片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。  これから質問をさせていただきますけれども、毎回お願いしておりますように、答弁は簡潔明快、分かりやすくお願いします。  まず、安倍総理、第二次安倍政権の発足、おめでとうございます。私は、第一次安倍政権で御承知のように参議...全文を見る
○片山虎之助君 大変真摯な総括といいますか反省の上に立たれて、まず経済対策だと。  しかし、アベノミクスというのは大変成功ですね。固有名詞が頭に来て、一国の経済政策がこれだけ取り上げられる、国の内外で。国際社会で、国際機関でこれだけ喧伝されるということは、私は、やっぱり大したも...全文を見る
○片山虎之助君 いや、麻生大臣はそういう口説いたりあれするのが一番うまいんじゃないですか。  私は、アベノミクスは、ある程度期待で動いているんですよ、期待で。だから、期待に反しないようなことをこれから考えていかなきゃいかぬと思いますが、株が高くなるのはいいでしょう。しかし、円が...全文を見る
○片山虎之助君 それで、私はデフレ脱却というのは絶対必要だと思いますよ、二%のインフレターゲットもいいと思うんだけれども。油が高くなって、食料が高くなって、物価が高くて、二%だけはいつの間にやらなっちゃったと。しかし、雇用だとか所得だとか消費だとか、うまい循環だとか、そういうもの...全文を見る
○片山虎之助君 時間が限られていますから次にあれしますけれども、総理、経済政策は成功ですよ。どういうこれから転がり方、展開をしていくのか私も注視させていただきたいと思いますが、しかし、それ以外では安倍カラーというのは余り出ていないんですよ。何となく大きな政治課題は後送りにして、無...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今、日銀の総裁、副総裁人事がある意味で政局の焦点みたいになって、私の感じからいうと、いやまあ日本というのはある意味では本当に平和な、問題がない国なのかなと思いますけれども、しかし、これはアベノミクスの三本の矢の金融緩和の死命を握っているところですから、これ...全文を見る
○片山虎之助君 アベノミクスは、マーケットの期待、マーケットの支持でもっているんですよ。どういう方がやられるかはともかく、マーケットの支持やそういう期待を裏切らないようにする人選を私はされるべきだと思いますが、どうですか。
○片山虎之助君 やっぱりこの同意人事案件は、今私のところでは中でいろんなPTをつくって議論をしておりますけれども、ルール作りですよ、固有名詞じゃありません。しかし、これをどうやるかというのは私は大変これは重要な問題で、特に参議院なんですよね、衆議院の方はもう絶対多数お持ちなんだか...全文を見る
○片山虎之助君 それは総理の言われるとおりですよね。総裁、副総裁三人ですからね、チームで考える、得意分野を組み合わせるということは十分あり得るわけで、是非国民が納得するようなしっかりした人選をお願いします。  もう一度、それじゃお願いします。
○片山虎之助君 そこで、この補正予算なんですが、十五か月予算とはどういうことですか、財務大臣。
○片山虎之助君 来年度の当初予算は十二か月ですよね。しかし、この補正予算はまだ通っていないんですよ。いつ通るかね。まあそんなに遠くない時期には通るんですけれども、どこが十五か月ですか。十三か月じゃない、せいぜい言っても、二月に通って。いかがですか。
○片山虎之助君 まあ的が付くというのは、ごまかすというために的を付ける。  それで、この補正予算は、仮に二月末に通ったとして、三月中に、本年度中にどれだけ執行できますか。
○片山虎之助君 いやいや、執行がどのくらいできるかですよ。一割できますか。私らの感じでは、直轄は幾らかはできますよ。地方を通じる補助事業なんてほとんどできない。ほとんど繰越しなんですよ。だから、繰越手続が問題になっているんで、これは衆議院の方で我が党の皆さんも質問したと思いますけ...全文を見る
○片山虎之助君 箇所付けができないんですよ、それは。やれますか、今のスタッフで。入札をして、契約をして、その前に予算を交付して、箇所付けをして、そんなことが簡単にできるわけがない。だから、この補正をやるものですから、補正は、これは景気対策だというんで十三兆幾らという水膨れの、そう...全文を見る
○片山虎之助君 総理ね、当初予算を少し無理だけれども繰り上げてやったらいいんですよ。今の日本の役所の能力では私、当初予算できると思う。それは、暫定予算が二週間ぐらい要るかもしれませんよ、十日か。ややこしいよ。本年度の補正、執行できない補正予算、全部繰り越す補正予算に、来年度の当初...全文を見る
○片山虎之助君 それで、地方は金に困っていますが、簡単に言うと。金は欲しいんですよ。交付金だとかなんか、こういうのはその年度を越してもうまく使えるというところはあるんでしょうけれども、地方はある意味ではうれしいけど迷惑なんですよ、こういう補正予算は。私はこういうことはやめてもらわ...全文を見る
○片山虎之助君 約束してください。
○片山虎之助君 しっかりとやっていただきたいと、このように思います。  我々日本維新の会と自民党はかなり政策は似ているんですよ。ただ、ただ、似ているけれども、泣きどころは地方分権改革なんですよ。どうも地方分権改革に安倍第二次政権は関心がちょっと低いのじゃないか、一生懸命やろうと...全文を見る
○片山虎之助君 総務大臣、大義を共有は国から押し付けてはいけません。地方が自ら大義を共有しよう、国と同じにやろうと、そうするのがまた地方自治なんですよ。  それから、地方交付税というものは、国税の形をしていますよ、国税の形をした地方税なんですよ。あれは地方みんなの共有税なんです...全文を見る
○片山虎之助君 はい。どうもありがとうございました。
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○片山虎之助君 それでは質問を始めます。  小会派というのは質問時間が短いものですから、委員長に配慮をいただいているんですよ。でも、毎回細切れになるものですから、今回はおとついの質問の続きというのか、補完というのか、そういうことをやらせていただきたいと思います。  まずはアベ...全文を見る
○片山虎之助君 株高はアクセルを踏んでもいいんです。円安はもうそろそろこれはブレーキを踏まないと私はいろんな問題が起こってくると思いますよ。ただ、具体的なことは言えないというなら言わなくて結構ですけれども、我が国では円高阻止の為替介入は相当やっていますよね。円安というのはほとんど...全文を見る
○片山虎之助君 まあこのくらいにします。  そこで、もう一つのこのアベノミクスの問題点は、この恩恵をもっと広く及ぼさにゃいかぬのですよ。今はある程度、私は限定的ではないかと。例えば、下請だとか、小売だとか、地方だとか、特に過疎地だとか、さらにはあまねく家計にこれを及ぼさないと、...全文を見る
○片山虎之助君 三本の矢というのは私は正しいと思うんだけれども、金融緩和は、これはやるというと副作用がありますよね。これはいろんな問題点がある。それから、財政出動というのは、日本の場合には借金なんだから、基本的には。これは、これまた大変な問題がある。それが最後に残るのは、言われた...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、アベノミクス絡みで、いろんなこと言う人がおりますよね。私は、今度の春闘、厚労大臣おられますけれども、労働側の主張は、私は全部のんだらいいと思う。一%のベースアップ、定期昇給でしょう、あるいは定年制の延長でしょう。そういうもの、のめませんか。そういうことを、...全文を見る
○片山虎之助君 春闘は、ちょっと言い過ぎなんですよ。労働側が言うことを経営側がのみやすいような環境を政府が整えてほしいということなんです。言っていることは私、余り間違いじゃないと、労働側の。どうやってそれを経営側がのみやすいように応援してやるかと、こういうことだと思うんです。 ...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○片山虎之助君 それじゃ、短い時間ですが質問させていただきます。  地方公務員給与問題は、給与削減問題はもうほかの先生方も取り上げていますから、引き続いてフォローしますけれども、今日は別のことをやらせていただきます。  この法案には私どもは賛成です。出来がいい悪いというのはあ...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、普通交付税は何でないの、震災復興の。特別交付税だけ普通の制度のほかに震災復興つくったんですか。普通交付税が何でないんだ。
○片山虎之助君 今までこんな形の特別交付税はないんですよ。特別交付税そのものを増額して被災地にたくさんやるということは考えなかったんですか。まあ大臣に言っても、もっと上の方で決まったか。
○片山虎之助君 普通の特別交付税は、交付税というのは原資が決まっているんですよ、国税の一定割合で。まあ最近は消費税まで入りますけどね。そのうちの九四%が普通地方交付税で、六%が特別交付税なんですね。それ、使途が決まっているんですよ。それとは全く違うんですよね、震災、あれは。原資は...全文を見る
○片山虎之助君 法制上の連関はないんだけれども、そういうことなんですよ。国民の皆さんの負担する特別の復興税みたいのがありますね。それだとか、国会議員や公務員の給与カットがそこに回ったという考え方なんですよ。だから、丁寧に使ってもらわにゃいかぬのですよ、ある意味。  ところが、最...全文を見る
○片山虎之助君 だから、問題は財政の節度なんですよ、財政規律なんですよ。それを、この復興特別交付税もあるいは基金の使い方もよく考えてください。総務省がきちっとやらないと、地方自治体も緩みますよ。その問題はその辺にします。  文科省、来られていますか。私は、こういう体型というのは...全文を見る
○片山虎之助君 今の全柔連が選んだ人が、私も顔を見て悪い人じゃないと思うけれども、信用がないんですよね、十五人の選手の方に。だから、その人方がいろんなことを言っても聞かないわね、ヒアリングも受けないと言うんだから。だから、その人方を本当は差し替えるか、あるいは誰かを追加するか、何...全文を見る
○片山虎之助君 全柔連も信用がないんだけど、JOCもそうなんだよ。だから、別の中立公正な何かが要りますね。  それからもう一つは、こういうことの再発防止のためには、とにかく駆け込み寺と言ったら悪いけれども、きちっとした相談センターみたいなのが私は要ると思うんですよね。そうでない...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間が来ましたからやめますけど、しっかり頼みますよ。よろしく。  終わります。
03月25日第183回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○片山虎之助君 それでは、質問させていただきます。  今日は所信に対する質問ですから、何かあしたもあさってもあるようですから先が楽しみなんですが、今日は総論的な質問をさせていただきたいと思います。  この前、私はある自治体関係者の会合に行きましたら、そこの人が、いや、片山さん...全文を見る
○片山虎之助君 大臣の言われるとおりなんですね。  ただ、使えないことはないんですよ、地域主権も。あなたが言われるように、我が国は主権国家ですから、主権というのは国にあるんですよ。その一部を地方がもらっているんだから分権なんですね、法的には。しかし、地域主権というのは、その地域...全文を見る
○片山虎之助君 成長戦略は三本の矢では一番大切ですよね。それの、ある意味では地方版を目指されているのはいいんだけれども、総務省がやれることはお金や何かなんですよ。しかし、それだけでうまくいきますか。地方を本当に元気にするのに総務省だけで十分ですか。どう思われますか。
○片山虎之助君 そこで、あなたが総務大臣だから、地方財政計画に元気づくり事業三千億円というのを組んでいるんですね。それは当然、地財計画に組むということは、交付税で手当てをするんですよ。交付税の中に組み込んでいるんですよ。それに地域の防災・減災事業で四千五百五十億組んでいるんですよ...全文を見る
○片山虎之助君 給与の問題は予算委員会でもやりましたし、皆さんもおやりになって、今度の給与のカットの仕方が良くないんですよ、私は。国もやったんだから、国はやったんですよ、復興財源を出すために、二か年だけ、七・八%ということで。しかし、それまでやったことはないんですよ、国は。人件費...全文を見る
○片山虎之助君 給与のことを議論するつもりじゃなかったんだけれども、給与はその瞬間の水準を示すんですよ。だから、恐らく平成二十四年度は地方の方が高かったと思いますよ。しかし、二十五年、二十六年、一年しかやらないんだから、今度地方にもやらせないんだから、すぐ下がりますよ。  人件...全文を見る
○片山虎之助君 消防庁長官、呼んでおりますので最後に消防庁長官に聞きますが、この間の東日本大震災で消防団員が二百五十何人亡くなったんですよ、殉職して。常備消防などは五十何人。約三百人を超える人が殉職したんですね。私は、ルールがないからなんですよ、あれ。災害のときのマニュアルもない...全文を見る
○片山虎之助君 しっかりやってください。  またあしたやります。ありがとうございました。終わります。
03月26日第183回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○片山虎之助君 昨日に続きまして質問させていただきますけれども、本当に大臣、御苦労さんですね。  しかし、今日のずっと審議を聞いておりまして、地方公務員のやっぱり給与削減問題、評判が悪いわね。もう一生懸命説明されて、私はお気の毒になるんだけれども。しかし、そうなると、この地方財...全文を見る
○片山虎之助君 法定率の引上げは、それは地方財政法や地方交付税法には書いているんですよ、大穴が空いたら制度を直せと。ずっと大穴じゃないですか。大穴だらけなんで、今法定率を上げたって、国税の半分持ってこな駄目なんですよ。国税は四十四兆でしょう。足りないのは二十三兆なんだから、そんな...全文を見る
○片山虎之助君 まあ、税のことも言わないけませんので、地方税法にも賛成しますけれども。  平成二十年度につくった地方法人特別税と譲与税というのがあるんですよ。それができた経緯を簡潔に話してください。簡潔よ、長々は駄目よ。
○片山虎之助君 法人事業税ってあるでしょう、あれが物すごい偏在するんですよ、景気によって。東京都にばっかりうわっと集まって、弱小の、弱小の県と言うと怒られるけど、そういう県にはあれなんだから調整しようというので消費税と入れ替えるかという議論があったけど、なかなか簡単にいきません、...全文を見る
○片山虎之助君 最初の引上げはもう来年の四月ですよ。間に合うんですね。明らかにするんですか、制度をつくるんですか、どっちなんですか。
○片山虎之助君 やめると地方は財源を損するんですよ。元に返すと偏在を認めることになるんですよ。いい知恵を出してくださいよ、消費税を絡めてね。是非それお願いします。  それで、それに絡んで、外形標準課税というのがあるんですよ。私は神奈川県の今度の法定外普通税のことを今から言いたい...全文を見る
○片山虎之助君 法人事業税というのは収益課税なんですよ。もうからにゃ払わぬでいいんですよ。ところが、幾ら何でも、地方からサービスを受けるのに、もうかるかもうからぬかで税金を払う払わないっておかしいじゃないかと、こういう意識変化あるんで、一部を外形標準にしたいというのが地方の願いな...全文を見る
○片山虎之助君 何%、法人事業税の。
○片山虎之助君 そこで、神奈川県が、皆さん御承知の臨時特例企業、名前は何というのかな、何かややこしい名前の法定外普通税をつくったんですよ。それが、平成十三年に申請してきましてね、私はたまたま総務大臣だった。それで、私は認めると言ったよ。そのときは承認じゃなくて同意になっていました...全文を見る
○片山虎之助君 そのように立法が、今の立法がおかしいんで、どうしても読めないんで違憲にせざるを得ないという意見もあるんですよ。だから、立法でというのなら、まあなかなかこれは難しいんだけど、私は立法を直す余地があるのかなという気もするんですけど、検討の用意がありますか。
○片山虎之助君 それから、時間がなくなってきましたが、もう一つ税では自動車関係の税の話を。自動車取得税というのが今、都道府県税あるんですよ。しかし、その七割の税収は市町村に行くんですよ。この税を今度はやめると。まあ、取得のときに掛ける税金だから消費税と似ていますわね、二重課税じゃ...全文を見る
○片山虎之助君 財務副大臣、よろしくお願いします。  取得税の方はどうしますか。
○片山虎之助君 そこで、取得税やめるけれども、保有税である自動車税を増税するというのかな、幅を広げるとかという議論もあるようですけれども、同じことをやっちゃ、業界は反対、私はすると思う。しかし、税源は是非地方のためには確保してもらわないかぬのです。そこで、新しい何かの知恵を入れて...全文を見る
○片山虎之助君 もう少し時間があれば平成の大合併の総括について御意見を聞こうと思ったんですが、あれは大合併だったんです、それは。しかし、やっぱり都道府県で進度が違うし、規模もまた違いますし、これからどうやってあれを総括して次の市町村制度につないでいただくか、私は大きな課題だと思っ...全文を見る
03月27日第183回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○片山虎之助君 それでは質問を始めます。  松本会長は、御就任、これで二年二か月ですよね。ちょうどあの東日本大震災の一か月半ぐらい前に御就任になった。それまでのNHKは、いろいろありましたよね。職員の不祥事が続いたり、コンプライアンスやガバナンスいうて、いろんな問題が私はあった...全文を見る
○片山虎之助君 しかし、かなり理解力のある役員さんがそろわれたんですよね。  やっぱりNHKの給料が高いか安いかと、これは議論ありますよ。しかし、こういうときに私はお下げになることがいかがかなと、こういう感じもやや持つもので、それは今後の実績でどういう形でそれが、どういう影響が...全文を見る
○片山虎之助君 NHKが努力していることは私、認めますよ。それから、上がっていることは事実ですよ。ただ、なかなか我々が言う荒っぽい手をお使いになるのがお嫌らしい。例えば、行政処分ですよ、あるいは罰則の適用なんですよ。よその国はかなりやっているんだから。私は固定化しているんじゃない...全文を見る
○片山虎之助君 それから、国際放送なんですよ。  これも私は昔からずっと言っておりまして、平成十八年に政府・与党の覚書という、合意というのをやりまして、とにかく国際放送をもっとやらなきゃ駄目だと。日本はいろいろな意味で国際的に地位が下がるというので、子会社をNHKにつくってそこ...全文を見る
○片山虎之助君 中国と韓国、本気ですよ。競争しろとは言わないけれども、負けないようにしてくださいよ、少なくとも。よろしくお願いしますよ。  そういう国際放送の関係で、経営委員長さんが何か諮問機関をおつくりになっていろいろ議論されているという、お考えのようですけれども、どういうこ...全文を見る
○片山虎之助君 今回の会長は前の会長と違いますから、余り会長以下の執行部と衝突せぬようにしてくださいよ。やっぱりそれは調和をしてやっていただかないと。  大臣も放送政策研究会か何かつくられて、百花繚乱だね、それも国際放送ですか、大臣。
○片山虎之助君 是非、国際放送は進めていただきたいと、こういうように思います。  それで、公共放送ですから番組のことをちょっと言いますと、これは毎回言っているんだけれども、民放と余り競争しないでくださいよ。あっちの方はもう視聴率ばっかりなんだから、でしょう。やっぱりNHKはNH...全文を見る
○片山虎之助君 最近の私は日本人の知的レベルは落ちていると思いますよ。私は、かなりの部分、メディアの責任がある。メディアの筆頭ですから、NHKは。是非NHKから番組を直して、国民のあれを引き上げてくださいよ。是非お願いしたい。  それからもう一つ、新放送センターという、今の放送...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○片山虎之助君 質問を始めます。  私は、暫定予算の一か月というのは本当は長いと思っているんですよ。今回は五十日でしょう。それは今までも例がありますよ、橋本内閣にあったし、あるいは細川内閣も暫定で、暫定の補正まであったような気がしますけれども。しかし、五十日間というのは長い。そ...全文を見る
○片山虎之助君 それ、何でこうなるかというと、補正予算を大型にしたからなんですよ。大型補正予算だから審議に手間が掛かるのは当たり前の話。何でその大型補正予算にしたかというのは、来年度の当初予算を大型にしたくないからなんですよ。これはスリムにしたいからなんですよ。当初予算というのは...全文を見る
○片山虎之助君 皆さんの方は十五か月予算と、こうおっしゃる。私はこの前、十五か月じゃないと、実際は十三か月ちょっと、もう十三か月を切っているんじゃないかと、こう言ったんですが、その両方を合わせますと、この予算規模は百二兆を超えるんですよ。百三兆ですよ。それから、公債発行は四十八兆...全文を見る
○片山虎之助君 これで消費税を来年上げるとすれば、秋には結論を出さないかぬのでしょうね。そうなると、どの景気動向かといったら四―六なんですよ。四―六が大体あれは二か月遅れぐらいですからね。第一速報が八月半ばで、第二次が九月に恐らくなるので、その四―六が半分以上は暫定なんですよ。そ...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、私どもはこの国会に、国の責任ある財政運営の確保に関する法律を議員立法で出そうと思っているんです。まだまとまっておりませんので、まとまればほかの党にも、野党のみならず与党にも呼びかけて、そういうものを出したらどうだろうか。  一つは、財政運営の基本原則を立...全文を見る
○片山虎之助君 日切れ法案で、私は今参議院の総務委員会に所属しておるんですが、毎日やったんですね、月曜日からずっと。新藤総務大臣、大変だったと思いますけれども。  その中で問題になった一つが地方交付税制度なんですよ。これは、御承知でしょうけれども、昭和二十九年にできたんですね。...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
04月23日第183回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。  質問させていただきますが、毎回同じことを申し上げますけれども、答弁はひとつ簡潔明快、分かりやすくお願いいたします。  安倍総理、本当にアベノミクス、快調ですね。特に、円安、株高が止まりませんね。円がもう一ドル百円寸前ま...全文を見る
○片山虎之助君 総理、円安をどうするんですか。円安はもうこのまま為替の動きに任せて、これが百円を超えて百十円になっても百二十円になっても是認ですか。
○片山虎之助君 時間がありませんけど、ある大手の通信社の調査によりますと、所得が上がると思うかというのはノーが七割なんですよ。あなたは景気を実感できるか、ノーが八割なんですよ。だから、そこの感覚と、今かなり浮かれていますよ、日本中。私は浮かれるのはいいことだと思いますよ。それをつ...全文を見る
○片山虎之助君 成長戦略のことを聞こうと思ったんですが、今まで歴代内閣は八回作っているんです、成長戦略を。成果があったことはありますか。上がらないんですよ。難しいんですよ、これは。しかし、六月にプランをお作りになるようで、見なきゃいけませんが、今の皆さんのを見ると、何か国から補助...全文を見る
○片山虎之助君 よく言われる規制緩和ですが、例えば保育所の新規参入、株式会社やNPO法人の、七年掛かるというんでしょう。何か総理は二年繰り上げろと言われたけど。そんなスピード感覚のないような規制緩和で役に立ちますか。
○片山虎之助君 厚労大臣、しっかり見ておりますから、よろしくお願いいたします。  そこで、第二の矢の財政出動なんですけれども、公共事業は復権しましたね。去年の補正と今回の当初で十兆円近いですからね、往年の公共事業になった。  私は、耐震や防災・減災、いいと思いますよ。地方も、...全文を見る
○片山虎之助君 コンクリートから人へというのは、それは私もおかしいと思いますよ。コンクリートも人もなんですよ。人にいいコンクリートもいっぱいあるんだから、これは対立するものじゃ私はないと思いますけれどもね。  そこで、まあ公共事業を残すというのも一つのお考えですよ。だから、お考...全文を見る
○片山虎之助君 かつての仲間ですからひとつよろしく、総務省で一緒にやりましたので、よろしくお願いいたします。  そこで、アベノミクスの中に私は欠けているのは、国の形をどうするか、人づくりをどうするかということだと実は思っているんですよ。  アベノミクス戦略特区、大変アイデアだ...全文を見る
○片山虎之助君 それから、更に注文をさせていただくのなら、経済の豊かさ、経済成長だけじゃないんですね、人間の幸福は。よくブータンの話が出ますし、総理は「三丁目の夕日」がお好きでしょう。どういう経済社会をつくって、そこでどういう暮らし方、どういう働き方、どういう人とのつながりをやる...全文を見る
○片山虎之助君 ちょっとほかの問題を取り上げさせていただきたいんですが、私は、高校、大学で、私自身で申し訳ないんですけど、柔道をやりまして、これでも柔道六段なんですよ。強い弱いは別ですよ。大変柔道に感謝している、柔道を愛しています。私は、柔道は日本の武道の代表だし、礼をもって礼に...全文を見る
○片山虎之助君 それちょっとまだ早いんです。次の質問なんです。
○片山虎之助君 文科大臣が言っちゃったんですけれども、全柔連は二つ問題があるんですよ。今の女子強化選手十五人が告発した問題で、暴行ですね、殴るという問題と、それからパワーハラスメント、それが一つ。それからもう一つは、助成金をもらっているんです、選手強化の。その助成金の、言葉は悪い...全文を見る
○片山虎之助君 大臣ね、悪いけど、長いだけよ、あなた。それ、役所の人が書いたのをそのまま読んでは駄目やわ。あなたは権威でしょう、文部科学行政の。  センターもいいですよ。しかし、不正の金の流れがあるんだから、しっかりとどういう形か調べて、それは責任逃れなんですよ、センターがやる...全文を見る
○片山虎之助君 稲田大臣、どうですか。
○片山虎之助君 国民のお金の変わった形ですから、準公金ですから、これはおかしい流れがあったらきっちりせにゃいけません。そのことを特に両省にお願いしまして、終わります。  ありがとうございました。
05月02日第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○片山虎之助君 片山でございます。  三人の公述人の先生方、ありがとうございました。お聞きしていまして、大変面白い。皆さんやっぱり個性があるというか主張が違って、アベノミクスに対しても大変いい評価もあるしそうでない評価もあるんで、大変勉強になりました。  しかし、私は、アベノ...全文を見る
○片山虎之助君 うまくいくということなんですか。
○片山虎之助君 うまくやれば。それ、だからどうやるのよ。それを聞いているんです。
○片山虎之助君 もう分かった、時間がない。
○片山虎之助君 上念先生のは分かりやすい。力強いしね。大変極端だけれども、あるいは正しいかもしれぬわね。ただ、あなたのは、全部金融や財政だけで、公の支出だけで、そういうところだけに頼るというのは良くないので、基本はやっぱり民間の意欲や投資の姿勢ですよ、あるいは国民の協力なんで。だ...全文を見る
○片山虎之助君 安倍政権の弱点の一つはあなたが言われたとおりでしょう。もう一つはエネルギー政策なんです。私は、一つは地方分権政策だと思っている。それからもう一つは、やっぱりエネルギー政策についてもっとしっかりしたあれ出さにゃいけませんね。これが、今日はアベノミクス的なことが中心な...全文を見る
○片山虎之助君 学校ばかり言うからもうちょっと……
○片山虎之助君 いや、小幡さんね、今の教育制度で学校だけつくっちゃ駄目なんですよ。教育制度そのもの全体を見直さないと、いろんな。学校をつくることじゃないんですよ。教育の在り方をもう少し議論をすることだと私は思いますよ。  そこで、第三の矢の新成長戦略の柱は何だと思いますか。もう...全文を見る
○片山虎之助君 分かりました。ありがとうございました。
○片山虎之助君 片山でございます。  三人の公述人の皆さん、御苦労さまでございます。ひとつよろしくお願いいたします。  ずっと今日私も聞いておりまして、やっぱり中国の目覚ましい台頭で、好むと好まざるとにかかわらず、世界は二大強国時代に入ったなと、こう思いますね。それで、日本は...全文を見る
○片山虎之助君 戦略的互恵関係、私も分からないんですけれども、一言で言えば、得のときは手を握ろうということですよ。そうだと思っているんです。  それは基本的に、あの国が普通の国になるまではそれしか方法がないんじゃないかと思いますよ。いかがですか、もう一言ずつ、両公述人。
○片山虎之助君 孫崎さんは隷属関係と言われたですか、日米は。隷属関係ですか。例えばどういうところですか。
○片山虎之助君 それは、日本の意思、日本の意向を聞かずにと、こういうことを言われているわけですか。
○片山虎之助君 私どもはおとつい沖縄に行ったんですよ。地方公聴会というのもやらにゃいかぬものですから、被災地ともう一つ、沖縄に行こうということで委員長以下行きまして、公述人の御意見は聴き、知事さんや市町村長さん、皆さんの御意見は聴いたんですけれども、普天間の辺野古移設は沖縄では非...全文を見る
○片山虎之助君 あの沖縄の二つの新聞、同じような記事ですね。あれは、二つあるなら別々に書いたらいいんですよ、立場。どれを読んでも同じみたいな。  そこで、あなたの言われるようなことを言っていると、普天間は固定化になるんですよ。いいんですか。
○片山虎之助君 今の御意見を含めて、普天間問題、宮家さん、どうですか。
○片山虎之助君 富坂さんはどうですか、今のところ。
○片山虎之助君 孫崎さんと宮家さんは外務省御出身ですけれども、私はもう外務省というのはかねがね隠蔽体質だと思っているんですよ。TPP、前の政権のときから今の政権に至るまで情報を出しませんわね。私は、事は外交交渉で、秘密のこと多いと思いますよ。しかし、もう少し出して議論をしないと、...全文を見る
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○片山虎之助君 公述人の四人の皆さん、今日はありがとうございます。しんがりですから。片山虎之助でございます。  公聴会は、釈迦に説法なんですけれども、公述人の皆さんの豊かな知見を我々が予算審議のために勉強する会なので、お聞きする会で、何となく予算委員会の質問戦風になってきまして...全文を見る
○片山虎之助君 ありがとうございました。  やっぱり安全保障上、地政学的に沖縄は本当に絶好の場所なんですよ。私がアメリカでも、やっぱり欲しいわね、基地としては、大拠点になるとか、同時に、これからアジアの時代なんで、アジアの成長力を取り込むためにも沖縄は絶好の場所にあるんですよ。...全文を見る
○片山虎之助君 どうですか、稲嶺市長。一言でも結構です。
○片山虎之助君 アベノミクスは、今、第一の矢、成功ですよ。円安、あれだけの株高で。第二の矢は財政出動なんだから、問題は借金だとかやり方の議論はあるけれども、まあこれも成功なんですが、本命は第三の矢ですよ、新成長戦略で。これができないとそれは全体がおかしくなる。今一番問題は格差なん...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
05月09日第183回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○片山虎之助君 今日は、大臣、時間の関係もあるんですが、大臣の憲法観を聞きたいと思いまして、大臣は四月二十日の昼に靖国神社に参拝されましたよね。大臣で靖国神社へ参るというのは勇気が要るんですよ、今の日本では。私も大臣三年近くやったけど、毎回行ったわけじゃないですよ。行ったら騒動な...全文を見る
○片山虎之助君 御承知のように、大臣のおじい様は栗林中将ですからね、硫黄島の。私も硫黄島に行きまして、本当に御苦労分かりましたよ。ああいう皆さんが今靖国神社に祭られているんで、そういう皆さんを本当に尊崇の念を持って悼むということが、私、どこが悪いんだろうかと思うんですが、長い経緯...全文を見る
○片山虎之助君 そうなんですよね。憲法改正は悪くするためにやるんじゃないんですよね。良くするためにやるので、いいところは全部残すんですよね。足りないところを補うんですよ。もし仮にちょっと今の時代に合わないところがあったら変えるんですよね。言われたとおりなんですよ。ドイツは五十七、...全文を見る
○片山虎之助君 今の憲法改正には、九十六条の問題と国民投票法ありますよね。ところが、国民投票法は通りましたよ、第一次安倍政権で。動かないわね、今のままじゃ。  問題は、どこまで投票する権利を与えるかなんで、満十八歳にしたいんだけれども、いろんな注文が付いて満二十歳ですよね。我々...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、憲法の話をしたらすぐ九条になるんですよ、九十六条の次は九条。私は、そうじゃなくてね、第八章が地方自治なんですよ。九十二条、九十三条、九十四条、九十五条が地方自治で、これは私は日本憲法の中で大変お粗末な規定だと思っているんです、正直言って。もうお読みになった...全文を見る
○片山虎之助君 明治憲法は、あれは中央集権ですからね、中央集権のメリットを明治憲法はあれしましたよね。ついでに言いますと、明治憲法は一遍も変えていないんですよ。日本というのは変えないのが好きな国なのかねと、こう思いますけれどもね。まあそれは余談ですけれど。  そこで、もう時間が...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○片山虎之助君 片山でございます。よろしくお願いします。  時間が短うございますので同じことを言いますが、ひとつ簡潔、的確にお願いいたします。  安倍政権ができまして百四十日ですね。もう百四十日か、まだ百四十日かと両方あると思いますけれども、その間、私は日本はかなり変わったな...全文を見る
○片山虎之助君 今日は総理も対話ということを盛んに言われますよね。しかし、簡単に対話できるかどうかですよね、これから。ただ、私は言うべきことは我が国も言わなきゃいかぬと思いますよ。言うべきことを言わずに対話というんじゃないんで、対話というのはそういうことじゃないんで。ただ、対話、...全文を見る
○片山虎之助君 済みません、事は外交交渉で機密を要しますから、全部言えないかもしれませんわね。しかし、どうも私は事務方の隠蔽体質は前の政権時代から変わっていないと思いますよ。あるいはもっと強くなったのかな。  それは、総理の人気の一つはリーダーシップとアピール力なんですよ。だか...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、私は、総理、何を守るのか。これは必ず守りますよと、例えば米を始め何品は守ると、日本の国民皆保険の医療保険制度は守ると。この前、石原さんが盛んに言っていた遺伝子組換えなんかに絡む食の安全は守るとか、これは守りますよということをある程度はっきり言われるという必...全文を見る
○片山虎之助君 国柄も田園風景も守ってもらわないけませんけど、これは取りあえず止められませんわね、断る断らないに関係ないんで。今言われたことは、是非、総理の言葉は大変重いと思いますので、そういうふうに国民に物を教えるということが私はこのTPPが理解されるゆえんじゃないかと、こうい...全文を見る
○片山虎之助君 財政規律の問題は、副総理、大変大切なんですが、今のその二〇一五年までに半減するとか、二〇二〇年までにゼロにするとか、私はできないと思います。それは、まずいろんな状況を考えるとできないんで、それをどう考えるかという。それと、消費増税が来年の四月には待っているんで、そ...全文を見る
○片山虎之助君 ありがとうございました。
05月16日第183回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○片山虎之助君 それでは、質問を始めます。  本当に大臣を始め関係の皆さん、これは今度は第四次だそうですけど、御苦労さまでした。私は、この義務付け・枠付けというのは大変地味な仕事だけれども、これは地方団体にとっては、ある意味ではもう非常にがんじがらめになっているので有り難い仕事...全文を見る
○片山虎之助君 なるほどね。大臣の言われるように、国民の生命、身体に関することはある程度厳重にやるということじゃなきゃいけませんよ。しかし、国が何でやらないといかぬかという。地方のこと、その地域の実情を一番分かるのは地方自治体なんで、自治体に任せればいいんですよ。そういう癖がない...全文を見る
○片山虎之助君 もう典型的に言われるのは、道路の構造令よね。道路の規格、構造、傾斜、何で全国一緒でなきゃいけませんかね。保育所の入居基準、これもよく言われるでしょう、あるいは公営住宅のいろんな基準、そんな任せりゃいいに決まっている。ナショナルミニマムだけきちっとやればいいんで、だ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、もう一つこの問題で聞いておきたいのは、地方は喜んでいますか、これだけ今度九百七十五全部でやったことについて。地方のあれは余り聞こえてこないんですよね。知事や市町村長、細かいから分からないのかな。いかがですか。何かあったら言ってください、事務方でもいいです。
○片山虎之助君 是非それは、いろいろ大臣から言ってもらうと大分違うと、こういうふうに思います。  それからもう一つ、国と地方の協議の場というのを法制化したんですよ。私は、梶原という全国知事会の会長、岐阜の知事さんですけれども、相談がありました、大臣辞めた後だけれども。私は、法律...全文を見る
○片山虎之助君 それで、この協議会というか、協議の場の状況というのか結果というのか、それは国会に報告することを義務付けられているんですよ。国会に報告したことありますか。私はそれは報告してもらいたいと思う。国会、まあ総務委員会でも何でも、予算委員会でもいいんだけれども、報告をしても...全文を見る
○片山虎之助君 だから、そういう役所みたいなことをやるから駄目なんです。文書函にほうり込めばいいって、みんなそうじゃないの、山のようにあるじゃない、みんな整理できませんよ。国会で大臣が報告すりゃいいんだ、本会議でも総務委員会でも。そういうことをやらないと駄目ですよ、そういう努力が...全文を見る
○片山虎之助君 それで、時間がなくなったんですが、いつもないんですけれども。  道州制というのは、この前もちょっと言いましたが、地方六団体の評判は悪いわね。全国知事会も何か今の与党中心に進めている案には反対で、全国知事会で独自のあれをまとめるという、七月か何かにね。それから、全...全文を見る
○片山虎之助君 それで、それに絡んで地方出先機関の改革なんですよ。まだ前の政権の方がましだったわ。政権が替わってから音さたがなくなった。地方はみんな、どうしたんだろうと言っていますよ。それは反対ありますよ、中央の省庁の中でもね。市町村の中だっていろんな議論が私はあると思う。しかし...全文を見る
○片山虎之助君 一分過ぎましたので、やめます。
05月21日第183回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○片山虎之助君 今も話がありましたが、今回のマイナンバー法の主力は内閣委員会なんですよね。この地方公共団体情報システム機構というんですか、これだけが総務委員会になっている。何でなっているかというと、地方自治情報センターがこの機構になるんですよね、地方共同法人に。格上げといったら格...全文を見る
○片山虎之助君 今言ったとおりなんですよ。年金なんかは自分で向こうに連絡しなきゃいけないんだ、役所に。ところが、その役所が住基ネットに確認してくれるから何もしなくていい、お金も掛からない。ところが、これ分かりませんわね。だから、とにかく住基ネットにつながないというところがたくさん...全文を見る
○片山虎之助君 外国ではみんなあるんですよ、カードが。日本では、本人確認はパスポートだとか免許証なんですよね。おかしいんだ。今度はこれで変わってくるかも分かりませんが、大臣、この住基ネットの功罪について御認識を、プラスとマイナスの功罪、御意見をお伺いします。
○片山虎之助君 そこで、今度は社会保障・税番号ができるわけ。そこで、住基ネットと今度の社会保障・税番号はどこがどういうふうに違うか、どういう関係があるのか、ちょっと簡潔に、局長、話してください。
○片山虎之助君 簡単に言うと、住基ネットの番号があって、社会保障・税の番号がもう一つあるんでしょう。何で一緒にしないんですか。
○片山虎之助君 これも簡単に言うと、個人情報をまとめないということなんですよ、分けておく方が安全だと。まあこれはいろんな議論があるわね。  そこで、今度は地方自治情報センターが情報システム機構になるんでしょう。何をやるんですか、システム機構。それで、何でそれを今までの言わば財団...全文を見る
○片山虎之助君 いいですよ、地方共同法人は。どういう仕事が増えるの、このシステム機構に、センターと比べてみて。
○片山虎之助君 ちょっと難しいわね、説明が。まあいいわ、もう時間がないからね。  そこで、今度は市町村が何をやるかなんですよ、このマイナンバー制度で。何をやるかということと、何をやるかということの何かをやればお金が掛かるので、そのお金は誰が持つんですか。
○片山虎之助君 決まってないんだね、まだ、お金の方は。それはちょっと大臣に答えてもらわにゃいけませんが。  そこで、地方共同法人はたくさんないんですよ。下水道事業団だとか地方団体金融機構とこれとですよ。これは国と地方の真ん中の法人なんですね。ガバナンスが一番問題だと思うんですが...全文を見る
○片山虎之助君 そうなると、国は何をやるの、国の関与。それを最後に答えてください。今のやつは地方のあれでしょう。ガバナンスの主体は国というよりも地方のいろんな機関が、代表者会議だとか何とか審議会だとか、それがやるんですけど、国は何をやるんですか。
○片山虎之助君 終わります、時間だから。
05月30日第183回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○片山虎之助君 それじゃ、質問を始めます。  我が党は、この法案には賛成であります、電波利用料のその使途拡大ですね。  そこで、今日出ている消防救急無線と防災行政無線、これは全く別物なんですね。デジタル化が両方ともかなり遅れている。私がつかんでいる数字だと、消防救急無線の方は...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、消防救急無線の方は平成二十八年の五月末かな、それが期限になっていますね。できますか。それから、防災行政無線は、こんなことじゃ先が私は大変だと思うんで、それは市町村長さん、知事さんも後回しにしているんですよ、それだけの必要を感じていないんで。そこは皆さんの努...全文を見る
○片山虎之助君 いや、だから、こんなことなら何で早く電波利用料の使途を拡大しないの。  午前中、いろんな議論がありますよ、電波利用料には。私も性格はよく分からない。手数料なのか使用料なのか財産収入なのか権利の見合いなのか分からないけれども、法律で書けばそれは使途拡大になるんだか...全文を見る
○片山虎之助君 それで、これはちまちまなのよ、申し訳ないけど。四年間で百市町村でしょう。初年度は二十五億なんですよ。恐らく未整備の市町村は千以上ある。四年間で百やったって焼け石にまあ水じゃないかもしれぬけれども、私は、それはほかのこともやるんだということなら、法律改正してやるんな...全文を見る
○片山虎之助君 特に、緊急減災・防災事業ってあるでしょう。あれは二十五年度までですよ。どうされますか。今、一般のやつよりはかなり厚くしているの、財政措置を、これは三年度ということで。これ、どう扱いますか。本年度で切れるんですよ。
○片山虎之助君 そのデジタル化もいろんな効用については議論があるけれども、しかし私はやった方がいいと思うので、あらゆる施策を動員して是非やっていただきたい。  そこで、今、電波利用料については検討会をつくって、副大臣が中心のようですけれども、検討中のようですが、大まかなスケジュ...全文を見る
○片山虎之助君 八月までに基本方針をまとめて、法案が要るでしょう、それがどういうあれですか。それから、いつから適用なの。二十六年度か二十七年度か。
○片山虎之助君 いやいや、そこで、ちょっと先ほども議論が出たんだけれども、結局、電波料の今の負担が、これはバランスが取れて公正なものかどうかという議論があるんですよね。特に、先ほど聞くと、パブコメですか、七百件の中で五百件はテレビ局が割安じゃないかと、負担が低いじゃないかという意...全文を見る
○片山虎之助君 私は、東日本大震災を見まして、本当にNHKを始め民放も大変よく努力したと思いますよ。私は、放送の価値というのを見直した、あれで。その前より思った、あれは。だから、それは放送の関係の方が言うのもよく分かるし、ただ、どんどんどんどん携帯電話の無線局がもうどんどん増えて...全文を見る
○片山虎之助君 アベノミクスの議論はしませんけど、第三の矢の新成長戦略が、これが核心、本命ですよね。私が見るところ、今まで歴代の内閣みんな出しているんですよ、新成長戦略、七回か八回。成功した例がないんです。だから、どういうのを出すのかなと手ぐすね引いて待っていますけど、その中に電...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○片山虎之助君 それでは、質問をさせていただきます。  法案は人事院勧告の法制化ですからね、私どもの方も賛成さしていただきますが、事柄については私はいろいろ注文があるんですよ。  日本の公務員制度は、釈迦に説法ですけど、メリットシステムですよね。能力、実績に応じて採用され、昇...全文を見る
○片山虎之助君 皆さんのところは官民較差を調べるところだから、もちろん官民較差があったからこういう勧告なんですよ。しかし、五十五から六十までの五歳幅でこういう勧告をしなきゃならぬほど耐え難いような較差だったんだろうか。私はそれがよく分からない。ちょっと簡潔に、局長でもいいです。簡...全文を見る
○片山虎之助君 対象はあなた一万五千人と言われたわね。ちょっとその根拠を教えてください。私のあれでは約三万人、金額にして六億円と言っているんですよ。六億円ぐらいで高齢者の士気を阻喪するというのはいかがか、皆さんもそういう議論がいっぱいあったけれども、と思いますよ。その辺はどういう...全文を見る
○片山虎之助君 幾らかと、金額では。
○片山虎之助君 それじゃ、総務省。
○片山虎之助君 今日も皆さんの議論のように、デフレ脱却でしょう。民間には給与上げろ、給与上げろと言っているんですよ。いやいや、本当に。そういうときに公務員がこういうことは私率先してもいいと思うの、逆に。そういう意味ではいかがかなという感じがどうもするんですけれども、よく考えてくだ...全文を見る
○片山虎之助君 これだけ下がったんだから、人事院総裁、この七・八パー下がったものが官民較差に反映するんですよ。そういう勧告を出されたら、それは総務大臣の方はというか内閣の方は考えると思うんですよ。恐らくやめざるを得なくなる。いかがですか、どういう勧告を出すんですか。
○片山虎之助君 今総裁が言ったのは、二重なんですよ。給与額と支給額と分けて勧告するというんですよ。そんなことを何で人事院がやらなきゃいけませんか。人事院はきちっとした支給額の官民較差を調べて、その結果を内閣と国会に勧告すべきなので、何で政府が政治的にやったことを、それを一つの勧告...全文を見る
○片山虎之助君 だから、もう釈迦にこれまた説法なんだけど、人事院は労働基本権制約の代償機関なんですよ。そこをまず考えないといかぬのですよ。皆さんが政治的に決めた支給減額についてまで配慮することはないので、現実の官民較差、民間との差をきっちり調べて、それを勧告して、それに合わせるべ...全文を見る
○片山虎之助君 大分総裁の答弁、苦しくなっているわね。しかし、これは国家公務員三十万の話じゃないのよ。地方公務員が約二百九十万人おるんです。あるいは公務員に準ずる者がもっとおるんです。これに全部影響があることなんですよ。  私は、地方公務員も国と同じように七・八下げろというのは...全文を見る
○片山虎之助君 また引き続いてやります。時間来ました。ありがとうございました。
06月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。  ダブりますから簡潔に申し上げますけれども、私も、今回の予算委員会に対する政府・与党の対応は誠に遺憾千万だと思います。もちろん、国会運営でいろんな戦術を与野党やることはいいんですけど、度を過ぎている。委員長や当委員会がやっ...全文を見る
08月02日第184回国会 参議院 本会議 第1号
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○片山虎之助君 私は、年長のゆえをもちまして、議員一同を代表し、ただいま就任されました新議長並びに新副議長に対しまして、お祝いの言葉を申し上げたいと存じます。  山崎正昭君は議長に当選され、輿石東君は副議長に当選されました。私ども一同、衷心より祝意を表する次第でございます。私個...全文を見る
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。  衆参のこの予算委員会の基本的質疑ですか、代表質問四日目で、質問事項であるいはダブることあろうと思いますが、できるだけ変わった切り口、別の観点で質問しようと思いますので、総理以下閣僚の皆さん、お疲れでございましょうが、よろ...全文を見る
○片山虎之助君 経済対策パッケージについては後ほどお聞きしますが、そこで総理、八パーは途中経過なんですよ。今回の税と社会保障の一体改革は一〇パーなんですよ。一〇パーにするために二回に分けようと。今は途中経過、第一段階で、一〇パーはやられますね。それだけの御決意ありますね。  ど...全文を見る
○片山虎之助君 いつ決断されるかなんですよね。一〇パーにするんなら、決まっていませんよ、決まっていないけれども、軽減税率の問題も出る、それが出るんなら、インボイスをどうする、インボイス制度の問題も出る。そういうことはいろいろあるんですね、準備で。  いつごろ御決断されますか。軽...全文を見る
○片山虎之助君 決める時期を含めてなお検討ですか。いやいや、いろんな、年内とか来年のいつだとかですよ。来年の四月から上がるわけですから、来年のいつごろだとかといろんな議論がありますけれども、今は全く決まっていないんですね。一〇パー上げる決意だけは十分お持ちなんですね。
○片山虎之助君 法律で決まっていますけれども、巨大与党ですからね、いつでも変えようと思えば変えれるんですけれども。  それじゃ、それはさておきまして、今度の経済対策のパッケージですよね。十月一日に閣議でお決めになった。ぱっと五兆円と出ていますよね。とにかく来年の四─六は恐らくか...全文を見る
○片山虎之助君 最近、世の中では倍返しというのがはやっているんですけれども、これは三分の二返しですな。それは、その反動減を埋めて更に伸ばしていくためには五兆円必要だと、マクロ経済的にそういう御判断なんですね。  そうすると、枠を先に決めて、中身はこれから探していくわけですか、各...全文を見る
○片山虎之助君 税金の決め方、経済対策パッケージの規模を決めるのは、ちょっとそれはね、それは笑い事の話じゃないですよ。まあ、あなたはそういうことを言うのが好きだけれども、それはちょっと不真面目じゃないですか。もう一回あるならどうぞ。
○片山虎之助君 じゃ、五兆円の中身をお尋ねしますけれども、まず復興特別法人税の前倒し廃止ですね、我々も反対なんですよ。本当に復興のための財源を国民みんなで出し合おうと。個人も法人もですよ、みんなで、あらゆる地域の人が、そうでしょう。議員も公務員も、それをみんなで出し合おうというの...全文を見る
○片山虎之助君 まあ異論はありますが、総理の熱意は分かりますよ。  そこで、簡素な給付措置を三千億円ですか、それから住宅の応援を三千百億に、被災地が五百億だったかな、こういうのはいかにもばらまき風なんですよ。  そして、これは続けるんですか、どうするんですか。もし再来年度一〇...全文を見る
○片山虎之助君 時間がありませんから次に行きますけれども、復興事業なんですよ、今一兆三千億と言われた。  復興事業というのは、お金だけ積み上がっているんですよ、どっどっどっどっ。しかし、執行率は大変低いんですね。二十三年度が執行率がどのくらいでしょうかね、約六割じゃないですか。...全文を見る
○片山虎之助君 現場主義のそういう出先をつくったり、いろんなやり方は工夫されていると思いますよ。しかし、なかなか見ていると効果が上がっていないわね。  私は、再度、思い切って、いろんなところでいろんなやり方があってもいい、民間や地方自治体に思い切りものを任せるとか、何かいろんな...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、その次に、五兆円の大口は公共事業なんですよね。どうも二兆円ぐらいと、こういうお話のようですけれども、私は公共事業は反対じゃありませんよ。良くも悪くも地方経済にとって公共事業は今要るんですよ、でしょう。国土強靱化も反対じゃない。古くなったいろんな施設はいっぱ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、この五兆円の補正予算なんですよね。何か十二月上旬までに固めて補正予算にして、恐らく年末に来年度の当初と一緒にやって来年度の通常国会の冒頭に出して、去年と同じですわね。そうなると二月の末に通るんですよ。それを、今度は地方自治体が予算を通すのが三月なんですよ。...全文を見る
○片山虎之助君 私は、できれば本当は当初に一本化するのがいいと思うんだけれども、それがいろんなリスクがあるのなら、財政規律はきちっと守らせて、補正も厳正な予算をつくっていただいて、すぐ四月、五月にそれが施行できる体制を整えてくださいよ。そうでなきゃ妙な癖がいつも付いちゃう。去年も...全文を見る
○片山虎之助君 だから、消費税の増税は社会保障に充てて今までのやりくりや借金を外すというのはもう大変賛成ですよ。そして、今度の経済再生のために必要な予算を取らなきゃいけません。しかし、そっくりそのまま移動したようなことは、消費税がほかに充てられたという誤解を招くんですよ。  だ...全文を見る
○片山虎之助君 我が党では、消費税増税は是か非かで大変な議論がありました。皆さんいろんな意見がある。しかし、この前衆議院でも平沼さんが質問しましたように、今の地方を見ると、本当にまあ疲弊というのか元気がない。日本は二つの国があるようだと。東京という国と、東京圏国とその他の地方国と...全文を見る
○片山虎之助君 それで、やっぱり法人税の実効税率は私は国際水準並みに、標準並みに下げていかにゃいかぬと思いますよ。  私どもは消費税の地方税化というのを言っているんですけれども、それとの見合いにおいて、それとの見合いって一遍にできませんよ、消費税の地方税化なんていうのは。一遍に...全文を見る
○片山虎之助君 それで、中小企業対策なんですよね。中小企業対策はいろいろなきめ細かい対策を今政府・与党で御検討いただいていることには敬意を表したいと思いますけれども、私は一つは、税制もあるけどやっぱり金融だと思うんですよ。  今、中小企業は七三%赤字だというんですね。赤字には金...全文を見る
○片山虎之助君 信組や信金は預貸率がもう五割を割っているというんですね。地方銀行でもかなり低い、六割とか七割とか。だから、お金はあるんですよ、みんな国債に行っちゃっているんでね。だから、それをうまく動かすような意欲的なあれが私は是非要ると思うんですよ。
○片山虎之助君 人件費論争がありましたけど、法人税をまけたってなかなか人件費上がる保証はありませんわね。しかし、政府の大変熱心な勧奨でそういう空気ができたことは、私は大変いいことだと、こういうふうに思いますけれども、これだけ民間に執拗にあれされるのに、公務員の人件費はどうしますか...全文を見る
○片山虎之助君 雇用はやっぱり拡大しているんですよ。非正規なんですよ、三十代、四十代の。だから、非正規対策は、先ほども議論になりましたが、私、本気で全体の人件費問題では取り組むべきだと、こういうように思います。  そこで、もう時間がありませんのでTPPについてだけちょっとあれし...全文を見る
○片山虎之助君 米国と二回、二国間交渉をやったというんですね。どうもあれは秘密を守る条約か契約かがあるんですか。どうもこの間に軽自動車税を上げようとか、アフラックというところですか、かんぽと提携をするとか、何となく気持ちが悪いですよね、秘密交渉の結果じゃないかといって、そういう危...全文を見る
○片山虎之助君 もうこれでやめますけれども、隠せばいいというものじゃないんで、もう少し工夫して教えてもらわないと国民的な世論は形成できませんよ。逆に大騒動になるおそれがあるんで、工夫をしてくださいよ、工夫を、悪知恵を出して、悪知恵多いんだから。是非それをお願いしまして、関連に移り...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○片山虎之助君 ただいまから質問を始めます。  済みませんね、皆さん、お忙しいときにこれだけ呼んで。二十分なんですからね、質問の答弁は簡潔明快にひとつよろしくお願いしたいと思います。  最近、うれしいというか面白いことに、今一番賃上げに熱心なのは安倍内閣なんですよ。私は、通常...全文を見る
○片山虎之助君 NHKの日曜討論は一分なんですよ、あれ。灯が付いてね、五十五秒から。とにかく答弁は一分でお願いしたいね。  それは、経団連の会長は皆調子のいいことを言いますよ。やるかやらないかなんですよね。九千億も復興特別法人税をまけるんでしょう。もうかったところをまけるんだか...全文を見る
○片山虎之助君 それで、まあまあ、だんだん良くなるのは、私もそうなると思うけれども、あとはスピードですよね。  そこで、それだけ民間に上げろ上げろと言っているのに、公務員の方はそうじゃないのよ。今年の人勧の勧告は二つ出しているんですよ、下げたのと上げたのと、上げたというか、下げ...全文を見る
○片山虎之助君 人事院は、人事院勧告というのは国家公務員だけなんですよ。しかしこれは、影響するところ物すごく大きいのよ。国家公務員、地方公務員、独立行政法人何とか機構でしょう、何とか外郭団体、恐らくこの範囲は六百万だと私は思う。国家公務員は六十万でしょう、表向きは。地方公務員は三...全文を見る
○片山虎之助君 それで、総務大臣、地方公務員給与削減の一番の問題点は、国家公務員と同じように下げろというのはいいんですよ。交付税がこれだけしかないから、これは配分では国公に準じて配分しますよもいいんですよ、そこまでは。やらなければ交付税に連動する、必ずやれと何度しつこく言うんです...全文を見る
○片山虎之助君 いや、懇切丁寧はいいんですよ。だから、もうしつこくやってもしようがないんでね。全体では六十何%ぐらいでしょう。(発言する者あり)七〇になったかな。それはやっぱり怖いから、あなた方が。だから、そこは私は程々にしないと。  それで、来年どうするんですか、来年度以降。...全文を見る
○片山虎之助君 私の聞くところ、地方は納得していませんよ。あの例の何とか、ありますよね、会議が、地方と国との意見交換の会が。どういう意見ですか、簡潔に紹介してください。
○片山虎之助君 よく考えて是非やってもらいたい。閣内における総務省の役割、信頼ね、あるいは地方の。そういうことで是非お願いします。  それで、私個人は、公務員の総人件費は縮減すべきなんですよ。縮減すべきなんだけれども、給与のレベルじゃ駄目なんですよ。組織の縮減、組織、機構の縮減...全文を見る
○片山虎之助君 時間がありませんから次に行きますが、内閣人事局というんですか、今度の国家公務員法の改正案を今日閣議決定したとかという話ですが、そうですか。後の進め方をどうするか。ああ、どうぞ。
○片山虎之助君 後の進め方はどうですか。もう与党との……
○片山虎之助君 あっ、済みません。  与党との調整は済んで、この国会に提案されるわけですね。
○片山虎之助君 考え方は私は悪いとも思わないけど、お化けのような組織ができるんですよ。各省庁全部の指定職以上の人事を一括してやるんですよ、名簿を作って。そういうことは誰がやるんですか、神様のような人。政治家とお役人と組んでやるに違いないんだけど、六百人の勤務評定をやって六百人の配...全文を見る
○片山虎之助君 公務員制度にはメリットシステムとスポイルズシステムとあるんですよ。メリットシステムというのは、メリットに応じて、能力や実績に応じて採用されずっと昇進していく、任用していくと、こういう、日本は伝統的にこの制度なんですよ、明治維新。必ずしもそうでない時期もありますよ。...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、選考基準を人事院が意見言うというんでしょう。人事院というのはそういう立場かなと思うんですけれども、どういう選考基準ですか、総裁、簡単に言うと。  それから、時間がなくなったからもう一点聞きますけれども、級別定数について争いましたよね、権限争議があって。ま...全文を見る
○片山虎之助君 まあ、足して二で割ったとは言いたくないけど、ややそういう感じがありますよね。  そうすると、むしろ原案は人事院が作るの、選考基準も今の級別定数も。どっちが作ってどっちが相談に乗るんですか。何かいろんな条文を読んだ限りでははっきりしない。
○片山虎之助君 任用の基準や、総裁、試験や研修も人事院がやるんですか。任用の基準、試験、研修。
○片山虎之助君 時間が来ましたからもうやめますけれども、これ大きい問題ですから、今後、この委員会や予算委員会その他で議論させていただきます。  どうも済みません、質問がなかった方、またこの次やりますので、請う御期待で。  ありがとうございました。終わります。
11月14日第185回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○片山虎之助君 それでは質問いたします。  今回の両法案には賛成いたします。遅きに失したという意見もありますが、民間は普及していないのよ。人事院の調査、去年発表した調査だと、この制度を採用しているのは〇・九%だそうだ。制度がなくて個別に対応しているのは〇・七%なんです。一%行っ...全文を見る
○片山虎之助君 皆さんの方は、あなた、民間に賃金を上げるように税金まけるんでしょう。連合の代わりをやろうというんだ、政府が。話が逆になっているんだよ、賃金を上げるために税金まけるんだから。この制度普及のために何かまけるんですか。何かそういうおまけあるんですか。
○片山虎之助君 そこで、その人件費なんですけれども、先週の木曜日に政府は、公務員の給与カットはマイナス七・八ですよ、これを今年度で打ち切ることを決めたと、方針を決めたというのが先週の金曜日の、一斉に報道されたんですよ。私は、一斉に報道をメディアがやるというのは相当責任ある人が言っ...全文を見る
○片山虎之助君 私は、何度も言うように、公務員の賃金の圧縮は機構定数のカットでやるべきなんで、給与レベルで民間準拠しているものを、我々、官をずっと下げてやるのはおかしいというような議論なんで、しかも皆さんが民間賃金を上げろ上げろと言っているので、そういう意味では打ち切るべきだと思...全文を見る
○片山虎之助君 これは、その上辺の数字だけじゃないんですよ。国公、地公だけじゃなくて、何度も言いましたように、公的なものが全部あれするのよ。我々、選挙へ出ておる人の事務所の職員の人件費もみんな公務員準拠ですよ。そういう意味では大変大きい。地方経済がやっぱり今余り元気がない一つはそ...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、来年の四月から消費税が八パーになるんですよ。そうすると、地方消費税という地方の取り分が今一パーなのが一・七になるんですよ、一・七に。一〇なら二・二になるんだけれども。一・七になるということは、まあ約二兆円増えると思いますよ。そうなると、交付団体の方は、この...全文を見る
○片山虎之助君 もう来年度の予算編成はすぐなんですよ。来年度からそれをやるつもりですね。今のその地方消費税が増えるのは来年四月からの計算になっていくんだから。  ただ、それは今の特別地方法人税ってあるでしょう。地方の事業税を一遍国税にしておいて譲与税で分けるというのも、いかにも...全文を見る
○片山虎之助君 重ねて聞きますが、来年度からそれやるんですね、来年度から、二十六年度から。
○片山虎之助君 そこで、この国会で国家戦略特区の法案が出されておるんですが、私どもは大阪と大変関係があるもので、大阪の府や市は地方の法人税、法人関係税をまけたいと、企業誘致のために。それで、まけるとそれはどういうことになるかというと、喜びますよね、来る企業は。喜ぶんだけれども、税...全文を見る
○片山虎之助君 税の一般的な考え方じゃないんですよ。これは国家戦略特区というんで、特別の地域だけいろんな規制なり税制の風穴を空けていろんなことをやってみようという、実験しようという制度なんですよ。そこで地方が発意して、自分で損を覚悟でいろんなことをやってみるというならやらせたらど...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間なくなりましたけど、今、地方税制はかなりいろんな議論になっている。例えば一番大きい自動車取得税、ゴルフ場利用税、固定資産税の償却資産の関係、そういういろんなものがある意味では議論の対象になっているのはやむを私は得ないと思うけれども、今言ったように、アベノミ...全文を見る