片山虎之助

かたやまとらのすけ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数5回

片山虎之助の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第193回国会 参議院 本会議 第3号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助です。  私は、我が党を代表して、安倍総理に質問いたします。  今年で第二次安倍内閣が誕生してから五年目を迎えます。そして、我々日本維新の会も、旧党時代を含めれば、結党から五年となります。この間、我が党は安倍政権に対して是々非々の姿勢で...全文を見る
01月31日第193回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○片山虎之助君 それでは、何点か質問させていただきます。  我が党は、この法案に賛成であります。これだけ大きな地方交付税に穴が空くと、地方団体は困りますよね。財政運営がちゃんとやれなくなる、今年度の。そういう意味ではこの法案には賛成いたしますが、これは何でこういうことになったか...全文を見る
○片山虎之助君 為替にしちゃえばね、為替相場に全部原因を負わせちゃ、まあ無責任な話だわね。政府の為替の見通しは平成二十八年で百七円五十銭ですよ。それで平成二十九年は百十一円五十銭ですよ、ドル建て。だからそんなに、差はありますよ、差はあるけれども、それを全部為替にしちゃ駄目だわね。...全文を見る
○片山虎之助君 まあ余りトランプ頼みは危ないから、トランプさんをよく教育しないと。まあ誰が教育するか難しいけどね。引き続いてこの件は質問いたします。  そこで本題に返るんだけれども、これだけ国税が税収がダウンするんだから、地方税がどうなるかですよ。特に事業税が気になるので、住民...全文を見る
○片山虎之助君 それはどうするんだよ。地方財政計画あるといっても、それだけ穴が空くわけでしょう。国の方のあれはいいわ、赤字国債を出すなり何かして国に手当てをしてもらって入れてもらえばいいんだから。ただ、これも五年掛かって返すんでしょう、今回の半分は。国の税収の落ち込みの地方税補填...全文を見る
○片山虎之助君 去年の総務委員会で、十一月か何かだったと思いますけれども、総務大臣に地方の方の税が今後伸びますかと言ったら、今の経済政策が功を奏して伸びると津々浦々まで行きますということを言われたんだけど、そうなっていないですわね。大臣、いかが。
○片山虎之助君 いや、それはね、大臣はそうおっしゃるけど、私が副知事や何かした頃と余り税収増えていないの。増えていますよ、増えていますけれども、それは税制も変わっているから一概には言えないけれど、地方は基本的にやっぱり私はなだらかに衰退していると思っている。だから、これをどうやる...全文を見る
○片山虎之助君 これから地方財政計画をお作りになって国会に出してもらうんですけれども、どうですか、感じは、財政局長。
○片山虎之助君 それから、今回、震災の特別交付税、これは今度は減額でしょう。恐らく事業が減ったから減額になっていると思うんです。ところが、二次では増やしているんだわね。この間増やして今度また減らせば、これも猫の目震災特交だわね。こういうのは非常に、何でこういうことになるのか、しょ...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間が来ました。やめますが、これからおいおいいろんなことを質問してまいります。  終わります。
03月02日第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○片山虎之助君 バッターが替わりまして、日本維新の会の片山虎之助でございます。  順次質問をさせていただきますが、いつもお願いしていますように、分かりやすく、国民の皆さん見ていますから、分かりやすく質問したいと思いますので、分かりやすい答弁をひとつお願いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、そのトランプさんという人はどういう人なのか、世界中がいろいろ悩んでいるというのか、考えていると思うんですよね。型破りな人であることは確実だし、なかなかなじまないような感じの頑固な人でもあるように思いまして、好き嫌いも激しいようなんですが、総理から見てトラン...全文を見る
○片山虎之助君 よく分かりました。  アメリカが世界の超大国であることは間違いないし、そこのトップである大統領は、好むと好まざるとにかかわらず世界のリーダーなんですね。あるいは役割としては警察官の役割もある。それをどうもトランプさんは放棄するんじゃなかろうかというような感じもや...全文を見る
○片山虎之助君 まだトランプ新政権の人事が固まり切っていませんわね。割に難航しながらも、しかし徐々に増えていっているんですが、顔ぶれを見ると、やっぱりビジネスマンや、あるいは広い意味でのビジネスマンや軍人が多いですよね。  これから我が国とのパイプづくりが必要、ネットワークづく...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、各論というのか、安全保障について共同声明を見まして驚いたというのか、あれは満額回答ですよね。日本が心配している、懸念していることについて、ちゃんと我々が想定以上に応えてくれているんですよね、米国の方は。  特に、尖閣諸島を日米安保条約五条の適用下であると...全文を見る
○片山虎之助君 まあ卵の方も、あれは得する方がつっつきますけどね。  今総理から北朝鮮に絡むお話がありましたが、そこにパネルを作っておりますけれども、(資料提示)これもちょっと見てびっくりしたというのか驚いたんですが、日米同盟は日本の安全を確保する完全な能力を有していると、米国...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、総理は衆議院の予算委員会その他でも、日本独自の防衛努力だとかもっと関与を拡大するんだとか、役割の増大というんでしょうか、そういうことを言われていますよね。そこで、これはどういう分野に独自の防衛努力をやっていくかという、こういうことなんですけれども、日本では...全文を見る
○片山虎之助君 今の総理のお考えが浸透したんでしょうかね、マティスさんやトランプさんに。マティスさんはお手本だと言いましたわね、この負担について。それから、トランプさんは言わなくなりましたよね、それまで、駐留負担をもっとやらせろ、もっとやらせろということをね、と今ちょっと感じまし...全文を見る
○片山虎之助君 お手元に資料、パネルもありますけれども、今総理が答弁された敵基地攻撃能力に関する答弁が、今までとはちょっと、今回の二月十四日、衆議院の予算委員会では、ちょっと私、踏み込んだというのか、そういう感じを持っているんですが、そうですか。  それまでは、自衛権の範囲だと...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、総理、トランプさんは今度の演説で国防費を一〇%増やすと。一〇%というのは六兆円ですから、日本の防衛費よりずっと多いんで、それもびっくりするんですけれども、そういうことを言われた。  それ、力による平和ということを打ち出されたのかどうか分かりませんが、昔レ...全文を見る
○片山虎之助君 今、引き続いて総理にお尋ねしようと思ったんですが、これ一割上げるということは、日本にどういうことを期待しどういう役割を求めるのかと、こういうことなんですが、今言うと、同盟国も一緒にやろうと、その今のバランスが崩れたのをアメリカも率先して直すけれども日本にもやれと、...全文を見る
○片山虎之助君 そうしますと、他国の軍拡を刺激しませんかね、誘発効果が。軍拡競争がまた新たに起こる。例えば、今、中国という名前を出されましたけれどもね。そういうことはどういうことになるのかなということなんですけれども、その辺は、総理、どういうふうにお考えでしょうか。
○片山虎之助君 今総理が言われるような方向に行くことを強く期待いたしたいと思います。  そこで、通商経済の問題なんですが、今、麻生副総理、麻生・ペンスさんをトップにする新しい経済対話の仕組みをつくるという、私は大変、これもうヒットだと思いますね。一つは、トランプさんを外したとい...全文を見る
○片山虎之助君 トランプさんが製造業を盛り返して、ラストベルトを中心に、あるいは雇用を増やすということは結局アメリカの得にならないと、アメリカ経済のプラスではないという意見が大変ありますわね。長期的にはやっぱり自由で公平な貿易や投資のルールをやって、その中でアメリカが大きく生きて...全文を見る
○片山虎之助君 自由で公正なルールを二国間のFTAでやろうということなんでしょうかね。そこがちょっと、途切れているというのか、TPP的なものを考え方としては認めているわけですよ、共同声明の中で。しかし実際は、TPPやメキシコ、カナダとの協定も全部やめちゃって二国間に持っていこうと...全文を見る
○片山虎之助君 だから、私も前から言っているんですが、アメリカが求めるのなら日米FTAはやればいい。それで、もう一遍、しかし、それはTPPがスタートでありゴールだと、アメリカと合意しているんですから、大筋では。それに時間を掛けてうまくいくのかどうかというのはあります。残りの十一か...全文を見る
○片山虎之助君 それで、昨日のトランプさんの演説聞きますと、国防費は増やす、一割増やす、大幅減税はやる、それから投資は、インフラ投資は一兆ドルやると、まあ、景気のいい話で。それで、社会保障はオバマケアはともかくとして減らさないと。減らすのは何か対外援助だとか環境関係だと報道されて...全文を見る
○片山虎之助君 持ち時間がだんだん減ってまいりましたので、次に教育無償化についてお伺いしますが、我が党は一貫して教育の無償化を主張してきて、しかも、それを憲法の中に規定して安定した制度にしてこれを実現していこうと、こういうことでございまして、理解が進みまして、各党も似たような御意...全文を見る
○片山虎之助君 その経済的理由で教育が受けられないというのは、むしろ私学なんですよ。就学前教育だとか高等教育というのは私学の方が圧倒的な割合なんですから。私学については、これは宗教団体が設立した私学というのもたくさんありまして、これに対する援助の問題が憲法上もあるんですね。だから...全文を見る
○片山虎之助君 我々は、基本的には身を切る改革、公務員の給与と議員の報酬ですよね。ただ、つなぎで国債をうまくかみ合わせてできないかということを提案しただけであります。  もう時間がございませんので簡単にあれしますが、この前も本会議で申し上げましたが、日本老年学会などがとにかく高...全文を見る
○片山虎之助君 これで最後にしますが、今公的統計が三百あるんですよ。それ以外に、統計までいかないいろんな情報を各省いっぱい集めているんです。もう重複し、無駄がある。それを今官房長官がキャップで、何かその改革のための仕組みがあるようですけれども、それを徹底的にやっていただきたい、ど...全文を見る
03月09日第193回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○片山虎之助君 片山虎之助です。  それでは順次質問させていただきますが、質問の前に私も、先般、長野県下で消防職員の皆さんのヘリコプター事故がありまして、大変優秀な、本当に一生懸命な九人の方が亡くなりました。心から御冥福をお祈りいたしたいと思いますし、御遺族や関係者の皆さんにお...全文を見る
○片山虎之助君 やるといってあれだけ大見え切ったんならしっかりやってくださいよ。結果を出さないと。もう皆さんはいろんな御託はうまいけど、結果が出ないと。それを是非お願いしますよ。  統計というのは、政策決定や国民の意向調査のインフラなんですよ。非常に地味なものでなかなかそういう...全文を見る
○片山虎之助君 真面目に答えていると長くなるんだけど、安倍さんは六百兆にしたいと言っているわね、名目を、GDPを六百兆。あなた、基準を三回変えれば六百兆になるな。だから、それは実力でやってくださいよ、基準を変えるんじゃなくて。まあそのことを是非注文しておきます。  それからもう...全文を見る
○片山虎之助君 まあいいですわ。  それで、今は公的な統計が三百あると言われている。その下に行政記録情報というの、それがもう山のようにあるわけよ。それで、付き合う民間の方はもうくたびれているわけですよね、そんなもうダブって似たようなことが次から次へ出てきて。これは、やっぱり重複...全文を見る
○片山虎之助君 それと、霞が関に、各省に調査課というのが幾つあるかといったら、六十以上あるという。財務省なんか主計局にあり主税局にあり理財局にあり国際局にありで、みんな調査課ですよ、ほかの役所でも。それがみんな調査やっているんだから。整理をされずにそれぞれが狭い範囲の、独占的なと...全文を見る
○片山虎之助君 それで、日本の役所は優秀で、こうやれと言ったら割にできるんですよ。しかし、どこかでチェックして、尻をたたいてハッパを掛けるところが要るんですよ。今のままでは私は簡単にいかないと思うわね。  これからは、例えば来年度予算についてはこれこれの情報を使います、統計を使...全文を見る
○片山虎之助君 すぐは、こっちが言ったって、そうはいくかということになるんだけれども、よく検討して一歩でも二歩でも進めてくださいよ。是非、統計局というのが総務省にあるんだし、統計委員会というのが各統計の調整をするようになっているんです、建前は。それが実際機能するように是非お願いし...全文を見る
○片山虎之助君 若い女性は減っているわね。それから、やっぱりそういう女性の人に働いてもらうには保育の問題があるんですよ、待機児童の問題があるから。これを解決しないといかぬから、ちょっと時間掛かりますよね。外国人の移民、難民は、これは国家的議論ですよ。将来は、しかし、きっちり答えを...全文を見る
○片山虎之助君 国連なんかの国際機関で、例えば人口の構成比で七パーを超えると高齢化社会、一四パーを超えると化が取れて高齢社会。七パーは高齢化ですよ、一四パーになると高齢社会、二一パーになると超高齢社会。日本は今二六・七でしょう。三千四百万人ですよ、六十五以上が。これはどう言うか、...全文を見る
○片山虎之助君 この前、日本老年学会等が高齢者を六十五歳以上じゃなくて七十五歳以上にしろと。六十五歳から七十四歳までは准高齢者、七十五以上から高齢者にして八十九歳まで、九十歳以上は超高齢者と、こういう仕分をして施策を考えるべきだという提言をしたんです。私は、一遍にはなかなか難しい...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間がなくなってきましたからあれしますが、公務員も同じなんです、国家公務員、地方公務員も。年金の支給が延びているから、それで今再任用というのを、あれは二十六年度からだったかな、国家公務員も地方公務員もやろうということになった。これからどんどんどんどん恐らく増え...全文を見る
○片山虎之助君 定年延長を聞こうと思ったら、もう時間がないからやめますけど、むしろ公務員の定年が民間を引っ張る。ただ、公務員というのは民間準拠ですから、基本的には勤務条件は。そこが難しいんだけれども、いずれ定年は延長で、あるいは廃止の方に、ヨーロッパやアメリカみたいになっていくと...全文を見る
03月22日第193回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○片山虎之助君 それでは、順次質問をさせていただきますが、一問だけ通告していない質問を許してください。  先ほど那谷屋先生の質問を聞いておりまして、確かに言われるとおりなんですよ。御自身が支部長の選挙区支部に寄附をする、寄附をすると、その還付がある、税の還付があるんですね、まあ...全文を見る
○片山虎之助君 まあ党としてということになるんでしょうが、やっぱり個人個人がどう考えるかですよ。やっぱりそうすることが、国民のちゃんとした信頼を得るためにはそういう努力が必要だということをまず申し上げておきます。  通告外で、それは失礼しました。  それでは本来の質問に入りま...全文を見る
○片山虎之助君 何かそれ分からないけど、労働生産性が低くなっているのかな。それは新規行政需要というのは必ず出ますよ。だけど、なくなるものもあるんだから、それは減らしていかないと。それも、正規でなくて臨時を増やしているんでしょう。  だから、今の民間の雇用情勢も、確かに雇用は拡大...全文を見る
○片山虎之助君 それで、今特別職になっている人がかなりおるわね。それから臨時任用がおるでしょう。それから非常勤の一般職員というのがある。それもみんななしになるんだね。どうですか。
○片山虎之助君 会計年度任用職員という意味はどういう意味。
○片山虎之助君 会計年度で終わらないんですよ。また会計年度で任用するのよ。だから、一年単位ということよ、簡単に言うと。いい悪いの議論はあるよ。  それで、今度は服務規律をちゃんと守らせるとか、そういうことはいいんだけれども、手当は期末手当だけですね。これは国を見たの、民間を見た...全文を見る
○片山虎之助君 期末手当だけでほかの手当はいいというのは、各地方団体の雇主の方の御意向ですか、地方六団体や何かの意向。
○片山虎之助君 これ、全体の定数は今、全体に絞ろうというのか、あれしようとしているでしょう、厳正にやろうという。それが、こっちの方の会計年度任用職員でどっと増えていったら尻抜けになっちゃうんですよね。トータルでどう考えるかということが一つあるのと、それから、今の期末手当の財政措置...全文を見る
○片山虎之助君 大臣、財政措置。
○片山虎之助君 今この非常勤・臨時職員の全体の財源は地財計画に入っているの。あそこの給与の中にあるんですか。
○片山虎之助君 ちょっと時間がありませんから、ちょっとほかの方が来られているので。  観光庁来ているかな。分かりました。  そこで、全国知事会が新しい財源を探すという研究会を去年の暮れにつくって、今何かやっているようなので、それは何だと聞いたら、宿泊税だと言うんだね。今、宿泊...全文を見る
○片山虎之助君 余りいい答えじゃないな。もういいや、時間ないから。  それで、宿泊税を法定税にするとすれば、どういう、課税技術上というのか、立法上問題点がありますか。局長どうですか。
○片山虎之助君 終わります。
○片山虎之助君 午前中に続きまして質問させていただきます。  午前中する予定で残したものから入ります。  一つは、住民訴訟なんですよね。まあ今、西の方では森友学園が大変にぎやかですけど、東の方では豊洲移転ですわね。豊洲移転に絡んで住民訴訟が起こされているんですよね。  この...全文を見る
○片山虎之助君 私が言っているのは、制度ができたのは昭和二十三年なんだよ。七十年たっているの。いっぱい問題があったんだ、今までも。しかも、訴えられるのはいっぱい訴えられる、それから議会がすぐ免責決議をやるとか、もういろいろなことがあったんで、遅いじゃないかといって、七十年たたない...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間を取るだけだ、あなたの説明聞いていると。  だから、どう直すの。そのポイントだけ言ってください。大臣、どうぞ。
○片山虎之助君 もうこれはやめますわ。また法案が出てきたらしっかり議論をさせていただきます。  そこで、本題の地方財政計画や地方交付税の方に移りますけれども、税収の論議がありました、先ほども江崎さんの質問で。それで、来年度の地方財政計画は割に窮屈なんですよ。何で窮屈かというと、...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、トランプさんが出て、またアメリカの景気良くなって、なるほど一時円高になりましたけど、また円安になって、今はまあちょっと円高だわね。しかし、その程度のことでこれだけ税収構造ががたっとくるんですか、我が国は。どうですか。
○片山虎之助君 それで、来年度の税収の見込みをちょっとお聞きしたいんですが、これは、高めという意見がこの委員会でもあったし世間でもありますよ。高めに、経済成長率を含めて高めの税収なんて確保できないんじゃないかという意見があるけど、どうですか。
○片山虎之助君 地方税はどう、地方税の見込みは。
○片山虎之助君 それは、国税と地方税は性格がかなり違うんだけれども、大体六、四だわね。いいときが国税が五七、八%で地方税が四十何%ということはあるんだけど、五七、八%というか、六、四ぐらいですよね。それがだんだん地方税の比率が落ちているという説もあるけど、そう。国税と地方。前の方...全文を見る
○片山虎之助君 結局、国も地方もお金がないんですよ。それで、地方財政を、穴が空くやつを見るのは借金なんですよ。それで、借金を主体が国がやるか地方がやるか特会がやるかなんです、特別会計が。地方がやるというのは、私もかんだその臨財債という国と地方の折半ルールなんです。  それまでは...全文を見る
○片山虎之助君 財政局長ね、交付税特会の借入れは二年延ばすの。六十何年まであるんですよ。ちょっと説明してください。償還期限の変更、今度。五千億を四千億にして、あと延ばしていくんでしょう。
○片山虎之助君 あなた、それ、今の交付税特会で一兆円も返せるような、よくそういう計画を作れるね。どういうその当てがあるんです。先のことなんか知らないというのは無責任よ。
○片山虎之助君 それと、今の借りたやつを返すやつを延ばすのと、臨財債という国、地方の折半で借金をするやつをこれ延ばしていく、これから三年やる。これで当面泳ぐんですけど、もう一つは、地方公共団体金融機構というのがあるんですよ、昔の公営企業金融公庫が。これが公営企業債で高い利子で地方...全文を見る
○片山虎之助君 一兆八千億ですよ。一兆八千億円のお金が機構がためている貯金から地方財政の方に回っているんですよね。地方団体が元々負担した利子やその他だからいいといえばいいけれども、こういうやりくりというのがどういうことになるのかね。  それで、あと機構には幾ら残るんですか。今言...全文を見る
○片山虎之助君 それは皆さんの意見聞いているんでしょうね、地方団体の意見なり機構の意見なり。御無理ごもっともでお上の言うことは聞くかな。いかがですか。
○片山虎之助君 これは元々金利変動準備金なんですよね。金利が動くから、危ないから金持っておかなきゃ。まあ大蔵省というか財務省も同じですわね。  しかし、こういう状況でやっていくということは、地方財政の将来がどういうことになるのか大変心配なので、例えば今交付税率を上げるなんという...全文を見る
○片山虎之助君 国、地方を通じる徹底的な行財政改革というんでしょうかね、そういうことを含むものを、しかも中途半端じゃもうもたないと私は思うんですよね。  そういう意味で、今すぐ結論を出すとかなんとかということじゃありませんが、ひとつ御検討賜りますように、総務省というのは私そうい...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、それは大変な額ですよ、上水道も下水道も。  それで、利用する人が減るんだから、人口は減るんですからね。しかし、そうなると、結局、国民の負担が上がるということになるんですか。その辺のお考えをちょっと簡単にお聞かせください。
○片山虎之助君 私が言っているのは、国民負担を上げないように、水道料金や下水道料金を上げないようにしてくれと、そのためには効率化と広域化かな、そういう経営戦略みたいな観点が必要ではないかと。それをお聞きしたかったんですが、総務省の方で、公営企業ということで、そういう指導しています...全文を見る
○片山虎之助君 参考までに教えていただきたいんですが、水の使用量というのは増えているんですか、減っているんですか。増えているんでしょう。
○片山虎之助君 それで、総務省、今、上下水道聞いたんだけど、皆さんの方は公共施設全般を見直して、もう一遍更新を含めてきちっとやり直せと、こういうことを言っているわけですよね。それは、需要とその財源手当てというのはもううまくリンクさせているわけですか。
○片山虎之助君 その見直しは、専門家みたいな人のアドバイスや何かがなくてもできるの、よく分からぬけど。自ら、それぞれの自治体が自分でやりますといって自分で計画を作ってやらせるということ、こういうことになるんですか。
○片山虎之助君 それで、もう一つ大きいのは、地方消費税なんですよ。今は地方消費税というのが地方財源の中で大変重要な地位を占めるに至っているんで。この地方消費税は、できるとき大騒動だった。自民党と社民党とさきがけの連立政権つくった、平成六年のときにね。三党から出ていって、わっしょい...全文を見る
○片山虎之助君 それの清算の基準を今直そうとしているんですよ。やっぱり地方消費税を人口の少ない方に少し回そうと、大都市圏や東京じゃなくて。基準をいじろうとしているんだよね。それを、与党税調ですか、何かの答申に書いていますよね。これは、いつまでにどうするということのあれですか。分か...全文を見る
○片山虎之助君 しかし、事は税なんですよ。なるほど、政治的配慮はありますよ。貧乏な財政力が弱いところに税金をたくさん取れるようにしたいというのはあるけれども、やっぱりそれは税としての筋、理屈、経緯、みんなの納得というのが要るんですよ。だから、そこをどう取るかなんですよ。なるほど、...全文を見る
03月30日第193回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○片山虎之助君 片山虎之助でございます。  それでは、順次質問をさせていただきます。  まず、上田会長にお喜びを申し上げなきゃいけません。会長、おめでとうございました。一つはNHK会長御就任、もう一つは、四年ぶりに衆議院でNHK予算が全会一致だったんですよ、四年ぶりですよね。...全文を見る
○片山虎之助君 私は日本だから身びいきかもしれませんが、日本のNHKは世界の公共放送の中のモデルだと私は思っているんです、その実力や実績からいって。妙なことにならぬでください、これからが勝負なんだから。そういう意味では、重大な時期の会長になられたという御認識を是非持ってもらいたい...全文を見る
○片山虎之助君 まあNHKのような官でもない民でもない、昔、特殊法人と言ったんですけれどもね、今はいろんな名前に分かれていますけれども、そういうところは、官と民のいいところを取ろうと思ってそういう形態にしたんですよ。ところが、実際は官と民との悪いところばっかり行くんですよ。是非、...全文を見る
○片山虎之助君 石原、上田、あいうえおラインですな。ひとついいコンビでやっていただきたいと思います。  そこで、これは石原委員長がいいのか上田会長がいいのか、今、経営委員が監査委員でしょう。経営委員というのは十二人おるんですよ。そのうちの三人が監査委員ですよね、常勤は一人らしい...全文を見る
○片山虎之助君 引き続き御検討ください。これは総務省でも検討してもらうべきことだと思っています、今の全体の監査の在り方、ガバナンス、コンプライアンスについて。  それで、NHKが一昨年から、公共メディアとしての役割を果たすとか拡大するとかということを言い出したんですよね、経営計...全文を見る
○片山虎之助君 今NHKがお考えになっているインターネットの番組配信、同時配信みたいなことは、私はやらざるを得ないと思いますよ。で、どううまくやるかなんです。  そこで、これは制度の問題があるから、総務省で有識者会議か何かで検討してきたはずなんですよ、結論が出ておるかどうか知り...全文を見る
○片山虎之助君 受信料の徴収率が八割近くになりましたよね。来年度中に八割になるのかもしれませんが。しかし、二割は岩盤で払わないやつですよ。やつって言っちゃいかぬか、払わない人ですよ。もうこれは固定的に払わない層があるんですよ。これは本当に不公平ですよ、ずっと払っていないんだから。...全文を見る
○片山虎之助君 それで、この同時配信をやるのなら、ちょっと会長が言われましたように、民放との、全体でどう受け持ってどういう役割分担をするかというのが要ると思いますよね。また、ケーブルテレビや衛星放送をどう扱っていくか。これはちゃんとネットの同時配信に対応できるような仕組みの中に入...全文を見る
○片山虎之助君 大臣、ありますか。あれば何か。
○片山虎之助君 終わります。
04月11日第193回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○片山虎之助君 短い時間ですが、順次質問いたします。  今日は一般質疑ですから、少し大きい話をいたします。大臣、所管を持つ総務大臣としてじゃなくて、国政全般に見識を持つ国務大臣として答弁いただいて結構ですから。  まず、私どもの方は、御承知と思いますけれども、教育の無償化とい...全文を見る
○片山虎之助君 大臣、だんだんそうなりますから、そのときは閣内におられたら賛成してくださいよ。  それで、一番問題は財源なんですよ。私どもの計算では、幼児から保育所、幼稚園ですよ、それから大学、大学院までやると四兆三千億なんです、我が方の計算では。多いところは五兆、少ないところ...全文を見る
○片山虎之助君 地方出先機関の整理統合、統廃合というのは民主党政権のときやったんです。ところが、うまくいかぬのでやめちゃったの。内閣府の人が来ていると思うけれども、その後どうなっているのか、ちょっと簡単に経緯を説明してください。
○片山虎之助君 やっぱり民主党政権が熱意があったとは言わないけれども、自民党政権の方が熱意ないよ。だから、それはもう一遍やらないと、そういうあれを起こして。そうでなきゃ、身を切る改革だとか教育無償化の財源なんか出てきませんよ、そういうところからやっていかないと。我々は必要なものま...全文を見る
○片山虎之助君 やっぱり一遍に国がやっているやつを地方ってできませんよ。私は、交流、連携を置いてなだらかにやっていったらいいと思う。しかし、地方を育てないと今の体制は変わらないよ。だから、人は国交省が採ってもいいんだよ、回してもいいんだよ。人事はあれしてもいいけども、両方が一緒に...全文を見る
○片山虎之助君 よろしく頼みます。  それともう一つは、地方がやっているのはハローワークなんですよ。ハローワークというのは、昔は国が一元的にやったんだけど、今は無料職業紹介というの、地方ができるようになって二本立てになっているんですよ。それで、これはいろんな経緯があって、どんど...全文を見る
○片山虎之助君 ネットワークは、今地方のものと国のやつはつないでいるわけですよね、オンラインで。どうなっていますか。
○片山虎之助君 時間短いから元々すぐなくなるんですが、また呼んでいますから。分かりました。また関連の質問を、今の関係はいたします。  それからもう一つは、今日の厚生労働省の人口の発表がありますよね。五十年後に日本の人口は八千八百万になるんですよ。今より四千万減るんだわね。三十六...全文を見る
○片山虎之助君 終わります。
04月13日第193回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○片山虎之助君 片山です。それでは質問します。  まず、この両法案の審議の前に、前回の質問で積み残したのがありますので、質問はしたんですけど答弁いただいていないんで、それを済みませんがお願いします。  この前、道州制の話をしましてね、道州制というのは私は必要だと思うんだけれど...全文を見る
○片山虎之助君 引き続きやりますが、もう今日はそれでやめます。  高市大臣、この問題について一言御決意を、道州制について。
○片山虎之助君 ありがとうございました。  どうぞ、結構ですよ。
○片山虎之助君 そこで、この両法案なんですが、我が党では大議論して、これは賛成することに決めました。いい点、悪い点、正直言って両方あるんだけれども、いい点の方がちょっと多いわね。だから、そういう意味ではこの両案に賛成いたしますが、何でこんなに臨時、非常勤が増えるんですか。この二十...全文を見る
○片山虎之助君 それでね、大臣、答弁はいいですけれども、それをやってくださいよ。仕事を減らす、みんなでやるという、そういう仕組みをつくらないと、この問題はずっと、法的に位置付けても結局は同じことになる。  それは今までも、もうずっと昔からのこれは議論ですよ。この臨時、非常勤がど...全文を見る
○片山虎之助君 あなた方が二回も通知を出して、直ったのは東京と大阪とどっかだけですか。何でですか。理由は。
○片山虎之助君 元々地方自治制度には想定していないんですよ、臨時や非常勤を。だから制度がないんですよ。だから、制度がないけど必要が出て人を雇うことになったから、似た制度にみんなここは入っていったんですよ。一般職の非常勤というのは、これは非常勤ということでつくったんだけれども、あと...全文を見る
○片山虎之助君 国家公務員との均衡と。まあ今、同一労働同一賃金なんか言っているわね。そういうことの絡みだけど、できるでしょう。できるということは、しなくてもいいということなんですよ。だから、今日の質問にもあったように、期末手当を払いたくないから一般職の非常勤で残すということもあり...全文を見る
○片山虎之助君 期末手当を払うことができるというのが今度の制度の大変な恩典なんですよ。その代わり、普通の職員としてのいろんな規制を受けますよ。営利企業との兼業の問題だとか政治行為の制限だとか、いろんなそういう意味でのあれを受けるけれども、その期末手当は、できると書いた以上、できな...全文を見る
○片山虎之助君 分かります、それは分かるから、それを総務省としては財政措置をする方向で検討するということを関係の自治体に分からせないと。そうすることが、結局、期末手当を導入する自治体が多くなるし、今の一般職非常勤でそのまま残すという自治体が私は少なくなると、こういうように思います...全文を見る
○片山虎之助君 同じことをしつこく聞くけど、会計年度任用職員あるでしょう。会計年度任用職に移行せずに一般職の非常勤のままで残すということは可能なんですか、今度の制度で。
○片山虎之助君 それは地方自治体が決めるんでしょう、事例か何か出して。じゃないんですか。だから、自治体がこれは残すとか、これは会計年度任用職員にするとか決めるんじゃないんですか。それはどうなんですか。
○片山虎之助君 それと、もう一つ、臨時、非常勤は女の人が四分の三なんですよ。男は一五%のはずですよ。四分の三が女性なんで、育児休業の、育児休暇か、育児休暇の問題が出てくるんですよね。  今でもやっていいんだけれども、今もやれないんですか。あっ、特別職はやれないわね。今はどうなっ...全文を見る
○片山虎之助君 七割の団体と。今四十八万人おるんですよね、臨時、非常勤の女性が。そうすると、その七割が育児休業の適用を受けているの。どうですか。それは調べていない。
○片山虎之助君 いや、だって、あなた、三種類に分かれているんだから、今の。特別職はないわね。それから臨時もないわね。そうなると、一般職の非常勤だけでしょう。二十何万ぐらいじゃない。それの七割というと、それはかなり少ないよ。  だから、もし今度やるんなら、それも私は条例を作らせな...全文を見る
○片山虎之助君 今度の制度は、やるのは人事権者、任命権者なんだから、皆さんじゃないんですよ。皆さん、仕組みをつくるだけなんで。きちっとそれが動くようになるかどうかは皆さんが相当指導してチェックしないと、私なかなかうまくいかないと思うんですよね。  それから、今度は普通の職員にな...全文を見る
○片山虎之助君 これは、あとどういうことでやっていくの。すぐやるわけじゃないわね。かなり間を取ってやっていくわけでしょう。  それから、大方針として、やっぱり臨時、非常勤の職員、今度は会計年度任用職員になる、これ減らしていくというあれが要るんですよ、まず大方針が。それから、あと...全文を見る
○片山虎之助君 地方団体と、よく意見を聞いて、いろんなことを調べて、かなり時間がありますから、スムーズにこの制度が定着するというのか移行するように、よろしくお願いしたいと思います。  それから、ちょっとだけ時間が残ったのでもう一つ言いますと、東日本大震災のときもそうで、今度の熊...全文を見る
○片山虎之助君 やっぱり優秀な有能な人じゃないと、来てもらっても役に立たないですよ。ところが、そんな人は出す方も大変なんですよ。そんな人も大勢いませんしね。  今聞くと、名簿を作ってあらかじめ指名してその人に行ってもらうというので、まあうまく機能すればいいですけれども、緊急消防...全文を見る
04月21日第193回国会 参議院 本会議 第19号
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○片山虎之助君 ただいま、院議をもちまして在職二十五年の永年在職議員として栄えある表彰を敬愛する山崎正昭先生とともに賜りますことを大変光栄に存じ、心からお礼申し上げます。  また、橋本聖子先生より丁重なる御祝辞をいただき、誠にありがとうございました。皆様に厚くお礼を申し上げます...全文を見る
04月25日第193回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○片山虎之助君 片山虎之助です。  先ほどは、どうも、委員長始め皆さん、ありがとうございました。また、松下先生、質問でお触れいただきましてありがとうございました。  それでは、質問に入ります。  今回の法律、我が党は最初は反対しようかと、こういう意見も大分あったんです。賛成...全文を見る
○片山虎之助君 あなたの答弁の周波数が私にはなかなか合わないからよく聞こえないところあるんだけど、あなたが言うような弊害は外国だって同じやないか。だからそれ、何で我が国ではそれが駄目なの、外国は良くて。
○片山虎之助君 いわゆる比較審査方式というんでしょう、どこに割り当てるかというのを。それはオークションの方がずっと分かりやすいのよ、ある意味では。ただ、弊害がないような仕組みにしたらいいんで、検討してくださいよ。  大臣、どうですか、今後の課題としてオークション制度の、検討する...全文を見る
○片山虎之助君 私も総務大臣のときに大分検討してもらったんだけど、すぐ入れろと、ぱっとやれというところまではなかなかいきませんわね。ただ、アメリカもヨーロッパも、主要国は全部やっている。韓国もやっているんですよ。タイもやっているんです。オーストラリアもやっているんです。そういうこ...全文を見る
○片山虎之助君 まけたのは携帯電話と放送局だよね。それから無形固定回線というの、それだとか衛星通信は上げたんでしょう。それはバランス取れているんですね。  それから、新しく増やすというのは、4K、8Kや、それから無線LANの話があったけれども、WiFiや、それからオリンピックで...全文を見る
○片山虎之助君 あのね、お話あったように、地デジがずっと大口で、これに金掛けてきたから、これが終わったら今大きいものないんですよ。それで今、七百億というのは今六百二、三十億ですよね。これ、使い方をもっと考えたらいいと思うよ、余り固定的に考えなくて。  そこで、今の新幹線やなんか...全文を見る
○片山虎之助君 トンネルというと、あなた、道路もあるよ。それから、今、一つ負担の関係がいろいろ問題があったのが医療施設じゃないの。  そこで、今の医療施設でどういう持ち方をするのかという、国がどう持つか、業者である例えばNTTその他がどう持つか、それから例えばJRがどう持つか。...全文を見る
○片山虎之助君 JRから取れなかったというのはどういうこと。今六分の一取っているじゃない。それはどういう理屈ですか。
○片山虎之助君 是非それは、今の新幹線や道路のトンネルの障害は除去してくださいよ、是非。  それ以外に、東京オリンピック・パラリンピックでこの電波利用料を掛けてやるのはどういう仕事がありますか。
○片山虎之助君 オリンピックに四千万人来るというんでしょう、今の計算では。そこで、今のWiFiというのか無線LANというのか、それはどういう計画でどういうふうに整備していくんですか。  それから、地方なのよ、もう一つは。これからは、去年が二千四百万か、これ四千万なら、地方に回さ...全文を見る
○片山虎之助君 4K、8Kになると電波が左巻きになるんだって、そういう説明だわね。そうなるとその電波が漏れるというんだな。そのための対策をやるんでしょう、これから。それ間に合うの、そんなこと。4K、8Kを実用化するというのは、もうあと何年よ、オリンピックまで。どういうあれになるん...全文を見る
○片山虎之助君 もう一つ、我が国のテレビの半分は、ケーブルテレビを見ている、ケーブルテレビで。ケーブルテレビの近代化、光化というのがないと、4K、8Kの普及はないんですよ。これを大々的にこれからやってもらわにゃいかぬのですが、どういう構想、どういう計画ですか。
○片山虎之助君 大臣にもっと質問しようと思ったんですが、もう時間なくなりましたので、この次いたします。  終わります。
05月09日第193回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助です。  大変にぎやかな質問の後に質問させていただきますが、項目を分けて質問いたします。  私も憲法改正をやらせていただきますけど、ちょっと私なりに整理してやらせていただきたいと、このように思います。  実は五月三日の憲法記念日のとき...全文を見る
○片山虎之助君 ちょっと国会の論議がスローだね、スピードが。そういうことは事実なんで、これからちょっとスピードアップしてもらわないかぬと思うんですよ。丁寧にやるということは物を決めないということではないんですよ。丁寧に議論をしていくんですよ。だから、今、総論や勉強するのはいいです...全文を見る
○片山虎之助君 立法事実という言葉があるんだそうですね。立法する必要がある、法律を改正する必要がある、それだけの必要性、実態があるということを立法事実という。憲法も私は同じだと思う。憲法事実、憲法を変えるだけの実態、必要性があるかどうか。それを我が党は三つあると。  その一つが...全文を見る
○片山虎之助君 今まで九条は一項は残すけれども二項を変えるというのが定番だったんですよ。今回の総理の提案はその新しいあれなんです。一項、二項を残して三項を作るというんでしょう、追加をすると。それは、今の共産党の小池さんといろんな議論がありましたけれども、今の政府見解は、今の憲法の...全文を見る
○片山虎之助君 ただ、条文の書き方はなかなか私は難しいだろうと思いますよ。今までの一項、二項を、二項を変えてという、自衛隊を認めるというあれとはちょっと違うので、それはこれからの大いな、憲法審査会を含めて、各党の私は議論じゃないかと思うんです。  そこで、今回、総理が自衛隊の憲...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、その教育の無償化については、我々が言い出したときにはそれほどでもなかったんですが、今は大方の党も御理解いただいて、国民の皆さんも相当受け入れていただくようなことに私はなっていると思う。そこで、それは憲法に書かなくてもいいじゃないかと、法律と予算措置でできる...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、これもまた皆さん言われているように、教育無償化で一番問題は財源ですよね。我々の計算では四兆三千億なんですよ。ところが、ある大学の先生の試算によれば五兆だとか、場合によったら六兆だとか、もっと少ない数字もありますけど、それはなかなか大変な数字なんで、これをど...全文を見る
○片山虎之助君 ちょっと、今、時事問題について若干、総理始め閣僚の皆さんの御意見聞きたいんですが、北朝鮮問題で圧力が大分トランプさん始めアメリカ政権で効いてきて、中国を通じて効いてきたと思うんですが、対話の方はどうなんですか。ずっと圧力掛けっ放しで、対話、六者協議あるいは直接協議...全文を見る
○片山虎之助君 それから、TPPなんですが、これは私どもは一貫してTPP推進論者なので、アメリカは、米国は脱落しましたけれども、十一か国でできればやるべきだと、こう思って、私は、十一か国がなかなか難しいのなら五か国でも何かでも報道されるように先行してもいいので、結局アメリカを説得...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間がなくなってきましたんですが、森友問題について一言言いたいと思います。  大変にぎやかで、国民も興味を持っていることは持っているんですが、うんざり感もあるんですよ、もう。私は、この時期はもう問題出尽くしたので、これからはそれぞれ権限のある専門機関が実務的...全文を見る
○片山虎之助君 私は大々的に見直していただくことをお願いしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月11日第193回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○片山虎之助君 それでは質問いたします。  トール社が一番の今問題になっていますから、トール社の質問からやらせていただきますけれども、今回の買収はやっぱりちょっと無理がありましたわね。それは、長門社長、どう言われても、世の中結果責任だから。結果が良くないんですよね。大体平成二十...全文を見る
○片山虎之助君 前の西室社長と私はいろんな因縁がありましてね、年も大体似ているんですよ。だから親しくないわけじゃないんだけれども、今回の買収は西室主導でしょう。彼が決めたから誰も文句言えなかったというじゃないですか。いや、それは大体東芝が海外のものを買ってろくなことはないんですよ...全文を見る
○片山虎之助君 どういうあれか知りませんが。  それから、西室さんは二月のときの記者会見で失敗するかもしれないと言っているんですよ、これは失敗する想定もあり得ると。しかし、そうなったら潔くそれなりの対応をしますと言っているんですよ。  ということは、本人もそれほど自信がなかっ...全文を見る
○片山虎之助君 まあ、これも分からないわね。  それから、子会社にしてからもう今二年でしょう、約。二年間何をやっておったんですか。今日までほっておいたんですか。今いろんな再建策をあなた方は言われているけれども、二年間、だんだん悪くなるの分かるじゃないですか、国際物流がどうなる、...全文を見る
○片山虎之助君 結果が出ますからね、結果を出してくださいよ、何度も同じことを言うけど。  その結果は、これだけ多額の減損処理なんですよ。民営化後初めての赤字なんですよ。それは、のれん代を一遍に消したからだといって言われるんでしょうけれど、赤字は赤字なんだから。その責任をもう一度...全文を見る
○片山虎之助君 株が下がってないわね、そんなに。皆さんのところの株式のあれから東日本震災の財源を出すんですよ。四兆円超あるでしょう。今、一・六兆円か。あと二・四兆円あるんで、株が下がったらそれもちゃんとやれるかという議論が確かにあったんだけどね。  妙な質問になるかもしれぬけど...全文を見る
○片山虎之助君 私は、これは自分のことをあれなんですが、縁がありまして、最後の郵政大臣させていただいて、最初の総務大臣やって、三年間、一番大きいのは郵政事業だったんですよ。国営の郵政事業を公社にして、それをさらに、小泉さんですからね、民営化するというんで大騒動ですよ。衆議院で可決...全文を見る
○片山虎之助君 郵便の社長にも来ていただいたんですが、六月から十円上げるんでしょう、通常はがきを。全体に、しかし、先ほどの質問にお答えもあったんだけど、長門さんからのお答えなんですけど、全体縮小していますよね、郵便事業は、二パーか、まあ余り数字が大きいわけじゃないけれども。どうや...全文を見る
○片山虎之助君 時間がなくなりましたので質問を合わせますけれども、長門社長、成長戦略として日本郵政グループのMアンドAを今後もやるつもりですか。それが一つと、もう一つは、これも何度も質問ありましたが、ユニバーサルサービスを守るというのは皆さんに与えられた大きい課題ですよね、これは...全文を見る
○片山虎之助君 今、我々は超党派でコミュニティ議連というのをつくりまして、郵便局を一つ核にして、行政とそれから業界ですよね、輸送業界やコンビニ業界みたいな、そういうものとネットワークを組んで、買物の代行だとか見回りだとか、そういう地域振興というのかな、それが、人口増えるところも人...全文を見る
○片山虎之助君 消防庁長官、済みません、ちょっと時間がだんだんなくなってきた。続をやりますから、今日は触りだけ言ってもらいますけど。  消防団、よく頑張っているし、今年は火事が多いね。火事以外も、大きい自然災害も。そこで、消防団はどんどん減っていますよ。昔は二百二十万人おったん...全文を見る
○片山虎之助君 時間ですので、終わります。
05月16日第193回国会 参議院 総務委員会 第13号
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○片山虎之助君 我が党は、この法案には賛成です。それについてはこれから質問いたしますけれども、その前に、ちょっと気になることをこの前報道で知りましたんで、財務副大臣にも来てもらっておりますが、そのことをまずお尋ねしたいと思います。  せんだっての経済財政諮問会議で地方財政のこと...全文を見る
○片山虎之助君 いや、怖いのは、過去で一番増えたとかというのを比べて、だからこれは地方に金をやり過ぎというのか、手当てし過ぎだ、抑えようと。あるいは、特定の目的で終わったものを返すのはいいですよ、返納は。抑えようというような思想があるとおかしいのでね。国の財政は確かに良くありませ...全文を見る
○片山虎之助君 それと、経済財政諮問会議はもう一つ言っているんですよ。公営企業で、水道や医療について広域化をやれと、経営を見て効率化を図れということだと思うんですけれどもね。私は効率化は必要だと思いますよ、経営の合理化を図ることは必要だけれども。  しかし、とにかく、何のために...全文を見る
○片山虎之助君 それは、副大臣、いろんな考え方がありますよ。しかし、私は、地方を守るとか地方を残すというあれがないと、国と地方どちらを取るかというと、まず地方なんですよ。国はその後なんですよ、いろいろなことができるんだから。まず、弱い、手段を持たない方を守っていくということの発想...全文を見る
○片山虎之助君 それじゃ、賛成の法案の方の審議に入りますから──どうぞ、いいですよ。おられてもいいんだけど。
○片山虎之助君 そこで、このJ―LIS法案の改正なんですけど、私は住基ネットを昔やったんです。これは評判がいいやら悪いやら分からぬ。ただ、住基ネットともう一つマイナンバーの番号を作るということがどうもいまだに私は腑に落ちないんですよ。これはお金が相当掛かっている、どちらも。これは...全文を見る
○片山虎之助君 あのね、局長、あなたは、住基の番号は見えない番号で、マイナンバーは見える番号だと。元々、住基の四情報は公開情報なんですよ。氏名と年齢と性別と住所なんだから、元々は誰でも見れたんですよ。いろんな理屈で今は制限していますよ。だけど、元々は見えない情報ではないんですよ。...全文を見る
○片山虎之助君 そんな理屈を付けたら番号だらけになるわ。マイじゃないわね、それじゃ、マイナンバーじゃない。  これは、今、何でマイナンバーカードが、たかだかまだ一割になっていないんだから、平均では。ということは、分かりにくいんですよ、手間を取るんですよ、不安なんですよ。こんなカ...全文を見る
○片山虎之助君 あのね、カードのあれを見ると、若い人が少ないんだね。女性が少ないんですよ。普通なら逆なんですよ。それは、やっぱり今のマイナンバーについてそういう私は思いがあると思うんですよ。若い人や女性を、これはどっちのあれになるのか知らぬけれども、どうやってこれから若い人や女性...全文を見る
○片山虎之助君 時間がなくなったから、J―LISの理事長か理事に質問しますけれども、地方共同法人というのはかなり苦労をしてつくったんですよ、我々は。それで、これをちゃんと立派なものにせないかぬということなんだけれども、見ていると、やっぱりガバナンスや何かでは、何とか共同会議みたい...全文を見る
○片山虎之助君 今度の改正で相当変わりますか、この法律の改正で。それについて、山口理事。
○片山虎之助君 今民間では情報漏えいというのがいつも問題になっているわね。これについては大丈夫ですか。
○片山虎之助君 まあ頑張ってください。  終わります。
05月26日第193回国会 参議院 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会 第1号
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○片山虎之助君 ただいまから天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょ...全文を見る
○片山虎之助君 ただいまの長浜君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○片山虎之助君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に尾辻秀久君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔尾辻秀久君委員長席に着く〕
05月30日第193回国会 参議院 総務委員会 第15号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。  四人の参考人の皆様、お忙しいのに本当に御出席ありがとうございました。また、貴重な意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。特に森参考人には、今、又市先生と話していたんですが、二年前、我が総務委員会が視察に行きま...全文を見る
○片山虎之助君 いや、それは、森さん、あなた、きれい事なことを言っているんで。そのとおりなんだけれども、もっと早くやるべきですよ、それなら、必要なら。今頃、監査基準だとか内部統制の方針だとか、ちょっとびっくりしますよね。それだけ必要性が今出てきているということは、たるんでいるとい...全文を見る
○片山虎之助君 本来、住民訴訟制度というのは乱暴な制度なんですよ。ばさっと全部個人に責任を持たせる、それも重いというと全部負けちゃうね、議会が議決して。アメリカの制度の方が、アメリカのまねですからね、これは戦後の、アメリカの方がずっと私は合理的だと思ってきたんで、だんだん良くなっ...全文を見る
○片山虎之助君 中山先生にお伺いしますけど、これからの行政需要というのは、公はどっと膨らむんですよね。しかし、官を大きくできないんですよ。官を大きくするというのは税金を増やすか職員を増やすかなので、そんなことできませんわね、少子高齢化の全体が縮む国で。そうしますと、大きい公をみん...全文を見る
○片山虎之助君 それは先生、名付け方なんで、そんなに実態は変わりませんよ。民営化というのは地域の協働化でもあるんですよ、地域化なんですよ。そういう方途を私は探っていくべきなんで。  先生、できるだけ地域資源の活用と言われましたけど、そこはもう同感ですよ。そういうことをどう深めて...全文を見る
○片山虎之助君 阿部先生、今のこの損害賠償制度は、前よりは良くなったでしょう。何かいろいろ御注文、多いですけれども、前の制度よりはいいんじゃないんですか。大体が乱暴な制度なんです、元々が。だんだんまともになってきているんですよ、制度が。    〔参考人阿部泰隆君「いや、だんだん...全文を見る
○片山虎之助君 先生、分かりましたけどね、先生はね、議会だとか議会の多数派だとか首長を敵視しているわ。あなたの言うようなことを突き詰めると議会制民主主義の否定ですよ。議会の多数派が悪いことをする。悪いことをするかどうかは分かりませんよ、いいこともしているんだから。だから、そういう...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、阿部さんはもう結構です、それじゃ。
○片山虎之助君 いやいや、だからそれは、それじゃ、先生の言うのが正しかったら先生が多数派にならなきゃ。議会通らないですよ、国会でも地方議会でも。それを多数派にどうやるかの努力なんですよ。  江藤先生ね、もう最後なので時間がなくて申し訳ないんですが、私は監査委員に地方議会の代表が...全文を見る
○片山虎之助君 済みません、終わります。時間来ました。
○片山虎之助君 今日は朝と午後と両方だから大変ですが、午前中、参考人の大変貴重な御意見を拝聴しまして、そこでも議論いたしたんですが、私は、今回の法改正は、そのときも言ったんですけれども、何で今頃ガバナンスの強化なのかということなんですよ。七十年たっている、地方自治法施行になって。...全文を見る
○片山虎之助君 建前というか、大臣、きれい事ではそういうことになるんだけど、もう成熟していなきゃいかぬのですよ、逆に言うと、地方自治制度が。そういうときに、元に返るような内部統制だとか監査だとか、こういうことが出てくるのはどういうことかなという私の疑問なんですよね。  そこで、...全文を見る
○片山虎之助君 参考人の森市長は割に調子のいいことを言っていましたよ。いろんな意見があるんだけれども、私は良くなると思うと、こういう話なんで。これはいろんな意見があるんです、本当に。あなた方にとって余り良くない意見もたくさんある。  しかし、こういうのを都道府県、政令市に義務付...全文を見る
○片山虎之助君 都道府県や政令市はほっておいてもやるんですよ、それだけのあれがあれば、インセンティブが。むしろ、市町村の問題があるところをどうやってガバナンスを強くしていくかということなんですよ、体制強化を。逆なんですよ、あなたの言っていることは。もう一遍言い直しなさい。
○片山虎之助君 それから、監査基準を国が作ることには意見があるんですよ、いろいろ指導をするというか指揮するというのか、命令するということには。しかし、監査基準を作るんなら、きちっとしたものでなきゃ駄目なのよ、基準は国が作ってもやるのは地方なんだから。そこは自信を持って国がきちっと...全文を見る
○片山虎之助君 指針で助言でいいんですよ。それ以上やったら問題なんだ。しかし、それできちっとやってもらうということなんですよ、言っているのは。だから、そこはちゅうちょせずに私は指針を示して助言をすべきだということを特に申し上げておきたいと、こういうふうに思います。  そこで、次...全文を見る
○片山虎之助君 それは、副大臣、説明なのよ、あなた。私は役所の方針を聞いているんですよ。選択制の答申があるから選択制にせざるを得ないかもしれぬけれども、それは役所としてはどっちだと言われたらどうするんですか。今あなたが言われたことは解説なんでね、非常に見事な解説ですよ。私は役所と...全文を見る
○片山虎之助君 まあこんなことで長く議論したくないけど、選択できないよ、地方は。今までと同じようにやろうというようなことになってしまうんで、こういう場合には議会がいた方がいい、こういう場合にはいない方がいいと示すべきですよ、むしろ。裸で投げ出してどうぞと言ったって分からないよね。...全文を見る
○片山虎之助君 だから、ICTの専門家でいいよ、専門家いるのと言っているんだよ、普通の市町村に。ICTだけですか、専門委員は。ICTに関係ないところ、どうするの。
○片山虎之助君 こういうのも、制度をつくるだけじゃなくて地方にちゃんと指導してやらなきゃ駄目よ。それは、都道府県やそれこそ政令市はいいんですよ。普通の市町村に、今のこの監査制度がこう変わって、効果を出さにゃしようがないんだから、それを出すためにはどうやって、専門委員をどうするとか...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今の損害賠償の住民訴訟や住民監査請求の話なんですけれども、平成十四年の改正で個人を団体にしたわね、公務員個人から団体に。これによって萎縮効果がなくなったと言われているんだよ、本当はどうか知りませんよ。そういう認識があるのかどうかということと、それから、今度...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、その議会の権利放棄の議決に監査委員の意見を聴くということになりましたわね。これは恐らく制限しろとかいろんなまた議論があると思うんだけれども、監査委員の意見を聴くことがブレーキになりますかね。どれだけの効用があるか、どういう見通しですか。
○片山虎之助君 局長、まさにそのとおりなんですよ。監査基準の中にしっかり書き込むことによって決めてもらって、実質上この監査委員の意見が効用を持つように、議会のいろんな議決について。議会は時々間違うからね、間違えないこともあるんだけれども。それにブレーキを掛けるようなことをすること...全文を見る
○片山虎之助君 時間オーバーしているから、やめます。
06月01日第193回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○片山虎之助君 一昨日の積み残しからまず質問させていただきたいと思うんですが、例の住民監査請求、住民訴訟による損害賠償責任ですね。  一昨日も申し上げましたが、平成十四年の改正で、公務員個人だったものを地方団体に直した、大変制度が乱暴なものをまともにした一つの改正だった。それか...全文を見る
○片山虎之助君 やってみにゃ分からぬというところはあるわね、これから。  ただ、地方団体の場合には権利放棄が議会の議決でできるんで、これについては、この間の参考人の先生方も大変な議論があったわね。衆議院でも修正案その他いろんな意見があったようなので、これが残るということ、どうい...全文を見る
○片山虎之助君 そこで監査委員の意見を聴くんでしょう。監査委員の意見を聴くのが前提条件で、それを聴いてから決めるわけでしょう。すると、これが歯止めになるかな。あるいは、まあちょっと答えて。
○片山虎之助君 監査委員の意見というのがどれだけの歯止めになってきちっと牽制になるのかということなんだけど、監査委員の中に議会も入っているんだわね、考えてみると。これはもう一種の自己矛盾なんでね。  だから、その監査委員がどういう意見を出すかということについて、何か皆さんの方で...全文を見る
○片山虎之助君 だから、一昨日も言ったんだけれども、監査基準というのは、地方の自主性は尊重せないかぬけれども、かなりきちっと技術的に権威のあるものを作らないと。それに基づいて監査委員が意見を言って、それが議会に対しても大きなブレーキになるような、そういう監査基準にしなきゃ意味がな...全文を見る
○片山虎之助君 それから、これも一昨日言ったあれだよ、地方独法への窓口業務の委託ですよね。  私は、地方独法は少し無理筋じゃないかと言ったんだけど、本当は民間委託が一番いいんですよ。窓口業務なんというのは役所がやるより民間がやった方がずっといいわ。そういう例がいっぱいあると思い...全文を見る
○片山虎之助君 聞いているだけじゃ駄目よ、自分で見て分からないと。  ところが、民間がないんだよね、今。民間委託を地方団体が、地方自治体がしたくても、そういういい民間がないんですよ。だから皆さんは、地方独法をいい民間にしようとしているんだよ。地方独法というのは元々そういうあれじ...全文を見る
○片山虎之助君 だから、地方独法を広げて窓口独法というのをつくるんですよ。元々の発想は違うんですけどね、それは民間委託したくてもないんだからしようがない。民間を育てようという発想なんですよ。  それで、今、中枢何とか都市圏という難しい名前のやっているわね、広域都市圏。私は岡山県...全文を見る
○片山虎之助君 まあ役所がやることで、うまくいくかどうか分からないんだけどね。  ガバナンスを強化して、公権力の行使は委託できないなんというのはやめなさいよ。公権力の行使というのは、最後に決める段が公権力の行使なのよ。それまでは別に民間的なものがやっても構わないんだから。私は考...全文を見る
○片山虎之助君 一応それで一つ終えて。消防庁長官、済みません、あなたの方も積み残しで、大分積み残しが長くなりまして恐縮ですが、糸魚川の火事以降、火事が多いんじゃないの、ちょっとこのところ。何かはやっているんじゃないですか。どうですか。
○片山虎之助君 私は、少なくとももう大きい火災はなくなったと思ったのよ。ところが、糸魚川以降、今あなたが言うように、いろんな形は違うけれども火災が増えているので、もう一遍、消防庁はいろんな分析をして今後の対策を練り直す必要があると思いますよ。  それから、常備消防の在り方もいか...全文を見る
○片山虎之助君 国交の副大臣に来てもらっていますけれども、糸魚川みたいな駅の周りに密集住宅街、住宅だけじゃない、あれは飲み屋含めていろんな、繁華街みたいなもの、密集市街地、そういう場合によっては糸魚川になり得るようなところが何十か所もあるというんです、全国で。どういう国交省は把握...全文を見る
○片山虎之助君 あれは関係者の同意を取るのがなかなか大変だしね、権利のあれに関するから。それからお金が掛かるわね、第一。だから後回しになっちゃうんですよ、どうしても。それに、日本というのは、事が起こるとこれは大変だということになるんだけれども。なかなか大変ですけど、連携をしてやっ...全文を見る
○片山虎之助君 それで、今問題はね、時間がだんだんなくなってきたんだけど、消防団員がだんだん減っているということですよね。糸魚川のときも、どこかの企業のミキサー車があれをやってくれたんでしょう、水を集めてくれてというのか給水してくれて。  そういうふうに企業を丸ごとこの中に、防...全文を見る
○片山虎之助君 やっぱりそういう自主防災組織というのをもう少し、今ありますよ、組織化は。だけど、なかなか中身まで行き届いてレベルが上がっていないわね。そういうものと初期消火ですよ。あれ、空だきでしょう、糸魚川も、最初は、ラーメン屋さんかなんかの。あれを最初止めておけば、あんなこと...全文を見る
○片山虎之助君 いろいろ注文はありますけれども、法案には賛成いたします。  終わります。
06月06日第193回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○片山虎之助君 今日は一般質疑ですから、いろいろとばらばらとお聞かせいただきたいと思いますが、まず最初に町村総会のこと。  地方自治法九十四条だったかな、には、議会に代えて町村総会を置けるとあるんですね。高知県の大川村というのが今六人だそうですよ、議員が。みんな七十以上で、これ...全文を見る
○片山虎之助君 ところが、大川村というのは、条件は悪いんだけど、早明浦ダムがあるところですよね、条件が悪いんだけど元気はいいんだね、元気はいい。割に村民がまとまっているんですよ。だから、あそこは、例えば畜産で、高知県の地鶏、はちきん地鶏というのか、あるいは肉牛、黒牛ですが、そうい...全文を見る
○片山虎之助君 今いろんな人が、例えばテレビ会議をやればいいとか遠隔何とかみたいだから。しかし、そんなこと簡単にできないわね。お金も掛かるし、扱うのはみんな年寄りなんだから。  だから、そういう、まあ検討はいいですよ、それもなかなか大変だし。それじゃ、ほかにどういう形をやるかで...全文を見る
○片山虎之助君 平成の大合併を進めた者として、もう一遍合併をやれといったって現実的じゃないですよね。それで、今の連携都市圏で合併に代わる機能が果たせるかというと、私はなかなかこれは難しいと思う。  やっぱり新しい仕組みなり、今の言われたように自治体の在り方、議会の在り方、その関...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、私は財政審の言うことには余り賛成じゃないんだけど、その地財計画の見える化、地方財政の見える化ということをやったらどうかと彼らは言っているわけですよ。それは具体的に、地方財政計画は作りっ放しなのよ。あれは、年度当初に交付税を幾ら、まあ分捕るかと言ったらいかぬ...全文を見る
○片山虎之助君 いやいや、決算統計は決算統計でやってもらえばいいんだよ。だから、地財計画そのものを検証することによって次の地財計画をきちっと根拠のあるしっかりしたものにしろということを言っているんです、私は。決算統計やってくださいよ。これはいろんな意味で大切なことなんで。それは地...全文を見る
○片山虎之助君 地方財政計画につないでください、私が言っているのは。それが次の年の構図を決めたりなんかする上に大変役に立つんじゃないかと、役に立たせにゃいかぬなと、こう思っているので。問題意識がそこにも多くあるんです。  今日は各省の人も来てもらっているのでそっちの方に移ります...全文を見る
○片山虎之助君 民主党政権時代に、私、予算委員会で質問して、青年就農補助金というの、名前は忘れたけど、フランスにあるものをやったらどうかという提案したら、大概、農水省が頑張って予算化されたんですよ。割によく使われているんだけど、補助金をもらっている間はみんなやるのよ。補助金が切れ...全文を見る
○片山虎之助君 それと、農業だけじゃなくて、農業に取り巻くというか、農業関連でもいいんだけれども、そういうほかの就業のその機会を増やす、そういう支援をするというのが必要なので、経産省来ていますか、それについて、ちょっと。
○片山虎之助君 もう時間が来ましたからやめますけど、よろしく頼みますよ。また引き続いてやります。国交省、申し訳ありません、この次やります。  終わります。
06月07日第193回国会 参議院 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会 第2号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。党を代表して質問させていただきたいと思います。  今回の立法は、もう何人もお触れになりましたが、大変異例で、よく言えば画期的なんですね。今日は参議院の正副議長さん御出席ですけれども、衆参の正副議長さんが立法府の総意を取りまと...全文を見る
○片山虎之助君 我が党の意見もほぼ満額回答でこの間入れていただきましたし、本当に正副議長さん頑張っていただいたので、正副議長さんを含めまして全ての関係者の皆さんに敬意と感謝をささげたいと、こういうふうに思います。  我が国の天皇制度は、もう言うまでもないんですが、長い歴史の中で...全文を見る
○片山虎之助君 これはあくまでも特例であり、一代限りなんですよね。原則は、天皇制度の原則は終身在位なんです。だから今回は、だから特例というのはまさにその例外である、一代限りであるという認識で。後でまとめて答えていただければいいんです。  それから、もう一つは、天皇の御意向は表明...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今日の答弁でも官房長官何度も繰り返していますが、したがって、一代ごとに、そのたびごとに、国民の意思を国民の代表である国会で法律を作ることによって承認していくと。それは特例法ですよね。それが、天皇の地位は国民の総意に基づくと、こういう憲法の規定にも合致すると...全文を見る
○片山虎之助君 天皇陛下は意思を言われない、意思を言われることは、憲法の四条ですか何かの違反の疑いが出てくる。そうすると、この場合、特例にするかどうか、特例法を作るかどうか。今回は非常にスムーズに行きましたよね。こういうことになるんですか、今後は、これ以外のケースがあるんですか。...全文を見る
○片山虎之助君 まあ、余りぎりぎりせずに行きたいと思うんですが、この先例論は実は私が一番最初に言い出したと自分では思っているので。今年の一月八日にNHKの日曜討論で、各党の代表が出てその年の抱負みたいなことを言った中でこの問題が出て、私は、特例法を作ったら必ず先例になると、先例に...全文を見る
○片山虎之助君 いや、官房長官答弁うまいから、なるとは、なり得る、可能性なんですよね。いや、まさにそうなんで、なり得るなんで。  ただしかし、高齢化社会がどんどん進んで、天皇御一族も、皇族もやっぱり御長寿になられると思いますよ。高齢になってくる中で、それじゃ、生前で退位するとい...全文を見る
○片山虎之助君 官房長官、この法律が成立して、施行もせなきゃいけません、ちょっと先だけれども。しかし、その後、時間を掛けてこの問題を本格的に議論されたらどうですか。だから、特例法、今後生まれてくるだろう特例法も含めて、あるいは皇室典範を含めて、皇位の継承の安定性をどうするかという...全文を見る
○片山虎之助君 今日は予算委員会じゃありませんからぎりぎり言いませんけれども、検討課題で頭に入れておいていただいたらいいと思います。  そこで、これから諸準備をやっていただく、スケジュールを決めていただくということなんですけれども、施行まで三年というのは長いことは長いですよね。...全文を見る
○片山虎之助君 新天皇の即位式はおやりになるんでしょうが、退位式というのはおやりになりますか。これも例がないですわね、今まで。
○片山虎之助君 それから、施行日というのか、即位、退位、改元、それが今、報道によれば、二〇一九年の一月一日説と四月一日説と両方ありますよね。国民は大変関心を持っているんですよ、いろんな意味で。国民生活や経済にも影響ありますよ。これについては言える範囲で言ってください。
○片山虎之助君 それから、衆議院の段階なんですが、附帯決議で女性宮家創設が大変議論になったんです。我が党でも大議論ですよ。しかし、我が党は、今後、国民動向の具合を見ながら中立的にこれから議論して答えを出していきますけれども、皇位継承と女性宮家創設はつながない方がいいですよ。だから...全文を見る
○片山虎之助君 憲法の第一章は天皇なんですよ。だから、これからいろんな皇室、天皇、皇后に係る議論は内閣でもやっていただきゃいいんですが、国会が憲法の発議権を持っているんですよ。憲法の第一章は天皇なんですよ。だから、内閣マターであると同時に、天皇制、皇室制度は私は国会マターでもある...全文を見る
06月08日第193回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○片山虎之助君 それでは、質問いたします。  まず、この法案は難しいですね。よく分からないんだけど、私なんかはペーパー世代ですからね、観念的には分かったような気がしているんですが、本当は分かっていないと思うんですが、法案には賛成します。  そこで、今までも質問がいろいろあった...全文を見る
○片山虎之助君 あなたの説明分からないわね。今までと同じだわ。  それじゃ、ここに、ある家庭があって、主婦の人が働きたいと、働くと。子供を保育所に入れたいと、待機児童ですよね、一種の。雇用証明書か何か要ると、こういう例を非常によくされるんですよ、皆さんは。雇用証明書が要ると、待...全文を見る
○片山虎之助君 大幅なというのは、どのくらいの事務負担の軽減になる。  それから、あなた方はいつも今の雇用証明書と、その次に大きいのは保険料の控除の証明書か、それから医療費でしょう、これも証明書がある。それ以外どれだけあるのかもついでに言ってください。
○片山虎之助君 粗っぽくていいから、手間と金目が定量的にいってどのくらい減るのか、これが全部フルに今言ったような二億六千万や二千八百万枚が電子委任の仕組みになると。大ざっぱなことで言っていいから。イメージなんですよ。
○片山虎之助君 分からぬな、そのくらいでは。  外国はどうなっていますか。
○片山虎之助君 あなたは先ほどの質問の答弁で、認定事業者に手を挙げかけているのは数社と言ったね。数社というのは少ないんじゃないの。この認定事業者というのは、まあこういうことを端的に言うのはおかしいけど、それは利益は出るの、出ないの。その料金設定というのはあなた方が基準かなんか決め...全文を見る
○片山虎之助君 その電子署名の八社はもうかっていますか、利益を出していますか。それ、料金はどうなるの、料金水準は。
○片山虎之助君 こちらに判断基準がないのよ、高いのかどうか。どれだけ加入するか、普及するかというのは、私なかなか分からないと思うよ。  だから、これは一種の促進法なんだから。皆さん方は促進したいんで。大きな目では促進した方がプラスですよ、プラス。で、個別の会社にとっては得か損か...全文を見る
○片山虎之助君 済みません、時間がなくなってまいりましたので。  積み残しのインフラの老朽化対策、国は計画を作っているようですね。簡潔にその状況を説明してください。
○片山虎之助君 老朽化したものを直したり更新したりしていると、だんだんだんだん新規投資との割合が変わってくるんじゃないの。そうなると、今の公共事業費の中で処理できるんですか、できないんですか。老朽化というのは元に直すぐらい、ちゃんと機能を維持するということなんだから。
○片山虎之助君 インフラの老朽化対策をちゃんとやらないと、安全、安心に関わるんです、国民の。橋が落ちたりトンネルが落ちたりね。で、それがどんどんどんどんまた増えていって新規の投資が減っていくというのも困るんだよね、バランスがあるんで。今、六兆円でしょう、公共事業費は。その中で賄え...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、今、地方の話が出たんだけど、総務省の方は何か公共施設総合管理計画というの、何かそういうのを今、地方団体に作らせているんですよね。もう全体が終わって、今度個別を作るのかどうか知りませんが、それは今の地財計画その他で財源手当てをするということに結び付けて考えて...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間ないんですが、三千六百億措置したわけ、地財計画で。そういう意味ですか。
○片山虎之助君 時間来ましたから、またあれします。  ありがとうございました。終わります。
11月22日第195回国会 参議院 本会議 第5号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助です。  私は、我が党を代表して、安倍総理に質問いたします。  第四十八回衆院総選挙が終わり、自民党は大勝し、与党は三分の二を超える議席を維持しました。自民党は、平成二十四年末政権復帰以来、国政選挙五連勝です。総理はこの結果をどのように...全文を見る
11月30日第195回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○片山虎之助君 日本維新の会の片山虎之助でございます。  順次質問いたしますが、毎回同じことを総理始め閣僚の皆さんにお願いしておりますが、分かりやすい質問を心掛けますので、分かりやすい答弁をお願いいたしたいと思います。  まず、大きな話から始めます。  安倍政権は大変長くな...全文を見る
○片山虎之助君 総理は知事や市長とは違うんですけど、知事や市長は長いわね。もう三期、四期は普通で、五期、六期、場合によってはもうちょっともあるのかもしれませんが、今までの日本の総理は短過ぎたんだなと、こういうふうに思いますね。  今、首脳外交が成功しているのはやっぱり長いからで...全文を見る
○片山虎之助君 経産大臣、天下りが多いんですよ、やっぱり、経産省だけではないけど。だから、どうしても監督や監視が緩くなるんですよ。だから、経産省だから、経産省監督下だから甘やかされているんじゃないかという意見があるんですよ。私、そんなことはないと思うので。それはもう、すぐ検討会と...全文を見る
○片山虎之助君 官が官なら、これは半官ですけどね、民もまたこのところ、東レの子会社でしょう、これは何かタイヤ補強材か何かの品質をごまかした。神戸製鋼でしょう、それから三菱マテリアルでしょう。その前はスバルだとか日産自動車とか、日本を代表するような製造業が何かやっているんですね、い...全文を見る
○片山虎之助君 まあしっかり頼みます。  そこで、教育の無償化について申し上げますけれども、教育の無償化が政治のまないたにのって大きな議論になってきたことは、大変私、喜ばしいと思います。各党はそう異論はないんです、教育無償化には。ただ、進め方、内容というか範囲、あるいは財源、あ...全文を見る
○片山虎之助君 特に教育では高等教育ですよ、大学。大学はもう全入ですよね。大体、大学を選ばなきゃみんな入れる。大学で本当に勉強しているかどうか、まあじくじたるものが私個人を顧みてもありますけれどもね。やっぱり大学の再編、質の向上、統廃合というのは私は要るんじゃないかと思いますよ。...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、我が党はバウチャー制度というんですか、仕組みの導入が得意なんですよ。大学も、受験生というのか、父兄の方が選んだらいい、大学を。そうしたら、大学、淘汰される可能性がありますよね。  バウチャー制度について、文科大臣、どう思われますか。それから、給付型奨学金...全文を見る
○片山虎之助君 教育の無償化というのは大事業なんですけど、私は、今の責任分担で、例えば幼児教育、義務教育は市町村の責任にする、高等学校は都道府県ですよね、高等教育というか大学以上は国、それ責任を持たせてその中でやらせたらいいと思うんですよ。現に大阪では成功しているんですよ、高校以...全文を見る
○片山虎之助君 設置者の違いを乗り越えないと、そのぐらいは。もうそれは、役所は必ずそう言うんですよ。だからそこを工夫してくださいよ。  私は、同じことで、認可保育所、今の待機児童問題というのは、これが何で国政の大問題で予算委員会の主要テーマになるのかよく分からない。今、待機児童...全文を見る
○片山虎之助君 岡山市はなかったんですよ。今の市長さんが調査のやり方変えたら二番目になった。いや、だから、そういうところはちょっとあるんですよ。だから、きちっとあれしないとね。それで、待機児童をたくさん出した方が、政治的なあれがあるところはたくさん出てくるし、それもある程度私はき...全文を見る
○片山虎之助君 それはもう基準なんかは、加藤大臣、弾力的にやったらいいんですよ、ある程度は任せて。むしろ保育士の養成や確保だとか、そういうことをきちっとやってもらったらいいんですよ。基準なんか地方に任せたらいいんですよ。三・三平米が三・六平米、何で困りますか、二・九平米でも。やり...全文を見る
○片山虎之助君 そこで、二兆円の政策パッケージなんですけれども、消費税の使途変更をおやりになってそれを幼児教育に充てるというのは一つの考えですけど、それで結局、社会保障関係の借金返済を延ばすわけでしょう。それは付け替えですよ、財源の、単に。新しい財源じゃないんだから。国債の増発と...全文を見る
○片山虎之助君 消費税はどっちかというと所得の低い人を広く薄く集める税ですよね。その税を今度は教育無償化に充てて、教育無償化というのはどっちかというと所得の高い人の恩恵が大きいんですよね。だから、何となくそこに引っかかるものがあるんですよ。広く薄く皆さんから集めて、それをどっちか...全文を見る
○片山虎之助君 茂木大臣が立ったから言うんですけど、教育のこの無償化でマクロ経済的にはどういう効果がありますか。いかがですか。あなたは担当でしょう、それの。
○片山虎之助君 しかし一方、それで財政再建が遅れるとかプライマリーバランスが赤字が増えるとか、黒字化というのはどうなんだと、二〇二〇年、こういう議論がありますわね。それはどういうお答えになるの。
○片山虎之助君 それはやっぱりプライマリーバランスの赤字化の数字のあれが、まあ、いいかげんと言ったら悪いですけど、元々が黒字化になるようになっていないんですよ。だから、どんどんどんどん延ばしていけばいいということなんでしょうけれども、いろんな考え方があるから。  しかし、そこは...全文を見る
○片山虎之助君 税制についても質問させていただこうと思ったんだが、もう時間なくなりまして、次のバッターがおりますのでやめますけれども。    〔理事丸川珠代君退席、委員長着席〕  私は、森友問題にも質問させていただこうかと思ったんです。会計検査院に検査は参議院の総意なんですよ...全文を見る
○片山虎之助君 それでは、藤巻議員に後はお願いします。
12月07日第195回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○片山虎之助君 片山でございます。  短い時間ですけれども、順次御質問させていただきます。  まず、NHK会長来られましたから、ついでじゃないんですよ、NHKの問題から入らせていただきます。  昨日、最高裁がNHKの受信料制度について判決を出しましたよね。ほとんど全面勝訴と...全文を見る
○片山虎之助君 大体、一時は四割払わない人がいたんですよ、徴収率が六割ちょっとだった。今は皆さんの努力で、NHKの皆さんの努力で八割ぐらいになっていますよ、七九%に。それは大変偉いんだけどね、払わないという人は固定化しているんですよ、もう。岩盤のような拒否層なんですよね。これは極...全文を見る
○片山虎之助君 これから大きい問題は、まあ十分御承知だと思うけれども、ネットへの同時配信、スマホ含めてね、これをどうやるかということ。そうした場合に受信料をどう考えるかということですよ。これが今回は最高裁は何の判断も示していないんですよ。  これについてどうですか、今後の進め方...全文を見る
○片山虎之助君 まあ今日は時間がありませんから、また通常国会か何かでやりますので、どうぞもうお引き取りください。結構です。それでは、本来の質問と。
○片山虎之助君 午前中から皆さん質問されている地方自治体の基金、基金増の問題ね。それは総額が二十一兆円といったら、大きいことは大きいですよね。  しかし、これはずうっと今は財務省も総務省も十年単位で物を言っているんですよ。平成十八年から二十八年までの十年をやっている。平成元年か...全文を見る
○片山虎之助君 あのね、基金には、財政調整基金というのが一番大きいんですよね、これは収入が上がったり下がったりするので調整する。それから、減債基金というのは借金を返す。それからもう一つは、特定目的基金というのがあるんです。これは国がやらせたんですよ。特にリーマン・ショックの前の麻...全文を見る
○片山虎之助君 まあ地方自治体の中にはいろいろありますからね。ためるのが趣味みたいなところはあるかもしれぬ。しかし、基本的には将来の財政の変動を心配してなので、例えば今、インフラの老朽化対策、更新というのが大きい課題に国も地方もなっているんで、橋なんかもう全部落ちますよ、そのうち...全文を見る
○片山虎之助君 それと、地方消費税なんですよ。地方消費税というのは、平成七年に村山内閣のときに、私らも出ていって、わっしょいわっしょい、自社さ政権ですから、そのときに、三パーを五パーに上げるときに一パー取ったんです、まあ取ったというのはおかしいけど、地方消費税をつくって。今一・六...全文を見る
○片山虎之助君 もう時間がありませんので。  次に、宝くじなんですよ。宝くじというのは、一兆一千億まで行って、売上げですよ、それから長期低落ですよ、なだらかな、今八千五百億ぐらい。これは半分は地方の財源なんですよ、御承知のように。  それで、一番多かったときは一兆一千億で、ま...全文を見る
○片山虎之助君 ちょっと急いで申し訳ないんですけれどもね。それからもう一つは、ミサイルですよ。消防庁、来ていますね。  Jアラートというのはいいけれども、あれは混乱させるわね、人を。だから、どの範囲でどうやるかという、きちっと通知というか、その鳴らし方をちゃんとやってもらわない...全文を見る
○片山虎之助君 ちょっと広過ぎるんじゃないの、ちょっと検討してよ、それを。余り関係のないところまで流すと、みんなびっくりするよ。  それから、今はインバウンドが多いんだから、日本語だけでいいの、あれ。英語だとか、まあ韓国語、中国語というのはどういうことになるか知りませんが、そう...全文を見る
○片山虎之助君 それから、指定避難施設というのはあるのかどうか。国民保護法や災害対策基本法にあったような気がするんですけど、指定避難施設、このミサイルの指定避難施設というのはどこに、地下鉄なの、どこか学校か何か知りませんが。
○片山虎之助君 それで、その住民の避難指導、長官、住民の避難指導というのはやっているのかどうか。  それから、携帯メールで避難するということを訓練したらどう。それが一番有効なような気もするけど、いかがですか。
○片山虎之助君 時間が来ましたので、やめます。ありがとうございました。