茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○茂木委員 自由民主党の茂木敏充です。  平成二十三年度の予算、そして民主党のマニフェストについて質問をさせていただきたいと思います。  政府の経済財政の中期試算によりますと、二〇二〇年度には、公債の残高、名目成長率が三%以上の成長シナリオでも一九三%、名目成長率が一・五%程...全文を見る
○茂木委員 何をおっしゃっているのか全くわかりません。お答えの中で唯一あったのは、税収が不足した、こういうことだと思うんですけれども、図の一をごらんください。  確かに、平成二十一年から二十二年にかけまして税収は九兆円落ち込んでおります。しかし、公債の発行、これは十一兆円ふえて...全文を見る
○茂木委員 総理も財務大臣も財政の基本のことが全くおわかりになっていないんじゃないかな、答弁を聞いてそんなふうに思いますけれども。何の財源が確保できて、何の財源が確保できていないのか、全く今の答弁じゃわかりません。もう少し具体的に聞いていきますね。  まず、平成二十三年度の予算...全文を見る
○茂木委員 お時間がないようなので私の方から申し上げます。  一兆円の内訳、確かに三千億は無駄の削減なんですよ。ところが、残りの七千億、これは無駄の削減とは全く関係なくて、国の地方交付税負担金、これが減っているんです。つまり、地方税収がふえたために、交付税特会の方から国に入れる...全文を見る
○茂木委員 後ろからきちんと答えていただいたようで。  つまり、扶養控除の廃止なんですよ。家計への増税を、家計へのばらまきの財源にしているわけですよね。だから、今回は、大きく堂々と書かないで、小さく脚注にしている。例えば、交付税で浮いた分を無駄の削減のように言ったり、家計への増...全文を見る
○茂木委員 税外収入まで入れて言うのでしたら、平成二十二年度、税外収入が一・五兆ふえています。一・五兆ふえています、平成二十二年度は。そうすると、国債の発行分二・三兆と一・五兆を合わせると、三・八兆はどこに行ったんですか。
○茂木委員 税収だけで見ても、税外収入を入れても、今の答弁を聞くと、例えば、社会保障の自然増のお金が出ない、それからまた国債費の増加の部分が出ない、それから特定財源から繰り入れが減っている、こういう財源が出ないから借金をしました、一方で、マニフェストの財源は確保しましたからばらま...全文を見る
○茂木委員 総理、財政の基本というのが全く御理解されていないんじゃないかなと。与謝野さんも苦い顔で聞かれていますよ。これからいろいろ教えていただいたらいいんじゃないかなと思いますけれども。  私が申し上げているのは、先ほどからの答弁を聞きますと、社会保障の自然増、毎年一・三兆出...全文を見る
○茂木委員 財務大臣の方が率直ですね。財務大臣の方が率直ですよ。基本的に、やはり本来のことが、残念ながら、この一年半、政権交代してからできていなかったということを認められています。総理は、やはり、国の財政という基本的な部分に対する責任感というのが全くないんじゃないかな、私はそんな...全文を見る
○茂木委員 委員長、ありがとうございます。  歳出の議論に入っていきます。  民主党のマニフェスト、ちょっと、図の四をごらんください。実施面でも非常に大きな問題があるんですね。ただ、民主党のマニフェスト、その構造というのを見てみると、一見もっともらしいんですよ。  この図の...全文を見る
○茂木委員 具体的数字で申し上げました。初年度が四四%、進んでいると言うんだったら、二年度目は四四%より上がるんじゃないですか。それが二八%、ペースダウンですよ、明らかに。これでかなり進んでいる、国民の皆さんはとてもそういうふうには思えないんじゃないかなと私は思います。  さら...全文を見る
○茂木委員 一年半前の夏、皆さんは、マニフェストは国民との約束、四年間で必ず実施します、こういうことを言っていたはずです。それに期待をした国民の皆さんも多かったと思います。そして、マニフェスト、私も改めて全部読み直しましたが、折り返し地点で見直しをする、こんなことは一言も書いてい...全文を見る
○茂木委員 テレビでこの議論をお聞きになっている方は恐らく、質問と答えが全くかみ合っていないな、こういうふうにお聞きになっていると思います。  私はまじめに、具体的なデータを示して、例えばマニフェストの実施率が、一年目の四四%が二八%に下がっていますね、どうしてなんですか、おか...全文を見る
○茂木委員 委員長もよくおわかりのように、全くお答えになっていないんですよ。全く答えていないんです。  もう一回言います。質問に答えてください。  限界消費性向が〇・七とおっしゃった。ところが、このアンケート調査を見る限り、限界消費性向はそんな高い数字にはなりません。それから...全文を見る
○茂木委員 総理みずから、子ども手当を将来的に続けられるか続けられないか不安がある、国民もそう思っていると今お認めになったんだと思います。  もう一度言います。もし消費性向、限界消費性向が〇・七だ、〇・五ではない、そういう数字、データをお持ちでしたらお示しください。違うんでした...全文を見る
○茂木委員 当時はそういう答弁をされていません。議事録も私はもう一度精査をしました。限界消費性向についても、平均的な消費性向〇・七とほぼ同等だと認識をしております、こういう答えです。ですから、一緒だと言っているんです。一緒じゃないじゃないですか。ですから、違うなら違うと正直に認め...全文を見る
○茂木委員 総理、消費性向についてもう少し勉強されたのかと思ったんですけれども、毎年きちんと入ってくるから一般的な消費性向なんですよ。追加で入るから限界消費性向なんですよ。だから、あえて、一年目は限界消費性向でしょうと。だから、その限界消費性向はどうなるんですかと私が聞いたのに対...全文を見る
○茂木委員 私は思うんですけれども、やはり一国の総理というのは真摯な姿勢が必要だと思います。人間ですから間違いはあります。そして、間違ったときには改める。それを、言い逃れをする、言いくるめようとする、そういうところがやはり国民に見透かされるんじゃないかな、私はこんなふうに思います...全文を見る
○茂木委員 四回質問をさせていただいて、ようやく非をお認めいただいたようであります。それはそれで結構です。  さらにひどいことがあるんですね。  こんなに政策効果がはっきりしない、消費にはつながらない、子育ての支援にしても二割から四割ですよ、こういった子ども手当に、これからは...全文を見る
○茂木委員 子育ては入るということであっても、もう一回思い出してください。国民の皆さんから見ると、この一年半前のマニフェスト、選挙で民主党が当時強く全国で主張されていたのは、供給サイドの景気対策じゃないんだ、家計を直接刺激をする、支援をする、そしてその目玉が子ども手当なんだ、そう...全文を見る
○茂木委員 それで、総理のお好きな第三の道にちょっと入っていきたいと思います。  総理は、第一の道、第二の道、第三の道という中で、二〇〇〇年代に入って、第二の道で日本は過度な雇用調整を進め、それにより経済は低迷を続けた、このように説明をされています。  例えば、昨年六月の所信...全文を見る
○茂木委員 客観的な事実は、私がお示しをしております。  二〇〇八年までは雇用が百二十万人ふえている、そして、二〇〇九年から二〇一〇年にかけては雇用は十万人減っています。  そして、右側をごらんください。よくなっていると。今の就職内定率、この状況でよくなっていると。今まだ就職...全文を見る
○茂木委員 きちんとした根拠を持たずに自分の思いつきで発言をされる。何か、鳩山総理の、国外、最低でも県外と言いながら迷走したのと全く同じような状況だ、こういう思いを持ったところでありますけれども、もう少し具体的に聞かせてもらいます。  総理は、先週の予算委員会で、我が党の塩崎委...全文を見る
○茂木委員 恐らく、総理がおっしゃっていることは労働生産性の話だと思うんですね、資本生産性とか全要素生産性ではなくて。ただ、生産性についてここでレクチャーしてもしようがありませんから、端的に申し上げます。  ある自動車会社がリストラによってV字回復をした。全然実態が違うんですよ...全文を見る
○茂木委員 いや、具体的な数字、有価証券報告書でとってありますから間違いありません。そして、総理の言ったリストラ、途中から下請と。総理、民間企業の問題、それも私から持ち出したんではなくて、総理がある自動車会社は徹底的なリストラでコストカットをやってという話をしたんです。間違ってい...全文を見る
○茂木委員 本当に、総理の言葉、この一時間の中でも全く信じられない。これは、私だけじゃなくて多くの国民が持っている気持ちだと思います。  それで最後に、総理が政治生命をかけると言った税と社会保障の一体改革についてお聞きしたいと思います。  政府は、五日の土曜日に社会保障に関す...全文を見る
○茂木委員 純粋な気持ちということは、四月に統一選挙がある、大変重要な選挙だと思います。そうすると、その前に基本方針をお出しいただけますか。
○茂木委員 最後に、図の十をごらんいただきたい、こんなふうに思います。  きょうはいろいろな議論をさせていただきましたが、マニフェスト、これも大きく変わっているわけですね。そのマニフェストについて、当初、民主党マニフェストで言ってきたこと。これは、マニフェストは国民との約束だか...全文を見る
○茂木委員 一時間十分質問させていただきましたが、残念ながら、私なりに、きちんとデータを示して、事実に基づいて真摯にお聞きをしたつもりですが、逃げの答弁に終始をされたな、極めて残念だ、こんなふうに思っています。  最後の点については、私は、税と社会保障の一体改革をやることが悪い...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○茂木委員 自由民主党の茂木敏充です。  第二次補正予算に関連して、質問をさせていただきます。  総理、あなたにとって、若干耳ざわりのよくないことから入らせていただきます。  配付資料の図の一をごらんください。これはマスコミ各社の最近の世論調査です。  七月に入りまして、...全文を見る
○茂木委員 内閣としてやるべきことはやられている、こういう話でありますが、具体的に震災からの復旧状況を見てみたいと思います。  図の二をごらんください。  これは震災からちょうど四カ月後の数字であります。義援金の配分はいまだ二五%、瓦れきの処理も三四%、しかも、この瓦れきの処...全文を見る
○茂木委員 着実に進行していると。私は、被災地の被災者の皆さんの実感と全く違っている、こんなふうに思います。  全力でやっている、これじゃ済まないんですよ。なぜかといいますと、政府の対応のまずさが復旧のおくれにつながっているからなんです。  具体的に見ていきたいと思います。 ...全文を見る
○茂木委員 違うんですね。松本大臣が二十四日に答弁した三日後、五月の二十七日に、ここに文書がありますけれども、環境省の大臣官房廃棄物・リサイクル対策部の廃棄物対策課長が各都道府県の災害廃棄物処理担当部長あてに文書を出しています。「東日本大震災に係る災害等廃棄物処理事業の取扱いにつ...全文を見る
○茂木委員 通達が違っている。国会答弁と通達が全く違うんです、百八十度。どうなっているんですか。
○茂木委員 就任したばかり、そんなことは理由にならないんです。それは菅内閣の都合なんですよ。被災地がかえているわけじゃないんですよ。ころころ大臣をかえているのは、菅さん、あなたなんですよ。その問題がこういったところにも出てくるわけですよ。  ですから、通達を出し直してください。...全文を見る
○茂木委員 まず、通達を出し直してください。  それから、今問題になっているのは、単純に瓦れきの処理置き場じゃないんです。瓦れきの処理置き場、撤去した後の水たまりにもハエが出ています。そしてさらに言うと、避難所にもハエが、蚊が出ています。これは環境省ではできません。だから総理、...全文を見る
○茂木委員 五十億のことも決められないようであります。  総理、あなたのやってきたこと、言ってきたこと、例えば震災翌日の現地の視察、太陽光パネル一千万戸、脱原発、パフォーマンスは得意なんですけれども、総理として決めるべきこと、五十億も決められないじゃないですか。入っていないんで...全文を見る
○茂木委員 全く答弁になっていません。公立学校についても、一次補正で九百六十億以上とったのに、まだ一%もいっていないという話なんです。瓦れきの処理に至っては、一生懸命、今それぞれの被災地の自治体が頑張っている、それで千五百億円の請求を国に出しているけれども、結局払われたのは〇・五...全文を見る
○茂木委員 着実に進行していないんです。大半のものはもう六月に出てきています。今、十六の市町村から出てきているんです。そのうち、差し戻しになっている、もう一回つくり直せというのは十一もあるんですよ。どうなんですか、今、被災地の自治体の皆さん、不休不眠で一生懸命作業をやっている。国...全文を見る
○茂木委員 極めて残念な答弁です。  実は、金曜日の日に、これは細かい数字にもわたりますから、財務省にも環境省にも文部科学省にも、数字も含めてこのことはきちんと聞きますよと質問通告をしてあるんです。ですから私は、きょう総理から、確かに今までは問題があったけれども、これからはこう...全文を見る
○茂木委員 もう一度指摘をさせていただきます。  震災からの復興復旧のおくれ、これは、国会での与野党の対立とか法案の審議の時間が長い、こういうことじゃないんですよ。関連の法案がまず国会に出てこない、政府の方針が決まらないから出てこない、この決定のおくれが一つ。そして、今見ていた...全文を見る
○茂木委員 総理、二兆円で足りるか、お答えください。
○茂木委員 総理、全く私の申し上げていることがさっきからわかっていないんですよ。  復興の前に、当たり前の復旧がおくれている、そういう分野がたくさんある、それを早急にやってください。一次補正では足りない。一次補正は瓦れきの処理と、そして仮設住宅だけでした。復興の前の、本格的な復...全文を見る
○茂木委員 それぞれの事業がどうなっているか、我々も現地を視察したり、それぞれにわかっているつもりであります。そういった中で、具体的な項目について聞いているわけです。委員長、私が聞いている具体的な項目についてお答えいただかないと、どうにもならない。今の平野大臣のお答え、JR七線の...全文を見る
○茂木委員 自分の都合のいいことだけはべらべらとお話しになる。そして、私がこれは必要だと思って聞いていることについてはお答えにならない。まあ、困りますよ。もう少し民主党の大臣も自分の所掌の法律を勉強していただきたいな、こんなふうに思っています。  私の方から申し上げます。鉄道軌...全文を見る
○茂木委員 第三次補正予算で手当てをするという話の中で、全半壊した病院につきましては地域医療再生基金でやるという話でありますけれども、厚労大臣、この提出期限、被災三県については何日になっていますか。
○茂木委員 事実確認をさせていただきます。  私の理解では、この地域医療再生基金の関連の被災三県につきましては、被災三県以外が五月の十六日から六月の十六日まで一カ月延ばされた、そして、被災三県については十一月の十六日まで延ばされたはずです。  そうなると、震災から四カ月たった...全文を見る
○茂木委員 十一月十六日なんですよ。つまり、三次補正に盛り込むといっても、十一月十六日以降に三次補正が出てくるということになるじゃないですか。  総理、いかがですか。
○茂木委員 全く答弁になっていません。  先ほど細川大臣は、全半壊した病院の復旧、これは三次補正でやりますと明確に答弁をされました。そしてその後、私がお聞きして、では、この地域医療の再生計画、これはいつですかとお聞きをしたら、事務方に確認をして、私の言っているとおり十一月十六日...全文を見る
○茂木委員 私は、細川大臣は、人柄はこの内閣でも最高の方だ、こんなふうに思っているんですけれども、やはりもう少ししっかり、総理のもとで全員対応してほしいな、こんなふうに私は思っているんですよ。  政府も、よく数字を積み上げてくださいよ。具体的に言います。メモしてください。  ...全文を見る
○茂木委員 融資、貸出枠の拡大は今必要だ、こんなふうに私は考えております。  海江田大臣も、総理に振り回されて大変な部分はあると思うんですけれども、そういった中小企業の現場もしっかり見ていただきたい、そんなふうに思います。  それで、今大臣の方からありましたサプライチェーンの...全文を見る
○茂木委員 口では、国内立地が大切だ、こういうお話をされて、日本の技術を守りたいと。ところが、今申し上げたように、七割の企業がもう海外に出ていく、こういうことを検討している。深刻な状態だからすぐに対策を打ったらどうですか、我々は二千億円の対策を入れていますよ、政府はどうして入れな...全文を見る
○茂木委員 次の段階でと。いつまで総理は居座るつもりなのかなと、本当に閣僚の皆さんも思っていらっしゃるんじゃないかなと思いますけれども、国内の雇用を守る、そして産業、雇用の空洞化を防ぐ、国として私は一番大切な仕事なんだと思いますよ。その対策を早急な対策ととらえていない、こういうこ...全文を見る
○茂木委員 総務大臣、正直にお答えいただきまして、財務省の言いなりとは言いませんけれども、財務省の数字の五千四百五十五億円だと。せっかく総務大臣、知事も経験されて民間から入られたんですから、もっと地方の声をこの内閣に反映していただきたいな、私はこんなふうに思っているところでありま...全文を見る
08月02日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第33号
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○茂木委員 自民党の茂木敏充です。  特例公債法、そして税制改正に関連しまして質問をさせていただきます。  二時間半といいますと、これまでの委員会質疑で最長の時間になるかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。  政権発足以来、一年十カ月以上がたったところでありますが、民...全文を見る
○茂木委員 財務大臣の方から、予算案と特例公債法の審議が分離されたというのは決して好ましいことではない、いいことではないと、率直に反省も含めて御答弁いただいたところであります。  この問題につきまして、菅総理は二十年以上昔のことを持ち出しまして、一九八九年以前は予算と税法であっ...全文を見る
○茂木委員 済みません、西暦で言ってしまいまして。一九八九年段階で、公債依存度は〇・三%です。今の四四%と全く違うわけでありまして、私は、全く比較にならないという意味で、予算と特例公債法の一体的審議の必要性は今日一層高まっている、このように考えておりますが、大臣はいかがですか。
○茂木委員 そうしますと、予算と歳入法案の審議につきまして、今財務大臣のおっしゃることと総理のおっしゃったことは全く違っています。政府としての統一見解を出してください。
○茂木委員 予算案と予算関連法案の一体処理が行われなかった、そういう政府の責任は大きいと私は思っております。しかし現実には、分離処理ということになったわけであります。  では、予算関連法案、特例公債法、いつまでに通せばいいのか、成立させればいいかということでありますけれども、一...全文を見る
○茂木委員 どうも大臣の答弁の前半で言っていることと後半でおっしゃることが違ってきている気がするんです、このタイムリミットの問題について。  アメリカの場合は、どうにかデフォルトを回避したわけでありますけれども、これはやはり八月の二日という明確なタイムリミットがあったから、ホワ...全文を見る
○茂木委員 それで、大臣の答弁によりますと、この通常国会、八月の三十一日が会期末となっております。この通常国会で特例公債法が成立をしなくても、予算の執行には問題が起こらないということでよろしいんですね。
○茂木委員 国会の召集は内閣が要求できるんですよ。九月の初めでも臨時国会を始めることができます。九月の一日からでも。八月の末で執行に対して問題が起こるということじゃない。聞きますと、十月の頭ぐらいからそういう状況が生じると。もしそういうことだったらば、九月にすぐに臨時国会を召集す...全文を見る
○茂木委員 大臣、冒頭申し上げたように、本来だったら一体処理すべきものを、政府・与党の方で一体処理をあきらめて、おくらせてきたわけであります。では、いつまでおくらせられるんですかという話を聞くと、恐らく九月末だったら大丈夫だという発言なんですよ、先ほどからの大臣の発言は。それが、...全文を見る
○茂木委員 何度もになって恐縮ですけれども、四十八兆四千億でしょう。それが四十二兆でしょう、九月段階で。十分もつじゃないですか、執行抑制しなくても九月は。九月末でも十分間に合うんじゃないですか。執行抑制の必要は十月以降になるんじゃないですか。
○茂木委員 何度もになって恐縮ですけれども、理論的に言って、いつなんですか。理論的に言って、具体的にいつ実際に執行できなくなるのか。抑制は恣意的にやれます、考えられます。そして、抑制しちゃいけないということじゃありませんけれども、理論的に言って、いつ財源が枯渇するのか教えてくださ...全文を見る
○茂木委員 大臣の答弁を聞きますと、少なくともこの通常国会、八月末までにこの特例公債法を成立させなければいけないという具体的な御説明にはなっていない、そんなふうに私は思います。  この議論を余り続けても時間がかかってしまいますので、若干先に進みたい、そんなふうに思っております。...全文を見る
○茂木委員 財務大臣、過去十年ぐらいのスパンで見まして、日本のドル買い・円売り介入、これは、例えば何年何月から何年何月を一つの期間としますと、何回ぐらいの為替介入をやられているか御存じですか。
○茂木委員 過去十年で、我が国は五回為替介入をやっております。  まず、平成十三年の九月、額にしまして三兆二千百七億円のドル買い・円売り介入で、そのときの為替レートは一ドル百十七円四十銭から百十九円四十銭のレンジでありました。  二回目が、平成十四年五月から六月で、額にして四...全文を見る
○茂木委員 この場で、為替介入するとかしないとか、大臣として答弁できないということはわかっております。レンジとして為替介入してもおかしくない、そういったレンジに入っているかどうかをお聞きしているんです。
○茂木委員 昨日が七十六円二十九銭をつけたわけであります。ことしの三月に為替介入をしました。そして、昨年の九月十五日に大規模な為替介入をしました。その前にも、過去十年間、先ほど申し上げたような形で為替介入しております。その時点での為替介入、間違ったと思いますか。
○茂木委員 過去の為替介入、百二十円台、百十円台、百円台、そして八十三円三銭、そして七十六円二十五銭、こういう段階でありまして、私は確実に、今の大臣の答弁を聞きましても、これはきょうする、あすするは別にしまして、為替介入すべきレンジに入っているのではないかな、こんなふうに思うとこ...全文を見る
○茂木委員 大臣も御案内のとおり、九五年の阪神・淡路大震災、一月十七日のときは、大証の方は一日閉じております。そして、九・一一のテロのときは、ニューヨーク市場は四日間停止をしております。  大臣の今のお話を伺っておりますと、問題なのは、結局、東証ではなくて政府の判断なんですよ。...全文を見る
○茂木委員 大臣が一生懸命お答えいただいているのはよくわかるんですけれども、申し上げているように、市場のオペレーションのことを聞いているわけじゃないんですよ。三月十四日の朝の時点で、市場が健全に機能するような状態だったかと。  では、聞き方を変えます。三月十四日、十五日の二日間...全文を見る
○茂木委員 そうすると、十四日、十五日の二日間で相当な株価の下落がありまして、日本の投資家でも損が出た方がいらっしゃると思います。大臣はそれについても自画自賛をされるということなんですね。
○茂木委員 若干議論がかみ合いませんが、またこの議論を続けさせていただくとしまして、若干財政再建のシナリオの議論をさせていただきたい、こういうふうに思います。  今回の大震災、日本経済への影響がどうなっていくか。確かに、数年のタームで見ると復興需要というのが生まれてくるわけであ...全文を見る
○茂木委員 先ほど来、私は明確に質問させていただいているつもりなんです。きちんとイエスかノーかも含めてお答えいただきたいなと思っております。  では、今、六月三十日にまとめた社会保障と税の一体改革につきましてお話がありましたが、消費税を二〇一〇年代半ばまでに段階的に一〇%に引き...全文を見る
○茂木委員 できるのかできないのか、お聞きしているんです。お答えください。
○茂木委員 ちゃんと答えてください。
○茂木委員 五%の引き上げでは政府の試算ではできないはずです。こういう計算なんだと思うんですよ。消費税を一〇%にする、それでプライマリーバランスの赤字がどこまで削減できるか。消費税一%で二・七兆円にしまして、五%で十三・五兆円、十三・五兆円掛ける五分の三で八・一兆円、二〇一五年度...全文を見る
○茂木委員 それでは、二〇一五年以降の話についてはまだ検討がされていないということなんですか。
○茂木委員 具体的な数字は出ておりますか。
○茂木委員 毎日新聞のことしの二月の二十日の朝刊にこういうふうに書かれております。よく聞いていてください、副長官。   昨年五月上旬。東京都内のホテルの一室で、鳩山由紀夫首相、菅直人副総理兼財務相、平野博文官房長官(いずれも当時)は、配られたグラフを見つめ「うーん」とうめいたま...全文を見る
○茂木委員 連絡室の方にはもうお話ししてあります話なので、一たん速記をとめて、まずその資料を出してください。
○茂木委員 いや、きのうではありません。以前に要求させていただきまして、その資料をまだ出していただいていないので、これは国会連絡室の方にきちんと要求をさせていただいております。
○茂木委員 ぜひ理事会で協議をしていただいて、やはりこういった資料は、私、この重要な法案の審議の上では必要だと思いますので、この審議期間中にぜひお出しをいただく、こういうことでお願いできればと思っております。  それでは、次のテーマに入らせていただきたいと思います。  国債の...全文を見る
○茂木委員 恐らく、今後のことを考えると、今までのデフレだけではなくて、インフレ圧力ということに対しても注意を払っていかなければならないということになってくると思います。さらに、復旧復興によりまして財政需要が拡大してくるわけでありますから、国債の価格であったりとか金利の動向も、今...全文を見る
○茂木委員 ギリシャ国債と日本国債の違いについて、金融面も含めてお聞きするということでありますから、このスイッチングコストの話が出てくるというのは当然のことでありまして、全く今お答えになっていません。もう一度お答えください。とめてください、答えられないんだったら。
○茂木委員 スイッチングコストについて、借りかえのコストの話と、借りかえる代替の資産の話があると思います。その点につきまして、もう一回明確に答えてください。
○茂木委員 ちょっと違うと思うんです。一生懸命大塚副大臣が後ろで教えていたようなんですけれども、ユーロ圏のその担保価値、これがどうなっているかという話と、それから日本の国債の借りかえの場合の代替資産はどうなっていますか。
○茂木委員 ギリシャ国債の場合、ユーロ圏の国債はすべて同様の担保として利用可能になるわけですね。そこで、ギリシャ国債がリスキーということになれば、安全性の高いドイツ国債にシフトをする、このことが簡単にできるわけであります。投資家にとって、ギリシャ国債の場合、そういった意味でスイッ...全文を見る
○茂木委員 質問の通告もしてありますし、それから図表も配ってありますから、金融庁の方で先に図の四と図の五をよく見ておいてください。どういう質問が出るかも図の四、図の五でわかると思いますから、よく見ておいてください。時間を食いたくありませんので。  今、日本の金融機関は六割持って...全文を見る
○茂木委員 そのような形になると思います。相当深刻な事態が出てくると考えております。  それでは、次に、金融機関への影響についてお伺いをしたいと思います。  金利一%の上昇で、金融機関の評価損、それから金利の利払いの増加、さらに融資への影響、貸し渋りが起こったりとかそういった...全文を見る
○茂木委員 日銀も試算を出しているんですよ、これについて。では、日銀が試算を出されているということはおかしいということですか。
○茂木委員 全くそんなことはありませんよ。今、財務大臣の方は、国債への影響は幾らという数字を、三年間で四・二兆とはっきり答えているんですよ。それで間違いないんですけれども、実際にどういう影響が出るか、そのことを想定しておかなかったら、金融行政なんかできないじゃないですか。  想...全文を見る
○茂木委員 個々の銀行についてどういう影響が出るという話じゃなくて、日本の金融機関全体としてどういう影響が出るか。当然、私は、その数字はつかんでいらして、その数字を出したからといって問題が起こるということではない、厳然たる事実なんですから、そんなふうに思います。  そういった中...全文を見る
○茂木委員 質問の意味を大臣は全くおわかりいただいていないようなので、私の方から基本的な部分をまず説明させていただいて、改めて質問させていただきたい、そういうふうに思います。  図の五をごらんください。図の五は日銀の金融システムレポートからとったものですけれども、レポートにより...全文を見る
○茂木委員 答弁の中で、まず混乱している部分があると思うんですけれども、結局、アウトライヤー基準の前に、このティア1でいいまして二〇%以上がもうリスクにさらされている、この図表にありますように。そして、新BIS規制の金利変動幅、この試算は、今申し上げた日銀の一%ではなくて二%なん...全文を見る
○茂木委員 どうも後ろから渡されたペーパーをそのままお読みになっているようなので。  要するに、二つの基準があるわけですね。そこの中のティア1対比で見たときに、債権だけに限っても二〇%なんですよ。その基準は多くの地銀が超える可能性がある。だから、もう一つの基準の方のアウトライヤ...全文を見る
○茂木委員 個別の銀行でどこどこの銀行は超えているかなんて話はしておりません。そして、この公債特例法にも極めてかかわってくる問題なんですよ、金融機関の国債保有の話ですから。そのことについてお答えできないということだったら、質問もできません。
○茂木委員 全く答えになっていません。  私は、個別の銀行について申し上げているわけじゃないんです。そして、金融機関が明らかに、先ほど見ていただいたように、国債を保有している。これが適正かどうかというのは、やはり国として考えていかなくちゃならない問題なんですよ。  では、もう...全文を見る
○茂木委員 大臣、よろしいですか。金融庁は、日本の金融機関の検査監督をやっているわけであります。そうなると、その日本の金融機関が持っている国債の水準が適正であるかどうか、個々の銀行ではなくて全体として、それについて金融庁が判断して当然じゃないですか。その判断がどうなんですかという...全文を見る
○茂木委員 これを続けていましてもなかなか議論は深まりませんので、残念なんですけれども、時間の関係もありますので、次の議論に入っていきたいと思います。  中期財政フレームについてお聞きしたいと思うんです。  日本の国債、これだけ潜在的リスクがあるのに顕在化しないのは、まだ日本...全文を見る
○茂木委員 この中期財政フレーム、財政健全化目標の達成に資するための毎年度の予算編成のフレーム、こういう位置づけだと思いますが、そこで言います毎年度の予算編成、これは当初予算のことを指すのか、それとも、補正予算も含めた年間予算の枠組みということでお考えなんですか。
○茂木委員 当初予算ということになりますと、補正では幾らでも国債は発行できる、そういうことになってきて、四十四兆になるか幾らになるかわかりませんけれども、その枠自体の意味がなくなるじゃないですか。さらに言いますと、この特例公債法が通ったら赤字国債を幾らでも出せる、こういうことにな...全文を見る
○茂木委員 そうなりますと、本年度はどうなっているかということで、平成二十三年度当初予算では特例公債金が三十八兆二千八十億円、一次補正で一兆二千二百億円減額をいたしまして三十六兆九千八百八十億円、こういう発行になっていると思います、現状におきまして。  今後、本格的な三次補正の...全文を見る
○茂木委員 復興債を別にしますと、現状、四十四兆の枠内でおさまるというお話だと思いますけれども、このことにつきましてはまた後で若干議論させていただきたいと思っております。  そこで、今後の追加の対策の財源構成について若干議論に入っていきたいと思うんです。  まず、民主党のマニ...全文を見る
○茂木委員 岡田幹事長や枝野官房長官は、マニフェストをつくる時点での見通しが甘かったと。そこの中には、当然、歳出削減をすれば幾らでも財源は出てくる、こういう話も入ってくると思うんですが、その点については野田財務大臣は同じお考えですか、考えが違いますか。
○茂木委員 もちろん、無駄の削減等々はこれからも常に続けていかなくちゃいけない課題だ、そういうふうに思っていますけれども、過度に期待を持たせる、このことはやはり私はよくないんだと思っております。  大臣の答弁を聞きますと、今後は、無駄の削減であったり予算の組み替え、そして埋蔵金...全文を見る
○茂木委員 具体的にマニフェストの項目について幾つか見ていきたいと思っておりますけれども、まず厚生労働省からいきたいと思います。  ばらまき四Kの中で子ども手当の問題点について改めて指摘をさせていただきたい、こういうふうに思います。  図七をごらんください。これは子ども手当の...全文を見る
○茂木委員 少なくとも短期的な消費にはつながらない。子育ての支援策、財源が幾らでもあれば、私もやることについては反対じゃありませんけれども、これだけ厳しい財政状況の中で見直しは必要だ、こんなふうに考えておりまして、我々はやはりかなりなレベルの所得制限が必要だと思っております。 ...全文を見る
○茂木委員 次に、文部科学省の方にお聞きをしたいと思うんですけれども、子ども手当は、与野党間の合意がなされますと恐らく所得制限がつく、こういうことになってくるんだと思います。  同じ民主党の家計の直接支援策、高校の授業料無償化についても、この非常事態に当たりまして高額所得者に我...全文を見る
○茂木委員 三・一一以降、やはり私は、日本の状況というのは一変しているんだと思うんですよ。既にスタートした制度だから続けますということではなくて、見直しが必要なものは見直していかなければいけない、こんなふうに考えます。  財務大臣、こんな形でいいんですか。復興構想会議では、復興...全文を見る
○茂木委員 時間の関係で先に進んでいきたいと思うんですけれども、日本経済の現状、震災後どうなっているか。確かにサプライチェーンの回復、民間の企業努力もありまして、相当、予想以上のペースで進んできておりますけれども、図の八をごらんください、図の八の左側にあるように、企業の業況判断、...全文を見る
○茂木委員 図の八の左側を見ていただきますと、確かに業種によってばらつきがありますけれども、一番下にありますように、中小企業の状況は極めて厳しい状況でありまして、資金繰りは深刻な問題だととらえております。  一次補正では五千百億、事業規模では大体十兆円の中小企業の資金繰り対策を...全文を見る
○茂木委員 しっかり答えてください。一次補正で措置された五千百億円の中小企業支援策は、制度的にどこを見ても被災地中心なんてことになっていません。根拠を教えてください。勝手に、恣意的にやるということですか、法律とは別に。
○茂木委員 被災地に限定しないで、中小企業の資金繰りに関連して、この制度に適合するものについては適用する、こういう枠ということでよろしいんですか。
○茂木委員 被災地三県に限定したものではないと。結果的に被災地三県の中小企業が多くなるということはあるんだと思います。ただ、少なくとも、被災地三県のための手当てだ、こういう海江田大臣の答弁は間違っているということになります。大臣答弁が間違っているんですから、訂正をお願いいたします...全文を見る
○茂木委員 副大臣が理解する、理解しないではなくて、答弁に書いてあることが間違っております。そして、副大臣がお答えになったことの方が私は正しいと思います。大臣答弁が間違っているんですから、別に混乱させるつもりはありません、制度上間違ったことを言ったというのなら、きちんと訂正をされ...全文を見る
○茂木委員 言っている意味がわかりません。もう一度答えてください。海江田大臣の答弁を中心に、どういう意味だか全くわかりません。
○茂木委員 間違っているんですから、訂正するということでよろしいじゃないですか。間違った答弁をしているわけですから、訂正をされると経済産業省としてはっきりされればいいだけじゃないですか。
○茂木委員 この委員会の採決前には必ず結論を出していただきたいと思いますが、よろしいですか。
○茂木委員 先ほど副大臣、三次補正、中小企業の資金繰り対策について言及をされたわけであります。その額につきまして、巷間二・五兆円とも言われております。額についてはまだ固まっていないかもしれませんが、現時点で、予算額それから事業規模、経済産業省として、三次補正について、この中小企業...全文を見る
○茂木委員 恐らく、確定はしていないけれども、経済産業省としては三次補正に大規模なものを盛り込みたい、私はその方針で結構なんだと思います。  そこで、その財源をどこに求めるのか。財務省、お答えください。
○茂木委員 恐らく財源については、先ほどもお約束いただいたように、具体的な根拠はなしにまた歳出削減だ、こういう話にはならないんだと思うんですよ。そうなりますと、これは特例公債でやるか、復興債でやるか、どちらかなんだと思います。どちらでおやりになるんですか。
○茂木委員 今の時点でそういった財源についても全くこれからの検討ということでは、私は済まないんだと思うんですよね。  そうなりますと、この復興債と特例公債、三次補正での切り分けというのは基本的にどういう考え方なんですか。
○茂木委員 ちょっと、この部分、もう少し議論した上で深めていきたいと思っているところであります。  そうしましたら、公共事業の関係についてお伺いしたい、そんなふうに思うところであります。国土交通省ですね。  全国の公共事業を一律五%カットしまして被災地に予算を回す、こういう政...全文を見る
○茂木委員 恐らく、この公共事業も含めて、三次補正では、被災地以外の全国レベルの防災対策それから減災対策、こういったものも検討されるんだと思っております。  我々も、これは本当に必要だ、こういうふうに考えておりますけれども、予算規模と財源、この全国規模の防災対策、減災対策につき...全文を見る
○茂木委員 恐らく国土交通省内で、一兆円を超えるような防災対策、減災対策を検討されているんだと思います。  三次補正でやる場合、これは建設国債でやるんですか、それとも復興債でやるんですか。
○茂木委員 だったら、全体の枠、これが十兆円なんということは決まってこないじゃないですか。ある程度決まっているんでしょう、その方針につきましては。補正でやるものについて、復興債でやるか、それとも建設国債なり赤字国債でやるか、この基本的な方針は決まっているんじゃないですか。
○茂木委員 そこで問題が出てくるんですよ。要するに、三次補正でやっても、補正予算でやるときは復興債。そして、全国レベルの防災対策等々はことしの当初予算もあった、恐らく来年の当初予算もあります、これは建設国債中心でやるんですよ。  本来だったら、事業の性格によって、建設国債でやる...全文を見る
○茂木委員 大臣が先ほど、この三次補正で、全国レベルの防災対策の予算について、この財源はどうなりますかということについて、復興債だというふうにおっしゃったから、私は、おかしいじゃないですかと。  被災三県でやったり、直接この復旧復興にかかわるものは復興債でやるというのは結構です...全文を見る
○茂木委員 国交副大臣へは質問はここまでですから、退席していただいて結構です。ありがとうございました。  続けて、病院、学校施設の復旧についてお聞きをいたしたいと思うんです。  一次補正、二次補正では、病院、学校施設について、軽微な復旧以外、全半壊した病院であったりとか学校施...全文を見る
○茂木委員 学校施設の関連でありますけれども、平成二十一年度のリーマン・ショック後の補正予算、我々がつくったときでありますけれども、全国三万六千校の公立の小中学校を対象に、スクール・ニューディール政策として、耐震化であったりとか太陽光パネルの設置を三年間で進めるということにしてお...全文を見る
○茂木委員 そのペースでは遅いんじゃないですかという話をしているわけなんですよ。本来だったら、今年度末にはすべての小中学校の耐震化が終わっていたはずなんです。それが四年引き延ばされた。だから、やはり今回の震災を踏まえても、少しでも前倒しをすべきじゃないかな、こういうお話を申し上げ...全文を見る
○茂木委員 検討中ではなくて、あなた方がとめたんです。とめたことに対する責任はどうなんですか。そして、あなた方の凍結によって、予算の削減によって、学校の耐震化は四年おくれるんですよ。早めたらどうですかということを申し上げているんです。いかがですか。
○茂木委員 お答えとして極めて不十分でありますけれども、笹木副大臣、もう少しやはりこの問題は省内でもきちんと検討していただいて、おくれているのは間違いないんですから、前倒しできるように頑張っていただきたい、こんなふうに思うところであります。  文部科学副大臣につきましてはここま...全文を見る
○茂木委員 ヘドロの処理に関連しましたハエなどの消毒対策、これは補助対象になりますか。
○茂木委員 瓦れき、そしてヘドロの方は補助対象になると明確にお答えいただきましたが、今度、避難所で発生しているハエ、それが今一番深刻でありまして、これは環境省の補助対象事業にはなってこないと思います。恐らく厚生労働省の所管、こういうことになると思うんですが、この避難所でのハエなど...全文を見る
○茂木委員 感染症予防事業費は、大塚副大臣がおっしゃったように六億しかないんですね。そしてこれは、今回のような広域の大量発生を恐らく想定していない予算で、我々は、やはり五十億ぐらい被災地だけでもかかるんじゃないかな、こんなふうに考えていまして、追加対策が必要になると思います。三次...全文を見る
○茂木委員 その場合の財源はどうなりますか。
○茂木委員 どうもやはり、復興債でやるものと、それから通常の例えば建設国債、赤字国債でやるものの切り分けというのが非常にあいまいになっているというか混乱をしているんじゃないかな、こんなふうに思うんですよ。  例えばハエの対策、これを復興債でやるということになったら、説明がつかな...全文を見る
○茂木委員 非常に前向きな答弁をしていただいた。我々も、やはりこういった状況の中にあって、国家公務員だけではなくて地方公務員も含めた人件費の削減、こういったことを図っていかなくちゃいけない。  財務大臣は極めて前向きな答弁をしていただいたと思います。総務省としても全面協力すべき...全文を見る
○茂木委員 そうすると、総務省としては地方にお任せをする、こういうことなんですか。
○茂木委員 財務大臣と総務副大臣の答弁が全く逆の方向です。統一見解を出してください。
○茂木委員 総理大臣の発言、それから財務大臣の発言が個人的な思いじゃ困るんですよ。私は、財務大臣のおっしゃったこの地方公務員の問題、間違っているとは思っていません。ですから、そういう方向で総務省も取り組んでいただきたい。思いでも結構ですけれども、そういう方向で取り組む、検討する、...全文を見る
○茂木委員 総務副大臣、参議院での質疑の時間があられるということですので、これで退席していただいて結構です。ありがとうございます。  政府の復興基本方針のことにつきまして若干議論していきたいと思うんですが、現在固まっている政府の復興基本方針、予算規模につきましては、図の十の左側...全文を見る
○茂木委員 では、この十三兆円のうち、歳出削減などで復興債に頼らずに捻出できる財源、どれくらいになりますか。これを明確にさせないと、見通しが甘かったと謝罪したばかりのマニフェスト財源と同じことになるんです。どれくらい出ますか。
○茂木委員 三兆円と仮置きと。まあ、二・四兆円から三兆円ぐらいになってくるんじゃないかな、そんなふうに思いますけれども。  この集中復興期間中の財源確保の方法、基本方針の文章を見ますと、まず歳出の削減、これが出てきまして、次に国有財産売却、特別会計、税外収入、こういったものが続...全文を見る
○茂木委員 私は、またこの件もマニフェストと同じような失敗を繰り返すんじゃないかな、こういう懸念を持っているところであります。  これに関連してもう一点。一次補正の編成に当たって二・五兆円の年金財源の流用、三次補正で補てんが必要になってくる、こういうふうに思っておりますが、現在...全文を見る
○茂木委員 すべてが先送り、こういう形になっておりますけれども、私は、先ほど来の議論を通じて、二つ懸念材料をお伝えしたいと思うんです。  一つは、やはり復興債と通常の建設国債なり特例公債、きちんと切り分けをしないと、本当に、区分管理、区分管理と言いながら、何でも復興債でできるよ...全文を見る
○茂木委員 以上で質問を終わらせていただきます。長時間にわたりまして本当にありがとうございました。  ぜひ、理事会にて、先ほど申し上げた項目も含めて、提出していただく資料、そしてまた政府としてお示しいただく統一見解等々をこの委員会での採決の前にお示しいただきますことを改めて要望...全文を見る
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○茂木委員 おはようございます。自由民主党の茂木敏充です。  補正予算案に関連して、質問させていただきたいと思います。  まず、G20です。  総理は、先週末、フランスのカンヌで開かれましたG20に出席をされてこられました。  今回のG20、混乱をきわめるギリシャ情勢、こ...全文を見る
○茂木委員 消費税を二〇一〇年代の半ばまでに一〇%に引き上げる、こういった法案ということでありますと、では、いつ消費税の引き上げをスタートするのか、そして、年次ごとに税率が幾らになって、そしていつ一〇%になるのか、これは法案に明記される、こういうことでよろしいですね。
○茂木委員 もう一度伺います。  いつスタートするか、そして、年次ごとの税率、いつ一〇%になるのか、これは明記されますね。
○茂木委員 なかなか、G20で堂々と表明された割には質問に対しては歯切れが悪いな、こんなふうに私は思っているところでありますが、もちろん、税制の抜本改革法案、これが悪いと言うつもりはありません。問題なのは民主党のこれまでの対応だと私は思っています。  民主党は、政権交代前、四年...全文を見る
○茂木委員 国民の皆さんは、今、総理の答弁を見て、整合的である、こういうふうには決して思っていないと思います。  おととしの選挙のとき、国民の皆さんは、民主党政権になって四年間は消費税にはさわらない、こういうふうに思ったと思います。そしてまた、マニフェストの財源、これは、子ども...全文を見る
○茂木委員 税収減、そしてねじれ国会、東日本大震災、一見もっともらしい説明に聞こえるわけでありますけれども、よく内容を吟味してみますと、この三点、マニフェストを実現できなかった理由とするのは、私は明らかに事実に反すると思います。  一つずつ見ていきたいと思います。  まず、税...全文を見る
○茂木委員 答弁になっていません、安住大臣。  民主党はマニフェストを税収増でやると言っていたわけじゃないでしょう。無駄の削減、それから予算の組み替えでおやりになると言ったんでしょう。そうすると、税収がどうであるというのは関係ないじゃないですか。もう一回答えてください。
○茂木委員 大臣、答えになっていないんですよ。税収減がマニフェストが実現できなかった理由だと書いてあるんですけれども、それを説明してください。全く説明になっていません。
○茂木委員 図の二をごらんください。  確かに、平成二十一年から二十二年にかけまして、総理おっしゃるように、税収は九兆円落ち込んでいます。しかしその一方で、国債の発行額は十一兆円ふえているんですよ。九兆円以上なんです。そして、二十二年度から二十三年度、これは、国債の発行額は変わ...全文を見る
○茂木委員 総理大臣、基本的なことを優先順位を間違えてはいけないと思うんですよ。例えば、社会保障の財源が足りない、それから国債費が払えない、これだから赤字を出しました、その一方で、マニフェストの方は財源ができたからばらまきましたと。逆なんですよ。まずは社会保障の財源を確保する、そ...全文を見る
○茂木委員 結果を見てください。五・八兆円増発をしているんです。これは間違いないんですよ。そして、六・六兆円のマニフェストをやっているんですよ。そうすると、結局は、マニフェストの大半は赤字公債の増発でやった、こういうことになるんだと私は思います。  いずれにしても、税収減がマニ...全文を見る
○茂木委員 全く説明になっていないんですけれども。  申し上げているのは、出す段階で三割ぐらいしか埋まっていないものなんですよ、実現できていないものなんです。それを国会に出してから修正したわけじゃないんです。もし、例えば一〇〇%の答案を出して参議院で三割に修正されたんだったら、...全文を見る
○茂木委員 私が申し上げているのは、どこまでの部分ができたという話じゃなくて、今、東日本大震災との関係ということで、図をごらんくださいよ。二十二年で四兆円できなかった分がある、そして、二十三年で九兆円できなかった分がある。その後、東日本大震災が起こったんです。それで、一次補正で〇...全文を見る
○茂木委員 全く説明になっていないと私は思います。国民の皆さんもそうお感じになったんじゃないかなと私は思います。  マニフェスト政策が実現できなかった理由、これは明らかに、税収減でもねじれ国会でも、ましてや東日本大震災の影響でもありません。最初に見ていただいた図の、民主党がマニ...全文を見る
○茂木委員 いずれにしても、党内の事情、いろいろお話しになります。先日、安住大臣は、党内の政局の混乱によって少なくとも一カ月はおくれた、こういう答弁をされております。総理は、九月三十日の記者会見で、最初から乱暴なスピード違反はできない、安全運転でやっていく、こういうふうに語ってお...全文を見る
○茂木委員 財務大臣、きちんと聞いてください。私は丁寧に申し上げました。三次補正という言葉は今回使っていません。今後の対策の中にきちんと盛り込んでいただけますね、こういう表現をわざわざ使っているわけですよ。  総理、いかがですか。
○茂木委員 自民党は、震災以来、復旧復興には全面協力する、こういう基本方針のもとで、三次にわたりまして五百七十七項目の提案も政府の方にさせていただいております。それから、瓦れきの処理促進法、そして二重ローンの救済法、こういった十二本の議員立法も提出をしてございます。さらには、復興...全文を見る
○茂木委員 大臣御自身のホームページは数万円。恐らく立ち上げも、実際の価格でもそれほどかかっていないんじゃないかな、二けたぐらいじゃないかな、数十万じゃないかなと、私は、詳しい額はわかりませんが、そんなふうに思います。  その一方で、大臣がこれから所管をされます原子力安全庁、三...全文を見る
○茂木委員 政府からいただいた数字ですので、間違いないと思います。一・四億円なんです、ホームページ。百四十万じゃないですよ。一億四千万円ですよ。一億四千万円かけて、どんなモンスターなホームページをつくるんですか、教えてください。
○茂木委員 私は、この一・四億円は明らかに代理店の言うなりの水増しの予算だ、こんなふうに思っております。細野大臣、官僚に任せないで、御自身で一度きちんとチェックをしていただきたいと思います。そして、減額をしていただきたいと思います。  減額分につきまして、執行停止、こういう形を...全文を見る
○茂木委員 トータルでいいますと千二百七十四台、そして単価、合計しますと、今のお話を伺いますと、三十四万六千円になると思います。  大臣、この値段をどう思いますか。三十五万近い値段。今、携帯電話、スマートフォンの最新機種でも四万六千円ですよ。そして、アイパッドの最新モデル、四万...全文を見る
○茂木委員 恐らくインマルサットもよく御存じなしに棒読みされているんじゃないかな、こんなふうに思いますけれども、いずれにしても、これは高過ぎます。三十五万円というのは高過ぎますから、きちんと減額をしていただきたい、こんなふうに思います。  こういった、国民の皆さんから見ても明ら...全文を見る
○茂木委員 それでは、今回の三次補正に盛り込まれました防潮堤の予算、この百九十キロのうち何キロをカバーするものですか。
○茂木委員 それでは、質問の順番をかえて、もう一点、当たり前のことを聞かせてもらいます。これはお答えいただけると思うんですけれども、今回の三次補正で整備をされます防潮堤、当然、今回の東日本大震災クラスの津波に耐えられる構造、高さになっていますね。
○茂木委員 まず、先ほどの質問にお答えいただいていませんから、事務方の方で準備をぜひ進めてください。  その上で、今のお答え、結局、今回の津波に耐えられない、そんな防潮堤をつくる、こんなことでいいんでしょうか。何のためにつくるんだ。それから、多重防御というお話をされました。本当...全文を見る
○茂木委員 大臣、別に私、バベルの塔をつくれとか、そんな話をしているんじゃないんですよ。被災地の要望をきちんと聞いた上で対応していますかと。  陸前高田のお話をしました。私、市役所に問い合わせをさせていただきました。どういうやりとりだったか。陸前高田市の方からは、今回の経験も踏...全文を見る
○茂木委員 今大臣が答弁された二年というのは、調査をして用地買収あたりの話で、実際にでき上がるのは最後に答弁のあった五年。五年かかっちゃう。余りにも遅いと思うんですよ。  総理、総理は安全運転でも、その間、被災地が危険にさらされているんですよ。もっとスピードを上げたらいかがです...全文を見る
○茂木委員 今回の三次補正、今指摘しましたように、例えば、ホームページの問題もそうです、携帯電話の問題もそうです、予算の過大計上の問題、それから、まだお答えいただいておりませんけれども、津波防潮堤のように予算が全体のあれでも少な過ぎる、こういう過少計上の問題に加えまして、復興対策...全文を見る
○茂木委員 正直にお答えになっているんですよ。同じなんです、基本的には。  ところが、今度は来年度予算の概算要求を見ていただきますと、震災以外の部分と、今度は全国防災、これが一番右側にも入ってくるんですよ。その区分はどうなっているんですか。同じじゃないですか。どう区分しているん...全文を見る
○茂木委員 緊急性を要する、こういう言葉だけで、その点はまた改めてお聞きしますが、少なくとも、一般会計の中での区分、これは極めていいかげんなんです、項目が一緒なんですから。このことは国民の皆さんもよくおわかりいただけたんじゃないかなと思います。結局、一般会計の中できちんとした区分...全文を見る
○茂木委員 恐らく、今の段階では何キロというのは明確に御答弁できないということだと思います。  それとも関連するんですけれども、我々が今総理からも前向きな答弁をいただきました特別会計の創設そして償還期間の延長を求めていますもう一つの理由というのは、今回の復興に係る費用、本当に五...全文を見る
○茂木委員 はっきりした答弁だったと思います。正直に、これは拡大する、費用がかさむ、さらにふえる可能性がある。例えば、今後五年間の復興集中期間、これに限って見ましても、対策費は十分なのか、私は非常に疑問です。  簡単な計算なんです。今回の三次補正までで既に十五兆円計上しておりま...全文を見る
○茂木委員 おさまらないのに、おさまるかどうかわからない、そして、細野大臣も前田大臣もかなりオーバーする可能性があると言っているのに、結局、幾らお金がかかりますから財源はどうします、その議論ばかり今してもしようがないんじゃないかな。私は、だから特別会計をつくる必要がある、そしても...全文を見る
○茂木委員 総理は先週の代表質問で、我が党の谷垣総裁の、今回の復興事業で仮に復興債を発行せず通常の公債の追加発行による対応をとった場合、建設国債に対応する分はどれくらいになるか、こういう質問に対して、先ほど安住大臣もお答えになりましたけれども、総理みずから、おおむね四兆円、そのよ...全文を見る
○茂木委員 鳩山元総理の発言は間違いだったと思われますか。違いますか。
○茂木委員 朝日新聞の十月二十八日の朝刊によりますと、玄葉大臣がその前の日に、鳩山元総理の発言は間違いだった、こういうふうに外務委員会で答弁をされています。それを踏まえて、その翌日の夜、総理は鳩山元総理とお会いになって、あの玄葉大臣の発言について、玄葉大臣の発言が間違っていた、申...全文を見る
○茂木委員 よく説明がわからない部分もありますが、米軍再編への内閣としての取り組みの中で聞いていきたい、こんなふうに思います。  野田総理は、九月の二十二日に行われましたオバマ大統領との日米首脳会談で、米軍再編問題につきまして、引き続き日米合意に従って進めたい、このように述べて...全文を見る
○茂木委員 総理、正確にお答えください。  平成十八年の日米合意と閣議決定、平成二十二年の日米合意と閣議決定、そして平成二十三年の日米合意、正確に言うと、平成十八年の分については二十三年で変更した分を除く部分、こういうことになりますけれども、この五つです。これは野田内閣に引き継...全文を見る
○茂木委員 十八年の日米合意、それ以降変更された部分を除く部分を引き継がれていますか、引き継がれていませんか、お答えください。
○茂木委員 総理、その認識でよろしいですね。
○茂木委員 総理から明確な御答弁をいただきました。  ところが、平岡法務大臣、平岡法務大臣は衆議院の予算委員会で、閣議で決まったことには従う、こういうふうに言いながら、野田内閣が発足した後であります、九月十七日に岩国市内の記者会見で、岩国への艦載機移駐については政治家個人として...全文を見る
○茂木委員 個人の考え、例えば演歌が好きだとかジャズが好きとか、和食が好みだとか洋食が好み、これは各大臣あって結構なんだと思います。  ただ、安全保障の問題ですよ。安全保障の問題についてそれぞれの大臣が個人的な見解を述べていたら、国としての国益なんか守れませんよ。しっかり撤回し...全文を見る
○茂木委員 本当に私は、そういうことでいいのかな、こんなふうに思います。  私も、橋本元総理、小渕元総理、そしてまた梶山官房長官、野中官房長官、沖縄の問題に真摯に取り組む姿というのを見てきました。私も、一年間でありますが、沖縄の担当大臣として、沖縄、基地の七四%が集中しておりま...全文を見る
○茂木委員 今、憲法解釈を担当される枝野大臣から明確な答弁がありました。決まる前にはいろいろな意見がある、しかし、決まったら従うということであります。  そして、先ほど野田大臣が明確に答弁をされたように、この閣議決定は、デーワン、九月の二日、野田内閣が発足した時点において有効に...全文を見る
○茂木委員 はっきりお答えください、政治家として、大臣として。沖縄に対しては理解を求める、誠実に理解を求める、こういうのが野田内閣の方針です。そして、この閣議決定、これは九月二日に始まっています。  平岡大臣、地元を説得されるのか、細かい問題を除いても、基本的に地元を説得される...全文を見る
○茂木委員 沖縄の問題でも、細かい点で決まっていない点はたくさんございます。そうすると、沖縄についても、そういった細かい点を決めるまでは進めない、こういうことでよろしいんですか、総理。
○茂木委員 いずれにしても、こういった内閣がふらふらの状況では、沖縄の皆さんの理解を得ることは極めて難しい。  自分たちで、最低でも県外、こういうことで沖縄の信頼、アメリカとの信頼関係を壊しておきながら、今答弁を聞いていただいて、全国の皆さんも情けないと思ったと思いますよ、本当...全文を見る
○茂木委員 国民的議論が熟した段階での御判断ということで私は理解をさせていただきました。  TPPの日本にとってのプラスであったりマイナス、政府内の各省の試算もばらばらな状態であります。現段階では、政府の情報収集、そして国民に対する説明、私は決定的に不足していると言わざるを得な...全文を見る
○茂木委員 国内にどれだけ影響が出るか、この段階ではっきりしないと。  ところで、鹿野大臣、そうすると、現段階で交渉に参加を表明することは、大臣は賛成ですか、反対ですか。
○茂木委員 大臣が今勉強されている、これではとても間に合わないんじゃないかなと私は思います。  与党内でも、相当いろいろな反対の意見もあるようであります。国民新党も反対という意見が強いようでありますけれども、自見大臣は賛成ですか、反対ですか。
○茂木委員 それぞれの関係の閣僚、自見大臣も保険の分野とかがかかわってくるんです、これは二十四分野あるわけでありますから。農水大臣もそうでありますけれども、まだ勉強中と。閣僚が勉強中の段階で、国民に対しても情報も十分提示されない、国民的な議論もされていない。この段階で拙速に表明す...全文を見る