片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○片山虎之助君 たちあがれ日本の片山虎之助でございます。  すぐ質問に入りますけれども、今日は答弁は片道ですからね、しかし、それでも簡潔に明瞭にひとつ分かりやすく、だれていますから、きちっとやっていただきたいと、こういうふうに思うわけであります。  まず、前原大臣が昨日お辞め...全文を見る
○片山虎之助君 総理、総理は代表なんですからもっと力強く言わなきゃいけませんよ……(発言する者あり)いやいや、本当に、と思いますよ。慰留されたのがうまくいかなかったからそういうことになっているんですか、今。もう一度お答えください。
○片山虎之助君 まあ、しっかりその点明らかにしてもらいたいと、こう思いますが。  実は、去年七月に選挙がありまして、八月の臨時国会で、私はこの予算委員会で菅総理に質問いたしました。この選挙の結果で完全な衆参ねじれ国会になったと、衆議院に与党は三分の二ありません、完全なねじれにな...全文を見る
○片山虎之助君 それで、今回の国会は、衆議院で予算案と予算関連法案を分離して送ってこられた。まあ、かつては例がありますよ。しかし、こんなものは例にならないんで、私はこれは大変異例な、こそくな考え方だと思いますが、通せますか、予算関連法案、総理。
○片山虎之助君 もう今や通らなかったときの責任の問題になっているんですよ。総辞職されるのか解散されるのか、あるいはもう一つの道があるのか。  しかし、考えてみますと、例えば今の政権がもう一度政権交代して次の政権になっても、例えばその前は自公政権でしたから自公政権になっても、衆参...全文を見る
○片山虎之助君 まあ決意やお気持ちは分かるけれども、答えになっていませんわね。(発言する者あり)いやいや、本当に。ただ、今、持論をまた開陳されたんですけれども、これからどういう真摯な努力をされるかということを我々も十分見させていただきたいと、こういうふうに思っております。  そ...全文を見る
○片山虎之助君 マニフェストは既に衆議院の予算委員会でもこちらでも議論され尽くした感がありますけれども、まあ破綻ですわね。皆さんは強弁されるけれども、あのとおりできているものはほとんどないですよね。しかも先行きも定かでない。  それから財政は、二か年間予算を編成されて、なるほど...全文を見る
○片山虎之助君 無駄の削減と言われますけれども、まあこれは何兆円出たのか議論があるけど、三兆円なんという説が割に多数説だと思いますけれども、無駄の削減であのマニフェストなんか実現できませんよ。それはもう認識が私は、まあおかしいと言ったらちょっと言い過ぎですけど、そういう感じを持っ...全文を見る
○片山虎之助君 パネルをせっかく作ってきましたから、一枚だけでも見ていただきたいんですが。(資料提示)  地方が今沈滞しているのはいろいろあるんですよ。地方財政の問題、地方の立地がずっと減っている問題、もう人がいなくなってお年寄りばっかりになっている問題、もう一つは、やっぱり事...全文を見る
○片山虎之助君 世界中の地震が一割は日本で生ずるんだと、これから大きいのは日本が二割だと、そこにありますから。それで、日本列島は地震の活動周期に入っていると。東海、南海・東南海地震が三十年以内に起こる確率は六〇から八七%、首都直下型地震が起こる可能性は三十年の間に七〇%。これは難...全文を見る
○片山虎之助君 これ自民党の中心だった与謝野さんがまた皆さんの一体改革の中心になって、柳澤さんを始め、与謝野ブレーンじゃありませんけれども、与謝野さんに近い考えの方が皆入っている。私は、年金を始め考え方はぴったり一致じゃないと思いますよ。だんだん年金の考え方も変わってきている。報...全文を見る
○片山虎之助君 与謝野さんが行かれたことは、私個人にとっては、私は与謝野さんのためにもたちあがれ日本のためにも良くなかったと、本当にこういうふうに思っているんです。与謝野さんが入ったポスターやカレンダーやビラがまだいっぱい残っていますよ。いやいや、本当に。私は、与謝野さんが行くん...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○片山虎之助君 昨日に引き続いて、今日も質問させていただきます。  まず、社会保障と税の一体改革でございますけれども、私は昨日も申し上げましたように、これが成功するには来年度中に法律を作らないかぬのですから、税制改正法の附則で、百四条で。そうしますと、国民に納得してもらわないけ...全文を見る
○片山虎之助君 ところで、今我々が審議しております来年度予算は、デフレ脱却や地方の元気回復に寄与するでしょうかね、役に立つでしょうか。ほとんどの経済評論家は、景気回復に対する寄与はゼロかマイナスだろうと、こう言っています。やっぱり予算の出来が良くないんですよ、申し訳ないけど。無理...全文を見る
○片山虎之助君 総理の言われるように、介護、子育て、例えば医療というものが大きな需要を生むことは確かですよ。今まで正当に評価されなかったような点、私はあると思いますけれども、しかしそれだけじゃ駄目なんですよ。今総理が言われたことは、まさに強い社会保障、強い経済、財政の一体的な実現...全文を見る
○片山虎之助君 そのためにこれから何らかのお考えがございますか。
○片山虎之助君 自民党は衆議院に予算の組替え動議出しましたね。全体は三兆か四兆か政府案よりは少ないし、国債発行も二兆円ぐらい、一兆八千億ですか、少ない。それで、例のばらまき四Kは全部やめましてね、ばらまきと言うと御意見があるかもしれませんが、公共事業を一兆四千億増やすっていうんで...全文を見る
○片山虎之助君 政局、政変で予算が吹っ飛んだときに、その責任は誰が負うのかですよね。どっかの新聞の調査によると、七十何%は総理、首相、政府・与党だと、こういうことですね。野党は一五だったかな。総理、それについてはどういう御感想でしょうか。
○片山虎之助君 総理の重さ、あるいは政府・与党の責任の重大さを私真剣に考えていただかなきゃ、この国はおかしくなると思いますよ。是非、そのことを申し上げておきます。  そこで、話を元に返しますが、私はデフレを脱却し地方を元気にするにはやっぱり需要を起こさなきゃいかぬのですね、需給...全文を見る
○片山虎之助君 平成七年には、地方は直轄、補助、単独入れまして三十二兆一千億あったんです。ところが、一番少ないやつが十三兆です。平成二十二年度が十四兆五千億なんです。四割なんですね。地方は元気になりませんわね。地域の経済は良くも悪くも公共事業や単独事業に依存しているんですよ。私は...全文を見る
○片山虎之助君 公共事業、単独事業の中でもいろいろあると思いますけれども、例えば将来の国土や地域社会や国民の安全のためにどうしても必要だというものは、私は前倒しをして思い切ってやったらいいと思う。それが例えば地震対策ですよね。防火・防災対策、あるいは橋梁等を中心にした更新や補修で...全文を見る
○片山虎之助君 あれはどうですか、なぜ削られたかということの説明がありません。
○片山虎之助君 調べるだけじゃ駄目ですよ、もうそれは役人の常套の答弁じゃないですか。調べるだけじゃ駄目です、もう一遍。
○片山虎之助君 前原大臣ですよね、大臣は。  そこで、今原油がこれだけ上がりまして、また食料、穀物が上がっている中で、我が国は再生可能エネルギーというのがありますよね。太陽光や風力や、これについて力を入れていないというんですね。政府の方針が定まらない、腰が定まらない、助成がない...全文を見る
○片山虎之助君 どうもおざなりですね。おざなりですよ、総理。  だから、そういう、これから我が国のためには、本当に必要な国益に沿うものを探してしっかりやるということなんですよ。そういう姿勢がないね。もはや求心力を失われてきた中で、私は本当にこの国がどうなるか心配しています。 ...全文を見る
03月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  社会保障と税の一体改革を中心にお尋ねしたいと思いますけれども、今日は、主として国と地方の関係ですね、社会保障改革における、あるいは財源配分における、それを聞きたいと思いますけれども、その前に、一、二、この一体改革問題で気になっているこ...全文を見る
○片山虎之助君 集中改革会議がヒアリングなんかやると思いますけれども、関係の皆さんに聞くと、これを良くしろ、あれに加えろ、これを上げろというような私は議論になると思いますよ、受益だけ言うと。負担を考えなければ受益はいい方がいいんですから。  それでは、どういうことにまとまるのか...全文を見る
○片山虎之助君 それで、私は、突拍子もないことというわけでもないんですが、今TPPが大変な議論になっている。例えば、TPPに参入したときに、この一体改革をやるのにどういう影響があるのかということを考えるんです。そういうことまで含めて、この改革は慎重に私は議論されなきゃいかぬと思い...全文を見る
○片山虎之助君 今、この税と社会保障の一体改革で地方は大変に憤慨しているんです。  ちょっと申し訳ないんだけれども、衆議院の予算委員会だと思いますが、与謝野大臣が、地方に金を回せと言うような人はいない、そういう人の発言はないと。恐らく改革集中検討会議ですか何かでのあれでしょうけ...全文を見る
○片山虎之助君 私と同じ名前の片山総務大臣、シャイですからね。シャイ、シャイ。ただ、あなたが地方の代弁をしないと、する人がいないんです。ほかの大臣は国の大臣なんです。あなたは国の大臣であるけれども、同時に地方の代表者なんですよ。あなたが物分かりのいいことを言っちゃ地方は納得しませ...全文を見る
○片山虎之助君 与謝野大臣、ヒアリングだけじゃいけませんよ、ワン・オブ・ゼムにしちゃ。やっぱり地方の代表を入れてくださいよ、どういう方か知りませんが。  それから、ここにパネルを持ってきておりますけれども、(資料提示)今も片山総務大臣から話がありましたように、社会保障に関するサ...全文を見る
○片山虎之助君 委員長、もう一言だけ。  とにかく、この社会保障に係る財源不足は国が十兆円だという宣伝ばかりなんですね。これは私は間違いだと思います。地方のそういう財源をしっかりと確保することが社会保障全部の前進になりますから、よろしくそこは配慮のしっかりとした対応をお取りいた...全文を見る
03月23日第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  先生方、大変貴重な御意見ありがとうございました。それにしても、歯切れはいいし、迫力がありますね。議員の方が押されぎみですよ。本当にありがとうございました。  特に、先生方が言われる経済成長の必要性や積極財政あるいは公共事業の見直しに...全文を見る
○片山虎之助君 ありがとうございました。
○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  三人の先生方、貴重な御意見ありがとうございました。  時間が大変短うございますので、申し訳ないんですが、質問だけまずやらせていただいて、後は、済みませんが、時間の範囲でお答え賜れば大変有り難いと思います。  去年の秋の尖閣諸島中国...全文を見る
○片山虎之助君 ありがとうございました。
03月24日第177回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○片山虎之助君 この三月十一日に起こりました今回の大震災は、日がたつにつれて人的、物的被害が増大しまして、本当に史上空前の、マグニチュード九・〇というのは最高だそうですけれども、大惨事になってきましたね。私は、被災に遭われた多くの方にお見舞いを申し上げますとともに、亡くなられた方...全文を見る
○片山虎之助君 特に総務省は地方の擁護者であり代弁者ですから、あるいは同時に監督者かもしれないけれども、もう地方自治体なんか崩壊しているんですよ、あの関係のところは。自然の猛威というのは恐るべきものですね。あっという間に自治体もコミュニティーも全部なくなったよ、根こそぎ。これをど...全文を見る
○片山虎之助君 今までもおやりになってきたと思うし、これを一つの契機に、金やあるいは研究スタッフをもう少し充実して是非やっていただきたい。  日本は地震国なんですよ。面積は世界の〇・一でしょう。ところが、地震は二割なんですよ、ちょっと大きい地震は。全体では一割だそうです。地震国...全文を見る
○片山虎之助君 あなたはそう言われるけれども、しかし、これだけの震災の被災を受けた地域のデジタル化についてのお考えがありますか。今検討していますか。何もないでしょう。後始末に追われているだけじゃないですか。いかがですか。副大臣でもいいですよ、どうぞ。
○片山虎之助君 デジタル化は国策ということでこの十何年やってきて、しかし、本当に今、満願成就寸前になっているときにこの大震災でしょう。これから後のこの大震災地域の通信や放送をどうするかというのが私は大きな、総務省におらせてもらったこともあって、課題だと思っているんですよ。そういう...全文を見る
○片山虎之助君 もうあとほとんど時間なくなったんで、ほかのことを聞こうと思ったんですが、また明日にでもしますけれども、消防団がかなりやられているんですよ、この震災地域で。消防団が壊滅しているところもたくさんあるんですよ。その実態を早く把握してください。  また、再建のときに、町...全文を見る
○片山虎之助君 震災対策には与野党ありません。我々も全面的に協力しますからね。まず政府が先頭に立って頑張らないと。ひとつよろしくお願いします。  終わります。
03月25日第177回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○片山虎之助君 質問続けます。  本日の当委員会も、今回の震災中心に大変いろんな議論が出ておりまして、私も引き続いてやりたいと思いますが、本日はちょっとその前に、少し気になることがあるものですから、それについてお尋ねいたしたい。事は総務大臣の地方自治に対する姿勢の私は問題にもな...全文を見る
○片山虎之助君 簡単にしてください。
○片山虎之助君 前の大臣は好きだったからね、あれ、会議をいっぱいつくっていろんな人をいろんなことに任命するのが、趣味とは言わないけれども。しかし、やっぱり地方自治の基本的な制度をきちっと検討して議論してもらって結論を出して制度化するんなら、地方制度調査会を使わにゃ駄目ですよ。こん...全文を見る
○片山虎之助君 それから、急ぎ過ぎですよ、急ぎ過ぎ。内閣の先を見ているのか、自分の先を見ているのか知らないけれども、議論は熟議なんだから、菅さんがお好きなのは。熟議をして、それぞれがある程度納得しないと。全国知事会が総務省の中で議論をして、地方自治の基本的な制度を変えることに反対...全文を見る
○片山虎之助君 当たり前ですよ。何を六団体の言うとおり聞けなんて言っているんですか。聞くべきじゃないですよ。必要なことは聞けばいい。必要なことは聞けばいい。それから、あなたの言うことはちゃんと理解してもらわないと。  六団体、六団体って、ばかにしちゃ駄目ですよ。知事さんや市長さ...全文を見る
○片山虎之助君 今までずっと今の制度で来たわけですね。だから、これから大きな制度改正をやるなら、それをやるだけのその背景なり理由がなきゃいけませんよ。そういうものがあるんなら、あなたがきっちり説明すれば、六団体の代表だって、それは私は分かると思いますよ。その努力をしているのかどう...全文を見る
○片山虎之助君 そういう理屈を言うんなら、例えば何で大規模な公の施設だけなのかと。市町村合併について住民投票にかけなくていいのかとか、あるいは議会の在り方について、議会の基本的な在り方ですよ、そういうまた別の議論も出てくるので、あなたが今考えているのは大規模な施設だけでしょう、公...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  今日で震災が起こりましてから十九日目ですね。もう二十日になる。まだまだ向こうの、東北の方は雪が降っておりまして、被災された皆さんは本当に大変だと思います。心からお見舞い申し上げますし、亡くなられた多くの方にも併せて御冥福をお祈りいたし...全文を見る
○片山虎之助君 いや、総大将がうろうろしちゃいかぬのですよ、もう何人かの質問がありましたけれどもね。総大将はでんと座って、責任大臣にやらせるんですよ。最高の指令は時々出してくださいよ。うろうろうろうろするというのは私もいかがかなと、こういうふうに思いますけれどもね。  そこで、...全文を見る
○片山虎之助君 アドバイスが多いと混乱しますよ、また。いや、そこはきちっと整理して私は参与にするならしていただきたい。  それから、もう一つ。我が参議院は仙谷前官房長官と馬淵前国交大臣を問責したんですよ。皆さん、御議論ありますよ。ところが、いつの間にやら二人内閣に帰しているじゃ...全文を見る
○片山虎之助君 水掛け論になりますけれども、それはよく考えてくださいよ、それは。いや本当、よっぽど民主党には人材がいないか、二人がかけがえないのか、どっちかですけどね。  そこで、今日予算がこれで成立しますから一安心だと思いますけれども、この予算は欠陥予算ですよ、予算関連法がく...全文を見る
○片山虎之助君 私は総理の意見を聞いているんですけどね。  阪神・淡路のときは三度やったんですよね。六年度の補正で一回、七年度の補正で二回やりまして三兆二千億ですよね。被害額が相当違いますよ、今回まだ確定してないから。十六兆とか二十五兆とか、今内閣府の試算ではなっていますけれど...全文を見る
○片山虎之助君 いや、そこで総理、仮に補正予算が十兆になりますと、四Kから回すといっても限度があるんですよ。そこで、増税をされますか、されませんか。増税論が一部に確かにある。今の法人税の、五%の減税を見直したらどうかということもある。あるいは消費税その他もあるのかもしれません。減...全文を見る
○片山虎之助君 無利子非課税国債というのがいつもこういうときに出てくるんですよ。これは国民新党も似たようなことを言われていると思いますけれども、そういうことについてはいかがですか。
○片山虎之助君 もう時間なくなりましたけど、地震では今まで第一順位は東海、南海・東南海なんですよ。二番目が首都直下型地震なんですよ。この三陸沖の今回の地震は順位がずっと後だった。だから、中央防災会議の被害想定や対策も低いですよ、ずっと。みんなそれほどの関心なかった。東海、南海・東...全文を見る
○片山虎之助君 震災対策はこれから本番ですから、御健闘をお祈りいたします。  終わります。
○片山虎之助君 私は、たちあがれ日本・新党改革を代表して、平成二十三年度予算案三案に反対の立場から討論を行います。  そもそもこの予算案は、選挙時の民主党マニフェストに呪縛されたものであります。安定的な財源手当てのないまま、子ども手当、高速道路無料化など、いわゆるばらまき四K等...全文を見る
03月30日第177回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○片山虎之助君 それじゃ、地方財政計画からお聞きいたしますが、国の予算というのは、今回を見るように、災害その他で補正がしょっちゅうあるんですよね。あるいは、かつては景気対策のために補正を、相当大きな補正をやった。予算というのはしょっちゅう補正があるんです。  ところが、地方財政...全文を見る
○片山虎之助君 今回は、相当大きい、史上空前と言っても言い過ぎじゃないぐらいな災害ですよ。地方自治体やコミュニティーは崩壊していますよ、相当広範囲に。今度の私は復興は、復旧はともかく復興は、地方が中心になってやらなきゃいかぬと思うんですよ、都道府県なり市町村なり、あるいはその下の...全文を見る
○片山虎之助君 だから、全国で応援してくれる人もちゃんとある程度、私は、今の法律を直して、見てやったらいいと思う。全国から人を出している、物を出している、いろんなことを出しているでしょう。そういうものをある程度国費で見ないと、場合によっては全額。それは、一番中心はもちろん被災地に...全文を見る
○片山虎之助君 いつ八から六になっているの。
○片山虎之助君 事実を教えてくれればいいんだからね。
○片山虎之助君 そうか、その前は地方財政平衡交付金だったから。平衡交付金のときはどうやっておったんですか。もう全体が特交みたいなものか。
○片山虎之助君 八だったんだね。だから、八が六になって、四というのは、これは一つの考え方かもしれないけれども、大体、普通交付税、特別交付税で、どっちにした方が合理的かということなんですよ、問題は。それじゃ、普通交付税が神様がつくるように全部の財政需要をつかめていませんよ。特別交付...全文を見る
○片山虎之助君 あなたとは意見が合うところと合わぬところがあるわね、名前は合っているけれども。  ただ、この特交について、年度間調整みたいなことを言われたね、あなた今、プール。私も前から考えている。特交の一つの欠点は、災害がない県でも配っちゃうんですよ。それは当たり前だと、権利...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今回の災害なんだけれども、一番見ていて心配なのは市町村の役場機能、それがもう本当になくなっちゃっていることでね。しかも、それを支える、今も言いましたけれども、コミュニティーも崩壊しているんですよね。役場機能をまず復活しないと、幾ら金を出して幾ら何をやらせよ...全文を見る
○片山虎之助君 例えば、私の岡山県やあなたがおられた鳥取県の人がぷっと宮城県や岩手県や福島県に行ってうまくやれるかどうかということもあるんですよね。その人に幾ら能力があって、あれがあっても、人間関係やいろんなことありますよ。  そういう意味ではそれぞれの県の、例えば県庁の人に行...全文を見る
○片山虎之助君 もう一つ、金ですよ。地域の金融機関がこれもほとんど崩壊している。だから、今日か昨日の新聞か知りませんが、信組、信金を、金融庁がそこへてこ入れて金出すとか言っていますけれども、金が回るかどうかですよね。例えば、これから地方債を起こすといっても、もうちょっと時間が掛か...全文を見る
○片山虎之助君 何かいとも簡単に答えたけれども、それは総論なんですよ。具体的に何か、こういうふうにこうやるんだという何かありますか。まあ分かんなきゃ、御担当じゃないかもしれない。
○片山虎之助君 時間がありませんからもうやめますけれども、災害救助法は、山下さんの質問にもありましたが、大幅に見直した方がいい。  例えば、各、全国の地方自治体が応援している、人を含めていろんな経費は全部国で持つべきです。それから自衛隊に関する経費も、これも国が全部持つ。原発の...全文を見る
○片山虎之助君 瓦れきなんかは、国の補助率を物すごく高くするのはいいけれども、残りを、地方負担残すんでしょう。交付税で見るのか何か知らぬけれども。もう全部国で見たらいい、瓦れきは。それから、やるのは一義的には国か県にしたらいい。市町村は補助にしてくださいよ。そういう思い切った方策...全文を見る
03月31日第177回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。よろしくお願いをいたします。  私も昨年の会長人事について大変遺憾に思っている一人です。本当にあの会長人事の迷走はNHKのイメージを悪くしましたね。あのことは、今の経営委員会が会長の選任権があるので、これは総務大臣も総理大臣も国会も関係で...全文を見る
○片山虎之助君 いろいろ意見はありますけれども、時間がありませんからまた次の機会にやりますけれども。  この情報で、会長、一番国民が今心配なのは原発、放射能、放射性物質なんですよ。幾ら聞いても分かりませんよ、元々そんな知識や素養がないものは。しかし、大変心配ですよ。大変健康に影...全文を見る
○片山虎之助君 しっかり頼みます。ほかの方もおられるけれどもね。  それからもう一つは、海外ですよ。海外と在日の外国人ですよ。彼らは原子力や原発に極めて、何というのか、神経過敏というのか、それは大変なリアクションですよね。外国では日本のものは全部被曝しているんじゃないかというう...全文を見る
○片山虎之助君 それから、これは石川先生からも質問がありましたが、今度は、今いろんな免除をやるわけでしょう、受信料の。一方では、これだけ人を張り付いてこれだけの報道をしているんだから、私は、かなりかさんだ経費が掛かっているんじゃないか。機材のこともありますよ。それで予算は一つも変...全文を見る
○片山虎之助君 私は今回の震災で悪いことばっかりじゃないと思っているんです。一つは、日本人としてお互いのきずなとか義侠心というんですかね、お互い助け合う心とか、そういうものをみんな呼び起こしたと思いますよ。案外日本人は捨てたものじゃないと。今、震災地、被災地の支援が全国民的に盛り...全文を見る
○片山虎之助君 一つだけ御注意というのか、あれしておきたいのは、私は皆さんのところの大河ドラマが好きなんで、ミーちゃんハーちゃんですから、申し訳ないけれども、それはもう一生懸命見ている。ただ、大河ドラマが大きいところも細かいところも史実にそぐわないところ大分ありますよ。坂本龍馬と...全文を見る
○片山虎之助君 NHKの役割は大きいんですよ、報道機関、メディアの。是非、そういう意味では、政府と連携して頑張ってください。  終わります。
04月12日第177回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○片山虎之助君 今もお話がありましたが、この大震災が起こって一か月と今日一日ですかね。人的な被害なんかはまだ全容は必ずしも分かりませんけれども、大惨事であることはもう確かで、大変心が痛みます。  しかし同時に、日本人は見上げたものだと私は最近見直しているんですよね。本当に国民的...全文を見る
○片山虎之助君 関係の自治体から余り文句というのか、いや、これでは足りないなんということがないようにしっかり計算して、特交だけで足りるかどうか知りませんが手当てをしてもらいたいと思うし、原発に絡んで、そういう中に入っている隊員のケアなんかもこれはちゃんとしてもらわないと、今後のこ...全文を見る
○片山虎之助君 しっかり頼みますよ、その点は。  そこで本題に入りますが、おとついに統一地方選がありましたよね。大臣が民間の大臣で、政治家そのものじゃないというあれがあるのかもしれませんけど、統一地方選で地方自治の選挙ですから、あなたは地方自治の所管だし、地方自治の権威なんだか...全文を見る
○片山虎之助君 なかなか率直でよろしいよ。  もう余り時間が、次行きますが、それともう一つは、今回私がちょっとあれっと思ったのは、現職は全部勝っているんですよ、首長は。しかも、かなりの部分が相乗り、無風なんですよ、事実上の。しかし、こんなことをやったら、まあ統一地方選の意味がな...全文を見る
○片山虎之助君 それからもう一つは、地域新党ですよ。大阪維新の会だとか減税日本だとか日本一愛知の会ですか、その他いろいろありますよね。ですが、地域新党というのはあっても私は一つもおかしくないけれども、地域新党の主導は首長ですよ。大阪維新の会は橋下知事なんですよ。減税日本は河村名古...全文を見る
○片山虎之助君 それは、一つは既成政党がだらしないということもあるんですよ、既成政党の地方組織が。それは私も長い間自民党におってそういうことは感じてきましたよ。しかし、それをどうやってこれから乗り越えていくかですね。まあ政党政治と地方自治というのは、これはある意味ではかなり永遠の...全文を見る
○片山虎之助君 ついでに言いますと、橋下さんの大阪都構想ですよ。都制度というものはどういうことなのか。まああれ一般的な制度ですよね、地方自治法の中では。だから、それは東京以外があっても制度としてはおかしくない。しかし、都と付けば、普通は元首がおるとか中央の行政機関があるとか、何か...全文を見る
○片山虎之助君 だから、市をなくして府に吸収するみたいな、実際は知りませんよ、私は、詳しく話したことないんだけど。市をなくして府に全部吸い上げてやることは逆なんですよね。むしろ、府の仕事を市に下ろすべきなんですよ。府はもっと広域的になって、関西広域連合か何か知らぬけれども、そうい...全文を見る
○片山虎之助君 副大臣来られていますから、副大臣、地デジを、もう七月二十四日でしょう。ただ、この間どこかの新聞だったかな、地デジを延ばすんだと。全国延ばすことじゃあるいはないと思いますけれども、被災の三県については地デジは七月二十四日じゃなくもっと延ばすと、こういうことが出ている...全文を見る
○片山虎之助君 早く結論を出して、その対応に、少しよく相談をして、対応にきちっとできるようなあれを、準備というのかな、関係者で、それをお願いします。  それからもう一つ、固定電話やら携帯電話、大丈夫ですね。この震災の後、相当復旧できたとは聞いておりますが、まだ幾らか残っているで...全文を見る
○片山虎之助君 しっかりやってください。  終わります。
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げながら質問させていただきます。  時間が短いものですから、答弁は簡潔直截にお願いいたしたいと思います。  統一地方選の前半が終わりました。後半、昨日からでございまして、結果は、御承知のように、...全文を見る
○片山虎之助君 菅内閣と言われますが、総理はかなり独断専行もありますよ、私がいろいろ見ていると。皆さんとよく相談されて一体としてやっているのかなという感じも実はあるんですがね、総理。やっぱり今までのことを反省をして、ここはこう直そうということがないと本当のトップリーダーになれませ...全文を見る
○片山虎之助君 それはね、総理、心がないからなんで、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれという、身を捨てるところがないんですよ。谷垣さんに言われた、山口さんに言われた、誰に言われたというのはありますよ。それじゃ、今のばらまき四Kを全部やめますと、野党の言うとおりに財源を使ってくださいと、...全文を見る
○片山虎之助君 それで総理、気になるのは、先ほどもお話ありましたが、内閣法を変えて閣僚を三人増やすと。何にどうするのかも定かでなく、何で三人なのかも分からない。人事や連立を想定して内閣の閣僚の数を弄んじゃいけませんよ。きちっとした今仕組みの中でできているんですよ。それがいいか悪い...全文を見る
○片山虎之助君 今回は御承知のように史上空前の大震災で、その大震災に総理として、首相として遭遇されたのは、菅首相、本当に巡り合わせだと思います。  一生懸命、私は、菅首相は努力をされていると思うけれども、しかし、何でも、いつまでも全部一人、自分でやろうと思っちゃいけませんよ。私...全文を見る
○片山虎之助君 しっかりと考えていただきたいと思いますが、東電の社長をお呼びしていますので、何も質問しないというわけにもいきませんので。  東電は、今、大門さんからいろいろ質問がありましたが、柏崎刈羽原発がたまたま耐震がうまくいって、その慢心と油断が残っているんじゃないかという...全文を見る
○片山虎之助君 とにかく今、東電といったら想定外と、こうなっているんですよ、言葉が。想定外を想定する東電であって是非ほしいと思います。よろしく頼みます。  終わります。
04月19日第177回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○片山虎之助君 この委員会でも何度ももう既に質問しておりますけれども、大震災に絡んで、情報通信インフラを始めとする社会インフラがいかに自然災害の猛威にもろかったか、固定電話も通じない、携帯電話もつながらないと、情報通信に限れば。こういうことで、みんな改めて情報通信インフラの重要性...全文を見る
○片山虎之助君 そこで法案なんですが、今度の電波法改正案、先ほどもお話がありましたが、周波数再編の促進というか迅速化というのか、七百から九百メガヘルツ帯の、そういうことをやろうと。  私は、誤解かもしれぬけれども、オークションとは全く関係ないと思っておった、競争が前提でもないし...全文を見る
○片山虎之助君 オークション制度については今回の法改正で触れているわけじゃないでしょう。議論があったんですか、立案の過程で。あるいは、まあこっちが先議だからこれから衆議院の議論はあるんだろうけど、何か聞けば、与党内でそういう動きがあるわけですか、状況があれば簡潔に教えてください。
○片山虎之助君 平岡副大臣は民主党ですからね、よろしく頼みますよ。電波、周波数は国民全部の財産なんですよ。だから、これを最も有効にどう利用できるかなんですよ。金の多寡もありますよ。いろんな効果もある。だから、一元的にそんなオークションがいいということにもならないんですよ。私も個人...全文を見る
○片山虎之助君 これは釈迦に説法なんだけどね、国内的にはやっぱり競争をしっかり、公正な競争をやらなきゃいけませんよ、それが活力なんで。しかし、国際的にはまた別の議論があるんですよ。今度は国際競争なんだから、そういう日本の通信がおかしいことになるのも困るし、これはある程度試験的な意...全文を見る
○片山虎之助君 先ほどの話で、通信関係もうかっているよという話ですから、確認しているわけじゃないけれども。それに、割に我慢強いから、それはそれでいいんだけれども、この大震災関連で、公が持ってもいいものについては私はある程度考えてもいいと思っているんですよ。どれをどうかというのは難...全文を見る
○片山虎之助君 電波利用料は使う方がこのくらいだからって逆算しているんですよ、今までの基本的な考え方が。それが正しいかどうかですよ。今まで共益費用がこう、これにこう、あるいはこの地デジ関係の費用にこうということで逆算しているんですよ。だから、それが私は正しいのかなとずっと思ってき...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○片山虎之助君 今回の地方税法は、もちろん震災の減免の特例措置をいろいろ書いたものですが、大変至れり尽くせりですよね。よくここまで考えたなと、私は半分感心しているんです。全部いいというわけでもないんですけれども、震災の状況を見るとやむを得ないかなという感じもするんですが、恐らく下...全文を見る
○片山虎之助君 それはあれですか、地方の意見も聞いたの、今回の案を作るについて。
○片山虎之助君 細かいことをやっていると時間ないんで。  そこで、問題は、税の減免じゃないんですよね。その減免分の補填なんですよ。財政支援なんですよね。それがまさに阪神・淡路とは大分違うんで、今度は大体過疎的な非常に財政力の乏しいところなんで、これは前よりはずっとちゃんとやって...全文を見る
○片山虎之助君 皆さんのやる手法は、減収補填債みたいなのを認めて、その充当率を一〇〇パーか九五パーかにして、その元利償還を交付税でまた見てやると。それも九〇見るか九五見るのか、残りは特交で措置するという割に手の込んだ分かりにくいあれなんですよ。そうでなきゃトータルのいろんなお金の...全文を見る
○片山虎之助君 書き方はいろいろ工夫も要るし難しさもあるけど、やっぱり法律にきちっと根拠を持った方が、これだけの大震災で後も続く話だし、これは是非やってもらいたいと思う。  そこで、今日あなたの答弁を聞いてちょっと気になったのは、減免は条例でどんどんやれと。いいんですよ。ところ...全文を見る
○片山虎之助君 今回は、補正予算が間もなく出るんでしょうが、復旧ですよね。だから、問題は、その二兆五千億の埋蔵金というか何か知らぬけれども、それを今度の財源に充てているんでこの辺がどうかという議論はあるんだけれども、この次の復興予算はこんなことでは済みませんわね。それで、済まない...全文を見る
○片山虎之助君 これはまた時間を掛けて、この復興予算の方の財源調達やそれについての今国債やいろんなあれがあるけど、大いに議論したいと、こういうように思います。  今日は、経産省の方ですか、原発被害なんですが、これの資産等は対象になるんだろうね、今回のこの税の減免の。どういうこと...全文を見る
○片山虎之助君 これがまたややこしいんだよね、計画区域でしょう、計画的避難区域、緊急時避難準備地域ですよ。これがどういうふうにどうなるのか我々もよく分からない。こういう場合の今の資産等の税の受ける扱いについても一遍に出ませんよ。研究してくださいよ。  そこで、風評被害については...全文を見る
○片山虎之助君 これも大問題だからまだ引き続いて議論になるんだけれども、例えば今度は、東電が賠償せにゃいかぬわね、いずれにせよ。しかし、これは、私は手間も掛かるし大変だと思うんですよ。そういうのは国なり、あるいは県なんということになるのかな。そういうところがまず補填して、財政支援...全文を見る
○片山虎之助君 被災者の窮状を考えるなら、それから、今の東電のゆとりというか能力というのか、私はもっと評価しておったけど、まあちょっと考え方変えにゃいかぬと、こう思っているんで、そういう意味からいって、便法を検討しなさいよ。これは結局、そういうことでないと、ちゃんと被災者を救えな...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○片山虎之助君 先ほども質問ありましたが、今回の三法の最初の法律の名前を地域主権改革というのをお変えになったことは、私も基本的には賛成なんですよ。それ、坂本議員、説明がありましたよね、理由につきましては。やっぱり憲法の体制下で、国民主権、国家主権との関係でややこしくなる、難しい、...全文を見る
○片山虎之助君 民主党の方が、与党の方が考えが変わったと、こういう理解なんですか。
○片山虎之助君 それ、与党が進歩したということですな。なぜそれじゃ地方分権改革という言葉を使おうと思われなかったんですか。
○片山虎之助君 地域主権と地方分権はどう違うと思われますか。私見で結構です。
○片山虎之助君 これは、私はこう思うんですよ。地域主権というのは政治的な観点から見た言葉なんですよ。地方分権というのは法律的な観点が強いんですよ。  主権は一つですからね、国の主権は。やっぱり地方分権は、いろんな言い方があっても、法律的には主権を分け与えられるんですよ。それ、考...全文を見る
○片山虎之助君 総務大臣、武士の情けについていかがですか。
○片山虎之助君 国会では平成六年に衆参で地方分権推進の決議をやったんですよ、全会一致で。以降、常に地方分権で来ているんですよ。それは、地方分権についてもいろいろな議論はありますよ。今、坂本議員があれだけ言われて、衆議院の意思として地域主権というのを変えたんだから、今度は武士の情け...全文を見る
○片山虎之助君 それは、まさにこれからの地方分権政策や細かい施策の中身なんですよ。それでイメージを変えていきゃいいんですよ。だから、地方分権というのは、今まである意味では長い政権が使ってきた、それは手あかにまみれたと言ってはいけませんが、そういうイメージがあるかもしれぬけれども、...全文を見る
○片山虎之助君 いかにもホットというのか、時事問題だね、それじゃ。今の原発の立地の在り方や安全性の担保はむしろ専門家がやることなんですよ。政府とこのトップの、ここでやることかどうか。将来のエネルギー政策の転換やもっと再生可能エネルギーの取組なら、それは私はここで大いに議論してもら...全文を見る
○片山虎之助君 それで、この会議で、協議会で合意に達したというのか結論が出た問題については、それはちゃんと政府なり、あるいは場合によったら地方がやることがあるのかもしれませんけど、それは何らかの担保というのか、何かあるんですね。
○片山虎之助君 六団体の長が出てくるといって、あれは回り持ちですからね、一種の、回り持ち的な団体もありますから。これは、この正当性については恐らく私議論があると思うんで、だから会議をやる前には六団体のそれぞれのおおよその意思をまとめてきてもらって、そこで合意になり合意にならなかっ...全文を見る
○片山虎之助君 今回出ている地方自治法の一部改正はいいですよ。これから総務大臣が出そうとしている地方自治法改正案の考え方、それも大いにこういうところで議論してくださいよ。皆さんの同意がなく出したら、通りませんよ。それは言っておきます。  それから、もうちょっと時間ありますから、...全文を見る
○片山虎之助君 この枠付けも、物によりますけれども、こういうことで国の役所の係があるんですよ、組織があって人がおるんですよ。こういうのをやめることが行革にもつながるんで、こんなときですから思い切ってそういうことに、地味だけれども、大なたを振るうことを期待して、私の質問を終わります...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○片山虎之助君 たちあがれ日本の片山虎之助でございます。  今日で震災発生から五十二日目でございます。先ほどの質問で、一次補正の出し方が遅いと、こういう話がありましたが、もっと遅いのが基本法なんですよ。これは阪神・淡路に比べ相当遅い。こういうものを最初にきちっとやらないから、本...全文を見る
○片山虎之助君 大要はどうですか、大体のあれは、中身。
○片山虎之助君 体制の内容はまだ決まっていないんですか。
○片山虎之助君 そこで、その場合に過去の経験から学ばにゃいけませんよね。この百年以内で大きいのは関東大震災と阪神・淡路大震災で、関東大震災のときには帝都復興院というのができたんですよ。これについてはどういうお考えをお持ちですか。
○片山虎之助君 帝都復興院というのは五か月だったんですよ。大正十二年の九月の終わりにできて、その次の年の二月の終わりにはなくなるんですよ。後藤新平は内務大臣だったんですよ。だから兼務したんですよ。その後藤新平は、その年の十二月に辞めるんですよ。たった三か月の帝都復興院総裁なんです...全文を見る
○片山虎之助君 復興対策本部なんだけれども、これは復興庁をつくろうかという話もあったんですよ。しかし、みんなで議論したら、これは行革の観点からいって、新しい役所をつくれば組織もポストも人も要るんだし、元の役所との切り方が、ようかん切るようなわけにいかないんですよ。そんな簡単にいか...全文を見る
○片山虎之助君 役所をつくるということは、今言いましたように、行革の観点その他もあるんですが、ワークするのに時間が掛かるんです、一つの役所になるのは。それから、全部の役所に協力させた方が得なんですよ、そこだけ頑張るよりも。そこのところのあれがあるんで、本部をつくるのは結構ですよ、...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今回の大震災が阪神・淡路や関東大震災と違うのは、もう何度も議論が出たように、被害が広域で大規模でしょう。しかも、これは地震に津波に原発事故に更に風評被害の四重唱ですよ。しかも、根っこになる自治体市町村とコミュニティーが崩壊しているんですよ。したがって、今回...全文を見る
○片山虎之助君 それからもう一つ、本部を総理おつくりになるんなら、本部長になられても、細かいことを全部総理が自ら仕切ろうというのはおやめになった方がいいですよ。いろんなことが心配でたまらないかもしれませんよ。しかし、それはその次になった方に全面を任せてやっていただくのが阪神・淡路...全文を見る
○片山虎之助君 私はこの前のここでの質問で、総理にある意味では失礼なことを申し上げたかもしれません。今回の大震災に総理のときは私は巡り合わせと言った。運命とは言わなかったような気もしますが、総理はその後運命と言われた。まあ宿命と言ったらあるいはいいのかもしれません。そういうときに...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
05月02日第177回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○片山虎之助君 今日は地方交付税法の特例法案の話ですから、まず特別交付税の話からしますけれども、今度、千二百億円の加算は、大変私は結構だと思います。その千二百億円の根拠を教えてください。それと、阪神・淡路のときにもやりましたよね。そのときは幾らで、それと比べて今回、特色というのか...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、被災団体と非被災団体あるわね。この被災団体の方はこれからいろんな膨大な財政需要が出るんで、これには優先して充てないといけませんよね。そうなると、非被災の方ですよ、そっちの方が、本来自分らがある程度もらえるというのがそっちへ流れるんじゃなかろうかと、比率が、...全文を見る
○片山虎之助君 今回の災害は復興の方が大切なんですよ、これから。やっぱり今までと同じものを返してもしようがないんで、新しい東北というのをコミュニティーや自治体の再生を含めて考えてもらわにゃいかぬので、特交がこれで私は足りるとも必ずしも思いませんよ。これから二次、三次のまだ補正があ...全文を見る
○片山虎之助君 それからもう一つは、国庫補助金、負担金が、こういう今回の東日本大震災のようにうまくフィットするかどうかですよ。むしろ、こういうときは基金だとかファンドを積み立てて自由に使わせるとか、もう一つは一括交付金ですね、災害対策用の。これはどこかの自治体の長もそういう趣旨の...全文を見る
○片山虎之助君 それから、この前の委員会かその前の委員会で言ったと思うんだけれども、地方債の特別措置やるわね。それについて、後でその元利償還を交付税で補填しますよね。それについては法定しないことがあるんですよ、多いんですよ、むしろ。そうなると、まあ今まではいいですよ、お互いの信頼...全文を見る
○片山虎之助君 厚労省と経産省の方がおられるので、もう一つ。  病院や、そういう公営企業ですよ、いわゆる。これについて、水道なんかもそう、下水道も準ということになるんだろうけれども、こういうものについては普通は補助金は行かないんですよね。今回は補助をどう考えるか。もちろん地方財...全文を見る
○片山虎之助君 経産省の中山政務官がおられるので、オフサイトセンターというのがあるんですな、これは原子炉がある現場には。聞いてみると、これはこういう事故が起こったときの現場中枢なんですよ。国も地方もその他の関係機関も全部入る。そこが機能してこういう事故の場合には対応するんですよ。...全文を見る
○片山虎之助君 それでは、大塚副大臣、義援金ですよ、千八百億円あるんですね。これが手元に行かない、なかなか。国は基準を作っただけでほっているんじゃないですか。もしちゃんと配れないんなら、国が代行したらどうですか。
○片山虎之助君 頑張ってください。  終わります。ちょうど時間が来ました。
05月10日第177回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○片山虎之助君 まず震災絡みから質問しますが、内閣府来ていますね、内閣官房か。  まずは震災のボランティアなんだけれども、大変今ボランティアがはやるというのか、若い人に人気があって希望が多いのは誠に私は結構なことだと思っている。しかし、ボランティアですから、勝手に計画を作ってこ...全文を見る
○片山虎之助君 ボランティアの受付とその仕分というのか、それから今あなたが言った心のケアなんかできる人も中にはおるんでしょうけれども、そういう人を仕分をして割当てをやって、そういうのは社協がやっているんですか、被災地の。
○片山虎之助君 いや、そのボランティアセンターが実務能力に物すごく差があるのよ。それで、いろんな不満や不平もあるし、結局行っても、まあ大したことはしてないというわけでもないんだろうけれども、今あなたが言われた泥の除去なんというのが中心らしいけれども、それはこれから、何らかの仕組み...全文を見る
○片山虎之助君 まだまだボランティアに期待するところ大きいのよね。だから、これは大変な人的集団、エネルギーですから、これは上手に使うというのは言葉が悪いけれども、使ってもらわにゃいかぬのだけど、例えば、それじゃ今、中央の役所で担当しているのはあなただけでしょう、あなたも偉い人なの...全文を見る
○片山虎之助君 時間が余りありませんからあれだけれども、中央も現地もちゃんとボランティアの人のエネルギーがうまく使えるように、そういう体制を至急整えて、まだ息長いんだから、これからなんだから、本番は。是非、よろしくお願いします。  それから次に、この前もちょっと言った義援金なん...全文を見る
○片山虎之助君 法的な何か根拠がありますか。義援金について法的な規制をしている、手続やその他について、集めたり配分したり、何か法的なあれがあるかということを聞いたんですよ。
○片山虎之助君 だから、法的な根拠がないのよ、中央防災会議が作る防災計画か何かで。国も地方もそうなんですよ。防災計画なんか義務付けられて全くないのよ。ただ普通、地方は防災計画の中に募金委員会か何かつくって、そこが基準を作ったり配分をやっているんですよ。  こんなことで私はちゃん...全文を見る
○片山虎之助君 よく分かるんですよ。よく分かるんだけれども、今回の大震災はこれは単なるあれじゃないんですよね。国難という言葉がしょっちゅう使われるけれども、それほど大きな事件で、そして、国民が、二千億を超えるというのは一人が千何百円払っているんですよ、みんな。それだけの、みんな善...全文を見る
○片山虎之助君 あれは国が三十五万と決めたけれども、地方が独自に自分のところに来たものについては上乗せしてもいいんでしょう。だから、この基準も、私は差がいろいろ出ると思うんですよ。ある程度差が出るのが地方自治だから、それはそれで構わないんだけれども、とにかくきちっと公正のためのル...全文を見る
○片山虎之助君 言多くして中身ないね、今の答弁。  とにかく検討してくださいよ。それで、今よりはちょっとでも改善するように、良くなるように、妙な心配がないように、そういうことが私は務めだと思うけれども、厚労省ですか、まあどこがやるかもあるわね、そういうことも含めてしっかりやって...全文を見る
○片山虎之助君 私は、基本的には政府や日銀がある程度、かなり今余裕がある出し方をしているけれども、資金を出さにゃいかぬと、根っこは。根っこを緩めないとその末端の民間資金まで潤沢になりませんからね。  そこで、今、地方公共団体金融機構ってあるでしょう。これはもう大議論があって残っ...全文を見る
○片山虎之助君 それから、税の減免はこの前通しましたよね。あれはあれでやってもらえればいいんだけれども、それは固定資産なんかなくなったり、もう効用が全く消えてしまったものは当たり前なんですよ。ところが、原発の今の避難地域や何かのように残っている、現物は。使用もできる、しかし事実上...全文を見る
○片山虎之助君 東京電力との賠償の絡みは必ずあるんですよ。しかし、それを理由に延ばされるということを、これは私はやっぱり皆さん、関係の住民の皆さん大変心配だと思いますよ。そこはまず思い切ってやって、あとは求償関係で解決するということもあるので、ひとつ検討してくださいよ。  終わ...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○片山虎之助君 片山です。  私も十二日の委員派遣に皆さんと御一緒させていただいて、大変いい勉強をしたと思っております。本当に、百聞は一見にしかずというけれども、そうですね。思っていたのとは違ったり、あるいは同じだったり、いろいろしましたけれども、私は、こういう今回のような大震...全文を見る
○片山虎之助君 百万トンができたということ。
○片山虎之助君 それがね、処理というのは難しいんだけれども、とにかく大ざっぱに言ってください。というのは、余り細かいのをやったら時間がなくなっちゃう。
○片山虎之助君 しかし、それを、その処理率というか、進行のパーセンテージで八月末までにめどを付けるとか、全部の最終処分ですよ、最終の処理までが三年でできるなんというのは、これ夢物語だね。新聞なんかが報道しているのはあれはうそですね。いかがですか。
○片山虎之助君 しかし、まだ道は遠いね、いやいや。  それで、それじゃ国と県との今の役割分担がどうなっているか、それをあなたの方でこれをもっと進めるためにはどう変えようかという、そのプランか何かあるんですか。そんなこと市町村にやらせておったらもうできませんよ。
○片山虎之助君 それは、県だって限度があるよ。市町村でいいと思うんで、国が直轄で瓦れき処理部隊をつくりませんか。それでこれ重点的にばばっとやっていくようなことを、それを検討されたらどうですか。瓦れきの処理ができなけりゃ、復興なんていうのはもう遠い先ですよ。どうですか。
○片山虎之助君 皆さんの政権の問題点は、言多くしてスピードがないんですよ。いやいや、本当に。こういう災害に絡む復旧や復興はまずスピードなんですよ。少々間違えてもいいんだよ。やりながら直していきゃいいんで、もう完璧なものを最初から考えてきるわけがない、そんなことは。いや、この問題で...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、地方財政措置を含めて地方の負担は一銭もないということですね、確認しますけれども。補助率を九〇か九五ぐらいにするんですか。あとは起債とか元利償還、どうせそういう手法でしょうけれども。どうぞ言ってください。
○片山虎之助君 ちょっと、総務大臣か代理の方でもいいけど、地方財政措置の方をはっきり言わないと。
○片山虎之助君 それで、もう何度も同じことを言いますけれども、国としてこの瓦れき処理の被災地全部の計画を作ってくださいよ。それを県ごとに下ろして、市町村にも作ってもらって、国、県、市町村ではずを合わせて全体をいつまでに処理するということを示してくださいよ。どうですか。それは総理大...全文を見る
○片山虎之助君 フォローしますからちゃんとやってください。  それから、水産庁の関係の方、来られていますか。もう一つ、この女川町の町長さんや皆さんが心配なのは水産業の復活なんですよ。あそこは大拠点だからね、漁業の。岡山県以上の水揚げがあるんだから、場合によっては。あれを是非、三...全文を見る
○片山虎之助君 もう一点だけ。若い漁業者を是非残すためには三世代同居やなんかについて優遇をしてくれというて町長さんは言うんですよ。例えば三世代同居で、若い、漁業者以外の人だっていいんだけれども、漁業者が念頭にあると思いますよ、そうした方が同居した場合には、所得課税をまけるとか、ほ...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
05月19日第177回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○片山虎之助君 この制度ができたのは、地方議員の年金制度ですよ、昭和三十六年なんですよね。ちょうど五十年なんです。私もその前後に役所に入ったもので、大変今感慨を感じているところですけれども。これがやっぱりもたなくなったのは、制度として、一つは、いろんな議論がありますけれども、合併...全文を見る
○片山虎之助君 まあそれは間違いじゃないけど、あなたの言うことは必ずしも正確でも正しくもないよ。私が言ったのは、どのくらいその要因としての影響があったんだと。合併が八割あったのか、二割が行革なのか、それを、数字を端的に言いなさいよ。
○片山虎之助君 合併で、平成の大合併で一万六千人減るんですよ、市町村の議員が。全体の議員がどれだけ減って、それが合併で幾ら減って、行革で幾ら減ったかという数字は分かりますか。分からぬなら分からぬでいいよ。もうごちゃごちゃはいいよ、ごちゃごちゃの答弁は。
○片山虎之助君 国の、国会議員と違うんですよ、この制度は、御承知のようにね。公費の負担率も少ないし、そういう意味では、むしろ共済的な、互助会的なあれなんだけれども。しかし、外的要因ですよね、合併でわっと議員が減ったんだから。そういうことで制度がおかしくなるんだけれども。  実は...全文を見る
○片山虎之助君 まあもうちょっと聞きたいけれども、それで、結局、議長会の意見を中心に皆さん御判断されたんですけれども、都道府県議長会と市議長会と町村議長会とあるわね。それぞれがどういう意見だったんですか。それで、その調整の結果、どういうふうになるの。
○片山虎之助君 私のところにもいろいろ相談があったから、あなた方はどっと掛金を出すあれがあるかと。そうなると制度がおかしくなるというんだね、彼の言は。それから、もうみんな、それぞれの団体はもちろんだけれども、団体の中のブロックによっても個人によっても違うわね。私は集約はできないと...全文を見る
○片山虎之助君 その金はどう措置するの。
○片山虎之助君 櫻井副大臣、ほかのことで来てもらっているんだけれども、その地方財政計画にのせるということは、最終的には交付税で見るということなんですよ。いいんですね、もちろん財務省は。
○片山虎之助君 櫻井副大臣、突然、通告も何もせずにあれしたんだから。  地方財政計画にのせますと、交付税措置その他をやりますと、これは省としては決まって、財務省とも大体話は付いているんですね。確認、大臣。
○片山虎之助君 いや、一兆何千億って、そんな小さい金じゃないんだよね。その辺の議論はあるけれども、しかし、これだけの制度を始末するには私はやむを得ないかなと思いますけれども。  これから地方議会の役割というのは増えるわね、どんなことがあっても。それから、地方議員の数がどうなるか...全文を見る
○片山虎之助君 それで、もう都道府県の議員さんはほとんど専業化してるのよ。政令市等の議員さんもそうだよね。市町村はいろいろスケールに差があるからこれはいろいろなんだけれども。そういうことの中で、地方職員共済組合に入れろと、こういう議論が出てきたわけですよね。これについてはどう考え...全文を見る
○片山虎之助君 櫻井副大臣、お出ましを願ったんで。今、一次補正はできましたよね、四兆百五十三億か何かの。今度は本格的復興の二次補正だという。これはずっと先でなきゃできませんと、こう菅さんは言っていますよね。その理由の一つが、復興構想会議が、グランドデザインというの、ビジョンという...全文を見る
○片山虎之助君 いや、それがおかしいのよ。復興財源については切り離して先に結論出すべきなんですよ。まあこれはこれから、私個人の意見を言ってもしようがないんだけれども、例えば特別の震災債を出せばいいんだよ、震災復興債を。それをまず出して、別経理にして、その償還財源は、三年後にするか...全文を見る
○片山虎之助君 とにかく、拙速は悪いということを言う菅さんの考え方は大間違いなんですよ。震災や復興は拙速なんですよ。拙速でやりながら変えていくんですよ。拙速を、好速か何か知りませんが、それを是非考えてもらいたいと思うんですが。  もう一つ、税と社会保障の一体改革で、消費税の増税...全文を見る
○片山虎之助君 はい、分かりました。  終わります。
05月20日第177回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  持ち時間が短うございますので、是非答弁の方は簡潔で率直で明快にお願いいたします。  今日も何度かお話がありましたが、私も委員派遣で被災地に行ってまいりましたが、石巻から女川を見てまいりまして、やっぱり百聞は一見にしかずで、行ってみな...全文を見る
○片山虎之助君 二次補正ができないから延ばすんだなんということは私は理由にならないと思う。できないじゃなくて、しないんですよ。  やり方なんですよ。税と社会保障の一体改革と関係はないとは言わぬけれども、関係はかなり薄い。あれは安定した制度をつくり、安定した財源が要るんですから。...全文を見る
○片山虎之助君 先ほどもちょっと話がありましたが、一年九か月前の政権交代は大変我が国の政治史では大きな出来事ですよね。私もある種の関心や期待を持ちました。しかし、私は、政権交代がやっぱり、先ほどの話じゃありませんが、早かったと思っている。この一年九か月の民主党政権を見るときに、私...全文を見る
○片山虎之助君 いや、総理周辺の少人数でいつの間にやら物が決まっている。手続を無視し、衆議を凝らさずに、いつの間にやら事が決まっている。これはもう、私は自民党に長らくおりまして、自民党で亡くなられた方だけを言いますけれども、私が知っている少なくとも竹下先生や後藤田先生や宮澤先生は...全文を見る
○片山虎之助君 去年、総理は、あれ六月でしたか、総理に就任されたときの所信表明演説で、国会内閣制と言われましたよね。まあ議院内閣制というのは、衆参ありますので、あるいは国会内閣制の方が正しいかもしれませんが、それの新しい言葉を使われたのには、私は総理自身のお考えが、ほかのもので読...全文を見る
05月26日第177回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。何点か御質問したいと思います。  NHKといえば公共放送、公共放送といえばNHKで、今日もそれについていろんな角度から何人かの皆さんが御質問されたんですが、実は松本会長は一月二十五日にNHKの会長になられた。今日で四か月ですよね。四か月に...全文を見る
○片山虎之助君 松本会長は、公共放送というのはどういうことだとお考えになっていますか。放送法という法律に基づいてできているでしょう。日本放送協会、特殊法人ですよね、それが運営している。法律にも書いていますよ、あまねく全国に放送しろとか、豊かでいい番組を作れとか。どういうお考えです...全文を見る
○片山虎之助君 言われるとおりです。その点は間違いじゃありません。しかし、それだけですか。公共の福祉の中には、例えば国家の利益、国民の利益は入りますか。
○片山虎之助君 もう一つ、信頼と言われた。私もまさにそうだと思いますよ。民放の悪口言うわけじゃありませんが、民放に比べるとNHKは信頼がある。それはどうしてだと思いますか。  それともう一つは、民放とNHKの役割分担、すみ分けは現状でいいと思われていますか。
○片山虎之助君 言われるところは納得できるところもあるので、確かに大変な職能集団、人材が育っていますよね。  私は、NHKのコンテンツは世界有数のものだと思っている。だからこれを活用すべきなので、今のアーカイブスなんか、それはそれでいいんですけど、それはおきまして、それじゃ、人...全文を見る
○片山虎之助君 今の情報化社会では、国家公務員よりNHKの職員が偉いと思われているんですよ。そのNHKの職員が、ひところよりは大分減りましたよ、不祥事は。しかし、くだらない不祥事が続くじゃないですか。あなた方の内部のいろんなことは公務員にまねてつくっているじゃないですか。これを抜...全文を見る
○片山虎之助君 時間が余りないからあれなんですが、BSは三つが二つになりましたよね。BS1とBSプレミアム。何でプレミアムなんていう言葉を使うんですか。それは、役割、それこそ分担関係というのももう一つはっきりしない。プレミアムって好きですね。飛行機も最近プレミアムと言う。ANAも...全文を見る
○片山虎之助君 それで、まあ言いたくないけど、大河ドラマでも朝ドラだって先にやるじゃないですか、プレミアムで。あれは金余分に取っている贖罪ですか。
○片山虎之助君 それから、公共放送であることで受信料が取れるんですよ、大威張りで。あれは税金と同じですから。しかし、それが一時は滞納率が、未納率が三〇%、四〇%になったんですよ。今はやっと七四とか五でしょう、まあ五までなっていないのかもしれないけど。しかし、断固として二五%は払っ...全文を見る
○片山虎之助君 今、六千六百億から七百億でしょう。もし一〇〇%取れたら九千億になるんですよ。それは、一〇%なんか完全に下げれるんですよ。  昔、自民党で大議論があって、是非一〇%下げさせろというのに、地デジもあるしいろんなこともあるし、皆さんが経営改革の何か計画を作るというんで...全文を見る
○片山虎之助君 まあ昔から同じこと言っているわ。そういう意味では、私は努力しているのは認めますよ、パーセンテージ上がっているんだから、一パーだけれども。しかし、まあ言い訳ですよ。固定化しているでしょう、未納者は。払わない人は断固として払っていないんだから。で、それを皆さんは許して...全文を見る
○片山虎之助君 総務大臣、どうですか、今の受信料問題。
○片山虎之助君 国際放送でしょう、会長もちょっと言われたけど、これやれあれやれ、みんが応援して、やっぱり今のワールドというのかワールドプレミアムというのか、これも、この予算を取ったんですよね。それが今は増えて二十四、五億になっていると思いますよ。しかしまだまだ、なるほど皆さんは一...全文を見る
○片山虎之助君 それから、これから東日本の大震災の方は復興が始まるんですよね。まだ復旧が完全に終わっているとは私は思わないけれども、しかし、そろそろこれから二次補正も出てくるし、復興が始まるので、そうすると、これは地域ごとにそれぞれ知恵を出して復興をしていくわけですよね。それをや...全文を見る
○片山虎之助君 いや、私が言おうと思ったら先に言ったんですよ。通告を先にやられたのかもしれぬ。  いや、そうなんですよ、まさに。この復興の過程における日本の良さや日本人の良さを、これは世界に是非発信していただきたいと、こういうふうに思います。  今日、私は経営委員長を呼べばよ...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ終わります。
05月27日第177回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○片山虎之助君 たちあがれ日本の片山虎之助でございます。  今日は四人の先生方、大変お忙しい中で貴重な御意見を聞かせていただきましてありがとうございました。私からもお礼を申し上げたいと、こういうように思います。  今回の大震災、未曽有の国難だという、本当にそうだと思います。史...全文を見る
○片山虎之助君 いや、問題は、具体的に誰がどうやってどのお金でやるかということなんです。これはこれから我々が研究していかなきゃいかぬと思いますが。  もう結論だけで先生いいですけれども、先生は、こんなに健康と発電を両てんびんに掛けて、むしろ発電の方に傾斜しているような原子力発電...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、石川先生にお聞きします。  私は、石川先生が今を戦場に例えて、司令官を立てて、いい参謀を付けて、十年間くらい治外法権で何でもやらせろと、一つの考えだと思いますよ。ただ、石川先生、日本は法治国家ですからいろんな仕組みがあるんで、そこの調整はどうお考えです...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、法律を直さないけませんわね、先生。それで、誰を司令官にしますか。その参謀は石川先生でよろしい。何人かの参謀は、そして司令官は誰ですか。絶対的な権限を与えないかぬのですよ。
○片山虎之助君 先生が言われるのは原発事故絡みだけでしょう。もう民生を含めて全部ですか。
○片山虎之助君 世界に余り例がないかもしれぬけど、一つの私はお考えだと思いますよ。  今、政府は復興基本法を作りまして、一生懸命与野党の調整やっているんですよ。そういう中で本部をつくるなり、復興院というんですか、そういうものをつくるなり、いろんなことを言っている。行政組織にベス...全文を見る
○片山虎之助君 まあソ連はあのころは一種の、独裁国家と言ったらいけませんが特別な国家だったんで、そこで、先生が今さっき冒頭に話された中で、原子力界の総力を挙げることと国際協力を求めることと非常時のルールを作れと、こう言われましたね。言い足りないようなお感じですから、少し言ってくだ...全文を見る
○片山虎之助君 先ほどの話でびっくりしたのは、先生方のような専門家集団、経験も知識もある方の意見をほとんど官邸及び内閣は、政府は聞いていないんですよね。それにちょっとびっくりしましたよ。参与ばっかり増やして、妙な会議や本部だけ増やして、また政権の悪口になるからもうやめますけれども...全文を見る
○片山虎之助君 日本は残念ながら原爆の世界で最初の経験者ですよね、広島や長崎もありますしね。それがこんなものがないというのが私はおかしいんで、福竜丸その他いろんな事件がありましたよ。それはチェルノブイリやスリーマイル島もありましたけれどもね。私は、こういうところに問題があるなとい...全文を見る
○片山虎之助君 大野先生にお聞きしますけど、大野先生が言われること、全くそのとおりなんですよ。今度の原発事故の関係で、情報開示というのが一番むちゃくちゃなんですよ。いまだに、意図的か操作しているのかどうか知りませんよ、悪い情報ほど後出しになってくるんですよ。パニックその他を恐れた...全文を見る
○片山虎之助君 先生方、ありがとうございました。よろしくお願いします。
06月07日第177回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○片山虎之助君 この法案につきましては、長い経緯があり、皆さんの努力もありますので、私どもは賛成いたしたいと、こういう立場で質問いたしますが、少し気になることがあるので、実は通告をしていないんですけど、その前にちょっとお尋ねいたしたい。  国家公務員の給与を切り下げる法案、何か...全文を見る
○片山虎之助君 給与法定主義は分かっているんですよ。分かっているんだけれども、全体の労働基本権制約との絡みの中で、権威ある第三者機関である中立の人事院をつくって、そこに官民較差をちゃんと調べさせて、そこの勧告を受ける、受けたら最大限尊重するという建前なんです。現にほとんど尊重して...全文を見る
○片山虎之助君 私は、この委員会でも予算委員会でも、それは総理や民主党の皆さんがマニフェストでとにかくどっと切るんだと、そういうことを言われるので、それは、言われるんならやりなさいと言ったんです。やるんだけれども、こういう仕組みになっている以上、それぞれの仕組みの、特に人事院のあ...全文を見る
○片山虎之助君 それは、労働基本権が復活すればやってくださいよ、大いにね。まだその仕組みが残って、ずっと何十年もこの仕組みや制度ができてから尊重してきたという重みを考えないと、それを一顧だにしないような感じですよ。感じを与えるということはよくないんで、私は人事院にしてももう死に物...全文を見る
○片山虎之助君 被災三県を延ばすのは、私はいろんなあれでやむを得ないと思いますが、最大一年間でしょう。大体、おまえのところはどう、おまえのところはどう、どうされるのか知らぬけれども、一年間の範囲でどのくらいの御見当で検討でしょうか。それから、それはいつごろ決めますか。もう決まって...全文を見る
○片山虎之助君 これで電波が整理されて有効利用ができるんで、例えばマルチメディア放送だとか、いろいろなことをやろうという計画がありますよね。この辺との支障はないんでしょうね、今回のこれで。どうですか。
○片山虎之助君 先ほども何人かの方が質問したように、やっぱりお金掛かりますよね。収入の方は入りにくくなってお金の方がダブルで掛かるので、ある意味ではダブルパンチ、トリプルパンチになるので、この損害補償をされるというお話ですけれども、これは何がどうと言いませんから、しっかりと話し合...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  時間が短うございますので、毎回同じことを申し上げますが、答弁は簡潔直截にお願いいたします。  まず、私の個人的なことから申し上げて恐縮なんですが、総務省という役所がある、自治省という役所がある。私も関係しましたけれども、その役所には...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ総理、総理が言われる、八月か何か知りませんよ、瓦れきを生活領域というか、第一次的な処理をやる、仮設住宅に入れる、原発の事故の一応の収束を見る、それまで総理は総理の仕事をやれますか。今、野党はどう言っていますか。復興基本法までは付き合うけれども、後については...全文を見る
○片山虎之助君 そこなんですよ、総理。野党や与党の一部は、総理ではめどが付かないと言っているんですよ、総理が辞めることでめどが付くと言っているんです。公債特例法だって二次補正だって、それに私も被災地に行ったということを申し上げましたが、スピードが遅い。あらゆることのスピードが遅い...全文を見る
○片山虎之助君 今、連立の話が出ましたけれども、ねじれ国会ですから、総理は、やっぱり政権運営や国会運営を考えると、ねじれの緩和だとか解消をお考えにならないけません。だから我々の方にも社民党にも連立を申し込まれた、うまくいかない。それから、震災が起こってからは自民党総裁に電話で大連...全文を見る
○片山虎之助君 今の民主と自民の大連立やりますと、衆議院では約九割ですよ、巨大与党ができる。参議院では約八割ですよ、巨大与党ができる。国会というのは内閣に対するある意味ではチェック機能、批判をするのが仕事ですから、私はそういう意味では議会制民主主義は大変おかしくなるんじゃないかと...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○片山虎之助君 どうも皆さん、御苦労さまです。  これから質問を始めますけれども、全体の時間が短いものですから、もう余分なことは要りませんから、単刀直入、ずばりだけの答弁をしてください。まああなたは黙っておっても結構ですからね、ひとつよろしくお願いします。  今日も既に質問が...全文を見る
○片山虎之助君 いや、もう簡単でいい、簡単で。できる、できないでいい。
○片山虎之助君 予算は。
○片山虎之助君 あなたもしかし、そんな官僚的な答弁をやったら駄目よ。政治主導の副大臣でしょう。ちゃんともう少し自分の判断入れて言わなきゃ。  福島の放射能の瓦れきはどうしますか。
○片山虎之助君 いや、そんなこと分かっている。だから、どうするんですか。いつまでにどうするというのを決めたんじゃないの。
○片山虎之助君 いつまで。
○片山虎之助君 そこで、瓦れきの処理は普通は市町村なんですよ、先ほど問題あったんだけれども。しかし、県に委託をすれば県ができるようになったんですよね。  ところが、私はそれでも不十分だと思う、あの実態を見ると。国がもう直接やるということを考えないと。だから、これは例えば法律改正...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、国がやるかやらないかを聞いているんだ。
○片山虎之助君 先ほどもあったけれども、やっぱりこれは国そのものがやるということの体制を、今回の場合は大規模だし、難しいし、市町村の方の能力がなくなっているんだから、だからそういうことを検討してもらわなきゃいかぬと思うんですよ。検討してくださいよ。  それからもう一つは、これは...全文を見る
○片山虎之助君 まあまあ結構ですわ。その程度の話になるだろうと思ったけれども。  そこで、今度は二次補正をお作りになるという話で、これも話がありましたが、一・五次なんというばかなことを言っちゃいけませんよ。予算というのは回数でやるんだから、最初が一次で、二番目に出るのは二次なん...全文を見る
○片山虎之助君 はい、結構です。  それで、この前も言ったけれども、原発に絡む地方税の減免ですよね。これは現実の損害、発生していない。車だって、それから土地だって家屋だって。しかし、これをまけないのは意味ないんですよ。これ、何かやるとかという話ですけれども、どうですか。
○片山虎之助君 こういう答弁をしてくださいよ、副大臣。いろいろ難しさやあれがあるのかとも思いますけれども、是非そういうことをお願いします。  そこで今度は次の質問なんですが、税と社会保障の一体改革、今日も何度も議論になっていますよ、この委員会で。何で地方の代表を元々あの集中検討...全文を見る
○片山虎之助君 地方はそうすると代表じゃないの。この国はね、あなたには釈迦に説法だけど、全部地方ですよ。東京だって地方だから。その地方の選挙で選ばれた、公選で選ばれた首長さんが代表で入らないというのは大体発想が良くないよ。勘違いだって総務大臣言ったけど、勘違いよりもっとひどい。い...全文を見る
○片山虎之助君 もうちょっと具体的に言わないと。例えば、今の国と地方の法定協議会みたいなものができたんでしょう、あの中に分科会をつくるとか、あるいは集中検討会議の中で何かやるとか、そういうことを言わないと。ええかげんなことを言って、それを答弁と思ったら、大臣になれませんよ。
○片山虎之助君 まあ、ちゃんとやってください。  そこで、二十日までにまとまるんですか、まとめるんですか。
○片山虎之助君 それで、今の地方の問題、どうしますか。地方は何にも聞いてくれないと言う。何か総務大臣に言うと、こっちの耳からこっちの耳に行ったという、音声として聞いたらしいと言う。そういうことをやっていいんですか。
○片山虎之助君 二十日までに間に合うんですね。
○片山虎之助君 最大限努力するというのは大抵できないということなんですよ、普通のときは。まあ大いに努力していただいて、頑張ってください。  そこで、総務大臣、あなたにこの委員会でも何度も、税と社会保障の一体改革は、与謝野さんの性癖や思想からしても、とにかく地方を排除して、丸々自...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、役割分担も二十日までに出るし、役割分担に基づく消費税収の言わば国、地方の配分というんですかね、それも出るんですね。
○片山虎之助君 この社会保障サービスの地方単独事業というのは本年度で七兆七千億あるんですよ。皆さんの三年後の推計は九兆二千億なんです。膨大なあれですよ。七兆七千億といったら消費税でいうと三%なんだから、消費税でいうと。これについてはいろんなものが私はあると思う。極めて公共性の高い...全文を見る
○片山虎之助君 元々、社会保障のサービスというのは、地方がやっているものを国が取って制度化したものたくさんあるんですよ、御承知のように。そういう意味では、国の補助制度の方が上部構造なんですよ。下部の単独事業というのがある意味では末端の社会保障サービス支えているんですよ。  そう...全文を見る
○片山虎之助君 じゃ、そこで、今総務大臣はこれから最後やるんだと言ったけど、誰がどういうことで仕分けるかですよ、それは。それは、今、与謝野さんのところでやるのか、あるいは国と地方の法律に基づく協議会的なものができたんだから、そこの分科会でやるのか、あるいは厚労省が中心になって関係...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、財務副大臣、来られていますね。それで、今の消費税は五%です、御承知のとおり。ところが、実質は地方が二・一八もらっているんですよ。それは、一パーの地方消費税と、あとは国の取り分の二九・五%が交付税の原資になっているのね、それが一・一八ですから、二・一八。国が...全文を見る
○片山虎之助君 そうなると、例えばこの次に五パー上げるか、三パーすぐ上げるか、二段階に分けるかもしれぬけれども、上げたときに、これは地方とまた配分せにゃいかぬということに恐らくなると思いますよ、今の単独事業の議論が発展して。そのときにどういう仕組みにするか。極めて複雑な制度になる...全文を見る
○片山虎之助君 櫻井副大臣に。
○片山虎之助君 もうちょっとあなた、わざわざ来たんだから、もうちょっと言わないと駄目だよ。
○片山虎之助君 終わります。
06月21日第177回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○片山虎之助君 片山でございます。  質問に入りますが、持ち時間が少のうございますので、答弁は簡潔にお願いします。要らぬことは要りません。ポイントだけでよろしゅうございますので。  それではまず、十八日に海江田さんが、今まで電力会社やなんかに安全対策を、追加か何か知りませんが...全文を見る
○片山虎之助君 十四日に回答して、だから十八日と。IAEAは直接の関係ないんですね。  そこで、一種の安全対策を、安全だということを言われたわけなので、経産省として。それは原子力安全・保安院はもちろんかんでいると思いますが、原子力安全委員会、内閣府の方のそれはかかわっているんで...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、経産大臣がそう言われたんだけれども、地元は、特に自治体の首長その他はなかなか納得しませんよ。それを納得させる自信ありますか。
○片山虎之助君 誠意は必要ですけれども、やっぱり客観的な条件が要るんですよ、あなたのところの保安院は国民にそんなに信用されていないんだから。もしそういうことをやるんなら、何で、原子力安全委員会というのがあるんだから、それに関与させませんか。  それから、事故の検証を徹底的にやっ...全文を見る
○片山虎之助君 原発が止まるのは我々も困るんですよ。今までは絶対原発は大丈夫という安全神話なんですよ。今は原発は絶対危ないという危険神話なんですよ。こういうことになっているんですよ。本当は真ん中ですよね。物事はそんなに極端にあるわけはない。しかし、このまま全部止まったらどうなりま...全文を見る
○片山虎之助君 経産省、どうですか。
○片山虎之助君 私の個人的な懇意な、知事さん方は、大変申し訳ないんですけれども、国に、特に経産省に不信を持っていますよ。また、いろんな細かい不満がある。そういうものをきちっと解消しないと進みませんよ。簡単に、大臣が再開してくれ、頼みますと、国の方針ですと。国の方針なんか聞くわけが...全文を見る
○片山虎之助君 いや、そうなんですよ。今、委員会できたんでしょう、検証の、調査の委員会が。まあいろんな形、内閣もやる、あるいは国会もやるのかもしれぬ、東電もやる、それ以外もやる。いろんなことをやっていますけれども、きちっと検証した結果、安全基準を変えないと。変えた安全基準でもう一...全文を見る
○片山虎之助君 お忙しければどうぞ。もう今の関係はこれでおしまいにします。  それから、瓦れきの問題を何回も取り上げさせていただいているんですが、問題は福島県の沿岸部や中央部の放射能絡みの瓦れきですよ。これについて、十九日に何かまとめて発表しましたね。これも簡潔に言ってください...全文を見る
○片山虎之助君 市町村がやるんでしょう。個別にシーベルトを測って物を分けて、処分場ですか、何か知りませんが、それから、そこへ仮置きをして最終処分場に持っていけなんということできますか。  あなた方の今のその処理方針を地元の市町村や県は納得していますか。
○片山虎之助君 説明をしただけじゃないですか。納得していませんよ。これから納得させるんでしょう。県はいいと言いましたか。
○片山虎之助君 納得できないときはどうする。地元が納得しないと言った場合に、できないとか納得しないと言った場合には。
○片山虎之助君 いや、それで、前から私が言っているように、やっぱり今回は特殊なんですよ、いろんな意味で。特に放射能絡みの瓦れきなんてもっと特殊なんですよ。そういうものは国が直轄でやる、そういうことが考えられませんか。何度も今まで申し上げている。
○片山虎之助君 今度、復興基本法が昨日通りましたから、復興庁はすぐはできないけれども、現地の復興対策本部というのはできるんでしょう。それはどういう形になるか知りません。あなたに聞いてもそれは無理かもしれぬけれども、そういうところが現地の市町村や県と十分話して、まず瓦れきをしっかり...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間がありませんから。  消防庁長官、お呼びしたのは、今回、消防団員の犠牲が相当おりましたわね。これは、いろんな意味でいろいろな影響を与えていますよね。例えば共済の関係、支援金の関係、与えているけれども、何か、せんだって新聞か何か読んだら、今まで団員の心のケ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、派遣をして、その人が見て、そしてその後はどうなるんですか。
○片山虎之助君 それじゃ、よろしく頼みます。  そこで、税の方に返りますけれども、せんだっても質問いたしましたが、今の消費税の中には、御承知のように五パーのうちの中には地方の取り分が二・一八ありますよね。それについては、これもメディアの報道なんだけれども、これは現行どおりと、既...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、今二・一八ですから二・八二ですね、これがそれじゃ社会保障目的税になるんですね、今の現行だけ言うと。
○片山虎之助君 そこで、今、あと五%上げようと、トータルで一〇パーにしようと。必ずしも与党の中が固まっておりませんので、私はどうなるか分からぬし、あるいはそう決まるかもしれませんが、その五パーについては地方の分も、これは五パーは社会保障目的税になるんでしょうが、そこをまず答えてい...全文を見る
○片山虎之助君 地方の言い分を十分聞いて、それから国民の目から見てなるほどという、そういう配分を是非していただきたいと、こういうふうに思いますよ。そうでしょう。与謝野さんが考えたようなことじゃ、なかなかこれは進みませんよ。それだけ申し上げて、おしまいにします。
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  毎回同じことを言いますが、時間が短うございますので答弁は簡潔直截にお願いいたします。  こういう時期だと、やっぱり松本さんの辞任問題を取り上げなきゃいかぬと思います。  松本さんもどういうつもりでああいうことをお言いになったか知り...全文を見る
○片山虎之助君 閣僚の数は大議論をして、あの橋本内閣のときに数を減らしたんですから、それはやりくりをせにゃいかぬのですよ。今回もやりくりでしょう。行政刷新相は官房長官の兼務。まあ、あろうことか、環境大臣は法務大臣ですからね。今、法務大臣が答弁していると違和感があってしようがない。...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、この延長国会、空転後の衆参の予算委員会を見まして、総理の続投意欲というのは何となく私も肌に感じますよ。しかし、総理、実際の国民の皆さんのお考え、各社が世論調査をやっていますけど、あれ見ると、総理の意欲と国民の認識は乖離してきていますよ。すぐお辞めになったら...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、総理の言われる一定のめどの、退陣いわゆる三条件というふうに今言われていますよね。私もいずれも重要な案件だと思いますが、総理、それは総理が自分が総理のときに自分の手で通さなきゃいかぬのですか。私はあの三案は重要な案件だと思いますよ、評価はいろいろ、議論いろい...全文を見る
○片山虎之助君 ところが、事態は、長い間の、総理になられて一年過ぎましたけれども、総理とのいろんな野党との関係の中で、やっぱりかなり状況はそんな簡単じゃないんですよ。総理がおられることが、むしろ全体の審議促進や法案成立に足かせになっているんですよ。それを自分の手でなきゃ駄目だとい...全文を見る
○片山虎之助君 ここで時間がなくなりましたんで、今の玄海原発を中心にした原発再稼働の問題ですけど、私は総理と経産大臣は一体の考え方で同じようにやられて安全宣言を出されたと思いますよ、二回もチェックされて。それが突然、昨日の朝か何かに変わる。いつ変わられたんですか、いつ状況変わった...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、総理が言うように、経産省と原子力安全・保安院だけじゃ国民の理解は得られない。私もそうだと思いますよ。何でそれじゃ、早く言わない。震災が起こり、原発事故が起こって何か月でしょう。百もう十日を過ぎていますよ。今ごろになって、この土壇場で、しかもいろんなチェッ...全文を見る
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○片山虎之助君 たちあがれ日本の片山虎之助でございます。  今日は片道ですから答弁は長うてよろしゅうございますけれども、ひとつ分かりやすい答弁を、長いときは分かりにくい。まあ分かりにくくするために長くするのかもしれませんが、ひとつ分かりやすい答弁をお願いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○片山虎之助君 約二兆円ですよね。中身は、例えば生活再建支援金は元々一次の組み方が良くないんですよ。国と地方の負担割合を変えましたから、これはいいとしましても、あとは地方交付税でしょう。地方交付税は国税が伸びれば当たり前なんです。これは当然のルール分で、地方の当然の権利としてもら...全文を見る
○片山虎之助君 いや、使途を何で決めないものを八千億も組むのかと言っているんですよ。あなたは、三次補正の組替え財源にするつもりなんですか。どうなんですか。
○片山虎之助君 その八千億はどう使うんですか。この使途は何ですか。
○片山虎之助君 国会をばかにしちゃいけませんよ。予算というのは使途を決めて国会の承認を得るんですよ。白紙委任の八千億で勝手に我々が使いますというんじゃ通りませんよ。あなた、そんなことも分からないんですか。
○片山虎之助君 白紙委任で国会に認めろというのはおかしいと、こういうことを言っているんですよ。これからその八千億の使い方を我々国会に相談してくださいよ。どうですか。
○片山虎之助君 震災ですからね、野党も認めざるを得ないんですよ。二次補正は我々も賛成ですよ。しかし、もっとちゃんとしないと、国会をばかにしたようなことはいけませんよ。  総理ね、総理の退陣の三条件というのがある。その一つが二次補正の成立なんですよ。ということは、これから続いて出...全文を見る
○片山虎之助君 いや、二次補正も私の退陣の条件の一つですということは言われたわけですよ、言い方はいろいろですけれども。ということは、三次はやらないということですかと言っているんですよ。今、三次のいろんな手続や順番聞きましたよ。そういうことじゃないんですよ。三次はやらないんですね。
○片山虎之助君 今の立場にいることのための条件をあなたは三つ挙げているわけですよ。その一つが成就するということは、その後のことはやりませんねと、こういうことなんで、今二次補正がこれで来週の早々にでも成立すれば後は三次補正ですよ。それから、その次は来年度の予算編成ですよ。これから絶...全文を見る
○片山虎之助君 総理、震災が起こってから四か月半ですよ。まだ復興予算ないんですよ。一次の、四兆何がしかの一次補正予算の補完のために中身のない二兆円だけ、額面の今二次を出しているんですよ。それ、着々とどこが進んでいますか。予算委員会でも、仮設住宅、瓦れきの処理、いろんなことを言われ...全文を見る
○片山虎之助君 いや、だから総理、いつまでを私は責任を持つと、これを上げたら必ず辞めると、しかしここまではやらせてもらうと、断固として責任を取ると、こう言うべきじゃないですか。今、灰色、うやむやの状態で続いているんですよ。それが私はいろんなことに大変大きな悪い影響を与えていると思...全文を見る
○片山虎之助君 ところが、結果は個人の見解になっているんですよ。  枝野官房長官にお聞きします。これは首相の個人的な遠い願望だと言われた。枝野官房長官、どうですか。
○片山虎之助君 経産大臣、海江田経産大臣、総理の発言についてどうですか、どういう御意見ですか。
○片山虎之助君 個人の見解じゃ困るんですよ。最初は個人の見解でもいいよ。言いっ放しじゃ駄目なんです。フォローをして、みんなの意見をまとめて内閣の意見にしないと。  私は、総理、ずっと総理を見ていまして、総理は法治国家だとか議院内閣制について正しい理解があるのかなと思いますよ。議...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○片山虎之助君 たちあがれ日本の片山虎之助でございます。時間の関係がありますから、早速質問に入ります。  今回の原賠支援機構法案、趣旨やスキームはそれなりに理解されますけれども、いろんな複雑な問題がありまして、いや、私はこれはどうなるのかと、こういうことでございましたけれども、...全文を見る
○片山虎之助君 はい、分かりました。ひとつ端的な答弁をお願いいたしたい。突っ込んだ国の責任というものを大いにこれから議論してください。それをお願いします。  それから、その次なんですよ。東電の損害賠償をほかの電力会社にも一般負担金で背負わせようということなんですよ。何だと言った...全文を見る
○片山虎之助君 それなら早くやりなさいよ。泥縄で事が起こって困って、お金にも。格好も付けなきゃいかぬからやっているんでしょう。いや、本当ですよ。今回何でやるかという私は説明が付かないと思う。  それで見ると、これも見直し条項のところにあるんだけれども、何か計数管理は別にあって、...全文を見る
○片山虎之助君 それから、何点かあるんだけれども、今回の機構は全く預金保険機構の引き写しなんですよ。運営委員会みたいなの八人おる、理事も四人、監事もいる、理事長もいる。本当にそれだけの事務量を考えてそういう組織にしたとは思えない。丸写しにしたんですよ、時間の関係もあって。こんなこ...全文を見る
○片山虎之助君 それから、この法律を見て驚いたのは、主務大臣が政令なんですよ。国の責任、国の責任、国の責任ある大臣の名前を何で書けないんですか。国会の関与を外すことに意味があるんですか、とまでは疑わないけれども、それは主務大臣がいっぱいおるから大変なんだと。分かりますよ、そんな法...全文を見る
○片山虎之助君 私が言ったのは、政令は国会の関与なく決まるから、内閣だけで。国会で決めてもらわな駄目だと言っているんですよ。誰が責任者で、我々は責任が追及できないじゃないですか。しょっちゅう主務大臣を入れ替えるなんということはしないと思うけれども、それはちょっと慎重に是非考えてい...全文を見る
○片山虎之助君 まあ三次補正ですからね、菅さんが総理じゃないかもしれませんので余りあれですけれども、その点を一つしたんですが。  菅総理、もう一つ、今、ばらまきを見直すということをやっていますよ、マニフェストを含めて、岡田幹事長が謝罪をしたり。それで、ばらまきはやめてもらわない...全文を見る
○片山虎之助君 時間がありませんから次のことに行きますけれども、脱原発依存、それは今、減原発になったようで、私は、方向としては国民も支持しているし、私個人もその方が正しいと思いますが、私は原発がゼロにできないと思います。原子力を選択肢から外すべきでないと思います。組合せはどう、割...全文を見る
○片山虎之助君 日本の周辺の中国や韓国やロシアのことは言ってはいけませんが、原発はやめませんよ。原発をどんどん増やしていく。そういうことになると、放射能を含めていろんな汚染が日本に及ぶ可能性も、そんなことは言ってはいけませんが、可能性としてはある。ここで日本が原子力を手を放したら...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
08月04日第177回国会 参議院 総務委員会 第21号
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○片山虎之助君 まず、復興実施方針について念のために何点か聞きたいと思います。これは別の委員会で質問したんですが、時間がないものですから、まあ毎回ないんですけれども。  そこで、今回の復興実施方針は十年間二十三兆ですよね。五年を集中投資で十九兆円、こういうことなので、これが第三...全文を見る
○片山虎之助君 それから、これは恐らく国費の集計だと思うんですね。国費が地方に補助金で行くと、事業費はまた地方負担が付きますから大きくなりますよね。国費だけかどうかというのが一点と、それに伴う地方を含む総事業費はどのくらいお考えになっているのか、ちょっと教えてください、五年、十年...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、インフラなんかの公共事業的なものは全部これで、十九兆円なり二十三兆で網羅していると。融資だとか民間負担とかいろいろ中にあると思うんですが、それは入っていますか、外れていますか。
○片山虎之助君 それで、五年間十九兆円で、一次補正が四兆でしょう、二次補正が二兆だから、六兆引くと十三兆。十三兆のうちに二兆四、五千億から三兆円ぐらいが税外収入というのか、いわゆる財産売払いやいろんなことを、埋蔵金か何か知りませんが、そういうもので十兆円の震災債というふうな、そう...全文を見る
○片山虎之助君 だから、十兆円か何か知りませんが、そのめどの震災債というのは普通の国債とは違う、だから償還期限も短くする。まあこれはいろんな議論があるのであれですが、問題はその償還財源ですよね。何にも決まっていないでしょう、簡単に言うと。
○片山虎之助君 いつまでに決めますか。
○片山虎之助君 そこで、社会保障と税の一体改革の方で、消費税はもう先に取っちゃいましたよね。だから、恐らく消費税は外れるんだろうと思いますけれども、そうなると法人税と所得税ですよね、酒やたばこはまた別に使うんでしょうから。そういう見当でいいですか。分かる範囲で結構です。
○片山虎之助君 いや、ここをしっかり決めないと、私、この前も総理に言ったんだけれども、赤字国債になりますよ。それから、私は、震災債の中でも建設国債的なものもかなりあるので、その辺をどう考えるかということをちゃんとやってください。  時間がありませんから、復興実施方針についてはそ...全文を見る
○片山虎之助君 私は、被災した人が最も望んでいるのは、元の場所に帰りたい、普通の生活がしたいなんですよ。創造的復興なんというような、何か歯の浮いたようなものじゃないんですよ。そういう意味で、まずそれを元に返す、普通の生活を返す、これを最重点にやってもらいたいんだけれども、この法案...全文を見る
○片山虎之助君 そこで問題は、住所を変えた人を元の、避難元団体とのきずなをつなぐというのは結構ですよ。それはいろんなことをお考えになっているようだから、それはやってもらいたいんだけど、住所変えない場合ですよ。それをエンドレスで四年も五年も十年も続いて、住所は向こうにあるんですと、...全文を見る
○片山虎之助君 それで、財政措置は避難先の方にもちろん見るわけですよね。見るわけでしょう。普通はこういう場合には事務の委託ですよね、避難元に見る。交付税ですか、財政措置。
○片山虎之助君 市町村の余り文句が出ないようにきちっと印を付けてやってくださいよ。それが一つです。  そこで、その税の方だけれども、固定資産税、都市計画税は課税免除区域は市町村が認定するんですね、一律じゃないんですね。  どちらでもいいけど、どうぞ。
○片山虎之助君 何でそんな面倒なことをやるの。  今、国が警戒区域その他で決めたところは、もうぴしゃっと全部課税免除地域にしたらどうなんですか。そういうところも取ろうというあれがあるんですか。
○片山虎之助君 この区域の中には、東電の固定資産税や都市計画税対象施設がいっぱいありますよね。これはどうするんですか。取れと言うの、取るなと言うの。
○片山虎之助君 まあ余り、もう時間がなくなったから、よく指導してあれしてくださいよ。  それから、先ほども答弁があったけれども、何でこんな課税免除をするかといったら、東電なんですよ。東電からしっかり求償して、東電からもらわなきゃ私最終的にはいかぬと思うんだけれども、こんなに非課...全文を見る
○片山虎之助君 一言だけ。法案には賛成します。運用に遺憾なきを期してください。  はい、おしまい。終わります。
08月23日第177回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○片山虎之助君 質問いたします。  この制度は、今までの質問でもありましたように、それは昭和五十一年ですか、軽油引取税の暫定税率を上げると。暫定というけど、暫定じゃありませんよね、ずっと続いているんだから。まあそのうちやめるのかどうか知りませんが。そういうことで業界の皆さんが大...全文を見る
○片山虎之助君 まあ効果があったということなんでしょうな。もうそう認めますよ。  ところで、これも質問にありましたけれども、通達というものがだんだん値打ちが下がってきて、これは余りそれにとらわれなくてもいいということで、各県が削減を始めるんですよ。私が得た資料だと平成十七年から...全文を見る
○片山虎之助君 交付税もらえるじゃないですか。交付税がもらえるじゃないの、交付金を出したら。交付税が増額になるんですよ。交付税で補填されるんですよね。交付税をもらえてもやっぱり切った方がいいという判断だったんですな。
○片山虎之助君 いや、まあそれはそうだけれども、ちゃんとそのための補填だからね。  そこで、今回この法律が通りますけれども、私も賛成ですし皆さん賛成だから通りますけれども、通った後、きちっとそれじゃ都道府県が交付するかしないかということになる。副大臣、どう思いますか、全部しても...全文を見る
○片山虎之助君 この法律は筋が悪いんですよ。これもどなたかが言われましたけれども、大体、地方税でしょう、一般財源ですよ、それを国の法律で、努力義務とはいえ強制するようなことは正しくないんですよ。私、賛成ですよ、この法案に。賛成だけれども、こういうことにならざるを得ないという今まで...全文を見る
○片山虎之助君 この一番の問題点は、できるときのこの経緯なんですよ。それから、私は、約束した以上、公で、業界の皆さんに、守らにゃいかぬと思うんですよ、交付金を出すと言うたら。そこにあるんで、だから、この法案には基本的に賛成しますけど、こういうやり方はこれはやめてもらわにゃいかぬ。...全文を見る
○片山虎之助君 参議院も今附帯決議を各会派で相談していますが、同じような決議になると思います。是非、そうなったら、衆参合わせて一遍決まったものは守ってもらわないと。しかし、もうこういうやり方はやめないと、それを最後に申し上げて、終わります。ありがとうございました。
○片山虎之助君 平成の大合併が終わりまして、平成の大合併の検証というのが私は要ると、功罪について一遍きっちり点検してみる必要があると思うんですが、今回の大震災で、本当に合併して良かったというところもたくさんあるんですよ。ところが、合併をしたから具合が悪かったというところもあるので...全文を見る
○片山虎之助君 私は、復興の一つのポイントは、やっぱりコミュニティー機能の回復だと思いますよ。それをしっかりと念頭に入れながら、やっぱり役場の機能もなくなっていますからね、そういうことを含めて対応してもらいたいと、こういうふうに思います。  ところで、今度の復興基本方針は十年な...全文を見る
○片山虎之助君 それと、今度、復興計画の方は復興債を発行するんですよ。まだ決まっていませんけれどもね、政府・与党の基本的なあれが。いずれにせよ、復興債を発行して財源を調達していろんなことをやるんだけれども、その中には当然、市町村の交付金みたいなものもあるんですよ、まあ一括交付金を...全文を見る
○片山虎之助君 合併特例債は、総額決まっていますけれども、枠が決まっているけれども中はもうかなり弾力的なんですよね。それで、ハードにはもちろん充てるんだけれども、ソフトには基金を通じてまた出しているんですよね。これをもっと緩めると、私はこういうものの規律、財政規律としてどうなるか...全文を見る
○片山虎之助君 期間だけ延ばす。
○片山虎之助君 それから、既に今日の答弁でも大臣のあれありましたけれども、この被災地以外の市町村の合併特例債を延ばすという御検討をされているのかもしれませんが、しかし、これは大変格差の議論が出ますよ。被災地と被災地以外の合併市町村と非合併市町村と、こうなったときに、被災地でないと...全文を見る
○片山虎之助君 今あなたが言われるとおりなんで、合併しているところで津波のおそれがあるんで庁舎その他を建て直すかどこかへ移転せにゃいかぬと。しかし、それは合併していなくても同じような状況のところはあるわけですよね。  それは地域防災計画ということになるのかどうか分かりませんが、...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
08月25日第177回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○片山虎之助君 今回の法案は大変な私は労作だと評価しているんですよ。中身はさることながら、数は多いわね、関係の法律、それから事項も多いしね。一次で大分苦労されて、今度二次も苦労されて、そこは敬意を表したいんだけれども、数の割には質が伴っていないと、こういうことなんで。  しかし...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、どうせ三次をやるんでしょう、三次一括法。そのときはどっとやってください。できますね。
○片山虎之助君 それじゃ、あんたは残らにゃいかぬがな。残れるの、まあ逢坂さん笑われるけれどもね。  そこで、それはそれで結構です。先ほども魚住さんから話があったけれども、国に対する寄附のあれをやめますよね。これは、私もそういう仕事を役所で若干やったんで、昭和二十九年の財政再建時...全文を見る
○片山虎之助君 まあ、そういう先ほども答弁だったわね。  しかし、これがなかなか難しいのよ。閣議決定か何かをされるお考えのようだけれども、そんなものはみんな忘れちゃうんですよ。国の方はどんどんどんどん替わるんだから、二年ぐらいで担当者が。だから法律なんですよ。閣議決定というのは...全文を見る
○片山虎之助君 どうも閣議決定だけではそこはちょっと心配だわね。  政令ということになるのか何か知らないけれども、そういう癖が付きゃいいですよ。癖が付きゃいいけど、いっぱい出てくるんです、これから。  というのは、これは財務省の予算査定にも絡むのよ。これだけ国が負担をする、金...全文を見る
○片山虎之助君 いや、立法措置してくれれば一番いいよ。それじゃ、今度そうやればいいんだよ。取る方を規制してくれればいいんだよ、出す方の規制じゃなくて。それも含めて検討してくださいよ。  それから、地方債について、どうも大臣は地方債の許可や協議が嫌いらしいけれども、今度のこの緩和...全文を見る
○片山虎之助君 いや、あなたは、今もう相当手間は省けているのよ、今の協議でも。ほとんど単なるお互いの話合いで終わっているんですよ。見てくださいよ。  それで、この場合に、全部そうならいいんだけれども、限定的にやって、後も残るんだから。それは、あなたが言うように、協議をするよりは...全文を見る
○片山虎之助君 これは国会の方の努力も実はあるので、それはそうなんだけど、政府の方も熱意はないわね。連合を始めとして、それは困るという意見も相当あるし。まあ、これは持ち越した次の議論になるけど。  そこで、地方の出先機関の問題やらなきゃいけません。ところが、聞くところによると、...全文を見る
○片山虎之助君 これは法制面と予算面もありますよね。来年度の当初予算はちょっと伸びるようですけれども、そういうことを踏まえてレールを敷かないと。簡単にできませんよ。簡単にできませんけれども、私は一つの方向だと思っているので、政府は総力を挙げて是非実施をしてもらいたいと思っている。...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、今あなたが言われたことは全部私は検討する必要がある大きな課題だと思いますけれども、その中でいえば地方自治が一番後でもいいのよ、あなたに悪いけれども。だって、そうでしょう。住民投票制度といって、公の施設の設置だけを住民投票にするとか、リコールでしょう。地方...全文を見る
09月29日第178回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○片山虎之助君 たちあがれ日本の片山虎之助でございます。  いつも私は質問に入る前に申し上げますが、答弁はできるだけ分かりやすく、私も分かりやすい質問を心掛けますから、是非お願いいたしたいと思います。  野田内閣ができて四週間ですね、約一か月弱。大変出だしの支持率はよろしゅう...全文を見る
○片山虎之助君 余りこっちがしゃべったら時間なくなるんですけれども、お人柄が実直で、シティーボーイでなくてカントリーボーイ風で、それから大変ドジョウ演説が良うございました、地を出したから。しかし、あなたはその後余り地を出さないようになったわね。この予算委員会でも大変無難な安全運転...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、最近、今ホットな話題ですけれども、小沢さんの問題なんですよ。  小沢さんに対する姿勢として、菅さんと鳩山さんと違いますか、同じですか。
○片山虎之助君 私から見ると、私個人ですよ、野田総理は最初は反小沢ですよ、そのうち中小沢になって、今は親小沢じゃないかと思っている。私はこの問題、いろんな議論がありましたけれども、説明責任を、司法がどうであれ国会議員として、元民主党の代表として私は果たすべきだと思っている、果たす...全文を見る
○片山虎之助君 私が言っているのは、説明責任を果たすようにトップとして、リーダーとしてお勧めになった方がいいんじゃなかろうかと、私はそう申し上げているんで、証人喚問云々の話はまた別のことですからね。総理、こういうノーサイドは良くないんですよ。これ以上この問題をやっているとらちが明...全文を見る
○片山虎之助君 何でも政治家がやるのが、政務三役がやるのが政治主導だと、大間違いですよ。政と官の役割分担の上に政治の責任、役割というのを考えないかぬのですよ。  そこで、総理、固有名詞に関係するようなことを言うのは嫌ですけれども、野田内閣は直勝内閣と言われているんですよ。チョッ...全文を見る
○片山虎之助君 総理は、お聞きしますと、松下政経塾の一期生で優等生だったそうですが、復興や原発をやるのは当たり前なんですよ。国際経済の中で日本経済を守るのは当たり前なんですよ。総理はどういう国家をつくりたい、どういう国民になってもらいたいと思っていますか。
○片山虎之助君 ちょっと抽象的で気に入りませんけれども、時間がありませんので。  そこで、この本年度の第一次補正、第二次補正で六兆円組みましたよね。執行状況はどうですか。
○片山虎之助君 遅れていると聞いているんですよ。執行率はどのくらいですか。
○片山虎之助君 それで、三次が震災関係が九兆ぐらいだと言われているんですよ。そうすると、十九兆円で五年でしょう、そのうちの六兆にプラス九兆で十五兆円使うんですよ。第四次補正はお考えですか、第四次補正。
○片山虎之助君 原発関係が何にも入っていないんだから増えるに決まっているじゃないですか。しかも、まだ初年度じゃないですか。あと四年あるんでしょう、十九兆円が。本当は十年あるんでしょう。それは金が足りなくなるのは当たり前じゃないですか、どうするつもりですか。
○片山虎之助君 いやいや、だから、どうせ足りなくなって事業規模が膨らんで、その財源が議論になるんですよ。そこで今、日本には九百兆円借金があるんですよ、国が七百兆、地方が二百兆。その償還については、それなりの努力はしているんだけれども、しっかりはしていませんよね。ところが、この九兆...全文を見る
○片山虎之助君 私ももう少し入れてくださいよ、早めにいきますから。まあ、もうしばらく頑張らせてください。  それで、全体をどうするか考えながら、その中でこの十一兆や九兆を考えるべきなんで、何か今回だけばたばたばたばた。復興債を充てればいいんですよ、昨日も。増税なんかすることない...全文を見る
○片山虎之助君 いや、元財務大臣なんですよ、こういうときだけ熱を入れるの。もっとほかのことも熱を入れてくださいよ。九百兆のをそんなに真面目にやっていますか。守られたことは全くない、いろんな案を作るけれども。十一兆はがんじがらめに、ぎしぎしに返そうとしている。私はバランスが取れない...全文を見る
○片山虎之助君 本当に分かりやすいのは私が言う方だ。
○片山虎之助君 二%ね。
○片山虎之助君 簡単にいくわけがないですよ。たばこ税は大議論がある。JT株だってエネルギー関連の株だって、そんなもの簡単に売れますか。時間を掛けていろんな調整をやって、その後きちっと決まったら、それを財源にすればいいんですよ。今ばたばたばたばた増税を決める必要は全くありませんよ。...全文を見る
○片山虎之助君 九百兆に比べれば。
○片山虎之助君 総理、私は九兆返すななんて言っていない。九兆も返さないかぬけれども、九百兆あるんですよと言っているんですよ。全部を返してくださいよ。全部をきちっと償還の計画作ってくださいよ。それは時間が掛かるに違いないから、今こういう部分的な帳じり合わせの増税メニューを出すことが...全文を見る
○片山虎之助君 あなた、千葉の県議をおやりになったんでしょう。地方自治の重要性、地方分権の必要性というのはお分かりですか。松下政経塾で勉強されたんじゃないんですか。いかがですか。
○片山虎之助君 衆議院の予算委員会で自民党の政調会長に民主党の基本理念を三つ言われていて、一つだけ合格したそうですね。それが分権社会なんですよ。あなた、分かっているじゃないですか。やってくださいよ、是非。ここで止めては駄目なんで、国家公務員の人件費の二割カットもやってくださいよ、...全文を見る
○片山虎之助君 もうちょっとありますからね。
○片山虎之助君 TPPのことを申し上げますが、TPP。これは、国民的論議の上で国民の賛成を得なけりゃ私は参加できないと思っている。そのためにはもっと情報開示せないけません。  TPP協定の日本語訳というのはあるんですか、定番が。外務大臣。
○片山虎之助君 ないものでこれだけの大議論をするのはおかしいじゃないですか。もっとそれは情報開示をして国民に知らせないと。  例えば政府調達なんかが今の協定で、今の四つの協定でですよ、これが施行されると市町村なんか壊滅しますよ。外国企業を入れなきゃいかぬようになるんですよ、物品...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
10月27日第179回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○片山虎之助君 よろしくお願いします。  今日は川端大臣の最初にする質問ですから、基本的なことを何点か中心にお聞きいたします。時間が短いものですから、ひとつ簡潔にお願いいたします。  まず最初に、いろんなことを聞こうと思ったんですが、私はやっぱり野田政権になって一番心配なのは...全文を見る
○片山虎之助君 所信表明や施政方針演説は読会やるでしょう、閣僚みんな集まって。ここを直してくれ、これを入れてくれ、これは落としてくれと。どうもメディアの一部の連中が言うには、川端総務大臣はもうちょっと丁寧に言えと言ったらしい。ところが、総理の方が、首相の方がけったという話が流れて...全文を見る
○片山虎之助君 あしたありますからね、二回目の所信表明が。この一か月でまた二回あるというのは珍しいんですよ。何をお思いになっているか。地域主権改革の反省も入っているのかもしれない。TPPもあるんでしょうけど。  そこで、川端新総務大臣はこれからの地方分権改革で何をおやりになりた...全文を見る
○片山虎之助君 総務大臣には頑張ってもらわにゃいけませんがね、民主党政権としては国家公務員の人件費二割カットなんですよ。国の地方出先機関原則廃止なんですよ。この受皿を近畿圏は都道府県が連合をつくってやりますと言っているんです。九州地方知事会も受けますと言っているんです。ほかのとこ...全文を見る
○片山虎之助君 今までの二つの政権は有言不実行なんですよ。しかも、言うことが時々間違いがある、普天間を始め、もう言いませんよ、いろんなことを。だから、是非この政権、少なくとも川端大臣と自見大臣は有言実行でやってください。是非よろしくお願いいたしたいと思う。  そこで、法制局長官...全文を見る
○片山虎之助君 いっぱい出ているじゃないですか、見送るって、人勧は。皆さんが先に出した臨時特例法、マイナス七・八%の方をやると。どうしてですか。おかしいんじゃないですか。まだ決まってないんでしょう。今日でも決まったことを前提に答弁があったじゃないですか、ずっと今さっき。
○片山虎之助君 いや、その精査はおかしいでしょう。人勧はいい悪いはありますよ、あるけれども、これは労働基本権制約の代償措置なんだから。まあ何とかの一つ覚えなんで、これをやるかやらないかを決めないで、自分の方の都合で出したマイナス七・八だけやるなんというのは筋が違うんですよ。優先順...全文を見る
○片山虎之助君 もう分かった、そんなことは。同じことを言うなよ。
○片山虎之助君 それは当然なんですよ。人勧のマイナス〇・二三とマイナス七・八の方は、根拠も趣旨も内容も違うんですよ。こんなもの、数字が中に入って、マイナス七・八が大きいから、当然中に入っているなんというのは、これはむちゃくちゃな話ですよ。こんなばかな話ありませんよ。小さい方を大き...全文を見る
○片山虎之助君 長官、値切ったことはありますよ。後に送ったことはありますよ。しかし、全くネグって何にもしなかったことはないんですよ、今まで、人勧の歴史で。しかし、今回は何にもしないということになる。マイナス七・八をやるから人勧の方は完全にネグるということになる。こんなことは、今の...全文を見る
○片山虎之助君 総務大臣、やるんなら両方やりなさいよ、マイナス七・八がそんなにやりたいんなら。私はこれは本当は問題だと思っているけれども。人勧をやって、その上にやったらいいんですよ。どうですか。
○片山虎之助君 人勧の方は百二十億ですよ。皆さんの方は二千九百億なの。額を合わせたければ二千九百億の方を削ったらいいんだ、百二十億だけ。そういう操作は幾らでもできる。大体一〇パーカットをマイナス七・八にしたんだから、いろんな管理職やなんかの差を付けて。どんなことでもできますよ。 ...全文を見る
○片山虎之助君 臨時特例法も、これは本当は問題なんですよ。人勧もなくて、マイナス七・八って大きいよ。元々マニフェストや何かにそういうことを書くからなんですよ。しかも、職員団体の同意を得たといって、連合系だけでしょう。彼らの構成は二三%でしょう。七七%は別に、むしろ反対なんだから。...全文を見る
○片山虎之助君 また、労働協約締結権を与える方の法案も、私はこれいろいろ問題があると思います。これはもう時間がありませんから、またやりますけれども、是非、あしたどういう決定をするのか、十分注意して見させていただきますので、今日の議論を踏まえて、総務大臣、しっかりした納得がいく政府...全文を見る
○片山虎之助君 もう郵政は長い間国会で議論してきたんですが、ユニバーサルサービスを守ることと郵便局ネットワークを残すことは各党ほぼ異議がなかったんです。しかも、今は五つに切られて、実際出たところは四つですけれども、要員や体制が非常に窮屈になって効率的でなくなっている、見ていると。...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
11月16日第179回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○片山虎之助君 たちあがれ日本の片山虎之助でございます。何点か質問いたしますけれども、答弁は簡潔直截、分かりやすくお願いいたしたい、このように思います。  野田政権も発足以来二か月半でございまして、そろそろマスメディアとのハネムーンも終わる、TPP、消費税という二大関門が待ち受...全文を見る
○片山虎之助君 野田総理、あなたは大変低姿勢で真面目だから、実直だから長期政権になる可能性があると言われなかったですか。(発言する者あり)
○片山虎之助君 それは、今やじのとおりなんですよ。中曽根さんのよいしょですね。  戦後の長期政権というのは四人なんですよ。佐藤栄作さんが一番長い七年八か月、吉田茂さんが二回やって七年二か月、その次が小泉さんなんですよ、五年五か月。中曽根さんが約五年ですよ、四年十二か月何日ですよ...全文を見る
○片山虎之助君 震災復興や原発の収束や経済再生は誰でもやらなきゃいかぬことだと、今のトップリーダーは。それ以外の大きなテーマがあるかないかですよ、覚悟と器量ということは。  そこで、今言われた、総理の言われたTPPですけれども、この私は総理の対応は大変に不満で遺憾ですよ。国論を...全文を見る
○片山虎之助君 じゃ、あなたは努力されましたか、このTPPでコンセンス形成の、与野党のいろんな意見調整をおやりになったんですか。総理がやったのは、一日延ばしたことと、もう一つは、交渉参加に向かって協議という訳の分からない霞が関でしょっちゅう使うような文言を入れたことだけじゃないで...全文を見る
○片山虎之助君 一日延ばしたのは、衆参の集中審議がありましたから、その後に送ったんじゃないかって憶測されている。悪く言われている。  それから、今の交渉参加に向かって協議に入るというのは、交渉参加が前提ですか、前提でないんですか。どういうことなんですか。この協議によっては入らな...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、だから協議によっては入らないと、交渉参加しないこともあると。協議は瀬踏みでしょう、こちら側の。入れるか入れぬかは向こうの勝手もあるんですよ。そこのところを大変使い分けられていますよ。  協議に入るというのは最近言い出したことなんですよ。一日延ばしてから...全文を見る
○片山虎之助君 だから、後のスケジュールがよく分からないんですよ。  この間のハワイのAPECの首脳会議で、入れてもらえなかったんだけど、日本は。九か国でしょう、このTPPの関係で。大枠の合意はして、若干残っているのは十二月にやって、来年中にルール化するというんでしょう。日本は...全文を見る
○片山虎之助君 来年の秋はアメリカの大統領選挙ありますからね。それは再来年になるという意見もありますよ。  そこで、もう昨日から今日から毎回のように質問をお受けになっている、アメリカとの食い違いですよ。アメリカは全部テーブルにのせると、総理はそうじゃないと、こういう、先ほど聞い...全文を見る
○片山虎之助君 アメリカは認めながら、私は悪く勘ぐりますよ。悪く考えりゃ、アメリカは既成事実を積み上げている、全ての品目やサービスをテーブルにのせようとしているんですよ。  それに、考えてください。ああいうことをアメリカが発表してあなたが別のことを発表して、あなたが日本の国会で...全文を見る
○片山虎之助君 いや、だからそこを言っているんですよ。なめられているとは、私はそういう言葉は使いませんけれどもね。アメリカと野田さんの、あなたの信頼関係がどうなっているかと、それを壊してもアメリカは構わないと思っているのかどうかと、こういうことについての今総理の心証を聞いたわけで...全文を見る
○片山虎之助君 クリントン国務長官は十月十四日にニューヨークの経済団体の講演で、日本が入ってくれるのは大変有り難い、これでTPPの役割が広がると、こう言いながら、何で日本が入るかという、三つあると言っているんですよ。一つは、韓国製品の輸出でアメリカを中心に追い上げられるということ...全文を見る
○片山虎之助君 本当の日米同盟、日米の友好関係のためには、アメリカの要人が正確でないこと、誤解に基づくということは私は正すべきだと思うんですよ。今のその全ての品目、全てのサービスの自由化のテーブルというのも私はそうだと思うんです。  そこで、総理、この委員会であなたは、守るべき...全文を見る
○片山虎之助君 保険医療はいやに明快なんですよ。これははっきり守ると。美しい農村を守るって何を守るんですか。米を守るんですか、牛肉を守るんですか、小麦を守るんですか、砂糖を守るんですか、何を守るんですか。コミュニティーを守るんですか。それから、伝統文化ってこんな抽象的なものは何を...全文を見る
○片山虎之助君 美しい農村を守る交渉をどうやるんですか。ちょっと分かるように言ってください。国民はみんな分かりませんよ。伝統文化の何をどう守るんですか。それ言ってくださいよ。
○片山虎之助君 迂遠な話で、しかし、それを交渉する皆さんは、お役所を含めて、私はそんなに外交力、交渉力が強いと思わない、いろんなことを見ていると。そんな今みたいな迂遠な、抽象的な、一般的な、守れるわけがないじゃないですか。どうやるんですか。
○片山虎之助君 私は時間がありませんから。もう少し議論をしたいと思いますけれども。  しかし、今まで日本は、日米交渉でも、あるいはWTOの各種の交渉でも農業を守り抜いてきたんですよ、先人が大変な苦労をして、農業、米を中心に。これを捨てるんですね。あなたは、医療制度については極め...全文を見る
○片山虎之助君 総理は、何が何でもTPPにしがみつくわけじゃないと、国益を害するんなら思い切って入らないと、こういうことを言われたんですが、そうですね、もう一遍確認しますけれども。
○片山虎之助君 私は、十分な理屈があって、堂々と入りませんと、それを国民が支持して、国際的なある程度の理解ができたら、アメリカという国は認めるんですよ。これは民主主義の守り本尊だと自分で思っているんだから。  しかも、きちっと民主的な手続で国会がその意思を表し、国民が支持し、国...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、よくしゃべられました、熱意を込めて。  論旨がいい悪い、私は賛成か反対かは別ですけれども、総理は外国ではおしゃべりと言われているんですよ。日本ではだんまりと言われているんですよ。あなたが記者会見もしない、ぶら下がりも拒否する、これが国民の八割、九割はお...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
11月17日第179回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○片山虎之助君 今回我々が審議している第三次補正予算は本格的な復興予算と、こういうことですが、遅いですわね。発災以来もう八か月を過ぎているわけですからね。東北は、日本中が冬ですけれども、東北は冬が早い。これ、来週早々にあるいは通るかもしれませんが、成立するかもしれませんが、執行は...全文を見る
○片山虎之助君 大部分繰越しになると、来年度予算とごっちゃになるんですよ。それから、執行体制が完全じゃありませんよ、今の被災県や被災市町村は。これは考えてやらないともうごちゃごちゃになりますよ。  そこで、私は今回の、歳入については大変議論があるんだけれども、財源の方には、しか...全文を見る
○片山虎之助君 震災というのは非常時なんですよ。手間や手続や時間を考えると、私は国費の十分の十にして、やらせるのは場合によったら地方にやらせてもいいけど、その方がずっと合理的なんですよ。それがまた同時に親切なんですよ。そういう考えがないわね。  それから、言いたくないけど、立地...全文を見る
○片山虎之助君 人事院総裁、また呼んで申し訳ないんですが、簡単に答えてください。  このままじゃ困るでしょう。あなた、是非やってもらいたいわね。  それから、今の七・八が人事院勧告内包しているって、もう日本語の使い方がむちゃくちゃになっている。内包しているわけがない。外、外な...全文を見る
○片山虎之助君 両方やらないということは何にもならないんですよ。まず憲法違反を解消する、法治国家として筋を通す、人勧もやりなさいよ。それから、どうしても臨時特例法がやりたけりゃ、また国会で議論して、野党の理解を求めて通すべきなんですよ。このままでは、まあそれは公務員の皆さん給与の...全文を見る
○片山虎之助君 労働基本権制約の代償措置ですよ、もう同じようなことを何遍も言うのは。それをまずやらないと駄目なんですよね。やらない場合には、お金がなくてどうしてもあれなんで、そういう場合なんですよ。皆さんは、本来の憲法に基づく代償措置じゃないやつをもっと切り込もうとしているんです...全文を見る
○片山虎之助君 技術的な問題は、あなたがそう心配せぬでもいい。それは専門家がおりますからちゃんとやりますよ。基本を私はしっかりしてもらいたい。しかも、早急に結論を出さないと、みんな迷惑する。国の威信が懸かるとまでは言いませんが、私は懸かると思うんです。  そこで、地方公務員はど...全文を見る
○片山虎之助君 都道府県と政令市は人事委員会がありますから、これは勧告しますよね。それを基にして大体やると思いますよ、都道府県は、政令市は。市町村はそれに準ずると思いますけれど。  皆さんがお好きな臨時特例のマイナス七・八の切り込みは、これはもう地方の自由ですね。やった方がいい...全文を見る
○片山虎之助君 皆さんの決定は、地方公務員法の趣旨にのっとって適切な措置と書いてあるんですよ。これはもう役人用語で意味がないということ、中は。今の御答弁を聞くと、各地方団体が独自に判断してやればいい、やらなくてよろしいということですね、確認しますけれども。
○片山虎之助君 私が言うのは、それは地方が勝手に決めるんだけど、問題は地財計画の中でその財源所要額を措置するかしないかなんですよ。それがみんな大変関心があるんですよ。それはいじりませんね。
○片山虎之助君 それじゃ、国家公務員法の給与改定の方は早く決めてくださいよ。  それで、厚労副大臣が来られていますけれども、子ども手当、今度何て呼ぶんですか、あれは。児童手当ですか、子ども手当ですか、子供に関する手当ですか、新子ども手当ですか。
○片山虎之助君 九百六十万以上は、所得の、これは所得制限が入るんですよ。それは三党合意で私どもも納得ですけれども、実際はそれより下も年少扶養控除がなくなることによって減るんですよ、手取りが。五百万から八百万、この階層も。それについてはかわいそうじゃないですか。いいんですか、ほっと...全文を見る
○片山虎之助君 各党は、それは手取りが減ってもいいと、負担が今より増えてもいいという、そういう合意だったんですか。まあまあ、それをあなたが言うのもあれだけどもね。
○片山虎之助君 それで、問題はまたお金なんですよ。地方はこれで四千四百億増えるんですよ、負担が。御承知のとおりでしょう。前の児童手当は一対二だったんです。これは地方が二で国があれなんだけど、子ども手当分は丸々国費だったんです、十分の十。それを今度は一対一にするという発想はどういう...全文を見る
○片山虎之助君 あのね、地方を納得させないけませんよ。  また、もう時間がないから細かいこと言いませんけれども、何らかの代わる手当て、財源措置を検討するなり、税を含めて、そういうことをやってくださいよ。地方がやっているんだから、現場で、実際の仕事は。地方が納得せないけませんよ。...全文を見る
11月17日第179回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○片山虎之助君 大変短い時間ですが、質問いたします。  当委員会でもTPP交渉参加問題が過熱しておりますけれども、問題は農業をどうやって再生させる、振興するかなんですよね。我々TPPに入ろうが入るまいが私は緊喫の課題だと、こう思っておりまして、せんだって何か政府の方でおまとめに...全文を見る
○片山虎之助君 まず、方針や施策は打ち出してもらわなきゃいけませんが、予算ですよね。何か第四次補正をやるらしい。財源があるからやるのかどうか知りませんが、これは安住大臣の方ですけれども、もし本年度の第四次補正をやるんなら入れてくださいよ、まず。頭出しをやってくださいよ。それから、...全文を見る
○片山虎之助君 予算をしっかり見せて、農業関係者というんですか、安心をさせてもらいたいと思いますよ。今、本当に不信ですよ。是非よろしくお願いします。  それで、時間がありませんので、次に、今回のホノルル宣言を見ますと、いろんなことを書いているんだけれども、その中にエネルギー効率...全文を見る
○片山虎之助君 域内四五%、誰がチェックするかですよね。それから、もし、各国ごとに四五%ということにならないんだろうけれども、そういうことになると日本は大変ですよ、一番効率のいい先進国ですからね。  そういう意味で、CO2カットで鳩山元総理大臣が妙なことを言われて大変経済界はシ...全文を見る
○片山虎之助君 エネルギー基本計画。
○片山虎之助君 それじゃ次の質問。タイの洪水なんですが、大分収まりかけたとかという話ですが、バンコクも、あれ二割か三割ぐらいは冠水して大騒動ですけれども、今後、地球温暖化が進む中で私は大洪水はもっと起こるんじゃないかと思いますよ。海面の水温が上がっているんだから蒸発しますよね。そ...全文を見る
○片山虎之助君 このタイの洪水の話は平成六、七年ごろから、正確じゃありませんよ、タイの方からも要請があって、日本のJICAか何かが案を作ったんですよ、洪水対策の。ところが、金が掛かり過ぎるというので政府が握り潰すんですよ、細川政権か何かね、六、七年というのはそのころですよね。それ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、その調査の結果で、政府としてはそれを受けて、何か今後の洪水対策や災害対策にこうやろうということを御検討される用意はありますか。
○片山虎之助君 こういうことで具体的な貢献をしていくということは私は本当に必要なんで、ODAもそういうことに生きた使い方を是非してもらいたいと思うんですよ。どうも外務省はそういう感じじゃないんですが、いかがですか。
○片山虎之助君 これで予算が、三次がこれが通りますと、一次、二次、三次でしょう。三次なんというのは今年度中に使えるかどうか、私分からないと思っているんです。全部繰越しになる可能性がある。一次、二次だって、これはきちっと報告してもらわなきゃいけませんが、かなり執行が遅れていますよ。...全文を見る
○片山虎之助君 いや、繰越しの手続なんというのは当たり前ですよ。使えないものをどんどんどんどん積んでいってどうするんですか。それでまだ第四次補正をやろうというんでしょう。何を考えているのか。受皿の方のことも考えなきゃいけませんよ、地方自治体の方も。そういう執行体制ができているんで...全文を見る
○片山虎之助君 執行体制を言っているんです。
○片山虎之助君 財務大臣は調子はいいですけどね。頼みますよ、しっかりと。  終わります。
11月29日第179回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○片山虎之助君 何点か質問させていただきます。  まず一つは、第三次の補正予算が二十一日に通りまして、本格これで復興予算が出そろったわけで、復旧復興費はこれ十五兆円ですね。この数字が多いのか少ないのか、議論はありますよ。まだ四次補正をやると言ったり、来年度の予算で復興関係が四兆...全文を見る
○片山虎之助君 まあ都合のいいことだけ言ったらそういうことになるのよ。予算の執行ですよ。それで、そういう補正はないなんていうのは駄目ですよ。当初と一緒でなきゃできないなんていうことは、財務省なんか人間いっぱいおるじゃないの。ちゃんと仕組みをつくらないと。  それから、あなた、三...全文を見る
○片山虎之助君 それで、今度、事業費がじゃぶじゃぶになって、今度は被災の市町村や県がやれないんですよ。技術屋がいないとか仕組みがどうだとか重機が何だとか、そういうものを応援する体制をつくらないと。必要なちゃんと能力がある人を送り込むなり、期間限ってもいいですよ、そういう人的な応援...全文を見る
○片山虎之助君 国の地方出先機関が重要なんですよ。今度、復興庁ができて、復興局をつくるらしい、三県に。これが機能するかどうかなんですよね。既存の地方整備局や地方農政局やいろいろあるでしょう。それと県と市町村と、その連携と一種のシステム化をしないと、膨大な予算が残っちゃいますよ。 ...全文を見る
○片山虎之助君 松原さんともあろうものが読んじゃ駄目よ、あなた。  まあとにかく、時間が余りありませんけれども、ちゃんと今度の復興局と地方整備局との連携だとか何かをちゃんとやってくださいよ。地方整備局が割に良くやっているといういろんな話を聞いていますけれども、それはまあこれがま...全文を見る
○片山虎之助君 言われるとおり、農業の崩壊が地域経済に大打撃を与えるだろうということね。それから、説明不足なんだから、医療だとか食の安全だとか雇用だとか金融だとか、そういうことにみんな不安なんですよ。地方自治体がまあしようがないやということにならないと、国民納得しませんよ。  ...全文を見る
○片山虎之助君 いや、今言ったような地方経済や地方そのものに対する影響についての少し勉強や調査研究をされませんか。恐らく、これからTPPをどうするかというのは大変な長期戦の話になる。私は大変疑問を持っているんですよ、TPPに、予算委員会その他で質問したようにね。だから、場合によっ...全文を見る
○片山虎之助君 この間の大阪のダブル選挙で維新連合コンビが勝ちましたよね、橋下さんや松井さんが。これでいろんな大きい影響、波紋が出てくるんだけれども、もう一つ出てくるのが国の地方出先機関の原則廃止ですよ。一番その府県が広域連合をつくって受皿づくりを熱心にやって、やめてくださいと言...全文を見る
○片山虎之助君 年内といって、もう十二月ですよ。来年の通常国会といったらすぐですよ。それで法案を出せるんですか。それだけの準備が進んでいる、それだけの熱意があるとはとっても思えないな。  地方整備局をお持ちの国交省、どうですか。松原さん、読まずに。
○片山虎之助君 強めるところだけ自分の言葉じゃないの、副詞句だけで。  前の国交省の事務次官は官房副長官したからやる気がないんじゃないかといううわさがうわっと霞が関に広がったんですよ。いや、むしろ私は逆だと。そういう中心におった者が入ることによってやりやすくなるんだと。どうです...全文を見る
○片山虎之助君 大臣、年内にまとめるんですな。
○片山虎之助君 それで、来年の通常国会が一月から六月まででしょう。まあ予算関連法になるのかどうか知らぬけれども、三月には出さにゃいけませんよ。出すんですね、法案を。
○片山虎之助君 ここでそれだけ言われたんだから、しっかりとそれは守っていただかにゃいかぬと、こういうふうに思います。  そこで、橋下さんが大阪都構想というのをやっていますわね。彼が都というのを思い付いたのは、知事になってみて、市長にあの人が薦められたんだけど、それを断って知事で...全文を見る
○片山虎之助君 地方制度調査会もいいんだけど、時間掛かるわね。それは、今度の橋下さんや松井さんはそんなあれは悠長じゃないわね。そういう意味では、今度の大阪都構想は、私は日本の議会制民主主義と地方自治が問われるあれだと思うんですね、どういう対応をしていくか。ちゃんと、待つんじゃなく...全文を見る
○片山虎之助君 東京都が繁栄というのか、これだけあれなのは、都制度だからじゃないんですよ。そこが私は橋下さんやなんかに若干の誤解があると思う。入れ物や制度が都制度だからうまくいっているんじゃないんですよ。日本は一極集中の構造があるんですよ。意思決定の権能がほとんど東京なんですよ、...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○片山虎之助君 短い時間ですが、何点か質問させていただきます。  まず一つは、周波数のオークションの問題なんですけれども、私は先月の行政刷新会議でこのオークションが取り上げられたことにびっくりしたんですよ。  国会では、あれ四月だったか五月だったか、通常国会で電波法等の一部改...全文を見る
○片山虎之助君 会議といっても、法的根拠があって一定の資格基準をしっかり持った人を選んで、それだけの知見や経験や何か、誰が見てももっともだという人は、それは議論して結論を出さないと。私は、個別の事業仕分ならまだ許せるというんですよ。政策をそういう正当性もない、したがって権威もない...全文を見る
○片山虎之助君 このオークションなんかは国会が結論を出しているんだから、四月か五月かに。それを踏まえて、そういうことを例えば会議で取り上げたいと言っても、皆さんがそれは駄目だといって言わないとそれはおかしいよ。しかも、今度の政策仕分は提言型というところを見ると、言うだけなんだね。...全文を見る
○片山虎之助君 いや、政策をつくって策定をして実行して、それをチェックするのはまさに内閣や国会の仕事なんですよ。そんなの、訳の分からぬと言ったら語弊があるけれども、そういう会議がやることじゃないんですよ。提言するんなら、まあ、それはいろんな提言があるんだからやむを得ないかもしれな...全文を見る
○片山虎之助君 今パブリックコメントをやられて、年内に何か……(発言する者あり)十二月十二日まででしょう、パブリックコメントは。それで、後……(発言する者あり)ああ、オークションについてのパブリックコメントですよ。  そこで、世界の国を見ますと、OECDの国はほとんどやっている...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間がなくなりましたので、それじゃ次の問題に入ります。  次は復興増税について、前回、私は総務委員会で聞こうと思ったんだけれども、時間がなくてやめたんだけれども、国の場合とは違って地方の場合には、復興増税で、まあ住民税なんだけれど、取るところと、実際、緊急の...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、だから、その入ったものと出るものの調整は交付税の基準財政収入と需要の操作でやるんでしょう。じゃ、それも実は私は若干問題だと思っているの、不交付団体はどうするんですか。その二割はどうするんですか。いや、そういう問題があるけれど。  それで、全体の、何かあ...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、だから、補助事業なら分かるんですよ、補助事業の裏負担なら、ある程度国も関与して。単独事業の減災・防災事業というのは全くノーチェックで、うわっとした計画を作ったり作らなかったりして、それはいいんですか。その金のことだけをいうと、うわっとした計画を作った方が...全文を見る
○片山虎之助君 それから、三次補正では、復興交付金だとか復興特別交付税といって、初めてでしょう、こんな特別交付税は、交付税制度ができてから、と思うんですよ。いい悪いの議論あるけど、まあ復興だから我慢せにゃいかぬと思うんだけれども、こんなに手厚くやって四次補正や来年度予算や、それ以...全文を見る
○片山虎之助君 もう今、十五兆なんですよ、大臣、三次までで。これで四次で、来年度の予算が、積み上げると私は十九兆になると思うんです。だから、一年ちょっとで皆さんの言われる五年間の十九兆ということになっちゃうんです。それをもっと積んでいかにゃいかぬのです。私は、財源をどうするのかと...全文を見る
○片山虎之助君 それで、税の減免をおやりになるのは結構なんだよ。しかし、それは二十三年度と二十四年度でしょう。後は、また法律を直して、例えば二十五年、二十六年度、必要があったらやっていくわけですか。税務局長どうですか。
○片山虎之助君 それで、減税が制度減免なら財政補填ができるんだよね。それで、恐らく被災地は個別減免になると思いますよ、今度はいろんな。それについては財源補填はどうするんですか。これは財政局長かな。
○片山虎之助君 いや、とにかく、ほかの質問でもありましたけど、予算だけ積み上がっているんですよ。執行はもうかなり遅れているわね。それから、いろんな今まで例のないような措置をとってきているわけよ、仕組みを。それを今後どうやっていくのか、もう一遍全体の復興についての、私は考え直すとい...全文を見る