片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○片山国務大臣 御承知のように、郵政事業は四月一日から日本郵政公社に、百三十二年ぶりの大改革になります。  そこで、今度は公社で運用するということになりますけれども、今までも基本的には、国民の皆様からのお預かりした金ですから、安全確実というのがもう常に大原則でございまして、そう...全文を見る
○片山国務大臣 これは給与法で決まっているんですよ。給与法というのは内閣の中で私のところが所管なんですよ。ところが、給与というのは、これは基本的な職員の勤務条件ですよね。それは、労働基本権制約の代償機関である人事院の勧告を受けて私のところで制度化するんですよ。  だから、人事院...全文を見る
○片山国務大臣 少しややこしいんですが、公務員制度改革の方は石原大臣が特命でやっておりますが、公務員制度全体は私どもの方で担当しておりますので。  今回のILOの中間報告は、それはそれで私は重いものだと思っております。中間報告だから軽いものだなんて考えていない。しかし、今までの...全文を見る
○片山国務大臣 ジュネーブの代表部には厚生労働省からそういうアタッシェもおりますし、私どもの方もおりますし、そういう皆さんを通じての接触は常時やっておりますし、それから、文書その他でのいろいろな意見交換もやっておりますので、代表団を直ちに派遣するかどうかということじゃありませんが...全文を見る
○片山国務大臣 その点は、関係各省庁集まりまして、十分相談をして対応いたしたいと思います。
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○片山国務大臣 既に選挙部長からお答えしましたように、「選挙に関し、」とは、選挙に際し、選挙に関する事項を動機として、これはもうほぼ相当前から確定的な解釈としてこういうことになっておりますけれども、具体のケースについては、いろいろなケースがございますから、これはもろもろの状況を勘...全文を見る
○片山国務大臣 我々は公選法の解釈を示したりはいたします。しかし、個別の事犯について、これがシロかクロか、AかBかなんかということを判断する権限も責任も私は法律上は与えられていない、こう理解しております。
○片山国務大臣 小学校等の直しには改築と改造とあるんですね。改築と改造。今河村委員言われたように、改築が手厚いんですよ。改築は起債も九〇%認められるんですよ、地方負担の。改造は七五%なんです。それから交付税措置も、これはちょっとややこしいから言いませんけれども、やはり改築の方が手...全文を見る
○片山国務大臣 今委員言われましたように、岩代町というんですね、岩代町というところで、住民基本台帳は今みんな各市町村、コンピューター処理ですからね、その本来のコンピューター処理するバックアップのデータが、委託業者のやや不注意で盗まれたわけで、住基ネットそのもののデータじゃないんで...全文を見る
○片山国務大臣 それは、もう一カ月ぐらい前の話ですから細かく覚えておりませんし、それは、いろいろ出しますよ、どういうことをやったかというのは。全国的に通知も出し、福島県にも通知を出し、また、それに係る関係の都道府県協議会とも協議し、私どもの方の本部でもいろいろな対応をしております...全文を見る
○片山国務大臣 二十六日に事件が起こりまして、二十八日に正式な通知があった。一部テレビや新聞に流れましたね。それに相前後して当方にも情報が入りまして、すぐ対応をとった。こういうことでございますけれども、若干おくれたということは、これは率直に認めざるを得ない、町の方の。
○片山国務大臣 私は担当の課長から連絡を受けました。
○片山国務大臣 それは、恐らく県なり町からだと私は思いますけれども。
○片山国務大臣 もともと住基ネットは、これは全地方団体の共同のネットワークシステムなんですよ。これの管理の責任も、都道府県、市町村の全体の共同体でやっているんですよ。我々は、制度をつくっていろいろなサポートをする立場なんですよ。そういうことでの連絡はあったと思いますよ。
○片山国務大臣 いや、だれから聞いたか、それほど重要な問題と思いませんけれども、それはしかるべき人から聞いていると思いますが、いずれにせよ、これは住民基本台帳ネットワークそのものじゃなくて、もとの住民基本台帳のバックデータで、しかも全部暗号化しておりますから、しかも四日後にはそれ...全文を見る
○片山国務大臣 今担当の課長から聞きましたら、マスコミの取材があって、すぐ県に連絡して、こういうことのようであります。(河村(た)委員「マスコミ」と呼ぶ)マスコミの取材があったので、すぐ福島県に連絡をしてと。
○片山国務大臣 そのとおりであります。
○片山国務大臣 何度も言いますけれども、既に河村委員御承知のように、これは国のネットワークでも何でもないんですよ。全地方団体共同のネットワークでございまして、責任の主体も仕組みもそこでできているわけで、我々は、先ほど言いましたが、制度をつくる、あるいはいろいろなサポートはする、こ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、委員から通告があれば、しっかり調べて、一覧表でも出してお示ししますけれども……(河村(た)委員「言ってありますよ、この質問をするということは」と呼ぶ)いや、それは、県として、日付からどういうことをやったまで、それはちゃんと後で資料で出しますよ。しかし、しっ...全文を見る
○片山国務大臣 それじゃ、説明いたします。  十二月二十六日、午後二時ごろ、委託業者にかぎをかけたジュラルミンケースを町は渡しております。これは委託業者ですからね。午後六時二十分ごろ、福島市中町内で委託業者が数分間運送車両のライトバンから離れて戻った際に、助手席後ろ側の窓ガラス...全文を見る
○片山国務大臣 今申し上げましたのは、町の対応ですね。それで、二十七日に町は県にすぐ連絡をして、県ともその対応の協議に入っておりますし、二十八日に県、町から私どもの担当のところに連絡が入って、そこでいろいろ対応を協議している、それに従っていろいろなことをやった、こういうわけであり...全文を見る
○片山国務大臣 これは、全関係地方団体でいろいろな基準をつくっておりまして、それから緊急時対応計画というものをつくっておりまして、それに従って町なり県は対応した、こういうふうに聞いておりまして、私どもの方は、省の中にこういうことが起こったときの本部をつくっておりまして、副大臣を本...全文を見る
○片山国務大臣 兵庫県が現在検討しておりまして、兵庫県の中のそういう関係の審議会の意見を聞いたり、あるいは住民の意見も聞くようですよね。  結局、こういうことなんですよね。住所確認をやるために住基ネットに県として照会したい、こういうことでございまして、法律にちゃんと根拠があって...全文を見る
○片山国務大臣 これは県税の話ですよ、兵庫県税の。税務署は関係ありません。(河村(た)委員「いや違う、県税事務所なんです」と呼ぶ)仕組みはこれからなんだから。  だから、実際、住所確認をどういう形でやるかというのは、まず大きな意思を決定して、細かいシステムややり方についてはそれ...全文を見る
○片山国務大臣 住基ネットの利用は、法律に基づく事務について、法律に基づくことしかやれないんですよ。だから、法律で、今九十三ですか、今度追加しますけれども、二百六十幾らになりますが、それについてだけの本人確認をやるんですよ、氏名や性別や住所のですよ。それを都道府県や市町村の場合に...全文を見る
○片山国務大臣 国が法律で決めたものは認めると。地方団体が条例、これはいわば地域立法なんですよ、これを一切認めないということは、今のこの地方分権や何かの時代に、いかがですか。しかも、これは本人確認だけで、兵庫県の場合には住所の確認をしたいということで、四情報なんですよ、兵庫県が仮...全文を見る
○片山国務大臣 国の場合には、委員御承知のように、今の法律で決めた事務については、一切警察は外しております。  それじゃ、地方団体の場合に、明示的に一切外れるか、これは議論があるかもしれませんが、それは恐らく都道府県、市町村で、市町村は関係ありません、警察の仕事があるのは都道府...全文を見る
○片山国務大臣 明らかに排除しているとは法律上は解釈できないと思いますけれども、明らかに排除しているということは、法律上今の規定の仕方では言えないと思いますけれども……(河村(た)委員「できると言ってください」と呼ぶ)いやいや、だから、それは慎重に、法律の趣旨や法律全体のあり方、...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども同じ答弁をさせていただきましたが、法律上排除はしていないと思いますけれども、しかしそれは、実際は慎重にやってもらうべきものだとこう思っております。(発言する者あり)
○片山国務大臣 住民基本台帳法の規定からいって、できないとは言えないと思いますけれども、それは、法律全体の趣旨、現在の考え方を考えて、慎重に運用上は行うべきものだと考えております。(河村(た)委員「だめだよ、やはり」と呼ぶ)私の答弁は一つもおかしくないと思いますよ。
○片山国務大臣 住民基本台帳法の解釈として、法律上は可能でございますけれども、実際の運用に当たっては、各都道府県議会で慎重な御検討、御審議を要するものだと考えております。
○片山国務大臣 河村委員も、河村委員が属する政党の皆さんも大変地方分権には昔から御理解があるな、私はこう思っておったんですよ。  今の情報公開は国なんですよ、国の機関なんですよ。地方団体は情報公開条例なんですよ。そこはぜひお考えいただきたいし、条例というのは国の法律と同じなんで...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、国と地方は今は対等、並列の関係なんですよ。だから、それは指導をしたり助言するということはありますし、地方の方からいろいろな意見を言うこともありますので、それはそういう立場で我々はやりますよ。しかし、一律に国の立場を押しつけるとかというようなことは、これは...全文を見る
○片山国務大臣 元旦に朝日新聞が報道されたことは私も承知いたしております。しかし、あれは選挙に関する特定の寄附ではありませんで、政治活動に対します支部の一般的な寄附でございまして、朝日新聞がどういう書き方だったか忘れましたけれども、もし今委員が言われたような書き方なら、それは間違...全文を見る
○片山国務大臣 だれがどう言ったか私は全く承知しておりませんし、取材の仕方にもよりますし、どういう部分をどういうふうに抜き出すかというのもありますし、しかし、私は総務大臣ですから、もうかなり長くやっていますし、選挙の特定寄附が違法だということは大体わかっていると私は思っております...全文を見る
○片山国務大臣 これはかなり昔からある規定なんですね。これは選挙の公正を確保するという規定です。それが主たる目的で、それに伴う副次的な効果も、政治の腐敗とかなんとかということもあるんでしょうが、あくまでも条文としては選挙の公平を確保するためにこの規定は置かれている、こういうふうに...全文を見る
○片山国務大臣 選挙に関してというのは、午前中も答弁させていただきましたが、選挙に際して、選挙に関する事項を動機として、この動機というのは、しかし、なかなかこれは難しいのですが、きっかけというような解釈をされているあれもありますが、ただ、それが少しでもあれば、ほんの少しでもあれば...全文を見る
○片山国務大臣 私はもとよりありませんし、私の事務所の職員も、あるいは支部の役員も一切ないと思います。
○片山国務大臣 今大島農林水産大臣も言われましたように、それぞれ関係の法律がありますから、その法律を遵守してルールどおりにやるべきものだと思いますし、我々も今後ともやっていきたいと思っております。
○片山国務大臣 さきの国会に野党四党で御提出になっている法案、継続審査でございますが、中身を見せていただいております。  今のお話のような、請負企業からの献金の禁止だとか、政党支部の限定だとか、機関誌広告の規制だとか、いろいろ書いてありますし、多岐に及んでいると思いますし、また...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○片山国務大臣 地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  今回の補正予算により、平成十四年度分の地方交付税が八千五百十九億六千七百万円減少することとなりますが、地方財政の状況等にかんがみ、当初予算に計上された地方交...全文を見る
○片山国務大臣 これは恐らく消防庁長官の私的な諮問機関か何かということで、私はタッチしておりませんが、本当に最近は学者が多いですね。これは私はテーマによると思いますよ。テーマによりますけれども、組み合わせはいろいろ考える必要があるんではなかろうか、こう思っておりますし、日経の方は...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方がIT化の主要な担当をしているところでございますので、消防の方のIT化もそれなりにいろいろやっているんですけれども、ただ、私、その報告書を丁寧にまだ見せていただいておりませんが、報告書で御提言があれば、今後そういうことを中心にIT化を進めてまいりたい、こ...全文を見る
○片山国務大臣 我が国は、ITの関係ではおくれているところと進んでいるところがありまして、それは、この評価をどうするか、大変いろいろな見方があると思いますけれども、欧米はITバブルだったんですね。特にアメリカの株式不況のきっかけはやはりバブル崩壊だったんですね、IT関係の。それか...全文を見る
○片山国務大臣 委員御指摘のように、ハードはもう相当できてきたんですよね。これからは、やはり私は、ソフトというかコンテンツというんでしょうかね、それとアプリケーション、こういうものが中心になると思う。それから、一番大切なのはやはり人ですね。専門家をつくる、指導者をつくる。それから...全文を見る
○片山国務大臣 ハードは、いわばこれはいろいろなものの物的なインフラというか、施設設備の整備ですから金がかかるんですね。なるほど今回の補正予算を見ましても、ハードの関係は四百七十億なんですよ。それで、ソフトの関係は三十億なんですね。  ただ、今の人材育成の関係では、例のIT講習...全文を見る
○片山国務大臣 IT基本法の中で、そういう各省の調整をやる、まとめをやるということで戦略本部ができまして、本部長は総理で、副本部長が、IT担当大臣というのがおるんですね、科学技術担当の。それと官房長官もそうだったかな、それから私、総務大臣と経済産業大臣が副本部長になっておりまして...全文を見る
○片山国務大臣 総務委員会ではございませんで、予算委員会でも、今、黄川田委員御指摘のような質問、やりとりがあったと思いますけれども、結局、減収がどのくらいになるかという見通しがなかなかつかなかったんですね。十一月の中旬ぐらいから、国も地方もかなりな減収になる、こういうことがわかっ...全文を見る
○片山国務大臣 交付税特別会計が借り入れたものにつきましては、法律の中で、どう返すのかというのを書いていますね、国と地方の責任の分を明示して。だから、それに従って償還していくわけで、そうすると交付税特別会計の交付税の量が減っていくので、あと十分配分できるのか、こういう御心配だと思...全文を見る
○片山国務大臣 西尾先生は西尾先生のお考えがあって、これは諸井会長や小委員長の要請で、たたき台をつくって議論を活性化して大いにやろうということでお出しになったので、それは先生は先生のお考えがあると思いますし、これはたたき台ですから、それで決まるわけじゃないので、大いに議論していた...全文を見る
○片山国務大臣 それは、関係の皆さんが大変な関心がありますから、そういうことは、恐らくそういう要望があったのかもしれませんし、私確認しておりませんが、そういうことで出したと思いますよ。  西尾先生は地方制度調査会の副会長ですよ。調査会の会長から要請されて、たたき台、私案を出され...全文を見る
○片山国務大臣 地方制度調査会でも、町村会、町村議長会等、団体の皆さんとも十分話し合う、意見を聞く、こういうことを言っておりますし、それから最終的には、どうなるか、大議論して、地方制度調査会も総理の方に御答申があるでしょうし、それから、国会で最終的には決めるんですね。  これは...全文を見る
○片山国務大臣 国の行政改革大綱にも、与党三党が言われる千を踏まえて合併を推進しろ、こう書いていますね。だから、それを踏まえにゃいけません、我々は。だから、できれば千に近づけたいんですが、いろいろな状況があるから、千は難しいにしても、千台に突入することを一つの目標にしたい、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 それは委員のお考えで、いろいろな意見が多様にある方がいいんですよ。一つの意見しかないのは独裁国家なんですよ、どこかの国のように。私は、いろいろな意見があって、いろいろな意見の中で集約をしていく、多数の意見で物をまとめていく方がずっと正しいと思いますよ。  それか...全文を見る
○片山国務大臣 今までも市町村は護送船団方式みたいなところがあったんですよ。小さな町村もありますよね、百人とか五百人とか八百人とか。三千人以下でも相当あるんですよ。そういうところは、これを総括的に言うと必ずしも正しくないかもしれぬけれども、税金の十倍、二十倍ですよ、交付税が。 ...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員が言われた数字は、去年の十月一日ですね。本年の一月一日現在でありますと、法定協議会、任意協議会を構成する市町村数は千六百二十になっているんです。このところ、特に法定協議会は約八百で、三カ月間で十五倍にふえているんですよ。そういう意味で、相当全国的に機運が盛...全文を見る
○片山国務大臣 正直言いまして、私は、千というのはなかなか難しいと思います。  どこかの新聞も、幾ら減るとかという予想をいろいろ書いておりますけれども、私は、これからの取り組み、それからやはり国民の皆さんの意識がどういうふうになっていくのか。  ただ、何度も言いますけれども、...全文を見る
○片山国務大臣 今、根本副大臣からお話がありましたように、三位一体の改革はやるということでもう「改革と展望」の中に書いていますし、ことしの夏ぐらいまで、六月と書いていましたか、工程表というのは計画ですからね、これをつくろうということでございまして、大変な作業になると思いますけれど...全文を見る
○片山国務大臣 今御答弁がありましたが、私もあの中間報告を見まして、今までと見解が異なるところと、やはりちょっと日本の制度や仕組みについてやや誤解があるというのか、理解が浅いところがあると思いますね。  そこで、あすからうちの方の担当官をジュネーブへ派遣します。それから、状況を...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○片山国務大臣 今委員御指摘のラフレさいたまは、我々は、診療施設、こういうことにしておりまして、これは簡易保険加入者の健康増進のために、診療したり検査をしたり体力測定をしたり、あるいはそれに基づく運動療法をやる、そのための施設でございまして、いわゆる閣議決定が想定した宿泊施設では...全文を見る
○片山国務大臣 それじゃ、詳細は、あるいは政府参考人の方から答えていただきますが、最初のホームページは、ちょっとこれは勇み足で、やり過ぎだという反省でしょう。それは実態に合わせた方がいい、こういう判断でホームページを直したと思います。
○片山国務大臣 恐らく、そのホームページは簡保事業団の方でつくって、恐らく、委員の御指摘があったかどうかということでございましょうが、ホームページも実態に即したように直した、こういうふうに思っておりますし、簡保事業団はこの三月末で廃止いたしまして、その事業の一部は郵政公社に吸収し...全文を見る
○片山国務大臣 私は、実態をよく承知しておりませんが、至急調べまして、だれがどういうふうに直したか明らかにしたいと思いますし、場合によっては、それはしっかりと釈明をさせます。
○片山国務大臣 これは、簡保事業団法の施行令で診療施設という定義をしているんです、政府としては。だから、宿泊的な機能も一部ありますが、これはやはり運動療法で治す人を一泊二日とかそういうことで泊めるんですよ。一般の人を泊めるんではなくて、診察したり検査をしたり、そのために一泊二日と...全文を見る
○片山国務大臣 非常勤職員は、予算に計上して、それで各省、各部局で採用しているんですね。しかも、時期がばらばらで、仕事もばらばらなんですね、御承知のとおり。そこで、なかなか、公募になじむのかということはありますが、今、例えばハローワークにお願いするとか、大学に依頼するとか、私ども...全文を見る
○片山国務大臣 私は、額は承知いたしておりませんが、私の受けている報告では、いずれも支部の政治活動に対する一般的な寄附だ、こう思っておりますが、いずれにせよ、法律を遵守し、ルールに従って今後とも対処してまいりたいと思っております。
○片山国務大臣 地方債も国債と同じ立場でございまして、インフレターゲット的な議論は、私は、必ずしも好ましくない。今、高コスト構造なんですよ。これをインフレにするのはいかがかな、こう思っておりますので、なお十分検討いたします。
01月28日第156回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  今回の補正予算により、平成十四年度分の地方交付税が八千五百十九億六千七百万円減少することとなりますが、地方財政の状況等にかんがみ、当初予算に計上...全文を見る
01月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) この問題は昔から大変な議論がありまして、何回もいろんな限定的な制限はもう出ているんですが、まとまらないんですね、国会で。私は、やっぱりこの問題は議会制民主主義のコストの問題で、民主主義のコストの問題で、やっぱり国会で、各党各会派で合意を形成していただく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのニュー福祉定期貯金ですね、これは去年の二月まで福祉定期貯金というのがあったんです。その後、後継、代替のシステムでございまして、障害基礎年金や遺族基礎年金受給者の方を対象に、これはかなり多いんですよ、八百五十万人ぐらいおるんですね。プラス一%な...全文を見る
01月30日第156回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今回の補正予算に伴います地方負担は約一兆三百億円と見込まれておりますが、このうち起債対象になる適債事業が八千二百四十億円でございますので、これについては一〇〇%起債を認めまして、その元利償還は後年度、交付税の基準財政需要額に全部入れると、入れ方いろいろ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員言われましたように、財務大臣の諮問機関で財政制度審議会というのがあるんですね。それから、地方制度調査会というのは、これは総理大臣の諮問機関でございますが、これが年末に今お話しのような異なる答申を出しているんですね。財政審の方はできるだけ財源...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総理はかねがね不交付団体が少ないと。少ないんですね。三千三百ある中で不交付団体百ですから、三十三分の一なんで、三%なんですよ。だから、それは総理言われるとおりなんだけれども、それは交付税が多いんじゃなくて、税源が少ないから、仕事に比べて。そこで交付税依...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この経済財政諮問会議というのは特殊の機関なんですね。議長が総理なんですよ。それから、閣僚が四人だったか五人だったか入っていまして、民間の委員が日銀を入れて五人ですよね、日銀の総裁を入れて。  そこで、本来の諮問機関というのは、例えば総理が自分の諮問機...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 自民党の地方行政調査会の中のプロジェクトチームが中間報告をしましたね。それから、西尾先生の方、あれは十一月一日に地方制度調査会の中で西尾私案というのを発表されまして、これは聞いてみますと、地方制度調査会の諸井会長や小委員長から試案を、試みの案を出してく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 十七年の三月まで合併特例法がありますから、四月からどうするんだというのはもう大変な関心事なんですね、関係の。マスメディアの皆さんも盛んに言われるので、優遇措置は、今のような物すごい優遇は十七年の三月まで、打ち切らせてもらうけれども、四月以降どうするかと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三位一体の中で我々が一番ポイントは税源移譲なんですよ。税源移譲をやるために国庫補助負担金を整理合理化したい、地方交付税を見直してもいいと。こういうことが、税源移譲ですが、やっぱりここが一番大変なんですね。これは国税当局は死に物狂いですよね。もう長い間ず...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、私、テレビ見ておりませんし、諮問会議ではそんな実態が分からない議論は余りなかったと思いますけれども、まあ精査してみにゃ分かりませんが、交付税制度はそういう無駄遣いする制度じゃないんです、これは必要な制度なんです。  ただ、バブルのときに国税も...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前から住基ネットのアクセスログの開示の話があります。そこで、今四十七都道府県で構成しております住基ネット推進協議会で御検討願っておりまして、近々には御結論得るんではなかろうかと。お金掛かりますから、やっぱりこれは全地方団体の共同のネットワークですから、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国の機関は自分で情報持っているんですよ、それを現在四情報がどうかという確認をするだけなんですよ。だから、その先のことは関係ない。その人が現にちゃんとここにはいて、生きておられてと、こういう本人確認を四情報でやるんです。国の機関は、年金を払うところは年金...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのILOも、人が替わったんですかね、今までは、まあまあまあそうですなというやつを、かなり態度を変えてきたり、やや誤解もあるんですね。公務員制度改革大綱は中身これからですからね。  そこで、そういう意味での仮に理解の浅いところや誤解があるなら是非解か...全文を見る
01月30日第156回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(片山虎之助君) 去年から行政機関の政策評価法が施行になっているんですよ。それで、各省が今、峰崎委員が言ったようなことをまず自主的にやって、それを私どもの方の前の行政監察局が今は行政評価局になっているんです、ここが更にチェックして、場合によったら評価委員会に掛けてそれを...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○片山国務大臣 今、自見委員お話しのように、来年度の税制改正、年次改正で、ITネットワーク化促進税制ですね、投資促進税制は大変大幅な税制を採択していただいたことを大変感謝しておりまして、その中には、ハードだけでなくてソフトウエアも対象にする、デジタルの受信機も事業用については減税...全文を見る
○片山国務大臣 国庫補助負担金は、大変細かい注文がついて、ある意味では地方の自立性、自主性を害していますから、それについてそこを直すという点では私は同じ考え方ができる、こう思います。  ただ、一括交付金みたいな形でなくて、むしろ地方に税源を与えたらいいんですよ。国税、地方税の六...全文を見る
02月07日第156回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○片山国務大臣 民主党なり枝野委員は、一括交付金を地方に渡すので、その中で単独事業をやれ、単独事業的な建設事業をやれ、こういうことだろうと思いますけれども、今、私どもの方の地方財政計画を間もなく国会に出させていただきますが、大変単独事業に各地方団体は慎重になっておりまして、なかな...全文を見る
○片山国務大臣 これは、郵政公社につきましても、どういう商品、どういうサービスをするか全部法律で決まっておりますから、その法律の範囲でやるということで、基本的には変わりませんが、ただ、法律が決めている範囲の中で、いろいろな経営努力をして、より質のいいサービスをやるとか、もっときめ...全文を見る
○片山国務大臣 当面は、我々は公社の立ち上げを最優先に考えておりますから、そういう中で、設立委員会議でもいろいろな議論をしてもらっております。しかし、当面、それを拡大するようなことは考えておりません。
○片山国務大臣 範囲や幅は法定されておりますからこれは変わりませんが、今言いましたように、やり方や質の高さやきめの細かさ等については今度公社で考えていく。公社によって、なるほど変わったな、よくなったなということを国民の皆さんに実感していただくように考えております。  それから、...全文を見る
○片山国務大臣 今度公社になりますので、税金については旧公社、かつての公社並みの税金を払おうと。例えば固定資産税や不動産取得税は一定の、例えば固定資産税、二分の一にしますけれども、それは払う、あるいは自動車重量税、自動車税、軽自動車税、宅地開発税等は払う、こういうことにいたしてお...全文を見る
○片山国務大臣 退職手当は退職時の俸給月額を基準に算定いたしますので、指定職、局長クラス以上は俸給月額は高いんですよね。何で高いかといいますと、これは、例えば管理職手当だとか通勤手当だとか住宅手当だとかあるいは勤勉手当というのはないんですよ、指定職というのは無定量の勤務ではありま...全文を見る
○片山国務大臣 指定職には管理職手当はありませんから。今言いましたように、幾つかの手当はないんです、指定職の場合には。それは俸給月額そのもので手当しておりますから、委員の言われるようなことになるわけであります。
○片山国務大臣 指定職には管理職手当はないんですよ。管理職手当という考え方がもともとないんですよ。  というのは、先ほども言いましたが、指定職はもともとは一官一職的な思想でございまして、これは、それだけ職務の複雑度、困難と責任の値が高いので、そういう位置づけの制度なんですね。そ...全文を見る
○片山国務大臣 民間企業の場合には、取締役になる前に一度退職するんですね。株主総会で選ばれるんですよ。だから、身分が続いているようで、切れているんですよ。  ところが、公務員の場合には、指定職になる前からずっと続くんですね。今の公務員の退職手当の考え方は、枝野委員御承知のように...全文を見る
○片山国務大臣 委員御承知のように、今出ているのはILOの中間報告なんですね、最終報告じゃございませんので。  これについては、るる今までも議論がございましたが、今までのILOの考えと変わったところ、それから、特に公務員制度改革大綱についてはもう一つ理解が足りないところがあると...全文を見る
○片山国務大臣 ILOからミッションを呼んでと、こういう御意見がございますが、私どもはまだその段階ではない、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 昔から、今、志位委員が言われた解釈だと、こういうことにしております。
○片山国務大臣 私も志位委員のリストに名前が出ているようですが、これは、私のところの政党支部に対する、政党活動に対する寄附でございまして、これは適法に法律に基づいて処理したわけであります。  選挙のとき、選挙のときと言われますが、選挙のときが政党支部の政治活動も一番盛んになると...全文を見る
○片山国務大臣 何度も言いますが、政党支部に対する政治活動の寄附でございまして、それは、それが違うと言うんなら、どうぞ志位さんの方で証明してください。
○片山国務大臣 今、重野委員言われましたように、ILOとは長い歴史と経緯があるんですね。  そこで、我々は、今の公務員、国家公務員も地方公務員もそうですけれども、労働基本権制約の代償機能として、人事院の存在なり勧告制度、いろいろありますね、これはこれで機能していると。あるいは、...全文を見る
○片山国務大臣 これも先ほど答弁させていただきましたが、まだ私どもはそういう段階でもないし、その必要も今のところはないと。我々ができるだけの情報提供や協議をして、ILO側のもし誤解があるとすれば誤解を解く、理解が少し浅いところがあるとすればそれを深めていく、こういう努力をいたした...全文を見る
○片山国務大臣 国家公務員の公務員制度改革大綱は、内閣官房が中心になって、我々は公務員制度を所掌しておりますから、そういう意味では連携をして現在やっておりまして、その過程では、もう既に石原大臣なり私も職員団体の皆さんと話をしておりますけれども、さらに、ILOのこういう中間報告もあ...全文を見る
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○片山国務大臣 今、田中委員言われましたように、政治主導ということを強く打ち出そうということで副大臣や大臣政務官制度ができたのは御承知のとおりでございまして、やはり各省庁の政策決定、事務の執行等について、私は、副大臣、政務官ができてから大分そういう面は強化された、こういうように思...全文を見る
○片山国務大臣 十日につきましては、いろいろ地元での用があるという話を聞きまして、私が出るから、副大臣、政務官はどうぞ御地元の用事をと、私のところはそういうふうにいたしましたので、今後は、今の田中委員の御指摘のような趣旨を十分徹底いたしたいと思います。  国会のこの質問の通告に...全文を見る
○片山国務大臣 今郵貯では、株式保有は郵貯全体の一%でございます。それから、簡保の方は四%ぐらいでございまして、ただ、評価損はどっちも出ているんです。郵貯の方が二兆二千億ぐらい、簡保の方が約五兆ぐらい出ておりまして、ただ、全体の指定単の中では評価は上回っておりますし、別の積立金が...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、CS放送で、国会テレビということで、C—NETという会社がやると。ところが、それを衛星で流してもらうのに、JSATという受託事業者にお願いをしておりましたら、いろいろな、経理のこと、視聴率のこと、いろいろあるんでしょう、衛星中継器の使用料についてず...全文を見る
○片山国務大臣 恐らく精査をしていると思いますが、私はまだ詳細に聞いておりません。  ただ、CSの営業成績も年を追ってよくなってきまして、今、委員御承知のように、四割黒字なんですよ。トータルではまだ少し損失の方が多うございますが、だんだん減っておりますからね。  結局、利用者...全文を見る
○片山国務大臣 現行の政治資金規正法では、いわゆる債権放棄を受けた会社が政治家等に対する寄附ができない、こういう規定はございません。
○片山国務大臣 現行の政治資金規正法では、今申し上げましたように、いわゆる債権放棄を受けた会社が、企業が政治活動に対する寄附をすることについては制限していないわけであります。ただ、法律上の規定がありますね。三年度連続して欠損が出た場合には、欠損を埋めるまでの間には寄附ができない、...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員言われましたように、情報公開法で行う情報開示等の決定は早くなきゃいけませんね。スピードが命でございます。まだなれていない点もややございますが、私どもの方でちょっと調べてみますと、三十日以内に処理する、処理できなければ延長手続をとるんですが、手続をとらずに三...全文を見る
○片山国務大臣 個別には連絡しておりますし、それから、一般的に、私どもの方の行政管理局長から年末に通知をいたしまして、ぜひ法の精神、法の趣旨を守ってほしい、こういうふうにお願いいたしております。
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○片山国務大臣 それに似たようなことを言ったと思いますが、私は表現能力が乏しいものですから、なかなか上手に言えないところがあるんですが、そういう意味では、ILOの勧告について総務委員会で御質問があったものですから、国際機関が言う指摘はもちろん尊重しなきゃなりませんが、全部、言われ...全文を見る
○片山国務大臣 そこでの議論はILOの中間報告の議論ですから、ILOでございます。
○片山国務大臣 例えば、今回の中間報告は、今の人事院制度、人事院勧告制度を含む人事院制度は、労働基本権制約の代償措置、代償機能としてそれは理解できる、あるいは、消防職員や監獄職員の団結権を認めておりませんけれども、それについても、それは今の条約上許容できる、こういう、長い経緯の中...全文を見る
○片山国務大臣 後ほど担当の石原大臣からあるいはお答えがあると思いますけれども、八十七号条約を尊重しなきゃなりません。それは、私はそうだと思っております。
○片山国務大臣 その八十七号条約との関係で指摘されるのなら、もう少し中身がきちっと固まるというのか、状況を正確に把握した上での御議論の方が適切ではないか、そういう意味では時期がまだ早いのではなかろうか、そういう趣旨であります。
○片山国務大臣 ILOの政府の窓口は厚生労働省でございますので、公務員制度ということで私どもの方が担当しておりますから、いろいろ今出ておりますが、厚生労働省を中心に、もちろん私どもの方も入って、結社の自由委員会の中間報告に対します政府の統一した見解をまとめて、ILOに提出する、こ...全文を見る
○片山国務大臣 国際労働基準を守るという立場は、日本政府は不変なんですよ。ただ、国際労働基準の解釈がILOさんの方で少し変わってきているんじゃなかろうかと、今坂口大臣が言われたとおりで、我々もそう思うんですよ。  だから、そこのところはしっかりとわかってもらう努力が必要なので、...全文を見る
○片山国務大臣 正確に能力の評定ができれば、私は能力給がいいと思います。  しかし、それは今、記者会見でも少し申し上げましたが、なかなか難しいんですね。しかし、考え方としては能力給を志向する、目指すということは、私は間違った方向でないと。ただ、今の給与は職務給ですからね。職務の...全文を見る
○片山国務大臣 委員も御承知のように、今回の公務員制度改革、国家公務員ですけれども、それは石原大臣が特命でやっておりますから、私の方は協力する立場です。  しかし、今委員が言われたようなことは、全部これを視野、念頭に入れながらの検討をすべきだ、こう思っておりまして、これは国家公...全文を見る
○片山国務大臣 市町村長は、一般的には住基ネット接続の義務が法律上あるわけです。  ただ、安全確保のために切断することはできるんです、緊急時には。例えば、具体的な不正行為が発生して、全体の住基ネットの本人確認情報の提供等に重大な支障が出るというような場合には、市町村が県や指定情...全文を見る
○片山国務大臣 具体的な不正行為が発生する、具体的に発生しないとだめなんです。(河村(た)委員「発生せないかぬの」と呼ぶ)発生せなだめなんです。おそれがあるとか、何となくおかしいとかというんじゃだめです。  しかも、それについて、今言いましたように、住基ネット全体に重大な脅威を...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、住基ネットは閉じたネットワークですよね、インターネットなんかと接続していないんですよ。接続しているものは切ってもらうんですよ。したがいまして、閉じたネットワークですから、稼働してから、一次稼働から六カ月半たちましたよ、一切不正アクセスがないんです。...全文を見る
○片山国務大臣 住民基本台帳の四情報は、もともとだれでも住民基本台帳を見られるんですよ。そういう意味では公開情報なんですね、名前と性別と年齢と住所ですから。  だから、単独で名前が漏れるなんというようなことは、私はどういう場合なのか想像できない。
○片山国務大臣 正確に言えば、四情報に住民票コードと、住民票コードを変えた場合の変更情報でございまして……(河村(た)委員「流れる」と呼ぶ)いやいや、流れない。漏えいをするようなことになっていないんですから。技術的にも制度的にも運用上も、それは我々は安全だと。現に、若干の機器等の...全文を見る
○片山国務大臣 ネットワークで結ぶ情報はそれですよ。六情報ですよ。
○片山国務大臣 私が言いましたのはネットワーク上の情報でございまして、住民票の広域交付というのがこれから始まるんですよ。私は現状のことを申し上げたので、我々は、ことしの後半ぐらいから住民票の広域交付ということを考えておりまして、市町村間ではそれ以外のプラス四情報が流れる、こういう...全文を見る
○片山国務大臣 市町村の中の業務で住民票コードまで使う必要はないのです、住民の基本的な情報は、皆さん市町村の中ではきっちり持っているわけですから。しかし、それは使ってだめだということはありません。それは市町村のそれぞれの御判断だ、運用上の話だと思います。
○片山国務大臣 四情報については、これはいわば、何度も言いますけれども、ある意味では周知の情報でございまして、それを各部局が使うのは当たり前の話なんです、自治事務だから。だから、住民票コードを使えないとはどこにも書いていないから、それは使うことも可能だけれども、使う必要性がないの...全文を見る
○片山国務大臣 住民基本台帳ネットワークは、何度も言いますけれども、御答弁申し上げましたが、全都道府県、市町村のこれは共同のネットワークで、それで番号は全国につけておりますけれども、もともと市町村等ではコンピューター処理ですから、それぞれの市のコードというのは持っているところが多...全文を見る
○片山国務大臣 住基ネットワークというのは、何度も言いますが、それぞれの市町村がコンピューター処理しておる住民基本台帳の処理の仕組みを、いろいろなほかの用途があるから全国的にネットワークでつなぐ、そういうことなんですよ、四情報とプラス二情報について。御承知のとおりでしょう。  ...全文を見る
○片山国務大臣 いや、もともとそれぞれの市町村や都道府県が今の行政はコンピューター処理しているんですよ。我々も、電子政府だとか電子自治体といったらまさにそういうことなんですよ。それぞれやっているんですよ、それぞれ独自にいろいろなことを考えて、場合によっては自分の番号をつけて。 ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、全国の、全地方団体のネットワークですから。ネットワークで、全都道府県、市町村が、それじゃ共通の番号をつけましょう。しかし、その番号の用途は法律で厳重に限定して、しかも十分なセキュリティーやプライバシーの対応をとって、技術的にも。それでやりましょうと。  ...全文を見る
○片山国務大臣 その個々の、それぞれの市町村や都道府県がやっている、コンピューター処理されている行政の中身については、またこれはいろいろな御意見があると思いますが。  今私が言っているのは、この住基ネットワークは四情報プラス二情報についてだけですよ。これは法律できちっと、どこの...全文を見る
○片山国務大臣 それは、御本人には通知するんですから、御本人が知っているのは当然と思いますし、また、番号については、幾らでも変えてほしければ変える、こういうことで今やっておりますからね。
○片山国務大臣 だから、今の住基ネットは法律で限定した事務だけなんですよ。納税者番号にするとか、ほかの何とかに使うことなんか一切言っていない。法律で、国会でお認めいただいた本人確認の情報をやる。広域交付をやる。あるいは、カードのこれが根拠になる。あるいは、公的な個人認証をやらない...全文を見る
○片山国務大臣 あれは、百何十かの市町村がインターネットと庁内LANをつないでおったんですよ。その庁内LANの外側にもう一つ住基ネットのシステムをつくりますから、一遍そこは遮断してもらって、必要なものだけのやりとりはするけれども、そこできっちりとそこのところを分離できるようになる...全文を見る
○片山国務大臣 住基ネットと切断するんじゃないんですよ。インターネットと庁内のLANがつながっているから、そこは一遍切ってもらって、セキュリティーを完全にしてと。住基ネットはそのままつないでいるんですよ。
○片山国務大臣 いや、切るのはインターネットと庁内LANなんですよ。その庁内LANとつないでいる住基の方の、コミュニケーションサーバーなんかでございます、そこはやりとりするんです、必要最小限の更新情報なんかは。だから、こっちの本体の方の遮断じゃないんですよ。そこは誤解のないように...全文を見る
○片山国務大臣 いや、情報の漏えいもあるかもしれないから、そこは遮断をしてもらって、インターネットと庁内LANと。そこは遮断してもらっているので。それから、住基ネットの方は、個人情報の漏えいはありませんから、これは遮断する事由になりません。
○片山国務大臣 それは、緊急時対応計画というのをあらかじめつくっているんですよ。これは、全都道府県が入りました協議会で基準に基づいてつくっておりまして、そういう緊急時で安全確保のために必要があるときは、その責任者がセキュリティー会議というのを開きまして、そこでの議論を経て切断する...全文を見る
○片山国務大臣 それは、本当に緊急時で、安全確保にどうしても必要なら切断できますけれども、そこのところはある程度客観性が担保されないと、自分が嫌だから切るなんといったら法律違反ですから。法律は接続義務を全部課しているんだから。
02月14日第156回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○片山国務大臣 この国家公務員の定数問題は大変難しい問題なので、委員も御承知のように、十年間で二五%減らす、こういうことをやっているんですね。  しかし、減らすだけじゃ能がありませんから、やはりめり張りのある、必要なところはふやす、しかし、全体ではスリムにしていくということをや...全文を見る
02月17日第156回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○片山国務大臣 御指摘のように、去年の九月の二十日付で、全国銀行協会がQアンドAを出したんですね。金融機関は今本人確認をやりますから、その本人確認をずらっと並べているんですよ。御承知のとおり、保険や年金やパスポートや運転免許や、そういうことの中に、一番最後に、その他の中に住基ネッ...全文を見る
○片山国務大臣 具体の事情等を聞きますと、そういうことで本人確認した事実はないという報告を受けておりますから。  ただ、法律上は民間の利用は完全に禁止しておりますから、そういうことで、やめてくれ、通知をしてくれ、訂正をはっきり徹底してくれ、こういうことを申し上げただけでございま...全文を見る
○片山国務大臣 私の方から全部調べて何とかすることはなかなかできませんわね。だから、それは全国銀行協会で調べてもらって、その結果、そういう事実はないという報告を受けておりますから、現にそのことについてのいろいろな問題があったとかトラブルが起こったとかという報告は受けておりませんし...全文を見る
○片山国務大臣 法律は、法律に定める行政機関については、本人確認情報の照会に答えるわけですから、それで、この法律をつくるときからずっと各省庁には協議をいたしておりますから、徹底もいたしておりますが、こういうふうなやや不心得な、QアンドAでございますけれども、そういうことの最後の、...全文を見る
○片山国務大臣 コードについては、だから、そういうことについて徹底をさらにしてまいりたい、こういうふうに思っております。各省庁には十分事前に協議いたしております。
○片山国務大臣 これは、全国銀行協会がつくったQアンドAなんですよ。事例集の一つのあれでございまして、金融庁がどこまで承知しているかということは私どもの方では存じ上げませんが、ただ、何度も言いますように……(発言する者あり)いやいや、協議はしていますよ。だから、十分徹底いたします...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じことを申し上げておりますが、これは全国銀行協会がつくったQアンドAなんですよ。それに基づく金融機関が本人確認をしたという報告は一件も受けていないんですよ。だから、この事例集、QアンドAは直ちに訂正をしてもらいまして、さらに私どもは、関係のところが、わかっ...全文を見る
○片山国務大臣 今竹中大臣から御答弁しましたように、本人確認法の証明する文書には該当する、しかし、ほかの法律でだめだと。私どもの方の住民基本台帳法は、金融機関の方から告知を求めてはならない、金融機関の方から。これは法律で縛っているんですよ。本人がぜひと言って出した場合は、そこまで...全文を見る
○片山国務大臣 QアンドAでは、なるほどやや明確でない書き方をしておりますが、我々は、金融機関がそれを本人確認に使ったという報告は一件も受けていないんですよ。だから、今後とも、そういうことははっきりと徹底させたい、こう考えておりまして、金融庁ともよく連携をとってまいります。
○片山国務大臣 今お話しの市町村合併が国の大きな政策として取り上げられましたのは、平成十二年の十二月の国の行政改革大綱ですね。今の合併特例法が五年の時限法で、十七年の三月末までですから、それを一つの区切りにしまして、今三千二百十七あるんですけれども、それを千ぐらいにしたらどうかと...全文を見る
○片山国務大臣 与党三党は、千を目指せ、こういうことですが、私は、今の総合的な状況で千は難しかろう、こう思っておりますが、できるだけ千台に突入して、できるだけ目標に近づけたい、こう今思っております。
○片山国務大臣 今委員御指摘のように、全体として見ると西高東低ですね。西の方がより熱心といいますか熱意といいますか、進度が進んでおりまして、東の方が幾らかおくれている。それからもう一つは、都道府県が、特に首長さんが、知事さんが熱意がある、そういうところはやはり進度が高い。  こ...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しのように、一万未満の市町村が五割を超えるんですね、まだ。だから、そういう意味では、もう少し、ロットといいますか、規模、能力を高めてほしいという一般的な希望を我々は持っておりますが、しかし、今までの合併と違うのは、自主的な合併ですから、あくまでも自主的な選択...全文を見る
○片山国務大臣 今、過疎の市町村等では、山村もそうですけれども、市町村道だとか公共下水道の施行を県が代行しているんですね。そういう制度があるんです。  そこで、これから、我々、先ほど言いましたような権限の移譲や税財源の移譲をぜひお願いして進めてまいりたい、こういう場合に、小さい...全文を見る
○片山国務大臣 合併に対する一番の心配は、大きくなると、今役場を中心にそれなりに活況を呈しているところが場末になるんではなかろうか、あるいは、きめの細かいことができなくなるんではなかろうか、コミュニケーションが悪くなるんではなかろうか、寂れる、こういう心配が私は一番強いと思います...全文を見る
○片山国務大臣 政令指定都市は、法律上は五十万以上で政令で定める市なんですね。だから政令指定市、こう言うんですが、今、一川委員言われましたように、かつては五大市なんですね。その後ふえまして、さいたまを入れて十三になるわけですが、今の政令指定の基準は人口が百万以上あるか近い将来確実...全文を見る
○片山国務大臣 今、一川委員御指摘の発言は、せんだっての和歌山県の地方自治トップセミナーでの私の話の中で報道されたわけでございますが、今の合併の優遇措置というのは、平成十七年三月末までに合併が終了しないといかぬのですね。ただ、合併はもう永久に続きますから、ただ今の優遇措置は平成十...全文を見る
○片山国務大臣 合併の強い意思があるのに、いろいろな事情で手続だけがややおくれる、そういうケースを今の合併の優遇の措置から排除するというのは、私も大きな全体のあれから見るといかがかと思いますので、できるだけ、委員の御指摘もございますし、私もそういうことを発言いたしましたので、ぜひ...全文を見る
○片山国務大臣 私どもは、総理も言われますように、市町村でできることは市町村でやってもらう、市町村でできないことを都道府県でやってもらう、市町村も都道府県もできないことを国がやってもらう、そのためには、一番国民に身近で基礎的な自治体である市町村は規模、能力を強くしてもらう、権限も...全文を見る
02月18日第156回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 平成十五年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十五年度の地方財政計画の策定方針について御説明申し上げます。  平成十五年度においては、極め...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 武正議員の御質問に順次お答え申し上げます。  まず、外形標準課税を何で今回の改正案に入れたか、こういうお尋ねでございます。  今回の法人事業税の外形標準課税化は今次地方税改正の主要な項目でございまして、これは今までもまとめて改正すると。施行期日が必...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋議員に順次お答え申し上げます。  冒頭、今、官房長官からも答弁ございましたが、公共事業受注企業からの献金につきまして、私の名前も某新聞紙に載ったことは承知いたしておりますが、私の場合は、政党支部の政治活動に対します一般的な寄附でございまして、適法...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 春名議員に順次御答弁させていただきます。  最初に、四年間に四万人以上の純減あるいは各年度を通じて前の年度の水準を上回らないような抑制、こういうことでございます。  内閣では、「構造改革と経済財政の中期展望」、こういうものを決めましたが、これで、十...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 菅野議員の御質問に順次お答え申し上げます。  最初に、ウルグアイ・ラウンド関連対策に関する政策評価についてのお尋ねがございました。  ウルグアイ・ラウンド関連対策につきましては、これはやはり地域にとって大変な課題でございまして、特にそういうことの中...全文を見る
02月19日第156回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○片山国務大臣 ILOの中間報告に対します政府の見解は、私は当委員会でも、三月中ぐらいに各省相談してまとめて、ILOに出したい、こういうことを申し上げました。  それから、公務員制度改革大綱の方は石原大臣が担当でございますので、この辺は、職員団体等との話し合いは十分石原大臣の方...全文を見る
○片山国務大臣 高速道路は、今まで地方負担がなかったんですね。だから、直轄方式を入れよう、こういうことになりまして、採算が合わない路線が中心なんでしょうが、その場合に、国が四分の三で地方が四分の一、それだけの地方負担を新たに求める、こういうことになりまして、私どもの方は、もともと...全文を見る
○片山国務大臣 法案をつくる際には各省と十分念入りな協議をしますし、法案を出すときは閣議で決定するし、政府広報でも繰り返しやっておりますから、やはり私は、金融庁の担当の方の不注意であった、こういうふうに思います。
○片山国務大臣 これは全銀協のQアンドAなんですよ、事例。内閣そのものがどうこうということじゃなくて、QアンドAをつくるに際して金融庁に照会した場合の金融庁の指摘が不適切だった、こういうことでございますので、委員からの御指摘もありますので、再度各省庁には十分注意をいたしました。
○片山国務大臣 全銀協の話では、これによって本人確認した例はないという報告を受けておりますし、本人確認の法律が、あれは一月の六日か何かからですから、そういう意味では私どももそういう事例はない、こう思っておりますし、以後こういう間違いがないように十分に徹底周知をしてまいります。
○片山国務大臣 全銀協からの報告でございます。
○片山国務大臣 私が直接ということじゃございませんで、私どもの方の担当の職員と全銀協のいろいろなやりとりの中で、これについてそういう確認をした事例はない、こういう報告を受けたという報告を私は受けております。
○片山国務大臣 それは、だれがどうとは聞いておりませんが……(河村(た)委員「そんなことなら余分なこと言うなよ、そんなのは」と呼ぶ)いやいや、それはちゃんと私どもの方の担当の職員と全銀協との協議の中でそういう報告を聞いているわけでありますから、それがおかしいというのなら、それは委...全文を見る
○片山国務大臣 いや、違法行為が行われたということはないという報告を受けているわけでございまして……(河村(た)委員「どうやってそれを確認したんだ」と呼ぶ)いやいや、だから、それは全銀協の方のQアンドAですから、全銀協の方でどういうお調べがあったか知りませんが、私どもの方は、それ...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方は、全銀協に注意をして、全銀協の方にそういうことは一切やめてくれと言って、向こうもすぐ訂正をしたわけでありますから、その間に、そういう事実はなかったという報告を受けた、こういうことでございまして、だれがといって、役所がちゃんと聞いているわけでございますの...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方の、先ほども言いましたが、担当の職員が全銀協の担当の人に聞いた、そういうことでございまして、これは何度も言いますけれども、QアンドAの中の、何十種類かの中の一つに、まあ私は不注意だと思いますけれども、そういうことが載ったわけでありまして、それによって照会...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方の自治行政局の市町村課の理事官が、全銀協のシステム事務部ですかの担当の方に聞いた、こういうことであります。
○片山国務大臣 どういう聞き方をしたかは詳しく私は聞いておりませんが、基本的にはそういうことで注意をして、向こうは直ちに、それはやめます、QアンドAは直します、こういうことでございまして、その間、そういう事実はない、こういうことを言われたわけでありまして、全部の銀行支店までその人...全文を見る
○片山国務大臣 それは、当方は直ちに注意をして直させて、そういうことでございまして、それは全部の銀行支店まで確認したとは私も思いませんけれども、そういうことで、末端まで徹底するということによって、これは今後は一切起こらないし、具体にそれは確認を仮に……(河村(た)委員「いや、確認...全文を見る
○片山国務大臣 金融機関側が、銀行側が本人確認のために告知を求めれば、これは違法ですね。ただ、本人が自分で、これが私です、こう言った場合には、今の法律上は、それはだめだ、違法だということにはなっていない。しかし、趣旨からいって……(発言する者あり)
○片山国務大臣 適当ではない、こういうことでございまして、銀行側が告知を求めるのは明らかに違法です、告知を求めるのは。本人が自分で、これで自分を確認しますという場合は、法律に即抵触はしませんけれども適当ではない、こういうことであります。
○片山国務大臣 各省庁には私どもの方で通知を出しましたし、それから、近々に会議をやって、今委員も御心配の点を含めてさらなる徹底を図りたいと思っております。
○片山国務大臣 地方議員さんの互助年金制度は私どもが所管しておりますけれども、今委員が言われたように、全部の運用、給付はそれぞれの共済会がやっているんですよ、御承知のとおり。私どもの方には個人のデータも何にもありません。
○片山国務大臣 制度が違いますから、ダブルの支給というのはあるんですけれども、あれは所得制限がありまして、地方議員のやつは、御承知のように。だから、共済会とよく相談してみます。
○片山国務大臣 それぞれの議員さんの種類ごとの共済会で全部やっているんですから、共済会の御意向を聞かないと。私の方は、制度は所管しております。これももともと議員立法ですからね。  だから、そういうことで、調査について各議員さんの共済会と相談してみます。
○片山国務大臣 それぞれ責任を持って運用しているところの意向を聞かないと。だから、調査について相談をしてみますと。(河村(た)委員「やらないと言ったら、やらないんですか」と呼ぶ)いや、それはよく合意に達するように努力いたします。
○片山国務大臣 別に隠してはおりませんけれども、それぞれの意向があると思いますので、意向を確かめた上で、御趣旨に沿うように努力いたします。  大変突っ込んだ答弁でございます。
○片山国務大臣 いろいろな見方、評価ができると思いますけれども、制度は、それぞれ目的を持って、しかも、いずれも国会の意思として決まっておりまして、私は、国会の中でいいか悪いかは十分御議論していただくべきではなかろうかと。議員立法ですから、何度も申し上げますように。そういうように考...全文を見る
○片山国務大臣 もう既に答弁申し上げたところでございますけれども、あの勧告は、それまではILOが理解していただいたと我々が思っていることを覆すようなところがございまして、それから、今、公務員制度改革大綱については、石原大臣からお話があると思いますけれども、これからですからね、中身...全文を見る
○片山国務大臣 我々は長い経緯の中で、ILOが、条約上許容される、日本の今の公務員、現状ですよ、現状については、こういうことも言ってこられたわけでありまして、そこのところは、今度の公務員制度改革大綱でもって大きく変わったというところが私どもの方も理解できないところでございまして、...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方の担当官が聞いてきたのは、ILOと日本政府との対話のプロセスだ、こういうことでございまして、今委員が言われましたように、職員団体等との意見を聞くとか対話をするとか、これはこれで必要なことでございますから、私の方もあるいは石原大臣の方も、そういうことについ...全文を見る
○片山国務大臣 ILOの内閣における窓口は厚生労働省、旧労働省ですね、そこでございますが、そこが関係の各省と協議して取りまとめて出す、こういうことでございますが、今委員が言われましたILOの日程は必ずしも確定と私どもは聞いておりませんので、向こうの方と調整しながら適切な時期に出し...全文を見る
○片山国務大臣 現在、私も年に何回かは公務員連絡会議の皆さんその他とお会いさせていただいておりますけれども、いずれも、私は率直かつ有意義な会合である、こう思っておりますね。  今後ともそういう姿勢で十分な話し合いをしてまいりたい、こういうように思っております。
○片山国務大臣 私が先ほど申し上げたのは、日本の職員団体等との私どもの方の話し合いのことを申し上げたので、ILOにつきましては、長い歴史の中でいろいろなやりとりをしてきたことはもう御承知のとおりでございますが、委員御承知のように、私どもの方の公務員制度や運用は、日本のいろいろな状...全文を見る
○片山国務大臣 今の給与は職務給ですね、職務に応じて給与が決まってということですね。ところが、今回の公務員制度改革の大綱は、まず能力の評定があって、能力をきちっと評定をして、それに基づいて、例えば給与や任用や評価をやろうと。今、その逆になっているんですね。能力の評定がなくて、職務...全文を見る
○片山国務大臣 能力等級、能力基準というものそのものは勤務条件じゃないんですよ。ただ、それに基づいて給与を決めていく、そこで勤務条件性が加わる、こういうことを申し上げたわけで、今お話が日森委員からありましたが、今は課長補佐にするということで能力があると推定しているんですよ。能力そ...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○片山国務大臣 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  私は、この一年の間、昨年のこの委員会の場で述べました結束と挑戦という考え方に立ち、着実に諸般の成果を上げてきたものと考えております。  本年は、挑戦と創造をテーマとし、所管行政について、既存の考え方にと...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○片山国務大臣 今、杉浦委員言われますように、今の政治活動あるいは選挙活動にも金がかかるわけでございまして、そういう意味では、まさに議会制民主主義、民主主義のコストをどうやって合理的に負担し合うか、そういう問題だと私も思っておりますが、これは本当に難しい問題で、従来からいろいろな...全文を見る
○片山国務大臣 今の政治資金規正法上の仕切りは、釈迦に説法になりますが、一の都道府県内で活動する政治団体は、当該都道府県の選挙管理委員会にいろいろな報告を出してそこで閲覧してもらう、二以上だと総務大臣、こうなっているんですね、制度上の仕切りが。  これについては、細野委員のよう...全文を見る
○片山国務大臣 今我々は、e—Japan戦略、あるいはそれに基づくアクションプランでいろいろなことをやろうとしておりますが、その一つが電子政府ですよ。いろいろな届け出、申請をインターネットでオンライン化する。それから同時に、できるだけ情報も国民の皆さんに公表していく、インターネッ...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方の政党支部の政治活動について十分な御理解をいただいて、御協力をいただいているものと考えております。
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、政党支部の政治活動に対する協力でございますから、しかも、これは適法に認められておりますので、これを拒む理由はないと私は思います。
○片山国務大臣 事実関係を十分承知しておりませんので、具体的にどうこうということは言えませんが、一般論としては、やはり市町村長さんは市町村の代表者、市町村住民の負託にこたえる、こういう立場ですから、その立場にふさわしい行動をしていただかなきゃいかぬな、こう思っております。
○片山国務大臣 福井地裁の判決は、何点かについて地裁の判断を示しておりますが、いろいろありまして、民法の公序良俗に違反するのではないか、あるいは公選法、あるいは政治資金規正法。結局、福井地裁が認めたのは、商法の善良な管理者違反だと。今委員が言われたとおりでございます。  これは...全文を見る
○片山国務大臣 これは自民党の問題でございまして、内閣なり総務省の問題ではございませんのでお答えする限りでありませんが、公選法や政治資金規正法違反ではないという判断ですね、公序良俗にも反しない、こういうことでございますので、御理解賜りたいと思います。
○片山国務大臣 政党活動の自由という大きな命題がございまして、その中で、支部をどうつくるかは、各政党が本部とあわせていろいろお考えになる、こういう建前になっておりまして、私は、この数についてはいろいろな御議論があるいはあるのかもしれないと思いますけれども、しかし、いずれにせよ、や...全文を見る
○片山国務大臣 選挙期間中でも政党支部の政治活動はやるわけですね。むしろ一番盛り上がるときですね。だから、その選挙中だからといって、全部、そこに寄附があれば特定寄附だなんということは全くの暴論でございまして、政党支部の政治活動に対する協力としてそれぞれの企業は……(長妻委員「選挙...全文を見る
○片山国務大臣 簡単にやります。  地方公務員の退職管理は、それぞれの都道府県でも市町村でも、ルールをつくりまして、それに従ってやっておりますので、即、地方公務員の退職管理が天下りだとか官製談合に結びつくものではありませんが、国の方もいろいろ今検討しておりますので、地方の方にも...全文を見る
02月21日第156回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 佐藤議員の政策評価についてのお尋ねにお答え申し上げます。  各府省が行います政策評価は、基本的には自己評価なんですよ。それぞれの府省が所管する政策、施策、事業について絶えざる見直しと改善をやると。基本的には自己評価なんですが、自己評価といって自分だけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 又市議員にお答え申し上げます。  我々も、地方自治体が自分の判断で、自分のお金で、その場に合った、地域の実情に合ったいろんな施策をタイムリーにやると、これが一番効率的だし、理にかなっていると。そういう意味では、そういうことをやれば地域経済の活性化にも...全文を見る
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○片山国務大臣 独立行政法人と特殊法人が違うのは、いろいろありますよ。特殊法人は、むしろ単年度主義ですが、独立行政法人は、三年から五年の中期経営目標、中期経営計画でやる。  あるいは、もう一つ大きく違うのは、評価委員会ができるんですよ。評価委員会が全部、業績のチェックをやるんで...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しの義務教育の国庫負担金につきましては、御承知のとおり、共済長期と公務災害補償について約二千二百億弱を一般財源化いたしたわけでございます。それは、半分は地方特例交付金で、半分は地方交付税で全部措置いたしました。  そのかわりに、今の学級編制や教職員配置につ...全文を見る
○片山国務大臣 今、国庫補助負担金は約十三兆円あるんですね。(中塚委員「いや、そんなことは聞いていない」と呼ぶ)いやいや、だから、その中で必要なものは残していかなきゃいかぬのです。そういうことで全般を洗うと。  義務教育国庫負担金についても、全部で三兆一千億あるわけですから、そ...全文を見る
○片山国務大臣 義務教育は、国の教育制度の根幹ですから、この制度については国が責任を持つのは私は当然だと思います。  ただ、どこまでを国庫補助負担金にし、どこまでを一般財源にするか、これはこれから大いに議論していかなきゃいかぬ。我々は、地方の税財源基盤を強化したいと思っておりま...全文を見る
○片山国務大臣 プライマリーバランスの数字というのは、いろいろなとり方がありますからね。ただ、プライマリーバランスだけから見ると、地方よりは国の方が悪い、これはもう私ははっきり言えると思います。だから、今後は、行財政改革で、国も地方も通じる行政全般を見直して不必要なものはやめてい...全文を見る
02月25日第156回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○片山国務大臣 三点、今、滝委員からお話ございまして、第一点は、交付税の基準財政収入を、都道府県の標準税収入の算定を今の八〇を七五にする、これについてのお尋ねでございましたが、これは、こういう議論があるんですね。  とにかく、これからの地方自治は地方団体の自立だ。ところが、今の...全文を見る
○片山国務大臣 大変難しい質問をいただきましたが、それは、今まで既存のやり方、仕組みですね、そういうものをもう一遍根本から見直して変えていこう、こういうことでございまして、基本的には、総理がいつも言っていますように、できるだけ官の仕事を少なくして民へ持っていく、中央がやっているも...全文を見る
○片山国務大臣 これは、内閣で構造改革とは何かとかについて議論したことは余りないものですから、それはやはり施政方針演説や、その中でいろいろなことを総理が言っていることが内閣の方針として、そこで、例の骨太方針ですね、玄葉委員御承知のような骨太方針の最初のもの、二〇〇二、今回また、こ...全文を見る
○片山国務大臣 閣議で構造改革についてだけ議論したことはない、こういうふうに私は申し上げたので、今言いましたように、骨太方針が、これが内閣としての正式な意思決定なんです。この中にはいわゆる構造改革についていろいろな表現で書いておりますけれども、これが内閣の意思で、これは正式に閣議...全文を見る
○片山国務大臣 私は、構造改革の精神、理念を申し上げたので、具体的には骨太方針の中で、例えば不良債権処理の加速と産業再生、包括的かつ抜本的な税制改革、歳出の主要分野における改革の加速、あるいは規制改革、特区創設、あるいは経済活性化戦略の推進と生活産業の創出等がその中の項目になって...全文を見る
○片山国務大臣 予算委員会等での総理との問答でも、金融改革、歳出改革、税制改革、規制改革、この四本を中心にやっていく、同時に、不良債権の処理をやり、デフレ対策というんでしょうかデフレの阻止も考えていく、こういうことを何度も問答でも言っておりますし、骨太方針の中にもそういうことをう...全文を見る
○片山国務大臣 御承知の地方分権一括推進法が施行になったのは平成十二年の四月でございまして、あれからいってその具体化が、それは小泉内閣の前からでございますけれども、小泉内閣で、例えば国の関与の縮小だとか、機関委任事務がなくなってこれが自治事務と法定受託事務に変わったとか、いろいろ...全文を見る
○片山国務大臣 これは、十五年度予算のことを言っているんですけれども、義務教育の国庫負担金の約二千二百億弱、これを削減しまして、それに福祉の関係が二百億弱ぐらいですかね、その二千四百億弱について負担金を削減して、それに見合う財源を、二分の一は地方特例交付金で、二分の一は地方交付税...全文を見る
○片山国務大臣 今それも言えばよかったんですが、その際、そういうふうに一般財源化する過程で文部科学省と話しまして、学級編制の弾力化あるいは教職員配置の自由度を高める、今かなり細かいところまで文部科学省がぎりぎりお決めになっているので、それはある程度都道府県の判断でやれるようにする...全文を見る
○片山国務大臣 給与は、これは玄葉委員御承知のように、都道府県の場合には人事委員会がありまして、これが勧告をするので、国の人事院と似たような勧告制度がございますので、これは国、地方というよりもそちらで決まっていくんですね。ですから、その点はちょっと配慮いただきたいと思いますし、今...全文を見る
○片山国務大臣 私は、あれは去年の経済財政諮問会議でしたかで片山プランというのを提案しまして、それは、今の六対四の国と地方の税源配分を、何度も申し上げましたが、当面は五対五にする、それは二段階でいくと。  まず、国庫補助負担金の中で合理化できるもの、整理できるものを整理していっ...全文を見る
○片山国務大臣 今の五・五兆円をやる上で、私は六対四を五対五にしてくれと。これは全体のあれですね、とりあえず。将来は四対六でも三六対六四でもいいんですけれども、とりあえずは五対五だ。その五対五を二段階でやらざるを得ないだろう。  一つは国庫補助負担金、これが十三兆円あるんですか...全文を見る
○片山国務大臣 ことしの夏までに固めるというのは、まさにそこなんですね。  そこで、私の方も案がないわけじゃないんですが、これは各省所管の国庫負担金、補助金について言うわけですから、そこは慎重でなければならないと思いますけれども、私は、奨励的な補助金を、現在あるものの約七割ぐら...全文を見る
○片山国務大臣 義務教育については我々がまさに考えておりますから、当初は文部科学省も五千億という削減案を持ってきたんですよね、それをいろいろな議論の中で今の二千二百億ぐらいにしたわけでございまして、私は、義務教育だから国が負担する、これも一つの考えだと思いますね。しかし、それは二...全文を見る
○片山国務大臣 実は、地方分権改革推進会議が案をつくるということで主体的になっておったんですが、こっちの方がちょっと作業がおくれたんですね。そういうことで具体案がない提案だったんですよ、国庫補助負担金の整理合理化については。  それで、それを下敷きに年内に、ただ全体は前から平成...全文を見る
○片山国務大臣 三けた国道は二国ですよね、もともと二級国道。二級国道というのはかなり主要県道から上がりましたからね。それから河川についても、昔は違ったんです、一級河川、二級河川制度があって、そういう意味で、いろいろな議論があると思いますが、しかし、それぞれ所管の省もあり、いろいろ...全文を見る
○片山国務大臣 どれだけの地方税になり、どれだけの地方交付税が残るかによりますよね。よりますけれども、それは、国庫補助負担金の整理合理化といいましても、今五兆五千億、これは私の案です。内閣としてまだ決まっておりませんので、これは私の案でございます。それでも七兆以上残るんですよ。そ...全文を見る
○片山国務大臣 そういうふうに思っております。税源移譲の泣きどころは、言われるところなんですよ。税源移譲すればするほど経済力のある団体がふえるんですね。言っちゃいけませんが、東京なんかかなりふえることになる。そこで、どうしても新たなる財政調整の仕組みが要るんですね。それは、今も我...全文を見る
○片山国務大臣 私も西尾先生はよく存じ上げておりまして、長い間、行政学を中心にいろいろなことをやっていただいている。特に地方制度調査会はもう古い委員さんですよね、今副会長さんで。そこで、会長や小委員長から請われて、合併後の十七年三月以降の基礎的自治体のあり方についての案を出したの...全文を見る
○片山国務大臣 特例法の延長問題は何度も当委員会でも御議論賜りましたが、もともとあれは五年の時限法で、しかもかなりな優遇ですね。一国二制度に近いんですよ、ある意味では。  そういう意味で、もうこれ以上この優遇措置をエンドレスで続けることは私としてはちょっと御勘弁いただきたいな、...全文を見る
○片山国務大臣 これは御承知のように、いずれも四万から三万という、あれは議員立法なんですね。そういうことで成立してまいっておりますが、延長について今委員が言われたような強い意見もありますので、我々としても、合併特例法の延長期限と合わせることもあるいはあるかな、そういうことで今検討...全文を見る
○片山国務大臣 我々も今いろいろな検討をいたしておりますし、地方制度調査会でも御議論いただかないけませんが、今の市町村制度は、三百四十万の横浜市から百人の何とか村まで同じ制度なんですね。全部三役を置いて、議会を置いて、委員会を置いて。  私は、市町村というのは仕事をするためにあ...全文を見る
○片山国務大臣 多様な形態を市町村制度に持ち込むことについて、今我々は検討したい、こう思っておりますし、役所だけではいかがかと思いますので、地方制度調査会等、あるいは地方分権改革推進会議等含めて御議論も賜りたいし、広く国会でのいろいろな御意見も承れれば大変ありがたい、こういうふう...全文を見る
○片山国務大臣 これも、いろいろな議論があって今の仕組みをとっておりますが、これから地上波のデジタル化ということもやっていかなければなりませんし、そういうことからいうと、私は見直す必要があるのではなかろうか。  そういうことで、せんだって、学識経験者の方が中心の放送の研究会から...全文を見る
○片山国務大臣 集中排除原則というのはそういうことですね。特定のところに大変な影響力行使になるということは、今のメディアでも、それは、放送というのはある意味では圧倒的な強みを持っておりますからね。  私もそういう心配はありますが、しかし、いろいろな観点も、ほかの観点もあるので、...全文を見る
○片山国務大臣 長崎県連の問題は、今司直が入りまして捜査中でございますので、全容解明を待たなければなりませんけれども、結果として何人かの方が公選法違反で逮捕されたわけでありまして、公選法を所管している者としては大変遺憾に思っておりますが、いずれにせよ、現在いろいろな捜査、解明中で...全文を見る
○片山国務大臣 予算委員会でも御答弁申し上げましたが、政党支部の政治活動に対する一般的な寄附でございまして、選挙に絡む特定寄附ではございません。
○片山国務大臣 これも予算委員会で御答弁申し上げましたが、政党の政治活動はやはり選挙のときが一番活発になるんですね。それはどこの党であれ同じだ、私はこういうふうに思っております。
○片山国務大臣 私も全然知らずに、支部の事務局がそういうことをいたしたわけでございまして、玄葉委員の言われることについては十分に承っておきます。
○片山国務大臣 公務員制度改革大綱は、山元委員御承知のように、まだ方向を出しているだけですね、能力等級についても、天下りといいますか退職管理についても。それで、もう少し中身が固まるのを待ってILOが意見を言っていただければよかったな、こういうふうに思っております。  それから、...全文を見る
○片山国務大臣 ILOあるいはILOの勧告、報告の重要性については私どもも十分認識いたしておりますので、もし仮に誤解があったり理解が幾らか薄いところがあるなら、十分そこはコミュニケーションをしたい、こういうふうに考えておるわけでございまして、ILOの勧告や報告は今後とも尊重してま...全文を見る
○片山国務大臣 消防の話もちょっとございましたが、消防は警察と同じだと我々は考えていまして、一身を犠牲にして国民の生命、身体、財産を守るんですよ。だから、そこで、やはりこの団結権になじまないんじゃないかと。統制のとれた厳正な規律のもとに、積極果敢に火の中水の中に飛び込んでいくわけ...全文を見る
○片山国務大臣 せんだって、私どもの方の調査官をILOに派遣いたしまして、ILOの皆さんといろいろ話をしてまいりました。  それから、公務員制度改革大綱は、これは特命で行政改革担当大臣が今やっておりまして、私は担当大臣に、職員団体の皆さんの意見を十分聞くように、こういうことを言...全文を見る
○片山国務大臣 中間報告というけれどももう事実上これは最終に近い考え方だ、こういうことも御指摘を受けておりますが、しかし、形式はまだ中間報告でございますので、最終報告が出るまでに、できるだけ我々の立場、考え方もわかってもらうようにいたしますし、我々も、ILOの考え方をできるだけ十...全文を見る
○片山国務大臣 委員のお気持ちや御要請は十分承りましたので、関係各省と十分な相談をしてまいりたいと思います。
○片山国務大臣 政府の部内でもそれぞれ立場がありますし、なかなか税源移譲には抵抗がある役所はもちろんあるし、補助負担金の整理合理化よりももっと抵抗があるところがございまして、なかなか苦労いたしましたが、しかし、どうにかこの税源移譲のルール的なものは財政当局も理解してくれたんじゃな...全文を見る
○片山国務大臣 なかなか、桝屋先生、いい御指摘をいただいたんですが、定量的に示すのがまた難しいんですね、補助金によりますし。ただ、例えば、地方団体が申請書をこんなにつくって、手間をかけて持っていって、何日もヒアリングをされて、それから配分を中央でやって、またその結果報告をする、そ...全文を見る
○片山国務大臣 経済財政諮問会議でも大分議論いたしておりまして、そういう意味では、塩川大臣もメンバーですから御認識いただいているんではなかろうか。  特に社会保障制度と三位一体改革を重点的に取り上げよう、経済財政諮問会議でそういうことになっておりますが、確かに、桝屋委員言われた...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しの第二十七次の地方制度調査会で、合併後、合併一区切り後の基礎的自治体のあり方と、大都市のあり方と、それからもう一つは都道府県制度のあり方、これを議論していただくようになっているんですね。まだ都道府県制度まではなかなかいっておりませんけれども、基礎的自治体の...全文を見る
○片山国務大臣 これは、地方制度調査会は長い歴史がありまして、二十七次ですから。一年ないし二年でやっておりますから、だから、ここでは地方制度の基本的なことはもうずっと検討していただく。  それで、財政制度審議会は私どもの所掌じゃありませんけれども、これは、旧大蔵省、今の財務省が...全文を見る
○片山国務大臣 前から合併を検討している市町村で、もうあと二年ちょっとしかない、手続に大変時間がかかると言うんですね、一年半から二年かかる、だから合併特例法を延長してくれないか、こういう話がありまして、和歌山県でのセミナーの中でもそういう意見が出てまいりまして、記者会見でも出たわ...全文を見る
○片山国務大臣 西尾先生は今、地方制度調査会の副会長なんですよ、ずっと長い委員さんで。それで、経過を聞いてみますと、既に御答弁したかもしれませんが、諸井会長や松本小委員長からの要請で、基礎的自治体について議論するためにたたき台をつくってくれ、こう西尾先生が頼まれて、西尾私案という...全文を見る
○片山国務大臣 矢島委員の言われるとおりでございまして、できるだけ円滑に、国民の皆さんにも大変なだらかに受け入れていただけるような、そういうデジタル化を考えております。
○片山国務大臣 いろいろな御意見がありますが、我々は、地上放送のデジタル化は国民に大きなメリットを与えるし、我が国経済にも活性化の一つのよりどころになる、こういうふうに思っておりまして、はっきりと二〇一一年というのを示して、関係者が全部集まって、一生懸命力を合わせるのが適当ではな...全文を見る
○片山国務大臣 千というのを行革大綱に書きましたけれども、これは与党三党が言われた目標でございまして、我々としてもできるだけそれに近づくようにと、こういうことでございますが、今回は自主的な合併でございまして、行革大綱を決めてからの時間もそれほど長くありませんので、私は今、それでは...全文を見る
○片山国務大臣 確かに今の特例法は相当な優遇ですね。財政的な面はもちろんありますし、各省の施策もありますし、それから議員さんの処遇その他、あるいは合併前の町村にも目配りをした地域審議会、あるいは基金構想とか、相当な優遇措置だと私は思いますが、あれがあるからそれじゃひとつ乗ろうか、...全文を見る
○片山国務大臣 当然、同じ公務員ですから、例えば能力等級その他、そういうものがきちっとできるのなら、地方公務員も同じような制度にいたしたいと思います。
○片山国務大臣 平成十五年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成十五年度においては、極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえ、歳出面においては、歳出全般にわたり徹底した見直しを行うことにより歳出総額の計画的な抑制に努める一方、個性と工夫に満ちた魅力ある都市と地方...全文を見る
○片山国務大臣 地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  地方財政の収支が引き続き著しく不均衡な状況にあること等にかんがみ、地方交付税の総額の確保に資するため、平成十五年度分の地方交付税の総額の特例措置を講ずるとと...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○片山国務大臣 二つの御質問ですね。  一つは、自動車重量税、地方の方は譲与税ですけれども、これを、今までは四分の一ですね、地方の配分を、それを三分の一にした。これが税源移譲かということですが、譲与税という制度は、国と地方両方に係るものについて、徴税の便宜から国に取ってもらう、...全文を見る
○片山国務大臣 お話しのように、プライマリーバランスの数字は国の方が悪いんです、地方の方がいいんですよ。それはどうしてか。一つは、地方債の方は二十年で返すんですよ。国の方は借りかえて六十年なんですね。それが一つある。  それからもう一つは、地方のいろいろな行政の中身は、国が法令...全文を見る
○片山国務大臣 そういう御議論もありますけれども、今私どもが言っている税源移譲は、国と地方の関係では中立なんですよ。国税で取ったものを、十二兆七千億、国の補助金、負担金として地方に交付しているんですよ。それを、例えば私の案だと、国と地方を五対五にするために、そのうちの五兆五千億を...全文を見る
○片山国務大臣 私も、小規模な市町村も一定の役割を果たしてきたと思いますが、過疎化、高齢化の中で、だんだんその果たす役割が縮小している現状にあります。  市町村というのは、私は何度も言っているんですが、きのうも申し上げましたが、仕事をするためにあるので、役場があればいいとか、首...全文を見る
○片山国務大臣 だから、市町村を強く大きく元気にして、地域の活性化や、第一次産業、農林のいろいろな仕事を思い切ってやってもらって、呼び戻さにゃいかぬのですよ、人口減るのを。委員の議論では、小さいほどいいということになっちゃう。  だから、しっかりした自治体をつくって、そこの現状...全文を見る
○片山国務大臣 一万人、一万人と言われますけれども、西尾先生は、何万人と言っていないんですよ。それから、自民党は部会のPTですからね、プロジェクトチームの案ですから、これから地方制度調査会で、西尾先生の案も一つのたたき台にしながら、十分な議論を尽くしていくんですよ。どうも委員の意...全文を見る
○片山国務大臣 去年の六月に、これは閣議決定しましたが、いわゆる骨太方針の二〇〇二の中で、地方団体については、規模によって事務や権限の配分について見直そう、地方制度調査会で議論してくれということを決めているんですよ。そういうことの中で、地方制度調査会の中で、西尾先生は副会長ですか...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○片山国務大臣 平成十五年度における総務省所管予算案につきまして、概要を御説明申し上げます。  一般会計の予算額は、十八兆八千七百五億一千六百万円であります。  本予算案は、今日の我が国を取り巻く内外の厳しい情勢のもとで、構造改革を一体的かつ整合的に実施することにより、デフレ...全文を見る
○片山国務大臣 確かに、今松野委員言われましたように、市町村税の五二%、固定資産税と都市計画税が占めている。  これは、一つは、住民税、これは所得税リンクですけれども、これをずっと減税してきたんですよ。こういうことが一つある、ほかの税は。それから固定資産税は、それまでの固定資産...全文を見る
○片山国務大臣 税は、租税法定主義ですよね。そもそも国会というのは、イギリスの例を引くまでもなく、勝手に為政者が税金を取らないようなチェックのためにもともとあったわけですからね。委員の言われることはよくわかるんですが、固定資産税の場合には、評価をするとかなんとか、非常に専門的で難...全文を見る
○片山国務大臣 今の法人事業税は法人税的なんですよね。だからこれは応能です。だが、我々は、応益にすべきだと。こういうことなものですから、委員御承知のように、十六年度から、一億円超の法人について四分の一だけ、しかもそれは、資本を三分の一見ますから、三分の二は付加価値ですよね、簡単に...全文を見る
○片山国務大臣 我々は前から、国税は応能でも結構だけれども、地方税は応益だと。  というのは、地方団体のサービスというのは、赤字であろうが黒字であろうが、例えば法人事業税でいえば、法人は、道路だとか港湾だとか、いろいろなサービスを受けますね、警察や消防や。それから従業員の方は、...全文を見る
○片山国務大臣 松野委員、外形は、あれは都道府県税なんですよ、固定資産税は市町村税ですから。だから、これは都道府県税、市町村税だからということにはいきませんが、しかし、地方税全体としては、やはり国民の皆さんに納得できるようなあれじゃなきゃいけません。  今の東京都の場合も、十五...全文を見る
○片山国務大臣 私も丁寧につくづく見たことはないんですが、時々見させていただいておりまして、こういうものが町じゅうにはんらんしていることは大変残念だ、困ったものだと。町の景観を損なうだけじゃありませんで、やはり子供が見ますから、だから、いい影響は一つもないわけでございまして、これ...全文を見る
○片山国務大臣 そのまき屋とか、それを若い人、青少年がやっているということは私は知りませんが、いよいよそれは問題だ、そういうふうに思いますね。困ったことだと本当に思います。
○片山国務大臣 私は今お話しのように岡山市なんですけれども、岡山市でもありますね、東京ほどひどくないのかもしれませんが。しかも、それは長い間続いているということは私も認識いたしております。
○片山国務大臣 恐らく軽犯罪法に私は違反すると思いますけれども、それをしっかり執行していないんでしょうね、人手の関係やいろいろなことがあるんでしょうけれども。本当にイタチごっこで、やってもやってもやるということもあるんでしょうけれども、やはり総合的な対応が要るんじゃないでしょうか...全文を見る
○片山国務大臣 委員の言われるとおりでしょうね。需要があるからこういう違法、不当な供給も後を絶たない、ずっと続くんでしょうからね。だから、そういう意味では、私はやはりもうけさせないということが一番だと思います。しかし、これもいろいろな議論がありまして、なかなか難しい点があると思い...全文を見る
○片山国務大臣 恐らくそうでしょうね。そういう意味では、電話という連絡が一番いいわけでしょうから、電話番号は必須でしょうね、この商売には。ビラの中に必ずそういうことがきっちり書かれてあるというのは、そういうことだと思います。
○片山国務大臣 公共の福祉というのはいろいろありまして、いろいろなことがこの中に盛られているんですが、恐らく、委員が言われるようなこともその一部だと私は思います。
○片山国務大臣 そういう有罪の判決を受けながら営業を続けているということは知りません。  今、こういうことなんですね。通信というのは基本的人権に係る表現の自由そのもので、これは通信の内容や利用目的を問わず自由に利用できなければならない、こういうことを受けて、今委員が言われました...全文を見る
○片山国務大臣 迷惑メールやワン切りは直接の権利侵害ですね、あるいは利益侵害みたいなところがあるんですが、ビラの中に電話番号を書いているだけでは直ちにそこまでいくのかな、こういうところはあると思うんですね。そういうのは確かにあると私は思うんです。しかし、今委員が言われましたように...全文を見る
○片山国務大臣 約款そのものはNTTがつくりますけれども、認可ですよね。だから、どっちに権限があるかというと、つくる方に権限があると思いますけれども、その権限が完結するには私どもの認可が要る、こういうことですね。
○片山国務大臣 これは約款の問題というより電気通信事業法の改正の問題だ、私はこう思っておりまして、今の規定の仕方や解釈では約款の加工が難しいという判断がNTT側にはあると私は思います。  そこで、今言いましたように、憲法違反かどうかというところだけは私も気になりますので、役所は...全文を見る
○片山国務大臣 今の合併特例法の期限は、委員御承知のように、十七年の三月末ですね。この合併特例法そのものを単純に延長することは、私どもは考えておりません。  ただ、この前も委員の御質問にもお答えしましたように、合併の意思決定をしっかりしているのに手続だけがおくれて優遇措置が受け...全文を見る
○片山国務大臣 これはいろいろ検討してみなければなりません。ここで言うと大変な影響があるかもしれませんが、考えられることは、例えば交付税の計算上の対応、それから国保や介護保険や、こういうことで今広域化支援というのがあるんですよね。こういうことについてどう考えていくか。もっといろい...全文を見る
○片山国務大臣 今、私どもの方では、旧自治省時代ですけれども、広域市町村圏、こういうのをつくっていまして、これは郡よりちょっと大きいと思いますけれども、そういうことで共同処理をいろいろ考えたらいい。それから、共同処理の仕方も、単なる連絡調整から組合や連合をつくってやるのまで、いろ...全文を見る
○片山国務大臣 私が冒頭言いましたように、それぞれの市町村が合併の意思決定をした場合、いつが意思決定かと。それは、法定協議会をつくったというのも一つの案ですよね。それから、法定協議会で合意ができて、合併の新しい市町村の建設計画をつくって、それでいよいよ合併の申請の議決を市町村議会...全文を見る
○片山国務大臣 合併をすれば、合併の補助金を出すとか合併特例債を認めるとか、その他各省庁の関係のいろいろな支援もありますね。合併するときにそれをプラスアルファで差し上げているんですが、それでは合併しないところをより悪くするかというと、そういうことは全く考えておりません。  そこ...全文を見る
○片山国務大臣 私は全部情報を持っておりませんので、場合によっては副大臣か総括審議官から答えていただきますけれども、県独自で補助金を出しているところは大分ありますね。
○片山国務大臣 それは、そういうふうに我々も考えております。今の優遇措置が相当手厚いものですから、私はこれをいつまでも続けるのは不公平になるんではないかという感じを個人的には持っておりまして、今の委員の言われたことは十分配慮しながら、いろいろやってまいります。
○片山国務大臣 合併で一番問題になるのは、名前と庁舎の位置なんですよね。これがいつもどこでも大変問題なんですよね。  埼玉で三市が合併しましたよね。結局あれは平仮名のさいたま市になったんですよね、御承知のように。大宮と浦和と与野との合併ですね。それから、原田委員おられますけれど...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろ救急隊を中心に適切な御質問をいただきまして、ありがとうございました。  団結権の問題は、正直もう長い問題でございまして、ILOを中心にいろいろなやりとりがありましたが、我々はやはり、消防職員というのは、仕事の中身も行動のパターンも心構えも警察、軍隊的だ、...全文を見る
○片山国務大臣 今、都築委員からいろいろお話がありました。行政改革をやろうということで、いろいろ検討して、中央省庁の改革、再編は平成十三年の一月から実施になりました。そこで、入れ物ができた、中で働く公務員制度が次の課題だ、こういうことになりまして、公務員制度改革に本気で取り組もう...全文を見る
○片山国務大臣 確かに、今の制度の中でも、現業は大分減ってきていますけれども、国家公務員の現業だとか地方公務員の公営企業職員、こういうものには一種の団体交渉権を認めていますね。そこで差があるんですが、なるほど、今、都築委員言われますように、ドイツの官吏制度みたいに、何種類か公務員...全文を見る
○片山国務大臣 給与などの勤務条件は、雇用した方とされた方の本来自決ですね、お互いの話し合いで決めていく。それが気に入らなければスト等の争議行為をやる、こういうことでございますが、先ほども言いましたように、公務員というのは特殊の地位、特殊の仕事、全体の奉仕者、こういうことだから、...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおりでございまして、民にできないこと、民より先行していろいろ実験的なことをやっている、そういう意味では、補完というと、後をついていくとか、残ったものという感じですけれども、そうじゃなくて、やはり民に対する大変広い意味での、先行を含めての補完だと、私はこう...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、簡保は、簡易生命保険はいわばユニバーサルサービスである、こういうふうに思っておりまして、全国あまねく設置された郵便局を通じて簡易に利用できる基礎的な生活保障手段だ、こう思っております。  ただ、公社ですから税金をまけてもらいますが、固定資産税その他の一定...全文を見る
○片山国務大臣 民間と同じじゃありません。民間と同じ条件では必ずしもありませんが、それぞれ、この簡保については、有利なところもありますけれども、民間に比べて不利なところもあるので、その有利不利を合わせますと、そんなに民間に比べて簡保が優位であるとか優遇されているとかというふうには...全文を見る
○片山国務大臣 今言いましたように、とにかく全国津々浦々までやるということは、これは採算性からいうと、採算が合わないようなところにも店を構えて生命保険を受け付けるということになりますし、あるいは、小口で個人だということは、これは手間とコストがかかるわけでございまして、決して有利な...全文を見る
○片山国務大臣 だから、今までは、これは国そのものですから、なかなか払えないですね、理論的にも。国そのものですから、自分で自分に払うというのは。今度は国営公社になりますから、かつての三公社並みの税金を払うわけでありまして、例えば固定資産税だとか自動車関係税だとかその他払いますから...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、国そのものでやっておりましたから、これと今度の公社は違いますけれども、公社になりましたら、一定の税金は納めるし、もうけが出れば国庫納付金を払う、こういう仕組みになったんですね。こういう仕組みになっている。それは国会で御修正をしていただいた...全文を見る
○片山国務大臣 ここに簡易保険とJA共済と民間保険のシェアの推移があるんですが、昔は、昭和三十年は三七・一だったんですね。四十年には一五・四で、五十年は一一・八。現在は、簡保は一一・九ですね、農協が一三・九、民間は七四・一なんですよ。こういう保険金額ですよ。総資産についても数字が...全文を見る
○片山国務大臣 これは、支払い保証をつけていますから。いや、そこで、国営公社というものをどう考えるかですね。これは例の、中央省庁再編基本法でそういうことを国会でお決めいただいたんですけれども、これは国営公社ですから、民間と同じでなくてもいいという考え方ですね。  ただ、民間とで...全文を見る
○片山国務大臣 なるほど、指定単で、特に株式の運用で損失が出ていることは事実ですが、いろいろな形の、責任準備金や危険負担金やいろいろなものを積んでおりまして、トータルでは、国民に回すなんということは全くする必要はない、こういうことでございまして、今百二十五兆ということを言われます...全文を見る
○片山国務大臣 法律上だめだと書いていなければ、法的にはできるんですが、しかし、それは決して好ましいことではないですね。  だから、例えば銀行で、告知を求めることは違法ですよ、本人が自分で、私はこうです、片山ですと、こうやって通知書を出すことは禁じていませんよね、法律は。しかし...全文を見る
○片山国務大臣 とりあえずは行政機関の確認のためにだけ使うんですから、法律上、目的外利用だとか、あるいは民間利用だとか名寄せというのは全部禁止しているんですよ。ただ、本人が出したものまで法律上明確には禁止しておりませんけれども、ほかのことからいって、そんなことは意味がないことにな...全文を見る
○片山国務大臣 マッチングはできないんですから。基本の四情報ですから。四情報は、委員よく御承知のように、これは一種の公開情報ですよ、だれでも見られるんですから。  ただ、問題は、四情報に住民票コードがついている、コードを変えた場合の変更情報がついている、こういうことでございまし...全文を見る
○片山国務大臣 住基ネットワーク制度の本質を理解していませんね。これは法律で決めたことしかやれないので、もし何かやろうとすれば国会で法律を直さないといかぬのですよ。こういう個人の意見を新聞に言われるということは大変迷惑です。本人に注意いたします。
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○片山国務大臣 今お話しの憲法九十二条の地方自治の本旨は、これは昔からいろいろな憲法学者を中心に有権解釈として、一つは住民自治、一つは団体自治だと。これは、春名委員言われるとおり、住民自治は、住民が代表者を選んで、首長さんと議員さんを選んで、そこで自主的に意思決定をして事をやって...全文を見る
○片山国務大臣 私は、地方自治を担当する者としまして、この住民自治、団体自治をより拡充していく、こういうことでございまして、今、団体自治の観点からいうと、地方団体が独自で決める余地というのが、昔よりは相当広くなりましたけれども、それでも全部ではない。あるいは、国の関与がいろいろあ...全文を見る
○片山国務大臣 現在の合併推進のよりどころとなっておりますのは、平成十二年十二月の国の行政改革大綱ですね。あの中に、自主的な合併とはっきり書いてあるんです。  それも、春名委員よく御承知のように、明治の大合併、あれは中央集権の時代ですから、これは自主的な合併じゃなかったのではな...全文を見る
○片山国務大臣 取り上げたことはありません。  ただ、政令指定市は、知事の権限を相当移譲していますよね。あるいは、今中核市や、委員御承知のように特例市というのがあるでしょう、それもできるだけ知事の権限をおろしていますよね。だから、取り上げたことはないですよ。
○片山国務大臣 西尾私案が出る背景、これはよく御承知なんでしょうけれども、去年の六月に骨太方針第二弾を決めていますね。経済財政諮問会議が案をつくり閣議で決定したものですが、この中には、「今後の地方行政体制のあり方について、」「団体規模等に応じた事務や責任の配分(例えば、人口三十万...全文を見る
○片山国務大臣 基礎的自治体をどう考えるかということですね。そういうことでございまして、我々はできるだけ市町村にやらせたいんですよ。しかし、できないところは仕方がないんですね。  そこで、今、委員御承知のように、過疎法等では、過疎法だけじゃありませんよ、例えば道路、自分の道路の...全文を見る
○片山国務大臣 私もびっくりしたのはその一律にというところですね。これがなかなかある意味ではドラスチックなので、町村会や議長会もいろいろ意見を言っているのはこの点ですよね。ただしかし、それは、ある線の引き方によっては私は憲法との関係はクリアできる、こう思っているんですよ、それをど...全文を見る
○片山国務大臣 今、市町村は三千二百十五あるんですね、東京の特別区を除いて。これには、三百四十万から五十万の横浜市から、人口百人の村まであるんですね、御承知のように島ですけれども。これが今一律の制度なんですよ、政令市や中核市や特例市の仕組みはありますけれども。  私は、基礎的自...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、西尾先生は、大いに議論を喚起しよう、こういうねらいで、ちょっとドラスチックというか、ある意味では大変強い、言葉が悪いですけれども、極端なお考えを示されたので、方法についてはいろいろな議論があるんですよ。  しかし、基本的には西尾先生は地...全文を見る
○片山国務大臣 西尾私案は、別に法律でも何でもないんです、あれは。考え方なんですよ。考え方を示しただけで、それは、今委員が言われるような法律というのは、私はなかなか現実的ではないと思いますよ。しかし、西尾私案というものが、あれは一つの法律でも何でもないんですから、そこのところはぜ...全文を見る
○片山国務大臣 西尾私案が調査会の正式な答申なり何かになるんなら別ですよ。まだ調査会の中で、しかも小委員会で議論する一つの私案であって、何度も言いますように、考え方ですから。それは、そういうことは皆さん御承知だと思いますけれども、言われるんなら、これは一つの試みの案だし考え方なの...全文を見る
○片山国務大臣 ただ現状を守るだけでは、地方分権の推進や地方自治の尊重は進みませんよ。私は、税源配分を変えたいと言って、大臣になってから終始一貫して言っているんですよ。六対四の国と地方の税源配分を五対五にしたい、権限移譲をさらに進めたい、そのとき現状を守っていったらそれは進まない...全文を見る
○片山国務大臣 谷本委員の言われるとおり、これが一番頭が痛いんですよ。そこで、予算もかなりとりまして、どういうふうに使うか今省内で、十五年度予算ですよ、検討いたしておりますが、一番いいのは、そういうものをテレビがやってくれればいいんですよ。NHKも民放も自分の金で毎日何回かやって...全文を見る
○片山国務大臣 今、谷本委員言われましたように、平成十年十月の懇談会報告には書いていますよね。ところが、十三年の電波法の改正のときは、いろいろな議論があったんですけれども、我々は、これは十年計画でやればきちっとできるので、その必要はないということで書かなかったんですよ。  しか...全文を見る
○片山国務大臣 今、西川委員が言われたような御指摘が実はあるんですが、今回の合併は、私どもは、地方分権をより徹底するために、総理がいつも言っていますね、官から民へ、国から地方へと。地方でできることは全部地方でしてもらう。特に地方の場合には、都道府県と市町村がありますが、市町村は基...全文を見る
○片山国務大臣 合併特例債の数字の話は後ほど局長から話をしてもらいますが、今、交付税は、西川委員、県が取るようなことになっていないです。都道府県、市町村ごとに総務省の方で計算をして、それできちっと一定のルールも、どういう計算をするかは法律で決まっているんですから、国会で御承認いた...全文を見る
○片山国務大臣 今西川委員が言われますように、今回は自主的な合併なんですよ。昭和の大合併は、御承知のように、国や県が計画をつくって、知事勧告、内閣総理大臣勧告をやって、それでも聞かないときは住民投票をやって、強制的にというのか、それで合併を推進したんですね、あのときは。  今回...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われたのは、段階補正なんですよ。段階補正というのは、小さいほど割高になるから、かさ上げしているんですよ。ただ、考えてみますと、小さいままで残りたいというのなら、小さい不利をある程度我慢してもらわないかぬのですよ。私個人は、そういう考えを持っている。  ...全文を見る
○片山国務大臣 今、連合制度はあるんです。ただ、これがうまくいかないんです。国際連合と同じですよ。主権をそれぞれの国が持っていますと決まらない。一番決めなきゃいかぬことが決まらないんです。簡単なことは決まるんですよ、わかりやすいことは、例えば消防だとかごみの清掃だとかあるいは介護...全文を見る
○片山国務大臣 いや、この井原鉄道も大変なんですよ。私もつくれ、つくれと言った方の一人なんですけれども、つくってみますと、それはなかなか、あれだけの短い鉄道じゃ採算がとれなくて、もう今本当に県も市町村も困っているんですよ。私は、せめて福山につないで、どうにか乗り入れできるんですけ...全文を見る
○片山国務大臣 今、三セク鉄道についても、例えば起債を認めるとか税金をまけるとか、いろいろな優遇をやっていますけれども、それだけでは追いつかない、こういう状況ですね。  もともとかなり無理なんですよね、こういう鉄道を維持するのは。しかし、どうしてもその地域の要望で残してほしい、...全文を見る
○片山国務大臣 委員のお話ももっともなところもありますので、それぞれの団体から、場合によっては話を聞いてみてもいいと思いますし、国土交通省なり当該JRともまたいろいろ相談をしてみますけれども、まず、団体がどうやるかということですよね。自分で要望してあれしたんですから、不平等でも自...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方はわき役です、主役は国土交通省ですから。だから、国土交通省とよく相談いたします。
○片山国務大臣 今、松島委員言われましたように、全国の市町村で幾つかのところは工夫をして、身分証明書的なものをやっておりますけれども、今言われましたような全国的に統一したものはないんですよ。  ただ、住民基本台帳ネットワークが去年の八月五日から第一次稼働で、行政機関が本人確認に...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、法律上は住民基本台帳カードだけれども、通称は荒川区民カードでも何とか市民カードでも、それはいいと思います。住基ネットはちょっとアレルギーがありまして、あれは本当に正確に理解してくれてのアレルギーじゃないんですね。半分以上誤解に基づくアレルギーなんで...全文を見る
○片山国務大臣 言われることは私もよく理解できますので、検討いたします。
03月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○片山国務大臣 今、安住委員御承知のように、私も地財計画、地方交付税法の改正等、地財対策をこれで三回やらせていただくわけで、大変光栄に存じておりまして、大変な御指導を終始いただいておりますことにまずお礼を申し上げたい、こういうふうに思います。  ただ、御承知のように、十三年度か...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは、やはり経済ですよ。経済が財政に直結してくるんですよね。国税がこれだけ、特に十五年度なんか見ますと落ち込みますから、交付税が自動的に落ち込んでくる、地方税も落ち込む、こういうことでございます。  構造改革はやっていますよ。例えば、公共事業は、十五年度...全文を見る
○片山国務大臣 地方財政が悪いのは、まさに構造的な問題があるんですよ。国と地方の税源配分が偏っているからですよ。地方は金を使っているんですから、もう少し税源配分を変えてもらおうということがあるんですよ。私はそれがあると思いますよ。  それからもう一つは、やはり、バブルができると...全文を見る
○片山国務大臣 経常収支比率というのは、まさに名前のとおりなんですね。経常的な収入と経常的な支出で、経常的収入の方は基本的には税と交付税なんですよ。ただ、例外的に、減収補てん債だとか今の赤字地方債ですね、臨時財政対策債、これは将来交付税が補てんしますから、こういうものを入れており...全文を見る
○片山国務大臣 ことしは、御承知のように、二千三百億ほど義務教育の国庫負担金を削りまして、これについては、一つの条件は、文部科学省に、学級編制や教職員配置については都道府県の自主性を認めてくれと、認めましょうと、こういうことでございまして、そこは都道府県には喜ばれているんです。そ...全文を見る
○片山国務大臣 これは、去年の六月に片山プランというのを経済財政諮問会議へ出しました。当面、今、国が六、地方が四の税源配分を五対五にする、そのためには、第一段階で、第一ステージで国庫補助負担金を削減して、五兆五千億、国税から地方税に移譲する。そのうちの三兆円は、国の所得税を減らし...全文を見る
○片山国務大臣 戦後の、二十年代は地方財政平衡交付金というのがあったんです。これは、全地方団体の歳出を積み上げるんですよ、それから歳入を積み上げるんですよ、その差額を地方財政平衡交付金で補てんするんですよ。こうしますと手間が大変なんですよ。それが毎年度毎年度、単年度の勝負になりま...全文を見る
○片山国務大臣 ポストを交付税でということは、これは間違いですから。少なくとも我が省は、地方団体からぜひ人をよこしてくれという場合にしか出しておりませんので。しかもそれは、ポストも地方の言われるポストにいたしておりまして、当方がこれでなきゃだめだというようなことはいたしておりませ...全文を見る
○片山国務大臣 交付税を五%ずつ減らしてと言いますが、平成十五年度は、交付税と交付税の見返りの例の臨時財政対策債、赤字地方債ですけれども、これを合わせますと五・一%ふやしているんですよ。約二十四兆幾らになるんです。だから、そういう意味では、地方財政の運営に支障がないように一般財源...全文を見る
○片山国務大臣 我々は、まず基礎的自治体の市町村の再編成だ、こう考えておりまして、とりあえず平成十七年三月末を一区切りにしておりますが、そこで全部終わるとか、行政改革大綱で決めたように、千を踏まえてと言っていますが、なかなか千にはなりません、正直言いまして。だから、その後どうする...全文を見る
○片山国務大臣 小泉内閣はまだ一年十カ月ですけれども、それはしかし、一年十カ月だからいいということにはなりません。それはいろいろなことをやらなきゃいけません。  それから、地方制度調査会だとか地方分権改革推進会議というのがありますけれども、そこではいろいろな案を出してもらいます...全文を見る
○片山国務大臣 これは私の所管外でありますし、私がとやかく言うことじゃありませんけれども、しかし、それは、やはりあの委員会の結論は、基本的には総理が言っているように尊重していく。その上で、その基本的な尊重の上での案をつくって、最終的には国会で決めていただく、こういうことだろうと思...全文を見る
○片山国務大臣 役所だけでは、やはり独善になったりしてはいけませんので、広く意見を聞くというのはいいと思いますけれども、余りそれに依存するとか、いっぱいつくるとかというのは、私は今、役所の皆さんに言っているんですよ、そういうことは、今後はやや慎んだ方がいいのではないかと。いっぱい...全文を見る
○片山国務大臣 必要なら申し上げます。
○片山国務大臣 いや、それは安住議員、それぞれの知事さん、いろいろお考えですよ。やはり知事さんというのは、選挙で選ばれてそれなりの人がなるので、今言われたような認識は皆さんお持ちですよ。  ただしかし、何度も言いますけれども、今の地方財政というのは、一番問題は、国のいろいろなコ...全文を見る
○片山国務大臣 今言われましたように、去年の十月に意見が出たのですよ。それで、私も中を見まして、国の地方への関与の廃止縮減は、これはかなりヒアリングをされて、いい案をつくっていただいたと思っております。  問題は、今黄川田委員言われましたように、国庫補助負担金の見直しの方ですよ...全文を見る
○片山国務大臣 十五年度におきまして、今お話しのように、義務教育国庫負担金の一部の削減を行いました、二千三百億弱。これにつきましては、先ほども申し上げましたが、学級編制や教職員配置において、都道府県の自主性を大幅にふやす、こういうことが一つ。それから、二千三百億弱国庫負担金を削り...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員言われるように、地方団体の意見を十分聞く必要があると思いますね。  それで、今地方制度調査会というものでいろいろな議論をしておりますが、この中には地方六団体の代表が全部入っておりますから、そこで大いに言っていただく、こういうこともありますし、総務省、私...全文を見る
○片山国務大臣 これは、三位一体の改革の提案じゃなかったんですね。地方全体の、国も歳出改革、地方も歳出改革という中で、地方財政計画の考え方を私は説明いたしたわけであります。  その中で、地方単独事業、これは決算との乖離も相当ありますし、これを計画的に削減していく。それから、一般...全文を見る
○片山国務大臣 今もちょっと言いかけましたけれども、やはり、国もそうですが、地方も少数精鋭になっていただいて、少数といっても百何万ですけれども、特別の職員さんを除いて。そこで、我々は、ぜひ、民間委託できるものは民間委託、それからIT化、特に電子自治体ですからIT化できるものはIT...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われました昭和五十四年ですか、あれは、個々の地方団体が自前で借金をしてきて埋める、こういうことは地方交付税法の規定に違反すると。  今回は、ちゃんとそういう制度をつくって赤字地方債を認めて、どうしても足りないものの半分は国が一般会計で調達して加算する、...全文を見る
○片山国務大臣 元利償還について基準財政需要額にきっちり入れる、しかもそれを法律で書く、これが一つの条件ですね。  それから、半分かどうかは、これは今は半分ですけれども、それは三分の一のこともあるし、あるいは半分を幾らか超えることがあるかもしれませんが、それはいろいろな状況を見...全文を見る
○片山国務大臣 理屈だけ言うと、そういうことも、必ずしも全くはしにも棒にもかからない話ではないと思いますが、適当ではないでしょうね。そういう意味では、二分の一というのは一つの考え方かもしれない、こういうふうに思っておりますが、これはそのときの制度選択ですから。  今の地方交付税...全文を見る
○片山国務大臣 今、重野委員五つ言われまして、一つはいいと。市町村道整備に係る国庫補助をやめたものは、これは自動車重量税の四分の一を三分の一にしまして、地方に四百六、七十億行くわけでございますが、これは税源移譲で。  それで、一番大きいのは通常収支の不足ですね。これにつきまして...全文を見る
○片山国務大臣 地方特例交付金というのは、交付税と違いまして、我々は、地方税の代替的な性格を持つ、税源移譲してくれるまでのつなぎだ、丸々国がくれるんですから、こういうものだと考えておりまして、恒久的な減税のときにも特例交付金を、これは不交付団体用につくったわけで、交付団体について...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員言われるとおりなんですよ。もともと交付税の身がわりですから、特定の費目だけ落としていくというのは無理があったんですよ。  それは、額が小さいときはいきますよ。しかし、額が大きくなってくるとそれはもう無理になってきますし、おかしくなるんですよ。だって、交付...全文を見る
○片山国務大臣 そうですね、今、国も地方も通常収支で大きな穴があくというのは、私はかねがね言っておりますように、公のサービス、行政のサービスが負担に比べて過剰なのか、あるいはサービスに比べて国民負担が過少なのか、あるいはどっちなのか。この点について、大いに議論が要ると思うんですね...全文を見る
○片山国務大臣 地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現下の経済財政状況等を踏まえつつ、持続的な経済社会の活性化を実現するためのあるべき税制の構築に向けた改革の一環として、法人事業税への外形標準課税の導入、不動産取得税...全文を見る
03月04日第156回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○片山国務大臣 滝委員は税の専門家でございますので、経緯も十分御承知でございますが、今お話しのようなことで配偶者控除の上乗せの特別控除ができたわけでございます。  配偶者の納税者本人に対する所得への貢献度を重く見よう、こういうことでございますが、それから相当状況が変わってまいり...全文を見る
○片山国務大臣 まさに滝委員の言われるとおりでございまして、個人所得課税については、控除が多過ぎて、課税最低限が高過ぎる、こういう議論でございまして、この全般の見直しの必要性がかねてから指摘されているわけでありますけれども、その場合に、やはり今委員が言われましたように、公的年金等...全文を見る
○片山国務大臣 外形標準課税のPR、国民に対する納得のいく説明は十分これから努力してまいりたいと思います。  そこで、今二点ありました。なるほど、そういう話も幾らか聞いておったんですが、滝委員の、これは専門家ですから大変よくわかりましたので、法人事業税上の社会保険診療報酬の扱い...全文を見る
○片山国務大臣 桝屋委員言われるとおりで、都道府県側といいますか、知事会や都道府県議長会側には、やはり温度差が大分ありましたね。大変熱心な知事さんや議長さんと、もう一つの知事さんと議長さんと。  私は、知事会に行くと、知事さんの前で必ず言っておったんです。これは総務省の問題じゃ...全文を見る
○片山国務大臣 我々はいろいろ案を出しまして、最終的な総務省の案は、大法人、一億円以上は十六年度から導入、それから中小法人の方は十八年度から導入、最初の三カ年はいずれも外形標準は全体の四分の一、三年たって、四年目から二分の一、こういう案だったんですよ。  そこで、本当に桝屋委員...全文を見る
○片山国務大臣 去年の六月の経済財政諮問会議で、六対四、五対五、こういう提案をしまして、具体的には、第一ステージで五兆五千億の国税から地方税への移譲、何度も同じことを答弁させていただいておりますが、国税の所得税から地方税の個人住民税に三兆円、地方消費税の一パーアップによって二兆五...全文を見る
○片山国務大臣 これは法人事業税ができたときから外形標準なんですよ。これはいろいろなことの規制があるんですね。だんだん自由化してきておりますよ、きておりますけれども、やはり業種としては一般の業種とは少し違うところがあるんですね、電気もガスも生保も損保も。  そこで、我々としては...全文を見る
○片山国務大臣 公平ということは確かにそうですね、だから公平の確保をしなければなりませんが、この枠組みを見直すときにはいっぱい見直さなければいかぬのですよ、いろいろな面を。そうしますと、短期では簡単に結論が出ない、こういうことでございまして、委員の言われることもよくわかりますので...全文を見る
○片山国務大臣 まさに委員が言われますように、合併によって基礎的な自治体である市町村の行財政基盤を強化して、それだけの力をつけて、いろいろなことができるようにする。今の法律で決まった窓口業務その他を中心にやるだけの市町村じゃだめだと私は思うんですね。  そのためには権限を与えな...全文を見る
○片山国務大臣 大変厳しい状況が続いていますね。しかし、例えば個人消費なんかを見ましても、底がたさもやや出てきている、こういうふうに思っておりまして、例えば平成十四年は政府の経済見通しは〇%ですよね、〇・〇。ところが、実質は十四年度はプラス〇・九になるんですよ。名目はマイナスなん...全文を見る
○片山国務大臣 島委員、こういう新しい仕組みを導入するのに物すごく適当だというときはないんです。いつも必ずいろいろな状況があるんですよ。そういう状況の中でどういう判断をするかなんですよ。  この外形標準課税は、滝委員のお話がありましたように、もう五十年来の議論ですよ。それから、...全文を見る
○片山国務大臣 今言いましたように、今、法人事業税が四兆弱ですよね、四兆弱の中の五千億なんですよ、外形標準になるのは。残りの三兆何千億は、今の所得課税なんですよ。私はほとんど影響はないと思います。
○片山国務大臣 一応、我々は、付加価値割というのが企業の企業活動実態を一番正確にあらわしている、こう思うんですけれども、付加価値の配分はやはり給与が多いですよね。そこで、給与費課税ではないか。そうじゃないんです、付加価値全体に課税するんだから。だけれども、そういうおそれがあるので...全文を見る
○片山国務大臣 この試算は、いろいろな前提やなんかで、まあよく研究させていただきますよ。わざわざこんな数字を。しかも三兆円でしょう。我々は、四分の一で五千億と言っているんですよ。  それで、今ちょっと私どもの方の事務方から聞きましたら、税務上の所得ではなくて、企業会計上の税引き...全文を見る
○片山国務大臣 業種別の計算はしていないようです。これがまた極めて難しいんですよ、いろいろな前提やあれを置かないと。計算したものはないようですけれども、いずれにせよ、検討することは、事務方に私の方からそういう指示はいたします。
○片山国務大臣 規制改革は進めていますよ。総合規制改革会議だとか、いろいろな案を出して。構造特区なんかもその一つですけれども、今進めているところであります。
○片山国務大臣 この四業種は長い歴史を持って、これはこれで安定しているんですよね。したがいまして、今、何度も言いますが、一億円を超える大法人についてだけ四分の一でしょう。それをもって直ちにどういう導入ができるんですか、収入金額でやっているのに。  だから、外形標準化が大きな傾向...全文を見る
○片山国務大臣 島委員、こういうややこしいやつは、選挙部長が専門家ですから、そういう質問をするときにはやはり参考人で呼んでいただく方が議論がスムーズになると思いますよ。大臣、副大臣というのは、勉強していますけれども、それはやはり限度がありますからね。私なんか余り物を知らないので。...全文を見る
○片山国務大臣 この外形標準課税というのは、税源移譲じゃないんですね。法人事業税の取り方を変えるんですね。何をつかまえて取るか。所得で取るか、外形標準で取るか。我々は、もう何度も同じことを言いますけれども、地方税というのは応益性が強いのでできるだけ応益課税にしてほしい、こういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、基本的には課税自主権を拡大することに賛成です。ただ、一方で、租税法定主義というのがあるんですね。ただ、地方も議会があって、条例が決められるんですから、この法定主義はどこまでどうかという議論を詰めなきゃいけません。ただ、今までの我が国の伝統的な考え方、大きな仕...全文を見る
○片山国務大臣 委員、私は、課税自主権の拡大は大賛成と言ったんですよ。四十七がばらばらじゃ困るというので、ある程度の範囲の中でいろいろな変化があったり、いろいろな税制があってもいいと思います、アメリカなんてそうですからね。アメリカは連邦制ですから。日本は連邦制じゃないですよね、ま...全文を見る
○片山国務大臣 地方制度調査会は、中間的な報告を三月中に出すと言っておったんですよ。しかし、考えてみますと、三月というと統一選の前ですから、今まさに松崎委員が言われるように、統一地方選の争点になっているところがたくさんあるんですよ、本当に。そこで、その前に中間報告を出すのはいかが...全文を見る
○片山国務大臣 もちろん、原案は私の方がつくりますし、場合によっては地方制度調査会の意見を聞きますが、最終的には国会です。法律改正です。合併特例法の改正ですから、もしそういうことを正式に決めましたら、ぜひ総務委員会においてよろしく御審議のほどをお願いいたしたいと思います。
○片山国務大臣 これは、いろいろな考え方があるんです。  一つは、法定協議会をつくったとき。それからもう一つは、関係市町村が合意して、それぞれの市町村の議会で議決をしたとき。それは、市町村で議会が議決しまして、都道府県に持っていくんですよ。そうしたら、知事がそれを県議会に諮るん...全文を見る
○片山国務大臣 ただ、これはやはり国会を通していただかなきゃいけませんから、この国会は私も間に合わないと思っておりまして、いずれにせよ次の国会、法案を出すにしましてもね。  ただ、考え方は、これはもう全国ほとんどわかっておりますので、この間、全国の町村会、町村議長会の合同の大会...全文を見る
○片山国務大臣 今の合併特例債、もうバブルとバブルの後で懲りているんですよ、今の地方団体は。起債で箱物をつくって、利用率が低くてランニングコストがかかって、もう日本じゅうがくたびれているんですよ。私は、今度の合併では、少なくとも私が知っている限りでは、割に堅実に議論して必要なもの...全文を見る
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方分権一括推進法というのが平成十二年の四月から施行になりまして、私はそういう意味では一歩も二歩も前進したと、こう思います。国の関与の縮小だとか機関委任事務をなくしまして自治事務と法定受託事務にしたとか、相当な前進を見たと思いますけれども、しかしそれで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、高嶋委員、これは事実の説明ですから、私で十分だと思いますよ、事実の関係ですから。  そこで、六月の経済財政諮問会議で議論を始めまして、そこで一応の三位一体の改革をやると、これは諮問会議で決め、閣議で決定したんですよ。そこで、年末にどの程度や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 十二月までに出すというのは、地方分権改革推進会議で原案を作ってもらいまして、それについて各省庁で更に詰めた案を作ってもらおうと、こういうことを実は考えたわけですが、分権改革会議の方の作業が遅れていまして具体の案がなかなか出なかったんですよ。  そこで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国庫の補助負担金というのは三種類あるんですよ、御承知のとおり。一つは、奨励的補助金ですね。国の都合でこれをやってもらいたいから補助金を出すと。もう一つは負担金で、これは国と地方に関係あるから両方が出し合う、割り勘ですね。公共事業や社会保障や義務教育が正...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 去年の六月に経済財政諮問会議に私が持ち出した案でございますが、先ほども言いましたが、今全部の税の配分の割合は、国が六割、地方が四割ですね。ところが、実際使っているのは、地方が六〇、年によって違いますが、三、四%から五%、国が使っているのが三四、五%から...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 市町村合併が国の方針として決まりましたのは平成十二年の十二月であります。そのときに、市町村合併を大いにやろうと、ただし自主的な合併だとはっきり書いています。  そこで、数値目標じゃないんですけれども、どういうことを大体念頭に置くかというと、与党三党が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政改革大綱が閣議決定なんです。  だから、そこが、千を踏まえてと書いてある。与党が言われる、千を踏まえて、踏まえるんですからね、念頭に置くということで、目標という意味ではありません。数値目標なんかではありません。
○国務大臣(片山虎之助君) 段階合併というのは御承知のように、市町村が小さくなるほど、地方団体が小さくなるほど行政経費が割高になる、割増しする制度なんですよ。大昔決めたんですよ。  そこで、最近の状況について、ちょっとやり過ぎではないかという、優遇し過ぎではないかという議論があ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 自民党の方は自民党内にあります地方行政調査会の中のプロジェクトチームが出した案ですね。これは一万人と書いています。それから地方制度調査会に出した西尾先生の西尾私案は、これは一万人とか何にも書いていません。何人という数字はない。  そこで、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも和歌山県かどこかで申し上げましたのは、そのセミナーでもいろんな意見が出、記者会見でも出たものですから。  実は合併特例法は十七年三月で期限が切れるんですね。私は、合併は永遠だと思っていますよ。しかし、今の合併特例法は相当な優遇をする、これが十七...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、三位一体の改革と関係あるといえばありますけれども、ないといったらないんですよね。それから、三位一体の改革は、案は作りますけれども、実現するには何か年と掛かるんですよ、これは。いろんな制度を直すんですから。だから、合併の方は、特例法の方については...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、坂口大臣が答えたとおりでございますけれども、何点かのILOとしての疑義を表明されておりますから、それについての政府の見解を関係のところでまとめたいと。それから、追加情報の要求もありますので、それにもこたえられる範囲でこたえると、こういうことで現在、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、竹中大臣からも話がありましたように、プライマリーバランスの計算は前提が一杯あるんですよ。そうでしょう。  とにかく今言われました、ちょっと数字はあれですが、平成十四年度、二〇〇二年度は地方はマイナス〇・一なんですよ、プライマリーバランスが。ところ...全文を見る
03月06日第156回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○片山国務大臣 今、田中委員お話しのように、きょうはもう、一日参議院の予算委員会でいわば総括的質疑が行われたわけでありまして、言われるように、中小企業の問題も、相当質問があり、答弁がございました。日本に企業が五百万社ある、九九・七%が中小企業だ、経済産業省の中小企業の区分は業種ご...全文を見る
○片山国務大臣 いや、だから中小企業は外しているんですよ。一億円超の法人だけ、しかも四分の一ですよ。全法人について外形標準にするなら委員のような議論もあるいは成り立ちますよ。そうじゃないんですよ。基本的には今の税制なんですよ、部分的な手直しなんで。それは中小企業のことを十分考えて...全文を見る
○片山国務大臣 私が税収中立と言っているのは、この仕組みを変えることによって、大法人の四分の一だけ、増収はしないと言っているんですよ。今、三兆四千億か五千億の現在の法人事業税は、そのうちのほとんど八分の一ですけれども、それによって増収はしないと言っているんです。  それは、委員...全文を見る
○片山国務大臣 消費税は大分前、三パーになり、五パーになったんですが、あのときは、御承知のように、先行で法人税、所得税の大減税をやったんですよ。今税収にある程度穴があいてきているのは、まだそのときの後遺症がずっと残っているということでございます。  それから、今、一億円超の法人...全文を見る
○片山国務大臣 今委員から固定資産税の話がありましたが、固定資産税というのは、過去はこれはばらばらだったんですね、本当に。これは、日本で高いところ、安いところが入り組んで相当差があるというのは、やはり問題なんですよ。そこで、地価公示の、公示価格の七割を一つの評価の目安にしようと。...全文を見る
○片山国務大臣 田中委員の言われることで大変共感するところもあるんですよ。やはり総合的な経済対策をやって景気回復を図る、デフレを阻止するということは私も必要だと思います。今懸命な努力を、予算委員会で総理初めみんな答弁いたしておりますけれども、そういう景気回復の努力は今後とも私は続...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われたのが経済財政諮問会議なら、経済財政諮問会議は外形標準課税を入れようということを意思決定しております。それから、産業再生機構は、これはまた釈迦に説法になりますけれども、生き残れる企業は不採算部門や伸びない部門を外してもらって、伸びるところだけでやって...全文を見る
○片山国務大臣 何度も言いますが、外形標準課税は増税じゃございません。増税路線ではございません。地方の要望にこたえて、都道府県の税収を公平にして安定化して性格を明確にするものでございまして、ただ、委員の言われるような御懸念も私もわかりますので、十分御意見は心して受けとめさせていた...全文を見る
○片山国務大臣 本当に今は共稼ぎ家庭がふえましたし、女性の方で外に出て働く方が専業主婦よりずっと多くなった。しかも、少し働くというのではなくて、本格的な就労ですよね。そういうことからいうと、二十一世紀は男女共同参画型社会にならなきゃいかぬ。もちろん機能分担はあってもいいんですが。...全文を見る
○片山国務大臣 特定扶養控除等の人的控除については見直そうと。これは、今、税の空洞化ですね、いろいろな空洞化という議論あるんですが、税も空洞化だと。法人関係は七割が納めていないのですよね、法人事業税も法人税も。それから、この所得税、住民税の関係では、所得税は四分の一の方が納めてい...全文を見る
○片山国務大臣 昔は、やはり働くのは夫で、妻は扶養家族だったんですね。そういう実態に合わせた条文の書き方だと思いますけれども、今は、ちょっとあれなんですが。  実は、この個人住民税の均等割につきましては、おかしいじゃないかという議論がこの前も男女共同参画型社会の中で女性から出ま...全文を見る
○片山国務大臣 言われた意味を含めて、十分わかりますので、検討させていただきます。
○片山国務大臣 最近、東京も治安が一時よりはちょっと悪くなってきまして、やはりそういう意味でのメンテナンスというか、広い意味での、そういうことに対する物の考え方が変わってきていますね。私も実はマンションみたいなところにおるものですから、よくわかるんです、もうかなり長くおるものです...全文を見る
○片山国務大臣 そうですね。なかなか難しい問題でございまして、売買の額は一時よりはよくなったと私は思いますけれども、それにしては株価がなかなかダウを初めとして上がらないということは、大変残念でございます。  証券市場を活性化したい、株価を上げたいということはみんなの願いですから...全文を見る
○片山国務大臣 一番の泣きどころは、やはりわかりにくさですね。だから、今度はわかりやすい税制にしたんですから、これを国民の皆さんにわかっていただくように十分な説明をしていく、PRをしていく、こういうことが必要じゃなかろうか、こういうふうに思っておりまして、証券市場の方も頑張っても...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、私も実は知らなかったのです。そうですか。  いや、それは、やはりいろいろ議論があると思いますね。やはり金融機関もいろいろなことを考えるということが必要じゃないでしょうかね。
○片山国務大臣 まさに外形標準課税の必要性はここにあるんですね。これだけの大企業がずらっとありますけれども、もう長い間払ってないんですから、一銭も、都道府県の行政サービスを受けながら。やはりこういうところに払ってもらうというのが税の公平だと私は思いますね。税というのは、やはり公平...全文を見る
○片山国務大臣 我々も実は、公平という観点からいうと、そうした方が税制としてはあるべきではないか、こう思いましたが、これはまたいろいろな大議論がございまして、やはり皆さんが合意をしてまとまる段階でと、こういうことで今回の提案をさせていただいた次第でございます。
○片山国務大臣 大変地方の経済状況は厳しいということは認識しております。失業率も五・五なんですね、季節調整値で。しかし、地域によって物すごくばらつきがありますね。ああいうことを見まして、本当に今地方経済は厳しいな、東京は調子のいい企業もかなりありますから、勝ち組と言っては語弊があ...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員初め総務委員会の先生方には本当に釈迦に説法みたいな話になりますが、法人事業税への外形標準課税の導入は、一つは、税負担の公平性の確保である。それからもう一つは、法人事業税は法人税と違うわけでありますから、応益課税としての性格ははっきりさせる、こういうことが...全文を見る
○片山国務大臣 これは、いろいろな議論がありますけれども、なるほど、今、企業立地の空洞化ということは大変大きな課題だ、この空洞化対策ということをどうやるかが大きな課題だ、こういうふうに思っておりますが、長年の今までの議論の結果、とりあえず大法人だけ、四分の一だけ導入してみようと。...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員お話しのように、今回の三位一体改革の芽出しで自動車重量税の地方配分率を四分の一を三分の一にしてもらいまして、九百三十億、これは大ざっぱに言いまして、都道府県と市町村が半分ずつ。それで、市町村については、細かい市町村道に対します国の補助はやめてもらって...全文を見る
○片山国務大臣 私は、地方税は全部応益でもいいと思っているんです。国税が応能なら地方税は応益で、税制全体としてはそういう組み合わせがあってもいい、こう思っておりますが、現実には法人事業税は応能ですよね。しかも、今回は一億円を超える法人について四分の一だけの外形標準ですから、これで...全文を見る
○片山国務大臣 これは一種のフィクションといいますか仮説に立たなきゃいけませんが、事業活動が大きいものが、あるいは事業活動が活発なものがたくさんの付加価値を生む、こう考えておりまして、そういうことでこれが受益関係が多くなる、こういう仮説に立って税金をかけさせていただく。率は一定の...全文を見る
○片山国務大臣 考え方としては、付加価値の方がすっきりするんですよ。しかし、付加価値だけではどうかという強い議論がありましたので、それでは事業規模や担税力に比例するものといったら何があるだろうか、合理的な手法が。それは資本だ、こういう意見がありまして、そこで二対一で、三分の二は付...全文を見る
○片山国務大臣 資本と固定資産は明らかに違うんですよ。それは税務局長、そのときの税務局長、だれだったか知りませんが、それは、資本が設備投資に回るケースは多いんですね。だから、その資本が形を変えて固定資産になるケースは多いんですけれども、即同じじゃありませんので、そこは恐らく局長の...全文を見る
○片山国務大臣 そういう側面があることは認めます。
○片山国務大臣 春名委員、試算されたようですが、これはなかなか難しいんですよ、よくできましたね。いやいや、これはいろいろな資料をとらなきゃいけませんし、いろいろな計算があるんですよ。だから、おおよその傾向は恐らくおつかみになったと思いますが、額はどうかと思いますよ。  そこで、...全文を見る
○片山国務大臣 これはもう何度も申し上げていますよね。歴史をたどれば、五十何年間、シャウプ勧告以来の念願でございますし、ここ当面、政府税調を中心に、いろいろなそういう税調関係でも四年も五年も議論してきて、その結果、こういう時期なので、いろいろなことを考えながら、部分的にといいます...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどの春名委員への答弁の中で、私、簡易課税の話をしましたけれども、あれは一億円超の法人じゃないんですね、一千万以下の法人についての、もともとの案にあったわけでありますが、一億円で線切りになりましたから、自動的に簡易課税の方式というのはないわけでありまして、そこの...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員の言われるとおりでございまして、国と地方の関係において、国税をそれだけ減らして地方税をふやす、そのかわり、国が地方に対して負った国庫補助負担金をやめる、こういうわけでございますから、国と地方の関係だけでございます。
○片山国務大臣 今私が言う税源移譲は、国と地方の関係を変えるわけでありまして、それ以外は中立なんですね。  そこで、なるほど、この累積の債務が、地方は百九十九兆です。国は約五百兆ですね。これについては別途の方法を考えなければいけませんし、地方だけいえば毎年の元利償還の返還がかな...全文を見る
○片山国務大臣 三位一体改革は、実は私が提案して、経済財政諮問会議でも承認といいますか、みんなに賛成を受けたことでございまして、これは税源移譲してもらう上に、税源移譲だけでは、なかなかそれは国の財政当局がうんと言いません、そこで、この際思い切って、国庫補助負担金の整理合理化もやり...全文を見る
○片山国務大臣 法人の事業活動の結果を正確にあらわすものは付加価値でしょうね。資本も外形標準なんですよ。外形標準なんですが、そういう議論が政府税調の小委員会なんかでもありました。それで、我々も付加価値でいきたい、こういうふうに思ったわけでありますが、やはり付加価値にすると、今言い...全文を見る
○片山国務大臣 結局、人件費のウエートがどうであろうが、付加価値でとれば一緒なんですよ、本当は。今言いましたように、付加価値は人件費になり、配当になり、利子になり、それから最終的に残ったものは損益になるので、全部をつかまえるわけですからね。人件費をたくさんとれば、損が出るか益が少...全文を見る
○片山国務大臣 これも、我々としては、こういうことを言ってはいけませんが、できれば守りたかったあれでございますが、土地の流動化をするためにはぜひ流通関係の税を軽減すべきだという強い意見がありまして、登録免許税なんかとあわせて不動産取得税も軽減する、そういうことの中で、この事業所税...全文を見る
○片山国務大臣 重野委員のようなお考えは当然あると思いますけれども、今、新増設分と事業分はもう九対九一になっているんですよ。事業分が九一%、新増設はもう九%なんですね、全体の。約三百億円ですね。  そこで、こういう流通関連税制が土地の流動化を大変阻害している、いろいろな立地を阻...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
03月06日第156回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 民主党さんや自由党さんも、一括交付金だとかいろんなことを言っておられますね。だから、私は、一番いいのは税源移譲なんですよ、これ一番分かりやすいんで、税源移譲やると。それで、できないものは、残すんならメニュー化、今、あるいは委員が言われた総合化ですね。そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話がありましたように、国家公務員が百十万ですよね。自衛隊だとか郵政だとか除くと約五十万ですよね。それから地方公務員は三百十万なんですけれども、公営企業とかありますから、それを除くと二百四、五十万なんですよ。小中高の先生ですよ、警察、消防、福祉、あら...全文を見る
03月07日第156回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(片山虎之助君) 鎌田議員から二点の質問がございましたので、お答えいたします。  義務教育の国庫負担金を削減したけれども、地方の自主性の拡大、効率化はどうなったかと。  今、遠山文部科学大臣からもお話がありましたが、一つは、学級編制を、都道府県の自主性を拡大する、裁...全文を見る
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 調べてみます。  まあ、いろいろあると思いますよ、それは。調べてみましょう。
○国務大臣(片山虎之助君) 今のお話がどういうお話かよく分かりませんが、政治資金規正法はしっかりしておるんですよ。ただ、私どもの方の、例えば総務大臣や都道府県の選挙管理委員会がね、中身もチェックして、きっちりそれを、そのいい悪いを判断してというようなことにはなっていないんですね。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律上はこうなんですね。公選法では、選挙の出納責任者になりますと、すべての収入支出を収支報告書へ記載して出してもらう、それが一件一万円以上なら住所、氏名を書くと、こういうことですね。  それから、政治資金規正法の方は、これは会計責任者なんでしょうか、...全文を見る
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 突然のお尋ねで大変びっくりいたしましたが、今、施設は国が二分の一で地方が四分の一ですが、これは都道府県と政令市と中核市なんですよ。それで、この都道府県の出すものには起債を認めているんですよ。県は七五、充当率を、市の方は八〇%認めておりまして、これが大変...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 介護保険も大分成熟期というのか、入ってきますと、保険料の差がこれから出てきますと、今、大変皆さん、それが頭痛の種ですよ、私もいろいろ聞いてみますと。この辺を今後どうするのか。国の責任を含めて私は考えていく必要があるんではなかろうかと、こういうふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の行政評価局は前の行政監察局なんです。これは総務庁ね。総務庁にありまして、内閣の中の、政府の中の行政監察をやるものが、去年の四月から政策評価法、行政機関の政策評価法というのが施行になりまして、通ったのは一昨年ですけれども、そこで今までの行政監察を政策...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電波法の改正をやりまして、二〇一一年までに今のアナログ放送は全部デジタル放送に切り替えると、特に地上波ですね、そういうことを決めさせていただいたので、これは急いでやらにゃいかぬと。  そこでまず、デジタルにする前に今のアナログの周波数をやり替えにゃい...全文を見る
03月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、平成六年、十一年で政党あるいは政党支部、政治資金団体以外には企業・団体献金はできないと、こうなりましたし、五万、これは平成六年ですけれども、年間五万円以上出すものについては、五万円以上を超えるものですね、住所、氏名をはっきり書くと。相...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この選挙や政治資金規制に関する法規制は、もう長い歴史の中で、もうそのとき物すごい議論をやって決めてきているんですね。それは、委員が言われるの、分かりにくいといえば分かりにくいですよ。あの平成四年は議員立法ですよ。平成六年は細川内閣で、閣法ですよね。平成...全文を見る
03月13日第156回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○片山国務大臣 恩給法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、平成十四年における消費者物価の動向等にかんがみ、普通扶助料に係る寡婦加算の年額について、平成十五年四月分以降、扶養遺族である子を二人...全文を見る
○片山国務大臣 今、安住委員みずから言われましたように、まだ来年度の当初予算は参議院で審議中でございまして、そういうことを言うのはいかがかな、私もこう思うんですね、補正予算の。まず当初予算を早く成立させて早く執行するということが一番必要じゃなかろうか、こういうふうに思っております...全文を見る
○片山国務大臣 それは、全く関係ないかと言われますと、それは補正の予算の中身によっては幾らか関係あるかもしれませんが、株価というものは、株式市場といいますか市場原理によって動くものでございまして、伝えられるところによると、どうも空売りが多いようですね、外人の皆さんの。こういうこと...全文を見る
○片山国務大臣 記者の方がどういうところを取材源、情報源にして書いているのか私もよくわかりませんが、ただ、実体経済は、少なくとも企業収益だけ見ますと、七割の企業がプラスになっているんですね、前よりは。私は、そこのところが本当に悪いのかどうかというのは、いろいろな見方がある。ただ、...全文を見る
○片山国務大臣 政治は結果責任だというところから見ると、いろいろな御見解、御議論が私はあると思いますけれども、そのときそのときで最善の景気対策を考えてのことでございまして、そういう意味では、バブルの崩壊の後の、失われた十年と言いますけれども、この十年の苦闘の跡がこの国債発行額や経...全文を見る
○片山国務大臣 シェアは割に変わっていないかもしれませんけれども、その中で、事業そのものはやはり私は変わってきているんじゃないかと思いますね、道路一つ見ましても。  ただ、やはり、景気をよくするためには財政出動して有効需要をつくり出すことが必要だという、ケインズ理論ですか、そう...全文を見る
○片山国務大臣 総理の施政方針演説でも、やはり構造改革、デフレ阻止はやっていく、それには歳出の改革、規制改革、税制改革、金融改革の四つだ、こういうふうに言っておりまして、今安住委員が言われますように、規制改革はお金がかからないわけですから、ある意味では一番勝負が早い。思い切った規...全文を見る
○片山国務大臣 今安住委員が言われるような考え方で独立行政法人というのはできたんですね。国の方は今、これを五十九やってさらに追加をやる、こういうことでございますし、地方の方でも、今言われましたような意見がありまして、この国会に地方の独立行政法人化のための法案を出させていただこう、...全文を見る
○片山国務大臣 値段でしょうか。(安住委員「値段」と呼ぶ)そうですね、これはいろいろありますね、安いのから高いのまで。(安住委員「普通幾らですか」と呼ぶ)会館の食堂なら安いですけれども、私が食べているのは恐らく六、七百円じゃないでしょうか。
○片山国務大臣 大変難しい御質問をされましたが、なるほど、今のデフレは世界同時デフレですね。だから、一国だけでやるのは限界があるんですね。だから、私は、今安住委員もちょっと言われましたが、デフレと上手につき合う、デフレと上手につき合って経済を活性化するということを本気で考える必要...全文を見る
○片山国務大臣 いろいろな議論がありました。やはり公務員給与だとか年金というものと連動すべきだという意見もありまして、公務員給与は、史上初の本俸の引き下げが一・九五行われる。また、消費者物価はもう三年六カ月下がっているんですから、対前年度比でいいましてもマイナス〇・九%。こういう...全文を見る
○片山国務大臣 こういうものの道筋は、総務省だけでなかなかつけられないものですから、いろいろなところの調整があるもので、我々としてはそういう認識は持っておるんですけれども、なかなか抜本的な大改革というのは抵抗があるな、こういうふうに思っておりますが、考え方としては、我々がここで答...全文を見る
○片山国務大臣 それは外務大臣が答えるべきことであるかもしれませんが、今大変な中で努力をしていますね、アメリカやイギリスやいろいろな国が。ただしかし、やはり悪いのはイラクなんですね。そこだけは間違わないようにね。イラクが態度を変える、イラクが全面協力する、そういうことが一番のポイ...全文を見る
○片山国務大臣 それは、本会議でも予算委員会等でも総理を初め関係大臣が答弁しておりますように、新しい決議があることが望ましいことは当然でございまして、そのための努力ですね、今、安保理を中心に。ぜひ……(安住委員「賛成か反対か」と呼ぶ)それを、この努力の結果を待ちたい、こういうふう...全文を見る
○片山国務大臣 恩給制度につきましては、今、黄川田委員お話しのように、我々は、国家補償的性格が大変濃いものだ、それから公務員制度の一環としての意義を持つものだ、こういうふうに考えておりまして、もちろん公的年金等との関係もございますけれども、平均年齢が八十二歳という高齢の方々の物心...全文を見る
○片山国務大臣 言われますように、この寡婦加算というのは、昭和五十一年に公的年金と横並びで導入されまして、今回、横並びだからということで、関係の方々の御了解を得て、我々もマイナス〇・九%の引き下げを行ったところでございます。  その引き下げ額は、六十歳以上の妻及び扶養遺族である...全文を見る
○片山国務大臣 今、矢島委員が言われましたように、私は、心情としては矢島委員と同じ考え方ですね。戦争が終わったにもかかわらず連れていかれて、極寒の地で強制労働でしょう。しかも、何万人もの方が亡くなられておる、しかも、その労働の対価を支給されていないというような状況は本当に大変同情...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われるようなことは、国会でも何度も取り上げられましたし、先ほど言いました懇談会でもいろいろな議論をされた。それから、訴訟がありましたね、平成九年の。そこで、最高裁判決においても今言われたようなことが争点になったんですけれども、国に補償の義務はないというのが...全文を見る
○片山国務大臣 私も詳しいことはそれほど把握はしていないんですが、イギリス関係の抑留者の方々には支払ったと聞いております。そんな数には多くないんですけれども。そういうことで、そういう観点だけから見れば、同じじゃないじゃないか、平等ではないではないか、こういう議論が私はあるんではな...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われた、未払いであると。私もそうだと思います。それから、補償する相手はソ連政府なんですね、これは。それから、労働証明書の話も、委員の言われるとおりだと思います。
○片山国務大臣 政府としましては、何度もお答えしておりますように、懇談会の報告を尊重する、その指示に従うということで現在の法律をつくって、慰藉でいこう、それをもってこの戦後処理問題は決着した、こういうのが政府の基本的な今までのスタンスなんですね。  そういうことでございますので...全文を見る
○片山国務大臣 確かに私は、一年前になるんでしょうか、その恩給法の審議のときの重野委員からの御指摘に、今言われたような答弁をしたことを記憶しております。  早速経緯を調べまして、経緯を調べますと、局長というのは恩給だけなんですね。あとは大臣ないしは外局の長官なんですね、社会保険...全文を見る
○片山国務大臣 かつて戦前は知事は官選でございまして、そういうふうな経緯もあって局長と知事が並びで、そういうことに経緯的にはなったと私は聞いておりますけれどもね。  そこで、今、どういう混乱だというちょっと御指摘もありましたが、今は局長がやっているということについて、私は、ここ...全文を見る
○片山国務大臣 財政当局は、先ほども答弁させていただきましたが、公務員給与も初めて本俸を引き下げる、それからデフレが続いて物価は下がっている、そういうことで、年金は引き下げるんだ、恩給も基本年額を引き下げてほしい、あるいは遺族加算を含めて引き下げを検討しろ、こういう案を持ってきた...全文を見る
○片山国務大臣 勅令というのは、戦前、旧憲法時代に、議会でなくて、天皇によって制定された、そういう形式のものですね。ただ、内容について、新しい憲法、今の憲法になっても、内容が適当なものについては、一遍決まったものですからそのまま残す、こういう経過的な手当てがとられたんですね、今委...全文を見る
03月13日第156回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 三位一体というのは、今言いましたように、国と地方の税源配分を見直すと、必要な税源移譲をするということが一つ。それから、国の補助金、負担金が、これは計算の仕方がいろいろあるんで、十何兆あるわけで、不必要なものはやめるということが二つですね、合理化する。そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 扇大臣が言われたのは総合補助金なんですよ。これは、年々、トータルで千億単位ぐらいで増えていまして、国土交通省以外を合わせて九千億ぐらいになっていると思います。一括補助、交付金じゃありませんから、総合補助金でございますので。  それから、何の質問だった...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 補助金は補助金なんですがね、補助金の交付の仕方を自由化して弾力化して、地方がある程度選べるようにしたり、裁量である程度やれるようにすると、こういうことでございます。方向としては、もう全省庁、そういう方向で議論していただいております。しかし、補助金は補助...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もうこれは委員よく御承知のように、シャウプ勧告以来の、ある意味では地方関係者にとっては悲願でございまして、これ何でそういうことをやるかといったら地方税は応益性が非常に強いと。国税は応能税でもいいんですが、地方税は応益で行政サービスに対する見返りとして、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは平成十三年度の税制改正で導入したんですよ。大議論やったんです。そこで我々は、自動車税というのも都道府県税の大きなあれですから、税収中立でやってくれと。だから、高率が、低公害車についてはまけると、そうでない、古いやつでいろんなものを出しているものは...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 総務委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し上げます。  私は、この一年の間、昨年のこの委員会の場で述べた結束と挑戦という考え方に立ち、着実に諸般の成果を上げてきたものと考えております。  本年は、挑戦と創造をテーマとし、所管行政について、既存の考...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 大塚議員から、私、一問ございまして、我が国の財政赤字の原因は何かと、こういうことなんですが、今、国の財政と地方財政を比べますと地方財政の方が大きいんですよ。国は八十一兆何がしですけれども、地方財政は八十六兆二千億です、地方財政計画ベースで。  しかも...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十五年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十五年度の地方財政計画の策定方針について御説明申し上げます。  平成十五年度においては、極め...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋議員から七点の御質問がありました。  まず最初は、交付税特別会計借入金の償還についてどうかと。  お話しのように、四十八兆五千億の巨額に達しております。この償還は全部法律で書いているんです。きちっと規定をしておりまして、国の負担分が十六兆七千億...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(片山虎之助君) 平野委員言われますように、国会の審議を広く国民に公開して、そういう意味での関心を高めてもらうということはいい政治をするための私も大きな前提だ、こう思いますね。そして、衆参の議運で前から国会テレビを、独自のあれをやろうじゃないかという検討は、私が議運のこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) アメリカは四%条項というのがあるんですよね。だから、放送時間の中で四%ぐらいは公共的な教育や福祉やね。そういうことと違って、アメリカは一つ日本と違うのは、NHKがないんですよ。公共放送というのがない。それからもう一つ、アメリカのBS、CSの放送衛星は、...全文を見る
03月17日第156回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(片山虎之助君) 汚水処理の重要性は言うまでもありません。今までは公共下水道、公共下水道って言い過ぎたんですね。で、身丈に合わない公共下水道を整備して、ランニングコストで往生している市町村もたくさんあるんですよ。  そこで、今度は本当に公共下水道が必要なところはやる、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 合併特例法の期限まで約二年ですね。現在、全国の八割の市町村が合併を検討していますと。そこで、合併する前提に法定協議会というのを作ってもらうんです。それからもう一つは、任意協議会で法定協議会に準ずるもの、これに参加している市町村が千六百十八なんです、過半...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは大分中に手を加えて優遇措置を増やしていったんですが、十年の時限法なんですよ。大変な優遇措置ですから、これを十七年三月以降も延長するつもりはありません。延長はしない、法律は。  ただ、合併の意思決定をして、手続だけ遅れて優遇措置が受けれないという...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あれは、西尾先生の案はちょっと誤解もあるんですけれども、地方制度調査会で、西尾先生が副会長なものですから、たたき台を出してくれと言って去年の十一月に発表したんですよ。  西尾先生の考え方は、十七年三月までは大いに合併やると、しかしそれで、しかし全部が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の西尾先生の案の一つがそれなんですよ。それほど大きくならない、やっぱり限界がある、行政能力や財政力に、そういうものは大きな市町村の内部組織にしたらどうかと。  そこで、合併して大きな市町村になった場合に、なるほどそれじゃ末端まで行き届くかという議論...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○国務大臣(片山虎之助君) 本当に先生方のおかげさまで郵政公社もいよいよ四月一日発足と、こういうことになりました。心からお礼を申し上げたい、こういうふうに思います。  御承知のように、今回の日本郵政公社は国営公社で国家公務員なんですね。しかも、限度額だとか仕事の範囲、仕事という...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この点につきましても、高嶋委員言われましたように、大変この制度ができてから地方財政の健全化には役立ってきた、こういうふうに思っておりますが、この長い景気の低迷、不況ですね、それからレジャーが本当に多様化しまして、またインターネットなんかのああいう一種の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法案の中心は行革事務局が、特命で行革担当大臣がやっておりまして、私どもの方は公務員制度を所管しているという立場から行革事務局に連携、協力をしてやると、こういうことでございまして、今、鋭意法案の作成に努めておりますが、いろいろ新しいことをやるものですから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言ったのはそのとおり記者会見で言いましたが、かつて私、国対委員長をさせていただいたものですから、国対委員長的感覚でいうと、年度内にはまず予算、日切れ法案、予算関連法案ですね。それから、今年は四年に一度の統一地方選があるから、四月にどれだけ審議ができるか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この労働基本権をどうするかは、辻委員御承知のように大問題でございまして、今の行革大綱は、労働基本権の関係はそのままにして、こういうことなんですね。労働基本権はなるほど業種というか公務員の種類によって違いますけれども、丸々認めておりませんね、団結権だけ、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 面積要件が本当に要るかどうかということもあるんですよね。私は、恐らく最初に規定したときはいろんな議論があって、恐らく地方制度調査会その他でもそういう御提起があって法律にしたと思いますけれども、なるほど、そんな厳重なことにしなくてもいいんです。おおよそ百...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) よく分かりました。解釈上どこまで行けるか、法制局なんかとも相談いたしまして、どうしても駄目だというんなら何かいろいろ、法律改正を含めていろいろ考えます。  あのね、もう余り中核市が増えたらいかぬという思想もあったんでしょう、恐らくこのときは。私は、五...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、特に神戸市は阪神・淡路の大災害なんかがありましたし、そういう意味ではこの応急手当ての普及について先進的なお取組をしているというのは誠に我々も参考になります。  やっぱりこういうことの認識を持ってもらって、そういうことをやろうというところを増やして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 最初にできるわけですからね、そのときの執行機関というのは、意思決定機関、執行機関もないものですから、設立委員さんを決めまして、設立委員さんで議論してもらってそれを総務大臣が認可すると。一番大きいのは中期経営目標と中期経営計画ですけれどもね。  そこで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 山下委員言われるとおり、懲戒処分の件数がずっと増えていますね。  ただ、重いのは余り増えていないというより減っているんですね。戒告という一番懲戒処分では軽いものがかなり増えているんで、犯罪的なものじゃなくて、やっぱり規律違反、業務の処理手続違反あるい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これ、郵政職員じゃなくて現業職員全体のあるいはお話かと思いますけれども、現業職員の場合には一種の団体協約締結権もありますし、いろんなあれがありますけれども、今言われたように、今度は能力等級制度を作ろうと言っているわけですから、そういうことの絡みの中でや...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の公社の中期経営計画におきましてもやっぱりコスト削減というのは大きなテーマでございまして、基本的には競争契約を拡大していくと、こういうことでございまして、例えば物の運送についても鉄道コンテナ運送や航空運送や船舶運送はもう競争契約でやっていると。トラ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、料金の決め方は副大臣が言ったとおりですね。それで、今のこの経営計画等では同じ料金にしていただくと、こういうことにしておりまして、その同じ料金体系の中でやっぱりいろんな経営合理化の努力をしてもらって、中期経営計画では第一期四年の間に約五百億円の積立金...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、宮本委員お話しのように、経済財政諮問会議でそういうことありましたね、塩川大臣が言われたけれども、そんなものは地方自治に反すると、こう申し上げましたが、その考え変わりありません。
○国務大臣(片山虎之助君) いつのことですか。
○国務大臣(片山虎之助君) よく覚えていません。九月何日ですか。
○国務大臣(片山虎之助君) 三日。どこへですか。
○国務大臣(片山虎之助君) ちょっと調べてみますが、ちょっと今すぐ覚えておりません。
○国務大臣(片山虎之助君) 今確認しましたら、行ってあいさつはしているようです、恐らくすぐ帰ったと思いますけれども。
○国務大臣(片山虎之助君) 今までのようにですよ、交付税がじゃぶじゃぶあった時代とは違うんですね。もう、じゃぶぐらいになって、もう、じゃぶも行かなくなってきている。全体がもうそういう状況になってきている中で、いつまでも手厚く満遍なくということはできなくなるんですよ。そういうことは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっていけなくなるということはもうみんなやっていけないんですよ、今、国も地方も。その中でどうやって活路を開くかということを考えているわけでございまして、だから、今までのような国税もどっと伸びる、地方税も伸びる中で交付税も伸びてきた状況じゃもうないんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言うまでもありません。何度も言いますけれども、合併は自主的な合併ですから、当該住民の方を中心に決めていただければいいと、こう思いますけれども、今、矢祭じゃない、何とか祭ですな、矢祭か、矢祭の町長が言われた、なるほど昭和の大合併の後でやっぱり場末的になっ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まあ、それはそのときのいろんな講演なり、話の中でいろいろな表現ありますよ。その部分だけつかまえて局部拡大をしちゃ私はいかぬと思いますので、全体の趣旨をよく考えていただきたい。  矢祭の町長だって、町長には出ないと言って、また出ると言う。合併していない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 省庁再編後十年で二五%、きついことはきついんですね。  ただ、この二五%の中には、松岡委員も御承知のように、独立行政法人への移行ですね、公務員型、これがかなりおるんですよ。そこで、本当の非現業なんかの純減は大体一%と考えていただければ私いいんではなか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは人件費じゃありません。それぞれの事業のそれぞれの予算の中に入っておりまして、これは言わば労働力を賄うというような考え方ですね、労働を買うと言ったらちょっと語弊がありますけれども。  そういうことで、事務の繁閑に応じて必要なときに必要なだけの非常...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まあこれが業務そのものというより、例えばお茶くみという言葉は良くありませんけれども、そういう雑役的なことだとかコピー取りだとかファクスの何とかだとか、そういうことの要員なんですね。  それで、基本的には同じ人を繰り返して雇わないということなんですよ、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方団体は大きい都道府県、小さい市町村いろいろでございまして、恐らく非常勤の雇い方ももうばらばらだと思うんですね。だから、統一的な何かの物差しを作ればその数をまとめることができるんですが、状況が違いますから。恐らく、常勤なんかはもちろん取っているんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 常勤職員を減らして非常勤を増やすのなら、何のために減らすか訳分かりませんわね。  今、総体に減っているのは、一つはアウトソーシングなんですよ。民間委託をかなりやり出したんです。我々はもっとやれと言っていますから。それからもう一つは、やっぱりIT化です...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 松岡委員、十分御承知だと思いますが、公務員は生首切れないんですよ。一定の欠格事由に該当しない限り、これは身分保障なんです、公務員は、国家公務員や地方公務員も。  そこで、どうやって減らすかというと、簡単に言うと欠員不補充なんですよ。それから新規の採用...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 恐らく、内閣の安全保障会議や臨時閣議でのいろんな議論が出てくると思いますが、私どもの方では、もし状況が大きく動いてまいりましたら、省としては対策本部を作りたいと、こう思っておりますし、私どもの方で一番大きいのはやっぱり情報、通信、放送ですね。国際的な、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、この寄附は何度も予算委員会その他でも答弁させていただいておりますが、政党支部に対します政治活動資金としての寄附でございまして、選挙の特定寄附ではないと、こういうふうに報告を受けておりますし、一々私が全部あれするわけじゃございませんので、それはそ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この百九十九条、二百条関係は昔から議論があるところでございまして、それで請負というのは、これは契約関係ですからね、対等な。補助金をもらうとか特別の利子補給付きの融資を受けるとかというようなことでないから、これ選挙の公正を守るために選挙だけにしようと、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総理の法律を幾ら作っても守らなければ意味がないということは、まず現行法を遵守することも必要だと、こういうことですね。今法律があるんですから、それをきちっと守ってもらうということが必要だと。それから、その次にいろんな指示をして一歩でも二歩でも進めたいとか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が言っているのは、これは全国の市町村から要望があるんですよ。あと二年しか合併特例法の期限までないんで、今の法律は合併が全部終わらないと駄目なんです、手続が全部完了しないと。ところが、ある人によると二十二か月掛かるという説があるんです。私はそんな掛から...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律改正が要るんです、最初のやつは。最初に言いましたね。経過措置として優遇措置を適用するには法律改正が要りますんで、これについてはもうこの国会は間に合いませんから、地方制度調査会等での御議論も経て次の国会に提出させていただくことを今検討いたしております...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現下の経済・財政状況等を踏まえつつ、持続的な経済社会の活性化を実現するためのあるべき税制の構築に向けた改革の一環として、法人事業税への外形標準課税の導入...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○片山国務大臣 日本放送協会平成十五年度収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものであります。  ま...全文を見る
○片山国務大臣 テポドンがあしたかあさってかという話は私も承知いたしておりませんが、今委員言われるように、イラク情勢が大変緊迫した情勢になってきまして、きのうも夜、拡大安全保障会議を全閣僚でやりました。  そこで、本来は、有事立法というものがちゃんとできて、その中に国民保護法制...全文を見る
○片山国務大臣 私は、個人的には、今の日本の選挙に関する予測、いろいろな調査の報道、これはいささかやや過剰じゃないかという気がしているんですね。よその国で、一週間は禁止するとか、告示の前一週間から禁止するとか、告示後は禁止するとか、いろいろなあれがあるようですけれども、やはりいろ...全文を見る
○片山国務大臣 一九六四年に答申が出ているんですね。昭和三十九年ですから、相当な昔といえば昔でございますけれども、そのときに、今武正委員からお話しのように、三条委員会か八条委員会か、八条委員会の方がいいだろうと。三条委員会というのは簡単に言うと行政委員会ですから、八条委員会という...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、今は世帯単位の受信契約ですよね。だから、世帯に一台、二台、何台かテレビがあって、携帯は携帯で皆お持ちになっている。役割としては、テレビ利用は補完的ですよね。私は、携帯やデータ通信なんかのパソコンや何かもさらに補完的だ、こう思います。  島委員言わ...全文を見る
○片山国務大臣 中沢委員言われるとおりなんですね。デジタル化に移行する、二〇一一年七月末までには地上波テレビも全部デジタル化する、これは電波法の改正で国会でお決めいただいて、我々もぜひそういたしたい、こういうふうに思っておりますが、言われるように相当な設備投資が要るので、体力のな...全文を見る
○片山国務大臣 地上波のデジタル放送は、御承知のように、三大都市圏でことしの十二月から始めて、それから三年おくれで二〇〇六年からその他の地方局で始めてもらう、こういうことですが、何で三大都市圏だといいますと、やはり視聴者が多いところからやる方が普及が早いんですね。それからまた、結...全文を見る
○片山国務大臣 NHKの大きな役割の一つが、やはりこういうデジタル放送なんかのときは先導的役割を果たしてもらって、国民の皆さんによくわかってもらい、また、ほかの民間放送事業者のモデルというか、そういうことで先頭に立っていただく、こういうことでございますから、三大都市圏は年末から始...全文を見る
○片山国務大臣 まだアナ・アナ対策が進行中でございまして、ある年限までアナ・アナ対策と並行して進めますので、二〇〇六年から始めるローカル局の方の細かいスケジュールはつくっておりませんが、いずれにせよ、早い時期に、全国地上デジタル放送推進協議会、こうありますから、本年の夏ぐらいまで...全文を見る
○片山国務大臣 今は、NHKは放送法に基づく受信料を主たる財源とする特殊法人ですね。民営化というと、民間放送事業者を一つふやすだけになるんですね。今は、公共放送であるNHKと民放連中心の民間放送事業者が切磋琢磨、二通りじゃありませんが、二元体制ですね。だから、それをやると公共放送...全文を見る
○片山国務大臣 この話は、私の諮問機関でございますブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会において話が出まして、そこは一応アクションプランをつくったんですよ。しかし、それだけで、今谷本委員言われるように、いろいろな問題点もある。それでは、それほど周知徹底が末端まで進ん...全文を見る
○片山国務大臣 今、山名委員御指摘のように、昨日の夜八時前から安全保障会議、全閣僚出席で行われました。そこで、私どもの方としましては、既に昨日、NHKに対しまして、短波放送による周辺地域向けの情報提供の拡充を要請いたしました。NHKは、日本時間の本日十時から二十四時間放送に拡充し...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。(拍手)
03月19日第156回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 神本議員から四点の御質問ございました。順次お答えを申し上げます。  まず、義務教育費国庫負担制度の性格と意義についてどう考えるか。私は、やっぱり教育の中で義務教育が一番重要だと、こう思っております。人格形成や学力の基礎、基本にかかわる教育でございまし...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) これは、三位一体の改革は、私は、税源移譲を、国からの地方への税源移譲をしてもらうために国庫補助負担金の整理合理化をやり、地方交付税を見直したいと、こういうことでございますから、今の山下委員のお尋ねに答えるとすれば、これはもう地方税です。地方税で手当てす...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるように、義務教育の小中学校の設置、管理は市町村ですよね。市町村が責任を持っていると。ところが、人件費については都道府県にしているんですけれども、これは義務教育の先生方の給与というのは物すごく、量がですよ、六兆何千億からになるわけですね、総額で。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今まで三位一体の改革は私が経済財政諮問会議で提案して、経済財政諮問会議を中心にやってきたんですね。ただ、その場合に、案を作るということで地方分権改革推進会議ですか、そこにお願いしてと、こういうことでございまして、国と地方の関係だけ、お金のことだけを中心...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは今、この自動車税のグリーン化は平成十三年度税制改正ですね、それであのときやってくれやってくれということなんですが、自動車税は都道府県税収の中のかなりな大きな部分を占めるんで、正直言いまして私は嫌だと言ったんです。嫌だ、嫌だ嫌だと言ったんですけれど...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、国税との絡みでは、例えば配偶者特別控除の上乗せ分の廃止だとか、あるいは金融・証券税制絡みもありますけれども、地方税プロパーとして考えれば法人事業税の外形標準化一部導入と土地流通課税の軽減であります。
○国務大臣(片山虎之助君) この外形標準課税の導入はシャウプ勧告以来の懸案でございまして、御承知のように。昭和二十四年からなんですよね。ずっと議論してきたんですね。いいところまで行くんですが、なかなか実現できなかった。特にこの四、五年、政府税調でも与党の税調でも大変な議論をやって...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この三位一体を最初に私どもの方から提案したのは去年なんですね。去年の六月の経済財政諮問会議で正式に決めてもらって、閣議決定もしたわけです。  三位一体の改革は、輿石委員よく御承知のように、国と地方の今税源配分が良くないというのが基本的な我々の発想なん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 義務教育の場合には、後ほど御議論いただくと思いますけれども、これでは、結局、補助金、負担金が減るものをあの場合には地方特例交付金と地方交付税で措置したんですね。それは、ある程度この補助負担金の整理合理化の額が兆円単位にならないと、輿石委員、何兆円になら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはありません。  それは、輿石委員、昭和の大合併、明治の大合併は大分前ですね、百十年前で、五十年前の昭和の大合併と比べてみていただいたらいいんですよ。あれは国や県が合併計画作ったんですよ。それで、嫌だと言っても、強制的にと言ったら語弊がありますが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それはあれですよ。優遇措置はこういう措置があります、おやりになるならこういう措置が受けれますと、こういうことを言っているんですよ。意思を曲げてまでやれとは一つも言っていないんで、優遇措置があるならやろうかなというのは、それは自主的な判断ですよ、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 西尾先生は御承知のように地方制度調査会の副会長なんですよ。それで、会長なり、会長が諸井さんという前の地方分権推進委員会の委員長さんですね。諸井会長や松本という小委員長に頼まれて、たたき台を作ってくれといって出したのが西尾私案なんですね。  これは、簡...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、義務教育はやっぱり根幹的な教育制度ですから、国の責任で仕組みを作る、国がきっちりお金の財源の手当てをする、これは必要だと思います。これは必要。  ただ、国の責任というと、それじゃ、学級編制や教職員の配置でがんじがらめに国が全部画一的に押し付ける...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、教職員の定数は、これは国で基本は決めて、基本は決めると言っているんですよ。だから、それを例えば、加配定数といったら、輿石委員、おかしいと思いますけれども、加配定数といっても、これに使え、これに使えと指示しているんですよ。そんなものは自由に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういうことなんですね。予算の閣議決定するときに法案があるのが一番いいんですよ。ところが、国税は間に合わないんですよ、法案が。そこで、しようがないから要綱を出すんです。国税は、予算の中の主要な収入は国税ですから、これは一緒に出すのが筋なんです。私どもの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、経済財政諮問会議で私どもの方が数字を出したんですよ。そうしたら、その前に経済産業省が出したのか、それと数字が違うんですね。それで、私どもの方の数字と財務省の数字は似ているんです。それから、経済産業省の数字と竹中さんのところがやったのは割に似てい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 石原知事さんですね、思い切ったことをやられているんで、一つの試みだとは思いますけれども、あのときの総務省は私じゃないんですが、大臣は、慎重にということを言っているんですね。というのは、外形標準というのは広く薄くなんですよ。広く薄く、みんなに負担してもら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 年度内にまとめたいということで今、厚生労働省、大車輪にいろいろな調整を始めておりますが、国保については都道府県単位にしたいと。ただ、それじゃだれが保険者になるのかがはっきりしないんですね。市町村の連合体にするのか、新しい県も入れた法人を作るのか、都道府...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) このいろんな徴収の一元化というのは前から議論ありまして、臨時行政調査会というのが一次、二次とかいろいろありましたが、そこでも議論されたことはあるんです。  ただ、議論はされるんですけれども、なかなかこの実現の道筋というのが付かないのは、やっぱりあれな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) どこかの県の知事さんから、今、辻委員が言われたような同じ陳情を受けたことがございまして、聞いてみますと、今お話しのとおりですね。国の予算がずっと減ってきているんですよね。それで、地方が結局持ち出している、三割ぐらい持ち出していると、こういうような話なん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) よく仕組みを研究しまして、必要なら財務省と相談いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 私は幼保一元化賛成だと言ったんです。一元化すべきだと。ところが、今の制度的な位置付けが幼稚園の方は教育で保育所のは福祉でと、こういうとらまえ方をしているんで、そこは変えたらどうかと、もう実態はほとんど同じじゃないかと、共稼ぎか片親が働いているかというぐ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これから男女共同参画型社会になりますといよいよ保育という、保育所の重要性が私は増すと思うんですね。そこで多様な保育というものを奨励していかなきゃいかぬと思うんですよ。そのためにはやっぱり先導的には補助金要りますね。私、それはそうだと思っているんです。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国から地方に税源を移譲していただく場合には、偏在性がなくて安定的な税がいいものですから、今、そういう意味からいうと所得税と消費税なんです。  そこで、消費税の方は今五%のうち一%が地方消費税ですから、この四対一を三対二にしてもらって二%を地方消費税に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 税の対話集会というのがありまして、私も一、二か所、財務大臣と手分けをして出たんですけれども、この配偶者特別控除の問題、出てみてびっくりしたんですけれども、女性の人が活発に賛成、反対言われるんだけれども、賛成の方が多いんですね。今の上乗せ控除をやめるとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、そんなことを私、言ってないんですよ。税の対話集会でむしろこれはやめた方が女性の自立にプラスだという意見があったということで若干の驚きを持って紹介したわけでございまして、だから税というのはいろんな見方、考え方ができるんですよ。  そういうことの中...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、地方税はやっぱり都道府県や市町村が行政サービスをやった、受益を受けた人から広く薄くもらうと、赤字でも黒字でも行政サービスを受けているんですから、それが地方税の性格だと。国税は能力に応じて、担税力に応じて、負担能力に応じて負担してもらうのが国税の本...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたように、資本金も外形標準の中へ入れたんですよ。付加価値だけじゃちょっと困るという意見もあるものですから、だから三分の一は資本金も入れたんだけれども、資本金が物すごく大きいからって事業活動と必ずしもリンクしているわけじゃないんですよ。事業活動...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 税制というのは公平で合理的なものにしなきゃいけませんから、それは相当議論してあれしているんですよ。今言いましたように、資本金がどっと増えて、物すごい大きいというのは金融機関ですよ。これは、例の自己資本比率だとか、いろんなこういう関係があって事業活動と資...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この特別土地保有税も事業所税も必要な税金なんですよ。ただ、今の資産デフレが大変深刻ですよね。もう土地神話は完全に崩壊しているんですよ。今の日本の地価はまだ高いという説が国際的にはありまして、もっと下がるんじゃないかと。こういう中で、やっぱりこのデフレ阻...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 見たと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 確かに、私が見ましても、それじゃ、もう今までの中央政府が長い歴史の中で地方自治を本当にきちっと理解して地方自治の強化や地方分権推進のためにどれだけの努力をしてきたかということは確かにあるんですね。  このところ、地方分権改革推進委員会の努力もあったり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 十五年度の予算では芽出しということで二千四百億弱の一般財源化と、それに対するほとんどが国が財源手当てをする、それから特に義務教については、地方、府県の自主性を増やす、それから細かいもう補助金は市町村の道に対する道路の補助や福祉の関係の細かい部分はやめて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、押し付け合っているんじゃないんですよ。文部科学省は自分の方の補助金で出したい、補助金で出したいと言っているんですよ。だから、全部補助金じゃなくてもいいじゃないかと、それだけのお金を別の形で一般財源手当てすればいいじゃないかというのが地方分権改革推...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはなかなか、松岡委員御承知のように難しいんですが、私が具体的な提案をやっているのは、例えば職員設置費ですね、それから法律を施行するための事務費ですね、施行事務費、それから施設の運営費、小さい設備の整備費、それから、もう身近な細かいところの生活基盤の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、今の六、四の国と地方の税源配分を五対五にしてくれと。しかし、五対五にしますと、やっぱり税収の格差は拡大するんですよね。経済力のある東京や大阪や神奈川県や、そういう県なり市町村が税が増えるんですよ。だから、交付税というのはどうしても必要なんですね。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりですね。やっぱり二十一世紀に入りましたし、私は、そういういろんな改革を今やろうという機運も出てきて、国民の理解も得ておりますから、それぞれの改革を着実にやっていくと。特に、地方の場合には、地方にできることは地方にゆだねるということを何度も...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは青写真が示せれば一番いいんですよ。しかし、道州制といいましても、やっぱりこれは十分議論して国民のコンセンサスを得ないと、役所がぼっと打ち上げる、総務省が、あるいは内閣が、これじゃ民主主義じゃありませんわね。そこで、今、地方制度調査会で市町村再編後...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院でお答えしましたように、私は地方財政の現状を考えると減税は本当はしたくないんですよ、正直言いまして。  しかし同時に、税というのはある意味では政治のエキスみたいなところがありまして、政府税調でも議論してもらう、それから各党の、特に与党税調でも議...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは国土交通省が、この新増設があることは民間の都市開発、そういう立地を阻害していると、是非どうにかしてくれという強い、強い要請、内閣の中から。それからもう一つは、党ですよね、与党。与党の税制協議会が是非考えてくれと。こういうことでございまして、ここは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この配偶者特別控除は二重の控除なんですね、もうよく御承知だと思いますけれども。専業主婦のおられる世帯の優遇なんですよ。これはこの制度を作るときも大変議論があったんですね。  そこで、今、共稼ぎの方が専業よりずっと多くなっておりまして、この控除があるか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ありがとうございました。  いろんな今御意見をお聞かせいただきまして、特にこの外形標準課税が二十四年のシャウプ勧告で勧告されまして、制度はできたんです、一遍、二十五年に。しかし、実行されないままにこれ廃止みたいになっちゃっている。そういう意味では、地...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 平成十五年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成十五年度においては、極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえ、歳出面においては、歳出全般にわたり徹底した見直しを行うことにより歳出総額の計画的な抑制に努める一方、個性と工夫に満ちた魅力あ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方交付税法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  地方財政の収支が引き続き著しく不均衡な状況にあること等にかんがみ、地方交付税の総額の確保に資するため、平成十五年度分の地方交付税の総額の特例措置...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(片山虎之助君) 例の地方ギャンブルなんですが、実はこういう景気の状況であり、レジャーそのものも多様化しておりまして、物すごくよくないんですよ。十年前に比べますと、大体、今そうですね、よくて六割、悪ければ四割なんですね。そういうことで、なかなか全体で黒字というのはモータ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題には、地方に対する交付金の話もありますよね。交付金も率を下げてくれといって、そういうことに幾らかなっておりますけれども、今言われた地方競馬は全部赤字ですよ、全部赤字。中央競馬はいいんですよ、そこそこに。地方競馬はやっぱり駄目なので、そこは議員さ...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○国務大臣(片山虎之助君) 森元委員言われるように、この地方財政の一連の何年間かにわたる通常収支の財源不足額というのは大変大きい、異常ですよ、言われるとおりです。ただ、国も異常なんですね。とにかく三十六兆も国債を出して、三十兆は赤字国債というんですからね。そういう中で、我々は地方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その前に、今の財源、財源保障と財政調整のうち、交付税が持つ、これ、財源保障をやめろという議論が財政審にありますよね。これは一つも物が分かっていない人の議論なんですよ。  今の交付税というのは一体なんですよ、財源保障と財政調整が。これだけの仕事をやらに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、芽出しは、あれは本当に大したことはないという意見もあるんですよ。しかし、それだけ抵抗が強いんですよ。だから、それが半年で変わるかというとなかなか変わらないでしょうね。  しかし、これは政府としてはもう方向を決めたんですから、これは総理にも頑張...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々が言っているのは、国が国税で取ったものを補助金で地方に出しているんですよ。だから、補助金が、今十三兆も十四兆も出しているから、そのうちの一部やめたらいいんですよ。それを税源に振り替えろと言っているんですから、国の財政にとっては中立ですよ。そうでしょ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 経常費の国庫負担金で一番大きいのは義務教育ですね、三兆五百億ですから。だから、義務教育の国庫負担金については二千二百億程度、今回、一般財源化しましたが、残りはまだ二兆八千億ぐらいありますから、これをどうするのかは少し時間を掛けて議論しようと。十八年度ま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あれなんですね、文部科学省は自分の方から、今回、五千億円の義務教育国庫負担金を削って一般財源化していただいても結構だというお申出があったんですよ。そこで、五千億というのはちょっと大きいですから、これは一般財源に振り替えるのを、私どもの方も財務省も困るん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方団体の財源の大きいものは地方税、地方交付税、国庫補助負担金ですよね。それ以外は地方債という借金があると。こういうことでございまして、我々は、地方団体がすべきものについては財源をしっかり手当てしてやらないといかぬと。特に、地方財政計画で、国会にも御報...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方単独事業は、これは今、地方団体の決算を見ますと、相当乖離しているんですね。地方財政計画の方がずっと多くて、決算が少ないんですね。    〔委員長退席、理事景山俊太郎君着席〕  昔は地方単独事業というのは公共事業よりずっと少なかったんですよ。それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは言われるとおりなんですね。単独事業というのは広く薄くみたいなのをやってきているんですよ。これは、それぞれ議員さんが地域を代表して言われるものですから、それに考慮しないわけにはなかなかいかないという地方の首長さんの立場がありますよ。だから、我々は余...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、それは宮本委員の言うようにするのが私らもいいですよ。しかし、それは結局国債を増発するだけなんですよ。そこで、今まで折半ルールというのが長い間、ぎりぎりの調整をした後の穴については国と地方が折半でやるというのがもうかなり長い前から両方の合意で定...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたように、交付税特会で借金をしているのをばらした借金にしたと、これだけの話なんですけれども、なかなか自治体の方で、地方団体の方で御理解いただけないところがあると思いますが、この赤字地方債はこれは全部将来の交付税で返すんですから、元利償還のとき...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは、詳しいあるいは答弁は局長からあるかもしれませんが、法律で決まっているんですよ、地方交付税は、国会で決めているんですよ。そんなものを勝手にやれるわけはないんで、しかも今の仕組みは、きっちり基準財政需要というあるべき行政水準の確保を想定して基...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 勤務態様が地方団体でばらばらなんで、そこで、しかも一か月で辞める、三週間で辞める、三か月おる人、六か月おる人。だから、ある程度勤務形態で標準化をして、こういう、常勤職員に近いようなものは分かりますよ、分かると私は思いますが、そこで例えば一か月以上か三か...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、一つも違反しませんよ。特別の財政需要なんです。当初では予定していないものが年度途中で合併がばっと進むんで、それで都道府県にある程度こういうことについては判断してもらって都道府県が一定のお金を出すと。財政需要をちゃんと、合併する市町村の財政需要...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 特別交付税は昔は八%だったんですよ。それを今六%に下げまして、やっぱりそれをそのくらい確保していないと、災害だとか雪だとか、富山県や新潟県も雪多いですから、そういうときに対応できないんですね。  そういう中で、合併についてもその一つの算定ルールの中に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     ─────────────
○国務大臣(片山虎之助君) 恩給法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、平成十四年における消費者物価の動向等にかんがみ、普通扶助料に係る寡婦加算の年額について、平成十五年四月分以降、扶養遺族で...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、山内委員お話しのように、いよいよ四月一日から日本郵政公社がスタートいたします。山内委員には政務官として大変御苦労いただきまして、ありがとうございました。  レールを敷いていただきまして、やっとこれで公社化になると、こういうわけでございますが、最大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、あと二年、合併の特例法の期限まで。だから時間が足りないという声をよく聞くんですけれども、我々は今の合併特例法は一杯優遇を書いていまして、あの優遇自身にもいろんな議論があるんですね。したがって、この合併特例法の期限延長は全く考えておりま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 過疎地域、今は自立促進特別措置法というのがありますね、もう大分延長してきて名前も変わってまいりましたが。  これは、いろんな優遇はありますよね。特に、過疎債それから補助率のかさ上げ、道路や下水道の府県代行ですね。これがどうなるんだということなんですが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 情報システムの政府調達につきましても、他のものの政府調達と同じように平等にアクセスを与えると、こういうことで、基本的には一般競争入札なんですよ、でない場合もありますが。基本的には一般競争入札ですが、今、内藤委員言われましたように、大手が取っていますね。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、内藤議員が言われますように、電子政府も丸投げ、電子自治体はもっと丸投げと、こういうことが一時言われましたですね。今は言われたころよりは私は大分良くなっていると、こう思いますけれども、しかし、確かにそういう傾向はございますので、政府の方では、情報シス...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) e—Japan戦略で二〇〇五年までに世界で一番進んだIT国家になると。特に、インフラをそのために、高速を三千万世帯、超高速を一千万世帯で、とっくにもう達成しているんですよ。光の方も一千万を超えていまして、引けるんですよ、引ける、環境が。それから、ADS...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員の言われるとおりですね。その意味で制作会社というんでしょうか、番組制作や映画制作の会社が、映画会社そのものが、テレビ局そのものに比べて必ずしも対等でないと、こういうことは私どももよく聞きます。そこで、そういうところは団結をしろと私は言っている、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 木庭委員言われるように使い勝手が悪い制度になっているんですね。これは、これも御承知だと思いますけれども、公職選挙法ができた当時はあった、認められていたんですね、かなり幅広に自由に、代理投票もよろしいと。ところが、物すごく悪用されまして、問題が起こって、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱり最高裁の判決は重いですからね。これは本当に真剣に受け止めなきゃいかぬと思いますが、今、部長が──地裁か、地裁、済みません、地裁ですが、裁判所の判決は大変重いと。  今、部長がいろいろ言いましたように、やっぱり何かよその国でも立会人風の人がおり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この問題、いろんな意見があるんですよ、いろんな党に。また、党の中のいろんな人にいろいろな意見があって、政治資金や選挙用の資金の調達自体はいろんなやり方があるんで、八田さんの党のようなやり方もありますよ。だから、いろんなやり方があるんで、いろんな議論があ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろんな意見がありますよ。それは、あなたのような考え方からいうと逆行かもしれぬけれども、出す人のまたいろんな立場もあるんで、そこはこれは総合的な視野が要るんですよ、複眼的な。単純な、あなただけのあれではなかなかそうはいかないということですよ。  私と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 同じ質問を何回もしていただいて、衆議院でも志位さんがちゃんとこれ配って、志位さんにもちゃんと答えましたよ。あなたも同じことをもう一遍質問して何かに載せたいのかもしれませんけれども、これは政党支部に対する政治活動の寄附なんですよ。ちゃんと法律に基づいて適...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政党支部が政治活動の寄附をしてもらったものをどう支出するかは政党支部の自由なんですよ。どこにどう出そうが、それは法律上の制約はありません。私は詳しいことは知っていないけれども、恐らくあなたが言うならそうでしょう。支出したということですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、大体平均が五十三から五十四なんですよ、平均が。だから、それを三歳引き上げるということは、五十五から五十六です。これはこっちじゃなくて、私どもの方と内閣府というか、官房副長官の方でやっていますから。各省そういうことで申合せしまして、十五年度から一斉に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 正に又市委員言われるとおり大変なことですね。三兆七千億というと大変大きな額でございまして、二〇・六%と。  ただ、こういうことなんですね。この交付税特会の借入れは、個々の団体は借金じゃないけれども、特会の借金ですね、特別会計の借金、グロスの借金。地方...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 恩給制度は、公務員が公務に従事して亡くなったりあるいは負傷したり病気にかかったりと、いろんな場合のための補償なんですけれども、これは国が公務員が公務に携わって起こることとの関係で責任を負うと、こういうことでございまして、そういう意味では国家補償が基本な...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この加算制度は、それぞれの時点で、勅裁というあれもありましたが、判断をして仕組みを作っているんですね。ただ、それが今から考えて本当に妥当なのかどうか、私は議論があると思いますね。それぞれの方にそれぞれの私は考えや言い分があるだろうと。  しかし、全体...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公的年金制度は、一元化の議論は前からあるんですね。だから、徐々にやっていこうと、こういうことなんですが。  今お話しのように、平成十三年の閣議決定では、国家公務員共済と地方公務員共済を、その財政単位の一元化をやろうと、こういうことでございまして、具体...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、医療保険制度につきましては、大変厚生労働省が苦労されまして、今週中におおよその方向を決めたいと、こういうことでございますが、そういう中で公務員関係は、今、辻委員言われましたような方向ですよね。  そこで、我々としましては、共済というのは長期も短期...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国会議員互助年金法は、これは議員立法ですよね、あれは昭和三十三年ですか。そこで、恩給に似ているんですよね、性格が。長くおったらもらえるという、そういうような点は。そこで、事務局をどうするかということで、たまたま恩給局長が裁定権者になって、事務局は昔の総...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 互助の精神というのは、お互いに助け合うということですよね。  意味はそういうことなんですが、今言われるように、それじゃ本当に助け合い程度負担をしているのか、給付の水準がどうかとか、これは議論がありますね。ありますけれども、委員、元々議員立法ですから、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国会法三十六条は、退職金と書いていますよね。だから、退職金というのは普通は一時金的なんですよね。ただ、その退職年金というのが退職金に含まれないかというと、これはいわゆるイメージと法律上の定義はまた別なんで、いろんな議論があると思いますね。この辺を含めて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 所要額の積算は、こういうことをやっているようですよ。概算要求時における互助年金の受給者数に過去の裁定及び失権実績を勘案して、プラス、マイナスをして推計して平均年額を乗じて所要額を出していると。任期満了に伴う選挙が予定されている年度においては、過去の選挙...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一つのお考えでしょうね。国家公務員共済の大きな枠組みの中に取り込んでいくというのは。ただ、これは性格変更を伴いますから、委員、これは十分御議論いただいて、やっぱり議員立法、昭和三十三年のその精神を私は生かさにゃいかぬと思いますし、各党でどういうふうな意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私はつまびらかに承知しておりませんが、こういう形で退職金であるけれども年金を出していくと、それが国家に尽くし、国家国民へ尽くした国会議員さんに対する一つの処遇だと、大きい意味での。そういうことの御判断で法律をお作りになったと思いますし、国会を通ったとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 寡婦加算は導入のときから公的年金並びなんですね。そこで、最初に小野委員の、お答えしましたように、恩給というのは基本的には国家補償だと。それは、並びで公的年金とそろえているところがあるんだと。それが、国家補償なんだけれども、補償的とこう広くなっているんだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、総務省は承知する立場にないんですよ。  我々は、例の懇談会が五十九年に報告書を出して昭和六十三年に平和祈念事業特別基金というものができて、それを所管してくれと。それは慰藉の事業をやるんですよ。だから、言われるような問題について、総務大臣や総務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員の言う御意見は御意見として聞いておきますよ。  それから、話は、話は聞いていますよ。あなたを始めとして国会でこれだけ議論されているんですから。しかしそれは、何度も言いますように、それは承っているだけであります。
○国務大臣(片山虎之助君) この問題は、何度も言いますが、総務省の所管じゃないんですよ。所管が全く違う。それでまた、この文書も私どもの所管でもないし、中身は承知しておりませんよ。  政治家政治家って、ここは国会で、総務大臣として私は出ているんで、総務大臣としては所管外のことに答...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もう何度も同じことを申し上げていますが、この外交にかかわる文書がどうのこうのというのを私がとやかく言う立場にありませんよ。どうぞ外務委員会でもどこでも、そういうところで大いに議論していただきたい。
○国務大臣(片山虎之助君) 政府としましては、戦後処理問題に関しては、例の懇談会の報告を尊重して、その提言に従って基金を作り、基金に関する法律を作って慰藉事業を行うと、これをもって戦後処理問題はもう決着したと、こういう考え方でございますので、あとは立法府でどういう御判断をされるか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この恩給は、受給者の皆さんもだんだん数が減っていますし、高齢化がどんどん進んでおりますね。しかも、そういう方にとっては恩給というのが本当に生活の手当ということだけではなくて心のよりどころにもなっているんですね。やっぱり国家補償という基本的な精神を尊重す...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本放送協会平成十五年度収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、総務大臣の意見を付して国会に提出するものでありま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、小野委員言われました受信料は放送法の三十二条一項にありまして、NHKの放送を受信できる設備を持つ者はNHKと受信契約を結ばなきゃいかぬ、受信契約を結ぶと受信料を払わにゃいかぬと、こうなっているんですよ。だから、払わない人はこれは完全な法律違反なんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりなんですね。今の放送、特にテレビというのは圧倒的な影響力ですよね。もうほかのメディアはかなわないですよ、いや本当に。今、一番国民生活不可欠なものといったら断トツでテレビですよ。二番目が自動車だったかな。三番目が冷蔵庫か何か知りません。携帯...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が大臣になりましてから毎回、毎年言っているんですよ。これで三回目。それはそれなりに数字は上がっていると思いますよ。相当努力されていることは認めるけれども、はかばかしくありませんね、正直言いまして。やっぱりこれは良くないんですよ、受信料を払わないのが主...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはいろんな見方があると思いますけれども、私は、すべての人に大変豊かで、ある意味では楽しい、そういういろんなものを提供できる基盤が整った社会になると。デジタル放送でよく言われますよね、高品質だとか高音質だとか。しかし、それはきれいになって音が良くなる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、テレビは一億台超えているんですよね。ところが、これを内蔵しているのは五十万台だというんですよね。五十万台じゃ、〇・五%ですからね。そこで、これは今、辻委員言われるようにできるだけ早く普及しなければなりませんので、これから地上波のデジタルが始まります...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるように、字幕放送はひところよりは大分進んだんですよね。特にNHKさんが相当努力してくれていまして、全体の牽引車になっているんです。民放がちょっと遅れていますね。固有名詞は出したくない、言いたくないんですが、テレビ朝日が一番遅れている。余り言いた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 計画を作ってもらって、その計画に基づいてやってもらうと。それで、今、それに基づいてNHK始め民放も努力中なんですよね。そんな、これは手間も掛かるし金も掛かるし、そう簡単じゃないんですよ。だから、もう一生懸命努力しているんで、二〇〇三年までに可能なものに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども御答弁させていただきましたけれども、放送法にはっきり、こういうことは守ってくれということは書いているんですね。だから、それをやっていただかないと、NHKはもとよりですが民放だって、私は最近の報道を見て、個人的には本当に真摯さも謙虚さも足りないと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われましたように、これからデジタル化の勝負は国民の理解ですね、理解と協力で。その意味で関係者に全部集まってもらいまして、協議会を作って、そこでいろんな広報を打ち出していく、アクションプランも作ると。だから、放送事業者だけじゃありません。放送事業者だけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは今までも、例えば同時多発テロですね、一昨年の、あるいは去年のワールドカップなんかのときに、やっぱり通信というのは主要なインフラですから、国民にとって、その安全性、信頼性を確保するためには十分な対応を取ってくれというのは出しているんです。今回は、だ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 消防組織法及び消防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、大規模又は特殊な災害に対処するため、緊急消防援助隊について、消防庁長官による出動の指示、国の財政措置等に係る規定を整備するととも...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(片山虎之助君) こういうことなんですよ。労働基本権は制約しているんです、日本は。ただ、その代わり代償措置をしっかり取っていると。それについてILOが一〇〇%いいとは私は言ってないと思う。しかし、それはそれで仕方がないなということで、今回来たんですよ。  今回、公務員...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは切り離せないという考え方もあると思いますが、基本権を認めるということになると、もうひっくり返さなきゃいかぬですよ、日本の今の国家公務員も地方公務員も公務員制度を。それはやっぱり石原大臣が言うように、長か中か知りませんがですよ。これはかなりこの時間...全文を見る
04月01日第156回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(片山虎之助君) 松本議員の簡保についてのお尋ねにお答え申し上げます。  簡保は、御承知のように、全国あまねく設置されました郵便局を通じて基礎的な生活保障手段を提供するものでございます。  きょうから日本郵政公社に移行いたしましたので、この簡保の事業も公社の事業、こ...全文を見る
04月01日第156回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 消防は戦前は警察だったんですね。警察に属しておったんです。戦後いろんな、民主主義、地方自治、いろんなものを導入した際に、やっぱり住民の生命、身体、財産を守る、災害から地域を守るというのはこれは地方自治そのものではないかと。アメリカがそうですからね。市町...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、市町村でしっかり対応できりゃいいんですね。ところが、なかなかやっぱりこの市町村消防というのは市町村の行政区域だとか、あるいは一部事務組合ならこの組合を組んでいる区域のことはできますけれども、よそのことはやっぱりなかなかできないんですね。それで、応...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は余り詳しくないんですが、それを今聞いておりまして、やっぱり専門の係員がおって、指示して出ていけと言った場合には行くわけですね。指示があるまではもう寝ておられるわけですよ、消防職員の方は。ただ、民間の場合には、本人に来るかもしれぬから、おちおち寝てお...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 日本消防検定協会は民間法人化したんですよ。それで、ほかの登録機関が手を挙げるんならどうぞということなんですが、なかなか手を挙げないんですね。  それから、これは元々特殊法人でやってきましたから、それはいわゆる検定以外のこともやっているということで国の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国民保護法制は国民を守るんですよね、何か起こったときに。避難したり誘導したり、守るんですよ、国民を。それは、そういうときに知事や市町村長はやりますよ、しかし実際受ける住民主体の何かが要るので、それは今あるのは町内会や自治会や消防団や自主防災組織でと、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この法案は今言ったとおりですよ。自主防災組織を義務付けているんじゃないんですよ。これは県や市町村を義務付けているんです、逆に。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員言われましたように、私も小さいころは、消防団というのは格好良くて、大変あこがれまして、訓練するときは見に行ってまねたりなんかしていましたし、火の用心というのは、あれは大人がやるのを子供がまねてやるんですね。そうすると、子供だけやれとか言われ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。ありがとうございました。
04月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○片山国務大臣 国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、民間における退職金の支給の実情にかんがみ、長期勤続者に対する退職手当の支給水準を引き下げるほか、定年前早期退職者に対する退職手当に係る特例...全文を見る
04月03日第156回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(片山虎之助君) 石井議員にお答えいたします。  私どもの方の政策評価・独立行政法人評価委員会の勧告についてどうか、こういうことでございますが、御承知のように、国立大学法人につきましては、中期目標期間が終わりますと文部科学大臣が全体を見直す、組織や業務を見直す、こうい...全文を見る
04月08日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第1号
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○片山国務大臣 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律案、情報公開・個人情報保護審査会設置法案及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概...全文を見る
04月08日第156回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律案、情報公開・個人情報保護審査会設置法案及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、その趣旨を御...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今野議員から、二点の御質問がありました。  一つは、不開示情報についての法律上の表現のあり方でございます。  「おそれがあるもの」としているけれども、「明らかなもの」の方がいいのではないかと。これは、既に制定されました情報公開法のときに、どういう表...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 漆原議員にお答えいたします。  今回の法案でなぜ官に対する処罰規定を新設したか、こういうことでございます。  我々は、当初は、守秘義務違反に対する罰則がありますし、国家公務員法には懲戒処分の厳重な規定がありますから、これらの運用で対応できると考えて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 保坂議員から、四点の御質問がございました。  まず第一は、目的外利用に関する「相当な理由」についてのお尋ねでございます。  原則禁止の例外として認めるわけでございますので、これは、だれでも納得できるような、それにふさわしい客観性がなければならないと...全文を見る
04月14日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第2号
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○片山国務大臣 今松下委員から御指摘ございましたが、電子政府の実現は内閣にとって最大の課題の一つでございまして、御承知のように、二〇〇五年までにというと、もうあと二年しかありませんが、日本を世界で一番進んだIT国家にすると。それは幾つかの大きなテーマを決めておりますが、その中でそ...全文を見る
○片山国務大臣 あのころはITの始まりのころですから、今とは全然違いますね。だから、これを全面的に変えようと。  現行法は電子関係だけですよ。電子情報だけでございますが、今回は紙を対象にする。それから、行政機関ももうほぼ全部対象にする。それから、本人関与も、現行法は開示請求と、...全文を見る
○片山国務大臣 今松下委員言われるように、我々は、国家公務員法の懲戒処分等の運用あるいは守秘義務や職権乱用や公文書毀棄罪がありますから、それを総合的に組み合わせてやれば十分ではないかと考えておりましたが、国会等で大変な御議論がある、また内外にいろいろな要請がある、こういうことで、...全文を見る
○片山国務大臣 おかげさまで、郵政公社、四月一日から発足しまして、今、大変張り切っております、真っ向サービスをやるんだと。国民本位、新しい価値を創造するんだというので生田総裁以下張り切っておりますから、ぜひ国民の期待にこたえるような公社になってもらいたいと思います。今までもよく頑...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号
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○片山国務大臣 確かに、あれは二月十七日の予算委員会ですかね、その時点で、全国銀行協会に聞いたところ、そういう事実はない、こういう報告を受けたということは答弁させていただきました。  その後、国会でのいろいろな経緯があり、やりとりがありまして、全銀協が中心で調査をいたしまして、...全文を見る
○片山国務大臣 その時点で、全銀協との話というか、聞いたところ、そういうことはないということを全銀協が答えたということを私は事務方から聞きましたので、そのとおりを答弁いたしたわけであります。その時点での話であります。
○片山国務大臣 それは、国会でも大変そういう議論があり要請がありまして、金融庁が、それではそれを全銀協を通じて調べます、こういう話で、数字はちょっとどこかにありますが、そういう住民票コードで本人確認をしたという事実はある、ただ、それは告知ではない、こういうような報告を聞いておりま...全文を見る
○片山国務大臣 あのときは内閣委員会でございましたが、大分枝野委員ともやりとりした記憶がございますけれども、それはどんな完璧な制度をつくっても、不心得な者がおってということになると、全く、一切の不正、違反が起こらないかと、それはそういうことではないと思いますよ。  しかし、前の...全文を見る
○片山国務大臣 防衛庁の事案は、海幕三佐ですか、あるいは空幕三佐の問題、あれは隠れてじゃないんでしょうね。やはり、いわゆる個人情報保護、現行法の十分な認識がなくて、例えばリストをつくるとか、あるいは教えるべきでないところに教えたとか、こういうことでございまして、それは制度の欠陥も...全文を見る
○片山国務大臣 それは、懲戒処分は、それぞれ事実を調査して、懲戒権者が適正にその処分をしたわけでございますから。だから、その周知徹底というのはどこの責任か。みんなの責任なんですよ、ある意味では。それが懲戒処分の対象になるかならないかというのはまた懲戒権者の判断でございますので、そ...全文を見る
○片山国務大臣 罰則の規定は、五十三条と五十四条は、政府案も野党案も同じですよね。できないかどうかというのは、これは事実認定の問題ですよね。今の海幕三佐の問題でも、例えば病気で自衛隊に不合格になった、これが秘密に属する、個人の秘密に属するという事実認定を司法当局がすれば、正当な理...全文を見る
○片山国務大臣 五十五条が違っているのは、今委員が言われましたように、「専らその職務の用以外の用に供する目的で」、それがないわけですね。  我々は、職務に属する範囲でやったことについてまで刑罰をかけるのは、刑罰という仕組みのいろいろな性格からいっていかがかな、こっちの方は懲戒処...全文を見る
○片山国務大臣 考え方はそんなに違いはないんですよ、野党案も政府案も。問題は、職務の用に供した場合の行為について当罰性まで、そこまで認めるかどうか、こういう議論なんですよね。  だから、私どもの方は、そこまで刑罰として制裁を加えるのはいかがかな、これはむしろ懲戒処分の方で対応す...全文を見る
○片山国務大臣 こういうことを言うと誤解を招くかもしれませんが、仮に、職務熱心で、これが職務遂行のために必要だという判断でやった場合、それについてまで刑罰を科することは刑罰の性格上行き過ぎではないか、こういう判断で、それに対応するのは懲戒処分だと。  それがいいとは言っていない...全文を見る
○片山国務大臣 それは、行政機関の個人情報保護法制関係につきましては、私のところが中心で、関係の省庁と十分協議いたしましてこの法案を出し直し、もちろん与党との調整もいたしました。そういうことでございます。
○片山国務大臣 防衛庁のリスト問題につきましては、行政機関個人情報保護法の所管大臣として、防衛庁とは十分な連絡をとって、私の方がいろいろな相談に乗ってきたわけであります。  ただ、この処分については、防衛庁長官が、何度も言いますように、任命権者であり懲戒権者でありますから、その...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、答えられない立場じゃないですよ。内閣は一体で、私はこの関係の所管ですから。だから、もちろん官房長官とも相談いたしますけれども、内閣としての所管で、調整は、この件については私だ、こう思っております。
○片山国務大臣 言われるとおりなんですよ。情報公開法は八高裁の地元の裁判所に訴訟が起こせるんですが、情報公開の場合には開示決定、不開示というのが大体各省庁大臣になるんですね。大臣になりますと、東京になっちゃうんですよ。そこで、大変限定されるという議論があって、特例をつくったんです...全文を見る
○片山国務大臣 情報を公開するというのと個人情報保護というのは似ているようでそうでもないんではないかというようなお考えですが、情報公開法は何人にも情報公開するんですね。個人情報保護は御当人に情報を開示するんですよ。開示、不開示という意味ではそこは似ているんですね。いわば、広く公に...全文を見る
○片山国務大臣 開示、不開示という点では似ているなと。そこで、情報公開審査会がありますから、その似ているところにも着目し、ただ、似ているからといって同じ体制でやれということじゃないんですよ。だから、それは委員の数もふやし、事務局もふやして、中でやり方を分けてやる、こういうことでご...全文を見る
○片山国務大臣 もし後藤委員が第三者機関設置のことを言っておられるんなら、行政機関や独立行政法人の方には私はその必要性は少ないと。いろいろ詳細に規定しておりますし、今の審査会というのが情報公開と兼ねておりますがありますから、その点は直ちにいろいろな検討をしなきゃいかぬということは...全文を見る
○片山国務大臣 データマッチングが悪いわけじゃないんですね。個人情報をみだりに目的外に利用する、提供する、必要最小限度を超えて使う、これがいけないんですね。だから、そこについては今の法制では、個人情報ファイル単位の利用目的を具体的に明確にさせて、その上で目的外の利用や提供を厳重に...全文を見る
○片山国務大臣 目的外利用につきましては、相当厳重に規定をしておりますし、運用もそうなるし、先ほども言いましたように、目的外利用の状況等は公表するんですよ。だから、そういう意味で、私は、担保できるんではなかろうかと。目的外利用というと何でも目的外利用されるような感じがややあります...全文を見る
○片山国務大臣 最終的な担保は、制度というのはすべてそうなりますね、最終的な担保は司法ですよね。  ただ、基本的な考え方は変わっておりませんが、それはいろいろな状況を見て、状況というか、去年の議論から今日までの推移を見て、私は、目的外利用というのはもうできるだけ限定的に、厳重に...全文を見る
○片山国務大臣 今回、罰則を追加したのは三条ですね、五十三条に五十四条、五十五条で。恐らくは、海幕三佐の事案では、五十三条のケースになるんではなかろうかと私は思っております。個人の秘密に属する個人情報ファイルを正当な理由なく他に提供するというんでしょうか、そういうことでございます...全文を見る
○片山国務大臣 まあ一つの考え方でしょうね。ただ、そうなると、審査会が大変になるんですよ。膨大な量が持ち込まれる。しかも、ある程度スピードを持って処理しなきゃならぬ。そうしませんと、もう審査会でストップになっちゃう。しかも、結局は行政が遅延して国民に迷惑がかかるんですね。そこの兼...全文を見る
○片山国務大臣 ちょっと数字は私、知りませんけれども、しかし、審査会というのは、今言いましたように目的外利用でけしからぬと思ったら本人関与ができるんですね、御承知のように、利用停止ができるし訂正もできるので。そういうことからいうと、全部事前にかけるというのはどうかな、こういうふう...全文を見る
○片山国務大臣 だから、目的外利用というものの範囲をどう考えるかということですね。  そこで、今、「相当な理由」ですよね。それはだれでも納得できる客観的な合理性がなきゃいかぬと我々は言っておりますが、個別にはもう個別に考えていかざるを得ない、ただ、これからこれだけのIT時代、情...全文を見る
○片山国務大臣 携帯電話の通信履歴につきましては、各携帯電話事業者において、料金請求等のために必要な期間保存している、その間であれば、契約者本人からの求めに応じて開示する取り扱いになっている、こういうふうに聞いております。  総務省としましては、通信履歴については、通信の秘密と...全文を見る
○片山国務大臣 いや、私も余り詳しくなかったんですよ。保坂委員が御質問されるというので私も知ったんです。  無線基地局がいっぱいありますね。携帯電話は動きますから、どこの無線基地局の管轄に入ったかという情報を常にサービス制御局に送っているんですよね。それですぐ電話がかかるんです...全文を見る
○片山国務大臣 大変難しい問題ですね。  それは、一般的な感じからいいますと、余りそういうことまで位置情報でこれをずっと調べていくということは、私は好ましいことではないのかなという感じがいたします。
○片山国務大臣 この個人情報保護法制にストレートに対象になるとは私は思いませんけれども、ただ、今言いました位置情報について、事業者の方がいろいろ情報を出せる体制になれば、全部なっていませんよ、なれば、私は、本人の求めに応じてそれを開示することはあってもいい、こういうふうに思います...全文を見る
○片山国務大臣 電気通信事業者の方のいろいろな考え方があると思いますけれども、私は、本人が求めるのならば、今委員が言われるような状況なら、原則としてそれは出すのが望ましいのではないかと考えておりますが、今局長が言いましたように、いろいろな技術的な議論もありますので、検討させていた...全文を見る
○片山国務大臣 検討させていただきたいと言いましたけれども、私の気持ちは、何度も言いますように、原則としては、本人が求めるのなら出す方が望ましいと思っております。
○片山国務大臣 御指名をいただいて光栄なんですが、これは法律の所管の解釈に係る問題ですから、もう個人的な意見を言う場でないと思いますので、御遠慮いたします。
04月15日第156回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○片山国務大臣 今、仙谷委員からお尋ねの件でございますが、国と地方の人事交流につきましては、方針というほどのものじゃないんですけれども、毎年度、全省庁を通ずる人事管理運営方針というのを決めているんです。これは、私どもの方が事務局としてつくらせていただきますけれども、全省庁を通ずる...全文を見る
○片山国務大臣 人事管理運営方針はかなり一般的、抽象的なことを書いておりますから、原則は、要請される方と要請を受けた方が十分協議して、合意の上で出す、こういうことでございます。
○片山国務大臣 私に対してではございませんで、官房長等に対しまして知事の方から要請があったと聞いております。
○片山国務大臣 知事さんの意向を十分聞きまして、しかるべき人をそれでは御推薦申し上げようということで、私は、かなり誠実な対応をした、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 総務省としては適当と思う候補者を決めたわけでございますが、仙谷議員御承知のような事情がございまして、名前までは知事さんに申し上げたかどうかは聞いておりませんが、候補者は決めまして、いわば待命的な状況に置いたことは事実であります。(仙谷委員「何的状況」と呼ぶ)待命、...全文を見る
○片山国務大臣 ちょっと時期は定かでありませんが、二月の終わりから三月だったんじゃないでしょうか。
○片山国務大臣 そういう状況で、本人にも内々の注意をしなきゃいけませんから、そういうことをしたのは二月のぎりぎりの終わりでございます。
○片山国務大臣 今、官房長に確認いたしましたら、名前も提示いたしております。
○片山国務大臣 私が確認したわけじゃありませんが、官房長の言によりますと、お互い顔合わせもいたしたようであります。
○片山国務大臣 知事さんの方からは特に異論がなかったと聞いております。
○片山国務大臣 今委員言われましたように、特別職でございますので、県議会の承認が要るわけですね。恐らく県の方の手続としては、県の議運か何かに提示して、各党の御了承を得るような手続に入るわけだ、こういうふうに思っております。  一般職でございますと知事だけの権限で任命できるわけで...全文を見る
○片山国務大臣 県議会の中に知事さんに対する不信任の動きがあり、しかも同時に、特別職、副知事等の同意案件について必ずしも承認がしがたいのではなかろうか、こういうふうな情勢になったと私は聞いております。
○片山国務大臣 私は官房長等から報告を聞くのが中心でございますが、知事さんからも私にも一遍ぐらい電話があったと思いますけれども、とにかく知事さん、固有名詞を出して提示されて、それが否決になったりたなざらしになると、御承知のようにやめていくのですから、大変個人に対しての大きな迷惑に...全文を見る
○片山国務大臣 国会議員の皆さん、皆さんでもないのですが、一、二の方から県内情勢のお話は聞いたことがございます。
○片山国務大臣 私は、官房長の報告やあるいは国会議員さんの一、二のお話を聞いて決めたわけじゃないんです、名前を出さないでくれと言ったのは。知事さんとの話で、知事が確約できないという、こういう状況では、今までのケースもいろいろありますから、特別職ですから名前を提示していただくのはい...全文を見る
○片山国務大臣 特殊法人の場合等につきましては、今言ったようなことを決めておるんですが、委員の言われるように、監督官庁が余人をもってかえがたい云々の審査をすることが、お手盛り、なれ合い風になるんではなかろうか、その疑いは確かにあると私も思いますね。  そこで、今後どうやるかとい...全文を見る
○片山国務大臣 今度の公務員制度改革大綱の中で、御承知のように、公務員の退職管理について新しい仕組みを導入しようじゃないかということの議論をしておりますので、その中で、もう少し幅広な議論の中でいろいろな仕組みを考えていったらいいと私は思っております。
○片山国務大臣 内閣官房の方でもいろいろ御検討いただいている、こう思いますけれども、やはりそれが国民の目から見てある程度納得してもらわなきゃいけませんね。だから、ここまではいい、ここから先はずっと先になるからノータッチだ、こういうこともぐあいが悪いので、その辺も少し考えてもらった...全文を見る
○片山国務大臣 備蓄は、今度やり方を変えまして、国の直轄にするようですけれども、いろいろな法人、要るのか要らないのか、もう一遍点検が要りますね。  それから、どうしても要るものは残さないけませんが、その役員構成をどうするのか、監督をどうするのか、そういうことの議論はやる必要があ...全文を見る
○片山国務大臣 今大出委員が言われたように、三年独立行政法人その他に出しておって、すぐ帰して退職、これはよろしくないですね。そういうことは運用上ないようにしていただかにゃいかぬと思います。  今の早期退職慣行を直そうということが今回の一つの考え方で、それから、特殊法人や独立行政...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には、委員御指摘のような方向にはなりつつあるんですよ。しかし、一遍にひっくり返るようなことはできませんから、徐々に徐々に、例えば二重取りはやめるとか、こういうことで漸進的に改革をしていきますから、少し息の長い見方をしていただければ大変ありがたい。  問題意...全文を見る
○片山国務大臣 これは政令で決めるんです。政令でどういうふうに決めるかということを今検討いたしておりますが、特別の法律により設立された法人で、国の事務に関係あるものは、これは政令で指定せざるを得ないなと。そのぎりぎりのところはどうか、これは各省庁の意向も聞きながら十分検討してまい...全文を見る
○片山国務大臣 この地方自治情報センターは、黄川田委員御承知のように財団法人ですね。特殊法人でも独立行政法人でもないのですが、この役員については、例えば監事は評議員会で決めてもらうんですよ。天下りといったら天下りになるのかもしれませんが、これはかなり、役所の意向というよりも、自主...全文を見る
○片山国務大臣 国家公務員の退職手当の支給水準につきましては、おおむね五、六年ごとに民間企業の退職金の実態調査をやりまして、官民比較を行っておる、それで、その間のバランスをとってきているというのが今までですね。  今、黄川田委員言われましたように、二十何年間やっていないというの...全文を見る
○片山国務大臣 国家公務員の退職手当の基本的な性格は、御承知のように、長期勤続報賞なんですね。だから、長く勤めるということが有利だ、それに対する報賞というのか、そういうことでございますので、長い方が有利になるような仕組みになっているんですよ。しかし、それはそうだけれども、程度はど...全文を見る
○片山国務大臣 今回は、トータルでは五・六%の官民較差解消のために引き下げる、こういうことでございまして、私は、これはこれでいいのではないかと思います。  そこで、今お話しの事務次官や外局の長官クラスですね、これについては、御承知のように、早期退職割り増し制度があったんですが、...全文を見る
○片山国務大臣 そこなんですね。独立行政法人の場合には業績主義になったんですね。だから、給与も退職手当的なことも業績に応じてやりなさい、しかし、それをチェックするのは評価委員会だと。御承知のとおりなんですね。  しかし、それはそうでも、やはり独立行政法人の方もバランスがあると私...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には勤続報償なんです。もうこれは一貫しているんですね、退職手当制度ができたときから。ただ、それに、なるほど、委員も皆さんも言われますように、生活保障的な性格や賃金後払い的な性格もある、それは排除はできない、こういうことでございまして、あわせ持つんですね。 ...全文を見る
○片山国務大臣 この退職手当法につきましては、組合の皆さんが、職員団体の皆さんが、ぜひ経過措置をやれと。我々はそれほど経過措置については考えていなかったんですが、御承知のように、経過措置を入れまして、これは二カ年でやることにいたしましたので、その辺は組合との話し合いの結果だと私は...全文を見る
○片山国務大臣 今重野委員言われるのは、公務員の場合の退職金はこれで是正されてよくなるけれども、独立行政法人等の退職金はどうかと。  これもやはり、国家公務員との均衡や、似たような法人、民間との均衡ということで、今いろいろな閣議の申し合わせや了解をやっているんですよ。しかし、問...全文を見る
○片山国務大臣 これは独立行政法人によっていろいろだと思いますね。一律に線を引くというのは私は難しいと思いますけれども、今回、退職手当制度にこういう制度を入れたということは、できるだけ出向、復帰を活用してもらいたい。  これは、やや私の個人の感じを申し上げますと、理事長さん以外...全文を見る
○片山国務大臣 独立行政法人等の役員に就任した場合の就任期間の上限ですね、これについても、私は一律にはなかなかいかないと思いますけれども、理事さんは、一期が大体二年ぐらいですね、あるいは四年、中期経営計画でいうと四年。その辺が、二年ないし四年が一つの目安になるんではなかろうか、こ...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) 日本郵政公社法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、日本郵政公社の経営の健全性の確保に資するため、郵便貯金資金及び簡易生命保険資金の運用方法に投資顧問業者との投資一任契約の締結による信託...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○片山国務大臣 行政機関個人情報保護法も、まだ保護法案ですね、これも情報公開法も私どもの方の所管でございますので私が答えさせていただきますが、昨日も一部御答弁いたしましたけれども、この法案を策定する過程において、総務省が、全省庁集めまして連絡会議を開催の上、個別の法令協議を行い、...全文を見る
○片山国務大臣 官房としての答弁は後ほど官房長官からあると思いますが、周知徹底の努力はしましたけれども、受け取る側のあれもありますので、そこのところは末端までしっかりと認識していただいたかどうかについては、我々ももう少し努力が足りなかったのかな、こういうふうに思っておりまして、以...全文を見る
○片山国務大臣 とにかく必要最小限度の扱いをする、個人情報については、目的に従って。目的外利用的なことについては、これは厳重にチェックしていく、こういうことでございまして、関係のないようなところが知り得るような状況をつくるということはよろしくない。こういうことについて、現行法の問...全文を見る
○片山国務大臣 防衛庁については、行政機関の長である防衛庁長官に責任がございますが、防衛庁長官について、法律の所管大臣としていろいろなことをやれる仕組みになっておりますから、そういうことで我々は要請をするわけであります。
○片山国務大臣 それは先ほど答弁いたしましたように、防衛庁の中における周知徹底は、それはそれぞれの大臣の責任でやっていただく。我々の方は、周知徹底をするように要請をする立場でございますし、あと場合によっては、報告をとるとか、いろいろなことについての調査をするとか、そういうことはあ...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方では、何度も言いますけれども、各省庁に対して、防衛庁を含めて、周知徹底方のための会議だとか打ち合わせだとか通知だとか報告徴収だとか、そういうことをやったわけでありまして、具体にそれぞれの、どういう方策をとるかは各省庁においての御判断でやっていただく、こう...全文を見る
○片山国務大臣 法律が通りますれば、もう通る前からいろいろな打ち合わせや会議をやっておりますけれども、さらに徹底してまいりたいわけでありますし、いろいろな報告をもらうわけでありますから、今度の新法に基づいて。そういうことはしっかりとやっていきます。
○片山国務大臣 それは、賢明な枝野委員よく御承知のように、内閣はそれぞれの所管大臣が責任を持って行うわけでありまして、私の立場は、新しい法律に基づいていろいろな調整をやる、あるいは、場合によってはいろいろなチェックをさせていただく、こういうことでございまして、そういう立場でやって...全文を見る
○片山国務大臣 私は、周知徹底されてなかったとは言っていないです。周知徹底が不十分であったと。だから、防衛庁……(枝野委員「一緒だ」と呼ぶ)なかったと不十分とは違いますよ。だから、それについては、例えば海幕三佐については懲戒処分が行われたわけでありますから、そういうことが行われな...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは、言いましたように、これは隅々の、すべての人が十二分に法律やいろいろな仕組みを了解して、認識してやるということができれば一番いいんですよ。だから、そのためにいろいろな手だてはとりますけれども、今回の場合には、御承知のような海幕三佐の事案が起きたので、そ...全文を見る
○片山国務大臣 国家公務員法に基づく懲戒権の発動は懲戒権者がやるんですよ。だから、懲戒処分に該当する事由があるんなら、懲戒権者が十分調査の上やったんで、あの結果は、行為をした海幕三佐に責任があるという懲戒処分だと理解しております。
○片山国務大臣 防衛庁の事案だけじゃないんです。防衛庁の事案も一つありますけれども、万般の、前の法律についての国会の御議論や、あるいは世論というんでしょうか、そういうことを含めまして、すべてのことを総合勘案して、与党とも調整の上に今回の法律を出したわけでありまして、もともと、前の...全文を見る
○片山国務大臣 今回の防衛庁の事案は、今回の新法の罰則規定は、五十三条、五十四条、五十五条に追加いたしましたよね。そのいずれも、事実認定されれば罰則の対象になり得るのですよ。ただ、最終的な事実認定は司法がやるわけですから、厳重ないろいろな、刑罰ですから、犯罪ということで刑罰になる...全文を見る
○片山国務大臣 官房長官の御答弁があるかもしれませんが、今は五十五条の話ですね。五十三、五十四は野党案も政府案も同じですからね。五十五条は、私どもの方は、専ら自己の職務の用以外の用に、こういうことでございまして、そこが皆さんの方の野党案は落ちている。  そこで、刑罰というものは...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方は、この事件が表ざたになってから、調査をするようにも防衛庁に話しましたし、防衛庁もしっかり調査して、その報告は受けておりますし、その結果に基づきこういう懲戒処分を行いたい、それもすべて相談を受けております。その結果、我々としても、そういう処分が妥当ではな...全文を見る
○片山国務大臣 現行法における権限をほぼ引き継いでおりまして、例えば、個人情報ファイル簿のいろいろな項目については報告を受けるとか、それについては我々の方がいろいろな調査ができるとか、意見を言えるとか、いろいろな権限がありますから、それはそれに基づいてやっていきたい、こういうふう...全文を見る
○片山国務大臣 今お尋ねの件でありますが、防衛庁リスト問題を契機として、情報公開法を所管している総務省において、全行政機関を対象に、情報公開の受付簿等であって開示請求者名が記載されているものを対象に調査を行い、昨年八月二十八日に公表したところであります。  その結果、防衛庁の問...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しの事例につきましては、開示請求者と連絡をとらなければなりませんね、その後いろいろなことについて。そういう意味で、住所や電話番号を補完する形で所属団体だとか勤務先だとか、そういう社名等を記載していただいているものでございまして、その意味では格段の問題はないと...全文を見る
○片山国務大臣 今委員が言われる点は、法律は禁じているわけじゃないんですよ。それは、開示請求者に後でいろいろな連絡なんかありますよ。そういうことで、開示請求者の方と話し合ってそういうことを記載していただいたわけでありまして、私は、各省庁の判断で、法の範囲内のことであれば格別の問題...全文を見る
○片山国務大臣 役所の組織というのは、春名委員御承知のように、全部大臣がやるんじゃないんですよ。組織、機関が全部動くんですよ。その上に私は代表者でおるわけで、細かいヒアリングの結果がどうだとか、それは報告書にあるでしょう。そういうことは局長が一番よく知っているんですよ。局長よりは...全文を見る
○片山国務大臣 これは、もう既に答弁させていただきましたが、原則禁止の例外として認めるわけですから、だれが見てもなるほどなという、納得ができるような客観性がなければならない、こういうふうに考えておりまして、個別案件ごとに厳格に判断すべきもので、行政機関の恣意的な解釈を認められるも...全文を見る
○片山国務大臣 今は電子計算処理された情報だけなんですよ。新法は全部の個人情報なんですよ。それの目的外利用の、厳格にはやるんですよ、厳格にやるのは当然なんだけれども、それは膨大な量になるんです。それを一々事前に第三者機関にかけているというと、第三者機関もくたびれますし、行政機関も...全文を見る
○片山国務大臣 裁判の管轄は、被告である行政庁の所在地の裁判所、これは大原則ですね。情報公開のときは大議論があって、御承知のように、今、八つの高裁がある地裁でもできる、これはもう大変な例外なんですね。  そこで、情報公開法と今回の個人情報保護法の関係なんですが、現行法で開示請求...全文を見る
○片山国務大臣 自己コントロール権というのは、細田大臣からも大分答弁がございましたが、まだこれは権利として確立していないですね、世界の国の中でも、日本の中でも。まだ未成熟の段階ですから、今後の発展を見ないといかぬということですが。今の法制の考え方は、基本的には本人関与を強めるとい...全文を見る
○片山国務大臣 外務省は恐らく善意で、まだおくれますよ、もう少し待ってください、こういう書状を出したので、それはそれで私は問題はないと思いますけれども、書状を出すのなら、できるだけ早くやった方がいいですな。それは、外務省は忙しいですからね、内憂外患こもごもというようなところがあり...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員の言われることは、私は誤解じゃないかと思いますよ。行政機関個人情報保護法は、行政機関に勝手に個人情報を扱わせないということなんですよ。ルールをつくっていくということなんです。しかし、個人情報を使わないと行政はできなくなっているんですね、時代的に。だから、...全文を見る
○片山国務大臣 野党案には、個人情報の目的外利用や提供や、あるいはセンシティブ情報をどう取り扱うかは第三者機関にかけろ、こういう案ですね。しかし、そうしますと、何度も申し上げますように、大変な膨大なものが持ち込まれるおそれがある。審査会の方も大変だし、行政機関の方も大変になる。と...全文を見る
○片山国務大臣 情報公開法の方が意図的な特例なんですよ。普通は行政庁の所在地の裁判所なんですね。それを、あれは大議論がありまして、修正か何かでああなったわけでございまして、その方が大変な特例なんですね。  情報公開、できるだけ広く公開するということが制度の仕組みですよね。個人情...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどお話がございました地方団体の個人情報保護条例、都道府県は大体全部つくっておりますが、市町村でまだつくっていないところがかなりありますね。三分の一か四割ぐらいある。そこで、全部この機会に、国の法律が今審議されているし、成立すると思いますので、ぜひつくってもらい...全文を見る
○片山国務大臣 それぞれの地方自治体の状況に応じて皆さんで議論して決められているわけですから、それはそれでいいと私は思いますし、運用もしっかりやってもらえばいい、こういうふうに考えております。  また、それが大変いいものであれば、我々としても、今後いろいろ検討する一つの資料にさ...全文を見る
○片山国務大臣 確かに、昨年の審議で、旧法、この前の法案で、罰則がなくてもやれる、既存の罰則の運用と懲戒処分、行政処分の組み合わせで十分機能できる、こういうことを答弁したことは事実ですけれども、国会でのいろいろな御指摘、御意見があり、世論の動向その他を考えて、与党とも十分すり合わ...全文を見る
04月17日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号
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○片山国務大臣 電気通信事業の関係は私の方ですから、お答えをさせていただきます。  今回の法律は基本法ですね。基本法というのは全部にかぶる。そういう意味では、電気通信事業もこの基本法が成立して施行されればその適用を受ける、こういうことなんですが、電気通信事業は大変な多くの個人情...全文を見る
○片山国務大臣 個人情報の収集につきましては、これは法令に基づいて、法令の範囲でやるということでございますから、殊さら規定を置いておりませんけれども、それは憲法なり国家公務員法にその種の規定がございますので、行政機関や公務員というものは法令を守るんだ、誠実にやるんだ、こういうこと...全文を見る
○片山国務大臣 三条委員会は、これは行政委員会なんですよね、執行権がある。八条委員会は、簡単に言うと諮問機関的なんですよ。そこで、私は、野党案の今の審査会も八条機関ではないかと思っているんですが、そこは規定上は必ずしも定かではない。  そこで、三条委員会というのは、言われました...全文を見る
○片山国務大臣 三条委員会は、これは行政委員会ですから執行権も持ちますから、相当な体制と人員を確保しなきゃいけません。人をふやさないといかぬ、こういうことになりますし、権限については場合によっては二重行政になるものですから、そういう意味では、行革の観点からいうと、必ずしも三条委員...全文を見る
○片山国務大臣 行政不服審査法は、これは昭和三十七年ですね、もう私は相当定着している、こういうふうに思っておりまして、処分庁に出すのは異議申し立て、それからその上の上級庁に出すのは審査請求、二段階で、相当活用されておりますよ。ただ、今委員が言われたように、統計が古いんですね。私も...全文を見る
○片山国務大臣 調査の方はぜひ急がせてやらせたい、こう思いますが、ただ、行政委員会、行政委員会というのは、今の議院内閣制といいますか、議会制民主主義は、やはり選挙で国民が議員さんを選んで、議員さんをたくさん持っているところが政権を持つわけですね、国会が選んで。そこで問題があれば、...全文を見る
○片山国務大臣 これは私も経緯を聞いたんですが、今回の法案の立案を行う段階で、権威ある行政機関等個人情報保護法制研究会、こういうものにおきまして検討したようです。そこでいろいろな方に入っていただいて、いえば行政だけじゃないんですよ。そういうことの中で、今回はすべての行政機関を対象...全文を見る
○片山国務大臣 個人情報について、防衛庁のこの事案は、例えば、海幕の三佐が不必要な、必ずしも必要のない、例えば受験者の母を記録したリストをつくったり、また情報公開担当以外の職員にそれを提供したと。だから、不必要な取り扱い。必ずしも必要のない情報をとりまして、それを提供すべきでない...全文を見る
○片山国務大臣 今御提案申し上げている法律の五十三条はなるほど懲役二年ですね。これは正当な理由なく個人の秘密に属する事項を故意で提供した場合ですね。そこで、守秘義務は、なるほど今、委員言われるように一年ですけれども、守秘義務の範囲は物すごい広いんですよ。大変な国家機密に属するもの...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたように、守秘義務の対象は国家機密に属するものからそうでないものまであるんですよね。相当幅が広い。しかし、その幅が広いものまで、それほどでないものまで懲役二年というのは、刑罰の程度としては、その他のバランスを欠くんではなかろうか、こういうことで...全文を見る
○片山国務大臣 国家の機密情報の保護についてはかねがね議論がありますね。いろいろな議論がある。そういうことの中で、やはり私は、個人的に一政治家として申し上げれば、国家の機密情報を保護するということも大きな課題だろう、こういうふうに思いますが、これはやはり国民の合意が要りますし、い...全文を見る
○片山国務大臣 現行法には、利用目的に必要な範囲を超えた個人情報を保有してはならないとあるんですね。そこが例えば、病気のために自衛隊に入れなかった、自衛隊の試験に落ちたとか、受験がどうだったとか、こういうことが、それでは利用目的に必要な範囲なのかどうか、こういう判断ですね。それか...全文を見る
○片山国務大臣 通信傍受法の議論は法務省の刑事局長等にやっていただけばいいんですが、私が昨日申し上げましたのは、位置情報について本人が開示をしてほしいと言うのならば、事業者の方がそれに対応できるのならする方が望ましいのではないかと。ただ、これは事業者側の都合もありますし、お金の問...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりなんですよね。事務方も気が付いておったんですが、ここまで検討が進まなかったんですね、万般が忙しかったもので。私も言ったんですよ、このくらいのこと、入れておけば本当に先生方にこれだけ時間を割いていただかなくてもと、こういうことなんですが、大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、例の総理直属の郵政事業懇談会でも大変な議論になりまして、そこで私は言ったんですよ。郵便貯金というのは、これは国民のというか庶民のセーフティーネットだと、ですよ、は絶対大丈夫だと、こういう預け入れ先がどこかで要るんだと、ユニバーサルサービスという...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 貸すのは、業として不動産業をやっちゃいかぬと、こうなっていますよね、法律上。ただ、貸すのはいいんですよ。それは、だから、貸す場合にはこうしろというのは書いてあるでしょう。それで、貸した場合には固定資産税は払ってもらうんですよ。  それで、民業圧迫じゃ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それは相当変わってきていますよ。ただ、目に見えるか見えぬかというのはありますね。いやいや、もう、じわじわじわじわボディーブローみたいにこれから良くなってくるんですよ。  それは、いろんな新しいサービスや新しい商品を作っていますよね。今もちょっと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私が預けたら本当にとらの子資金ですね。  今、又市委員も言われましたが、国民の皆さんから預かった金ですね。しかも、小口、個人の生活保証の、セーフティーネットの金ですから、それはもう安全確実が第一だと、こういうように思いますよ。  ただ、かつては資金...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号
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○片山国務大臣 電子政府は、我々としてはできるだけ早く、大がかりに進めたいと。しかし、なかなか時間がかかるかもしれませんが、少なくとも手続ですね、行政手続、申請、届け出は、できるだけ十五年度中に全部やりたい、こういう状況にあります。  一方、データマッチングにつきましては、その...全文を見る
○片山国務大臣 今の仕組みは、目的外利用を含めて私どもの方が報告をもらいまして、事前通知というものですね、それを我々の方が見て、問題があるものは説明を求めたり資料提供を求めております。だから、今言われているようなことは、将来の検討課題としては我々も考えていくことがあるかもしれませ...全文を見る
○片山国務大臣 野党案には二つありますよね。個人情報保護委員会、これを三条委員会と言われて、それから審査会の方は、これは政府案と同じような審査会で、ちょっと私、そこをごっちゃにしておりまして、両方合わせて、整理せずに議論したようなところがありますが、野党案の考え方は、委員会の方は...全文を見る
○片山国務大臣 後藤委員、私どもが言っていますのは、野党案だと事前に全部そこに意見を聞くとか、いろいろなことになるわけでしょう。それで、今我々が考えている審査会は、これは事後的なもので、例えば開示決定だとかそのほかの決定について不服がある場合に、行政機関の長に言いますよね。そうし...全文を見る
○片山国務大臣 住基法の中でかなり体系的な整備はしているんですが、今回の個人情報保護法という基本法が通りますとこの適用も受けるんですよ。  恐らくこういう関係になるでしょうね。個人情報保護法が基本法で、行政機関個人情報保護法はそれの特別法、さらに住民基本台帳法は行政機関が扱う住...全文を見る
○片山国務大臣 だから、都道府県は大体ありますけれども、市町村でないところが約三割あるんですね、三割強。これには至急つくってくれと言っているんですよ。  ただ、今言いましたように、そのうちの一割幾らは規則や基準で持っているんですね。だから、それを条例にして、内容もできるだけ行政...全文を見る
○片山国務大臣 努力規定は訓示規定ですから拘束力はないんですけれども、気分としてはあった方がいいのかなということもありますが、なきゃ困るというものでもないのでね。それはやはり法律をつくる段階で十分議論をしてお決めいただいたんじゃないでしょうか。気持ちは、できるだけ早く処理する、そ...全文を見る
○片山国務大臣 平成十二年の四月から地方分権一括推進法ができまして、それまであった機関委任事務だとか団体委任事務だとか、いろいろな考えがあったんですよね、行政事務だとか固有事務だとか。それが全部そこで変わったんですね。機関委任事務というのはなくなったんですよ。  機関委任事務と...全文を見る
○片山国務大臣 これは納得ずくで出して、納得ずくで受けているんですよ。しかも、それは大変意味があることなんです。だから、あとは、根拠というのかな、法形式なんですね。私は個人的な意見を言えば、政令でしょうね、政令できちっと整える、そういうことが必要だと思いますし、扱いは、これは犯歴...全文を見る
○片山国務大臣 法務省関係の法律、私よく知らないんですけれども、ぎりぎり言えば、設置法に基づくあれでもいいんですね。その辺はいろいろなあれが出ますので検討させていただきたい。はっきりした方がいいことはいい、私はこういうふうに思っております。  もう事実上ずっとやってきて支障はな...全文を見る
○片山国務大臣 原則として開示ですよね。ただ、いろいろな理由があって、第三者または公共の利益を守るために開示できないこともあります。しかし、それは部分開示で、分けて開示できるんなら開示した方がいいんですよ。そういうことを今副大臣が言われました。同じ考えです。
○片山国務大臣 今委員が言われますように、地方団体の条例の中でセンシティブ情報の収集規制をやっている団体は約六割、確かにありますね。必ずしも私、実態は詳しくないんだけれども、地方団体の条例というのは特区みたいなものですから、自分のところだけですから、いろいろなことを実験的にみんな...全文を見る
○片山国務大臣 これは、下の方がメーンなんですよ。個人の権利利益の保護を図る、そこが目的ですよ。その図る場合に配慮しろというのが「図りつつ、」なんです、「行政の適正かつ円滑な運営を図りつつ、」と。  ただ、恐らく質問したいのは、何で「行政の適正かつ円滑な運営」というのが入ってい...全文を見る
○片山国務大臣 真理は何年たっても真理なんですよ。個人の権利利益を守るということと、行政の円滑かつ適正な運営を図る、これはもうだれも疑いのない大命題ですよ、十六年前であろうが二十年前であろうが、十年後であろうが。そのことは変わらないということですよ。  ただ、中身は、あるいは委...全文を見る
○片山国務大臣 今回、政府案を直してこういう形で出させていただいたのは、防衛庁だけじゃないんですよ。防衛庁もありますよ、防衛庁がないということはない。ありますが、前の国会から、前の法案について大変国会で御審議をいただき、また世論もいろいろなことを言っていただいて、そういうことを総...全文を見る
○片山国務大臣 郵便局というのは、年賀状のときだとか何かは忙しいですよね。そのときにアルバイトを雇うんですよ、アルバイトを。募集をして、応募で来ていただいたり、そうでなかったりするんですが。その場合に、ある郵便局の郵便貯金をしている人のリスト、その中で若い人の、最近は若い人も貯金...全文を見る
○片山国務大臣 住基法は罰則がないわけじゃないんですよ。守秘義務違反は一番きつい罰則をあれしておりますし、刑罰というのは、勝手にちょっと考えて、これは刑罰にしましょうということにはならないんです。当罰性、具体の権利利益の侵害、構成要件がきちっと書けるかどうかというようなことがあり...全文を見る
○片山国務大臣 もちろん、開示請求やいろいろな請求がありますね。その決定について不服があれば、審査会の調査審議を経て結論を出す、こういう仕組みになっております。それも不服があれば訴訟が起こせるわけでありますから。そういうことで救済手段をとっておりますし、事前のものについては、総務...全文を見る
○片山国務大臣 その金額の積算の基礎が、私、定かでないのでね。まあ、それはそれとしまして、行政事件訴訟というのは、委員、全部そうなっているんですよ。それがおかしいと言うなら、管轄制度を直してもらわないかぬ。司法改革、今一生懸命取り組んでいますから、その中で大いに議論していただきた...全文を見る
○片山国務大臣 情報公開法のときには大議論がありまして、あれは衆議院での修正なんですよ、国会の修正なんですね。出した案は、行政事件訴訟の管轄だったんですよ。だから、私は、それは大いに議論していただくのは一向に構わないので、そうなるかならないかは別にして、そう思いますよ。だから、こ...全文を見る
○片山国務大臣 制度の根幹はなかなか、これは大議論ですから、だから、運用上できるだけ権限を現地におろしていただいて、開示決定等の権限を、そこで国民の皆さんが利用しやすいような、司法救済ですから、そういうふうにしたらどうかと私は考えておるので、何にもしないなんて考えていません。でき...全文を見る
○片山国務大臣 情報公開法では、三十日以内の処理が八三%なんです。それから、六十日というのが次の特例ですね。それからさらに、どうにもならぬというのは六十日を超えてもいい、こういうことになっているのが、今ちょっと数字を持っておりませんが、恐らく委員が言われた数字ではなかろうかと。こ...全文を見る
04月18日第156回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(片山虎之助君) 櫻井委員から、民間生保と簡保との関係の御質問がありました。  御承知のように、簡保は、全国あまねく設置された郵便局で、小口の、個人のための基礎的な生活保障手段を提供しているものですね。民間生保は全国あまねくなんか、支店なんかありませんからね。  し...全文を見る
04月22日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号
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○片山国務大臣 きょう一部の新聞に報道がなされましたね。それは、自衛隊の募集については、これは都道府県知事や市町村長にも募集の事務の一部委託ができるんですね。また、それに関して、「内閣総理大臣は、」これは防衛庁長官ですから主務大臣は内閣総理大臣になるんですが、「自衛官の募集に関し...全文を見る
○片山国務大臣 国の行政機関につきましては、これは法律に基づく政令で根拠がありまして、住民票の写し、これは提出を求められたら出す、こういうことになっておりまして、その場合には十二情報になるんです。ただ、自衛官の募集については我々は四情報でいいと思っておりますから、その点は事実を、...全文を見る
○片山国務大臣 旧法ですか、前の国会で議論された法律では、我々は、国家公務員法の服務規定と刑法の関係の処罰規定を運用すれば十分対応できる、こういうことを何度も申し上げました。  その過程でいろいろな御質問、御意見があったものですから、具体の権利利益の侵害があって、犯罪ですから、...全文を見る
○片山国務大臣 とにかく必要最小限度ということを考えてお互いやらなきゃいけませんね。  新聞の報道が正しいかどうか知りませんが、必ずしも自衛官募集に必要不可欠でないようなことまで教えてくれ、資料を出してくれ、こういうことはいかがかと思いますので、いずれにせよ、状況を調べまして、...全文を見る
○片山国務大臣 スピードですね、できるだけ早くやります。
○片山国務大臣 実情を防衛庁の方でしっかり調査してもらわないと今一概に断定はできないと思いますけれども、健康状態なんというのは、自衛隊員にするかせぬかで一つのあれかもしれませんね。しかし、御両親がどうだとかというようなことは必要あるのかどうか。これも、どういう調べ方をして、どうや...全文を見る
○片山国務大臣 何度も局長が答弁していますように、人事情報は、これは適用除外なんですよ。これは採用についても同じなんですよね。だから今の利用停止だとかということになるのかどうか、もともと適用除外なんですから。その辺は御意見としては承っておきます。
○片山国務大臣 郵政省は平成十三年の一月五日になくなりまして、私は最後の郵政大臣をやらせていただいたんですが、郵政省はなくなってもう二年以上、二年三、四カ月たっているんですけれども、具体のあれを出していただければ調べてみましょう。
○片山国務大臣 地方自治法ができる前はそうだったですよね。やはり上下の関係が何となくあった。戦後も、そこは直ったんだけれども、例えば機関委任事務なんというのは、都道府県知事、市町村長を国の出先機関の長という、フィクションですね、擬制をして国の仕事をやらせると。だから、機関にだけ委...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方は、地方分権を進める、地方自治をより強くする役所ですから、基本的には、三位一体の改革だとか市町村合併だとか権限移譲だとか、いろいろなことを今やっていまして、それはやはり本当の意味での国と地方がパートナーシップ、そういうことにするために頑張っておりますから...全文を見る
○片山国務大臣 NTTを国が支援していることはありませんよ。それは、いろいろな制度をつくるとか、ほかの電気通信事業者と並びでいろいろな恩典というのはあるかもしれませんけれどもね。  そこで、あれは今持ち株会社になって、グループになったんですよね、東西も別会社ですから。ただ、接続...全文を見る
○片山国務大臣 この法律では二十三条第一項第一号で、一般的には第三者に情報を提供してはだめだ、こうなっておりますが、法令に基づく場合は別だと。これがまさに法令に基づいているんですね。プロバイダー責任制限法ですか、一般的には第三者に教えるべきでないんですけれども、第三者が発信者によ...全文を見る
○片山国務大臣 午前中にも答弁しましたように、自衛隊法に基づいて、都道府県知事や市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官の募集に関する事務の一部を行うんです。また、施行令の百二十条ですか何かによって、自衛官の募集に関し必要があると認めるときは、知事または市町村長に対し、内閣総...全文を見る
○片山国務大臣 住民基本台帳は、正当なことに利用するためにあるんですよ。だから、行政機関の本人確認情報に応じるとか、必要なことには使えばいいんですよ。委員の言うようなことだったら、使うな使うな、隠しておけ、こういう議論じゃないの。だから、正当に使うんですよ、目的の範囲で必要最小限...全文を見る
○片山国務大臣 防衛庁の方が、四情報が適当だ、こう言っているので、私も、何度も言いますように、四情報が適当だと思いますよ。  ただ、健康情報なんというのは、やはり自衛隊の人は健康でなきゃいかぬから、その必要が十分あって地方団体も納得するなら、それもまあ真ん中辺かなと。いいとか悪...全文を見る
○片山国務大臣 いや、だから、健康でもいろいろな表現の仕方があるので、健康か不健康かというぐらいなら、それは、あなたが言うような、センシティブ情報というものは必ずしも概念は決まっておりませんけれども、何の病気をしたとかどうだったとか、そういう細かいことまでやると、それは私も問題だ...全文を見る
○片山国務大臣 だから、採用試験に係る、係る範囲というのはこれはいろいろなケースがあるので、そのケースに応じて判断せざるを得ない。最終的には地方ですよ、私は何度も言いますけれども、こういうことの解釈は。一義的にはそれぞれの行政機関の長にある。
○片山国務大臣 それは採用試験の内容によるんですよ。(保坂委員「話が全然違う」と呼ぶ)いやいや、採用試験の内容によるので、我々としては、採用試験に係る人事情報に属するものについては、これは総務大臣の事前通知の対象外だ、こういうふうに言っているわけであります。
○片山国務大臣 本当に、委員長をやられて御苦労されましたから、大畠委員には釈迦に説法ですけれども。  政府案では、個人情報の利用目的を具体的に明確にさせるということが一つ。その上で、目的外利用や提供の必要があるときは、厳格に厳重に制限をして使わせる。そのためには、目的外利用や提...全文を見る
○片山国務大臣 これは、何度も言いますように、自衛隊法や自衛隊法に基づく政令ができておりますし、それから、そもそも、住民基本台帳法の四情報は公開情報でございますし、自衛隊員を募集する仕事というのは国の仕事であり、しかも、それは地方公共団体の長にやってもらうということになっているわ...全文を見る
○片山国務大臣 我が国の行政は、これも釈迦に説法ですが、議院内閣制で各大臣が責任を持ってやる、こういうことですね。内閣の意思決定は閣議で決める。アメリカは大統領制で、一人で決まるわけですから。もちろん議会の関与はそれぞれありますよ。  そこで、日本の行政を見るときに、一番専門家...全文を見る
○片山国務大臣 これもいつか答弁しましたが、大臣は機関なんですよ、個人じゃないんですよ。総務大臣というのは、総務省、組織の機関の長なんですよ。それが勝手な、自分中心の恣意的な判断ができるわけがありませんよ。  それから、そういうことのために、例えば会計については会計検査院があっ...全文を見る
○片山国務大臣 独立行政法人については、今法案を出させていただいております。  これは、行政機関に準じて措置を講じようというものでございまして、今お話がありましたが、考え方は、行政機関と同様に扱うことが適当な政府の一部を構成すると見られる法人、これを同じ扱いにしているわけであり...全文を見る
○片山国務大臣 日本道路公団が本当に民営化されて株式会社等になるには、国会の意思で正式に決まらにゃいけませんね。決まる前に、これは民営化するんだから民の方に入れるというわけにいかない。  そこで、平岡委員が言われたのは、恐らく、もう官も民も一緒にして第三者機関の対象にしよう、こ...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○片山国務大臣 住民基本台帳法の中心は四情報ですね。これについては、閲覧か住民への写しの交付かなんですよ。それ以外では法令に基づく場合なんです。これが基本的な考え方ですよ、住民基本台帳法は。  そこで、今の三十七条は、これは国の機関等が情報の提供を求めることができるという規定で...全文を見る
○片山国務大臣 防衛庁は研究していますから、私がとりあえず答えますが、九十七条がありますね、都道府県知事や市町村長は自衛隊募集に関する事務の一部をやるという規定がある。それは「政令で定めるところにより、」と。政令がいろいろ書いていますよ。百十九条が募集宣伝をやると書いてある、百二...全文を見る
○片山国務大臣 私は人ごとの答弁をしていませんよ、ちゃんと責任を持ってやっているんで。それはもう十分あなたもわかっていただかなきゃいかぬと思います。  三十七条は広くいろいろ運用できるんですよ、解釈上。ただ、住基全体の精神、趣旨、ほかの規定との関連で、こういう限定的に、統計をつ...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、それは委員は政令だからと言って、法律に基づく政令なんですよ。これは法令として一体のものなんですよ。細かいことは政令にゆだねているだけで、法律の授権なんだから……(細野委員「どこが細かいんだ、これの」と呼ぶ)いやいや、だから同じなんですよ、それは。
○片山国務大臣 委員は大変な誤解をしているんですよ。  これは住基ネットワークから情報をとるわけじゃないんですよ。これは市町村が法定受託事務で自分の仕事になるんですよ、今の九十七条に基づいて。それについた情報を百二十条で提供するので、住基ネットワークとは何の関係もありません。 ...全文を見る
○片山国務大臣 よく聞いてくださいよ、答弁を。  住基ネットワークと関係ない、こう言っているんですよ、今の住基ネットワークシステムと。住基の台帳からとった情報もありますよ。それ以外の情報もありますよ。それは市町村の事務になっているんだから、法定受託事務に。自衛官の募集に関する仕...全文を見る
○片山国務大臣 何度もこれも申し上げているでしょう。住基の中では何人も四情報はとれるんですよ。また、何人も住民票の写しがとれるんですよ。それ以外は他の法令に根拠がある場合なんですよ。  今回の場合には、自衛隊法と施行令に根拠があるから特例として認められるんですよ。
○片山国務大臣 何度も言っていますように、住民基本台帳からだけの情報じゃないと言っているんですよ、私は。何度も言っている。市町村の法定受託事務ですよ。市町村の事務になっているものについて、自分が持つ情報であって自衛官の募集に必要なものを求められたときは、それは出すんですよ。
○片山国務大臣 何度も言っているじゃないですか。続き柄は住民基本台帳の情報なんですよ。十三情報の中なんですよ。これは、住民票の写しをとれば、何人でもとれるんですよ。写しをとれば、住民票の写しを。  そこで、今言っているのは、住民基本台帳の情報ではあるけれども、ほかの法令に特別の...全文を見る
○片山国務大臣 自衛隊法の体系は、何度も言いますように、市町村や都道府県にも、知事や市町村長ですけれども、自衛官募集の仕事をみずからの事務に法定受託しているんですよ。それに基づいて、自衛官の募集に必要がある限りですけれども、情報を求められたら出す義務があるんですよ。  したがっ...全文を見る
○片山国務大臣 この前の委員会で私が答弁しましたのは、人事情報ファイルについては総務大臣の事前通知あるいはそれによって起こる公表の対象外になるということを申し上げたわけで、法律にはっきり書いている。それから、一年以内に処分するものも事前通知は公表の対象から外れている。だからそうい...全文を見る
○片山国務大臣 詳しい答弁は後で局長がするかもしれませんが、DMが人事記録に当たるなんと言った覚えないですよ。採用試験に関するものは人事情報に当たるので、採用試験に関するいろいろな事項の中でこれがどうかということは個別認定だ、これは当たり前の話であります。
○片山国務大臣 これは行政事務で、膨大なことになるということはある程度防がなきゃいけませんので、事前通知や公表については一定の考え方で整理している。その中に、一年以内で消去するようなものについては事前通知や公表の対象にしなくてもいいではないか、こういうことになっておりますが、しか...全文を見る
○片山国務大臣 防衛庁のような、各市町村がリストを出しているようなことは承知いたしておりません。ということは、余りないのではないか、こういうように思っております。  捜査機関は、これは刑事訴訟法に基づいて情報がとれるわけですね、これは特別に。こういうことでは出していることは、私...全文を見る
○片山国務大臣 何度も言いますけれども、閲覧でとる場合と写しをとる場合と、特別の法律がある場合には、法律ですからそれによるということでございまして、他の法律によって部分的に、部分的にというのは、情報の一部を出していることはあるいはあるかとも思いますけれども、全般的なあれは聞いてお...全文を見る
○片山国務大臣 各大臣は、所管行政には責任ありますからね。ただ、ほかの法律に基づいてどうこうというのまでやると総理大臣になっちゃいますから、私の所管についてはそういうことのないようなことをさらに徹底してまいりますし、各省庁にもそういうことをお願いしよう、私どもの方はまとめ役、法律...全文を見る
○片山国務大臣 第三者機関の話は何度も何度も出てまいりまして、また同じようなことをいつもお答え申し上げておりますけれども、個人情報保護委員会というのは、むしろ基本法制の方なんですね。私どもの方にも大変関係がありますが、そっちの方がむしろ中心じゃなかろうか、こう思います。  何度...全文を見る
○片山国務大臣 きのう私が申し上げましたのは、採用に係るものは人事情報ファイルになるんですよ。しかし、募集に係るものはならないですよ。ただ、その適格者名簿、適格者じゃないや、適齢者名簿か、ややこしいですけれども、適齢者名簿なるものの性格がわからない、私は。適齢者名簿ということの中...全文を見る
04月24日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号
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○片山国務大臣 住民基本台帳の情報は市の行政のためにも使えるんですよ。だから、今お話しのように、市の内部で採用試験に使うとか採否に使うとかということは可能だと思いますし、その根拠は、我々は、目的規定なりその他、地方自治法全体の精神の中で、法的には十分可能だと考えております。
○片山国務大臣 せんだっての委員会で西村委員からもいろいろなお話がございました。私も、東委員と似たような認識を持っております。やはり、国家の安全に関する重要な秘密については保護する法制が必要だとは考えておりますが、そのためには大いに国会で議論していただいて、国民的合意が必要ではな...全文を見る
○片山国務大臣 今の国家公務員法の決め方は、「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。」こうなっているんですね。だから、職務上の秘密、実質的に、非公知の事項で、秘密として保護するに値すると認められる事項について、一般にそれを知らしめることが秘密を漏らすなんですね。...全文を見る
○片山国務大臣 所管外のことでありますけれども、主権国家である以上、自分の国は自分で守るという、こういう気概は要りますね。どこまでどうかというような議論がある、日米安保条約もありますけれども、私は、主権国家である以上、自分の国は自分で守るという気概が必要だと。  その中心は防衛...全文を見る
○片山国務大臣 情報公開法は、今お話しのように、できるだけ情報を公開する、こういうことでありますが、国の安全に関する情報につきましては、第五条の第三号において、公にすることにより国の安全が害されるおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情報が記録されている場合...全文を見る
○片山国務大臣 行政機関の個人情報保護法案も、何人も自分の情報の開示が請求できますけれども、開示することにより国の安全が害されるおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当な理由がある情報については不開示情報とする、それからまた、そういう、今お話しのような秘密工作員あるいはそ...全文を見る
○片山国務大臣 かなり前の委員会でもお答えしましたけれども、基本的には我々も今議員が言われたような認識を持っておりまして、とりあえず二月に研究会を発足しまして、そこで議論いたしておりまして、今のガイドラインをどう見直すかということ。ガイドラインというのは、今のガイドライン。それか...全文を見る
○片山国務大臣 私、細部を丁寧に見ているわけではありませんが、基本的には、ありません。
○片山国務大臣 今言いましたように、六割を超える地方団体の条例の中でセンシティブ情報の規定が入っていますよ。これについては、それぞれの地方団体が十分検討して決めたものですから、これについてどうにかしろなんということは、こちらは言うつもりはありません、地方自治ですから。だから、これ...全文を見る
○片山国務大臣 住基法は閲覧と写しの交付なんですが、住基法じゃないんですよ、渡しているのは、自衛隊法と施行令に基づいてやるので。それは、写しているのかコピーをやったのかわかりません。どっちでも、どういう形でなきゃいかぬということは法律は決めているわけじゃない。だから、いずれにせよ...全文を見る
○片山国務大臣 全然矛盾しないんですよ。住基法で、何人も四情報について知りたければ閲覧するので。閲覧というのは、閲覧ですから、閲して覧する、資料を見るわけですからね。それから、写しの交付というのがまた別にあるんですよ。写しの交付は、何らかで写したものを交付する、こういうことなんで...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じことを言っておりますが、住基法は、何人も閲覧ができるし、写しの交付を求めることができるわけですね。  そこで、この自衛隊の募集の仕事というのは、自衛隊法九十七条で、法定受託事務で市町村の事務になっている。したがって、その募集のいろいろな事務をやる、適齢...全文を見る
04月25日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第11号
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○片山国務大臣 逢沢委員の言われるとおり、この制度が本当に実効を上げるかどうか、人ですよね、職員すべて。だから、私もこの教育研修が一番のポイントだと思います。今までもセミナーをやりましたり、いろいろな研修会をやったり、あるいは各省庁の連絡会議をやってまいりましたが、それだけじゃや...全文を見る
○片山国務大臣 法制ではこうなっているんですね。個人情報保護法が基本法制、行政機関の個人情報保護法がそれの特別法ですよ。住民基本台帳法はそれのさらに特別法なんですよ。そういう意味では、住民基本台帳のシステムが一番厳重でなきゃいかぬのですよ。言われるとおりなんですね。  そこで、...全文を見る
○片山国務大臣 政府案も野党案も、目的外利用提供というのは原則禁止なんですよ。ただ、職務の範囲内で、個人の権利利益を侵害しないで、相当な理由があるというのは、どうしてもそれを目的外利用や提供しなければうまくいかないという場合にだけ認めているんですよ。  いつも言うように、例えば...全文を見る
○片山国務大臣 私は、全部を第三者機関でチェックするようなことになると、膨大な量の審査をしなければならないので、相当な組織や人員を要するし、地方まで全部置かなきゃいかぬのですよ。行革に反して、大変ですよ。それは、行政側の方だっていろいろな資料を出すので、そういう意味では双方に大変...全文を見る
○片山国務大臣 いや、あなたが言われるのは、一件一件を審査すると言われるから、それは大変な量ですよ。恩給だけだってどれだけありますか。何種類もあるんですから。
○片山国務大臣 今春名委員から三点言われまして、適正取得の規定がないと言うけれども、適正に行政機関や公務員が情報を取得するのは当たり前の話で、日本国憲法でも国家公務員法でも全部書かれているわけでありますから、改めて今回規定しなかったわけであります。  それから、センシティブ情報...全文を見る
○片山国務大臣 指導をやって、命令をやって、その最後に罰則でございまして、官の方がずっと厳しいわけであります。
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
05月06日第156回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○片山国務大臣 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、昨年三月二十九日に閣議決定された規制改革推進三カ年計画等を踏まえ、無線機器の迅速な市場投入を促進し、経済活性化及び国際競争力強化に資するため、無線設備の技...全文を見る
05月08日第156回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○片山国務大臣 今、谷本委員言われましたように、去年の七月の閣議後の記者会見でそういうことを確かに申し上げました。このアナ・アナ変換の対策の額が、御承知のように、八百億程度と見ておりましたのが、最終的には千六、七百億になった、こういうことは確かにあるんですが、そのために電波利用料...全文を見る
○片山国務大臣 谷本委員の言われるとおりです。電波利用料制度が導入されてから御承知のように十年ですね。導入したときとはもう全然状況が変わってきまして、例えば今のように携帯電話等が九五%持っているんですね。先ほども申し上げましたが、放送事業者の方は約〇・八%と。こういうふうなことが...全文を見る
○片山国務大臣 高いですね。今委員が言われたように、予想価格は今お話しのような数字だと聞いております。  ただ、BSデジタル放送が平成十二年の十二月に始まりましたけれども、あのときの受信機の価格はもっと高かったですね。三十六型で四十万から五十万、三十二型で三十五万から四十万、そ...全文を見る
○片山国務大臣 確かにBSデジタルは千日一千万台ですね。今は四百万台ぐらいですかね。ただ、状況を見ますとやはりしり上がりに、ずっと加速度的に上がっておりますから、これからもっと伸びていくんではないかと思いますけれども、三千日で一億台というのはなかなか大変は大変だと私も思っておりま...全文を見る
○片山国務大臣 これも言われるとおり、なかなか大変なんですが、二〇〇三年からやるということは、十二月ですけれども、ちょっと時期はおくれましたが、三大都市圏では地上波のデジタル放送を始めていただける。それから範囲も、当初よりは少し狭くなりましたが、それは今のキー局等は取り返す、こう...全文を見る
○片山国務大臣 この地上波デジタル化というのはもう国家的な大事業だ、私はこう思っておりまして、幸いなことに、放送事業者の皆さんが、NHKも民放連も全部、よし、やろう、これは大変な困難を伴うけれども頑張っていこう、こういう認識で一致していただいていることは大変ありがたい、こう思って...全文を見る
○片山国務大臣 済みません。委員長の前に御指名をいただきまして。  考え方はそのとおりです。
○片山国務大臣 こういうことなんですね。アナ・アナは、周波数変更をデジタルのための前提としてやるんです。それは、もう確かにそのとおりなんです。しかし、これをやることによって、周波数が相当再編、合理化、効率化されるんですね。  というのは、電波が相当あいてくるわけですよ。あいてく...全文を見る
○片山国務大臣 一つのやり方であることは事実ですが、今のヨーロッパなんかの例を見ましても弊害が多過ぎる。金を積みさえすれば国民の資産である電波を二十年間ひとり占めできるなんということはなかなか国民の理解を得がたい。しかも、具体に弊害があるし、うまくいっていない。ただ、研究はする必...全文を見る
○片山国務大臣 私は、何度もこの委員会でも同じことを御答弁させていただいておりますが、アメリカは委員会大好きなんですよ。これは大統領制だからですよ。だから、大統領に全部権限が集中するんですよね、そういうものが大統領制なんですから。知事や市町村長さんも同じですよ。だから、できるだけ...全文を見る
○片山国務大臣 役所が事務局をやっていますよ。それは専門家だし、いろいろな調査機能やら情報収集機能もありますから、これが民間の人が来て事務局をやったら大変だから役所がやっていますが、審議会の議論は、少なくとも私が私の省で知る限りは、これは自由濶達にやってもらっていますよ。役所の言...全文を見る
○片山国務大臣 今の行政委員会方式は、今言いましたように、いろいろな難点があるので、終戦直後はたくさんつくりましたけれども、どうしても必要な行政委員会だけに限定して今残っている、こういう状況でありまして、私は、アメリカの大統領制と日本の議院内閣制は歴然と違うので、そういう中での行...全文を見る
○片山国務大臣 最近、マニフェストというのははやりですからね。横文字で言えばいいかと思っているようなところもややありますけれどもね。  ただ、そこで、今委員が言われたようなものについてもいろいろなんです。ただ、ざっと考えますと、かなり際どい。事前運動の禁止やあるいは選挙運動のた...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われるようなマニフェスト的なものを個人でなくて政党がやった場合も、法律上は同じなんですよ。ただ、政党の場合には、政治活動というのは常時やっていますよね、それから、個人の候補者との結びつきが薄いから、今でいう公選法に抵触する程度は、個人の場合よりはちょっと薄...全文を見る
○片山国務大臣 時代が本当に速いテンポで変わっていますから、今委員が言われたように、今の公選法の選挙運動に関する規定が時代に沿っているかというのは、これは議論がありますね。  そこで、総務省の中でも、インターネット等を選挙運動その他に使えないかという研究会をやってもらいまして、...全文を見る
○片山国務大臣 今いろいろ御指摘ございましたが、特に、特定財源制度を維持するのが得か損か、これはあるんですね。特定財源制度にした方が得な場合と、特定財源制度だから損な場合と。ただ、今のところ、得も損もないようなことで来ていますけれどもね。  今後については、私は、今言われた全般...全文を見る
○片山国務大臣 黄川田委員言われますように、電波を取り巻く環境は激変しましたね。もう答弁させていただいておりますように、携帯電話が七千万から八千万台になる、あるいは無線LANが急速に今普及しておりまして、そういう意味では、これはかなり変わってきている。そういう中で、電波利用料も九...全文を見る
○片山国務大臣 慎重にしなければならないのは、見直しということは負担の増につながるんですね。いろいろな影響がいろいろ派生してまいりますし、そこは我々は十分慎重に取り扱わなければいかぬなと。  しかし、議論は深めてまいらにゃいかぬということでございますので、先ほども言いましたが、...全文を見る
○片山国務大臣 潜在的にはあったんですよ。やはり、今回のアナ・アナをやる、デジタルをやる、途中はサイマルでいく、放送局に受益があるという認識はありました。  それから、それよりも何よりも、私も事務方も同じだと思いますが、不公平だ、公平でない、今の放送事業者のシェアというのか負担...全文を見る
○片山国務大臣 負担能力というのは、私、負担能力だけ考えたわけじゃないですよ。負担能力も、それから、払う方のおおよその納得、同意も要るものですから、そういうことの中に、向こうの負担がどうかということは当然あるわけですから、放送事業者側の。それも聞いてやった。理屈と負担能力がたまた...全文を見る
○片山国務大臣 当初よりはおくれております、それは。ただ、おくれをどうやって取り返すかということで、そこはいろいろ関係者が集まって協議会等を開いております。議論いたしております。  それから、全部見られないのは見られたということにならないと言うけれども、見ている時間はNHKがど...全文を見る
○片山国務大臣 ここまで関係者が努力しようと盛り上がっていますから、それを白紙に戻すことなんかできませんし、やはり目標を具体的にきちっと決めるということでみんなが力を合わせるんですね。  だから、それはそのとおりになるかというと、トレンドだけじゃないですよ、意欲も入っていますよ...全文を見る
○片山国務大臣 横光委員言われるように、私も大変遺憾な事態だと思っています。  見込み違いというのは、五割か六割違うというのはいいんですけれども、二倍以上違うというのは、幾ら何でも見込み違いと言えるのかどうかと思います。いろいろ聞いてみますと、電波の混信の状況が、机の上や、ちょ...全文を見る
○片山国務大臣 記者会見で、アナ・アナ対策のための財源としての電波利用料は上げることは考えていない、こういうことは申し上げました。もうそのときは、なかなか七百二十七億ではおさまらないということはわかっておったんですよ。ただ、全般にそのための電波利用料の改定はしたくない、こういうこ...全文を見る
○片山国務大臣 今の法制上から見ますと、電波利用料は手数料的なんですよ。というのは、共益費用をみんなで分担するという考え方ですから。手数料は、基本的にはそういう考え方なんです。したがって、手数料は政令で決めるのが普通なんです。  ところが、これは、手数料的なんだけれども、手数料...全文を見る
○片山国務大臣 今の電波利用料の仕組みは電波法の中に書いていますよね、こういうことに充てると。それは、基本的には、今委員が言われましたように、電波の監視だとか監理の共同の費用を、免許を持っている人みんなに負担してもらう。法的にどうかと言われると、私は手数料だと思うんです。ただ、手...全文を見る
○片山国務大臣 私も、今お話しの市川森一先生の脚本のドラマなんかを時々見せていただきますから、そういう意味では存じ上げておりますけれども、放送番組におけるシナリオや放送台本の重要性、また、そういうものの保存のための資料館やライブラリーの必要性については十分認識いたしております。恐...全文を見る
○片山国務大臣 今金子委員が言われますように、やはりIT関連産業を景気回復の中核にする、こういうことが必要だと思いますし、今のGDPを見ましても、情報通信、放送関係はトップになっているんですね。百十兆、百二十兆と言われているんです。二番目の建設業が八十兆とか言われておりますから、...全文を見る
○片山国務大臣 通信・放送委員会設置法案につきましては、政府としては反対いたします。     —————————————
05月08日第156回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○国務大臣(片山虎之助君) 電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、基礎的電気通信役務の適切、公平かつ安定的な提供を確保しつつ電気通信事業者の多様な事業展開を促す等...全文を見る
05月09日第156回国会 参議院 本会議 第21号
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○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律案、情報公開・個人情報保護審査会設置法案及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、その趣旨を御...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 高嶋議員から三点の御質問がございました。  第一は、自衛官募集のための地方自治体の情報提供についてでございますが、自衛官の募集につきましては、御承知のように、自衛隊法第九十七条第一項の規定で、市町村長は政令で定めるところにより自衛隊の募集に関する事務...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 山本議員から二点の御質問がございました。  住基ネットと今回の法案との関係はどうかと。  個人情報保護法というのは、これは基本法制ですよ、基本法制。行政機関個人情報保護法というのは個人情報保護法の特別法ですね。この行政機関個人情報保護法の特別法が住...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 吉川議員から三点の御質問がございました。  住民票の四情報の公開の問題ですが、今の制度の建前は、住基法の四情報は公開なんですね。だから、閲覧も写しの交付も何人もできると、こういうことですが、同時に、市町村長は、不当な目的によることが明らかなとき又は知...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 森議員にお答えいたします。  三点の御質問でございます。  第一問は、目的外利用についてのお尋ねでありますが、政府案では原則禁止なんです、目的外利用・提供は。ただし、例外的に、法令の定める事務の遂行に必要な限度である、また個人の権利利益を不当に損な...全文を見る
05月12日第156回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 何点か、今、常田さんからの御指摘の中にあるんですよ。一つは、今朝の新聞の地方分権改革推進会議ですか、あれは原案の原案ですからね。しかし、もう全く火も煙も何にもないものが出たわけじゃなくて、ああいう考え方も中にはあるかもしれないですよ。あれは、今、塩川大...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には余り変わらないんですよ、遠山大臣と。遠山、片山ですからね、山山でございまして。  やっぱり義務教育というのは国が責任を持つというのは正しいんですよ。制度の根幹を決める、水準の在り方を決める、国がやるべきで、しかも国がそれだけ決めるんなら財源...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しの十二年度の会計検査院の検査、決算検査報告でこういう指摘があったということは承知しております。まあ言われてもっともなことも多々ありますね。  ただ、しかしこれはこういうことなんですね。やっぱり所管省と当該公益法人の問題なんですね。したがって、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、この政策評価はやり出してから二年なんですよ。法律が通りましてから、法律が施行してから一年なんです。やっぱりまだ一年や二年じゃ、ややトライアル的なんですけれども、そろそろやっぱり政策評価の本来の効用発揮をこれから考えにゃいかぬなと、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) まあ、そこまでやるかやらぬか、ちょっと議論があるところですね。やっぱりどこまでどうやるか、個別の政策の実現は各省のこれは権限と責任ですから、我々は連携が不十分なら連携をしっかりやれと、あるいは進路指導もやってくれと、あるいは受入れについても、今、委員が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今のあれは任命権者が懲戒権者なんですよ。これはこれで筋が通っているんです。それで、懲戒をやる場合には公正にやれと書いてある、法律に。それは懲戒権者が一番事情が分かっているんですよ。それから、任命もしたし権限と責任があるので、その懲戒権者がやるのは当たり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど申し上げましたが、山下委員の言われるお気持ちは十分分かるんですよ。だから、連携の仕方を、会計検査院や人事院との連携の仕方を、これは現状を見た上で、改善の余地があれば改善していく必要があるのかなと思います。現在、人事院は直接懲戒処分もできる、現行法...全文を見る
05月12日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律案、情報公開・個人情報保護審査会設置法案及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、その提案理由...全文を見る
05月13日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 前の国会で前の法律についての御審議を衆議院でいただいたんですが、その際、私どもは重ねて言っておったんですね。今の国家公務員法には守秘義務違反について罰則がある、それから、刑法には職権濫用罪だとか公文書毀棄罪がある、こういうものをうまく使って、さらには懲...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 世耕委員言われるとおり、その研究書、私は目を通しておりませんけれども、勉強させていただきまして、今言われた方向にどういう形で進んでいくのかということがありますし、先ほども言われましたように住基ネットは二次稼働ですから、やっぱり万全を期していきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員の言われるとおりなんですね。余り知らないと思いますよ。  ただ、自分のものは取りに行ったり使いますよね。だからそれは分かるんだけれども、普通の、普通のと言うのもおかしいんで、普通の国民の皆さんはそれほどほかの人のを見ようというあれがないんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住民基本台帳というのは、住民の皆さん、国民ですけれども、住民の皆さんの居住関係を公証するという制度なんですよ、公に証明する。それから同時に、これは住民である、居住しているということが国及び地方公共団体の行政の基礎になっているんですね。  それで、その...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われる意味は分かります。世の中のプライバシーに対する認識が変わってきていますよね、相当。そういうことなものですから、昭和六十年に住基法の改正をやりまして、不都合があれば出さなくていいということをしたんです、不都合があれば。例えば、請求事由を明らかにし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 自由主義経済というのは何でも商売の種になりますよね。そういう意味では、こういう言わば公開情報、閲覧の仕組みを利用して、例えばそれをダイレクトメール業者その他に販売すると、そういうこともあり得ると思いますけれどもね。しかし、実態がそういうことだけなら、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこでなかなか問題があるのは、姓名を知られる、住所を知られる、性別、年齢を知られることが直ちにそれぞれの人の具体的な権利利益の侵害になるかどうかですよね。年齢は知られたくないという女性の人は大勢おるかもしれませんね、特に中高年になってくると。性別につい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いろんな対応、やり方があると思いますので、今の内藤委員言われたことを含めて少し研究をしてみます。また、市町村長の意見も聞いてみないと、市町村長の、あるいは現場の職員。いろいろお聞きになっているようですけれども。
○国務大臣(片山虎之助君) まず状況をしっかりと把握して、その上で関係の皆さんの意見を聞いて対応してまいります。
○国務大臣(片山虎之助君) 条例と法律とは法律が上ですよね。それは、法律が先占している領域については条例が出ていけないわけで、今回のこの四情報公開は法律が先占していまして、公開を原則としているんです。例外もありますけれども、一定の条件に該当する場合には請求拒否もできるんだけれども...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律に抵触しない限りはいいですよ。ただ、法律が何か書いていますよね、あそこに条件を細々と。あれとは異なる考え方、異なる条件を決めることは法律違反になるんです、法律が先占しているんだから、そこは。  だから、法律が、例えば条例で上乗せ、横出しなんてある...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは条例で決めるんじゃなくて、その法律の解釈、運用でそういう扱いをされるということは、それは可能ですね。可能ですけれども、しかし争いになることがありますよ、場合によったら、訴訟になるかどうか。争いになることはあると思うけれども、それは可能ですが、条例...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 紙情報の重要性が低いというわけじゃないんですが、電子計算機処理に見られるように大量高速処理に適していませんわね。だから、そういう意味では、個人の権利利益侵害のおそれも電子計算機処理に係る個人情報ファイルに比べたら少ないと。そこは膨大なことにもなりますの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 紙情報の場合にも国家公務員法の守秘義務違反になるわけですね、これは漏らせば。特にこの電子計算処理個人情報ファイルというのは、大量にこれを漏らそうと思えばやれますし、早くやろうと思えば遠くへまで行きますし、そういうことからいうと、これを漏らした場合の被害...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律に書いているとおりなんで、今の点がなかなか難しいところなんですね。だから、個人情報ファイルそのものが対象になっていますから、それは五十三条なんですよ。それを出力をして提供した場合にどうなるかというと、これはケースによりますね。個人情報ファイルそのも...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は極めて限定的だと思いますよ。法律上はですよ、個人情報ファイルと書いているんだから。だから、紙になっても、個人情報ファイルそのものと同じような、本人が全部出力をしてというようなケースが該当することもあり得るんだろうと思いますが、極めて限定的なんで、最...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そのとおりなんですよ。やっぱり立法技術の問題もあるんですね。今のような出力した紙も対象にするなら、書かないといけませんよね、法律に。書いていないんだから。そこでは、個人情報ファイルと解釈できるような状況にある場合には五十三条と、私はこういうことだと思い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前の法律では、これは事務の所掌の範囲なら利用目的の変更は可能だと、こうしたんですね。今回はそれじゃちょっとねということで、「相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲」と。そうすると、相当の関連性とは何か、なかなか難しいですね、これも。  ただ、各...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員御承知のように、現行の法律でも個人情報の電算処理に係る業務を担当する課室の長を管理者に指定しているんですよ。そういう指定するようにしてくれというガイドラインを出しているんです。それは今度は広がりますよね、御承知のように。それから、内容もかなり詳...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 民間企業や公益法人に提供する場合にも、民間企業や公益法人は基本法制の適用はあるんですよ。基本法制の対象にはなる。  そこで、今、内藤委員が言われたような心配があるものですから、書いていますよ。安全確保の措置について何とかと書いておりますが、それだけじ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 五十四条には個人の秘密というものはありませんが、個人の秘密にストレートに相当しなくても、個人情報をもってそれは自分なり第三者の利益のために漏らしたり盗むと、こういうことですから、これはもう罰則の対象にすると。今の、先ほどの議論もありましたが、個人情報保...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三人でチームを組んでやるんですね。だから、今度、今十二人のものを十五人にいたしましたが、状況を見まして、四チームだけが情報公開やらなくてもいいんで、場合によっては二チームが個人情報保護の方をやってもいいし、あるいは必要な増員ということも当然考えていきた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 取りあえずは基本法制の適用になるわけですね。だから、その適用状況を見なければなりませんし、私どもの方では、今年の二月に電気通信事業分野におけるプライバシー情報に関する懇談会というものを作りまして、そこで今議論をやってもらっているんですから、その議論の動...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いずれにせよ、今申し上げましたように、基本法の施行までには結論を得てしっかりと対応いたしたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も言いますように、刑罰は何でも掛けりゃいいというものじゃないですよ。やっぱり刑罰にふさわしい行為に罰則を掛けるので、当罰性といって今言っていましたけれどもね。そういう意味では、職務の用以外にやった場合に刑罰を掛けると、こういう条文ですから、職務の用...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やっぱり個々に例外規定を設けているようなものは、それだけそれぞれ正当な理由があって例えば事前通知を除外しているんですよ。それぞれの仕事は国民を守る仕事なんですよ。国民を守り国家を守る、そういうことについてはいろんな法益を比較考量してこういうことを決めて...全文を見る
05月14日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(片山虎之助君) その施行令の百二十条の前に九十七条の一項というのがあるんです、自衛隊法の。ここで、「市町村長は、政令で定めるところにより、自衛官の募集に関する事務の一部を行う。」と、こうなっているんですね。政令がいろいろあるんですが、その政令の一つが百二十条なんです、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、施行令に「必要な」と書いていますから、自衛官の募集に必要な情報ならいいんですよ。必要でない情報はいかぬ、いけない、それは。  そこで、例えば、健康かどうかなんというのは、これはかなり際どいという意見もありますけれども、防衛庁側にしてみたら、自...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは施行令上は内閣総理大臣になっているんですよ。内閣総理大臣が防衛庁の仕事の主務大臣なんですよ。だから、その内閣総理大臣を補佐するのが防衛庁長官なんですよ。だから長官なんですよ。これがちゃんとした大臣になればと言ってはちょっと語弊がありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 施行令上は内閣総理大臣で、内閣総理大臣の権限を委任された人なんですけれども、恐らく、そういうことの規定の上に立って依頼をしているんだと思いますよ。各地連が、都道府県なり地連がですよ。こういう九十七条一項があります、それに基づく自衛隊法施行令の百二十条が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大変、委員の先生方の御指導や御支援で、去年の八月五日から一次稼働を始めまして、二次稼働、今年の八月後半を考えております。  今までのところ致命的な問題は出ておりません。若干の機器のトラブルその他ありましたけれども、これは日本じゅうやるんですから、三つ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 現行法で外しておりますものは、例えば教育関係では入学試験の成績だとか、本来の成績、通知表みたいなものですよね。そういうものだとか、医療の関係ではカルテなんですね。これは国と国民との間の権利義務関係としてとらえることもできないわけじゃないけれども、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内容の細かいことは余り聞いていないんですが、特に地方団体の場合、地方団体は個人情報保護条例でやっておりますが、国はこれからですから、個人情報保護条例の適用を見ますと、医療と教育で七割以上ですよ、七割以上。私はやっぱり、いろんな医療行為に関することを含め...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方の個人情報保護は条例でやっていただくと、こういうことなんですね。  それで、今、十四年の四月一日現在で、ちょっと古いんですが、条例を作っているのが三分の二、二千百六十一団体、これが条例を作っているんです。それで、条例でなくて規則や規程によって対策...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 本人確認は大変重要なことでございますし、今まで市町村もいろいろやってきておりますけれども、そういうものを全部総ざらいして、特に今度のカード、住基カードについては厳重な本人確認審査をするように努力してまいります。
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、現行法でも施行状況調査で目的外利用や提供の状況を公表しております。新法でも同じようにやりたいと、こういうふうに思っておりまして、今お話しのように、できるだけ分かりやすくしたいと。それから、必要が、更にもう少し追加することがあるなら内容...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 紙についてはいろんな議論があるんですけれども、しかし前向きに検討いたしたいと、こう思っております。委員が言われるんですから、検討いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、一定の重要な電算処理個人情報ファイルは名称、利用目的、記録項目、記録範囲、提供先、収集方法等をファイル簿に記載して事務所等において一般の閲覧に供しております。今、紙ファイルについても電算処理ファイルとほぼ同様の事項を公表したらどうかと考えております...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) インターネットを使えという御議論は当然あるので、こういう時代ですから、インターネットを活用してリアルタイムで公表することも検討いたしたいと、こういうふうに考えておりますし、インターネットのホームページ上に総合的な窓口を設けまして利用しやすいようにもいた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 郵政公社にしましたのは、やっぱり自律的、弾力的な運営を可能にすると。やり方としては民営と同じようにやってもらうと。ただ、国営公社ですよ、職員の皆さんは国家公務員なんだけれども。そういうことを考えていましてね、そういう意味では、空きスペースなんか本当にJ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、今回の郵政公社は、民のいいところと、公社ですから、官のいいところと併せ持った公社になってもらいたいと。かつての公社はそうでないという批判が、事実は知りませんけれどもありますので、そういう意味では、民間のいいところは大いにまねてもらったらいい、しか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関の関係は、既に電算処理の情報については一定のルールを決める法律がございましたけれども、現下のようなITが急速に進む中で、もう一遍それを見直すべきだろうと、もっと対象も拡大して。  公的な機関が、行政機関がかなりな個人情報を持っているわけですよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方は個人情報保護条例でやっていただくと、こういうことでございますが、先ほどもお話し申し上げましたように、昨年四月一日現在では条例を制定している団体は全団体の約三分の二に当たる二千百六十一団体、それから条例でなくて規則や規定によって対策を取っているもの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういうときに書くのは必ずこういうことを書くんですよ、法律というのは。区域が違いますよね、いろんな状況が。しかし、個人情報保護の基本はそんなに違うわけはないと思いますね、私は。  ただ、いろんな個人情報の保護の措置等で、こんなこと言うとまたややこしく...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはもう既に当院の本会議でもあるいは委員会でもお答えしたかと思いますけれども、これも釈迦に説法ですが、行政事件訴訟は被告である行政庁の所在地の裁判所ですよね。それから、情報公開法のときは大変議論になりまして、あれは閣法では原則どおりだったんです。それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) こういう話があるということは私も聞いているんです。  そこで、この電報がどういう、まあ脅迫的圧力を与えるんでしょうけれども、与えるために出すんですから、与えないと出す意味がないと、こういうことになるんでしょうが。  今、言いましたように、現行法でこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住基ネットと住民基本台帳からの情報は全く違うんです。
○国務大臣(片山虎之助君) 住基ネットは全然関係ないの。
○国務大臣(片山虎之助君) 住民基本台帳は、公開といいますか、基本的な情報が四情報ですから、四情報で募集の用が足りれば一番いいんですよ。ただ、四情報じゃちょっと不安だというので、例えば御両親か何かの情報や何かを今まで取ってきたと思うんだけれども、そこは四情報で済ますという方が話が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) このドメスティック・バイオレンスの問題はケースがいろいろなんですね。例えば、私が聞いたのは、離婚するからそれで住民、その情報くれと言ってくるようなケースもあるんですよ。離婚ならさせた方がいいじゃないかと、こうなるわけですね。ところが、必ずしもそれが本当...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから、それが落ちているから、住基法はこれは基本法、一般法ですからね、そこでDVのときどうだこうだというのを書くのはなかなか法律的にはつらいんですよ。だから、運用上、正当な理由があったら拒否できるということにしているんですから、そこをちゃんと運用...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昔は、居住関係の公証ですし、行政の基礎だから、少なくともこの基本的な情報は公開したらいいじゃないかと、こういうことだったと思うんですね。ただ、それを使って商売で悪用したり別なことに使ったりということで、御承知の、あれは昭和六十年ですか、法律を改正して、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) もうあんな長い話、私しませんから。十二分か三分やったんだから。  行政機関も今個人情報を相当持ち出す、これは行政に活用するためにしようがないんですね。ただ、今のままでは行政機関、妙な気を起こしたり妙なことをやられちゃ困るんで、そこはしっかりルールを作...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 総務省が所管の役所なんですよ。だから、総務省が事前通知ももらうし、利用状況の調査もやるし、公表もやるんです、向こうにもやらせますけれどもね。そこで、そこがしっかりしないと、何でも第三者機関、雨後のタケノコみたいに作ったり、人を集めたり、それではちゃんと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それはありますよ、それはある、大勢おるんだから、組織も大きいから。だから、これをどうやってなくしていくかということでみんな知恵を出すんですよ。  だから、そこは、これから法律が仮に通していただきますと、施行まで少し時間がありますから、どういう体...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは衆議院でも相当議論していただいたんですが、今の日本国憲法にも国家公務員法にも法令に基づいてやれと、法令遵守義務というのを課しているんですね。したがいまして、またここでこのためだけに書くと情報関係は何にもやっていなかったのかと、こういうことになる。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 収集については、職権を利用して、自分の職務以外のことで個人の秘密に属する文書等を収集した者の罰則ありますよ。これは新しい法案の五十五条です。これは一年以下の懲役、三十万円以下の罰金。それはあるんです。
○国務大臣(片山虎之助君) 今言いましたように、五十五条に事実認定されればそれは罰則の適用があります。それから、一般の職権濫用罪の対象になれば、これは罰則が私は掛かると思いますけれども、しかし、基本的には、不適正な情報の収集なんかはやっぱり懲戒処分の対象にして特別権力関係から排除...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、役所の場合には自分の職務以外の職務のためにやるというよりも、職務に熱心過ぎてやるんですね。そういう場合には、やっぱり当罰性が低いということで懲戒処分の対象にするというのが今の考え方で、だから防衛庁の場合にはちょっと事実認定が、私、事実を、も...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) 私は官の方の担当ですから官の方を中心に申し上げますと、昨日も答弁させていただきましたけれども、民間については自主規律が基本なんですね、自分でやってもらうということが。しかし、それが基本なんですが必要最小限度の規律というものは加えると、こういうことでござ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私はかつて、あれは衆議院だったと思いますけれども、予算委員会か何かで、全銀協からはその利用の事実はないという報告を聞いていると言っただけです。事実がありませんと私が断定できる立場にも何もないわけですから、全銀協からのそのときの、そのときですよ、その時点...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 昨日言いましたのは、行政機関や独立行政法人等の個人情報の保護の仕組み、これについてチェックするのは総務省ですよ。それは、事前通知をもらって、必要になったら調査をしたり報告を求めたり、それはやりますよ。  私が今言っているのは全銀協やなんかの話で、日本...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関の個人情報保護の関係は私の方ですよ。全部の方は細田さんの方ですから。今お尋ねは全部の方の話なんだけれども、住基ネット絡みだから私どもの方がお答えしているんです。  私は、今のところ、各役所の住基ネットについての運用はお任せして十分だと思います...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の住基ネットは民間利用は一切考えていないんです。行政機関が取りあえずは本人確認省略のために使っているんですね。これもこの間法律を直していただきましたからかなり増えましたよね、二百六十幾つになって。それから、これから第二次稼働ということで広域利用が始ま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 余り使わないんです。私、携帯電話持っていますと落とすんですよね、忘れたり。もう二回なくしましてね。今は秘書官やSPさんが持っていますから、私は持たずに済ませています。
○国務大臣(片山虎之助君) 大きい声でゆっくり言ってください。
○国務大臣(片山虎之助君) 本当に今の、あれですね、こういう関係は日進月歩じゃないですね、秒進分歩だと言っているので、いろんな法律の網をくぐる技術の開発ややり方が出てくるでしょうね。本当に世耕議員始め皆さんのお骨折りで議員立法で見事な法律を作っていただいたので、状況を調べて、ドコ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 詳しくは局長に答えてもらった方がいいと思いますが、私の記憶ではないと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 犯罪行為を知ったら、これは告発の義務があるんですよね。だから、それは告発してもらわないけませんが。  今、山下委員、防衛庁のリスト問題についてのあるいはお尋ねかと思いますけれども、これは最終的には事実認定の問題になるんですね。五十三条は、正当な理由が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この四十九条、五十条、五十一条はかなり強いんですよ、規定としては。  四十九条は、報告を求める、これは調査ができるんです、調査して報告出せという。それをまた私どもの方が公表するようになっているんですね、概要を。それから、資料の提出、説明の要求というの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 報告を求める中に、これこれを調査して報告してくれということは、私、当然含まれると思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) これはもう何度も当委員会でもお答えさせていただいておりますように、行政事件訴訟というものは被告の、行政庁の所在地の裁判所と、こうなっておりますから、情報公開法が、あれは議員修正で直ったわけで、今回も、衆議院の方では附帯決議で、裁判管轄全体を見直すときに...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 情報公開法がもう例外中の例外なんですよ。普通はその被告の、被告である行政庁のある裁判所なんで、情報公開法だけが特例なんで、こっちの方がもう圧倒的多数なんですよ、情報公開法だけが違うんで。  ただ、議論はなるほどありましたが、情報公開と違うのは、今回の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、前の法律、出し直す前の法律では、現行ある罰則と懲戒処分で十分対応できるということを何度も申し上げました。  ただしかし、それじゃ不十分ではないかと、こういう御指摘が確かに国会でもございましたし、言わば世論というんでしょうかね、マスメディアその他...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 詳しくはまた自治行政局長から答えてもらいますが、全体、全部の市町村に百三十九項目のセキュリティーのチェックポイントを示しまして、例えばセキュリティー関係の体制、あるいは規程をどうしているか、関連施設や設備の管理がどうなっているか、システムの管理がどうな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その市町村の自己点検、自己チェックもいいんですが、それだけじゃやっぱりもう一つというところがありますからね。私どもの方で地方自治情報センターというのが指定情報処理機関ですから、これと一緒になって自己点検の結果も分析しいろいろ検討しまして、それによって支...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これも既に御答弁させていただいておりますが、結局、法律の制度運用の信頼性はやっぱりそれに携わる一人一人の職員いかんに係っていると。そういう意味では、職員に対する教育研修を強化することは大変重要なことだと、こう思っております。  これまでも、セミナーだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この目的外利用や提供というのは千差万別あると思いますね。だから、なかなか難しいと思うんですが、私は、ガイドラインみたいなものがあれば、各省庁も助かるし、我々の方もいいことになるわけですから、各省庁といろいろ相談してみたいと。  また、これからいろんな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員、こういうことなんですよ、今警察が言っているのは。これ、Nシステムをやっているのは都道府県警察なんですよ。この法律は国の行政機関なんですよ。だから、この法律のストレートな対象にならないと言っているんですよ。法律の適用は正にそうですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) それは、都道府県がどういう個人情報保護条例を作ってどういう対応をするかに懸かっているんですよ。国の行政機関があなたが言うようなNシステムをやるんなら、それは適用除外かどうかという議論はあるけれども、やっているのは都道府県警察なんだから、そういう答弁だか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には公開でやるんですよ。ただ、もっと大きな法益といいますかね、そういうものがある場合にはそれは限定される、これはやむを得ないですよ。そういうことで今、例えば総務大臣に対する事前通知もこれこれのものは適用除外だと、こういうことになっているんですよね...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国会で通していただこうということで、今我々は非常に御理解を御審議に求めているわけでありますが、いやそれは犯罪の捜査ならこれは事前通知の対象にしないと、事前通知の対象にしないということは、公表の対象にしないと。しかし、それは厳正にこの法律の趣旨に基づいて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今回の法律は現行法よりはずっと進んでおりますし、それから前国会で議論、御審議いただいたものよりは罰則を加えていいものにしておりますから、あとは運用の問題ですよ、いろいろ。だから、運用については何度も言いますように、個人、行政機関個人情報保護法の精神を十...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 二月に研究会を作りまして、もういろんな研究をしてもらっておりまして、今ガイドラインがあるんですよ、御承知のように。このガイドラインの見直しもやってくれと、こう言っておりますが、いずれにせよ施行までというと二年ですね。その間に、個別法が要るのか要らないの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは委員、物によりますよ。物によるし、人によるんですよ。私の情報通信の場合にはそういうことでもう検討を大分深めつつありますから、それから今は私が責任者ですから、そういうことでやっていく。はっきり目標を決めてやる方がやりいいんですよ。ただ、物によります...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までも何もやっていなかったわけじゃないんですよ。やっていたんですが徹底が足りなかったと、こういうことですね。  だから、セミナー、各省ごとのセミナー、研修会だとか全部集まっての連絡会議だとか、そういうことはやっていきたいと思いますし、各省ごとに広く...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 情報公開法にそろえています。三十日まであって、プラス三十日更に延長と。
○国務大臣(片山虎之助君) 今の情報公開法の審査会の運用を見ますと、三十日プラス三十日、それ以上というのは五%なんですよ。私はよく頑張っている方だと思いますよ。  だから、今お話しのように、情報公開と個人情報保護は違うんだから、こちらの方が急ぐべきだと。まあどっちも急ぐべきでし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家行政組織は私の所管じゃないんですよ。国家公務員はそうですけれどもね。公取というのは準司法的な機関なんですよ。それであれは独立させているんですよ。権限持つあれですね、裁判所的な判断をする、専門的に。そのために独立させているわけでございまして、委員が言...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 済みません。ちょっと私間違えました。国家行政組織は私どもの所管であります。
○国務大臣(片山虎之助君) さっきから何度も答えていますけれども、情報公開は委任しますから、地方の機関の長に委任しますから、地方でできるようにできるだけします。
○国務大臣(片山虎之助君) これは、情報公開法が大特例なんですよ。原則なんです、こっちの方が、こっちの方が。  ただ、運用上は今委任しまして、教育と医療が八割ですから、七割、八割、九割ですから、だから、学校や病院にできるだけ権限を下ろすようにして、余り地方の方が迷惑を掛からない...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、警察は警察の必要で個人情報ファイルを作るということはありますよ。ただ、事前通知の対象にはしておりませんが、もう既に答弁したように、それも行政機関個人情報保護法に基づいて管理し処理してもらうんです。それは警察の方に私どもは徹底いたしたいと、こうい...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○片山国務大臣 公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、選挙人の投票しやすい環境を整えるため、期日前投票制度を創設するとともに、在外投票について在外公館投票と郵便等投票とのいずれかの方法により行うことができ...全文を見る
05月16日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(片山虎之助君) 国の役所は法令に基づいてやっているんですよ。法令に根拠がないものがその他で何とか省に行くということはあり得ない。
○国務大臣(片山虎之助君) 私が去年の七月二十九日付けでこういうことを決めまして、記者会見で発表いたしました。今、委員が読まれたとおりなんです。その中に括弧があるんですよ。外部監査を実施する、括弧で、稼働後できるだけ早期に、全団体に対して、運営面でのチェックリストを配布し、その回...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この全団体に対してというのは、運営面でのチェックリストを配布して、その回答状況を点検するという、ここまでまず掛かるんです。点検した結果、必要なものは監査法人等による個別に監査を行う方法をやると。だから、両方掛かっているんです。
○国務大臣(片山虎之助君) こういうことなんですね。今の百八は、なるほど希望なんですよ。そこで、今、二月ぐらいまでに全部自己点検の、自主点検の調査票を回収して、今それを中を点検しているんです、今度は再点検を。それから分析をしているんですね。その結果、これから七月末までに、第二次稼...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の住民基本台帳の考え方は、四情報は公開情報なんです。何人でもそれを知り得る。これが居住関係の公証ですし、それから同時にあらゆる行政のベースとなっていますから、基礎になっていますから、これぐらいは公開すべきだろうということで来ているわけですが、いろんな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だれに閲覧させたり写しを交付したかということを開示請求ある場合認めろと、こういうお話なんでしょうが、これは川橋委員、あれなんですね、登記簿の謄抄本やそれから例の戸籍の謄抄本も同じ扱いなんですよ。これも原則公開なんですよ、何人にも。こういうところの関係も...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住民票とこれも同じ扱いにしていますよね。今の法律上の扱いも。  ただ、これは私どもの方だけの所管じゃないですよ。これは法務省というれっきとした役所がありまして、共管的なんですね。だから、DVとの関係では既に御質問いただきましたし、広く関係者の意見を聞...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方自治ですから、それぞれが十分、関係者相談して議会の議決を経て決めるんですから、よく相談をしてもらいたいと思いますし、私どもの方の行政機関の中に入っているようですから、そういうことも一つの参考になるかもしれませんが、各府県の状況に応じてよく相談しても...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、それはそれぞれの府県がいろんな理由を考えて入れないんで、それはそのそれぞれの府県の意思ですから、議会が関与しているんですから。それは皆さんのところの議員さんもおるでしょう、そういう議員さんを含めて議論をして、最終的には議会が決めるんですから、それ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、だから地方自治なんですよ。国が入れて、センシティブ情報はまだこの概念がしっかりしていないし、だから全部の個人情報についてセンシティビティーがあるので、全部の個人情報について厳重に目的を明らかにして、必要最小限の目的に応じて扱って、極めて例外的な場...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そんなに恐ろしいものじゃないんですよ。今、事実上、文書や何かでやり取りしているものをオンライン化してお互いのWANでつないでいくということなものですから、例えば国から情報が地方に行ったり、地方のいろんな統計の情報含めて、あるいは申請なんかもあるのかもし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住基のアクセスログは、これはもう大変な手間とお金が掛かるんですけれども、今そういう方向で意思統一をしてシステム開発やっておりますから、そのうちそういうことになると思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 国はこれからですから。国はこれから、法律をまず通していただいて。大前進ですよ、これはもう二歩も三歩も、大前進ですから。それから、施行までの間にいろんなことは検討いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 今条例を作っているのは大体三分の二ですね、六六、七%。だから、残りはまだ条例を作っていないと。条例は作っていないけれども規程や規則を作っているという、要綱ですね、規則や要綱を作っているというところを入れると八割。ですから、特に市町村ですけれどもね。だか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは基本法制の方ですか、行政機関の……
○国務大臣(片山虎之助君) 基本法制の方ですね。それは細田大臣から答えていただいた方がいいと思いますが、基本的にはそういうことですよ。今、委員が言われたようなことです。
○国務大臣(片山虎之助君) 今回、基本法制は初めてできるんですよ。基本法制というのはこれは国や地方も抱え込んでいるんです。特に民間に対しては国の機関の権限を地方公共団体に委任できるんですよ。委任の規定があるでしょう。そういうことで、これは基本法制の方ですよ、民の方ですよ、それにつ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 当然、私どもの方は指導をしまして、地方団体でもそういうもう要請がありますからそこはやってもらおうと、こう思っておりますが、最終的に条例というのは市町村や都道府県の議会が決めるんですよ、御承知のように。だから、それは我々としてはこうやってほしい、いろんな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 個人情報だとすれば、それが流出することがあってはならないんですね。この法律は、総務大臣への事前通知とかなんとかということは別にして、事前通知しようがしまいが、この法律に基づいて管理、処理しなきゃならないんですよ。  だから、仮に委員が言われるカードが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 十一年に住基法の改正で住基ネットの仕組みを導入したわけですね。その際に、審議の国会の過程でセキュリティーやプライバシー保護が相当議論になりまして、その結果、個人情報保護法を作ろうと、こういうことになったわけですよ。議員修正で附則に入ったんですよ。そこで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、セキュリティーは地方分権より中央集権になじむと、こういう話ですね。まあセキュリティーを低くしようなんてだれも思わないでしょうね。セキュリティーは上の方がいいに決まっている。人間の健康と同じですよ。健康にしようと、嫌だ嫌だ、中にはおるのかな、大体私は...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 住基ネットと住民基本台帳は違うんですよ。住基ネットは何も今回関係はないんですから。住民基本台帳法の例えば閲覧だとか写しの交付だとかその他については住民基本台帳法の手続でやる。今回のこの自衛隊といいますか防衛庁に対する情報提供は、自衛隊法九十七条一項と、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今度の行政機関個人情報保護法制は、必要な、目的に応じて必要な限度で最小限度の情報を取って、それを有効に活用していくと、こういうことですよね。だから、目的外利用・提供も極めて限定的に考えていると、こういうことですから、法の精神として必要な限度を四情報に限...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 施行令のできるという書き方は、小早川先生も御存じだと思いますけれども、これは権限があるということなんですよ。何々できるということは、権限があるということを書いているので、できると書いているから云々というのはちょっと今の小早川先生の御趣旨がもうひとつぴん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 権限を行使したら私は義務は生ずると思います。ただ、今までの自衛隊というか防衛庁は、百二十条も、施行令の百二十条があるんだけれども、事実上の要請として行ったと思うんです、権限行使でなくて。権限が後ろ、後ろにある権限に基づく要請行為としてやっているから、要...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 事実上の要請ですから、要請を断ることは当然あり得ます。
○国務大臣(片山虎之助君) 質問をちょっと丁寧に聞いていなかったので、ちょっと水を飲む方にあれしていまして申し訳ないんですが、文書で出すべきだと、こういうことですか。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、これは文書でなくても、口頭でもはっきりと確認できれば私いいと思います。それは文書の方がベターかもしれませんね。
○国務大臣(片山虎之助君) 私は、口頭でもはっきり確認できればいいと思いますけれども、出す方も受ける方も文書の方がいいというのなら、文書の方がベターでしょう、ベター。
○国務大臣(片山虎之助君) これは、何度も申し上げますように、法律に基づく受託事務なんですね、法定受託事務。したがいまして、それは誠実に市町村は執行してもらわなきゃいけません。だから、ばらつき等があるとすれば、まず、防衛庁において十分話し合って、ばらつきをなくするように、全部協力...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住基法は、もう何度も言いますように、何人でも閲覧や写しの交付ができるんですよ。今回のこの適格者情報は、なるほど、住基法に載っている情報ではありますけれども、これは自衛隊法九十七条の一項と施行令百二十条に基づいての資料として求めているんですよ。住基法に根...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 政令というのは今の憲法の下では授権と執行なんですよ。授権というのは、法律によって授権する、権限を委任する。それを、細かいことは施行令でいく。根拠は法律なんですよ。あとは、法律に決まったことの細かい執行を書く、この二種類なんですよ。  この施行令百二十...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 勝手に書いているんだよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 政府が出したものじゃないでしょう、それは。名前が書いてあるでしょう、それを書いた人の。
○国務大臣(片山虎之助君) 委員長、ちょっと。
○国務大臣(片山虎之助君) 吉川委員に教えるわけじゃないけれども、あれしますけれども、コンメンタールというのは、振興課が何か書いたか知りませんが、それは立法者としてのいろんな準備や思いを書いたんで、正式な政府の見解というのは、通達だとかあるいは行政実例だとか内閣法制局の解釈だとか...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただ、これは公式な見解になるかもしれぬけれども、そういう手続は経ていないんですよ。だから、それが書いてあることはほとんど正しいと思うけれども、一〇〇%それが正しいわけじゃないです、公のあれとしては。それは単なる解釈の本なんですよ。  それから、四情報...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公開四情報じゃないですか。それについて、それ以外は住基法以外のところから市町村が資料を取って提供しているんですよ。
○国務大臣(片山虎之助君) 自衛隊法の九十七条の一項は、政令で定めるところにより、自衛隊の募集に関する事務を行うと書いているんですよ。政令の定めるところにより、自衛隊の募集に関する事務、その政令を受けて施行令にずっと規定があるんですよ。その一つが、募集のために必要なら報告をしたり...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) インタビューの記事というのは大変圧縮されて出ますからね、正確に先生方の御意見かどうか私は分からないと思うんですよ。  ただ、吉川委員、お分かりいただきたいのは、四情報は公開情報なんですよ、そうでしょう。これはだれでも何人でも閲覧できるし、写しの交付が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あれ、地方団体は、今回の行政機関個人情報保護法の適用ありませんから。
○国務大臣(片山虎之助君) この行政機関個人情報保護法は、あなたが言われることには関係ないんですよ。問題は、住民基本台帳法と自衛隊法及びその施行令の関係なんですよ。四情報については何ら問題がないと思いますし、募集に必要な限度において、それ以外についても私は違法の問題は直ちに生じな...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 午前中の答弁について、答弁の正確性を欠いた点がありましたので、改めて答弁いたします。  「住民基本台帳法逐条解説」による住民基本台帳法第三十七条の解釈に関してでありますが、この「住民基本台帳法逐条解説」は、自治省行政局振興課編著でありますけれども、担...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私も細田大臣も司法制度改革本部のメンバーでございますが、余り、大変熱心なメンバーというところまでは実は行っておりませんで、いろんな会議に出て議論を聞かせていただいておりますけれども、自分自身のしっかりした考えを必ずしも持つに至っておりませんが、私は行政...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 内藤委員の言われるのは一つの考え方だと、私もそういうふうに思います。  そこで、基本的な方は司法制度改革の中で結論、方向付けをしてもらうことにして、当面は、できるだけ権限委任しまして、地方の機関の長に、そういうことで運用上アクセスができやすいようには...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、各省はそれぞれ御検討かもしれませんが、まだ、私は承知しておりません。  ただ、何度も答弁させていただきましたように、多いのは本当に教育と医療なんですよ。九割ぐらい、年次によってはあれがございますので、まあ七、八割というところでしょうか。そうい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公布から施行まで少し時間がありますから、その間に方針を出してもらいます、各省庁に。
○国務大臣(片山虎之助君) 地方自治情報センターは、元々は地方団体のいろんな共同のシステム開発のためできたんですよ。税のことをやる、あるいは給与やいろんな内部管理事務をやる場合に一つの団体だけじゃなかなかできないという、能力もない、お金も掛かるというので、共同開発のためにできたん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは議員修正で入った法案なんですね。そこで、住基法についていろんな御心配、御懸念について議論があって、その結果、与野党で御相談になってこういうのを入れて、この際の国会審議で当時の小渕総理から、住民基本台帳ネットワークシステムの実施に当たり、民間部門を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 民の方を含めた話は細田大臣からお願いすればいいんですが、あれですね、この住基ネットにつきましては、今も言いましたように、制度的にも技術的にも運用面でも我々は万全のセキュリティー対策、プライバシー保護対策を取っていると思っておりますので、去年の八月五日以...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 長野県は少し合併してもらわにゃいかぬのですよ。百人や五百人がそんなに大勢あると、やっぱり専門の職員もなかなか来てくれないし、確保が難しい。やっぱりそういう意味でも合併をして、市町村を強く、大きく、元気にして、専門家も入ってきて、ちゃんとこういうことをや...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、去年から今年にかけて自己点検をやってもらって、全部点検リストはこっちが作ったんですよ。県や、都道府県や指定情報処理機関作ったんですが、点検してもらった結果をせんだって発表しましたように、一割ぐらいは満点じゃないというんで、この中をこれから分析を...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 住基の二次稼働については万全の対応を取っていきたいと、こういうふうに思いますけれども、不安だ不安だと言って、具体的に何がどう不安か言わないと、不安だけあおっちゃいけませんよ。むしろ、不安があればそれを具体的に言っていただいて、それに対応してクリアしてい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国の役所は全部法令に基づいて仕事をして、役所の中の局、部あるいは課というのを全部それぞれの委任のいろんな規定に基づいてやっているんです。だから、所掌事務というのは割にはっきりしているんです。だから、所掌事務の範囲内でやるということはいいんです。  そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは正当な理由があるんですから、閲覧をさせたり写しの交付を求めるのは当たり前なんです。しかし、そんなことをする必要はないんですよ。施行令の百二十条があって、知事と市町村長は、報告を出したり、資料の提出を求められたら出さなきゃいかぬのですから。ただ、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前の国会でおかげさまで公的個人認証の法律を通していただきました。行政手続オンライン化三法の中に一法入っているわけでありまして、現在、今準備を進めておりますが、公的な権威のある認証が、しかも安くできるわけですね、全国的に。  あれは、市町村長が受け付け...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われましたように、できるだけ多方面に使うこと、まだみんな知らないですよね。もうこれPRをちゃんとしなくちゃいかぬ。それから、仕組みが割に分かりにくい。私は何度聞いてももう一つ分からぬところがあるんですけれども、是非これをしっかりと皆さんに分かるような...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(片山虎之助君) 阿部議員から、国民保護法制の整備に向けた総務省の取組についてのお尋ねがありました。  地域住民の生命、身体及び財産を守ることは地方公共団体の最大の使命でございます。そういう意味からいって、国民保護法制、これから中身が具体的に決まってくるわけであります...全文を見る
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○片山国務大臣 平成十三年度総務省所管の決算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  総務省主管の歳入につきましては、歳入予算額一兆四千百十九億六千三百五十七万円余に対し、収納済み歳入額は一兆三千三百十八億九千二十六万円余であり、差し...全文を見る
○片山国務大臣 平成十三年度決算に関する会計検査院の指摘について講じた措置等につきまして、その概要を御説明申し上げます。  職員の不正行為による損害が生じたものとして指摘を受けたものがありましたことは、まことに遺憾に存じます。  今後とも、防犯施策のなお一層の徹底を図るととも...全文を見る
○片山国務大臣 大変重く受けとめております。これはもう春名委員御承知のように古い課題でございまして、我々は十分今回のILOの中間報告の重みを感じております。  ただ、我々としましては、消防というたら警察と一緒だと。警察というのは、やはり団結権等の、いわば労働基本権の制約の下に置...全文を見る
○片山国務大臣 一つの法律である必要はないんですよ。それは警察法、消防組織法、消防法もあるのかもしれぬけれども、分かれておってもいいんですよ。それが警察作用に属するかどうか、警察的かどうかという判断なので、それは委員の言われるように、例えば捕まえて手錠をはめるとかなんとかという権...全文を見る
○片山国務大臣 相当重く受けとめているんですが。しかし、今の日本の消防のいろいろな置かれている状況や、あるいは消防の当事者、常備消防もありますし、消防団というのと今日本の場合は連携してやっているんですね、ボランティア消防と。そういういろいろなことを考えますと、ここで直ちに団結権と...全文を見る
○片山国務大臣 文書はあるかどうかちょっと探させますけれども、しかし、満足を持って歓迎するというのは、最大級の受け入れの言葉じゃないですか。だから、それは我々はこれもまた重く受けとめているわけですよ、ILOさんの。
○片山国務大臣 私も春名委員の言われるとおりだと思いますよ。ILOがこれで満足するならもう話は終わっているので、やはりこれは次に続くステップだと。それはしかし、今までに比べると前進だ、だから機能させてくれ、こういうことなんですね。だから、我々もこれは最終的な解決だと思っておりませ...全文を見る
○片山国務大臣 春名委員の熱意はわかりますし、お気持ちもわからないでもないんだけれども、なかなかそうは簡単にはいきませんよ、長い経緯があって。だから、十分言われることを念頭に置いて検討いたします。
○片山国務大臣 市町村合併は昔からずっとあるんですよ。それを政策的にぐわっとやったのが明治二十二年、三年の明治の大合併ですよね。山口委員御承知のように、七万一千あったんです、それまで市町村が。それで一万五千になったんですね。それから、太平洋戦争に負けまして、日本は新しい自治制度に...全文を見る
○片山国務大臣 先ほど言いました明治の大合併のときには、市町村を近代国家の末端の行政単位にする、そういうことで、できれば三百戸から五百戸を一つの目標にしたんですよ、三百から五百、ちょっと幅がありますけれども。それから、昭和の大合併のときは、新制中学校が義務教育になったものですから...全文を見る
○片山国務大臣 山口委員が言われるように、これからは、森林だとかがあるそういう山の中の町村、それはもう国土保全の上からいっても、水や空気からいっても必要なんですよ。そういうところはしっかりと役割を果たしてもらわないかぬのですよ。だから、役割を果たすためにも、小さければ、行政能力も...全文を見る
○片山国務大臣 国の行政機関は、国の各省の行政の都合で置くものですから、市町村を必ずしも見ていないんですよ。ただ、市町村ごとに一つ置くとかというのは、あるいは昔はあったと思いますよ。今は全体を効率化してスリム化しようということですから、全体としては縮小の傾向ですよ。合併して一つの...全文を見る
○片山国務大臣 もう時間があれなようですが、簡単に言いますと、今の連合はそのままですよ。必要なものは合併して、要らなくなったものは吸収すればいいし、必要があるものは残せばいい、それだけです。  それから、企業がもうかるというのは知れていますよ、インクだとかなんとかは。それはかえ...全文を見る
○片山国務大臣 今、後藤委員が、地方分権改革推進会議は財務省側のと。ではないんです。あれは地方分権改革推進会議で、地方分権をやるための組織なんですよ。あれは平成六年、七年かにつくりまして、ずっと来て、前の諸井虔さんが委員長のときには相当な実績を残しているんですよ。それが二年ぐらい...全文を見る
○片山国務大臣 今の試案はこういうことなんですよ。  今、一般財源で赤字地方債まで出していますから、五税の法定の繰り入れ分が約十三兆ですよ。それだけじゃとても足りませんから、五兆円ほど地財対策でプラスしているんですよ。その上に六兆円ぐらい赤字地方債があるんですよ。これを全部国の...全文を見る
○片山国務大臣 これはなかなか難しい話なんですけれども、国も大変ですよ。地方は二百兆ですけれども、国はもう五百兆近いんですから。  そこで、一つは、やはり景気の回復、経済の活性化ですね、それによって税収がふえていくということ、これが一つ。  それからもう一つは、国も地方も、全...全文を見る
○片山国務大臣 今、後藤委員が言われるように、あと二年になりました。そこで、今、法定協、任意協を結成している市町村が八割、ということは、八割が合併を本気で検討している。それで、約六割が法定協ですから、法定協というのは合併の前提ですから、特に問題がなければ合併に移行してもらえる。 ...全文を見る
○片山国務大臣 補助金で不要なもの、不急なものがあればそれはやめるということはありますけれども、必要なものの補助金もかなりあるんですよ。そういうものを仮にやめるのなら財源措置をしてもらわないと。できないのなら補助金のままの方がまだいい。  そういうことでございまして、総合的にこ...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、久世委員から三点の御質問がございました。  国民保護法制における地方公共団体の役割は大変重要ですね。地方団体の最大の責務は住民の生命、身体、財産を守ることですから、私は、そういう意味では地方公共団体というのはそういう根幹になると、こういうふうに思...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、山口委員が言われますように、昔よりは相当変わってきていると思いますけれども、まだ地方団体の中には自衛隊アレルギーがあるところがあるんですね。それから、いろんなやり方で協力をしているところもありますし、それは薄いところもあると。こういうことの中で、国...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しの国際人道法に基づく国内措置ですね。これについては、内閣官房や外務省が中心で現在検討して、我々も入って検討していると、こういうことでございますが、我が省の関係で言いますと、一つは、武力の衝突、紛争で傷病者が出ますね、これを搬送する人々、それから...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○片山国務大臣 今、竹本委員から御質問がございましたが、今回の改正の主な内容は以下のとおりであります。  まず一点は、選挙人が投票しやすい環境を整えるために、不在者投票制度を改めまして、選挙期日同様、投票を行うことができる期日前投票制度を創設する、こういうことが一つでございます...全文を見る
○片山国務大臣 こういうITの時代ですから、できるだけいろいろな行政その他の分野でもITを活用するということは必要なんですが、投票は、またそういう意味で議会制民主主義の基礎ですから、厳正に、公平に、こういうことになると思います。  そこで、電子投票の場合にどこで投票するか、決め...全文を見る
○片山国務大臣 選挙制度としましては、委員御承知のように、小選挙区制度、かつての中選挙区、それから比例代表制度、現在のような小選挙区と比例代表の並立制、ドイツのような併用制もありますね。大きく言えば、小選挙区制と比例代表というのが代表的な仕組みじゃないかと私は思います。  小選...全文を見る
○片山国務大臣 いわゆる民意がそのままに議席に反映するのは比例代表です。ただしかし、それはそれだけでいいというわけじゃないんですね。国民が選択するのは政権の選択ですから、議会制民主主義というのは。だから、なるほど鏡に映すように民意さえあらわれればいいかどうかというのは議論があるこ...全文を見る
○片山国務大臣 そうですね、小選挙区制は一つの選挙区に一人ですから、だから、五十一対四十九なら、五十一は生きますけれども、四十九は死ぬというわけでもないですけれども、議席に反映しないわけですから、それだけ乖離が多くなるというのは言われるとおりで、中選挙区はそれをかなり緩和したもの...全文を見る
○片山国務大臣 拘束名簿式は政党が順番を決めますから、そういう意味では選挙人の意思と同じではないですね。そういう観点から言うと、狭めているというのか限定的である、こういうことは言えると思います。
○片山国務大臣 衆議院の拘束比例それから重複立候補制、これはそれぞれの御見解があってやむを得ないと思いますけれども、私は、これはこれで一つの制度だと思っています。今、恐らく委員は全部が重複立候補的なお考えかもしれませんけれども、これについてはいかがかなという感じがしております。 ...全文を見る
○片山国務大臣 選挙についてどう考えるかということですが、これはやはり、議会制民主主義では政権の選択ですね、どの党に政権を渡すか。そういう観点からいうと、比例代表だと正確に反映し過ぎるから小党分立なんですね、比例代表では過半数をとれないですよ、過去のいろいろな国の歴史を見ましても...全文を見る
○片山国務大臣 この定年制も難しい議論がありますが、素直に考えれば、それは狭めているということになるのかもしれませんね。それはそういうふうに思います。
○片山国務大臣 郵便投票というのは、選挙の公正を確保できるかどうかなんですよね。本当に本人がしたのかどうか、自由な意思でしたのかどうか、第三者がいないんですから、そういういろいろな担保ができれば郵便投票というのはあるかもしれません。しかし、その担保ができないということで決まった。...全文を見る
○片山国務大臣 これは、各党各会派でそれでやれと言われれば、検討の余地がありますよ。  私も選挙公報を、昔、若いころに、あの校正をやるのはくたびれるんですよ、あれは原文のままで、そのまま公開しなきゃいかぬのですね。大変な手間と金ですよ。どれだけ読んでいるのかなという気がいまだに...全文を見る
○片山国務大臣 研究に値する課題だとは思います。ただ、やるとすれば法律改正が要りますね。そこのところで、また各党各会派なので申しわけありません。選挙部というと、いつも同じ答弁じゃないかということでございますが、研究に値する課題だとは思っております。
○片山国務大臣 今回の改正のポイントは、確定投票にするということなんですよ。今までの不在者投票は、確定投票じゃないんですよ。ほとんどなるんですけれども、しかし、ちょっと確定投票にならない票があるんですね。だから、今回は、不在者投票というのは、選挙日に投票するのが確定投票なんですけ...全文を見る
○片山国務大臣 今まで大勢おるところがやっていないものですから、やることになると施設設備の改修があるんですよね。これがどういうことなのか、私はよく聞いておりませんが、個別に在外公館の状況や考え方を聞きまして、委員の言われるように、できるだけ早いにこしたことはないですね、制度を直し...全文を見る
○片山国務大臣 違憲状態は、解消するのは当然の我々の責務ですね。ただ問題は、郵便投票をやっていただくことになるんですが、代理投票の認め方なんですね、そこなんですよ。これはむしろ考えた方としてはみんな一致していると思いますよ。技術論なんですね、どういう認め方をするか。これについては...全文を見る
○片山国務大臣 今お話がございました自民党長崎県連の問題、求刑がなされた、私も承知いたしております。公選を所管する立場にある者として、まことに遺憾に存じております。  公選法や政治資金規正法でいろいろ決めているわけでありますが、この決まったことを守ることは当然のことでございまし...全文を見る
○片山国務大臣 公共事業受注企業からの政治献金等についての扱いで、野党四党の皆様方から改正案が既に国会に提出されていることはもう十分承知いたしております。一方、与党でも御検討いただいておるようでありまして、相当煮詰まってきたとも聞いております。いずれにせよ、野党案、与党案、こうい...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、政治資金につきましては、平成十二年一月から、政治家個人の資金管理団体に対する企業・団体献金は禁止、こういうことになったわけでありますが、一方、政党に対する企業・団体献金につきましては、最高裁の判決でも、企業は憲法上の政治活動の自由を持つ一環として政...全文を見る
○片山国務大臣 奥田会長がどういう意図でどう言われたか知りませんが、企業も社会的実体ですから、政党に対していろいろな注文をつける、いろいろなことを要請するということは私はあってもいいと思いますね。また同時に、政治献金を適法な範囲でやるということも私はあってもいいと思う。しかし、金...全文を見る
○片山国務大臣 買収だとは思いませんし、日本経団連がどういうお考えでどうされるか、これは自由ですね。ただ、それが法律にもとるようなことじゃ困るわけでありまして、適法におやりになる、それについて各党がどういう対応をする、その対応いかんによって国民がそれをどう審判する、これはそういう...全文を見る
○片山国務大臣 投票所における投票についてのお話ですが、隣の人や何かに、だれに投票したかわかっちゃ困りますね。そういう意味では、今、仕切りをつけて、正面及び両側にボードを付するなどしておりますけれども、また一方、投票の立会人の方から見えないとだめなんですね。これは、見えないと用紙...全文を見る
○片山国務大臣 自由に公正に選挙人が投票しているということを監視するためにあるわけですね、立会人は。だから、そういう意味では、投票用紙をすりかえるというのは、その場で二つ受けないとすりかえることは本当はできないわけですけれども、しかし、何らかの不正行為が行われているというようなこ...全文を見る
○片山国務大臣 どういうケースがあるか、私も、取りかえなんというのがあるのかと思いましたら、投票用紙の記載を受けないとないですね。だから、別の紙を持っていって、別の紙を投票して入れて、用紙を持って帰るということがあるのかもしれませんね。だから、まあそういうことはめったにないのかも...全文を見る
○片山国務大臣 今、部長が言いましたように、理事長や施設長が不在者投票の管理者になるんですね。そこで地位利用をやったら厳罰に処する、こういうような歯どめはあるんですが、担保がないですね、言われるように。そういう意味では、第三者がちゃんといる、しかるべき人がおるというのが担保になる...全文を見る
○片山国務大臣 今回の期日前投票は、何にも変わらないですよ。投票の効果が変わるだけなんですね。だから、チェックは同じなんです。  委員が言われるのは、もう全部の問題です、選挙で。不在者投票でなくても、投票所でも、流動化が多いところで、それはなかなかチェックは大変だ。これはもう大...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
05月21日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方自治というのは、地方のことは地方の当事者で決めるということなんです。したがって、個人情報保護条例も、都道府県はほとんど作っていると思いますけれども、作るときにいろいろ相談をして、我が県は警察まで入れなくてもいいということで入れていないのが多いんだろ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、国のこの法律に入っているんですよ、警察機関も、公安委員会も。地方自治ですから、私くらい物をはっきり言うのは少ないと思うんですけれども、地方自治は尊重せにゃいけません。何でもこっちの言うことを押し付けちゃいかぬ、合併だって自主的合併なんだから。 ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これがこの法律の個人情報ファイルに該当して適用除外でなければ事前通知の対象になるんです。しかし、私よく分かりませんよ、この個人カードなるもの。よく分からぬけれども、これは紙みたいですから、紙ならそれは対象外ですね。  ただ、紙だから対象外でも、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いわゆる法律で言う個人情報ファイルなら、これは通知してもらわないかぬのですよ。  ただ、今いろいろやり取りを聞いておりまして、紙みたいですから、紙情報ですから、これは、こんなものまで一々事前通知の対象にしていたら大変ですからこれは対象外にしているんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員倫理法というのは、あれは議員立法ですよね。    〔理事若林正俊君退席、委員長着席〕  国会で議論されてできて今日に至っておりますが、あの中に今、公務員部長が言ったような規定があるものですから、それに従って同じように考えてくれと、こういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 官に甘く民に厳しいというのは、いかにもメディアに乗りやすいんですよね。そういうことがはやっていますからね。しかし、そんなことは決してないんですよ。今、若林委員の言われたとおり、民は基本的には自主規律なんですよ。だから、必要最小限度のいろいろ規律に服して...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それじゃ、まず私からお答えさせていただきますが、制度は、これができると現行よりは相当進むんです。  また、特に皆さんの御意見も国会での御意見もあったものですから、罰則も三条も追加をするわけですね。これは、民間の場合には、勧告をやって命令をして、悪質な...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この裁判管轄の問題は当委員会でも相当議論していただきまして、今は司法制度全体を改革しようというときにですよ、管轄の問題も大きなテーマですから。  だから、ここでそちらの方の議論に任せて、今回は、今の行政事件訴訟の原則的な考え方でいって、できるだけ運用...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律の話ですから。  法律は具体的にケースごとに書くということはできないんですよ、法律ですから。ある程度それは、まとめて書く、抽象的、一般的に書くということはあるんですが、少なくとも現行法に比べまして、恐らく委員の認識には目的外利用・提供のところがあ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 行政機関の方の個人情報保護は総務大臣が所管大臣で、そのために総務大臣の事前チェックを始めとする権限が、御承知かと思いますけれども、四十九条から五十一条に書いているんですよ。利用状況の調査もする、公表もする、悪いことがあれば意見も言う、調べられると。こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
05月22日第156回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○片山国務大臣 地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、地方公共団体の組織及び運営の合理化を図るため、都道府県の局部数の法定制等を廃止するとともに、公の施設の管理の委託に関する制度を見直すほか、所要の規定の...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○国務大臣(片山虎之助君) 非対称規制というのは、これは競争の進展において見直すということは言われるように必要だと思います。したがって、そのボトルネック設備のオープン化によって一部のサービス分野では競争が非常に進展していますね、ADSLやなんかの分野で。こういうことについては我々...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 委員の言われるように、千七百億円も赤字を出しても基金が発動されないのかと、こういう疑問はちょっと起こりますね。ただ、この千七百億円は、西日本の会社全部の赤字でユニバーサルサービスに限定したその赤字じゃないんですね。その赤字はもうそれよりずっと少ないんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 重ねての御質問でございますが、やっぱりこれがあることでみんな安心するんですよ。NTT東西の方も、ほかのあれも安心するんで、だから、特にこれやっているNTTの方は、これがあるからもう安んじてユニバーサルサービスを提供しようと。安心的効果が大変大きいわけで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の、大変NTTの当事者が心配しているって、それは口で言っているだけですよ。やっぱりこういう制度がある、基金という制度があることが、そういうふうにユニバーサルサービス確保の信頼になっているんですよ。その点は、よく委員、話をもう少し当事者としていただいた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 森元議員言われるように、この長期増分費用方式とは、これは理論計算ですよね。最も効率的なというようなことを念頭に置いた理論計算でございますが、これを導入するのは大議論があって、御承知のとおりですよ。国内的だけでなくて外国まで入れて大議論があってこの方式が...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 基本的には、今回は、我々は規制緩和、競争と促進と、そうしながら公正さは保っていくと、こういう考え方でございまして、今、高橋委員からもお話ありましたように、昔には想像できないような大きな変化ですね。特に、インターネットの急速な普及を背景にしましてネットワ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今までは、これはそういうことをちゃんと周知徹底する必要なかったやつを、今回は、退去についてもそういうことの周知徹底を図ってくれと、こういうことにしましたから、私は仕組みとしては前進だと思っているんです、そこは。  ただ、後はやり方ですね、やり方。本当...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やります。
○国務大臣(片山虎之助君) 高橋委員言われますように、情報通信、放送事業というものは今後の我が国経済の中心になる、また活性化する上での推進力になる分野ですね。今シェアも一番大きいんですよ、情報通信、放送分野が。そういう意味でも、できるだけ不必要な規制等を改革しながら競争を促進して...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども森元委員の御質問に答えさせていただいたんですが、元々、言われるとおり、公共的な料金というのか、競争がない分野の、勝手に決められちゃいかぬということの発想でございますけれども。  競争状況ではありますけれども、しかしまだまだ、先ほども言いました...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、上限設定については、そういうことを加味した納得ができるものにしていく必要があると思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) NTTは圧倒的な力がある存在ですよね。そこで光ファイバーの設備も相当お持ちになっている。それから、シェアも圧倒的にあると。そして、それを利用しなければサービスができないという人が一方におって、貸せるあれがあるのなら私は貸した方がいいと。だから、貸しやす...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、不必要なことをがんじがらめというのは、これは良くありませんね、がんじがらめまでやる必要はない、がんじぐらいは必要なのかもしれませんが。  必要なことは、やっぱりそれはチェックしていく、ある程度ルール作って守ってもらうということは必要ですが、事細...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しのように、病院や学校から撤去する、困る、残してほしいと、こういう要望があるということは私も承知いたしております。  NTTにはNTTの何か方針があるようでございまして、月に四千円以上の、収入というんですか、使われ方がしないようなものはもう置い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 本当に今、携帯電話は生活インフラだと私、答弁したようですが、全く今もそう思っております。それからまた、料金が高いと思いますね、払うときには。ただ、前よりは相当安くなっているんです。かなり下がってきています、競争が激しいですからね。それから、料金の設定の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、そういう御意見は御意見として承りますが、まだそこまでは行きませんね。
○国務大臣(片山虎之助君) これは個人情報保護特別委員会でも御答弁しましたように、個人情報保護法を成立し、公布後、施行までに二年ぐらい掛かると、こういうことでございますので、施行までに、この電気通信事業関係で法律が要るのか要らないのか、要るとしたらどういう内容のものにするのか、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 個人情報の目的が達成後というんでしょうか、目的実現後はこれ消去してもらうのが筋ですからね。ガイドラインにもそういうことを書いておりますので、これを更に徹底していきたいと思いますけれども、今は法律ないんですからね、ガイドラインですから、これはそれぞれ関係...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは、いろんなNTTの改革は議論がありまして、電電公社改革以来。その当時、真剣な議論を国会はもとよりいろんな方面でやってきているんですよ。今の持ち株会社のグループ方式、あるいは長期増分方式の導入、そういうことでございまして、私は、しかし大きな方向とし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) NTTは、昔は日本電電公社ですよね。それを、電電公社から今のNTTまで大きな改革を何度もやってきたわけでありますが、渡辺委員はその当事者として、責任者として相当苦労されたと思いますけれども、私は、NTTグループは日本で最大の企業体であると。それからもう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、渡辺委員と私どもの有冨局長といろんなお話がありまして、私は大変興味深く聞いてまいったわけでありますが、NTTはそういう意味ではやっぱり我が国を代表する企業ですね。この分野では基幹的な事業者でございまして、やっぱりここがしっかりしてもらわないとそれは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今の基金制度は、委員が言われるような制度じゃないんですよ。ユニバーサルサービスを確保するために、東と西で不採算地域と採算地域をごっちゃにしてならしてみて、それでもどうしても赤が出るんなら基金を使いましょうと、こういうことで、今の委員が言われるように、東...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、民間における退職金の支給の実情にかんがみ、長期勤続者に対する退職手当の支給水準を引き下げるほか、定年前早期退職者に対する退職手...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(片山虎之助君) 本日は、容器包装のリサイクルの促進に関する政策評価と地域輸入促進に関する政策評価について御説明する機会をいただき、厚くお礼を申し上げます。  総務省におきましては、政策を所掌する各府省とは異なる評価専担組織として、府省の枠を超えた立場から、各府省が担...全文を見る
05月27日第156回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○片山国務大臣 最終的には政府・与党が責任を持つんですけれども、その前のいろいろな案は広く各界各層の意見を入れてと、こういうことなので、まだまだ初めの初めの段階ですよ。これからだんだん本番になってまいりまして、最終的にはそれは政府・与党が一体として責任を持って決める、こういうこと...全文を見る
○片山国務大臣 なかなか、財務大臣は腹話術の人形じゃないから困っておるんじゃないですか、役所は。ときどき今も、あれはすり合わせて言ったんでしょうか、すり合わせずに言ったんでしょうかという質問が記者会見等でございましたので、私は、よくわかりませんと、それは本人に聞いてもらわなきゃ。...全文を見る
○片山国務大臣 この三位一体の議論は、私が去年の五月に、いわゆる片山プランと言っていただいておりますが、それを提案してから始まっているんです。ずうっと始まっているんです。  それで、ことしの六月というとすぐ六月ですけれども、六月中に三位一体の改革案をまとめよう、こういうことでご...全文を見る
○片山国務大臣 いやいや、小泉さんは小泉さんなりに大変な関心を持っていますよ。もう、何か言うと三位一体ですから、最近は。だから、この間は、国庫補助負担金の整理合理化で十一項目について検討するように、あれは四月何日の閣議ですか、各大臣に指示しましたよ、閣議の席で。そこで、私と塩川さ...全文を見る
○片山国務大臣 難しいからやるんですよ。難しいからやるのが改革なんですよね。  それで、今なるほど財務省は、こんなに財源がなくて赤字国債を三十五兆も六兆も出してと、こういうことなんですが、国税で取ったものを補助金で一方で流しているんですよ、十二兆も三兆も。国税で取っておいて補助...全文を見る
○片山国務大臣 あれは、我々のグループの昼食会におくれて行きましたら、そういう話がずっと出ておったんです。それで、いろいろやって、おまえも何か言えというものですから、この改革は地方のためにやるんです、地方にプラスにならないような改革は、それはもう断固阻止します、ただ、国の補助金、...全文を見る
○片山国務大臣 参議院がもともとできるときが、都道府県から選出される議員は地域代表、それからそれぞれの職益代表というのがあってもいい、こういうことですから、私は、正当に地域や職益の代表として行動されるのは一つも構わないと思う。ただ、国益と個別の地域なり職益の利害がぶつかるときにど...全文を見る
○片山国務大臣 いや、それは、補助金も必要なものもあるんです。ただ、今言いましたように、補助金全部が昔のままの仕組みでいいのかどうかというのは議論があるので、だから、不要不急になったものや状況に合わなくなったものはぜひやめてほしい、必要なものはまた後からつくればいいんだし。それか...全文を見る
○片山国務大臣 道路特定財源は道路に使うという約束で負担をしていただいておるわけでありますから道路で使わざるを得ない、今の制度としては。ただ、道路の使う範囲を、いろいろ解釈を拡大して関連するものまで広げていっておりますし、地方には例の道路交付金という形で七千億出しておりますし、そ...全文を見る
○片山国務大臣 かつて、大変地方財政が厳しい時代がありまして、また局部が各府県でばらばらで、ずうたいに比べてたくさん局や部を持っているところ等がございましたので、御承知のように、地方自治法の中に、人口規模に応じて局部を法定したんですね。それで、それを超える場合には、自治省でしょう...全文を見る
○片山国務大臣 これは憲法の大議論がありますね。県によって中の仕組みを自由にするというのは、これは憲法との議論ですね。憲法が認めればいいです、日本を連邦制にするんなら。一つの考えですよ。連邦制にするんなら、そこまで授権するんなら。今の憲法は、地方自治の本旨に基づいて法律で決めると...全文を見る
○片山国務大臣 私どもの方は、地方自治法を初めとする地方自治関連法では、銀行をやることは禁じておりません。あとは銀行法その他の手続に、関係の法令の手続に従えば可能です。だから、それだけのニーズがあって、都議会が承認して、都民の支持があるんなら私は個人的にはおもしろいではないか、こ...全文を見る
○片山国務大臣 私は、石原さんの銀行税は厳しく批判した一人ですよ。それから、この前の固定資産税、都市計画税の一律減免も厳しく批判した方ですよ。  今回、東京都にこれだけの需要があって、都議会が支持し、都民が支持するんなら、あとは中身なんですね、中身。どういう都の銀行をおつくりに...全文を見る
○片山国務大臣 よくそういうことが経済財政諮問会議で、またおしかりを受けるかもしれませんが、民間側の委員あるいは塩川さんとか話があるんですが、私は地方によると言っているんです。地方では国より進んだ行革をやっているところ、いっぱいありますよ。ただしかし、割にその行革の努力が少ないと...全文を見る
○片山国務大臣 三位一体の改革というのは、去年の二〇〇二の骨太方針で決めているんですよ。年末の閣議了解でも確認しているんですよ。そこで三位一体の中の一つだけやらずに二つだけやる、これは閣議決定なり骨太方針違反なんですよ。そんなことは三位一体にならないんですよ。三つ一緒にやるから三...全文を見る
○片山国務大臣 今の諮問会議というのは、政令で根拠があるんですね。そういう意味で、諮問機関ですから、意見はできるだけ尊重せないけません。しかし、言うとおりになる必要はないんですね。それじゃ諮問機関じゃなくなる。議会制民主主義というのは、特に国は国会で物を決めるんです、国会が意思決...全文を見る
○片山国務大臣 いや、五兆か三兆って、大きいんですよ、それは。私も五兆五千億の提案ですからね、国税、地方税の移譲は。だから、財務大臣が、日曜日ですか、何かで言われた、酒、たばこ、揮発油と言われたようですが、まあこれは、これからの具体の税目を出された、あるいは税源移譲に言及したとい...全文を見る
○片山国務大臣 これは、中身がさっぱりわからないんですよ。こういう税は今までないんです、地方に。何かよくわからぬので、しかも、あの手続をちょっと見てみますと、わけわからぬですな、あれ、言っちゃいけませんが。  そこで、私どもが聞いておりますのは、あの会議の中でもいろいろな意見が...全文を見る
○片山国務大臣 まさに言われるとおりで、今まではやや護送船団方式なんですね。だから、小さいところでも、努力は少なくても、最終的には交付税で補てんしているんです。税を一生懸命ふやす努力を仮にしないところがあってもですよ。  そこで、そういうことについて、これも諮問会議その他で、今...全文を見る
○片山国務大臣 いや、そんなことはないと思いますが、時々冗談のように、かつての自治省は中央集権省だと言うから、それは自治省にもそういうところもありますよ、しかし、よその省よりはずっと地方自治に理解があって頑張ってきているんですよということを私はいつも申し上げているので、それは大分...全文を見る
○片山国務大臣 しかし、私は、昔に比べると相当今いろいろなことが政治主導になったと思いますね。国会のやりとりでも、大臣、副大臣、政務官が中心になりましたし、それから各省の意思決定でも、昔とは大分変わってきたなと、こう思っております。  やはり、政治家がといいますか議員さんが、個...全文を見る
○片山国務大臣 今回の改正は、幾つかの自治体から、ぜひ公の施設も、第三セクターまで広げているんですけれども、そうでなくて、純粋民間と言うのはおかしいんですが、民間にも広げてくれないか、こういうことで今回改正をさせていただいて、公の施設のこういう管理委託の一般的なあり方を法律で書か...全文を見る
○片山国務大臣 先ほどもお答えしましたけれども、昨年の骨太方針あるいは年末の閣議決定・了解、いずれも三位一体でやるんですね。その三位一体の中で、国と地方の税源の配分の見直し、税源移譲というのがメーンなんですよ。それをやるために、あわせて国の補助金、負担金の整理合理化や地方交付税の...全文を見る
○片山国務大臣 今黄川田さんも言われましたように、国の財政が困っているから地方に出す金を減らそうなんというのは、それはどこかの審議会が言うのはいいけれども、地方分権改革推進会議は地方分権を進めるための会議ですから、地方の税財政基盤を強化するための会議が、その会議の趣旨に反すること...全文を見る
○片山国務大臣 今も課税自主権ということで、標準税率を超えて超過課税をやるとか、あるいは法律で決まった以外の法定外普通税・目的税をつくるということは行われているんですよ。しかし、主要な税目は全部国と地方が押さえているんですよ、法律で、国税と地方税。残り物をやるんですから、正直言う...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども言いましたが、税源移譲に言及する、税目を具体的に挙げる、私は、それは一定の前進だ、今までは全く受け付けなかったんですから、そういう意味では前進だ、こう思っておりますが、あれで十分かどうか、これからいろいろな角度で議論しなきゃいけません。  私の方は、先ほ...全文を見る
○片山国務大臣 私の決意というより、そういうことをやろうといって決めているんですから、骨太方針その他で。だから、それはそれでやるということですが、こういうものは、締め切りをかけないとなかなか議論が熟してこないんですよね。  それから、今のように三位一体でやっているときに、後の手...全文を見る
○片山国務大臣 地方制度調査会の方はもう意見がまとまりましたから、これはこれで決まったんですが、改革会議の方はまだこれからなんですよ。今調整中、集約中でございますので、どういう結果が出るかわかりませんが。地方制度調査会と地方分権改革会議は会が違うんですから、諮問機関として。別の意...全文を見る
○片山国務大臣 最初は公だけというのを、第三セクターまで緩めたんですよ。しかしこれは、わざわざそのために第三セクターをつくったりするんですよね。そういうケースがあるんですよ、公の施設の管理委託をするために。そこで、民間にやらせてどこが悪いんだろうと。  ただ、今委員が心配のよう...全文を見る
○片山国務大臣 住民のサービスの向上もいろいろな意味があるんですよ。例えば、むだがなくなって安上がりになるということも、その余ったというのはおかしいんですが、出たお金はほかのものに回せるんですから、効率化というのも住民サービスなんですよ。  ただしかし、我々は効率化のためにやる...全文を見る
○片山国務大臣 具体的なことは、自治行政局長が詳しゅうございますので、自治行政局長に答弁させます。
○片山国務大臣 代行させるんですね、指定管理者に。そういう意味では担保されている。担保というか、留保されていると言ってもいいんじゃないでしょうかね。
○片山国務大臣 それは一般法と特別法、個別法の関係で、個別法の方が優先されます。
○片山国務大臣 今回は、民間事業者や団体にも契約じゃなくて指定行為によって管理を委託する、こういうことでございまして、これは、いろいろな多様化する住民ニーズに効果的、効率的に対応するためには、民間の事業者の持っておるノウハウを利用することもいいのではないか、その方がおもしろく、し...全文を見る
○片山国務大臣 以上であります。
○片山国務大臣 石原知事さんのお考えを正確に聞いたわけでもありませんし、どうとかということを私も詳細に知っているわけではありませんけれども、今の金融の中で中小企業金融等についてはなお不備がある、無担保融資みたいなものを新しい信用力を創出して手当てすべきではないか、こういうお考えで...全文を見る
○片山国務大臣 大変結構な緊急発言をいただきまして、ありがとうございました。  委員の御発言の趣旨を十二分に尊重して、今後とも適切に対応してまいります。(拍手)
05月27日第156回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員が御指摘がございましたように、国家公務員の退職手当は基本的には長期勤続報償なんですね、報償。したがって、これ報償ですから、勤務条件じゃないと、給与じゃないと、こういうことなんですが、しかし、報償でありましても、やっぱり公務員の退職後の生活保...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりルール的なものがあった方がいいですね。今までは、何となくということもないんですが、一定の間隔で民間の実態調査をやりまして、それに合わせてきたわけでありますが、今お話がありましたように、どのくらいの間隔で、インターバルで調査をやるか、調査の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども申し上げましたように、退職手当は公務員の個々にとっては大変重大な関心事項でございますので、今の見直し基準の設定やルール化等については、職員団体とは十分な、交渉と言うとちょっと私も少しぐっとくるものですから、十分な意見交換をしてまいりたいと、こう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 端的に言うと、二重取り防止というところが元々の発想だったんですよ。独立行政法人は元々、特殊法人から移行したのもありますが、これは第二段階ですね、第一段階は国の仕事を研究所がやったり研修機関でやっているものを独立行政法人化したんですね、元々は国そのものだ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはいろいろ事情がありまして、今言いましたように、国の機関であったものが独立行政法人になりましたから、そのまま移行したんで、そこにおる人を役員にしたというのが一つあるんですね。  それからもう一つは、独立行政法人になったもんですから、理事長と理事と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 退職手当は、御承知のように、俸給月額と勤続年数と、それから勧奨か定年かによって違いますね。ですから、やっぱり女性の方は定年まで勤めたい希望の方が大変多いということがあるから、勧奨の割増しがそれは受けられませんね、そこで。それから、入るときにいろんな、上...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、登用は、私は、Ⅱ種、Ⅲ種まで詳しく知りませんが、Ⅰ種については増やせ増やせと言っているんですよ。それで、十五年度はⅠ種が七人で、これは全省庁のトップです、七人。二位が六人ですけれども、一人多いんですけれども、七人でトップなんで。ただ、やっぱり志望...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方の首長さんのは調べていると思います。これはいろんな経緯があるんですが、一種の慣行みたいになっていまして、年間給与の幾ら幾らという計算ですよね。これ、そこで特別職の報酬審議会というのを一応作りまして、御承知のように、そこで議員さんを含めて議論してもら...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) だから、今回、この制度の改正の中にも取り入れまして、できるだけ行った人は帰ってもらう、ノーリターンじゃなくて原則リターン。そこで国家公務員として辞めてもらう、それで早期の退職慣行も是正していくと、こういうことにいたしまして、結局、天下りというのは早く勧...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務員の場合にはやっぱり官民均衡、民間準拠という大原則がありますからね。給与を下げる、退職金を下げるということが景気に私もプラスだと思いません。しかし、同時にやっぱり国民の納得をいただくということがありますので、景気に必ずしもプラスでないからといって、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 原則、行ったら帰っていただくと、こういうことにいたしておりまして、帰し方で、それは帰ってすぐ辞めるというのは具合悪いですね、一日。それは、運用上ですよ。帰ってもしっかり仕事をしていただいて辞めていただくと、それは退職金払うんですから、通算で。そういう意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 役員というのは、理事さん大体二年か、長いのが四年というのがあるけれども、二期というと四年ですね。大体二年で今行っておりますから、そのくらいが一つの目安になるんじゃないでしょうか。二年で帰ってきていただく場合もあるし、仕事の関係でもう一期という、あるいは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、事務方は改正案を出すように法制的な検討を含めて準備を進めております。せんだっても閣議の後、四大臣、官房長官に私に坂口大臣、石原大臣と相談しまして、どうするかと。鋭意今までの方針で検討を続けていこうと。ただ、職員団体との話合いも十分やろうと、こういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(片山虎之助君) 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、昨年三月二十九日に閣議決定された規制改革推進三か年計画等を踏まえ、無線機器の迅速な市場投入を促進し、経済活性化及び国際競争力強化に資するため、...全文を見る
05月28日第156回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(片山虎之助君) 公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、選挙人の投票しやすい環境を整えるため、期日前投票制度を創設するとともに、在外投票について在外公館投票と郵便等投票とのいずれかの方法により行...全文を見る
05月29日第156回国会 衆議院 総務委員会 第16号
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○片山国務大臣 地方独立行政法人法案及び地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、地方独立行政法人法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、住民...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今の基本的な考え方は、自分でやってくれと、自律、自粛ですね、そういうことで放送法ができておりまして、もう答弁あったように、放送法で番組の守るべき準則を決めて、それで番組をやってもらうと。番組基準もそれぞれ作ってもらうと。こういうことであって、それは全部...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) その前も答弁させていただきましたが、今は単に見るテレビですけれども、使うテレビ、もう生活の不可分のものに、今もそうですけれどもね、なってくるんじゃなかろうかと。今一番必要なものはといったらテレビがトップだそうですね、今も。それがもっとそういうウエートが...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 後ほど詳しい御答弁は局長からあるかもしれませんが、せんだって五月の二十三日に御承知のように地上テレビデジタル化国民協議会というのを作りまして、これはメーカーさんはもとより、いろんな関係の方に全部入ってもらったんですよ。そこでもいろんなことを決めたんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) アナ・アナで、八百億ほどが千八百億になりましたから、前科がありますから、やっぱりそれはよく用心して今回のロードマップも十分点検していかなきゃいかぬと思いますが、今、局長が言いましたようにアナ・アナを少し進度を早めた方がいいのかなとも実は考えておりまして...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電波利用料は税金じゃないんですね、内藤委員。これは手数料的な性格なんですよ、手数料だけでもないんですけれどもね。そういうことでございまして、やっぱり、しかし税金に準ずるものですから、どう取って、その使途がどうだというのははっきりしなきゃいけませんね。い...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そうですね、今の我々の生活は子供を含めてテレビ抜きでは考えられませんね。先ほども申し上げましたが、何が一番必要かと言えば、テレビ、自動車、携帯何とかとあって、圧倒的にテレビなんですね。私は、最近の子供は携帯かと思ったら、そうでもないんですね。そういう意...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、メーカー、売れなきゃ作らないですよ。売行きが少ないんですよ、やっぱり需要が少ないから。だから、いろんな採算を考えて撤退するので、国策には関係ないですよ。まあ、国策が八年後にデジタルに移行すると。その間、アナログもあるんですから、アナログで、しかも...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) やり取りはちょっと忘れましたがね。サイマル期間は今言いましたように再算定というんでしょうかね、予測いたしましたら平均二・八年だと、こういうことでございまして、これはもう専門家に任せておりますから、どうぞこっちにお聞きください。
○国務大臣(片山虎之助君) どこが破綻するか私理解できないんですよ。サイマル期間が短けりゃいいじゃないですか、その方が。だから、サイマル期間が長いほど放送局も負担ですし、視聴者の方も混乱するんですよ。  それから、とにかく一一年という目標は国会でお決めいただいたあれでございまし...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これはやっぱり無線の免許人の皆さんからいただく税金的なものですね。だから、私は特定財源にすべきだと思っている、完全に。    〔委員長退席、理事景山俊太郎君着席〕  ただ、言われましたように、その使途はどこまでやるか、これはやや政策的な判断が要りま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほど、高原局長にいろいろ渡辺委員から言われました点、私もかなり言っているんです、前の民放連の会長にも、今の民放連の会長にも。そこで、民放連の方でも御検討いただいて、放送倫理・番組向上機構というのを作ったんです。だから、それは作るだけじゃ私、だめですよ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それじゃ、今のアナログでずっとやれということになるのかどうかなんですよ。世界の大勢ですし、ITがどんどん進んでいく中で、それはデジタルに行かにゃしようがないんですよ。だから、どうやってやるかということでみんなが議論して、二年前の国会で、国権の最高機関と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの全会一致の決議は、地方六団体始めすべての関係者にとりまして、地方分権の推進をやらなければならないと、そのために地方税財政基盤の充実強化が必要だという大変力強い御支援の決議でございまして、大変有り難く受け止めております。この実現に向けて最大限の...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(片山虎之助君) 小泉内閣の構造改革の基本的理念は、一つは官から民へなんですよ。もう一つは国から地方へなんですね。いつも総理が言われますように、地方でできることは全部地方にやらせる、そのための地方の行財政の基盤を強化すると、こういうことなんですね。  それからもう一つ...全文を見る
05月30日第156回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(片山虎之助君) 衆議院では四六%ぐらいらしいからと言いましたが、今、福山委員お話しのように、平成十四年末のインターネット人口普及率は五四・五%だそうですね。過半数は超えたんですね。  ただ、選挙運動に使うとなると、ある程度国民的な合意が要るんですね。やっぱりお年寄り...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) マニフェストというのがよく分からないんですよ。もう横文字でありゃいいというものじゃ実はないんですけれども、ただ、あれなんですね、今の選挙法からいうと、限定的なんです。福山委員、もう十分御承知だと思いますけれどもね。だから、いわゆるマニフェストですね、今...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この今の在宅投票というんですか、投票所に行かないでも投票できる人の範囲をどうするか。今、身体障害者の方ですよね、これが一つありますよ。これをどうするかというのが一つの問題。それから、そういう方についての投票方法をどうするか、これがまた一つの問題なんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 選挙部長も言っておりますように、我々はできるだけ、これは国民の基本的な権利ですから、投票できるというのは。これは、できるだけそういう機会を与える、拡大するというのはもう当然のことですね。  しかし同時に、選挙が公正公平に行われるという、ここのはざまと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そういえばそういう御質問があったような気もしますし、大分前ですから、調査もしましたけれども、もう忘れましたね。そういうことをちゃんとあるんなら御通告ください。そうすれば調査の結果は報告するんですけれども、通告がないから、また私よく知りません。
○国務大臣(片山虎之助君) いや、そのときは調査すると言ったら調査したんですよ。何年か前でしょう、二年か三年か。しかもそれは指名停止というけれども、指名停止もいろいろあるんですよ。十日間の指名停止も、二週間のものもあるし一か月もあるし、いろんな議論があるんですよ。だから、そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、私は事実を知らないんですよ。だから、そのとき調べますと言って、富樫議員ですか、富樫委員から言われたことは調べたと思いますので、それはあなたね、通告しないと。何にも通告しないで突然質問をして、どこに何をねらっているのか知りませんけれども、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 我々は、政治資金規正法等法律に基づいて適法な手続でそれぞれ政治献金を受け取り処理しているんですよ。適法であれば、それはそれでいいんです。
○国務大臣(片山虎之助君) 各党が各党でいろんな議論をしているんで、それは各党の自由ですよ。それは、その結果を見て、あと国会でどういう御議論をされるか知りませんけれども、それは各党でどうぞ御自由におやりください、そういうことであります。
○国務大臣(片山虎之助君) この問題は毎回国会で議論されておりますけれども、民主主義のコストをだれがどう負担するかという問題なんですよ。様々な考え方、様々な意見があるんですよ。それを集約して私は各党各会派でまとめていただければ大変有り難いと、これが基本的な立場ですよ。  それは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、私は花粉症なんですよ。だからよくはくしょんが出るんですが、このところ本当に多いですね。いや、福井に行かれた帰りにそういう話があるとは、どうも昨日もありましたね、そういえばはくしょんが。ありがとうございました、いろんなことをいろいろ言っていただいて...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、現行法からいいますと、選挙部長が答えたとおり禁止行為に該当すると、こういうことですけれども、高齢化社会というのは、やっぱり眼鏡が要ったり補聴器が要る人が増えることですよね、入れ歯が要ったり。それは、そういう意味からいうと、やっぱりこの難聴だとか、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
06月02日第156回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 済みません、私の都合を考えていただいて最初に質問していただきまして、誠に恐縮でございます。  三位一体の改革は、去年の骨太方針二〇〇二で今年の六月までに結論を出そうと、工程表を作ろうと、こういうことになりまして、今、川橋委員言われましたように、国から...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 呼吸というのは合ったり合わなかったりするんですよ。これがまあ面白いので、時に合ったり時に合わなかったり。それはやっぱり立場がありますから、私の方は地方の財政、地方分権を進めるという立場、塩川大臣の方はやっぱり国の財政ということがありますし、竹中大臣の方...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは神野先生も言われておりますが、去年の経済財政諮問会議で、まあ片山プランってちょっとおこがましいんですが、そういう名前で出させていただきましたものは、やっぱり税源移譲する場合は安定的で各地方で地域で偏在性がない、偏りがない、そういうものがいいと。そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国の行政機関の政策評価法は去年の四月から施行になったんです。一年ちょっとたったんですね。私は、一年はトライアルだと。その前から実は事実上やっておったんですが、法律上は去年からですから。そこで、各省がそれぞれ評価したものを私どもの方がまとめとして客観性担...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今お話しの今回の宮城県沖での地震の話なんですが、こういうときには、法律の規定もあるんですけれども、一般利用者の固定電話と携帯電話からの通話を規制するんですよ。何で規制するかというと、今正に委員が言われたように、一一〇番、一一九番等の緊急通報を優先するた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 外国人を、国家公務員も地方公務員も同じですけれども、任用することについてはいろんな議論が前からあって、これは今の解釈ではこうなっているんですよ。今、正に委員が言われましたように、公権力の行使だとか公の意思形成ですね、国なり地方団体の、意思形成に参画する...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ええ、外国人でない方が。ただ、その場合に、この任用は各地方団体の長にあるわけですから、各地方団体の長。我々としては、こういう基本的な考え方でやってくれと。それは、個別には地方団体で事情も違うし仕事もいろいろあるんだから、それぞれ判断してやってくれと、こ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 法律はないんです。外務公務員法か何かにあるそうですけれども、それは私よく知りませんが、国家公務員法にも、地方公務員も入りません。しかし、公務員の性格からいって当然の法理だと、こういうことになっております。
○国務大臣(片山虎之助君) それは国会で何度も答弁しているんですよ、私自身も。だから、そういうことでは、これはもう確立した解釈だと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) これは、地方自治とか地方公務員とかという問題もありますけれども、一つは、公務員というもの、国家公務員も地方公務員も公務員ですから、公務員というものの性格からいってこういう解釈だということでございまして、それは松井委員、法律に書いても同じことですよ。公権...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国家行政組織は私どもの所管ですからね。  今、私が聞いているのは十九人いろんな審議会におると。ただ、ちょっとこれ、答弁を長くしちゃいかぬのでしょうが、審議会は公の意思形成じゃないですよ。これは単なる諮問機関ですから。三条機関や何かなら別ですけれども、...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○片山国務大臣 上川委員から、冒頭、神戸市西区の火災での消防隊員の殉職の話がございました。  あれは、残った人を助けに行って、建物が落ちてきて皆さんがああいうことになったわけでありまして、すぐ消防庁から実情を調べに行っております。(発言する者あり)
○片山国務大臣 今後は、ああいうことがないように、また、亡くなられた方々にどういう対応をするか、しっかりと考えてまいりたいと思っております。  ありがとうございました。  それから、今の三位一体の改革に絡む小さな政府の実現のお話でございますが、三位一体の改革は、できるだけ自前...全文を見る
○片山国務大臣 国の独立行政法人制度は、国とは違う法人、国とは離れて独立した法人という形を整えて、そこに自律的、弾力的な運営を行わせる、それから、事前のチェックじゃなくて事後の評価でいろいろ中を正していく、こういうことでございまして、そういうことによって業務の効率を上げるというこ...全文を見る
○片山国務大臣 先週の当委員会で緊急発言がありまして、与野党一致の大変な意思を私どもしっかりと聞かせていただきました。それを受けとめてやってまいりたいと基本的には考えております。  この三位一体の改革は、去年の骨太方針二〇〇二の中で、ことしの六月中に改革工程表を含む案を取りまと...全文を見る
○片山国務大臣 国会法の規定だと、国会の委員会が呼べば所属外の大臣も出席できるようになっていますよね、中沢委員言われましたように、過去には例がございますので。しかし、最近は、予算委員会だとか決算行政監視委員会で、しょっちゅう私は塩川さんと並んで、時には似たことも言いますけれども、...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、国の独立行政法人制度がスタートいたしました。法律の施行は平成十三年の一月からですけれども、二回に分けて、独立行政法人が、七十六ですか、何かもうできております。  その前の、国の行政改革大綱で、平成十二年の十二月の大綱で、地方にも同じように考えなさ...全文を見る
○片山国務大臣 公立大学も大学ですから、大学改革の基本的な方針は尊重せないけません。  そこで、中沢委員、中沢委員が言われるように、公務員型で残りたいなら今のままで残ればいいんですよ、今のままの公立大学で。新しい方向に行きたければ独立行政法人を選んで、その場合には、申しわけない...全文を見る
○片山国務大臣 独立行政法人になる、国も地方もそうですけれども、これは、中期経営目標を、地方の場合でいうと設立団体の長が、自治体の長が示して、それに基づいて独立行政法人が中期経営計画をつくる、こういうことですね。それに従ってやると。しかし、それが勤務条件を含めば、これは当然、労使...全文を見る
○片山国務大臣 言われるとおり、行革大綱はそういう決め方をしておりますので、土地開発公社を初めとしまして地方の三公社、あるいは第三セクター、公営企業改革もずっとやっているんです、御承知のとおりですよ。特に第三セクターは経営の悪いのが続出しておりますから、これについては今大変力を入...全文を見る
○片山国務大臣 これは、出資や何かしているものがいろいろなんですね。極めて本当にダミーみたいなものはパーセントに限らずにやるべきだ、私はこう思うんですが、そうでなくて、純粋に民間的なものに出資しているようなケースもありますので、五〇、二五というのが常識的な線ですが、実態をよく調べ...全文を見る
○片山国務大臣 第三セクターと地方独立行政法人は全然違うんですね。地方独立法人は、地方団体から分離してもいいけれども、民ではだめだというものなんですよね。第三セクターは民ですからね。だから、今言ったように、第三セクターが仮に独立行政法人になりたいのなら、法律の要件に該当した場合で...全文を見る
○片山国務大臣 私は岡山県ですけれども、岡山県の倉敷に、チボリ公園というのがあるんですよ。デンマークのコペンハーゲンにあるものの日本版。これが第三セクターでやったら大赤字なんですよ。それで、二年前に、その前の社長は副知事なんですよ。私もずっと昔に副知事をやったことがあるので、今、...全文を見る
○片山国務大臣 それぞれの第三セクターが、失敗したケースでははっきり責任をとっておりまして、それぞれ対応いたしておると思いますけれども、時代の環境というのもありますから、やはり個人の力は限界があるので、問題を起こして損害が発生したり倒産したり、そういうところはそれぞれ、法律上も、...全文を見る
○片山国務大臣 地方団体と別の法人をつくるんですよ、公法人を。これを地方団体独自でやるとか条例でやるとかということは、なかなかこれは法制論として難しいんですよ。だから、一番緩い認可主義をとっているんです。地方団体と同じようなものをつくるんですよ、公法人をつくるんですよ、公に。これ...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども答弁させていただきましたが、やはり新たに地方団体と並ぶような公法人を設立するわけですから、これは、勝手にやるといいますか、県がやる場合に、知事がやるとか条例でやるとかということはなかなか法制的に説明ができない。例もない。  こういうことで、例えば今までの...全文を見る
○片山国務大臣 社会福祉事業に独法を持ち込んだのは、今、直営でやるか、直接地方団体がやるか、あるいは社会福祉法人ですよね、これは民営ですから、だから、その真ん中があってもいいではないかと。直営の、地方団体がやっているものをすぐ民と言うと、これは反対もあるんですよ、抵抗も。いろいろ...全文を見る
○片山国務大臣 今、黄川田委員言われますように、特例法は十七年三月ですから、完全に二年を切っているわけですね。だから、いよいよこれからが、まあ今までもそうですが、これからいよいよ本番になるな、こう思っております。  今、全国の市町村で法定協議会というのを、これは合併をする場合に...全文を見る
○片山国務大臣 大ざっぱに言うと西高東低ですね、かなり大ざっぱに言って。それで、スタートが早いところ、遅いところ、あるんですよ。しかし、問題はゴールのときにどうかということなんですね。  遅いスタートでもばあっと伸びてくるところもありますし、早いスタートだけれどもなかなかそうは...全文を見る
○片山国務大臣 今、地方制度調査会でいろいろ議論していただいておりますので、その最終的な御意見を待ちたい、こう思いますけれども、一般論として、合併をして大きくなったところと、合併をせずに小規模のまま残ったところと、これはもう明らかに行政能力や財政力に差があるわけですから、これを、...全文を見る
○片山国務大臣 今お話がありましたが、本日から十九日までILO総会がジュネーブで行われている。そこで、この総会の附属委員会ですね、条約勧告適用委員会がどういう審査をするのか、個別審査案件として日本の公務員制度改革案件が取り上げられるか否かは今の段階では決まっておりません。仮に個別...全文を見る
○片山国務大臣 公立大学の重要性は、今も文部科学省の方から答弁がありましたけれども、私も必要だと思います。  本来、大学というのは国の仕事なんですね。ただ、地方団体は、もちろん、それだけの必要があり、力があるところはつくってもいい、こういうことでございまして、また、公立大学は、...全文を見る
○片山国務大臣 この制度は、国の場合も同じなんですが、できるだけ国そのものが、地方団体そのものがやらなくてもいい、しかし民営化にはなかなかなじまない、こういうものについて自律的、弾力的なやり方ができるようにしよう、できるだけフリーハンドを与えよう、こういう制度なんですね。したがっ...全文を見る
○片山国務大臣 だから、何度も申し上げておりますように、これは地方団体が議会と相談してどうするかを選ぶんですよ。この制度を必ずやれなんて言っていませんよ。選択肢を広げているんですよ。国と同じように、もっと自由にやりたい、弾力的にやりたい、自律的にやりたいというところがあれば、それ...全文を見る
○片山国務大臣 地方分権というのは自己決定、自己責任なんですよ。自己決定の範囲を拡大しているんですよ。その結果については自分で責任をとってもらうんです。地方自治というのは基本的にはそういうことなんですよ。  そこで、今回の制度を入れたことが地方分権の逆行なんかじゃないですよ。我...全文を見る
○片山国務大臣 春名委員、あなたの言う地方分権は、大変狭い地方分権ですよ。地方分権というのはいろいろあるんですよ。こういう制度をつくるのも地方分権なんですよ。議会の関与さえあればいいと、それはあった方がいいですよ。しかし、この制度はそういう制度なんですよ、弾力的、自律的にやる、事...全文を見る
○片山国務大臣 大きな制度を変えるときは、いろいろあるんですよ。だから、こういう法律の手当てがあるということで、そのまま身分を保有するということはあるんですよ。  ただ、どうしても嫌だという。しかし、任命権はあるんですよ。任命権はあるんですから、そこの議論はあるんだけれども、し...全文を見る
○片山国務大臣 国の場合も同じなんですよ。国の場合は同じだと言うと、こういうときにはそれは理由にならないと言われるのが春名流でございますけれども。  これは任命権のあれがありますし、それから、全部通算の規定もあるんですよ、いろいろな。だから、そういうことで個々人の不利益はないよ...全文を見る
○片山国務大臣 今の職員の扱いにつきましては、これは国家公務員の場合との均衡もありますので、法制的にはこうなっているんですよ、いろいろな議論があるにしても。だから、事実上の扱いをどうするかについては、国家公務員との均衡もありますから、少しこれは研究させていただきたい、こう思います...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、国の方の制度が平成十三年の一月ですね、御承知のように。それから、引き続いて地方もやるということを行革大綱で決めておりますしね。私のところを初め関係のところに、ぜひ地方でも地方独法という制度をつくってくれ、必要があるんだ、こういう要望が個別...全文を見る
○片山国務大臣 早いのと遅いのがありますが、それなりの状況は我々も見ていまして、それと、もう一つ、地方団体で早くやりたいというところがあるんですね。もう少し様子を見てやりたいというところももちろん、委員、あるんですよ。だから、早くやりたいというところに、何度も言いますけれども、こ...全文を見る
○片山国務大臣 もうそれは市町村合併とは、横光委員、全く関係ありませんから。  それで、これは、今独法に移行できるのは限定していますね、法律で。例えば、試験研究機関だとか、大学だとか、地方公営企業だとか、一定の社会福祉事業だとか、公共的施設の管理だとか。だから、本体の行政そのも...全文を見る
○片山国務大臣 基本的には、今局長が答弁しましたように、地方団体の自主的な判断を尊重したいと思いますし、我々がやることは、認可基準をはっきりさせるということと、法律の要件に該当するかどうかを中心に審査するということでございまして、それ以上でもそれ以下でもない、こういうふうに思って...全文を見る
○片山国務大臣 国のように個別に根拠を法律にすればいいんですよ。しかし、そんなことできませんね、三千二百地方団体があって、どういう独立行政法人ができるかわかりません。しかし、この独立行政法人というのは公法人で、これは何らかの法律の根拠があればいいというんでしょう。なければ公的な機...全文を見る
○片山国務大臣 金子委員が言われるように、制度というのは不断の見直しが必要ですね。固定的な制度というのはよくない、こういうふうに思っておりますから。  今御指摘のように、総務大臣等の関与、業務の範囲等についてどう考えるかと。今後、制度の趣旨、目的に沿って、実施状況を見ながら改善...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
06月03日第156回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、地方公共団体の組織及び運営の合理化を図るため、都道府県の局部数の法定制等を廃止するとともに、公の施設の管理の委託に関する制度を見直すほか、...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○片山国務大臣 いろいろ住基ネットで御心配をかけておりましてまことに恐縮でございますが、長野県の場合には、県というのはまとめ役なんですよ。住民基本台帳は市町村の仕事ですよね。その市町村がコンピューター処理しているものを全国のネットワークでつなぐ。ただ、一遍に三千二百幾らもばあっと...全文を見る
○片山国務大臣 私どもが、三位一体、特に三位一体のメーンは国から地方への税源移譲だと言っておりますのは、現在の改革推進会議の前に地方分権改革推進委員会というのがあったんですよ。これは平成六年か七年にできまして、この後身が今の会議なんですよ。その前は委員会だった。そこでいろいろな案...全文を見る
○片山国務大臣 これは、補助金、負担金の整理合理化のときに、文部省の方からお話もありまして、一般論は、私の方はもちろん経済財政諮問会議でやりましたよ。固有名詞を出したわけじゃないんで、各省に協力をという中で出てきた話なんですよ。  それで、二千三百億ぐらい、今の義務教育の学校の...全文を見る
○片山国務大臣 何度も同じことを言わせていただいておりますが、今の六対四の国、地方の税の配分の割合を五対五にする、そのために国の補助負担金を精査して必要性の乏しいものはやめるあるいは効率化する、交付金化する、それにあわせて地方交付税を見直していく、これが中心でございます。  そ...全文を見る
06月05日第156回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○片山国務大臣 消防組織法及び消防法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、大規模または特殊な災害に対処するため、緊急消防援助隊について、消防庁長官による出動の指示、国の財政措置等に係る規定を整備するとともに、都道府...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○国務大臣(片山虎之助君) 私も一番の批判派なんですよ。あれ議事の運営のやり方も良くないんですよ。まあそれは置いておきまして、あれ最終取りまとめというか、まとまっていないんでしょう。あれは何人かだけの意見でね、強硬に反対している委員さんがまた別の方でおられて。だから、あれまとめた...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 戦前は都道府県の局、部というのは、内部組織は法律で決めておったんですね。それを昭和二十二年に、地方自治法、GHQなんかが来て、自治制度にしようと。地方自治法を作るというときにそのまま引き継いだんですね、そこだけは。都道府県の内部組織についてはぴしゃっと...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方分権の時代ですから、組織をどう作るかは都道府県に任せると、こういうことなんですが、今、椎名委員言われましたように、それだから幾らでも膨脹させる、もうどんどんと増やしていくと、これは困るものですから、今回の改正案でも、事務及び事業の運営が簡素かつ効率...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 冒頭、椎名委員が言われましたように、不信任というのは今までほとんどなかったんです。このところ、ちょっと長野県と徳島県ありましてね。しかし、地方は大統領制で、知事さんと議会が車の両輪ですから、私は、そこはやっぱりチェック・アンド・バランスで、つかず離れず...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) せんだっての委員会で本当に有り難い全会一致の総務委員会としての緊急決議をいただきまして、委員長以下筆頭両理事が記者会見をされた経緯も内容も私は聞かせていただいております。大変強力な援護だとうれしく思っております。  いよいよこれからが大詰めでございま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、衆議院の方ですか、与党の方でいろいろ御議論いただいているのは三万市特例ですね。これが切れるものですからね、だから一年延ばそうと、来年の三月で切れるのを一年延ばそう、合併特例法の終期に合わせようと、三万で市になれるという特例ですね。この動きがあるとい...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三月末までに合併の決議をして、委員の言われるケースなら三重県の知事さんに申請をしてもらったら、それが三月末までなら二十二か月掛かろうが、それは優遇措置の対象にしますよ。  それから、大体合併するんなら、高橋委員、法定協議会を作ったときにもう決めちゃえ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 私どもの方に市町村合併推進本部というのが今まであったんです。事務ベースなものですから、これを選挙後、統一地方選挙後、拡充強化しまして、若松副大臣に本部長になってもらって中身を大分体制を整備したんです。その中に市町村合併相談センターというのを作っておりま...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 合併と三位一体は関係がないとは言いませんけれども、これは三位一体の改革が進まないと合併できないという、これはそんなことはありませんよ。これは三位一体と関係なくこういうふうにやってもらえりゃいいので、今の地方財政の質を変えようと言っているんですから、補助...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そういうことを言うんです、彼は、某氏は。  だから、私は、それでは国がどれだけやっているのと言っているんですよ。地方は三千三百あると言っているんですよ。それは、成績のいいところも悪いところもあるに決まっていると言っているんです。しかし、トータルでは地...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 先ほども言いましたが、現在の第二十七次の地方制度調査会で、府県の在り方、府県制度については議論してもらっておりますから、そこから方向出てくるでしょうからそれも参考にしたいと思いますけれども、できるだけ市町村にできることは市町村にゆだねる。そのためには、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 前回は、あれ、第三セクターですか、こういうことまでやったんですが、その後、地方団体が持つ公の施設もいろいろ多様になってきましたし、地方団体から是非民間にやらせてくれという要望が出てきたんですよ。その方が効率的なんで、しかもいいサービスができると思うんで...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これをやってサービスが下がるようじゃやっぱりこの制度の意味が全うできないので、できるだけ良くするような努力をしてもらいます。
○国務大臣(片山虎之助君) 諮問機関がたくさんありますね。それ、今もういろんなこういう何とか会議、何とか委員会、何とか調査会、何とか審議会、ここにちょっと頼り過ぎですよね。役所はその方が便利なんですね、そこが言ったと言っておけばいいんだから。ですよ。そういう意味では一種の隠れみの...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりでございまして、省庁再編のとき減らしたんですけれども、三つ一緒にして分科会を作っているんですよ。同じなんですよ。名前が一つになっているんです。三つの名前であったやつが一緒になって、中で分科会を作っているんですよ。各省そうですよ。だから、本...全文を見る
06月09日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(片山虎之助君) 本日は、リゾート地域の開発・整備に関する政策評価と障害者の就業等に関する政策評価について御説明する機会をいただき、厚く御礼申し上げます。  本日御審議をいただきますリゾート地域の開発・整備に関する政策評価と障害者の就業等に関する政策評価は、リゾート地...全文を見る
06月10日第156回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○片山国務大臣 冒頭、松崎委員から、六月二日にありました神戸市西区の事故についてのお話がございました。ありがとうございます。  あれは、残った一人を救出に行きまして、それで建物が焼け落ちてきて、三名が亡くなりまして、一名ももうほとんど脳死状態みたいになっておりまして、大変我々と...全文を見る
○片山国務大臣 今御指摘のように、我が国における危機管理体制のあり方は、もう長い間の議論ですね。  災害関係は、災害対策基本法で一元的な指揮命令の系統やそういうことは一応仕組みとしてはできているんですね。それから、それ以外については、内閣危機管理監制度ができたりしまして、それ相...全文を見る
○片山国務大臣 ILOからそういうことでの勧告が出ていることは承知いたしておりますが、我が国の消防は、もう委員御承知のように、国民の生命や身体や財産を保護するという、ある意味では警察と同じような目的、任務を与えられておりますし、また具体の活動も、厳正な規律と統制のとれた迅速果敢な...全文を見る
○片山国務大臣 これは長い議論をずっとやってまいりまして、日本の特殊性ということでILOも、ILOのあれも違うんですよね。物すごく理解を示すときと大変少なくしか理解を示さないときとありまして、今は少なくしか示さないときじゃないかと私は思っておりますけれども。  団結権と消防職員...全文を見る
○片山国務大臣 春田室長の方が適当かもしれませんが、今、石原さんと連合のトップといろいろ話し合いをしておりまして、公務員制度改革の中で、特に勤務条件、労働条件ですね、これを中心に話し合えばいいですが、その他のことも意見交換というのはあってもいい、私はこう思っておりまして、具体的に...全文を見る
○片山国務大臣 六月二十日に勧告が出るかどうか、今のところ定かじゃないですね。出ないかもしれませんし、出るかもしれない、こういうことなんですが、今の能力等級制度というのは、これは勤務条件そのものじゃないんですよね。しかし、これが給与とリンクすると勤務条件的ですよね。そこで、あれな...全文を見る
○片山国務大臣 今、山名委員言われますように、消防団というのは世界にない制度なんですね。いわばボランティア消防といいますか義勇消防といいますか、長い歴史がありますね。江戸中期の町火消しからですよね。これは、ほかに職業を持ちながら、一たん緩急があると出動して消防その他の活動に従事し...全文を見る
○片山国務大臣 今回のこの法律の改正は、東海地震など大規模地震が大変切迫している、こういう話もありますし、また、一昨年九月のアメリカの同時多発テロを踏まえた特殊災害対策、そういう必要性から、幾つかの審議会等で御意見をいただいたり答申をいただきまして、それを受けて行うものでありまし...全文を見る
○片山国務大臣 地方公共団体の一番の役割は、地域の安全を確保すること、地域におられる住民の生命、身体及び財産を保護すること、これが一番の使命ですね。そういうことからいうと、武力攻撃対処においてもそういう役割はしっかりと果たしていく、こういうことになると思います。  いずれにせよ...全文を見る
○片山国務大臣 今、国の補助金、負担金を全体的に見直していこうということなものですから、総量はある程度減っていると思いますが、できるだけ使いやすいようにしろと、財務省が厳重な注文をつけているものを、これはだんだん直させています。それから、補正もありますし、できるだけ実際の市町村の...全文を見る
○片山国務大臣 今の災害対策、消防を含めまして、それは私は法体系ができていると思いますし、指揮命令系統もきちっと整理されて一元化している、こう思います。  そういう中で、市町村消防を超えて、市町村消防では大変難しいようなこと、大規模災害や特殊災害については、今度は緊急消防援助隊...全文を見る
○片山国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
06月10日第156回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○国務大臣(片山虎之助君) 地方独立行政法人法案及び地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、地方独立行政法人法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法...全文を見る
06月12日第156回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○片山国務大臣 日本郵政公社法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、日本郵政公社の経営の健全性の確保に資するため、郵便貯金資金及び簡易生命保険資金の運用方法に投資顧問業者との投資一任契約の締結による信託会社への信託...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(片山虎之助君) この地上波のデジタル放送は本当に御心配いただいておりまして、衆参の総務委員会でも御丁寧な質問を毎回いただいているんです。なるほど、七百二、三十億が千八百億というのは、これはちょっとした誤りじゃないんですね。誤りというのは五割ぐらい増えるのを誤りと言うん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 電波が錯綜しているところだけをという、例えば首都圏や都市部だけをと、こういう御議論も確かにありますよね。しかし、このデジタル化はむしろ全国の普及に適しているんですよ。高齢者の方や障害者の方に優しいテレビですし、将来の電子政府や電子自治体の情報端末になる...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) アジア・ブロードバンド計画は今年の三月に関係の省庁と一緒に作ったものですよ。アジア各国にブロードバンドを普及すると。簡単に言いますと、インフラといいますかネットワークの整備、人材の育成、あるいは電子政府、e—ラーニングのアプリケーションの開発、そういう...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 言われるとおりですね。そういうことで日本が世界のイニシアチブを取っていかなきゃ。まずアジアでそれをやってみると、こういうことですから、各国の事情にもよりますけれども、十分各国と相談をしてそういうことを進めてまいりたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(片山虎之助君) 済みません、私も関係しているものですからね。  今、塩川大臣が言われたのは、八兆六千億なんですよ。そのうち五兆円は公共事業だから、それを分けようと、残りが四兆と。その四兆円の中には、道路の関係は道路臨時交付金の七千億入っています。そして、本来の道路の...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この四兆円は制度補助金ですよね、五兆円は公共事業で。公共事業は、これは公共事業の全体のボリュームを圧縮すれば補助金も減るんですよ。だから、同じように考えなくてもいいではないかということで分けたらどうかということの議論をしているんで、いずれも補助金で、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 一問だけ、総理の質問ですから。  これは人事院勧告なんですよ、手当も勤務条件だから。人事院から勧告いただければ、検討いたします。
○国務大臣(片山虎之助君) 何回も申し上げておりますけれども、三位一体は、税源の移譲と、国庫補助負担金の縮減、整理合理化と、地方交付税の見直しですね。それは、関係の省庁も多いわけですから、まず国庫補助負担金の整理合理化をどうやるか、大体大筋では調整が進みつつあるんです。  そこ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) そこで、これは工程表を作りまして、総理の指示で、十六年、七年、八年度でこうやると。補助金の具体的な、ここは今回の骨太方針では固有名詞までなかなか私出ないと思うけれども、そういうものを作って、それに合わせて税源をどういうふうにしていくか、三年の工程表。し...全文を見る
06月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○片山国務大臣 三位一体というのは、もう委員御承知のように、税源移譲は私どもはメーンだと思っておりますが、それにあわせて国の補助金を整理合理化して、交付税も見直していく、こういうことを一緒にやるということですね。  だから、補助金を削る、交付税を抑制する、税源移譲しないというの...全文を見る
○片山国務大臣 四兆円は、地方分権改革推進会議が重点項目十一項目というのを出したんですよ。そのうちの公共事業を外したものについて改革の対象にしよう。不必要なものは、やめるものはやめる、縮小するものは縮小する、やり方を、自由化、裁量の範囲を広げるものはそうしよう、こういうことでござ...全文を見る
○片山国務大臣 個別の具体のものについては、大きな方向と道筋を示したわけでありますから、予算編成の段階で十分相談いたします。
○片山国務大臣 国自身のリストラも、御承知のようにいろいろやっていますよ。組織の見直し、定数の削減、権限移譲、地方分権一括法というのはまさにそれなんですよ。  そこで、今これから国の補助金、負担金を思い切って整理縮減すれば、補助金一つに一課あるようなという、うそか本当か知りませ...全文を見る
○片山国務大臣 建物を建てるのでも、基本設計、実施設計、それから建設にかかるんですよ、何年間かかかって。それと、これだけ大きな改革をやろうというのに、まず基本設計が要るんですよ。今回、そういう戦後五十何年間できなかったことを今やっているんですから。今まで税源移譲だとかできませんよ...全文を見る
○片山国務大臣 だから、国の補助金、負担金を整理合理化したときに税源移譲はしてもらうんですが、その税源は、できるだけ地域に偏在性がない、安定的なものがいいというのが我々の主張なんですよ。  それは、一番安定的なのは所得税と消費税なんです。法人税はかなり差があるんですよ。しかし、...全文を見る
○片山国務大臣 今、消費税は五%ですね。御承知のように、これは、四パー国が取りまして、一パーは地方消費税になっているんです。だから、この割合を変えるということは可能ですが、基幹税ということだけ総理の裁定で決まりましたので、どの基幹税をどういうふうに移譲するかは今後十分相談してもら...全文を見る
○片山国務大臣 それはならないと思います。
○片山国務大臣 何か私には通告があったようでございますので、平成十三年ですか、二〇〇一年、私は、四社、千百三十六万円であります。
06月26日第156回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○片山国務大臣 この三位一体の改革は、きょうの夕方の経済財政諮問会議で骨太方針二〇〇三を恐らく決定することになると思いますので、決定されればあすの閣議でそれをまた認める、こういうことになると思います。  そこで、今、荒井委員いろいろお話がございましたが、私は、この骨太方針の中に...全文を見る
○片山国務大臣 今のマニフェストについての荒井委員のお考え、我々もよく理解しているつもりですが、やはりこれからは各党も公約を、マニフェストが公約かという御議論がこの前クエスチョンタイムでもありましたが、もっと具体的に書く必要はあると私は思いますね。ただ、今のマニフェストそのものは...全文を見る
○片山国務大臣 私も、ちょっとそれを見てびっくりしたんですよ。マイナス金利なんというのはおよそ想像できないあれなんですが、まあこれは一時的な異常な現象ですね。こういうものがしょっちゅう起きるとか長く続くとかいうものではないと思いますけれども。  したがいまして、公社ですから、コ...全文を見る
○片山国務大臣 御承知のように、今の公選法は古いものですから、例えばホームページだって、インターネットなんか想定していない時代のあれですから、これも法律上をそのまま解釈すると違反になるんですよね。  そういうことで、インターネットもそうですし、マニフェストもそうですから、そうい...全文を見る
○片山国務大臣 指定単というのも、運用の選択肢を広げて、場合によっては株式も、こういうことなんですよね。  それで、確かに株式が大変有利だった時代もありますよね。その風潮にややとらわれたということがあるのかもしれませんけれども、こういう仕組みをつくって信託銀行に運用してもらった...全文を見る
○片山国務大臣 それは先ほど言いましたように、全体としては、ほかの債券の評価益やいろいろな積立金、内部留保がありますから、この欠損をもって直ちにどうこうということは起こらないわけであります。ただ、今後はできるだけこういうことが起きないようなさらに努力はいたしたい、こう思っておりま...全文を見る
○片山国務大臣 簡保についていいますと、評価損が五兆四千億ですね、委員の言われるとおり。これは、指定単で株式を中心にそれだけの損が出る、しかし、簡保本体では評価益が四兆五千億あるんです、それから内部留保が、これはいろいろなものがありますが三兆三千億ある。こういうことでございまして...全文を見る
○片山国務大臣 今回は、リスク管理は金融庁にもやってもらう、我々もやる、こういうことでございまして、そういう意味でのリスク管理体制は、私はかつてよりは今回の公社になった方が十分になっていく、こういうふうに思っておりますし、これはもう全体としてリスク管理については万全の対応をしてい...全文を見る
○片山国務大臣 今、株式市場が低迷していますよね。だから、どうやってこれを上げるかということの議論の中で、大綱をこの前、関係閣僚で決めたんですが、その中にも郵便局のネットワークを利用して投信等の販売をやる、こういうことが書き込まれておりますよ。  ただ、これはおもしろいんで、証...全文を見る
○片山国務大臣 かなり前に相沢さんが来られまして、今読まれたようなことを言われましたよ。私は、それは無理だと言ったんですよ。  一つは、郵貯、簡保に行く金はリスクを嫌うマネーなんですよ。リスクマネーじゃないんですね。ローリスク・ローリターンでいいんですよ。だから、それは無理で、...全文を見る
○片山国務大臣 今矢島委員御指摘の件についての経緯は私よく承知しておりませんけれども、しかし、失敗しようと思ってやったことじゃないですね。よくなれと思ってやったんですよ。それは、結果としては、やはり株式だとか経済だとかいうのはこっちの考えどおり動きませんから、結果論なんで、そこは...全文を見る
○片山国務大臣 この中期経営目標、中期経営計画、これは法律に基づいていますね。それは、四年間の経営に関する目標、計画としてつくられて、そしてこれは総務大臣認可なんです。三月に認可いたしまして、その結果は国会に報告、こうなっておりますから、報告させていただいております。  アクシ...全文を見る
06月30日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○国務大臣(片山虎之助君) 本日は、平成十四年度政策評価等の実施状況及びこれらの結果の政策への反映状況に関する報告と政府金融機関等による公的資金の供給に関する政策評価について御説明する機会をいただき、厚くお礼申し上げます。  まず、本日御審議をいただきます平成十四年度政策評価等...全文を見る
07月01日第156回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○国務大臣(片山虎之助君) 国と同じように地方においても、地方団体が自らやる必要はないと、しかし民間にやらせようというと民間はやらないと、しかし地方団体が直接やらなくても別のものでもいいと。それで、自律的かつ弾力的、ちょっと難しい言葉なんですが、ある程度フレームはきちっとして、そ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それは国の方では十五年度中に地方にも入れるということを、国として閣議決定しているんですね、それがいい悪いは別ですけれども。  それで、国の方は、御承知のように、十三年の一月から始まりまして、一番早い中期計画の期間が終わるんですね、第一号が出るんです、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、高嶋委員が言われるように、地方では国より進んだところもたくさんありますね。ただ、三千三百近くありますから、国と見てどうかなというところもあることも事実でございまして、全体として地方の私はレベルアップを図っていかなければならないと、こういうふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 試験研究機関も、もう今、産学官でもう委員の言われるとおりですよ。民間の地域産業、民間というのはおかしいんですが、地域の地場の産業をどうやって活性化して助けていくかということが私は大きな仕事だと、こう思っていますね、今、産学官、産学官と言っておりますから...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 最初の中期計画そのものは、これは法人の責任と判断で作られるものですけれども、その作成過程で勤務条件に該当する事項が出てくれば、それは当然、労使の交渉の対象になるわけでありまして、場と言われましても、まあ場は一杯ありますから、主に労使で話し合っていただけ...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あのね、谷川委員、あなたが言われる地方分権改革推進会議は、三位一体の改革にも骨太方針も何の関係もないんですよ。これは経済財政諮問会議なんですよ。経済財政諮問会議で去年の六月に、一年掛かって三位一体の改革をやりますと、それをこの間、経済財政諮問会議が先週...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方事務官は、あれは国と地方の中途半端な存在だったんですよ。その前の改革のときにあれをなくしまして、地方にするものは地方公務員にして、残りは国の、国家公務員にしたんですよ。だから、職安なんというのは地方事務官だったんだけれども、あれは国にあれしたんです...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この同日選挙は今まで二回例があるんですね。五十五年の六月と六十一年の七月にあるんですよね。これは、一緒にやることについては両論がありまして、一緒にやるから管理コスト、管理費という、管理費が安くなる、手間が少し、別々にやるよりはよくなるんじゃないかという...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 公務員型というのは、これは法律上要件がありまして、国も同じなんですけれども、その仕事の停滞が住民の生活、地域社会若しくは地域経済の安定に直接かつ著しい支障を及ぼすためということと、もう一つは、その業務運営における中立性及び公正性を特に確保する必要がある...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大学だけどうしても公務員型でなきゃいかぬというケース以外のものを認めるというのは、これはなかなか難しいですね、法律としては。法律としては、今、私が言ったような要件を書いているわけですから、それに合うものは公務員型、合わないものは非公務員型でと。  と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国は個別の法律で、もうぎしぎしぎしぎし詳細に規定しているんですね、国はその設立者ですから。それで、この地方の公立大学の場合には設立者がそれぞれの地方団体ですよね。そこで、なるほど公立大学法人法が必要なら作ればいいんですよ、一般の通則法みたいなもの以外に...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 来てくれというて行きたいという人がおれば、来てくれと地方団体が、公立大学が言って、そして御本人も行きたいというのは、教授に向いているような人もおりますよね、向かない人もおるけれども。だから、それはその教授をやってもらうということもありましょうし、学長と...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 大学と私どもの方と、文部科学省とですか。
○国務大臣(片山虎之助君) もう、今は大いに交流をやれと言っているんですよ。私どもの方は国家公務員の人事管理、地方公務員もそうですけれども、やっていましてね、できるだけ交流するように、こう言っています。
○国務大臣(片山虎之助君) 公表ですか。公表はできるだけいたします。ただ、個別にどうというのはありますので、公表の仕方については検討させていただきます。
○国務大臣(片山虎之助君) なかなか立てなくて心配しておったんですが、やっと立てました。  あれですね、今の認可を法律で書けば、これは一発ですね、法律で書けば。それは、もう地方団体の物すごい多くの地方独立行政法人を一々法律を作ることは、これは事実上不可能ですよね。それじゃ、自分...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いや、仕事はいろいろあるんですよ。そう簡単にいきませんよ。  それは大変公共性が高くてあるけれども、地方団体が直接やらなくてもいい仕事というのはあるんで。例えば、そうでしょう、大学だって試験研究機関だってどうですか、国際会議場だって公共性ありますよ、...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) いやいや、いろいろあるんですよ。一生懸命やっていますよ。  しかし、今の仕組みが、今言いましたように、がんじがらめにして、例えば二、三年での期間で物を考えた方がいいのに、全部単年度の予算、決算でしょう。あるいは組織についても条例やいろんなことで規則で...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 地方公共団体がやっている事務事業というのは一杯あるわけですよ。それはもう民主的にがちがちでやらなければならないものも、民主的は、一定の限度でぴしっと民主的な責任は持つけれども、あとは能率的にやったものもいいものがあるんですよ。同じやり方で全部やれという...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 宮本委員の話を聞いていると、それじゃ保育所は全部公立にして、たくさん人件費は掛けて、しかし、そのお金は全部税金なんですよ。税金を最もすべての国民に効率的に使うというような必要があるんですよ。何でも給料は高くすりゃいい、効率化は全部反対だと、しかし、その...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 三位一体の改革の中身ももう少し勉強してくださいよ。自分流のあれだけ言っては駄目ですよ。それから、あなたが言うことが正しければ、是非国民の選択であなた方の考えの人を増やしてくださいよ。国民の選択ですよ、選挙というのは。是非それはよく分かってください。自分...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) あなた、骨太方針がよく分かっていないんじゃないですか、何のためにやるかということが。国から地方への、地方の自主性や自律性を強化するためにそういうことをいろんな段階を経てやっていくんですよ。一遍にひっくり返るようなことができるわけがない。どうやってやるん...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 事が分かっていないじゃない、本質が。
○国務大臣(片山虎之助君) 全然窮地に陥っていないじゃない、ばかばかしいから。
○国務大臣(片山虎之助君) よく知っているよ、そんなことは。
○国務大臣(片山虎之助君) 文部省と同じ意見であります。
○国務大臣(片山虎之助君) これは、地方独立行政法人という法人格を持つ公法人を作るんですよ。だから、その認可を、都道府県や政令市レベルでは総務大臣と文部科学大臣ですか、教育については、やるんですよ。教育の中身はまた別途、今まである教育関係の法令でチェックするんですよ。  これは...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 今、適用になっているんですよ。法人化するから適用になるんじゃないんですよ。今、公立大学は労働安全衛生法の適用があるんですよ。だから、その法律に基づいて違法状況にならないように一生懸命努力するのは当然であります。  それから、国立は、国立大学は全部、国...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 何度も言いますけれども、現在適用になっているんですよ、公立大学は。国立大学とそこが違うんですよ。国立大学は今度適用を受けるんですよ。公立大学はずっと受けているんですよ。法人になったから変わる必要はない。きっちりやるということですよ、法律に基づいて。
○国務大臣(片山虎之助君) 今、松岡議員も言われましたが、私も大変問題提起としては意味があるなと、こういうふうに思っておりますが、このシティーマネジャーというのはアメリカにありますよね、御承知だと思いますけれども。執行機関と議決機関を兼ねた理事さんみたいな、日本でいえば簡単に言う...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 質問の冒頭で言われました、やっぱり道州制というものはこれから大いに議論していくべきことだと思いますね。  府県制度の改革、再編、そういう中で三百ぐらいと言われましたが、昔から廃藩置県じゃなくて廃県置藩というのが、昔の藩が大体三百五、六十だったそうでご...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 国の独立行政法人は、松岡委員御承知のように、国そのものであったものを、これちぎったんですね。そうしますと、やっぱり仕事の継続性からいうと、そういう人をそのまま役員にせないかぬのですね。それから、民間からと言っても来ないんですよ。待遇の問題がありますよ。...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この議会の関与を少なくするということがメリットの一つなんですよ。  だから、基本的なことは、それは議会がやるんですよ。設立、定款の変更、料金の上限の設定、中期目標の作成、変更、条例で定める重要な財産の処分、あるいは解散、それから毎年議会に報告する事項...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) 評価委員会というのは、やっぱりその専門家を入れて、いろんなことをそこで専門的な議論をしてもらって、サジェスチョンしてもらうんですよ、長に。長のこれは言わば諮問機関的なあれなんですよ。国も同じですね。そこで、権限は長なんですよ、やっぱり。だから、その評価...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) この法律には御承知のように、重要項目の公表制度を御承知のように中に書いておりまして、例えば、業務方法書、財務諸表、中期計画及び年度計画、評価委員会による評価の結果、それから役員報酬の支給の基準等を、ここまで全部公表しろと言っていますから、公表はさせても...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
07月08日第156回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○片山国務大臣 電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、基礎的電気通信役務の適切、公平かつ安定的な提供を確保しつつ電気通信事業者の多様な事業展開を促す等のため、第一...全文を見る
07月10日第156回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○片山国務大臣 この問題はいろいろ経緯がございまして、特に長期増分費用方式採用についてはいろいろな経緯があったと私も承知いたしております。  それで、これは十二年度に導入しまして、十二年度、十三、十四とやって、それから、十五、十六もこの方式でいこう、こういうことにいたしておりま...全文を見る
○片山国務大臣 今島委員言われましたように、e—Japan戦略をつくって着々とその実現に努めておりますので、御承知のように、見直しをこの前やりまして、利活用をさらに拡大する、これを大きな目標にするということと、日本型のIT社会というものを世界に発信していこう、こういうことを決めて...全文を見る
○片山国務大臣 言われましたように、インフラの整備はかなり速いスピードでできている、私はこういうふうに思いますね。  だから、先ほども申し上げましたが、このインフラをどうやってうまく活用していくか、日本経済にこれをどういう推進力としてうまく使っていくかということがこれからの課題...全文を見る
○片山国務大臣 この国会でおかげさまで個人情報保護法を成立させていただきましたが、この法律におきますと、個人情報取扱事業者は、個人情報の取り扱いに当たり、利用目的を特定するようにと、こうなっていますね。  そこで、この利用目的の範囲なんですね。これは具体的にどういうふうに特定す...全文を見る
○片山国務大臣 この問題は、御承知のように、長い経緯がありまして、公社法を去年通していただくときも、ちょうど今ごろの時期でございますが、衆参で大変な議論をされた問題ですね。総理はもともと郵政民営化論者でございまして、そういう持論はいささかも変わっていないんだろう、こう思いますし、...全文を見る
○片山国務大臣 これは黄川田委員が言われましたように、規制改革推進三カ年計画でも書きましたし、当委員会でも大変な御議論をいただいた。公正な競争を促進するための施策をやるんだけれども、十分競争が進まなければ速やかに抜本的な見直しを行う、こういうことでございます。  一昨年の電気通...全文を見る
○片山国務大臣 今お話しの、NTTの自主的実施計画は、これも平成十三年三月の規制改革推進三カ年計画において、こういうことをNTTに期待したい、これが始まりでございまして、私どもの方でもそのことをNTTに言いまして、これを受けて平成十三年十月にNTTがその自主的な計画の作成、公表を...全文を見る
○片山国務大臣 それは、NTTの今の仕組みについては国会でも大議論していただきまして、今の持ち株会社方式にしたわけでありますし、地域会社を東西に分けたというのは、東西で競争しろということですね。切磋琢磨、競争で、少々の格差があってもしようがない、本来はそういうことなんですね。だか...全文を見る
○片山国務大臣 委員が言われるように、長期増分費用方式でいくと、だんだんと下がっていくということですよね。そういうことが一種の前提にあるんですね。ただ、大変な環境変化、これも委員十分御承知だと思いますけれども、そこで、この環境変化の中でどう考えるかということなんで、そこが難しいん...全文を見る
○片山国務大臣 今、横光委員言われましたように、今回の改正は、昨今のIP化あるいはブロードバンド化といった市場環境の変化を踏まえてどういう規制改革をやるか、こういうことでございまして、この規制改革によりまして、事業者の方は、これまで以上に柔軟な事業展開やサービス提供が行える。こう...全文を見る
○片山国務大臣 今、横光委員御指摘のように、ユニバーサル基金制度というのがありまして、これは活用していきたい、こう思っておりますが、これは東西それぞれの業務区域内における不採算地域をカバーする、こういう趣旨のものでございまして、その趣旨に従って運用してまいりたい。接続料の均一の場...全文を見る
07月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(片山虎之助君) 今、委員の資料は十七兆五千億円、あれは一般会計だけですから。普通は道路特会なんか入れますから二十兆二千億なんですよ。それはちょっと違いますからね。  そこで、今の三年間で約四兆円の補助金・負担金改革をやる、これは単年度ごとにやっていきますね、十六年予...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは、それは委員ね、私と塩川さんに別々なことを言わせようと思ってもそうはいかないんですよ。これは小泉総理の裁定なんですよ。裁定で、こういうことなんですね。  義務的なものは徹底的に効率化をやって補助制度、その上で全額、その他については補助金の性格や...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) それはきちっとします。財源移譲というか、税源移譲なんですよ、税源移譲。この税源移譲が三位一体改革のメーンなんですよ。これをおろそかにして、補助金だけ削るとか、交付税を見直すとか、それだけじゃもう地方泣いてしまいますよ。税源移譲はきちっとやると。これは総...全文を見る
○国務大臣(片山虎之助君) これは私が答えるのが適当かどうか分かりませんが、今の日本の財政というのは大変国も地方も窮屈なんですよ。恒久的な穴が三十兆以上両方足すと空いているんですよ、フローで。この状況は直さないけません。それはサービスが過剰なのか負担が過小なのか、だから、そこのと...全文を見る
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○片山国務大臣 やっと発言の機会を得まして、ありがとうございました。  中央からいう基幹税は、安定的で、税源の地域による偏在がない税なんですよ。それは所得税と消費税でございます。基幹税といえば法人税も入りますけれども、これは十分政府や党の税調等で議論していただいて、そこで方向を...全文を見る
○片山国務大臣 ただいま御決議のありました三位一体改革の実現と義務教育費国庫負担制度の検討につきましては、その御趣旨を十分に尊重して対処し、地方分権の推進に一層努力してまいります。
07月15日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○片山国務大臣 御指摘のお話については、私、具体的内容を承知しておりませんので、コメントは差し控えたいと思いますが、いずれにせよ、法律は守る、これは当然のことでございまして、法律に触れるようなことは何人もやるべきではない、こういうふうに思っております。
○片山国務大臣 御承知のように、東京地裁の判決で違憲状態だと。これを解消するのは我々としては当然の務めだ、こういうふうに思っておりまして、私どもの方でも検討いたしておりましたが、なかなか難しい問題もあると。こういうときに、与党でプロジェクトチームをおつくりになって案をまとめられた...全文を見る
○片山国務大臣 既にお答えしましたように、大変厳しく受けとめました。違憲状態を続けていた、こういう東京地裁の判断でございますので、大変厳粛に受けとめまして、できるだけ我々としてもそれを打開するということを検討中でございましたが、今回こういう形でまとまって成立を目前にしているという...全文を見る
○片山国務大臣 先ほども申し上げましたが、この問題は重要な問題だと我々は認識しておりますので、今後とも、政府としても引き続き検討いたします。各党各会派でもひとつよろしくお願いいたします。
○片山国務大臣 立会人もいろいろありますけれども、投票立会人というのは開票立会人や選挙立会人と異なっているんですね。開票や投票の立会人は、ある意味では候補者の利益を代表する、チェックする、こういう性格を持っておるんですけれども、投票立会人は、公益的といいますか、そういう意味で純粋...全文を見る
○片山国務大臣 今、委員が言われるように、そういう議論も確かにあるんですよ。そこで、これについては我々ももっと幅広に検討しなきゃならぬと思いますけれども、いずれにせよ、選挙の公正について疑問を抱かれないようなやり方について、選挙管理委員会の意見も聞きながら、それぞれの選挙管理委員...全文を見る
○片山国務大臣 本法律案の提出に当たられました議員各位の御努力に、深く敬意を表するものであります。  政府といたしましては、本法律案については特に異議はございません。
07月16日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(片山虎之助君) 政策評価制度は、効果的で質の高い行政及び成果重視の行政を推進し、国民に対する行政の説明責任を徹底するものであり、政府を挙げて取り組んできております。  ただいま御決議のありました政策評価の精度及び客観性の向上並びに評価結果の政策への適切な反映につきま...全文を見る
07月18日第156回国会 参議院 本会議 第41号
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○国務大臣(片山虎之助君) 政策評価制度は、効率的で質の高い行政及び成果重視の行政を推進し、国民に対する行政の説明責任を徹底するものであり、政府を挙げて取り組んできております。  ただいま御決議のありました政策評価の精度及び客観性の向上並びに評価結果の政策への適切な反映につきま...全文を見る
09月30日第157回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○委員長(片山虎之助君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私、去る九月二十六日の本会議におきまして、皆様方の御推挙により予算委員長の重責を担うことになりました片山でございます。  当委員会の運営につきましては、公正中立を...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    ...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岩城光英君、伊達忠一君及び渡辺孝男君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次回は来る十月二日午前九時から開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後二時四十分散会
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○委員長(片山虎之助君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  予算の執行状況に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 予算の執行状況に関する調査についての理事会決定事項について御報告いたします。  本日の質疑は総括質疑方式で行い、質疑割当て時間は百三十八分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党・保守新党五十五分、民主党・新緑風会四十五分、公明党十四分、日本共産党十四...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 予算の執行状況に関する調査を議題といたします。  それでは、これより質疑を行います。輿石東君。
○委員長(片山虎之助君) 私は十分事務引継をいたしましたので。
○委員長(片山虎之助君) 関連質疑を許します。内藤正光君。
○委員長(片山虎之助君) 内藤正光君、もう時間ありませんから、はい、簡潔に。
○委員長(片山虎之助君) 以上で輿石東君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、尾辻秀久君の質疑を行います。尾辻秀久君。
○委員長(片山虎之助君) 外務省、だれが来ているんですか。財務大臣答えるの。外務省と言ったのに何で財務大臣答えるの。
○委員長(片山虎之助君) それでは、谷垣財務大臣。
○委員長(片山虎之助君) 残余の質疑は午後に譲ることといたします。  午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十分休憩      ─────・─────    午後一時開会
○委員長(片山虎之助君) ただいまから予算委員会を再開いたします。  予算の執行状況に関する調査を議題とし、休憩前に引き続き質疑を行います。尾辻秀久君。
○委員長(片山虎之助君) 川口外務大臣、しっかり答えてください。
○委員長(片山虎之助君) いいの。
○委員長(片山虎之助君) 関連質疑を許します。岩城光英君。
○委員長(片山虎之助君) もうちょっと上げて、向こう、向こう。
○委員長(片山虎之助君) 以上で尾辻秀久君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、荒木清寛君の質疑を行います。荒木清寛君。
○委員長(片山虎之助君) 以上で荒木清寛君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、小池晃君の質疑を行います。小池晃君。
○委員長(片山虎之助君) 質問をよく聞いて。
○委員長(片山虎之助君) 時間だよ。
○委員長(片山虎之助君) はい、時間超えました。
○委員長(片山虎之助君) 以上で小池晃君の質疑は終了いたしました。(拍手)  時間厳守でお願いします、今後は。ちゃんと付けておきますよ。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、福島瑞穂君の質疑を行います。福島瑞穂君。
○委員長(片山虎之助君) はい、時間です。
○委員長(片山虎之助君) 以上で福島瑞穂君の質疑は終了いたしました。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、松岡滿壽男君の質疑を行います。松岡滿壽男君。
○委員長(片山虎之助君) 以上で松岡滿壽男君の質疑は終了いたしました。(拍手)  これにて質疑通告者の発言はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十九分散会
11月26日第158回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○委員長(片山虎之助君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が六名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたい...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に尾辻秀久君、林芳正君、小林温君、朝日俊弘君、高橋千秋君及び榛葉賀津也君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  予算の執行状況に関する調査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  予算の執行状況に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行総裁福井俊彦君及び日本道路公団総裁近藤剛君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あ...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 予算の執行状況に関する調査についての理事会決定事項について御報告いたします。  本日の質疑は総括質疑方式で行い、質疑割当て時間は九十分とし、各会派への割当て時間は、自由民主党三十二分、民主党・新緑風会三十二分、公明党八分、日本共産党十分、社会民主党・護...全文を見る
○委員長(片山虎之助君) 予算の執行状況に関する調査を議題といたします。  それでは、これより質疑を行います。江田五月君。
○委員長(片山虎之助君) 関連質疑を許します。海野徹君。
○委員長(片山虎之助君) ちょっと簡潔にやってください、もう。
○委員長(片山虎之助君) 以上で江田五月君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、林芳正君の質疑を行います。林芳正君。
○委員長(片山虎之助君) 竹中経済財政政策担当大臣。  指名は私がしますから、あなたが指名しちゃ駄目です。
○委員長(片山虎之助君) 私語は慎んでください。
○委員長(片山虎之助君) 関連質疑を許します。小林温君。
○委員長(片山虎之助君) 以上で林芳正君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、弘友和夫君の質疑を行います。弘友和夫君。
○委員長(片山虎之助君) 以上で弘友和夫君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、小池晃君の質疑を行います。小池晃君。
○委員長(片山虎之助君) 御静粛に。
○委員長(片山虎之助君) 時間ですよ、あなた。
○委員長(片山虎之助君) もう時間だ。  以上で小池晃君の質疑は終了いたしました。
○委員長(片山虎之助君) あなた、このまま駄目だよ。はい、おしまい。
○委員長(片山虎之助君) ちゃんと守れ、委員長の言うことを。
○委員長(片山虎之助君) 何が横暴だよ。この前、オーバーしたじゃないか。(発言する者多し)何言っているんだ。(発言する者多し)なに、早く退席しろ。(発言する者多し)いつも時間をオーバーしているんだ、あの人は。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、福島瑞穂君の質疑を行います。福島瑞穂君。
○委員長(片山虎之助君) もう時間です。
○委員長(片山虎之助君) 以上で福島瑞穂君の質疑は終了いたしました。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 次に、松岡滿壽男君の質疑を行います。松岡滿壽男君。
○委員長(片山虎之助君) 以上で松岡滿壽男君の質疑は……
○委員長(片山虎之助君) 以上で松岡滿壽男君の質疑は終了いたしました。(拍手)  これにて質疑通告者の発言はすべて終了いたしました。     ─────────────
○委員長(片山虎之助君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山虎之助君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時二十七分散会