茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○茂木委員 おはようございます。自由民主党の茂木敏充です。  平成二十四年度予算に関して質問させていただきます。  私は、平成二十四年度予算案、大きく五つの問題点があると思っております。きょうはこの五つの問題点に関連して、自由民主党だったらこうする、そういった対案、そして提案...全文を見る
○茂木委員 岡田副総理、そういうお話をされると思いました。  三党合意、誠実に履行されたでしょうか。確かに合意をいたしました。その上で、子ども手当についても、これは児童手当に制度的には戻ったんですよ。ところが、名称については、勝手に民主党の方が子どものための手当と決める。高校無...全文を見る
○茂木委員 四十四兆の枠でおさまらなかったんですよ。こちら岸には二万六千円の子ども手当がある、しかし、それでは四十四兆の川を渡れない、我々の、所得制限をつけるべきだ、児童手当に戻るべきだ、まさにこれは渡りに船だったんだと思います。  基本的に、十六・八兆の財源を無駄の削減と予算...全文を見る
○茂木委員 東日本大震災の影響、こういうようなお話をされますけれども、それで減額した分は〇・四兆ですから。きちんと数字をつかまえた上で、できていないことはできていないと素直に認められたらいい、私はこんなふうに思っております。  そして、問題も全て先送りをするんですよ。例えば消費...全文を見る
○茂木委員 二〇一五年の十月だと思います。時期を間違えられましたけれども、それは構いません。  二〇一四年の四月だと、結局、選挙より後の時期になるという話でありますけれども、二〇一三年の十月、二〇一三年、つまり来年の十月でも選挙の後になると思うんですよ。別に、もともとの政府原案...全文を見る
○茂木委員 古川大臣、私が質問したことをそのままなぞっても答えにならないんですよ。ちゃんと私も、歳出削減額も含めてと、そういう話をしているんです。  聞いているのは、まさに総理がおっしゃったように、この税制改正によって二〇一〇年代半ばにプライマリーバランスの赤字を半減していく、...全文を見る
○茂木委員 何度も人が聞いたことを繰り返さないでください。  もともと、六月、年央に出す予定なんでしょう。ただ、それでは遅いんじゃないですか、きちんとした議論をするために三月に出したらどうですかということを聞いているんですから、人の質問をなぞった答弁をしないで、答えてください。
○茂木委員 政府のスケジュール感を私はわかっているつもりなんですよ。ただ、ことしはいつもの年と違う。まさにこの消費税の議論、税制改革の議論、そして税と社会保障の一体改革の議論をしなきゃならない。そうなると、それに必要な資料、それに必要なデータをベースにしっかりした議論をしたい、だ...全文を見る
○茂木委員 何の数字的な根拠、具体的な検討もなしに、素案にこういった最低保障年金七万円、ただ単にマニフェストで約束しちゃったから、何の根拠もなしに盛り込むというのは、私は無責任だと思います。国民の皆さんも、税と社会保障の一体改革の素案、これだけを見ても、ちょっと信じられないな、こ...全文を見る
○茂木委員 岡田副総理、根拠のないこと、きちんと検討していないことは素案から外された方がいい、そして現実的な議論を始めましょうと言っているんですから、いかがですか。
○茂木委員 被用者年金の一元化の改革の中でも、もちろん無年金対策とか、そういったことはしっかり進めております。それはやらなくちゃならない。そこの中で、私はやはり、先ほども示したように、年金の一元化、どう考えても財源的には無理があると思っております。ただ、それを比較して議論をしたい...全文を見る
○茂木委員 依頼があった場合、どれくらいの作業期間がかかりますか、小宮山大臣。
○茂木委員 前回、去年の三月末、三十日に今の年金の試算を出されていると思うんですけれども、そのとき、発注されたのはいつですか。発注側の、当時、古川大臣が調査会の副会長でした。発注した側でも発注を受けた側でも結構ですけれども、お答えください。
○茂木委員 まず、小宮山大臣の認識、間違っています。  ずっと答弁の中で、何かその前提条件の置き方、例えば物価の上昇率を一%、それから賃金の上昇率二・五%、さらには運用利回り四・一%、この前提は勝手に民主党が決めたんじゃないんです。民主党の幹部の人、それと厚労省の年金局、しっか...全文を見る
○茂木委員 小宮山大臣、もう少し責任感を持ってください。これは民主党がやっていると。年金制度は厚労省が考えるんでしょう、違いますか。厚労省は年金制度を考えないんですか。
○茂木委員 逃げないでくださいよ。  総理、答弁を聞いていると、何か都合悪くなると、やれ三党合意があったからと他人のせいにする。そして、試算をしっかりつくって議論をしましょうと言っているのに、早くやりましょうと言っているのに、いや、これは民主党だ。違うじゃないですか。政府・与党...全文を見る
○茂木委員 いわゆる社会保障の新たな充実といいますか、そちらに充てられるのは一%だ、こういうお話を今いただいたところでありますけれども、民主党の二〇〇九年のマニフェスト、これを見てみますと、年金の一体改革、それから子ども手当、これを除いても、社会保障の充実でたしか三・五兆円以上の...全文を見る
○茂木委員 一方で税率の方は決めていく。そして、これから詰める部分もありますけれども、内容の方、今聞いていると何にも詰まっていないんですよ、社会保障の方。内容については何にも決まっていないということであります。  民主党をレストランに例えてみると、二年半前の夏に、民主党のレスト...全文を見る
○茂木委員 将来やることを決めるのもマニフェストの実行になる、こういう総理の御答弁だったと思います。  それでは、消費税はどうですか。消費税はマニフェストでは約束しておりません。しかし、総理は、決めるだけだったらばマニフェスト違反にならない、実行は選挙の後なんだからマニフェスト...全文を見る
○茂木委員 私は、総理が答弁されたこと、決める、しかし将来に実行する、これもマニフェストの実行だとおっしゃるから、では、ないことを決めてしまう、これも違反になるんじゃないですか、こういうお話を申し上げたんです。よくかみしめていただければ結構だと思います。  生活保護の問題につい...全文を見る
○茂木委員 今御答弁のように、現在、七万人に対しまして就労支援プログラム、七十億円の財政効果が出ております。来年度もしっかりやっていくという話ですけれども、小宮山大臣、来年度の予算は減っているんですよ。ちょっと秘書官と打ち合わせしないでしっかり聞いてください。来年度の予算、減って...全文を見る
○茂木委員 わかっていないですね。きちんと自分の所掌はやってくださいよ。四十億から二十四億に減っているんです。ふやすべきだと私は思います。そしてこの二十七万、二十八万人には必ず就労支援プログラムに参加してもらう。さらには、就労が困難な方の中でも、私は、職種によって、また短時間の仕...全文を見る
○茂木委員 電子レセプトのやり方についてもいろいろな問題が今あります。細かいことは申し上げません。ただやっているじゃ進まないんですよ。現状を見てください。  例えば、生活保護専門の病院がバスを出して患者を迎えているんですよ。そして、患者の中では、幾つもの病院を回って向精神薬をも...全文を見る
○茂木委員 そのようにお答えいただくと思いました。そして、次の質問がどうなるかもよくおわかりだと思います。  年金二分の一の財源、これは交付国債によって賄う。言ってみると飛ばしであったりとかツケ回し、こんな言葉も言われているわけでありますが、交付国債の発行、これは過去にも極めて...全文を見る
○茂木委員 よく答弁がわからない部分があるのですが、今の大臣の答弁ですと、もともとのこの国庫負担分三分の一、では、これはどうして交付国債でおやりになっていなかったのですか。
○茂木委員 安住大臣、先ほどの答弁を聞くと、この二分の一の引き上げ分二・六兆ではなくて、もともとの三分の一の分の国庫負担、では、これはなぜ交付国債でこれまでおやりになっていなかったんですかということを聞いているんです。
○茂木委員 やりくりできていると。ところが、やりくりできていない部分がたくさん今あるんじゃないですか。だから、今、消費税の増税の話をしている。  基礎年金、それから老人医療、介護の国庫負担、本来消費税で賄うべきなのに賄えていない財源、これは七兆円以上あるわけでありまして、今回の...全文を見る
○茂木委員 交付国債は決していい方法ではない、率直にお認めいただいたわけでありますけれども、借金が隠れるだけなんですね。  実態を見てみると、図の八をごらんください、平成二十四年度の予算、中期財政フレームの大枠を守ったと言いながら、この交付国債、そしてまた復興特会へのつけかえ、...全文を見る
○茂木委員 復興に必要な事業、私もそれはあると思うんです。ただ、冒頭指摘したように、集中復興期間、五年間で十九兆円、これが二年目でもう十八兆円いっているわけですね。そうなると、集中期間、あと残り三年間の平均、一年は三千億ですよ。そして残りの五年間が八千億。逆転するんですよ。阪神・...全文を見る
○茂木委員 なぜ日本再生重点化枠に入れるかとお聞きしたんですけれども、全くそのお答えにはなっていない。余り詳しく聞いても時間の無駄だと思います。  単刀直入に総理に聞きます。  今回の予算の中で、円高、デフレ対策の一番の目玉は何ですか。お答えください。総理が丸投げということで...全文を見る
○茂木委員 長々とお答えいただきましたけれども、全くお答えになっていないと思います。  立地補助金の話をされました。治療薬と鎮痛剤の違いがわからないんだと思います。立地補助金は、あくまでも鎮痛剤です。円高、デフレの治療薬ではないんですよ。根本的なことがおわかりになっていないよう...全文を見る
○茂木委員 デフレの国の通貨、これは上がっていきます。だから、やはり円高対策とデフレ対策、これは一緒にやっていかなくちゃいけない、こんなふうに私は思っております。  そこで、円高、デフレ対策でありますけれども、デフレからの脱却、現在の需給ギャップを埋める、こういった財政政策も必...全文を見る
○茂木委員 財務大臣、やはり私、今の日銀のやり方じゃだめだと思います。  例えば、ゼロ金利政策、これをとっても、今、円高が進む、そして経済のグローバル化が進む、こういった中で、日本企業、国内で超低金利で調達した資金、これを国内の設備投資じゃなくて海外展開に使う、こういう水漏れが...全文を見る
○茂木委員 デフレになって何年になるんでしょうか。そして今の円高になっている。そして、そこの中で日本企業は本当に悲鳴を上げているんですよ。この問題、今やらなくちゃいけないんです。日銀に任せちゃだめなんです。何度話し合いをやってもだめなんです。やはりきちんと政治のリーダーシップでや...全文を見る
○茂木委員 総理、今掲げさせていただいた五つの問題点、私が勝手につけたんじゃないんです。それぞれマスコミであったりとか専門誌であったり、そこで言われていることを引用させていただきました。そういう指摘があるんだ、こういったこともぜひ頭に入れていただきたい。  その上で、議論しまし...全文を見る
05月23日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○茂木委員 おはようございます。自民党の茂木敏充です。  きょうの質疑、私は直球勝負です。変化球、チェンジアップは投げません。総理にも、ぜひフルスイングで打ち返していただきたいと思います。  そして、きょうの質疑を通じて、私の方からも、前向きな提案、五つの具体的な提案、申し上...全文を見る
○茂木委員 東日本大震災、これが発災したのは昨年の三月十一日です。それに対しまして、民主党での一体改革の議論、その前の年、一昨年の十月に本部を立ち上げて、検討をスタートしていると思います。欧州の危機も、確かにギリシャ危機はおととしから発生しておりましたけれども、欧州全体の危機とし...全文を見る
○茂木委員 景気の問題、そして税収の落ち込みの問題についてはこの後また改めて議論したいと思いますが、税と社会保障の一体改革の法案、閣議決定前に、民主党の中でも事前審査、八日間にわたりまして四十六時間半、私、前原政調会長も相当辛抱強くやられたと思っておりますけれども、そういった手続...全文を見る
○茂木委員 反対したら党議違反になる、そのようなお答えだと理解いたします。  それで、総理が近々お会いになる小沢代表初め、この法案に反対を明言されている民主党の議員にどう厳しく対処をされるか、総理の今後の対応を見きわめたいと思います。  その一方で、この法案、事前審査の議論で...全文を見る
○茂木委員 財務大臣から正直にお答えいただきました、具体策は固まっていないと。残念ながら、やはり、社会保障同様、大切な部分が先送りになっているな、こういうふうに指摘せざるを得ないと思います。  その一方で、わざわざ法案に規定することになりました数値目標、実質二%、名目三%の達成...全文を見る
○茂木委員 どうも、何年から達成する、また、そのための手段、さまざまなことをやると。当たり前ですよ、いろいろなことをやるのは。具体的にどうしていくという方針をやはり明示することが必要ではないかな、そんなふうに私は思っております。  もちろん、我々も、日本をギリシャとかイタリアの...全文を見る
○茂木委員 四年以内に七割かはわかりません。しかし、災害はいつ来るかわからないんです。直近のテーマなんです。ことしは調査だけでいい、来年以降ゆっくりやります、こういう発想ではだめなんだと私は思うんですよ。それが結局、事が起こってからあたふたと災害に対応する、こういうことになるんじ...全文を見る
○茂木委員 ぜひ、コンクリートから人へ、こういう方針も見直していただきたい、こんなふうに思っております。  もう一点、自民党は、ばらまきから将来への投資に転換する、このことを基本に、平成二十四年度の予算にも対案を提案いたしました。その中で、例えば子ども手当、これは三党合意により...全文を見る
○茂木委員 少なくとも総理は、一番になることが必要だ、このような理解を持っていただいていると思います。  そこで、図の二をごらんください。  これは、主要製品、部材の市場規模を縦軸にとりまして、日本企業の世界シェアを横軸にとった図表であります。  図からも、左上にあります自...全文を見る
○茂木委員 数字で出すのは簡単ではないと。ところが、それは総理が本会議の答弁で、非ケインズ効果、これが大きいんだとおっしゃったわけですから、どれぐらい見込んでいらっしゃるんですかという話をして、モデルの中では見込んでいるはずです。わからないんだったら、わからないで結構です。お答え...全文を見る
○茂木委員 議論を先に進めたいと思うんですけれども、内閣府の資料、私も詳細に分析をいたしました。そうしますと、この非ケインズ効果を含めて、消費税の引き上げ直後から、本来だったら需要が落ち込む分をある程度上に底上げをする、こういう効果が毎年一兆円以上出てくる、こういったものが出てく...全文を見る
○茂木委員 申し上げたいのは、当面の財政運営、これで消費税増税したから財務省的にすぐ財政再建では、やはり経済の腰折れを起こしてしまう。やはり、今の状況を考えたときに、もう少し、当面の間、恐らく数年間だと思いますけれども、積極財政、こういったものをとっていく必要があるんじゃないかな...全文を見る
○茂木委員 やり方論は議論するということなんですけれども、やり方が見えてこないんですよ。そういった心配もあって申し上げているんです。  私は、きちんと、この財政戦略を転換しながらも、二〇一五年にプライマリーバランスを半減できる、二〇二〇年に黒字化できる、その方がいいと思います。...全文を見る
○茂木委員 基本的な考え方について賛同していただけると。自助を強くする、まさに三番目にも、家族による自助、核家族化の問題ですよ、こういったものを強くしていかなきゃならない、こういう問題意識を持っております。  総論、基本的な考え方では一致とおっしゃる。ところが、個別の政策になる...全文を見る
○茂木委員 今議論していることは、まさに直近の、この国の財政状況をどうするか、社会保障制度をどうするか。そしてそれについては、総理は、移行期間は現行制度の改善、こういう話をされているわけであります。そして、将来の話として年金の一元化があると。ですから、この法案の中からおろしてくだ...全文を見る
○茂木委員 だから、大宮まで一緒に行きましょうと。この法案の話は、大宮まで一緒に行くという話なんですよ。だから、その先、青森に行くのか、秋田に行くのかというのは、国民会議の方で話をしましょうと。  一旦白紙にして、それぞれの案があるでしょう、青森に行きたい、秋田に行きたい、山形...全文を見る
○茂木委員 我々として、国民年金も含めたこの年金一元化、これは妥当ではない、このように思っておりますが、御党としてお考えになったことですから、それを全く否定すると。  我々とは考えが違います。ただ、一緒に行ける部分、現行制度をどう改善するかということをまず考えなくちゃならないん...全文を見る
○茂木委員 せっかく前向きな提言をさせていただいているつもりです、議論を進めるために。  我々は、やはり行き先が全く違う電車には乗れないんですよ。ただ、やはり行けるところまで行こう、その上でその先のことは一緒に考えましょう、こういう前向きな提案をさせていただいているつもりです。...全文を見る
○茂木委員 将来のことは将来で議論すると。  私は、あえてきょうは、例えば平成十九年度の年金改革のときに皆さんが今出している厚生年金と共済年金の一元化について反対されたとか、そういう話を言うつもりはないんです。現行制度の見直しで今一致できる部分がある、そこについてはきちんと一致...全文を見る
○茂木委員 残念ながら、政府の方に具体案がないようですから、単刀直入に提案します。  図の八をごらんください。  手当より仕事を基本とした生活保護の見直し、五つの柱。我が党として相当な検討をしてまいりました。  その一番目が、年金とのバランスの配慮などによります生活保護給付...全文を見る
○茂木委員 全体の提案についても四・五とか認めていただきますと、私は、五のうち四・五進めていただきますと議論は進んでいくんじゃないかな、こんなふうに思います。  生活保護については、改めて、やはりやらなくちゃいけないんです、今、本当に。さまざまな改革を進めないと国民にお願いもで...全文を見る
○茂木委員 木下理事、全く日本語になっていないと私は思うんですよ、今の答弁。安住大臣の東北弁の方がよっぽど明確だ、私はそんなふうに思っております。  安住大臣は、二月の二十日の衆議院の予算委員会で、この十四日の金融緩和策について、実質的なインフレターゲット、こういうふうに受けと...全文を見る
○茂木委員 実質的なインフレターゲットと。木下理事、同じ考えでよろしいですか。
○茂木委員 やはり、財務省、政府と日銀のところにずれがあるんですよ。連携強化といっても、そういうふうにならないと私は思っております。  しかも、この物価目標、図の十をごらんください。図の十を見ますと、アメリカも二%、イギリスも二%、カナダも二%プラスマイナス一%、ユーロ圏は二%...全文を見る
○茂木委員 大臣御案内のとおり、今、国際金融マーケット、つながっているんですよ。日本だけじゃないんです。そうすると、日本だけ違う目標という話にはならないんですね。ここのところはきちんと、日本が過去どうだったからということではなくて、今、本当にデフレから脱却しようとしたらどういう対...全文を見る
○茂木委員 我々として、率直に、我々が考えてこれがベストだという提案を惜しみなくさせていただいたつもりです。こうすべきだということを言わせていただきたいと思います。  ボールは、まさに今、総理の側にあります。ストレートを投げさせていただきました。早目に投げ返してください。お待ち...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○茂木委員 おはようございます。自民党の茂木敏充です。  野田総理とは、五月二十三日、社会保障と税一体改革の特別委員会での審議以来、一カ月半ぶりの議論ということになります。よろしくお願いいたします。  まず、今九州地方を襲っている豪雨災害の話でありますが、きょうも、熊本県、大...全文を見る
○茂木委員 現場の自治体は相当頑張っています。しっかりと政府がそれを支援できるような体制をつくっていただきたい。財政面も含めてお願いを申し上げるところであります。  さて、きょうの私の質疑のポイントでありますが、これをキーワードであらわすと図の一のようになると思います。ごらんく...全文を見る
○茂木委員 私は、念書をとれとか、そんなことを申し上げておりません。それから、両院議員総会、全国幹事長会議、お開きになるのは、そちらの党の問題ですからお任せをいたします。私がお聞きしているのは、確認はきちんととられましたかと。  なぜこういうことをお聞きするかというと、今、党内...全文を見る
○茂木委員 私は、確認をとられましたか、こういう話をしていまして、党の処分の問題を申し上げておりません。党の処分について、軽い、重い、いろいろな判断があると思います。しかし、法案をしっかりしようと思ったら、衆議院段階での崩れというものをやはり是正する必要があるのではないかなと思っ...全文を見る
○茂木委員 御答弁を聞いていると、参議院でもまた衆議院の再来になるのではないかな、大変そんな懸念も持つところであります。  衆議院で、我々、本会議で採決を行いますと、記名採決の場合は、こういった白い木札、白票と呼ばれております、これを投じることになります。そして、反対の場合は、...全文を見る
○茂木委員 財源がないのに政策はできません。これは、私は一回生議員でもわかっていただかなくちゃいけないことなんじゃないかなと。ですから総理も、税と社会保障の一体改革、こういったことをおっしゃっているんだと思います。  鳩山元総理の処分、党員資格停止が六カ月から三カ月に軽減された...全文を見る
○茂木委員 ぜひ代表として、そこいら辺、指導力を発揮してほしいんですよ。総理が政治生命をかける、こう言っている法案でありますから、党内に残られるからには、この一体改革にきちんと賛成をする、苦しくてもやはり国民に説明をする、こういう努力がなかったら、私は、残念ながら党員として失格じ...全文を見る
○茂木委員 マニフェストに明記をされると明言をされました。  小泉元総理は、郵政改革のときに、郵政改革に反対の我が党の議員を切って、賛成の候補者、刺客とも呼ばれましたが、全ての選挙区に立てたわけであります。当時、小泉総理は、殺されてもいいんだ、こんなことも言っていました。やはり...全文を見る
○茂木委員 一丁目一番地だと思います、総理にとって。そうおっしゃってきた。我々も、その意気込みで協力をしてきた。それをマニフェストに掲げる、それについて反対の方は公認されない、当然のことだと思います。明確にぜひお答えください。
○茂木委員 明確にお答えいただきました。次回選挙で民主党は消費税、そして一体改革の推進に反対する議員は公認をしないと総理の方からしっかりおっしゃっていただきました。  せっかくのあの三党合意でありますが、衆議院の採決の後、もう一つ重大な問題が起こっております。  まず、図の三...全文を見る
○茂木委員 ありがとうございます。同じ認識である、そんなふうに感じております。  ところがその一方で、民主党では、国民そして有権者への説明用資料として、「政権交代の成果と課題」と題した資料が、採決直後の六月二十八日、午後の二時以降でありますが、民主党の所属議員全員に送られていま...全文を見る
○茂木委員 明らかに詭弁です。  確かに、図の四の一に従って進めてこられたんでしょう、今まで民主党として。しかし、図の四の二の右側が加わったんですよ、三党合意で。それが新しい事実なんです。全部四の一を否定するわけじゃありませんけれども、図の四の二の右側が加わったわけですよ。 ...全文を見る
○茂木委員 図の四の二の左側に書いてあるのが、これがもともとの民主党がやってきたことでした。そして、それに加えて、六月十五日の合意で、そして衆議院の採決で、図の右側のものが加わったわけですよ。  ですから、足していただいても結構ですけれども、図の左側だけではやはり事実を説明して...全文を見る
○茂木委員 これでは、三党合意を誠実に履行する、そういうふうに言えないんじゃないかなと私は思います。  左側がこれまで民主党が主張してきたことであるのは間違いありません。そしてこれからも国民会議で主張されたい、こういうことはわかっておりますけれども、右側が今加わった事実なんです...全文を見る
○茂木委員 それを取り組み中とは、普通の日本語では言わないと私は思います。子供の教育上よろしくない、こんなふうに私は思います。  マニフェストというのは、四年間でやる、こういうものだった、そんなふうに理解しているわけでありますけれども、いよいよ来年が最終年度ですよ。では、取り組...全文を見る
○茂木委員 総理、今の答弁をお聞きになられましたか。マニフェストは四年なんです。そして四年目の予算に、八ツ場ダムのが入ってくる、高速道路は入ってこないということになると、もう取り組み中とは言えないんですよ、どう考えても。これは、諦めたこと、撤回したこと、そういうことになるんだと思...全文を見る
○茂木委員 至るところに過ちが見られるんです。  この財源確保、これはひどいんですね、本当に。余り細かい数字のことを言いたくないんですけれども、図の六の二をごらんください。  マニフェスト財源の七割を確保した、こういうふうに図の六に書いてあるわけですけれども、最終的に十六・八...全文を見る
○茂木委員 暫定税率の分、二・六兆円、確保しないということだったらそれで結構ですよ。ただマニフェストでは確保することになっていたんでしょう、その財源は。  私はむしろ、マニフェストの財源の前に年金の財源、そういう本来どの政府がやってもやるべき財源を確保した上で、まだ余裕があるん...全文を見る
○茂木委員 我々は、そういった財源の工夫、埋蔵金の活用等々もやってきましたけれども、それを恒久財源のように見せたことは一度もありません。  もう一回、国民の皆さんにもわかりやすいように聞かせていただきます。  埋蔵金の活用、五兆円ですね、これが恒久財源なら、社会保障費に回せば...全文を見る
○茂木委員 財務大臣の方から率直に、マニフェストには、そういった財源、一年のものを恒久財源にカウントしてしまった、こういう構造的な欠陥があったとお認めいただいたようであります。ありがとうございます。  さて、次に、今回の実務者協議でも一つの大きなテーマとなりました景気対策、そし...全文を見る
○茂木委員 ありがとうございます。  この国会では、社会保障の分野で我々が提案をいたしました社会保障制度改革推進法、もともと我々は基本法と呼んでおりましたが、これが修正の中で推進法という形で三党合意に達しまして、衆議院で可決まで行きました。  また、自民党では、事前防災、こう...全文を見る
○茂木委員 私がお聞きしたのはPKOの一部じゃないんです。PKO法の改正、それから自衛隊を海外に派遣する場合、テロ特措法であったりいろいろな形でやってきました。そういう個別の特措法ではなくて一般法としてやる、そういった包括的な国際平和協力活動法、こういったものが必要であろう、こう...全文を見る
○茂木委員 私はもう議論の時間はないんじゃないかなと。先ほど総理もおっしゃったように、最初のキーワード、危急存亡なんです、日本は安全保障の面でも経済の面でも社会保障の面でも。ですから、もう具体的に我々は法案を出しています。法案化をしています。政府の方の法案の準備はできるんですか、...全文を見る
○茂木委員 なかなか大きな法案については準備が整わない、こういう状況なのかなと答弁をお聞きいたしました。  我々は、責任野党として、責任政党として、税と社会保障の一体改革の問題では政府にも協力をし、与野党の協議を進めてまいりました。ただ、今の内外の緊迫した情勢、まさに危急存亡、...全文を見る
○茂木委員 一年を超えたら憲法違反ですから。  やるべきことをやり抜いた暁にということでありますけれども、昨年、当時の菅総理は、みずからの辞任の条件として三つ挙げられました。二次補正予算の成立、再生可能エネルギー特措法の成立、そして特例公債法の成立、この三つ。これは、考えてみま...全文を見る
○茂木委員 一票の格差の問題、ゼロ増五減、これは総理も優先して取り組みをしなければいけないと。我々はそれでやっていきたいと思います。合意をすればこれはすぐにできると思います。  それから、特例公債の問題でありますけれども、これは恐らく、九月末の予算の執行が三十九・三兆になると思...全文を見る
○茂木委員 特例公債についていつまでも通さなくていいということじゃなくて、タイムスケジュール的に、予算の執行ぐあいでいくといつになりますかということを私は解説申し上げた次第であります。  総理の方でどうしても特例公債を通したいということであったら、総理として全体の政治状況につい...全文を見る