片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第186回国会 参議院 本会議 第3号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助です。  我が党は小会派で創立も新しく、会派としてほとんど初めての代表質問ですので、改めてここで我が党の立場を明らかにします。  我が党は、立党以来、責任野党を自負して、そう称し、これまでも政権に対し是々非々の立場で対応してきましたし、...全文を見る
02月07日第186回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○片山虎之助君 それでは、質問を始めます。  久しぶりに三位一体改革の話を聞きましたので、私もどうも関係者の一人らしいから事実関係だけ申し上げますと、確かにこれを言い出したのは私なんです。名前も私が付けた。平成十四年の春の経済財政諮問会議なんですね。そこで滑った転んだいろいろや...全文を見る
○片山虎之助君 もういいです。
○片山虎之助君 問題大ありなんだよ。本年度が予定より税収が伸びたから、基金という形で隠し預金やっているんだよ。シーリングを外して、しかも基金なんかの実際の運用は国会はチェックできないんだから、ほとんど、多年度にやるんですよ。そんなことを財務省が奨励しちゃ駄目よ。財務省がまあ言い付...全文を見る
○片山虎之助君 こんなことをやったら国も地方も共倒れになるわね。やりくり算段の自転車操業でしょう、財政は。国もそうですよ。私は地方だけが悪いと言わない。それは国も良くない。それは地方も同じで、こんなことを続けていっていいんだろうかという。やっと消費税を五を一〇にするということです...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間ないからまた別にしますけれども、とにかく、それじゃ来年度、不用率や繰越率が物すごく改善したという成果を出してくださいよ。是非、それは副大臣、お願いします。  終わります。
02月19日第186回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○片山虎之助君 片山でございます。  それでは、質問を始めますけれども、これだけ大勢やるとダブりますよね。できるだけ視点は変えますけれども、ダブることをお許しいただきたいと思います。  籾井会長発言問題は取り上げないわけにはいきませんわ。  一月二十五日に、あなたの会長就任...全文を見る
○片山虎之助君 NHKの会長というのは偉いんですよ。並の大臣より偉いかもしれない。総務大臣は偉いですよ、総務大臣は偉いんだけどね。  あなたね、その就任会見で意地の悪い記者の皆さんが手ぐすね引いて待っているんですよ。それを個人的見解をばらばらばらばら、あれだけ言うというのはいい...全文を見る
○片山虎之助君 事務方は、事務方はいないの。いやいや、あなたは事務方じゃないのよ、あなたは当事者なんだから。  では、隣、副会長。
○片山虎之助君 副会長も補佐してもらう方だからね。よくそれは徹底しなさいよ。本当にNHKたるもの、私は情けないと思っている。  それで、その結果、何日か前までの国民から寄せられた意見は一万七千件という。六〇%は批判だという、二五%は肯定的、賛成だという。これも手加減しているわね...全文を見る
○片山虎之助君 会長はNHKの顔なんですよ。今日どなたかが日本の顔だと。ちょっと褒め過ぎだわね。日本人もいろいろあるからあれですけれども、しかし、それだけのそのイメージそのものなんですよ、会長は。その会長がこういう就任会見の、ああいうことべらべらべらべらじゃ、本当に私はイメージを...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、あなたが取り消した、撤回した個人的見解はその後変わりましたか、変わりませんか。いろいろ言われたでしょう、従軍慰安婦から特定秘密保護法から靖国神社の参拝から。全部挙げていると時間がないんで。変わりましたか、変わりませんか。
○片山虎之助君 取り消したけれども変わっていないんですね、個人的見解は。重大なことですよ。
○片山虎之助君 あなたが、ですから、個人的見解ということで取り消しましたよね、NHK会長の意見じゃないんだ、個人的見解なんだと。従軍慰安婦の問題を始めとして五つぐらいありましたよ。その御意見は変わっているんですか、変わっていないんですか、この騒動が起こってから。変わっていないんで...全文を見る
○片山虎之助君 あなたは公的な立場から言うと不適当、不都合だから撤回、取り消したわけでしょう。それは変わっていないというのはあなたのお考えだからやむを得ませんけれども、公の立場とそれは衝突しますよね。どういう折り合いを付けるんですか、個人的見解と会長としての立場と。それはもうずっ...全文を見る
○片山虎之助君 あなたは割にキャラクターが強いから、ある新聞によると、あなたが言わなくても、NHKの職員があなたの意向をそんたくして、配慮して、自分で勝手に判断して同じようにする、萎縮すると、これは公共放送のNHKとして問題だということを書いていましたけれども、あなた、どう答えま...全文を見る
○片山虎之助君 あなたは、放送法、放送法と、放送法大好きなようだけど、放送法というのは公共放送だけを決めているんじゃないんですよ。放送全部なんですよ。あそこの一条や四条に書いているのは民間放送も含むんですよ。国営放送が仮にあっても含むんですよ。NHKはその中の一部分なんですよ。特...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、もう一度言いますけれども、公共放送とそれじゃ国営放送と民間放送はどう違うんですか。会長の理解を言ってください。
○片山虎之助君 今言ったように、放送法は、放送というのは公共性が物すごくあるんですよ、全てに同じようにやれと書いているんですよ。NHKだけ特別なことを要求しているわけじゃなくて、民間放送にも、仮に国営放送があっても同じことを要求するんですよ。放送事業そのものの公共性を書いているん...全文を見る
○片山虎之助君 そうなると、また元に返りますけれども、あなたが大変問題を起こして撤回した個人的見解は封印して、そういうことですか。なかなか封印難しいよ、大丈夫ですか。決意を言ってください、それじゃ。
○片山虎之助君 そこで、NHKの経営委員会というのは大変強力な権限があるんですよ。これは、会長を決める、副会長や理事を決めることはもとよりだけれども、予算に全部入れる、事業計画に入れる。それから、ことごとの放送そのものの編集権にも関与できるんですよ。大変な化け物みたいなものをつく...全文を見る
○片山虎之助君 ペーパー読まなくなってほしいね。  それで、会長を決めるときに、一遍指名部会は前会長の再任を決めたんでしょう。それを覆したわけなんで、その辺の経緯は、まあ全部言えるかということかもしれないけれども、言える範囲言ってくださいよ。NHKの会長は公職ですよ。国民みんな...全文を見る
○片山虎之助君 先ほどのどなたかの質問で、何で籾井会長にしたかというと、経歴と見識と言われたわね。外国におけるいろんな経験もあるいはあるのかもしれません。それじゃ、どういう見識で籾井会長は引き受けられたんですか。あなたはどういう思いで会長になったんですか。
○片山虎之助君 籾井会長ですよ。候補者の有力な一人で、前会長が固辞したから、候補者の一人だったんだけど、籾井会長になったんですよ。何で籾井会長に決めたかというどなたかの質問に、経歴と見識って言われたわね、委員長は。違いますか。経歴、見識以外何で決めたの、それじゃ。顔つきで決めたわ...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、会長、籾井会長、NHK会長就任の……
○片山虎之助君 済みません。  NHK会長就任の、どういう思いでお引き受けになったのかしゃべってください。あなたの見識を買って会長にしたんだから。
○片山虎之助君 もう今言った。
○片山虎之助君 会長はNHKの会長を引き受けられたんですよね。どうしようという、どういう、NHKをどう直そうと、どう良くしようということ、そういう思いがあったんでしょう。何もないんですか、話が来たからほいほいという。どうぞ言ってください。
○片山虎之助君 それで、まさにあなたがその就任の記者会見でいろんなことを記者の方に聞かれていろいろ言ったのが問題になったんですよ。だから、あなた、会長になるんなら、NHKをこうしたい、この公共放送をこうやりたいという何かなきゃ。ないんですか。
○片山虎之助君 国際放送は我々も同じ思いなんですよ。中国や韓国や隣のことを言っちゃいけませんが、どんどんどんどん負けているのよ、いろんな意味で。だから、私は国際放送を一変する必要があると思う、予算を含めて。だから、そういうことを大いにやってもらいたいんですよ。そういうことをやるた...全文を見る
○片山虎之助君 それで、浜田委員長、御注意をされたようですけれども、就任の記者会見の発言問題で。恐らく再度同じ過ちは繰り返さないと思いますけれども、繰り返したらどうしますか。
○片山虎之助君 そこで、ここで何度も問題になった経営委員さんの問題ですよね、百田さんや長谷川さんの。私は、あの百田さんの映画を見まして、「永遠の0」というのを、大変感激した一人なんですよ。しかし、発言はちょっと乱暴ですね。発言についてどう思われますか、正直言って。人間のくずと本当...全文を見る
○片山虎之助君 思想信条は自由だと私も思いますよ。しかし、経営委員であるからには、一定の常識というか節度というのか、何かそういうものが私は要るような気がするんですよ。ただ、御存じなかったかもしれませんわね。今後、それは申合せか何かで、お互いちゃんと分かった、やろうということにした...全文を見る
○片山虎之助君 委員長、とにかく日本の放送文化を守っているのは私はNHKだと思っているんですよ。国営放送はちょっと論外ですけど、民間放送はやっぱりみんな経済的ないろんな議論があるわね、商売上の議論がある。これはなかなかいろんなことを期待しても限度があると思うんですよ。そうすると、...全文を見る
○片山虎之助君 それで、少し時間が余りましたので、これもどなたかが質問した放送センター、今、渋谷というか代々木の手前にある、原宿か、原宿の手前にある。あれは相当古いですよね。この建て替えというのはいろんな議論がされていますよ、ちまたを含めて。ただ、しかし相当お金が掛かるので、あな...全文を見る
○片山虎之助君 今日は決算の本当は審査なんだけど、決算はだんだん良くなっていますわね。それは、皆さんの努力で受信料の徴収率が上がっていることは確かですよ、私はもっと上げるべきだと思うんだけれども。もしある一定の限度に来たら一〇パーはまけるということをかなり前に約束したんですよ。実...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。順次質問をいたしますので、是非分かりやすい明快な答弁をお願いします。  前の質問者が集団的自衛権のことを大分申し上げましたので、私も、釣られてじゃありませんが、集団的自衛権から入らせていただきたいと思います。  私もかねが...全文を見る
○片山虎之助君 ところが、この議論が戦後、国会の中でいろいろ議論されて固まってきて、以後、戦後六十年、七十年、この議論がずっと通用してきたんですよね。しかも、その政権のほとんどは、申し訳ないけど自民党政権ですよね。自民党政権が使えないと、持っているけど使えないと言い続けてきたわけ...全文を見る
○片山虎之助君 ちょっとそれは先なんだよね。やっぱり答弁者の時間制限も要るな。  私が聞いたのは、戦後六十年、七十年で一種の憲法九条解釈の慣習法的法体系ができているでしょうと、それが一種の権威を持っているでしょうというところまでなんですよ。だから、それを直すには本当は憲法改正が...全文を見る
○片山虎之助君 総理、集団的自衛権の行使は戦後の日本の国際社会における立ち居振る舞いの根本的な姿勢なんですよ。これを変えるというのは大変ある意味では重要なことなんで、私や私の党はできれば憲法改正でやりたいと、こういうふうに思っておるんですよね。ただ、憲法改正はいろんな今ネックがあ...全文を見る
○片山虎之助君 私は、この変更はやっぱり国民の支持というのか納得と、国際社会の理解は不可欠だと思いますよ。  と思ったときに、安保法制懇は大変権威がある人の集まりですよ。それは認めますけれども、これは私的諮問機関でしょう。その意見をもらって閣議で決める。閣議は権威がありますよ。...全文を見る
○片山虎之助君 だから、この変更は私は必要だと思っています。我々は必要だと思っているけれども、これをスムーズにやるためには、そこのところなんですね、国民的議論、国民的支持、これが必要なんで、そこで、行政府だけでやることが、国会は国権の最高機関と書かれていますよね、憲法にも。私は立...全文を見る
○片山虎之助君 もう釈迦に説法ですけど、民主主義というのはやっぱり手続ですから、私は重層的で丁寧な議論を積み重ねるように是非お願いしたいんですよ。日米ガイドラインの再改定が年末だから、それまでにばたばたと片付けようというような報道もありますけど、もしそれなら、私、本末転倒じゃない...全文を見る
○片山虎之助君 我々は集団的自衛権の行使、賛成でありますから、そういう意味での協力は是非させていただきたい。しかし、言うことは言わせていただきたいと思います。  さて、次は経済政策についてでございますが、消費増税を目前にしまして大変駆け込み需要なんかがあって調子がいいような感じ...全文を見る
○片山虎之助君 この駆け込み需要というのは、需要の移動みたいなものですわね。それが良ければまた谷も深いわけで、山が高けりゃ谷深いので。ただ、有効求人倍率なんかもいいし、消費支出も鉱工業生産指数も全部今はいいですわね。  しかし一方で、今日も午前中に議論がありましたが、例えば銀行...全文を見る
○片山虎之助君 アメリカの金融緩和はこれを修正するということで新興国市場から資金が移動していると言いますわね、グローバルマネーというのか。それが大体ヨーロッパやアメリカに行って、日本には余り、敬遠というのかパスというのか、そういうことになっているという話もあるし、それから外人投資...全文を見る
○片山虎之助君 アベノミクスに大変期待を外国人投資家を含めてしておったんですが、アベノミクスは大変順調なところもあるんだけれども、例えば第三の矢の新成長戦略や、第四の矢ともいうべき財政再建が余り進んでいないんではないかと、貿易収支が物すごく悪化しているから経常収支の黒字がどっと減...全文を見る
○片山虎之助君 日銀の総裁、お忙しい中来ていただいたようですが、もう一問。  アメリカは景気が回復しているから出口戦略にも着手したんですね。日本は、あなたが中心で異次元の金融緩和をやって、確かにいいですよ、いろいろなこれも議論があるけれども。しかし、出口戦略なんということは念頭...全文を見る
○片山虎之助君 総理、今の外国の見方のところで言いましたが、総理はダボス会議で法人税は必ず下げると言われたんですね。それが本当に実現するかどうかが、あっ、総裁、結構ですよ。
○片山虎之助君 それが一つの試金石というのか、各国がそれを注目しているというんでしょう。どういうおつもりで言われて、どういうお見通しですか。
○片山虎之助君 後にちょっと私どもの試案を御説明させていただきたいと思いますが。  そこで、来年度予算ですけど、年度内成立確定で本当におめでとうございました。もう確定したんですから、総理も財務大臣も急がないでくださいよ。やっぱり丁寧に参議院で審議をして、いろんな問題点を明らかに...全文を見る
○片山虎之助君 我が党は、衆議院に予算の修正案を出させていただいたんですよね。あれの中、御覧になったと思うけれども、ある意味ではこれからの予算の在り方の、それは完全なものじゃありませんよ、を示しているんで、例えば法人税の一〇%引下げも入っていますよ。社会保障の切り込みをやっている...全文を見る
○片山虎之助君 時間がなくなってきましたので、法人税、実効税率の引下げの私案をちょっと見ていただきますけれども、法人税は、御承知のように国税と地方税があるんですよね。地方税が約一〇%ですよ。  お手元の資料を見ていただければ、資料一を見てください。(資料提示)現在、国、地方の法...全文を見る
○片山虎之助君 まあできないことだけ挙げるのは誰でもやるし、それはもうお役所がやることなんですよ。お役所の言うとおりやっちゃ駄目よ。どうですか、総理。
○片山虎之助君 あとパネルが二つありますから、ちょっと見てください。  一つは、地方の景気を良くするには公共事業なんですよ、いい悪いは別にして。その公共事業を是非地方主導型にしてもらいたい。  そこで、一枚目の紙を見ていただきますと、今は例えば交付金になっているんです。左側に...全文を見る
○片山虎之助君 市町村は都道府県で決めると。思い切ってこれをやることによって地方の活性化が私は図られると思うんです。是非御配慮願いたいと、こう思います。  オーバー。
○片山虎之助君 ああ、そうですか。それじゃもうやめますけれども、まあ我々は、責任野党として協力すべきは協力させていただき、注文は付けさせていただきます。  どうもありがとうございました。済みません。
03月13日第186回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○片山虎之助君 片山でございます。順次質問させていただきます。  予算委員会の続きになりますけれども、まず景気の動向、税制とやらせていただきたいんですよ。これから、まだ決まったわけではありませんけど、当総務委員会はずっと続くんですよ。あしたもやるんです。来週も月、火、やるんです...全文を見る
○片山虎之助君 やっぱりこれは、銀行なんかの貸出し見ると伸びていないわね。企業向けも伸びていないんですよ。設備投資の意欲が余りないんですよ。  ということは、小泉さん、第三の矢というのが動いていないのよ。機能していないんですよ。第三の矢は新成長戦略でしょう。企業が元気を出すこと...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、国際競争力ということがよく言われますよね。昔に比べて物すごく国際競争力が落ちたと言われているんです。小泉政務官、どう思われますか。
○片山虎之助君 それに絡んで、国際競争力がない一つは日本の法人税の実効税率が高いことだと。定説に近くなっているわね、本当かうそかは別にして。だから、それを下げろというのが財界を中心に大合唱ですよね。総理はダボス会議に行かれて下げると言われたんですよ。だから、下げると言われた以上、...全文を見る
○片山虎之助君 今大臣が言われたように、国と地方の法人関係税を足せば、交付税の中に、二九・五%ですか、何か法人税が入っていますよね。そうなると、全体の法人関係税の六割は地方の収入なんですよ。国は四割なんですよ。もうそれは知っている人は少ないと思うわ。  だから、これで法人実効税...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、地方の法人税の一番の問題点は地域的な偏在性ですよね。これは、今の偏在の状況がどうか、どなたか、役所の方でもいいけど、ちょっと説明してくれますか。
○片山虎之助君 だから、偏在性がない、安定性ということになると、今の地方の法人税というのは非常に私は問題があると思う。だから、恐らく総務省は伝統的に地方消費税を増やしてくれと、地方の法人税は国税にしてもらってもよろしい、その代わり国税にしてもらったら交付税の原資にしてくれと、こう...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、何年か前に地方法人特別税というのができたでしょう。まあこれ、いいのかどうか、税制として私は議論があると思うけれども、これについては現況を簡単に言っていただいて、これについてのお考えをお聞きしたい。
○片山虎之助君 都道府県が法人事業税で取ったものを国に出すんですよ。国に出したやつを国がプールして、それを今度は譲与税という形でまた配分するんですよ。そうなると、たくさん取れたところは少ししかもらえないよね、簡単に言うと。だから、東京や神奈川県、愛知県が簡単に言うと損するんです。...全文を見る
○片山虎之助君 いつ行われるんですか。政府だから分かるでしょう。もうずうっと行くの。
○片山虎之助君 今、地方法人特別税というのがあるんですよ。ところが、もう一つ、今回、地方法人税というのをつくるというんです。今あるのは地方法人特別税ですよ。それから法人事業税を、地方税なんだけれども国税の形で分け直すというやつ。今度は、特別がない地方法人税というのは、法人住民税の...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、今回、地方法人税をつくるから、やっぱり若干の遠慮、ちゅうちょがありますよ。地方法人特別税、地方法人税って、一方は譲与税、一方は交付税でしょう。それから、やっぱり取られる方は文句を言うに決まっている。  だから、そこは地方法人特別の方を緩めたんですよね。...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
03月14日第186回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○片山虎之助君 それでは、質問をさせていただきます。  今委員長の言うように、今日の集中審議は公共放送の在り方に関する、だから会長発言以外も本当は聞かないかぬのですけれども、私はそっちをメーンにしようかと、別の方を、だけど、皆さんがこれだけ質問をするのにこのままというわけにいき...全文を見る
○片山虎之助君 いや、国会にも何回も出られましたよね、衆参で。予算委員会、総務委員会。相当国会答弁うまくなられた。  ただ、五十日もたったらこういう問題は収束するんですよ、もう。収拾に向かうんですよ。一つも収拾していない。そこは反省してもらわないかぬと思いますよ。  NHKに...全文を見る
○片山虎之助君 いや、皆さんの言うとおりなんですよ。NHKそのものじゃないんですよ。会長である籾井さん、あなたなんだよ。そこで、経営委員会は二回もあなたに注意をして、あなたを含む全体の申合せも一回もうしたんですよ。遺憾だと言っているんですよ。  浜田委員長、何回遺憾ならもうしび...全文を見る
○片山虎之助君 時間がありませんから急ぎますけれども。  会長、これを収束させる、収拾するにはけじめを付けるしかないんですよ。もう五十日もたった、私はそろそろその時期が来ていると思いますよ。これから国会で決算も予算の審査も始まるんですよ。今までは、みんなNHKに甘いから大抵パス...全文を見る
○片山虎之助君 いや、いつですか。いつって聞いているのよ。しかるべき時期じゃ分からない。
○片山虎之助君 それはしないということと同じじゃないですか、それでは。いつ頃というのがないと。予算、決算いいんですか。あなたの責任になるんだよ。
○片山虎之助君 だからいつかって聞いているんですよ。五十年後や三十年後にやられたらかなわない。いつですか。
○片山虎之助君 予算と決算というのがNHKにとっては一番大きなあれなんですよ、けじめなんですよ。あなた、もし予算が通らなかったら、四月からのいろんな執行できないんだから、仕事は。どう責任取るつもりですか。後ろの方、きちんと紙に書いて渡せよ、本人答えられないんだよ。
○片山虎之助君 浜田委員長、どう思いますか。時期も言わない、いつけじめをどう取るとも言わない。けじめの中身も今聞こうと思っているんだけど。一番のけじめは辞めるということですよ。しかしどうも辞めたくないらしい。それじゃ、その次はどういうけじめを取るのか。報酬の返上もありますよ、半分...全文を見る
○片山虎之助君 いや、だから無責任なんですよ、体制が。それは経営委員会もきっちり言わないと、指導というのか監督というのか。それから、籾井さんの方も、男なら、ちゃんとしたあなた会長なら、いつ頃にけじめを付けると言ったらいい。自分はけじめは、例えば辞めたくないなら辞めたくないで結構で...全文を見る
○片山虎之助君 時間制だからね、こっちの方が困るわね、時間がたてば。  来年じゃないんだろうね。今年の後半じゃないんでしょうね、けじめは。
○片山虎之助君 それから、けじめの中身はどうするんですか。どういうお考えですか。あなたは説明責任と言われた。説明責任の中身は何ですか。
○片山虎之助君 まあ今までと同じ発言だわね。このとおり言えって言われているのかもしれませんけれども、時間が掛かってしようがない。  ちょっと別の話にしますが、あなたは副会長からは取っていないんだよ、理事からは全部日付のない辞表を取ったんだよ。何で副会長を外したんですか。
○片山虎之助君 副会長から取ったんですか。
○片山虎之助君 理事と副会長は扱いが違うじゃないの。  それから、私は、この辞表を取るのが、民間では一部でやっていると、ビジネスの社会ではやっているって、大うそですよ。それは幾つかはあるでしょう、やっているところは。ただ、民間の会社とNHKの理事は違うんですよ。これは一種の公職...全文を見る
○片山虎之助君 だから、理事は公職だから、法律で、放送法でちゃんと経営委員会の同意が要りますよと。罷免は、これは辞職とは違うんだけど、罷免については法定要件が要りますよと。能力がおかしくなるとか、あるいは非行があるとか、義務違反があるとかですよということを公務員に準ずるように書い...全文を見る
○片山虎之助君 それは、会長、あれですか、理事はみんな承認したの。あなたが出せと、日付のない辞表を出せと言ったら、結構ですと言われたんですか。
○片山虎之助君 浜田委員長、これ適当だと思いますか。経営委員会が関与するんですよ。これは会長だけでできるあれじゃない。何度も言うように、公共放送の責任者は理事なんですよ、経営者の、それだけの責任を持つ何人かのグループなんですよ。そういうことを、勝手に辞表を取る。本人がまあどうでも...全文を見る
○片山虎之助君 いや、あなたに文句を言うわけじゃないけど、経営委員会は守りじゃ駄目ですよ、いろんな権限あるんだから、経営委員会というのは。それは連帯の責任なんですよ、会長と。その自覚は是非持っていただきたい。会長がおかしいところは直さないと。そのために経営委員会があるんだから。後...全文を見る
○片山虎之助君 ここは国会で、国会は国権の最高機関なんです、憲法で言う。参考というけれども、是非重要な参考にしてね。その方があなたうまくいくんだから。会長というのは見識や徳を持って理事を抑えてくださいよ。それでリーダーシップ発揮してくださいよ。辞表を取って脅かすようなことは、あな...全文を見る
○片山虎之助君 個別の人事じゃないのよ。Aさんをどうする、Bさんをどこに持っていくという話じゃないんですよ。みんなから一括して取っているんですよ。そんなことが正しい人事の在り方じゃないよ。民間の会社なら私はそれは認める。しかし、NHKがそういうことをやるべきでない。あなたが妙な癖...全文を見る
○片山虎之助君 参考じゃ困ると言っているんだけどね。これからのNHKの和のために、NHK一丸となってあなたやるんでしょう。あなたも全身全霊と言ったんだから、その環境を整えるためにも、ここで約束しなくてもいいけど、至急検討してやってくださいよ。こっそりでいいと言っているんだから。重...全文を見る
○片山虎之助君 こういうことでいくのなら事態は収拾しませんよ。もっともっと意見が来る、もっともっとあなたに批判的な意見が来る、あなたのせいでNHKのイメージが悪くなる、国民の信頼は離れていく。そういう責任を十分に考えないといけませんよ。公共放送というのはあなた一人のものじゃないの...全文を見る
○片山虎之助君 いや、みんなやっているんですよ。不心得な者は少しはおるけれども、どんな社会やあれでも。しかし、みんな一生懸命やっているんですよ、公共放送の使命に徹して、日本の放送文化を守ろうと思って。それをあなた邪魔しないでくださいよ。助けてください。そのために会長になったんでし...全文を見る
○片山虎之助君 時間がなくなったから、ほかのこと幾つか用意しておったんだけど。  一つは4K、8K、これはこれから国際的な競争になるから。4K、8K、スマートテレビ、これはNHKが先頭に立ってやらなきゃできません、日本では。その関係の人がおったら、今後の計画と決意を言ってくださ...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
03月17日第186回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○片山虎之助君 時間が短いですから、もう急いでやらせていただきますけれども、委嘱審査というのは、御承知のとおり、予算委員会から総務委員会が総務省や人事院の部分を委嘱されて、予算だけここが審査を代行するんですよね。だから、ここで結論出すわけじゃないんだけれども、しかし、全体の予算の...全文を見る
○片山虎之助君 それで、今、三位一体改革の話が出ましたよね。これは毀誉褒貶相半ばしている。いろいろな問題点も実はある。言い出したのは私なんでその責任は感じていますけれども、仕上げたのはほかの連中だから、ちゃんとそこは分かってくださいよ。  その中で、私は補助金をなくせと言ったん...全文を見る
○片山虎之助君 前は種類がいっぱいあったのよ。今はやめたから、民主党政権時代のものを。今あるのは、社会資本何とか整備交付金というのが、これが一番大きいわね。それからあと、毎年度補正の後に地域活性化の交付金をつくっているんですよ。これが必ず補正のとき出てくるんです。何でそんなことを...全文を見る
○片山虎之助君 いや、そこなんですよ。前から交付金がいっぱいあって、補助金もあるんだけれども、出すところがもうみんなばらばらなんですよね。お互いに連絡取っているのか取っていないのか。だから、今、新藤大臣が、今度地方を元気にする何とかというのも、その内閣府の交付金から回るんでしょう...全文を見る
○片山虎之助君 そう、それよ。それは内閣府所管、あっ、あなた内閣府の大臣だから。  そこで、国交省の政務官、問題は、交付金で自由だというけれども、自由じゃないんですよ。いろんな事業採択基準だとか何とか細かいし、それから、人件費がどうだ、最低価格がどうだとか、割に、縛っていないと...全文を見る
○片山虎之助君 だから、配分なんかも外形的基準でほとんどやればいいんですよ、七、八割。人口と面積と、それから地方交付税の基準財政需要というのがある、精緻なものが。ああいうものをうまく使って外形基準でやって、残りは、大きいものはそれはヒアリングをすればいいんですよ。そういうことで、...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
03月18日第186回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○片山虎之助君 それじゃ質問を始めます。  今日は地方財政計画というのがメーンの一つですよね。地方財政計画は、大変これは重要な役割があるんですよ。毎年度、地方団体のこれは予算編成の指針になるし、財政運営の指針になるんですよ。  それともう一つ、実用的には、これで地方交付税が決...全文を見る
○片山虎之助君 ただ、前のが一兆二千億残っているんだよ。だから、これは消していくわけですね、一兆二千億の方は、例の雇用何とか地域就労何とかというのは。それで、その元気の方に行くわけだ。元気の方増やしていくんでしょう。そうでなきゃ交付税穴が空いてきますよ。財政局長、どう。
○片山虎之助君 あなたの言うことが分からないでもないけど、めり張りと言えるのかね。交付税の総額維持のための一つの操作みたいなあれになるんだね。  それから、更に言えば、この三千五百億の分け方なのよ。これ、三千億は行革努力で五百億は地域経済活性化努力だというのが、これがよく分から...全文を見る
○片山虎之助君 今までやった行革努力、これからやる地域活性化の努力、分けているんだね、過去にやったことと。しかし、それは話が逆じゃないかな。あるいは、今の三千億と五百億には差が私はあり過ぎるような気がする。  更に言えば、内閣府の、地域活性化、元気になる何とかという補助金がある...全文を見る
○片山虎之助君 それは大臣、誘導もいいんですよ。誘導が全部悪いわけじゃないわ。それから、今までやったことの評価をして、そのめり張りを付けることも私は必要だと思いますよ。よく考えてやってくださいよ。  それから、この地財計画で見ると、臨時財政対策債、臨財債、これが延々と続いていま...全文を見る
○片山虎之助君 森内閣です。
○片山虎之助君 いや、私も責任あるけど、あなたもあるのよ。私のときの政務官だったよ。政務官というのは偉いんですよ。大臣より場合によっては偉いのよ。責任を感じてくださいよ。  そこで、そういうことの中で一つの私は提案をさせていただきたいんですよ、国、地方を通じる税制の抜本的改革の...全文を見る
○片山虎之助君 皆さんのお手元に四枚の資料を配付させていただいておりますので、ちょっと目を通してみてください。  簡単に説明いたしますが、今私はざっとしたことを申し上げましたが、地方法人課税の、一枚目ですよ、抜本的な見直しにより法人実効税率は約一〇%下がるんです。左の方を見てく...全文を見る
○片山虎之助君 大臣、今所得万能というか、所得に傾斜した課税ですよね。私、新しい時代は付加価値に移行していくと思うんですよ。その方が合理的なんですよ。  時間がありませんからこの議論はまたやらせていただきたいと思いますが、済みません、財務省、何か御意見あったら、財務副大臣。
○片山虎之助君 小泉政務官、来ていただきましたんでね。  大手製造業の春闘はいい回答ですよね。あれは官製賃上げだという悪口言う人がおるんですよ。まあ、官製賃上げでも上がった方がいいわね。それで、問題は、中堅・中小企業や地方や、それから非正規の雇用者にどこまで広がるかです。そうで...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
03月27日第186回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○片山虎之助君 それじゃ、質問を始めます。  この法案には賛成します、いろいろ意見あるけれども。  こういう財政特別措置法というのか、財特法というのは多いんですよね、地域振興開発の関係、プロジェクト推進。なるほど、ある特定の期間にはいろんな事業が集中するから、地方もお金が大変...全文を見る
○片山虎之助君 模範答弁だな。しかし、それは何の中身もないわ。  これからの五年間は何が残っているの、大きい事業は。言ったかもしれぬけれども、私ちょっと中座しておったから。  それから、オリンピックがあるでしょう、六年後に。その関係はどうなるの。
○片山虎之助君 一遍こういうのは全部精査しないと。ないところがかわいそうなのよ、もういっぱいぼこぼこあるんだから、日本中。特別の意味がなくなってきているの、もう。地元負担を軽くするとか全体の財政力をかさ上げる方がむしろベターなんだね。これは昔の手法なんですよ、三十年代、四十年代の...全文を見る
○片山虎之助君 そこで成田国際空港ですよ。ところが今度、羽田が国際線をどんどんどんどん増やしてきて、本年度中にあれ九万回にするんです、発着を。成田は来年度中に三十万回になる。三十万と九万でしょう、かなり近づいてきているんですよ。しかも夜間に飛ぶやつもかなり緩んできているんだよね。...全文を見る
○片山虎之助君 国内は羽田が拠点なのは当たり前なんですよ。その羽田が、便利がいいからと国際線を今どんどん増やしているんですよ。また、今度オリンピックでもう一つ滑走路を増やすようになると、もっと国際線の需要は出ますよ。そっちを使っているんだから、だんだん。だから、国際線の上でも羽田...全文を見る
○片山虎之助君 抽象論なんだな、あなたが言われたことは。例えば、成田は貨物便をもうあそこへ集約すると。貨物というのは今どんどんどんどん需要が増えているんだから、特に日本やアジアの貨物需要というのはほかのところより成長率高いのよ、八%ぐらい増えているわけなんで。これ、国際貨物のさば...全文を見る
○片山虎之助君 しょっちゅう踏まえてくださいよ、いろいろなこと。  時間がありませんから。私はこの前、過疎で質問する予定だったんだけど、ちょっと出られなくて質問できなかったんですが、過疎というのも四十五年なんですよ。私、自治省というところの企画室におってね、あれ議員立法だけど、...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
04月08日第186回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○片山虎之助君 それでは質問を始めます。  今日は、委員長始め皆さんの御厚意でしんがりをやらせていただくことになりました。特に、西室社長は、今日はお忙しいのに済みません。社長じゃなきゃ答えられない質問をするもので、本当は誰でもよかったんですけれども、そうはいかないので、済みませ...全文を見る
○片山虎之助君 いろいろ理由は挙げられるんだけれども、ほとんど仕事はしていないんですよ、処遇なんですよ。一年間と言われるけれども、多くは一年間ですよね。一年間一千万退職金を上乗せしているようなものなんですよ。  やっぱり、私は、問題があるので、必要があるならちゃんと置けばいい。...全文を見る
○片山虎之助君 だから、置くのならちゃんと説明できるように、公正性というのかな、公正さとそれから透明性を、もうこれだけみんなが知っちゃったらね、社長、妙に置いたらまたやられますよ。やられないようにやってくださいよ、置くなら。  普通は顧問というのは、役所なんかでは無報酬ですよ。...全文を見る
○片山虎之助君 それは、郵政というのは大きな会社だからね、いやいや、それは。まあそれは六人というのがいいのか悪いのか。  そこで、この二、三年前から不動産担当副社長というのができたんです、不動産案件が多いから。日本郵政はたくさん財産を持っているから、有効に使ってもうけようという...全文を見る
○片山虎之助君 それは、いいところがあったからお採りになったのはいいですよ。しかし、余り専門性が過ぎて自信満々で、いろんなつながりがあって、癒着とは言いませんよ、そういう人が不動産の責任者になって全部自分で仕切るということがいいのか悪いのかなんですよ。  むしろ、そういう人はい...全文を見る
○片山虎之助君 まあ関東軍にしないように、チェック機能をちゃんとやってくださいよ。日本郵政そのものは、皆さんは国民の財産なんですよ。民間だけれども民間じゃないのよ。しかし、民間ですよ、今。だから難しいところなので、国民の期待に応えないと、そういうことを是非やっていただきたいと思い...全文を見る
○片山虎之助君 この法律は、重大事故というのは、三万人に影響があって、二時間以上でしょう。しかし、この基準は、根拠は恐らくあると思いますよ。あると思うんだけれども、例えば百万人で一時間あったら大騒動ですよ。それはいいんですか、そういうふうなのは。どういう考え方でこういう仕分けをし...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間が、お昼ですからやめますけれども、恐らく質問があったと思うけれども、携帯電話の料金体系が分からない。もっと分かりやすくすっきりしたものでやってください。それを要望して終わります。  終わります。
○片山虎之助君 四人。
○片山虎之助君 あと二人、任命するのかどうか。
04月15日第186回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○片山虎之助君 前回の総務委員会の質問で携帯電話の料金の話をしましたが、今日一番トップバッターで藤末先生がしましたけれども、ダブるところありますが、ひとつそれは御容赦を賜りたいと思います。  今、携帯電話というのは、国民生活の上でも、経済社会活動でも、特に災害ですね、防災や何か...全文を見る
○片山虎之助君 今の携帯電話、寡占体制になっていますよね。それが、私が大臣のときには、十何年前ですよ、そのときに規制緩和やったんですよ。料金を自由に決めてもらうようにしたのよ。ところが、寡占体制で、本当にそれが良かったのかどうか。  今お話しのように多様性というけど、多様性とい...全文を見る
○片山虎之助君 携帯電話を持っている普通の国民はまあ余り物を言わないですよね。だから、どうしても皆さんは、業界というのか提供業者の方の言うことを聞くんだけれども、これは国民全部がユーザーなんだから、そういう意味で納得ができるということが是非要るんですよ。  今度の三年に一遍の電...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、この電波利用料についてはオークションという話がずっとあるんだわね。それで、諸外国は、特に先進国はみんなオークションやっているんですよ。ところが、余り成功はしていないんだね。だから、欧米のあれだけの先進国がやる意味は恐らくちゃんとあってやったと思うんですよ。...全文を見る
○片山虎之助君 我が国の役所は一貫してそうなんですよ。ただ、アメリカも入れ、ドイツも入れ、イギリスも入れ、ほとんどの国、入れているのよ。その結果について簡潔に、時間余りないから、説明してくださいよ。
○片山虎之助君 私は、限定的に一定の条件を付けながら日本でも導入を検討したらいい。衆議院に、我々は民主党と一緒になってこのオークション法を出しているんですよ。もう恐らくそれは否決されたんですけれども。だから、そういうことをこれから、国としてもこう非常にウイングを広げていろんなこと...全文を見る
○片山虎之助君 それと、私が今まで若干関係しておった消防救急無線、防災行政無線、これありますよね。これは去年から電波利用料を財源に補助金を拡充する制度が取られたんですよ。ところが、聞いてみると、さっぱり進んでいないのよね。四割くらいでしょう。あれはデジタル化の期限があるんじゃない...全文を見る
○片山虎之助君 あれは平成二十八年の五月末じゃないの、デジタル化の期限は。とってもできないじゃないの。
○片山虎之助君 それは局長、あなたおかしいよ。あなたの所管は補助金を出すだけかもしれない。しかし、総務省全体としてはやっぱりデジタル化の期限までにはデジタル化をやらせないと。そうでしょう。それから、防災行政無線の方は、それは期限はないかもしれぬけれども、同じですよ、これは連動して...全文を見る
○片山虎之助君 後ろから出してもらったものを読んだな。とにかく省を挙げてやってくださいよ。やっぱりけじめで、区切りでやらないと役所のあれは進まないんですよ。  それから、ラジオを、私はラジオのファンなものですから、ラジオというのはいいんですよ、ほかのことをやりながらあれ聞こえる...全文を見る
○片山虎之助君 ところが、今やっぱりラジオの難聴地域が増えているんですよね、高層ビルができたりいろんなあれが変わって、自然の方のあれじゃなくて。この対策をちゃんと取ってほしいという要望があるんですよ。これ、どういう形で今おやりになっていますか。
○片山虎之助君 大変、国民生活や経済活動に密接な皆さんは行政ですから、特に電波行政は。電波は国民の資産ですし、皆さんが言われるとおりなので、是非しっかりやっていただくことをお願いして、終わります。
04月24日第186回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○片山虎之助君 それじゃ、質問いたします。  今回の改正案は三度目なんですよ。午前中指摘がありましたように、七年前なんですよ。私はその頃もう議員でございまして、自民党だったんだけれども、自民党の公務員制度改革本部長というのをやっておった。そのときに国家公務員法の改正と地方公務員...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、この七年間は国と同じようにやれという指導、助言をしてきたわけですか。
○片山虎之助君 そこで、退職管理なんだけれども、退職管理は、国と同じ制度のところと、あとは自由にせいというところがあるのよ。かなり基本的なところを地方団体に任せているわけですよ。地方団体がやりたければ条例でやりなさいと。これは、むしろあなた方の言うようなことなら、全部国とそろえた...全文を見る
○片山虎之助君 関係のある営利企業に自分を売り込んだり、例えば私が仲間の職員の就職あっせんの口を利いたりOBの口を利いたり、それがいいとは思えないわね。それは任せると言うけど、地方団体にやれと言うんですか、やるなと言うんですか。公務員部長、どうなの。
○片山虎之助君 都合の悪いところは団体の御判断、団体でやってくれと言って、そうでないところは国であれするというのは、ちょっとは考えた方がいいよ。  それから、再就職した場合の報告を、国の場合に二年間ですよ。前の法律は二年間だったんだ、地方も。それを今回取っ払っているわね。どうぞ...全文を見る
○片山虎之助君 逆に国の二年が短いんじゃないの。地方団体がむしろ長めにやりたいと、三年なり五年なり、再就職のずっと後をフォローしたいと言っているんだから。国の二年を考えるべきではないの。  まあ、そうか、あなたは地方の方の公務員部長だから。国の方は人事局長、いないわね。どうです...全文を見る
○片山虎之助君 それからもう一つは、もう時間がないから言うけど、人事評価制度は私は小規模な町村までやらせるのは無理だと思うのよ。能力評価と業績評価でしょう、実績評価。この能力評価と実績評価はどう違うか、きちっと説明できませんよ、なかなか、似ているんだから大体。能力のある人が実績出...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、ところが結構厳しく指導しているのよ。だから、それは小規模な町村ですよ、まあ町村なんかが念頭にあるんだけれども、もっと緩めないと。規模も態様も在り方も違う自治体を一律の基準で、おまえら、その人事評価しろというのは無理ですよ。しかも、細かくやってね。大勢いな...全文を見る
○片山虎之助君 大臣、先ほども質問あったけど、今までの勤務評定と人事評価というのは、そんな違わないんですよね。だから、これを、新しいのを押し付けるようなことも、これもやめてもらいたい。地方自治というのはそういうことから認めていかないと、市町村のばらばら、地方のばらばらを。多様性を...全文を見る
○片山虎之助君 やっぱり程度問題なんですよ。任命権者、特に首長さんが恣意的に人事をやってはいけませんよ。それじゃ今の内閣の人事が恣意的ではないかと、これも議論あるよ。まあそれはおいておきますけど。ある程度客観的、科学的に納得がいくことをやらにゃいかぬ。信賞必罰でやらなきゃいけませ...全文を見る
○片山虎之助君 勤務条件そのものじゃないんですよ、勤務評定は、人事評価も。ただ、勤務条件の前提になるものだわね。だって、何で評定するかといったら、処遇をどうする、給与をどうする、上げるか下げる、まあ下げるはないわね、新しい制度にしないと下げるはないけれども、そういうことの前提なん...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○片山虎之助君 それでは質問を始めますが、前にも質問いたしました税制について続編をやらせていただきたいと、こういうように思います。  消費税が四月から上がりまして景気がどうなるのか、腰折れするのかどうかと思いましたが、割に景気は頑張っていますよね。スーパーなんかに行っても大勢人...全文を見る
○片山虎之助君 まあ方向性は同じということですよね。それで、恐らくそれは、いずれにせよ減税ですから財源の問題が当然出てくるんで。ところが、その法人税には国税と地方税とあるんですよ、御承知のように。今、新藤大臣が言われたのは、地方税の方のそれをやると、財源の問題があるというお考えな...全文を見る
○片山虎之助君 総務大臣、今の法人事業税のうちの一兆八千億は、これは地方法人特別税ということで国税にして、国税にしたものを譲与税化しているんですよ。今度六千億下げるらしいけれども、一兆二千億にするらしいけれども。これは法人事業税ですよ。法人住民税については今年からですよ。住民税割...全文を見る
○片山虎之助君 それは、やっぱりできるだけシンプルがいいんですよ、税制というのは。これ税の三大原則の一つなんですよ、分かりやすさと透明性というのは。公平でなきゃいけませんよ、公正でなきゃいかぬ。しかし、同時にシンプルでなきゃいかぬのですよ。それは公平だと思いますよ。公平でもなきゃ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、もう一つ、外形標準は付加価値ですよね。付加価値を中心にやると人件費課税になるんですよ、賃金課税に。これは良くも悪くもそうなるんだね、私配った資料にも二枚目にありますから見ていただければいいんですが。そこで、しかしこれは私はやむを得ないと思うのよ、これも。だ...全文を見る
○片山虎之助君 局長、雇用安定控除なんてみんな知らないわ。もう少しこういうことを徹底しないと、普及しないと駄目だと思うよ。雇用安定控除を使えば、出してもその分は必ずそれで税にならないんですよね。  そして、問題は、やっぱり赤字を含めて中小企業なんですよ。恐らく甘利さんも、やっぱ...全文を見る
○片山虎之助君 それともう一つは、やっぱり手間が大変だということなんです。これは税についてはある程度もうしようがないことではあるんだけど、手間の簡便なあれは、今の簡易課税なんかそうだけれども、これについての何か工夫はありますか。
○片山虎之助君 日本の戦後の税制は、もう御承知だと思うけれども、シャウプという人がアメリカから来て勧告してつくったんです。有名なシャウプ勧告です。昭和二十四年、二十五年の辺にずっと勧告した。それで、地方税に付加価値税をつくったんですよ、昭和二十五年に。二十六年に改正するんだけれど...全文を見る
○片山虎之助君 時間が来たので終わります。
05月29日第186回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○片山虎之助君 それでは質問いたします。  私は何回もこの総務委員会でも予算委員会でも税制改革のことを質問させていただきました。特に、今話題になっております法人税の実効税率の引下げ、それをやると税収が減りますから、法人税収の六割は地方の財源になっている、交付税を入れて。だから、...全文を見る
○片山虎之助君 財務政務官も財務省としてのお考えがあればちょっとお聞かせください。
○片山虎之助君 時間が短いものですから、また質問します。今日はもう税制はこれで、ほかができませんからやめますけれども、ひとつよろしく頼みます。私は方向としては絶対正しいと思っております。ただ、中小企業その他の議論がありますから、そこは十分配慮しながらお願いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○片山虎之助君 総務省に聞くけれども、地縁団体、何十万ぐらいあるのか。それから、認可地縁団体、認可制度つくったわね、平成の初めに、私が大臣のときだったかもしれぬが。それが今どのくらい認可があって、余り進んでいないと思うんですよ、一割ちょっとぐらいで、その理由をちょっと言ってくださ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、私が言った地縁団体が、町内会や自治会が土地を持っているのが一万六千件あるというんだ。それが事実かどうか。そのうち認可団体がどのくらいかということと、この制度が、来年だわね、来年の四月から動き出すわけでしょう。動き出したらどのくらい出てきますか、この特例適用...全文を見る
○片山虎之助君 この制度が元々できたのは、苦情から出てきたんですよ。総務省で所管している行政苦情、行政に対する注文から。みんな困っているんですよ、これは。いろいろ私も相談を聞いているけど。  そこで、今度、資料を町内会、自治会が作って出すんでしょう。十年間、平穏、公然と所有して...全文を見る
○片山虎之助君 局長、何か補足あったら。
○片山虎之助君 もうちょっとだけ時間あるから、私は市の制度を聞こうと思ったの。今度の自治法で特例市と中核市を一本化するでしょう。簡単に言うと、特例市を全部中核市に上げるんですよ。政令指定都市は、私が大臣のときに合併促進のために百万の人口を七十万に下げたんですよね。約十年間七十万だ...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間がありませんが、それは言い訳なの。そういうのを言い訳と言うんだよ。この次やります。  どうもありがとうございました。
06月05日第186回国会 参議院 総務委員会 第25号
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○片山虎之助君 それでは始めます。どうも同じような質問が続きますので、少し変わった質問をします。  この前の一般質疑の積み残しといいますか、この前、私は、市がいろんな種類があって大変分かりにくいという話をしましたが、政令指定市なんですよね。昔は百万以上というやつを、平成十三年の...全文を見る
○片山虎之助君 五十万以上ですよ、法律は。五十万以上で政令で決めたらどこでもなれるんで。だから、五十万は下げられるんですよね。名前をどうするかじゃないんで、権限移譲のためなんだから、権限移譲をもっと促進するような仕組みを考えてくださいよ。名前とあれがくっついているからややこしいん...全文を見る
○片山虎之助君 大臣の言われるとおりなんですよ。今地方は前期の高齢者がみんな後期に移行しているんですよね。地方では前期高齢者というのは主要な働き手なんですよ。それが今どんどんどんどん引退しているんです。大都市圏では今度は前期高齢者が今増えているんですよ。大都市の前期高齢者は担い手...全文を見る
○片山虎之助君 そうですよ。前は前置主義だったわね、訴願前置主義といって、あれは昔習いましたけれども。そういう意味では、今度はかなり簡素になったよね、実質的に私はなったと思うんだけれども。  この行政不服審査法、不服申立ての基本は、行政庁、処分した行政庁の反省なんですよ。自己反...全文を見る
○片山虎之助君 それで、今度は地方自治体もやってもらわにゃならないのですが、皆さん質問しているように、審理員をどうやって置いて、どういう人にやってもらうとか、第三者機関はどうだとか、閲覧、謄写ですか、その手続が今度、行うようになるんだけれども、そういうことをちゃんとできるかどうか...全文を見る
○片山虎之助君 それから、世の中にはこれこそマニアみたいなのがおるんだよ。もう一人でいっぱいやりたがる、面白がるような、愉快犯じゃないけれども。それから、生活保護だとか保育所の問題だとか、これは悪いやつが指導して集団でいっぱい出てくるようなおそれがあって、場合によっては悪用される...全文を見る
○片山虎之助君 行政手続法も今度直しますよね。行政指導や何かについての法律が要るのかなと私個人的には思っているんですよ。ただ、勝手なことをやられちゃ困るから、根拠がなけりゃ駄目よというのは、やっぱりそういうことはやむを得ないのかなと、こう思いますけれども。  今度は、行政指導を...全文を見る
○片山虎之助君 それで、こういうことは地方自治体にやらせるの、やらせないの。
○片山虎之助君 四十六条で包括的にやれるんですよ、条で書けば、地方自治体は。それ、やらせるんですか、やらせないの。やらせるという今答弁だったような気がするけど。
○片山虎之助君 それじゃ、ちゃんとそうしてくださいよ、地方自治体への対応を、それをお願いして、終わります。  ありがとうございました。
06月19日第186回国会 参議院 総務委員会 第29号
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○片山虎之助君 それでは質問させていただきます。  この長い通常国会ももう事実上大詰めになりまして、実質、総務委員会は今日でおしまいですよね。いや、よく総務委員会というのは仕事をするなと思って私は感心しているんですが、この総務委員会の審議の中で、やっぱり籾井NHK会長の記者会見...全文を見る
○片山虎之助君 経営については経営委員会がありますよね。それから、会長の下には副会長以下理事や皆さんおられるので、そこで大いに議論してもらって、いろんな審議会なんかもあるのかもしれぬけれども、それに従うということですね、自分の意見は一切出さないと。簡潔に。
○片山虎之助君 私の意見というのは個人的見解じゃないんですね。
○片山虎之助君 その点は分かりました。それじゃ、それやってください。  それから、次は人事ですけれども、あなたは理事の辞表を取ったわね、日付が書いてない。返しましたよね。これ、あれだけ返せ返せと我々は言ったのに、それを一つも返答なくて、勝手に返しちゃ駄目じゃないですか。返すなら...全文を見る
○片山虎之助君 緊張感を持たせるために辞表を取るというのも困ったものですよね。しかも、あなたは、返した前後かどうか知らぬけれども、二月に再任した二人の専務理事に辞めろと言っているんだね、新聞報道ですよ。そうしたら、二人は拒否したんですよね。そうしたら、はい、分かりましたと引っ込め...全文を見る
○片山虎之助君 人事というのは、安心感というのかね、受ける人が、安定感というのかね、お互いの信頼関係というのかね、それがなきゃみんな不安になるんですよ。そこのところは、あなたも民間のいろんなことをやられているんだから、トップにおられたんだからよく分かっていると思うけれども、また、...全文を見る
○片山虎之助君 いや、どんな団体や役所や組織でも、やっぱりいろいろやってみて、定期異動がまあいいかなということなんですよ。あなたの言われるように、定期異動というのもいろいろ問題ありますよ。しかし、これが定着しているのは、それが大多数まあいいかなということなんです。あなたみたいに、...全文を見る
○片山虎之助君 NHKの人事は一会社や一法人の人事じゃないんですよ。公共放送なので、国民みんな見ていますから、そこは慎重にひとつしっかりとお願いします。我々、見ているから、そういうのが我々の仕事だから。
○片山虎之助君 しかと受け止めてください。シカが増えているんだよ、最近。  放送法の話ですけれども、この放送法は平成十九年の放送法の改正を受けての五年後の見直しのあれなんですね。十九年の前に、十八年に政府と与党で今後の通信・放送政策の基本を決めたんですよ。私は自民党のその関係の...全文を見る
○片山虎之助君 そのワールドTV、NHKの、それは今アメリカが主戦場になっているんですよ。いろんな国が全部、アメリカでのマーケットというのかな、どれだけ売り込むか、見てもらうかということなので、どうも、私の乏しい経験ですよ、アメリカに行ってホテルに泊まって、しゅっと簡単に見れない...全文を見る
○片山虎之助君 期待しますよ。一番会長の得意なところじゃないの、こういうことが。  それで、国内の今度はあれを広げるんでしょう、今ケーブルテレビかなんかにしか出していないのを。それは相当需要があるんですか。どういうことになるんだろう。国内で、時限でなくて、対象の業者も広げるんで...全文を見る
○片山虎之助君 それで、オンデマンドだけれども、オンデマンドは昨年度黒字になったんですね、やっと。そして、今度はあれですか、過去の番組じゃなくて、現在これから放送するものを流すんですね。そういう方針ですね。これについての見通しを教えてください。
○片山虎之助君 今まさに理事が言ったとおりなんですよ、受信料との関係ですよ。テレビを見ている人は受信料を払っているんだから。インターネットに流した場合に、有料と無料と両方あるんだろうと思うけれども、その境をどうするのかというのと受信料を払っている人の関係ですよ。無料にするなら、み...全文を見る
○片山虎之助君 NHKの番組は、ある意味では国民の資産ですからね。私は、インターネットに大いに流す、活用するというのは賛成ですよ。ただ、不公平では困るんだよ、国民が、公共放送、受信料ということを言うと。  これについては、大臣、お考えありますか、今のインターネット利用。
○片山虎之助君 それから、マスメディアの集中排除原則の緩和ですね。今度、出資を緩和しますよね、二分の一を三分の一に。  これは、民放連の方がおられたら、ローカル局は賛成なんですね、望ましいんですね。
○片山虎之助君 ただ、余りキー局というか中央の力が強くなると、地方の番組の自主性というのかな、コンテンツを含めて、そういういろんなもののあれが私は相対的に低下するんじゃないかと思うんですよ。  今、一極集中がもっとひどくなる、大都市圏優位がどんどん拡大しているんですよ。そういう...全文を見る
○片山虎之助君 地方の活力、地方再生ということは総務省の大きな役所のテーマですよね。それとの関係で、もっと、今も大変考えていると思うけれども、深刻、真剣に、大臣、考えてもらわにゃいけません。特に、報道というのは強いんですよ、このメディアの力というのは、我々が思う以上。尖閣もそうで...全文を見る
○片山虎之助君 それでは、もう最後の質問にしますけれども、4K、8Kの時代になるんで、NHKが先導的な役割を私は果たさないかぬと思うんです。それについての簡潔な見通しと決意を言ってください。
○片山虎之助君 終わります。
07月15日第186回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○片山虎之助君 日本維新の会・結いの党の片山虎之助でございます。  それでは、これから順次質問させていただきますが、まず最初に、この問題、この新しい自衛の措置に対します我が党の立場を明らかにしておきたいと思います。我が党は賛成であります。  ただ、賛成でございますけれども、や...全文を見る
○片山虎之助君 この問題は後でもう一度触れさせていただきたいと思いますが。  しかし、総理、私どもは賛成なんだけれども、この問題の国民の理解は進んでおりませんよ。分かってないとは言いませんが、正しい理解、あるいはないのかもしれませんし、どのメディアの調査を見ても反対が多いんです...全文を見る
○片山虎之助君 総理、閉会中審査でお茶を濁すとは言いませんが、それはいけませんよ。七十人質問したと。それはしますよ。そんなんじゃ駄目なんですよ。やっぱり集中的に、憲法審査会もあるんだから、そういうものを使わないと駄目ですよ。そこは閉中審査を昨日と今日だけで終えちゃ駄目ですよ。それ...全文を見る
○片山虎之助君 せめて、こういう憲法の大きい解釈変更は、私は国民の七、八割の賛成が要ると思いますよ、憲法改正と同じぐらい。そのためには徹底的に国会で議論していただいて、国民の意向を吸い上げていただいて、場合によってはいろんな調査もやっていただく、参考人の意見も聞く、あるいはもうい...全文を見る
○片山虎之助君 総理の言われるとおり、全体像を示すというのは必要だと思いますよ、基本をしっかりね。それじゃ、基本法を出されたらいいじゃないですか、臨時国会に。個別法は来年の四月ですから、まだそれは、臨時国会はいつ召集されるか分かりませんけれども大分時間がある。基本法という話もあっ...全文を見る
○片山虎之助君 その後先はいいんですね。私は、法案、ガイドラインと思ったけれども、ガイドライン、法案でも。まあ、それは並行というのもあるし、連携はもちろん取れますよね。
○片山虎之助君 そこで、先ほどの話なんですが、集団的自衛権と個別的自衛権にまたがる今回の措置ですね、限定承認といいますかね。普通は、もう釈迦に説法ですけれども、自国が攻撃されて自国防衛が当たり前ですよ、個別的自衛権、他国攻撃、他国防衛が集団的自衛権。ところが、今度は他国攻撃で自国...全文を見る
○片山虎之助君 四十七年の政府見解は全部一緒なんですよ。結論だけ違うんですよ。できないというのができるになるんですよ。いやまあこれも大胆といえば大胆ですけれどもね。  そこで、じゃ、ちょっと総理、この第一の要件の中に他国とあるのは、我が国と密接な関係にある他国になるでしょう。こ...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、あれですか、武力攻撃が実際その国に起こらないと、あなたは我が国と密接な国よという指定はないんですか。国際法によれば、申出が要るんでしょう、それぞれの被攻撃国からの。そのどこかというのは、武力攻撃が起こらないと、普通のときにおまえだという、あなたの国よとい...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、武力攻撃の程度や規模や態様、いろいろありますよね、そういうことで決めていくんですか。私は、そうじゃなくて、日頃のいろんな状況から見て、これは密接な国なので、そういう意味では集団的自衛権の対象にすると、こういうことになるのかと思っておったんですよ。そうい...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、総理、第一、第二、第三の要件は大変厳重に大仰な言葉で書いていますよね。ああいう表現が大仰なところは中身がないんですよ。  最終的には政府の判断ですよ。私は政府の判断だと思う。それから、状況は変わるし、判断をもう一遍国会がチェックしますけれども、あの要件と...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、よく昨日も今日も問題になったホルムズ海峡の機雷の掃海の問題ですよね。あれは、総理が経済的な理由を、エネルギーの不足だとか高騰だとか、そういうことを挙げられたことが大変私は違和感があるんですよ。それから、昨日の法制局長官の答弁か何かに、いろんなその根底から覆...全文を見る
○片山虎之助君 問題は、歯止めになるかならないかなんですよ。それは、だんだんだんだんこれが広がっていくというのかな、例えば機雷の掃海だけじゃなくて、機雷を流しているところをやろうとか、あるいは造っているところをやろうとか、持ってきたところをやろうとか、そこの歯止めがないんですよね...全文を見る
○片山虎之助君 憲法の九条二項はいい規定ですよ、一項、二項ね。しかし、二項がずっと残る以上、もうこういう難しさ、ややこしさというのは私はずっと残ると思うんですよね。戦力認めていないんだから、でしょう。交戦権認めていないんだから、でしょう。そういうことの中でいろんなことをやっていく...全文を見る
○片山虎之助君 ちょっと一言だけ言わせてください。  中国との関係で、やっぱり偶発的に大事件になる、まだ戦争と言いませんけど、大ごとになるおそれはあるんですよね。やっぱり危機回避の、衝突回避の何らかのシステムを私は早急につくるべきだと思っているんです。ホットラインでも何でもいい...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○片山虎之助君 維新の党の片山虎之助でございます。  まず、ノーベル物理学賞受賞のお祝いを申し上げたいと思います。赤崎先生、天野先生、中村先生がノーベル物理学賞を独占されました。誠に快挙だと思います。日本の基礎研究の水準の高さ、技術力、そういうことを世界に示したわけでございまし...全文を見る
○片山虎之助君 それでは、本題に入ります。  まず、私は安倍内閣の政治姿勢についてお尋ねしたいと思います。  今の政治の状況は一強多弱だと言いますね。まあうまいことを言う。野党としては大変じくじたる思いがあるんですが、衆議院では自民党を中心に圧倒的な数がある。参議院でもねじれ...全文を見る
○片山虎之助君 総理の言うことは、ちょっと気になるのは、国会をやっていると内閣の仕事が滞るような、ややそういうニュアンスがあるんですが、私はこの臨時国会の持ち方も、総理、あれだけ集団的自衛権の閣議決定を急がれたんですよ、前の国会では。ちょっと臨時国会、はみ出ましたけれどもね。しか...全文を見る
○片山虎之助君 私は、いろいろこの機会に考え直していただきたい。野党を敵視する、あるいは無視する、そういうことじゃなくて、野党も仲間ですから、ある意味では、だからしっかりとそういう配慮をいただきたいと思います。  そこで今、同時に、今の安倍内閣は政高党低と言われているんですよ。...全文を見る
○片山虎之助君 そうですかね。私は何となく雰囲気が違うような感じがする。  自民党の中も、総理、一強多弱だと言われているんですよ。政界全体が一強多弱で党内も一強多弱で。で、独走はしないでくださいよ、暴走は。まあ暴走と言うと語弊があるのかもしれませんが。やはり議院内閣制と大統領制...全文を見る
○片山虎之助君 日本の公務員制度は、釈迦に説法ですけれども、メリットシステムなんですよ。能力や実績に応じて採用されて昇進して処遇されると。アメリカはスポイルズシステムですよね。選挙に勝った方が戦利品を分け取りするような人事をやると。それで、ヨーロッパは長い歴史があって、王様の官僚...全文を見る
○片山虎之助君 それから、官邸主導でどんどんどんどん増えるのが内閣官房と内閣府なんですよ。仕事が増える、人が増える。それで、増え過ぎて今や混乱ですよ。雑居ビルみたいになっている、出来の悪い。  だから、内閣官房と内閣府は違うんですよ。内閣官房というのは直轄の、言わば内閣そのもの...全文を見る
○片山虎之助君 そうすると、結局これをスリムにするには、各省庁に返すか、あるいは内閣官房の仕事を内閣府に持っていくか、そこで整理するかなんですよ。これがしかしなかなかできないの。元々がいろんな省庁に関係して難しいから、こういう内閣府に持ってくるんですよ。各省はややこしいことは嫌な...全文を見る
○片山虎之助君 各省も困るんですよ、併任で人を出さないけませんからね。ところが、定数は増やせないんですよ。だから、各省がすかすかになっているんです、逆に。そう仕事がきっちりしない内閣府や内閣官房が人があふれて、本来仕事をすべき各省がすかすかになっているんですよ。これを直さないと私...全文を見る
○片山虎之助君 七つの担当事務をどういう処理をしているのか。あなたはお子さんも二人おるでしょう。子育てをしながら七つやるんですか。まあ、女性活躍大臣でもあるからいいけどね。  いや、これは幾ら何でも、山口大臣も六つですよ、有村大臣は消費者及び食品安全、規制改革、少子化対策、男女...全文を見る
○片山虎之助君 やっぱりスクラップ・アンド・ビルドだとかサンセット条項だとか、そういうことをきちっとやらないと、どんどんどんどん増えていきますよ。そしたら、本当は、終わりかけた仕事って残るんですよね。それ、人が全部残っているんですよ。組織も残ってポストも残っているんですよ。これは...全文を見る
○片山虎之助君 なし崩しに増員になるんですよ、なし崩しに。まあ、時限だとこういうことなんで。私はオリンピックの重要性やこの成功の意義というのは分からないではない、非常によく分かります。  分かりますけれども、行革あるいは内閣制度、いろんな組合せ、そういうことの中でどう考えるかと...全文を見る
○片山虎之助君 地方創生というのは地方から言い出すことなんですよ。国が地方を、おまえ創生してやると笛や太鼓でいって、アイデアも出してやる、金も出してやる、人も送り込んでやる、それで地方創生はできるんでしょうかね。  今までは全部お上のお仕着せの結果としてばらまきなんですよ。ばら...全文を見る
○片山虎之助君 今大臣がそういうことを言うのが評論なんですよ。上から目線なんですよ。  私は、少しはばらまき、しようがないというのは、結局、テーマも事業内容も地方に選ばせて地方の責任でやるんですよ。その場合、自由な一時交付金か何かやらにゃしようがないんですよ。それがばらまきなら...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、やっぱり地方創生は農業なんですよ。農業をどうするか。若い人を農業に帰さなきゃいけませんわ。  私は、民主党政権のときに、青年就農交付金というのを出せと。フランスがやっているんですよね。それは、民主党政権が珍しくぱっと、そういうこと言ってはいけませんけれど...全文を見る
○片山虎之助君 福井県の知事だったと思いますけれども、法人税減税に差を付けろという意見がある。東京は減税の幅を小さくして、よそは増やせと。まあ一国二制度風ですよね。例えば、六%下げるなら、何年間かで、地方は八%下げると、東京は三パーでいいという、こういうことなんですよね。それは、...全文を見る
○片山虎之助君 この問題は、統治機構そのものをどう変えるかという問題なんですね。課税自主権をどの範囲で与えるか。だから、今のままではかなり私は問題があることはよく分かります。しかし、大きい方向としてはそういうことの検討をする必要が私はあるんじゃないかと、こう思います。  そこで...全文を見る
○片山虎之助君 特に地方が悪いの大合唱ですよね。その地方のための特別の景気対策、何か御検討ですか。
○片山虎之助君 そこで、法人税の実効税率の引下げなんですよ。これはいろんな本当に効果があるのかという議論ありますよ。私どもは賛成なんです。賛成で、もしそれなら地方創生もありますから、地方法人税の改革からやってほしいと、こういうことなんですね。  それで、私は自分が大臣のときにそ...全文を見る
○片山虎之助君 このところ、我が国は異常気象なのか、大変な災害が起こりますね。  広島の土砂災害、我が党も視察団を出して広島の市長さんや皆さんから話を聞いて現場を見ました。やっぱり、今のいろんな仕組みは異常災害、異常気象を必ずしも対象にしていないんですよね。私は、ハード、ソフト...全文を見る
○片山虎之助君 消防団員は、戦後、二十年代は二百万以上おったんですよ、二百十万おったんです。今、どんどんどんどん都市化やサラリーマン化や少子化で減ってきて、八十八万人です。年齢も上がっていますよね。そこで、私は女性消防団員というものをつくれといって、今三万人なんですよ。今度は総務...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  それでは、順次といっても時間余りありませんが、質問をさせていただきたいと思います。  私のそう長い経験でもないんですが、この臨時国会とはいえ総務委員会に一本も法案がかからないというのはほとんど記憶がないんですよ。私の大臣時代を含めて...全文を見る
○片山虎之助君 石破大臣もよくやると思いますが、一番怖いのは、地方創生というのは地方分権とセットでなきゃ駄目なんですよ。地方分権と地方創生は裏腹なんですよ。地方創生だけというのは成功しない。そういう意味で、やっぱり総務省がやるべきなんですよ。私はそう思うんです。  そこで、どう...全文を見る
○片山虎之助君 国が地方を創生するというのはおこがましいんですよ。地方を創生するのは地方なんですよ。国は援助するので、今のやり方はどうも上から目線で、おまえを助けてやる、救ってやる、わしの言うとおりになれという、悪く言えば国のおめがねにかなった優等生か、もっと言葉が悪ければ国の植...全文を見る
○片山虎之助君 これから、時間がありませんからいろいろなことを言えないけれども、地方移住というのをやらにゃいけませんわね。今も総務省は、人材バンク的なことをやったり、地域おこし応援隊というの、まあ名前だけみたいなところもあるんだけれども、それはそれなりの努力していますよ。しかし、...全文を見る
○片山虎之助君 法人税減税が現実の課題になっていますよね。今、福井県の知事さんか何かが、法人税を減税するなら差を付けろと言うんです。仮に六%減税するなら、東京都だけは三%、その他が八%やるという。税制で差を付けることは、これからいろんなやり方を含めて、それはなかなか議論があります...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間来ましたからやめます。またやります。  ありがとうございました。
11月13日第187回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○片山虎之助君 それでは、質問をさせていただきます。時間が短うございますので、答弁は簡潔にお願いします。  まず、あの百田発言からなんですが、百田さんというのは偉い作家ですよね。しかし、ちょっと確信犯的なところがあって、いろんなことを言いますよね。私は個人的には面白いと思ってい...全文を見る
○片山虎之助君 委員長、いろんな意見があってもいいんですよ。しかし、NHKの経営委員なら、彼の言っていることはNHKの意見かと、こう疑われるおそれがある。そのことが、NHKの信用やNHKのイメージや、そういうものを悪くするんですよ、毀損するんですよ。  NHKというのは公共放送...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、あなたは委員長なんだから、合議体としての経営委員会でも委員長でもいいですよ、やっぱり本人に注意するとか自粛を求めるとか、もう一度申合せをするとか、アクションを起こさなきゃ駄目ですよ。それでNHKの経営委員長が務まるとは大間違いだ。どうですか。
○片山虎之助君 ちゃんとやりますね。けじめと言ったら何か言葉が余り良くないけど、やっぱりけじめを付けないと。それが必要なんですよ。NHKのためにも、経営委員会のためにも、百田さん個人のためにも。  個人で大いに意見を言うのはいいですよ。しかし、その意見というのはおのずから、あな...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、NHKにも似たようなものがあるんですよね、会長の話にありましたけれども。あれは、経営委員会の委員長なり委員は対象にならないんですね。どこまでが対象になるんですか。出先機関はどうなるの、NHKの。
○片山虎之助君 それを直して経営委員会も対象にしたらどう、経営委員会合意の上で。そうなると、百田さんも、そういうものがあるなら守ろうかと、こういうことになるよ。そんなもの、法律でもないんだから。どうですか、会長。会長らしさを出してください、こういうところで。
○片山虎之助君 いろいろ言う立場にあるから言っているんですよ、あなたはNHKを代表する会長なんだし。経営委員会と同格というのか、それはいろいろ組織論としてはありますよ。だから、浜田さんと相談をされて、そういう、これからソーシャルメディアなんというのはどんどんどんどん広がっていくん...全文を見る
○片山虎之助君 いや、もちろん私的利用だから自由でいいんですよ。だから、国家公務員であったり、NHKの役職員であったり、経営委員会であったら、おのずから自粛の限度があるということですよ。いたずらに他人を誹謗中傷したり、官職及びその職務の信用を害したり、そういうことはやめるべきだと...全文を見る
○片山虎之助君 あなたは純民間の会長なんだから、籾井らしさを出さなきゃ。縮こまっておったら駄目ですよ、大きいんだから、体。  浜田委員長、どうですか。委員会としてやってくださいよ。ソーシャルメディアはこれから使われるんだから、また同じ問題起こりますよ。どうですか。
○片山虎之助君 終わります。