片山虎之助
かたやまとらのすけ
比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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08月05日 | 第175回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○片山虎之助君 たちあがれ日本・新党改革の片山虎之助でございます。 三年前まではこの参議院予算委員会、大変私の古巣のようなところでございまして、よく質問させていただきましたけれども、今回は三年ぶりで、大変風景も変わっておりましていささかの感慨がありますが、もう時間がありません...全文を見る |
○片山虎之助君 ねじれ国会になりますと与野党の力量というか器量が問われるんですよ。私、そう思いますよ。 それで、総理は小渕内閣のときの金融国会の話ばっかりされますが、一番最近、この間までねじれですよ。平成十九年から、あの参議院選挙で私も不覚を取りましたが、去年までは、安倍内閣...全文を見る | ||
○片山虎之助君 野党ですから、私はある程度仕方がないと思う、少しは。しかし、あのときはすべて党利党略ですよ。小沢さんの指揮の下に一致結束して妨害したんですよ、国政を。私は、その反省がないと、これからのねじれ国会の収束は、この運営は大変難しくなると思う。 もう一度お願いします。 | ||
○片山虎之助君 反省をはっきり言われましたので、この問題は時間もありません、次に参りますが。 次に、マニフェストですね。私は、去年の衆議院の総選挙は、皆さんのマニフェストに対する、民主党のマニフェストに対する国民の期待、過剰なまでの期待が皆さんを勝たせたんですよ、政権交代でき...全文を見る | ||
○片山虎之助君 去年の衆議院から今年の参議院の選挙の間にマニフェスト変えられているんですよ、かなり現実的なものに。見方によっては改善したのか、あるいは後退という見方もありますよ。 そこで、その皆さんの評価ですよ。民主党さんの評価で、こういうあれなんですね。着手した、少し着手と...全文を見る | ||
○片山虎之助君 来年度の予算編成がこれから本格化するわけですね、シーリングもこの前示されましたし。あの中にはマニフェストをできるだけ生かすわけですね。それが一点。 それから、予算編成後はマニフェストを直すんですか。あと三年衆議院の任期まであるから、三年で完全なものにすると。ず...全文を見る | ||
○片山虎之助君 優先して予算化するんですね。 | ||
○片山虎之助君 いやいや、念頭に入れるなんというような、そういう難しい言葉を使っちゃいけませんよ。分かりやすくというのはそういうことなんですよ。国民に分かるように言ってください。できるだけ優先して予算化するのかしないのか。 | ||
○片山虎之助君 総理、マニフェスト直しますか、予算の後。 | ||
○片山虎之助君 時間がありませんので、やっぱり小政党というのは大変だね、十分間でやるなんて、あといろいろ用意してきたんですが。 消費税について、総理は一ミリたりともぶれてない、一ミリたりとも、まあ一ミリというのはどうかね、後退していないと言われましたけれども、総理の六月十七日...全文を見る | ||
○片山虎之助君 強い経済、強い財政、強い社会保障は私も賛成ですよ。我々たちあがれ日本は、強い経済、強い財政、強い政治、強い教育、強いふるさとと言っているんですよ。私どもの方が早いんですよ、総理の方が後から来られたんで。ただ、考え方はあれです。 国民は消費税引上げはやむを得ない...全文を見る | ||
○片山虎之助君 終わります。 | ||
10月21日 | 第176回国会 参議院 総務委員会 第2号 議事録を見る | ○片山虎之助君 片山虎之助でございます。私が最後の質問者ですから、もうしばらくの御辛抱をお願いいたしたい。 まず、私事から話すことをお許しいただきたいと思いますが、今度の新しい総務大臣は私と姓が同じです、御承知のとおり。鳥取の知事だったんですが、出身は岡山県なんですよ。自治省...全文を見る |
○片山虎之助君 言われるとおりなんですよ。私は、今の日本の地方議会いろいろありますよ。一律に、一概に言うのはあるいは間違うかもしれませんが、自浄能力は余りないと思う。 それからもう一つが、住民もあなたが言われるように責任を持って負担を分任する、それだけのまだあれがあるのかどう...全文を見る | ||
○片山虎之助君 これは知事にも流行がありまして、はやりがあるんですよ。昔は官僚が、昔は官選ですから、知事も、官僚がそのままなった知事が多かったんですけれども、そのうちそれじゃ駄目だ、学者がいいということになる。ところが、学者がこれは財政運営の能力が余りない人が多いから、これも人に...全文を見る | ||
○片山虎之助君 まさにあなたの言われるとおりなんですよ。ところが今でも、今は窮屈な税制ですよ、仕組みになっているけれども、それでも法定外の普通税を取ったり、標準税率の超過課税を、超過の税率を決めることできるんですよ。やっているところはほとんどありませんよ。あるのは全部企業に負担を...全文を見る | ||
○片山虎之助君 やっぱり、今窮屈にして国の了承がないとできないようなことにやると、責任は国になるんですよ、逆に。だから、もっとそこは地方に権限というのか自分で決定できるようなあれを与えたらいいけれども、兼ね合いが難しいわね。税制というのは、一つのところだけで勝手なことをやられたら...全文を見る | ||
○片山虎之助君 今、国の補助金は、ひも付きと言うのかどうかは別にして二十一兆円あるんです、御承知のように。社会保障が十四兆なんです。公共事業は三兆一千億なんです。それで、文教の義務教育や科学技術が二兆三千億なんです。その他が八千億なんですよ。その中で、できるのは公共事業とその他の...全文を見る | ||
○片山虎之助君 しかし、この地方主権戦略大綱、私は、(発言する者あり)地域か、地方分権と地域主権というのはどっちでもいいと思うんですよ、これは漢字の問題でね。まあ地域主権の方が勇ましいわね。しかし、中身がないしですよ、言ったことは全部実行する内閣じゃないの。私はとっても実行できる...全文を見る | ||
○片山虎之助君 時間がなくなりましたので、郵政改革を、これは法案がもし来れば、来ますか、まあ分かりませんがね、来ればしっかり議論をさせていただきますけれども、私も総務大臣をやらせてもらっている間の一番大きな課題はこれですよ。国営事業を、日本郵政公社をつくって、これも大変だったんで...全文を見る | ||
○片山虎之助君 だから、こうやると結局は郵便がだんだん駄目になるんですよ。郵便の方、努力していますよ。ただ、そうなるとゆうちょ、かんぽの稼ぎで郵便を救うんですよ。だから、それは税金を入れぬからいいじゃないかという議論ありますよ。 何で郵便がだんだんおかしくなるかというと、政策...全文を見る | ||
○片山虎之助君 自見大臣は自民党時代の郵政大臣の先輩ですから。 分かりました。また法案が来たら十分議論させていただきます。どうもありがとうございました。 | ||
10月25日 | 第176回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○片山虎之助君 片山虎之助でございます。 まず、奄美大島の豪雨災害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 時間がありませんので、すぐ入ります。したがいまして、答弁も総理だけに限らせていただきました。 まず、この秋の臨時国会というのは、毎年そうなんです...全文を見る |
○片山虎之助君 いや、だから、それはこれからいろいろ申し上げますよ。いろんな手法がみんななかなか大変なんですよ。総理、私はできないと思っているんです。 一つは、人勧を勧告以上に切り込むことですよ。二つ目は、労働基本権を回復して労使交渉でやるということですよ。三番目が、今言われ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 新しい総務大臣は、私は役所でも後輩ですし、同じ岡山県ですし、私が初代の総務大臣やらせていただいて彼は九代目ですから、そういう意味では意見の合うところもありますよ。しかし、合わないところもある。一番合わないのは、彼が民主党の閣僚なんですよ。私は長い間、今はたちあがれ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 いやいや、それがリーダーシップ、総理、言われるんですよ。どういう幅でどういうやり方かはいいけど、やるということはあなた言われないと。消費税でも同じでしょう。今度また税と社会保障の抜本改革調査会をおつくりになるそうだけれども、政府に税調あるじゃないですか、党にPTが...全文を見る | ||
○片山虎之助君 済みません、ちょっとだけ。一言だけ。 私が言っているのは、人勧の切り込みをやってくださいと言っているんです。四年間で、総理、できませんよ、今皆さんがお考えになっているもろもろの方式は、手法は、もう少し詰めないと。 それから、消費税については一言だけ言います...全文を見る | ||
11月11日 | 第176回国会 参議院 総務委員会 第3号 議事録を見る | ○片山虎之助君 しんがりでございます。持ち時間が少のうございますので、ひとつ簡潔な御答弁をお願いします。 私は、せんだっての予算委員会の集中審議で、国家公務員の人件費二割カットと給与改定の扱い、それを菅首相を中心に質問をいたしました。もう今日はやめておこうかなと思ったんですが...全文を見る |
○片山虎之助君 まあそういう言い方になるのかもしれませんが、あれだけ民主党のマニフェストに麗々しく書き、この間ですよ、九月の民主党の代表選は。菅さんはあれだけ元気よく言ったんですよ、二割カットしますと、一番バッター、人勧を切り込みますと、深掘りしますと。それがやれないようで、全部...全文を見る | ||
○片山虎之助君 まさに報告が言うとおりなんですよ、ガバナンスをしっかり持ってもらわないかぬ、発売元が。それは都道府県、政令市なんだから、それを許可しているのは総務大臣なんですから、そこがまずしっかりしてもらうということと、やっぱりオープンですよ。情報公開、情報提供ですよね。それを...全文を見る | ||
○片山虎之助君 時間がありませんからもう次に行きますが、頼みますよ、それ。またいろいろ言いますけれども。 それからもう一つは、気になるのは子ども手当なんですよ。子ども手当は、大きな方向はまだ決まっておりません。何か三歳未満児には月額二万円に引き上げるということが新聞その他報道...全文を見る | ||
○片山虎之助君 時間ちょっとありませんが、あなたが言ったような年少のその控除、扶養控除をなくすから、その分が自治体の増収になるので、その分ぐらいは充ててもいいではないかと、回り回ってですよ、排除するものではないと、地方負担を。それが間違いなんですよ。あなたの理屈からいうと、そうい...全文を見る | ||
○片山虎之助君 終わります。 | ||
11月22日 | 第176回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○片山虎之助君 今日は十一月二十二日でございまして、これから十一月下旬、十二月というと大変政府・与党には忙しい時期なんですね。来年度の予算編成や税制改正の取りまとめに当たると、こういうことでございますが、その政府のと申しますか、政権の目玉のような政策について何点かお伺いしたいと思...全文を見る |
○片山虎之助君 だから、程なんですよ。経団連会長に課税ベースをこんなに拡大するんならもう要りませんよと、こう言われるようなことじゃ私は困ると思うので、課税ベースの拡大、いいですよ、これは別の議論として是非やってください。そこのところは効果が上がるようにしてもらわないと、パチンコ屋...全文を見る | ||
○片山虎之助君 法人住民税で、まあ試算だよね、二千四百億から三千六百億と、こういうことなんで、これは地財そのものの全体の折衝とも絡みますから大いに議論していただきたいと、こういうふうに思います。 それからもう一つは、何でやるかというと、雇用の確保なんですよ、一つはね。あるいは...全文を見る | ||
○片山虎之助君 それから、時間がないから次に行きますが、子ども手当なんですよ。これも大目玉でしょう、この政権の。ところが、これは羊頭を掲げて狗肉を売ると言いましたけれども、とにかく、二万六千円が一万三千円ですよね。それで、来年度からは三歳児未満は二万円にすると。こういうことですが...全文を見る | ||
○片山虎之助君 大体、子ども手当と言っているのは、何度も言いますが、児童手当の上に乗っているんですよ。本当の子ども手当じゃない。マニフェストを変えてもらわにゃいかぬ。だから、今地方が六千億ぐらい負担しているんですよ、児童手当分を。それも来年は続けるらしい、どうも。大体、こういう変...全文を見る | ||
○片山虎之助君 今度の税制改正で扶養控除をやめたり、配偶者控除をどうするかということがあるんで、地方も増収があるから取ればいいじゃないかと、こういう思想かもしれませんけれども、大体、国が言い出した国の制度で、こんな現金の一律給付みたいなものは国がやるべきなんですよ。だから皆さんの...全文を見る | ||
○片山虎之助君 地方の納得がいくようにしてくださいよ。何か妙なしわ寄せを地方に押し付けるようなことじゃ私いかぬと思います。 時間がありませんので次に行きますが、総合特区制度の担当大臣、おられたら説明してください。 | ||
○片山虎之助君 今までの特区は規制緩和なんですよね。今度は一種の財政援助をやるというから、そこは進歩と言えば言えるんでしょうね。ただ、中身をちゃんと当たってみなきゃいかぬと思いますが。 その中で、農業関係者が大変心配しているのは、その特区の中で農業生産法人の要件を直したりある...全文を見る | ||
○片山虎之助君 しっかりやってもらいたいと思います。 そこで、国交大臣、海洋担当ということで…… | ||
○片山虎之助君 是非、尖閣諸島のいろんな状況を国民に啓蒙してください。国民の皆さん大分分かってきたけれども、もう一つというところがある。それを海洋担当国交大臣としてあなたにお願いいたします。 終わります。 | ||
○片山虎之助君 それでは、早速始めます。 尖閣諸島事件について申し上げたいんですが、この事件の処理は、国の内外に大変評判が悪いことは御承知のとおりであります。 ところが、総理はこの国会を通じまして、いやいや、それはそういう意見もあるけれども、この処理しかなかったんだと、五...全文を見る | ||
○片山虎之助君 まあ中国は長い友人ですし、ある意味では日本のいろんな文化は中国を経由して我々は得たわけですから、それは仲よくせないけません。 個人でも隣同士というのは仲悪いんですよ、割に。ところが、国の場合は引っ越しできない。しかも、大変いろんなものが似たところもある。 ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 いや、そこで、危機管理の議論ですよ。危機管理というのは、私は、最悪の場合を想定して、その最悪に備えて、その最悪を避けるということも大きな一つだと思うんですよ。 そこで、今回のようなことがもう一度起こったらどうしますか。もう一度領海侵犯やる、公務執行妨害やる。あ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 慎重にすることと、ちゃんと研究して内に持っていることは違うんですよ。恐らく、それやっていないんじゃないですか。 あるいはもっと、一隻や二隻じゃなくて大挙して漁船が領海内に押し寄せてきてそこを占拠したらどうしますか。あるいは何十人かが、跳びはねた連中が上陸したら...全文を見る | ||
○片山虎之助君 今、法的には前の政権のときもいろいろ手当てをしてきたんですよ。防衛出動、治安出動、海上警備行動、いろいろなことができてきたけれども、その前の段階の法的な手当てが要るかどうかという議論が一つある。 それからもう一つは、実効支配の強化ですよ。手をこまねいておったら...全文を見る | ||
○片山虎之助君 いや、よろしい、もう。これは質問妨害だ。 | ||
○片山虎之助君 総理、本当にこれから中国と友好提携で本当に友人になりたいんなら、私は、中国の悪いところは内政干渉ぎりぎりで率直に私は忠告すべきだと思いますよ。ただ、普遍的な今価値である例えば人権だとか自由だとか民主主義を国内で尊重しろと、あるいは今いろんな議論がある愛国反日教育を...全文を見る | ||
○片山虎之助君 もう一言だけ。 この間、APECの後の記者会見で、総理が日本の農業についていろいろ言われた。今の農地制度が例えば若い人が農業に入る、一般企業が入ることの制約になっていると。農業をやらなければ農地が買えないんだ、これは間違いですから、よく閣内で聞いてください。 ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 日本の農業しっかり守らないと。その上でTPP交渉なんですよ。是非そのことを分かってください。 終わります。 | ||
11月25日 | 第176回国会 参議院 総務委員会 第5号 議事録を見る | ○片山虎之助君 私が最後ですから、もうしばらくの御辛抱を賜りたいと。あとまだ大分ありますから、今日は。いろいろやっていただかにゃいかぬと思います。 それで、今回の人事院勧告の取扱いがこういう形で法律で出てきたんですが、私は大変後味が悪い思いをしているんですよ。言われるように、...全文を見る |
○片山虎之助君 例によってかなり安易に考えて軽く言ったんですよ、そんなことはできると。しかし、だんだん調べてみたり分かってくると、これは難しいと。だんだん方向転換したんですよ。しかし、格好付きませんよ、あれだけ勇ましく言っているんだから、あれだけ大上段に言っているんだから。だから...全文を見る | ||
○片山虎之助君 いや、難しいことは分かっているんですよ、今までの歴史を見たら、先ほども話がありましたように。それを安易に言うという、こういう姿勢なんですよ。言ってできなければ先に延ばしゃいいと、言い訳をすりゃいいと、こういう基本的な政治姿勢が今国民に不信の目で見られているんですよ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 労働基本権の改革といっても大したことはないんですよ、皆さんがやっているのは。非現業の職員について、しかも全部じゃなくて一定の割合の者について団体協約締結権を認めるかどうかだけの話なんですよ。そして、全体をどうするかということはまた別の議論なんで、これはしっかりと検...全文を見る | ||
○片山虎之助君 言うことが悲しいわね。 それで、そこで、労使交渉の制度ができても時間が掛かってワークするのは相当先になると、だからそれまでは順次人件費を切り込みますよ、給与を下げていきますよと、そのための法律を通常国会以降順次出しますよと。今、山下さんと大分やられましたね。こ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 そうなると、二十二年本来やるべきものを先送りして二十三年の通常国会でやる、それは二十三年のいつからかでしょう。そうすると、二十三年の八月にはまた人事院勧告出るんですよ。またやるんですな。 皆さんは勧告以上に切り込む、深掘りすると、人件費を二割カットすると言った...全文を見る | ||
○片山虎之助君 まあ、あなたは軽く言うわ。 それじゃ、具体的に、もう一月ってすぐですよ、通常国会は。給与をどういう方針で切り下げる、退職手当をどうする、共済年金をどうする、あるいは給与の中でも手当をどうする、対象をどうする、そういうことの検討が今から始まっていなきゃ駄目ですよ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 通常国会は一月の下旬ですよ。 だから、それじゃ、まず最初に何をどうする、何をどうすると、そういう検討も何もしていないでしょう。口でぺらぺら言えばいいってものじゃないんですよ。あなたは評論家じゃないんだから責任を持たにゃいかぬのですよ。まだそれは本気で考えていな...全文を見る | ||
○片山虎之助君 いやいや、通常国会にあらましを出すんじゃないんだよ、法案を出すと言っているんですよ。しかも、順番に、順次法案を出す、そういうことを言っているんですよ、人件費切下げの。 言い逃れだけじゃ駄目なんだよ。やっているかどうかを聞いているんですよ。 | ||
○片山虎之助君 あらましって何ですか。全部ですか。どこまで出すの。あらましと言うなら、大体腹積もりがあるでしょう。どのくらいか言ったらどうですか、ここは国会ですから。 | ||
○片山虎之助君 具体性がないんだよね。まあ総論、評論なんだよ。そういうことじゃ駄目なんで、だからまず、私が言うのなら、この人事院勧告の完全実施じゃなくて、今回はここまで行きます、その次は大体およそこう行きますと、こういうことでないと二割のカットなんかできませんよ。二割のカットは単...全文を見る | ||
○片山虎之助君 定数管理をやりながらって、何にもやっていないのに口だけじゃそれは駄目なんで、しかも、また今、地方出先機関のことを言われたけれども、何にも進んでいないじゃないですか。この前もいつか言いましたけれども、五百項目の自己仕分をやったら、地方に渡してもいいというのは一割です...全文を見る | ||
○片山虎之助君 もう総論はいいんですよ。いつまでに何をどうする方向でここまでやりますと。 それじゃ、アクションプランはいつまでにまとめますか。 | ||
○片山虎之助君 いや、そこなんですよ。まとめたいでしょう。まとめるでなきゃいかぬのですよ。延ばしているんだから。かなり普通のスケジュールよりは延びているんでしょう、今、国の地方出先機関は。皆さんは原則廃止なんですよ。 やりますね、それだけ。まとめたいじゃない、まとめてください...全文を見る | ||
○片山虎之助君 原則廃止ですから、今の大体国家公務員の三分の二は出先ですよ、どのくらいこれを地方移管しますか、おおよその目標、今の段階で。まあ、アクションプランまとまったらまたいろいろ質問しますけれども、今の段階での腹積もりは。全く分からないようじゃやっていないということですよ。 | ||
○片山虎之助君 それで、マニフェストあるいは代表選の政見の菅さんの二割の国家公務員の人件費カットは、この看板は下ろしませんね。下ろさない以上、やらにゃいかぬのですよ。やれないならやれないと言って私は下ろすべきだと思っている。やるんですね。 | ||
○片山虎之助君 やはり、政治というのは言ったことに責任を持つということなんですよ。信なくば立たずなんですよ。それが国民の信頼を得るゆえんなんで、今民主党政権がおかしいのは私そこだと思う。是非、そういう意味ではこの二割カットもやってくださいよ。 いろんな問題がありますよ。私はそ...全文を見る | ||
11月26日 | 第176回国会 参議院 総務委員会 第6号 議事録を見る | ○片山虎之助君 今回の放送法は大変ある意味では私は大きな改正だと、こういうふうに思っております。 そこで、放送法の改正に入る前に、今一生懸命皆さんが取り組んでおられる地上波のデジタル化、アナログの停波、これは来年の七月二十四日ですからね。これを国策だ、やると言って私はここで何...全文を見る |
○片山虎之助君 放送業界もこの件で割にまとまっていますから、官民協力して是非お願いしたいと思います。 それから、今回の放送法の元々は平成十八年の政府・与党合意なんですよ。放送と通信の融合、連携が進む中で将来の在り方を三年後にやろうと。その与党の責任者は私なの、また。だから、そ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 それから、マスメディアの集中排除原則、これは大変重要な原則ですね。今マスメディアというのは、第四の権力だと昔言ったけど、今第一の権力ですよ。そこにテレビおりますけれども、あの人方が一番の権力者なのよ。いやいや、もう非難されないんだから。第一から第三までの権力は非難...全文を見る | ||
○片山虎之助君 十分だからもう終わりますけれども、今、山下さんがハードとソフトの分離のことを言われたけれども、放送業界はハードとソフト一体論なんですよ。日本はコンテンツというのを作っているのはテレビなんですよ。アメリカはハリウッドなんですよ。だから、そこが違うんだし、私は今のハー...全文を見る | ||
11月26日 | 第176回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○片山虎之助君 早速質問を始めます。 北朝鮮の砲撃事件など大変心配なことが起こっておりますけれども、やっぱり私は尖閣列島がまだ気になるんです。前回に続いてその点を是非お伺いしたいと、こういうふうに思います。 この事件では、中国も大変厳しい国際世論にさらされました。日本と同...全文を見る |
○片山虎之助君 私は、もっと尖閣諸島の持つ意味や重要性を国民に政府としてもPRをしてもらいたい、認識を持つような啓蒙活動をしてもらいたいと思うんです。 日本はEEZは、EEZというか、海洋大国なんですよ。排他的経済水域は世界で第六位なんですよ。それは島があるからですよ。日本は...全文を見る | ||
○片山虎之助君 委員長、ちょっと一言。 子ども手当もいいんですよ。しかし、フランスは青年農業者就農助成金というのを出しているんですよ。膨大な額ですよ。一番高いあれは七百万もらえるんです、三年間で。三十五歳、あれが。 だから、是非、そういうことを変えて、国益を守る政権であっ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 今日は予算委員会の締めくくり総括、おしまいでございますので、少し財政や税制のことをお聞きしたいと、こういうふうに思います。 まず、せんだっての一般質問でも申し上げましたが、大変今関心が強くてにぎやかな法人税引下げについてであります。 世界経済がこういうこと...全文を見る | ||
○片山虎之助君 いや、私が聞いているのは、下げることはいいんですよ。まあ五パーぐらいというのが一つの目安でしょう。その代わりに課税ベースを拡大して増税をどのくらいお考えですかということを言っているんです、その差引きを。 | ||
○片山虎之助君 それは程々にしてくださいよ。それは意味がない、今、総理が言われた。 それからもう一つ、今、大変総理は重要なことを言われたので。これは経済界のためにやるんじゃないでしょう。景気回復のため、国民全部のためにやるんですから、内部留保を厚くしたり、役員給与を上げるため...全文を見る | ||
○片山虎之助君 総理も。 | ||
○片山虎之助君 是非具体的な約束を取り付けていただきたいんですが、今財務大臣言われた、実効税率と言いましたね、法人実効税率。総理は法人税なんですよ。どうも財務省が実効税率言うと、地方税の法人事業税を念頭に置いているんですよ。話は法人税なんですよ。法人実効税率じゃないんで、その点、...全文を見る | ||
○片山虎之助君 それは内閣の意向なんですか、方針なんですか。 | ||
○片山虎之助君 ただ、この話は、景気回復で国の政策であり、総理が言い出したことなんですよ。そのとばっちりで地方は、法人住民税は仕方がありませんよ、税の仕組みがそうなっているんだから。だからそれが下がるのは仕方がないけど、その補てんの問題がある。法人事業税まで影響が及ぶんなら、しっ...全文を見る | ||
○片山虎之助君 影響が出るのは決まっていますよ。だから、どうなるかまだ決まってないんだから、上げ下げが、そこが決まったら、しっかりと地方財政に影響が出ないように補てんしてくださいということを申し上げているんです。 | ||
○片山虎之助君 それから、次は子ども手当なんですよね、目玉政策の。三歳児未満は二万円にするんですか。 | ||
○片山虎之助君 いや、これも財源が要るんですよ、いずれにせよ、何か二千四百五十億円要るらしい、三歳児未満を二万円にしたら。そこで、そのために、まあこれは税の方から出すというんで、例えば扶養控除ですね、成年扶養控除、配偶者控除、あるいは所得制限をどう、これは税じゃありませんけれども...全文を見る | ||
○片山虎之助君 これも聞くと、これからですと言うに違いないんだけれども、完全な大衆課税ですよ。よく考えていただかないと、その因果関係を。子供に関係ない人もみんな、そういう意味では増税になる。十分な検討をしてください。 それからもう一つは、地方負担なんですよ。地方は嫌がってます...全文を見る | ||
○片山虎之助君 地方負担を取るんなら、しかも児童手当と合体の仕組みにするんなら、制度を直してくださいよ。子ども手当じゃないんです、これは。子ども手当は、まさに皆さんが言い出して、国の制度で、全国的な現金の一律給付で、まさに国がやるべきことなんですよ。こんなものを地方へ負担させては...全文を見る |