片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  会派構成が変わりましたので、今までとは違う、早めに私は質問をさせていただくことになりました。よろしくお願いいたしたいと、こういうふうに思います。  この予算委員会の論戦は、国民の皆さん大変関心を持って御覧いただいておりますから、私は...全文を見る
○片山虎之助君 特に消費増税問題では、総理、相当気負って入れ込んでいますよ。いやいや、本当に。ハイテンションですよ、あなた、消費増税問題について。  これは、長い歴史から見ると、平成元年に竹下総理のときに入れたんですよ、三%、御承知のとおり。平成九年に村山さんから続いて橋本さん...全文を見る
○片山虎之助君 この問題はもう少し後でやりますが、総理に苦言を少し。  総理は人事が下手ですね。いやいや、私は本当にそう思う。特に、不適任な人を選んで不適所に置くんですよね。適材適所と逆のことやっているんじゃないですか。五か月おられて、政権を持っておられて、辞職が一名、問責二人...全文を見る
○片山虎之助君 その大臣がおかしければ、国民は信頼しませんし、役所は大変なんです、本来の仕事より。イメージは落ちるし、もっと真面目で真摯に考えてもらわないと。人事権は総理にあるんでしょう。誰かほかの人に譲っているんですか。自分にあるんなら、今までの全てを反省してください。もう一度...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、民主党政権二年半ですよ。民主党政権がいつも言われるのは、とにかく内閣がばらばら、司令塔がない、指揮命令系統が乱れているというのかな。会議や本部をつくるのがお好きで、つくりまくるんですよ。先ほども副総理が行政改革実行本部って、実行をわざわざ付けるのは実行でき...全文を見る
○片山虎之助君 もっと分かりやすい、国民から見てなるほどというようなことにしてくださいよ。あなたは重量感ありますよ、太っているから。しかし内閣には重量感も安定感もない、それが定評ですよ。是非そこをしっかりすることをお願いしたいんですが。  そこで、総理、施政方針演説で麻生元総理...全文を見る
○片山虎之助君 総理、順序がまず逆なんですよ。総理の方が総括、反省しないと。それで、成熟した与野党の関係を私はつくっていくべきだと思うので、言われることは半分賛成ですけど、しかしそれは順序が違う。まず総括して反省して、それからですよ。そういうふうに思います。  そこで、総理、も...全文を見る
○片山虎之助君 見通しの甘さは当たり前なんですよ。見通しの甘さの上に全体の認識がおかしいんですよ。だから、これを直すのなら、もう一遍仕切り直しが必要、私は国民にきちっと説明をすべきだと。  これも後から申し上げますけれども、総理が言われたことがまさに巨大なブーメランになって返っ...全文を見る
○片山虎之助君 いや、だから普通のマニフェストに載せるような項目はいいんですよ。根幹でしょう。十六・八兆円出す、無駄を省く、二百七兆円を見直して十六・八兆を出すと、消費税は要りません、少なくとも四年間、この政権の間は消費税のお世話になりませんと。これはもう根幹なんですよ、皆さんの...全文を見る
○片山虎之助君 いや、それはやっぱり私はどうしても詭弁、こそく、小細工に聞こえますよ。  そこで、総理、消費増税については不退転の決意だと、とことんやり抜くと、あなたは言われましたね。これからどう進めるんですか。退路を断っているんですよ、あなたは、政治的には。どう進められますか...全文を見る
○片山虎之助君 私は、これを打開するには、新しい年金制度の財政試算を含めて全体像を、こうなったら相当先の話ですよ、難しいんだけれども、できるだけ早く示すことがまず一つ。  それから、皆さんがおまとめになった一体改革の素案というのが気に入らないんだけれども、これを閣議決定して、与...全文を見る
○片山虎之助君 与野党協議をどうやって進めるんですか。それしか、今私が言ったようなことしかないんじゃないですか。一体改革の素案を与野党協議なんて乗ってきますか、野党が。そんな妙な片棒、妙なことはありませんが、片棒担ぐことにはそれは乗りませんよ。
○片山虎之助君 いや、反省がないんですよ、反省がない。責任を感じていない。もしそれをやるんなら、そのための手続が要るんですよ、そのためのお互いの信頼が要るんですよ。その努力をどこにしていますか。打開できませんよ。打開できなかったらどういうことになるかなんだ。  そこで、もう一つ...全文を見る
○片山虎之助君 それなら、国会議員の定数削減と国家公務員の給与の削減、縮減でもいいんですが、それの施行日の後でなければ消費増税は実行しないと、消費増税の法案の施行はしないと約束できますか。
○片山虎之助君 お示ししてもできなきゃ一緒なんですよ。だから、それが覚悟なんですよ。両方の改革をやった後に消費税を上げますと、施行日を。だから、今、あれでしょう、二〇一五年の四月と二〇一六年の十月でしょう。仮にそこから消費税を上げるとすれば、その前までにその今の二つの、改革の中身...全文を見る
○片山虎之助君 岡田さんが出てくるのがいいのかどうか、私もよく分からぬのですがね。  そこで、公務員の給与で、地方公務員なんですよね。今度の消費税は地方ももらうんですよ、御承知のように。そうなると、理屈としては、消費税の前提として公務員の給与を縮減するんなら、地方公務員もしない...全文を見る
○片山虎之助君 言多くしてよく分かりませんわな。まあ時間がありませんから、そこでもう一つ、消費増税をやるには景気の回復というか景気の好転なんですよね。  平成九年に橋本政権のときの三パーを五パーにしたときは、今より経済状況がはるかに良かったんですよ。ところが、ほかのこともありま...全文を見る
○片山虎之助君 四次補正というのは昭和二十二年以来ないんですよ。大震災だから、私はしようがないと思うけれども、もう既に十九兆円になっていますわ。集中投資期間の五年間は、これは財源がありますよ。これから上積みやったらどうするのか。まあ時間がないからもう聞きませんけれどもね。  そ...全文を見る
○片山虎之助君 四次まで復興で予算を組みながら、執行率を言わないじゃないですか、幾らやっているか。ほとんど繰越しじゃないですか。執行体制も整っていますか、人的に。どうしていますか。どなたが答えるか。総理。
○片山虎之助君 いや、最後はもうちょっと残っている。
○片山虎之助君 国民は消費増税はやむを得ないと思っているんですよ。しかし、今のメディアの世論調査を見ると、どんどんどんどん反対が増えているんですよ。それは何でかと思いますか。身を切る努力が足りないこともあるけど、政治の不信なんですよ。その責任は私は政府と与党にあると思いますよ。猛...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  これから質問させていただきますが、いつも最初にお願いしておりますように、この番組は国民の皆さんが関心を持って見ておりますので、答弁はできるだけ分かりやすく、簡潔直截に是非お願いいたしたいと、こういうふうに思っております。  総理が不...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、反対派の皆さんが、マニフェストは国民の契約だから、マニフェストに、元に返れと、あるいは初心に返れ、立党の本来の立場に返れと言っているのに、何で皆さん反対するんですか。  今それだけの手続を踏まれて総理が党内を説得したら、党内はまとまらないでこうやって大...全文を見る
○片山虎之助君 消費税を中心にするということをちゃんと私は説明せにゃいかぬと思うんですよ。決めておいて、四年後だからマニフェスト違反でないとかと言うのは、これは詐欺とは言わないけれども、子供だましですよ。そのことを国民が不信に思っているから、今の世論調査や何かで反対が多いんですよ...全文を見る
○片山虎之助君 集会も、人を集めたり無理をされているようですけれども、総理、まず党内をまとめないと、与党内ときちっと共通の認識を持たないと。それは大丈夫ですね。
○片山虎之助君 総理はよく丁寧に積み重ねてと、こう言われるけれども、私が見る限り、総理自身が動かれて丁寧に何かやったという感じはありませんわね。岡田副総理はいろんな人に、ちょろちょろとは言いませんが、お会いになっていますけれどね。  総理がやっているのは、谷垣さんと極秘会談した...全文を見る
○片山虎之助君 今更そうは言えませんわね。  そこで、この前、国民新党の亀井代表ですか、と総理が会われて、消費税反対と言われたわけでしょう。いかがですか。
○片山虎之助君 それじゃ、あれだけメディアでどうして反対という報道をされるんですかね。  それは、大きな話をされながら消費税が小さいということは、やめなさいということじゃないんですか。それは感度の問題じゃないんですか、総理。
○片山虎之助君 せんだってのNHKの日曜討論で国民新党の政調会長さんと御一緒しました。彼女は明確に反対だと言いました。亀井代表も同じ意見だと言いました。  そこで、そうなると、自見大臣、ひとつ簡潔にお願いしますよ。もし法案が出たときにどうされますか。
○片山虎之助君 よく分かりました。(発言する者あり)もうこれ以上やりませんが。  そこで、法案が出るのか出ないのか分かりませんけれども、出なければこれは総理の責任になりますよ。出て国会を通らなければまた総理の責任になる。どういう御決意ですか。
○片山虎之助君 御承知のように、ねじれ国会で、参議院は野党の方が多いんですね。私は積極的に総理その他が参議院の対策をおやりになっていると思えない。その点は自信あるんですね。今、責任を取ると言われた。責任を取るつもりは結構ですけれども、どうやって通そうという不退転の御決意をお持ちで...全文を見る
○片山虎之助君 責任を果たさないときは責任を取られるお覚悟ですね。
○片山虎之助君 私は冒頭言いましたように、マニフェストにけじめを付けると、きちっと。これを撤回して謝罪して理解を得ると。それから与野党協議を申し込まれるというお考えはないわけですね。今のままで強行したい、閣議決定もしたい、国会へ提出したい、国会で審議をお願いしたいと、こういうこと...全文を見る
○片山虎之助君 今のままでは進まないんですよ。私は仕切り直しの必要を言っているんで、その前に、今皆さんのマニフェストのけじめを付けたらどうかということを御忠告申し上げているだけであります。御理解いただけないなら仕方がありませんが。  そこで、この社会保障と税の一体改革なんですけ...全文を見る
○片山虎之助君 何度もこの委員会でも議論になる。ただ、新しい年金制度、あれは固まったと言えるんですか。皆さんが言ったのは二十五年に法案を出すと言っているだけでしょう。高齢者医療制度はどうするんですか。新しい今度のパートの社会保険の加入ですね、これは話が付いていますか。  今の、...全文を見る
○片山虎之助君 皆さんのマニフェストは私は高福祉低負担だったと思うんです。最近、高福祉高負担だとか低福祉低負担というのは余りはやらないようですけれども、昔はどちらをどう選択するかというのは大変な議論だった。私は、皆さんのマニフェストは高福祉低負担だと思う。しかし、その低負担ではや...全文を見る
○片山虎之助君 最近は全世代対応型とかいうことを言うんですが、今回の皆さんの法案審査の中で、二〇一六年度までをめどにか、もう一遍増税しますと、こういう増税追加条項みたいなものが入っていて、原案に、今党内で大議論になっているようですけれども、どこまで増税をするんですか。取りあえずは...全文を見る
○片山虎之助君 私は、やっぱり日本型の中福祉中負担、はやりませんけれども、全世代対応型の新しい社会保障を示すべきだし、程々の負担は、それは国民の皆さんにお願いせにゃいけませんわね。そういうことで、きちっと方向を出して国民の皆さんにも伝えて理解を求める努力がないと、私は成功しないと...全文を見る
○片山虎之助君 深化の意味がいろいろですけれども。  これでその消費増税をするためには、やっぱり皆さんが言うように、一つは景気の回復ですよね。それで、もう一つは身を切る努力ですよね。  そこで、景気の回復なんですが、これも、弾力条項というんですか、景気調整条項というのか、附則...全文を見る
○片山虎之助君 数値目標を法律に書くべきかどうかは私は両論があると思いますよ。あるけれども、それじゃ、増税をストップする基準がなきゃ、単に訓示規定的に書いているだけじゃ何の意味もない。そこはどうお考えですか。党内では、例えば日銀のインフレターゲット的な、めどの一%、消費者物価の、...全文を見る
○片山虎之助君 しかし、それはある程度納得できる基準がないと、それは党内もそうですし、国会も通りませんよ。国民も納得しませんよ。このくらいになったら止めるんだと、このくらいなら上げさせてもらうと、私は何かがなきゃ、判断の基準が。とにかくそのときの感じでいきます、政治的な力関係でい...全文を見る
○片山虎之助君 異論がありますが、時間の関係もありますから。  それから、身を切る努力で、今、国会議員の定数や歳費についてはいろんな議論がされている。余りポピュリズムに流されないよう、私は歳費についてはいいと思うんで、本当は歳費には抜本論が要ると思いますよ、議員として処遇はどう...全文を見る
○片山虎之助君 それで、やっぱり、今国家公務員は三十万人ですよ、防衛関係やなんかを除けば。そのうち地方の出先機関が二十万人なんですよ。分かりますか。私は、地方の出先機関のうちで、現業は除きます、現業にも物によるけれども。あとのペーパー行政については完全な二重行政なんですよ。そこで...全文を見る
○片山虎之助君 元々は民主党のマニフェストは原則全廃ですよ。全部廃止だった。どんどんどんどん後退しているんです。官房副長官を国交省から採ったりするから。彼が行ったことによって、これは、地方整備局というんですよ、昔の地方建設局は、これのもう廃止はなくなったなんてうわさされている、霞...全文を見る
○片山虎之助君 それは是非、今国会に法案を出していただきたいと思います。  地方が出たので、ついでに大阪都構想なんですが、各党が競争で今案を作っていますよ。それはそれでいいことですよ。各党がこんなに反応が早いことは珍しい。ところが、やっぱりこれは、各党は一生懸命考えているんだろ...全文を見る
○片山虎之助君 東京と違いますから、やっぱりその府なり都なりと特別区の区の関係もあるんだけれども、一番問題は財源配分と財政調整ですよ。東京都は、これは金持ちと言っちゃいかぬけれども、不交付団体ですからね、そこのところはよく注意してやっていただきたいと、こういうふうに思います。 ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、今、事前交渉、特にアメリカは連邦議会が絡みますから、事前交渉をやっているんだろうと思いますけれども、私の心配は、各省の考え方、方針がばらばらじゃないかと思いますよ。もう当然参加が前提になっている、いや、参加をこれから決めるんだと、いろんな温度差がある。農水...全文を見る
○片山虎之助君 それで、向こうはいろんな注文を付けてきますよね。それで、今度、総理が訪米されるようですけれども、ゴールデンウイークか何か知りませんが、向こうの公式、非公式の注文に対する答えは持っていくわけですか、手ぶらで行くんですか。
○片山虎之助君 アメリカは、これは今は法律じゃない、慣行みたいになっているようですが、連邦議会の了承がないと、これはある程度決まった期間とその前の事前協議で場合によっては半年近いです、それだけある。事前協議でしょう、それで日本を入れるか入れないか決める。日本は事後じゃないですか。...全文を見る
○片山虎之助君 私は、日本が今、地域経済が大変悪い、地域が元気がないと言われるのは、やっぱり農業が不振だからなんですよ。地方の資源で動かないのは土地だけなんです、逃げないのは。だから、土地の生産性を上げる、土地を活用せな駄目ですよ。そのためには、できるところは二次化する、三次化す...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間がなくなってきましたので、震災関係いろいろ聞かせていただこうと思ったんですが。  瓦れき処理ですね、瓦れき処理で相当地方の首長さんや議会の認識変わってきました。引き受けようということになっているんです。しかし、住民の皆さんがもう一つなんです、安全だとかい...全文を見る
○片山虎之助君 それから、避難生活が長引いていまして、仮設住宅では孤独死が増えているんですよ。この対策を早急に取っていただかないと。まあ大都会でもそういう話はありますけれども、特にそうですよね、被災地の。  それからもう一つ、復興大臣おられるけれども、復興庁評判悪いんですよ。あ...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
03月27日第180回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○片山虎之助君 政府側の皆さん、済みません、お忙しいのにたくさん来ていただきまして。まずそのことを冒頭にお断りしたいと、こういうふうに思います。  まず、地方財政計画についてから質問に入りたいと思いますが、もう地方財政計画につきましては皆さん御承知のように、国の各省が予算なら、...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、今後の地方財政計画の在り方について、いろんな観点を入れて御検討いただけますね。大臣、どうですか。
○片山虎之助君 それともう一つ、地方財政計画の大きな役割は、地方交付税の額を決めるんですよ。地方財政計画で地方交付税の額を決めるんですよ。だから、地方財政計画はきちっとしないと、交付税の額はおかしくなるんですよ。  そこで、来年度の地方交付税は十七兆五千億ですよ、十七兆五千億。...全文を見る
○片山虎之助君 問題意識だけはほぼ共有しつつあるなという感じがするんですが、そこで、大阪市長の橋下さんが、消費税は全部地方税にしろと、税率は地方で決めさせてくれと、その代わり地方交付税は要りませんと、返上しますと、こういうことを言われているんです。ばかにしちゃいけませんよ。私は一...全文を見る
○片山虎之助君 地方消費税ができたのは村山内閣のときなんですよ。私も与党税調で御一緒にいろいろやりましたけれども、大議論をして、もう与党が分裂寸前まで行きながらできて、実際これが制度になるのは橋本内閣なんですけれどもね。私は大進歩だったと思うけれども、問題は、消費税というのは国税...全文を見る
○片山虎之助君 総務大臣ね、二・二パーのうち、一パーは一般財源なんですよ、一・二は特定財源なんですよ。一つの税ですよ。金に、それはあれはありませんよ、区分は。考え方で整理すると言うんでしょうが。  それから、地方交付税ですよ。地方交付税は、地方に財政調整をしながら財源保障をして...全文を見る
○片山虎之助君 今大臣が言われるようなことが目的財源化、特定財源化とはなかなか私は思われませんけれどもね。その交付税の中身に、社会保障にこれだけ要るんだから、基準財政需要ですか、その中へ書き込むということはあるいはできるかもしれぬ。しかし、法的にはそれでいいのかどうか疑問なんです...全文を見る
○片山虎之助君 まあ決まったことですからね。あるいは、技術的なことかもしれないのであれですけれども、十分、今後、地方財源の在り方を含めて、社会保障に安定財源が要るということは誰も分かっているんですよ、そういうことについての十分な検討をお願いしたいと思います。この問題だけやるとあれ...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、もうあと一兆円出せと言ったら、いいんですね。リスク変動に備えるためにはどの辺が限度なんですか。
○片山虎之助君 それじゃ、あと二兆何千億は残しておかにゃいかぬと、こういう話でしょ。今は三・四兆か四兆円ぐらいあると思いますよ。それは地方団体の了解を得ているわけですね。地方団体の利子の差なんだから、簡単に言うと。地方団体のお金を積み立てたようなものですから、ある意味では。どうで...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、今、大震災で復興交付金というのが大変議論になって、必ずしも、地方団体にも若干誤解があったのかもしれませんが、いろんな議論がされておりますが、あの復興交付金というのは私もよく分からないんですけど、簡単に言うと、今まである事業をまとめて交付金にしただけなんで...全文を見る
○片山虎之助君 まとめるということは一つあるかもしれぬけれども、まとめることによって良くならないと、メリットがないと。早くなるとか、決め方がかなり自由になって細かいことを言わないとか、それが、そういうものをまとめる、交付金にする意味なんですよ。ところが実際は、新しい、場合によって...全文を見る
○片山虎之助君 事は非常時ですから、私はある程度、事業なんか限定せぬで被災自治体がやりたいということはやらせたらいいと思うんですよ。もうよっぽど困ることは別ですよ。チェックの仕組みをちゃんとつくればいいんで、余り時間を掛けない方がね。とにかくスピードがある意味では復興の私はみそだ...全文を見る
○片山虎之助君 それから、復興では、瓦れきの処理と、結局マンパワーをきちっと充足することだと思うんですよ。ところが、今瓦れきの処理は六・七%とかなんとかということでしょう。  それで、今全国の自治体で、これは環境省になるんでしょうか、回って説明をしておられまして、実は二十六日と...全文を見る
○片山虎之助君 いろんな工夫を加えたり、やっぱり住民の皆さんが信頼するような説明や方法を是非考えていただきたいと、こう思います。  それから、もう一つのマンパワーですけど、マンパワーのいろんな足りないところにそれでは世話をしよう、あれしようというのはどこの役所が担当なんですか。...全文を見る
○片山虎之助君 緊急実施で五か年は十九兆円とかというのを出されましたよね。全体が二十三兆で十年。五年で十九兆円。ところが、予算だけ見ると、もう十八兆を超えているんですよね、二十四年度の当初で。あと、どうされるんですか。これ、どこがそれこそ所管なんだろう。財務省ですか、復興庁ですか...全文を見る
○片山虎之助君 執行が遅れているというのがもう定評になっているんですよ。箇所付けをして契約を結んでいるものがどのくらいですか、今執行率は。
○片山虎之助君 三次がもうメーンですからね。一次や二次や、一次は復旧だし二次はほんの僅かですよ。そういう意味では、私、全体に遅いと、こういうふうに思いますよ。  そこで、今度の三次で入った全国の緊急防災・減災事業というのがあるでしょう、何か八千億か六千億か。これはお聞きしますと...全文を見る
○片山虎之助君 地方の要望も聞きながら、しっかりと対応していただきたいと思います。  そこで、震災特別交付税ですよね、この間二十三年度分はお配りになった、八千億を超えていますよね。本来だとここが一兆ちょっとですから、私大変な額だと思うんだけれども、二十三年度分の配分はどうされた...全文を見る
○片山虎之助君 この特交は、特別交付税は、簡単に言うと減収補填と、税金の、直轄と補助の地方負担を補填してやるということですよね。それは、そうなると、十九兆円という復興事業にリンクしているんですよ。だから、これがあと一兆ということは、それをどういう、十九兆超えるんなら、何年でどうす...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、今あなたが言ったのは全部この震災特別交付税で補填するわけですね。
○片山虎之助君 いやいや、だから問題は二十五年度以降ですよ。二十五年度以降の減収はどうするんですか。補助や直轄の地方負担、裏負担の方は、これはこの十九兆円がどうなるかということなんだけれども、今の減収補填だとか減税補填だとかというのは、法律の根拠が要るんじゃないですか。
○片山虎之助君 まあよくしっかりと、震災特別交付税というのは新しい制度なんですよね。これも今までの特別交付税の範疇を出るもので、本当にちょっと制度としては私は個人的には違和感がある。しかし、あの被災の状況を見ると、これは見てあげることには別に反対じゃありません。だから、ちゃんと合...全文を見る
○片山虎之助君 しかし、附則に書くんでしょう。地方団体が自主的にカットしてくれることを期待するんじゃないですか。総務省はそれを指導するんじゃないですか。大臣、違いますか。
○片山虎之助君 附則に書くということは、国としてある種のアナウンスをしているということなんですよ。適切に対応といって、給与はもう下げるか下げないかですよ、ほかの適切なあれはないんで。あとは下げ方の議論があるんで。それは、附則にちゃんと内閣として書いて国会を通したということはそうい...全文を見る
○片山虎之助君 自主的と書いたから相殺されるというわけですな、それは議員立法だと。法律が通ったらこれは国の法律ですからね、国の制度ですからね。  そこで、地財計画上はどう扱うんですか。例えば、ある地方自治体が、それじゃ、国がそういうことを期待されるんなら自分のところはカットしよ...全文を見る
○片山虎之助君 そうしたら、私のところはやろうと、思い切ってやりますよと、こういうことになるわけですね。その財源はどうぞ自由にお使いくださいと、地財計画上の扱いですよ、それはそういうことになるわけですな。
○片山虎之助君 局長、人事委員会勧告が出たときは当たり前なんですよ、それが地方の給与勧告の制度なんだから。人事委員会の勧告を受け入れて下げるのは当たり前なんです。それを地方財政計画上きちっと措置するのはまた当たり前なんですよ。問題は、出ないときなんですよ。そういう扱いが余り不平等...全文を見る
○片山虎之助君 議員立法を目の敵にしちゃいけませんよ。立法というのは基本的には議会、国会が決めるんですよ。議員立法が普通なんですよ。内閣が出すのが当たり前だというのはちょっと本当はおかしいんで、そこのところはしっかりと認識を改めてもらわにゃいかぬと思います。  それから、人件費...全文を見る
○片山虎之助君 私は、これからの人件費カットはそれは是認しますけれども、それは思い切って各府省の総体の定数を抑制、縮減していくことなので、特に私は、中央の役所はそれでもよくやっていると思いますよ。そういう意味では地方出先機関なんですよ。地方出先機関はメディアのチェックもありません...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○片山虎之助君 それでは、質問を始めさせていただきます。  今日は、數土経営委員長にお越しをいただいておりますので、冒頭に、委員長になられて一年ですよね、四月の初めでしたから。時間が押していますので、申し訳ないんですが、ひとつ簡潔に御感想をお願いいたします。
○片山虎之助君 大変厳しい適切な御指摘で、やっぱり経営委員会とNHKの会長以下の執行部は緊張関係がなきゃ駄目ですよ。そういう意味では久しぶりに緊張関係なので、会長の方も必要なことはしっかりと御相談されて受け入れていただきたいと思います。  私は、委員長、去年の震災は、NHKは大...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、これからちょっと辛口なことを言わせていただくんですが、私のところにある人が来られまして、NHKの秘書室には特別主幹という方がいて、その人は民間の株式会社の社長ですよと、こういうお話がありまして、ちょっと私びっくりしたんですよ。それはもちろん、ちゃんといろん...全文を見る
○片山虎之助君 アドバイザーが要る、特に会長のサポートをする、そういう人が要るということは私分かりますよ。総理だって特別補佐官だし、前の菅さんのときには参与だとかなんとかいっぱいおったんだから、まあいい悪いは別にしまして。  しかし問題は、会長、兼職はいけませんよ。これは、放送...全文を見る
○片山虎之助君 オープンで目に見える形にして、みんなが納得する形にしないと。公共放送のトップというのは私はそういうことだと、こう思っているんです。  そこで、もう一つ番組なんですけれども、聞きますと、去年の八月十五日に戦争特集で目玉にする、BS1ですけれども、もう一つのグアムと...全文を見る
○片山虎之助君 NHKの編集権というのはあるんでしょう、番組の。その編集権や権利はどうなるんですか。何、今の説明は余りはっきり分からない。中身について訂正を要するところがいっぱいあったわけですか。そういう取材はおかしいじゃないの。ちゃんとした対象に取材していないからですよ。それか...全文を見る
○片山虎之助君 ほかにもいろいろ私聞いているんだけれども、一つ代表で言っているんですよ。ほかにも、形態は違いますけれども、似たようなあれがある。番組の作り方がちょっとおかしくなっているんじゃないんですか。どうもそういう心配がある。いかがですか。どこがおかしかったの、あなたが言われ...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、押し問答してもあれですから、しっかりと調査をして責任をどうされるかということを、どういう形がいいのかしれませんが、当委員会にも報告してください。我々は今、来年度の予算を中心に皆さんのいろんな関係を審議しているので、その参考にもなりますから、それでお約束し...全文を見る
○片山虎之助君 受信料については、一〇%下げろというのが元々の経営委員会の、今の數土委員長の前からの議論ですよね。一〇%は無理だというのがNHKの会長さん以下の議論で、押したり突いたりしまして経緯いろいろあるんですよ。それが今回の二十四年から二十六年度の経営計画の中で七%は下げる...全文を見る
○片山虎之助君 今会長、営業コストと言われたけれども、徴収率のコストが昔から高いと言われているんです。一二・四%あったでしょう。それを皆さんは一〇%にすると言われたんですよ。一〇%になっていますか。恐らく一一%台ですよ。それから、この何年かずっと総額は上がっているんですよ、むしろ...全文を見る
○片山虎之助君 経営委員長、數土委員長、受信率の還元問題やこの未払率の問題についての御意見をお聞かせください。
○片山虎之助君 私個人は、受信料下げりゃいいとも必ずしも思ってないですよ。今の七%下げるということになりましたよ。口座振替なんか、うちは口座振替ですけど、八・九%ぐらいをあれですけど、私はそれを返してもらうよりは、もっとNHKらしい番組を増やしてもらう、新しいことをやってもらう、...全文を見る
04月24日第180回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○片山虎之助君 ありがとうございます。それでは質問を始めます。時間が短うございますので、端的に簡潔にひとつ御答弁をお願いいたしたいと思います。  私は、この郵政見直し法案が三党の共同提出でここまで参りまして、近々に成立するということに、大変個人的な思いとしてはうれしく思っている...全文を見る
○片山虎之助君 いろいろ議論はありますが、これ以上は言いません。  そこで、今日もずっと議論になっておりますね。今回の見直し法案の一つのポイントは金融にユニバーサルサービスを義務付けることですよね、一つは。そのために、これまでの政府提案では三分の一超の株式を保有することになって...全文を見る
○片山虎之助君 それがまたいろいろ議論があるんですが、処分する可能性は残るわけです、全部の。しかし、処分しなくてもいいわけでしょう。そこは経営判断なので、その経営判断の中心になるのは何ですか。
○片山虎之助君 そこで、この日本郵政の株式の売却は、震災の復興財源ということをある程度想定されている、予定されているわけですよね。そうなると、高く売れる方が私はいいと思うので、高く売れるというためには日本郵政の企業価値が、グループの企業価値が高くなきゃいかぬ。高くなるためには、三...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今回は五社が四社になる、郵便局会社と郵便事業会社が一緒になりますよね。正規社員が二十万の巨大会社ですよ。この巨大会社が十分に機能していくためには、一つはガバナンス体制をきっちり整備することと、もう一つは透明性の確保ですよ。透明性については情報公開か何かの規...全文を見る
○片山虎之助君 齋藤社長というのは、私昔からよく知っているんです。ぼそぼそっと言うけど、やるときはばさっとやるんですよ。あなた、ばさっとやってくださいよ、答弁はぼそぼそで結構ですけれども。  そこで、今の郵便局で、小規模郵便局、二人ないし三人というのが半分以上なんですよ。これが...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、この小規模郵便局の金融検査なんですよね、金融庁というのは厳重ですから、余りごしごしやられると小規模郵便局は困っちゃうんですよ。金融庁、どうですか。
○片山虎之助君 もう時間がなくなってきましたんですが、日本がこの郵政見直し法案が審議に入りましたら、四月六日にアメリカで、米国生命保険協会だとか商工会議所の連合会みたいなところが、まあ抗議声明なんでしょうかね、共同声明を出したんですよ。アメリカさんはこの保険、かんぽを中心に郵政に...全文を見る
○片山虎之助君 もう終わりますが、早急な成立を祈って終わります。頑張ってください。終わります。
07月06日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第1号
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○片山虎之助君 ただいまから社会保障と税の一体改革に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○片山虎之助君 ただいまの衛藤君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○片山虎之助君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に高橋千秋君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔高橋千秋君委員長席に着く〕
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。私は自民党・たちあがれ日本・無所属の会の質問者のラストバッターなんですね。でございますので、よろしくお願いいたしたいと思いますが、最後ですから今までの質問とダブるところもありますし、私としての筋論を若干加えたいと、こう思っておりますが、お許...全文を見る
○片山虎之助君 総理、どうも最近は総理は口先ばかりのような感じを、だんだん松下政経塾出身者らしくなってきましたね。この前も両院議員総会で、心から心から心からと三回言われたでしょう。ああいうのは三回言うほど軽くなるんですよ。ああいうところは、まげてと言うべきだといってどなたかが何か...全文を見る
○片山虎之助君 項目はなるほどできているかもしれませんよ。しかし、根幹の根幹、ないことをやる、一番挙げていることをやらない、総崩れでしょう。それははっきり国民に説明しないと、答弁や記者会見で言うだけじゃ私は駄目だと思いますよ。それをやらないというのはマニフェストに対する誠実な態度...全文を見る
○片山虎之助君 尖閣諸島の国有化だとか集団的自衛権に大変、容認というんですかね、一部そういうお考えを示しているんですから、国家の利益が第一というふうにしたらどうですか、総理。あるいは、ぶれない政治でもいいですよ。いかがですか。
○片山虎之助君 そこで、今回の一体改革関連法案、やっぱり三党合意ですよね。三党合意については、これは功罪、いい評価と悪い評価がありますよね。ねじれ国会で決められない政治の中で三党協議をやって物を進めていくのは仕方がないじゃないかと。まあ、場合によっては私もそうだと思いますよ。全与...全文を見る
○片山虎之助君 それから、この三党協議というのは議院内閣制を崩すんですよ。二大政党制もおかしくするんですよ。もう釈迦に説法ですけれども、議院内閣制というのは与野党一体なんですよ。よくそこは考えてください。与野党一体なんですよ。与党が支持するんですよ。野党は反対するんですよ。その中...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、それは野田さん、私も後に聞こうと思ったんですよ。  今度の推進法案の四条か何かに、国民会議で決めますよね。決めたことについては法制上の措置を一年以内にとるんでしょう。いやに拙速、ばたばたじゃないかと。まだ法案が通ってませんよね。通るにしてもお盆の前後で...全文を見る
○片山虎之助君 総理、どういうことでしょうかね。総理もそういうお考えですね。三党合意なんですから、共同提案ですから、民主党の党首なんですから、今、野田さんが言われたのと同じ考えですね。すぐ解散・総選挙をやって、新政権を発足させて、国民会議で議論をさせて、それを法制上の措置を来年の...全文を見る
○片山虎之助君 じゃ、総理は、消費増税法案が通ったら国民に信を問うと何度も言われているし、それは民主党そのものの政策ではないんですか。それを引き延ばすんですか。旧政権、旧政権と言ったら悪いですけれども、今の野田政権で、法案成立後も国民会議でいろんな議論をやって、その結論を待つんで...全文を見る
○片山虎之助君 総理はやるべきことをやり抜いた暁にはと言っていますよね、国民に信を問う。しかし、あれは欲が深いわね。いっぱいありますよ、いっぱい。特例公債法案から始まって、マイナンバー法案、公務員制度、選挙制度何とかと、補正予算までやりたいというんでしょう。それは私は欲が深いと思...全文を見る
○片山虎之助君 はっきりしませんね。  ただ、先ほど総理が言われた政党政治と二院制というのは、私はこれから大きなテーマだと思います。特に政党間協議というのはやらざるを得ませんわね。それを第一院の衆議院でやった場合の第二院の審議の在り方、立場、そういうものをしっかり議論しないと。...全文を見る
○片山虎之助君 どうせ総理、やらなきゃいかぬのですよ、あと一年なんで。この際、一番いいときにさっとやるというのが私は潔いと思いますよ。  是非、これ以上押し問答してもおっしゃらないでしょうけれども、もしこの法案が通ったら、野党は今までの野党じゃありませんよ。今日でも何人かが相当...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今回は三党合意がありますから、この二段階一〇パー引上げの法案通ると私も思いますが、あと、この消費税についてどう考えるかというのは民主党の中で大議論がありましたよね。それで、結局、追加条項みたいなものが落ちたわけでしょう。あと何年間か掛かって何%か再引上げ、...全文を見る
○片山虎之助君 今回の五パー引上げだって、四パーは穴埋めですよね。本来はもっと早く手当てをすべきものを、してなかったものを埋めるだけでしょう、一パーだっていうんでしょう。それで、今のプライマリーバランスなんかはほとんど、まあ幾らか違いますけれども、それは行ったり来たりで違うけれど...全文を見る
○片山虎之助君 これはなかなか苦しい説明なんですよ。  それで、何でこういう特定財源で社会保障に充てるということにするかというと、上げやすいからなんです、簡単に言うと。政治が信用されていないからなんですよ。社会保障、単に上げるといったら駄目だと、こういうことになる、国民が。国民...全文を見る
○片山虎之助君 今度の一体改革できついことは全部先送りじゃないですか。社会保障、やりましたよ、全くやらないとは言わないけれども、先送りでしょうね。国民会議という、ああいうものをつくって先送りにしている。  しかし、痛みを与えるということが改革なんですよ。だから、社会保障の重点化...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、言葉だけなんですよね。それを切り込んでいかないと、私はそれが本当の一体改革だと、こういうふうに思いますよ。  それから、時間があればもう一つ大阪の橋下さんが言っている消費税の地方税化、それについての質問をしようと思いましたけれども、これはいろんな議論が...全文を見る
○片山虎之助君 私は反対なんですよ。
○片山虎之助君 はい、終わります。
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  これから質問をさせていただきますが、いつも質問のときにはお願いするんですけれども、ひとつ答弁は分かりやすく簡潔明快にお願いしたいと思いますし、答弁者もできるだけ私の意向に沿っていただきたい。意向というのは内容じゃありませんよ、人と、そ...全文を見る
○片山虎之助君 総理ね、そこなんですよ。そこが民主党の締まりのなさなんですよ。それが国民が大変不信に思っているところなんですよ。是非しかるべき処分をお考えいただきたい。もうこればっかりやっていると時間ありませんからね。  そこで、大飯原発再稼働は苦渋の選択だったと思いますよ、私...全文を見る
○片山虎之助君 今、原子力規制委員会の話が出ましたけれども、人事が漏れて、今、国会でいろいろ問題になっておりますが、それはまたほかの人が質問しますからいいにして、この規制委員会でやるのは当然なんでしょうけれども、その基準ですよ、安全基準が間に合わないでしょう。それはどうするんです...全文を見る
○片山虎之助君 何か来年の七月ごろにその安全基準ができるというんで、当面、今言った北海道や四国や九州をこなすには間に合わないんですよね。それでは、皆さんが大飯でお決めになった暫定基準でやるかどうかなんですよ。問題は、最初が肝心なんですよ。本当に規制委員会を国民の信頼される機関にす...全文を見る
○片山虎之助君 規制委員会、生まれたばっかりですから、また委員さんもなったばっかりなんで、私は、それはやっぱり電力の方がしたたかということはありませんが、それは原発再稼働の方が非常に効率がいいんですよ、そういうことならそっちに誘導するおそれがある。規制委員会の方がごまかされるとは...全文を見る
○片山虎之助君 それはしっかりお願いします。  そこで、今全国的に、討論集会というんですか、二〇三〇年のエネルギー構成についての何かやっていますよね、集会を。割ににぎやかに、電力会社の者を言わせたらいかぬ、入れたらいかぬとか、何かいろいろなことを言っている。原発をゼロにするのか...全文を見る
○片山虎之助君 そんなことは分かって聞いているんですよ。今、三つの案で議論をして物がまとまるのか。自信があるきちっとスタディーをした案を出して、それで国民に聞いた方がいいんではないかと私はそう言っているんです。総理、どうですか。
○片山虎之助君 総理が言うようになっていないんですよ。大変感情的な議論を含めて、わあわあわあわあという議論なんですよ。あれはまとめないためにやっているんじゃないかという意見もあるぐらいで、それはきちっと検証してやり方を考えてくださいよ。  そこで、今総理言われましたよね、脱原発...全文を見る
○片山虎之助君 簡潔に。
○片山虎之助君 それで、せんだっての委員会で少し積み残しというのか、時間足らずで誤解を招いたようなことを、ちょっとそれを、もう余り時間ないんだけれども言わせていただきますが、今日も総理は消費税は社会保障にしか使わせないと、社会保障だけだということを言われましたよね、いろんな答弁で...全文を見る
○片山虎之助君 これ、また議論しましょう。  それからもう一つ言い残したのは、大阪維新の会が言っている消費税の地方税化と地方交付税の廃止なんですよね。  それで、どうも橋下さんなんかは五%が念頭にあるらしい、消費税が、今の五%。五%だと十三・二兆円でしょう。そうすると、今地方...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、それは今のものをそのまま国税に法人事業税を変えて、国税にして、地方消費税を増やせばいいわけなんですよ。  そこで、今、経済団体が言っているのは地方の法人二税が高い高いという議論でしょう。六兆四千億ぐらいですかね。高い高い、やめてくれと言っているんですよ...全文を見る
○片山虎之助君 考えてください。  それで、時間なくなってきましたから、問題は、この消費税を上げるにはやっぱり経済の活性化なんですよ。デフレの克服、円高対応ということがしっかりしないと、なかなかいざとなると上がりませんよ。今、民主党も自民党も支持率下がっているんですよ。私は、や...全文を見る
○片山虎之助君 まあ、できないということですよね、努力するというのは。  それで、二項の、今の自民党、公明党、私どもも言っておりますけれども、そういうことについての予算、どうされますか。総理、どうぞ。
○片山虎之助君 一項は消費税を上げるためなんですよ。そのために中長期の経済成長を確保したいと。二項は、そのために即効性のある政策をやると。それが防災、減災であり、新成長戦略ですよ。全然違うじゃないですか。そんなことをやったら消費税上がりませんよ。いいんですか。  だから、これか...全文を見る
○片山虎之助君 それで、三項は、総理、三項は、名目、実質の経済成長や消費者物価の動向その他を見て判断するとあるんですよ。  どういう場合にやめるんですか。消費税増税を停止するんですか。あなたならどうするんですか、今の状況なら。答えてください。
○片山虎之助君 いやいや、それが抽象論なんですよ。総合的に判断するのはそうでしょう、法律に書いているんだから。  今の状況ならどうしますか。今の状況で消費税上げる上げないの判断をするといったら、野田総理はどうしますか。
○片山虎之助君 それは現時点では消費増税は、現時点ですよ、今の状況では消費増税は難しいと、こういうことですね。だから、これを来年の秋か何かまでに直して、それで条件を整えると、こういうことですか。
○片山虎之助君 それで、総理、もう時間がないから最後に言いますが、解散・総選挙が皆さんの、あるいは国民全部に大変認識されているんですよ。私は、追い込まれて解散はすべきでないと。打って出る解散を是非民主党としても、民主党政権としても、野田さんとしても私はやるべきだと思っている。 ...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。