茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○茂木委員 おはようございます。自民党の茂木敏充です。  平成二十一年度の第二次補正に関連しまして、昨日に引き続きまして、総理そして関係大臣の方に質問をさせていただきます。  鳩山総理、やはり鳩山総理の金銭感覚、我々とは随分違うな、こういうことを感じます。お母さんの方から毎月...全文を見る
○茂木委員 最近、総理はツイッターを始めたようでありますが、今も海江田さんのツイッター、つぶやきでお答えいただいているようですけれども。二月の十四日という話でありましたけれども、確定申告、二月の十六日から三月の十五日。総理がお願いをする立場だと思います。それから、国民年金の保険料...全文を見る
○茂木委員 総理、そうであったらば、起訴されないことを望む、この発言は何なんですか。
○茂木委員 そうすると、起訴されないことを望むという発言は撤回されますか。
○茂木委員 やはり総理の発言は、今、野党の党首ではありません、国のトップ、行政の長なんです。そういった責任感に欠けていらっしゃる点があるんじゃないかな、こういうふうに今感じます。  責任感ということで申し上げると、現政権の予算、そして政策を見ても、例えば未来への投資という視点、...全文を見る
○茂木委員 今、菅大臣の方から、不要不急の事業をとめられた、こういう話がございました。  昨年の一次補正の審議の中で、民主党の皆さんは基金の問題をいろいろ指摘されていました。基金に対してはどのようにお考えですか。
○茂木委員 総理、朝三暮四という言葉を御存じでしょうか。もし御存じでしたら、お答えください。朝三暮四です。
○茂木委員 今総理がおっしゃったのは、多分、朝令暮改だと思うんですが、別に四文字熟語の知識を試しているわけじゃないので、私の方から申し上げます。  これは、中国の宋の狙公が飼っている猿にトチの実を与える、それで、朝に三つ、そして夜に四つ与える、こういうふうに言いましたら、猿が少...全文を見る
○茂木委員 大臣、もう少しそれぞれの事業を見て、同じ事業が単に半年だけずれてたくさん残っています、そういったことについてよくごらんになったんですか。全部の事業を見ました。きちんと見た上で発言をさせていただいております。  それから、一次補正について、民主党は、衆議院の本会議は残...全文を見る
○茂木委員 もう一回申し上げます。  公益法人等の基金に繰り入れ、多年度にわたって支出することは憲法の趣旨にももとると参議院の本会議でおっしゃられています。小林議員です。この考えに変わりありませんか。確認をさせていただきます。
○茂木委員 菅大臣、私は、一議員のどこかでの発言をとらえて言っているんじゃないんです。参議院の本会議で、採決に当たって、党を代表される方が反対の第一の理由として基金の問題を取り上げられたということでお聞きをしているんです。その基金の問題、どうお考えですか。
○茂木委員 基本的には基金で多年度の支出をすることはよくない、こういうことに受け取れるわけでありますが、ただ、この二次補正を見てみますと、やはり言っていることとやっていることが全く違うんですね。今回の二次補正でも、新たに六つの基金を新政権はつくっていらっしゃいます。そして、既存の...全文を見る
○茂木委員 基本的に来年度の基金はよくない、こういうお話をされながら、基金を十四も積む、一兆七千億円、補正の中に入れると。  しかし、例えばエコポイントもそうです、それから省エネカーも、三月までは予算があるんですから、四月からの予算、本予算で間に合うわけです。基金の事業をやめて...全文を見る
○茂木委員 それはきちんと本予算の中に組み込めば、国民に対してはメッセージになります。そして、多年度にわたる事業だったらば堂々と基金でやられる、我々はその方が正しいと申し上げてきたんですから、私はそうされるべきだ、そんなふうに思っております。  今の議論だけでも、やはり鳩山内閣...全文を見る
○茂木委員 菅大臣、よく内容をごらんになって答弁していただきたいと思うんですけれども、この二次補正、出ている項目……(発言する者あり)ちょっと大臣が聞こえませんから静かにしてください。  出ている項目で大体三兆円になります。これ以外に、交付金の減少額の補てんが三兆円あります。全...全文を見る
○茂木委員 大臣、よくお聞きください。総理もよくお聞きください。  申し上げているのは、七兆二千億のうち三兆円、この地方交付税の減額部分は抜きましょう。そうすると四兆二千億になりますね。この四兆二千億のうち、ここにある項目で大体三兆円いきます。内容も一緒です。四分の三が一緒とい...全文を見る
○茂木委員 菅大臣、具体的にいきましょう。  では、わかりやすい点で申し上げます。二番目の金融、景気対策。  景気対応緊急保証、緊急保証制度、セーフティーネット貸し付けの延長、そしてエコポイント、それから環境対応車への買いかえ、大きな項目です、それぞれに。違う項目だとおっしゃ...全文を見る
○茂木委員 住宅版エコポイントという話が出たんですけれども、予算額と住宅一戸当たりの補助額は幾らになりますか。
○茂木委員 一千億円、そしてマックスで三十万ポイントということは、一ポイント一円ですから三十万円、こういうことになると思うんです。  私は、住宅版エコポイントが悪いと申し上げるつもりはありません。ただ、家電と住宅は値段が二けた違います。車とも一けた違うわけでありまして、本当にマ...全文を見る
○茂木委員 雇用調整助成金、私は、要件緩和は結構だ、こんなふうに思っておりますが、三千五百億円積み増しする必要はありません。今、恐らく官僚の皆さんからの答弁書をそのまま読まれたんじゃないかな、こんなふうに思いますけれども、余剰が明らかに、特会の積立金、四千四百億あるんですよ。四千...全文を見る
○茂木委員 なかなか菅大臣、真っ当にまじめな質問にお答えいただけないようであります。  私が申し上げているのは、当面の景気効果、四千億しかないではないか、どうなんですかということを申し上げています。  それだったらば、もっとはっきり申し上げましょう。一次補正の凍結と執行停止ま...全文を見る
○茂木委員 随分興奮をされて強弁をされているようなんですけれども、景気の現場、経済の現場は本当に大変なんですよ、この年度末を迎えて。  そういった中で、今、鳩山内閣が、少なくともこの年度末までにとられた対策、一次補正の二兆九千億の執行停止、そして二次補正、これは当面の景気対策に...全文を見る
○茂木委員 亀井大臣、残念です。大臣だったら、茂木さん、やろうじゃないか、与野党を超えてこういう中小企業の資金繰り対策のための条件緩和をやろうじゃないか、こういうお話をいただけるんじゃないかな、そんなふうに……。  総理、鳩山総理、これは鳩山総理が決断をすれば決められます。中小...全文を見る
○茂木委員 実際に今、八千万円の枠、柔軟には運用しております。  ただ、これを広げることは可能なんです。これをきちんと、やはり総理が明言をしていただく、国民に向けて、本当に年末厳しい資金繰りをされている中小企業の皆さんに向けて、今この場で、枠は、一社当たりの枠は拡大します。総理...全文を見る
○茂木委員 そこの部分ではっきりおっしゃっていただけない、その部分が、国民の皆さんから見ても、残念ながら世論調査でも出ておりますけれども、リーダーシップがない、こういうところに出てくるんではないかな、こんなふうに私は感じております。  そこで、鳩山内閣の政権運営の問題点、こっち...全文を見る
○茂木委員 過去の成長戦略が余りうまくいかなかったという指摘で、内容についても精査をされたということですけれども、組織論は別にしまして、政策の内容については過去のものはよかったんですか、悪かったんですか。
○茂木委員 政策の中身から入っていきます。図の四をごらんください。中身が、ほぼじゃなくて、全く一緒なんですよ。  図の四をごらんください。左側が我々がつくった未来開拓戦略です、昨年の四月。そして右側に新成長戦略、今回のものであります。これを比べていただきますと、低炭素革命、これ...全文を見る
○茂木委員 見出しは一緒だけれども中身は違うんだ、中身をよくごらんください、こういう話がございました。  ここに我々がつくった未来開拓戦略、それから新成長戦略、これがございます。全部は比較できません。ちょっと、今申し上げた低炭素革命というか環境の分野で申し上げます。  パッケ...全文を見る
○茂木委員 いろいろ立派なことをおっしゃっているようにも聞こえるんですが、例えば現政権が盛んに強調されているディマンドサイドの家計への直接支援、この新成長戦略を見てみますと、この新成長戦略は全体で二十九ページございます。ところが、家計への直接支援、この問題は、後ろの方に本当につけ...全文を見る
○茂木委員 当初予算の国債の発行枠ということでいえば、当然、平成二十一年度の当初予算の発行枠と比べるのが私は自然な姿だと、三十三兆円ということになります。しかし、リーマン・ショック以降の大きな景気の落ち込みの中で、十一兆円分は加えたわけであります。そして、税収の落ち込みということ...全文を見る
○茂木委員 総理、もう一度確認をさせていただきます。  私が申し上げたのは、来年度の事業の実施に伴う国債の発行額、これは四十四兆三千億円でよろしいか、丁寧に、もう一回確認させてもらいます。
○茂木委員 私が申し上げたのは、来年度の事業の実施に伴う国債発行額、これは四十四兆三千億を超えるんじゃないですかという話です。  二次補正の財源として、御案内のとおり九兆三千億円の国債が発行されるわけであります。そして、この質問の冒頭にも指摘をさせていただいたように、ここの中で...全文を見る
○茂木委員 私の趣旨はわかっていらっしゃらないと思います。少なくとも、国債の発行額については四十四兆三千億は守れない、こういうふうに受け取らざるを得ない。  本当に、将来に対する責任感、こういったものが残念ながら感じられません。来年度の国、地方を合わせた長期の債務残高、八百六十...全文を見る
03月02日第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○茂木委員 自民党の茂木敏充です。  早速、質問に入らせていただきます。  鳩山総理、総理はきょうのお昼、官邸で小沢幹事長と会談をされたようですが、どのような会談だったんでしょうか。総理は、小沢幹事長の説明責任について、国会答弁でも、きちんと進言する、このようにおっしゃってい...全文を見る
○茂木委員 総理が国会の場で答弁をされたこと、きちんと進言をします、こういうことを国会の場で答弁されているわけですから、そのことに関連してお聞きをしております。その点について、お答えください。
○茂木委員 世論調査の結果を見ますと、国民の九割までが、小沢幹事長について、説明責任を果たしていない、こういう答えであります。まさに国民の声なんですね。それなのに、まだできていないのに、せっかく会われたんですから、私は、党の代表としてきちんと要請する、これが筋である、こんなふうに...全文を見る
○茂木委員 昨年の夏、国民の多くが政権交代に期待したのは、公正で透明な政治の実現、こういうことであったと思います。残念ながら、今の総理の御答弁をお聞きしますと、そういった期待が裏切られる、失望に変わっていく、こういうことを感じざるを得ません。言っていることとやっていることがやはり...全文を見る
○茂木委員 つまり、今の総理の答弁にもありますように、マニフェストの工程表の見方、全部が四年間でやるということではなくて、主要八政策以外については四年間で財源を確保しながらやります、しかし、主要八政策につきましては初年度から毎年の実施額が示してある、こういうことだと思います。 ...全文を見る
○茂木委員 三・三兆円です。  ただ、おっしゃっていらっしゃるのは、財源の捻出は、予算の組み替えとそして無駄の排除で全部出しますと言ったわけです。そうすると、基金からの返納は入らないから二・三兆円ですから三十二点だ、それ以外は零点だ、こういう話を申し上げているわけであります。明...全文を見る
○茂木委員 数百億単位の予算であれば、私、こういう質問は申し上げませんけれども、先ほど申し上げましたように、児童家庭給付金それから保育関係の予算全体を合わせても三兆円なんですよ。それよりも単体で大きなものをやるからには、それなりのきちんとした効果の見通しを持ってやらないということ...全文を見る
○茂木委員 所得階層別の消費性向についてお答えください。
○茂木委員 やはり認識が私は少し違うんじゃないかな。限界消費性向は明らかに低くなる、こういうふうに考えています。  それから、所得階層別でいいますと、ややではありません。例えばデータで申し上げますと、これは内閣府のデータですけれども、平成二十年度の家計調査によりますと、全体の消...全文を見る
○茂木委員 ちゃんと私の質問を聞いてください。  平年度ベースで、扶養控除等々が廃止されたときは減ります、こういう話を申し上げていまして、一例だけ申し上げますと、共働きの場合で子供一人ですと、三歳児未満の子供が一人の場合、ネットでの増減でいいますと、年間で一万六千円の減です。そ...全文を見る
○茂木委員 給付が一万三千円であろうが二万三千円であろうが、先ほど申し上げたケースですと、高額所得者の方が入るのが多くなります、間違いなく。そして、一万三千円の場合はマイナスになります。これは、内閣府、政府の方が出した数字で見ておりますから、間違いありません。きちんと確認してくだ...全文を見る