片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○片山国務大臣 今回の二次補正、国の二兆五千億は、委員御指摘のようにNTT売却益といいますか、それを充てる、こういうことですが、地方にはありませんからね。今回の二次補正の必要性は地方も十分感じているわけで、だからその二兆五千億に対する裏負担等は、これは全額地方債にせざるを得ないと...全文を見る
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話ありましたが、地方税の立場からいいますと、やはり地方の税財源基盤の強化なんですね、まず。その意味で我々は、大変難しい課題ですが、国からの税源移譲といって言っているんです。  今、税金全部は、御承知のように、国が六〇、地方が四〇取っていますよね。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が答えるのが適当かどうかはわかりませんが、地方公務員法は私が所管しています。職員団体に関するようないろんな関係は、またいろいろな法制がありますからあれでございますが、大変遺憾な事件だと私は思っております。  今、司直の手で実態の解明がなされておりま...全文を見る
02月06日第154回国会 衆議院 本会議 第6号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私に対します質問は、来年度予算における地方交付税についてのお尋ねでございました。  御承知のように、地方交付税というのは、その所要額は、毎年度の地方財政計画の策定を通じて決めるものでございます。特に来年度の地方財政計画におきましては、国と地方は構造改...全文を見る
02月14日第154回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、郵貯、簡保の資金運用を我々やっているわけでありますが、基本的には、法律にも書いてありますように、確実で有利、預金者、加入者に損害を与えない、事業を健全にやる、こういうことが基本ですね。そうですけれども、やはり多様な運用というのが必要でありますので...全文を見る
○片山国務大臣 お話のように、去年の一月六日に中央省庁の再編が行われまして、幾つかの省庁が統合、合体しまして大きな省庁ができたことは事実でございまして、基本的な考え方は、やはり縦割り行政の弊害をなくする、そういう大ぐくりの編成をやって簡素効率化にしよう、こういうことでございまして...全文を見る
○片山国務大臣 これもお話のように、特殊法人を独立行政法人にする、本来は民営化なんだけれども、民営化にふさわしくないものは独立行政法人という制度をつくろう、こういうことでつくりまして、多くの独立行政法人ができたんですが、その場合の役員の数は、それぞれの独立行政法人の単独法で定数を...全文を見る
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、情報通信産業のお話がございましたが、これにつきましては、まず市場規模で、私どもの方は平成九年の四月に、電気通信審議会の答申で、情報通信二十一世紀ビジョンというのをつくっているんですよ。これによりますと、平成七年、九年につくったものですから平成七年が基準なんだけ...全文を見る
○片山国務大臣 今小林委員御指摘の点は、かねがね関係のところで問題になっていることですね。  特にマンションはなかなか難しいですね、入れる、入れないが。例えば、四分の三の同意が要るというものを二分の一でもできるような運用で考えておりますが、今の点は、一番末端のそれぞれの個人の問...全文を見る
○片山国務大臣 中塚委員御指摘のように、一昨年、本年度の地財計画、地方財政対策を議論するときに、いつまでも交付税特会で、財投その他から借り入れをやって地方団体に配分するのはもうやめよう、こういうことを当時の宮澤大蔵大臣と合意いたしまして、御承知のように、二カ年でやろうと。  そ...全文を見る
02月18日第154回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○片山国務大臣 私どもの方は定員の問題でございますけれども、厚生労働省の増員の要求を受けまして、十分いろいろな状況を勘案しまして、平成十四年度は六十三人増員することにいたしました。看護婦さん五十人でございまして、全体は定員圧縮でございますから、その中では私は十分見たものではないか...全文を見る
02月19日第154回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○片山国務大臣 今小池委員お話しのように、福岡県の赤池町ですね。これはもともと炭鉱の町だったんですよ。田川郡ですね。それで、大変財政が悪くなりまして、炭鉱が閉山する、失対がふえる、病院事業がもたなくなる。もともと給与が炭鉱がいいときは高うございましたので、平成三年度に三十二億円の...全文を見る
○片山国務大臣 市町村合併につきましては、一昨年の十二月に行政改革大綱で、市町村合併を強力に推進すると。できれば、与党三党が言われているように千を踏まえて、今三千二百二十四ですけれども、千にしろというお話ですから、その与党のお考えを踏まえてやる。こういうことで、去年の三月に市町村...全文を見る
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○片山国務大臣 冒頭岩國委員が言われましたように、最近の一連の事象で、行政に対する信頼、公務員に対する信頼がやはりやや失われていると私も思います。ぜひこの回復のために全力を挙げたい、こう考えておりますが、その一環で、男女差別の撤廃の問題。  去年の予算委員会だったと思いますけれ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど答弁を申し上げましたのは、勧奨年齢、退職管理の問題でございまして、全般には、委員御指摘のように、それでは完全になくなったかどうかということは私は確信がありません。会議その他でいろいろな説明、要請をいたしておりますし、また通知も出しておりますけれども、一遍細か...全文を見る
○片山国務大臣 今の退職管理の問題は、これは先ほど申し上げましたように、完全に条例上、あるいは恐らく運用上も男女差別はなくなっていると思いますが、万般につきましては、まず私どもは調査をさせていただいて、それで対策をとらせていただきたい。(岩國委員「調査はいつまでに完了するんですか...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、公務員の勤務条件、その中で給与は最も大きいものでございますけれども、これは労働基本権の代償として人事院制度ができて、人事院の勧告に基づいて決めるようになっているんですね。だから、主導権は人事院の勧告で、勧告は最大限尊重する。そこで、今の寒冷地手当の...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われましたように、特殊勤務手当というのがありまして、勤務の特殊性でそれに対する手当を出しているわけでございますが、これは地方団体によってかなりばらつきがありますね。  そこで、私どもの方も、地方公務員給与の実態調査をやっておりまして、かなりつかんでおり...全文を見る
○片山国務大臣 今の地方自治法では、土日と祝日、その他については地方団体の休日とすると法律に書いてあるのですよ。閉庁にすると。国も同じですね。だから、それがいいかどうかという根っこの議論はありますが、今委員が言われるように、幾つかの地方団体は、土日、窓口業務だけをあけていますね、...全文を見る
○片山国務大臣 郵政事業の今後のあり方につきましては、委員御承知のように、来年中に今の国直轄の郵政事業を、国の公社、国営公社でやる、これは中央省庁再編基本法にもう書かれているわけですね。その基本的なフレームもその法律に書いておりまして、自律的、弾力的な運営ができるようにする、なる...全文を見る
○片山国務大臣 岩國委員言われますように、我々は市町村合併を地方分権推進の大きなてこにいたしたい、こういうことで今一生懸命やっておりますけれども、その場合、合併した場合の反対論の一つは、役場が遠くなる、きめの細かいサービスが少なくなる、あるいはコミュニティーの拠点みたいなものがな...全文を見る
○片山国務大臣 郵便貯金の限度額についての御質問でございますが、御承知のように、郵貯は多いときは二百六十兆前後ありましたが、定額貯金の満期での解約が続きまして、現在二百四十兆ぐらいになっておりまして、ずっと経過的に見ましても、大体一七、八%から二〇%ぐらいですね、全部の金融資産の...全文を見る
○片山国務大臣 今ほかの閣僚から答弁ありましたが、川上川下論がありましたが、昨年の四月から資金運用部に郵貯の資金を入れるという義務預託制は廃止になりました。財投は廃止になったんです。したがって、去年の四月からは自主運用でございまして。ただ、七年の預託ですから、七年間は、全部引き揚...全文を見る
○片山国務大臣 なるほど、自主運用になりましても、経過措置のものを除きまして、あとは自身の資金運用計画として国債を引き受けたり、地方債を引き受けたり財投債を引き受けたり、それはあります、マーケットで。  だから、そこのところは、そういうことで資金提供は引き続いてかなりのウエート...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 本会議 第10号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十四年度地方財政計画の概要並びに地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十四年度の地方財政計画の策定方針について御説明申し上げます。  平成十四年度においては、極めて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 後藤議員から、何点かの質問がございました。  まず第一点は、構造改革の中で国と地方の関係をどう考えるのか、こういうお話であります。  私は、二十一世紀は名実ともに地方の時代にしなければならない。その地方の中は都道府県と市町村ありますけれども、住民に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 黄川田議員の御質問にお答えいたします。  まず、地方分権と地方税財源の充実についてのお尋ねがございました。  お話がありましたように、私も、地方にできることは地方にゆだねるという総理のお考えに基づいて、地方分権を一層推進し、国と地方との関係を対等、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 春名議員から、数多い御質問をいただきました。順次、お答え申し上げます。  地方単独事業の決算との乖離についてです。  地方財政計画というのは、三千三百の地方団体が標準的に行政をした場合の数値をまとめたものでございまして、しかも、これは当初予算ベース...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 重野議員にお答え申し上げます。  まず、地方財源不足額の補てん措置についてのお尋ねがございました。  今まで、この不足額の補てんは、交付税特別会計が資金運用部その他のお金を借りまして、地方団体に配分しておりました。それが相当な額になりましたし、大変...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○片山国務大臣 中沢委員大変お詳しゅうございますが、十四年度の地方財政計画の策定は大変苦労いたしました。  とにかく、長引く景気の低迷で地方税が伸びないんですね。伸びないどころか四%近く引っ込む。それから国税が引っ込みますから地方交付税も引っ込む、こういうことでございまして、今...全文を見る
○片山国務大臣 平成十三年度の地方財政対策を決める際に、ということは一昨年の年末ですけれども、当時の宮澤大蔵大臣と協議いたしまして、今中沢委員言われるように、もう交付税特会の借り入れをやめよう、ただ、一遍にやめられないから二カ年でやろうと。それで、足りないのはどうするんだ、国と地...全文を見る
○片山国務大臣 本当は、これだけの財源不足が出るんなら、地方交付税率を上げるとか地方交付税そのものの総量をふやすということは一つの考え方ですけれども、国の財政がこういう状況ですから、これはなかなかそこは大変なんで、やむなく折半方式で赤字地方債と特例加算と。それで、赤字地方債の方は...全文を見る
○片山国務大臣 今までずっと、御承知のように、長い間交付税特会の借り入れをやってきたんですね。これは隠れ借金というのかどうか、ずっと今までやってきたんでしょう。それを十三年度、十四年度で全部なくしよう、こういうものが大変、景気の状況、国税、地方税の落ち込みで、本当は全部なくするも...全文を見る
○片山国務大臣 経済財政諮問会議が骨太の方針を固める際に、地方の行財政関係につきまして、いわゆる片山プランというのを提案いたしました。それは、今中沢委員言われましたように、現在六、四の国と地方の税源配分を当面は五対五にいたしたい、こういうことでございまして、それはいろいろな議論が...全文を見る
○片山国務大臣 今のお話のような事情のところが全国には幾つかありますけれども、こういう場合には、激変緩和措置は交付税の上でも、例えば人口急減補正なんという急減する場合の補正をやっておりますので、基本的には、私は、来年度の地方財政計画、地方交付税の確保で地方団体の財政運営には一般的...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 総務委員会 第2号
議事録を見る
○片山国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  総務省が発足してから一年が経過いたしました。私は、昨年のこの委員会の場で、融和と結束という考え方に立って、三省庁統合の成果を上げていくことを表明いたしました。その結果、この一年の間に、平成十四年度に向けて...全文を見る
○片山国務大臣 平成十四年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成十四年度においては、極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえ、歳出面においては、歳出全般にわたり徹底した見直しを行うことにより歳出総額の抑制に努める一方、個性ある地方の活性化、循環型社会の形成、少子...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  まず、地方税法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨につきまして御説明申し上げます。  最近における社会経済情...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 総務委員会 第3号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、稲葉委員からいろいろお話がございましたが、来年度の地方財政計画につきましては、国も一般歳出を厳しく見直す、特に公共事業は一割カットですね。国の公共事業は地方にとっては補助事業ということで、だから、地方財政計画上補助事業も約一割少なくなりました。また、単独事業が...全文を見る
○片山国務大臣 今、稲葉委員から言われました交付税の仕組みの変更については、さらに市町村長を中心に十分PRしてまいりたいと思います。  それから、IT、e—Japan戦略の方につきましては、委員が言われましたことを念頭にしっかり対応いたしたいと思います。  郵政公社の問題でご...全文を見る
○片山国務大臣 今、谷本委員が言われましたように、国民の皆さん、なかなか、まだ御存じないというデータが私のところにも大変来ておりますが、御承知のように、昨年の電波法の改正で、二〇一一年からはもうデジタル放送一本、こういうことになるわけでありまして、そういう意味では、テレビの買いか...全文を見る
○片山国務大臣 なかなか大きな問題でございますけれども、これは国会で、予算委員会で小泉総理も答弁しておりますように、私は、やはり国会議員さんというのは、国民と役所をつなぐといいますか、そういう役割もある、国民の代表者として、国民の考え方、意向を役所に取り次ぐという機能もありますし...全文を見る
○片山国務大臣 議院内閣制と大統領制、釈迦に説法ですけれども、大統領制だと立法府と行政府は完全に分かれますよね。議院内閣制というのは立法府が行政府とある部分では重なる、こういうことでございますから、そのほかなかなか難しい問題もありますけれども、私は、先ほど言いましたように、基本的...全文を見る
○片山国務大臣 前より今の仕組みで進んだのは、副大臣、大臣政務官という制度ができまして、そういう方々が行政の中に入ってきていただいて、今の国民との関係の橋渡しをしてもらえるということは私は大変進んだことだった、こういうふうに思っております。  ただ、与党の今の事前審査は、これは...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には、議院内閣制といえども三権分立ですから、その意味では、与党の事前審査も私は節度がなきゃいかぬ、こういうふうに思っております。事前審査がよくないとまでは、私はなかなか、私個人としては思えないところがございますので、これは運用、やり方の問題ではなかろうか、こ...全文を見る
○片山国務大臣 個別利害でいろいろ言われるのは、地域の代表という側面もありますから、私はやむを得ないと思いますが、そのことがその役所にとって必要な仕事ならやったらいいと私は思うのです。必要でないことなら、きちっと理由を挙げてお断りすればいいので、それはやはり役所の主体性によるので...全文を見る
○片山国務大臣 だから、今そのシステムについても、今のやり方がいいのか、どこを直すべきか、あるいはもっと抜本的に、与党との関係でどういうふうにすべきか、あるいは与野党を含めて、議員さん方とのおつき合い方をどうするのか、その点を各省で検討いたしておると思いますので、私どもの方も、国...全文を見る
○片山国務大臣 これはいつまでと期限を切れるような、法案の提出ではありませんからあれでございますけれども、できるだけ早く、総務省としてはどうだということはまとめさせていただこう、こう思っております。
○片山国務大臣 総務省は政策評価の所管官庁でございますし、情報公開のまとめ役でもございますし、そういう観点もありますので、人事管理もやっているところでございますので、一カ月後になるかわかりませんが、できるだけ早くそういうことにさせていただきたい、皆さんとの相談もありますので。そう...全文を見る
○片山国務大臣 御質問いただきましたことはよく覚えておりますが、当時は地方分権推進委員会というのがありましたし、諸井さんが委員長の。それが七月二日に任期が切れまして、そこでその前に、六月十四日だと思いますけれども、地方分権推進委員会が閉幕する前に、最終報告を出すということで御意見...全文を見る
○片山国務大臣 恐らくそういうことになると思いますが、私は経済財政諮問会議のメンバーですし、政府税調でも関係者でございますから、地方税、そういう意味では、はっきりとして、私自身もそういう提案、発言をしようと思っております。
○片山国務大臣 そうはいいましても、地方分権で今一応権限の移譲あるいは事務配分、例えば機関委任事務を廃止しましたよね。国の関与は大幅に縮小しましたよ、一昨年の四月の分権一括法の施行で。それ以降何をやるかというのは、そう短兵急に、なかなか事は大きいと思いますよ。  それから、税財...全文を見る
○片山国務大臣 骨太の方針の中に税源移譲を書くということで、それは大変な激論を財務大臣その他ともやりまして、書かせたわけであります。そういう意味では、私はもともとそういう論者ですし、今もこういう立場ですから、地方分権を進めることがこの国のためにも大変いいことだ、こういうふうに思っ...全文を見る
○片山国務大臣 今、私、手元にありませんが、改革工程表の中に今のようなこともいろいろスケジュール的には示しておりますが、ただ、玄葉委員お考えのように、何年何月でどうだ、こういうことまでは、それは書かれておりません。だから我々は、何度もこの総務委員会でもお答えしましたように、景気の...全文を見る
○片山国務大臣 地方行財政改革全体をパッケージとしてと、こういうことは、なるほどその点の目標や期限は示していないかもしれませんが、例えば市町村合併は、合併特例法が平成十七年の三月末で切れますから、平成十七年の三月末を目標にする。それから、今言われた減額補正というのは恐らく段階補正...全文を見る
○片山国務大臣 昨年の総務委員会でも、二カ年で交付税特会の借り入れ方式はやめて、国は一般会計加算、地方は特例財政対策債、赤字地方債ですけれども、この方式でやると申し上げました。そこで、二分の一は十三年度にやりまして、来年度、二分の二やろう、全部をやろう、こう思いましたら、我々が思...全文を見る
○片山国務大臣 正直言いまして、来年度の景気がゼロ、ゼロですよね、御承知のように。ゼロになるとは我々は考えておりませんでした。その辺は見通しがやや間違っていたのではないかという批判は甘んじて受けないといかぬと思いますが、景気の状況、税収の見込みが、我々が十三年度の予算編成の段階で...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方で放送法を所管いたしておりますけれども、放送法の目的は、法律にも定められておりますように、三つの原則に従って、放送を公共の福祉に適合するように規律して、その健全な発展を図ることであると。その三つの原則というのは、一つは、放送が国民に最大限に普及されて、そ...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、昨年の十二月十四日に、いろいろ公社化研究会の中間答申をまとめる段階で、総理から話を聞きたいというあれがありまして、総理と話しました。  その中で総理が、今のお話の三十三条一項六号のこの削除はどうだろうか、こういうお話がありましたので、今読み上げ...全文を見る
○片山国務大臣 総理からもお話がございませんし、私の方から特にこのことだけでは申し上げておりませんが、万般の進行については申し上げております。
○片山国務大臣 いやいや、それはサボタージュじゃ、全く考えておりませんで、詳細、緻密に検討いたしておるわけでありますから、いずれしかるべきときに総理には御報告いたします。
○片山国務大臣 参議院の自民党の政策審議会でいろいろ議論が出て、議員立法でやりたいという話は私は聞いております。  そこで、迷惑メールの規制は総務省としても考えなければいかぬという意見が省内にありました。そこで、私は参議院の政審、自民党政審でそういうことをやっているということを...全文を見る
○片山国務大臣 事業所税は、人口が三十万以上になりますと都市整備のための、特に環境整備の財源が要るということで、これも大議論があって国会でお認めいただいた税ですよね。ただ、合併する場合に、事業所税を納める市と納めない市があって、なかなかこれは議論がありますから、今度の、今地方自治...全文を見る
○片山国務大臣 今、島委員が言われるようなことは法律は全く想定しておりませんので、法律上できないと思います。法律を直すのは別ですよ。それはまさに立法政策の問題で、我々はまさに、事業所税というのは必要だ、これは国会で大議論してお認めいただいたあれでございますので、国会の方で議論して...全文を見る
○片山国務大臣 これがなかなかもろ刃の剣みたいなところがありまして、合併というのは地方行政の簡素効率化のためだけじゃないのですね。よりよいサービスをやるとか、広域的な施設配置だとか、あるいは地方分権の受け皿になるとか、いろいろな観点があるわけで、機械的な計算で効果を数字上出すのは...全文を見る
○片山国務大臣 必ずしも、その毎日新聞の記事は正確じゃないんですよ。総理と相談したのは、公社化研究会の中間答申取りまとめをどうやるか。私は、民間事業者の参入は段階参入が、EUもやっていますし、ベターだと。これをメーンにそれ以外の参入の方式を並べる、総理は全面参入をメーンにしてほし...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員が言われましたように、国全体の経済も大変でございますが、地域経済も、そういう意味では、窮乏しているというのでしょうか、衰退しているというのでしょうか、特に空洞化ということが盛んに言われております。私は、だから、経済の活性化では、マクロで全体を考えると...全文を見る
○片山国務大臣 本会議でも御質問いただきましたし、先ほどもそういう御指摘がございました。  本来、十四年度で交付税特会の借り入れはやめるつもりでございましたが、御承知のような状況で、これを一年延ばさざるを得なくなりました。したがって、財源不足分の四分の三は特会借り入れをやめたわ...全文を見る
○片山国務大臣 これは、「構造改革と経済財政の中期展望」というのを経済財政諮問会議で決めておりますけれども、来年度は〇%ですね、再来年度に構造改革が進めば、名目で一・五、その次の年度から二・五ぐらいの経済成長が確保できるのではないかというのが中期展望の内容でございますので、大体そ...全文を見る
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○片山国務大臣 平成十四年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。  一般会計の予算額は、十八兆五千五百二億九千八百万円であります。  本予算案は、今日の我が国を取り巻く内外の厳しい情勢のもとで、経済社会構造を抜本的に改革し、我が国の持つ潜在力を発揮...全文を見る
○片山国務大臣 今、山名委員からお話がありましたが、私自身も、これから国際化社会、それでいわゆる混合世帯が増加するという状況をかんがみますと、本人から申し出があれば備考欄に記載することがベターだと思います。  したがいまして、恐らく昨日若松副大臣か局長かが御答弁したと思いますけ...全文を見る
○片山国務大臣 山名委員のお考えもよくわかるんですけれども、本当は帰化して国籍を持ってもらうのが一番いいんですよね。それがいろいろな事情でできない場合のことなんだろうと思いますけれども。  これは簡単に言うと立法政策ですね。そういう今の自治法に基づく住民基本台帳法が、今は自然人...全文を見る
○片山国務大臣 今伊藤委員から言われました福沢諭吉先生のお言葉のとおりですね。財政的独立なくして人格的独立なし、衣食足りて礼節を知るというんですが、地方団体は、今、御承知のように、大変自主財源が乏しいわけですね。  いつも同じことを言って恐縮なんですが、全体の税は国が六割取って...全文を見る
○片山国務大臣 地方税は、これも委員に釈迦に説法でしょうが、地方税というのは受益に応じて負担してもらう、会費的な、割り勘的な性格が強いんですね。国税の方は、能力がある者がたくさん出して、税金を納める能力ですよ、税金を納める能力がある人がたくさん出して、ない人は少しでよろしい。だか...全文を見る
○片山国務大臣 本来の地方自治からいうと、そうですね。高いサービスを受けるところは住民税その他少々高くてもそれはそれで納得してもらう、サービスが低いところは低い税金だ、こういうことだろうと思うんですが、なかなか今は、日本のようなこれだけ高密度でコンパクトで交流がある社会は難しいで...全文を見る
○片山国務大臣 ITというのは、インフォメーションテクノロジーの略ですよね。あれは、日本ではITというのですが、よその国ではICTというんですね。コミュニケーションというのが中に入るんです。だから、その言葉のとおりでいえば情報通信技術ということなんですけれども、日本の場合にはIT...全文を見る
○片山国務大臣 言われたとおりですね。今、伊藤委員が言われたとおりなので、NHKは本当に、社会的にも意味のあるコンテンツをたくさんストックしていますよ。ただ、これをどんどん出すと、民間放送連盟なんか大変御機嫌が悪いんですね。NHKは受信料収入があるじゃないか、我々は違う、自力で広...全文を見る
○片山国務大臣 我々の基本的な考え方は、両立させなきゃだめだと、ユニバーサルサービスと競争原理を。  そこで、郵政につきましては、来年公社化をするということで法案を今検討、取りまとめ中でございますけれども、その法案取りまとめのもとになっているのは公社化研究会の答申なんですね。こ...全文を見る
03月04日第154回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○片山国務大臣 せんだっての一般質問でも谷本委員から御指摘をいただきまして、私もなるほどと思ったわけでありますが、二〇一一年というと、大分あるようでも早いんですね。それにしては、国民の皆さん御存じない、そのとおりなんです。  大体テレビの買いかえサイクルというのは八年から十年ぐ...全文を見る
○片山国務大臣 今言われたとおり、アナログからデジタルに全面的に切りかえるというのは、国民生活にも、我が国の経済にも大変大きな影響を与える事項でございまして、私は、慎重にしないといかぬと思います。  また、去年、電波法の改正をお願いして、国会の御承認をいただきましたので、絶対に...全文を見る
03月05日第154回国会 衆議院 総務委員会 第4号
議事録を見る
○片山国務大臣 今矢島委員からお話ありましたが、前近畿郵政局長等に対しまして一月十七日に判決が言い渡されたことは御承知のとおりでございまして、まことに遺憾でございまして、このような事態に立ち至ったことにつきまして、厳粛に受けとめ、深く反省しております。  今御指摘の判決におきま...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘の新聞記事は、郵政事業の公社化に関する研究会の中間報告に絡んでの記事だと思いますが、研究会の中間報告では、郵便物の種別の見直しをしたらどうか、それからもう一つは、郵便事業への民間参入をさせる場合には、政策的な料金減免が公社の事業財政の過度の負担とならないよ...全文を見る
○片山国務大臣 三点でございますが、御指摘ございました。今まで企業負担が大変高いということで、法人税や法人事業税を引き下げてまいりましたね。  今矢島委員御提示の資料につきましては、我々も精査をさせていただいて、委員の御指摘のとおりかどうか、さらに検討を深めてまいりたい、このよ...全文を見る
○片山国務大臣 委員御指摘のように、私、所信ではそういうことを申し上げましたが、具体的に言いますと、一つは、政策評価につきましては、平成十三年一月の省庁再編時に導入いたしまして、昨年の六月には行政機関が行う政策の評価に関する法律の制定をさせていただきました。年末にガイドラインをま...全文を見る
○片山国務大臣 着実に成果の、成果をどういうふうに考えるかということにもあるいはなると思いますけれども、地方交付税の特会借り入れをやめるということは、平成十三年度の予算編成におきまして、当時の大蔵、自治で合意いたしたことでございます。来年度は、地方税収が我々が思ったより大きく落ち...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権推進委員会が、委員会としては一応その任期を終えるに当たりまして、委員会としての見解を示したい、こういうことで報告という形でお示しになったわけでありまして、本来、委員会としては、法律に基づく勧告や意見提示権があったわけでありますが、わざわざ報告という形でまと...全文を見る
○片山国務大臣 確かに、地方分権推進委員会の最終報告の方が具体的ですね。骨太方針や中期展望は、税源移譲を含む国と地方の税財源配分について根本から見直す、こういう書き方ですから、具体性においては私は分権推進委員会の最終報告の方が上だと思いますけれども、ただ、骨太方針や中期展望は閣議...全文を見る
○片山国務大臣 まさにそこなんですね。そこで、基本的な方針を、税源移譲を含む国と地方の税財源配分のあり方を見直すということをまず閣議決定してもらって、それじゃ、それを見直すということは決まったんだから、その見直しの具体的なあれはどうか、それが次の段階になると思います。それを決めて...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権推進委員会やそういうところでは、私、かなり煮詰まっていたと思います。しかし、例えば経済財政諮問会議等では、今、構造改革ということに焦点を当てて全般的な議論をしておりますから、国と地方の税財源配分のあり方についてはこれからの議論になりますね、特に税制改革に絡...全文を見る
○片山国務大臣 総理は、税制改正の議論はいつもは秋でございますけれども、早急に、二月、三月、四月ごろから始めてほしい、こういうことでございまして、特に経済財政諮問会議では、税制を正面から取り上げて、今言いました国、地方の税源配分のあり方も見直す、できれば方向づけは夏ぐらい、こう言...全文を見る
○片山国務大臣 委員の言われるとおりだと思いますね。市町村合併の重要性にかんがみまして、政府を挙げて関係府省が一体となって総合的、効果的な施策の推進を図るため、こういうことで閣議決定で設置いたしたものでありまして、単なる調整会議等とは違うわけですね、閣議決定という重みを持っており...全文を見る
○片山国務大臣 市町村合併支援本部は、国家行政組織法に基づく行政組織に準ずるものと我々は位置づけております。支援本部において一定のことを検討、議論して意思決定をいたしますと、各府省はそれに基づいてやっていただく。しかし、それは各府省の権限と責任でやっていただく。ただ、そこで合意い...全文を見る
○片山国務大臣 法律上拘束力を持つということではなくて、そこで合意して、各府省のメンバーも同意いたしておりますから、そういう意味では、最大限尊重するという意味で、一種の心理的な拘束力等を持つのではないかと私は考えております。
○片山国務大臣 まず第一点でございますが、御指摘のように、市町村合併に伴い、市町村の議会の議員数は、従来の議員数を足したものよりは必ず減少する、こういうことになると思います。  そこで、我々の方では、旧市町村単位に地域審議会を設けていただいても結構です、限定的な自治ということに...全文を見る
○片山国務大臣 緊急地域雇用創出特別交付金につきましては、私の方からも、閣議で厚生労働大臣に、できるだけ地方団体の自主的な運用ができるようにしてくれ、お金は出すんだけれども口は余り出さぬでくれ、それぞれの地域の雇用にプラスになるようにしてくれと。そういうことで、法律でなくて予算補...全文を見る
○片山国務大臣 今、吉野委員からお聞きしまして、福島県も大変御努力をしているな、こういうふうに思います。私は岡山県でございますけれども、相当前に岡山県で副知事なんかを私はやっておりましたが、今は岡山県も大変財政が悪うございまして、大変な行財政改革の努力をしています。国もしておりま...全文を見る
○片山国務大臣 地方交付税は、地方にとっては一般財源なんですね。何にでも使えるお金、特定財源ではありません。一般財源ですが、しかし、国から来るという意味では依存財源なんですね。だから、やはり依存財源を少なくするということが一番で、それはやはり税源の充実なんですよ。地方税を充実する...全文を見る
○片山国務大臣 今の地方財政の仕組みは、もう委員に釈迦に説法ですけれども、毎年度、地方財政計画をつくりまして、地方の全部の収入と支出を見込んで、足りないものをきちっと国の責任で補てんする。しかも、地方財政計画で国会に報告する。だから、十五年度についても、同じことをやらせていただい...全文を見る
○片山国務大臣 今の地方財政計画、地方交付税制度というのは、地方団体が標準的な行政を行うための財源は国が保障する、こういう制度なんですね。  そこで、しかし、今吉野委員が言うように、伸び縮みするじゃないかと。するんです。例えば、公共事業は地方財政計画上は補助事業になるんですけれ...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりなんですね。日銀口座という一つの考え方ですけれども、地方団体の公金の管理というのは、地方の金融機関と不可分に結びついているんですよ、指定金融機関あるいは指定代理、収納代理。そういう意味で、なかなか難しい点がありまして、私も、総務大臣になってから、ペイ...全文を見る
○片山国務大臣 去年の八月、私も沖縄に参りまして、沖縄の稲嶺知事からは、沖縄をIT特区にしてくれ、こういう話がありましたね。IT産業の集中立地をしたいと。それから、名護市に行きましたら、名護の市長さんは、この金融特区をと。これはイギリスにあるんですね、この金融特区は。これは大変成...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、地方分権一括推進法でかなりな事務権限の移譲が行われ、国の関与はかなり縮小いたしましたが、それを裏打ちする税財源の配分が少ないというのが、今、地方六団体等の不満でございまして、できるだけこれは早急に解消していくということが私は正しい方向だと思います。...全文を見る
○片山国務大臣 法人事業税の外形標準課税化というのは、これもまた古くて新しい問題で、毎年税制改正では議論されているわけでありますが、我々の考え方は、今の日本の税制の中で、やはり税の空洞化と言われていますよね、いわゆる税の空洞化。納める人が少なくなっているのです。法人税も法人事業税...全文を見る
○片山国務大臣 業際研究所というんですか、その問題、あるいは徳島県知事のきょうの問題については、これは司直が今事態を解明中ですから、ここで特にコメントするのは御遠慮申し上げたいと思いますけれども、地方の場合には、国と違いまして本来大統領制ですよね。中央は議院内閣制ですから、立法府...全文を見る
○片山国務大臣 そういうことがよく報じられます、官製談合だとか口ききビジネスだとか。ただ、私どもの方は、実態を必ずしも詳細に知る立場にもありませんからよくわかりませんが、仮にそういう疑いが持たれるようなことは、これは地方団体の行財政運営として慎まないといかぬ、こういうふうに思いま...全文を見る
○片山国務大臣 今与党を中心に議論されておるのは、あっせん利得防止法や何かの関係で、官製談合防止法ということじゃなくて、公共事業の適正化法だとか、そういう関係のあれですね、国土交通省の関係は。  それは我々も、こういう問題が起きますと、公共事業、補助事業の関係は国土交通省ですけ...全文を見る
○片山国務大臣 すべての地方団体で議会と執行部との間に答弁のすり合わせが行われているとは思いませんけれども、中央と同じように地方でも質問の通告というのを議員さんから執行部の方がもらいますから、そこでいろいろな打ち合わせが行われる、場合によってはすり合わせに近いことが行われるという...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には私も荒井委員と考え方はそんなに違わない、こういうように思います。やはり自主財源をしっかり持って、財政的な主体性をしっかり持つ、自立する、こういうこと。  それから、やはり補助事業というのは、私はできるだけ縮小したらいいと言うんですね。補助事業というのを...全文を見る
○片山国務大臣 それも一つのお考えですが、やはりそういう意味では、今の国の仕事、地方の仕事と、国の収入、地方の収入、このアンバランスを、何度も言いますけれども、これは私は是正してもらわないといかぬと。六五の仕事をやっているものが、四〇しか自前の収入がない。二五は国からですよ。二五...全文を見る
○片山国務大臣 地方財政というのは国の財政と違いまして、国は一つの財政ですけれども、地方は三千三百の地方団体の財政が合わさって地方財政なんですね。私は、アジサイの花だと言っている。アジサイは一つ一つが花で、全体も花ですよね。  そこで、どっちがより悪いかというと、悪さの競争みた...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは全く、全然違うんですね。  住民訴訟の方は、前からそういう問題性の指摘がございまして、どうやって是正するかということで、地方制度調査会を中心にいろいろ議論してまいりましたし、合併の方は、これはずっと合併特例法というのがありまして、それが次第に、行革大...全文を見る
○片山国務大臣 市場公募債のシェアをふやすというか割合をふやしていくということは、今後の調達の多様性その他からいって一つのお考えだ、こう思いますけれども、社債と地方債が違うのは、赤字地方債じゃないですよ、普通の地方債というのは。荒井委員よく御承知のとおり、大きな公共施設を単年度の...全文を見る
○片山国務大臣 医療制度そのものは私の所管ではございませんが、国民健康保険制度は総務省とは大変密接な関係のある制度でございます。特に地方団体は、国保では保険者、老人保険制度については公費負担者、病院を経営している団体については医療機関という、いろいろな立場があるわけでございます。...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりですね。言われるとおりでございまして、今後とも、十四年度には大きな方針を出す、こういうことになりますと、今まで以上に地方の立場で、私どもも市町会や町村会と連携しながら発言してまいりたい、こう思っております。  介護保険というのは、今言われましたけれ...全文を見る
○片山国務大臣 法人事業税の今度の外形標準課税化は、全体としては税収中立ですね。今三割しか納めていないものを全部納めてもらう。そのかわり、納めている三割は恐らく相当安くなって、七割の方は広く薄く負担してもらう、こういうことでございます。その赤字法人について、今、社会保険料なら雇用...全文を見る
○片山国務大臣 確かに去年の総務委員会で、十三年度の地方交付税法改正の御議論の際に、私は、これは当時の宮澤大蔵大臣と私の方で合意をしまして、二カ年で交付税特会借り入れはなくします、十四年度でなくしますということを申し上げたことは、確かにそのとおりでございます。  ただ、その後、...全文を見る
○片山国務大臣 我々も、交付税特会の透明性、それから地方全体で責任を持ってもらうという意味で、借り入れ方式をやめて、半分が赤字地方債、半分が一般会計加算、これは正しいと思っております。ただしかし現実に、委員、三倍になるといいますと、それは発行する方も大変でございますし、そこのとこ...全文を見る
○片山国務大臣 赤字地方債というのは今まで地方財政法上認めなかったのですよ。十三年度から認めようということにしたので、これは普通の地方債と同じだから、もう二倍も三倍も四倍も一緒だということには、私はちょっとそこは、地方の財政の関係者からいうとなかなかならないのではなかろうか。なだ...全文を見る
○片山国務大臣 しかし、世の中、何が起こるかわかりませんからね。それはあれでございますが、我々としては、現時点ではゼロにしようと思っております。
○片山国務大臣 本間議員が今委員が読まれましたような発言をされたことは私も聞いておりますし、私自身も、表現は違いますけれどもそういう趣旨のことを、そのときか別のときかはわかりませんけれども、言ったことを覚えております。やはり、国債が三十兆円という節度を設けるのなら、地方債について...全文を見る
○片山国務大臣 交付税制度の見直しは、骨太方針や三十兆の前ですよね。これは平成十二年十二月の十三年度予算編成のときに、当時の宮澤大蔵大臣と、私も自治大臣でございましたけれども、自治大臣との間の合意で、三年で交付税制度をとりあえず見直しましょう、そのうちの二年で交付税特会の借り入れ...全文を見る
○片山国務大臣 交付税特会の借入金の残高は、今お話しのように四十六兆一千億で、地方負担分が三十兆三千億になる見込みでございます。このうち、国の負担分は平成三十年度までに返す、償還してもらう、地方負担分は平成三十八年度分までそれぞれ法律に基づく年次計画によりまして、法律に書いており...全文を見る
○片山国務大臣 私が言っておりますのは、今の公の収入、税は、国が六〇、地方が四〇で分けている、仕事は、今の役割分担でいきますと、大体地方が六五やって国が三五をやっている、こう言っているんですよ。四〇しか収入のないものが六五の支出を受け持っているんですから、二五は国から流れてくるの...全文を見る
○片山国務大臣 今の役割分担を変えないという前提ですよ、武正委員。国と地方の役割分担を変えないで、私は、地方税のウエートを高めていく、今のように四〇を五〇にしていくと。まず減らすのは国庫支出金なんですよ、まず減らすのは。しかし、国庫支出金の中でもどうしても残さなきゃいかぬものがあ...全文を見る
○片山国務大臣 日本の交付税制度は世界で一番精緻だといって半分は褒められているんですよ、半分はやはり冷やかされているというようなところがあると私は思いますが。長い間、地方財政平衡交付金が地方交付税になってきてからもう四十年近くなるんですよね、三十何年。その中で、私は大変精緻な仕組...全文を見る
○片山国務大臣 地方単独事業については、かねてから大変議論があるところでございまして、バブルの前までは単独事業の方が少なかったんですね、補助事業、公共事業よりも。多いときは倍になったんですよ。それが結局、バブル崩壊後、景気対策で、公共事業には限界があるから地方単独事業をやってくれ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたが、これからは均衡ある発展でなくて、個性ある発展なんですよ。個性ある発展を我々は応援していきたい、こう思います。  地方交付税は、全国に標準的な行政確保のための、ナショナルミニマムというんでしょうか、シビルミニマムというんでしょうか、そのための...全文を見る
○片山国務大臣 まあ中村委員、三カ月しかたっていないんですよ、三カ月もたったんではなく、三カ月しかたっていないんですが、国家公務員というか中央の国家公務員は、本当にそういう意味では言われたように超過勤務は多いですね。答弁で申し上げましたが、仕事は夜するようになっているんですよね。...全文を見る
○片山国務大臣 今、中村委員が申されましたように、今の勤務のあり方については、前からいろいろな御指摘があり、御意見がありますよね。そういう意味で、関係閣僚間で相談と言いましたが、関係の役所の事務方も入れて、一番実態を知っているのは皆さんですからね、そういう方々に集まっていただいて...全文を見る
○片山国務大臣 今いろいろなお話をお聞かせいただきまして、同期の方もおられるのでしょう、総務省も超過勤務が少ない役所では決してないと思いますが、不必要な超過勤務はやめてもらうように私の方から強くお願いをいたします。
○片山国務大臣 国と地方の関係は、対等、協力の関係ですね。分担と協力と言ってもいいのか、対等で、お互いが役割を分担して、協力していく関係だと私は考えております。  地方自治は民主主義の学校だということがよく言われますけれども、民主主義のしっかりした国は地方自治がしっかりしている...全文を見る
○片山国務大臣 住民自治というのは、住民が選挙で執行機関である首長さんを選んで、意思決定機関、議決機関である議会も住民が選ぶ、これが住民自治ですね。あるいは、部分的には直接民主主義でリコールその他をやれる、これが住民自治です。  団体自治というのは、国とは別の独立した人格を持つ...全文を見る
○片山国務大臣 ざっと集計すると七割、こういうことでございまして、国が法律なり政令なりあるいは省令等で決めているもの、あるいは通達で決めているもの、あるいは補助金を出して拘束しているもの、そういうものを入れますと、地方団体の収支の七割は国の影響下にある、こういうふうに我々は考えて...全文を見る
○片山国務大臣 私は多いと思いますね、多いと思います。  だから、やはりそれは、国と地方が協力してやる仕事はたくさんありますけれども、この七割はもう少し少なくてもいいんではなかろうか。そういうことで、地方分権一括推進法だとか、機関委任事務をなくするとか、関与を縮めるとか、いろい...全文を見る
○片山国務大臣 全文を読んでみないとわからないと思いますけれども、基本的には、やはり税を中心に物を考える、それから、国がいろいろなひもをつけない、こういうことは私は正しいんじゃないか、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 地方分権一括推進法が一昨年の四月から施行になりまして、その後どうするかということを地方分権改革推進会議がいろいろアフターケアを含めて現在御議論いただいておりますので、一定の御提言か御報告はいただけるんじゃなかろうか、こう思っております。  私は、今、経済財政諮問...全文を見る
○片山国務大臣 各府省は、自分の仕事を一生懸命やっている、こういう認識で仕事をやっておりますから、補助金というのは、こういうことをやってください、やっていただければ国が財政的に応援しますよ、そういうのが補助金ですから、なかなかそれを、地方の自由にする、一般財源にするとか、あるいは...全文を見る
○片山国務大臣 経済財政諮問会議なんかでそういう話をしまして、総理も賛成、財務大臣も賛成なんですが、各府省、各府省の立場と言い分はありますよ。だから、それは強権を持ってやるんではなくて、やはりある程度話し合って、納得してもらってやっていく方が私はベターだと思いますので、七千億が九...全文を見る
○片山国務大臣 許可を受けた地方債について言われるならば、国債と同じです。それは国が責任を持つということですから、リスクはありませんね。そういう意味では同じだと思います。
○片山国務大臣 全く変わっておりません。
○片山国務大臣 財務省の大臣政務官が答えているとおり、地方債がデフォルトすることはありません。そのための許可制度です。しかも、ちゃんとアフターケアの制度まであるのですよ、元利償還は地方財政計画をつくり地方交付税で見るという。トータルですよ、トータル。  それから、地方団体そのも...全文を見る
○片山国務大臣 今言われた格付は、我々が頼んだ格付じゃないんですね。勝手格付というもので、民間の。全部じゃなくて二つだけやっていますね。それで、若干差がありますけれども、何度も吉田政務官も答弁しておりますように、国債と地方債は差は基本的にはありません。こういうことでございます。ひ...全文を見る
○片山国務大臣 今、桝屋委員からお話ありましたが、四十六兆一千億ですね、交付税特会の借入金残高。地方負担が三十兆三千億。これはいずれもそれぞれの法律で法定いたしておりますから、地方は三十八年度までにこれを返していく、こういうことでございます。それで、毎年度地方財政計画でその財源は...全文を見る
○片山国務大臣 ツールといいますか、我々の考え方は先ほども申し上げましたし、今の、内閣府がやりました竹中さんのところのシミュレーションも、大体私が経済財政諮問会議で言ったことを取り入れていただいております。  あそこで一つ気になるのは、結局は、地方分権推進委員会が言いましたよう...全文を見る
○片山国務大臣 地方交付税の見直しでは、お話ありました段階補正と事業費補正と留保財源率が、何か三点セットみたいになっているんですね。  そこで、段階補正につきましては、お話ありましたように一六、七%のカットを三年でやろうと。それから事業費補正については、地方債というものをやめて...全文を見る
○片山国務大臣 桝屋委員、ありがとうございました。どこの町村か、後でちゃんとお聞かせいただきたいと思いますけれども。  やはり現職の首長さんや議員さんは考えることが多いものですから、なかなかもう一つというところがあるのですけれども、大分私も全国的に見て大きな流れができつつあるな...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○片山国務大臣 今いろいろお話がございましたが、私も委員と同じように、地方分権を推進することが地方の活性化、地方の元気につながってくる、こういうふうに思っておりますし、その地方分権の大きな一つが地方の税財源基盤の充実だ、こういうふうに思っております。  そういう観点から、年来我...全文を見る
○片山国務大臣 これは、不動産取得税というのは、都道府県にとりまして大変貴重な税でございまして、五千億を超えているんですね。五千五、六百億。  そこで、今一部には、土地の需要喚起、土地の流動化のために、土地の流通にかかる税金を、不動産取得税や登録免許税のことでしょうけれども、こ...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、東京都は、東京二十三区の商業地の固定資産税がほかに比べて過重である、こういうことで、当面、平成十四年度分について、中小企業対策として、小規模な商業土地四百平米のうちの二百平米を二割、こういうことみたいですけれども、緊急避難的に固定資産税と都市計画...全文を見る
○片山国務大臣 株式譲渡益課税につきましては、いろいろな議論がありましたが、申告分離課税への一本化を平成十五年一月からやろうと。その申告分離課税への一本化とともに、損失繰越控除の創設だとか、あるいは税率引き下げも考えよう、こういうことになりました。  そこで、申告分離課税に対す...全文を見る
○片山国務大臣 証券市場の活性化にもプラスになると思いますが、しかしそれだけじゃだめですね、税だけでは。やはり、証券市場全体に対する信頼、投資しやすい環境、そういうこともぜひ関係者で考えていただきたい。ただ、この申告不要制度が証券市場の活性化にプラスになると私は思っております。
○片山国務大臣 大体、いつも税制改正論議というのは秋なんですけれども、今回は構造改革の大きな柱だということで、小泉総理が少し早目にやったらどうか、こういうことで、それぞれ、政府税調は税制改正論議のスタートを切りましたし、恐らく経済財政諮問会議も今月中からそういう議論を始めていくこ...全文を見る
○片山国務大臣 先般、経済財政諮問会議を中心に決めましたデフレ対策は、不良債権の処理だとか、金融システムの安定化だとか、空売り規制等の証券に対するいろいろな規制の関係だとか、あるいは中小企業融資、そういうことが中心になりましたが、私は、これが全部じゃない、こういうふうに思っており...全文を見る
○片山国務大臣 国が構造改革で思い切った歳出見直しをやる、こういうことでございますから、国と地方は構造改革のパートナー、こういうことで、地方財政計画の歳出についても見直しを行おう、こういうことを考えまして、結果としましては、黄川田委員言われましたように、前年度マイナス一・九%で、...全文を見る
○片山国務大臣 今、春名議員が言われましたように、総理が地方行政委員会に来られまして今のような発言をしたことは、私も承知いたしております。
○片山国務大臣 これは総務省の意向というんじゃないのですよ。IT戦略本部や関係各省庁全部の意思なんです。  何で今回追加するかというと、御承知のように、IT基本法ができ、IT戦略本部ができ、e—Japan戦略という国家戦略が決まり、それに基づくアクションプランが決まり、二〇〇二...全文を見る
○片山国務大臣 だから、個人情報保護の徹底を図るのですよ。そのために今回幾つもの法案を出すのですから。ただ、個人情報保護の基本法である去年の三月に出した法案が、ずっと継続審査になっていることは承知していますよ。それはまた別の議論で、マスコミ関係がどうだとかなんとかということになっ...全文を見る
○片山国務大臣 だから今、私は、その答弁を正確に、その当時その委員会での、地方行政委員会では聞いておりませんから、今いろいろ確かめましたら、前提とは言っているけれども、その法律が通らなければやらないなんということは言われていないということなんで、小渕総理の言われた精神を我々は体し...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、小渕総理の言われる個人情報、プライバシーをしっかり守る、こういうことの精神は受け継いでいるのですよ。しかし、もっと事を進めるというために、我々は、今度は追加をしようということなので、個人情報保護法も今出しているのだから、ぜひ通してくださいよ、皆さん御議論し...全文を見る
○片山国務大臣 春名委員は、見かけによらず保守主義なんですね、あなたは。  我々は、小渕総理の精神を生かすと言っているのですよ。小渕総理をこれだけ持ち上げていただければ、それは天上の小渕さんも恐らく苦笑していると思いますよ。共産党の春名さんに、都合のいいところだけ賛成していただ...全文を見る
○片山国務大臣 特別土地保有税というのは、御承知のように、これは全くの政策税制なんですよ。御承知のように、バブルの始まりのころにできたんですよね。そこで、上がったり下がったり、広げたり縮まったりするんですよ。  今、特別土地保有税をやめろという議論がいっぱいあるんですよ。我々は...全文を見る
○片山国務大臣 この徴収猶予の制度は、これは計画を幅広に進める、計画的な利用促進のために考えたんで、それはもういろいろな御見解があると思いますよ、緩過ぎるとか。そういう議論は確かにありました。しかし、いろいろな議論の接点として今の制度に落ちついたわけでありまして、また土地のいろい...全文を見る
○片山国務大臣 今、春名委員がお話しの答弁は、昭和五十四年に、当時の自治省森岡財政局長が、赤字地方債は趣旨に反するんではないか、こういう答弁をされていることは事実でございます。春名委員、大変昔の答弁にお強うございますので、我々もそれを調べましたが。  そこで、当時と違うのは、今...全文を見る
○片山国務大臣 今回は、私が言いましたように、全体の仕組み、フレームをつくりましてそれを法定化する、そういう中で、地方の持ち分、負担分の赤字地方債については地方交付税で丸々補てんする、こういうことでございますので。  それはキャッシュの方がいいですよ、春名委員。しかし、今のよう...全文を見る
○片山国務大臣 まあ大体そういうところだと思います。
○片山国務大臣 地方交付税は、確かに地方団体すべての共有財源だと私も考えております。ただ、これは今法律で決めていますよ。決めておりますけれども、それが固定するものじゃないんですよ。結局、地方交付税の総額をどう決めるかは、毎年度の地方財政計画策定によって決めていくんですよ。それを後...全文を見る
○片山国務大臣 私は、八割とか九割とか考えたことはございませんのでね。少なくともそれは、仮定の議論ですからね。ここで、八割ならだめで九二%ぐらいならどうにか、そういうことの議論はいたしません。  私は、やはり国の責任で不足額を一般会計加算と赤字地方債で見て、赤字地方債は丸々面倒...全文を見る
○片山国務大臣 十二年十二月の宮澤大蔵大臣との合意は、十三年、十四年、十五年の三カ年については、今言いましたように、財源不足額、いろいろな手当てをした残りの財源不足額については、国が二分の一の責任、地方が二分の一の責任。国は一般会計で調達をして加算する、地方は赤字地方債、臨時財政...全文を見る
○片山国務大臣 だから、先ほど言いましたように、平成十三年度から十五年度までは、財源不足額については折半主義で、国が二分の一、地方が二分の一でいこう、しかも、それを法制化する、地方の負担分については丸々交付税で後年度見る、こういう仕組みをつくるということは地方交付税法の規定の趣旨...全文を見る
○片山国務大臣 同じ答弁になりますけれども、十五年度までは、二分の一は国がストレートでキャッシュで、二分の一は赤字地方債で、それは将来の地方交付税で償還、補てん、これが限度だ、こういうふうに十五年度までは考えております。  ただ、十六年度以降は、先ほども言いましたように、景気や...全文を見る
○片山国務大臣 また何度も同じ答弁になりますけれども、十五年度までは、全部赤字地方債で、それを後年度元利償還で交付税で見るといっても、これはそういうわけにはいかない。十五年度までは、私はそう申しております。  十三年度と十五年度のルールが、十六年度以降、物を考える際の一つの下敷...全文を見る
○片山国務大臣 それは、交付税率の引き上げということもありますよ。現にもともと、御承知のように、地方交付税というのは法人税と所得税と酒税の三二%だったんですよ。今は違うでしょう。法人税は三五%になっている。消費税が二九%入っている。たばこ税が二五%入っている。これは実質的な交付税...全文を見る
○片山国務大臣 それは、そんなことはないので、これで経済が安定的な回復軌道に乗り、国の財政もよくなるということの中では、それは将来は交付税率の引き上げあるいは交付税算入税目の拡大ということは当然あり得るので、私は、こういう一つの大きい選択肢は残していく方がずっと正しいし、交付税率...全文を見る
○片山国務大臣 優遇しているとは言っていないんですよ。優遇過ぎるのではないかという声がいっぱいあると言ったんですよ。それはあるんですよ、経済財政諮問会議でも、マスコミ界でも、経済界でも。小規模町村の方が一人当たりの一般財源がずっと多いんだから。その数字づらだけ見て皆さんは言ってい...全文を見る
○片山国務大臣 何度も御説明申し上げておりますが、平成十三年度から新しい地方財政対策のルールをつくりまして、御承知のとおり、国の一般会計加算が半分、地方は赤字地方債を出す、こういうことにいたしました。  そこで、十三年度そのものの利払いということはあれでございますので、十四年度...全文を見る
○片山国務大臣 それは、重野委員が言われるとおり、地方交付税法六条の三の二項ですか、あれに書いてあるように、制度を直すか交付税率を引き上げるという方が本当はずっと筋なんです。ただ、それがなかなかいろいろな事情でできないものですから、今回のような措置をあれにかわる措置としてとりまし...全文を見る
○片山国務大臣 言われるように、バブル経済崩壊後の地方財政というのは、国の財政もそうですけれども、税収は伸びない、国税も伸びないということは交付税が伸びない。それで、我々が思うよりは、手当てをした後の財源不足額が常に大きいんですよね、物すごく。これをどうやって補てんするかというの...全文を見る
○片山国務大臣 今答弁させていただきましたように、平成八年度以降十四年度まで七年連続して、結局、今言われました地方交付税法第六条の三第二項の規定に該当するような大きな財源不足額なんですね。そこでルールを決めましてもなかなか難しい。こういうことで、十年から十二年度までは地方交付税特...全文を見る
○片山国務大臣 詳細に、具体的な数値等につきましては、後ほど自治財政局長から答えさせていただきますが、段階補正の見直しについては、当委員会の審議でも何度も御議論をいただいております。これは、経済財政諮問会議等でも、いわゆる骨太方針の中に、とにかく小規模町村等では合理化や効率化への...全文を見る
○片山国務大臣 塩川大臣も言われましたが、私も、地方交付税は本来的に地方に権利を持つ財源で、いわば国が地方にかわって徴収する地方税、国税の形をかりた地方税だ、こういうように考えております。
○片山国務大臣 今、地方交付税法は、単位費用は法定いたしておりますが、例えば補正係数等は省令にお願いしておるんですね。法律の方が安定していいんですけれども、ただ、法律をしょっちゅう変えるというわけにいきません。補正係数は大変技術的で詳細にわたりますし、なるべく毎年度直近の数字をと...全文を見る
○片山国務大臣 皆さんがちょっと言い落としていますので補足しますと、段階補正は、重野委員御承知のように、これは経常経費です、投資的経費は関係ありませんから。それから、恐らく、今言われた投資額は、地方だけじゃないですね、国や特殊法人も入っていますから。その点、ひとつ念のために。だれ...全文を見る
○片山国務大臣 段階補正でるる御議論を賜りまして、ありがとうございました。  段階補正は今約一兆三千億あるのです。そのうちの二千億を三年かかって減らそう、こういうことですね。それで、全体の三分の二がやっているようなものを、あとの三分の一にもやってもらおう、そこで二千億落とす、し...全文を見る
○片山国務大臣 土地開発公社が保有している土地は、かなり抱えているのが多いのですね、今全国で七兆七千億円。このうち、五年以上が四兆一千億、十年以上が一兆三千億ありまして、これをどうやって打開するかということに各公社は今腐心しておりますが、我々もそのために、公共用地先行取得事業債の...全文を見る
03月07日第154回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私の方が国家公務員等の人事管理等を担当しておりますから私がお答えさせていただきますが、基本的に公務員の処遇、勤務条件その他は民間準拠なんですね、今の法律の建前が。だから、採用その他についても基本的にはそういう感じでやってきておりまして、民間の状況を見な...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 年齢制限の話は国家公務員にも地方公務員にもありまして、これは現在できるだけそれを外していく方向ではあるんですよ。  ただ、人事院総裁が言いましたように、例えばⅠ種、Ⅱ種、Ⅲ種というのは仕事に応じて採用の程度を決めているわけですから、大卒だとか短大だと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、民間の動向を見ながら公務員の方も、進んでいないということの状況があるから、公務員だけが先行してやるということにはいろいろ問題があると。だから、それは十分民間の動向を見ながら歩調を合わせて我々も考えていきますということを申し上げております。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、都道府県では十以上の都道府県がやっておりまして、市は、まあ我々が網羅的には調査しておりませんから、これも幾つかの市がやっておりますが、基本的には今の正規の職員の時間外勤務手当の一定額を減額しまして、減額というのか時間外勤務とか分けまして、それを原資...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先行的。
○国務大臣(片山虎之助君) 賃金をカットしてというのはないんですよ。給与費の中で、例えば欠員不補充にしてそれを原資にしてということですね。時間外勤務手当は、例えば何十億か組んでおるとすれば、その何%を出すと。いうことは、正規の職員に時間外勤務をやらせないということですね。やらせな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国は地方団体のようなことはやっておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) ただ、これは十分検討させていただかなければなりません。  そこで、今言いましたように、民間の動向ということが、一つの仕組みを作るとすればやっぱり人事院の勧告が要るんですよ、やるとすれば。その辺は、だから、応急的に特例的にやり得る余地があるのかどうか。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の再任用は、定年制度の特例的措置として制度ができているんですね。
○国務大臣(片山虎之助君) 分かっているでしょう。だから、それを別に作るとすれば、それは少し研究させていただかなければなりません。  それから、今の賃金カットの話は、鳥取県がやっているんですが、これは今の財政状況が悪いから、例えば賃金を三%とか五%カットするということを決めまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、再任用、再任用と言っておりますのは、先ほども言いましたが、定年をした者の、高齢者の方の、もう一度臨時的に特例的に採用するという制度ですから。  今、委員が言われているのは、直嶋委員が言われているのはワークシェアリングの再任用でしょう。これについて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 全く通告がない質問をいただきまして、ありがとうございました。  去年の四月から財政投融資の抜本改正で自主運用になりましたよね。自主運用になりましたけれども、七年間は預託期間が続くんですよ。だから、経過的にはかなり前の財投的運用をやっておりますが、残り...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、地方財政大変悪うございまして、PFIの活用は私は大変有用だと思うんですが、これは千差万別なんですよ、いろんな事業があって。それと、公共施設の管理者と民間事業者の間の契約で決まるんですね。その辺、公共性の担保をきちっとしてもらえば税制をまけるというこ...全文を見る
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘のとおり、超過勤務というのはもう慢性的になっていますよね、中央省庁では。そこで、去年の十二月の二十五日の公務員制度改革大綱でも、超過勤務の縮減は公務員行政といいますか、それにおける最大の課題だと、こういう指摘をやっているんですよ。  だから、や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 自治労という団体は、地方公務員法上の職員団体と、国家公務員法上の職員団体もあるんです、元の地方事務官なんかそうですから。それから労働組合法上の労働組合も入っているんです、第三セクターの職員なんか。そして、その他の管理職も一部入っているんです。それはもう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 現在、司直によって全貌が解明されつつありますね。私が言っているのは、法律上、我々がそれについて承知したり、どうにか物を言ったりする立場にないんですよ。だから、それはちょっと言っていただいても、お気持ちは大変痛いように分かりますけれども、それは総務大臣と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 職員団体はこういうことになっているんですね。国家公務員の場合には人事院に登録をして認証されるんですよ。それから、都道府県の職員団体の場合には都道府県の人事委員会に登録をして認証をされる、認証ですね。その場合の規約の中には、必ず経理や会計上のことというこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、厚生労働大臣が言われましたように、地方事務官制というのがあったんですよ。これは国か地方か分からないあいのこみたいな制度で、これをなくしようと、地方分権推進計画でね。そこで、法律に基づく職業紹介だとか雇用保険、前の失業保険、雇用保険はこれはもう国にし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは今、白浜委員御指摘のように、平成十二年度の決算報告の結果、会計検査院が指摘したんですね。だから、当面はそれぞれの責任ある省庁が対応をまず考えて、それは会計検査院自身も決算報告の中で、引き続いてやりますと、こう言っているんですね。だから、十三年度の...全文を見る
03月11日第154回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も終始見ていたわけではありませんけれども、鈴木議員は鈴木議員なりに懸命に答えておったという感じを持ちました。
03月12日第154回国会 参議院 総務委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  総務省が発足してから一年が経過いたしました。私は、昨年のこの委員会の場で、融和と結束という考え方に立って、三省庁統合の成果を上げていくことを表明いたしました。その結果、この一年の間に、平成十四...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) FCCのパウエル委員長が国務長官の息子だというのは私も初めて知りましたけれども、パウエル委員長が、今、世耕委員が言われたような発言をしていることは承知いたしておりますし、基本的にはパウエル委員長の発言は、私は正しいと、こう思っておりますし、我々の目指す...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三月八日に、今、世耕委員言われましたように産構審の分科会が提言を取りまとめております。内容については詳細に勉強しておりませんので、どこまでどうかということは余り正確には言えないかと思いますけれども、少なくとも通信及び放送の制度についていろいろ言われてお...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あの提言はそうなんですね。放送市場、通信市場、それから情報市場というんですか、何かいろんな分け方をやって、少なくとも情報市場については水平アンバンドル型がいいと。これは一種の原理主義ですね、それしかないというなら。  私は、正に世耕委員の言われるよう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) すべて垂直統合を目指しているかどうかまでは私はそれは分からないと思いますけれども、ケースによっては垂直統合の方がいい場合もたくさんあると思うんですよ。  だから、先ほども言いましたが、私は多様な組合せ、多様な展開を認めることにする、その中で公正な競争...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね。民放連さん、新聞協会の大変強い反対がありましたから、最初そういうことを言われておった方も、ちょっと我々は必ずしもそういう意図でないという言い方をされていますよね。  ただ、私は、基本的には言われるとおりなんです。ただ、融合しましても私は放...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この長期増分費用方式は導入のときからいろんな議論がありましたよね。押し切られたというわけでもないんだろうけれども、そういうことで採用になりまして今日まで来ておりますけれども、結果としては接続料は相当下がっていますね。ZC接続では約四五%、GC接続では約...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 去年の一月六日に、旧郵政省、自治省、総務庁が一緒になりまして総務省と、こうなったわけでありまして、これで一年二か月がたとうとしておりますけれども、特にITの推進につきましては、特に行政部門のITを担当しているのが前の総務庁ですね、それから地方自治体の行...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) マスメディアの皆さんはいろんなことを言っておられるんですが、例の新入職員ですか、につきましては、特にキャリア組のことを言っているんでしょうけれども、旧省庁ごとに枠を積み上げてソースを出したことは事実です。ただ、採るのはこれは一元的に採りまして、希望を聞...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も、見積りの誤りといって五割増しぐらいになるならいいけれども、二倍以上になるというのは、それは大変ちょっと問題ではないかと、こういうことを関係の人に申し上げたんですが、当初机の上で想定したより、調査をしてみたら物すごく電波事情の複雑なところが分かった...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員言われるように、これはもう地方行政にとっては最大の課題の一つですよね。広域的に流入してくる、広域的に搬入する。だから、基本的には今、環境大臣言われましたように、発生した県で処理するというのが一つの私は考え方だと思いますよ。ただ、県によりますから、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方は地方の知恵でどうやって地域を守るかということがありますから、私は法律に触れない範囲ならやむを得ないと思っています、その搬入を規制することは。ただ、廃棄物処理法だとか法体系ありますから、それに抵触するようじゃ困りますけれども、その法律の範囲でいろい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三重県では、税収の確保もあるんですけれども、それ以上にやっぱり一種の規制的効果をねらいまして、三重県内に搬入してくる、あるいは最終処分地、処分施設あるいは中間処理施設に持ち込まれるごみについて業者から、搬入する業者ですよ、重量一トンにつき千円取る、こう...全文を見る
03月14日第154回国会 衆議院 本会議 第13号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 伴野議員にお答えを申し上げます。  お話のように、これからの町づくり、都市計画は、やはり地域からの発想と住民参加が不可欠でございまして、また同時に、個性と活力を目指さなければなりません。そういう意味では、私は、地方団体の役割というのが一層重要になる、...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 総務委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政事業の公社化につきましては、これは御承知のとおり中央省庁再編基本法で決まっておりまして、十五年中に公社化を図れと。そして、公社化する場合にはこうですよと、国営公社ですけれども。そういう一種のフレームを基本法で決めてもらっておりますので、我々はそれを...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 去年の秋、私もフィンランドへ行かせていただきまして、政府の関係者といろいろ話し合いましたし、ノキアにも行きまして、社長にお会いして、言われたとおり、内藤委員、今の携帯電話に進出するまではゴム長やホースですよね。その前は木材ですから。木材からゴム長になっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員のお考え、お気持ちもよく分かるんですが、アメリカの場合には、今の連邦通信法の規定が費用に基づくと書いているんですね。ところが、それは理論値でやっているじゃないかと、これが争点でしょうね、実際の費用じゃなくて。ただ、日本の場合には、あれ、平成十二...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、長期増分費用方式は実際に投資した費用を回収することを保障するものじゃありませんよね、一種の、何度も言いますけれども、理論値ですから。ただしかし、その理論値はある程度努力、工夫によって可能だという前提に私は立っていると思うんですね。  ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言われますように、ブロードバンド時代におけるコンテンツの、いいコンテンツの二次利用というのは私も大変重要なことだと、こう思っております。それは、一番いいのをたくさん持っているのはNHKですよね。そこで、NHKのこのインターネット利用についてのいろんな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 確認いたしておりませんが、議事録に残っておればそのとおりであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、NTT東西を取り巻く環境が大変厳しゅうございまして、かなりの赤字も出ている、こういう段階で、どう構造改革をやっていくかということで悩んでおりまして、そのためにいろんな知恵を出して労使の間で御議論いただいているということは承知いたしており...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 済みません、何ですか。
○国務大臣(片山虎之助君) 選択の自由。
○国務大臣(片山虎之助君) それは、そういうことで選択のためのあれを出しているわけじゃないでしょうか、というふうに私は思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど言いましたように、これは基本的には、何度も同じことを繰り返すことになりますが、労使間の問題でございますし、我々は事実も詳しく存じ上げませんし、所管する関係の法規も違う、立場にもありませんので、いいとか悪いとかどうだとかということのコメントは、そう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NTT法は、業務や組織やいろんなことについての一般的な監督権はありますけれども、基本的には、この雇用条件というのか、この問題は労使自決ですよね、もう釈迦に説法で、今更宮本委員にそんなことを私が申し上げるのもあれでございますが。  だから、これは労使で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やはり、東西NTT、生き残りのためにいろんなことを考えているのでしょう。そういう中で、労働組合といいますか、そういう関係のところと十分協議をしながら、いろんな案を出して、それを実施しているんだと私は思いますよ。新しい仕事をやるからおかしいということはな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、大変難しいことを言われますけれども、しかしそれはいろんな労働組合の方も十分労働組合に入った方の利益を考えて議論して私は結論を出されると思いますよ。それは全く職を失うよりは、いろんな新しいことをやるということもあるのかなということじゃないでしょうか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは事実認定の問題ですね。やり取りの問題もありますから、それがそうだとかこうだとか、ちょっと私が言うのは差し支えがあると思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も言いますけれども、労働組合の方は労働組合法所管のところに聞いていただく方がいいと思いますが、NTTにおいては関係の法令を遵守して適切に労働組合等との対応が行われているものと私は考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 特に地方の首長さん方がこういう一連の事件で逮捕まで至ったことは、私は大変遺憾だと、こういうふうに思っております。地方分権を推進しようと、こういう風潮の中で我々も努力しておりますけれども、そういうことに結果としては水を差すような行為であるわけでありまして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政治倫理あるいは行政倫理とでも言うんでしょうか、こういうことのやっぱり徹底ということは私も必要だと思いますし、政と官の関係というのは大変最近取り上げられて議論されておりまして、総理も政と官の関係についていろいろ検討しようと、こういうことでせんだって、で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、政と官の関係の見直しで、政治家の皆さんの方からいろいろ御注文や御要請があった場合にメモを残してと、こういうことの議論がされておりますけれども、全部メモを残すというのも大変ですし、メモに主観的要素が加わればまた問題ですから、いろんなやり方があってもい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 議員の先生方、政治家の皆さんからいろんな御要請等があるときには、大臣、副大臣、政務官にまずやっていただく。しかし、それだけじゃ数が限られていますから、賄い切れませんですね。そういうときは官僚の皆さんに言っていただくのも一向構わないわけですが、官僚の皆さ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、議員さんの歳費削減案がいろいろ検討されておりまして、お話によると歳費の一〇%を一年間、十四年の四月一日から削減すると。こういう話でございますと、もしそれをやりますとやっぱり一般職と逆転いたしますですね。  ところで、その一般職の給与...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 実態は存じておりますし、知事さんや特別職の場合には自分で条例でお決めになればいいわけですから。ただ今、特別職の報酬審議会というのを大体の都道府県等は持っておりまして、そこの審議会の議は経ていると思いますけれども、これは一般職じゃございませんので、労働基...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 退職手当は、あれは給与的なんですけれども給与でないという解釈で、これは私どもの方が所管しているんです。人事院に権限はないんです。そこで、私どもの方は、退職手当の水準については五年ごとに官民の比較調査をやっておりまして、それによって直してきておりまして、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりだと思います。そういうつもりで、今度、今の退職金を含めまして、退職手当を含めまして対応してまいりたいと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 今の地方自治制度が代表制民主主義、間接民主主義であることは御承知のとおりでございますが、合併の住民、合併の前提となる協議機関である合併協議会を住民が発議して、発議が成立して出たものを議会が放置するなり否決した場合に、住民発議制度の手続の一環というか延長...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この住民発議による合併協議会を置くか置かないかのこの議会で否決された場合の再度の住民投票は、これは地方分権推進委員会の意見なんです。  地方制度調査会は、第二十六次ですけれども、これは市町村合併そのものについて住民投票制度の導入を図ることが適当である...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この合併協議会は合併をするためのものじゃないんですね。合併をするかしないか、そこで議論をしてもらう、要するに入れ物を作るだけなんですね。合併をするかしないかを最終的に決めるのは議会なんですよ。議会の権限なんですよ。ただ、入れ物を作って議論ぐらいしたらど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それが地方制度調査会の意見なんですよ、第二十六次の。合併そのものも議会でなくて住民投票で決めちゃえと、議会がそれを否決したりなんかする場合には。昭和の大合併がそうだったんですね。内閣総理大臣や知事が勧告をして、勧告を聞かない場合には住民投票で決めると、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども言いましたが、住民投票そのものを法制化したらどうか、こういう意見は前からあるんですね、いろんなことの意思決定を、今は議会、市町村の議会が意思決定をやるんですけれども、その全部じゃなくて分割をして、あるものについては住民投票で、こういう意見があり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は今、地方自治法の改正案を出していまして、それは合併協議会の設置について住民投票と、こういうことでございますので、もし今、委員が言われるようなことが我々も正しいと思えばそういう法案を出すべきなんですね。  これは、我々はやっぱりあくまでも、受け身...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 恐らく森元委員がいろいろお会いになったり感じられたよりは状況は幾らか私は変わってきていると思いますけれども、今の町村長さんや議員さん、あるいはその町村の住民の皆さんは、今で一つも不都合はないと言っているんですよ、もういろんなことはやれるし。だから、何で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 離島は、まとまって早くやるところと大変条件が悪くてというところがありますね。今、広島県で江田島市というのが間もなくできるんですけれども、これなんか一島一市ですよね。そういうのが幾つかできつつあるんですけれども、長崎県でも例えば対馬だとか壱岐とか、そうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政令市というのは、政令で指定するから政令市なんですね、政令指定市、もう名前のとおりなんで。これは、法律上は五十万以上なんですよ。ところが、今まで伝統的に百万以上と、こうやってまいりまして、このところ、まあ百万未満でも近い将来百万になるんなら結構だと、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 済みません。今、百万を切っているのは、私、仙台市と言いましたが、仙台市に怒られます。仙台市は百万八千人。千葉市です。約九十万人。済みません、そういうことでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) それから、堺市につきましては七十万ぐらいですね、今。
○国務大臣(片山虎之助君) 七十八万。  ただ、この政令市になる場合には県の了承が要るんですよ、都道府県の。そこで、恐らく堺市の場合に、大阪府の議論としては、私、詳しいことを聞いておりませんが、やっぱりベッドタウン市的で中枢管理機能というか拠点性がないという議論が私、あると思い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法案をどういう形で出すかというのはいろんなこれは考え方、議論があると思いますけれども、私も国対委員長やらせていただきまして、とにかく法案が多いものですから大変審議日程が窮屈になるもので、国対的な考え方で言うとできるだけ似たような法案はまとめてほしいと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっと経緯につきましては後ほど自治行政局長から答えていただきたいと思いますけれども、とにかく今、合併協議会の発議が百ぐらい出まして、実際、それが議会で異議ないと言われるのは二十七だっていうんですよね。住民発議を、そういう仕組みを作って、それが全く生か...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が先ほどの答弁で連邦的なとか連邦制的なということを申し上げましたのは、例えば五つなり六つなりの市町村が合併すると、一つの町村になった場合に地域審議会というのを旧町村単位で置いてもいいということを今の法律は御提案、今の法律はそうなっているんですね。そこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、松井委員御指摘のように、地方制度は都道府県制度と市町村制度の二層制になっております。  ここで、現在、都道府県をなくして国と市町村だけにしますと、これはもう圧倒的に国が強いですから、市町村が押しつぶされてしまうんですね、いろんな意味で。だからそう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 与党三党が言われる千に私は余り具体的な根拠があるとは実は思わないんです。昭和の大合併のときが一万ちょっと、一万一、二千あったものが大体約四千になったんですね。だから、三分の一ぐらいになったということが一つあるのと、今が三千二百幾らですから、そういう意味...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大きいものを分割するという考えは今持っておりません。  ただ、東京都の二十三区は昔は東京市だったんですよね、御承知のように。昭和十八年に戦時体制下で府と市を一緒にして区を作ったんですね、東京都の二十三区は。そういうことで、東京市の分割だと言われれば分...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 近畿圏で今政令市は大阪と京都と神戸ですよね。これに、堺もありますし、候補としてはいろいろあるんで、そういう政令市がたくさんできる、中核市的なものができる、特例市ができると。それで、合併がどんどん進んで、一つの県のそういう市町村の数が一けたになると。そう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も、現在の制度が異様な財務会計行為の是正や防止に一定の役割を果たしたと思いますね。特に、情報公開がかなり進んできましたんで、それと相まって、今言いましたように空出張の問題だとか官官接待の問題だとかについてはそれなりの役割を果たしたと思います。  た...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、個人の方は変わらないと思っているんですよ。今までは、例えば片山という個人を訴訟で訴えたわけでありますけれども、例えば私が、どこでもいいんですが、東京都、仮に知事としますと、今度は東京都知事を訴えるんですね。だから、それは訴える対象が違いますけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前は個人なんですね。今度は機関を訴えるんですよね、団体の機関を。機関が訴訟当事者になりますから、その訴訟当事者は自分の訴訟費用を自分で払うのは当たり前なんですよ。  そこで、負けた場合にはですよ、負けた場合には、その団体に与えた損害については求償する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この四号訴訟というのは団体に対する損害を補てんする制度なんですよ、納税者として、納税者というか。妙なことをやって、不正な財務会計行為をやって団体に損害を与えているものを補てんしようと、こういう制度なんですよ、基本は。  そこで、今、委員が言われるよう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 背任、横領というのは分かりやすいのですけれども、これはケースとしてはちょっと変わったケースでございまして、この場合には地方団体が告発するんですよ。告発して、これは与えた損害は弁償してもらうと、こういうことになりますし、それについて住民の方がそれについて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今は個人ですから、資料を出すまいと思えば出さずに済むわけですね。そこで、裁判所では一定の手続をやらないと出してもらえない。しかし、今度は当事者になりますから、当事者が資料の提出命令を拒否するということは、私はなかなか心理的な問題を含めてできにくいと思う...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、正にそうなんで、団体としての説明責任を表からちゃんと取らせるということなんですよ。今は個人ですから、個人の行為に矮小化ということもないけれども、そういうふうに形が変わっているんですよ。今度は一種の政策判断をやり、そういう予算を作りということの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の答え、今の御質問にお答えする前に、三権分立ですからね、委員、統治行為は裁判所の判断になじまないですよ、高度の政治判断です、統治行為は。その点は、特に国の場合にはいろいろありますから、御留意いただきたいと思います。  そこで、今の国から補助を受けた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この制度についてはいろんな御意見が今までもあったわけですね、制度を導入して以来。そこで、どうするかということは地方団体の意見も聞き、我々も研究してまいりましたが、今回は地方制度調査会からこういうふうに改めたらどうかという正式な御答申をいただきましたので...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方分権一括推進法が一昨年の四月から施行されて、地方団体が前よりは仕事が広がり、権限が増えたわけですね。国の関与も減ったと。やっぱり自己責任ということが、自己決定、自己責任ということが大変大きなものになったと、こういうふうに思いますね。  そういう意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までは、今までの四号訴訟は個人が相手だったんだけれども、本当は組織なんですよね、組織が応援しておったんです、個人を。それで組織の責任は問われなかったんですよ。今度は組織を表面に出して、組織の責任も問うと、個人の責任も問うと。今までは個人の責任だけだっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のお話は、確かにそういう御心配はあると思いますが、交付団体と不交付団体が合併して全体では不交付団体となりましても、交付団体分の交付税額は合併算定替えということで十年間保障しますから、交付団体分のものは保障されるんです。それは十年間ですよ。それから後五...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今年はじゃないんですよ。今までの合併は、かなり政策的に強く誘導したり、あるいは勧告をして住民投票だとかというような措置はやったけれども、今回は恩恵、メリットを与えて誘導しますと、こういうことなんですよ。今年じゃないですよ、平成の大合併は。明治や昭和のと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昭和の大合併や新しい自治制度、新しい学制ですね、学制改革に市町村が適応できるようにという意図から、法律に基づき計画を作り、うまくいかないときは勧告を出して住民投票でやったわけでありまして、手続としては一つも強引では私はなかったと思いますけれども、とにか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、もう少し強引にやれと言われているんですよ。全然強引じゃなくて優し過ぎると、こう言われている。しかし、私はそれが正しい方法だからそうだと、こう言っているんですよ。小さければ小さい方がいい。千人や五百人の自治体が理想だと、みんなで仲良くちょこちょこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、松岡委員から下関市の例をお引きになりましたが、正に補正予算として議会の議決を経て、補助金支出については必要な財務会計上の申請を得たものが市長さん個人の責任になっていると。こういうことはそれは市長さんとしては釈然としないと思いますね。どこがおかしいん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 済みません、足りないところがあったら滝政務官から答えさせていただきますが。  地方制度調査会というのは地方制度固有のことをやる。これはずっと長い歴史を持つ諮問機関でございまして、今は主として市町村や都道府県の在り方や地方税財政の諸問題をやっていると。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、自治行政局長が言った数はかなりもう具体化して実現の見込みがあるものでございまして、その前の段階のものはかなりありますですね、私の県である岡山県を含めまして。そういう意味で、平成十三年三月末という市町村合併特例法の延長は特に考えておりません。  た...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員始めほかの委員の先生方からも御指摘ありましたが、やっぱり全体の合併後のビジョンというんですか、デザインというんでしょうか、何かそういうものは要るかもしれませんね。我々はもう今、それはそれなりにいろいろ言っているんですけれども、まとめた形としての...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特にむちそのものを考えているわけではありません。真綿を絞めるようなといって、交付税改革と合併をつなげて考えられたり、いろんなことを言われる人はおりますけれども、これは交付税制度の改革として我々は考えているので、これをもって例えば段階補正や事業費補正の見...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村の合併を具体的に検討する場合に、県境があるからといってそれをやめておけということには私はならないと思いますね。経済的にある程度一体感があったり連帯意識があったり、やりたいというようなことがあったら私は認めればいいと思うんですが、これは吸収合併の場...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十二年の一月から政治家個人の資金管理団体に対する企業・団体献金は禁止されましたね。問題は、政党に対する企業・団体献金はどうかと、こういうことでございますが、現行は支部に対するものを含めて認められております。これは政党活動というもの、政党の政治活動を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 金減らしのためだけに市町村合併があるといったら、これは国民的な納得は得られませんね。だから、効率化すると、それをより高いサービスに充てると、こういうことだと思いますよ。だから、住民に還元せにゃいけません、それが合併の本来の在り方ですから。私どもはそうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 試算は特にしておりません。合併について、大幅に減るとかということを私どもは考えておりませんので、もしそういうことなら、何で税源移譲を死に物狂いで経済財政諮問会議で議論しながら、そういうことを明記させるとか、あるいは地方税財政基盤の充実強化ということに大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そういうことは考えておりませんが、国も地方もですね、国も地方も今の歳出構造を見直そうと。慢性的に今の歳入と歳出は国も地方も財源不足なんですよ、慢性的に。国もそうですよ、地方もそうなんで、これをどうやって見直して直していくかということは国も地方も私は大問...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) しかし、これで見ると、みんな賛成ですね、その他以外は。十七年の三月末までにやれというのと、できるだけ早くやれと、検討すべきだ、だが、まあ余り急ぐなと、こういうことなんですけれども。  ただ、この期限を設けずにやれと、こういうことは、やるなということに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 合併に限らず、住民の意思を尊重するのは地方自治のもうこれは原点ですから、それは当たり前のことなんで、我々も住民意思を大いに尊重していただきたいと。住民意思という名前で市町村長さんや議員さんの意思をすり替えちゃいけませんよね。住民が反対だから、自分が反対...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村長さんは地域の代表ですから、その声は謙虚に承らなきゃいかぬと思いますが、例えば今言われるように、税源の移譲と言われても、今の市町村の実態で、税源の元がないんですから、地元には。地域経済を活性化して新しい地域産業を興さないと税なんか取れませんよ、税...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そういう小さな市町村ほどきめ細かい人とのつながりのサービスが私はあるとは思います。ただ、それをもっと大きくすることによって、組織的にして専門職員がちゃんとやるようなそういうネットワーク、システムに直した方が私はベターではないかと思いますし、そういうこと...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) はい、遅れて参りまして、今の問答聞いておりましたが、一番地方の消防関係から要望が多いのは、今の気管内挿管と除細動というんですか、それから薬剤投与と。除細動は具体的なお医者さんの指示なしでと。  私は是非やってもらいたいと思っているんです。ただ、今いろ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱり医療というのは万全な上にも万全を期すということなんでしょうね。だから、ちょっとでも問題があるとか難しいという点があったら、もう少し丁寧に検討してみようということだと思いますけれども、相当程度の確率があれば踏み切ったらいいと思います。  そうい...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十四年度地方財政計画の概要並びに地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十四年度の地方財政計画の策定方針について御説明申し上げます。  平成十四年度においては、極めて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋議員から何点かの御質問がありましたが、順次お答え申し上げます。  まず、来年度の地方財政計画についてのお尋ねでございます。  大変今の地方財政は厳しゅうございます。大幅な財源不足が歴年続いておりますし、十四年度末の借入金の累計は百九十五兆円にな...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特別交付税の算定は、都道府県と市は総務省がやる、町村は都道府県に算定をお願いする、都道府県が決めたものについてそれを大体認めると、こういうことになっていまして、特別交付税を決めるときの時期にはもういろんな方がいろんな要望を言ってくるんですよ。だから恐ら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員から通告がございましたので、関係の部局で、当時とは人も代わっておりますけれども、いろいろ調べましたら、鈴木議員から特別交付税のことの問い合わせはあったようですよ。そこで職員が行って、町村分は、これは北海道ですから、北海道庁にお願いしているんですとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、八田委員の通告がありましたから、それは至急、大分前ですから、六、七年前でしょう、八年ですか。だから人が相当代わっているんですよ。だから記録に残るとかメモがあるとかという話じゃないんで、当時おった人にどうだったということを聞きましたら、今言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは、議員さんからお話があって、特別交付税の算定はどういうふうにやるんですかと聞かれれば教えるのは当たり前で、道庁にもそれじゃ言っておいていただけませんかと頼まれれば道庁に伝えるのは当たり前の話で、鈴木さんだけじゃありませんよ、ほかの議員さんが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 議員さんもいろいろありますけれども、その特別交付税が決まったら、私がしたんだと、私が努力したんだと、お一人の努力じゃないかもしれませんよ、いろんな人の努力がいろいろあって、理由もあってのことだと思いますけれども、そのくらい言うのはそれは許してやらないと...全文を見る
03月18日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務大臣の片山でございます。  本日は、平成十三年十月十九日以降に、これまでに行いました行政評価・監視の結果に基づく勧告について御説明する機会をいただき、厚くお礼を申し上げます。  初めに、御説明に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  ...全文を見る
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 外務省なり外交に国民の信頼を取り返すことは必要だと思いますし、今、外務省が自ら大変な努力をされようとしている、本当、結構なことだと思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども答弁させていただきましたように、外務省では、去年の九月からですか、監察・監視制度を作りまして、専門の人を置いて、いろんな指示、摘発、いろんな疑惑を解明するというようなことをおやりになっているようでありますし、外務省を変える会、三月ですか、なんか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 土地開発公社の十二年度末の保有している土地は、簿価で七兆七千億、面積で三万ヘクタールなんですよ。今、草川委員言われましたのは、五年以上持っているものが四兆一千億で、そうですね、一万三、四千ヘクタール、十年以上が一兆三千億で、これが六千億、六千ヘクタール...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方団体がやっておりますものは、臨海と内陸とあるんですよ。臨海は割に売れているんですよ、臨海は売れ残りが八%。内陸が売れ残っているんですね、今の空洞化というようなことも関係あるのかもしれません、三〇%。両方合わせまして四千五百ヘクタールであります、売れ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) デジタル化の前に周波数の整理をやるというアナ・アナ対策、これが、机上で想定したよりは、実際調べてみると大変直さないかぬところが多くあったんですね。そこで今計画の改定やっておりますけれども、今年の夏までには作り直しますので、大急ぎでやります。  それで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろいろとほかの大臣に聞いていただきまして、いつ質問していただくんだと思っておりましたが、ありがとうございます。  今お話がありましたように、中央省庁改革基本法というのがかつてできまして、あの中で今の公社化が決まったわけですね。来年中ですよ。四月と決...全文を見る
03月19日第154回国会 衆議院 総務委員会 第6号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の社会経済情勢等にかんがみ、普通恩給及び扶助料の最低保障額の一部の引き上げ等を行うことにより、恩給受給者に対...全文を見る
○片山国務大臣 今、後藤委員が言われましたように、鈴木議員の離党、あるいは昨日、加藤議員の離党等の問題が起こりました。私は、全体必ずしも正確に承知しているわけではありませんけれども、大変残念である、遺憾な事態と思っております。  私の好きな言葉に、信なくば立たず、こういう言葉が...全文を見る
○片山国務大臣 これも、今御指摘のように、知事さんあるいは市長さんが御承知のような疑惑で逮捕される事態が起こっておりまして、これまた大変私は遺憾である、こういうふうに思っております。  国は議院内閣制でございますが、地方は御承知のように大統領制でございまして、知事さんだとか市町...全文を見る
○片山国務大臣 それは、私自身が確認はいたしておりませんが、鈴木さんの方からそういう届け出が出ておりますので、恐らく、今言われた六人の方も政治資金の収支報告書に記載されていると私は思います。  いずれにせよ、チェックしまして、また御報告申し上げます。
○片山国務大臣 これは私のプライベートなことに属しますけれども、私がかつて岡山県庁に在職しましたときに、県の公社が開発しました団地がありまして、売れ残りが出たんですよ、何カ所か。そこで、あんた買わないかという話がありまして、私、買いました、もう二十何年前なんです。そこで、それを買...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、二十四万が本当の話ですから、所得の。修正申告じゃなくて、申告は毎年しておりまして、申告で、今言いましたように、六十万丸々入っていないんですよ。途中から入られているということで、恐らく四十何万か五十万ぐらいになっている、固定資産税と管理料と不動産屋に、それ...全文を見る
○片山国務大臣 恩給の改善につきましては、恩給が国家補償的な性格を有するものである、こういう特殊性をいつも考慮しながら物を考えておりますが、基本的には、公務員給与の改定、物価の動向等諸般の事情を総合勘案の上行う、こういうことにしております。  それで、来年度は、御承知のように公...全文を見る
○片山国務大臣 もちろん、毎年の例でございますけれども、予算折衝におきましては、関係者、関係団体からの要望を詳しく聞いております。最終的に決定する段階でも皆さんの御了承を得てこういう形に落ちついたわけでありまして、各団体ごとの要望につきましては、人事・恩給局長から少し詳しく説明さ...全文を見る
○片山国務大臣 今の千円の話ですね。どうやるかというと、積算の根拠はあることはあるんですが、実は、今言いましたように、今までの経緯、それから恩給間のバランスというのが大変各団体の関心が強いんです。我々がいつも困るのはそういうことなんですね。財政当局はできるだけ、こういう財政事情で...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど若松副大臣からお答えしましたように、恩給制度は、年金ですよ。年金だけれども、国家補償的な性格が大変強いですね。それから、年金そのものは、やはり相互扶助の精神で、一定の数理計算で出る。しかし、お金をもらう、公的にもらって生活保障をやるという意味で大変似ているん...全文を見る
○片山国務大臣 委員から何点か御指摘を受けました。言われるとおりでございまして、国家補償的性格といいましても、やはり国民の皆さんが納得できるような仕組みや運用にする必要があると思いますので、御指摘の点を踏まえまして、関係の方面とも十分協議しながら、我々としても今後検討してまいりた...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じことを申し上げておりますが、やはり恩給というのは、基本的には国家補償的な性格があるということが一つ。しかし、同時に、公務員給与あるいは物価の動向等の諸般の情勢を総合的に勘案して物を決めていく、こういうことでございまして、今回は、御承知のように公務員給与は...全文を見る
○片山国務大臣 今お話がありましたが、私も近いような感じを持っておりまして、本当に遺族の方はかけがえのない肉親をさきの戦争で亡くされたわけでございまして、その痛みは、相当長い間時日が経過しておりますけれども、決して消えてはいないな、こう思っております。  そういう意味では、そう...全文を見る
○片山国務大臣 今矢島委員が引かれましたのは、これは平和祈念事業の基金の法律の目的規定でございまして、全般にこれが当てはまるかどうかというところはありますが、今お話しのように、幾つかの地方団体は戦没者名簿等をつくっているんですね、公開しているのも一部ありますし。  そこで、すべ...全文を見る
○片山国務大臣 財政当局は、終始、公務員給与据え置きだし、ほかの年金も一切いじらないんだから恩給関係も同じにしてくれと強い要請がございました。  しかし、それは、先ほども答弁いたしましたが、私は、恩給は国家補償的性格が強いので何にもしないというわけにいかない、最も団体の要望の強...全文を見る
○片山国務大臣 戦前は、こういう年金の調定みたいなものは大体局長がやったんですね。戦後になりまして、新しい制度になったものは大体大臣になっているんです。ところが、これだけは、一応中断しましたけれども、言われますように、局長がそのまま残ったんですね。私は、立法政策の問題だと思います...全文を見る
○片山国務大臣 私もやや不勉強のところがありますので、十分経緯を調べ、状況を見まして、バランスも考えながら、今言いましたように、検討の余地があると私も認識いたしております。
○片山国務大臣 行政不服申し立てが一般の方と恩給法で違いますのは、先ほども局長がちょっと触れましたが、結局は恩給受給者の利益保護ですね。長い方が利益保護なんですよ、短い方が忘れておるとか期間が過ぎるとかということがありますから。それと、恩給の実際の異議申し立てや審査請求を見ますと...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 総務委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日出委員の今御意見を聞きまして、私もかなり共感するところはございます。  運用上いろいろそれはあるいは改善する余地はあったと思いますけれども、もうこれで、戦後、自治法ができてから五十何年これでやってきましたので、この四号訴訟というやり方自身がかなりこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の監査委員さんの監査というのは内部監査なんですね。だから、内部監査としての良さも悪さもあると、こういうことでございまして、大分前の議論で、内部監査だけじゃ不十分じゃなかろうかというので外部監査を、公認会計士さんや税理士さんを外部監査人に任命しまして外...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはいろんなお考えがあると思いますけれども、我々は、地方分権推進委員会がこういうことをしたらどうかという御提案がありました。その前に地方制度調査会が、合併そのものも住民投票の対象にするということもあるなと、こういう意見がありまして、そういうことを踏ま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、これが大変問題なのは、今の地方自治制度の仕組みは代表制民主主義ですよね。当該市町村が合併するかしないかなんというのは、存立についての大変な議論ですよね。それを、代表制民主主義を採用しているんですね。それは議会が意思決定するということです。議会を差...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、我が国の地方自治制度は代表制民主主義が中心でございますが、それを補完するものとして直接制民主主義も今までも採用してきました。こういう状況の中で、もっとその補完の度合いを広げろと、こういう議論も私は確かにあると思いますね。だから、どこま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方制度調査会に御検討はお願いしようと思っております。そこで、我々としても研究させていただきます。
○国務大臣(片山虎之助君) これも既にお答えしたかもしれませんが、現行の住民訴訟制度はそれなりに私は一定の役割を果たしてきたと。特に、今言われましたように、空出張等など違法の財務会計行為の是正や抑止の効果は確かにあったと思います。  ただ、空出張というのは、委員、あれ一人でやる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まあなかなかこれは難しいところなんですが、今、代位訴訟ですから請求できますよね。で、今度は今言いましたように機関が訴えられる。機関が訴えられる、団体の機関ですから、団体が利害関係人だから取れると。私は原則は出すべきだと、こういうふうに思います。ただ、訴...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まあ地方団体といいますか、その機関が説明責任を果たすという意味では、それは私は出すべきなんだろうと、こう思います。ただ、訴訟上のプラスマイナス、争っているんですから、そういうことの関係での整理を少しさせていただきたいと。これは、私だけではなくて公取や法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱりそこにお二人来ていますからね、公取委さんと法務省さんが。その辺の今までのいろんな経緯もあるでしょうから、この条文の運用について。そういうようなのを整理して、できるだけ明らかにいたします。
○国務大臣(片山虎之助君) さきの質問で、建設局次長をあれすることは何か被害者同士が争うことになるではないかという、あれちょっとありましたよね。損害を被ったのは団体なんです、名古屋市なんですよ。建設局の次長は機関なんですよ。団体と機関というのは一緒じゃないんですよ。団体に損を与え...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) はい、済みません。  監査委員につきましては、委員がいろいろ言われたことは我々も問題意識は持っておりまして、この監査委員制度の構成や運用をどうするか、あるいは請求の場合に義務付けるかどうするかについては今後とも、今までもいろいろ検討してまいりましたが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 木庭委員の御心配のように、やるべきところがなかなか動きがなくて、やらなくてもいいということじゃありませんよ、全部がやる必要あるんだけれども、いろいろですね、それは。大きいところが全部それじゃそういう機運になっているかというと、そうでもないんですよ。だか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あれは特別の法律を作りまして、国、県が相呼応して合併計画を作って、それに基づいて強力に奨励して、最後は住民投票で黒白を決するというようなことでやりまして、ほとんど全国の市町村が再編成されたと思いますね。一万ちょっとありましたものが約四千ですね。一万一、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、木庭委員の言われたように、編入合併だと編入したところの市町村が大きくなるんで、それに属する県境が広がるわけですよね。ただ、新設の場合には、どっちに付くか分からないものですから、これは法律が要るようになるんです、新たに都道府県の境界を決めるということ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まず、郵政公社関係法案の御心配をいただきましてありがとうございます。  四法案を考えておりますが、大変なボリュームがあるんですよね。二百何十の法案を全部直すと。そこで、今週ぐらいからほかの省庁との調整、法制局審査並びに与党との意見のすり合わせを始めて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのとおりでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) それは、何度もまた御答弁申し上げましたように、関係の団体の意向を十分聞いた上でと、こういうことでございまして、関係団体の意向を十分聞きましたら、合併そのものの是非を住民投票にかけるのはいささか問題があると、こういう強い御意見がございまして、地方分権推進...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは正に国会が決めるんですよ。本来の廃置分合の手続は議会でいいんですよ、議会が決めれば。ただ、合併は大きな政策目標だから、合併協議会の発議をした場合に、うまくいかないときは、議会が否決したり長が付議しないときは合併協議会の設置を住民投票にかけると、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、話がいろいろ広がってきまして、結構なんですが。今までは個人が訴訟の相手、被告ですからね、地方団体の仕事としてやった、大多数は。にもかかわらず、個人が訴訟の当事者になる。個人の説明責任ですよ。今度は地方団体の機関そのものを相手にするんだから、地方団...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は資料がありませんが、あなたが資料を持って言われているんなら、そうでしょう、議事録にあるんなら。
○国務大臣(片山虎之助君) これは私が答弁したんじゃございませんが、委員御質問の件につきましては、二月十八日の委員からの照会に基づきNTTに確認を担当の部局が行いまして、NTTから集計中であると回答が来ましたので、それをお答えしたものであります。  なお、三月十四日の総務委員会...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうなんですよ。地方団体の機関が被告になるというのか当事者になるんですよ。今までは個人が当事者だったんですよ。個人が当事者になるのと機関が当事者になるのでは資料の出方が違いますよ、それは。今までは局外者なんだから、訴訟参加しているかどうかは別にして。だ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員言われましたように、二十一世紀は地方の時代、その地方は都道府県でなくて市町村の時代、市町村中心の地方分権、地方自治を作りたいと我々は考えております。  権限につきましては、あるいは国の関与の縮小につきましては、二年前の地方分権一括推進法の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、二点渡辺委員から御指摘ございました。  今、市町村の制度も全部同じじゃございませんで、政令指定市、それから中核市、特例市と、こうなっておりまして、政令指定市は、法律上は五十万以上でございますが、運用上は百万か百万になる可能性のあるところと。特例市...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務員の天下り問題というのは本当に古くて新しい問題でございますが、国の場合には今大変な議論になって、特殊法人改革絡みでいろんな検討がされておりますが、地方公務員の天下りについては法律上の規制はございません。それから、中央と比べてみますと地方にはそんなに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 団体と機関という関係になりますね。団体が機関のそれぞれに対して損害を賠償すると。それで第一段目の訴訟で、訴訟の判決は原則として今言われた元首長や職員個人に及びますから、ここで住民が勝訴した場合には、元首長や職員個人は二段目の訴訟はやりませんわね。もう勝...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変難しい問題ですが、できればこういう法律はない方がいいですね。やっぱり組織内やあるいは組織ぐるみや個人のそういう非違行為、犯罪的行為が私はない方がいいと思いますけれども、今、アメリカにはお話のような法制があるようでございますしね、今、日本でもそういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 矢祭町のお話もこの前お伺いしました。矢祭町は合併はしないと、こういう宣言をされたようですが、何か最近の情報だと、未確認でございますけれども、町民の皆さんにアンケートを取ってみると、そういうことの努力もされているようでございますが、税源の移譲は我が省の悲...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十四年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成十四年度においては、極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえ、歳出面においては、歳出全般にわたり徹底した見直しを行うことにより歳出総額の抑制に努める一方、個性ある地方の活性化、循環型社会...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  まず、地方税法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨につきまして御説明申し上げます。  最近におけ...全文を見る
03月20日第154回国会 衆議院 総務委員会 第7号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
○片山国務大臣 ただいま議題とされました日本放送協会平成十四年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。 ...全文を見る
○片山国務大臣 今、八代委員お話しのように、放送政策研究会というのは、これは学者の方や、そういう専門家の方だけの研究会でございまして、これは私のあれじゃなくて局長の諮問機関でございます。そこがこの前ガイドラインというものを、放送と通信との関係といいますか、インターネット利用のよう...全文を見る
○片山国務大臣 我々もデジタルデバイドの解消というのは大変大きなテーマだと認識しておりまして、IT有識者会議というのを、もう役割を終えましたけれども、私は総務大臣になってからすぐつくらせていただいて、そこでいろいろな御意見を承ったんです。  御承知のように、一昨年の暮れから去年...全文を見る
○片山国務大臣 IT戦略本部に専門調査会というのをつくりまして、何人かの方が、そういう専門調査ができるようにした結果だという報告があったんですよ。私は、たちどころに反対したんです。  放送と通信はだんだん近寄ってきますよ、当たり前の話で。中間領域ができる、似てくる。しかし、放送...全文を見る
○片山国務大臣 一条の二号、三号でございますか。(伊藤(信)委員「そうでございます」と呼ぶ)済みません、一条の二号は、「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。」三号、放送にかかわる者の職責を明らかにすることによって、放送が健全な民...全文を見る
○片山国務大臣 なるほど、表現の自由は感性や価値観に基づくとかあると思いますけれども、しかし、それはやはり感性や価値観に基づいても、できるだけ不偏不党であるとか、真実に近づくという努力が要ると思うのですね。多様ないろいろな価値観があっていいんですよ。多様な感性があっていいんだけれ...全文を見る
○片山国務大臣 アナ・アナ対策は、やはり、机の上でいろいろ想定したんですね。調査をしてみると、特に西日本なんですよ。九州、瀬戸内海、私も瀬戸内海で責任を感じているんですけれども、海と山がまじっているところは大変混信状況なんですね。それが関東もそうなんです。そういうことがかなり詳細...全文を見る
○片山国務大臣 今のお話のように、イギリスではそういう法制がありますね、ほかのところもあるようでありますけれども。我が国においては、今そういうふうな状況は実は起こっていないんです。先ほど松沢議員が言われたスカイパーフェクTV、六十四試合というのは、これはCSですよね。CS放送です...全文を見る
○片山国務大臣 まあ、七条は目的規定ですからね。九条がその目的の具体的な業務を指定しているんですよ。  問題は、委員言われるように、番組の二次利用は制限がないんですよ。番組関連情報だけが、今委員が言われるように、教育、福祉、医療、生活なんですよ。二次利用は制限ありませんから。ま...全文を見る
○片山国務大臣 この十億円という規模についてもいろいろな御意見があると思うのですが、民間の団体からは、余り高いのはだめよ、十億でも相当高額だ、こう言われておるのですよ。そういう意味では、反対意見がかなり強い。  そこで、我々としては、とりあえずBSデータ放送の番組制作費が約十億...全文を見る
○片山国務大臣 今の海老沢会長の答弁でもう尽きているのですが、今回のガイドラインの適用からは、災害、危機管理情報は外しておりますから、これはもうやってもらおう、携帯端末もどうぞ、こういうことでございますので。
○片山国務大臣 この字幕放送がなかなか進まないですね。言われるとおりなんですよ。  十九年度までに字幕付与可能なすべての放送番組を字幕にする、こういうことで、私は去年の七月ごろにこう聞きまして、大分私も、怒ったわけじゃないですけれども、これは話が違うのではないかと。そこで、十九...全文を見る
○片山国務大臣 もう既に御答弁申し上げましたが、NHKの良質のコンテンツをインターネットを利用して情報提供することは社会的に大変意味があることだ、こういうふうに我々は考えています。  ただ、いろいろな御意見がございますので、当面、本来事業である放送の補完、いわゆる附帯業務として...全文を見る
○片山国務大臣 この集中排除原則につきましても、いろいろな意見があるんですね。そこで、これを大幅に直すべきではないかという意見も確かにありまして、今度の、例の放送政策研究会でこれを少し議論していただこうか、こういうふうに考えておりまして、その検討の結果を待って我々としては対応いた...全文を見る
○片山国務大臣 アナ・アナ変換問題につきましてのお尋ねでございます。  もう何度もお答えしておりますように、当初我々が考えていましたよりは電波状況が、幾つかの地域で大変混信、複雑でございまして、そのために、現在再調査、詳細調査を行っている段階でございます。  ただ、行っており...全文を見る
○片山国務大臣 開始するんですよ。完了するのは二〇一一年ですよ。開始を三大都市圏で始めてもらう、二〇〇六年からその他の地域でも始めてもらう、完了は二〇一一年、こういうことでございます。  経費が二千億というのが伝えられております。どこかが書いたものですから。それは、二千億という...全文を見る
○片山国務大臣 今、放送政策研究会第一次報告を踏まえての話がございましたが、NHKのインターネット利用につきましてはガイドラインをつくらせていただきました。これはもう既に何度も答弁させていただいておりまして、一定の考え方、ルールを整理したものでございまして、これでNHKさんに当面...全文を見る
○片山国務大臣 去年の審議の際にも矢島委員からそういう御指摘はいただいておりますが、去年電波法を通しまして、我々は、大体十年でやろう、そういうことで、三大都市圏から始めていただいて二〇〇三年、六年にその他の都市圏、こういうことでございまして、アナ・アナが何カ年計画でやるものが少し...全文を見る
○片山国務大臣 二〇〇七年度までに一〇〇%、そこまで私は求めなくてもいいと思うんですよ、八割でも九割でもやってくれたらいいんです。それが、大変今進行率低いですよね。だから、去年、計画を出してくれと出させたんですよ。だから、その計画どおりやるように強く指導してまいりますよ。  た...全文を見る
○片山国務大臣 民放も、いいときも悪いときもありますし、アナ・アナ対策にもお金が要りますし、デジタル化にも要りますし、だからまあ全部字幕というわけにはなかなかいかぬでしょうけれども、しかし、ちゃんとした一応の目標を立てて計画を去年はつくってもらったんですから。私が一番きついんです...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
03月20日第154回国会 参議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ノーブレスオブリージュの話がありましたが、私もかつて何度か質問で、そのときは質問する側ですから、政府側にこの言葉を使って質問したことがありますけれども、意味は、やっぱり高い地位にある者はそれだけの道徳的、精神的義務を伴うと、こういうことであると思います...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の我が国は、縦割り行政といってかねてから指摘されておりまして、国益よりも省益を考えたり、省益よりも局益を考えたり、公務員が間々おると、こういうお話がありますけれども、やっぱりこれからは、今、松井委員も言われましたように、国益を中心に考えるような公務員...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の仕組みは総務省なんですよ。総務省の人事・恩給局ですよね。恩給局と人事局、一緒になりましたから。ただ、この公務員制度全体の改革の中で位置付けを考えた方がいいと思いますけれども、内閣官房ということはならぬかもしれませんね。ただ、これが内閣官房と内閣府と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務員の地位の特殊性、職務の公共性からいきますと、労働基本権を丸々与えるということには私はならないと思います。ならないと思う。そうなると、労働基本権制約の代償機関要るんで、私は人事院の存在意義はあると思います、これは。ただ、その人事院にどこまで第三者機...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今度の公務員制度改革大綱では政府側がやろうと、こういうことでこれは閣議決定しましたから、考え方。法律はこれからですよ。しかし、考え方はそうしましたから、その考え方の方が適当かと、こういうことであります。
○国務大臣(片山虎之助君) さきの答弁で、人事院総裁が、総務省は天下りを抱えているから今のいろいろなチェック機能が適当でない的な発言がありましたが、これは一つも物が分かっていない発言なんですよ。中央人事行政機関としての機能がきっちり担保できればいいんで、どういうセクションがあろう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何でも内閣府に集め過ぎるというので分かれたんですよ。例えば公取なんかもいろんな議論があったんですよ。ただ、公取は独立して準司法的な、裁判所と同じような機能をやって、職務が独立していますからね、権限上も。  そこで、何でも内閣府に置いて内閣府をごみため...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、西村局長から話したことに私も大体賛成でございますけれども、Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種というのはメリットシステムである以上、これはしようがない区分だと、こういうふうに思います、入口は。しかし、入った後は本来のメリットに応じて相互乗り入れがあってもいいと。しかし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのⅠ種、Ⅱ種、Ⅲ種とこういうのが、Ⅰ種は企画立案だけということでもないんですよね。それぞれの役所の幹部になっていく大卒で試験に受かったと。Ⅱ種は短大卒が大体のイメージですよね。Ⅲ種は高卒と。こういうことでございまして、必ず企画立案と執行部門ということ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国と地方の人事交流につきましては、今、松井委員言われるように、やや片道風で、国が出すだけで、いいポストを独占してと、こういう御指摘もありますが、基本的には国、地方の人事交流は対等で相互交流、相互乗り入れが私は正しいんだろうと、こう思いますけれども、地方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、石原大臣のところと私どもの方で連携をして、公益法人等、特殊法人を含めまして、今のような御指摘についても問題意識を持って対応していこうと、こういうことでいろいろ検討いたしております。
○国務大臣(片山虎之助君) 現在、地方自治体などの非課税法人には、個人や課税法人とは違いまして一千万という預け入れ限度額は適用しておりません。実際、郵便貯金全体でどのくらいかと見ますと、全体の〇・四%と大変少のうございまして、ペイオフが近づいたから増えているかと思いますと、増えて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこで、この振替口座に限度額を設けるかどうかなんですが、今、局長の答弁にもありましたように、これは主として、個人が税金を納めますとか、電気料金を納めますとか、通信販売代金を支払いますとかと、こういう送金の便宜な手段として使われているんですね。だから、一...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務員制度調査会は、十一年の三月に基本答申を出したんですね。その後は、基本答申出しましたから、あとはいろんな議論をするとか状況を聞くとかということしか正直言ってやっておりません。  それで、今回の公務員制度改革そのものがやや政治主導で、与党あるいは自...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 選挙権年齢の問題は、民法上の成人年齢や刑事法での取扱いなど、我が国の国内法全体の体系との整合性というような関連も十分考えなければならない、そういうことも検討事項だとこう思いますが、いずれにしましても、選挙の基本にかかわる問題ですね。選挙権年齢をどうする...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が答えるのが適当かどうか、まあ党員でありますけれども、現在の自由民主党の党則では年齢について年齢制限を定めた記述は見当たりません。  そこで、党の職員の方に聞いてみましたら、内規があるんです、入党取扱いに関する内規、満十八歳以上であることが要件です...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども御答弁いたしましたが、各党各会派で十分御議論賜ればいい問題ではないかと、こう思っておりますが、おまえ個人はどうかといいますと、今の十八歳というのはそれじゃ十分なる思慮分別があるかどうかというようなことについてのいろんな意見がありますよね、いろん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、人命の安全確保という観点から、公共施設の耐震補強に併せて個人住宅の耐震化を推進していくことは極めて重要だと、こういうふうに思っております。  全国の地方団体における住宅の耐震化事業の取組の中には、国の補助制度がありますけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、愛知県は認識がちょっと低いですね、兵庫県に比べると、東海地震の対象のあれになっていますけれども。  だから、先ほど言いましたように、国の補助事業を活用するとか、それから一次補正で特別雇用のための緊急の交付金を三千五百億円、地方団体に自由に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) お話を聞くだけでは、もう一つ私も実態が正確に分からないところがありますが、いずれにせよ、関係省庁や地方団体の意見を聞きまして、我々としても何がどういうふうにできるか、どう進めるか研究してまいりたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 昨日、渡辺委員の御質問に、今は五十万、三十万、二十万と、政令市、中核市、特例市と、こうありまして、十万以上も考えるべきではないかと、こういう御提案がありまして、十万市というのは、今の地方交付税でいうと標準団体でございまして、そういう意味では、交付税算定...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本はこれから競争型社会を目指す、こういうことかもしれませんが、私は、日本人というのは大体協調型ですね。聖徳太子は和をもって貴しとなすと言われて、むしろ仲良くやる、隣の人がやると一緒にやると。それが悪くいくとなれ合いみたいになって、お互いがなあなあとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員言われましたように、昨年の一月の終わりにe―Japan戦略を決めました。e―Japan戦略を作るについてはIT基本法に基づくIT戦略本部というのを一月の初めに作ったわけでありまして、そのe―Japan戦略に基づくアクションプランを三月の終わ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も自治財政局長から答弁いたしておりますように、恒久的で外形的にしっかり捕まるものは普通交付税、毎年の事情で変わってくるもの、それから当初に予期せざるもの、そういうものは特別交付税、これが伝統的な分け方でございまして、典型的なものを出せといったら災害...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 本年度の特別交付税は一兆二千二百億ですからね、委員。三億七千五百万ですよ、もうほんのわずかですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、これはパイロット事業で呼び水だから特別に見ているんですよ。そんなものみんなやり出したら見ませんよ。とにかく先行的にやってもらう、モデル的にやってもらうんで、呼び水としてそういうことを特別交付税で見ているんで、これが今三億ですけれども、五十...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政治資金規正法は私の所管ですけれども、自民党は私の所管じゃありませんので自民党の実態は定かではありませんが、私は法律に基づいて適正にやっているのが普通ではないかと考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 法律は、資金管理団体の代表者は、会計責任者の選任及び監督について相当の注意を怠ったときは罰則あるんですね、御承知のとおりで。だから、ただそれが相当の注意を怠ったかどうか、選任や監督に。この場合には、どういうことなんでしょうかね、監督の方になるのかもしれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の代表者の相当の注意を怠ったときというのは、会計責任者が報告書を出さないとか、書くべきことを書かないとか、虚偽の記載をした場合についてですよ。その場合にその代表者が相当の注意を怠っているとすれば代表者に罰則が掛かると、こういうことですからね。ちょっと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 広告もいろんな形がありますからね。ただ、広告を掲載してもらう対価としてお金を払うんで、基本的には、だからこれは我々は政治資金規正法上の寄附でなくて事業収入だと、こう思っておりますけれども、びっくりするような、社会通念上考えておよそ考えられないようなこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方は、残念ながらそういうことの実質的な調査権限はないんですよ。最終的には、それが広告収入という事業収入であるか、寄附に該当するかについては、最終的にはこれは裁判の判断を仰ぐより仕方がないです。我々は形式的な権限しかないものですからね。だから、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 普通は、だから広告はそれぞれの雑誌等に掲載させてもらう対価として払うんですよね、普通、広告は。寄附というのは、これは見返りなく寄附するわけですから。  そこで、そういうことが広告収入なのか寄附なのかは、これはもう実態の判断しかないんですよね。ただ、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、選挙部長が言いましたように、社会通念上著しく高額で広告収入の範疇を超えるというものについては、これは寄附なんですよ、それは。ただ、著しく高額で社会通念を超えるかどうかの判断を総務省にやれといってもこれは無理なんです。それは裁判所と私は申し上げている...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、公社化に伴う法案を検討中でございますが、それは、公社化研究会というものの答申を十二月にいただきましたので、それに基づいて今法案作成中でございますが、公社化研究会の答申は、こういうものについては公社の経営の状況との兼ね合いを考えなさいと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員が言うように一概にすぐそうということにはなかなかなるかどうかですよね。やっぱり公社は公的な存在でございまして、やっぱりユニバーサルサービスというものの確保というのが常に念頭にあるわけでありますから、直ちに経営だけを考えるということじゃないと思います...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 総務委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 冒頭、岩城委員から大変御丁寧なごあいさつをいただきまして、恐縮いたしております。ありがとうございます。  平成十四年度の地方財政は、国も大変な危機的状況でございますけれども、地方も同じでございまして、特に地方財政は三千三百の地方団体の集合体が地方財政...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 岩城委員と私もほぼ同じ考えを持っておりますが、地方交付税というのは何でこういう制度があるかといいますと、もう御承知のように、一つは地方団体間の財政力が大変アンバランスでございますから、地域間格差がありますから、その間をなだらかにすると、その間を調整する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員はいわき市長をおやりになって、大変大型合併のいろんな苦労をされたことからのいろんなお話でございますので、私たちもしっかりと受け止めさせていただきたいと、こういうふうに思っておりますが、どうしても地理的な制約その他から合併がしにくい町村というのはある...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は、当面は住民に一番身近な市町村の再編成をやりたいと、こう考えておりまして、その再編成が終われば都道府県制度を考えるということですが、それじゃちょっと時間が掛かり過ぎますから、市町村の再編をやりながらあるべき都道府県制度というものについての検討も始...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) IT戦略の中でいろいろなことを決めておりますけれども、一つは、一番国民の皆さんにとって便利で分かりやすいのは、私は電子政府、電子自治体じゃないかと。十四年度と十五年度二か年掛けて申請や届出を全部オンライン化すると。インターネットでやってもらうようにする...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今は議院内閣制ですから、制度の建前としては内閣と与党は一体だと、こういうことでございますからね。  それともう一つは、私は国会対策委員長を長くやりまして、そういう経験からいいまして、これ事前審査抜きで国会に出したら物すごい審議に時間掛かるんじゃなかろ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回はやっぱり財政がこういう状況ですから、大きな減税も増税も余りなかったんですよね、今回の税制改革は、国税も地方税も。それで、地方税の場合には公正性だとか透明性を考えた、割に技術的な改正が多うございますから、今回の地方税法の改正をもって直ちに構造改革と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私はもう前からこの委員会でも何度も言わせていただいておりますように、収入の方は六対四で、国が六取って地方が四で、仕事の方は国が三六か七で地方が六三か四でと、この収入と支出の乖離、受益と負担の乖離というのはできるだけ直してもらいたいと。せめて五対五にとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも既にあるいは部分的にお答えしたかもしれませんが、平成十三年度の地方財政対策を決める際に、当時の宮澤大蔵大臣と、私は自治大臣も兼務いたしておりましたが、その間の予算折衝で、十三年度、十四年度で交付税特会借入れは解消しようと、取りあえず半分を十三年度...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、地方財政計画上それを書いて書けないことは、備考か何かに、それは浅尾委員、ないと思いますけれども、しかし、恐らく国会で与野党の先生方が質問されて、それははっきり答えるわけですね。それから、地方財政計画発表のときにも私はそういうことを皆さんに発表し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言ったとおりでございまして、十五年度から解消いたしたいと考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的にはそのとおりであります。
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、一番あれなのは景気を回復して、経済を活性化して、国税も地方税も税収を上げていくと、こういうことですね。それから、地方だけの立場から言うと、国から税源移譲を実態に合ったようにしてもらうと、こういうことですけれども、しかし国だってもうこういう状...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、地方公務員の給与というのは相当昔と比べて下がりまして、今ほとんど国と同じなんですよ。ラスパイレスが一〇二かな、一〇〇・五ですから、一〇〇・五というのはほとんど国と一緒なんです。特に、普通の市町村は一〇〇を切っているんですよ、ラスパイレスが、九十何パ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 都道府県の場合でいいますと、これは人事委員会が当該都道府県の民間の状況を調べて勧告しますよね、知事と県議会に、都道府県議会に。そうすると、今度は知事の方は給与条例を出して、議会で議決してもらって、それで給与水準が決まるんですね。交付税はできるだけそれに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこで、不交付団体への財源措置でございますが、これは恒久的な減税で、しかも額が大きいわけですから、そこでたばこ税の移譲をしてもらいまして、一部。それともう一つは、地方特例交付金というのを作ったんです、そういう制度を、交付税とは別に。東京都なんというのは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基地交付金や調整交付金は固定資産税と比較するもんじゃないですよ。そういうところは固定資産税が入らないと、そういう状況に着目して、基地を持つことによる財政需要について、固定資産税がないんだから、何らかほかの財政的な対応等してやろうと、こういう性格なんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それじゃ、後で財務省当局に答えてもらいますけれども、我々は、固定資産税が課税されていない、代替的な性格もあるということは認めているんですよ。ただ、基本的には基地の財政需要に対する財政補給金だと、こういうふうに考えておりますからね。そういうことの中で財務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 財政投融資の金は大体が郵便貯金と年金の金ですよね、御承知のように。これは長期固定で利率を決めちゃっているんです、何年間か。だから、今の言われるような振替というのか繰上償還というのか、それはなかなか財政投融資の、旧資金運用部にとってはきつい話だと思います...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この外形標準課税は旧自治省の悲願なんですよ。シャウプ勧告以来言っているんですから。いやいや、本当に。もう何十年の歴史がある。やっと議論がホットになってきまして、党の税調なんだけれども、十五年を目途にという年度を明示したのは初めてなんですね。そういう意味...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 判決が今日の午前中出まして、ここに判決の骨子なり、文がありますけれども、まだ中を詳細に検討しておりませんので。しかし、勝訴ですね、銀行側の、一審は、こういうことだと思います。それで、納めている税金は返せということを言っておりますし、それから損害賠償もし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 小泉総理はダブってもいいと、こういうことなんであれですが、私としては、経済財政諮問会議では、これは骨太の大所高所からの税の基本的な考え方や理念やそういうことをやってもらったらどうだろうか、それから歳出の方も、歳出絡みの、税と歳出の関係、こういうことは経...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この前の経済財政諮問会議には、政府税制調査会の石会長と、それから地方分権改革推進会議の西室、東芝の会長さんですよね、西室座長さんというのかな、委員長というのか、(「議長」と呼ぶ者あり)議長というんです。西室議長さんに出てもらいまして、経済財政諮問会議の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 十一年からやりましたものは、あれは恒久的な減税なんですね。的が入っているんです。恒久減税じゃないですね。だから、この恒久的な的を取るのかどうか、その位置付けは一つ議論があると思いますけれども、今、経済財政諮問会議や政府税調等で議論が始まっておりますのは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 交付税特会の借入れは十四年度からやめようと思いましたものが、そういうわけにいきませんで、四分の一だけ残りましたので、十五年から借入れはやめたいと、特会借入れは。しかし、やめたって、国の方は一般会計で調達すると言うて、やっぱり結局国債にある程度頼らざるを...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 交付税についてはどうするかと、いろんな議論がありまして、これがある意味では普通の地方団体の命綱ですから、これはこれでしっかり額は確保していかなきゃいかぬと思いますね。  ただ、そこで今見直しをやっていますのは、段階補正は、御承知のように小規模な町村に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) お話のように、ワールドカップが近づいてまいりまして、各地方団体でキャンプ場誘致が加熱化したんですね。それで、いろんなことを私もお話を聞いたり報道があったりしたものですから、一月の終わりの閣議で、こういうことは、特に文部省が関係あるんですね、文部省と私の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までは全部の団体の平均ですよね。ところが、やっぱりこれだとインセンティブが働かないですよ、改革の努力の。だから、同じ団体でも頑張っているところの上の方から三分の二を取ろうと。三分の二取るんですよ。上の方、二分の一だとか三分の一じゃない、三分の二取って...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 児童扶養手当の見直しについての八田委員の御質問だと思いますけれども、この手当制度もいつまでも変えないということではなくて、やっぱり将来とも持続可能な制度にせにゃいけませんね。そのためには大概の見直しは必要なんですよ。そこで今度は就労支援だとか子育て支援...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 医療保険というのは、基本的には保険給付で、あとは本人負担というのか利用者負担ですよね、その大原則があって、それを多くの地方団体が立て替えてやろうというのがこの公費負担ですから、これは医療保険制度そのものの負担関係を揺るがすようなことなんですよ。だから、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一言だけ。そういう制度のことは厚生労働省が責任を持って考えますので、責任を持って考えれば責任を持って我々は対応いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 実情を私も必ずしも詳しく存じ上げませんから余り軽々に発言できませんが、それは市長さんなり市議会、皆さんが、やっぱりりんくうタウンということですか、そういうことで頑張っておやりになったと、こういうことだろうと思いますけれども、しかし結果がこういうことで、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も申し上げますが、実情がよく、私はそれほど承知いたしておりませんので、しかしこれはちょうどバブルのときですね。バブルの発生する前からバブルの絶頂期、こういう計画になったんだろうと思いますけれども、それはその当時はそういう見込みがあったんでしょうけれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 幻想だけではないんでしょうけれどもね。それは、それなりの手続を踏み、議論してこういう事業をやってきたと思いますけれども、状況が大幅に違って見込みが相当狂ったと、こういうことではないでしょうか。
○国務大臣(片山虎之助君) それはかかわってきたんでしょうね、かかわってきたことは。
○国務大臣(片山虎之助君) そうですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 最終的には、事業をやるかというのはそれぞれの事業主体が自分の選択と判断で決めるんで、それは恐らく市なりこの組合なりですか、再開発組合か何か知りませんが、そこでは議論をしてそれなりのお考えで決めてきたと思いますよ。  だから、それはもちろん関係がないと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、空港の近所だから空港を利用しない手はありませんよね。ただ、それは適正に見込んで適正に利用しないと。過度に幻想的なことはいけませんね。  そういう意味では、お聞きしますと、市長さんもお替わりになったようだし、今相当、改革の努力、財政再建の努力を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、財政再建のためのいろんな努力をやっているんですよ、泉佐野市は。これは国も地方も皆やっているんですよ、今、日本じゅうが。そういう中で、私は、泉佐野は今までの経緯もあるからもっとやってもらう。それは必要だし、そういう努力については市民が決めるんですよ、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員言われるように、私も成果を志向した住民中心の行政システムの構築は必要だと思います。国の方は、御承知のようにこの四月から政策評価が本格的施行になります。これを予算や組織定数管理につなげたいと、こういうふうに思っておりまして、これは評価もやるわけで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 軒並みにかつての五割から六割ですからね。地方の公営ギャンブルを取り巻く環境というのは大変厳しいと思いますね。  そこで、今、委員も言われるように、できるだけ自助努力でカバーできるところはカバーしていかなきゃならない。民間的な手法、考え方もできるだけ入...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の憲法は、明治憲法下と違いまして、第八章というのを設けて地方自治を規定しておりますね。これはやっぱり、明治憲法下では単なる法律上の担保制度であったものが憲法が保障する制度に大変私は格上げになったと、国の基本的なこれは制度だと、こういう位置付けになった...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 累積の赤字が百九十五兆ですからね。地方財政の規模が大体九十兆なんですよね。九十兆。百九十五兆と言えば二年分を超えているんですね。だから黄か。青じゃありません、とても。黄か赤かという段階で、赤と考える人があるいは多いのかもしれませんが、国はもう六百兆です...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これがなかなか大変なんですね。大変なんで、いろんなことをこの委員会でも申し上げているわけでありますが、基本的には今の低迷する景気を自律で経済発展できるような民間主導の経済構造に直していく、活性化していくということがあると思いますね。  それから、国も...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは当面の、来年度の地方財政や地方税制の年度改正でございまして、抜本的なものではありません、それはもう御承知のとおり。我々が言うような本格的な構造改革といいますか、それはやっぱりこれから私は道筋を付けていかなければならない。そのために、例えば経済財政...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 当委員会でも答弁させていただいておりますが、平成十三年度の予算折衝で地方財政を決めますときに、当時の森内閣時代ですね、宮澤大蔵大臣と私の方で合意しまして、二か年で交付税特別会計の借入れはやめると。借入れはほとんど財投なんですよ、民間じゃなくて財投。財政...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 答弁ですか。
○国務大臣(片山虎之助君) 三十兆円につきましては、国債の、いろんな私議論があると思います。しかし、まあいかにも小泉さんらしいところですよね。財政秩序をこれで守ると、節度を守ると、こういうことでそれなりの大きなプラスもあると思いますけれども、なかなか難しさもありますね。そういうふ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も御答弁させていただいておりますように、当面は国からの税源移譲などによって国税と地方税の比率を一対一にすると、その際には個人住民税や地方消費税など地域の偏在の少ないそういう税を充実していくと、こういうことを言っておりますが、具体的には、経済財政諮問...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まず、東京都のいわゆる銀行税ですね、外形標準的課税ですけれども、これにつきましては、今、又市委員お話しのように、一審では事実上銀行の勝訴ですね。東京都の敗訴だと、こういうふうに思います。そういう意味で、東京都が問題提起した、外形標準課税というものを天下...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も申し上げますように、地方の税は応益でなきゃいかぬと、応益が中心だと、受益に応じて負担をしてもらうと、国の方は能力に応じて負担をしてもらうと、こういうことでございまして、そういう意味から言うと、法人事業税が法人税と同じ構造というのは、やっぱりこれは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のその三兆円というのはだれも決めた数字じゃないんですよ。今のその住民税の税率を一〇%のフラットにすれば三兆円の増収になると、こういうことでございまして、今我々が言っている五対五というのは、六兆五千億から七兆円、国から地方に税を移すということなんですよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は、何度も言いますように、二十一世紀は地方の時代、地方の時代の主役は市町村だと、こう言っております。  ただ、市町村が今のままでいいんだ、金だけくれというんじゃ駄目ですよ。市町村がやっぱり、地方分権の担い手になるように強く大きくなろう、頑張ろう、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     ─────────────
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました恩給法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の社会経済情勢等にかんがみ、普通恩給及び扶助料の最低保障額の一部の引上げ等を行うことにより、恩給...全文を見る
03月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政治資金につきましては、政治資金規正法に基づいて適正にこれは処理されると、こういうことが建前でございまして、今、委員お尋ねの件については、個別具体の事案ですから、これについてどうこうというのは、事実に即さなければなりませんので直接のコメントは避けたいと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には、国の公共事業と考え方は地方の単独事業も一緒ですね。  今の、能力のないものは上に、大手に、上請というんですか、法律上はこれも一括下請ですよね。これは今の公共工事の入札・契約適正法ですか、あれで一括下請は禁止しておりますよね。だから、そうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 午前中にもお答えしましたけれども、記載すべきものを記載しない、虚偽の記載をした、あるいは報告書を提出していない場合には五年以下の懲役、百万円以下の罰金と、こういうことであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 収支報告書は正確に書いてもらう、事実に即して、これは当たり前の話ですね。ただ、忘れたとかなんとかということが仮にあるんなら、それは修正をしてもらう、こういう手続でございますがね。  ただ、今、委員が言われる場合には、鈴木さんの方と受けられた側とどちら...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 総務委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、小野委員からお話ありましたように、恩給制度というのは、言わば公務員制度の一環としての意義は有するものでありますけれども、やっぱり今言われたように、貴重な青春を国のためにささげられたという観点から、国家補償的な性格を有する制度だと理解しております。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっと発言は、済みません、国家補償的性格です。国家補償的性格。国家的補償じゃありません、国家補償的性格でございます。
○国務大臣(片山虎之助君) 同じようなものですけれども、的が入っているだけちょっと広くなっていると、こういう感じだと受け取っていただければいいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しの抑留加算の制度は昭和四十年にできたもののようですけれども、本来は公務員としての勤務というのが根っこにあるわけですけれども、この抑留、シベリア抑留等は、言わば公務員としての勤務の延長線上でそういう抑留ということになったわけでありますから、そこで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 現在の恩給受給者の大部分の方は、さきの大戦において犠牲になられた旧軍人の方々の御遺族、伊藤理事もそういうことだと思いますけれども、また生命、身体を賭して長年軍務に服された方、又は不幸にして傷付かれた旧軍人の方々、こういう方々でございまして、こういう方々...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、伊藤委員からいろいろとお話しございましたが、私もさきの大戦がかなり、五十七年ですから、風化しつつあるような大変気がして心配をいたしております。今日の日本の平和や繁栄や安定は、やっぱりさきの大戦で本当に国のために献身された皆さんの努力の上にあるわけで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十四年度の恩給改善につきましては、御承知のように公務員の給与が据え置かれております。物価がマイナスであります。しかし、公的年金の方は物価がマイナスでも据え置くと、こういうことでございますので、そういういろいろな事情を総合的に勘案して、我々も財政当局...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は国家補償的性格というものを大変重視しておりますし、高齢者の現状が、大変高齢化している受給者の現状が、八十一歳ですからね。しかも、そういう意味では、生活の支えであり心のよりどころだと、こういう現状もしっかり認識しなければなりませんけれども、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この恩給が公務員の最終の給与というものがベースになっているものですから、階級によって差があるではないか、位によってこんな格差はおかしいではないかという議論は確かにありますね。ありますけれども、制度そのものがそういうことで仕組まれておりますから、なかなか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、魚住委員からお話しのように、一昨日、いわゆる東京都の銀行税、これについての一審判決が出まして、端的に言うと銀行側の勝訴ですよね、都側の敗訴でございまして。  判決を詳細に勉強いたしたわけじゃありませんけれども、結論はともかく、論理については、私、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 恩給の方は、これは生活保障的な性格あるんですよね。ところが、こっちの方は慰労給付金なんですよ、名前からいって。大変御苦労された、大変でございましたと、慰労しますと、そのために出すお金でございまして、そこの基本的な性格が違うんですよ。だから、準ずるという...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三原当時の総理府総務庁長官、組織も変わりましたしあれでございますが、どういうことを言われたか私、存じ上げておりませんけれども、それは、それまではなかったものを、六党が合意されたんですから政府としても慰労給付金を出そうと、大変なこれは決断だと私思いますよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 恩給は国家補償的性格なんですが、それじゃそのときのいろんな状況、特に経済情勢と無縁かというと、それは無縁じゃないですね。無縁ではない。だからそこが、物価がどうなっているかとか、公務員給与がどうなっているかとか、公的年金が、似ている性格の公的年金がどうあ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院の総務委員会で御質問がございまして、なるほど、年金なんかは大臣なんですね、あれ戦前、戦後、制度が変わったから。恩給は大体残っちゃいましたからね、途中中断がありましても。そこで局長のままだと、こういうことなんでしょうが、まあバランスを欠いているとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 局長がるる御答弁申し上げましたように、恩給というのは、これ公務員の退職管理制度の一環だと位置付けられておりまして、そこに大変難しいところがあるんですね。  公務員、恩給の基本的な仕組み、性格をひっくり返すようなことはなかなかできないんですが、私も階級...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題とされました日本放送協会平成十四年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NHKが良質のコンテンツを作れるし、お持ちですよね。だから、これを有効利用するということは、我が国のためにとって大変貴重なことなんですよ。ただ、それを余りやりますと、民放やなんかでいろんな議論があるんですね。二元体制ですよ。民放とNHKの二元体制なんだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは新聞協会だけじゃないんですよ。民放連も一緒なんですよ。民放連と新聞協会は兄弟分ですからね。そういうところがどうしてもあるんで、調和ある発展、調和ある分担ということが一つあるんでしょうね。だから、自分、民放連の方にもできればやりたいというようなこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、ネックは山内大臣政務官が言ったとおり、もっとみんな知らにゃいけませんね。BSデジタルというのを知っている人が私が思っているよりはまだ少ないのかなと。それから、やっぱりデジタルテレビが高いですよ。私も買ったんですけれども、いや高い。これはもう今のとに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) アーカイブス、名前がちょっとあれでございますけれどもね、これはやっぱり公文書館なんですよね、意味は。だから、こういう、映像のそういう大収集センター。だから、こういうふうにいい放送番組を収集して、保管して、利用できると。  こういうことは大変私は結構な...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十二年の十二月に法律に基づく男女共同参画基本計画を閣議決定されました。その中でメディアにおける男女共同参画の推進が盛り込まれましたので、その閣議決定を受けて、放送事業者の皆さんに対しまして同じ十二月に、当時の放送行政局長名で基本計画の理解と、それに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、放送番組に女性の考え方や意見を生かすというのは大変結構なことだと思いますね。恐らく女性の方がずっと見ていますよ、テレビを、テレビやラジオを。そういう意味で、ただどうやるかはそれぞれの放送事業者の皆さんで考えていただくと、こういうことだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本のハイビジョン、これは世界に有名なんですよ。しかも質もいいんですね。こういうものを使わない手はないんですよ。  問題は、その値段ですよね。だから、これは今、海老沢会長が言いましたように、今度は部品の共通化だとかいろんなことをメーカーの方にも努力し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは通った時点ではまだ予算がなかったんですよ。十四年度予算で一億何千万取りましたからね、これで大々的にやるんですよ。まあ今もやっていますよ。今もやっていますけれども、もっとこれやり方を海老沢会長や民放連の皆さんとも相談してやっていこうと、こう思ってお...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
04月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お二人のやり取りを聞いておったんですが、国の方から言えば、国の法令に基づく手続をちゃんと取ってもらって、国の言う条件に合致すれば認可をするし補助金を出す、こういうことですね。都は、独自で準備を進めて、しかるべき時期に国に手続を取り補助金の交付の申請を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、又市委員るる御指摘ございましたが、一番公務員に対するイメージを悪くしているのはこういう問題ですね。こういう天下りというのか癒着というのか、こういう問題は確かにそうだと思います。  ただ、一生懸命公務員として頑張ってこられた方の退職管理をしっかりち...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の説明で、正確でないんですよ。警察が四百人おるんですよ。警察本部がある。これは、本部長だとか上の、刑事部長、刑事部長は少ないかもしれない、警務部長というのは国家公務員が行くようになっているんですよ。それまで入れていますから、四百人引いてください。 ...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○片山国務大臣 今吉田委員からお話ございましたが、平成八年十一月に内閣総理大臣の直属の機関として行政改革会議というのがつくられたわけでございますが、その行政改革会議の最終報告書の中で、郵政三事業については、さまざまな議論の後、郵便事業への民間企業の参入について、その具体的条件の検...全文を見る
○片山国務大臣 恐らく吉田委員言われているのはアナ・アナの問題だと思いますけれども、我々は、七、八百億でアナ・アナ変換をやろう、ローカル局へ援助しよう、キー局そのものは自力でやってもらおう、こういうことでございましたが、調べてみましたら、西日本の電波が、特に九州、瀬戸内海、関東の...全文を見る
○片山国務大臣 先々週、総理の方から、例の郵政関係四法案、出す予定でございますけれども、それについての状況を聞きたいということがありまして、私が話をすることになっておったわけです。ところが、閣議が長くなりまして、国会の関係があって、もうほとんど時間がなくなりましたので、総理、おお...全文を見る
○片山国務大臣 いや、全くありません。全くありません。総理が言ったのは、民間が入りやすいような条件をできるだけ考えてくれと。ただ、私は、それは事業者は事業者で考えるんだから、だから事業者の言うとおりにもいきませんよと言っているんです。総理に言いましたよ、事業者は事業者の立場で物を...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、そんなことありませんよ。そんなことありません。(安住委員「行ってないんじゃないですか」と呼ぶ)私はいろいろ忙しいものですから副大臣以下にお願いしておりますけれども、出入り禁止じゃありません。自民党は度量の広い党でございますので、そんなことありません。
○片山国務大臣 十二月に話したのは、公社化研究会が答申をまとめるについて、総理から、どういうことになっているんだということですから、私は、三つの案を今公社化研究会では民間参入については検討しております、一つは部分参入、一つは段階参入、もう一つは条件つき全面参入です、こういうふうに...全文を見る
○片山国務大臣 私は、正直言いまして、総理には、EUが段階的参入を今やっているんですね、段階的参入の方が、入る方も入ってこられる方もベターではないかと私は思っております、こういうふうに申し上げました。  しかし、総理は、それもどうのというような御意見で、ぜひ全面参入という方で検...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方も、できるだけ早く国会へ出させていただいて御審議を賜りたい、こう思っておりますけれども、先ほど言いましたように、この法案の基礎になる公社化研究会の答申をいただいたのが十二月のおしまいの年末でございますし、それから、とにかく二百五十ぐらいの法律をいじらない...全文を見る
○片山国務大臣 我々としては、関係四法案を同時提出いたしたい、こういうふうに思って、今そのために一生懸命の努力をいたしているところであります。
○片山国務大臣 同時に出すように最大限の努力をいたします。
○片山国務大臣 いや、そんなことは全くないと私は思います。
○片山国務大臣 それは総理と党の意見は一致すると思いますので、それは同時に国民の考え方に近いと思いますので、一致したものに従います。
○片山国務大臣 これは本省のといいますか、東京の首席監察官室と地方の郵政監察局が一緒になって相当丁寧に調べましたから、今回はそういう批判が出ないようにぜひしてほしい、こういうふうに私は郵政事業庁長官にも強くお願いしましたので、そういうことが一部報道等では言われておりますけれども、...全文を見る
○片山国務大臣 私は、先ほど言いましたように、監察関係が中央と地方で全力を挙げて調査をした結果で、十六局につきましてはこれは大変厳正な、停職だとか減給だとかの処分もいたしましたので、それは適正にやった、こう私は思っておりますし、渡し切り費は本年度から、この四月から廃止いたしまして...全文を見る
○片山国務大臣 天下り問題だけじゃなくて公務員制度全般について見直そう、こういうことでございまして、今委員が御指摘のことを含めて議論いたしておりますので、最終的にどういうことになるのか。この天下りも、人事管理者というか任命権がある者にやった方がもっと厳しくやるんじゃないかという意...全文を見る
○片山国務大臣 今副大臣が答えましたように、基本的には、政令は内閣で、省令は省だけで、こういうことですけれども、基本的なことにつながるようなものについては御議論いただくのは当然だ、私はこのように思っておりますから、丸ごと出すかどうかというところはちょっと考えさせていただきますけれ...全文を見る
○片山国務大臣 このユニバーサルサービスファンドというのはいろいろな議論がありましたね、去年のあれでも。一種のセーフティーネットなんですよ。競争がどんどん進んでいって、東西のNTTが全部かぶってにっちもさっちもいかぬようになったときに救いましょう、こういうことなので、直ちにこれが...全文を見る
○片山国務大臣 今桝屋委員言われましたように、救急救命士制度も十年を過ぎましたね。私は、大変な成果があった、こういうふうに思っておりますし、秋田、山形の例も出まして、大変な議論になりました。せんだっても、あれは参議院の予算委員会だったと思いますけれども、委員さんから質問がありまし...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員のお話のように、今は国、都道府県、市町村の三層構造でございますけれども、これがどう変わってくるか。国は、これは一つの国ですから、それから今一番下の市町村の再編を合併を中心にやろう、こういうふうに考えておりまして、市町村の再編が仮にうまく進むとすれば、中間...全文を見る
○片山国務大臣 世の中締め切りがあるから頑張るので、締め切りがエンドレスということになると、まあゆっくりでいいや、こういうことになりますので、特例法の延長は考えておりません。
○片山国務大臣 それはまあ、NTTも生き残らなきゃいけませんよね。厳しい経済状況、しかも競争が激しくなる中で、いろいろ考えに考えての改革案を出して、労使で十分話し合って、今委員が言われるようなことは全部、話し合いの、考えの中には入って結論を出したんだと私は思いますよ。  だから...全文を見る
○片山国務大臣 まあ、人権は人権なんでしょうけれども、やはり企業の存続というのがまずなきゃ、企業がおかしくなったらみんな失業するんですから。だから、その兼ね合いですよ、すべて。
○片山国務大臣 委員が私に言うよりNTTに、春名委員の御存じの労働組合もあるんでしょうから、大いにNTTの中で議論していただきたいと思いますね。それから、法律に触れる、触れないというようなことになれば、これは司法の世界の話になります。NTTが必死の頑張りで生き残りのためにいろいろ...全文を見る
○片山国務大臣 私がどういう根拠と権限でそういうことをNTTに言うかということにもなりますし、国会で春名委員のような御議論があったということは何かの機会にお伝えいたします。
○片山国務大臣 バブルがはじけまして、ちょうど平成六年といったら細川内閣でございますけれども、景気対策をやろう、そういう経済対策の一環で、公共用地を先行取得して、公共事業を大いにやって、それで景気に刺激を与えよう、こういうことをやりまして、そのためには公共用地先行取得債の利子の一...全文を見る
○片山国務大臣 この土地開発公社制度というのは、当時の自治省と建設省が一緒になって、昭和四十七年に公有地拡大法というのをつくりまして、あのころは土地神話ですから、絶対土地は下がらない、だから早目に地方団体が土地を持って、将来の公共用地を持っておくことが大変効率的な公共事業の推進に...全文を見る
○片山国務大臣 今の隠れ借金というのは、国でいえば特殊法人ですよ。特殊法人の累積債務を、今、国の債務の中にはカウントしていませんね。そういうことで同じ扱いにしておりますが、例えば、バランスシートを今地方団体につくってもらっておりまして、そういう中には入れてくれと言っているんです。...全文を見る
○片山国務大臣 三村委員が言われるように、町というのは大体川べりですよ、河口だとか水の便がいいところで。そういう意味で、河川の流域だとか水系に沿ってという一つの地域づくりというのがありますね。  だから、今、委員のところでそういう合併の動きがあったらぜひ推進していただきたいと思...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました消防法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、平成十三年九月に発生しました新宿区歌舞伎町ビル火災等を踏まえ、違反是正の徹底を図るため、消防機関による立入検査及び措置命令に係る規定の整備を図る...全文を見る
04月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、委員の言われるような考え方も確かにあると思いますね。  ただ、今の消防組織法の考え方が、戦後、あの法律ができたんですが、アメリカの自治体消防をまねていまして、大変自治体の意向を尊重する、国はできるだけ後ろに下がって応援する、こういう仕組みになっておりますから...全文を見る
○片山国務大臣 警察の関係は、これはいろいろありますので、十分これから検討していきたいと思いますが、今、武正委員言われたアメリカの例、こういうのも参考にしていかなければならないと思います。  そこで、消防庁の中につくるのか、消防研究所を使うのか、あるいは別にそういう調査機関、審...全文を見る
○片山国務大臣 三月の半ばに行政機関個人情報保護法案を国会に出させていただいております。そのうち御審議をいただくことになると思いますけれども。  この場合、個人情報は保護するんですけれども、行政機関間で、法令に基づく事務の執行で、その必要な限度でしかも十分な理由があれば情報の提...全文を見る
○片山国務大臣 アメリカの実態がよくわかりませんが、アメリカというのは保険が進んだ国ですね、いろいろな意味で。  恐らく、今武正委員言われたことなら、前者だろうと思いますよ、アメリカは。しかし、日本はまだアメリカまでいっていませんね。その辺は、十分今後総体的にいろいろな状況を見...全文を見る
○片山国務大臣 四十四名もあの狭いところでたちまちにして亡くなるというのは、大変な惨事ですよ。だから私は、あの事件が起きまして、消防庁だけでは限界があるんですね、消防だけでは。建築基準法なり、あるいは風俗営業等取締法なり、警察や国土交通省、そういうところと十分連携をとる、あるいは...全文を見る
○片山国務大臣 民主党さんの案は閣法よりはある意味では徹底したんだ、こういうふうに評価しておりますが、命令の義務化というのはなかなか難しいんですよね。今委員も言われましたけれども、命令なんというのは、できるだけ権力の乱用にならないように、憶病でなければいかぬというのが戦後の法制の...全文を見る
○片山国務大臣 後藤委員言われるように、自治体消防というのは、市町村消防ですからやはりいろいろな意味で限界があるんで、広域応援ということが大変重要だ、こういうふうに思っております。県内については協定を結んでやってもらう、県域を越えるものについては緊急消防援助隊というのを組織してい...全文を見る
○片山国務大臣 今、公務員部長から御答弁申し上げましたように、この消防職員の団結権問題、もう長い問題ですよね。いやいや、本当に。いろいろな議論を今までも経てきたことは事実なんです。そこで両方知恵を出し合ったのが、今の消防職員の委員会制度なんですね。  国によって事情が違うんです...全文を見る
○片山国務大臣 新宿の九月の雑居ビルの火災につきましては放火説もありますね。ただ、現在、東京消防庁等が調査中でございまして、原因がはっきりいたしておりませんけれども、今、黄川田委員が言われましたように、消防審議会の答申をいただきましたので、事件が起こってからもう八カ月たっているん...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁させていただきましたが、今回の法改正は、現状において我々が知り得たことと消防審議会の答申に基づくものでございまして、今後新たな、いろいろなことがわかれば、それについての対応は十分させていただこうと思っております。
○片山国務大臣 地方財政計画上は、もう全体が減員なんですね。ただ、今回は、消防は千百人ふやしました。ほとんど予防です。警察もふやしました。そういうふうに、めり張りをつけた定員配置をやっていこう、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと存じます。     —————————————
04月04日第154回国会 参議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員の言われますように、あくまでも営業を目的としたものに限って、規制を行う場合も行き過ぎたことをやらない、こういうのが基本的な態度であります、我々の。だから、この法案もそういうことでお作りいただいたのではなかろうかと思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 今回、この法案では指定法人制度もあり得ると、こういうふうな法律の構成になっておりますけれども、その場合に、今、又市先生がお話ありましたように、公益法人全体を今見直そうということで、特に検査や認定や資格付与についてはできるだけ民間にやらせて、どうしてもと...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○片山国務大臣 自治省所管の決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、平成十年度でございます。  一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額十五兆二千五百九億五千六百四十八万円余でありまして、これに対し、支出済み歳出額は十四兆九千九十二億四千十五万円余で、差額...全文を見る
○片山国務大臣 平成十年度決算に関する会計検査院の検査報告に掲記されております処置済み事項につきまして、その概要を御説明申し上げます。  消防施設整備事業における現場打ち防火水槽の設計に関して指摘を受けたものがありましたことは、まことに遺憾に存じます。  会計検査院の指摘に基...全文を見る
○片山国務大臣 附帯決議を衆参で、国権の最高機関がおつけになって、同じような、過度の負担を求めるな、こういうことですし、もともと地財再建法の二十四条というのは、もう委員よく御承知のように、財政秩序をしっかりやろう、お互いの節度をやろうと。国の仕事は決まっている、地方の仕事も決まっ...全文を見る
○片山国務大臣 附帯決議はJRに対してやっているのだけれども、JRが地方団体に言ってきたときに、JRの方が強いですから、地方団体が困ってはいかぬので、そういうときは協議してください、場合によっては地方団体にかわってJRと話します、こういう趣旨で、委員、基本的には、法律に基づく協議...全文を見る
○片山国務大臣 それは、協議は事実上のことで、相談をしてもらうということなんだけれども、法令上の協議じゃないといって余りむちゃくちゃな、例えばJRから言われたことに負担をするようなことは、もともと今のこの思想は、財政秩序をしっかりする、節度を守ってもらうということですから、節度を...全文を見る
○片山国務大臣 これは局長の方が詳しいと思いますけれども、完全民営化ですから、これはもう通知から対象外になる、こういうふうに御理解賜っていいと思います。
○片山国務大臣 それは念のために書いているんですね、自治省というのは過保護なんですよ、昔は。今は大分変わってきましたけれどもね。  だから、書かぬでもいいことを書いているんだけれども、しかし、安易に出してはいけません、財政秩序は守る、節度は持ってください、そういうことを大変教育...全文を見る
○片山国務大臣 法律上の「当分の間、」というのは、これはエンドレスなんですよ、「当分の間、」と書いていますけれども。  そこで、今の状況で、特に三島は完全民営化じゃありませんね。財政基盤も大変弱うございますし、また地方も、三島絡みの地方団体は財政基盤が強いところが少ないですよね...全文を見る
○片山国務大臣 それはもう少し状況を見なければいけませんが、基本的には、こういう制限はやめた方がいいんですよ。ただ、今の地方財政の状況では、前より悪くなっているんだから、なかなか結構ですというわけにいかないのですが、我々は、殊さら協議を求めようとか、殊さら財政支出を抑えようという...全文を見る
○片山国務大臣 大臣の場合は短いですよね、在職が。それから、首長さんの場合には比較的長いということと、もう一つは、首長は条例で決めるんですね。だから、どこかの条例がやったものの都合のいい方に倣うというようなところがありますよ、地方団体の条例は。そういうことでこういうことになったの...全文を見る
○片山国務大臣 特別職の退職手当は、地方自治で、条例で決めてもらう、議会というチェック機関もあるから、こういうことをやったんですよね。報酬もそうだったんですよ。ただ、報酬は大変議論になって、報酬審議会をつくれという条文を入れたんですよ。  ただ、その報酬審議会の中に退職手当は入...全文を見る
○片山国務大臣 総務庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成十年度でございます。  平成十年度の歳出予算現額は一兆五千五百八億四千六百三十万円余でありまして、支出済み歳出額は一兆五千百三十七億九千四百四十九万円余であります。  この支出済み...全文を見る
04月08日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、続委員が言われますように、官民人事交流法と任期付職員法ができて、目的はいいし、透明度は高くなるんですけれども、やっぱりなかなか面倒なんですね、要件がいろいろあって。小回りが利かない。だから、活用の度合いは私はそれだから低いと思います。  それから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 続委員が総務庁で国務大臣をおやりになったときに大変苦労して通された法案だということは十分承知しておりますし、この両法案の価値は私は大変認識しているつもりです。  ただ、各省がもう一つ理解が至らないのと、いろんな今言いましたようなやや煩わしさもあるもの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員言われますように、人事管理運営方針というのを毎年決めておりますけれども、これは各省が合意したものでございますが、この中で、地方団体の特定ポストへの出向の長期固定化は排除する、管理職として出向する職員は経験年数等の配慮をする、余り若い者を出さない...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
議事録を見る
○片山国務大臣 平成十年度郵政省所管一般会計、郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計及び簡易生命保険特別会計の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  郵政省主管の歳入につきましては、歳入予算額一兆四千八百二十三億四千七百四十八万...全文を見る
○片山国務大臣 平成十年度決算に関する会計検査院の指摘について講じた措置等につきまして、その概要を御説明申し上げます。  職員の不正行為による損害が生じたものとして指摘を受けたものがありましたことは、まことに遺憾に存じます。  今後とも、防犯施策のなお一層の徹底を図るとともに...全文を見る
○片山国務大臣 大体事実でございます。
○片山国務大臣 これは、御承知のように、平成十三年の一月六日から中央省庁再編が動き出しますね。そこで、私どもの方の総務省は、郵政省を初め自治省、総務庁と三つ一緒になるものですから、しかも新しいところに引っ越しをせないかぬ、そういうこともありまして、三年を一年にしようと。毎年監査も...全文を見る
○片山国務大臣 三年残すものを一年にしたというと、いろいろな書類がそのまま残りますから、残っていない方がいいというような考えがあったんではないかと疑われるということを言ったんで、そういうことじゃないんですよ。疑われるおそれがあると。疑わしきはしない方がよろしい、こういうことであり...全文を見る
○片山国務大臣 だから、今言いましたように、郵政省の中で、省庁再編の前ですよ、それぞれ内部的にはちゃんとした検査や監査をしているので、その書類を残しておけば十分ではなかろうかと考えたんだと思います。
○片山国務大臣 委員、こういうことなんです。  渡し切りというのは、渡し切りの時点で会計上の手続は終わっているんです。だから、いろいろな附帯的な資料を残すというのは、これは内部で念のためにやっているんですよ。法律上はそこまでは求められていないのです。だから渡し切りなんですよ。 ...全文を見る
○片山国務大臣 いや、正確には知りませんけれども、何となくわかります。
○片山国務大臣 だから、そこが接点が要るんですよ。もう何でも残せということだと、これは大変なことになるんですよ。だから、事務の簡素化と公平の確保と国会のチェック、そういうものの接点をどこで考えるかということなんで、そこで、法律上は渡し切りした時点で会計法上の手続は終わっているんだ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、渡し切り経費でパーティー券を買ってもらったことはありません。
○片山国務大臣 今、委員いろいろ言われますけれども、恐らく当時の郵政省のこの権限配分では、部長でそういう判断ができるということだったと思いますね。その辺は議論があるかもしれませんよ。ただ、渡し切り経費は昨年度でもう全部やめたんです、交付は。新年度から、ちゃんとした会計、渡し切りで...全文を見る
○片山国務大臣 まあ大臣の任免権は総理にありますからね。ひとつその辺はよくお考えで御質問賜りたい、こういうふうに思いますね。  その文書の保存をどうするかというようなことまで全部大臣といったら、大臣はいろいろいっぱい仕事があるんで、そこは大臣の意向を聞きながら部長がやるというこ...全文を見る
○片山国務大臣 国会でもいろいろな御議論を賜っておりますが、我々としては、デジタル放送のメリットを十分認識しておりますし、よその国の動向、今後のあれを考えると、やはりデジタル化は、私はもうこれはどうしても必須の方向だと思っております。二〇一一年からということで電波法の改正も去年国...全文を見る
○片山国務大臣 大変適切なというか、重要な御指摘を賜りました。  今、通信の方は、例のe—Japan戦略だとかアクションプランだとか二〇〇二プログラムだとか、いろいろなものがありますね。二〇〇五年までに世界で一番進んだIT国家にする、そのためにはブロードバンドを推し進めるとかそ...全文を見る
○片山国務大臣 そういえば、このところIT、ITというあれは聞こえませんが、これは順調に行っている証拠なんですよ。順調に行っていなかったらいろいろ議論が出るんだけれども。  そこで、今御指摘もございましたが、ITにつきましては、IT基本法ができて、それに基づいて内閣にIT戦略本...全文を見る
○片山国務大臣 委員のお考え、お気持ちはよくわかりますけれども、所有者は電力会社ですよね。電力事業というのも大変公益性の高い事業ですよね。だから、その接点をどこに求めるかですね。  しかし一方、電気通信事業というのもこれからの大変必要な事業ですから、今相当厳重なことを言っている...全文を見る
○片山国務大臣 公金ですから、それを政治的活動に関するパーティー券のような経費に充てることはあってはならないと考えております。
○片山国務大臣 私が前の長官に言いまして、前の長官もいろいろやり方を考えて、私はそれなりに力いっぱいやった、こう思っておりますし、渡し切りは、そういういろいろなことがあるので、十四年度からやめましたし、今後とも、そういうことについては我々もしっかり認識を持って、国民の疑惑を招かな...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 総務委員会 第11号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の地方議会議員共済会の年金財政の状況にかんがみ、共済給付金の給付水準の適正化等の措置を講ずることにより、地...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 本会議 第22号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法については、平成九年の一部改正法の附則第五条において、政府は、法施行後五年経...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私には、公正取引委員会の体制の整備についての御質問がありました。  市場における公正かつ自由な競争の重要性は、言うまでもありません。そこで、今年度の予算におきましては、独禁法違反事件に対します執行力の強化や、企業結合事案に対する迅速かつ的確な審査のた...全文を見る
04月09日第154回国会 参議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、IT革命の進展に伴い深刻化した電波の逼迫状況におきまして、無線アクセスや移動通信サービスなどの発展のため必要な新たな電波ニーズに的確に対応でき...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法については、平成九年の一部改正法の附則第五条に...全文を見る
04月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第12号
議事録を見る
○片山国務大臣 選挙前に予想された状況とはちょっと違いましたですね。私は、市民の皆さんが変化を求めたり、高齢多選との絡み、あるいは今お話しのように全般の政治状況の中で、いろいろな原因があると思いますが、いずれにせよ、選挙の結果、市民の方の厳正な審判の結果でございますから、今委員か...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、郵政公社法案、信書便法案、それぞれの整備法案で、四法案一括で国会に御審議をお願いいたしたい、こういうことで今準備を進めておりまして、特に民間事業者の参入の問題につきましては、公社化研究会というのを、学識経験者の会議を去年つくりまして、今もありますが、年末に...全文を見る
○片山国務大臣 今、松崎委員が言われましたように、東葛ステイツマンクラブの皆さんが去年の六月に意見書を提出していただいておりまして、私も目を通しました。関係のところではもちろん検討させてもらっておりますが、また、検討会でこの改正案をつくるに際しましても、このステイツマンクラブの皆...全文を見る
○片山国務大臣 なかなか難しいところなんですね、いやいや、本当に。この財産権の問題は、一つの既得権になるんですね。  そこで、法制論としていろいろある。どんなことがあっても断じてやる、訴訟も受けて立つというところまで決意を固めれば、それはそういうことがあったのかもしれません、最...全文を見る
○片山国務大臣 正直言って少し高いですね。これは、それぞれが地方自治の建前で、条例で決めるようになっております。  ただ、我々は、しっかり県民の皆さんに、知事さんの場合には、徳島県の場合には、納得ができる額にしてほしいということをかねがね言っておりますし、報酬の方は特別職報酬審...全文を見る
○片山国務大臣 徳島県の事案につきましては、警察の方からお話がありましたように、個別具体の事由が定かでなければということで、コメントは差し控えさせていただきますが、一般論として、我々は、地方分権を進める、地方の税財政基盤を充実したい、こういうことですから、こういう問題が起こること...全文を見る
○片山国務大臣 今までもいろいろな御指摘をいただいておりますので、ひとつ我々としては前広に、いろいろな研究をさせていただきたいと思っております。
○片山国務大臣 この統合の問題は、今、山名委員が言われましたように、生まれも育ちも体質も違うんですよね。  とにかく、特に財政状況が、体質がみんな悪くなってきましたから、今回は体質強化、財政安定化、こういうことでやりましたけれども、お話しのように、やはり市町村合併が進みますと、...全文を見る
○片山国務大臣 これは、四十年の歴史を持った制度になっていますよね。  そこで、今、地方が共同で、こういう特別の公益法人というんですか、特殊法人というのか、そういうものをつくる制度がないんですよ、今の制度では。だから、それぞれが条例で個別にやったら、こんなもの成り立ちませんから...全文を見る
○片山国務大臣 この制度は、今お話しのように議員立法ですよね。地方議会議員互助年金法という名前だったんですね。名前のとおり、互助年金だったんですよ。それで、それは任意加入でしたし、会員の掛金のみで運営されている、こういうことで、互助年金だと私は理解すべきだと思います。  しかし...全文を見る
○片山国務大臣 私は、事実関係は全く知らないんですね。あなたの、委員の質問で若干いろいろと知ったぐらいでございまして、もう少し状況を正確に把握して、我々としてやることがあるのならやる、こういうことだと思います。
○片山国務大臣 今委員と若松副大臣がやりとりされていることを含めまして、もう一遍、性格づけもいろいろありますので、そういうことの検討が要るのかなと思っております。
○片山国務大臣 問題意識は恐らく、委員と私は共有していると思います。  公費負担は慎重にやらなければいけません。今が上限です。それで頑張るのです。しかし、事態がどうしてもというときは、上限を少し上げるということはあるかもしれぬけれども。そういうふうに我々は考えております。
○片山国務大臣 我々は、地方公務員の方もできるだけ定数の削減ということに努力してほしい、こういうことを言っておりまして、地方議会も、法律で決めている定数は上限なので、できるだけ皆さんの合意の中で数を減らすということはありますよということを指導してきました。  それは、この共済会...全文を見る
○片山国務大臣 今重野委員が言われたことは、議論としてはありますね。ただ、今、日本の場合には、企業の方が企業に籍を置いたままで、勤められているままで立候補することは認めていますよね。  問題は公務員なんですよ。公務員は、これは全体の奉仕者という基本的な性格と職務の公共性から見て...全文を見る
04月11日第154回国会 衆議院 本会議 第23号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政公社の国庫納付金についてのお尋ねがございました。  塩川財務大臣からも答弁ありましたが、この件につきましては、総理から私どもの方の事務次官に、関係大臣間でよく話し合ってほしい、こういうことでございますので、私も近々、財務大臣とよく話し合いまして、...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) どうも質問の順番まで御指摘いただきましてありがとうございました。  何で十年かと、こういうことなんですけれども、ある程度電波の有効利用の程度の判断は経年変化の分析が必要で、調査の継続性が要るということが一つと、それから、三年を目安にやるということです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十三年度の不交付団体の減税による減収額は四千二百九十億円と、こういうことでございまして、せんだっても御答弁申し上げましたが、この減収額については、減税補てん債による補てんのほか、たばこ税を配分を少し変えまして、地方にもらったのと地方特例交付金をこれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 都道府県は東京だけなんですね、不交付団体は。東京都におきましては、大体減収額のおおむね三分の二がたばこ税の増収と地方特例交付金と、こういうことでございまして、残りは減税補てん債と、こういうことでございまして、三分の二がキャッシュで入っていると、こういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども申し上げましたが、四千二百九十億が総額で、そのうちたばこ税の一部移譲が百九十四億円、地方特例交付金が二千八百九億円で、その差額が減税補てん債と、こういうことでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) これは、この恒久的減税に対する補てん、地方財政対策をどうやるか大議論しまして、今のような特例交付金とたばこ税の移管と減税補てん債と、こういうことになったわけでありまして、減税補てん債の場合には全部交付税で見るということは、交付税で見るというんじゃなくて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、本当に毎年電波法の改正をお願いしておりまして、しかもかなり重要なことですよね。去年はデジタル化の電波法改正をお願いしましたし、今回はこういう調査、公表と、こういうことでございまして、毎年そういう意味での御審議をお願いしておりますが、今、浅尾委員言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、魚住委員と局長との話も聞かせていただいておりますが、電波は国民共通の資源でございますし、有限な資源ですよね。有限、希少な資源でございまして、これをどうやってうまく活用するかということは、今お話しのように、経済の活性化にも国民生活の向上にも大変な影響...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我が国の局所SARの基準は科学的な根拠や様々な健康状態や子供への影響を見込んで決められたものでございまして、国際的ガイドラインと同じものだと、こういうふうに聞いておりますし、諸外国においても大人と子供の区別はしていないと、こういうふうにも聞いております...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 放送のデジタル化は国策ですよ。デジタルタワーをどこにどうやって作るかは、これは国策じゃありませんので、それぞれの事業者でお考えいただいて、地元とよく相談して建てていただきゃいいんです。  そこで、今、局長が言いましたように、相当、三十回以上も説明会を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電話も、今第二世代ですけれども、第三世代が出てきまして、これがスピードが幾らか遅いですけれどもかなり普及しつつありますね。それで、十年後には第四世代と。もう第四世代になると携帯電話か何か分からないでしょう、小型パソコンみたいになるんですね。そういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 有事の際における電波の問題につきましては、自衛隊の電波利用の具体的な必要性等を踏まえまして十分協議してまいりたいと思いますけれども、又市委員の言われる点も念頭に入れてまいりたいと思います。
04月15日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、千葉委員御指摘のように、情報公開制度が昨年の四月から施行されまして、初めて国民の開示請求権というものが正式な制度になったと、こういうことでございまして、もし必要な詳しい説明は事務方の方からしてもらいますけれども、一年間の開示請求受付件数は四万八千件...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方は、全体のまとめ役、調整役ということでございまして、ガイドラインを出させていただきましたが、この文書の管理をどうする、保存期間をどうするというのは、原則的には一番仕事が分かり、そのそれぞれの行政文書の軽重、中身が分かっている各省庁がしっかり判...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一般的に申し上げますと、意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがなければ開示、それから意思決定のすべて終わればできるだけ開示と、こういうことになると思うんですけれども、そこを開示することがそれ以降の意思決定の中立性に影響を与えるようならそれは不開示で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の考え方は、今、委員が言われたとおりなんですよ。ところが、先月、国会に行政機関個人情報保護法案というのを出しました。これは本人開示を認めるんです、行政文書については。ただ、その場合にはもうペーパーも認めるしコンピューター処理するものも認めると、こうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっと一年ですから、各省庁はなかなかまだ不慣れなところもあると思うんですよ。それから、各省庁の仕事ぶりというのがありますよね、どっどっどっどっ早くやろうというところと丁寧に慎重にやろうという。そういうところもいろいろありますから、一年で私は正確なあれは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 二年前、二年前といいますと、一昨年の四月から地方分権一括推進法が施行になったんですね。その前に通っておりまして、これはやっぱり機関委任事務だとか、ありましたですね、あれを廃止するとか、中心が国の関与の縮小なんですよ。あるいは必置機関を縮小するとか、国が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務委員会、予算委員会でもお答えしておりますが、市町村の再編が進みますれば次は府県制度の改革だと私は思っておりまして、ただ、市町村の再編をじっと待ってその後だというのはちょっと先になりますので、もう府県制度がどうあるかの議論はそろそろ始めたらどうだろう...全文を見る
04月16日第154回国会 衆議院 総務委員会 第13号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、地方公共団体の行政の高度化及び専門化の進展に伴い、専門的な知識経験またはすぐれた識見を有する者の採用の円滑化を...全文を見る
04月16日第154回国会 参議院 総務委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました消防法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、平成十三年九月に発生しました新宿区歌舞伎町ビル火災等を踏まえ、違反是正の徹底を図るため、消防機関による立入検査及び措置命令に係る規定...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
議事録を見る
○片山国務大臣 今田中委員からお話がありましたが、この点はもういろいろ議論があるところですね。それで、恐らく公取そのものは準司法的な独立した三条機関ですよね。だから職務はもう完全に独立しているわけで、法律にも書いておりますしね。だから、どこについておろうが公取としての職務というの...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、職務は完全に独立して行っているんですよ。総務省におりますけれども、恐らく内閣府に行っても同じだと思います。何ら官房長官に影響されずに、総理にも影響されずにやっているので。もう総務大臣になんか全く影響されていませんから、それは制度的に。 ...全文を見る
○片山国務大臣 委員のような御意見はありまして、規制改革推進三カ年計画、この中にも「公正取引委員会の位置付けについて、規制当局からの独立性及び中立性等の観点からよりふさわしい体制に移行することを検討する。」こう書かれているんです。これをどう書くかということで、私どもにも相談があり...全文を見る
○片山国務大臣 それほど私も詳しくありませんが、そういう話は聞いたことはございます。
○片山国務大臣 言われるとおり、コンビニエンスストアのフランチャイズ契約の実態というのはいろいろなことが言われておりまして、恐らく委員は体験として、身近な方のそういうこととして御認識をされていると思いますけれども、先ほども言いましたが、それほど私は詳細に承知しているわけではありま...全文を見る
○片山国務大臣 今言われましたように、地方の首長さんがこういう事態で逮捕等されるということは、大変あってはならないことでありますし、極めて遺憾だ、こういうように思っております。  特に、地方の場合には、委員御承知のように大統領制ですからね、国は議院内閣制ですけれども。だから首長...全文を見る
○片山国務大臣 天の声ということを私も聞いておりまして、最近は天の声も少なくなったと思いますけれども、こういうことは本当はあってはならないことだ、こう思っております。  今私どもの方では、電子政府、電子自治体というのを二カ年計画で、特に申請、届け出をオンライン化しようと。そうい...全文を見る
○片山国務大臣 今の下請、あるいは中小企業ですね、大変厳しい状況の中にあるということは私もよく承知しておりまして、代金の遅延なんかについて具体的な相談を受けることも地元であるわけでありまして、その状況は十分認識しております。  今いろいろな関係で、公正取引委員会が、この関係、独...全文を見る
○片山国務大臣 そういう報道がなされておりますけれども、ちょっと確認できないんですね。ただ、平成四年にパーティーをやった事実はあります。ただ、今私どもの方のあれでは確認できないので、あるいはパーティーに来ていただいて、そのときあれされたのかなと思いますけれども、そういう状況でござ...全文を見る
○片山国務大臣 内閣が、内閣としていろいろな行政、施策、政策を行う場合の必要性に応じて、しかし機密性を持つものについて支出されるのが正しいやり方だと思いますから、大変抽象的、一般的でございますけれども、そういう使われ方をすべきものだ、こういうふうに考えております。
○片山国務大臣 既にお答えしましたが、職務については完全に独立して、中立的、公正に行われておりますが、どこに属してもそれは変わりはないと思いますね。公正取引委員会の存在というものの法的な位置づけというのはそういうことになっているんですね。  ただ、どこに属するかによって、例えば...全文を見る
○片山国務大臣 規制関係の役所と、それから公取とのガイドラインというのは、ほかにも例えば電気事業、ガス事業だとか、そういうのがありまして、これは例の規制改革推進三カ年計画の中で、電気事業、ガス事業、電気通信事業、運輸事業などについては事業所管官庁と公正取引委員会がガイドラインをつ...全文を見る
○片山国務大臣 今委員の言われました特殊法人も独立行政法人も、法制度としては総務省の所管なんですよ。ただ、特命大臣ということで石原大臣が任命されまして、そこで本部をつくりまして、本部で、石原さんも副本部長、私も副本部長、財務大臣も副本部長ですけれども、そこでやっている、こういう格...全文を見る
○片山国務大臣 この辺も議論が多々あるところだと思いますけれども、それは達増委員の方がお詳しいかもしれませんが、国の組織というのは、それぞれ職務権限がきちっと分かれて、法律に根拠があってやっているんですね。  だから、例えば今の行政評価局は、郵政関係についてじゃんじゃん勧告して...全文を見る
○片山国務大臣 一般論を申し上げますと、総務省としましては、NTTの経営の自主性を尊重してまいりましたし、また、海外投資はそれぞれの民間企業の経営判断の問題だ、こういうことでございますけれども、今度のような特別損失が出たということは、私は、経営者としてはそれなりの責任を感じてもら...全文を見る
○片山国務大臣 だから、先ほど申し上げましたように、きのう相談に来られましたときに、今後の三カ年の経営計画についても、体制の一新についても、私の方からはっきり申し上げておきました。  ただ、ここですぐ、株主総会、いろいろな関係がありますから全部申し上げるのはちょっとぐあいが悪う...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろな考え方がありますが、この際、一遍に基盤強化をしたい、再出発をしたい、そういう考えでこういう今の一時金の問題等があったと思いますし、今言いましたように、体制や人事の一新については現在NTTグループが鋭意検討中でございまして、いずれ近々にそれが明らかになる、...全文を見る
○片山国務大臣 私は、リストラ計画とは思いませんけれどもね。構造改革計画で、それは労使の合意に基づいてやっていると聞いております。
○片山国務大臣 一般集中規制は、旧財閥のように極めて巨大な企業グループの形成を防止するものであると承知いたしております。このような巨大な企業グループが形成されますと、競争がゆがめられ、その結果として企業の活力は失われ、グローバルな競争力に悪影響を与える危険性もあることから、現時点...全文を見る
○片山国務大臣 今回の改正によりまして大企業の国際競争力があるいはつくものという考え方もできると思いますけれども、大島委員言われますように、我が国はある意味では中小企業の国なんですね。中小企業が健全にしっかりと自立していかなければこの国の産業というのは危ないんじゃないか、私はこう...全文を見る
○片山国務大臣 大変難しい質問ですけれども、中小企業が泳げないなら、浮き輪を投げるんじゃない、泳げるようにすべきですよ。泳げることを教えるべきです。そういう場をまずつくるべきですね。それから浮き輪も、いろいろな大きさの浮き輪を考えなきゃいけません。  それで、公正取引委員会は、...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
04月18日第154回国会 衆議院 総務委員会 第14号
議事録を見る
○片山国務大臣 日本の公務員制度は、釈迦に説法でしょうが、メリットシステムで、入るときから成績によって入って、入ってからも業績や成績によって上がっていく。そして、必ずしも終身雇用じゃありませんけれども、基本的には長い勤務ということを想定しているんですね。アメリカを例に出すと、アメ...全文を見る
○片山国務大臣 今回、地方団体の一般職に任期付を入れますのは、一つは国がやっていて、国が七十六名の任期付採用が行われているんですね。それを見ますと、公認会計士の方が十四人、弁護士の方が十四人、それから民間企業、それから研究者みたいな方。それで割に効果が上がっているではないかという...全文を見る
○片山国務大臣 与党の中の手続がありますが、私は二十六日が、連休前ですからね、二十六日に全法案を出したい、こう思っております。
○片山国務大臣 私の仕事はこの四法案をまとめて出すということだ、こう思っております。ただ法制局の審査がかなり手間取ってはおりますが、全力を挙げます。
○片山国務大臣 国家公務員の勤務時間の管理については、それぞれ各府省が責任を持って行うという仕組みになっております。それから、超過勤務というのは超過勤務命令を出して初めて行われるもので、タイムレコーダーは出入りだけは機械的にわかりますけれども、ただ、それによって勤務時間管理がすべ...全文を見る
○片山国務大臣 若松副大臣はタイムレコーダーの効用というのをすべて否定したわけではないんですよ。ただ、公務員に入れても物すごい効用があるかどうかについてはやや疑問だ、こういうことなんですね。  というのは、今フレックスタイムというのがはやってきていますね。それから、特に国家公務...全文を見る
○片山国務大臣 私が申し上げたのは、個々の職員の勤務時間管理は、例えば課長さんが責任を持つとか局長さんがちゃんと見るとかということを申し上げたんで、国家公務員の、中央官庁の役所の人にできるだけ超過勤務をさせないようにするというのは、ある意味ではこれは政治家の仕事なんですよ。だから...全文を見る
○片山国務大臣 国会の委員会や本会議の持ち方、あるいは質問の通告のあり方、これについては、大いに国会の中で各党各会派で御議論いただいて、いい方向を出していただければ大変結構だと思っております。タイムレコーダーの導入だけじゃなくて、勤務時間管理、超過勤務、そのありようについては、し...全文を見る
○片山国務大臣 地方行政もだんだん複雑化、高度化、専門化してまいりまして、やはり専門的な知識、経験、能力が必要になってきた。こういう背景の中で、平成十二年の秋に、国家公務員の研究職を除く一般職全部のこういう任期付採用の制度ができましたので、地方団体もそれがどういう状況かと注目して...全文を見る
○片山国務大臣 この任期付の主たるねらいは、先ほど言いましたが、地方行政の専門化、高度化、複雑化に対応する有為なる人材、能力ある人に入ってもらいたい、こういうわけで、来たらもう即、戦力になりますよね、そのまま。ITでも訴訟関係でも会計の方でも即、戦力になる。  それとやはり、民...全文を見る
○片山国務大臣 バブルのときは、あのころは何でもやれという攻めの時代でしたよね。今はその反省から、そうではなくて、むしろ攻めより守りというのか、しっかり改革をやってむだをなくそう、こういう時代に私は変わってきたと思います。  いずれにせよ、その外部の人を登用して働かせるのは首長...全文を見る
○片山国務大臣 委員は、やるなということですね、何でもやるなと。我々は、市町村の能力を上げるために、強く大きく元気よくするために合併を言っているんです。合併も反対だと、地方団体はこんなことちゃんとやれないと。やらせてみにゃだめですよ。  それから、当面、任期付の職員の採用は、大...全文を見る
○片山国務大臣 何でも反対と私申し上げていませんよ。市町村合併には反対、任期付も反対、少し欠点があれば全体の制度のよさを見誤るおそれがあるのではなかろうかということを言っているので、何でも反対じゃありませんよ。時々は賛成していただいておりますので、大変ありがたい、私はこう思ってお...全文を見る
○片山国務大臣 それはまた、いつまでにということはいきません、これから検討するのですから。できるだけ早くであります。
○片山国務大臣 今、重野委員御注意のような点も私はあると思いますけれども、この制度をうまく活用すれば、即戦力で有能な人が得られまして、しかもほかの職員にも大変いい刺激になる。これは、あくまでも通常の方じゃないんですね、例外的な措置で。だから任期付なんですよ、五カ年という。だから、...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
04月18日第154回国会 参議院 総務委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 谷川委員の言われるとおり、消防法令をしっかり守らせるということにおいて私は不十分な点があったと思いますね。  ただ、ホテルニュージャパンの方はホテルということと、比較的大きなビルはまあまあ守っているということはあるんですよ。ホテルニュージャパンの火事...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員の言われるとおり、備えあれば憂いなしでございますので、備えを十分にやる。特に消防機関に思い切ってやってもらうと。疑わしきはもう罰するというぐらいの、そういうことでやってもらう、踏み込んでやってもらうということと、事業者にもやっぱりよく分かってもらわ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回、条文上、明らかに協力要請ということをさせてもらったんで、今までの事実上の協力要請よりは大分違うと思うんですね。それで、高橋委員が言われるように、できるでなくて義務付けろと、こういうことなんですが、これがまたなかなか難しいんですよね。相手の立場、仕...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員の言われるとおりなんですね。オーナーがはっきりしないで後ろに引っ込んでおって、それでテナントはぐるぐるぐるぐる変わるし、ここも部分ごとに分かれていると。これを少しでも今度改めようというので、共同防火管理協議会の代表者にはできるだけオーナーみたいな人...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりなんですね。今まで消防機関はなかなか命令を出さないんですよ。抜かない竹光みたいなものですよ。抜かないんだから、真剣か竹光か分からない。それがある意味では権力行政的ですから、慎重にやるという姿勢はいいんだけれども、こういうことが起こりますと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この消防力の基準というのは、形式的な計算で人間ははじくんですよ。これは余り、ちょっと形式的過ぎるところもありますし、望ましい基準ですから、それで五千人と。今、一万人おるんですよ。多ければ多いほどいいと言えばいいんです、それは。もう五千人じゃなくて一万人...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、厚生労働省の局長からるるお話がありましたけれども、消防の方も民生部局とよく連携を取ってやります。
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、去年の十月三十一日現在、これが起こった後調べましたら、約九二%の防火対象物が何らかの違反をやっていると。そこで、十一月末に一斉立入検査をやって指導をいたしました。そうしましたら、平成十四年一月三十一日現在、ということは十月末からいいま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 正にそうなんですね。関係機関との連携をどうやって取っていくか。制度的には協力要請、照会要請というようなことを法案に書かせていただきましたけれども、事実上、今、中央に関係省庁の協議会を作っていまして、これはどういう仕組みにするかの相談でございまして、ここ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この法律を早急に改正が成立しまして施行に入れば、私は相当効果があると思います。  先ほども申し上げましたが、十月末九三%の違反率が、一月末は七九%まで減った。一六、七%、一四、五%ね。これ、立入検査しただけですよ。だから、もう少しこれから計画的に立入...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
04月22日第154回国会 参議院 本会議 第19号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法については、平成九年の一部改正法の附則第五条において、政府は、法施行後五年経...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 緒方議員の御質問にお答えいたします。  みずほホールディングスの前田社長が、あれは衆議院の財務金融委員会ですかね、発言したことは私も承知しておりますが、あの発言が必ずしも適切であったと私も思いませんけれども、しかし、そうだからといって、持株会社の本質...全文を見る
04月23日第154回国会 衆議院 総務委員会 第15号
議事録を見る
○片山国務大臣 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、IT革命の進展に伴い深刻化した電波の逼迫状況におきまして、無線アクセスや移動通信サービスなどの発展のために必要な新たな電波ニーズに的確に対応できるよう、電...全文を見る
04月23日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法については、平成九年の一部改正法の...全文を見る
04月23日第154回国会 参議院 総務委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の地方議会議員共済会の年金財政の状況にかんがみ、共済給付金の給付水準の適正化等の措置を講ずるこ...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 総務委員会 第16号
議事録を見る
○片山国務大臣 伊藤委員言われましたように、我々も電波は国民共通の資源と認識いたしております。  そこで、いろいろな行政制度には免許だとか許可とか認可とかありますけれども、免許は、特別にある種のことをやることを認める、そういう権利を設定するということでございまして、我々は、そう...全文を見る
○片山国務大臣 電波の逼迫状況は、委員御指摘のとおり、地域間や時間帯によって異なるものでございまして、一般論で申し上げますと、首都圏は地方に比べて大変逼迫しておりますし、また、昼の方が夜よりも電波は逼迫している傾向にあると聞いております。
○片山国務大臣 平井議員からそういう御指摘があり、御所論があるということは私も読ませていただきました。  我々は、いろいろ検討しました結果、地上放送のデジタル化は国民に多くのメリットをもたらす、こういうことから、二〇〇三年には三大広域圏で、二〇〇六年からその他の地域でデジタル放...全文を見る
○片山国務大臣 これがいろいろ議論のあるところでございまして、見込み違いはだれの責任かという議論もありますけれども、できるだけすべての方に迷惑をかけないような方法で議論すべきではなかろうか、こういうことで、先ほども言いましたが、協議会におきまして今議論いたしております。  今の...全文を見る
○片山国務大臣 電波に対する考え方も、やはり私、だんだん変わってきていると思いますね。だから、今委員の言われるような考え方が私は確かに強くなってきていると。国会での御議論もそうでございますし、国会外の一般的な意見でもそういうことが割に目立っているな、私はこういうふうに思っておりま...全文を見る
○片山国務大臣 オークションにつきましては、前から御指摘をいただいておりますので、担当のところでは相当研究いたしております。  ヨーロッパ型のオークションの方式がいいのか、あるいは新しい、日本型というのをつくってもいいわけでございまして、そういうことを含めて少し前広に議論しても...全文を見る
○片山国務大臣 この三年ごとに実施してというのは原則でございまして、いろいろな観点から三年ごとにやりますけれども、タイムリーに実施すべきだ、こういう御意見もありますので、いろいろな状況を見まして、例えば突然出現する電波の新規需要や技術革新にも適切に対応する必要がありますので、三年...全文を見る
○片山国務大臣 電波監理審議会についての異議申し立ての件数が少ない、こういう御指摘がございましたが、ある意味ではちゃんとやっているということですね、役所の方が。ちゃんとやっているから異議申し立てしなくてもみんな納得している、こういうことじゃないかと考えております。  そこで、三...全文を見る
○片山国務大臣 これは、そういう御議論もあるんですが、電波監理審議会は、電波法や放送法に基づく周波数の割り当てや技術基準の制定や無線局免許などの総務大臣の処分に対する不服申し立ての審理を行っている。ところが、情報通信審議会は、そういうことよりも電気通信事業法に基づく電気通信事業の...全文を見る
○片山国務大臣 この法案によりまして、我々は、電波の利用状況の透明性が大幅に向上する、その上で今のお話のようないろいろな対応が図られていく、そういうふうに今後とも努力いたしたいと考えております。  それから、十年で見直すというのは、十年待たなければ見直さないということじゃないの...全文を見る
○片山国務大臣 電波利用料のあり方、その水準についてはいろいろな議論がある、私はこういうふうに思っておりますが、今後とも、国民の皆さんが納得のできるような電波利用料というものを考えてまいりたい、こういうふうに思っております。  本年一月から、電波有効利用政策研究会、こういうもの...全文を見る
○片山国務大臣 アナ・アナがおくれておりますから地上波デジタルもおくれるのじゃないか、こういうあれでございますが、地上波デジタルの方は、この委員会でも御答弁させていただきましたが、エリアを少し直すとか、あるいは電波の出し方を、周波数の出し方を、混信が生じないような工夫を加えるとか...全文を見る
○片山国務大臣 昨年の電波法の改正のときにもいろいろ御指摘をいただいたんですが、二〇〇三年から地上波のデジタル放送を始めるために、その前にアナ・アナをやろう、こういうことですね。そのアナ・アナが確かにおくれていることは事実ですけれども、そのためにできるだけ、例えばセットトップボッ...全文を見る
○片山国務大臣 今、我々の生活で電波というのはもう不可欠なものになっていますよね、いろいろな意味で。インターネットやテレビを取り上げましてもそういうことになっておりまして、それに対する国民の認識も相当変わってきたと思います、電波、電波利用に対する国民の認識。  そうなると、やは...全文を見る
○片山国務大臣 電波利用の再編成、電波の再配分をやる場合には、お話のように、既に免許を持っている人に補償する必要があるのかどうか、仮に補償が必要となった場合には、だれがそれを持つのか、こういう議論がありますね。そこで、私どもの方では研究会をつくりまして、今御議論を賜っておりまして...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員の言われるのも一つの考えですね。全部一連のものがちゃんと結論が出てから法律を直せ、こういうことですけれども、今、研究会の結論を十一月にもらいまして、そこでどういう対応をするかなんかやっていますと、早くて来年の通常国会ですよ。遅ければ来年の臨時国会、臨時国会...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 本会議 第28号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案等四法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案について御説明申し上げます。  この法律案は、行政機関において個人情報の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 桝屋議員の質問にお答えいたします。  個人情報の漏えいに関する規律の官民比較をすれば、官が甘いのではないか、こういうことでございます。  今、総理が御答弁しましたように、行政機関につきましては、国家公務員法がありまして、守秘義務があるわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 吉井議員の御質問にお答えいたします。  利用目的の変更の際の相当の関連性の判断はどうか、こういうことでございます。  これは客観的な判断でなければなりません。一次的には行政機関の判断、こういうことになりますけれども、それは客観性がなければならない。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 北川議員の御質問にお答えいたします。  四点ございます。  まず、条例よりも政府案の方が後退した表現ではないか、こういうお尋ねでございます。  行政機関個人情報保護法案におきましても、開示請求権については第十二条に、訂正請求権については第二十七条...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 総務委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の改正案は、今のこの年金財政が非常に不安定になっております、悪くなっておりますので、これを安定させる、長期にもつようなものにしようと、こういうことでございまして、全会員の方に対しまして給付の引下げ、負担の増加という、言わば痛みを伴うものでございます...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 共済年金が上がるから合併しようという人は少ないと思いますけれども、研究して思っている人はいるかもしれぬけれども、しかしそれを大きな声で言う人はいないと思いますが、いずれにせよ、我々合併をやっている、合併をやって町村が幾つか集まって市になる、議員の報酬は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 合併特例法の中にも一条起こしておりますけれども、もうこの合併と年金の関係については我々も研究していろんな対応を考えていきたいと思いますし、全体として我々は合併を進めたいと。年金が上がるんで合併したいというような、本当は有り難いようなところも一つあります...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方は、何度も言いますけれども、大統領制で、執行機関である首長さんと意思決定機関である議会は車の両輪ですよね。車の両輪というのは、同じ大きさとスピードで行ってもらわないと車は前に進まないわけでありますから、首長さんだけが肥大化するというのは困るので、議...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十二年十二月の行政改革大綱は、あれは目標じゃないんですよ。与党三党が言う千という数字を踏まえて自主的な合併を推進しと、こうなっていますから。踏まえているだけですし、しかも自主的な合併ですから、それをもって正確な数字としてこの年金の制度設計に取り込む...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから十六条の三項に書いているわけです。健全な運営を図るために必要な措置を講じますよと。それはもう合併を進められている議員の方は十分御認識だと、こう思いますよね。御認識していない方もおるかもしれませんが、今後はそのことを含めて我々は議論をしていきたいと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 議員数が少なければいいとは思いませんが、多ければいいということもないんですね。だから、今の地方自治法は法定定数を決めているんで。ただ、この法定定数は減少あるべしという条件付法定定数でございまして、地方自治体が独自の判断で減らしたいというなら減らしてもら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、合併を我々一生懸命推進しようということでやっておりますが、一応の目安は持っておりますけれども、それじゃ平成十七年の三月までにどのくらい進むか、数字的なあれはないわけですね。  そこで、今回の制度改正に当たりましては、過去十年の議員数の減少の数値を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までの自治法では規模による法定定数というのを決めておりますけれども、これは条例によって減員することもあるべしという条件付の法定定数で、それでなきゃいかぬということはないんですね。そういう意味では上限に近い法定数なんですね。  そこで、現在の、特に市...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この地方議会の年金は、これは何度も言いますが互助年金です。公費が入っているから公的なが付きますけれども互助年金。国会議員の年金はこれは慰労金的な性格で、これはいわゆる公的年金とは違います。だからそこを一緒にはなかなか私はできないと、こういうふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、地方公共団体の行政の高度化及び専門化の進展に伴い、専門的な知識経験又は優れた識見を有する者の採用の...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案等四法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  行政機関の保有する個人情報に関しましては、総務大臣政務官主宰の行政機関等個人情報保護法制研究会において、専門的かつ広範な調...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 本会議 第29号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 伊藤議員の御質問にお答えいたします。  私には、三点ございました。  第一点は、内閣総理大臣による指示や代執行についてのお尋ねでございます。  この具体的な内容は、総理の答弁にもありましたが、今後、個別法制の整備に当たって、内閣官房を初め関係省庁...全文を見る
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○片山国務大臣 事態対処法制というんでしょうか、国民保護法制、私は大変重要な法制だと思いますので、二年という目標年限は定められておりますけれども、できるだけ早く対応したらいいと思いますね。ただ、大変幅広いのと、いろいろな法制との整理が要りますから、時間がかかると思いますが、内閣官...全文を見る
○片山国務大臣 地方公共団体の責務につきましては、今後の個別法制の整備の中で具体的に決めていくことになると思いますけれども、地方団体は一般的には、住民の生命、身体、財産を守るという使命がありますから、想定されるものとしては、例えば避難のための警報の発令、伝達や、被災者の救助や、あ...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘の点を含めまして、内閣官房を中心に関係省庁集まりまして、その点は整理しながら個別法制を整備してまいりたい、こういうふうに思っております。
05月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
議事録を見る
○片山国務大臣 その前に、今、信書の話が松崎委員と総理の間でありましたが、今まで信書の定義はなかったんですよ、法律上。今回は書きます。ただ、書いても法律で書くのは限界がありますから、どうしても全部を網羅できない、方向はわかりますけれども。だから、具体的なものはガイドラインではっき...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま御決議のありました公益法人の事業の透明性の確保と情報の開示につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも適切な指導監督の推進に一層努力してまいる所存であります。  また、公益法人制度の抜本的改革につきましても、本年三月の閣議決定を踏まえ、その推進に努めて...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○片山国務大臣 突然のお尋ねで私も困っておりますが、原子力発電所所在の地方団体は、まず住民の生命、身体、財産の保護を考えていく。消防的な仕事が中心、あるいは救助的な仕事が中心になると思いますけれども、しかしその間は原子力のいろいろな施設の監督官庁との十分な連絡調整を図っていく、こ...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろな法制上の議論がありますけれども、一応今言いましたように、事が起こった場合の住民の救助、それを中心に一応の対応の態勢はとっておりますし、そういう意味での設備等も一応の整備はいたしております。
○片山国務大臣 今回の法律が、もしないとすれば、成立しないとすれば、地方自治法等の一般法の適用ですね。そうしますと、例えば法定受託事務、今地方の事務は自治事務と法定受託事務に二分されているんですよ。法定受託事務についてちゃんと地方団体がやらないという場合には、指示ができるんです。...全文を見る
○片山国務大臣 委員の言われるとおり、サイバーテロというと、これはかなり大がかりな組織的なものになりますけれども、そうじゃなくて、ホームページを改ざんするとか、いろいろな妨害をするとかという例は、去年だけ見ましても、かなりありますね。  例えば、企業の百以上のホームページが改ざ...全文を見る
05月09日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、委員からいろいろお話がございましたが、この法律をつくる過程におきまして、私どもの方は、できるだけ地方団体に情報を提供いたしました。また、法案が閣議決定したときには、その内容を通知いたしましたし、法案の説明会もいたしました。  今後とも十分な連絡、通知はいたし...全文を見る
○片山国務大臣 官房長官の所管でございますので、お答えがあるかもしれませんが、いろいろなルートで、私どもも恐らく中に入って一緒にやるようになると思いますから、地方団体の意見を公式、非公式に我々は集約して、それを法案に生かすような形で、内閣官房を中心に協議してまいります。その点、御...全文を見る
○片山国務大臣 地方自治法が国と地方の関係あるいは国の地方に対する関与を決めているのは、基本的なこと、一般的なことでございまして、今回の法案が想定するような場合、国の独立や平和が乱される、国や国民の安全が脅かされる、こういうときは地方団体も国と一緒になってそれぞれの役割分担に応じ...全文を見る
○片山国務大臣 今の自治法で、自治事務については指示や代執行的なことはできるだけ遠慮しろと。これはそうですね、今、地方団体にある事務を法定受託事務と自治事務に分けたんですから。法定受託事務の方は指示も代執行もあるんです、御承知のように。自治事務も、個別法で書こうと思えば書けるんで...全文を見る
○片山国務大臣 国民の生命、身体、財産の保護のために必要だというのが一つありますね。それから、今委員が言われたように、または武力の攻撃の排除に支障がある場合、この場合が結局はワンテンポあって、また国民の生命、身体、財産の保護に支障があるんですよ。したがって、そこで自衛隊の行動を円...全文を見る
○片山国務大臣 法律で二年以内に、こう書いてありますから、国民の皆さんからいいますと、この国民保護法制、個別法制がなるべく明らかになった方がそれは非常に理解しやすいということもありますので、できるだけと、こういうことでございますが、非常に多岐にわたりますし、国民の皆さんのやはり理...全文を見る
○片山国務大臣 国が「主要な役割」、地方が「適切な役割」と。この「適切な役割」の中には、国と一緒にやる、国に従ってやるというものもありますし、今官房長官言いましたように、自主的にやるものも含まれていると思います。  そこで、今からということなんですが、個別法制で地方団体の役割が...全文を見る
○片山国務大臣 現時点では地方団体の首長さんに理解度にばらつきがあるのは、私は事実だと思います。それは、熱心に勉強されている方もあるし、そんなに勉強されない方も恐らくあったに違いないので。しかし、これはよくわかってもらわないかぬと思いますね。  基本的には、我が国が攻撃を受けて...全文を見る
○片山国務大臣 何度も申し上げておりますように、まだ地方団体の具体的、正確な役割が法定されていないんですね。  今我々はやや想定で物を言っておりますけれども、そういうことになりますれば、やはり今委員が言われたような、予算措置や要員や体制をどうするか、こういう議論になってくると思...全文を見る
○片山国務大臣 いずれにしましても、また同じ答弁になるかもしれませんが、地方団体の役割を、都道府県はどう、市町村はどう、さらには、地域的にあるいは差があるのかもしれませんね、いろいろな状況が。そういうことのあるきちっとした想定ができれば、それに対する対応は、少々時間がかかりまして...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように知事や市町村長がいなくなったときは、副知事や助役が代行するんです。知事や市町村長がいないとき、あるいは事故があるときは、地方自治法の規定で副知事、助役がやる、こういうことであります。
○片山国務大臣 副知事や助役が複数のときは順番がついています。今三人が一番多いですけれども。  そこでまた副知事や助役もみんないなくなる、そういう御質問になると思いますので、そのときは、あらかじめ指定した職員が、国の場合と同じように、その順番でつく。それもないときは、これは規則...全文を見る
○片山国務大臣 地方議会の権限は法律上決まっているんですね。それ以上の権限はございませんので、この件について、地方議会がそれに反対するとかなんとかということはありません。  ただ、地方議会としての意思の表示はできますよ、決議はできます。しかし、決議はできても、それは法的な効果は...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども御答弁しましたように、地方議会が、やらないということの、それを権限として決める法律上の根拠はありませんから、法的な効果はないんです。ただ、議会として反対だという意思表示をしたときは、法律上の議論でなくて、政治上のいろいろな議論は出てくるかもしれませんね、政...全文を見る
○片山国務大臣 港湾施設を使うか使わないかは港湾管理者の権限ですね。港湾管理者の権限、神戸市の権限ですよ。だから、その場合に、神戸市議会は、法的な根拠はありませんけれども、寄港させるな、こういう決議をしましたね。そこで、実際は神戸市は、アメリカの領事館ですか大使館ですか忘れました...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘の点は、内閣官房の方から、我々、相談といいますか、それは受けておりませんけれども、いろいろなケースを想定して、今後、地方議会というものの役割、位置づけをどうするかは個別法制の中で検討いたしたい、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 政治資金規正法の二十二条の五に、何人も、外国人あるいは外国法人あるいは外国人が中心で組織する団体やグループから、政治活動に関する寄附を受けてはならない、こういう規定がございます。(末松委員「もう一回言ってください、済みません」と呼ぶ)  政治資金規正法二十二条の...全文を見る
○片山国務大臣 私が申し上げたのは、政治資金規正法ですね、政治家というんでしょうか、その関係でございまして、少なくとも国家公務員法や地方公務員法に、寄附を受けてはならないというような規定はなかったような気がいたします。確認いたしておりませんが。
○片山国務大臣 それは、先ほども言いましたように、規定は、何人も受けてはならない、こうなっているわけでありまして、お話の件は、やはり具体的な事実をきっちり確認した上での話でございまして、私どもの方にはそういうことは全く何も報告も来ておりませんし、それ以上のことは申し上げられないと...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○片山国務大臣 今政府は、e—Japan戦略というのをつくりまして、それに基づくアクションプランというのをつくっていろいろなことをやっているんですね。その中の大きなテーマは、電子政府、電子自治体ですよ。国も地方も、申請、届け出をインターネットのオンライン化しよう、それで十五年度中...全文を見る
○片山国務大臣 個人情報保護法は一年前に出ていますよね。そういう意味では、今じゃないんですね。今出したのは、行政機関や独立行政法人が保有する個人情報の保護に関する法案、私どもの四法案を今回出させていただいたわけですけれども、そういう意味では、個人情報保護法制については一年前から御...全文を見る
○片山国務大臣 何を条例の中身に決めるかということですね。法令で担保できないものは条例で決めなきゃいけませんが、それ以外の規則でも、あるいはほかの形もあります。  ただ、この八月五日から住基システムに対する行政機関の本人確認が始まるんですが、これはもっとわかってもらわにゃいかぬ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどちょっと、委員の日弁連の数字で五%というあれですが、平成十三年四月現在で、地方団体においては約六〇%が個人情報保護条例を制定しているそうだ、規則やその他を含めますと八〇%、こういうことでございますから、日弁連の数字はちょっと古いんじゃないでしょうかね。
○片山国務大臣 総理なり官房長官から私の方には何の話もありません。私の方の行政機関や独立行政法人が持つ個人情報保護法制につきましては、私どもは最善の案だ、こう思っておりますから、ぜひこのまま御審議の上、御採択賜るように心からお願いしております。
○片山国務大臣 今、委員、地方の準備が進んでいないということを言われましたけれども、後藤委員にもお答えしましたように、もう十分進んでいるんです。もうスタンバイしているんです。しかも、条例につきましても、条例は必ずしも必要じゃないんですよ。六割の地方団体が条例をつくり、さらにプラス...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方で出している法律は、これは目的外に利用するということは禁じているんです。  だから、今、桶川事件ですか、具体的な内容を必ずしも詳しく承知しておりませんから、そのケースがどうこうということは言えませんけれども、一般論としては、今私が言いましたように、目的...全文を見る
○片山国務大臣 相当な理由というのは、これは一次的には当該行政機関が判断せざるを得ないんですが、それについてはいろいろ争うことができますから、そのためのいろいろな手だてをとっておりますし、今の刑事訴訟法との関係では、法律に書いてなければそれに使えない、こういうことであります。法律...全文を見る
○片山国務大臣 今の答弁は、刑事訴訟法の話とは別に前半は申し上げたので、相当な理由等の判断は、今言いましたように一次的には行政機関がせざるを得ませんけれども、しかし、それについて不服があれば申し立てができますし、あるいは訴訟も起こせる。国民といいますか、その方がそういうことができ...全文を見る
○片山国務大臣 相当の理由というのは、法律上の根拠がなくても相当の理由があると判断すればできる、こういうことであります。法律の根拠がある必要はない。
○片山国務大臣 相当な理由は、何度も同じことを言いますが、一次的には行政機関が行うこととなりますが、事案ごとに、個人情報の性質、利用目的に即した具体的かつ明確な理由であるとともに、客観的であることを求めており、恣意的にできるということは許していない。しかし、それは、何度も言います...全文を見る
○片山国務大臣 一般的なことを申し上げたのです。行政が得る情報というのはいろいろありますよ。いろいろなものがある。それを、これはこうだ、これはこうだというのは、その都度判断するよりしようがないので、私が言ったのは、今、一般的な考え方、原則を申し上げたので、行政機関は恣意的な判断を...全文を見る
05月17日第154回国会 参議院 本会議 第24号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 浅尾議員から大変公社関係四法案の御心配をいただきまして、ありがとうございます。  御承知のように、せんだって四法案、国会に提出させていただきました。このうち、公社化法は、これは中央省庁再編基本法に基づいて十五年度中に今の事業を国営公社にすると、これは...全文を見る
05月20日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○片山国務大臣 今委員お話しのように、ジュネーブ諸条約ですかの第一号追加議定書か何かでそういう仕組みがあるということは私も承知いたしておりますけれども、これは日本はまだ締結していないと聞いておりますし、この条約や議定書は私の所管じゃありませんから。しかも、この決定は地方団体ではで...全文を見る
○片山国務大臣 今言いましたように、仮に条約や議定書が締結される、こういうことになりましても、無防備地域といいますか、今委員は無防備都市宣言と言われておりますけれども、この地域を条約や議定書に基づく無防備地域にするかどうか、その決定権は中央政府だ、中央政府ないしは中央政府から委任...全文を見る
○片山国務大臣 私は、法律的な点と事実上のことは違う、こう申し上げているので、当該地方団体が、委員が言われたような意思を、そういう地域になりたいという意思を表明することはあると思いますよ。ただ、その場合、その地方団体は、分校の校長さんなのか市町村長さんなのか、議会がどう関与するの...全文を見る
○片山国務大臣 今、中野委員からいろいろの御指摘、御教示を受けまして、私も同感するところが多々ありますけれども、基本的には国民保護法制が中心であることは、皆さんの認識が一致していると思いますね。  ただ、これは、大変広範多岐にわたっていろいろな整理が要ると思いますね。それから、...全文を見る
○片山国務大臣 こういう緊急事態はやはり、指揮命令系統、意思決定とその伝達は一元的でスピードが速い方がいいと思いますね。そういう意味では、私は、この代執行、指示、代執行の意味は十分あると思いますけれども、できるだけそこに至るまでの総合調整で効果を発揮していくことが、地方分権の時代...全文を見る
05月20日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、簡易保険も民間の生命保険と一緒ですよね。加入者相互の助け合いというのか、相互扶助でリスクに備える制度でございますので、だれでも入れるというわけにいかない。やっぱり一定の健康状態にある人と。もちろんアローアンスはありますけれどもね。  ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方の簡易保険は、これは私どもは生活インフラだと思っているんですよ。全国あまねく公平に、簡便な手続で最低の生活保障をやると、こういうことですから、公平にやりたいと。  だから、簡易保険の諾否は、契約の諾否は申込時点の健康状態の判断によってやるの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この独立行政法人の評価制度の方は私どもの方が担当しておりますが、法律上は、中立だとか、何か専門だとか公平だとか、そういうことを書いているんですが、どういう人を評価委員にするか、それぞれの役所が決めているんですよ。  それで、これは、評価は、これでほぼ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは三月なんですが、今年の、政策評価における運営についてという通知を出しておりまして、その中でやり方や基準を一杯書いたものがございますので、これに従ってやってもらうと、こういうことでございますね。  そこで、評価、今、委員が言われるように難しいです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 続委員はこの制度確立に大変な御尽力をされた方でございますので、謹んで敬意を表しながら答弁させていただきたいと思いますが、この政策評価制度に関しましては、昨年の一月に政策評価に関する標準的ガイドライン、こういうものを作りまして、各府省で具体的な取組を私ど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御指摘の客観性担保評価の進め方につきましては、法律と基本方針に基づきまして、各府省が実施した政策評価についてその備えるべき要件をちゃんと備えているかどうかの審査を行う。それから、各府省が実施した政策評価のうち、再評価をした方がいいもの又は新たに政策評価...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この独立行政法人制度は、外国にも似たような制度がありますが、国が自らやる、あるいは国が事前に統制をする、関与する、こういうことをやめて、独立した法人にして自由にやってもらって、効率的にやる、やることの質の向上も図るというねらいなんですね。  しかし、...全文を見る
05月20日第154回国会 参議院 本会議 第25号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 神本議員から御質問がございました。四点ございます。順次お答え申し上げます。  第一番は、教育は未来への先行投資ではないか。仰せのとおりでございます。  教育基本法の前文にもありますように、民主的で文化的な国家を建設し、世界の平和と人類の福祉に貢献し...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 総務委員会 第17号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  法人税における連結納税制度の創設に伴い、連結納税の承認を受けた法人に課する法人住民税及び法人事業税について、単体法人を納税単位とするための規定の整備等を行う...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 本会議 第36号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本郵政公社法案、日本郵政公社法施行法案、民間事業者による信書の送達に関する法律案及び民間事業者による信書の送達に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、日本郵政公社法案について申し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 八代議員から、二点の御質問がございました。  現在、民間参入の希望がないではないかと。  我々は、民間事業者の参入によりまして利用者の利便の向上を図りたい、こう考えておりますが、民間事業者の皆さんも今検討中だと思います。まだ全体がわかっておるわけじ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 荒井議員から、五点の質問がございました。  まず、公社の市町村納付金の話でございますけれども、イコールフッティングではないではないかということであります。  この日本郵政公社というのは、大変公共性が高い公社でございまして、生活インフラということを申...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 桝屋議員から、二点の御質問がございました。  まず、メール便の御質問でございます。  メール便とは、民間事業者が、郵便法に該当しない貨物の運送を貨物運送法制に基づいて行っているものでございます。今回の法案は、これに加えて、民間事業者の方にも、全面参...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋議員にお答え申し上げます。  渡切費廃止後における経費についてのお尋ねでございました。  渡切費にかわる経費の必要性、これはやはりあるのです。小規模局において常時必要とする事務費というのが渡切費の対象でございまして、これはやはり、一般の会計法令...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 矢島議員の御質問にお答え申し上げます。  第三種、第四種郵便物制度の財源対策、こういうことでございます。  今回の、郵便事業への民間参入の法案は、競争原理を導入しながら信書送達のあまねく公平な提供、ユニバーサルサービスを確保できるようにしよう、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 横光議員から何点かの質問がございましたので、順次お答え申し上げます。  まず最初に、信書便法案を出す意義は何か、こういうことでございます。  今回の法案は、全面参入、全国参入できる一般信書便事業だけじゃなくて、高付加価値サービスを提供できる特定信書...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 西川議員に順次お答え申し上げます。  最初の質問は、総理に対する質問と同じでございますが、今答弁がありましたように、中央省庁等改革基本法において、「総務省に置かれる郵政事業庁の所掌に係る事務を一体的に遂行する」もの、新公社はそれが仕事だ、こう規定され...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総合規制改革会議というのがありまして、そこで万般の規制改革、規制緩和のことの検討をいたしておりますが、医療、介護、労働というような、言わば経済的規制ではなく社会的規制ですよね。言わば国民のセーフティーネットでございまして、そういうことで、むしろそっちの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはあちこちで議論になることなんですね。何で総務省の中に公正取引委員会がくっ付いたのか。  これは管轄というより、所轄なんですね。船が港に、どこに寄るかという港みたいなものでございまして、仕事自身はもう完全に独立なんですよ。準司法的な機能まで持って...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公取の窓口、所轄としては庶務をやっているんですけれども、今度は一方では定数管理や組織管理は、私は査定官庁でございますので、これ一人何役かなもので、公取の方からも御要望いただいて、定数の査定をやっているわけですね。言われるように、今六百十二人ですかね、多...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 官製談合という言葉が適当かどうかは知りませんが、あってはならない事件がいろいろ起こっておる。しかも、地方に多いわけですね、地方自治体絡みで。私は地方自治の方も担当しているものですから、地方分権を一生懸命やろう、地方に税源を移譲してもらおうと、こういうと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々はNTTに関係がないことはありませんが、労使がどうやるかというようなことまで私は承知いたしておりません。それは直接、厚生労働省かどこか分かりませんけれども、労使の関係についてはそこでお聞きいただかないと、私どもは責任を持ってNTTの態度がいいとか悪...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NTTについては、法律に基づいて一定の監督権はあります。しかし、今あなたが、委員が質問されるようなことについて労使の間でどういう事実行為があったかということは私は承知しておりませんから、それについてとやかく言う立場にはないということを併せて申し上げたわ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、労使は基本的には自決なんですよ。法律の中で、一定の法律に基づく土俵の中で労使ががっぷり組み合って、お互いに意見を交換して交渉して物を決めていくんですよ。それは知っていますよ。私は責任ある立場にないから、労使について、そういうことをこういう責任...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、労使は今言ったように自決なんですよ、労働法規を見ていただければ分かりますように。それについては政府が直接的に責任を持つようなことにはなっていない。我々は、今言いましたように、法律に基づいて、その範囲では監督権やそれなりの役割は果たしていると、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も同じことを言っておりますけれども、例えば、予算や決算や経営計画の三か年計画や、あるいは若干の人事についてもそれはかかわり合いがありますよ。我々は、NTTグループの経営基盤がどうなるのか、どういう役割を果たすのか、こういう難しい経営環境の変化の激し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、事実、事実を私は確認したいわけでもないし、確認する立場にもないわけですからね、それをどうこうということは私の立場では言えないと、国会の場で。NTTグループもこれは民営化して民間ですからね、生き残らにゃいけませんよ、この経営環境の激しい中で。そのた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員、あなたは、情けないとか間違っているとか不見識だとか、それはちょっと言葉を慎んでもらわなきゃいけませんよ。どういう立場であなたは何を言っているのか知りませんけれども。  経営戦略には関心がありますよ。経営戦略に基づいて労働者の処遇に関することは労...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ヨーロッパのどこの国かどこの国の議会か知りませんけれども、そんなことを断定的に言うもんじゃないんですよ。我が国は法治国家なんですよ。法律に基づいていろんなことが行われているんですよ。  今お話しのように、労使が自決して交渉がうまくいかなければ、労働委...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱりJALもJASもいろんな事情があったんだなと、こういうふうに思います。  そこで公取の方が、これにはいろいろ相談に乗られたりなんかして、結果として公取の言うこともJALもJASも聞いていただいて、結果としてはああいうことになったのはそれはそれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この郵政事業につきましては、御承知のように大議論がありまして、かなり前の国会で中央省庁再編基本法で、取りあえず総務省ができた場合には外局の郵政事業庁にして、二年後にというのが来年ですけれども、二年後に国営公社に移行すると。そこでこういうふうにしますと中...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、公正取引委員会というのはアメリカで生まれたわけでもないんですけれども、独立行政機関ですよね。そこで、これはどこかにつなぐというのか、所轄というか、籍を持たないかんと、こういうことで、恐らくそういう意味では内閣府というのも一つの案だし、総務省とい...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 総務委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の公務員制度の基本はメリットシステムですね、成績主義の大原則がある。これで全体が貫かれているわけでありますが、今回、世の中も相当変わってきておりまして、高度な行政サービスということになるとそれにふさわしい職員が要るということで、特例的にこういう特別の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、公務員の任用というものは任期が付くものじゃありませんわね。普通はもうずっとやってもらうと。こういうことで、試験で採用して、中でいろんなことを勉強していただいて能力を付けていただいてずっと頑張ってもらうと、全体の奉仕者として、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは国がやりまして、七十七件、今実例が出て、それなりの成果を収めつつあるということと、都道府県や政令市がやってみたいということもあって今回制度化するんですが、やっぱりこれからの制度というのはある程度ソフトな要素がなきゃだめですね。おかしけりゃ直すとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国の場合には議院内閣制で、総理は閣議を主宰して任命権があって大変上でございますけれども、各省が並立して各省の大臣が人事権、任命権を持っていますよね。  そこで、人事管理をどうするかという議論になるわけですが、地方の場合は大統領制ですから、人事権、任命...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まあいろんな見方がありますけれども、私は、日本の公務員はアメリカなんかと比べると割に政治色が少ないと思っているんですよ。これは、制度がメリットシステムなんですよね。アメリカはスポイルズシステムで大統領が替わるとぐわっと三千人ぐらい替わるんですからね、連...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 任期付で採用中は地方公務員ですから守秘義務がありますし、在任中知り得たことは退職後も守秘義務があるんです。したがって、その点は、これから運用するわけですが、しっかり守られるんではなかろうかと、こういうふうに思っておりますが、どういう人をこの任期付でそれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは大変専門的な知識や経験や能力ある人を、一時期、任期を限ってある特定の目的のために使うというのが本来のイメージですから、いわゆる中央と地方の人事交流とはまた別だと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 嘱託では身分が不安定ですし、服務規程や何かの適用がありませんし、そういうことですから、嘱託ということは。  それから、相当な能力ある人を来ていただくんですから、やっぱり嘱託や非常勤や臨時的なあれではちゃんとした任用をする、任期を限ってと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員の言われたとおりですね。  この制度がかえって職場の和を乱したり効率を害したりするようなことは是非避けにゃいけませんし、地方団体もこれからスペシャリストを育てていかないといかぬと思いますね。やっぱり外から任期を付けてわざわざ来てもらわなく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員法百三条二項ですか、の関係ですが、地方公務員の場合には早期勧奨退職じゃありませんね。大体、今六十歳定年制ですけれども、五十九ぐらいまでいっていますよ、ほとんど。だから一年早いか遅いかで、国家公務員の場合にはかなり早い時期から肩をたたいて辞めさ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
05月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
議事録を見る
○片山国務大臣 国家公務員、地方公務員も同じですけれども、これは大変仕事が公共性がある、地位が特殊だということで、労働基本権を制約していますね。そこで、労働基本権制約の代償として、第三者機関の人事院を置いて、本来は労使で勤務条件は自決するわけですよ、両方相談して。ところが、それは...全文を見る
○片山国務大臣 そこで、退職金が勤務条件ではなくて人事院の所管じゃないということを申し上げましたが、しかし、退職金も基本的には民間準拠、民間に倣う、こういう基本的な考え方なんですね。  そこで、退職金の制度を変えるときは、民間を調べまして、民間がどうだということで今の退職金の水...全文を見る
○片山国務大臣 これはなかなか難しい。今言いましたように、人事院が勧告をしたものを、そのまま完全実施を受け入れて給与を払っておりまして、返納だとか寄附だとかということは、国家公務員の場合には選挙をやりませんからそれは可能ですけれども、制度としてということはなかなか、これは検討の余...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
議事録を見る
○片山国務大臣 せんだっても申し上げましたが、システム構築の進捗状況をその後も私確認しましたが、再度確認します。まだ約二カ月ぐらいありますから確認いたしますが、現在の状況では、指定情報処理機関というのを地方自治情報センターにしておるんですよ。ここにおいては、全国ネットワークやサー...全文を見る
○片山国務大臣 目的は、今委員言われましたように、なるほど、「行政の適正かつ円滑な運営を図りつつ、」とありますけれども、その下に「個人の権利利益を保護することを目的とする。」。後ろに書いてある方がメーンなんですよ。図りつつ、これをやると。  行政部門の中に個人情報がだんだんはん...全文を見る
○片山国務大臣 この個人の権利利益とは、個人情報の取り扱いの態様いかんによって侵害されるおそれのある個人の人格的、財産的な権利利益であり、プライバシーということがよく世上言われますけれども、そういうものもこの人格的、財産的な権利利益の中には含まれておる、こういうふうに考えておりま...全文を見る
○片山国務大臣 これはこの権利利益の範囲をどう考えるかということですけれども、私は、含まれている、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 先ほども竹中大臣からお答えがありましたように、情報公開法の制定を提言した行政改革委員会の意見がありますね。その中に、本人開示の問題については早急に専門的な検討を進め、その解決を図る必要がある、関係省庁においては個人の権利利益の保護の観点からそういうことをやれ、こう...全文を見る
○片山国務大臣 数の問題なんですが、新たな制度ということもありまして、どのくらいの審査会の諮問件数になるかということは今は予測困難であります。ただ、都道府県や政令市における状況等を勘案して、情報公開関係の四分の一ぐらいでどうかな。なるべく少数精鋭で、こういうことですが、実際は、十...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、十五人の中でやった方が効率的ではないかと考えておりますけれども、状況によっては、今後の検討課題に私はなると思います。
○片山国務大臣 三条委員会は大変独立性が強くなるのですね。それから、手続が今言いましたように厳重になる。そういう意味では機動性に欠けるというような議論が三条委員会についてある。三条と八条については昔から議論があるのです。  そこで、今委員が言われましたこの処理状況なんですが、昨...全文を見る
○片山国務大臣 今回の行政機関法制は、個人の秘密に限らず、広く個人情報一般を対象としております。したがいまして、個人情報の漏えいによる実質的な支障の有無を問わずに一律に適用される罰則規定を設けることは適当でない、こういうふうに考えております。また、個人情報の漏えいのみを特に重く処...全文を見る
○片山国務大臣 委員の御意見、御心配は、それなりに私も理解できないことはないものですから、まあこれも同じ答弁でおしかりを受けるかもしれませんが、状況を見ながら、幅広く検討させていただく対象にいたしたいと思っております。
○片山国務大臣 地方公共団体における個人情報保護条例は、それぞれの団体が自主的な判断によって制定される、こういうものでございますけれども、例えば、その条例を見ますと、個人情報取扱事務の事前登録だとか、個人情報取扱事務登録簿の作成、公表、閲覧などに関する規定を設けているところもあり...全文を見る
○片山国務大臣 河村委員、これは国が一元的に管理するシステムじゃないんですよ。地方団体が共同でやるんですよ。だから、都道府県が……(河村(た)委員「それなら、みんな嫌がっておるやつをやるのをやめなさいよ」と呼ぶ)いやいや、どこも嫌がっていませんよ。(河村(た)委員「何を言っている...全文を見る
○片山国務大臣 すべての団体が合意して、共同でシステムをつくろうと。四情報ですよ、委員が言われるように。しかし、それは四情報だけで、しかもそれは住民票の出し入れを大変簡便にする、国民のための便宜を図るということと、もう一つは、これから申請、届け出をオンライン化するわけでしょう、電...全文を見る
○片山国務大臣 これはちょっと我々も相談しなきゃいかぬのですけれども、都道府県、関係のところと。セキュリティーその他の面からなるべくこれを公表しない、こういうことなんです。二十三区内にあります。
○片山国務大臣 こういうことなんですよ。都道府県に法的な責任、権限があるんですよ。それを、いろいろな照会について一元的に回答する機関があった方がいいというので、指定機関をつくっているんですよ。地方自治情報センターなんですよ。その地方自治情報センターがそれをやっている、こういうこと...全文を見る
○片山国務大臣 今言いましたように、都道府県の委任を受けた委任機関なんですよ、地方自治情報センターは。もともと地方自治情報センターというのは、都道府県や市町村のいろいろなことについての情報処理の委任を受けてやるシステムを開発したり、いろいろなことをやる機関なんですよ。だから、そこ...全文を見る
○片山国務大臣 データ保護やプライバシー保護は徹底して管理されなければいけませんね、一般論として。  そこで、今言っているように、法的な権限は、国税とは違うんですよ。国税は国ですよ。今回のシステムは地方団体の共同システムなんですよ。地方団体が中心なんですよ。だから、その委任者で...全文を見る
○片山国務大臣 同じ答弁じゃありませんよ。  いや、今何度も言いますように、都道府県が責任を持っているんですよ、都道府県内のネットワークについて。それを全国的につないで、例えば住所が変わったときにどこでもその住所変更の手続ができるような簡便さなんですよ。そこで、地方自治情報セン...全文を見る
○片山国務大臣 今官房長官が御答弁しましたように、住基法は三年以内に施行すると法律に書いているんですよ。だから、これは施行しないと法律違反になるんです。そこで、我々としては、この国会でぜひこの個人情報保護関係の法制の成立をお願いしているわけであります。
○片山国務大臣 今桝屋委員が言われましたように、官に甘くて民に厳しい、こういう御意見もちらほら耳にいたしますけれども、例えば、漏えい行為等に対して、罰則の適用を見ますと、民間部門については直接罰則で担保する仕組みになっていないんですね。自主的に是正してもらおう。助言をする、勧告を...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘のとおりでございまして、電子政府、電子自治体をつくる場合には、まずセキュリティーをしっかり、楽なことなんか考えずにこれを確保してもらいたい、こういうふうに思っております。  そこで、地方団体の場合ですけれども、状況は同じですね、国の行政機関と。そこで、今個...全文を見る
05月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、野沢委員が言われましたように、あれ、リクルート事件というのは昭和六十三年なんですね。あれから今日まで十五年間見ましても、今言われましたように、いろんな金の掛からぬ選挙で選挙制度や政治資金制度を直していますね。  平成元年が出の規制ということで、例...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、魚住委員言われましたように、アメリカの政治資金規制制度は、これはややこしいんですね。ハードマネーを中心に規制すると、こういうことですね。しかし、これは大統領と連邦の上院、下院の選挙なんですね。しかも、特定の金融機関の口座を規制するんですね。そこから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この秘書の在り方というのはなかなか難しいですね、いやいや本当に。日本は今、第一、第二に政策秘書と、こういうことになりましたけれども、しかし、私の場合を含めても、それだけでは足りないわけですよ、東京にも必要ですし、地元にも必要ですしね。どこまでどうやらせ...全文を見る
05月28日第154回国会 衆議院 総務委員会 第18号
議事録を見る
○片山国務大臣 今回、国としては連結納税制度を導入、こういうことになったわけでありますが、地方税につきましては、御承知のように、大変応益ということを中心に物を考えておりまして、受益と負担、サービスと負担との関係がある程度密接でなければならない、こういうことでございますから、地方税...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、ちょうど一週間前の五月二十一日の経済財政諮問会議で、私の試案という形で、今までこの委員会でも何度もお話し申し上げておりますように、六対四の国税、地方税の比率を一対一を目指す、こういう具体的な提案をさせていただきました。  所得税から住民税に三兆...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりなんですね。税源移譲の泣きどころはそれなんです。税源を、例えば所得税や、消費税はそうでもないんですが、所得税なんかもらいましても、法人税でも、かえって格差が開くんですよ。東京都だとかあるいは大都市を持つ府県、経済力のある府県はわっとふえまして、それ以...全文を見る
○片山国務大臣 財務省の方は、国税をもろに、国税だけをということについてはやや抵抗があるように思います。  この際、地方交付税も合わせたということを財務省としては言っておりますが、いずれにせよ、財務大臣も、大変大きな問題で、財務省と総務省がいろいろ議論する、そういう場が要るな、...全文を見る
○片山国務大臣 昨年の経済財政諮問会議の骨太方針をまとめるときに大変な議論になりまして、経済産業省等はちょっと困る、我々はぜひ導入だ、こういうことで意見が対立いたしたわけでありますが、最終的には、景気の動向を見ながら中小企業にも配慮して導入をする、こういうことが骨太方針の中には書...全文を見る
○片山国務大臣 我々の方も、今の五ギガヘルツ帯の無線アクセスシステムの重要性というのは十分わかっているつもりでございまして、そこで、先ほど山内政務官が言ったような一応の措置をいたしたわけでありますが、今後とも、どういうふうにやるか、気象庁とも、仮に動いてもらうとすれば、補償等含め...全文を見る
○片山国務大臣 東京都の銀行税は、この地方税法の七十二条の十九がストレートにイメージした税じゃないんですね。外形標準課税というのは、同じことを何度も繰り返しますけれども、広く薄く公平になんですね。広く薄く公平になんです。ところが、東京都の銀行税は、そう言ったらいささか問題があるか...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりなんですが、こういうことなんです。今の国税、地方税という税制と地方交付税と国庫支出金というのは、これは三位一体なんですね。その一つだけ取り出してそれですべて解決するということにはなかなかならないんですね。私は三次方程式だと言っているんですが、この三つ...全文を見る
○片山国務大臣 地方財政委員会というのは確かにありまして、あのころは地方財政平衡交付金と言われておったんですね。あのときは戦後間もなくでございまして、アメリカ式の行政委員会がいっぱいできたんですね。その中の一つで、内務省も解体されましたし、地方財政委員会というのができたんですが、...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員御指摘のように、五月の月例経済報告では、景気は依然厳しい状況にあるが底入れしている、こういう判断を示したことはもう言われるとおりでございまして、トータルで見ればやはり底入れかな、こういう感じでございますが、それじゃ、底入れしたからこれから上向くかどう...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員みずからお話しになりましたように、連結納税は法人税について行うものでございまして、私どもの所管じゃないんですね。私どもの方は、連結納税は遮断して単体の方でいこう、こういうことでございます。  ただ、税収その他を考えて、付加税の措置を二カ年間とるということ...全文を見る
○片山国務大臣 この外形標準課税というのは、昔から、シャウプ税制からずっと、ある意味では常に地方税の関係者が言い続けてきたことでございますが、同時に大変抵抗があるんですね。特にこの昨今の議論は、やはり付加価値は人件費という形をとる、そうなると、こんなに雇用不安が大変なときに人件費...全文を見る
○片山国務大臣 税は法定主義ですから、国会の御承認をいただかなきゃいけません。だから、もしこういう形での導入をお認めいただいたら、その後は税を導入した後にまたいろいろな御意見を聞きながら考えていく、こういうことでございまして、今、その案は順次高めるんだとかこういうふうに直しますと...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、地方税は応益課税だ、こう言っていますね、応益性に着目していると。そういう点からいうと、やはり外形標準のウエートが大きくなっていく方が税は安定しますね。それは、応益という観点からはそれが公平なんですよ。そういうふうに我々は考えておりますけれども、何度も言いま...全文を見る
○片山国務大臣 今の地方税の体系が、ある程度、国税のいろいろな考え方をそのまま持ってきているんですね。だから、全部別個につくり直すということもあるいはあるのかもしれませんが、いろいろな点から見るとその方がずっと効率的でわかりやすいということもありまして、今回は違うんですよ、だから...全文を見る
○片山国務大臣 付加税は、税収が落ち込むものを防ぐために二年間やろう、こういうことでございますから、その面では、交付税が大きな影響を受けることはないと思いますね。  二年後どうするのかですね。それはそのときになってみなければというか、そのときのいろいろな状況、法人税収の状況等も...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたように、法人税収がどういうことになるのか、二年後の動向を考えて、そのときの判断ということになりますけれども、我々は、それによって地方財政の運営に影響が出るようなことは避けていく、こういうことでございます。それは、我々の立場ははっきりしております。
○片山国務大臣 委員の言われるとおりでございまして、それによって地方財政に影響はさせない、こういうことでございます。
05月29日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
議事録を見る
○片山国務大臣 現在、防衛庁長官の方で事実確認をやっておりますけれども、伝えられるところによりますれば、大変不適切だと私は考えておりますが、いずれにせよ、事実を確認して、防衛庁の方で適切なこれまた対応をしてもらえるものだと考えております。
○片山国務大臣 ストレートな罰則適用じゃなくて、国家公務員法等になるわけでありまして、もし犯罪ということになれば、これは告発の義務がありますし、法令遵守義務違反なり信用失墜行為になれば、これは懲戒処分その他、罰則相当の処分が行われることになるわけであります。
○片山国務大臣 先ほども答弁いたしましたが、現在、防衛庁が調査中でございますので、事実が明らかになれば、罰則の適用はないと言いましたが、守秘義務違反は一年以下の懲役になるんですよ。だから、調査で確認した行為を見て任命権者がどういう判断をされるかということですから、罰則がないわけじ...全文を見る
○片山国務大臣 情報公開法なり、今回御審議いただいている行政機関の個人情報保護法は総務省の所管ですから、情報公開法につきましては、施行状況の調査というのを私どもの方でやっておりまして、今委員御指摘の点も含めて調査するということは、我々の方でも検討いたしております。
○片山国務大臣 戸籍法は、これは法務省の所管でございまして、身分関係の公証、私どもの方の住民基本台帳の方は居住関係の公証、こういうことになっておりまして、今回出している行政機関個人情報保護法は、戸籍の関係は対象外にいたしております。(発言する者あり)  将来は、あらゆることを含...全文を見る
○片山国務大臣 戸籍法は法務省の所管でございます。最初に申し上げました。そのことを踏まえて今回は対象にしていない、こういうことを申し上げたわけで、将来どうするんだ、法務省が中心に検討すべきことであります。
○片山国務大臣 御承知のように、IT基本法ができまして、それに基づくe—Japan戦略というのが決まりまして、アクションプランが決まり、その中で、二年以内に、平成十五年度中に、電子政府、電子自治体を実現したい。申請、届け出については、国も都道府県も市町村も、インターネットによるオ...全文を見る
○片山国務大臣 改正住基法を見ていただければいいですが、目的外利用はさせない、あのシステムの中でセキュリティーは万全の対策をとる、そういうことの上での今度の事務の追加でございまして、施行前といいますけれども、これはまだ法律は国会に提出されていない段階でございますので、我々としては...全文を見る
○片山国務大臣 議会の修正で、国会の修正でその附則が入りましたよね、「所要の措置」。「政府は、」と書いてあります。政府は所要の措置を講ずるものとすると書いてありまして、政府としては、法案を練って、つくって、国会に出して、国会で御審議の際、誠実に答弁して通していただくということで、...全文を見る
○片山国務大臣 もちろん提案をする以上、それを通すというのが政府の責任で、全力を挙げているわけであります。したがいまして、住基の改正法の施行は八月五日でございますから、まだ期間がありますから、政府は今全力を挙げて、国会での御審議に応じて御理解を求めているわけでございます。その努力...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、もう河村委員には釈迦に説法ですが、住基のシステム、あの改正基本法の中で、我々は万全の情報保護とセキュリティーをとっているんですよ。ただ、あのときの議論は、全般の、民間を含めての個人情報の仕組みが要るな、こういう議論なんですよ。万全の上にもさらに万々...全文を見る
○片山国務大臣 前提だから、法案を去年、十三年三月に出して国会での御審議をお願いしているわけです。現在も一生懸命我々は議論しているわけですよ。皆さんの御質問に答えているわけでありまして、だから、前提としての政治的な姿勢を明らかに小渕さんが示しまして、我々もそれに従って現在最大限の...全文を見る
○片山国務大臣 だから、この個人情報保護法を通すために現在審議をやっているわけでありまして、政府としても最大限の努力——四に書いてあるのは、法的には、改正住基法の施行は法律上決まっているので、八月五日に施行しないと法律違反になる。だから、これは法律上そういうことになる、こういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 だから、一生懸命努力して法案の成立を期す、こういうことでございまして、まだ結論が出たわけでも何でもないので、国会は審議中でございますから、最大限の努力をする、こういうことでございます。
○片山国務大臣 何で八月五日かということは、改正住基法が通った、公布の日から三年以内に施行と法律でこれは明定されているからであります。  それから、誤解が恐らく委員にあると思うんですが、これは国のネットワークじゃないんですよ。全部の地方団体の共同のネットワークなんですよ。全地方...全文を見る
○片山国務大臣 住基法に今度の事務を追加するというのは、地方団体と各省庁の意見を聞いて調整した上でございまして、ぜひこれを追加してくれということなんで、私どもの方がこれを追加するなんということはないんです。  何度も言いますけれども、このシステムは全部の地方団体の共同のネットワ...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○片山国務大臣 今回の武力攻撃事態対処法は、代執行的なことを書いていますね。総合調整を本部長がやって、本部長は総理ですけれども、総合調整がうまくいかないときは指示をして、指示にも従わないときは、かわりにみずからやるか、あるいは各省の大臣を指揮してやらせると。ただ、地方自治法の代執...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、この事態対処法の措置、これは地方自治法の代執行とは違うんですよ。だから、この中身はこれから詰めますが、特別の法律の根拠を持ってこういう新たな措置をつくるんですよ。  どこが違うかというと、地方自治法の代執行というのは、総理大臣がみずから...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、地方自治法は、国と地方の関係の一般原則、基本的なことを書いているんですね。それ以外については、特別の法律の根拠で、国会にお認めいただいていろいろな国と地方の関係を決めていくということは、私は可能だと思います。  武力攻撃事態で、国の平和や安全や独...全文を見る
○片山国務大臣 地方自治法に並行権限の規定があります。ありますけれども、この並行権限を行使する場合も特別の法律の根拠は要るんですよ、御承知のように。だから、結果として、今度の制度設計で似てくるかもしれません。似てくるかもしれませんけれども、自治法の並行権限そのものとは違う、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 この武力攻撃事態対処法でも代執行とは書いていないですよね。かわって措置をとる、こう書いておりますから、代執行的ではあるんですが、自治法が想定している代執行じゃないんですね、何度も言いますけれども。  自治法の前に、昔、マンデーマス・プロシーディングというアメリカ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、委員言われるように、地方自治を尊重していく、地方の意向を最大限生かしていくということについては、私は、自治法の代執行も今回とる措置もそこは同じだ、こう考えておりますが、地方自治法の代執行の方には、もう御承知のように、法定受託事務だけなんですよ。自治事務はも...全文を見る
○片山国務大臣 言われるように、国と地方の関係は対等、平等であるべきですね。パートナーの関係でなきゃいかぬと思います。だから、この法案も基本的にはそういう考え方で書かれております。対等の関係でうまくいくのなら対等の関係でやるということですね。しかし、非常時に、何度も同じことを言い...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じ答弁になりますが、非常時ですね、緊急時、非常時でございまして、本来そういうことは余りいいことじゃありませんけれども、ただ、今回の場合、非常時における要請ですね。しかも必要最小限度、緊急な場合の、特別な事情がある場合の、とにかく必要最小限度の要請ですから、...全文を見る
05月30日第154回国会 衆議院 総務委員会 第19号
議事録を見る
○片山国務大臣 日本郵政公社法案、日本郵政公社法施行法案、民間事業者による信書の送達に関する法律案及び民間事業者による信書の送達に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  初めに、日本郵政公社法案について申し...全文を見る
05月31日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
議事録を見る
○片山国務大臣 現行法はいろいろ問題があるんですよ。例えば、ファイルは規制の対象にするがペーパーはしないとか、あるいは利用停止の請求権がないとか、それを今度の法律は全面改正によって補っているわけですね。  一番問題は、いずれにせよ、法律は、行政機関が持っている個人情報を行政機関...全文を見る
○片山国務大臣 官房長がどう言われたか知りませんが、行政機関が悪いことしないということはないんですよ。それは性善でも性悪でもないんですよ。そこで、法律というのは皆さん御承知のように、釈迦に説法ですけれども、行政機関に勝手なことをさせないという意味が非常にあるわけですよ。そこで、例...全文を見る
○片山国務大臣 恐らく現行法なら、これはペーパー情報でしょうから、恐らく、現行法の対象になったかならないかという議論には、私はまずなると思う。またそれから、利用停止の権限が今回の全面改正法では認められるわけですから、そういう意味では、もし仮にリストに載せられた人が利用停止をしたい...全文を見る
○片山国務大臣 だから、コンピューター情報は前からあれになって、今度はペーパー情報も入れるからその対象が拡大される、いろいろな情報が今回を含めても対象になる、こういうことを言っているのです。
○片山国務大臣 今回の件について言えば、利用停止の請求権の問題がある、こういうことであります。
○片山国務大臣 条文を一々言えというお話ですからあれでございますけれども、それはリストに載った本人が利用停止の請求をするという権限が認められるわけであります。だから、本人がどうお考えになるかということであります。
○片山国務大臣 それはそうですよ。だから、今回のような事態が起こって知らされた場合に、本人が利用停止の請求ができる権限が制度的に認められるということを言ったわけで、実際のことはこれから事実を調べてからの話じゃないですか。
○片山国務大臣 今回の場合は、開示請求権というものが請求権として認められたわけでありますから、開示請求をやり、利用停止も権限として求めることができる、こういうことであります。
○片山国務大臣 それは、情報公開法に基づいて本人はその開示請求ができるわけですから、だから、そういうことを知った上での利用停止権ができるということでございます。私は一般論を申し上げているわけであります。
○片山国務大臣 今回のケースについては、現在防衛庁が厳密に調査中でございまして、それに基づいてどうこうということは言えますけれども、それは今防衛庁が調査している段階で、私どもが全部つまびらかに承知しているわけではありませんから、それは防衛庁の方に聞いてください。
○片山国務大臣 今回の法律が成立すれば、個人情報ファイルというものがきっちりできて、それが我々の方にも通知を受けるわけですから、それは開示請求の対象になるわけですから、現行法よりはずっと本人のいろいろな権利が守られる、こういうことであります。
○片山国務大臣 各省の大臣が個人情報ファイルをつくった場合には、総務大臣に通知が来るんですよ。そういうことを申し上げているんです。
○片山国務大臣 これは、法律が成立した後政令で決めるわけでございますから、現在検討中でございます。
○片山国務大臣 それは入ることになると思いますが、どの辺までどうするかは検討中であります。
○片山国務大臣 数の少ないものまでどうするかということでございますので、それは各省庁とも意見を調整して、どのくらいの数まで通知の対象にするかはこれから決めていきます。
○片山国務大臣 原則としてなるけれども、いろいろな便宜や各省庁のあれもありますから、数については政令で決める、それを現在検討中だと申し上げたわけであります。法律はまだ通っていないんですから。
○片山国務大臣 一般論としてはと申し上げました。防衛庁のことについては、これから厳重に調査していただいて、その書類を見て我々が検討するということを申し上げたわけであります。(発言する者あり)
○片山国務大臣 ちょっと私の答弁が整理不足のところが確かにありましたので、もう一度お答え申し上げます。  情報公開の請求をする人は、防衛庁なら防衛庁に請求しますね、その結果は本人が知っているわけでありますから、自分の請求したことが防衛庁の方でどう扱われているかについては開示請求...全文を見る
○片山国務大臣 この法律が通りますれば、この法律に基づく開示請求権であります。
○片山国務大臣 十二条、開示請求権。十二条でございます。
○片山国務大臣 だから、これに基づいて、ここに書いていることについての請求ができるわけであります、開示の。それを受け取って、そこで、場合によっては利用停止についての請求ができる、こういうことを言っております。
○片山国務大臣 四十七条に、開示請求等をしようとする者に対する情報の提供ということがありまして、そこに書いてありますように、行政機関の長は、その機関が持つ保有個人情報の特定に資する情報の提供その他開示請求等をしようとする者の利便を考慮した適切な措置を講ずる、こういうことが義務づけ...全文を見る
○片山国務大臣 私が申し上げているのは、現行法よりはこの法律は相当進歩しておるし、行政機関の長にもいろいろなことをこれは義務づけておりますから、そういうことについて、今回のケースでも前よりはこれはプラスになる、こういうことを申し上げたわけでありまして、細かくあれしますと、例えば十...全文を見る
○片山国務大臣 もう既にお答え申し上げましたが、情報公開請求した人は、自分がしたということはわかっているわけですから、それについての開示請求ができる。そこで住所だとかそういう通り一遍のものしか開示に応じなかった場合に、それが疑わしいと思う場合には、それは不服申し立てもできるわけで...全文を見る
○片山国務大臣 事実については、現在詳細な調査を防衛庁にお願いして、我々の方に御報告いただくようにしておりますから、詳細な事実が確認できましたら、具体的にこの法と今回の問題がどういうことでどうなるかということをさらに御答弁申し上げる機会もあると思いますけれども、どう今回の法案で違...全文を見る
06月03日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方が調査したデータじゃないんですが、日銀のデータの整理によりますと、二〇〇一年九月末時点における地方債の主な保有者、特に民間資金につきましては、民間金融機関、銀行や保険会社が三十六兆五千億ですね、約六割、五九・一%。郵便貯金が十兆五千億で一七%...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 金融機関の地方債の保有が今後どういうふうに変わるか、これは、今からこうだということはなかなか言いにくい面はあるんですけれども、金融機関自身がどう考えるか、そこの経営がどうか、全体の景気がどうか、それから発行額はどうか、いろんなことがあると思いますけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私の答弁は、私が言ったんだからこのとおりであります。財務大臣の答弁は、財務大臣が言われたんですけれども、財務大臣は大蔵省がという、財務省がか、財務省がという意味で言われたわけだろうと思います。私は、総務省を含む政府全体と、こういう国ということで言ってい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほどの財務大臣の答弁は、地方債そのものは政府保証じゃないですよ。そういう特別に、政府保証債だとか国債みたいな政府保証は付いていないという意味じゃそうなんですよ。しかし、地方財政制度全体の中で、それは、元利償還については国が責任を持つという仕組みになっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、同意という仕組みを作りますので、私どもの方が同意しないのに起債を強行するというケースはまず私はないと思っておりますが、不同意債というのはそれは理論上は出ますよね。その場合に、今言いましたように、元利償還がおかしいような団体だとか財政状況がおかしい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方債が人気があるというのはうれしいですね。相当地方というものが信用されてきたのかなと、地方自治体が、こういうふうに思いますし、我々は、住民に持ってもらおう、住民に公募してもらって住民に持ってもらう、愛県債というのか何か知らないけれども、自分の団体を愛...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方団体の基金というのがあるんですよね、いろんな基金が、委員御承知のように。基金の運用で国債を買え、地方債を買え、何を買えということはあります。だから、地方債の消化という点を考えて、恐らく総務省が、だれが言ったか知りませんけれども、そういうことを言った...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、我々が言っておるのは、国が六割税金を取り地方が四割取っているけれども、実際の支出は地方が六割以上やっている、六二、三%やって国が三八%で。収入と支出が乖離している、受益と負担が乖離していると。その差が今、地方交付税と国庫支出金だと、簡単に言うとそう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 欧米と比べる場合に、日本の社会資本整備というのがまだ私は遅れていると思いますよ、例えば公共下水道を見ても、道路でも生活道路を見たときに。だから、まだ社会資本整備の必要は一つある。これが一つですね。だから、向こうはストックが多いんですよ。こっちはストック...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっといいですか、お時間取りまして。  今、許可ですから許可方針というのを作っていますよ。今度、協議制になりましても、やっぱり取扱いの方針を決めなきゃいけません。場合によっては、できるだけ法律に書くものは書いて、書かないものは方針を決めますが、その...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第20号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、稲葉大和議員からお話がありましたように、中央省庁改革から事は始まったわけでございまして、中央省庁等改革は、簡素にして効率的かつ透明な政府を実現することを目的として中央省庁の再編等を行う、こういうものでございますが、具体的に議論が始まりましたのは平成八年からでご...全文を見る
○片山国務大臣 今一連の経過のお話をさせていただきましたが、それじゃ、なぜ郵政省を郵政事業庁にするのかと。  中央省庁改革というのは、行政改革の柱にして、簡素で効率的な行政の仕組みをつくる、こういうことでございます。省庁を大ぐくりにするということ、それによって総合性や包括性を持...全文を見る
○片山国務大臣 なぜそれじゃ民間参入させるのか、こういうことでございますが、総理がいつも言っておられますように、基本的には民にできることはできるだけ民に、競争原理を導入しようと。  独占だと独占としての問題点が出てくる、こういうことでございまして、競争を導入すれば競争が起こるわ...全文を見る
○片山国務大臣 承知いたしております。
○片山国務大臣 今、左藤委員御指摘がありましたが、中央省庁改革基本法は、公社についてはこういうフレームでやりなさい、それから、民間参入については具体的な条件を検討するものとする、こういうことを決めたわけですね。それに基づいて、平成十二年十二月の行政改革大綱で閣議決定として、公社化...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、今全国二万四千七百あります郵便局のネットワークは、先ほども言いましたが、私は、国民共有の生活インフラ、セーフティーネットだ、こういうふうに考えております。できるだけこれを活用した方がいいと思いますね、百三十一年の歴史があるわけでございまして。  ...全文を見る
○片山国務大臣 今委員御指摘のように、国営公社に移行するときの公社の資本金を幾らと考えるか、これはいろいろな試算が実はあるわけでありますが、学者の方、有識者の方の一応の試算では、約一兆九千億円だろう。こうしますと、今の郵政公社の事業量あるいは郵貯や簡保のスケールからいいますと、過...全文を見る
○片山国務大臣 左藤委員御指摘のように、第三種、第四種の郵便物の制度は、学術、文化、教育、あるいは目の不自由な方等の福祉の増進というような重要な役割をしてきたものと我々も認識いたしております。  公社化後におけるこういう政策的料金減免の扱いについては、本来は公社に判断してもらう...全文を見る
○片山国務大臣 これは、簡単に言いますと国民ということですね。ただ、今の郵便局の利用は、ユニバーサルサービスという言葉が何度も出ますけれども、特に個人の方、あるいは貯金でいえば、あるいは簡保でいえば小口の方、こういうところがやや念頭にありますけれども、今回、民間に幅広く入ってもら...全文を見る
○片山国務大臣 六月二日の日経新聞は事実ではありません。我々の方はそういうことを考えていません。  今お話しのように、ポストの共用や集配業務の委託のような形態での公社の業務委託をやるということは考えておりませんし、公社化研究会も、それは適当でない、こういう報告をいただいておりま...全文を見る
○片山国務大臣 信書の定義につきましては大変な御意見がありまして、我々もいろいろ検討いたしましたが、これまで確定している判例等に基づき、先ほど稲葉大和議員からもお話がございましたが、ああいう判決に基づきまして、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書をい...全文を見る
○片山国務大臣 冒頭、玄葉委員からいろいろなお話がございました。基本的に我々と考え方が似ている点も多々ございますので、一層の御理解と御協力をよろしくお願いいたしたい、こういうように思っております。  そこで、今の質問でございますが、当面我々は、この四法案で国民に大変いいものがで...全文を見る
○片山国務大臣 総理は何度も、自分は民営化が持論だ、自分の考えだと。ただ、広く御意見を聞いてどうするかを考えたいということで、総理の郵政三事業を考える懇談会というのをおつくりになって、そこで今けんけんがくがくの議論が行われているわけでありますからね。その際、総理は、冒頭のあいさつ...全文を見る
○片山国務大臣 せんだって、玄葉議員から日本郵政公社法案外三法案に関する質問主意書が出されまして、それについて、内閣として答弁書を出しております。  「御指摘の平成十四年五月二十一日の衆議院本会議における「私としては、民営化に向けた一里塚であると考えております。」との小泉内閣総...全文を見る
○片山国務大臣 本日の閣議でこれを正式に決めましたので、これは総理の見解であり、内閣の考えであります。
○片山国務大臣 我々は、総理のお考えで、民にできることは民にやってもらう、こういうことでございますから、郵便事業への民間参入、これはやってもらう。  ただ、郵便事業というのは、これは事業の特殊性もありまして、ユニバーサルサービス、あまねく公平な提供ということが一つある。そこで、...全文を見る
○片山国務大臣 我々も必要最小限度のものでいい、こういうふうに思っておりまして、ポストの数ですね、差出口を幾らにするか、今後いろいろな状況を見ながら検討していかなければなりませんが、少なくとも、今郵便局ネットワークが持っているほどの差出口の必要はないんではなかろうかと考えておりま...全文を見る
○片山国務大臣 どういう形態が予想されるかわかりませんが、やはり郵便事業というのは信書ですし、そういう意味では責任が明確でなきゃいかぬ、こういうことでございまして、どういう協定になるのかということも実はありますので、我々も大分、それは大変検討したところなんですよ。公社化研究会の方...全文を見る
○片山国務大臣 それは、わざわざ信書便法案という法律を出すということは参入させたいんです。ただ、ユニバーサルサービスは確保しなければならない、そのための、例えばその安全度というか確実度といいますか、そういうことを念頭に置いている、こういうことであります。
○片山国務大臣 いや、それは全くないとは言えませんけれども、玄葉委員、日本は法治国家ですから、法律に基づいて我々は行政をやっているんですよ。法律に基づいて、仮に公社を監督するならしますし、民間の事業者の参入についても監督するわけで、むしろ両方がわかる方がバランスがとれるんです、よ...全文を見る
○片山国務大臣 競争原理を導入する、いい競争をやってもらうということで、料金が安くなるとか今よりサービスがもっと丁寧になるとかということを、我々としては一応期待いたしているわけであります。
○片山国務大臣 その適正規模ということの概念があれでございますが、郵貯の立場から言わせていただきますと、御承知のように、平成十二年度、十三年度の定額貯金の集中満期による払い戻しでかなり減ってきましたね。二十兆以上減少してきましたし、また、その減少傾向は続くと我々は思っております。...全文を見る
○片山国務大臣 私も、経済財政諮問会議のメンバーでございますけれども、日本の金融市場について、間接金融中心で長い間推移してきていますよね、まだ。アメリカなんかに比べると大変直接金融のウエートが低いんで、これを上げなければならない、これは、私は、総論としては正しい、こういうふうに思...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員も言われましたけれども、郵貯、簡保のお金は国民の預かり金ですから、だから、それはやはり長期で安定的な運用ということをどうしても考えなければいけません。  それともう一つは、去年からですからね、去年の四月から資金運用部制度が廃止されて義務預託がやまったんで...全文を見る
○片山国務大臣 済みません、玄葉委員、最後のところ、ちょっとよく聞き取れなかったんで、再度御質問いただきたいと思います。  責任の問題、私は総務大臣の責任は免れないと言いましたが、これは監督責任ですね。実施責任はここでは郵政公社でございますので……(玄葉委員「だれなんですか」と...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には、まさに今後は給与も任用も成績主義でまいる、これが公社の基本的な考え方です。ただ、非常に極端なことは、公社といっても国営公社で、公務員ですから、極端なことができるかどうかは別にしまして、基本的には今の役所の方式を持ち込まない、こういうことであります。
○片山国務大臣 金融庁の検査につきましては、政府の中で議論をいたしまして、政府全体として、政策金融機関全部に金融庁にリスク検査をやってもらおう、こういうことになりまして、郵貯、簡保につきましても、それじゃ金融庁の検査を入れましょうと。  ただ、基本的には、例えば郵政公社に絡む問...全文を見る
○片山国務大臣 一つは、事務的に各省といろいろ協議しているのに時間がかかりまして、法案を出すまでに間に合わなかったということと、どういうものにどういう形で出資するかを事務的に詰めてから、こういうふうに厳重に考えておりましたのが、これも時間がなかったということでございまして、我々と...全文を見る
○片山国務大臣 固定資産税につきましては、固定資産の価格の二分の一を算定標準額として納付しようかと。これは、旧三公社が、旧公社が同じ扱いでございましたので、いろいろ検討いたしまして、旧三公社と同じ扱いにしたらどうだろうか、こういうふうに思っております。  国庫納付金は、特殊法人...全文を見る
○片山国務大臣 恐らく財務省の考えとしては、法人税見合いとか、保証料や、民間の金融機関の預金保険料というのがありますよね、そういうことが念頭にあるのかもしれませんけれども、それに必ずしも直接リンクした議論じゃないんです。先ほど言いましたように、やはり特別の法律でつくられる法人であ...全文を見る
○片山国務大臣 中央省庁改革基本法によりますと、とりあえず十五年中には、我々は十五年四月と考えておりますけれども、十五年四月には国営の新たな公社がスムーズに発足できるようにいたしたい、ぜひこの国会で四法案を通していただきたい、こういうふうにお願いしておりますが、公社化移行後につい...全文を見る
○片山国務大臣 総理の懇談会は、六月になるのか、もうちょっと後になるのか、夏ということで、もう一年前から始まっていますから、去年のかなり早い時期から始まっていますから、相当議論を重ねておりまして、そこで総理の諮問を受けて、公社化後の郵政事業のあり方として結論を出す、意見を集約する...全文を見る
○片山国務大臣 今伊藤委員言われますように、郵便局は本来の郵政三事業以外にいろいろなことを今やっているのですよ。先ほども言いましたが、ワンストップサービスは法令に基づきますけれども、例の防災協定だとかなんというのはかなりやっていますよ。それから、ごみの袋のいろいろなことだとか、い...全文を見る
○片山国務大臣 委員、こういうことなんですよ。信書便法に基づいて全面参入すれば全部できるんです、郵便局と。これはもう何でもできるんですね。そこで問題は、そこの問題じゃないんです。今いろいろなことをやっている方がどうなるかということを心配しているんですね、メール便その他。これは変わ...全文を見る
○片山国務大臣 既にお答えしましたが、この総理の発言は、政府として郵政三事業の民営化を決めたということを表明したものではなくて、政治家としてかねてからの持論を述べたものであり、日本郵政公社法案等四法案の成立後における、郵政三事業民営化のためのさらなる法整備を決めたということではな...全文を見る
○片山国務大臣 それは当該民間事業者によく聞いてみなければわかりませんが、そういう意思を確認したわけでも何でもありませんし、私は報道しか知りませんから、それは企業としていろいろな御検討をされた結果の表明だ、こう思っておりますが、これからいろいろなことが明らかになり、決まっていくわ...全文を見る
○片山国務大臣 今、信書を配達するという郵便事業に民間に入っていただくための法案なんですよ。信書をなくするということは、信書事業そのものをなくするということなんですよ。それはもう全然違った話でございまして、我々は、郵便事業に民間も入りたいという御希望があるならどうぞ入ってください...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたが、信書の事業をだれがどうやってもいいということはできないんですよ。何度も言いますように、これはユニバーサルサービスを確保しながら、個人の通信の秘密を信書でもしっかり守ってやっていくということですから、これは、野放しにしろ、適当なところだけ勝手に...全文を見る
○片山国務大臣 だから、それは、何度も言いますけれども、役所というのは法令に基づいた権限を行使するので、恣意的にやるわけじゃないんですよ。それが、大臣がやろうが第三者機関がやろうが、そこのところはそれによって差別があるようでは困るんですよ。ただ、我が国は議院内閣制で、内閣は国会に...全文を見る
○片山国務大臣 現在は、確立した判例に基づいて解釈をやって、きちっと分けているんですよ。問題ないんですよ、現在。問題ないんですよ。  ただ、例えばダイレクトメールでもクレジットカードでも、いろいろな態様のものがいろいろ出てくるんで、それについてどう考えるかというのはこれはなかな...全文を見る
○片山国務大臣 ガイドラインというのは、有権解釈を示すということなんです。だから、それは拘束力はありますよ。あるけれども、しかし、もしそれを破ったらどうかというのは、最終的にはそれは司法の判断になるんです、もうそれは釈迦に説法ですけれども。法律に書いた解釈の、有権解釈の指針を出す...全文を見る
○片山国務大臣 このしおりは、信書のわかりやすい具体例を示しているものでございまして、ガイドラインとは違うんですね。今度は有権解釈を示すということですからね。  だから、これについても一部にはいろいろな御議論がありますので、今度は広く関係者や国民の御意見を聞いて、パブリックコメ...全文を見る
○片山国務大臣 何度も申し上げていますけれども、現状は変えないと言っているんですよ、現状は。ただ、今後グレーゾーンに属するものが出てくるおそれもあるから、この際、今までの解釈を含めて見直して、幅広く意見を聞いて、さらに範囲を明示いたしたい、こう言っているわけです。  だから、わ...全文を見る
○片山国務大臣 幅広く意見を聞いてと言っているんで、四月までに、施行までにはそれをはっきり示すということですから、国会で議論いただく機会は幾らでもあると思いますよ。  それから、有権解釈というのは、どこの役所でも、これはいろいろな照会が来たときに行政実例という形で示しているんで...全文を見る
○片山国務大臣 民間が参入するのはできるんです、信書がどうであれ。全部できるんだから、信書であっても、それ以外であっても、場合によっては。その話じゃないので、今の信書の定義をどうかということなんですね。  だから、これは今、伝統的にかつての郵政省が言ってきたことについてはもう一...全文を見る
○片山国務大臣 ユニバーサルサービス論というのが盛んに今回もやりとりされておりまして、我々も、ユニバーサルサービスは守っていかなければならない、こう考えておりますが、地方を含めて、だれでもいつでも簡易に使える、それと同時に信書の秘密が確実に守られるような、我々は今ポストでやってい...全文を見る
○片山国務大臣 状況にもよりますが、秘密の保護ができる、簡易で随時で便利にやるということなら、それは今の我々の考え方は認めようということでございますが、いずれにしても、省令の段階で十分意見を聞いて検討させていただきます。
○片山国務大臣 いや、これは手間が大変ですよね。みんなが一つのポストに入れると、仕分けをしなきゃいけませんし、場合によっては問題が……(松沢委員「半分に分けたら」と呼ぶ)いやいや、そうすると、それは手を入れないといけませんわな、新しい投資が要るんで。アイデアはアイデアとして承って...全文を見る
○片山国務大臣 今回、この法案でそういう方式はだめだとしましたのは、やはり責任が大変不分明になるんではなかろうかと。それから、連携というのがどういう形でいけるんだろうかという心証が我々としてはなかなか得られなかったんです。ただ、本当にきちっとユニバーサルサービスが守れて、責任が明...全文を見る
○片山国務大臣 今遠藤委員からお話がありましたように、我が国の郵便局ネットワークは百三十一年の歴史を持つ、ある意味では国民の生活インフラとも言ってもいいものだ、こういうふうに思いますが、時代が大きく変わってきておりますので、いつまでも国が直接やるのではなくて、国と別の法人格を持つ...全文を見る
○片山国務大臣 総理は、かねがね郵政改革には大変な御熱意を持っておりますし、郵政を民営化するということが持論でございますので、公社化をまずやって、できれば民営化、こういう御意見の日ごろのお考えを国会では言われたと思いますが、公社化というのは、そこで終わりでも途中でもないのですね。...全文を見る
○片山国務大臣 まず、今この四法案を国会に提出させていただいて御審議をお願いしておりますのも、今遠藤委員言いましたように、とにかく国会で皆さんで、先生方で決めていただいた中央省庁改革の一環として郵政公社にする、こういうことでございますから、これをしっかりした公社につくるということ...全文を見る
○片山国務大臣 まさに法律の中にも、経営の状況を考えるとか、いろいろなことのあれをつけていますね、留意事項。それが、今遠藤委員が言われたように、経営が安定して過少資本を解消して健全な経営の見通しがついてからと我々は考えておりまして、そういうことは私も財務大臣にははっきり言っており...全文を見る
○片山国務大臣 制度としては、まさに遠藤委員が言われるとおりでございまして、昨年の四月からは義務預託も廃止になりましたし、あるいは直接に財投資金が特殊法人に流れ込む道も断ったわけでございまして、そういう意味では制度は変わっているんですが、ただ、七年間は経過措置ということで、既往の...全文を見る
○片山国務大臣 完全に縁が切れればそういうことが言えると思いますけれども、制度としては、何度も同じことを言いますけれども、資金運用部経由で金が回っていったり、簡保の金が直接特殊法人に行ったりするようなことは切れたわけでありますから、そこのところは、もう少し運用が、時間を経ていけば...全文を見る
○片山国務大臣 その点は遠藤委員の言われるとおりでございまして、昨年度は、財投機関債は一兆一千億、財投債が四十三兆九千億ですから。本年度が、財投機関債が二兆七千億、財投債が三十四兆四千億ですか。  そういう意味で、本当は財投機関債の方が多くならなきゃいかぬのですね。自己発行する...全文を見る
○片山国務大臣 官房長官の発言のすべてを知っているわけではございませんが、今、遠藤委員が言われましたように、我々は、先ほども言いましたように、国民のためのサービス向上を目指して、競争原理を導入するために民間参入の道を開く、こういうことでございますので、特定の社を念頭に参入を考えて...全文を見る
○片山国務大臣 これは本会議で小泉総理が答えたとおりでございまして、国営の新たな公社を設立するために必要な措置を書いているので、それも一つ裏返せば、それによって民営化の措置は講じないものとする、そういうことを確認的に書いたものでございまして、公社化した後について、一切それ以外は禁...全文を見る
○片山国務大臣 野田当時の郵政大臣がどういうお答えがあったかということでございますが、野田そのときの大臣は、政治家としてそういう見通しをお述べになった、こういうふうに思っておりまして、法律上のことに言及されたのではない、こう私は理解しております。
○片山国務大臣 大臣というのは難しいんですね。政治家であり役人なんですよ、これ。そういうふうにひとつ御理解を賜りたいと思います。
○片山国務大臣 私は、総理からこの点についていろいろお話があったときに、これは確認的な規定だから、総説的な意味を持つものでないんだから、これはあっても公社化のあり方を検討する際の支障にならないと私は考えております、こういうことを申し上げ、内閣法制局とも、今長官の答弁ありましたけれ...全文を見る
○片山国務大臣 何度も御答弁させていただいておりますが、今回の郵政改革は中央省庁改革の一環でございまして、そういう意味では、一つは、国が直接やっておった郵政事業を、郵政事業庁を経て国営の公社にすることによって民間的な経営をやってもらう、効率的で質の高いサービスが提供できるように公...全文を見る
○片山国務大臣 今回、私どもの方も少しばたばたしまして、法案の準備が、大変ボリュームが大きいものですから手間取りまして、与党、特に自民党の関係の部会等で十分な御審議をいただく時間がとれなかったというようなこともありまして、国会に出すことは了承しよう、内容については引き続き審議だ、...全文を見る
○片山国務大臣 この点も、何度も恐縮ですが答弁させていただいておりますけれども、信書の範囲を変えるということじゃないんですね。今度信書の定義を書きましたのは、信書について今まで定義がないものですから、この際法律上明らかにしておこう。全部が書ければ書くということもあるんですけれども...全文を見る
○片山国務大臣 この公社は国営の公社でございまして、職員の方は国家公務員で、仕事もかなり公共性が高いんですね。ユニバーサルサービスというのはまさにそうでして、それから、現に市町村の仕事も請け負っていく、ワンストップサービス等をやっていく、こういうこともありますし、また、いろいろな...全文を見る
○片山国務大臣 今回の国営公社で職員の皆さんは国家公務員、こういたしましたが、できるだけこれも弾力的な運用、効率的な運用をすべきではなかろうか。配置だとかあるいは人件費使用も、能力主義、実績主義でやる、あるいは競争原理の働くような任用や配置を行っていく、こういうことを考えておりま...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、平成十七年三月末までの合併特例法の期限までにできるだけ市町村合併を進めたい、こういうことで今やっておりますが、自主的な合併でございまして、どうしても自分のところは合併の合意ができない、こういうところも出てくると思いますし、いろいろな地形その他の条件でなかな...全文を見る
○片山国務大臣 矢島委員も言われましたように、行革会議の議論としては、平成九年ですけれども、九月には中間報告で、言われたように、簡易保険事業は民営化、郵便貯金事業については早期に民営化するための条件整備、こうなりました。最終報告は十二月三日ですけれども、三カ月後には、民営化等の見...全文を見る
○片山国務大臣 何度も申し上げましたけれども、この公社化法案はつなぐ法案じゃないのです。  御承知のように、中央省庁の改革基本法案の中で、郵政事業庁から郵政公社に移す上のフレームを基本法の中で全部書いているのですよね、措置の内容として。それらの、以上の措置により民営化等の見直し...全文を見る
○片山国務大臣 信書便法案は、これも何度もお答え申し上げておりますが、今独占の郵便事業に全面的な民間参入の道を開く、ただしユニバーサルサービスは確保してもらう、そういう条件の上での参入を図るということでございまして、これをもって直ちに民営化とイコールだ、こういうことではないと理解...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、郵便事業はクリームスキミングがやりやすいというか、そういうことに弱い体質がありますね。したがって、そこのところを考えなければなりませんので、民間の方に入っていただいて競争するのは大いに結構なんですけれども、ただ、最低の条件は、やはりしっかりしたユ...全文を見る
○片山国務大臣 これも先ほど答弁しましたが、特定の業者の参入は我々は念頭にないわけでありますから、やはり大きな目的のために、競争原理の導入という、こういうために民間事業者の参入の道を開いたわけでありまして、ユニバーサルサービスの条件につきましては余り過大なものにするな、必要最小限...全文を見る
○片山国務大臣 今回の公社で、自律的、弾力的な、民間的な経営をやってもらおう、こういうことですから、本当はこの政策料金問題も全部任せるということがあったんです。しかし、今までの実績で大変多くの方に感謝してもらっているということもありますし、国会でいろいろ御議論の中でそういう強い御...全文を見る
○片山国務大臣 一政治家じゃないですよね、総理大臣である一有力政治家でございますので一政治家じゃないと思いますが。総理は、そういう意味では、民営化が持論でございますし、民営化を望んでおられるということは我々もよく承知いたしております。ただしかし、政府の意思として民営化をどうするな...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 総務委員会 第21号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、吉野委員からお話がありました点でございますけれども、この基本法三十三条第三項の規定は、平成九年十二月の行政改革会議の最終報告で同じような表現があるんですね。「郵便事業への民間企業の参入について、その具体的条件の検討に入る」と。それをそのまま立法化してそういう規...全文を見る
○片山国務大臣 この点につきましてもかねがね御議論を賜っておりますが、政府の公式な解釈は、前号に掲げる措置、公社化ということですね、公社化によって民営化等の見直しは行わないものとすると。だから、公社化をやるんだから民営化しないのだよということを確認的に書いているわけでありまして、...全文を見る
○片山国務大臣 小包の場合と信書の場合は違うんですね。小包の場合は、先ほど郵政事業庁長官が答弁しましたように、一定の約束のもとに配達を引き受けている、運送約款上もそういうことを認めている、こういうことですが、信書は、今言いましたように、みずから全面参入をされた民間事業者の方にやっ...全文を見る
○片山国務大臣 問題は条件ですね。我々は、ユニバーサルサービスを提供してもらう、郵便局のネットワークと同じような状況でやっていただけるんなら、ここは競争原理を導入した方が大変わかりやすいし、すっきりするんではなかろうか。こういうことでございまして、部分参入という考え方もありますし...全文を見る
○片山国務大臣 この四法案、特に中心は日本郵政公社法案と信書便法案でございますけれども、これは、根っこは、中央省庁改革基本法の規定、それと、平成十二年十二月の行政改革大綱の閣議決定、それと、昨年お願いしました公社化研究会の中間報告、それに基づいて立法化したんです。  そのメリッ...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、事前チェックといいますか管理から事後評価へ移行する、こういうことが今回の制度の大きな目玉の一つでございます。  具体的には、総務大臣が郵政公社の策定した中期経営目標の達成状況をチェックしていく、評価をしていく、こういうことでございまして、これは...全文を見る
○片山国務大臣 今いろいろお話がございましたが、今回の郵政関連四法案が、お話のように、中央省庁改革基本法でフレームがもう決まっているわけですね、どういう公社をつくれという。これはしっかり法律で、国会で御承認いただいて、国民のいわば合意としてそういうものが決まっておりますから、それ...全文を見る
○片山国務大臣 総理も、ぜひこの四法案、公社化関連法案を通していただきたい、国会の十分な御議論の上で御賛成をいただきたいと強く思っておりますので。ただ、昔からの思いがあるものですからね。だから、それがつい国会でああいう発言になったと思いまして、それはそういう意味でございますので、...全文を見る
○片山国務大臣 民間参入の法案をつくるんですから、民間参入があった方がいいに決まっている、こういうことで、できるだけ入ってもらいたいという御希望というんでしょうか、お考えがああいう発言になったと思います。  細かい具体的な要件は、これから決めていきますから。例えばポストの数は、...全文を見る
○片山国務大臣 せんだっての本会議におきます総理の発言の、今いろいろここでも論議の的になっています表現は、これは、政府の正式な見解で、政治家としての持論を述べたと。持論というのは思いでしょう。だから、それを、思いを一切国会で言えないということは、私はないと思いますよ。  だから...全文を見る
○片山国務大臣 時間その他の関係がありまして、与党、特に自民党の正式な了承は受けておりませんけれども、引き続いて、国会審議と並行して御検討いただいて御理解を得たい、こう思っておりますから、委員が言われたような事態は想定されない、こういうふうに考えております。
○片山国務大臣 特定の業者さんがどういうふうに何を言われたかというて、私、事実確認しておりませんから、個別の事案でなくて一般論として、民間の事業者に入っていただいて、競争をやっていいサービスをする、こういうことのために、できるだけ民間が入りやすい状況にしてくれ、こういう指示は受け...全文を見る
○片山国務大臣 答弁でございます。  時々思いを私も挟むことがありますけれども、きょうはできるだけ答弁でいこう、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 総理からは、できるだけ参入しやすいように、こういう指示を得ております。法律は、もう総理の了承を得て、閣議で決めて国会に出させていただいて御審議いただいておりますから、今後、この省令で定める具体的な条件については、広く意見を聞いた上で、できるだけ参入しやすいようなこ...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、総合的な観点で、何度も言いますけれども、中央省庁改革基本法のフレームに基づいて、そのフレームの具体化を公社化研究会が御答申いただきましたので、それに基づいて法案をつくったわけでありまして、あとは民間の方がどういう御判断をされるか。  ただ、すべての判断を...全文を見る
○片山国務大臣 この国庫納付金につきましては、いろいろな考え方があるんですね。正直言いまして、私と財務大臣とはやや国庫納付金についての考え方に差がありまして、しかし、法案は出さなければなりませんし、調整をしなければなりませんので、そこで、大筋の考え方を、今委員が言われましたように...全文を見る
○片山国務大臣 公社にストレートにBIS基準を適用するのが正しいかどうかということは実はあるんですが、公社化研究会でも総理の懇談会でも、極めて弱小資本であるというきつい指摘を受けたことも事実でございまして、事業量に比べて。だから、今計算すると一兆九千億ですよね。これを相当程度増強...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたが、財務省と我々が違うのは、国庫納付の物の考え方なんですよね。恐らく、財務省的な考え方からいうと、今委員もちょっと言われましたが、法人税見合いとか預金保険料見合い、こういうことになると思いますが、我々は、国庫納付金は、ほかの特殊法人の例もあります...全文を見る
○片山国務大臣 今郵政事業庁においては、顧客情報というのは極めてプライバシーにかかわる重要なものである、細心の注意でその取り扱いを行っておりますけれども、例えば内部管理規程をつくってやるとか、とにかく、今言われた二次利用といいますか目的外利用は、絶対これは禁ずる、こういうことでご...全文を見る
○片山国務大臣 原則としてはそうだと思います。
○片山国務大臣 断りがなくても、その答弁の、発言の全体を見て、これは個人的な見解だということは私はあり得ると思います。  今回も、御承知のように今郵政公社化法案の御審議をいただいているわけでありまして、公社化法案後のあり方については、総理直属の懇談会で議論の真っ最中でございます...全文を見る
○片山国務大臣 私、原則として申し上げました。  答弁は、行政機関の長としての公的な答弁というのがほとんどだと思いますけれども、内閣法制局の方から話がありましたように、個人的見解があっても、それは一向構わない、こういうことでございますから。個人的見解の場合には、断るのが一番いい...全文を見る
○片山国務大臣 多くの場合は、今委員の言われるとおりだと思います。  ただ、今回の小泉総理の発言は、同じことを繰り返しますけれども、今公社化法案を御審議いただく、まだ通っていないんですよね。しかも、公社化後のあり方については、総理みずから懇談会をおつくりになって、結論を出してほ...全文を見る
○片山国務大臣 どういう答弁をされるか、どういう発言をされるかわかりませんから、それは基準というようなものはないんでしょう。  ただ、今、何度も言いますけれども、ほとんどが行政機関の長としての答弁だ、こう御理解いただければいいと思います。
○片山国務大臣 これは、確定した判例なんですよ。確定した判例でございますので、その表現をとらせていただきました。
○片山国務大臣 定義するのに、各国の法令も見まして、その確定した判決も見て、こういう表現が最も妥当ではないかと考えたわけであります。
○片山国務大臣 何度も同じことを言いますけれども、今まで信書という定義はなかったんですよね、日本の法律の中には。そこで、今回も、今までも法律上の定義がなくて実際やってきたわけですから、定義は要らないんじゃないかという議論もあったんです。  しかし、今回は公社化になる、民間事業者...全文を見る
○片山国務大臣 なかなか難しい御質問をいただきましたが、立憲民主主義、憲法に基づく民主主義の基礎として、憲法に保障されている、先ほども言いましたが、表現の自由、通信の自由、そのために、この信書というのは基本的な手段でございまして、これは秘密は絶対守るべきものだ、こういうふうに私は...全文を見る
○片山国務大臣 私も全く同じ考えであります。
○片山国務大臣 私もそのように思っております。
○片山国務大臣 先ほども委員言われましたが、国民と国民の間のコミュニケーションの基本的な手段ですよね。しかも、それは秘密ということですね。お互いの秘密をしっかり守るという前提で、そこがほかのものとは違うのではないか、こういうふうに考えておりますし、そういう国民の自由な意思のコミュ...全文を見る
○片山国務大臣 だんだん、Eメールだとか携帯電話だとかというのが大変普及してきておりますけれども、信書には、現物が送付されるという現物性、年賀状、あいさつ状などに見られるような儀礼性など、電気通信の手段によっては見られない特性があります。将来、通信手段として電気通信関係が幅広く利...全文を見る
○片山国務大臣 私は、やはり信書の出し、受け取るということは、国民にとって基礎的な通信手段だと思いますね。最も身近で、しかも大変安く手軽にできる。しかも、隅々までできる。お金がかかりませんね。かかりますけれども、しかし、それはほかの手段よりはずっと安いというようなことなら、やはり...全文を見る
○片山国務大臣 まさにユニバーサルサービスというのはそういう考え方ですね。委員と同じ考えであります。
○片山国務大臣 法令というのはそれぞれ各省が所管しております。その法令について一義的に責任を持つ、所管する省庁が解釈を示す、これが有権解釈である。ただ、これについて問題ありと仮にすれば、最終的には、我が国は三権分立ですから、最後は司法の判断、こうなりますけれども、一義的には、今言...全文を見る
○片山国務大臣 今回、はっきり法律上、定義を書きましたから、特定の受取人に関して、差出人が意思を伝達する、事実を告知する、こういうことですから、それについて大部分はどなたが解釈してもわかるんですよ。ただ、かなり際どいものも中にあるかもしれませんので、そういうことを、この際、はっき...全文を見る
○片山国務大臣 だから、有権解釈を示すのは行政サイドだけの判断でいいんですけれども、今回については広く国民の皆様の意見を聞く、パブリックコメントという形、あるいは関係の業界その他の皆さんの意見を聞く、あるいは有識者の意見を聞く。幅広く意見を聞いて、その上で国民の納得できる形の信書...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、法案も今御審議いただいておりますし、この信書についても国会でさまざまな御論議をいただいておりますから、それを参考にもちろんさせていただきたいと思いますし、またつくり方や、これから幅広く意見を聞いてまとめていきますけれども、その過程で国会の議員の皆様の御意見...全文を見る
○片山国務大臣 今、三権分立の考え方からいうと行政府だけでやってもいいわけですけれども、それはもう大いに立法府の、この国会において御議論いただくのは、先ほども言いましたが、私は、大変結構なことだ、こういうふうに考えております。
○片山国務大臣 手続というのは特別ないんですよ。ただ、今言いましたのは、総務省といいますか、そこがつくる場合に、パブリックコメントという手続を設けるとか、あるいは有識者の方に集まっていただいて意見を聞くとか、そういうことを今考えておりますが、いつまでにどうする、こういうことについ...全文を見る
○片山国務大臣 今の携帯電話や冷蔵庫は、注意書きかなんかですよね。だから、そういうものは常識的にある程度考えなければいかぬのですよ。かなり際どいことばかり拾われて質問されておりますけれども。そういうことがあるから、今度はガイドラインではっきりさせよう、こういうことでございます。あ...全文を見る
○片山国務大臣 私も決算委員会に総理と同席しておりまして、松崎委員の質問、私にもありましたし総理にもありましたが、しっかり聞いております。総理からは、できるだけ民間が参入できるように、そういう検討をしてほしいということでございますので、それから一生懸命検討しているんです、いや本当...全文を見る
○片山国務大臣 政令も省令も、これはもう釈迦に説法ですが、今の法制下では、執行する法律の委任を受けるか、法律で決めた事項の執行のためにしか政令も省令もつくれないんですね。大枠は我々はこの法律の中に書いているつもりなんです。だから、後、政省令を基準という形でつくっていきますけれども...全文を見る
○片山国務大臣 民間の事業者の方は、これは営利企業ですから、できるだけ採算がいい方がいいわけでありまして、そういう観点からの私は御議論もあるのであろうと。我々は、何度も言いますけれども、今のサービスを悪くしない、もっとよくしたい、ユニバーサルサービスはしっかり確保していきたい、こ...全文を見る
○片山国務大臣 今回の四法案は、既にお答え申し上げましたが、中央省庁改革基本法でつくられたフレームに従って、なお公社化研究会で具体的なことを御議論いただいたのを受けてつくっているわけでありまして、そこは中立なんですね。公社化で終わりでもなければ、民営化を前提としての公社化でもない...全文を見る
○片山国務大臣 松崎委員言われますように、信書についてこれからどうなるのか。電子メール等が大変普及してくる、携帯電話も七千万台を超える、こういう状況の中で信書は減少していく、こういう見方もあります。しかし、ダイレクトメールなどはむしろふえてくるんじゃないか、こういうことでございま...全文を見る
○片山国務大臣 私が思いますのは、今度は、できるだけ国が、と申しますのは総務省やあるいは国会が、予算を初めとするいろいろなことに関与をしていかない、できるだけ自由な裁量権を与える、こういうことでございまして、結局は、どういう経営陣を選ぶかですね、総裁初め経営陣を。  そこが私は...全文を見る
○片山国務大臣 役員の数をどうするかは大変議論がありまして、一方では、これも一種の特殊法人でございますから、特殊法人全体を、役員の数をスリムにする、こういうこともありまして理事は十六人にいたしたわけでございます。  また、一応の役所としての割り振り、理事さんの分担の考え方はあり...全文を見る
○片山国務大臣 郵便振替は、御承知のように、主として、個人が地方税等の公金を地方公共団体へ払い込む、あるいは電気料金等の公共料金を払い込む、あるいは通信販売の代金等を支払うための送金手段でございます。したがいまして、ここで、金をここに置いておこうとか貯蓄しようとか、御承知のように...全文を見る
○片山国務大臣 国民にとってどういうメリットがあるか、こういうことでございますが、今回の四法案は、一つは、国そのものであった郵政事業を国営の公社にしていく、自律的かつ弾力的な経営を可能にする、また同時に、民間参入を認めて、ユニバーサルサービスを確保した上で競争原理を導入する、こう...全文を見る
○片山国務大臣 郵便局の二万四千七百のネットワークは、百三十一年の歴史を持って、私は国民の生活インフラとして大変有用に機能してきたと思います。現在は、郵便事業、郵便貯金事業、簡易生命保険事業の三事業のみじゃなくて、御承知のように、ワンストップサービスを市町村の委託を受けてやること...全文を見る
○片山国務大臣 国から今度は国営の公社、国とは別人格を有する公社になるわけでありますから、やはり国であることから予算だとか定員だとか組織だとかいろいろな制約がありますので、これが外れる。また、独立採算制、企業会計原則、事後管理、こういうことで、全体として自律的かつ弾力的な経営を可...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のとおり、独立採算のもとで大いに頑張るわけですけれども、経営上生じた利益が出ましたら、今、山名委員お話しのように、料金を安くしたりサービス水準を新たに向上したりして、直接利用者に還元することも適当だ、私はこういうふうに考えておりますし、また、大変過少資本だと...全文を見る
○片山国務大臣 信書につきましては、そんなに大きな議論があるわけじゃないんですけれども、どっちとも考えられるようなものがありますね。それから、ダイレクトメールのように、定義はあるけれども実態と必ずしも定義が一致していないものもございますので、そういういろいろな事情を考えまして、今...全文を見る
○片山国務大臣 何度も答弁させていただいておりますが、今の定義は変わらないんですよ。はっきり法律に書いたということと、グレーゾーン的なものがあるので、そういうものについてはガイドラインで明らかにしたい、ガイドラインは公正で透明度の高い決め方をいたします、こういうことを言っているわ...全文を見る
○片山国務大臣 懇談会は、全部が出る懇談会はことしになってからやっていないのです。総理の懇談会は郵政三事業に関する懇談会ですから、民営化懇談会という名前ではないのですが。これは総理と私と官房長官がメンバーなんですね。その三人が出る懇談会はやっておりませんが、三人を除く有識者だけの...全文を見る
○片山国務大臣 公社になって、民間が参入して、郵便料金が値上げになって、三種、四種をやめるみたいなことになったら、これはいけませんね。何のためにやったかと、国民の側からすれば。だから、それがないように、日本郵政公社も懸命な経営努力をやってもらわにゃいかぬと思う。経営体質の強化、サ...全文を見る
○片山国務大臣 この日本郵政公社法の目的の中に公共の福祉の増進とはありませんけれども、「国民生活の安定向上及び国民経済の健全な発展に資する業務等を総合的かつ効率的に行う」と。それで、こっちは組織法なんですね、日本郵政公社法は。郵便法だとか郵便貯金法というのは作用法ですから、書き方...全文を見る
○片山国務大臣 国民の皆さんは、公社になり、民間参入があって、郵便がなるべく安い料金であまねく公平に提供されるとともに、通信の秘密の保護が引き続いて確保される、こういう認識のもとに、もっとサービスがよくなればいい、こういうことなんですね。  そこで、民間に入っていただくときに、...全文を見る
○片山国務大臣 信書の定義の方は、参入には全く関係ないんですよ。参入すれば全部できるんですから。参入しないで何らかのということが信書の定義なんですね、今問題は。参入すればもう全部できる、同じですから、日本郵政公社と。  それから、全部省令、政令で決めるつもりはございませんで、何...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 本会議 第40号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 山田議員の御質問にお答えいたします。  独立行政法人の役員等についてのお尋ねでございます。  独立行政法人は、それまで国の機関でありましたものがまさに独立して一つの法人になるわけでありまして、その役員数は、それぞれの個別法の根拠で、国会が御承認され...全文を見る
06月06日第154回国会 参議院 総務委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  法人税における連結納税制度の創設に伴い、連結納税の承認を受けた法人に課する法人住民税及び法人事業税について、単体法人を納税単位とするための規定の...全文を見る
06月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第22号
議事録を見る
○片山国務大臣 荒井委員、その前に、三種、四種を、最初の案ではどうしようかと検討中だったんですよ。これは、できるだけ公社に自律的、弾力的な経営をさせろというのが基本法の精神ですから、我々は迷っておったんですよ。しかし、皆さんの御意見もあるんで、仕組みを今の公社法には残しました。だ...全文を見る
○片山国務大臣 信書につきましては、何度も当委員会でも答弁させていただきましたが、これは決まっているんですよ。判決でも、特定の受取人に対して差出人が意思の伝達及び事実を通知する、これを有権解釈ということで決まっているんですが、例えば、際どいものがこれから出てきたり、若干どういう観...全文を見る
○片山国務大臣 その点はありませんが、またその省令の話に返りますけれども、例えば、差出箱や何かについては法律で全部書き切れないんですよ。(発言する者あり)いや、そこで、随時簡便な方法まで認めますよ、基本的にはこうですよということを法律に書かせていただいて、あとは省令で決めさせてい...全文を見る
○片山国務大臣 私が言いましたのは、特別会計でやっていますから、直接税金の投入をしているわけではなくて、特別会計として全部運用してきている、こういうことを言っているわけであります。総理の答弁は、それが郵貯あるいは、簡保はちょっとあれが違いますけれども、特殊法人の原資として資金運用...全文を見る
○片山国務大臣 スウェーデン、フィンランド、イギリス、ニュージーランド、アルゼンチンですが、最初から独占分野を撤廃した国はスウェーデン、フィンランド、アルゼンチンでございます。ニュージーランド、イギリスについては段階的な自由化でございます。
○片山国務大臣 まず、特定局のお話がありましたが、特定局につきましては、特推連という業務組織があるんですけれども、これの全国やブロックの組織は全部廃止することにしました。それから、渡切費につきましては、もう既に答弁させていただいておりますが、本年度からやめまして、共同事務センター...全文を見る
○片山国務大臣 御指摘のその十二月十四日は、実は公社化研究会の結論を出すことが近づいてきまして、公社化研究会での議論を総理に御報告して、総理のお考えも聞いたわけでございます。直接指示とかなんとかという話じゃなくて、公社化研究会は、これは安住委員御承知のように、三つの案を検討してお...全文を見る
○片山国務大臣 安住委員、参入すれば、信書の範囲がどうであろうが全部できるんですよ。信書ももちろんできるために信書便に入ってくるんです。信書以外はもともとできるんですから。だから、そこのところは、信書の範囲がどうこうだから参入できないということはないんですよ。参入すれば全部できる...全文を見る
○片山国務大臣 今の安住委員のお話は、特定信書便事業、これは三時間以内か千円以上か、こういう条件を書いているわけですが、これは、公社化研究会で、事業者の皆さんにヒアリングをやったんですよ。そうしたら、そのときに、千円以上で提供している現在のバイク便の延長上をやってほしい、または五...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は、法案の立案の過程でも大変大きな問題で、財務省といろいろ協議しまして、今安住委員が言われるような懸念もあるものだから、どういうケースの場合にどういう形で出資をしようかということが詰め切れなかったんです。詰め切れないものをそのまま法案化するのもいかがかと思...全文を見る
○片山国務大臣 これも法制化の過程で検討いたしました。  ただ、それが、責任が不分明になるとか、ジョイントのぐあいがどうだとか、いろいろな議論がありまして、我々もちょっと自信が持てなかったものですから、今回の法案には入れておりませんが、今総理が答弁しましたように、今後の検討課題...全文を見る
○片山国務大臣 連携の仕方、した場合の責任のとりぐあい、問題が起きたときの処理、いろいろなケースを考えまして、ちょっと今のところはこの仕組みを入れることがどうかなということで今回見送りましたが、状況を見まして、しかも我々が今心配していることのきちっとした心証が得られるならば、それ...全文を見る
○片山国務大臣 これも既にお答え申し上げましたが、我が国は、何度も言いますけれども法治国家でございまして、法律に基づいて監督する、事業の認可もするしチェックもするし、しかもそれは法律に基づいてバランスをとっていくことで、我が国は議院内閣制ですから、国会に対して責任を持つ大臣がそう...全文を見る
○片山国務大臣 三種、四種で大変御心配をおかけしておりますが、法案の書き方は無料と書いておりませんが、無料はもちろんあるんですよ。ただ、これは公社に決めさせるということです。公社の決めたものを総務大臣が認可、恐らくこういう手続になっていると思いますけれども、我々は、経営努力によっ...全文を見る
○片山国務大臣 総理が言われましたのは、クリームスキミングを認めるということじゃないんです。ユニバーサルサービスは確保しながら、こういうことでございまして、ただ、サービスによってはいろいろありますから、そこで、今回の特定信書便事業なんというのは、これはまさに、特別に高くして、特別...全文を見る
○片山国務大臣 段階参入なら、いろいろな参入の仕方があるんですよ。ただ、今回は、この法案は、信書便法案は全面参入ですから、そこで法律の中で、いわゆるユニバーサルサービスを確保していただく、こういうことでございますけれども、特定便の事業を認めているということは、そういう特定の付加価...全文を見る
○片山国務大臣 ユニバーサルサービスというのは、全国あまねく公平に、同じ料金、同じサービス、こういうことですね。これは、憲法の保障する表現の自由と裏腹で、やはり基礎的な通信手段は、しっかり全国どこでも確保される、それからもう一つは、これも憲法に書いてあります、通信の秘密を守る、こ...全文を見る
○片山国務大臣 私、重野委員の考え方は理解できるんですが、公社法にそこまで書くかどうかですね。公社はこの基本法で自律的、弾力的な運営というのは、公社経営のフリーハンドの幅が相当ある、こういうことでございまして、そこまで書くのは、先ほども言いましたが、もっと別の観点から、そういうハ...全文を見る
○片山国務大臣 料金は、民間の方が参入した場合には届け出なんですよ。公社の場合には認可にしておりますから、認可ということで公的な関与をするという観点からいえば、そういう配慮は当然あるべきだろうと思います。
○片山国務大臣 郵便局は、何度もこれもお答えしましたが、百三十一年の歴史がありまして、郵便局の数とか位置とかというのは、やめるとか変えるとかといったら、これは大変なんですね。そういうことで、条文上はこういうことになっておりますが、現行は規則なんですよ。それは内規的なんですね。 ...全文を見る
○片山国務大臣 公社化にするということは、今の、国そのものがやって、国の事業として大変かみしもを着ているような限定された仕事しかできないよりは、もっと自由に、自律的、弾力的にやってもらう、こういうことでございます。  今お話しの、ふれあい郵便というのでしょうか、これはよそではひ...全文を見る
06月11日第154回国会 参議院 総務委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高橋委員言われますように、いわゆる国民負担率から見ますと、アメリカと日本が一番低いんですよね。ただ、それは例の借金分を外しているからなんですね。それを入れると五〇ぐらいになるんですね。  そこで、税金は高いか安いかという議論がありますが、確かに、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言われましたように、国から地方への税源移譲というのは地方の自立の私はもう前提だと、こういうふうに思っております。  二年前に地方分権一括推進法が施行されまして、権限は、まあ完全じゃありませんけれどもかなりな部分が地方ができるようになり、国の関与もか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 五・五兆の税源移譲は、所得税で三兆円、消費税から地方消費税へ二兆五千億と、こういうことですね。所得税から住民税に三兆円、消費税から地方消費税に二兆五千億と、こういうことでございまして、国の財源がそれだけ減るわけですから、国の方の歳出をそれに見合ってカッ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、文部省の高官の方は正にそうですよ。二分の一国が出すことが義務教育について国が保障していることだと、それは一つの考え方ですね。  しかし、それはそうなんですけれども、全体としてどう考えていくかということなんで、気持ちはそれぞれよく分かるんですよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 税源移譲で一番泣きどころは、税源移譲すると大きいところが、大都市圏を持つ都道府県は増えるんですよね、税が増える。固有名詞を出しちゃいけませんが、東京都が一番増えるんですよ。それから大阪や神奈川県や愛知県が、都道府県で言いますとね。それからまた大きな都市...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 合併というのは結婚と同じですからね、そう簡単にいきませんね。いやいや、これはいかぬところが合併だと私は思っているんで、いろんな試行錯誤を含めていろんなことをやりながらまとまっていく。それが一つの自治の、私は、そういうことを言うと怒られますけれども、一種...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 考えておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) 確かに一緒じゃないんですね。というのは、一つは、税源移譲と私どもの方が言いますと、財務省は、国の財政がこういう状況のときに税源移譲すると国債の元利償還にも影響が出ると、こういうようなことを言いますし、それから、国庫支出金、負担金や補助金を持っている役所...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 魚住委員、後退じゃないんです。むしろ広がったんです。私の方は、まず国庫支出金見合いの国税を地方に移譲してもらって、国庫支出金の方を落としていくと、こういうことなんですが。そういうことなんですが、それに交付税も全部入れて大きい工程表を作って、それを三か年...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院の方でもいろいろ御議論賜ったんですが、私は、現行法よりは相当進んでいると、こういうふうに思っておりますが、しかしそれじゃ今回のようなものは完全に新法で全く根絶できるかというと、それはなかなか制度というのはそれは難しいんですよ。ただしかし、相当な抑...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その問題とまた必ずしも住基法、ネットワークの施行の問題は違うんですが、八田委員、コンピューター社会、ネットワーク社会なんですよ。そして、番号を付けるのがすべて悪いということじゃないんですよ。番号を悪用したり、目的外に利用したり、逸脱したりするのをどうや...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこがなかなか、渡辺委員御承知だと思いますが、難しいところで、税というのは、やっぱりこれは余りばらばらにやられると困るというところが少しあるんですね。  元々、国会や地方議会というのは、執行部というんでしょうか、国家というんでしょうか、そういうところ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりなんですね。今、地方税の滞納額は平成十二年度決算で二兆三千億円余あるわけですね。それで、そこで税務職員をもっと増やせという議論もあるんですが、今は全体の行政改革で職員を減らしていくという時代でございまして、なかなか難しいと。  そこで、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはあると思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も当委員会でも御答弁させていただいておりますように、国の税金は能力に応じて、応能ですね、地方の税金は地方団体が行うサービス、受益に応じて払っていただくと、非常に地域との関係が深いのが地方税だと、こういうふうに思っておりまして、今、法人事業税は都道府...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国もまける、地方も必要があればまける。しかし、必ずしも国と同じである必要はありませんね。今後とも、特別措置については十分審査してまいりたいと。  もう今、特別措置、多過ぎるんですよ。もっとこれを少なくして集中した方がいい、そういう議論を今、経済財政諮...全文を見る
06月24日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第15号
議事録を見る
○片山国務大臣 懲戒処分と罰則適用の刑事処分は全然違うんですね。刑事処分の方は、公益に対する重大な侵害だとか、個人の権利利益の重大な侵害については罰則でいく。懲戒処分の方は、難しく言いますと特別権力関係、行政内部の秩序維持なんですよね。  そこで、行政機関の個人情報保護法をやる...全文を見る
○片山国務大臣 私が言いましたのは、今の防衛庁の処分がどうであるということではなくて、懲戒処分というのは独立して物を考えて決めてもらえばいいので、罰則があろうがなかろうが、それは懲戒処分そのものには関係ありません、こういうことを申し上げたので、諸般の事情を勘案して恐らく防衛庁は現...全文を見る
06月25日第154回国会 衆議院 総務委員会 第24号
議事録を見る
○片山国務大臣 吉田委員から大変温かいお励ましもいただきまして、ありがとうございました。  ユニバーサルサービスと民間参入の関係ですけれども、これは国によって必ずしも同じじゃないと考えておりますし、諸外国で民間参入をやってうまくいかなかった例も御指摘のようにございますね。我が国...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、ドイツでは法律で、郵便局のそれ以上の減少をストップするというような法案も出されたことを我々も承知いたしております。  そこで、今回のこの日本郵政公社法案の中には、郵便局が引き続いて二万四千七百体制を維持できるように、地域住民の利便の確保に配慮し...全文を見る
○片山国務大臣 前の委員会でそういう質問が荒井委員からありまして、私は、戦後のインフレの異常な時期を除いて、一般会計から郵政事業関係に税金が繰り入れられたことはない、こういうふうに答弁いたしました。  それから、今お話しのように、財投の関係では、郵貯の場合に資金運用部への預託が...全文を見る
○片山国務大臣 去年の秋に、私の親しい会社の社長が来られて、うちの若い職員を、社員を勉強させたい、研修させたい、事務のいろいろな進め方とかいろいろな人を知るということもあるので、こういうことですから、それは勉強に来させてはどうですかと。それは私の事務所ではなくて、岡山県の参議院の...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどのお話ですけれども、あれは三月までに報告して、追加や訂正の期間を認めているんですよ、何カ月間。三月までですからね。そこで、選管とも手続をとるような相談をしておりますから、そういうことはぜひ御理解を賜りたい、こういうことでございます。  それから、今の退職の...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ御指摘ありますが、この株式保有については、過去の特別な経緯によるものと私は聞いております。  これはKDDIが昭和二十八年に国際電信電話株式会社として設立当時、政府所有の株式が大蔵省より売り出されることになり、同社から、安定株主として郵政省共済組合に株式...全文を見る
○片山国務大臣 もう経緯は私よりは武正委員の方がお詳しいんでしょうが、現在は郵便物運送委託法第四条第一項の規定で随意契約を行っておりますが、今御指摘の法律が今国会でもう成立いたしましたので、その法令が施行された場合には、郵便物運送の安定的運行の確保を最重点としつつ、委託契約の見直...全文を見る
○片山国務大臣 いや、そういうことを含めてと申し上げました。現行の随意契約を見直していくということでございますから、それ以外のケースも含めて検討する、こういうふうに御理解賜りたい。
○片山国務大臣 今も松井長官が話しましたように、安定的な運送というものの確保をまず一つ考えなきゃいかぬ。そういう中で、今のような御指摘もありますから、随意契約以外にそれは一般競争入札もあるし、指名競争入札もあるし。だから、そういうことを含めて総合的に何が一番いいのかを考えていく、...全文を見る
○片山国務大臣 だから一般競争入札も視野に入れると申し上げているんですよ。ただしかし、それだけでやるということが本当にいろいろ総合的に考えた場合に妥当かどうかという判断なんですよ。  だから、それは国民の目から見て納得ができるような形でしっかり対応するということを私も松井長官も...全文を見る
○片山国務大臣 もう既に何度も当委員会でもお答え申し上げていますように、公社法をつくるときに出資をどうするか検討いたしました。  公社に経営の自由度を与える、こういう観点からは、郵便事業についてはある程度範囲を限定して民間企業に出資できることも一つの選択肢だな、こういうふうに思...全文を見る
○片山国務大臣 今、何で独立行政法人にしないんだと。国会で決めたんですよ、基本法で。今の郵政事業庁というのをまずつくって、国営公社にするということは国会でお決めになったことで、独立行政法人とは性格が違いますから、それはなおよく御検討賜りたい、こういうふうに思っております。我々は基...全文を見る
○片山国務大臣 お話もありましたが、簡保資金は大正八年の創業から自主運用、郵貯は、全部じゃありませんが、六十二年度から自主運用をやってきている。これまでも毎年安定した運用実績を上げてきております。これを生かしていくということが一つ、ストックがある。  それからもう一つは、郵貯、...全文を見る
○片山国務大臣 これはいろいろな経緯があって最終的には現在のような基本法の形に落ちついたので、途中経過ではいろいろな議論がありますよ。私はそういうふうに理解しておりまして、最終的には、現在のような国営公社で一体として三事業をやる、公社事業としてやる、これが当時における最善の選択で...全文を見る
○片山国務大臣 なるべく自律的、弾力的な運営、民間に近い形の経営がやれるようにしよう、国会も役所もできるだけ口を出さないようにしようというのが基本法の考え方ですね。そういう意味では予算等についても、国会の議決を要しない、こういうことになりましたから、予責法の適用はないと我々も考え...全文を見る
○片山国務大臣 独立行政法人というのは、ある意味では行政の一環なんですね。ところが、この郵政事業というのは、名前が事業がついていますように、大変事業的な色彩が強い、こういうこともありまして、国会でのいろいろな御議論の中で、今の国営公社の方式をおとりになったのではないか、こういうふ...全文を見る
○片山国務大臣 前の公社にしない、もっと自由にいろいろな経営的な、そういうことも生かせるようなものにしようというのが国会の意思なんですよ。だから、自律的、弾力的な。  もし委員の言われるように、がんじがらめにしよう、役所と同じにしよう、今と同じじゃないですか。だから、自由を与え...全文を見る
○片山国務大臣 国でなくて、国とは別の、何でそういう法人をつくって、そこに中期的な目標管理をしながら、できるだけ事後評価にして事前チェックはやらなくて、全体の事業の自律的、弾力的な経営を可能にしようかと、こういうことの御議論でそうなったんですよね。民営化という議論も結局はそういう...全文を見る
○片山国務大臣 これも、恐らくいろいろな議論があったと思いますよ。  独立行政法人も、最初は非公務員型だということでいったんですけれども、公務員型と非公務員型と併存で、今は公務員型の方がどっちかというと多いんですよね。  そこで、郵政事業は、民間的な事業の要素も十分あるけれど...全文を見る
○片山国務大臣 特別会計は、もう御承知のように、公社発足によって廃止されるわけでありますから、総務省に残る内局の組織の人件費は、当然一般会計で支弁する。それで、監察の職員は、郵政監察は公社の職員で、今までのように考査、調査、捜査、防犯等をやるわけですから、これは公社の方の人件費で...全文を見る
○片山国務大臣 郵政監察といいましても、内部監査ですからね、当たり前の話ですよ、内部監査するものを、その人件費をその組織自体が持つことは。  それから、今、GHQが勧告云々というお話がありましたが、郵政監察は、考査、調査、捜査、防犯、こういう業務を通じまして、事業の健全な運営を...全文を見る
○片山国務大臣 この発言の正確な趣旨は私はわかりませんし、それも読んでございませんけれども、郵便法第五条に違反する疑いがあれば事実関係を調査して、違反が繰り返されるような悪質の場合には捜査権を使って厳正に捜査する。監察の立場から当たり前じゃないでしょうか。
○片山国務大臣 これは全然、監察と政策評価は違うんですよね。そこはぜひ御理解を賜りたいと思います。  内部監査と言いましたが、外部のそういう違反行為が全くできない、捜査権があるんですから、それをやるのはまた当たり前でございまして、そういうことは、最初にできてから、この使命、役割...全文を見る
○片山国務大臣 三条機関というのは、これは独立して、ある程度、各種の執行権を持つようなものなんですよ。いろいろな規制を行ったり、是正命令を持つもので、典型的な例は公正取引委員会ですよね。ここで言う審議会というのは、そういうあれじゃないんですね。三条機関がお好きな方も大勢おられます...全文を見る
○片山国務大臣 昔は、裁量行政というのはあったんですよ。今はもう、できるだけ裁量行政を少なくしようというのが立法に対する基本的な姿勢なんですよ。覊束裁量ということになっているんですよ。もう自由裁量というのはほとんどなくなっている。だから、法令に基づく行政だということを私は申し上げ...全文を見る
○片山国務大臣 報道はいろいろありまして、正確な報道もありますけれども、大変不正確な報道もあるわけで、それはきょう記者会見でも言っておきましたけれども、私の事務所の個人秘書じゃないんですよ。参議院第二支部のそこの職員として、見習いをしたい、仕事を覚えたい、人を知りたい、こういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 いや、全くありません。  しかもこれは、私が先ほども申し上げましたように、自分の会社の仕事もやっているので、主として私が二週間に一遍ぐらい帰ったときの車の運転その他をやってもらっているわけでございます。だから、全部が第二選挙支部の仕事をやっているわけでもない、こ...全文を見る
○片山国務大臣 私は基本的には、やはり国の独占でも民間の独占でも、これはよくないと思いますね。やはりそういうことがあると非効率で進歩に乏しくなる弊害があります。  ただ、かつて社会主義云々だとか共産主義云々の議論がありましたときは、しっかり平等を保障するためには、国なり公が全部...全文を見る
○片山国務大臣 郵便の場合には、私はまた独占云々とは別の議論もあると思うんですね。とにかく、憲法で言う表現の自由を保障する基本的な通信手段ですね、基本的な。それともう一つは、これは通信の秘密は守らなければいかぬ、このためには、そういうことを考えると、やはりユニバーサルサービス、全...全文を見る
○片山国務大臣 今までの公社とは違う新しい形の公社をと。そこで、いろいろな議論の過程で、かつての国鉄も公社でございましたが、国鉄がうまくいかなかったのは、国鉄の関係の方が言われておりましたけれども、経営の自由度がなかったというんですね。ことごとく監督官庁や国会に手足を縛られて、や...全文を見る
○片山国務大臣 郵貯、簡保等の運用につきましては、いろいろなチェック機能を中につくっていますね。いろいろな審議会の意見を聞くとか、運用のポートフォリオの手続も決まっておりますし、場合によっては財務省等との協議もありますし、そういうことでいろいろな意味での保険を掛けておりますが、し...全文を見る
○片山国務大臣 そういうことは想定しておりません。我々としては、想定していない、そういうことで今の三事業を努力していくと。  今、御承知のように、郵便貯金事業も簡保事業もまだ相当の内部留保を持っております。郵便事業がやっと昨年度から黒字に転じまして、なお経営体質を強化したいとい...全文を見る
○片山国務大臣 今も言いましたように、我々は公社の移行を来年の四月、こう考えておりますから、本年度中に、今言いましたような健全経営ができる体質強化ということで、今、五カ年の定数削減計画や健全化計画をつくっておりまして、それを着実に実行していこう、こう思っております。  五カ年間...全文を見る
○片山国務大臣 今、一生懸命検討しているところでございますけれども、少なくとも、理事や監事に仮になるとすれば、それはもうノーリターンでしょうね。それから、そういう理事や監事じゃなくて、その下の、例えば部になるんでしょうか、局になるんでしょうか、そういうところに行く人の場合をどうい...全文を見る
○片山国務大臣 これは人事院との相談になると思いますけれども、人事院の了承を得ながら、独自の採用ということも考えております。     〔稲葉委員長代理退席、委員長着席〕
○片山国務大臣 正直言いまして、現在、人事院を含めまして、いろいろ相談をしている段階で、まだ固まっているというわけにはまいりませんけれども、今言われますように、来年の四月が公社移行でございますから、早急にこれは固めたい、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 言われるとおりでございまして、公社独自で、こういうことになりましても、やはり人事院と十分協議の上、了承を得たやり方で、今言いましたように、公平で中立的な、そういう採用に努めたい、透明度の高いものにいたしたい、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 これは両方両立させるということなんですが、私は、基礎はユニバーサルサービスだろう、こういうふうに思っております。ユニバーサルサービスが確保された上で、その上で競争をやって、さらにサービスの向上を図る、こういう関係ではないかと考えております。
○片山国務大臣 言われるとおりでございまして、やはり、ユニバーサルサービスを確保した上で競争をやっていただくためには、民間の参入を促進する、こういう必要がございますので、できるだけその規制は必要最小限度にする。  例えば、郵政公社は手紙、はがきのほかに書留などの特殊取扱や国際郵...全文を見る
○片山国務大臣 そうやって全部拾いますと、それは、法律はいろいろなケースを想定していますから、ちょっと数が多くなるのですが、ただ、御理解いただきたいのは、郵便事業につきましては、何度も言いますけれども、信書の秘密はしっかり守っていただく、それからクリームスキミングではなくて、ユニ...全文を見る
○片山国務大臣 この法案は、中央省庁改革基本法のフレームに基づきまして、しかも学識経験者の公社化研究会の答申をいただきまして、それに基づいてつくりましたので、我々としては、最善のものだ、こう考えております。  ただ、まだ細部でもう少し決まっていないところがございますから、全貌が...全文を見る
○片山国務大臣 荒井委員、信書の定義をどうするかが民間参入の条件じゃないんですよ。民間参入すれば、信書が何であれ全部できるんです。信書であるものはもちろん、ないものも全部できるので、参入しさえすれば、信書の定義がどうであるというのは関係ないんです。参入せずにやろうとするから信書の...全文を見る
○片山国務大臣 第五条を廃止しますと、だれでも信書の配達ができるということなんですね。だれでもできると。しかし、それは困るんですね、何度も言いますけれども。全国くまなくやってもらう、しかも通信の秘密も守ってもらう、そのための五条なんですね。五条をやめますと、だれでもできるんですよ...全文を見る
○片山国務大臣 今、伊藤委員の御質問を聞いておりまして、言われるとおりなんです。この公社は特殊の公社なんですね。昔の公社をイメージしていれば大分違う。それから、昔の公社は公務員じゃありませんからね。  この特殊な公社に国家公務員という身分、資格を与えるというのは、これは一種の立...全文を見る
○片山国務大臣 前の公社も、争議権はなかったんですね、公務員じゃありませんけれども。だから、それは、私は労働基本権が一つあったと思いますけれども、今回の国家公務員には。しかし、それは国家公務員で必ずしもなきゃいかぬという致命的な理由じゃないですね。同じですから、団結権と団体交渉権...全文を見る
○片山国務大臣 特定郵便局長さんの任用については前から当委員会でもいろいろ御議論いただいておりますが、仕事ができるということは当然ありますね。それから、今の郵便局は、伊藤委員よく御承知のように、地域のいわゆるコミュニティーの一つの求心力になっているんですね、郵便局が。だから、そう...全文を見る
○片山国務大臣 今、後藤委員言われますように、幾つかの市町村の議会でそういう動きがあることは承知いたしております。  しかし全体は、八月五日ということで、もう技術的ないろいろなことも終わりまして、チェックもやっておりますし、ぜひやってくれという意見の方が圧倒的に多いものですから...全文を見る
○片山国務大臣 それは私も気になりまして、担当の課長や皆さんに聞きまして、そういう団体についても準備は全部終わっている、こういうことでございまして、そういう意味では、八月五日に向けて最終の準備体制が今整いつつある、こういうふうに考えております。  それから、後藤委員には本当に、...全文を見る
○片山国務大臣 それは罰則はありません。ありませんが、やらないと法律違反になるんですよね。そこで市町村が法律違反をおやりになるようなことはまずないだろうと。  それから、これはネットワークですから、またこれも後藤委員に怒られるかもしれない、全部つながらないと実は意味がないので、...全文を見る
○片山国務大臣 幾つかの今委員御指摘のような市町村でちょっと待ってほしい、そういう意見書や決議があるということは承知いたしておりますけれども、これは三年前から、三年後にはやる、しかも、平成十四年度、十五年度で申請手続が全部オンライン化するということも一応これは決めているわけですね...全文を見る
○片山国務大臣 今の施行は、もう法律で決まっているわけです、三年前に、もう御承知のとおりですね。それを改正されて別の国会が意思決定をされるということなら、それはそれに従わざるを得ません、それはまさに法治国家でございますので。
○片山国務大臣 これもかねがね議論のあるところなんですが、政策の企画立案と規制をやる、これは一つありますね。  それから、私どもの方でいうと、一方では郵政公社を監督しながら、民間事業者も、競争相手も監督する、まあこういうことはありますけれども、何度も言いますように、日本は法治国...全文を見る
○片山国務大臣 今回の場合には、相手は県選管でございまして、これはもう、これまた委員御承知のように三月までに前の年の収支報告を出すわけで、これは私の事務所じゃないんですよ。何度も言いますが、参議院第二選挙支部というんでしょうか、そこでございまして、これは法律上七月までに訂正、追加...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、国民から見れば、安くなる、速くなる、もっと丁寧になる、何度も来てくれる、そういうようなことが恐らく、目に見える形が一番サービスがよくなったな、こういうことだろうと思います。  今回、我々は、公社の提供する料金は、先ほども言いましたが、認可制となり...全文を見る
○片山国務大臣 公社が来年から発足しますね。それで、中期経営計画をつくって、それをやる。  私は、この国庫納付金というのは、公社の経営の健全な見通しがしっかりできるまでは、これはなかなか払えない、こういうふうに思っておりまして、まず過少資本を、どこまで積めばいいのかというのはこ...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、制度や仕組みを変えることも必要ですが、より重要なのは、その制度や仕組みの中で働く人の意識を直していく、こういうことでございまして、現在、公社化に向けての意見交換会をやりましたり、あるいは自主勉強会を支援したりいたしておりますし、法案が成立いたします...全文を見る
○片山国務大臣 公社の職員の採用につきましては、人事院が行います1種、2種あるいは3種試験によらずに、経営主体である郵政公社において、郵政事業の実態を踏まえた新たな採用試験を実施する方向で検討いたしております。  具体的には、現在、既に御答弁申し上げましたが、人事院と協議中でご...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、政府におきましては、内閣の行政改革推進事務局を中心に、公務員制度改革大綱の具体化に向けた検討作業をしております。公務員制度を所管するのは総務省でございますので、我々も、その具体化に当たりましては、行政改革推進事務局と連携協力しながら今いろいろ作業...全文を見る
○片山国務大臣 今、山内政務官の答弁にもありましたが、この公社の経営責任、最終的な経営責任は総裁であります。総裁が副総裁や理事を任命するわけでございまして、経営責任は総裁にございます。  また、総務大臣は、中期的目標管理による業績評価をやりましたり、各種の認可を行うわけでありま...全文を見る
○片山国務大臣 中間報告では、簡易生命保険事業はすぐ民営化をやろう、郵便貯金事業は民営化の準備に入ろう、郵便事業は国営化で残すということが中間報告であったことは、事実ですね。しかし最終的には、何度も御答弁申し上げていますように、一体的に遂行しよう、全体として三事業一体でやろう、こ...全文を見る
○片山国務大臣 去年の七月の選挙では、選挙事務所をつくりまして、大勢の人が、これはちゃんと正規の手続で運動員としてやってくれた中の一人でございます。
○片山国務大臣 選挙中は選挙事務所に私自身がいませんから、全くわかりません。それは正規のあれをしたと思います。
○片山国務大臣 報告をするかどうかはわかりませんけれども、調査はいたします。
○片山国務大臣 それは選管との関係ですから、選管の方の報告書を見ていただければいいので、私は全くわからない話で、今あなたが突然言われたので、だから調査はいたしますということは申し上げたわけであります。
○片山国務大臣 去年のものは三月までにやるんですよ。七月までにそれはいろいろ補充ができたり修正ができるんですよ。それで、念のために私はどうなっているか調べてもらったら、そこが落ちているというような話があったので、至急選管と相談して処理をしなさい、こう申し上げているわけであります。
○片山国務大臣 それは、報告書の相談がこっちにありますから、その段階で私が言ったわけであります。だれからどうということではありません。
○片山国務大臣 これは、向こうの方からぜひ勉強したいと。若い人ですし、いろいろな仕事のぐあいや人も知りたい、こういうことですから、それは顔を出されたらどうでしょうか、こういうことで始まったわけでありまして、あなたの言うように、契約とかあれとか責任とかと、そういう話じゃないので、た...全文を見る
○片山国務大臣 何度も言っているでしょう。私の選挙区支部の、それの勉強に来たい、こういうことでございまして、そこにはどうぞと言ったので、後援会だとか事務所は関係ありませんということを何度も申し上げているんですね。  それから、三月までに報告をすればいいので、七月まではそれは認め...全文を見る
○片山国務大臣 選挙区の支部長として私が行動するのを手伝っているわけでありまして、いないときは選挙区支部の仕事をやっているんですよ。そういう思い込んだような、決めつけたような言い方は私は必ずしも適当でないと。まあ、お得意ですけれども、ぜひお慎みください。
○片山国務大臣 向こうの申し出ですから、向こうの意向を体してやりたいと思いますし、あなたの御意見は御意見として承っておきます。
○片山国務大臣 何度も申し上げますが、ユニバーサルサービスというのは、全国くまなく公平に、隅々まできちっと配達する、料金も同じだ、こういうことでございまして、我々としては、現在の国の郵便局が国営公社の郵便局になろうとも、サービスを悪くしたり郵便局を減らすことは全く考えておりません...全文を見る
○片山国務大臣 郵便局二万四千七百のこのネットワークは、百三十年余の歴史がありまして、どなたかのお話にもありましたが、国民生活共有のインフラであり、セーフティーネットだ、私もそういうふうに思います。  そこで、私が総務大臣になりましてから、郵政官署と市町村とを連携するというので...全文を見る
○片山国務大臣 郵政事業の公社化は、国とは違う別の経営主体である公社、こういうことになるわけでございますけれども、国であろうが国営公社であろうが、ユニバーサルサービスを守っていくというのでは変わりはないわけでありまして、郵便局があるというのが一つのユニバーサルサービスなんですね。...全文を見る
06月26日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○片山国務大臣 前回、防衛庁の事案と新法案との関係について説明いたしましたが、今回、防衛庁からの調査結果の報告において事案の内容が明らかになったことを踏まえまして、改めて答弁をさせていただきたいと思います。  もとより、あらゆる制度において、法令違反を完全に抑止することは困難な...全文を見る
○片山国務大臣 そのとおりでございます。
○片山国務大臣 それはLANを利用する人ですよね。だから、この場合には、当該職員は今お話しのように容易に照合できる機会を持っておりますけれども、LANを利用する人は照合できない、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 新法で「容易に」を取りましたのは、やはり保護の対象を拡大しようということでございまして、手間もかからず、時間もかからず、簡単にということが現行法の「容易に」でございますが、新法はそれを外しまして、もう少し手間がかかり、時間がかかっても、照合できるんなら個人情報にし...全文を見る
○片山国務大臣 一緒でございます。
○片山国務大臣 あくまでも個人情報ということを対象にしておりますから、個人情報に属さないものは対象外、こういうことになりますが、現行法は、御承知のように、電算処理されたファイルを中心にしておりますけれども、今度は個別の行政文書も対象になる、そういう意味では広がるわけでありますが、...全文を見る
○片山国務大臣 あくまでも個人情報なんですよ。だから、個人情報にならないものは、個人が識別できないものは保護の対象にしない、こういう考え方ですからね。今の委員が言われるようなセンシティブ情報でも、どの個人かわからないわけですから、その点については保護の対象にしませんが、個人情報に...全文を見る
○片山国務大臣 それは、なるほど、情報公開の担当職員、電算処理を担当する職員は知り得る立場にありますが、それを、所掌の事務を超えて、利用目的を超えてやることは禁じているわけですから、提供することも。だから、法律としては、それはやむを得ないところがある、電算処理したり、窓口の人は、...全文を見る
○片山国務大臣 個人が識別できない、だれの情報かわからないものは個人情報でない、我々はこういう立場でございます。御理解賜りたいと思います。
○片山国務大臣 この場合、私はよくわかりません。イニシアルでも、個人が容易に識別できれば、それは困るわけです。
○片山国務大臣 今、何度も同じことを申し上げておりますが、イニシアルでも、容易に他のものと接合することによって個人が識別できれば個人情報です。それはもう何度も申し上げているとおりであります。
○片山国務大臣 あくまでも個人が識別できる情報でございますが、現行法は、個人情報ファイルという形で体系的にまとまっているものを個人情報と扱っております。
○片山国務大臣 防衛庁長官の答弁と同じであります。
○片山国務大臣 国家公務員法の第百条第一項と自衛隊法のこの秘密、守秘義務ですけれども、これは同じものだ、こういうふうに考えております。  今もお話ありましたが、実質的にそれを秘密として保護するに値すると認められるものかどうか、こういう判断でございまして、今回の場合には、一義的に...全文を見る
○片山国務大臣 今申し上げたのは、守秘義務は罰則がかかるわけでございますから、守秘義務そのものには触れないという判断を防衛庁長官はされた、こういうことでございますけれども、しかし、その扱いについて、それが適切かどうかというのはまた別の判断だと思っております。
○片山国務大臣 冒頭言いましたように、どんな制度でも、全く法令違反をなくするということは不可能ですね。そういうことを申し上げたわけでございまして、ただ、できるだけ法令違反を少なくするような制度にする、それからまた、制度を運用する人にもしっかりした認識を持ってもらう、そういうことが...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども枝野委員にもお答えしましたけれども、制度というのは、完全にそれで法令違反をなくすなんということはこれはなかなか至難のわざでございまして、やはり、先ほども言いましたが、担当する、運用する人がそういう意識を持ってしっかりやる、こういうことだろうと思っております...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ大変興味深い御説を拝聴させていただきまして、私もなるほどとかなり同感するところもございます。  そこで、今の御提案でございますけれども、それを利用目的を超えてやる、提供する、こういうことが個々人の明白な権利侵害、権利利益の侵害になるのかどうかというところ...全文を見る
○片山国務大臣 そのとおりでございまして、何ぴともということで、今言われたようなことが我々の同じ認識であります。
○片山国務大臣 この前、吉井委員の御質問にもお答えしましたが、現在調査中でございまして、窓口だけでも千八百ございますから、これをできるだけ早くまとめたい、こういうふうに思っておりますが、まとまったものは順次発表することも今検討いたしております。
○片山国務大臣 一次的には各省庁、各機関にお願いするわけでありますが、取りまとめだとか調整だとか統一的な運用だとかということは当方の仕事ではないかと思っております。
○片山国務大臣 いや、全く知りません。  だから、それはうちの省がそういうことを知らせたのか、あるいは別の、それは定かでございませんで、うちの省につきましては調べてみます。
○片山国務大臣 いずれにせよ、事実をまず確認することが先ですから、調査いたしましょう。
○片山国務大臣 局長が答えましたように、個人情報が保護の対象ですから、イニシアルとか番号だとかというのは個人が識別できませんから、名前を書いたものを中心に調べる、そういうものに限る、こうしたわけであります。個人が識別できないもの、これは現行の法律の保護の対象にはしてないわけですか...全文を見る
06月27日第154回国会 衆議院 総務委員会 第25号
議事録を見る
○片山国務大臣 この問題は、私は、法律上の議論と政治上の議論と二つあると思うんですね。  それで、法律の議論では、私は前々から、この三十三条一項六号は法律的には確認的な効果しかないと思っておりました、大臣になる前から。以上の措置により民営化等の見直しは行わない、当たり前のことな...全文を見る
○片山国務大臣 まさにガイドラインというのは法律の定義を明確にするものですから、ガイドラインで法律の定義を左右するようなことはあり得ないんですよ。だから、法律はもうぴしっと確定した判決を書かせていただいておりますから、このボーダーラインのようなところ、やや不分明なものについてガイ...全文を見る
○片山国務大臣 総理は一昨日、サミットに行かれるということなものですから、状況の報告ということもありまして、閣議の前に総理と二人でお会いして話しました際に、総理みずからぶら下がりで言われたわけですが、ぜひ無修正で通してもらうように、こういうことでございました。  それは、田並委...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、総理としては、十分な検討をいたしまして、その検討の基礎には公社化研究会の御意見もあるわけでありますから、それで法案を出したので、この法案で国会に、先生方にぜひ御理解をいただいて、修正せずにできれば通したい、こういうことでございますが、謙虚に立法府の...全文を見る
○片山国務大臣 総裁人事の話でございますので。  法律の十二条で、総裁の任命権は総務大臣、こうなっておりますが、今後十分な検討の上でのことになると思いますけれども、一般論として申し上げれば、官僚出身であろうがずっと民間の方であろうが、その出自を問わずに、高い見識、すぐれた経営能...全文を見る
○片山国務大臣 これにつきましては、この委員会でも議論がありましたように、行革会議の中間報告では、やはり郵便事業は国営がいい、郵便貯金事業はそのうち民営化したらいい、民営化の準備をしたらいい、簡保事業は民営化ということも考えたらどうか、こういう中間答申がありましたよね。最終的には...全文を見る
○片山国務大臣 簡易生命保険は、私は前々から国民の基礎的な、最も身近な生活保障手段だと。これは委員よく御承知のように、無診査で加入できる、職業による加入制限はない、保険金は原則即時に払う、こういうわけでございまして、しかも郵便局を通じて全国あまねく公平にサービスを提供しておりまし...全文を見る
○片山国務大臣 よその国にというお話がありましたが、諸外国でも、ドイツは州営の生命保険機関を持っておりますし、フランスでは特殊会社が任意加入の生命保険をやっているし、アメリカでも州では似たようなものがあると聞いております。  いずれにせよ、国でなくて今後は国営公社になるわけでご...全文を見る
○片山国務大臣 公社は、今委員も言われましたように、中期経営目標、中期経営計画をつくって事後チェックでいく、こういうことが基本法の精神でございまして、ぜひそうやらせていただきたいと思っておりますし、また、その監督は、余りあれもこれもじゃなくて、やはり一元的にしっかり監督した方がい...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われました一月二十二日のものは、郵政公社の制度設計の際に財務省や金融庁の意見を反映したい、こういうことの話が閣僚懇で出まして、それは十分協議しましょう、こういうことにいたしたわけです。それを官房長官が、そういう閣僚会議みたいなことで発表されたわけですけれ...全文を見る
○片山国務大臣 私も初めて聞いた話なんですが、それは個人で、不心得な個人がやっているのか、どういう形でやっているのか、介在する人がやっているのか、よくわかりませんが、いずれにせよ、ブロックの郵政局や郵政監察局がありますから、そういうところと相談して、実態を明らかにいたします。 ...全文を見る
○片山国務大臣 切手についていろいろな御指摘をいただきましたので、御指摘に対して十分今後内部で検討してまいります。
○片山国務大臣 前回も中村委員からそういうお話がございましたが、信書による通信は、国民の思想、信条の自由や表現の自由に密接にかかわるものであり、かつ通信の秘密が保障される必要がある、その上であまねく公平に提供される必要がある、そういう基本的な考え方に基づくからであります。
○片山国務大臣 そのとおりであります。
○片山国務大臣 電気通信の方は、これは設備の購入をし、契約をしなきゃいかぬのですね。基本的な違いは、同じく基本的な状況に今なりつつありますけれども、現物性だとかいろいろな意味での特色が信書の送達にはある、私はこう考えておりまして、電気通信の方も基本的な通信手段の一つになりつつあり...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われましたように、立憲民主主義ですか、立憲制度ですね、憲法に基づく、そういうことは、基本的には表現の自由、これが根っこにあるわけでございまして、その表現の自由を基本的には保障しているからであります。しかも、それは、秘密を守るということがどうしても不可分のも...全文を見る
○片山国務大臣 それは先ほども言いましたが、なるべく安い料金であまねく公平に提供される、そういう意味では、基礎的な通信手段として広く国民に提供され、現物性、儀礼性などの電気通信に見られない特性があり、大変重要だ。電気通信の方も、先ほども言いましたように、かなり基礎的な通信手段にな...全文を見る
○片山国務大臣 まさに言われるとおり、可視性あるいは記録として残る、そういう特性がある、これが目に見えるという、そのところが大きな特色だと思っております。
○片山国務大臣 そのとおりであります。
○片山国務大臣 立法例というのは、いろいろこれは相当な吟味を経て決めてきておりますし、内閣法制局の審査も受けますから、そういう表現になりましたけれども、この表現で、大体「その事業を適確に遂行するに足る能力」というのは、一つはやはり財政的な、財務的な基礎ですよね。そういうことでござ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど、松沢委員からの御指摘の件でございますが、切手を使って郵便局用の物品を購入しているか否かについて、地方郵政局または地方郵政監察局を通じて調査させた上で、七月三日の理事会において御報告をさせていただきます。     —————————————
○片山国務大臣 新見市が二十三日に全国で初めて電子投票をやりまして、私も、日曜日午前中、視察をさせていただきました。それまで相当な練習と啓蒙、PRをやっておりましたこともあると思いますけれども、大変スムーズでございまして、また投票する人も投票の管理者の方も大変楽しそうにやっている...全文を見る
○片山国務大臣 国政選挙につきましては、マスメディアの皆さんが大変な興味を持っておりまして、どうするんだ、どうするんだというお話ですが、それは、制度をつくって、我々は、これはいわばトライアルのつもりで、統一地方選でいろいろな経験をし、実績を積み上げ、問題点を出して、それをクリアし...全文を見る
○片山国務大臣 特定局が微増いたしておりますけれども、これは大規模な都市開発や団地造成等による人口が急激にふえている地域に設置する場合、それから業務量の減少によって普通局を特定局に切りかえる等の事情がある場合でございまして、それでは、その過疎的になったところの特定局は減らせるか、...全文を見る
○片山国務大臣 簡易局も郵便局であることは事実なんですけれども、事業を全部やっておりませんし、業務の形態が極めてばらばらなんですよね。委託ですからしようがないんですね、向こうの方の、受託される皆さんの方の都合があるものですから。だから、安定的な郵便局とはなかなかまだ言いがたいから...全文を見る
○片山国務大臣 やはり、なるほど四十年前といえば四十年前ですね、三十七年ですから。そういうことで、公社になりますから、新しいいろいろな手法等を含めてこの基準を見直すということはあるいはあるのかもしれない、こういうふうに思いますが、いずれにせよ、いろいろな御意見を聞きながら、この点...全文を見る
○片山国務大臣 そのとおりでございまして、内閣としては、最上の案ということでまとめたものを国会に出させていただいて、今御審議をお願いしているわけでございます。その最上の案として出したものをぜひ無傷でそのまま通していただくというのが我々の強い希望だ、こういうことでございまして、ぜひ...全文を見る
○片山国務大臣 この問題、大変大きな関心を呼んでおりますが、法律は、公社が減免の幅を決めて総務大臣の認可をとる、こういうことでございます。我々は現行の仕組み、額を維持してもらうことを強く期待しておりまして、我々の認可にかかるわけですから、もちろん審議会の審議も経ますけれども、現行...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどの点字の無料化というのは、一九五二年に、万国郵便連合の条約、郵便条約というのができまして、国際間の点字はまず無料にする、それが国内も無料にしようということに広がっていった、こういうふうに私は承知しておりますが、ちょっと未確認でございますので、しっかり調べてま...全文を見る
○片山国務大臣 ペイオフの全面解禁に伴って民間金融機関から郵貯へ流れるのではないか、こういうまず一つの御質問でございます。御承知のように、定額貯金の大量満期によりまして、平成十一年度末が二百六十兆だったんですが、十二年度、十三年度の二カ年で二十兆円減少して、本年度以降もなお減少の...全文を見る
○片山国務大臣 今、野村統括官が言いましたように、今度発足します公社の資本金は約一兆九千億、これは公社化研究会でも何人かの委員さんから、大変な過少資本だ、こういう指摘を受けたことも事実でございます。  ただ、現在は国営ということがありますから、過少だからどうだということにはなり...全文を見る
○片山国務大臣 今回の法案で郵便法五条の中に信書の定義を書かせていただきましたけれども、これは何度も御答弁申し上げていますように、今までの確定した判決の表現をそのまま使っているわけでございまして、諸外国の例もほぼ同じでございます。  これは、これを書いたら、現在の信書の我々の解...全文を見る
○片山国務大臣 総理はいろいろ言われましたけれども、いわゆるダイレクトメールには多様な形態が想定される、こういうことですね。だから、いわゆるダイレクトメールなんですよ、ダイレクトメールの正確な定義は実はないので、そこのところは広く意見を聞いて整理してやろう、こういうことでございま...全文を見る
○片山国務大臣 ガイドラインで定義を変えるなんということはできないんですよ。定義は法律に書いたとおりなんですよ。特定の受取人に対し、差出人が事実を通知し、意思を表明する、こういうことなので、そういうことからいって、我々は定義を変えるつもりはないんですよ。  ただ、総理の答弁の、...全文を見る
○片山国務大臣 玄葉光一郎議員から、信書の定義についての質問主意書がありまして、閣議決定でこれについての内閣の意思を表明しておりますので、参考までに、これを答弁させていただきます。   「信書」について、民間事業者による信書の送達に関する法律案においては、民間事業者による信書の...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど桝屋委員の質問にもお答えしましたけれども、しなければならないと書くか、することができると書くかということなんで、自律的、弾力的な経営をする公社としては、することができるの方が適当ではなかろうかということで、法文はそうなっておりますが、先ほども言いましたように...全文を見る
○片山国務大臣 先般も重野委員、この問題をいろいろ御指摘になりました。  日本郵政公社法というのは組織法なんですね。それから、郵便法だとか信書便法だというのは作用法でありまして、ちょっとややこしいことを言いますと、行政作用法、行政組織法です。したがって、目的がちょっと違ってくる...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりです。しかも、国営公社ですから、これは大変公的な性格はあるんです。国営事業として、国営公社の事業として郵政三事業を一体でやる、こういうことでございまして、その中には、全部、効率だとか収益だとか、そういうことだけじゃないんですね。やはり公的な性格も当然...全文を見る
○片山国務大臣 ほとんどこれは使われない方がいいんですね。今回のこの公社、今までの公社と違うのは、もう委員御承知のように、自律的、弾力的な、そういう公社にしよう、できるだけ役所も、総務省も、監督官庁も、国会も、必要最小限度の関与だけしよう、こういうことですから、自由にやってもらう...全文を見る
○片山国務大臣 それは、経営責任は最終的には総裁です。それで、その総裁を任命した、あるいはその総裁を監督した総務大臣も一定の責任は免れない、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 総裁の解任理由は、法律には、心身の故障のため職務の遂行にたえないと認められるとき、これはある程度客観性がなきゃいけませんね。それから、職務上の義務違反がある、これも明らかな法令違反だとか義務違反が認められる場合。それ以外に、経営判断の誤りなど総裁の責任により業務の...全文を見る
○片山国務大臣 特定郵便局長の採用につきましては、当委員会でもいろいろな御論議、御指摘をいただいておりますが、国家公務員の任用は原則は競争試験ですね。ところが、人事院の承認を得て、人事院と協議して、一定の場合には選考による採用ができる、こういうことになっておりまして、特定郵便局長...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、衆議院議員選挙区画定審議会が行った衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定案についての勧告を受けて、衆議院小選挙区選出議員の選挙区を改定する等の...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○片山国務大臣 六月二十六日の当委員会におきまして吉井委員から御指摘を受けまして、御指摘を受けましたように、直ちに私どもの方の所管の自治行政局長に命じまして厳重に調査をさせたところでありまして、せんだって自治行政局長から報告を受けております。  その報告によれば、今お話しの行政...全文を見る
○片山国務大臣 行政書士法の所管は行政課なんですね。だから、そのラインの行政課長や行政課の課長補佐や係長その他、そういう者についてのヒアリングをやったわけですが、ヒアリングは、局長なり審議官なり、行政課のライン系列以外の者によってやった、ヒアリングをした、こう報告を受けております...全文を見る
○片山国務大臣 そういう見方もできますが、局長や審議官は、この行政書士法あるいは委員が言われるようなことに関係した業務を直接やっておりませんし、それは、逆にその意味ではいろいろなことの事情がわかるわけでありますから、だから、そこで客観的にしっかりした公平な調査をするようにと私が指...全文を見る
○片山国務大臣 委員がこの前、二十六日の委員会で言われたのは、何か課長補佐の名前を言われましたよね。だから、行政課長が責任者ですから、その責任者についてヒアリングをする、責任者がいろいろ事情を調べる、関係の職員に聞くということは当然あっていいわけでありまして、私はそれは一向に構わ...全文を見る
○片山国務大臣 委員は疑いを持って言っているわけで、たまたま日本行政書士会の連合会の会長が知っておったから、それは、知っておったのは自治行政局の行政課の関係者から聞いたに違いないという憶測なんですね。  いやいや、今あなたが言われました二人の行政書士の方は、全国にこういう請求を...全文を見る
○片山国務大臣 委員はメリットがないと言われましたけれども、これは、行政書士会の方と自動車業界の方が大変な対立を長く続けてきたんですよ。今度法律改正をすることについて、両方の対立がそのまま続いたんですよ。そこで、中でいろいろな話し合いが行われて、今までのいわばやり方をお互い認めよ...全文を見る
○片山国務大臣 委員は、あなたの大変親しい二人の書士の方の言うことだけ聞いていろいろなことを言われている。しかも、全部疑い、憶測ですよ。あなたがそれだけ言われるならしっかり調べて証明してくださいよ。私の方はきっちり調べてそういう事実はないということを申し上げているんです。
○片山国務大臣 何度も申し上げておりますように、私の方は、しっかりとした調査をやった結果、情報の提供もないし圧力もかけていないと言っているんですよ。あなたの方がある、あると憶測でお言いになっている。それは、あると言われる方がしっかり証明してくださいよ。ないものをないという証明は難...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、調査の結果、行政書士会連合会会長に情報提供した事実もないし、また、圧力をかけるように依頼した事実もありません。
○片山国務大臣 吉井委員は、情報提供があったから会長が知っている、こうおっしゃるから、いやいや、ほかのいろいろなこともあるので、情報提供がなくても知り得る可能性はありますよと。例えば、当該二人の行政書士の方が、開示請求をしたとかいろいろなことについてファクスを何人かの方に配付して...全文を見る
○片山国務大臣 これだけ丁寧に報告をしておりますし、議事録にちゃんと残りますから、もうこれ以上の調査をするつもりはありません。
○片山国務大臣 変わりません。また、変わるわけがない、同じことを言っているんですから。  そこで、この民間と官僚の、今お配りになったこのペーパーなんですが、民間の方は罰則がかかるまでに、今委員が言われたように、助言がまずある、勧告がある、命令がある、それを全部こなすわけですよ。...全文を見る
○片山国務大臣 今いろいろやりとりをされていますけれども、公務員というのは、御承知のように法令遵守義務があるんですね。御承知でしょう。その法令の、今回は個人情報保護という大きな法益があるんですよ。それを守らない者にペナルティーをかけるんですよ。
○片山国務大臣 今回の仕組みは、基本法制の方は私の所管じゃありませんが、結果として守らせるということです、個人情報保護を。そのためのルールづくりをどうやるか、官と民をどうやるかということを考えてやっているんですよ。  だから、何度も同じことを言いますけれども、民の方は、こういう...全文を見る
○片山国務大臣 守秘義務違反というものは、これは機密漏えい罪で、罰則であります。
○片山国務大臣 今も局長が言いましたように、業務上知り得た秘密ですよ、仕事の上で。個人情報を扱う人は全部個人情報を知り得る。だから、それはぴしりと、守秘義務違反というか、秘密漏えい罪という罰則を適用するんです。  だから、そこで、目的外利用にストレートに罰則がかけられないじゃな...全文を見る
○片山国務大臣 手を挙げないのに指名していただいて大変ありがとうございます。  守秘義務違反というのは、これは委員御承知のとおりですよ。ただ、守秘義務違反が全部罰則の適用になるかどうかというのはまた別の議論で、権利侵害なんかの場合にはなる。そうでしょう。軽いものについては懲戒処...全文を見る
○片山国務大臣 局長の答弁と同じであります。
07月03日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第12号
議事録を見る
○片山国務大臣 どういう意図、目的でおつくりになったかわかりませんが、好ましいことではないと私も思います。
○片山国務大臣 必要なものは、それは残すということはある。連絡先だとかあるいは開示請求に絡むようなことはありますが、今お話を聞く限りなら、必ずしも適切でないですね。
○片山国務大臣 全部承知しておりませんが、応接記録とはっきり各省庁のマニュアルで書いたのは少ないと思います。  今局長が言いましたように、相談だとか案内については、これは後々の連絡の必要もありますから、そういうものは応接記録がある方が望ましいんじゃないか、こういうことをうちの方...全文を見る
07月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第26号
議事録を見る
○片山国務大臣 川崎委員の言われるとおり、大変な議論を経て中央省庁改革基本法の中で、国がやっておった郵政事業を国営公社でやる。これは、今お話しのように、公共性は維持しながら、やはり民間的な経営の観点まで持ち込んで、もっともっといいサービスを国民の皆さんに提供するようにする、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 今言われたとおりでございまして、郵政事業はユニバーサルサービス、こういうことを我々は何度も言っておるわけで、全国あまねく公平なサービスをすべての人に与える、こういうことでございまして、そういう意味では、今、二万四千七百の郵便局ネットワークは、これは維持していきたい...全文を見る
○片山国務大臣 我々も検討いたしましたが、詰め切れずに持ち越したものでございます。今回こういう形で修正案を出していただいたわけでありますが、我々検討いたしておりました出資対象事業といたしましては、例えばダイレクトメール等に関する発送準備や発送業務を行う発送代行業務、また、郵便物の...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方でつくりました郵政事業の公社化に関する研究会の中間報告におきます試算、平成十二年度決算計数等をもとにした試算で、できるべき郵政公社の資本金は約一兆九千億円、こういうふうに示されております。ただ、これは、今後、来年の四月までの金利、為替等の金融情勢その他に...全文を見る
○片山国務大臣 税金の関係は、これはいろいろ検討いたしまして、旧三公社と同様の措置がいいのではなかろうかと。  国税については、法人税、所得税等は非課税にしてもらう。地方税についても、法人住民税、法人事業税、事業所税等は非課税にしてもらう。それから、本来事業用資産については、不...全文を見る
○片山国務大臣 信書の定義、それに基づくガイドラインでございますけれども、定義の方は、何度も申し上げましたように、特定の受取人に対し差出人の意思を表示しまたは事実を通知する文書だ、こういうことでございまして、基本的にはこの考え方、解釈は従前から今回まで同じでございまして、これを書...全文を見る
○片山国務大臣 大臣というのは個人ではなくて機関ですからね、機関としての意思は続くんです、これは。継続、安定するわけでございまして、私が言っておりますのは、この国会でのいろいろな議論を踏まえまして、やはり三種、四種の重要性というのは十分認識しておりますので、減免の規定は置いていま...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども川崎議員にもお答えいたしましたが、我々は、公社になるわけでありますけれども、盲人用郵便物の役割の重要性にかんがみまして、特段の事情変更がない限り無料を基本とした、こういうことで公社には認可を行ってまいりたい、こう思っておりますが、それでは、なぜ無料にしない...全文を見る
○片山国務大臣 現在の郵便局で政策料金をやっておりますけれども、これは変えない、公社になっても我々は認可ということで関与させていただくわけでありますから、この政策料金の重要性にかんがみて変えない、こういうことを言いましたが、未来永劫、永久に固定した制度にするかどうか。  先ほど...全文を見る
○片山国務大臣 ガイドラインは、ぎりぎりと言えば施行前ですよね。しかし、それよりある程度我々はゆとりを持ちたい、こう考えておりまして、成立後、移行のための全体のスケジュールを考えないといかぬのじゃなかろうか、こう思っておりますし、また、参入を検討される民間事業者の立場もありますの...全文を見る
○片山国務大臣 定義につきましては、川崎委員にお答えしましたとおり、法律の中に定義を書かせていただいて、あと個別具体の適用はガイドラインで示させていただく、こういうことでございますが、一番問題になっているダイレクトメールにつきましては、申し上げました。基本的には今の考え方と同じで...全文を見る
○片山国務大臣 クレジットカードについては、前から議論がございましたね。それで、今までは、なるほど郵政省当時のしおりにはこれは信書だと書いておったと思いますけれども、いろいろな議論、検討の中で、やや信書性が薄いんではなかろうかというのが現在の立場でございまして、これはきのうの総務...全文を見る
○片山国務大臣 別のそれは担保、チェックの方法があるんではないかと思いますが、いずれにせよ、少し研究させていただきます。  それから、監察につきましては、今度公社に変わりますので、我々は内部監察であり、総裁直属であり、独立して業務をやる、こういうふうに考えておりますが、内部監察...全文を見る
○片山国務大臣 行政というのは、役所というか行政機関の恣意的な裁量で左右されるものじゃないんですよ。あくまでも、法治国家でございまして、法律や政令や、その法律や政令の具体的な執行に当たってのいろいろなもので進められるわけでございまして、例えばこの信書の定義も、どういう仕分けをする...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、世界でも例のないような、最初から全面参入、ただしユニバーサルサービス確保、こういう条件をつけての今度の制度を、公社化研究会の御提案もいただきましたが、まとめたわけでありまして、そういう意味では、意欲的な民間事業者にぜひ入ってきていただきたい。そういう意味で...全文を見る
○片山国務大臣 総理直属の今の田中座長の懇談会、政府の方から総理と私と官房長官が入っておりまして、私も一員ですから。このところちょっとこちらの方が忙しいもので、今有識者の方々だけの懇談会での御議論をやっておりますが。  いずれにせよ、しかるべき時期には意見の集約の結果をお出しに...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、今の国の郵便局ネットワークサービスを、今度は国営公社に変えますけれども、それは全国あまねくユニバーサルサービスを、生活へもたらす基礎的なサービスをそのまま保障していく、こういう考え方でございます。  政府の案、閣法では、地域住民の利便の確保について配慮し...全文を見る
○片山国務大臣 郵政事業、郵便だけじゃなくて郵便貯金、簡易生命保険、これは基礎的な国民に対するサービス、いわば生活のインフラだ、こういうわけでございまして、しかし、そういうことからいうと、やはり経営が大変健全でなきゃいかぬ。  これが公社に変わってこれからスタートする。しかも、...全文を見る
○片山国務大臣 今言いましたように、私どもの方の郵貯、簡保の運用では、国債が一番大きいですね、額が。だから、国債については大変関心を持っておりますが、格付をどうやってやるのか、この仕組み。それから、それがどれだけの権威、信用があるのか。  いろいろなことをいろいろな人が言ってい...全文を見る
○片山国務大臣 これは、株式会社の会計監査人の任期が一年なんですね。それから、独立行政法人、これも公社と同じように、中期的目標管理の仕組みというのでしょうか、中期経営計画的なものを目標と計画に入れているのですけれども、これも約一年なんですね。そこで、そういうものを見ましてこの法律...全文を見る
○片山国務大臣 今言われたように、郵政公社に引き継ぐということについては、時価を基準にして総務大臣が任命する評価委員が評価した価額とする、こう書いていまして、評価委員の構成については、具体的には政令になりますけれども、一般的にはこれは独立行政法人や特殊法人にいっぱい例がありますか...全文を見る
○片山国務大臣 立入検査ですね。この信書の送達の仕事というのは、立憲民主主義に基づきます表現の自由に関係がありますので、信書の秘密の保護を十分に確保しなければならない、こういうことでございます。やはり必要最小限度の立入調査等はやらせていただかなきゃいかぬ、それは、ほかの似たような...全文を見る
○片山国務大臣 休廃止をされる場合に突然やられるとみんな迷惑するんですよ。あらかじめ、ちゃんと予告期間をとって、その間受け付けないことにしてもらわないと、受け付けて途中でやめたということになりますと、それこそユニバーサルサービスも信書の秘密も全部吹っ飛びますので、そこで、そこの一...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりなんですね。国民の皆さんに対するそういう意味でのメッセージを有効に出しているかどうか、それが大変心もとないような気がいたしております。  今、国がやる郵便局、郵政事業、これを国営公社にしようということは大変な議論で、国会で基本法をおつくりになって、...全文を見る
○片山国務大臣 なかなかそれが難しいんですけれども、今まで、例えばATMですね、あれは今郵便局に入っておりまして、大変重宝に使っていただいております。今だと国の予算で決まるものでなかなか自由に置くことができないわけですが、これから公社になれば、そこはかなり弾力的、自由な対応が可能...全文を見る
○片山国務大臣 現在の三種、四種の政策料金は現行のまま維持する、こういうことで公社の方にお願いしたい。また、そのお願いを担保する意味で、私どもの方の認可その他がございますので、そこで担保いたしたい、こういうふうに思っております。  特に四種の点字、これにつきましては、遠藤委員言...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁で言いましたが、機関としての総務大臣にしっかりとこの点は守らせていくようにいたします。
○片山国務大臣 そうです。今の郵便法は国以外はできない、こういうことでございますが、今回は、郵政公社はもちろんやれるわけでありますが、参入業者もやれる、こういうことでございます。  五条のことをよく言われるんですけれども、あれは参入とは関係ないんで、今遠藤委員言われましたように...全文を見る
○片山国務大臣 それは、参入のときに事業計画を出していただきまして、それについて認可いたしますから、そういうことは今の法律上認めておりませんので、今言ったようなことは。だから、そこでチェックいたしますし、それを聞かなければ法的ないろいろな手段がとれるようになっておりますので。 ...全文を見る
○片山国務大臣 午前中も申し上げましたが、一遍に全国展開というのは企業にとっては大変な冒険になりますね。十分な検討、準備が私は要るんじゃなかろうか、そういうように思っておりまして、特定サービスの方、特定信書便の方は、これは入りやすいですからね、こっちの方から入っていくと。よその国...全文を見る
○片山国務大臣 今、この郵政企画管理局は大所帯ですね。これが移行しますと何が残るかといいますと、郵政事業全般の制度の企画立案、それから日本郵政公社の監督ですね、広い意味での監督。それからもう一つは、信書便事業の方の監督ですね。  そこで、日本郵政公社と信書便事業の監督、これは分...全文を見る
○片山国務大臣 国営公社ですからね。営利事業じゃございませんので。  それから、事業の性格が、大いにもうけた方がいいなんということでは私はないと思っているので、むしろ、そういうゆとりが出てくれば国民へのサービスは上げていく。例えば、料金が下げられるなら下げていくとか、もっとサー...全文を見る
○片山国務大臣 国家公務員法には職務専念の義務ということが定められておりまして、本来は職務だけをやる、こういうことでございますが、これがまた別の法律がありまして、組合の役員として組合の業務に専ら従事することとして、例外的にそういうことを認める、いわゆる在籍専従ですね、籍を持って、...全文を見る
○片山国務大臣 これは前からいろいろな議論もありますし、ILOも絡みますし、そこは関係の省庁で十分相談してまいりたいと思います。
○片山国務大臣 ユニバーサルサービスの確保は常々当委員会でも御答弁させていただいておりまして、我々は最重要の課題だ、法律の中にもユニバーサルサービス確保のための条件を書かせていただいている、こういうことでございますし、今回は、与党の方の修正で、郵便局の設置について全国あまねく、こ...全文を見る
○片山国務大臣 平成十三年度の郵便物の引き受けは約二百六十七億通でございまして、前年度よりも〇・七%の増加であります。このうち第一種郵便物、封書などでございますが、これが約百三十二億通で、前年度よりも〇・三%増加。年賀状、年賀郵便物が約三十五億通で、前年度よりも二・九%の減少。年...全文を見る
○片山国務大臣 公社化研究会で去年の八月から十二月まで御検討賜りまして、三つの案が考えられる、条件つき全面参入、段階的参入、部分参入、こういう三つの案の併記がございました。この中では、ユニバーサルサービスを確保した上で、競争を促進して、サービスの質の向上のためには条件つき全面参入...全文を見る
○片山国務大臣 現在、総理直属の郵政三事業に関する懇談会というのが、去年の、あれは何月だったでしょうか、小泉内閣発足が四月二十六日ですから、五月か六月から発足して、ことしの夏を目途に意見集約、こういうことでやっておりまして、民間の有識者の方を中心に、政府からは、先ほども言いました...全文を見る
○片山国務大臣 今度できます公社は国営の公社です。法的には特殊法人でしょうね、やはり。公的な、公共性の強い特殊法人。したがって、その構成員も国家公務員、こういうことでございますから、そういうものが国策をやっても構わないわけですね。それを、法律上、そういう政策料金をやるということを...全文を見る
○片山国務大臣 そうですね。公社総裁というのは、やはり古いといえば古いかもしれませんね。私も、公社はもう基本法で決まっていますから公社という名前を使わざるを得ないんですが、総裁は何かもっといいのはないのかなといって探したんですけれども、社長にすると民間になっちゃう。これはこれでま...全文を見る
07月05日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、細田委員から憲法問題を含めて御所見の御開陳がございまして、大変私も感心して聞かせていただきました。  私どもの方も、一票の格差の是正、平等選挙ということは大変重い命題であると認識いたしております。ただ、今回は、御承知のような今の仕組みでは、選挙区画定審議会に...全文を見る
○片山国務大臣 この前、与党で御相談いただいたようなお話も私は聞いておりますし、総理からも九次審のお話がございました。  いずれにせよ、この法案が成立すれば、その次には九次審の構成を決めてスタートする、こういうことになろうと思いますし、基本的には、選挙制度は議会政治の根幹にかか...全文を見る
○片山国務大臣 今、金田委員のいろいろ資料を入れての御説明を聞かせていただきました。  政府の立場は、法律に逃げるわけじゃありませんが、やはり審議会をつくって、勧告をお願いして、それをいただいたわけでございますので、これは尊重せざるを得ない立場であるということはぜひお考えいただ...全文を見る
○片山国務大臣 もう釈迦に説法ですが、選挙制度は百点のものはないんですね。その時点の、特に国会の合意でいろいろ決めてきた、こういう経緯がございまして、そういう意味では、今回の勧告も私は百点だとは思っておりません。大変な努力をされたことには審議会の委員の皆様に感謝いたしますけれども...全文を見る
○片山国務大臣 現在の選挙区画定審議会法は、まさに佐藤委員が自治大臣のときにできた。あの中に、今言われましたように、基本としてとありますですね。それと、各都道府県一つずつの定数を配分する、こういうのが決まったわけでありまして、私は、当時の状況で、大変な議論をされてああいうことにな...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども少し申し上げましたが、四十七を引かずに三百で単純に人口スライド、これは前からそういう議論があったわけでございまして、それはそれで私は一つの立派な考え方だと思います。  また、その四十七分けるというふうにしたのは、先ほども言いましたが、我が国の今の統治構造...全文を見る
○片山国務大臣 この審議会の性格あるいは勧告に至るまでの手続等は佐藤委員の言われたとおりでございまして、仕組みやこういう結果については、立法府で決めたといったら決めた、私もそう思います。そういう意味では、これは政府としては尊重するのが当然でございますし、立法府でもそういうことを念...全文を見る
○片山国務大臣 今、佐藤委員が言われましたように、市町村合併が全国的な大きな流れになっておりまして、今、市町村が三千二百十八あるんです。それを千ぐらいを目指して、こういうことでやっておりまして、約七割の市町村が協議会や研究会をつくって合併の検討に入っていただいておりまして、私は、...全文を見る
○片山国務大臣 現在の我が国の制度は小選挙区比例代表並立制でございまして、小選挙区制と比例代表制を接合しておる、こういう制度だと認識いたしております。  小選挙区制につきましては、よく言われますように、二大政党制を志向する、政権の選択が明確な形で示される、したがって、政権の交代...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じことを申し上げますが、選挙制度に完全なものはございませんので、常に、あるべき制度ということで見直すべき点があれば見直していく、こういうことが必要ではなかろうかと思います。  先ほども御答弁しましたように、与党三党の話し合い、合意に基づいて、総理から五月...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員からお話がございましたが、なるほど、国家公務員、地方公務員は定数削減を計画的にやっております。特に国家公務員の場合には十年間で二五%削減しよう。独立行政法人の移行の分も含めますから二五%でございますけれども、かなりな削減をやる。地方公務員は同じでございます...全文を見る
○片山国務大臣 これは各党間の話し合いでございまして、政府としてそれについて関与したとか覚えておくとかということではないので、そのことについての御答弁は、私の立場では差し控えさせていただきたいと思います。
○片山国務大臣 私は、自民党の議員ではございますけれども、自民党の代表ではございませんので、自民党の意見を言う立場にはございません。それは御理解賜りたいと思います。  何度も言いますけれども、議員の定数をどうするかというのは、やはり代議制、代表制民主主義の本当に根幹だと思います...全文を見る
○片山国務大臣 今、総務省というのは地方自治も所管しておりますし、地方にできることはできるだけ地方にということは総理も言っておられるし、地方分権を推進する、地方をもっと強くしていく、こういうことはこの国の将来のためには必要だ、私はこう思っております。  市町村でできることは市町...全文を見る
○片山国務大臣 自由党から平成十三年六月に出た法案が継続審査になっていることは承知いたしておりますが、この法案の扱いは国会の中で、関係のところで決めていただく、こういうことではないかと考えております。御理解を賜りたいと思います。
○片山国務大臣 今、若松副大臣が言ったとおりでございまして、来年の四月から政令指定市になるんです。そうすると、行政区を決めてもらうんです。この行政区が単位になりますから、それが確定しましたら、今の選挙区の不一致の問題等についても、知事やさいたま市長さんから十分意見を聞いて、何らか...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁いたしましたが、一票の格差の是正は大変重要な問題だと認識いたしております。今回の区割りにつきましては、設置法にありますように、選挙区間の人口格差が二倍以上にならないようにすることを基本としながら、行政区画、地勢、交通等の事情を総合的に考慮して合理的に行...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたが、最大限の努力をされた結果で、二倍を超えている現状が今回の勧告によって大幅に是正されるわけでありまして、二・〇幾らという数字でもございまして、そういう意味では、私は憲法上も許容されると。  言われることはよくわかりますよ。二倍以上にしないとい...全文を見る
○片山国務大臣 それは当然でございます。二倍ということはそういうことでございます。
○片山国務大臣 審議会の先生方が、委員の皆さんが努力されたのはまさにその点だった、こういうふうに私も思っております。
○片山国務大臣 区割りをやる、線を引くということについて、内在するいろいろな問題点があることは事実です。だから、そういう中で、法律の理念を生かすために最大の努力をしていただいた結果だ、そういうふうに私は考えております。
○片山国務大臣 選挙区という線を引いて区域を決めるということに伴うやはりいろいろな問題点があることは事実ですけれども、しかし、総合的な事情を考えなきゃいかぬと思いますよ、ここでは二倍以上にはできるだけしないと。九つは二倍以上になりましたけれども、しかし極めて、二倍をちょっと超えた...全文を見る
○片山国務大臣 これは政府というより与党間の話でございまして、報道では知りましたけれども、我々が関与しているとかなんとかという問題ではございませんので、それについての経緯その他をお答えする立場にないということを御理解賜りたいと思います。
○片山国務大臣 選挙制度というのは、議会制民主主義の基礎でございまして、大変重要なものだと考えております。  しかし、これはやはり政党政治でございますので、各党各会派で十分な御議論をいただくということも私は必要だし、それから中立的な、例えば選挙制度審議会のような有識者を含むとこ...全文を見る
○片山国務大臣 野党のときは少し与党とは違うところがありますから、それは強調して言ったところもあると思いますけれども、基本的には、私は、あのときに質問した、詳細は覚えておりませんけれども、質問したことは、私の考えを申し上げたわけでありまして、基本的な考え方は変わっておりません。
○片山国務大臣 基本的には、話し合いで、しっかり審議をして、審議が尽くせば採決で決める、こういうことでございまして、審議を尽くさずに数で決める、押し切る、こういうことは適当でないと思っております。
○片山国務大臣 昨年十二月に選挙区画定審議会から内閣に出されました勧告する案が、現在二・五七三倍の最大格差を二・〇六四倍まで縮小する、格差二倍以上の選挙区の数も九十五から九までに縮減する、こういうものでございまして、審議会の委員の皆様が大変な努力をされて、こういう勧告案をまとめて...全文を見る
○片山国務大臣 これは、恐らく、制度導入の際に大変な御検討、御議論の上で出された方針だ、こう承っておりますが、それでは、この時日がかなり経過した現時点でこれをもう一遍見直す場合にどうか、こういうことでございますが、私は、先ほども答弁させていただきましたように、国土の均衡ある発展だ...全文を見る
07月05日第154回国会 衆議院 総務委員会 第27号
議事録を見る
○片山国務大臣 出資は、今提案者の八代先生が言われたように、郵便事業に密接に関連するものに限定いたしますので、それによって経営の効率化を図ろうということですから、ぜひそれはそういうふうに御理解いただきたいと思います。  納付につきましては、我々は我々の考えがありますが、これは財...全文を見る
○片山国務大臣 国会との関係のお尋ねですけれども、今回は、できるだけその自律的、弾力的な経営を可能にするように、監督官庁や国会からある程度関与を縮小しようということが建前ですから、必要最小限度の財務諸表等の国会提出、総務大臣経由ですけれども、そういうことは考えております。  そ...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
07月10日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第13号
議事録を見る
○片山国務大臣 松崎委員は、私より経緯はあるいはお詳しいと思いますけれども、十一年の八月にこの法案が通りまして、三年以内に政令で定める日から施行、それが八月五日でございまして、その八月五日を目指して全国の地方団体、ずっと準備してまいりまして、もう目睫の間に迫っておりまして、これは...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 本会議 第38号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本郵政公社法案、日本郵政公社法施行法案、民間事業者による信書の送達に関する法律案及び民間事業者による信書の送達に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、日本郵政公社法案について申し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 陣内議員から何点かの御質問がございました。  まず、衆議院修正の部分でございますけれども、郵政公社の出資についてどう考えるか。  実は、我々も検討の過程で出資条項を盛り込むことも考えましたけれども、少し詰めるには時間が足りませんでしたので、閣法とし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 伊藤議員にお答え申し上げます。  郵政関連法案の国会への出し方についての御質問がございましたが、この四法案は大変なボリュームがございまして、改正作業、改定作業に大変手間取りまして、国会に提出するその前に党の御了承を得るにはやや時間が足りませんでしたの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 魚住議員にお答え申し上げます。  一般信書便事業になかなか入ってこないではないかと。特定信書便事業の方は何社か御検討いただいて手を挙げるような雰囲気ですけれども、一般信書便の方は言われるようなことがあるのかもしれませんが、まあ一遍に全国展開というのは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本議員に何点かお答え申し上げます。  ダイレクトメールにつきましては、総理から詳細な答弁がありましたが、基本的な考え方を変えるつもりはないんです。しかし、ダイレクトメールはいろんなものがございますし、新しい形態が出てくることもありますので、そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 田名部議員にお答え申し上げます。  今回の郵政改革四法案は、今まで国の事業だった郵政事業を国営公社によってやる、こういうことでございまして、この国営公社は、民間のいいところと役所のいいところを取った公社にいたしたいと、こういうふうに考えているわけでご...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この中間報告は、書いた人に聞かないと本当は分からないんですが、恐らくこういうことなんですよ。今までナショナルミニマム確保ということで各省が一生懸命それぞれの分野で投資を奨励したり指導してやってきたんですね。それは同時にミニマム確保と言って口を出したんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方が関係しております自治体病院ですね。これは、大変経営が難しゅうございまして、赤字が多いんですよ。そこで、経費の節減だとか合理化ということは常々総務省の方でもお願いしているわけでございますが、今のお話を聞くと大変な差ですね、価格差。  そこで...全文を見る
07月11日第154回国会 参議院 総務委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本郵政公社法案、日本郵政公社法施行法案、民間事業者による信書の送達に関する法律案及び民間事業者による信書の送達に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  初めに、日本郵政公社法案...全文を見る
07月12日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、斉藤委員お話しのように、我々は、行政改革大綱、これは平成十二年十二月に決まったものでございますが、それに基づいて今、全国的に市町村合併の推進を図っておりまして、合併特例法が切れます平成十七年三月までに、現在三千二百十八あります市町村を、与党三党が言われますよう...全文を見る
○片山国務大臣 十年ごとというのは、法律に書かれているわけでありまして、国勢調査の本調査が行われるとき。人口が動きますからね、固定的じゃないから。やはり、人口に応じて、二倍以上にならない、こういうことで見直すことは必要ではなかろうかというのが、法律の趣旨でございます。  そこで...全文を見る
○片山国務大臣 今、坂井委員の御提案は確かに一つのお考えではあると思いますが、投票価値というのはやはり有権者、人間というのじゃいけませんが、有権者でございまして、面積そのものがストレートに考慮の対象になっていない、こういうことでございまして、都道府県は明治以来の行政単位ですね。そ...全文を見る
○片山国務大臣 なるほど都道府県議会あるいは市町村もそうかもしれませんが、それについては、国の審議機関の中からいえば地方制度調査会に私はなる、こう思うんですね。今、都道府県会議員の選挙区は郡市単位なんですよ。ただ、合区してもいいし、あるいは分区というようなことも考えておりますけれ...全文を見る
○片山国務大臣 この審議会の答申については、いろいろな御意見がありますね。審議会では、渡辺委員には釈迦に説法でしょうが、基本的な区割りの方針をつくりまして、それから基準もつくって、それは公表しているんですね。それに基づいてやる。そうしますと、やはり、それじゃ全部が百点、実情に全く...全文を見る
○片山国務大臣 今一生懸命やっておりまして、先ほども言いましたが、全国的にかなりいい雰囲気、ムードになってきて、なかなかできてきたな、こう思っておりますが、ただ、十七年三月までどのくらいできるか、我々も今確たる見通しを持っているわけではありません。  できるだけ千を目指してと、...全文を見る
○片山国務大臣 これが、例えば今の政府の行政改革大綱に言いますように千に限りなく近くなるようなことになれば、やはりここで言う第二項の特別の事情に私は該当する可能性が大変強い。  しかし、これは、先ほども言いましたが、審議会みずからの御判断でございまして、政府としては、市町村の区...全文を見る
○片山国務大臣 今の制度は、御承知のように、大変長い議論、紆余曲折を経て導入された制度でございまして、この並立制は。これについては、例えば複数区を大幅に認めるということは制度の性格を変更する、こういうことになり得ると思いますので、やはりこれは高度の政治イシューでございまして、私は...全文を見る
○片山国務大臣 今、井上委員お話しのように、五月だったと思いますが、与党三党の合意を受けまして、総理から、この区割りの関係の法案が成立した後において第九次選挙制度審議会の設置を検討してほしい、こういう御指示といいますか、御要請がございました。  総務省としては、それを踏まえまし...全文を見る
○片山国務大臣 私は一切かかわり合いはありません。  それから、今の副大臣のお話でございますが、事実を十分承知しておりませんから、いずれにせよ、事実が何らかの形で明らかにされるだろう、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 一人均等配分方式についてはもうかねがね議論があるところでございまして、私は、それが是とする意見と非とする意見は十分どちらも成り立ち得ると思いますが、最終的にはこの国会で一人均等配分でいこう、こういうことをお決めいただいて、法律の中にも書いているわけでございまして、...全文を見る
○片山国務大臣 半年間放置したではないかという御指摘が今ございましたが、勧告をいただきまして、政府としては、議院内閣制でございまして与党との調整が必要でございますので、与党の方で十分な検討、御議論をされるということでございましたから、それの状況を見ながらと、こういうことでございま...全文を見る
○片山国務大臣 国会議員の定数削減問題につきましては、これもいろいろな考え方があろうと思いますが、国家公務員の削減、地方公務員ももちろん削減をされておりますし、地方議員の法定数を下回る削減、あるいは民間のリストラによる定数減、職員の減等を踏まえまして、また国民世論の意見を十分勘案...全文を見る
○片山国務大臣 かつて連立内閣を組んだ三党で合意をされたということは私も承知いたしております。これは三党の公党としての御協議、御討議でございまして、内閣としては関知しないというのはちょっと語弊がございますけれども、党の関係におけるそういう決定であるというふうに理解いたしております...全文を見る
○片山国務大臣 前回の委員会でも大幡委員の御質問がありまして、お答え申し上げましたが、私は、結論的には最善の努力を審議会はしていただいた、投票価値の平等と、できるだけ選挙区の安定ということを考えながら、そのはざまで最善の努力をしていただいた、こう思いますけれども、しかし、選挙区に...全文を見る
○片山国務大臣 私は、今、委員が言われたように、それをもって小選挙区制度がどうだというふうには考えておりません。できるだけ投票価値を平等にする、格差をなくしていくという努力をしながら、小選挙区制というものはそれなりのいいメリットもありますので、これは維持していくべきではないか、そ...全文を見る
○片山国務大臣 これは結局、区割りの問題になりまして、今の市町村の行政区や生活圏、経済圏の問題と絡んでくると思います。それは、そういう意味での投票価値の平等という意味では、比例代表制の方が小選挙区制よりはやりやすい、こういう面は確かにある、こういうふうに思います。
○片山国務大臣 これは小選挙区制導入のときに大変な議論をされたわけでありまして、小選挙区は、政権の選択をやる、ということは政権の交代がある制度だと、二大政党制を志向する制度ではないか、こういう議論がされたわけであります。比例代表の方は、民意を鏡のように反映するけれども、これはいろ...全文を見る
○片山国務大臣 これはいろいろな見方があると思いますけれども、可能性としてはそういうことがあるなということを国民の皆さんは理解をされたのではないでしょうか。
○片山国務大臣 三割少しで過半数の議席がとれるということは、同じ可能性が自民党以外のほかの党にもあるわけでありまして、そういう意味では、政権獲得が昔の制度よりはかなり考えられ得るのではないか、こういうふうに思います。  金のかからないということは、基本的には政党本位ということで...全文を見る
○片山国務大臣 新聞等のアンケートがすべて正しいかどうかということはありますし、それぞれの方がどういうお考えで回答されたかということはありますが、私は、制度としては前進したと。結局、問題は、その制度の中でどういうふうにやるかということもありますので、それは個々の立候補者を含む皆さ...全文を見る
○片山国務大臣 静岡と清水の合併は、私も呼ばれまして現地に行きまして、皆さんにいろいろ御説明したわけでございまして、合併がほぼ決まったことは大変結構なことではないか、こう思っております。  今回の区割りの見直しに当たりましては、できるだけ地域の実情を配慮していく、こういうことで...全文を見る
○片山国務大臣 今、北川委員、ホームページはほとんどの議員が皆さんおつくりですから、私だけじゃありません。  それから、静岡、清水に参りましたのは、合併の講演会でお招きを受けて説明に行ったわけでございまして、区割りの調査や視察じゃございませんので、そこは御理解を賜りたい、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 選挙区の区割りは、市町村の区域にかかわらず、現在、制度で区割りが決まりますとそれでやっていく、こういうことですね。そこで、そういう意味では直接の関係がないと。しかし、選挙区を画定する上では、市町村の区域をできるだけ分断しないように尊重していく、そういう意味では関係...全文を見る
○片山国務大臣 ちょっと委員の言われるのがどこにポイントがあるのか、もう一つ私、理解ができていないんですが、投票価値の平等ということは選挙制度の基本でございます、一票の価値が同じだということは。そこで、どうしても、小選挙区は定数一でございますから、人口の動態推移を見て区割りを修正...全文を見る
○片山国務大臣 何度も申し上げますように、選挙制度は百点のものはありません。常に絶えざる見直しが必要でございまして、いずれにせよ、第九次の審議会の立ち上げを今検討いたしておりますので、委員の御意見も承って、十分な議論を中でさせていただきたいと思います。
07月16日第154回国会 参議院 総務委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、景山委員からお話ありましたが、今回の四法案は、御承知のように、中央省庁改革基本法案の方針に従いまして、それを具体的な法案化したものでございますし、また途中で公社化研究会というのを去年作りまして、そこで有識者の方に御議論いただいたと、こういうものでご...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までは国そのものですから、国が国に払うなんということはあり得ないです。今度は公社になって国とは別の法人格を持つ主体になったんです。しかも、その法人は一種の特殊の法人ですよね。国の法律に基づいて認められる法人である。中長期的に見れば、この公社は収益を上...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、ヨーロッパは今統合という歴史上大変画期的な実験をやっているわけでございまして、欧州市場統合の中で各郵便事業体がどうやって生きていくか。各国競争やっているんですね、簡単に言うと。できるだけシェアを拡大して、地位というのか、そういうものを...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは大変な議論がありまして、三種、四種は。この三種、四種の政策料金は、これはそうやってくれと、こういうことを法律に書きました。書きましたが、現行法にある特に四種の盲人ですね、点字の関係は無料という規定はこれは落としました。  それで、何で落としたか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、この郵政事業、郵便局というのは、明治四年から百三十一年の歴史を持っておりまして、これだけ地域に定着して国民の皆さんに愛されて利用されている私は国の機関はないと思います。  この国の機関が今度は国営の公社に変わる。その国営の公社に変わる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども言いましたように、ユニバーサルサービスというものを確保して、国民に質の高いサービスを提供していく、言わば基礎的な生活保障のサービスを提供していく、郵便事業という、これは国民の表現の自由につながる、しかも通信の秘密をしっかりと守った上でやる、そう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、特定局制度の根幹である三つのことについてのおまえらどう考えるかと、こういうことがありました。  一万八千九百あるんですね、今、特定局は。私は、大変地域に密着して大きな役割を果たしていると、こう思っておりまして、この局長さんにつきましては、国家公務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政事業は、郵便、為替、貯金、簡易生命保険など基礎的な通信手段や金融サービスは、全国あまねく公平に提供するという目的を有する事業でございまして、百三十一年間これは国営の事業として、国そのものの事業としてやってまいったわけであります。  民間にできるの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 信書送達のマーケットがどうなっていくのか、IT化の進展で文字から電子データへの移行が進むんではないか、そうすると余り伸びないんではないかと、こういうことなんですが、数は微増なんですよ。〇・七%伸びていまして、引受郵便物数は今二百六十七億通なんです。対前...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはいろいろ衆議院でも御議論いただいたんですが、私は同じところがやった方がいいと言っているんです。  やっぱり公社の監督、それから信書便事業の民間事業者の方のいろんな参入についての規制は、いずれも法律に基づいて、法令に書いた基準を正確に執行するわけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 信書は、この四法案を出す前は、信書の定義については全く規定なかったんですよ。もう解釈だけでずっと来たんですね、明治以来。判例がありまして、判例のとおりということで来ましたので、これについてもいろんな議論がありましたので、今回は確立した、確定した判決のと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公社は民間委託やるんですよ、委託できるものは。ただ、この出資をする関連会社は、もちろんこの関連会社に委託することもありますけれども、民間委託というのは十分考えておりますから。  それで、この関連会社は、法律上は郵便の業務に密接に関連する事業として政令...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、この公社を作る際に、職員の身分をどうするか、私は大議論があったと思うんですね。それで、結論は国家公務員になったんです。昔の公社は、みなし公務員だったんです。国家公務員じゃなかった。今回はストレートの公務員のままで残すと。  これは、恐らく職務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 定義は法律に書かせていただいて、定義の解釈を具体的に示すというのがガイドラインでございまして、有権解釈を示すと、こういうことで、形式はガイドラインですからいろんな形式があってもいいんですが、我々は総務省告示かなと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) ガイドラインは、ガイドラインそのものを法規と、こういうことはなかなか言えないと思いますね。立法というのは国権の最高機関である国会の専属でございまして、国会以外のところがそういうことをやるということはないので、法規を補完する、補充する性格のものだと、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 信書でないものを信書としてやると、信書についての仕事をやる資格のない人がやる、これは犯罪ですね。それは信書という法規に違反しているからです。ガイドラインに違反しているんじゃないんです。信書という法規に違反しているからであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 法規というのはもう決まっているわけで、信書はこうだというのはもう決まっているので、ただそれの具体的な適用の範囲をガイドラインで示しているわけでございますから、結局それに反するということは法規に違反したと、こういうことになるわけでありまして、そこで、例え...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 信書の定義は、特定の受取人に差出人の意思を伝達し、事実を通知する文書ですよね。それは、信書はもうよく御承知のとおりで、ただその具体的な形を取った場合にどうかということが分からないところがあるので、ガイドラインでそれを補充している、補完していると、こうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、佐田副大臣が言ったとおりでありまして、現在は特別司法警察職員である郵政監察官が行っているんです、今はね。今度、公社になっても郵政監察官は、これは公社に残しておいていろんなことをやってもらおうと思っておりますが、この場合に、今、委員が言われたような点...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 相手がございますが、努力いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、そこがちょっと委員と私、認識が違うんですが、信書であるかどうかは決まっているんですよ、解釈の在り方によっては。ただ、大変いろんな事象が出て分かりにくいところがあるので、整理のためにガイドラインを作るわけでございまして、それは、ガイドラインがこれは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 浅尾委員の言われることの気持ちも、実は私は分からないでもないんです。ないんですが、やはりここは、法律で信書というのは書き切れないんですね、もういろんな難しさがありまして。そこで、確定した判決の表現をそのまま定義にさせていただいて、その解釈について分かり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ガイドラインで信書の範囲を示しますから、ガイドラインで示していないものを信書とするなら、これは信書でないものを扱っている、こういうことなんですよ。ガイドラインで決めている範囲のものをやるとすれば、ガイドラインは信書の範囲を決めているんですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 普通の職員は一般職ですね。役員は特別職であります。
○国務大臣(片山虎之助君) これはいろんな考え方ができますが、例えば、国でいえば国務大臣等は特別職ですね、地方団体でいいましても三役は特別職と、こういうふうになっておりますから、上でそういういろんなことの決定をやるとかというような、決められた法律に基づく仕事だけではないこともやっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 当然、経営については責任を持つわけでございまして、意思決定やるんですから、総裁、副総裁、理事が理事会を作りましてね。そういう意味では、今の経営そのものに責任を持つ、しかも責任を持たせる体制に今回いたしたわけでありますから、一般職よりは特別職の方が適当で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総裁について今いい人がおればと言いましたのは、広くそういう意味からいろんな方の意見を聞いてという意味でございまして、我々としては、適当な人がどういう方がおるのかなということをリストアップしながら詰めていきたいと、こう考えておりまして、言いましたように、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今いろいろ内閣で議論しております特殊法人の中には入らないと思いますけれども、しかし考え方はそれに準ずるべきだと思いますし、いずれにせよ、任命権は総務大臣にありますけれども、総理の御意向も十分体して、御相談をしてということになると思います。
○国務大臣(片山虎之助君) これは難しいところなんですよね。余り安いとなかなかいい方は来てくれないような可能性もありますし、やっぱり民間の方ということも一つの視野に入れて考えますと、それは現給、現在のそういう処遇、待遇ですね、給与に比べて大幅に落ちるようじゃ皆さんもお考えになるで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今度の給与体系はそういうことですよね。業績に応じてと、こういうことでございますので、今、委員の言われたことも十分考慮の対象になると思います。
○国務大臣(片山虎之助君) これからの郵政公社は業務の実績評価をやるわけですね。中期経営目標を作る、中期経営計画を作る。それで事後チェックをするわけでありますが、業績評価をやって、このままじゃうまくないなという、一番ひどい場合には、場合によっては辞めていただくこともあり得るし、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今答弁をいたしましたが、具体的な採用方法を含め実際どうするか。それぞれの意見も聞かなければなりませんし、また人事院の方のお考えとの調整もありますので、まだ一概にこうするということは決めておりませんけれども、基本的には、今の簡保事業団が持っている施設で民...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 民間参入を今度制度として認めるわけですね。民間に入ってきてもらって、それで堂々とお互いが競争して、切磋琢磨して競争の質を上げて、国民へのサービスを良くしていくんですね。結局、国民のために頑張るんですよ。そのことは別に全体の奉仕者と私は何ら矛盾するもので...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 全体として、国民のための事業なんですよね、国民のためのお金をお預かりして。だから、そういう成績を上げるということは、私は、それはいいことなので、それについて割増しの何らかの手当その他を考えるということはあってもいいんですが、公社になるんですから、そうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはいろんなリスクがあるんですよ、為替変動、利子変動、扱う金が大きいですからね。そういう意味では、国民の預り金で、リスク対応ということは考えてなきゃいけませんので、委員御承知のように、リスク管理については金融庁にまでわざわざ委任して今度はその検査をし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公社化研究会ではいろんな議論があったようですが、それは研究会の議論でございまして、我々としては、この公社が成立したらどういう、今の過少資本の解消ならどういうのがいいのか、それは、この国庫納付金の問題、国庫納付金を計算する上での積立金の問題、基準額の問題...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろんな業務、いろんなケースがありますから十分総合的に検討いたしますけれども、出資をするのは、あくまでも密接に郵便事業に関連して限定しますから、しかも総務大臣の認可に掛けますから、その辺は国民の皆さんから見てなるほどなという透明性の高いそういう運用にい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは本来は公社でやるんですよ。やれるものはやるんだけれども、やっぱり関連会社を作ってそこにやらした方が効率的なものをやるんで、何度も言っておりますように、例えばいろんなものの発送準備や発送業務、そういうことについては少し専門的にやってもらうと。それか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この出資につきましては、公社化研究会が出資をした方がいいと、こういうことを言っていまして、これも抽象的なことを言っていますけれども、「競争に対応しつつユニバーサルサービスの維持が図れるよう経営の自由度を付与する観点から、必要な範囲に限り民間企業への出資...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、この委員会でもあるいは申し上げたかもしれませんが、これは公社化以降のための過渡的な案でもございませんし、しかし過渡的な案でないからといってこれで終わりでもないんです。今回の四法案は、中央省庁改革基本法案で決められたことについて公社化研究会の意見を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは高橋委員十分お分かりだと思いますが、国民のためになんですよ、国民のための郵政改革なんですね。  それは、一つは郵便局の経営そのもの、がんじがらめの国じゃなくて、国営公社になって自由度を増して自律的、弾力的な運営ができるようにすると。そうすると、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、ユニバーサルサービス、基礎的な生活保障、そういうサービスがきっちり確保された上によりいいサービスの可能性が開けると、こういうことでございまして、何をゴールにするかは私は国民が決めると、こういうふうに思っております。  だから、公社化でゴールだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっと少ないですね。もっと多くなきゃいかぬ。  ただ、これは法律に基づくやつですから、先ほども言いましたように、例えばバスを、売るとか特定のごみ袋、ごみ収集の、それをやるとか、それから産業廃棄物や何かの情報の提供、災害のときの情報の提供、これは相当...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は個人的には大賛成でございまして、本当に合併をして役場が遠くなるんなら、郵便局はいろんな意味で、サロンになっても、交流の場になっても、私はそれは大変いいことだと。大体、郵便局というのは情報発信、交流の拠点なんですから。自ら言っているんですから。是非そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私とほぼ同感でございまして、そういう総合的な経営の努力ということが郵便局に求められますし、何度も言いますけれども、やっぱりコミュニティーの拠点、センターとしての役割を本当にもう一遍再確認していくべきだと考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) この設立委員、あるいは数が複数以上になりますから、場合によったら設立委員会、こうなりますが、この事務局は総務省とは独立したものですよ。ただ、今回は郵政事業庁がそのまま公社に移行する、こうなっておりますから、事実上その事務は郵政事業庁が私はやることになる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法案を通すことにももちろん全力を挙げますが、通しましたら、その法案を生かしたいい公社を作るためにまた全力を挙げたいと、こう思いますので、引き続いての先生方の御指導をよろしくお願いいたしたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政事業は、御承知のように明治四年から始まりまして、百三十年余の歴史があるんですね。現在は全国二万四千七百の郵便局がネットワークを作っていると。これは、最も国民に身近なところで、地域に定着して基礎的な生活保障のサービスを提供している、言わば国民の生活イ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公社にするんですから、今までと全く同じだといったら余り公社にするあれもないので、この際、きっちりしたり整理するところはすると、こういうことでございまして、今、木庭委員言われましたけれども、第三種、第四種の政策料金は維持したいと。しかし、仕組みとしては、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総理はかなり昔から、大昔から郵政民営化をやるべきだという論者ですから、政治家としての考えは、総理の考えは変わっていないと思います。だからああいう私は発言になったと思いますし、衆議院の委員会であれは総理の思いだったと、こういうふうに答弁いたしましたけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この法案成立後に郵政事業民営化のための更なる法整備を行うということは、政府は決めておりません。何度も国会で答弁させていただいております。  それから、総理の懇談会は昨年の六月にできまして、これまで七回会合をいたしておりますが、これは、公社化後の郵政事...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは田中座長を始め委員の先生方がお決めになることだと思いますけれども、元々スタートは去年の六月で、一年ぐらいをめどにと、こういうことだったですね。だから、本当は六月か七月と、こういうことなんでしょうけれども、ちょっとそういう意味で二月からは中断いたし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、独占よりは競争の方が活力を持つというのが現在の経済の一つの歴史の中での教訓ですね。自由主義経済が強いというのは、やっぱり競争の中で活力が出て新しい創意や工夫が生まれてくると、これはこういうことではなかろうかと、こういうふうに思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題につきましては、大変、委員の皆様の御関心の強い問題でありますし、陳情等も関係団体から私個人も大変受けております。特に、視覚障害者の方の郵便物については昭和三十六年以来無料と、こういうことでございまして、今回の公社に移行しましても、三種、四種につ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大体の試算では三百二十億ぐらいですね、これの負担が。  そこで、中期経営計画を作ってもらうわけです、御承知のように、四年ごとの。こういう中できちっとその中にはめていただくということが当面の課題ですし、ずっと将来、膨大な額になって公社の経営を圧迫してど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは何度も言いますけれども、今回の法案は公社化の法案であり、民間参入の法案なんですね。それで、公社化後、郵便事業、貯金事業、簡保事業、そういうものを含めてどうやるかはこれからの議論なんですよ。  その一つのたたき台といいますか、案を今の懇談会で議論...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国の意思、国の方向を決めるのは国会でございます。国会で今やっているのは公社化法案と民間参入法案でございまして、それは議論としてどんな議論があってもいいわけですから、どんな研究があってもいい。そういうことで今、総理は公社化後の在り方について大いに民間の有...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 懇談会がやっているんなら宮本委員の言われることはそれは一理あるかもしれませんが、勉強会で勉強する、何をやってもいいじゃないですか。勉強しろしろといって、いろんなことやってもらった方がいいんですよ。懇談会は何のまだ意見の集約もしているわけではないし、いろ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、大いに勉強していい結論を出してほしい。私は幅広く議論してほしいと言いましたよ。そこで、あとは集まって、有識者の方が勉強会をやっているので、一向構わないじゃないですか。  その勉強会の、今、委員が言われたようなことは私は何にも知らない、メンバー...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) インフォーマルに決まっているじゃないですか。懇談会のメンバーである私が出ない、総理も出ない、官房長官も出ない、議論の内容を何にも私には連絡もない、相談もない。それがインフォーマルでなくて何ですか。フォーマルですか。それは、勉強会を官邸でやったり、役所の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、答弁はいろんな場合があるんですよ。だから、今の野田大臣の答弁は、私はそうだろうと言ったんですよ。  それは、その三十三条一項六号は、これは法律論と政治論があると私は申し上げているんです。政治的には、だから八代大臣なり野田大臣が言ったのも一つのお...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大臣として答弁しているんです。機関の長である総務大臣として答弁しているんです。ただ、だから、今の三十三条一項六号は、その解釈を質問をあなたがされて、それぞれ大臣がお答えになって、法律的には拘束しないと言っているんですよ、公社化後のいろんな議論を。ただ、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは宮本委員だけじゃなくて、前の多くの皆さんに答弁したとおりであります。あなただけじゃありません。皆さんに申し上げている。
○国務大臣(片山虎之助君) 認可権がある総務大臣としてそういう認可をいたしますということを言っているわけであります。経営計画に書いてもらって。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員からるるお話がございました。本当にこの郵政改革問題は橋本内閣時代からですね、平成八年から大変な議論があって、平成十年に今の中央省庁改革基本法が成立いたしたわけでありますから、それまで本当に長い間議論して、やっと郵政公社法案なりこの民間参入法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ガイドラインは政令でも省令でもなくて告示、総務省告示と考えております。  それで、これはどういうものかといいますと、例えば、各省にそれぞれの関係者がこれの解釈はどうかということを照会するんですね。旧自治省でいうと、それは行政実例ということなんです。判...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりでございます。民間参入問題が、郵便事業への、今まで独占でしたから、大変な関心を呼んでおりますけれども、本当は郵政全体、郵政事業全体をどう考えるか、こういうことではないかと、こう思っておりまして、その点は、公社になってどう変わる、郵便局の役...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 簡保はちょっとこれは保険ですから違うにしましても、郵貯、簡保に巨額な金が集まって、これがリスクマネーになっていないと、この資金が効率的に使われていないと。だから、例えばそれが株式市場に行けば株式市場がもっと活況になってと、もっと投資家が、意欲のある投資...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 堀内総務会長なかなか厳しい、しかし割に的確な指摘だったと思いますね。  ただ、今、家庭の可処分所得を増やしましても、やっぱり将来不安というのがみんな正直言ってあるわけですね、老後不安、雇用不安。それから、私はこの間も何かで言ったんですが、財政や税制に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には、公社化になりましても今の大きな仕組みは、三事業一体で今のいろんな三事業の進め方、処理の仕方については大きな変更はないと思いますけれども、今後は、公社に中期経営計画を中心に経営の大幅な自主性を与えてやっていただくと、こういうことでございますの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 既に、私を始め副大臣、政務官、局長等が答弁いたしておりますけれども、今回、「あまねく全国に」というのを入れていただきまして我々の意図がより明確になったわけでありますが、我々は現在のサービスは低下させない、現在の数でネットワークを作っておる郵便局も維持し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるように、公社は国の予算制度や総定員法令による制約がなくなりますので、現在よりはずっと自律的、弾力的な経営が可能になります。したがいまして、政府としては労使の問題に介入するつもりはありません。ただ、中期経営計画の認可だとかあるいは業績評価だとかは...全文を見る
07月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第28号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
07月17日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重し、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
07月18日第154回国会 参議院 総務委員会 第22号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 十六日の総務委員会において浅尾慶一郎委員より、信書の定義に関するガイドラインと罪刑法定主義との関係に関する質問について政府の見解を取りまとめていただきたいとの御発言がありましたので、御説明をさせていただきたいと思います。  今回の法案では、信書につい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、南野委員からお話しございましたが、郵便事業は今までは国家独占でございました。今回のこの信書便法によりまして民間参入もできるということは、国家といいますか、一つの主体ではなくて複数の提供主体が登場しましてお互いに競争する、国民にとりましては選択の機会...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 盲人用郵便物につきましては、かねがね当委員会でもいろんな御議論を賜っておりますが、御承知のように、昭和三十六年以来無料として、目の不自由な方々の生活に定着して社会福祉の向上に大変私はこの無料制度は寄与してきたと、こういうふうに考えております。  それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これが財政負担にならないと言ったらうそになるわけでありまして、現状のままでも三百二十億を超える持ち出しというのか負担を郵便事業特別会計が担っているわけでございますので、公社になりましてもそういうことに私はなると、こう思いますけれども、大きな世帯の経営努...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、今の郵便局のネットワークは百三十一年ですかの歴史を持っておりまして、私は、いつも言いますように、地域社会に定着して大変国民の皆様に愛され利用されている機関だと、こういうふうに思っております。よく郵便局は情報、安心、交流の拠点だと、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵便事業は、おかげさまで十三年度の決算で八十億円の黒字、四年ぶりでございます、になりました。大変な経営努力を郵政事業庁の皆さんにしていただいたと、こう思っておりますけれども。  この三種、四種を政策料金でやってほしいと、こういうことは法律に書くわけで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の四法案は、公社化の法案、郵便事業の、現在は国の独占ですけれども、民間参入の法案でございまして、民営化ということではございませんので。  民営化の議論はあります。しかし、公社化後どういう経営形態を取るか、これからの国民的議論の中で方向性を出してい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ユニバーサルサービスは、そうですね、英語で言っていますからそういうお考えの向きもあろうと思いますが、全国津々浦々あまねく公平に同じサービスをすると。同じサービスというのは、同じ料金で同じように引き受けて配達をする、それから、ポストのような差出箱も、これ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) クリームスキミングというのは、いいとこ取りですね。おいしいところだけ、そこだけすくってお食べになるということでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) 大変な議論で中央省庁改革基本法で今後の郵政公社までのフレームを決めていただきまして、現在はそれに基づいてこの法案を国会で御承認いただくために全力を挙げておりますが、成立の暁には、早急に移行のための準備体制を整えまして、国民の皆様が安心できるような日本郵...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員お話しのように、平成九年の行革会議における中央省庁再編の議論の際には、全国の九八・五%の議会が郵政事業の役割についてちゃんと考えろ、サービスの低下がないようにと、そういう議決をされた、そういう要望が出てきたということは承知いたしております。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これについても何度もお答えしておりますように、あれは総理の持論でございまして、その持論を思いとして開陳した、こういう発言でございまして、政府としては、公社化までは決まっておりますが、公社化後については大いに議論しようと、こういう段階でございます。したが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も同じような考え方でございまして、日本郵政公社という国営公社にするということは、ユニバーサルサービスをしっかり国民のために確保する、低下させないと。そういう意味で、郵便局ネットワークも維持していくと、こういうことだと思いますが、その上で、民間の意欲あ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるように、郵政事業につきましては、今までの国営から今度は国営公社になると、こういうことでございまして、公共性はもちろん確保した上で企業性、能率性も考慮してもらうと。そして、この両立はできると、こういうふうに思っております。  公社になってサービ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは逆なんですよ。できるだけ公社に自由にやっていただくと。自律的、弾力的な経営をやると。とにかく総務省という国の役所なり国会が、申し訳ないんですが、できるだけ関与を少なくすると。しかも、事前にチェックはしない、事後評価でいく、業績評価でいくと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この役員の数はいろいろ議論があるんですが、当初は、関係のところから私のところに相談があったときはもっと多かったんです。私のところは同時に行政管理局というのがありまして、これが査定するんですよ、こういう法人等についての役員を。だから、私はもっと減らせと言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりで、天下り先を確保するために出資をして関連会社を作るということは、これはもう絶対避けなきゃいけません。  これにつきましても何度も答弁させていただいておりますが、郵便の業務に密接に関連するものを政令で書きますから、書いたものについて個別...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、副大臣が言いましたのは一般的な職員、郵政公社職員の採用の話でございますが、特定郵便局長につきましては選考任用でいこうと。国家公務員法三十六条等によって選考任用できると、こういう規定がございますので、これに基づいて選考による任用が適当であると、こうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおり、郵政事業は労働集約型でございまして、労使関係の安定が郵政事業を支える重要な基盤だと、こういうふうに認識しております。  今までも関係者が大変努力してまいりましたが、今後は国営公社になり、環境、状況が変わるわけでございまして、より一層緊...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律が成立すれば、余り時間がございませんので、できるだけ速やかに設立委員の任命をいたしたいと、こう思っておりますが、いずれにせよ、関係労働組合の意見はどんな形にせよ十分に聞いてまいりたいと。仮に、設立委員会ができれば、設立委員会の皆さんともその点は十分...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 現在、関係労働組合との間では、今お話しの郵政事業推進労使懇話会、こういうものを作っておりまして、意見交換をいたしております。  いずれにせよ、公社におきましては、公社の経営陣がどう考えるかと、こういうことはありますけれども、こういう関係労働組合との経...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、既にお答えをいろいろいろんな角度から申し上げておりますが、大変今度は自由度を持つ、自律的、弾力的な経営可能な主体、経営体になるわけでありますから、国民の皆さんからいろんな御注文が出れば、早く的確にこたえられる可能性がある。いつもATMの例を出し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろいろ信書についての内藤委員のお話を今承りましたが、今、信書かどうかというのは、参入の議論じゃないんですよ、参入の議論じゃないんですよ。  今の郵便法五条は、信書は今は国がやる、これからは国営公社がやる、それから参入した民間事業者がやる、その他の者...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員のような意見もあるんです。ただ、今回は、企業会計原則、独立採算と、国とは独立した経営体、公社と、これを基本法で書いているんですね。そういうことからいうと、やっぱりリスク対応は自己防衛せにゃいけません。  そこがどこかというのはいろんな議論があ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院でああいう附帯決議を付けていただきましたので、国権の最高機関の附帯決議は大変重うございますので、それは尊重していきますけれども、やっぱり我々としては、今、内藤委員言われるように、国民の目から見てなるほどなと納得できるようなことを考えていきたいと、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この公社の出資につきましては、公社化研究会の中間報告には、競争に対応しつつユニバーサルサービスの維持を図るため、公社に経営の自由度を付与する観点から、必要な範囲に限って出資しろと、こういう御意見をいただいたんです。そこで、私どもの方も出資条項は入れよう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、具体的に詰めておりますが、一つは、我々としての想定は、一つは、発送の準備、発送代行についてそういう形での関連の会社を作って、そこにアウトソーシングしたらどうだろうかと。それから、郵政車両全体の情報管理みたいなことをやって、最も効率的な運行、あるいは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のひまわりサービスも一種の福祉サービスですね。これはもう外務職員自らが本体でおやりになっておりまして、それが独自にやっている場合と、あるいは地方公共団体といいますか市町村と相談で、場合によっては協定でやっている場合と、いろいろあると思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 最終的には公社の総裁です。  総裁でございますが、理事会で中期目標は審議、決定しますよね。そういう意味では、最終的には総裁ですけれども、理事会を構成する役員も私は責任があると、その次に。それから、私は認可をするわけでございまして、しかも評価といいます...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務大臣が審議会に諮問して、審議会の御意見をいただいて評価すると、こういうことですね。  独立行政法人の場合には、今、魚住委員が言われましたように、各省の評価委員会がやって、それを私どもの方の全体を見る評価委員会が二次調整をやる、あるいは場合によって...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 目標も審議会に諮問の上、認可で、評価も審議会に諮問の上、評価するんです。  目標の方は百点取りたいという、こういうことですよね。やらしてみたら六十点だったと。だから、百点を取りたいというやつも審議会にかけて総務大臣が認可しますけれども、結果は、審議会...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政三事業のうちで、まず郵便事業は、平成十年度以降三年連続して赤字でございまして、十三年度は是非黒字にと、こういうふうに私も思っておりましたが、皆さんの御努力で八十億円の黒字の計上ができました。この結果、平成十三年度末の累積の利益金は千三百六億円と、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国は郵政公社にユニバーサルサービスを実施させることとしておりますけれども、具体的には、郵便法において、郵政公社が提供すべき役務として、通常郵便物、小包郵便物、書留等の必需性の高い特殊取扱、国際郵便とを法定いたしておりますし、ユニバーサルサービスという意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律上、それも入っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 信書の定義からいってどうかということの判断なんですよ。もちろん経営的なことの判断を全く除外するあれはありませんけれども、ダイレクトメールというのは、何度も副大臣から答弁しましたように、厳密な定義はないんですよ。それは新しい形のものも出てくる。だから今ま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 信書の定義は、今、八田委員言われたこれにも明らかですよね。だから、我々はその確定判決の信書の定義に従うわけですよ。もうかるからこれを信書にしないとかするとか、もうからないからどうするとかということは考えておりません。国民から見て信書として納得できるもの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その三種、四種の政策料金では、研究会では確かにそういう御意見ございましたし、中間報告の中にも書かれておりますが、我々はしかし、国営公社としての公共性から、ユニバーサルサービスの一環だと思っておりますので、これはやってもらおうと。ただ、やってもらうけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も言っていますように、現行の政策料金を維持していただく、そういう基本的な判断の下に認可に臨むと、こういうことであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 特別な合理的な理由がない限り、現行を維持していただくと、こういうことであります。
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、喜んでいただいたんで、大変私も御同慶の至りであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 総理も同じ見解だと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 正にそういう観点から国際的にも無料の扱いにしているわけですね。ただ、国際的に無料と法律で書いてあるところはありませんよ、まず。みんな事実上無料の扱いにして、条約上も、八田委員よく御承知のように、認知されておるわけでありまして、そういう観点から、我々も今...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題は公社化研究会でもいろいろ議論ありまして、私も公社化研究会がいろいろ検討している段階でいろんな方に会いましたよ。私のところにも何人も来られました。お会いしてお話もいたしました。公社化研究会ではああいう答申を出されたんですよ。  だから、我々と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律は、政策料金でやれ、通常より安くしろ、ただでもいいよということを書いているんです。ただ、その範囲の中でどうやるかは、中期経営計画を見、目標を見、総務大臣が権限として認可できるわけでありますから、そこで皆さんの十分な要望もあり、国会の御意見もあり、し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も言っているけれども、この公社は自律的、弾力的な公社にしろということは基本法で書かれているんですよ。できるだけ自由度を与えろ、隅から隅まで縛るなと、こういうことを書かれているんで、政策料金の維持は、そういう意味では書かせていただいているんです。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、監督官庁としての大臣の判断と権限で認可権というのを認めているんですよ。あなたの言うようなことだと全部法律に書かなきゃいかぬ、認可一切なしにして。中期経営目標……(発言する者あり)
○国務大臣(片山虎之助君) 中期経営目標を立てて、中期経営計画を作っていただいて、その中で、ちゃんと政策料金を現行どおり維持していただくことを見て認可するんですよ。  我々は、いろんな数字を判断して、経営努力であれば十分であると、こういうふうに判断して、現行の政策料金を維持して...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村合併は今我々も大いに推進しておりまして、平成十七年三月の特例法適用期限までに是非千を目指して、今三千二百何十ありますものを千台ぐらいの、千台ですよ、千ということじゃなく千台の市町村に再編成いたしたいと、こういうふうに考えております。  それで、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵便局の将来をどう考えるか。  私は今、市町村合併を一生懸命やっている側でございますが、やっぱり市町村が自治体であるためにはコミュニティー意識というのはどうしてもなきゃいかぬと思いますね、コミュニティー。    〔理事景山俊太郎君退席、委員長着席〕...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公社化後におきましても、郵政公社の職員は御承知のように法律上国家公務員としての身分を有する者でございますので、求められる政治的な中立性は現在と変わらないと。今回、公社になりますんで、もう一遍そこのところの再認識を是非公社に移られる職員の皆さんには持って...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 来年の四月一日施行でございますから、もう八か月ぐらいしか期間がございませんので、今、松岡委員言われるようにできるだけ早くと、こう思いますが、まず法律上は設立委員さんを決めさせていただいて、そこでいろいろ御議論をいただくと、こういうことになると思いますん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政公社に似たような特殊法人その他の設立委員の状況を今調べておりますけれども、これは千差万別ですね、数の少ないのから多いのまで。それから、恐らく総裁になるべき人は設立委員に入っていただくというのが通例のようでございますので、これは入っていただきますけれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういう公益法人といいますか特殊法人的なものには、社長というのは余りないんですね。大体総裁か、大きいものが総裁で小さいのが理事長、必ずしも大小だけじゃありませんが、大体そういう感じなんですね。公庫、公団は総裁で、事業団なんかは理事長というのが割に呼称と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも同種のもののいろんな制約に倣った規定でございますけれども、この辺は考え方でございますので、今後、総合的に幅広い意見を聞きながら選ばしていただきたいと。一応、しかし、そういう制約を付けましたので、その制約の範囲で考えさしていただく、その中でできるだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 簡保資金は、これは大正八年の創業から自主運用なんですよ。ただ、直貸しを、財投機関への直貸しをやっているということがありまして、それは廃止になりました。  それから、郵貯資金は、大蔵省と協議しまして、昭和六十二年から一部自主運用ですね、一部自主運用。そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回、公社になりますが、国家公務員としての身分はそのままと、こういうことでございまして、採用につきましては、人事院と協議をしながら現在検討いたしておりますが、先ほども佐田副大臣からお話をしましたように、総合職と一般職、大卒は総合職、高卒は一般職と、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 恐らく石原大臣が言われたのは公務員制度改革大綱ね、この前発表した中がそうなっているんですよ。今、総裁から御答弁のように、人事院が審査してやると、今後は内閣の責任でやりたいと、内閣が明確な基準を作って。あとは任命権者がやる、ということは各省大臣ですね、や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員法を所管している大臣としまして、それは私は余り遠慮しない方ですから、御承知のように、閣議でも閣僚懇でもはっきり私の意見は言っておりますので、今の渡辺委員の御趣旨をしっかりと受け止めて対応してまいります。
○国務大臣(片山虎之助君) この国庫納付金は、あれなんですね、収益が出ますね、最終的な収益が出たものを、まあこれ、四年間の中期経営計画の単位で収益が増えた分だけ国庫納付しようと、基準額は留保して、こういうことなんですね。だから、費用に掛かったものは全部それは差っ引きますから、だか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前から、地方債の運用上、地方債の取得をやっておりますけれども、これはマーケットを通じて地方債を買うというのと、それから特にそういう信用力の弱い団体に直貸しをする、簡保ですけれども、そういうことをやっておりまして、これは引き続いてやっていくと、こういうふ...全文を見る
07月19日第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  この法律案は、衆議院議員選挙区画定審議会が行った衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定案についての勧告を受けて、衆議院小選挙区選出議員の選挙区を...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第3号
議事録を見る
○片山国務大臣 平成十二年度総務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  総務省主管の歳入につきましては、歳入予算額一兆四千二百六十一億三千三百四十万円余に対し、収納済み歳入額は一兆四千五十七億六百六十六万円余であり、差し...全文を見る
○片山国務大臣 平成十二年度決算に関する会計検査院の指摘について講じた措置等につきまして、その概要を御説明申し上げます。  職員の不正行為による損害が生じたものとして指摘を受けたものがありましたことは、まことに遺憾に存じます。  今後とも、防犯施策のなお一層の徹底を図るととも...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第29号
議事録を見る
○片山国務大臣 今委員が言われた資料の信憑性については、いろいろな議論があるんですよ。  まず、前提は、絶対増税はしないんです。仮に外形標準を入れても、税収中立でやるということが一つ。  それから、全部を外形標準にしないんです。当面は四分の一だけするんです。(吉井委員「それは...全文を見る
○片山国務大臣 吉井委員、今、この表をお配りになりましたが、何度も言っているでしょう、当面は外形標準は四分の一なんですよ。四分の三は収益課税なんですよ。六年も七年も先に二分の一なんですよ。これは丸々外形じゃないですか。そんな制度考えておりませんよ。だから、そこのところはぜひよくお...全文を見る
07月22日第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の法案は、今、小川委員言われましたように、ちゃんとした法律に基づいて、国勢調査が行われれば、十年ごとにそれに基づいた案を一年掛かって作っていただいてこれを出していただく、こういうことでございまして、政府としては当然審議会の勧告を尊重する、こういう立...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も小川委員と似たような感じを持っております。それぞれ、そこで当選される議員さんの大変関係のあるものではございますけれども、やっぱり選挙区は国民のそういう選出母体の基礎として決まるものでございまして、そういう意味では大変公の性格が強いものだと私も思って...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) イギリスは完全な小選挙区制ですね、下院は。しかし、日本の場合には御承知のように小選挙区比例代表並立制でございまして、小選挙区の部分が衆議院でいいますと三百、比例代表の部分が百八十まだ残っておりますから、必ずしもイギリスとの比較にはなりませんが、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今度の北海道の一減に伴う選挙区の変更は私もなかなか大変だと、こう思いますね。  海岸線をぐるっと回って利尻、礼文まで入れると六百キロなんですね。六百キロは岡山ではなくて相生でございますから。ただ直線なら三百五十キロだそうですね。しかし、これだって大変...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 第九次選挙制度審議会のお話が出ましたが、これは与党内でいろんな議論がございまして、第九次審を立ち上げろと、このようなお話もあったようでございまして、あれはいつでございましたか、五月か六月に総理から第九次審議会の設置を検討してほしい、ただしこの定数五増五...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のような選挙区の画定の仕組みを作っていただいたのは国会なんですね。それで、法律を作っていただいて、審議会はそれに基づいて粛々と方針を決めたり基準は作っておりますけれども、それに従って区割りの案を出していただいたわけでありますから、これをお願いした政府...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほどもお答えしましたが、やっぱり選挙制度あるいは選挙区というのはそれぞれの議員さんにとっては本当に死命を制するような重要なことでございますから、各党が各党で御研究になる、個人も御研究になる、いろんなことの御意見を言われる、私はそれは一向構わないと思い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の選挙区画定審議会法によりますと、二倍を超えないことを基本としている、こういうことでございまして、今回の案では二・〇六幾らでございまして、二倍を超えているのが九つありますけれども、それはほんのわずか二倍を超えているわけでありまして、この法律の解釈上あ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 制度としては、暫定的だとか時限的なことになっておりません。  そこで、これについてはいろんな意見がありまして、私はいろんな意見があってもいいと思いますが、あのときの法律を作る国会では大議論の末に均等配分の上でと、こうなったわけでございまして、私が今言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 区割りは余り変わらない方がいいというのは確かにそうですね。しょっちゅう変わるということは安定感という意味ではいかがかと思いますが、今回の区割りにつきましては、審議会が方針というものを作りまして、それから方針に基づく基準を作って、これは公表したんですね、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、世界の選挙制度を見ますと、委員言われますように、大きくは小選挙区制度と比例代表制度ですね。それは国民がどっちを選択するかということですが、小選挙区制度につきましては、これは政権を選択する選挙になる、だから政権の交代が大変やりやすい制度で、同時に政権...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国会議員の定数削減問題についてでございますが、御承知のように、国家公務員、地方公務員は、特に国家公務員の場合には十か年の定数削減計画を作って現在実行中でございます。それから、地方議員さんも、都道府県議員さんはそれほど顕著ではありませんが、それでも定数を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大臣としてでなくて国会議員としてと、こう言われるのなら私も意見が実はないわけじゃございませんが、今は総務大臣でございますので、これは総務大臣として報道されますと、選挙制度を所管しておりますし、これから委員御承知のように九次審を立ち上げるわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この使い分けがなかなか難しゅうございまして、今はどうしても、何を言っても、機関であります総務大臣を長としての、総務省の長としての発言になりますので、ちょっと議員としての方を含めて差し控えたいと思いますが、実は衆議院の選挙制度につきましては、昨年の五月に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、地方はというのは、知事なんですね、公益法人の認可権者が知事でございますので、地方を所管しているのは総務省と、こういうことでそういうお話だと思いますけれども、これは事柄の中身は旧建設省、国土交通省的だと思いますが、いずれにせよ、今の政治資金規正法上は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も地元でありまして見に参りまして、割に順調に、トータルとしては、若干のあれがありましたが、全体では順調に終わった、初めてとしては大変良かったと、こう思っております。  そこで、やっぱり問題点は、一つは、市の関係者が申しますには、不在者投票が数は千何...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 広野委員言われたとおりでございまして、我々も、着実に問題点の検討を克服の上でと、こう考えております。  幾つかの、今言いましたように、市町村でやりたいというところもありますし、県の方でも地域を限定して県の選挙、県会議員さんの選挙や知事さんの選挙になる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、憲法にもはっきり書いておりますように、やっぱり一票の価値は平等でなきゃいけないというのが基本的な理念でございますけれども、最高裁は、いろんな技術的な議論もありますから二倍と、こういうことを示されておりますので、そういうことがこの審議会設置法の中...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはもう、それだけを考えてやるということなら二倍以上を作らないということは私は可能だと思いますけれども、それ以外のいろんな要因を、委員も、釈迦に説法ですけれども、審議会自らが方針をお作りになり、周知のような、それからしかも基準も発表されて、それに基づ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはいろんな議論があると思いますが、集め方、使い方は各政党が自由に御判断するということですから、常識的に考えれば、半分ということが一つのあれになるかもしれませんけれども、それは政党の政党活動と密接に関連しますから、これをこの数字をもって直ちにいい悪い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務大臣でなければいろんな私個人の意見も言わせていただきたい、こういうふうに思っておりますけれども、今は政党助成法の所管大臣でもございますしね。しかし、私は、基本的にはもう少し考えた方がいいという気持ちは依然として持っております。ただ、これ以上担当大臣...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ころっとは変わっておりませんが、しかし、その後、政党助成法というのが国会の意思、国民の意思としてこれは確定いたしたわけでありまして、しかもその配分は、議員の数だとか得票率だとか、そういうことで国民の意向に沿うような形で配分が行われているわけでありまして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、基本的な考え方は変わっていないということを申し上げました。ただ、企業献金、団体献金を今一切禁止しておりますよね、政党に対するもの以外は。こういうことを絡めて、そういう企業献金、団体献金も一定の制約の中ではある程度認めるということが前提で税金を、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題もやっぱり今の政党助成制度は全般の選挙制度、政治資金制度と絡んでおりますから、国会における各党各会派で十分な御議論の上に御結論をいただくということが私は正しいのではなかろうかと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) だから、その当時の自民党の政治改革本部ですか、そこでそういう議論があってそういう意思決定をしたと思いますが、それは先ほど言いましたような企業献金、団体献金の在り方との絡みでございまして、そういうものを厳重にしていって、一切認めなくしていって、一方で政党...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) はい、知っております。存じ上げておりますが、正確にあなたが言われる条文のごとく覚えてはおりません。
○国務大臣(片山虎之助君) これは見直しの規定でございますので、それは政府も見直しの検討はいたさなければなりませんし、各党各会派でも十分御議論賜りたい。閣法だから全部内閣の責任じゃございませんよ。選挙制度や政治資金規制制度は正に議会制民主主義の根幹ですから、各党各会派が中心で御議...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやそれは、私は何度も言いますように、全体の今の政治資金規制制度の在り方、企業献金、団体献金の在り方、政党助成の在り方、トータルで考えなきゃいけません。都合のいいところだけ抜き出していただいて、大変昔のことまで御研究いただいて私も感謝に堪えませんけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あるいは、私は正確に今覚えておりませんが、そういうことの法改正はやりましたよね、政治資金規制制度に枠をはめるという、各党の。それまたすぐ修正されましたけれども、直りましたけれども……
○国務大臣(片山虎之助君) 政党助成の方でね。  政党助成の話じゃないんですか。
○国務大臣(片山虎之助君) 政党助成の話でしょう。  だから、そういういろんな考えがあって今までもそういうことでいろんな私は努力をしてきたと、こういうふうに思いますし、附則六条もありますし、池田委員のお話もございますので、我々としてもこれからこの政治資金規制制度の全体の中で、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御試算の数字を示していただいたのはそうですが、予算というのはそこだけ取り出していいか悪いかという議論じゃなくて、これは全体を考えていただかなきゃいけませんが、委員の御意見は御意見として十分承っておきます。
○国務大臣(片山虎之助君) 見直し規定もありますし、委員の意見を十分受け止めて、受け止めながら、どうするかもしっかり考えてまいりたいと思います。
07月23日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第26号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
07月23日第154回国会 参議院 総務委員会 第23号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の公社は、御承知のように、郵便、郵便貯金、簡易生命保険など、国民の生活基礎サービスをあまねく公平に提供するという今までの郵政事業の意義は、引き続き公社になりましても確保してまいります。その上で、自律的かつ弾力的な経営を可能とすることによりましてより...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) クリームスキミングはあれですね、クリームソーダでクリームだけ食べるということです、ソーダを残して。ええとこ取りであります。  今お話ございましたが、世界的に見まして、全面参入というのは大変数が少ないんですね。日本のような大きな国で全面参入というのは余...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、久世委員お話しのように、あまねくという言葉を法令を、法律上使ったのが十一本と、郵便と電気通信と言われましたが、全部我が総務省でございまして、総務省はあまねく省ですね、そういう意味では。ありがとうございます。  それで、衆議院の修正であまねく全国に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、久世委員から二点の御注文をいただきましたが、大変有り難い激励を含めての御注文だと考えております。特に、三省庁が昨年の一月六日に統合いたしまして、これで一年七か月でございますけれども、三省庁だんだん従来の垣根を取り除いて融和結束してきてくれたなと、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、税務当局というのはそういうので何でも取ろうということですからね。うちの方もそうなんですよ。こちらは国税の方で、うちの方の地方税もそうなんですが、私はもう前から、これは本当に国際ボランティア貯金というのは喜ばれているんです、本当に。  そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題は、当参議院でも衆議院でも大変御心配いただいて、いろんな御質問、御議論、御意見ございました。  私どもの方は、公社の性格は、何度も申し上げますが、自律的、弾力的なんで、事細かいことまでは書かないと、法律上。この盲人用の点字の問題は、私もその重...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、松井委員言われましたように、基本法の中で国家公務員の身分を与えると、こう書いているんですね。しかし、それは法律で決まっているからそうなったということだけでは説明できませんし、恐らくその基本法を決めるときには大議論が、法律を出す前にも法律を出した後、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員言われるとおりですよ。法律で書けばいいんです。法律で書いて、個別に義務を課せればいいんです。だから、昔の公社の職員は、ある部分は公務員とみなして、公務員と同じような規制を掛けたんですよ。だから、今言われるように、電力会社や電気通信事業者や、法律に書...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ぎりぎり言えば、立法政策の問題なんですよ。だから、公務員にせずに公務員的な制約を幾つか掛けていく方法を取るか、公務員にしておいて民間的なやり方を導入するか。  今回のこの郵政公社の職員については公務員にしておいて、あなたが言いましたように、人事異動を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、今いろいろ判断だと。
○国務大臣(片山虎之助君) 最終的には国権の最高機関である国会でお決めになるんですよ。だから、我々はこういうことが正しいと思い、基本法を受けてこういう案を出しておりますけれども、いや、それは違うんだと。国会の意思としては別だというなら、どうぞそういうふうに国会でお決めになればいい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは公共性の程度によるんですよ。公共性の濃いものは公務員にした方がよろしい、公共性があるけれどもそれがやや薄いものは公務員でなくてもいい、そういう最終的には判断なんですね。  そして、何度も言いますけれども、中央省庁改革基本法でそういう判断をされて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には総理がいつも言われるように、民ができることは民でやってもらう、民ができないことを官がやる、民業の補完ですね。私は、郵便局で、便せんを売ったり、封筒を売ったり、ボールペンを売ったりするところがなきゃ郵便局で売ったらいいと思いますよ。今は国そのも...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回は国営公社です。御承知のように、国有公社という議論も議論としてはございました。  だから、国有民営という、この民営ということで公務員の身分を外すということに御主眼があるのかもしれませんが、そこを置けば、私は、経営は民営の精神でやるということで、実...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題はいろんな意見があるんですよ。世間というのは何かよく分かりませんでしょう、この場合。どうもジャーナリズムが世間みたいなことを言われているかもしれませんが。大いに議論をして、一番いい方法を取ればいいんですよ。まだ決まったわけじゃないんです、これは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の郵政事業庁が郵政公社になるんですよ、取りあえずは。公社ないんだから、郵政事業庁が公社になるといって基本法にも書いているんで。だから、当面はそれは役所とできた公社と行ったり来たりある程度しますよ。しかし、しますけれども、今少なくとも松井委員が言ったよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりに、私もそういう配慮は当然必要だと、こう思っております。だから、郵政事業庁から行っていただきますけれども、ずっと公社で骨をうずめてもらうという方もそれはもう当然何人もできると思いますよ。ただ、やっぱり交流もしないと、こっちの方の何といいま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、伊藤委員からるるお話がございましたが、本当に参議院では冷静な御議論をしていただきまして、さすが良識の府だなと、私は本当に感銘をいたしております。  衆議院で修正をしていただきましたが、修正の方向につきましては、私も与党の皆さんに御意見を申し上げま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特定郵便局は、明治の郵便事業、郵政事業創業以来、地域に密着し、郵便局ネットワークの主要な担い手として私は機能してきたと、このように思います。  できたときのいろんないきさつもあるものですから、例えば人事の透明度が低いとか、いろんな議論がありましたが、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 本当に世間は公社化と民営化をごっちゃにしている人が大勢おりまして、私も時々地方に出掛けましたらそういう質問を受けるんですが、公社化だということを強く言っておりまして、この公社を、百三十一年ぶりの大改革をしっかりやって実績を見てもらって、その上での評価だ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この資本金の話でございますけれども、一兆九千億円というのは、公社化研究会の財務会計プロジェクトチームの方の御指摘でございますが、今は国ですからそういう資本金的なものは必要ございませんけれども、やっぱり国とは違う国営公社になる以上、いろんなリスクを勘案し...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵貯や簡保の方も検討しましたが、当面、そういうことで出資をして会社を作って、関連業務の一部をやってもらうような必要はないと。  郵便については、先ほど何度も副大臣や局長が答弁しているような業種について、場合によっては出資をしてそういうところでやっても...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までとは違うんですよ、今度は国営公社になるんですから。  それから、その出資の条項を作って、関連の会社なんですから、それは違いますので、今までも天下りはなかったですが、もっとないようにいたします。
○国務大臣(片山虎之助君) したがって、今、特殊法人の見直しやなんかをかなり精力的にやっている。例えば、道路公団につきましても、研究委員会ですか、作って今いろんなことを検討いたしておるわけでありまして、そういうことをやっていこうというのが小泉総理の改革の一つでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) 道路公団の方はよく私は存じ上げませんけれども、こっちの方も初めて聞いたような話が多いんですけれども、いずれにせよ、公社になるんですから、来年の四月は。もう一遍見直すべきものは見直して、改めるべき点があればそれは改めるという努力は、やっぱり公社に移行する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総理は一般論を言ったんですね。国家公務員というのは全体の奉仕者で、政治的に中立で、公職選挙法その他関係の法律をしっかり守るべきだと。そこのところは少しそうでもないような状況があるんではないかということを一般論として言われたわけでございまして、特定の組合...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、三種も四種と一緒に政策料金をやってほしいということは法律に書きます。しかし、どういう政策料金にやっていただくかは公社にお任せしようと、こういうことでございますが、ここで何度も答弁させていただきましたように、公社移行後、当面は現行の政策料...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員から大変いいお話をいろいろ御開陳いただきまして、大変感謝申し上げたいと思いますが、郵便局は百三十一年の歴史の中で、言われるようにこのネットワークは国民の資産であり生活インフラだと我々は思っておりますし、また本当の、国民にとってはセーフティー...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特定局というのは、なかなか私は日本的な小回りの利いたいい制度だと、こう思いますが、大昔は、やっぱり局舎借り上げで、その局舎を出してくれた人を局長にして世襲だというのが多かったと思いますよ。元々そういう前島密さんには発想もあったんですね。地方の名家、名門...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
07月24日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第18号
議事録を見る
○片山国務大臣 御承知のように、特に国民保護法制では地方公共団体が大きな役割が期待されておりますので、地方の意見を十分聞くということは必要だ、私もこう思っております。  担当者間やそのレベルではかなり聞いてきているんですけれども、まとまってトップに聞いていなかったのですね。そこ...全文を見る
08月28日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、朝日委員からお話がありましたように、地方財政の借入金の残高というのは本当に毎年どんどん増加しておりまして、今お話しのように、平成十四年度末の借入金の残高は百九十五兆に達すると。国の方もこれ大変なもので四百何十兆ですから、国も地方も今大変な状況にあり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも委員の言われるとおりなんですよ。それはもう累次の景気対策に地方も国と同じように付き合ったというのか、一緒にやってきた。公共事業を増やす、そうなるとこれは地方負担が要りますよね。それから、単独事業を増やす。公共事業がそうは物すごく増やせないから単独...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その前に、今の交付税の話なんですけれども、朝日委員言われるように、今までは交付税特会でまとめて全地方団体のやつを借りてキャッシュで配っておったんですよ。そうなりますと、地方団体でもこれは借金だと思わないんですよ、キャッシュを毎年もらうものだから。それが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この三位一体は私が言ったんですよ。それは何でかというと、税源の移譲だけを単発ではやれません、それは。今の国の借金はもう地方よりずっと多いので、四百何十で五百兆に近いんですから。もう、しかも借金を返していく国債費が、御承知のように、二十兆を超えているでし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、朝日委員が言われた記事なんですが、これはいろいろ聞いてみますと、第三セクターに関する研究会というのをうちの役所の中に作っておりまして、そこの委員さんの一人にどうも新聞の方が取材をして、それを書いたというようなことのようですから、省としての方針だとか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この渡切経費についてはいろんな御指摘を国会でもずっといただきまして、そこで私はもう本年度からやめろと、こういうことで十四年度から廃止いたしました。やり方については長官からるるお話がございましたが。  こういうことで国民の皆さんに疑惑を持たれる、信頼性...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、郵政改革関連四法案を通していただいて、来年の四月から公社化に移行すると、こういうことで、候補者になっていただく方も内定いたしましたので早急に正式に発令いたしたいと思いますし、また法律に基づく政省令その他、そういう準備も早急にしなければな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私、余り詳しくはないんですが、いろいろ関係の役所の皆さんに聞きますと、コストの大半は携帯電話側なんだそうですよ、コストが。接続して、固定から携帯、携帯から、同じ回線を使いますけれども、そういうことで、恐らく慣行として携帯側にそういう意味での発言権が強い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には、それは両当事者の話合いなんですよね。  そこで、話合いの場合に、今言いましたように、力関係で決まるんですよ、力関係で。いやいや、それは固定の方が強ければ固定に料金設定権移りますよ。それはコストも負担しているし、携帯の方が今、日の出の勢いで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ヨーロッパもそうですが、今回アメリカですね、今、委員言われたのは。そんな不正確なことを思い込んで一方的に主張するということがあるんですよ。私のところにも、アメリカのそういう関係の方も、ヨーロッパの方も来るんですけれども、あなた方ちゃんと調べてから言えと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NTTにつきましては、私どもの方も必要最小限度の関与のできる権限ありますよね、計画の認可だとか決算の受取だとか。そういうことの中で、言われたように、もう今電話というのは不可欠ですよね。一種のインフラですよ、完全に。生活インフラでございますので、今、委員...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今行われております市町村合併は、これは平成十二年十二月の国の行政改革大綱の中に決められたのがそもそもの公のスタートなんですね。そして、それは自主的な合併とはっきり書いているんです、自主的な合併にすると。今までの昭和の大合併や明治の大合併とは違うというの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 詳しいことは後で答弁してもらいますが、私は、篠山市は特に財政状況が合併によって悪くなっているとは思っておりません。  なるほど、合併特例債で事業をやったということは、それだけ必要な公共施設の整備が進んでいるんですよ。しかも、それについては交付税で七割...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一億二千七百万人おる、今人口が。地方団体は三千三百あるんですよ。そこで四団体が、四団体、横浜市はもう参加ですからね、基本的には。ただ、どうしても非通知をしてくれという希望があったらそれは外すと、こういうことですから。そこで、それは私は、圧倒的大部分はみ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、岩本委員が言われましたように、私もかなり共感するんですよ。高度情報化社会というのはどんどんどんどん便利になっていきますね。しかも、その情報というのは与えられるんですね、もうむやみやたらに。しかも、でき上がった情報を断片的に、上辺だけとは言いませんけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あのね、コンテンツなんですよ。もう高品質、高性能になるでしょう、双方向で。ただ、問題は流す中身です。コンテンツをいいものを作るという努力が必要なのと、それからあとは値段ですよ。今、大分安くなってきたけれども、もっと下がらなきゃいけません。それから、どう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、既に田嶋委員が御質問して御答弁をお聞きになったように、個人単位課税ですよ、日本は。ただ、世帯というものの考え方も一つあるわけですね。だから、個人単位課税が中心だけれども、世帯課税単位というんでしょうか、そういうことも配慮されている、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今まで地方税全体が、国税の付加税でもないんだけれども、そういう感じがややありまして、国税並びが多いんですよ、本当に。  例えば、法人税と法人事業税も似たような税ですよ。だから、法人事業税に外形標準というのは、やっぱり独り立ちさせようと、法人事業税、地...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 税制は私一人じゃなかなか、御承知のように政府税調、党税調、今は経済財政諮問会議も入っていますから、考え方は自立する地方税の体系ということで、この問題についてもそういう視点を加えながら検討してまいります。
○国務大臣(片山虎之助君) 北岡委員の言われるとおりなんですよ。二年前に法律が通りまして、事務的には粛々と私はやってきたと思うんですけれども、PRの方が、やったんだろうけれども余り効果的ではなかったんですね。私は、だから事務的じゃ駄目だと言っているんですよ。今はもっといろんな形で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ムードは盛り上がっていますよ、全国的に。しかし、それは簡単にいきませんよね。結婚や企業の合併と同じで、いざとなるといろんなことを、意見が出たり、なかなか私も簡単にいかないと思いますがね。  しかし、始めたのが十二年十二月ですから、一年九か月ぐらいでこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたように、今の特例法はもう一杯あめを書いているんですよ。こんなものはエンドレスで続けるということは、やっぱり世の中いびつになりますよ。これはある程度時間を限って、期間を区切ってやるんならそれだけの優遇は特別にしましょうと、普通のときはしないん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、北岡委員言われるように、地方の経済というのは、いい悪いは別ですよ、公共事業依存型なんですよ、良くも悪くも。そういう意味で、公共事業が削減されていく、地方単独事業も全体として抑制していくと、こういうことになると、大変一般的な景気が悪い上に活力を失って...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住民投票というのが県でも行われましたし、幾つかの市町村で行われたことは事実ですね。しかも、それは大抵迷惑施設が来るのをいいか悪いかなんです。だから、それは嫌だという方がもう圧倒的に勝つ。  そこで、今の北岡委員言われるように、地方自治制度は間接制民主...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変いい質問していただきまして、相当くたびれておりますが、元気でやっております。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、加治屋委員が甲子園球児だったという、もう謹んで敬意を表したいと、こう思いますね。やっぱりあれが大変見て楽しいのは、平等だし、オープンだし、フェアだし、審判がどういう判定しても文句言いませんよね。みんな守備に付くともう走っていく、帰るときも走ってい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 全部質問を言っちゃっていただいているから答えるのが大変難しいんですが、あと各論については若松副大臣も局長もおりますのでまた詳しく聞いていただければいいんですが。  まず、片山プランというんでしょうか、三位一体のことが本当にできるのかと。今までは評論ば...全文を見る
09月06日第154回国会 衆議院 総務委員会 第30号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、川崎委員言われましたように、特に田舎の方、地方の市町村の職員の給与が民間に比べて高いんじゃないか、大きい企業がありませんから、ある意味では役場や農協が一番大きい事業体ですから、そういうことが言われておりまして、今回も、人事院が勧告の中で、地域における給与の状況...全文を見る
○片山国務大臣 給与と退職手当は考え方が違うということになっているのですね。給与は、これはいわば勤務条件でございますが、退職手当の方は勤続報賞なんですね。長く勤めてくれて御苦労さんといういわば功労金なんですね。  そこで、勤務条件に関するものは人事院が所管して、勤続報賞的なもの...全文を見る
○片山国務大臣 経済の状況は、後藤委員御指摘のようなあれですね、四—六がプラス〇・五になって喜んでおりましたら、御承知のようなドル安、株安で、そういう意味では今いろいろな議論がなされているところでございますが、政府としては全力を挙げて景気の回復あるいは雇用対策に今後とも努めていく...全文を見る
○片山国務大臣 今言われましたように、昨年の十二月に公務員制度改革大綱を閣議決定いたしまして、現在それの具体化だとかさらなる詳細な検討だとかを行っている段階でありまして、私どもの方も、内閣官房が今中心でやっておりますが、そこと緊密な連携協力をいたしております。  一方、今回の人...全文を見る
○片山国務大臣 この不利益不遡及の原則というのは、法律上の考え方としてあることは事実でございますけれども、先ほど人事院総裁も言っておられましたが、官民均衡、民間準拠が大原則ですね、勤務条件の。そこで、いいときだけ民間と一緒で、悪いときは官は別だ、これはなかなか国民の理解は私は得ら...全文を見る
○片山国務大臣 今回の人事院勧告が、財政といいますか予算上どうなるかということですが、国の場合には、財務省の試算によりますと、一般会計、特別会計で合わせてマイナス二千四百十億円程度、地方団体につきましては、これは地方財政計画ベースでやりますとマイナス四千五百二十億円程度、決算はち...全文を見る
○片山国務大臣 お話のように、国家公務員につきましては平成十一年度から昇給停止年齢は五十五歳にしております。地方公務員の給与も、基本的には国家公務員や民間事業者の給与と均衡をとる、こういうことが大原則でございますから、私は、地方も国に準じて昇給停止年齢を五十五歳にすべきだ、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 退職手当のお話でございますが、昭和五十六年に直しました。それ以降三回調査しましたが、余り官民の格差が出なかったんですよ。だから手直しせずに今日まで参りまして、昨年から調査をしておりますのがもう近々、恐らく今月の半ば過ぎぐらいまでにはまとまると思いますので、それは公...全文を見る
○片山国務大臣 これはいろいろな考え方があると思いますけれども、恐らく人事院はストレートな不利益不遡及には抵触しないと。何度も総裁が言っておりますように、トータルで官民のバランスをとる、民間に準拠するというのが基本的な官の方の、国家公務員の方の勤務条件のあり方ですから、やはり較差...全文を見る
○片山国務大臣 この人事院勧告制度というのは、長い歴史がありまして、いろいろな議論の中で経緯をたどってまいりまして、二十何年前から完全実施、こういうことになったわけであります。そういう意味では、今の総裁のように、人事院の持つ基本権制約の代償機能が完全に果たされてきた、これはやはり...全文を見る
○片山国務大臣 e—Japan戦略は去年の一月に決めまして、それに基づくアクションプランを去年の三月に、さらに本年度やるべきことを二〇〇二プロジェクトということで決めております。  その中で、電子政府、電子自治体が大変大きなテーマでございまして、とりあえず、行政手続、国民の皆さ...全文を見る
10月16日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員御指摘のように、デジタル化というのはもう世界の大勢ですし、我々としてはどうしてもやらなきゃいかぬというんで、去年の電波法の改正でそれを正式に決めたわけですね。大変品質が良くなる、高品質。それから、インターネットとつながって双方向でいろんなやり取...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今いろいろお話がありましたが、私は地上波放送、地上波テレビというのは、これは基幹的な放送だと、中心ですね。しかも、今言われていましたように、地方分権型のと言われましたが、地方密着型の放送だと。だから、これがもう中心にしていかざるを得ないし、その中でロー...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのイギリスのITVですか、あれは有料で新規参入なんですよ。新規参入放送で有料だったんですね。今お話しのように、今年の三月に破綻しましたね。そこで、後、BBCだとかが引き取って免許を、無料でやるんですよ。日本の場合には既存の放送事業者が無料でやる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員言われますように、離島のようなところこそITの恩恵が非常に効果があるんですよね。遠隔医療、遠隔教育、遠隔介護、いろいろなことができると思うんですが、実際は条件が悪いですから、採算性が合いませんから、実際はその不利なままで置かれている、こういうデジタ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前回も委員にお答えしたと思いますけれども、これは当事者間で、事業者当事者間で話し合えと、こういうことになっているんですよ。話し合いますと携帯の方が強いんです、簡単に言うと。何でかというと、それだけの手間とお金を掛けているからですよ。  だから、そこの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 新大臣でもないんですが、大分古くなっていますけれどもね。  この前聞かれまして、なるほど携帯発と固定発で料金が違うのは、どこから掛けたかというだけで、これはなかなか一般の国民の人には、大した違いじゃないにしても理解し難いんではなかろうかという私は感じ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 組合とは二回お会いしまして、現状での人事院や内閣法制局とのいろいろ相談しておる結果をお話し申し上げて御理解を求めました。結構ですという御返事じゃございませんが、承りますという返事でございました。  それで委員、こういうことなんですね。人事院勧告は何で...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○片山国務大臣 外形標準課税につきましては、まだ来年度どういう案にするか確定的には決めておりませんが、去年出した案では、大企業と中小企業を分けまして、大企業は平成十六年度から、再来年度から三カ年は四分の一だけ外形標準にする、四分の三は所得課税にする。その三カ年が終わった後、十六、...全文を見る
○片山国務大臣 基本は去年の案をベースに考えたいと思いますが、細部については、なおいろいろな団体と現在いろいろ相談して調整中であります。
○片山国務大臣 五十嵐委員、住基ネットのシステムは、国のシステムと言われましたけれども、これは何度ももうこの委員会で申し上げているように、国のシステムじゃありませんので。全部の都道府県、市町村のシステムですからね。  それから、今住民票コードの売買という話がありましたが、これは...全文を見る
○片山国務大臣 それからまた、本人がその番号が嫌なら幾らでも変えられるんですから。簡単に変えられるんですから。だから、そういうことは、まず事実をきちっと出していただいてからの話だと私は思います。(発言する者あり)
○片山国務大臣 いや、これは事実をしっかり提示していただかないと。五十嵐委員は、悪用、悪用、こういう例があると言われますけれども、しかしそれは悪用しようにも悪用する意味がないんですよ、どういう意味で売買されるか。  それから、何度も言いますように、本人がその番号が嫌なら、すぐ、...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) どうも、大変時間が押しているのにわざわざ御質問賜りましてありがとうございました。  今、市町村合併は全国的に大変盛り上がっておりまして、どこの地域に行っても最大の課題ですよ、デフレや景気や不良債権処理もありますけれども。是非この大きな流れを実りあるも...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこで、市町村の再編が終わりましたら、次は私は府県制度だと思っている。それから、府県と大都市ですよね。政令指定市が、さいたま市が今日の閣議で決めましたが、来年の四月から政令市になります。十二が十三になる。あと、後に続こうというところはたくさんありますか...全文を見る
10月29日第155回国会 衆議院 総務委員会 第1号
議事録を見る
○片山国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  総務委員会におかれては、法案の御審議等を通じ、総務省所管行政の推進に御理解と御尽力をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。  小泉内閣は、改革なくして成長なしとの基本認識のもと、聖域なき構造...全文を見る
○片山国務大臣 今、荒井委員言われるように、我々は合併そのものが目的であるとは考えておりません。地方の時代を実現するためには、やはり市町村が中心の行政運営にこの国の仕組みを変えていく、こういうことでございまして、そうなると、もっと市町村に権限を移譲する、税財源を移譲しようという場...全文を見る
○片山国務大臣 先日設立委員を決めさせていただいて、十月十五日に初回の会合をいたしました。いろいろな説明を私どもの方からしましたが、私は、設立会議というのか、まあ会議ということになっておりませんが、設立委員の皆さんは法律で設立委員に課せられた任務、それをしっかりとやっていただきた...全文を見る
○片山国務大臣 余り長く話してはいけませんが、設立委員の皆さんにも、私は、ユニバーサルサービスの確保、今の郵便局ネットワークの維持は、これは国会において与野党を通じての御意見です、我々も最大限尊重せないかぬと思っております、こういうことは重ねて言っておりますから。そういう中で、経...全文を見る
○片山国務大臣 ダイレクトメールは、今まで何度も言いましたように、基本的には信書でございまして、一部チラシ風のものは外そう、こういうことの案を出して、これからパブリックコメントにかけますから、そこで返事をもらいまして、最終的にまた委員会に報告することになると思いますけれども、きっ...全文を見る
○片山国務大臣 住基と個人情報保護法の関係は、いろいろ前の国会でも御議論いただいたんですが、法律的には、やはり内閣としては、個人情報保護法を出している、あと国会で御審議の上、成立をさせていただきたいということで、私はそれはそれで要件を満たしている。これは内閣法制局も同じ意見なんで...全文を見る
○片山国務大臣 その条例を通すことが義務づけられる状況がどういうことかというのを一つ考えなきゃいけませんが、基本的には、今言いましたように、政治的には、やはり条例を成立させるという責務が、それだけの努力をする必要が長にあると私は思いますけれども、しかし、それが議会でなかなか通して...全文を見る
○片山国務大臣 市町村が作成します住民基本台帳というのは、これは国として居住関係を公に認知する、公証する制度ですよね。これはすべての国民に対してその証明が行われなけりゃならないわけでございますから、本人が希望しようがしまいが全部住民基本台帳には載せてもらう、これは法律で義務づけて...全文を見る
○片山国務大臣 入らないのは違法なんですよ、明白な。違法なんですが、まだ第一次稼働でして、みんないろいろな御意見を言っておられるので、私の方はなお理解を求めるという努力を今しておるので、最終的に入らないということになると、これは違法ですから、何らかの対応をせざるを得ないんです。 ...全文を見る
○片山国務大臣 今、島委員が言われたのは、五市合併ということの合併協議会なんですね。だから、その一市が合併協議会に参加しない、こう言っても、それをそのまま五市でやるというのはもちろんできませんし、それから、四市だけでもできないんですね、今の仕組みでは。だから、今度は四市の合併協議...全文を見る
○片山国務大臣 これは地方自治特例法になりますから、住民投票が必要です、憲法上。
○片山国務大臣 今、住民投票が必要だと言いましたのは、例えば青森、岩手、秋田三県を合併する法律を出した場合ですよ。ただ、都道府県が市町村と同じように合併をこうやるんだと一般法を出すのなら住民投票は要らない。  今の都道府県については法律がないんですよ。都道府県の廃置分合、境界変...全文を見る
○片山国務大臣 私、経済財政諮問会議で三位一体の改革ということを申し上げて、それじゃそれをやろうということで、六月の終わりに出ました第二次骨太方針ではそれが書き込まれたわけですね。  順番はこういうことなんですよ。国庫補助負担金の整理合理化というんですか、見直しをまず最初にやる...全文を見る
○片山国務大臣 今、後藤委員が言われたような議論は前からありまして、昔、水源税というのがあったんですね。ところが、これはやはり利水側というんでしょうか、その方の抵抗が強くて、なかなか制度化されなかったんですが、今、一部の県で同じような水源税の検討をやっているところがありますね。 ...全文を見る
○片山国務大臣 合併は、財政的な観点からだけで合併を考えていただくのは必ずしも適当でない、こう思いますね。しかし、財政も大きな要素であることはまず間違いないんです。今、後藤委員が御指摘の町は、三十六億円の財政規模で四億円でしょう。今、合併をやりたくないというところは、みんな大体税...全文を見る
○片山国務大臣 国庫補助負担金の見直しはやっていただかなきゃいかぬ、こう思っておりまして、義務教育の国庫負担金が一番大きいんですよ。我々は固有名詞で今どれをどうということは、実は私も提案しているわけじゃないんですが、しかし、義務教育の国庫負担金は大きいだけに、これだけは別だという...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろな市町村で、サービスも違う、負担も違うというのは事実でしょうね、四つなり五つなりが一緒になると。基本的に、方向としては、負担は低い方にそろう、サービスは高い方にそろう、こういうことで、お金がかかりますよね。  そこで、どうやるかということなんですが、基本...全文を見る
○片山国務大臣 それはバブルのときもそうですし、バブル崩壊後はもっとそうですけれども、やはり公共事業をふやすのは限度があるので、単独事業でいろいろ考えてくれないか、こういうことで、できるだけ、そういう意味では公共事業とあわせて単独事業を拡大して、それによって景気浮揚を図ろうと。そ...全文を見る
○片山国務大臣 春名委員の言われることも、私は、全部じゃないが当たっている部分はかなりある、こういうふうに思いますね。  ただ、しかし、それは景気を浮揚しようということですよね、一つは。景気を浮揚することによって、国も地方も税収をふやそうということが一つある。それからもう一つは...全文を見る
○片山国務大臣 市町村合併というのは、何度も言いますけれども、地方分権を進めて市町村を自立させるということ、そして市町村中心の行政の仕組みに直すということ、そういうことで、これは進めなければいかぬという大きい理由がありますね。そういうことの中で、合併計画をつくってこういうことをや...全文を見る
○片山国務大臣 地総債は、景気対策という、大変漠然としたというのか、広い理由であらゆるものを認める、こういうことでやってきたんですよね。今度は、合併特例債、今言いましたように、合併を推進するために、合併の基本計画をつくって、住民の皆さんが集まって、もちろん首長さんや議会が代表して...全文を見る
○片山国務大臣 だから、それは一面は当たっているけれども全部じゃないと申し上げている、地総債は。そういう反省の上に立って、合併推進のため、しかも基本計画に基づくもので関係町村がすべて合意したものについては優先的に合併特例債という対応をしていこう、こういうことにしているわけでありま...全文を見る
○片山国務大臣 鳥取県の知事がどういうことを言ったか、私も詳しくは知りませんが、同じ片山でも大分違いますね。  合併推進のためには、いろいろな合併の計画で夢を盛るということはある程度必要なんですよ、住民の皆さんに夢を与えるということは。しかし、実際どういう合併特例債を起こしてや...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員御指摘のように、地域の経済、雇用の状況というのは大変厳しいですね。私の選挙区なんかもまさにそうでございまして、地域経済の活性化というのは本当に当面の大きな課題だ、こういうふうに考えております。  そこで、一部報じられておりますけれども、今月中ということ...全文を見る
○片山国務大臣 今、地方制度調査会で御議論いただいておりまして、来年の三月には中間報告をいただくようにしております。できるのならいろいろなことをやってもらいますが、小規模で行政能力的にも財政力にも限界があるとすれば、できる範囲のことをやっていただく、こういうことにしたいと思います...全文を見る
○片山国務大臣 この前、郵政審議会にかけました省令案はこういうふうになっているんです。「日本郵政公社法の施行の際現に存する郵便局ネットワークの水準を維持することを旨として、」これをまず本文に書いて、以下次の条件というので、今、委員が言われましたように、地域住民の需要に適切に対応す...全文を見る
○片山国務大臣 これは守るということであります。基本的には守るということであります。
○片山国務大臣 今回の人事院勧告の完全実施を決めるにつきましては、二回給与関係閣僚会議を開きまして、その中には当然、財務大臣や経済財政政策担当大臣もおりますし、厚生労働大臣や文部科学大臣もおりますから、そこでいろいろ議論して、経済への影響等ももちろん勘案の上、人勧尊重、完全実施、...全文を見る
○片山国務大臣 人勧につきましては、かつては人勧どおりということでなかった時期もありますね。ただ、四十六年度から大体勧告どおりでございますが、特に五十七年、八年、九年、それから六十年は、これは引き上げるときですけれども、引き上げ率は勧告どおりですけれども、実施時期を三カ月延ばして...全文を見る
10月29日第155回国会 参議院 総務委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつ申し上げます。  総務委員会におかれては、法案の御審議等を通じ、総務省所管行政の推進に御理解と御尽力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。  小泉内閣は、改革なくして成長なしとの基本認識の下、聖域...全文を見る
10月31日第155回国会 参議院 総務委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、辻委員言われますように、地方分権改革推進会議が昨日報告を、事務権限の移譲と国庫補助負担金の在り方等についての報告を総理に出された。今お話があったとおりでございます。  私は、全般については、恐らく各省庁大変抵抗した中で努力されてまとめられたと思い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 辻委員の言われるとおりです。やっぱり一番教育の論理というんですかね、そういう点の配慮が私、要ると思うんですけれども、今こういうことなんですよ。義務教育の小中の先生方には、給与ですね、給与関係の経費の半分は国が持っているんですよ。ところが、実際の、半分補...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昨日、政府・与党の政策会議でも、あと経済財政諮問会議でも合意を得ましたのは、不良債権処理を加速するということと、それからデフレ対策ですね、デフレ対策のための総合的な対応と、こういうことでございまして、私は基本的にはどちらも評価すべきものだと、こう考えて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは私は、七大臣会合というのがあるんです、関係七大臣。そこで私は強く言いまして、セーフティーネットの構築で、雇用も中小企業対策も地方の、これは地方が中心になってやることだと。だから、地方が主体的に参加して国と分担してやれるようにしてほしいと。  例...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三千五百億につきましても使い勝手が悪いという批判があるんですよ、地方から。だから、今回のあれはちょっと前倒しするんですけれども、十六年度までのやつを。それについては是非地方の言うことを聞いて使いやすくしてくれと厚生労働大臣に言っておきましたんで、今の辻...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは法律そのものは失効しておりますけれども、雇用基本計画の中ではちゃんとその地域改善対策の関係は位置付けられているから、それはそれで私はいいんじゃないかと思いますよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 雇用基本計画も古いですからね、あれ。十一年かなんかですね。だから、そういう意味では、恐らく厚生労働省が見直しということも御検討されていると思いますので、その際には、辻委員の言われるように失効した法律の名前を書くというのはいかがかと私も思いますから、それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は正直に、医療や年金は、将来は、ずっと将来は私も一元化だと、こう思います。いろんな関係。しかし、なかなかここまでは、長い経緯と、事情が違いますからね、状況が。なかなか難しいんで、当面は地方公務員共済は国家公務員共済と財政調整をやろう、こういうことから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務員共済については、国公の共済と地公の共済で財政上の調整をやると、そこから議論を始めようと。国公と地公を一緒にするなんていうことの議論にまで行っておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) それは、私は細かいことまであれしておりませんが、財政上どこまでどうやるのかについては、現在審議会作りましてそこでこの議論をいろいろしておりますので、その結果を待ちたいと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(片山虎之助君) 政策金融につきましては、今お話しのように、年内に経済財政諮問会議で方向付けをすると、こういうことになっております。ただ、現下のこういうデフレ状況であり不良債権処理を加速するような状況の中で、やっぱり政策金融はある程度これは働いてもらう必要があるんではな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 他の機関については私の所管ではございませんが、現下の経済情勢の中では、政策金融機関を全部なくすと、こういうことはいかがかなというふうな議論が出ております。  それで、公営公庫につきましては、公営公庫という形がいいか、形態はどうか、これからの議論でござ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昨日の対応策で、一兆円を超えてできる限り大きくなるような減税と。それは、具体的には政府の税調や与党の税調の中で決めていくと、こういうことになると思いますけれども、一兆円を超えるということまでは昨日の対応策で決まったわけでありまして。  そこで、減税を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、私が八月二十八日に出したんでしょうか、総務省関係の制度・政策改革ビジョンの中で出したものがその考え方でございまして、私は基本的には、今国税が六で全体の、地方税が四という、四を三千三百の地方団体が分けているわけですから、それをせめて五対五にしてく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 配偶者の特別控除、特定扶養親族ですね、お年寄りや子供さんの教育費や何かの。しかし、これは大議論があるんですね。特に配偶者特別控除につきましては、私も政府税調の国民と税の対話集会に行きましたら、真っ二つですね。是非男女共同参画からいう意味ではこの特別控除...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 固定資産税は、今言いましたように、評価は地価公示の七割なんですよ。課税標準額の上限も七割にしているんですよ。この七割を下げてくれというのが皆さんの要望なんですが、これを下げるとまたばらばらになるんですよ。そこで、この辺は少し慎重に対応いたしたいと、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この非課税措置については、これも現在いろんな議論をしている最中でございまして、今後も幅広く検討いたしたいと考えております。  それから、道路特定財源は、御承知のように、国が三兆四千億なんですよ。地方が二兆二千億なんですが、実際は、補助金や交付金で国か...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 議院内閣制で、特に日本の内閣制度は各それぞれの大臣が権限と責任を持つんですね。内閣総理大臣が全部権限があるわけじゃないでしょう、各大臣に全部あるんで。  そういうことがこの内閣制度の根幹にありますから今回の行政機関個人情報保護法も同じように考えている...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは各行政機関の長ですよ。各大臣でございます。
○国務大臣(片山虎之助君) これは考え方で、余り情報を一元的に収集したり管理している方がむしろ問題なんで。個人情報も、行政ごとに違いますから、基本的なものは例えば名前あれば同じだといえば同じかもしれませんが、私はそういう意味ではむしろ多元化した方がいいんで。  ただしかし、委員...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関個人情報保護法の所管大臣は総務大臣でございますので、そういう意味では、行政機関全般を通じる行政機関の個人情報保護については、担当大臣は総務大臣だと御理解いただいてもいいんではなかろうかと、こう思っております。  それから、なるほど、公の仕事、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) アメリカならそうなんですよ。アメリカというのは大統領制ですからそういうことができるんですが、日本は議院内閣制で、各それぞれの所管大臣が所管については責任を持って、その大臣が連帯をして国会に責任を持つ、こういう仕組みなんですね。各省の所管大臣の権限を全部...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、独立行政法人通則法だと支給基準は公表しようと。これがなかなか分からないです。今も言った規程だとか俸給表だとか、こういうものを出しているんですね。それからもう一つは、これも通則法上、財務諸表を公表すると。これは総額は出るんですよ。これだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、こういうことをやろうということを、いろんな御意見、御批判があるものですが、こういうことを今、閣議で決めまして、独立行政法人法がこの国会へ出しておりますから国会で通していただいて、来年の十月ぐらいから恐らくやることになると思いますけれども、具体的なそ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回四十六法案をお願いすることにしておりますが、その何か施行日が来年の十月一日を一応想定しているようでございますので、そのころが一つのあれになるのではないかと、こういうふうに思いますが、いずれにせよ、山下委員言われますように、国民の皆さんから見て分かり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 八割ぐらいは住民の利便のためでございます。残りは行政効率化のためでございます。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、いろんな給付をもらう、今の住基法でやっているのは恩給や共済年金ですけれども、これからその他の年金も全部やろうと、こういうことです。それから、いろんな資格が取れるものも、今は建築士か何かでございますけれども、例えば、今後はパスポートその他いろんな事務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員がもったいないとおっしゃるから、この住基ネット。もっと、これだけの仕事しかしないんではもったいないとおっしゃるから、いや、それは国会で法律で認めてもらったものを広げていきますと、こういうことでございまして、それは完全な個人情報保護やセキュリティ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) とにかく、不気味だとか漏れたら困るとか、漏らしちゃいけませんよ、漏らしちゃいけないんだけれども、この四情報は公開情報なんですよ。仮に漏れた場合ですよ、それを民間が使うことは一切認めていないんですよ。やったら罰則なんですよ。大変おどろおどろしいみたいなこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっと補足しますと、一億二千六百万人を相手にこのシステムを動かしているんですよね。だから、私は神様じゃないから間違いもあると言ったのは、例えば機械の故障だとか、やっている職員が操作をミスするとか、そういうことが何件かありますよと言っているんですよ。ビ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡辺委員から政治家の大先輩として大変御丁寧な適切なるお励ましをいただいて、感激いたしております。  私も大変今の情勢は難しい情勢だと、こう思っておりまして、その認識も余り渡辺委員とは変わっておりません。与野党の別なく挙国体制でこの難局に当たっていかな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡辺委員の言われますように、開発途上国、中国を開発途上国と言ったら怒られるかもしれませんが、中国なんか、行きますと、本当に一生懸命ですね。公務員の皆さんが若い。やっぱり日本の明治だな、「坂の上の雲」じゃありませんけれども、ああいうやっぱり将来に対する大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 役所はできるだけいい人に来てもらいたい、それから志望者の方はできるだけ希望のところに行きたいと、こういうことが、一次でもう早めにつばを付けておこうというんでしょうかね、売約済みということに。こういうことなんでございまして、なかなか難しいんですが、各省庁...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 横浜では遅れて参加される方が八十何万、あと杉並と中野ですか、国分寺市と矢祭町ですから、どのくらいなんでしょうかね、百何十万になるかならないか知りませんが、一億二千五百万は全部参加しているわけでありまして、参加していないところの住民が損しているんですよ。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 情報が漏れると言いますが、四情報は先ほど言いましたように公開情報なんですよ、住所と氏名と年齢、性別は。住民票コードという十一けたの番号が付いている。それが漏れると困るんだと、大問題が起こるんだと。一つも起こっていない。漏れても何の使い道がないんですから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) トラブルを起こさないようにするのは当たり前なんですよ。それから、もう情報の漏えいがないようにするのも当たり前なんですよ。  ただ、それがちょっと仮に、すぐ元に返すんだけれども、ミスは直すんだけれども、ミスがあって漏れたらと大騒ぎでひっくり返るようなこ...全文を見る
11月05日第155回国会 衆議院 総務委員会 第2号
議事録を見る
○片山国務大臣 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関...全文を見る
11月07日第155回国会 衆議院 総務委員会 第3号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、人事院総裁から話がありましたけれども、公務員の給与というのは、労使といいますか、職員団体と我々との話し合いで決まるんじゃなくて、民間の状況を調べて人事院なり人事委員会が勧告して、それを今までは尊重して完全実施する、こういうことで決まってきたわけですね。そこはそ...全文を見る
○片山国務大臣 今、安住委員のお話を聞きまして、やはり独法はこれからふえていくわけですね、この国会でも四十六法案を御審議いただくことにしておりますが。そうなりますと、公務員型の場合、なるほど、行ったり来たりして、行っている間は給与が高くて、帰ってきたらまた下がってと、こういうこと...全文を見る
○片山国務大臣 これは委員、両方の考え方があるんですよ。私も県で、地方に在職した場合に、いろいろな考え方がありまして、一次内定をふやしたこともあるんです、幅広く採るという意味で。私は、地方大学なんかもっと採ったらいいと思うんです。私立も、今、特定の私立だけですよね、正直言いまして...全文を見る
○片山国務大臣 私は、かねがね、幅広くいろいろな優秀な人材を採ってほしい、それから女性の採用をふやせ、こう言っていますが、細かい採用を一々私まで相談に来ないんですよ。後で大体こうしましたからということで御報告を受けるので、見ましたら、私はもう少し女性を採った方がいいんじゃないかと...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それはもう全く事実と違うんです。この五千億の話は、来年度の概算要求に絡んで、文部省の方の義務教育の国庫負担金というのは御承知のように今三兆五百億あるんですよね、それについて少し見直したらどうかという指摘を経済財政諮問会議でしましたら、文部科学省の方が、それじ...全文を見る
○片山国務大臣 いや、委員、必ずしもそういう認識は正しくないと思いますよ。  というのは、分権改革推進会議が今そういうことで報告を出しただけなんですよ。政府の方針じゃないんです、今の案は。そこで、私は、この間の経済財政諮問会議では、内閣で責任を持って改革案をつくりましょう、内閣...全文を見る
○片山国務大臣 どういう勧告が出るかは私も承知していなかったものですから、勧告が八月八日ですか、出た後、組合の代表の方にお会いして、今の民間の状況はこういうことでこういう勧告が出たので、これについては皆さんの意向も体しながら政府の中でしっかり検討します、こういうことを申し上げまし...全文を見る
○片山国務大臣 これは、人事院勧告の中身でこういう措置をやってほしい、こういうことでございますが、御承知のように年間給与で民間準拠なんですね、年間給与で。したがいまして、既に払ったものを取り上げるということじゃなくて、これから払うものについて減額調整をする、年間給与として合わせる...全文を見る
○片山国務大臣 そのとおりでございまして、今度の新しい給与表といいますか、今回の給与改定によって額が減る四月から十一月のものについては、十二月の期末手当で調整する、こういうことで、今言いましたように、年間の給与で民間と合わせる、こういうことでございますから、これから払うものについ...全文を見る
○片山国務大臣 いや、私はそうは思いませんね。  それは、四月から十一月を、払ったものを返せというんじゃないんですよ。しかし、四月から十一月の、新しい給与表でいくとそれは本来減額されなきゃいかぬものについて年間給与で調整しますから、これから払うものについて差っ引くということが、...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどから、例の国営企業職員といいますか現業職員の話が出ましたが、現業職員は、委員御承知のように団体交渉権があるんですよ。普通の公務員は団結権しかないものですから、そこのところは恐らく仲裁裁定で差があったんではなかろうかと基本的には私は思います。しかし、団体交渉権...全文を見る
○片山国務大臣 今までの人事院勧告はほとんど上がりっ放しですよね。したがって、上がったときも完全実施しましたが、こういう状況で下がったときもやはり民間準拠、官民均衡ですから、上がるときだけいいところをとって、下がるときは一切知らないよというのじゃ、これは国民の納得をなかなか得られ...全文を見る
○片山国務大臣 たたき台ですから、たたかれやすい方がいいでしょう。十分たたき台として検討します。
○片山国務大臣 今、黄川田委員が言われましたように、総理から早期退職慣行の是正をという指示がありまして、現在、各省庁で早期退職年齢を三歳ぐらい引き上げようということでいろいろな計画をつくってもらっておりまして、私どもの方と内閣官房で各省庁の人事当局から、ヒアリングというんでしょう...全文を見る
○片山国務大臣 言われるように、大変厳しい人事院勧告が出たわけでございますが、八月八日にそれを受け取りまして、同じ日に給与関係閣僚会議を開きまして、取り扱いについての意見交換、議論を始めまして、九月二十七日の第二回目の給与関係閣僚会議においていろいろな事務的な検討を含めまして検討...全文を見る
○片山国務大臣 何度も当委員会でもお答えさせていただいておりますように、公務員の給与の決定方式というのは委員御承知のとおりでございまして、それに基づくこういう決定をさせていただかざるを得なくなったことは、勧告自身が本俸の引き下げというある意味では初めてのような勧告でございましたの...全文を見る
○片山国務大臣 委員の言われましたところと認識を共有しておりますのは、とにかく国民の将来不安を解消する、現下の雇用不安その他も解消していく、こういうことが必要だと思いますね。  そのために、御承知のように、十月三十日でございますか、総合的なデフレ対策、あるいは不良債権処理加速の...全文を見る
○片山国務大臣 既に何度もお答えしておりますけれども、人事院勧告の考え方は、年間給与について官民の均衡を図る、こういうことでございますので、十二月の期末手当で年間給与の均衡としての減額調整をすることは、直ちに遡及適用の問題じゃないと思うんですね。毎月の給料を対象にしているわけじゃ...全文を見る
○片山国務大臣 政府は、人事院勧告を尊重して完全実施なんですよ。人事院勧告がこういう減額調整をやりなさいと。人事院ともあろうものが脱法行為を政府や国会に勧告するはずはありませんから、それは十分内閣法制局とも調整の上、人事院もしっかりした理論的な根拠を持ってそういう勧告をされたのに...全文を見る
○片山国務大臣 総人件費の抑制につきましては、財政制度審議会は財務大臣の諮問機関でございますけれども、経済財政諮問会議やあるいは骨太方針の中にも、やはりこういう財政事情の中で、民間も大変厳しいリストラを行っている中で、総人件費の抑制をしていこう、こういうことはほぼ政府の方針と言っ...全文を見る
○片山国務大臣 人事院は、内閣から独立した中立公正な第三者機関でございまして、政府のことに影響されるようじゃ困りますね。中立公正な第三者機関と言えない。しかし、政府の意向ということも、それは念頭に置いてもらう必要がありますけれども、今の人事院勧告はそういうことでなされるわけじゃな...全文を見る
○片山国務大臣 八月八日に人事院勧告を受け取りまして、先ほども御答弁申し上げましたが、第一回の給与関係閣僚会議をやり、九月二十七日に第二回目をやって、そこで人事院勧告尊重、完全実施を決めたわけでございます。  その間、今のような二・〇三%の引き下げ、しかも初めての本俸カットです...全文を見る
○片山国務大臣 確かに余り今まで例がなかった措置を行うことについての議論はありましたが、しかし、人事院勧告でそういうことをはっきりと勧告されているわけでありますから、政府としては、それを受け入れてそのとおりにしようと。年間を通じての官民較差をなくする、民間準拠ということについては...全文を見る
○片山国務大臣 既にこの点については人事院総裁から答弁いたしておりますが、月例給と特別給に分けて調査する、これは民間の状況を正確に知る意味でそういう方法をとられているわけですね。  したがって、それについては、給与改定の勧告では、月例給はこうだ、特別給はこうだ、こういうことで改...全文を見る
○片山国務大臣 人事院総裁が答弁されましたけれども、我々は人事院の勧告を是としてそれを受け入れたわけでございまして、根拠は総裁と同じであります。
○片山国務大臣 何度も申し上げておりますが、年間給与で官民のバランスをとる、年間給与でですよ。十一月までは既に支給済みということになる、それでは、十二月以降で年間給与のバランスをとるとすればどの方法が最もいいかということの上で、人事院は期末手当で減額調整するという判断をとられたと...全文を見る
○片山国務大臣 今厚生労働省から説明がありましたように、民間は労使の交渉で決まるんです。公務員はそういう権限が与えられておりませんから、何度も言いますけれども、代償機関として人事院勧告があり、人事委員会勧告があるわけでございまして、それは決定の仕組みが違うわけですからね。しかし、...全文を見る
○片山国務大臣 国家公務員法では五%を超えないと義務がないわけですが、今までも人事院は、上げるときは五%以下でもかなり勧告してきていますね。ですから、今回、下げるときだけ、五%未満だ、これは目をつぶろう、これはなかなか国民の納得は得られないと私は思いますので、人事院の態度はそれで...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
11月08日第155回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋議員から、私にも質問がございました。  特区法案は中央主導による部分的な地方分権にすぎないのではないかと。  総理のお答えですべて尽くされておりますけれども、全国的な規制緩和、規制改革ができれば一番いいのですけれども、いろいろな問題がある、困難...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 北川議員から、私に対しまして四点の質問がございました。  まず第一点は、課税自主権についてのお尋ねでございます。  我々は、地方自治体の課税自主権はできるだけ認めたい、こう考えておりますけれども、憲法上は、御承知のように租税法定主義、法律で租税は決...全文を見る
11月11日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○片山国務大臣 今回の独立行政法人では、法人の長は主務大臣が決める、その他の役員は法人の長が決める、こういうことですね。それは、官民を通じて幅広く適材を選ぶ、知識経験があって、効率的な経営ができる人を選ぶ、もしやってみてちゃんといかなければ、独立行政法人の評価委員会が業務評価をや...全文を見る
○片山国務大臣 今回の独立行政法人制度のポイントの一つは、評価委員会の事後評価ですね。最初は中期目標を与えて自由にやってもらう、しかし、事後はしっかりチェックしますよ、場合によっては責任を問いますよ、こういうことでございますから、各省の独立行政法人評価委員会も、いい人を選んで、そ...全文を見る
○片山国務大臣 ちょっと今の質問じゃなくて、勧奨退職年齢の引き上げは三歳ぐらい引き上げようと、来年度から五カ年で。そうすると、今、各省庁のその引き上げ計画を私どもの方と内閣官房でヒアリングしておりまして、計画をつくってもらってやろうと。大変なんですよ、これは石原大臣言われましたよ...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 総務委員会 第4号
議事録を見る
○片山国務大臣 郵便法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便法中、国の損害賠償責任の免除または制限に関する規定は部分的に憲法違反であるとの最高裁判所判決があったことにかんがみ、国の損害賠償責任の範囲の拡大等をし...全文を見る
11月12日第155回国会 参議院 総務委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、一般職の職...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○片山国務大臣 公職選挙法の一部を改正する法律案及び地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げ...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員が言われましたように、近年の国政、地方選挙、ともに低投票率ですね。特に、今お話のございましたせんだっての補欠選挙は、特に千葉県、神奈川県、大都市圏で大変低うございました。  いろいろな理由が考えられまして、補欠選挙だったからとか、秋の行楽シーズンで天気が...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方の総務省は、例のIT革命については、相当主要な部分を担当する役所でございますので、これだけインターネットも普及した時代に、全くインターネットが選挙運動で利用できないのもいかがかな、こういうことで研究会をつくりまして、八月に報告書をもらったわけですから、総...全文を見る
○片山国務大臣 間違いございません。  やはり若い人が、年齢から見ますと、なかなか投票所に足を運んでいただけない。しかし、国民の皆さんの一番の政治参加は選挙ですから、選挙に行っていただくということがなければ、民意が反映しないわけですから、こういう状況が続くことは大変心配だと思っ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、若い方々に意識を直してもらうというのが一番先なんですけれども、意識を直すようないろいろな働きかけを我々もしていかなきゃいかぬと思います。総務省なり全国選管なり各都道府県、市町村の選挙管理委員会あるいはいろいろな団体がありますから、明るい選挙運動推進協議会な...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員からお話のあった一日秘書なんというのも、これは大変おもしろいアイデアではないかと思いますね。  私は、せんだって早稲田祭で、学生の皆さんと共催のタウンミーティングをやったんですよ。何百人かの学生の皆さんと、私ともう一人閣僚が行きまして、いろいろ意見交換し...全文を見る
○片山国務大臣 住民投票というのは、住民の直接の御意向を聞くということで、私はそれなりに意味があると思います。しかし、今の我が国の制度は間接民主主義、議会制民主主義ですから、直接制の民主主義じゃないんで、あくまでも議会制民主主義の補完として、住民投票なり、住民の意向を直接に聞くこ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、その答弁を正確に覚えていないんですが、総務省が十八歳までの引き下げについて調査するということは、大変インパクトが大きいんですね。選挙制度を所管している国の役所、内閣の一つの省である総務省が、十八歳まで引き下げることについての是非を国民に聞くということになれば...全文を見る
○片山国務大臣 我々としましては、そういう方は国政一本でやってもらったらいいと思うんですよ。まず都道府県の選挙に出ておいて、落ちたからといってまた国政、こうやりますと、それは御本人の意思やいかんにかかわらず、売名で都道府県の選挙を手段に使ったという誤解を招きますよね、しかも、わず...全文を見る
○片山国務大臣 高橋委員の言われるとおり、衆議院議員である人が、衆議院議員をやめて衆議院議員の選挙に出るんですよ。比例区か小選挙区かというところはありますけれども、これは国民の目から見たらわかりにくいと思いますよ。参議院議員をやめて衆議院議員に出る、もう自分は衆議院議員の方がいい...全文を見る
○片山国務大臣 正直言いまして、恐らくこの制度をつくったときは、こういう事態は想定していなかったと思うんですよ。だから、そのことをもって不備と言うか言わないか。常識的につくっているんですよ、世の中の制度というのは。しかし、こういうことが仮に起こって、おかしいではないかという意見な...全文を見る
○片山国務大臣 こういうものは個別の事案ごとに、具体の事実に即しての判断が必要とされるものですから、あくまでも答弁としては一般論になる、こういうふうに思いますけれども、党員でない者は党費を払う必要はないんですよ。だから、それを党員だと称して払うというのはいけませんですね。そういう...全文を見る
○片山国務大臣 お断りしますけれども、一般論ですよ。(高橋(嘉)委員「一般論です」と呼ぶ)固有名詞が入ったり、具体のあれということになりますと、いろいろな事情がありますし、いろいろな関係がありますから、あくまでも一般論としてお受け取りいただきたいんですが、寄附を受けてはならないと...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、個別の事案につきましては、具体の事実に即して検証されて、判断されなければならない、こういうことでございまして、私どもの方は、そういう意味では調査権がないんですね。受け取るだけでございまして、そういうことでございますので、その辺は御理解を賜...全文を見る
○片山国務大臣 政治倫理の確立は、これはもうだれも異論のない話で、現にこの特別委員会も倫理ということをちゃんとうたっているわけでありまして、もう絶えざる、そういう意味では政治倫理の確立に、すべての政治家といいますか、議員はもとより、政治家あるいは政党が私は努力していかなければなら...全文を見る
○片山国務大臣 公益法人は公益目的で何をやるかというのは、ちゃんと定款なり寄附行為で決まっているわけでありますから、それに従って適正にやる、ちゃんとやっているかやっていないかは、それぞれ所管の官庁、監督官庁がチェックする、こういう仕組みですね。  そこで、公益法人の範囲を出るよ...全文を見る
○片山国務大臣 公益法人の方の役員と政治連盟の方、たまたま一緒になったかもしれませんが、ただ、たまたまといっても、やはり委員が言われるように、疑いをかけられる可能性がありますから、それは避けた方がいいと思います。
○片山国務大臣 委員会としてどういう委員会活動をされるかは、委員長のもとに理事さんもおられますし、皆さんでよく御相談されてやられるべきではないか、こう思っております。
○片山国務大臣 個人的な見解を言えばといって断っていますね。だから、やはり取り締まりをやる方の煩わしさなんかも恐らくあったんじゃないかと思いますけれども、個人の意見としてはそういうことを言われた、これは認めざるを得ない、こう思います。  そこで、委員、選挙運動や政治活動というの...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、選挙の公正が確保される限り自由にすべきです。しかし、公正が確保されないということになりますと、そこにはやはりルールを設けるということがどうしても必要になるので、それこそ国民の理解を得ながら、国会において各党がよく御議論いただいて合意形成を...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどもお答えさせていただきましたが、私は、選挙権年齢だけが突出するんじゃなくて、例えば民法上の成人年齢や刑事法上での取り扱いなど、法体系全般の中でどう考えるか、その関連づけをしながら検討していくべき問題だ、こういうふうに思っておりまして、大変重要な問題でございま...全文を見る
○片山国務大臣 私個人の意見は先ほど申し上げまして、まだそれだけの成熟度といいますか、十八歳引き下げについては熟していないと私は思っておりますが、これから大いに議論をしていただいて、何度も申し上げますけれども、そういうことでのコンセンサスを得ていただく必要があるんではなかろうかと...全文を見る
○片山国務大臣 この問題も古くて新しい問題でございますが、政治家個人への企業・団体献金は、御承知のように十二年の一月から禁止されておりますね。それはそうなっておるわけでありまして、政党に対する企業・団体献金については、何度も当委員会でも答弁させていただいたような気がいたしますが、...全文を見る
○片山国務大臣 野党四党がさきの国会に提出されました、今、委員が言われました案について、私も承知いたしております。  これにつきましては、何度も同じ答弁をさせていただきますけれども、まず国会の中で大いに議論していただいて、何度も申し上げますけれども、その上でのコンセンサスをぜひ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、倫理というものは法律とはまた別の世界のものだ、倫理の世界を法律で律するというのは、国家公務員を含めまして、地方公務員を含めて、大変残念な事態だな、こういうふうに個人的には思っておりますが、この政治資金の問題は、私、先ほど言いましたように、民主主義のコストの問...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、衆議院議員が衆議院議員をやめて、衆議院議員の選挙に出る、これは国民の目から見て大変わかりにくい。制度としてもそういうことは想定していなかったんですよ。ただ、しかし、法律上禁止していませんから、それじゃ出られないかというと、出られるわけです...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、松崎委員お話しのように、戦後といいましても大変遠くなりましたですね。そういうことで今のような御指摘があったんだと思いますけれども。  しかし、そこそこにやはりまた申請が出てくるわけでございまして、御承知のように、基金が行う書状等贈呈事業につきましては、平成十...全文を見る
○片山国務大臣 今、認可法人という形式をとっておりますので、特殊法人の整理合理化計画の中で、この基金も独法化を考えろ、こういうことで検討いたしてまいりましたけれども、委員お話しのようないろいろな問題点があることは確かでございますので、いずれにせよ、独法というのは、評価委員会が評価...全文を見る
○片山国務大臣 今石原大臣もお答えになりましたけれども、地方団体共通の利益となるような事業について何らかの形式が考えられないかと。今ないんですね、ないから特殊法人的なことにしていると。この際、そういうふうな地方がみんな集まってやれるような仕組みをつくろうではないかというのが地方共...全文を見る
○片山国務大臣 そういう意見も確かにあるわけですから、我々としては、研究会をつくりまして、将来、この災害補償基金だけじゃなくて、どういうふうに考えるかを検討したらどうだろうか、こう思っております。あとどれだけどういうものが出てくるか、今の段階では我々としてもはっきりとした想定を持...全文を見る
○片山国務大臣 今回の改正で、この基金の理事長及び監事の任命は地方団体の代表者から成る代表者委員会で行う、こうなっておりますから、代表者委員会が適切な人選をすると思いますけれども、単純などこかの地方団体の天下りなんということにはなかなかならないんではなかろうか、適切な人選を代表者...全文を見る
○片山国務大臣 我々はどう考えるかということでございまして、平成十三年度十二月に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画においてこのTAOという通信・放送機構の事業については、民間に委託できるものは民間に任せよう、その限りではやめようということで、衛星管制業務を廃止する、それか...全文を見る
○片山国務大臣 今まで他の政策金融機関ではなかなか対応してもらえなかったものをやってきたんですね。特に、通信・放送事業者について一般的に全く他の政策金融機関の対象にならないか、これはあるいはなるかもしれませんが、よりきめ細かくいろいろな助成を、特にこの機構ができた設立の目的からい...全文を見る
○片山国務大臣 今、松崎委員言われましたように、今もう独法になっております通信総合研究所、これは公務員型ですね、もともと国がやっておったことをこの研究所はやっておったわけでありますから。それと今回の通信・放送機構を統合するものですから、全体としては公務員型、こういたしました。 ...全文を見る
○片山国務大臣 今、樋高委員御指摘の地方公務員災害補償基金でございますが、今回の改正について、基金支部からの意見は、国の関与を縮減してくれ、円滑な事務処理のための実施体制を強化してほしい、それから地方公共団体の負担金率の自主的な決定をさせてくれ、それから新たな財政負担を生じさせな...全文を見る
○片山国務大臣 今回の改正案では、御承知のように、地方公共団体が主体となってやる、代表者委員会というものがいろいろなことを意思決定できる、こういうことでございますから、現行よりは、今回の改正によって、相当基金自身の自主性が高まりますし、地方公共団体が中心になるということがよりはっ...全文を見る
○片山国務大臣 この地方独立行政法人制度というのは、平成十二年十二月に閣議決定されました行政改革大綱において、「国における独立行政法人化の実施状況等を踏まえて、独立行政法人制度についての地方への導入を検討する。」こういうことが決まったわけでございます。そこで、私どもの方では、地方...全文を見る
○片山国務大臣 運営審議会は現在もございまして、理事長の諮問機関としまして、これは、地方団体の首長さんだけじゃなくていろいろな専門家を、例えば労働災害の専門家やあるいは職域や職員の代表の方も加わってもらっておりまして、基金の運営全般を通じて多面的な御議論をいただく、こういう諮問機...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は、先ほど理事長と委員のやりとりを聞いておりまして、やはり、公正さと迅速さ、それがしっかりと確保できるような進め方、体制というのが検討されなきゃいかぬと思いますけれども、裁判の判決がどう出るか、日本は最高裁までありまして、審級制ですから、判決内容によっては...全文を見る
○片山国務大臣 この認可法人も、今、石原大臣からるる話しましたように、やはり今回独立行政法人にしまして、目標管理あるいはいろいろな評価、そういうことも取り入れた方がいいのではなかろうか、こういうふうに我々は考えまして、認可法人というのはわかったようなわからないようなところがありま...全文を見る
○片山国務大臣 今の答弁のように、今も補助金適化法の適用は受けているんですね。基金がお金を渡した先が不正に、妙なことに使わないかどうかチェックをするために今も適化法の適用を受けていまして、これは独立行政法人化しても同じではないか、こういうふうに思っておりまして、同法を準用すること...全文を見る
○片山国務大臣 この利子補給事業は、日本政策投資銀行などが、字幕番組を放送するために必要な施設をつくるといった放送事業者に融資するんですね、その融資について利子補給をやっているんです。ところが、これは設備の整備はほぼ終わったんです。ほとんど終わった。したがって、施設の整備じゃなく...全文を見る
○片山国務大臣 これは、今、知的財産権の保護だとか研究者の処遇とか、いろいろな議論がありますけれども、研究者のインセンティブを高めるという意味では、特許権その他から得た収入の一部を報酬として与える、こういう制度が現実化しつつあるんです。  そこで、今、通信・放送機構、TAOの方...全文を見る
○片山国務大臣 この認可は残させていただこう、こう思っています。  地方公務員災害補償制度というのは、社会保障制度の一環でもありますし、公務員制度の一環でもあるのですね。しかも、この基金が独法化した後も独占的にやるわけですから、やはり国の関与は少しは残しておかないといかぬ。任命...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○片山国務大臣 公社の第一回の設立委員の会議で私はお願いしたんです。今度は、国から公社になったということは、できるだけ自律的、弾力的な経営というか、民間と同じような経営ですよ、同じような視点、同じような経営手法、同じような評価でやってください、ただし、経営形態は国営公社、職員さん...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、第二回目の設立委員さんの会議で、水野さんというのはアナリストですから、この方からいろいろな分析の発表があったようで、大変な過少資本であると。この委員会でも何度も委員の皆さんからそういう御指摘を受けておりまして、私たちもそう思っているんですよ。だか...全文を見る
○片山国務大臣 その判断は、郵便法の所管をしている役所ということになりますよね。そうすると総務省。総務省の最終的な責任者は総務大臣です。ただしかし、総務大臣が一々全部やるわけじゃありませんね、機関ですから。それはそれぞれ権限の委任を受けた者がやる。これはもう全部の法律、そうなんで...全文を見る
○片山国務大臣 日本郵政公社法等の御審議のときにも申し上げましたが、我が国は法治国家で、国会でお決めいただいた法律に基づいて仕事しているわけですね。もうそれは釈迦に説法ですけれども。そこで、信書というのは、もう今まで裁判なんかで、最高裁の判決やいろいろな判例がありますよね。行政上...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、今の規制が、いろいろな手続が必要最小限度のものだと思っておりますよ。まあ、いろいろな見方があるかもしれませんが。  そこで、私は、今こう考える。特定信書便の方は恐らくかなり入ってくるんですね。特定信書便で実績を積みながら、場合によっては一般信書便をやると...全文を見る
○片山国務大臣 私は、将来公社化後のあり方は、国民的な議論の中で、国民の皆さんに決めてもらえばいい。懇談会の御提言は、そのための大変貴重な資料になるのではないかということを言ってきました。  そこで、あの懇談会の報告書をまとめるときに、田中座長が実は私のところに相談に来られたん...全文を見る
○片山国務大臣 第一回の会議であいさつをしろということでございますので、私は、公社の設立委員のこの会議というのは、法律や政令に基づくこういうことをお決めいただくところですよ、決めていただいたら総務大臣の認可にかけるわけですが、例えば、中期経営目標、中期経営計画だとか、いろいろな定...全文を見る
○片山国務大臣 公社にとって適材な方、そういう方でございまして、具体的にはなかなか難しいと思いますけれども、やはり公共性と、それから効率性というんでしょうか営利性というんでしょうか、営業行為なんかもやっていただくわけですから。外務職員さんの場合には、ずっと外を回っていただきますか...全文を見る
○片山国務大臣 中村委員の言われるとおりですが、公社の職員は国家公務員です。国家公務員につきましては、これはまた確定した解釈がありまして、公権力の行使や公の意思形成に参画するようなことはだめだというのが、これは内閣法制局を中心とした政府の統一見解ですから、そういうことでなければ、...全文を見る
○片山国務大臣 公権力の行使というのは、今、中村委員言われましたように、懲戒権、懲戒処分にする、あるいは任命するというのもこれは任命権に基づく、そういうことを、郵便局長さんになったり何とか部長さんになったりなんかすると、みんな持つようになりますね。そういう公権力の行使は外国人は適...全文を見る
○片山国務大臣 公権力だとか公の意思だとか、そういうことに関係のない幹部の仕事ももちろんあると思うんです。そういうことの人事管理を、うまい仕分けができたり配置がうまくいくようなら、将来は、場合によっては外国の方をそっちの幹部の方に登用することもあり得ると思います。  しかし、こ...全文を見る
○片山国務大臣 非公務員型だとか民営化ということは、まだ公社、これから発足するんですから、これは将来の国民の皆さんに御議論して決めていただくことでございます。  ただ、一般職に入ったから絶対幹部になれない、こういうことはありませんよ。一般職に入って、頑張っていただければ、今の解...全文を見る
○片山国務大臣 公社になりましても、職員の方は国家公務員ですから、国家公務員というのは正規の採用は試験なんですよ。だから、試験を受けていただければ、受かりさえすれば、非常勤の方でも常勤の職員にいたします。受からなければ、これは公務員ですから、今の制度ではどうにもならない。  た...全文を見る
○片山国務大臣 これは、選考というのは限られているんですよ、今は。ただ、今度公社になりますから、その辺について人事院と、人事院の了解を得にゃいけませんから、今相談しているところです。  ただ、それを歯どめもなく選考でずっと採るというのも、これはやはり、今の公務員制度、公務員の仕...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員御指摘のように、郵便事業はなかなかこれから厳しくなりますね。景気の低迷が続いている。民間事業者の方もいろいろ工夫をして、シェアをふやそう、仕事をふやそう、こうされている。それから、インターネットの普及率がまだ四四%ですけれども、もっともっと普及します...全文を見る
○片山国務大臣 このゆうパックは、そういう商品を地場産業の振興につなげて、地域の活性化に相当役立っているんですね。例えば沖縄のパイナップルというと、あれであそこがよみがえったようなこともありますので、少々熱が入るのは大目に見ていただかなきゃいかぬところはあると思いますが、みんなセ...全文を見る
○片山国務大臣 私は必ずしも実情をよく知らないところがありますけれども、ゆうパックというのも、それは郵便局の業績を上げるための一つの手段としてやっているわけでございまして、委員はそこのところのいろいろな限度についてのお話だと思いますので、私自身が実情を認識しながら、公社になるわけ...全文を見る
○片山国務大臣 横光委員言われるように、今の超過少資本の状況を改善していかなきゃいけません。しかし、なかなか一遍には難しいものですから、公社として十五年度からとにかく利益を出していただいて、できるだけそれを解消していく、こういうことでございまして、今の国庫納付のルールからいいまし...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、郵政改革四法案、特に日本郵政公社法案については、本当にこの総務委員会の委員の皆様に大変なお世話になってあの法案は成立させていただいたわけでございます。  これは百三十一年ぶりの改革なんですよ、郵政事業全般が。しかも、初めて国から国営公社にする、こ...全文を見る
11月14日第155回国会 参議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 御承知のように、公務員の給与の決め方というのは、国家公務員の場合だと、人事院が民間の状況を調べて、官と民との間に較差があればそれを埋めると。今までは大体民間の方が良くて官の方が低かったケースが多いですから、給与は引き上げてきたわけですね。  今回は本...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) このデフレは本当に始末が悪いというか、なかなか難しいですね。ただ、これは大変複合的な要因でできていまして、今、世界同時デフレなんですよ。同時不況、同時デフレ、同時株安なんですね。だから、そういうことの中でやっぱり日本は一生懸命頑張らなければなりませんが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういうことなんですね、人事院さんのお考えは。官民の均衡は年間給与で取る、官民の均衡は年間給与で取ると。したがって、今回の減額は今まで払ったものを返せというわけじゃない、これから支給すべき期末手当で調整をする、これは不利益不遡及の原則に抵触するわけでは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方の場合は地方公営企業労働関係法を適用又は準用される職員と、こういうことになりますが、その給与は、高嶋委員御承知のように、種類と基準は条例で決めて、その具体的な給与の額等については、団体交渉の結果による労働協約かあるいは企業管理者が定める企業管理規程...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは当該団体の労使で大いに議論していただいて合意をしてもらえればいいと思いますが、私どもの方としては、基本的には特段の事情がない限り、その団体の一般の普通の公務員に準じた方がいいのではないかと思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね。今回の勧告は大変厳しい内容ですね、本俸まで下げるというのは。そういう意味では、私も誠意を持って職員団体の代表の皆さんと話しましたし、人事・恩給局長以下はもうそれは百回ぐらい会っているんです。回数だけがいいわけじゃないと、それはそうですよ。そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 民間は、労働基本権が制約されていませんから、労使の十分な話合いでお決めいただければいいんで、この給与決定方式は公務員特有のものですから、民間に波及されるべきではないと、こういうふうに私は思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 公務員に対する労働基本権の在り方をどうするかというのは大きい問題ですね。  私は、やっぱり公務員というのは全体の奉仕者、国家公務員は国民全体の奉仕者、地方公務員は地方団体全体の住民の皆さんの奉仕者と、こういう公務員の地位の特殊性と仕事の職務の公共性か...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、先ほども言いましたが、労働基本権を制約しているんだから、その代償措置についてはこれはしっかりせないかぬと。そのために人事院があるんで。  そこで、その代償措置はどこまでかという議論ですね。勤務条件ですよ、主として。勤務条件というのはぎりぎりどこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の公務員制度改革の方向は、労働基本権問題には恐らく触らないと、今のままで労働基本権を制約させていただいて代償措置を保障すると、こういうことで私、済むと思いますけれども、もし仮に労働基本権に波及するようなら、これはもう職員団体と十分な協議、議論をしない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 人事院勧告は八月八日に内閣と国会に対して出されまして、同日の給与関係閣僚会議におきましてこの勧告をどう取り扱うか検討に着手しまして、そのうち関係の省庁の事務的な検討をずっと重ねてまいりました。そこで、臨時国会も十月半ばには開かれるということでございます...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういう結果が出ましたら、やっぱり退職手当の水準も考えなきゃいかぬと。見直すということを政府としては一応決めておりますから、幾らどうするのかということを細部を詰めまして所要の法改正案を次の通常国会に出したいと。二十三年ぶりなんですよ。それまでずっと退職...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政をやっているのは公務員ですから、やっぱり公務員の意識、行動原理というものを直していかにゃいかぬと。  今般の公務員制度改革は、能力、業績を反映した人事制度を作るということが一つと、多様な人材を確保するということと、適正な再就職ルール、退職管理です...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先般出されました地方分権改革推進会議の意見は、事務配分や権限移譲の方は割に良くできているんです。それで、今、委員が言われましたように、椎名委員、千葉県の県議さんとしても活躍されてお詳しいわけですが、この国庫補助負担金の方が不十分なんですよ、言っているん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いつも八田委員から御指摘をいただいているんですが、職員の勤務時間の管理というのは各任命権者が責任を持ってやっていただかにゃいかぬので、本当の超過勤務ならやっぱり命令を出して、超過勤務したんなら手当を払うと、これは当たり前のことであります。
○国務大臣(片山虎之助君) 給与の問題はまたちょっとあれですが、この超過勤務手当というのは、命令を本当にちゃんと出しているかどうか、超過勤務の実態というのがなかなかもうひとつ私ども判然としないところがあるので、ここは各任命権者でちゃんとやっていただくと。  そこで、できるだけ残...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、職員団体との会見というのはもう長い歴史があって、どういう形でだれに会うかというのは、これは大問題なんですよ、正直言いまして。そこで、慣行に従って人事局がいろいろ考えて、人事局なり自治行政局の公務員部が考えてやっているものですから、それに従って私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 民間の給与は労使でよく決めていただく。それは、例えば企業なら企業の収益がどうだとかいろんなことの議論の上で決めていただければいいと思いますし、公務員の方は、国は人事院、都道府県は人事委員会、そこの勧告を受けてやると、こういうことでございますので、直接私...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それじゃどっどどっど公務員の給与、国も地方も上げりゃいいんですか。国民がそれで納得しますか。公務員というのは国民全体の奉仕者なんですよ。公務員を雇っているのは国民なんですよ。上げればいい、景気が良くなる、それは幾らか影響はありますよ。しかし、公務員の給...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員からキャリア制度の功罪、これについて意見を言えというお話がありましたが、明治以降、日本のやっぱり官僚といいますか公務員に対する国民の信頼は大変厚かったと思いますね、特に明治時代、上の方の人は別ですけれども、政治任用の。普通の公務員というのは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡辺委員るる言われましたが、公務員制度を決めるのは内閣でも人事院でもないんです、国会なんですよ。国会なんですね、憲法に基づいて公務員制度を決めるのは。そこで、今大部分が人事院でやっているので、それはそれでいいのかなと。  代償機能的なことはやってもら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は何度もこの委員会でも答弁させていただいておりますように、今の公務員の給与決定の仕組みはこれはこれで正しいと、こう考えておりまして、今回の人事院勧告が給与の切下げの勧告だったから労働基本権の回復ということは、なかなかそこは私は結び付かぬのじゃないか。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 午前中の御質問にも人事・恩給局長の方から、審議内容については日本政府は現時点では一切承知していないと、表向きはそうなっておりまして、漏れ聞くぐらいのことは我々も分かっておりますが、今お話しのように、最終的な勧告は二十日前後だろうと。  これが出ました...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 勧告が出ましたら、詳細に内容を検討して政府としての対応を決めますが、ILOの言うことも、それはもうこれ昔から大体似たようなことをずっと言ってこられているわけで、我々もそれについて相当な工夫をしながら対応をしてまいったわけでございまして、出ましたものにつ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律案等三法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  初めに、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律案について御説明申し上げます。  この法律案...全文を見る
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○片山国務大臣 今度の独立行政法人制度で、この評価委員会というのは大変大きな役割を担うことは委員御指摘のとおりですね。  どういう人を選ぶかということなんですが、それぞれかなり専門的な仕事ですから、それに詳しい人である必要がありますね。だから、そうなると、やはりその省の審議会や...全文を見る
○片山国務大臣 評価委員会は初めての仕組み、試みですから、試行錯誤の面があると思いますが、各省では大体、文書課、政策課、それからそういう評価の専門的な官や組織をつくっているところがありますから、それがやっております。私どもの方の総務省では、官房政策評価広報課というのがやっておりま...全文を見る
○片山国務大臣 これまでの独法は、国そのもの、国の仕事、国の機関を分離したんですね。だから公務員型ですよね。そうしますと、今までの仕事をやっているものをそのまま移すわけですから、どうしてもその責任者が役員になるというのが多かったと思いますね。  ただしかし、いつまでもそれでいい...全文を見る
○片山国務大臣 今、金子委員御指摘のように、十月十八日に特殊法人等改革本部で言われたようなことを決めさせていただいたわけでありまして、具体的な調査の方法あるいは公表の仕方については、私どもの方で人事院その他と相談しながらガイドラインをつくろうかと思っているんですよ。各省庁にガイド...全文を見る
○片山国務大臣 委員御指摘の五十七法人は去年やったものですが、これは、国の仕事そのものだったものを切り離して独立行政法人にしたわけですね。この一年一組の方は二組とは少し違うんですね。そこで、いろいろそれなりに努力して独立行政法人化したんですが、いろいろな議論があることは事実です。...全文を見る
11月19日第155回国会 衆議院 総務委員会 第6号
議事録を見る
○片山国務大臣 有線電気通信法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、有線電気通信設備の機能に障害を与える危険のある行為により有線電気通信の妨害のおそれが生じていることにかんがみ、電気通信ネットワークの安全及びこれに...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 総務委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、森元委員言われましたように、e—Japan戦略というのを去年の一月に作りまして、二〇〇五年までに我が国を世界で最も進んだIT先進国にすると、こういうことをやっておりますが、それに大きい柱が四つあるんですよ。  その中の一つが、行政の情報化といいま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、これも森元委員言われましたように、ペーパーレスにすると、こういうことには確かになると思いますね。今、特に電子自治体で我々が大きな効果が、波及効果があると思いますのは、今度はこれで電子情報で受け付けるということになりますと、民間も全部電子化してくると...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一昨年、十二年度の末から十三年度にかけましてIT講習というのをやったんですよ、五百五十万人、全国で。これは主として、今言いましたように高齢者の方だとか専業主婦の方だとか、そういうことを念頭にやりまして、大変好評でございました。私は効果もあったと思います...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、海外の動きでオープンソース導入の動きがあると言われましたが、ヨーロッパを中心にそういう検討はかなり進んでいますね。  それから、日本でも識者からかねがね指摘がございましたし、私どもの方の今総務審議官やっていただいております月尾先生は東大の教授のこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 急いでいることは急いでいるんですよ。  何でかといいますと、これはe—Japan戦略を去年の一月に決めまして、それに基づくアクションプランというのを三月に決めたんですよ。その中に、今、先ほど言いましたように、四つ大きい柱がある、一つが行政の情報化、電...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、住基ネットの話とこの行政手続オンライン化の話がちょっと御一緒にされているところがあるんじゃないかと思いますが。  住基ネットの方が大変問題になりましたよね、八月五日の稼働のときに。これは私は、よくこの仕組みや事柄を知らないという点もあったと思...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もう言われるとおりなんですよ。政府のIT戦略本部や経済財政諮問会議で議論するときにも、私も言いますし、何人かの人が皆言っているんですよ。この際、電子政府、電子自治体になるときに今の業務処理の在り方を見直して、要らぬ書類なんか一杯あるんですよ。それを全部...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 正に、高橋委員言われるようなあれですね。だから、行政改革本部やIT戦略本部でもそういう議論が出ておりますけれども、常時もやればいいんですよ、常時も。そういう縦割りを廃止する、無駄な書類を廃止する、もっと連絡を良くするということは常時もやればいいんですけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、参加していないと言っている団体は、杉並とそれから中野区とそれから国分寺市と福島県の矢祭町と。  横浜は、この前、市長さんがお見えになって、希望を聞いて、二百六十万人か七十万人は是非接続をさせてくれと、こういうことだから、全員参加でないとこの制度は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど若松副大臣答えましたけれども、今、電算処理については行政機関の個人情報保護法があるんですよね。これは電子処理したものの保護法制なものですから、今回の行政機関保護法は、今、継続審査中ですけれども、衆議院で、これは電子情報じゃなくて紙情報にも拡大する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もう言われるとおりで、不安の解消には全力を挙げなきゃいけません。  ただ、今回のオンライン化法は、オンライン化を必ず、オンライン化の方の手続でやれということじゃないので、紙で申請でもいいんですね。だから、御希望ならどうぞオンラインで、そうでなきゃ今ま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、辻委員言われましたようなことは記者会見で申しました。  実は、この間の経済財政諮問会議でも申し上げたんですが、国、地方を通じまして三兆を超える税収に穴が空くんですね。これは恐らく歳入欠陥ですから、補正予算で手当てせざるを得ませんし、それから不良債...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 来年度の予算は概算要求して今いろいろ財務省とやっておりますが、補正予算についてはまだ政府の方針、決まっておりませんので、この方は出しておりませんので、私は自分の考えとして場合によっては前倒しもあるなと、こういうふうには思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 辻委員の心配は私もよく分かります。写真付きで、これは写真も古い写真だと顔が変わる人がおりますから、だからそういう意味で今ここでそういう意味でのあれを施行規則で決めておるんでしょうが、電子署名法で、今説明したようなことで決めておりますけれども、これを更に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうでございまして、行政取引オンライン三法を通していただけるという前提でもございますが、現行はそれで今やっているんですよね、現行は、電子署名法で。だから、早い時期に、このままでいいのか、新しい工夫が要るのかどうか、それは検討して方向を見定めたいと思って...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あれでしょう、電子証明書の今の仕組みは動いているんですね。今回の公的認証システムは、我々としてはこの国会で通していただきたい。施行は恐らく一月の下旬か二月の初めぐらいになると。八月は住基の第二次稼働の話ですから。だから、私が言っているのは、できるだけ、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の住基ネット利用の事務の拡大は、一つは、先ほど言いましたが、やっぱり電子政府、電子自治体を国の政策として早急にこれに手を付けて計画的にやっていこうと。まず最初にやるのは申請、届出のオンライン化だと、これが一番国民の皆さんに分かりやすいし、便宜の増進...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、木庭委員が言われるとおりでございまして、私もあの住基ネットの稼働の前に本当に痛感いたしました。本当に誤解しているというか、正確な認識を持っている人が少ないなということを。役所のその関係の人以外も私はそうだったんじゃないかと思うぐらいでございまして。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今度のオンライン化に関しまして、個人情報保護対策は、一つはシステムの面と、もう一つは制度の面ですね。  今、木庭委員、制度の面を言われましたが、現行は、御承知のように、行政機関等の保有する電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律と、現行はそうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 午前中答弁しましたのは、私は、ブロードバンド化の時代ですから、地方のネットワーク整備、超高速ネットワーク整備というんでしょうか、難しく言えば。そういうことについて二〇〇五年までにすべての市町村でイントラネットというのを整備してもらう、それからケーブルテ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は、電子自治体はできるだけロットというか単位を大きくして、しかも共同化して、それを同時にアウトソーシングしようと。それで地域におけるこういうIT関連産業を根付かせていこう、振興していこうと、こう思っておりまして、県で一つなのがいいのか二つなのがいい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、今四団体、四団体が参加していただいておりませんが、一億二千七百万おるんですから、圧倒的多数は参加していただいているんですが、参加していただいていないところは仮にこの電子自治体になっていただいても手間は余り減らないんですよね。本申請の方は場合...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、宮本委員が言われましたように、平成十一年の改正住基法の国会審議の過程で、当時の小渕総理が質問を受けまして、プライバシーの権利については、確立した考えであるとは言い難いものの、あえて申し上げれば、一般論としてと、今、宮本委員が言われたようなことを言っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 改正住基法の衆議院あるいは参議院における審議経過は私も国対におりましたのでよく承知しておりますし、小渕総理の答弁も私も知っております。  私は、関係ないと言っていますのは、法律的には、個人情報保護法というような法制がなくても住民基本台帳のシステムで完...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私の答弁は、国の制度として住民基本台帳制度があるんですよ。制度としては国の制度ですよ。ただ、このネットワークは地方団体共同のネットワークであると今の住基法なりなんかでは読まざるを得ない。制度は国の制度ですよ。ネットワークは地方共同のネットワークなんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたように、制度は国なんですよ。公証しているのは市町村なんですよ。市町村の自治事務なんですよ。私は制度のことを言っているんですよ。国の制度としてあるんですよ。法治国家ですから、法律で制度を作るんですから、国が制度を決めているんです。ただ、事務は...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が言っているのは、制度は国が作る制度なんですよ。何度も申し上げている。ただ、仕事は横浜市というのか地方団体の自治事務ですし、ネットワークは全地方団体のネットワークです。制度としてそういう位置付けをしているんですよ。しかし、制度を作るのは国なんですよ。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公証も同じでしょう、自治事務として公証しているんですから。制度は国ですよ。地方の制度なら条例作ってくださいよ。
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、全く考えておりません。それは、システム的にも制度的にも運用面でも漏れないように最大の努力を今しているんです。そういう仕組みにしているんです。しかも、万一漏れたら責任を問うと、こういうことでございましてね。四情報は公開なんですよ、閲覧対象ですか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今朝の新聞に退職手当の問題が出ておりましたが、これはこの委員会でも御説明申し上げましたように、先般、官民の比較を退職金についてやりましたら五・六%の較差があると、こういうことでございまして、これだけの較差があれば、二十三年ぶりになりますけれども、退手の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変、今回の平成の大合併の何かイメージを国民の皆様に分かってもらうのは大変難しいんですね。今、明治の大合併、昭和の大合併についてはある程度分かりやすいんですね。今回の合併は地方分権を進めるためだと、こう抽象的に言っていまして、それじゃどのくらいだと、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ある意味では責任を持っているのは総務省ですから、よその方はそういう意味では、まあ無責任じゃありませんが、とにかくもっとやらせるべきだやらせるべきだ、あめだけじゃ駄目だ、こういう言い方なんですね。だから、そこは地方分権を進めるための自主的な合併なんだから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員の言われるとおり、住基ネットあるいは今度のオンライン化法でどれだけ行政が変わるか、国民の皆さんのサービスにどれだけ、サービス向上につながるかということの何かイメージというんでしょうか、ビジョンみたいなものが必要だと思いますね。これを一つの契機に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員が言われたのは個々の法律の問題ですよ。それから、犯罪に属するようなことは、これはもうどんな社会でも不心得な人がおって犯罪を犯すのはしようがないんで、したがってそれに対しては刑法その他の罰の規定がしっかりあるので、民事なら民事でいろいろやれるんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法的には個人情報保護法と何の関係もない、住基ネットは。何度も申し上げているんです。それから、委員が言われているのは、これは閲覧の問題で、むしろその孫請か何かで漏らしたというのは、秘密漏えいの問題じゃないんですよ、閲覧の在り方の問題なんですよ。  これ...全文を見る
11月20日第155回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 岡崎議員から六点の質問がございました。順次お答え申し上げます。  まず最初は、監査の基準についてのお尋ねでございますが、今回の独立行政法人の仕組みは事後チェックということが大変重要になっております。そういう意味から、監査に当たる監事につきましては複数...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 総務委員会 第7号
議事録を見る
○片山国務大臣 私はありません。話はよく聞きますが、私はありません。
○片山国務大臣 私も、話に聞いておりましたけれども、今、荒井委員から具体的な書き込みの例を聞きまして、少しびっくりしましたね。世の中は乱れているという感じを持ちました。やはり社会全体が、もっと倫理だとか道義だとか道徳だとかを見直す、こういうことも必要だと思いますし、教育にも頑張っ...全文を見る
○片山国務大臣 e—Japan戦略をつくりましたのは去年の一月末ですね、アクションプランが三月でございまして、そういう意味からいうと、今、武正委員言われるように、ほぼ一年になろうとしています。私は、副本部長だから言うわけじゃないんですが、e—Japan戦略に従って、着実にいろいろ...全文を見る
○片山国務大臣 今アクセンチュアは恐らく、武正委員が言われたようなあれで、税だとか自動車の登録ですか、それからパスポート、こういうものの視点で電子政府をつかまえておりまして、利用者というかユーザーの観点を注視しているというような点は、確かにそうだと思います。  日本の方は、この...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど武正委員、住基ネットに触れまして、横浜市は選択制だと言われましたが、選択じゃありません。選択は一切認めておりません。市長が来られて、段階的にやりたいのでわかってほしいと。段階的も、法律上想定していないけれども、事務的にどういう対応ができるか検討しましょう、こ...全文を見る
○片山国務大臣 今、各省庁、いっぱい研究会や調査会をつくっていまして、いろいろなことをいろいろな研究会が言っているんですよ。ただ、いいものは大いに参考にすればいいんで、その今の何とかという研究会、この御指摘もこれから十分な参考にさせていただきたい、私はこういうふうに思っております...全文を見る
○片山国務大臣 電波利用料につきましては、これもうちの研究会でございますけれども、今十年オーダーで見ているものを三年ぐらいで、これは私はその方が正しいと思いますので、この研究会の報告を受けて十分な検討をいたしたい、こう思っております。  それから、こういうことなんですよ、今電波...全文を見る
○片山国務大臣 電波利用料は法律で決まるんですよ。国会で決めていただくんです。だから、その前の過程で、国会に出させていただく前に、今言いましたように、公平でオープンな議論を通じて、国民の皆さんの前に透明にしまして、そこで議論したものを国会に出させていただいて、国会の皆様に決めてい...全文を見る
○片山国務大臣 遠藤委員の言われるとおり、本当に一つやればまた次が出てくる。いろいろな知恵がある人がおるんですね、世の中には。いい方にその知恵を使えばいいんですが、どうも悪い方に使っているような向きがありまして、今遠藤委員が言われましたように、私も、昔の日本人がすべてよかったわけ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどの御質問にもお答え申し上げましたが、e—Japan戦略につきましては、私は、順調に成果を上げてきている。二〇〇五年までに世界最先端のIT国家にする、こういうことで、インフラの整備やEコマースやEガバメントやあるいはEラーニングやいろいろなことをやってきており...全文を見る
○片山国務大臣 LGWANの方は事務方の方から答えさせていただきますが、電子政府の取り組みでございますけれども、これはe—Japan戦略の最大の課題の一つですね、電子政府、電子自治体の実現。  そして、これは何度も言いますように、十四年度と十五年度で行政手続のすべてをオンライン...全文を見る
○片山国務大臣 事は通信の世界ですから、表現の自由や通信の秘密や、いろいろな国民の基本的人権に関するようなことがありますから、慎重にしなければなりませんが、いろいろなメディアの発達に応じて、悪い方の利用の方もいろいろなことを思いつかれて、それが社会問題になる、国民の皆さんが迷惑さ...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、消費者、ユーザー、国民の皆さんの視点というのが必要だと思います。我々も、そういう視点から今回の法改正に踏み切ったわけでありまして、やはり電気通信のネットワークやこの事業に対して国民の皆さんに安心してもらう、信頼してもらう、こういうことが必要ですから...全文を見る
○片山国務大臣 今、矢島委員御指摘のように、インターネットを初めとします情報通信ネットワークは、今や、国民の個人あるいは企業、法人、団体等のすべての経済社会活動の基盤になりつつあります。  それから、何度もこの委員会でも御議論いただいておりますように、電子申請、届け出から始めて...全文を見る
○片山国務大臣 この改正育児・介護休暇法ですか、これについては、私も詳しくはありませんが一応存じておりまして、NTTはそういうことも参酌しながら転勤等を考えている、こういうように思います。  個別の話は、今のやりとりを聞いておりましても、やはり基本的には労使の問題で、場合によっ...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員の御懸念は、私もよくわかるんです。  ただ、先ほども言いましたが、やはり通信の自由という基本的な人権にかかわる問題でありまして、問題が起こりそうだからというようなことでそこまで規制できるかどうか、事は慎重でなければならない、こう思いますので、今、利用のあ...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 総務委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 辻委員の言われるとおり、やっぱりできるだけ各省横断的な調整をしたシステムを開発して、みんなそれに従ってやっていくと、それが無駄がなくなりますしね。公共事業については国土交通省が約七割ですから、国土交通省が中心になってコアのシステムを作ってもらって、それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今一番頭が痛いのは、電子自治体を一斉にやるというときに、地方団体の力というのか能力にややばらつきがありまして、それから、専門的な職員がたくさんおるところと余りいないところとありまして、全体のレベルをどうやって上げるか。特にセキュリティーが国民的な関心の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関の個人情報保護法が何であるかといいますと、行政機関が個人情報を扱いますね、それによって国民の、個人の権利利益が侵害されないようなことの手続をいろいろ決めているわけですよ。だから、個人の、個人といいますか、個人と書いていますね、国民個人の権利利益...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われますように、今までの権限の、権限といいますか総務大臣の役割のほかに、個人情報ファイルの保有に関する事前通知を各大臣から受ける、法律の施行状況を調査ができるとかということが付け加わってありまして、基本的には、内藤委員言われますように、資料の提出、説...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 容易になんというのは、なかなかこれは、客観的にはいろいろ言っておりましたけれども、やっぱり法律用語で使うとなかなか問題があるかもしれませんね。容易に、これは主観的要素と客観的要素があるんですよ。技術的要素と状況的要素もありますしね。だから、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 個人情報の取扱いに関します私どもと申しますか総務大臣の意見陳述権は、これは法に適合しているかどうかという観点で、そこでこれは法に適合していませんよ、法に触れていますよと、こういうことを言うあれなんですね。だから、それについての考え方が本来は差があっちゃ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 時代がかなり変わってきていまして、それは、情報だとか個人情報だとか、そういうことの扱い方、質、量が相当私、変わってきていると思うんですね。だから、そういう意味では、今までは、コンピューター処理だけちゃんとやっときゃいいというのが昔の法律ですよね。しかし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 閣議決定というのは内閣としての意思決定ですよね。これは今の議院内閣制では一番重いわけで、閣議決定が内閣の意思を決めるんですからね。  だから、これから、この新しい法律もいずれ通していただけると思いますし、そういうことの中で、行政機関としての個人情報保...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この前、中谷防衛庁長官答弁は、何かはっきりは言われなかったんだけれども、今罰則がないから処分がこうなったみたいなことを言われたから、それは違うと。罰則は、国家公務員法、自衛隊法で罰則を掛けられるんですよ、守秘義務違反ですから。だから、今の法律に罰則がな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住基ネットシステムは、いずれも十分な個人情報保護措置を講じているということを何度も申し上げてまいりました。  もう一遍これを整理して申し上げますと、一つは、この住基ネットの情報は四情報でございます。氏名、住所、性別、生年月日、それに住民票コードとこれ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、かねがねデジタルデバイド解消、特に年齢的な、あるいは障害の程度によるデジタルデバイドの解消には、高齢者や障害者の方々が使いやすい機器の開発が不可欠だと、こういうふうに思っておりまして、もうパソコンじゃなくて、もういつも言うんです、テレビを端末にす...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この住基ネットのシステムは全地方団体の共同の仕組みなんですよ。そして、都道府県単位に一つまとめて、それをまた指定情報処理機関である地方自治情報センターにつないでいるので、そこでいろんな国との関係だとか指定情報処理機関との関係は知事が中心でやることにして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村が特別なセキュリティーをやることはないんですよ。みんなで相談して今のセキュリティーの仕組みは通っているんですから。何度も言いますように、コンピューター処理しているものをそれぞれの市町村がコミュニケーションサーバーに出して、ファイアウオールで固めて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、いろいろ八田委員、心配が多くて大変だと思いますね。私のことまでいろいろと心配していただきました。  私が公開情報だと言いましたのは、だれでも閲覧できるんですよ、四情報は。したがって、公開情報だと、その意味で申し上げているわけで、不当な目的によっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのドメスティック・バイオレンスのことと住民基本台帳の関係が全く分かりませんよ。だから、それはどういう御質問かもよく分からない。  ただ、本当の不安は本当の不安として対応しなきゃいけませんけれども、不安を拡大したり、それを故意にあおるようなことが仮に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは当たり前の話で、住基ネットと何の関係もない。
○国務大臣(片山虎之助君) 端的に言いますと、今、申請や届出、これは国の役所に行ったり地方自治体に行ったりして添付書類を付けてやっているわけですね。ところが、このオンライン化法によりますと、インターネットで職場や自宅からそのまま、電子証明が要りますけれども、電子証明書が。届出や申...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱりこのインターネット社会では、本人確認をどうやるかが、見えませんから一番大切で、今は本人の署名だとか実印だとか印鑑証明を取って、それが今度は電子証明に振り替わるわけですね。これは、市町村に窓口を出していただいて知事が証明すると、こういうことなんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 横浜市は市長が何度もお見えになりますし、これは段階参入ということで我々は受け取って、段階参入も本当は制度としては想定していないんですけれども、市長さんのお立場もありますから、二百何十万は受け取って、残った方は次の段階で。ただ、これはかなり時間が掛かるん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、法律で決まっているのは特定の行政機関が恩給や共済を交付するときの本人確認情報を住基ネットから提供を求めるだけの話で、今回の百七十一も同じことなんですよ。その電子申告なんというのは、今持っていっている申告書をインターネットで送れますよ、オンラインで、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 郵便法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便法中国の損害賠償責任の免除又は制限に関する規定は部分的に憲法違反であるとの最高裁判所判決があったことにかんがみ、国の損害賠償責任の範囲の拡...全文を見る
11月22日第155回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公職選挙法の一部を改正する法律案及び地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御...全文を見る
11月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 二点御質問がございまして、最初はこの補正予算に絡む問題ですね。今の三兆円は国費ベースですから、それに義務的なものが一兆二千億あるそうですからね。  そこで、この内容が今後各省庁が財務省に要求をして、事業の中身及び地方負担が詰まってきますから、地方負担...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 既に質問、答弁のやり取りで当方からもお話ししておりますように、郵便局は国民の皆さんの大切な手紙や小包をお預かりしてお届けすると、こういうことでございまして、そういう意味では、既に私どもの通達でありますように、速く正確に丁寧にと、こういうサービスを更に徹...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども山内委員の御質問にお答えしましたように、今回の最高裁判所の判決については真摯に受け止める必要があるなと、こういうふうに思っております。先ほども言いましたが、現行郵便法の規定はやっぱり今の常識から考えると少しというところがあるわけでございまして、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 小泉総理は、持論ですからね、もう大昔から、郵政事業民営化が。だから、公社化もその過程である、したがって準備機関だと、こういう御見解をお持ちで、それはそれで私は結構だと思いますが。  公には今の公社化までが国会の御承認を得て決まっておりまして、公社化か...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総理のお言葉ですが、公のものですよ。それはもう何度も前の国会でも御議論賜ったんですが、公のものですけれども、それはこれから国民の皆さんが選ぶ選択肢の一つだと。総理の御持論は御持論としてと、こういうふうに政府の統一見解も、御承知のように、今日、ペーパー持...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、辻委員が言われました税制改革、歳出改革、規制改革、金融改革、これは、この四つで総合対策をやろうと、デフレ対応の総合対策という意味で。総理が言っているその本丸というのは、行政改革、財政改革、金融改革、特殊法人改革なんですよ。これは国会の答弁でもそう言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までは、郵貯が悪いわけじゃないですよ、郵貯はこの金を国民の皆さんからお預かりして、それが制度としては資金運用部にほぼ自動的に大部分行くわけです、大部分というか、ほとんど行くわけです。そこで、資金運用部が政策金融の原資に郵貯の金を充てているんですよ。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはまあ、マーケットで調達しますが、利率は、あるいは資金運用部の一定の利率じゃなくなりますね。もし、それを政策的に利率を抑えるのなら、国の方が政策金融機関に補助ないしは何らかの援助をすると、こういうことはあると思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 小泉総理は、前の国会の公社化四法案の審議においてはこういうことを答弁されています。特に参議院の本会議において言われておりますが、七月十日に。全国に配置された郵便局が、郵便のユニバーサルサービスを提供するとともに、地域に密着した各種サービスを実施してきた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、山下委員言われましたように、平成十年度から赤字になりまして、十二年度まで赤字だったんですよ。  何で赤字になったかということなんですが、バブル崩壊、景気低迷ですね、御承知のように。それともう一つは、今も御指摘がありましたが、消費税が上がりましたね...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、答弁を次長がしましたように、郵便物の配送というのは特殊性があったんですね。厳格なダイヤに基づいて運送するとか、例えば朝が、深夜や早朝に大量に運ぶとか、それから臨時的な対応、物によっては必要だと。こういうことで、規制緩和も不十分でございましたので、随...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは上告断念というのはそういうことでございまして、この問題は国側が職員に対して善良な管理者の注意義務を怠っておれば責任を問うと、これは法律でそうなっているんですから、法治国家ですからね、それは問わないという方がずっとおかしいんで、それは問うんですが、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員のお考えはお考えとしては分かります。  いずれにせよ、四月から公社になりますから、会計法の適用は外れるんですね、国でないんだから。だから、そういう意味からは、判決の趣旨を総合的に踏まえまして弁償責任の在り方について十分な検討をしてまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 再調査を死に物狂いしても、恐らく分からないと思いますし、その苦労よりは今後一切やめる方がずっと未来志向で結構なんですよ。相当前からだそうですからね。恐らく、又市委員言われるように、汚れたものが届いて暴力団関係者が怒ったかどうかでしょうね。そして郵便局に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平和祈念事業特別基金等に関する法律の一部を改正する法律案、独立行政法人通信総合研究所法の一部を改正する法律案及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  これら三法案は、特殊法人等改革...全文を見る
11月28日第155回国会 衆議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○片山国務大臣 佐藤委員御指摘のように、平成十二年度に長期増分費用方式が、大議論がありましたが導入されたわけですね。これによりまして段階的に接続料金が引き下げられましたので、通話料金にもこれは当然はね返るわけでありますので、今我々の身近な市内通話は、特に東西NTTは、前は三分十円...全文を見る
○片山国務大臣 アメリカとの、交渉じゃなくて意見交換は事務的に始まっておりますが、私は、こちらの言い分はちゃんと言え、意見交換なんで、こっちの国内問題なんだからということは強く言っております。  八代大臣の御苦労もわかりますし、そういうふうな姿勢を貫いてまいりたいと思いますし、...全文を見る
○片山国務大臣 桝屋委員言われるとおり、こういうふうな状況になってくるということはその当時的確に予想したかどうか、私はそうではなかったんではないか、こう思います。しかし、今の状況の中で、審議会の答申もありますし、やはりそれが現実と乖離していく、大変問題が指摘されるというようなこと...全文を見る
○片山国務大臣 既に御議論いただいておりますが、接続料につきましては、平成十二年度に長期増分費用方式が導入された。これによりまして、長距離系の事業者が市内電話に参入をしまして、競争が促進されまして、先ほども申し上げましたが、市内通話料金が下がった。こういう意味では、この方式は競争...全文を見る
○片山国務大臣 十月二十九日に、NTTから進捗状況として、出資比率の問題に関しては、現時点では大幅な出資比率の引き下げを検討することは困難な情勢にあると考えており、この問題については今後引き続き状況を見つつ検討していく、こういう報告があったわけであります。  そこで、これを受け...全文を見る
○片山国務大臣 この東西の別料金については、局長も答えましたように、私も答えましたように、大変各界から、考え直せ、こういうことでございまして、あれは審議会の答申ですから、どうやるかはこれから我々が国会を中心に十分御意見を聞きながら決めてまいりたい、こういうふうに答えております。 ...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員御指摘がありましたが、マスコミとのインタビューで、私は、今委員が言われたようなことをお答えさせていただきました。  NTTを東西地域会社に再編した趣旨は、お互いにサービスの質や価格について競争しろ、こういうことですね、基本的な考え方は。だから、そういう意...全文を見る
○片山国務大臣 今まで国際交渉ではいろいろな難しいこともありまして、いろいろな見方、御意見があると思いますけれども、我々は国益第一でございまして、日本の立場をはっきり言う、そういうことで今後とも通信政策についても臨みたい、こういうふうに思っております。      ————◇——...全文を見る
○片山国務大臣 我が国の電気通信分野においては、現在、ADSLが急激な普及を遂げるなど、ブロードバンドの進展が著しい状況にあります。他方、一般の電話サービスについても、引き続き国民生活に不可欠であり、また各種ビジネスの基盤として重要な役割を担っております。この電話の通話料金につい...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま議題となりました行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律案等三法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  初めに、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律案について御説明申し上げます。  この法律案は、昨年三月...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特殊法人等改革につきましては、今、谷川委員言われましたように、できるだけ仕事の徹底的な見直しをやって、一番いいのは廃止ですよね、それから民営化。しかし、どうしても廃止や民営化にそぐわないというのか、仕事が残るものについては独立行政法人と。これは平成九年...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この法人自身はもう法律で決めるんです。  そこで、今の役員なんかは、今までは私の、総務大臣の任命だったんです。今度は、今言いましたように、地方の代表の委員会を作ってもらってそこで決めてもらうんですけれども、私の方が認可する、任命権は地方の自主的な方に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の構造改革の大きな考え方は、民にできるものは民に、地方にできるものは地方にですね。  そこで、今度、一杯独立行政法人できましたけれども、これは評価委員会というお目付役を作って中期目標を終了すれば存廃を含めて評価する、毎年度もやるんですよ。その各省が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この地方共同法人は定義がないというのは、法律上の定義がないんですよ。だから、今、地方共同法人という性格を持つものは、この地方公務員災害補償基金と日本下水道事業団がそうなると思います。これで、問題はその通則法が要るか要らないかなんです、通則法が。今の段階...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 義務教育の国庫負担金というのは歴史がありまして、最初は国の負担金だったんですよ。義務教育だから国が半分持ちます、残りは地方で持ってくださいと。地方といっても都道府県ですけれども、持ってくださいと。それが昭和二十年代の初めにそうなって、途中それが地方交付...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは当時のいろんな議論があって、シャウプさんという偉い人がアメリカから来まして、今の国税、地方税の税制の基本はシャウプさんが作ったんですよ、シャウプ勧告。だから、そのシャウプ勧告の中にある、我々は法人事業税の外形標準課税を今言っているんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何に使われるか分からないということはないんですよ。標準法はそのためにあるんですから。法律として、学級編制はこうしろと、義務教育の。教職員の配置はこうしろと法律で書くんですから。だから、法律で縛るので、必ず国が半分だけお金を見るということはないんですよ。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 恐らく平成十年五月の閣議決定の計画ですね。それは最も典型的で、国が責任を持つべきものとしては一番分かりやすいんですよ、生活保護や義務教育が。だから、それは、こういうことでこれは国の責任だよ、その他のものはこうだよと、こう書いたと思うんですね。しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、もう私ははっきりしているんですよ。単なる負担転嫁は受けないと、全部返上だと。それから、補助金の縮減をやるんなら身代わりの財源、仕事が残るんならですよ。仕事を辞めるならいいですよ、仕事が残るんならそれの負担転嫁は認めないんで、きっちりした税源移譲か...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員言われるとおりでございまして、会計検査院の検査報告が出れば、これをしっかりと踏まえて取り入れないといかぬと思いますね。  そういう意味では、それぞれの評価委員会も、あるいは私どもの方のこの全部をまとめる評価委員会も十分に尊重してまいると、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのとおりでございます。是非、会計検査院が指摘したことは、これは権限を持って、しかも専門家が見ての指摘ですから、それが生かされなければおかしいんで、生かされたかどうかを新たに見ると、こういうことになるんでしょうね。今、局長が言ったことと私は同じ考えであ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 恐らく明日の経済財政諮問会議で来年度の予算編成の基本方針を決めるんです。この前、先週の金曜日にその原案が出てきまして、諮問会議で議論したときに私は言ったんです。政策評価の結果を活用すると、来年度の予算編成に、その一行を書けということで書くことに決まりま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方公務員災害補償そのものは全くいじっていないわけですから、いろんな認定や補償についてはこれは従来と同じだと、こういうふうに思いますが、基金の運営については今、高嶋委員言われましたように、国の関与を大幅に縮小しますので自主的にやれるようになる。そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) お話がありました、大阪市の消防職員が救助活動中に列車と接触して一人が殉職、一人が負傷と、こういう大変痛ましい事故が発生したわけでありまして、心から哀悼の意を表したいと、こういうふうに思います。今、高嶋委員からるる御質問もありましたが、二度とこういう事故...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基金が元々は国がやってもいいことを代行しているんですね、ダミーなんですよ、これ、元々のできるのが。しかも、これはいろんな経緯があって、ある意味では国は渋々なんですね。そこで、こういう認可法人を作ってそこでやらせると。しかし、分かるわけですから、恩欠の皆...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 研究所の方はもう独立行政法人に先になったんですね。これはかなりやっぱり国の機関としてやってきたものですから、私は独立行政法人が適当だと思いますし、しかも公務員型がね。だから、特定が上に付いているんです。  それで、今度はこの認可法人のTAOを一緒にし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、政策統括官が言いましたように、理事長二人おったのが一人ですよね。理事は七人おったのが五人です。監事は四人おったのが二人ですから、かなり減っているんですよね、かなり。  そういう意味での統合の効果が私はあると思うんですが、なるほど、今、山下委員が言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) シメイというのは具体的な人選と、こういう意味ですか。じゃなくて。使命は、そういう意味での使命は大変重要なんですよ。今度のこの独立行政法人全部の制度に通じるのは目標管理ですね。仕組みを目標管理にすると。中期的な目標を与えて、それでやってもらうと。その目標...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政公社は御承知のように生田さんという方に総裁になっていただくということで今いろいろ準備をしていただいておりますが、なるほどこの三つがこれから独立行政法人に認可法人から変わっていくわけでございまして、今、山下委員が言われたことも十分検討に値すると思いま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども申し上げましたが、今回の事故により一名の若く優秀な、二十八歳の消防職員が殉職されました。心から哀悼の意をささげたいと、こういうふうに思いますし、また、負傷されましたもう一名の職員の方も、一日も早い回復を是非お祈りいたしたいと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員自ら言われましたように、それはこの制度ができるまでは地方団体によってばらばらですね。条例でやるところ、労基法に基づくところ、また現業、非現業の区別その他についても大変不統一でございまして、ある意味では、地方公務員の方のそういう意味での権利が十分守れ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務であるかどうかの御認定をするわけですから、それはやっぱり慎重にやらなければなりませんし、不公平な結果が出るとまた問題になるわけでございますので、そういう意味ではいろんな書類が必要だということはそのとおりだと思いますけれども、必要最小限でする努力は引...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務災害に認定できるものはできるだけ救うんですよ。認定できないものはそれは救っちゃ制度をゆがめますからね。いろいろ委員も個別具体の例ばっかり出されました。今日は何か独立行政法人じゃないような審議でございますけれども、基金の方も私は基金なりにいろんな努力...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、給与のお話が出ましたが、事務次官より高いのは一人、前の東大の学長ですね、産業総合技術研究所だったですかね、そこだけでございまして、平均的に見ると上位局長ぐらいの給料になっております。  そこで、給料は、今の考え方は法人自身が決める、ただし国家公務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 既にできているものについては各省庁の評価委員会の評価をやってもらっておりますが、十三年度ですよ、十三年度。それについては私どもの方で今二次評価をやっておりまして、すぐ直ちに給与のことまで触れるかどうか分かりませんが、いずれにせよバランスを見て、場合によ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 決算を予算に生かすというのはもう伝統的に参議院、大議論されたことでございまして、これは私は是非やったらいいと思いますね。衆議院の方は現に決算行政監視委員会になっています。参議院は決算とあれ分かれておりますけれども。  だから、これはこれでやったらいい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 独立行政法人の理事長の任命権は各府省の大臣にありますけれども、やっぱりできるだけ民間というのは、もう大変一つの立派なお考えだと思いますので、これ各省庁には徹底いたしたいと思いますし、それから報酬につきましては、やっぱり国民の目から見て、国民から見て納得...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政府としては、昭和四十二の引揚者特別交付金の支給であらゆる戦後処理問題に関する諸措置は一切終結したと、こういう認識でございましたが、その後強い要望がありましたのが今の恩給欠格者の問題、戦後強制抑留者問題、在外財産問題等でございまして、昭和五十七年にその...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 有線電気通信法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、有線電気通信設備の機能に障害を与える危険のある行為により有線電気通信の妨害のおそれが生じていることにかんがみ、電気通信ネットワークの安...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 現在、接続料の見直しを行っているところでありますが、電話サービスが引き続き公平かつ低廉な料金で国民に提供されるよう、ただいまの決議の御趣旨も踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月03日第155回国会 衆議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、谷本委員が言われましたように、e—Japan戦略を去年の一月に決めました。アクションプランもそれに基づいてつくりました。また、二〇〇二年のプログラムというのも別につくっておりますが、そういう世界最先端のIT国家を目指す重点課題の一つが電子政府、電子自治体の実現...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は何度も当委員会でも御議論賜っておりますけれども、個人情報保護法というのは全体の法律なんです、官民を通じる。それの特別法が行政機関個人情報保護法なんです。これはいずれも今、内閣委員会で継続審査ですね。その特別法が住民基本台帳の改正法案なんですよ。だから法的...全文を見る
○片山国務大臣 廃案になるかどうかは国会でお決めになることでございまして、行政府の私がとやかく言うことではない、こういうふうに思います。
○片山国務大臣 内閣は最善の法案を出させていただいたわけでございまして、その法案の御判断は立法府である国会においてなされるべきものだと思っております。
○片山国務大臣 いや、それはまさに立法府の御判断なんですが、欠陥があるから廃案ということじゃないでしょう。与野党の国会運営上のいろいろな話し合い、あるいは内容についての合意がなかなかできない、こういうことじゃないんでしょうか。  ただ、政府としては、やはり個人情報保護法や行政機...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども御答弁しましたように、政府としては最善のものを出させていただいて、国会で御審議をいただく、こういうことでございますが、与野党のお立場やお考え、いろいろなことがあるんでしょう。いずれにせよ、私は、しかし近々には通していただける、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 行政府の行を取って政府と言うんですよ。内閣のことなんですね。だから、内閣としては最善だと考えて出したわけであります。
○片山国務大臣 我が国は三権分立ですから、内閣というか行政府は法案をつくって、内閣提出ということで出させていただく。それを立法府である国会で、国会の権限でどうするか。これは料理をしていただいて、通したり、そうでなかったり、いろいろなことになるわけでございまして、その決定にはまた行...全文を見る
○片山国務大臣 カードの話はまた別なんです。アメリカのICカードは別なんですよ、日本は今カードの仕組みをとっておりませんから。  ただ、来年の八月からは、市町村が、市町村の住民の皆さんが市町村に自分の住民基本台帳カードをつくってくれという請求があったら、それはカードを交付しなさ...全文を見る
○片山国務大臣 今は訂正はできるんですね。(島委員「請求はできる」と呼ぶ)訂正の請求はあるんですが、今の行政機関個人情報保護法には、委員が言われるような開示請求権というのは規定されておりませんので、今回の改正法案でそれを入れているわけであります。
○片山国務大臣 今回の私どもが出した三法案は、今申請や届け出は紙でしかやれないんですよ、もう御承知のとおりですね。それを電子情報でも結構です、インターネットでオンラインにして届け出をすることも結構ですよ、これだけの法案でございまして、だからそれが、今委員が言われたように、それと結...全文を見る
○片山国務大臣 今言われた住民票は八千五百万部ですよ、出ているのが。戸籍謄本・抄本が三千五百万。それから今の、年金だ何だ。それから、これからやるとすればパスポートなんかそうですよね。電子申告・納税、パスポート、それから登記あるいは車の関係だとか、それは、今までは一々役所に行って手...全文を見る
○片山国務大臣 今も手数料というのがありますよね、いろいろな役所にやってもらったら。手数料というのは実費に対する補てんなんですね。そういうことで、IT化、オンライン化によって相当手数が省けて実費が下がるようなら、それは考えなきゃいけませんね。だから、どういうインセンティブが今の段...全文を見る
○片山国務大臣 私は反乱とは少しも思っておりません。理解がもう少しいただけないのかなと。一億二千何百万は全部ネットに入っていただいてやっているんですよ。それで、不安、不安と言われますけれども、四情報ですから、しかもこれは、行政機関の手続の、本人確認のためだけに使っているんですから...全文を見る
○片山国務大臣 もっと細かい説明は副大臣なりあるいは局長に話していただきますが、今、四情報だと。我々は四情報をふやそうなんて全く考えていないんです。四情報の利用をするところを、利用する事務をふやそうと考えているんです。四情報を六情報にする、八情報にすることは考えておりません。四情...全文を見る
○片山国務大臣 いや、これだけの反対と言われますけれども、参加はみんなしたいと言うのですよ。ただ、今、国分寺市と杉並区と中野区と矢祭町は、個人情報保護についての手当てができれば入るのでそれまではちょっと待ってくれと言っているんですね。横浜は、もう段階的に二百七十万か何かは入ります...全文を見る
○片山国務大臣 地方はわからずに賛成して加わっている、ちょっとそういうお言葉がありましたが、むしろ、その反対の方がそうじゃないかという気が私はしているんですよ。危なくないからなんですよ。八月からこれで三カ月幾らでしょう。八、九、十、四カ月たっているんですよね。それで今、そういう意...全文を見る
○片山国務大臣 地方自治情報センターというのは財団法人ですから、今までのこういう実績がずっとあるものですから財団法人である地方自治情報センターを指定情報処理機関にしたんですけれども、しかし、いろいろな公的なものが集まることになりますと、今のままでいいのかどうか検討の必要があると思...全文を見る
○片山国務大臣 今、武正委員の言われるように、年間ほんの少ししかない手続についてはやめたらいいですね、中身を見てみなければいけませんが。そんなものは、できるだけ手続を少なくした方がいいので、そういう意味では、この際、オンライン化の際にすべての事務についてもう一遍見直して、やめれば...全文を見る
○片山国務大臣 武正委員、もし誤解されているといけませんのでちょっと言わせていただきますが、住基ネットは、これは法律上全部入らないとだめなんです、選択の余地はありません。これは行政機関が公の事務をやる場合の本人確認の仕組みで、国のシステムじゃないんです。何度も同じことを言いますけ...全文を見る
○片山国務大臣 お答えします。  行政の改革と行政の簡素効率化は同じことなんですよ。行政改革の方が広いんですけれども、感じが。行政改革は何のためにあるか、まさに行政の簡素効率化なんですよ、大きな目的の一つは。だから、それはいわゆる行政改革というもっと広い概念で使っておりますから...全文を見る
○片山国務大臣 それはできないことはないですけれども、同じことをもう一遍やることになるんです。それだけの話なんです。そんなむだなことをする必要はない。しかも、市町村、都道府県という最も信用できる公的な団体の共同のネットワークですから、別にもう一つ、何でつくる必要があるか、こういう...全文を見る
○片山国務大臣 何度もこれは申し上げておりますが、e—Japan戦略、さらにはそれに基づくアクションプラン、さらにITの二〇〇二プログラム等で、電子政府、電子自治体はできるだけ早期の実現を図ろう、こういうことになっておりまして、IT戦略本部だとかその他のいろいろな会議でも、やはり...全文を見る
○片山国務大臣 桝屋委員言われるように、市町村は三千二百十八ありますから、これは相当のばらつきがあるんですね。私は、やはりこれからは市町村を中心にして権限と財源と人間が集まってもらう、そういう意味では、人材の育成ということが大きなこれからの市町村育成の柱になる、こう思っておりまし...全文を見る
○片山国務大臣 私も黄川田委員と認識を同じくしておりまして、単にオンライン化する、紙情報プラス電子情報だけではだめで、行政手続の簡素化、合理化、あるいは業務そのものも必要かどうかの見直しを行うことが重要だ、こう思っております。  このため、現在、各省庁におきましては、受け付け時...全文を見る
○片山国務大臣 一番国民の目から見て法人、個人通じて便利になったなというのは、ワンストップサービスでしょうね。そこに一カ所行けば、関係するすべての役所の窓口に行かなくても、そこに一つ申請を出せば全部それで終わっちゃう、これが一番効果的だと思います。  これは、先ほど少し例を出し...全文を見る
○片山国務大臣 安易な拡大は、これは慎まなきゃいけません。しかし、今回は、昨年に決めましたe—Japan戦略に基づいて電子政府、電子自治体をやろう、こういうことでございますので、安易な拡大じゃないんですね。  電子政府、電子自治体をやるためには、住基ネットの事務を追加しないと、...全文を見る
○片山国務大臣 附則の一項に「公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。」と。そこで我々は、三年間、地方団体を入れて十分準備をしてきたんですね、もともとオール地方団体の共同のネットワークですから。そういうことで、これはもうスタンバイできている、そ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、所要の措置をとるという国会での修正が二項に入りましたし、小渕総理がこういうものは住基ネット施行の場合の前提だと認識している、こういう国会答弁がありましたので、法律上は私は問題はないと思いますけれども、総理答弁の重さや、あるいは国会での修正や、そういうことを...全文を見る
○片山国務大臣 あのときに一部のマスメディアや幾つかの団体での御議論は、個人情報保護が万全でない、こういうことだった。我々は、それは住基法のシステムの中で万全な個人情報保護措置を講じておると。個人情報保護法あるいは行政機関個人情報保護法が通った方がいいに決まっていますけれども、仮...全文を見る
○片山国務大臣 それは、国会での御要請もあり、総理自身もそういう御認識を持ち、そこで、皆さんの御質問に答えてああいうことを言われたので、それはそれで私は正しい認識だったと思っております。
○片山国務大臣 我々の説明不足、説明の万全さがやや欠けているところがありまして、完全に不安が払拭されているとは思いませんが、住基が稼働して四カ月、本質的な問題は何にもないですね。そういうことで、国民の皆さんはかなりわかってきてくれたのではなかろうか、こう思っておりますし、個人情報...全文を見る
○片山国務大臣 だから、何が不安なのかということの説明を我々はちゃんとしなきゃいかぬと言っているんですよ。絶対とは言いません、絶対とは言いませんが、四情報でございまして、何度も言いますけれども、行政機関が本人確認するためだけの照会なんですよ。ほかには一切使えないんですよ。民間の利...全文を見る
○片山国務大臣 一言で言えば、見解の相違みたいなところがありますけれども、具体的にどういう問題がある、どういう不安がある、それで何があったかということの指摘がないと、ただ不安かどうか、よくわからないことは不安だと答える人はかなりおりますよ。  だから、そういう意味では、我々の方...全文を見る
○片山国務大臣 事細かに委員に報告するあれがあるとも思いませんが、電子自治体、電子政府は、行政部門の情報化ということは一番国民の便益の増進になるんですよ、これはやりましょうと。しかし、同時に、国会での御議論もあり、総理の御発言もあるので、個人情報保護法は国会にお願いして、国会の権...全文を見る
○片山国務大臣 安易な拡大じゃないんですよ。安易な拡大ではないです。国の意思として、政府の意思として、電子政府、電子自治体を実現する。  何度も言いますけれども、本申請の方だけが、申請の方だけがオンライン化して、電子化して、添付書類はちゃんと行ってとって、役所に届けろなんという...全文を見る
○片山国務大臣 考えているわけがないではないですか。これは全部法律で縛っているんですよ。法律で決めた行政機関が法律で決めた本人確認のためだけにしか使えないんですよ、この住基ネットは。委員を含める国会で決めていただいたんですよ。だから、それは、もし仮に仕事をふやすとかなんとかという...全文を見る
○片山国務大臣 納税者番号制度は、これは税制の方の議論なんですよ。それは、昔からありますよ、総合的な所得把握をやって公平な課税をやるという議論が。そのためには、よその国でやっているそういう納番制度を大いに研究しようということで来ているのですよ。私の方も地方税を所管していますから、...全文を見る
○片山国務大臣 この納税者番号制度をどうするかということは、最終的には国民が判断して選択することですね。まず、納番制度を導入するかどうか、導入した場合にどういう番号を使う、どういうシステムを使う、それは最終的には国民の代表である国会が決めることでございまして、我々としては、住基ネ...全文を見る
○片山国務大臣 これはどう考えるかですね。今は住基は指定情報処理機関というので地方自治情報センターにやらせていますけれども、私は、全国を一つという場合もあるし、複数になる場合もあってもいいと思いますが、法律上の条件をきっちり満たして、それだけの能力があるのなら一つでも構わないし、...全文を見る
○片山国務大臣 IT戦略本部の事務局はああいうことですが、私どもの方では、来年度予算に調査研究費を要求しまして、OS問題については一定の研究をしよう、こういうふうに思っております。  大変、委員と同じような認識を私も持っておりまして、ウィンドウズもちょっと、横暴でもないのだけれ...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、今直ちに本人確認で添付書類の省略等が小さな町村で物すごい数に上るとは私も思いません。しかし、先ほども言いましたように、そういうことだけじゃなくて、例えば役場が物を買うときの調達や、あるいは建設事業なんかを発注するときの入札だとか、あるいは地方税、国...全文を見る
○片山国務大臣 三村委員言われますように、今いわゆる情報の共有、またそれを活用するということが一番大切ですね。今言われたように、恐らく役場の中では庁内LANでしょうね。それから、私どもの方が言っているのは、一つの市町村の中で役場を中心に公共施設を全部つなぐイントラネットということ...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、世耕委員言われましたように、もし一定の意図を持ってワン切りを悪用して、今言われましたようなネットワークを攻撃して一種のサイバーテロ的なことを起こそうと思っても、まあやってやれないことはないという、そういう危険性もあるわけでありますので、私どもの方と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員言われますように、この今の通信の秘密というのは、もう物すごく厳重に守られるような仕組みになっていますよね。  しかし、それはそれだけの私は理由があると、こう思いますけれども、そういうことで、このワン切りみたいなものとのその接点、調整というか、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、刑事告発みたいなことできて、刑事上の手続は取れますよね。それで特定できたら民事訴訟起こしゃいいんですよ、特定できたら。プラス民事訴訟を私は起こせばいいと、こういうふうに思いますが、そこまでいかないとなかなか起こせないというところは、内藤委員が言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるように、やっぱり通信と融合が、似てきていますよね。通信的、まあ放送的通信ですが、今のワン切りなんかもそれに近い、それから通信的放送というのもあるいは出てくるのかもしれませんし、垣根がだんだん低くなって近寄っていることは事実ですね。  しかし、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) とうとうたるIT化、インターネットの急速な普及や利用を含めてのとうとうたるIT化の中で、今までの物の考え方でいいのかどうかというのは確かにありますので、通信の秘密と公共の福祉の関係についてちょっと幅広に研究をしてもらって、そういうことの中で我々としては...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろんな消費者保護からいったら御議論あると思いますね。ただ、今までも議論してまいりましたように、通信の秘密を最大限守るという観点から必要最小限度ぎりぎりの規制をしているんですね。だから、営利でなきゃいかぬとか目的がこうでなきゃいかぬとかそういう制約を付...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員から今紹介されましたのは、閣議で塩川さんが、まあ陳情が次から次へゴキブリと言ったんですよ、これは余り適当じゃない言葉ですが、ゴキブリのようにたくさん来ると、大変だと、こうおっしゃるから、いやそれを止めるには陳情に来たほど予算を減らしたらどうかと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員の言われるとおり、やっぱり将来に対する不安というのが皆さんあると思いますね。だから、それをどうやって解消していくか本気で考えなければならないと思いますし、特に地方の場合には、やっぱり地方財政が御承知のように国の補助金、負担金に相当依存しておりま...全文を見る
12月04日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○片山国務大臣 今回の個人情報保護法は、基本法の部分と一般法の部分とありますね。基本法の部分はすべてに、官民を通じる、一般法の方は主として民間で、こういう構成になっております。やはり特別法というのは、特別に決めることが多いものが特別法になるべきで、私は、今のこの法制が、基本法と一...全文を見る
○片山国務大臣 大変よくできた表でございますが、全体に、この表で右側の部分を見ていただければいいように、違反には懲戒処分をかけているんです。それから、国家公務員法上、守秘義務がございますので、これは罰則がかかる。これ以外に、犯罪として、例えば職権乱用罪だとか公文書毀棄罪だとか、あ...全文を見る
○片山国務大臣 利用目的制限について、いろいろなケースがありますが、職権の乱用に当たるものがあれば、これは刑法の方で犯罪行為として罰則がある。国家公務員法の関係の罰則は、これは守秘義務違反だ、こういうことであります。
○片山国務大臣 職権乱用のケースはいろいろですから、一義的には申し上げられませんが、結局こういうことなんですよ。罰則というのは、具体の権利侵害があって、それとのバランスが一つあるのと、これは犯罪構成要件というものがきっちり確立されなければなりませんので、そこで我々は、全体は懲戒処...全文を見る
○片山国務大臣 何度も当委員会でも御議論いただいておりますが、我々は、公務員は法令遵守義務があるわけですね。それからまた、公務員として知り得た秘密は、これは守秘義務というのがある。その守秘義務については、今の公務員法上罰則をかけております。それから、残りの法令遵守義務については、...全文を見る
○片山国務大臣 この官民の問題はしばしば当委員会でも取り上げられておりますが、民間の場合には、これはまず最初に自分で是正してくれということを助言しまして、それから勧告をして、命令して、それでも聞かない悪質なものだけ罰則の対象になるんですね。しかも、情報は、個人情報全部じゃありませ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどの審議で細田大臣からもお答えがありましたが、センシティブ情報というものは定義が定かでないのですね。だから、今の行政機関の個人情報保護法は全部の個人情報を保護の対象にする、こういうことでございまして、利用目的がはっきりしている、それに限ってやる、まあ若干の例外...全文を見る
12月04日第155回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、木村委員言われましたように、合併はこれから正念場で、来年度ぐらいが一番いろんなことが行われるなと、こう思っております。  そこで、今、都道府県議会の議員さんの選挙区は、お話しのように法律上は郡、市の区域にあると。郡というのは、もう本当に今役割は何...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 確かに木村委員の言われる点があるんですね。ただ、国会議員の選挙の制度というのは、これはもう国政の今の議会政治、議会制民主主義の根幹にかかわることでございまして、これは役所というよりも国会の中の各党各会派の御議論の中から方向付けが行われてきているんですね...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも古くて新しい問題ですね。国会にも二回出ているんですよ、法律が。だけれども、いずれも審議未了、廃案になっているんです。  それで、これはどういうことかといいますと、やっぱり憲法論なんですね。それから、今の法律は多選を認めていますから、これを条例で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政治倫理の確立というのは、これもまた古くて新しい問題で、毎国会で議論されてきております。是非、そのためにこの特別委員会も政治倫理の確立というのが冠に付いているわけでありまして、これは我々政治をやる者、選挙で選ばれる者すべて、やっぱり倫理の確立を最重点で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 戦後の五十何年間で日本人が少し変わったんですね。そういう全体の日本人の気質、気風、雰囲気というのもあると思いますが、やっぱり二十一世紀、この国がしっかり生き残っていくためには、経済的な自立はもとよりですけれども、やっぱり倫理だとか道義だとか道徳というも...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、山本委員お話しのように、十一月二十八日に東京地方裁判所での判決でございますが、ALS患者の方々が求めていた損害賠償請求そのものは棄却されましたけれども、その理由の中で、これらの方々が選挙権を行使できるような投票制度が設けられていなかったことは、これ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電子投票は白石市が決めているんですが、岡山県も県議に初めてやると。これは意思決定して条例がもう間もなくできると思いますけれども、新見市というところがやりましたので、市長と市議を、新見市で県議もやると、こういうことで、知事選はもうちょっと先だと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私、今本格的な検討と言いましたけれども、やっぱり私も成人年齢と合わせるべきだと考えているんです。だから、この刑法、民法の年齢を含めて本格的な検討を関係のところでやるべきではないかと。選挙年齢だけ十八歳に下げるというのは、これはなかなかやっぱりいろんな法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回のポスターの公示日撤去は、今まで政治活動用で候補者の顔や名前が表示されているポスターでまあ仕方がないから張ってもいいよというのが、市会議員さんと町村議会議員さんと町長さん、町村長さんなんですね。市町村、市会議員さんと町村議会議員さんと町村長さんなん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども御答弁しましたが、この選挙権年齢は、民法の成人年齢や刑事法の取扱いなど、言わば法律体系全体の中での位置付けで議論する必要があると、こう思っております。  私が先ほど言いましたのは、個人的にはやや時期尚早かなという感じもありますが、しかし今は地...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、こういうものがあることは知っていますが、中身を見たことは実はないんです。  今そういうお話もありますので、中身を見て、直すべき点があるならば検討して直すようにいたします。
○国務大臣(片山虎之助君) ALSの患者の方の問題につきましては先ほどもお答えしましたが、違憲状況、違憲状態の解消のために早急な検討をいたします。その中で、委員が言われるように、似たような状況の方がおられるかどうか、そういうことのバランスも見なければいけませんし、それから一番大切...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院の審議で申し上げましたのは、何人も本人の名義以外の名義又は匿名で政治活動に関する寄附をしてはならないと、また受ける方も受けてはならないと、こういうことを申し上げたわけで、全くの一般論でございまして、個別の事案は具体の事実に即して判断すると、こうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前段言われました総務部長か何か知りませんが、そういう選挙運動は意欲余ってというところがあるのかもしれませんけれども、よろしくないですね。地位利用は固く禁じているんですから、公選法の体系では。だから、そういうことは、もしそれが事実に近いようなことがあれば...全文を見る
12月05日第155回国会 衆議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○片山国務大臣 今、上川委員からお話ありましたように、日本も懸命にIT革命の推進に努力しておりますが、よその国も同じように頑張っておりまして、相対的には順位が下がったものもございます。特に、今我々が考えております電子政府の順位が十七位というのは、これは、進み方を調べる尺度がどうも...全文を見る
○片山国務大臣 五万二千件の中で、二万件ぐらいが国民の皆さんが直接役所とやりとりする、残りの三万幾らが行政機関同士ですね。  それで、どういうメリットがあるかといいますと、手続のために役所に出かけていく時間や手間やコストがなくなりますね、職場や自宅から申請、届け出ができるわけで...全文を見る
○片山国務大臣 委員言われますように、今回のオンライン化は業務改革の大きなチャンスだ、私もこう思っておりまして、特にそれを機会に、住民の窓口サービスと、内部管理事務と、それから意思決定や金のやりとり、補助金の交付みたいなもの、大きく分けると地方自治体の仕事は三つあると私は思うんで...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、この三法がなければ電子政府、電子自治体はできないんですね。今はとにかく、特別の分野を除いては、全部書面でなきゃ申請、届け出は一切するな、こういうことですから、申請、届け出の電子化もできませんし、これからやる電子入札も電子納税も、全部それができるとい...全文を見る
○片山国務大臣 行政手続のオンライン化は、もう既に答弁させていただいておりますように、一つは、国民の皆さんのサービスの向上、利便性の向上になる。もう一つは、行政側では、行政の処理の簡素合理化、効率化につながってくる。こういう意味で大変な効用がある、こう思っておりますが、今委員が言...全文を見る
○片山国務大臣 中村委員の言われるとおり、公務員の事務処理の、難しく言うとビヘービアというのが変わってくると私は思いますね。受け付けから、それを審査する、あるいは内部的な決裁、結果の通知、保存、そういう一連のものがオンライン化されるということによって、相当そこは合理化、効率化され...全文を見る
○片山国務大臣 中村委員、今るるお話がありましたが、一つは、この住基ネットワークは国の管理するシステムではないのです、オール地方団体の共同のネットワークですから。そこのところはひとつ、国が何ら管理するようになっていない、一種の監督責任や何かはありますけれども。そういうことでござい...全文を見る
○片山国務大臣 それは、今の武正提出者の言うようなことをやると大変ですよ。三千二百十八ですかの市町村に個別に照会して、時間をかけて答えをもらって、それはなかなか大変なことになって、そのためにも全国的な、瞬時に情報が得られるネットワークをつくるんですから。  それは置いておきまし...全文を見る
○片山国務大臣 現在、本人確認のための住基ネットワークのシステムができて動いているんですよ。それを、公的個人認証の失効情報をとるためだけに、別のネットワークをつくらなければいかぬのですよ。回線をどうするんですか。全くむだなことなんですよ。しかも、今いろいろなお話がありましたが、合...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、平成十五年度までに全部の行政手続を希望する方にはオンライン化しよう、こうしているんです。そうしますと、申請の方は、お認めいただければ、申請書そのものはオンライン化できるんですね、インターネットを通じてオンライン化できる。ところが、添付書類で本人確認するのだ...全文を見る
○片山国務大臣 表現、物の言い方の問題がございますが、私は、結社の自由の原則を初めとするILOのこの基本的な原則の重要性は十分に認識し、理解しているつもりであります。しかしながら、今回の中間報告において、我が国の公務員制度がILO条約に反すると指摘されたことについては、我が国の法...全文を見る
○片山国務大臣 既にこの問題、何度も論議されておりますが、国家公務員の労働基本権につきましては、その地位の特殊性と職務の公共性にかんがみ、国民全体の共同利益の保障という見地から制約をされているわけでございます。しかし、同時に、国家公務員も勤労者であり、その生存権の保障の見地から、...全文を見る
○片山国務大臣 公務員制度改革は行革特命大臣が今担当してやっておりまして、内閣官房中心に検討が進められております。しかし、公務員法そのものあるいは公務員制度は総務省の所管ですから、内閣官房と連携協力しながらやっている、こういう状況でございます。  今、たたき台とかという説明も、...全文を見る
○片山国務大臣 これは、今度の行政書士は、いろいろな経緯があるんですよ。行政書士というのは、万般のことは何でもやるんですよ。そういうことの中で、長い間の、代行してきたというようなこともありますし、特定の業務について、特定の者だけに限定して、しかも内部的にはいろいろなことをきちっと...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には自分でやればいいんですよ。どうしても自分でやれない、暇がない、だからお金を払ってもやってもらおうという人が行政書士を使うんですよ。自動車のこの場合には、代行センターでやってきた者がずっと大勢おるんですよ。  だから、今回もその仕組みは残してほしい、こう...全文を見る
○片山国務大臣 仕組みを十分に御理解いただいていない方が多いんで、一方では、不安だ不安だという指摘がありますから不安になるんですよ、人間というのは。私は、そうだと思っております。
○片山国務大臣 それは、国民全部の本人確認のための番号ですから、当たり前なんで、番号が嫌だというのは、先ほども言いましたが、コンピューター社会やネットワーク社会を否定することですよ。だから、死ぬまで同じ番号では嫌なら、変えていただいて結構ですと私はいつも言っているんです。
○片山国務大臣 十一年の六月に、今言われましたような附帯決議がついたということは承知いたしております。  ただ、これも既に答弁申し上げておりますけれども、十三年の一月にe—Japan戦略を決めまして、三月にアクションプランを決めたわけであります。それは、十二年の臨時国会であった...全文を見る
○片山国務大臣 確かに、議連は前ありました。それはかなり前でございまして、そして今回、私に会いたいということで、国会がありますから、それについては、どうぞ大臣室に来るなり、ほかの代理の方に会うなりと。二人が個人の意見としてそういうことを言ったわけでありまして、私のところに来ている...全文を見る
○片山国務大臣 この指定認証機関については、いずれにせよ、知事さんの権限の委任でございますので、全国の知事の皆さんの御意見を聞かなきゃいかぬと思いますけれども、地方自治情報センターを絶対入れない、こういうことではないですね、しかし、絶対入れるということでもないです。  ただ、こ...全文を見る
○片山国務大臣 その点についてはいろいろな意見があると思いますけれども、しかし、横光委員の御心配、御懸念もわからないでもございませんので、十分にそれは念頭に入れて検討いたします。
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
12月06日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
議事録を見る
○片山国務大臣 今委員言われましたように、三位一体の改革をやろうということが骨太方針で決まりまして、それは国庫補助金の整理合理化からまず手をつけよう、そこで分権改革推進会議に案をつくってもらう、こういうことなんですね。  何で三位一体かというと、これからの地方税財政の改革は、歳...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま御決議のありました住民基本台帳ネットワークシステムの稼働につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも個人情報の保護やセキュリティーの確保に努力してまいる所存であります。  また、公益法人の適正な業務運営の確保につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、今後と...全文を見る
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま決議のありました渡切費の不適正経理につきましては、平成十三年度をもって渡切費を廃止し、厳正かつ透明性の高い手続としたところであり、御決議の趣旨を踏まえ、再演の防止に万全を期すとともに、日本郵政公社においても適正な経理を行うよう、指導監督に努めて...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 総務委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま議題となりました日本放送協会平成十一年度及び平成十二年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書並びに監事の意見書について、その概略を御説明申し上げます。  まず、平成十一年度についてですが、貸借対照表の一般勘定については...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、海老沢会長からお話ありましたが、我が国の放送というのは公共放送であるNHKと民間放送と、こう二つあるわけですね。それで、NHKさんの方は受信料収入を主たる財源とする。民間放送の方は広告料ですよね。そこで両方がそれぞれ個性を持って、特色を出して切磋琢...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電波法の改正のときにも当委員会を始め関係のところで大変な御議論をいただきまして、二〇一一年なら我々はこれは完全アナログやめてもデジタルに移行できる、こういうことを答弁させていただきました。ただ、テレビの買換えが八年のサイクルだと、こう言っているんですね...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あと、場合によっては局長に答えてもらいますが、今から九年あるんですよ。だから、テレビは大体八年のサイクルで回りますから、今から、持っている人がもう今三年たっておればあと五年ぐらいで買い換えるんで、そのときデジタルを買ってもらえりゃいいと言っているんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三大都市圏は来年の十二月からなんですよ。二〇〇六年からその他の地方圏でもやるんですよ。だから、私は、一一年まではデジタルとアナログと両方行きますからね、サイマル期間というのか。だから、そういう意味では、両方が使えるような受信機を、安くそういうテレビを開...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NHKは言論報道機関という性格がありまして、表現の自由というものがありますね、公共放送ですし。したがって、普通の独立行政法人のように評価委員会を作ってそこでチェックしてもらうという仕組みは取っていないんですよ。しかし、御自身でそういう意味でのセルフコン...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 障害者の方々に選挙にできるだけ参画していただくというのはこれは必要なことですね。  ただ、やり方が、今言いましたように、なかなか難しい、選挙は厳重ですからね。そこのところの接点をどう求めるかということですが、引き続いて幅広く検討してまいります。
○国務大臣(片山虎之助君) 悪い資料だけ出してこういう表を作ればこういうことになるんですよ。だから、これが一番最も状況が悪くなった場合で、いろんな工夫をして次第に上げていくんですよ、計画のスピードは。  そういう意味で、我々は、二〇一一年にやるということを国会の承認を得て電波法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 渡辺委員から御指摘ありましたが、キー局とローカル局の関係はいろいろ、私の県なんかを見ますと、やっぱりトップの人をキー局から送り込んでいるローカル局もありますし全くそうでないところもありますから、これはそれぞれのローカル局のできた状況だとかあるいはキー局...全文を見る
12月12日第155回国会 衆議院 総務委員会 第11号
議事録を見る
○片山国務大臣 ただいま議題とされました日本放送協会平成十一年度及び平成十二年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書並びに監事の意見書について、その概略を御説明申し上げます。  まず、平成十一年度についてですが、貸借対照表の一般勘定については、平成十二年...全文を見る
○片山国務大臣 今武正委員御指摘のガイドラインは、正式には「情報システムに係る政府調達制度の見直しについて」という文書でございまして、これはことしの三月二十九日に政府調達府省連絡会議で了承というか決めたものでございます。ただ、これは国の機関のみを対象としておりまして、特殊法人であ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど言いましたように、ガイドラインそのものは国の機関だけやっておりますが、ただ、国の機関だけで、ほかはどうでもいい、こういうことではもちろんないんですね。そこで、平成四年の方の措置で十分やっていただけておると思います。  今委員御指摘のように、随意契約のお話も...全文を見る
○片山国務大臣 今お話がありましたコンテンツのマーケットを形成するということは大変重要なことだと思います。公正、透明で効率的な取引のマーケットが関係事業者間や権利者間でできる、こういうことが必要だと思いますので、我々も一生懸命それができるようにいろいろな施策をとってまいりたいと思...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員言われますように、アナ・アナがちょっともたつきましたので、それが少しおくれておりますが、来年の年末からは三大都市圏では地上波デジタルが始まりますね。それから、二〇〇六年にはその他のローカル局で始めていただける、こういうふうに思っておりまして、二〇一一年まで...全文を見る