茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○茂木国務大臣 国会きっての政策通の石井政調会長の方から、中小企業の再生、活性化について御質問いただきました。  今回の補正予算案、経済産業省の関連、一兆二千億を計上しております。これは、平成二十一年度のリーマン以降の補正、そして震災対策としての平成二十三年度の補正に次ぎます過...全文を見る
○茂木国務大臣 辻元委員にお答えいたします。  大変いい資料を御用意いただきました。ただ、この色塗り、いろいろな報道等をベースにしながらお書きいただいているのかと思うんですけれども、機械的計算で申し上げますと、福島の第一も含め、五十四基の原子炉のうち、二〇三九年時点で運転開始か...全文を見る
○茂木国務大臣 お答えしたいことがあるんですけれども、発送電分離に関連しての部分だけで。  我が党としては、まず、政権公約でも、これから三年以内に省エネそして再生可能エネルギーの最大限の拡大を図る、これを最初のラインに書いてございます。  その上で、発送電分離も含めました電力...全文を見る
○茂木国務大臣 我が党として、三年間、再生可能エネルギーの最大限の導入を図っていく、このための手法はたくさんございます。例えば固定価格買い取り制度、こういったものを続けていくということもあります。  そして、再生可能エネルギーですから、基本的には発電部門にかかわってまいります。...全文を見る
○茂木国務大臣 甘利経済再生担当大臣も同じだと思いますが、安倍政権においては改革は実行します。この電力システム改革についてもやるんです。  ただ、あしたからすぐに発送電分離にはなりません、先生も御案内のとおり。例えば、さまざまなルール設定があります。行為規制もしなきゃなりません...全文を見る
02月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○茂木国務大臣 鈴木委員のおつくりいただきましたこの資料を見ますと、静岡県にたくさん星があるんですね。実は、企業が新しい製品をつくると、テストマーケティングをやるのは、一番多いのは静岡なんですよ。それだけ静岡県というのは全国で平均的な地域ということになるのかもしれませんけれども。...全文を見る
○茂木国務大臣 重徳先生、二年前からどうされていたかなと思っていたんですけれども、このたびは当選、本当におめでとうございます。  先生は自民党のエネルギー政策についてはよく御案内だと思いますが、御質問いただきましたので、改めてお答えをさせていただきたいと思います。  自民党の...全文を見る
○茂木国務大臣 御質問いただきました商店街、小売業全体の販売額の約四割を占める、地方経済にとって極めて重要な経済主体である。それだけではなくて、委員も市長としていろいろ経験されたと思いますが、地域コミュニティーの主要な担い手としての機能も極めて重要だ、こんなふうに考えております。...全文を見る
○茂木国務大臣 商店街の衰退、さまざまな要因があると思います。  よく言われることが三つございまして、その一つが、やはり大型店の出店の影響。そして二つ目には、都市機能を初め、特に駐車場の問題も含めて、中心市街地の場合、そういった機能が不足をしている。三番目には、全国的に景気が低...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な御指摘、そして御質問をいただいたと思うんです。  やはり私は、人というのはあると思います。小さなお店であっても、例えばお酒屋さん、その県にあります全てのブランドのお酒をそろえて、まさに今インターネットも使えますから、そういうマーケティング機能で全国にそ...全文を見る
○茂木国務大臣 補正予算で、それぞれの事業で、まちづくりの事業が二百億円、そして商店街活性化事業百億円という形で、相当な規模でまずやらせていただくというつもりでおります。  そして、委員御指摘のように、きちんと地域ニーズを反映したものにしていかなきゃいけないということで、まず、...全文を見る
○茂木国務大臣 先月末、ダボスにおきまして、WTOの非公式閣僚会合、そしてダボス会議に出席をしました。その際、米国のカーク通商代表部の代表とお会いをいたしました。そこで、日米の経済関係全般について、さらにはTPPについても話し合いを持ちました。  そこの中で、TPPというのがど...全文を見る
○茂木国務大臣 TPPにつきましては、我々の方針、自民党としては、聖域なき関税撤廃、これを前提にする限り交渉には入りませんということであります。  そして、このTPP交渉の進め方としては、全ての品目をテーブルにはのせます、こういう形にはなっている。そして、高いレベルの経済連携協...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、タリフライン、これまで、TPPじゃなくても、EPAにしてもそうでありますけれども、それからまたFTA、アメリカでタリフラインが大体一万ぐらいあると思います。日本が九千ぐらいになってくると思いますけれども、これまでのさまざまなFTAであったりとかEPAの交渉...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省そしてまた外務省、それぞれの省庁におきまして、事務レベルそしてまた大臣レベルでも話し合いの機会というのは持っております。  そういった中で、個別の品目がどうなるか。これはセンシティブな品目もございます。センシティブな品目については答弁の方も極めてセンシ...全文を見る
○茂木国務大臣 要請文書、きのう、七日付で届いております。  東京電力が昨年二月、福島第一原発一号機の現地調査をしようとした国会事故調に対して、一号機の内部の状態、明るさについて事実と異なる説明を行っていた、こういうふうに聞いております。仮に東京電力が何らかの意図を持って虚偽の...全文を見る
○茂木国務大臣 東京電力福島第一原発事故の収束宣言につきまして、一昨年十二月に、前政権において、原子炉の状態を定量的に評価した上で冷温停止状態の達成を確認したものである、そのように認識をいたしております。  現在、一号機から三号機の原子炉について、注水冷却を継続しており、原子炉...全文を見る
○茂木国務大臣 通告を受けておりませんが、いまだ、福島第一原発、高い放射能状態であることは間違いありません。
○茂木国務大臣 私も、先日、福島第一原発、視察に行ってまいりました。そして、四号機、中に入って実際の状況も確認いたしました。相当、震災の影響を受けた状況というのは残っております。  御案内のとおり、一号機から三号機、さらに放射能状態は高い状態でありまして、そして、燃料棒ではなく...全文を見る
○茂木国務大臣 小宮山委員から御指摘いただきました東京電力の国会事故調への虚偽の説明の件でありますが、仮に東京電力が何らかの意図を持って虚偽の説明をしたとすれば、断じて許されないことだ、このように考えております。  昨日、要請文書を受け取りましたので、昨日、東京電力に対しまして...全文を見る
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○茂木国務大臣 大西委員から御質問いただきました。  まず、エコカー補助金、事実関係から申し上げますと、自民党政権、麻生内閣において導入いたしました。それを民主党政権においても継続していただいた、こういう制度だということを、御地元ですからよく御理解だと思いますけれども、改めて説...全文を見る
○茂木国務大臣 自動車産業は日本にとって基幹産業であります。輸出十四兆円を稼ぎ出す、まさに稼ぎ頭であります。そしてまた、製造業の総出荷額の二割を占める。雇用のお話がありました。関連産業を含めると五百四十五万人の雇用を支える。この国内の生産でありますけれども、ピーク時は千三百五十万...全文を見る
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○茂木国務大臣 財務省が要らないと言っている書類をわざわざ経産省がとることはありません。そして、個別のヒアリングも既に全廃をいたしております。
○茂木国務大臣 大変重要な新しい政策について御指摘をいただきました。  これまでの我が国のエネルギー政策、需要はもう決まっている、そこの中で電力会社が発電量をどこまで積み上げられるか、こういう供給サイドの対応が中心でありました。こうした中、供給側の状況に応じて需要を変化させる、...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど委員の方から御指摘のありました電力システムの改革、これはしっかりと進めていかなきゃならないと思っております。  ポイントは三つございまして、先ほど御紹介いただきましたように、電力自由化の推進、そして送配電部門の中立化、独立性を高める、そして広域系統運用の拡...全文を見る
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御案内のとおり、全国に中小企業それから小規模事業者、四百二十万社あります。それぞれ置かれている状況、また業種も違ってまいります。ただ、大半の中小企業、今デフレに苦しんでいる、販売価格が落ちているわけであります。これをどうにかしなけりゃならない。これが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちいさな企業未来会議についてでありますが、前政権下で様々な地域の中小企業の声等々をお聞きをいただいて大きな成果を上げていると、こんなふうに考えております。我々はそれを発展させていきたいと、こんなふうに考えておりまして、この未来会議を今後はちいさな企業成長...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我々は、これから小さな企業に光を当てていきたいと思っております。今まで以上に当てていきたい、こんなふうに考えております。そして、名称につきましても、単に中小企業だけではなくて、中小企業・小規模企業若しくは中小企業・小規模事業者と、こういった形にしたいと思...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) TPPの担当ではありません。  自動車の海外生産、委員おっしゃるように、今六割が海外という状態でありまして、十年前が四割でしたから、海外生産比率は明らかに上がってきております。  恐らく理由三つありまして、その一つは、日本、デフレで国内の市況が落ち込...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山田委員の方から、昨年でありますから、民主党政権下における新聞報道の関連で自動車の関係、お話をいただきました。経済産業大臣に就任をいたしまして、大臣間での引継ぎも受けております。そして、事務的にもこれまでの事前協議について報告も受けております。私の知り得...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 自民党の公約におきまして、それから先日取りまとめていただきました自民党の外交・経済連携調査会のTPP交渉参加に関する基本方針の中で、二番目の項目として、自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れられないと、このように明記されていることを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国内のガソリンの価格十週連続、そして灯油価格十一週連続で委員御指摘のように値上がりをしております。  ガソリンでいいますと、十週の累計でリッター当たり八・三円、そして灯油は十一週の累計で十・八円と大幅な値上がりということでありまして、この石油製品の価格...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) やっと委員長にも覚えていただいたようであります。  こういった問題が起こっていることに対しましては極めて遺憾だと、こんなふうに考えております。東京電力が何らかの意図を持って虚偽の説明をしたとすれば、断じて許されないことだと考えております。  先般、二...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 家賃負担が生じた場合は賠償の対象となります。  それから、先ほどの件なんですけれども、財物賠償の件で、事業用の資産につきましては昨年の十二月から既に申請を受け付けております。ただ、私も先週末、地元に行ってまいりまして、知事また首長さんから御意見を伺いま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島第一、状況としては安定した状態にあります。ただ、実際に廃炉も残っているわけです。さらには、除染の話があります、賠償の話もあります。そして、被災者の帰還、健康管理、課題は山積しておりまして、これからしっかりと対応していかなければならない。  こういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 収束という言葉は適切ではないと、そのように考えております。我々は使いません。撤回は前の政権に対しておっしゃってください。
○国務大臣(茂木敏充君) TPPに関して聖域の範囲、今の段階で具体的なものを決めているわけではありません。  ただ、若干ミスリーディングなのは、お示しいただきましたこの高関税の品目の例ということでありますけれど、例えば今まで我々がやってきたFTAそしてEPAの交渉も、米は米じゃ...全文を見る
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) さすがアメリカのカリフォルニア大学でがん治療の研究で博士号を取られた古川先生という思いで今御質問をお聞きいたしておりましたが、培養などの細胞加工、今、医療機関自らが、言ってみると家内工業的にやっているという形でありまして、非効率にどうしてもなるわけであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のように、現在の警戒区域、これが新しく帰還困難区域、居住制限区域、そして避難指示解除準備区域と、この三つの区域に見直しがされると。既に対象になっております十一市町村のうち、六つの市町村では見直し済みでありまして、五つの町村について現在見直しの作...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 通告受けておりません質問ですので、確認の上、お答えさせていただきます。
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島第一原発の廃炉に関連した研究の費用であります。  私も、先日、福島第一原発四号機の中まで入ってあの状況を見てまいりました。相当困難な作業をしなければならないと思っております。そこの中で、放射性物質の分析、そして研究の施設、さらには高い放射能下でも使...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的に、福島第一原発の廃炉、これを加速するためのものでありますが、こういった研究拠点、これが福島に形成されることによりまして、人材の育成さらにはイノベーションの促進を通じて福島の再生、経済の再生にも生かしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 賃金の増加を図っていくためには、企業がまず収益を上げて経済のパイ全体が大きくなっていくと。同時に、やっぱり経営者のデフレマインド、これが変わって、その収益が給与であったりとか設備投資に回ると、こういったことが必要だと思っております。  その意味からも、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 林農林水産大臣と同じ考えです。
○国務大臣(茂木敏充君) 原産地規則の件でありますけれど、政府としては、今、交渉中の条文案、そして各国の提案そのものを入手しているわけではございませんが、関係国と協議等、原産地規則を含め、TPPに関する情報収集を行っております。原産地規則につきましては、全体の取りまとめは外務省、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の自動車について申し上げますと、今TPP参加国十一か国のうち、例えばアメリカは自動車で二・五%、トラックは二五%の関税、ベトナムは自動車で七八%、トラックで六八%ということでありまして、自動車若しくはトラック、さらには自動車及びトラックに関税の掛か...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国から東京電力への資金支援につきましては、原子力損害賠償支援機構を通じて二つの方法で行っております。  まず、賠償に充てる資金についてでありますが、交付国債五兆円を原資といたしまして、現在三・一兆円の賠償支援枠を決定いたしております。そのうち二兆円の資...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど私が答弁をさせていただいた範囲でお答え申し上げますと、賠償のために払い込まれました二兆円につきましては、東京電力からの特別負担金、そして東京電力を含みます原子力事業者からの一般負担金によって回収されることとなっております。原子力事業者の収支状況等で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 報告書の内容は真摯に受け止めなければならないと、そんなふうに考えております。これまで安全神話に寄りかかってきたこと、反省をしなければいけないと思っております。複合災害、シビアアクシデントに対する対策が十分ではなかったと、そしてまた、独立性も含め規制機関の...全文を見る
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高原長官の方から今御答弁申し上げましたのは、百平方キロメートルにわたって試掘をしてみたら、もしかすると出てくる可能性のある地質構造がそれくらいの大きさであるという話でありまして、試掘等を進めることによりまして、どれくらいの埋蔵量があるのかと確認をしていき...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の我が国のエネルギーの安定供給を考えたときに、一つは、電源の多様化、LNGであったり、それから再生可能エネルギー、こういった多様化を進めていく、そして燃料の調達先、これも一部の地域に偏らないと、こういったことで多角化を進めていく。そこの中でも、特に我...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど答弁申し上げました多角化そしてまた多様化に加わりまして、当面、火力発電の高効率化、これは極めて重要な課題だと思っております。  特にLNG火力は、火力発電の中でもCO2の排出量も少なく、重要な役割を果たすと考えておりまして、高効率の天然ガスコンバ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国のエネルギー政策につきましては、いかなる事態にあっても国民生活や経済活動に支障がないようにエネルギー需給の安定に万全を期す、これが基本になってまいります。  中長期のエネルギーの需給構造につきましては、総合資源エネルギー調査会の場で来月にも検討を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) フリーランスの個人事業者、いろんな形で対応していかなけりゃいけないと思っております。  経産省といたしましては、個人事業者も含みます下請の中小企業、そして小規模事業者に対して不当なしわ寄せが行かないように、下請代金支払遅延等防止法に基づきまして、発注書...全文を見る
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今お話、福山委員あった中で、決定的な違いがあるんです。第二次菅内閣での基本方針、これは、TPPについてではなくて、EPA、広域経済連携についての一般的な話であります。(発言する者あり)TPPではありません。  それからもう一点、その第二次菅内閣に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国の自動車でありますが、一九七八年以降、これは自動車、そして商用車につきましても関税率がゼロでありまして、開かれた市場であると、このように認識をしております。  その上で、自動車市場に限らず、各国が市場環境の整備を進めるに当たってどういう制度が適切...全文を見る
02月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○茂木国務大臣 事実関係から申し上げますと、関税について、TPPに参加している交渉国に対して我が国が払っている関税は、年間大体四千七百億です。そして、そこの中で自動車が半分ぐらいを占めます。  そして、自動車につきまして、アメリカは既に韓国との間でFTAを結んでおります。恐らく...全文を見る
○茂木国務大臣 最終的な関税の税率等々は本交渉の中で決まっていく、そのように理解をしております。  そして、安全基準につきまして、前原委員おっしゃるように、ライトの位置であったり、つき方、違う部分もございます。日米共通の部分もある。そのように理解をいたしております。
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○茂木国務大臣 萩生田委員、さすがに、市議そして都議を経験されて、国会で本当に現場感覚を大切にされる、こういう観点からの御質問だなと思いました。  バーゼル2とかの議論も必要でありますけれども、本当に地場に根差した中小企業そして小規模事業者に対する資金繰りの支援であったりとか経...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力の廃炉、これは大変重要な問題であります、今進める中で。それの担当は私がやっております。  海江田大臣も、手に忍の字を書かれたり、涙を流されたり、随分苦労されたと思いますけれども、私も、先日も現地視察をしてまいりまして、実際に四号機の中にも入ってまいりました...全文を見る
○茂木国務大臣 海江田委員もよく御存じの上でお聞きになられているんだと思いますけれども、国としてやるべきこと、それから電気事業者としてやるべきこと、さまざまな作業を協力してやっていかなきゃなりません。そういった汚染水の問題、原子力事業者としてやる分野について、その原子力事業者を所...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発についてはさまざまな問題を抱えております。ですから、我々は、収束したとは言えない、こういうお話を申し上げました。そこのところは、言葉の使い方というのは違うんだと思います。  汚染水の問題を含めて、国としてやるべきことはやってまいります。海江田委員も大...全文を見る
○茂木国務大臣 海江田委員のお話を伺っていますと、若干やり方の手法が、民主党と現政権は違うのかなと。  二〇三〇年代原発ゼロを目指す、そこを、まずゴールを決める。結構なんですけれども、その手段も、私が拝見しますと、はっきりしていない。どれくらい現実性があるかはっきりしていない。...全文を見る
○茂木国務大臣 そういった中で、きちんとした、責任も持てる、そして根拠もあるようなエネルギーのベストミックスを決めていきたいと思っております。
03月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○茂木国務大臣 二点について御質問いただいたと思っておりますが、確かに日本は地震の多い国であります。  同時に、残念ながらエネルギー資源に乏しい国でありまして、我が国のエネルギー政策の基本、これは、いかなる事態においても国民生活であったり経済活動に支障がないようにエネルギーの需...全文を見る
○茂木国務大臣 ガソリンの価格でありますけれども、上昇要因は幾つかあると思うのですが、一つは、原油価格が国際市場で上がっていることと、ここに来まして円高というものが是正されてきたという形でありますけれども、原油価格そのものは比較的足元が安定をしてきましたので、現段階で今のガソリン...全文を見る
○茂木国務大臣 固定価格買い取り制度とも関連いたしました再生可能エネルギーの導入量でありますが、政府として、かちっとした目標値を設定しているわけではありませんが、今年度中に二百五十万キロワットの発電設備が導入される、こんな見通しを立てております。  十二月段階までで百十七万キロ...全文を見る
○茂木国務大臣 時間が来ているようですので、簡潔に申し上げます。  今委員の方からいただきましたデータといいますか数字でありますけれども、フローベースではそうなんです。確かに、リーマン・ショックのすぐ後ですから、我々も三十六兆円の資金繰り対策を実施しまして、十九兆の保証がつきま...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○茂木国務大臣 お答え申し上げます。  私が先日国会で答弁させていただきましたのは、ステップ2の完了宣言についてではなくて、事故収束宣言についてお尋ねがありましたので、そのことにつきましてお答えをさせていただいた次第であります。  確かに、東京電力福島第一原子力発電所につきま...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の方から、慎重に御発言をという話がありました。慎重になるから、事故収束宣言というのは、やはり地元の皆さんにとってもさまざまな臆測を呼ぶのであろうと。  そして、委員おっしゃる区域の見直しは進めているわけであります。既に六地域につきましては区域の見直しは終わり...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的に、土地価格の算定につきましては、違いはないと考えております。  ただ、東電による賠償の場合は、数多くの被災者の方に対します迅速な賠償を行っていかなければいけないということで、基本的には公示価格をもとに支払うことにしている。公示価格をもとに支払うということ...全文を見る
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○茂木国務大臣 村岡先生から御質問いただきました。  お父様の村岡兼造元官房長官、私も大変お世話になりまして、運輸大臣、そして自民党の総務会長をお務めになり、たしか住専国会のときは国対委員長で、私も副委員長で、いろいろ御指導いただきました。非常に丁寧に仕事を進められる方で、その...全文を見る
○茂木国務大臣 平成二十年度から農商工等連携促進法が施行されることになりまして、中小企業者と農林漁業者が共同して行う新商品開発に対して補助金であったりとか低利の融資の制度を設けたわけでありますが、平成二十三年度から、これに加えまして、先端技術を活用した農業システムの実証支援、こう...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘の、ファッションにしても、それからコンテンツにしても、さらには食文化にしても、国際化していくんだと思います。  林大臣が先ほど答弁されたように、中国でもラーメンは日本食と。逆に、おすしの軍艦巻きのイクラ、これはロシア語なんですね。意外なところでグローバ...全文を見る
○茂木国務大臣 新しい安全基準、今総理の方からも答弁させていただいたように、七月の十八日までには公布、施行という予定であります。  それで、安全委員会におきまして、どの原発を優先的に、まずは安全性をチェックしていくか、これも含めて安全委員会の方でお調べをいただくということになっ...全文を見る
○茂木国務大臣 小熊委員もよく御案内だと思いますけれども、原発、これは現在稼働していないものにつきましても安全性の確認ということは必要になってくる。そして、動かさなくても防護措置をとるということは必要になってくると考えております。
○茂木国務大臣 福島県内の原子力発電所につきまして、一昨年の十月に福島県議会におきまして、福島第一そして第二原発の廃炉を求める請願を採択された。そしてまた、一昨年の十二月に福島県が、国及び原子力発電事業者に対して、県内の原子力発電所については全て廃炉とすることを求める旨を示した復...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○茂木国務大臣 第百八十三回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び今後の取り組みにつきまして、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣、原子力損害賠償支援機構担当、原子力経済被害担当大臣、産業競争力担当大臣として、申し述べさせていただきます。 ...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○茂木国務大臣 でっち上げという言葉は、ちょっと私は過ぎているんじゃないかなと思います。  委員も御案内のとおり、外部の被曝線量、それは人の行動パターンによってもそれぞれ違ってくるわけであります。そして、御案内のとおり、避難区域の見直し、これを行うまでは、住民は避難してその地域...全文を見る
○茂木国務大臣 我々としては、被災地の皆さんの一日も早い帰還、このために最大限努力をしていきたいと思っております。そこの中で、さまざまな基準につきましても、不断の見直しが必要だと思っております。  ただ、その一方で、帰還を早めたい、そのために安全の基準を緩めることはできない、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 四号機、私も屋上に上りました。そして私は中にも入らせていただきました。これから、廃炉の作業、かなり困難をきわめると思っております。  それで、福島第一原発についてでありますが、一昨年の十二月に、原子炉の状態を定量的に評価した上で、冷温停止状態になった、これが確認...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギー政策については、国の責任においてきちんと決めていきます。  一方で、原発の再稼働の問題でありますが、法律がどうなっているか。御案内のとおり、改正原子炉等規制法に基づきまして、原子力規制委員会において原発の安全性の確認が行われる、こういうことになっており...全文を見る
03月14日第183回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○茂木国務大臣 お答え申し上げます。  我が国のiPS細胞等の研究分野、御指摘のように世界トップレベルであります。特に、iPS細胞の研究や実用化に必要な培養装置等の周辺産業は、高度かつ洗練された技術力を持つ、まさに日本の強みが発揮できる分野である、こんなふうに考えております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 岸本委員は、大蔵省の方から経産省に出向していただいて、初代の課長ということで、このクール・ジャパン、コンテンツも含めて、我が国の可能性それから課題についてもよく御案内の上で御質問いただいたと思うんですが、日本のコンテンツ市場は大体十二兆円です。アメリカが三十兆を超...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○茂木国務大臣 塩谷理事とは、一昨年、昨年と、党の執行部として、総務会長、政調会長として、経済政策、そしてまた政権公約の取りまとめ等々に一緒に当たってきたわけでありますが、まさに経済の再生、景気の回復が一丁目一番地。  安倍政権が発足して二カ月半たつわけでありますが、株価の方も...全文を見る
○茂木国務大臣 塩谷理事、文部科学大臣も経験されて、日本のイノベーションの重要性、新しいフロンティアを開いていく、非常に造詣の深い方でありますが、今、成長戦略で大きく考えていることが三つございます。  その一つが、日本の新たなフロンティアを見出す。そして、こうしたフロンティア、...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、塩谷理事の御指摘のとおり、大企業においては、相当いい流れというのが見えてきたような気がいたします。  今週の春闘を見ましても、例えば自動車産業、全てが賃上げ、満額回答、こういう状態になり、業績も上がってきております。  しかし、その一方で、御指摘の地域...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども御答弁を申し上げましたように、四百二十万社に上ります地方の中小企業、小規模事業者はまさに日本経済の根幹でありまして、地域経済と地域の雇用を支える重要な存在であります。特に、全国三百六十六万社に及びます小規模事業者の活力を引き出すことが日本経済の再生に不可欠...全文を見る
○茂木国務大臣 第二次安倍内閣、まさに再チャレンジのシンボリックな内閣だ、こんなふうに思っております。  そして、御指摘のように、日本は開業率を廃業率が上回る。しかも、開業率でいいますと、欧米の半分ぐらいしかいっていない。この開業率をいかに上げていくかという中では、やはり、失敗...全文を見る
○茂木国務大臣 秋元委員から御指摘をいただきましたクール・ジャパン、しっかりと進めていきたいと思っています。  日本には、アニメ、コンテンツ、ファッション、そして食文化、世界に評価されるさまざまなすばらしいものがあります。こういったものをもっとしっかりと海外に展開していきたい。...全文を見る
○茂木国務大臣 今の日本は、恐らく二回目のエネルギー制約に直面している。一九七〇年代、二度の石油ショックを経験いたしまして、それを乗り切る中で、さまざまな省エネ技術、そして省エネ製品、こういったものも生み出してまいりました。今回さらに、その省エネについて、製品でやるべき部分、それ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、これまでの日本のエネルギー政策、さまざまな反省材料はあるんですが、そこの中の一つがまさに、需要というのは所与のものだ、こういう前提で、いかに供給側を積み上げるか、こういうことで考え過ぎてきたのではないかなと思っておりまして、御指摘のように、スマ...全文を見る
○茂木国務大臣 再生可能エネルギーを最大限導入していく、これを考えたときに、一番大きな課題の一つはやはり電力の安定化ということになってくるわけでありまして、その意味からも、委員御指摘の蓄電池の技術、これを開発し高度化していく、こういったことは極めて重要だと考えております。  委...全文を見る
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  電力システムの改革は、新規参入の促進であったり競争環境の整備によりまして、電力を安定的かつ低廉に供給していく、こういったことを進める上で、今、新しいエネルギーの制約に直面している日本にとっては避けては通れない改革だ、こんなふうに考えてお...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍政権、委員御指摘のとおり、三本の矢で日本経済の再生を果たすということでありまして、確かに、大胆な金融緩和というと、大胆なという言葉だけでという思いはあるかもしれませんけれども、実際に、我々が政権についてから、日銀、物価目標を明確に二%、こういったものを定めて、...全文を見る
○茂木国務大臣 委員から、民主党政権、三カ月でさまざまな経済政策をおまとめになったと。それは、新政権につかれて、経験がない中でそれだけの作業をされたということについては、私は敬意を表したいと思います。  ただ、同時に、重要なことは、具体的な成果をどれだけ出すかということなんだと...全文を見る
○茂木国務大臣 近藤先生、お言葉ではありますが、そうなると、基本計画、これでは原発が半分なんですよ。これを本来でしたら、二〇三〇年代に原発ゼロを目指すというのなら、皆さんの時代に、原発が半分を占める、これを見直された方がよかったんじゃないかな、私はこんなふうにまず思います。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、原油であったり灯油であったり、重油も含めて、ここ十週間ぐらい値上がりが続いてきた。これは、恐らく二つの原因があるんだと思います。  その一つは、今御指摘のように、過度な円高の是正がここに来て進んできている。一方で、原油価格そのものがずっと上がったわけであり...全文を見る
○茂木国務大臣 先生の山形もそうでありますけれども、私の栃木も完全に車社会でありまして、一家に一台じゃどうにもならないんですね。一家に二台、三台という状況でありまして、もう生活の必需品であります。  同時に、自動車産業、輸出高が十四兆円を超える、日本経済にとっても稼ぎ頭でありま...全文を見る
○茂木国務大臣 委員、おっしゃるとおりだと思っております。貿易立国である我が国、やはり、さまざまなレベルで経済連携を進める、こういったことが重要だと思っております。  そこの中で、このTPPの意義というものは、一つ、委員おっしゃったように、これから、アジア太平洋地域、こういった...全文を見る
○茂木国務大臣 原発事故からの収束、収束宣言について私も何度も質問を受けておりますけれども、前政権におきまして第二ステップが完了された、そして今、炉の状態が低温で安定している、この状態は変わっていないと思っております。  ただ、収束という言葉について、撤回撤回というお話があった...全文を見る
○茂木国務大臣 炉の問題につきまして、また廃炉の問題につきまして、事業者で取り組む部分はありますが、研究開発を含め、国がしっかりとした役割を果たしていかなきゃならない。経済産業省として、しっかり取り組んでいきたいと思っております。
○茂木国務大臣 幾つかの大きな課題があると思いますけれども、放射性物質が空中から放出される、これを少なくしていくという問題。それから二つ目に、地下水を含めて、水の形で出ていく、これを防止しなければならない。さらには、既に港湾内の海水中にも放射性物質が流出しておりまして、これの濃度...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な課題だと思っております。  そして、委員も補佐官として現場の指揮に当たられた。試行錯誤の中で大変な作業であったと思います。そういったことをやっていただいた成果は出ておりますが、まだ道半ば、これから取り組むべき課題としては極めて大きいと思っております。
○茂木国務大臣 率直に申し上げて、場所によって違っているところがございます。  二〇一一年三月の事故の後に、東京電力は、同発電所から高濃度の放射性廃棄物を含みます汚染水を海洋に流出させた。このことから、港湾内の海水中には放射性物質が残存しておりまして、この濃度を低減することが課...全文を見る
○茂木国務大臣 委員がおっしゃるような想定をして、いろいろな対策をしていくことは必要だ、そんなふうに私は感じております。  昨年十二月に東京電力が、港湾内に地下水が流れ出ていると考えられる三つの代表地点で調査を行いまして、いずれの地点からも放射性セシウムが検出されず、地下水を経...全文を見る
○茂木国務大臣 先般、港湾内の魚から高い線量の放射性物質が検出された、そのことは承知をしております。ただ、きょう通告いただいておりませんでしたので、具体的な数字がどれくらいか、それにつきましては、ちょっと事実関係は、委員のおっしゃったことでありますから正しいんだと思いますが、承知...全文を見る
○茂木国務大臣 地下水の流入をどういった形で防ぐか、そしてそれが汚染水に到達しない形をつくっていく、また汚染水をどういった形で保管するか、またその汚染した水が海洋に流れ出ないようにするのにはどうしたらいいか、それぞれ極めて重要な課題だと思っております。  委員が九十六日間取り組...全文を見る
○茂木国務大臣 地下水の問題は、きょう委員るる御指摘いただきましたが、極めて重要でありまして、現実として、四百立米の地下水が毎日流入しているということは間違いないわけであります。そして、タンクにためても、あと何年かでは、これだけの方法では済まないということも事実であります。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 TPPについて質問を受けたわけでありますけれども、先ほど、民主党とそれほど変わらない、見せ方がうまかった、こういうお話があったんですけれども、例えば、先日も質問を受けましたけれども、民主党は党としてTPPに臨む方針を決めました、そのときは、センシティビティーがある...全文を見る
○茂木国務大臣 報道については承知をいたしております。そして、一月の末、スイスで行われましたダボス会議、そしてWTOの非公式閣僚会議に出席した際、通商政策のアメリカの私のカウンターパートでありますカーク代表ともお会いをして、さまざまな日米の通商問題につきまして意見交換をさせていた...全文を見る
○茂木国務大臣 関税で申し上げますと、日本が今、TPPに参加を表明しております十一カ国に支払っております関税が、ちょっと私の記憶ですけれども、大体年間四千七百億ぐらいになると思います。そのうち、アメリカの自動車部分、乗用車二・五、そしてピックアップトラック二五、この部分で八百億ち...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、先日の所信で、今、委員が引用していただいたような表現を使わせていただきました。  これまでの取り組み、さまざまな反省材料もあると思いますけれども、大きく二点だと私は思っております。  その一つは、やはり、地層処分を進める、その必要性、安全性に対する国民...全文を見る
○茂木国務大臣 バックエンドの問題、これは日本だけではなくて世界の各国が今悩んでいる、模索をしている、そういう難しい問題であります。もちろん、難しい問題だから解決しなくていい、こう考えているわけではありませんし、少なくとも、これだけ廃棄物が既に現状においてもたまっている、こういっ...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、再稼働の問題、さらにはサイクル政策をどう進めるかという問題、そして最終処分の問題、これはそれぞれに分けて考えられる問題ではありません。全体として検討していく、そういう問題だと捉えております。
○茂木国務大臣 最終処分地の決定、これは早めなければいけない。そして、先ほど申し上げたように、これまでの反省も踏まえて、きちんとこの安全性について、国民に対して説明責任を果たしていく。同時に、この説明について、地元の負担が大きくならないように、やはり国がきちんと責任を持つ、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 将来の国の形、例えば道州制といったものを考えたときに、相当やはり、国としてやるべき外交安全保障、それから国全体の税制、それと例えば、地域の福祉であったりとか地域の産業振興、国と地方の役割分担というのは変わってくる、こんなふうに基本的には思っております。  その上...全文を見る
○茂木国務大臣 質問の御趣旨が、できるだけ地方でやれることは地方で、こういうお話でありましたから……(今井委員「民間でということです」と呼ぶ)民間で。  民間でやれることは民間でやる、そして規制緩和を進めていく、こういったことは必要だ、そんなふうに思っております。
○茂木国務大臣 私もかつてマッキンゼーという極めて熾烈な競争をする外資系の企業におりました。アップ・オア・アウトというんですよ。昇進するか首になるか。毎年、そういう世界で暮らしていました。  恐らく、ファンドをつくるにしても、問題は人材なんです。ほとんどファンドをやったことのな...全文を見る
○茂木国務大臣 出せる情報を出したいと思いますが、民間に出資した場合に、その全ての民間企業の情報が出せるわけではないということは、委員もよく御理解いただけると思います。
○茂木国務大臣 恐らく、電気通信と電気事業、それを一律に扱うというのは難しいんだと思うんですよ。  というのは、通信の場合は、ある意味、ネットワークを張って端末を持つ、こういった形は当然、交換機等々が必要でありますけれども、やり得る商売であります。それに対しまして、電気は発電部...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、商社でやられている商売とこういった事業の違いというのもあるんだと思います。そして、設備産業なんですね。いろいろな新規の参入を進めていかなければならないという中で、もちろん、発電の部門の自由化も進める、そして小売の自由化も進める。そこの中で、事業者が交渉上優...全文を見る
○茂木国務大臣 実際に、発電の部門におきましても新規の参入はあるわけであります。そして、どうしても発電コストが高くなってしまう再生可能エネルギー等々につきましては、固定価格買い取り制度、こういった制度も導入することによりまして、再生可能エネルギーを広げるのと同時に、新しい事業者も...全文を見る
○茂木国務大臣 メタンハイドレートの話をお答えさせてもらう前に、今、委員の、私の答弁に対する取りまとめを聞いておりまして、若干、もしかすると誤解されているんじゃないかなと思う。  現行の制度の料金につきましては、一般電気事業者、これが規制料金でやっているわけであります。そして最...全文を見る
○茂木国務大臣 全国に今、四百二十万の中小企業があります。そのうちの九割は小規模企業です。  私は、その小規模企業を含めた中小企業は、地域の経済の担い手、雇用の担い手だと思っております。決して構造不況業種ではない、このことは強調させていただきたいと思います。そして、すぐれた技術...全文を見る
○茂木国務大臣 地方におろせるものは、おろしてまいります。また、地域ごとにそれぞれ違っている状況がありますから、それに合った取り組みをするように、これからも、地方の経済産業局であったりとか、しっかりと指示をしてまいりたいと思っております。
○茂木国務大臣 これからの成長戦略、幾つかの柱で考えておりますが、そこの中の一つが、委員からも今御指摘をいただきました戦略市場創造プランということになってきます。  同時に、既存の産業につきましても、先ほども申し上げましたが、日本はまだ開業率と比べて廃業率が高い、もっと開業率を...全文を見る
○茂木国務大臣 一昨年来の原発の停止に伴いまして、電力会社、全体でいいますと、年間で三兆円を超えるような発電コストの増加があるのは確かであります。ただ、委員御指摘のように、それは電気料金の値上げといった形で企業や家計に広く影響を与えるものでありまして、慎重に検討しなければならない...全文を見る
○茂木国務大臣 北朝鮮への制裁の国会承認、この時期になってしまっている。反省でもあるんですが、前政権から引き継いだ部分もありますし、そして国会全体としても、どういう形の承認のプロセスがいいかお考えいただけるとありがたい、こんなふうに思っております。  期間につきましては、委員御...全文を見る
○茂木国務大臣 自民党として、国民の皆さんにさきの総選挙でもお約束申し上げたのは、聖域なき関税撤廃、これを前提とする限り交渉参加には反対ですという話でありまして、TPPに、交渉参加に反対、こういうことは一言も申し上げておりません。そして、先日のオバマ大統領と安倍総理の日米首脳会談...全文を見る
○茂木国務大臣 原発の安全性につきましては、委員御指摘のように、原子力規制委員会の専門的な判断に委ねる、こういうことになっております。そして今、この規制委員会の方で新しい安全基準策定を行っておりまして、この三月から四月中にかけまして、新安全基準の条文案の取りまとめを行いまして、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 特会の方から五百億円の出資を行う、このことは国として決めております。その意味で答弁をさせていただきました。もちろん、法案としては正式に提案をしまして、国会で御審議をいただきたいと思っております。  民間の資金を呼び込む、平たく言いますと、共同出資をしていくという...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、知財戦略は日本にとって極めて重要だと思っております。  私が最初にこの問題を感じましたのは二十五年前なんですよ。一九八八年、私が一冊目の本を書いたんです。「都会の不満 地方の不安」という本なんですけれども、本を書いて一カ月後ぐらいに韓国に行っ...全文を見る
○茂木国務大臣 大きな問題として、ここ数年間、もう少し長い期間でありますけれども、日本は、デフレ、そして景気の後退が続いていた。こういった中で、特にリーマン・ショック以降は、我が国の企業の研究開発費であったりとか知財関連の予算、これを企業は抑制した、こういう面もあると思います。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、公正取引委員会によります立入検査が入っておりますのは関西電力の方だ、こんなふうに承知をいたしております。  それで、関西電力の料金値上げの申請に係る電気料金審査専門委員会の査定方針案におきましては、送電線工事を含めた工事費用や資材の調達価格につきまして、一〇...全文を見る
○茂木国務大臣 アメリカの場合、近年、シェールガスの生産拡大ということで、かなり国内の市場価格が落ちてきておりまして、委員の図にありますように、百万BTU当たり大体三・四ドルと低水準であります。国内で出るわけですね。  一方、日本の場合は、残念ながら国内でそれだけの天然ガスの生...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は、LNGの輸入、これは先ほども言いましたように、その液化、そして輸送に要するコストがかかるとともに、原油価格に連動した価格決定方式、これに基づいた長期契約となっているケースが多いために、原油価格が高水準で推移しているという背景がありますと、どうしてもLNG...全文を見る
○茂木国務大臣 全ての原因というわけではありませんで、例えば原油価格が、先ほど申し上げたように、どう変動するか、こういうことによっても変わってきます。原油価格が徹底的に安くなれば、それが安いコストにつながることもある。  ただ、今後の問題として申し上げますと、やはり、総括原価方...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、揚げ地によってばらばらというよりも、契約した時期によって変わってくる、これが基本であります。たまたま、着いた時期が一緒でありましても、契約した時期が違ってくれば、価格は当然、長期契約でやっておりますから、そこの中で五年ごとの見直しなんかを行っておりますけれ...全文を見る
○茂木国務大臣 原発の再稼働につきましては、規制委員会におきまして、新しい安全基準のもとで原発の安全性を確認する、そしてその上で、確認されたものにつきましては、炉の設置者の方で動かすことが可能になる、こういう法律のたてつけであります。  その上で、原発が稼働することによって、電...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、例えばLNGの価格にしても、これから将来的にはシェールガス、こういったものが調達できる、そういった努力も進めていかなきゃならない。今の時点のことじゃないんです。今後のことも含めて、価格というのは、料金申請というのは見ていかなくちゃならない。  毎日、料金...全文を見る
○茂木国務大臣 原発の再稼働につきましては、法律的に、先ほど申し上げましたように、規制委員会が安全性についてはチェックをします、確認をします。安全性がチェックされた原発につきましては、事業者におきまして再稼働することが可能になるというわけであります。そういった法律の仕組みなんです...全文を見る
○茂木国務大臣 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○茂木国務大臣 西川先生と同じ栃木県、農業県の出身でありまして、西川先生はまさに農業の問題だけではなくて通商政策にもお詳しい。これからもこの交渉の中でいろいろ御指導いただきたい、そう思っております。  さきの日米首脳会談で、安倍総理がまさに国益をかけた会談、我が国の一定の農産品...全文を見る
○茂木国務大臣 自民党は、昨年の衆議院の選挙公約の中で、これからの日本の姿として、貿易立国プラス産業投資立国、こういった双発型のエンジンを持つ経済をつくっていく。今先生御指摘の、海外の配当であったりとか利益を日本に還元する、そしてその利益によって雇用を国内でふやしたり、また高付加...全文を見る
○茂木国務大臣 TPP参加十一カ国に対して我が国が支払っております関税全体でいいますと、年間に四千七百億円、そしてそこの中でアメリカの自動車の分野、これが八百億ということですから、二割近い、相当大きな額になってまいります。  先日の日米首脳会談におきまして、安倍総理、オバマ大統...全文を見る
○茂木国務大臣 自動車分野を含めて、現在協議中であります。
○茂木国務大臣 日米共同声明におきましては、委員おっしゃるように、自動車部門や保険部門に関する残された懸案事項に対処し、その他の非関税措置に対処し、及びTPPの高い水準を満たすことについて作業を完成することも含め、なされるべきさらなる作業が残されていると。完了する部分もあると思い...全文を見る
○茂木国務大臣 アメリカが、自動車につきまして、乗用車二・五%の関税、そして、トラックにつきまして関税二五%。これは事実です、現状におきまして。  そして、私もさまざまな新聞報道に接しております。そして、今、日米間での協議につきましては、まさに協議中、こういった状況が現実であり...全文を見る
○茂木国務大臣 先日の日米共同声明は、安倍総理、オバマ大統領との間で、一定の農産品についてセンシティビティーがあると初めて認めさせた、これは今後の交渉において非常に大きな意義を持ってくる、このように考えております。そうなりますと、その一方で、当然、米国にも、以前からの主張、工業製...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には、私、正しい方向だと思います。  ただ、八〇年代の情報通信の、いわゆるネットワークの中立化、そして独立性の確保と、若干、電力は違いがありまして、今、例えば情報処理とネットワークが一体化をしております。ところが、当時においては、まだ、電力では発電に当たる...全文を見る
○茂木国務大臣 企業のタイプ、産業のタイプによって違うと思いますが、大きく三つぐらいあると思います。  一つは、委員御指摘のように、日本の場合、ある特定の産業に企業、事業者の数が多過ぎる、こういう問題。そして二つ目には、やはり会社の中でも事業を新しくしていかなくちゃならない、そ...全文を見る
03月19日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  第百八十三回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び今後の取組につきまして、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償支援機構担当)、原子力経済被害担当大臣、産業競争力担当大臣とし...全文を見る
03月21日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安井委員、マッキンゼーで一緒に仕事をさせていただきまして、マッキンゼー、一九七〇年に日本に進出をして、私が恐らく第二世代ぐらいになるんだと思います。第一世代というのは、マッキンゼーが何の会社か分からずに入ったグループで、それなりに優秀な方だったんですけど...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の試算ですね、これまで前政権において行われてきた試算、農水省は農水省で出す、経産省は経産省で出す、内閣府は内閣府で全く違った数字を出す。そうすると、国民の皆さんから見ても、一体どれが正しいんだと、また本当の影響はどうなんだろうかと、こういう御疑念を持...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどの若干補足をさせていただきますけれども、経済構造調整を終えた後の中長期的な姿ということは、例えば即時撤廃が若干遅れれば、また経済構造調整には時間が掛かります。分野によってそれぞれ五月雨式に起こってきても、これは御案内のとおり、GTAPモデルを回せば...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この自動車もそうでありますが、更に保険、そしてその他の非関税障壁と、これは今回日本がTPPに参加する、参加しない、これに関係なく従前からアメリカが二国間の問題として大切な問題だということで指摘をしてきた、その部分というのが項目の中に入っていると、こんなふ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、経産省として、この自動車関税の撤廃、例えば韓国とアメリカのKORUSと比べて云々、こういう説明を強調していたというのは多分前の政権の時代のことだと思います。少なくとも、私が大臣になってから、その項目をナンバーワンにいろんな説明をしているということは...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本のインフラそしてシステムの輸出、前政権のときから積極的に取組をされてきたと。やっぱりこれは日本の技術、そしてノウハウの結晶だと思います。  例えば鉄道網、鉄道を最初につくったのはイギリスでありますけれども、発車時間そして到着時間、これの遅れのなさと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) このフィリピンの事案につきましては質問の通告受けておりません。  具体的に、個別の事案でありますから、内容につきまして精査しまして、改めて、もしよろしければ報告をさせていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) 御質問のありました不正競争防止法第十八条第二項ですね、具体的に含まれますのは、外国政府又は地方公共団体において立法、行政、司法機関に属する狭義の外国公務員、第一号、これがまず規定されております。これ以外に、公的機関に従事する者、これが第二号です。そして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発のインフラ輸出、これに関しては、まず福島第一であれだけの事故が起こってしまった、この教訓、反省、そういったものを十分踏まえた上でなければいけない、そんなふうに私は考えております。  その上で、私も、先日もサウジ、アブダビに行ってまいりました。また、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本計画につきましては、総合部会での議論が始まりました。年内に大きな方向性について取りまとめをお願いしたいということで議論をスタートしていただいております。  一方、エネルギーのベストミックスの話でありますが、我々としては十年以内といったことでエネルギ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安井委員、私の性格もよく御存じなんだと思います。その性格の私が十年以内と言っていると、それぐらいやっぱり時間が掛かる問題なんだと、そんなふうに私は考えております。  ただ、そこの中で私が申し上げたいのは、やる重点というのは絞っていきたいと。ですから、冒...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 配電盤を中心とした不具合が出たということでありまして、細かい説明、必要であれば説明、資料に基づいてやらさせていただきたいと思いますが、事故が発生した当日、私も事務方を通じて連絡を受けました。そして、東電の方に対しても、責任ある決定できる人間、それがきちん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) TPPの交渉参加につきましては、安倍総理が、先日のオバマ大統領との首脳会談で、このTPPが聖域なき関税撤廃を前提とするものではないと、こういう確認を取り、そして国内に戻りまして様々な声、これを聞いた上で、最終的に参加ということで決断をされました。今後は、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 賛成、反対というより、この交渉参加を決断されて、まさにこれから交渉に向けた準備を進める、そして交渉に入っていくわけであります。賛成というより、私はその当事者の一人として全力を尽くしていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 正確に申し上げたいと思うんですけれども、私は評論家ではありません。外から見てこれが、何というか、賛成、反対というより、当事者の一人としてしっかり交渉に臨んでいきたいということであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 既にこの問題につきましては、安倍総理が交渉参加、これを表明されました。そして、日本経済再生本部、これは全閣僚が出席する会議であります。そこにおきましても、安倍総理から、その参加と、こういう決断が示され、全員が了解をしたところであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 総理の決断、これを支持いたしました。今でも支持いたしております。もちろん、交渉に臨んでいくと。  ただ、語弊がありますのは、参加に賛成か反対かと、こういう外部の立場ではない、これからまさに国益を懸けた交渉に臨んでいくと、こういう主体的な立場で私は答弁を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御推薦いただいております。そして、JAとの間では、例外なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉参加に反対と、これはまさに私が政調会長時代に党としてまとめた政権の方針、公約であります。この我々の公約について確認をさせていただきました。
○国務大臣(茂木敏充君) 参加いたしておりません。  ただ、事務所間のやり取りの中で、名前が一時間違ってホームページに記載した時期がありますけれど、私が了解して参加をしたということはございません。また、もちろんその会合には一度も出席をいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 送配電の分離につきましては、既に電力システム改革専門委員会で検討がこれまで行われてきまして、十数回の御議論をいただきました。そして、その報告書の中で、実質的に送配電部門の中立性、独立性が確保されることが重要、こういう考え方に立った提言が行われておりまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今まさに政府方針をこれから決定していくという段階であります。そして、その政府方針に沿って所要の法案、国会の方に御提出を申し上げたい、御審議をいただきたいと思っております。そして、まだ政府方針も閣議決定しておりませんので、その後の法案は確実にこうなりません...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 実質的に送配電部門の中立性、独立性が確保されることが重要だ、こういう専門委員会の御提言もいただいております。これにつきましては私も全く同じ意見であります。
○国務大臣(茂木敏充君) 大久保委員もマーケットのことをよく御存じだと思います。この問題につきましてマーケットがどういう反応をするか、そういったことについては慎重な答弁にならざるを得ないと、私はそんなふうに思っております。  具体的に個々の事項についてどういう懸念を委員なりがお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システム改革を実施するに当たりましては、安定供給の確保、こういったものは大前提だと考えております。  法的分離を行うにしても、機能分離にするにせよ、送配電部門の中立化に当たっても、電力の安定供給に必要となる資金調達に支障を来さない方策を講じるという...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 送配電部門の中立化が実施される前に発行した一般電気事業者の社債、既発債についてお答えをすればよろしいですか。それでよろしいですか。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、その既発債について申し上げますと、財産上の権利に実質的に影響を与えない、このことがまず一番必要だと思っておりまして、平成九年のNTT法の改正では、NTTを株式会社化するに当たって、そのときまでに発行されている社債に係る債務について、関係会社間の連帯...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な認識につきましては委員と認識を共有しております。ただ、今後、実際に改革がどう進んでいくか、そういった中で資金調達環境はどうなっていくのか、こういったことも見極めながら、安定供給に支障を来さない、そして資金調達に支障を来さない、こういう方策をきちん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 極めて専門的といいますか、細かい議論に入っています。もう一回確認をします。法的分離に関しての会社の資産、負債の取扱いについてお聞きになられているということでよろしいんですか。  送配電部門の中立性確保の方策として、仮にでありますが、法的分離が選択された...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一般的だということですね。
○国務大臣(茂木敏充君) 企業会計においては、投資額の回収が見込めなくなった場合には資産の減損処理を行うと、こういうことなわけですね。そして、原子力発電所、一時稼働していないという状況であっても、未来永劫使えないということを会社側で判断するかどうかということによって、この資産の減...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発の再稼働の問題、これにつきましては、新しい法律で独立した原子力規制委員会において安全性の確認を行うということになっております。そして、安全性が確認された上では、個々の炉の設置者におきまして再稼働が可能になるということであります。そして、この新安全基準...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) しっかりとした対応を取ってまいりたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 松村委員には、商工政策、そして特に中小企業・小規模事業政策につきましてはまさに我が党の第一人者、御活躍をいただいておりますが、アベノミクス、そしてこれからの日本経済の立て直しにつきまして御質問いただきました。  まさに、強い経済を取り戻す、そして景気を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松村委員から御指摘をいただきました今回の緊急経済対策、我々として進める経済対策のまさに第一弾といったことで策定をし、そして予算としても成立を見たわけであります。参議院で一票差と、薄氷を踏むと、こういうことを薄氷と言うのかな、こんな思いも持ったところであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松村委員、さすがにやはりこの小規模事業の政策の第一人者だと、中小企業四百二十万、そしてまた小規模事業者がそこの中で三百六十六万、八七%と、数字もすらすらと全て頭に入って、それだけではなくて、その実態もよく御存じなんだなと、こんな思いを持ちながら今の質問を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の安倍新政権、太田先生にも国土交通大臣として参画をしていただきまして、まさに自公一体になってこの長引くデフレからの脱却を図っていく、全力を傾けていきたいと思っております。  そこの中で、三本の矢をきちんと進めると。一つは、やはり長引くデフレから脱却...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な御指摘だと思っておりまして、我々も十五か月予算、そこの中で補正を組み、そして本予算と行くわけですけれど、最初の貨車、この補正が早くスタートしなければ本予算で切れ目のない対策も打てない、こういう思いで、平成二十四年度の補正予算の執行につきましては...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 被災地の産業の復興、それから、特に被災地におけます中小企業、小規模事業者の資金繰り支援、公明党の皆さんからもいろんな御指摘をいただきまして、そういったものも取り入れながら今施策進めているところでありますが、今、被災地全域におきまして三十二万人に及ぶ方々、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国内の石油製品小売価格、もうこれは様々な影響を産業、家計にも及ぼすわけでありまして、これが為替相場の動向であったりとか国際的な原油価格の上昇などによって上がってきたということでありますけれど、昨年末以来上昇を続けてきたんですけれど、ここに来て、一服という...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全体の景気の動向、回復の兆しが見えていると、こんなふうに私考えておりまして、私も赤坂に住んでいるんですけど、赤坂通りからちょうどTBS、サカスのところに行きますと、その反対側にコーヒーショップがあるんですよ。そこの二階に時々私行きまして、ベランダといいま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) クール・ジャパンにしてもそうでありますけれども、日本はいいコンテンツ、アニメ、さらには食文化、様々、海外で展開できる分野を持っております。しかし、そういったものの展開状況がどうかといいますと、例えばコンテンツ市場、日本は十二兆円ぐらいの市場がございます。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 補正予算につきましては速やかな実行が極めて重要だと、そのように思っておりますが、どうしても例えば公募を行う事業というのは実施まで一か月にできないと、そういったものも出てまいります。ただ、先ほども申し上げましたように、例えば設備投資、企業が国際競争力を回復...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 税というのは極めて私も重要だと思っております。  やっぱり、先ほど佐藤政務官の方からも御答弁申し上げましたけれど、やっぱり国際基準といいますか、ある程度、国際的にこのレートだったら妥当であろう、そういったものを目指していくということになってくるんではな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 良いことだと思っております。  私は午前中申し上げたのは、賛成、反対、イエス、ノーというより当事者でありますと。当然、もう参加するということは総理が表明をされたわけであります。そこの中で、私は当事者として国益を最大限実現できるように頑張っていきたい。賛...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この知財の問題、極めて重要だと思っておりますし、模倣品とか海賊版が流通するのを防いでいく、こういった意味合いもTPPにはあるんだと思っております。  まさにこのTPP、TPPにとどまらず、ここがこれから環太平洋地域の様々な投資であったりとか、そういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松田委員がおっしゃるような懸念というのは、しっかり踏まえながら今後の交渉に臨んでいかなければと思っております。  それで、このTPP、日本が参加をすれば十二か国ということになってきまして、交渉のやり方、ちょっと今後の話でありますので、あくまで仮定であり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高レベル放射性廃棄物、現段階でも約一万七千トンの使用済核燃料が保管中でありまして、既に再処理をされた分も含めますとガラス固化体にして約二万五千本分に相当する、こういう状態でありまして、これをやはり次の世代まで解決を先送りしてはいけないと、そんなふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) なかなか重要な問題ですので、簡潔にというわけにいかないですね。  これ、TPPに参加するかというのとTPP交渉に参加するかということで違ってくるんです、全くこの部分というのは。  それで、自民党が掲げております五項目、自由貿易の理念に反する自動車等の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 繰り返しになりますが、国益に反する合意をするつもりはありません。そして、もしそういうことがあったら、国会に承認をお願いするわけですけれど、国会として、国権の最高機関として御承認はいただけないと思います。  ただ、交渉をするわけです。そして、様々な条件に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発の安全性についての判断、これは原子力規制委員会の専門的そして独立的な判断に委ねられると、こういうことになっております。ただし、核ミサイルによります原発への攻撃については、原子力の安全規制の枠組みの対応ではなくて、国として外国から核ミサイル攻撃に対して...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 合意した文書のとおりであります。
○国務大臣(茂木敏充君) この放射性廃棄物の処理の問題、現在でも、原発が大半が止まっている現在においても、一万七千トンの使用済核燃料を保管中であります。そして、再処理された分も合わせますと、ガラス固化体にして二万五千本ということでありまして、これを次の世代までずっと解決せずにはお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浜田委員御指摘のように、我が国のエネルギー政策全体をお示しをして、そこの中において最終処分をどうする、考え方の順番としてはそちらの方が正しいんだと思います。ただ、委員も御案内のとおり、この最終処分につきましては、日本だけではなくて、先進国、原発を持ってお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、地層処分を進めると、こういったことで我が国として取り組んでおりますけれど、直接処分を検討している国もあるわけでありまして、いろんな情報交換もしていきたいと思っております。  また、候補地の選定、どういうプロセスを取ったらうまくいくのかと、こういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 放射性物質汚染対処措置法、これは当然環境省の所管でありますから環境省を中心に対策を進めると。そこの中で、経済産業省として協力できる分野がありましたら、全面的に協力をさせていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らくこれは典型的なNIMBYの問題だと思うんですよね。ノット・イン・マイ・バックヤードですね。海外なら余計そういうことに私はなってくるんではないかなと、基本的にそんなふうに思っておりますけれど。  安全で確実な処分を進めなければならない。これは原子力...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力の様々な分野におけます国際協力、これは進めていかなければいけないと思っております。そして、その国によりまして置かれている状況、得意な分野等々は違ってくると、そんなふうに私も考えております。  ただ、最終処分については、やはり自国で発生したものは自...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国際条約上排除されないということを冒頭申し上げました。  ただ、現実問題として、その受入れ国であったりとか周辺国の問題もあり、自国で処分するのよりハードルは高いんではないかなと、こういう基本的な認識を持っております。同時に、基本方針として、国内で発生し...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) サウジアラビアは、我が国にとりまして最大の石油の供給国でありますし、我が国の石油の安定供給に大きく貢献し、また国際的な原油市場、この安定にも大きな貢献をしている、我が国にとりまして極めて重要なパートナーだと、こんなふうに考えております。  そして、サウ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発の安全性につきまして、国会の事故調そして政府の事故調からも指摘をされているとおり、複合災害という視点が、複合災害に対応するという視点が欠落していたこと、そして、規制組織の独立性が十分ではなく、いわゆる安全神話に陥っていたと、こういうことについて政府と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 被災者と被害者、二律背反すると、こういう概念ではないんだと思っております。様々な形で福島の皆さん、今回の東日本大震災そして東電の原発事故によって被災されたのは間違いありません。  そして、賠償という点で申し上げますと、実際に賠償が発生して東電から賠償が...全文を見る
03月22日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○茂木国務大臣 岸本議員御指摘のように、北朝鮮、新しい体制になりましても、昨年の四月、十二月と弾道ミサイルの発射、そしてまた、本年二月には核実験を実施するなど、挑発的な行為を繰り返しております。これは、我が国の安全のみならず、地域の平和、安定にとっても重大な脅威でありまして、断じ...全文を見る
○茂木国務大臣 輸出の禁止に関しましては、禁止できるのは、委員も御案内だと思いますけれども、最終仕向け地までです。最終仕向け地で日本としての輸出の場所はとまるわけであります。そうなりますと、一旦その最終仕向け地に行きますと、残念ながらその国の所有物となる。その後の移動について完全...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、実態解明に努めるということが極めて重要であります。  恐らく、その上では、外交の話になってきます。外交につきましては、どういう手段を中国に対してとるか、また第三国に対してとるか、これは、こういったことをとりますと言いますと、その効果もなくなってまいりますの...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども申し上げましたが、北朝鮮に対して対話と圧力で臨んでいく。ちょうど私が外務副大臣時代に決定した方針であります。そして、本当に圧力は十分だったのかといったことについては、昨年来の北朝鮮の行動によりまして、そうではないんではないかという部分はあると思います。そう...全文を見る
○茂木国務大臣 早速私の本を読んでいただいて、心から御礼を申し上げます。  「都会の不満 地方の不安」一九八八年に出版した本だと思います。今から二十五年前ということでありますけれども、当時はバブルでありました。相当東京の地価が値上がりをする。そして、都会の生活者にとっては、経済...全文を見る
○茂木国務大臣 私は、歴史家ではありませんので、どういうお答えをしていいのかと思っておりますが、この第二次世界大戦に日本が突入した理由、これは今後も歴史的な検証は必要だと思っております。  そんな中で、専門家の中で一般的に言われている要因としては、一つは、世界恐慌の発生、波及、...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどから御答弁申し上げておりますように、北朝鮮は、昨年の四月、十二月に弾道ミサイルを発射して、本年二月に核実験を強行ということでありまして、挑発的な行為を繰り返している。これは、我が国の安全のみならず地域そして国際の平和、安定にとって重大な脅威であり、断じて容認...全文を見る
○茂木国務大臣 核の拡散を抑止していく、これは国際社会全体として取り組む極めて重要なテーマである、そんなふうに思っております。  中でも北朝鮮につきましては、今行っている行為、そしてまた挑発的な行為、さらには瀬戸際外交、こういったものが、何ら国際社会から見て効果を持たない、孤立...全文を見る
○茂木国務大臣 一つの御意見としては、十分理解できます。  そういった中で、本当に、対話と圧力、こういったものを実効あらしめるために、全く、アメリカであったりそういった国々が、北朝鮮に対する有効な手段を持たないということでいいのかといいますと、若干委員とは意見を異にする部分もご...全文を見る
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  山田委員は、かつて米国のヒルズ通商代表に憧れて経済産業省の方にお入りになった、こんなお話も伺っております。  安倍総理がTPP交渉参加を決断されました。一週間前であります。ちょうどきょう、この委員会の前に、TPPに関します主要閣僚会議...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、今、日本の産業構造といいますか、製造業部門で必要な人の数が減り、その一方で少子高齢化の影響もあるんだと思いますが、サービス産業、こちらでの人のニーズがふえている。円滑な労働移動を進める、こういったことは極めて重要なんですが、同時に、委員御指摘のように、サー...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、かなりの部分は答弁させていただいたんですが、恐らく、今の委員の指摘にかかわることになりますと、厚生労働省との連携、こういったものはしっかり進めていかなければいけない、そんなふうに思っております。  そして、離職率が高くなる、その原因の一つとして、やはり私...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、一九八〇年代、ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれた時代と比べると、日本の全体的な国際競争力というのは落ちてきているんだと思います。  その要因としては、やはり、例えば為替の問題があったりとか、さらにはさまざまな規制の問題があったり、そしてエネルギーを初...全文を見る
○茂木国務大臣 今、産業競争力会議で新しい成長戦略をつくっていくことにしておりますけれども、そこで考えておりますのは、いわゆる旧来型のターゲティングポリシーといいますか、この産業を伸ばすんだ、この産業が有望だということではなくて、まず、日本の将来像、あるべき姿、こういったものを描...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は貿易立国であります。そして、経済連携の推進は日本の通商政策の柱だと考えております。  TPPにつきましては、総理が交渉参加と表明をしたわけであります。同時に、日中韓のFTAであったり、さらにはRCEP、日・EUのEPA等々、多面的な経済連携交渉を同時並行...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省の人材につきまして、御注意を受けました。  おっしゃっていることは正しいんじゃないかなと思います。やはり、率直な意見交換ができるということはいいことでありますし、また、それをまとめていくというのが政治の責任だと思っております。  これまで、TPPに関...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  ペイ・アズ・ユー・ゴー、これはやはり、新たな政策を進めるに当たって新たな財源を見出してということで、国全体としての財政規律を保つ、こういうのが基本にあるんだと思います。  それを細かく細かくブレークダウンしてい...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、産業の新陳代謝という中で、若干、税のことを含めて触れさせていただきました。御指摘のような課題はあると思っております。新陳代謝をどういった形で制度面で加速化できるか、しっかり検討していきたいと思っております。
○茂木国務大臣 国内の高コスト構造を是正して、そして世界で企業が一番活動しやすい国に、これは日本企業にとっても、それから海外から日本に投資をする企業にとっても、一番活動しやすい国にということになってくるかと思うんです。そこの中でよく、日本の企業の三重苦とか六重苦という話があるわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 重徳議員の定義によるリアル経済、これを重視していかなくちゃいけないというのは間違いないことだと思います。そして、その一方で、マネー経済と言われるもの、単純にレバレッジだけきかせて、それが自己増殖していく、こういったことについては制御をかけていかなくちゃならない。こ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどアベノミクスについていろいろなお話、そしてこんなこともと、非常に意欲的な御提言もいただきましたが、重徳議員御案内のとおり、まだ政権交代して三カ月になっておりません。そこの中でさまざまな政策を打ち出していると思います。  そして、リアル経済が伴っていないとい...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革について専門委員会で何度も御議論をいただきまして、実施の時期、三段階に分けて実施をする、では、それに必要な法案はどの国会にどう出す、明確なスケジュール感を出させていただきたいと思っております。  ただ、御理解をいただきたいのは、こういったもの、電...全文を見る
○茂木国務大臣 仮置きをしろというなら、今この瞬間でもできます。ただ、それについて根拠が持てるかというと、責任を持った数字を出すというのは、実際問題、困難な部分があります。  例えば、原発の依存率がどうなっていくか。これは、新しい安全基準ができて、そのもとで、国会で決められた規...全文を見る
○茂木国務大臣 正確な御質問をお願いできればと思います。
○茂木国務大臣 クリエーティブ産業とは、これについて確たる定義があるというものではありませんが、一般的に申し上げますと、文化に裏づけされた創造的な活動によって生み出される商品、サービスであり、幅広く多様性に富んでいるものだ、このように考えております。  こういった産業を伸ばして...全文を見る
○茂木国務大臣 委員、経済産業省の課に勝手に名前をつけずに、これは商務情報政策局の中にあります生活文化創造産業課であります。ですから、名前のとおり、そういった分野を担当しておりまして、委員がクリエーティブ産業課は狭いんじゃないかというのは、それは委員の定義ですから、きちんと課の名...全文を見る
○茂木国務大臣 いかに人間がクリエーティブであるか、難しいんですね。例えば、建築家はいろいろな新しい建築物をつくります。私もいろいろな建築家を存じ上げておりますけれども、非常に教養人です。西洋の歴史であったり、文化人類学、いろいろな知識を持っています。  なぜそんなに勉強するの...全文を見る
○茂木国務大臣 きょうは、クリエーティブな人材、それに関するサービスや産業につきまして、大変前向きな幅広い御意見もいただきました。そういった御意見も踏まえて、これからの成長産業の中で、こういったクリエーティブ人材であったりとかサービスがどう位置づけられるか、しっかりと検討してまい...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘のように、原子力委員会におきまして、利用目的のないプルトニウム、いわゆる余剰プルトニウムを持たない、こういったことを原則として示しております。再処理で発生したプルトニウムは、当面、軽水炉で利用することとし、プルトニウム利用計画を電気事業者が公表し、その妥当性...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力委員会において適切に対処すべきと思っております。
○茂木国務大臣 これまで、我が国におきましては、ウラン資源の有効利用、そして高レベル放射性廃棄物の減容、また有害度の低減等の観点から、使用済み燃料を再処理し、回収されるプルトニウム等を有効利用することを基本的方針としてきました。  この中で、六ケ所村の再処理施設については、事業...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども申し上げましたが、ウラン資源の有効活用、これについてはいろいろな議論があると思います。ただ、高レベル放射性廃棄物を減容していく、また有害度を低減していく、それによって最終的な処分も行っていく、こういう観点からは、核燃料サイクル政策は必要だ、私はこんなふうに...全文を見る
○茂木国務大臣 検討しないと申し上げているわけではありません。その前に、例えばこの核燃料サイクル政策を回さないということになってきますと、既にある使用済み核燃料についてもどうするんですか、こういう具体的な議論がないと、いや、これはやりません、しかしほかのオプションもありません、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 これだけの大きな事故が起きた、そういった中で、福島県は、まだ十六万人の皆さんが厳しい避難生活を余儀なくされております。そして、福島第一の廃炉につきましても相当長期の期間を要する。こういった中において、我々がこれまで進めてきた政策、この社会的責任は重く受けとめ、福島...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、業務、家庭といった民生部門におけるエネルギー使用量が増加傾向にあることを踏まえ、産業部門だけでなく、民生部門においても省エネルギー対策...全文を見る
03月26日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外国為替及び外国貿易法第十条第二項の規定に基づき、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき承認義務を課する等の措置を講じたことについて承認を求めるの件につきまして、その提案理由及び要旨を説明申し上げます。  我...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 直嶋委員も、大臣時代、この外為法によります措置、実際に実行するお立場にあったと思います。  我が国、物の輸出入、全面的に禁止を行っております。同時に、人の移動等々につきましても厳しい制限を付けている。国際的な制裁措置ありますが、我が国が独自でとっている...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘の開城工業団地からの輸出等に係りまして、まず米韓のFTAにおきましては、御指摘のように韓国が開城工業団地で製造された産品をFTAの対象とするよう求めた、このようなふうに聞いておりますが、米国は韓国の提案を認めているわけではなくて、委員会を設置し...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国、北朝鮮に対しては、核、ミサイル、拉致と様々な問題がある中で、最も厳しい制裁措置をとっております。そこの中で迂回の輸出入も含めた様々なことについてもできる限りの制限をしていくということが我が国の方針でありまして、もちろん相手国もあることであります。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外為法に基づきます北朝鮮からの輸入の禁止措置におきましては、北朝鮮を原産地又は船積み地とする場合には、御指摘の中国等第三国を経由するものであっても当該輸入は禁止されるということでありまして、これは物が汚染されていようが汚染されていまいがそういった形を取っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そういったことも含めて、税関等と連携を強化してまいりたいと申し上げました。
○国務大臣(茂木敏充君) 御通告を受けておりません問題でありまして、ほかの量刑との関係、バランスというのもありますけれども、日本としてとり得る最も厳しい措置を対北朝鮮関連ではとっていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 例えば、核ミサイル攻撃、それは様々な事態というのを想定しなきゃならない、もちろん基本は抑止であります。ただ、例えば人への攻撃、大都市への攻撃、様々な重要インフラへの攻撃、それを規制委員会でやることはできないんだと思います。  基本的には、ミサイル攻撃、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発の安全性につきましては、原子力規制委員会において判断をいたします。そして、様々な重要インフラ、これにつきましては、それぞれの所管省庁でこの安全性であったりとか様々な規制を行っているわけであります。  そして、先ほど申し上げたように、外国からのこうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の制裁措置、北朝鮮のミサイル、核といった国際社会の決議を全く無視をした行動、これを抑止をすると、こういった意味も含めてであります。そして、我が国の北朝鮮に対します基本的な姿勢、これは対話と圧力ということでありまして、こういった厳しい制裁措置をとること...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) なかなか、北朝鮮の内政の問題もあると思っております。そして、北朝鮮、前の体制もそうでありましたが、瀬戸際外交といった形で、物事をエスカレートすることによって何らかの条件闘争で取りたいものを勝ち取りたい、こういう外交的な手法も使ってまいります。そういった中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまでもそのような機会にはそうしてまいりましたし、これからもそうしていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 荒井委員がおっしゃるとおりだと思っております。  迂回貿易、最終的な仕向地が北朝鮮になる、第三国を経由してもと。また、輸入につきましても、元々の原産地、そして船積み地、これが第三国を経由するものであっても当該輸入と、これは輸出入共に禁止と、こういった措...全文を見る
03月27日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○茂木国務大臣 冨樫委員は、私が敬愛しておりました野呂田芳成先生のもとで長く仕事をされて、その他、秋田県議会議長までお務めになられました。  ずっと昔なんですが、野呂田先生から、茂木君、電力を供給するというのは本当に大変なことなんだ、特に東北地方においては、冬の送電線を張る、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 秋田県は日本に冠たる秋田杉もあるわけでありまして、木造住宅、環境の観点からも、そしてまた省エネの観点からも、それを使ったリフォーム等々、極めて重要だと思っております。  我々の基本的な問題認識は、石油危機以降、産業部門は相当努力をしてエネルギーの使用量を減らして...全文を見る
○茂木国務大臣 冒頭、委員の方から御提起いただいた、エネルギーのベストミックスをこれから検討していく。ただ単に、根拠もなしに数字を羅列すればいいというものではないと思っております。さまざまな要素があって、それぞれのエネルギー源によって特徴というものも違ってまいります。  例えば...全文を見る
○茂木国務大臣 大臣に就任してちょうど三カ月になりますけれども、よく、大臣お言葉ですがと経産省の人間から言われております。  年末、終わるときに省の幹部に訓示がありまして、私、十数年前に通産の政務次官を経験したのが、公職、最初なんですけれども、そのときに、当時の課長連中に、いや...全文を見る
○茂木国務大臣 繰り返しになりますけれども、これまで日本では、産業部門のエネルギーの使用量というのは減ってきている。しかし、運輸部門で一・九倍、特に住宅やビル、これが二・五倍ということで、やはり省エネの面で改善余地が大きいということから、法改正をさせていただいております。  そ...全文を見る
○茂木国務大臣 これからの省エネというのは、我慢できる部分は我慢してもらうにしても、本当に痩せ我慢だけの省エネではなくて、賢く、スマートに、いかに需要をコントロールしていくか、こういうところにあると思っております。  そういった意味で、蓄電池であったりとかエネルギーマネジメント...全文を見る
○茂木国務大臣 よいことは引き継いでいきたい、そんなふうに思っております。  そして、計画停電、三・一一直後の極めて緊急的な措置としておとりになられた。ただ、実際問題として、経済や国民生活にさまざまな混乱が生まれたというのも事実である、こんなふうに思っております。そして、夏を二...全文を見る
○茂木国務大臣 極めて重要な御指摘だと思いますし、委員と私は認識を共有しているんじゃないかなと思っております。  残念ながら、現行の電気事業法におきましては、経済産業大臣は、電気事業者に対しては発電を命令することができますが、御指摘の自家発を設置する者に対しては発電を命令するこ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘のように、電気需要、石油ショックのときは総量を減らす、こういうことをやりましたけれども、今回、総量を減らすことも重要ですが、いかに平準化をしていくか、ピークコントロールを進めるかということが重要だと考えております。  これまで、企業等々で、操業を週末に移す...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、昨年の夏、東京電力、関西電力は、消費者のピークシフトを促す観点から、夏のピーク時間帯の料金を通常の二倍にするかわりに夜間料金を安くする、ピーク料金メニューを新たに既に導入いたしております。  また、九州電力、東北電力、四国電力は、現在行われて...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省と国土交通省を中心にしてこれから省エネを進めなきゃならない、極めて正しい御指摘だと思っております。  先ほど申し上げたように、石油危機以降、産業部門のエネルギー使用は〇・九に下がっています。ところが、運輸部門は一・九に上がっている、そして住宅・ビル部門...全文を見る
○茂木国務大臣 分野によって、ある程度市場が見通せて数字が固まる分野もありますし、そうでない分野というのも出てくるんだと思います。  例えば、目標を示すことそのものについて全く否定するわけではありませんけれども、ゼロシナリオ、一五シナリオ、二〇から二五シナリオ、それによって省エ...全文を見る
○茂木国務大臣 明確な社会像というのは出したいと思います。そして、ある程度の根拠を持って、入れられる数字というのは入れたいと思います。ただ、全く根拠なしに、さいころを振るように、数字だけ仮置きをするということにどこまでの意味があるのかというと、そこの部分は若干違うのではないかなと...全文を見る
○茂木国務大臣 最高裁の判決そのものにつきましては、私がコメントする立場にはございません。  その上で、一般論として申し上げますと、地方公共団体が、みずからの判断と責任において課税自主権を活用して、それにより財源確保を図ること自体は地方分権の趣旨にかなうものであります。ただ、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども申し上げたように、地方の課税自主権、さらに今後、地方分権を進めていくという中で裁量を持って進めていく、それがまた地方の経済にとってプラスの影響を与えるということは基本的にはいい。ただ一方で、課税の公平性という観点からどうですか。そういったことも総合的に判断...全文を見る
○茂木国務大臣 報道の詳細は承知しておりませんが、ネガティブということはありません。ただ、優先順位はあります。それからスケジュール感もあります。  もし事実関係等々について細かくということでしたら、事務方から答弁させていただきます。
○茂木国務大臣 事務方がいないようでありますから。  国交省の沖ノ鳥島におきます港湾施設を建設する予定、これは承知をいたしております。  経産省といたしましては、これまで沖ノ鳥島周辺海域においてJOGMECによります資源調査を実施してきておりまして、これまで調査を行ってきた南...全文を見る
○茂木国務大臣 大きな認識について違いはないと思っております。しっかり連携をしたいと思います。
○茂木国務大臣 この中小企業円滑化法、これまでに三十万社の中小企業、小規模事業者が利用してきた、中小企業の資金繰りの下支えで大きな役割を演じてきたと思っております。  今月末で円滑化法が期限切れを迎えるということでありまして、これを見据えて、経産省におきましては、三月六日に、私...全文を見る
○茂木国務大臣 金融庁のことまで私が答えていいのかどうかというのはありますけれども、今回、監督指針等々も変えさせていただくことによって、実質的には、円滑化法の時代と変わらない運用ができるような形をとっていくということにいたしました。  ただ、それはあくまでそういう指針の話であり...全文を見る
○茂木国務大臣 麻生大臣と私で、そういった金融機関の代表に集まってもらってお話をしまして、そのときに明確に申し上げました。恐らく、金融大臣、経済産業大臣がそろって、必ず支店までおろせと言ったのは初めてだと私は思います。私も金融担当大臣をやってまいりましたけれども、これまでになかっ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、基本認識として、石油危機のときは、総使用量を落とすという概念でした。それが今回は、総使用量を落とすこともありますけれども、それ以上に、いかにピークをコントロールするかということによりまして、単に総使用量でいいます省エネ以上に、ピーク時にどこまでコントロールで...全文を見る
○茂木国務大臣 それぞれの再生可能エネルギーによりまして、規制の問題というのは違ってくる部分も、風力、地熱でいいますと環境の問題等々も出てくるわけでありまして、政府を挙げて、必要な規制の改革というのは再生可能エネルギーを最大限導入していくためにも必要だ、そんなふうに思っています。...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍政権が発足してちょうど三カ月ということでありまして、一部に景気について明るい兆しが見えてきているのは間違いないと思いますけれども、それが全部の地方まで、そして小規模企業まで行き渡っているかというと、まさにこれからそういったことをしっかりやっていかなければいけな...全文を見る
○茂木国務大臣 答弁させていただく前に、先ほどの株価の上昇の件でありますけれども、全員が当然株を持っているわけではありません。そして、今、金融資産、御案内のとおり、八十五歳以上の比較的年齢の高い方を中心に保有されている。当然、東京と地方によりまして、金融資産の持ち方というのも違っ...全文を見る
○茂木国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思っております。  省エネの問題であったり、そしてCO2の削減の問題、日本一国だけではなくて世界全体で取り組んでいく、そこの中で日本のすぐれた技術が生かせることによって、世界全体としてCO2が削減できる、極めて大きなことだと思っておりまし...全文を見る
○茂木国務大臣 蓄電池の技術、日本は非常に進んでおります。そして、この市場がこれから電力系統、自動車等々で大きく広がっていく、そこの中で日本がトップシェアをとっていくためにも、やはりコストなんですね。今の四万円を二万三千円ぐらいに下げていかなくちゃならない。このために、国の助成制...全文を見る
○茂木国務大臣 政府全体でそれについて何らかの対応をしたか。これは事実関係でありますから、委員、事前に御通告をいただいておりましたら、確認した上で御答弁させていただきたかったんですが。
○茂木国務大臣 今回の事件につきましては、当日、当然、東電の方から原子力規制委員会の方に連絡も入っております。  そして、その後、復旧に向けた東電の取り組み、我々も、逐一連絡を受けながら、必要な指示を出しております。  原因の究明の段階で、ネズミの話がありましたけれども、それ...全文を見る
○茂木国務大臣 しっかり改革を進めていかなければいけないと思っております。エネルギー制約の克服は、日本にとりまして一番大きな課題であります。リーダーシップを発揮して、しっかり仕事をしていきたいと思います。
○茂木国務大臣 三十九歳の誕生日を迎えられた井坂委員から御質問をいただきました。  冒頭、何のための省エネなのかと、三点挙げていただきました。これまでの総使用量の抑制に加えて、これからまさに使用の平準化、ピークコントロールが必要である。そして三番目に、そういった課題を解決するプ...全文を見る
○茂木国務大臣 電力の市場、それから顧客も完全に独占の体制、売る方は確実に売れる、買う方はまだ一人しか買えない、こういう中だと、なかなかさまざまな工夫というのが生まれてこなかったというのは確かだと思うんですよ。  野球の野村監督が楽天イーグルスに行ったときに、なかなかすぐれた四...全文を見る
○茂木国務大臣 要請を受けまして、東京電力が何らかの意図を持って虚偽の説明をしたとすれば、断じて許されるものではない、こういう認識のもと、同日、私が指示をいたしまして、東京電力に対して、信頼の置ける形で事実関係を明らかにし、報告するよう指示を出したところであります。  これを受...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、まずどういうルートで東電に対して要請をしたかとお尋ねがありましたが、私が、資源エネルギー庁の幹部を集めまして、こういう形で指示を出すようにということで、適切な人間が東電側に申し入れを行っております。当然、東電の幹部にもそのことは伝わり、その上で第三者委員会...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、刑事手続の捜査ではありません。ですから、それぞれのアリバイであったりとか、個々にどこか取り調べ室に入って何かをするとか、常務はあの日は何時に出たなんというのを近所に全部聞き込みをするとか、そういう類いのものではないと私は思います。  その上で、第三者委員...全文を見る
○茂木国務大臣 もし違った方法の調査が必要である、こういう調査が足りなかったのではないかなというのがございましたら、御指摘ください。
○茂木国務大臣 繰り返しになりますが、刑事事件ではありません。そこの中で、第三者委員会が客観的に調査の仕事をされた、そんなふうに私は思っております。  弁護士として、それぞれ独立した立場で、プロフェッショナルとしての仕事をされる方を当然選んでいる、その上でやられた調査の報告だと...全文を見る
○茂木国務大臣 状況的に整うかどうかは別にいたしまして、事故調が再び東電の現地視察をしたい、それにつきましては全面的に協力するようにということで東電の方には要請を行っております。  そして、今御指摘の点でありますけれども、東電における内部の意思決定、それにつきまして外部の事故調...全文を見る
○茂木国務大臣 一号機の中は暗くない、暗くなかったということは、東電の側も認めているわけですね。そうしますと、塩川委員、あれだけ放射能の高い一号機の中に、もう明るいというのをわかった上で明るいことを確認に入る意味があるのかどうかといいますと、私は大きな疑問がございます。
○茂木国務大臣 事実関係の確認をする、そして調査に妨害があったか等々についてそれを解明する、そのためにどういうやり方がいいかということで、信頼の置ける形での検証を、そういう要請をさせてもらいました。その要請に基づきまして、東電におきまして第三者委員会を立ち上げたということでありま...全文を見る
○茂木国務大臣 大変いい質問をいただいたと思っております。  木材、耐熱性能といいますか、すぐれている部分もあります。そして、もともと日本の住宅等と同じような緯度にありますニューヨークなどと比べて耐熱性能が悪いということで、今回の断熱材であったりとか窓を導入させていただきますけ...全文を見る
03月28日第183回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○茂木国務大臣 電力供給、これは、企業にとっても家計にとっても常に安定的でなければいけない。そして今、原発がとまっている状況の中で、できるだけ低廉にエネルギーを供給していかなきゃならない。  そこの中で、今回の電力システム改革、御案内のとおり、戦後六十年、同じ地域独占の形が続い...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システム改革につきましては、既に専門委員会で十数回にわたりまして御議論いただきまして御提言をいただいております。大きなポイントというのは、自由化、これを進める、そして広域系統運用の拡大の問題、そして送配電部門の中立化を高めると。  御提言を踏まえま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おとといの細田委員の質問でありますけれど、森先生の資料にも議事録ありますが、アンダーラインを引いていただく前の部分で、「そういう意味で、私といたしましては、」というのから始まっておりまして、恐らく細田議員が御持論で述べられたもので、アンダーラインの後に、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政治的に決着しているか決着していないか、いろんな御判断はあると思いますが、申し上げましたように、稼働に当たっては、立地自治体を始め関係者の御理解、これが極めて重要だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく立地自治体の関係の皆さんでも様々な御意見というのはあると思います。そして、国会議員の先生方、地元の有権者、支援者の方から様々な御意見を吸い上げて、その意見を地元の御意見として発表されるということは私はよくあると思います。  それが、じゃ、全て地元...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど東電の廣瀬社長の方からもありましたように、まずは地下水、施設に入る前に、井戸を掘りまして、結局そこを通らずに海の方に出すと、汚染されていない状態でと。そして、入ってきてしまったものにつきましては、セシウム等吸着装置を使った上でそれをきちんとタンクに...全文を見る
04月01日第183回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○茂木国務大臣 エネルギー政策につきましては、いかなる事情があっても、電力需給の安定確保、これが大前提だ、このように考えております。  そのもとで、今後のエネルギー政策、民主党政権の方で出されました、二〇三〇年代原発ゼロを目指す、これは具体的な根拠はないわけであります、これをゼ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたが、決して、政権交代したからエネルギー政策を見直すわけではないんです。エネルギーについては、安定供給、これをきちんと保っていかなきゃならない。そこの中で、前政権において出されたこのエネルギーのミックスというものが必ずしもしっかりした根拠...全文を見る
04月02日第183回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○茂木国務大臣 これからの話ですから、できるだけ多くということになりますけれども、私は文化というのはやはり大切だと思います、国にとって。国を挙げてその国の文化を振興する、そして海外に対しても日本のよさを知らせていく、こういったことが極めて重要だと思っておりまして、また、市場という...全文を見る
○茂木国務大臣 委員、この官民ファンド、これだけで全てのことをやろうとは思っていないんです。実際に日本の企業でも、例えばアジアの国々に出ていく、そこで例えばモールを経営する、それに対して日本の金融機関がリスクをとって出資をしている例、これはたくさんあるのは委員も御存じだと思います...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、最初の答弁で、なぜこの第一段階が重要かということをある程度説明申し上げたんです。そうしたら、短くしてくださいとおっしゃるので、私は短くして、短くした部分を後で言われても困るんですよ。だったらきちんと説明をさせていただきたい、こんなふうに思っています。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 三問連続でお答えをさせていただきます。  まず、公営の水力発電についてでありますけれども、電力会社にも、私、自治体を買いたたくとまでは言いませんけれども、もう少し調達コストを下げる、こういった意識を持ってほしいと、逆に思っております。  ところが、現状でいいま...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘をいただきましたマイヤーズであったりとかイーライリリー、米国の企業とカナダ政府の関係で、幾つかの事案が確かに出ております。  ただ、ISD条項、非常に特殊なものかといいますと、各国の投資協定におきましても広く採用されておりまして、我が国がこれまで締結い...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
議事録を見る
○茂木国務大臣 日本は、一九七〇年代に二度の石油ショックを経験いたしました。そのころは、エネルギーの消費量全体を落とす、こういったことが大きな課題でありましたが、一昨年の三・一一を経験いたしまして、委員御指摘のとおり、いかにピークコントロールするか、これが新たな課題として浮上して...全文を見る
○茂木国務大臣 まさに江田委員御指摘のとおりだ、そのように考えております。  東日本大震災以降、我が国が直面しておりますエネルギー制約を克服して、低廉かつ安定的な電力供給を一層進める上で電力システム改革は不可欠と判断いたしまして、昨日、電力システムに関する改革方針を閣議決定した...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の点も踏まえまして、しっかりと検討させていただきたいと思います。
○茂木国務大臣 私の発言は正しく引用してほしいと思うんですけれども、先ほどは、大島委員の御指摘も踏まえ、検討させていただきますと。前向きとも後ろ向きとも申し上げておりません。  同じように、検討させていただきます。
○茂木国務大臣 御指摘は、大切なポイントだと思っております。しっかりと検討させていただきます。
○茂木国務大臣 昨日、電力システム改革に関する改革方針、閣議決定をいたしまして、政府として、二〇二〇年までに実現すべき新たな電力システムの姿、そして改革の手順を全体のパッケージとしてお示しいたしました。  そして、改革をしていく手順につきましても、近いうちにとかいう曖昧な表現で...全文を見る
○茂木国務大臣 高レベル放射性廃棄物の最終処分、極めて重要な課題だと考えております。  現在でも約一万七千トンの使用済み核燃料を保管しておりまして、既に再処理された分も合わせますと、ガラス固化体にして二万五千本相当ということでありまして、これらの最終処分の問題を次の世代まで先送...全文を見る
○茂木国務大臣 電力輸入のために電力系統を海外と接続することについては、電力調達の多様化に資する等のメリットがある、このように考えております。  他方で、国際連系線を通じて、仮に電力供給の一部を海外に依存する、こういうことになりますと、例えば、相手国の政策の変更等により供給が途...全文を見る
○茂木国務大臣 私が先ほど答弁で申し上げましたのは、実施の時期について、二〇一八年から二〇二〇年までをめどに実施する、こう書いてあるということを申し上げたわけでありまして、法案提出の時期について、めどということがもともと書いてあった、このようにお話をしておりません。  そこの中...全文を見る
○茂木国務大臣 閣議決定する前に、さまざまな意見を聞きながら最終調整というのを行います。その前の文書、どういった閣議決定でもそうでありますけれども、中間段階のものから、さまざまな観点から検討を加えて最終案というものができます。  最終案を閣議決定させていただきました。閣議決定し...全文を見る
○茂木国務大臣 大切なことは、安定供給も含めて、現実的なプランのもとで大胆な改革を進めるということであります。そして、必要なことは実施をすることなんです。法案提出というのはそのための手段であります。  そして、実施については、二〇一八年から二〇年をめどということで書いてあります...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の御意見を踏まえて、しっかり進めていきます。そしてそのためにも、この国会に第一弾の法案を提出させていただきます。ぜひ速やかに御審議いただいて、この法案をまず通していただきたい、それが第一歩になります。  国会では、やはり与党だけではなくて、野党の皆さんの御理...全文を見る
○茂木国務大臣 日本におきまして省エネの取り組みが本格的に始まったのが、一九七〇年代、二度の石油ショックのころでありました。このころは、全体のエネルギーの使用量を減らすという観点から、省エネのための機器を開発したり、また夜中にテレビの放映をしない、こういったことで、どんな部門にお...全文を見る
○茂木国務大臣 冒頭申し上げたように、省エネの努力は必要であります。同時に、今の日本はピークコントロールがもう一つ大きな課題になっているわけでありまして、ピークコントロールができなければ、例えば電気事業者は新たな設備を稼働させなければならない。恐らく、今すぐ使おうとすると、老朽型...全文を見る
○茂木国務大臣 御案内のとおり、石油危機以降、産業部門が相当な省エネに取り組んできて、これは言ってみますと限界効用逓減の法則ですから、どうしてもそこの部分に限界が来る。そういったことで、今般、省エネにつながる国内の設備投資及び更新を推進するために、平成二十四年度の補正予算の中で二...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
04月05日第183回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○茂木国務大臣 キュリオン社やアレバ社から導入した滞留水処理設備については、各設備の基本的な仕様、そして運転維持の方法等について、経産省としても把握し、滞留水処理計画の進捗を確認しております。  他方、東京電力が各社と締結しております個別の契約の具体的な内容や金額につきましては...全文を見る
○茂木国務大臣 できるだけ簡潔に御答弁申し上げます。  エネルギー政策につきましては、まず、いかなる事態においても国民生活や経済活動に支障がないよう、エネルギー需給の安定に万全を期すことが大前提であります。この点、二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とするという前政権の方針は、実現...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、論点の大きな一つは、虚偽の報告であった、これが意図的か意図的ではないか。これは長妻先生でも判断できません。また、東電だけに判断させるべきではない。こういったことから、第三者委員会の設置をということで、弁護士のチーム、御案内のとおり、長い経歴を持つ方々であり...全文を見る
○茂木国務大臣 今も御答弁を申し上げましたが、まず、この報告が間違っていた、それについて、意図的であったか、それとも意図的でなかったか、このことが一つの大きな論点である。ですから、それは第三者において判断をすべきということで、第三者の検証委員会をつくるように指導いたしました。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 調査、検証、これは引き続き徹底的に行っていきたいと考えております。  そして、国会事故調、政府事故調の報告等も受けまして、原子力規制委員会におきましても、これから新しい安全基準をつくっていくプロセスの中で、そういった検証もしっかり進めていくことになっております。
○茂木国務大臣 福島県内の原発につきましては、一昨年の十月、福島県議会において、福島第一そして第二原発の廃炉を求める請願を採択するとともに、一昨年の十二月、福島県が、県内の原子力発電所については全て廃炉とすることを求める計画を決定しております。そしてまた、ことしの三月二十五日には...全文を見る
○茂木国務大臣 現場の作業員の方々、本当に厳しい環境の中で必死に作業に当たっておられる。まさに、これまでに経験のない厳しい作業、そして作業内容も未経験のことをされている、そういった作業環境の改善には常に取り組んでいかなければならない。東京電力に対して、しっかりした指導をしていきた...全文を見る
○茂木国務大臣 作業員個々人の作業環境の問題、そして組織としての取り組みの問題、さらに、システムとしてどういったことができるか、そういったことも含めて、きちんと状況を確認し、改善すべき点があったら改善をしてまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、今、規制委員会におきまして新しい安全基準をつくっているわけであります。そこの中には、シビアアクシデント対策、さらには……(辻元委員「今の質問に答えてくださいよ」と呼ぶ)ちゃんと聞いてください、きちんとお答えしますから。そして、先々の新しい知見...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力規制委員会は、新しい安全基準に基づいて安全性の確認をいたします。そして、今その作業をまさに規制委員会によって行っているところでありまして、新しい規制基準の全体像ができ上がりましたら、個々の原発の安全性の判断、検証が進むと思っております。
○茂木国務大臣 辻元委員、よくお聞きください。これは、委員長が一人で、一つの基準だけで安全性を図るものではないんです。規制委員会として新しい安全基準をつくるんです。全体像としての安全基準をつくるわけであります。  そこの中において、個々の項目でもこれが安全でないというのが出たら...全文を見る
○茂木国務大臣 我々は、原子力については、いかなる事情よりも安全性を大事にしていきます。そして、エネルギーについては、安定供給、これが、国民生活、経済活動の上からも極めて重要だと考えております。  同時に、今ほとんどの原発が停止をする中で、火力発電に九割頼る、そこの中で、燃料費...全文を見る
○茂木国務大臣 三月十八日の夜であります、私は、東京電力の報告が若干おくれた、そんなふうに思っておりますが、一報を受けまして、私の方から資源エネルギー庁に対しましても、責任ある人間がきちんと省に出て、東京電力とも連絡を密にするように、そしてまた、定期的に私のところにも報告を入れる...全文を見る
○茂木国務大臣 こういったトラブルがあったわけですから、そこの収束に当たるに当たって、その経験、反省というのは、二度とこういったことが起こらないように生かしていかなければいけない、そんなふうに思っております。  そして、細野委員がおっしゃった全体のタイムスケジュール、何日だった...全文を見る
○茂木国務大臣 お聞きいただきました所長、高橋所長だと思います。  細野委員ほどは、私、緊密にまだ連絡をとっていないかもしれませんけれども、レベルレベルできちんとした連携はとっていかなければいけない、そんなふうに思っております。そして細野委員も、経済産業大臣が東電の福島復興本社...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、自民党の公約で、一定のめどとして、再稼働については三年ということでありますけれども、もちろん、電気事業者、炉の設置者から申請が来ていないものについては、それは安全性は確認できない、これは誰が考えてもそういうことになるわけであります。  今後のプロセス、正確...全文を見る
○茂木国務大臣 上関原発も含めて、新設、リプレースにつきましては、先ほど御答弁申し上げたとおりであります。  そして、中国電力によります上関原発の公有水面の埋立免許の期間伸長の申請につきましては、委員も御案内のとおり、公有水面埋立法に基づきまして、これは山口県が審査、判断すべき...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、あの三・一一の東日本大震災そして原発事故以来、ほとんど原子力が稼働しないという中で、今、日本の発電は九割が火力に依存をする。これが、電力各社にとりましても、コスト的に大きな負担になっているのは間違いございません。  そして、老朽化した火力のた...全文を見る
○茂木国務大臣 藤井委員は、かつてアラビア石油に御勤務をされまして、特に資源外交であったりとかエネルギー政策に造詣の深い先輩議員だと、かねてから敬愛をいたしております。  委員御指摘のとおり、資源小国であります我が国、エネルギーの自給率、これは四%でありまして、欧米諸国と比べて...全文を見る
○茂木国務大臣 資源の川上の分野に日本として参画をして、きちんとその権益を確保していく、極めて重要な課題である、そんなふうに思っております。  そして、石油でいいますと、委員御指摘のとおり、中東からの輸入の依存度が八三%、それに対しまして、天然ガスの場合は二九%であります。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 済みません、それでは外務大臣の前に。  まず、この五月、六月、まさに日本にとりましても、アフリカ・マンスといった形で、資源のフロンティアでありますアフリカとの関係を強化していきたい。  五月の十八日に、私と南アフリカのシャバング鉱物資源大臣が共同議長として、日...全文を見る
○茂木国務大臣 先般の渥美半島から志摩半島の沖合で実施しました世界初のメタンハイドレートの海洋産出試験、これにつきましては、私は会見で、結構、思ったより出たと言ったら、そのまま流されまして、英国、アメリカそして中国等の主要メディアでもカバーをしていただきました。  そして、委員...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、廃炉の問題でありますが、これは急いでいかなきゃならない。ただ、相当困難な作業、そして時間もかかってくると思っております。  実は、前政権の時代は、一号機から四号機まで一緒に中長期のロードマップをつくっておりましたが、一号機から四号機、それぞれ置かれている状...全文を見る
○茂木国務大臣 この電力システムの改革、今新たなエネルギー制約に直面する日本にとっては本当に避けては通れない改革だ、こんなふうに思っております。  今、山田委員指摘のように、これから我が国として多様な電源を求めていかなきゃならない。そのためには、発電部門にも多くの参入がある、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、太陽光発電の電気を送電するとなりますと、当然、送電線側の電圧に合わせるための変圧器、これが必要になってまいります。  そこで、昨年七月に開始をいたしました固定価格買い取り制度では、変圧器のコストの回収を可能とするため、変圧器の費用も含めた電力...全文を見る
○茂木国務大臣 御質問にお答えする前に、冒頭、委員の方から御指摘のありました、十四時二十七分に発生いたしました東京電力第一原発三号機の燃料プールの冷却が停止した件でありますが、東電から、きょうじゅうには復旧の見通し、こういう報告が入っております。  そして、この三号機の燃料プー...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギーのベストミックスを決めていく、これはさまざまな要素というのを検討していかなきゃいけないわけです。  例えば再生可能エネルギーにしましても、それぞれごとにどれぐらいのコストがかかって、先ほども申し上げましたけれども、変圧器の話であったりとか蓄電池の話であ...全文を見る
○茂木国務大臣 改正炉規法の基本的なたてつけは、そのような形になっております。  安全を判断するのは、独立した規制委員会であります。そして、その上で、稼働をするかしないか、これを決めるのは各炉の設置者、こういう形になってまいります。  その上で申し上げますと、原発の安全性につ...全文を見る
○茂木国務大臣 田中委員長が答弁される前に、こういった規制委員会の設置法をつくったのは田中さんじゃないんです、国会でつくったわけです。そして、新安全基準については、まさに今、詰めの作業を行っております。さまざまな方から意見を聞いて、そういった世界でも最高水準の厳しい安全基準をつく...全文を見る
○茂木国務大臣 トルコの原発につきましては、日本企業はアレバと一緒に受注すべく最終段階に入っている、こんなふうに認識をいたしております。  そこの中で、我が国の原発輸出の問題でありますが、もちろん、相手側の国の事情、そして相手側からの要望、そういったものを受けた中で、我が国の、...全文を見る
○茂木国務大臣 七月十八日までに新安全基準をつくる、これは前政権のときに、我々、野党でありましたが、いろいろな協議をさせていただく中で、専門家の御意見も伺い、世界最高水準の安全基準をつくるのに必要かつ十分な時間であろうということで設定をさせていただきました。  そういったもとで...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、安全性の確認につきましては、独立した規制委員会において行います。そして、今まさに、この新安全基準、作成中でありますが、そこの中には、シビアアクシデント対策、さらには、その時々の最高水準の知見も盛り込んでいく、いわゆるバックフィット、こういった...全文を見る
○茂木国務大臣 これまでの反省も踏まえて、万全の安全対策を規制委員会の新しい基準のもとでやっていきます。  そして、田中委員長の答弁にもありましたように、百分の一だからいいということではないんです。ただ、我々は、これからは安全神話には寄りかからないということで、二重にも三重にも...全文を見る
○茂木国務大臣 漏らすことを前提にしておりません。漏らさない、そして、そういった事故は起こらない、こういう世界最高水準の安全基準をつくっております。  その一方で、さまざまな対策をとりながらも、最初から、絶対物事は起こらないんだ、こういう前提で考える、これによって起こった今回の...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく四問、御質問いただいたかと思うんですけれども、その前に、きょうの二時二十七分に発生しました、福島第一の三号機の燃料プールの冷却が一時とまっている問題でありますが、先ほど東電から改めて報告が入りました。配電盤自体の機能は問題ないことを確認した、現在、プール冷却...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、それぞれのエネルギー源、特徴が違ってまいります。  例えば再生可能エネルギー、我々として、今後三年間、最優先で最大の導入を図っていきたい、このように考えておりますが、現状におきましてはコストが高い、こういう部分もございます。さらに、変圧器を...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、原発がほぼ全てとまっている中で、我が国は九割の発電が火力に依存する、こういう状況でありまして、その燃料コストも非常に高くなっている。それが、最終的には家計そしてまた企業の負担にもなるということであります。  一方で、今の状況、これで簡単に回っているのかとい...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍総理の方からも、今のエネルギー制約に直面する中で、エネルギーの調達コストを下げていくこと、そして、調達先につきましても、一部の国に依存しているのではなくて、この多角化を図っていくこと、こういう指示を受けております。  そして、やはり究極の資源確保、調達地の確...全文を見る
04月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○茂木国務大臣 私は、一九八八年、ソウル・オリンピックのとき、韓国の家電メーカーの生産ラインをちょっと視察したんですけれども、とても日本に追いつけるとは思っていなかったですね。バグの出方の数とか、それから労働者に占めるエンジニアの数とか、急速に追いついてきた。そこの中には、やはり...全文を見る
○茂木国務大臣 麻生副総理もいらっしゃるので、麻生副総理からお答えいただいた方がいいかなと思う部分もありますが、クール・ジャパンの推進は、委員おっしゃるように、ビジネスモデルをつくっていくということが極めて重要だと思っております。また、そのためには、海外の市場でどんなニーズがある...全文を見る
○茂木国務大臣 ジャパン・エキスポ等への支援につきましては、経済産業省におきましても、平成二十三年度、事業者の着物、和食器、ダンスロボット等の出店について支援を行ってきているところであります。海外における日本ブームを創出する上では、日本の魅力を事業展開するため、海外のニーズをきち...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども、三段階の取り組みの中で、海外の放送枠を買って、そこでジャパンチャンネルという形で海外で日本のコンテンツを配信する、あわせて関連商品を販売する、極めて重要だと思っております。  どういった事業というかコンテンツを配信していくか、当然、アニメであったりとか...全文を見る
○茂木国務大臣 日本の、石油公団に限ったわけではありませんけれども、川上の分野、これはかなり長期的な資金を必要とします。やはり欧米のメジャーと比べて、その地域に対する徹底したこだわりであったりとか、いろいろな意味での国全体、オール・ジャパンとして取り組む姿勢、ここに十分でないもの...全文を見る
○茂木国務大臣 事務方が数字を探していますが、私の記憶では、恐らく八三%だったんじゃないかなと思っております。  それで、先ほどからの御質問をお伺いしていますと、私より長い年間、商社にいらした。私の方が少ないんですけれども、私はエネルギーにいましたから、エネルギーも若干かじって...全文を見る
04月09日第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○茂木国務大臣 この三月で金融円滑化法が期限を迎えた。委員御指摘のように、同法の利用者は大体三十万から四十万と言われておりまして、これが、中小企業、そしてまた小規模企業の資金繰りの下支えに寄与したことは間違いないと思っております。  ただ、その一方で、委員御指摘のように、条件変...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○茂木国務大臣 今回の汚染水漏れは極めて遺憾な事態だ、こんなふうに私も捉えております。こういった事態が起こらないようにということで、東電の社長に対しては、一昨日、私の方からも具体的な項目も含めて指示を申し上げたところであります。  東電につきましては、本日、東京電力の広瀬社長及...全文を見る
○茂木国務大臣 東京電力に対して、しっかりと、国会の場も含めて説明責任を果たすように促してまいりたいと思っております。
○茂木国務大臣 所管する立場から、やり得ることは全てやっていきたい、国が前面に立ってこの廃炉を進めていきたい、このように思っております。
○茂木国務大臣 お配りいただいた資料は、私のところはカラーでないので、どちらがどちらかというのが、恐らく下がっている方が第二だと思いますけれども。やはり三月の時点で、少なくともこのデータを見れば、下がり出しているということがわかるんだと私は思います。  東京電力は、やはりもう少...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発におきまして、汚染水の漏えいを初め、事故、トラブルが相次いでいることに加えて、今回、貯水槽の水位の低下の報告、対応がおくれるなど、東京電力の対応が後手後手になっていることは極めて遺憾だと思っております。  そして、このような状況を踏まえて、御指摘いた...全文を見る
○茂木国務大臣 今、馬淵委員から御指摘をいただいた一つの推定、私は、可能性はある、そのように考えております。地下水とまじっている可能性は否定できないのではないか。  あらゆる可能性、危険性に対して、それは委員も、九十四日間にわたりまして総理補佐官として福島第一原発の事故の収束に...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、早急に、地上の鋼鉄製のタンク、今東電も計画しておりますけれども、それをさらに前倒しでつくらせるということです。その上で恐らく、地下の貯水槽につきましては、有効利用していくために、例えば埋めて地盤がどうなるかとか、私も、きのうの夜に判断しました、どう使えるかと...全文を見る
○茂木国務大臣 当面の対応につきましては、先ほど申し上げたとおりであります。その上で、抜本解決、二つのことをやらなければいけない。  一つは、御指摘のように、地下水が毎日流入してくるわけでありますが、この抑制、そして、全く入らない状態ができればベストであります。もう一つは、放射...全文を見る
○茂木国務大臣 抜本的な対策は、早急に検討して、とらざるを得ない、とる必要がある、このように考えております。  ただ、抜本的な対策がとれるまでの間、地下水の流入を少しでも抑制する、もちろん、汚染されていないかどうか、こういったことを確認した上でありますけれども、この抑制策という...全文を見る
○茂木国務大臣 おっしゃるように、御夫婦だけでやっていらっしゃるというか、そういう会社よりも、若干、従業員数というか、外の従業員もいる、それが数人というところもあるでしょうし、百人オーダー、さらにはもう少し大きなところもあると思います。そして恐らく、そういった会社につきましては、...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘いただきましたように、企業の規模であったりとかタイプごとに、大きく三つに分けて支援のスキームをつくってございます。  そして、御指摘いただきました中小企業再生支援協議会、これは、中小企業、小規模事業者の再生に向けた取り組みを支援するため、産業活力再生法...全文を見る
○茂木国務大臣 今、御答弁申し上げましたのは、各市町村におきましても、その市町村においては比較的大きな企業。それに対して、それ以外の企業に対する再生の支援が必要だということでありまして、認定支援機関、これは税理士さんであったり弁護士さん、さらには金融機関等から構成されるわけであり...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、税理士であったりとか金融機関のお話をしましたが、経営者の販路拡大、御指摘いただいた課題について、高度な専門的な知見や、業界特有のノウハウなどを踏まえた支援も必要であると考えておりまして、企業のOBも含めて、中小企業診断士や社会保険労務士、弁理士、七千名を超...全文を見る
○茂木国務大臣 TPPへの交渉参加、三月の十五日に総理が正式に表明したわけであります。そして、金曜日でありましたが、その日のうちに、各国に対しましては参加表明、これを通告させていただきまして、各国との間で、協議すべき内容が必要な点については、鋭意協議を進めているところであります。...全文を見る
○茂木国務大臣 国によりまして、置かれている立場とか、国際競争力の強い産業、そしてまた守らなければならない産業、それぞれあるわけであります。  TPPの基本、これは、これまでにない高いレベルの経済連携を目指す、全ての対象についてテーブルにのせて交渉する、そして結果はその交渉によ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、農水委員会での議論につきましては、私がどうであるとか御答弁申し上げる立場にはない、そんなふうに思っております。  そして、我が党は、昨年の衆議院の選挙におきまして、その公約の中で、例外なき関税撤廃を前提にする限りTPP交渉参加には反対、こういったことを決め...全文を見る
○茂木国務大臣 このISD条項は比較的一般的でありまして、日本がこれまで結びましたEPAの中では九つ規定をされております。また、FTA、EPAだけでなくて投資協定というのもいろいろな国と日本は結んでおりまして、日本がこれまで締結した投資協定、十五にも、このISD条項は入っているわ...全文を見る
○茂木国務大臣 国益を害するような形のISD条項というものであったらよくない、そんなふうに考えておりますが、国益を害さない、むしろ国益を増進させる方向のISD条項というのは必要だと考えております。
○茂木国務大臣 まず、報道ベースで流れていることでありますが、いろいろな記事が出ております。恐らく、取材はされた上で報道しているということだと思いますけれども、私なりにそういった報道を見て、必ずしも、事実の確認というよりも、かなり予測に基づいた記事という部分もあるな、そんなふうに...全文を見る
○茂木国務大臣 その認識で結構です。
○茂木国務大臣 エネルギー基本計画の中で大きな方向性を出したいと思っております。  例えば、電力システム改革につきましては、二〇二〇年までの全体のスケジュールもお示ししてございます。そこの中で、例えば、スマートなコントロールにより需要面がどこまでピークコントロールできるかという...全文を見る
○茂木国務大臣 既に一万七千トンの使用済み燃料がある、そしてガラス固化体にしまして二万五千本分ということでありまして、この処理について次世代まで先送りすることはできない、こんなふうに思っております。  委員御案内のとおり、最終処分をしなければいけないということでありますけれども...全文を見る
○茂木国務大臣 会計検査院からの御指摘につきましては真摯に受けとめなければいけないと思っております。同時に、毎年、予算を国会に提出させていただく、そして予算委員会等々におきましてその予算の御議論をいただく、さらには予算関連法案、これにつきまして各委員会等で御議論をいただく、もちろ...全文を見る
○茂木国務大臣 再生可能エネルギーの導入拡大に向けて万全の体制で臨んでいきたい、そんなふうに思っております。  そして、例えばエコポイントのように、一般の消費者が買って、それについてさまざまな補助がつくとかいうことに対する対応と、発電事業者の数というのは若干オーダーが違うと思い...全文を見る
○茂木国務大臣 電気事業への外資の参入につきましては、従来から外為法に基づき、委員御指摘の、公の秩序の維持を妨げるおそれがないかどうか、電気事業でいいますと、我が国の電気の安定供給の確保に支障を生ずることがないかどうか、こういった観点から個別に審査を行うことになってまいります。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 電力につきましては、いかなる事情よりも、やはり安定的な需給体制をつくっていくことが必要だと思っております。また、日本におきましては、それが良質な電源であるということが極めて重要だ、そんなふうに考えております。  想定されることはありますけれども、安定的な電源を確...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発におきまして、汚染水の漏えい、そしてまた電源を一時失う、こういった事故、トラブルが相次いでいることに加えて、貯水槽の水位の低下の報告であったり、その対応がおくれるなど、東京電力の対応がこれまで後手後手に回ってきたことについては極めて遺憾だと思っておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 当省としてとり得べき対応、これからも万全の体制で、今まで以上の緊張感を持って臨んでいきたいと思っております。  ただ、安全性の評価、これを一義的に行うのは規制委員会であります。そのことはぜひ御理解ください。
○茂木国務大臣 廃炉に向けたプロセス、そしてこういった地下水の問題、国としてやるべきこと、前面に立って対応していきたいと思っております。
○茂木国務大臣 対応について若干整理して申し上げますと、まず、地下貯水槽第一と第二の汚染水が合計で今七千立米あるわけでありますけれども、これは速やかに鋼鉄製の地上タンクに移送させる。作業はもう始まっていると思います。そして、地下貯水槽第三と第六につきましては、当分の間、監視強化を...全文を見る
○茂木国務大臣 この問題、安全性の確保を第一に取り組みたいと思っております。
○茂木国務大臣 外交面、そしてまた経済の立て直し、行政改革等々にすぐれたリーダーシップを振るわれた、鉄の女と呼ばれた、本当に歴史に名の残る政治家だ、そんなふうに思っております。  サッチャリズムという言葉はありましたが、こういう個人の名前が政策につく人というのは珍しいんです。私...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らくもう時間が過ぎておりますので、簡潔にと思います。  日米間での協議につきましてはかなりの進捗を見せておりまして、合意に向け、双方の認識は相当程度そろってきている、こう考えております。  今後、日本としては、可能な限り早期に交渉に参加する、そのことによって...全文を見る
○茂木国務大臣 さすが、やはり若い穴見委員、新しいツールを使っての質問ということであります。  また、大変わかりやすい資料を御提示いただきました。資料の中の四ページ目を拝見しますと、穴見委員、まさに実業家として取り組まれた飲食業であったりとか宿泊サービスは、従業員一人当たりの売...全文を見る
○茂木国務大臣 日本の産業の新陳代謝を進める、こういった観点からも、円滑な労働移動、失業なき労働移動、こういったことは極めて重要だ、こんなふうに考えております。  その観点から具体的に申し上げますと、例えば、助成金のあり方について、これまでの過剰な雇用維持型から労働移動支援型に...全文を見る
○茂木国務大臣 省エネ政策、今委員おっしゃるとおり、単に省エネに終わらずに、産業競争力の強化に結びつけていくということが極めて重要だと思っております。  我が国は、一九七〇年代、二度のオイルショックを経験いたしまして、それを乗り越える過程におきまして、さまざまな省エネの技術、そ...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 予算委員会 第22号
議事録を見る
○茂木国務大臣 きょうの午後の為替相場、直近のところで九十九円〇三銭だと思いますが、過剰な円高は是正されつつある、このように考えております。ただ、ここまでの円高の中で、企業が生産拠点を海外に移す、そこの中で国内の空洞化が進む、こういう現象があったのは間違いないことだと思っておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギー政策につきましては、いかなる事態においても国民生活や経済活動に支障がないよう、エネルギー需給の安定に万全を期すことが大前提であります。  今後、まず三年間、再生可能エネルギーの導入拡大、そして省エネルギーの推進を最大限加速化してまいりたいと考えておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力発電につきましては、いかなる事情よりも安全性を重視する、こういう方針で臨みたいと思っております。そして、その安全性については独立した原子力規制委員会において判断を行うとしております。  まず、新しい安全基準ができましたら、規制委員会に申請のあった原発につき...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 本会議 第16号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 近藤議員から、中小企業の経営環境と対策について御質問をいただきました。  中小企業、小規模事業者の中には、原材料価格等の上昇により、一時的に収益が悪化するなど、経営状況に影響を受ける事業者が存在すると認識をいたしております。  しかし、全体としては、...全文を見る
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
議事録を見る
○茂木国務大臣 おはようございます。  平成二十五年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  安倍内閣が発足して三カ月となりますが、日本経済に回復の兆しが見え始めました。国民が新政権に期待していることは、何よりも経済の再生、景気の回復です。そのため、大胆な金融緩...全文を見る
○茂木国務大臣 循環型社会をしっかりつくり、そこの中でスリーRを進めていくのは極めて重要だと考えております。そして、それぞれの製品、また言い方を変えれば資源によって、最も適切なリサイクルの方法というのは変わってきますし、それに適した事業者というのも変わってくるんだと思います。適切...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発で、御指摘の汚染水の漏えい、そして配電盤のトラブル初め、事故、トラブルが相次いでおりまして、このことにつきましては極めて遺憾だ、このように考えております。  そして、今週の月曜日に東電の広瀬社長を私はお呼びいたしまして、社長みずからが陣頭指揮に立って...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、世界の原油の需給そして地政学的なリスクなど、さまざまな要因によりまして国際原油価格は決定をされ、また変動もするわけであります。直近でいいますと中東そして北アフリカの地政学上のリスク等の要因によりまして、昨年の末ぐらいから上昇してきておりました...全文を見る
○茂木国務大臣 おつくりいただきました中小企業憲章には、中小企業を社会の主役と位置づけ、中小企業政策の基本理念、行動指針などが定められていると承知をいたしております。  憲章に規定されておりますように、中小企業、そして私は零細というよりも小規模企業という呼び方をさせていただいて...全文を見る
○茂木国務大臣 人材育成であったりとかまちづくり関係の助成金でありますが、かなり多岐にわたるということもございまして、それぞれの事業について、まずは迅速に執行を行うということが重要だと思っております。  ただ、迅速にといいましても、一つ一つの案件について、的確な審査、そして採択...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども申し上げましたように、緊急性の高い事業、迅速に執行していくということは重要でありますが、同時に、厳格な審査、そしてまた執行後のフォロー、そういったこともきちんとする中で、予算でありますから、無駄に使われることがないよう、厳正に対処してまいりたいと考えており...全文を見る
○茂木国務大臣 予算が執行できなければ、不用として立つことになります。     〔牧原主査代理退席、主査着席〕
○茂木国務大臣 先日も、経済産業省の幹部、それからまた中小企業庁の幹部、さらには各地方ごとの経済産業局長を呼びまして、委員御指摘の周知、経済産業省が先頭に立ってきちんとやっていくことが重要だと申し上げました。  もちろん、現代ですからホームページによります周知であったりメールマ...全文を見る
○茂木国務大臣 済みません、御質問の趣旨がよくわからないんですけれども、もう少し詳しく質問していただけますか。
○茂木国務大臣 日本人の技術者が働きがいのある職場であったりとか処遇改善を求めて労働移動する、こういったことを一律に規制する、制限するということはできないんだと思います。  しかし、その一方で、技術開発を通じて企業が築き上げてきたノウハウ等の技術情報、これはまさに企業にとって競...全文を見る
○茂木国務大臣 これはTPPにかかわらないんですが、まず、今、企業の活動というのはグローバル化をしております。そして、一つのものをつくるのでも、サプライチェーンが国内にとどまらず、国際的にいろいろな部品の生産であったりとかアセンブリーといった形で、そういったサプライチェーン自体も...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、市町村合併が今進んでおります。そのペースと、商工会議所それから商工会が同じ市の中に併存する、こういった状況があるわけであります。  戦後でいいましても、昭和二十年代の後半から三十年代にかけて、第一次といいますか、昭和の合併ブームというのがありまして、当時...全文を見る
○茂木国務大臣 議論が不十分だ、こういう御指摘をいただきましたが、昨年から専門委員会におきまして、十二回にわたりまして専門的な議論をしてまいりました。もちろん、省内においても、そしてまた党内におきましても、相当な時間をかけてこの議論をしてきたわけであります。  そして、私は、改...全文を見る
○茂木国務大臣 ことしの夏の需給状況につきましては、今、最終的な取りまとめに入っておりまして、今後、これがまとめられた段階で発表したいと思っております。
○茂木国務大臣 委員、いろいろな研究もされ勉強もされているんですが、今の発言は、私は、この発言に限ると極めて楽観的過ぎる、そんなふうに思っています。  今、日本は原発がほとんどとまる中で、発電の九割、これを火力に頼っております。それも、残念ながら最新式の火力ではありません。旧式...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどから、辻元議員、民主党としては二〇三〇年代に原発ゼロを目指す、その一方で、中長期のロードマップでは廃炉に三十年から四十年かかる、そこでもう矛盾が出ているんです、完全に。その間に、では人材をどう次へつなぎとめるんですかとか、そういう研究はどう続けるんですかと。...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
議事録を見る
○茂木国務大臣 安倍政権が発足して百十一日ということでありますけれども、株価の方も四年七カ月ぶりに一万三千五百円をつけるということになってきました。やはり、こういった景気の回復の基調を本格化させていくためには、山田委員御指摘のように、中小企業、小規模事業者が元気になる、こういった...全文を見る
○茂木国務大臣 山田委員の御質問を三十分間伺っておりまして、本当に限られた時間の中で極めて重要な問題を一つ一つ御指摘いただいているな、こんなふうに思っております。  麻布十番、お祭りがすごいんですよね。私も時々お邪魔をしますけれども。それでもやはり、全国を見渡しますと、この商店...全文を見る
○茂木国務大臣 ドイツ等々と比べると、コンベンション施設、そしてまたそれにかかわるシステム、日本はまだまだおくれをとっている、こんなふうに思っています。  そして、クール・ジャパンも、まずは日本のよさを海外で知ってもらう。第二段階は、日本のコンテンツであったりとかファッションで...全文を見る
○茂木国務大臣 自動車産業は、我が国にとりましてまさにリーディングインダストリー、ただ、ここ数年といいますか、長いスパンで国内市場が縮小傾向にありまして、これを活性化させることは極めて重要だと思っております。  平成二十五年度の税制改正大綱におきまして、自動車取得税の二段階での...全文を見る
○茂木国務大臣 新しい自公政権、発足をいたしましてちょうど三カ月半がたつところでありますけれども、経済指標、さまざまなものを見ましても、上向いております。例えば株価、大幅に上昇しておりますし、過剰であった円高も大きく是正されつつあります。衆議院が解散になりましたのが昨年の十一月の...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍新政権になりまして、幾つかの経済に関します会議、復活したり、または新設をいたしました。その一つが、日銀総裁も加わります経済財政諮問会議、これを復活したわけであります。  同時に、これからの具体的な成長戦略を描いていく、マクロの経済の具体策を出すということで、...全文を見る
○茂木国務大臣 日本をイノベーションに最も適した国にしていく、手法の問題なんですけれども、今の置かれている日本の現状から目指すべき将来の姿、こういったものを描いて、それに到達するベクトルの途中で乗り越えなきゃならないハードル、さらに課題、こういったものを明らかにして、それに必要な...全文を見る
○茂木国務大臣 イノベーション、委員御指摘のように、余り狭く技術革新と捉えない方がいいと私も思っております。ビジネスモデルそのものを対消費者との関係でも変えていくということもあると思いますし、例えば、有史以来、人間というのは物々交換を行ってきたわけですね。それが、貨幣制度が入って...全文を見る
○茂木国務大臣 新しい日本経済の姿、先ほど、例えば健康長寿世界一とかいう新しいフロンティア、それに向けて、ハードルとなる課題であったりとか技術開発を行っていく、こういう話を申し上げました。  もう一つ大切なのは、やはり、日本の産業構造の新陳代謝を進める、新しいビジネスをつくって...全文を見る
○茂木国務大臣 ウルトラマン、石川で頑張っていらっしゃるということなんですけれども、もともとこれは、円谷プロが福島県の須賀川の出身ということでありまして、そこから生み出されたものであります。また、こういった地域地域のよさというのが全国レベルで連携して、経済の底上げを図っていければ...全文を見る
○茂木国務大臣 大きく三つ、一つは、着実に確保した予算を執行することによって、当面、中小企業を元気にしていかなければならない。補正で五千四百億、そして、ことしの本予算も、昨年の予算を増額させていただきました。こういったきめ細かい対策をとっていく。  同時に、中小企業それぞれの置...全文を見る
○茂木国務大臣 橋本議員の御質問を伺っていまして、丁寧に地元の声を吸い上げて、それを政策に反映させたい、こういうお気持ちを強く持たれているんだな、そういうふうに拝見をさせていただきました。  それで、このグループ補助金のこれまでの運用なんですけれども、これまでが特殊なんです、率...全文を見る
○茂木国務大臣 太陽光と風力発電のお話があったんですけれども、確かにまず、太陽光の導入でいいますと、北海道はほかの地域に比べて非常に多いというのは事実であります。そして風力の方でありますけれども、やはり風力の適地は限られておりまして、北海道、それから東北の一部ということになってき...全文を見る
○茂木国務大臣 御質問にお答えする前に、先ほどの原子力規制委員会の答弁、私、基本的に、安全基準については個々の原発について原子力規制委員会で御判断をされる、また、そのスケジュールについても一定のスケジュール感で御判断をされる、このように思っておりますが、まだ申請が出ておりませんね...全文を見る
○茂木国務大臣 副大臣、政務官については、呼ばれておりません。ですから、出席をしておりませんでした。私はもちろん出席をしておりました。それで、一時、トイレ、そして、恐縮なんですが、鼻水が出ておりましたので、鼻をかみに離席をいたしました。本人には目くばせをしたつもりであります。それ...全文を見る
○茂木国務大臣 電力料金の値上げ等の審査が上がってきた場合には、経営の効率化を十分踏まえた申請となっているか厳正に審査をさせていただいて、判断をいたします。  一方、電力会社におきましては、やはり、それに必要な出資とそこから得られる収益、そういうコスト・ベネフィットを考えて各経...全文を見る
○茂木国務大臣 廃炉は長期間にわたる事業でありまして、これを安全かつ着実に実施していく、そのためには、原子力分野の人材を確保して技術を維持していく、こういったことが必要だと思っております。  経済産業省におきましては、平成二十五年度予算案におきまして、福島第一原発の対応を含めた...全文を見る
○茂木国務大臣 今、米国でのシェールガスの産出などによりまして、LNGの国際市場は大きく変化をしているわけであります。そういった調達もありますし、さらには、ロシアも含めいろいろ調達先の多角化を図っていく、こういったことは国としても進めていきたい。また、各電力会社についてもそういっ...全文を見る
○茂木国務大臣 これまで我が国は、ウラン資源の有効利用、高レベル放射性廃棄物の減容であったり、また有害度の低減の観点から、使用済み核燃料を再処理し、回収されるプルトニウム等を有効利用することを基本方針としてきたところであります。  こうした中、六ケ所再処理工場については、日本原...全文を見る
○茂木国務大臣 誤解なくお聞きをいただきたいと思っているんですが、この六ケ所の再処理工場についても、MOX燃料の加工工場についても、そしてプルサーマル計画についても、安全性といったものを第一に動かしていく、こういった基本の姿勢というのは変わっておりません。そして、その安全性につい...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国としては、ウラン資源の有効利用、高レベル放射性廃棄物の減容、有害度の低減等の観点から、使用済み燃料を再処理して、回収されるプルトニウム等を有効利用することを基本方針としております。  個々の施設については、当然、安全性を確認する、また、地元の御理解を得る努...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギー政策につきましては、まずは、いかなる事態においても国民生活や経済活動に支障がないよう、エネルギーの需給の安定に万全を期すというのが基本的な方針であります。  そして、原子力については、いかなる事情よりも安全性を重視する、その安全性の判断については、新た...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどからも答弁申し上げておりますように、中間貯蔵施設にだけ負荷をかけようとは思っておりません。  サイクルを回す意義については、私は先ほどから答弁をさせていただいております。その一方で、事業者においても、貯蔵容量の拡大、こういった努力も今進めているところであり...全文を見る
○茂木国務大臣 再生可能エネルギーの普及は、国内エネルギー資源の拡大という意味からも、エネルギーの安全保障の強化にもつながります。また、低炭素社会の創出に加え、新しいエネルギー関連の産業の創出、雇用拡大、こういった観点からも極めて重要でありまして、現在の自公政権におきまして、今後...全文を見る
○茂木国務大臣 現段階で、日本はTPPに参加しておりません。ですから、現在TPP交渉のテキストを持っているわけでありませんが、いろいろな国と情報交換をする中で、これまで、TPPの交渉、約三年にわたって続いてきておりますけれども、国民皆保険制度が議題になってきた、このようには承知を...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国にとりまして、国民皆保険制度、これは、考えてみますと、農業があり、そして、それぞれが守り合う、共助の精神のもとでつくり上げてきた、我が国の国柄にもかかわる問題だ。安倍総理も、こういった日本の国柄の中で生まれてきた皆保険制度はしっかり守るということであります。...全文を見る
○茂木国務大臣 ISD条項でありますけれども、アメリカとカナダの例、幾つかの訴訟の事例があるわけでありまして、そういったものがよく引き合いに出されることが多いんですけれども、最近の投資協定であったりとかEPA、このISD条項が含まれているものがどちらかといいますと一般的でありまし...全文を見る
○茂木国務大臣 いずれにしても、我が国としてこれから交渉に正式に参加をする、国益にかなうような交渉を進めていくということでありまして、その国益の中には、経済的な利益だけではなくて、我が国全体の安全保障にかかわる問題、こういったことも当然含まれてくると思っております。  同時に、...全文を見る
○茂木国務大臣 グローバルスタンダード、まさに我が国が主体的につくっていくものである。  今回、TPPに参加をさせていただく。これは単にTPPにとどまらず、総理も表明しておりますように、これがまさにこれから成長するアジア太平洋地域でのルールづくりの土台になっていくんだ、RCEP...全文を見る
○茂木国務大臣 けさから一連の質問が続いておりますが、初めての御質問であります。  おととしの五月に開始しました離島ガソリン流通コスト支援事業については、全国二百の離島における約六百九十の販売店において、離島であるがゆえに割高となっているガソリンの流通コストに着目した支援を行い...全文を見る
○茂木国務大臣 現実に価格差は存在するわけですから、それをどこまで縮めることができるか、最大限の対応を図っていきたいと思っております。  広報活動につきましても、六百九十の販売店ですから、きちんと張ってもらうということは、私はできるんだと思います。事実も確認した上で、しっかり対...全文を見る
○茂木国務大臣 中小企業の設備投資の促進は、極めて重要だと思っております。  三〇%が高いか低いか、いろいろな評価はあるかと思いますけれども、対象の設備また地域を限定せずに行っている償却率としては最も高いというのが現実であります。  ただ、今後どうしていくかということにつきま...全文を見る
○茂木国務大臣 大臣が恥をかくのではないかというお話をされましたけれども、私なりに、自分の政策、そしてまた経済産業省の政策につきましては理解しているつもりであります。それはちょっと、先生、幾ら何でも言い過ぎなんじゃないかな、訂正をしていただきたいと私は思います。  その上で、例...全文を見る
○茂木国務大臣 投資案件なんかによると思うんですけれども、かなりビジネスに近い部分というのは、なかなか官僚では目きき機能とかはありません。ですから、ファンドマネジャーを経験したり、さまざまな形で実際にビジネスがわかっている人、そういった人が中心になっていく。  革新機構なんかは...全文を見る
○茂木国務大臣 新しい事業機会をつくっていく、また、新産業を育てる、そういう側面から、あらゆる可能性を追求してみたいと思います。  もちろんそれぞれの所管がありますので、関係の省庁ともしっかりと調整をした上で進めたいと思います。
○茂木国務大臣 国際的な基幹ネットワークそしてハブ空港を持つことは、極めて重要だと思っております。同時に、日本全体の底上げの意味からも、これは空港だけには限りませんけれども、さまざまな交通機関がきちんとつながっている、こういったことも大切であります。  そういった全体像の中で、...全文を見る
○茂木国務大臣 アベノミクスの三本の矢の中でも、特に三番目の、民間投資を喚起する成長戦略をつくっていく、極めて重要だ、そんなふうに考えております。  恐らく幾つかの柱というものが成長戦略の中で出てきまして、例えば、健康長寿世界一と大きな目標を掲げて現状からベクトルを引く中で乗り...全文を見る
○茂木国務大臣 消費税は、例えば小売事業者が最終的に利得にするものじゃないんですから、まず還元できないんですね。やるとしたら国がやるしかないんです、消費税還元セールというのは。  利益が上がった業者が利益還元セールをやる、そのことはよいことだと思っています。
○茂木国務大臣 日本の場合、長引くデフレの中で立地競争力を失い、企業にとってもなかなか収益が上がらない、こういう構造であったと。まさに今は、アベノミクスでそういった負のスパイラルを打ち破っていく。  例えば為替につきましても、円高がいい、円安がいいとは言えないんですけれども、行...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、委員御指摘のように、日本の開廃業率は五%前後、しかも、残念ながら今のところ廃業率の方が高いということでありまして、まずはそれを逆転して、御指摘のように、アメリカ、イギリス並みの一〇%から一二%を中期的には目指していきたい、こんなふうに思っております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 やはり、前例主義をとっている限り、新しいビジネスというのは生まれないんだと思いますね。恐らく地方でも、かつては、若い人、やる気のある人たちを支援するような起業家がいたんですね。旦那衆ですよ。これはもともとサンスクリット語です。お布施をするというところから、ダーナ、...全文を見る
○茂木国務大臣 先生の先輩であられる深谷隆司先生が大臣のときに、私、政務次官を務めておりまして、あのときも中小企業基本法の見直しを行ったところでありますけれども、まさに、日本企業の九九%以上を占める中小企業、そしてまた小規模事業者が元気になるということは日本にとって極めて重要だ、...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システムの改革、しっかりと進めてまいりたいと考えておりますが、委員御指摘のように、電力の安定供給、これは必ず確保しながら、きちんとステップを踏んで改革をしていきたい、そんなふうに考えております。  この鍵を握るのは、やはり送配電事業ということになってくると思...全文を見る
○茂木国務大臣 この三段階に分けました電力システムの改革、二〇一八年から二〇二〇年、第三段階、ここで、委員御指摘の、法的分離によります発送電の分離、そして料金の全面自由化、こういった最後の段階の改革を行っていきます。  先ほど、送配電事業者、これが最終的な安定供給の責任を持つ、...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国の開廃業率、今五%前後で、残念ながら廃業率の方が少し開業率を上回っていると。一方、アメリカ、イギリスでは、開業率が一〇%から一二%ということでありまして、まず、日本においても、開業率と廃業率を逆転して、そして中期的には開業率を一〇%台に持っていきたい、こんな...全文を見る
○茂木国務大臣 やはり、やったことのない人が教えようと思ってもうまくいかないんですよね。  私が大学のときの経営の授業で一番印象に残っているのは、外部講師、日本の一流企業の役員の方だったと思いますけれども、後で社長になられた方ですが、そういった方が来て、生の経営、こういった話を...全文を見る
○茂木国務大臣 学生が起業していただく、こういったことも非常に重要だと思いますけれども、同時に、学生の時代に基本的な知識であったりとか教養を身につける、また、社会経験をできるだけ積む。そこの中で、それぞれ持っていらっしゃる才能というのは違うんだと思うんですよね。アメリカでも、グー...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
議事録を見る
○茂木国務大臣 四月十二日衆議院予算委員会第七分科会の審議において、民主党三日月委員及びみんなの党井出委員の質問の際に、当方の意図が質疑者にうまく伝わらず、一時退席しましたことについて、おわび申し上げます。      ————◇—————
04月19日第183回国会 参議院 本会議 第15号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 加賀谷議員にお答えをいたします。  東日本大震災からの復興は政府にとっても最優先の課題であり、まさに閣僚全員が復興大臣という心構えで取り組んでおります。とりわけ福島においては、いまだ十五万四千人の方々が避難生活を余儀なくされており、福島の方々が一日も早...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 川田議員にお答えをいたします。  福島第一原子力発電所については、一昨年の十二月に、原子炉の状態を定量的に評価した結果、冷温停止状態になったことが確認され、現在でも原子炉が安定した状態であることは変わりありません。  しかしながら、汚染水対策を含めた...全文を見る
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一昨日、私、APECの閣僚会議に参加をしておりまして、そこの中の十一か国の閣僚がTPPの関係閣僚ということで、各国の支持が固まったということで、私のところに各国として日本のTPP参加を歓迎すると、こういう伝達がございました。すぐに総理そして甘利大臣の方に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) USTRとの間で様々な議論をしております。基本的には日米関係という信頼関係に基づいてそれぞれの立場でやっております。  私は、アメリカの代表の方がそんないいかげんなこととかそういうことをおっしゃる方ではない、基本的にそういうふうに思っております。そして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らくよく米韓のこのFTA等々と比べてというお話なんですけれど、この米韓のFTAの内容もよく確認を、委員、していただきたいと思うんですね。  まず、安全基準の問題です。今回の日米合意を米韓のFTAと比較いたしますと、米韓のFTAで、韓国は米国の自動車に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、日本はTPP参加国に対して自動車の関税毎年四千七百億円払っております。これを下げていかなきゃならないと。これはアメリカだけの問題ではありません。更に高関税の国があります。ただ、現状からいって、日本はゼロなんです。それは、ほかの国が何%であろうが、ゼロ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) TPPの交渉、これから様々な、マルチで全体の投資のルールを検討したり、また場合によっては関税についてバイでやったりと、いろんな手法の中というか、やり方の中で最終的な結論を得ていくと。当然、我々については、こういった工業製品の関税についてはゼロと、こういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 具体的な日程については決まっておりません。しかし、日本が関税がゼロ、そこの中でアメリカだけが関税がある、こういう状態から、アメリカが一方的に譲歩をして関税を撤廃すると、このことは決まっております。
○国務大臣(茂木敏充君) 朝日新聞の見解でこのようにお書きになっているんだと思うんですけれども、まず自動車について申し上げますと、日本は自動車は元々ゼロなんです。マイナス関税にでもしないと日本は得るものはないんですね。それに対してアメリカは関税がありますから、それを下げるというこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米韓のFTAも御確認いただきますと、KORUSですね、韓国も自動車は実は関税があって、普通車でいいますと、アメリカの二・五に対して韓国は八%あったんです。これを両方とも下げると、その大体同じような期間でという話なんです。日本はそれに対して関税がないんです...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全国四百二十万の中小企業のうち三百六十万以上、先生御指摘のように、の企業が小規模事業者ということでありまして、まさに地域の経済そして雇用を支える存在であると。  経済産業省は定期的にこういった中小企業それから小規模事業者の業況につきまして約二万社を対象...全文を見る
04月23日第183回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘いただきました中小企業の再生支援協議会につきまして、平成二十四年度の計画策定完了件数は千五百十一件ということでありまして、政策パッケージの目標三千件には届かない、半分ぐらいでありますが、委員も御案内のとおり、前政権、前年度の件数は二百五十五件であり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な方向は今総理のお答えしたとおりでありますが、汚染水の漏えいした地下貯水槽の周辺におきまして、既存の井戸を用いるとともに、追加的に観測用の穴を設けまして、委員から御指摘のありましたモニタリングもしっかりやっていきたいと思っております。また、万が一汚...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アンダーラインの部分も含めて適切ではないと我々は考えております。そして、汚染水対策であったり、廃炉、賠償、除染、そして被災者の帰還等々、これからも福島の再生、そしてまたこの事故の収束にはたくさんの作業が残っております。そこの中で事故収束という言葉を使うこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島第一原発で増え続けるこの汚染水の問題、廃炉を進めていく上で極めて重要な課題だと、こんなふうに考えております。  汚染水の漏えい事故に対する当面の対応というのがありますが、先生おっしゃるように汚染水問題全体を根本的に解決する中長期的な対応と、これが必...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) このシートの問題、地下貯水槽につきましては前政権のときに決めたことでありますけれど、しかし汚水が起こったのは確かであります。私の方から東電の方に地下貯水槽は使わないようにということで、今地上のタンクへの移送作業を進めているところであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 福島第一原発の廃炉の問題、これは世界にもこれまで例のない作業でありまして、非常な困難を伴うものだと思っております。私も今年の一月に実際現地へ視察をいたしまして、四号機の内部にも恐らく閣僚として初めて入ったと思います。相当な困難が予想される。  確かに、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そういった国際的な英知、これも結集したいと思います。そして、その結果につきましては国際的に共有する、こういう形を取ってまいりたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 東京電力、御案内のとおり、今、賠償、そして廃炉、さらには実際に電力の安定供給等、緊急かつ重要な役割を担っておりまして、現在、原子力損害賠償支援機構法の枠組みの下で政府が支援を行っているところであります。  具体的に、今委員御案内のとおり、東京電力は、政...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、委員がお作りいただきましたこの原子力賠償支援機構法による賠償の支援という形を取りまして、今五兆円の枠を設ける形を取っております。既に東電に対しましては、三・一兆円の枠、これを使いまして二・五兆円を交付済みと、こういう形になっております。  最終...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東電の場合、これから除染の問題もあります。そして、賠償。特に廃炉につきましては、ロードマップ上、三十年から四十年と長い期間を要するわけでありますが、東電が民間の事業者としてしっかりと再生をすることによってやるべき仕事が遂行できる、そして電力の安定供給にも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東京電力の賠償についてお答え申し上げます。  本年の四月十九日までに、個人につきましては累計で三十八万三千件の請求を受け付けて、そのうち三十二万二千件について支払済みであります。また、法人につきましては、累計で十七万九千件の請求を受け付けて、そのうち十...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東電に対してはできるだけ速やかにと、同時に丁寧にという話を申し上げております。だんだん、十万件とか処理をしてきますと、若干残っていらっしゃる方、いろんな方で個々の事情が違うということで、迅速にしなければいけないんですけれど、個人の、またその企業のそれぞれ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 端的に申し上げますと、まず、この使用済核燃料につきましては、一時保管した上で、これは高レベル放射性廃棄物の量そのものを減らす、また有害度を低減をすると、こういう観点からプルサーマル計画、これを着実に進めていく。そのためには、六ケ所の竣工、そして再処理施設...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 海外にある部分も若干ございます。それから、発電所そのものに置いてある部分もございます。それからまた、再処理施設、これに移送する部分、こういった部分もございます。  そういった中で、かなり、発電所によりましては、置いてある使用済みの量がいっぱいに近くなっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今細かい数字を持ち合わせておりませんが、基本的には発電所にある部分が最も多いとお考えください。
○国務大臣(茂木敏充君) この六ケ所の再処理工場、モデルプラントとなりましたフランスの工場では想定していなかった耐震性、飛来物に対する防御性及び核不拡散の強化に必要な設備等の増加への対応、さらにはガラス固化体に係る技術的課題への対応といった事情で工程が遅れてきたと。こうした中で、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども御説明申し上げましたが、既に使用済核燃料一万七千トン、ガラス固化体にしますと二万五千分があるわけでありまして、これは何らかの形で処理をしなけりゃならない。これを減量化、量を少なくしていく、そしてまた、放射能の有害性を低下をさせていく、こういった意...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 直接処分を取る、こういう方針の国も世界の中にありますけれど、地層処分、我々の考える最終処分、これを取っている国の方が多いんではないかなと、こんなふうに思っておりまして、これを着実に進めるために、例えば、最終処分の必要性、安全性に対する地元の理解、合意を高...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘いただきました高効率のLNG、さらには石炭の火力、非常に有望だと思っております、コスト面を考えても。そして、日本の技術、今世界一でありまして、例えば今の日本の技術をもってアメリカ、そして中国、インドにこの技術を適用しますと、大体CO2の排出量十...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 炉が冷温停止状態、そして安定した状態と。ただ、これ、炉だけの問題ではなくて、先ほどからありますように、汚染水が毎日四百立米流れてくるわけであります。それについても、プルトニウムを取り払って毎日タンクの方に移送しなきゃならない。そして、そういった状態を保つ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 議事録がどうなっているか、それは確認をさせていただきますが、炉につきましては温度は安定しております。しかし、廃炉に向けました様々な作業、そして先ほど申し上げました汚染水対策等々につきましては大きな課題が残っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 事故処理は道半ばであります。先ほどから申し上げておりますように、例えば汚染水の処理の問題につきましても、流入してくる量をどれだけ抑えるか、また、海に出さないために防護壁をどうするか、最終的には、ALPSだけ使っても全部トリチウム取れませんから、最終的には...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) メンバーでありますが、私が議長を務めております。そして、副議長は赤羽経済産業副大臣、委員として福井文部科学副大臣、廣瀬東京電力社長、鈴木日本原子力研究開発機構理事長、佐々木東芝社長、中西日立製作所社長、規制当局として田中原子力規制委員会委員長、オブザーバ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 規制当局も入れまして、そしてやはり専門家じゃなきゃ分からない部分というのはあるんです、廃炉を進める上でも。さらには、IAEAの視察も受けたりしまして、そういったことをやっているわけであります。  素人の方だけでやるのがいいという共産党の皆さんの意見とは...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 廃炉の問題、そしてまたこの汚染水の処理の問題、専門家そして外部の知見も生かしながら、さらには国際的な知見も生かしながらしっかりと進めてまいります。
○国務大臣(茂木敏充君) 担当でありますから。  まずは、汚染水がしみ出さないようにモニタリングの体制をしっかりしてまいります。そして、さらには海側の方に遮断壁を設けることによりまして、そこから出ないような体制を取らさせていただく、海におきましてもモニタリングをする、こういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力につきましては、現政権として、いかなる事情よりも安全性を重視いたします。  そして、安全性をどうするかということにつきましては、これまでの反省、教訓も踏まえて、独立した原子力規制委員会において判断するということになっておりますので、政府としてのコ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東電に訴訟を提起した者は米国在住の個人二十六名、賠償請求の内容としては、原告らの医療検査や治療のための費用を賄うため、少なくとも十億ドルの基金の創設……
○国務大臣(茂木敏充君) 十億ドル。それから、各原告に対する被害賠償及び懲罰的損害賠償が請求されておりますが、損害賠償そして懲罰的損害賠償の請求金額については、訴状に記載がないので請求の総額や平均額をお示しすることはできませんということであります。十億USダラーですね。
04月24日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
議事録を見る
○茂木国務大臣 恐らく、欧米と日本のいわゆるこういった販売促進活動はかなり違っておりまして、委員御指摘の、例えばスーパー等での値引きといいますか、そういうセール、月に何回かやられていると思います。極端に言いますと、特定の売り場に限定したら、ほぼ毎日のような形でやっている。パリなん...全文を見る
○茂木国務大臣 近藤委員御指摘の点は、基本的に私も同じ意見であります。  消費税の影響が引き上げによってどれだけ出るか。図もお示しいただいたんですけれども、例えば九七年の場合は、ちょうどこの時期がアジアの金融危機と重なってしまったということで強目に出ている。  いろいろなこと...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の調査は、一昨年の平成二十三年八月に、中小四団体が共同で調査をしたものであります。  消費税に関しては、委員も御案内のとおり、さまざまな調査が行われておりますが、御指摘の調査結果に限れば、中小企業、小規模事業者の方々が、消費税の転嫁について、まさに現在も困...全文を見る
○茂木国務大臣 さまざまな取引において、これは消費税の転嫁にかかわらず、例えば付加価値を売り手、買い手のどちらがとるか、こういう問題というのが出てくるわけであります。そういった商取引の中で、その企業の持っている技術であったり部品であったり、その独自性であったり価格支配力、こういっ...全文を見る
○茂木国務大臣 それぞれの企業の活動の中で、原材料に係るコストであったり、人件費に係るコストであったり、そういったコストを売り上げから除いた部分が利益として計上される、そして、その利益がどこまで大きいか、消費税の分も含めて利益が圧縮される、場合によっては、売り上げよりもコストの方...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど正確に答弁をさせていただいたと思います。
○茂木国務大臣 法人税に限らず、消費税についてもそうだと思いますけれども、根本的な解決策は、やはり日本の経済を再生して、そして多くの企業が納税できる、利益が上がる、こういう環境をつくることだ、そのように考えております。  今御案内のとおり、安倍内閣におきましては、三本の矢という...全文を見る
○茂木国務大臣 委員のお示しいただきました図を拝見いたしましたが、この図の起点は九一年というバブルが崩壊する前であります。これは、中小企業、小規模事業者も比較的業況がよかった年でありまして、それ以降の落ち込みということになると、大企業の回復の方が早かったということなんだと思います...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、取引関係において、いろいろな意味で、どちらに選択の幅があるかによって価格交渉力というのは違ってくる、そういった影響も出ているんだと思っております。  ただ、繰り返しになりますが、今の日本は、全体的に申し上げて、余りにもコスト...全文を見る
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島第一とそれから浜岡、同じマークⅠでありまして、似ている構造であります。既に、連携を取りながら浜岡でできることはやっていきます。  ただ、燃料デブリの取り出しとか、そういうことになりますと、浜岡はそんなに、溶解しているわけじゃありませんから使えない部...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) さすがに荒井委員、すばらしいところに目を付けられるなと思ったんですが、我が国、新しいエネルギー制約に今直面をする、そしてまた資源のない国であります。そういった日本におきまして、マテリアルフローコスト会計を導入し、世界に先駆けて省エネ、省資源を進める、大変...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、業務、家庭といった民生部門におけるエネルギー使用量が増加傾向にあることを踏まえ、産業部門だけでなく、民生部門においても省エネ...全文を見る
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘をいただきました金融保証制度につきましては、平成二十年十月、当時でいいますと麻生内閣ということになりますが、リーマン・ショック直後、急激な業況悪化局面におきまして、中小企業そして小規模事業者の資金繰りを支援するために開始されたものであります。全く新...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 簡潔にお答えをさせていただきたいと思います。  信用保証協会の審査体制、そして代位弁済の実施を含めた保証業務の管理体制が適切かどうかにつきましては、定期的に実施している立入検査におきまして検証を行っているところであります。  御指摘をいただきました大...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私も、こういう何十年にわたって、理事長であったりとか、また役員が同じところから出ていると、このこと自体について、それが適正だとは思っておりません。  ただ、事実関係から申し上げますと、委員も御案内のとおり、信用保証協会の会長、理事長を含む役員の選任、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松井さんや橋下さんの名前は私も存じ上げております。  その上で、これまで、委員よくお聞きください、この議論、委員何度もやってこられました、民主党政権のときに。その成果をまず、どういうふうにされてきたのかきちんとフォローさせていただきますので、まずは言い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) しっかりと状況を確認させていただきます。そして、やっぱり国民目線で見ておかしいことはおかしいという方向で検討させていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) 大阪市の協会の監事でありますが、大阪市信用金庫の会長が二十年前から就任しておりまして、兵庫県の方もお答えしましょうか。大阪でよろしいですか。
○国務大臣(茂木敏充君) しっかりと確認もさせていただきたいと思います。そして、必要な是正項目がありましたら、是正の要求をしていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 国の制度としては、中小企業そして小規模事業者に対しまして円滑な資金提供、これを支援していくと、これが主目的であります。  これに対して、県であったりとか自治体の方で保証の補助を行っている制度を独自に持っております。恐らく地方自治体からすると、地域のやっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げました附属的な制度融資、これは地方自治体が地域の事情等を勘案して制度設計を行っているものでありまして、一義的に当該地方自治体の責任において適切な運用がなされていると。例えば、奈良県がどういう目的でおやりになる、そのためにどういう制度にする、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 信用保証協会に対します検査、それは、先ほど申し上げたとおり定期的に行っております。そして、そこの中で、代位弁済率が高いところ等々につきましては個別の指導も行わさせていただいております。  そして、個々の信用保証協会が出しているいろんなそういったセーフテ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 資料を使って御説明いただきましたが、まず基本のところで、平成二十三年度、そして二十四年度の当初予算、これは民主党政権時代にお作りになったんですね。そして、そこの中でこういった全国を対象にした事業をおやりになった。ただ、執行が遅れたということで基金化された...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 必要なものは見直しをいたしますが、是非御理解いただきたいのは、既に民主党政権で採択をしてしまって、後年度負担が出ていてもう事業がスタートしていると。ただ、まだ計上されていない部分はあるんです。そのことはちゃんと数字でつかんでいますので、そこは是非御理解く...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 本来でしたら麻生副総理にお答えいただいた方が御専門ではないかなと思いますが、担当でありますのでお答えをさせていただきます。  亜炭鉱陥没、東日本大震災によりまして、岩手、宮城、福島の三県で、委員御指摘のとおり、四百七十件確認をされております。これらの陥...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍総理そして稲田担当大臣の下で、各省連携をしながらこのプロジェクトを進めております。  大きく申し上げると三つのステップに分けてこのクールジャパンを進めていこうと、こんなふうに考えておりまして、まず第一段階というのは、日本の良さ、それはやはり食文化で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) はた委員、高効率の石炭火力につきまして、技術の動向、二〇二〇年代、三〇年代とどういうものが出てくるか、本当によく御存じだなと、こういう思いで話を聞かさせていただきました。  例えば、今の日本の最高水準の石炭火力、磯子を先日私も実際視察をしてきたんですが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私が、間違いがあるか間違いがないか、お答えする立場にはないかと思いますが、今委員おっしゃられた左側の部分になるんですか、二〇一二年七月から八月の最大電力需要が五千七十八万キロワットで、七百八万キロワットの予備力があると、この記述につきましては、昨年、政府...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力の安定供給、これは委員も御案内のとおり、二〇一五年のある時点が良ければいいとか東京が良ければいいという話じゃないんです。全国レベルで継続的に安定供給をしていく、さらには電力コストを抑えていかなければならない。そして、そういった中で再生可能エネルギーを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、例えば石炭火力の問題につきまして環境省との間で環境アセスの迅速化等々の調整を進めておりまして、早い段階で結論を出したいと、こんなふうに考えております。冒頭御答弁申し上げましたように、石炭火力、こういったものもしっかり進めていきたい。  ただ、個々の...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
議事録を見る
○茂木国務大臣 確かに、委員御指摘のように、地方の商店街は今大変厳しい状況にございます。  直近の平成十九年の商業統計を十年前の平成九年の統計と比べてみますと、年間の商品販売額は二四%減、従業者数は一二%減、そして店舗数は三一%減と、いずれも大きく減少しております。  そして...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、パソコン、POSレジ等の導入の割合でありますけれども、売上高に沿って申し上げますと、売上高が一千万円以下の事業者では三六・五%、売上高が一千万円超五千万円以下の事業者で五三・九%、売上高五千万円超の事業者で八二・三%、こういったふうに、小さい事業者ほど利用率...全文を見る
○茂木国務大臣 厳正な監視、そして厳しい取り締まりをしっかりと行ってまいります。
04月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 当然、プラス面、マイナス面、両方あるんだと思います。  経営の側から見てマイナスということでいいますと、最低賃金の引上げによりまして労働コストの上昇等、中小企業・小規模事業者にとっては特に経営環境を圧迫すると、こういう面があるわけであります。その一方で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本取引所などの金融商品取引所が商品デリバティブを上場する場合には、昨年改正されました金融商品取引法、これ金融庁の専管でありますが、に基づきまして、商品所管大臣、農林水産大臣及び経済産業相、別に仲たがいしているわけではありません、同意の下で金融担当大臣が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど答弁したとおりであります。
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 櫻井委員も御案内のとおり、それは例えば為替が変わるということになってきますと、それは原料価格もそうでありますけれども、それがプラスに出る面、それからマイナスに出る面、両面当然あるわけでありまして、業種によっても違ってくるところがあります。そこの全体を見て...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の電力システム改革、まさに六十年に一度という大改革でありまして、御案内のとおり、柱になりますのが、一つが広域的運用形態の拡大、そして電力自由化の推進、さらに、おっしゃられた発送電部門の中立性、独立性を高めていく、これを三段階の改革で進めていこうと。ま...全文を見る
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日米の事前協議におきまして、アメリカの自動車の関税、普通車で二・五%でありますが、これは撤廃ということで合意をいたしました。よく韓国と比べられるんですが、日本の場合、御案内のとおり、もう関税はゼロなんです、日本の方は。それに対してアメリカは関税があったと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 汚染水については海に流さない、これを基本に、今、東電の社長の方からも答弁ありましたように、まず毎日四百立米入ってくるんですね。山側、阿武隈山塊の方から入ってきますこの地下水をできるだけ少なくしていこうということでバイパスもやりますし、最終的にはこれが止ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、アメリカは、米国法に基づきまして審査の手続に入っております。  確かに、今委員お示しいただいた表を見てみますと、今の日本の輸入価格、これがMMBTU、百万BTU当たり十六・六八ということなんですけど、アメリカの国内では、これが一時三ドル、今足下で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米国、カナダ共に、時期は米国政府そしてまたカナダ政府が決める話でありまして、私からいつになりますということは申し上げられません。ただ、そういった日本のこの緊急性そして重要性については、米国政府そしてカナダ政府の方にそれぞれのハイレベルで申入れを行い、それ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山田委員の資料にもお示しいただいたように、LNGの輸入、日本が一番多くて韓国が二番目と、両方合わせると全体の半分以上行くわけでありますから、バーゲニングパワーを高めていくという意味からも、日本と韓国の連携、重要だと考えておりまして、御指摘いただきましたこ...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 平成二十五年度の経済産業省関連予算案につきまして御説明申し上げます。  安倍内閣が発足して四か月余りとなりますが、日本経済に回復の兆しが見え始めました。国民が新政権に期待していることは、何よりも経済の再生、景気の回復です。そのため、大胆な金融緩和、機動...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御質問ありがとうございます。  エレベーターの中で会社の役員と会ったときに三十秒で話をする、それは、そのエレベーターに誰が乗っているか、またどこまで秘密の情報をそのエレベーターの中で話していいか、こういう中で判断をされるべきことであって、全てのことを、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのような事実はないと理解いたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、中小企業の金融につきまして、先ほど政党の考えで延命かというお話がありましたので、そういうことはございませんというお話をさせていただきましたが、この三月で円滑化法の方、期限切れを迎えたと。全国四百二十万の中小企業の中で、この円滑化法、これの裨益を受け...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまでの質問、率直に申し上げて一問も通告いただいておりません。そこの中で全てアドリブでお答えをさせていただいておりますので、過不足の部分、具体的な数字等については出てこない部分もあると思います。  例えば物づくり、これを日本でもっとやっていかなくちゃ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な考え方は安井先生と全く同じだと思っております。政府においても、各省庁においてもきちんとPDCAサイクルを回していくと、こういったことが今後更に限られる予算の中で重要になってくると考えております。  そこの中で、比較的そういったものが評価しやすい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アベノミクスといいますと、あの麻布十番の商店街にもあべちゃんという焼き鳥屋があるんですよ、なかなかおいしいんですけれども、その前に豆源というお店がありまして、ここのおせんべいもやっぱり伝統といいますか、非常に集客力もある。魅力ある店が並んでいるということ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 初めてちゃんとありました、答えが。  中小企業等グループ補助金、これは東日本大震災による被害というものがこれまでの様々な災害と比べて非常に広範囲にわたる、また甚大であって、グループを形成することによってみんなが力を合わせて復興に取り組む、こういう特別な...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 具体的な数字につきましては、手元にある分はありますけれども、調べるのに時間掛かりますけれども、よろしいですか、通告受けておりませんので。通告受けてこの数字についてお答えくださいといったことでしたら丁寧にお答えしたいと思うんですけれども、もう一回どの数字を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 手元に数字がないようですので、改めてお答えさせていただきたいと思います。申し訳ございません。
○国務大臣(茂木敏充君) なかなか最終目標、難しいところありますが、単に被災地域が原状復旧をするということではなくて、新しく生まれ変わる、それは事業の上でも、そして町並みの上でもと、こういったことが最終的な目標になってくると思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどの答弁の中で、今回の東日本大震災という非常に広範囲、しかも深刻な被害のあった災害にかんがえてつくり出した特別のケースの施策である、こういうお話をさせていただきました。もちろん未来永劫こういうことがないということは断言できませんが、これからはやはり防...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども御答弁を申し上げましたが、平成二十四年度の補正予算、経産省関連で一兆二千億円のうち五千四百億円、半分近くが中小企業・小規模事業対策、こういうことになっております。  そこの中で、全体的に申し上げて、経済産業省の平成二十四年度の補正事業について、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 切れ目のない対策を打つ、平成二十四年の補正、そして二十五年度予算、切れ目のない対策を打っていこう、これが基本的な考え方でありますが、かといいまして、できるだけその事業の中でワンパッケージというか二つに行くよう、同じ事業の中でも一つのグループ、二つのグルー...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 消費税の引上げにつきましては、三党で合意した法案にあるとおり進めるということになってまいります。そこの中には当然、附則十八条に書いてあることも考慮をするということになってくるわけであります。  麻生大臣の発言につきましては、私がした発言ではありませんが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず一点、事実関係から申し上げますと、四月の十二日に日米で事前協議、合意をいたしまして、そして御指摘のとおり米国通商代表部のマランティス代表代行の方から下院議長、それと上院の方はレイヒ上院仮議長あてに書簡の方が送られてございます。  性格が若干違ってお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これからも、このTPP交渉、これから日本の場合は実際に参加をしていくということでありますけれども、交渉の過程、これは相手国もありますので表に出せない部分はありますけれども、出せることについては丁寧にしっかりと国民に対して説明をしていきたい、こんなふうに考...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず合意されましたことは、最終的に米国の自動車関税、これがゼロになるということです。日本は元々ゼロでした。そして、期間につきましてはKORUS以上ということでありますけど、具体的に何年というものが決まっているわけではない、このように承知をいたしております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 四月の十二日に日米間で合意したこと、この内容は様々ございますが、その合意の性格によりまして、それがTPPの中に入るもの、そしてTPP以外の措置又は協定等々によって担保されるもの、それぞれによって違ってきます。ただ、これはあくまで日米間の合意であります。そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安井委員、よくお分かりの上で御質問いただいているんだと思いますけど、今回試算に使いましたGTAPモデルでありますけれど、一国の経済全体への影響を試算すると、こういう基本的な性格を持っておりまして、その性格上、個別産業への影響、これを詳細に予測するのには適...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国に存在いたします四百二十万の中小企業のうち約九割、三百六十六万に及ぶ小規模事業者、これは地域の経済社会そして雇用を支える存在として極めて重要な役割を果たすとともに、グローバル企業に成長する可能性を秘めた企業の苗床として重要な存在だと考えております。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今日は岩井委員の方から中小企業対策そしてエネルギー問題につきまして大変突っ込んだ御議論をいただきまして、今電力の問題、岩井委員冒頭おっしゃっていましたように、何にしても安定供給をしっかり保っていく、こういったことが極めて重要でありまして、今のそれぞれの電...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の中小企業白書、委員御指摘のように二つの特徴があります。  その一つは、今回がまさに五十回目の白書と、こういうことで、過去の白書の記述に基づきまして、中小企業それから小規模事業者を取り巻く環境、直面する課題、期待される役割等、過去の五十年にわたる変...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この小規模企業に関します法体系、二段階で現在考えております。  まず第一弾が、この国会に提出をしております小規模企業活性化法案、ここにおきまして、中小企業基本法の基本理念の中に地域経済の安定と経済社会の発展に寄与するという中小企業の意義、これを規定をす...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の自公連立政権の中でも、公明党の方から、女性そして若者に光を当てた施策をと強い御要望もいただきまして、長沢委員御指摘いただきましたような施策も進めております。  一つは、やっぱり創業率を上げていかなきゃならないということなんだと思います。今、日本の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発をこれから進めていくということになりますと、何としても安全の確保と、これが最優先でありまして、高度な技術そして高い安全意識を持った人材の確保を行っていくということでありまして、これはなかなか国内と海外で私は基本的に切れないんだと思いますね。国内で安全...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー政策、我が国にとりまして極めて重要な政策の柱だと、こういうふうに私考えておりまして、その点は委員と意見一致するんではないかなと思っております。そして、予算の話でありますけれど、エネルギー以外の経済産業省の予算、一般会計の予算と特会で比べますと、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) はた委員、漢方薬、生薬に大変お詳しいということで、大変傾聴に値する御意見だなと思ってお聞きをいたしております。  漢方であったりとか生薬、元々のルーツがどこにあるかは別にして、日本の独自の生活、文化の中で大きく成長し、洗練し、伸びてきたものであります。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力については安全第一と、こういったことを改めて確認をしなければいけないと思っております。そして、その原子力規制委員会によって専門的な判断で安全性が規定をされると。ただ、それはあくまで一つの規制の基準であって、それを満足すればよしとするのではなくて、常...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日、アメリカ・ワシントンを訪問しまして、米国の原子力関係の専門家、相当な方に集まっていただいて、今後の規制機関の在り方について議論させていただいたんですけれども、インディペンデントとアイソレーテッドは違うと。つまり、独立した機関であるというのと、アイソ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 荒井委員、エコポイントをつくったときの党の政策の委員会の幹事長を私がやっておりましたので、概念につきましてはよく存じ上げているつもりであります。  そして、平成二十四年度の補正、そして二十五年度予算におきましても、工場等が設備を省エネ型に更新する、その...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員がちょうどペルーに行かれていたころ私はコロンビアに行っていたんではないかなと思いますけれど、ラテンアメリカ、特に太平洋同盟の国々は大変豊富な資源を持っておりまして、太平洋を隔てて日本とはお隣ということで、これからも関係を強化していかなければいけないと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 再生可能エネルギーを始め、日本にとって優位な技術、また上下水道なんかで言いますと、運営ノウハウも日本は世界一でありますから、汚水を起こさないという、上下水道の、このことに関しては世界に誇れる技術、運営ノウハウを持っているわけでありまして、こういったものを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のように、今年の三月の十二日から六日間でありましたが、海洋において世界初となります減圧法でのガスの生産実験、これは砂層型でありますが、実施をいたしまして、今回、減圧法によりましてメタンハイドレートからガス生産を行うとともに、今後の技術開発に必要...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国であれ韓国であれ、隣国との間では、領土問題については毅然とした対応を取りつつ、隣国としての友好関係、協力関係というのは深めていかなけりゃいけないと思っております。同時に、日本の排他的経済水域、ここに存在します資源につきましては日本国内の鉱業法に基づい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) メタンハイドレートにつきましては、資源の少ない我が国として極めて可能性の高い資源だと、こんなふうに考えておりまして、海外がどうであるということは別にしても、最優先の課題としてしっかり取り組んでいきたいと思っています。
05月10日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
議事録を見る
○茂木国務大臣 基本的な趣旨については理解をいたします。  その上で、周知徹底活動とアンケート調査というのは完全に目的が一致するかという部分もあるわけですね。  あと、サンプルのとり方。先生からお示しをいただいた消費税の転嫁価格の法案についてのアンケートの調査、結果については...全文を見る
○茂木国務大臣 前回の引き上げ時の、どれぐらいの駆け込み需要が出るかとか、その後の反動減が出るか、そういったデータもありますので、そういったことを見ながらしっかりした対応をとります。
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三・一一の東日本大震災そして福島の原発事故については、我々としても反省する、またあのたくさんの教訓をこれから今後に生かしていかなきゃいけないと思っています。  ただ、委員に申し上げたいのは、この三・一一の事故が起こって以来、我々野党でありましたが、復興...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 規制委員会において新しい安全基準が作られるのが恐らく七月と、このように今言われております。もちろん、どの原発から、またどれくらいの期間を掛けてこの再稼働について安全性をチェックするか、これはすぐれて規制委員会の判断に懸かっていると思っております。  私...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、原発の安全性についてでありますが、先ほど申し上げたように、新しい規制委員会によります新基準、国際的に見ても最高の厳しい基準のものを作っていただく、それをクリアすることが大前提になりますけれども、我々はそれでよしとはしない。事業者においても関係者にお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 使用済核燃料につきましては、まず再処理を進める、プルサーマル計画しっかり回していきたいと、このように思っております。ウラン資源の有効利用、そして高レベル放射性廃棄物の減容、さらには有害度の低減の関係から再処理が必要だと思っております。  例えば、プルサ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これは最終処分の問題、日本だけではなくて世界各国で本当に難しい課題として今取り組んでいるところでありまして、世界的な知見も集めていかなきゃならない。そういった中で、私が先ほど申し上げたのは、一般的な国民の理解を得ることが必要でしょうと。今までは、結局、場...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げたように、世界各国もこの最終処分の問題、直接処分という国もあるわけでありますけど、地層処分を中心になかなか難しい問題だと、困難を抱えております。決して日本が進んでいると、こういう認識を持っているわけではありません。いろんな知見を各国が持ち...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大久保委員おっしゃるとおりだと私も思っておりまして、原発につきましては、高度な技術を維持し、そしてまた高い安全意識を持った人材を常に確保していくということが極めて重要だと考えております。  国としても、原子力を支える高度な技術を維持して安全対策を高度化...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力政策の推進、これまで委員御指摘のとおり、原発の運営自体は民間事業者が行う、一方で国の方は、原発の安全性であったりとか適切な事業運営を担保すべく、制度の整備、そして規制の実施、さらには原子力政策の方向性を決定する、こういう役割分担でやってまいりました...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員おっしゃるとおり、再生可能エネルギー、全体の電源比率でいいますと九%ということですが、そのうちの大半が水力ということでありまして、太陽光であったりとか風力、これは一%という形であります。  昨年の七月から固定価格買取り制度、これを導入することにより...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員おっしゃるように、我が国においては、これまで垂直一貫体制による地域独占と総括原価方式による投資回収を保証する電気事業制度の下で、大規模電源の確保、そして地域への供給保証を実現して、先ほど総理、高度経済成長も成し遂げたと、こういう答弁をされておりました...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員おっしゃったように、電力料金をできるだけ抑制をしていく、そして停電も含めて電力の安定供給を図っていくと、こういったことをきちんと踏まえながら改革を進めていきたいと考えております。  先ほど委員のお示しいただいた二枚目の図、御覧いただきますと、規制料...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員やはり専門家であられて、非常に重要な御指摘いただいておりまして、我々も同じ問題意識の下で、そうなってはいけないということで、自由化後も、今御指摘いただきました離島であったりとか中山間部も含め、あまねく地域に電力供給が確保されるような仕組みをつくってい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の電力システム改革を進める目的、幾つか大きなものがあると思うんですけど、まず、再生可能エネルギーだけではなくて多様な電源といいますか発電、新規参入、競争を促すということは大切だと思っております。同時に、送配電部門が最終的に安定供給の責任を持ちますけれ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 送配電事業者は、最終的な供給保証サービスの提供などを行うために一定の供給力を持つということは必要になってきますけど、必ずしも自社で発電所を持たなくても、発電事業者が保有する供給力を契約することにより調達されると、こういったことも十分可能だと思っております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど総理の方からも御答弁ありましたように、電力事業に携わる現場力の強さ、これが日本の安定供給の源であるということは間違いないと思いますし、これからもそういったかかわる方々が安全に的確に仕事ができるような環境をつくっていかなけりゃいけないと思っております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員おっしゃったように、電力システムの改革、これは大きな事業体制の変換を伴うものでありまして、海外の教訓も踏まえて十分な準備を行って進めていきたいと。  五つの国の例、挙げていただきました。アメリカでありますけれども、東部で事業者間の連携不足のために大...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 制度ができまして十年になりますが、途中、様々なプロセスがございましたが、現段階において候補地は選定できておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 再稼働するかどうかと。原発の安全性そのものにつきましては規制委員会において判断をするということになっておりますが、私の理解しているところによりますと、使用済燃料、これが増えることが再稼働の一つの条件になると、このようには認識をいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 三つの点を考える必要があると思うんですけれど、まずは再稼働した場合でありますけれど、全体的にはプルサーマルを回すことによりましてこの使用済燃料の減量化を進める、また、放射性物質につきまして、この有毒性、これを減量していくと、こういったことを進める必要があ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 既存の原発についてはもう炉ができ上がっているわけですね。それについてはその新しい安全基準の下で安全性をチェックすると。大間につきましては、まだそこまで行っておりません。工事の途中であります。工事の認可は下りておりまして、事業者の判断で工事を進めている。当...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の福島の事故の反省、教訓を踏まえまして新しい規制委員会をつくったわけであります。その下で新しい基準を作り、それに従って安全性のチェックをしていくということになるわけであります。当然、稼働するに当たりましては、立地自治体始め関係者の皆さんの御理解を得る...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な声をしっかりと受け止めて、いずれにしても、稼働するに当たっては立地自治体始め関係者の皆さんの御理解を得る最大限の努力を国としてしてまいります。
○国務大臣(茂木敏充君) 福島先生、お言葉は慎重に使われた方がいいと思います。きちんと事実確認をされた上で、事実に基づいておっしゃっていただきたい、こんなふうに思いますが。  このエネルギー・原子力政策懇談会の提言につきましては、二月の二十五日に有馬会長から受け取らせていただき...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島先生、お配りいただいた資料のこのエネルギー・原子力政策懇談会提言と、これでよろしいですか。
○国務大臣(茂木敏充君) 黒い幾つか潰しというか、入っているんですけど、何か、以前、永田メール事件というのがあったんですよ。十年ぐらい前だったですかね。幾つか消し込みがあったんですけれど。  それで、こういった、先生、パソコンとかよく使われますか。例えばいろんな資料を作るときに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) その御本人かどうかは別にしても、この前回保存者というところがございます。そして、これは一文字でありますから経済産業省のものではありません。ということは、何らかの形のやり取りが起こっているのは事実関係としてあるわけです。どうせだったら四つ消しておけば分から...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げたように、民間の団体、様々な提言を作るに当たって、一般的な情報等、お求めがありましたら出すようにいたしております。同時に、そういった提言に対してコメントを求められた場合はコメントもさせていただいております。  今、そういうやり取りにつき...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 省エネ機器の普及を拡大させていくと、極めて重要だと思っておりまして、荒井委員から数次にわたりましてこういった御提言いただいておりますが、特に今日はテレビ入りということもあってまとまったパッケージを出していただきまして、非常にこのSPC、特定の目的のために...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のレアアースでありますが、次世代の自動車の動力のモーター用磁気であったりとか、我が国がこれから国際競争力を付けていかなきゃならないと、こういった高付加価値の製品をつくっていくのに不可欠な原料でありまして、これを安定的に確保していく、極めて重要だと考...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 風力発電の場合、委員御指摘のように、どうしてもやっぱり発電ができる最適地と消費地、これが異なっていることがございます。ドイツなんかを見ましても、大体発電に向いているのは北の方の昔のプロイセンで、そして逆に、何というか、消費をするのは工業地帯でもありますバ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、スペイン、風力発電先進国であると、こんなふうに思っておりまして、何か昔のドン・キホーテの世界というか、思い出すような気もするところでありますけれど、スペインの場合、比較的、先ほどドイツの例を申し上げましたけど、と違って、消費地とそれから生産地近い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原木シイタケに関してでありますが、中間指針、これが平成二十三年の八月に作られたのに対しまして、今年の一月に委員御指摘の第三次の追補、これが行われたわけでありまして、東京電力が出荷制限指示や風評被害等に係る損害の賠償を行っているところであります。    ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原木シイタケと比べて牛の生乳につきまして賠償の方が進んでいないと、こういう御指摘いただきましたが、制度的には、先ほど御説明申し上げた原木シイタケと同じような形で中間指針そして第三次の追補というのを出させていただいておりまして、対象区域、これも追補におきま...全文を見る
05月14日第183回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 使用済核燃料の処理につきましては、基本的に当該原子力施設を管理する国が責任を持って取り組むべき課題だと、このように考えております。  そして、協定を結んでおります国の方から日本に対しまして、使用済燃料を我が国に引き取るよう、そういう要請は来ておりません...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 協定上もそのような移転はないということになっておりますし、当然、民間の事業者におきましても、その使用済燃料については当該国において処理される問題だと、そのような認識を持っていると理解いたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的に委員と同じ認識を持っております。
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発が再稼働しない場合におけます燃料費の増加については、総合資源エネルギー調査会需給検証小委員会において、我が国全体で平成二十五年度は三・八兆円増加すると、このように試算をされております。これを電気料金値上がりということで単純計算しますと、二五%のアップ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 為替等の要因が変わらない、そして新しいエネルギー源、安価なエネルギー源が大量に入ってこないということでありましたら、その幅で大きな変動はないと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 福島の一日も早い復興のためにも、国もしっかりと責任を果たす、国が前に出る部分については出ていかなきゃならない、委員御指摘のとおりだと思っております。  例えば、廃炉に関します研究開発につきましても、平成二十四年度の補正におきまして八百五十億計上いたしま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘をいただきましたエネルギー基本計画につきましては、現在、安定供給そしてコスト低減に重点を置いて鋭意検討作業を進めているところであります。できる限り早く取りまとめを行いたいと思っておりますが、まずエネルギーの調達、発電サイドで再生可能エネルギーの最大...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一義的には、予算の確保、東電において行うものでありますが、当然、過酷な作業現場で本当に必死の復旧作業を行っている皆さんが適正な労働環境の下で仕事ができるように、法令遵守の下で行っていけるように、適切に東京電力へ指導してまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 国会事故調等におきまして、複合災害という視点が欠落をしていた、また、規制機関の独立性が不十分であった、こういった指摘を受けまして、新たな規制委員会、独立性の高いものをつくらせていただきました。  今、新しい安全基準を作っておりますが、そこの中でシビアア...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 過去に行われましたパブリックコメントも含め、国民の様々な意見、しっかりと踏まえて、これからのエネルギー政策、原子力政策、組み立てていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) パブコメで出てまいりました意見も含めて、国民各界各層の幅広い意見、これをしっかりと受け止めていきたいと思っております。    〔理事小川敏夫君退席、委員長着席〕
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○茂木国務大臣 先ほど佐々木委員に言及していただいた三つの調査、一番新しい平成二十三年八月の調査によりますと、小売業が転嫁できない理由として大きく二つ挙げておりまして、一番大きなのが景気の低迷で五一・二%、その次が事業者間の競争ということで四七・三%、こういう回答が多かったと承知...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほど、消費税を転嫁しにくい理由として、景気の低迷それから事業者間の競争ということを申し上げたんですが、これはあくまで全国レベルのアンケートの結果でありまして、景気がいい商店街でも、商店街がうまくいっていないところがあるんですよ、愛知あたりで。逆に、景気が悪...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども、消費税を転嫁しにくい一番の理由として、景気の低迷という話をさせていただきました。  安倍内閣の最優先課題は、経済の再生そして景気の回復を、三本の矢を同時に力強く射込むことによって達成していく。大胆な金融緩和、機動的な財政運営、民間投資を喚起する成長戦略...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 本会議 第25号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 株式会社海外需要開拓支援機構法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  今後、我が国が経済の持続的成長を実現していくためには、著しい経済成長を背景として需要を拡大させる新興国を初めとする諸外国の旺盛な外需を獲得していくことが必要となっております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) クール・ジャパンをこれまで積極的に推進してこられた岸本議員から、七問の御質問をいただきました。  第一に、機構設立の意義、必要性、支援の波及効果、民間出資の見込みについてでありますが、例えば、御指摘いただいたコンテンツ分野では、日本のコンテンツの国内市...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今井議員から、合計十一問、細かく分けますと十五項目の御質問をいただきました。  最初に、日本文化を世界に展開する戦略の名称には、クール・ジャパンという片仮名語ではなく日本語を使うべきとの御指摘ですが、クール・ジャパン戦略は、日本の魅力を海外の人々に伝え...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 井出議員にお答えをいたします。  最初に、機構は全て民間人で構成すること、また、その旨法案に明記すべきとの御指摘でありますが、機構の運営については、官主導ではなく、民間人材を中心として民間主導で行うことを基本としております。  ただし、機構が業務遂行...全文を見る
05月20日第183回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 海洋産業の振興は極めて重要だと考えております。  そして、我が国の周辺海域に存在します、一つはエネルギー資源、そしてもう一つは鉱物資源、これを積極的に開発していく、そのための技術開発であったり様々な問題を進めていきたいと思っておりまして、まず、エネルギ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいまの震災対応及び原子力発電所等設置許可審査に関する議事録等の未作成等について及び特許庁におけるシステム開発等の失敗についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力してまいる所存であります。
05月21日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力コストにつきましては、一つはやはり安定供給と。日本は安定供給という意味では世界トップレベルであると思っておりますが、もう一つ、御指摘のように、低廉、安価な電力を供給すると。これが国民生活上も企業活動上も極めて重要だと、こんなふうに考えておりまして、も...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国内の電力多消費産業、もちろん一律な定義があるわけじゃありませんけれど、先ほど委員も御指摘いただいた電炉であったりとかアルミであったりとか、それから化学、こういうのはやっぱり一般的には電気を使うんだと、そんなふうに思っておりますが、一つの参考になりますの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 言いましたよ。
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のように、電力多消費産業、電気料金の値上げに伴う影響、他産業も大変なんですが、特に大きくなっているということで、非鉄金属製錬業でいいますと百二十億円の負担増と、そして鋳造業でいいましても百二十六億円、そして普通鋼の電炉業ですと二百十億円、さらに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一点目の原子力規制委員会の体制について、なかなか私の立場からこうあるべきだと言うこと難しい部分はあるわけでありますが、まず恐らく七月の十八日に新しい安全基準が出てくると。そうすると、炉の設置者の方で、この基準であったら自分たちの原発として安全性、今の段階...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今日は先生の方から、やはり現場、産業の状況を踏まえて大変いい御質問、御意見もいただいたと思っております。  もちろん、中長期につきましてもまだまだ課題がありまして、LNGをアメリカから入れる場合に、輸出許可が下りましたけれども、これから液化の設備を造っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我々の政権としても、前政権下で取り組まれたいい成果についてはきちんと引き継いでそれを発展させていきたいと、こんなふうに思っております。  エネルギー分野でクリーン、これは極めて重要であると思っておりますが、同時に、今のエネルギーの需給状況を考えると、い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) かつて大分県で一村一品運動というのがありまして、かなりブームになったと。それぞれの地域の特性を生かした産物を作っていく、私はエネルギーもそうだと思います。  特に分散型のエネルギーを考えますと、それぞれの地域に適したエネルギーをいかに有効に活用していく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私、先生御指摘の地熱発電って大きなポテンシャルがあると思います。これだけいろんなところに火山があり、そして温泉があり、地熱のやっぱりポテンシャル、お示しいただいたように世界でも有数なわけですね。しかも、どこかからエネルギー源を買ってこなくても発電ができる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 拝見しまして、このビニールハウスといいますかテントの野菜の栽培、すばらしいなと思っております。私もサブウェイ時々行きますので、今度また伺って、ああ、あそこで作っているものかと実感をしたいなと思っていますが。  アベノミクス、御案内のとおり、三本の矢で日...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 農業の分野でも、数年前から地産地消ということを言われてきました。エネルギーの分野でも同じようなことが今後極めて重要だと、そんなふうに思っています。
○国務大臣(茂木敏充君) このトップランナー制度は、自動車であったりとか家電から始まったわけでありますが、まさに今、そういった産業部門であったりとかの省エネは進んでおりますけれども、住宅の省エネが遅れているという中で、そこの中で大きなポーションを占めます断熱材、窓についてやらさせ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今日は、先生の方から大変前向きな積極的な御提言もいただきました。  民主党政権下で導入をしていただいたことについても、しっかりと引き継ぎ、拡大をして、そして、何にしても加速化をしていかなくちゃならない部分がたくさんあると思います。BEMSにしてもHEM...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 岩井委員から御指摘をいただきましたエネルギーの基本計画でありますが、これはまさに我が国としての中長期的なエネルギー政策の方針の中心になるものでありまして、特に今回は、エネルギーの安定供給と並んでコストの低減と、こういったことを重点に置きながら検討を進めて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 岩井先生の方から戦後の日本のエネルギー政策といいますか、エネルギー供給構造の大きな変遷、大局的にとらえてお話しをいただきました。  石炭から石油に替わると、そして一九七〇年代に二回の石油ショックを経験する中で、日本としてエネルギー効率を大きく上げていく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ありがとうございます。  まず、この夏でありますが、節電目標自体は設定をしないということでありますが、今、東日本大震災以来のエネルギー逼迫といいますか、制約に今直面をする中で、例えば火力に九割依存をすると。その火力もかなり老朽化した火力というのをたき増...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な御指摘だと思っておりまして、電力会社の電力系統に蓄電池を設置することは、個々の発電所や工場に蓄電池を設置していくよりも一か所に設置をした方が工事費やメンテナンス費用が削減でき、経済性においても優れている。さらに、複数箇所よりも一か所で蓄電池の制...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先生の方からも御指摘いただきましたが、一九七〇年代のオイルショック当時は全体のエネルギーの使用量を減らしていく、こういう発想でありましたが、まさに三・一一以降の新たなエネルギー制約の下ではピークをどう抑えるかと、こういう発想が中心になってきますから、あら...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 省エネ法では、年間エネルギーの使用量が大きい企業、大体一万二千社になるわけでありますけど、に対して毎年一%のエネルギー消費原単位削減の目標を課しているところであります。  産業部門は我が国のエネルギー使用量の四割を占めまして、我が国の省エネを促進する上...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のように、情報公開法七条は、不開示情報であっても、公益上特に必要があると認めるときは、御指摘のとおり、当該行政文書を開示することができると規定しているものであります。
○国務大臣(茂木敏充君) これまでの経緯等も踏まえて、後退をすることがないように努めてまいります。
○国務大臣(茂木敏充君) 今後のエネルギー政策を考えていく上におきましては、当然、エネルギーの安定供給、需給の安定化、そして今九割が火力発電に頼るという中で、発電コスト、電力コストは上がっておりますから、コスト削減は重要であります。同時に、CO2につきましてもできる限りの削減をし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) はた先生、質問をお聞きしていて、非常に面白い発想をされるんですよね。  例えばエコカーの減税とかエコポイントの話もそうなんですけれども、確かに効果はあったんです。あれつくりましたときに、党の責任者で、発案したのは私なんですよ。相当の効果が出ました。ただ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この質問といいますか御提言いただくのは四回目ぐらいになるかと思うんですけれども、いつも最後で一分ない状態で言われまして、困るんですけれども。  このSPCを使うということ自体には私は賛成です。その上で、目的を省エネにするのか、それからCO2の削減にする...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
議事録を見る
○茂木国務大臣 最初の質問で、大変いい御指摘をいただいたと思っています。  今、日本の成長率は、一—三の数字が出ましたけれども、年率換算するとプラスの三・五%。民間の予測を大きく上回る非常にいい数字でありました。実は、昨年の七—九、前政権の時代はマイナスの三・五。まさに、マイナ...全文を見る
○茂木国務大臣 この介護ロボットの分野は、これから政府として健康長寿世界一を目指すという中でも極めて重要な課題だと思っております。  まずは、健康長寿ですから、できるだけ病気にならない、予防医療の方を頑張る。そして次には、病気になったときにできるだけ早くもとの状態に治癒する。恐...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく日本ですと、ロボットという言葉ですと、もともとは鉄腕アトムとか鉄人28号とか、平政務官だとガンダムより大きいか小さいか、こういうことしか頭にないといいますか、そうではなくて、ある程度、完全な形をしていなくても、いろいろ入浴のサポートをしたりという形で、部分的...全文を見る
○茂木国務大臣 五月十七日の記者会見におきましては、委員も副大臣をされたり、さまざまマスコミとの対応があると思いますが、それぞれ質問される方は問題意識を持たれています。その方につきましては、法案のおくれと、なぜその原因があるのか、こういうことを中心にお聞きになられたわけでありまし...全文を見る
○茂木国務大臣 私の記者会見の発言を見ますと、若干舌足らずの部分はあったのかなと思います。  私は、野党の一部のグループが抵抗しているから進まないとは申し上げておりません。  それぞれ政党です、そしてまた個人の議員によってもさまざまな意見があります。それを、野党の一部のグルー...全文を見る
○茂木国務大臣 これまでの原子力委員会は、高い見識、専門性を有する委員から構成され、原子力政策の重要事項について審議そして検討するための組織であり、その原子力委員会が策定する原子力大綱は、中期的な原子力政策のあり方を指し示すものとなってきたわけであります。  そんな中にあって、...全文を見る
○茂木国務大臣 近藤委員、大変重要な御指摘だと思っております。いい資料もお出しいただきました。  事実としてこうなっているわけでありまして、諸外国と比べて、これが日本の企業にとって設備投資を進める上で競争上不利になっている、このことを見ると、現実の問題だと思っております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどからの議論の中で、四つの戦略的な市場分野という話が山際政務官の方からありましたが、我々は具体論を相当やっております。  例えば、健康長寿世界一、こういったものは課題といいますか大きな目標でありますけれども、それを達成するために、予防医療の世界というのは相当...全文を見る
○茂木国務大臣 後藤委員御指摘のとおりだと思っておりまして、大型の燃料電池を使うとなりますと、恐らくトリプルコンバインドシステムというものを開発していくということで、まさにそれに着手したところであります。  この技術は、燃料電池で発生した熱をガスタービン及び蒸気タービンにより多...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍政権で進めております経済政策、よく三本の矢と言われますけれども、一本目が大胆な金融緩和、そして二本目が機動的な財政政策、そして三本目の成長戦略には、民間投資を喚起する、こういう前置詞がついております。  我々としては、消費であっても、そして投資であっても、民...全文を見る
○茂木国務大臣 今の日本経済を見ると、三つのよどみがあるんだと思います。それは、人がなかなか成長分野に移動しない、物、技術、さらには、資金が十分に活用されない。  こういった三つのよどみを解消するためには、そのよどみの原因となっている三つのゆがみ、これを是正していかなければいけ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の方から、御地元の産業の実態も踏まえて、貴重な御提言をいただきました。きちんと踏まえて今後対応していきたいと思いますし、消費者庁におきましても厳正な対応をしていくものだと思っております。  その上で、そのことはやっていくんですけれども、私は、繊維産業そのもの...全文を見る
○茂木国務大臣 国が石炭政策を推進して、昭和二十七年以降、累計一・五兆円の予算を投入して、この鉱害復旧工事を実施してきたわけであります。そして、平成十三年度になるんですけれども、国内石炭政策を終了させる。  実は、私、当時、当時は商工委員会でありましたけれども、理事をやっており...全文を見る
○茂木国務大臣 まず委員に申し上げたいのは、基金が終わったから事業をやめますということはいたしません。その上で、御指摘のように、さまざまな省庁にかかわってまいりますので、横串で各省庁連携しながら対応してまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 一言だけ追加をさせていただきますと、もともと、その自民党の公約をつくったときにデータセンターの分散化を書き込みましたのは、当時の政調会長の私でありますけれども、本社機能以上に、データセンターが首都圏に集中している。  大きな災害があったときに、データセンターが全...全文を見る
○茂木国務大臣 まさに今、取りまとめの途中でありますが、大変重要な視点だと思っておりまして、私の方からもお話をさせていただきたいと思います。
○茂木国務大臣 井坂委員のおっしゃるように、より幅広い多くの産業に効果が生じるような規制緩和というのが重要だと思っております。  もちろん、総理もそういう意味で発言、そしてまた講演等をされているんですが、新聞の報道、マスコミの報道を見ますと、どうしてもその中のキャッチーな部分だ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員と全く同感です。  いろいろな、この開業だけに限らず、起業だけに限らず、書類が多過ぎますよ。  例えば、平成二十四年度の予算で、我々として一千億円を計上して、町の工場に眠っているさまざまな技術、こういったものに光を当てて商品化をしていく、そのためには試作品...全文を見る
○茂木国務大臣 産業に対する資金供給のあり方というのは、時代とともに変わってくるんだと私は思います。  例えば、かつてのアメリカ、鉄鋼業が盛んな時代、ちょうどオハイオ川の下にピッツバーグがあります。そこには石炭があるということで、カーネギーが鉄鋼業を始めるわけですね。そして、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 中小企業の支援であったりとか起業の支援について、本当に中小企業をよくする、起業を活発にするために必要な施策というのは積極的に進めていきたい、こんなふうに思っていますが、利用されていないものについては、まず、状況を聞いて、何らかの改善ができて利用ができるんだったら、...全文を見る
○茂木国務大臣 企業の新陳代謝につきましては、今の日本経済の停滞の原因であります人、物、金、こういうゆがみを是正していくために、一つは過少投資の問題、それから過剰規制の問題、そして過当競争の問題、これを解消していきたい、このように考えているところであります。  それぞれ、既存の...全文を見る
○茂木国務大臣 全ての面において創造的であることが極めて重要だと思っておりますし、委員御指摘いただきましたイギリスにおきましては、国が文化産業戦略、これを国家戦略として進めている。九七年、トニー・ブレア政権時代でありますが、クール・ブリタニアを宣言いたしまして、英国における経済成...全文を見る
○茂木国務大臣 仮設でないものにしていく、これが基本であると思いますし、置きかえられるものについては置きかえる。  ただ、実際に、技術的な問題とか、私も炉の内部に入ったことがありますけれども、なかなか難しい部分もあります。そこにつきましては、監視体制、モニタリング体制を強化した...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力の安全性、いかなる事情よりも優先して考えてまいります。
○茂木国務大臣 福島第一原発事故からの収束、そして廃炉の問題、事業者任せにせず、研究開発初め、国が前面に出る部分につきましては前面に出て、この加速を進めてまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 地下水のバイパス、私は必要だと思っています。  やはり、毎日四百立米の水が阿武隈山系、山側の方から流れてくるわけでありまして、これが汚染水の増大につながっているのは間違いない。さまざまな形でこの汚染水の問題については取り組まなければいけない。  もちろん、山側...全文を見る
○茂木国務大臣 株式会社海外需要開拓支援機構法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  今後、我が国が経済の持続的な成長を実現していくためには、著しい経済成長を背景として需要を拡大させる新興国を初めとする諸外国の旺盛な外需を獲得していくことが必要となっており...全文を見る
05月23日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大久保委員から、これも規制ではないかと、こういうお話があったんですが、規制も大きく分けると二種類あると思うんですね。これ以上のことはやっちゃいけませんと、こういうどちらかといいますとマイナスの影響が出かねない規制と、それから、これ以上のことをやりなさいと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いいですか。そういうことです。
○国務大臣(茂木敏充君) 省エネ制度を国際標準化していくと、極めて重要なポイントだと思っております。  先ほど大久保委員の方から、省エネ若しくはトップランナー制度によって日本の製品の国際競争力が弱っているんじゃないかと、こういう御指摘もいただいたんですけど、例えば携帯なんか見て...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) クール・ジャパン、これからまさに展開するわけでありまして、相当間口を広く、いろんな商品であったりとかサービスを選んでいきたいと思っておりますが、日本独自の文化であったりとか風土の中で培われてきた様々なコンテンツであったりとか、日本の食文化であったりサービ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) クール・ジャパンは今三段階で物事を進めようと、こういうふうに考えておりまして、第一段階というのは、日本のやっぱり様々なコンテンツであったりとか、商品、サービスのすばらしさを海外で知っていただく、こういう段階になります。恐らく、日本の映像にしても、そのまま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一九七九年にエズラ・ヴォーゲル教授が「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という本を書きました。  その当時、日本、自動車もそうでありますけれども、家電、エレクトロニクス、世界に冠たる企業、そして商品というのを持っていたわけであります。自動車は引き続き今でも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アベノミクス、三本の矢を同時に力強く打ち込むことによりまして日本経済を再生すると。御案内のとおり、一本目の矢は大胆な金融緩和と。これにつきましては、黒田新総裁の下でまさに二%の目標、そしてこれを二年以内に達成する、そのためにマネタリーベースも倍にして国債...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この分野はまさに大久保委員の御専門の分野でありまして、私も以前、党の方で企業統治委員会の委員長等々もしながらいろんなケースごとのスタディーというか、そういうのもやってきたわけでありますが、御指摘の、米国ファンドでありますサード・ポイントがソニーの発行済株...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのように対応したいと思っております。  そういった中で、国の安全、そして公の秩序、基本的な考え方は変わらないんですけど、時代とともにそれをどうとらえるかというものも変わってまいります。また、その企業のやっている事業であったりとかそういったものも、未来...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) あくまで過渡的な手段として委員が御提案いただいたようなものも検討に値すると、こんなふうに思っておりますけれど、最終的にはやっぱり私は、この電力についても競争の自由化と、こういったものを取り入れることによりまして、発電部門、また小売部門においては総括原価方...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松田委員、こういう委員会の場でありますので、正確に引用していただきたいと思うんですが、今国会でこの電気事業法の成立が難しくなったと、こういう発言を私は公の場、それ以外の場でもしたことはございません。どちらで私がされたのか、まず明確にしていただいてからお答...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それは報道であって引用ではないと思いますが、引用でそのようになっておりますか。
○国務大臣(茂木敏充君) この法案、一日も早く成立が必要だと思っております。まさに六十年に一度の大改革でありまして、これまで地域独占で行ってきた電力事業につきまして、これは、発電、調達から送配電、そして小売、消費まで大きく改革をしていくと。  恐らく松田委員も改革の方向について...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 改革は大胆に、そしてスケジュールは現実的に、こういったことを基本に電力改革のシステムを進めております。そして、第三段階、この発送電の分離をいたします。そうなりますと、当然、発電部門と送配電部門の様々な連携というのは安定供給上も必要になってくるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げましたが、現実的な改革を進める中で、二〇二〇年段階までに発電部門、そして送配電部門の分離、特に送配電部門の中立性をきちんと、独立性をきちんと確保しながら、しかしその一方で発電部門との連携が全くなくなると、こういったことでは、安定供給、これ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のように、石油ショック以降、日本は省エネに努めてまいりました。その結果、産業部門は当時と比べてエネルギーの消費量、大体〇・九、九割ぐらいに減っておりますが、一方で、住宅、ビル部門でいいますと二・五倍に増加という形であります。  そして、石油シ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 荒井議員の方から御持論でありますマテリアルフローコストについて五回目の御質問をいただいたかと思うんですけれども、御案内のとおり、マテリアルフローコスト、製品ごとに無駄を見える化するといった意味で、企業の自主的な取組でありますが、一つの有効な手段だと、こん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 被災者、被害者の皆さんは、それぞれに異なる事情をお持ちであります。そういったそれぞれの事情に応じた丁寧な賠償等々を行っていくことが必要だと考えておりまして、民法においても、事故後三年以上経過した後に放射能による健康被害など新たな損害が発生した場合には賠償...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
05月24日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
議事録を見る
○茂木国務大臣 政治家がみんなクールではないというと戸惑うところもあるんですけれども、「巨人の星」がインドでヒットしている、やはりローカライズというのは極めて重要なことなんだと思います。  日本でいえば野球でありますけれども、インドでいいますとクリケット、野球の原型になるスポー...全文を見る
○茂木国務大臣 これまでの第三セクターの失敗について、委員御指摘のように、さまざまな問題点が指摘されておりますけれども、第三セクターの場合、財団等、公益法人の人員が実質的に経営をつかさどるポジションに位置しまして、事業の進捗に応じて適時適切な経営判断を下すことができなかった、この...全文を見る
○茂木国務大臣 この機構は、委員がおっしゃるように、民間のノウハウを活用するということで、株式会社の形態をとる、そして国の関与は最低限にする。しかし、そうはいいましても、公的な資金が入るわけですから、きちんとしたチェックの体制もつくっていかなきゃならない。  国といたしましては...全文を見る
○茂木国務大臣 近藤議員御指摘のように、日本酒を初め日本のお酒を海外展開していく、中小企業政策としても、そして、クール・ジャパンを進める上からも極めて重要だと思っております。  先生の御地元の山形、庄内平野はまさに米どころでありまして、非常においしい日本酒もあり、また芋どころに...全文を見る
○茂木国務大臣 クール・ジャパンの戦略、三段階で考えている最初の段階が、ローカライズしていろいろな発信をしていく。そこの中で、平成二十四年度の補正予算で百七十億円を確保しておりまして、ここで、日本の番組に字幕をつけたり吹きかえということで、日本の番組のローカライズを図っていくとい...全文を見る
○茂木国務大臣 委員、おっしゃるとおりだと思っております。  これは、株式会社としてつくります。民主導で行っていきたい。そして、具体的な投資の決定も、社外取締役等から構成されます海外需要開拓委員会において個別の案件は決定をしていくということになっていまして、最近、官僚の中でも政...全文を見る
○茂木国務大臣 機構を担う経営陣、民間人、極めて人選は重要だと思っておりますし、これはある意味、国としてクール・ジャパンを進めていくということですから、クール・ジャパン政策についても理解がある、同時にクール・ジャパンのビジネスについて経験とかノウハウを持っている、こういった方を、...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく二点について御指摘をいただいたと思うんですけれども、実際に個々のプロジェクトに出資をしていくとなりますと、最初に一遍に五百億入れるわけではなくて、ある程度、物によっては少額から始まって、事業の拡大に伴って出資の額をふやしていくということもありますし、当然それ...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、木下委員、午前中と服装がかわっていらっしゃいまして、お昼に何かこぼされて着がえたのかなと思ったら、このクール・ジャパンの質問のためにクールな服装ということなんですけれども。  私も、民間で全てできればそれにこしたことはない、こんなふうに思っております。た...全文を見る
○茂木国務大臣 一つの考え方であると私は思うんですけれども、本会議でも、例えば既存の組織の中にこういった新しいクール・ジャパンの機構を埋め込んだ場合に、組織が複雑化する、またそれによって組織内での意思決定がおくれる、こういう話も申し上げたんですが、さらに言うと、事業によって文化と...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘をいただきましたチャネルの話でありますけれども、全体としてはもうかっていません。ただ、私も関係者をよく知っていますけれども、個々のビジネスとしては相当もうけているのもあるという形であります。  それから国を選ぶ。委員がかつてお勤めであった企業、これはブ...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、この機構を運営していく上で、経営陣以外の人材でいいますと、一つは、先ほどから議論させていただいております、事業を見きわめる目ききであったりとか流れを読む力、こういった才能のある人が求められると思いますけれども、もう一方で、冷静に事業の収益性等々を判断して、...全文を見る
○茂木国務大臣 最終的には、そういったIRを日本で展開して、そこに海外のお客さんも呼び込んで、エンターテインメント、それからショッピング等々をしてもらうということも重要だと思っております。  もちろん、段階を完全にきれいに分けてスリーステップということではないんですけれども、ま...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、言葉ですけれども、ジス・イズ・クールとか、よく使います。欧米の方は、クールという言葉が格好いいということでよく使うんだと思います。  それから、自分のことということでありますけれども、例えば、かつてはパクス・ロマーナとかパクス・ブリタニカとか、その国につい...全文を見る
○茂木国務大臣 若干、委員と意見が違うところはあるかもしれないんですけれども、民間でできて、進んでいるものは、やっていただければいいんだと思っています。既にヤクルトは、ヤクルトレディーのシステムまで使って海外展開をしています。今、また、東南アジアでは、味の素が相当な人気になってき...全文を見る
○茂木国務大臣 この株式会社、機構の運営でありますけれども、当然その所有と経営の分離のもと、経営陣が行うということになります。  それで、委員の方から、どうして責任を問われることにならないかということなんですけれども、当然、多額の損失が出たら、経営責任は問われます。そして、これ...全文を見る
○茂木国務大臣 いろいろな形があると思うんですね。例えば企業でも、ストックオプションを持ったり、また出資をしてもらう。これは、経営者だけではなくて、個々具体的な事業に参加される方にも、私は、先ほども大島先生だったか、御指摘いただきましたけれども、出資をしていただいて、そういった責...全文を見る
○茂木国務大臣 官の側から働きかけて天下りをする、こういったことはいたしません。その上で、機構の経営陣、適材適所で、どういう方を使っていくかお考えになる中で、例えば、公務の経験を持つ人、人材が業務遂行上必要と判断された場合には、機構の意向を踏まえて、国家公務員法、また官民交流法に...全文を見る
○茂木国務大臣 普通の企業でもそうだと思いますけれども、全体の財務諸表の公表とかはいたします。その上で、個々の事業の採算性等々につきましては、社内ではいろいろな議論があると思いますけれども、一般的には外に公表しておりません。恐らくこれは、そういった情報を公開することによって、事業...全文を見る
○茂木国務大臣 国として、監督すべき点については、しっかりと監督していきたいと思っています。そこの中で、公開できる情報については公開してまいりたい。  ただ、先ほども申し上げましたように、匿名組合であって開示していない部分もある、普通の企業でも、個々の事業についてまで全て、どう...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども答弁させていただいたように、まず所得水準も低いということでありまして、仕事としての安定性というのも少ないのではないかなと思っておりますけれども、アニメーターの存在というのは極めて重要だと私は思っております。そんな中にあって、アニメーションは多くの下請業者が...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども、非常にこの業界は複雑な下請の構造になっている、こういうお話を申し上げました。  これからまさにクール・ジャパンを展開していく上で、国内の各産業の実態がどうなっているか、しっかり把握した上でないと、いい戦略も描けないわけでありますから、そういった努力をし...全文を見る
○茂木国務大臣 国内における文化の振興、これはクール・ジャパンを進める上でも極めて重要だと思っております。  どこまでやるか、フランスのように、文化振興していますけれども、原発とルーブル美術館をパッケージで売る、そこまでやるのがいいのかどうかというのはあると思いますが、国内にお...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
05月28日第183回国会 衆議院 本会議 第28号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気事業法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  低廉で安定的な電力供給は、国民生活を支える基盤であります。しかしながら、東日本大震災とこれに伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を契機として、一般電気事業者各社による電気料...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 近藤議員にお答えをいたします。  最初に、エネルギー基本計画と原子力の位置づけ、改革プログラムの関係についてでありますが、中長期的なエネルギー政策の方針となるエネルギー基本計画については、特に、安定供給、コスト低減に重点を置いて、政策の軸、方向性を明確...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 最大限の御協力をいただけるという維新の会の今井議員にお答えをいたします。  最初に、エネルギー政策全体と電力システム改革の関係についてでありますが、東日本大震災とこれに伴う原子力事故を契機に、従来の電力システムの抱えるさまざまな限界が明らかになりました...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小池議員から、四月の十二日に国会に提出をさせていただきました電気事業法の改正案につきまして御質問いただきました。  最初に、広域的運営推進機関の中立性の確保についてでありますが、広域的運営推進機関は、定款や役員の選任、解任等を国の認可事項とするなど、国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 塩川議員にお答えいたします。  まず、事故原因の究明と事故の責任についてでありますが、国会事故調、政府事故調等により、事故の原因分析について主要なポイントが整理されており、また、原子力規制委員会に設置された事故分析に係る検討会で、今後、現地調査を含めた...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 玉城議員にお答えをいたします。  最初に、広域的運営推進機関についてでありますが、広域的運営推進機関の行う主な業務は、全国レベルで、発電所の建設計画や需要の見通しなど、需給の状況を取りまとめること、そして、五十ヘルツと六十ヘルツの東西の周波数を変換する...全文を見る
05月29日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
議事録を見る
○茂木国務大臣 おはようございます。  小規模企業の事業活動の活性化のための中小企業基本法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国に存在する四百二十万の中小企業のうち、約九割、三百六十六万に及ぶ小規模事業者は、地域の経済や...全文を見る
○茂木国務大臣 宮崎委員、二十六歳で学生を支援する自分の企業を立ち上げたり、ビジネスの経験があられるということですが、おっしゃるとおり、かつての日本には、松下幸之助、盛田昭夫、そして本田宗一郎、すぐれた経営者の方がたくさんいらしたと思います。  ソニーのウォークマンのお話をされ...全文を見る
○茂木国務大臣 江田委員には、十年前に経済産業政務官をお務めいただきまして、また、公明党は常々、小規模企業の重要性を御主張いただきまして、今委員がおっしゃるように、小規模企業の重要性、また置かれている立場につきましてはお話しいただいたとおりだ、このように考えております。  そこ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘いただきました“ちいさな企業”未来会議、これは平成二十四年の三月に、岸本先生も中心になって、民主党政権下でおつくりいただいた会議でありまして、延べ四千名以上の参加を得て、千六百名以上の方からさまざまな貴重な意見をいただいて、成果を上げてこられた、このように承...全文を見る
○茂木国務大臣 日本で、IT戦略本部、IT戦略を本格的につくり出したのが二〇〇〇年であります。森内閣のところであります。  まずITの基盤整備をする、これは比較的早くうまくいったんですけれども、御指摘の利活用という点ではまだまだおくれていると思っておりまして、大きく三つの分野が...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的に岸本委員と私は全く考えは同じでありまして、特に、日本で金融機関が果たす役割というのは大きいと思っているんです。  例えば、これから産業の新陳代謝を進めなきゃならない、また、産業によっては業界の再編を進めなきゃならない。ヨーロッパは、EUの統合によって業界...全文を見る
○茂木国務大臣 今井委員から御指摘いただいた点、今ちょうど経済産業省としても調査検討を行っているところであります。  大型店の出店状況からまず申し上げますと、大規模小売店舗立地法に基づく届け出によりますと、売り場面積が千平米以上の大型店の新設件数は、リーマン・ショックの影響等で...全文を見る
○茂木国務大臣 中小企業の現状は、十年前と比べて、委員御指摘のとおりの数字でありまして、特に小規模事業者に限定しますと減少はさらに著しく、企業数で五十六万社、従業員数で百八十六万人減少している。深刻な状態だと思っております。  その背景としては、中小企業、小規模事業者が、国内の...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、アベノミクスの効果が本当に地方に、中小企業に、一般の家庭に届くのには若干のタイムラグがあるかもしれません。しかし、明るい兆しが全体的に見えてきているということは間違いないんだと思っております。  足元の株価そして為替の方は若干の変動はあるわけでありますが...全文を見る
○茂木国務大臣 モラルハザード、いわゆる規範意識が薄れる問題と、リスクテーク、どこまでのリスクをとるかという問題、若干違うのかなと思っておりまして、性格的に申し上げると、債務の株式化業務、どういう規定でどこまでのリスクをとるかということをきちんと管理しなければいけないのかな、こん...全文を見る
○茂木国務大臣 三谷委員の方から、きょうの質問の最初に、日本とアメリカのいわゆる開業率の違い等々のお話もあったんですけれども、アメリカも昔から開業率が高かったわけじゃないんですね。  例えば、一九六〇年代のアメリカのホームドラマを見ると、主人公の御主人は大体大企業の社員か医者か...全文を見る
○茂木国務大臣 下請の中小企業、小規模事業者は、産業の分業構造の担い手として我が国の産業基盤を形成しており、その活力を引き出すとともに、その取引構造から生ずる不利を是正することが我が国の競争力の強化に資すると考えております。  実態から申し上げますと、下請の中小企業、小規模事業...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な御指摘だと思っておりまして、検討させていただきたいと思います。  同時に、これまでは、我が国の製造業を見てみますと、いわゆる垂直分業型の構造というのがありまして、自動車の企業の例を出していただきましたけれども、アセンブリーのメーカーがあり、そのもとで、...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の法改正におきましては、小規模企業に焦点を当てた中小企業政策の再構築を図る観点から、中小企業基本法の基本理念の中に、小規模企業の意義として、地域経済の安定と経済社会の発展に寄与することを盛り込んでいるわけであります。  委員から御指摘をいただきました中小企業...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の改正が第一弾で、第二弾では、この基本的な位置づけに沿った具体的な施策について、小規模企業基本法も含めた検討を行いたいと思っております。  そこの中で、憲章そのものの改正が必要かどうか。私は、いい憲章ができていると思っております。ただ、改正が必要かどうかにつ...全文を見る
○茂木国務大臣 利用実態につきましては中小企業庁長官の方から答弁させていただきましたが、まだ使っている方もいらっしゃるということでありますので、本制度の廃止につきましては平成二十七年の三月末にするなど、十分な周知期間それから準備期間を確保したいと考えております。  また、国とし...全文を見る
○茂木国務大臣 電気事業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  低廉で安定的な電力供給は、国民生活を支える基盤であります。しかしながら、東日本大震災とこれに伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を契機として、一般電気事業者各社による電気...全文を見る
05月30日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ありがとうございます。  消費税の逆進性のお答えの前に、まず、藤原先生が議員になられる前から、そして参議員になられてからもこの経済産業委員会を中心に、エネルギー政策、そして特に電力の安定供給のために御尽力をされてきたことに心から敬意を表したいと思います...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカにおきましては、メディケア、メディケードという制度がありますが、御案内のとおり全国民をカバーしていない。まさに日本の皆保険制度、世界に冠たる制度だと、このように思っております。ただ、これだけやはり日本におきまして少子高齢化が進むということになりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まずもって、財政再建に対する政府としての、国としてのしっかりした方針、これを堅持をしなけりゃいけない。二〇一五年までにプライマリーバランス、赤字を半減をして、二〇二〇年にこれを黒字化にする、こういった目標をきちんと堅持をしていくということが必要だと思って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 藤原先生のきれいな関西弁が完全に私理解できているかどうか分からないんですが、転嫁拒否行為と、こういうのが起こってくると、それによって、その負担が、特に立場の弱い中小企業、零細企業に及ばないようにしなければいけない、こんなふうに思っております。  きちん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この消費税の転嫁問題も含めて、中小企業対策、小規模企業対策、経済産業省として責任を持って対応したいと思っておりますし、同時に、先生御指摘のように、しっかりした体制を組んで、この消費税問題、対応していくことが必要だと、このように思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的に御要請、了解をいたしました。  新聞の見出しにつきましては、私が付けているわけじゃありませんので何とも申し上げられませんが、御案内のとおり、個人情報保護法の二十三条は、個人情報の第三者提供について、原則として事前に本人の同意を得ることを定めてい...全文を見る
05月31日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
議事録を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のとおり、二〇〇〇年以降、電力の自由化を段階的に進め、電気料金が継続的に低下するなど、一定の成果を上げてきたわけでありますが、一方で、新規参入のシェア、こういったことで見てみますと、自由化された需要の約三・六%にとどまっておりまして、活発な競争が行われて...全文を見る
○茂木国務大臣 この電力システムの改革、民主党政権におきまして、枝野大臣を中心に鋭意検討を進めていただきました。そして、政権交代後、それを受ける形で、現政権におきまして閣議決定そして法案の提出、六十年ぶりの大改革ということでそれぞれさまざまな議論がある中で、きょう国会において委員...全文を見る
○茂木国務大臣 先日は本会議で、近藤委員からこの点の御質問をいただきまして、私として、現行制度では誰が判断するのかとか、そういった観点からお答えを申し上げました。そして、恐らく、発送電分離後の廃炉に係る費用負担、現行制度でいきますと、御指摘のように発電会社が持つということになるん...全文を見る
○茂木国務大臣 附則の第七号について御意見をいただきました。  我々としては、この法案、附則も含めて相当な議論を行いまして、最善のものとして国会にお諮りをしてございます。国会の中でさまざまな議論が行われて、与野党でこれに対して御意見をいただくということは貴重なことだと思っており...全文を見る
○茂木国務大臣 先日、下河辺会長そして東電の社外取締役の方々が官邸で総理とお会いしたとき、私も同席させていただきました。その場で総理の方から、国が前面に出るというお話をされたのは確かであります。  これは、福島の一日も早い復興のためには、賠償、廃炉、生活再建の問題を全て事業者に...全文を見る
○茂木国務大臣 核燃料サイクル事業につきましては、委員も御案内のとおり、ウラン資源の有効利用、そして高レベル放射性廃棄物の減容、サイクルを回すことによりまして四分の一ぐらいに量が減るわけであります、それから有害度の軽減等々の観点から、使用済み燃料を再処理して回収されるプルトニウム...全文を見る
○茂木国務大臣 おっしゃるとおり、今ホルムズ依存度というものが八割ということでありまして、あの地域の地政学的なリスクを考えたときに、この割合は極めて高いなと思っております。  そして、今、原発の大半がとまる中で、九割までが火力発電に依存するという中で、いかに資源の多様化を図って...全文を見る
○茂木国務大臣 政府として、六月に取りまとめを予定しております成長戦略の中で、海外の成長を取り込む国際展開戦略を一つの柱と位置づけております。  実際に、石油化学の分野におきましても、我が国の資源獲得の動きに合わせて、中東以外の地域においても、我が国の企業が、ベネズエラであった...全文を見る
○茂木国務大臣 今回、電力システム改革の議論を進めるに当たりましては、江田先生初め公明党の先生方、また、赤羽副大臣にも加わっていただきまして、さまざまな議論を進める中で、まさに与党としてまとめてこの改革案をつくった、このように考えております。  東日本大震災や新興国の台頭を中心...全文を見る
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  三段階でしっかりと改革を進めていく、広域系統運用の拡大から始まりまして、自由化を進め、最終的にはやはり発送電の分離、送配電部門の一層の中立化というものを図っていかないと新たな参入者もふえない、そして、需要家にとってもどんなメニューが広が...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、全体のこの改革につきまして鈴木委員の方からお話しいただきましたが、それぞれの政党には、よいところ、それから弱点もあるんだと思います。  自民党のやはりいいところというのは、けんけんがくがくの議論がある。この電力システム改革もそうでありましたが、一つの方向性...全文を見る
○茂木国務大臣 先日も、小規模企業の法案、この衆議院の方で可決をしていただきました。これからできるだけ小さな企業の声もしっかりと受けとめる、そして新しい事業に参入しようとする人を促進する、それを基本的に考えていきたいと思います。  きょう初めて御提起いただきましたので、また関係...全文を見る
○茂木国務大臣 スマートメーターを初め、導入はすぐにでもしたいと思っているんです。全体のパッケージの中で大体どこまでできるか、こういったことを想定しながら改革のプランを書かせていただいているところであります。  今回の電力システムの改革、幾つかの柱があるんですけれども、そこの中...全文を見る
○茂木国務大臣 メーターの設置に対して支援をするか、メーターそのものをつくることに対して支援をするか、検討が必要だと思っておりますが、電力会社もメンタリティーというか考え方は変わってきていると思います。やはり三・一一、新たなエネルギー制約に直面する中で、やはりピークコントロールを...全文を見る
○茂木国務大臣 考え方は二つあると思うんです。例えば、携帯電話、三十年前は弁当箱ぐらいあったんですね。それで二十万円ぐらいして、通話料だけでも私は月何十万かかっていましたよ。その当時から見ると、今は全く変わってきた。こういった世界はやはり技術進歩もあるんだと思います。  考え方...全文を見る
○茂木国務大臣 なかなか難しい質問なんですけれども、例えば、中長期的なエネルギー政策の方針となりますエネルギー基本計画、年内をめどに取りまとめるということになっておりますけれども、過去のエネルギー基本計画でも、エネルギーのミックスがどれくらいになると具体的な数字を挙げて出している...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、総合資源エネルギー調査会の会合に私も出席をしまして、私の方から基本的な考え方をお話しして議論をする中で、年内をめどに私としては一定の結論をまとめてほしいというお話をしたときに、委員の先生の方から、ベストミックスを決めることがマンデートですか、こういうお話を...全文を見る
○茂木国務大臣 野球でもサッカーでも、強いチームは、一定のホームランバッターだけがそろっていれば強いとも限らない、かといってピッチャーだけがよければいいわけでもない、さまざまな要素を持っているチームというのがあるんだと思います。その特徴を生かしていく。  今やろうとしていること...全文を見る
○茂木国務大臣 簡単に申し上げます。  今、アメリカの例については糟谷部長の方からお話をさせていただきましたが、これまで電力システム改革を進めているあらゆる国のケース、これにつきまして研究をさせていただきました。  例えば、英国では、自由化と同時に料金規制を撤廃したことにより...全文を見る
○茂木国務大臣 法的分離と所有権分離、正確に申し上げますと、法的分離とは、株式会社等のもとに送配電部門を子会社化することを求めるものでありますけれども、各会社及び株主の自主的な判断によって、資本関係を解消する、つまり所有権分離を選択することを妨げるものではありません。  その上...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的な分類として、機能分離と法的分離、さらにはその変形というか、さらに行った形としての所有権分離がある。大きく分けると二つの分類なんだと思います、三つの分類というよりも。  そこの中で、基本は、先ほど申し上げたような理由によりまして、法的分離を行います。ただ、...全文を見る
○茂木国務大臣 どのような状況になれば規制料金を解除するかについては、今後詳細な検討をしていくことになると思いますが、例えば、規制料金ではなくて自由料金を選択している需要家の割合がどれくらいになるか、また、供給者を切りかえた比率がどれくらいになるか、さらには既存の電力会社の供給区...全文を見る
○茂木国務大臣 毎日、新聞を見ていると、私も驚くことが非常にございます。いろいろ、誰がいつどこで決めたんだろうという記事がよく出ているんですけれども。  成長戦略について申し上げますと、現在、六月のサミット前の取りまとめに向けて検討を加速しているところでありまして、まさに項目立...全文を見る
○茂木国務大臣 成長戦略の策定につきましては、六月のサミット前には取りまとめを行っていきたい。ここの部分につきまして、今まだ、そういった取りまとめの段階ですから、つまびらかにすることはできない部分もございます。  ただ、例えば、これから日本として、国際展開戦略の中で、一つは新興...全文を見る
○茂木国務大臣 時々お答えしにくい質問を受けることがあるんですけれども、例えば原発事故の収束宣言を撤回しなさいと言われたりするんですが、前政権においてあの収束宣言はなされたものでありまして、言っていただくのでしたら、野田前総理に言っていただいた方がいいなと思ったりするときもあるん...全文を見る
○茂木国務大臣 今般の電力システム改革におきましては、三年後をめどに、三十分計画値同時同量制度、こういうものを導入する。発電側は発電側で、これだけ出しますといった量を出す、そして売る方は、これだけ売りますといったら売る、こういう制度に移行していくということであります。  委員の...全文を見る
○茂木国務大臣 議事録のつくり方も工夫をしなければいけないというか、発言の仕方についても、単に東電任せにするわけではなくて、経済産業省としても責任を持って、東電を指導しながら賠償を加速していきたい、進めていきたい、こういうことが正しく表現できているかどうか、こういうことがまず大前...全文を見る
○茂木国務大臣 電気料金の値上げの申請につきましては、単に原発の再稼働だけではなくて、それぞれ、最大限の経営コストの削減努力、それは燃料調達費の引き下げであったりさまざまなものを行っていく、その総合的な中で判断されるべきものだと私は思っておりまして、いつも先生と意見が合わないのは...全文を見る
○茂木国務大臣 総理が、国が一歩前に出る、こういうことを下河辺会長を初め東電の社外役員の皆さんに申し上げたわけでありますが、福島の一日も早い復興のためには、事業者任せにするのではなくて、賠償、廃炉、生活再建、こういった問題について、国もやれる分野についてはしっかり前に出て果たすべ...全文を見る
○茂木国務大臣 原発の再稼働につきましては、その安全性は規制委員会において判断をすることになっております。規制委員会において安全であると判断された原発について、地元、立地自治体等関係者に対する説明等で国がさらなる役割を果たしていかなければいけない、このように考えております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、機構がなかったら賠償はさらにおくれることになると思います。我々は、被災者の皆さんに対する賠償を速やかに適切に行っていく、そのために万全の対策をとっていきたい、そんなふうに思っております。  その上で、メガバンク等々の対応でありますが、原賠機構法の附則の第...全文を見る
05月31日第183回国会 参議院 経済産業委員会、財政金融委員会、消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々なセールにおきまして協力を求められるケース、あります。  昨年、中小企業庁が下請取引以外の取引に関して行った実態調査によりましても、受注側の中小企業と発注側の小売業者との取引において、発注側の自己都合により協賛金等の負担要請を経験したことがある企業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 石油関連のタックス・オン・タックスは以前から問題になっているところであります。  今後、平成二十六年度の税制改正等々におきまして、積み残した課題におきましては税調においてしっかり議論されるものだと理解をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な考え方としては、シンプルな税制と、これが望ましいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) システムの問題としてどうできるかということについて今財務大臣の方からお答えありましたが、考え方としては、広野先生おっしゃるような考え方というのは十分理解できると思います。  また、今メーカーですね、ある程度もう発注する段階から国内のもの、それから海外の...全文を見る
06月03日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
議事録を見る
○茂木国務大臣 こういった規制機関の独立性、極めて重要だと思っております。ただ、独立するというのと孤立するというのは違うというのが、恐らく専門家の間の意見なんだと思います。  私も五月に米国を訪問いたしまして、原子力関係の権威の方々、いろいろな議論もしてまいりましたが、独立性、...全文を見る
○茂木国務大臣 核燃料サイクルの必要につきましては、ちょうど選挙期間、先生の御地元に私応援に伺ったときもお話をさせていただいたか、こんなふうに思っております。  核燃料サイクルにつきましては、プルサーマルを進めることでウラン資源を約一割から二割節約ができるとともに、高レベル放射...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的に玉木委員と認識を同じにしていると思います。  私もこの資料の三を拝見させていただきまして、これは十年ぐらい前の広告のようでありますけれども、どう見ても化石の広告にしか見えないという形でありまして、どこの代理店を使ったのかわかりませんけれども、こういったこ...全文を見る
○茂木国務大臣 時間は何分ありますか。
○茂木国務大臣 まず、廃炉につきましては、研究開発を含め、国が前面に出られる部分、出なければいけない部分、それは既に平成二十四年度の補正予算、そして二十五年度の予算を含め、研究開発の費用等を確保いたしております。  総合事業計画は、柏崎刈羽の再稼働の問題だけではなくて、廃炉であ...全文を見る
○茂木国務大臣 固定価格買い取り制度は極めて私は重要だ、そのように思っております。その上で、委員が先ほどいい資料を御提示いただいたんですが、日独の電気料金比較、税金を除けば大体一緒になる。ただ、ドイツの場合、石炭火力が半分いっているわけですから、これによって随分違うんですよ。日本...全文を見る
06月04日第183回国会 衆議院 本会議 第30号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 生方議員にお答えをいたします。  まず、悪質な事業者による経済への影響と、本法案によります消費者被害の予防的効果についてでありますが、自由で公正な競争は、市場経済にとって極めて重要であります。  一方で、市場のルールを逸脱する行為を行う悪質な事業者を...全文を見る
06月05日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
議事録を見る
○茂木国務大臣 今回の電力システム改革は、委員御指摘のように、恐らく六十年に一度の大改革ということであります。改革は大胆に、しかしスケジュールは三つのステップを踏みながらきちんとやっていかなければいけない、このように思っております。  今回は、第一弾の法案、そして全体のプログラ...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な御指摘でありまして、今回、基本的には、広域系統運用の拡大、このための法案を御提示しておりますが、第二段階、第三段階のいわゆる料金の自由化、そして、最終的には発送電分離まで含めて二〇二〇年までの改革のプログラムの全体像、これをお示しさせていただいたところで...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、今、化石燃料に九割を依存する、こういった中におきまして、できる限りエネルギー源の多様化を図る、そして、調達先にしましても、石油でいいますと八三%までが中東に依存する、こういう状態でありますから、調達先の多角化を図っていく、こういったことが極めて重要だと思っ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のとおりだ、このように考えております。  法案附則の改革プログラムにおきまして、電気事業の規制に関する事務をつかさどる行政機関について、そのあり方を見直し、二〇一五年をめどに、独立性及び高度な専門性を有する新たな行政組織に移行させる旨が定められておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 具体的な数字につきましては、この後、事務方の方からお答えをさせていただきたいと思うんです。  今、さまざまな変化というのがこのエネルギーを取り巻く環境で起こっておりまして、率直に申し上げまして、これまで例えば石油であったりとかLNG、調達価格、もう少しバーゲニン...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革の議論に入る前に、馬淵委員に一言御礼を申し上げたいと思っております。  先日、この経済産業委員会におきまして、福島第一原発の地下水の流入の問題、さまざまな御意見をいただき、御提案をいただきました。今回、凍土方式によりまして地下水をとめるということ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、糟谷部長の方からも文部科学大臣との調整という話がありましたが、私としては、必要な見直しは行っていかなければいけない、このように考えております。  現在、約九割の自治体が随契ということになっているわけです。その一方で、地方自治体の発電事業者が新電力への売電を拡...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどは、若干、全体の御指摘をいただく中で幾つかの課題を網羅的にお話をいたしましたが、見直しの必要性は十分認識をいたしております。そして、見直しの検討をしなければいけない、このように思っております。
○茂木国務大臣 馬淵委員、先ほど、どうして一般競争入札が進まないかにつきまして詳細に答弁を申し上げました。それだけこれが大きな問題だと私が考えているということであります。長々と検討を続けるつもりは全くございません。
○茂木国務大臣 いずれにしても、この電力システム改革を進めるに当たりましても、電力の安定供給、これは絶対に確保していかなければいけない、そう思っております。  そこの中で、どこまでの外資の参入が安全保障を侵さないか、こういう観点から検討してまいりたいと思っております。
○茂木国務大臣 ヨーロッパにおきましては、当然そういったことは既に、地続きということもありまして、起こっているわけであります。今まで日本の場合は、地域独占の体制の中で全くそういうことはございませんでした。  今後について、あらゆるオプションを否定するものではありません。その中で...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、きょう総理は会見は行わないと思います。講演をする。講演の中でさまざまなお話をして、その中で、若干今後の成長戦略についてお触れになるのではないか。具体的内容について私がここの場で申し上げることはできませんが、恐らく、その三十兆円の投資、そういったことを中心にし...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的に、送配電事業者が持つということになります。そして、全国レベルでの需給調整といいますか、こういったものにつきましては広域系統運用機関。  基本は送配電事業者ということであります。
○茂木国務大臣 まず、電力システム改革後の供給量の見通しでありますけれども、専門的組織であります広域的運営推進機関が、日々の電力需給の状況を監視すべき送配電事業者から情報を収集して、全国レベルで需給の見通しなどを取りまとめ、それに応じて長期的に必要な供給量の見通しを作成することに...全文を見る
○茂木国務大臣 最終的に電力料金がどうなるか、これはエネルギーコストにもよってまいります。電源構成の問題もありますけれども、そのときに、例えばLNGであったりとか石炭であったりとかその国際価格がどうなっているか、またどれくらいの価格で調達できるか、こういったなかなかコントロールが...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な御指摘だと思っております。  段階を踏みながら改革も進めていきますが、改革の進捗ぐあいによって、委員のおっしゃるような形の将来の見通しもきちんと出てくるのではないか、また、出していかなければいけない、そういった思いで改革に取り組みたいと思っております。
○茂木国務大臣 今回の改革の主眼をなしますのは、広域系統運用の拡大であったりとか料金の全面自由化、そして、送配電部門の分離によります送電網の一層の中立化の推進ということで、言ってみますと、この部分、電力の発電から小売、需要までは、基本的には国内の改革が中心になっていると思っており...全文を見る
○茂木国務大臣 今回、三段階での改革を進める、そして、その三段階での改革を進めるに当たりまして、それぞれの法案、今回お願いする法案、来年お願いする法案、再来年お願いする法案と分けてございます。  第三段階、これが、料金の全面自由化、そして法的分離によります送配電部門の中立性の向...全文を見る
○茂木国務大臣 ございません。
○茂木国務大臣 恐らく、今の状況で見ると、新規参入者というのは極めて少ないんですね。そうなりますと、非対称規制が多いか少ないかというよりも、一本のもとで、地域独占のもとで、一つの法律でやってきた、最終的には、あらゆるもの、例えば送配電部門の安定供給義務とか、残る部分もありますけれ...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省がやる、総務省がやるということより、国として進めなきゃならない問題だ、こんなふうに思っております。ずるずると検討を延ばすことはいたしません。
○茂木国務大臣 例えば、風力なんかを考えましても、最適地というのは北海道であったりとか東北に限られる。それに対して、消費地というのは大都会であったりするわけであります。そういったところで、広域的な系統運用を行うことによりまして、再生可能エネルギー等々につきましても、その拡大に資す...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の改革は三段階で進めさせていただく、また、法案につきましても、ことし、そして来年、再来年とお願いできればというふうに思っております。  そして、現実に出しております今回の法案、これも重要な柱だ、私はこのように考えておりますが、ことしにやること、そして来年にや...全文を見る
○茂木国務大臣 附則の第十一条について御質問をいただきましたが、改革は、法的分離の方式を実施する前提で推進したいと考えております。その過程でその実施を困難にする新たな課題が生じた場合には、必要に応じて、機能分離の方式を検討することとしておる。  新たな課題でありますから、新しい...全文を見る
○茂木国務大臣 具体的に細かい項目は、この後参考人の方からお答えをさせていただきたいと思うんですけれども、これまで見ていますと、例えば、省エネとかいいましても、電力会社は本気にやろうとしてきていたのかな、そういう思いも持っております。  やはり、省エネなりをしっかり進めて、いろ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど糟谷部長の方から答弁させていただいたように、送配電網に入れば一緒になるわけでありますけれども、需要家で再生可能エネルギーが欲しいという方がふえれば、当然、それに見合った発電量というのは生まれてくる。同時に今、固定価格買い取り制度等々によってこういった再生可能...全文を見る
○茂木国務大臣 電力の輸入の問題、それから電気事業への外資の参入の問題は、従来から、外為法に基づいて、公の秩序の維持を妨げるおそれがないかどうか、すなわち、電気事業について申し上げますと、我が国の電力の安定供給の確保などに支障を生ずることがないかどうかといった観点から、個別に審査...全文を見る
○茂木国務大臣 お考えとしてはわかりますし、よく研究をされたなと思っております。  我々も今、例えば石油等々が地域偏在性がある中で、ホルムズの問題を初め地政学的なリスクもあると考えておりまして、ですから、やはり資源調達先の多角化といったものもLNGも含めて考えていかなければいけ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も商社出身でありますが、私も菅原副大臣も同じように商社出身でありまして、先達のすばらしいお言葉も聞かせていただきました。もちろん、企業でありますから、ビジネスを通じて収益を上げる、そしてその収益を株主また社員に分配していくということは重要でありますが、同時に社...全文を見る
○茂木国務大臣 今後のエネルギー政策を考えるに当たって、先生御指摘のグローバルな視点は極めて重要だ、私はそのように考えております。  同時に、国内においてこれまで六十年間続いてきた制度にさまざまな限界が見えているわけでありますから、そういったものもこのシステム改革によって変えて...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システムの改革によりまして新たな発電事業への新規参入が進む中で、バイオマス発電も極めて重要だ、またこれが地産地消にもつながっていく、このように考えております。  きょう、御議論を伺いまして、エコカー補助金と森林等々を比べていただいて、大変興味深い御議論だと思...全文を見る
○茂木国務大臣 廃炉に係ります費用を電気料金に乗せるという発言を、少なくとも私は申し上げておりません。  廃炉に係る費用につきましては、現行の解体引当金制度について、原発が運転することができなければその期間引き当ては進まないわけであります、また、早期に運転が終了する、こういうこ...全文を見る
○茂木国務大臣 東電につきましては、まずは最優先で賠償、廃炉、そして電力の安定供給を実現する、こういう考え方のもとで、原賠機構スキーム、これは国が決めたものであります、これに沿ってそれぞれの運営を行っております。
○茂木国務大臣 昨日の参考人質疑の中でも、井坂先生に対して東京大学の松村教授がお答えになったかと思うんですが、ほかの手段は全て尽くしたけれども、この公益的な目的を達成するためにはこれ以外の手段では絶対にできないということを明らかにした後でないと所有権分離は難しいという旨の答弁をさ...全文を見る
○茂木国務大臣 所有権分離の問題点につきましては、前回お答えをさせていただいたと思います。  まず第一に、所有権分離と法的分離、実態面で大きな相違がございます。法的分離の場合、一〇〇%子会社あるいはグループ会社であれば、引き続き一体的な経営が可能でありまして、グループ一体で資金...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の電力システム改革は、今回の第一弾の法案から始まりまして、附則の中でも、二〇二〇年までにやるべきこと、これを書かせていただいております。  そういった意味で、我々として、必ずお出しをする、こういう料理のメニューはお書きをしております。ただ、出すか出さないかわ...全文を見る
○茂木国務大臣 法的分離を中心に考えますが、予想外の事態、こういうものに備えてこういう措置も検討の中には入れますということは書いてございますけれども、先ほども申し上げたように、株主がみずから選択する可能性のあることにつきましては、まさにこれは株主の判断でありますから、メニューの中...全文を見る
○茂木国務大臣 何をもって促す措置というかということですけれども、経済産業省としては、また私としては、今の改革はなかなか大変な改革です、これをまずしっかりと進める、電力の安定供給、そこの中でできるだけ低廉なコストでの供給、このことを最優先に進めていきたい、こう考えております。
○茂木国務大臣 電力システムのあり方も時代とともに当然変わってくるんだと思います。戦後の日本においては、発電そして送配電網を早急に整備することによって経済発展を遂げていかなきゃならない、その時代にあって、発送電一貫体制のもとで設備の増強等々を図ってきたことは、日本の経済成長に資す...全文を見る
○茂木国務大臣 三段階の中で、まず広域系統運用の拡大を行います。そして、参入を促しながら小売の自由化を行いますけれども、料金につきましては、その段階で、一般電気事業者につきましては料金規制を残します。そして、第三段階になりまして、発送電分離を行うことによって送配電部門が中立になる...全文を見る
○茂木国務大臣 言っていること自体は三つの柱なんですけれども、言っている順番を、ポイントごとで言っていなかったというか、最初に広域系統運用の拡大のお話をしまして、最終ゴールの話をしまして、実は、料金の自由化の話と小売の自由化の話、どちらかといいますと需要家にかかわる問題ですからま...全文を見る
○茂木国務大臣 料金の自由化、これも進められる部分から進めたいと考えておりますが、先ほども申し上げましたように、この第二段階におきましては、一般電気事業者につきましては、規制料金を残す予定であります。もちろん、自由化料金の部分も出てきますけれども。そして、中立化がなされた段階にお...全文を見る
○茂木国務大臣 送配電部門の中立性の一層の確保、二〇一八年から二〇年に行うということをやりますけれども、言ってみますと、電力システム改革はそこで全部終わるわけではないんです。そこからさらに進んでいくといいますか、さらなる競争が入り、さらなる参入が入り、こういうことが起こっていきま...全文を見る
○茂木国務大臣 今後、第二弾、第三弾の法案の設計もしてまいります。その段階におきまして、具体的なものをお示ししたいと思っております。  厳格な監視が行える機関にしなければいけない、同時に、それが組織の肥大化につながることになってもいけない、そういう思いで取り組みをさせていただき...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 株式会社海外需要開拓支援機構法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  今後、我が国が経済の持続的な成長を実現していくためには、著しい経済成長を背景として需要を拡大させる新興国を始めとする諸外国の旺盛な外需を獲得していくことが必要と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) クール・ジャパン、世界的にも市場が大きく拡大することがこれから予想されております。例えば、民間のコンサルタントの試算によりますと、コンテンツ、食、ファッション等の市場の規模、今後、アジアを始めとする新興国を中心に急速に拡大をいたしまして、一番新しいデータ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 冒頭も申し上げたように、日本のコンテンツを始めとするクール・ジャパンの商品、そしてサービス、アジアを始め新興国で人気がある、ポテンシャルがある。しかし、残念ながら今は事業化できていない。そこには幾つかの要因というのがあるんだと思っております。そこの中の一...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げたように、このクール・ジャパン、三つの段階で展開をしたいと考えております。  まず第一段階は、日本のこういったコンテンツであったりとか様々なもの、そしてサービスを海外の方によく知ってもらうと、こういう広報に近いような事業でありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この機構でありますけど、基本的に民間の専門家を中心に運営をするということを考えております。そして、具体的な投資案件につきましては、社外の取締役等から構成されます海外需要開拓委員会、これが個別の投資案件の決定を行うことになっております。  恐らく二つのタ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御案内のとおり、交付国債の形を取るということになりますと、当然特別立法が必要であるということになってくるんだと思います。  同時に、今回我々はスピード感というのを重視したいと。ほかの国、英国であったりとか韓国を見ましても、残念ながら我が国よりも文化産業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的にはございません。天下りをさせようとは思っておりません。民間人を中心にやってまいります。  ただ、例えば、この事業を進める中で本当に相手側の政府とのいろんな交渉が必要で、私はそういった部分はジェトロとかいろんなところでできると思いますけれど、その...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、大久保委員のおっしゃった方向で考えていきたいと思っています。  これから在外の日本の公館も、そしてジェトロも、もう少し私はビジネス感覚、こういったものを持ってほしいなと、そんなふうに思っています。それは、例えば大使公邸で様々な企業のレセプションをや...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 利益相反が起こってはいけないと、そのために、この海外投資開拓委員会の委員につきましても、個別の案件ごとにまず投資の決定をしますので、利益相反が起こる可能性のある役員についてはそのプロジェクトの決定から外れてもらう、こういうことを基本にしながら利益相反につ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一律の額はなかなか決められない部分はあると思いますけれども、二十億という基準はそんなに悪くないかなと、私から見るとそう思います。ただ、プロジェクトによっては違ってくる部分もあると考えております。そして、焦げ付きが最終的に出ると、そうなったら人事的に責任を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の成長戦略を進めるに当たりまして、まず国内においては三つのゆがみを是正していくことが必要だと、このように考えております。一つは過少投資の問題であります。そして、二つ目には過剰規制の問題であります。三つ目には過当競争。この大きな三つのゆがみを是正してい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、松村委員から御指摘いただいた点につきましては、海外展開を目指す中堅・中小企業の現地展開、一貫して支援するというために、二十四年度の補正予算で四十二億円を計上させていただいております。  具体的には、ジェトロが企業のOB等の専門家を新たに採用して、新...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) JAPANブランド事業とそれからクール・ジャパン事業、委員御指摘のように、これから連携を取りながら、さらには相乗効果が生まれるような事業にしていくということが必要なんだと思っております。  JAPANブランド事業とするともう大きくなり過ぎていますけれど...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、大きく事業環境の変化というのが今起こっているんだと思います。その一つは、アジアの新興国を中心にいわゆる中間所得層というもの、日本で売れるような商品を買える層というのは決定的に増えてきている、これはあると思います。同時に、日本の商品、これは大企業の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、まずは市場の調査であったりとか、そういったこともしていかなきゃならない、これは必ずしも機構がやるわけではありませんが、ジェトロであったりとか様々な国の関連機関ができる部分もあると思っております。同時に、先ほども申し上げましたが、人的な支援、こうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的には株式会社でありますから、そのような目的を持って進めるということになります。同時に、クール・ジャパン戦略を進める、その趣旨に合っているかどうかと、これも極めて重要な視点であると思っております。幾ら例えば収益性の高い事業であっても、それがクール・ジ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 普通のファンドであれば、当然そのROEがどれくらいであるとかそういったことを考えながら、投資案件も探し、そして最終的にはその形態をどうしていくかというのはあるんですけれど、冒頭申し上げたように、この機構の場合は一定の収益性が見込めるということは極めて重要...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 参議院の経済産業委員会ってすごいなと思いますのは、先ほどの松田委員の御質問を聞きますと、後ろにクリエーターの方がたくさんいるような気がいたしますし、また、はた委員の御質問を聞きますと、必ず漢方医学という形で一貫をされているなと思っていますが、御指摘の次回...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のように、日本の高効率の火力発電、例えば石炭火力でいいますと、日本の技術をそのままアメリカそして中国やインドに応用しますと、それだけで年間十五億トンのCO2の削減ができます。これは日本の年間の排出量全体に当たると。これだけ世界トップレベルの技術があ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 具体的な事業については機構で考えるにしましても、漢方もまさに日本の伝統文化に根差したものだと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 今、新興国、アジア等々におきましても、ネット社会、相当発達をしております。特にソーシャルメディアの分野におきましては相当な発展が見られる。  日本の様々な商品であったりとかサービスといったものを単に地上波だけではなくてネットを使っていろんな形で発信をし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 在外公館を含め、日本の機関のネットワーク、クール・ジャパンを展開していく上でも、今後更に強化をしていかなければいけないと、そう思っておりますし、同時に、現地にいらっしゃる方々とのネットワークをどう強めるかということも重要なんだと思うんですね。  例えば...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) このクール・ジャパン戦略を推進する上でも、更に言いますと日本の国際展開戦略を推進する上でも、知財の問題、そして海賊版対策、極めて重要な課題だと、こんなふうに考えております。  和食をどこまで知財の範囲でカバーできるかということというのはなかなかこれから...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のとおりだと思っておりまして、まずアベノミクス、これは完全に英語になっています。なかなか、個人の政策といいますか、これが英語になるというのは少ないんですね。恐らく先日お亡くなりになったサッチャーイズムとかレーガノミックスぐらいじゃないかなと。小泉さ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍内閣におきましては、クール・ジャパン戦略の担当大臣も置かさせていただきました。その下で、今後、省庁間の連携、しっかりと強めていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、法律の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 小規模企業の事業活動の活性化のための中小企業基本法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国に存在する四百二十万の中小企業のうち、約九割、三百六十六万に及ぶ小規模事業者は、地域の経済や雇用を支える存在...全文を見る
06月12日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
議事録を見る
○茂木国務大臣 電力システムを初め、この委員会におきまして、さまざまな御議論、御提言を先生からもいただいたことは、心から感謝申し上げる次第であります。  よく、日本の企業、四重苦、五重苦に面している、こんなことを言われました。おかげさまで、最近に来て、過度な円高の是正も行われ、...全文を見る
○茂木国務大臣 この電力システム改革についても、さまざまな意見がある中で、さまざまな立場の方々がいらっしゃる中で、与野党の協力のもとで審議もここまで進んでまいりました。  そして、総合取引所の問題につきましても、方向性につきましては、まさに委員と意見を私も共有させていただいてお...全文を見る
○茂木国務大臣 重要な立場にある人間ほど、李下に冠を正さずということが極めて重要だと考えております。
○茂木国務大臣 日本は、一九七〇年代、二度の石油ショックを経験いたしましたが、民間を中心とした省エネの努力によりましてそれを克服し、省エネの技術、そして省エネの製品、すばらしいものを確立したわけであります。  そして、今回、東日本大震災を契機として、また世界的なエネルギー需要の...全文を見る
○茂木国務大臣 誰が利益を得るか、損をこうむるかより、制度としてどうあるべきか、こういう観点からの議論が必要だと考えております。  廃炉に係る費用については、現行の解体引当金制度では、原発の運転をすることができなければ、引き当ては御案内のとおり進まないわけであります。また、早期...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘の過去の経緯も含めて、まずは現行の会計制度を検証した上で、必要に応じて費用負担制度のあり方を検証していくことになる、このように考えております。
○茂木国務大臣 この電力システムの改革によりまして、今、言ってみますと、公共インフラであります送配電部門と、本来自由化されるべき発電部門等々が一緒になっているわけであります、これが完全に分かれるという形になるわけでありまして、こういった一般電気事業者の制度が見直されることで、例え...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には、競争環境をつくっていくということであります。しかし、そのためには競争が進むような仕組みというものも必要でありまして、例えば一般電気事業者には一定期間規制料金をかけるとかいうことによりまして、競争条件が一緒になっていくということがやはり競争を促進する上で...全文を見る
○茂木国務大臣 今後の成長戦略の中で、大きな柱として、効率的、安定的なエネルギー、こういった分野が出てまいります。そこの中には、例えば蓄電池、今世界的に一兆円の市場でありますが、これが例えば、電力系統用、そして自動車、こういった分野に応用されますと、二十兆円の市場に拡大をしていく...全文を見る
○茂木国務大臣 国内における成長戦略と、そして成長戦略の一つの柱であります国際展開戦略は一貫して進めていきたいと思っておりまして、例えば国内における高効率の石炭火力、こういったものは海外に応用した場合にグローバルなCO2の排出削減、こういったものにもつながってまいります。  ま...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいります。ありがとうございます。     —————————————
06月13日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まずもって、トップバッターとして質問に立っていただきました松村先生、これまで、中小企業、特に小規模企業政策、リードしてこられた方でありまして、かつての中小企業、小規模企業は弱い立場なんだと、格差を是正する、こういう観点から、その成長性、可能性に着目をした...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回御審議をいただいております八法案、いわゆる小規模企業活性化法の中では、中小企業基本法の基本理念に、地域経済の安定と経済社会の発展に寄与すると、こういう小規模企業の意義を規定したところであります。これはまず第一弾で、本法案の早期成立をお願いしているとこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 具体的な行動、そして実行が極めて重要だと、このように考えております。  ちいさな企業成長本部の行動計画の中でも、先ほども若干申し上げましたが、中小企業そして小規模事業者、さらには支援機関、国、それぞれが行う具体的なアクションプランを示しております。同時...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今おっしゃったように、例えば企業数の減少、どれくらい歯止めを掛けるか、また雇用者数の減少、歯止めを掛けるか、さらには、できたら増やしていきたいと思っておりますが、まず具体的施策としてどんな対象者が増えていくかと、こういうお話をさせていただきたいと思うんで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 女性、若者、そして一旦は現役を退かれた方の起業、第二の創業と、極めて重要だと思っておりまして、女性によります起業、創業、これは、先日も、ちいさな企業成長本部で、おんぶひもとか新しい製品、かなりヒット製品になっているんですけれども、こういうのを開発された方...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な御指摘だと思っておりまして、御指摘のとおり、多くの信用保証協会で中小企業そして小規模事業者の事業再生を進めるに際して、信用保証協会の債権を放棄するためには、信用保証協会と損失補償契約を結んでいる地方公共団体の議会の議決、これが必要になって、これ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 道州制の問題にも絡んで、地域における産業集積のお話いただきましたが、戦後の日本の国土政策、昭和三十年代の全国総合計画、いわゆる旧全総から始まりまして、新全総、三全総、四全総と進む中で、昭和五十年代の半ばぐらいから産業集積の重要性と、こういう指摘がされまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) はい。  産業クラスターの問題、新規のものにつきましてはまた検討させていただきます。  失礼しました。
○国務大臣(茂木敏充君) はた委員の方からの漢方でない質問を久しぶりにいただいたと思っておりますが。  インボイス制度を導入する課題等につきましては、財務省そしてまた中小企業庁の長官の方からも答弁を申し上げましたが、恐らく委員の御指摘は、中小・小規模事業者に軽減税率を適用すれば...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘をいただきました中小企業海外展開現地支援プラットフォームの設置に関しましては、我が国の企業の現地への進出の状況であったりとか支援機関への相談件数が実際にどれくらいあるか、それが多い地域を中心に、中小企業の円滑な事業展開を支援する必要性が高いと考えら...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の企業立地補助金につきましては、新規雇用の創出を通じた産業振興を加速するために極めて重要な役割を果たしておりまして、昨年度まで福島県向けに総額二千百二億円を措置しておりまして、二百九十一社、一千八百六十一億円を採択したところであります。  また、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東京電力に対しましては、被害者が置かれた状況をよくお聞きして、被害者に寄り添った丁寧な賠償を行うよう、これまでも指導してきたところでありますが、今回の提訴の内容については、細かい内容について承知しておらないために確かなことは申し上げられない部分ございます...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私自身はコレステロール値は余り高くないんですけれども、そういった日本の優れた商品を海外展開していくのは必要だと思っております。  そして、海外の要人、貿易担当の大臣等々とお会いするときに、必ず現地におけるビジネス環境、それから様々な制度の改善がないとな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、冒頭、民主党政権下で憲章、そしてちいさな企業未来会議とつくっていただきまして、そこでの成果も踏まえながら、現政権としても、これは前の政権でやっていたことだから否定をするということではなくて、良いものはしっかりと取り入れながら政策を進めていきたい、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 為替相場の変動、これは当然、業種とか企業によってメリットが出る業種、それからデメリットが出る業種出てまいります。恐らく電炉であったりとかメッキであったりとか、デメリットが大きくなる、こういう業種もあるわけでありますが、例えば石油製品の価格、これは為替相場...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、資金需要が企業において出てくるということが一番重要なんだと、実需が出るということが重要だと考えております。  御案内のとおり、今年の一月から三月のGDPの成長率、これは確定値で年率四・一%という数字になりました。これは一つには、過度な円高の是正に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在の日本には、人、物、金と三つのよどみというものがあったと。これは、このよどみを解消するためには、その原因となっている三つのゆがみを解消していく必要があると。その一つが過少投資の問題であります。二つ目が過剰規制の問題。そして三つ目が、業種によって異なり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、イギリスであったりとかアメリカ、開業率が一〇%程度、若しくは一〇%を超えるということでありますけど、例えばアメリカを見ても、昔からこんな高い開業率があったわけじゃないんですね。一九六〇年代であったりとか七〇年代、これはやっぱりどちらかといいますと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まずもって、七十万社を百四十万社に引き上げる、この目標、かなり高みを狙っておりますけれども、実現できない目標ではないと思っております。今、国税庁の方から、これまでの最高が百九万社、ただ当時は母数が二百十九万社ですから五〇%という御説明がありました。現在、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まずもって、安井委員の能力をすれば、アファーマティブアクションがなくても様々なところで採用されるんではないかなと、こんなふうに思っておりますが、私も、この例えばアファーマティブアクションであったりとか数値目標そのものがいいとか、それがない方が実際にはいい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まずもって、私が採用にかかわらさせていただいた南場さんのことを褒めていただいて、ありがとうございます。  ああいった大きなディー・エヌ・エーのように成長するタイプの企業もあると思います。しかし、地域において本当にローカルなニーズを吸い上げて、その地域で...全文を見る
06月17日第183回国会 参議院 本会議 第27号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気事業法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  低廉で安定的な電力供給は、国民生活を支える基盤であります。しかしながら、東日本大震災とこれに伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を契機として、一般電気事業者各社による電気料...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松田議員にお答えをいたします。質問番号も明示の上、答弁をいただきたいということでありますので、そのように答弁をさせていただきたいと思います。  最初に、一問目の、法案提出について、目指すものと提出することの差異についてでありますが、この法案附則に規定す...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気事業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  低廉で安定的な電力供給は、国民生活を支える基盤であります。しかしながら、東日本大震災とこれに伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を契機として、一般電気事業者各社...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 直嶋委員には、民主党政権時代に、私の先輩として経済産業大臣として、日本のエネルギー政策、その立案そしてまた実施をリードしていただきまして、また民主党政権におきまして今回の電力システムの改革の骨格についても固めていただいたと、そんなふうに感じております。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気料金の値上げ、今の燃料価格の高騰、そして発電に占める火力の割合が九割を占めると、こういう状況になって、電力各社の方から値上げ申請が上がっているわけでありますが、これにつきましては、本当に最大限の経営努力を踏まえたものかどうか、厳正な審査と、こういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発の依存度が何%になっていくかと、このことにつきましては、原発を今後どうするかと与野党で議論を重ねる中で、新しい原子力規制委員会、これは福島の事故の反省も踏まえて新しい独立した機関として設立をさせていただきました。民主党、自民党、公明党と三党の協議を踏...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発の稼働期間につきましては、四十年を基本とするということが原子力規制委員会の基本的な考え方でありましたら、それは当然尊重しなければいけないと、このように考えております。  同時に、新増設の問題でありますが、まずはその五十基あります既存の原発についての...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私も、経済産業大臣に就任して半年近くなるわけでありますが、原発立地県、また原発立地の地方自治体の首長さんとも様々お会いをいたしまして、そこの中には、できるだけ早く再稼働を進めてほしい、こういう御要望お持ちの方もいらっしゃいますし、様々な御意見がその立地地...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のとおり、これから日本の人口は短中期的に見れば減少傾向にあると思います。そしてまた、電力需要につきましてはピークコントロールを中心にしながら抑制をしていかなければいけない、こういう方向で考えたいと思っております。  ただ、それイコール必ずしも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今年度、二〇一三年度の電力関係の投資が二・八兆円と見込まれております。もちろん電力会社関係のものが多いわけでありますけれど、委員御指摘のように、これから例えば火力発電についても相当リプレース等々進めていかなきゃならない、そして送配電網、全国レベルでの整備...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変いい御提言をいただいたと思っております。検討期間につきましてもできるだけ短縮をすると。年度内にとか悠長なことじゃなくて、早くやれることは、一か月で結論を出すこと、三か月で結論を出すこと、そしてまた時期につきましても、すぐにできることについては年度をま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 法案もよく読んでいただいて、さらには各界の皆さんの御意見もよく聴取された上での御質問だと思った上でお答えをさせていただきたいと思いますけれども、今の日本の新たなエネルギー制約、こういったことを考えますと、電力はやっぱり全国レベルで使っていかなきゃならない...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 直嶋委員御指摘のとおり、幾ら自由化といっても、一対一の取引だったら買う相手一人しかいないんですから、実際には自由化ということにはならないんだと思っておりまして、今後、小売の全面自由化、特に料金の自由化を実施するに際して最も重要なポイントというのは、一般電...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 柳澤委員には、一昨年から昨年にかけまして、経済産業副大臣、そしてまた現地の対策本部長として一番難しい時期の福島の復旧復興、御尽力をいただき、また陣頭指揮に立っていただきましたこと、心から敬意を表する次第であります。  東日本大震災からの復興、これは現政...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、福島におきましては、十五万人を超える方が非常に困難な避難生活を続けていらっしゃる、そして放射能の危険等々と向き合った不安な毎日を送られていると。そういった中で、福島の皆さんが原発のない社会をと、こういう強い思いを持たれていると、こういうことについて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 具体的な点につきまして今、赤羽副大臣の方から説明をさせていただいたところでありますが、省エネ、今お話伺いまして、日本、一九七〇年代、二回のオイルショックに直面をして、それを乗り切る中で、確かに産業部門の省エネ、これはかなり進みました。当時と比べても一割ぐ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 具体的な対策につきまして、今、糟谷部長の方から説明をさせていただきましたが、率直に申し上げて、これまで政府も電力会社もパブリックリレーション下手だったと思います。  今年は数値目標を設けないにしても、やっぱりこれは電力需給、これの安定に万全を期すという...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国の石炭火力の発電効率、これは世界最高水準でありまして、私も先日、磯子の石炭火力の発電所を見てまいりました。何分見ていても煙突から煙が出てこないんですね。世界最高水準のものを持っているわけでありますが。二〇一二年度の発電電力量に占める割合、世界平均で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先生が大飯の三号機、四号機、再稼働に向けて御苦労をしたという話は伺っておりましたが、今日改めて、朝、東京を立ってから地元に入られ、実際に号機を御覧になられ、その後地元の説明会に臨まれ、それがケーブルテレビにも映ると、そして様々な御意見、受け答えをされる中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 柳澤委員のおっしゃること、私も十分理解をいたします。  その上で、今、経済産業大臣、こういう立場から申し上げると、この原発の安全性、そしてその審査につきましては、どの原発から審査をするのか、どの程度の時間を掛けて審査を行うかについても原子力規制委員会の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現場の作業環境の改善、極めて重要だと思っております。  今、赤羽副大臣の方からもありましたが、私、昨年の十二月の二十六日に大臣に就任して、一月に現地を訪問させていただきました。第一原発そのものも視察をいたしましたが、作業員の宿舎等々も拝見をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これからの廃炉、長い期間を掛けて様々な困難、世界でかつてない作業を進めなければいけないと思っております。もちろん、事業者任せにするつもりはありません。国ができる部分については国がしっかりと前面に出て、この廃炉の加速、そして福島の復興、しっかりと進めていき...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 岩井委員から御質問いただきました。  東日本大震災や原子力事故を契機にして、従来の電力システムの抱える様々な限界、御指摘のように明らかになってきております。  具体的に五点申し上げたいと思います。  その一つは、原子力への依存度が低下する中で、分散...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気の使用制限について、現行の電気事業法では、需要家に対する罰則付きの命令しかないために需要家の負担が大きいということから、今回、より緩やかな措置として新たに勧告措置を設けることとしたものであります。今後は、需給逼迫の度合いを踏まえて、勧告又は命令を選択...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 修正の趣旨につきましては、今、近藤委員の説明のとおりだと、このように考えております。  その上で、廃炉コストの負担も含めていかなる措置を講ずる必要があるかなどについては、修正者の意思をできるだけ尊重しつつ、具体的にいかなる場合に競争条件が著しく悪化する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 本会議で発電所ごとのそれぞれのコストを発表することについての問題点等々については御説明を申し上げましたが、もし委員の御指摘が、インバランス料金に利用する市場価格が需給調整に要する費用を適切に反映しているか否かを確認するために発電所ごとの費用を報告させるべ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) このインバランス料金をどう調整するかということでありますが、いわゆる市場での売買価格、これは電力に限らず、多くの事業分野で市場での売買価格が必ずしも実際のコスト、限界費用に基づき行われるとは限らないと、こんなふうに考えております。  簡単な例で申し上げ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、今我々が提出しております法案とみんなの党でこの度提出していただいた法案、細かい部分での違いはあると思いますが、電力システム改革を進めなければいけない、大きな方向では一致していると、このように考えております。  そこの中で一番違ってくるのがこの分...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の改革によりまして、送配電部門の中立化、これをしっかり進めていくことが、参入を進める上でも、そして価格を低下させていく上でも極めて重要だと考えておりまして、役員であったりとか兼職の禁止であったりとか、会計上の基準であったり、取引のルール等々を通じて、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、そのお答えをさせてもらう前に、恐らく、銀行のホールディングカンパニー化、それからいわゆるサービス事業というか、いろいろ製造業のホールディングカンパニーとネットワークビジネスのホールディングカンパニー化というのは違っております。私はNTTの例も相当参...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 再生可能エネルギーの拡大を図っていく上ではいろんな課題があると考えております。今、松田委員から御指摘いただいた問題も含めて、前向きに検討していきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、はた委員に御礼申し上げます。ちょっと午前中喉の調子が悪くて、委員の方から龍角散ダイレクトスティックピーチというのをいただきまして、飲んでみましたら若干改善をしたんではないかなと、こんなふうに思っております。心から御礼を申し上げるところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三・一一以降、原発の停止に伴いまして、老朽火力のたき増し等を含めて火力発電比率が九割まで上昇する中、二〇一三年度の夏季の電力の需給見通しについては、いずれの電力管内でも電力の安定供給に最低限必要な予備率三%以上を確保できる見通しでありますけれども、大規模...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 総理も、今はそうは申し上げられない、このように答弁しております。私も、今はそうは申し上げられません。
○国務大臣(茂木敏充君) リスク、様々なリスクがあると思うんですね。例えば、安定供給ができなくなったと、ブラックアウトが起こってしまったと、これは日本経済にとって極めて大きなリスクであると思っております。病院が全部止まってしまうと、こういったリスクもあります。また、資源調達ができ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高市さんの発言ですね、十七日、神戸市で行われました党の兵庫県連の大会での会合でありまして、私は、その会合に出席しておりませんので全体のスピーチであったりとか前後の脈絡については十分承知はいたしておりませんが、報道されたことについては存じ上げております。
○国務大臣(茂木敏充君) 原発事故により避難を余儀なくされ、避難生活の中で健康状態の悪化等により亡くなられた方がおられる、そのように承知をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 質問のQの二がどれだかよく分からないんですが、まず地産地消から自分で電力を発電して消費をすると、いいことなんだと思います。  ただ、それを進めるためにも、完全に自分が発電した量を完全に自分で使えるようにはなりませんから、送配電網も整備をすることによって...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず第一ステップとして、日本における再生エネルギー、相当拡大していかないと、荒井先生がおっしゃるような状況というのは進まないんではないかなと。今回の広域系統運用の拡大であったりとか、送配電部門の中立性の向上によりましてよりスマートなエネルギーマネジメント...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私は、日本はエネルギーの先進国だと、このように思っております。  まず、一九七〇年代、我が国は二度のオイルショックを経験をいたしました。そのオイルショックを克服する中で省エネの技術、そして省エネの製品、これは世界一のものをつくりまして、まさにそういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 勉強させていただきたいと思います。  その一方で、先ほどからの御意見いただきますと、例えば最も危険な地域は東電の職員の方が自ら出ていく、こういったことも行っていると。それぞれの状況も考えながら適切な方法を考えてみたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システムの改革、それから同時に、三・一一を踏まえ新しいエネルギー制約の下でのベストミックスの在り方、両方とも難しい課題であります。そして、責任を持って決めていくためには相当な時間が掛かってしまう。  電力システム改革につきましては、三段階におきまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 細かいことはこの後、事務方から説明をさせていただきたいと思うんですけれども、基本的に、既存機関であるものでそのまま使えるものがあったら使っていった方がいい、スピードが速ければ速い方がいいと、こんなふうに思っていまして、これはベストミックスを決める上でも、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いずれにしても、最近のシステム改革、かなり発注の方法も変えていかなくちゃいけないと思うんですね。  大きなシステムを一発で、何というか、発注するのか、ある程度分散というか分けて発注するのかによって値段も変わってくる部分というのもあると思います。発注する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私は、エネルギー問題についても日本は必ず今の危機を克服できると。七〇年代、二回のオイルショックを経験しても、様々な民間を始めとする分野の努力によりまして、世界最高の省エネ大国、これをつくり上げたわけであります。  今回も、エネルギーの安定供給、そしてコ...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
議事録を見る
○茂木国務大臣 さすがに、新潟出身で、田中角栄元総理を尊敬される石崎先生と思って、質問を聞かせていただきました。  日本列島改造論が打ち出されたころ、非常に世間からも注目されまして、当時は表日本、裏日本、こういう呼び方であったのが、今は太平洋側、日本海側と変わってきたわけであり...全文を見る
○茂木国務大臣 メタンハイドレート、砂層型も重要でありますが、御指摘の表層型についても極めて重要だ、こんなふうに考えております。  先般閣議決定されました新たな海洋基本計画、そして日本再興戦略におきましても、生産技術の開発、実証、資源量把握に向けた調査などを計画的に実施していく...全文を見る
○茂木国務大臣 日本経済の再生には三つのゆがみの是正が必要だと思っております。過少投資、過剰規制、そして過当競争、こういったものを直していく。  特に、過少投資を是正していくことが極めて重要でありまして、その中には、設備投資、それから先生御指摘の研究開発投資があります、中小企業...全文を見る
○茂木国務大臣 まさに委員御指摘のとおりだと思っておりまして、次世代のパワーエレクトロニクス、次世代デバイスとしては、これまでのシリコンを用いた半導体ではなくて、炭化珪素、シリコンカーバイドを用いた半導体が現在最も有力である、このように考えております。これを用いますと、従来と比べ...全文を見る
○茂木国務大臣 この通常国会も残すところあと一週間となってまいりまして、経済産業委員会、富田委員長を初め委員各位には大変お世話になってまいりましたが、特に野党の筆頭理事であられる近藤委員にはいろいろな形で御指導いただきましたこと、改めて御礼申し上げる次第であります。  取引所の...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、さまざまな分野で、十年前には考えられなかったような状況というのが生まれているんだと思います。東証と大証が一緒になる、十年前は考えられませんでした。さらには、財閥の違う三井と住友が一緒の銀行になる、考えられなかったと思いますし、日立とGEが一緒に仕事をする、...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御案内のとおり、最終的な認可、これは金融の担当大臣が行うことになっておりますが、商品所管大臣、農林水産大臣もしくは経済産業大臣の同意を得た上でという形になっておりまして、どのような場合に同意をするのか、またしないかは、上場する商品の商品特性、それから産業構造な...全文を見る
○茂木国務大臣 なかなか言葉というのは使い方が難しくて、マザーはいいけれども、グランドマザーになると古い。ワインですと、プルミエクリュよりグランクリュの方がよくなってくるんですけれども。  確かに、日本の経済、先ほど近藤委員御指摘のように、人、物、金、三つのよどみがあるんだと思...全文を見る
○茂木国務大臣 企業が保有しております機械装置に係ります固定資産税については、委員がお示しいただきました資料のように、課税の対象となっていない国がほとんど、こういう状況でありまして、日本の産業界からも、国際競争の観点からも、見直しを求める声が強く上がっております。  実は、経済...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、ペイ・アズ・ユー・ゴーといいますか、税率の問題なんですけれども、数学の発展、いろいろなプロセスがあるんですが、一つはやはりゼロが発見された、極めてこれは数学の発展上大きな問題であります。同時に、足し算の世界から掛け算の世界に入った。これは非常に大きくて、財務...全文を見る
○茂木国務大臣 各国において若干制度は違うわけでありまして、インドはおっしゃるとおりだと思います。また、アメリカの場合は、もともとの取引所単位の監督、こういうのを基本にしておりますので、商品の先物取引についてはCFTCがやり、そしてまた金融デリバティブについてはSECがやるという...全文を見る
○茂木国務大臣 まず大前提として、民間企業の役員等々につきましては株主総会で決定をされる、委員御案内のとおりであります。そしてまた、役所からのOBがあることによって、総合取引所、これを進めるということが阻害されることがあっていけない、こういう前提の上で、先日申し上げたように、立場...全文を見る
○茂木国務大臣 先日、クール・ジャパン法を成立させていただいたわけでありますけれども、クール・ジャパン機構の運営のあり方、まさに先ほど委員がお読みいただいた方針のもとで、答弁もさせていただきましたが、そういった運営をするつもりですし、していかなければいけないと思っています。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、一点だけ、中日新聞に戻って恐縮なんですけれども、クール・ジャパン推進機構では、新しい投資委員会をつくる、そして、投資の決定を行うに当たりましては、委員であっても、投資先に対して利害のある方は決定から外れるということを行っております。  したがいまして、この...全文を見る
○茂木国務大臣 今井委員に基本的なことを御理解いただきたいと思うんですけれども、白書と基本計画とかいうものは違います。  白書というのは、どちらかといいますと、過去に実施してきた、特にこれまで一年ぐらい実施してきたことをできるだけ客観的に、羅列的に書き上げる、これが基本的な性格...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギーのベストミックスについて、具体的な数字を盛り込むことをミッションとしているわけではありません。それぞれのエネルギー源ごとの特徴であったりとか位置づけ、これについてはしっかりした議論をしていただきたいというお話をしております。  恐らく、同時に、核燃料サ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、エネルギー・原子力政策懇談会の提言につきましては、本年の二月二十五日に有馬会長から私がお受け取りをしております。  足立委員が御存じかどうか知りませんが、有馬会長は、見識の高い、そしてまた高潔な方であります。その提言書をお渡しいただくときに、有馬会長は、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 何らかの問題のあることだったら調査もいたします。  ただ、申し上げたように、経過については申し上げて、恐らくそれが間違いのない経過であろうと思っております。何らかの秘密情報が外部に漏れているか。漏れていないと思います。それから、民間団体の名前をかたって勝手に経産...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、御提起をいただき、事実関係といいますか、どうしてこういうシステムができるかということにつきましても解明していただいたことについては、心から御礼を申し上げます。  その上で申し上げたいのは、いろいろな民間の皆さんからの提言、率直にお受けいたしておりますけれど...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らくイギリスという国は、成り立ちからしても、必ずしも大きくなくとも意思があれば貫ける、こういう伝統を持っているんじゃないかなと思います。  十字軍、第一回から第八回まで行われますが、第三次の十字軍を率いましたリチャード一世、獅子心王と呼ばれたわけでありますけれ...全文を見る
○茂木国務大臣 メザニンファイナンス、劣後ローンであったりとか優先株出資など、投資リスクでいいますと、通常の融資より高くて出資よりは低い、中位に当たる資金ということで、オペラ劇場の中二階からメザニンという言葉が来ているんだ、こんなふうに思います。  経済産業省が平成二十四年度に...全文を見る
○茂木国務大臣 ミドルリスク金融をどうやったら拡大していけるか、その検討は必要だと考えております。
○茂木国務大臣 制度としてバウチャーという形がいいかどうかは別にして、設備に対するハードへの支援だけではなくて、ソフト面の支援、もしくは、最近はハードとソフトが一体になっているようなものもありますので、そういった支援については極めて重要だ、このように考えております。  例えば、...全文を見る
○茂木国務大臣 原発については、安全性第一に考えたいと思っております。  規制委員会において本日策定した規制基準におきましても、航空機落下等によりプラントが大規模に損傷した状況において、消火活動の実施や、炉心や格納容器の損傷を緩和するための対策を求めていると承知しております。 ...全文を見る
06月20日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 改革の目的につきましては、轟木委員、今御説明いただいたとおりだと思っております。もちろん、今回の東日本大震災、そしてそれに伴います原発事故、これが改革の大きな契機にはなっておりますが、東日本大震災の前から、例えば新規参入の促進であったり競争環境の整備など...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的にはそういう認識で結構だと思っております。  電力システム改革、電力料金の最大限の抑制、これを大きな目的としておりますが、例えばほかの面でも努力をしていかなけりゃならない。燃料調達コスト、これを下げていくために、例えば燃料の調達先、これを多角化し...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の電力システム改革、何度も申し上げておりますが、改革は大胆に、そしてスケジュールは現実的にと、こういう基本方針の下で進めておりまして、法案につきましても委員の方からもありましたように三段階、そして改革についても大きく言いますと三段階ということで進めて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事業を進める上で、自分が与えられている分野だけではなくて全体の仕事の流れと、こういったことを理解して仕事を進めると、極めて重要だと思っております。  そして、発電部門、そして送配電部門、今後も様々な連携が必要だ、これはルールの上でもシステムの上でも必要...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本におけます電力のやはり信頼性、そして品質の高さ、それはやっぱり現場が支えてきたと、そのように私は考えております。それは電気事業者もそうであります。それから、関連の企業もそうでありますし、システム、さらには様々なプラントメーカーも含めて、現場がまさに日...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の東日本大震災、そしてまた原発事故によりまして、多くの方々がいまだ大変厳しい避難生活を余儀なくされております。福島県だけでも十五万を超える方が避難生活をされている。一日も早く震災からの復興、そして、そういった方々が心身共にかつての生活に戻っていただけ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 藤巻委員、松田委員に代わられて今日新しく委員に加わられたということで、エネルギー基本計画と電源構成の方向性について御質問いただきまして、既に委員でいらっしゃる皆さんにはまた同じ質問でまた同じ答えかと思われるかもしれませんが、恐縮ですがお答えを申し上げたい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 発送電分離はしっかり進めていこうと思っておりますが、所有権分離につきましては、ここでるる御説明申し上げたとおり、現実的には困難だと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) はた委員から漢方の問題と電池三兄弟の問題は何度も何度もお聞きいたしましたので、御持論につきましてはよく理解をいたしております。  その上で、核ミサイル攻撃であったりとか大規模な爆撃、まず日本として抑止力をどれだけ持つかと、こういったことが極めて重要であ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一昨日、福島県の方から中長期のロードマップの改訂に対する御意見をいただきました。この中では、事故は収束していないという認識の下、中長期ロードマップに基づく取組について、東京電力はもとより、国が前面に立ち責任を持って安全かつ着実に進めることを明記すること等...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) どなたから伺ったということは申し上げられませんが、現場の声もしっかり代表する方も含めてお聞きをしながら今回の改革に取り組んできたつもりであります。  そして、この改革がしっかりとできるのかと、いろんな懸念に対してでありますが、これ、もう今日もお答えした...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 都市ガス事業、二百九社が参入する事業でありまして、これはガス事業だけではなくて様々な分野での今後の見直し、改革というのが必要だと、このように思っておりますが、改革も順序立ててやる必要があると思っております。  まずはどんなことがあってもこの国会で電力シ...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○茂木国務大臣 平成二十一年度、平成二十二年度及び平成二十三年度における経済産業省の決算の概要を御説明申し上げます。  最初に、平成二十一年度について御説明いたします。  一般会計の歳入につきましては、歳入予算額七百七十八億円余に対し、収納済み歳入額は七百三十億円余であり、差...全文を見る
○茂木国務大臣 平成二十一年度、平成二十二年度及び平成二十三年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾です。  不当事項につきましては、直ちにその是正の措置を講じたところであり、また、意見を表示されまたは...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘していただきました日本学術会議における提言、これは、核燃料サイクル全体というよりも、主に最終処分のあり方を中心にした提言である、このように承知をいたしております。  それから、私の考え方につきまして、疑念を持っているとかいうお話でありましたが、もしこういう...全文を見る
○茂木国務大臣 核燃料サイクルに係ります総事業費は、平成十六年度の総合資源エネルギー調査会の試算では、お出しいただいたように、日本原燃六ケ所再処理工場において、四十年間の操業で三・二万トンの使用済み燃料を再処理する計画のもとで、再処理施設の建設、操業、MOX燃料の加工、施設の廃止...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど御答弁を申し上げたとおりであります。
09月30日第184回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○茂木国務大臣 馬淵委員とは、ことしの三月十五日や四月十日に、この委員会におきまして、地下水の遮水をどうするか、地下水の問題について議論をさせていただきました。御提案いただいた点について、私から、あらゆる手段を排除せず検討してまいりたい、このようにお答えを申し上げました。  そ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、五月三十日に取りまとめました緊急対策、抜本対策。緊急対策につきましては可及的速やかに行う、抜本対策についてはこの地下水に伴います構造的な問題も含めて解決する、こういう観点から出させていただきました。  そして、国も前面に立ってこの対策を進めるということで、...全文を見る
○茂木国務大臣 細かい数字等につきましては、この後事務方から説明をさせていただきたいと思いますが、現在、凍土方式によります遮水壁、当然、技術的な課題もあります、八月九日から実際にフィージビリティーを行いまして、その効果等々について検証を行っているところであります。  先生御指摘...全文を見る
○茂木国務大臣 この報告書、資料でいいますと八ページに書いてあることをよくごらんいただきたいと思うんです。  「ただし、」から始まる文章のところであります。「凍土による遮水壁は、設置後も長期間にわたって安全面を含め万全な現場体制による維持・管理を続けていくことが必要であり、将来...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来申し上げているように、やりませんとは言っておりません、私は。一度も、やりませんとは言っておりません。  今の段階で、アクションプランの中には凍土方式というものが盛り込まれております。これまでの検討では、それが最も適切であろう。ただ、フィージビリティースタ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、基本的な認識から申し上げますと、廃炉についても、汚染水対策、事故の収束については、炉の設置者であり、そしてまた現場に精通し、これまでもさまざまな作業を行ってきた東電に実施主体としてしっかり仕事をしてほしいと考えております。  東電が行うべき廃炉、そして汚染...全文を見る
○茂木国務大臣 福島の再生そして復興、それにも絡んだ廃炉・汚染水対策、安倍政権として最優先の課題としてこれまで取り組んできました。これからも取り組んでまいります。そこの中で、国が前面に出て行っていく必要がある、そう既に明らかになっている事業につきましては、凍土方式によります遮水壁...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、簡単に多核種除去装置について。  今の技術で、現時点でトリチウムを除去することはできません。しかし、それ以外の放射性物質を除去することはできます。これによりまして漏えい等のリスクは大幅に下がる、このことは間違いない、このように考えております。  その上で...全文を見る
○茂木国務大臣 何がコントロールできているか。総理の発言は、ザ・シチュエーション・イズ・アンダー・コントロール。つまり、汚染水の影響、全体の状況はアンダーコントロール、制御をされているということで発言をされたわけでありまして、その根拠につきましては、汚染水の流出、これは湾内〇・三...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、廃炉対策と汚染水対策、これは密接に関連をいたしますけれども、廃炉対策費については、既に平成二十四年度の補正予算におきまして八百五十億円を措置しております。実際にそれでこの事業が進んでいるわけであります。モックアップ施設をつくる。遠隔操作ロボットの実証を初め研...全文を見る
○茂木国務大臣 考えてください。凍土壁をつくることが単なる研究なんですか、具体的につくることが、足立さんの定義では。私は事業だと思っております。
○茂木国務大臣 総理のスピーチに状況を合わせなければいけない、それは私は正確ではないと思います。今の状態について、総理として責任を持って発言された。汚染水の影響、これはまさにアンダーコントロールである、制御されていると。  実際に、この範囲につきましては、湾内の〇・三平方キロメ...全文を見る
○茂木国務大臣 我々としては、アクションプランを着実に実行することによって、汚染水問題の解決の取り組みをしっかりと進めていきたい、そのように考えております。  しかし、もちろんこれは、ある意味世界で初めての試みでありまして、大量の地下水、これは敷地内でいいましても八百トン、そし...全文を見る
○茂木国務大臣 この廃炉・汚染水対策、まずは、炉の設置者であり、そして現場をよく知り、これまでさまざまな作業にも当たってきた東電がみずからの責任を果たす、このことが大前提であります。  しかし、初めての試み、世界にもない困難な作業でありますから、事業者任せにせずに、国も、必要な...全文を見る
○茂木国務大臣 汚染水をめぐっては、例えば汚染水の流出につきましても、さまざまな原因も考えられます。直接の原因、遠因を含め、それは管理体制の問題であったり、さらには、先ほど申し上げたような、地下水の大量の流入をどうとめるか、こういう構造的な問題など、さまざまな問題があって、多面的...全文を見る
○茂木国務大臣 通告はいただいておりませんが、先ほど申し上げたように、汚染水の流出といいましても、直接の原因、それから間接の原因、複数の要因が絡まっている、その検証が必要であると考えております。
○茂木国務大臣 別に、答えることが難しいということではなくて、事前にいただいたものと、いただいていないものはいただいていないもの。ただ、先ほどもお答えをいたしました。  そして、今回の福島原発の事故、これは、振り返ってみますと、やはり、これまでの原子力政策の中で、シビアアクシデ...全文を見る
○茂木国務大臣 この廃炉・汚染水対策、さまざまな事業がございます。アクションプランに盛り込んだ事業、これは全部お答えすると多分二十分ぐらいたってしまいますので割愛をさせていただきますが、そこの中で、役割分担、特に国が前に出て進めるべき、技術的難度が高いもの、そして、それをやらない...全文を見る
○茂木国務大臣 難しいといえば何でも難しいんだと思います。  今回の福島第一原発におけます事故の処理、廃炉・汚染水対策、世界で初めて経験することでありますから、既に進めております海側の水ガラスによります地盤改良、これも難しいといえば難しいわけでありますけれども、炉の設置者であり...全文を見る
○茂木国務大臣 何度も申し上げておりますが、一義的には、炉の設置者であり、現場に精通し、これまでさまざまな作業に取り組んできた東電に実施主体としての責任をしっかり果たしてほしい、このように考えております。  国としても、アクションプランをつくり、さらには予防的、重層的な対策とい...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどから申し上げているように、事故処理の実施主体は基本的には東電だという話を申し上げているところであります。  実質的に破綻している、破綻処理をお進めになりたいということなのかもしれませんけれども、会社更生法を適用したらどのような状態になるか。御案内のとおり、...全文を見る
○茂木国務大臣 先日、東電の広瀬社長が、柏崎刈羽原発六号機、七号機の安全適合審査の申請を行ったと、この報告が、申請を行った日の午前でありますが、私のところに参りました。  その際、私が一番強調させていただいたのは、安全審査は安全審査として、福島第一原発の廃炉・汚染水対策が全くお...全文を見る
○茂木国務大臣 電力会社、これは東電だけではなくて、さまざまな事業を行っております。電力の安定供給、そして低コスト化、さらには社内の合理化の話。  東電の場合は、この福島第一原発の事故処理、こういう大きな問題を抱えているわけでありますが、では電力の安定供給はもう諦めていい、こう...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、廃炉・汚染水対策は極めて重要な事業でありまして、福島の一日も早い復興再生のために関係者一丸となって進めなきゃならない、そこの中で、技術的に難易度の高い分野につきましては、国が前面に出てそういったことを進めてまいりたいと我々は考え...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来、どうしても、国の役割といいますと、質問が、凍土方式によります遮水壁の設置であったりとかALPSの設置であったりとか、そちらに傾きがちであったんですが、宮下委員御指摘のように、まずはきちんとしたアクションプランをつくり、国としてその進捗状況を管理していくこ...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発におけます事故処理、特に汚染水対策は、委員御指摘のように後手後手に回ってきた部分が多いと思っております。  先日、視察でごらんいただいたということでありますけれども、進んでいる部分もございます。私も、一月に実際に四号機に入ってみたときと八月に四号機の...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、この汚染水問題の解決のためには、例えば土木であったり水質であったり、さまざまな分野の技術者そして専門家の知見をかりることが重要だと思っておりまして、私が主宰しますチームにおきましても関係機関との連携をとっていきたいと思っておりますが、太田国土交...全文を見る
○茂木国務大臣 汚染水によります風評被害そして実被害につきましては、漁業を生活のよりどころとしている現地の漁業者の皆さんにはいずれも大変深刻な問題だと捉えております。  根本的な解決というのは、汚染水問題そのものの解決ということになるわけでありますが、まずは、国内外の消費者が科...全文を見る
10月07日第184回国会 参議院 経済産業委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 経済産業大臣をお務めになった先輩であります直嶋先生から、この問題の解決に与野党はないと、大変心強いお言葉をいただきまして、改めて感謝を申し上げる次第であります。  そして、今回の汚染水の問題について、オリンピックの問題とも関連をして、状況がどうであるか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国民の皆さんに対する説明につきましては、政府としても東京電力としても今まで以上に正確に、そして丁寧に行っていかなければいけない、そのように思っております。  そして、先ほど汚染水の影響と申し上げましたが、汚染水、これは残念ながら現在存在をしております。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、東電が進めておりますALPS、これは個別の装置の名前でありまして、我々が造りますのはより高性能な多核種除去装置と、こういった形になってきますが、それにしましても、六十二核種までは取り出せるけれど、最終的には六十三核種目、トリチウムの方は取り出せない...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、これまで国内外におきまして、希釈した、薄めたトリチウムを海に放出している例はあるわけであります。そして、専門家の意見として、基準値以下のトリチウム水を海に放出することについて、問題は余りない、また避けられないと、こういった意見もあります。  今...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、この山側からの地下水の流入をどう止めるかと。これは一つはやっぱり遮水壁を造る必要があるだろうと。同時に、敷地内でドレーンを行うことによりまして地下水、汚染されていないものをくみ出す、こういうことが必要だということで、五月三十日に凍土方式の陸側遮水壁...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そういったものを排除するものではありません。現段階で、併用する、若しくは代替するということを決めたわけではありません。凍土方式を中心にその準備に入っておりますが、重層的な、併用するような対策が必要であるかどうか、こういったことも考えていかなけりゃいけない...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一言で言えばアンドであります。  我々として決めましたことは、技術的に難易度が高いものについて国として前面に立つということでありますけど、技術的に難易度が高くても、やらなくていいことまでやる必要はないわけですね。ただ研究開発のためにやるわけじゃないわけ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、技術的に難易度が高く、国が前面に立って取り組む必要がある事業として具体的に決まっておりますのは、凍土方式による陸側遮水壁の構築、それから、より高性能な多核種除去装置の実現、この二点であります。そして、重層的な対策を取っていく、そこで出てくる対策の中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさに政策的な判断として、技術的に難易度が高いものについては国が前面に立つということを決めさせていただきました。その技術的に難易度の高さということで、どこに基準を置くかということについては様々な意見もあると思います。そういった意見もしっかりと伺ってまいり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気事業を取り巻きます環境、ここに来て大きく変わっていると思います。七月には新安全基準、新規制基準、これが導入をされました。そして我々も、電気事業法の改正、三段階の、三つのステップを踏んでこれまでの電力システムを大きく変えていく、競争環境、これも大きく変...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、その前に簡単に。我々としても、東電として福島第一原発の事故の収束、廃炉・汚染水対策、最優先で取り組んでほしい、このように考えております。同時に、東京電力はほかの仕事をしなくていいのかといいますと、電力の安定供給を始め、そして今、新たな電力制約の中で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) しっかり規制委員会においても、そしてまた東電においても、体制の強化を図っていくということが重要だと、そのように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 若松委員とは私、当選同期でありまして、先生が大変御苦労されて十年ぶりに国政に復帰をされたと、本当に自分のことのようにうれしく思っております。年も同じでありまして、先生が八月の五日のお生まれ、福島県のお生まれ、私が十月の七日、今日が誕生日でありまして、閉会...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変良い提案をいただいたと思っております。やり方も含めて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 今の段階でうまくいかなかった場合を想定するよりも、どうやったらうまくできるか、そのためにまずは幾つかの遮水の方法につきまして検討を行い、凍土方式が今回の場合最もふさわしいであろう、こういう結論の下に今FSを行っております。  ただ、自然との闘いでありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御意見としてしっかり承らせていただきたいと思っております。  そして、ザ・シチュエーション、全体の状況をしっかりと管理をしながらアクションプランを、そして予防的、重層的対策をしっかりと進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、オペレーションコストの問題でありますけれども、先ほど糟谷審議官の方から数十億の低いオーダーというお話を申し上げましたが、我々は掛ける四十年とは想定をしておりません。問題は、今ある汚染水、これをできるだけ早い段階で浄化をしていくということであり、あの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっとカナルを造るというのは、運河ですね、運河を造れる状態になるのかどうか、ちょっと私その専門家じゃありませんから、土木のですね、分かりませんが、どこまでのものかある程度御提案をいただいたら検討はさせていただきます。  ただ、運河を掘ると言われたとき...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、福島五、六号機の廃炉についてパフォーマンスだと、私は幾ら何でも先生、言葉が過ぎると思います。  福島第一において今何を進めなきゃならないか、廃炉、汚染水に集中できる体制をつくっていく、このことが何よりも大切なんだと思います。五、六号機が廃炉になっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、機構法の附則の六条でありますが、先生引用された前の部分で、国の関与及び責任の在り方等について検討を加えると、こういう規定がございまして、これを踏まえて、既に答弁をさせていただいておりますように、国がしっかりと前面に出て、取るべき責任、果たすべき責任...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 当時私は、沖縄北方、そして科学技術、ITの担当大臣をしておりました。当時、小泉元総理とエネルギーそして原発について詳しい議論をした、こういう記憶はございませんが、エネルギー政策、そして原発の政策については国民の間でも様々な議論があると、そのように承知をい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先生、会津の御出身で、ならぬものはならぬと、こういうお気持ちだと思います。我々としても、海を汚さない、こういうつもりで万全の対策を取ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 先生、是非御理解いただきたいのは、答弁は簡潔にとおっしゃると、その一方で説明が不足していると。大変難しいんですね。ちゃんと説明をさせていただかないと、なかなか専門的な問題でありますから。  まず、汚染されていない水についてどうするかという問題があるわけ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日、廣瀬社長の方から柏崎の安全審査の申請を行ったと報告を受けた際に、私としてこの審査に適切に対応するとともに、ただ単に審査をクリアするだけではなくて事業者自ら常に安全性を高める、こういう努力を続けることが必要だと。二点目として、立地自治体を始め地元関係...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中野委員とは同じ党で様々な議論をしてまいりまして、今政党が違うというのが何となくにわかに印象として信じられない部分もあるわけでありますけれども。  我々もこの廃炉・汚染水対策、加速化をしていかなきゃならない、国も前面に出るということでありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) もちろん汚染水対策としては決して難易度の高いものに限定するわけではなくて、即効性のあるものから難易度の高いものまで効果のあるもの全てを実施をしていかなきゃならない。そういった中で、鋼矢板であったりとか乾田方式、恐らく東電において必要と認められましたら、一...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ALPSは特定の機種でありますので、我々としてはより高性能の放射性物質若しくは多核種の除去装置を造っていきたい。現在のALPSが三系統で一日七百五十トンの処理ということでありまして、現在のALPS三系統に加えて東電としては更に三系統と、ですから千五百トン...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東電だけではなくて国としても、なかなか専門的な問題も含んでおります、難しいといいますか専門的なところもありますので、丁寧に正確な情報を繰り返し様々な機会、様々なチャネルを使って広報していきたい、そのように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 議員立法につきましては、当然その必要性、取扱い、国会において御判断をいただく問題だと、そのように考えております。
10月18日第185回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中西議員にお答えをいたします。  廃炉・汚染水対策にあらゆる力を振り向けるべきとのお尋ねがございました。  東電にとって現下の最優先課題は、廃炉・汚染水対策を万全の体制で確実に実施し、同時に、三・一一以降のエネルギー制約の下で電力需給の安定に万全を期...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 宮沢議員にお答えをいたします。  中小企業を含む企業の賃上げの実現について御質問をいただきました。  先日、経済対策パッケージも取りまとめたところでありますが、現在、アベノミクスの成果である企業収益の向上を賃金の上昇や雇用の拡大につなげていくという経...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 野田議員にお答えをいたします。  中小企業政策について、特に、全国四百二十万の中小企業の約九割を占め景気回復の実感が行き渡っていない小規模事業者の振興を図るため、さきの通常国会で八本の関連法案を一括で改正した小規模企業活性化法に加え、小規模企業に関する...全文を見る
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○茂木国務大臣 大変いい御提案をいただいたと思っております。  モグラたたきの状況から、モグラも出てこないような状況にしていく。九月の十日にまとめましたアクションプランにおきまして、山側の地下水をどう制御するか、そしてまた汚染源そのものをどう取り除くか、さらに、海側におきまして...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど総理の方からも、既に福島第一に、米国やそしてフランスの技術、これは具体的には水処理の設備であったりとかロボットを入れているわけでありますが、当然、そうなりますと、設置であったりとか、いろいろな形でそれの人材も入ってまいります。  そして、現在は、IRIDに...全文を見る
○茂木国務大臣 上田議員の方から三問御質問いただきましたので、まとめてお答えをさせていただきたいと思います。  全国四百二十万の中小企業、特にそこの中でも九割を占めます小規模事業者、まさに地域の経済、そして雇用を支える大切な役割を担っておりまして、ここが元気になって初めてアベノ...全文を見る
○茂木国務大臣 国民の皆さんに十分な説明というか、御理解いただいていない部分があるということについては、さらに努めていきたいと思っています。  そこで、混乱しますのは、一つは、総理の方からも御答弁申し上げておりますように、ザ・シチュエーション、全体の状況はコントロールされている...全文を見る
○茂木国務大臣 委員がお聞きになっていらっしゃるのは、この湾内ではなくて外洋、福島県沖を含みます外洋のモニタリングについてだと思いますが、海洋のモニタリングにつきましては、原子力規制委員会が中心となりまして、総合モニタリング計画を定め、環境省や規制庁、そして東京電力、自治体等々で...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、規制庁を含め一定の役割分担のもとでやっている、しかも近傍につきましては東電がモニタリングを実施している、その結果について規制庁の方で評価をしている、正直に申し上げました。  その上で、どうやったらさらに客観性が保てるか、そういったことについては検討してい...全文を見る
○茂木国務大臣 今、福島第一の汚染水の問題であったりとか、この影響につきましては、外務省を中心にしながら、全てのこちらにあります公館に情報提供をする。また、海外におきましても、さまざまな拠点を通じまして、国際的な広報、メディアへの対策も行っております。  そういった上で、政府と...全文を見る
○茂木国務大臣 まず一点、最初に予備費でありますが、凍土方式によります遮水壁、それから、より高性能な多核種除去設備、これが二百六億円で、全体の事業費は四百七十億ということであります。  一方で、お示しいただいたこの右下に当たる部分でありますけれども、これをどうするかということで...全文を見る
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○茂木国務大臣 当時、私は政調会長をやっておりまして、この交渉も行いましたので、解説をさせていただきたいと思います。  二項めの、税制の抜本改革の実施等によりの後が重要なんです。財政による機動的対応が可能になる。  消費税は、もちろん全額社会保障に使います。しかし、こういった...全文を見る
○茂木国務大臣 おっしゃるとおりです。  正確に言いますと、〇・二九八だったと思います。
○茂木国務大臣 汚染水の影響はブロックされている。すなわち、一定のエリアにとどめられている。  外洋におきましては、セシウム等の検査を継続的に行っておりますが、検査値は、基準値を大きく下回る、もしくは基準できない程度である、これが現状であります。
○茂木国務大臣 汚染された水は、残念ながら存在をしております。(松野(頼)委員「漏れているんだ」と呼ぶ)これは、ごめんなさい、汚染された水は存在しております。例えば建屋の中であったり、それから貯水のタンクであったりと。  ただ、この水をいかに防ぐかという観点から、山側の地下水、...全文を見る
○茂木国務大臣 水は、当然行き来をいたします。水はと聞かれましたので、水は、湾内と湾外で、これは入れかわりはございます。  ただ、検査結果は、先ほど申し上げましたように、福島県沖、さらには広い外洋におきまして検査を行っておりますが、基準値以下、大きく下回る数字、もしくは基準でき...全文を見る
○茂木国務大臣 言葉として、漏れる場合は、多分、タンクから漏れるとか、いろいろ、漏れるということじゃなくて、海の水、これはまざります。ただ、その濃度を外洋においてはかった場合は、先ほど申し上げたとおりであります。漏れるという状態で外洋に出ているわけではありません。
○茂木国務大臣 正確に総理も私も答弁を申し上げておりますが、汚染水の影響はブロックをされている。  放射性物質、御案内のとおり、世の中に存在をいたします。そして、その物質がさまざまな悪影響を与えるかどうか、このことが重要なわけであります。全く世の中に、地球上に放射性物質がないと...全文を見る
○茂木国務大臣 海の水はまざります。だから変わります。  ただ、漏れるというのは、例えば何かの固定された容器から水が出るとか穴があいてしまう、こういうのを恐らく日本語では漏れるという表現を使うんだと私は思います。  そうではなくて、海の水、外洋と湾の水はまざります。そして希釈...全文を見る
○茂木国務大臣 福島県沖を含めて、外洋におけますモニタリング、これは近傍におきましても行っております。その結果の数字が基準値以下、もしくは測定できない値であるということを申し上げております。
○茂木国務大臣 まず、湾内、〇・三平方キロメートルでも、随分、建屋に近い部分とそれから建屋から離れた部分、これによりまして放射能値は違っております。  そして、湾外におきましては、恐縮ですが、何度も申し上げますが、いろいろなモニタリングの結果、問題は汚染水の影響なんです。どれだ...全文を見る
○茂木国務大臣 松野委員にまず申し上げますが、我々は、今、この汚染水対策に全力で取り組んでおります。与野党もなく、いい提案は全て取り入れよう、こういう思いで取り組んでおります。  そして、これを行っていくためにはさまざまな対策が必要なんです。単に海側だけの問題じゃないんです。山...全文を見る
○茂木国務大臣 この企業実証特例制度でありますけれども、特定の地域といいますよりも、高い技術力などを備えた意欲ある民間企業の提案を受けて、安全性等の確保の措置が講じられていることを条件として、企業単位で、国民の安心、安全や利用者の利便性にも十分配慮しながら新たな規制の緩和措置を講...全文を見る
○茂木国務大臣 浅尾議員もよく御案内のとおり、特定の技術について、進んでいる企業もあったり、また、そこまで進んでいない企業もあります。そこが実証するために必要な制度を整えようということでありまして、若干具体的なイメージを申し上げましたけれども、恐らく、二十年前に、インターネットで...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば自動走行の車をつくるとします。これは当然、最終的には公道において走行の実験をしなきゃならない。道路交通法上そういったものがまだできませんから、そういったことで、企業がその実証をする、こういう制度は必要だと思っております。
○茂木国務大臣 まず、電力システム改革を行っていく、このことについては御党とも意識を一緒にしているところだと思います。  ただ、方法におきまして、所有権分離という形になりますと、本当に必要な資金を、経過的な措置が必要な場合に確保できるか、こういう問題、それから、憲法二十九条にお...全文を見る
○茂木国務大臣 間違いございません。
○茂木国務大臣 各原発、炉をどう扱うか、これにつきましては、炉規制法上、事業者において判断をするということであります。  福島第一の五、六号機につきましては、既に九月の十九日、第一においては汚染水や廃炉、この事故収束の体制に集中する、こういった体制をつくることが必要である、最優...全文を見る
○茂木国務大臣 三・一一の東日本大震災、原発事故を受けまして、原発については、いかなる事情よりも安全性を最優先する。そして、その安全性につきましては、原子力規制委員会が独立した立場から判断をする。そして、その基準として、今年の七月に新しい規制基準、これが導入をされたわけであります...全文を見る
○茂木国務大臣 必ずしもそういうことではないんですが、これまで七六%で四十年間運転したとして満額が積み立てられるような制度でやってきた、生産高比例法という形をとってきたわけでありますけれども、これからなかなか、平均的な設備の利用率、稼働率を見通すことが現段階では困難な部分もありま...全文を見る
○茂木国務大臣 今、総理の方から全体の対策を申し上げました。  海を汚さないためには、単純に海側の問題じゃなくて、まず、山側から入ってくる八百トン、敷地内だけでも四百トン、この地下水を汚染源に触れさせない、汚染水にしないということが重要であります。  同時に、たまっている汚染...全文を見る
○茂木国務大臣 外洋への影響につきましては、福島県沖を含めまして、広い範囲におきまして、セシウム濃度を継続的に測定を行っております。その結果は、継続的に基準値をはるかに下回る値、もしくは測定できない値、こういう形でありまして、そういった意味におきまして、この汚染水の影響、これは一...全文を見る
○茂木国務大臣 総理ではありません。しかし、私は、東京電力を管轄する所管の大臣であります。  その汚染水漏れ、個々の事象は確かに起こっております。そして、それについて、それが海に出ないように、さまざまな重層的な対策をとっております。当然、地下にしみ込んでいる分につきましても、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 正確に答弁させていただきます。(笠井委員「わかっているかどうかだけ」と呼ぶ)正確に答弁をさせていただきたいと思います。  八月十九日に三百トン漏れたH4タンクエリアの汚染水については、これまでの観測結果から、多くは近くの土壌にしみ込んでいると考えられております。...全文を見る
○茂木国務大臣 正確にお答えを申し上げます。  総理がブエノスアイレスで申し上げましたのは、ザ・シチュエーション・イズ・アンダー・コントロール。ザ・シチュエーションですから、それは状況なんです。状況のことをシチュエーションといいます。そして、イズ・ストップトじゃないんです。全体...全文を見る
○茂木国務大臣 九月三日に原災対策本部を開きまして、そこでの三つの基本方針、総理の御指示をいただきました。それに基づきまして、九月の十日に関係閣僚等会議を開かせていただきました。さらには、現地の対策本部、これは経済産業省の赤羽副大臣を本部長としまして設置をしましたが、そちらでも会...全文を見る
○茂木国務大臣 九月三日に対策本部会議を開きまして、大きな方針の決定をいただきました。(笠井委員「ですから、やったかどうかだけ。さっき聞きました、それは」と呼ぶ)だから、そのようにお答えをいたしました。(笠井委員「だから、その後やったんですかと聞いているんですよ」と呼ぶ)大きな方...全文を見る
○茂木国務大臣 九月三日に原災対策本部会議を開きました。そこで大きな方針、三つの方針……(笠井委員「さっき同じことを言った。やったかやっていないか。委員長、ちょっと注意してください」と呼ぶ)必要なときには、常に総理のもとで原災対策本部を開かせていただきたいと思います。(笠井委員「...全文を見る
○茂木国務大臣 総理を本部長とする対策会議、これは、大きな方針、政治判断をする場だと考えております。(笠井委員「だめですよ、委員長。これはだめですよ。さっきから同じことを何回も言っている。答えていないもの」と呼ぶ)
○茂木国務大臣 質問にお答えいたしております。少し冷静に聞いてください。汚染水の問題は大切な問題ですから、冷静に聞いていただきたい。  九月三日に開かせていただきました。そして、その後のフォローアップは、つかさつかさで行っております。また、必要な状況になりましたら、原災対策の本...全文を見る
○茂木国務大臣 申し上げますが、たくさんの会議をつくって、連日のように会議だけが踊っていれば問題が解決するとは我々は思っておりません。  きちんと大きな方針は総理のもとで決めます。そして、現場の会議、関係閣僚会議等々を開いてまいります。必要なときにはやります。そういう判断を総理...全文を見る
○茂木国務大臣 現場の管理体制、保管体制について万全を期すと、九月三日の原災本部、そして十日の関係閣僚会議で決めさせていただきました。総理も、その後、現地を視察しております。  そして、例えば、この漏えいの原因になっておりますパトロールの体制、圧倒的に強化をさせていただきました...全文を見る
○茂木国務大臣 時間を奪っているつもりはありません。お聞きいただいていることに対してきちんとお答えをしているつもりです。
○茂木国務大臣 先日の、総理も出席されました政労使の会議、経済界、労働界の代表も集まりまして、政府として今回の経済政策パッケージに込めた思い、経済の良循環をつくるということについて、経済界、経営者とも意識の共有ができたと思っております。  これから、経済産業省だけではなくて、各...全文を見る
10月23日第185回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 平成二十三年の九月に政府がIAEAに提出して公表いたしました報告書におきまして、同年三月の事故発生から同年八月末までの放射性物質の放出量は約五十から百万テラベクレル、五十から百京ベクレルと推定されておりまして、今日までの放出量の大半は事故当初に放出された...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) さようでございます。
○国務大臣(茂木敏充君) 元々、阿武隈山系から流れてまいります地下水、降雨等によって発生するものでありますから、起因としては雨水ということになると思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 阿武隈山系から流れてくる分もございます。そして、天候でありますから、晴れている日も雨の日もあります。雨の日には直接建屋内に雨水が流入をいたします。
○国務大臣(茂木敏充君) 算数の掛け算は余り得意ではありませんので、後で計算したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 正確にお聞きいただきたいんですけれども、敷地の中に入っている水、四百トンと申し上げました。これには降雨、雨水由来のものも含まれておりますので、この四百トンという数字が御指摘によって変わると、雨が降ることによって変わるものではありませんから、この数字が動く...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) よくお聞きください。私は、完全に除去できると一度も答弁申し上げておりません。少なくともトリチウムは取れません。六十三核種のうち六十二核種については除去することが可能である、これが専門家の意見だと、このようなことを申し上げております。完全に全ての核種が除去...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ゼロになるとは申し上げておりません。除去できるとは申し上げております。  ただ、どこまで除去できるかと、専門家の意見として除去できるというお話でありまして、除去の定義については専門家にお聞きいただければいいと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(茂木敏充君) 答弁については今まで以上に正確を期したいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システムの改革、三・一一以降の新たなエネルギー制約に直面する我が国にとって待ったなしの改革であると、このように進めております。  六十年間続いてきた地域独占の体制を変えていくと。そこの中で、一つは広域系統運用の拡大、電力自由化の推進、そして送配電部...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大切な部分について、全く全部を否定するわけではありませんが、基本的にはゼロベースで見直すことといたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 年内に出させていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー先進国を目指すと。当然、福島においても様々な試みを行っていきたい。洋上風力であったり、世界初めての実験もしっかり行っております。そういったことも念頭に入れながら、基本計画立てていきたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 状況を整理させていただきます。委員長に御指名いただきました。状況を整理させていただきます。  総理がブエノスアイレスで明確にお答えになったのは、ザ・シチュエーション・イズ・アンダー・コントロールと。ザ・シチュエーションですから、全体の状況になるわけであ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員も御案内のとおり、現在、一万七千トンの使用済燃料、これを保管中でありまして、既に再処理された分も合わせるとガラス固化体にしまして二万五千本相当と、こういう高レベル放射性廃棄物があるわけでありまして、この問題につきまして、次の世代まで先送りできないと考...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この廃炉に向けてのロードマップ、私、今年の一月に実際に第一原発視察して、恐らく大臣としては初めて建屋の中に入ったと思います。見る中で、それぞれの号機によって置かれている状況が違う、それに合ったロードマップを作ることによって少しでも早くこの廃炉作業を進めて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この点につきましては、総理とベトナム首相との会談、そして私の向こうのエネルギー大臣との会談におきましても、早期にそういった協力関係をつくっていく、同時に、必要となってまいります人材育成についても日本側として最大限協力をしていくということで、今具体的な詰め...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 地域による違いもあります。そして、個々人の御希望、例えば今の大島の台風災害を見ても、昨日辺りのニュースで、消防団の方々が一軒一軒回って、今日、一時地元を離れるかどうかと、こういう確認をされる中で、被災者の方々、残るにしても一時島を離れるにしても、苦渋な選...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず事実から申し上げますと、資本金一億円以下の企業でも七十万社以上の方、これが今法人税を払っていただいております。そういった多くの企業がこの減税により裨益を受けると。同時に、我々の目標では、黒字企業の数、これを二〇二〇年までに倍増していくと。さらに、その...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大きく二つあるわけでありますけど、消費税に関しては、まずは転嫁がきちんと行われると、こういったことが重要でありまして、特に立場の弱い中小企業・小規模企業にしわ寄せが寄らないようにしていくと。  この度、十月一日に総理が引上げの御判断をされ、十月二日には...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 黒字企業でいいますと三割でありますけれど、必ずしも黒字企業には限らないと思っております。  近々、中小企業関係四団体の代表の方ともお目にかかります。そこの中で、大企業に対しても、今回の様々な措置が賃金に跳ね返る、そして中小企業とのいろんな取引支援につな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 申し上げましたのは、資本金一億円以下の中小企業、これが二百五十五万社ございます。そこの中の黒字企業が約三割、七十万と、こういう意味で申し上げました。
○国務大臣(茂木敏充君) 個々の企業の設備投資計画について詳細には把握してございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 通告受けておりませんので──数字が来ました。直近の本年九月時点では昨年十二月時点に比べて、原材料・商品仕入DIが二二・九%、そして売上単価・客単価DIが九・八ポイント上昇しております。仕入単価DIに比べると緩やかな動きになっておりまして、このことから、中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど企業DIの数字については細かく答弁を申し上げたところであります。  我々が申し上げたいのは、一月の時点で一社でしたと。そして、六十四社を調べても全体として上がっています。これが五月です。そして、八月には百三十二社を調べても上がっています。別に五%...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 経団連の数字は余り信じていただけないようですので、連合の数字でお話をさせていただきたいと思います。  全体で申し上げますと、昨年の回答が四千八百七十四円、今年が四千九百二十二円であります。全体でプラスの四十六円。そして、組合員数三百人未満の企業におきま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 何に対する何の価格転嫁か質問していただければと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げましたように、原材料そして商品等の仕入価格のDIは二二・九%。そして、売上単価・客単価のDI、これは九・八%の上昇ということになっております。
○国務大臣(茂木敏充君) どの業種における、どの時点の、そしてどういうものに対する価格転嫁か御質問いただきましたら、今すぐには回答できないと思いますが、後刻しっかり回答させていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) 総理も何度も強調しているように、このアベノミクスの成果、これを全国津々浦々で実感を持ってもらえるような状況を一日も早くつくりたい。地方の経済、中小企業・小規模企業が支えております。四百二十万の中小企業の九割が小規模企業という形でありまして、我々が最初に作...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、米国との間で並行協議、TPPと同時に進めておりますけれども、米韓FTA、KORUSと比べということでありますけど、条件が全く違うわけです。韓国の場合は、御案内のとおりで、アメリカと交渉に入る段階で自動車八%、そしてトラックについて一〇%の関税を下げる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 端的に二点申し上げますが、黒字でかなり収益の上がっているところに対しては、我々として、賃上げ、雇用の拡大だけではなくて、取引先企業、これとの支援関係を強化するように、こういう強い要請を行っております。  また、赤字企業、経団連でも連合の調査でもなくて、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これから創業の支援、極めて重要だと思っておりまして、御案内のとおり、日本は開廃業率四%という数字で、英米でいいますとこれが一二%であります。これを一〇%台に引き上げると、そのために資金面だけではなくて経営のノウハウであったりと様々な形の支援体制をワンスト...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小規模事業者に焦点を当てたきめ細かい対策の必要性、委員のおっしゃるとおりだと思っております。  さきの通常国会におきまして、小規模事業者に焦点を当てて、関連の八本の法案を一括して改正をいたしました小規模企業活性化法、成立をさせていただきました。現在、中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中小企業経営力強化支援法の枠組みも活用して、商工会そしてまた商工会議所、積極的に活用してまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 中長期的なエネルギーの基本方針となりますエネルギーの基本計画につきましては、特に安定供給と、委員の方からも燃料費が三・六兆円高騰すると、このコスト低減、これに重点を置いて政策の軸、方向性を明確にする必要がある、こんなふうに考えております。  恐らく、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発につきましては、先ほども総理から明確に答弁ありましたように、いかなる事情よりも安全性を重視する、最優先をすると。そのためには、高度な技術の維持、そして高い安全意識を持った人材の確保が極めて重要でありまして、必要な予算を確保して、廃炉や原子力安全等にか...全文を見る
10月24日第185回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 環境大臣と全く同じであります。  エネルギーミックスが検討中であると、こういう状況を踏まえつつ、我が国として地球温暖化問題に最大限貢献するという観点から関係省庁間で鋭意検討を進めているところでありまして、特に地球温暖化対策において我が国がイニシアチブを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ガソリンスタンドもそうなんですが、我々がかつて、まちづくり三法、そしてその見直しを行っておりましたころ、甘利大臣が中心でありまして、私や岸田大臣もメンバーとして、どうして中心街であったりとかが寂れていくのかと。こういう原因として、例えば郊外の大型店であっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 総理も何遍も答弁させていただいておりますように、原発についてはいかなる事情にも安全性を優先すると、こういう方針で我々は取り組んでおります。  そして現在、エネルギー源、これを多様化をしていかなければならないということで、我々の公約でも、今後三年間、省エ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギーミックスの在り方につきましては、現在検討中であります。そして、前政権におきまして示されました数字、これは必ずしも現実的な根拠を持っていないということで、我々はゼロベースで見直しを行っているところであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 委員がお示しになりました文書でありますが、東京電力が賠償を終了するに当たりまして事業者にその文書を送付しておりますことは報告を受けております。  風評被害に対する賠償の期間につきましては、原子力損害紛争審査会の中間指針におきまして、客観的な統計データ等...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事前に事業者の間で協議を行った上でそういった通達が出ていると、そのように報告を受けております。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど中間報告の基本指針、御説明を申し上げました。それに沿わない内容であれば適切な指導をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 高レベル放射性廃棄物の処分、処理の問題、これは世界的な課題であります。日本におきましてもこれまで十年間処分が進んでこなかったと、この現状を見ながら、現在、この問題につきましては総合エネルギー調査会の放射性廃棄物ワーキンググループで取組の見直しに向けた検討...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 直接処分について、やるかやらないかという問題も含めて調査を始めたところであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 総理からも今答弁がありましたように、これから廃炉、汚染水対策、大変厳しい作業が続くわけであります。これまで世界が経験したことがない作業を力を合わせてやっていかなきゃならない、こういう思いを持っております。まさにこれからが正念場だと、このように考えておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私は今年の一月に福島第一の四号機建屋の中に入らさせてもらいました。恐らく、現職の閣僚として建屋の中に入ったのは私が最初だと思います。相当瓦れき等々も散らかっている状況でありました。八月の二十六日に再度同じ場所視察をいたしました。相当、燃料棒の取り出しの作...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 九月三日の原災本部、総理が本部長でありますが、ここで我々としての三つの基本方針決めさせていただきまして、山側から流れ込んでまいります毎日八百トン、敷地内だけでも四百トンのこの地下水を汚染源に近づけない。同時に、汚染水、これを除去をしていく、ALPS、さら...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この試算でありますが、これは汚染水の処理対策委員会、これは昨年まではなかったんです、こういった汚染水の対策を行う委員会が。ですから、こういった試算も出しておりません。我々が政権に就いて、この汚染水対策に全力で取り組むと、こういった思いから新しいこの委員会...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これはALPS、その前にセシウムの除去装置によりましてセシウムは取り除くわけでありますけど、その上で塩分を取り除いて、そして冷却水として再利用するとともに、今度はALPS若しくはより高性能な多核種除去装置によりまして放射性物質の除去を行うわけでありますけ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、四号機の使用済核燃料、これの取り出しを着実に、今、元々のスケジュールより一か月前倒しでできるようになっております。その上でデブリの取り出し行っていかなきゃなりません。なかなか、その形状であったりとか、そこから発生している汚染水がどうなっているか、こ...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 産業競争力強化法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  長引くデフレによって低迷してきた我が国経済を再興するためには、大胆な政策により、民間主導の持続的な経済成長を実現していくことが必要です。このため、アベノミクスの三本目の矢である、民間投資...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山際議員にお答えいたします。  最初に、アベノミクスの実現による日本再興への思いと成長戦略の実行についてお尋ねがありました。  現政権に対し国民が最も期待していることの一つは、長引くデフレからの脱却と経済再生であります。このため、三本の矢の政策を一体...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 答弁をさせていただきます。  まず、田嶋議員への答弁の前に、先ほどの山際議員の質問に対しまして、設備投資の目標額、今後三年間で九十兆円と答弁をいたしましたが、さすがに、そこまでいきません。正しくは七十兆円であります。訂正をさせていただきます。  さて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 木下議員にお答えをいたします。  最初に、企業実証特例制度及び五年間の集中期間後の抜本的な規制改革についてでありますが、企業実証特例制度は、最先端の技術を有する企業の提案を受け、安全性等を確保する措置が実施されていることを条件として、企業単位で規制の特...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 江田議員にお答えいたします。  最初に、日本経済再生に向けた産業競争力強化法案の役割について御質問がございました。  日本経済の再生には、日本経済の三つのゆがみ、すなわち、過剰規制、過少投資、過当競争を是正していくことが重要であり、そのキードライバー...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 塩川議員にお答えをいたします。  まず、失われた二十年と規制緩和等の関係についてでありますが、失われた二十年の原因についてはさまざまな評価があると承知をいたしておりますが、バブル崩壊以降、長年にわたるデフレの中で、莫大な国民所得と産業の競争力が失われた...全文を見る
10月29日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  第百八十五回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組について申し上げます。  冒頭、相次ぐ台風や竜巻などによる被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げます。政府一丸となって復旧復...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○茂木国務大臣 おはようございます。  第百八十五回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして申し上げます。  冒頭、相次ぐ台風や竜巻などによる被害に遭われた方に、心からお見舞いを申し上げます。政府一丸となって復旧復...全文を見る
○茂木国務大臣 地下水の流入の図をお示しいただきました。図の印象でいうと、地下水は大半の部分が阿武隈山系の方から流れてくる、こういうふうにとれるんですけれども、恐らく、雨水、雨が降ってそれが地下水になる、その量の方が多いのではないか、こういうふうに現在言われております。  もち...全文を見る
○茂木国務大臣 そのレポート自身は拝見しておりませんが、地下水そして汚染水の問題、これは福島第一の事故収束を図る上で極めて重要な課題である。我々が政権に復帰させていただきまして、すぐに汚染水処理の委員会というものをつくらせていただきました。そして、五月の段階では、既に対策につきま...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げましたように、東電の福島第一におきまして、地下水そして雨水の問題は重要な問題であるという認識を持っておりますから、そういった対策を我々に政権がかわってからはすぐにとったと申し上げているわけであります。
○茂木国務大臣 三・一一の事故が起こる前から地下水のくみ上げが福島第一原発で必要であった、このことは経済産業省として把握をしておりました。
○茂木国務大臣 宮崎委員御指摘のとおり、アメリカやイギリスは今、開業率が一〇%を超えるのに対して、日本は四%から五%と大きく後塵を拝している状況でありまして、その原因は、御指摘のように、まず、新しく起業を目指す人材が少ない、そして、そういった人材に対してさまざまな資金であったりと...全文を見る
○茂木国務大臣 我々としては、今の長引くデフレから一日も早く脱却して経済の好循環をつくっていかなければならない。そのためには、企業の収益の改善を賃金や所得につなげ、それが消費の拡大、そしてさらなる生産や投資の拡大につながる、こういう好循環を生んでいかなければいけない。  三つぐ...全文を見る
○茂木国務大臣 この廃炉、汚染水の問題は福島の復興を進める上で最も重要な課題でありまして、基本的には、東電任せにしない、国としてやるべきことはしっかりとやり抜くということであります。  我々としては、先ほども申し上げましたが、汚染水対策につきましては、我々が政権についてすぐに委...全文を見る
○茂木国務大臣 東京電力に限らず、あらゆる組織において、やはり職員の方、社員の方が使命感を持てる、責任感を持てる、さらには希望が持てるような職場環境をつくるといったことは極めて重要だと思っております。  特に、私も福島の第一原発に夏にも伺っておりますが、あの防護服を着て、本当に...全文を見る
○茂木国務大臣 必ずしも、大企業と中小企業、小規模企業、もしくは東京と地方、こういう区分がいいのかどうかは別にしまして、まだアベノミクスの成果そして景気回復の実感が全国津々浦々まで行き渡る状況にはなっていない。一日も早く、地方において、また御指摘いただいたような中小企業や小規模企...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的にはおっしゃるとおりだ、そのように思っております。  その上で、先ほどお示しいただいた経常利益の推移でありますけれども、これは御案内のとおり、前年同期比ではかりますもので、二〇一二年の数字を見ていただきますと、一億円未満の小規模企業だと逆の数字が出ている、...全文を見る
○茂木国務大臣 先生の岐阜県もそうでありますが、栃木県もまさに車がないと生活できない、私の選挙区は複線の鉄道が一本もありません、それから路線バスもほとんど通っておりません。そして、距離的には相当遠いですから、やはり車が人々の足になっている、こういう状況でありまして、買い物に行くの...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほど申し上げたのは、単線しかないというのは私の選挙区でありまして、栃木県は新幹線もきちんと通っております。  その上で、中小企業、小規模企業は全国四百二十万。当然、地方に多いわけでありまして、この底上げがどうしても必要である。実は、我々が平成二十四年度の...全文を見る
○茂木国務大臣 別に用意はしておりませんけれども、先ほど質問がありましたのでお答えしようかと思ったんです。  もちろん、放射性物質を全部除去できればいいわけでありますけれども、ALPS等々を使いましても、六十三核種のうちトリチウムだけは残ってしまう。  ただ、例えばセシウムの...全文を見る
○茂木国務大臣 TPPは、委員御指摘のとおり、アジア太平洋地域、まさにこれからの成長センターでありますが、そこにおけます二十一世紀型の新しい経済の統合のルールをつくっていく、そういう土台になるものだと我々は考えておりまして、それは、マーケットアクセス、物だけではなくて、御指摘の知...全文を見る
○茂木国務大臣 十月一日に消費税五%から八%への引き上げを総理が決断されまして、翌日、十月二日に経済産業省は対策室を立ち上げました。そして、全国四百七十四名の調査官も配置しまして、この転嫁対策がしっかりと進むような相談窓口もつくっているところであります。  御案内のとおり、消費...全文を見る
○茂木国務大臣 申しわけございません、まだ読んでおりません。
○茂木国務大臣 正確に申し上げます。  このコントロール発言、もともと安倍総理がブエノスアイレスで、ザ・シチュエーション・イズ・アンダー・コントロール、こういう表現を使ったところから議論いただいているんだと思いますけれども、シチュエーションですから、これは全体の状況の話でありま...全文を見る
○茂木国務大臣 同じ考えです。
○茂木国務大臣 委員会での質問でありまして、先生も国民を代表される議員であります。垂れ流す、我々はこの汚染水の影響を最大限抑えようということでさまざまな対策をとってきております。昨年まではとられなかった対策につきましても、これは英知を結集して、どの党がいい、どの党が悪いということ...全文を見る
○茂木国務大臣 先生もおわかりの上で聞かれているのかと思いますけれども、今後、何ベクレルなりが出る予測ができるか、恐らくどの専門家に聞いてもその答えは出せないと思います。できるだけ少なくする、それに向けて政府として最大限の努力をしていきたいと思っています。
○茂木国務大臣 IRIDに提案をいただいた案件、七百七十九件ということでありまして、予想を上回る多くの提案を内外からいただいたと思っております。  応募していただいた提案につきましては、書類の確認等を行った上で、公表可能なものにつきましては速やかに公表する予定としております。公...全文を見る
○茂木国務大臣 上田長官が答えたがっているようなんですけれども。  地層処分にとって安定的な地質環境が我が国に存在し得ること、これにつきましては、二〇〇〇年の十月に原子力委員会において確認をされているところであります。その上で、具体的な候補地を選定していかなきゃならない。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省としては、個別具体的な労働条件というよりも、作業員の方々がしっかりと賃金、そして仕事の内容、さらに作業環境などについて説明を受けて、納得した上でしっかりと仕事をしてもらう、こういったことが重要だと思っておりまして、その点、常に改善というのは必要だと考えて...全文を見る
○茂木国務大臣 電気事業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  低廉で安定的な電力供給は、国民生活を支える基盤であります。しかしながら、東日本大震災とこれに伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を契機として、一般電気事業者各社による電気...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○茂木国務大臣 まず、この電事法の改正、近藤理事にも大変お世話になりまして、前国会で衆議院で可決をしていただきました。その際、何点かにつきまして修正をいただき、その修正した案で今回御審議をお願いしているところであります。  その上で、原子力につきましては、委員の方からもありまし...全文を見る
○茂木国務大臣 小泉元総理、さまざまな功績を残された大先輩だと思っております。以前、公約なんて大したことないという発言をされたこともあった、こんなふうに記憶もいたしておりますが。  自民党の政権公約、そして現政権の連立合意におきましては、二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とすると...全文を見る
○茂木国務大臣 スケジュールに全く変更はございません。  残念ながら通常国会では衆議院で可決をいただきましたが参議院で審議未了、廃案ということになりましたが、この第一ステップ、第二ステップに向けての準備は着実に進めておりまして、この国会できちんと電気事業法の改正を行っていただき...全文を見る
○茂木国務大臣 実は、昨晩、エネルギー基本計画の議論をいただいております基本政策分科会の中心メンバーの方とかなり長い時間、議論もさせていただきました。現在検討する中で、特に安定供給そしてコスト削減、これに重点を置いて検討いただいているところであります。  原発そのものにつきまし...全文を見る
○茂木国務大臣 ベストミックスということで申し上げますと、三年以内にベストミックスの目標を設定して、十年以内に責任あるエネルギー政策を構築していきたい、このように考えております。  三年以内に目標を設定ということでありますが、実現可能なものが見えてきましたら、この三年以内という...全文を見る
○茂木国務大臣 今ベストミックスということで申し上げました。その中に新増設が入ってくるかどうかは、先ほど答弁で申し上げた、さまざまな状況を勘案した上で決まってくると考えております。
○茂木国務大臣 三・一一以降の新たなエネルギー制約に直面する中で、この電気事業法の改正そして電力システムの改革は、まさに待ったなしの改革だ、日本を変えていく、前に進めていくために必要な改革だ、そういう思いで取り組みをさせていただきたいと思っております。
○茂木国務大臣 電力システム改革、これはまさに六十年ぶりの改革ということになってまいります。三・一一以降の新たなエネルギー制約に直面をする中で、電力の安定供給、そしてコスト削減を進めていく上で避けては通れない、待ったなしの改革がこの電力システム改革だ、こんなふうに考えております。...全文を見る
○茂木国務大臣 我々としても、今後三年間で、再生可能エネルギーの最大限の導入、さらには省エネの最大限の普及、こういったものを進めてまいりたい、そんなふうに考えております。  そこの中でエネルギーの電源構成をどうしていくかということを考えると、必要な量を十分に確保するということは...全文を見る
○茂木国務大臣 実現可能な目標が見えてまいりましたら、エネルギーのベストミックス、三年以内と言っておりますが、前倒しも含めて目標設定をしたい、そのように考えております。  電力システムの改革によりまして新たな参入者がふえる。そしてまた、需要の側の選択肢も広がる。そういう中でマー...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力につきましては、あらゆる事情より安全性を優先してまいります。そして、その安全性につきましては、独立した原子力規制委員会が判断するものだ、そのように考えております。  電源構成の中で原子力をどう位置づけるか。これは、さまざまな要因を考えながら最終的に判断をし...全文を見る
○茂木国務大臣 東京電力におきましては、現下の最優先課題は、御指摘のように、福島第一原発の廃炉・汚染水対策を確実に速やかに実行すると同時に、三・一一以降のエネルギー制約のもとで電力需給の安定に万全を期すことであります。  九月の二十七日に広瀬社長が、柏崎刈羽の六号機、七号機の新...全文を見る
○茂木国務大臣 電気事業の分離の仕方は、一般的には機能分離、法的分離、所有権分離という三つのタイプがあると言われておりますけれども、機能分離、これは一つの形態でありますが、法的分離と所有権分離は、概念としては私は比較的近いものだと思っております。  そこの中で、オプションのとり...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
11月05日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 滝波委員から初めて御質問いただきますが、福井県の出身ということでありまして、選挙のときも、たしか大きな商業施設の前で、余り人通りはなかったんですけれど、エネルギー政策について大変熱く語っておられた、大変印象に残っております。  さて、御質問いただきまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小説で、「昭和十六年夏の敗戦」という小説があります。実際、日本が敗戦したのは昭和二十年の夏でありますが、その四年前に、それは滝波議員も所属をされたかつての大蔵省やそれぞれの省庁の若い官僚が集まって、もしアメリカと開戦をした場合にどういう状況が訪れるか、特...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ここに来て、大手企業を中心に経営者の側から賃上げ等につきまして非常に前向きな発言、相次いでおります。今年の四月から九月に決算のありました大手企業五百八十九社、これは六割が増収増益という形でありまして、確実にアベノミクスの成果が生まれてきていると考えており...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 杉委員は、日米両国において公認会計士として活躍をされてきたと。会計は経営の鏡と、こういう言葉もあるわけでありますけれども、まさに日本経済、今マイナスからプラスに大きく転換をしている。アベノミクスの三本の矢を力強く推進することによりましてこういった景気を持...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 前回の東京オリンピック、一九六四年でありますけれども、当時の様子、映画でいいますと「三丁目の夕日」であったりとか、市川崑監督が記録映画も作っておりますけれども、やはりあれを境に日本は、そして東京は大きく変わったと。単に東京だけではなくて、日本全体にそうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) インフラシステム輸出、これはまさに我々が展開しております国際展開戦略の大きな三つの柱の一つでありまして、そこの中で水ビジネス、これも極めて有望だと、このように考えております。  世界市場全体につきましては今答弁を申し上げたところでありますが、我が国の企...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国際標準化は極めて重要だと考えております。  ただ、例えばスタンダード若しくはデファクトスタンダードをつくっていく、こういう観点に本当に国が、若しくは民間の企業が最優先で取り組んできたかということを考えると、少なくとも第三世代までの携帯を見れば、かつて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本のコンテンツ、やはり海外から注目をされております。テレビ番組ということですけど、もう二十年ぐらい前なんですけれども、タイに行ったときに、「一休さん」をやっているんですね。ちょっと向こうの番組でやっているんですけど、ああ、やっぱり仏教が盛んな国なんだな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 実際、キー局の意識も、私もこのクール・ジャパン戦略を今進める中で変わってきていると思います。アニメと一般の何というかテレビ番組を比べると、アニメはそんなに著作権の関係とか権利関係が複雑じゃないわけですね。例えば「巨人の星」を作ったときも、最初に長嶋さんが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍政権が発足をして十か月がたつところであります。委員御指摘のように、株価も、昨年の九月、十月段階の八千円前後から、今一万四千円台。そして、為替レートについては、どのレートが適切、これを申し上げるのは難しいと思いますが、少なくともこれまでの過度な円高、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これから進めていく成長戦略、これを実行していく上では、設備投資を伸ばしていく、極めて重要だと考えておりまして、御指摘のように、現在六十三兆円の年間設備投資を今後三年間で一割増加をさせて七十兆円まで持っていく、リーマン・ショック前の水準以上に持っていく、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 企業、事業所の九九%以上を占める中小企業、中でもその九割近くを占める小規模事業者、これをいかに活性化するかという御質問、それから、そこの中で開業率一〇%をいかに達成するかという御質問についてお答えをさせていただきたいと思いますが、我々が政権に就きましてす...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ベンチャー関係は答弁しなくていいという話で……
○国務大臣(茂木敏充君) 法人税率と、それから中小企業の税率についてはよろしいんですか。
○国務大臣(茂木敏充君) 触れるんですね、はい。  安倍政権は日本を世界で一番企業が活動しやすい国にすることを目指しておりまして、この観点から、国際水準に比べて高い我が国法人実効税率の引下げは早急に解決すべき重要課題であると考えております。  御案内のとおり、我が国の実効税率...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) はい。  先ほど若干触れさせていただきましたが、御案内のとおり、この法人税率の引下げ全体は、比率でいいますと、額は別にいたしまして、中小企業の多くが裨益をする税項目であると考えております。  さらに、中小企業につきましては特段の措置が必要だと、こうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) はい。  それでは次に、車体課税でよろしいですか。  アベノミクスの成果を全国津々浦々に波及させていくと、これが我々にとって一番重要な課題でありまして、消費税、一九九七年の四月に橋本内閣で導入をされたわけでありますが、その際に、自動車の国内需要、一九...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のとおり、電力の安定供給、極めて、更に言えば最も重要な課題でありまして、電力需給の逼迫を起こさないためにも、安定供給を支える現場の皆さんの高い使命感、責任感、そして士気を維持すること、これは極めて重要な課題だと、こんなふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島再生をしなければいけない。同時に、そのためにも東電にも力強く再生をしてほしいと思っております。そして、それはまさに現場を支えていらっしゃる皆さんに懸かっている、そして、それが現場の皆さんにとっても希望につながるような施策をきちんと取っていきたいと思っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員のその認識で全く問題ありませんといいますか、そのとおりの認識で私もおります。  常々申し上げておりますように、電力システム改革、改革は大胆に、スケジュールは現実的に、この現実的にという中には、改革を行った結果として電力の安定供給が損なわれることがあ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この固定価格買取り制度、これは再生可能エネルギー、どうしても太陽光等、設備コスト等が初期段階で高くなってしまう。この導入を加速するために導入した制度でありまして、それは当然、設備が認定されたらできるだけ速やかに稼働する、こういったことを前提にいたしており...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 被災者の立場に立った、そして被災者の思いを受け止めた復興の加速化というのを進めていかなければいけないと、そういうふうに思っております。  復興庁が実施しております直近の住民意向調査によりますと、帰還困難区域のように放射線量の関係で帰還が難しい地域では、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) できる限り住民の方々の気持ちに寄り添った支援策というのを充実していかなければいけないと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 被曝線量、そしてその影響につきましては科学的な知見に基づいて判断されるべき問題だと思っております。その上で、荒井委員のおっしゃった御指摘につきましてはしっかり踏まえながら今後の対応を考えていきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) そのように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 十月二十五日に開催をいたしました中小企業関係四団体との懇談会でありますが、一つの目的は、安倍政権としてこれまで取ってきた経済対策、特に中小企業・小規模事業者対策について、さらには今回の経済政策パッケージについてしっかりと御理解をいただく、その説明でありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 丹後地域の絹織物、これは奈良時代に始まり、そして産業としても恐らく三百年近くの歴史を有するものでありまして、他の絹織物には出せないしなやかな肌触りを持って、白生地をお示しをいただきましたけれども、これの全国シェアの六割を占める日本第一の産地であります。た...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私の地元も栃木県の足利市です。御案内のとおり、織物の産地として長く栄えてまいりました。ただ、昭和三十年代以降の状況を見ますと、大変厳しい状況の中で、それぞれがいかに自分の持っている技術の付加価値を上げるか、様々な取組をやってきたところであります。  当...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 最低工賃の問題、検討はさせていただきます。  ただ、申し上げたいのは、工賃だけで全てが解決しないと。いろんな産地において新しい取組をしてきているんです。単にこの工賃を上げれば問題が解決するんだったら簡単なんです。そうではなくて、どう職人の皆さんが持って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 為替につきましては、どのレートが適正であるか、これは難しい問題であると考えております。その上で、過剰な円高の是正は必要である、こういう認識の下で、元々我々としては、為替をどうするということではなくて、デフレからの脱却ということを中心にしながら政策を進めて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、おととい、日本シリーズ第七戦におきまして、球団創設九年目にして楽天ゴールデンイーグルス、日本一に輝いたと。田中投手、九回登板いたしまして、前日百六十球投げたにもかかわらず、すばらしいピッチングを示したと。楽天イーグルスの日本一、東北に大きな希望を与...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中野委員の方から地球の歴史にまで遡って様々な御意見をいただきました。白亜紀、そしてジュラ紀、さらには氷河期を超えて恐竜から哺乳類に変わり、そこの中で人類がどういう文明を発達させてきたか、機会がありましたらまた御議論をさせていただきたいと思っておりますが、...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○茂木国務大臣 まず、私から概要について説明をさせていただいて、その上で、細かい点を参考人からお答えさせていただければと思っております。  日本再興戦略におきましては、健康長寿社会の実現であったり、新しいエネルギーの開発、実現が、委員御指摘のように戦略分野として位置づけられてお...全文を見る
○茂木国務大臣 江田委員は、既に経済産業大臣政務官、そしてまた環境副大臣も務めて、特にエネルギー政策については大変お詳しい方であります。  中長期的なエネルギー政策の方針となりますエネルギー基本計画は現在新しい策定作業に入っておりまして、特に安定供給そしてコスト低減に重点を置い...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどからの辻元議員の御質問を伺っておりまして、我々は、廃炉、汚染水、事故処理対策を国を挙げて与野党なく進めていきたい、いい提案については取り入れたい、このように思っております。  その上で、考えていただきたいのは、除染特措法にしても、賠償のスキームにしても、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 線引きは明確になっていると思います。  御案内のとおり、機構法におきまして五兆円の枠を設けて、その枠で東電が賠償等を進める、それにつきましては、一般負担金と東電の特別負担金で返済する。そして、汚染水対策、廃炉につきましては、東電におきまして既に九千六百億円の積み...全文を見る
○茂木国務大臣 あくまで仮定の質問でありますが、御理解いただきたいのは、この地下水バイパスを稼働する際には、当然、水質に問題がないことを全てのくみ上げた地下水について確認してから海への放出を行う、もし汚染されていたらそれは放出しないということでありますから、そういった意味では、地...全文を見る
○茂木国務大臣 タンクについては、足りるように万全の対策をとっていく。増設計画につきましては、廣瀬社長から説明があったとおりであります。  そして、我々は、一つの対策だけで全てが解決するとは思っておりません。毎日発生してきます八百トンの地下水を陸側で遮断する。このためには、地下...全文を見る
○茂木国務大臣 いずれにしても、東電におきましては、現下で一番重要な最優先の課題は、廃炉・汚染水対策にしっかり取り組む、そしてもう一つは、三・一一以降の新たなエネルギー制約のもとで電力需給に万全を期すということだと思います。それに向けた体制の強化を既に要請しているところであります...全文を見る
○茂木国務大臣 前回御質問いただいたときもでき得る限り明確にお答えしたと思いますが、改めてお答えさせていただきます。  委員が今御指摘いただきましたように、一九九七年の四月に消費税率が三%から五%に引き上げられた際には、自動車の国内需要は百一万台が確かに減少して、それが戻ってこ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、TPP交渉そして日米並行交渉における議論の具体的な内容については申し上げられませんが、軽自動車を含みます税制は、通商政策ではなく我が国の国内政策、税制改正プロセスを通じて議論されるべき問題であります。通商交渉の中でこの税制の議論をするというつ...全文を見る
○茂木国務大臣 燃料電池は、委員御指摘のように、エネルギー効率が高く、利用段階で二酸化炭素を排出しない技術として、一層の活用が期待をされておりまして、家庭用の燃料電池、そして燃料電池自動車、産業用の燃料電池車両普及に向けて最大限の取り組みが必要だ、このように考えております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 いないようですから、私がお答えいたします。  先ほど申し上げたように、燃料電池のフォークリフトは、現在、北九州におきまして実証事業を、次世代エネルギー・社会システム実証事業費補助金八十六億円で実施しているところであります。  同時に、この燃料電池フォークリフト...全文を見る
○茂木国務大臣 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックでもできる限りメダルをとりたいと思いますし、技能五輪国際大会でもメダル獲得に向けて、厚労省だけではなくて経済産業省も含めて、政府を挙げて取り組んでいきたいと思っております。  メダルをとる、これは結果であります。しかし...全文を見る
○茂木国務大臣 アベノミクス三本目の矢は、民間投資を喚起する成長戦略、民間投資を喚起する、こういう前置詞がついているわけでありまして、そのためにはやはり日本経済が持っております現在の三つのゆがみ、過少投資、そして過剰規制、さらに過当競争、こういったものを是正していかなければいけな...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍政権の成長戦略、日本再興戦略の中では、健康長寿が世界一の国をつくっていく、そして、エネルギーについても、三・一一のエネルギー危機を乗り越えて、これを成長分野としていく、こういったことが明確に定められております。そういった方向に逆行するような規制は、岩盤規制とし...全文を見る
○茂木国務大臣 経済財政諮問会議、そしてまた日本経済再生本部、そのもとに置かれております産業競争力会議、そして規制改革会議、最終的なゴールは同じにしても、細部にわたっては取り扱っている問題がマクロの財政運営の問題であったり、もう少しマイクロの企業活動の問題であったり規制の問題であ...全文を見る
○茂木国務大臣 企業実証特例、そしてグレーゾーンの解消。当然、その規制を所管する省庁、それから事業を所管する省庁、その間でやりとりを行っていきますけれども、どうすればクリアできるのか。できないではなくて、やるためにはどうしたらいいのか、こういう観点から議論を進めて改革をしてまいり...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍政権は、委員おっしゃるように、日本を世界で一番企業が活動しやすい国にすることを目指しております。この観点から、国際水準に比べて高い我が国の法人実効税率の引き下げは、早急に解決すべき課題であると思っております。  現時点で三八・〇一%ということでありまして、先...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、被災者の皆さんとの関係で申し上げると、復興の加速化のためにも、現場で過酷な作業に当たっている作業員の方々がモチベーションを維持して事故収束に当たれる環境をつくるということが何よりも重要なことだ、こんなふうに私は考えております。  委員からも、ことし起こった...全文を見る
○茂木国務大臣 質問を必ずしも正確に理解できていないのかもしれないんですけれども、例えば、構内の敷地を除染するという話なのか、建屋そのものを除染するという話なのか、できるかどうかわかりませんけれども汚染水も含めて除染するという話なのか、どの部分をとられておっしゃっていらっしゃるの...全文を見る
○茂木国務大臣 それぞれの作業員の方がどういうエリアで移動されるかということについて、詳細に私は把握しておりません。ただ、エリアを分けて、山側だけで作業している方がどれだけ多いかというと、そういう形では動いていらっしゃらないんじゃないか。  同時に、では、放射線量を下げるといい...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、国がゼンメンに出るのゼンは、前という字を書きます。  その上で、大切なことは、私は、国がこれらの対策によって資産を獲得することではない、汚染水対策、廃炉対策をしっかり進めることが重要なんだと思います。そのために、技術的に難度の高い凍土方式によります遮水壁を...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、参考人の招致等々におきましては、国会においてお決めいただくことである、そのように思っております。  シューマッハーが「スモール・イズ・ビューティフル」という本を書いております。  理想の社会形態として、中世のヨーロッパが望ましい、経済活動、エコ等々から。...全文を見る
○茂木国務大臣 官房長官の発言につきましては官房長官にその意図を聞いていただかないと、私が解説する立場にはないと思っております。  少なくとも昨年までは汚染水対策は東電任せで、モグラたたきのような後手後手の状況が続いてきた。これを変えていかなきゃならないということで、我々が政権...全文を見る
○茂木国務大臣 先週、自民党の復興加速化本部で提言がまとめられて、近く与党の提言として決定される、このように聞いております。  提言の中身につきまして詳細にお話ししますと、多分、相当な時間を食うと思うので簡単に申し上げると、一つは、今後の帰還のあり方について。帰還そして新しい生...全文を見る
○茂木国務大臣 何の対策かということでありますけれども、まず、廃炉・汚染水対策につきましては、御案内のとおり、東電におきまして、既に九千六百億円、引き当てを行っております。そして、九月十九日、安倍総理が現地を視察した際に、現場において裁量を持って使える資金が必要だということで東電...全文を見る
○茂木国務大臣 柏崎原発六号機、七号機の安全審査の申請につきましては、地元関係者の理解を得た上で申請がなされたものである、このように私は承知をいたしております。  廣瀬社長から申請を行ったと報告を受けましたとき、私としては、東電にとって最優先の課題であります福島第一原発の廃炉・...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発の作業現場、本当に過酷な現場だ、そういう実感を私も持っております。そういった中で必死の作業に当たっていらっしゃる作業員の方々がモチベーションを維持して、安全、そして御本人にとっても安心な環境のもとで作業に当たれる、こういった環境をつくることが極めて重要...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一の作業現場、場所によりまして放射線のレベルが異なっております。また、作業内容、そしてそれを遂行するのに必要となる技能、こういうものも異なっておりますから、作業員の賃金体系は一律にはならないんだと思っております。  また、作業のくくりに対する支払いである、...全文を見る
○茂木国務大臣 産業競争力強化法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  長引くデフレによって低迷してきた我が国経済を再興するためには、大胆な政策により、民間主導の持続的な経済成長を実現していくことが必要であります。このため、アベノミクスの三本目の矢である民...全文を見る
11月07日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  電気事業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  低廉で安定的な電力供給は、国民生活を支える基盤であります。しかしながら、東日本大震災とこれに伴う東京電力福島第一原子力発電所事故を契機...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○茂木国務大臣 経済産業省に入省され、そしてまた内閣でも副長官補室におきまして企業の再生、産業の再生、地域再生に取り組み、さらには企業経営の前線にも立ってこられた山田委員が、この産業競争力強化法の審議のトップバッターに立たれる、非常に象徴的なことだ、こんな思いを持ちながら今の質問...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、半沢直樹の半沢ネジを見ると、小規模企業は弱い立場だ、こういう思いを持ちますけれども、すばらしい技術を持った会社もたくさんあると思います。そして、ホンダやソニー、こういう会社も、もともとは小規模企業、ベンチャー企業でありました。さらに、大きくならなくても、あ...全文を見る
○茂木国務大臣 成長戦略、委員おっしゃるように実行することが極めて重要であります。同時に、スピード感を持って実行することが重要だと思っておりまして、例えば税制改正、御案内のとおり、毎年、年末の恒例行事でありました。今回は秋に税制改正を行うということを、恐らくここ数十年の中では初め...全文を見る
○茂木国務大臣 産活法は平成十一年に制定をされましたが、当時の状況、一九九二年にバブルが崩壊をするという中で、企業が過剰設備を抱える、また過剰債務を抱える、これを解消していかなければいけない。そういう状況下にあって、産活法、我が国事業者の生産性向上と産業活力の再生に向けて、個々の...全文を見る
○茂木国務大臣 先生のいらした日経新聞の記事、けさが四回目であったかと思いますけれども、こういった法案について、いろいろなメディアが丁寧に国民の皆さんに広報していただけるというのは大変ありがたいことだ、こんなふうに思っております。  産活法、御案内のとおり、平成十一年に制定され...全文を見る
○茂木国務大臣 委員からお示しをいただきました資料は大変重要だと我々も考えておりまして、一九九〇年と比べて、現在、我が国の設備年齢は、ちょうど先生の資料ではグレーの部分でありますけれども、三・四歳老朽化している。マザー工場がグランドマザーになっては困るわけであります。  そして...全文を見る
○茂木国務大臣 鶴岡市のルネサスの問題、私もお話を直接伺いまして、大変深刻な状況であり、地域の経済そのもの、雇用そのものにかかわる問題だと認識いたしております。  今、安倍政権においては、世界で企業が一番活動しやすい国を目指しているわけでありまして、そこの中で、委員の方からお示...全文を見る
○茂木国務大臣 規制の見直し、基本的には規制の撤廃であったりとか緩和ということになってきますので、事業所管大臣の権益が広がるということにはならないと思っております。  その上で、企業実証特例にしましても、グレーゾーンの解消にいたしましても、一企業にとどまらず、物事の性格にもより...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、新しいねじが日本を変える、あの時点で大和田常務が半沢ネジに融資をしていれば状況は変わったんだと思います。  ベンチャー企業を育成していくという意味において、出資も融資も、両方とも私は重要だと思っております。アメリカの場合は、一九八〇年代、まずベンチャーキ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げましたのは、企業実証特例さらにはグレーゾーンの解消等を行うに当たって、事業の所管大臣がどういう役割を果たすかということに対して答弁させていただきました。  恐らく、企業の側から、新しいビジネスモデルといったものをつくり、これが規制に抵触してしまう、...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的にはその考え方で結構です。
○茂木国務大臣 この法案の中でも、安全性等に対する措置を講じた上でという形になっているわけであります。  そういった提案を受けて、それが適正なものであるという場合には、当然、規制の所管省庁に対して我々からも働きかけをし、調整を行い、そこで事業所管省庁と規制所管省庁の間で考えが違...全文を見る
○茂木国務大臣 個々の事例について言われますと、それについてどうするかということは判断しなきゃなりませんが、企業からさまざまな提案が行われる、これは、グレーゾーンの解消の問題であっても、企業実証特例であっても、今出された例が適切かどうかといいますと、必ずしも私はそうではないという...全文を見る
○茂木国務大臣 企業実証特例とグレーゾーン解消制度は、若干制度に違いがあります。  恐らく、グレーゾーンの解消制度の方がプロセスとしては進めやすい面があるのではないかと思っておりまして、グレーゾーンの解消制度については、回答期限三十日、一カ月を一つの目安とした上で、企業の利便性...全文を見る
○茂木国務大臣 先生も、一流企業で仕事をされて、おわかりだと思います。例えば、情報通信の分野で、どこかの企業が一つの提案をしたとします。恐らくほかの企業は、どこの企業が提案したものか、A社、B社といっても特定できるケースはかなり高いのではないか、私はこんなふうに思います。これは事...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたのは、全てを公開しませんという形ではなくて、他の企業にとっても、企業の創意工夫を促す観点から、できる限りの適切な公表の形というのは考えていきたいという話であります。  一方、グレーゾーンについては、似通った照会が出てくる可能性は結構ある、こんなふ...全文を見る
○茂木国務大臣 規制の特例措置の見直しに当たっては、企業の負担であったりとか混乱をできるだけ少なくしていくということが重要だ、こんなふうに考えております。  本制度は、企業からの要望を受けて規制の特例措置が実現した後は、特例措置を利用した企業の取り組み結果を踏まえて、できればこ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、政府におけます規制改革の取り組みは、この産業競争力強化法案に盛り込まれております企業の発意によります制度改正だけではなくて、国家戦略特区、地域単位のもの、さらには規制改革会議でことし議論を行ってきたさまざまな全国レベルの規制というものもあるわけでありまして、企...全文を見る
○茂木国務大臣 事業再編は、あくまで民間の自発的な判断によるものであり、政府の役割は基本的にそれを促すための環境整備を行うものである、このように考えておりまして、本法案におきましても、経営者の判断を後押しするような思い切った措置によって民主導の早期かつ大胆な事業再編を促進するもの...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の御指摘は一つの考え方であると私も思っております。  その上で、筆頭株主でありますが、半分以上のシェアを持っているわけではありません。基本的には、事業再編はそれぞれの企業の経営者の判断によって行われるべきものであると思っております。  同時に、このINPE...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、岸本先生の和歌山と私の栃木、そんなに状況は違わないといいますか、私も足利市、繊維の町の出身ですけれども、今の、繊維で二百人、三百人の雇用を持っている、私は、相当の経営者の方だなと。御苦労もされながら、また、革新的なことをやっていらっしゃる、こんなふうに思っ...全文を見る
○茂木国務大臣 省庁の現場を知り尽くした岸本議員の本当に大変示唆に富む提案だと思っております。  これは、書類が多過ぎるというのは大きな問題でありますし、形式になってはいけない、そんなふうにも思っております。  本当の意味の結果ではない、ただ形式の結果を出した課長が出世しない...全文を見る
○茂木国務大臣 企業実証特例制度にしましても、先端的な取り組みを始める一つの企業から始まっても、最終的には日本全国に、全体に広げていきたい、こういうふうに考えております。  その上で、アイデアであったりとか新しいビジネスモデル、そこの中に、新技術であったりとかその企業にとって秘...全文を見る
○茂木国務大臣 今、菅原局長の方から、減税規模、これまでの税務当局との議論の中では百五十億円程度ということなんですけれども、例えば法人税を減税するとか、エコカー減税をつくる、これは市場にもう出回っている車が何台あるかとかそういうことで想定できるわけですけれども、まさに新しい試みな...全文を見る
○茂木国務大臣 事業の再編、産業の再編、あくまで民間の経営者の判断によって行われる、国としてはその環境整備を図っていく、これが基本的な役割分担だ、そんなふうに思っています。  各国によって事業再編の進み方は違ってきたと思います。お隣の韓国、お話ありましたけれども、一九九七年のア...全文を見る
○茂木国務大臣 ごめんなさい、ちょっと質問の御趣旨が十分理解できていないんじゃないかなと思うんですけれども、もしよろしければ、もう一度質問していただけますか。
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  恐らく、我々が六月に日本再興戦略の中でも幾つかの成長分野を挙げておりますけれども、その一つはやはり健康長寿ということになってくると思います。  先生はノーベル賞を受賞された山中教授と同じ教室で学ばれた、このように伺っておりますけれども...全文を見る
○茂木国務大臣 実際の医療関係のシーズを最終的なニーズにつないでいくと、先生がおっしゃるように、さまざまな省庁がかかわってまいります。その間には、魔の川があり、そして死の谷があり、ダーウィンの海がある、こんなふうにも言われるわけでありますけれども、きちんとつないでいきたい。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 六月に策定をいたしました日本再興戦略、まさに三本目の矢、民間の投資を喚起する成長戦略を着実に、スピード感を持って実行していくためのものであります。そして、そのキードライバーとなりますのがまさに御審議をいただいております産業競争力強化法案でありますが、同時に、税制の...全文を見る
○茂木国務大臣 この法案の狙いでありますが、企業の自発的な判断によります新たな挑戦そして積極的な事業活動を後押しすることによって産業競争力の強化を図るものでありまして、あくまで企業が主役だ、そのように我々は考えております。  では、政府の役割はということでありますけれども、企業...全文を見る
○茂木国務大臣 この法案では、産業競争力強化のためのさまざまな施策を、先ほども申し上げたように、スピード感を持って実現、実行していくために、今後五年間を施策の集中実施期間と定めております。  ちなみに、五年というのは、経済学でいいますと五年が長期ということに当たります。インベス...全文を見る
○茂木国務大臣 一般的でないから企業実証特例なんです、まずは。それから、先生のおっしゃる、そういった要件の設定、これはまさに規制です。我々はそう考えています。  その上で、どうして今回こういう特例制度を導入するかといいますと、極めて先端的な取り組みをしている、新しい取り組みをし...全文を見る
○茂木国務大臣 もう一度説明しますけれども、こちらの側から、例えば、この企業は先端的な取り組みをやっているとか、この企業はいい企業だから認めるということではなくて、恐らく先端的な取り組みをやっている企業だからぶつかる制度の壁、規制の壁、そういったことを乗り越える提案を企業の側から...全文を見る
○茂木国務大臣 我々は今、これまでと次元の異なる経済政策を進めようと思っています。これまでの尺度で、どちらが上だ、どちらが下だではなく、事業の所管省庁も規制の所管省庁も一緒になって日本の再生のために取り組む、これが今回の法案の趣旨であります。
○茂木国務大臣 ノーアクションレターと今回の新しいグレーゾーン解消制度の違いにつきましては、政府参考人から制度については説明を申し上げたところでありますけれども、ノーアクションレターなんですよ、これはもともとは。アクションをとらないんです。単にこれは参照したり問い合わせるだけなん...全文を見る
○茂木国務大臣 このグレーゾーン解消、さらには企業実証特例にしましても、基本的には、企業の側から新しいビジネスモデルであったりビジネスプランを提案していただいて、それを精査した上でということになりますので、具体的にどういうモデルということをお示しいただかないと、個別の事例について...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、この百三十五条の一項の前に、五十条の関係でありますけれども、政府として、この分野が過当競争であるとか、一元的に、一方的に決めようとは全く思っておりません。申し上げておりますように、我々がやろうとしていることは、まさに企業の経営者の判断を後押ししたり、また、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども御答弁申し上げたんですが、日本再興戦略において、失業なき労働移動の実現のために、労働移動支援助成金の抜本的拡充等をきちんと位置づけているところであります。そして、労働者の就職のあっせんであったりとか労働者の職業訓練の実施、このこともこの法案の中でしっかりと...全文を見る
○茂木国務大臣 再三申し上げておりますが、現場で大変困難な作業に当たっている作業員の皆さんがモチベーションを維持して、安全にしっかりと仕事をしていただく、事故収束に当たっていただく、極めて重要でありまして、そのための労働環境の整備は重要な課題だと思っております。  きょうの東電...全文を見る
○茂木国務大臣 多国籍企業、恐らく一九八〇年代ぐらいからよく使われるようになってきた言葉じゃないかな、こんなふうに思っておりますけれども、OECDの多国籍企業ガイドラインでは、複数の国に拠点を設立している企業を一般的に多国籍企業と呼ぶわけでありますが、多国籍の度合いというのは、単...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど私が答弁いたしましたのは、企業は特定の国のステークホルダーの利益のみをということでありまして、例えば日本の自動車産業が日本の利益のことを全く無視して海外展開している、こういったことを申し上げるつもりはないわけであります。  我が国の製造業にとりましても、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 バブルの崩壊から二十年以上がたつわけでありますが、その間、一貫して、日本はデフレ不況、そして企業の経営も縮み思考といいますか、どうしても前に出られない、こういった状況の中で、資金の活用についても、人材の活用についてもなかなか前向きの行動がとられてこなかった、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のとおり、産活法におきましては、企業が事業の選択と集中等によります事業再構築を行い、生産性の向上を図る取り組みの過程で、やむを得ず雇用者数を減らしたり、配置転換等を行わざるを得ない場合も想定されることから、従業員の地位を不当に害するものでないことを計画認...全文を見る
○茂木国務大臣 ございません。
○茂木国務大臣 仮に、企業から雇用規制に関する規制緩和の提案があった場合には、まず事業所管省庁がその内容そして必要性などを精査した上で、規制所管官庁であります厚生労働省と協議、調整を行っていくということであります。
○茂木国務大臣 労働基準法、このルールは一つの基準というか最低の基準ということでありますけれども、では、そのルールが同じように全部の企業に適用されているかといいますと、例えば労働時間、一週間四十時間以内というルールでありますけれども、労使が合意を行った企業で弾力的な運用も行われて...全文を見る
11月12日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
議事録を見る
○茂木国務大臣 委員からさまざまな資料を御提示いただきました。若干年代の違いはありますが、基本的には欧米諸国と比べてベンチャーが日本で育っていない。それは、一つにはやはりチャレンジ精神というものが生まれるような環境が十分でなかったところに原因があると思います。同時に二つ目には、ベ...全文を見る
○茂木国務大臣 民主党からいただきました提言は二〇〇二年ということですから今から十年以上前になるんですけれども、ベンチャーに対する支援策としては第四世代ということになるんだと思います。  冒頭、一九六〇年代、所得倍増計画のお話もありましたが、ベンチャーの支援策も、まずは一九六〇...全文を見る
○茂木国務大臣 ベンチャーファンドは、一つには、やはり目ききの能力というのが必要だと思うんです。もちろん、銀行もそうだと思うんですね。  ピッツバーグという町を見ますと、かつては、カーネギー、鉄鋼があり、そして、そこにメロン銀行という銀行があり、産業融資を進めた。それが、アメリ...全文を見る
○茂木国務大臣 ベンチャーに限らず、成長戦略を実行していく上では、目標値をしっかり定めるというのは極めて重要だと考えておりまして、六月につくりました日本再興戦略におきましては、起業の重要性を指摘いたしまして、開廃業率一〇%台を目指すとしております。  産業競争力強化法案は、この...全文を見る
○茂木国務大臣 このフランスのデュトレイユ法は、御指摘のように、二〇〇三年に制定された法律でありまして、フランスにおきまして、起業のプロセスを簡便化するとともに、企業の従業者が副業を持つことを認めるなどの措置で起業を促進する目的でつくられております。企業で働きながら起業の準備や実...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、成長戦略は、総理をトップといたしまして、全閣僚がメンバーになります日本経済再生本部が司令塔になりまして進めているところであります。  総理のリーダーシップのもとで、省庁横断的な対応をとってまいりたいと考えておりますが、先ほども申し上げたように、今回の成長戦...全文を見る
○茂木国務大臣 長妻委員は、NECの後、日経ビジネスで記者として辣腕を振るわれまして、お話を伺っていると、城山三郎の「官僚たちの夏」の時代を質問の中で再現していただいているように見えるんです。  自動車とコンピューターは基本的に違うと思うんですね。自動車というのは、ダイムラー・...全文を見る
○茂木国務大臣 コンピューターで申し上げると、アメリカでこれだけのインターネット、ネットワーク社会ができた。これは政府、特に軍需産業等々による部分というのは大きいんじゃないかなと私は思っております。  そこの中で水平分業が進むわけでありますけれども、閾値というのがあるわけですね...全文を見る
○茂木国務大臣 いろいろな仮定の置き方というのはどうしても出てくると思いますけれども、そういった社会的な変化、二〇二五年問題がどう日本経済に影響を与えるか。そこの中で、できるだけ細分化して、それぞれの項目についてどういうプラスマイナスの影響がある、こういったことについては政府とし...全文を見る
○茂木国務大臣 まず基本的な哲学、考え方でありますが、これはオープンイノベーションを促進していくということで、不足する民間からのリスクマネーの供給を補完して、民間の出資等を促す呼び水の役割をこの産業革新機構が果たしていくということになります。  資料を御提示いただきまして、ぽん...全文を見る
○茂木国務大臣 土曜日、安倍総理の後ろを私が走っておりました。これは企業実証特例ではなくて既存の法律の運用ということでやらせていただきまして、自動走行の車を日本では初めて公道で実証を行うということでありまして、センサー機能であったりとかさまざまな制御装置、日本のすぐれた技術を使っ...全文を見る
○茂木国務大臣 細かい制度について、もしあれでしたら、本来でしたら参考人なり呼んで聞いていただいた方がいいんですけれども、やりました実験では総理も私も助手席に乗っております、そして運転手がいます、そして何らかのときに運転手がきちんとできるような措置をとって実証する。  そうでは...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、土曜日の実証実験は、トヨタ、日産、ホンダ三社同時にやっております。  今後、企業実証特例制度を使っていく上で、最終的には全体に広げていきたい、そんなふうに考えておりますが、安全性等の措置がきちんととられた上でということであります。例えば、A社がそういう措置...全文を見る
○茂木国務大臣 最終的には、これは事業所管省庁、つまり、どういう事業をやります、この事業について所管する省庁と、ぶち当たった規制を所管する規制所管省庁の間で調整、そして決定をするということになるわけでありますけれども、当然、従業員の数の多さ少なさを基準にするというよりも、そこでと...全文を見る
○茂木国務大臣 事業所管省庁は必ずしも経産省とは限りません。ですから、例えばその事業が経産省の事業であれば経産省に申請をしていただく。厚労省であれば厚労省にしていただく。例えば経産省と国交省にまたがった事業である場合は、どちらにしていただいても、ワンストップであります。  さら...全文を見る
○茂木国務大臣 制度というのは、使っていただいてどれだけだ、そういうふうに私も認識をいたしております。数字だけで評価するのがいいかどうかは別にいたしまして、決して多いというふうには私も認識をいたしておりません。  さまざまな方策が考えられますが、まずは、やはりベンチャーファンド...全文を見る
○茂木国務大臣 二つの側面があると思うんです。  企業が一番活動しやすい国。企業というのは、言ってみますと法人でありますけれども、それを構成する要素、従業員であったり、株主であったり、またその企業が持っている技術であったり、恐らく企業が最も活動しやすい国という中には、人材が活用...全文を見る
○茂木国務大臣 金融機関に限らず、恐らく、世界を代表するようなグローバル企業にとって、先ほど指摘された四点は、拠点を選ぶ上で極めて重要なポイントだと思っております。  私もマッキンゼーにおりましたから、マッキンゼーはアップ・オア・アウトと言うんですね。上に昇進するか、首になるか...全文を見る
○茂木国務大臣 現政権として、規制改革に全力で取り組まなければいけないと思っております。  三層構造でやっていくんです。まず、委員がおっしゃったように、全国レベルで規制撤廃できるにこしたことはありません。そういった意味で、規制改革会議の検討を通じた全国単位の規制の改革を進めてま...全文を見る
○茂木国務大臣 PDCAサイクルは基本的には回すのに一年はかかると思うんですね、一般的に考えると。毎週PDCAサイクルを回しているというところはないと思います。これまでは実行するまで政権が続かなかった、これが一つの大きな原因じゃないかと言っている人はたくさんいるようでありますが。...全文を見る
○茂木国務大臣 名目成長率三%、実質成長率二%、これは今後十年間の平均ということであります。この名目三%よりずっと低いところでいって、ようやく十年目で三%に達するというよりも、平均でそれぐらいの数字をたたき出していきたい、そして、それを行うためには経済の好循環をつくっていかなきゃ...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく先端的な取り組みというときに技術の問題等々が思い浮かぶと思うんですけれども、例えば、ビジネスモデルであったりとか、仕事の運営の仕方を変えていく、こういうのもある意味先端的取り組みだ、そんなふうに我々は思っております。そういった事業を御提案いただく、そして、も...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には今の松島副大臣が答弁したとおりなんですけれども、もう少しかみ砕いて申し上げると、例えば国家戦略特区、先ほど内閣官房からバーチャル特区について答弁があったと思うんですけれども、バーチャルでありますから特定の空間というのは想定しません。  しかし、バーチャ...全文を見る
○茂木国務大臣 ダーウィンも進化論の中で、生き残っていく生物は、大きなものでも強いものでもなく、一番環境に対応できるものということです。地球上の歴史を見ても、カンブリア紀に生命の多様化が進む、その後、ジュラ紀そして白亜紀を経て、恐竜が闊歩する時代でありますけれども、地球に隕石が落...全文を見る
○茂木国務大臣 産業の新陳代謝、そして失業なき労働の移動、成長産業への移動、これは車の両輪として進める必要がある、そんなふうに考えております。そして、コーポレートガバナンスの強化につきましては、産業競争力会議等々でも議論を進めておりまして、こういったことをさらに進めることが重要だ...全文を見る
○茂木国務大臣 企業実証特例制度につきましては、これまでも答弁申し上げておりますように、分野の制限というのは設けてございません。  ただ、労働規制に関する提案がどれくらい出てくるかとなると、恐らくでありますけれども、電動の自転車の話とかを例で出していますけれども、私は、例えば、...全文を見る
○茂木国務大臣 お配りいただいた資料ですけれども、二つのポイントに注意する必要があると思うんです。  大株主の一位、二位等々を並べていただいておりますけれども、例えば、三分の一以上の株を持つ、過半数の株を持つということで決定的に経営に影響力を及ぼす状態にはなっていない、このよう...全文を見る
○茂木国務大臣 まず一点、数字の上からいいますと、それだけ顕著な割合かという問題が一つあります。さらに申し上げると、今、国際的に一つの製品をつくるとなっても、サプライチェーンがアジア全域に広がる等々によりまして、その一つの製品をつくる上での各国の役割分担も特に進んでいるわけであり...全文を見る
11月12日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小林委員には、電力の現場を誰よりもよく御存じの議員のお立場から、この委員会でも、また予算委員会におきましても様々な御指導、御指摘をいただいてまいりました。改めて御礼を申し上げる次第であります。  委員御指摘のように、日本の電力、極めて質が高く、そしてま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的には私も委員と同じ認識を持っております。  今日本が直面しております課題、この一つは、三・一一以降、原発が止まると、こういった中で各電気事業者、古い火力のたき増し等を行いましてどうにか安定供給に努めている。国民生活に、経済活動に直結をする電力需給...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三・一一、福島第一の原発事故を受けまして、今後の原子力の政策、あらゆる事情に安全性を優先をすると、そしてその安全性についてはこれまでとは違った形、独立した専門性のある原子力規制委員会においてその安全性の判断を行う、こういったことを国会でも新たな法律として...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、規制委員会におきまして、申請が行われました各原子炉の安全性のチェックをしっかりと、しかも速やかに行っていただくことが安全性確保の上からも重要であると我々は考えております。その上で、安全性が規制委員会によりまして確認された原発については再稼働を進めた...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまでの発言、答弁の中でも、電気料金の最大限の抑制という言葉を使わさせていただいております。これ、全体の電気料金につきましては、例えば原発の稼働の状況がどうなるとか、今後の世界的なエネルギーコストがどうなる、様々な外部の要因というものもかかわってまいり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それで結構です。
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システム改革を行った結果として電気の安定供給が損なわれることがあってはならないと、このように考えておりまして、安定供給の確保に万全の措置を講じた上で着実に改革を進めていきたいと思っております。  もちろん、広域的運営推進機関にも様々な役割、委員御指...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 最終的な安定供給の義務につきましては、先ほど申し上げましたように送配電事業者が負うということになるわけでありますが、広域的運営機関、これは事業者とは位置付けられておりませんが、全ての電気事業者がその会員となることとしておりまして、広域的な送電インフラの増...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど委員の方から海外の事例、御質問ございまして、そこの中で、例えば海外においてもこの自由化を行った後、かえって料金が高くなった国もあるんではないかなと、こういう御指摘もいただきました。そういった事例も参考にしながら今回の制度設計行っておりまして、英国等...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私、十数年前なんですが、当時通産省でありましたけど、政務次官を経験させていただきまして、そのとき、ある電気事業者の、冬でありますけれど、送配電網の整備の現場、拝見したことがあります。本当に酷寒の地で大変過酷な作業をされているんだなと実感したところでありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システム改革の後も、発電部門、そして送配電部門、これのしっかりした連携を取っていくこと、これは何よりも重要だと、我々もそういった認識を持っております。  その上で、電気の特性として、今委員御指摘のように、需要量と発電量を常に一致させる必要があるため...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 実質的な公平性、これが確保されることが必要だと思っておりまして、役員の選任、解任については国の認可を要するということになっております。そこの中で実質的なガバナンスの中立性、しっかりと保っていきたいと考えております。  さらに、広域的運営推進機関の業務の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の具体的な運営については、詳細に詰める部分、第二段階、第三段階あると考えております。  ただ、経済産業大臣の認可によりまして選任、解任も行っていきます。そして、現在、私は、この送配電部門の中立化含め、電力改革の中で、既存の事業者、そして新規の参入者...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) みんなの党の方で法案を提出されて、基本理念、例えば競争環境の整備であったりとか市場原理の活用、電気料金の低廉化と、我々と問題認識、問題意識、一緒だと考えております。私は、改革は大胆に、スケジュールは現実的に、こういうことを常々申し上げてきました。改革は大...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) こっそりと何かしていると、それは少なくとも違うと思います。様々な資金調達の方法、これは事業者と金融機関の間で、また投資家の間で決められる問題だと、このように思っております。それが電気事業法の観点から適切であるかどうか等々は大臣としてしっかりとチェックをし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気事業者とそれから金融機関等との資金調達の方法等につきましては、それぞれの事業者、金融機関の間で話し合って決められるべき問題である、このように考えております。  そして、その法的整理を行った場合、恐らく、これまでの様々な法的整理の事例からしますと、弁...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、緊急時の緊急融資の私募債化の予定はしてございません。ただ、やはりこういう東電の今の状況を考えたときに、世の中から見て適正な運営があらゆる意味で行われているかどうかということにつきましては、大臣としてしっかり管理監督していきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 分科会の委員につきましては、原発に反対か賛成かと、こういう観点よりも、エネルギー政策全体についてそれぞれの知見、専門性を持った方々から選ばさせていただいた、こういうことであります。  そして、原発につきましては、現在、七原発十四基につきまして安全申請が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、電力会社の電気料金の値上げについてでありますが、昨年、我々は政権にありませんでしたが、当時、消費者庁と経産省の間では相当なやり取りがあったと報道等でも聞いております。ただ、今年、四電力からの料金値上げの申請がございまして、これに対します経済産業省の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 申し上げますが、東京電力の値上げ申請について許可したのは私じゃありません。私は、四つの許可を行っておりますが、大幅な抑制というのを図ったつもりであります。  それから、諸外国の例、こういったものも十分参考にしながら今回の制度設計行っておりまして、電力の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力の安定供給、そしてエネルギーコストの削減含め、スリーEプラスSという考え方は極めて今でも重要だと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 技術や文明というのは私は大きく進化するものだと思っております。先ほど活断層の問題で十万年前、四十万年前という話がありましたが、文明、地球上ででき上がったのが、古代メソポタミア、チグリス・ユーフラテスのほとりで約五千年前でありますから、そこから現代を比べる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。  ありがとうございます。
11月13日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
議事録を見る
○茂木国務大臣 冒頭、私と同級生になります安延氏、五十三年ですけれども、高鳥氏が一年下ですから五十四年。確かにあのころ、新しいビジネスの創造ということで当時の通産省は頑張っていた、こんな記憶がよみがえってくるわけでありますけれども、エンジェル税制、こういったものをつくっても、結局...全文を見る
○茂木国務大臣 冒頭申し上げましたように、この制度は、経営支援能力のあるベンチャーファンドを通じて、特に事業拡張期のベンチャー企業への投資を質、量ともに高めるということに目的があるわけでありまして、質、量ともにお金が出ていかなかったら何の意味もない、これが基本にあると思っておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 時間軸に若干違いがありまして、名目GDP成長率三%程度、実質GDP成長率二%程度、この目標は今後十年間の平均目標値でありまして、十年後に三%にする、十年後に二%にする、こういう目標値ではございません。  それに対して、設備投資の七十兆円は今後三年間で達成する目標...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、アメリカと比べまして、設備投資の対GDP比率は日本が今一三%、アメリカは一二%、ほぼ同じ水準であります。それは御指摘のとおりだと思っておりますけれども、若干、分子と分母が違うんですね。日本の場合は、分子、分母ともに減ってきて一三%。それに対してアメリカの場...全文を見る
○茂木国務大臣 本法案の狙いは、企業の自発的な判断によります新たな挑戦であったり積極的な事業活動を後押しすることによって、産業競争力の強化を図るもの。あくまで主役は企業であります。国が強引に事業再編を先導、介入するものではもちろんありません。しかし、事業再編を進めたいと思っている...全文を見る
○茂木国務大臣 制度的には、今、政府参考人菅原局長から説明したとおりであります。  今回、欧米並みの開廃業率一〇%という明確な目標を掲げました。恐らく、日本で今までベンチャーが育ってこなかったのはさまざまな要因がある。ベンチャーの側でもそういったメンタリティーを持っている人間が...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、この法案のたてつけが決定的に今までと違っておりますのは、私も事業の所管大臣になることもあります。場合によっては規制の所管大臣になることがあります。  単に、法律がないままにやりとりをするのではなくて、今回、企業実証特例制度も含めたこの産業競争力強化法は閣議...全文を見る
○茂木国務大臣 赤羽副大臣に先行してお答えいただきましたのであれですが。  成長戦略は、江田委員がおっしゃるように、実行が重要であります。同時に、やはり実感というのが重要だと我々は考えておりまして、アベノミクスの成果を全国津々浦々まで行き届かせる。  そのためには、全事業所の...全文を見る
○茂木国務大臣 我々が政権に復帰いたしまして、これまで一般的に中小企業対策と呼んでいたものを、できる限り中小企業・小規模企業対策といった形できめ細かい支援策をとってきたところであります。  まず、予算面でありますけれども、我々が政権に復帰して最初にやった仕事は、御案内のとおり、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの質問とも関係するんですけれども、国の法律それから制度、これは時代環境によって求められるものは違ってくると思っております。  バブルの崩壊以降、日本は過剰設備そしてまた過剰債務ということで企業が苦しんでいた。産活法の活用によりまして、そういった状況か...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど十分答弁できなかったんですけれども、顧客の視点というのは極めて重要だと思っております。  かつて、日経ビジネスが会社の寿命三十年ということを、一九八〇年代の初めだったと思いますけれども出したのが、委員おっしゃるように現在相当縮まってきている。  なかなか...全文を見る
○茂木国務大臣 今、電力の問題でいいますと、三・一一以降、我が国が新たなエネルギーの制約に直面をしている。電力需給も完全な状態ではありません。御案内のとおり、今、原発が全部とまる中で、老朽化した火力、これのたき増し等々も行っておりまして、さらにこの需給の安定に万全を期す、こういっ...全文を見る
○茂木国務大臣 大変いい御提案をいただいたと思います。検討したいと思います。  エイトマンはたばこを吸って燃料にしていたんですね、鉄腕アトムはどういう燃料で動いていたかな、御質問を聞きながらこんなことも思ったわけでありますけれども、燃料電池それから蓄電池の技術、日本は進んでおり...全文を見る
○茂木国務大臣 民間金融で全てができれば、その方がいいと思います。基本的な認識はそうでありますし、今回も、民間金融の活力を最大限引き出したい。成長戦略、我々も、民間投資を喚起する成長戦略、そういう形容詞をつけております。  そこの中で、政府系の金融機関そのものが乗り出すよりも、...全文を見る
○茂木国務大臣 ずっと休んでいたという話でありますけれども、真剣に議論を聞かせていただいておりまして、さすがに金融機関出身の先生だなと思っておりました。あの半沢直樹はフィクションでありますけれども、モデルになっている銀行は先生御出身の銀行だ、こんなふうにも言われておりますし、さら...全文を見る
○茂木国務大臣 今委員から交通ルールのお話がありましたけれども、同じ交通ルールといっても、自動車に適用するもの、それから自転車に適用するもの、バイクに適用するもの、違ってもいいと思うんです。これまで日本の場合は、例えば医薬品であっても医療機器であっても同じような審査体制で、特に機...全文を見る
○茂木国務大臣 セレクションというより、基本的にはエボリューションを進めていくということになると思うんです。  この成長戦略、さまざまな税制であったりとか措置の集中実施期間は五年間ということであります。ただ、計画をつくりますのは三年です。まずは三年間の計画をつくり、そのローリン...全文を見る
○茂木国務大臣 全部白黒がついた方がいいと思います。ただ、多分、事業環境も変化をします。事業も新しくなってきます。そうなりますと、法律というのは毎日変わるわけではありませんから、事業の進展に従って、もともと白か黒かはっきりしていたものがグレーになってしまう、こういったことはあり得...全文を見る
○茂木国務大臣 先生御案内のとおり、日本は世界で一番少子高齢化が進んでいる。そういった中で、我々は健康長寿社会をつくっていきたいと考えております。  それは、一つにはやはり予防の分野を強化することによりまして、できるだけ病気にならない。そして同時に、病気になっても、例えば再生医...全文を見る
○茂木国務大臣 鉄腕アトム、調べてみましたら、当初は原子力のモーターで動いておりましたが、一九八〇年代から核融合エネルギー、そして二〇〇九年からは、どこの分野かわかりませんがクリーンエネルギーで動く、こういうことになっているようであります。  その上で、日本は今、三・一一以来の...全文を見る
○茂木国務大臣 細かく答弁してもらったんですけれども、簡単に言うと三つなんです。  一つは、今までは規制を所管している省庁と各企業が直接やり合わなければいけなかった。その間に事業を所管する省庁が入りまして、もちろん新しい事業のモデルについてもしっかり確認をとり、安全性等の措置が...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、受け付けにつきましては事業の所管省庁が行うということでありますけれども、例えば二つの省庁にまたがることについては、どちらに出していただいてもワンストップでできるような形をとってまいります。また、なかなか事業者さんで、どこの所管になるかわからない、これにつきま...全文を見る
○茂木国務大臣 足立委員から御質問いただきましたが、きょうは政府参考人もたくさんそろっておりますけれども、恐らく、経済産業省にいらしたときも、誰よりも医療制度改革やヘルスケア産業の振興に熱心に取り組まれてきたのが委員だ、このように私は承知いたしております。  ヘルスケア産業は、...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の法律の中でも、設備投資を促進していくさまざまな手法がありますけれども、リース手法を用いた設備投資の支援につきましては先端医療機器を含めて対象にする、こういう形もとっております。  それから、今後いろいろな制度の見直しが必要だと思うんですけれども、恐らく、欧...全文を見る
○茂木国務大臣 質疑を聞いておりまして、原医政局長と言っているんですが、途中から腹いせ局長に聞こえてくるのでありますけれども、厚労省も腹いせでやっているとは思っておりません。真剣に取り組んでもらっていると思っておりまして、連携をしながら、このヘルスケアは成長の分野であります、しっ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘いただきました産業競争力会議、我々が政権に復帰をして最初につくった会議であります。私もメンバーとして出席をしておりますけれども、何か、構造改革派と産業擁護派の間に大きな対立がある中で一つの法案が出てきたと。そんなドラマチックな感じじゃないんですね。それぞれい...全文を見る
○茂木国務大臣 一言で申し上げれば、評価はしっかり行って、その成果をローリングしていくということに尽きるんだと思います。  そして、冒頭申し上げましたけれども、我々は、今回の成長戦略、そしてこの法案、民間が中心になり、民間が主役だというつもりでやっておりまして、五十条も、言って...全文を見る
○茂木国務大臣 KPI、キー・パフォーマンス・インディケーターでありますから、一番中心となる指標で、それを達成していく。ただ、恐らく、KPI一つを達成すればいいのではなくて、それが幾つかの要素に分かれたりとかさまざまなものがあって、そういったものを同時並行的に進めていくということ...全文を見る
○茂木国務大臣 この法案におきまして、産業の新陳代謝を進める、それと同時に雇用の流動性を高める、車の両輪である、そのように考えておりまして、これまでの労働政策、行き過ぎた労働の維持から、円滑な、失業のない労働の移動、こういった方向に持っていくことが極めて重要だと考えております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 規制は何のためにあるのか。無意味な規制、役所の権力を振りかざすための規制なんというのは撤廃すればいいんですよ、もともと。恐らく安全性であったりとか、何らかのその規制が求める要件というのがあるんだと思います。  そういう要件のもとで、要請のもとで規制が行われるとい...全文を見る
○茂木国務大臣 これから成長戦略を進めるに当たって、規制の改革、極めて重要な課題だと思っております。  例えば、この国会におきましても、きょう、電力システム改革を進める電気事業法の改正の第一弾、法案の成立をおかげさまで見ることができました。これまで六十年間にわたって変わってこな...全文を見る
○茂木国務大臣 書面とそれから対面という概念しかない中に、インターネットという新しい概念が入ってきたわけであります。そして、安全性を確認した上で、九九・八%の一般用の医薬品はインターネットでの販売が解禁をされた。前進だと思っております。  ただ、このインターネットの発展は御案内...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、インフラシステム輸出についてであります。概念としては非常に広いんですが、恐らく、高速道路をつくる、これは開発援助的な話でありまして、インフラシステム輸出の中では、日本が持っている運営ノウハウの高さ、こういうものが生かせる分野を中心にこれから行っていくというこ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、塩川先生と政府参考人の議論を聞いておりまして、非常に議論の進め方が先生はお上手だなと思いました。  三つの議論をしているんですね。最初は、クロスボーダーの違反取引とか架空取引にかかわりますファンドの違法案件にかかわる金商法の問題。最後は、ヘッジファンドの透明...全文を見る
○茂木国務大臣 バージン諸島は、観光で行ってみるとなかなかいい場所ですよ。  ただ、その一方で、ベース・エロージョン・アンド・プロフィット・シフティング、BEPSですが、これは国際協調の中で対応していかなければいけない問題だ、このように考えております。  タックスヘイブン対策...全文を見る
11月15日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○茂木国務大臣 御質問ありがとうございます。  経済産業省の人材の評価、これからは法律の数ではなく具体的な成果でしていきたい、このように考えております。  成長戦略、中身はもちろん重要でありますが、御指摘のように、そのフォローアップ、そして進捗状況等について国民にお知らせをし...全文を見る
○茂木国務大臣 株主そのものが大きく変わったかどうか、これについてはさまざまな議論があると思いますけれども、株主が活動する場であります資本市場そのものが大きく変わっているのは間違いない、このように思っております。  一つには、デリバティブであったりとか取引所のシステムの高度化な...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、デートレーダーの感覚が一般的な時間軸から見て正常かといいますと、経済学では長期は五年からということになるわけでありますけれども、デートレーダーの世界では長期は十分以上ということで、相当時間軸に違いがあるのではないかと思っております。  そして、企業にとっ...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年の七—九の数字、御案内のとおり、年率にしますとマイナスの三・五でした。それ以降、四期連続でプラスということであります。そして、内需を見ますと、設備投資そして住宅投資、公共投資、堅調であると考えております。その中で、これまで四半期ごとの成長を引っ張ってきた輸出、...全文を見る
○茂木国務大臣 中小企業の経営者本人によります個人保証につきましては、思い切った事業展開をしていく、さらには早期の事業再生を阻害する要因となっている、こういう御指摘もありまして、その見直しにつきましては委員御指摘のとおり重要な政策課題、このように我々も考えております。  この六...全文を見る
○茂木国務大臣 ディー・エヌ・エーの問題につきましては、南場オーナーに私からもよく話しておきます。  パッチワークというお話なんですけれども、確かに、老舗の呉服屋さんから見ると、日本語にしますと継ぎはぎですから、何か余りよくないように聞こえるのかもしれないんですけれども、もとも...全文を見る
○茂木国務大臣 新陳代謝を進める。同時に、労働の面、失業なき労働移動、成熟産業から成長産業に円滑な労働移動を進める。車の両輪で進めていかなければいけないと思っております。  同時に、事業承継がなかなか困難になっている事業者、高齢になって、息子も後を継がない、店を閉めようかどうか...全文を見る
○茂木国務大臣 今、世界銀行、規制の質というお話をいただきましたが、かつては規制緩和という言葉が使われておりました。今は恐らく一般的には、規制改革という言葉を使うことの方が多いのではないかと思っております。  例えば、安全上の規制であったりとか、さまざまな規制の全くない社会、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 投資はもちろん、単にハードの設備投資に限らず、ソフト面の投資、さらには人材面の投資が極めて重要だ、そんなふうに我々も考えております。  例えば、経済産業省といたしましても、中小企業向けに、コンピューター、ソフトウエアなども広く対象とした中小企業投資促進税制を実施...全文を見る
○茂木国務大臣 もちろん、我々も、廃業率を上げることを目標にしているわけではありません。何を進めるか。産業の新陳代謝を進めていくということであります。その結果として、開業率も上がり、廃業率も上がっていくということになる。しかし、企業として残せるもの、これをきちんと残していく仕組み...全文を見る
○茂木国務大臣 高い目標だと思っております。しかし、達成できる目標だ、こういう思いで全力で取り組んでいきたい。  デフレから脱却をして、さらに中長期的に我が国の産業競争力を強化していくためには、省エネ性能のよりすぐれた設備の更新を含めた設備投資を促進していくことが極めて重要だと...全文を見る
○茂木国務大臣 図をお示しいただいたんですけれども、こういう状況であるから、やはり成長戦略をきちんとつくらなければいけない。  別に、民主党政権、その前の自民党政権、どこが悪かったと申し上げるつもりはありませんけれども、デフレ、円高だったんです。ですから、国内に資金を還流しても...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
11月20日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
議事録を見る
○茂木国務大臣 多岐にわたる御指摘をいただいた上で御質問をいただいたわけでありますが、確かにレーガン政権は、一期目におきましては、ラッファー曲線は私も覚えておりますけれども、そのとおりにはいかなかった。二回目、八六年の改正におきましては、レベニュー・ニュートラル、こういう政策をと...全文を見る
○茂木国務大臣 租特透明化法、平成二十二年に施行されました。これに基づきます調査を見てみますと、研究開発税制であったりとか中小企業投資促進税制など広く利用されている税制もある一方、グリーン投資減税のように当初の見込みよりも利用が低調な税制も存在することが明らかになりました。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 建屋付近に流れ込んできます地下水、これが阿武隈山系由来のものであるか、委員御指摘のように、敷地に降ります雨水由来のものであるか、さまざまな見解はあると思っておりますけれども、いずれにしても、地下水を汚染源に近づけない、こういった対策をとっていく。しかも、単体の対策...全文を見る
○茂木国務大臣 フェーシングそのもの、海側におきまして、今御案内のとおり、水ガラスによりまして地盤改良を行っております、その上で恐らくフェーシングもしていくということが検討されていると思います。  一方、陸側をどうしていくかということで、先ほど申し上げたように、予防的、重層的な...全文を見る
○茂木国務大臣 ヒューマンエラーについて、ミスは出るものだと。おっしゃられますと確かにそういう側面もありますけれども、必要なことはいかにミスを減らしていくかということだと思います。  例えば、タンクからの汚染水漏れは、タンクがボルト締めではなくて溶接型のものであれば、随分漏れそ...全文を見る
○茂木国務大臣 先日も申し上げましたが、今必要なことは、誰の責任かということよりも、世界にも例のないような廃炉・汚染水対策について、東電はもちろんでありますけれども、内外の英知を集め、そして国会でも、与野党なくさまざまな議論を行い、よい提案は取り入れて具体的に実施していくことだ、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず廃炉・汚染水対策、特に委員から御指摘があった現場での除染の問題であったりとか労働環境の整備、これにつきましては東電が基本的に進める。そのために、既に一兆円の引き当てを行っております。さらに、今後十年間で、国から要請を行わせていただきまして、さらに一兆円の積み増...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、国が廃炉・汚染水対策、これにつきましては予備費を使ってでも進める。これは融資を引き出すためにやっているわけじゃないんです。一日も早く事故収束を進めたい、廃炉・汚染水対策を進めたい、こういう思いでやっていますので、決して銀行の融資を引き出すために国がこういった...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国としてCSCの条約締結に向け決断をしたわけでありますけれども、なぜこういう決断をしたか。例えば、福島における廃炉・汚染水対策に取り組む。海外の企業、例えばアメリカの企業がそういった取り組みをする。そこで何らかの事故が起きたときに、今アメリカの民法上、その企業...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、国会会期中に海外に行けるというのは、大変うらやましいなと個人的には思っております。  確かに、ドイツ、再生可能エネルギー、二〇一二年の実績で二一・九%。これは、御指摘のように、二〇二〇年には三五%、さらには二〇五〇年には八〇%に引き上げていく、こういう目標...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、安倍政権として、日本を世界で企業が一番活動しやすい国に、恐らくそれは人材にとっても一番輝きを増す国ということにもなってくると思いますが、そういった国づくりを目指しております。  こうした観点から、国際水準に比べて高い我が国の法人実効税率の引き...全文を見る
○茂木国務大臣 社外取締役を導入した企業の方がROEが高い、統計的にはそういうデータかもしれませんけれども、例えば、一九七〇年代から八〇年代にかけてのアメリカの軍事費と、その授業をやっていた教授のお父さん、お母さんの年齢、これはアールスクエア、相関係数が極めて高い。実際には全く関...全文を見る
○茂木国務大臣 二月の安倍総理とオバマ大統領の首脳会談におきまして、日本は農産品について一定のセンシティビティーを持つ、また、米国におきましては一部の工業品につきましてセンシティビティーがある、こういったことを確認いたしました。  その上で、より高いレベルの経済連携に向けてTP...全文を見る
○茂木国務大臣 委員にも新たな議連で活躍していただいておりますが、スポーツ庁の設置につきましては、平成二十三年の超党派の議員立法により成立したスポーツ基本法において、検討を加えるということにされておりまして、現在、文部科学省において検討がなされておりますし、超党派のスポーツ議員連...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的にはそれで結構です。
○茂木国務大臣 ロシアの文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」は、たしかこんな文章から始まったと思うんです。幸せな家庭は皆平凡で同じように見える、しかし、不幸な家庭はそれぞれに不幸である。  決して中小企業、小規模事業者が不幸であるとは思っておりません。しかし、中小企業、小規模...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、東電の資金繰りの問題については、事故前と事故後を比べてどうなっているかということから始めなければいけないと思います。  御案内のとおり、震災後、東電が公募債を発行できない状況が続いている中で、金融機関によります融資が公募債の目減り分を基本的に補完している...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○茂木国務大臣 御指摘の一件につきましては、東電に適切に対応させます。  その上で、仮に不適切な賠償打ち切り等の事実が明らかになれば、さらに東電に対してしっかり対応するよう指導してまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 風評被害につきまして、これは精神的賠償と違って、一律の賠償ということにはならない。毎回の申請ごとに個々の御事情に応じた判断が必要であるため、東電として、支払いの手続期間の短縮に向けて、書類確認三週間以内などの目安を設けて取り組んできたものの、申請から支払いまでに期...全文を見る
○茂木国務大臣 総合事業計画の中で五つの約束、それは明記をされております。  その一方で、今御指摘のありました、書類確認三週間以内、これは、東電として、支払い期間の短縮に向けて、書類確認三週間以内だの、目安を設けて取り組んできた、こういう報告として盛り込まれている項目だ、このよ...全文を見る
○茂木国務大臣 風評被害につきましては、当然、客観的なデータ、市場価格との乖離であったりとか、そういったものをベースに判断をされるべきものでありまして、精神的賠償のような一律の賠償ではなくて、毎回ごとの申請に応じて、個々の実態に応じた判断が必要になってくると考えております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 事前の協議もなく、お支払いできないとの通知をした事案が一件あったのは事実であります。  当然、東京電力という大きな企業でありますから、世の中に対して誤解を受けるような広報等々は是正をする必要がある、このように考えております。
11月20日第185回国会 参議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 産業競争力強化法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  長引くデフレによって低迷してきた我が国経済を再興するためには、大胆な政策により、民間主導の持続的な経済成長を実現していくことが必要です。このため、アベノミクスの三本目の矢である民間投資を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 岩井議員にお答えをいたします。  最初に、産活法の評価とその反省を本法案にどう生かしているかについてでありますが、産活法は、バブル経済後の景気低迷下にあって、過剰設備、過剰債務の解消に向けて、我が国事業者の生産性向上と産業活力の再生について、個々の事業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若松議員より、現場目線から大切な質問をいただきました。  最初に、輸出量の現状及び輸入価格上昇によるコスト増への対応策についてでありますが、我が国の輸出動向については、政権交代後の二〇一三年一—三月期以降、金額ベースでは増加しているものの、新興国などの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松田議員にお答えをいたします。  まず、結党四年、おめでとうございます。  私には九問、質問をいただいておりますが、全体の質問では三問目に当たります企業実証特例制度において、大臣間のやり取りで進展が見られるのかとのお尋ねについてでありますが、事業所管...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 締めの質問に立たれた倉林議員にしっかりお答えをいたします。  最初に、大企業の利益拡大と国民生活の向上についてでありますが、これまで、企業収益が上がってもそれがなかなか設備投資や賃金上昇につながらなかったのは、日本経済全体が先の見えないデフレ状況にあっ...全文を見る
11月21日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  産業競争力強化法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  長引くデフレによって低迷してきた我が国経済を再興するためには、大胆な政策により、民間主導の持続的な経済成長を実現していくことが必要です。このため、ア...全文を見る
11月25日第185回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 蓮舫委員の方から御指摘いただいた除染の費用、予算として計上しているのは一・五兆円ぐらいになるかと思いますけれど、先ほど石原大臣の方から答弁もありましたように、事業が終わってその上で求償するということですから、一・五兆事業が終わっていると、こういうことでは...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギーの基本計画におきましては、特に安定供給、そしてコストの低減に重点を置いて政策の軸、さらには方向性を明確にしていく予定でありまして、現在、総合エネルギー調査会の基本政策分科会におきまして月三回、相当な頻度でありますが御議論をいただいておりまして、...全文を見る
11月26日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 吉川委員とは昨日も決算委員会で御一緒をさせていただきまして、また、この経済産業委員会でもいつも出席をされておりまして、ちょうど私が一期生だったころ、竹下登元総理から、茂木君、議員というのは存在することが一番重要なんだから、まず一つの委員会に所属をして必ず...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカも、こういったベンチャー企業、これが本当に本格化してくるのは一九八〇年代以降ということになってくると思います。むしろ、それまでは自動車産業であったりとかそういった基幹産業が強かったわけでありますけれど、八〇年代以降、集中と選択、こういったことを進...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らくこのものづくり補助金、全国一万社を対象にということで、応募の件数、それから実際の採択の件数、委員の方から正確な数字をお示しをいただきましたが、高知県は全国平均と比べても高い採択率になっているんじゃないかな、こんなふうに思います。  実は、我々が昨...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大きく方針、それから法律、そして具体的な税制を含めた措置についてお話ししたいと思うんですが、先ほども御紹介を申し上げましたちいさな企業成長本部、この二月に立ち上げまして、全国二十一か所で中小企業、小規模企業、こういった企業を経営されている皆さんの生の声、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この成長戦略、内容はもちろんでありますが、その実行に向けた計画や進捗状況等についてしっかりと国民の皆さんにお知らせをしていくということが極めて重要だと、そのように考えております。  そこで、この法案には元々成長戦略を確実に実行するため当面三年間に実行し...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍政権、この東日本大震災からの復興、これを最優先の課題として取り組んでおりまして、根本復興大臣いらっしゃいますけれども、全大臣が復興大臣のつもりで各施策に取り組むようにと、こういう指示も受けておりますし、先日の臨時国会での所信表明演説におきましても、直...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー基本計画につきましては、委員も御案内のとおり、現在、総合資源エネルギー調査会におきまして鋭意議論も進めていただいておりまして、年末には取りまとめということで予定をいたしております。  ただ、このエネルギー基本計画が現段階で固まっていないという...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我々の目標値、デフレからの脱却を図っていく、そして日本経済、自律的そしてまた持続可能な成長軌道に回復をする、そのために必要な数字、こういったことでお示しをしてございます。  物価目標につきましても、今、アベノミクスの第一の矢であります大胆な金融緩和を中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、日本の高度成長期、言ってみると、企業が生産性を向上すればそれが国内需要の拡大につながったと、こういう時代であったかと思います。ちょうどクラウンが出ましたのが昭和三十年だと思います。純国産車を造る、大衆自動車を造るということで、その後、コロナそして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本企業、これまで主要先進国やお隣の韓国の企業と比べて三重苦、四重苦、六重苦、言い方いろいろありますが、そういったハンディを背負っていると、こんなことが言われてまいりました。我々としては、日本を世界で企業が一番活動しやすい国にしていきたい、そのために御指...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政労使の会議につきまして今、甘利大臣の方からお話ありましたので、それと並行して、経済産業省であったり国土交通省であったり、それぞれの省におきまして、様々な団体に対しても、賃上げそして経済の好循環実現に向けての協力の要請をしているところでありまして、経済産...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 表現の仕方というのは極めて重要でありまして、御提言いただきましたので、検討したいと思っております。  規制について、我々は今、規制緩和ではなくて規制改革と、こういう言葉を使っております。ただ単に緩和をすればいいわけではないと。恐らく、消費者であったりと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) バブル崩壊後の日本経済を見ますと、過剰設備の問題であったり過剰債務の問題、まず企業としてはそういった課題を解決する必要があったのは間違いないと思っております。  ただ、失われた二十年と、こういう言葉がよく使われるわけでありますが、デフレマインド、縮み志...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、事業の再編であったり競争力を付けていくと、民間企業の自発的な判断、これが中心であり、委員御指摘のように企業が主役だと考えております。  産業政策、過去のものについて御指摘もありましたが、恐らく過去においても、やはり世界に出ていく企業というのは、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御案内のとおり、自由貿易の拡大、そして経済連携の推進、これは我が国の通商政策の柱であります。そして、TPPがカバーしてまいりますこのアジア太平洋地域、まさにこれからの成長センターと、こういったところになってまいります。  これは製品、物だけではなくて様...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全要素生産性、具体的な指標の改善とかで取るのは非常に経済学的にも難しいということは委員もよく御案内の上で御質問されているんだと思いますが、いずれにしても、競争力、生産性の向上につながるような産業構造にしていかなきゃならないということでありまして、我々が六...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさに、委員が先ほど御指摘をされた高度成長期の産業政策、こういう分野がいいんだと決めて何かをやっていく、そうではなくて、もっと企業の自主的な取組、こういったもののための環境を整備していくということが重要だと考えておりまして、例えばグーグルという会社があり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさにこの法案の過小投資の是正、そして過当競争の是正を進めるために産業の新陳代謝を進める、様々な形があると思っております。事業の再編もあります。そして、大きな企業の中で眠っている様々なビジネスのアイデア、こういったものをカーブアウト、スピンオフ、こういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 格差是正をしっかりと進めると、こういったことは極めて重要だと考えております。  午前中も私の方からも若干答弁をさせていただきましたが、政労使会議の場だけではなくて、個別の団体であったり企業に対して、経済の好循環をつくっていくために収益の改善を賃上げ等に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本経済の再生を図っていくと、こういう意味からは企業の新陳代謝を進めていかなきゃなりません。同時に、経済全体で質の高い雇用の創出そして維持を図ることは極めて重要だと、このように考えております。その意味からも、先ほど厚生労働省の政府参考人の方からも答弁があ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 労働者の方々、これがやはり仕事へのやりがいを感じていただくということは極めて重要だと思っております。かつて山本五十六元帥は、やってみせ、やらせてみせ、褒めてやらねば人は動かじと、こういう言葉を残していたかと思いますけれど、褒めることも重要なんですね、やっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私はマルクス主義の経済学は取っておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 日本型の雇用システム、高度成長期ですね、確かに長期的展望に基づく企業内の人材育成が行われる、また従業員自らスキルアップへのモチベーションを向上する、さらに生活の安定をもたらし我が国の高度成長の一端を支えてきたと、このことは間違いないと、そんなふうに思って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この法案におきましては、成長戦略を確実に実行していくため、当面、三年間実行していくべき内容を盛り込んだ実行計画、これを策定して、これを毎年一度、当該施策の進捗状況等を政府としてモニタリング、そして評価するとともに、必要に応じて実行計画自体も見直すこととい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) かつて、東京大学は優れた教育機能を持っているかと、いえ、そんなことはないと、入った学生の能力が高かっただけと。通産省の政策は優れていたか、いえ、そんなことはないと、日本の企業の成長力があっただけ、こんなことが言われておりましたけれども、この二十年を見てみ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今年、東北楽天イーグルスが球団創設九年目にして優勝したわけなんですけれど、監督は星野監督ですけれど、ある意味、この強い楽天をつくる土台、野村監督の時代につくったんじゃないかなと私は思っておりまして、野村監督、こういうことを言っているんです。勝ちに不思議な...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 成果について客観的に評価すると、大変重要なことだと思っております。  御提案いただいたことにつきましては検討させていただきたいと思いますが、今回、KPIを設けたり様々な指標を設ける、このこと自体も、できるだけ、今まで省庁でやっていることというのは、非常...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 規制改革につきましては重層的な取組を行っていきたい、全国レベルでやるものにつきましては規制改革会議で取組を進めます。既に六月にも提案を出しておりますし、更なる取組も進めております。さらには、国家戦略特区と地域単位で大きな改革も進めていきます。  更に先...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ、認定された企業、されない企業にかかわらず、そこの中には当然新しい技術やアイデア、企業にとって秘密に属するもの含んでおりますので、その部分でどこまでが公表できるかというところはあると思います。  恐らくその認定されない理由として、委員御指摘のように...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事業所管大臣は何か物事を進めたいと、そして規制所管大臣は物事を進めたくない、そういう考え方というのも分かるんですけれども、この法案、当然閣議決定をしております。私も事業所管大臣になることもあります。そして、エネルギー始め規制も持っております。そういった中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員からも御指摘いただいたケースだけではなくて、様々なケースを想定しまして、つまり、事業所管大臣と規制所管大臣が同じ大臣になってジキルとハイドの役をやらなきゃならないとか、例えば事業所管官庁が複数に及ぶ、若しくは規制所管官庁が複数に及ぶ、事業所管官庁がど...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アリの一穴という言葉もあります。小さく産んで大きく育てると、こういう言葉もあります。  シェールガス、これくらいのパイプなんです。そこから掘り出しているんですよ。ところが、例えば今、ピッツバーグのそばのマーセラスの岩盤層、ここからはもう七千万トンのシェ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) あの後も考えてみたんですね、自分なりに。基本的には大体二十億円以上と、こういうお話をいたしました。  それで、事業拡張期のベンチャー企業への投資ということを考えますと、一案件当たり恐らく億単位になるんだと思います、一億なのか五億なのか分かりませんけれど...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 質、量共に重要だと、そんなふうに思っておりますけど、量の方に力点を置き過ぎる必要は全くない、そのように考えております。  ただ、ファンドとしてポートフォリオの健全性であったりとかそういったことを考えると、ある程度の数のベンチャーに対する投資とか、そうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私なりに、個々の名前は避けますが、いろんなファンド、そのマネジャー、日本でも優秀だと言われている人間もかなり知っていると思います。共通しているのは現場を知っているということですよ、何しろ、企業の現場を。よく行っています、企業にも。さらには、委員おっしゃる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 結論から申し上げると排除するものではないと、このように考えております。  クラウドファンディング、一般的には新規成長企業と投資家をインターネットのサイトの上で結び付けて、多くの投資家、これが言ってみるとクラウド、群衆ということになってくるわけであります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 産業の新陳代謝の促進と円滑な労働の移動、これはまさに車の両輪であると、このように考えておりまして、日本再興戦略におきましても、成熟分野から成長分野への失業なき労働移動の実現のために、雇用政策の基本を行き過ぎた雇用維持型から労働移動型へ大胆に転換すると、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我々、日本経済を再生をすると、そしてアベノミクスの成果を全国津々浦々まで行き渡らせる、このためには、全国四百二十万の中小企業、そして中でもその九割を占める小規模事業者が活性化することが極めて重要だと、こんなふうに考えておりまして、そんな意味からも、この法...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 黒字の中小企業を倍にしていくと。数字でいいますと平成三年ぐらいの数字に戻すということになってくるわけでありますけれども、平成三年の実質経済成長率が二・三%と。我々もこれから実質二%、名目三%、そういう経済成長を目指して、まさに今、三本の矢の政策を進めてい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、地方の商店街、今大変厳しい状況にありまして、空き店舗も増加傾向にあります。この状況を見て、長くなりますよ、私が説明をすると。長くなって……
○国務大臣(茂木敏充君) ちゃんと言えというから言いますよ。
○国務大臣(茂木敏充君) 感想を言います、じゃ。  まず二ページ目なんですけれど、要するに、モータリゼーションの問題なんですね、一つはやっぱり。郊外店、ロードサイド店と比べるとどうしてもこの中心街、駐車場等々が不足をしていると。このためにモータリゼーションに乗り遅れて、そして三...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御紹介いただいたような地域コミュニティー単位での取組は重要だと思います。そして、今、例えば様々な下町とかにおきまして、中小企業が連携をして、それぞれの持っているたくみの技で新しい商品を開発する、こういった取組も進んでいるところであります。  同時に、国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、フォーブスの方を松島副大臣のところに御紹介いただいたと。私も、そういう世界的な雑誌の編集者から一緒に仕事をしております副大臣が高く評価されたと、本当に光栄だと思っておりますし、今後、答弁につきましても松島副大臣に全面的に頼っていきたいなと、こんなふ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 分かりました。  この問題、原発の再稼働の有無にかかわりませず、既に一万七千トンの使用済燃料というのが存在するわけでありまして、これ、出した人がなんて言ってられないんです。やっぱりこれは国を挙げてしっかりと取り組むべき問題だと思っております。  御案...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変興味深いといいますか、斬新的な取組をされているなと思っております。荒井先生から毎回新たな御提案いただいておりまして、エコポイント始めポイントのことが好きなんだなと思うんですけれど。  それから、我が省の政府参考人、生活習慣予防の会員になった方がいい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) こういった新しい取組、今の段階で、御指摘のように、省庁間でばらばらに見えるのはあるかと思います。  これから、例えばオリンピック・パラリンピック、文科省、そして厚生労働省、一緒にしていこうということで考えております。さらには、NIHといった形で、それぞ...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いつも銀座の土橋の交差点から高速に乗るときに坐・和民という店がございまして、先生がここに座っていらっしゃるとあの店のことをいつも思い出すところでありますけれど。  日本で開業率が上がらない原因につきましては、まさに委員が御指摘の点に尽きていると、こんな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 個人保証の制度につきましては今見直しを行っているところでありまして、一度失敗したらもう二度と立ち上がれない、こういう状況を変えていかなければいけない、そんなふうに思っております。  我々が目指しておりますのは産業そして事業の新陳代謝ということでありまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 信用保証制度、これは御案内のとおり国費を投入して行っている公的な制度でありまして、信用保証協会が適切な審査を行わずに保証を付すると、こういうことがあっては規律の面からも問題があると思っております。  もちろん、決算の内容であったり返済の財源であったり、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今日は、委員の方から一人時間差のように質問と答弁もしていただいたり、さらに、やはり支援する側の能力、目利きの重要さと。恐らく、今の社長室がどういう状態か知りませんけれど、かつての委員の社長室を見たら、なかなかアーリーステージであれだけぼんとお金を出すとい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘の米国の競争法、アメリカ・コンピーツ・アクトでありますが、米国において御指摘のように二〇〇七年の八月に成立をいたしました包括的な科学そして教育の支援法でありまして、日本では、頭文字のこのアメリカの後のコンピーツ、これを取って米国競争法と、そうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のように、今日本経済にとって大きな課題、この過小投資を解消することであると思っております。この一年間、日本経済、回復基調にあると。一つには、行き過ぎた円高が是正される、こういったことによりましてかなり輸出が伸びている部分というのがございます。そして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中小企業、小規模企業、さらにサービス産業に対する支援策を充実していく、極めて重要なことだと思っておりまして、今回の設備投資減税におきましても、御案内のとおり、特に中小企業、小規模企業に対してはよりインセンティブが高い、そして幅広いエリアをカバーすると。さ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これは、事業再編についてもそうでありますが、更に申し上げると、例えば企業実証特例の活用であったりと、できるだけ多くの企業に活用していただきたいと、このように考えておりますけれど。まさに政府の役割というのは、そういった産業の新陳代謝を進める、経営者の判断を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 造船業の例のお話を先ほどさせていただきましたが、まさに日本全体としていかに雇用を維持するか、さらには雇用を増やしていくかと、こういったことが極めて重要だと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) この法案におきまして、新たな企業実証特例であったりグレーゾーンの解消の制度をつくったわけであります。これは事業所管大臣だけではなくて、規制の所管大臣も併せてしっかりとこういった制度を活用していく。委員の御要請も受け止め、さらには衆議院で行われました附帯決...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) もちろん、厚労省との間、関係省庁との間でしっかり連携を取っていきたいと思っておりますし、こういったインフラシステム輸出、政権の方針として進めるということでありますから、そこは同じ方向でできると思います。  ちなみに、今答弁をさせていただきました厚生労働...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員の御地元には日本エアロフォージと、極めて優れた航空機の部品メーカーもあるわけでありますけれども、航空機産業、飛行中の厳しい環境の下で高い安全性を確保しながら、部品点数でいいますと大体三百万点ということですから、車の部品点数三万点の百倍ということになる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさにおっしゃるとおりだと思っております。電源システムを始めとします装備品、飛行機全体でいいますと付加価値の三割から五割を占めると、このようにも言われておりまして、この装備品産業の育成、強化、日本にとって極めて重要だと、そのように考えております。  今...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 冒頭申し上げましたが、この航空機、部品点数が三百万点と。これを様々な要素技術から組み上げて一つの製品にしていくということでありまして、国際的に強い航空機メーカー、何が一番勝負かといいますと、基本コンセプトを固めてから実際に実機を造るまでの期間をいかに短く...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 省として忙しくなることを考えています。そうあってほしいと思っています。こういった企業実証特例制度であったり、また事業再編を促進する制度、様々な制度を今回の法案の中に盛り込んでおりまして、できるだけ多くの方に活用してもらうということが重要でありまして、その...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 圧迫されるほど民業が大きく育っていれば問題ないんだと思うんですよ。御案内のとおり、日本におけますリスクマネーの供給、アメリカと比べると四十分の一なんですね。なかなかリスクマネーの供給が行われないと、こういうことから、こういった官民ファンドを呼び水にしまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) こういったファンドも当然規律を持って運営することが重要だと考えておりますけれども、例えば、アーリーステージのベンチャーに資金を投入すると、一〇〇%成功するということはないと思います。そんなことがあったらやはりアーリーステージじゃないんです、その定義自体が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政府の出資は最小限にと、一方で認定について要件は緩和しろと。是非、次回は方針を決めてから質問していただけると有り難いと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 簡潔にお答えいたします。  特定の分野を対象外とはいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 御意見としては承りました。  先ほどの厚生労働省、原則認めないという答弁であったかと思います。我々は、企業実証特例制度なんです、ちゃんと言葉が。原則認めないんですから、特例制度というのをつくるわけであります。  そして、仮に株式会社が病院の経営主体と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若干御理解が間違われていると思うんですけれども、今回の規制の特例措置、それは法律レベルのものも出てまいります。恐らく、政省令、それから通達レベルのもの、様々なものが考えられると。その検討プロセスにおいて、情報公開であったりとか透明性の確保、対象となります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー政策のゼロベースでの見直し、これはこの国会でも電力システム改革、六十年続いてきた今までの地域独占の制度をゼロベースで見直す、こういった法改正の第一弾、これを成立をさせていただいたところであります。  様々な分野での規制の改革を今後、日本経済の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 毎回新しい斬新な御提案をいただきまして、本当にありがとうございます。  ベース電源という場合、基本的にはやはりこの安定性、一つは調達面、そしてもう一つは供給面、これの安定性が求められると。そして同時に、ほかの条件が同じだとしましたら、電源としては燃料費...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) マグネシウムが化学記号でMgだということをようやく思い出したところでありますけれど。  今回、産業競争力強化法では新しいビジネス、成長分野、こういったものを、民間主導でありながらも、国が様々な形でそういったものが生まれる環境整備をしていきたいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御提案ありがとうございます。エネルギー政策につきましてバックアップをしていただいていることは心から感謝を申し上げます。  今、中小企業予算に関しまして財政当局に働きかけを行っているところでありまして、更によろしくお願いできればと思っております。
12月03日第185回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 宮本委員御指摘のように、全国四百二十万の中小企業、中でもその九割近くを占めます小規模事業者、地域の経済、そしてまた雇用を支える極めて重要な存在でありまして、それぞれがその地域ごとのすばらしい産品を生み出していただいている。  御自身の方からも御紹介いた...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のように、雇用の安定そして増加というものは経済政策上も極めて重要な課題であると考えておりまして、産業の新陳代謝を進めていく、同時に、失業なき労働移動というものを確保していく、まさに車の両輪だと、このように考えておりまして、この法案におきましても...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 規制は何のためにあるのかと、規制を所管する省庁のためにあってはいけない。委員御指摘のように、これは、国民のため、そして安心、安全を守る、三点御指摘をいただきましたが、二点目はある意味社会的秩序を守る、三点目の環境、自然の秩序を守ると、こういったために法律...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国のエネルギー、どんな状況にあっても安定供給に万全を期していく、その上では量の確保も必要でありますが、委員御指摘のように質もしっかりと確保をしていかなければいけない。そして、三・一一以降のエネルギー需給の逼迫の中では、コストの低減、こういったものも含...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二〇〇四年、中川経済産業大臣の当時、私は、ITそして科学技術の担当大臣をやっておりまして、同じようなやっぱり、産業の空洞化等々について深刻な問題である、こういう認識を持っておりました。幾つかの立地環境というものを改善をしなきゃならない。恐らく、やはりデフ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大学の最初の会計学の授業で、会計は経営の鏡と、こういう言葉が出てきたのを、公認会計士として、税理士も経験された先生の御質問を聞いていて思い出していたところでありますけど、この法案におきましては、実行計画を作って、毎年一度進捗状況を管理しながらPDCAサイ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我々としては、事業の再編、そしてまた雇用の安定、拡大、これは両立できるものであるし、また、していかなければいけない、そんなふうに思っているところであります。  日本におきましては、今、過小投資、そしてまた過当競争、こういう問題を抱えておりまして、産業の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 適正な経営判断を行い、それによって産業の新陳代謝を進めるためには、コーポレートガバナンスの強化、極めて重要でありまして、社外取締役の導入を促すこと、これは有効であると、このように考えております。実際、六月に作りました日本再興戦略におきましても、独立性の高...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国の電機産業、自動車産業と並んで基幹産業、そして多くの雇用を支えてまいりました。ただ、委員御指摘のように、大規模な工場等が閉鎖された場合、そこでの雇用の喪失、下請企業への波及、さらには消費の減退など、地域経済全体にも大きな影響を及ぼす懸念があることは...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山梨県の横内知事とは当選同期なんですね。昔からよく存じ上げております。要請についても、その趣旨についてもよく承知をしているつもりであります。  一方で、ルネサスの方針、これ大変厳しい経営環境の中で、経営の判断として行われたものだと思っております。従業員...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 産活法の当時、振り返ってみますと、過剰設備、そして過剰債務、さらには過剰人員を抱えていると、こういう企業を再生する、こういう事業再編の状況でありまして、事業撤退等々が十分想定されたために、目的規定に、雇用の安定等に配慮しつつと、こういう文言を付け加えたと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の競争力強化法もそうでありますが、我々の成長戦略、民間の投資を喚起する成長戦略、こういう呼び方をしております。あくまでも主役は民間である、民間の大胆な決断、こういうのを後押しをする、また環境整備をする、そういったことが政府の役割であると考えております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いい循環をつくっていくということが極めて重要だと我々も考えております。これまで日本の企業なかなか収益が上がってこなかったと。また、収益が上がってもそれが投資であったりとか賃金に向かわなかったと。この大きな原因として、やはり日本が長引くデフレに覆われて、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員まさにおっしゃるとおりで、六月に取りまとめました日本再興戦略、ここの中でも戦略分野、提唱しております。その一つが健康長寿、そしてもう一つが新しい、より効率的なエネルギーという形で明確に書き込みをしておりまして、健康長寿、これは産業としても極めて雇用の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大企業だけでなく、何度も答弁申し上げておりますように、中小企業そして小規模企業、これをしっかり支援していきたい、そんなふうに思っております。  また、個人におきましては、中間層も、それから豚カツも厚ければ厚いほどいいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。  ありがとうございます。