茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第186回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○茂木国務大臣 全国三百八十五万の中小企業の中でも、その九割を占めます小規模事業者、まさに地域経済、雇用を支える大切な存在でありまして、石井政調会長の茨城も、そして私の栃木も、残念ながらまだ景気回復の実感を全体が得るまでにいっていない。  そういった中で、この中小企業、小規模企...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、三・一一以降、全ての原発が停止をしている。その影響でありますが、化石燃料への依存度、これは、御案内のとおり、石油ショック時以上上がっておりまして、現在八八%までいっている。しかも、例えば石油でいいますと、情勢が不安定な中東の依存度八三%ということでありまして...全文を見る
○茂木国務大臣 長妻先生のお示しをいただいた資料を拝見しますと、何か、原発のコストだけ、事故コストであったりとか使用済み核燃料の処理コストを見込まずに安く見ているのではないかな、こういうふうに聞こえてくるんですけれども、我々の試算よりも、皆さんがやられた試算、どうなっているか。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 若干議論が極端な部分はあるかと思うんですけれども、例えばダボス会議。総理が冒頭出席されたんですけれども、土曜日もちゃんとやっていましたから。誰も人がいなくなったなんと言うのはおかしいですよ、やはり。正しい認識を言った方がいいですよ。私も一泊三日で土曜日だけ出ました...全文を見る
○茂木国務大臣 オリンピックを返上したいと、ほかの方が対談の本の中で書いていらっしゃったのを拝見したことはありますけれども。  エネルギーの需給というのは、例えば、二〇二〇年の夏の東京都、一地域一時点というよりも、中長期的に全国レベルで安定供給を図ることが極めて重要だと思ってお...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギーの需給については、万全を期していきたい。ただ、現状におきまして、原発は稼働しておりませんが、例えば火力の定期点検、これを延長したり、そして老朽化した火力のたき増し等々を行っておりまして、電力の事情、需給の事情は予断を許すものではない、そんなふうに思ってお...全文を見る
02月03日第186回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○茂木国務大臣 十万年処分に必要だ、これは、御案内のとおり、直接処分をした場合でありまして、最終処分をすると八千年、これが放射性廃棄物の処分にかかる期間でありますけれども、今後、技術的に申し上げると、恐らく、八千年そのままに置いておくのではなくて、科学技術の進歩等によりまして、場...全文を見る
○茂木国務大臣 消費税の円滑な転嫁は極めて重要な課題だと思っております。  御指摘の調査、消費税の引き上げの議論が行われておりました平成二十三年の八月に実施をいたしました。全国約一万社の中小企業に実施をしまして、回答率が大体八一・九%でありました。  そのうち、売上高三千万以...全文を見る
○茂木国務大臣 転嫁していただく、そのために万全を期すわけであります。  先ほども申し上げましたように、十五万社に対して調査を行いました。その結果、業種別にも、建設業であったりとか製造業、卸売業、小売業、五百七十五団体に対して、一月の十七日に私の名前で要請文書も発出をしておりま...全文を見る
02月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) TPP、日米の自動車交渉、日本はアメリカに対して関税ありません。ですから、一方的に攻めるんです、これは。攻めているわけであります。  それから、国内の税につきましては、TORの範囲の外でありますから交渉の対象とはなっておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国におけます最終エネルギー消費量を部門別に見ますと、二〇一二年の実績で、産業部門が四三・三%、業務部門が一九・三%、家庭部門が一四・二%、運輸部門が二三・二%となっております。これを一九七三年と比較いたしますと、産業部門では〇・九倍と消費量が減ってお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 通告いただいておりませんので分かりませんが、全体で企業数が四百万ぐらいあります。その中の半分近いものだと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 数字の問題は通告していただいた方が建設的な議論ができまして、ちゃんと聞いております。  例えば、電気料金の値上げについても、さらっとおっしゃいましたけれど、三・一一以降、皆さんの時代には、電気料金、電気事業者から値上げの申請が来ると切り込み一%でしたよ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) チェックをいたします。そして、できる限り適切な形で公表もしたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 日本は現在、三・一一以降の脇議員おっしゃるような新たなエネルギー制約に直面をしているわけでありまして、原発停止をしております。しかし、その一方で、相当老朽化した火力もたき増しをする、さらには定期点検も延期をする、こういった中で火力、化石燃料に対する依存度...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浜通り地方の経済再生、そして将来の発展につながる拠点づくり、極めて重要だと思っておりまして、委員御指摘の福島・国際研究産業都市構想研究会、先月の二十一日に、現地対策本部長であります赤羽経済産業副大臣を座長にスタートをさせていただいたところであります。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ものづくり日本大賞、総理と一緒に表彰式に出席をしまして、そういったすばらしい作品見ました。人工の心臓であったりとか、本当に自分の形に成形をできる。日本の物づくりの技術は本当にすばらしいなと思っておりまして。  先ほど麻生財務大臣の方からものづくり補助金...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本再興戦略におきましては、中小企業・小規模事業者の関係で、今お話ありましたように、この黒字企業の数を倍増していくと、七十万から百四十万にしていく。同時に、今、日本の場合は、起業、廃業、起こす人、それから業を替える人、これが四・五%ぐらいなんですけれど、...全文を見る
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 魚住議員の方で、平成二十五年度の補正予算に盛り込みました中小企業施策、主な六つの柱、非常にコンパクトに分かりやすくまとめていただきましたが、委員御指摘のとおり、中小企業・小規模事業者、人員も限られておりますので、我々の側から積極的に周知に努めていかなけれ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現政権の中小企業・小規模企業政策の大きな三つの柱、一つは黒字企業を倍増する、そしてもう一つが海外展開する中小企業を一万社にしていく、これと並んで創業を進めていかなきゃならない。今、日本では開廃業率が四・五%であります。これを英米並みの一〇%台に持っていく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気が足りている、足りていない。御案内のとおり、余剰の電力がどれだけあるかという問題ありますが、現在確かに原発は全て停止をいたしておりますが、なぜ今電力不足回避できているか。今御案内のとおり、発電所の定期検査、この繰り延べ、さらには、かなり老朽化している...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー源でありますけれど、幾つかの要素をやはり考えなければいけないと。当然、安定供給が必要である。コストも重要であります。環境負荷が少ない方がいい。安全性が高い方がいい。全てを満たす電源というのは残念ながらないんです。もし、どれかの電源が全てを満たせ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げましたように、当然、今後のエネルギーの在り方を考えるときには電力の需給なしに考えることはできません。そして、エネルギー源ごとに違いがありますから、全体としてそれぞれのエネルギー源の特徴が、強みが生き、そして全体の構成としては弱みが補完をされ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発の安全審査、これは独立した規制委員会が行うわけでありますが、まずは既存の原発の安全確認から、これから進められております。  原発の新増設につきましてはその次のステップの話だと考えておりまして、その意味で現段階において具体的な新増設は想定をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一般的に新増設とは、新たに原子力発電所を建設することや既存の原子力発電所に追加的に原子炉を建設することを指すものだと理解をいたしております。その意味におきまして、既に原子炉設置許可が行われているもの、具体的に申し上げますと、島根の三号、そして大間、東通の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) リプレースにつきましては既存の原発とは別であります。
○国務大臣(茂木敏充君) 既存は既存、リプレースはリプレース、増設は増設、それぞれに違います。
○国務大臣(茂木敏充君) 明確に申し上げておりますが、もう一度お話をさせていただきます。既存とリプレースは違います。そして、リプレースと増設も違います。
○国務大臣(茂木敏充君) 是非答弁をよく聞いていただきたいと思うんですが、先ほど私は、既存の原発の安全確認から進めることとしていると、その上で増設等についての話をしております。そういった意味では、リプレース、増設につきましても次のステップと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー基本計画につきましては、昨年の三月から総合資源エネルギー調査会基本政策分科会におきまして鋭意議論を重ねていただきまして、昨年の末、このエネルギー基本計画に対する分科会としての意見というものをいただきました。それに対しましてパブリックコメント等々...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 丁寧にプロセスを進めていきたいと。いつまでに決めなければいけないと、こういう期限ありきではなくて、しっかりした結論を出したいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー基本計画として、その各エネルギー源の構成を示さなければいけないと、こういうことにはなっておりません。  前回、民主党政権下で作られました二〇一〇年の基本計画においては、原発比率を五〇%以上と、こういうふうに規定をしておりました。ただ、我々とし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のエネルギー基本計画におきましては現実的かつバランスの取れたものにしていきたい、このように考えております。  そして、そこの中で、先ほども申し上げたように、それぞれのエネルギー源、特徴が違います。それぞれのエネルギー源の強みが生き、全体として弱みが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 申し訳ございません、別のところという意味がよく分からないんですが、ちょっと御示唆をいただければ、それに答えさせていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) 需給見通しの中には、御案内のとおり、特に夏、冬、ピーク時を含めて需給の動向等を調べることになっております。今年の夏のものにつきましては四月に取りまとめを行いたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー源を考えますときに、当然、その使っている時間帯であったりとか使わない時間帯、夏と秋、使う量も変わってくるわけであります。ですから、常時発電をしているいわゆるベース電源、若しくは正確に言いますとベースロード電源と、こうなります、このものがあります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今御説明申し上げましたが、電力事業者、これは、既存の事業者も、これから当然電力システム改革によって新規参入の事業者も増えてまいりますが、どう考えてもピーク電源、それからミドル電源をどうするかと、こういうところから普通のビジネスをやる方はお考えになると思い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事業者が判断をされることは間違いございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 大切な議論ですから、冷静にやらせてください。お願いいたします。  今、再生可能エネルギーについては最大限の導入を図りたいということで、FIT、いわゆる固定価格買取り制度等々を行っております。同時に、やはり送配電網、こういったものを造らないと再生可能エネ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いわゆる電源三法、昭和四十九年に制定をしたわけでありますが、政府としてはこの三法に基づきまして、電源開発の促進税を財源として、原子力開発、さらには水力発電所、地熱発電所等の電源立地の自治体に対して交付金等々を通じて、そういった原発、水力、さらには地熱の設...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギー資源の少ない我が国にとって、様々なエネルギー、できるだけ自前で調達をしたい、また海外から買う量を減らしたい、これは当然のことでありますから、先ほども御説明申し上げましたが、火力、これは石炭についても、それから石油についても、LNGについても高効...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員から御指摘いただきましたのは、エネルギー基本計画の政府案ではなくて、昨年の末、総合エネルギー調査会の基本政策分科会が取りまとめた意見であります。これも踏まえて、今後丁寧に議論をしながら、政府原案、さらには与党プロセスを経て政府決定と、こういった形で持...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) お話のありました三つの原発については、既にこれは、民主党政権下でありますが、計画について認可が下りております。既存の原発、そういう位置付けであります。(発言する者あり)  失礼いたしました。上関についてはそこまでいっておりません。失礼いたしました。
○国務大臣(茂木敏充君) 上関につきましては既存の原発という位置付けではございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 廃炉につきましては、専門性を有する人材の継続的な確保、育成が極めて重要でありまして、政府と東電が共同で策定いたしました中長期のロードマップにおきまして、今後の個別の作業ごとに想定される作業員数、例えば今年度で申し上げますと平均一日当たり三千人から三千五百...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 汚染水の対策、総理の御指示の下、九月七日に我々として国が前面に出てこの問題にも当たっていく、そして汚染水対策、廃炉、長期にわたる作業でありまして、この作業員の健康管理、万全を期すということは極めて重要だと考えておりまして、昨年十一月に緊急安全対策、これを...全文を見る
02月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) 昨日発表されました昨年の四月から十二月の企業業績によりますと、現時点で約七割の企業が前年同期比で増収増益という形で、企業業績、大幅に改善をしております。  既に冬のボーナス増えた企業も多いようでありまして、ちなみに日本でボーナスを最初に出したのは三菱グ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員は、福島沖の洋上風力も手掛ける総合商社で風力発電事業を手掛けてこられた経験もお持ちであります。  これまで再生可能エネルギーの中で太陽光の導入が進んできた。これは、建設工事に要する期間が半年から一年と比較的短くて、立地の際に支障となります規制も少な...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) こういったボードで正確でないことを、どなたに聞かれたか分からないが、未定とか書かれると非常に困るんですね。  まず一言申し上げたいのは、便乗値上げ、これは問題ですけれども、適正な転嫁、これは極めて重要です。まず、転嫁対策につきましては、経済産業省として...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二つの論点があるかと思うんですけれど、使用済核燃料全体の量をどうするかと、それから御指摘いただいたプルトニウムをどうするかということでありますけれど、御指摘のように、日本には今、使用済核燃料一万七千トン、ガラス固化体にして二万五千本分があるわけであります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、御指摘につきましては重く受け止めさせていただきたいと、今後の対応に生かしていきたいと思っております。  一点だけ。MOX燃料、こわごわとということでありましたが、慎重にやらさせていただいております。そこの中で、いわゆる乾式貯蔵施設の設置、増設、こ...全文を見る
02月10日第186回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○茂木国務大臣 我々が今見直しの対象としております現行のエネルギー基本計画、第三次のエネルギー基本計画になるわけでありますが、民主党政権、菅内閣におきまして、二〇一〇年の六月十八日に閣議決定されたものであります。
○茂木国務大臣 客観的に申し上げます。  民主党政権下で策定をされました第三次エネルギー基本計画においては、原子力について、供給安定性、環境適合性、経済効率性を同時に満たす基幹エネルギーとして位置づけており、二〇二〇年までに九基、二〇三〇年までに少なくとも十四基の原子力発電の新...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘のように、二回の閣議決定を行っております。  平成二十三年三月の東日本大震災以降のことでありますが、民主党政権では、平成二十三年八月に、現行のエネルギー基本計画を白紙から見直すことを閣議決定し、平成二十四年九月には、革新的エネルギー・環境戦略を踏まえてエネ...全文を見る
○茂木国務大臣 私がつくったものではないので答えにくい部分もあるんですけれども、革新的エネルギー・環境戦略において、原子力発電については、安全性が確認された原発は重要電源として活用する、このようにされております。  その一方で、これに矛盾するかどうかは別にいたしまして、三つの項...全文を見る
○茂木国務大臣 当時の枝野大臣の記者会見の内容を拝見いたしましても、容認をされておりました。
○茂木国務大臣 若干の仮定が必要ですが、仮に、大間、そして島根三号、東電東通一号の三基の建設が完了し、また、原子力規制委員会によって全ての原発の安全性が確認された、このように仮定をされますと、二〇三〇年年初においては、運転開始から四十年未満の発電所が合計二十三基稼働していることに...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、高市政調会長がおっしゃるように、このエネルギー基本計画、現実的かつバランスのとれた計画をつくっていくというのは相当難しい作業でありますし、同時に、国民生活、経済にかかわる極めて重要な問題でありますから、与党の御意見も伺いながら丁寧なプロセスを踏んで決定をし...全文を見る
○茂木国務大臣 鴨下議員御指摘のように、医療の国際展開、これは相手国の医療水準の向上にもつながりますが、それだけではなくて、我が国の医療機器の開発、さらには新たな医療関連サービスの創出、そして、委員強調していただいたように、生活様式そのもの、これを国際展開するということで、我が国...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年、安倍政権において策定をいたしました日本再興戦略、今後の日本の姿、大きく四つの柱を立てておりますが、そこの中の一丁目一番地が健康長寿社会ということでありまして、それは、単純に技術や機器だけではなくて、サービス、ノウハウ、制度、こういったものに裏づけされたもので...全文を見る
02月12日第186回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○茂木国務大臣 避難計画を含みます地域の防災計画、委員御指摘のように、法令上、原発の再稼働の要件ではありませんが、原発の再稼働に当たりましては、立地自治体等、関係者の御理解を得ることは極めて大切であります。  ですから、我々としても、地元自治体がつくりますこういった計画、要介護...全文を見る
○茂木国務大臣 原材料の価格、今、値上がりをしているのは確かであります。ただ、日本の産業構造上、輸出が大企業で輸入が中小企業、必ずしもこういう構造ではなくて、先生の御地元愛知県におきましても、さまざまな中小企業、そしてまた小規模企業が自動車関連初め日本の基幹産業の裾野を支えて、競...全文を見る
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○茂木国務大臣 委員御案内のとおり、今、天然ガスをめぐります国際環境は大きく変化をしております。  アメリカにおけますシェールガス革命、こういったことが起こることによりまして、アメリカが天然ガスの輸入国から輸出国に変わる、本来アメリカに向かっていたカタールの天然ガスがヨーロッパ...全文を見る
○茂木国務大臣 今井委員の方から麻生財務大臣に、いつまでと重ねて御質問がありましたので、多分、次は私のところに来るんだろう、こういうふうに思っておりました。  エネルギー基本計画におきましては、総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会におきまして、昨年の三月から十カ月、十七回に...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、時期でありますが、しかるべきタイミングに決定をしたい。いつまでもずるずると引っ張るつもりはありません。しかし、こういう大切な問題ですから、拙速になってはいけない、こういった思いで、今、鋭意検討を進めております。  そして、基本政策分科会からいただきました意...全文を見る
○茂木国務大臣 高速増殖炉をどうするかについて短い答弁と言われましても、なかなか難しいところがあります。そして、「もんじゅ」そのものにつきましては、御案内のとおり、文部科学大臣の所管であります。  その上で、プルトニウムの適正利用についてどうするかということでありますが、原子力...全文を見る
○茂木国務大臣 資料を御提供いただきましたが、塩川委員の今の御指摘、若干論法が飛んでいる気がいたします、最終的に自分の結論からこういったことを言われている部分もあるかと思うので。  いずれにしましても、先ほど近藤委員長からも答弁をさせていただきましたように、原子力供給国グループ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げましたように、原子力の供給グループ、この参加国におきましては、原子力関連資機材、技術の輸出国が守るべき指針でありますNSGのガイドラインに基づいて輸出管理を実施するということでありまして、その項目に含まれるということであります。
○茂木国務大臣 私、化学専門でありませんので、アンモニアとかカリウムアミドがどうだということについてはなかなかお答えしにくい部分があるわけでありますけれども、重水製造装置の部品である、少なくとも、この表からはそういう確信を持つことは難しいのではないかな、こういうふうに思っておりま...全文を見る
02月14日第186回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) 越智議員にお答えをいたします。  中小企業への税制措置以外の支援について御質問をいただきました。  全国三百八十五万の中小企業、中でもその九割を占める小規模事業者は、地域の経済と雇用を支える極めて重要な存在であります。そのため、昨年の小規模企業活性化...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松本議員にお答えをいたします。  まず、消費税率引き上げによる影響については、日本自動車工業会において、国内需要が五十八万台減少するという試算をしております。  ただし、この試算には、自動車取得税についての軽減措置や、自動車重量税や自動車税に関するエ...全文を見る
02月18日第186回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○茂木国務大臣 藻谷さんと私も、何年になりますかね、数十年のつき合いでありまして、全国をくまなく回る中で、自分の目で見、耳で聞き、さまざまな分野について提言をされている、すばらしい著書も本当に多い、こんなふうに感じております。  エネルギーの地産地消、先生の方から御指摘をいただ...全文を見る
○茂木国務大臣 大切な問題でありますから、幾つか正確を期したいと思っております。  一つは、今規制委員会によって行っておりますのは、安全基準ではなくて規制基準であります。  それから、先ほどおっしゃられた重要なベース電源、そして依存度を低減する等々につきましては、これは政府の...全文を見る
○茂木国務大臣 直接のリンクはありませんが、企業が賃上げをできるような環境整備にも努めておりますし、我々としても、政府を挙げてそういった要請は企業にも行っております。  同時に、結果につきましては、企業業績がどうなったか、また賃上げがどうなったか、適正な形で公表することを検討い...全文を見る
02月19日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○茂木国務大臣 第百八十六回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取り組みにつきまして、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣、原子力損害賠償支援機構担当、原子力経済被害担当大臣、産業競争力担当大臣として、所信を申し述べます。  間もなく、...全文を見る
02月19日第186回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○茂木国務大臣 我が国の再生医療、iPSの細胞等の研究を初め、世界でトップレベルでありますが、この実用化、事業化を進めるに当たりましては、技術的、また制度的な課題も大きい。国を挙げてこの問題に戦略的に取り組んでいきたい。  培養などの細胞加工に関します法改正につきましては、この...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の事案につきましては、当省としても、一月の末より大同特殊鋼の方から聞き取りを行っておりまして、平成二十一年の七月から二十四年の六月まで、販売価格より高い費用を引き取り手に支払ういわゆる逆有償取引、これの事案を確認いたしております。  この件に関しまして、群...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○茂木国務大臣 後半の部分についてお答えしたいと思うんです。  自動車産業に限らずあらゆる産業におきまして競争力の源泉となります、すぐれた技術であったりとか商品を生み出すためのイノベーションの促進には、世界に勝てる研究開発の加速化、そして国際標準戦略の推進、特許、意匠、商標分野...全文を見る
○茂木国務大臣 根本委員には、まさに今月から運用を開始いたしました経営者保証に関するガイドライン、注目していただいて本当にありがたいなと思っております。画期的な内容だと我々としては考えておりまして、法人と個人とが明確に分離されている場合など一定の条件を満たす場合には経営者の個人保...全文を見る
○茂木国務大臣 アベノミクスの成果というのをきちんと賃金の上昇、所得の上昇につなげ、それが消費の拡大を生み、さらなる投資を生み出す、こういった経済の好循環をつくる。まさにこの国会も好循環実現国会と位置づけて、さまざまな施策を推進してまいりたいと思っております。  今、春闘が進ん...全文を見る
○茂木国務大臣 西島は、極めて優良企業だと考えておりまして、日本だけではなくて、ドイツを含め、国際的な取引もある。実際に、現場の旋盤、切ってすぐにさわっても全く熱くなっていない。高度な技術を持っていると思います。しかし、その現場の監督をされている方は七十代以上。こういった形で、ま...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、三・一一以降、我が国は新たなエネルギー制約に直面をしておりまして、化石燃料に対する依存度、これは八八%まで増加をしております。また、原発停止による燃料費の増加、二〇一三年度でこれが三・六兆円、国民一人当たり三万円の増加、こういったことが見込まれ...全文を見る
○茂木国務大臣 自民党と公明党の政権合意によりまして、我々としては、省エネを徹底する、また再生可能エネルギーを最大限導入する、さらには火力発電の高効率化、こういったエネルギー源の多様化を進め、一方で需要についてもスマートに需要の抑制を図る、こういった取り組みによりまして原子力への...全文を見る
○茂木国務大臣 枝野委員から経済産業大臣の引き継ぎを受けましたときに、特にこの賠償の問題、そして枝野大臣のもとで立ち上げられた“ちいさな企業”未来会議、これは特にしっかり進めてほしい、こういう引き継ぎをいただいたことを鮮明に覚えております。  枝野委員は経済産業大臣在任時に、東...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、全国三百八十五万の中小企業、中でもその九割を占めます小規模事業者の地域経済、雇用における役割は極めて大きい、こんなふうに考えております。  枝野大臣時代に立ち上げられました“ちいさな企業”未来会議、これを引き継ぐ形で、現在、“ちいさな企業”成...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年の六月から、御指摘をいただきました、税理士会等、各士業団体の皆さんや地銀等の金融機関団体等を構成員といたします認定支援機関連絡協議会を開催するとともに、地方経済産業局におきまして、認定支援機関向けのケーススタディー形式のワークショップ等々も開催することによりま...全文を見る
○茂木国務大臣 クールジャパンとも関連いたします世界の文化産業全体の市場規模は、二〇二〇年には九百兆円にも上る、このように言われております。この巨大市場におきまして、日本は、二〇〇九年の時点でありますが、まだ二・三兆円の市場しか確保していない。その一方で、日本の文化や伝統に根差し...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省としては、このクールジャパン戦略、まさに日本の成長戦略、そして国際展開戦略の一環として、民間ビジネスを中心に進めてまいりたいと考えております。  その上で、役割分担はしっかりしつつも、それぞれの省庁が相互に連携をとりながら、文化庁は文化庁の役割、外務省...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、最近、私はQEという言葉はできるだけ使わないようにしています。恐らく、QEということを聞いたときに、ほとんどの方が、アメリカの金融緩和、こういうふうに思うんだと思います。  四半期の成長率の話でありますが、確かに、昨年の十—十二月期、年率にしてプラス一・〇...全文を見る
○茂木国務大臣 雇用者報酬をふやしていくということは、大きく言えば二つの要素、一つはやはり、いかに雇用がふえるかということであります。そしてもう一つは、個々の給与所得者等々の賃金水準がどうなっていくかということであります。  まず、雇用につきましては、この一年間で九十一万人増加...全文を見る
○茂木国務大臣 自動車諸税に関しましては、取得税の引き下げが先行する形になるのは御案内のとおりであります。  その上で、軽自動車税の引き上げにつきましては、対象を平成二十七年度以降に取得する新車に限定いたしまして、実際に増税されるのは平成二十八年度以降となっております。また、環...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国の国際展開戦略は、単に原発だけではなくて、インフラ・システム輸出、さらにはクールジャパン初めさまざまな分野で展開していきたい、そこの中の一つとして原発も位置づけられている。これは委員も御案内のとおりだと思っております。  そこの中で、原発につきましては、い...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、東京電力については、私は今、福島第一原発の廃炉・汚染水対策に全力を集中してほしい、そんなふうに思っております。同時に、電力の安定供給の役割を担っているわけでありますから、そういった仕事をしっかりするのがまずは東京電力として大切なことでありまして、トルコで今事...全文を見る
○茂木国務大臣 一昨年、昨年と、我々は選挙を戦っております。一昨年末の衆議院選挙におきまして、自民党の選挙公約の中で、世界で一番企業が活動しやすい国、個人の可能性が最大限発揮され、雇用と所得が拡大する国を目指しますと、並列で書いてございます。それから、昨年の参議院選の公約におきま...全文を見る
○茂木国務大臣 御提案は承りました。  恐らく、英語にした場合には、カンパニーとかコーポレーションではなくてビジネス、こういう使い方になりますので、企業という限定ではなくなると思います。
○茂木国務大臣 委員御案内のとおり、政府の立場としてどの為替レートが適正である、これにつきましてはコメントを差し控えたいと思っておりますが、この数年間続いてきたことは、為替レートが日本の企業にとって不利になるという中で、本来日本において生産し、輸出をして、雇用も生み出すべき企業が...全文を見る
○茂木国務大臣 お示しいただいたこの主要経済指標を見ますと、確かに、韓国、ドイツは、人口、GDPと比較して貿易量が多い。恐らく、ドイツなんかの場合、陸続きの国でありますから、どうしても日本とは違った事情等々も出てくるのだと思います。  確かに、収支でプラス、マイナスというのはあ...全文を見る
○茂木国務大臣 輸出につきまして全く効果が発現していない、これは事実としては違うと思います。  御案内のとおり、輸出の数量は二四半期ぶりにプラスになりました。そして、現在、米国向け等に好調な動きが見られます。  ただ、その一方で、新興国の需要が予想以上に減速したこと、それから...全文を見る
○茂木国務大臣 三・一一以降、原発の停止によります燃料費の増加は、二〇一一年度では二・三兆円、十二年度で三・一兆円と試算されておりまして、これが二〇一三年度には三・六兆円に増加すると見込まれております。  為替の影響について申し上げると、二〇一〇年度から二〇一二年度で、為替は一...全文を見る
○茂木国務大臣 もう一度申し上げます。  二〇一〇年度から二〇一二年度は円高になったんですよ、それで三・一兆円増加しているんです。(田嶋委員「去年のことを質問した」と呼ぶ)ええ。それで、今年度はこれが三・六兆円まで来たわけですよ、逆に円安になって。三・一兆円ふえて、〇・五兆円ふ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員には、まず、不惑の年を迎えられたこと、心からお祝いを申し上げる次第であります。  昭和三十九年、東京オリンピック、まさに日本が高度成長期真っ盛りでありまして、きのうよりもあすがよくなる、「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界に展開されるようなものが見られ、十月...全文を見る
○茂木国務大臣 組織委員会の委員長はラグビーもやられていた森元総理が務めるということでありまして、やはりスポーツの祭典でありますから、それにふさわしいような環境も整えていかなければいけない。同時に、さまざまな練習であったりとか、東京に限らず、コンパクトな競技ということでありますけ...全文を見る
○茂木国務大臣 さまざまな問題に対しまして、言葉というのは極めて重要だと思っておりますし、また、その意図するところが正確に伝わらなければいけない。御意見を真摯に承りたい、そんなふうに思っております。  その上で、ロシアの文豪のトルストイも「アンナ・カレーニナ」の中で、幸福は平凡...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発におけます深刻な原子力事故、この廃炉・汚染水対応、これは御案内のとおり世界にも前例のない困難な作業でありまして、技術的に難易度の高い対策、研究開発については、世界の英知を結集しながら国も前面に立って取り組みたい。  そこの中で、廃炉に向けて、遠隔で建...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御案内のとおり、安倍政権として、金融政策だけに頼るわけではない、三本の矢、これを力強く射込むことによって日本の景気を回復していく。一本目が確かに大胆な金融緩和、二本目が機動的な財政運営でありますが、今強調させていただいておりますのは三本目、民間投資を喚起する成...全文を見る
○茂木国務大臣 自動車は日本の産業としても極めて重要でありますし、国民生活上も、自動車の存在、地方も含めて極めて重要な役割を果たしている。そこの中で、取得、保有、そしてそれを運転、さまざまな段階で複雑な税制が絡んでいるということであります。  幅広い視野から、車体課税全体の見直...全文を見る
○茂木国務大臣 私の地元には、木下先生の地元と違って空港がございません。新幹線も通っておりません。地元選挙区内の鉄道は全て単線です。しかし、地元には、世界の航空機メーカーに部品を提供するすぐれた中小企業もあります。やはり、世界から求められるような技術を磨く、こういったことが日本の...全文を見る
○茂木国務大臣 限られた時間の中での表明でありましたので、足りなかった部分もあるかと思いますが、今委員御指摘のような観点は極めて重要だと考えております。  午前中の質疑では、日本を世界で一番企業が活躍しやすい国にと。その場合の企業、日本企業だけではなくて、海外から日本に投資をす...全文を見る
○茂木国務大臣 美しいハクチョウ、ハクチョウが美しいかどうかはいろいろな考え方があるかと思いますが、少なくとも、アンデルセンはハクチョウを美しいものとして「みにくいあひるの子」を書いたのではないかな、こんなふうに思っております。もちろん、生物学的に何をもって美しい、こういう定義が...全文を見る
○茂木国務大臣 今後、エネルギーのベストミックス、エネルギー基本法を踏まえて、例えば、再生可能エネルギーがどれだけ導入できるか、また原発の再稼働がどうなるか、こういったものもにらみながら最終的に目標を決定していきたいと思っておりますが、それに当たりましては、委員がおつくりいただい...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの木下議員の質問の中で、マトリックス、私がマル・バツをつけていたとありましたけれども、バツはつけておりませんので、そこは一言申し上げておきたいと思います。  その上で、我々、このTPP交渉に参加するに当たりまして、米国との間でも、日本は農産品について...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどいただいた、エネルギー基本計画、国民にとってわかりやすい形でと。そのようにしていきたい。基本政策分科会の意見、これは昨年の三月から十七回にわたって専門的な議論を進めていただきまして、大変いい議論の取りまとめをいただいた、こういうふうに思っております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 年率にしてプラス一・〇%、数字として率直に受けとめたいと思っております。安倍政権になりまして四四半期連続でプラスが続いている、このことは評価できると思っております。  そこの中では、当然、よい面それから今後さらに注視をしていかなきゃならない面、そういったことがあ...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発におけます廃炉・汚染水対策は最優先の課題でありまして、国も前面に立ってこの問題の解決に当たっていきたいと考えているところであります。  十九日に、汚染水の貯水タンクの上部から水の漏えいを確認いたしまして、その一部は雨どいを通じて堰の外に漏えいしている...全文を見る
○茂木国務大臣 日本には、すぐれたコンテンツを初め、これから国際展開できるポテンシャルを持っているさまざまなすばらしさというのがあります。  ただ、その一方で、それを国際展開していくとなりますと、例えばコンテンツにつきましても、小さな企業等がやっていると、なかなかそこまでの体力...全文を見る
○茂木国務大臣 投資でありますから、全ての案件についてリターンが確実ということではありません。  しかし、同時にビジネスとして展開するわけでありますから、きちんとしたリターンを考えた上で出資は行っていくということになります。
○茂木国務大臣 クールジャパン機構を、海のものとも山のものともわからないと。ちょっとそれは私は、政府としてもしっかりと検討した上で、この法案も国会に諮って設立させたものでありまして、言葉はきちんと選んでいただきたいなと思っております。  先ほど、エネルギー源について、ベース電源...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、出資は財務大臣ということになっておりまして、事業を所管する経済産業省として、長期的な視点からしっかりとやってまいりたい。  そこの中で、どういった形で責任をとるか。私が出資をしても構わないんですけれども、これは大臣規範上問題になってしまうということもあり...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、小池委員には、新会派の結成、まことにおめでとうございます。  デフレマインドもしくはデフレが、どこら辺から企業にとって恒常化してきているか。恐らく、九二年のバブル崩壊、この当時、企業がバブル崩壊によりまして、過剰債務、過剰設備等々、こういった問題を抱えるよ...全文を見る
○茂木国務大臣 デフレそのもの、これは経済学的に言いますと、貨幣現象であるのは間違いありません。  ただ、その一方で、藻谷さんの言っているデフレ、これは単純にいわゆる経済学的なデフレだけではなくて、今の、少なくともこの二十年ぐらい日本が置かれてきた経済の状況、これを総体として“...全文を見る
○茂木国務大臣 需給ギャップを埋める、もしくは、需要をいかにふやしていくか。違った側面からいいますと、ビジネスチャンスをどうつくっていくかということにも関連するんですけれども、やはり、日本は今、三つのゆがみ、過剰規制、過少投資、そして過当競争、これを解消していくことが極めて重要だ...全文を見る
○茂木国務大臣 私も、国会の開会中を含めまして、国会のお許しもいただきながら、昨年一年間で十七カ国、海外を訪問いたしております。サウジアラビアから始まりまして、アブダビ、委員も大変詳しい地域であると思います。そして、今シェールガス革命が起こっております米国、カナダ、年末にはロシア...全文を見る
○茂木国務大臣 私も、アブダビは昨年、ことしと二度にわたりまして訪問させていただきまして、先日は、アブダビの皇太子殿下とお会いしまして、日本企業が参画しております石油権益、十五年の延長ということで両国間で合意をしたところであります。  現在、サウジアラビアの皇太子殿下が日本訪問...全文を見る
○茂木国務大臣 武器輸出三原則等につきましては、昨年閣議決定されました国家安全保障戦略において、これまで果たしてきた役割にも十分配慮した上で、移転を禁止する場合の明確化、移転を認める場合の限定及び厳格審査、さらに目的外使用及び第三国移転に係る適正管理の確保等に留意しつつ、武器等の...全文を見る
○茂木国務大臣 除染に係る賠償といいますか、費用負担、私は担当いたしておりません。
○茂木国務大臣 まず明確にさせていただきたいのは、除染特措法に基づきます現在計画されている除染、これについては当然、法律上、求償させていただく。さらなる取り組みというのはその後の話でありまして、そこの中で、公共事業的観点から、帰還者、移住者の定住環境の整備等、地域再生に向けた取り...全文を見る
○茂木国務大臣 なかなか、こういった難しい事業を進めるに当たって、口は出すけれども金は出さない、これではやはり済まないんだと思います。  では、実際にどうだったか。事故が起こってから二年半、廃炉の問題についても、汚染水の問題についても、ほとんど手がつかないような状態というのが続...全文を見る
○茂木国務大臣 塩川先生、いい議論をされるんですけれども、時々論理が飛躍するんですね。  お金を出すからにはその責任をとれ、そういうことではなくて、今一番大切なことは、誰の責任だからどうだ、こういう後ろ向きの議論ではなくて、きちんと一つ一つの課題を解決することによって、十三万人...全文を見る
○茂木国務大臣 負担の順番、これは法律上決まっているものもあるわけであります。電力債についてどうなるか、よく御案内のとおりだと思います。法律を過去に遡及して変えるということはなかなか難しいと私は考えております。  そういった中において、それぞれの立場の人間がそれぞれの役割を果た...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○茂木国務大臣 福井委員から御指摘いただきましたERIAでありますが、まさに、二階委員長が経済産業大臣時代に提言をされて、そしてその提言に基づき二〇〇八年に設立された機関であります。  昨年は、例えば日・ASEANの閣僚会合であったりとかASEANプラス6の閣僚会合等々におきま...全文を見る
○茂木国務大臣 福島の復興を進める上で、廃炉・汚染水対策をしっかり進めることは極めて重要だと考えておりまして、安倍政権としては、これを東電任せにしない、国も前面に立ってさまざまな対応をしていきたいということで、昨年の九月に、汚染源に地下水を近づけない、汚染源そのものを取り除く、さ...全文を見る
○茂木国務大臣 きょうはテレビも入っておりますので、まず、おもてなし。言葉として、持ってなし遂げる、もてなし、この言葉に丁寧な「お」がついてということでありまして、表なしではない。テレビで誤解があるといけませんので、その点ははっきりさせていただきたいと思います。  そして、原発...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の雪害、停電によります人命への影響は出ていない、このように報告を受けておりますけれども、山梨県など広範囲にわたりまして停電が発生して、南部町を初め一部の地域におきましては、停電が一週間程度となりまして、生活にも大きな影響が出た、このように考えております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、この国会から、結いの党の本格的な国会での活動、まことにおめでとうございます。  それから、テレビもありますので正確なところで申し上げますと、多核種除去装置そのものがALPSではありません。そこの中の一種類がALPSであるということであります。  その上で...全文を見る
○茂木国務大臣 今、椎名委員の方から御指摘いただきました第一原発の一号機、二号機の間の護岸付近に新設された井戸でありますが、これは、事故当時の漏えいが疑われていたトレンチの周辺、この場所は既に海から遮断した分岐トレンチの近傍でありますが、この状況を確認するために掘ったものでありま...全文を見る
○茂木国務大臣 これからも、さまざまな御提案をいただきながらよい提案を取り入れていきたい、そんなふうに思っております。  若干専門的で、テレビをごらんの皆様も、今の説明を聞いて、まず、地下ダムの方はテレビの皆さんから見ると右側ですから、左側ではなくて右側になっておりまして、冷却...全文を見る
○茂木国務大臣 会社法上、御案内のとおり、善管注意義務の観点の問題であったりとか、いろいろ債権者との調整の問題がありますので、なかなか難しい課題であると考えております。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  平成二十六年度の経済産業省関係予算案について御説明を申し上げます。  安倍政権が発足して一年二カ月が経過し、日本経済には明らかに回復の兆しが見えています。長引くデフレは解消に向かい、行き過ぎた円高も是正されました。経済成長率は四四半期連...全文を見る
○茂木国務大臣 中心市街地の活性化は、まちづくり三法、そしてその改正を含めまして、累次の対策に取り組んできております。そこの中で、鈴木委員御指摘のように、いかにリーダーとなるような人材を育てるか、極めて重要だと思っております。  中心市街地が廃れる原因について、御指摘のように、...全文を見る
○茂木国務大臣 先生の御地元は北海道の余市ですか、あそこは、ニッカが、竹鶴さんが、スコットランドと同じ緯度ということで、日本のウイスキーをあの地からつくるということで始めた地域でありまして、かなり、ある意味、気候条件も厳しい、豪雪もある地域だと思っております。  今回の雪害でも...全文を見る
○茂木国務大臣 まず申し上げたいのは、我々として、政府として、経済産業省として、決して場当たり的に法案を出しているわけでない。昨年一年間を振り返っていただきますと、安倍政権として経済の再生を図っていかなければならないということで、昨年の秋、臨時国会におきましては、御指摘いただきま...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘いただきました日本地熱協会の政策要望、いただいております。拝見いたしまして、地熱資源開発調査事業、平成二十六年度もしっかりと続けてまいります。  遠山先生から御指摘いただきましたように、地熱は日本に極めて豊富な資源でありまして、CO2を出さない、そしてベー...全文を見る
○茂木国務大臣 水素でありますけれども、本題に入る前に、最近、水素バスというのがすごくいいんですよ、私は使っているんですけれども。これはお風呂に入れて、泡が出てくるんですけれども、悪玉活性酸素を吸収するといいますか、それによって、すぐ効果が出るわけではないんですけれども、若返り効...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は現在、この一年二カ月で経済に明るい兆しが見えてきていると考えております。長きにわたったデフレが解消され、GDPの成長率も四四半期連続でプラスということになっております。  しかし、本格的に日本経済を再生していくという観点からは、日本経済が持っています三つ...全文を見る
○茂木国務大臣 伊東委員から、専門的な立場で予防医療のお話も伺いました。  そして、御紹介していただきましたように、昨年の臨時国会で成立いたしました産業競争力強化法、こういった予防医療の分野等で恐らく活用されるであろうグレーゾーン解消制度というのも取り入れたわけでありますけれど...全文を見る
○茂木国務大臣 この廃炉、汚染水の問題、これは、世界にもこれまで例のない、非常に難しい作業であります。  前政権下においては、これを事業者、東電任せにしてきた。そのためにさまざまな作業がおくれ、それが福島の復興の妨げにもなる。こういった観点から、我々の政権では、政府も前面に立っ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、原子力につきましては、運転コストが低廉で、安定的かつ継続的に大規模発電が可能であるベースロード電源でありまして、安全性の確保、これを当然大前提としつつも、我が国のエネルギー需給構造の安定性に寄与するものである、こういうことにつきましては、基本分科会の意見から...全文を見る
○茂木国務大臣 今回、昨年の三月から始まりまして、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会におきまして十七回の議論を重ねていただきまして、基本政策分科会としての意見を取りまとめていただきました。  その後、パブリックコメントもお寄せをいただきました。国民の皆さんから一万九千件に及...全文を見る
○茂木国務大臣 菅委員、若手の方々の質問を聞きながら、三十数年前、素直な気持ちで質問に立たれたと。そういう気持ちというのは私も大切にしなければいけないと思っております。  そして、今回のエネルギー基本計画の政府の原案でありますけれども、ぜひ素直なお気持ちで読んでいただけるとあり...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほど御指摘の原子力政策について……(菅(直)委員「まずこれを答えてください」と呼ぶ)ちょっと冷静に聞いてください。  簡単に申し上げます。前回のエネルギー基本政策、たしか菅総理のときにおつくりになられた。そして、それをベースにしてエネルギーのミックスを民...全文を見る
○茂木国務大臣 この防災計画は、きちんと地域住民の安心を守るためにつくっているものでありまして、最初から、できない、こういう後ろ向きの考えではなくて、どうやったら安全が守れるような計画がつくれるか。  自治体が、先ほど申し上げたように、その地域の地形であったりとか避難経路、さら...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、霞が関文学と、いかにも官僚だけでつくったような表現というのは事実と異なりますから、それはぜひ撤回していただきたい。各ページを私も見ております、自分で筆も入れております、基本的には。私の責任として、政府原案の取りまとめを行わせていただいております。  政府原...全文を見る
○茂木国務大臣 「もんじゅ」に関する記述の全体をごらんいただきますと、もともとの意見の部分の、簡単に申し上げると前段と後段、これが政府の原案では逆になっているということであります。  したがいまして、委員御指摘の懸念は当たらないと考えております。
○茂木国務大臣 ビッグデータの活用は極めて重要だと思っております。この後、答弁させていただきます。  その前に、先ほどのエネルギーの関係でありますけれども、石油製品価格を含めて、エネルギーコストの上昇は極めて重要な問題だと捉えております。  もちろん、石油製品価格、委員も御案...全文を見る
○茂木国務大臣 自動車は一般的に今部品点数が三万点と言われております。航空機が三十万点。恐らくそれに次いで多いような部品点数ということになると思うんですけれども、恐らくこの自動車産業もこれから構造変化の波にさらされていくだろう。  一九八〇年代、日本のリーディング産業といいます...全文を見る
○茂木国務大臣 消費者ニーズを捉える、もしくはそれに合ったマッチングであったりとか適切なマーケティングを行っていく、極めてビジネスの世界では重要だと考えておりまして、例えば、アメリカのおもちゃ産業は、かつてはマテルであったりとかハズブロ、こういう大きなメーカーがあったわけでありま...全文を見る
○茂木国務大臣 常にイノベーション、これは重要だと思っております。  一定のところにとどまっていたら、必ずそれはコスト競争にさらされるということでありまして、日本として、世界でトップランナーであり続けるためには、常に高みを目指す、こういった目標に向けまして、技術開発であったり人...全文を見る
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  電炉業であったりとか鋳物業、これは委員も御案内のとおり、我が国が競争力を持っております自動車であったりとか工作機械等、機械産業を支える重要な基盤産業である、このように認識をいたしております。  そして、こういった産業は、金属を高温に加...全文を見る
○茂木国務大臣 今、政府参考人から内容については答弁させていただきましたが、補助制度は使っていただかなければ意味がない、こういう部分もあります。この制度の目的が正しいのか、また、要件として、こういう要件であるということを定めておりますけれども、要件については、今の要件が適正である...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギーコストだけに限らず、激変緩和措置、こういったものは必要であると考えております。その一方で、激変緩和措置が恒常化をしてしまいまして、企業にとって、その産業にとってある意味前向きな事業の再編であったりとか新陳代謝の足かせになってもいけない。そのバランスをとり...全文を見る
○茂木国務大臣 昨日、エネルギー基本計画の政府の原案を公表させていただきました、これは、昨年末に、総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会で取りまとめをしていただいた意見、それに対しまして、パブリックコメントでいただいた国民の皆様からの御意見等々も反映させて、政府の原案をつくった...全文を見る
○茂木国務大臣 二〇二〇年に開催されます東京オリンピック・パラリンピック、まさにクールジャパンを世界に発信する絶好の機会である、こんなふうに考えております。  前回の東京オリンピック、これが一九六四年、昭和三十九年ですから、委員がお生まれになる十年前ということになるんですけれど...全文を見る
○茂木国務大臣 クリエーターといえば、例えば、先ほどのパリ万博の話もありましたけれども、当時の佐賀鍋島藩でありますが、藩窯だけではなくて、市井においてもさまざまなそういった焼き物づくり、こういったものを振興した結果として、鍋島藩窯、それから古伊万里、こういったものが生み出された。...全文を見る
○茂木国務大臣 執行率という話をしますと、何か公共事業的なあれがあるんですけれども、こういったコンテンツを海外に展開していく、単に半年で全てができる事業じゃありません。やはり、ローカライズを行っていく、こういうことも、例えば一日ジャパンチャンネルを流して海外の方が日本について理解...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省としては、こういった要件の変更があることは決して悪いことだと思っておりません、率直に申し上げて。これは新しい事業なんです、言ってみますと。  日本のコンテンツは、本来的にはさまざまな魅力、ポテンシャルがあったんですけれども、海外展開ができていなかった、...全文を見る
○茂木国務大臣 アニメーターの年収は決して高い水準ではない、こんなふうに考えております。  先日、荻窪のアパートと言ったのは、別に私は、荻窪に恨みがあるとか、悪い思い出があるわけじゃありません。並べて、合同庁舎の一室と言ったか、地下室という表現もしましたので、クールジャパンを展...全文を見る
○茂木国務大臣 これはケース・バイ・ケースだと思うんですね。そういうことをやることによって、短期的に事業としてある程度継続できても、長期的に見たときにどうなのかという観点も必要だと思うんです。  例えば、ソニーがトランジスタラジオをつくるわけですね、そして盛田昭夫さんがアメリカ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の方で用意していただきました資料、毎日一つの店舗で少なくとも十キロを超えるような、食品廃棄物といいますか物が出ている。率直に申し上げて、多いと思います。そして、今世界で本当に飢餓に苦しんでいる方々がいる中で、この状況というのは改善をしていかなければいけないと思...全文を見る
○茂木国務大臣 資料三で、一般会計といわゆるコンビニ会計ということで、計算方法の違いをお示しいただきました。  個々のフランチャイズ契約のあり方につきましては、先ほど政府参考人から説明をさせていただいたとおりでありまして、差は出ます、当然。どちらがいい、どちらが悪いということで...全文を見る
○茂木国務大臣 商取引に関しますさまざまな法に照らして適正な取引が行われているか、しっかりした調査が必要でありますし、そこで問題点がありましたら確実に是正をしていく、公正取引委員会を初め、こういった取り組みを行っていく、当然のことであると思っております。  それと同時に、食品廃...全文を見る
○茂木国務大臣 佐々木委員の御地元の石川県は、加賀百万石、そしておっしゃるように、九谷焼であったりとか輪島塗、伝統工芸も有名でありますが、私にとっては、やはり野球の松井選手、それからやはりコマツ、すばらしい企業があると考えております。まさにコマツは石川県を代表する企業で、断トツ経...全文を見る
○茂木国務大臣 この国会はまさに好循環実現国会ということでありまして、企業の収益を賃上げ、所得の向上につなげ、それによりまして消費が拡大をして、さらなる投資であったりとか生産を生む、こういった経済の好循環をつくっていくということが日本経済の本格回復に向けて極めて重要だ、こんなふう...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な取り組みだと思っておりまして、そういった伝統工芸等を現代風にアレンジしたり、さまざまな分野に応用していく。  実は、経済産業省で、ものづくりの優良企業の表彰というのを、私が大臣になってから行うことにしたわけであります。表彰状、盾でありますけれども、これ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御案内のとおり、日本は、三・一一の東日本大震災、原発事故以来、新たなエネルギー制約に直面をしているわけでありまして、特にエネルギーの安定供給、そして同時にコスト削減、こういったことに重点的に取り組む必要がある、こういった基本認識を持っております。  その上で...全文を見る
02月27日第186回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○茂木国務大臣 まず、事実関係についてお話しして、その上で総理の方から。  エネルギー基本計画の政府原案につきましては、徹底した省エネルギーの推進、再生エネルギーの最大限の導入、そして高効率火力発電などエネルギー源の多様化、さらには需要面でのスマートな消費抑制を図りながら、可能...全文を見る
○茂木国務大臣 三・一一以降、我が国のエネルギーコストがいかに上がっているか。これは、三・一一前、これでいいますと平成二十二年と二十四年なり二十五年を比べないと、申し上げているのは、このエネルギーの……(古川(元)委員「去年の三兆円の話を聞いているんです」と呼ぶ)では、申し上げま...全文を見る
○茂木国務大臣 今回のエネルギー基本計画の原案におきましては、再生可能エネルギーは国産エネルギーと位置づけております。一方、御指摘いただきました原子力については、準国産エネルギー、このように位置づけております。  前回の、第三次のエネルギー基本計画、民主党政権のもとで二〇一〇年...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘のエネルギー基本計画の十七ページでありますけれども、できるだけ海外からの依存度を減らしていこう、こういう観点から五項目めを書いてございまして、ごらんいただきますと、素直に読むと、国産エネルギーというのがついているのは再生可能エネルギー、それからメタンハイドレ...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、東日本大震災、そして三・一一の原発事故を踏まえて、我が国のエネルギー政策、抜本的な見直しが必要になったのは確かだと思います。  私は、二〇一〇年段階で皆さんが何をお決めになった、このことを申し上げているのではなくて、もしそうであったら、どうして、三・一一...全文を見る
○茂木国務大臣 社会的コストといったときに、事故リスク対応費用であったり政策経費、こういったものを加味してということであると思っておりますが、具体的に申し上げますと、事故後の話ですね、民主党政権下の二〇一一年の十二月に、皆さんがエネルギー源ごとのコストの比較を行われております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 この問題は、大切なことだと思うんです。私も、具体的な数字も挙げて、できるだけ客観的にお話をしております。そして、批判しているわけではありませんから、我々が例えばコストについて何も考えていない、そんなことはないわけであります、ぜひそういうことは御理解いただきたいと思...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係だけお答えをさせていただきます。  御指摘の、自民党の総合資源エネルギー政策特命……(発言する者あり)
○茂木国務大臣 はい。  三十六回の議論を重ねまして、最終的な結論だけ申し上げます。  原発について、いかなる事情よりも安全性を全てに優先させ、国民の懸念の解消に全力を挙げる前提のもと、原子力発電所の安定性については、原子力規制委員会の専門的な判断に委ね、原子力規制委員会によ...全文を見る
○茂木国務大臣 数字、データに客観性を持たせることは極めて重要だと思っております。  まず二点、御理解いただきたいのは、この試算を行う中で、二〇一〇年度の時点で特定の原発が動いている、まあ実態的には動いているものと動いていないものがあるわけでありますけれども、原発は定期点検等に...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどユニークと申し上げたのは、英語で決して悪い表現ではありません、非常に独創的であり、自分で何かをつくり上げるということでありまして……(発言する者あり)唯一でもあります、ハーバードの先輩がそう言っていますから。そういった意味で、自分で試算をされた、そうい...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革、これから進めてまいりますけれども、現下のエネルギー制約の中で、電力の安定供給を図りつつ、コストをできる限り低減していく、そのためには、新しい事業者の参入機会をふやして、また需要家から見たら、さまざまな選択肢が広がる、こういったことが重要だと考えて...全文を見る
○茂木国務大臣 今後のことでありますので、今、確たる見通しを述べるのは難しい部分がございますが、送配電事業者が、これからも安定供給に責任を持つということになってまいります。  一方で、発電部門については、今後、対等な競争関係というのを第三弾以降つくっていく。経過措置、そして資金...全文を見る
○茂木国務大臣 足立委員も、経済産業省の職員としてさまざまな政策に取り組んできておりますが、先生の一年下の新川室長であったり、そして二年下の畠山課長であったり、今本当に、汚染水・廃炉対策、原子力政策、エネ庁を挙げて全力で取り組んでいる。まだ足りない部分はあると思いますけれども、全...全文を見る
○茂木国務大臣 この規模の問題でありますが、安定供給、コスト低減、温暖化対策、そして、委員御指摘のように、安全確保のために必要な技術であったりとか人材の維持の観点から、確保していく規模を真摯に見きわめることが何より重要、こういう基本認識は、基本政策分科会の意見でも、そして今回の政...全文を見る
○茂木国務大臣 政府としては、昨年の末に、まず、私は、そこのお示しいただいた教訓の中で抜けているのは、福島の再生、復興を加速化する、しっかりと進めるという視点だと思っておりますけれども、帰還に向けた取り組みの充実とあわせて、新たな生活の開始に向けた支援の拡充の両面から福島を支援す...全文を見る
○茂木国務大臣 賠償法、現在、法律がないわけではありませんけれども、今後見直しを行っていくということであります。  御案内のとおり、今、福島の賠償はもう進んでいるところであります。その状況であったり、エネルギー政策全体における原子力の位置づけ等々を見ながら検討していくということ...全文を見る
○茂木国務大臣 藤井先生は、民間の時代から資源エネルギー問題に取り組んでこられまして、この道の一番の専門家でありまして、御質問いただきまして本当にありがとうございます。  まさに、国民の皆さんに、藤井先生はよく御存じのことでありますが、若干お話し申し上げたいのは、三・一一以降の...全文を見る
○茂木国務大臣 アメリカにおきましては、二〇〇六年ぐらいからシェールガスの生産が始まっておりまして、相当なボリュームになっております。  このシェールガス、今、日本が買っております石油連動のLNGと比べると、相当、三分の二ぐらいのコストで調達できるのではないかということでありま...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国に存在します石油であったりとか天然ガスは大変貴重な国内資源でありまして、中でも、藤井委員の方から御指摘いただきましたメタンハイドレート、これは日本近海での埋蔵が確認をされております。先生御存じのとおり、メタンガスと水が低温、高圧の状態で結晶化した物質でありま...全文を見る
○茂木国務大臣 今お示しをいただいております、千葉県の茂原市を中心とします南関東ガス田、御指摘のように、地下水の取水によります地盤沈下の影響等々を考慮しながら開発を進めていかなきゃならない、生産を進めていくという状況であります。  私は、委員御指摘のように、技術進歩というのはあ...全文を見る
○茂木国務大臣 約一万九千件、正確に申し上げますと一万八千六百六十三件であります。
○茂木国務大臣 今回のパブリックコメントはさまざまな御意見をお寄せいただいておりますが、取りまとめに当たりましては、しっかりと精査を行いまして、寄せられた意見を百二十八の主要意見に区分して、その区分ごとに、個別に寄せられた意見を例示しつつ、丁寧に回答する形式で、九十五ページに及び...全文を見る
○茂木国務大臣 今申し上げましたように、団体で一件というのもございます。団体によっては、相当大きな人数の方の団体であっても、パブリックコメントとしては一件です。それから、例えば同じ方が何回もパブリックコメントに寄せられる、これもそれぞれが一件に数えられる。  そういったことから...全文を見る
○茂木国務大臣 御案内のとおり、作業員の方も含めて、被曝等を避ける、防護服であったりとか、靴下は二重です、そして手袋は三重、こういった形で、健康管理等々も的確に行っております。  トラブルが起こっていることについては遺憾であります。  ただ、ここでお示しをいただきました資料を...全文を見る
○茂木国務大臣 きょう、この委員会で、それぞれにいい意味でユニークな試算をお出しいただきまして大変勉強になるなと思っておりますけれども、お示しをいただいたオレンジの部分になると思うんですけれども、事故対応費用百五十兆、それを乗せる前の部分については、二〇一一年十二月の当時の政府の...全文を見る
02月28日第186回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○茂木国務大臣 簡潔に御答弁申し上げます。  まず、電力システムを進めるということについては、全く同じ考えであります。一方で、原発のコストが高い、これまでの検証からも、客観的な数字ではそうなっていないと思っております。  御案内のとおり、東日本大震災以降、我が国は新たなエネル...全文を見る
○茂木国務大臣 電源はそれぞれごとに特徴があります。  ですから、例えばベースロード電源、ここの中には、原子力であったりとか、一般水力であったり、石炭、地熱というものが入ってまいります。これは、コストは安く、そして昼夜を問わず安定的に使える、こういうメリットがあります。ですから...全文を見る
○茂木国務大臣 原発につきましては、いかなる事情よりも安全性を重視する。そして、その安全性につきましては、独立した原子力規制委員会によって判断をされる。そして、その基準として、世界で最も厳しい新規制基準、こういったものを適用することになっております。  そして、原発は先ほど申し...全文を見る
○茂木国務大臣 安全性につきましては、先ほど申し上げましたが、規制委員会において判断をしていくということになります。  同時に、これは規制委員会の基準をクリアすればそれでいいということではなくて、常に安全性の向上、こういったものが必要でありまして、米国におきましては、一九八〇年...全文を見る
○茂木国務大臣 法律のたてつけにつきまして簡単に御説明申し上げますが、原子力災害にかかわります地域防災計画、これは、災害対策基本法等に基づいて、原子力防災や避難のための対策を含めて、対象となる自治体が作成することになっております。これはそもそも、上位法として、地域防災計画、住民の...全文を見る
○茂木国務大臣 地域防災計画、これは、住民の生命、身体及び財産を災害から保護する観点から、災害対策基本法に基づき、地方自治体が責任を持って策定をすることになっております。  そして、この地域防災計画や避難計画、先ほども申し上げましたが、ぜひよく聞いてください、どの地区ごとの避難...全文を見る
03月03日第186回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) 昨年の十一月に調査した結果によりますと、仕入価格上昇分の半分以上価格転嫁できていると回答した企業は、原材料で三八・五%、燃料では二六・七%でありましたが、今後半分以上転嫁を見込むと回答した企業を合わせますと、原材料では五一・八%、燃料では四九・〇%。半分...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今テレビを御覧の国民の皆さんにも是非御理解いただきたいのは、何か円安が大企業には有利で中小企業には不利と、こういう二元論は違うんだと思います。自動車、非常に裾野産業も含めて様々な関連産業で裨益をしております。今回のアベノミクスによりまして裨益をして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な補助金ございます。どの補助金とおっしゃっていただけましたら答弁をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) ものづくり補助金、我々が政権に就きました平成二十四年度の補正予算におきまして初めて措置をさせていただきました。額が一千七億円であります。最終的に採択をしました企業、全国で一万五百社を超えていたと思います。ちょっと数字がありませんので、恐らく一万五百数十何...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 母数をどこに置くかによりますけれど、中小企業・小規模事業者全体合わせますと三百八十五万になります。そのうちの九割が小規模事業者であります。さらには、法人税の対象となります中小企業ということになりますと二百八十万社強と、こういう形になると思います。賢明な先...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 櫻井先生、私、通告を受けていない質問、具体的な数字についてもきちんとお答えをしていると思います。それで、きちんと簡潔にお答えしようということで数字もお示ししておりまして、そこで、あえて計算をしろということであれば、先ほどのお答えで申し上げましたら〇・五%...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) このグループ補助金でありますが、できるだけ地元の事業者の方々、かさ上げ等々に時間が掛かったりして工事が遅れてしまう、こういったことにも丁寧に、そして柔軟に対応できるようにということで、繰越しが認められない事業者への再交付を始め、特別な措置を実施して期間的...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) グループ補助金におきましても、年度内の契約額の変更でありましたら変更申請によります計画変更は可能であります。ただ、今申し上げましたように、繰越しを行った案件につきましては、財政法上、補助金額が繰り越された金額の範囲内に制限されているため、増額の計画変更が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 化石燃料の輸入額、二〇一三年が二十七・四兆円でありまして、震災前の二〇一〇年と比べまして約十兆円増加をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) ベースの部分、二〇一〇年から二〇一三年で、原子力発電、これを化石燃料に置き換えることにおきまして三・六兆円、輸入額増えております。この要因分析を行いますと、そのうちの七割部分、これが化石燃料の輸入量の増加によるものであります。そして、二割部分、これが化石...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) お示しをいただきました三・六兆円、三・一一の事故前の二〇一〇年から現在への変化ということでありまして、原発が停止して、それを火力発電に置き換える、化石燃料に置き換えるということでその分が増加をいたしております。  当然、為替の影響、それから資源価格の影...全文を見る
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) 区域の関係は私ですので。  まず一つ、選択肢として、昨年、我々も被災者の皆さんに寄り添った帰還支援等を行っていくという立場から選択肢を広げるということで、新しい場所での生活をしたいという方に対する更なる賠償と、こういった選択肢も用意をさせていただきまし...全文を見る
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(茂木敏充君) 中心市街地の活性化の問題でありますが、石井委員が知事になられたすぐ後になると思いますが、平成十年に中心市街地活性化法を制定して以来、重要政策として取り組んでまいりました。  しかしながら、厳しい経済状況、特に地方においてはそうであります。さらには、例え...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げましたが、これ、例えば経済産業省であったりとか国土交通省とか、一省庁で完結するものではありません。  例えば倉敷なんかもすばらしい町並みを持っていると思いますけれども、そこで様々なイベントを開くとなりますと、そこには例えば交通規制で警察...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 再生可能エネルギーは極めて我々重視しておりまして、国産のエネルギーである、さらに、よく木質バイオマスの話出てまいりますけれども、地域活性化にも資する分散型エネルギー源でありまして、低炭素社会の創出にも寄与し、さらには新しいエネルギー関連の産業であったりと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山本委員、海外の事情もお詳しくて、ノンプロフィット・オーガニゼーション、単にボランティアではなくて、海外では様々な社会の分野で極めて重要な役割を果たしている、間違いないところであります。委員の御指摘もいただきまして、二月の末から実際公募を始めておりますが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、委員おっしゃるように、この信用保証制度の対象となっていない、そのためにどうしてもNPOとしての事業活動、本来だったら広げたいのに広げられない、こういう部分もあるんだろうと、そんなふうに思っております。  今後、実態といいますか、例えば事業実態にお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中小企業基本法でありますが、委員も御案内のとおり、中小企業者、これを新たな産業の創出、そして市場における競争の促進などの使命を有するものと捉えておりまして、原則として営利を目的とする事業者、これが中小企業基本法の対象でありますが、御案内のとおり、関連の法...全文を見る
03月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 大野先生の御地元の岐阜と私の栃木、大体、繊維であったりとか状況は同じではないかと思いますが、実は私の地元の足利市でも、元々は繊維をやっていたんですけれど、業種転換をしまして、機械部品、今では世界の冠たる航空機メーカーに部品を納入するような企業も生まれてお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 地熱発電の前に一言、大垣共立銀行ですけれど、あそこのそばで私、街頭演説何回もやったなと記憶があるんですけれど、別に街頭演説で使ったからということではないんですが、非常にいろんな新しい取組をされている金融機関でありまして、御指摘いただいた事業整理支援ローン...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 夏の見通し、結論から申し上げますと、四月の中をめどにお示しをしたいと思っておりますが、政府としては、電力需要高まりますのは夏と冬でありますから、この夏季と冬季につきまして電力需給見通しについて、総合資源エネルギー調査会の電力需給検証小委員会において専門家...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力につきましては、いかなる事情よりも安全性を重視して、そして、その安全性につきましては、規制委員会、これが世界で最も厳しい新規制基準の下で判断を行うということでありますが、現在十原発十七基の適合申請行われております。仮にでありますが、あくまで機械的な...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力のコストの上昇のどの部分を取るかによります。それからまた、何年から何年比で見た場合ということによります。恐らくこの後大野先生の方から御質問あるかと思うんですけれど、一二年から一三年ということでいいますと、当然円安でありますからその影響出ております。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の企業の業況感、これは中小企業含めて改善傾向にはありますが、電炉事業者、これは御案内のとおり、金属を溶解して加工する過程におきまして大量に電力を消費をするということでありまして、電気料金値上げの結果として負担が増加している事業者が多い、このように承知...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今も申し上げたとおり、電炉業、これは相当電力を使うわけでありまして、コストに占めます電力費、これの割合は一〇%前後ということになりまして、製造業の平均が二%でありますから、相当やはり電力料金の値上げの影響は大きいと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 業界の試算については私も承知をいたしております。その上で、石油石炭税、委員も御案内のとおり、受益者負担の原則の下で広く石油等の化石燃料の利用者に負担を求めまして、その税収を何に使うかといいますと、省エネ・再エネ対策、そしてまた石油、天然ガスの開発、権益確...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のように、電力多消費産業につきましては、この固定価格買取り制度の賦課金の減免制度、国会における法案の修正で盛り込まれたものでありまして、賦課金支払額の八割と、これが減免をされております。  また、この減免分は、消費者にしわ寄せが行かないように、法...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) もちろん委員もう御案内のとおり、為替レート、過度な円高が是正されることによりまして、例えば自動車であったりとか電機関連の裾野の広い中小企業裨益していると、こういう部分もありますが、同時に、燃料、さらには原材料価格と、こういったことの値段が上がることで苦し...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大野委員、私、茂木でありますんで、名前を覚えていただきますと有り難いと思います。  それで、このお作りいただきましたグラフ、非常に分かりやすくできていると思います。どのタームで見るかによりまして若干違ってくるということでありまして、確かにこの一年を見ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的には大野委員と私も考え同じでありまして、LNGの調達価格、高止まりをしていると思っております。そして、どうしても日本の場合、石油連動という形で調達価格が高過ぎると、こういう問題意識も持っております。  もちろん最近は、石油価格に連動した従来の契約...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それぞれの契約によって形態が違ったり、その時々の状況によりまして調達価格というのは変わってくると思っておりますが、少なくともそれで個々の契約についてどの値段が適正であるとここで確たることは申し上げられませんが、少なくとも全体としては今高い、これを下げてい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっとこの試算、またゆっくり拝見をさせていただいてと思っておりますけれど。  二〇一七年以降、日本の企業が参加しております四つのプロジェクト、これから順次輸入というのが始まってくる。最終的には千七百万トンでありますから、日本の総輸入量九千万トンの二割...全文を見る
03月07日第186回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(茂木敏充君) 風間議員にお答えをいたします。  企業の賃上げ状況のフォローアップについてでありますが、今月、三月の半ばより春闘の結果が明らかになってくることを踏まえまして、企業の収益状況や賃金の動向を調査し、その結果を取りまとめ、適切な形で公表していくことを予定をい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 杉議員にお答えをいたします。私には二問いただきました。  最初に、所得拡大促進税制の周知徹底についてでありますが、政府として、経済の好循環実現のための環境整備の一環として所得拡大促進税制の創設、拡充を行ったところでありますが、議員御指摘のとおり、できる...全文を見る
03月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(茂木敏充君) 当然、税率が変更になりますと、様々な形で企業には影響出てまいります。  例えば、黒字法人、中小企業は赤字が多いと言われるんですが、七十一万社のうち資本金が一億円以下の中小企業、七十万社を占めているわけであります。また、国税庁の会社標本調査によりますと、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 財務省と経産省若しくは麻生大臣と私の間で決して激しいバトルがあるわけではありませんで、これからあるべき日本経済や、そこに向けての税の在り方、しっかり議論していくテーマだと思っておりまして、そこの中で、法人の実効税率の在り方、経済がグローバル化しているわけ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先般、二月の二十六日に、産業競争力強化法に基づきまして、御指摘の企業実証特例、これに基づきます三件の特例措置、創設することを方針を公表いたしましたが、このうち、御質問にありました半導体製造に関係する装置は高圧ガス保安法に基づいて容器保安規則の特例措置を講...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本は現在、一九七〇年代以来の新たなエネルギー制約に直面をしているわけでありますが、一九七〇年代、石油ショック、官民の努力挙げて乗り切る過程におきまして、日本は世界に冠たる省エネ技術、省エネ製品、さらには省エネ社会というものを確立してきました。同じように...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) できるだけ早くという思いでおりますけれども、これ、御案内のとおり、そのベストミックスを決めていく中では、エネルギー源、それぞれ特徴があります。そして、そのエネルギーの特性、安定供給に資した方がいい、コストは安い方がいい、環境負荷は少ない方がいい、そして安...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高速増殖炉でありますが、これまで御案内のとおりトラブルが続いてきておりまして、現時点におきましては、機器の信頼性であったりとか発電コスト等々克服すべき課題多いと考えております。  第三回、前回のエネルギー基本計画では、この高速増殖炉につきまして御指摘の...全文を見る
03月10日第186回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(茂木敏充君) 現在、水力が一〇%ぐらいであります。そして、おっしゃったように、水力を除きました再生可能エネルギーが一・六%ということになります。水力を除いた分で申し上げますと、現在認定をされております設備、これが仮に全て運転を開始した場合の総発電量に占める割合は昨年度...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、安倍政権として、総理を先頭に資源外交を積極的に進めております。片山委員の方からも総理の外遊日程お示しをいただきましたけれど、かなりの部分、資源関係の、これは既存の中東の国もありますし、新しい国も入っているわけであります。  特にLNG、今、日本は...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私は、小学生からアベノミクスに会ったことあるかと聞かれたら、君も必ず近いうち会えるからと、こういうふうに申し上げます。  今、主要企業の昨年三分の二以上が増収増益と、中小企業・小規模企業においても、製造業では六年ぶり、そして非製造業では二十一年ぶりに業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 午前中の質疑、片山先生、猪口先生、佐藤先生と連続で質問に立たれると、自民党もまさに女性が活躍する社会、地でいっているなと、こういう思いもいたしますが。  恐らく、サプライチェーン、佐藤先生もそうでありますが、専門家の間では相当以前から使われていたわけで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おっしゃるように、法律的には毎年度、その年度が開始する前に買取り価格を見直すこと、これを基本といたしまして、委員御指摘のように例外的に大きな事情変更がある場合には半期ごとの見直しもできると、こういう規定となっております。  その上で、固定価格買取り制度...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、事実関係、簡単に御説明申し上げた上で、総理の方から大きな方向性についてお話しいただけるかと思うんですけれど。  今回、我々、エネルギー基本計画、第四次になるわけでありますが、今、政府の原案を取りまとめをいたしまして閣議決定いたします。  今お示...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、御指摘いただきましたフィンランドの原発でありますが、コスト上昇の見積りということですが、御指摘のように、その要因としては、一部のプラントの不具合、溶接の不備等によりまして建設期間の長期化等々がコスト上昇の要因ということでありまして、個々の原発の事情...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高レベル放射性廃棄物、御案内のとおり、世界各国もこの処分の問題、非常に三十年にわたって悩んでおりまして、処分地が決まっておりますのは、先ほど御指摘いただいたフィンランドのオンカロ、向こうの言葉で言うと洞窟ということでありますけれども、それとスウェーデンと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島第一原発におきましては、毎日増大しております地下水、つまり建屋に入ってきます地下水が四百トンあると。これをどういう形で制御をしてこれ以上汚染水を増やさないかと、極めて重要な課題でありまして、松田先生の方からお示しをいただきました方式を含めて、あらゆる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、私の方から事実関係等々について御説明申し上げたいと思いますが、先ほど委員の方から我々が東電を盾にして責任を取らない、全くそんなことはありません。我々が政権に就いてから、汚染水対策、申し訳ありませんけれども前政権ではやっておりませんでした、これを相当...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 時間の関係で細かい説明につきましては割愛をしたいと思っておりますけれど、この事故対応費用、これ福島第一原発の費用を基に、五・八兆円というところからこの値段出されておるわけでありますけれど、それが仮に倍になったにしましても九・四円ということですから、石炭火...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ベースロード電源、これは基準の問題ではございません。今回のエネルギー基本計画の政府原案におきましては、各エネルギー源の特徴、これを踏まえてその性格を明確にし、それらを電源として使用するときの特徴を整理しております。  具体的には、エネルギー源ごとに、一...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発につきましては、まずは既存の原発の安全性の確認、これが最優先の課題だと思っておりまして、リプレース、さらには新増設につきましてはその次のステップということであります。現段階におきまして、新たな新増設、これを想定しているものではございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 事実確認全くできていないわけではなくて、田中委員長の方からも答弁ありましたように、かなりな部分については分かっているところがあります。ただ、格納容器の中等々放射能レベルが高く、中に入れない部分について事実関係は今後という部分も出てまいります。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、この高レベル放射性廃棄物の問題でありますけれど、量につきましては一万七千トン分、そしてガラス固化体にしますと大体二万五千本分ということでありまして、これやはり我々の世代の、現世代の責任として、再稼働するしないにかかわらず、きちんと解決をしなければい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) もちろんこれまでの反省は踏まえなきゃなりません。そして、世界の英知も結集をしなければいけない問題だと思っております。その上で、進まない、できない、思考停止に陥ってはいけないんだと思います。  先ほど申し上げたように、現にもうあるわけです。一万七千トンの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大体年齢とともに滑舌悪くなるんですけれど、福島先生は学生時代よりどんどん滑舌が良くなる、驚異だと思っておりますけれど。  原発の再稼働、これは立地自治体等の御理解を得るところが極めて重要だと考えております。ただ、地域の事情、それぞれに異なっておりますの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 平成十七年の十月に決定をいたしました原子力政策大綱のとおり、基本的な方針、変わっておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) たくさんのことをおっしゃいまして、答弁していると時間完全に過ぎてしまうんですけれど、基本的には全量処理ということでありますけれど、そこの中で、中長期的な対応の柔軟性を持たせる、こういう表現を今回のエネルギー基本計画の政府の原案の中に入れさせていただいたと...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 第百八十六回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償支援機構担当)、原子力経済被害担当大臣、産業競争力担当大臣として所信を申し述べます。  本日...全文を見る
03月11日第186回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(茂木敏充君) 個別の訴訟に関わる件でありますから、当然コメントは差し控えさせていただきます。
03月12日第186回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 藤末議員にお答えをいたします。私には三問です。  最初に、過疎地におけるガソリンスタンドの維持についてでありますが、東日本大震災以降、災害に備えた石油製品供給網の強靱化の必要性や、地域のエネルギー拠点であるガソリンスタンドのライフラインとしての重要性が...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 岩井先生の御地元の静岡、いろんな企業が新商品の発売の前のテストマーケティングをするところに一番使うのが静岡のようでありまして、全国で一番代表的というか、標準的な地域になるのかもしれません。静岡でうまくいくと全国でもうまくいく、ものづくり補助金もそうしたい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ありがとうございます。  ここ二、三日、新聞見るのが楽しみなんですよ、どの会社が上げているとか明るいニュースが出ておりますので。やっぱり雰囲気変わってきていると、こんなふうに思うところでありますけれども。  昨日から春季の労使交渉の回答出始めたわけで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 経済産業ショウと、ショウの字がミニストリーなのかミニスターなのかちょっと分かりませんけれど、いずれにしても、これは民間の労使交渉の中で基本的に賃金というのは決まっていくものだと、そんなふうに考えておりますけれど、結果についてはきちんとフォローアップして適...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 再生可能エネルギー、まさに国産のエネルギー資源であります。同時に、例えば木質バイオマスなんて一番典型でありますけれども、分散型の地域資源ということになってまいります。さらには、発電に当たってCO2を出さない、こういう特徴もありますし、今後の成長戦略上も極...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回、車体課税の見直しを行わせていただきました。どこまで抜本的であるかと、いろんな評価はあると思いますが、御指摘のように、私も今回の見直しで車体課税について全ての問題が解決した、このようには考えておりません。御案内のとおり、自動車に関しましては、取得、保...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おっしゃるとおりだと思っておりまして、自動車は全製造業の出荷額の二割、そして雇用でいいますと五百四十八万人、関連産業も含めてですね、まさに日本の基幹産業、トップランナーでありまして、この一本足打法がいいかどうかと、これやっぱり考えなくちゃいけないと思うん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国の経常収支ですね、昨年は三・三兆円ということで、黒字でありましたけれど、過去最少ということになりまして、足下では四か月連続で経常収支赤字が続いている、大変厳しい状況だと考えております。様々な要因ありますけれど、特に貿易収支の悪化、これ大きな要因だと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な認識は直嶋先生と一緒だと思っております。省エネを徹底的に進めていかなきゃならない、再エネにつきましても最大限の導入拡大を図っていきたいと考えておりまして、原発の再稼働、これがどれくらい進むかと、この見極めも重要でありますが、今申し上げた省エネ、再...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 成長戦略、それから法人実効税率について御質問いただきましたが、その前に一言だけ。  先ほどから増子委員からいろいろな御提言もいただきました。被災地の皆さんの心を心として復興に当たっていかなければならない、安倍政権全員が復興大臣、こういう思いでこれからも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、電力会社、たくさんの検針員の方がいらして、その方が検針という業務だけではなくて、小林委員の方からも御指摘をいただいたように、様々な地域におけるお年寄りとの関係であったりとか役割を果たしてきたと、このように考えております。  今後、電力会社がスマ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この固定価格の買取り制度でありますが、平成二十四年の七月に運用を開始されたと。  恐らく、当時の考え方としては、太陽光発電設備を設置する事業者に融資する金融機関の方から、事業資金の融資の前段階に買取り価格が決まっていることが必要と、こういった要請も踏ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この固定価格買取り制度、これはまさに全ての電気の利用者の負担によって支えられている制度でありまして、公平かつ公正に運用されると、このことが何よりも大切だと考えておりまして、今問題点の御指摘もいただきましたいわゆる低圧分割につきましては、実態が大規模である...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 再生可能エネルギーの発電事業、当然、地元の方々の御理解を得つつ、また同時に自然との調和を図っていく、極めて重要だと、そのように考えております。  御指摘いただきました大分県の由布市の条例、一定規模以上の再生可能エネルギーの発電事業者に対して、その事業計...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 報道については私も承知をいたしております。  御案内のとおり、新規制基準への適合審査及びプロセスも含めて規制委員会において行われるものでありますから、私の立場からコメントは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっとベンチャーファンドの前に、先ほど川内原発につきまして、避難ルート、一本道というお話をされましたが、事実関係だけ申し上げますと、この川内原発に関します各地域からの避難ルート、それぞれ基本的にはツールートを確保している、このように私は認識をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政府としての基本的な役割としては、企業が自らの判断で賃上げが行えるような事業環境、こういったものを整えていくことだと、このように考えておりますが、経済の好循環をつくり出すというためには、単に企業が収益を上げるだけではなくて、その次のステップ、賃上げであっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 個別の企業名は申し上げられませんが、かなりな数の企業に対して、私、直接様々な懇談の機会等々もあります。そこの日本経済に対する認識や様々な意見交換の中で賃上げの要請というのは基本的にさせていただいております。
○国務大臣(茂木敏充君) このスキームは先日も拝見をさせていただきましたが、総理の方が答弁の中で言っていたのは、政府内ではなくて与党内ということで言ったと思います。自民党の一部の先生で、これとはスキームは違いますけれども、様々な検討をされている方がいると、こういう意味でおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力規制委員会、これは原子力規制委員会設置法、そして原子炉等規制法に基づいて新規制基準への適合性を審査していると、このように理解をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 住民の安全性を確保すると、もちろん極めて重要でありまして、ですから、防災計画、そして避難計画等々も作っていると。  資料を拝見すると、何かよく読んでみると、その二十キロの渋滞というのは、常にじゃなくて一番大雪だった日に発生していると、そういうことですよ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 必ずしも恒常的にとさっき言っていた表現とはかなり違うと思うんですよね。  その実態の中で、やはりその実態をよく知った自治体がどういう実施体制で避難を行うか、避難ルートをどうするか、避難先をどうするか、さらには、どの地域にどういった居住形態のお年寄りなり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 何度も答弁をさせていただいておりますけれども、この地元でありますが、それぞれの地域によって事情は異なります。また、地域の意向も異なります。一律に距離であったりとか何かで定めるものではないと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 法律、是非一度読み返していただきたいと、こんなふうに思いますけれども、原発については、原子力規制委員会により、新規制基準への適合性、これが確認されれば法令上、法令上でありますが、事業者が自らの判断で再稼働することが可能な仕組み、このようになっているわけで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東日本大震災から今週で三年を迎えたわけであります。地域におきましては多くの方がまだ避難生活を余儀なくされている、こういう厳しい現状があります。  経済を見ましても、東日本大震災、そして原発事故の発生当時と比べてみますと、相当状況は戻ってきておりますが、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍政権が発足をして一年と二か月たつわけでありますが、日本経済、長引くデフレからの脱却、そして行き過ぎた円高の是正と進んでおりまして、経済成長率、これも五四半期連続でプラスということでありますし、中小企業の景況感、これも製造業で六年ぶり、非製造業で実に二...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、私の特許でありますけれど、特許料の減免措置、昨年決めたわけでありますが、その前に申請いたしましたので、高い料金のときに申請をしたということになります。  具体的な内容につきましては、タッチパネル等々を使うことになると思うんですけれど、いわゆるメニ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍総理がおっしゃるように、責任あるエネルギー計画というのを作っていかなきゃならない。そこの中でエネルギーの特性というものを考えてみますと、安定供給、それからコスト、環境負荷、安全性、あらゆる面で優れたエネルギー源というのは残念ながらない。もしそれがあれ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ベース電源とベースロード電源、基本的には用語として同じだと考えていただいて結構だと思います。  その上で、昨年末にまとまりました基本政策分科会の意見の中で基盤となる重要なベース電源ということで、読んでいただきましたけど、若干文章長くて、エネルギーの安定...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 失礼しました。原稿も全くなしでやっているもので。  まずは、既存の原発、これの安全性の確認、これが最優先だと考えております。現在、十原発十七基についての適合性の審査が行われているところであります。原発のリプレース、そして新増設、これはその次のステップの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先生おっしゃるように、春闘がこれだけマスコミでも話題になるというのは珍しいことかなと、それだけやっぱり動きがあったということなんだと思うんですね。昨年までを見てみますと、ほとんどやっぱりベアがない、ニュースにもならないという状態から、六年ぶりとか何年ぶり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そういった中小企業についても、中小企業庁を中心に様々な経営の実態の調査等行っておりますし、定期的にこれからも公表していきたいと思っております。  また、非正規雇用者を含め、雇用の実態、また賃金の実態等々につきましては、内閣府、そして厚生労働省におきまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これから労働の形態、様々になっていくと思っております。一律に、何というか、正規、非正規、こういう分類だけでいいのかと、こういう議論もあると思いますけれど、いずれにしても、労働者が自分の働きたい環境で働けると、そしてそれにふさわしい報酬が得られる、こういう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この休廃業、これは御案内のとおり自主的な企業の判断ということでありまして、倒産とは性格が異なるものでありまして、円滑な市場からの退出等々も含まれておりますので、必ずしもこの休廃業、解散、これが増えたこと即悪いことだということにはならないんだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ、原発だけではなくて、エネルギー供給全体を考えたときに、一つは、省エネを進めるということによって、全体としてその積み上げなきゃならない供給量というのは減るわけです。  それから、ブロック別ではなくて全国レベルで電気の融通を進めると。まさに、昨年の国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) プロシューマー、これは私の理解ですと、一九八〇年頃ですね、未来学者のアルビン・トフラーが、プロデューサーとコンシューマー、これを組み合わせて生産活動を行う消費者、こういう新しい概念を導入したんだと思っております。プロとシュームを組み合わせるわけであります...全文を見る
03月14日第186回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(茂木敏充君) 渡辺先生、松村先生、宮本先生とともに商工会青年部の三羽がらすとして活躍をされまして、先生らしい御質問だなと伺ったところでありますけれども。  先ほどもありましたように、経済産業省としてこういった基本法提出するのは戦後二本目、一九六三年に中小企業基本法を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中小企業・小規模事業施策、これは、予算、税、そして資金面、あらゆる側面からの対応が極めて重要だと、こんなふうに考えておりまして、現に平成二十六年度の税制改正におきましては、中小企業投資促進税制につきまして、資本金が三千万以下、このような小規模な事業者に対...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な御指摘だと思っておりまして、我々も、小規模企業の経営者の皆さんには経営に、事業に専念をしてほしい、そういった観点から、申請書類等々も大幅に簡素化をいたしました。また、今中小企業のミラサポといいますホームページ、これも本当に一般の方から、事業をや...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アベノミクスの成果、これをまさに全国津々浦々に行き届かせる。そのためには、賃上げと同時に、そういった大企業と取引をしている中小企業におきまして取引状況が改善される、極めて重要なポイントだと思っております。  今週は春闘の集中回答日ということでありまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのお示しいただきました写真は間違っております。実際に、基金管理事業につきましては、この地域デザインオフィス、別途千代田区神田神保町二丁目十三番地にきちんとした貸し事務所、専有スペースです、それに入居して事業を行っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 五月の十六日に採択の内示をいたしました。そして、その際には適切な事務所を構えるということでありまして、五月の二十日、実際に事務所を構えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 冷静にやりましょう。  四つの項目につきまして、四つの項目につきまして先ほど申し上げました。それにつきまして、外部審査委員、これが審査を行った結果、最も高い評価でありました。コスト的にも最も安い、そしてさらには地域の立地等に知見のある人物、経験の長い人...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基金についてはきちんと入札を行い、信託銀行で管理をいたしております。そして、出納に当たりましては経済産業大臣の了解が必要であります。その点、基金の管理はしっかりしていると。  また、先ほどるる御説明申し上げましたが、本事業の基金設立法人、これは公募要領...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、被災地においてこの事業、恐らく今年からもうスタートいたします。数年も掛かると。それはやっぱり被災地の皆さん待っているんですよ。そこは無責任にそういう話をされないでください。事業は実際に今年から始まります。(発言する者あり)
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどから申し上げておりますように、本事業の基金設置法人、これは公募要領に基づきまして外部の審査委員会によって厳正に審査が行われました。コストも最も安い案件でありました。そして、外部の立地等について知見の極めてある方、こういった方が事業に携わられている。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) せっかくの機会ですから、今日テレビ中継もあるようなのでもう一度周知をしたいなと思っておりますけれど、今年の二月から運用を開始しました御指摘の経営者保証に関するガイドライン、これは、お話しいただきましたように、個人と法人の資産等が明確に切り分けられている、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今総理の方から答弁させていただいたように、いい形のスタートアップにはなっていると思っております。トヨタ二千七百円、そして日産三千五百円、ホンダ二千二百円、電機主要六社がそれぞれ二千円という形でありまして、これが今度は中小企業にも広がっていくということが大...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 製造業を中心にいたしまして、下請中小企業・小規模事業者が燃料費、原材料費の仕入価格の上昇分を十分販売価格に転嫁できない、こういう声があることは御指摘のとおりだと思っております。このため、経済産業省といたしましては、今年の一月から三月にかけまして自動車産業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 非常に粘り強い御性格ということでありまして、経済財政の関係なのか行革の関係なのか歴史認識なのかよく分かりませんが、使用済燃料の処理、すなわち使用済MOX燃料を再処理してプルトニウムとウランを回収するプロセスについては、委員も御案内のとおり、既にフランスで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) お答えしたと思うんですが、先ほどの質問には。  改めて御質問の件、お答えをさせていただきますと、今の質問ですね、我が国の電気事業者が保有しております核分裂性のプルトニウム、海外で保管しているものを含めて二十六トンございます。こうしたプルトニウムの利用に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) どちらの答弁を申し上げればいいのか。最初は、使用済みのMOX燃料の処理の話を答弁をさせていただきました。それでは足りないというので、プルトニウムの分も答弁をさせていただきました。それに併せて、再度、MOX燃料、使用済みのMOX燃料の処理の問題につきまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 再処理に向けまして今技術的な取組を行っております。
○国務大臣(茂木敏充君) MOX燃料につきまして、六ケ所再処理工場におけますMOX使用済燃料の再処理、現時点におきましては想定をしてございません。  そして、今もおっしゃられた核燃料サイクルに関する諸課題につきまして、今回のエネルギー基本計画、政府の原案におきましては、中長期的...全文を見る
03月17日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 平成二十六年度の経済産業省関係予算案について御説明申し上げます。  安倍政権が発足してから一年二か月が経過し、日本経済には明らかに回復の兆しが見えています。長引くデフレは解消に向かい、行き過ぎた円高も是正されました。経済成長率は五四半期連続でプラスを記...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高知県、常に私は先進的な取組をしている地域だと思っておりまして、カツオのたたき、元々は外国の方にローストビーフを出そうと思ったんだけれど、お肉の代わりに地元のカツオを使って、ああいう状態でローストビーフに近いものを作った。それが今は誰でも知っている和食に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、大手の春闘の回答、先週の水曜の集中回答日以来あるところでありますが、委員おっしゃるように、一二一八と非常にいいスタートでありまして、特に電機は主要六社が二千円全てということで、自動車だけではなくて電機にも相当な回復傾向が見えるんじゃないかな、こういう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、先生も労使交渉をおやりになる中で、例えば日本の場合、組合側も企業経営というものを考える、そして企業の方も、労働者から搾取をするということではなくて、きちんとやはり戦力としての社員をどう活用していくか、そういう下での労使交渉というのが続いてきたんだ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かにJパワーの磯子の火力発電所、あんな大きな煙突あるんですけれども、全く煙が出ない。世界で最先端の高効率な石炭火力の発電を持っております。石炭火力、安定供給性、経済性を持つと同時に、今後は御指摘のような環境負荷をいかに低くしていくかということが日本だけ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず前提として、このクール・ジャパンの様々な案件、最終的に承認をしたり決定をするのは経済産業大臣ではありません。この機構の支援基準に従いまして、最終的には専門家から成ります海外の需要開拓委員会、ここにおきまして、日本の魅力をブランド化し我が国の経済成長に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若干ビジネスのやり方が違うんだと思います。機構として、やっぱりそれは民間の出資を集める、この努力はこれからも続けていかなきゃなりません。  一方で、先ほど政府参考人の方から答弁もさせていただいたように、事業の案件としては三千億近いものが出てきている。要...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) また次の議論になると思うんですが、今のお話を伺って、相当このスキームでは、今お聞きしたお話でいきますと相当な費用負担について国が持つということで、最終的には恐らくこれ、送配電部門売るとしても、結局そこの送配電部門で五兆円、それから年間の運営費で数千億、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全体で申し上げると、中小企業の業況感、これも昨年末、製造業で六年ぶり、非製造業では実に二十一年十か月ぶりにプラスと、こういうことになりましたけれども、地域ごとに言いますとやはりまだら模様と、こういう感じが見えてまいります。  自動車を始めとした輸出関連...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、廃業と倒産というのは御案内のとおり違っているものでありまして、事業の継続が困難となったものが円滑に市場から退出した場合も含まれておりますので、廃業が多いことだけをもって直ちに全てが否定的だ、このように捉える必要はないと考えておりまして、例えば産業の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ここまで倉林先生と意見が合うといいますか、応援をしていただいて大変有り難い、こんなふうに思っておりますが、建設業ではこれまでの公共事業費の削減によります事業者や建設事業の従事者の減少が続いておりまして、全体として厳しい状況が続いております。事業者からは、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全く同じ意見です。全国三百八十五万の中小企業・小規模事業者は、地域の経済、雇用を支えるだけではなくて、委員おっしゃるように、地元の防災であったりとかコミュニティー活動、こういった意味でも地域をまさに支えている、このように考えておりまして、特に建設業は事業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の消費税の引上げにつきましては、地域経済の状況も含めて名目及び実質の経済成長率、物価動向といった様々な経済指標、総合的に確認をした上で判断したものと、このように理解いたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、御質問にお答えする前に、藤巻議員、これまで様々な貴重な御意見、御提言を伺ってまいりました。クール・ジャパン戦略、しっかりと今後も進めていきたい、こんなふうに考えているところであります。  エネルギー基本計画、二月の二十五日に政府の原案、この取りま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまでの電源としてのエネルギー源、どちらかといいますと一本道というか、一般水力に代わって石炭火力というものが中心になる、そしてエネルギーが石炭から石油に代替をされると石油が中心になり、そこの中で原子力が一定の比率を占めるようになってくるということで、若...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 直接に数値目標なりを定めなさいと、こういうことにはなっておりませんが、長期的、総合的な施策を進めていくということを考えたときに、エネルギー基本計画は基本計画として、それを踏まえて何らかの形の目標というものがなかったらなかなか長期的、総合的な政策は進められ...全文を見る
03月19日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○茂木国務大臣 貿易保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  今後、我が国が経済の持続的な成長を実現していくためには、日本企業の国際展開を支援することにより、著しい経済成長を遂げる新興国を初めとする海外の旺盛な需要を獲得することが重...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要なポイントだと我々も思っておりまして、過去二十年を振り返ってみますと、日本の設備年齢、これが高齢化しています。一・五倍に今増加をしておりまして、それによりまして、御指摘がありましたように、例えば資本生産性で見ますと三割低下という状況でありまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど総理の方からも答弁させていただいたように、IAEAの安全基準の最上位に位置付けられている基本安全原則におきましても、安全の確保の一義的責任は事業者が負うと、これが世界共通の考え方であります。  そして、我が国におきましては、いかなる事情よりも安全...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事故の収束に向けまして極めて重要な課題でありますから、しっかりと対応したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 若干認識が私とは違うと思うんですけれども、基本的に、賠償の業務、そして廃炉の業務一体で進める部分が多くなってくる、それを一体的に見て支援できる体制をつくる、またそのための組織を持つことが福島におけます事故収束にとっても極めて有益である、こういう観点から業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 通告は受けておりませんけれども、この廃炉については一義的に事業者におきましてその費用を負担する、東電におきましても、福島第一原発の廃炉に関しましては既に一兆円の積立てを行っておりまして、今後十年間で更に一兆円積み増しをする、そのように承知をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 簡単に事実関係から。  一義的にと申し上げましたのは、廃炉につきましても、例えば今研究開発、遠隔操作のロボットであったりとかモックアップ施設等々、それについては既に国としての予算の手当ても行っております。こういった事業については国も支援をしながらしっか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 賠償については、まず被災者の皆さんに寄り添った丁寧かつ迅速な賠償を行っていかなけりゃいけないと思っております。同時に、廃炉、汚染水対策につきましては、これは与野党はないと。様々な提案につきましてきちんと受け止めをさせていただきたいと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっと、早口でおっしゃられたので。  平成二十一年度のFSについてでしょうか。具体的にもう一度お願いします。
○国務大臣(茂木敏充君) 二十一年度のFS調査につきましては、日本原電から実績報告書、受け取っております。  この実績報告書、補助事業でありまして、これに関しまして、補助金交付決定によって、内容であるとか、また交付すべき金額について適正にチェックを行っているところであります。そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二十一年度のもの、これは補助事業であります。補助事業が完了した際に交付すべき補助金の額を確定する手続として、当該事業の実施内容及び経理処理等を記載した実績報告書を補助事業者から受け取ってございます。  二十三年度の調査、これ委託事業でありまして、国が求...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 当該資料の公開に当たりましては、委員も御案内のとおり、情報公開法の考え方にのっとりまして、個人情報のほか、公にすることによりまして当該法人の競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるもの、また他国との信頼関係が損なわれるおそれがあるもの、そういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二十一年度の事業と二十三年度の事業、きちんと分けて報告いたしました。ですから、最初にどちらの事業についてですかということを申し上げました。  二十一年度の事業は補助事業です。二十三年度の事業は委託事業です。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど答弁したとおりでありますが、実績報告書と、こういうのを法律にのっとりましてきちんと受け取ってございます。
○国務大臣(茂木敏充君) 何度も答弁申し上げておりますが、適切に法にのっとって開示すべき部分については開示をさせていただいております。
○国務大臣(茂木敏充君) 日本がベトナムに輸出した原発について何らかの調査をするものではなくて、FSにつきまして補助事業、委託事業として調査を行ったものでありまして、その結果につきましては、るる答弁申し上げておりますように、適正に開示をさせていただいております。
○国務大臣(茂木敏充君) 個人情報であったりとか、委員も法律はお詳しいと思います、さらにはその事業者が競合上不利になること、また外国との関係等々で開示できない情報はございます。そのことは法律の専門家としてよく御存じだと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 結構です。
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘いただきました案件、外部有識者によりまして行われる審査によって選定をされたものであります。また、日本原電、トルコのFS調査を実施する以前にも、ベトナム、カザフスタン、インドネシア、タイ等におきましてこれまで調査をしてきた経験、実績を持ってございます...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 客観的な立場で様々な選定を行っていただく、このための外部有識者であります。そういった意味におきまして個人情報は開示できないということであります。  個人情報として開示できないところが黒くなっていると、これは黒くなっていてしようがないんです。消すために黒...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 法律に基づいて行っております。  御案内のとおり、客観的に外部からの影響を受けずに選定をすると、こういう意味において必要なプロセスであると思っております。
03月25日第186回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(茂木敏充君) 浦野議員にお答えをいたします。  私には、二問です。  最初に、医薬品、医療機器の研究開発成果の実用化を担うベンチャー企業の支援、育成についてでありますが、医薬品等の研究開発において、基礎研究から実用化に至るまでには、研究開発成果が効率的に事業化につ...全文を見る
03月25日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  産業競争力の源泉となる優れた技術や商品を生み出すイノベーションを促進するためには、特許、実用新案、意匠、商標の各分野での新たな知的財産戦略の推進が極めて重要です。...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○茂木国務大臣 この国会で七本の法案の御審議をお願いしておりますが、その最初の法案の最初の質問バッター、私にとっても最初の答弁ということでありまして、初めよければ全てよし、心して答弁をさせていただきたい、こんなふうに思っております。  我が国、貿易立国であります。そして同時に、...全文を見る
○茂木国務大臣 アベノミクス三本の矢の三本目、まさに民間投資を喚起する成長戦略ということでありまして、そこの中で国際展開戦略、大きな柱を占めてくることになります。  当然、企業が国際展開をする、これにはリスクが伴うわけでありまして、大航海の時代からいかにリスクを分散するかという...全文を見る
○茂木国務大臣 まさに委員御指摘の点、極めて重要だと考えておりまして、この貿易保険制度、民間ではカバーできない大きなリスク、例えば、戦争、テロ、外貨送金規制のようなポリティカルリスク、さらには相手先企業の破産であったりとか債務の遅延等の信用リスクの引き受けを行うものでありまして、...全文を見る
○茂木国務大臣 民主党政権時代に進めていただいたさまざまな改革、電力システムについてもそうでありますが、我々として、前政権でやっていたことだから自分たちは違う方向に行くんだ、こういったことはいたしません。いい改革についてはきちんと引き継ぎをしたい、そのように考えております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 日本経済全体を見ても、今、玉木委員御指摘のような方向に行くんだと思います。  今まで輸出の主流というのは、やはり東京や大阪の大企業、もしくは、中小企業といいましてもかなり大きな、地方に行きますと、例えば栃木とか香川から見ると大企業と思えるような中小企業が海外展開...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、経済産業省の国内のネットワーク、さらには全国の商工会議所、商工会等にパンフレットを置いて、貿易保険を地方の中小企業、小規模事業者の皆さんによく知っていただく。よい御提案だと思います。どういった形ができるかわかりませんが、ぜひ何らかの形でそれは具現化していきた...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係につきましては今政府参考人から答弁させていただいたとおりでありますけれども、技能検定そしてまた技能評価制度につきましては、きちんとした技術を習得した人が必要な期間、日本で研修が受けられる、そのためにあるべき制度であって、その人に対して門戸を閉ざしてしまう手...全文を見る
○茂木国務大臣 貿易保険とは直接関係ないかもしれませんが、御質問いただきましたので、お答えさせていただきます。  昨年の九月三日に決定いたしました基本方針、この中で、緊急対策、委員の資料にお示しをいただきましたように、地下水のバイパス、そして二つ目に、水ガラスによります地盤改良...全文を見る
○茂木国務大臣 やはり、さまざまな問題が今現場で起こる中で、御指摘いただいたようなタグの問題につきましても、これが問題発生を防止するという意味では重要だと考えておりまして、適切にタグの取りつけが進むようにしたいと思います。  その一方で、根本的な問題の解決、これがなされない限り...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、企業の国際展開といいますか、グローバルな展開をしていく。恐らく、マルチナショナルコーポレーション、こういう言葉が使われ出したのが一九七〇年代だと思いますけれども、マルチナショナルですから多国籍であるわけですね。一方で、企業なんですね、コーポレーションですから...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、企業形態がグローバル化すると、それぞれの国に合った雇用形態というのを考えていかなくてはならない。同時に、逆に日本の雇用の形態は、終身雇用制度、こういったものが続いてきたわけでありますけれども、現在は、過剰な雇用の維持から失業なき円滑な労働移動へ、こういう方...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの政府参考人の答弁とも関連するんですけれども、貿易保険そのものを増加させることが目的ではありません。あくまで日本企業の国際展開等々を支援する、その結果として貿易保険もふえていく、これが本来の姿なんだと思っておりまして、そこの中で、インフラ関係等々で二千...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたが、この特別会計につきましては、平成二十八年に廃止、こういう基本的な方向のもとで、今後検討を鋭意進めまして、来年の通常国会にそのための法案を提出できるように準備を進めてまいりたいと考えております。もちろん、我々として、民間でできる分野、...全文を見る
○茂木国務大臣 貿易保険としての取り組みは、委員おっしゃったように、しっかりと規律を持って進めていきたいと思っております。  同時に、今回のウクライナに対する対応でありますが、まず、クリミア半島につきまして、力による現状変更について我が国としてG7とともに断固反対する、この姿勢...全文を見る
○茂木国務大臣 当然、民間とのすみ分け、そこの中で、将来を見据えて、民間ができる分野については民間にやってもらう、こういう基本方針については御指摘のとおりだ、こんなふうに思っております。  例えば、今回、昨年一月のアルジェリアの事件等を受けまして、戦争やテロによって事業が中断し...全文を見る
○茂木国務大臣 今回、法改正をお願いしているわけでありまして、それにふさわしいような体制であったりとか人員を整えること、これは必要不可欠だと思っております。さまざまなグローバル展開であったり、今お話しいただいたような技術の進展、こういったことに対してきちんと評価できる人材、人の数...全文を見る
○茂木国務大臣 それぞれの国の企業の国際展開のあり方によって、貿易保険としてカバーすべきエリアというのは変わってきますので、一律に日本だけが広いということにはならないと思っております。  それから、先ほど政府参考人から、上位三十社で全体のボリュームの八割という答弁をさせていただ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、日本のインフラシステム輸出ですけれども、これは、高効率の火力発電、鉄道、水システム、こういったものも含めて、ニーズの高い分野について、日本のすぐれた技術であったりとかノウハウを積極的に展開していきたいということであります。  そこの中で、原子力についてであ...全文を見る
○茂木国務大臣 前のめりというのは当たっていないと思います。前向きと表現していただいたので、そこで意見が一致する部分もあるかな、こんなふうに思っております。  東電の福島第一原発事故の経験と教訓を世界と共有していくことは、世界の原子力安全の向上や原子力の平和利用に貢献していくと...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法律案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
03月28日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○茂木国務大臣 穴見委員、一年ぶり、満を持しての御質問ということでありまして、しっかりと御答弁をさせていただきたいと思います。  アベノミクス、三本の矢、大胆な金融緩和、そして機動的な財政運営から始まりまして、まさに経済の好循環を実現し、そして景気回復の実感を全国の地方、大分に...全文を見る
○茂木国務大臣 私は、今、日本は人口が少子高齢化というふうに言われるんですけれども、経済そのものも少子高齢化だ、こんなふうに思っていまして、設備年齢はこの二十年で一・五倍になっています。高齢化が進んでいる。  一方で、少子化、ベンチャーが育たない。開廃業率を見ても、ヨーロッパ、...全文を見る
○茂木国務大臣 報告等々は速やかに行うべきだと思いますが、委員も御指摘のように、正確な数字等々について確認を行うということはより重要だ、こんなふうに考えております。  八月がてんやわんやであったという話でありますけれども、総理の発言は九月のことでありまして、これにつきましては、...全文を見る
○茂木国務大臣 辻元先生は非常に質問の仕方がお上手なんですね。ずっと今、福島第一の観測井戸、これは建屋よりも海側ですから、そこの数え間違い、確かにこれはあってはいけませんけれども、その話と、急にこれは山側の地下水バイパスですから、まだ当然汚染源に触れていない、こういうものにつきま...全文を見る
○茂木国務大臣 このビットコインについて、何も決まっていないということではなくて、少なくとも、強制通用力を持っていないわけでありますから、これは、現行の法制上、通貨とは認められない。当然、キャピタルゲイン、そして売却益等については課税の対象となる、そのように考えております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 伊東委員から、御自身の経験も踏まえて、さまざまな事例を御紹介いただきました。  資料の中にもありましたロボットスーツのHAL、私も直接拝見したことがありますけれども、すばらしい製品だなと思っておりまして、医薬品であったりとか医療機器、さらには再生医療など、医療関...全文を見る
○茂木国務大臣 そのようにさせていただきたい。これまでも答弁をしてきたところでありますけれども。  福島第一におけますさまざまな作業は長期を要する、また危険も伴うものでありまして、しっかりした人材の長期的な確保、こういう観点から東電として取り組むように指導してまいりたいと考えて...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、国際情勢も変わってきております。そして、貿易保険法の改正につきましては、衆議院は御可決いただきましたが、新たな形態の資金調達であったりとか、また事業というのが起こっているわけでありまして、当然、公的な保険制度もそういった実態に合わせて常に見直しが必要だと思...全文を見る
○茂木国務大臣 この日本貿易保険、平成十三年から独法化されたわけでありますけれども、それ以降、プロパー人材の育成であったりとか、海外で起こりますさまざまなリスクに対する評価であったりとか、組織としてのスキル、こういったことを積み上げてきたわけでありますが、今後、特殊会社化していく...全文を見る
○茂木国務大臣 しっかりと指導してまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 中心市街地の活性化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中心市街地の活性化については、平成十年に中心市街地活性化法を制定し、平成十八年に同法の見直しを行うなど、着実に取り組んでまいりました。しかしながら、少...全文を見る
03月28日第186回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(茂木敏充君) 平木議員にお答えをいたします。  経営安定関連保証等対策費補助金が活用されなかった理由と、そして今後の対応策についてでありますが、平木議員御指摘の補助金につきましては、リーマン・ショック後の中小企業・小規模事業者の資金繰り円滑化のため、平成二十一年度第...全文を見る
03月31日第186回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 岩井委員御指摘のように、明らかに、業況、これは中小企業も含めて改善傾向にある。御指摘いただいた製造業で六年ぶり、非製造業においては二十一年十か月ぶりの改善ということでありまして、こういった流れを本格化させていくと。まさにこの国会、安倍政権として好循環実現...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な御指摘だと思っております。  景気の好循環、経済の好循環を実現していくためには、全国三百八十五万に及びます中小企業、そして小規模企業の業績が改善する、こういったことが極めて重要だと思っておりまして、委員御指摘の二点ですね。一つは、下請取引の適...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) さすがに経理の専門家の杉先生からの御指摘だな、テレビを御覧の国民の皆さん、中小企業の経営者の皆さんも、本当にいい審議をようやく聞くことができたな、こんなふうに思っているところじゃないかなと思っておりますけれども。  委員御指摘のように、この税制の即時償...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) お示しいただきましたパネル、隠れ借金とか表に出さない借金とかいうと、何かいかがわしいような感じはいろんな事例でするかもしれませんけれど、本件については全くそんなことはございません。  まず、重い債務を背負います国に対する貿易保険関係の債権の放棄につきま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全体の構図につきましては先ほど私の方から答弁をさせていただきましたが、例えば何億円借りてそれを何回で返すとか約束したのに返していないという問題とはこの問題というのは違うと、そういうふうに考えておりまして、国の援助政策の一環として国際合意に基づいて行った債...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 貿易保険、保険をお支払いいただきます方の保険料によって成り立っておりまして、これは民間ではなかなかカバーのできない大きなポリティカルリスク、さらには信用リスク、これに対応していくための制度として堅持をしてまいりたい。それに必要な健全な財政基盤をつくってい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども答弁をさせていただきましたが、全体の額につきましては九千六十六億円であります。  そこの中で、貿易保険としての削減相当額、これはどういった推計をするかによって変わってまいります。過去の回収率、これが八九%、こういう前提に立ちますと八千億円程度と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、正確を期ささせていただきたいと思うんですが、この日本貿易保険、現在の独立行政法人から、今後、政府全額出資の特殊会社、これに移行することが定められております。  恐らく、担っております業務からしまして、民間では引き受けられないような極めてハイリスク...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) J—ADNI2に関します経済産業省関連の平成二十六年度の予算、これはNEDOへの交付金の一部ということでありまして、二・八億円を計上しているところでありますが、当該予算の執行につきましては、これまでの事業実施に係ります調査結果を踏まえて判断すべきと考えて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 経済産業省の平成二十四年度の決算検査報告に関しましては、件数で八件、そして額で一千百五十三億円の指摘を受けております。  この一千百五十三億円のうち一千百四十九億円につきましては二つの案件であります。これが大宗を占めるということでありまして、その一つは...全文を見る
04月01日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) 優れた技術や商品を生み出しますイノベーション、これを促進していくためには、特許、実用新案、意匠、商標の各分野におきまして新たな知財戦略の推進が極めて重要だ、こんなふうに考えております。このため、災害時等におけます柔軟な対応や既に成立した特許権の早期の安定...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 目的は、最終的にはイノベーションを進め日本の経済を活性化していく、国際競争力を付けていくということであると思っております。もちろん、何から何まで特許化すればいいと、権利化すればいいというものではありませんけれど、基本的にはプロパテントなんだと、その上でも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国の中小企業、また小規模事業者、様々な優れた技術を持っております。特許を出願する、先生おっしゃるように、大企業だったらば、何というか専門の部門があって、もし最初でうまくいかなければ更に時間を掛けて工夫をするとかできるんですけれども、なかなか、町工場の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) あと一分残っておりますので。  世界最速かつ最高品質の特許審査を行っていくためには当然体制も充実をしていかなければいけないと考えておりまして、例えば審査官の数でも、国際比較してみますと、米国が七千八百人、中国が五千七百人に対して、日本は僅か千七百人とい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 増子委員御指摘のとおり、職業専門資格士に関しまして、弁護士法、公認会計士法、そして税理士法といいました職業専門資格士法にはそれぞれの使命が明記されておりましたが、現行の弁理士法に関しましては、弁理士が行います個々の業務や責務は明らかにされているものの、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ありがとうございます。簡単に答弁しようと思うんですけれども。  私、余り、ワインのソムリエとか、資格取るの好きじゃないんですよ。ただ、発明とか発掘は好きでして、本当は王の墓探したいんですね。エジプトはもう中王朝の第十八王朝、ツタンカーメンの墓が出てしま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私が明確な基準を持っているわけではありませんが、四番は非常に似ているなと、こういう印象を持ちます。
○国務大臣(茂木敏充君) 大変勉強になった気がいたします。  私が個人的に、何番が同じでありというか、そういうことを申し上げるということはなかなかできないわけでありますけど、少なくとも、商標権の保護ということになってきますと、独占的、そして排他的な使用、これが可能になるというこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) TPP交渉は様々な分野について行われておりまして、そこの中で、知的財産分野、これ、日本企業が開発した新技術であったりとか日本でつくられた高付加価値な製品やコンテンツを海外で適切に保護していく上で極めて重要な分野であります。  かなり各国の利害、十二か国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国の国益考えたときに、当然、国民の生命、健康、極めて重要な課題だと考えております。  そういった中で、権利の保護そして利用のバランス、しっかり図っていくことが重要だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず審査官、量的にも足りません。同時に、御指摘いただいたように、質の意味でも高めていかなきゃならない。ただ、人だけで全てカバーできるということではなくて、類似の特許案件について検索できるシステムであったりとか、全体をデータベース化する、こういったことでシ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) におい、嗅覚との関係でいいますと、今お香の話ありましたけれども、京都の山田さんに私もお香の方はブレンドしてもらっているんですけれども、最初の数日は分かるんです、確実に新しいブレンドのが。ところが、やっぱりどうしてもそのにおいに慣れてきたりもします。数日間...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回、弁理士法の改正を行いまして、明確に弁理士の使命というのを定義をさせていただいたわけでありますが、そういった中で弁理士の皆さんにも御理解いただいて、そういった仕事を率先してやっていただく。  ただ、それが、将来的に見ますと、その中小企業がだんだん規...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 貿易保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  今後、我が国が経済の持続的な成長を実現していくためには、日本企業の国際展開を支援することにより、著しい経済成長を遂げる新興国を始めとする海外の旺盛な需要を獲得す...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○茂木国務大臣 我が国はこれまで、若年層の進学であったりとか就職の機会を中心として、地方から大都市へと人口が流入をしておりまして、昨年におきましても、委員御指摘のように、特に東京圏におきましては約九万七千人の転入超過ということになっております。将来推計におきましても、大都市圏への...全文を見る
○茂木国務大臣 詳細については、できましたら田中政務官の方からお答えをさせていただきますが、まちづくり三法、最初につくりましたときに質問バッターの最初に立ちましたのはたしか私だったんじゃないかな、こんなふうに思っております。  これは、さまざまな省庁にまたがる中心市街地の活性化...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、私の本の名前でありますけれども、「都会の不満 地方の不安」という本でありまして、国会図書館にもありますので。  その上で、御指摘のように、国土庁は一定の役割というのを果たしてきたと思っております。全総、新全総、三全総、四全総と、非常に注目された全国の総合開...全文を見る
○茂木国務大臣 地方の中心市街地に民間の有望な投資を呼び込む、こういう観点から考えますと、やはり、出店のコストというのを下げていかなくてはいけないと思っています。  大きく二つの側面があると思うんですけれども、一つは、やはりテナント料です。例えば、東京のテナント料と地方都市のテ...全文を見る
○茂木国務大臣 三日月委員がおっしゃった今の問題点であったりとかポイント、全く私も同じ考えを持っております。  長浜は何度も私も訪問させていただいておりまして、本当に、全国的にもモデルになるような、どちらかといいますと、中心市街地の視察のために行く人の方が多いんじゃないかと思う...全文を見る
○茂木国務大臣 私は非常にいい提案だと思いますね。経済がよくならなければ中心市街地がよくなったということになりませんから、やはり、税収、それは当然その時々の経済で動きますけれども、そういった指標を見ながら施策の効果をはかっていくということは極めて重要だと思います。  中心市街地...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどの近藤委員、そして三日月委員と、大変貴重な御提言をいただいたと思っております。  中心市街地の活性化の問題にはこれまでも取り組みをしてまいりまして、なかなか難しい課題も抱えている中で、これから、民間のいいプロジェクトに対してより重点的な支援を行うと同時に、...全文を見る
○茂木国務大臣 新潟は、万代橋も含め、本当にすばらしい風情のある町だ、そんなふうに私は思っております。  申請書類は、このにぎわい補助金に限らず、簡素化をしていく必要がある。実は、先日、商店街連合会の方からもこういった御要請をいただいております。できる限り商店街の皆さんには事業...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、ネット通販でありますけれども、私が楽天の三木谷さんと最初会ったときには、まだ社員十数人でした。それがここまでの企業に成長している。やはり、委員御指摘のように、ネット等々を通じたそういうショッピングというのは大きく拡大してきているわけであります。  一方、地...全文を見る
○茂木国務大臣 いろいろ御意見を伺っていまして、例えば、通訳案内士がなぜ使われていないかとか、そういう議論も、要するに日本に来る外国人が少ないんですよ。ようやく一千万人を超えたんですから。また来たいと思うような魅力ある地域をつくらない限り、通訳案内士が幾ら頑張ろうと思ってもそれは...全文を見る
○茂木国務大臣 イギリスは、一九九六年にシーケンシャルアプローチ、シーケンシャルですから順序立てたアプローチということでありまして、御指摘のように、大型小売店舗を立地するときには、まずは中心市街地、その次に中心市街地の隣接地、そして地区センター、ローカルセンター、それ以外、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 非常に精緻な答弁をされたのでわからない部分もあるかと思うんですけれども、要するに、四科目合格しないと卒業できない。今まで二科目とっています、その人は残りの二科目を受けて、そこが合格すればいいですよということによって、卒業の門戸を広げて、その人が卒業した後、さまざま...全文を見る
○茂木国務大臣 ユニバーサルスタジオもすばらしいと思うんですけれども、ディズニーランドがあれだけ客を呼ぶ、名前が東京ディズニーランドというのが大きいと思うんですね。千葉ディズニーランドだったらなかなかあそこまでいかなかったんじゃないかなというところもあるんですけれどもというふうに...全文を見る
○茂木国務大臣 余り、どこがいい悪いという評価は難しいんですけれども、高松の丸亀商店街であったりとか青森の新町通り商店街であったりとか、これはコンパクトシティーのはしりとも言われておりますけれども、さまざま特徴のある商店街というのはあるんだと思います。  そして、委員御指摘のよ...全文を見る
○茂木国務大臣 まちづくり三法を一九九八年に最初につくりまして、二〇〇六年に改正をしたわけでありますけれども、私も当初のころからかかわってまいりました。そして、これは一つの省庁では完結しない。経産省、国交省、さらには厚生労働省であったり、道路の問題であったり、警察もありますし、さ...全文を見る
○茂木国務大臣 なかなか一概には難しいところでありますけれども、私は、地方はそれぞれ歴史、文化、引き継いできている資産というものがある、そういった地域資源が有効活用される、こういうことが極めて重要なんだと思っております。あとは、やはりそこの地域に住んでいる方がみずからまちづくりに...全文を見る
○茂木国務大臣 非常に難しい質問であるんですが、ちょっと、こんな答えをさせていただくとイメージが湧きやすいかもしれないです。  これまで日本は、長引くデフレ、そして過度な円高という中で企業も三重苦、四重苦と苦しんでまいりましたけれども、ここに来て企業収益は改善傾向にあり、それが...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年の六月に取りまとめました日本再興戦略におきまして、病院であったりとか公共施設、商業施設といったさまざまな都市機能を集約したコンパクトシティーの実現、これを目標として定めたところであります。  人口が減少時代に入っていくということになりますと、人口が急拡大した...全文を見る
○茂木国務大臣 その部分だけお答えさせていただきます。  まず、一般論として、原子力発電施設において万が一事故が起こった際の責任につきましては、企業の契約内容や、当該施設が所在する国の原子力賠償に関する国内法に照らして判断される、こういうことになってまいります。  原子力の損...全文を見る
○茂木国務大臣 これは詳しいデータを拝見しないとわからないんですが、先生にお示しいただいた表の一、我々が中心市街地のあれでいわゆる大型店と捉えているのとは違うようなショッピングセンターがかなり入っていると思います。それは恐らく、九〇年代は主流ではなかった、そういったものが二〇〇〇...全文を見る
○茂木国務大臣 まちづくり三法ができまして、それによって大店立地法にかわるわけです。それで、それまでのいわゆる地域的な需給調整のやり方をゾーニング規制といった形にしまして、さらには、二〇〇六年の改正によりましてさらにこの規制を強化するという形で、先ほど来答弁がありますように、大店...全文を見る
○茂木国務大臣 需給調整については、先ほど説明申し上げたように、ゾーニング規制といった形に変えさせていただきました。  ただ、大型商業施設と地域の商店街の方々がさまざまな意味でまちづくりについて意見交換をする、さらには理解を深める、こういったことは極めて大切なことだと思っており...全文を見る
04月03日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今後、我が国の経済の持続的な成長を実現するためには、著しい経済成長を遂げる新興国を始めとする海外の旺盛な需要、そして成長市場を獲得することが重要であります。  日本は貿易立国でありますが、今後は同時に産業投資立国、海外に直接投資を行って、そこの収益をま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御案内のとおり、昨年の日本の貿易赤字、過去最大、十一・五兆円という数字になったわけでありまして、これは一方で、過度な円高の是正、進んできたわけでありますけれど、輸出企業も十分には、何というか、現地において価格等を下げなかったと、幾つかの要因もあるんだと思...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 省エネルギーの推進、日本にとって最優先、また最重要な課題の一つであると、このように考えておりまして、関係閣僚会議を置くかどうかと、そういう体制をどうするかという問題は別にしましても、これは一省庁とか一部局にとどまらず、政府一丸となってしっかりした体制の下...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) お示しいただきましたこの資料を見ましても、特に何もしていないという企業が三割近くに上るということでありまして、これはやっぱり私は、国としても、それから各企業が深刻に捉える必要があると、このように今考えております。  もちろん従業員といいますか、何という...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回、この貿易保険法改正をさせていただく、また貿易保険の機能を強化する、大きく三つの観点といいますか、テロであったりとか戦争等のリスクに対してもっと、例えば人件費の面であったりとか倉庫保管料であったりとか、保険の幅、カバーできる範囲を増やしていく。さらに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な考え方、そして方向性については、私、直嶋委員おっしゃるとおりだと思っております。  アベノミクス三本の矢のうち、まず三本目の矢、民間投資を喚起する成長戦略、そこの中に幾つかの柱がありまして、国際展開戦略、これは単に経産省が決めた話ではなくて、政...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のとおり、前回の貿易保険法の改正、これは十五年前の一九九九年のことでありまして、その内容は、貿易保険の運営主体として独立行政法人日本貿易保険を創設するということでありまして、それに沿いまして日本貿易保険、二〇〇一年に発足をしたわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今御指摘ありました今回の法改正、それともう一方で、この日本貿易保険につきまして特殊会社に移行する。これ、一つは、前者は外に対する対応であります。それに対しまして後者の方は、この貿易保険の自由度、効率性、機動性を高める、言ってみますと内側の改革を求めている...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後具体的な検討はしていきたいと思いますが、日本企業、日本が裨益をするということを考えたときに、例えば一%であったりとか、例えばプラント輸出でありましても、ほんのそこの中の一部のごくごく小さな部品というのを対象にすることについては対象の広げ過ぎではないか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これからかなり広域的な経済連携交渉を日本としても進めて、経済連携の網を世界に張ってまいりたいと思っております。  個々の交渉の具体的な内容、つまびらかにできない部分もありますが、NEXI等、国のこういった保険が相手国との間で大きな問題になっている、こう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変大きな視点から御質問いただいたところでありますけれども、今、安倍政権としては、企業の収益の改善、これを賃金の上昇、所得の向上につなげ、それが消費の拡大を生んで、投資が拡大をする、こういった経済の好循環をつくっていきたいと考えております。  それを行...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 内部留保の方を若干補足をさせていただきますと、確かに内部留保、御指摘のように額増えてきておりますけれど、これ、先ほどほかの委員からも御指摘のありました国内の税制上の課題、また相手国におけます様々な制度的な障害もありまして、この後者についてはしっかり日本と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二〇一〇年頃の話でありますが、日本損害保険協会から、民間損保が引き受けた対外取引に関する保険について国が直接再保険を付けられるよう要望があったところでありますが、これにつきまして慎重な検討を行ってまいりました。  二つ大きな変化があると思っております。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 閣議決定どおり、しっかりと廃止してまいります。
○国務大臣(茂木敏充君) 国際展開戦略、様々な分野でありまして、インフラシステム輸出、ここの中にはエネルギー関係の高効率の火力発電もありますし、今御指摘をいただきました原子力もございます。また、日本が優れた運営ノウハウ等を持っております鉄道であったりとか、技術的に世界一と言われて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
04月04日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
○茂木国務大臣 函館市が昨日付で大間原発の原子炉設置許可の無効確認等を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したことは、承知をいたしております。  内容は無効確認ということでありますが、現段階では、訴状が送達されておりませんので、詳細、当然把握ができておりませんので、きょう段階でのコ...全文を見る
○茂木国務大臣 辻元委員は訴状をごらんになってお話しされているのか、想定でお話しされているのかわかりません。訴状をごらんになった上でこうであるということでありましたら、それについてお答えをいたしたいと思います。  一方、大間原発につきましては、民主党政権時代に既に原子炉の設置許...全文を見る
○茂木国務大臣 まず何点か正確を期したいと思うんですが、エネルギー基本計画につきましては、さまざまな報道がなされているかと思いますけれども、今与党でさまざまな議論が行われておりまして、丁寧なプロセスを経た上で閣議決定をしたいと思っております。  それから、確保する規模とおっしゃ...全文を見る
○茂木国務大臣 今の日本、三・一一の事故以来の新たなエネルギー制約に直面をしているわけであります。エネルギーの安定供給を図っていく、また、今エネルギーの調達コスト、発電コストが非常に高くなる中で、いかにコストを下げていくかということも重要な課題であります。  また、省エネを進め...全文を見る
○茂木国務大臣 一つの考え方である、そんなふうに思っております。  詳細な答弁の前に、一つ訂正をさせていただきます。二〇一〇年の設置許可についてでありますが、同じ青森県でありますが、東京電力の東通一号でありました。訂正をさせていただきます。  それから、過去のエネルギー基本計...全文を見る
○茂木国務大臣 分散型エネルギーとしての熱の利用であったり併用は極めて重要だと考えております。  御質問の中で、固定価格買い取り制度、全国レベルの制度の話がありましたので、全国レベルで展開するとなるとこういう課題があるのではないかな、こういう視点からお答えをさせていただきました...全文を見る
○茂木国務大臣 私の前任者であります枝野前大臣と全く同じ考えでありまして、今政府参考人から紹介させていただいたデータもございます。さらには、縦軸、横軸に企業の収益性そして女性幹部の登用割合をとりますと、きれいな相関関係、右肩上がりのプロットができる、こういった状態でありまして、ま...全文を見る
○茂木国務大臣 ロシアからのLNGの輸入でありますが、現状でも我が国の輸入量の一割を占めるということでありまして、極めて重要な供給元の一つであります。一方、最近の動向を見ますと、クリミア半島の動きにつきましては、力による現状変更については日本として断固反対をする、こういった姿勢を...全文を見る
○茂木国務大臣 ミャンマーでありますが、アジアの最後のフロンティア、こういう言い方もされたり、さまざまな意味で大きな可能性があるわけでありますし、二〇一一年の民政移管以降、テイン・セイン大統領の強い指導力のもとで、民主化、国民和解、経済改革が着実に進んできております。  また、...全文を見る
○茂木国務大臣 ミャンマーは、私も何度も訪問させていただいておりますけれども、極めて安全な国、そしてまた親日的で真面目な国民性を持っている、そんなふうに訪問のたびに考えております。  それは、これからまさに本格的な国づくりを進めるわけでありますから、日本と同じようなスピードで物...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、ビットコイン、コインといいましても、強制通用力を持っておるわけじゃありませんから、通貨とは言えないわけでありますけれども、御指摘のように、送金にかかる手数料、コストが圧倒的に安い、さらには手続に要する時間が本当に短い、こういうメリットがあって、新しい決済手...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほど今井委員から御議論のあった、トランザクションの基盤をやはり日本でつくっていかなければだめだ、これについては全く同じ意見であります。  それが通貨の部分になるかどうかは別にしまして、通貨を考えましても、もともとは物々交換であった、それが物々交換では大変...全文を見る
○茂木国務大臣 一九八八年にソウル・オリンピックがありました。当時、私は、韓国の電機メーカーのラインを見まして、日本に追いつくのは三十年は確実にかかると思っておりました。しかし、十数年でキャッチアップした。もちろん、企業努力もあったんだと思います。しかし、さまざまな形でそういった...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、国として、また経済産業省として行っておりますさまざまな補助事業、例えばものづくり補助金のように、中小企業、小規模事業者の皆さんから大きな評価をいただいているものもあります。その一方で、不正事案が出てまいりますと、それ全体で補助金が、全体としておかしいのではな...全文を見る
○茂木国務大臣 ありとあらゆる努力、まさに言葉のとおりでありますけれども、大きく申し上げると、経営面での努力、それから財政基盤を強化するための努力ということになってくるかと思います。  経営の効率化を進める、さらには、例えば燃料費の調達コストもまだ高いと言われております、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギー基本計画につきましては、二月二十五日に政府としての原案を取りまとめを行いました。国民生活等々に直結する極めて重要な問題でありますから、丁寧なプロセスを経て最終的には閣議決定したいと考えております。  二月二十五日に政府の原案を取りまとめた上で、当然、プ...全文を見る
○茂木国務大臣 柏倉議員の方からこの委員会で初めて御質問いただくということで、若干緊張もして心臓もばくばくしておりますので、何かありましたら、循環器内科の御専門ということで、よろしくお願いしたいと思います。  二〇一三年の我が国の貿易収支は十一・五兆円と過去最大の赤字を計上した...全文を見る
○茂木国務大臣 ミャンマーのお話をいただきまして、当然、歴史がありますから、それぞれの時代で、日本とミャンマーの間は、非常に緊密だった時代、例えばビルマの竪琴に象徴されるような時代もありますし、例えば軍事政権下でミャンマーが欧米諸国と非常に緊迫感、そういう中で日本もその一員であっ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども、バイオマス発電等々の課題、そしてまたその課題を克服していく上でも、固定価格買い取り制度につきましても三つの区分での制度設計を行っている等々の話もさせていただいたところでありまして、里山資本主義、きのう私はシューマッハーの「スモール・イズ・ビューティフル」...全文を見る
○茂木国務大臣 廃炉・汚染水の問題への対処には、高い放射線環境下における高度な技術を要する作業でありまして、また、専門性の高い人材が安心して、しかも相当長期間にわたって働けるような労働環境を整備することが不可欠だと考えております。  もちろん、個々の賃金につきましては、労働契約...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力損害賠償支援機構法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  東京電力福島第一原子力発電所の事故炉について、溶融燃料の取り出しや汚染水の処理など、その廃炉に向けた取り組みは、完了までに長い期間を要する極めて困難な事業で...全文を見る
04月09日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○茂木国務大臣 双葉町の幼稚園、小学校、中学校がいわき市において再開できた、本当によかったと思っております。  復興に向けてまだ道半ばという中で、あらゆる事業を東電に任せることはできない、国も一体になり、研究開発であったりとか困難な汚染水対策に、国が前面に出てこの作業、事業に取...全文を見る
○茂木国務大臣 将来的には、東電には、民間事業者として、きちんと付加価値を高め、そしてできる限り国民負担を少なくする形でさまざまな事業を進めてほしい、そのように思っておりますが、現状におきましては、機構が最大の株主として、東電に対する監督、支援に当たるということであります。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には同じ考えを持っておりますが、その前に、三・一一前の東京電力の経営については、私は、やはりコスト意識に欠ける、そういう部分があったんだろう、そのように思っております。  そして、現状におきましても、廃炉や汚染水対策にあらゆる資源を最優先でつぎ込むためには...全文を見る
○茂木国務大臣 公明党におかれては、それぞれの議員の先生方が担当地域を決めて、さまざまな御要望を聞いたり支援に当たられる。さすが自民党よりシステマチックだな、そんなふうに思っております。やはり何度もお会いする、そうしますと、課題についても深掘りができ、顔の見える支援ということで、...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに賠償それから廃炉は業務としては違っておりますが、廃炉につきましても、また賠償につきましても、事故炉の設置者であります東電が主体的に行っている事業であります。そして、賠償円滑化のために東電に資金を援助して経営全体を監督している、これが原子力損害賠償支援機構とい...全文を見る
○茂木国務大臣 この廃炉・汚染水対策については、まさに与野党はないという思いで、皆さんからのさまざまな御提言についても、よいものはできる限り取り入れたい、こういう思いでやってまいりましたし、特に馬淵委員には、事故後、この問題に深くかかわってこられた、こういう立場から真摯にさまざま...全文を見る
○茂木国務大臣 それで結構です。そして、廃炉に対する支援業務が最も有効に働く、そのためにはどうしたらいいかという観点から、全てのことを考えていきたいと思っております。
○茂木国務大臣 結論から申し上げますと、廃炉の着実な推進につきましては、廃炉等技術委員会の適正な評価が担保され、そして運営委員会の議決を経た上でその適否について判断する、こういう形にしております。  新総特におきまして、機構は、二〇一六年度末に、みずからが保有する東電の議決権の...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的にはその方向で考えたいと思っております。  福島第一原発のような過酷な現場での作業は、作業員の方々のモチベーションを維持して、少しでも働きやすい環境を整備することが何より重要だと考えております。  東電も、これまでに、労働環境や就労環境の現状と改善ニーズ...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、労働環境の改善に向けまして、政府としても、経済産業省、厚生労働省、原子力規制庁等の連携を強化して、これら省庁が今御指摘をいただきました労働環境改善グループ全体会合に参加しまして、本件に積極的に対応するなど、政府一丸となった取り組みを進めているところであります...全文を見る
○茂木国務大臣 まず一言、簡単に、機構への人材の集約でありますけれども、積極的に進めていかなければいけないとは思っておりますが、正直に申し上げますと、人材を集めるというのはなかなか大変な作業である、こういう思いも持っておりまして、国内外から、専門性が高くそして使命感も強い、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 この問題は金融機関との問題でありまして、私も金融担当大臣を経験しておりますが、個々具体的な融資の形態について、国として金融機関に対して強制をするということはなかなか難しい側面があるわけであります。  当然、金融機関の方も、株主との関係等々も考えながら物事を進めな...全文を見る
○茂木国務大臣 確たる時期はなかなか申し上げられないんですが、今委員の方から御指摘のあったタイミングは一つのめど、タイミングにはなってくるものだと当然考えられると思います。
○茂木国務大臣 私募債方式の見直しは、極めて重要だと思っております。同時に、主力行初め金融機関に対しては、東電に対してしっかりした与信を与える、こういったことも重要でありまして、その両方の側面から考えることになりますが、当然、新総特に記載されている事項でありますから、それに沿って...全文を見る
○茂木国務大臣 賠償、そして廃炉・汚染水対策、業務としては当然違う業務であります。ただ、その業務を主体的に担っているのは、事業者であります東京電力という形になるわけであります。そして、賠償に必要な資金等々の提供を行うということから支援機構法がつくられ、支援機構というものが立ち上が...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来の議論の中の原賠機構法の附則六条第一項、第二項の見直しでありますけれども、政府参考人の方からも答弁申し上げておりますように、賠償というのは現在進行形であります。この状況も見ながら進めなければならない。  そして、支援機構法を制定したときに、これを制定する...全文を見る
○茂木国務大臣 実際には文部科学省の方からこの後お答えいただけると思うんですけれども、六条の一項は、原賠法の中で、御指摘にもありましたように、国の責任であったりとか事故収束に係ります国の関与のあり方、さらには紛争の解決組織、ADRセンター等々について。ADRの話は先ほど文科政務官...全文を見る
○茂木国務大臣 一般担保等々の問題につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、電力システムの一環として取り組みをしてまいりたいと思っております。  そして、若干議論はかみ合わなくなっちゃいますが、六条の一項、二項の見直し規定というお話をしながら、後段になると全体の見直しと...全文を見る
○茂木国務大臣 司令塔という言葉がなかなか、どういうものを意味するかということにもよると思いますけれども、基本的には、廃炉そのものの事業というのは今後東電の廃炉カンパニーが担う、こういうことになると考えております。  それに次いで、経営全体を監督する、そして技術問題も含めて必要...全文を見る
○茂木国務大臣 まさにこの安全審査、適合審査につきましては、規制委員会において行われている問題でありまして、その時期等々について政府として予断を持ったコメントはできないということでありますから、法の見直しと、それから再稼働の時期がどうなるのか、これはなかなか難しい問題があります。...全文を見る
○茂木国務大臣 三・一一の東日本大震災原発事故前は、例えばシビアアクシデントに対する対策が不十分であったりとか、規制機関の独立性が欠ける、さまざまな意味で安全神話に陥っていた、こういう反省に立ち、新たな独立した規制委員会というものをつくりました。  そして、この規制基準は、世界...全文を見る
○茂木国務大臣 もし文部科学省と委員の議論の中でかみ合わない部分があるとすると、まさに賠償につきましては天変地異という問題で想定できない、一方で、安全基準に関しましては、そういった地震の問題もありますけれども、オペレーション上のリスクであったりとかさまざまなリスクであったりとか、...全文を見る
○茂木国務大臣 福島そして被災地の復興、まだまだ道半ばだと考えております。  現実に、大変厳しい避難生活を余儀なくされている方はたくさんいらっしゃるわけでありまして、そういった方々がもとの生活に戻れるような状況を一日も早くつくる、こういったことが必要であると思っております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 詳しい数値等々につきましては、この後、政府参考人の方から答弁をさせていただければと思っておりますけれども、汚染水の港湾への流出は主に三・一一の事故直後に起こったものでありまして、そしてこの汚染水の影響は港湾の内、大体〇・三平方キロメートル以内に限定をされている。定...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギー基本計画、まさにこれから最終的な閣議決定を行う、こういう段階に入ってきておりますけれども、そこの中で、この原子力を安全に使っていく、さらには廃炉を進めていく、さまざまな意味で技術の蓄積、そして人材の確保ということが必要でありまして、そういったものに必要に...全文を見る
○茂木国務大臣 木下先生はこういった問題について、書籍だけではなくてDVD等々も駆使をされて、よく勉強されているというように承知をいたしております。  政府として、全体のプロセス管理であったりとかさまざまな技術等々について知見を持つことは必要だと思っております。そこの中で、実際...全文を見る
○茂木国務大臣 附則六条一項、二項におきまして見直しが求められているわけでありますから、それに沿って、関係省庁とも協議しながら検討を進めたいと思っております。
○茂木国務大臣 将来的には、一般担保がなくても事業者が資金調達に支障を来さない、こういった状況が望ましい、これは誰が考えてもそういうことになってくると思っております。  今、東電におきましては、私募債の見直し、主力行を中心に要請を行っているところでありまして、実際に協議が進んで...全文を見る
○茂木国務大臣 今の廣瀬社長の答弁で間違いないんですけれども、一番大切なことは、汚染水をふやさない、抑制をするためのさまざまな対策をとっていく。  こういった中で、今回、地下水バイパスにつきまして、大変厳しい状況の中で、地元の漁連の関係者の皆さん初め、苦渋の決断をしていただいた...全文を見る
○茂木国務大臣 今回御提案申し上げております法案が成立いたしますと、まさに機構が研究開発の企画、推進を行いまして、全体的な調整役を行っていくということであります。そのもとで、それぞれの研究機関であったりとかが明確な役割分担のもとで研究開発を進めていくことが必要である、そんなふうに...全文を見る
○茂木国務大臣 私が大臣になって初めてあの福島第一を訪問しましたのが昨年の一月になると思います。寒い季節でありましたけれども、現場の作業員の方の宿舎を拝見しまして、それぞれのプレハブごとに例えばトイレがないとか、こういう状況でありまして、これは生活環境の意味でもいろいろな問題があ...全文を見る
○茂木国務大臣 個々の労働契約そのものにつきましては、まさに民民の問題でありますから、それぞれの作業について幾らと政府が査定するという問題ではないと思っております。  大切なことというのは、各作業員の方に対して、こういう仕事である、それに当然支払われるべき報酬はこういうものであ...全文を見る
○茂木国務大臣 汚染水を漏らさない、さまざまな予防的、重層的な対策を重ねるということになるわけでありますけれども、一つのメルクマールは、今政府参考人の方からもありましたように、いわゆる敷地内のドライアップをするということであります。今回の地下水につきましても、雨水由来のものがかな...全文を見る
○茂木国務大臣 廃炉の実施主体は東電であります。東電におきまして、九千六百億円既に積み立てが終わっておりまして、あと十年間で一兆円の積み立てを行う。当然、実施主体でありますから、どれくらいの費用がかかるか、もちろん今後の作業工程、ロードマップも見直しをしていくことになると思います...全文を見る
○茂木国務大臣 栃木県を含めまして福島県以外におきましては、最終処分場をやはりそれぞれの県で御負担いただかなければならないと私は思っております。たとえ福島の原発事故に由来するものでありましても、各県におきましてできる限りの負担をお願いしなければいけない。そこの中で、国において、候...全文を見る
○茂木国務大臣 賠償と廃炉そのものは、業務としては違った業務でありますが、実施主体は東京電力ということになります。そして、賠償につきましては、支援機構におきまして現在行っております。同時に、支援機構は、東電の最大の株主でありますから、強い監督権限も持てる。  こういった中で、廃...全文を見る
○茂木国務大臣 法律のたてつけとしては委員おっしゃるような形でありますけれども、賠償については、東電として十分な資金の当面の手配ができないという形から、支援機構法のスキームというのをつくりまして、交付国債によりまして五兆円、今度は九兆円になったわけでありますけれども、その枠という...全文を見る
○茂木国務大臣 三谷委員そしてみんなの党としての御意見は、何度も承ってまいりました。  廃炉・汚染水対策に、東電としても、また国としても資源を集中できるような体制、こういったことを築いていくということは極めて重要だと思っておりまして、今回もそのための法改正をお願いしているわけで...全文を見る
○茂木国務大臣 前政権時代の二〇一一年の六月に、原子力損害賠償支援機構法を制定する際、あわせて、賠償に関する政府の支援の枠組みを閣議決定しておりまして、その中において、「損害賠償、設備投資等のために必要とする金額のすべてを援助できるようにし、原子力事業者を債務超過にさせない。」こ...全文を見る
○茂木国務大臣 東電の合理化、リストラをどう評価しているかということでありますけれども、日本語で言いまするリストラという意味でいいますと、前回の総合特別事業計画で目標として定めました人員の削減であったりとか資産売却等について基本的にクリアをした上で、本年一月に認定をいたしました新...全文を見る
○茂木国務大臣 東京電力におきまして、電力システム改革を先取りしまして分社化を進める、持ち株会社のもとに燃料・火力、そしてまた送配電、小売の各事業会社を設置する、そして、持ち株会社がグループ全体のリソースを活用して賠償、廃炉・汚染水対策に責任を持って取り組む、望ましい方向だ、この...全文を見る
○茂木国務大臣 今の質問の前に、先ほどの件で若干追加をさせてもらいますと、基本的には、燃料・火力の部門が発電事業を担う、そして、送配電、小売は名前のとおりの事業を行う事業会社ということになりまして、その上に持ち株会社がありまして、そこで各事業会社からの収益で例えば賠償、廃炉・汚染...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、汚染水問題につきましては、三つの基本的な方針、地下水を汚染源に近づけない、そして汚染源そのものを取り除く、そして汚染水を漏らさない、こういう原則のもとで、アクションプランを昨年の九月十日につくりまして、そういったアクションプランが十分に機能しない場合や潜在的...全文を見る
○茂木国務大臣 当時は我々の政権でありませんでしたので、政府と東電のやりとりの詳細については、私個人としては承知をいたしておりません。  一方、機構におきましては、主要な業務は賠償の支援ということでありまして、交付国債の枠を決めるということで円滑な賠償を進める、こういったことを...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の点は前政権において決めた方針でありまして、我々は我々として新たな方針を決定させていただいた。  これは廃炉等を円滑に進める上でも極めて重要だ、そんなふうに考えておりまして、恐らく委員も、前政権下で汚染水対策や廃炉対策がきちんと進んでいたとお考えだったら別...全文を見る
04月10日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  中心市街地活性化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  中心市街地の活性化については、平成十年に中心市街地活性化法を制定し、平成十八年に同法の見直しを行うなど、着実に取り組...全文を見る
04月11日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○茂木国務大臣 まず、原賠法の要請に基づきまして機構法というのをつくらせていただいたわけでありますが、細野委員も、事故直後から事故収束に向けたさまざまな取り組みで先頭に立って取り組んでいただきまして、やはり福島の復興の加速化を進める上で、第一原発の廃炉そして汚染水対策は最優先の課...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、東電が実施主体という中で、当然、賠償業務にしましても廃炉業務にしましても、相当な人材を割かなければならない。また、相当な資金というものも必要になってまいります。  そういった人材、資金、それを双方ともに適正に配分していく、こういう観点から...全文を見る
○茂木国務大臣 当面の課題として賠償と廃炉をしっかりと進めるということで、事故炉におけます廃炉、これは委員御指摘のとおり、三十年から四十年、極めて長期での取り組みが必要でありまして、それに必要な人材をしっかり確保していかなきゃいけないと思っております。  一方、賠償についてであ...全文を見る
○茂木国務大臣 実際に行います賠償はできる限り前倒しで速やかに、このように考えておりますが、当然、資金の回収であったりとか、そういった問題はある程度の期間がかかる問題であると思っております。  機構におけます人的資源のシフトがどうなっていくかということを今確定的に申し上げるわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 廃炉支援に関します全体的な企画であったりとか総合調整に関しましては、この法案をお認めいただけましたら、新機構において行うということになります。  そして、IRIDであったりとか事業者であったり、それぞれの役割分担は明確に考えておりまして、もし必要でありましたら、...全文を見る
○茂木国務大臣 廃炉について、ビジネスという言い方が適切な言葉としてどう捉えられるかということはあると思うんですけれども、恐らく、機構がビジネスとしてこういったことをやるということをなかなか想定はしにくいと思っておりまして、言ってみますと、国際貢献であったり、さまざまな我が国とし...全文を見る
○茂木国務大臣 今、拝見をいたしまして、真剣な検討に値する御提案だと思っております。  そこの中で、二点申し上げたいと思うんですけれども、国際展開に関して、先ほど、私、ビジネスという言葉遣いがいいのかどうかというのは自分なりに考えると申し上げたのは、恐らく、例えば水ビジネスとか...全文を見る
○茂木国務大臣 事故炉、特に福島第一、現実に今起こっている事故炉の廃炉と通常炉の廃炉を若干分けてお答えをした方がいいかと思うんです。  まず、これは単に事業者だけの問題ではなくて、メーカーも含めて、炉の構造がどうであるとか、さらに、事故炉で申し上げると、遠隔操作ロボットが必要に...全文を見る
○茂木国務大臣 御提案のありましたチェック、大切なことだと思いますので、改めてやらせていただきたいと思うんです。  ちょっと横道にそれるんですけれども、先日、テレビのドラマを見まして、これは「リーダーズ」という番組だったんですけれども、アイチ自動車、実際にはトヨタ自動車でありま...全文を見る
○茂木国務大臣 細野委員、私、質問の意味が正確にとれているかどうかなんですけれども、廃炉の実施主体、これはあくまで炉の設置者である東電である、このように考えておりまして、ただ、国としても、それに対する支援を強化していかなければいけない、こういった思いから機構法の改正をお願いしてい...全文を見る
○茂木国務大臣 趣旨はわかりました。基本的な認識は共有をいたしております。  ただ、この新しい機構の給与レベルと、こちらの廃炉カンパニーの給与レベル、これが完全に合うかどうかは別にしまして、廃炉カンパニーで実際の業務に当たる貴重な人材、長期にわたって優秀な人材が確保できるような...全文を見る
○茂木国務大臣 私の所管ではないので現場の状況がどうなっているかわかりませんけれども、何らか、物理的にとか業務的に障害になる著しい要因がなければ、私は、Jヴィレッジで一緒にやった方がいいのではないかなと思っておりますけれども、現場の状況がわかりませんので、ここで、確実にそうすべき...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと厚労大臣にも状況を聞いてみたいと思います。
○茂木国務大臣 汚染水対策につきましては、技術的に難易度が高い分野について国が前面に出て取り組むということで、今お話のありましたような、高機能のALPSといいますか、多核種除去設備になるわけでありますけれども、そういったもの、さらには凍土方式によります遮水壁の建設等におきましては...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的に、廃炉そのものにつきましては、東電において既に九千六百億積み立てを行っておりまして、今後十年間でさらに一兆円の積み立てを行う。基本的にはこの資金によりまして廃炉事業を進めてもらうということになるわけでありますけれども、一方で、今後の廃炉等に活用可能な遠隔操...全文を見る
○茂木国務大臣 一つの考え方としては理解できるわけでありますけれども、実態として廃炉を進めるという事業に、言ってみますとこの資金的な援助スキームをどこまで使っていったらいいかということについてはかなり慎重な検討が必要でありまして、やはり基本は東電にやってもらう、こういう大前提のも...全文を見る
○茂木国務大臣 細野委員もよく御理解の上で御質問いただいているんだと思いますけれども、法律上で申し上げますと、新規制基準への適合審査が終わりましたら、事業者みずからの判断で再稼働ができるという仕組みになっております。  ただ、実際に再稼働を進めるとなりますと、立地自治体等関係者...全文を見る
○茂木国務大臣 このエネルギー基本計画につきましては、政府原案を二月の二十五日にお示しをした後、与党において丁寧な議論を進めていただきました。その後、四月八日、与党として了承をいただいて、本日閣議決定をいたしました。  決定に至る過程で、構成であったりとか表現の変更、これは今ま...全文を見る
○茂木国務大臣 その前に、先ほどのエネ基の「はじめに」の書き方でありますけれども、当然これは、福島の皆さん、被災をされた皆さんの思いを思いとしてしっかりと受けとめて、そのもとで今後のエネルギー政策を進めていくという思いは変わりません。  ただ、先ほども申し上げたように、エネルギ...全文を見る
○茂木国務大臣 仮定の置き方というのは、いろいろな置き方があると思うんですね。そこの中で、まず、リーマン・ショック、二〇〇八年の話でありますけれども、ここを入れないで九年、一〇年だけでやるかとか、もしくは七年の数字をとるか。  一つの考え方ではあるんですけれども、この間からこの...全文を見る
○茂木国務大臣 御紹介いただいたこの図、これは私がつくったんですよ。自分で描いたんです。ああ、そういうとり方をするのかと。  私、逆に、これを見ると、きっとこれから高効率の石炭を重視する、こういうふうにとられたら、ニュートラルに描いているのにどうしようかな、こういう思いも含めな...全文を見る
○茂木国務大臣 これは再三答弁を申し上げておりますが、既に工事認可も受けているものでありまして、これは既設の範疇として捉えておりまして、新増設というくくりではございません。
○茂木国務大臣 まだ認可を受けていない計画中のものにつきましては、新しい方ということになります。
○茂木国務大臣 現段階においてはそうであります。
04月11日第186回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました電気事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  東日本大震災以降、我が国が直面している新たなエネルギー制約を克服し、現在及び将来の国民生活に責任あるエネルギー政策を構築するためには、電気の安定供...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木議員にお答えをいたします。  私には、三問いただいております。  最初に、競争が起こらないままの改革で電気料金が上がることはないのかという御確認でありますが、今回の改正電気事業法案においては、競争環境が整うまでは、従来の一般電気事業者に対する料金...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 田嶋議員にお答えいたします。  私には、六問の質問をいただきました。  最初に、電力消費の抑制策の成果についてでありますが、震災後、数値目標つきの節電要請のほかに、省エネに資する先端設備の導入支援や、柔軟な電気料金メニューの導入促進といった、需要面の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 木下議員にお答えをいたします。  私には、四問のお尋ねがございました。  最初に、規制料金の撤廃についてでありますが、今回の法案は、小売参入の全面自由化を行うものでありますが、料金規制を撤廃するまでの間も、小売参入の自由化で競争が促進されること、既存...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 江田議員にお答えをいたします。  私には、六問いただきました。  最初に、山間部や離島への電力の安定供給についてでありますが、今回の法案では、送配電線の整備コストの高い山間部でも、送配電網が確実に維持され、安定供給が実現されるよう、送配電部門について...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三谷議員にお答えをいたします。  最初に、小売電気事業者に対する供給力確保義務についてでありますが、新規の参入障壁にならないようにしてまいります。  今回の法案によりまして、小売電気事業者に確保を求める供給力は、みずから電源を保有する以外にも、他の発...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小池議員にお答えをいたします。  五問いただきました。内容の濃い答弁に努めたいと思います。  最初に、電源三法や電源開発促進税等の見直しについてでありますが、エネルギーの特性を考えると、あらゆる面ですぐれたエネルギー源はなく、現実的かつバランスのとれ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 塩川議員にお答えをいたします。  まず、原発輸出について、原子力産業界、財界の思惑ではないかという御質問でありますが、海外では、電力の安定供給やコストの観点から、原発計画を進めている国、検討している国も数多くあります。その際、単に建設するだけではなく、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 村上議員にお答えをいたします。  私には、七分で六問のお尋ねをいただきました。  最初に、三年連続で法改正を行うことについてでありますが、大胆な改革を現実的なスケジュールで進めるため、さきの臨時国会で成立した改正電気事業法の附則において、今回の電力シ...全文を見る
04月14日第186回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。各大臣お帰りになりまして、私一人だけ何か勝ち残りのような状態で残らせていただきましたが。  全体のエネルギー構成につきましては、各エネルギー源の特徴、これを考えますと、これは安定供給は重要でありますし、コストも極めて重要な要因であり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 詳しい数字、この後また政府委員の方からお答えできればと思いますが、御案内のとおり、日本のエネルギー、一九五〇年代、石炭から石油に大きなシフトが行われまして、そして一九六四年の東京オリンピックを迎える。まさに日本の高度成長期、鉄であったり、そしてまた石油、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力は発電時のCO2の排出がゼロと、世界的な課題であります地球温暖化の観点からも極めて重要だと考えております。同時に、福島第一原発の事故の教訓、反省、これを世界と共有することによりまして、世界の原子力の安全の向上、また原子力の平和利用、これに貢献してい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、本件につきましては、二〇一二年の十一月に、両社に対する支出、全額五十四・五億円につきまして、会計検査院から不当と指摘されたことも踏まえまして、特許庁において両社と精力的に協議をしました結果、二〇一三年の八月に契約の解約の合意に至りまして、その年の九...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ何でかというと、ティンバーランドの靴はトウがこんなに高くないんですね。それから、下のハミルトンのあれは竜頭にエッジが入っていないんですよ。よく見て買った方がいいですね。
○国務大臣(茂木敏充君) 一つのお考えであると思います。ただ、契約の際に実際に逸失利益というものをどう定義するか、若しくは、何というか、受託者といいますか、国との契約の相手先がそれについて十分納得できるかという問題、いろんなものについてあると思います。例えば、国が進めている施策に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島第一原発のような深刻な原子力事故におけます廃炉、そして御指摘の汚染水対策、これは世界にも前例のない極めて困難な作業であることから、現在、国も前面に出て取組を進めているところであります。  特に、汚染水対策につきましては、昨年九月、原災本部におきまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事故発生以来、トータルで申し上げますと一千六百六十一億円、廃炉・汚染水対策として使っております。そこの中で、千六百六十一億円の中で、平成二十三年度の補正、二十四年度の当初予算で措置されたもの、これは全体で八十億円であります。これが民主党政権時代であります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 予備費の本来的な性格から申し上げると、真山委員おっしゃるとおりだと思います。そこの中で、この汚染水対策、一日でも早く予算措置をして、一日でも早く準備を進め、一日でも早く事業に着工したい、こういった思いから緊急的な措置として予備費というものを使わせていただ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど全体像をお話し申し上げましたが、これまで予算措置千六百億円以上行っておりますが、前政権時代は八十億だったんです、八十億。我々が政権に復帰をしまして千六百億近いものをやりました。最初やはり緊急に急がなきゃならないものは補正であったりとか予備費という形...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島の復興を加速する意味でも、廃炉・汚染水対策、最優先の課題だと思っておりまして、東電だけではなくて国も前面に立ってその対策進めてまいりたいと思っております。  一点修正をさせていただきますが、民主党政権時代八十億予算措置したと申し上げましたが、四十億...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 八つの省庁が関連をしているというお話いただきましたけれども、私の記憶が確かでしたら、まちづくり三法、最初に作ったときは十三の省庁が関連をいたしておりました。そこの中で進めましたけれども、例えば、じゃ、警察どういうことをやっているかというと、例えば町で、例...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) できる限り使い勝手がいい、そしてワンストップで様々なことの御相談に応じられるような形というのは取っていきたいと思っております。  同時に、私は、中心市街地の活性化に取り組む地元の関係者の皆さんにも更にやっぱりコミットメントを強めてもらわないと困ると思っ...全文を見る
04月15日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 国の基本方針につきましては今政府参考人の方からお話あったとおりでありまして、これは基本的に、具体的な目標を定めることによりまして目標をどこまで達成できているか、こういったことを客観的に評価できると、こういったことを狙いとして定めたものでありますけれど、委...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 補助事業者に対しましては、交付後五年間、補助事業の成果報告を求めることにしております。途中、いきなり五年というよりも、二年目、三年目と定期的にフォローするようにする中で、市町村とも議論をしながら、どういうふうにしたら事業の成果が出るのか、こういう観点から...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 増子委員おっしゃるように、昭和三十年代以降ということでありますけど、日本でモータリゼーションが進んでいく中で、どうしても地方都市、車社会の前にできたものでありましたから、駐車場等々が不足をするということで郊外の大型店に客を相当取られた、こういう側面あった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まちづくり三法を最初に作りましたとき、増子先生にもいろんな形で御指導いただきましたが、十三の省庁が関わっておりました。現在でも八つぐらいの省庁が様々な施策、それは、経産省、国土交通省、総務省、そして先ほど御質問ありましたように警察等々関わっている中で、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) コンパクトシティーを進めると、中心市街地の活性化に向けて重要であります。同時に、今後のエネルギー制約を考えたときに、スマートシティーをつくっていくという方向も大事でありまして、各市町村によって全部が何というかスマートシティーということになるかどうかは別に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 汚染水の問題、様々な原因ありますけれど、ヒューマンエラーも含めてしっかりと対応していくことが必要だ、このように考えております。  そういった中で、構造的な問題も解決していかなければいけない。地下水バイパスの問題、これはやはり、毎日四百トン建屋に流入する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私が「都会の不満 地方の不安」という本を書いたのは一九八八年なんですが、今から三十六年前になるんですけど、当時、東京一極集中、こういう言葉がよく使われるようになりまして、当時はまだバブルでありまして、様々な都市機能とか人口が首都圏に集中をすると。経済的に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私が説明した方が分かりやすいと思うんですけれども、大学入試四科目あるとしまして、一遍に四つ取らなくても、一つずつでも、最終的に四つでも合格になります。さらには、もうそういう資格を一つ持っているということであれば三科目合格すればいいわけでありますし、三つに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年の十一月、御党、公明党の方から、地方都市の活性化に向けまして予算そして法制度において各省庁の有機的な連携を確保するよう御要請もいただいたところであります。  今回の法改正、経済産業省としてもこの中心市街地の活性化法の改正ということでありますが、一方...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、松田委員には、本日みんなの党の参議院国対委員長に御就任ということで、誠におめでとうございます。  それから、昨日のハミルトンの時計ですけれども、あの本物と偽物、もっといい見分け方分かりました。時計が、中に小さい文字盤入っていますよね、よくハミルト...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 内閣府が手を挙げていただけるかと思ったんですけれど。  残念ながら、そういった定量的な数字、恐らく政府として今持ち合わせていないんだと思いますけれど、そういった分析していく必要あるなと今の御質問を聞きまして感じたところであります。  日本が高度成長期...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○茂木国務大臣 さらに上回る水準と踏み込んだ表現をしております。同時に、再生可能エネルギーにつきましては、昨年来、我々として、今後三年間、最大限の導入を図るということでありましたが、今回のエネルギー基本計画では、三年たったその後も導入を進めていくということで、積極的に再生エネルギ...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば、再生エネルギーが二〇%とか、それから石炭が三〇%とか、こういう形ではなくて、再生エネルギーについても、これまでの水準をさらに上回る水準ということで、我々として積極的に導入をしていく、こういう姿勢を示しておりまして、ベストミックスという形でエネルギー基本計画...全文を見る
○茂木国務大臣 炉の設置者でありまして、実際に廃炉事業等々を行っていきます東京電力には、引き続き実施主体としてしっかりした責任を果たしてもらいたい。国としても、そのための指導をこれからもしっかりと続けていきたいと思っております。
○茂木国務大臣 仮定のケースでありますので、なかなかお答えしにくい部分はありますが、犯罪としての蓋然性が高い、そういうふうに判断をされた場合には、当事者においてそういった対応がとられる可能性はあると考えております。
○茂木国務大臣 やはり、若くて優秀な人材を集めていく、こういうことになりますと、例えば廃炉と一般的に言いますと、なかなか明るいイメージを持てない部分も率直に言ってあるんだと思います。  しかし、これが新しい技術に対する挑戦であったり、まさに福島の再生という、日本が抱えている最大...全文を見る
○茂木国務大臣 今、世界全体で四百基以上の原発が稼働をしている。そのうち一割は既に稼働から四十年を超える、それからまた四割近くにつきましては三十年を超える、こういう状況でありまして、今後、老朽化して廃止を決定していく原発をいかに安全に廃炉していくか、これは世界共通の課題であると考...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の機構法の改正、これは賠償に対する資金援助のスキームとは違いまして、廃炉に関しまして総合的な調整であったりとか技術支援を行うことを基本とした法改正をお願いしているものでありまして、廃炉について資金援助を行う、そういうことを前提といいますか、中心にした法案の形に...全文を見る
○茂木国務大臣 御案内のとおり、新総特は、昨年末に閣議決定を行いました「原子力災害からの福島復興の加速に向けて」で示した方針も踏まえて、これまでの総特を全面的に見直したものでありまして、具体的に、簡潔に申し上げますと、廃炉・汚染水対策に万全を期すための十分な体制の整備、被害者賠償...全文を見る
○茂木国務大臣 実施主体、これは炉の設置者であり、事故を起こした東電において責任を持って行う、この基本的な原則は変わっておりません。  ただ、福島第一原発の廃炉は世界に例のない大変困難な作業でありまして、さまざまな英知、さまざまな能力を結集してこの作業を行う必要がある、その全体...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと、流用という言葉は適切ではない、私はそのように考えておりますけれども。  中間貯蔵施設につきましては、国が土地を取得して早期に建設する必要があります。その上で、国が責任を持って長期の事業期間にわたって安定的に管理していくことが福島の復興にとって不可欠であ...全文を見る
○茂木国務大臣 そのやりとりがあった前提といいますか、当初の賠償支援のための交付国債の発行限度額は二兆円であったと承知いたしております。  その上で、実際の賠償であったりとか除染の費用の推移等を踏まえまして、我々は、国が前面に立ってこれらの問題に取り組むことが福島の復興につなが...全文を見る
○茂木国務大臣 私がある時点において答弁をして、そしてそれが状況とともに変わるということであれば、そごがあるということになるかもしれません。さらに申し上げれば、同じ政権の中で、大臣の交代によりまして発言が変わるということであれば、そごということになるかもしれません。  しかし、...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
○茂木国務大臣 委員は秋田の御出身でありまして、私も野呂田先生には大変お世話になってきまして、自然環境の保護であったりとか、そういった中で、地域における再生可能エネルギーの重要さは誰よりもよく御認識をされていると思っております。  再生可能エネルギーは、委員も御案内のとおり、国...全文を見る
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  日本は、一九七〇年代、二度のオイルショックに直面をしたわけでありますが、さまざまな省エネの努力によりましてその石油ショック、危機を乗り越え、世界に冠たる省エネ技術、省エネ製品、そしてまた省エネ社会というのを構築したわけであります。現在、...全文を見る
○茂木国務大臣 御意見はよく聞かせていただきました。  取引はもともとは物々交換であったわけでありますけれども、取引形態が非常に複雑化する中で、顧客の保護とビジネスとしての活性化をどうバランスしていくかは永遠の課題である、こんなふうに思っております。  特に、先物取引等におき...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、昨年の十一月からガスシステム改革の検討を開始いたしました。この中で、御指摘いただきました広域ガスパイプラインの問題も含めて検討してまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 商品先物、そして金融商品、かなり専門的な議論で、二人の間では議論になるんですけれども、今傍聴の方なんかもいらして、もう少しちょっとイメージを湧かせるために企業の例で話をしてみますと、例えば、同じような事業形態の会社、A社とB社があります。A社は建設機械をやっていま...全文を見る
○茂木国務大臣 やはり議論が難しかったんだと思います。傍聴席の方は全員お帰りになってしまったという状況であります。  アメリカは、当然、天然ガス、これはパイプラインがあるわけでありますから、日本とは状況が違うわけであります。日本の場合はLNGで輸入していかなきゃならない。二〇一...全文を見る
○茂木国務大臣 非常にある意味でわかりやすい図をつくっていただいているんですけれども、何か松本清張の「点と線」を見るような思いがあるんですけれども、ちょっと解説をさせていただきます。  これに沿って若干お話をさせていただきますと、最初、文科省から答弁があったわけでありますけれど...全文を見る
○茂木国務大臣 片一方は、賠償の責任をどこまで負わせるか、こういうことで、その天変地異というものに着目をしているわけでありまして、恐らく宇宙から隕石が降ってきたらそうなるんでしょう、これは間違いなく私はそうなると思います。一方で、新規制基準というのは、どうしたら事故を起こさないよ...全文を見る
○茂木国務大臣 別におかしいと申し上げているわけではなくて、文科省の答弁それから規制庁の答弁、そこについて空白ゾーンがありますねというお話でありましたので、賠償の観点から答えるか、事故が起こった際にということで答えるか、事故を起こさないようにどういう規制基準をつくるかという観点か...全文を見る
○茂木国務大臣 今井委員御指摘のとおりだと思っておりまして、バイオマス、特にそこの中でも木質バイオマス発電につきましては、安定的に発電を行うことができますし、各地域において燃料となる木材を確保する、これが間伐材であったりチップであったり、さまざまなものも出てまいりますが、林業の活...全文を見る
○茂木国務大臣 金融機関のあり方は、先生の方が私より経験者としてよく御案内かもしれませんけれども、「半沢直樹」を見ても、それから「リーダーズ」を見ても、もう少しどうにかできないのかなと思うところはあるわけでありまして、もちろん個々の銀行の判断という部分はありますけれども、木質バイ...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な御指摘だと思っておりまして、このたび、エネルギー基本計画の閣議決定に合わせまして、特に再生可能エネルギーにつきましては、関係閣僚会議、こういったものも創設して、開催をいたしました。  各省庁間の連携をさらによくしていく、こういったことを検討していきたい...全文を見る
○茂木国務大臣 電気の事業を営むということをやる場合に、大きく二つの義務、責務というのがあると考えておりまして、一つはやはり安全を確保する、そしてもう一つは安定供給に努めるということであります。  まず安全。発電所を設置する者に対しましては、電気保安の観点から、設置する設備につ...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国として、原子力の平和利用そして安全性の向上、これは世界とも共有すべき重要な課題でありまして、そのためには、当然、委員御指摘のような技術力、人材というのが必要になってくるわけであります。  もちろん、依存度というものは低下をさせていき、また再生可能エネルギー...全文を見る
○茂木国務大臣 四月九日に回答させていただいた大半につきましては、これは規制に該当しないと、ポジティブな答えをさせていただいていると思います。  個々のところで、問題点につきましては、もしよろしければ参考人から答弁させていただきます。
○茂木国務大臣 原賠機構法におきましては、賠償に充てるための資金援助の決定に当たりまして、東電と機構が共同で特別事業計画を策定しなければならない、このようにされておりまして、本年の一月には、改定された新・総合特別事業計画について主務大臣として認定を行ったところであります。  東...全文を見る
○茂木国務大臣 料金規制もしくは認可につきましては、東電だから、ほかの電力会社であるからということによります差は生じない、こんなふうに考えております。  自由化後というのが小売の参入の全面自由化後のことでありましたら、この国会に提出している電気事業法の改正法案にも、東京電力も含...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどから大変重要な御指摘をいただいておりまして、この電力システム改革を進める三段階目の改革でありまして、発送電分離によりまして送配電部門の独立性そして中立性を確保していくということになりますと、この負担金も含めて、それぞれの発電事業者に対してイコールフッティング...全文を見る
○茂木国務大臣 きょうは、ダブルヘッダーで本当にお疲れさまでございます。  九回の裏、ツーアウト、最後のバッター、最後の投球ということになるかもしれませんが、先日来、塩川委員から、作業環境の改善につきましてさまざまな御提案もいただいております。  きょういただきました医療環境...全文を見る
○茂木国務大臣 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  産業競争力の源泉となる、すぐれた技術や商品を生み出すイノベーションを促進するためには、特許、実用新案、意匠、商標の各分野での新たな知的財産戦略の推進が極めて重要であります。...全文を見る
04月17日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、準工業地域への大規模店舗の立地件数、多いことは事実であります。ただ、この数字、解釈するのには、そもそも準工業地域の面積、これが商業地域とか隣接の商業地域と比べて三倍あると。面積自体が広いということもあります。そして、大規模小売店舗の立地のためには...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 京都というのは、恐らく、この地図にありますように、一般の人が思い浮かべる以上に南北に地域的に非常に長いという中で、その比較的中心部といいますか、に福知山ございまして、明智光秀が築城したということでも非常に有名な町でありますけれども。  福知山市、平成十...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中心市街地の活性化は、中野委員御指摘のように、平成十年に市街地整備、そして商業活性化、これを一体的に進めるという中心市街地活性化法を始め、いわゆるまちづくり三法を制定いたしました。そして、平成十八年には、町中居住と都市機能整備も含め総合的な対策を講じるた...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 市町村の関係者の皆さん、書類作りではなくて町づくりに取り組んでほしいと思っていますので、書類、私も今百六十ページ、百七十ページというお話伺って、ちょっと量としては多いんじゃないかなと思います。簡潔にできるところは簡潔にした方がいいと思っています。  ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おっしゃるとおりだと思っております。オープンカフェ含め、こういった町のにぎわい事業をつくっていく上で道路をどう活用していくかということは重要でありまして、警察ともきちんと協議をした上で、これが中心市街地の活性化に役立つような方向にしていきたいと思っており...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 荒井委員の方から、御地元、南相馬で始まりましたデマンドタクシーの御紹介ありましたが、特に地方ですと高齢者の方が多くて、自分が車に乗れない、しかも自分の近所を公共の交通機関が走っていないということで、こういった予約制、乗り合いによりますデマンドタクシーのニ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今答弁もありましたが、ただ、基本的に申し上げると、金融機関、これはメガも含めてでありますけれど、地域の金融機関、まだまだ担保主義というところがありまして、担保を取るんだったら誰でも貸せるんですよ。バンカーというのは、やっぱり事業の採算性であったりとか将来...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
04月18日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○茂木国務大臣 宮崎議員は弁護士で、那覇地裁で司法研修をされまして、知財の分野にも大変お詳しいと伺っております。  実はきょう四月十八日は発明の日であります。高橋是清が初代の特許庁長官ということでありまして、明治十八年四月十八日に、現在の特許法の前身であります専売特許条例を公布...全文を見る
○茂木国務大臣 議員は、自民党の知財戦略調査会においても中心メンバーとして御活躍をいただいております。  余りうんちくを語る時間はないようでありますけれども、デジカメは日本のメーカーが高いシェアを持っているわけでありますけれども、これは、製造プロセスの中の、CCDといいます、画...全文を見る
○茂木国務大臣 江田委員はネイチャーにも論文を出されているということで、私はございません。きっとしっかりした論文なんだろう、そんなふうに思っているところであります。  日本は、科学技術創造立国、こういう言い方もされるわけでありますが、その一方で、技術で勝ってビジネスで負ける、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 まさに江田議員が御指摘されたとおりだと思っておりまして、御案内のとおり、職業専門資格士に関しまして、弁護士法、公認会計士法、税理士法といった職業専門資格士法にはそれぞれの使命が明記をされているわけでありますが、現行の弁理士法には、弁理士が行う個々の業務や責務は明ら...全文を見る
○茂木国務大臣 委員冒頭御指摘のように、今後の我が国の知財戦略、これは、弁理士の皆さんを含め、我が国が総がかりで当たっていく非常に重要な課題だ、このように考えております。  その上で、弁理士法の第一条の弁理士の使命条項につきましては、知的財産に関する唯一の専門家という文言は用い...全文を見る
○茂木国務大臣 もちろん、弁理士の皆さんみずからの取り組みによりましてベストプラクティスというものをつくっていくということが基本であると思っておりますけれども、経済産業省としてもできる限りの支援をしてまいりたいと思っております。  専門士といいますか、プロフェッショナル、これは...全文を見る
○茂木国務大臣 特許の審査に関しましては、特許の権利化までの期間を今後十年くらいで現在の三十カ月から十四カ月に半減して、世界最速、最高のものに持っていくということであります。  そこの中で、各審査官の処理能力といいますか、処理効率でいいますと、現在でもアメリカの三倍、中国の四倍...全文を見る
○茂木国務大臣 東京国際映画祭は、私も昨年、日本の場合はレッドカーペットではなくてグリーンカーペットということでありまして、グリーンのボウタイ、そしてチーフもグリーンで歩かせていただきました。  委員御指摘の、著作権及びその隣接権をビジネスにつなげていくという視点は、産業振興の...全文を見る
○茂木国務大臣 特許情報という極めて重要な情報を扱う部門であります。そこの安全対策は万全でなければいけない、こういう思いで取り組んでまいります。
○茂木国務大臣 二〇〇六年の失敗、これを正当化するつもりは全くありません。この反省を踏まえて、今後のシステム開発を進めていかなきゃなりません。  今まで一括発注していたものを、段階的に、しかも、今大臣政務官から申し上げたように、優先度の高いものから、分割しながら順次やっていく、...全文を見る
○茂木国務大臣 いわゆる入札を何のために行うか、やはり政府としてもできるだけコストは抑えたい、こういう気持ちでありますが、いいものができなかったら意味がないという御指摘は全くでありまして、いかに技術点を高くするかということで、価格点と技術点、これまで一対一だったのを最大一対三にま...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、ウクライナ情勢につきましては、日々の動きがありますので、その動向を注視していかなければいけないと思っておりますし、力を背景とします現状変更につきましては我が国として断固として反対をしていきたい、このように考えております。  その上で、ロシアからのLNGの輸...全文を見る
○茂木国務大臣 制度を一度つくったら、それをずっと使うというよりも、常に検証を加えながら、必要な見直しは必要だと思っております。  通告を受けておりませんので詳しいデータについてはわからないんですが、恐らく一つは、制度の問題があるかどうか。もう一つは、弁理士がプロフェッショナル...全文を見る
○茂木国務大臣 一言だけ。  放置をしたというよりも、今政府参考人の方からも答弁ありましたように、これはかなり企業ニーズによっても違ってくる部分があるんだと思います。その意味では、日本の企業が、音であったりとか色であったりとか、そういったことまで含めてブランディング化する、そう...全文を見る
○茂木国務大臣 確かにきょうは弁護士御出身の先生の御質問が目立つわけでありますが、木下委員も、きょうはラガーマンらしい服装での御質問だな、こういうふうに思っているところであります。  ビジネスモデル特許、例えばアマゾンが、ワンクリックで商品を購入できるネットワーク販売、これはビ...全文を見る
○茂木国務大臣 山塞文化、それから山塞手機、初めてお聞きしまして、勉強になったなと思っております。まねをする、禅の教えでは守破離でありますから、最初はまねをすることから始めて、修行を積んでいく、そういう文化は確かにあるのかもしれません。  しかし、先ほど政府参考人の方から答弁申...全文を見る
○茂木国務大臣 一般的に商標として認められるためには、どこまで類似した商標とするかなどの権利範囲の確定を行いまして、そのための審査を客観的かつ予測可能性のある形で行うことができる必要があり、今委員が御指摘された香りやにおい、味等、今回保護対象への追加を見送った商標については現段階...全文を見る
○茂木国務大臣 名前としてはおっしゃるとおりなんです。二〇〇三年、法改正した経緯についても御説明した方がいいですか。それについてはよろしいですか。(三谷委員「大丈夫です、そこは」と呼ぶ)はい。  そうしましたら、改正した特許無効審判制度に一本化したわけであります。この特許無効審...全文を見る
○茂木国務大臣 小池委員は八番バッターということでありますけれども、きのうのプロ野球は九番バッターのホームランで試合が決まったりしていますので、大変重要な質問だと思っております。  近年のデジタル技術の急速な進歩や、商品、サービスの販売戦略の多様化に伴いまして、企業は、みずから...全文を見る
○茂木国務大臣 特許審査官の数につきましては、国際比較をしますと、米国が七千八百人、中国の五千七百人に対しまして、我が国はわずかに千七百人という数字であります。他方、特許の審査の処理件数につきましては、米国の六十万件には及びませんけれども、中国の三十六万件を超える四十一万件に達し...全文を見る
○茂木国務大臣 極めて重要な御指摘だと思っております。産業競争力を高めるということと、製品、サービスの付加価値を向上する、ある意味イコールな部分というのはあると思っておりまして、もちろん産業や企業によって課題は異なってくると思うんですが、幾つか共通している点があるなと思っておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 標準化戦略は極めて重要だと考えておりまして、自国内だけでやっていても、せっかくいい技術を持っていても、世界でやはり標準化していかないとマーケットは広がらない。  前の世代の携帯電話もそうであったと思います、日本の場合。技術的にはさまざまな機能があるわけであります...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、費用面から申し上げますと、以前は、特許の異議の申し立て制度で、結局、申し立てた人間が意見提出できないということで、さらに特許無効審判制度に移行するとなりますと、それで十三万円、十四万円という費用になってしまうというのが、今回、意見提出の機会も含めまして三万六...全文を見る
○茂木国務大臣 当時は双方の負担が大きいということで廃止をいたしました。そして、今回、その後の経過を見ながら、双方からニーズが高いということで、制度に大きな改善を加えて新たに創設をすることになった次第であります。
04月18日第186回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました原子力損害賠償支援機構法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  東京電力福島第一原子力発電所の事故炉について、溶融燃料の取り出しや汚染水の処理など、その廃炉に向けた取組は、完了までに長い期間を要する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浜野議員にお答えをいたします。  最初に、なぜ原賠機構を改組するかとの御質問でありますが、福島第一原発事故の廃炉については、事故直後からの緊急的、臨時的な体制を転換し、事業の困難性に鑑み、国が前面に出て、持続的な体制によって東電の取組を支援しつつ、廃炉...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 竹谷議員にお答えをいたします。  最初に、これまでの政府内の議論、そして原賠機構を通じた支援を行う趣旨、今後の廃炉・汚染水対策についてでありますが、昨年十一月に自民党及び公明党から提出いただいた「原子力事故災害からの復興加速化に向けて 全ては被災者と被...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松田議員にお答えをいたします。  まず、福島原発の処理が終わっていない中で、別の原子力発電所で事故が発生した場合の影響についてでありますが、原発については、いかなる事情よりも安全性を最優先し、その安全性については、独立した原子力規制委員会が世界で最も厳...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 倉林議員にお答えをいたします。  最初に、自主的避難等に対する賠償についてでありますが、東電は、原子力損害賠償紛争審査会が平成二十三年十二月に策定した中間指針追補を踏まえた賠償を行うほか、全住民を対象に、上乗せして四万円を賠償しているところであります。...全文を見る
04月22日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  原子力損害賠償支援機構法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  東京電力福島第一原子力発電所の事故炉について、溶融燃料の取り出しや汚染水の処理など、その廃炉に向けた取組は、完了までに長...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 滝波先生、大変な国際家であられると同時に、福井県ということで原発立地県ということもあり、エネルギー政策にも大変熱心に取り組んでいただいていると、このように承知をいたしております。  御案内のとおり、福島復興の加速化に向けては、福島第一原発の廃炉・汚染水...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、直嶋委員御指摘のように、廃炉そして賠償、さらには新総特、この経営改革、これ、それぞれ時間軸が完全に一致するものではありません。事故炉の廃炉につきましては、燃料デブリの取り出しなどを含めまして完了までに三十年から四十年、相当長い期間が見込まれる困難...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく直嶋先生若しくは民主党も、福島復興の加速化に向けて、福島第一原発の廃炉を着実かつ円滑に推進することが最優先という考えでは我々と完全に一致をしていると、このように考えているところであります。  また、今回の法改正によりまして、特別事業計画に廃炉の実...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のように、二〇一六年の末の時点で全てについて見通しが立つと、こういう状況ではございません。ですから、二〇一六年の末に株式を全部売却するということを言っているわけでもないわけでありまして、そこからスタートして二〇三〇年代ということでありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東電におきましては、新総特におきまして、電力システム改革、これを先取りした形での社内の分社化等々を進めることによりまして企業価値を高めると、こういったことを既に今スタートをいたしております。  電力システム改革全体として完了いたしますのは二〇一八年から...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新総特に従いまして、原則として三年ごとに東電の経営評価、これを行いまして、国とも協議の上でその結果を公表すると、こういうことにしておりまして、先ほど申し上げたように、仮にその結果、基準が満たされなければ、一時的な公的管理の期限というのは延びるということに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新総特における委員御指摘の柏崎刈羽原発の再稼働の時期等につきましては、あくまでも収支計画上の仮定として置かれたものであると理解しておりまして、実際の稼働につきましては安全確認、安全確保というのが大前提になるわけであります。機構法に基づきます新総特の認定、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島の廃炉に特段の大きな影響を与えるものではない、廃炉は廃炉として着実に進めるべき問題だと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の法改正、対象といたしますのは事故炉であります。同時に、あくまで機構の機能の追加ということでありまして、新たな資金援助を目的としたものではございません。  今回の廃炉関係業務の追加によりまして、廃炉支援に関わる機構の人件費等ごく一部増額する費目はあ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず御指摘のありました機構の運営委員会の方でありますが、機構の予算の作成であったりとか決算の実施、さらには業務方法書の作成等、現行法に基づきます賠償支援業務に加えまして、今回追加をされます廃炉支援業務を含めて、機構の組織全体の運営に関する重要な事項を決定...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東京電力、一方では果たさなければいけない責任というのがあります。同時に、新たな電力システム改革の中でしっかりした競争力を付けていく。この二つの方向の改革を進めていく必要があると思っておりまして、責任という意味では、廃炉・汚染水対策、そして賠償の問題等々に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一言で言えば、公的管理体制から脱却をするということであります。そして、もちろんこれは株式の保有だけの問題ではありませんが、二〇二〇年代半ばにこの機構の株式の売却をスタートをするということになりますと、当然、言ってみますと公的管理の色合いというのは薄まって...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 労働環境の改善であったりとか安全の確保、極めて重要な問題だと思っております。  様々な現場で行っております作業につきましては、やはり東電が主体になって実施をするという部分は大きいとは思うんですが、その一方で、例えば政府としても、過酷な状況の中で少しでも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島の復興を進める、そして廃炉を進めると、こういう観点から貴重な御提言をいただいたと思っております。政府全体として考える問題でありますから、検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 今般閣議決定をいたしましたエネルギー基本計画におきましても、人材、そして技術の面から確保していく規模を見極めると、検討するということになっておりまして、重要な課題として取り組んでまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) この法案が成立した場合には、機構はその業務の一つとして事故炉の廃炉に関する研究開発の企画を行いまして、その研究開発が円滑に進むよう総合的な調整をする機能を担う予定であります。  他方、事故炉の廃炉の具体的な研究開発につきましては、新機構によりますこのよ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、前政権の話であります。それから、新聞がこのただし書を適用するんではないかと、こう報道したことにつきましても、私が書いた記事ではありませんので、コメントはしにくい部分がございます。  ただ、事実関係として、これ文科省の専管事項でありますが、原子力損...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これも、私、官房長官ではありませんから、官房長官に聞いたことを私がどう考えているかと言われても難しい問題ですけれど、よく考えていただきたいのは、前政権ではただし書には当たらないと、このような判断をしました。これが三年前になるわけでありまして、既にその判断...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず今後のことについて申し上げますと、万が一にも事故が起こらないような安全対策を取っていくと、こういうことが大前提になります。その上で、万が一事故が起こった場合には、我々の政権として責任を持って、このただし書条項に当たるか、明確にその理由も含めて判断をさ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私も当時の議論、私は広報本部長という立場でありましたから、詳細に全てについて把握はしておりませんが、自民党という政党は、一つの方針を決めるまでは様々な議論があります。そこの中で、例えば政策を決める、党の部会であったり政審、総務会、こういったプロセスを踏ん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御提案のスキーム、何度かお話を伺っておりまして、よくお考えいただいているとは思っております。  ただ、一点確認したいんですけれども、松田委員も最終的に、これが東電という形になるかどうかは別にして、未来永劫、国がこの東電が今行っている大半の事業をそのまま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっと私、例えばリテールのビジネス、よく存じ上げないところもあるんですけれど、設備をかなり持っている産業では恐らくそういうやり方をしないと思います。そちらの方がリスクが高くなると思っております。キャピタルゲインで確実に取っていく、そういう戦略を取らない...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発事故による賠償につきましては、指針に記載されたもののみならず、今も答弁ありましたように、事故と相当因果関係のあるものについて被害の実態に沿って適切に賠償を行うことが必要だと考えております。  今後とも、東電に対しまして、被害者の方々の実態を踏まえた...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事実関係につきまして相当な誤解があるようですから、正確に答弁をさせていただきます。よくお聞きください。  まず被災地におけます放射線量につきましては、これまでも、航空機モニタリングなどの空間放射線量のデータに加えまして、特例的に宿泊している住民の方々や...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまで発生しました累次のトラブルにつきましては、人為的なミスも含まれておりまして、誠に遺憾であると思っております。また、先日のトラブルにつきましてはまだ原因究明できておりませんが、東電から原子力規制庁に報告がなされ、規制庁からの指示に従って、いずれにし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この廃炉・汚染水対策、長期間にわたります作業でありますし、様々な困難を伴う作業でありますから、安全に仕事ができる環境をいかに整えるか、同時にそこで作業に当たっている方々のモチベーションをいかに上げられるかということは、委員御指摘のように極めて重要であると...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 廃炉・汚染水対策全体については国が前面に出て全体の進捗管理等々を行い、また、技術的に困難が伴う事業であったりとか研究開発、我々が政権に復帰をしてすぐに平成二十四年度の補正予算から予算の計上等々も行ってきております。  ただ、実施主体そのものにつきまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 真山委員から大変分かりやすい資料を御提示をいただいたなと思っておりまして、これ、必ずしも全てが委員御指摘のように四十年で即廃炉ということではありませんけれど、かなり時間とともに四十年を超えるものが出てくると。  実は世界の傾向も大体同じでありまして、世...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回お願いをしております法改正におきましては、原賠機構に廃炉についての支援業務を追加するということですが、これは福島第一原発だけに限定されずに、今後、万が一事故炉が発生した場合は、その事故炉につきましてもこの支援機能を発揮するということでありまして、そう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさに原子力事業を行っている者が原子力事業者ということになると思います。それをどういう形態で行うかと。発送電というのは分離をさせていただきます。その上で、ホールディングカンパニー制を取ったり様々な企業の形態というのは出てくると思いますが、少なくとも原子力...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員も御案内のとおり、廃炉を決定をいたしますのはすぐれて事業者の判断と、こういうことになってまいります。  福島の第二原発も含めてそれぞれの原発をどうしていくかということにつきましては、今後のエネルギー政策の状況であったりとか新規制基準への対応等々を総...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ウクライナの支援につきましては、G7の中でも日本が一千五百億円と、一番大きな支援額を行っておりまして、様々な対策を取っていきたいと思っております。  先ほど来、荒井委員の御質問を聞いておりまして、決して、悪意を持ってと御自分でおっしゃっていますけれど、...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
○茂木国務大臣 今後、再生可能エネルギーの導入を拡大していくためには、太陽光はもちろんでありますが、委員から御指摘をいただいた風力発電等に一層力を入れていくことが必要であります。  御指摘のように、我が国では、風力でいいますと、風況がよく大規模な風力発電の立地可能な場所が北海道...全文を見る
○茂木国務大臣 このゴールデンウイーク、委員はミャンマーに行かれるということで、私はお許しがいただけましたらカンボジア、ラオスですから、ニアミスということになるかなと思っております。  ミャンマーにおけますビジネス環境の改善、これは日本企業の進出にとっても重要ですし、また、ミャ...全文を見る
○茂木国務大臣 ベンチャー、これは単に新しいIT企業等々にとどまらず、まさにこれから十年後、二十年後には日本の主要産業、主要企業になっていく、こういう思いでありまして、大企業といいますとベンチャーをやらないという認識でとられますので、一部のIT産業だけにとらわれず、あらゆる産業を...全文を見る
○茂木国務大臣 事業はそれぞれ本格的な立ち上げまでに時間のかかるものもあります。社名は言いませんけれども、例えば、がん保険で大きな会社は日本で立ち上げるまでに十年以上かかっています。今はしっかりしたビジネスができています。三年だからできないという問題ではないと私は思っておりまして...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省が途中で方針が変わったと。恐らく、もしそういうことであれば、三十二年以上前、五代連続の前ということになってしまうんですね。そこのところが、まず委員のおっしゃることは若干の矛盾があるのかなと私は感じますし、また、取引所の形態、社外取締役が過半数を占める委員...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、春になってきまして、春にまつわる漢詩でしたら幾らでも御披露できるんですが、時間の関係で割愛させていただきたいと思っております。  先週の十七日に、総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会のもとの電力需給検証小委員会を開催いたしまして、二〇一四年度夏季の需...全文を見る
○茂木国務大臣 まずやりますのは、周波数を変換しない状態で、中部、西日本の管内で、例えば余力の少ない関西であったりとか九州に対しまして比較的余力のあるところから融通する、こういうことをやります。ある程度の平準化を行います。  しかし、各管内もやはりある程度の余力を持ちたいという...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のロードマップということで申し上げますと、今、上田長官の方から答弁がありましたように、エネルギーのベストミックスの目標というのをまず決めなきゃなりません。これについてはできるだけ早くということでありますから、二年も三年もかける問題ではない、このように考え...全文を見る
○茂木国務大臣 二度づけは絶対禁止だと思います。千円罰金というお店もあるようでありますけれども。  安倍政権が発足して一年四カ月がたつわけでありますが、日本経済全体で申し上げると明らかに景気回復の兆しが見えてきておりまして、さまざまな調査によりますと、大阪を含めた関西地区の景況...全文を見る
○茂木国務大臣 まず省エネを行うということは極めて重要でありまして、今回のエネルギー基本計画におきましても、それぞれの供給としてのエネルギー源の前に、省エネの章、チャプターを立てております。  心はやはり、まずは使う方、ここでどこまでセーブできるかということ、特にピークコントロ...全文を見る
○茂木国務大臣 三谷委員には、きょうもグリーンのネクタイで登場されて、爽やかに質問をありがとうございます。  自由貿易の拡大、そして経済連携の推進、これは日本の通商政策の柱であります。これからは特に、成長著しいアジア太平洋地域の成長を取り込んでいくことが、まさに日本の成長にもつ...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、原子力発電所の施設内におけます安全性の確保、放射能等々の問題につきまして、すぐれて規制委員会におきまして審査を行うということでありますが、凍土壁等々、これは基本的には工学の技術なんですね。これによってどこまでとめられるか、水というものが物理的にどこまでとめ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員もよく御案内のとおり、我が国におけますエネルギーの多くは、最終的には給湯用であったりとか冷暖房用、熱の形態で消費をされることが多いわけでありますから、自然界から得られる熱であったりとか、工場、家庭から出てくる熱を熱エネルギーとしてそのまま有効利用する、これは極...全文を見る
○茂木国務大臣 再生可能エネルギー、基本的には分散型の電源ということでありまして、地域でどう使っていくかということを今後大きな課題として考えていかなきゃならないと思っております。  基本的に、どうしても現段階においてはコストが高いという問題であったりとか、どうそれを違う地域に送...全文を見る
○茂木国務大臣 信用保証制度につきましては、中小企業、小規模事業者が民間の金融機関から資金の調達を受ける上で、大きな役割を果たしてきたと考えております。平成二十四年度末の実績で申し上げますと、中小企業、小規模事業者三百八十五万社の四割に当たります百五十万社が利用しているということ...全文を見る
○茂木国務大臣 能率と事故に直接相当因果関係があるということはどう考えてもあり得ない、常識的に考えて私はそうであると思っております。では、能率だけを追求すれば事故の発生確率が減っていくか。全く逆の方向に行くんじゃないかな、私はこんなふうに考えております。  その上で申し上げます...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の九千六百八十九億円は既に計上済みでありまして、この範囲で支出される費用につきましては、現在の東京電力の料金原価に含まれておりません。  また、今後新たに発生する設備費用についても、先ほども答弁申し上げましたように、電気料金の改定によらなければ料金原価に反...全文を見る
○茂木国務大臣 安全性を重視した経営を行ってもらわなきゃなりません。それが事故を起こさないことにつながっていく、重層的な対策をとらなければいけない。一方で、能率的な経営を行う、これによりまして国民負担をできる限り抑え、料金原価も抑える。両方のことをやらなければいけないと思っており...全文を見る
○茂木国務大臣 電気事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  東日本大震災以降、我が国が直面している新たなエネルギー制約を克服し、現在及び将来の国民生活に責任あるエネルギー政策を構築するためには、電気の安定供給の確保、電気料金の最...全文を見る
04月25日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○茂木国務大臣 先生の御地元のデンキブラン、私も何度も浅草のお店で飲んだことがございます。御地元は発電の最初の地ということでありまして、質問通告も早目に出していただけると大変ありがたい、こんなふうに思っております。  小売参入の全面自由化は、電気の小売に関する供給区域や地域独占...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、委員御指摘のように、平成二十年に、海外の投資ファンドの投資案件につきまして、公の秩序の維持を妨げるおそれがあると認められたため、外為法に基づきます中止命令、これを行った事例がございます。  電気事業への外資の参入につきましては、従来から、外為法に基づきま...全文を見る
○茂木国務大臣 広域メリットオーダーを実効的なものとし、また全国レベルでの取引を進めるためには、地域間の連系線の容量が十分でない、こういった課題があることは委員御指摘のとおりである、このように考えております。  このため、総合資源エネルギー調査会のもとの専門委員会が昨年二月に取...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、電気料金、さまざまな要因によって変動してまいります。資源価格であったりとか、エネルギー諸税、賦課金など、いろいろな要因に影響を受けるわけでありますが、自由化により競争が進展すれば、基本的には電気料金を抑制する効果があると考えております。一方、...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の電力システム改革の目的でありますけれども、三・一一以降の新たなエネルギー制約を克服するために、より安定的に電気を供給する、同時に新たな参入をもたらす、そしてまた新たな料金メニュー等々をふやす、こういったことによりまして電力価格を抑制する、同時に消費についても...全文を見る
○茂木国務大臣 今後、需要者、消費者に正確な情報が三十分単位ぐらいで入る、このためにもスマートメーターの導入というのは極めて重要だ、そのように考えております。  そこの中で、料金プランでありますけれども、確かに今の携帯はさまざまな複雑な料金プランというのが出ておりますけれども、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、この電事法の改正、電力システムの改革とエネルギー基本計画の関係でありますけれども、三年前の三・一一、それ以降の新たなエネルギー制約を踏まえてという意味で共通する部分があります。  ただ、目的ということでいいますと、今回の三段階にわたります電力システム改革、...全文を見る
○茂木国務大臣 今後の電気事業におきまして、さまざまな料金メニューがさまざまな事業者から提供されるということは極めて好ましいことだと思っておりまして、それを進めこそすれ、促進させこそすれ、とめようとは全く考えておりません。  先ほど申し上げましたのは、同じようなライフラインとい...全文を見る
○茂木国務大臣 答弁させていただく前に、先ほど委員が引用されたフィリップ・マーロウの言葉、男は強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく価値がない。たしか、私の記憶が正しければ、グッド・バイ・マイ・ラブリー、日本語のタイトル「さらば愛しき女よ」に出てきたんじゃないかな、...全文を見る
○茂木国務大臣 全体のエネルギー構成につきましては、各エネルギー源ごとの特性というのを考えなければならない。何度かお答えをしているんですが、その特性ということでいいますと、安定供給にどこまで資するか、コストは安い方がいい、環境負荷は少ない方がいい、安全性は高い方がいい。全ての条件...全文を見る
○茂木国務大臣 最終的にどのような電源を使っていくか、これはまさに、発電する事業者であったりとか、また小売を行う事業者であったり、事業者の判断ということになってまいりますが、これまでの試算結果によりますと、例えば事故対応費用であったりとか廃炉費用を含めましても、原子力発電は比較的...全文を見る
○茂木国務大臣 午前中の答弁に関しまして訂正をさせていただきます。  伊東議員の質問で、フィリップ・マーロウの言葉でありますが、出典「さらば愛しき女よ」と申し上げましたが、昼に調べてみたら、違う小説、「プレイバック」でございました。  さらに、「さらば愛しき女よ」、原題は「フ...全文を見る
○茂木国務大臣 現在においても、日本の省エネレベルはトップレベルにあると思っております。  我が国は、一九七〇年代のオイルショックを官民の努力により乗り越えることによりまして、一次エネルギーの消費のGDP比較、すなわちエネルギー効率の国際比較におきまして、世界に冠たる省エネ技術...全文を見る
○茂木国務大臣 田嶋委員がおっしゃるとおりだと思っておりまして、国を挙げて、もう一度危機感を持って、今回のエネルギー制約の克服にチャレンジしていかなければいけないと思っております。  御案内のとおり、運輸部門であったりとか家庭部門についてはまだ省エネの余地があるということで、ト...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的な考え方というのは田嶋委員と共有いたしております。  そこの中で、住宅全体として省エネ化を進める、極めて重要だと思っております。目標数値が設定できるかどうか、これは国全体として、幾つかの省庁にもまたがりますけれども、検討したいと思います。  あともう一つ...全文を見る
○茂木国務大臣 田嶋委員とは長いおつき合いになるわけでありますが、コンサルタントを、どこの企業を担当した、こういうことは申し上げられませんので、特定の企業についてやったような形だけはちょっと避けたいなとは思っているところであります。  その上で、改革の第二弾であります小売の全面...全文を見る
○茂木国務大臣 大きく四つぐらい問題があったんじゃないかなと思っております。  一つは、電源の大半を保有しております一般電気事業者が区域を越えた競争や卸電力市場の活用に余り熱心ではなかった、そして、それを促進するための仕組みも不十分であった。二つ目には、発電分野にも参入規制とか...全文を見る
○茂木国務大臣 玉が少ないというのはそのとおりだと思っておりまして、既に電力システム改革の一環として、昨年の三月から、現行法の枠組みでありますが、既存の電力会社が余剰電力を卸電力市場へ売電するよう国としても促しているところでありますし、卸電気事業者と一般電気事業者との間の既存契約...全文を見る
○茂木国務大臣 まずは、そこの中でどれだけ市場が大きくなっていくか、きちんとフォローしながら、その先の検討につきましては、その状況でまた検討させていただきたいと思います。
○茂木国務大臣 スマートメーターの導入、各事業者においてぜひ積極的に、さらに前倒しで進めてほしい、そんなふうに思っております。ディマンドレスポンスを実現していくためにも必要でありますし、同時に、それによりまして、新規参入者にとっては、スマートメーターを使うことによりましていろいろ...全文を見る
○茂木国務大臣 三・一一の東日本大震災を契機といたしまして、これまでの電力の供給体制、需給体制、これを抜本的に変えていかなければならない。こういったことで、電力システム改革、民主党政権で検討を進めていただき、我々がそれを引き継ぐ形で、今具体的な法案でこの改革の道筋をお示ししている...全文を見る
○茂木国務大臣 需給状況についてはまだ検討の途中でありますが、非常に厳しい状況である、これは間違いないと思っております。四月中には電力需給検証小委員会の検証結果を出したいと思っております。  委員がおっしゃったように、電気の使用制限、これは二〇一一年、つまり三・一一の事故が起こ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、廃炉について誰が実施をするか、また、誰がその廃炉の判断をするか。  先ほど政府参考人の方から答弁もさせていただきましたが、これはそれぞれの炉ごとの判断ということになってまいります。そして、その判断を炉の設置者が行うに当たりましては、全体のエネルギー政策であ...全文を見る
○茂木国務大臣 発送電分離はきちんと進めてまいります。発送電分離はいたしますが、その上で、では、例えば発電事業といいますか、原子力の事業を、それぞれの、今の一般電気事業者がどこで持つかという判断は、送電部門、送電会社では持てません。当然、発送電分離でありますから、発電は。ただ、違...全文を見る
○茂木国務大臣 コメントしにくいことをたくさん、大切な意見だとは思うんですが、おっしゃっていただいたんですけれども、例えば新聞報道が出たから株価が下がったということに対して、私として、そうですと言うわけにいきませんし、例えば株価が上下する原因につきまして、私の立場でコメントはでき...全文を見る
○茂木国務大臣 東京電力の値上げの申請、これが平成二十四年五月でありまして、認可が七月ということでありまして、ちょうど枝野前大臣がいらっしゃらなくなったときに申し上げるのは欠席裁判みたいで私大変恐縮なんですが、決して枝野前大臣が懲罰的な査定をされたのではないと考えておりますけれど...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、安定供給、こういう立場からしますと、最終的な責任は送配電事業者が持つわけでありまして、ここにつきましては、御案内のとおり、料金といいますか、総括原価も残す形で、資金調達もできるという形で、安定供給については万全を期していきたいと思っております。  同時に、...全文を見る
○茂木国務大臣 理論的には、規制料金というのは何年でも、競争環境が整わなければ残ることになります。例えば第三弾の改革は二〇一八年から二〇年ということで行って、改革そのものとしてはそこで完結をして、そこから本来的な競争といいますか、最終的な競争が始まっていくわけでありますけれども、...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の電力システム改革は、全国レベルで安定供給を進める、同時に、需要家にとっても事業者にとってもさまざまな選択肢が広がり、参入機会がふえていく、それによりまして電力コストが低下し、さらには需要側においてもスマートな需要の抑制が図られる、さまざまな目的を目指している...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革でありますけれども、最終的に発送電分離、これは法的分離を行ってまいりますが、もちろん事業者の判断として所有権分離を選択することを妨げるものではないということは、何度か答弁で申し上げてきております。  そこの中で、恐らく、発電部門、送配電部門、そし...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく最終的に、国が一元的に、A社、B社、C社ですということで、この会社はこのメニューを持っていますという形は、やはり私は、かえって自由な発想であったりとか自由な競争というものをそぐのではないかなと。一方で、御指摘のように、ゼロ円プランとかいって実際には物すごくか...全文を見る
○茂木国務大臣 小池委員、きょうは十番バッターということなんですけれども、セリエAのACミランに移籍しました本田圭佑の背番号も望んで十番ですから、悲観をされないのがいいんじゃないかなと思います。  地域間の連系線等の広域的な運用に資する送電網の整備というのは極めて重要だと思って...全文を見る
○茂木国務大臣 固定価格買い取り制度につきましては、委員も御案内のとおりの見直し期限も決めております。その見直しを行うに当たりましては、関連するさまざまな制度等々につきましても、今のものが適正であるかどうかを含めて検討したいと思います。
○茂木国務大臣 先ほどから塩川委員のEPRのコアキャッチャーの話を聞いていますと、まるで原発の新設を進めろという話をされているように聞こえてくるんですけれども、先ほどから答弁をしておりますように、これは設備というか設計上の問題でありまして、基準の問題ではないということであります。...全文を見る
05月09日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○茂木国務大臣 エネルギー、電力にとりましては、委員おっしゃるように安定供給が最も大切な課題でありまして、電力システム改革を進める中でも、安定供給には万全を期していきたいと思っております。  そのために、第一弾の改革におきまして、全国レベルでの電気の融通が可能になる、全国大でで...全文を見る
○茂木国務大臣 細かい部分につきましては、もしよろしければ参考人から追って答弁させていただきたいと思います。  おっしゃるように、今回の電力システム改革は六十年ぶりの大改革ということになるわけでありまして、相当な準備が必要だということで、最終的な発送電の分離、そして料金の自由化...全文を見る
○茂木国務大臣 必要な情報は提供したいと思います。ただ、実態としてどれだけのニーズがあるか。別に、固定資産税でしたらちゃんと取れるわけですから、本当に地方自治体にニーズがあるのか。無理な行政的な仕事をふやす必要はないと思っております。
○茂木国務大臣 基本的には委員と同じ認識を持っております。  従来は、一般電気事業者のみが小売事業を行っておりまして、また、総括原価方式による買い取りということで、事実上唯一の売り先ということで、買い手市場になっていた部分もあるんだと思います。  今回、第二弾の電気事業法改正...全文を見る
○茂木国務大臣 先月決定いたしましたエネルギー基本計画におきましては、将来の二次エネルギーでは電気そして熱に加えて水素が中心的な役割を担うことが期待される、こういたしております。その一方で、御指摘のように、水素に関しましては技術面、コスト面、制度面、インフラ面等々いまだ多くの課題...全文を見る
○茂木国務大臣 言葉の定義は別といたしまして、競争環境が整うということは、競争条件が同じになっていく、そのために必要な施策はとっていくつもりでおります。
○茂木国務大臣 法案をよくごらんいただきますと、時限措置といいますか、これは年限を限るというよりも競争環境が整うまでの間という形でありまして、競争環境が整うという幾つかの要素があると思います。そこの中には、委員御指摘のような、シェアがどんな形になるか、また、需要家から見たら新しい...全文を見る
○茂木国務大臣 詳細につきましては事務方から答弁をさせていただきますが、新しい規制機関は、大きく分けますと二つの仕事をやっていくことになると思います。  その一つは、改革の第二段階以降の、自由化された市場における電力取引の適切な監視ということになってくると思います。そしてもう一...全文を見る
○茂木国務大臣 発送電の分離、第三段階、二〇一八年から二〇年をめどにということでありますけれども、これは、単に普通の企業を二つの会社に、例えば、製造部門と販売部門を別の会社に分けるというだけではなくて、当然、それが全くつながらないような状況では仕方ないわけでありますから、さまざま...全文を見る
○茂木国務大臣 電線の地中化等々、これは景観上の問題もありますけれども、さらに送配電を安定化させていくという上でも重要だと考えております。  例えばフランスへ行きますと、最近はかなり田舎の地域でも全く電線が見られませんよ。それだけ地中化というのが日本より進んでいる。それによって...全文を見る
○茂木国務大臣 その前に、先ほどの答弁の関係でありますけれども、これから例えば、日本では再生可能エネルギーの導入を進めていく上でやはり太陽光、風力等は安定性に欠ける部分がありますから、系統内に大型の蓄電池を導入する等々によりまして、電力としての質をむしろ上げていくことが必要だと思...全文を見る
○茂木国務大臣 今週の前半、ローマで開かれました初めてのG7のエネルギー大臣会合に出席をしてきたわけでありますけれども、エネルギーセキュリティーという問題がウクライナ情勢を背景にしてここまで真剣に話をされたのは初めてのことだと思います。御案内のとおり、ヨーロッパは電力においてもロ...全文を見る
○茂木国務大臣 ガスよりも電気だというつもりで先ほど答弁したわけではないのでありますけれども、電気につきましては、少なくとも、三・一一、東日本大震災、そして福島第一原発事故、これを契機といたしまして原発が全て停止をする、こういった中で、安定供給もかなり厳しい状況になってきている。...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども若干申し上げましたが、新しい規制組織でありますけれども、一つは、自由化された後の電力市場についての監視の役割を担う。そしてもう一つは、第三段階になりますが、法的分離を行う際の送配電事業の中立性の確保に対して、行為規制がしっかり行われているかどうか等々の監視...全文を見る
○茂木国務大臣 きのう、ローマの後パリに行きまして、パリから帰ってきたんですけれども、今、パリは、サマータイムですから、夜の九時半ぐらいまで明るい状態であります。  フランスでは三月の最終日曜日からサマータイムが始まるということでありまして、標準時を一時間前倒すということにより...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革は目的ではなくて手段でありまして、それを通じまして競争環境が整い、新たな参入が生まれ、そしてまた消費者、需要家にとってもさまざまなメニューが選択できる、こういう事業環境なりが整うことが必要だ。  また、それを通じて新たな事業、市場が生まれる、そし...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には、法律に定めていないことでできることにつきましては政府としても進めていきますし、また、例えば東電のように電力システム改革を先取りして分社化を進める、こういった会社もあるわけでありまして、これは法律でやれるようになっていないことまではできません、法律を変え...全文を見る
○茂木国務大臣 市場を監視するといいましても、社会主義ではありませんから、市場というものが我々が目指している自由な市場になっているかどうか、その障害があるかどうか、こういった点についてチェックしていくというのが基本的な役割だと思っております。
○茂木国務大臣 この電力システム改革もしくは小売参入の全面自由化、こういったことが起こりますと、多様な料金メニューが生まれることによりまして、需要家の側にとってもメニューが選べます。さらには、エネルギー源といいますか、電源も選べるような形になると思います。  ただ、御懸念の点は...全文を見る
○茂木国務大臣 フィード・イン・タリフ、導入されまして十九カ月ということでありまして、これによりまして将来的な投資の見通しも立ち、再生可能エネルギーの導入というのが進んできております。  一方で、当然、コスト、これは最終的に需要家が負担するということになりますので、ドイツなんか...全文を見る
○茂木国務大臣 小池委員も御案内のとおり、ヨーロッパの場合は陸続きでありますので、送電網も国境を越えた整備というのが、島国である日本と比べると容易な面というのはあるんだと思っております。  外資の参入規制について申し上げますと、御案内のとおり、外為法に基づきまして、公の秩序の維...全文を見る
○茂木国務大臣 御要望として承りました。
○茂木国務大臣 改めて、二度にわたります御要望として承らせていただきました。
○茂木国務大臣 申し上げますけれども、私からNTTの問題を出したわけじゃないんですよ。そのことについて聞かれたので、NTTの分割のときはどうしたかということについて事実関係を述べたわけであります。その上で、いわゆる既発債については、財産上の権利に実質的に影響を与えないための制度の...全文を見る
○茂木国務大臣 財産上の権利に実質的に影響を与えないということを私は申し上げたわけでありまして、当然、新総特に記載されている内容、これは利害関係者であります社債権者等の協力を取りつけた上で対応していくという位置づけのものでありますから、私の答弁と全くそごを来さないと思っております...全文を見る
○茂木国務大臣 NTTもそうでありますが、電気事業も高度成長期においてどう資金調達をしていくか。  田嶋委員の方が多分私より電気通信についてはお詳しいと思うんですけれども、積滞解消、こういう言葉のもとで、通信設備の増強というのを図ってきたところであります。その社債を、民営化する...全文を見る
05月13日第186回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木議員にお答えをいたします。  最初に、我が国企業の海外における模倣品被害額の回収状況と、相手国政府に対する取り締まり強化への対応についてでありますが、我が国企業の海外における模倣品被害については、アンケート調査等により把握に努めておりますが、その全...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今回の法案では、委員御指摘のとおり、機構の業務の範囲の一つとして、廃炉等の適切かつ着実な実施の確保を図るための助言、指導、勧告等を追加すると、こういうことにしております。  例えば、IRIDも様々なことをやっているではないかと、こういうお話も聞くわけで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員おっしゃるとおりだと思っておりまして、廃炉・汚染水対策を含めてかなり中長期的な課題になってくるわけであります。それぞれの立場の役割の主体がしっかりと取り組めるよう、国としても責任を持ってまいりたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 今月の十七日から十八日に青島で行われますAPECの貿易大臣会合、これは国会の御承認が得られればということでありますけれども、是非出席させていただきたいと、このように考えているところであります。  実はゴールデンウイークも私、ヨーロッパに出張いたしまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、通商政策においても、そして経済の好循環、中小企業政策においても、私として安倍政権しっかりとこれからも支えていきたい、このように考えております。  そこの中で、今後の中小企業そして小規模事業政策でありますが、まさに基本的な考え方、中野委員のおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御提出をいただいた資料でありますが、マスキングの部分がございます。これは当然、所定の情報公開法等に定められた個人情報のマスキング等を行っているものでありまして、適切な手続を踏んでいると、このように考えております。  その上で、運営委員会の議事録につきま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) きちんと聞いてください。手続を踏んで公開するということを申し上げているじゃないですか。出さないなんてこと申し上げておりませんよ。
○国務大臣(茂木敏充君) 手続に沿わない出し方はできません。個人情報を、それをマスキングしたり、こういう手続が必要です。それに時間も掛かりますけれど、できるだけ早くそういう公開ができるようにしたい。  委員は、じゃ、そういう情報公開法の手続そのものを無視してお出しになれと言うん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事業計画の策定途中における様々な要因を考慮しての判断、そして現段階においてフォローアップに入る、この段階でしっかりと情報公開をしていく、この判断については適切だと考えております。その上で、もう一度申し上げますが、必要な手続を踏めばしっかりと情報公開してい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 廃炉等を進めるに当たりましては、原子力固有の知識そして経験のみでは委員御指摘のように十分ではない、こういう認識の下で、IRIDの組織運営に関しては当初より手当てを行ってきております。    〔委員長退席、理事加藤敏幸君着席〕  確かに、いわゆる構成員...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 福島の復興に向けては、地域の事業の再生、これが極めて重要な課題であると考えております。  全体的に申し上げて、事業再開に向けたハードルを下げ、インセンティブを上げるということが極めて重要でありまして、そこの中で、様々な措置、これまでも補助金であったりと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そういった困難な作業に取り組む、また技術に取り組む人間のモチベーションを高めるということは極めて重要だと考えておりまして、御提案も含め様々な形というのを今後検討していくことが重要だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
05月14日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○茂木国務大臣 電力システム改革によって多様な料金メニューも出てまいります。そして、場合によっては、特定のエネルギー源を使った発電を売る、こういった事業者も出てくるかもしれませんが、実際には再生可能エネルギーだけじゃないのに、あたかも再生可能エネルギーを全て使っている、こういう事...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、昨晩は、はなし家の林家まる子さんとのかけ合い、すばらしかったな、こんなふうに思っておりますけれども、一部の人しかわからない話題でありますが。  小売全面自由化によります恩恵を現実に沖縄地域の需要家にも及ぶようにするためには、沖縄地域において新規参入を計画す...全文を見る
○茂木国務大臣 ずっとお話をされたので、この制度的措置のどの部分について法案で措置するか、具体的に聞いていただけますとお答えできるかと思うんですが、多分三つか四つのことをお話しされた上で、やりますかと言われますと、どの点なのかわかりませんので、恐縮ですが、もしよろしければ具体的に...全文を見る
○茂木国務大臣 卸電気事業者の電源の切り出しの問題、大きな話で申し上げますと、卸電力市場をいかに活性化するかということにもかかわってくるわけでありまして、これについてはモニタリングも行っております。そしてやはり、卸電力市場というものが大きくならないと本当の意味での実質的な自由化と...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革といいます改革を進める、これと、例えば卸市場が拡大をして、鶏が先か卵が先か、こういう部分は当然出てくると思いますが、いずれにしても、この市場がきちんと大きくなっていく、こういった状況を見きわめつつ、もし、このままでは大きくならない、システム改革を進...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、電力会社がなかなかこの切り出しが行えない理由、収支の状況を挙げている会社もありますけれども、基本的には、電力需給の逼迫の問題を挙げている会社が大半であります。これはやはり、地域ごとの独占のもとでやってきたということが大きな問題なんだと私は思います。  で...全文を見る
○茂木国務大臣 再稼働そのものと直接関係する問題ではないと思っておりますが、電気事業者においては、電力の安定供給、そして、今後の、さまざまな発電部門、送配電部門に新規の投資を行っていく、そのための収益の確保等々は必要になってくるわけでありまして、そのために、電力会社としてしっかり...全文を見る
○茂木国務大臣 答弁の前に、先ほどの問題で、原発の再稼働そのものとは直接に関係しません。ただ、原発の再稼働と全く関係しないかという部分については、後半の私の答弁でお話をさせていただいたと思います。  その上で、東京電力と東京都の契約解除、御案内のとおり、両当事者によりまして合理...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギーのベストミックスを示す際には、今までの需要に合わせて供給を積み上げるという発想から、需要そのものもピーク時を中心にスマートにコントロールしていく、こういう発想に転換をするわけでありますから、省エネをどこまで進めるか、それによって電力需要がどこまで減るか、...全文を見る
○茂木国務大臣 前政権においてもさまざまな検討を行った中で、大切な問題、我々として重要であると思っている問題については、民主党がやったから全部否定します、こういうつもりはございません。きちんと引き継ぎたいと思いますけれども、エネ環戦略ですか、そのものを引き継いで次のベストミックス...全文を見る
○茂木国務大臣 先週、ローマで開かれましたG7のエネルギー大臣会合、これに出席をしてまいりましたけれども、ここにおきましても、省エネをどう進めるかということは大きなテーマとして取り上げられたわけであります。ちなみに、共同声明の中にもそのことは盛り込まれておりますし、同時に、G7全...全文を見る
○茂木国務大臣 政府としてもこの点はしっかりとウオッチをしていかなければいけない、フォローしていかなければいけないと思っておりますけれども、例えば電気事業でも、進んだことというのは、最終的に、携帯電話があらわれて、そしてスマートフォンがあらわれる、需要家にとって使い勝手のいいもの...全文を見る
○茂木国務大臣 やはりこれまで、私は、日本においては、住宅への投資は十分ではなかったと思っております。ゼロエミッション、省エネ住宅をつくっていく、極めて重要な課題だと思って、取り組んでまいりたいと思います。
○茂木国務大臣 独立性、特定の利害関係者からの影響を受けないということでありまして、最終的にはそれが事業ということになってまいりますが、例えば、さまざまな人事そして資金面というつながり等が独立性を阻害する要因としては考えられると思っております。
○茂木国務大臣 経済産業省との関係で独立していなくてもいいということは、私は申し上げておりません。かといいまして、経済産業省とだけ独立していればこの機関としてきちんとした機能が果たせるか、こういう観点からの独立性を考えなけりゃいけない。  イメージを具体的に申し上げたいと思うん...全文を見る
○茂木国務大臣 今、私が申し上げたような目的を達成するのに最もふさわしい組織形態というものを今後検討してまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 特定の利害関係者からの独立という中には、ある意味、行政をつかさどっております経済産業省も含まれると思っております。
○茂木国務大臣 結構です。
○茂木国務大臣 そういう事実はございません。  その上で、この附帯決議、これは「電力システム改革の遂行に際しては、」ということでありまして、今お願いしておりますのが第二弾の改革であります。  御案内のとおり、第二弾におきましては、一般電気事業者や卸電気事業者の概念そのものはな...全文を見る
○茂木国務大臣 六ケ所で再処理される使用済み燃料の再処理費用につきましては、どうやるかはもう決まっているわけでありますね。平成十七年に制定をされました再処理積立金法に基づいて、料金原価に算入をし、また税法上の損金算入が行われるということになっております。  例えば、使用済みのM...全文を見る
○茂木国務大臣 再エネの導入加速に当たっては、コストといいますか、それが価格になってくるわけでありますけれども、これによりましてさまざまな影響といいますかが出てくるわけでありまして、最大限の注意を払いながら今後の対応を図ってまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 午前中も答弁を申し上げましたが、この新たな規制組織、既に検討を進めていますのは、どんなことをしなければいけないかということで、一つは、卸電力取引所の活用状況のモニタリングや、需要家への料金メニュー等の説明義務が果たされているかなど、改革の第二段階以降の自由化された...全文を見る
○茂木国務大臣 二点申し上げたいと思うんです。  一つは、組織のあり方というのは、二段階だけの検討ではなかなか決まらない。三段階の送配電部門の中立性の確保、このための具体的な、役員の兼職の規制であったりとか、そういう行為規制のあり方、こういったものを確定しないとなかなか新しい規...全文を見る
○茂木国務大臣 コミックでも、例えば「夏子の酒」とか「神の雫」のように、相当正確かつ専門的な記述で、それによって日本酒やワインに対する造詣を深めた人も私は多いんじゃないかなと思っています。  例えば、生ガキには酸味が強くて硬質な個性のある比較的安いシャブリが合う、こういう表現が...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、一つは、エネルギーを扱っている事業者、電気でなくてもそういった事業者の参入というのは想定をされる、このように今考えております。それから同時に、ある意味、顧客を持っているといいますか、例えばマンションであったり、さまざまな形で顧客をつかんでいる事業者というの...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、電気通信事業と電力の違いということでいいますと、一九八五年、電電公社が民営化をされる、この段階におきましては、いわゆる基幹のネットワークについて第二電電とかと共有をするという中で、NTT東西ともにラストワンマイルを持っているのに対して、その接続料を幾らにす...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、電気事業について申し上げますと、これは、例えば違う事業を営んでいようが、また例えば、ビジネスはやっていないけれども巨大な資産を持っている人がその事業に参画をする、こういったことを想定したときに、不当に安いといいますか、完全に原価割れした価格によって電力販売を...全文を見る
○茂木国務大臣 十二日月曜日に、政府としても官房長官が、専門家の見解として、東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被曝が原因で住民に鼻血が多発しているとは考えられない、このように国民に向けて説明をしております。同様に、同日、大阪府、大阪市が小学館に抗議文を送付しておりまして、...全文を見る
○茂木国務大臣 なかなか、医学の専門的なことは伊東先生ほど私は知見がございませんので、答えにくい部分もあるんですが、先ほどの検査結果でも、お酒を飲むのにガンマGTPが十八というのはすごいなと驚愕の念を持ったところであります。  それは別といたしましても、やはり、こういったさまざ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来申し上げておりますが、福島の再生、復興、まだ道半ばではありますが、これから本格的な復興の段階に入っていく、この復興が妨げられるようなことがあってはいけない、誤解を生むようなこと、風評被害を生むようなことがあってはいけない、そういったことはやはり全国民で共有...全文を見る
○茂木国務大臣 原発が最も安いかどうかは別にしまして、さまざまな電源の中で、安いコストで発電をでき、しかも安定的に電力を供給できる、こういう観点から、石炭火力や水力と一緒にベースロード電源、こういう位置づけをさせていただいているわけであります。  そこの中で、福島のあの事故対応...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、原発とも関連して、我々は、もちろんコストだけではなくて、エネルギーを考えたときに、安定供給の問題、そしてコストの問題、さらには環境負荷の問題、安全性の問題、総合的に考えなきゃなりませんし、残念ながら、全ての特性において秀でているエネルギー源というのはないわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の方から御指摘がありましたように、どうしても風力等々、ポテンシャルの高い地域が偏っておりまして、経産省としても、北海道、東北で地域内の送電網を整備実証する風力発電事業者を支援する補助事業ということで、平成二十五年度の予算で二百五十億円、二十六年度予算で百五十・...全文を見る
○茂木国務大臣 スマートメーターの技術というのは、これからどんどん進んでいくと思っておりまして、最初は三十分単位とか何時間置きというものが、かなりリアルタイムに電力の消費量等々が、コンピューターの端末とつながったり、いろいろな形でできる時代というのは来ると思っております。  同...全文を見る
○茂木国務大臣 東電は今、一般担保、私募債を減少させるべく努力をしている、また、金融機関との間でも鋭意調整をしている、こういうことであります。  確かに、電力システム改革を進める上で、一般担保の取り扱いは極めて重要な課題になってくる。今回の第二段階の法案におきましては、一般電気...全文を見る
○茂木国務大臣 一般論で言えば、できる限り情報について家庭も含めた需要家に開示をしていくということだと思いますけれども、電力の明細書をごらんになっても、どこまで細かいものを各家庭が求めているか、事情はそれぞれ違うんだと思います。求める方に対して適切な形で情報を提供する、そのあり方...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、優先給電のルールについては政府参考人の方から答弁をさせていただきましたが、原子力については優先給電のルールはありません。その意味では、再生可能エネルギーの方が優先給電という形になっている、このように理解いたしております。
○茂木国務大臣 原子力に優先給電のルールがあるということなんですか、委員がおっしゃるのは。
○茂木国務大臣 ドイツにおいては、固定価格買い取り制度を定めた再生可能エネルギー法におきまして、再生可能エネルギーを優先給電する規定が置かれておりますけれども、御案内のとおり、ドイツは、系統が他国と連系しておりまして、再生可能エネルギーの変動分を他国と融通し合える。そこの中には、...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来、ドイツの事例をとられて、いろいろな御提言をいただいているところでありますが、日本としても、今後、電力システム改革等を進める中で、他国の事例等々も参考にしながら制度の見直しを進めていきたいと思いますが、御案内のとおり、先ほども申し上げたように、日本の置かれ...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、現在、十原発十七基の適合申請が行われております。今後、原子力規制委員会によりまして安全性が確認された段階で、立地自治体等関係者の理解を得るために、事業者が丁寧な説明を行うのはもちろんでありますが、国としてもしっかり説明していくことが重要だと考...全文を見る
○茂木国務大臣 極めて重要な御指摘だと思っておりまして、今回、小売事業者にも空売り規制等々をしっかりかけてまいりますが、最終的には送配電事業者がエリア全体の安定供給の義務を負う形になるわけでありまして、その際の新規参入を促進し、また事業者間の適正な競争を図るという観点から見ますと...全文を見る
○茂木国務大臣 先週の前半、国会のお許しもいただきまして、ローマで開催をされましたG7のエネルギー大臣会合に出席をしてまいりました。ウクライナ情勢を踏まえまして、今まで以上に、エネルギー安全保障、こういったことが中心になった議論であったかと思います。  エネルギーの安全保障そし...全文を見る
○茂木国務大臣 東電においては、福島の再生に正面から向き合うと同時に、廃炉・汚染水対策のためにも十分な体制を確保することが最優先であります。御案内のとおり、東電は、四月から社内分社化によりまして福島第一廃炉推進カンパニーを発足させまして、グループ全体から必要な人的、資金的リソース...全文を見る
○茂木国務大臣 当然、さまざまなリスクに対して、国として万全の体制で臨んでいかなければならない。そして、例えば近隣諸国の問題、それから世界的な原子力の安全の問題につきましても、我が国として、福島第一原発の過酷な事故を経験したわけでありまして、その経験であったりとか教訓を世界と共有...全文を見る
○茂木国務大臣 極めて重要な御指摘だと思っておりまして、電力は電力、ガスはガスという形ではなくて、今後は、エネルギーの需給体制全体として、幅広い視野からのさまざまな改革が必要だと思っております。電力システム改革と相まって、ガスが低廉、安全、そして安定的に供給され、消費者に新たなサ...全文を見る
○茂木国務大臣 驚異的なガンマGTPの数値を誇ります伊東議員から御質問いただきましたが、確かに、通信であったりとか放送の世界はインターネットの出現によってさま変わりをした、大きなマーケットが開かれている、このように考えております。  今回、電力システム改革を行うことによりまして...全文を見る
○茂木国務大臣 発電部門におきましても今後自由化が進み、そして発送電分離が図られる中で、さまざまなエネルギー源における発電というものが進んでくる、恐らく再生可能エネルギーについては相当な参入業者が出てくるのではないかな、こんなふうに想定されておりますが、もちろん、この発電事業者は...全文を見る
○茂木国務大臣 まず一点、ぜひ御理解いただきたいと思っておりますのは、原発につきましては、既存の原発の安全性の審査が最優先でありまして、政府として現段階で原発の新増設については想定していない、こういう前提でありますが、原発事業者にはさまざまな制度的な要請に応える必要がございます。...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革を進める中で、きちんとマーケットが機能しているか、また、発電部門と送配電部門、小売部門、そこの中で送配電部門の中立性が確保され、それに向けた行為規制も行われているか、こういったことについてはしっかりと監視、監督をしていかなきゃならない。そのための規...全文を見る
○茂木国務大臣 最終的に、発電部門そして小売部門は完全な競争体制に入るわけでありまして、その発電そして小売部門につきまして、資金調達の制度についてイコールフッティングでなければならない、そのように考えております。
○茂木国務大臣 お示しをいただきました原発コストの修正一、二、それぞれに費用が膨らんでおりますが、事故リスク対策費が特に大きくなっております。  政府ケースの場合の五・八兆円は御案内のとおり二〇一一年の試算でありまして、五十基について四十年に一回の事故という形ですから、二千炉年...全文を見る
○茂木国務大臣 今後、詳細な制度設計に入っていく分野というのは多いわけでありますけれども、そこの中におきまして、一つは、制度さえ整備されればいいということではなくて、実質的な競争が起こる、このためにどんな措置が必要であるか、こういった観点も必要でありまして、卸市場は玉がなければど...全文を見る
○茂木国務大臣 フランスの哲学者のアランは、悲観はムード、そして楽観は意思と言っております。電力改革もそういった意思に従って進めていきたいと思っております。  今回の小売参入の全面自由化によりまして、七・五兆円の電力市場が開放されまして、顧客でいいますと八千四百二十万の潜在的な...全文を見る
○茂木国務大臣 この法案、電力システム改革の第二弾をしっかりと進めるための法案である、このことは委員会の中でも丁寧に御説明を申し上げてきたところであります。  また、柏崎刈羽を含みます原発については、いかなる事情よりも安全性を最優先し、その安全性については独立した原子力規制委員...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の電力システム改革は、三・一一の原発事故等々を踏まえまして、我が国が今新たなエネルギー制約に直面をしている、これまでの地域独占の体制で行ってきた電力の供給のあり方を抜本的に見直す、こういう観点から進めております。  安定供給を図り、コストを低減する、こういっ...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、この夏の電力需給の予想、中部そして西日本を中心に大変厳しい状況にありまして、御指摘の関西電力管内そして九州電力管内は特に厳しいと考えております。  そこの中で、東日本に若干の余裕、もちろん、今、老朽化した火力等々のたき増しを行っておりまして、ブラックアウ...全文を見る
○茂木国務大臣 原子力につきましては、さまざまな課題に対応していかなければいけないと思っております。  一つ重要な課題は、やはり安全性をどう確保するかということで、民主党政権下におきまして、原子力規制委員会、独立した新しい委員会をつくりました。そして、その委員会が世界で最も厳し...全文を見る
○茂木国務大臣 エネルギーのベストミックスを決めていく、ここにおきましては、確かに御指摘の環境負荷をどうしていくかといった議論も極めて重要でありますが、同時にエネルギーのコスト、安定供給、安全性と総合的に考えていかなければいけないと思っておりまして、ベストミックスを決定するに当た...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係から申し上げますと、確かにエネルギーによって環境負荷は違うわけでありますけれども、今後、例えば石炭火力を考えたときに、効率が上がることによりましてこれは変わってくる問題でありまして、そうすると、ベストミックスイコール、例えば石炭の割合が何%ということが環境...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、国が前面に立って候補地を選定していく、こういう意思は重要だと思っておりますが、これまで日本において十年以上、最終処分場が決まってこなかった。これは、地層処分の安全性についての十分な説明、理解を得るプロセスというのがとられていなかった、同時に、今までは手挙げ...全文を見る
○茂木国務大臣 若干所管外でありますけれども、エネルギー基本計画では、「もんじゅ」に関しまして、「廃棄物の減容・有害度の低減や核不拡散関連技術等の向上のための国際的な研究拠点と位置付け、これまでの取組の反省や検証を踏まえ、あらゆる面において徹底的な改革を行い、もんじゅ研究計画に示...全文を見る
○茂木国務大臣 世代の定義、ジェネレーションですから、一般的には三十年ということになると思います。  欧米諸国におきましては、この最終処分場の選定、三十年以上なかなか決まらない国が多い。日本においても十年ということでありますけれども、今後、このプロセスを我々として全面的に見直す...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、科学的に検証を行った上で候補地を出す。政策というよりも、科学的に、地層としての安定性であったりとか、そういったものの調査を行って候補地をお示しするということでありまして、それほど長い期間をかけて選定プロセスをするということよりも、客観的に、また独立したプロ...全文を見る
○茂木国務大臣 地層の安定性等で考えますと、言ってみると、一つの県がそのまま単位になる、こういうふうには考えておりません。  ただ一方で、市町村におきましても、かなり大きなといいますか、面積的に広いところもあるわけでありまして、ある意味、そこの色塗りをするような形になってくるの...全文を見る
○茂木国務大臣 電力システム改革を進めるに当たりましては、需要サイド面でも思い切った対策をとっていきたい、こんなふうに考えておりまして、私は、先週、ローマで開かれましたG7のエネルギー大臣会合に出席しまして、日本の電力システム改革の説明をする中で、需要面もコントロールする、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には、市場の監視であったり行為規制を行うわけでありますから、そういった関係者に対して客観的、独立的な立場から監視ができる組織にしていかなければならない。  ただ、今は資源エネルギー庁でそれにかわるような仕事をしているわけでありますから、現状の資源エネルギー...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係でありますから、まず私の方から答弁をさせていただきます。  これまで自由化された約六割の市場につきまして三・五%の参入ということでありまして、この数字から見ても、活発な競争が行われているとは言いがたい側面が強いのではないかなと考えております。  進んで...全文を見る
○茂木国務大臣 原発は重要なベースロード電源ということでありまして、これはコストが安いという側面もありますが、継続的、安定的に供給できる、こういう側面も持っているということであります。  委員には、午前中、具体的な資料もお示しをいただきましたが、恐らく政府が二〇一一年に行いまし...全文を見る
○茂木国務大臣 小売の全面自由化が進む中で、東電を含めまして各電力会社は競争環境に置かれることになりまして、その中で一層の経営効率化が求められることに加え、需要家のニーズに対応した新たなサービスの提供を行うことや、業種の垣根を越えたビジネス展開などが求められることになってきている...全文を見る
○茂木国務大臣 プルトニウムにつきましては、当面、軽水炉で利用する、つまりプルサーマル計画を進めるということであります。  平成二十二年の九月に電気事業者が示したプルトニウム利用計画では、十六基から十八基の軽水炉で、MOX燃料として大体年間五・五トンから六・五トンのプルトニウム...全文を見る
○茂木国務大臣 福島県の、いまだ十四万の皆さんが大変厳しい避難生活を続けていらっしゃる。一日も早くふるさとに戻れるように、また希望される皆さんが新しい生活を始められるように、政府としてもさまざまな対策に万全を期していきたい、そのように考えております。  その上で、地域の防災計画...全文を見る
○茂木国務大臣 政府としても、福島第一原発の廃炉・汚染水対策に全力で取り組まなければいけないと思っております。  そういった観点から、福島第一の五号機、六号機につきまして、ここにおきまして、さまざまな機材を運び込む、さらにはその施設を使うことによりまして一号機から四号機の作業に...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
05月20日第186回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました小規模企業振興基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  全国三百八十五万の中小企業、中でもその九割を占める小規模事業者は、地域の経済や雇用を支える極めて重要な存在であり、経済の好循環を全国津々浦々まで届けていくため...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 近藤議員にお答えいたします。  最初に、人口の東京一極集中に関する御指摘についてでありますが、大都市部への人口の流入に歯どめをかけるためにも、地域の活性化が不可欠であります。  日本を沈めるわけにはいきません。そのためにも、地域の経済や雇用を支える中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 伊東議員にお答えをいたします。  最初に、小規模事業者によります価格競争以外での付加価値向上についてでありますが、小規模事業者にとっては、多様化する顧客のニーズを把握した上で、きめ細かい商品やサービスを提供することが極めて重要であります。例えば、消費者...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 國重議員にお答えいたします。  まず、結党五十周年、まことにおめでとうございます。  最初に、本法案の理念、哲学、小規模事業者の将来像についてでありますが、小規模事業者は、地域の経済や雇用を支える極めて重要な存在ですが、人口の減少の中、國重先生も弁護...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木議員にお答えをいたします。  最初に、円安、燃料費高、消費税引き上げの影響及びその対策についてでありますが、一—三月期の中小企業、小規模事業者の業況認識は、統計上、一九九四年以来最も高い水準であります。しかし、燃料等の仕入れ価格の上昇分を十分に転嫁...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○茂木国務大臣 まず、民主党政権下でおつくりをいただいた中小企業憲章。中小企業の存在意義、それから中小企業政策のあり方について、基本理念、そして基本原則、行動指針といった形でコンパクトに、そして極めていいものをまとめていただいた、このように思っているところであります。  かつて...全文を見る
○茂木国務大臣 中小企業施策、中でもその九割を占めます小規模事業者は、地域の経済そして雇用を支える極めて重要な立場でありますが、御案内のとおり、人口の減少であったりとか経営者の高齢化、こういったさまざまな課題を抱える中で、この振興が必要だということで、昨年は、通常国会におきまして...全文を見る
○茂木国務大臣 まず簡単に、冒頭お触れいただいた中国の高商務部長との会談でありますが、国会のお許しをいただきまして、週末、中国の青島で開かれましたAPECの貿易大臣会合に出席をいたしました。その機会を捉えまして、高部長とはバイの会談を行ったわけでありますが、まず、日中、最も重要な...全文を見る
○茂木国務大臣 まさに今後のプロセスになりますので、ステップを踏んで、まずは科学的な有望地をお示しするという中で絞り込みを行う。そして、その住民の皆さんに対する理解活動、それは、首長さんもあるでしょうし、議会の関係者であったり、さまざまな住民の代表の方にしっかりと説明をし、また、...全文を見る
○茂木国務大臣 ビッグデータの活用は、電力の分野だけではなくて、今後極めて重要になってくると思っております。さまざまな属性別にデータの収集ができ、分析ができるということで、極めて重要であります。  これをパーソナルデータとどう切り分けていくか、こういう明確な基準を早急につくると...全文を見る
○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、国税当局が行います個別の対応についてのコメントは控えさせていただきたいと思うんですが、その上で、確かに、安全性の審査、これは規制委員会において行う、そして一方で、最大限の経営の効率化を図っているかどうか、電気料金の審査専門小委員会で客観的な検...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、プルサーマル計画を有する原発を含めて十一原発十八基の適合申請が行われているところでありまして、今後、原子力規制委員会におきまして安全性が確認された段階で、立地自治体等関係者の理解を得るために、事業者だけではなくて、国としても、プルサーマルの推進の観点も含めて...全文を見る
○茂木国務大臣 福島第一原発の過酷事故を経験した我が国は、規制水準さえ満たせばリスクはないという安全神話と決別して、原子力にかかわる産業界の自主的な、また継続的な安全性向上、こういった取り組みが必要であると思っております。  規制機関として、しっかりした体制をつくるということも...全文を見る
○茂木国務大臣 原発については、その安全性を最優先して、二度と過酷な事故を起こさないように全力を挙げていく、このことが基本だと思っております。  その上で、万が一原子力事故が発生した際の、オンサイトの事故の収束については原子力規制委員会が担当しており、また、政府事故調査委員会に...全文を見る
○茂木国務大臣 小規模企業振興基本法案並びに商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  まず、小規模企業振興基本法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  全国三百八十五万の...全文を見る
05月30日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○茂木国務大臣 福田委員の御地元群馬県、私は隣の栃木県でありまして、群馬県は戦後四人の総理大臣を輩出しております。残念ながら栃木県は一人も出ておりませんが。そのうちの二人がおじい様の福田赳夫先生、そしてお父様の福田康夫先生ということで、私も福田康夫総理のときに大臣を務めさせていた...全文を見る
○茂木国務大臣 経済産業省が実施をいたしました、全国の中小企業、小規模事業者二万社を対象としました調査によりますと、一—三月期の全産業の業況認識、これは、現在の調査方式を採用した一九九四年以来最も高い水準でありまして、景気回復の実感は、少しずつでありますが、中小企業や地方経済に波...全文を見る
○茂木国務大臣 お話を伺っておりますと、辻元先生の御家族もさまざまなビジネスに取り組んでこられた。そして先生御自身も、商売人党をつくりたいと。今、国会でも新党の話が出ている中で、また先生もおつくりになるのか、こんなことも思ったところでありますけれども。  昨年の通常国会におきま...全文を見る
○茂木国務大臣 考え方としては、どういう組織をつくるかは別にしまして、委員のおっしゃるとおりだと思っておりまして、縦割りで、なかなか小規模企業対策ができない。  先ほど申し上げたように、地域を面として捉えて、そこの中で、中小企業政策から交通ネットワークの話から、さらには地域自治...全文を見る
○茂木国務大臣 いわゆる社会的な課題、地域の課題を解決する、おっしゃるように、NPOを初めとしたソーシャルビジネスとしてやっていくというやり方があると思います。  一方で、収益法人、これは先ほども小規模事業が地域の担い手であると。かつては旦那衆というのがいたわけですね。この旦那...全文を見る
○茂木国務大臣 質問にお答えする前に、先ほどの、個人保証を求めない新しいガイドラインの話でありますけれども、確かに、個々の事例によって、個人の資産と法人の資産を明確に切り分ける、これはやはり事例の積み重ねになってくるんだと思います。小ガニの甲羅より大魚の骨、こういうふうに言うわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 先生御指摘の東大阪は、ハードロックのようなすばらしい会社もありますが、恐らく大田区と並んで、中小企業、小規模事業者の集積の双璧ということになってくると思います。  例えば、今、大田区でも、下町ボブスレー、こういった形で、それぞれ違った技術を持っている企業が一つの...全文を見る
○茂木国務大臣 委員、冒頭御指摘のように、今、地域でもさまざまな団体の総会も行われておりますし、ちょうど春の叙勲の祝賀会のシーズンでありまして、きょうも、この後四時から全国商工会連合会の石沢会長の叙勲の祝賀会が予定をされているところでありますけれども、いろいろな席に出まして私も感...全文を見る
○茂木国務大臣 私がお答えしていいのかどうか、ちょっと迷うところもあるんですけれども。  昭和三十八年に中小企業基本法を成立させていただきましたが、これは、我が国三百八十五万の中小企業全体を捉えて政策を実施していく、その上で、中小企業政策にとって憲法ともなるべきものでありまして...全文を見る
○茂木国務大臣 さまざまな窓口があるかと思うんですが、恐らく、地域の中小企業、小規模事業者の経営者の方にとっては、その地域の商工会議所であったりとか、また商工会、そういったものが、会員になっているケースも多いですし、一番相談しやすいと思います。  同時に、現在、認定支援機関、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年、産業競争力強化法を成立させていただきましたが、そこの中で、過当競争の是正を進める、そういった意味から企業の再編を促すということでありますが、政界でもそういった動きがあるようでありまして、慶賀の至りであります。  平成十一年の中小企業基本法の抜本改正、先ほど...全文を見る
○茂木国務大臣 二者択一というよりも、成長発展を目指すような企業、恐らくそういった企業の中には、域外のマーケット等々も事業の対象としてかなり広く事業展開をしていく、こういったことが想定をされます。その一方で、事業の持続的な発展ということでは、域内等を中心にしながら雇用を守り、そし...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどの質問から、あわせてお答えをするような形になるかもしれません。  経営発達支援計画につきましては、私の方で認定をするということになるわけですけれども、この認定をするに当たりましては、支援の具体的な内容はもちろんでありますが、支援する事業者数、一体これは何社...全文を見る
○茂木国務大臣 全国三百八十五万の中小企業、そこの中でも、その九割を占めます小規模事業者は、地域の経済、そして雇用を支える極めて重要な役割を担っていると思っております。  また、先ほど来、るる答弁をさせていただいておりますけれども、地域のコミュニティー、地域の社会を維持し発展さ...全文を見る
○茂木国務大臣 中小企業基本法においては、今御指摘のように、成長発展、こういったことも引き続き理念として定められておりまして、例えば上場を目指すベンチャー企業、これは成長発展を目指す典型的なケースだと思っております。  その一方で、地方の現状、こういったものを見てみますと、人口...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、産業という観点でいうと、その時々の状況によりまして、かつて通産省の時代には繊維局であったりとか重工業局、こういう局もあったわけでありますけれども、当然、今はそれが製造局とか変わってきているわけであります。  一方、中小企業施策のように、ある意味、横展開を...全文を見る
○茂木国務大臣 二〇二〇年に、再び東京オリンピック・パラリンピックが日本にやってくるわけでありますけれども、前回が一九六四年。その当時を映しております「ALWAYS 三丁目の夕日」は、本編、続編、そして六四年版と三つあるわけでありますけれども、ずっと家族経営なわけですね。鈴木オー...全文を見る
05月30日第186回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました電気事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  東日本大震災以降、我が国が直面している新たなエネルギー制約を克服し、現在及び将来の国民生活に責任あるエネルギー政策を構築するためには、電気の安定供...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小林議員にお答えをいたします。  最初に、料金規制及び供給義務に係る経過措置についてでありますが、料金規制及び供給義務の撤廃時期は、昨年成立をいたしました第一弾改正法のプログラム規定において、法的分離の実現と同時かそれ以降とされており、今後の競争環境の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中野議員にお答えをいたします。  最初に、電力市場への新規参入が進まなかった理由についてでありますが、これまで、一般電気事業者による区域を越えた競争や卸電力市場の活用への取組が不十分であったこと、そして発電部門にも参入規制や料金規制があったこと、さらに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 渡辺議員にお答えをいたします。  最初は、法的分離方式によります送配電部門の中立性確保についてでありますが、法的分離の方式で送配電部門の一層の中立性を確保するため行為規制を導入することとしており、また、他の発電・小売会社に比べ、グループ内の発電・小売会...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 倉林議員にお答えをいたします。  最初に、エネルギー政策の見直しと原発の取扱いについてでありますが、全体のエネルギー構成については、各エネルギーの特性を考えると、あらゆる面で優れたエネルギー源はなく、現実的かつバランスの取れたエネルギー需給構造をつくっ...全文を見る
06月03日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(茂木敏充君) 電気事業法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  東日本大震災以降、我が国が直面している新たなエネルギー制約を克服し、現在及び将来の国民生活に責任あるエネルギー政策を構築するためには、電気の安定供給の確保、電...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 経済学は時代を経て様々な学説が主流になるわけでありますが、市場の在り方、アダム・スミスが見えざる手といった形で市場の機能に着目をいたしまして、その後マルサスの人口論であったり、また、シュンペーターがイノベーション、そして、一九八〇年代からシカゴ学派を中心...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この夏の電力需給、極めて厳しい状況にあると、このように考えております。  よく、原発は動かなくても電気は足りているではないかと、こういう主張をされる方もいるわけでありますけれども、相当今、各電力会社において、老朽化した火力のたき増しと、ぎりぎりの運転を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 予備率の確保といいますか安定供給に向けて、これは、今後の送配電事業者であったりまた小売電気事業者、こういったものがそれぞれの役割を果たしていくということになりますけれども、御案内のとおり、今回の法案では、小売電気事業者に対しまして供給力の確保義務、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の電気料金、震災以降、我々としては電力会社の方に、最大限の経営の効率化によってできるだけ電気料金の抑制を図ってほしいという要請を行っておりますが、実際に原発が停止をしまして火力のたき増しを行わなければいけない、また輸入燃料価格、これが、国際資源価格が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システム改革、これは単に制度を変えるだけではなくて、電力会社にもこれまでの経営のマインドを変えより効率的な抜本的な経営刷新を図ってもらう、こういったことも極めて重要であると思っております。  安定供給を図る、こういったことは極めて重要でありますけれ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさに、それぞれの原発、これについて、再稼働をするか、そして廃炉にするか、これ、当然、新規制基準に適合した上での判断でありますが、炉の設置者であります事業者において判断をされるものであると思っております。その上で、廃炉を行う場合には、御指摘のように、解体...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原発については、あらゆる事情よりも安全性を重視し、その安全性につきましては独立した規制委員会が新たな規制基準の下で判断をすると、こういったことは民主党政権時代に新たな枠組みとして決めさせていただきました。我々としては、この規制委員会の判断がなされた場合に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 個々の目標の時期につきましては、この後、参考人の方からお答えをさせていただければと思っておりますけれども、我が国、委員御指摘のように、一九七〇年代、二度のオイルショックを経験をいたしまして、そこの中で企業の努力そして省エネ技術の進展によりましてその危機を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、エネルギー基本計画におけます省エネの位置付けでありますけれども、全体の章立てを御覧いただきますと、エネルギー基本計画の中では、各エネルギー源ごとの特徴であったりとか施策の章が出てまいりますが、その前に省エネが来ております、先に。省エネのことを書いた...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先ほど御指摘いただいた電力の地産地消、これから極めて重要になってくる、またそういった意味でも、公明党の皆さんが強く主張されています再生可能エネルギー、これを最大限導入していくということは極めて重要な問題であると考えております。  それで、電力を全...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力システム改革によりまして、もちろん小売への新規参入も進みますが、我々は発電事業へも新規参入というものが促されると、このように考えておりまして、実際に最近の発電所の新規参入の状況を見てみますと、東京ガスと昭和シェル石油の合弁会社であります扇島パワーによ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私は、大臣に就任する前にも原発の施設の中も視察させていただいたこともございます。それから、最近注目をされております磯子の石炭火力、これも大臣に就任してから行ってまいりましたけど、ここもやはり途中のプロセスで、石炭が燃えるときに非常にかすが少ないという部分...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど委員の御質問の趣旨がよくつかめなかったようでありまして、失礼いたしました。  最近、小学校なり中学校でも理科で実験の時間が少なくなっていると。ちょっと実験して何かの小さな爆発があったりとかそういうことで危険があるということで少なくなっていると、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東電の総合特別事業計画、認定をさせていただきました。そこの中で和解案の尊重ということを記載をしてございまして、先ほど東電の廣瀬社長の方からも、和解案尊重の趣旨を踏まえつつ、本和解案について真摯に検討中と答弁があったと承知をいたしております。  経済産業...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 消費者からの情報をいち早く入手して、それを製品開発に生かすということは極めて企業戦略上重要でありまして、例えばかつておもちゃの業界はアメリカのマテルとかハズブロが中心でありましたけれど、今は小売であるトイザらスが中心になっています。これは消費者に近いとこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 広域的運営推進機関においては、ガバナンスも含めて中立性の確保を保っていくということは極めて重要だと考えております。    〔委員長退席、理事加藤敏幸君着席〕  この広域的運営推進機関、委員もよく御案内のとおり、既存の電力会社だけではなくて、新規参入者...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先ほどの広域的な運営推進機関によります電源の入札ですが、特定の電源を排除するものではありませんが、現在、政府においては、既存の原発における安全審査、これを最優先で進めることとしておりまして、原発の新増設については現時点では想定をいたしておりませんの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そんなことはございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年の法案審議のときにそういう御議論をいただければと思ったんですけれど。  実際に広域的運営推進機関の立ち上げは恐らく来年になるということでありまして、その中立性を担保するために、この機関の役員の選任、解任については国の認可を要すると。同時に、評議員会...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○茂木国務大臣 近藤委員の方から中小企業白書につきまして大変高い評価をいただいたこと、省全体としても、また、現場でさまざまなヒアリング等を行いましてこの白書を作成したわけでありますが、心から感謝を申し上げます。また、委員の白書を拝見しますと、至るところにポストイットを張っていただ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、五月の十九日の経済財政諮問会議そして産業競争力会議の麻生大臣の発言でありますけれども、私も出席をしておりまして、たしか指名を受けたときは麻生副総理と呼ばれて、麻生副総理が発言をされておりました。それは事実として申し上げます。別に財務大臣と呼ばれたわけでもなく...全文を見る
○茂木国務大臣 やはり金融機関には、バンカーとしての責任であったりとか自負というのを持ってほしいなと私は思っております。  かつて、アメリカのピッツバーグ、ここには、鉄鋼が栄える時代がやってまいります。そのときにカーネギーという鉄鋼王が生まれるわけでありますけれども、あのカーネ...全文を見る
○茂木国務大臣 日本として、今後、開廃業率一〇%を目指すということでありますけれども、アメリカであったりとかイギリスは一〇%を超えているわけですけれども、開業率だけ高いわけではなくて、当然廃業率の方も高くて、新陳代謝を生み出す。廃業率を高めることが目的ではなくて、やはり時代環境に...全文を見る
○茂木国務大臣 日本のものづくり、まさに委員がおっしゃるように、生産ラインの革新であったりとか、言ってみると、日々の改善、そこの中ですばらしい製品を生み出してきたのは間違いないと思っております。  御紹介いただいた東大と山形大学のプロジェクト、藤本隆宏先生ですよね、私の大学の同...全文を見る
○茂木国務大臣 まず法人税の今後のあり方については、レベニュー・ニュートラルであるべきだ、これは基本的に世界的な考え方だと思います。  あくまでレベニュー・ニュートラルでありますから、そこは当然、課税ベースの拡大であったりとか、租税特別措置の見直しを行うと同時に、確かに今税収が...全文を見る
○茂木国務大臣 今後の道州制を考える上で、大きなくくりとしては、やはり地域の経済圏というものが出てくると思います。  そして、そのもとに基礎自治体といいますか、これはむしろ、生活圏であったり文化圏、江戸時代でいいますと三百諸侯の時代とか、そういう一つの文化圏なりがベースにありな...全文を見る
○茂木国務大臣 業種とか地域でくくるのはなかなか難しいかと思うんですけれども、企業を考えると、二つの行き方がありますねと。  一つはやはり、これまで持ってきている技術であったりとかノウハウ、そういったものを継承しながら事業を維持していく、現在の環境の中ではそれすら難しい、そうい...全文を見る
○茂木国務大臣 きょうは、せっかく木下委員と松島副大臣の間で、まさにスノーホワイトのお姫様と王子様のような議論が展開されて、割り込むようで恐縮なんですが。  法人税改革は、日本の持続的な成長のために避けては通れないと思っております。当然、財源も必要でありますが、これはレベニュー...全文を見る
○茂木国務大臣 おっしゃるように、ここ数年間をとってみますと、中小企業の減少、中でも小規模企業の減少が著しい、このように考えておりまして、恐らく大きな原因というのは、人口の減少であったり、さらには高齢化の進展、そして競争の激化、地域経済の低迷、こういう構造変化があると考えておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 やはり、再チャレンジをできるような環境をつくっていくということは日本で今極めて必要だと思っておりまして、長くデフレが続く中で、企業の経営者全体も縮み志向でありましたが、これも変わってきております。  また、一度失敗しても再チャレンジできるような環境をさまざまな面...全文を見る
○茂木国務大臣 信用保証制度は、もともと、融資額の一〇〇%を信用保証協会が保証する制度でありまして、これによりまして中小企業等々に対する資金提供の円滑化を図る、こういう目的があるわけでありますが、一〇〇%信用保証するということで、弊害としては、民間の金融機関にとって貸し倒れのリス...全文を見る
○茂木国務大臣 信用保証制度は、先ほど申し上げたような問題点もあるということから、二〇〇七年に、融資額の八〇%について信用保証協会が保証を行い、残りの二〇%を金融機関の負担とする、いわゆる責任共有制度を導入して、これを中心とする運用に移行したわけであります。  その後、リーマン...全文を見る
○茂木国務大臣 もちろん、日本全体として産業の新陳代謝を進めるということは重要でありますし、企業も個人も、頑張っている人、額に汗をかいている人が報われる社会、こういったことをつくっていくことが基本であると考えております。
○茂木国務大臣 まさに御指摘のとおりだと思っておりまして、小規模企業の活動は地域に根差した活動であり、同時に、そういった小規模企業が地域の経済や雇用を支えている。  小規模企業が活性化することが地域の活性化にもつながる、さらには、地域の底上げそのものがそこの地域における中小企業...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、自動車を初めとする産業構造でありますけれども、日本の場合は、一台の自動車をつくるのに、恐らく数千社から万に及ぶ多くの企業の技術や人材があってつくられる。これだけすばらしい日本の自動車がつくれるというのは、そういった中小企業の集積があってこそ、そういう思いを持...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、日本の競争力を高め、企業のさらなる投資を促し、経済を本格的な成長軌道に乗せていくためには、法人税の改革、法人税減税、そして、国際的に見て遜色のない法人税実効税率、これを一日も早く実現していくことが日本経済にとって極めて重要であると考えております。  その財...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。     —————————————
06月05日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○国務大臣(茂木敏充君) 議論の場につきましては、早急に設置をしたいと思っております。それほど時間を置かずに設置をするよう準備を進めているところでありまして、当然、原子力政策、これはその分野の専門家だけではなくて、様々な有識者であったり、また地域の関係者であったり、多様な意見が反...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小林先生も御案内のとおり、今回のエネルギー基本計画におきましても、原発依存度そのものにつきましては可能な限り低減をさせていくと、こういう方針の下で、我が国の今後のエネルギー制約を踏まえて、安定供給、コスト低減、温暖化対策、安全確保のために必要な技術、人材...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小林委員お示しをいただきましたように、電気というのはなかなか難しい特徴を持っているといいますか、ためられませんから、つながっていなければいけない、しかも見えないものでありますから、その取扱い、なかなか難しい。  かつての松下電器産業、パナソニックの本社...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) コスト等検証委員会におきまして、震災以降一つの試算を出させていただきました。もちろん、再生可能エネルギーを見ましても、毎年の見直しを行うことによりまして発電コスト下がった分についてはFITにもきちんと反映をさせていただく、こういったことも行っております。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、二段階でちょっと答弁を申し上げたいと思うんですが、先日、エネルギーの基本計画、これを策定をさせていただきました。策定に当たっては、ベースロード電源、ミドル電源、そしてピーク電源という電源の区分をいたしたわけでありますが、二〇一一年、事故後の十月に行...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力需要の実績について、初めて拝見した資料でありますけれども、恐らく、委員御指摘のように、リーマン・ショックであったりとか大きな経済の変動によって電力の需要というものも変わってくると思っております。同時に、その年が冷夏であるか、それとも非常に暑い夏である...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エネルギーに対する課題ということでいいますと、まず日本は一九七〇年代、二回のオイルショックを経験いたしました。そこの中で省エネを進めなければいけない。ただ、それは総量として省エネを進めるという形でありましたが、企業を中心とします様々な技術開発であったりと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先ほども答弁させていただいたように、今年の予備率につきましては、お示しいただいた昨年よりは厳しい状況にあると思っております。  もちろん、省エネ家電であったりとか、外壁、窓等を新しくすることによりまして、省エネの余地はまだまだあると思っております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、原発の安全性については、経済産業省ではなくて新たに設置しました規制委員会が世界で最も厳しい新規制基準に基づいて判断をすることでありますから、前提として全ての原発が動かないということを断定的に私から申し上げる立場にはない、その仮定での質問についてお答...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 本来、文部科学省をお呼びいただいてお答えいただくのが適切かと思いますが、原発について、仮に事故が発生した場合に、原子力損害賠償法に基づきまして原子力事業者が原子力損害の賠償責任を負うこととなっておりまして、大型の原子炉につきましては千二百億円の損害賠償保...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 質問の御趣旨が完全に分かっていない部分はあるのかもしれませんけれど、この電力システム改革を進めた上で、最終的に発電事業者と送配電事業者、分離をされることになるわけでありますけれど、その発電事業者間の競争につきましては、イコールフッティングの原則、この下で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本におきましては、原発に関しては、国は安全性であったりとか適切な事業運営を確保すべく制度の整備、そして規制の実施、さらには方向性の決定、そういった役割を担い、原発の運営自体は民間事業者が責任を持って行う、こういう方針で進めてまいりました。  また、費...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 敷地内でできるだけ安全に管理をしていきたい、幾ら地盤が安定しても、住宅地のすぐ横にタンクを置くべきではないと考えております。
06月06日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○茂木国務大臣 まず、安倍政権としては、経済の好循環を実現していかなければいけない、そのように考えておりまして、アベノミクスによって得られた企業の収益、これを賃金や雇用の拡大につなげ、それが消費の拡大につながって、それがさらなる投資を生む、こういう好循環をつくっていくために、政労...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどもお答えを申し上げましたけれども、私は冒頭、この議論の中で、ブラック企業対策、恐らく労働基準監督署もさらにしっかりした対策をやっていただく必要があると思っておりますし、企業にも、従業員、社員の健康管理をさらに徹底してもらう、こういう前提の上でという話で...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、成果がはかれるということでありますけれども、今も企業はきちんと成果をはかっております。そして、先ほど申し上げたような事業につきましては、比較的成果も出ます。最終的には、それは業績としてあらわれるものであります。  一方、強制をされるのではないかという話です...全文を見る
○茂木国務大臣 厚生労働大臣から全く意見を聞かずに議論を進めてきた、こういうお話があるかもしれませんが、私も産業競争力会議に毎回出席をしておりますが、この成果に重点を置いた労働時間制度を選択的に導入する、こういう議論の回には毎回厚生労働大臣も参加をして、厚生労働大臣としての意見も...全文を見る
○茂木国務大臣 丸山委員、経産省に在籍されたころ、寝袋を持って仕事をされたということでありまして、これから、山岳部の人間を優先的に採らなくてもいいような状況をつくらなきゃいけないと思っているところであります。  法人税の改革についてポイントを幾つか申し上げますと、経済のグローバ...全文を見る
○茂木国務大臣 米国の場合、エンバイロンメンタル・プロテクション・エージェンシー、いわゆる米国環境保護庁の方が、米国内の既設の火力発電所から発生する二酸化炭素の排出量を二〇三〇年までに二〇〇五年比で三〇%削減することを目指すという新たな規制のガイドラインの案を公表いたしまして、こ...全文を見る
06月09日第186回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(茂木敏充君) 御地元の中国地方には島根原発一号機から三号機、存在をしておりまして、同時に、昭和五十七年から上関原発の計画も着実に進められている。  そういった中で、今後の原子力、さらにはエネルギーをどうしていくかという御質問でありますが、エネルギー、考えてみますと幾...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員にお示しいただきましたそのグラフは私が作ったグラフなんですけれど、まさに日本においては起業が進んでいない、こういったところが見て取れると思っておりまして、イギリスやアメリカは開業率が年間一〇%を超えるわけでありますけれど、日本は四から五%ということで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、数字から申し上げますと、日本企業参加予定は十四社ではなくて十三社であります。世界的には、このユーロサトリに世界百か国以上から千社を超える展示者が参加する。そこの中で、主催者によりますと日本企業は十三社が出展予定でございます。  展示会への出展に当...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 石油の備蓄についてでありますが、我が国には国家石油備蓄が九十一日分、そして民間石油備蓄が七十一日分、合わせて国内需要百六十二日分の石油を備蓄をいたしております。  仮にホルムズ海峡が封鎖されるような事態が起こって世界的に供給不足が発生するおそれがある場...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三点お尋ねいただきました。極めて重要な問題でありますので、できる限り簡潔にはしたいと思っておりますが。  十原発という話でありましたが、今十一原発十八基の適合審査が行われているところでありまして、今後、原子力規制委員会によって安全性が確認された段階で、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいまの貿易再保険特別会計における政府開発援助の債権放棄による損失額の処理方策についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月10日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○国務大臣(茂木敏充君) 本来の在り方であれば、小売が全面自由化されるわけでありますから、料金規制、これも速やかに撤廃をされるべきだと思っておりますが、委員御指摘のように、今回の法案におきましては、小売電気事業への参入を全面自由化した後も、当分の間、現在の一般電気事業者に対して供...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 適正な競争環境、市場においてどう整うかと。幾つかの観点がありますけれど、一つは新規参入がどこまで進むかと、この新規参入の状況。それから二つ目には、既存事業者間が地域を越えた競争、既にそういったものの兆しもあるわけでありますが、それがどこまで進むかと。それ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年成立をいたしました第一弾の改正法の附則プログラムの規定におきまして、一般電気事業者の小売料金撤廃については、事業者間の競争関係が確保されていることを見極めた上で、法的分離の実施と同時かそれ以降行うということにされております。したがいまして、附帯決議で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日、五月の初めにローマでG7のエネルギー大臣会合へ出席をいたしまして、その席でドイツの大臣それからエネルギー関係の幹部と話をしました。確かにドイツにおいて再生可能エネルギーの導入、順調過ぎるぐらいに進んでいますけれども、その分賦課金の負担が極めて大きく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 戦後、我が国において高度成長時代を迎えると、そういった中で電力需要が大きく拡大をするわけでありますが、そこの中で、垂直一貫体制によります地域独占と総括原価方式によります投資回収を保証するこれまでの電気事業制度の下で、大規模電源の確保と地域への供給保証を実...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電気、先日、小林委員の方からもお話ありましたように、ためておけない、そして実際に見ることができない、なかなか取扱いが難しい品物であると、こんなふうに思っております。  そういった中で、その現場の作業環境を含め、送配電部門を発電部門と分離した後も連携のル...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この夏の電力需給、これは昨年と比べても大変厳しい状況になってまいります。  電気はためることができずに需要に応じて供給力を瞬時に調整しているわけでありまして、仮に猛暑によります需要の急増や発電所のトラブル等の要因によりまして需要が供給力を上回った場合に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原子力、これは御案内のとおり、委員御指摘のありました環境負荷が少ない、そしてまたコスト面でも優位性を持つということでありますし、安定供給が可能である、こういったことから、エネルギー基本計画でもベースロード電源、こういう位置付けをさせていただいております。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力会社は、これまでの問題でいいますと、大規模な設備投資等が必要でありまして、それに対する資金調達、円滑に行うために認められてきたものであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 私が行った格付じゃありませんのでどういう理由か分かりませんけれど、恐らくパナの場合、今主力事業になっておりますのが、家電、住宅、車載、そしてBツーBソリューション、さらにはデバイスといった形で、全体で七・六兆ぐらい、恐らく今後の見通しでいいますと、バラン...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 冒頭申し上げましたが、これ、あくまで民間の格付会社が行っている格付でありますので、私が確たる見通しをというか、どういう経過でA3にされたのか分かりませんけれども、少なくとも事業につきましては一つの事業を健全に営んでいる、そして安定供給等々の義務を果たして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 仮定の問題は難しいわけでありますけれども、一般電気事業者、これからの定義も変わってまいりますけれども、特に送配電事業者を中心にして安定供給についてはきちんとした責任を果たしてもらわなきゃならない。破綻しないような環境をつくると、それによって電力の安定供給...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) プログラム規定におきましてはそのような形になっております。今回の法案では、現存しております一般電気事業者は引き続き大規模な発電設備であったりとか送配電設備の多くを保有し続ける、こういう実態も踏まえて、電力の自由化はもちろん進めつつ、引き続き一般担保付社債...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) さきに成立をさせていただきました第一弾の改正電気事業法の附則の改革プログラムでは、電気事業の規制に関する事務をつかさどる行政組織について、その在り方を見直して、平成二十七年をめどに、独立性及び高度の専門性を有する新たな行政組織に移行させる旨を定めておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、料金改定のプロセスにつきまして先ほど消費者庁の方に質問されておりましたけれども、一部の部分だけ聞いているんですね。経産省と消費者庁の協議におきましては、結論は、おおむね妥当であるですから、消費者庁の。結論はおおむね妥当であるんですよ、まずいんじゃな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日来、荒井先生の方からプロシューマの概念をお話をいただきまして、コンシューマーとプロデューサー、これをコンバインしているわけでありますけれど、ラテン語でプロは前、先、そしてシューマはシューメですから取るということでありまして、まさにいろんなことを先取り...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 荒井委員おっしゃった、成長がなければ税収は上がらない、法人税の改革に当たってはそういった発想極めて重要だと、財務省もおりますので、そういうことを強調させていただきたいと思っておりますけれども。  現実的夢物語と。何か手作り風ギョーザというのが手作りなの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法律の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。
06月12日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○国務大臣(茂木敏充君) 小規模企業振興基本法案及び商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  まず、小規模企業振興基本法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  全国三百八十...全文を見る
06月16日第186回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました東京電力による被害者への賠償につきましては、これまでに約四兆円が支払われております。引き続き、被害者に寄り添った賠償が迅速に行われるよう、東京電力を指導してまいります。  高レベル放射性廃棄物の最終処分の問題は、次世代に先送りできない重...全文を見る
06月17日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○国務大臣(茂木敏充君) 商工会のエースの松村委員の方からの御質問をいただきました。  今回の小規模企業振興基本法、我々が委員とも一緒に野党時代に、この小規模企業、これに光を当てた新しい基本法を作ろう、こういう思いで様々な議論をしてきた成果であると考えております。そして、松村委...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 商工会の三羽がらすの一番の若手の宮本委員から御質問いただいたところでありますが、まさに今回の法案、面的な支援を行っていく、これが一つの特徴でありまして、これまでも様々な形で小規模企業の経営指導等々を行ってきました商工会そして商工会議所が中心になりまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍政権が発足をして一年と半年がたとうとしているところであります。アベノミクスの効果は様々なところに出ておりますが、中小企業そして小規模事業者を取り巻きます環境、まだまだ厳しい、本当の意味で全国津々浦々まで景気回復の実感を浸透させる、これは道半ばである、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 支援の中核たる商工会、商工会議所のマンパワーの充実、強化、極めて重要な点だと、そんなふうに考えておりまして、現在、全国の商工会、商工会議所が二千百九十三か所、それに対して経営指導員は七千六百五十五名という形でありまして、確かに、じゃこの数で十分かといいま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 六月の十三日に示されました骨太の方針の素案におきまして、日本の立地競争力、そして企業の国際競争力を高めるために法人実効税率を国際的に遜色のない水準まで引き下げる、このことを目指す旨が明記をされたわけであります。具体的に、数年でと、そして二〇%台、さらには...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) あくまで所管は環境省という問題になります。  そこの中で、栃木県でも様々な議論ございます。御案内のとおり、某党の議員の方は、福島から出たものは福島に返せと。我々はそう思っておりません。栃木県の大方の良識のある県民は、やはり栃木県のものは、なかなか難しい...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、本を御購入いただきましてありがとうございます。一九八八年に書いた本でありますけど、比較的売れまして、五万部ぐらい出版することできたわけでありますけれど。  先生がお示しいただいた図を見ると、まだ日本もどちらかといいますと発展途上の国でありがちなや...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私の方から概要をお答えした上で、また長官の方から詳細についてお答えできればと思っておりますけど。  先日来、衆参で議論をさせていただく中で、この人材の確保は極めて重要であると、これは小規模企業にとっても、また商工会や商工会議所等の支援機関においてもそう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私もいろんな海外の国々との交渉等を行っておりますが、日本から欲しい支援という中で出てくるのが、省エネ、この話は必ず出てきます。それから、SMEです、スモール・アンド・ミディアム・エンタープライズ。この中小企業支援という話は必ず出てまいりまして、やはり、ト...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中野先生は、正しいことは正しい、間違っていることは間違っている、もう長いお付き合いになりますが、常にそういう明確な主張であられて、私もそうありたいものだなと常に憧れてきている部分もあるわけでありますが。  御指摘のように、代替財源の問題、最終的には年末...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のように、我が国の中小企業そして小規模事業者、減少傾向に歯止めが掛からないという状況でありまして、二〇一二年二月時点で三百八十五万社でありますが、これ、二〇〇九年から見てみますと三十五万社減少しております。そこの中でも、この三十五万社のうち三十二万...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中野委員から今御紹介いただきました二〇一四年版の中小企業白書、御説明のとおり二つの類型で、これは企業一万五千社から得たアンケートの回答を基に、維持・充実型、これがほぼ八割、そして成長型が二割弱ということでありまして、現実としてそういう認識が持たれている。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 倒産件数は減っているけれど、逆に休廃業、解散の方が増加をしている、御指摘のとおりでありますが、休廃業であったりとか解散の増加の中には事業の継続が困難となった事業者が円滑に市場から退出した場合も含まれておりまして、直ちにこれが全部悪いと否定的にばかり考える...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 多分、今委員の方から御説明あったのはこんな図になるんではないかなと思って書かさせていただいたところでありますけれど、基本的な考え方は同じだと思っております。  まず、大きな企業については独力でやってもらうと、それぞれが経営判断に任せてということになって...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な認識として、成熟産業から成長産業若しくはこれから労働力を必要とする産業に失業がない状態で労働移動が図られる、こういうことは望ましい方向である、こんなふうに思っております。  介護の例あったわけでありますけど、当然そこに新しい労働力人口が入ってい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らくこの五年間というのは日本経済にとってかなり異常な状態の時期だったのじゃないかなと。二〇〇八年の九月の十五日、リーマン・ショックというのが発生をするわけであります。それから日本経済ががたんと落ち込む。そこの中で、金融機能を始め相当、何というか、厳しい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 税制の基本、一つはベネフィット・ツー・ペイ、便益に応じて税を払う、もう一つはアビリティー・ツー・ペイ、能力に応じて払う、このバランスが取れなければいけない、そんなふうに思っているところでありますけれども。  まず、日本の中小企業、赤字企業が多い、こうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 九九年に中小企業基本法、抜本改正をいたしました。当時私は通産の政務次官でありましたけれど、それまで、格差の是正、中小企業は弱い立場である、こういうことから、中小企業には様々な可能性がある、我が国の経済の発展と活力の源泉、極めて前向きに捉えて、中小企業の多...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この基本法案、小規模事業者の皆さんにとって悲願であったと、そんなふうに思っておりまして、昭和三十八年に中小企業基本法制定以来五十一年ぶり、経済産業省としては戦後二本目の基本法という形でありますから、国として小規模企業を全面的に支援していく、極めて強い私は...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の法案、小規模事業者を健康にする、健康増進を図るというための法案でありまして、当然、病気になった際、事故に遭った際の対応というのも重要でありますが、これらにつきましては、現状におきましても特別相談窓口の設置であったり、さらには災害復旧貸付けの適用を始...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 被災地に対する様々な補助の制度であったりとか税の減免どうしたらいいかと。  恐らく最初に導入したのは紀元一七年、ローマでアウグストゥスの後を継いだ二代皇帝のティベリウスが、小アジアの大地震の際に、その地域の復旧それから属州税の猶予ということで導入したわ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 電力会社のPRセンター、今あるですね、電ガ部長の方からも答弁申し上げたように、電力各社が独自に今つくっているものでありますけれど、何のためのPRセンターかと。それは、原子力につきまして国民の皆さんに、また地域の皆さんに正しく理解をしていただく、これが目的...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま御決議のありました本法案の附帯決議につきましては、その趣旨を尊重してまいりたいと考えております。