしてほしい、こういう御陳情がありましたので、一度延ばしましたので、それはもう再度延期することはできないと。そこで、今仙谷委員御...全文を見る
○片山国務大臣 特定郵便局長も一般職の国家公務員でありますから、同じように政治的行為の制限は受けますけれども、国家公務員法と人事院規則で。しかし、例えば党員になるとか仲間でいろいろ話し合うとか、そういうことは結構でございますからね。強力に勧誘するとかそういうことはやはり問題になる...全文を見る
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○片山国務大臣 はい。  今委員から、公益法人の指導監督についていろいろお話ございました。  御承知のように、平成八年に閣議決定しておりまして、さらにこの趣旨の徹底を図るため二月九日に申し合わせをして、さらに指導監督を強化する、こういうことにいたしたわけであります。現在、橋本...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、党員になった人が党費を払うというのが当たり前の話なんですよ。しかし、それは党員でなければ党費を払ってはいけないということはないんで、ほかの人がかわって払うということはあり得るんですよ。ただし、それは、払う人と払われる党員に登録された方とに一種の了...全文を見る
○片山国務大臣 少なくとも我々の政治資金規正法では、立てかえか肩がわりかは、もうそれはわからないわけでありますから、少なくとも、今言いましたように、一種のコミュニケーションがあれば、それが立てかえであろうが肩がわりであろうが、あとはその当事者間の関係でありますから、党費を払ったと...全文を見る
○片山国務大臣 これも既に菅委員にも答弁いたしましたが、御指摘の政治資金規正法第五条第二項は、法人その他の団体自体が、ある政党、政治団体の党員または会員となり、そういう立場で党費または会費を支払った場合は寄附とみなす、こういう規定でございまして、それは菅委員にも申し上げましたが、...全文を見る
○片山国務大臣 団体がある党の党員になり、あるいはある党の団体、政治団体のメンバーとして党費を払ったといっても、それは認められない、それは寄附として、寄附の量的な制限の対象になりますよと、こういう趣旨でございます、あの法律は。
○片山国務大臣 KSDは会員でも党員でもないわけでありまして、我々のところは事実関係について一々それを審査して検証する権限を持っているわけじゃありません。だから、党員になるべき人にある団体が肩がわるあるいはかわって払うということは、これは受ける方としては認められる、党費として。あ...全文を見る
○片山国務大臣 我々の世界といいますか、自民党には議連がいっぱいございまして、つくると勧奨されるわけですよ、入ってくれないかと依頼、要請を。そういうことで、私は、議連ができたときに、親しい議員から、入れ、入ってほしいと言われて入ったような記憶はいたしますが、古関理事長なんかではも...全文を見る
○片山国務大臣 その調査の同行を要請されましたが、私はいろいろ都合がありまして断りましたが、名簿には名前が残っているわけであります。
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○片山国務大臣 今斉藤委員御指摘のように、この福祉定期、私の方は郵便貯金、平成四年に始まったものでございまして、八回延長して今日まで来ている、大変関係の方には喜ばれている制度だと思いますが、今お話しのように、この二月末で一応期限が来るわけであります。  私としては、ぜひ延長した...全文を見る
○片山国務大臣 今柳澤大臣から御答弁ありましたが、郵便貯金の性格上、先行するというのは、先に行くというのはなかなかこれはつらい立場に御承知のようにあるものですから、いずれにせよ、柳澤大臣なり金融庁なりと十分協議の上、できるだけいい条件で引き続き行われるように私どもの方は努力いたし...全文を見る
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○片山国務大臣 今の政治資金規正法上は、公益法人が政治活動に対する寄附をしたりあるいはパーティー券の購入をすることは規制されていないんですね。今は法律上は認めているわけであります。  そこで、若松委員の御提案のようなお考えも私は一つのお考えだ、こう思いますけれども、その場合に、...全文を見る
○片山国務大臣 私がコミュニケーションと言いましたのは、本人の同意と了解があれば一番はっきりしているんですよ。そうでなくても、両当事者間の今までのいろいろなつき合いだとかあうんの呼吸だとか、そういうことを含めて、私は、一種のコミュニケーションがお互い通じておれば……(発言する者あ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、私は例えで申し上げたんで、両当事者のいろいろな今までの経緯や、何かそういうことの個別の認定の上に立った場合ですから、極端なことを言えばそういう場合もあるのではなかろうかと。  しかし、何度も言いますけれども、一種の了解がなければならないだろう、こういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、党員が党員の申し込みをして党費を出すのが本来のあれであります。(保坂委員「そんなこと聞いてない。無断の場合どうか」と呼ぶ)いやいや、だから、無断というのはその間に全くコミュニケーションがないわけだから、それはいいとは言えません。
○片山国務大臣 何万人もあうんの呼吸というのはないんですよ。あうんの呼吸というのは一対一なんですよ、あなた。そんなに何万人も何千人もあうんの呼吸というのはないんで。  私は、何度も言っていますけれども、払う方と払ってもらう方との一種のコミュニケーションがなければだめだ、こう言っ...全文を見る
○片山国務大臣 私が言っているのは、個々の事案ごとに個別の事実認定の結果で結論が出るので、そんな、十五人ならいい、十人ならいいということじゃないんですよ。私は、一対一の関係を見なきゃだめですよ、こう言っているんですよ。それがしっかりした文書を書いて、明示でなくても、二人の今までの...全文を見る
○片山国務大臣 私が無断でいいなんて言ったことは一遍もないんですよ。(保坂委員「だから、法務大臣にお願いしたい」と呼ぶ)いやいや、委員長に指名されたんだから。
○片山国務大臣 党員でない者が党員の申し込みをして党費を立てかえるということは、これはよくありませんよ。それは何度も私は申し上げている。無断でなんということは、コミュニケーションと私が言っているのはそのことなんですよ。やはり一種の、その間に関係が、コミュニケーションの関係がなけれ...全文を見る
○片山国務大臣 でっち上げかどうかということは、これは個々の事案の事実認定の問題でありまして、私どもの方の総務省は、そういう権限は実はないんですよ。だから、それは今いろいろな形で証拠を含めて御調査になっているんで、私が言うのは、あなたが仮に言われるように、全く党員でない者が党員の...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) NPO法人に対する地方税の優遇措置についてのお尋ねでございますが、地方税の中で法人住民税、法人事業税におきましては、認定NPO法人に対します法人からの寄附金の損金算入措置が法人税に準じて行われております。これは国税と一緒でございます。  個人住民税の...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○片山国務大臣 今、一川委員から市町村合併について大変適切なる御指摘をいただきました。市町村合併についての大変な御理解、感謝申し上げたいと思います。  私も、二十一世紀はとにかく地方の時代に本当にしなきゃいかぬな、こういうふうに思っておりますが、私は、その地方の時代は市町村の時...全文を見る
○片山国務大臣 この要綱は、都道府県ごとに、できればこういう形での合併があるよという目安ですね。あるいは参考のパターン化をしてもらっているんですよね。  それじゃそのとおりになるかというと、一川委員、これが大変難しゅうございまして、一部では盛り上がったところもありますが、大変慎...全文を見る
○片山国務大臣 今一川委員が言われましたように、昭和の大合併というのは、昭和二十八年に町村合併促進法をつくりまして、二十八、二十九、三十、三十一、二ぐらいまでやったんですね。あのときは、新制中学校に学校制度が変わりまして、小学校と中学校は市町村が設置、管理する、新制中学校をちゃん...全文を見る
○片山国務大臣 委員先ほど言われました段階的な合併というのは、私も一つの考え方だと思います。短兵急にばたばたといっても、なかなかある程度意識がそれだけ盛り上がらなきゃ無理でございますので、段階的な合併も十分考慮に入れながらやる。  それから、よくこういうことを言われるんですけれ...全文を見る
○片山国務大臣 合併推進のための優遇措置はいろいろあるんです。しかし、一番メリットがあると関係の方が受け取られるのは財政援助ですね、財政支援。そこで、これは大きく三つあると私は思うのです。  一つは、普通交付税が、合併した場合には規模が大きくなりますから、割損になるんですね。そ...全文を見る
○片山国務大臣 今一川委員、あめとむちと言われましたが、あめの方は今お話ししました。  今、普通の町村の心配は、合併をしないと、むちといいますか、そういうことを考えられるのじゃなかろうかという心配が実はあるようですが、私は、合併しないからむちをというようなことは全く考えておりま...全文を見る
○片山国務大臣 今、総務省の中だけは、合併をしっかり推進するための本部を設けておりまして、これは事務次官が本部長でやっております。  ただ、今一川委員御指摘のように、一総務省だけじゃなくて、オール内閣でやる、こういうことになりますと、この本部では私はちょっと頼りないと思いますの...全文を見る
○片山国務大臣 委員御指摘のように、私どもの方の総務省は地域改善対策室というのがありまして、古くは同和問題の解決、今は地域改善対策ということでやっておりますが、特に差別をなくする、差別意識を解消するということで、それに関する教育、啓発につきましては、幅広い人権教育、啓発に再構成し...全文を見る
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○片山国務大臣 今の男女参画型社会の方は、これは官房長官の御担当でございまして、私のあれでございませんので必ずしも答弁ができませんが、恐らく、委員御指摘にこれからなるのかもしれませんけれども、男女の地方公務員の退職勧奨の年齢の差ですね、これはもう前から——そのお約束されたのなら、...全文を見る
02月21日第151回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○片山国務大臣 このたび、中央省庁再編に際し、総務大臣を拝命いたしました片山虎之助でございます。  所信表明に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  総務庁、郵政省及び自治省の統合により発足した総務省の初代大臣として、副大臣及び大臣政務官とともに、所管行政の円滑な推進に全力を...全文を見る
○片山国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  本年一月六日、中央省庁等改革に伴い、総務省が発足いたしました。  総務省は、行政組織、公務員制度、地方行財政、情報通信、郵政事業、消防防災など、国家の基本的な仕組みにかかわる諸制度、国民の経済社会活動を...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○片山国務大臣 冒頭、田並委員から、総務省及び総務大臣に対する大変御丁寧なお言葉がありました。感謝申し上げたいと思います。  御承知のように、十二月五日に内閣改造で入閣いたしましたが、当初は郵政大臣、自治大臣、総務庁長官を兼務させていただきまして、一月六日の中央省庁再編で総務大...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘の対談を私も読ませていただきまして、中には誤解あり、事実誤認ありだな、こういうふうに思いました。  今田並委員が御指摘のように、郵便事業につきましては、平成十二年度、十三年度赤字でございますけれども、累積ではなお十三年度末で六百七十二億円の黒字を維持でき...全文を見る
○片山国務大臣 今これもお話のございました、民間金融機関と郵便貯金とのネットワークの問題でございますけれども、国民の皆さん、大変便利になったと喜んでいただいておりまして、現在、二千百四十一社との間で提携を実施しております。  今お話しのように、むしろ、郵便局から民間金融機関の方...全文を見る
○片山国務大臣 今のお話しの点も私は対談で読みましたが、今まで郵貯の方は、法律によって資金運用部に預託することが義務づけられておりまして、これは資金運用部の特別会計から、期間が来たら郵貯の特別会計の方にきっちり返還していただく、こういうことになっておりますから、法律上これは担保さ...全文を見る
○片山国務大臣 今田並委員からお話しのように、ペイオフというのは一千万まで保証ですね。今郵貯の方も御承知のように一千万までですから、その点は民間と一つも変わらない、遜色はない、こう思っておりますし、それから振替口座の話は、これは預貯金としては扱われません。利子もつきませんし、これ...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、郵政公社への移行は二年後、こうなっておりますから、総務省発足後直ちに、公社の制度設計を担当のところにお願いしておりまして、できれば本年中におおよそ制度の概要を固めたい、できれば来年の通常国会に郵政公社の法案を提出いたしたい、そういうことで今準備を進...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、昨年の臨時国会でIT基本法を通していただきまして、それに基づく新IT戦略本部が一月六日発足いたしました。一月二十二日に、民間の戦略会議の御提言の基本戦略を国家戦略ということで承認いたしまして、e—Japan戦略、こう言いますけれども、それに基づいて...全文を見る
○片山国務大臣 荒井委員からも非常に御丁寧なごあいさつをいただきまして、大変感謝いたしております。  総務省についての今お尋ねがございました。  今回の中央省庁再編は、できるだけ行政目的別に大ぐくりな再編成をする、こういう基本的な考え方に基づいてなされたものでございますが、総...全文を見る
○片山国務大臣 荒井議員御指摘のように、現在の地方財政は毎年度大変な財源不足が続いておりまして、結局それは借入金で対応する、こういうことでございまして、平成十三年度末の残高は百八十八兆円になろうと。国の方が四百七十兆ぐらいでしょうか、両方合わせて六百六十六兆、こういうことになるわ...全文を見る
○片山国務大臣 まさに荒井委員御指摘のとおりでございまして、私は、やはり地方分権、地方自治ということは、地方が自分で物が決められる、そのかわり、その決めたことには責任を持つ、こういうことだと思いますね。ところが、今までややもすれば、過保護でもございませんけれども、いろいろ面倒を細...全文を見る
○片山国務大臣 合併につきましては、昨年の十二月に決めました行革大綱の中で、与党三党の方で千ぐらいを、今三千二百二十七なんですが、千ぐらいを、こういうことがありますから、その千ぐらいを念頭に入れて進めていくと。  その千という数字に根拠があるのかということですが、大体三分の一ぐ...全文を見る
○片山国務大臣 これは八条委員会でございます。それだけでよろしゅうございましょうか。
○片山国務大臣 今伊藤委員からいろいろお話もございましたし、遠藤副大臣からも経緯を聞きました。  二月二十一日の新聞の報道は、必ずしも正確ではございません。規制改革推進三カ年計画を年度内にということは、来月中につくろうと、今総務省が中心で各省と協議しておりまして、もちろん、規制...全文を見る
○片山国務大臣 今、渡辺委員からいろいろお話がございました。  最近の総務省の調査結果によりますと、対象は地方団体が二五%出資ないし出捐した法人でございますけれども、それによりますと、第三セクターのうちで商法法人形態のものでは約四割が経常赤字、民法法人形態のものでは約三割が経常...全文を見る
○片山国務大臣 今渡辺委員御指摘のように、今の地方自治法では、地方団体の出資比率が二五%以上のものについては監査委員の監査を行う、五〇%以上のものは議会へ経営状況を提出する、こういうことになっておりますが、先ほど言いました平成十一年の指針では、たとえ自治法に基づく議会への報告義務...全文を見る
○片山国務大臣 今電子投票制度についてのお話がありましたが、電子投票はそれなりのメリットはある、こういうふうに私は思いますが、今の選挙制度は自書、自分で名前を書く、こういう仕組みになっておりますから、もし電子投票ということになりますと、法律の改正が要るわけですね。  それから、...全文を見る
○片山国務大臣 トライアルですが、やりたい団体がある場合に、やらせるということの道を開く、こういうことでございまして、希望が幾つかありますので、よく調整いたしたい、こう思います。
○片山国務大臣 今黄川田委員からお話がございましたが、黄川田委員も市役所なり県議さんなど地方行政の大変貴重な体験をお持ちでございますから、よろしく今後ともお願いいたしたい、こういうふうに思っております。  総務省は、お話のように旧郵政省、旧自治省、旧総務庁が一体となりまして、私...全文を見る
○片山国務大臣 法定外普通税、目的税もありますが、法定外普通税の動きが、黄川田委員御承知のように、幾つか出てきておりまして、既に議会で議決を受けて、総務省の協議に持ち込まれたものもございます。例えば横浜市の馬券売上税でございますとか、また幾つか、神奈川県の法定外普通税等が。  ...全文を見る
○片山国務大臣 景気の回復を待っているといつになるかわからないという意見もございますので、自律的回復軌道に乗りつつある段階で、国、地方を通じる財政構造改革の議論の一環として、税源移譲を含めて、国、地方の税財源配分のあり方について御議論賜りたい、幸い、経済財政諮問会議というのがあり...全文を見る
○片山国務大臣 補助金についてはいろいろな見方がありますが、一つは、地方の自主性を阻害する、こういうデメリットがあります。国が補助金をつけるものを優先して地方が事業化する、施策化して対応する、こういうことがありまして、地方の自主性をやはりそれは阻害する反面があると私は思いますので...全文を見る
○片山国務大臣 総務省調査によりますと、損失補償を行っている第三セクターは、六千七百九十四法人のうち七・七%に当たる五百二十法人。出捐、出資はもちろん二五%以上しているものを対象にしておりますから、そういう出捐、出資あるいは融資、補助等があるものもあると思いますけれども、私は、地...全文を見る
○片山国務大臣 平成十一年の指針についてはもう既に申し上げましたので、この指針のさらなる徹底を図りたい、こう思っておりますが、黄川田委員御指摘のような、ケースによっては経営状況が大変悪化していろいろな問題を起こしているようなところがあるかもしれませんので、そういうものにつきまして...全文を見る
○片山国務大臣 これも既に一部申し上げましたが、今年中に郵政公社の制度設計を考えたい、それを法案化しまして来年の通常国会に御提案させていただいて御審議を賜れば、こう考えております。  新しい公社の基本的なフレームは行革基本法の中に書かれておりまして、独立採算制のもと自律的かつ弾...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、郵便局は、今郵政三事業ですね、中心は。今後は、市町村行政と連携をして、ワンストップサービスをさらに拡充していくということが一つ。それからもう一つは、やはりこれからIT化を進める上では、デジタルデバイドの解消ということで、地方のIT化のかさ...全文を見る
○片山国務大臣 左藤委員から、冒頭、大変御丁寧なごあいさつをいただきまして、恐縮いたしております。どうかよろしくお願いいたしたいと思います。  左藤委員御指摘のように、三省庁が統合いたしましたので、大変大きな役所になっております。職員数は三十万四千人、一般会計の予算が十八兆五千...全文を見る
○片山国務大臣 今左藤委員御指摘のように、東京都と大阪府が銀行業等に対する外形標準課税に踏み切られたわけでありますが、総務省の立場からいいますと、資金量が五兆円以上の銀行業をねらい撃ちにした、それだけを対象にしているという点、あるいは普通の法人事業税は所得課税でございますから、所...全文を見る
○片山国務大臣 左藤委員御指摘のように、市町村合併が大々的に進みまして、基礎的な地方団体である市町村の規模、能力が拡大した場合、左藤委員が言われるような議論が出てくる可能性は大変強い、私はこういうふうに思いますが、今まで経済団体や地方制度調査会が提案しております道州制は、今の四十...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、本格的な少子高齢化社会を迎えるに当たりまして、ITを活用して少子化対策に取り組むことは極めて重要であると考えております。  特に、子育てと仕事を両立させる、こういうことになりますと、在宅で勤務するとか身近なところで勤務する、これをテレワークだと...全文を見る
○片山国務大臣 今、若松委員からいろいろ御指摘がございました。  バブルが崩壊しまして、以降はずっと我が国は景気が悪いわけですね。景気が悪いということは、地方税収が伸びない、国税収入も伸びない。国税収入の約三二、三%が地方交付税ですから、地方税収と地方交付税が伸びない、これが一...全文を見る
○片山国務大臣 国の財政と地方の財政とどっちがより悪いか、こういう議論は前からありますが、なるほど公債依存度だとか借金の累積だとかを見ますと、国の方がはるかに数字は高いんですね。ただ、地方財政は、先ほども言いましたけれども、単一の財政じゃありません。アジサイの花なんですね。一つ一...全文を見る
○片山国務大臣 今、若松委員御指摘のように、町村合併というのはコストを下げるという大きなメリットがありますが、同時に、私は、やはりこれから二十一世紀は地方の時代、その地方の中でも、基礎的な、住民に身近な地方団体である市町村の時代。そのためには、さらなる権限移譲、事務移譲、さらには...全文を見る
○片山国務大臣 そうなんですね。交付税特会で資金運用部から今まで借り入れまして、それをまた地方団体に配分しておったんですよ。それがもう三十八兆円になっているんですね。それから資金運用部もなくなりましたから、私は、もうそんなことはできないし、やるべきでないので、だから、来年度から、...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、私も、この行政機関政策評価法というのは画期的な法律だ、こういうふうに思っております。  問題は、仕組みよりも、できた後どうやってそれを実効あらしめるものにするかということが、一番力が要るところだろうと思いますし、ぜひその評価を予算編成その他と連...全文を見る
○片山国務大臣 今高木議員御指摘のように、IT国家戦略、e—Japan戦略で、二〇〇五年までに世界で最も進んだIT国家にする、そのためには光ファイバー網を初めとする超高速ネットワークインフラを整備する、こういうことでございまして、現在、今もお話がございましたように、民間主導で事業...全文を見る
○片山国務大臣 調べました。豊明議連には入っておりません。  ただ、KSDなのか豊明会なのか知りませんが、何か広報誌がありまして、その中に、応援してくれている議員さんをずらずらと並べた中には私に全く無断で名前が出ておったようでございますが、豊明議連には入っておりません。
○片山国務大臣 記者会見でも申し上げましたが、平成八年と平成十一年にそれぞれ五十枚ずつ、ということは百万ずつでございますけれども、うちの事務所がお願いして、まとめて自分の方がさばくからということで購入してもらったことは事実でございまして、その結果はそれぞれの年の選管にしっかり収支...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘の国際技能工芸大学設立推進議連には入っております。これは、できたときに親しい議員に勧められまして加入いたしました。  その議連に入っている数は私を初め物すごく多いものですから、余り意識せずに入るということはございましたが、これは予算委員会でもお答えしまし...全文を見る
○片山国務大臣 九六年に議連で行くというお誘いを受けたときは、私はお断りして行かなかったんです。それで、その次の年に再度ありましたが、そのときはラトビアとエストニアの議連との向こうでの会合もありましたので、それに合わせて私は参加しました。一日だけだったと思います。
○片山国務大臣 デジタル化の必要性は矢島委員も十分御理解いただいていると思いますけれども、大変高品質にする、あるいはデータ放送ができる、双方向サービス、安定した移動受信ができる等の多くのメリットがありますから、これは私は、関係者の合意を得ながら進めていくべきではなかろうか、こう思...全文を見る
○片山国務大臣 言われることは私もよくわかるのです。ただ、テレビの受信機は大体八年ないし十年のサイクルで買いかえる、こういうことでございまして、今の時点でも、恐らく二〇一〇年には、ある推計だとデジタルテレビが六千万台を超えるだろうと言われているのですね。アメリカも、何か二〇〇六年...全文を見る
○片山国務大臣 それでは、今の矢島議員の言われる国民の意見というところでございますが、いずれにせよ、これは来月末までにつくる例のe—Japan戦略の重点計画の中に、私はしっかり盛り込まなければいかぬと思っているのです。そういうことの過程で、もちろん、国民の皆さんの意向を何らかの形...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどもお答えしましたが、平成八年の秋でございましたか、私のパーティーをやるときに、私の事務所の者が豊政連の事務局の方を知っておりましたのでお願いしたら、一枚一枚とか個別に売るのは大変だろうから、まとめて引き受けて、うちの方で適当にそれはさばくからということで、五...全文を見る
○片山国務大臣 その時点では、KSDという団体の内容や性格を私は全く存じ上げなかったわけですね。だから、今、重野委員御指摘のように、そういうことを所管する大臣になりましたので、今後は、仮にパーティーをやったりいろいろなことをお願いするときには、やはり相手の素性をできるだけ調べて、...全文を見る
○片山国務大臣 それは、先ほども言いましたが、国際技能工芸大学の議連に参議院議員の親しい人に勧められて入りましたから、そういうことでうちの事務所の者が豊政連の方の事務局の人を知っていたんじゃなかろうかと思います。  私は、古関理事長とは、顔ぐらい知っておりますけれども、向こうは...全文を見る
○片山国務大臣 御質問の件につきましては、お二人の副大臣にお聞きしましたが、これは全く総務省の職務に関係なく、個人的な立場から一政治家としての御感想を発言したものと聞いておりますから、おまえは上の大臣だからと、こういう関係の発言ではないと私は理解しておりますので、コメントは差し控...全文を見る
○片山国務大臣 これは、衆議院の予算委員会でも何度も問題になりまして、森総理は、各省庁に対する措置は万全を期したが、ゴルフ場という場所にいてその判断をしたことに御批判があればおわびしなければならない、こういう発言をされておりますので、私は、現職の閣僚でございまして、森内閣の一員で...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘の点については、自治省の方は相談を受けていないという事務方のあれでございますので、官邸の方に確認しましたところ、二月十五日、記者からの質問に対して自治省とかに相談したとの総理の発言があったことは事実のようですが、その後、その発言の趣旨は森事務所において所管の...全文を見る
○片山国務大臣 今、重野議員御指摘のように、それまではそれぞれの歴史、伝統、文化を持つ三省庁が一つの省になりましたから、それは一つの省になったから、その日からすぐお互い連帯意識ができて、一体でということはなかなか難しいと私は思いますけれども、一月六日に統合しまして、これで一カ月半...全文を見る
○片山国務大臣 きょう本会議でも議論になりましたし、予算委員会でも、あるいはこの委員会でも議論になりましたが、我々は、二十一世紀は地方の時代、その地方というのは市町村の時代、そのためには市町村がいろいろな意味で主体的に物が決められ、仕事ができるようにすべきだと。そのためには、今の...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権推進委員会につきましては、六月末で任期が切れますので、これは、既に全国知事会なんかもいろいろ言ってきておりますので、関係の省庁と十分相談して、どうするのか、あるいは形を変えてどうするのか、そういうことを含めて検討いたしたい、こう考えております。  今、重...全文を見る
○片山国務大臣 お励まし、いろいろな御注意を含めてありがとうございました。  きょう一日、総務委員会でも一般質疑をやっていただき、本会議でも地方財政計画ほか三法案の趣旨説明と質疑をやらせていただいて、先生方の、皆さんの意向が大分私もわかってまいりましたけれども、やはり中央省庁再...全文を見る
○片山国務大臣 そのためには、私は、できるだけコミュニケーションの場を縦横で持った方がいいと思いまして、総務省では、最高幹部会議を毎週一回、私、副大臣、大臣政務官、事務次官、それから事務次官待遇の総務審議官、官房長、秘書課長、総務課長、それだけ入れて、コミュニケーションをやってお...全文を見る
○片山国務大臣 今荒井委員から大変な宿題をいただきましたが、いずれにせよ、私の県を含めて、携帯電話がまだ通じないところがたくさんあるんですね。こんな時代に、やはりデジタルデバイドですよ、それは。だから、その解消を我が総務省は大きな使命としておりますので、補正予算その他、あるいはど...全文を見る
○片山国務大臣 平成十三年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成十三年度においては、極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえて、歳出面においては、経費全般について徹底した節減合理化を推進する一方、景気対策への取り組み、IT革命の推進等二十一世紀の発展基盤の構築な...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  まず、地方税法等の一部を改正す...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 平成十三年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十三年度の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十三年度の地方財政対策及び制度改正の趣旨についてのお尋ねがありました。  従来の特別会計借り入れ方式については、交付税特会の借入残高が既に平成十二年度末で三十八兆円となり、法定率分、いわば実力の三年分もの借金を抱えている状況下で、毎年度数兆円ずつ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国と地方の税財源の見直し、国庫補助負担金についてのお尋ねがありました。  地方分権の進展に応じ、地方団体の財政基盤を充実強化していくこと、地方財政の健全化を進めていくことは重要な課題であると認識いたしております。地方分権一括法や地方分権推進計画に沿っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まず、第三セクターについてのお尋ねがございました。  御指摘のように、地域開発、観光、レジャーの第三セクターというものは、国においていわゆる民活法やリゾート法が制定されたころから大変ふえたわけでありまして、そういう意味では、国の支援施策を背景にしてふ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まず、税と国民の信頼のかかわりについてのお尋ねでございます。  財務大臣の御答弁にもありましたように、税は社会共通の費用を賄うものでございます。しかも、これを負担いただくのは国民の皆さんでございまして、最終的には国会で税は決めていく、こういうことでご...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○片山国務大臣 今、西川委員御指摘のように、地方財政においては赤字地方債は原則として認めない、建設地方債だ、こういうことをやってまいりました。それで、毎年度、景気がこういう状況ですから、大きな穴があくわけですね、収支不足が出る。それは、赤字地方債を出さないということですから、でき...全文を見る
○片山国務大臣 今の赤字地方債につきましては、地方六団体と十分協議もしておりますし、元利償還を全部後で交付税で補てんするということで大体御納得いただける、こういうふうに思っております。  それから、地方分権推進委員会は、実は去年まででおしまいになる予定だったんです。それを、全国...全文を見る
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○片山国務大臣 八代委員の御指摘の点、私もかなり同感するところが多々ございます。  今の放送法は、憲法で保障する表現の自由を確保する観点から、放送番組編集の自由を規定した上で、あとは放送事業者の自律、こういう観点から組み立てられた法律でございますが、いろいろな議論がありまして、...全文を見る
○片山国務大臣 突然の御指名でちょっとぼんやりいたしておりましたが、一般的には今総理のお答えになったとおりで、預かり金というのはいろいろなケースがあると私も思います。ただ、政治資金規正法上にはそういうあれはありません。
02月27日第151回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○片山国務大臣 今、佐藤委員から地方財政の現況あるいは過去からのいろいろな推移についてのお話がありまして、私も大体同じような事実認識を持っております。  御承知のように、このところ毎年の地方財政の収支不足はいずれも大幅でございまして、恒久減税を除いて十兆を超える、恒久減税を入れ...全文を見る
○片山国務大臣 今佐藤委員御指摘のように、来年度の地方財政対策からやり方を変えたわけでありますが、これは既に本会議等でも若干御説明いたしましたけれども、今までの方式は、大幅な収支不足を交付税特別会計が資金運用部から一括で借り入れて、それを地方団体に配分する、こういうことであったわ...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、確かに、来年度の地方財政計画におきまして、地方単独事業を十七兆五千億円、本年度が十八兆五千億ですから一兆円減らしたわけであります。  これは、この何年間か決算をしてみますと、当初の地方財政計画とその決算額が大変な乖離があるのですね。多いときは四...全文を見る
○片山国務大臣 武正委員、いろいろお話がございましたが、いつでしょうか、恐らく大分前の自治研究に書いた論文だと思います。  今、地方が受ける事業はいろいろあるのですけれども、一つは、国が直接やる直轄事業というのがあるのですね。それから、国から補助金や負担金をもらって地方がやるの...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、平成十一年の九月だったですか、第三セクターに対する指針を出しまして、その前に自治法で、五〇%以上の出資をしているものは議会への報告、二五%以上のものは監査委員の監査をしろ、こうやっているんですが、そのときに、五〇%、二五%にかかわらず、五〇%未満...全文を見る
○片山国務大臣 今委員御指摘のように、国の場合には議院内閣制ですけれども、地方の場合は大統領制でございまして、やはり執行機関、首長さんと議決機関の議会は車の両輪ですね。その間にやはりチェック・アンド・バランスの機能がないといかぬと私は思うんで、そういう意味では緊張関係が必要だと思...全文を見る
○片山国務大臣 かつてそういう時期がありましたが、あのときはまだ地方財政の規模も小そうございましたし、それから財源不足額も大変小さかったというふうに記憶いたしております。今と状況が大変違いますので、資金運用部でお金を借りて、交付税特会でその借金が四十兆近くなる、そのままずるずるい...全文を見る
○片山国務大臣 昨年末の、そのときは大蔵大臣でございましたけれども、宮澤大蔵大臣との折衝では、とりあえず三年間この方式でやってみよう。我々の思いは、三年たてば景気がきっちり自律的な回復軌道に乗る、その際は、国と地方の事務や権限の再配分に伴う地方税財源のあり方について、国と地方の配...全文を見る
○片山国務大臣 資金運用部が借り入れる際に、償還については、国と地方の責任を明らかにしながら一応の償還計画をつくっているわけですね。しかし、私は、なかなかその計画どおりには事が進まないおそれもあると思いますので、何度も繰り返しますけれども、基本的には景気の回復によって国も地方も税...全文を見る
○片山国務大臣 今、自治財政局長から御答弁のように、年々借りかえの拡大をしてきていることは事実ですけれども、全体から比べるとまだ一割程度、こういうことではなかろうかと思いますが、これは公営企業金融公庫そのものの経営にも影響があるのですね。余りどんどんやりますと、今度は公営公庫その...全文を見る
○片山国務大臣 今の地方団体の実態を見ますと、やはり仕事をやるのは公共事業なり単独事業で、公共事業の場合には裏負担が要りますね、それから単独事業の場合には主として起債ですよね、地域総合整備債や何かで。それを全く元利償還はおまえらの責任でやれといいますと、財政力の弱いところは事実上...全文を見る
○片山国務大臣 地総債につきましては、今お話がありましたように、大体充当率が七五%ぐらいで、その元利償還は財政力に応じて三〇%から五五%補てんする、こういうわけでございますから、大変ある意味では地方団体にとっては魅力的な事業ではなかろうかと思います。  やはり地方自治というのは...全文を見る
○片山国務大臣 委員の言われました国及び地方の財政赤字の対GDP比は、平成十三年度見込みで六・四%だそうであります。  そこで、財政構造改革法でございますけれども、あれが出たとき、私たちも大変な議論をして国会を通しましたね。しかし、景気がこういうふうに加速度的に悪くなりましたの...全文を見る
○片山国務大臣 マクロの経済政策については、私は基本的には国の責任において対処すべきものだとは思いますが、我が国の公経済における地方財政のウエートというのは大変高いのですよ、よその国に比べまして。実施部門では、御承知のように、国より地方の方が財政支出は大きいわけですから。それから...全文を見る
○片山国務大臣 減税については御意見はあると思いますよ。だから、次第に課税自主権を強化していくということは、方向としては正しいと私は思いますけれども、税源自身が国と地方が共有しているのですよ。それで、国分だけ減税しますと、地方はしませんというわけにはこれまた、今言いましたように、...全文を見る
○片山国務大臣 今いろいろお話がございましたが、合併は私もぜひしていただきたい。地方分権の受け皿として、今の市町村の規模、能力では必ずしも十分でないと私は考えておりますから、本当の地方の時代、市町村の時代をつくるためには、基礎的な地方団体である市町村の充実強化は避けて通れない、こ...全文を見る
○片山国務大臣 三年で回復するとは言っていません。三年で回復させたい、回復を目指す、こう言っているわけであります。そして、景気の回復というのは、いろいろな議論があるのですが、私はかつて参議院の予算委員会で質問したんですよ、答弁じゃありません、質問したときに、景気を野球の打順に例え...全文を見る
○片山国務大臣 私も、地方分権一括推進法が去年の四月から施行になりまして、権限移譲だとか事務移譲は一区切りついたのかなと思います。これで十分ではありませんけれどもね。  そうなると、やはり地方の一番要望が強いのは税財源の移譲でございますから、ただ、景気がこういう状況で、国も地方...全文を見る
○片山国務大臣 言われることは私もわかるわけでありますが、やはり言われるように、先行きの不透明さが個人消費を幾らか抑えているところはあると思います。老後の不安、雇用の不安ですね。だから、そういうことはきっちり我々、責任を持って、特に政府が責任を持って、例えば年金や医療や介護や福祉...全文を見る
○片山国務大臣 それは見方がいろいろあろうと思いますが、政府・与党は年金の改革でも、医療制度の改革でも努力してきています。かなり無理をして前の臨時国会に関係の法案を通してまいりました。  それから、今後抜本的な改革をやろうというので、政府・与党で社会保障に関しては、正式な名前は...全文を見る
○片山国務大臣 これは役所の意見ではありませんが、政府部内でこれから調整しないといけませんけれども、地方分権推進委員会がこの六月末で一区切りになるわけでありまして、地方分権もこれで終わったわけじゃないからフォローアップをしなければいけませんね。そういう意味で、地方分権の事務や権限...全文を見る
○片山国務大臣 税源はいろいろな考え方があるのですが、一つは所得に対する税金ですね、それからもう一つは、消費に対する税金、もう一つは資産に対する税金です。大ざっぱに分けると、所得、資産、消費ですね。それで、所得について言えば、これは個人の所得と法人の所得とありますね、そういう税源...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘のように、国の補助金というのは、補助金がつけばやろうかということになるんですね、地方は。本当にしたい事業が、A、B、CとあってAなんだけれども、補助金がCについたらCをやるんですよ。私も県で財政課長や総務部長をやったことがありますけれども、そういうことになる...全文を見る
○片山国務大臣 地方交付税制度というのは二つありまして、一つが、今言われたような標準的な行政を全国の地方団体に保障してやる、そのためのお金を与えるという、ナショナルミニマムというのかどうか、そこはちょっとありますが、そういう財源保障の役割と、もう一つは、税金をたくさん取れるところ...全文を見る
○片山国務大臣 今中村委員が言われた、全国知事会から何かペーパーをいただきました。国と地方の立法等に関する第三者機関を設置したらどうか、こういうことでございます。  我々の立場から言いますと、国会は国権の最高機関で唯一の立法機関だと憲法に書かれているんですね。この立法権というの...全文を見る
○片山国務大臣 全国知事会初め地方六団体からいうと、そういうもどかしい思いがあったかもしれませんが、そういうことを言ってこられたときは自治省時代でございますので、今は総務省になりましたから、しっかりと地方の意思を閣内で代弁させていただきます。
○片山国務大臣 御承知のように、二年後に今の郵政事業庁は郵政公社に移行する、こういうことでございまして、総務省発足以来、制度設計を準備していただくようにお願いしておりまして、今鋭意作業中でございます。できれば年内ぐらいに制度設計を終えて、来年の通常国会に公社法を出したい、こういう...全文を見る
○片山国務大臣 市町村の合併をこれから平成十七年三月まで進めていく。できれば与党三党が言われている千ぐらいを念頭に置く。今三千二、三百あるのを千というのは、三分の一ぐらいにするということは簡単にいきませんけれども、そういうことを念頭に置きながら市町村合併を進めていく。  そうし...全文を見る
○片山国務大臣 これは、私がちょっと余談なことをつけ加えたので、今そういう御質問になったんだろうと思います。  今人口によってインターネットの普及や利用が物すごく違うのですよ。数字を見ますと、大都市は物すごく高いのです、中都市は半分ぐらいですか、さらに地方の市町村はその半分なん...全文を見る
○片山国務大臣 恐らく委員よりは相当使い方が下手だし、回数は少ないと思いますけれども、そこそこにはメールをやっておりますが、国会がございますので、今は忙しくてそれどころではありません。
○片山国務大臣 それは委員、地方の、おくれているといったら怒られますけれども、まだまだこれからのところの現状を見て、私は、やはりそういうところにインターネットにもっと親しんでもらうということが必要かなと。  そこで我が総務省は、インターネットの整備事業だとかイントラネットの整備...全文を見る
○片山国務大臣 今の局長の答弁に尽きますが、国の方は、情報公開法も四月から施行されますし、ぜひ地方の方にもできるだけ情報開示をしていただくように努力いたします。
○片山国務大臣 松原委員から今お話がございましたが、委員の御指摘のような考え方もあると私は思います。とにかく、バブル崩壊後の大変な不況に突入して、不況から脱出するためには、やはり財政出動で公共事業その他をやらないといかぬ。しかし一方、不況ですから税収は入りません。入るものは減る、...全文を見る
○片山国務大臣 ニューディールのお話が出ましたが、私は、やはり景気が全体に落ち込んだときには、どうしても民間ではなくて財政が、公が出ていって需要喚起をせざるを得ないと思うんですね。先ほども言いましたが、一番バッター、二番バッターがよくやりましたから、三番バッターまではちゃんと打つ...全文を見る
○片山国務大臣 まだありません。私は、今、これからそれだけの効果を生む過程ではないか、こういうふうに思っているわけであります。設備投資が相当今伸びてきておりますから、ただ、アメリカの景気が御承知のように減速してきて、それがアジア経済に影響し、アメリカの輸出を盛んにやっている日本に...全文を見る
○片山国務大臣 私は、借入金がふえることを奨励したり賛成する立場ではないんです。やはり借入金は少ないほどいいんです。しかし、それはやむを得ず仕事をやるという面があるので、借入金が今までふえてきたと思いますよ。しかも、これ以上の増大はできるだけとめたい、十三年度末で国と地方を合わせ...全文を見る
○片山国務大臣 全く反省がない、検証がないというわけじゃありません。公共事業を中心に景気対策をやってきたわけでありまして、公共事業の中でも、今後の二十一世紀の我が国に必要なものを優先的にふやしていくというシェアの変更を、もっとやれるじゃないかという御意見がありますけれども、そうい...全文を見る
○片山国務大臣 総務省の大きな一つは地方分権の推進であり、地方財政基盤の充実強化ですから、私は私なりに精いっぱいやりたいと思います。  この百八十八兆についても、これ以上無制限にふやすようなことはぜひ避けて、できるだけ増大を抑えながら、しかし、景気回復に資するために国と協力しな...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、これは国の方は幾らかというと、国は四百何兆ですから。私はやはり借金は少ない方がいいと思いますよ、少ない方がいいと思う。だから、どこまでがおまえ許容範囲だと言われても、これはなかなか言いがたい。だけれども、まあそうですね、今いろいろなことが言われております...全文を見る
○片山国務大臣 午前中もナショナルミニマムの議論がございましたが、我々は、そのときにも言いましたが、国が法律や政令等で一定の行政水準を示していますね。あのとき申し上げましたのは、義務教育である小中学校の教職員の数だとか、社会保障についてはこれはこれとか、私は、あれの集大成がナショ...全文を見る
○片山国務大臣 私が先ほど言いました、各省庁が法律等で決めている行政水準というのは、国会で決めているということですね。午前中も言いましたが、国会ということは、国民の代表者で構成されている、国権の最高機関で、唯一の立法機関で、そこでしっかりと決めていますから、それがナショナルミニマ...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しの統合補助金につきましては、平成十二年度で六千百二十億円、これからですけれども、平成十三年度において、十二年度分にさらに広がったわけでありまして、七千二百六十二億円、拡充されております。  私は、補助金というのは、国がぜひこれをやってもらいたいということ...全文を見る
○片山国務大臣 委員の言われるとおりでございまして、やはり地方の税というのは、応益原則といいますか、地方団体の行政サービスを受ける受益の程度に応じて負担していただく、こういうことでございますから、しかも、それは安定して公平でなきゃいけませんから、そういう意味では、今言われた個人住...全文を見る
○片山国務大臣 平成十二年四月一日現在で、都道府県では福井県等十三団体において核燃料税などが、また、市町村では京都府の城陽市等三団体において砂利採取税など法定外普通税が課税されております。  現在検討中のものは、御承知のように、横浜市の馬券売上税、現在総務省に協議中であります。...全文を見る
○片山国務大臣 この千は、与党三党の政策責任者がまとめましたものに、千を目指す、こうありましたので、昨年十二月の政府の行政改革大綱に、与党三党が言う千という数を踏まえて今後市町村合併に本格的に取り組もう、こういたしたわけでありまして、恐らく千というのは、今地方団体が三千二百二十六...全文を見る
○片山国務大臣 私は、二十一世紀は、何度も言っておりますが、地方の時代にしなければならないし、なる。その地方というのは市町村だ、都道府県よりも市町村である。そのためには、市町村の規模、能力、行政能力も財政能力もあるしっかりした市町村になって、地方分権の主役になってもらいたい、地方...全文を見る
○片山国務大臣 冒頭、山井委員から御丁寧なお言葉をいただきまして、大変感謝いたしております。  今の御質問でございますが、ケインズ理論というのが一時はやりまして、フィスカルポリシーというのがまさにそうなんですね。景気の悪いときには財政が、公共が需要を喚起して需要をつくり出して、...全文を見る
○片山国務大臣 公共事業もいろいろありまして、今、ある学者の試算によりますと、これから一番景気に対する乗数効果が高いのは、例えば情報通信、IT、それから介護、環境だ、こういう研究もあるようですね、検証されたのかどうか知りませんが。  だから、公共事業も単なる道路や河川から次第に...全文を見る
○片山国務大臣 ITの方は、IT国家戦略、e—Japan戦略も決めましたので、三月までに重点計画を決めるということで関係各省一生懸命今努力しておりまして、特に私のところは、超高速ネットワークのインフラを整備する、それによってデジタルデバイドを解消していく、あるいは高齢者や障害者の...全文を見る
○片山国務大臣 昭和の大合併、昭和二十八年ごろから三十年代の初めまでやりました合併は、今委員が申されましたように、中学校を新制にしまして、それは市町村が設置管理する、それがちゃんとできるようにということがありまして、人口八千というのが一つの目安だったんですね。  ところが、今回...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘のように、今総務省の中に合併推進本部をつくっておりますけれども、これは総務省の人だけですから、私は省庁を超えた連携によって総合的に合併を進める戦略というんでしょうか、それが必要なので、例えば、総理を本部長とする各省庁の大臣に加わってもらう合併推進本部か、ある...全文を見る
○片山国務大臣 昭和の大合併をやって大分時間がたっておりますね。今の制度に今の首長さんや議会の関係者はなれておりますから、それを破っていくということに対する勇気というのですか、そういうところが今の段階ではもう一つかなと思います。  それから住民の方も、遠藤副大臣から何度もアンケ...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろなことを今まで自治省も民間のそういう協力団体と一緒にやってきましたけれども、さらに都道府県や関係のところの意見を十分聞いて、また一番関係ある全国町村会、全国市長会、町村議長会、市議長会、そういうところとも十分相談して、どういう進め方が一番効果的かということ...全文を見る
○片山国務大臣 今、金子委員からいろいろお話がございまして、石原前官房副長官のお話もございました。恐らく地方自治関係者の中にはそういう心配が確かにあるだろう、私はこういうふうに思います。  ただ、我が総務省は三つの省庁が一緒になりましたけれども、その中の最大の課題の一つが地方分...全文を見る
○片山国務大臣 シーガイア破綻の基本的な原因、こういうわけでございますが、私どもは、実態を必ずしも正確に把握しておりませんので、県の説明なんかを聞いてから判断せざるを得ないのですけれども、基本的にはバブル経済の崩壊ですね、経済環境が大幅に変わってきた。それから、日本じゅうがリゾー...全文を見る
○片山国務大臣 もう既に似たような答弁をさせていただきましたが、基本的には、バブル崩壊後の長期不況の克服ができずに来ていると。相当な努力をして経済対策を相次いでやってきましたが、いろいろな要因がありまして、なかなかそれがうまくいかなかった。ただしかし、金融不安もほぼ解消しておりま...全文を見る
○片山国務大臣 国と地方の税源配分を一対一に、こういうことですが、今の国と地方、国税、地方税の配分は大体六対四ですね、国も六を切っているのですよ。それに地方交付税が加わりますと、これが逆転しまして四五対五五になるのですよ。何で地方交付税があるかというのは釈迦に説法ですけれども、税...全文を見る
○片山国務大臣 この委員会でも何度も議論をしていただきましたが、千にするということは、行革大綱の中に千を目標にすることを踏まえて、こう書いてありまして、我々は千を念頭に置いて、それを目指しながら頑張らせていただこうと。当面は、全都道府県から合併のパターンの提出を受けまして、それを...全文を見る
○片山国務大臣 今、若松委員御指摘のように、今の地方自治制度は二層性ですね。それで、基礎的な自治体は市町村で、都道府県は広域的自治体で、仕事は広域、補完、市町村ができないような例えば高等学校の設置や調整連絡、こういうことが今の広域自治体である都道府県に課せられておりますけれども、...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘の点は、私も大変気持ちはわかるんです。  ただ、今の市町村のばらつきの中で、一律に単独事業は地方債だけでやれといったら、相当できないところができてくると私は思うんですね、将来が心配ですから。そうなると、また一種の格差が、公共施設整備の格差、社会資本のストッ...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われる港湾については、事業費が割に過大になるということがあるんですね、特定の港湾で。そこで、交付税を見るのに静態的に見るか動態的に見るかというんで、動態的に算定する必要があるという議論から事業費補正という制度がとられたんですね。これについては、事業費補正を...全文を見る
○片山国務大臣 シーガイアについては、この委員会を含めて何度も答弁させていただきましたが、基本的にシーガイアの支援はいたしません。  ただ、シーガイアを支援している関係団体、宮崎県初め宮崎市その他、それがその絡みで大変な財政運営の困難に陥るようなことが仮にあるとすれば、そのとき...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、このシーガイアをつくるときに当方に相談があって、事細かにということは全くないわけで、自分のいろいろなことを考えての政策展開の一環としてシーガイアをおつくりになったわけですから、私は、自己責任が当然あると思います。  ただ、もしこれがひっくり返りま...全文を見る
○片山国務大臣 今、法的には財政再建団体指定というのがありまして、これに、今ありませんよ、今ありませんけれども、財政再建団体指定だとか準用団体指定になりますと、簡単に言うと、国管理で地方団体の財政運営その他が決まっていく、そういうことで財政再建計画をつくってもらいまして、一定の年...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりでございまして、やはり地方がいろいろな仕事をやる、地方の存立を含めていろいろな仕事をやるのは、地方税で賄うのがベストなのですね。  ただ、何度も言いますけれども、今の状況では経済力に地域的な差がありますから、税源だけということになると、物すごく取れ...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権一括法によりまして地方税法の一部改正を行いまして、法定外普通税は今までは許可制だったんですね、それを協議制にしましたし、法定外目的税もつくれるようにいたしました。課税自主権の強化ということです。  そこで、現在、全国的に幾つかの法定外普通税、目的税につい...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員が言われましたように、今までは、歳入の大きな不足があると、財源対策債といってできるだけ建設地方債を目いっぱい認めて充当して、残ったものが交付税特別会計が資金運用部のお金を借りてきて、だからこれはオール地方団体のオール借金なんですよ、それを借りてきて、それ...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権一括推進法が去年の四月から施行になりまして、まだ一年はたっておりませんが、明治以来の中央集権のシステムを変更しまして、国と地方が対等、協力の関係だ、先ほども言いましたが、地方は自己決定、自己責任でやる、こういう風潮はまだ顕著でありませんけれども、次第に浸透...全文を見る
○片山国務大臣 これはこの委員会でございましたか、本会議でございましたか、お答え申し上げたような気がいたしますが、平成七年度改正において、それまで電気自動車等には、今御指摘のように、自動車税の特例措置を講じておりましたけれども、自動車取得税に一本化したわけであります。これは、電気...全文を見る
○片山国務大臣 私はその四年前の経緯は定かでないのですけれども、税務局長がそこにおるのですが、登録されていないから答弁できないというものですから、私が答弁しているのです。  そういう意味では、委員が言われるように、取得税でいった方が効果的だということは、考え方を変えたのかもしれ...全文を見る
○片山国務大臣 今言いましたように、目的は地球温暖化対策よりも地域環境対策に焦点を当てたい、こういうのが要求した省の言いぶりなのです。それでは地方税の方がより関係があるのではなかろうかと。こういうことで、恐らく当時の自治省の税務局は、正直言いまして私は渋ったと思います。そこで税収...全文を見る
○片山国務大臣 二年たちまして、このフレームをどうするかは十分検討させていただきます。今の御要請は御要請として承っておきます。  それから、宮澤財務大臣が本会議で、国税に関しては何でしなかったかというと、グリーン化の要望がありませんでした、したがいまして、そういうことにはいたし...全文を見る
○片山国務大臣 これは私も党の税調のメンバーでございまして、一本化もかなり大議論をやって決めたのですね。そうしたら株価が、委員御承知のようにこういう状況で、それについては大変強い要望があちこちからありまして、ここで税制改正という大議論をやって、とりあえず二年間は延期しよう、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 あのときはまだ総務省じゃございませんで、私も総務大臣でもなく自治大臣でもございませんでしたから、税調の一員として、税調のメンバーとして私もずっとこの問題はかかわってきたので、事情はよく私自身はわかっているんです。今回は、株価の低迷やいろいろな議論があって、また関係...全文を見る
○片山国務大臣 委員のお気持ちや御主張はわかりますけれども、しかし、それはいろいろな考え方があるんで、例えば今のこの譲渡益課税は二重課税だという議論もあるでしょう。税については、いろいろな議論があるんですよ。ただ、私は、何度も言いますように、本来は一本化を決めたんですから一本化は...全文を見る
○片山国務大臣 今お話がございました交付税法第六条の三第二項に規定する制度改正の中に、私は、今回のこの仕組みの変更は該当する、解釈として許容され得る、こういうふうに思っておりますし、赤字地方債でありますけれども、後年度その元利償還は交付税で補てんするわけでありますから、私は、この...全文を見る
○片山国務大臣 今まで、交付税の特会でやってきたのですよ、特会の借り入れで。私は、それが一つもいいとは思いません。  森岡さんは、大変厳重に話をしているんです。もちろん、地方交付税率の引き上げがベストであることは、言われるとおりです。しかし、それができない、国の財政やいろいろな...全文を見る
○片山国務大臣 それは昭和十年度から、この交付税特会の借り入れの償還の責任は折半しよう、これが確立したルールなんですよ、今まで国と地方の。  それから、元利償還を交付税で補てんすることを委員は先食いだと言われるけれども、交付税はその時点時点における、ナショナルミニマムかどうかは...全文を見る
○片山国務大臣 平成十年です。訂正いたします。
○片山国務大臣 平成十年度から三カ年間。
○片山国務大臣 重野委員からいろいろ御意見を承りました。地方交付税法の六条の三第二項というのは、地方側が国に突きつけた盾なんですね。もし大幅な財源不足が三年も続くようなら、交付税率を上げるかほかのことを考えろ、こういうあれでございまして、私は、これは地方交付税確保、地方側にとって...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○片山国務大臣 今、金子委員から御指摘ございましたが、地方分権推進委員会は、実は去年の六月末で任期が終わるところでございましたが、全国知事会等の強い要請がありまして、いろいろな経緯があったのですが、一年延長、こういうことになりまして、六月末で一応期限が来る。  ただ、それを単純...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○片山国務大臣 冒頭、田並委員からいろいろお話がございましたように、アメリカの格付会社が格下げをした、私は私なりに本当にショックを受けましたが、まあこれは会社がやることですから。ただ、国際的に信用がありますから、日本の評価がそれだけ少しおかしくなったな、こう思いますけれども、私は...全文を見る
○片山国務大臣 きょうの午前中の予算委員会でも、今の景気、株価についての質問がございまして、麻生経済財政担当大臣は、厳しいと、厳しいけれども、政府の見通しのプラスの一・二はトータルで確保できるのではなかろうか、なかなかきついけれども、こういう答弁をされておりました。  そこで、...全文を見る
○片山国務大臣 今、田並委員から御指摘がありました経済財政諮問会議が、一昨日の夜六時過ぎから七時半ごろまでございまして、そこで私もいろいろ発言をさせていただきましたが、発言の一つは、割に田並委員と意見が似ているんですが、やはり景気回復を、後退はできない、だから、今進めている景気回...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には、私も、地方団体が賄う財政需要は地方税というのが筋だと思います。ただ、地方税でやりますと、これは何度も申し上げておりますが、富裕な団体は税収がたくさんとれて、そうでないところは税収が伸びませんから、大変なばらつきができて、仕事が大変なアンバランスで行われ...全文を見る
○片山国務大臣 既に、これも釈迦に説法でございますけれども、私は、国税は応能的にやるべきだ、能力に応じて御負担いただく、所得再配分的な。ところが、地方税というのは受益に応じて、応益的に負担していただく。そうしますと、今の地方の、地方というのはおかしいのですが、全国の法人の状況を見...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員が言われましたように、反対される方々の宣伝がかなり行き届いておりまして、まさにそうなんですよ、全国の中小企業団体、経済団体が反対された論拠は。  そこで、当時の自治省もかなり考えておりまして、全体では税収中立で、大企業と中小企業も税収中立で、そこで、大企...全文を見る
○片山国務大臣 これはいろいろな議論がありまして、環境省を初めとする方は、ぜひこれを入れて、地域の環境対策、特にNOxですね、それをやりたいんだ、PMをやりたい、こういうことでございますし、地方財政を考える方は、今地方税で減税をやるゆとりはない、こういうことのぶつかり合いの中で、...全文を見る
○片山国務大臣 これも今お話ししましたように、大変な議論のぶつかり合いの中で生まれましたので、それが本当に効果があるいい税制かどうか、その検証をした上で、なおこのままの形で続けるか、手直しして続けるか、あるいは別の形をとるか、二年間様子を見よう、こういうことで二年にいたした次第で...全文を見る
○片山国務大臣 自治省サイドは、これは申告分離ということで主張したのです。だけれども、いろいろな調整の結果こういうことになりましたから、それはもう従わなきゃいけませんが、これは二年でございます。二年たてばまた一本化の方の努力をいたしたい、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 今、委員御指摘のように、農山漁村地域活性化対策費というのがありました。これは、例のガット・ウルグアイ・ラウンドの合意に基づきまして、ウルグアイ・ラウンド対策をやるということで、国も国費を六兆百億円ですか、何か出すということを決めまして、平成七年度から十二年度までや...全文を見る
○片山国務大臣 財政投融資のシステムが大きく変わりまして、基本的には自主運用となりまして、私どもの方の郵便貯金や簡保資金も資金運用部にいかずに総務省で自主運用する、こういうことになりまして、地方債の引き受けも、それに伴いまして地方債資金としては財政融資資金、これは財投債等で調達す...全文を見る
○片山国務大臣 今度の財政投融資改革の大きな柱は、財投資金というのは今まで特殊法人にかなりな分が流れておったんですね。それがかえって特殊法人がぬくぬくとして存続する事由になっている。だから、特殊法人が自力で資金調達できるように、自分で債券発行しろ、こういうことにいたしたわけですね...全文を見る
○片山国務大臣 公営公庫で全部発行するのが一・七兆ですから、そのうち一千億ですから、なるほどコストは財投機関債の方がどうしても高くなるんですよ。しかし、全体の公営公庫の資金の中ではそれがのみ込まれてしまうと思いますので、直ちにそれによって地方団体の利率をどうこうということはありま...全文を見る
○片山国務大臣 できるだけ地方交付税制度は地方の財政需要を的確に反映する、こういうことで今算定いたしておりますが、単位費用や補正係数やいろいろなことでやるわけでありますけれども、どうしてもそれでは捕捉し切れない、把握し切れない特別の財政需要についてはやはり別の方式が必要だと思いま...全文を見る
○片山国務大臣 この市町村合併の目標数については、何度も、当委員会でも、本会議でも、予算委員会でも御質問がありました。  昨年の十二月に閣議決定しました行政改革大綱は、閣議決定ですから、これは政府の意思ですね。政府の意思で、そこに書いているのは千を目標とするという方針を踏まえて...全文を見る
○片山国務大臣 春名委員にお言葉を返すようですが、国が数を決めて、それでやるというのは、むしろそれは中央の押しつけなのですよ。一律なのですよ。我々はそうではないので、今回の合併は自主的な合併なのですよ。ただ、与党さんが十分協議して、千ぐらいの目標でどうかと言われるから、それを踏ま...全文を見る
○片山国務大臣 だから、行革大綱に書いているじゃないですか。目標とするという与党の方針を踏まえてと書いているのです。踏まえて市町村合併を促進します、こう言っているので、踏まえているだけで、それが目標だと一つも言っていない。目標を踏まえるのですから。
○片山国務大臣 それはいろいろな受け取り方はありますが、今の全国町村会や議長会が言っているのは、私も会長さんや幹部の方と話しましたが、皆さん、昭和二十七、八年から三十年代の初めにかけての合併のイメージがあるのですよ。  これは、どうしても市町村を強化して、前回も言いましたけれど...全文を見る
○片山国務大臣 西尾先生も私、よく存じ上げておりますけれども、受け皿がないと権限や財源の移譲ができないというのは間違いです。しかし、同時に、受け皿がしっかりしていれば権限や財源の移譲がしやすいのですよ。だから、これは並行なんですよ。どっちかが先、どっちかが後ということじゃありませ...全文を見る
○片山国務大臣 いや、一つも矛盾していませんよ。地方分権一括推進法というのは今の市町村の数を前提に、規模、能力でやったわけでありまして、だから、その地方分権一括推進法で我々は事が終わっていると思っていないと言っているのですよ。ただ、あれは一区切りではある。  それから、税財源は...全文を見る
○片山国務大臣 遠藤副大臣からいろいろ総務省の立場についての御答弁をさせていただきました。  私は、基本的には、地方税というものは、何度も言いますけれども、応益で。そういう意味では、今の赤字法人が持っていないというのは、赤字法人の経営状況やなんか、ぐあいはわかりますよ。しかし、...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○片山国務大臣 平成十三年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計について御説明いたします。  一般会計の予算額は、十八兆五千三十一億一千二百万円であります。  本予算案は、今日の我が国を取り巻く内外の厳しい情勢のもとで、社会経済...全文を見る
○片山国務大臣 今大島委員、いろいろお話がありましたが、私は、デジタル化は世界の趨勢ですし、日本がこれから世界で最も進んだIT国家を目指す以上、デジタル化への努力というのはおろそかにできないと思うんですよ。  そこで、問題はお金なので、まだその前提のアナ・アナを来年度から五カ年...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われたインターネットテレビというのは私は大分先だと思いますよ、本当にそれは。今、三千万と言われましたけれども、なるほどそれは一つの目標なので、特に超高速のは一千万ですから、高速は三千万ですから、だから委員が言われるようなのはかなり先の時代なので、今のデジ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、大島委員のお考えはよくわかるのです。よくわかるのですが、それを私は、すぐはそこまでなかなかいかないので、やはり段階を踏んでいくべきで、今としては、NHKや民放と我が省も入って、地上波のデジタル化、それの検討委員会なんかで相当議論していますから、その方が現実的...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われるとおり、このテレコミュニケーションの世界では、日進月歩じゃありませんね、秒進分歩なので、言われるような事態も私は十分予想されると思いますよ。  ただ、これが今世界の大きな大勢なのと、ずっと関係者の共同検討委員会で議論をして積み重ねた結果ですから、と...全文を見る
○片山国務大臣 島委員、なかなか難しいことを言われるのであれなのですが、私は、マクロで見ると、市町村合併というのは、言われるように、一つは確かに行政改革、行政の簡素効率化だと思いますね。それともう一つは、やはり公の仕事はできるだけ国民の身近でやった方がいいんですよ。その方が民主的...全文を見る
○片山国務大臣 なるほど、具体的なお話はよくわかります。いずれも、今度の法律で五年は特例を認めて、今の状況を続けるということにしてもらおう、こう思っております。
○片山国務大臣 言われるとおりなんですね。どうも今の首長さんや議員さんは、昭和の大合併をして何十年もたっていますから、やはり新しい体制の変更にはちょっと憶病なのかなと私も思っております。そこは、二十一世紀の我が地域社会をどうするのか、そういう新しい発想を持ってもらわなきゃいかぬ。...全文を見る
○片山国務大臣 政令市は、今まで、委員御承知のように、政令上は五十万人と書きながら実際は百万人、こういう扱いをしてきたんですね。ところが、少し緩んできまして、近い将来百万になればいい、そういうことで仙台や千葉も認めてきた例があるんですけれども、五十万までおろすということになると、...全文を見る
○片山国務大臣 今、昭和十七年三月まで合併特例法の期限がありまして、その間に合併してくれたところには、今委員お話しのように、合併算定がえで減るものは十年間減らさないよ。あるいは、合併特例債というものを認めて、それは、本来地方債の対象にならないようなものまでかなりな事業を見てやる。...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ各般のことを言われたので、少し整理してお答えせにゃいかぬのかなと思いますが、先ほどの私の答弁で、合併特例法の期限を昭和と言ったようです。よく間違うのですが、平成でございますので、平成十七年三月末と。  そこで、合併につきましては、中川委員、今各都道府県に...全文を見る
○片山国務大臣 今の地方自治制度は、釈迦に説法ですけれども、議会制民主主義なんですね、間接民主主義をとっているんですね。だから、住民の代表というのは地方議会、これが議決機関で、中央と違いまして地方の場合には大統領制ですから、執行機関である首長さんは直接公選、こういうことなんですね...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども委員に言いましたように、今の地方自治制度、地方自治法は、住民投票というのは原則として特別の場合にしか認めていないんですよ。だから、そこの根っこの議論をされないと。  それから、住民投票を条例でやっているところは幾つかありますよ、例えば原子力発電所とかなん...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの中川議員の話は私も聞くべきところがある議論だと思いますが、我が国会で中川議員のような意見が多数を占めて、地方自治法を変えて直接民主主義をうまくかまそう、こういうことになるということもあるかもしれませんので、ぜひひとつ頑張っていただきたいと思います。
○片山国務大臣 山花委員から冒頭大臣就任の御丁寧なごあいさつをいただき、ありがとうございました。かつてお父上が選挙制度担当大臣でございまして、私はあのとき野党でございましたけれども、お父上と非常に親しく論戦をさせていただいたことを今懐かしく思い出しておりますので、どうぞひとつ頑張...全文を見る
○片山国務大臣 ちょっとこれは役所の意見じゃありませんよ、片山個人の意見でありますが、今の制度だと供託金没収が当選人の倍数までだそうですから、例えば、仮に十人当選しますと二十人までは供託金没収はされませんけれども、それ以上は全部供託金没収ですから、その辺はいろいろお考えになると思...全文を見る
○片山国務大臣 今回の非拘束比例代表制度は、本当に山花委員には釈迦に説法ですけれども、比例代表制度なんですよ。ただ、比例代表には拘束式と非拘束があって、拘束は順番を党が決めて、非拘束は順番を決めなくて、候補者の一覧表で、あとは個人得票の順で当選する、こういうことなんですね。だから...全文を見る
○片山国務大臣 これは予算委員会で民主党の菅幹事長からも質問がありまして、それは一つの考えだけれども、いろいろな難点を挙げまして、それは我々は適当でないと思う、こういう御答弁をさせていただきましたので、ひとつ御了解賜りたいと思います。
○片山国務大臣 今矢島委員から御指摘のように、ユニバーサルサービスというのは、我々は、絶対これは必要である、しっかりとユニバーサルサービスを確保しなければならない、こう思っておりますし、今民間参入のお話もありましたが、仮に民間参入を今以上に認めるにしても、ユニバーサルサービスが確...全文を見る
○片山国務大臣 簡単に答えますけれども、今局長がるる言っておりますが、今回の電波法の改正を国会に出して御審議いただく中で、アナログはもう二〇一〇年に終わらせていただいてデジタルに移行する、こういうことを政府として正式に意思決定したわけであります。その過程ではNHKや民放連と十分協...全文を見る
○片山国務大臣 二十二日の総務委員会で申し上げましたように、この点については、今相当周知に努力しておりますが、さらに周知を徹底いたします。それから、委員にお答えしましたように、何らかの形で国民の意見を伺いたい、こう思っております。そういう過程で、買いかえがスムーズにいくように、メ...全文を見る
○片山国務大臣 実は、十年度から十二年度までは、地方財政の経常収支に大幅な穴があいたら、交付税特会で借り入れて、その元利償還の返済は国と地方が折半でやりましょう、その借り入れる原資は資金運用部の資金なんですね。それで、十年度から十二年度まで約束してやってきたんです。  いよいよ...全文を見る
○片山国務大臣 この赤字地方債は、赤字地方債であることはもう否定しませんけれども、ちゃんとした元利償還つきの赤字地方債ですから、いわゆる普通の赤字地方債とはそこが地方団体の受け取り方は違うと思うのですね。  それから地方単独事業につきましては、地方財政計画上十七兆五千億と明示し...全文を見る
○片山国務大臣 これは私個人の意見ですよ、役所のあれとは違いますけれども、例えば下水道だとか都市計画事業だとか環境関係のいろいろな施設整備だとか、道路で言えば生活道路だとかですね。私は、そういうことを中心にやるべきではないか、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 地方分権推進のために地方分権一括推進法ができて、去年の四月から施行になりましたね。それで、権限や事務の移譲あるいは国の関与の縮小は一区切りだと思っているのです。ただ、まだこれで十分じゃありませんよ。さらに次の段階でそういう地方分権の努力はせにゃいかぬと思っています...全文を見る
○片山国務大臣 詳しくは財政局長から答えてもらいますけれども、これは当時の、総務省になる前の自治省がいろいろ考えまして、いろいろな基金をつくったんですよね。例えば、将来地方債が膨らむ、その借金返済のための減債基金ですよ。国にありますよね、国債整理基金特別会計。ああいうものだとか、...全文を見る
○片山国務大臣 総務省は、既にもう何度も御答弁しておりますけれども、実質的な権限がないんですよね。だから、それぞれ個別の事案については具体の事実に即して判断をされるべきものであると考えておりますが、政治資金規正法の今のお尋ねにつきましては、政治団体の会計責任者は、毎年年末、十二月...全文を見る
○片山国務大臣 額賀さんの場合は、これは一番問題は、預かり金かどうかというところですね。恐らく、渡された方は寄附のつもりはあるいはあったかもしれません。これはわかりませんよ、それだけの知識がこちらはないので。ただ、受け取った方は預かり金だったかもしれませんね。そこが一番の問題で、...全文を見る
○片山国務大臣 判断する立場ではないんですが、そうでなければ、寄附ということなんでしょうね。
○片山国務大臣 それは大変事実認定が問題なんです、最終的には。  そこで、恐らく村上さんの場合を言われていると思いますけれども、それは最終的な事実の解明は、私は司直の手にまたなければ仕方がない。そこなんですよ、問題は。そこがはっきりしない。
○片山国務大臣 政治活動云々は、あれは某新聞が勝手に書いた話です。私は一言も言っていないんですね。その一連の記事の中にありましたね。だから、党員でない人を党員にし党費を払い込むということは、私は何度も言っていますね、これはよくありません。政治資金規正法は全く予想しておりません。
○片山国務大臣 今、田中委員からるるお話がございました。私も、基本的には、電子投票は、有権者の利便の向上や開票の迅速につながりますから、そういうメリットがあるかな、こう考えております。  ただ、メリットだけでなくていろいろな問題点もあるんですね。日本はずっと自書でやってきました...全文を見る
○片山国務大臣 大変力強いお言葉を賜りましたが、今言いましたように、広島県知事選挙といいますと広島県の選挙管理委員会が中心になりますから、まず県と市としっかりとすり合わせをしていただいて、そこで合意できれば、今田中委員が言われましたことを含めて、前向きに検討いたしたいと思いますけ...全文を見る
○片山国務大臣 今、田中委員からいろいろとお話ございましたが、電子政府の実現はe—Japan戦略の大きなテーマの一つでございまして、とりあえずは国民、企業の皆さんから出す申請や届け出など、約一万件ちょっとあるようでありますけれども、これを平成十五年度までにインターネット等オンライ...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
○片山国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○片山国務大臣 この委員会でも再三お答え申し上げておりますが、個々の事案については、それぞれの事案ごとの事実関係、これを精査しなければなりません、さまざまだと思いますけれども。  今佐藤委員言われましたように、仮に当該団体が、本人との意思疎通も全くなく、当該本人が全く知らないま...全文を見る
○片山国務大臣 せんだっての答弁で冒頭申し上げましたように、個々の事案につきましては個々の事案ごとに具体の事実に即して判断されるべきものでありますが、今のお尋ねで、寄附になるとすれば、事実認定をしまして量的制限は受けます。
○片山国務大臣 いろいろな要件がありますが、現在一億円でございます。
○片山国務大臣 この問題で、党費と認識をして受けたものについては同法に違反しないものと考えられますが、一方、量的制限を超える寄附であることを認識して受けたものについては同法に違反しますから、それは罰則の適用があります。
○片山国務大臣 この問題は、佐藤委員、基本的には事実認定、認識認定の問題でございますけれども、もし、今言いましたように量的制限を超える寄附であることを認識して贈り、受け取るとすれば、罰則の適用があります。
○片山国務大臣 違反が明らかになるとすれば、罰則の適用があり、両罰規定の適用ももちろんございます。
○片山国務大臣 当方もそのような事実は把握しておりません。
○片山国務大臣 お尋ねが二つ一緒になっているような気がいたしますので、一つ一つまずお答えいたします。  平成九年の当時、郵政審議会が、二十一世紀を展望した郵便局ビジョンをつくりたいというので、今委員が言われました郵便局ごとの収支をというお話がありましたので、これは一定の仮定の上...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○片山国務大臣 加藤委員には昨年の臨時国会で、選挙特では大変御指導いただきまして、ありがとうございました。  今のお話でございますけれども、選挙に関する情報につきましては、特に視覚障害者の方には点字による選挙のお知らせ版、簡単に言えば点字公報、それをつくって配付をいたしておりま...全文を見る
○片山国務大臣 加藤委員のお話は一つの御提案だと私も思いますが、現行法では、選挙公報を朗読してテープに録音した場合、そのテープは公選法による選挙公報には当たらないのです。だから、もしそういうことをやるのなら法律改正が要るわけですね。  必ずしも選挙公報というのは全部読めるように...全文を見る
○片山国務大臣 インターネット利用については、臨時国会の例の特別委員会でも相当の御議論を賜りまして、私もその必要性は大変認識しておりますので、今後どういうあれがあるのか。今のホームページの活用の議論もありましたね。これも今検討してもらっておりますし、なお検討を深めたい、こういうふ...全文を見る
○片山国務大臣 今の御提案も、それまでにいろいろお話があったことを含めて検討させていただきますが、公費の助成までいくのかどうか、これはなお検討課題にさせていただきます。
○片山国務大臣 政見放送の手話放送については、御承知のとおり平成七年の選挙から導入されましたね。それからまた、小選挙区選挙の政見放送に、いわゆる持ち込みビデオ方式が採用されましたので、手話通訳を付することができるようになりまして、私は、逐次前進はしていると思いますけれども、今のお...全文を見る
○片山国務大臣 今のお話も一つの御提案だと思いますけれども、手話通訳士の資格を持った人が地域的に偏っているようでありまして、これがうまく確保できるかどうか、時間的な制約もあると思いますし、その辺を含めての検討課題だ、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 これもやり方、経費その他を含めましていろいろな問題があるかと思いますけれども、そういう問題がクリアできるのなら検討の余地があると私は思いますが、これもしっかり、今いろいろ言われましたことを含めて検討させていただきます。
○片山国務大臣 今、加藤委員御提案のようなところまでいけば私は大変行き届くとは思いますけれども、それは、どこまでその移動投票の対象を認めるかという問題、あるいは同じようなことを言いますが経費、お金の問題、それから要員確保の問題、そういうところのいろいろな検討が必要だ、こういうふう...全文を見る
○片山国務大臣 今、加藤委員御指摘のように、せんだっての国勢調査で格差が四・九一六倍になっていることは承知いたしておりますが、この前大変お世話になりました参議院の選挙制度の改革の中で、鹿児島と熊本と岡山県が定数を削減いたしまして、三重県と鹿児島県の逆転現象が、場合によっては熊本県...全文を見る
○片山国務大臣 参議院というものをどう考えるか、参議院の選挙制度をどう考えるかということに私は不可分につながっていると思いますが、今我が国の行政単位は都道府県単位であるということ、それから今の参議院は半数改選方式であるということ、そういたしますと、小さな県に、人口に全くスライドし...全文を見る
○片山国務大臣 私は参議院と間違えて、参議院のことばかり今考えておりましたからあれでございますが、衆議院も基本的に、半数改選なんかではありませんけれども、今の小選挙区でございますけれども、それがそういうことで画定された以上、それは基数一はまず与えるということがあのときの一つの考え...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員には、総務委員会を含めまして、いろいろ御質問をいただき御指導をいただいておりますが、御承知のように、地方分権一括推進法が昨年四月から施行されましたし、二十一世紀は地方の時代、その地方の時代の地方は市町村の時代、基礎的な自治体が元気になる、強くなるというこ...全文を見る
○片山国務大臣 昭和の大合併が行われまして、一応の静止状態というか安定的な状態になりまして、それから何十年かたってまいりましたから、やはり二十一世紀において、地方分権の担い手として何をやるかということについての認識が幾らか薄いのかな、それから今の大変厳しい地方財政、市町村財政に対...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員及び自由党の皆様の最終的には三百だ、こういうお考えもよくわかります。広域市町村圏というのを今全国的に展開しておりますが、これを全部足せば恐らく三百か四百ぐらいだろうと思いますね。昔の幕藩体制時代の藩が三百か四百だったですね、三百五十かな。そういう意味では...全文を見る
○片山国務大臣 市町村合併が進展しました後だと、相当な仕事が私は市町村で処理できるようになると思いますね。そうなると、それじゃ都道府県をどうするのか、今度、中央省庁再編がありましたけれども、あるいは今の国の地方出先機関のあり方をどうするのか、そういう問題に広がっていくのではなかろ...全文を見る
○片山国務大臣 特に、介護保険の施行によりまして広域連合が全国的に大変ふえたと思いますし、私の県なんかを見ましても、広域連合で介護保険がうまく処理されている、こういうふうに思います。  今委員言われるのは、こういう一部事務組合、複合事務組合、広域連合をやることがむしろ市町村合併...全文を見る
○片山国務大臣 全国の郵便局ネットワークは、今お話しのように二万四千七百ありまして、明治以来大変な先人の努力で、私は、地域社会にも定着し、地域住民にも非常に愛されて利用されてきた、ある意味では大変な国民の資産だ、こう思いますから、これを今後とも十分活用していきたい、こう思っており...全文を見る
○片山国務大臣 今、田中委員から御指摘ございましたが、今回の中央省庁改革は、とにかく縦割り行政の弊害を除去して総合効果、相乗効果を出す、こういうことが一つのねらいなのと、行政そのものを簡素効率化する、こういう観点から行われたものでございます。  ただしかし、御指摘のように、例え...全文を見る
○片山国務大臣 これは幹部をどこでどういうふうにとらえるかということなんでしょうけれども、中堅、中間管理者層まで入れますと課長以上でしょうね。
○片山国務大臣 確かに、田中委員言われるように、おまえ、課長の名前と顔が一致しているかというと、なかなかそれは、三百人弱ぐらいおられますから、大体名前と顔が一致しているのは五、六十人ですね。それから、顔を知っているのは、それは半分以上はそうでございます。  そこで、課長さん方に...全文を見る
○片山国務大臣 委員言われるとおり、今はなかなか総務省というのは巨大な役所ですけれども、私は次第に、これは規制緩和によって官から民へ、それから地方分権によって中央から地方に、そういうことで中央省庁そのものはスリムにしていかなきゃいけません。仕事が減ることによって組織もスリムにする...全文を見る
○片山国務大臣 今言われましたが、確かにアメリカは財政赤字と貿易赤字という双子の赤字を克服して、黒字が続いて大変な経済繁栄を謳歌したのですが、ちょっと今減速して、ちょっとおかしくなってきました。  日本の場合にも、それなりの努力はしてきたのです。規制緩和も、委員はそう言われます...全文を見る
○片山国務大臣 規制緩和を今まで、我々はかなりやったと思いますが、委員はそこは御認識が違うようですが、いずれにせよ、これは規制緩和をやらないといけません。  ただ、規制にも社会的規制と経済的規制がありまして、私は、言われるように、経済的規制は場合によっては全部なくしてもいい。し...全文を見る
○片山国務大臣 可処分所得が減っているという話がまず最初にございましたが、なるほど、企業の収益は今ふえているんですね、これから少し陰るかもしれませんが。ただ、企業の収益が企業の今までの借入金の返済やあるいは不良債権の処理に行っているんですよ、実際の数字を見ますと。だから、これが企...全文を見る
○片山国務大臣 委員からいろいろ広範な御指摘がございましたので、しっかりとそれは受けとめさせていただいて、今後の行政改革あるいは今の特殊法人や公益法人の見直しの諸問題に当たらせていただきたい、こういうふうに思います。     〔主査退席、八代主査代理着席〕
○片山国務大臣 今度の中央省庁再編改革は、今委員が言われたとおりなんですよ。政治主導、政治のリーダーシップ、こういうことですから、言われたことはそれこそ肝に銘じまして、しっかりとリーダーシップを発揮してまいりたい、政治主導で事に当たりたい、こういうように思っております。
○片山国務大臣 いろいろ今お話がございました。  私は、インターネットというのは端的に言いまして両方の機能をあわせ持っていると思いますよ。これは我々が少し前まではとにかく想像していないようなネットワークでございまして、これをどういうふうにうまく使っていくかということが、グロスと...全文を見る
○片山国務大臣 これは特に新聞社の関係者を中心に大変議論されてきたことでございますが、今委員言われましたように、現行の放送法第九条第一項で、NHKの本来業務は国内放送、放送及び受信の進歩発展に必要な調査研究、国際放送云々、こうなっていますね。それで、今委員が言われたインターネット...全文を見る
○片山国務大臣 私も七条をつくづく見たのは久しぶりなんですが、七条は、「協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、」そこから例えば国内放送、国際放送となるので、私は、この目的には今のインターネットによります「いつでもニュース」というのは沿っ...全文を見る
○片山国務大臣 これは考え方なんですが、今まで事業計画は本来業務中心に記載してきましたので、附帯業務の細部までは記載していないというのが例になっているのですね。現に、NHKがやるいろいろなイベントだとか、例えば放送博物館、そういうものの運営については事業計画に記載されていないので...全文を見る
○片山国務大臣 通告がありませんでしたので、役所の者があれしていますが、ホームページに流す方は、これはNHKがやっているわけですね。今のはiモードの方ですね。携帯電話の方はドコモがやっておりまして、これは営利会社ですから料金を取っている。NHKは御承知のように受信料で賄っている。...全文を見る
○片山国務大臣 そこまでどう考えるかということです。今我々は基本的に、何度も言いますようにNHKは公共放送ですから、なるほど受信料を取った人を主として考えますけれども、しかし取らない人だって、公共性からいって、附帯的なものならそれは見てもらっても一つも構わない、こう思っております...全文を見る
○片山国務大臣 NHKが特殊法人であることは事実です。しかし、これは特殊法人の中でも特殊な特殊法人なんですね。特殊が二乗になる。しかも公共放送で、表現の自由という憲法の基本的なあれにもかかわる法人ですから、この扱いは慎重でなきゃならぬと私は思いますけれども、今回のインターネットの...全文を見る
○片山国務大臣 今塩川委員からるるお話がございました。私は岡山県なんですが、出身は笠岡市という西の端の人口六万くらいの小さな市ですけれども、ただ、今全県が選挙区なものですから岡山市に住んでおりますけれども、岡山市や笠岡市を見ましても、本当に中心市街地は衰退しておりますよ。  こ...全文を見る
○片山国務大臣 商店街の振興ということは地域の振興の大きな目玉だ、私はこう思っております。中心市街地につきましては、関係各省の皆さんが来られてるるいろいろな説明をされましたが、今委員の方からいろいろなことを指摘していただいて、やり方で改めるべき点は私は改めて、実情に沿ったような振...全文を見る
○片山国務大臣 今御提案いただきましたので、関係の省庁とよく相談いたします。
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(片山虎之助君) 各省庁の持つ文書については、それぞれの省庁の、訓令ですけれども、文書管理規則で適正に管理する、こういうふうな建前ですね。  情報公開法がこの四月から施行になるものですから、情報公開法の中では、私の方が所管ですけれども、保存期間が満了になっても職務上の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方分権一括推進法が去年の七月から施行されまして、私は、地方分権は一歩進んだと、こういうふうに思います。  その場合に、地方分権というのは、やっぱり私は、市町村が一番身近な自治体ですから主役になるべきで、そのためにはもっともっと市町村に事務や権限を与...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 合併推進のために合併特例債という仕組みをつくりましたが、これは幾つ合併して人口がどうなるか、中心の例えば市なら市に加わる人口がどうなるか、そういう複雑な算式をつくっておりますから、恣意的にならないように。だから、どういう合併が進むかという見通しがなけれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には今言いましたのは上限なんですよ、上限。そこで、あとはその合併する市町村が幾ら要るかと言ってきていただいたときに御相談して認めると、こういうことがございますから、今私が言いましたいろんなあれは上限を決めているんです、一応。
○国務大臣(片山虎之助君) 事業に対する起債を幾ら充てるかを充当率と言いますけれども、充当率は九五%にしまして、そのうちの元利償還の七〇%は将来の交付税の基準財政需要に入れようと、こうしております。
○国務大臣(片山虎之助君) 県を通じまして市町村には十分説明しております。市町村は大体わかっていると思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 説明は、いろんな説明を都道府県がしていると思いますけれども、基本の今の仕組みはしっかりと都道府県の関係の方にわかってもらって、そういうふうに市町村に徹底してほしいと言っていますから、七割は基準財政需要に入れますけれども、三割は入れませんので、それは徹底...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) 平成十年の財団法人国民政治協会の収支報告の中には、古関さんの名前はありません。
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘のとおりであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、地方分権一括推進法が去年の四月から施行されまして、これもお話しのように機関委任事務の廃止だとか、国の関与を相当縮小するとか、私はかなりな成果が事務権限の移譲を含めてあったと思いますが、今、堂本委員お話しのように、それは国の法律やその他...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 事務権限が一区切りついたら、私はやっぱり税財源の移譲というのを本気で検討しなきゃいかぬと思いますけれども、御承知のような景気や、国と地方の財政の状況の中で、変動期ですから、落ちついてからしっかりと国とも相談して、地方に税財源をより厚く移譲するような検討...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは何年、いつと、こういうことは言えませんね。できるだけ早いことを望んでおりますが、一日も景気が安定するように、我々もそれを願っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 既に衆議院その他でも、参議院でもあったと思いますが、お話は申し上げましたが、平成八年と十一年に私のパーティーをやりましたときにパーティー券の購入をしてもらっておりますが、それぞれの年にしっかりと収支報告を選管にいたしております。  その時点ではどうい...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(片山虎之助君) 委員御指摘のように、ことしは本当に雪が多いですね。それで、この地方団体の除雪、排雪の経費というのは今こういうルールになっているんですよ。  まず、通常の、平年並みというのはおかしいんですけれども、平年度の除雪を見込んでの除雪や排雪の経費は普通交付税で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村合併の問題ですけれども、何度も同じような答弁を今までもさせていただきましたが、昨年の四月から地方分権一括推進法が施行になりまして、私は、これはこれで大きな地方分権の一区切りではないか、こういうように思っておりますが、さらなる地方分権の推進のために...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公職選挙法には、選挙運動は選挙の告示から投票日の前の日までと書いてある。それは、特定の選挙で特定の候補者を当選させるために入れてくれ、投票してくれという直接間接の働きかけが選挙運動で、その期日の前に、告示の前にやるのは事前運動と、こういうわけでございま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員御指摘の平成九年、十年における自由民主党東京都豊明支部の収支報告について東京都選挙管理委員会に確認しましたところ、平成九年に党費が六千九十八万九千五百円、納入者数七万四千百六人、平成九年でございます。平成十年が党費八千二百八十九万七千百円、納入...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは何度も衆議院でもお答えし、こちらでもお答えしたんですが、個々の事案の事実認定の問題になるんですよね。幽霊とかもみ殻とか話がありますが、どういうもみ殻であり幽霊であるかの事実認定が要りますので、私の方は、何度も言いますけれども、実質的な審査権がない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私がお答えする立場なのかどうか大変疑問に思っておるんですが、総理も総裁として、事実をしっかり調査して、その結果しかるべき対応をとると言われておりますので、それをぜひ早期にやっていただくということではなかろうかと思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 本当にこれこそ釈迦に説法でございますが、お求めでございますのでお答えしますが、公職選挙法第百三十六条の二の第一項においては、公務員等はその地位を利用して選挙運動をすることができないとされております。また、第二項において、その地位を利用して後援団体を結成...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたような解釈のもとで、この規定に違反した場合には罰則が科せられることは当然であります。
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘のとおりであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 常々、私のところは旧総務庁もありますし、総務庁、人事院がそういうことの服務規律を含めて今までも通知を出し、徹底を図ってきておりますが、今後ともさらにそれを遵守してまいりたいと考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 総務庁の時代に、去年のあれは六月ですか、総務庁が各省庁に出したわけです。その文書のことを今、扇大臣や谷津大臣は言われているわけです。それを徹底されたということですよ。総務庁が出したものをさらに徹底されたと、そういうことです。
○国務大臣(片山虎之助君) 私自身は今のところ考えておりませんけれども、そういう江田委員の御要請があれば、中で十分検討します。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、松岡委員から御指摘がありましたように、私も参議院議員としてこの問題は大変残念に思い、かつ深刻に受けとめております。きのうも申し上げましたが、できるだけ早く司法の場で全貌、全容が解明されることを望んでおります。  幸いにと申しますと語弊がありますが...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 都道府県を通じまして二月二十八日の時点で集計しましたところ、この冬の雪害による死者数は五十五名、負傷者は七百二名でございまして、山形県は死者九名、負傷者百九十八名でございます。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、岸委員のお持ちのパネルを見せていただきましたけれども、大変な豪雪ですね。十五年ぶりじゃないですな、これは。  そこで、地方団体の除雪費、排雪費、それにつきましては、きのうも答弁させていただきましたが、直近の二十年の、二十年平均の積雪量で、それに伴...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電波利用料は、電波法に基づきまして、これは電波法の規定ですが、「電波の適正な利用の確保に関し総務大臣が無線局全体の受益を直接の目的として行う事務の処理に要する費用」に充てると、こうなっているんですね。  今、櫻井委員言われましたように、今大変電波事情...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、我が国は携帯電話が世界で最も進んだ国ですね。それで、この携帯電話がさらに次世代の携帯電話になろうとしているんですよ。私は、爆発的な需要になると思います。これはぜひ進めたいと。そうするためにはどうしてもデジタル化を進めなきゃいかぬと。デジ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) アナ・アナ対策のお話だろうと思いますけれども、これはいろんな議論をやりまして、予算折衝のときに。それで、受信側、国民の方にはほとんど負担がなくやろうと。送信側、送信する方は、三大都市圏の基幹局については、東京、大阪ですが、名古屋はあれですけれども、東京...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはいろんな議論があって決まってまいっていますから、今後検討いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 櫻井委員もデジタル放送のメリット、放送のデジタル化のメリットは十分御存じだと思いますよ。品質はよくなる、データ放送はできる、通信と融合してですよ、双方向ができる。あるいは話速変換、高齢者や障害者の方も大変聞きやすくなるし、移動体の通信もはっきり見える。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 櫻井委員が言われる点も私もわからないでもないところはありますが、入札制度は、これはよそでやってみていろんなデメリットが出ているんですね。高く落として、結局はそれを皆さんに負担を押しつけるようなことだとか、いろんな弊害が出ておりますから、私は一つの提案だ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 自由民主党東京都豊明支部でございますが、設立されたのは平成六年—平成十一年まででございます。それから、自由民主党埼玉県豊明支部、同じく自由民主党千葉県豊明支部、同じく神奈川県豊明支部については設立された平成三年から平成十一年までにおける収支報告書の要旨...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題につきましては、もう既に何度も御答弁させていただきましたが、個別具体の事案は事実に即して判断しなければならない。いろんな経緯、そういう今までのいろんな関係を踏まえて総合的に勘案されるべきものだと考えますけれども、仮に、今、木俣委員お話しのように...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはしておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) これも何度も申し上げましたように、事実認定に基づいてどういう判断をするかということでございますから、一方的にそれが虚偽だとか間違いだとかということになっていないわけでありますから、その訂正云々ということは直ちには出てこないと、こう思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) これは衆議院でも参議院でも総裁である総理が何度もお答えになっておりますけれども、現在実態を党で調査中でございまして、私どもの方は、これも何度も申し上げますが、実質的な審査権があるわけじゃありませんで、いろんな報告を受け取って公表するというのが我々の仕事...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度もこれもお答えしておりますが、そういう権限は総務大臣にも選挙管理委員会にもないわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 第三項だけでよろしゅうございますね。
○国務大臣(片山虎之助君) 四項も読みますか。  政治資金規正法の第二十二条の六第三項、「何人も、第一項の規定に違反してされる寄附を受けてはならない。」、第四項、「第一項の寄附に係る金銭又は物品の提供があつたときは、当該金銭又は物品の所有権は、国庫に帰属するものとし、その保管者...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この規定は本人以外の、本人名義以外の名義または匿名による寄附でありますが、そういうことを知らずに収受した場合は適用がありません、知らずに。本人名義以外の名義や匿名であることを知って受け取った場合には、これは寄附として受けたわけでありまして、罰則の適用が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 後に、後日になって判明した場合は適用はないというふうに解釈されております。
○国務大臣(片山虎之助君) その場合にはそのままだという解釈であります。
○国務大臣(片山虎之助君) 私が言っているのは知らずに受け取った場合でありますよ、知らずに受け取った場合。知った場合には適用はあるんですから。知らずに受け取った場合でございまして、それは最終的には、何度も言いますけれども、事実認定の議論になりまして、現在、この問題はまさに司法の場...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのあたりはいろんな御議論がありますが、私は最終的には立法政策の問題だろうと。そういうことは余り想定していないんですよ、法律そのものが。立法政策の問題だろうと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 政治資金規正法や公職選挙法を所管する大臣として、木俣委員の今の発言は受けとめさせていただきます。
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、下水道はいろいろなことをやっておりますけれども、汚水処理は原則使用料ですね。雨水処理は原因者、責任者わかりませんから、これは公費でもいいとこういうことなんですが、今、弘友委員言われましたように、その汚水処理のうちもう六割しか使用料が取れ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 弘友委員言われますように、地域の実情に応じて一番効率的で安上がりで合理的なものを選べばいいんですよ。だから、五万以下でも人口が割にコンパクトに固まっているようなところは私は公共下水道の方がいいと思いますよ。しかし、これがかなり密度薄く、散漫にと言っては...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 確かに一つのお考えで、そういうことできっちり事業着手のときにいろいろ議論して私は方向づけをした方がいいと思います。それぞれ、いろんな国土交通省なり、あるいは農業集落排水は農林水産省でございますし、環境省もありますし、その辺と十分相談しながら合理的な事業...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のお話の点はそのとおりでございまして、現在義務づけていないですね。任意選択になっておりますが、我が省ではできるだけ法律の適用をしなさいと、こういう指導をしておりますので、さらにそれを進めたいと思いますし、独立行政法人に今度は中期経営目標みたいなものが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員御指摘のように、今の審議会等はかなり多いことは多いですよね。隠れみのと言われたり、隠れみのにしているんじゃないかとか縦割りの応援団だとかね。  そこで、今度の中央省庁の再編にあわせまして審議会も減らそうということになりまして、恐らく前の続総務...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 委員御指摘のように、平成六年、七年のころは公金の横領事件や例の官官接待に絡むいろいろな問題が起きていることは事実であります。その後、当時は自治省ですけれども、自治省の方で事務次官通達を出したり、いろんな会議でとにかく経費支出の適正化と公務員倫理の確保を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、地方分権推進委員会は、去年の六月末でおしまいというものをいろんな議論、経緯の中で一年延長しまして、ことしの六月末まででございますが、現在、地方分権推進委員会は、地方分権推進計画のフォローアップと、それから地方税財源の移譲ということも視野...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 金田委員御指摘のように、現下の地方財政は大変窮迫いたしております。国の財政もそうですけれども、地方の財政も大変悪化している。借入金もお話しのように百八十八兆円の累積でございますし、来年度だけとると、恒久的減税の補てん分まで入れると十四兆円の穴があくと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昨年の臨時国会で参議院の選挙制度、特に全国比例は拘束式から非拘束式に直したわけでありますが、魚住委員と一緒に提案者として大変悪戦苦闘もありましたし、とにかく皆さんの御協力を得て法案の改正をすることができたことを大変うれしく思っております。  今、御承...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日ごろ西川委員には、この問題について大変な御関心を持って御指導いただいておりますことにまず敬意を表したいと、こう思います。  今言われましたように、ちょっと今数字を事務方に聞いておりますが、寝たきり老人、難病患者の方、二百三十万人ぐらいでしょうか、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) はい、百二十万ぐらいでございます。いろんな計算の仕方があるようでございますが、これで見ますと百二十万、こういうことでございまして、そこで、こういう人々に投票権を与えるというのは大変重要な問題なんです。  しかし同時に、選挙の公平公正を確保することも重...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、郵便による不在者投票というのは昭和二十五年にやりまして、その際は代理投票を認めたんですよ。そうしたら、とにかく不正というんでしょうか、本人以外の者が、無断な場合を含めて、投票するなどの不正が横行しまして大議論になりまして、昭和二十七年...全文を見る
03月15日第151回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○片山国務大臣 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の経済情勢等にかんがみ、普通恩給及び扶助料の最低保障額の一部の引き上げ等を行うことにより、恩給受給者に対する処遇の改善を図ろうと...全文を見る
○片山国務大臣 今お話がございました恩給の改善につきましては、恩給が国家補償的な性格を持つという特殊性がまず一つありますが、その特殊性を考慮しながら、公務員給与の改定や物価の動向など、そういうもろもろの状況の総合勘案、こういうことでございまして、今回私どもが大変心配しましたのは、...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどもやりとりの中で話がありましたように、現在、受給者の平均年齢は、黄川田委員も言われましたように、八十一歳と相当高齢化しております。  ただ、何度も繰り返しますけれども、恩給は国家補償的性格を持つものでございますし、高齢化された受給者の方々のいわば生活の支え...全文を見る
○片山国務大臣 これも委員からお話がありましたように、現在の恩給受給者の大部分は、さきの戦争において犠牲になられた旧軍人の方々の御遺族や、生命、身体を賭して長年軍務に服されまして、または不幸にして傷つかれた旧軍人の方々でございます。恩給は、このような方々との特別の関係に基づき、国...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員からいろいろお話がございましたが、平成十一年三月の野中官房長官の発言を受けて、政府としては、いろいろな調査検討の結果、御承知のように、与党三党による議員立法として、今お話しの平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律が昨年の通...全文を見る
○片山国務大臣 今委員、国際人権規約B規約第二十六条のお話がございましたが、我々が有権解釈権を有しているわけでは必ずしもありませんけれども、合理的理由のある区別を設けることは法のもとの平等に違反するものでないとの最高裁の判決もあるように、これらの条項がそれぞれの国の合理的かつ客観...全文を見る
○片山国務大臣 今いろいろ言われましたけれども、やはり一国の主権と国籍に絡むいろいろな問題というのは、私は慎重に考えないといかぬと思いますね。今言われましたように、国籍条項の問題、地方参政権の問題、いろいろ提起されていますね。最終的には、ある意味では立法政策の問題なのですよ。そこ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、必ずしも委員ほどこの関係は勉強しておりませんので、これから十分勉強して世界の流れを的確につかみたい、こういうふうには思います。
○片山国務大臣 委員が言われた、日韓の問題、韓国の方の問題については、昭和四十年の協定によって在日韓国人に係るものを含めて法的には完全かつ最終的に解決された、こういうことになっているのですね。ただ、人道的な観点で、野中前官房長官がおられますけれども、そういうことであの立法がとられ...全文を見る
03月15日第151回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地域雇用開発等促進法の運用についてのお尋ねがございました。  お話しのように、今回の改正は、これまでの国が地域指定を行うという方式を、都道府県が自主的に計画を作成して国が同意するという方式に改めたものであります。このことにより、地方団体の主体性や自主...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) このたび中央省庁再編に際し総務大臣を拝命いたしました片山虎之助でございます。所信表明に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  総務庁、郵政省及び自治省の統合により発足した総務省の初代大臣として、副大臣及び大臣政務官とともに所管行政の円滑な推進に全力...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  本年一月六日、中央省庁等改革に伴い、総務省が発足いたしました。  総務省は、行政組織、公務員制度、地方行財政、情報通信、郵政事業、消防防災など、国家の基本的仕組みに関する諸制度、国民の経済社...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、久世委員からいろいろ御指摘がございました。  世間では、やや嫌み的な意味を含めて巨大官庁と。今お話しのように、予算面でも人員の数でも一番大きなことは事実でございますし、先ほどるる所信ということで行政の内容の説明をさせていただきましたが、大変大きな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政改革全般につきましては、暮れの行政改革大綱でいろいろ書いておりますが、今度の組閣で行政改革担当大臣というのが橋本先生がなられまして、そこで橋本先生と私の方で相談いたしまして、これから新しく取り上げて方向づけするものは行革担当大臣にやってもらうと。そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、久世委員がお話しのように、今度の中央省庁再編の中の目玉の一つに、総理主導のもとに経済運営や予算編成等にそれでやっていく。こういう経済財政諮問会議ができまして、関係の閣僚と、あとは民間の有識者が四名入って、実はきのうの夜の五時半から七時半までやりまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方分権について、山登りで言うとどこまで来たかと、こういうことなんですが、昨年の四月に地方分権一括推進法が施行されまして、この中では事務や権限の移譲と機関委任事務、長い間の宿願であった機関委任事務の廃止、それから国の関与についての縮減、こういうことが行...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども遠藤副大臣が申しましたように、二十一世紀は好むと好まざるとにかかわらず地方の時代になるし、私はしなければならないと。そのときの地方は市町村中心と、こういうことでございまして、そういう意味で今の市町村合併特例法が十七年の三月末までという期限を区切...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 鶴岡委員から冒頭大変御丁寧なごあいさつをいただきまして、恐縮いたしております。一生懸命、副大臣、政務官ともども頑張ってまいりたいと、こういうふうに思っております。  今お話しの今回この国会に出しました法案は、先ほども少し申し上げましたが、市町村の仕事...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、鶴岡委員言われました国の事務もかなりやっているんですね。例えば、恩給の支払いだとか年金の支払いだとか、国税の収納だとか国債の販売だとか、いろいろやっているんですけれども、今、鶴岡委員が言われました、大きいのはパスポートですね。  パスポートは、私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 鶴岡委員言われるとおりなんですよ。特定局なんかはそんなに数が多いわけじゃありませんし、どこまでやれるか、私はかなり差があるんではなかろうかと、こう思っておりまして、経費の方は、市町村が仕事を委託することになりますから、市町村が委託料で郵便局にお払いする...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員言われましたように、昨年の末に平成十三年度の運用計画を郵政審議会に諮問して、それに基づいて運用計画を策定、公表いたしたところでございます。  この四月から自主運用が始まると、こういうことでございますが、運用の基本方針は、安全、確実性を重視する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、IT国家戦略、e―Japan戦略を決めまして、今アクションプランである重点計画を三月中につくろうということでいろいろやっておりますが、そのe―Japan戦略の中にいろいろ書いているわけですよ、例示で。  例えば、ITを利用して自由に世界じゅう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 鶴岡委員言われるとおり、今私も総務大臣にならせていただいて、このテレコミュニケーションの進歩というのは日進月歩じゃないんですね、秒進分歩でございます。  今、携帯電話でiモードというのが爆発的に売れているんですね。二千万台超えて、ドコモは今度ヨーロッ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まさに今、鶴岡委員が言われるように、デジタルデバイドをどうやって解消するかというのが当面の大きな課題だと思います。そこで、総務省の中にIT有識者会議というのをつくりまして、地方団体の代表、それからいろんな情報や通信関係の企業や何かの代表の方、それから障...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それで、済みません、委員長。
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど、自主運用で私二十二兆と申し上げましたが、二十四兆五千億でございます、郵貯の自主運用の額が。二十二兆と申し上げましたが、二十四兆五千億でございます。
03月16日第151回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○片山国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会平成十三年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 ...全文を見る
○片山国務大臣 e—Japan戦略は、今月中にというか、今年度中にアクションプランである重点計画をつくろうと今、各省でやっております。これの一つは、二〇〇五年までに日本を最先端のIT国家にする。具体的には、三千万世帯は高速ネットワークのインフラの恩恵が受けられる。一千万世帯は超高...全文を見る
○片山国務大臣 松原委員が言われましたように、デジタル化が進んでも、それをみんなが利用せにゃだめですね。  そこで、今本当に、パソコンなんかを見ましても、お年寄りの方が多いのですよ、IT講習なんかを見に行きますと。お年寄りと専業主婦の方が多いと思いますよ。そこでマウスを持ってク...全文を見る
○片山国務大臣 今、海老沢会長からお話しのように、今回、この国会に電波法の改正案を出させていただいておりますけれども、それは、今言いましたように、二〇一〇年までにデジタル移行を完了させたい、こういうことであの法案の中身ができているわけでありまして、我々はそういうことでやっていきた...全文を見る
○片山国務大臣 まあ、これは、今回のデジタル化移行は順序がありますから、まず我々は五年かかってきっちりアナ・アナ変換をやりたい。それからデジタルに入るわけで、まだ相当のロングスパンですから、その間に、状況を見ながら私は考えていきたい。今必ず何らかの対応をとるということも言えないし...全文を見る
○片山国務大臣 いや、可能性が何かということですけれども、今の段階では決めていない、今の段階では、今までのやり方のように頑張っていただく、こういうことでございますけれども、状況の変化に応じて対応は変えていくというのがあれですが、ラジオやテレビは三十年かかったかもしれませんが、中村...全文を見る
○片山国務大臣 委員のお気持ちはよくわかりますので、状況を見ながら、よく検討して結論を出したいと。
○片山国務大臣 同じことをお答えして恐縮になりますけれども、前後の状況で御勘案賜りますようにお願いします、賢明なる委員として。
○片山国務大臣 委員からいろいろ重要な点の御指摘がありまして、NHK側の答弁も大変前向きで誠意があると私は思いますので、今後とも、我々も関係するところとして、十分見守っていきたいと思います。
○片山国務大臣 私もこの前、大宮と浦和と与野が合併するという話もありまして、知事さんのお招きでちょっと行ってまいりましたが、そのときお話は聞きました。  基本的には、今、武正委員が言われたタワーの話は民間事業者の方が一義的にはどうやるかという話であろう、こういうふうに私は思って...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、NHKは、特殊法人という建前で昭和二十五年に制度ができて以来、見ようが見まいが、視聴の有無にかかわらず受信契約を締結して国民から受信料をいただく、こういうことになっておりますから、私は、やはりそのチェック機能をどこか制度的に担保する必要はある、ただ...全文を見る
○片山国務大臣 今、春名委員御指摘のように、情報アクセス機会の均等化というのは大変重要なことだと思いますね。委員が言われるほど基本的人権として成熟しているかどうかは、まだ情報化の進展を見ながら考えなければいけませんけれども、そういう機会を均等にするということは大変私も重要だ、こう...全文を見る
○片山国務大臣 なるほど、今、数字を私も見てみましたら、委員が言われるように、NHKと民放キー局の数字はかなり開いていますね。やはりそこはいろいろな困難な事情があるかもしれませんし、認識の差があるかもしれませんが、これはできるだけNHKさんの方にそろえてもらうように今後とも要請い...全文を見る
○片山国務大臣 今も言いましたように、IT有識者会議でデジタルデバイドの解消を最大のテーマとして議論しておりますから、その中で一定の方向づけをするよう努力いたしたいと思います。
○片山国務大臣 委員御指摘のように、規制改革委員会の見解には、そういう趣旨のことが確かに載ったわけでありますけれども、我々は、NHKのBSデジタル放送のスクランブル化については、今、受信料制度というものがあるわけでありますから、その上に、それにかえて料金制度を導入する、有料放送と...全文を見る
○片山国務大臣 今、海老沢会長から委員にお答えがありましたように、高齢化が進みますから、デジタル化に伴ってどうだと。海老沢会長も言われましたけれども、私は、できるだけ安く、あるいは操作が簡単、こういうふうな機器の開発が行われると思いますし、さらに、デジタル化をしますと、高齢者や障...全文を見る
○片山国務大臣 日本放送協会の平成十三年度収支予算等につきましては、慎重なる御審議の上、御承認をいただき、厚くお礼を申し上げます。  御審議を通じた貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきましては、今後の放送行政を進めるに当たり、御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。 ...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 平成十三年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十三年度の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋議員から何点かの御質問がありました。  まず、地方財政の現状認識、原因等についてのお尋ねがありました。  私も、現在の地方財政は、大変毎年度経常的な財源不足状況が続くとともに、借入金も急増しておりまして、極めて厳しい状況にあると認識いたしており...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 八田議員から何点かの御質問がありましたが、まず、介護保険の保険料に関するお尋ねであります。  介護保険制度は、国民みんなで介護を支えると、こういうことでございますから、能力に応じて保険料や使用料を負担いただくことが制度の基本でございますが、低所得者の...全文を見る
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 峰崎委員御指摘の郵政事業の民営化は古くて新しい問題で、いろんな議論がありましたが、何年か前に大議論をしまして一定の結論を出して、行革基本法の中にも書いております。郵政の事業は、国営事業、三事業一体、職員の身分は国家公務員、民営化しないと。しかし、経営の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、堀委員お話しの、とにかく二〇〇五年までに日本を一番進んだIT国家にすると、こういうことで各省庁連携を強めて今努力しておりますが、一番私は大切なのは、デジタルデバイドをなくすということ、情報バリアフリーにすると、こういうことだと思います。  そうい...全文を見る
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今回の件は、今、経済産業大臣が極めて遺憾だと。私も、疑いを持たれるということは大変遺憾だと、こういうふうに思います。ただ、個々の事案の認定につきましては、先ほども私どもの方の選挙部長が言いましたように、ケース・バイ・ケースによりますから、一律にどうこう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 放送法におきましては、憲法に規定する表現の自由を尊重する観点から、放送法の第三条において放送番組編集の自由というものを規定いたしておりますが、同時に、第三条の二によりまして、放送事業者が守るべきものとして政治的公平ということをうたっているわけであります...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) せっかくの円委員のお尋ねですけれども、私は、大臣というのは公の場では個人の意見を言うべきでないと、こういうふうに思っておりますからね。  男女共同参画会議の一員のようですから、しっかりとその中で円委員の意見も受けとめながら議論してまいります。
○国務大臣(片山虎之助君) 沢委員御指摘のように、放送、テレビというのは、それ自身が電波、公共性がありますし、社会的影響力は大変ありますから、御指摘のように、人権やプライバシーについては私はもう大変細かい神経、配慮を持って対すべきだと、こう思っております。  それから、今の放送...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、何を委員が言われておるか知りませんが、私と吉村さんは昔の国対時代からの仲間ですから、合図をして、今来られましたねというから私は答えただけで、あなたの質問と何の関係もない話であります。
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、笑うって、吉村さんが合図をしたから私は答えただけで、あなたの質問を笑ったわけじゃありませんよ。そんな失礼なことをするわけがない、私はもう予算委員会の理事を何年もやって、国対委員長をやった者が。わかっていますよ、そんなことは。
○国務大臣(片山虎之助君) 道州制ですか。
○国務大臣(片山虎之助君) けんか腰じゃありませんよ、何を言っていますか。
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方は消防を所管しておりまして、今、委員言われるように、私も、警察や消防や自衛隊や危機管理における連携というものは、今内閣が中心にやるようになりまして、伊吹大臣がその危機管理担当になりましたけれども、しっかりそれはさらに組織的な情報の集約と指揮命...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 実は、私のところにも茨城県の関係の市町村長さんが大勢お見えになりまして、実情を聞きました。  それで、釈迦に説法ですが、松岡委員御承知のように、住民基本台帳法では、転入届があった場合には、市町村がこれを審査して、本当の住所であるかどうかの客観的な事実...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、輿石委員からお話がありましたように、行政改革の重要性ということはもう先生方御承知のとおりでございますが、特に二十一世紀の我が国の経済社会を自律的な個人を基礎としたより自由かつ公正なものにするためには、さらに行政改革を進めていかなければならない。基本...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、局長の方から四種類の法人の性格づけの説明がありましたが、このうち今回の行革で真っ正面から取り組もうと思っておりますのは、特殊法人と国の事務事業に係る公益法人でございまして、これらにつきましては、これも昨年十二月の行革大綱に書いておりますけれども、ど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なお詳しい説明を要すれば事務方からお答えしますが、民法三十四条に基づきまして公益性のある事業をやる、営業はやらない、主務大臣の認可が要る、こういうものが公益法人でございまして、現在、国の所管の公益法人が約七千、地方といいますか都道府県知事の所管に属する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) KSDが御承知のように公益法人でございまして、これに絡む論議の中で、一遍早急に総点検だけしてみようと、三月中に総点検ということで今各省庁が総点検をやっております。  これは公益法人制度そのものの見直しとは直接関係ございませんで、例えば現状の監督権の行...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、輿石委員言われますように、自民党の中には本部がありますし、与党三党で改革協というのをつくっておりますが、それにいろんな説明のために総務省その他の役所の職員が呼ばれることはありますけれども、中に入って協議をするようなことには全くなっておりません。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 小泉さんはいろんなことを言われる方でございまして、それぞれ御自身の見解を表明されることは私は一向差し支えないと思いますが、九つの金融機関それぞれの必要があっていろんな議論の上できたものでございますから、ただ、今の時点でもう一遍見直して、本当に必要かどう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あれはいつだったですか、きのうかおとといかの閣議後の記者会見でもクラブの皆さんから質問を受けたんですが、この郵政三事業についてはかねてからの大議論のあることでございまして、御承知のような議論を経て、行革基本法の中に書いているんですね、二年後には国営公社...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公益法人につきましては、先ほどの答弁でも申し上げましたが、国所管が七千、地方の所管が一万九千五百と、こういうわけで、相当な数がございますが、公益法人というから公益性ですね、公益的な事業をやる、こういうことでございますが、それが本当にそういうことなのかと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 二月九日に申し合わせをいたしまして、それを閣議で追認いたしたわけであります。この申し合わせにおいては、立入検査は少なくとも前から決まっておる三年に一回は必ず実施する。そのために立入検査の実施計画をつくる、そしてその結果を公表する、こういうことにいたして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 外部監査については要請にとどまるわけですね。法的な根拠がありませんから。  ただ、かなり強く要請いたしておりまして、私どもの方で外部監査に付すべきものの一応の基準をつくっておりますから、その範囲では私は各省庁にお願いして、お願いでありますけれども、や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員御承知のように、我々の地方財政法は赤字地方債は原則として認めない、将来資産と償還財源があるような建設地方債中心だ、こう決めているわけです。国の方は赤字国債をずっと発行してきているんですが、地方の方は今まで赤字地方債を地方財政法で禁じておったわけであ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 交付税法の規定は、正確に今条文を持っておりませんが、大幅な財源不足が何年間か続くならば交付税率の引き上げその他制度の仕組みを直せと書いているんですよ。  そこで、今回は、地方財政法はもちろん直しますけれども、我々は地方交付税法の言う制度の仕組みを直せ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのとおりであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 国の負うべき責任は、今の赤字地方債の将来の元利償還について交付税できっちり見るということが私、国の責任だと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 条文を今、手元に来ましたんで見ますと、この「地方財政若しくは地方行政に係る制度の改正」の方で、今回の、国が半分一般会計で繰り入れをする、加算する、それから特例地方債を起こして半分地方が持つということはここで読めると。我々はここの解釈としてそういう仕組み...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々の基本的な立場は、額をどう確保するかじゃないんですよ。その年度の地方財政の運営が支障なく行われるかどうか、標準的な行政をしっかり執行できるかどうかということで決めるわけでありまして、それは毎年度地方財政計画というもので決めていくわけですよ。だから、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それはふえるかどうかというのは、そのときの全体の……
○国務大臣(片山虎之助君) 交付税は、釈迦に説法でしょうが、あなたが言われる元利償還の返還の需要だけじゃないんですよ。膨大な他の財政需要との関係もありますし、当該年度の収入の関係もありますから、それぞれ個別の団体が標準的な少なくとも行政ができ、地方全体として地方財政を支障なく運営...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 議員ね、借金がふえるふえると言いますけれども、今特別会計が、交付税特会が借金しておったんですよ、交付税特会が。同じなんですよ。  ただ、今回は資金運用部というのがなくなって資金の調達が難しいし、特会だけが一括で借金をふやしていくと、各地方団体が自分の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは今度の地方交付税法の改正ではっきり法律に書くんですよ。今度の改正案はそのために出しているんですから。
○国務大臣(片山虎之助君) あなた交付税法をよく見てくださいよ。今度の地方交付税法の改正はまさにそこがメーンで、法律改正を今御提案しているんですから。
○国務大臣(片山虎之助君) 委員長が指名したのよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 六条の今の交付税法の解釈については、所管の局長の香山局長に答えさせます。
○国務大臣(片山虎之助君) 六条の三を変えるなんて一言も言っていない。しかも、これが一番大切なんて一言も言っていない。委員が勝手に言っているだけでありまして、だから六条の三を変えるんじゃなくて、今の二分の一ルールについて、法律の中にしっかり制度改正をやるんですと、こういうことを申...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 六条の三なんて一言も言っていないですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) したんではないんですよ。そういう解釈が本来できるということを申し上げているんですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、我々が有権解釈をもってこの法律を所管しておりますから、私がそういう解釈ができるということであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 六条の三云々じゃないんですよ。今度の交付税法の改正の中に今回つくる仕組みをしっかり法律に書くんですから。そこで、そこは制度改正をするんだと。  もともと六条の三の解釈で、交付税率のアップだけではなくて地方財政や地方行政の仕組みの変更というのもあるんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あなたは昭和五十四年の当時の自治大臣のことを言われておりますが、あれは何らの制度改正をせずに赤字地方債だけ出せという大蔵省の要求ですから、それはできないと言ったわけでありまして、今回のようなしっかりした仕組みをつくって、しかも交付税法の改正の中にきっち...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 解釈を変えたわけでも新しい解釈でもなくて、もともと六条の三の制度改正の中には、私が今回行うと今説明しております制度改正を含んでおる、こういうわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) きちんと保障するということになるわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 交付税の基準財政需要額に入れるということは、その分のきっちり財源措置を行ったという意味であります。
○国務大臣(片山虎之助君) 我々、我が総務省は地方財政を守るための役所なんですよ。そのために我々は、みんな関係者は努力しているんですよ。今回の方式は、解釈を変えたわけでなくて、しっかりとした法的根拠を、地方交付税法の改正、地方財政法の改正で手当てをしたわけでありますから、そこのと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 文芸春秋のこのシリーズ、「これからのにっぽん」は政府広報がずっとやっているものでありまして、いろんな大臣が登場してきて、今回は、今月号は私ということで出たわけでありまして、それはしかも総務省の仕事をわかりやすく説明してほしいと、こういうことで答えたわけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いいですか。私が答えましょうか。毎月やっているんだから。
○国務大臣(片山虎之助君) 「これからのにっぽん」はずっと毎月やっておりまして、四月号は私でございますが、五月号は文部科学大臣が登場するようになっておりまして、その前は、例えば法務大臣、環境庁長官、通産大臣、総務庁長官と、こういうふうにずっとシリーズで出ているわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 額はこっちが言うよ。私が知るわけがない。
○国務大臣(片山虎之助君) これは、このシリーズは、それぞれの大臣が登場していろんな省の役割や施策をPRするシリーズですよね。  そこで、総務省というのは建制順が一番最初ですし、三省庁の統合という意味で大変国民の皆さんにも関心があるということで恐らく私をといったことでありまして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 誤解を与えることはやりませんが、この件は何ら誤解を与えていないと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) いろんなことを言われますが、この件につきましては政治資金規正法のしっかりした手続をとって、その範囲の中ですべて処理しているわけでありますが、私はこのパーティー券をKSDに引き受けてもらったときには、こういう団体とはつゆ知らなかったと。そういう意味ではい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の件で、委員がやましい、やましいと言うのは大変失礼な話でございまして、私個人がどうするかの問題で、あなたにとやかく言われる問題じゃありません。  それから、この特定郵便局長会は、これは任意団体でございまして、当府と何の関係もございません。
○国務大臣(片山虎之助君) 存じ上げません。
○国務大臣(片山虎之助君) 私はその本を知りませんし、どうぞお聞きになるなら小泉さんにお聞きください。
○国務大臣(片山虎之助君) 任意団体が何をやろうが、それは私は何ら知る立場にもないし、それは御理解賜りたい。
○国務大臣(片山虎之助君) それは国家公務員でしょう。
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員は法律や人事院規則で政治的行為の制限が課せられておりますから、それを逸脱するようなことはしてはならないのは当たり前の話であります。
○国務大臣(片山虎之助君) あなたの言われる御点は事実認定をしっかりしなければならない問題でございますから、それは私の方は何らの事実認定もしておりませんし、軽々にそれがいいとか悪いとかは言えない。  一般論として、特定郵便局長も国家公務員であることは確かでありますから、私どもの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、何度も申し上げておりますが、委員が言われるような事実を私は承知する立場にございません。  ただ、何度も繰り返しておりますが、国家公務員は国家公務員として守るべきあれがあるということは何度も注意いたしております。
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、それは委員に指摘されたから個々の事実を調査するというようなことはなかなか我々の立場としては難しいわけでありますから。  ただ、御心配の点も確かにあるということは私も承知いたしますので、さらに注意を喚起いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 調査するつもりはありませんが、御注意の向きはさらに徹底いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 山本委員から冒頭大変御丁寧なごあいさつと御注意をいただきました。心してまいりたい、こういうふうに思います。  今、私の所信を含めまして、行革大綱の表現の話がありましたが、お役所言葉というのは難解なんですね。正確に書こうとされるものですから難しく難しく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この国家公務員の定数削減問題は二五%ということになっておりますが、これはいろんな経緯があってこういう数字になりましたが、御承知のように研究機関等を中心に独立行政法人に移行しますね。この移行される方々もこの中には一応カウントしておりまして、そういうことを...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なるほど、今、山本委員言われましたように、各国の比較は、正確な比較はなかなか難しいんですよね。国防の関係その他、病院だとか。よその国はやっぱり公立病院が多いところもありますし、国公立の。なかなか正確な比較は少ないんですが、数字から見ると、私も必ずしも日...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員からいろいろお話がございました。午前中の山本委員の御質問では日本の公務員の数はそんなに多くないのでと、こういうお話もございましたが、二五%という削減目標は決まっておりますので、エージェンシーに移行がもちろんありますけれども、それでも純減は私は一...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御答弁の前にちょっとお断りしますが、今常勤の消防職員を二十何万と言いましたが、十五万でございまして、済みません、十五万。ちょっと警察と私、混同しておりまして。警察が二十四万だと思います。  今、道州制のお話なんですが、松岡委員もお話がありましたように...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、今、松岡委員が言われたような、その県を越えてのそういう合併等の広域行政というのは考えられてしかるべきだと思います。今大変に県境というのは大きな何かバリアみたいになっているような感じもややありますので、今後は私はだんだんそこは、今言いましたように市...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋委員からも冒頭、丁寧なごあいさつをいただきまして大変感謝いたしております。  今お話しのように、総務省は三省庁が統合いたしましたので大変巨大な、人員の数でも仕事の幅でもそれから予算でも、あるいは今度は資金運用部、財投改革で自主運用になりましたこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋委員も大変な地方行政の豊富な御経験がおありの上での御意見でございますが、なるほど自治省は地方との大幅な交流を今まで重ねてまいりまして、郵政省あるいは総務庁は自治省と比べるとそういうことは少なかったと思います。  ただ、今、地方でも、IT革命に乗り...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) お話のように、大きな改革は、やっぱりそれだけの政治基盤、政治の安定が私も必要だと思います。しかし、我々は与えられた中でしっかりと行政改革に取り組まなければなりませんから、橋本さんという行政改革について大変な見識と経験と能力のある方が一方におっていただき...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、いろいろお話ございましたが、通信料金の一層の低廉化のためには、もちろん一方では技術開発をしてその成果を生かさなければなりませんが、もう一つは、やはり公正な競争を促進するという競争政策を積極的に展開していくことが必要だと、こういうふうに思っておりまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 菅川委員とは長い間いろんなことを御一緒させていただいて、お隣の県でもございますし、いろいろ御交誼、御指導を改めて感謝いたしたいと思いますが、私は、十二月五日に入閣させていただいて三省庁の大臣を兼ねまして、一月六日から御承知のように総務大臣と、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言われましたように、それはちょっと見たところ違うものがくっついているんじゃないか、水と油じゃないかと、こういうことを言われる人もおりますが、どなたかがうまいことを言われたので、ドレッシングというのはあれは水と油でつくるんだそうで、おいしいドレッシング...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるように、やっぱり地方の情報化の中には地域住民と一体となって情報を共有するというのがありますね。  それから、先ほども私、御答弁させていただきましたが、今地方が弱いのは発信機能なんですよ、発信装置が大都市にかなり偏っていますから。だから、もっと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろいろ今、小坂副大臣との間で菅川委員とやりとりがありましたが、地上デジタル放送はこれは大変なメリットがありますから、我々はぜひこれはやりたいと。お話のように、平成十一年中にはアナログを終わってデジタルでいく、こういうことにいたしたいと、こう思っており...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように郵便局を、これは二万四千七百もございまして、いわば国民の長い歴史の上にできた有用な資産だと、生活インフラだと私は思っておりますから、ぜひ活用いたしたいと。市町村合併にも絡んでぜひ郵便局の活用を図りたいと。  幾つかの先進的な県で、県な...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵便貯金等は地方債の大変な原資として今までもやってまいりましたし、今度は資金運用部というクッションがなくなりまして自主運用になりましたけれども、大いに郵便貯金を有効に地方債資金に活用いたしたいと思っておりますが、一定のルールをきちっとつくりまして、ルー...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、浅尾委員からお話しのように、神奈川県においては臨時特例企業税に関する条例が昨日、神奈川県議会において可決された。そして、本日午前十時に当省に対して協議書が提出されたと、こう聞いております。  総務省としましては、まず神奈川県からその内容や考え方を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しの国庫補助負担金につきましては、一つは国の政策目的を実現するために必要な面があることは確かでございますけれども、また一面では、今お話しのように地方の自主性や自立性を阻害するという面がありますね。補助金がつくものから優先して予算化されるようなやや...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方税そのものが、もう既に御答弁させていただいたことがありますように応益性ですね、応能性よりも応益性。そういう意味では、広く薄く偏在がなく安定しているというのが地方税としては望ましいわけです。  そういう意味では、政府税調等でも議論しておりますのは個...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、村上副大臣と浅尾委員のやりとりを聞いておりまして、大体国税と地方税は大ざっぱに言って六対四なんですよ。ところが、実際の仕事は二対一なんですよ。地方が二やって、国が一なんですね。だから、六六、七%地方で、国は三三、四%と。収入の方は六対四で、仕事の方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、年間八百五、六十億から九十億ぐらいの恒常的な支出が出ておるのでその成果はどうなっているのかと、こういうことでございますけれども、今、交通事情もなかなかそう簡単にいきませんから、恐らく新しいいろんな需要が出て、これとスライドしたような形...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村合併は、二十一世紀の地方分権のためには避けて通れない課題である、二十一世紀は地方の時代にしなければならない、その地方は都道府県よりも市町村だ、そのためには市町村の規模、能力を強化していただくこと、元気な市町村になってもらう、これが我々の基本的な考...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど申し上げましたが、来週中には私が本部長で各省庁の全副大臣が入りました本部をつくりたいと。それは何でそういうものをつくるかといいますと、自治省だけの支援じゃなくて各省庁にも支援をしてもらおうと。例えば、合併をするところには優先的に下水道をやるとか、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、お話がございましたように、平林大臣が言われたそうでございますが、郵政事業は原則として国の直轄の郵便局でやる、こういうわけでございまして、極めて直轄を置く場合が著しく非効率になる、こういう場合には例外的に委託による簡易郵便局が置ける、こういう建前にい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員御指摘のように、女性の国家公務員の割合は平成十一年三月三十一日現在で約一七%になっております。これはいろんな理由があることと思いますけれども、そういう意味では、なお委員が言われますように、男女共同参画の促進の重要性については私も必要だと。  そこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろんな理由があると思いますけれども、これまで政策に参画する女性の有為な人材が男性に比べて十分に育成されていなかったことが第一と考えられますけれども、平成十二年二月の世論調査によれば、男性優位の組織運営や女性の参画を積極的に進めようと意識している人が少...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なるほど、今、八田委員の資料を見ますと、男性の方は右肩上がりで女性の方は右肩下がりで、やっぱりそういうのを見るといささか問題があるかなという感じも私はいたしますが、今、人事院の採用試験に基づいて各省庁がそれぞれの判断で採用になっているんですね。その辺の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員の昇給昇格については、国家公務員法と人事院規則に定める平等に扱うと、それから成績主義というんでしょうか、メリット主義というんでしょうか、そういう原則に基づいて私は適正に対応しているものだと、こう考えておりますけれども、今、八田議員、いろんなこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘のように、男女双方とも働きやすい環境をつくることは大変重要だと思います。そういう意味では、今お話がいろいろありましたが、超過勤務などの縮減等、執務環境を直していくということは必要ですね。  ただ、本当に中央の役所の方は大変勤勉で、超勤もよくやっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、山本委員からお話がありましたが、私も公務員が誇りを持って仕事ができる、こういう雰囲気にすべきだと思いますね。  最近、政治主導、政治主導ということが私は誤って伝えられているのじゃないかと思いますよ。政がやることと、官、公務員がやることをしっかり分...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特例債につきましては我々も苦渋の選択なんです。ただ、国の方はずっと赤字国債を発行してきたんですね。地方の方は地方財政法で縛りまして赤字地方債を出さないように頑張ってきたんです。しかし、御承知のように、交付税特会が三十八兆で、来年度末には四十二兆になるん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 現在の国と地方の財政の悪化は、やっぱりバブルがはじけまして景気が大変悪くなりまして、景気が悪くなるということは国税も地方税も伸びないということですね、減ると。国税のうちの一定割合は地方交付税ですから、地方からいえば地方税は減るし地方交付税も減る。しかし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国庫支出金の場合には、山本委員御承知のように、負担金と補助金とありまして、負担金というのはこれは割り勘の、例えば公共事業や義務教育ですね、そういうことの、あるいは社会保障のための、こういうのは国も金を出し合う、地方も金を出し合ってともに責任でやると、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なるほど、自治省という名前はなくなりましたけれども、地方自治を守る、地方分権を進めるということは総務省の最も大きなテーマの一つですから、そういう意味では今までの自治省のよき伝統や文化を守りながら総務省として頑張っていきたい、こういうように思っております...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なかなか合併というのは明治の大合併、その後が昭和の大合併やね、昭和二十八年暮れの、三十年の初めで、新制中学校を設置、管理できる能力をということでわかりやすく進めてきたわけですね。昭和の大合併はかなり誘導的な、強い誘導的な私は合併促進策だったと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 千というのは与党三党が言われた数字でございますが、今の市町村の数の三分の一ぐらいですね。昭和の大合併のときもややそういう感じでございましたので。それと、千というのは大変わかりやすい丸い数字でございますから、そういう数字を与党三党の方は採用されたんだと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一つは、地方分権一括推進法が去年の四月から施行になりましたね。その前、大議論してあの法律ができたわけでありまして、やっぱり地方分権の受け皿として今の市町村では心もとない、規模、能力が少し弱いのではないか、こういう議論があの過程で相当ございました。もっと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特別区の今の松岡委員言われたことは、私は話はざっとは聞いておりますが、まだ大きな動きにはなっていないような気がいたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高橋委員から大変経験に基づく貴重なアドバイスをいただきましたので、やっぱり我々も県に大いに頑張ってもらうということがこれが実現するかどうかの決め手だと思っておりますので、今後とも都道府県との連携をしっかりやりたいと思います。  来年度予算で一都道...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今御指摘のように、四月一日から情報公開法が施行されますので、今、関係のところは大車輪で、我が省だけじゃなくて各省庁一体で準備作業を進めております。  現在、各省庁でやっておりますのは、文書管理規則の作成、行政文書ファイル管理簿の作成、それから開示請求...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、郵便貯金のお話をされましたが、郵便貯金は総額が二百六十兆を超えまして、ところが昨年からことし、来年にかけて定額貯金の満期が参りますから、大体六割ぐらいの借りかえ率でございますので、二百六十何兆ありましたのが二百三十兆か四十兆ぐらいに減るかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十三年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成十三年度においては、極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえて、歳出面においては、経費全般について徹底した節減合理化を推進する一方、景気対策への取り組み、IT革命の推進等二十一世紀の発展...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  まず、地方税法等の...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、三月八日の本委員会で亀井委員に対する答弁をいたしましたが、その趣旨は、具体の案件については具体の事実に即して判断すべきもので、この問題になっております新聞広告の場合には、この中身が、投票依頼の文言の掲載の有無、売名目的の有無などを含めて...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○国務大臣(片山虎之助君) NPOにつきましては私もその重要性は十分認識しておりまして、この法案が通るときは私は国対におりましたけれども、大変各党の皆さんと相談をして、中をかなりいいように修正しまして通したわけでございますが、税制については様子を見てと、こういうことで今回税制の措...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 所得税は相当いろんな控除をしているんです。ただ、個人住民税でしょう、法人住民税は減税を御承知のようにしているんだから。個人住民税についてはできるだけ大勢の人から、何度も言いますけれども、広く薄く会費として出してもらおう、こういう趣旨ですから、極めて限定...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NPO法をつくるときに大変な議論をしたんです。大変広いものですから。しかも、あれは認可でなくて認証なんですよね。認証というのはほぼ認めるということなんです。そういう意味で、やっぱりNPOで、ちゃんとしたNPOと、ちゃんとしないNPOはないのかもしれませ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 浅尾委員、今もダブルスタンダードなんですよ、所得税と個人住民税は。わかるでしょう。免税する範囲が全然違うんだから。同じ考え方に立っておりますので。
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しの公営公庫は、上下水道等の整備に対しまして長期低利の資金を融通する、いわば地方団体の共同資金調達機関です。そこは低利であると、何で低利かというと、やっぱり上水道も下水道等も公共料金ですからできるだけ高くしない方がいい、あるいは地方団体がそれによ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なるほどね。来年度から、といってもうすぐですけれども、政策評価を始めるわけで、今の御指摘は一つの御意見だと思いますから、政策評価上何らかのあれができるかどうか、ちょっと検討させていただきます。
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、預金保険制度は預金者等の保護を図るために、金融機関が破綻する、そういう場合の保険金の支払い等をしっかり、しっかりといって、ペイオフになりますと一千万ですけれども、それをやるという制度でございますが、郵便貯金事業の方は法律で、貯金の払い戻...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっと私の方も、通告がございませんでしたので。
○国務大臣(片山虎之助君) 金融庁の参考人が答えておりますように、やっぱり官民の適切な分担というのは私は必要だと思っています。  そこで、何度も申し上げますが、私どもの方の郵便貯金は、山間僻地、離島をあまねくユニバーサルサービスを確保する、手間がかかってコストがかかる小口を中心...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 最後がよくわからないんですが。
○国務大臣(片山虎之助君) 浅尾委員いろいろ言われましたが、交付税は、もう釈迦に説法なんですが、これは税の多いところ、少ないところを調整する制度なんですよね。だから、税金が少ないところは交付税が多いんですよ。だから、東京都みたいに税金が多いところは不交付団体になる、神奈川県はその...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 選挙制度は、基本的には各党各会派で十分御議論いただいて今までも決めてきておりますし、それは中選挙区から小選挙区に移るときに大変な議論と経緯をやって移っておりますので、御議論としては十分あると思いますけれども、各党各会派で十分な御議論を詰めていただきたい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、輿石委員からお話がありましたように、一月六日から郵政省、自治省、総務庁が統合されまして総務省になったわけであります。  お話しのように大変巨大な役所でございまして、郵便局の職員の方もカウントされますので、職員は三十万四千人余、予算は地方交付税等が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、お話がございましたように、いわゆる行革基本法では二年後に今回の省庁再編で外局になりました郵政事業庁を国営公社に移行すると。今、輿石委員言われましたように、その基本法での枠組みも書いておりますけれども、独立採算制のもとで自律的かつ弾力的な経営を行う、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、全銀協のを承知しておると言いましたが、そんなに正確には実は承知していなくて、銀行関係の方から話を聞いた、答申そのものは読んでおりませんので、これから勉強させていただきますが、全銀協の方が今、輿石委員言われたようなことを、五年後の民営化だとか限度額...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 党内には、党内と申しますか、自民党内あるいは与党内にいろんな御意見があるということは承知いたしておりますけれども、先ほど申し上げましたが、大変な議論と経緯の中でいわゆる行革基本法を決めて、国会で御承認を賜って、国会で合意していただいたわけでありますから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども申し上げましたが、基本的な制度は行革基本法で御規定をいただいておりますフレームで、先ほども言いましたが、やっていくと。かなり現在よりは弾力的なあるいは自律的な経営ができるのではなかろうかと。国の関与は縮小いたしますし、企業会計原則の導入をいたし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題はもう御承知のとおりでございまして、横浜市長も二回私のところにお見えになりました。私は、横浜市長には、我々の立場はできるだけ課税自主権を尊重したい、尊重したいけれども、地方税法に法律事項としてきちっと書いているんで、その要件はクリアしてもらわな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、法定外普通税というのも、大きなそれで税が取れて財源になるということにはなかなかなりませんですね。そういう意味では、抜本的にはやっぱり地方税財源の充実のためには国と地方の税財源のあり方を見直すと、こういうことが私は必要だと思いますし、委員...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、いろいろやりとりをお聞きしておりまして、本当に児童虐待の相談件数、処理件数が大変にふえているなと、改めて認識をいたしたわけでありますが、いずれにせよ、厚生労働省所管ですから、実態を勘案しながら厚生労働省ともよく相談をして、本当に地方が必要な経費なら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 下水道事業というのは金もかかりますし、息の長い事業なんですよね、御承知のように。それから、どうしても、最初は将来の人口増加を見て事業規模を決めるのでやや過大になるんですよ、本当に、私見ていまして。  したがって、今の採算分岐点が、人口の少ないところは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公共投資の長期計画というのをいろんな分野について今までつくってきましたが、これはがんじがらめにする計画じゃないんですよね。大体のガイドライン的な計画であるべきで、いろんな予算の基礎にはなりますよ。ただ、こういう地方分権の時代ですから、国の全体計画がこう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この地方税財源の充実強化の問題は大変重要な問題だと認識いたしております。    〔委員長退席、理事常田享詳君着席〕  我々も、既に御答弁申し上げましたが、昨年の四月から地方分権一括推進法が施行されまして、国の関与の縮小だとか、機関委任事務の廃止だと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十一年度からの法人関係税の減税ですけれども、これは政府の税調でもあるいは与党の税調でも大議論しまして、やっぱり欧米並みの負担、あるいは今の景気の状況から見てさらに企業に活力を持ってもらうためには設備投資の促進その他も要る、こういう議論で、いわばグロ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 確かに、企業収益は回復しておりますよ。ところが、これがなかなかプラスの方に行かないのは、今までの借入金の返済だとか不良債権の償却だとかそういうことに向いているわけですよ。抱え込んでいる企業のやっぱりいろいろなものの整理に向かっているわけで、しかもそれが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もうこれも既に御答弁したかもしれませんが、ある一つの事業があって、国と地方に関係あるものは国と地方がそれは負担を持ち寄るんですよ、お互い出し合うんですよ、国と地方に関係のある事業は。  ただ、その場合に、大規模で技術的に高度な事業で国しかできないよう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員いろいろ言われましたが、国税、地方税は六対四ですよね、何度も申し上げますけれども。それで、地方交付税は一般財源なんですよ。ただ、これは地方税にしてもいいんだけれども、地方税にするとばらつきがひどくなるから、国税という形で取って一定のルールで地方に配...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは一言というのもなかなかあれなんですが、基地交付金は、固定資産税の代替的な性格を基本としながら、基地が所在することによる市町村の財政需要に対処するための財政補給金的性格を有するものだと、これが伝統的な我が省の今までの解釈でございまして、米軍や自衛隊...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この基地交付金というのは大変な経緯の上でできて、また増額してきたものでございまして、かつては据え置きだったんです、ずっと。幾ら何でもそれはひどいじゃないかということで、固定資産税は三年で一回の評価がえですから、評価がえのときにそれじゃふやそうと当時の大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この税制は環境対策に資するためにつくった税制ですよ。しかし、同時に、大変委員にも御心配いただいております、地方財政厳しいものですから、地方財政に影響を及ぼさないようにということで税制中立にしたんですよ。だから、両方の要請にこたえるというのはこういう結果...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員以外の午前中からの議論でありましたように、環境について、環境対策のために税制をどう使うかという議論は今世界的な議論なんですよね。そういう中で、我々もしっかり勉強したいと思いますし、私は立場がこういう立場ですから、地方税の方が私は向いていると思うんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、山本委員からいろいろお話がございました。  確かに、バブルの前からバブルの絶頂にかけては私は日本じゅうがちょっと浮かれているようなところがあったと思いますね。それで、確かにあのころ大変財政の調子がよろしゅうございましたが、それを将来のためにという...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 産廃の問題は本当に全国的に深刻な問題で、私の地元でももうしょっちゅう問題になっているんですよ。場合によったら、住民投票なんかをやりますともう圧倒的に皆嫌だと言うんですね、それはやっぱり当たり前の話なんですね。一種の産廃の処理施設なんというのは迷惑施設で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員言われるように、それじゃ景気の回復はどうかと、こういうことなんですが、しかしそれは、バブルの崩壊の後で相当な苦労をしてプラスに持ってきていることは事実なんです、いろいろなことをやって。  そこで、今言われているのは四番バッターである個人消費が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは先ほども御答弁させていただきましたが、一つは環境対策に資する、もう一つは税制中立で入りと出をバランスをとる、こういうことでございまして、二つの要請をマッチさせてできた税制でありまして、むしろ当方の税務当局としては実は余り乗り気ではなかったんです。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) さらに専門的なことは税務局長から答えてもらいますけれども、今、COP6ですか、この間オランダでありましたよね、ああいうところでの議論でも、本当に環境対策を進めるためには何らかの税負担的なものを組み合わせるべきではないかという意見が確かにあるんです。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題は松岡委員が予算委員会でも質問されましてお答え申し上げたんですが、市町村長さんにとってみれば、住所ということが確認できれば受理しなきゃいかぬのですよね、恐らく。ただ、住民の皆さんが大変な不安を持ってお騒ぎになるので、そこでなかなか板挟みと、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋委員からのお話もあるんですが、私は、今の状況の中ではそれなりに一生懸命努力した予算だと、こういうふうに思っております。  ただ、このところ実は当初予算を組みながらかなり大型の補正予算をずっとやってきたんですね。私は、予算というのは年間総合予算であ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、先ほど御答弁申し上げましたように、本来の地方交付税法の条文の規定からいうとやむを得ざる措置であります。本来、交付税率を上げるとか、ほかのしっかりした制度にする方がベターだと思いますけれども、そういう意味ではやむを得ざる措置ですが、結果として今の交...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 与党三党が御承知のように緊急経済対策を出しましたが、あれは政府は入ってないんですよ、政府は。それで、実はきょうの閣議で総理が、今度は政府としての緊急経済対策を、現下の経済情勢を見て、これをまとめてほしいということを麻生経済財政対策担当大臣に命じまして、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回、地方自治法等の一部改正をお願いしようと思っておりますが、その中の住民訴訟制度の改正は、昨年十月の地方制度調査会第二十六次の答申を踏まえて制度改正をしようというものでございまして、住民訴訟制度というのはアメリカ型の訴訟制度を入れたんですね。それで、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういうことなんですね。具体的には住民訴訟の前置の手続である住民監査制度というのが一つあるわけでありますけれども、長や職員を個人として被告にするということでございまして、そこで長等の機関を被告として機関が敗訴した場合に、長や職員個人の責任を地方公共団体...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 石井委員、必ずしも通告が、手違いがあったかもしれませんが十分でございませんで、かなり専門的なことですから我々も慎重に答弁しないとと、解釈の問題ですから。そこで、本当は詳しい参考人でもおればよかったんですが、それも、そういうあれもありませんので、また次回...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 通告が、そんなに細かい通告を聞いていないわけでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、それは石井委員に釈迦に説法ですが、我々は委員会のやりとりで、しかもその法律の細かい話ですから、それについてはきちっとした通告を私はいただくべきだと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 確かに、前の臨時国会での御質問で今、委員が言われたようなことのおただしがあって、私が答弁したことは覚えております。  この供託金制度、没収の制度は、十分御承知のように、泡沫立候補の防止と、そういう方には選挙公営費用の一部を負担してもらうと、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     ─────────────
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の経済情勢等にかんがみ、普通恩給及び扶助料の最低保障額の一部の引き上げ等を行うことにより、恩給受給者に対する処遇の改...全文を見る
03月29日第151回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○片山国務大臣 通信・放送融合技術の開発の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、高度情報通信ネットワーク社会の形成に寄与するため、インターネットを利用する電気通信の送信の役務及びデジタル信号による送信をする放送の役務を...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) 恩給につきましては、既に局長等から答弁しておりますように、基本的には国家補償的な性格、ただ、今の法文ではそれが根っこにあるけれども、公務員給与の状況と物価を、これを物差しにしよう、こういうことでございまして、今回からいうと、公務員給与も少しボーナスの方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政府の考え方は、あれは平成七年だったと思いますけれども、村山内閣当時の総理談話が基本でございまして、これは、御承知のように、我が国は過去の一時期に、植民地支配と侵略によって多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えた事実を謙虚に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高嶋委員お話しのように、昭和二十七年四月のサンフランシスコ平和条約の発効で在日の方が日本国籍をお失いになった、そういうことから恩給法にあります「国籍ヲ失ヒタルトキ」というのに該当することによっていわば権利が消滅した、こういうことでございますが、基本的に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 閣議決定や申し合わせはありますが、個々の公益法人の行為については所管官庁において責任を持ってこれは指導監督がなされている、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、上野副長官から答弁がありましたが、恩給法の中で、恩給制度の枠内で処理するということは私は難しいと思うんです。これはもうずっと昔からの恩給制度ございますから。ただ、今、副長官が答弁いたしましたように、別の観点でどういう知恵が出るか、それは大いに研究し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、郵便貯金の預け入れの限度額は一千万ですね。これは変えておりません、限度額。今、松岡委員言われましたのは、郵便振替口座については受け入れ限度額がないんです。だから言われるとおりなんですが、これは送金及び決済のための振替なんですね、お金を送...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題とされました日本放送協会平成十三年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、北岡委員から御質問がありまして、NHKの海老沢会長からもお答えがありましたが、私も同じ意見でございまして、やっぱり放送、特にテレビというのは大変な、そのものに公共性があるし、社会的影響力は抜群ですよね。それだけに、やっぱりしっかりしてもらわなきゃ私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋委員からお話がありましたが、今も景山大臣政務官からお話がありましたが、電波事情が非常に逼迫している。これで移動体通信がもっともっとこの需要が拡大しますから、モバイルというものが。そこで、やっぱりもっと効率的に系統的に電波というものを使っていかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律の建前はそういうことでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) デジタル化が相当な設備投資を要するということは十分認識しておりまして、今、その前段階のアナ・アナ対策に全力で取り組んでおりまして、これもNHKさんと民放さんと私どもの方で検討委員会をつくって進めておりますが、いずれにせよ、デジタル化の具体の着手のあれに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務省としましては、直ちに関係の県に連絡をとりまして、関係の県から放送事業者等の報道機関に対して被害情報その他の関連情報を提供するからそれを流してほしいと。そこで、その広域的な情報をとるために近隣府県の緊急消防援助隊、航空部隊、ヘリコプターを十機出しま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私のところに届きました資料を見ますと、視覚障害者は三十万五千人、聴覚言語障害者は三十五万人、いわゆる難聴者は六百万人、これは高齢化してお年寄りが難聴になりますからね。そういうふうに数字が出ております。
○国務大臣(片山虎之助君) 弘友委員は剣道の達人ですけれども、私は達人まで行きませんが柔道の方です。  なるほどそうですね、武道にはやっぱり教育的な効果もいろいろありますし、これは日本の古来からの一種の文化ですから、こういうものを単にスポーツとしてじゃなくて取り上げて放送番組に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、宮本委員からお話がありましたが、今回のNHKの正木カメラマン、加藤記者の取材中とうとい命を落とされましたことについては、私からも本当に心から哀悼の意を表したいと思いますし、御遺族の方にもお悔やみを申し上げたいと、こういうように思います。  二十六...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは何度もお答え申し上げておりますように、我々としてはこれから十年計画でデジタル化に移行したいと。その間いろんな手当て等はもう何度もここでもお話し申し上げておりますが、そういう覚悟で電波法の改正をこの国会に提案させていただいたわけでございますので、十...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、海老沢会長言われましたように、この慎重にというのは着実にという意味で、考えてみますと、チャンネル変更したりアンテナ交換したり、やっぱり視聴者の方にも混乱をともかく与えないように、私は段階的、計画的に、着実に進めなければいけないと、そういうことを会長...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この関係は既にお答えしたような気もいたしますけれども、大変経営状態が厳しい中で、私はNHKも民放もそれなりの努力をしてくれていると思うんですよ。ただ、委員からいうと、特に民放の方の数字が低いじゃないかと。一応二〇〇七年までには努力するということになって...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆参の全会一致の請願、これは重く受けとめなければなりません。そういう姿勢で、先ほども言いましたが、IT有識者会議の意見も聞きながら検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、八田委員言われた調査結果について私はつまびらかに存じ上げておりませんので、それに対するコメントは控えたいと思いますけれども、青少年の健全育成は政府の重要な課題の一つですね。メディアの有害情報というものから子供を守るという必要性も、私はそれなりに認識...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高橋委員御指摘のように、現在のテレビを中心にした放送番組についてはいろいろと批判があることも十分承知いたしております。  これも委員言われたとおり、表現の自由、番組編集の自由と、やっぱり公共の福祉に基づく規律というものはどこかで私も調和されなけれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政改革の一環として、今規制緩和ということで、実はあすが三月三十日ですから、あす政府の行政改革本部を開きまして、来年度を初年度とする規制緩和の三カ年計画を決めるんです。それで、今までは規制緩和と言いましたけれども、新しいものも取り組むそうですから、これ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本放送協会の平成十三年度収支予算等につきましては、慎重なる御審議の上御承認をいただき、厚く御礼を申し上げます。  御審議を通じた貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきましては、今後の放送行政を進めるに当たり御趣旨を十分に尊重してまいりたいと思い...全文を見る
03月30日第151回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) このたび総務大臣を拝命いたしました片山虎之助でございます。  当委員会の皆様方には、かねてから格別の御高配にあずかっていることに対しまして、この機会に厚くお礼を申し上げます。  選挙が民主政治の基盤をなすものであることを考えますとき、選挙制度や政治...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と要旨を御説明申し上げます。  この改正法案は、国会議員の選挙等の執行について、国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの現行の基...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員からお話がありましたが、ほかの委員会でもいろいろそういう御議論があることは十分承知いたしております。国家公務員については、服務規律を厳正に保持することはかねがね私どもの方では注意してまいっておりますけれども、去年も出しましたが、今お話しのよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今御指摘のように、昨年の臨時国会で参議院の選挙制度を変えさせていただいて、一つは定数削減を十人させていただく、もう一つは全国区比例を拘束式から非拘束式に直させていただく、こういうことをやったわけでありますが、あの当時我々が考えましたのは、参議院は衆議院...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員からお金がかかる、旧全国区の復活ではないか、こういう御議論なんですが、我々は旧全国区制度の場合の反省を踏まえて、選挙運動についても個人だけが全部かぶるのではなくて政党が相当程度を担う、公営もある程度拡充していただく、そういう公営プラス政党プ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も関係者やあるいは選管の方の会議では、国民の期待にこたえてぜひ即日開票をお願いいたしたい、こう申しておりますが、本年一月末の時点で即日開票が困難または検討中と、これは公式、非公式両方の意思表示でございますけれども、ありましたのが十三都道府県の百八十五...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院議員選挙の小選挙区制導入、それからブロック比例ですね、並立制、これは今お話しのように大変な経過と議論を経て決まったわけで、あれは衆議院で通したものを参議院が否決したんですよね。そこで、トップ会談で細川・河野会談が開かれましてああいうことになりまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昨年、ああいう形で参議院の選挙制度を変えさせていただいて、それは当然制度改正だから織り込み済みということで、恐らくこの趣旨説明の中には概括的な表現で私はまとめたんだろうと、こういうふうに思っております。もう少し私が丁寧に見ればよかったんですけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一月の二十二日まではそのポスターは一つも問題ないわけです。私は今、ワッペンの話は全く知らないんですよ。  それで、一月二十二日を過ぎたら撤去しろと私は命じているんですが、これ、いろいろなところに流れてやっていますが、うちが直接張ったやつはほとんど撤去...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その点もよく調べてみます。事務所の責任者によく、いろいろ調べてみましょう。
○国務大臣(片山虎之助君) いろいろお話ございましたので、よく調べてみましょう。  ただ、そんなことを私が言うのも妙だけれども、私以外の候補の方もあるとかという話を聞くので、それはその候補の勝手だから、うちはちゃんとやれと私言っておりますから、そのことだけ念のため申し上げます。
○国務大臣(片山虎之助君) 決意。
○国務大臣(片山虎之助君) こういう個人的なことを余り押したり引いたりするのもあれですが、あなたが言われるとおり、しっかり調べて適切なる対応をいたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 今いろいろお話ございましたが、公益法人といいましても、これは政治活動や選挙運動の制限はないんですよね。ただ、公益法人設立の趣旨というものは、私は尊重されなければならないと。公益法人所管と言っていただきましたが、私どもの方は公益法人のいろんな関係の連絡調...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) KSDの問題はいろいろ御議論ありましたが、現在、司直の手でその全貌が解明されつつあるわけでありますから、その過程で私がとやかく言うあれはないと思いますけれども、森総裁が言われましたのは、党として調査をしたい、こういうことでございますので、その点は御理解...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも事実認定の話でございまして、今委員はいろいろ言われましたが、私どもの方は事実認定する特別の権限あるわけじゃございませんので、先ほども言いましたが、公職選挙法の中で適法なぜひ御活動をお願いいたしたい、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 坂口厚生労働大臣が言われたような今お話もございましたが、医師会そのものは、これはそういう公益目的を持った団体ですから、政治連盟を普通の場合はつくって、そこで政治活動をやるというのが通常ではなかろうかと。そこのところの混同がない方が私もいいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども高嶋委員の御質問にお答えしましたけれども、公務員が誤解を招くような行動は、これはしない方がいいんで、先ほども言いましたが、さらなる綱紀粛正についての対応を少し検討いたしたいと高嶋委員にお答えしましたけれども、そのことをもって御答弁にさせていただ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務省の中の組織については、それは別にあなたに言われなくても、委員に言われなくても、それはそれなりの事実の把握ということをするのは当たり前の話で、特別にそのことをやるということじゃなくて、それは常時、通常の行政としてそういうことをやっているんで、今言い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのための特別の調査をするつもりは先ほども、先ほどといいますか総務委員会で答弁したとおりありませんが、すべてのことについて我々は事実を把握すると、こういうことの努力は常時いたしているわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 公益法人につきましては私の方が連絡調整をすると、こういうことでございまして、私どもがすべて所管して命令をしたり指示したりするようなことにはなっていないということは御理解賜りたいと思います。  そして、総務委員会の委員と厚生労働省のやりとりを聞いており...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 事前に通告もなく突然のお話なもので、私は全く知らない話で、大本組もアイサワ工業も、その他言われたところもしっかりした、ちゃんとした会社ですから、お調べになればよろしゅうございますけれども、その会長、社長とも私は個人的に大変よく存じ上げているあれでござい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前半の方は調査をしてみましょう、私は全く存じ上げないことでございますので。  それから、今の企業献金、団体献金の話は、この委員会はもとより、国会の中でもいろんなところで大変な議論をやって現在の制度に落ちついているわけですね。私は、委員が言われるように...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは委員の御意見でございまして、今までも政治資金規正制度や公職選挙法に絡むいろんな制度については、まさに議会政治の根幹にかかわる問題ですから、国会の中で各党各会派で十分な議論をして煮詰めていった問題でございますから、大いに議論はしていただくのは結構で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員のせっかくの御提案ですから、検討はいたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員につきましては、何度も言いますけれども、政治活動、選挙活動を含む綱紀粛正についてはさらに徹底を図りたいと思いますし、公益法人については、それぞれの所管監督の官庁に公益法人の運営についてはしっかりと目を光らせていただきますようにそれは私どもから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 既に公益法人に絡むいろんな申し合わせや基準やそういうことをやっておりますから、私はその徹底を図れば十分だと考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 野立てに全部しなくてもいいんですよ。張れるところはどこへ張ってもいいんで、全部野立てでベニヤ板を打ちつけて立て札にしなくても。それから、はがきも、アルバイトでなくて、ボランティアもあるし、お友達もあるし、家族もあるし、それは選挙運動というのはそういうこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 選挙運動というのは、特に比例代表というのはこれは全国比例ですからね、参議院の場合には。そういう意味では、やっぱり応援してくださる団体や個人やいろんなものの集合体として運動していただくのはそれはそれでしようがないと思いますけれども、それは個人で頑張ってい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員からせんだっての予算委員会でも森総理に御質問があって、やりとりを私も聞いておりましたが、基本的には余り認識、松岡委員と差がないと思います。  私も、二院制をとる以上、成熟した議会制民主主義として機能を発揮させないと意味がないんですね。そのため...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 佐藤委員言われました、この制度が大変周知不足であるというのは私も思います。私も七月選挙でございますので、いろんな会合に出たり報告会なんかやるときに、できるだけこの制度をわかりやすく話はしているんですよ。そこに来てくれた人は、ああわかったというような顔を...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 総務大臣の片山でございます。  本日は、平成十二年度において行いました行政監察結果に基づく勧告等及び公益法人の現状等について御説明する機会をいただき、厚くお礼申し上げます。  まず、私からそれぞれの概要について御説明いたします。  第一に、平成十...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(片山虎之助君) 私は、法務大臣臨時代理でございますので、その立場で江田議員にお答えを申し上げます。  犯罪被害者基本法の制定についてのお尋ねがまずありました。  犯罪被害者保護の問題につきましては、多岐の分野における種々の施策が必要でありますが、まずもって具体的、...全文を見る
04月03日第151回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○片山国務大臣 河野委員の御質問に今、局長が御答弁しましたが、e—Japan戦略の超高速一千万、高速三千万というのは、私は現況から見て相当な可能性があると思います。  ただ、これは民間が中心でやるということなものですから、民間に頑張っていただかなければいけませんが、そこで来年度...全文を見る
○片山国務大臣 今、田並委員から御指摘がありましたが、通信・放送機構というのは、委員も言われておりましたように、衛星の管制業務、通信・放送分野の研究開発業務を本来の役割としてできた認可法人でございます。その後、いろいろな法律、特例法で業務を追加していっているんですね。  いろい...全文を見る
○片山国務大臣 委員言われますように、私も先ほど便利と言いましたけれども、ある業務があってそのために別の法人をつくるというのも大変だというので、とりあえず類似の業務をやっている通信・放送機構にやらせようか、こういうところは確かにあったと思うんですね。この機構を残すためというよりも...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、通信・放送の融合ということを技術的にしっかりやっていこう、こういうことでございまして、現段階ではまだ一部の民間企業が着手したという段階でございますが、今、田並委員、それではどういう水準で、目標年次はいつまでだ、こういうことでございますけれども、これはe—J...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどの答弁で落としましたけれども、我々は、ある程度この通信・放送の融合技術が進んだら、それは民間にお任せして、さらに先駆的な高度なものに政府としては手を染めていくべきではなかろうか。そこは、民間との連携、分担を考えながらということでございますので、田並委員お考え...全文を見る
○片山国務大臣 e—Japan戦略なり今度のアクションプランにおきまして、二〇〇五年までにと、こう言っておりますのは、実は、超高速ネットワークは一千万世帯、それから高速ネットワークが三千万世帯、そもそも二〇〇五年までというのが、田並委員御承知のように、本当は二〇一〇年までだったの...全文を見る
○片山国務大臣 今、高木委員からいろいろと御質問がありましたが、今後、通信・放送の融合、この中で特にネットワークのブロードバンド化や放送のデジタル化が進みますから、例えば、ある放送番組を今、英語でやっている、ドイツの方がそれを聞きたいというときは、インターネットを介してドイツ語で...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田議員の御質問でございますが、先ほども田並委員の御質問にお答えしましたように、通信・放送機構は、今もお話がございましたが、昭和五十四年に通信・放送衛星機構としてできまして、六十三年以降、新たな支援業務を追加して、平成四年に今の通信・放送機構ということに名前が変...全文を見る
○片山国務大臣 矢島委員の御心配はよくわかります。したがいまして、平成十三年度予算でも、できるだけ地域間格差を拡大しないように、過疎地域等における光ファイバー網の整備についてはいろいろな助成や支援措置を考えてまいっております。ただ、それでもやはり採算性を重視してなかなか過疎的なと...全文を見る
○片山国務大臣 今横光委員御指摘のように、米国におけるIT関連企業の株価が低落をしております。特に、ナスダック市場に見られるように、それが全体の株価の低落を引っ張っている、こういうことでございまして、今まで一九九〇年代はまさにITがアメリカ経済を引っ張ってきた、こういうことが言わ...全文を見る
○片山国務大臣 横光委員言われるように、やはりIT革命、IT化ということはプラスとマイナス、光と影がありますよね。光は光としてしっかり受けとめなければなりませんが、私は影に対する対応もやはり考えていくべきであろうと。そういう意味で、余り浮かれないで、国家戦略やe—Japan戦略や...全文を見る
○片山国務大臣 今横光委員から政府広報の話がありましたが、ITだとかインターネットの広報はやっているんですよ。ただ、今みたいな、具体的な被害を受けることを防止するような広報についてはまだやっていないと思いますので、よく検討して前向きに考えたいと思います。  それから、横光委員、...全文を見る
○片山国務大臣 通信・放送融合技術の開発の促進に関する法律案を御可決いただき、厚くお礼を申し上げます。  御審議を通じて承りました貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきましては、今後の情報通信行政を進めるに当たり、御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  まことにあ...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○片山国務大臣 前は、郵貯は法律で資金運用部に預託するということが義務づけられておったわけですね、特別なものを除いて。そこで、郵貯そのものが特殊法人に行くわけじゃないんですよ。資金運用部に我々は預けるだけで、郵貯側にすれば。今度は、資金運用部の方では財投計画に基づいて特殊法人等の...全文を見る
○片山国務大臣 運用の方は、先ほど言いましたように、従前は資金運用部に預託するということで、もう郵貯としてのあれは終わっておったわけでありますが、四月から自主運用ですね。だから、自主運用で、きちっとした手続を経て、計画をつくって、審議会の承認を得て運用しております。それはいろいろ...全文を見る
○片山国務大臣 今中塚委員が言われたような御心配は、ほかの委員会でもいろいろ御指摘を受けたことがあるのです。おまえの方は、一方では郵便貯金や簡保を集めるではないか、一方では地方債で貸し付ける、入りと出を一緒にやっているじゃないかというのですが、これはセクションも違いますし、それぞ...全文を見る
○片山国務大臣 入りと出のセクションが違うというのは当たり前の話なので、やはりどっちも手続をしっかりやるということですよ。それから、全部チェックをするということですよ。だから、そこを適当にやるとかなれ合いでやるとかということは一切ありませんから、郵便貯金の自主運用と地方債の貸し付...全文を見る
04月05日第151回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○片山国務大臣 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における電波利用の増加等の状況にかんがみ、電波の適正な利用の確保を図るため、一定の要件に該当する周波数割り当て計画等の変更に伴う無線設備の変更の工事を...全文を見る
04月09日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘の休眠法人の整理につきましては、昭和六十年に休眠法人の整理に関する統一基準をつくりまして、それから鋭意努力してまいりまして、現在では国所管で休眠法人は、基準をつくりましたときは七十五法人ありましたが、平成十一年現在では五法人に国所管では減少してお...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方が公益法人の監督等の総合調整をやるという立場にありますので、坂口大臣の答弁がございましたが、若干補足させていただきます。  二月九日に立入検査等指導監督の徹底を閣議で申し合わせたわけでありまして、今まで、三年に一遍といいますけれども、数がと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 二月九日は申し合わせですけれども、これは閣議でそれを了承したわけですから、実質上の権威は閣議決定と私はほとんど同じだと、こう思っておりまして、その中には、今言いましたように、所管大臣の是正命令が出せる、それは文書で出してくれと、期限をつけて、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その問題は大変古くて新しい問題で、そこで、今は公益法人の役員には、所管の官庁からは三分の一以下にしろと、こういうことを指導していまして、今もうほとんど、あと二法人ぐらいでしょうか、三分の一以下になったわけであります。  今、坂口大臣と吉川委員とのやり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この最高裁判決はいろいろな評価、解釈がありますけれども、我々は、会社ですらこれは自然人と同じように社会的存在、実在で、それは政治活動が許されるんだと、こういう判決ですから、公益法人も当然許されると思っておりますし、今の法制では公益法人であることを理由に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 最終的には最高裁で争う問題ですよ。ただ我々は、現行法制で禁止しておりませんから、公益法人も政治活動はできると。ただ、これは単に公益法人だけじゃありませんで、例えば学校法人や社会福祉法人や宗教法人も絡む議論でございますから、法人体系全体の中での私は議論に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政治活動の重要な一環の一つは政治献金ができるということです。だから、先ほども何度も繰り返しておりますけれども、我々は、公益法人を含めて法人にも政治的活動をする自由はある、したがって政治献金はできるという解釈で、現行法では禁止しておりませんので、これは一...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員が言われたことは立法政策の問題なんですよ、最終的には。最高裁の判決もあるしなんですよ。それを根拠にしているんじゃないんです。だから、最終的には、私が言いますように、この解釈については訴訟で争っていただく問題だし、立法政策をどうするか、まさに国会にお...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、根拠にして……
○国務大臣(片山虎之助君) これは法律そのものの御解釈を賜りたいんで、法律は、政治資金規正法第二十二条の三第一項でございますけれども、国から直接補助金等の交付の決定を受けた会社またはその他法人は一年を経過する云々と、こういうことでございまして、委託費が入っておりませんのでこれは法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 補助はある程度の裁量行為ですよね、国から見て補助するかどうかというのは。委託というのはある仕事をお願いするわけですよ。委託するわけで、それの見返りですからね、反対給付ですから。私は、補助と委託というのはもうおのずから違うと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども申し上げましたが、公益法人について、公益法人であること自体をもって政治活動は禁止されていないわけであります。だから、政治献金をするのも一向構わない。ただし、私は、何度も言いますけれども、公益法人は設立目的がしっかりあるわけでありますから、それに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私の理解は、公益法人そのものがそういう選挙運動をやっているんじゃなくて、それぞれの何といいますか意見を持つ方が政治連盟、政治団体をおつくりになって政治献金その他の政治活動等をおやりになっているんじゃないかと思いますけれども、その辺、公益法人は公益法人と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は別組織をつくったなんて言いませんですよ。一つの目的を持ち、お考えを持った人が政治団体をつくって政治活動をするということはあり得るでしょうと、そういうことを申し上げたんで、別組織とは申し上げておりません。  それから、公益法人は、民法上の手続に従っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、委員が言われるようなことに関する基準はありません。ただ、公益法人としてふさわしいかどうかというのは民法の手続に基づいて判断するんだし、ある政治団体、政治連盟も政治団体だと思いますけれども、政治団体としてふさわしいかどうかは政治資金規正法上の手続に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろんなお考えがあると思いますけれども、田名部委員は大ベテランでございますから、三権の分立ということはこれは一つの確立した近代におけるルールですよね。我々は立法府、行政府があって、議院内閣制は立法府と行政府がちょっと一緒になっておりますけれども、それに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公益法人がどのくらいあるかというのはわかるんです、これは。それから政治団体は私の方に全国ベースのものがある。都道府県のものは都道府県選管、これはわかるんです。ただ公益法人が、これはわかりません。
○国務大臣(片山虎之助君) 特殊法人は、今、田名部委員言われましたように、いろいろ問題がございまして、なるほど子会社、孫会社の問題。そこで、特殊法人全般の総点検をやろうということで、これは橋本行革大臣を中心に私どもの方も協力して今やっておりますから、この結果を見てどういうやり方が...全文を見る
04月10日第151回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○片山国務大臣 平井委員がもう既に申されたとおり、今回の法改正は、電波利用の増加に伴う周波数逼迫の状況に対応して、電波の適正な利用の促進を図るために、円滑な周波数移行を実現することを念頭に置いて必要な措置を講ずるものでございまして、アナログからデジタル放送への早期移行を図る、その...全文を見る
○片山国務大臣 まさにそのとおりでございます。地上波を含むデジタル化の推進でございます。
○片山国務大臣 平井委員からいろいろお話がございました。  今、アナログ周波数変更の実施に向けて現在の取り組み状況、こういうことでございますけれども、まず、今もお話がありました、国民の皆さんに十分御理解をいただくということで周知活動を懸命に取り組んでおります。  リーフレット...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、一月六日に新しい総務省が発足しまして約三カ月たちました。私も三つの融和ということは大変心配いたしましたが、おもしろいもので、同じところにいて毎日顔を合わせて、いろいろな会議をしたり、相談しておりますと、だんだん打ち解けてくるのではないか、こう思っ...全文を見る
○片山国務大臣 そうですね、デメリットというのではありませんが、三省庁がそれぞれの歴史と文化と伝統を持っているのですね。そこのところで、私はいいところを残さなければいかぬと思いますけれども、悪いところはなくしていこうということですが、これはなかなか一遍にいきません。やはり私は、人...全文を見る
○片山国務大臣 今申し上げましたように、それから今委員が御指摘になったように、官房は、昔は三つあったのですけれども、今は官房長は一人、それから人事をやる秘書課も、いろいろなことの調整をやる総務課も一つ、こういうことであります。  しかし、それでは秘書課で全部人事ができるかという...全文を見る
○片山国務大臣 正直言いまして、三省庁が一緒になっての人事交流は、課長クラスは行いました。ただ、それから上はまだこれからなんですね、やはりやや専門性がありますから。だから、私は、なかなか一遍にいかないと思いますが、人事配置を変えるたびに次第に交流の幅をふやしていこう。背番号はちょ...全文を見る
○片山国務大臣 今小坂副大臣からも話がありましたが、デジタル化は世界の大勢だと私は思っています。それから、私は、将来の国民のことを考えれば、やはりここでデジタル化に踏み切ることが豊かな国民生活の上でも、ニュービジネスを含めて経済に新しい刺激を与えるためでも正しいと。  ただ、そ...全文を見る
○片山国務大臣 生方委員、国主導の意味を最前からお聞きですが、やはり国が主導して旗を振らないと、なかなかローカル局で踏み切れないところもあるんですね。それを、あるところは踏み切る、あるところは踏み切らない、ばらばらならデジタル化の効果がないですし、将来の電波需要に対応もできないの...全文を見る
○片山国務大臣 電波利用料は、先ほども小坂副大臣が申しましたように、無線局全体のための共益的な行政事務の費用を受益者である無線局の免許人の方に負担していただこう、こういうものでございまして、データ量比例分と均等割と、これは法律で根拠が書いてあるんです。テレビ局の方が二万幾らで無線...全文を見る
○片山国務大臣 私は、この問題は今の入札制度等を含めましてさらに検討いたしたい、委員の言われることも一つの御意見だと思いますので、御意見を受けとめて、さらに検討を進めてまいりたい、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 先ほども言いましたように、平成八年度と十一年度に有識者の懇談会をつくりまして、周波数割り当て方法についての御検討を賜ったわけですよ。その中には周波数についての入札制度も当然含まれておったわけですが……(生方委員「入札制度の問題ではなくて、価値の問題」と呼ぶ)価値の...全文を見る
○片山国務大臣 電波利用料そのものは、先ほども答弁いたしたと思いますが、三年ごとに見直しているわけでありまして、その見直しの時期に、それまでの三年の検討を踏まえて、方向づけというのでしょうか結論を出したいと思います。  個人の意見というのは、大臣の場合にはないのですね。そういう...全文を見る
○片山国務大臣 私も党でいろいろな議論があることは報道等で承知いたしておりますが、総務省としてあるいは総務大臣としての党の方からのお話は全くありません。  ただ、有害なテレビ放送等について今のままでいいのかなという問題意識はありまして、現に参議院の方では、与党の方も民主党さんの...全文を見る
○片山国務大臣 生方委員にもお答えいたしましたが、放送法を所管する総務省の基本的立場は、憲法に基づく表現の自由、放送法に基づく番組制作の自由、これはしっかり守っていきたい。基本的には、確かにいろいろな議論があることは私も承知しておりますが、それは放送事業者の方の良識と自律、セルフ...全文を見る
○片山国務大臣 この地上放送のデジタル化のメリットは、既に小坂副大臣が何回も御答弁させていただいておりますが、非常に高品質な映像、音声サービスができる、データ放送ができる、通信網と結びまして双方向のサービスができる、それから、例えば自動車テレビだとか将来は携帯電話にも安定した受信...全文を見る
○片山国務大臣 今、情報通信政策局長から答弁いたしましたが、十年間で経済波及効果は二百十二兆円、雇用創出効果は七百十一万人。これは仮定計算ですから、私はこのとおりになるかならないかということはあると思いますけれども、間接的な波及効果まで含めれば、デジタル化の経済に及ぼすインパクト...全文を見る
○片山国務大臣 生方委員とも、いろいろ御質問があり、御答弁をさせていただいたんですが、今、共同にかかる費用を一定の考え方で割り振って電波利用料をもらっておりますけれども、資源というのか資産というのか、そういう価値に着目してお金をもらう、こういう思想を入れたらどうか、私もそれは一つ...全文を見る
○片山国務大臣 これも既にお答えしたことに重なるかもしれませんけれども、なるほど入札制度は手続の透明度が高い、こういう利点がある一方で、先ほども申し上げましたが、落札金のサービス料金への転嫁が行われるおそれがある、資金の豊富な者が独占してしまうおそれもある、それからまた資金を準備...全文を見る
○片山国務大臣 松原委員言われますように、私は、二十一世紀にとってIT革命の成功、デジタル革命の成功は不可欠な課題ではないか、そのために全力を挙げたい、こう思っております。  今お話しのように、インターネット網の整備がさらに進んだ段階で放送が果たして生き残れるか、こういうことで...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権ということは、一口で言えば、地方に権限を与え、事務を与え、財源を与えて、意思決定は地方限りでやって、しかもそれが実行できることだと思いますね。  それで、私は、適切な意思決定をするためにはしっかりした情報をたくさん把握するということが必要だと思いますので...全文を見る
○片山国務大臣 冒頭に、中村委員からいろいろなお話がございました。  森内閣はIT革命を最大の課題にいたしております。御承知のように、昨年の臨時国会でIT基本法を通していただいて、年末にIT戦略会議がその戦略の提言をいたしまして、一月六日に新しい省庁体制が発足すると同時に総理を...全文を見る
○片山国務大臣 小坂副大臣から詳細に御答弁させていただきましたように、アナ・アナはデジタルの前提として、しかも今何不自由なくアナログ放送をやっているものを変換してもらうわけですからこれは公費を出そう、電波利用料ですけれども公費を出そう、こういうことでございますが、本番のデジタルの...全文を見る
○片山国務大臣 今の法律で出しております優遇措置はもちろん続けていきます。これは一番大きな方針です。ただ、大きな投資ですから、アナ・アナをやりデジタルに入るわけですから、その場合に、特に体力が乏しいと言われるローカル局にとって困難な状況が出てきた場合には、さらなる優遇措置がとれる...全文を見る
○片山国務大臣 いや、措置をとるとまでは言っていないですよ。措置をとるかどうかを検討いたしたい、こう言っておりますから、気持ちは前進しておりますけれども中身は同じでございますので、ひとつよろしく御理解を賜りたい。またこういうことを言うと、賢明なる中村委員、よろしくお願いいたしたい...全文を見る
○片山国務大臣 アナ・アナにつきましては五カ年計画でやっていく、初年度、本年度が百二十三億円の公費を出す、これは五カ年計画を続ける、もう既に答弁しておりますけれども総額は八百億程度でございましょうか、この方針は固めておりますし、具体にどうするかというのは、情報公開法の施行が四月一...全文を見る
○片山国務大臣 今、若松委員言われましたように、テレビのサイクルというのは八年ないし十年という議論がここでも盛んに言われておりますけれども、我が国の国民の皆さん、大変適応力、対応力がある方が多うございますので、うまくデジタル化の進行に合わせて私は買いかえられるんじゃなかろうかと思...全文を見る
○片山国務大臣 こういうことなんですね。今、電波法の中には、過年度の調整規定があるんです。先食いして後で埋めるということもできるんですね。基本的には税金は使わないで電波利用料の枠内で処理したい。また、その見通しも十分数字的に立っている、こういうことでございますので、御理解賜りたい...全文を見る
○片山国務大臣 デジタル化の移行用の周波数は、これは既得権ということもないんですけれども、既存の、今までアナログをやっている方にお渡しする、それを新たにオークションということはなかなか難しいんではなかろうかと思うし、よその国もデジタル化移行の場合の周波数のオークションはやっており...全文を見る
○片山国務大臣 IT革命という言葉の是非は一つあると思いますけれども、このIT化を進めることによって、単に当面の、インターネット利用のことだけじゃなくて、それによって産業構造も変えていく、生活様式も変わるだろう、あるいは意識ですね、すべての人々の意識も変えていくというような意味で...全文を見る
○片山国務大臣 地上放送のデジタル化につきましては、もう何度も御答弁申し上げているように、国民生活にもあるいは経済にも多くのメリットを与える世界的な潮流でございますので、ぜひこれを進めたい、こう思っております。  そのために、学識経験者やNHKの会長、民放連会長という放送事業関...全文を見る
○片山国務大臣 矢島委員が言われますように、地上放送は基幹的な放送メディアですね。全世帯に普及している。一億台に近い数字があるのかもしれませんけれども、国民にとって最も身近で必要不可欠な情報入手手段でございますので、アナログからデジタルに移行しましても、ユニバーサルサービスとして...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは基本的には方針変更ではございませんで、先ほども申し上げましたが、一昨年の九月から、NHK、民放と共同で共同検討委員会、総務省も入りましていろいろな検討を重ねまして、今後十年間で全面的なデジタル放送への移行が可能であるという一つの認識に立っております。ま...全文を見る
○片山国務大臣 ほぼ小坂副大臣から答弁したとおりなんですが、私も、無理のない努力目標を示せば、またこれは無理なく今の、普及率も八五%、カバー率も一〇〇%が到達できるということで今回、二〇一一年、こういうことを示していただいたわけであります。普及率がそれまでじっと待ってそれからばた...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われる懇談会は、地上波のデジタル化へ全面的に移行すべきだ、こういう御答申をもらったんですね。あとは、いつ、どういう形でやるかということでございまして、そこは、関係者の方と共同検討委員会をつくりましていろいろ議論した結果、十年のいわば経過期間を置いて、そうな...全文を見る
○片山国務大臣 私はいろいろな国益があると思いますけれども、一つは、最も国民に身近な基幹的メディアでございますから、これがデジタル化によって、例えば高品質な映像、音声サービスができる、データ放送、双方向サービス、あるいは先ほども議論がございましたが、高齢者の方にとっても、話すスピ...全文を見る
○片山国務大臣 BSデジタル化は、確かに去年の十二月からでございますから、約五カ月、四カ月ちょっとでございましょうか。これは、地上波と違いまして、普及がかなり限定的でございますね。そういう意味で、また利用の実態を私どもの方はしっかりと調査いたしておりませんけれども、あるいは横光委...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁いたしましたが、我々は、ここに十年という期間を置く、努力目標を置くことによって、懇談会の言われたカバー率一〇〇%、普及率八五%は無理なくクリアできるのではなかろうか、そういうことで十年という期間をとらせていただいたわけであります。
04月10日第151回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○国務大臣(片山虎之助君) 郵便振替法及び簡易郵便局法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便振替の加入者たる金融機関の利便の向上を図るため払い出しの特例を設けることとするとともに、国民年金の保険料についてこれを...全文を見る
04月12日第151回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○片山国務大臣 武正委員言われますように、地方紙だとか有線放送だとかケーブルテレビだとか、そういう面では、地方も相当今、整備が進んでよくなってきていると思いますけれども、客観的に見る場合、例えばケーブルテレビ、コミュニティーFM、インターネットのホームページなどは、私はやはり都市...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員みずから言われましたように、放送法におきましては、憲法に規定する表現の自由を最大限尊重する、こういう立場から、番組を自由につくれる、こういうことを保障した上で、番組準則を放送法の中に規定しておりますよね。それを参考に各放送事業者はそれぞれが放送番組の編集基...全文を見る
○片山国務大臣 入札制度につきましては、当委員会でも再三委員の先生方からの御質疑がございまして答弁させていただいておりますけれども、いずれにしろ、今、我々の考え方は、二〇〇五年までには結論を出したい、こういうことでございまして、確かに入札制度のよさが私はあると思います、透明性、そ...全文を見る
○片山国務大臣 森内閣は、去年の四月五日に発足いたしました。  小渕前総理が大変不幸なことになられまして、その後、おっつけて当時の自民党の森幹事長が後を引き受けた、こういうことでございまして、最初は居抜きといいますか、閣僚そのままでおやりになって、七月のサミットの前ですか、あの...全文を見る
○片山国務大臣 このデジタル化のメリット、あるいはいろいろな影響、波及効果については、既にこの委員会でも何度も申し上げておりますが、これは単なる既存の放送事業者や家電等のメーカーのためのデジタル化じゃございません。  これは、国民全体にデジタル化の恩恵を及ぼしたい、それによって...全文を見る
○片山国務大臣 よその国と比べてどうかという議論は確かにあると思いますが、このところ、規制緩和ということを大きな課題にしまして、御承知のように、今回もこの十三年度を初年度とする規制緩和三カ年計画をつくりまして、これを強力に推進し、フォローアップしていこう、こういうことでございます...全文を見る
○片山国務大臣 アメリカという国は合議制の執行機関というのが好きなんですよ。だから、戦後日本が、例えば教育委員会だとか、公平委員会だとか、人事委員会だとか、農業委員会だとか、そういう合議制の執行機関制度を入れたんですね。ただ、これは手間がかかって、時間がかかって、スムーズにできな...全文を見る
○片山国務大臣 今回、森総理がああいう形で自民党総裁としての辞意表明で、今、総裁選がきょうから始まりまして、いずれ総裁が決まりますれば、あるいは首班指名、こういうことになると思いますが、どういう内閣ができようが、IT革命はもう最大の課題として二十一世紀に推進していかなければならな...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、我が国は山国でございまして、凹凸が大変激しい国でございますから、こういう国で全国あまねく放送を普及させる、こういうことになりますと、無線局、中継局が要るわけですね。我々はユニバーサルサービスということを放送事業者に対しても要請しておりますので、委員...全文を見る
○片山国務大臣 このアナ・アナから始まるデジタル化は、我々は大きな国策だと思っております。そのためには、今委員が言われますように、できるだけ国民に周知、御理解、御協力をいただいて、円滑に、スムーズに、いろいろな障害が出ないように最大限努力をしてまいりたい、こう思っております。
○片山国務大臣 電波法の一部を改正する法律案を御可決いただき、厚くお礼を申し上げます。  御審議を通じて承りました貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきましては、今後の情報通信行政を進めるに当たり、御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  まことにありがとうございま...全文を見る
05月11日第151回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、浅尾理事から、郵政三事業民営化についての過去の発言ということでございますが、私が大臣になりましたときは例の中央省庁改革基本法案というのがもう決まっておりまして、あれは橋本内閣時代でございまして、私、そのころから一応の認識は持っておりましたが、さらに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど答弁いたしましたように、橋本内閣のときに基本法ができまして、その中で、郵便局の郵政三事業は国営公社で三事業一体でやると。大体中身は独立採算だとか企業会計原則だとか経営目標方式だとか書いていますよね。我々はそれで、これは国会で、法律で決まったわけで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々の当面の課題は、いい国営公社をつくるということ、その国営公社をつくる過程で郵便事業に民間参入を認めるということ、どういう範囲で民間参入をどう認めるかと、これをしっかりやりたい、当面の課題は。  その後について広く議論が起こって、その結果、国民の皆...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはなかなか答えにくいあれなんですが、いずれにせよ、小泉総理は私的な懇談会を立ち上げて、そこでいろいろな方に入ってもらって議論をしようと、こういう段階ですから、私は総理に申し上げているんですけれども、予断を持たずに我々は検討していきますと、予断を持た...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この私的懇談会がどういう構成でどういうスケジュールでやるか、まだ定かではありませんで、今事務的にいろいろな議論を官邸なり、あるいは官邸の絡みで党なりがしておりますけれども、この私的懇談会の立ち上げとその議論を当面は待ちたいと。  これは公社移行後の議...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは諮問機関ですから最大限に尊重しなければなりませんし、どういう結論が出るかまだわかっておりませんので、今からその結論がこうならこうということはなかなか言えませんけれども、しかるべきしっかりした結論が出ることを私は期待しております。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、これは総理一流の御表現だと思いますけれども、意図的に妨害したということは私はないと思います。  それで、商品券と地域振興券の話は、結局、信書というものの範囲をどう考えるかということなんです。これは、判例があったり、いろんな今までの長い間の有権解...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まあ総理はこういうことだと思うんですよ……
○国務大臣(片山虎之助君) 総理の御発言は、民間でできることはできるだけ民間にやらせるべきだと、またできるだけ国民にわかりやすい形でやるべきだと、こういうことを私は言われていると思うんですね。そこは私は郵政省の方のPRというのか、国民に対する説明もあるいは不十分だったかなという気...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、同じことの繰り返しになりますが、総理のこの前の答弁は、できるだけ民間にできることは民間に任せなさいと、それからあることをやる場合に、できるだけ国民の理解を得てわかりやすくやりなさいと、この二点だと思います。  それは今後とも我々は守っていきたい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 信書そのものの定義は、法律じゃなくて、これは今までの判例の積み重ねや有権解釈の積み重ねなんですね。だから、今こういうことでほぼその判例が出ておりますから、判例が出ている範囲で運用上どこまでどうできるか、なお検討いたしますけれども、私は、今までの旧郵政省...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは先ほども答弁いたしましたが、我々は有識者その他の研究会を立ち上げて、そこで公社化のあり方と民間参入については議論いたしたいと思っておりますので、そういう中で今、浅尾理事御提案のことを含めて検討してまいりたいと、こう思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 地方団体の場合は、普通の一般個人の預金者と違いますから、これは公の金をいろいろ運用していく場合に一時お預けするということで、今の地方団体のそういう財務会計では指定金融機関と指定代理と収納代理とありまして、指定代理には郵便局はなれないんですよ。だから、今...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこで、浅尾委員の言われることも私、わかるんですが、いわゆる市町村にはいろいろありまして、本当に、そういう意味で郵便局がなければいろんな資金の運用上困るというところも私はあるに違いないと思うんですよ。  今、五十何万口座で一兆円と言いましたかな。一兆...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、今決まったものがあるのは三党合意だけなんですね。それで、三党合意は私的な審議機関とありまして、総合規制改革会議、あれは政令に根拠を置くものですね、あれは私的じゃありませんね、規制改革委員会の後、更新ですから。そういう意味で、根拠あるいは形式、や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) しかし、事は総理大臣の私的な、私的であっても懇談会ですから、そういう意味での私は大変権威があると思いますし、また根拠をどうするか、そういうことによっては、私は総合規制改革会議ですか、それと比べてどっちがどうだなんという議論には私はなかなかならないんでは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員言われるように、本当はこういう過剰金というんですか、そういうのはないのが一番いいんですよね。しかし、やっぱり人間ですから、いろいろの手違いが出て、過剰金が出る場合もあるし、足りないのが出る場合もあるんだけれども、過剰金が出たら、それは善意で拾っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは会計法の規定や仕組みもあるんですね。善良な管理者としての注意をちゃんとやったということを証明せにゃいかぬのですよね。ただ、これはなかなか簡単にいきませんよ。そうすると、あとは面倒だから、ややこしいし、大した額でなけりゃ出しておこうかと、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員が言われるように、やっぱり今度は国でなくなりますよ。しかし、国営の公社でして、それから国民の皆さんの貴重なお金を預かって、それがキャッシュであるか小切手か印紙であるか、それは形はともかくとして重要度は私は同じだと思いますね。だから、いずれにせよ...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○片山国務大臣 御承知のように、地方交付税というのは、一つは、地方の財政力がばらばらですからそれを調整するという役割と、もう一つは、ナショナルミニマムというのでしょうか、一定の行政水準はちゃんとできるように財源保障してやる、こういう二つの機能がありまして、なかなか制度としては難し...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘のように、国もこれから聖域なき構造改革をやる、行財政改革をさらに切り込む、こういうことですから、私も今まで地方の行財政改革を相当、地方行革大綱なんかつくってもらいましてやりましたけれども、さらにさらにやっていただく。  それとともに、今お話しのように、二十...全文を見る
○片山国務大臣 宇田川委員御指摘のように、今地方は、実際の仕事の七割は地方がやっているんですよね。財源の方がなかなかそこに行っていませんけれどもね。  それが一つの大きな議論ですが、この構造改革も、具体案が順次固まってまいると思いますから、地方団体も今までの役割分担に応じて、場...全文を見る
○片山国務大臣 今お尋ねの信書問題でございますが、信書というのは、御承知のように、自己の表示を特定の人に伝えるとか、ある事実を特定の人に伝える、そういう文書ですね。そこで、今までの伝統的な考え方は、判例等もありまして、かなり昔から、そういう特定性がある文書についてはこれは信書だ、...全文を見る
○片山国務大臣 今岡田委員御指摘の点は、前から私も耳にしておりまして、事務方から言わせるといろいろ理屈はあるんです、理由は。ただ、お気持ちもよくわかりますので、できるだけ早く交付するようにいたします。  それから、最後の点も検討させていただきます。
05月17日第151回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○片山国務大臣 去る四月二十六日の小泉内閣の発足に際し、引き続き総務大臣を拝命いたしました片山虎之助でございます。  通常国会開会以来、総務委員会におかれては、法案の御審議等を通じ、総務省所管行政の推進に御理解と御尽力をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。  この...全文を見る
○片山国務大臣 今荒井委員が言われますように、今の国営の郵便局は、二万四千七百のネットワークで仕事をしている。しかも、三事業有無相通じる、しかも相当な規模ですから、規模の利益でやっている。確かにそのとおりでございまして、しかも、郵便局の使命はユニバーサルサービスの確保でございます...全文を見る
○片山国務大臣 終戦直後のインフレが非常に激しかった昭和二十二年から二十六年度は、税金といいますか一般会計からのあれはございましたが、以降は一切税金の援助というのはございません。
○片山国務大臣 郵政省当時から、ホームページその他、郵政省の広報ではそのことを大分強調してまいっておりますけれども、国民の皆さんが本当にそういうことをきっちりと御認識になっているかどうかは、私もやや疑問だと思いますので、そのことはさらにPRをしてまいりたい、こういうふうに思ってお...全文を見る
○片山国務大臣 今、大出委員が言われますように、私は岡山でございまして、岡山には長島愛生園と光明園がありまして、私もときどきお邪魔して中におられる皆さんといろいろお話し合いをさせていただくこともあるのですけれども、大変気の毒ないろいろなお立場だと今までも私は思ってまいりました。 ...全文を見る
○片山国務大臣 靖国神社の公式参拝というのがよく話題になりますが、公式参拝という仕組みはないのですね、参拝するかしないかだけなので。  ただ、恐らく、今世間で言われているのは、国務大臣等の公的な資格を持つ者が公的な資格で参拝する、こういう理解だろうと思います。私は、これは参るか...全文を見る
○片山国務大臣 公式参拝というのは、今言いましたように、内閣総理大臣なり総務大臣なり、大臣としての資格で参ることだというふうに世間が思っていると私は思っているのです、私は参詣するかしないかだけの話だろうと思いますけれども。  それから、祭祀の、いろいろなお金を出すとかそういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 小泉総理から再任という話がありましたとき、官邸に呼び込みがありまして、そのとき総理から言われた三つの中の一つに地方分権を思い切って進めてほしい、こういう話がありまして、これは総務省としては大きなテーマでやってまいっておりますから、今後も引き続いて強力に進めますと。...全文を見る
○片山国務大臣 具体的にといいますと、私は何度もこの委員会でも御答弁いたしましたが、地方分権一括推進法が去年の四月から施行されていますから、分権の中で特に権限、事務の移譲は一区切りかな、こう思っております。しかし、これだけで十分じゃありません。さらなる第二弾、第三弾の権限、事務の...全文を見る
○片山国務大臣 今中川委員言われますように、現状は、景気がこういう状況ですから、国も地方も財政状況が大変悪うございます。そこで、今、既存の税源を例えば国から地方に移せだとかこれをこうしろとかというのはなかなか言いにくい環境だと私は思います。  しかし、いずれにせよ、構造改革を進...全文を見る
○片山国務大臣 統合補助金は十二年度から始まりまして、十二年度が六千百二十億円、それから十三年度が七千三、四百億円。額はふえておりますし、対象の事業もふえておりますが、今、委員御指摘のように、私はやり方はまだ不十分だと思います。本当の統合補助金は、例えば二級河川なら二級河川、公営...全文を見る
○片山国務大臣 今、中川委員のお話を聞いていますと、それは第二交付税ですね。建設事業に係る、公共事業に係る第二交付税みたいなものをお考えだと思いますよ。だから、静態的な基準と動態的な基準をつくって配分することは可能ですけれども、それはやはり限りなく今の交付税に近づくんですね。 ...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、経済財政諮問会議が六月中には来年度の予算編成の骨太の編成方針をつくりますし、それは、単に十四年度だけじゃなくて、もう少し長期の視点の中での十四年度の編成方針になるだろう、私はこう思います。いずれにせよ、七月早々か、あるいは幾らか時間を置きますけれど...全文を見る
○片山国務大臣 現在の状況は、御承知のように金融緩和が続いておりますし、マーケットも割にゆとりがあるので、市場公募債や縁故債がなかなか消化できないというような話は聞いておりません。  ただ、言われるように、これから発行する団体でやはり若干の格差はついてくると私は思いますよ。それ...全文を見る
○片山国務大臣 マーケットは見切っているということはないということを先ほど私は申し上げたわけでありますが、委員言われるように、例えば補正等で、公共事業を完全に消化する、地方単独事業をやるためにかなり手厚い地方債の措置あるいは元利償還の補てん措置を講じてきたことは事実だと思います。...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども少し述べましたけれども、官邸で、総務大臣再任のときの呼び込みの際の総理大臣からの御注文は、一つは、IT革命を、それを担う有力なる役所として強力に進めてほしいということと、それから地方分権の推進と行財政改革ですね。これは、行革担当大臣もおりますけれども、それ...全文を見る
○片山国務大臣 郵政三事業問題についてお話もございまして、これは、平成十五年中に法律で、基本法で公社移行は決まっている話ですから、それと、民間参入はしっかりと対応します。その後について、総理のお考えもあるんですが、民営化問題を含めて今後のあり方について議論する、それは大いに結構で...全文を見る
○片山国務大臣 今、若松委員、アメリカの例を言われましたが、私も、非常に示唆に富んだやり方だと思います。  ただ、これから、これからといいますけれども、法律を来年の通常国会に出すことを目指すのならそれほど時間がありませんけれども、どういう公社にするかということとあわせて、公社そ...全文を見る
○片山国務大臣 いずれにせよ、今の基本法の中にも書いておりますが、情報公開は徹底しろ、こういうことになっておりますから、今のような点も、私は、本当に国民の皆さんに納得してもらわなければ何にもできませんから、できるだけ情報公開する、こういう立場で検討いたします。
○片山国務大臣 都道府県に市町村のそれぞれの合併パターンをつくっていただきまして、四月九日までに全都道府県から出てまいりました。今、若松委員が言われるように、一番少なくなると約五分の一に、多いのでも約三分の一になる、こういうことでございまして、都道府県はよくいろいろ考えてつくって...全文を見る
○片山国務大臣 我々も、十七年三月末というのを一つの目標、区切りにして進めていきたい。何か締め切りがないと、日本人というのはなかなか一生懸命やらないというようなところもあります。  それから、ほかでも申し上げているんですが、日本は空気の国ですから、そういう雰囲気、空気ができれば...全文を見る
○片山国務大臣 私も思いは若松委員と同じでございまして、今度の中央省庁再編の一つの目玉なんです。政策評価を科学的な手法を入れてやる、しかも、それは国民に説明責任も果たす、透明にすると、こういうことが行革の大きな目玉でございまして、ぜひこれは与野党で、私はそんなに意見に差はないと思...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員が言われましたように、また総理も所信表明の中でいろいろ言っておりますけれども、私もまさに同感でございまして、都市と農村が共生をしていく。農村の持つ、地方の持つよさというものも、やはりちゃんと国土のいろいろな政策の中で位置づけていくということは大変必要...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権の推進は、従来の内閣からの一貫した方針でございまして、昨年十二月に策定しました行政改革大綱でも、地方分権のさらなる推進、こういうことを言っておりますから、この内閣も、地方分権を進めるという意味では前の内閣と基本的には同じ路線でございます。特に、総理は所信表...全文を見る
○片山国務大臣 総務省としては、常に大きなテーマでございますから、税源移譲を含む地方税財政の基盤の強化ということはやってまいっておりますし、先ほども言いました新たなる審議機関によって、それを大々的に進めたい、こう思っております。  構造改革ということで、これはいろいろなことをや...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は何度も答弁させていただきましたが、国会を中心に、長い経緯と大変な議論の結果、現在の中央省庁再編基本法ができまして、あの中で、平成十五年中に国営の公社に移行する、その中身をずっと法律に書いていますね、フレームを。独立採算だとか企業会計原則だとか細かいことは...全文を見る
○片山国務大臣 地方公務員の勤務時間管理は、各地方団体において適切にやってもらっているものだ、こういうふうに私は思っておりますし、お話のようなサービス残業や長時間労働は、私の経験では、余りないのではないかと思います。  いずれにせよ、時間外に超過勤務を命ずれば、それだけ超過勤務...全文を見る
○片山国務大臣 構造改革の一つが、民間でできるものはできるだけ民間でと。今のいわゆる行政が担当している業務の見直しということも私は必要だと思いますし、あるいはやり方の効率化ということも必要ですし、定員管理との絡みもありますので、委員からいろいろ御指摘がありました点は我々としても受...全文を見る
○片山国務大臣 それぞれのところが実態は相当に把握していると思いますけれども、その上に立って、委員の言われるように、サービス残業なんかはもうなくしていく、やってもらうときにはきっちり命令を出して手当を払う、こういう方向で指導してまいりたいと思います。
○片山国務大臣 景気回復か財政構造改革か、一匹のウサギか二匹のウサギか、委員御承知のように長い間の議論があって、小渕内閣、森内閣は一兎でいこう、景気回復最優先、こういうことでございましたが、私はその経過を見て、これはそういう単純な二律背反ではないな、こういうふうに個人的には考えて...全文を見る
○片山国務大臣 委員言われますように、小泉新総理は、国債発行は三十兆円を限度としたい、こういうことでございまして、本年度予算は幸いなことに二十八兆三千億ですから、まだ一兆七千億のすき間はございますけれども、恐らく来年度はかなりな歳出カットという議論になってくるだろう、それから、何...全文を見る
○片山国務大臣 不信任案否決、それから前の総理の退陣表明、自民党の総裁選挙という一連のこの流れは極めて政治的イシューでございますので、私は総務大臣の立場でいろいろコメントするのはいかがと思いますので、遠慮したいと思いますが、そういうことがあっても国会は正常に審議する必要がある、私...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども御答弁いたしましたが、この郵政三事業の取り扱いの問題は、今は中央省庁再編基本法という中で、国会の意思として、ということは同時に国民の意思として確定しているんですね。平成十五年中に国営公社に移行する、その中身はこれこれでありますと。したがって、そういう措置に...全文を見る
○片山国務大臣 委員からいろいろお話がございましたが、まだ公社移行後民営化されるかどうかも決まってないわけですね。仮に民営化されるにしても、どういう民営化なのかも決まってない。そういう段階でございますので、与党の三党合意にもありますし、総理も言っておられますが、国民の皆さんの意向...全文を見る
○片山国務大臣 正直言いまして、郵政官署で地方団体の事務委託を受ける法案を出したときには、公社化は考えておりました。国の機関ということじゃなくて公社化までは前提としながら出したわけでありまして、民営化問題への発展ということは視野に入れてなかったことは事実でございます。郵便局という...全文を見る
○片山国務大臣 私どもは、いずれにせよ、郵便局にこのワンストップサービスをやっていただきたい、しかも、それはできるだけ早くやっていただきたい、こういうふうに思っておりまして、できればこの通常国会で通していただいて、話がつく郵便局と市町村では即仕事を始めてもらいたいと思っております...全文を見る
○片山国務大臣 総理も、本会議等での答弁では、三十兆円以下にするということは予算編成上の目標だ、こう言っておられますね。しかし、目標と言っておられましても、あれだけ言われたわけでありますから、少なくともそれを予算編成で、三十兆以下への最大の努力をせざるを得ないだろう、私はこういう...全文を見る
○片山国務大臣 いずれにせよ、財政構造改革は、国の歳出カットなり歳出の入れかえなりということを伴いますね。そうしますと、今、地方財政といいますか、地方の仕事の七割は国との関係なんですね。公共事業、社会保障、義務教育ですね、教育、これについては歳出の七割を占めておりますから、国との...全文を見る
05月17日第151回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 去る四月二十六日の小泉内閣の発足に際し、引き続き総務大臣を拝命いたしました片山虎之助でございます。  通常国会開会以来、総務委員会におかれては、法案の御審議等を通じ、総務省所管行政の推進に御理解と御尽力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。...全文を見る
05月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(片山虎之助君) 御指名を賜りまして、大変恐縮でございます。  私は、せんだって、二、三週間前でございますが、地方分権推進委員会その他のことで総理とお会いしましていろいろお話ししましたときに、総理から御見解を賜りました。私は、候補者各人が自分で考えることだと、こういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘のように、そういう合理的な年齢制限は今認めているんです。例えば、一遍に同じ年齢の人をたくさん採りますと後で困っちゃうんです。職員構成をなだらかにしていく、専門家をずっと同じように確保していくためには、私は合理的な年齢制限はそれは必要だと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方の歳出はいわば国と一体なんですね。今、地方の歳出が八十九兆円なんですよ、八十九兆三千億ぐらいある。国の予算は八十二兆ですからね。だから実際は、皆さん御承知のとおりだと思いますけれども、公の仕事の約三分の二は地方がやっているんですよ。国は三分の一なん...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(片山虎之助君) 戸田委員のような御指摘がありまして、十二年度から統合補助金というのをつくったんです、主として公共事業に。七千二百億ぐらい、全く国が箇所づけをせずに地方が自分の裁量でできるようにしました。本年度はそれを七千二、三百億にしました。だから、だんだんこれは拡充...全文を見る
05月24日第151回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○片山国務大臣 電気通信事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、電気通信事業の公正な競争の促進を図る等のため、市場支配的な電気通信事業者の業務の適正な運営の確保、卸電気通信役務制度の導入、電気通信事業者間の紛...全文を見る
05月24日第151回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関が行う政策の評価に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  中央省庁等改革の大きな柱の一つとして、本年一月の中央省庁再編にあわせ、新たに政策評価制度が全政府的に導入されたところであります。  政策評価制度は、政策について、常に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今野議員から何点かの御質問がありました。  現時点において何らかの効果があったかと。実は、政策評価制度の導入は本年の一月でございまして、ここで標準的なガイドラインをつくりまして、各府省に示したわけであります。そこで、そのガイドラインに基づいて各府省は...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 輿石委員から今御質問ございましたが、まずハンセン訴訟の問題から申し上げますと、きょうも臨時閣議がございまして、その後に閣僚懇で官房長官の方から経緯の説明がありました。  もう一部報道されておりますが、昨日、総理と法務大臣、厚生労働大臣、官房長官で十分...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 小泉総理の言われることは、もう既に言われていることなんですが、今まで郵貯や国民年金は義務委託ですね、当時の大蔵省の資金運用部に義務委託、七年間。それが資金運用部の資金になるので、その資金がかなり潤沢ですから、その資金が特殊法人に回って、特殊法人が本来そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 制度としては、何度も申し上げますが、現在の郵貯等は、これは特殊法人とのつながりはありません。  そこで、今度の財投改革で、基本的には特殊法人が財投機関債を出すと、市場で、マーケットで、そこで資金調達をすると。そこで特殊法人自身が評価されて、悪いものは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方は、今までが、ことしの三月末までは郵貯は義務預託で資金運用部に貸しておったと、こういう経緯から過渡的に財投債を引き受けるということはやりますけれども、これは次第に減らしていきます。それで、最終的にはそういう直接引き受けはゼロにします。後は、マ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には私も輿石委員と同じ意見でございますが、この横浜の馬券税につきましては、市長が二回見えまして大変あなたに期待しているようなことを言われるので、私は基本的には課税自主権を認める立場だと、ただ、地方税法という法律があって、この要件をクリアしなければ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは既に一部のマスコミ等で報道されておりますが、二十一日の参議院予算委員会での総理の答弁は、国の予算の中で大きいのは社会保障と公共事業と地方への予算だと。この三つをやっぱり国債三十兆以下ということになると見直しの対象にせざるを得ないけれども、社会保障...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総理の言われる一つは、当面は国債発行を三十兆円以下にしたいと、それから近い将来プライマリーバランスを確保したいと、こういうことでございまして、本年度はともかく、来年度は三十兆以下にするためには相当歳出のカットが必要なんですよ。そこで、大きいものは今言い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も同じことを申し上げますけれども、今言いましたように、交付税の算定方式やあり方を見直す中で交付税の削減ということは、それはあり得ると思いますので、竹中大臣はそういうことを言われたと思います。  また、その経済財政諮問会議のときに、本間さんという学...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 最後の質問からお答え申し上げますと、特に補正で、この何年かは補正で景気対策をやりますね。景気対策をやる。その場合に、公共事業をしっかり消化するために公共事業の裏負担はほとんど丸々一〇〇%地方債を認めて、しかも元利償還を、これは丸々ということもあるし丸々...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この前というかちょっと前ですが、総理と官房長官と協議いたしまして、いずれにしろ現在の地方分権推進委員会の後のそういう中立で権威ある機関をつくりたいと、こういう、つくるということでは意見が一致しまして、問題は設置形式をどうするのか、法律によるのかあるいは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 例の規制緩和の委員会が、今回は政令設置の総合規制改革会議になりました。私は、法律の方がいいのかなという感じもいたしますけれども、その設置形式の問題じゃなくて、やっぱりそのメンバーとそこで出す意見を政府がどう扱うかの問題だと思いますね。だから、メンバーに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は、今の基本法で平成十五年中に国営公社に移行すると。その国営公社のフレームといいますか、重立った点は基本法の中にも書いておりまして、その限りでは民営化等の措置はとらないと。これも条文の第六項以下に書いておりますので、今我々がやることは、粛々と二年後...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も、三十三の六項、こういうことを何で、法律的には特に意味ないんですから、法律的には、書いたのかなということをいろいろ調べましたら、あのときのいろんな国会の議論あるいは与党内の議論で、それは念のために書けと、だから、効果としては私は確認的効果だと思いま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は当然やらなければならないと思いますが、なるほど、今の郵便局は税金は納めておりませんよね、国の機関だから当たり前の話で。それから、預金保険料も納めておりませんよね。そのかわりユニバーサルサービス確保ということで、本来民間の金融機関なら置かないような、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の公社化の一つの性格は、従事される郵政公社の職員の皆さんが国家公務員の身分、資格を持つと、これは法律に書いております。したがいまして、我々は公社に移行することをある程度念頭に置きながら今回の法律を出したわけでありまして、この法律は通ればもう直ちにや...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、小泉総理が総理になられる前にこういうことを言われたわけでございますので、それは小泉総理のお考えとして言われたことで、それはそれで尊重いたしますけれども、私は、この事実は確認したわけでも何でもございませんので、特にそれは詳しいことは私ではわからない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは今申し上げたように、私自身はここに書かれているような事実を確認しておりませんので、確認しておりませんから、正しいか正しくないか申し上げようがない。答弁は以上であります。
○国務大臣(片山虎之助君) そんなことはいささかも申し上げていないんで、私自身が確認できないから正しいか正しくないかは申し上げられないと、こう言っているわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 前回もお答えしたと思いますけれども、宮本委員も御記憶だと思いますけれども、特定郵便局長会というのは、これは御承知のように任意団体ですね。その活動内容について当方として調査する立場にもありませんし、またその権限もないというふうにお答え申し上げたと思います...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも前回答弁しましたが、国家公務員が今、委員の言われるようなことをやるのは、それは公務員法違反ですよね。だから、そういう具体的な、この公務員についてこういう事実があるとすれば、それは御指摘賜れば調査をすることもやぶさかではありません。
○国務大臣(片山虎之助君) だから、今私が申し上げたように、国家公務員の具体の個人についての御指摘があれば、それは調査するにやぶさかではありませんが、特定郵便局長会というのは任意団体なんですから、会がどうだとかこうだとか言われても、当方がそれについてどうこうする立場にないというこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は局長会そのものは詳しくありませんが、ほとんどが国家公務員ではなかろうかとは思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、足立郵政事業庁長官がるる委員の御質問にお答えしましたけれども、私は、教養試験、作文試験、人物試験等の能力実証を総合的に試験をやりまして、その評定の結果で任用している、こういうふうに思っております。  ただ、私も地元の特定郵便局長さんを見て、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総合政策というのは私も初めて今御質問で知りまして、こういう言い方はなるほどと思っておりますが、いずれにせよ、国家公務員が選挙運動をやるということはこれは公務員法に違反することでございますので、いずれにせよ六月に入りましたら早々に私の方の人事・恩給局が中...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 全く承知しておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘の職員を初め、私、郵政職員につきましては平素から国家公務員法に基づく服務規律に違反することのないようにという強い指導をしておりまして、そういうことは行われていないものと、こう信じておりますので、御了解を賜りたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) さらに、御指摘の点を踏まえて指導を徹底してまいりたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、八田委員からお話しありましたが、NTTが、四月十六日に持ち株会社が発表しました三カ年経営計画という、これは毎回つくっているものなんですよ、みずからの経営計画。それから、私が五月八日に求めました自主的な開放計画ですね、実施計画。これとは別なんですね。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、基本的にはNTTは民営化でございまして、その勤務条件、労働条件は労使が基本的には協議をして決めると。それで、恐らく経営側としては国際競争力を強化する、通信料金が高い高いと言われていますからね。これを引き下げるためにはある程度のリストラはやむを得ない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるように一千八百時間というのを法律でもちゃんと根拠を与えているわけでありますから、私はそれを守るべきだと思いますし、基本的には地方公務員の場合にもできるだけ残業をしないということです。正規の勤務時間の中で効率を上げる、こういうことがまず第一で、残...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の超過勤務、時間外勤務のお話もありましたし、年休も今二十日で、繰り越しが二十日だったですかね、が十一・五というのも余り改善されていませんね、そういう意味では。  ただ一方では、大変失業率がこういう状況ですし、私はそういう意味では、昔からワークシェア...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この小泉内閣も女性閣僚が五人もいて大変華やかで活発でございまして、大変内閣自身の支持率を高める一つの要因になっていると思いますが、五月二十一日に指針ができたばかりでございますから、その取り扱いは十分関係の皆さんと相談して、できるだけ委員の御趣旨に沿うよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今度の組閣に当たりましては、総理から、ほかの大臣もそうだったと思いますけれども、私は簡単なペーパーをいただきまして、それに要点を書いておりまして、私の場合には今の行政改革、それは広い意味での行政改革、それと地方分権、それからIT革命、これが大体うちの大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この内閣は、総理みずから言われておりますように改革断行内閣でございまして、そういうふれ込みでございまして、今まで改革というのはすべての内閣で言ってきたことでございますが、その改革に断行がついている、しかも断行を表に打ち出している、そしてそれをやるんだと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方交付税制度というのはもともと、本当は地方税で与えればいいんだけれども、地域的に経済力が違うんで、当然それによる税収入がアンバランス、でこぼこになっているから、税源を与えても、例えば所得という税源を与えても東京や大阪や神奈川や愛知県ばかりふえて、申し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が申し上げました市町村合併の千という目標は、昨年十二月に決めました行政改革大綱の中で、与党三党が千という数字を出していますから、それを踏まえてと。だから、それが一つの私は目標になるのかなと。できるだけそれに近づけるように合併特例法が切れる平成十七年の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員の答弁ともダブるかもしれませんが、言われるように、森内閣と物すごく違ったと、政策選択が。そういうことは私はないと思います。    〔理事海老原義彦君退席、委員長着席〕  ただ、例えば森内閣は景気回復が最優先課題です。ところが小泉内閣は、景気...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この郵政三事業の問題は何度も御答弁させていただいておりますように当面はこのままで公社に、ただ中身は大変民間的な経営体質を持つ公社に変えていく。それから、郵便事業が今信書その他独占ですから、これに民間の参入を認めていく、こういうことでございますが、その後...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電気通信役務利用放送法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の通信・放送分野における技術革新等による電気通信回線の広帯域化の進展にかんがみ、通信と放送の伝送路の共用に係る規制の合理化を図るため、電気通信...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方税法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、最近の経済情勢等を踏まえ、個人投資家の市場参加の促進等の観点から、個人住民税について、長期所有上場株式等の譲渡所得につき特別控除を行う特例措置を講ずるものであり...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○片山国務大臣 今御指摘の点は、現在は国の機関がやっているわけですよ、郵貯も簡保も。したがって、所管大臣の監督のもとにやっている、国の機関がやっております、会計検査院その他のチェックは受けるということでございますが、御承知のように二年後には公社に移行する、あるいはその後のあり方に...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員は、郵貯、簡保が赤字だと言われた。何を根拠に言われたかわかりませんが、郵貯は今までは、自主運用が四月から始まりましたが、これは義務預託なんですよ。あと若干の自主運用をやっておりますよ。簡保は自主運用ですが、いずれも評価益はちゃんと出ておりまして、赤字じゃあ...全文を見る
○片山国務大臣 お尋ねはありませんが、ずっと委員のお話を聞いておりましたので。  私は今、旧郵政省、総務省の責任者として申し上げますが、なるほど言われるように、企画立案と規制監督と監視、これを三権分立と言われたと思いますけれども、アメリカは御承知のFCCというのがあるのですよ。...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○片山国務大臣 済みません、ちょっと閣議が長引き、おくれて参りました。  今、吉田委員から御質問がありましたが、我々はやはり日本のNTTのような企業に国際競争力を持ってもらいたいと思いますし、それから、よく議論される通信主権という観点もどうしても要ると思います。  が、同時に...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、技術革新が進む、あるいは競争環境がかなり厳しくなってくるということで、吉田委員が御指摘のように、東西NTTの財務内容が悪化したり、あるいはそれに絡む地方の通信、建設関連の業界が苦しくなっていることも事実だろう、こういうふうに私は思います。  そ...全文を見る
○片山国務大臣 今、平井委員からお話がありましたように、ユニバーサルサービスは、法律上は、七十三条ですか、基礎的電気通信役務、こういう名前で定義いたしております。お話にもありましたが、国民生活に不可欠なサービスであって、だれもが利用可能な料金など適切な条件で、あまねく日本全国にお...全文を見る
○片山国務大臣 今、最初に平井委員が言われましたことは私も全く同感でございます。余り固定的ないろいろな数字にとらわれてユニバーサルサービスをつかまえるのじゃなくて、もっと動態的に、これからの需要やスピードやそういうことを考えてユニバーサルサービスをとらえるべきではないかという観点...全文を見る
○片山国務大臣 今、平井委員も御指摘のNTTを取り巻く経営環境の現状把握については、NTTの方もしっかりいたしておりまして、NTTとしても、経営合理化は避けて通れない、大変この問題は重要だと考えている、こういうことのようでございまして、その点では我々の方とも認識が一致いたしている...全文を見る
○片山国務大臣 今お話がありましたが、私は、まさに電子政府、電子自治体の推進は総務省の最大の使命の一つだろう、こういうふうに思っております。国の行政を扱う総務庁と地方の行財政を扱う自治省が一緒になって、しかも、情報通信全体を扱う郵政省と一緒になったんですから、この電子政府、電子自...全文を見る
○片山国務大臣 生方委員にもいろいろな見方、お考えがあるのでしょうが、現在の電気通信事業法の改正は、基本的には昨年末の電通審答申を大体そのままに法案化したものなのですね。  それで、二年間の猶予をやるから、NTTに努力しろ、しなければと、こういうのはありますけれども、私は、二年...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方から、せんだってNTTに要請しましたのは、基本的には自主的に考えてほしいと、ただ、私の方の注文は先ほど言いました三点ですよ、しかも、その考え方は規制改革三カ年計画やe—Japanアクションプランに書いてありますよ、それをひとつ念頭に入れて自主的につくって...全文を見る
○片山国務大臣 委員、これはNTTさんのいろいろな事情やお考えも実はあるのですよ。我々の期待とNTTさんのお考えは必ずしも一致しないかもしれませんけれども、ただ、数字はちょっと今申し上げるわけにいきませんが、NTTさんも大変しっかりと受けとめて、真剣に検討して答えを出すと言ってお...全文を見る
○片山国務大臣 六万人云々というのは決まった話じゃありませんで、あれは一部のメディアの報道だ、私はこう思っておりますが、かなり思い切ったそういう意味での経営の効率化を考えていることは事実です。特に、アウトソーシングをやって、いろいろな関連会社に分けていこうなんということも含めて御...全文を見る
○片山国務大臣 当委員会でも何度もお答えしておりますが、アメリカのFCCは合議制の執行機関ですね。そこでどういうことをやっているかというと、企画立案と規制監督と紛争処理までやっているんですよ。  ただ、日本の場合には、いろいろな議論が行革の過程であったのですが、最終的には、合議...全文を見る
○片山国務大臣 ストレートに、八条でやってみてぐあいが悪かったら三条にと、こうは考えておりませんが、私は、今の紛争処理委員会をこれからスタートしてみて、十分その成果、あり方を見て、なおこれは、今、竹中大臣のお話ではありませんが、すべての制度、仕組みというのはエンドレスに議論してい...全文を見る
○片山国務大臣 冒頭、委員から言われましたように、やはり我々は本当に望ましいIT社会を構築していく、それから、よくIT革命、IT革命と言われますから、まさに革命でなければいかぬ、そういうふうに思っておりますので、先ほど申し上げましたが、e—Japan戦略をつくり、アクションプラン...全文を見る
○片山国務大臣 委員と私どもの副大臣や局長のやりとりを聞かせていただいておりまして、私も同じ認識でございますので、今、言いましたように、外務省なり経済産業省とも連携をとりながら、積極的に対応いたします。
○片山国務大臣 今回の法律の改正で、この紛争処理委員会をつくるというのが一つの目玉でございまして、大変紛争そのものがふえている、高度化している、複雑化している、こういうことで、独立の機関でやっていただくのがどうだろうか、こういうことにいたしたわけであります。  そこで、どういう...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろやりとりを聞かせていただきました。  今の我が国の制度は、委員御承知のように三権分立ですよね。我が国会は立法機関、我々は行政機関で、立法では法律をつくっていただいて、その中の実際の施行は行政がやる。その接点が、法律の下の政令や省令ですよね。  それで、...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員言われましたように、第一条に、公正な競争の促進、こう書いてあります。  これは、一つは、非対称規制というのをこの法案で導入させていただく。市場支配的な力がある事業者には反競争的な行為を監視してこれを防止、除去する、これが一つですね。それからもう一つ、それ...全文を見る
○片山国務大臣 今言われましたように、二の矢というものをどう考えるかということでございますが、連休明けの五月八日に総務省の方からNTTに正式に文書で、NTTグループの経営の改善と公正競争を図る観点からNTTが自主的につくる実施計画を出してほしい、こういうことを求めましたので、経営...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員御指摘のように、周波数割り当て、これは電波利用の大変重要な課題だ、こういうふうに認識しております。電波は、いわば国民共通といいますか共用の資産ではなかろうか、こう思っております。  そこで、今お尋ねのように、オークション方式の導入については、かねてから大...全文を見る
○片山国務大臣 東西のNTTの業務範囲は限定いたしておりますが、この法律で、その保有する設備、技術、職員を活用して新たな電気通信事業を営むこと、例えばインターネット関連の新たな業務を行うことも可能にいたしたわけであります。その場合には、地域電気通信業務の円滑な遂行ということが一つ...全文を見る
○片山国務大臣 小泉総理は、所信の中で、e—Japanアクションプランを着実に実行していくとともに、中間目標であるe—Japan二〇〇二プログラムをつくる、こういうことを言われました。  このe—Japan重点計画は、御承知のように、二〇〇五年までに日本を世界で最先端のIT国家...全文を見る
○片山国務大臣 まず、IT新戦略本部の方ですが、これはアクションプランをつくっておりますから、先ほども言いましたが、二〇〇二プログラムをいずれにせよつくるわけですから、その中で、アクションプランを踏まえて、その実行を見て、どういうふうに中身を変えるかという議論は確かにありますね。...全文を見る
○片山国務大臣 この前、宮津社長ほかが来られまして、いろいろ話をしましたが、言われているように、西は余りよろしくありませんね。東だって必ずしもいいわけではない。いいのはドコモなんですよ。ドコモのひとり勝ちと言ったらいけませんが、ドコモがいいですね。それから、コミュニケーションズも...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろな議論があって、今回はユニバーサルサービスの範囲を今御指摘のような三種類に限りました。  これは、基金をつくりまして、NCCさんということもないけれども、そういうところから金を集めるわけですね。だから、その辺との兼ね合いもありまして、しかも、日本はこれか...全文を見る
○片山国務大臣 なかなか難しいところですね。  基本的には委員と私はそう認識が違わないと思いますけれども、言われるように、福祉だとか、福祉というのか、低所得者や障害者の方に対するものは、こちらの方の負担じゃなくて、別途の負担というのがあるのかどうかですよね。そのためには、今の三...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは冒頭に申し上げましたよ、春名委員とその辺の認識は違わないけれどもと。ただ、NTTの経営については、これは見直して、効率的経営にしていただかなきゃいけません。それはもう大前提です。
○片山国務大臣 まさにIT社会の負の部分、やみの部分というのでしょうか、そういうところの対策をしっかりしなければならないと思います。  不正アクセス防止法というのを既につくっておりますが、これをまた見直すとともに、今回個人情報保護法、基本法的なものが出ておりますので、これに関連...全文を見る
○片山国務大臣 何度も繰り返しましたが、現在の経営形態になってまだ期間もわずかでございますし、NTT自身も一生懸命努力しよう、こういうことでございますので、我々は、今後のNTTの対応の動向をしっかり見詰めて、その上で考えていきたいと思います。
05月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院の委員会でも参議院の委員会でも通信と放送の融合について御質問がありまして、私は、通信はほぼ一対一で放送は一対多数だと、ややそういう観念的なことを申し上げましたが、今、内藤委員は、どういうふうにおまえはイメージしているのだと、こういうことでございま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、内藤委員のお話で、私はざっとした話は聞いておりましたが正確に私の中で理解していなかったもので、状況はよくわかりました。そういう事情なら、なかなか放送、通信の融合といっても難しい点があるのかなと、こう思いますけれども、今後、中でも技術的なことは局長が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我が小泉内閣は、聖域なき構造改革ですから、見直すべき必要があるものはすべて見直しますけれども、今までの経緯や今の局長のような見解もありますし、私自身がもう少し勉強しましてしかるべき方向づけをしたいと思いますので、委員のお話はしっかりと受けとめさせていた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、この委員会でも何度も御質問いただいたような気がしますし、他の委員会、予算委員会、衆議院等でも御質問いただきましたが、例えば今言われた放送通信制度もその国の事情を背景にできているわけでありまして、アメリカのFCCのことをよく言われるんですけれども...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 九七年九月の行政改革会議が出した中間報告はあの時点の議論でありまして、その中間報告が出た後、さらにこの議論を深めて、やっぱり外局ではなくて内局の方がいいなと、こういう結論になったと私は漏れ聞いております。  それは、機構のあり方も大切ですよ。だが、私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 済みません。今の、周波数免許と放送規律と、こう言われたので。  私が言ったのは、済みません、情報通信に関する企画立案と規制、監督と紛争処理、この三つのことを念頭に置いておりましたので、衆議院の方の電気通信事業法とのちょっと混同がありますので。  今...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員にも何度もお答えしているような気がしますが、憲法で表現の自由が保障されており、放送法では放送番組編集の自由をはっきりと規定しておりまして、私は、何度も言いますように、自律でやっていただくことが基本であると。ただ、その自律で効果がないという意見が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは私がお答えする立場にもあれもないと思います。自民党の方で、私も詳しいことは全く聞いておりませんし、お答えする立場にないと。差し控えさせていただきます。
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども申し上げましたが、これは党のどなたがどういう形でそういうあれを出されたのか知りませんが、全く存じ上げておりませんし、お答えする立場にございませんので、よろしくお願いします。
○国務大臣(片山虎之助君) 外資規制については、一部緩めましたけれども、CSだとか、それ以外に今のところ考えておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) NTTさんと並んでNHKさんの今後というのは大変大きな重い課題でございまして、いずれにせよ放送のデジタル化には一役も二役も買っていただかなきゃいかぬと思いますし、今まで公共放送、民間放送の二元体制が私は大変うまくいったと思いますね。  これからのデジ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 通信・放送融合技術の開発の促進に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、高度情報通信ネットワーク社会の形成に寄与するため、インターネットを利用する電気通信の送信の役務及びデジタル信号による送信をする...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(片山虎之助君) この問題は衆議院の予算委員会でもお答えしましたし、過日の参議院の総務委員会でもお答えしましたが、信書というのは、これは郵便局しかやれないと。何が信書かというのは、これは法律にはっきり書いてないんですね。そこで、今までの解釈あるいは判例の援用では、信書と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは経済的な理由もあるでしょうね。できるだけ安く、公平にあまねくと、こういうことですよね、旧郵政省の好きな、それと信書の秘密もあるでしょう。そういうことで、そういう解釈、判例もあるんですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど言いましたように、いずれにせよ、民間参入ということをこれから議論するわけですから、信書の範囲、あり方について検討いたしますし、しっかりした答えを出します。
○国務大臣(片山虎之助君) 地方団体等の公共法人については、限度額を設けていないんですよ。それは言われるとおりなんですね。いろんな考え方があると思いますが、現在の地方団体の資金運用状況を見ますと、指定金融機関というのがあるでしょう、指定金融機関。それは指定代理、収納代理。それで指...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 歯科医師会は公益法人ですね、歯科医師政治連盟は政治団体でございまして、そこで公益法人が政治活動ができないんだと。これはできるんです、法的には、禁止されておりませんが。ただ、公益法人ですから、その法人の設立目的等の議論があると、こういうことでございまして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも既にお答えしたことがありますが、私どもの方は、事実関係を確認して、それをチェックしてと、こういう役割機能を持っているわけじゃないんですね。政治団体のいろんな、例えば政治献金をどうしたとか集めたとか、そういうことの報告をもらって公表して、あとは社会...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 報道が必ずしも正確でないんです。それから、私を含めて関係大臣の発言も局部的にとらえられると全体像がわからないと、こういうことがあるんですが、総理が言われたのは、国の歳出も地方の歳出も聖域はない、全体を見直すと、こういうことなんですね。  そこで、地方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただ、今の地方交付税制度が満点じゃありません。私はいろいろ問題があると思っているんです。だから、地方交付税の一律の縮減、頭からのカットということはあり得ないけれども、交付税制度を見直すということはあり得るんです。これは今の仕組みをもう一遍見直さなきゃい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員言われました三割自治というのは、地方財政全部の収入の中で地方税の占める割合が三三%なんですよ。これはもうはっきり数字は三分の一になっている。残りが地方交付税だとかそれから地方債だとかその他国庫支出金だとかその他の財産収入だとかなんですよ。三三%...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 福田官房長官と同じであります。
○国務大臣(片山虎之助君) リスク資金、ノーリスク資金の動きというのはいろんな議論がありまして、委員の言われることも私はわからないでもないんですが、いずれにせよ、福田官房長官が答弁しましたように二年後に公社化をする、その中でもどういう公社がいいかということの中には今言いましたよう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、それぞれの資金の選好の問題でございまして、あなたが言うようになるほど郵便貯金はノーリスクの資金選好でございますけれども、それじゃそれが減ったからといってリスク資金に流れるという保証はありませんので。これは私の意見です。
○国務大臣(片山虎之助君) 私が先ほど答弁しましたのは、私、片山の意見でございますので、そうお受け取りください。
○国務大臣(片山虎之助君) 今答えたとおりですよ。それでわかってくださいよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、竹中大臣の答弁を聞きましたが、竹中大臣が前、民間の経済学者としての御発言だったようでございまして、私はそういう見方は確かにあると思いますよ。しかし、私は必ずしもそうは思っていない。  それはいろんな要素が絡んで資金選好というのはあるので、したがっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その点は小泉総理も答弁されておりますが、今、私が言い、福田官房長官の答弁は、これは与党三党の合意なんですよ、小泉内閣発足のときの。それでやっていくということですよ。  だから、民営化問題を含めてそのやり方については方向を出す、その議論をこれから始める...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、竹中大臣の答弁は、これは大変有力なお考えだと思いますが、必ずしもその意見がそのとおりでないという異論もあるので、そういうことを全部含めて、公社化の検討、その後のあり方の検討の中で答えを出しますと、こう申し上げておるわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 地方交付税の問題につきましては、日出委員の質問のときにかなり詳細に答えましたけれども、いずれにせよそれぞれの年度の地方財政計画を作成した上での財源不足額を補てんするわけですね。財源不足額を補てんする、地方交付税は。それはグロスとしての特別交付税的なもの...全文を見る
05月31日第151回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○片山国務大臣 今、赤城委員から問題の御提起がございましたが、郵政三事業につきましては、大変有力な民営化推進論もありますし、今、赤城委員が言われましたように、大変うまくいっているではないか、頑張っているではないか、今のままでも十分ではないか、こういう意見がありますね。少なくとも、...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、e—Japan戦略では、五年以内に我が国を世界の最先端のIT国家にする、一千万世帯が常時超高速ネットワークにアクセス、三千万世帯が高速ネットワークにアクセス、こういうことでございまして、しかも、希望すれば、引き込み等をやればすべてに行き渡る、き線点...全文を見る
○片山国務大臣 小泉総理のメールマガジン、これをやるということは、この前、閣議でも話が出まして、閣僚もみんな了承したわけでありますけれども、一億円という話は全く聞いておりませんね。(発言する者あり)今、後ろの方で新聞か何かにそういう報道があったということでございます。これは存じ上...全文を見る
○片山国務大臣 今度の電気通信事業法の改正の大きな目玉が非対称規制の導入、ドミナント規制というんだそうでございますけれども、結局、市場支配力のある事業者には一定のブレーキをかける、その支配力を乱用しないように防止する仕組みをつくる。それから、それ以外の事業者にはできるだけ規制緩和...全文を見る
○片山国務大臣 これによって、公正な競争ルールができて競争が促進される、これがいろいろな意味でマーケットに活力を生みますし、工夫が起こります。その結果、私は、ITの、例のe—Japan戦略が五年以内に世界最高水準のインターネット網で先進国化、こういうことでございますから、そういう...全文を見る
○片山国務大臣 今、山井委員の御指摘のように、東西NTTの役割というのは大変重要だと私も思います。ユニバーサルサービスの主要な担い手でございまして、今後も技術等の研究開発の中心になってもらうところが東西のNTTではなかろうか、こういうように思っておりまして、IT革命の恩恵をすべて...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員、箱庭的行政という御指摘もありましたが、私は、やはり国内的には競争促進はやむを得ないと思いますけれども、国際競争力をしっかり保持していくということや、通信主権という言葉がありますけれども、そういうものはやはり守っていかなければならないし、その中心にはいろい...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘のように、我々はこの規制改革で十分だと考えておりません。  そこで、規制改革三カ年計画やe—Japan戦略のアクションプランで、いろいろなことを今目標として掲げておりますが、特にこの関係は、今度はe—Japan二〇〇二プログラムというのを来年の年次目標とし...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどお話がありましたが、私はかねがね、景気回復最優先、もうこの一兎だけでいいという議論のときからずっと見ていまして、三年やってきましたから、国、地方の財政出動で、特に地方の財政は我々の方が責任を持たなきゃいかぬ立場ですから、国、地方の財政出動でこれだけ需要追加、...全文を見る
○片山国務大臣 今のe—Japan戦略では、もう委員御承知のように、二〇〇五年までに結論を出す。一つの考えではあるけれども、よその国の例を見ると、弊害もかなり出ている。それから我が国の国情に合うか合わないか。  だから、オークションでも、純粋のオークションではなくて、いろいろな...全文を見る
○片山国務大臣 FCCとの比較での御議論はいろいろいただいておりますけれども、それは、私も申し上げているのですが、実は、FCCは行政委員会なんですね。アメリカは大統領制なものですから行政委員会を多用しておりまして、戦後、日本にもたくさん持ち込まれて、日本も少し迷惑しているようなと...全文を見る
○片山国務大臣 この関係は、今、小坂副大臣からお答えしましたが、実は、私の名前で、これは通達というより要請ですね、自主的な競争促進の計画をつくってほしい、こういうことの要請でございますので、私の名前か局長の名前かと検討いたしましたけれども、今まで局長の名前で出したことが多いという...全文を見る
○片山国務大臣 今、局長が言いましたように、立法、行政、司法は三権分立でございまして、政令、省令は実は行政府の権限にはなっておりますけれども、我々と当総務委員会との大変親密な関係からいいまして、省令について御議論いただくのは一向に構わないと私は思いますので、どういうコミュニケーシ...全文を見る
○片山国務大臣 保有義務のある株式の、これを緩和して売却した場合にどうそれを扱うかについては、御承知のように結論は出ておりませんよね、決めていないということですよね。それ以外のものについては国債整理基金の今、特別会計に入っている、こういうことでございます。  実はけさもIT新戦...全文を見る
○片山国務大臣 私は、実は自民党の中の税調の、自分で幹部と言うのはおかしいんですが、いろいろなあれでずっとやってまいりましたので、連結納税の強い要請があることは存じ上げております。これは、税制改正大綱では二〇〇二年度の導入を目指す、こういうことでございますけれども、一つのネックは...全文を見る
○片山国務大臣 きょう、小泉内閣になりまして初めての、今言いましたIT新戦略本部がありまして、その際に、委員の方から今の通信と放送の融合の話が出ましたが、私は九時四十五分に参議院の総務委員会があったものですから出ましたので、総理の発言はそれについてはなかったようですね。私がおるま...全文を見る
○片山国務大臣 なるほど、電気通信審議会の第一次答申には二年という期間をつけていましたですね。それで、これを附則か何かで書いたらどうかという意見もありまして、これは与党の中でのいろいろな議論もありました。そこで、私は、審議会は権威ある審議会で一つの意見だけれども、これをどう扱うか...全文を見る
○片山国務大臣 当委員会でも若松委員初め多くの委員の皆さんから、放送との融合、将来どうあるのか、法的な体系の整備を含めて御質問をいただいております。私自身も、そういうことはきっちり整理する必要があるのではなかろうか、こう思っておりますので、御指摘はしっかりと受けとめてまいります。
○片山国務大臣 電気通信事業に係る紛争処理委員会についてのお尋ねでございますが、黄川田委員が言われますように、これからこの部門はどんどん大きくなっていきますから、紛争の事案もふえるでしょうし、紛争事案がまた複雑化、高度化することも事実だと思います。そこで、この際、そういうことを処...全文を見る
○片山国務大臣 委員言われるように、NTTの拠点の統廃合につきましては、NTTの方でも、例えばコンビニエンスストア等多様な機関による料金収納の実施だとか、一一六番による電話注文受け付け、これは低下しているというお話ですから、何らかの形で人をふやすとか、インターネットによる各種商品...全文を見る
○片山国務大臣 NTTが、こういう状況の中で一生懸命経営の効率化に努力しているということは評価しなきゃいかぬ、私はこう思っております。  先ほども言いましたように、それによって大幅なサービスの低下や不便を国民の皆さんに与えているとすれば、それはそれで遺憾なことだと思いますので、...全文を見る
○片山国務大臣 何度も申し上げましたように、委員の認識と私どもの認識にちょっと開きがありますので、まず当事者のNTTに事情を聞いてからの話であります。
○片山国務大臣 これはNTTさんみずからの経営の計画でございまして、その詳細については、役所としては、私、大臣としては内容を承知いたしておりません。ただ、労使交渉しながら効率化をしてまいりたいという宮津社長のお話は承りました。詳細については我々が聞くべき立場にもありませんので、十...全文を見る
○片山国務大臣 委員、仮定に基づく議論もされているので、特に、料金が県別になるとかならないとかいう話は。  我々は、アウトソーシングの有無にかかわらず、ユニバーサルサービスである以上、同じ料金を設定していただくようにNTTには求めたいと思います。
○片山国務大臣 この問題は、電気通信事業における個人情報保護に関するガイドラインというのをつくっておりまして、例えば、アウトソーシングのときもこれを守れ、こういうことなんですよね。  だからそれは、東西NTTがアウトソーシングする場合には、ガイドラインの規定が遵守されるようなア...全文を見る
○片山国務大臣 六万人云々なんというお話が今ありましたけれども、これは一つも決まっている話じゃないし、まさに労使交渉の中心になる事項ですよね。  我々は、NTTのみずからの経営改善の努力を見守りたいと思いますし、今委員がいろいろ言われた問題点については我々も腹にはおさめて、そう...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員言われますように、e—Japan戦略に基づくアクションプランはつくりましたが、この施策は、数字であらわしたものもありますけれども、こういう施策をやりますという各省庁の責任で文言で記されたものでございますから、今後どのくらいの投資を各省庁がやり、政府全体とし...全文を見る
○片山国務大臣 この社会は、全くドッグイヤー的な大変状況変化の激しい分野でございまして、五年間というともうかなり長期になりますね。そういうものの投資額の概算なんというのはなかなか難しかろうと私は思いますが、来年度、e—Japan二〇〇二プログラムというのをつくることが決まったんで...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、経済財政諮問会議は、六月中に来年度予算に関する骨太の編成方針というんでしょうか、それをまとめるということになっておりますから、その中では、IT関係の、概算要求についての方針も当然何らかの言及はあると思いますので、そういうことはまたこの委員会で皆様に...全文を見る
○片山国務大臣 現在は、委員御指摘のように、すべて国債整理基金特別会計に入る、こういうことでございまして、政府保有義務、三分の一でしょうか、それを緩和して、その義務分の株式を売却した場合にその売却益はどうなるんだ、こういうお尋ねだと思いますけれども、現段階においては、法的には何ら...全文を見る
○片山国務大臣 保有義務については、これはこれで十分議論されて決まった話だと私は思いますけれども、状況が相当変わってきておりますから、この保有義務をいつまでも維持するのがいいのかどうか。これをもう一遍見直す必要があると思いますし、その場合に、その売却益についてどういう使途をするの...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
○片山国務大臣 委員の言われるように、消防は国民の生命、身体を守るという義務がありますから、安全確保が第一ですね。しかし同時に、不必要とは言いませんけれども、過剰な規制はやはり簡素化していく、緩和していく、この二つの兼ね合いだと思います。ただ、消防法の精神は安全ですから、今後とも...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました行政機関が行う政策の評価に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  中央省庁等改革の大きな柱の一つとして、本年一月の中央省庁再編にあわせ、新たに政策評価制度が全政府的に導入されたところであります。  政策...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○国務大臣(片山虎之助君) 浅尾委員から今いろいろお話がありましたが、私は、かねがねこのIT化、情報化は、革命という言葉が下についているんですから、その効果は革命的でなきゃいかぬと。個人や企業、団体や地域社会や国家のいろんな活動のあり方を変えていく、ある意味では産業革命に匹敵する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたように、IT革命と言われるぐらい革命的な効果が産業構造その他、雇用形態等にあらわれることは十分予想されるところでありまして、やはりそういう意味では、今失業率が四・八になりました。中を見ますと、やっぱり建設業だとか製造業も一部落ちておりますけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員が言われるように、これから双方向参加でございますから、しかもいろんな多様なチャンネルがふえると思いますので、政治がもっと国民に近いものになると思いますね。同時に、直接参加できるようになる。    〔委員長退席、理事海老原義彦君着席〕  ぜひ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の委員の御質問には、私は少し誤解しておったのかもしれませんが、先ほど選挙の、政治のところでお答え申し上げましたが、やっぱりIT革命の恩恵を隅々まで啓蒙して国民の方が利用できるようにならなければなりませんね。  だから、そういう意味でも別の観点から、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) e—Japan重点計画がまとまりましたのは三月末でございまして、そのe—Japan戦略は一月の終わり、それはその前の十二月末のIT国家戦略の提言に基づいたものですね。  そういう一連の中で、この二法につきましては、特にアクションプラン、重点計画に基づ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは考え方でいろいろなあれがあると思いますけれども、基本的には、委員が言うように、できたインフラは活用されなきゃいけません。ある程度私はインフラというのは先行的な整備もやむを得ないと思いますけれども、それが余り時間的なあれがあってはいけませんね。そう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この都留市の例は私よくわかりませんが、委員もこれは大変よくやっていると、こういう御評価ですから、ありがとうございます。  このイントラネットは大変喜ばれておりまして、ただ私も、予算のつけ方が当初と補正と物すごく額が違いますので、そこはどういうことなの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における電波利用の増加等の状況にかんがみ、電波の適正な利用の確保を図るため、一定の要件に該当する周波数割り当て計画等の変更に伴う無線設備の...全文を見る
06月04日第151回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、川橋委員からお話がございましたが、情報公開法は国の機関の場合には四月から施行でございまして、今言われましたようにこれで約二カ月たったわけでございますが、恐らく情報公開法施行の前は今委員御指摘のようなことがあったと思います。そんなにもう全部話したくて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まだ二カ月ですからね。二カ月分のまたデータを取りまとめますけれども、その開示、不開示の事情を調べまして、やっぱり少し問題があるかなと思いますれば、情報公開、私どもの方で主管して一種の調整的なことをする立場にありますから、各省庁とも協議しながら、必要があ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはなかなかややこしいんですけれども、委員、こういうことなんです。  去年十二月にまとめました行政改革大綱は私どもの方の総務庁というのがまとめたんです、総務庁というところが行政改革の担当なものですから。その総務庁は一月六日に郵政省、自治省と一緒にな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政改革大綱の基本的な考え方に沿って石原大臣が見直されていると思いますけれども、むしろ今の作業のいろんな伝えられるところによると、場合によっては行政改革大綱より私は一歩か二歩ぐらい前に出ているなと、こういうふうに思います。  これから当事者や関係の省...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 経済財政諮問会議の方は、今、竹中大臣が御答弁しましたように、目次を決めるというか、今フレームワークが終わった段階で、中はこれから決まっていくんですね。だから、ここでもちろん、せんだって地方財政といいますか、国と地方の関係を全部私の方から説明いたしました...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 道路特定財源は、これは大変長い歴史があるんですよね。道路が公共事業の中の大宗で、一番地方の振興や活性化に役立ってきたんです。  そういう意味で、あれは議員立法だったと思いますけれども、道路の緊急特別措置法みたいなものができまして、そのためには一般財源...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○片山国務大臣 私は、大臣にしていただく前は、ずっと党の税調に長くおりまして、この問題にもかかわってまいりまして、本来ならことしの四月から申告分離に一本化する、こういうことでございましたけれども、去年の税制年次別改正の中で、株式市場をこのままにしておいてはだめだと。やはりその意味...全文を見る
○片山国務大臣 二年やれば株式市場の低迷、あるいは景気の低迷から脱却できるのではなかろうか。それまでの緊急的な、例外的な措置として延長しようという発想だったと思います。こういう特別措置は、委員御承知のように、二年とか三年とかというのが多いのですね、五年もありますけれども。そういう...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員お話しのように、私も経済財政諮問会議の閣僚側のレギュラーメンバーの一人でございまして、割に詰めて精力的に議論いたしておりますが、ちょっと世間で誤解されているのは、この前発表しましたものは中身じゃないんですね。あれは目次なんです。フレームなんですね。こういう...全文を見る
○片山国務大臣 詳しくは、むしろ、出席されて意見を述べられた遠藤副大臣や、あるいはいろいろ案を調整してその作業をしてくれた財政局長の方が適当かと思いますが、これは、フレームですけれども文書としてまとめるということですから、文書について修正いたしまして、受益者の適正な負担のところは...全文を見る
○片山国務大臣 まず最初の方ですけれども、我々は、竹中さんや本間先生や牛尾さんのレポート、そういうものについて、基本的には違わないということはみんな確認しているのですよ。ただ、そこのフレームの文言については、やはり適切なものに改めた方が世間に出たときに理解されやすいから、文言を直...全文を見る
○片山国務大臣 これも何度も御答弁申し上げましたが、今までは一兎主義、景気回復を最優先、景気回復をした上で財政構造改革に入る、私は、こういうのが小渕内閣、森内閣の基本的な方針だったと思います。  小泉内閣は、構造改革なければ景気回復ないということですから、私は、これは竹中さんが...全文を見る
○片山国務大臣 余り確認しておりませんが、恐らく入っていると思います。
○片山国務大臣 公社化のことを言うなと言われましたが、二年後に、平成十五年中に公社化に移行する、それから郵便事業へも民間参入を進める、これはそう法律で決まっておりますから、やらせていただきます。  その後のあり方については、私は閣僚になったときもその後も小泉さんと話しまして、公...全文を見る
○片山国務大臣 この懇談会は、民営化問題を含めて今後のあり方なんですね。ですから、総理も、自分は皆さんよく御承知のとおりの民営化論者だけれども、押しつけません、それは自分の考えだと、自由な立場で、白紙の立場で議論していただきたい、自分は偏見や何かで物をまとめるつもりはありませんと...全文を見る
○片山国務大臣 これは、十億という数字が多い、少ないという議論じゃなくて、そういう減収は地方財政計画の中で十分吸収され得ると私は思いますし、もし大きな穴があくようなら何らかの補てんは考えなきゃいかぬ、こういうことになると思います。  減税をやるのはこれからですから、十月からです...全文を見る
○片山国務大臣 私が今申し上げているのは、これはやってみなきゃいけませんね、申告ですから、申告分離課税ですから。幾ら出てくるのか、それは締めてみなきゃいけません。  その結果、それぞれの団体で大変財政運営に支障があるようなら、国が責任を持って面倒を見ます、こういう意味であります...全文を見る
○片山国務大臣 これは、緊急経済対策で国が決めたことは事実でございまして、特に、個人投資家に株式市場に帰ってきてもらいたい、できれば一年を超える株式投資をしてもらいたい、株式市場を活性化してもらいたいという考え方でございます。  そのための一つの方途として減税をやるわけで、その...全文を見る
○片山国務大臣 塩川大臣、山名大臣政務官の答弁の詳細を私は存じておりませんが、基本的にはそれでいいのだと思いますよ。法律上の保証はしておりません、地方債については。  ただし、国が関与するといいますか、国が同意をする、地方債について同意をしますよね、協議を受けて同意をする、同意...全文を見る
○片山国務大臣 国との協議で、国が合意したものについては、今の地方財政計画で、元利償還は交付税その他を通じてしっかりと補てんする、こういう建前になっておりますから、それはそうしていると考えていただいていいと思います。
○片山国務大臣 地方財政計画というのは三千三百に近い地方団体の全部の財政を集約するのですね。そこで、元利償還については公債費という形で歳出の方に載りますよね。地方財政計画というのは三千三百、財政を全部まとめるのですから、歳入の方はこうなる、歳出の方はこうなると。歳出の方には経常経...全文を見る
○片山国務大臣 財源不足対策として赤字地方債を本年度から発行してもらう、これについては、後年度、その元利償還を丸々交付税の基準財政需要に入れるということですから、交付税計算のそれが算定になるわけですね。  ただ、そこで、丸々それが交付税になるかどうか。その団体の地方税がどのくら...全文を見る
○片山国務大臣 極めて言辞を正確に言うと、少し違うのですけれども、交付税で丸々見るということと理解していただいていいと思います。  基準財政需要額に全額入れるということは、交付税で面倒を見る、こういうことと理解していただいていいと思います。
○片山国務大臣 地方債というのは、それぞれの地方団体の借金ですからね、国が全部面倒を見るということでは必ずしもないのですけれども。今言いましたように、財源不足に対する赤字地方債、その他特別のものについては国が丸々面倒を見る、その他のものについても、トータルとして地方財政計画で手当...全文を見る
○片山国務大臣 特に地方債の中で、その元利償還を後年度、交付税で丸々見るというのが大変多うございましたし、それから丸々見ないでも、かなりな程度見るというのがありますので、今回はその本来の、地方債は自分の責任と権限で借金をして、返すめども自分で考えてやる、こういうものですから、そこ...全文を見る
○片山国務大臣 今までは許可制ですからね、本当に全部面倒、トータルでも見ていき、個別でもかなり見てきたんですけれども、今後は、協議制に平成十八年度から変わっていくでしょう、そういうことの中で、地方債の位置づけや何かも検討していく必要があるのかな、私はこう思います。今の委員の御議論...全文を見る
○片山国務大臣 許可制のときは許可しないと発行できないんですよ。協議制のときは協議が調わなくても発行できるんです。ただ、協議が調えられないものは国がトータルで責任は持ちませんよ、こういうことになる。そこだけの差です。発行はできるんです。許可制のときはできません、法的に。
○片山国務大臣 許可された地方債と協議をして同意をした地方債は、結果として同じですね。ただ、その発行が、許可制の場合には許可されなきゃできないけれども、協議制の場合にはできるというわけですね。それはできる。できるけれども、同意を得ずに発行した地方債については、元利償還等の将来の補...全文を見る
○片山国務大臣 同じ答弁になるかもしれませんが、赤字地方債は交付税の身がわりですから、これは元利償還、丸々面倒見ます。個々の地方債については、地方財政計画上、同意を得たものについてはトータルで財源の手当てをする、そういう建前でありますが、同意を得ずに発行した地方債については面倒は...全文を見る
○片山国務大臣 もう簡単に答えますと、その元利償還については財政上の担保をいたします、面倒を見るということです。
○片山国務大臣 許可を受けた地方債について言われるならば、国債と同じです。それは国が責任を持つということですから、リスクはありませんね。そういう意味では同じだと思います。
○片山国務大臣 そのとおりです。
○片山国務大臣 今、委員が言われたように、何千、何百と、今三千三百ぐらいしかありませんからね、都道府県入れましても。これを入れましても、そんなものですね、三千三百ぐらい。だから、何千、何百ということはないと思いますよ。  今、財政再建団体はほとんどないと思いますけれども、出てき...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員が言われるように、何十、何百と出るようなことは、地方財政の破綻ですから、それは地方財政計画の策定でしっかりと財源手当てをしますから、私もそんな何十、何百ということは出ないと思います。例外的に、財政運営で大きなミスを犯したり何かが起こって、そういうような事故...全文を見る
○片山国務大臣 何十、何百出てくるというのは、それぞれの団体の財政運営がどうにもできないようになるということですよね。例えば、昔は人件費が払えないということがあったんです、職員の給料が。そういう事態が仮に起こったら、それは地方財政そのものの崩壊ですよ。だから、そういう場合には国が...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろな、例えば箱や埠頭、土地やテーマパークやそういうものに地方団体が投資をしている、ストックの投資をしている、それが物すごく価格が低落している。これは複式簿記ではありませんし、価格の低落というのは大変資産として減りますよ。しかし、それが直ちにその団体の財政その...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われるように物すごい債務保証は余りやっていないですよ。私が思ったより第三セクター等に対する債務保証はそんなに大きくないんですが、ケースとしては委員が言われるケースもあり得ますので、その結果、その団体の財政運営に致命的な支障を来すようなら、それは何らかの対応...全文を見る
○片山国務大臣 何条何かと、いろいろ調べてもらいますけれども、私の認識では、明確にそれを規定した条文はないと思います。  しかし、地方団体というのは国と同じなんですね。これは、地方団体は自治権というのがもともとあるんだという説と、国の統治権の一部を譲られているんだという両説あり...全文を見る
○片山国務大臣 憲法の九十二条だったか何か、地方自治の本旨に基づいて法律で定めるとありますよね、地方自治は。だから、それが地方自治法なんです、あるいは地方財政法なのです。  そういう意味では、私は国と同じと言いましたけれども、法律学者の間でいろいろな議論があるんですが、地方団体...全文を見る
○片山国務大臣 基本的に、地方財政計画、それに基づく担保ということについてはいじらないというのか、今特に議論はありません。我々、自立性の強化は、国から来るお金を少なくして、地方がみずから取るお金をふやしてほしいと。だから、それは地方税の充実だ。その見返りで、負担金ではなくて国庫支...全文を見る
○片山国務大臣 今の地方財政計画の仕組みを変えるつもりはありません。
○片山国務大臣 今の地方分権推進委員会が七月二日で任期が終わります。法律を去年一年延長していただきましてありがとうございました。一年延長しましたので、再延長を考えずに、地方分権推進委員会としては一応これで閉幕にしよう。今度は税財源問題もやるということを前提に、それにかわる新しい権...全文を見る
○片山国務大臣 塩川大臣、いろいろなところでいろいろな御発言をされておりますが、基本的にはこういうことですね。小泉総理が言う聖域なき構造改革、そのためには国も地方も聖域なく歳出の見直しをやろう、それは私は賛成だと言っているのですよ。  ただ、地方の場合の歳出は、今も委員が言われ...全文を見る
○片山国務大臣 今言われましたように、公共事業の裏負担を地方債で見て、その元利償還金をまた交付税で補てんする、特に補正予算に係るそういうものについては丸々見て、何年間か見てきたという例もありますし、地方単独事業もほとんどは地方債で事業をやって、この元利償還金も一定の割合を地方交付...全文を見る
○片山国務大臣 既にお答えいたしましたけれども、今回の特別控除制度につきましては、最近の経済情勢や株式市場の動向等を踏まえまして、できるだけ個人投資家に株式市場へ参加してもらう、これを促進したいという観点から創設したものでございます。  それで、どのくらいの効果があるのかという...全文を見る
○片山国務大臣 それは、例の政府・与党が決めました緊急経済対策の一環でございまして、金庫株の解禁だとか新しい投信制度の創設だとかございますけれども、その一つで、税制上は、譲渡益の特別控除制度を創設して、先ほども言いましたように、個人投資家に株式市場に帰ってきていただきたい、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 これはなかなか、正直言っていろいろな見方があると私は思いますよ。税調でもいろいろな議論が本当にあったようです、私は、今回は政府ですから加わっておりませんけれども。  そういう中で、いろいろなメニューの一つとしてこういうこともやってみる必要があるんではなかろうか、...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、地方税の立場からいうと、申告分離一本がいいんですよ。だから、それは大議論して、二年前の税調でことしの四月から一本化することになっておったんですね。  ただ、景気がこういう状況ですから、やはり関係の方からも強い要望がありまして、そこで大議論をして、実は本年...全文を見る
○片山国務大臣 我が国の景気を本格回復の軌道に乗せるということは、国民的な大きな課題ですよ。国民皆さんの願いだと私は思う。そういう中で、資産デフレ対策というのはどうしても要るのですよね。株式が上がって怒る人というのは余りいないのですよね、持っていない人が怒るのかもしれませんが。土...全文を見る
○片山国務大臣 地方交付税というのは、御承知のように、国税五税の一定割合を地方交付税特会に振り込むんですよね。法人税の三五・八だったかな、それから所得税、酒税の三二、それから消費税の二九・五とたばこ税が二五・六だったかな、その五税を国税として取るんですよ。だから、塩川さんはそこの...全文を見る
○片山国務大臣 私がそのとき諮問会議で言いましたのは、まず地方税の充実だ、そうすると、地方税を充実するために国庫支出金を減らすとか地方交付税を減らすとかいうことがあってもよろしいと。振りかえとは言いませんけれども、基本的には今、国と地方の税財源の配分は、地方に厚くしてもらうという...全文を見る
○片山国務大臣 もう何度もこの問題にお答えさせていただいておりますが、個人投資家の株式市場への参加をぜひ促進いたしたい。百万円の特別控除で今の実態から見て効果があるのかな、こういう御議論ですが、我々としては、広く投資家が利益を受けることができるために、小口投資家等の株式市場への参...全文を見る
○片山国務大臣 今、財務省、総務省からるるお話がありましたが、いずれにせよ「聖域なき構造改革」ということで、国の歳出も地方の歳出も見直していく、これは私は賛成であります。  ただ、地方の歳出が先行するんじゃなくて、何度も同じことを言いますが、国の歳出絡みが地方歳出の七割を占めま...全文を見る
○片山国務大臣 滝委員は、前に総務省の大臣政務官として、我々も大変御指導、御交誼いただいた方でございます。  今、政策評価についてのお尋ねがございました。  中央省庁再編の大きな柱として政策評価というのはある、我々もまたこういうふうに考えておりまして、これによって政策の決定、...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員からお話ありましたが、およそお話のとおりでございますけれども、地上デジタル放送につきましては、関東、近畿、中京の三大広域圏につきましては平成十五年、すなわち二〇〇三年末まで、その他の地域については平成十八年、二〇〇六年末までに放送開始をして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、るる副大臣や局長からお話し申し上げましたが、需要予測が楽観的なといえば楽観的かもしれませんが、ああいう需要予測でございますし、それからテレビの受信機の買いかえのサイクル等もありますので、私は、十年間というのはかなり長い期間ですから、無理なくデジタル...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) デジタルデバイドは、ぜひこれそういうものは出てこないように、解消するようにということが当省の大きな目標でございますので、今、小坂副大臣なり局長からこれまでるる説明しましたように、CS、BS、地上波の受信機の部品の共通化ができる、そういう技術基準をつくっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高嶋委員言われるように、私も、一般のピープルの方がと言ったらいけませんが、皆さんが大変認識しているところまではいってないなと、こう思っております。  ただ、この電波法をこれから早急に御審議を得、通していただきましたら、これを契機に大々的な周知徹底をや...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高嶋委員言われるとおり、メリットや意義だけじゃいけません。だから、それにはこれだけの負担をお願いせないかぬということを私もきっちり広報する必要があると思います。それは場合によっては、今お話しのように地方自治体とも連携しますし、それからNHKや民放の事業...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、今、政府にはIT新戦略本部というのがありまして、本部長は総理ですけれども、副本部長が四人もおりまして、今は竹中さんですね、前は麻生さん。竹中さん、それから総務大臣、経済産業大臣、官房長官と四人おるんですよ。私もIT戦略本部に出ております...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱり電波は国民共通のこれは資産ですね。そういう意味では最も有効に利用するのがいいわけでありまして、オークション制度を導入したらどうかという御指摘も多々いただいておりますけれども、これはよその国の状況を見ながら二〇〇五年までに結論を出させていただく。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘のように、アナ・アナ変更対策には金を出させていただこうと。特に、送信側には、ローカル局については全額支給しますけれども、キー局や準キー局には体力があるからそっちでやっていただこう、こういうことでもう一律に考えておりまして、個別に、こっちの方の言う...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 八田委員言われるように、IT革命の進展は光の部分だけじゃありません。まさに、今御指摘のように、違法有害情報の流通、個人情報の漏えい、成り済ましによる詐欺、不正アクセスやコンピューターウイルスによる被害といった、そういういろんなトラブルが発生しておりまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私もそんなに詳しくないんですが、この前NHKホールに行きまして、NHKに研究所があるんですよね、あそこが下へ移動してきてくれまして、NHKホールで見せていただいたんですよ。それを見まして、なるほどデジタルというのは大したものだと、こういうふうに思いまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国策というのは、この法律がこの国会で成立すれば国策になるんですね。それは国会の皆さんの御同意を得て国策にしたいと我々は考えておりまして、しかしデジタル化は世界の大勢ですし、電波利用の効率性からいっても私はこれは進めにゃいかぬと思います。  それじゃ、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 当委員会でも何度も答えさせていただいておりますように、この電波法を通していただければ、正式にあと十年の計画をつくって、アナ・アナ対策を進めながらデジタル化に移行をスムーズに行いたい。そのためには万般の対応を我が省としても考えたい。いい新しい家をつくりた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私はかねがね、インターネット、特にホームページその他がこれだけ普及しながら、全く選挙運動に使えない。認められた文書図画に該当しないということでホームページが違反だと、こういうことがいいのかな、こう思っておりまして、せんだって参議院の選挙制度の改革のとき...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 小泉総理が予算委員会で言いましたのは、地方への歳出について見直すと、こういうことですね。社会保障は当然増があるからなかなか難しい、公共事業と地方への歳出については見直すと、こういうことを言われましたら、一斉にマスコミが地方交付税の削減、見直しと書いたわ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 冒頭にITUのWRCのお話がございまして、今ITUには私どもの方から内海さんという人が局長で行っていまして、全体を事務的に仕切っていますから、十分連携をとって、連絡をとって国益をぜひ守っていきたい、こういうふうに思っております。  デジタルテレビを入...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) きのうは、十一時四十五分から始めまして大体一時間。  まず、総理があいさつをされまして、総理は、自分は民営化論者だけれども押しつけない、どうか自由に議論して結論を出してほしいと。  それから、私があいさつしまして、私は、郵政事業の現況やいろんな沿革...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○片山国務大臣 去る四月二十六日の小泉内閣発足に際し、引き続き総務大臣を拝命いたしました片山虎之助でございます。  当委員会の皆様方には、かねてから格別の御高配、御指導にあずかっていることに対しまして、この機会に厚くお礼を申し上げます。  選挙が民主政治の基盤をなすものである...全文を見る
○片山国務大臣 この機会に、第四十二回衆議院議員総選挙及び第十八回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。  御承知のとおり、今回の選挙は、昨年六月二日に衆議院が解散されたことによる総選挙でありまして、平成六年に公職選挙法が改正され、衆議院議員選挙が従来...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由と要旨を御説明申し上げます。  この改正法案は、国会議員の選挙等の執行について、国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの現行の基準が実情に即...全文を見る
○片山国務大臣 私は都道府県選挙区の方の候補でございますので、この方は余り変わっておりませんが、私の方は定数が二人が一人になるんです。そういう減員区が三県ございます。鹿児島県と熊本県と岡山県でございまして、私はその岡山県なものですから、一人減るんです。  全国比例の方は、今まで...全文を見る
○片山国務大臣 公職選挙法の第六条第二項に、選管は「選挙の結果を選挙人に対してすみやかに知らせるように努めなければならない。」という、訓示的規定ではございますけれども、義務規定がございます。それから、今こういう時代ですから、結果を一日も早く知りたいというマスコミを中心とした強い要...全文を見る
○片山国務大臣 委員御承知のように、十八年前は全国区だったのですね。全国区のときも、大変な数が立候補して、選管はそれをこなしてきておりましたけれども、十八年間、今までの党名だけという全国比例をやってきましたので、やはり新しいことに対する大変な不安と抵抗があったと私は思うんです。 ...全文を見る
○片山国務大臣 選挙権、被選挙権、権といいますから、権利であることは間違いない。ただ、国民である以上、国政参加の義務があるという説もありますが、法律上、拘束されて義務づけられているわけではないと思います。しかし、精神は義務に近い、私はこう思っております。
○片山国務大臣 私どもの方の啓発啓蒙費の額、あるいはやり方もありますけれども、やはり私は、一般のマスコミにどれだけ協力してもらうかということもあると思います。おかげさまで、小泉内閣になりまして、国会の中継が大変高い視聴率で、政治がおもしろくなったとか、わかりやすくなったとか、親し...全文を見る
○片山国務大臣 電子投票の話は昔からありまして、超党派のそういう研究会というのでしょうか、議連というのでしょうか、そういうところもありますので、私もよく状況をわかっております。こういうIT時代で、総務省はIT化をやるところですから、電子投票の研究もやってくれ、こういうことで研究を...全文を見る
○片山国務大臣 私もホームページをやらせていただいている一人ですが、ホームページそのものが全くこういうITの時代に使えないのも、違反になるのも、いかがかなという気がかねがねしております。  ただ、それではインターネットというものも、このところ急激に普及率が伸びてきましたけれども...全文を見る
○片山国務大臣 昨年の臨時国会で参議院の選挙制度を改正させていただきまして、いろいろな御議論がその際もありましたけれども、大きくは二つ改正いたしております。一つは、全国比例を、党名だけでございます拘束式のものを、党名プラス個人名を書いてもいいという非拘束に直すということ。それから...全文を見る
○片山国務大臣 今の無料乗車券の問題は、先ほども言いましたように、私は、金がかからぬというのは、全体ではかかるんですよ。かかるんだけれども、余り立候補者個人の金がかかったり負担が大きくならないように、公営と党がやる部分と立候補者の部分と、これをうまく組み合わせて、できるだけ全国区...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、だれが総裁、党首か、代表かではなくて、制度としてどうかということを議論してまいりまして、第八次選挙制度審議会の答申が、いろいろなことを、今までの経験を踏まえると一番いいのではないか、こういうことで選択したわけでありまして、総裁によって云々ということではあり...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、それは全く事実と違うんですよ。私は、東委員、参議院ですから、ずっと国対委員長をやっておりましたから、経緯をよく知っているんですが、各派の代表者じゃないんですよ。代表者懇で、関係者懇というか当事者懇というのか、いわばそのことの関係の人を出してやろう、そこで...全文を見る
○片山国務大臣 前の拘束名簿式というのは、これは党名しか書けないわけです。しかも、その党の執行部が順番をつけるわけですね。だから、国民の目から見て、何であの人が一番で、この人が何番で、こういう議論があるし、そこにやはり不透明さというのが私はあったと思いますね。それはどんな党でも、...全文を見る
○片山国務大臣 それでは、もう簡単に言います。  これは自民党が決めたわけじゃありません。第八次選挙制度審議会がきちっと議論して決めたものを、我々もそれがいいなと乗ったわけであります。  それで、東委員、制度というのは一つじゃないんですよ。制度というのは、一つのことをしっかり...全文を見る
○片山国務大臣 今の執行経費は相当よく考えて積み上げていると私思いますけれども、この委員会で諸先生言われるように、制度を変えるわけですから、そういう意味では、できるだけそれが投票される皆さんにも不便にならないように、それから地方団体の方にも管理がしやすいように、総務省もそうですけ...全文を見る
○片山国務大臣 それぞれの現場で状況が違うでしょうから、よく意見を聞いてみますが、何度も言いますけれども、地方に超過負担を出すようなことは慎みたいと思っております。
○片山国務大臣 御承知のように、去年、IT基本法を通していただいて、IT戦略本部というのを立ち上げまして、国家戦略であるe—Japan戦略というのを決めまして、それに基づくアクションプランも決めたばかりですから、五年後には世界で一番進んだIT国家にするという国が、今のような選挙運...全文を見る
○片山国務大臣 私が言いましたのは、結論を出すじゃなくて、研究を始めるので、少し早く始める、それは検討しても結構ですけれども、結論は出ませんよ、そんな簡単に。今言いましたように、インターネットそのものの普及が偏っているのですから、地域的にも、所得階層的にも、年齢的にも。そういうい...全文を見る
○片山国務大臣 詳しい答弁はまた選挙部長にしていただきますが、私は今、今川委員が言われたように、できるだけ、少しでも早く結果を国民の皆さんに知らせるのが選挙管理の責任者としての務めだ、こういうことで、都道府県、市区町村の選管の説得を粘り強くしてほしい、しかも単なる説得じゃいけませ...全文を見る
○片山国務大臣 こういうことなんです。直ちに制度化を考えておりません。今委員が言われたように、いろいろな問題点があるんです。  そこで、私が今考えているのは、地方選挙で、特定の地方団体がぜひ自分のところでやってみたいというところに、これは制度としてはトライアルですよ、トライアル...全文を見る
○片山国務大臣 我が国の供託金は、これはいろいろな積み重ね、議論の中でできておりまして、今選挙部長が言いましたように、公営制度が充実しておりますから、これは税金ですから、余り泡沫の方が出て税金をどんどん使われてはいかぬという主張が根っこにあります。  ただ、私は、これはいろいろ...全文を見る
○片山国務大臣 恐らく、成人年齢と同じにした方がいいという判断だと私は思います。  民法、刑法も二十歳というのを一つのメルクマールにしておりまして、それから扱いを変えておりますから、一人前というのは二十歳以上ということが昔からの、観念的にも、そういう社会通念でございますから、そ...全文を見る
○片山国務大臣 今、民法、刑法と連動しているのは、別にこれは連動させようということじゃなくて、結果として両方の考えが一致して二十歳になったと思いますよ。  私は、今、遠藤副大臣から御答弁ありましたが、なるほど若者の政治的関心が強まっているということは大変いいことだと思いますけれ...全文を見る
○片山国務大臣 今御紹介がありましたように、時系列でいろいろな方がいろいろなことを言っておりますが、結論は、各党各会派で適正な結論を、こういうことですね。だから、私は、基本的には選挙権年齢問題は選挙制度の根幹に関することだと思いますから、最終的には、各党各会派で十分な議論の上、結...全文を見る
○片山国務大臣 総務省としては、そういうつもりがありませんので、本年度の予算にもありませんけれども、委員のせっかくの御指摘ですから、検討だけはしてみたいと思いますし、何度も言いますように、基本的には、こういう問題は各党各会派で党として御議論いただくことが私は前提だと思いますので、...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、昨年の国勢調査を受けまして、衆議院議員選挙区画定審議会がことし早々から、もう今作業に入っておりまして、十二月までには結論を出す、そういう中で、しっかりした答申を出していただけると思いますから、答申は、もちろん二倍というのが一つの目標でございますので...全文を見る
○片山国務大臣 今の画定審議会は、基礎配分した上での二倍ですから、そこのところは現行制度に基づく二倍以内でございますので。  この基礎配分をどうするかは、小泉総理は予算委員会でああいう答弁をされましたが、これこそまさに各党各会派で十分な御議論を賜りたい、こういうふうに思っており...全文を見る
○片山国務大臣 今外務省の答弁もありましたし、我々としては拡大した方がベターだと思いますよ。  ただ、御承知のように、六十万人ぐらいおるんですね。ところが、登録していただいたのは六万人で、実際投票していただいたのは一万七千人なんですね。だから、そこのところを、どうやったらたくさ...全文を見る
○片山国務大臣 みなし公務員も公務員に準ずるのでしょうが、公務員は公選法百三十六条の二の一項で「その地位を利用して選挙運動をすることができない。」こう書いてありまして、お話しのように参議院の選挙がだんだん近づいてまいりましたので、六月一日付で私の命で総務事務次官が各府省の事務次官...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど石井委員に答弁しました中で、私は、みなし公務員を含んでと言いましたね。そこで、この選挙の地位利用の場合には、みなし公務員を限定列挙しているんですよ、法律の中に。その中には、旅行業法に基づく旅行業協会は入っていないんですよ。  これは立案の過程で、地位利用に...全文を見る
○片山国務大臣 ちょっと今の石井委員と国土交通省観光部長さんのこの法律論については、ちょっと選挙部長から詳しくあれしますが、何度も言いますように、石井委員、事実認定をしなければ法律にどうかという議論はなかなかできないんですね。ところが、その事実認定をする権限も私の方にはありません...全文を見る
○片山国務大臣 そういう権限は、また実は私どもの方にないんです。  この通達は、私の命によって総務事務次官が、国家公務員の場合なら、「参議院議員通常選挙における国家公務員の服務規律の確保について」ということで六月一日付で出しておりまして、各府省事務次官あてでございます。   ...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は、私どもの方がどういう事実でどういうことかつかんでおりませんので、しかも権限は農林水産大臣にあることでございまして、その個々の事案で、土地改良区は公金ですか、預かったお金だとかなんとか、私的なものの流用ということもあり得るので、私はよくわかりません、公金...全文を見る
○片山国務大臣 私は総務省の責任者で、これはまさに……(発言する者あり)いやいや、だから、行政監察と今名前は言いませんけれども、行政監視か政策評価の個々の面では注意をいたします、こういうことは申し上げているので、これはまさに、任命権者である農林水産大臣あるいは土地改良法の所管大臣...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、これは、もしそういうことなら違法だ、こう言っているのですよ、今の局長さんの文書は。だから、それは告発だ何だというのは、全部事実認定をしっかりしないとだめですよ、司法の場に持ち込むのなら。だからそれは、公金を使った、公費を使った、予算を使ったということの認...全文を見る
○片山国務大臣 近年、比較的高いときもありますが、本当に投票率が全般的には低い状況で、私も遺憾に思っております。  これは一つは、やはり政治不信ということにあるんではなかろうか、私はこういうふうに思っておりまして、政治不信の原因は何だと言われますと、それは政治家、政党、政治のあ...全文を見る
○片山国務大臣 この選挙権の引き下げの問題は、メリットと、私個人はデメリットもあるな。このメリット、デメリットを厳重に比較考量して、その結果、結論を出した方がいい。若い人にも政治に関心を持ってもらって参加してもらう、大変よろしゅうございますけれども、その結果がどういうことになるの...全文を見る
○片山国務大臣 この選挙区画定審議会は、現行制度で格差を二倍以下にするための区割りを答申する、こういう審議会でございますから、そういうふうにやっていただけるものと思っております。
○片山国務大臣 選挙する方が選挙区を自分で選べると、これは意図的な移動が行われますね。選挙の中立公正が害されますから、それから管理する方が大変ですから、住所なら住所要件だとか、それはやはりよるべき何かの基準があって、今の選挙権、被選挙権というのが成り立った方が私はベターだと思いま...全文を見る
○片山国務大臣 私は、首相公選制というのは突き詰めれば大統領制になるのではなかろうか。議院内閣制のままで総理を公選するというやり方もありますよ。しかし、これは制度的な整合性が大変難しい。一番わかりやすいのは大統領制ですよ。日本でいうと、地方がやっているのがそれですから、そうでしょ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、やや個人の意見ですけれども、倫理というのは法律が出ていくべき世界じゃないのですね。本来、お互いに考えて、自分で身を律するというのが倫理なんで、今、政治倫理も公務員倫理も全部法律でやるということが私はこの国の不幸だと思いますよ。  この国はもっと気高い国だっ...全文を見る
06月06日第151回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(片山虎之助君) 電気通信事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、電気通信事業の公正な競争の促進を図る等のため、市場支配的な電気通信事業者の業務の適正な運営の確保、卸電気通信役務制度の導入、電気通信事業者間の紛争処理...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤議員から大変多数の御質問がございました。  まず、インターネット料金等、料金水準が日米の比較でどうなっているかと、こういうことですが、前はアメリカの方がずっと安かったんです。ところが、我々も、先ほども言いましたように、競争促進策を通じて低廉化の努...全文を見る
06月07日第151回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○片山国務大臣 本会議でも今野委員から御質問いただきましたが、きょうも何点か、よろしくお願いいたします。  それで、今のお話ですが、これは行政機関政策評価法の九条に書いておりまして、今お話しの研究開発、公共事業、ODAにつきましては例示をいたしておりますが、その他は政令で決める...全文を見る
○片山国務大臣 これは、一定の基準を私どもの方でも考えて、それを各省とすり合わせて、この範囲とやっていただいた方がいいかなということ等も検討いたしておりまして、各省余りばらばらではそれはぐあいが悪いと思いますので、事前評価をやるものは大体こういうイメージだ、こういうことでまとめて...全文を見る
○片山国務大臣 まだ中身をしっかり詰めたわけではありませんが、今、委員御指摘のように、一定の予算を要するものというのは大変わかりやすい基準になるのではなかろうかと私は思っております。
○片山国務大臣 まだ政令の中身をきちっと結論を出しておりませんので、やや第三者的な言い方になりましたが、政令で、規定上そういうふうにいたします。
○片山国務大臣 委員、この政策評価というのは、ことしの一月から初めて導入して、法律がまだここで御審議いただいておりまして通ってもおりませんし、私は、今試運転の期間だろうと思いますよ。  とにかく、自己評価ということからまず入らないとなかなか難しいものですから、自己評価のくせをつ...全文を見る
○片山国務大臣 政策評価が定着してそれが立派なものになるためには、委員言われるように、私は、職員一人一人の意識改革は不可欠である、こういうふうに思いますね。  それは、必要性はよくわかるんです。しかし、この意識改革というのは難しいことは難しいんですね。今、外務省もいろいろな意味...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ私の答弁を時系列的に御精査いただきまして、ありがとうございました。  私が申しているのは、やはり今の内閣、小泉内閣は、景気回復をするにも構造改革と一緒でなければなかなか景気回復は難しい、こういうことなんですね。構造改革とあわせて景気回復をやる、こういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 よく三条機関と八条機関のお話があるんですが、今回の政策評価・独立行政法人評価委員会は八条機関にさせていただきました。  三条機関というのは、独立して準省的な機能を営んだり、準省的な調整をやったりするようなものが三条機関なんですね。自分で権限を持っている、行政処分...全文を見る
○片山国務大臣 総務大臣に注文をつけるのはうちの評価委員会であります。評価委員会が、総務省そのもののいろいろな政策評価についての注文をおつけいただく、あるいは総務省が各府省に対して行う調整をすることについても御注文いただく、こういうふうに考えております。
○片山国務大臣 今、会計検査院の方から御答弁がありましたが、ちょっと観点は違いますけれども、行政そのものの適正な執行を確保するという意味では同じだと私は思いますね。ただ、会計検査院の方は会計経理の監督、適正化というところに主たるねらいがあって、我々の方は、政策をどうやって評価して...全文を見る
○片山国務大臣 公取は、名実ともに独立した機関なんですよね。だから、私は内閣府に置いても総務省に置いても同じだと思います。  ただ、恐らく、あのときの整理では、内閣府に何でも持っていくと内閣府がちょっと機能不全に陥るんじゃなかろうか、そういう意味では全体のまとめ役的な位置にある...全文を見る
○片山国務大臣 そこのところは山村委員初め皆さん、いろいろ御議論のあるところだと私は思いますけれども、一次評価はやはり自己評価でいいと私は思うんですよ。ただ、その自己評価さえ今までやってきていなかったんですからね、正直言いまして。個別にはいろいろなことをお考えだったと思いますけれ...全文を見る
○片山国務大臣 政策評価法案と情報公開法案、情報公開法案はもう既に通していただいて、四月から施行ですから、私は、これによって行政がガラス張りになる、国民の皆さんにわかりやすくなると。それから、国会にもいろいろな公表をしますし、世間にももちろん公表するわけですから、そういう意味では...全文を見る
○片山国務大臣 IT基本法は、私どもの方だけじゃなくて、関係省庁がたくさんございます。また、IT戦略本部というのもございまして、本部長は総理で、副本部長が竹中大臣に総務、経済産業、官房長官、こうありますので、内閣一体でこのIT革命を推進していこうということでございます。  その...全文を見る
○片山国務大臣 計画はIT戦略本部で全部まとめるわけです。各省が持ち寄ったものをIT本部で調整しましてまとめたものが今のアクションプランですね。それから、戦略そのものは、言われたように、五年後に日本を世界で最も進んだIT先進国というんでしょうか、それにするということでございます。...全文を見る
○片山国務大臣 地方交付税制度が地方団体の自助努力を阻害している、こういうことはないと思います。何度も言いますように、今の我が国の状況の中で、地域的に経済力が違う、したがって財政力が違う中で、やはり一定の行政水準をやってもらうためには財源保障するということと、でこぼこの調整をする...全文を見る
○片山国務大臣 委員が交付税が中央集権制度云々と言うのは、これは完全な誤解ですよ。交付税というのは一般財源なんですよ。一般財源を科学的な手法で計算して、地方にお渡ししているんですよ。  地方税で出すのがベストなんですよ。地方税でやると、東京や大阪ばかりふえるから、そういう普通の...全文を見る
○片山国務大臣 この法案提出までに、若松委員初め皆さんに大変お世話になったということは私もよく聞いておりますし、今度の中央省庁再編を含むこの一連の行政改革の中で、私は、この政策評価法は目玉だと言っているんですよ。だから、これだけの法案をぜひ通していただいて、通していただいた実効を...全文を見る
○片山国務大臣 法律の中にも、ぜひ学識経験者の知見を生かせ、こう書いておりますけれども、私は、人がいないのなら外から呼んでくればいいと思うんですよ。給料その他で来てくれるかどうかですね。そこで、任期つき採用なんというのを始めることができますし、官民の交流ももっと積極的にやろうとい...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど来お話をしておりますように、総務省は評価専担組織でございますので、府省横断的な統一的な評価や、複数府省にまたがる総合的な評価や、各府省の政策評価の客観性担保のための評価ができる、こうなっておりますから、そういう評価をした場合には必ず総務大臣として必要な意見を...全文を見る
○片山国務大臣 経済財政諮問会議で、私は二回発言しているんですよ。今度、政策評価を大々的に、しかも法律を通していただいてやることになると思うので、ぜひ予算編成に生かしてほしいと。ただ、その発言のときは前の大臣、宮澤大臣でございましたけれども、それはそうだ、こういうことになりました...全文を見る
○片山国務大臣 申しわけないけれども、余りちゃんと聞いていなかったものですから。  法律の四条の趣旨を体してやるということでございますので、これは国会の決意といいますか、合意に基づく決意ですから、財務省もちゃんと尊重しなければいけません。経済財政諮問会議で言います。
○片山国務大臣 大変ありがたい委員のお話なんですが、この新しい制度をやるということで増員も認めてもらいましたし、できるだけ将来の優秀な人材に行政評価局に来てもらうようにして運用したいと思いますし、外部からのいろいろな学識経験者の意見もぜひ活用いたしたい、こういうふうに思っておりま...全文を見る
○片山国務大臣 政策評価というのは、政策そのものを科学的に評価して国民にわかりやすい形で提供する、こういうことですから、今、委員は窓口の話もされましたが、窓口をどうするかということもしっかりと閣議決定の中で基本的な考え方を位置づけなきゃいけませんし、それから、国会に報告する義務が...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、行政というのは政策に基づいて進められるもの、政策が決まれば、行政機関は一定の行政目的を実現するために政策を企画立案して行政活動を展開する、こういう意味では政策の方が上位の概念だと私は思いますけれども、ここで言う行政は大変広い概念なんですね。行政とい...全文を見る
○片山国務大臣 これは、拘束する義務の規定じゃないんですね。いわゆる法令用語でいうと訓示規定という、努力をすることを義務づけているので、そうすることを義務づけているんじゃないんです。努力を義務づけているんです。  訓示的な規定ですけれども、私は、これは訓示的な効果に終わらせずに...全文を見る
○片山国務大臣 今、法案の各条でいいますと、三条は、「その評価の結果を当該政策に適切に反映させなければならない。」これは義務規定そのものです。それから、四条の予算とか複数省庁に絡む計画ですね。これは努力義務規定、いわゆる法令用語でいうと訓示規定、こういうことでございますけれども、...全文を見る
○片山国務大臣 これは、立案の過程で、この三条二項の二号は、必要に応じてと最初の原案にありましたものを、大議論をして、「政策の特性に応じて」でございますから、まさに、特性から見て、どうしてもという場合には義務づけられる、こういうふうに解釈すべきものだと思います。
○片山国務大臣 言われるとおりでございまして、自治体では先進的な、思い切った試みを幾つもやっておりますから、これは我々は全般的な制度として今度推し進めますから、その中で十分な参考にさせていただきたい、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方公共団体の特定の事務の郵政官署における取扱いに関する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、住民の利便の増進を図るとともに、地方公共団体の組織及び運営の合理化に資するため、地方公共団体が処理する事務のう...全文を見る
06月07日第151回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員は御専門ですから釈迦に説法ですけれども、もう一度地上放送のデジタル化の必要性について述べさせていただきます。  メリットとしては、何度も申し上げますように、高品質な映像、音声サービスができる。データ放送が大変十分なものができる。それから、通信...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員の言われること、私もよくわかるんですよ。その周波数の有効利用だとか、世界的な傾向だとか、新しいビジネスだとか、いろいろなことはそれはグロスの話で、受ける国民一人一人にとってどういうそれじゃメリットがあるんですかと、一人一人にとって、国民の。これ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろいろ委員はデジタル懇のお話をされますが、これはその時点で、いろんな方に集まっていただいて私はちゃんとした結論というか御提言をいただいたと思いますが、それが金科玉条で、憲法みたいに扱うことはないんですよ。しょせん懇談会なんですよ。  その後に、その...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この法律が通れば、あした本会議で通していただければ、政府の考えはこういうことで進めますと、十分これを念頭に置いて御注意くださいと。  しかし、今のアナログの受信機も、これはチューナーさえつければ十分にそれはそれで見れるわけですから、そういうこともあわ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ドッグイヤーは、あれは技術革新のことを言っているわけでありますから。  法律は、これは十年というのは合理的な目標なんですよ。何度も言いますけれども、我々は正しい方向だと、正しい政策の選択だと、こう思っておりますからね。しかも、十年間が合理的な移行期間...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 入札制度につきましては、当委員会でも衆議院の委員会でもいろんな御議論をいただきまして、我々の基本的な立場は何度も申し上げておりますように、考えられるメリットもありますよ。しかし、諸外国の状況を見ていると必ずしもそうでないいろんな問題を起こしておりますか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もちろん含まれます。そういうことが我が国の場合にいいのかどうか。だから、オークションといいましても単純なオークションでなくてもいいんです、いろんなバリエーションがあって、そういうことを含めて調査して結論を出すように努力いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 電気通信事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、電気通信事業の公正な競争の促進を図る等のため、市場支配的な電気通信事業者の業務の適正な運営の確保、卸電気通信役務制度の導入、電気通信...全文を見る
06月08日第151回国会 参議院 本会議 第30号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方税法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、最近の経済情勢等を踏まえ、個人投資家の市場参加の促進等の観点から、個人住民税について長期所有上場株式等の譲渡所得につき特別控除を行う特例措置を講ずるものでありま...全文を見る
06月11日第151回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○片山国務大臣 過日、総理がお答えになったのは、私も聞いておりまして、これは総理というより自民党総裁としての今後のいろいろなお考え、どうやるかということのお答えであった、こういうふうに思います。  私は内閣の選挙制度等を担当している大臣でございますが、昨年の臨時国会で変わりまし...全文を見る
○片山国務大臣 総理が自民党総裁としてお答えになったことについては、私も自民党の一員としてそのとおりだと思いますし、総理の考えに従いたい、こういうふうに思っておりますが、調査その他は今党の執行部である幹事長のところに指示して総理がいろいろ調べてもらっている、こういう話でございます...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのあっせん利得処罰法案は、これは今お話しのように、政治に対します国民の信頼を回復するということで、昨年の十一月二十二日に議員立法として成立しまして、本年三月一日から施行されたところである、そういうことはもう十分承知いたしておりますが、この法案につきましては...全文を見る
○片山国務大臣 特殊法人改革につきましては、昨年十二月に閣議決定されました行政改革大綱にのっとって思い切った見直しを進めていくということで、これは行革担当大臣が任命されまして、最初は橋本担当大臣がやっておりましたが、小泉内閣で石原担当大臣にかわりまして、現在、鋭意作業中でございま...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は、先ほども御答弁させていただきましたが、各党各会派において相当議論をして詰められて、最終的には国会の御判断で現在のような範囲になったわけでありまして、私は、先ほども申し上げましたが、特に法律を所管しているわけでもありませんし、そういう意味では、各党の最終...全文を見る
○片山国務大臣 個人としての意見というのは、私は両論あるのかな、こういうふうに思いまして、それぞれの考え方に一長一短がございますので、今の案の方が、現行法の方が、これはこれでいいのかな、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 私は、この問題を深く研究いたしてもおりません、見識もありませんけれども、私設秘書というのはあくまでも私設でございまして、そういう私設のものを公のいろいろな仕組みの中に組み込んで、それを例えば処罰するとかなんとかというのは、法律の建前、あるいはそういうことを処罰する...全文を見る
○片山国務大臣 この問題で委員と私がいろいろ問答を重ねてやりとりをするのもいかがかと思いますけれども、公設秘書というのは、法律で認知されて、それ相応の待遇もあり、責任もあるものでございまして、範囲も確定いたしておりますけれども、私設秘書というのは、どういう形で何人お雇いになろうが...全文を見る
○片山国務大臣 議会が中心で、国会が中心でおつくりいただいて、この法案の所管は法務省でございますので、私が私見を交えていろいろなことを言うのはいかがかなと本当に思いながらあれいたしておりますが、基本的には、契約や行政処分というのははっきり形をとるわけでありますが、予算をどうすると...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方の選挙区画定審議会は、御承知のように、昨年出ました国調の結果によって、ことし一年をかけまして法律に基づく区割りの見直しをやるということで、今粛々と作業をいたしております。  中選挙区から現在の小選挙区比例代表制度になりましたのは、各党各会派の大変な議論...全文を見る
○片山国務大臣 現在の小選挙区比例代表並立制導入の際に、小選挙区の各都道府県の定数配分については、これも大議論があって、国土の均衡ある発展という観点もあるんでしょう、定数一を基礎定数として各都道府県に配分した後、人口に比例配分する、こういう案になったように私は承知いたしておりまし...全文を見る
○片山国務大臣 これまた所管の大臣でございまして、私は、この場合は個人としての意見はございません。公人としての総務大臣の意見しかございませんので、私の意見を言うことは差し控えたいと思っております。
○片山国務大臣 先ほども言いましたが、この問題は両方の考え方があるのですね。常に私は両方の考え方があると思っておりまして、持論なんですけれども、真理は中間にありというのが私の基本的な考え方でございまして、この問題も、こっちが正しいという、皆さんのいろいろな議論の過程で意見を集約さ...全文を見る
○片山国務大臣 あと、選挙部長、専門家がおりますから、いろいろと答えていただきたいと思いますが、党の方の問題は、党の総裁としての総理が何度もお答えになっておりますように、党の執行部に命じて調査してしかるべき対応をとる、こういうことを答弁されておりますから、私はそういうことになると...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたように、我々が実情を聞く立場にもありませんし、これは総裁である総理がこの委員会その他で、予算委員会を中心に、あるいは本会議等で何度もお答えになっているように、そうする、こういうことでございますので、我々は、そうなるもの、こう受け取っている次第であ...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、中央省庁再編の中で、公益法人の指導監督権は各大臣にあるわけですね。その指導監督の取りまとめ、調整を私どもの方がやるようになっておりまして、御指摘のように、KSDの問題等がございますので、本年の二月九日に、指導監督の責任体制の確立と、今お話がありまし...全文を見る
○片山国務大臣 よく政官財癒着ということが言われますが、私、実態は必ずしも定かでありませんが、それぞれの公益法人はそれぞれの公益法人としての設立目的があるわけでありますから、それに従ってしっかりやっていただく、こういうことでございます。
○片山国務大臣 これは委員自身も言われましたように、公益法人の政治活動につきましては、公益法人であること自体により禁止されるものではないわけですね。これをどうするか、議論はあるんですよ。議論はありますけれども、例えば企業や労働組合や公益法人その他の団体についてどう扱うかという問題...全文を見る
○片山国務大臣 言われるように、補助を受けますと、その受けた年度は献金できませんし、出資を受けている間は、その期間できない、これはこういうように法律上なっております。  それから、幽霊党員につきましては、私どもは、先ほども言いましたように、幽霊党員そのものの事実認定をする権限が...全文を見る
○片山国務大臣 公益法人が政治活動をやるということは許されているんですよ。だから、特定の党を入れてくれとか、だれを応援するとかあってもいいんですよ。ただ、私が言っているのは、公益法人にはそれぞれの設立目的があって、その範囲で適正に業務をやるということが本来の建前だから、それから見...全文を見る
○片山国務大臣 何度も申し上げますけれども、公益法人は政治活動の自由を持っておりますし、政治献金の自由もあります。ただ、補助をもらったり出資を受けている間はできない、これは法律でそれを禁止しているわけであります。そこの基本のところは、しっかりと委員も御理解を賜りたい。  ただ、...全文を見る
○片山国務大臣 今の法律で許された範囲で政治団体をつくっていろいろな政治活動をやるというのは、当然認められたことでございますので、これは大いにやってもらえばいいと私は思うんです。  ただ、委員が何度も言われますように、公益法人と政治団体が全く一体のもので、しかも、それが混同して...全文を見る
○片山国務大臣 今の土地改良区は、法律に基づく団体ですし、その監督権はしっかり農林水産大臣にあるわけでありますから、しかも、今の答弁を聞くと、実態を調べて対応しているようでございますので、それはもう農林大臣の責任においてしっかりやってもらいたい、こう思っております。
○片山国務大臣 政治倫理をしっかりと尊重していくこと、法律の範囲でいろいろなことはやってもらうこと、公益法人はその目的に従った運営をすること、これは我々としても徹底してまいります。
○片山国務大臣 先ほどの質問にもお答えいたしましたが、昨年、国勢調査が行われて、その数字も出てまいっておりますので、法律に基づいて、選挙区画定審議会において、二倍未満、こういう区割りの結論を年内に出していただきたいとお願いして、今粛々と作業をしていただいていると理解しております。...全文を見る
○片山国務大臣 民意の反映という意味では、比例代表が鏡のように反映する。しかし、これは大変不安定になるんですね。今の小選挙区は、政権が大変安定するとか、二大政党制を志向して、これは死に票の問題あるけれども、これはこれで政治的な効果は大変大きい、こういう議論がありまして、各党各会派...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員と遠藤副大臣のやりとりを聞いておりましたが、この問題については、現在、公明党さんと保守党さんの案と、民主党さんの案の二法案がこの委員会に付託されていると承知いたしております。  この問題は、いろいろな経緯もあります、今委員が言われましたように。それから、...全文を見る
○片山国務大臣 この夫婦別姓問題も、御承知のように、これも賛成論から反対論まで大変幅広い議論が続いておりまして、我が党の中でも、自民党の中でも今大変な議論をやっているわけであります。そういうことの中で、国籍取得緩和法というものが本当に出るのかどうか、私は知りませんけれども、なるほ...全文を見る
○片山国務大臣 大変な国際化時代で、グローバリゼーションという言葉ももう定着いたしましたけれども、やはり二十一世紀ですし、委員の言われる指摘は、私も、なるほどというのは多々ありますので、今後とも、世界のいろいろな状況あるいは二十一世紀のあるべき方向を踏まえて、前向きの議論を我々も...全文を見る
○片山国務大臣 森内閣と小泉内閣、いろいろ違いますけれども、やはり一番大きなのは支持率の違いでしょうね。それからあとは、やはり改革断行内閣と言われていますから、構造改革の意欲がこの内閣は大変強いということで一貫していると思います。それから、今までは景気回復最優先でございましたが、...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○片山国務大臣 今、中村委員からいろいろお話がありましたが、私もくしくも思い出したんですが、不易と流行ということがあるんですね、不易流行。変わらないものが不易で、時代に応じて変わっていくものが流行という言葉がございますけれども、いろいろなもので、特に行政でも、やはり不易の部分と流...全文を見る
○片山国務大臣 民主主義にもいろいろな定義がございますけれども、やはり民主主義の中でコミュニケーションという、お互いの意思を伝え合って多数の意思を形成していく、これは民主主義にとって不可欠ですよね。そういう意味では、今のユニバーサルサービスということにもつながっていくのではないか...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、基本法の中には、郵便事業への民間参入、条件を検討するものとする、こういうことが書かれておりますので、我々は公社化以降の段階で民間参入を認めたい、こういうふうに思っております。  どういう民間参入を認めるかはこれからの議論でございまして、私は、参議...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたが、来年の通常国会に法案を出すことを考えておりますから、できるだけ民間参入についても、公社化の法案として一体に物を考えた方がいいのではないか、こう思っておりまして、そのためには、いろいろな今までの、先ほど委員から御指摘もありました研究会の報告等を...全文を見る
○片山国務大臣 委員の質問の趣旨を定かに私、受け取れなかったんですが、いずれ責任を持って決めるのは我々なんです。研究会の意見は参考にするんです。研究会が決めるんじゃありません。研究会の意見を参考にして、我々が決めて、法案にまとめるんです。しかし、それは、我々だけでは、我々の能力や...全文を見る
○片山国務大臣 それは恐らくやってきたと思いますよ。しかし、平成十五年中に法律できちっと公社に移行する、その際、民間参入の条件を検討しろ、こういうことが国会の意思として、国民の意思として、我々に課せられたわけですから、それに従って、我々はやっていくということでございます。  そ...全文を見る
○片山国務大臣 泥縄式じゃありませんよ。平成十五年に国営公社に移行するまでに結論を出すということなんですよ。十五年といったら二年先ですよ。だから、年内に我々の考え方をきちっとまとめて、来年冒頭の通常国会で、国会の御審議を願おうと。何が泥縄ですか。私は責任を持ってやると言っているん...全文を見る
○片山国務大臣 十五年から始めるんですから、それまでにしっかりした案を決めて、国会の御承認を得なきゃいかぬのですよ。国会の審議に出すために、今、どういう案がいいのか、いろいろな案をどうやって集約していくか考えているわけでありまして、今言えません、これから案をきちっとまとめるんです...全文を見る
○片山国務大臣 それは何度も申し上げていますように、総理も予算委員会で答弁しているでしょう、予断を持たずに検討して結論を出す、予断を持たずに。
○片山国務大臣 恐らく、事務方は内々の意向打診を市町村にやっているのかと思いますけれども、やはり、正式に法律が通りまして、きちっとした意思表示を求めたい、こう思っております。私が聞く限りでは、相当数の市町村が、郵政官署といいますか郵便局に自分のところの仕事をやってもらおう、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 電子政府、電子自治体ということで、インターネット等を利用した申請や届け出のオンライン化を考えておりますが、一遍に全部なかなかできませんね。  それが、我々が考えている郵便局は、やはりコミュニティー、特に地方のコミュニティーの中心ということで、顔なじみの人が役場に...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ今、黄川田委員からも御質問をいただきまして、本会議でもいろいろ御指導いただきまして、ありがとうございました。  今お話しのように、全国二万四千七百の郵便局のネットワークは、本当に百三十年の歴史の中で地域社会に定着して、地域住民に非常に愛されて利用されてい...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、平成十五年中に現在の郵政事業庁、総務省の外局、それにつながる各郵便局は国営公社に移行する、こういうことでございますが、これも御承知のように、国営公社の職員は今と同じ団結権と団体交渉権を持つ国家公務員だ、こういうことでございますから、服務規律も地方公...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど、本会議で黄川田委員の質問にもお答えしましたが、市町村合併は、我々は二十一世紀の大きな課題としてぜひやりたい、こういうふうに思っておりまして、合併をすれば幾つかの市町村が一つになるわけでありますから、役場がどこになるかは別にしまして、コミュニティーと役場との...全文を見る
○片山国務大臣 今、市町村合併の推進と絡みまして、先ほどもお答え申し上げましたが、我々としては住民の利便を図るということが第一です。利便を図った結果、それではそれだけ人が減るのかというと、そういうことはないのです。今、市町村は、これからいろいろな仕事を国や都道府県から事務移譲や権...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘のように、国営ということでの信用はやはり守秘義務、秘密を守る、こういうことでございまして、その知り得た秘密を営業に利用はしていないと私は思いますけれども、もしそういうことがあれば、それはもう極めて遺憾なことだ、こういうふうに思っておりますし、今後とも、人権上...全文を見る
○片山国務大臣 せんだっての質問にもお答えしましたが、公社移行は別にこの点の関係は全く問題ないわけですね、国家公務員がやるわけでありますから。その後については民営化問題を含めて幅広く検討して結論を出す、こういうことでございますが、仮に国営なり、あるいは国営公社でなくなった場合、こ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども御答弁いたしましたが、この二万四千七百の郵便局のネットワーク、ネットワークとして大変有用なんですね。しかも、百三十年の歴史の中で、地域社会に定着して、国民の信用、信頼も大変厚いわけですから、どういう形になるにせよ、できるだけこのネットワークの機能は国民の資...全文を見る
○片山国務大臣 私だけではなくて、副大臣や局長からもお答えしておりますように、プライバシーあるいは人権の保護には万全を期したい、こういうふうに思います。  したがいまして、第三者による請求は除外する、郵便局での請求の受け付けに当たっては適正に本人確認を行う、また、これは地方公共...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろお考え、お立場がありましょうが、我々は、市町村を二十一世紀の地方分権の主役にするために市町村合併を進めなければならない、こう考えております。合併をした場合には、やはりどうしても役場が物理的に遠くなるわけでありまして、住民サービスがこういういろいろなものの受...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 本会議 第38号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方自治法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  地方自治法等の一部を改正する法律案につきましては、住民自治のさらなる充実及び自主的な市町村の合併の推進を図り、もって地方分権を推進するため、地方制度調査会の答申及び地方分権推進委...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 武正議員から何点かの御質問がございましたので、順次お答え申し上げます。  まず、地方交付税の見直しに係るスケジュールでございます。  先ほども財務大臣からお話ありましたが、地方交付税というのは、毎年度の地方財政計画を策定する際に、その年度の地方交付...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 黄川田議員から何点かの御質問がありました。順次お答え申し上げます。  冒頭、お話がございましたが、やはり二十一世紀の大きな課題は、私は、地方自治の確立である、地方自治のさらなる尊重である、地方分権の推進である、こう思っておりまして、そういう方に国会議...全文を見る
06月12日第151回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○国務大臣(片山虎之助君) 昨日、お話しのように第十回の経済財政諮問会議をやりまして、今月末までにまとめるものの原案の提示と説明と意見交換がございましたが、なるほどあの中には今、世耕委員が言われたようなNTT問題に対する記述もございます。基本的には、規制緩和三カ年計画とe—Jap...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 五月の連休明けに私どもの方からNTTの社長あてに文書で自主的な計画の策定の要請をいたしたわけでありますが、これはそもそも年末の電気通信審議会の第一次答申に基づくものでございまして、その答申を受けまして、一月から総務省になったわけでありますが、総務省で検...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは当然リンクしているわけでありまして、自主的な計画の我々の期待は先ほど言ったように三点でございまして、三点といってもかなりふわっとした、地域通信網の開放でも、持ち株比率の引き下げでも、経営の効率化、改善でも、私はかなりふわっとした包括的な要請だと思...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 世耕委員、私が言ったのは、直接的なリンクはないと言ったんですよ、思想は一緒だと。この法案の思想と我々がNTTグループさんに求めている自主的計画の思想は一緒だと。直接のリンクはありませんよ、こっちは法律なんだから。そこは御理解賜りたい。
○国務大臣(片山虎之助君) ふわっとしたリンクはある。
○国務大臣(片山虎之助君) それは何度も申し上げますけれども、我が国の電気通信市場における公正な競争の促進なんですよ。それと同時に、NTTさん全体の経営の質の改善というか、効率化ということはもちろんあると思いますけれども、そういうことのために我々は求めているので、それは現在の規制...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この附則はいろんなことを欲張って全部書いていますから、これは一遍ぱっと読んだだけではなかなかわかりにくいんですけれども、この最後のところですよ、「通信と放送に係る事業の区分を含む電気通信に係る制度の在り方について総合的に検討を加え、その結果に基づいて法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公正取引委員会も総務省の所轄にありまして、コミュニケーションは十分やって協議をやっておりますし、ガイドラインもつくろうということなんですが、基本的には、今、局長が言っているのは、我々は、全体では規制緩和なんだから、そうでしょう、市場支配力のある人には少...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) IT革命について、いろいろ今、岡崎委員言われましたけれども、私も、やっぱり情報がどこにいても瞬時に集まって情報の発信ができる、いろんなことが地方分散型、意思決定にみんな参加できて、それを分散していくという、大変いい社会がうまく利用すればできてくる、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたように、我々政府の役割は競争のルールをつくることと環境を整えることなんですね。その中で、あとはそれぞれの関係の事業者の方に努力してもらうと。競争というのは、汗を流して知恵を出して頑張る者が報われるということなんですね。じっとして何もせずに恩...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なるほど、私、本会議でお答え申し上げました。  サービス競争ということで、ユーザーといいますか国民の皆さんに私は低廉で多様で高速のサービスをこれから提供していくことが大変大きい必要性があると思いますし、そのためにはやっぱり各事業者にいろんな努力をして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども言いましたように、サービスはできるだけ安く多様で、しかもこの関係でいったらスピードが速い、こういうことが必要でございます。これはもう国際間でも大変熾烈な競争になってくると思いますよ。そういうことで絶えざる努力を関係の事業者へもお願いせにゃいかぬ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員、いろいろお話がありましたね。産業構造審議会というのは前の通産省ですよね、今は経済産業省というんでしょうか、そこでいろいろ議論をしたんで、議論をするのはそれは御自由でいろいろしていただけばいいですけれども、当方に関係することはちゃんと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 再三お答えしておりますように、今度のドミナント規制というのは、大変市場支配力のあるそういう事業者については市場支配力を乱用しないようにある程度の防止、乱用しないようなブレーキをかけると、他の事業者については規制を緩和する、あるいはいろんな地域通信網につ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、世界的にIT革命を進めていくというのは沖縄サミットの一つの合意でもありますし、特にアジアでは日本がいろんな国に対して技術協力や研修やいろんな形で私は支援をしていかなければいけないと思いますし、同時にITを利用したお互いのコミュニケーションの緊密...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、鶴岡委員からお話がございましたが、我々の基本的な考え方はe—Japan戦略なりアクションプランなり、規制緩和に絡むことは規制緩和三カ年計画に盛り込んでおりますけれども、電気通信分野における規制緩和、競争促進を着実に実施いたしたい。この結果、現在でい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変必要なことなんですが難しいんですね、望ましい競争というのは。  ただ、今、委員がいろいろ言われましたように、競争をやれ競争をやれと言いますと、それは大変でしょうね、事業者の方は、体力を弱くしちゃいかぬと。私は、だから経営体質、経営体力は基本的には...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今我々が考えておりますユニバーサルサービスは、何度も言いますように、普通の電話の事業と、それから公衆電話と、それから緊急通報電話ですね、それだけを考えておりまして、ユニバーサルサービスということで、これからお金を取るんですね。そのユニバーサルサービスの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、総務省になりまして、総務省の中にIT有識者会議というのをつくりまして、これは大きなテーマはデジタルデバイドの解消と情報バリアフリーだと、こういうことで今議論しておりますので、このいわゆる今回始めますユニバーサルサービスの今後の範囲をどう考えていくか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、鶴岡委員言われましたことについては、しっかりと受けとめてしっかり対応いたします。
06月13日第151回国会 参議院 本会議 第31号
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○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関が行う政策の評価に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  中央省庁等改革の大きな柱の一つとして、本年一月の中央省庁再編にあわせ、新たに政策評価制度が全政府的に導入されたところであります。  政策評価制度は、政策について、常に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 浅尾議員から三点の御質問をいただきました。  まず最初は、行政監察と政策評価との関係についてどうだと。  従来の行政監察は、個々の、個別の行政について、行政運営の改善やその適正を確保するために、恣意の摘発というんでしょうか、悪いところ、問題点を指摘...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○片山国務大臣 郵便振替法及び簡易郵便局法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便振替の加入者たる金融機関の利便の向上を図るため払い出しの特例を設けることとするとともに、国民年金の保険料について、これを納付すべき...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○国務大臣(片山虎之助君) 電気通信制度につきましては、一九八五年のNTTの民営化と競争原理の導入以降も規制緩和や競争促進策を着実に実施してまいりました。この結果、九千五百を超える事業者が電気通信市場に参入いたしまして、その間の競争を通じまして、通信料金の大幅な低廉化やサービスの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 櫻井委員の御懸念はもっともな点もあると思いますけれども、私どもは、競争促進と国際競争力の強化は必ずしも相矛盾するものではない、むしろ国際競争力の強化のためには競争を促進することによって経営体質を改善していく、そういう体力をつけていくことも必要ではなかろ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは委員の言われるとおり、私も先ほど、ほどと申し上げましたけれども、経営体質の強化はもちろんこれはやってもらわなければいけませんけれども、同時にそれによって過度のそういうことが進めば国際競争力を弱くする、こういう面もありますから、その辺のほどをどうや...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、そこのところが一番の私も重要なポイントだと考えておりまして、私は国内的にはやっぱりNTTさんが圧倒的に強うございますから、そこは少し力を緩めてもらって、ブレーキをかけるところはかけてもらって、NCC等そういう競争相手もある程度育ててもら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、委員、そういうことはないんですよ。この公取委は私の所管というより所轄なんです。管轄に属しているんで、機能、役割は完全に独立して、公正取引法を中心に独立した体系で行っておりまして、業務、執行について私の方から何か注文するとかなんとかということは全...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員が大変専門的でお詳しゅうございますので、副大臣や局長とのやりとりを聞かせていただいて、私も大変勉強になって、なるほどなと。今後の運用で十分にそれを尊重して、参考にさせていただきたい、こういうふうに思っております。  私も、競争促進はこれは大き...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、二十一世紀の我が国の経済社会は自由で公正で活力のある経済社会にせにゃいかぬと思います。そのためには、もう釈迦に説法ですけれども、官から民へ、中央から地方へ、総理が所信表明で言われましたように、民間でできることはできるだけ民間にやらせる、地方にでき...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは今までもやってきたんですよ、公正公平に競争促進を。さらにそれを大きな力、流れとして推し進めよう、こういうことでございますから、路線としては今までの路線なんですよ。それを強く、早く、大きなものにするということであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 状況が変わってきているんですよね。状況が変わってきているんで、例えば、NTTさんのありようも、どんどん環境が変わってきますから、大変市場支配力を持って、現状のままだとそれはやっぱり競争を阻害する要因になりかねないから、例えば今のドミナント規制を入れさせ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはなくす努力をするんですよ、この法律をてこに。
○国務大臣(片山虎之助君) 事実の私は詳細を正確には存じ上げておりませんけれども、今、自治体の中では福祉電話という施策をとっていることは承知いたしております。身体障害者の方やひとり暮らしの老人の方に電話機を貸与したりあるいはいろんな、基本料金その他、料金の補助をする、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NTTから話を間接的に聞きまして、特に営業窓口の統廃合につきましては、窓口が廃止される地域の利用者に対してはコンビニエンスストア等の料金収納の代替場所の拡大などを図ってサービスが低下しないようにやりたいと。  それから、一一六番の応答率の低下という話...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私のところにも物すごく投書や何か来るんです。中を見ていますけれども、やっぱりちょっとオーバーな話や極端な話がかなりありますね。いろんなあれがあるので、ちょっと今、委員に来た投書も、どういう方がどういう状況で書いたか事情はわかりませんけれども。  我々...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は委員に対する投書については何にも言っていませんよ。私のところにもたくさん来る、その中にはちょっとオーバーや極端な話もありますけれどもと言っただけで、委員の場合のあれは、状況は私はわかりませんのでと、その上での答弁と、こう申し上げました。
○国務大臣(片山虎之助君) このアメリカの通信企業絡みの話なんですが、こういうことになると思って投資したわけではないんですね。それは、経営基盤を強化して、海外に進出して、グループとして全部よくなろうと思ってやったことが、結果としては、アメリカの経済の低迷だとか、アメリカの会社自身...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、岡山県のやっています情報ハイウェイや、情報水道の方は岡山市がやっていますけれども、それを御紹介賜りまして大変ありがとうございました。  岡山の情報ハイウェイ構想というのは、県庁と八つあります総合出先機関を光ファイバーでつなぐ、それが第一段階で、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政府保有のNTT株式のお話でございますけれども、これは御承知のように三分の一が政府保有を義務づけられておりまして、その三分の一を超える株式の売却については、御承知のように、国債整理基金特別会計法附則第十八条で国債整理基金にそれが帰属するんだ、国債の償還...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほどの山本委員の御指摘にもありましたが、今我が国は携帯電話社会ですね。これは六千七百八十七万台ということで、今固定電話が六千二百万台ですからね、はるかにこれを上回っておりますし、大抵、町で見る若い人も、お年寄りの方もそうなんでしょうけれども、みんな携...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) マスコミというのは正確な場合もありますけれども大変不正確な場合が多いんですね。これは、もともとは昨年十二月の電気通信審議会の第一次答申なんです。それと少し違うからということで骨抜きだとか後退だとかと言うんですが、これは、立法の過程では相当ここにおる小坂...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) e—Japan戦略あるいはアクションプラン等の中にもありますけれども、二〇〇五年には日本を世界のIT最進国にしたい、最も進んだ国にしたいと。私は、世界で最も進んだIT国家になった場合に、NTTはその牽引車である、引っ張っていく車であるし、また日本を代表...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村合併の結果による将来市町村数はいかにということはよく国会でも御議論を賜りますし、松岡委員からも何度もそういうお話ございますが、我々は、昨年十二月の行革大綱に決めておりますように、当面は千を目途にと、与党合意の千を目途にと、こういうことでございまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昔はNTTは電電公社ですよね。三公社五現業といいまして、三公社の一つで、昭和六十年に、あれは中曽根さんのときですか、中曽根行革で三公社五現業を解体したわけですよね。そのとき国鉄がJRとなり、専売公社がたばこ産業、JTになり、これがNTTになったわけであ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは大変議論があって決めた規定でございまして、電通審の答申は、NTTグループの努力を二年待て、二年でいい答えを出さないし事が進まなかったら経営形態を抜本的に見直せと、こういうことでございまして、そういうこともこの中には、高橋委員、含んでいるんですよ。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の制度におきましては、委員御指摘のとおりに、ユニバーサルサービスの対象としては加入電話、公衆電話、緊急通報の三つを一応予定いたしております。アメリカは、学校等の公的機関におけるインターネットアクセスなどもユニバーサルサービスに入れております。  ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、小泉内閣になりまして構造改革ということでいろんなことを議論を始めておりまして、六月中には経済財政諮問会議を中心に大きな方針を、骨太の方針をまとめよう、こういうことでございますけれども、その中の大きいテーマの一つが国と地方の関係なんです。国と地方の関...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  最近の経済社会情勢等を踏まえ、個人投資家の市場参加の促進等の観点から、個人住民税について長期所有上場株式等の譲渡所得につき特別控除を行う特例措置...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○片山国務大臣 今、田並委員から、いろいろなお話がございました。郵政事業は、非営利の国営事業として、全国津々浦々に置かれた二万四千七百の郵便局ネットワークを通じまして、国民生活に不可欠な郵政サービスを三事業一体で、お話のように全国くまなく、公平に、安く、国民利用者の立場に立って仕...全文を見る
○片山国務大臣 お話しのように、やはり郵便局ネットワークの維持は、どうしても守らなければならないというか、維持しなければならないあれだと思いますね。結局、今の二万四千七百の郵便局がネットワークで結ばれているということが、国民にとって大変大きなユニバーサルサービスを保障しているとい...全文を見る
○片山国務大臣 これは、郵貯につきましてもいろいろな議論がありまして、特に民間の金融関係の方は、郵貯があれだけの巨額の貯金を持っているんで、しかも、それがリスクマネーを回らないというか、圧迫しているというのか、しているんで、日本の金融はいびつになっている、こういう意見がありますけ...全文を見る
○片山国務大臣 玄葉委員、いいことなら協力しよう、こういうお言葉がございました。ありがとうございます。  小泉さんも、日本は、今まで前の内閣が続いて、一日でぱっと新内閣になる、ところが、新内閣になった途端に、あれをどうする、これをどうする、おまえの政策はと言われるんで、やはりこ...全文を見る
○片山国務大臣 経済財政諮問会議は、名前のとおり、経済運営と財政運営の、これは中期を含む基本方針を議論して集約していこう、それから当面は、来年度の予算編成方針の大綱を、大まかな、基本的な考え方をまとめよう、こういうのが中心です。  そこで、経済運営、財政運営のところでは、構造改...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりです。  地方交付税自身が国と地方の関係に不可分に絡み合っている仕組みですから、全体像の中でそれだけ取り出してこれを縮減するとかなんとかというのは適当でないと私は思います。
○片山国務大臣 まだ成案でございませんので、素案の段階ですけれども、私は、全体像はあれでかなりイメージできる、こういうふうに思っております。ただ、後の進め方のスケジュールというのは、あれでは、それはいつ何をどうやるということまではなかなか書けないような性格の、基本方針ですから、そ...全文を見る
○片山国務大臣 私の勉強不足もあるのかもしれませんが、一括交付金のくくりを、今のお話だと公共事業だとか社会保障だとか、こうされるのでしょう。私は、そんなことなら交付税にしてしまった方が早いのですよ。第二交付税の思想ではないか、こういう感じがするので、そういうことなら、全く、いろい...全文を見る
○片山国務大臣 私は、総合補助金も、国の関与が全くなくなるわけじゃないんだけれども、まず一歩前進だと思いますね。  それは、過渡的に一括交付金と、こういうお話をされているので、この辺は交付税との関係を整理して、だから、大変共感できる部分と、いささかどうかなというところがあります...全文を見る
○片山国務大臣 私は、二、三年後に経済成長率が二%前後になれば景気回復だ、こう思っております。  というのは、私は、国の財政の立場というものを考えていかなければいかぬのかな、こう思いながら今まで議論してまいりましたが、新しい審議会ができれば早速に税財源問題は議論を始めていただき...全文を見る
○片山国務大臣 それは私も諸井さんに申し上げたんですが、一つの意見ですね、税収中立で。  例えば、今、消費税の一定割合が交付税の中に入っていますから、その分交付税を下げて、地方消費税の実を上げるとか、あるいは国庫支出金をこれこれのものは将来的なものはやめて、これを例えば所得税か...全文を見る
○片山国務大臣 今、荒井委員が言われましたような御指摘は、実は前から私も聞いておりますけれども、しかし、地方公共団体の会計を即民間と同じような会計にするのは私個人はいかがかなと、一律に導入することは。ただ、民間的な手法を入れるのはよろしゅうございますし、例えば荒井委員、まさに釈迦...全文を見る
○片山国務大臣 私も、今のNPO法案、参議院の国対委員長で受け取りまして、与野党で協議をして、かなり修正させていただいたのですよ。  そのときのいろいろな議論で、私は、NPOというのはボランティアで反対給付を求めずにみずから進んでやるんだ、こういうことでそのときいろいろ協議しま...全文を見る
○片山国務大臣 おかげさまで政策評価制度がスタートいたしまして、法案も間もなく成立させていただけるだろう、私、こう思っております。いよいよ政策評価制度を根づかせていきたい、こう思っております。  この制度は、基本的には、国民に対する説明責任を明らかにする、意思決定の過程を明らか...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田議員お話しのように、現在、素案を出しまして最終調整中でございまして、今月中にはまとまる、こういうことでございます。  この案によれば、今後の国と地方の関係につきましては、自立した地方が潜在力を発揮して、互いに競争していく中で経済社会の活力を引き出すべき...全文を見る
○片山国務大臣 諮問会議の素案、原案では、地方財政制度につきましては、地方に関する国の関与や国庫補助負担金を限定、縮小して、地方がみずからの選択と財源で効果的に施策ができるようにしたい、こういうことを書いております。  それは結構でございますが、地方交付税はできるだけ客観的かつ...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には今の消防庁長官の答弁で御了解いただきたいと思いますが、情報公開時代ですから、できるだけそれぞれの市町村に情報を公開するように指導いたします。
○片山国務大臣 重野委員言われるとおりでございまして、我々は、次の大きな課題は、地方に対する税財源問題をどういうふうに議論して、充実するための方途をとるかということだと思っております。
○片山国務大臣 きょうの閣議でも、昨日の地方分権推進委員会の最終報告が話題になりましたので、官房長官と私が発言しまして、切れ目なく後の機関を立ち上げたい、これは総理の指示でもございますので、そういうことにいたしますと。それで、官房長官は、今月中に所要の政令の整備をしたいと。  ...全文を見る
○片山国務大臣 私はかねがね、二十一世紀は地方の時代、本当の名実ともに地方分権の時代にしなければいかぬ、その場合の主役は都道府県でなくて基礎的自治体である市町村だ、そのためには市町村に元気になってもらわなければいかぬ、元気になるためには今の規模、能力で十分だろうか、こういうことを...全文を見る
○片山国務大臣 確かにちょっと前までは、国の職員が一番優秀で、その次が都道府県の職員で、市町村の職員がそういう意味では一番下だというような固定観念があったと私は思いますね。  しかし、最近はそうでもないのですね。私も県庁その他におったことがありますけれども、いやいや、びっくりす...全文を見る
06月19日第151回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○片山国務大臣 今、松崎委員からお話がありましたが、今回の改正は経営形態論には我々は中立だと思っておりまして、あくまでも郵便振替業務そのものの電子化、効率化を図るということと、今お話しのように、振替サービスを利用している民間金融機関の業務の効率化もあわせて図る、こういうことでござ...全文を見る
○片山国務大臣 今、松崎委員からお話がありましたが、公取が研究会の報告を出しまして、それから、当時の郵政省の方もユニバーサル確保の研究を出しまして、似ている点もかなりあるんですよ、似ている点もある。ただ、公取さんの方は全面自由化が原則で、しかし、ユニバーサルサービスは確保しなきゃ...全文を見る
○片山国務大臣 今るる御問答がありましたように、郵便局を通じて我々は国民に基本的な貯蓄サービスや送金決済サービスを提供する、こういう立場でございまして、したがって、このネットワークをできるだけ効率的に使ってもらうというのが我々の考えでございます。  そういう意味で、民間金融機関...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ今やりとりをお聞きしておりましたが、小規模官署は、簡便な会計処理というのは、私はあっていいと思うのです。また、現業で営業をやっていますから、そこで余り厳重なきしきしした、普通の役所とは違う点はあると思います。  しかし、そうはいってもちゃんとせなければい...全文を見る
○片山国務大臣 当然そういうことになりますね。  そこで、今の委員の御指摘の点も、どういうふうに制度設計の中でうまく位置づけて利用することができるようにするか、今これも検討したいと思っております。
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方自治法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、住民自治のさらなる充実及び自主的な市町村の合併の推進を図り、もって地方分権を推進するため、地方制度調査会の答申及び地方分権推進委員会の意見...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○国務大臣(片山虎之助君) 一部のメディアというかマスコミは、そういうことをおもしろおかしくやるんですよね。それは、そういう正確でない情報が国民に与えられる、あるいは都民に与えられるということは、大変私は遺憾なことだと、こう思います。  私は、いつも言っているんですけれども、国...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、四月二十六日に小泉内閣が発足しまして、小泉内閣は聖域なき構造改革をやります、構造改革なければ景気回復はありませんと、こういうスローガンで、改革断行内閣だと、こういうことで発足いたしたわけであります。その構造改革の一番中心的なことは、当面...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国の予算で大きいものは、簡単に言いますと社会保障、公共事業、それから交付税を中心にした地方への歳出、これがどうしても大きい三本柱になるんで、経済財政諮問会議でも日を分けまして、今の公共事業と社会保障と地方財政について集中的に議論してきたわけです。それが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、輿石委員御指摘のように、地方交付税というのは私はよく考えてできた制度だと思います。昭和二十九年から今の制度の原形ができて今日に来たわけでありますが、基本的にはこれは地方団体の税収のでこぼこ、それを調整するという財源調整の機能と、それから国としてある...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 道路特定財源は、昭和二十四年の議員立法から始まっているんですね、揮発油税。それから、あと三十年代にいろんな法律ができまして、今いわゆる道路特定財源と称されるものは国税の場合には揮発油税と自動車重量税が中心ですけれども、約三兆五千億ですね。地方の場合には...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いずれにせよ、今月末までに決める経済財政諮問会議の方針の中でこの問題は方向を打ち出すと思います。まだ最終調整の段階でございますが。ただ、見直すということははっきりとこれは方針で打ち出しますが、見直しの内容や時期、あり方については、なお最終的な調整の段階...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務省としましては、道路特定財源見直しの方針の中で、今私が言いました何点かの問題点はどういうふうにやるか検討して結論を得たい、こう思っております。均衡ある発展ということでずっと今までやってきまして、戦後五十五年ですか、六年ですか、これからはやっぱり個性...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 株式市場の活性化や個人投資家の参入というのは大きなテーマですね。そこで、株式市況がおかしくなっておりますし、緊急経済対策の中で、今、委員が言われましたようなことは与党は相当議論して、とりあえずまとめたのが今の金庫株の扱いや、それから買い上げ機構の問題や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の池田小学校の事件は大変痛ましい事件である、大変遺憾な事態であった、こういうふうに思います。  こういうことの再発防止のために関係省庁がこれから知恵を出し、いろんな対策をとっていかなければならないと思いますが、そういう中で、やっぱりあの場合には、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員御指摘のように、今回のあの提言は報告という形になりましたですね。これは法律に基づく勧告や意見という形式ではなくて、これは七月二日で閉幕するわけでございますので、最終的に委員会としての見解をまとめておきたいと。事前の御説明で諸井委員長が私のと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員と副大臣との問答というのかやりとりを聞いていまして、今一番問題は、国と地方の税の受け取り分が国が六割で地方が四割なんですよ。ところが、実際の仕事は地方が三分の二やって国が三分の一やっているんです。だから、そこをもう一遍見直すのは結構です。し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろんな考え方がありますけれども、これから日本の資金調達は、やっぱり間接金融から直接金融に変わっていくべきだという意見があるんですよ。そこで、日本の預貯金の分布を見ますと、先ほども副大臣が申し上げましたように、大変証券のウエートが少ないんですね。だから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院のときは遠慮して申し上げたので、小手先だと言われるから、剣道では胴と面と小手は同じ強さですよということを申し上げたので、小手も大変有効な小手というあれがありますよと、こういうことを、弘友委員、専門家がおられますけれども、大家がおられますけれども、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 株価を引き上げて株式市場を活性化するためには、いろんな方策を考えなきゃいけませんよ。だから、それは当事者である証券業界の方も魅力ある商品をいろいろ考えて努力しておりますよ。いろいろ努力はしておりますけれども、なお私は努力してもらいたいと。  そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは数字を挙げてどうだというようなことは言えませんよね。しかし、相当な一定の効果、大きな期待ということは申し上げましたので、ぜひそうなることを願っております。  基本的には、私はそう詳しくなくて偉そうなことを言うのはいかがかと思いますが、やっぱり外...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはそういう見方も当然あっていいと思いますし、それは証券業界みずからが努力しておりますし、証券業界の監督官庁は今金融庁ですから、金融庁の方でもいろいろお考えがあると思います。私の所管じゃございませんので、それ以上のことは申し上げられません。
○国務大臣(片山虎之助君) 三月三十日の倫選特ですか、そこでいろいろ御指摘がございまして、その後、ほかの委員会でもいろいろな御質問等がございました。  公益法人であること自体により政治活動ができないことではないということは何度も申し上げております。また、政治団体や公益法人とは別...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員から御指摘がございましたので調査をいたしました。  今、独禁法云々と言われましたが、それは一件だけでありまして、ある会社が平成十年の六月から十年の十二月まで公取による独禁法違反による排除勧告を受けたのが一件ございますが、あとは指名停止を受けたのは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もちろん供託も検討いたしました。ところが、こういうパーティー券の代金で、パーティー券を購入された方が来てパーティーにおける飲食等もやられているわけですよね。こういうパーティー券の代金の供託というのはこれは法的に可能かどうかという議論があるんですよ、実は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私もよくわかりませんが、シトラ会というんでしょうね、シコ会というのかな、それは確認してみましょう。私がつくったわけじゃなくて、私を応援していただく歯科医師の先生方の会でございますから。これは私は出ておりませんが、先週の土曜日でしょうか、十六日に結成した...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は別に医師会や医師連盟の当事者ではございませんので、委員の質問に的確にお答えする資格があるかどうかわかりませんよ。ただ、あそこにはビルがありまして、そのビルの中に歯科医師会や恐らく政治連盟ですか、それもあるんじゃなかろうかと承知いたしておりますが、私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は全く存じ上げません。
○国務大臣(片山虎之助君) 私は事実を全く承知しておりませんので、御答弁申し上げる限りじゃございません。御理解賜りたい。
○国務大臣(片山虎之助君) まさに松岡委員言われたとおりでございまして、外人のウエートが半分以上だとよく指摘されておりますが、やっぱりこの小泉改革、この実行力ですね、本当にやるかやらないか、これから今大きな方針を決めて実行の路線を敷いていきますから、それがしっかりできれば私は内外...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この委員会の最終報告は、今お話しのように、委員会のこれまでの活動実績とその状況を回顧して分権改革のさらなる展望も示していただいた私は大変尊重されるべき貴重な内容を持っていると、こう思っております。  特に、国から地方への税源移譲を含めた地方税源の充実...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 経済財政諮問会議では、塩川大臣、竹中大臣交えて大変いろんな議論をいたしておりますが、今、国と地方の税源配分のあり方の見直しとなっているんですよ、原案は。これは税源移譲が入っているんだと、こういう御説明をされるんで、それならはっきり書いてくれというのが私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高橋委員が言われたことは、私はかつて主張したことがあるんですよ、何でも国と同じことをやると。だから、例えば国は国の一つの政策目的のために減税をやると、地方が全部つき合う必要があるのかなと、こういうことを言ったこともありますが、今の仕組みが、国と地方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方分権推進委員会の御提言、私は一つの案だと思うんです。あの委員会は、とりあえず税収中立で、例えば今消費税のあれは二九・何%は交付税の原資になっているんですね。だから、これを交付税に入れずに地方消費税を膨らます。今四対一ですから、一パーを膨らませていく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 例えば、市町村合併がある程度進んだ段階で都道府県制度をどう変えるか。連邦制の議論もあります。連邦制にするなら憲法を改正しなきゃいけませんね。それから道州制でも、これだって内容によっては、場合によっては憲法の改正に踏み込まなきゃいかぬことが出るかもしれま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました行政機関が行う政策の評価に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  中央省庁等改革の大きな柱の一つとして、本年一月の中央省庁再編にあわせ、新たに政策評価制度が全政府的に導入されたところであります...全文を見る
06月21日第151回国会 衆議院 総務委員会 第24号
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○片山国務大臣 これもこの委員会でも御議論があり、参議院でも議論してまいりましたが、通信と放送の距離がだんだん縮まってくるということは確かだ、私、こう思います。そういう意味では、通信と放送はサービスの融合や伝送路の融合など、幾つかの側面では近寄ってくると思いますが、一方では、電話...全文を見る
○片山国務大臣 そういう見方もあるのかもしれませんけれども、ある意味、三省庁が統合してまだ日も、御承知のように五カ月程度ですけれども、私は割に、局益が表に出ていないあれだと思いますよ。  それから、今の委員の言われる関係は、鍋倉局長のところは情報通信政策局でございまして、今まで...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ御議論をいただきましたが、今回の法案が、今その状況が大変進んでおります通信と放送の融合問題について初めて体系的、制度的な取り組みを行うものでございまして、伝送路における通信と放送の融合を促進するための基本的な枠組みをつくったものだと私は理解しております。 ...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には、やはり規制を緩和して競争を促進していく、それから、それぞれの当事者がやはり自分で努力していく、こういう方向が正しいと思います。委員の言われることも全く理屈がないわけではないと思いますけれども、何でも公的、何でも政府、何でも依存と、やはりこれからは自立自...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  独立行政法人及び特殊法人の情報公開に関しましては、行政機関の保有する情報の公開に関する法律において、政府は、平成十一年五月の同法...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○国務大臣(片山虎之助君) この制度につきましては、新しい制度ですから、これまでもホームページや政府広報の活用によってPRに努めておりまして、特に雑誌への掲載、説明会への出席、パンフレットの作成、その他やっておりまして、今後ともさまざまな機会をとらえて積極的にPRを行いたいと思い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この政策評価は何のためにやるのかといったら、これは選択する政策への反映、施策への反映や、やっぱり予算への反映ということが私はポイントだと思います。  そこで、どうやるかということなんですが、この法律は、まず予算要求には反映してもらうと、政策評価の結果...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院の方で与野党の合意で見直し規定が入りましたので、しかも三年後という年限つきですから、三年の状況を見てその時点でいろいろ検討してみたい、いろんな場合を想定して検討してみたい、こう思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 各府省にお任せしているんですが、今、遠藤副大臣が言いましたように、説明責任という観点が一つ大きくありますから、これはやっぱりわかるようにした方がいいでしょうね。一遍、実際の取り扱いその他については、各府省の意見を聞きながら相談してみます。
○国務大臣(片山虎之助君) 機密費の問題は本会議で浅尾議員に御答弁したとおりで、我々は今回のこの政策評価の対象にはなじまない、こういうふうにお答え申し上げたとおりであります。  まあ副大臣おられますから、どうぞ。
○国務大臣(片山虎之助君) 行政評価局に今度監察局が変わりましたので、ここは評価専担組織という難しい名前で専門で担当する組織として法的にも位置づけておりますから、ここの行政評価局が第三者機関でございます政策評価・独立行政法人評価委員会と連携をしてというか、個々にいろんなことを御意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 早期の成立を我々期待いたしておりますが、この政策評価制度は、私は、中央省庁再編等を含む一連の行革の中でも目玉の一つだと思っておりますし、大変いろんな方面からこれができたらという期待も大きいような手ごたえを感じておりますから、成立いたしましたら、準備のた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高嶋委員御承知のように、また遠藤副大臣から答弁しましたように、今、私どもの方にある地域改善対策室は特別対策事業に関する調整を行うというのが設置根拠ですから、それがなくなるとこれは廃止せざるを得ない。そこで、その後については何か要るんではないかと、お気持...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 役所の答弁は全く読みませんからあれでございますけれども、なるほど言われるとおりですね。そういう意味で総務省が統一的な評価をやる、客観的な担保をするということに最もふさわしいあれかもしれないと、こういうふうに思いますね。  ただ、今、三つありますけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この事業は、最終的には自治体というか市町村がどう選択するかという問題になると思いますけれども、やっぱりできるだけ、同じような事業が三つあるんですから、調整をして、選択しやすいように一定の評価で成果を示して選択してもらったらいいと思いますね。  そこで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 介護保険にも私は個人的には民間参入大いにあるべしだと、こういうふうに思っておりますが、いろいろ民間参入も難しい条件があって、私の県の例なんかを見ていると、かなりありましたけれども少し減ったり、いろんな状況ですね。  そこで、今のことは私は全く知らない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、この間行政相談員の全国大会がありまして、私は、一隅を照らすものは国の宝だと、きょうおいでの皆さんはもう一隅も二隅も三隅も照らしているので全員国の宝だと。全部で五千人おるんですね。おいでになられたのは二、三百人ですけれども、そういうふうに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員言われるように、事前評価の重要性は私も十分認識しております。事前評価をできるだけやるということがあるいは意味があるのかなと。事業や政策、施策の選択の場合の目安にするということが必要ですから、その点は委員と認識は同じでございまして、公共事業につきまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回始める政策評価はわかりやすい方がいいですから、定量的で数値化できるのが一番望ましいと思いますよ。しかし、どうしてもできないもの、なじまないものがあるので、それは定性的な評価も組み合わせにゃしようがないということになると思いますけれども。ただ、定性的...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政策評価制度で住民に対する情報公開にポイントを置いてほしいと、こういう御指摘でございますが、これは午前中の委員会質疑でもお答えしましたように、この法案では第十条に、政策評価の結果を評価の過程に関する情報を含む評価書とともに国民にわかりやすい要旨を作成し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昔から、こういう新しい法案を出すときは全会一致の同意が事務次官会議、閣議で要りますから、議院内閣制で閣議が意思決定機関ですから、こういうことがよく行われるんですけれども、まあどっちもよくわかっていますから、松岡委員、余り実害ないですよ。確認、確認と言っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変難しいところです。これは外交問題でもあり、極めて高度の政治的な判断に基づく予算だと思いますけれども、私は、政策評価の対象になると思いますので、そういうことも入れて評価はいたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 雑則というのは、これは法律上の形式でございまして、まとまったグループは章を立てて、チャプターをつくってまとめるんですが、こういうものは雑則になるので、別にこれは国会への報告を低く見たわけでは全くありません。立法形式でございます。  参議院の場合には今...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました消防法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、火を使用する設備、器具等の規制内容について、市場アクセスの一層の改善を図り、国際的な整合性を確保する必要があることから、その規制内容...全文を見る
06月26日第151回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○国務大臣(片山虎之助君) 消防力の基準は、市町村消防がそれぞれこの消防力を強化していく場合の参考ないしは基準ですよね、消防力の基準でございまして、私は前よりは相当基準充足率はよくなっていると思います。去年かなり大幅に変えたんですね。十何年も変えていなかったというものですから、私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も、野中大臣当時に、高嶋委員も自治労の書記長をおやりになって、委員長は後藤さんだったでしょうか、そういうやりとりがあることは承知いたしております。総務省側といいますか消防庁の方は団結権を認めるべきでないということでずっと来て、皆さんの方は認めるべきだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、宮本委員がお詳しいのにちょっとびっくりしているんであれしております。よく勉強されたと思いますけれども、私、消防庁の方から聞いておりますのは、今言ったように島国で国境通過がないというのと、その危険物の引火点ですか、それが必ずしも国連の分類と同じ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本の役所というのは、みんな使命感、責任感が旺盛で、それぞれの根拠のある法律を持って行政をやっていますから、それを一つにまとめるというのは、なかなか全部をカバーできるようなことは難しいと思うんですよ。  とりあえずは、今関係省庁で連絡会議をやっている...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私はかねがね言っているんですけれども、日本は消防は世界一だと言っているんです。それはなぜかというと常備消防もしっかりしているんですね、常備消防。それとやっぱり消防団という、義勇消防というのかボランティア消防が常備消防を補完しているんですね。その組み合わ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特定機器に係る適合性評価の欧州共同体との相互承認の実施に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国及び欧州共同体が相互の市場への進出を容易にし、貿易を促進する上で製品に係る規格への適合性の評価を相互に承認することが...全文を見る
06月27日第151回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) この機会に、第四十二回衆議院議員総選挙及び第十八回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。  御承知のとおり今回の選挙は、昨年六月二日に衆議院が解散されたことによる総選挙でありまして、平成六年に公職選挙法が改正され、衆議院議員...全文を見る
06月28日第151回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○国務大臣(片山虎之助君) この協定は、我が国と欧州とで制度的、技術的に同等性が確認された分野を対象にしているということと、それから欧州の適合性評価機関がこれは安全性の上から見ても十分能力があると、我が国の基準を向こうで使ってもらう、そして能力がある評価機関についてはヨーロッパの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国際化時代にこういう制度というのはこれからいろいろ、場合によってはもっと広がっていくということがありますが、新しい制度ですから国民の皆さんに十分わかっていただく、周知、広報する必要があると思います。  法案が成立いたしますれば、総務省のいろいろな広報...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平沼大臣がそういう答弁されたようでありますが、基本的には同じでありますが、これらの制度によりまして、電気通信機器の利用に係る手続の簡素化だとか、電波の混線による電波利用秩序全体への障害の防止だとか、電気通信ネットワークの損傷の防止等が図られることによっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、放送メディアというものの影響力等を考えますと、言われるように、国会の中継や党首討論等をできるだけ国民の皆さんに見ていただくということは必要でしょうね。だから、そのための努力はすべきです。
○国務大臣(片山虎之助君) 望ましいんですが、技術的な問題その他どういう問題があるかをまず研究して、どうクリアしていくかということが必要でしょうね。御趣旨はよく私もわかりますので、いろんな検討は幅広くやっていきたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 私はかねがね、今IT時代で、しかも世界で一番進んだITの先進国にすると、二〇〇五年までに、こう言っていますから、今のインターネットやホームページやそういうものの利用もいかがかなということをこの委員会等でも申し上げてまいりましたので、そういう中に含めまし...全文を見る
09月14日第152回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○片山国務大臣 御指摘のように、過般の参議院選挙におきまして近畿郵政局管内で多数の逮捕者を出しましたことは、郵政事業の責任者として、大変私は遺憾に存じております。まだ事実関係の解明中でございますが、いずれ解明されれば厳正な対応をいたしたい、こう考えております。  捜査が続いてお...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘の点につきましては、現在、捜査当局が今捜査権を持って事実を解明中でございますから、それはそれで我々は事実の解明に協力いたしますけれども、ただ、服務規律の全般的なありよう、あるいは綱紀粛正については、先ほども申し上げましたが、一昨日、地方郵政局長・監察局長会議...全文を見る
○片山国務大臣 再発防止のための十分な協議をしておりますし、先ほども言いましたように、これだけの逮捕者が出たことにつきましては大変遺憾だと思っております。(発言する者あり)
○片山国務大臣 一昨日の地方郵政局長・地方郵政監察局長会議におきまして二時間ほど会議をやりまして、状況は聞きました。  近畿のような状況はないという報告を受けておりますが、そこで私の方から最終的に、一つは、国家公務員法、公職選挙法についての研修をやってくれと、特定郵便局長さんを...全文を見る
○片山国務大臣 特定郵便局長会は、これは任意の私的な団体ですから、任意の私的な団体を我々がどうこうということは言えませんので。ただ、委員御指摘のように、公私の混同と疑われるような運営や実態があるとすれば、これはしっかりと分けにゃいかないと思います。  それから、いずれにせよ、今...全文を見る
09月19日第152回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、御指摘がありましたように、過般、七月の参議院選挙で近畿郵政局におきまして公選法違反ということで多数の逮捕者を出しましたことは、郵政事業の責任者として、また同時に、公務員の人事管理、服務規律を担当する者としてまことに遺憾だと、そういうふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども言いましたように、捜査当局、捜査中でございますが、現在明らかになりつつある事実をもとに、やっぱり再発防止対策の議論を始めなければならない、検討を始めなければならないということで、先週の九月十二日に全国の地方郵政局長、地方郵政監察局の合同会議を開...全文を見る
09月25日第152回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○片山国務大臣 今、人事院総裁から御答弁ありましたけれども、昭和三十七年に、当時の国鉄その他の状況を見てということにしたわけでありますが、恐らく、民間は今三回というのはないでしょうね。ほとんど二回なので、公務員の処遇、勤務条件があくまでも民間準拠なら、私は、しっかり調査して検討す...全文を見る
○片山国務大臣 人事院と人事局、今は人事・恩給局になりましたけれども、名前が似ているものですから関係はどうかとよく言われるんですが、我々の総務省の人事・恩給局というのは、国家公務員の雇い主の方の立場でいろいろ人事管理その他をやる。それから、人事院は、御承知のように、公務員は現業以...全文を見る
○片山国務大臣 二つ御質問ございますが、まず最初の、特殊法人の役職員の関係でございますけれども、特殊法人については、今、全般的な見直しをやる、業務形態ですね、そういう中で役職員の給与や退職金についても見直そう、行革本部でそういうことを決めまして、特に公務員出身の役職員については厳...全文を見る
○片山国務大臣 八月八日に人事院から給与勧告を受けまして、十日に第一回の給与関係閣僚会議をやりまして、取り扱いの議論をいたしました。結論を得ずに二回目以降に持ち越しましたが、御承知のように、このところいろいろばたばたいたしまして、私も、第二回を早急にお願いせなければいかぬな、こう...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど二人の委員の方の御質問にお答えしましたが、八月八日に人事院から給与勧告をいただいて、十日に第一回の関係閣僚会議をやりまして以降やっておりませんで、現在は事務的にいろいろ検討していただいております。  しかし、今、若松委員が言われますように、臨時国会も明後日...全文を見る
○片山国務大臣 地方公務員の給与についてのお尋ねですが、地方公務員の給与は地方公務員法第二十四条の趣旨にのっとりまして、こういうふうになっているんですね。国家公務員の給与を基準としつつ、当該地方団体の組織、規模、地域、民間の賃金水準、生計費等地域の実情を踏まえて決定することが原則...全文を見る
○片山国務大臣 人事院総裁がるるお答えしましたように、労働基本権をなるほど制約していますよ。しているから、中立で公平で、労でも使でもない第三者機関の人事院をつくって、人事院に民間を丁寧に調べてもらって、民間に準拠しなさい、公務員の給与、勤務条件、特に給与はそうしなさいと。労に偏っ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたが、八月の上旬に人事院の勧告をいただきまして、十日だったと思いますけれども第一回をやりまして、それから一カ月半、約一カ月半ぐらいになるんでしょうかね、時日が経過しておりますが、いずれにせよ、早急に第二回目を開きまして、できれば三回目ぐら...全文を見る
10月05日第153回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○片山国務大臣 委員御承知のように、簡保の資金運用につきましては、計画に基づきましていろいろやっておりますが、その中に指定単というのが御承知のようにありまして、簡保事業団を通じて信託銀行に運用を委託してやっておりますが、これにつきましては約三兆の評価損でございます。
○片山国務大臣 今お話しのように、近畿郵政局管内におきまして公選法違反で局長以下多数の逮捕者を出しましたことは、郵政事業を預かる者として大変遺憾なことに思っておりますし、責任を痛感いたしております。  いずれにせよ、現在捜査中でございまして、司法当局の判断が示されると思いますけ...全文を見る
○片山国務大臣 確かに、二月の予算委員会でございましたが、そういうことを答弁した記憶はございます。  したがいまして、私は、口頭でも何度も綱紀粛正、服務規律、選挙に絡む地位利用その他、事前運動はやってはいけないということを申し上げましたし、関係の方面に、さらに通達もいつもよりは...全文を見る
10月09日第153回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、大橋委員御指摘のように、現行の公職選挙法ではインターネットを使ったホームページや電子メールで選挙運動をやることは禁止されていると、こういう解釈、運用なんですね。  そこで、今お話しのように、五年後には世界で一番進んだIT国家にする、IT革命の推進...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この件につきましては、捜査当局が公選法違反ということで解明を始められましたので、そこは専門家で捜査権のある当局にお任せして、我々は全面的に協力しようと。ただ、それはそれとしながら、全部の管内で服務規律の違反の事実がどういうふうにあったかなかったか、ある...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特定郵便局長も一般職の国家公務員ですから、それはやっぱり国家公務員法や人事院規則を守らなきゃいけませんし、それから、公選法そのものを守るというのはすべての皆さんの義務でございますので、その意味で今回の事件は大変遺憾と思いますのは、その辺の認識の徹底がな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、捜査当局の御判断で検挙されて、これから裁判で争うわけです、疑いを。それで、公選法違反ということをつかまえて、そういう事実をつかまえて逮捕、検挙されて、それが今、略式起訴になったわけでありまして、そういう疑いがあるということは、委員のお気持ちはわ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 犯罪の事実があれば告発する義務があるんですよ。犯罪かどうかということはまだ一つも決まっていないわけでありまして、国家公務員法は全体の奉仕者である公務員についていろいろなことを決めていますよね。公選法は選挙の公正を確保する面でいろいろ決めておりまして、だ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、「思料」と書いていますけれども、相当の蓋然性がなければそういう告発しないんですよね。そういう意味では、そういう蓋然性について我々はまだ感知しておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) そういうことを言っているわけじゃないんですよ。一般論として、そういう蓋然性が認知されなければ思料したということにならないと私は解釈しております。
10月10日第153回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、昨年の参議院選挙制度の改革で非拘束比例代表にいたしたわけであります。これはずっと前にやりました全国区の反省、その後、昭和五十八年ですか、拘束式比例代表制度を導入して、その反省、その中で今回の非拘束比例代表制度を採用いたしたわけですが、私...全文を見る
10月15日第153回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○国務大臣(片山虎之助君) 総務大臣の片山でございます。  本日は、平成十三年度においてこれまでに行いました行政評価・監視の結果に基づく勧告等について御説明する機会をいただき、厚くお礼申し上げたいと思います。  初めに、説明に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  ...全文を見る
10月16日第153回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○国務大臣(片山虎之助君) 総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  総務委員会におかれては、法案の御審議等を通じ、総務省所管行政の推進に御理解と御尽力をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。  小泉内閣は、去る六月に閣議決定した今後の経済財政運営...全文を見る
10月18日第153回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、景山委員からいろいろお励ましを含めてお話がございましたが、御指摘のように、総務省ができたのが一月六日でございますから、きょうで九カ月半と、こういうことになるわけであります。本当に世帯の大きい役所でございまして、三つが一緒になりましたから当然でござい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、景山委員御指摘のように、今の地方交付税制度というのは地方に対して二つの役割を果たしているんですね。一つは基礎的な行政サービス、ナショナルミニマムと言ってもいいんでしょうか、それを確保できる財源を保障するということが一つ。それからもう一つは、税収が少...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この炭疽菌事件でございますが、これは、御承知のように、報道もされましたが、福島中央郵便局で白い粉が入った封筒等が発見されまして大変騒ぎになりましたけれども、郵政事業庁では、十月十三日に通知をいたしまして、そういうものが、郵便局で不審な郵便物を発見した場...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政三事業につきましては、御承知のように、中央省庁改革基本法におきまして再来年中に国営公社に移行する。これは国会の合意といいますか国民の合意として決まっておりますので、年内に制度設計、法案をまとめまして来年の通常国会には出させていただいて、来年の通常国...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 二〇〇五年までに世界で最も進んだIT国家をつくるというのがe—Japan戦略の中心的な目標でございまして、それに基づいてどうやるかということでアクションプランや二〇〇二プログラム等ができておりますけれども、今回、全国ブロードバンド構想で二〇〇五年までに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 浅尾委員からは予算委員会でもいろいろ御質問をいただきましたけれども、我々としては、この公職選挙法違反事案についての事実の解明は、これは捜査権のある当局にお任せした方がいいんではなかろうかと。これは近畿だけじゃありませんから、その辺については我々は全面的...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 外務省の場合は、外務省の本来の職務執行に伴ういろんな問題が出てきて、でありますね。我々の方は公職選挙法違反という、これは職務そのものとは関係ないわけですよ。それについてのいろんな、何といいますか、刑事上の観点からの捜査でございまして、これはやっぱり捜査...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員法第八十二条第一項に、これは服務規律違反等について行政処分を行う場合の根拠規定がございますね。我々はこの八十二条の一項に基づいて懲戒処分を、事実をある程度確認の上行おうと、こう考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) それは当該行為者に限って、行為者に限って事実確認を行った上に、国家公務員法の当該規定に基づいて処分を行おうと考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) いずれにせよ、処分そのものは公表させていただこうと思っておりますが、調査結果についてはどこまで公表するか、検討させていただきます。
○国務大臣(片山虎之助君) 処分は、これはいわば内部関係における関係として処分するわけでございまして、ただ、しかし法律に基づく処分ですから、それは私は公表する必要はあると思いますけれども、どういう判断に至ったかについて細部まで必ずしも公表する必要はないのではないか。その辺はどうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のお話については、関係者からの事実の確認をまだ終えていない段階でございますから、具体的に該当するしないのことは今申し上げることは遠慮させていただきたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 的確なお答えになるかどうかわかりませんが、今回の近畿郵政局管内の事案につきましては、捜査当局においては法と証拠に基づいて厳格かつ慎重に捜査が行われて、公選法の違反として公訴を提起されたわけでありまして、国家公務員法第百二条違反として公訴を提起されていな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、法務副大臣のお話のように、職務の執行に関連して合理的な根拠があると思われる場合、私は予算委員会でも浅尾委員に相当の蓋然性という話をいたしましたが、そうである場合に、その告発の義務といって、これはいわば私は訓示的な効果を持つ規定だろうと思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が申し上げているのは、逮捕される前ですよ。逮捕される前の話で、犯罪や告発ないしは刑事当局がアクションを起こすことによって始まるわけですから、逮捕した後のことについての私は今お話をさせていただいているわけじゃありませんで、それについては立場やケースによ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も申し上げておりますように、これは公職選挙法違反として公訴が提起され、刑事処分が行われたわけでありまして、国家公務員法による公訴ではありませんので、私は当たらないと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それも何度も申し上げておりますように、現在、個々に事実を確認いたしておりますので、現段階で一律に、一概にこうだということは申し上げられないと言っているわけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は、国家公務員法の八十二条の一項には該当するおそれがあるなと、こう思っておりますけれども、浅尾委員が言われるように、国家公務員法の百二条だと、こういう断定はいたしておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) 同じ答弁の繰り返しになるのかわかりませんけれども、我々はこの行為者等に対しましては、国家公務員法の八十二条一項に基づいてどういう行政処分をするかを今検討中でございますが、これは百二条違反が当然あるなんということは全く考えておりませんので、そういう範囲で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは事実を確認してからの話でございまして、我々は、八十二条一項がいろんなケースを、浅尾委員御承知のように法律上書いていますから、それについて確認をしてから、刑事処分じゃありませんよ、内部関係における内部規律の保持という意味での行政処分をさせていただこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 確認中ですから、結論こうだと申し上げられる段階ではございませんので。しっかりと事実を確認してまいります。
○国務大臣(片山虎之助君) これは、起訴された職員、略式起訴された職員それから起訴猶予の職員、こう分かれておりますので、起訴された職員についてはこれは確定判決を待たなければ処分はできません。これは御承知のように起訴休職処分にいたしました。略式起訴につきまして、これは刑事当局の判断...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、私は捜査当局の判断を大変信用いたしておりますし、いずれにせよ公判においていろんなことが明らかになるわけでありますから、それを待って我々としては対応いたしたいと考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、捜査当局が厳重、慎重な捜査の結果、公選法違反として公訴を起こされているわけでありますから、それについて判断が示されれば我々はそれに従うと、こういうことでございます。それ以上ではありません。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、捜査当局の判断に従って対応いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 管理職手当は、これは売り上げやあるいは借料そのものとは直接の関係はありませんが、やっぱり職員数を何人抱えているかによって、多いほど、仕事が多いから職員が多いわけですから、そこで先ほどお話しのように、九パー、一〇パー、一一パーと三段階の差を設けております...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今度の公社は、浅尾委員も御承知のように、自律的、弾力的な運営を可能にするということですよ。そういう意味では、私は、業務は民営に近づけるということですよ、民間のやり方に。そういうことを念頭に置きながら、今の御指摘も受けとめさせていただいて、広く検討させて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松井委員は当該行革で第一線でいろいろおやりになっておられたわけでありますからお詳しいと思いますけれども、やっぱり我が国における議院内閣制において、総理なり総理のいる官邸の機能の強化というのは私は行革の目玉だったと思いますね。そのために、内閣官房を内閣府...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総理を本部長とします特殊法人等改革推進本部というのができまして、私も副本部長、私と官房長官と行革担当大臣と財務大臣と四人で副本部長を命ぜられておりまして、副本部長会議がある程度今度の特殊法人改革の一つの推進力というか母体になってやらざるを得ないのではな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、定員管理につきましては松井委員御承知のとおりでございますけれども、全体としては定員削減計画に基づきまして定数を削減しながらその中でかなり再配置をやっているんですよ。私が総務大臣になりましても、例の今お話がありました公取の関係、環境の関係、金融検査の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) お話のように、e—Japan戦略の中の大きなテーマの一つが電子政府、電子自治体、一番国民に利便を与えますし、行政の透明度あるいは簡素効率化にも役立ちますからこれはぜひやりたいと。二年で中央政府は全部オンライン化、地方もかなりの部分をオンライン化と、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松井委員、それは誤解があるので。採用のときは旧省庁体制だったんですよ、採用したのは去年のもう御承知のように夏ですから。
○国務大臣(片山虎之助君) だから、一月からできて、新しい職員が全部、私は、地方に出たい者は旧何省庁採用でも全部出せ、全部十年間同じように扱えと、こう厳命しておりますから、今人事当局でやっております。ぜひ、今後とも一つの役所にするように努力いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 魚住委員御指摘のように、ライス米国大統領補佐官は自国のテレビ局に対して、ビンラディン氏等の声明の報道の取り扱いについては配慮してほしいと、こういう要請をしたと聞いておりますが、我が国においては、例えば日本民間放送連盟放送基準においては、「ニュース、ニュ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もとよりそういうことでございまして、できるだけ慎重に自主基準を尊重しながらと、こういうことでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) 午前中にも御説明申し上げましたが、中央省庁再編基本法におきまして、現在の直轄郵政事業を国営公社の郵政事業に移すということが基本法に盛られたわけでございまして、それはもう御承知のように平成十五年中に三事業一体で国営の新たな公社に移行する、こういうことでご...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、小泉内閣が四月の二十六日に発足しましたが、その発足の直前に与党三党の合意によりまして郵政事業について、あり方については総理直属の懇談会を設けて、そこで民営化問題を含めて公社移行後のあり方について検討すると、こういうことが決まったわけであ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵便事業というのは、基礎的な通信、輸送の手段ですね、国民生活に密着した。そして、今、今の郵便局ができて百三十年余の歴史がありますけれども、大変国民の皆さんに親しまれてきたサービスでございまして、全国どこでも津々浦々まで公平なサービス、あまねくサービスが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変郵便局の職員の皆さんはよくやっていただいておりまして、私はこの二万四千七百の郵便局のネットワークは国民の資産だと。国の機関いろいろありますけれども、一番国民に身近で国民に親しまれて利用されているのは郵便局ではないか、あるいはそのネットワークではない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昨年、参議院の選挙制度の改革をやらせていただいたわけでありますけれども、魚住委員とも一緒に大変提案者グループとしていろいろやっていただきましたことを今改めて思い出しておりますけれども、初めて改革された制度で選挙をやりまして、私はやっぱり参議院は顔が見え...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、八田委員御指摘のように、失業率も五パー時代になりまして、雇用対策、雇用創出が大変大きな課題になっております。  そこで、今補正予算の検討をいたしておりますけれども、補正予算の中に今お話しの公的雇用を創出するためにそういう特別交付金をつくろう、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 非常勤の職員さんというのは存在いたしますけれども、本来、常勤的な勤務をやるのは常勤職員なんですね、ちゃんとした。ただ、いろんな事情があって臨時的な職員だとか非常勤だとか、こういうことになっているわけでありまして、これはそれぞれの地方団体の御判断で実際の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先般の参議院選挙におきまして、近畿郵政局管内におきまして、御承知のように公選法違反の容疑で逮捕が何人か出ました。そのことは大変郵政事業を預かる総務省のトップとしてまことに遺憾であり、責任を感じております。  御指摘を宮本委員初め何人かの委員からいただ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、常日ごろ郵政局長さんは管内のいろんな状況についての十分な把握の上にお仕事をやっていただいていると思いますから、そういうことについての特に御報告をいただいていませんでしたので、私どもの方からかなりいろんなことを、この服務規律や選挙の問題については申...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公選法違反につきましては、午前中もお答えしましたように、これは事柄の性格からいっても捜査権のある当局によって事態、事実を解明していただくのが筋で、我々はできるだけの協力をする、しかしそれ以外の服務規律については郵政局長さんに現状をしっかりと把握していた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は何度も申し上げておりますように、この公選法違反の事案について、公選法に違反するかどうかの事実調査は、これは捜査権を持つ当局にお任せしたいというのが当方の基本的な立場で、ただその捜査をされる上で、我々はいろんな協力をしてまいりましたし、そういうことを...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、起訴された職員につきましては、これは公判の結果を待たなければなりません。ただ、略式起訴や起訴猶予の職員につきましては、事実を当方としても確認いたしまして、その上で行政処分をいたしたい、こういうふうに考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、そんな意味で申し上げたのではありません。極めて顕著でなくても公私混同はあってはならないし服務規律違反はあってはならない、こういうふうに思っておりますが、今回、私どもは特推連と特定郵便局長会の公私混同ということをいろいろ、捜査当局の起訴事実等でも、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公私混同というのは大変広い概念でございますけれども、今回特に指摘され問題となったのは、特推連と特定郵便局長会が別の組織であって、一方は公的なものであり、一方は任意団体でありながらそれが同じようなものとして活動している疑いを持たれているではないか。こうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その会議で報告を聞きました。そこで、北海道においても服務規律違反の事実があるのか、特推連と特定郵便局長会の活動が混同と疑われるようなことをやっているかやっていないか、こういうことを聞きましたら、どちらもないという報告を受けました。  ただ、宮本委員ね...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、そういう報告は受けておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは知り合い、友だちとして小坂副大臣が高祖さんを紹介したわけでありまして、それじゃ、皆さんも初対面のときにどうぞよろしく、よろしくお願いしますと、こういうことぐらい、いわばそれは私は社交的な儀礼の中に属することだと思いますよ。投票してくれとか選...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、今、小坂副大臣があいさつされたのは任意団体においてでしょう。特推連じゃないんでしょう。任意団体の局長会に来賓として呼ばれて自分の自己紹介と高祖さんもあわせてよろしくとこう言ったわけですから、公私混同じゃないでしょう。特定郵便局長会としてやっている...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政事業全般のあり方等については総理とは何度も、郵政事業懇談会だけじゃありませんで、いろいろ協議いたしておりますから、その点は委員が今お考えになったようなことでございませんけれども、総理が言うのは、公務員というものの公共性や地位の特殊性について、すべて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、それは私の名前の依命通達をすべての公務員に出すときにも総理の了解、了承を求めたわけでありまして、選挙が近づいたんだからさらにこれから徹底しますと、ぜひ徹底してほしいと、こういうことでございましたが、残念ながら近畿管内でこういう事件が起こったと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特推連の方は我々が決めさせていただくようなことになっておりますが、任意団体の方はまさに任意団体ですから、皆さんが自由に御相談でお決めになるということですが、私は、今、宮本委員が言われるように、こういうほとんどがダブっているような状態なら、やっぱり世の中...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いえ、私は基本的には任意団体は独自でお決めになればいいと思っておりますが、今度の近畿管区におけるような事案も出ましたし、そのことについての指摘も広く受けておりますので、任意団体でございますけれども、私どもの方として要請をいたしたい、お願いをいたしたいと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員言われましたように、私は報道が必ずしも正確でなかったんではないかと思うんですけれども、今から思うと。  ただ、一斉に交付税一兆円カットだとか出ましたですよね、テレビ等にも。私は心配になりましたので、その後の直近の閣議で総理と財務大臣に、報道が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方交付税制度は堅持いたしますし、来年度の地方財政計画策定を通じまして必要な地方財源は確保いたしたいと、こう考えておりますが、委員、今こういう構造改革で、財政再建、財政構造改革ということで来年度は国債を三十兆円限度にしようと。こういうことになりますと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まだ正式な結論を得ているわけではありませんが、やや、これはいろんな見方、考え方ができますけれども、小規模な方が相当な優遇の今仕組みになっているんですね。だから、それをどの程度どうなのかという実態を踏まえながら、改善を図りたいと。やめるということではあり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、御承知のように、税収の基準財政収入というのは都道府県の場合には八〇%見ているんですね、市町村が七五%で。残りの二〇パー、二五パーは、これは国の方が、ナショナルミニマムというのでもないんですけれども、国の方がこれだけのサービスをしなさいということ以外...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 確かに、地方財政が少し、何といいますか弱ってまいりますと地域経済に影響があることは事実ですね。あるいは、公共事業の削減ということが地域経済にまたいろんな影響を与えるということも私は事実だと思います。だから、その辺は総合的に考えにゃいけませんが。  い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私はかねがね、二十一世紀は地方の時代にすると。地方の中でも市町村の時代にすると。そのためには、権限や事務の移譲、再配分は一応一区切りついたので、去年の地方分権一括推進法で、あとは税財源だと。  今、税財源は、又市委員お詳しいわけでありますが、国が六、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には、私は地方税の充実が第一ですね。地方税を充実していく。そういう見合いの中で国庫支出金を縮減していく。国庫支出金、ひもがついた方ですね。  それで、地方交付税は今二つの役割を持っているわけです。財源保障と財源調整と。財源保障の方を縮小していく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村合併は私は将来の地方自治のためには必要だと。特に市町村中心の地方分権をつくるにはやっぱり今の規模、能力では不十分だと、こう思っておりまして、与党三党は千ぐらいにしろ、今三千二百二十四あるんですけれども、約三分の一にしろと。しかし、これはなかなか大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まず、政令市の方は法律上は五十万以上なんです。五十万以上で政令で指定すれば政令市になる。ところが、運用上は百万ないしは近々百万になるということで。ただ、この間の八月末の合併支援プランの中で七十万まで弾力的に考える、こういうことは方針を出しました。そうし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡辺委員は相当前の実力ある郵政大臣をおやりになりましたので、この問題はいろいろお考えがあると思いますが、基本法のときに公社で一件落着の空気だったんですね。ただ、小泉総理は、これはもう年来の持論ですから、それで、そこで内閣をつくるときのあれが民営化問題を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前から申し上げておりますように、やっぱり市町村合併がかなり進展をしまして、落ちついてきたらやっぱり次は都道府県制度をどう考えるかですね。しかし、これはなかなか国民のコンセンサスを得るのが難しい問題だと思いますよ。それはもう今の連邦から官治的道州まで物す...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は不勉強でその堺屋さんのやつを実はまだ読んでいないんですけれども、至急読ませていただきますけれども、一つの堺屋さんらしいお考えだと私は今思ってお聞きしましたが、やっぱり都市再生というのも大変必要だと思います、いや本当に、そういう意味では。特に東京は、...全文を見る
10月22日第153回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、両副大臣からお話ありましたが、やっぱり行政組織というのはどういうふうにくっつけるか、どういうふうに分けるかですね。  そこで、中央省庁再編が御承知のように大分前に大きな議論になりまして、三年前に現在のような省庁体制で行こうと国会でも合意されて、法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これからのテロでNBC、今言われましたね、というのは、これはもしそういうことが起これば大変なことになるなと、こう思っておりまして、その体制は万全かと、こういう御議論だろうと思いますが、今お話しのようにアメリカのCDCというのは大変な組織なんですね。何千...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、又市委員からいろんな御指摘がありましたが、先般、厚生労働省に、薬品の副作用に関する薬品企業の情報収集と、それを薬局や病院に上手に提供して患者さんにわかってもらう、こういうことの勧告をいたしました。厚生労働大臣もしっかりやりますと、こういう御回答をい...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘の炭疽菌の問題でございますが、アメリカで事件が起こりまして、そこで郵政事業庁では十月の十三日に全国の郵便局に通知を出しまして、とにかく不審な郵便物があったらあけずに郵政監察局に回せと、こういうことをやりまして、現在、白い粉等がある不審な郵便物が四...全文を見る
10月30日第153回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○片山国務大臣 今、松崎委員からいろいろ御指摘がありましたが、七月の参議院議員の選挙におきまして、近畿郵政局管内におきまして多数の逮捕者を出し、それが刑事当局の判断として、起訴、略式起訴、起訴猶予、こういうことになりましたことは、郵政事業を所管するトップとしましてまことに遺憾なこ...全文を見る
○片山国務大臣 全くありません。
○片山国務大臣 今の懇話会関係では聞いたことはございませんが、いろいろな団体が政治資金規正法の手続に従って献金をやっているということは、私は、政治資金規正法の所管大臣でございますから、それは承知いたしております。
○片山国務大臣 いろいろ御指摘がありますが、渡し切り経費というのは、もう釈迦に説法ですが、会計法の根拠に基づいて予算決算、会計の政令でちゃんとやっているのですね。  ただ、いろいろ問題が起こるとすれば、制度ではなくて運用なのですね。ある程度相手を信用して渡し切りでやらせるという...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、二十六日でございましたか、私を含めまして五十七人の処分を発表させていただきました。この処分についてはいろいろな見方、考え方があると私は思いますけれども、いろいろなケースを調べましたし、当省関係で、かつての、似たようなことはありませんけれども、そうい...全文を見る
○片山国務大臣 松崎委員御承知のように、選挙制度は百点というのはありませんね。(発言する者あり)だから、いろいろな議論があって、選挙制度は何がいいかということを模索していかざるを得ないので、現在報道されているものは与党間でいろいろ御協議されているとは聞いておりますけれども、それ以...全文を見る
○片山国務大臣 大議論で、現在の小選挙区比例代表並立制というのが採用されたわけでありまして、それについてはやはりいい点、悪い点がありますので、私は、いろいろな議論があっていいので、まだそれにかわる案が正式に決まったわけではなくて、与党の中でいろいろ今御調整中、御議論中だ、こう承知...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員言われましたように、附帯決議については当該法律の運用についてのこの委員会、総務委員会でございますれば総務委員会の意思を正式に表明していただいた、こういうことになりますから、これは立法府の御意思でございますので、行政の上で執行上最大限の尊重、配慮をすべきこと...全文を見る
○片山国務大臣 今、北島局長からお答えになったことと私も同じようなことになるんですけれども、最初は、平成十年度の決算をベースに三カ年の見通しで、まあ四年二二・五%、こういうことでございましたが、十一年の決算がわかって、それはよかったものですから、恐らくそれは、両国の交渉の経緯の中...全文を見る
○片山国務大臣 せんだっても、NTTさんに自主的ないろいろな計画をつくっていただくよう要請しまして、返事をいただきまして、その際に宮津社長とも話しましたが、今、伊藤委員が言われるように、NTTの経営は大変状況が厳しくなっていますね。  それから、今言われたようなことも含めまして...全文を見る
○片山国務大臣 今の伊藤委員の御意見、御指摘はしっかり承って、後の対応を考えさせていただきます。
○片山国務大臣 今、武正委員お話しのように、今回のビル火災でございますけれども、このビルは、本年一月に行われた立入検査の際に指摘された事項が守られていない、今日までそのままにされているということについては、まことに遺憾だと考えております。  また、今お話がございました一千平米未...全文を見る
○片山国務大臣 いや、なかなか難しい問題なんですね。今の法制では、個々のものについての責任体制を固めた上で共同で、こういうことになっているんですね。今の委員の御指摘は、個々が必ずしも全部そろわなくても、全体として一つの建築物ととらえて責任者を決めろ、こういうことなんですが、今の法...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、警察は、警察制度は、昭和二十九年までは国家地方警察と自治体警察だったんですね。そこで、これではなかなか機能しないのではないか、アメリカ風ではというので、今の都道府県警察につくり直したんです、御承知のとおり。  そこで消防は、戦後、市町村が中心の市...全文を見る
○片山国務大臣 足らざるは長官に補っていただきますけれども、事故の原因究明なんというのは、これは一つは捜査権の問題があるのですね、警察庁その他の。あるいは、私は厚生労働省の関係もあるのかと思いますけれどもね。  委員の言われるのも一つの考え方ですが、なかなか、しかし、そこまで、...全文を見る
○片山国務大臣 小規模雑居ビル等の火災が引き続いて二件も起こって、前回相当な方がお亡くなりになりましたね、四十四名。今回は少のうございますけれども、やはりこれも放置できないと私も思います。  今の法律でどこまでやれるか、それから法律を改正するとすれば、どういう改正の方向か、これ...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方の地方行財政の改革につきましては、せんだって経済財政諮問会議に改革案を出させていただきまして、そこで、国と地方が構造改革のパートナーになると。基本的には、小泉総理がいつも言われますように、地方にできることはできるだけ地方にゆだねるということで、地方分権を...全文を見る
○片山国務大臣 地方行財政の見直し、改革は、十二月の来年度予算編成のときまでにと、改革工程表ではそういうふうになっていますから、地方交付税についても年末までに方向づけをいたしたい、こう考えておりまして、交付税の中で一つ検討しなければならないのが段階補正なんですよ。  段階補正は...全文を見る
○片山国務大臣 午前中にもお答えいたしましたが、渡し切り経費というのは簡易な経理方法として会計法及びそれに基づく政令でも認められておりますから、制度そのものは私はあってもいいと思いますけれども、それはあくまでも運用する人がしっかりやる、こういうことが前提でございますから、その運用...全文を見る
○片山国務大臣 私も、経理内容その他は詳しくないものですから、この見積書や領収書を見せていただいておりまして、やはり日付がないのはちょっといけませんね。そういう基本的なことはこれからしっかりやってもらうということだと思います。
○片山国務大臣 矢島委員が言われるとおりでございまして、公務員は全体の奉仕者でございまして、公選法の制約、国家公務員法上の制約、いろいろございますから、そういうところはしっかり認識をして対応してもらうということが国民の信頼をかち取るゆえんだ、こういうように思っております。今回の件...全文を見る
○片山国務大臣 これは、あいているところは違うんですね。ここ、何行かあいていますよね。そこは違うので、だから全部一緒じゃないのですね。全部一緒じゃないのだけれども、しかし、今委員言われるように、ほとんど一緒は一緒ですね。  それで、特推連の方が後で指名しているんですね。恐らく、...全文を見る
○片山国務大臣 私は全くわかりません。
○片山国務大臣 今、後ろで秘書官から資料をもらいましたが、何か宮本さんが、総合政策、質問していますよ。そして、そのときに、ああ、そういう言い方というのを初めて知りましたと言って私は答弁しておりますけれども、しかし、これはどういう意味なんでしょうか。やはり郵便局の存在意義を明らかに...全文を見る
○片山国務大臣 これから三嶋さん、西田さんについての公判が行われますから、今、刑事処分として確定いたしましたものは略式起訴と起訴猶予の者でございますので、私は組織ぐるみではなかったろうと思いますけれども、これは今後の公判による解明を待たなければならないと思いますが、少なくとも、組...全文を見る
○片山国務大臣 総務省は、今お話しのように三省庁が合併いたしましたが、その中で郵政事業というのはこれは現業ですから、郵政事業庁という外局をつくりまして、外局というのは御承知のような形態でございまして、そこのところでやはり、選挙の管理、執行を適正に行うという総務省の本来の役割につい...全文を見る
○片山国務大臣 研修の必要性は重野委員も御理解いただいたと思いますが、どういう講師をどういうふうに選ぶか、私も詳しく説明を受けておりませんが、全部内部である必要はありませんね。外部の人も入れたらいいと私は思いますので、それは一番いい講師を選ぶようにさせていただきたい、こういうふう...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
11月01日第153回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○片山国務大臣 今お話がありましたこの選定基準でございますけれども、昨年七月の特殊法人情報公開検討委員会においていろいろ議論がなされまして、その際、政府の一部を構成すると見られる法人については、行政機関と似ておるからやはり国民に対する説明責任があるのではないか、だからこの法案の対...全文を見る
○片山国務大臣 今、野田委員御指摘のように、指定法人の情報公開をするかということは大変大きなテーマでございましたが、ただ、指定法人というのはいろいろありまして、やっていることもいろいろなんですね。だから、それを一律にこの情報公開の対象にするかというのは大変議論があって、指定法人そ...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、臨調答申で特殊法人や認可法人のものを民間法人化したんですね。それで、例えば役員の任命権だとか出資だとかは全部やめたわけです。  ところが、そういう中で完全に設立根拠法を消してしまいますと、別の公益上の不都合が出てくるのです。例えば、当該業務はど...全文を見る
○片山国務大臣 我が国の放送は、御承知のとおりなんですが、NHK、これは受信料収入を財源とする、それともう一つは民間放送、これは広告収入等を主とした財源とする、こういう二元体制の中で、今までお互いに競争する、切磋琢磨してやってきた、こう思いますけれども、ここでNHKを全く民営化し...全文を見る
○片山国務大臣 大変重要な御指摘がございましたが、ことしの八月に、閣議において、私から各閣僚に対しまして、この法案の成立を待つまでもなく情報提供をやってほしい、今インターネットのホームページなんというのは大変花盛りでございますので、そういう意味での情報開示をさらに徹底してほしい、...全文を見る
○片山国務大臣 小泉改革の中で特殊法人等改革は大変重い重要な課題だ、私はこういうふうに思っております。現在、総理を本部長にしました特殊法人等改革推進本部というのができまして、私も行革担当大臣、官房長官、財務大臣とともに副本部長を命ぜられております。そこでいろいろな段取りや進め方を...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどもお答えいたしましたが、指定法人というものの態様が千差万別、いろいろあるということが一つのネックになりまして、もう少し実態面をきちっと把握してから、それともう一つは理論的な詰めをしてから、こういうことになって残ったものでございまして、これも先ほど申し上げまし...全文を見る
○片山国務大臣 私も外部監査の必要性というものは十分認識しておりますけれども、今回の通則は、今答弁がありましたように、資本金の特に大きいものについて会計監査人による監査の義務づけを行っている。若松委員、こういうところからやってみまして、状況を見ていくということも必要ではないかと思...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、この百億円が何で百億円かというと、今、独立行政法人の政府からの現物出資に係る評価の額を見ていますと、大体百億円で重立ったものは全部入っていますね。そういう意味では、具体の判断として、とりあえずこのくらいでということになったのではないかと思...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員が言われますように、国民皆さんに知っていただく必要がある情報については、国民の皆さんからの請求を待たずに政府側から広く国民に提供される方が私もベターだと思いますので、そういう意味では、情報提供制度の充実ということが大変重要だと思っております。  今...全文を見る
○片山国務大臣 地方の問題ですから、これは非常にいろいろな議論があると思いますけれども、私も地方団体にいろいろなそういう意味での整備を図る必要があると思いますが、地方団体そのものの情報公開についてはかなり条例ができていますよね、御承知のように。そういうことも一つあったと思いますし...全文を見る
○片山国務大臣 第三セクター、大体公益法人の格好ですね。財団法人がほとんどだと思います、それは中に株式会社なんかありますけれども。しかし、いずれにせよ民間なんですね。それで、認可だとか指定だとか、国の場合にはそういう公との絡みが明らかになれば、まあ指定は別ですけれども、独法だとか...全文を見る
○片山国務大臣 今のいろいろな調査や報告の徴取や監査委員の監査は次第に拡大していったんですね、いろいろ問題があるから自治法や施行令を直していきまして。そこで、そういう意味で今度は、先ほども言いましたように、地方団体そのものに対する情報の請求、開示というのは条例に基づいた手続でやれ...全文を見る
○片山国務大臣 宝くじは、もちろん、刑法の富くじ罪ですか何かの除外例というようなこともありますし、これは、地方団体が共同でつくって、その収益が出れば地方団体に還元して、しかも、チェックも地方団体が共同でやる、こういうことが一つあるんですね。  それからもう一つは、局長が何度も言...全文を見る
○片山国務大臣 状況を正確に把握しておるわけではありませんが、そういう話は聞いております。
○片山国務大臣 委員の意見は意見として承っておきます。
○片山国務大臣 先ほども言いましたように、できるだけ情報提供するような指導をいたします。
○片山国務大臣 横光委員から御指摘がありましたように、この半年で二万六千八百三十六件の開示請求があった。私は、国民の皆さんにこのことを知っていただき、相当利用されているものと考えております。  それから、行政側も、確かに今御指摘のように変わりました。やはり、情報公開があるから、...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどの質問にもお答えしましたが、もともと行革、特殊法人の問題は旧総務庁の所管でございますが、昨年の森内閣から、第二次改造から行革担当大臣というのが決まりまして、そこが中心にやっていく、こういうことでございます。これも先ほど言いましたように、特殊法人改革推進本部と...全文を見る
○片山国務大臣 これは法律を間もなく通していただけるものと期待いたしておりますけれども、一応法律が通りましたら、公布後一年以内に政令で決めよう、こう思っておりまして、今、委員の御趣旨もありますので、法律が通りましたらできるだけ早い時期を考えたいと思いますが、ちょっと四月は無理かも...全文を見る
○片山国務大臣 今、横光委員が言われましたように、村山内閣における特殊法人改革は、私は成果を上げたと思っております。ずっとやってきておりますけれども、なかなか難しいのです。あのとき、十六が八になりましたり、財務諸表の大幅なディスクロージャーとか、私は相当進んだと思っておりまして、...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
○片山国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員の育児休業等に関する法律及び一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部を改正する法律案及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、国家公務...全文を見る
11月01日第153回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近のインターネットその他の高度情報通信ネットワークによる情報の流通の拡大にかんがみ、特定電気...全文を見る
11月02日第153回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  証券市場の構造改革に資する観点から、個人住民税について、所得税において源泉分離課税を選択した株式等に係る譲渡所得等を課税の対象としない措置の期限を平成十四年十二月三十一日...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○片山国務大臣 処分につきましては、もう松崎委員の御承知のとおりですが、検察の方が、司法当局、刑事処分の判断をしましたね。ただ、二人についてはこれから公判ですから、そういう二人を除きまして、これは起訴休職にいたしまして、残りについては、国家公務員法に基づく行政処分を行ったわけであ...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われますように、二年後には公社化するということが決まっておりますから、その前に体質を強化する、特に経営体質を強化するということで、今全力を挙げて経営の刷新に取り組んでおりますけれども、同じように、今回こういう事件を起こしましたので、服務規律の方の徹底も期し...全文を見る
○片山国務大臣 この定数削減問題ですけれども、これは、定数削減方針というのを政府が決めておりまして、昨年七月の閣議決定でございますけれども、政府全体として、府省再編後といいますとことしの一月からですね、再編後の十年間で、二五%の純減を目指して定員削減に最大限努力する、ただし独立行...全文を見る
○片山国務大臣 だんだんこれから給与についても能力や業績を入れていこう、こういうことになりまして、現在、国家公務員制度についてのいろいろな議論をやっておりますけれども、その中でもやはり能力給、業績給という議論が出ております。まだ議論過程でございますので、どういう結論が出るかは別で...全文を見る
○片山国務大臣 今の公務員制度は、釈迦に説法でよく御承知のとおりでございまして、公務員としての地位の特殊性や職務の公共性から、人事院という代償機関を置いて基本権を制約していますね、団結権だけ認めて団体交渉権と争議権は認めないと。現業はちょっと違いますけれどもね。私は、これはこれで...全文を見る
○片山国務大臣 今、西村局長のところでいろいろな検討をなされる過程ですから、考え方として、私はいろいろな考え方があってもいいと思います。しかし、公務員の勤務条件、給与が各省ばらばらで、労使の交渉の力関係と言ったら言葉が悪いかもしれぬけれども、労使の交渉で決まっていくのがいいのかど...全文を見る
○片山国務大臣 三年連続のマイナス勧告というのは、これは今の仕組みが民間準拠ですから、人事院は実態をしっかり調べて、民間の実態を踏まえて勧告をするので、プラスのときだけが民間準拠でマイナスのときは民間はどうでもいい、官だけいこう、これはいけませんよ、今の制度からいうと。それはしよ...全文を見る
○片山国務大臣 この非常勤職員というのは、答弁が既にありましたが、これは基本的には委託関係なんですね。臨時的に、まあこういうことをお願いするということで、いわゆる常勤職員の勤務形態と違いますし、各省庁が予算の範囲で、それぞれの判断でやれ、こういうことになっているんですね。春名委員...全文を見る
○片山国務大臣 地方公務員の給与は、基本的には国家公務員準拠ですよ。ただ、それは当然、各地方で地域性もある、地方団体の大きさもある、いろいろなことがありますから、そういうことはもちろんその中に加味しなければなりませんので、都道府県には御承知のように人事委員会がありまして、人事院と...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨に沿い、努力してまいりたいと存じます。     —————————————
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  証券市場の構造改革に資する観点から、個人住民税について、所得税において源泉分離課税を選択した株式等に係る譲渡所得等を課税の対象としない措置の期限を平成十四...全文を見る
11月06日第153回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○国務大臣(片山虎之助君) 何でこれだけインターネットが急速に普及したかというお話でありますが、便利ですよね。これだけ便利なものはないので、世界じゅうの情報がたちどころに時間や距離をなくしちゃうわけですから、今までのテレビや電話とは全く違うわけでございまして、そういう意味での大変...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、森元委員御指摘のように、総務省は、情報通信、放送の所管省でございますから、しかも国のいろんな行政組織管理、地方の行政組織管理等を所管しておりますから、そういう意味で私は、国、地方を通じる情報化、IT化、民間と行政、官と民を通じる情報化が最もできやす...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までの委員と政府側とのやりとり、私も聞いておりましたが、これだけインターネットが爆発的に普及して、そこで流通、インターネットを流れる流通についての保護というのが余りなかったんですね。だから、これがそういう意味では初めてに近いわけでありまして、これによ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、サイバーテロ等から国民の生命、財産を守っていかなきゃなりません。そのために、IT戦略本部の中に情報セキュリティ対策推進会議というのをつくっておりまして、そのための特別行動計画、正確に言うと重要インフラのサイバーテロ対策に係る特別行動計...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 冒頭にも委員から御質問ありましたように、e—Japan戦略は、二〇〇五年までに日本を世界で一番進んだIT国家にすると、こういう目標を掲げていろんなアクションプラン等をつくって今いろいろ進めているわけでありまして、その主要な部分は私どもの方の総務省が担う...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういう情報の、インターネット上の流通における最初のルール化の法制だと私は思います。それは百点じゃありませんよ。百点じゃないけれども、やっぱりないよりはある方がずっといいんで、だからこれをどうやってうまく使っていくかということだと思います。  今、委...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡し切り費につきましては、いろいろ今までも御指摘を賜っておりますし、また最近、某紙によって東北郵政局管内で不適正な経理、支出があったのではないかと、こういう記事が出ましたので、郵政事業庁長官に対しまして事実の有無を調査するように指示いたしまして、郵政事...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律で書くというのが一番はっきりするんですね。法律でなければ政令で。政令は委任政令か施行政令、執行政令ですよね。そういう省令というのはやっぱり極めて技術的なこと、政令よりはレベルの低いことを省令で決めると。  そこで、ここの法律を今見ますと、「氏名、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) なかなか難しい、嫌われるところを規定した法律ですから、これから解釈も解釈をしながら、運用上いろんな事例を積み重ねていくということが必要だと思いますが、既に御答弁申し上げましたように、やはり法律の解釈指針をできるだけはっきりしたものをつくるということが一...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、今のいろんな一般経費でとりあえず対応していこうと思いますが、相当な予算を要するというようなことになりますれば予算要求を別にしていくことも考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 自主的なテレコムサービス協会等がつくっておりますガイドラインの評価は後ほど副大臣か局長に答弁してもらいますけれども、なぜこの法律を出すかということなんですけれども、先ほども申し上げましたが、インターネットがこれだけの普及で、いろんな情報が中に流れていて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど申し上げましたように、プロバイダー等の責任というものを仕分けをしていくということがありますけれども、受信者にとりましては、権利を侵害された場合には削除ということがとれるわけですね。それは私は一種の救済になりますし、発信者について情報開示の請求権を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員御指摘のように、この法案は不特定の者によって受信されることを目的とする通信を対象にいたしております。不特定の者によって受信されるということは、もしそこで権利侵害の情報が流れれば被害が相当甚大になる、こういうことのために特別の措置をとろうと、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今御質問のネット上で行った発言について、匿名で行われるものでございましても、違法でなければ、それが、一般の民事上の原則に従って発信者は責任を問われない、こういうことになると考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、発信者情報が誤って開示されるということはまた別の意味で問題となるわけでありますから、開示に当たっては慎重に判断が行われることが必要でありますので、この法案では、発信者情報の開示を請求できる要件を大変厳格に規定いたしております。  した...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、宮本委員お話しのように、NTTドコモとNTTコミュニケーションズが海外投資をやったことは事実であります。その結果が、評価が大幅に下落しているその他の指摘がありますけれども、具体的な処理方針、検討状況については詳細にまだ私は聞いておりませんが、しかる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは経営者としての経営判断、いろんなことについての私は責任がないわけではないと思いますけれども、しかし、それはそれぞれの会社の経営の問題として正規な手続で意思決定をした結果でございまして、しかもその対応については現在検討中と聞いておりますから、我々は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 過剰雇用問題と私が答弁したかどうかは今定かではございませんけれども、経営基盤の安定化に向けてNTTがいろいろ努力している、取り組んでいるということはそのとき答弁いたしました。  それで、今、十一万人云々と言われますが、基本的にはアウトソーシングなんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 過剰か過剰でないかはそれはどういう判断でどういう基準で物を考えるかということでありますけれども、とにかく大幅なアウトソーシングをやるということは、やっぱりそれはそういう私はNTTグループとしては認識ではなかろうかとこういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、又市委員言われますように、検討の過程ではいろんな案がございましたが、最終的には民事上のルールを決めようと、こういうことでございまして、特定電気通信役務提供者の責任の制限と発信者情報開示請求権と、こういうものを民事上のルールとして決めたものでございま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員御指摘のように、特にヨーロッパにおきましては、業界団体等が中心となりまして違法有害情報まで含めまして、関する利用者の苦情等に対する機関が設立されております。  私は、それはそれで一定の効果があるものと考えますけれども、我が国でつくるとした場合...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、とにかくIT社会をつくる、世界で一番進んだIT国家にするというのが当面の大きな政策目標でございまして、e—Japan戦略、アクションプラン、二〇〇二、中間的な目標、プログラムと、こういうことをやっておりまして、私は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 施行期日は、渡辺委員御承知のように、六カ月を超えない範囲で政令で定める日でございますので、できるだけ早く、全力を挙げて対応いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 前回、松岡委員から御質問ございまして、早速、堺屋さんのを読みました。  あれは一つの考え方であると思います。そういうことに、全国二%のところに集中投資をしてあらゆる規制を緩和して、それによって日本の経済全体の効率化を図ろうと。昔ありましたよね、拠点開...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方公共団体の特定の事務の郵政官署における取扱いに関する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、住民の利便の増進を図るとともに、地方公共団体の組織及び運営の合理化に資するため、地方公共団体が処理...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○片山国務大臣 今回の改正は、今、経済財政諮問会議というのがありまして、そこで今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針というのを六月の終わりに出しましたが、いわゆる骨太方針の中で、今、武正委員御指摘のように、貯蓄優遇から投資優遇への金融のあり方を切りかえていく、こ...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、平成十一年の八月に住民基本台帳法の一部を改正する法律が成立いたしまして、現在その準備をやっているところでございまして、今、武正委員御指摘のように、来年の八月から施行する。そこで、恐らく行政庁からの住民確認と住民票の取り扱いについてのネットワーク利用...全文を見る
○片山国務大臣 郵政事業の公社化後の会計につきましては、例の中央省庁等改革基本法の第三十三条第一項第四号で、企業会計原則に基づき処理する、こういうことが明記されております。一方、国際会計基準の導入を図るべきだという企業会計基準委員会ですか、そこでの御検討もあるようでございまして、...全文を見る
○片山国務大臣 今、人事院の総裁からもお答えがありましたが、基本的には、立候補の自由といいますか、そういう憲法上の議論に絡んでくる、私もこういうふうに思います。選挙に出るというのは、やはり国民にとっては基本的な権利の一つですから、それが職業によって制約されるというのはいかがかな、...全文を見る
○片山国務大臣 荒井委員、お詳しい話でございますが、郵便貯金というのは、小口で、個人で、しかも全国各地隅々までの基礎的な貯蓄等のサービスを行う制度でございまして、私は、恐らく、地方においてはお年寄りの方の安心の根源にもなっていると思いますね。  それで、今まで定額貯金の満期に合...全文を見る
○片山国務大臣 例の経済財政諮問会議のいわゆる骨太の基本方針の中には、税源移譲を含め国と地方の税源配分について抜本的に見直す、こういうことが明記されております。これを明記するに至ります過程では、財務大臣と私どもの方で相当意見を闘わせました結果、大方が、税源移譲を書くべきだろう、こ...全文を見る
○片山国務大臣 今、荒井委員言っていただきましたように、外形標準課税というのは、私は、地方税にふさわしい税のあり方だ、こういうふうに思っております。  ただ、今回、残念なことには、外形標準課税を入れるということは増税だと関係の団体の皆さんが誤解されている向きもあるんじゃなかろう...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には、株式市場が国民から信頼してもらえるようにする、こういうことで、一つが透明性、公平性という観点、もう一つがリスク負担の緩和、こういうことでございまして、その結果、今の税率二六を恒久的には二〇パーにする、銀行に合わせる、利子に合わせると。  黄川田委員は...全文を見る
○片山国務大臣 委員の言われるとおりなんですけれども、額が余り大きくありませんし、ここで大げんかするのもいかがかな、こういうこともありますので。  特に、一五と五にしましたのは、利子課税がそうですね。それから、長期保有の土地の譲渡益課税がそうなんですよ。それで、二六のときは二〇...全文を見る
○片山国務大臣 しかし、今の株式市場の低迷というのはこのままにしておけませんね。私はよく言うのですけれども、株が上がって怒る人はそんなにいないですよね。土地が上がると、怒る人がかなり出てきますね。今の株式の状況では、本当に景気に対する心理的な悪影響があると思いますので、日本の経済...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたが、やはり証券市場に対する信頼性が低いのではないかと私は思いますね。それから、もっと端的に言うと、株式投資してももうからなかったということですよね。非常に効率が悪い。  今、矢島委員が言われましたように、日本は株式保有の率が低いですか...全文を見る
○片山国務大臣 今、税務局長が答えたとおりなんですけれども、今のいろいろな状況は、このままいきますと、また不良債権もふえるんですよね、株が下がることによって。そういう意味で、この異常な状況をどうやって脱却するかに臨時特例的なきっかけを与えるために三年間だけ下げよう、しかも、一年を...全文を見る
○片山国務大臣 株は、やはり所得の高い階層がたくさん持っているということは言えると思いますね。  ただ、低い階層が何で持たないかというと、やはり安心できないから、信頼できないからというところが今まであったわけであります。そこで、今回の措置で信頼性が増す、安心度がふえれば、私は、...全文を見る
○片山国務大臣 参議院の方でそういうお答えを確かにいたしました。  今、経済財政諮問会議では、マクロモデルをつくりまして、いろいろな試算をやっておりまして、その結果で中期的な経済財政計画をつくろう、そういうことの中で地方財政をどう位置づけていくか、こういうことでございますけれど...全文を見る
11月08日第153回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○片山国務大臣 いやいや、今の数字を私もお聞きしまして、ちょっとびっくりしました。圧倒的ですね。男性が育児休業や介護休暇をとれることを、あるいは知らないのかという気もいたしました。今まで、男性は外で働いて女性は家でいろいろなことをやってと、こういうやや固定的な観念が残っているのか...全文を見る
○片山国務大臣 しかし、今、委員が言われたのは何かの調査の数字でしょう。(中村(哲)委員「数は調査されているのですけれども」と呼ぶ)ああ、数は。状況を……(中村(哲)委員「理由です」と呼ぶ)それは、今聞きますと、理由についての調査はやっていないと思います。もう少し様子を見て、各府...全文を見る
○片山国務大臣 今、中村委員がお話しのように、特に中央の、政府の国家公務員というのは夜型ですね。昼はお客さんが来たり国会に出たり各省の折衝をやったりということもあると思いますが、本当の企画立案業務というのは夜型になっていますね。夜の方が頭が働くかもしれませんね、今までの長いあれで...全文を見る
○片山国務大臣 せんだっても、閣議の席で私と石原行革担当大臣が、超過勤務手当はできるだけ少なくするように、超過勤務はむだなものはないと思いますけれども、それはできるだけ少なくするようにということを各閣僚にお願いいたしました。  いろいろな要因があるのですよ、超過勤務をせざるを得...全文を見る
○片山国務大臣 非常勤というのは、委員、常勤でないのですよ、常勤の上に非がつくから。だから、ずっと継続的な雇用形態で、常勤はしないということで、非常勤職員というのが予算に組まれまして、その予算の使い方は各省庁の大臣の権限というか考えでやれる、こういうものですから、これも千差万別な...全文を見る
○片山国務大臣 今、大変雇用情勢が厳しくなりまして、九月の完全失業率は、御承知のように全国平均で五・三%ですね。特に、近畿や北海道や九州は高いですね、それよりもっと高い。  こういう状況で、今度の補正予算で政府は、あした国会に提出いたしますけれども、三千五百億円の臨時雇用創出の...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、男女共同参画の推進は、豊かで活力ある社会を築く上で重要な問題であり、公務部門においても積極的に取り組んでいく必要があると考えております。  私どもの総務省といたしましては、内閣府に男女共同参画局等がありますから、そういうところ等との連携を図りな...全文を見る
○片山国務大臣 人事院総裁や財務省や副大臣と私の意見が違うわけがございませんが、重ねてのお尋ねですから。  これは、共済組合から育児休業手当金が標準報酬の四〇%支給されるわけでありますが、何度も御答弁させていただきましたように、民間準拠でございまして、民間の労働者の皆さんが雇用...全文を見る
○片山国務大臣 私のところには直接そういうお話はございませんが、恐らく担当の人事・恩給局長やそういうところにあるいは来ているのかな、こう思います。  大変、この勤務条件の問題は、矢島委員御意見がおありでしょうけれども、やはり民間準拠なんですね。公務員は先憂後楽でなきゃいかぬとい...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ委員から御提案を含めてお話がありましたが、それは受けとめさせていただいて、十分検討の上、必要なものについては前向きに考えてまいります。
○片山国務大臣 今、人事院総裁も言いましたが、重野委員、やはり勤務条件は大原則があるんですね、今の民間準拠という。それから、やはりノーワーク・ノーペイという大きな原則がありまして、そういう意味では、今、いろいろな加算が二分の一ではないか、こういうことなんですけれども、これはやはり...全文を見る
○片山国務大臣 制度も次第に充実してきておりますということは、少子高齢化対策の観点がだんだん大きくなっておるんだろうと私は思います。  ただ、そうだからといって、公務員だけが先行していい仕組みにするというのは、これはなかなか今の全体の、何度も言いますけれども、民間準拠であり、ノ...全文を見る
○片山国務大臣 制度というのは、一遍にひっくり返るようなことはできないのです。やはり制度の下敷きを敷いて、それから徐々にやってみて、民間の状況を見ながら、こういうことになると私は思いますので、これは、重野委員もそういう御意見でございましたが、一歩も二歩も前進だ、この前進をさらに次...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの国家公務員の育児休業等に関する法律及び一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
11月08日第153回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員お話しのように、我々、今回の法案のねらいは住民の皆さんの利便の向上と地方団体のいろんな意味での組織運営の効率化だと、こう思っておりますけれども、今お話しのように、それじゃなぜ郵便局かということは、やっぱり公務サービスというのはそれだけに重い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 簡易郵便局は御承知のように民間に委託しているんですね、郵便局の事務の一部を。これは相手が民間人ですから、今言いましたように服務規律の問題、守秘義務の問題その他からいいまして、やっぱりこれは適当ではなかろう、そういう考えであります。高嶋委員言われるような...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この中央省庁等改革基本法によりますと、平成十五年中に今の国直轄の郵政事業を国営公社でやる、こういうことを決めておりますが、その国営公社の職員は国家公務員だと、これははっきり書いておりまして、基本権についても、団結権、団体交渉権を認める、こういうふうなこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高嶋委員御指摘のように、戸籍情報については人権問題に絡む大変重要なプライバシーの議論もあるわけでありますので、もう既に両副大臣を中心にお答え申し上げましたように、郵便局における各種証明書の交付に当たりましては、第三者による請求を除外するということが一つ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほどもお答えいたしましたように、この法案のねらいは、一つは住民利便の向上と地方団体の、市町村の組織、運営の合理化だと、こういうことを言いましたが、今は役場でなければ支所、出張所あるいはセンター、そういうところでやっているわけでありますが、今度は郵便局...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども高嶋委員にお答えしましたが、公社化された場合はもう国家公務員でございますし、守秘義務等の適用も受けますので何ら問題はないと、こう思っておりますが、公社化移行後の郵政公社のあり方については、これはどうあるかを検討しようということで、民営化問題を含...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回、簡易郵便局を外しましたのは、簡易郵便局というのが、農協や個人あるいは地方団体に、ばらばらなんですね、委託している相手が、郵政事業の中身を。郵政事業の範囲もばらばらだし、委託する相手がばらばらなものですから、これは統一的な扱いができないなと。それで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この法案に基づきます郵便局での事務の取り扱いにつきましては、それぞれの地方の実情を踏まえてそれぞれの地方団体が自主的、主体的に判断してもらって、郵便局に対して申し入れをしてもらうと、こういうことでございますから、自主的な判断が前提となるものでございます...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これによって郵便局や地方団体の職員の長時間労働やサービス残業がふえるというようなことがあっては困りますので、これは今までも関係通達を出しておりますが、それを遵守するようにできるだけ徹底を図りたいと、こう考えております。  やってみないとわかりませんけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回は、今は郵便局の職員の皆さんは国家公務員でありますし、国営公社に移行しても国家公務員でありますから、これは国家公務員法の御承知の適用があるわけでありまして、国家公務員法の第百条の規定で職務上知り得た秘密を守る義務が公務員には課せられておる。職務上知...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 営業の側面もありますから営業努力は私はやってもらわないといけないと思いますけれども、それはやっぱり国家公務員としての規律の中でルールに従ってということでございますので、お話しのような点については今度きっちり徹底をして再度同じようなことが起こらないように...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この文書がどういう文書なのか私よくわからぬので、今見せていただいておりますけれども、八田委員がどういうことでどういうふうに入手されたか、この書類自身の性格は定かでありませんが、今、長官が答弁したように、あってはならないことでございますし、渡し切り経費等...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、これをすることによって、この推進によって市町村合併を進めようなんということは考えておりませんが、市町村合併するとやっぱりサービスが手薄になるという、そういうアンケートなんかを見ますと、住民の皆さんの御意向がありますから、結果としては郵便局の委託に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、公社化のための研究会を開いておりまして、十二月中には御意見を承って、大まかな制度設計は年内にしよう、十二月中にしようと、それを法案の形にして通常国会に出させていただいて、来年の一月から始まります通常国会中に御成立させていただければ大変ありがたい。通...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員長、ちょっと済みません。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、又市委員が言われましたが、法案は出します。年明けといって、年を明けるとずっと一年年明けですからね。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから通常国会には法案を出します、公社化法案は。  民間参入については、これは今どういう形か結論が出ますれば、法律が要るとすれば、これも合わせるのか少し時期がずれるのか知りませんけれども、法案ならもう御審議をいただくのは当然だと。  それから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡し切りにつきましては、公社になったらいずれやめようと、こういうことでございますが、いろんなことの指摘もありますので一年前倒して来年度から廃止いたしますが、廃止するのは渡し切りという簡易な会計処理法でございまして、会計処理としてはやるわけですから、予算...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政事業のあり方につきましては、渡辺委員もう篤と御承知のように、長い時間をかけて大議論して現在の公社化という方向が決まって、基本法にも書き込まれているわけですから、私は先ほども言いましたが、国民の期待にこたえるようないい公社にいたしたいと。わざわざ総務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変いいお話をしていただきまして、私も感銘いたしました。  今、いろんなことがありまして、地方の郵政事業の職員、郵便局の職員さん、ちょっと元気がないような点も見受けられますけれども、この法律が通ることによって、成立することによって、やはり私はそれなり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も同感でございまして、この郵便局の二万四千七百というネットワークは百三十年の歴史がありまして、本当に地域に定着し、国民に一番愛されて利用されていると思います。やっぱりこれは貴重なる国民の資産ですから、資産を有効に使うということはみんなで考えていく必要...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一つは、私は地域情報化の拠点だと、こう思っておりまして、イントラネットの中には必ず郵便局を全部入れてくれと。そこで、場合によってはそこを住民の皆さんに対するITのサポートセンターにして、そこにできれば、今度三千五百億で臨時雇用の職員さんもつくりますから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も申し上げておりますが、簡易郵便局はもう実態がばらばらなんです。言いましたように、役場にやっている、委託を、農協にやっている、個人にやっている、何とかの団体にやっていると。だから、この辺がなかなか、ばらばらということと、今、役場は公務員です。それ以...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成十三年度分の地方交付税が千五百六十四億六千百十五万八千円減少することとなりますが、地方財政の状況等にかんがみ、当初予算に計上さ...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員からいろいろお話がございましたが、この委員会でも何度も御説明申し上げ、参議院の総務委員会、予算委員会でも申し上げましたが、基本的に私の考えは変わっておりません。  一兆円減額というのが出ましたのは、委員御承知のように、ちょっと報道が不正確なんですね。塩川...全文を見る
○片山国務大臣 今、中沢委員お話しのように、地方分権推進委員会をことしの七月から地方分権改革推進会議と名前を変えまして、やることは大体同じようなことを我々は考えておりまして、それは、今回は、やはり今お話しのように、税源移譲を含む国と地方の税財源の配分の見直し、これを一番大きなテー...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども御答弁させていただきましたが、税源移譲というのは骨太方針にも改革工程表にも入っていますね。それで、改革工程表の中では、本年の十月以降措置するところに入っていると思います。それではいつまでか、それがないのですよ。これは、今もお話を申し上げましたが、こういう景...全文を見る
○片山国務大臣 今、春名委員、交付税を政策誘導の手段にするのはおかしいということなんですが、交付税は、税収が多いところ、少ないところの財源の調整をする機能はもちろん大きな機能ですけれども、それ以外に、地方団体としてここまでのサービスは地域のいかんにかかわらず国民に与えるべきだとい...全文を見る
○片山国務大臣 私は、実態を必ずしも正確にわかっていないからもう一つですけれども、いろいろな状況から見て、実態をしっかり調べて、ちょっとそれが、過大ということもないと思いますけれども、実際の状況から見て差があるのなら、それは直した方がいいんではないかというのが私の認識です。
○片山国務大臣 また専門家がいなくなったのかもしれませんが、専門家の方がいいと思いますが、補正は常に見直さなきゃいけません。  しかし、今、経済財政諮問会議でもその他のマスコミでも、一番問題にされているのが段階補正と事業費補正なんですよ。だから、それについては、それだけ皆さんか...全文を見る
○片山国務大臣 私は、むちと認識していないんですよ。しょっちゅうあちこちで聞かれるんです。地方六団体の会議その他いろいろな講演会、むちですか、むちですかと。私は、むちでないと言っているんですよ。ただ、今までの段階補正が過度に優遇だという受け取られ方をされると、皆さんも大変ですよ、...全文を見る
○片山国務大臣 それは、今、合併支援本部というのが内閣にあるんですよ。私が本部長で、各府省の副大臣全員が本部員です。そこで、皆さんは、合併の必要性というのは大変あると、みんな一致した認識なんですね。合併が本当に必要なら進めなきゃだめじゃないですかと、今の総務省の、あるいは総務大臣...全文を見る
○片山国務大臣 いや、だから、何でも物を進めるにはあめとむちというのはありますよと。ただ、合併にもそうだと思うけれども、むちはやらないと言っているんですよ。  それで、委員にどういう市町村長がどう言われたか知らないけれども、現状を変えたくないということではだめなんですよ。やはり...全文を見る
○片山国務大臣 だから、経済財政諮問会議で民間側の委員がそういうことを出されたから、私は反対したんですよ、年限を切った合併なんかできるわけがない、この合併は自主的な合併だと。  我々は、地方交付税を減らしたいなんて一切思っていませんよ。地方交付税と地方税を足した、地方に対する一...全文を見る
○片山国務大臣 それこそ専門家にお聞きいただいた方があれですけれども、実態と離れているんじゃないかとの指摘があるから今、実態調査をしているんですよ。実態と離れている部分があればそれは直したい、こういうことでございまして、離れた部分があるとすればそこは手厚い、こういうことであります...全文を見る
○片山国務大臣 市町村が市町村としてあるのは、住民のために仕事ができにゃいかぬのですよ。小さければいい、小さい方が楽でいいですよ、全部、しかもそれは交付税か何かで補てんしてもらえれば、そういう自治は成り立たないんですよ。自立する自治でなきゃいかぬので、市町村としては適正規模がある...全文を見る
○片山国務大臣 恐らく来年度の予算編成、財政運営も国債を三十兆の枠でやるということになると、相当抑制基調でないとだめだと思いますね。そのためには国の方の歳出をかなり切り込もうということで、例えば公共事業を一割だとかODAを一割だとか今いろいろやっておりますけれども、最終的な仕上げ...全文を見る
○片山国務大臣 ことし、国税に三角を立てる、マイナスにする、減額補正する、こういうことに伴いまして、当然、地方交付税の減額になったわけですね。それをどう補てんするかということなんですが、本来ならば、今言われた三百九十一億ですか、それは赤字地方債の発行を地方団体にやってもらわなきゃ...全文を見る
○片山国務大臣 なかなか説明が下手なものですから、わかりにくいんですけれども。  ことしの国税が、当初見込んだより一兆一千億減額したんですよね。だから、その低い減額でいったらその補てんは、平成十三年度ルールでは、半分は国、地方の特会借り入れでしょう。残りの半分を、だから四分の一...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、違わない。それは、本年度のやつが来年度の財源不足額に三百九十一億だけ乗るんです。それだけなんです。立てかえておくんです、特会の借り入れで。だから損はありません。我々の持ち分が伸びるだけですから。本年度のやつが来年度になるんです。再度詳しい説明をいたします...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○片山国務大臣 今お話しの件は、この十二月二十二日までであります。
○片山国務大臣 審議会が勧告をいたしますと、これは尊重して、それに基づいて法案を出す、こういうのが本来の建前なんですよ。ただ、今回は、十月三十一日に与党三党が合意をしまして、その中には、選挙区の人口格差を二倍未満にする、投票価値の平等にも配慮する、現行選挙制度の抜本的見直しをやっ...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、選挙制度は議会制民主主義の根幹ですね。今までも選挙制度については各党各会派で十分な御議論の上に進めてきたわけで、今、議院内閣制で政府・与党一体でございまして、そういう意味で、与党の方のそういう合意があるときに、直ちにそれじゃということにはなかなかな...全文を見る
○片山国務大臣 与党三党の合意は「一年以内に」とありますが、一年ほっておくとか放置するとかということじゃないのです。我々は、今言いましたように、与党三党の動向を見ながら、ずっと待つということじゃありませんよ、そういうことの中で検討してまいるということを申し上げているわけであります...全文を見る
○片山国務大臣 国会には倫選特もありますし、そういうことは与野党の間で、各党各会派で十分な御議論をいただきたい、我々はそういうふうに思っております。
○片山国務大臣 政党本部の収支は、委員御承知のように、年末現在で収支報告書をつくっていただきまして、次の年の三月までに総務大臣に提出してもらう、御承知のとおりでございます。  現在までのところ、この実態を我々は承知いたしておりませんが、政治資金規正法上、政党の支出については特段...全文を見る
○片山国務大臣 つまびらかに調査いたしておりませんけれども、余り例はないのではなかろうかと考えております。
○片山国務大臣 せんだっての予算委員会でも同様の御指摘があったと思いますけれども、近畿郵政局管内の選挙違反につきましては、そういうことがないようにと相当注意したつもりですけれども、結果としてああいうことになりまして、大変遺憾に思っておりますし、申し上げましたように、責任を感じてお...全文を見る
○片山国務大臣 それは、今の監察局長の関係につきましては、関係の局の職員あるいは郵政事業庁の職員等が、いろいろ調べたり聞き合わせたり、あるいは場合によっては警察等とも相談しているかもしれませんが、そういうことの総合的な結果として私はそういう報告を受けておりますし、事は個人の名誉の...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  証券市場の構造改革に資する観点から、個人住民税について、所得税において源泉分離課税を選択した株式等に係る譲渡所得等を課税の対象としない措置の期限を平成十四年十二月三十一日...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今の府県制度をどうするか、道州制なりあるいは連邦制を日本に導入したらいいか、昔から大変な議論がありますね。今は、私は、一番国民に身近な自治体の市町村を強化することがまず先決だと。そこで今、市町村合併を一生懸命やっているわけです。  明治の大合併という...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) アメリカの炭疽菌事件の報道がありまして、十月十三日から全部の郵便局に、不審な郵便物があったらすぐ速報態勢をとるようにと、こうやっておりますし、それからホームページなりポスター、パンフレットで、不審な郵便物を見たらどうしろと、仮に炭疽菌に、ちょっと気が早...全文を見る
11月15日第153回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○片山国務大臣 特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近のインターネットその他の高度情報通信ネットワークによる情報の流通の拡大にかんがみ、特定電気通信による情...全文を見る
11月15日第153回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  今回の補正予算により平成十三年度分の地方交付税が千五百六十四億六千百十五万八千円減少することとなりますが、地方財政の状況等にかんがみ、当初...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、伊藤委員から言われましたように、今回の補正予算では国税が一兆一千億円減額補正をすると、こういうことなものですから、本来はそれに見合った交付税の減額と、こうなるわけでありますけれども、平成十二年度の国税決算における剰余金の見合いを、これは交付税の増分...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも今御指摘のように、ことしの経済見通しは当初はプラス一・七%の成長と、実質でございますが。ところが、これは政府見通しの改定でマイナス〇・九%にしなければならないと。  これは実質でございまして、名目ではマイナス二・三になるわけありまして、そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言われましたように、景気回復なければ構造改革はないのか、構造改革なければ景気回復はないのか、これは大変議論のあるところでございますけれども、今まで景気回復策をとってきましたけれども、結局、本格的な回復にならなかったんですね、この何年間か。だから、それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回は、こういう措置をとらせていただきました。  私は、これ以上の国税の大幅な減収はないと思っておりますし、二次補正についてはいろんな議論がありますけれども、これも総理や財務大臣が国会で答弁しておりますように、二次補正は考えない、しかし相当の事態の変...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、伊藤委員御指摘のように、今までの財源不足補てんのあり方を変えまして、本年度から来年度にかけて二カ年で、今言いましたように、財源不足額の半分は、国税五税はもちろん一定割合は入れた後でございますけれども、それについては国が自分でお金を調達してもらって一...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 当委員会でも何度も申し上げておりますように、地方交付税の総額は、頭から一兆円削るとか二兆円削るとか何割カットするとかいうものでなくて、地方財政計画を積み上げてみて、歳入歳出で、それで財源不足額が出ます。それで出たものを、国税五税の法定分でまず充てて、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) このホテル税は、東京都が、都の税制調査会というのをつくりまして、そこで検討を行ってきたものの答申を受けて、その答申によって観光振興の経費に充てるために法定外目的税としてやりたいと。東京都内に宿泊する者に対して宿泊代金に応じた負担をしてもらう、一万円以上...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、遠藤副大臣がお答えしましたように、国の災害復旧事業、採択されるものはいいですよね。規模の小さいものは単独になるんですよ。その単独につきましては、丸々起債を一〇〇%充当しているんです、起債を一〇〇%。それの元利償還については、一番高いのはもう九〇%近...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 普通交付税と言いましたのは、単独の災害復旧債を一〇〇%認めて、それの元利償還を普通交付税で見るんですよ。普通交付税で見れないものを特別交付税で見るんで、これは私どもの方でルールをつくったんです、ルールを、どこまで見るかと。もう何でも見ると、何をやっても...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ホームレス問題の対応につきましては、あれは平成十一年にですね、関係省庁と関係地方団体でホームレス問題連絡会議というのをつくっているんですよ。これは、前の省庁でいいますと内閣官房の内政審議室に厚生省、労働省、警察庁、建設省、自治省と、それから地方団体の方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、政府・与党で社会保障改革協議会というのをつくっているんです。それで、協議会は私がメンバーなんですが、ワーキングチームをつくっていまして、それは遠藤副大臣がワーキングチームのメンバーで作業をされているんですよ。だから、本当は遠藤副大臣の方が的確に答え...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、何度も言いますように、頭から減らすということはないというんですよ。地方財政計画を積み上げてみて、結果としては減ることはあります。
○国務大臣(片山虎之助君) この赤字地方債といいますか臨時財政対策債は、今までは交付税特会が全部借り入れてキャッシュで配っておったんですよね。しかし、これをずるずるやりますと特会に借金がたまりますし、不透明ですからこれはやめようと、こういうことにしたんですが、本来、交付税が潤沢に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 又市委員の心配もよくわかります。私も来年度の当初予算の編成は大変なことになると。  しかし、何度も言いますが、地方財政は守らなければならない、こういうふうに思っておりまして、この半額は国が自分で調達して、一般会計から調達して特会に入れる、半分は地方に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この慢性的な赤字の状況は国も地方も一緒なんですね。問題は、収入に比べて支出が多いんですよ。だから、収入をふやすか支出を削るかなんですよ。今、収入はふやせませんね。増税はできません。そうなると、やっぱり公の仕事を見直して、これは減らしていくよりしようがな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども又市委員の御質問にお答えしましたが、私は、基本的に、今の財政構造を直さないと、国も地方も、とにかく国でいえば、八十二兆の一般会計予算のうち三十兆前後が借金だというのは、それはとても、私はそれがずっと続くことはやっていけないと思いますね。  だ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 骨太方針に税源移譲と書くのが大騒動だった、税源移譲が。それはもう塩川さんと大分議論しまして、しかし皆さん大変理解を示していただいて税源移譲と書き込むことはできましたけれども、しかし書き込んだだけですぐ税源移譲できるわけじゃないんで、そこでこれは少し粘り...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、明治の大合併も昭和の大合併もわかりやすい一つのメルクマールというのか、何かありましたね。  どうも今回は、例えば介護なんというのも一つのあれだと思いますよ。全国で、なかなか介護の事務処理がちゃんとできないところがありまして、相当広域連合や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今は、国、都道府県、市町村ですよね。行政は三層体制。国は、これは要りますよね。それから、市町村というのは一番国民に身近な自治体ですから、これは残さなきゃいけません。都道府県というのはやっぱり中間団体なんですね。国から見ると市町村と同じで、市町村から見る...全文を見る
11月16日第153回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○片山国務大臣 今の国家公務員法の仕組みは、任命権者に懲戒権があるんですね。それで、これは内部規律の保持ですから、一種の特別権力関係で、刑事処分としては司法当局がやるわけです。それで、三嶋さんほかもう一方のことを言われていると思いますが、これは行政処分しないということじゃないんで...全文を見る
○片山国務大臣 整理をいたしますと、平成十五年中に今の国直轄を国営の公社に移行する、こういうことですね。そのためには、来年の通常国会に法案を出す必要がありますので、年内に制度設計いたしたい、役所だけでやるのにはやはりややいろいろな問題があるかもしれませんので、有識者の方を集めて、...全文を見る
○片山国務大臣 今回の骨子案は、パブリックコメントにかけるためにあれしたものでございまして、まとまったものじゃなくて、議論の過程を集約したものですね。総理の言われる郵便事業への全面参入も、検査監督のあり方も落としています。落としているというのは、パブリックコメントにかけないという...全文を見る
○片山国務大臣 今、山村委員がお話しのように、放送と通信がだんだん融合してまいりました。  特に、ブロードバンド化や放送のデジタル化が進みますと、さらにこの融合の度合いが増すということでございますが、私どもの方としましては、さきの通常国会で、電気通信役務利用放送法というのを出さ...全文を見る
○片山国務大臣 今、自治財政局長が答えましたように、地方財政も近年、相当硬直化が進んでいますね。今挙げられた数字が全部上がっているというのは全くそういうことでございまして、そういう意味では弾力性を取り返すということが私も必要だと思いますので、いろいろな歳出を見直して、やはり切り詰...全文を見る
○片山国務大臣 渡し切り費のお話がございましたが、これは、黄川田委員言われましたように、本当は公社のときに、公社になるものですから、渡し切り費を見直して、場合によったら廃止しよう、こう思っておりましたけれども、いろいろ問題があるやの報道もありますので、来年度から渡し切り費というや...全文を見る
○片山国務大臣 それで、渡し切り費は会計法にも根拠がありますし、予決令にも根拠があって、私はあれは一つのやり方だと思うんですよ、少人数の官署における簡便な会計処理としては。ただ、そういう制度はやっている人がちゃんとやるという前提ですから、ああいうのはちゃんとやらない人がおると困る...全文を見る
○片山国務大臣 労働法規の関係は、私の方じゃなくて、厚生労働省か何かに聞いていただけばいいんですが、今回のNTT東西は、私もその決算の状況を聞いてびっくりしたんですけれども、相当に悪くなっていますね。これは、世界的にというか、我が国の中でも競争が大変激化しているというんでしょうか...全文を見る
○片山国務大臣 それは、労使がそれで合意しているものが労働協約ですから、これは守られるべきことが前提だと思います。
○片山国務大臣 NTT東西も生き残らなきゃいけませんよね、この激烈な企業間競争の中で。私は、いろいろなお考えがあってやったと思いますが、基本的には勤務条件は労使が協議をして決めるものですよ。だから、あなたが言うような考えが労働組合側にあれば、それは大いに使用者側と議論して、そこで...全文を見る
○片山国務大臣 今あなたが言われることには余り見識がないんですけれども、それはないんだけれども、個別具体の、どういう態様、事情かというのは、聞いてみないとわからないと思いますよ。しかし、承諾が必要だということは、これはしっかりしておりますから、本人がどういう対応をするかですよね、...全文を見る
○片山国務大臣 余り私の方が、それは関係官庁というか監督官庁であることは事実ですけれども、個別にあなたの方の承諾はどうですかなんということは、なかなかそれは、NTTさんの方の判断でやっていただくべきことだと思いますし、承諾というのは本人の自由な意思で対応することなんですよ。だから...全文を見る
○片山国務大臣 委員は、脱法、脱法と言われますけれども、それはちょっと言い過ぎじゃないかと私は思いますよ。  何度同じことを言っても、委員の方も御想定になっているようでございますけれども、労働条件の問題は基本的には労使自決なんですね。これは古今東西を通じる大原則です。だから、私...全文を見る
○片山国務大臣 我々が経営の効率化を求めるというのは当然ですよ。  今、日本じゅうが、公も私もみんな経営の効率化をやっているんですよ。だから、よいものを安く、NTTにそういうサービスを提供してもらうというのは当たり前のことで、ただ、我々が労働条件に介入しようとか口を出すなんて全...全文を見る
○片山国務大臣 確かに、国の方が公共事業一割カットということですから、それと歩を一にして、こういうところもありますが、実は、重野委員御承知のように、決算との乖離がかなりあるんですよ、単独事業は。三兆から四兆ぐらいありまして、このところ規模是正をやっていますから、実態は、私は、一割...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりで、必要なものは積極的に認めていく、こういうことで、地方財政計画なり、あるいは地方単独事業の性格づけをはっきりさせていきたいと思っております。言われるようなことを念頭に入れてやってまいります。
11月19日第153回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○片山国務大臣 この機会に、第十九回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告申し上げます。  今回の選挙は、本年七月二十二日に任期が満了となった参議院議員の通常選挙でありまして、昨年十一月に議員の定数削減及び非拘束名簿式比例代表制の導入等の公職選挙法の改正を行って初めての参...全文を見る
○片山国務大臣 自治大臣を相当前に経験された大ベテランでございますので、答弁の要も余りないんですけれども、今、佐藤委員言われたように、大変な経過と議論で今の制度になりました。  並立制というのは余り世界でもそう例が多い制度ではありませんけれども、基本的には、政権の選択をする小選...全文を見る
○片山国務大臣 佐藤委員、百も御承知なんでしょうが、選挙制度というのは百点はありませんね。いろいろな国民の意向、状況の中でベターなものを選んでいくということで、基本的には私は、選挙制度が議会制民主主義の根本ですから、土俵づくりですから、それは与野党含めて各党各会派が十分な議論の中...全文を見る
○片山国務大臣 前の法律では、今佐藤委員言われましたように、尊重義務を法定しておりましたが、中央省庁再編の際に、審議会によって尊重義務を書いているのと書いていないのがあるんですね。これは、政府がお願いをして御意見いただくわけですから、尊重するのは当たり前だろうというので、全部落と...全文を見る
○片山国務大臣 政府に、そういうことで内閣や国会に勧告があれば、勧告に基づいて案をつくって、国会に出して審議をしていただくというのが普通でございます。それは平静な普通の状況の場合でございますが、今回は与党三党が、今言いましたように、一年以内に抜本的な見直しをやる、一票の格差がない...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁させていただきましたけれども、そういう与党の合意がない場合、それで与野党とも全くそれについての意見がない場合には、私は、審議会の答申を受けて法案をつくらせていただいて、国会で御審議をいただくというのが、それが通常のやり方だと思いますけれども、今回は、与...全文を見る
○片山国務大臣 佐藤委員のおっしゃること、お考えはよくわかりますが、先ほども言いましたように、基本的には、国会の中において各党各会派で十分な御議論をしていただけるもの、こう考えておりますし、一年たなざらしということではなくて、一年以内に抜本的な制度改正を行うということの合意でござ...全文を見る
○片山国務大臣 各県にまず、基礎というのでしょうか、基礎数というのでしょうか、一ずつ与えてというのがそのときの国会で合意された法律案ですね。それに基づいて今の定数配分がなされておりますので、画定審議会も、そういう法律の枠組みの中で、できるだけ二倍を超えないようにということで今努力...全文を見る
○片山国務大臣 これについてもいろいろな意見や御要請がございますけれども、今関係者で、総理まで含めまして慎重に検討いたしておる段階でございまして、結論は得ておりません。
○片山国務大臣 今の事案は大変、私としては、国民の信頼を失う遺憾なことだ、こう思っておりまして、責任を痛感している次第でございます。  そこで、臨時の地方郵政局長、郵政監察局長の会議を開きまして、いろいろ事情や御意見を聴取いたしまして、私どもといたしましては、一つは、国家公務員...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど、公職選挙法なり国家公務員法の研修をやるということは、今回の事案が公選法に基づく職務上の地位利用と事前運動なんですね。だから、そういうことは公務員としてすべきことではない、だれにどう言われようが、それは公務員としての地位というものをしっかり考えて行動するよう...全文を見る
○片山国務大臣 それは、まさに委員に対しては釈迦に説法になって恐縮なんですが、公務員というのは国民全体の奉仕者ですから、パブリックサーバントですから、その地位の特殊性、職務の公共性からいって、法律で、公選法等でそういうことが禁止されているわけであります。
○片山国務大臣 私は、制度の問題ではない、運用というんでしょうかね。  ただ、今回、非拘束にしましたのは、個人の選挙運動も一定の制限のもとに認める、こういうことでございますから、個人の選挙運動が過熱するようなことも場合によってはあるのではなかろうか。だから、個人の選挙運動に関す...全文を見る
○片山国務大臣 これも制度導入のときに大変な御議論、御指導を私もいただいたわけでありますが、これは選挙制度審議会の、あれは平成三年でございましたか、三年から四年にかけてでございましたか、その審議の答申をそのまま制度化したものでございまして、一度、あれは平成六年度か七年度ごろに、参...全文を見る
○片山国務大臣 選挙制度というのは、今までも、委員、まとまるまでは大議論ですよ。これは一つの提案であったかもしれませんが、各党の内部調整でいろいろな議論が出て、それがあの合意になったので、私は、議論の途中経過ではいろいろな議論があっていいと思いますよ、民主主義というのはそういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 議員定数のあり方については、外国との比較でいろいろな議論があることは承知いたしておりますし、今、東委員言われましたように、自自公連立時代に、そういう提案が自由党の党首からございまして、それが合意されたということも承知いたしておりますが、結局、国会の定数、衆議院の定...全文を見る
○片山国務大臣 自由党さんが法案を提出されていることも、民主党さんが提案されていることも承知いたしております。一方、与党の方は、御承知のような、十月三十一日でございますか、あの与党合意をやりましたので、恐らく早急にいろいろな御協議をして結論をお出しになる、こう思いますので、もしそ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、委員の言われるような状況はよく認識いたしておりまして、先ほども言いましたが、民間がこれだけのリストラをおやりになっている。国家公務員、地方公務員も同じようにやっている。地方議会の議員も法定定数を相当下回っている。こういう状況の中で、衆議院が二十人の定数削減を...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどもお答えさせていただきましたが、いろいろな案が選挙制度について出てきて、いろいろな議論が行われて、それが最終的には集約、収れんされていくべきものだ、私はこう考えておりまして、あの案の本当の考え方は私承知はいたしておりませんけれども、与党の各党の調整の過程でい...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じお答えを申し上げて恐縮なんですが、東委員、成案になっているわけじゃないので、仮定の議論ですから、仮定の議論について、私が今選挙制度を所管する総務大臣としてコメントを言わせていただく立場ではない。  小選挙区制は、もう何度も言いますように、政権選択の、二...全文を見る
○片山国務大臣 東委員、今のいろいろな政党政治やイギリスを含む内閣制度に通暁されておりますので、お話ございました。  私は、今の副大臣、政務官制度はなかなかいい制度だと思いますけれども、これから本当にもっと活用をしないといけないと思いますね。そういう意味では、国会の方でもいろい...全文を見る
○片山国務大臣 今の小選挙区比例代表並立制というのも、いろいろな要素を組み合わせた制度ですね。本当は、制度だけ言えば、比例代表か小選挙区の方が、制度の趣旨、目的は一貫するわけですよ。しかし、これはいろいろな考え方、要素を組み合わせて小選挙区と比例代表の制度になりまして、これは定数...全文を見る
○片山国務大臣 私は、東委員の言うことを正確に理解しているつもりでございますが、ただ、私の立場でそういうことについて右か左か、そういうことを言うのは差し控えたい、こういうふうに思っておるわけであります。
○片山国務大臣 それは自民党じゃなくて、自由奔放、濶達に、私は与党の閣僚の一人でございますけれども、お互いそういうことで意見を交換するというところまで自由な雰囲気、環境には私はまだなっていないと思います。だんだん変わっていくと思いますね。だから、そういう中で、全く個人の意見という...全文を見る
○片山国務大臣 だから、それは、私はその提案に通暁しているわけでも何でもございませんし、報道で私は承知しただけでございまして、通暁もしていない、研究もしていない者が軽々なことを言うのは立場上いかがかな、こう思っておるわけでありますが、何度も言いますけれども、選挙制度ではいろいろな...全文を見る
○片山国務大臣 与党合意は一年以内にとありますね。だから、我々は状況を見守る、こういうことを申し上げておりますけれども、結論が出るまで一年じっと待つというつもりじゃありません。与党の合意の具体化の状況を見ながら対応を考えさせていただく。そのくらいは今のやり方として、審議会の勧告、...全文を見る
○片山国務大臣 一番いいのは、理想的なのは、与野党で合意して法案を出していただくということですね、一番いいのは。しかし、今もう、先ほどお話ありましたが、自由党さんも民主党さんも法案を出されている、この問題に絡む法案を。そこで、与党三党がこれから協議をしてまとまれば、法案を出される...全文を見る
○片山国務大臣 今の選挙部長の答弁のように、本当に全然だめなのは四月からだったんですね。それで、一月から三月までは、周知徹底もあるし、手続のいろいろなあれもありますから、タイムラグがあるからということで認めたんですね。だから、法的に言うと、それはやってもやむを得ないということにな...全文を見る
○片山国務大臣 これは、政党本部、政党支部、政党そのもののあり方にかかわる問題で、私がそれがいい悪いということは、それぞれ政党がどういう活動をやるか、本部と支部がどうやるのか、支部自身がどうやるのか、こういうことの議論でございますので、ただ、なるほど、恐らく資金管理団体への企業・...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は、また似たような答弁になりますけれども、私は、国会の中で各党各会派が十分御議論賜るべき問題だと思いますね。政党の活動は自由だ、こういうことで今のいろいろな仕組みができておりまして、政党のあり方については、本当に御自身の問題としてそれぞれの党がお考えいただ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど言いましたように、委員、法律上は認められているんですよね。認められている。違法でないんですね。あと、政党というものは、私は、基本的には活動は自由であるべきだ、こういう考えで、兼ね合いですね。政党助成金のことも言われましたけれども、そこは私はひとつ、私自身必ず...全文を見る
○片山国務大臣 政治献金は政治資金規正法の手続に従って適正に行われるべきだ、こういうふうに私は考えております。ただ、政治資金規正法は、今委員が言われたようなことについて制約、制限を設けておりませんね。だから、法律上の議論としては、違法かというと違法でないんですよね。しかし、委員の...全文を見る
○片山国務大臣 何度も御答弁申し上げておりますように、勧告が出れば、勧告を尊重いたします。  我々は、勧告を尊重したことで法案の用意はいたしますけれども、しかし一方、与党三党が、一年を限って抜本的な制度改正を検討する、結論を得る、それは、一票の格差がないように、二倍未満にする、...全文を見る
○片山国務大臣 いや、勧告以上にやると、勧告を尊重したことになりませんからね。我々は、審議会でお願いをして十分な議論を尽くしていただいていますから、勧告を中心に物は考えていく、こういうことでございます。
○片山国務大臣 研究会では、そういう専門の方に集まっていただいて、種々の議論をいただいております。  とにかく、これだけのIT時代で、日本を世界で一番進んだIT国家にするというのがe—Japan戦略の一番の大きな目標ですから、そういう中で、やはり選挙運動も、いつまでも昔ながらの...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方は実質的な審査、チェックする権限がありませんので、実態についてつまびらかではございませんが、資金管理団体と政党の支部は違いますね。それで、政党がどうあるか、政党の本部と支部の関係がどうあるか、支部の活動がどうあるかということは、まさにそれぞれの政党が決め...全文を見る
○片山国務大臣 この政治資金のあり方というのは、委員もう御承知のとおり、古くて新しい問題で、本当にいろいろな議論をされていただいておりますが、民主主義のコストという面からいえば、企業・団体献金がどうあるのか。資金管理団体の仕組みをつくりましたし、これはだめだということで、今度はそ...全文を見る
○片山国務大臣 今委員言われましたように、郵便局は百三十年の歴史があるのですね。一番地域に溶け込んでおりますし、国民にも愛されて、利用されている。私は、二万四千七百の郵便局のネットワークは国民の資産だ、こう思っております。  そういう郵便局がこういう関係で公選法違反を起こして、...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式投票機を用いて行う投票方法等の特例に関する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、情報化社会の進展にかんがみ、選挙の公正かつ適正な執行を確保しつつ開票事...全文を見る
11月20日第153回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○片山国務大臣 今、委員と副大臣とのいろいろなやりとりを聞いておりまして、相当詳しく勉強していただいてありがとうございます。  法案自身が、やはり表現が抽象的にならざるを得ないんです。だから、これでそのままというのはなかなか大変だと思いますね。やはり、いろいろな判例等の積み重ね...全文を見る
○片山国務大臣 それはそのとおりなんですね。大変残念なんですが、国内にプロバイダーの営業所がない場合には、日本の裁判所において本法案の規定に基づいてプロバイダーを訴えることはできないと解釈されていまして、この辺がこれからの課題ですね。国際間といいますか、どこでどうやるかというのは...全文を見る
○片山国務大臣 これも委員の言われるとおりでございまして、そういうことでございます。
○片山国務大臣 これは私の所管であるというより内閣全体の、今IT戦略本部というのをつくっていますから、そこで一体として対応する、こういうことだと思います。  委員が今言われましたように、国際私法の一般原則というのがありまして、これが極めて明確かというと、そうではないところがござ...全文を見る
○片山国務大臣 この法案は、不特定の者によって受信されることを目的とする通信を対象としておりますので、Eメールのように、受信先を特定して行われるものを対象とはしていません。一対一の通信は、特定の者によって受信される電気通信であって、通信内容が通信の秘密によって保護されるものである...全文を見る
○片山国務大臣 言われることは私もわかるんですが、基本的には一対一の通信が多数集まっているんですね。一対一の通信の集合体だ、こういう認識ですから、本法案の対象にならない、こう考えておりますが、今御指摘のように、迷惑メールというのは皆さんにまさに大変な迷惑をかけているんで、だから迷...全文を見る
○片山国務大臣 高木委員御指摘のように、ITと申しますか、インターネットの爆発的な普及と情報通信技術の急速な進歩、これは人類に大変な恩恵を及ぼしている、こういうふうに私は思いまして、これをどうやってうまく取り込んで社会経済活動の活性化に利用するかの各国の勝負だ、そういうふうに思っ...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員御指摘の件は、平成二年の北京アジア大会の際に、日中の合弁事業の日本側の共同事業体として、NHKの子会社と百貨店、電機メーカー等がつくりました、日中メディア交流センターのことであると承知いたしております。  これは、委員も言われましたけれども、中国で...全文を見る
○片山国務大臣 この件は、矢島委員が言われるとおりでございまして、私も、開示に当たっては慎重な対応、慎重な判断が必要だ、こういうふうに考えます。  したがいまして、この法案では、発信者情報の開示を請求できる要件を厳格に規定することといたしておりますし、また、要件を満たすかどうか...全文を見る
○片山国務大臣 接続料の引き下げというのは世界的な傾向ですね。いろいろな意味での、ITを進める上での基本的な要件の一つでございまして、できるだけ努力してもらうということは必要なことだ、私はこう思っておりますが、これはちょっと競争になりますね。競争になりますと、やはり無理をしてもと...全文を見る
○片山国務大臣 審議会の答申は審議会の答申で、それを参考として添付したことはあると思いますけれども、我々、基本的には、やはり効率的な経営が国民に対する大きな利益になるわけですから、いいサービスを安い料金で提供してもらう、これを求めているわけであります。  審議会はいろいろなこと...全文を見る
○片山国務大臣 今、内閣府の方からお話がありましたが、この問題の重要性はみんな認識しているところでございまして、IT戦略本部の中にセキュリティー対策会議というのがありまして、今内閣府の方でやっておりますが、我々もその中に加わっております。  私どもの方では今までもいろいろなこと...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は、頭が痛い問題ですね。出会い系サイトに関する情報すべてが違法、有害かというと、それはなかなか難しいんですね。そこで、憲法を含めたいろいろな法律上の問題がありますので、委員の言われることを念頭に置きながら、警察庁や文部科学省と十分連携をして、どういう対応が...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
11月20日第153回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 趣旨説明のときは済みません、ちょっと早口で申しまして。お経じゃありませんで、趣旨説明でございますので。  国家公務員の給与につきましては、もう御承知のとおりで、民間準拠という大原則のもとに、今まで人事院の方でお調べになって勧告をいただき、それを受けて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこで、人事院の勧告は八月になるんですよね、御承知のように。八月の初めになるんです。それを受けまして、政府では給与関係閣僚会議というのをやっておりまして、給与関係の閣僚が集まって相談をして結論を出すと。これは、給与は法律ですから、国会を通さなきゃいけま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員の言われるように、なるほど公務員の給与もまた下がったのかと、こういうイメージは、やっぱり心理的な効果としてはプラスかマイナスかと言われると、余りプラスじゃないでしょうね。  ただ、公務員は、先ほど言いましたように民間に準拠して勤務条件を決めていく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方公務員の給与改定は、地方団体の議会で給与条例を議決することによって決まるわけでありまして、これは基本的には国家公務員の給与を基準としながら、それぞれの団体の組織、規模、地域の民間の賃金水準、生計費等、地域の実情を踏まえて決めてくれと、基本的には国家...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方公務員の場合の給与は、都道府県では人事委員会というのがあるんですよ、知事から独立した人事委員会。これが人事院と同じ機能を営んでおりまして、市町村の場合はそういう種類のものがありませんから、今言いましたような基本的な考え方で給与改定している、こういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これにつきましては、これも昔からいろんな議論がございまして、一時は関係の公務員の職員団体の方も労働基本権を全部復活したい、こういうふうな要求もありましたし、政府側でもいろんな議論があって今日参っておるわけでありますが、私は現在の制約下においてはこの代償...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、事務局長が答えたようなことで、今、公務員制度改革の事務局を中心に議論が進められていると思いますけれども、私も、二十一世紀になったわけでありますから、二十一世紀をどういう時代にするかということを踏まえてのやっぱり新しい公務員像というのが要るんではなか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 西村局長とほとんど同じなんですが、やっぱり国民に信頼される、国民に愛される公務員であるということは必要でしょうね。それはいろんなことが私はあると思いますよ。いろんなことがあると思うけれども、そういう視点から新しい公務員制度はつくるべきではなかろうかと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) キャリアシステムというのは、功罪が相半ばしていると言うとちょっと言い過ぎかもしれませんが、それはそれで意味があるんですね。やっぱり採用のときの上級、中級、初級とあって、主としてどういう仕事をやるかというのはあるんですが、ただ、それが固定化して、キャリア...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 民間の仕事と違いまして、公務というのはなかなか評価が難しいんですよね。走っているだけでもよくやっていると、よく動いていますよね、それは。だから、民間の場合だと営業の成績を上げたとか何をどうしたとか、大変私は評価がわかりやすいと思うんですね、外形標準じゃ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはいろんな意見が私はあると思いますね。やっぱり公務員に労働基本権を丸々認めているのがいいかどうか、私は最終的には国民の皆さんの選択だと、こういうように思っておりますが、私は、今の我が国で直ちに全面的に労働基本権を認めるということはどうかなと、こうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 労働基本権には争議権もあるんですから、ストライキも可能、サボタージュも可能と。それが全体の奉仕者である国や地方団体の公務に従事している人が、そこのところは私がやっぱり少し憶病なのかもしれませんが、公務員のあり方としてどうかなという感じは私は持っておりま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 局長から、恐らく事務局長から答えると思いますが、まだはっきりした方向づけはできていないんで、人事院の位置づけとあわせて労働基本権をどういうふうに認めていくかということの兼ね合いでの議論が私はされているものと理解しておりますが、事務局長から詳細な御答弁が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私ども、中央人事行政機関なんですね、人事院と私どもの人事・恩給局は中央人事行政機関という法律の位置づけでございまして、そこの私がトップということになっておりますので、私が軽々にいろんなことを申し上げるのはどうかと思いますけれども、公務員も労働者であるこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、内閣の権限配分というか事務配分の一つでございまして、行政改革というのは大変困難、しかもいろいろに関係ある仕事でございますから、行政改革特命大臣というのを前のときからつくっておりまして、今の大臣はそういう意味では特命大臣二代目でございますけれども...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務の重要性は、恐らく委員と私は共有していると思いますけれども、その認識を。ぜひ、今言われましたように、労も使もパートナーとして手を携えて本来の公務のあり方に努めてまいる、これは当然だと思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) もう何度も同じ答弁をさせていただいておりますが、人事院制度というのは、人事院勧告制度というのは公務員の労働基本権制約の代償措置である、こういうことでございまして、人事院勧告制度は昔からあるんですが、かなり昔までは勧告どおりやらなかったんですよね。勧告を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この制度ももう長くやっていますからね、戦後。そういう意味では、少々制度疲労というのが出てきたのかもしれませんね。いつまでも勤務条件、官と民がパラレルで平等でなきゃいかぬのかどうかということ、そういうこともあると。  それからもう一つはできるだけ平等に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のキャリア組の退職管理システムというのはなかなか難しいんですね。今、木庭委員が言われましたように、だんだん偉くなっていくと同期の方はやめていかれるというようなことで天下りにつながってくると。  そこで、今は、みんなゼネラリストというんでしょうか、万...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 代償機能というのは、勤務条件は本来労と使で決めるべきだけれども、公務員という特殊なあれだから、かわりに中立公正、第三者的な権威のある機関をつくってそこで勧告をして、勤務条件等についてそれをできるだけ尊重していくと、これが大まかに言うと代償機能ですよね。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一〇〇%とは思いませんけれども、相当部分は含んでおります。
○国務大臣(片山虎之助君) それは、私に聞くよりは西村局長に聞いていただく方がいいんですけれども、西村局長も五十六回も会議を持ったということですから、その会議はどういう持ち方か知りませんが、恐らく職員団体を初め幅広い意見を聞いておまとめにならないとなかなかいいものになりませんから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 労働時間の短縮はいろんな意味で重要な課題だということは認識しておりますし、この委員会でも何度もそういう答弁をさせていただいたと思います。  今御指摘の、本年八月に行われた国連のA規約委員会のレポートですか、これにつきましては政府と余り調整をせずに、政...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) はい。  常勤は、これは男女で差別するようになっていないので、男女全く同じです、任用は。非常勤については、各省庁でそれぞれが採用し、それぞれが実際の運用しておりますから、これはもう各省庁任せで、それを調査するつもりはありません。
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しの第二十七次地方制度調査会は、昨日の二時、首相官邸で第一回の会合を開いたわけでありますが、その際、総理から、社会経済情勢の変化に対応した地方行財政制度の構造改革についてと、こういう諮問をいたしました。  それについてこれから審議を始めていただ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、明治の大合併はそれなりの一つのテーマがあったわけですね。昭和の大合併もありました。平成の大合併というのは、なるほどこれは自主的な合併ということもありますし、特定のこういうことのためにというあれありませんから、強いていえば地方分権の受け...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨に沿い努力してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  証券市場の構造改革に資する観点から、個人住民税について、所得税において源泉分離課税を選択した株式等に係る譲渡所得等を課税の対象としない措置の期...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○片山国務大臣 今、島委員いろいろ言われましたが、我々もまだ漠としておりますけれども、やはりIT時代で、日本を五年後には世界で一番進んだIT国家にする、こういうことをe—Japan戦略に従いまして今着々とやっていっている段階で、選挙や投票だけこのままほっておいていいのかなという問...全文を見る
○片山国務大臣 今回は、意欲のある地方団体が、自分でそれではやりましょうということでやってもらう、基本的にはそうですね。それで、今幾つかの市、そんなに多くないですけれども、特定の市から強い希望が出ていまして、そこではやはりそれだけの意欲があるんだから、今委員が言われたようなことを...全文を見る
○片山国務大臣 今希望を表明されているところは、もう島委員御承知だと思いますけれども、一つは広島市なんですね。広島市は秋葉市長さんが大変御熱心で、もう相当前から私のところへ言ってこられております。  それからもう一つは、私、地元が岡山県なんですけれども、岡山県の新見市長さんなん...全文を見る
○片山国務大臣 今、千五百億円と言われると、なるほどな、こういうことに実はなるんですけれども、選挙のやり方が全部変わってくる。投開票のやり方が変わってくれば、私は大変大きな効果があると思うんです。  今、島委員が言われましたね、疑問票、無効票がほとんどなくなるということ、それか...全文を見る
○片山国務大臣 そういういろいろな対応をとりながらやっていくということで、それは安心という前提がなきゃ、なかなかこういうのを導入ということになりませんので、そういうふうに考えております。
○片山国務大臣 詳しい話は場合によっては選挙部長から、私は研究会の詳細な状況を存じ上げませんけれども、恐らく委員さんの中には、今委員が言われたようなそういう御発言やお考えがあったと思いますよね。  ただしかし、島委員、ちょっと気が早いと思いますね。まだこの法律を通す通さないとい...全文を見る
○片山国務大臣 選挙運動期間中にホームページ上で候補者に関する虚偽事項を記載して誹謗中傷して当選を得させない、こういうことなら、もうそれはずばり適用があると思います。事案によってはいろいろあるかもしれません。  それから、プロバイダー法が通れば、そういうことで、名誉毀損的なこと...全文を見る
○片山国務大臣 プロバイダー法は、これはいわば、プロバイダーの賠償責任の範囲は御承知のとおりですから、これは民法上の不法行為だとか公選法にひっかかる場合はそっちでやっていただく、こういうことで、プロバイダー法ができたからどうということは、御承知のとおり、ありません。
○片山国務大臣 その場合は、少なくともプロバイダー法の適用はないということですね。
○片山国務大臣 第三世代の携帯電話なんかを予想して公職選挙法はできていませんから、それはかなり解釈も運用も無理があることは事実ですね。これはそういう意味で、今インターネット時代の選挙運動ということを研究していますから、委員の御要請のようにできるだけ早くまとめるように努力いたします...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁させていただきましたが、我が国は今のe—Japan戦略で、五年までに世界で最も進んだIT国家になりたいということで、万般の各分野におけるIT化を推進いたしているわけでありますが、一方、選挙手続の中でも投票というのは最も中核的な部分でございますけれども、...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁させていただきましたが、我々は、e—Japan戦略に基づいて、電子政府、電子自治体を実現いたしたい。その中にはいろいろなことがありますよ。先ほども言いましたが、申請、届け出を二年間で全部オンライン化してしまう。それから、ワンストップサービスというものを...全文を見る
○片山国務大臣 そうですね、そういう御意見があってもいいと思いますけれども、今、回線をつなぎますと、不正アクセスでこのトライアルが妨害される、余りないかもしれませんけれども、可能性としてはそういうことがある。それから、今は、今の仕組みは、投票所は投票所なので、開票所で開票するんで...全文を見る
○片山国務大臣 後ほど詳しく選挙部長から御答弁させていただきますけれども、やはりセキュリティーの万全が確保されているかどうか、そういうところですね。回線につなぐと不正アクセスがどんどん、今いろいろな議論がありますから、そういうことで、今回は、今言ったように単体で、投票所ごとのあれ...全文を見る
○片山国務大臣 やはり、つながれると、不正で投票内容を改ざんされるおそれがある、不正アクセスによって。そういうことのために、とりあえずは委員が言ったようなフロッピー方式ですから、特につながないということに意味を持たせてそういう条文を書いた。セキュリティーの確保さえ万全の対応ができ...全文を見る
○片山国務大臣 回線接続を全く否定している機器だということではありませんから、ひょっとそれをつなぐことによって投票内容の改ざんなんかが起これば、トライアルとしてこの信憑性の議論になりますから、とりあえずは、今回は回線というものは一応つなげないようにしておこう、こういうことでござい...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりでございまして、将来はそういうところにつながっていくのか、それはわかりません、このトライアルの結果を見て。しかし、今の段階では、とにかく自書式の投票にかえてこういう機械を使っての電子投票ができる道を開いた、そういう意欲のある地方団体にはそういうことを...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりで、地方団体のいろいろなお金も結局は国民の税金に由来するわけでありますから、すべてが公平公正に行われなければなりませんが、特に選挙に関するものでございますから、委員の言われるように、契約手続等につきましても万全を期してまいりたい、こういうふうに思って...全文を見る
○片山国務大臣 今回の参議院選挙は、拘束式を非拘束式に改めましたから、特に比例は、今までは党だけでよかったんですけれども、人が今言われました二百四人ですか、候補者ごとに、こういうことでございますから、大変な作業になったわけでありますが、私は、それにしては、大体午前五時ごろにわかり...全文を見る
○片山国務大臣 これは予算委員会でも御質問いただいたような気がします、ほかの党の方だったかもしれませんが。  ただ、ずっと調べてみますと、余り違わないんですよ、余り違わない。今まで過去六回行われました拘束名簿式比例代表制のもとにおける無効投票率の平均は四・五六%なんです。選挙区...全文を見る
○片山国務大臣 厳密に割に合うか合わないか、それは割に合わないという意見も確かにあると私は思いますよ。  ただ、何度も言いますように、これは小さな第一歩で、将来のこういうe選挙システムへの移行の前提だと考えて、しかもパイロット事業ですから、最初にやっていただく、こういうことです...全文を見る
○片山国務大臣 制度化には、やはり役所ですから慎重ですよ。これは一種の制度化ではありますが、地方選挙に限って、その地方団体が手を挙げた場合にトライアルをやっていただく、こういうことでございまして、何度も申し上げますけれども、二〇〇五年には世界で一番進んだIT国家にする、電子政府、...全文を見る
11月22日第153回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○片山国務大臣 滝委員から冒頭に二次補正のお話がありましたが、これにつきましては、伝えられるように、国の方はNTT株の売却益をこの財源にする、こういうことでございまして、当然、地方に関するものは地方負担が出てくるわけでありますが、これにつきましては、財務大臣と私どもの方で地方の立...全文を見る
○片山国務大臣 この制度は、戦後、地方自治制度を採用するときにアメリカの強い指導で入った、アメリカでは納税者訴訟というものですね。これは、個人に着目しているんですね。  地方公共団体の長や職員は、職務として仕事を行うんですよ、個人でやっておるわけじゃないんですね。しかも、今、滝...全文を見る
○片山国務大臣 今回の法改正は、先ほども言いましたように、第二十六次地方制度調査会の答申や地方分権推進委員会の意見にのっとったものでございますが、基本的な理念は、結局、住民自治の拡充なんですね。  一つは、地方議会の活性化と住民参加の積極的な拡大でございまして、それが今の住民投...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど滝委員と副大臣とのやりとりもございましたが、基本的には、訴える住民の実体的な権利は全く損なっておりませんし、それから、訴えられる職員あるいは長の実体責任にも何らの変更はない、こういうことでございまして、私は、抑止効果をよく説明すればおわかりいただける、抑止効...全文を見る
○片山国務大臣 平成七年の改正で、住民発議制度というのを導入いたしまして、合併協議会を住民の発議によってつくることができる、こういう仕組みをつくりましたけれども、なかなか、関係の議会がノーと言って否決してしまうんですね、合併協議会設置の議案を、住民発議の議案を否決してしまう。こう...全文を見る
○片山国務大臣 例の二十六次の地方制度調査会の答申の中にも、今、高木委員が言われたような合併そのものを住民投票制度にかけたらと、こういう御提言もあったわけでありますけれども、そこまでやりますと、間接民主主義、議会制民主主義を今の地方自治制度もとっておりますから、議会の意思を完全に...全文を見る
○片山国務大臣 今の合併の特例法の期限が平成十七年の三月までですから、あと余り時間がございませんので、大きなうねり、流れ、雰囲気が私は出てこなければならない、こう思っておりますけれども、現在、合併協議会や複数の市町村で研究会を設置して合併を具体的に検討している市町村は千六百五十七...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、日出委員お話しのように、中央の行政機関による政策評価については来年から法律が施行になりまして、現在、私どもの方で基準を示して準備に入っていただいておりまして、一部やっているところもありますが、来年の四月からこれは一斉にスタートすると、こういうことで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、やっぱり国も本格的にこの方式を導入いたしますから、地方も足並みをそろえてやっていただく方がいいと思いますし、今いろいろやりとりを聞いておりまして、やっぱり特に市町村はばらつきがありますね、進んだところとそうでないところの。だから、そういう意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その前に、今、日出委員言われましたように、やっぱり行政側というか、役所の方は余り都合の悪いことは言わないんですよね。だんだん変わってきていますよ。それは市町村や都道府県でも例外でないんで、やっぱりこれだけ情報開示の時代ですから積極的な情報の提供あるいは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 詳しくは自治税務局長から答えさせていただきますが、人件費のウエートが高いということです、人件費のウエートが。外形標準でいろんなものをとるんですけれども、付加価値を中心に考えるわけですが、付加価値の中で一番大きいのは人件費なんですよ、やっぱり。それで人件...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱり間接投資から直接投資へと、証券市場の育成ということが当面の我が国においても大きな課題でございまして、そのために今回こういういろんな改正の措置がとられたわけでありますけれども、今、委員が言われましたように、やっぱりそういう損失を吸収できるというこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども申し上げましたが、貯蓄優遇から投資優遇へ金融のあり方を切りかえていく、こういうことが例の六月の骨太方針でも書かれておりまして、我が国の経済の再生を図るためにはやっぱり企業の活性化が必要で、そのためには成長分野に資金が流れていかなけりゃならぬ、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務省では地方団体に対して連絡をしまして、地方団体を通じて住民に必要な周知をやってくれと、こういうことはもう既に始めておりますが、総務省のホームページにも改正法の概要をわかりやすく載せること等を初めとして、今回の改正は国税、地方税を通じる改正であります...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっと額はまた後ほど資料で出させていただきたいと思いますが、固定資産税そのものじゃないんですね、基地交付金は、固定資産税的ではあるんですけれどもね。  そこで、その今の台帳価格との比率を見ますと、基地交付金の方は〇・五六%になっているんですよ。とこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これもぶっちゃけた話をしますと、創設時はつかみだったんですよ、基本的には。それをだんだんだんだん固定資産税的に近づけていったんですよ、旧自治省の努力で。ここのところが神学論争になるんです。だからひとつ、数字は後でお持ちしますので、よろしく御理解賜りたい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三年に一遍という約束を大分取り交わしておりますので、ことし増加しましたから来年どういうことになるのかわかりませんが、予算額そのものはわかりませんが、考え方の整理を財務省との間でいたしたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 正直言いまして、現在検討過程ですが、今の浅尾委員が言われたようなことまでは検討の対象には入っていない。税制で政策誘導をどこまでやるか、これはかなり昔から議論があるところで、私はある程度そういうことも考える必要性も感じてはおるんですけれども、一方では税制...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) このいわゆるホテル税と言われるものは、東京都が都の税制調査会の答申を受けて検討を行ったものでございまして、法定外目的税で、この目的税ですが、その使途は観光振興施策に充てると、こういうことのようですね。一万円から一万五千円までのものは百円、一万五千円以上...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 簡易保険事業団は、私はもういち早くこれは廃止しようと、こう考えております。  といいますのは、二年後に公社になりますから、事業団を別に置いておく理由が大変乏しくなると、こういうふうに思いますのでそうしようと思いますが、今、簡易保険事業団がやっています...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはなかなか、委員、難しいですね、我々は効果があることを期待しておりますけれども。  ただ、一般投資家の方の認識も大分変わってきているので、昔は源泉分離、源泉分離と言っておったんですよ。というのは、その方が手間は簡単だし、得ですからね、いい方をとれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、この外形標準課税は地方税制としては望ましい税制だと、こう思っております。  ただ、これが難しいのは、納めている人が安くなっても余り恩恵を感じないんですよ。ところが、納めていない人がちょっとでも納めるようになると増税だ増税なんと言う。増税じゃない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員がいろいろ言われますけれども、この申告分離の一本化というのはどれほどのエネルギーと努力が要ったかということですよ。源泉分離を残せという大合唱の中で、これをとにかくまとめるためにはこういう必要があるんですよ。  それから、証券市場の云々に地方団体の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 株価は結果ですから、株価は結果で、そういう今委員が言われましたような構造改革をやり、環境整備を行い、結果として株価が上がる、大変結構であります。もうみんながハッピーになる。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、これによって一般投資家がふえてくる、株式市場が活性化するんですね。そのことが我が国のファンダメンタルズを強くするわけであります。今はその成長部門にスムーズに資金供給が行われないようになっているんですよ、証券市場が力がありませんから。そういうことを...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、要はバランスなんですよ。今、日本は偏って、証券市場に行く金が、リスクマネーというのか、リスクをとるマネーの比率が極めて低いんですよ。だから、今言いましたように、多様な資金供給ルートを開くことが経済の再生、活性化につながるんですよ、多様な。  そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、又市委員言われましたように、預貯金と株式の保有のこの差というのは物すごいですね。それは、いろんな理由があると思うけれども、今まで一つ証券投資、証券市場を健全に育成するという努力が私はやや不足しておったと思いますよ、我が国に、全部に。  そういうこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 勤労所得といいますか、給与所得の方はこれは所得によって税率が御承知のように違うので、どこをどう取るかということはありますけれども、こっちの方は一律でやらにゃいけませんから。ただ、その辺の考え方というのは、委員、いろいろあるんですよね。そういうことをやっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これ松岡委員の言われるとおりですよね。年三回、税制改正、証券税制改正というのはいかがかなという感じが私はしますが、三月のやつはこれはもう年度改正で、これは当然毎年やるやつですから。この証券市場の推移を見てやっぱり何か応急策が必要だということで六月のあれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何ほど、たばこ税の増税が取りざたされておりますね。  たばこ税は、御承知のように、国と地方が完全に折半で分けている税でございまして、安定性があるというのと、伸長性というか、地方財源としては安定性、普遍性という意味では私は適当な税だと思いますし、また、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  独立行政法人及び特殊法人の情報公開に関しましては、行政機関の保有する情報の公開に関する法律において、政府は、平成十一...全文を見る
11月26日第153回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) この機会に、第十九回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告申し上げます。  今回の選挙は、本年七月二十二日に任期が満了となった参議院議員の通常選挙でありまして、昨年十一月に議員の定数削減及び非拘束名簿式比例代表制の導入等の公職選挙法の改正を行っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式投票機を用いて行う投票方法等の特例に関する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、情報化社会の進展にかんがみ、選挙の公正かつ適正な執行を確保...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○片山国務大臣 今、金子議員の御指摘のように、昨年十二月に閣議決定しました行政改革大綱で、地方分権の推進の中に市町村合併をやると、市町村合併の推進を中に盛り込んだわけでございます。  私は、基本的には、やはり二十一世紀は地方の時代、とりわけ住民に身近な市町村の時代だろう、こう思...全文を見る
○片山国務大臣 書き方はやはり少し言葉足らずな点があったかもしれませんが、基本的には、やはり地方分権を推進することが日本のために必要だという考え方でございます。地方分権ということは、地方が自分で物を考えて、決めて、それがやれるだけの力を与えるということですね。そのためには、今より...全文を見る
○片山国務大臣 十七年の三月までですからあと三年ではないか、千になるのかな、なかなか難しいのではないかと。私も、なかなか難しいと思います。  ただ、私が思っているよりは、はるかに雰囲気が出てまいりました。例の合併の協議会や研究会をつくっているところは市町村数の半数を超えていると...全文を見る
○片山国務大臣 これは、行革担当特命大臣のところで、できれば十二月中に公務員制度の改革大綱をまとめたい、こういうことでございまして、今、審議の途中経過の報告は事務局から何度もいただいておりますが、一番のポイントのところが、正直言いましてまだ決まっていないんですよ。これはやはり労働...全文を見る
○片山国務大臣 地方自治の本旨、憲法にもありますけれども、これは今有力な学者の方を含めまして、定説は、住民自治と団体自治の両方が満足できる状態だ、こういう話でございます。  住民自治は、簡単に言いますと、知事さんや市町村長さんや地方議会の議員さんを住民が選ぶ、それが中心で、議会...全文を見る
○片山国務大臣 今でも住民自治はかなり私は満たされていると思いますけれども、今の直接請求をもう少し使いやすい制度にする、監査請求も効果的なものにする。  住民訴訟については、これは今、アメリカの制度をそのまま入れましたから、大変、職員や長、個人のねらい撃ちになっていますから、こ...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員が言われましたように、国全体の経済もよろしくありませんし、地方の経済も同じであります。全体がどうもマイナス〇・九%ぐらいの経済成長になるのではなかろうか。来年度の経済成長がどうなるかと今いろいろそれについての検証をいたしているわけでありますが、大変厳...全文を見る
○片山国務大臣 今言われましたように、昭和五十一年の地方制度調査会において問題提起がされて、かなりたっていますね。それで、今回、合併の協議会をつくることについて住民が発議したものを議会が否決した場合に、住民投票で設置の是非を問おう、こういう制度を入れさせていただきましたけれども、...全文を見る
○片山国務大臣 通常国会で電波法の一部改正の際に御審議をいただきまして、あのときは、予算の関係もありますから、一応の調査をしての見積もりをやったわけでありますが、その後精査をしてみますと、特に周波数事情の厳しい九州等の西日本と関東で電波の状況が極めて複雑で、混信を回避する上で対策...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは一般的な住民投票制度じゃないんですね。今回の住民投票制度は、住民発議で合併協議会をつくれという発議をやったものが関係の議会で否決された場合なんですよ。その場合に、住民投票を再度求めて、住民投票で協議会を置くんですよ。合併そのものの是か非かじゃないんです...全文を見る
○片山国務大臣 何度も言いますけれども、基本的には議会制民主主義で、その市町村の議会の意思が団体の意思なんですよ。  ただ、住民が発議して合併協議会をつくってくれと言ったものを議会が否決したんですから、もう一遍住民にチャンスを与えよう、議会にもう一遍考え直してくれと。合併そのも...全文を見る
○片山国務大臣 これはなかなか一義的にいかないんですね。昭和の大合併のときは、何度も言いましたけれども、あのときは八千人にしよう、少なくとも八千人、こういうことで、あのときの住民投票は五分の四の四分の三ですけれども、これは内閣総理大臣勧告、知事勧告をやりまして、それを拒否した場合...全文を見る
○片山国務大臣 いや、全くありません。しかも今度の合併は、何度も言いますように、明治の大合併とも昭和の大合併とも違うのは、あくまでも自主的に、関係の皆さんの総意を集めてと、こういうことをお願いしているわけであります。
○片山国務大臣 基本的には、地方自治は住民自治と団体自治がある。住民自治は、何度も言いますように、長、議員は住民が直接選ぶという間接民主主義で、住民が物事を決めるということですね。団体自治というのは、国と独立した団体をつくって、その機関で、機関は議決機関と執行機関がありますけれど...全文を見る
○片山国務大臣 理屈上の優劣はないんでしょうけれども、我が国憲法は間接民主主義を、今の規定によって、九十二条、九十三条によって書いているわけですね。長とその他の吏員及び議会は住民の直接選挙で選ぶ、これが意思決定の議決機関であり執行機関だと明定していることは、私は、間接民主主義が基...全文を見る
○片山国務大臣 まさにこの町村総会は直接民主主義なんですよ。これは、明治二十二年にできた町村制、あそこに規定があるんですよ。明治の町村制ができたときは町村が七万一千あったんです。だから、恐らくいろいろな小さな町村があったと私は思いますね。そこで、町村制は、特別の事情があって知事が...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それはもちろんそういうことなんですよ。間接制民主主義が全部正しくて、直接制民主主義はおかしいということはないんです。私は同じだと思っている。  ただ、今のいろいろな、市町村の規模等を考えると、直接制民主主義はなじまないだろうと。何千人、何万人が集まって、総...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員、千にはなかなか大変ですね。これはあくまでも目標で、できるだけそれを目指してこれから三カ年努力していくということだと思いますけれども、仮に合併が我々が思うように進んだ場合に、それじゃ自治法九十四条の町村総会ができるかというと、今ですら町村総会を選択している...全文を見る
○片山国務大臣 それは、重野委員、町村制のときだってほとんどなかったんですよ。神奈川県で一つでしょう。それから、地方自治法のときに八丈村ですか、何かでございますから、もともとこの制度を使うというところはなかったと思います。しかし、それは、落とすか落とさないかは立法政策の判断で、最...全文を見る
○片山国務大臣 それぞれそのときのいろいろな状況に基づく判断があると思いますし、私は、重野委員の思いは十分わかります。  だから、これは私個人の考えですけれども、ITがずっと進みまして、インターネット、オンライン時代になるんですよ。そういうことになるときに、市町村の住民の意思を...全文を見る
○片山国務大臣 スイスが地方自治や民主主義の大変進んだ国だ、コンミューンというのがあって、そこはどうも全員参加で、まさに町村総会みたいで物を決めていくということを我々も教わりましたよね。だから、これが一つの理想であるということは事実ですけれども、しかし、それは、現在のような状況の...全文を見る
○片山国務大臣 何度も答弁させていただきましたように、私は、二十一世紀は地方の時代であり、それは住民に身近な市町村の時代だと考えております。  そこで、委員が言われました、人口規模による差をつけろ、これは今もうかなりできているんですね。政令市、中核市でしょう、特例市、普通の市、...全文を見る
11月27日第153回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、世耕委員から難しい御質問がありましたが、なるほど衆議院の改革に関する調査会が十一月十九日に答申をいたしておりますね。その中にいろいろ書いてありますが、現在の我が国の仕組みは議会制民主主義ですよね。議会制民主主義というのは政党を前提にしているんですね...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この特殊法人改革は大変長い経緯と議論があるわけでありまして、今までも何度か改革を試みてきまして、一部の改革は行われましたけれども、全般的にゼロベースからの見直し、徹底した見直しというのは実はなかなか難しくて今日までやられていないわけでありまして、今回は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もちろんねらいはそういうことで、立法技術的にここは政府と書くのはなかなか書きにくい、読めないと、こういうことでございまして、理念や趣旨や考え方は全く一緒でございます。
○国務大臣(片山虎之助君) 政府と一体かどうか、ダミーと言っちゃいけませんが、そういうことからいうと、外形基準というとやっぱり役員とお金、出資でしょうね。そういう意味で、一般的には理事長等の選任と出資云々と、こう入れていますけれども、しかしそれだけじゃとても当てはまらないんで、あ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 例えば指定法人が議論になっているでしょう、相当。だから、そういうことは今私どもの方で研究会をつくって研究しておりますから、そこで結論を得られれば、やっぱり公の政府の説明責任というものの拡大ということは私はあり得ると思っています。そういう意味で、とりあえ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはいろいろでして、恐らく、今の小型船舶検査機構というんですが、私は実態を知りませんけれども、やっぱり国の監督権が残っているのは公の必要性があるんですよ、その分だけ、実態はともかく。それから、役員が恐らく、民営化されておりますからお互いで選ぶんでしょ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特殊法人から民間法人化されたものは民間法人になるんですよ、最終的には。過渡的に、今言いました公の必要があって監督権が残ったり、たまたま適任者がいないから、自由に選んでいいんだけれども、そういう関係の人がなっているということはあるんだけれども、これは完全...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行革というのは公の仕事減らしなんですよ。委員には釈迦に説法ですけれども、公の仕事減らし。小泉総理は民間にできることは民間にと。完全に民間法人になるものは商法その他の手続でいろいろ議論してもらえばいいので、やっぱり公のかわりをするようなものについては、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の行政改革、特殊法人等改革の中で、民間法人化された特殊法人についても設置法が残ったり公のあれが残っているものについてはどうするかという議論になっているんですよ。それも、完全民営化か、廃止か、別の形か、こういうことの仕分けをしますから、その仕分けによっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 中部のこの会社は普通の株式会社ですよね。指定法人になるのかどうか、指定法人なんですけれども株式会社でしょう。関空の方は特殊会社ですね。  それで、これはPFIでやるということで中部国際空港の方の会社はできたわけですね。政府がなるほど四〇%ですけれども...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 理事長を政府が任命かどうかとか、出資をしているかどうかが全く意味がない基準だとは私は思いません。相当意味があると。しかし、それだけでは全部カバーし切れないでしょうね。  そこで、個別にということを加えているわけですけれども、今の中部国際空港株式会社も...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関情報公開法をつくるときに独立行政法人等も含めたらという議論は確かにあったんですね。そこでいろいろ法制的に検討しましたら、やはりそうはいっても国そのものと独立行政法人や特殊法人や認可法人は違うではないかと、性格も。業務内容はもちろん違いますよね。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、遠藤副大臣も答弁をいたしましたが、こういう情報公開の対象にならない法人も積極的に情報提供していくということは私は必要だと思いまして、八月の閣議だったと思いますけれども、インターネット等を使った積極的な情報提供の要請を各閣僚にいたしました。これは今後...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 長い間のいろんなやり方の総和で今の渡し切り経費の経理方法というのができたと思いますけれども、来年から渡し切り経費はやめますから、それに伴ってどういう特推連経費を支出方法をするかは今検討してもらっております。透明度の高い、わかりやすいものにしたいと。ただ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、又市委員からお話しありましたが、特殊法人の財務内容等や事業活動の状況を国民の前に明らかにするということは大変重要な問題だと思っております。  そういう意味で、本年八月に、午前中にも答弁いたしましたけれども、閣議において、私から各閣僚等に対して、特...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 予算案そのものは、決まればこれは出すのは当たり前で、その予算案の形成というのか、途中過程というのは……
○国務大臣(片山虎之助君) そうじゃないの。  予算案そのもののPRは大いに財務省を中心にやっていると思いますから、決まれば情報提供するというのは当たり前だと思いますが、どういうやり方がいいか、それは財務省でお考えいただく。総務省の予算案については総務省で考えていくと。全体では...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 財政投融資はこれは必要なんですね。今の政策金融で、特に住宅金融公庫はこれは廃止という、五年後にね、そういうことに決まりましたけれども、住宅に対してそういう長期で固定的で低利な融資というのはやっぱり財投の原資をある程度使わざるを得ないので、私は、財政投融...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ある法人の子会社、関連会社、そういうものに対する情報開示は、その法人が子会社や関連会社について持っておる情報の情報開示の請求ができる、あるいはその法人が情報提供するということはあると。ストレートじゃありません、クッションがありますよね、その親法人を通じ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうです。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました国家公務員の育児休業等に関する法律及び一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部を改正する法律案及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  ま...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今回の法律は、地方団体でぜひ電子投票をやってみたいという希望が強いところが二市ありまして、そういうことが一つ背景にあるんですが、もう一つは、前から超党派の議員さんで電子投票の研究会とか議連がありまして、とにかくこういうものの制度化に入れと、制度化をすぐ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員の言われるとおり、一票の格差の是正ということは選挙制度にとって大変重要な問題だと、こう思っております。特に衆議院議員の選挙につきましては、選挙区画定審議会設置法というのがありまして、その第三条の第一項に、審議会が小選挙区の区割りをいろいろ決めるんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国会の議員さんをどうやって選ぶかというのはこれはもう古くて新しい大問題で、日本は二院制ですから、衆議院と参議院があって、できればそれぞれ違う民意を代表するのが二院制としては私はベターだと思いますね。  そこで今、参議院の方は、一つは全国区比例と都道府...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、小川委員の指摘は大変議論のあるところですね。ただ、今の制度は国会でお決めになったんですけれども、基礎定数一を全部配分しまして、その後は二倍未満で人口に比例してと、こういうことになっております。現行の制度はそういうことでございますが、民主党さんの方か...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も新見市がやるって驚いたんですよ。それで、何でやるんだと、市長よく知っていますから。  ずっと私が、去年は自治大臣でございましたよね、総務省になる前で。自治大臣のころからずっと来られたのは広島市長の秋葉さんなんですよ。それから民間の宮川さん、御存じ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 小川委員、世の中には運不運というのがありますよね。(発言する者あり)いやいや、本当に。それはあるんですが、選挙については相当我々も努力して、あるいは警察や検察当局も努力して、私は大きな、やっぱりそれはきっちり摘発されていると思いますよ。  そういう意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、今度新しい方式ですから、やっぱり今のバリアフリーじゃありませんが、障害者の方や高齢者の方は戸惑われると思いますね。だから、これは十分なPRを、しかも今度は意欲的な、今、広島市と新見市という話が出ましたけれども、そういうところでは徹底した...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住民投票につきましては、今地方自治法の改正案を衆議院の総務委員会で御審議いただいておりますけれども、あの中に住民投票の制度化を一つ入れているんですよ。それは合併協議会をつくってくれということを住民が発議した場合に、議会が否決した場合に、今度は直接請求を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは解釈は選挙部長が言ったように限定的に解釈せざるを、法律の解釈としてはそういうことになると思いますが、衆議院で各党が一致してそういう改正をされる、こういうことなものですから我々は受け入れたんですけれども、山本委員の言うような感覚は私はあってもいいと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうしますとおもしろいですね、それやると。おもしろいと思いますけれども、影響されますね、影響される。やっぱり自由な意思でだれがいいかを選択するということですから、今の日本の皆さんというのは割に影響されますよね、特にテレビや何か見ていますと。だから、そう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 池田委員言われるように、投票の秘密を確保するということはもう最大の課題ですね。  そこで、今いろいろ言われましたけれども、それについては相当な研究をうちの方でもしまして、それがないようなことでやっていきたいということでございますんで、ちょっと詳しい説...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 不明朗とは思いませんけれども、恐らくいろんな関係の団体がありますから、共同体的な、そこの代表を入れたんだと思いますよ、私は見ておりませんけれども。しかし、いずれにせよ、技術的な基準を検討してもらいまして、それがまとまれば公表します。  それから、特定...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が答えるのが適当かどうかと思いますけれども、法律所管でございますので。  これは長い間の政治改革議論の中で各党各会派が議論を重ねて、その結果、政党助成法が成立いたしまして、それに基づくものでございますから、私は、やっぱり政治活動を全く一切の、一円の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 各党各会派がどういう党の財政をおやりになるかというのは、各党が自分でお決めいただければいいんで、だからこのパーセンテージも言われたとおりだと思いますけれども、しかしこれはいろんな考え方ができるんで、この政党助成制度そのものを認めているわけですから、私は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ここは個人の立場での意見を申し上げるあれではありませんし、今、大臣という立場ですからちょっと軽々なあれはできませんが、そのときは野党でもございましたし、そういううっぷんもその言葉の中には入っておるかもしれませんけれども、しかし、個人としてはいろいろ私は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 考えが変わっているとは言ってないですよ。変わっていない。
○国務大臣(片山虎之助君) そのときは、国会での質問でございますので、そういう考え方に基づいてもちろん質問させていただいたわけでありますが、こういう政党助成制度も私は一種の定着を見ていると思いますし、そういう中で、政党がどの収入でどういう経理をやっていくかについては、これは各それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 野党だからそういうことを言ったんじゃないんですよ。それは私の考えで言ったんです。野党だから言い方がちょっと激しくなっていますがと、こう言ったんです。  池田委員からるるお話がありましたので、池田委員のお考えはしっかりと受けとめておきます。
○国務大臣(片山虎之助君) やめたというわけではありません。記号式は記号式でそういう制度があるわけですから、これは県では五つの県が知事選でやっていますよね。だから、それはそれでやっていただきたいと思いますけれども、今回は特に地方選挙についてこういうことで電子投票の道を開いたと、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この四十万というのは、外国の端末の投票機は大体三十万から五十万らしいですね。だから真ん中とって四十万と、こういう積算で概算要求いたしておりますけれども、今言われますように、地方の選挙にかかる経費というのは、標準的なものは交付税の基準財政需要に入れている...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も、報道が一部のマスコミ紙によって出ましたので、早速郵政事業庁長官に命じまして調査班をつくりまして、首席監察官室と東北の郵政監察局で合同チームをつくりまして、現在、今鋭意調査をやっておりますし、渡し切りについてはいろんなことが言われていますから、本当...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公選法違反事犯につきましては、これはやっぱり専門家の警察や検察にお任せして、我々は全面的に協力しようと、こういうことにいたしました。  そこでいろいろ御捜査いただいたわけでありますが、服務規律、綱紀粛正につきまして、郵政監察局というのが委員御承知のよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も森総理の答弁は聞いておりました。  そこで、どういう機械を入れるかなんですが、何度も選挙部長の方から答弁しましたように、研究会をつくりまして、そこで、研究会で、高齢者や障害者の方にも使いやすいような、そういうシステムを持つ機器をと、こういうことで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 西川委員言われますように、有権者の投票機会をできるだけ確保すると、これはもう一番大切なことですね。  それで、やっぱり選管というのは厳重なんですよ、まじめな人が多いから。法令を守り過ぎるんですよ。守り過ぎなくてもいいんですよ。もうこういう有権者の方に...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○片山国務大臣 今、平林委員からお話がございましたが、地方制度調査会は、昭和二十七年に第一次ができまして、もう大変長い歴史を持っておりまして、我が国の地方自治制度改正の重要部分はすべて地方制度調査会の建議をいただいているわけであります。御承知のように、行政改革の絡みで地方分権推進...全文を見る
○片山国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、地方公務員が地方自治を担う、しかも地方住民全体の奉仕者でございますので、そういう意味で、公務員倫理をしっかり確立していく、服務規律を徹底していく、こういうことが必要だと思います。大部分が道路交通法違反でございますけれども、こう...全文を見る
○片山国務大臣 武正委員お話しのように、私も、この戦後の地方自治制度で導入された住民訴訟制度が一定の役割を果たしてきたものと思いますね。それは、確かに、そういう意味で、いろいろな意味での抑止効果もあり、いろいろなことを明らかにする効果もあったと思いますね。このところ、情報公開制度...全文を見る
○片山国務大臣 私も委員と全く同感なんですよ。地方自治がそれだけ重要なものになる、大きな働きをするということになりますと、それだけチェック機能が発揮されなければならない、こう思っておりまして、そういう意味で、これを、単に個人の責任を問うということではなくて、機関の責任を問う、団体...全文を見る
○片山国務大臣 今の制度はこういうことなんで、個人を通じて機関の責任を問うているんですよ。機関の責任をまず問うべきなんですよ。首長というのは、これは執行機関のトップですよ。職員というのはその補佐機関で、機関なんですよ。まずそこの責任を問うて、それから個人の責任を問うべきなんで、私...全文を見る
○片山国務大臣 私は、首長は個人なんて言いませんよ、首長は機関なんですから。公人としての首長というのは、機関の長としての首長なんですよ。まさに公人というのは機関の長なんですよ。ところが、今は、個人、私人という個人をつかまえて訴訟を起こしているから、制度としていかがかなと私は申し上...全文を見る
○片山国務大臣 今はそうなっていますよ。ただ、逆に言えば、機関をつかまえて個人も参加できるのだから、効果は同じなんですよ。首長なり首長の部下の職員が財務会計制度にのっとって会計手続をやるときに、不正、違法があれば訴えられるという制度でしょう。それを勝手に個人として考えてやるわけじ...全文を見る
○片山国務大臣 今、行政局長が答えたとおりですが、こういうあれもあるのですよ。連合軍総司令部の指示に基づき短時間で立法化されたゆえ、不明確で、解釈上疑問の点が多かった。これがため、運用において、住民による監査請求あるいは訴訟の提起に当たり、あるいは裁判所における訴訟の審理に当たり...全文を見る
○片山国務大臣 例えば、どなたでも結構なんですが、武正さんが千葉県の知事に仮になるとすると、千葉県の知事という、これは機関ですよね、機関の長。天皇機関説、昔ありましたけれども、それと武正さん個人というものと、これは両方あるのですよ。そこで、財務会計に基づいていろいろなことをやる、...全文を見る
○片山国務大臣 機関の長と個人が同じではないかと武正委員言われましたけれども、機関の長でない個人なら、訴訟も全部個人で対応するのですよ。資料なんかも個人で集めたものしか出せないのですよ。機関そのものの長の責任は問えないのですよ。だから、私は、機関の長にした方がいいということです。...全文を見る
○片山国務大臣 団体と機関は違うのですよ。団体というのがこうあって、団体の中に意思決定機関である議決機関と執行機関があるのですよ。団体と機関は全然違うのですよ。  そこで、今の談合の問題ですけれども、今度の制度でも、第三者である業者について訴訟告知がなされるのです。しかも、当然...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは自治体の機関が訴えられるからですよ。訴訟の対象になるからですよ、機関が。新しい制度ですよ、新しい制度は、機関が対応するのが当たり前の話ですよ。ただそこで、どちらが裁判の費用を持つかは勝った負けたで決まるのですから、御承知のように。
○片山国務大臣 言われることがよくわからないのですけれども、住民が、新しい制度ですよ、訴訟の対象にするのは機関の長なんですよ。機関の長が受けて立つのですよ。そこで、談合したのかどうか知りませんが、業者がいるとすれば、それは訴訟参加するのですよ。訴訟参加によって効力は当然及ぶのです...全文を見る
○片山国務大臣 日本は三権分立で、裁判所が、持ち込まれたものを、あらゆることを判断するということになっていますから、専門の知識がなくても、アンパイアみたいなものですから、AとBの意見を聞いてどちらが正しいか判断すればいいわけでございまして、そんな行政の細かいことまで裁判官は知るわ...全文を見る
○片山国務大臣 行政不服審査法というのがありますね。これはそれで機能していると私は思いますが、直接地方団体の事務については、機関委任事務以外は恐らく対象にはなっていないと思います。
○片山国務大臣 ちょっと私、答弁を間違えまして、行政不服審査法の対象に地方団体の自治事務はならないだろうと言いましたが、行政という観点から、地方団体の事務は全部対象になっているそうでございます。  それから、今の質問はちょっとあれでございますが、一番のポイントは監査が機能してい...全文を見る
○片山国務大臣 それは、今の地方団体の仕組みは、議会がいろいろなことを議決して長はそれに従ってやる、それについては監査委員が、これは内部監査ですけれどもチェックする、都道府県や政令市や中核市については外部監査もある、こういう仕組みになっております。
○片山国務大臣 これも一概にどうだと私はなかなか言えないと思いますね。地方団体によっては、今の議会や監査委員のシステムが機能しているところもあると思いますし、しかし、地方団体では執行機関と議決機関の仲がいいところが多いですね。私は見ていてそう思います。  私はいつも地方議会の関...全文を見る
○片山国務大臣 バブルの前、バブルの最中、バブルの崩壊後、第三セクターがやり方として本当に一番いいんだみたいな時期が確かにありました。しかし、やるかやらないかは首長さんの判断が私はかなりあったと。ただ、首長さん全部の責任じゃありませんよ。しかし、それは相当部分は、やはり自分でやる...全文を見る
○片山国務大臣 旧自治省、今、旧郵政省、旧総務庁と一緒になっていますけれども、総務省が特定のポストを言って人を押しつけるようなことは一切やっておりません。我々は、対等、平等、協力の関係で、適任者が欲しいと知事さんなり市長さんが言われれば、それではお送りします、こういうことをやって...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言われましたけれども、京大の法学部の教授が書いていますように、ばたばたっと制度化したんです。そこで大変に裁判所も困り、いろいろなことが困った制度だと私は思うんですよね。  基本的に、アメリカは、ポストというのは個人に固定しているんですよね、割に。ポストで...全文を見る
○片山国務大臣 それは、委員、業者を相手にするんですよ、前のものは。今度は地方団体の機関を相手にするんですよ。訴訟告知によって参加するかもしれませんよ。しかし、それは、ずっとこの方が事実が解明できるし、機関の長の方がずっと良心が本来あるはずですからね、業者が全部悪いわけじゃありま...全文を見る
○片山国務大臣 いや、私は、個人の責任が機関の長の責任に拡大しますから、むしろ、それは普通の首長なら大変だと思いますよ。今、個人の責任で対応するわけでしょう。今度は機関の長の責任になりますから、私は、それで抑止効果が落ちるとかチェック機能が落ちるとかと思いません。私は性善説ですか...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、地方分権を進めたい、こう思っておりまして、さらに、国から権限や事務の移譲、税財源の移譲を考えておりますけれども、そのためには、地方団体自身が自浄作用ができるということでなきゃいかぬ、チェック機能が働くということでなきゃいかぬと思いますね。そういう意味では、...全文を見る
○片山国務大臣 もう既に何度もお答え申し上げておりますけれども、今までは、職務で財務会計行為をやる、またはやらない、それを、個人の責任として訴訟を提起されて個人で訴訟に対応していく、これが大変不合理ではないか、こういう発想でございまして、個人に着目されますから、機関の責任というの...全文を見る
○片山国務大臣 私の説明能力が乏しいからですよ。  機関の長、機関の一員として職務でやったことについて、住民の皆さんが、おかしいと、違法だと機関の長、機関の職員として訴訟を起こすべきで、それが個人の失敗やいろいろなあれがあるとすれば、今度は機関の中における個人の責任を追及すれば...全文を見る
○片山国務大臣 権限がある個人というのは、機関の長なんですよ。組織の長として、その権限を曲げて使ったり使わなかったりすることは、機関の長として不適格で、責任があるということですよ。だから、そこに着目して住民が訴訟を起こすのですよ。そうした方が、理論構成はずっとそれがわかりやすい。...全文を見る
○片山国務大臣 その権限があるということが、これは私人は権限がないのですよ。権限があるということは、機関の長だからなんですよ。何とか県知事だとか何とか市町村長という地位、機関の長であるから、権限がくっついているのですよ。私人はその辺、歩いているだけですから、だから機関の長の責任を...全文を見る
○片山国務大臣 住民が団体に代位して訴訟を起こすというところはいいのですよ。相手は団体じゃないのですよ、機関なんですよ。  団体というのは、日本国でも東京都でもいいですよ、東京都というのは団体ですよ。東京都知事は機関なんですよ。東京都都議会も機関なんですよ。東京都監査委員も機関...全文を見る
○片山国務大臣 私人個人が訴訟の対応をせなければいかぬのですよ、手間も時間も精神的なプレッシャーもお金も、私は大変だと思いますよ。機関の一員として職務で行った財務会計行為について、個人として対応するわけですよ。その件数が、御承知のように、ふえているか減っているか知りませんが、まあ...全文を見る
○片山国務大臣 春名委員、質問されたほかの先生方に何度もお答えしておりますけれども、機関の責任をはっきりさせる、機関の説明責任を住民にしっかり知らしめる、一番のねらいはこういうところにあるんですよ。住民自治の徹底というのは、そういうことを地方制度調査会も言っているんですよ。  ...全文を見る
○片山国務大臣 今の制度なら、談合業者、談合業者というのはいかがかと思うけれども、その業者、直接、業者を訴えてやるんですよ。業者は否定するに決まっている、訴えられているんだから。今度は、機関の長なり、長の補助職員、職員が訴えられるんですよ。もちろん、業者は訴訟告知で補助参加するで...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じことを言うのもあれなんですけれども、それは、業者を相手にするよりは、その業者の仕事をしたり、いろいろな財務会計の手続を、お互い関連があったりするのは、それは団体じゃないんですよ。団体と機関というのは分けてもらわなきゃいけませんよ、これはもう行政法上はっき...全文を見る
○片山国務大臣 いや、だから、公益性や公共性の是非を争われる、政策判断が争われることは、個人じゃないんですよ。首長としてどういう政策判断をしたか、公益性や公共性をどう判断したかがまさに争われるのです。だから、機関の長でなきゃおかしいんですよ。その辺を歩いている普通の個人では、単な...全文を見る
○片山国務大臣 全然間違えてないですよ。政策判断に基づく行為の違法性が争われるんですよ。政策判断に基づく財務会計行為の違法性が争われるんですよ。政策判断に基づく財務会計行為というのは、まさに機関の長としてやっているんですよ。あるいは、機関の一員として職員がやっているんですよ。だか...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員が言われましたように、直接請求が九十一件ということで、大部分が議会の反対で実現していない、こういう御指摘がありましたが、今の日本国憲法は、地方自治制度については、国政もそうなんですけれども、間接民主主義でいく、これは憲法上はっきりしていますね。しかし、同時...全文を見る
○片山国務大臣 民主主義はみんなで決めるということですから、それは委員が言われるように、直接制民主主義でできるのが一番いいんですよね。しかし、それは物理的にもいろいろな観点からできないから、住民の代表を選んで、間接的に、住民の代表が住民全体にかわって物を決めていく、政治を進めてい...全文を見る
○片山国務大臣 地方制度調査会の答申の読み方がいろいろあるんですけれども、昔は、昭和の大合併のときは、合併そのものを住民投票にかけたんです、市町村合併そのものを。ただ、その前提で、都道府県知事の勧告や内閣総理大臣の勧告がありました。その勧告をした後やらないというときは、その長や議...全文を見る
○片山国務大臣 そういう意味では、極めて例外的に、この場合は、直接民主主義の方が間接民主主義に勝つようにした例外的な規定だと思っていただきたいと思うのですね。本来は議会が決めることを住民投票で代替するわけですから。  ただ、事は合併でありますし、やはりその場合に、議会と本来の住...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 高橋委員からお話ありましたが、私も、今回のこの法案は、今お話しのように少子高齢化、核家族化、こういう中で職員が仕事と家庭を両立させる、育児、介護と両立させる、こういうことからいうと大変重要な法案であると、こういうふうに思っておりますし、特にこういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、高齢化社会をやめるには少子化をやめたらいいんですよ。子供がたくさんできると高齢化社会でなくなる、比率の問題ですから。だから、これは裏腹なんですね、高齢化と少子化は。そういう意味で、生まれる方が先ですから、少子化対策というのは一番重要だと私も...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も衆議院の審議で数字を聞いてびっくりしたんですけれども、しかし、今、高橋委員が言われた、考えてみれば四十四名もよくとったと思う、逆に。思いますのであれでございますが、しかし、私はやっぱりこれからは変わってくると思いますよ。今の若い世代を見ていますと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、大村局長から話したとおり、勤務条件というのは育児休暇を含めまして、もう何度も同じことを言ってあれですが、ノーワーク・ノーペイであり、民間準拠で、民間のいいところだけ公務員が先にやっちゃいかぬのですよ。ただ、制度をつくれば、私は場合によっては公務員が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも何度も同じことになりますけれども、それじゃ民間の労働者の皆さんはどういうことかということになるんですよ。何でも腹いっぱいやるなんということにはならないんですよ。制度としての限度があるし、財源の問題もありますし、私、そこのところから部分部分で、これ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 民間企業の実態をよく調べて、人事院というそういうことのためのいろんな勧告したり意見を申し出る特別の機関もありますから、そういうところとよく相談しながら検討はいたしたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 臨時的、補助的な業務に従事するために日々雇用される職員の方については、これは常勤的な雇用でないという解釈なんですよ。だから、それについて、委員が言われるように育児休業、介護休暇の対象になると、これは適用を受けないんですよ。常勤的なあれがあると、こういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡辺委員からるる御指摘がございましたが、一連の公務員の不祥事によりまして公務員に対する信頼が、国民の信頼が低下していることはまことに遺憾だと、こういうふうに思っております。  言われるように、いろんな仕組みや制度も大切でございますけれども、やっぱりそ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員倫理法の問題、地方公務員の場合には地方団体が倫理条例をつくっておりますけれども、これは大分さかのぼりまして、それこそ一連の公務員の不祥事のリアクションとして、ああいう仕組みが要るということになってできた法律や条例でございますけれども、制度及び...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 簡単に申し上げますが、もともとは定員削減計画は一〇パーだったんですよ、御承知のとおり。それを一五パーにしようと。それがさらに二五パーになりまして、やっぱり二五パーというと、今の一般職の国家公務員でいうと大変なことになるわけで、独法に変わるのもカウントし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 実は、きのうの全国町村長大会は、私、参議院の本会議で私の所管の法案が上がりますので間に合わなかったんですね。副大臣に行ってもらいましたが、話は聞いております。  やっぱり、ああいう緊急決議をするぐらい皆さんやや危機感があるんですね。これはかなり進めら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの国家公務員の育児休業等に関する法律及び一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
12月04日第153回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○片山国務大臣 私どももこの法案は大変重要な法案と思っておりまして、大変、終始御熱心に御審議をいただいておりますことを感謝いたしておりますが、きょう開会の時間に関係の方がそろわなかったことについては、私、よく存じ上げませんので、いろいろ御事情その他があったと思いますけれども、定刻...全文を見る
○片山国務大臣 既に御議論をいただいておりますけれども、この法案を提出いたしましたのは、一つは第二十六次地方制度調査会の答申と地方分権推進委員会の意見に基づいたわけでございます。この住民訴訟制度、私はそれなりの効果は持ち活用されてまいったと思いますけれども、住民に対する説明責任の...全文を見る
○片山国務大臣 住民自治というのは、住民がその団体の意思決定に参加できる、あるいは、その機関の長を住民が選べる、それとの密接な関係を持つ、こういうことですね。  委員御承知のように、今までの制度は個人に着目しておったんですよね、もう釈迦に説法ですけれども。今回は、機関に着目して...全文を見る
○片山国務大臣 今、山村委員からお話がありましたが、小泉内閣は、聖域なき構造改革ということで、六月の終わりにいわゆる骨太方針というものを出しまして、九月の終わりに改革工程表、緊急改革プログラムというのも決めまして、現在、その具体化ということで、今月中を目指していろいろなことをやっ...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、できるだけ地方のことは地方で決めて、地方でできるようにするというのが私は基本だと思いますね。  東京におる人が物がわかるわけじゃなくて、現場におる、現地におる人が一番わかるわけですから、そこにおる人がみんなで相談して一番いい方法を考えて、一番いい...全文を見る
○片山国務大臣 今、山村議員が言われましたように、今の制度は、職員個人を通じて機関の責任を問うているんじゃないですよ。あくまでも個人だけなんですよ。今回の制度は、機関を通じて機関の責任を問いながら、さらに個人の責任も問うんです。  そこで、三重県の場合に、北川正恭さんは個人です...全文を見る
○片山国務大臣 小泉内閣は全部改革派でございまして、私も、私の所管につきましては、国と地方は構造改革のパートナーということで、地方行財政改革推進プランというのを経済財政諮問会議に出しまして、その中でいろいろ私の構想を説明しまして、そのかなりな部分は骨太方針なり改革プログラムの中に...全文を見る
○片山国務大臣 官署法は、郵政官署に地方自治体、市町村の仕事をやってもらうワンストップ法は新法ですし、新しい制度をつくるものですから、しかも、条文もたくさんございますから、単独法で出させていただきました。  合併特例法の一部改正を今回、地方自治法の一部改正と一緒に出しましたのは...全文を見る
○片山国務大臣 田並委員の言われるとおりで、私も、この四号訴訟といいますか、納税者訴訟が一定のと、こう申し上げましたが、大きな成果を上げてきたと思いますね。それは、普通の訴訟じゃないんですよね。言われるとおりなんですよ。この訴訟は、勝っても一銭の得になるわけでないし、地方団体全部...全文を見る
○片山国務大臣 今、自治体も住民も被害者だと、代位訴訟ですよね、そういう意味では、今度は代位性がかなり薄れていますよね。  というのは、被害者は団体なんですよ、自治体なんですよ。ただ、これをやったのは執行機関なんですよ。そこで、団体と機関を分けて考えていただかなければいかぬので...全文を見る
○片山国務大臣 私は先ほど、代位性は薄れると言いました、今回の制度改正で代位性は薄れると。だから、代位訴訟とはあるいは言えないかもしれないと思いますが、性格は代位性は残りますので、代位訴訟じゃないかもしれぬけれども。  それから、前の場合には個人にやるんだけれども、個人と一緒に...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員お話しのように、第二十七次地方制度調査会が本年の十一月十九日に発足いたしました。総理から、社会経済情勢の変化に対応した地方行財政制度の構造改革について、地方自治の一層の推進を図る観点から、調査会の調査審議を求める、こういうことでございますが、その補足...全文を見る
○片山国務大臣 実現はなかなか大変なんですね。骨太の方針の中で、税源移譲と書いてもらいました。そういう中で、来年度の予算編成を今月中には終えなければなりませんし、十三年度の一次補正、二次補正、一次はせんだって通していただきましたし、二次補正はこれから編成にかかるわけでありますけれ...全文を見る
○片山国務大臣 道州制の議論がにぎやかでございます。しかし、なかなか、直ちに道州制ということには少しまだ時間がかかるのではないか、私はこういうふうに思っております。そういう中で、今、黄川田委員言われましたように、都道府県間の連携や事務の共同処理ということはあり得る、こう思います。...全文を見る
○片山国務大臣 我が国は山村が大変多い国でございますけれども、国土の保全だとか水資源の涵養だとか自然環境の保全等の上で重要な役割を果たしている、こういうふうに私は思います。現に、山村振興法だとか過疎対策特別措置法だとかがありまして、法的にも国が援助をいたしているわけであります。 ...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じ答弁で恐縮でございますが、我々は地方制度調査会等の御答申をいただいてこの制度化をいたしておりますが、特に四号訴訟についてはいろいろ御懸念、御心配等についての御指摘もありましたので、運用上は、今までの制度のチェック機能が後退しないように、住民の皆さんが使い...全文を見る
○片山国務大臣 前回もお答え申し上げましたが、一回目の訴訟は機関である長等が被告になるわけでありますが、負ければ今度は個人である、個人としての損害賠償責任を問うことを義務づけていますね、法律は。だから、自動的に二回目というのは独立したあれじゃなくて附帯的な訴訟になる、私はこういう...全文を見る
○片山国務大臣 財務会計行為ですから、原則としては議会の議決だとかいろいろな適法な手続に従ってやっているんですね。政策判断、そういうことが一回目では私は争いになると思いますよ。  それで、二回目では、しかしそれは個人の行為として行われるので、その行為が違法なら、まさに違法の問題...全文を見る
○片山国務大臣 地方団体の長や職員は、全く個人の仕事はしていないんですよね。何度も同じことを言いますけれども、もともとは職務としてやっている。それをやっているということは執行機関に責任があるんですよ。その責任を全くよそに置いておいて、執行機関が傍観者のようになって、やっている個人...全文を見る
○片山国務大臣 私が申し上げましたのは、団体と機関は違うということを言ったんですよ。なるほど、今の制度は代位訴訟ですよ。今度の訴訟は代位訴訟じゃありませんが、私が代位性が残ると言ったのは、訴訟告知や補助参加があるからなんです。  それは、住民自治というのは、言いましたように、住...全文を見る
○片山国務大臣 当委員会でも何度も申し上げておりますように、今回の合併は自主的な合併、ただ、首長さんや議員さんには保守的な雰囲気もありまして、今のままでうまくいっているのに何で変えにゃいかぬ、こういう感じがあるので、やはり将来のその地域社会のありようを考えてくださいと。そういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われたことの事実関係については、私は必ずしも承知いたしておりませんけれども、シーガイアそのものが倒れてしまうと、これは大変影響がありますよね。だから、その後継の会社が名乗りを上げてやる。  例えば、雇用はそのまま維持するとか、物の調達はやってくれるとか...全文を見る
○片山国務大臣 何度も当委員会でも御答弁させていただいておりますが、今回の改正は、昨年十月に総理大臣に提出されました第二十六次の地方制度調査会の答申を踏まえているものでございます。  三十八年に大規模な改正をやりました。制度そのものは昭和二十三年ですね。三十八年に改正をいたしま...全文を見る
○片山国務大臣 今回の改正案では、長や職員の実体的な責任は何ら変更しておりません。  それで、被告になるから抑止効果があるのか、悪いことをやったらお金を取られるから抑止効果があるのか、こういう議論なんですね。私は、違法行為によって生じた損害の賠償責任は必ず負わされる、これが抑止...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
12月07日第153回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方自治法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、住民自治のさらなる充実及び自主的な市町村の合併の推進を図り、もって地方分権を推進するため、地方制度調査会の答申及び地方分権推進...全文を見る
12月07日第153回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方自治法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  地方自治法等の一部を改正する法律案につきましては、住民自治のさらなる充実及び自主的な市町村の合併の推進を図り、もって地方分権を推進するため、地方制度調査会の答申及び地方分権推進委...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松井議員からたくさんの質問をいただきました。  まず、地方税源移譲についてのお話でございますが、大変、地方税源移譲に御理解があるお考えを言われまして、私も大変力強く思っておりますが、今、国と地方の関係で一番問題なのは、全部の税金の六割は国が取って四割...全文を見る