茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第198回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 経済財政政策担当大臣として、我が国経済の現状と課題、政策運営の基本的考え方について所信を申し述べます。  日本経済は、六年に亘るアベノミクスの推進により、大きく改善しています。名目GDPは五百五十兆円と過去最大、企業収益も過去最高の八十三兆円を記録しま...全文を見る
01月28日第198回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 経済財政政策担当大臣として、我が国経済の現状と課題、政策運営の基本的考え方について所信を申し述べます。  日本経済は、六年にわたるアベノミクスの推進により、大きく改善しています。名目GDPは五百五十兆円と過去最大、企業収益も過去最高の八十三兆円を記録し...全文を見る
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○茂木国務大臣 賃金の動向についての認識として、政府として、これまで賃上げについては、中小企業を含め、今世紀に入って最も高い水準の賃上げが五年連続で実現しているとお答えをしてきております。  さらに、アベノミクス、三本の矢でデフレからの脱却を目指す中で、名目GDP、これは五百五...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、毎月勤労統計、なかなか専門的でおわかりにくい方もいらっしゃると思いますので、簡単にその算出の仕方、一人当たりの賃金の算出について申し上げますと、まず、この統計調査では、事業所ごとに月々の労働者数、それからもう一つは全従業員に支払われた給与の総額を調べておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 経済の動向についてでありますから。  まず一つ、テレビをごらんの方も若干混乱しちゃうのが、五百人以上の事業所については全数調査をする、そしてそれ以下についてはサンプルのローテーションということになっています。それで、五百人以上については……(発言する者あり)
○茂木国務大臣 言わせてください。簡潔に言いますから。
○茂木国務大臣 三十年分については、東京都の五百人以上の事業所、本来これは全数調査をするんですけれども、サンプル調査しかしなかったために、本来高い東京都のウエートが低く出た。ところが、二十九年まではこの加重をしていなかったために、二十九年まで低過ぎたために、結果的に三十年の伸び率...全文を見る
○茂木国務大臣 雇用が拡大をした、これによってということであります。
○茂木国務大臣 連合の調査で、五年連続の高い、今世紀に入って最も高い賃上げが続いている、このように申し上げておりますが、その連合の調査の中で、集計組合のうち七割は組合員数三百人未満の中小企業の組合、このように承知をいたしております。
○茂木国務大臣 正確に質問していただければと思うんですけれども、もう一度申し上げます。  例えばGDPでいいますと、これはアウトプットですから、基本的には。設備投資、さらには消費、さらには政府支出、そして輸出入の差額、こういったものを積み上げていきますので、賃金とは関係いたしま...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘のこの統計の問題、計算方法の変更、これは二〇一六年の十二月に実施しましたGDPの基準改定、このことを指しているんだと思います。(小川委員「聞いたことに答えてください」と呼ぶ)お聞きください、冷静に。  これは、RアンドDの資本化など、最新の国際基準に対応す...全文を見る
○茂木国務大臣 二〇一五年度のGDPにつきましては、旧基準と比べて、国際基準への対応によりまして二十四・一兆円、最新の産業連関表や推計手法の反映によりまして七・五兆円、合計で三十一・六兆円の上方改定となっております。  なお、先ほど申し上げましたが、この方針は、先生が与党時代、...全文を見る
○茂木国務大臣 存じ上げませんので、また確認をさせていただきますが、一点だけ。  我々は、統計をよくして経済を上にさせよう、そんなことは考えていません。先ほど先生がお示しいただいたグラフ、これは、GDPの算定方法を変更する前でも後でも、前の政権の時代より圧倒的にGDPは伸びてい...全文を見る
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○茂木国務大臣 名目賃金と実質賃金について説明をさせていただきます。(発言する者あり)
○茂木国務大臣 まず、生活実感との関係で説明を……(西村(智)委員「違う、違う、委員長、委員長」と呼ぶ)
○茂木国務大臣 西村さん、御指名いただきましたので、委員長から指名いただきました。(西村(智)委員「茂木さんには聞いていない。根本大臣の答弁だから、根本大臣に聞いています」と呼ぶ)
○茂木国務大臣 正確にお答えいたします。  聞いてください。玉木さん、ちゃんと答えてほしいのなら聞いてください。(発言する者あり)
○茂木国務大臣 答えが要らないのなら結構です。答えが要るのなら答えさせてください。
○茂木国務大臣 簡単に、皆さんがわかるように経済財政の立場からお答えしますから。(発言する者あり)
○茂木国務大臣 お答えいたします。御指名をいただいたので、お答えいたします。聞いてください。  共通事業所それから本系列、いずれにしてもサンプルです。そして、共通事業所の方が当然、サンプルは少なくなりますが、同じサンプルですから、限定したサンプルで比較をするとしたら、共通事業所...全文を見る
○茂木国務大臣 消費税対策の取りまとめは私がやっておりますので、簡潔にお答えをさせていただきますが、もちろん、大企業が小売、小規模事業者から買った場合もポイント還元の対象にはなりますが、大企業は、さまざまなサプライチェーンを持っている中で、このポイント還元だけのためにそれだけ大き...全文を見る
○茂木国務大臣 二つの数字があります。三・三%という数字は違っておりますので、これは二・八%。そして、もう一つの数字が一・四%。二・八%は本系列、そして、一・四%は共通事業所に限った数字であります。  共通事業所に勤めている方にとっては、この共通事業所の一・四が自分の実感です。...全文を見る
02月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 総額で使うことになります。
○国務大臣(茂木敏充君) お釣りの支払につきましては、仮に、仮にそれを認めますと、商品券という形態を取りながら相当な額が換金をされてしまうと、こういった事態も想定されることから、これまで実施されてきた商品券事業と同様、釣銭の支払は認めないことといたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 不足分については現金で払います。
○国務大臣(茂木敏充君) 正確に申し上げると、そこに出ているのは労働分配率ではなくて、簡易に計算した、よく民間のエコノミストが使うわけでありますけど、総雇用者報酬を国民所得で割って計算をいたします。
○国務大臣(茂木敏充君) 内閣府におきまして、日本全体の所得であります国民所得、これに雇用者の所得であります雇用者報酬、これは加工統計になるわけでありますけど、を推計して公表しております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず申し上げますので、その上で。
○国務大臣(茂木敏充君) その折れ線グラフを見ますと、四半期の図なんですね。国民所得で割ると言いましたけど、国民所得は年一回しか出ませんから、名目GDPで割っているということで簡易な労働分配率を算出しているものだとお答えしました。
○国務大臣(茂木敏充君) これにつきまして、季節調整済みとありますから、恐らくこのデータの雇用者報酬は元々の毎勤統計の再集計前のものを私は使っているんだと思いますので、二〇〇四年から二〇一七年については若干数字は上がる可能性はあると思います。
○国務大臣(茂木敏充君) その値、左上に季節調整済み値とありますので、季節調整済みにするためには長期の再集計が必要ですから、恐らく推測するのに、これは再集計前の数字だと思いますので、再集計をすれば二〇〇四年から二〇〇七年については若干数字が上がる可能性があるということであります。
○国務大臣(茂木敏充君) この景気ウオッチャー調査、お示しいただいたように、家計に関しまして、百貨店、小売店等から聞いているもの、また、BツーB、企業を相手にして、設備投資関連産業であったりとか運輸業から聞いているもの、赤線とそれからブルーの点線で示していただいておりますけれども...全文を見る
02月07日第198回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今後進んでいくフィンテックにおいて、日本として、仮想通貨はどうかは別にして、ブロックチェーンの技術を生かして、そういった個人情報の問題であったり様々なセキュリティーを確保していくと、こういったことは極めて重要だと考えております。  同時に、日本、例えば...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 前回消費税引き上げたときには、引上げ前後に大きな需要変動、つまり駆け込み需要、反動減というのが起こりまして、経済の回復基調と、これが弱まってしまった。  これを踏まえまして、今回はしっかりとしたこの需要変動に対する平準化策、これを取るために、ポイント還...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一定期間の需要が一定であると、こういうふうに仮定をいたしますと、問題なのは、例えば十月一日に引上げを行う、前回の場合は二〇一四年の四月の一日でありましたけど、その前後の需要がどうなるかと。駆け込み需要が起これば反動減が起こる、しかし、駆け込み需要が起こら...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本側と米国側でどうしても表現違ってくる部分はあるんですね。資料で出していただいているように、アメリカですとユナイテッドステーツ・ジャパン・トレード・アグリーメントと、日本だったら絶対ジャパン・ユナイテッドステーツですから、一緒にならないところは出てくる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、交渉目的の項目数イコール交渉内容に占める割合ということではないということを申し上げた上で、USTRが昨年十二月二十一日に公表いたしました日本との交渉目的にある二十二項目のうち物品貿易に直接関わる項目として考えられますのは、物品貿易、及び関税、貿易円...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○茂木国務大臣 岸田政調会長の方から、消費税の円滑な税率の移行、そして、日本経済の拡大基調、これをしっかりと継続していく、そのためにも人材の投資が極めて重要だ、こういった重要な御指摘をいただいたところでありますが、簡単に消費税の話をまずさせていただきますと、前回の引上げ時のことを...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の消費税率引上げによります直接の負担増、これは、御案内のとおり、軽減税率との差引きで五・二兆円と見られるわけでありますが、これに、幼児教育の無償化、社会保障の充実など、既に決められている措置を講じることによりまして、差引きで経済への影響は二兆円程度に抑制される...全文を見る
○茂木国務大臣 プレミアム商品券は、消費税率引上げの影響が相対的に大きいと考えられる低所得者の皆さんや、小さな乳幼児のいる子育て世帯を対象に、負担増によります消費への影響を緩和するために実施をするものでありまして、プレミアム額、これは、商品券二万五千円に対してこれが二万円で購入で...全文を見る
○茂木国務大臣 前回、二〇一四年の引上げ時に、需要変動ということで申し上げますと、特に二点、一つは、低所得者層において消費の抑制傾向が見られた、もう一つは、自動車であったりとか住宅、こういった耐久消費財を中心に駆け込み需要そしてその反動減が大きかったこと、これによりまして大きな需...全文を見る
02月12日第198回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○茂木国務大臣 九月二十六日の日米共同声明五項目めの後半に米国の立場というのが書いてあるわけでありますが、これは、一般的な米国のこれまでの自動車に対する考え方を述べている、このように今考えておりまして、日本としては、いかなる国ともWTO協定に整合的でない合意をする考えはない。この...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどのグラフもそうですが、このGDPベースの家計消費支出につきましても、二〇一三年というのはやはり特殊な年でありまして、我々、今回、消費税引上げに当たって、駆け込み需要そして反動減を平準化する。まさに、大きな駆け込み需要というのが二〇一三年に起こってしまった。で...全文を見る
○茂木国務大臣 簡潔にやります。  その上で、委員御指摘のGDP統計の家計消費支出について、帰属家賃も含むベースで見てみますと、帰属家賃を除くベースで見ても、二〇一六年以降増加傾向で推移をしている、そのことについては変わりません。
○茂木国務大臣 名目賃金につきましては、間違いなくプラスで推移をしております。  そして、この実質賃金の推移でありますが、これは何度も説明をさせていただいておりますが、我々も、伸び悩んでいる、こういう説明をこれまでも繰り返してまいりました。  その要因は二つありまして、一つは...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、分けて考えなくちゃいけないのは、連合は額面でしか出しませんから、名目の賃上げ率もベースアップ率もブルーとグリーンのラインだけです。赤は恐らく先生の方で独自に計算をされた結果ではないかな、そのように思いますけれども。  その上で、大切なことは、例えばその前の...全文を見る
○茂木国務大臣 御意見としては傾聴に値する御意見だと思いますが。  例えば、リニアの経済波及効果、発現するのはどちらかといいますともう少しおくれる部分が多くて、確かに、下地議員おっしゃるように、二〇二〇年オリンピック以降さまざまなプロジェクト、そしてまたイベントがありまして、そ...全文を見る
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○茂木国務大臣 きょう速報値が出たわけでありますけれども、名目そして実質ともに〇・三%の成長です。(小川委員「内容は聞いていません。いつ知ったか」と呼ぶ)知ったのは、けさの発表直前です。
02月15日第198回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○茂木国務大臣 まず、わかりやすいように足立委員は三階ということでお話をされて、その三階部分ということなんですが、実際、例えば、軽減税率も、それによって税率が低く抑えられるわけですし、ポイント還元も、還元をする形ですから、積み上げるのではない。  そういう前提で、委員の御指摘の...全文を見る
○茂木国務大臣 需要変動の平準化策でありますので、基本は六カ月であります。プレミアム商品券はそのような形をとっておりますが、ポイント還元につきましては、基本的には中小企業・小規模事業者への支援策でありますが、これによってキャッシュレス化も進めていく、こういった目的も持っておりまし...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘の逆進性、これは、消費税、低所得者ほど収入に対する税負担の割合が高いということで、いわゆる逆進性があると言われておりますが、これに鑑みて、低所得者など、真に支援を必要とする層に対して、しっかり手が届くようなきめ細かい対策をしていく。  軽減税率、御案内...全文を見る
○茂木国務大臣 逆進性の緩和についての話なんですが、二つの側面があるということでぜひ御理解いただきたいんですけれども、全体の所得が減ってしまう、つまり税率が上がることにより、そういう所得効果と、一回一回のお買物ごとにやはり痛税感、税負担を感じる、この二つをどう緩和していくかという...全文を見る
02月18日第198回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○茂木国務大臣 二点について御質問いただいたと思いますが、まず簡単に、建設業に関する推計方法の改善についてでありますが、これは、従来のインプット型の推計をアウトプット型に変更することによりまして、GDPの概念、これは、御案内のとおり、支出項目ですから、入ってくる方ではなくて、何に...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば、二〇一六年、GDP統計の基準の変更等を行っておりますが、政府として、数字を大きく見せるために、恣意的な基準の選択とか統計手法の選択というのは全く行っておりません。見直しは、統計上の見地から、最新の国際基準があるわけであります、RアンドDを資本化するとか、他...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば家計調査でも、家計消費でありますので、世帯当たりの人数が、子供の数が減っていくとか単身世帯の増加によりまして、一世帯当たりの人数の減少などから、結果として、一世帯当たりの消費額、これは長期的には伸びにくい傾向があるわけでありますし、また、勤労者世帯、これを対...全文を見る
○茂木国務大臣 経済財政諮問会議にかかわる問題でありますので、進行役の私からお答えさせていただきます。  経済財政諮問会議におきましては、我が国の経済状況や今後の政策方針について幅広い議論が行われまして、毎年年末には予算編成の基本方針の取りまとめ等を行っております。  確かに...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど幾つかの統計についてお話がありましたが、例えば家計資産とか賃金水準、これはGDPには関係しません。  GDPというのは、例えば消費であったり、さらには設備投資、そして政府支出、輸出入、こういった支出項目の積み上げででき上がってくるのがGDPであります。それ...全文を見る
○茂木国務大臣 さまざまな研究会での個々の委員の意見について評価する立場には政府としてありませんが、政府としては、数字を大きく見せるための基準の選択とか統計手法の選択というのは全く行っておりません。  先ほども同じ基準で比べた場合にどうなるかというお話を申し上げましたが、日本だ...全文を見る
○茂木国務大臣 統計につきましては、山本委員は専門家でありまして、私から答弁するのもどうかと思うんですが、支出項目で見るか、さらには山本先生のように生産として見るかにしても、この毎月勤労統計におけます項目といいますか賃金等は所得の一指標でありますから、この毎月勤労統計の問題、これ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、デフレからの脱却を進める、こういった中で、当然、物価の上昇、こういったものが見られてくるわけでありますから、まずは、名目賃金、こういったものが上がるということによりまして、また物価も上がり、そして、たびたび御答弁を申し上げておりますが、この物価の上昇や、また...全文を見る
○茂木国務大臣 より精度の高い統計、それを実現するために政府としても万全の協力をしてまいりたいと考えております。
02月20日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○茂木国務大臣 経済再生担当大臣、全世代型社会保障改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  日本経済は、六年にわたるアベノミクスの推進により、大きく改善しています。名目GDPは五百五十兆円と過去最大、企業収益も過去最高を記録し...全文を見る
02月20日第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○茂木国務大臣 TPP11は昨年の十二月三十日に発効いたしました。発効に当たりましては、西銘先生始め与党の皆さんからもさまざまな形で御支援賜りましたことを、改めて御礼を申し上げたいと思っております。  TPPにつきましては、今、世界的に保護主義が台頭する中で、TPPの、ハイスタ...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年九月二十六日の日米首脳会談におきまして、日米間で新たな日米物品貿易協定、この交渉を開始することで合意をいたしました。  共同声明におきましては、農業分野で、我が国がこれまでさまざまな経済連携協定で約束してきた過去の経済連携協定の内容が最大限である、こういった...全文を見る
○茂木国務大臣 日米通商交渉については、昨年九月二十六日に公表されました日米共同声明に沿って交渉を進めるということで日米間一致をしております。  その上で、為替の問題でありますが、昨年九月の日米首脳会談、麻生副総理も私も同席をしておりますが、そこで話は全く出ておりませんし、今申...全文を見る
○茂木国務大臣 日米通商交渉、カウンターパートになりますのはライトハイザー通商代表であります。  そして、我が国として、いかなる国とも国益に反するような合意を行うつもりはございません。
○茂木国務大臣 まず、事実関係から。  総理からもありましたように、為替の問題については、この通商交渉ではなく、財務の専門家、財務大臣を中心に、そこの間で話をする。そして、通商交渉につきましては、私と、そしてライトハイザー通商代表が窓口となって交渉を行うということであります。
○茂木国務大臣 日米の通商交渉、具体的な協議はこれから始まります。そして、その協議、これは昨年の九月二十六日の日米共同声明に沿って行うわけであります。  交渉であります。基本的には、いかに自分側の情報を抑えて相手側の情報をたくさんとるか、これが、競争優位に立つ、この上で極めて重...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、民主党政権発足前にリーマン・ショックが起こりまして、日本の実質GDP、六%以上、当時でいいますと三十二兆円落ち込んで、それで、そこから戻る期間ですけれども、世界の各国、主要国が二〇一一年で戻っているんですね。それに対して日本の場合は二〇一三年までかかってい...全文を見る
○茂木国務大臣 何度かこの予算委員会でも答弁をさせていただいておりますが、十月一日に引上げを予定しておりますけれども、一律に価格が上がることによってその前に駆け込み需要が起こってその反動減が起こってしまう、こういう事態をできるだけ避けたい、こういう観点からさまざまな対策をとってお...全文を見る
○茂木国務大臣 いわゆる便乗値上げについては、消費者庁において適切に監視し、対応していく、そのように思っております。
02月21日第198回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○茂木国務大臣 すぐには、数字を今計算しておりませんが、恐らく、委員がおっしゃるんでしたら、機械的に計算したら、そういう伸び率になるんだと思います。
○茂木国務大臣 安倍政権発足後初めて、二〇一三年に中長期の試算を行っておりますが、経済再生ケースにおいて、予測の初年度に当たります二〇一三年度から、現在、実績値が出ているのは二〇一七年ですから、この五年間について、平均実質成長率、これはもともと一・九%程度と見込んでいたのに対して...全文を見る
○茂木国務大臣 このフローチャートをごらんいただければわかるように、例えば、産業労働力別の数字が出てきて、それに需給倍率を掛けて、そこから有効求人倍率が出るわけです。そして、有効求人倍率から、じゃ、どれだけ賃金は上昇するか。これは予測ですから、そこでもまた新しい関数を使うわけです...全文を見る
02月22日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○茂木国務大臣 まず、今井議員、ビジネスにおいても、また政府の経済財政運営においても、中間的なメルクマール、こういったものを設定して進捗管理していく、こういったことは極めて重要だと思っております。  その上で、本年一月の中長期試算では、二〇一八年度のPB、これはマイナスの十五・...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、今井議員御指摘の二〇一八年度のPBの目安でありますけれども、これは、今の目標年次二〇二五年度ではなくて、二〇二〇年度のPB黒字化を目指していた当時のメルクマールということでありますが、これにつきましては、昨年三月に行いました中間評価において、二〇一八年度時点...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、御質問にお答えする前に、先ほどの最後の部分の、今井議員のコメントでありますけれども、最後で示していただいた経済・財政一体改革の取組と評価のところで、デフレ脱却・経済再生というところの二つ目のポツで、しかし、デフレ脱却と、実質二%程度、名目三%を上回る経済成長...全文を見る
○茂木国務大臣 委員のおっしゃる趣旨というのはよくわかります。  その上で、どういったことをやったかといいますと、昨年一月の試算以降、経済、物価の改善ペース、それからTFP、全要素生産性の上昇率など、経済前提を見直して推計を行っております。この結果、ニッセイの数字が全て正しいか...全文を見る
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○茂木国務大臣 今回の引上げに伴いますさまざまな対策、あらゆる対策を総動員して、経済の回復基調、これがしっかり続くようにしたい。  前回の経験、これを踏まえた対策ということでありまして、大きく三つ教訓があると思っております。  一つは、低所得者を始めとした消費の抑制というのが...全文を見る
○茂木国務大臣 消費税の対策全体は私の方で取りまとめの責任をやっておりますが、それぞれの政策について政策目的が違っております。  そして、このポイント還元につきましては、基本的に、中小・小規模事業者対策、並びに、駆け込み需要、そしてまた反動減、これを平準化する、同時に、それに加...全文を見る
○茂木国務大臣 できるだけ幅広い所得層に使ってもらえるという形でありまして、そういった、低所得者対策として行っていることを基本的な目的にしているものではありませんから、低所得者にどれだけというのを、しかもこれは分配するわけではなくて消費をした上でポイントがつくわけでありますから、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、消費税率の引上げの増収分の半分、御案内のとおり、教育無償化の財源であったりとか社会保障の充実に充てることにしておりまして、特に、御指摘のありました所得の低い方々に対しては、この増収分を活用いたしまして、介護保険料の軽減の充実、年金生活者給付金の支給、そして、...全文を見る
○茂木国務大臣 低所得世帯ほど収入における飲食料品への支出の割合が高い。おおむね、一般世帯でいいますと四分の一に対して、低所得世帯は三分の一、よりこういった世帯に配慮した施策となっている、このように考えております。  さらには、低所得者や小さな乳幼児のいる子育て世帯に対しては、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、麻生大臣からも今答弁あったように、我が国経済の現状でありますが、景気が緩やかに回復している、この基調判断は変わっておりません。そして、消費、さらには設備投資、堅調であります。ただ、おっしゃるように、中国経済の減速であったりとか海外リスク要因、こういったものは...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、デフレの問題でありますけれども、基本的には、需給において、供給側がふえてしまって値段を下げざるを得ない状況から起こるわけであって、ですから、個々の企業がそれぞれの経営判断でさまざまな価格設定をする、それによってデフレが起こったという事例は、過去には私はないと...全文を見る
○茂木国務大臣 店として、例えば列ができちゃうよりは同じ値段の方がいいという、いろいろな総合的な判断で価格設定というのは行うんだと思います。
○茂木国務大臣 私の交渉相手は阿達政務官ではなくてライトハイザー通商代表でありますので、共同声明に沿ってしっかり交渉していく、こういったことで一致をいたしております。
02月25日第198回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○茂木国務大臣 長期間で見てみますと、日本は何回か景気の回復期というのを経験しているわけでありまして、ちょうどグラフが出てくるぐらいの一九五四年ですけれども、これが、好景気、歴史的にもほとんどないということで神武景気と言われたんですね。その後、五八年から、更にすごいということで岩...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、基本的な問題認識を枝野委員と共有をしたいと思うんですが、総理が先ほども答弁させていただいたように、バブル崩壊以降、企業、これはまずデフレマインドで、賃金や設備投資を抑制する。また、生産年齢人口が減少しますから、需要も伸び悩む。そして、成長の牽引力となる潜在成...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的な事象から見た認識については共有をさせていただきたいと思いますが、では、どうしてそうなってしまうかということで、先ほど申し上げたように、デフレマインドの中で、企業が賃上げであったりとか設備投資に対してどうしても抑制的になる。ですから、我々は、アベノミクス三本...全文を見る
○茂木国務大臣 それぞれの人間、どうしても、基本的に生活をするためには衣食住を始めとしたさまざまな生活ニーズというのが必要であります。一方で、収入が高くなってくると、それに加えてさまざまなぜいたく品も買うわけでありますが、収入に占める支出の割合、可処分所得間の話でありますけれども...全文を見る
○茂木国務大臣 赤い線の、特に低所得層と言われる部分が高くなっている。いろいろな原因があると思うんですが、一つはやはり、高齢世帯、中でも高齢者のひとり暮らし世帯、これがふえているというのが大きな原因だと思っておりまして、先ほど所得階層別のを見ていただきましたけれども、あそこの中で...全文を見る
○茂木国務大臣 医療ということで申し上げたので、医療でお答えいたしますけれども、ふだんの医療の適切なサービスがある。一方で、サイバー空間ですから、データによって動くわけです。そして、日本というのは皆保険制度のもとにありますから、それぞれの人のさまざまな医療データというのがあるわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 これから、個人ごと、患者ごとに最適な予防であったり、ケア、さらには医療提供サービス、こういったものがリアルな空間とサイバー空間が一体になることによって提供できる、これが成長戦略からも重要だと思っております。
○茂木国務大臣 まず、グラフで、年収に占める消費税の負担という形でタイトルを書いていただいているんですが、消費税、これは所得税と違って間接税ですから、支出に占める消費税の負担ということだと思います。  それで、先生がどのような前提で試算をされたかわからないので確たることは申し上...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど細かく説明をしなかったわけでありますが、消費税率引上げ分の増収分の半分を使って、介護保険料の軽減の拡充であったり、年金生活者につきましては支援給付金を給付する、それから、住民税非課税世帯以外で言いますね、高等教育の無償化につきましては、住民税非課税世帯だけで...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、年収二百万から三百万、単身者の世帯でいいますと、消費税の負担も、多額の出費を伴う子育て世帯、これと比べてみた場合には相対的に小さいと考えていることから、一定の御負担、これをお願いすることになりますが、それでも、その上で、先ほど、軽減税率が適用されるわけであ...全文を見る
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○茂木国務大臣 年間の実質賃金は来年になります。
○茂木国務大臣 実質民間最終消費支出、GDPベースの消費になりますが、これについては、安倍政権発足以来、二〇一四年四月に消費税率引上げ前後の駆け込み需要と反動減などによる変動もあり伸び悩んでいた面もありますが、このグラフを見ますと、年次ベースですので、もう少し詳しく見た方が実際の...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の消費税の引上げは恒久措置でありますから、これから続いていきます。  ただ、御指摘もありましたように、前回の経験も踏まえますと、引上げ前後にどうしても大きな駆け込み需要、反動減が起こってしまいますと、その後の景気に影響が及ぶということで、二〇一九年そして二〇...全文を見る
○茂木国務大臣 駆け込み需要と反動減なんですが、基本的には一定期間の需要は一定です。そうなると、駆け込み需要が大きければ反動減が大きくなるわけでありまして、今回我々がとっている対策は駆け込み需要を起こさないんですから、基本的には反動減も抑制されるということで、その後にまた反動減が...全文を見る
○茂木国務大臣 ということで、九カ月とさせていただいております。
○茂木国務大臣 いやいや、言いますから。だから、いいかげんな知識でと言っているんだから。(発言する者あり)
○茂木国務大臣 川内先生の計算に従えば、この二百二十六万というのが貧困の子供の数ということになると思います。  一方で、生活保護世帯の十七歳以下。貧困の場合、家庭から見て、これはルートで割るわけですけれども、一人当たりの収入で見ているんですね。それに対して、生活保護を受けるとな...全文を見る
○茂木国務大臣 計算式上はこういう一つの数字になるでしょうと。  それで、貧困率の場合は、単に収入だけから見ます。そして、家族でいいますと、例えば、一人で生活している人と三人で生活している人を比べると、同じ生活水準をするためには三倍かからないんですね。ですから、平方根で割る形で...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の過去に実施した施策、三つ挙げていただいておりますが、これは、経済効果だけではなくて、さまざまな政策目的で行われております。  まず、お示しいただきました一九九九年、状況を見ていただきますと、アジア通貨危機、そして日本、経済危機に端を発する経済不況、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 そのデータについては存じ上げません。御指摘をいただきましたら、検討もさせていただきます。
○茂木国務大臣 新聞報道は必ずしも正しくありません。  できるだけ二歳児までの方がきちんと裨益をする、こういう制度にしたい。もちろん自治体と相談をして、事務的な手続等々ありますけれども、六月一日で一律に切る、こういったことはいたしません。
03月01日第198回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○茂木国務大臣 大変いい御提案をいただいたと思っております。  その上で、まず、労働分配率について。  委員も御案内のとおり、一般に、景気回復期には企業収益が回復をするわけでありますが、そのペースが雇用者の賃金増加ペースを上回ることが多いことから労働分配率が低下をしまして、逆...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、統計の問題について、GDP統計の話と賃金等の統計の話があるわけでありますが、GDP、これは御案内のとおり支出項目でありますから、基本的には、消費であったりとか政府支出であったりとか輸出入、こういった、言ってみますとアウトプットで見るわけであります。一方で、賃...全文を見る
○茂木国務大臣 平成十七年の基準、それから平成二十三年の基準、この基準において推計方法、これは全く変わっておりません、結論から申し上げると。  それで、委員御指摘の、GDPの年次推計で、家計最終消費支出の推計において、お示しいただいております家計消費指数や、そのもとデータであり...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的に、この黒線と赤線というのは今まで比べていないということを申し上げたんです。そして、赤線、家計最終消費支出の動向と、先ほど申し上げたような、さまざまな、小売であったりとか消費の統計の傾向は一致をいたしております。
03月04日第198回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) ライトハイザー通商代表の下院の歳入委員会での公聴会での発言については承知をいたしております。  日米物品貿易協定の交渉日程、いつ開始するかにつきましては、場所を含めてこれから調整いたします。
○国務大臣(茂木敏充君) 決してそういうことではありません。しっかりコミュニケーションを取りながら、お互いにとって最もいいタイミングで交渉をスタートしたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 今総理の方から御答弁があったように、基本は物品貿易、グッズであります。そして、この物品貿易と同じタイミングで結論が出るものも対象に含み得るということでありますけど、じゃ、その分野に入るものについては、まさにこれから私とライトハイザー通商代表との間で合意を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたように、私とライトハイザー通商代表との間で合意したものが入ります。私が合意しない限り二人の間の合意にはなりませんから、先ほどの答弁のとおりであります。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、舟山先生、私は、物品だけだとは一度も申し上げておりません。きちんと記者会見においても、基本は物品であると、そして、それ以外にも、物品と同じタイミングで早期に結論が出るものについては交渉の対象になり得る、そして、交渉の対象になり得るものについては私と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 長い文脈を全体読んでいただければそうでないことは分かると思いますが、先ほどの説明のとおりでありまして、サービスであったり、金融、保険等、交渉に時間の掛かるものは交渉の対象にされないと、そのようなことでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(茂木敏充君) 物品貿易、それからサービス貿易があるわけであります。物品貿易全般、そしてサービス貿易、ルール等々を含めて全体について行うものが包括的なFTAである。そのような包括的なFTA、日米物品貿易交渉の中では行うことはないということでございます。
○国務大臣(茂木敏充君) 交渉目的のあの要旨、二十二項目でありますが、一般的にUSTRが、TPA、貿易権限を取るために、交渉権限を取るために作っているものでありまして、私とライトハイザー通商代表との間では、昨年九月二十六日の日米共同声明に沿って交渉を進めると、そのことで全くそごは...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、その前に、先ほどの二十二項目見ていただいても一般的だというのはよく分かると思うんですね。十六項目めを見てください。腐敗行為の防止ですよ。そんなことを日本と米国の間で交渉するなんということはとても想定できないんじゃないかなと私は思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたように、あの共同声明に全て反映をさせていただいていると。今回の交渉の目的、これは、日米間での貿易、投資を互恵的な形で更に拡大し、世界経済の自由で公正かつ開かれた発展を実現すること、これが明記をされているわけであります。  さらに、共同声明に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国益に反するような合意をするつもりはございません。為替については、御紹介しております共同声明にも盛り込まれておりません。また、日米首脳会談、私も麻生副総理も同席をしておりますが、為替の話は全く出ておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 九月二十六日の、昨年でありますが、日米首脳会談、そこでの共同声明に至る段階におきまして、私とライトハイザー通商代表、二回にわたって協議を行っております。その協議につきましては、その後の記者会見等々で丁寧に私の方から説明もさせていただいておりますし、ホーム...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米国につきましては、一般的な手続について、目的にしてもいろんなものをやっているわけでありまして、先ほども申し上げたように、じゃ、日米で交渉するときには、本当に先ほどお示しいただいたような腐敗行為の防止について日本とアメリカがこれから協議するということは誰...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、我が国、累次の経済連携協定を進めてまいりました。TPP12、そしてTPP11、さらには日EU・EPA、そういった交渉を進める中でも、国会におきましても長時間にわたって丁寧に御答弁を申し上げ、様々なことについて発信もしてまいりました。  また、全...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ですから、医薬品について申し上げましたら、恐らく、医薬品については何ら交渉するという話は全く出ておりませんけれど、こういう分野、制度改革が必要になるんですよ。そんな半年、一年でできるような話じゃありません。それがスコープに入ってくるということは考えられな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまで様々な声は聞いてまいりました。これからも必要に応じて、国民の皆さんの声、業界の皆さんの声、しっかりと聞きながら交渉を進めていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 増加している八割はオーストラリアからであります。そして、委員も御案内のとおり、オーストラリアとの間では既に日豪のEPA、これが発効しておりまして、冷凍牛肉の関税率二六・九%は一緒でありますから、TPP11の発効、牛肉に関してですね、これと豪州からの輸入増...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 六条で規定しております見直しに当たる状況ではないと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) お出しになっている図であります消費支出の推移でありますけれど、これ、二〇一六年後半以降はプラスで推移をしております。そして、消費税の引上げ、これは財政再建をしっかりと進める、さらには教育の無償化を始めとする人づくり革命を進める、そして社会保障の充実、この...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国の財政をどうしていくかと。恐らく、日本でいいますと、大宝律令、奈良時代からずっと考えられてきた課題だと思っておりますが、安倍内閣におきましては、経済再生とともに財政健全化にも全力で取り組むということで、国、地方を合わせた税収、二十八兆円増加をしておりま...全文を見る
03月05日第198回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) その図のどこまで御説明申し上げればいいですか。我々の説明と一部項目の整理の仕方と、このパネルで説明しようとしますと、パネルに数字の抜けがあるんです。  まず、右側の歳出の措置、これ臨時の措置でありますが、プレミアム付き商品券含め二兆二百八十億で間違いあ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ですから、この二兆二百八十億とそれから車、住宅等の減税三千億につきましては臨時特別の措置として行うものでありますから、恒久的には続かないという形でありまして、きちんと財源の方が確保されるということであります。  そして、この消費税の増税と。これ、御案内...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回行いますのは、基本的には各自治体単位で、特に低所得者それから二歳未満の小さなお子さんのいる家庭について、金額でいいますと二万五千円分の商品券につきまして二万円で購入できると。低所得者の方が、大体半年間、消費税が引上げ、税率が引上げになりますと、係る負...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ゼロから二歳児の方々、恐らくこの後議論いただけるんだと思うんですけれど、やはり子育ての負担というものが大きくなってまいります。  三歳児以上につきましては、三歳児から五歳児についての幼児教育、幼稚園、保育園、認定こども園等々は十月から全て無償化するとい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) あえてかどうかはちょっと知りませんが、これ、どちらの図で見てもそんなに、これの左が割合で右側の方が額ということでありますけれど、ちょっとテレビを御覧の皆さんには小さい文字なので分かりにくいかと思うんですけれど、左側のブルーの部分、丸で囲ってあるブルーの部...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、消費性向と、これは得た収入の中からどこまで消費に使うかという割合でありますけど、これを見ますと、特に二十代から三十代、つまり子育てをしている世代、しかも小さな子供、お子さんのいる世代の方が消費性向が低いと、つまり消費を抑制する傾向があると。  今回...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 何か、消費を、何というか引き上げるというよりも、これは基本的には前回の経験、消費税率引上げの経験も踏まえて、引上げ前の駆け込み需要、そして引上げ後の反動減、大きなこれを、経済変動、これを平準化するために行うわけでありまして、一定期間の消費というのは基本的...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全体の対策として申し上げますと、幼児教育の無償化、これは、今後生まれてくる子供を含めた少子化対策、将来的に子供を産みたいと思うときにどれくらいのお金が掛かるだろうかと、こういったことを考えたときの少子化対策でもありますし、幼児期から協調性があるようになる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 保育士の処遇改善、極めて重要だと思っております。  ただ、これは一年で見るだけではなくて、これまでの取組、これ、平成三十一年度の予算が成立しますと、蓮舫委員がおっしゃった一年度だけではなくて、政権交代後で合計で一三%の改善ということになるわけであります...全文を見る
03月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、そこにあります総雇用者所得、グリーンの方でありますけど、これは月例のために参考に作成している月次ベースのものでありまして、下の雇用者報酬、これが国民経済計算、基幹統計でありますが、四半期別に出している。そして、雇用者数でありますが、これは総務省の労...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 労働分配率につきましては、内閣府では、国民経済計算年報において、雇用者報酬を国民所得、ここからが重要なんですが、これは名目GDPに海外から得た純所得を加えた上で、国民の所得とはならない間接税であったりとか固定資本減耗を控除したものでありまして、それで割っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども御説明申し上げたように、答弁申し上げたように、国民所得でありますから、それは一般の雇用者の方であったりとか経営者の方、その所得も入るわけでありますし、海外から得た純所得、これも加えるんですけど、一方で間接税とか資本の減耗というのは除いた方が国民所...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 内閣府において決定いたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 総理の方から、方針、この後答弁あると思うんですが、そのグラフについて申し上げると、何でこうなっているかと……(発言する者あり)申し訳ないですけれど、静かに聞いていただけますか。  一つは、日本だけデフレだったということです。それから、二〇〇九年にリーマ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ええ、簡潔にやります。  二〇一一年に回復したんですが、日本の場合は二〇一三年の政権交代後になってしまったということが原因です。
○国務大臣(茂木敏充君) 人づくり革命の担当ですから私からお答えいたしますが。  先ほど総理の方からも御答弁申し上げたように、来年の四月からということでありますが、高等教育の無償化、進めることにしております。住民税非課税……(発言する者あり)まあ、待ってください。住民税非課税家...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、柴山大臣の方からも答弁させていただいたことをよく聞いていただきたいんですけれど、一般の世帯でいいますと大学の進学率が八割なのに対して、住民税非課税世帯、非常に貧しい家庭においては四割しか行っていない。そして、それに準ずる世帯においては六割であると。 ...全文を見る
03月07日第198回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 経済再生担当大臣、全世代型社会保障改革担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  日本経済は、六年にわたるアベノミクスの推進により、大きく改善しています。名目GDPは五百五十兆円と過去最大、企業収益も過去最...全文を見る
03月08日第198回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(茂木敏充君) 幼児教育の無償化、これは少子高齢化対策、そして、幼児期から協調性であったり将来の社会対応能力など非認知能力を向上していく、さらに、委員御指摘のように、人材の質の向上を通じた日本の成長力の強化といった目的から行うものであります。  また、人づくり革命では...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大事なことは、待機児童の解消か、それとも教育無償化と、こういう単純な二者択一で捉えるのではなくて、両方同時並行で進めていくということであると思っております。  教育無償化は進めますが、同時に、保育については受皿の問題、そして先ほど委員の方からも御指摘い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 景気動向指数は、生産や雇用など景気に関する経済指標を統合して指数化したものでありまして、その基調判断につきましては、景気動向指数の動向をあらかじめ決められた表現、今おっしゃっていただいたような足踏みとか下方への局面変化、こういったあらかじめ決められた表現...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 外資系の学生でありましたら、就職のあっせんはできませんけれど、相談には私も乗れるんじゃないかなと思いますが。  景気の動向指数につきましては、生産や雇用など景気に関する経済指標を統合して指数化をしたものでありまして、その基調判断については、景気動向指数...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の新生児の数、平成元年の時点は百二十万人いたのが、三年前から百万人を割り込むと、こういう状態になっておりまして、教育の無償化、これは主として少子化対策という、少子高齢化という日本が直面する最大の課題を乗り越えるために行う施策でありまして、委員もよく御...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、日本経済、一九九〇年代以降バブル崩壊によります過剰債務問題、さらには二十年続いたデフレといった厳しい経済環境に直面するとともに、人口構造の面でも一九九五年をピークに生産年齢人口が減少するなど、大きな課題を抱えてきたわけであります。企業、こういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 元々、物々交換で始まりました人類の歴史、狩猟社会、農耕社会、そして工業化社会、高度情報化社会と発展をしてきまして、これに続くソサエティー五・〇の実現を目指す上でキャッシュレスの推進というのは重要な柱の一つであります。  キャッシュレス化によりまして、ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、世界経済のリスク要因についてでありますが、西田委員の方からかなり網羅的に専門的な分析も踏まえて御紹介いただいたところでありますが、その上で、来年度予算につきましては、幼児教育の無償化や社会保障の充実にしっかり対応するものであるとともに、十月に予定さ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 世界の成長を日本の成長に取り込むと、これは日本経済にとって極めて重要だと考えております。  御指摘のように、中国経済は、債務削減に向けた取組への影響によりますインフラ投資の伸びの低下であったり、消費の減速によりまして緩やかに減速していると、このように見...全文を見る
03月13日第198回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 委員は、御自身のビジネスの経験からも、シナリオ分析で、ベストケース、楽観ケースといいますか、それからワーストケース、悲観ケース、さらにはBAU、ビジネス・アズ・ユージュアルのこういった様々なシナリオ、これを作る必要があると、こういう御主張だと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 佐々木委員の方から大変分かりやすいプレミアム付き商品券のパネルを作っていただいたところでありますが、委員御指摘のとおり、対象となる方々が実際に商品券を購入して利用しやすい仕組みとすることが重要であると考えておりまして、このため、パネルにお示しいただきまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先ほどのやり取りの中で、大体六月から七月頃に対象者が確定と、こういうこと、これは低所得者についてであります。例えば、八月に生まれる子供は、まだその段階では当然確定いたしませんから、生まれてからということになるということは御理解いただきたいと思ってお...全文を見る
03月14日第198回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) 畑野議員から、高等教育の無償化方針についてお尋ねがありました。  高等教育については、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低く、最終学歴によって賃金、所得に差が生じる傾向にあります。  今回の高等教育無償化は、こうした現状を踏まえ、格差の...全文を見る
03月18日第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(茂木敏充君) プレミアム商品券など個人に対する給付、対象者を限った施策を実施するに当たっては、対象者を特定するため、対象要件等を判定する一定の基準日を設けることが必要になってまいります。そのため、今回実施をいたしますプレミアム付き商品券の子育て世帯分については、地方自...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、マクロ経済の現状についてでありますが、日本経済、六年間にわたりますアベノミクスの推進によりまして大きく改善をしております。名目GDP、五百五十兆円と過去最大、雇用環境も大幅に改善をしまして、直近の有効求人倍率、これは一・六三倍という数字ですから、一...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のプレミアム付き商品券事業、これは二〇一五年の施策とは目的が違っておりまして、今回は消費税率引上げの影響が相対的に大きいと考えられます低所得者や小さな乳幼児のいる子育て世帯に対して、税率引上げ直後に生じる負担増など、消費への影響を緩和するため実施をす...全文を見る
03月22日第198回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) 御党から御提案をいただきました軽減税率制度、これは、ほぼ全ての人が毎日購入しております飲食料品等の税率を八%に据え置くことによりまして、買物の都度、痛税感を緩和できる、さらに低所得者ほど収入に占める消費税負担の割合が高いといういわゆる消費税の逆進性を緩和...全文を見る
03月25日第198回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(茂木敏充君) 景気であったりとか経済、様々な指標はあるわけでありますが、国際的に見ても、基本的には、一つは経済の規模、パイが大きくなっているか、それからもう一つはやはり仕事、雇用の状況がどうなっているかと、こういった点が一番重視されているんだと思います。  この点、...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、委員のパネルにもありますように、世界経済、二〇〇八年のリーマン・ショックによって大きく落ち込みまして、我が国の実質成長率も六%以上、約三十二兆円落ち込んだわけであります。その後、他の先進国が二〇一一年頃にはリーマン・ショック前の水準を取り戻したのに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、森委員から二つのお話をされました。その一つが景気動向指数の話でありまして、もう一つが月例経済報告の話であります。  なかなかテレビ、あっ、今日はテレビ入っていないんですか、国民の皆さん分かりにくいところもあるかと思うんですが、景気動向指数、これは景...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、経済でありますが、いろんな指標があるんですけれど、国際的に経済が良くなっているか悪くなっているかと、これは経済の規模、パイが大きくなっているかが一つ、そしてもう一つは雇用の状況、これが良くなっているのか、仕事が増えているのか減っているのか、これで国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ありがとうございます。  TPP11につきましては、一昨年一月二十三日の米国のTPP離脱宣言以降、まさに我が国が議論を主導して交渉を進めまして、昨年の三月の八日にチリで署名式を行いまして、十二月三十日に発効したのは御承知のとおりだと思います。恐らく、大...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、参加関心国の一つとしてタイの名前挙げさせていただきましたが、日本のメーカーにとっては、タイというのは非常に今、サプライチェーン上も、グローバルなサプライチェーン上も必要な、重要な拠点でありまして、そういった国も含めて、世界にこういったグローバルな新し...全文を見る
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、真ん中のグラフから説明をさせていただきますと、二人以上の世帯ということでありますが、これは必ずしも御主人が働いて奥さんがいるという家庭には限りません。例えば、何というか、女性が世帯主になることもあるわけであります。さらには、お年寄りの家庭でどちらも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 景気の山そして谷の判断、これは専門家によります事後的な検証を経て正式に決定をされるわけでありますが、現時点で景気回復が途切れたと、このように考えておりませんで、昨年十二月に戦後最長に並んで本年一月に戦後最長を更新した可能性があると、こういう認識については...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今御指摘いただきました新たなモビリティーにつきましては、委員御指摘のとおり、三月七日の未来投資会議において議論を行いました。フューチャー、カナコではなくて金丸会長でありますけれど、当日の議論におきましては、地方を中心に交通手段の自動車依存が高い中で、タク...全文を見る
04月08日第198回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 消費税率の一〇%への引上げ、これ委員御指摘のように、財政健全化のみならず、社会保障の充実、安定化、さらには教育無償化を始めとする人づくり革命に不可欠なものでありまして、今回の税率引上げでは増収分の約半分を教育無償化の財源や社会保障の充実に充てることとして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ありがとうございます、御評価いただきまして。  その上で、確かに、二〇一四年、消費税の引上げ行いましたときに、一つは、その駆け込み需要、そして反動減、これが二四半期反動減続きまして、経済の回復力、これを弱めてしまったと。同時に、その所得効果の問題もある...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年十一月二十八日にガイドラインを公表したところでありますが、基本的な趣旨、これは、経営判断に基づきます自由な価格設定は認めておりますが、一方で、コスト上昇や需要の増加など合理的な理由のないいわゆる便乗値上げに対しては、引き続き消費者庁において適切に監視...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それで結構ですが、その一方で、先ほど申し上げたように、コストの上昇や需要の増加など合理的な理由のないいわゆる便乗値上げ、これにつきましては引き続き適切に監視し、厳格に対応していきたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) ヨーロッパにおけますいわゆるバリュー・アデッド・タックス、付加価値税、日本と若干制度は違っておりますが、導入は一九六〇年代から七〇年代前半、そして何度にもわたって税率の引上げの経験積み重ねてきておりまして、そういった中で、税率の引上げに当たっては、どのよ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 価格の設定、基本的には一つは需給、それはかなり細かい個々の売れ筋商品に対する需給で決まってくる。同時に、コスト競争力がどこまであるかと。  委員おっしゃるように、コストが上がれば当然価格を上げていく、ただ、コスト競争力があるところが上げなかった場合にほ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 奨励してきたわけではありませんが、便乗値上げ、これは避けなければいけない。同時に、特に中小事業者、体力の弱い事業者が取引先、大企業との関係でしわ寄せを受けないように、増税分を負担させられるようなことがないように転嫁対策しっかり取り組んできた、その趣旨をき...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的に、事業者がビジネスをするに当たっては競争というのはあるわけであります。その激しさ、それはその時々によって違ってくる、また業種によっても違ってくる部分はあると思います。  それで、今回、消費税の引上げに伴いまして、そういった価格設定、自由に中小企...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、基本的な前提として、一般の民間企業の価格設定、それは公共料金と違いますから、公共料金と違いますので、完全に決めて、その値段を一年なり据え置くということではなくて、その時々の需要変動等に応じながら柔軟に行っているのがビジネスの慣行だと思っております。...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○茂木国務大臣 我が国の財政状況につきましては、家計でいうローン残高に当たります債務残高がGDPの二倍程度にまで累積するなど、今、厳しい状況にあるわけであります。もちろん、他の国々も債務残高というのは抱えておりますが、このGDPの二倍程度というのはかなり高いレベルであるのは間違い...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、財政について申し上げると、経済再生なくして財政健全化なしということでありまして、やはり経済がしっかりしなければ、それは財政を健全化するということも、これは家計であっても国であってもできないというところでありまして、もちろん経済指標というのはたくさんあるわけで...全文を見る
○茂木国務大臣 ことしの予算を考えたときに、一つは、人づくり革命、幼児教育の無償化等に思い切って投資をしていく。これは、将来に向けての資産になり、先生おっしゃったように、日本の成長力、生産性、こういったものを高めることにつながっていくと思っております。  同時に、ことしは十月に...全文を見る
05月10日第198回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(茂木敏充君) 大門議員から、消費税率引上げに関連して御質問いただきました。  まず、可処分所得の増加と増税による景気悪化の懸念についてお答えをいたします。  消費の持続的な拡大のためには、可処分所得の増加、そしてその元となる賃上げが鍵となります。本年の春季労使交渉...全文を見る
05月17日第198回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(茂木敏充君) 岩渕議員から、米中貿易摩擦の日本経済への影響について御質問いただきました。  米中双方における追加関税のエスカレーションは、米中両国のみならず、世界経済全体にとっても決して望ましいことではないと考えております。今後の両国間の協議の進展を期待したいと思い...全文を見る
06月03日第198回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(茂木敏充君) 西田理論、まあMMT、モダン・マネタリー・セオリーならぬMNT、モダン西田セオリー、何度かお聞きをいたしているところでありますが、恐らくその前提になる現状認識についてお聞きいただいているんだと思うんですが、我が国経済、御指摘のように、中国経済の減速などか...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 内閣委員会 第21号
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○国務大臣(茂木敏充君) お答えいたします。  冒頭、トランプ大統領の発言について、重大な発表があると、こういうふうにおっしゃいましたけど、トランプ大統領、ウィル・アナウンス・サム・シング・ホイッチ・ウィル・ビー・ベリーグッド・フォー・ボース・カントリーズと言っておりまして、両...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 経済統計には様々な数字があります。今引用された数字もありますが、直近の法人企業統計、企業の設備投資、一―三月期はプラスの六・一%と、いい数字も出ているところであります。  そういった中で、米中摩擦、ここに来て、いつ頃どういう形で収束していくのか。これは...全文を見る
10月10日第200回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○茂木国務大臣 岸田政調会長には、外務大臣として四年八カ月にわたって日本外交をリードしてこられたと改めて敬意を表し、また、引き続き御指導をよろしくお願い申し上げたいと思っております。  さて、昨今の香港情勢でありますが、毎日、報道でもされていますように、デモ隊と警察等の衝突によ...全文を見る
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  小渕委員のお父様、小渕恵三元総理が外務大臣を務められていた、たしか二十二年前だと思いますが、私、当時、外務委員会の一番若い理事でありまして、当時の小渕外務大臣に日米関係の強化について質問させていただいた。今でも鮮明に覚えておりますが、今...全文を見る
○茂木国務大臣 日米貿易交渉は、最初から、米側の交渉責任者でありますライトハイザー通商代表と意見が一致していたわけではなくて、まさに国益と国益がぶつかり合うという非常に厳しい交渉でありました。  そこの中で、日本の立場、過去の経済連携協定で譲許した内容が最大限である、こういう立...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、パネルをお示しいただいたので、正確にパネルについて申し上げますが、日米貿易交渉で合意した内容、これは、日米貿易協定、さらには日米デジタル貿易協定に全て反映されております。  その上で、ライトハイザー代表の言葉として、レス・ザン・TPPというのをお示しいただ...全文を見る
○茂木国務大臣 冒頭申し上げたように、私、答弁の先ほどの最初で、今回の日米貿易交渉で合意した内容については日米貿易協定及び日米デジタル貿易協定に反映をされている、こういったことを申し上げているところであります。  そして、今ちょっと通告がなかったので、協定の本文、見ましたらすぐ...全文を見る
○茂木国務大臣 玉木議員もおわかりの上であえて言われているんだと思うんですが、今回の日米貿易協定、この主な目的、これは、日米両国の二国間の貿易、これを安定的で互恵的な形で拡大する、これが基本的な目的でありまして、さまざまな経済連携協定で安全保障上の措置はとれる、これは当たり前のこ...全文を見る
○茂木国務大臣 協定におけます期限の確定ということでも、決まっていないものはたくさんございます。  例えば、直近のTPP11でも、凍結の解除、これは二十二項目について凍結をいたしておりますが、その期日が決まっていない項目、これが二十二項目あるわけでありまして、さらに、これまでの...全文を見る
○茂木国務大臣 何を主要品目とするか、その定義にもよりますが、今回の御指摘のあります自動車・自動車部品につきましては、米側の譲許でありますので英文になりますけれども、「カスタムズ デューティーズ オン オートモービル アンド オート パーツ ウイル ビー サブジェクト ツー ファ...全文を見る
○茂木国務大臣 静かにしてください。  さらなる協議は、単なる継続協議ではなくて、関税撤廃がなされることを前提に、ウイズ・リスペクト・ツーですから……(発言する者あり)
○茂木国務大臣 その具体的な関税撤廃等について交渉を行うということになります。
○茂木国務大臣 まず、基本的に、個別業界がどうなってもいい、そういう玉木議員と我々の考え方は違います。やはりそれぞれの、農業であっても自動車産業であってもしっかりと守っていく、これが安倍政権の考え方であります。  それから、先ほど附属書の話、日本語が正文になっていないという話が...全文を見る
10月11日第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○茂木国務大臣 本多議員には何も申し上げておりません。
○茂木国務大臣 国際法上、EEZを持っております沿岸国は、その排他的経済水域、EEZにおきまして、生物資源を含む天然資源の探査、開発、保存及び管理のための主権的権利、主権的権利を有しております。(発言する者あり)
○茂木国務大臣 まず、外交上の細かいやりとりにつきましては答弁は控えさせていただきますが、今回の衝突事故発生後、我が国EEZ内におけます北朝鮮籍と見られる漁船の行為を踏まえまして、北朝鮮に対して速やかに北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議を行ったところであります。
○茂木国務大臣 冒頭申し上げましたように、外交ルートで話をしておりますこと、それにつきましては答弁は慎重にさせていただきたいと思いますが、大和堆周辺海域に侵入しようとします外国漁船等の数が大変多い中で、北朝鮮籍と見られる漁船に対して退去勧告を行ったところ、当該船舶が急旋回したこと...全文を見る
○茂木国務大臣 北京ルートを通じて、確実に厳重な抗議を行っております。
○茂木国務大臣 北京の大使館ルートを通じまして、伝わるような形で厳重に抗議を行っております。
○茂木国務大臣 まず、これは附属書でありますから、附属書につきましては英語でつくってあります。これは決してまれなことではなくて、これまで我が国が締結をしましたEPA、例えば日豪経済連携協定や日・EU・EPAにおいては、附属書の相手方の約束部分については、相手国の言語、日豪では英語...全文を見る
○茂木国務大臣 説明は繰り返しませんが、協定の審議に当たりましては、これまでの経済連携協定のときと同様に、必要かつ、わかりやすい説明書、当然それは日本語になるわけでありますけれども、それを用意させていただきたいと思います。
○茂木国務大臣 今の後藤先生が引用された部分、これは、TPP等を振り返っていただきましたら、一般的に農業等におきまして置かれている規定でありまして、何ら新しいことではない、このように考えております。  その上で、先日の国連総会の際の日米首脳会談におきまして共同声明をつくっている...全文を見る
○茂木国務大臣 日本として、そのような協議を行うつもりはありませんし、協議が調ったもの、何を交渉するかとお互いに合意したものについてしか交渉はいたしません。そして、交渉するにしても、国益に反するような合意はいたしません。
○茂木国務大臣 もう一回簡潔に申し上げますけれども……(後藤(祐)委員「同じことはいいです」と呼ぶ)いいえ、おわかりになっていらっしゃらなかったようなので申し上げますが、今回の共同声明では、まず、今後どの分野を交渉するか、その対象を協議をするということになっております。そして、日...全文を見る
10月15日第200回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、七日の事案発生後、速やかに北朝鮮の大使館ルートを通じて厳重に抗議をいたしました。  また、御指摘、十二日の北朝鮮によります発表を踏まえまして、北朝鮮の大使館ルートを通じて改めて北朝鮮に対しまして速やかに抗議を行ったところであります。
○国務大臣(茂木敏充君) WTOに整合的であります。
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の譲許率、米側が九二%、約でありますけど、そして日本側が八四%という形で、整合的なものになっていると考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 若干、お示しいただいたグラフ、書いてありますように、日本の工業製品と書いてありますが、その他工業製品についてであると思っております。  それから、即時撤廃が即時半減となった主な工業品目、一番下でございますが、鍵盤楽器につきましては、この中の一部、HSコ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) こういった経済連携協定、これはパッケージ合意であります。個々の品目について合意するのではなくて、今回の場合は、農産品そして工業品、全体について合意をするという形で決まってまいりますので、そのバランスの中で、バランスの取れた、そしてウイン・ウインな結果にな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今回の、今後の交渉で関税について交渉の対象と考えておりますのは、協定で明記をしております自動車、そして自動車部品であります。確かに、自動車、自動車部品に係ります具体的な関税の撤廃時期であったりとか原産地規則、今回の協定では規定をしておりませんが、こ...全文を見る
10月16日第200回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 十月七日は、私の誕生日でもありますし、ロシアのプーチン大統領の誕生日でもありますが。  日米貿易協定、日米双方にとってウイン・ウインかつバランスの取れた協定になっていると考えております。  その上で、日本の農林水産品については全て過去の経済連携協定の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 旭日旗のデザイン、これは日の出であったりとか朝日をイメージしたものでありまして、日本国内でも広く使用されているものであります。そして、松川委員お作りいただいた資料にもありますけれど、類似のデザイン、海外でもよく見るんですよ。お店に入ったっていろいろありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今の御意見を受けまして、前向きに検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 九月二十五日の日米共同声明、パラグラフの三でありますが、日米で今後どの分野を交渉するのか、その対象をまず協議、コンサルテーションをするという形でありまして、この協議において日米双方が合意したもののみが交渉の対象になります。
10月18日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  安全保障委員会の開催に当たり、西銘委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶を申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、我が国は、地域と国際社会の平和と安定に引き続き積極的に貢...全文を見る
10月18日第200回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○茂木国務大臣 外務委員会の開催に当たり、松本委員長始め理事、委員各位に御挨拶申し上げ、国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。  九月十一日に外務大臣を拝命し、九月末には国連総会の機会にさまざまな国際会議に出席するとともに、各国外相と会談を行いました。これまで安倍総理...全文を見る
10月23日第200回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○茂木国務大臣 竹内委員の考えと全く同じでありまして、まず、日韓請求権協定の第二条におきましては、両締約国及び国民の間の財産、請求権に関する問題が完全かつ最終的に解決されたことを確認して、全ての請求権に関していかなる主張もすることができないと規定をされております。  また、当時...全文を見る
○茂木国務大臣 日韓両国は、一九六五年の国交正常化以来、日韓基本条約及び請求権協定の基礎の上に友好協力関係を発展させてきたわけであります。  北朝鮮問題等への対応のために、日韓であったり日米韓の緊密な連携が今ほど重要なときはなく、未来志向の日韓関係を築いていくことが重要でありま...全文を見る
○茂木国務大臣 小熊委員の福島県、立派な外務大臣を輩出されておりまして、この委員会にも、お隣に岡田元外務大臣そしてまた玄葉元外務大臣と並んでいらっしゃいまして、これまでの先輩の外務大臣、そして先人たちの努力の上に日本の外交を更に前に進めていきたいと思っておりますが、そのための重要...全文を見る
○茂木国務大臣 自衛隊のアセットの活用に関する具体的な検討、まさにこれは、中東における我が国に関する船舶の安全活動のための、日本としての独自の取組であります。  同時に、この情報収集等によって得られました情報につきましては、米国とも共有をしていきたい。この点につきましては、昨日...全文を見る
○茂木国務大臣 まさにこれからの検討ということになりますが、現時点でそのようなことを想定しているわけではありません。
○茂木国務大臣 経済的メリットというよりも、例えば大坂なおみさん、見ていても、活躍されている姿は日本人の多くの人が本当に頼もしいと思っていたりとか、非常に優秀な人材が多い、こういう基本的な認識を持っております。  その上で、重国籍者に対します法制度については国籍法を所管する法務...全文を見る
○茂木国務大臣 御意見として、個人的に十分理解をいたします。  今後、日本の将来の姿を考えるときに、やはり人口は多い方がいい。ただ、人口をふやすためにというよりも、やはり、日本の魅力というものを増大させていくためにどういう制度が必要か、こういったことも含めて検討していきたいと思...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は、ミャンマー・ラカイン州の状況改善とバングラデシュからの避難民帰還の促進のため、ミャンマーそしてバングラデシュ両国政府自身の取組を後押しもしてきたわけであります。  バングラデシュ側におけます避難民及びホストコミュニティーに対します支援、これを継続すると...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の、バングラデシュ・コックスバザール等におきましては、避難民のみならず、避難民の受入れをしているホストコミュニティー、この生活状況も大変なところでありまして、そこに対しまして、国際機関だけではなくて、日本のNGOであったりとかJICAを通じた、水、衛生、保健...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどのJICAの話でありますけれども、やはりスピード感というのも大切でありますから、既存の事業といいますか、それを使って応用できるところをやっていくということも重要だと思いますし、山内委員がおっしゃるように、より長期的な取組という観点から、それにテーラーメードし...全文を見る
○茂木国務大臣 貴重な意見として承らせていただきます。  状況を改善していくことが必要だということについては委員と全く考えを共有していると思っておりまして、そのための組織のあり方とか会議の持ち方、これについてはよく検討したいと思います。
○茂木国務大臣 一つの公館の新設に要する費用、これはどういう国につくるかとか、また公館の規模等々、国の状況によって大きく異なるわけでありまして、例えば、参考までに、こんなイメージということで聞いていただければと思うんですが、過去三年間で新設をいたしました大使館、総領事館、政府代表...全文を見る
○茂木国務大臣 公館の大きさにもよると思うんですが、これから新しくつくっていく公館で想定される人数、多分、五人であったりとか六人、これがミニマムな形にはなってくるのではないかなと思います。
○茂木国務大臣 個別の国に対する大使館の設置の可否、いろいろな議論はあるかと思いますが、確かに、人口の問題、それから、邦人が何人ぐらいいるか、進出企業がどれくらいか、一つの指標にはなってくるかと思うんですが、例えば、国際場裏におけるさまざまな日本の主張を支持してもらえる、また、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、ワシントンの例が出たわけでありますけれども、確かに、専門の体制ということでいいますと、委員おっしゃるとおりの部分はあるかと思うんですけれども、例えば向こうのUSセネット、上院の議員と会うときは、大使でないとほとんどアポはとれません。下院議員であっても、公使であ...全文を見る
○茂木国務大臣 パブリックディプロマシーは極めて重要だと思っておりまして、確かに、ブリティッシュカウンシルであったりとかゲーテ・インスティトゥートと比べて、規模等々で、国際交流基金、十分な活動ができていない部分もあると思っておりまして、いかにそこの中で人員、予算を確保できるか、最...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の日ロの共同経済活動、これは、日ロがともに北方四島の未来図を描き、その中から双方が受入れ可能な解決策を見出していくという新しいアプローチでありまして、この共同経済活動を進めるに当たって、日ロ双方の法的な立場を害さない形でプロジェクトを実施していく。そのための...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、日ロ間の今後の領土交渉、そして平和条約を締結していく、こういった中での協議でありまして、それに絡む問題でありまして、岡田委員も外務大臣を経験して、そういった日ロ間の交渉の機微につきまして答弁をさせていただくことは控えさせていただきたいというのはおわかりいた...全文を見る
○茂木国務大臣 冒頭申し上げたように、共同経済活動、これは、日ロがともに北方四島の未来図を描いて、その中から双方が受入れ可能な解決策を見出していくというアプローチの一環であります。その実現に向けた取組を通じて北方領土問題の解決、そして平和条約締結につなげていくとの考え方のもとで、...全文を見る
○茂木国務大臣 領土問題が解決をしていない、ですから、平和条約が締結をされていない段階で行う共同経済活動ということになるわけでありますから、当然、双方の法的な立場を害さない形で、このプロジェクトというものは、民法上も刑法上も、そしてまた人の行き来、移動といったものでも進めていかな...全文を見る
○茂木国務大臣 五つの共同経済活動、それぞれに活動の内容も異なっております。そして、進めるに当たりましては、あくまでこれから進めるわけですから、どういう事態が起こってくるかという中で、岡田議員の御指摘のような事態が起こらない方がいいんですが、起こることも想定しながらやっていかなき...全文を見る
○茂木国務大臣 でき得れば、それぞれの国が自分の法律で、その方が経済活動をするにしても、自分の国の企業であったりとかそういったものの権益であったりとか権利、こういったものが守れるわけでありますが、私が申し上げたのは、それぞれの法的な立場を害さない範囲でと。そうなりますと、同じプロ...全文を見る
○茂木国務大臣 そのように申し上げているわけではなくて、北方四島に対する我が国の法的な立場は変わっておりません。
○茂木国務大臣 七十年以上解決されていない問題を解決する、これは決して簡単なことだとは考えておりません。したがいまして、それを突破していくためには新しいアプローチが必要であるということで、共同経済活動をスタートすることになった。  日ロがともに北方四島の未来図を描いて、その中か...全文を見る
○茂木国務大臣 岡田委員おっしゃるように、この領土問題が解決すれば、お互いの法的な立場を害さないということになるのは間違いないわけであります。ただ、それができていないから、どうアプローチしていくかということで、新しいアプローチを考えている。  当然、こういった共同経済活動を行う...全文を見る
○茂木国務大臣 きょう、概要でいただいておりまして、それにつきましては、詳細につきましてまた改めて、御要請がありましたら提出をさせていただきます。
○茂木国務大臣 ラブロフ外務大臣とは、先日、国連総会の際に初めて外相会談を行いまして、平和条約交渉の締結を含む今後の進め方について話合いをさせていただいた。そして、例えば、来月になりますとG20の名古屋のサミットがございます。そこにはラブロフ大臣、お越しになられる。また、ラブロフ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、日本政府としてでありますが、日本政府としては、一九五六年の共同宣言、これを基礎として平和条約交渉を加速させる、こういった両首脳の合意を踏まえて、領土問題を解決して平和条約を締結する、こういった基本方針のもと、引き続き粘り強く交渉をしていきたいと思っております...全文を見る
○茂木国務大臣 今の点につきましては、岡田委員と若干認識が違っております。  正式に申し上げますと、日ロ間では、一九九三年の東京宣言、それから二〇〇一年のイルクーツク声明を始め、これまで多くの諸文書や諸合意が作成されてきておりまして、これら全ての諸文書や諸合意を踏まえた交渉を行...全文を見る
○茂木国務大臣 今も申し上げたんですけれども、この九項でありますが、平和条約交渉が継続されること及び平和条約締結後に歯舞群島、色丹島が日本に引き渡されること、これを規定しております。  そして、ここで言う平和条約交渉、この対象は四島の帰属の問題である、こういう理解でありますから...全文を見る
○茂木国務大臣 必ずしも、先ほどの九項の解釈は違っておりますが、北方四島の帰属の問題を解決して、国境を画定することなくして、平和条約を締結することはない、そこについては岡田委員と考えが一緒だと思っております。  同時に、では国境を画定するだけかといいますと、当然、どうなるかわか...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、この一九五六年の共同宣言、ここでの平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題である、このように理解しておりますので、その意味では、後退した、こういう御指摘については、若干私は意見が違うところであります。  一九九三年の東京宣言、二〇...全文を見る
○茂木国務大臣 まさに今、交渉の途中であります。そして、四島におけます共同経済活動についても、双方の法的な立場を害さない取組というのはどうなのか、これにつきましても、先ほど申し上げたように、さまざまなレベルで議論を進めている段階であります。  成果を出す、こういったつもりで、し...全文を見る
○茂木国務大臣 十月の四日から五日の米朝の実務者協議に関しましては、米国ともさまざまなやりとりを行ってきております。きのうの晩もポンペオ国務長官とは電話会談を行わせていただきましたが、いずれにしても、重要なことは、昨年六月の米朝首脳共同声明のとおり、朝鮮半島の完全な非核化に向けた...全文を見る
○茂木国務大臣 あらゆる射程の弾道ミサイルの発射が安保理決議違反であることは明確でありまして、この点は米国とも累次の機会に確認をしてきているところであります。きのうも確認をしました。日米両国として、引き続き安保理決議の完全な履行を進めていきたいと思っております。  同時に、我が...全文を見る
○茂木国務大臣 日米の首脳会談におきましても、あらゆる弾道の、短距離ミサイルの発射、これは安保理決議違反でありますし、これは単に日本だけの問題ではなくて、日米双方にとっても大変遺憾な問題である、こういった点につきましては米側とも意見を共有しているところであります。  トランプ大...全文を見る
○茂木国務大臣 ポンペオ国務長官との間では、あらゆる射程の弾道ミサイルの発射、これが安保理決議違反である、そういったことを踏まえた交渉をお願いしたいという話をしております。  その上で、トランプ大統領、まさに大統領の発言、これは米朝首脳同士の信頼関係にかかわるやりとりの中で行わ...全文を見る
○茂木国務大臣 そのように考えておりますし、更にそういった連携を強化していかなけりゃいけないと思っております。  北朝鮮との間で、核、ミサイル、そして日本にとって最も重要である拉致問題、こういった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化につなげていく、こういう基...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、日朝の平壌宣言をつくる前の段階、田中アジア大洋州局長、この時代というのは、まだ官邸の方にNSCがない時代でありました。そういう時代、田中局長の行動についてどう評価するか、これは歴史的な評価もあるかと思いますけれども、その上で、今実際にNSCというものができ...全文を見る
○茂木国務大臣 済みません。NSCの記録の保管の仕方、それは当然法的な手続に沿ってやられるものだと思いますが、ちょっと私からコメントするのは控えさせていただきます。
○茂木国務大臣 さまざまな交渉につきまして、その結果というのは、何らかの合意であったりとか何らかの協定、何らかの条約というものに全て反映をされるべきだと思っております。そして、その過程で行われました交渉の経過につきましては、それぞれ国内の手続、公文書の管理のやり方に従ってやってい...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の御意向については十分理解いたしました。
○茂木国務大臣 日米貿易交渉は幅広い議論を行っているわけでありますが、この自動車の問題もそうでありますし、鉄鋼、アルミの問題もそうでありますが、広範な貿易制限措置、これは、世界市場を混乱させ、WTOルールに基づく多角的な貿易体制にも悪影響を及ぼしかねないものであり、極めて遺憾であ...全文を見る
○茂木国務大臣 主張いたしております。  そして、その上で、日本からの鉄鋼やアルミニウムの輸入が米国の安全保障に悪影響を与えることはなく、むしろ高品質な日本製品は米国の産業や雇用にも多大に貢献している、こういう旨はしっかりとライトハイザー通商代表にお話をさせていただいております...全文を見る
○茂木国務大臣 日本の鉄鋼製品、これは委員も御案内のとおり、高品質で代替困難なものが多いこともありまして、製品別の除外の仕組みを通じて、追加関税について、輸出国の中、つまり、日本であったりとか、ほかの、韓国であったりとか、そういう輸出国の中で最も多くの適用除外を獲得しているところ...全文を見る
○茂木国務大臣 いや、そういうことはありません。通常の関税がどうなるか、これにつきまして基本的には交渉をさせていただいて、今回の合意のような結果になったと考えております。  その上で、この鉄鋼、アルミの追加関税の問題は通常の関税の引下げ交渉とは異なる性格のものでありますが、先ほ...全文を見る
○茂木国務大臣 自動車それから自動車部品につきましてはまだこの適用が行われていないというわけでありまして、この部分につきましては、昨年の日米共同声明におきましてもパラの七で、今回もまた改めてこの扱いにつきまして、誠実な履行がなされている間、両協定及び本共同声明の精神に反する行動は...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、さまざまな経済連携協定がありますが、この中で、TPPもそうでありますし、日・EU・EPAもそうでありますし、日本が関連しないほかの経済連携協定でも、安全保障上必要な措置がとれるということはほぼ大半の協定で私は規定をされていると思います。  そういったこと...全文を見る
○茂木国務大臣 鉄鋼、アルミの場合は、日米通商交渉が始まる前から既に発動されていたものであります。一方、自動車・自動車部品については、この追加関税等々について、トランプ大統領の発言はありましたけれども、発動されているものではない。そういった中で交渉を進めた結果、車につきましては、...全文を見る
○茂木国務大臣 九月二十三日の夜でありますが、私とライトハイザー通商代表との間で、この日米貿易協定また日米デジタル貿易協定について最終合意をする、その確認の中で、数量規制、輸出自主規制等の措置を課すことはない、アメリカとして。こういう旨をライトハイザー代表に対して確認をさせていた...全文を見る
○茂木国務大臣 WTOに整合的でない、そういった数量制限、輸出自主規制等の措置を課すことはない、こういったことで確認をいたしております。
○茂木国務大臣 御案内のとおり、USMCA、さらには新KORUS、これには数量規制の規定が入っております。日米貿易協定、これは全く入っておりません。そういった意味では全く別物だと。  アメリカは、そういう意向を持ってメキシコなりカナダ若しくは韓国と交渉されて、その結果がそうなっ...全文を見る
○茂木国務大臣 そのつもりでこれまでも何度も話をしてきております。  そして、アメリカ側として、数量規制さらには輸出自主規制、これが必要だと考えたのなら、USMCAであったり新KORUSのように、具体的にその規定を盛り込んだんだと思います。そういう意向はないということで確認をと...全文を見る
○茂木国務大臣 そのような交渉にしていきたいと思っております。
○茂木国務大臣 今回の日米貿易交渉、日米双方にとってウイン・ウインな成果になっている、そのように考えております。  農業の分野につきましては、昨年の九月二十六日の日米共同声明に沿いまして、過去の経済連携協定の範囲内、全てが範囲内でおさまっております。御案内のとおり、TPPワイド...全文を見る
○茂木国務大臣 十六歳の一人の少女の訴えというよりは、これから次の世代の人間がこの地球についてどう考えるのか、こういうことについて非常に共感の持てる、そういう演説であった、このように考えているところであります。  我が国としても、これから、先日も台風等の大災害もありました、そし...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国も、本年、経済と環境の好循環のもと、最終到達地点としての脱炭素社会を掲げ、野心的な長期戦略を策定いたしました。また、G20でもこのような考え方を踏まえた行動志向の大阪首脳宣言、御案内のとおり、取り上げたところであります。  外務省としても、脱炭素化に向けた...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国が国際協力を通じて我が国の平和と安全の確保、さらなる繁栄の実現、安定性及び透明性の高い社会の実現、付加価値を共有した平和で安全な社会の実現といった国益の確保、これを追求しております。
○茂木国務大臣 おっしゃるとおりだと思っております。  森山委員も、カンボジアでの学校の建設、非常に熱心に取り組んでおられますが、私も何人かの仲間とカンボジア、ラオスで学校の建設、ここ十何年か進めておりまして、この小学校の開校式にも行ったことがあるんですが、本当に学校のなかった...全文を見る
○茂木国務大臣 先日十八日に内閣官房が公表いたしました日米貿易協定の経済効果分析、そのお示しいただいたものがそれに当たると思っております。  きちんとGTAPモデルを回して、これはスタティックモデルでありますが、均衡する値でどういう結果になるか、こういったことについての暫定値が...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどからの農水省の答弁を聞いておりますと、多分、TPP11と比べてどうなるかという話でありまして、全体のTPP12と比べた場合はまた違った数字というのが出てくるわけであります。それは御案内のとおりだと思いますけれども、それと比べれば低くなるわけであります。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、外務大臣として、日米貿易協定、この審議については答弁をさせていただきますが、TPPの問題は内閣官房西村大臣が担当されると思っております。
○茂木国務大臣 交換公文、サイドレターの話がありましたが、牛肉のセーフガード措置がとられた場合の協議、行うとされておりますが、協議の結果を何ら予断しているものではありませんので、いずれにしても、我が国として、今後そういった協議が行われる場合も国益に反するような合意をするつもりはご...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍総理は、この六年と九カ月、積極的平和主義のもとで、地球儀を俯瞰する外交、こういったものを展開してきたわけでありまして、それを更に前に進めるために、包容力と力強さを兼ね備えた外交を展開していきたいと先日申し上げました。  包容力、世界にはさまざま、多様な国があ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のように、二〇〇三年の三月、私は外務副大臣でありましたが、イラクをめぐって情勢が緊迫している中で、平和的解決をぎりぎりまで追求する、こういった外交努力の一環として、総理の特使、スペシャルエンボイとしてイラクを訪問したところであります。  タリク・アジズ...全文を見る
○茂木国務大臣 中東情勢、力の空白がどういうまた偶発的な衝突を生むかとか、本当に目を離せない状況である、こんなふうに思いますが、シリアで現在も、一部地域で軍事衝突が継続をしておりまして、多数の難民であったり、国内避難民が存在するなど、深刻な人道状況、これも続いているわけであります...全文を見る
○茂木国務大臣 先月九月の国連総会の際の日本とヨルダンの首脳会談、アブドラ国王陛下との首脳会談、私も同席をさせていただきました。それから、冒頭指摘のありましたあの二〇〇三年当時、私は二回イラクに行っておりますけれども、いずれもヨルダン経由でイラクに入るという形でありまして、ヨルダ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の事業は、一九九一年に締結をされました日ソ間の協定に基づいて、厚生労働省が所管して取り組んできた事業でありますが、外務省としては、厚生労働省の要請に基づいて、外交ルートを通じて事業の年間計画をロシア側に通報するなど、必要な支援を行ってきたところであります。 ...全文を見る
10月24日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○茂木国務大臣 佐藤委員御指摘のとおり、外交努力をしっかりと続けていく、このことが基本である、そのように思っておりまして、中東情勢が深刻の度を増していることを日本として強く懸念をしております。  中東地域、これは地政学上の要衝に位置しまして、原油、天然ガスのエネルギー資源を、我...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、中東の歴史をひもといても、さまざまな関係者というのがありまして、誰か一人によって今の状況が生まれているとは考えておりません。  当然、それぞれの国の間の不信感もあり、さらには、国の内部においても対立する勢力等々があるというのは間違いない事実であると思って...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は、国際的な不拡散体制の強化と中東の安定に資する核合意を支持しておりまして、米国によります核合意の離脱というのは残念だと感じております。  しかし、米国とは、イランの核保有を認めず、地域の平和と安定を促進するという目標を共有しておりまして、引き続き緊密に連...全文を見る
○茂木国務大臣 今お答えしたとおり、我が国は、国際的な不拡散体制の強化と中東の安定に資する核合意を支持しておりまして、米国によります核合意の離脱は残念だと感じていると先ほども答弁をさせていただきました。
○茂木国務大臣 政府として、六月十三日にホルムズ海峡付近における我が国の海運会社が運航する船舶が攻撃を受けた事案を、エネルギー資源の確保の視点からも、我が国の平和と繁栄を脅かす重大な事案として深刻に受けとめ、断固非難するとともに、関係国と連携しつつ、本事案に関する情報収集、分析を...全文を見る
○茂木国務大臣 コクカ・カレイジャスの運航会社であります国華産業からは、同船舶が日章旗を掲げていなかったと聞いております。
○茂木国務大臣 詳細な時期について通告を受けておりませんので、確認をさせていただきます。
○茂木国務大臣 きのうの夜の委員とのやりとりについては聞いておりませんので、確認をさせていただきたい。  いずれにしても、事実関係として申し上げますと、コクカ・カレイジャスの運航会社であります国華産業からは、同船舶が日章旗を掲げていなかったと。その事実については、明確に今答弁を...全文を見る
○茂木国務大臣 今お聞きしましたので、事実関係についてはお答えをしております。その上で、確認できることがありましたら報告をさせていただきます。
○茂木国務大臣 確かに、米国のポンペオ長官は、本事案がイランによるものであるとの見解を明らかにしているところであります。  他国による評価についてコメントすることは差し控えたいと思いますが、本事案については、米国を始めとする関係国と連携しつつ、情報収集、分析を進めているところで...全文を見る
○茂木国務大臣 よく聞いてください。私は、アメリカのそういった見解を否定するとは申し上げておりません。  米国のポンペオ長官が、本事案がイランによるものであるとの見解を明らかにしている。また、その根拠についても、ポンペオ長官から直接お話を伺っております。  では、そのポンペオ...全文を見る
○茂木国務大臣 この六月のホルムズ海峡付近におけます日本関連船舶の攻撃事案につきましても、また、御指摘のありました九月のサウジアラビアの石油施設の攻撃事案につきましても、さまざまな見方とさまざまな意見があるということについては、おっしゃるとおりであると思っております。  一方で...全文を見る
○茂木国務大臣 外交当局間で平素からの意思疎通を行っておりますが、その具体的なやりとりの内容については申し上げることは差し控えたいと思いますが、森審議官の先日のイラン訪問につきましては、この件ではございません。
○茂木国務大臣 今お答えしたとおりです。
○茂木国務大臣 外交当局間で平素から意思疎通を行っておりますが、その具体的なやりとりの内容について申し上げることは差し控えたいと思っておりますが、先ほど申し上げたように、森審議官、この件でイランに行ったわけではございません。
○茂木国務大臣 河野前外務大臣は積極的に海外出張も行い、延べ百二十三カ国を訪問するなど、まさに日本の外交の先頭に立って引っ張ってこられた、このように考えております。大変そういった意味では敬意を持っております。その後を引き継ぐ責任の重さも感じているところであります。  私としても...全文を見る
○茂木国務大臣 一九七二年に日中が国交正常化をいたしました。それに先立って、公明党の当時の竹入委員長であったりとか、中国を訪問されてさまざまな形で下地をつくっていただいた。まさに私は、議員外交の極めて何というか好事例ではないかな、こんなふうにも考えておりますが、国会議員の皆様が海...全文を見る
○茂木国務大臣 私のこの委員会での所信の中で、日本外交の基軸はやはり日米同盟にある、これを更に強化をする中で幾つかの課題、これに対応していく、その最初の課題として北朝鮮の問題を取り上げたわけでありますが、まさにそういった文脈で考えてみますと、昨年六月の歴史的な米朝の首脳会談により...全文を見る
○茂木国務大臣 委員の御趣旨はよく理解したつもりであります。  恐らく、各国が出す声明の中でも、EEZ内に落ちたのは、今回も日本のEEZ内に落ちた、我が国のEEZ内に落ちたと言っている国は日本だけであります。  その上で厳しく非難をしているというわけでありますが、気負っている...全文を見る
○茂木国務大臣 ことしの六月に安倍総理、イランを訪問したわけでありますが、その際、ハメネイ最高指導者、そしてロウハニ大統領と会談を行っております。  ロウハニ大統領からは、戦争は望んでいないとの明確な発言がありまして、また、ハメネイ最高指導者から平和への信念について聞くことがで...全文を見る
○茂木国務大臣 限られた時間の中で今回検索した限りでは、返還前の沖縄での米軍によります民有地の接収について、日本政府から米側に対して事実関係の調査や責任の追及を行ったとの記録は確認できませんでした。
○茂木国務大臣 下地委員もよく御案内のとおり、この日米地位協定、今御指摘の同協定の合意議事録、たくさんあるわけでありまして、等も含んだ大きな法的な枠組みでありまして、その合意議事録の中には、御案内のとおり、日本にとって重要な問題、重要なことも含まれているわけでありまして、政府とし...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどの河野防衛大臣のお答えは、捜査の過程においてさまざまの専門的なことについて、防衛省として要請があればそれについて協力をしているということを一回お答えになって、その上で、特定の事案についていかがですかということについて確認をするという形で言われたんだと思ってお...全文を見る
○茂木国務大臣 外務省として日米合同委員会を含むさまざまなルートがあるわけでありまして、積極的というのが、捜査をやっている当局との関係で連携というのが必要でありますけれども、捜査への協力を米側に働きかける、こういったことはしっかりやっていく必要があると思います。
10月24日第200回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の貿易協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、平成三十一年四月以来、アメリカ合衆国との間でこの協定の交渉を行いました。その結果、令和元年十月七日にワシ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 竹内議員から、日米貿易交渉に関し、関税撤廃、削減等についてのお尋ねがありました。  日米貿易協定は、日米双方にとってウイン・ウインかつバランスのとれた協定になっていると考えております。  その上で、日本の農林水産品については、全て過去の経済連携協定の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 杉本議員から、自動車に対する追加関税及び自動車関税の撤廃についてのお尋ねがありました。  自動車・自動車部品に係る米通商拡大法二三二条の扱いについては、日米首脳共同声明において、両国は、協定が誠実に履行されている間、両協定及び本共同声明の精神に反する行...全文を見る
10月29日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 外交防衛委員会の開催に当たり、北村委員長始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げ、国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。  九月十一日に外務大臣を拝命し、九月末には国連総会の機会に様々な国際会議に出席するとともに、各国外相と会談を行いました。これ...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の貿易協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成三十一年四月以来、アメリカ合衆国との間でこの協定の交渉を行いました。その結果、令和元年...全文を見る
11月06日第200回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○茂木国務大臣 この日米の貿易協定を振り返ってみますと、昨年の四月、マーラ・ラゴでの日米首脳会談におきまして、私とライトハイザー通商代表、この間で、当時はFFRと呼んでおりましたが、この議論を始めるということで、昨年の九月二十六日に、日米共同声明によりまして、今回の交渉、スタート...全文を見る
○茂木国務大臣 TPP12、TPP11を始め、さまざまな過去の経済連携協定におきまして、品目によってはかなり長いステージングで関税の撤廃、削減が行われている品目はあるわけであります。例えば、一時点をとって一年後に全部なくなっているかというと、そういうことではない、この点についてよ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘のとおり、中小企業を含めて、海外展開を推し進める日本企業、日本産品等によります新たな市場開拓を促すことは極めて重要だと考えております。この点は、先月公表しました総合的なTPP等関連政策大綱改訂に係る基本方針にも盛り込まれております。  こうした考え方のもと...全文を見る
○茂木国務大臣 これまで日本が結んできたFTA、これは、単に物品貿易だけではなくて、サービスであったりとかさまざまなルール、こういった分野も取り上げております。  そういった意味におきましては、まさに、今回の日米貿易協定、これは物品貿易に関する協定である、このように考えておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 きちんとお答えしたとおりです。
○茂木国務大臣 これまで日本として、FTA、さまざま結んできておりますが、これまで我が国が結んできたまず包括的なFTA、ここにおきましては、物品貿易に加えて、サービス全般の自由化を含むものを基本とし、さらに、知的財産、投資、競争など、幅広いルールを協定に盛り込むことを交渉を開始す...全文を見る
○茂木国務大臣 もう一度言わせてもらいます。(後藤(祐)委員「いや、同じことだったら結構」と呼ぶ)いえ、きちんと理解してください、ぜひ。  これまで我が国が結んできた包括的なFTA、これでは、物品貿易に加えて、まず一つ、サービス貿易全般の自由化を含む、このことを基本とし、さらに...全文を見る
○茂木国務大臣 FTA、フリー・トレード・アグリーメントについて、国際的に確立した定義があるわけではありません。  我が国では、これまで、特定の国や地域との間で物品貿易やサービス貿易全般の自由化を目的とする協定との意味でFTAという用語を用いてきております。そして、今回の日米貿...全文を見る
○茂木国務大臣 包括的なFTAについて、こういった形でと、日本の定義については先ほども申し上げました。もう一度、必要であれば再度答弁をさせていただきます。  さらには、FTAについても、国際的に決まった定義があるわけではない。また、経済連携協定というものについて、決まった定義が...全文を見る
○茂木国務大臣 ガット二十四条に整合的である協定である、そうでありますが、経済連携協定、それについて明確な定義がある、法律的にこう定義されているということがあったら、教えていただきましたら、きちんと勉強したいと思います。(後藤(祐)委員「部下が答弁しているじゃないですか」と呼ぶ)...全文を見る
○茂木国務大臣 経済連携協定とはどういうものかということでありましたので、そういうことについては確立した定義はない、ただ、今回の日米貿易協定については、ガット二十四条に整合的な貿易協定である、こういったことを申し上げております。
○茂木国務大臣 後藤先生、よく自分の御質問をかみしめていただくとありがたいと思うんですけれども、経済連携協定の定義を聞かれるから、私は例えば、確立されたものはないと言った上で、これはガット二十四条に整合的な協定でありますときちんとお答えをしていると思います。
○茂木国務大臣 関税暫定措置法、そういう限定をつけた上で、その経済連携協定、これを解釈するということであれば、日米貿易協定は経済連携協定に該当するものであります。
○茂木国務大臣 ですから、これが先ほどからの繰り返しになりますので、関税暫定措置法上の経済連携協定と限定をつけるか、単にFTA、これはフリー・トレード・アグリーメント、先ほどから申し上げているように、国際的な定義が固まっていない。そして、このFTAについては、我が国では、これまで...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の、この三ページ目になるんですか、関税撤廃に関して更に交渉する、これは、日米貿易協定に関する説明書におきまして、米国附属書の英文テキストの該当部分を日本語にしたものであります。  一方、御指摘いただきました九月二十五日の日米首脳会談における最終合意に際して...全文を見る
○茂木国務大臣 内容的には私は違っているとは思っておりません。  ただ、九月二十五日の記者会見につきましては、最終合意した内容の概要について説明をしたものであります。そして、十月につくりました説明書、これは、本文それから附属書含めて、それにつきまして日本語で簡潔に説明をしたもの...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の日米貿易協定におきまして、自動車及び自動車部品につきましては、まず本文、五条の1におきまして、それぞれの市場アクセスの改善の方法、これを附属書に書くという形になっております。そして、米国の附属書につきましては、今申し上げたように、関税撤廃に関して更に交渉する...全文を見る
○茂木国務大臣 今お答えしたとおりです。
○茂木国務大臣 ちょっとライトハイザー代表の英文を見ますと、ウエル、カーズ アー ノット。イット サートゥンリー イズ ザ ジャパニーズ アンビション ツー ハブ カーズ、カーズ タリフ ビー ディスカスト。バット アット ディス ポイント、イッツ ノット パート オブ ディス ...全文を見る
○茂木国務大臣 その後、読んでください。
○茂木国務大臣 わかっているでしょう、自分で文章は、その後の。
○茂木国務大臣 この協定におきましては、協定の五条の1におきまして、それぞれが市場アクセスの改善を行う、そのやり方につきまして附属書に明記をするという形になっております。  そして、米側の附属書につきましては、関税撤廃に関して更に交渉と明記をされているわけでありまして、当然、交...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、御指摘の、この八ページの「アメリカ合衆国は、」云々の部分でありますが、ここはTPP等においても一般的に農業等において置かれている規定でありまして、何ら新しいものではない、これは委員もよく御案内だと思います。  そして、今回の共同声明では、今後どの分野を交渉...全文を見る
○茂木国務大臣 今後まず行います協議でありますが、これにつきましては、そこの中で今後の交渉の内容が決まっていくわけでありますが、日米双方が合意したもののみが交渉の対象になる、このように考えております。
○茂木国務大臣 委員の御指摘、一つの考え方であると思っております。  いずれにしても、今の中東情勢は非常に緊張の度合いを高めておりまして、そういった中で、日本に関連する船舶の安全な航行、これは必要なことでありまして、まずは外交努力を行うということは重要だと思っております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 それで結構です。
○茂木国務大臣 玄葉委員が、あらゆる経済協定を日本が今後結んでいく上でWTOとの関係について非常に重要である、この御指摘については全く一緒であります。  自由貿易の旗手として、これまで、TPP11、日・EU・EPA、そして日米貿易協定と進めてまいりましたが、それはきちんとしたル...全文を見る
○茂木国務大臣 出せるさまざまな資料であったりとか分析結果、お出しをしたい、そのように思っておりますが、あくまで出すことが適切なものというのは、合意した内容に沿った分析であったりとか試算である必要がある。合意した内容と異なる仮定を置いて、仮に合意したことと違っていたらどんな数字に...全文を見る
○茂木国務大臣 玄葉委員がおっしゃるWTOとの整合性であったりとか、きちんとした国際的な貿易のルールをつくっていく重要性、これをまさに日本が訴えかける必要があるのではないかな、全く賛同するところであります。  その上で、今回の日米貿易協定、見てみたときに、海外からどう映っている...全文を見る
○茂木国務大臣 WTO整合性との関係で疑問の目が向けられないように努力をしてまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 関税の部分についてはそうなってまいります。  ただ、御案内のとおり、九月二十五日の日米共同声明のパラグラフ三、それにはさまざまな分野が明記をされておりまして、どの分野を交渉するかということは、まず最初の協議、この協定が発効した後の協議の中で決められていくというこ...全文を見る
○茂木国務大臣 御心配ありがとうございます。  交渉、さまざまな進め方がありますが、基本的には、いかに自分の側の情報というのを多く出さずに相手側の情報をたくさん獲得するか、これが交渉における優位に立つ、この秘訣であると考えておりまして、今後の交渉にかかわる問題でありますから、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 今引用されましたのは、ことしの共同声明ではなくて、昨年の共同声明に入っている部分でありまして、「インクリース プロダクション アンド ジョブズ」、そこの部分をおっしゃったんだ、そのように思っておりますけれども、これはアメリカの意向としてはこういう考えを持っている。...全文を見る
○茂木国務大臣 国際約束ということになりますと、国際のさまざまな国の間で合意をしていることが国際約束ということになると思うんですが、これは、御案内のとおり、日本とアメリカの二国間の協定でありますから、二国間の間の約束である、このように私は理解いたしております。
○茂木国務大臣 何回もになるかもしれませんが、改めて、この自動車・自動車部品の関税について、協定全体の構成、これから説明をさせていただくのが一番わかりやすいんじゃないかなと思うんですが、この協定においては、まず、協定の本文の第五条の1におきまして、「各締約国は、」各締約国といいま...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係から申し上げますと、日米首脳会談が終わった後に、私が先に会見を行っております。これは日米貿易交渉に関してでありますが、そこでトウモロコシの購入のことについて聞かれましたので、先に私の方からトウモロコシの購入についてお答えをしておりまして、どうお答えしたかと...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、その日の事実確認からさせていただきますと、会見は私が先にやっております。それで、私の会見で、トウモロコシについては先ほど言ったような答弁をしております。  ただ、日米貿易交渉以外のことについては、この後、西村長官の方から会見があると思います、ということは、...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと、議事録といいますか、会見録が手元にありませんので、その正確な内容についてはわかりませんが、会談で総理とトランプ大統領の間で交わされた会話については、冒頭私が説明したとおりです。私は同席していますから。そこにいましたから。西村さんよりそばにいましたから、私...全文を見る
○茂木国務大臣 西村大臣、たしか私の後に会見をしておりまして、私、聞いておりましたけれども、そこでは、どれぐらいになるかということについて、三カ月分だから、年間一千万トンの規模だとするとその四分の一ぐらいか、このように発言していたと記憶をしておりまして、そんなに私の記憶は違ってい...全文を見る
○茂木国務大臣 川内先生の質問の順番とか時間もあるでしょうから、それが事実であるということで質問を進めていただいて、もし事実でなければ、私がこの場で改めて、そのことが事実でなかったとしたら、訂正をさせていただきます。
○茂木国務大臣 そういう前提で進めていただいて結構です。
○茂木国務大臣 質問の趣旨がわかっていない部分はあるのかもしれませんけれども、まず、総理が首脳会談等々で発言をされる、当然、外務省を含め関係省庁でさまざまな参考資料は用意いたします。ただ、最終的には、まさにその場の雰囲気の中で、総理が自分の責任でさまざまなことについては発言をする...全文を見る
○茂木国務大臣 多分、川内先生のおっしゃっていらっしゃるのと順番が逆なんだと思っておりまして、首脳会談においては、各省庁がさまざまな資料を用意する。恐らく、総理が、トウモロコシ等について害虫被害が出ているということは、総理御自身で調べて何かというよりも、当然、これは農水省の方から...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと読ませていただきますね。  日米の共同記者発表の形で行われたものについて補足説明をする、このことについては茂木内閣府特命担当大臣から既に説明があったと思うが、念のために一点、トウモロコシの購入について私の方から説明する、これは、民間企業が購入する飼料用ト...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の日米の貿易交渉、ハーフタイムというよりも、一試合が終わりました。  ただ、この後また、当然、相手方のチームと試合をすることはあり得るだろう。どんな試合をするかということについては今後協議をするということでありますが、最終的に決めるのはトランプ大統領というこ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の河野大臣の発言は、嘉手納飛行場で訓練を実施しなくてはならない理由を米軍がしっかりと説明しない限り、今回の訓練が例外的な場合に該当すると判断するのは困難である、こういった趣旨で述べられたものだと承知をいたしております。  いずれにしても、引き続き、米側に対...全文を見る
○茂木国務大臣 交渉スケジュールも含めて、今後どう交渉するかをまさに今後の協議においてまずは決めるということでありますけれども、ことしの東京モーターショーをごらんいただいても、いかに今自動車そして自動車部品が大変革期にあるか、このことは御案内だと思います。  これから自動走行そ...全文を見る
11月06日第200回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○茂木国務大臣 今回の日米貿易協定、坂本委員の方からも御指摘がありましたように、昨年九月二十六日、安倍総理とトランプ大統領の間の共同声明において、まず交渉の大枠をしっかり固めることができた。これが国益にかなう交渉を進める上で極めて大きかったと思っております。  同時に、米がどう...全文を見る
11月07日第200回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○茂木国務大臣 御説明いたします。  今回の日米貿易協定、まず、合意の結果から申し上げますと、日本の農産品については全て過去の経済連携協定の範囲内でありまして、これまで貿易交渉でも常に焦点となってきた米につきましては、調製品も含めて完全除外、また、林産品、水産品、さらにはTPP...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、二三二条の追加関税は発動されない、これは首脳間の合意事項であります。  一方、先ほど申し上げた数量規制を課さない、これは私とライトハイザー通商代表との間で合意をした内容でありまして、このことについて課さないということについて、五月、八月と二回にわたって確認...全文を見る
○茂木国務大臣 これは協定に書いてあるとおりでありまして、この附属書の規定に従って市場アクセスを改善する。市場アクセスは改善をされるわけであります。そして、その具体的な改善のやり方が附属書の方に書かれている、こういう構成であります。
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、附属書には具体的な市場アクセスの改善の仕方というのが書いてあるわけでありまして、そして、米国の附属書には、「ファーザー ネゴシエーションズ ウイズ リスペクト ツー ザ エリミネーション オブ カスタムズ デューティーズ」と。エリミネーショ...全文を見る
○茂木国務大臣 今後の交渉につきましては、この協定発効後に行われます協議におきまして、さまざまな分野について、どの分野について交渉を行うか、その対象等を含め、米側とまず協議をして、その協議によって決まった内容について交渉が行われると考えておりますが、そこの中で、本協定に更に協議を...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、今回の日米貿易協定に至ります過程で申し上げますと、昨年四月のマーラ・ラゴにおけます日米首脳会談におきまして、私、そして米側がライトハイザー通商代表との間で、日米の貿易、通商問題等について話し合う枠組みをつくろう。当時は、FFR、フリー・フェア・アンド・レシプ...全文を見る
○茂木国務大臣 御案内のとおり、この三十年、世界的にグローバル化が大きく進んでおります。しかし、その反動として、世界各地で保護主義の動きが起こっていく。日本としては、自由貿易の旗手として、自由貿易体制を守り、さらには二十一世紀型の新しいルールを世界に広げていきたい、こういった思い...全文を見る
○茂木国務大臣 先生の御主張は理解をしているつもりであります。  その上で、では、日米で物品貿易を行っていく上でルールがないかといいますと、ルールはきちんとWTO上も定められているというわけでありまして、そのルールにのっとってお互いの市場アクセスを改善する、こういった内容が今回...全文を見る
○茂木国務大臣 今回、二段階での交渉を進め、そして、物品貿易につきましては、またデジタル貿易につきましては、協定という形で国会の方に今お諮りをしている段階であります。  そして、日本の基本的な立場、これは日本だけではなくて、TPPの参加国もそうでありますが、将来的にアメリカにT...全文を見る
○茂木国務大臣 トランプ大統領の発言一つ一つについて私が余り注釈を加えるのもあれなんですが、恐らく、先生がおっしゃった部分につきましては、デジタル貿易の市場規模、これは世界的に見ますと四百億ドル、これに相当している、この趣旨で述べられたものだと考えておりまして、確かに、デジタル貿...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、こういった分野、誰かが引っ張っていって、最終的には共通のルールを世界的に共有していくということが必要だと思っております。  暗号資産の問題についてもそうであります。そして、巨大プラットフォーマーに対する規制のあり方等々の問題もそうでありますけれども、この...全文を見る
○茂木国務大臣 八月の日米首脳会談、私も同席しておりますので、その概要はどうだったかということを御説明したいと思うんですが。  首脳会談におきましては、安倍総理からトランプ大統領に対して、我が国では、本年に入り、トウモロコシ等に寄生する害虫の被害対策の一環として、海外のトウモロ...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の日米貿易協定、これは日米双方にとってウイン・ウイン、ですから、両方にとって利益になるような協定になったと考えております。  そして、日本の農林水産品、これまでの貿易交渉でも、常に農家の皆さんが一番心配されてきたのはお米がどうなるかということであったのは間違...全文を見る
○茂木国務大臣 できるだけわかりやすく説明させていただきたいと思うんですが、これはちょっと協定にかかわる分野でありますので、若干構成の話をさせていただきますと、これは協定本文と附属書の1、2からできておりまして、本文におきまして、各締約国、ここでは日本とアメリカになるわけですが、...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、左側の二〇一八年の共同声明と二〇一九年の共同声明を見ていただきますと、工夫が凝らされておりまして、二〇一八年のものは、この「協議が行われている間、」と書いてあります。一方、二〇一九年の四番目を見ていただきますと、「これらの協定が誠実に履行されている間、」こ...全文を見る
○茂木国務大臣 日米が自由で互恵的な貿易を発展させていく、こういう精神のもとで今回の交渉を行い、また合意に至ったわけでありますから、そういった精神に反する行動はとらない。当然、そこの中には大きな項目として、貿易制限的な措置、二三二の発動等が含まれてくると思っております。
○茂木国務大臣 甘目に設定をしたというお話をいただきましたが、すごい議論でしたよ、二十四万二千トンにするのに、ライトハイザー代表との間で。相当な日にちもかけて、違う数字から始まって、どうしてもここに死守をする。こうなれば、アメリカとTPP11を加えても、アメリカの輸入量が全体の牛...全文を見る
○茂木国務大臣 これからも丁寧な説明、そしてわかりやすい説明に努めてまいりたいと考えております。  資料二にお示しいただきました評価につきましては、近藤先生の評価でありますから、私の評価とは違っております。先生が、自分がやればもっとうまく交渉できたということでありましたら、そう...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の日米の貿易協議で、アメリカ側、TPP11、日・EU・EPAが発効する中で、牛肉等におきましてオーストラリア等に劣後している状況、これを一刻も早く解消したい、これが大きな要望でありました。  ですから、牛肉の税率についても二六%に下がる。それが三八・五に戻っ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、アメリカの附属書についてでありますが、「ファーザー ネゴシエーションズ ウイズ リスペクト ツー ザ エリミネーション オブ カスタムズ デューティーズ」と書いてありまして、ファーザーです、フューチャーじゃありませんから、将来ではなくて、さらなる交渉というこ...全文を見る
○茂木国務大臣 アメリカの附属書、英語でできておりますけれども、「ファーザー ネゴシエーションズ ウイズ リスペクト ツー ザ エリミネーション オブ カスタムズ デューティーズ」となっております。これは関税撤廃です。先生の御趣旨でしたら、恐らく、英文とすると、ファーザー ネゴシ...全文を見る
○茂木国務大臣 当然、日本国民そして国会も含め、国益を常に考えて全力で交渉に臨んできたつもりです。
○茂木国務大臣 どうもありがとうございます。  国会議員の先生方でもさまざまな形で御指導いただき、そして、自分としても、交渉に当たって、TPP11以来、梅本首席、そしてまた澁谷政策調整統括官、そして若手のチーム、本当にいいチームに恵まれて、この交渉を進めることができた。  そ...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の交渉、確かに本当に国益と国益がぶつかる交渉でありまして、四月からでも七回だったか八回だったか、ライトハイザー通商代表とは交渉を重ねました。  違う国益を一致させる、これはなかなか難しい作業でありまして、合意したと思ってもなかなかできていない、これをもう一回...全文を見る
11月07日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の旧ソ連軍抑留中死亡者遺骨収集派遣事業は、一九九一年に締結されました日ソ間の協定に基づいて、厚生労働省が所管して取り組んできた事業であります。そういう前提の上で、外務省としては、厚労省からの要請に基づいて、外交ルートを通じて事業の年間計画をロシア側...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 首里城は、沖縄県民にとって誇りとも言える、かけがえのない極めて重要な建造物であり、沖縄のシンボルでもあると認識をしておりまして、今般の火災につきましては大変心を痛めております。  その上で、首里城の再建計画、まだ固まっていないために、一般論になるわけで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 臨床医師としても御活躍をされまして、また創傷治療の分野で国内外から高い評価を受けている秋野委員の方からケニアのスナノミ症につきまして問題提起いただいて、私も、今この資料を拝見いたしまして、改めて痛ましい映像だなと、こんなふうに思っているところでありまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 改めて、鈴木議員の御当選、心からお祝い申し上げたいと思っております。鈴木委員には、もう当選以来、私、先輩議員として様々御指導いただいてまいりまして、今後とも様々な形での御指導をよろしくお願い申し上げる次第であります。  安定政権の下で、今、安倍政権、地...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) チリでのAPEC首脳会談がチリの国内事情によりまして中止ということになりまして、これについては非常に残念に思っております。それに伴いまして、様々な重要なバイ会談、これも延期であったりとか日程の再調整と、こういうことになるわけであります。  ただ、今月の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 十月の三十日から十一月の二日まで、北方四島におけます共同経済活動として観光パイロットツアーを実施したところであります。確かに天候の都合がありまして、択捉島の滞在時間短縮をされて主要なところしか見られなかったと、これは天候の事情でありますから、また観光企画...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、こういったパイロット事業を実施をするに当たりまして、北方領土隣接地域、根室市であったり中標津であったり、様々な地域の皆さんに御参加いただく、また、その地域の皆さんの関与であったりとか、それがその地域にも裨益するような事業になっていくということは極め...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本とロシアの関係、信頼関係を様々な形で醸成をしていくと、こういった観点から共同経済プロジェクトと、こういったものも実施をしているわけでありまして、信頼関係の醸成、また信頼関係の強化につながる様々なアプローチというのは重要なんだと思っております。  今...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 海産物の増養殖につきましては、本年十月に専門家の協議を行いまして、日ロ双方の専門家が魚種やその育成条件について専門的な見地から意見交換を行い、このプロジェクトの、プロジェクト候補の具体化を更に進展させるよう、引き続き精力的に取り組んでいくことを確認をして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今お聞きした範囲において大きな障害があるとは思っておりません。いろんな課題等があるようだったら、ちょっと今回のまずツアーの実施状況を精査した上で来年以降どうするかということになると思うんですが、前向きに検討したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍総理とプーチン大統領の昨年十一月の会談におきまして、この五六年宣言、これを基礎にしながら、領土問題の解決、そして平和条約の締結につなげていく、こういう方針で今後の交渉を進めるということでありまして、私も交渉の責任者としてその方針の下で進めてまいります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、鈴木委員の方から、私も含めここにいる委員の皆さんに対して、鈴木委員が熱心に取り組んでこられたこの北方領土問題について、カイロ宣言、ヤルタ協定からポツダム宣言、そしてサンフランシスコ講和条約に至る過程、その後の過程、様々な日ロ間の合意等につきましてお話...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 松川委員には、外務省時代もまさに女性活躍のシンボルとして御活躍いただき、今は参議院で頑張っていただいているわけでありますが、確かに日本を取り巻く様々な環境、大変厳しくなる中で、北朝鮮問題等について今ほど日韓の連携というのが、日米韓の連携というのが重要な時...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、この機会に、国連難民高等弁務官、そしてJICA理事長等を歴任された緒方貞子さんが先月の二十二日にお亡くなりになられたことに対して、その高い御功績に改めて敬意を表し、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  緒方さんに続くような人材、国際機関の幹部...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 在外での邦人の安全確保、そして邦人の保護は、外務省としても最も重要な業務の一つであると考えております。  本件につきましても、これまで領事面会であったり、御家族との連絡等、できる限りの支援をしてきておりまして、引き続き、御家族の心情を踏まえつつ、御家族...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日中間には様々な懸案が存在するのは事実であります。安全保障の問題、そして拘束事案、人権問題等々、様々な問題が現実に今存在をしております。関係改善を図る中で主張すべきは主張し、そうした懸案に適切に対応していくことが重要なんだと考えております。  日中関係...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な意見あると思っております。  そして、山田委員がおっしゃるように、首脳レベルも含めて様々なレベルでの意思疎通ができるようになり、そして、それは会談ができるということもありますが、同時に、より率直に東シナ海の問題、南シナ海の問題、力を背景にした一方...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 来春の習近平国家主席の訪日をにらんで、諸懸案の解決に努め、また訪日の機会が更にその進展になるような形に持っていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 山田委員と意見を共有する部分がございます。  その一方で、実際に、今、中国政府に拘束をされている日本人、これの早期解放に努めなければならない。様々なそのやり取り、公になることによってそういったやり取りに不利益が出るようであっては、私は、何というか、本来...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まずもって、この問題について、外務省に様々な学習の機会、山田委員の方から与えていただいたことを感謝を申し上げる次第であります。  御指摘のような懸念であったりとか事実が他国の議会やNGOにあるということは答弁をさせていただいたとおりでありまして、政府と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国を取り巻く安全保障環境は、引き続き今大変厳しい中、日米同盟の抑止力を維持しつつ、同時に米軍の円滑な駐留を確保するためには、地元を含む国民の御理解と御協力を得ることが極めて重要だと考えております。各地方自治体の提言、全国知事会の提言を含めてであります...全文を見る
11月08日第200回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○茂木国務大臣 日米貿易交渉においては、もちろん最初からライトハイザー通商代表との間で意見の一致を見ていたわけではなくて、まさに国益と国益、これがぶつかり合う大変厳しい交渉であったと思っております。ただ、最終的には、この日米貿易協定、日米双方にとってウイン・ウインかつバランスのと...全文を見る
○茂木国務大臣 結論から申し上げると、その認識で結構であります。  今回の日米貿易協定において、まず米は、調製品も含めて、先ほど申し上げたように、関税削減の対象から完全に除外となっております。  そして、今後の交渉でありますが、日米で今後どの分野を交渉するのか、その対象をまず...全文を見る
○茂木国務大臣 今御指摘のありました二三二条に基づきます追加関税が課されない旨、そしてまた、私とライトハイザー代表との間で、数量規制等、輸出制限的な措置がとられない旨、これにつきましては前回の委員会におきまして御説明を申し上げました。  その上で、その資料等をどうするかについて...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、米通商拡大法二三二条に基づきます追加関税、これが課されないことにつきましては、九月の二十五日の日米首脳共同声明におきまして、この協定が誠実に履行されている間、この協定そして今回の共同声明に反するような行動はとらないということが明記をされております。そして、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の総理の答弁は、こういった外交上のさまざまなやりとりの中で、みずからの発言についてはそれぞれの自国における国内説明等のためにその概要を対外的に紹介することはあり得る、こういう趣旨であると考えております。  ただし、その場合でありましても、首脳会談であります...全文を見る
○茂木国務大臣 日本としては、WTOに整合的でないあらゆる措置については反対であります。そして、数量規制、輸出自主規制、アメリカとして求めるのであれば、USMCA、新KORUSにあるように、当然それは協定の中に盛り込まれるものだと。日米貿易協定におきましては、そういった項目は全く...全文を見る
○茂木国務大臣 岡田委員の方からUSMCAのお話を出されましたので、USMCAには明確に数量規制が書かれております。アメリカとして、メキシコ、カナダとの間で数量規制が必要であると思ったから、そういう協定を、規定を盛り込んだんだと思います。  今回、日本としては、数量規制、輸出自...全文を見る
○茂木国務大臣 今の話とはちょっと違った議論だと思いますけれども、数量規制そして輸出自主規制については課さないという旨を明確に確認をしております。
○茂木国務大臣 日本に対しては数量規制、輸出自主規制は課さないという旨を確認しておりますので、その点は明確であると思っております。  新KORUSによりまして、韓国には課しております。また、USMCAにおきましては、カナダ、メキシコには、実際に協定の合意のときに課しているわけで...全文を見る
○茂木国務大臣 何度も申し上げておりますが、きちんと、日本がどう主張したか、そしてどう確認をとったか、このことについては丁寧に御説明を申し上げているつもりであります。  あと、資料の取扱いにつきましては、理事会等でお話合いをいただければと思います。
○茂木国務大臣 自動車・自動車部品の取扱いにつきましては、前回も御説明申し上げましたが、協定の本文の五条の1におきまして、それぞれの附属書におきまして、市場アクセスの改善、このやり方を規定するという形になっております。  そして、アメリカ側の附属書におきましては、関税撤廃につい...全文を見る
○茂木国務大臣 現在のWTO、今、新興国が台頭する、また、デジタル経済の発展といった世界経済の変化に十分対応できていないなど、新たな時代の国際貿易における諸問題に十分対応できていない部分がある、こういう指摘は委員も御案内のとおりだと思います。  かかる危機意識を反映して、WTO...全文を見る
○茂木国務大臣 まずは、おっしゃるような協議を行うことによって対象分野を決めていくということになりまして、いずれにしても、今後の交渉においても、日米それぞれウイン・ウインになるような交渉にしていきたい。  もちろん、日本として、国益に反するような合意をしない、こういう前提のもと...全文を見る
○茂木国務大臣 これまでも、ライトハイザー通商代表との間ではさまざまな議論をしてきております。  もちろん、これからどういう項目を協議するかという中で、恐らく、十年かけてもゆっくり協議しよう、こういう感覚をアメリカ側が持っているとは思っておりません。  一方で、第一段階の、こ...全文を見る
11月12日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 一部一貫性に欠ける対応があったと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 一貫性に欠ける部分があったと、このように感じております。
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、限られた時間と人員の下で開示決定をした結果、個別の開示請求に対する審査でありますが、一貫性に欠ける対応があったということでありまして、外務省として、この四月一日に、公文書管理及び情報公開等を所掌する審議官級の公文書監理官、監理官の監は警視総監の監...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恣意性を排除する、そして客観性を担保すると、極めて重要なことだと考えておりまして、個々の事案を積み重ねて制度の安定的運用を図っていく上でも体制の強化ということは重要だと思っております。  御案内のとおり、限られた人員、予算の中で幅広い外交課題について対...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 総務省の情報公開・個人情報保護審査会における審査、この結果でありますが、一つ一つの審査につきましてやこういった審査会の答申、重く受け止めたいと思っておりますが、全てがそうなるわけではないと、ここは福山委員も御理解いただけるところだと、そのように思っており...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 秋野委員に、資料四ページ目、五ページ目、コンパクトに事業の内容を正確にまとめていただいておりますが、東北師範大学内に設置をされました中国赴日本国留学生予備学校は、文科省から教員派遣等の協力を得ながら創立以来四十年来にわたって日本語教育活動を継続し、これま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 機会がありましたら検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げたように、日中関係、完全に今正常な軌道に戻って、さらには日中新時代、これを築いていくための様々な取組進めておりますが、その一方で、東シナ海そして南シナ海におきましては、力を背景にした一方的な現状の変更と、こういった試みが続いているわけであ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 本年の決議案では、我が国として、核兵器のない世界の実現に向けて意見の異なる国々の間の橋渡しに努めております。このため、各国が一致して取り組むことができる共通の基盤の形成を促すことを目指し、各国から意見等を踏まえて文言調整を行ったものであります。  御指...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の文言を含めまして、過去のNPT運用検討会議の合意文書に記載された内容を実施していくことは既に各国のコミットメントになっていると考えております。こうした考え方に基づきまして、本年の決議案でも過去のNPT運用検討会議の最終文書で合意をされた措置の履行...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 決して軽いものだと思っているわけではありません。  繰り返しになる部分はありますが、我が国は唯一の戦争被爆国として、核軍縮の進展に向け、核兵器の非人道性に対する正確な認識を広めていくことの重要性を一貫して訴えてきております。  本年の決議案においても...全文を見る
11月13日第200回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○茂木国務大臣 デモ隊と警察の衝突によりまして、これまで多数の負傷者が出ていることを大変憂慮しているところであります。  自制と平和的な話合いを通じた解決を関係者に改めて求めたいと思っておりますし、事態が早期に収拾をされ、香港の安定が保たれることを強く期待をしているところであり...全文を見る
○茂木国務大臣 日米貿易協定、日米双方にとってウイン・ウインかつバランスのとれた協定になったと考えております。  個々の品目をどう見るかという部分はありますが、日本の農林水産品については、全て過去の経済連携協定の範囲内でありまして、これまで貿易交渉で、篠原委員もよく御案内のとお...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、御指摘いただいた二ページの米の扱いでありますけれども、日本に入ってきて競争になるとなると短粒米になるわけですね、長粒米ではない。そうなると、当然、比べなきゃならないのは、日・タイでも、そして日欧EPAでもなく、TPP12、そしてCPTPP、つまりTPP11。...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど米の話をさせていただきましたが、お米、実がつく、実るほどこうべを垂れるのが米でありまして、そういう姿勢で政治に臨みたい、そのように考えております。  その上で、米国に対しましては、まさに国益と国益をかけた交渉でありますから、しっかり日本の立場を主張して、そ...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年九月二十六日になるんですが、日米共同声明におきましては、このお示しいただきましたジョイントステートメントの三番、五番、これを見ていただければ明らかなように、工業品と農業品について対象にし、そして、今お触れいただきましたアズ ウエル アズの後になるわけであります...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、御質問の前半部分につきましては、先ほども答弁をさせていただきましたが、日米のデジタル貿易協定は、円滑で信頼性の高い自由なデジタル貿易を促進するためのルールの整備を目的とした協定でありまして、基本はルールの整備です。それに対して、物品関税の撤廃、削減を規定する...全文を見る
○茂木国務大臣 九月二十五日の日米共同声明、パラグラフの三になるわけでありますが、そこにもありますように、日米で今後どの分野を交渉するのか、その対象をまず協議することとしておりまして、その後の交渉では、この協議において日米双方が合意したもののみについて交渉することになるわけであり...全文を見る
○茂木国務大臣 FTAというものに対して、国際的にこれがFTAであるという共通の認識というのはございません。どういう形のものをFTAと言うのか亀井先生の方で定義をしていただいたら、その定義が日米貿易協定と同じであるかどうかについてしっかりとお答えさせていただきたいと思います。
○茂木国務大臣 ガット二十四条の規定はそのようにはなっていないと承知をいたしております。
○茂木国務大臣 そうではございません。  申し上げたのは、FTAの定義でガット二十四条のお話をされましたので、ガット二十四条は、加盟国が自由貿易地域を設定するに当たって、関税譲許との関係において、実質上全ての貿易について関税その他の制限的通商規則が廃止されることが求められる、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 ガット二十四条においては、自由貿易地域というものの規定はされておりますが、フリー・トレード・アグリーメントとは何かという規定をしているものではございませんという話をしているんです。
○茂木国務大臣 まず、先ほどのところ、私の説明が十分先生の御理解をいただけなかったのかもしれないんですが、ガット二十四条においては、加盟国が自由貿易地域を設定するに当たりまして、関税譲許との関係において、実質上、全ての貿易について、関税その他の制限的通商規則が廃止されていることが...全文を見る
○茂木国務大臣 どういう文章をつくるか、全体の中で、日米間で協議をして、この文章ということで確定をしたわけでありますけれども。  先生の趣旨でおっしゃいますと、サブジェクト ツー ファーザー ネゴシエーション ウイズ リスペクト ツー カスタム デューティーズであれば、それだと...全文を見る
○茂木国務大臣 決して不平等な形にはなっていないと思います。  それから、若干、全て英語でおっしゃっているので、なかなか、皆さんがどこまでしっかり理解されているかも含めてなんですが、附属書の1及び2は、表題が、御指摘ありましたように、タリフス アンド タリフリレーテッド プロビ...全文を見る
○茂木国務大臣 協定の第七条におきまして、「この協定の附属書は、この協定の不可分の一部を成す。」と規定をされておりまして、そもそも附属書全体が協定と同じ法的効果を有しているということになるわけであります。  量が多い、量が少ない、いろいろ検討されたこと、それから、亀井先生が英語...全文を見る
○茂木国務大臣 よく聞いてください、よく聞いてください。  先ほど答弁いたしましたが、協定の第七条をごらんください。第七条をごらんください。そこに、「この協定の附属書は、この協定の不可分の一部を成す。」と規定をされているわけであります。つまり、附属書全体が協定の本体と同じ法的な...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年九月の日米共同声明におきまして、物品貿易、その他早期に成果が期待できる分野についてまず交渉を行うということが決められたわけであります。  そして、委員も御案内のとおり、デジタル貿易、これから大きな拡大が期待をされておりますが、そこの中でのルール整備等が必要に...全文を見る
○茂木国務大臣 この日米デジタル貿易協定は、これからの時代の経済を牽引しますデジタル貿易のルールづくりにおいて、その先進国たる日米両国が引き続き主導的な役割を果たしていく基盤になるものであると考えておりまして、六月のG20大阪サミットでの大阪トラックの推進を始め、デジタル貿易に関...全文を見る
○茂木国務大臣 このデジタルデータ、そしてデジタル貿易の世界、おっしゃるように、これから大きな拡大が予想されます。そして、さまざまな想定されないような変化というのも起こってくる可能性も十分あるんだと思っております。  ただ、今見える範囲において日米で同じ考え方の部分もあるわけで...全文を見る
○茂木国務大臣 ベルリンの壁が壊れて、東西冷戦構造が終結をして、ことしで三十年になるわけであります。一時、世界は自由主義、これが完全な主流になってグローバル化が進む、このように見られておりました。  確かにグローバル化は進んだわけでありますが、その反動として、保護主義の動き、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国としては、特にマルチの枠組みではTPP11、そして日・EU・EPA、合意をし、発効させてまいりましたが、単に関税の引下げにとどまらず、知的財産、電子商取引など幅広い分野で透明性の高い、自由で公正なルールを整備すること、これが、ハイスタンダード、ハイレベルな自...全文を見る
○茂木国務大臣 方向性と実際にどういう数字が出てくるか違ってくる部分はありますが、我が国として、P4の原則をそのまま受け入れるということではなくて、ハイスタンダードでバランスのとれた経済連携協定、こういったものを推進してまいりたいと思っております。
○茂木国務大臣 今回、日本酒等におきましては、清酒業界始め、日本のボトルのまま輸出できるような状態にしてほしい、また、その商品表示のあり方に対する保護等要望いただきまして、それに沿った国内対策をアメリカの側で検討する、そういった交換公文、これもしっかりと結んでいるところであります...全文を見る
○茂木国務大臣 さようです。
○茂木国務大臣 指示ではございませんが、牛肉のセーフガード、発動をされた場合に、協議をする場合は、当然、今回、二〇一八年のアメリカからの日本への牛肉の輸出、これは今回のセーフガードより高い数字になっている。そういった中で、協議については、そういった形で協議を行われることになるだろ...全文を見る
○茂木国務大臣 決してそのような意図は持っておりません。  その上で、もう一度説明をさせていただきますと、日米貿易協定におきましては、米国の牛肉のセーフガードの二〇二〇年度の発動基準数量を、二〇一八年度の輸入実績であります二十五万五千トンを下回る二十四万二千トンとして、それ以降...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど、この説明書、貿易協定についてはこの説明書をお配りをしてございます。  そして、交換公文を交わしてございます。交換公文に関しましては、日本国とアメリカ合衆国との間の貿易協定に関連して作成された文書ということで、この説明書と一緒にお配りをいたしております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 説明書の方には記載をしてございません。  私の説明が不十分だったのかもしれませんが、説明書は、日米貿易協定についての国会の御審議に資するために、同協定の作成の経緯や内容を説明したものでありますが、協定に関連して作成された交換公文についても、その要点を簡潔に説明し...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども御説明申し上げましたが、この貿易協定、そして、貿易協定を締結するに当たりまして、サイドレター、交換公文というのを結びます。これは一般的なやり方でありまして、そこで、今回、この貿易協定を結ぶに当たりまして、この貿易協定そのものの説明書、それから交換公文につき...全文を見る
○茂木国務大臣 それで結構でございます。同じ問題意識でございます。
○茂木国務大臣 重要であるということについては理解いたしました。  整理として、日米貿易協定、この本体はもちろん附属書も含めたものでありますが、この説明書をつくらせていただいて、サイドレターの場合は別途結んでおりますので、そのサイドレターについては参考資料として全文をお出しした...全文を見る
11月14日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) 昨今の香港情勢につきまして、デモ隊と警察の衝突と、これが長期化をしております。そして、エスカレーションしていると。こういった形で多数の負傷者が出ていることを大変憂慮をしております。自制と平和的な話合いを通じた解決を関係者に求めるとともに、事態が早期に収拾...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日中両国の間には、委員御指摘のとおり、今様々な懸案が存在し、さらには、新たな懸案、こういうのも発生しているわけでありまして、それらを解決していくためにも、両政府のハイレベルが大局的な観点から率直に議論して一つ一つの課題を解決していく、中国側に前向きな対応...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 答えられる範囲でということでありまして、対象となります秘密軍事情報、これ同協定の第二条に定められておりますとおり、日本又は韓国の権限ある当局の防衛関連情報であって、国家安全保障のために保護されるべきものと、このように定めてございます。
○国務大臣(茂木敏充君) 日中両国は、アジア、そして世界の平和と繁栄に欠くことのできない大きな責任を共有しております。地球規模の課題への対応に両国が共に貢献し、その責任を果たしていくことは、国際社会の期待に応えるものであります。  その上で、御指摘の、昨年十月の安倍総理の訪中は...全文を見る
11月15日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○茂木国務大臣 コクカ・カレイジャスが日章旗を掲げていたかについては、国連海洋法条約において、船舶は一つの国のみの旗を掲げて航行するものとされているため、この点は委員も御指摘いただいたとおりでありますが、パナマ船籍でありますコクカ・カレイジャスが当時日章旗を掲げて航行していたとは...全文を見る
○茂木国務大臣 政府としては、本事案を、我が国の平和と繁栄を脅かす重大な事案として深刻に受けとめ、断固非難するとともに、米国を始めとする関係国とも連携をしつつ、本事案に対する情報収集、分析を進めているところでありました。  こうした情報収集、分析の過程の一つ一つを明らかにするこ...全文を見る
○茂木国務大臣 所管といいますと、どういう形か、船自体の管轄権というのはパナマが当然持っているということでありますけれども、先ほど申し上げたように、今、関係国とも連携しつつ、情報収集、分析を進めているところでありますし、本事案に関しましては、外務省のほかに内閣官房、国土交通省、防...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、委員の御指摘にありました、どちらが原因でこのような緊張段階が高まっているかと。  このイラン、アメリカの問題もそうですし、パレスチナ、イスラエルでもそうですけれども、切った起点によるんですよ。切った起点によってどちらが始めたかということになりまして、第一次...全文を見る
○茂木国務大臣 平成九年三月の日米合同委員会で合意されました在日米軍にかかわる事件、事故発生時におけます通報手続、これは、日本国の施政のもとにある領域において、公共の安全又は環境に影響を及ぼす可能性がある事件、事故が発生した場合に、米側から日本側へ通報することになっております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げましたように、事実関係からしますと合同委員会合意に反するものとはなりませんが、日本側に積極的に情報提供がされてしかるべき事案であったと日本としては考えています。  当該事案も含めまして、引き続き米側に対して安全面に最大限配慮するよう強く求めるととも...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍を含む在日米軍...全文を見る
11月20日第200回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の貿易協定について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、平成三十一年四月以来、アメリカ合衆国との間でこの協定の交渉を行いました。その結果、令和元年十月七日にワシントン...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中西議員から自動車、自動車部品の関税撤廃に関する更なる交渉についてお尋ねがありました。  自動車、自動車部品の関税については、まず、日米貿易協定の協定本文第五条一において、各締約国は、附属書Ⅰ又は附属書Ⅱの規定に従って、市場アクセスを改善すると両締約国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 那谷屋議員から日米貿易協定の名称及び日米デジタル貿易協定の作成理由についてお尋ねがありました。  昨年九月の日米共同声明では、工業品と農産品について交渉の対象にし、その他早期に結果が生じ得るものも対象にする旨、合意をいたしました。  当該共同声明に沿...全文を見る
11月21日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の貿易協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成三十一年四月以来、アメリカ合衆国との間でこの協定の交渉を行いました。その結果...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 第四次産業革命の技術革新等によりまして、現在まさにデータ駆動型社会、これに入っていると、こんなふうに言われております。そういった中で、日米デジタル貿易協定は、この分野で先進的な日米の間で円滑で信頼性の高い自由なデジタル貿易を促進するための法的基盤を確立す...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な条約、協定につきましては、日本全体としての優先順位、こういったものを考えて国会の方にお諮りをしたいと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の国益に資すると、こういう基準です。
○国務大臣(茂木敏充君) 今、世界的に保護主義の動き、こういったものが台頭する中で、日本は自由貿易の旗手として責任ある立場からTPP11であったり日EU・EPAと、こういった協定を締結をしてきました。  恐らくTPP11も、日本が主導的に協議を進めて、大方の予測よりもかなり早い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 既にまとまっております投資協定を始めとして引き続き多くの条約の御承認をいただきたいと考えておりまして、来年の常会への提出、検討していきたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 病院の列とこの条約の議論、これは必ずしも一緒にできない問題だと思っておりまして、先生も御案内のとおり、日本はGDPでいいますと世界第三位、そして米国は第一位であります。その両国の間で自由な貿易、これをつくっていくということは世界全体にとっても私はプラスに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日も福山議員にお答えをさせていただきましたが、改めて御質問いただきましたので、丁寧にお答えをさせていただきたいと思います。  二〇一七年の情報公開請求につきましては、外務省として慎重に検討を行い、当時、限られた時間と人員の下で開示決定を行ったところで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いや、福山先生のときも説明をさせていただきましたが改めて質問いただいたので同じように丁寧に説明をさせていただく、このように申し上げたわけでありまして、先日の答弁と比べますと、福山先生からこの体制、この四月に公文書管理及び情報公開等を所掌する審議官級の公文...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 個別の審査請求についてはそれぞれ個別に審査をすると。ただ、そこでは当然一貫性があるべきものだと思っておりますが、限られた時間と人員の下でそれぞれ決定する中で、既に公開されているものが一部公開されなかったと、これは明らかに一貫性に欠けていると、このように思...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたように、この点についてはしっかりと改善をしていく必要があるという観点から、本年四月に公文書管理及び情報公開等を所掌する審議官級の公文書監理官を新設して、またそれを補佐する公文書監理室を設置したところでありまして、こういった取組を通じて一貫...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全てについて一貫性がなかったということではなくて、この二件についてはそういう事象が見られたと思っておりまして、そうならないようにしていきたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 二件だからいいということは一言も申し上げておりません。一件でもそういう一貫性が欠けることがあるということはいいことではないと思っておりまして、そこの中には、限られた時間と人員の下で開示決定を行い、また一つ一つの個別の開示請求ごとに個別の審査をしている、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) うそをついたというのは、私は当たらないと思います。  個別の開示請求について個別の判断をしたということでありまして、そこにはそれぞれの理由というものがあるわけでありますが、同じものについて違う判断が行われているということについては、これは一貫性が欠けて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) こういった文書の取扱いについて、民主党政権であったから、また安倍政権であったからと、そういう問題では私はないと思っております。  あえて私はこの場で、民主党政権でどういうことがあったかと、こういうことについて詳しく申し述べることは差し控えたいと思います...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのようなことはございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の外交について国内外の理解を深めるということが基本にあると思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 在日米軍駐留経費、これは日米両政府の合意に基づいて適切に分担されていると、このように考えております。  そして、現行の在日米軍の駐留経費負担特別協定、これは再来年、二〇二一年の三月末まで有効でありまして、現時点で新たな特別協定に関する交渉は日米間では行...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ、別に日米で合意したということではないわけですね。追求するという、ウイル・ビー・シーキングですね、これはアメリカ側のあくまで意図であると。  アメリカとして、今後この協定が発効した後に行われます協議においてこの問題を提起するかどうかはアメリカの考え...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 追求すると、この特に附属書の今御指摘の部分は、アメリカ合衆国が追求すると、これは一方的な話です。交渉すると、これは両方が合意して交渉というのは始まるわけでありますから、当然、交渉が始まらなければ利益も追求できないという意味において交渉すると、この方が一歩...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 白委員のアメリカに対する認識というのは承りました。その上で、こういった交渉というものは、それぞれ国益を懸けて行うものであります。  今回の日米貿易協定そして日米デジタル貿易協定におきましても、まさに国益と国益と、これがぶつかる中でぎりぎりのラインとして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 申し上げたことは、関税についてはという前提を置いて、関税については、この協定で交渉するということは、明記をされている自動車、自動車部品以外は想定をしていない、このように申し上げたつもりです。
○国務大臣(茂木敏充君) 農産品は関税の問題だと私は理解をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 九月二十五日の日米共同声明、パラグラフ三のことだと思いますが、必要であれば細かく説明いたしますけれど、一言で言いますと、そこで言っていますことは、どの分野を交渉とするのかと、その対象をまず協議をするということになっております。  そして、この協議の中で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 何度も申し上げますが、自動車、自動車部品につきましては、この協定そしてまた米国側の附属書におきまして明確に関税撤廃について更に交渉するということが明記をされておりまして、これは合意事項なんです。  一方で、先生が先ほどからおっしゃっている部分につきまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年九月二十六日の日米共同声明におきましては、工業品と農産品について交渉の対象にし、その他早期に結果を生じ得るものを対象する旨、合意をいたしました。  当該共同声明に沿って工業品と農産品の交渉を行った結果が今回の日米貿易協定でありまして、これは工業品と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 天然資源に乏しい我が国が目覚ましい経済成長を遂げることができたのは自由貿易体制のおかげでありまして、日本は自由貿易体制の大きな受益者として現在の繁栄、これを実現をしてきております。  かつては、日本のリーディングインダストリー、繊維であったり造船であっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のとおり、TPP11であったりとか日EU・EPAにおきましては、様々な章、投資章であったりとかいろいろ設けられている中の一つとして電子商取引章、これが規定をされているわけであります。  他方、日米におきましては、元々、今回の日米交渉の基本とな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のガット第二十四条、正確に申し上げますと、加盟国が自由貿易地域を設定するに当たり、実質上の全ての貿易について関税その他の制限的通商規則が廃止されていることが求められているわけであります。  このガット第二十四条上、実質上の全ての貿易の具体的な判断...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 自動車、自動車部品の関税につきましては、この協定の本文及び附属書のⅡによりましてその取扱い、規定しているところであります。  まず、協定本文の第五条の一におきまして、各締約国は、附属書Ⅰ又は附属書Ⅱの規定に従って市場アクセスを改善すると両締約国の義務を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘の規定は、将来の交渉において農産品に関する特恵的な待遇を追求する、ウイル・ビー・シーキングという言葉使われておりますが、こういった意図が米国にあるということを単に記載をしたものであります。日本がこれに合意したものではございません。  我が国が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたように、アメリカ側の意図でありまして、その意図を日本が受け入れて合意したということではございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 見直し規定等を設けることは一般的に協定上妨げられるものではない、そのように考えております。  そこで、再三になりますが、これは、何というか、日本がこのことについて合意をしましたという表現にはなっていないということは御理解ください。
○国務大臣(茂木敏充君) 九月二十五日の日米共同声明パラグラフの三では、日米で今後どの分野を交渉とするのか、その対象をまず協議をすることとなっております。  今後の交渉の内容はこの協議の中で決まっていくことになりまして、この協議において日米双方で合意したものについてのみ交渉する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども申し上げましたが、まず、この協定の発効後、協議を行ってどの分野を対象とするのかを決めていくわけでありまして、この協議において日米双方で合意したものについてのみ交渉するということでございます。
○国務大臣(茂木敏充君) 今年九月の日米共同声明には、「協定が誠実に履行されている間、両協定及び本共同声明の精神に反する行動を取らない。」との記載がありますが、国際約束たる条約は、もとより誠実に履行されるべきものでありまして、誠実な履行でない場合が生じるとは想定をいたしておりませ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのようにはなってございません。御指摘の規定につきましては、アメリカの意図が書いてございまして、日本の義務は書いてございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 協定で合意した項目、これを履行すると、それが誠実な履行になるわけであります。御指摘の点につきましては、そういったことで合意しているわけではございません。  したがいまして、それが、守る守らないと、こういう以前の問題でありまして、今後、協議においてどの分...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、大きな話から申し上げますと、世界のGDPの三割を占める日米の貿易協定によりまして、既に発効しているTPP11、日EU・EPAを加えれば、世界経済全体の六割をカバーする自由な経済圏が日本を中心として誕生すると。まさに自由貿易の旗手たる日本のプレゼンス...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 非常に中国は魅力ある市場であると思っております。  そういった中で、今、首脳レベルを含めて、頻繁な往来によりまして、日中関係、完全に正常な軌道に戻っているわけでありまして、沖縄含めて日本からの中国への輸出が促進されるよう全力で取り組んでいきたいと思いま...全文を見る
11月26日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) 韓国政府によります日韓GSOMIAの終了通告、提出する旨の通告について、日本政府としては、北朝鮮問題等への対応のため、安全保障上の日韓、日米韓の緊密な連携が重要であると考えておりまして、現下の地域の安全保障環境を踏まえ、韓国政府としてもこのような戦略的観...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのようなことではないと理解をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 拘束されましたあの北海道大学の教授の解放に関しましては、王岐山国家副主席が訪日された折、即位の礼の際、私から二回にわたってこの問題の早期解決、こういったことを求めたところであります。総理も同じような働きかけをされて早期の解決につながったと思っておりますが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、北朝鮮問題等の対応のために安全保障上の日米韓の緊密な連携が重要であると、この点につきましては、日米、そして日韓、また米韓、三か国の間でも様々なやり取りをしてきておりまして、この緊密な連携が重要であるということについては日米韓三か国で一致をしていたと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたのは、GSOMIAの失効回避について、アメリカ側からの働きかけということではなくて、米韓の様々なやり取りについて完全に承知する立場にありませんが、安全保障上の日米韓の緊密な連携が重要であるということについては日米韓三か国で一致をしておりました...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私、国会議員になってもう二十六年以上たちますので、過去の全ての行事について一つ一つ確実に出席したかしていないかと、そこまでの記憶はございませんが、少なくともここ数年は桜を見る会には出席をいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 別件で行ったことはあります。
○国務大臣(茂木敏充君) 桜が咲いている時期、まあ日本全国、季節によって違いますが、桜が咲いている時期に行事に出たということはありますが、先ほども申し上げたように、二十六年間国会議員やっておりますと、様々な行事に参加をすることもあります。その一つ一つについて全て、この行事は出まし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全ての記録を残しているわけではないわけですね、事務所においても。絶対に出ている、出ていないという話になると、こちらの国会での答弁ですから、正確を期したいと思っております。  私が少なくとも記憶している範囲においては、ここ数年間は出ていない、それは明確に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、公選法の解釈については所管の省庁にお聞きをいただきたいと思いますし、また、個別の事案、今御指摘の事案について、私はその内容を承知をいたしておりません。その事案がどのような解釈に当たるか、これも所管の省庁にお聞きいただく性格の問題だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 今お答えした後半の部分でありますけれど、この御指摘の個別の事案について、私は詳細を承知をいたしておりません。それが公選法のどういうあれに当たるかということは、事実関係を承知していないのでお答えできる立場にございませんと申し上げております。
○国務大臣(茂木敏充君) 委員会の運営、国会の運営におきましては、国会において、また各委員会において御判断いただく内容だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 自動車、自動車部品に係ります米通商拡大法二三二条の扱いにつきましては、本年九月二十五日の日米首脳共同宣言のパラグラフの四におきまして、両国は、協定が誠実に履行されている間、両協定及び本共同声明の精神に反する行動は取らない、この旨をまず明記をしたわけであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 個別の詳細なやり取りにつきましては、外交上の問題でありますので控えさせていただきますが、今の内容について、安倍総理から、こういう趣旨ですねと、こういう理解でよろしいですねということで、トランプ大統領もそれで結構だという内容でした。
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げましたように、外交上の詳細なやり取りにつきましては様々な配慮もありますので控えさせていただきますが、まずは、この共同声明の文書の中、パラグラフの四に、両国は、協定が誠実に履行されている間、両協定及び本共同声明の精神に反する行動は取らないという旨...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小西委員の要望、確認の仕方といいますか、それが、こういうやり方がいいんではないかなということについては理解をしたつもりでありますが、先ほど来申し上げておりますように、この件に関しましては日米首脳間で明確に確認をしてございます。そして、同盟関係にあります日...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ、通常の貿易交渉に関わる問題でありますから、交渉担当責任者であります私とライトハイザー通商代表との間で合意をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 例えば、今お話のありました新NAFTAといいますか、USMCA、さらには米韓の間の新KORUS、これ、数量規制が明確に協定の中に盛り込まれているわけであります。ですから、数量規制を使うことはできるわけでありますが、今回の日米の貿易協定にはこの数量規制入っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それには協定の改正が必要になります。
○国務大臣(茂木敏充君) 今、ウイズ・リスペクト・ツーというところを強調されましたが、重要なのはウイズ・リスペクト・ツー・エリミネーション、この撤廃という言葉がきちんと入っているということが極めて重要でありまして、この自動車、自動車部品の関税については、本協定におきまして、まず、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさにそれが協定のアメリカ側の附属書でありまして、関税の撤廃に関して更に交渉すると、このように書かれている。  先ほど小西委員の方からウイズ・リスペクト・ツーという話がありましたが、その後にエリミネーションが入っているわけです。ウイズ・リスペクト・ツー...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 協定及び附属書、これは明確に書かれていることであります。その内容を正確に国会に御説明を申し上げると。別に、日本とアメリカで、お互い解釈が違うけどこういう説明をしようと、こんな打合せはしておりません。協定の内容、これについて正確に丁寧に御説明する、それが政...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 個別の数字等につきましてはまた政府参考人の方から答弁をさせていただければと思うんですが、この三十年間、世界経済、グローバル化が大きく進んでまいりました。例えば、日本の貿易量もこの三十年間で二・六倍になっております。海外への投資が六倍以上に増える、こういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私も様々な過去の、今、鈴木先生からお話のありました交渉等につきましては記憶に残っております。特に、ミッキー・カンター通商代表と橋本当時の通産大臣の交渉、橋本通産大臣、武士道をもって臨むということで、竹刀を持ったシーンと、これは非常に印象的だったなと思って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それで結構です。  その上で、ミリー議長との会談について言及いただきましたが、基本的に、こういう日米韓の連携が乱れたらこれは北朝鮮を利する、そしてそれは、この地域におきましては中国、ロシアという国があるわけでありまして、そこにも少なからぬ影響が及ぶと、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の日米の、あっ、失礼しました、日ロの平和条約締結問題につきましては、また大変これまでの経緯についてもお詳しい鈴木先生からいろいろ御指導いただいていきたいと思っておりますが、名古屋でG20の外相会談が開かれた。十数か国の外相とマラソン会談、バイをやりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それも含めて交渉が進展するように努めてまいりたいと思っております。総理もまた、プーチン大統領と残念ながらAPECの機会に会えなくなってしまいましたので、早期の会談というのを望んでいると思いますので、それぞれの、安倍総理、そしてプーチン大統領の日程等々をに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の交渉、それは今御指摘のありました協定発効後の協議によってどの分野を対象にするかということを決めてまいりますが、関税に関する部分で申し上げますと、想定しておりますのは協定に明記をされました自動車、自動車部品の分野でありまして、米を含め農業については想...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカ側からそのような要求はなされておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 食品の安全確保、これは極めて重要でありまして、総理の答弁も決して、これとは違って、こういった貿易協定を結ぶことによって様々な商品が入ってくる、こういう意味において選択肢が広がると、こういう趣旨で述べられたんだと、こんなふうに考えております。  いずれに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨日、協定に合意をしたわけでありまして、一つの環境整備になってくると。  今、御案内のとおり、日本産の牛肉、海外への輸出、非常に増加をいたしております。そういった中で、中国市場という大きな市場に対して、日本産の安全でそしておいしい牛肉や農産品、こういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、この日米貿易協定につきまして、単に二三二条の発動が見送られると、これによってウイン・ウインになったという説明はいたしておりません。例えば工業品につきましても、日本にとって輸出関心が高い、また貿易量が多い、こういった品目について、即時撤廃を含め関税の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、山上局長の方からも答弁させていただきましたように、性質の異なる文書であります。ですから、そのどちらが優先ということはございませんが、書いてある内容といいますか、方向性、趣旨につきましては、協定で結んだものも共同声明も同じであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 経済効果分析、基本的にはGTAPモデル、これスタティックモデルというわけでありますけれど、均衡点に達した時点での効果というのを分析するわけであります。その毎日の効果とか毎年の効果分析していたらこういう経済効果というのは分析できませんから、均衡点に達した時...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の協議につきましては、四か月、これを意図すると、インテンド・ツーと書いてあります。一つの目標として、四か月で協議をしてどの分野を交渉するかということを決めていきますが、いずれにしても、日米双方にとってこれからもウイン・ウインとなるような交渉分野を選ん...全文を見る
11月27日第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○茂木国務大臣 先週の金曜日、二十二日に名古屋でラブロフ外相と会談を行いましたが、首脳会談の合意、これを着実に実施し、引き続き日ロ関係を一層強化していくことを確認した上で、平和条約交渉を含みます今後の協議の進め方等について議論を深めたところであります。  ラブロフ外相から早期の...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘いただきました共同経済活動、これは、日ロがともに北方四島の未来図を描いて、その中から双方が受入れ可能な解決策を見出していくという新しいアプローチの一環でありまして、本年、観光パイロットツアー、御紹介いただきましたが、等の共同経済パイロットプロジェクトを実施し...全文を見る
○茂木国務大臣 佐藤委員の北方四島にかかわります自然遺産構想については、私も十分承知をしているつもりであります。  北方四島は、知床にまさるとも劣らない、すばらしい自然遺産といいますか、自然がある、自然を持っている。このような豊かな自然環境の保全の重要性、こういったものを十分認...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年十一月のシンガポールでの首脳会談では、領土問題を解決して平和条約を締結するという、戦後七十年以上残された課題を次世代に先送りすることなく、両首脳の手で必ずや終止符を打つ、こういう強い意思を安倍総理はプーチン大統領と共有したところであります。  そして、スター...全文を見る
○茂木国務大臣 方向転換をした、また、プーチン大統領の発言を読み違えた、こういうことではないと理解をしております。  まず北方領土、これは我が国が主権を有する島々でありまして、この立場に変わりはございません。そして日ロ間では、一九五六年の共同宣言以外にも、一九九三年の東京宣言、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、八項目の協力プラン、この中は、御案内のとおり、エネルギーであったりとか医療の分野であったりとか、我が国がすぐれた技術を持ちながらロシアとの関係で補完的な協力ができる、これによって日本とロシアの関係を深めていく、こういったプロジェクトでありまして、これはモスク...全文を見る
○茂木国務大臣 法的課題とおっしゃられました。法的側面に関する課長級の作業部会のことだと思いますが、同時に、人の移動の問題、これも非常に重要な問題だと思いますが、いずれにしても、これまで三つの作業部会で、これで議論を進めてきたわけでありますが、今月六日に行いました次官級会議で、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的な考え方は全く一緒だと思っております。  ですから、まさに、このプロジェクトの内容だけではなくて、人の移動、そして法的側面に関する具体的な検討を進めたいと思っております。
○茂木国務大臣 順番で、今の答弁で、領土問題を解決して平和条約を締結する、こういう順番の基本方針は変わってございません。
○茂木国務大臣 八月、ビアリッツでのあの共同記者会見、これは、昨年来続けてきました日米の貿易交渉につきまして、主要な項目について一致点を見出すことができた。  これで会見をトランプ大統領、安倍総理の間で開くということになったわけでありますが、トウモロコシの購入に関しましては、前...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来の御質問、やりとりを伺っておりまして、恐らく、他国との比較も重要なことなんですが、それぞれの、何というか、安全保障条約、アメリカが結んでいる各国、機構との条約、権利義務関係というのは当然違っているわけでありますから、いわゆる管理権につきましても、在日米軍が...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、八項目の協力プランでありますけれども、日本側と、そしてまたロシア側でどう組み合わせるかということでありますが、ロシア側としては、経済、社会的ニーズが高いもの、一方で我が国としては、技術であったりとか、我が国が得意とする分野、それをうまく組み合わせることで、補...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げましたのは、確かに、ロシア側の経済、社会的なニーズがある。それに対して我が国が得意分野で協力をする。それによって補完的な関係が生まれる。エネルギーでもそうだと思いますが、ロシア側にそういった天然資源がある。また、それを活用する技術を日本が持っている。...全文を見る
○茂木国務大臣 個別プロジェクトにつきましては、民間ベースで進められるものもあるわけでありますから、当然、事業の採算性を高めていく上でそれぞれのプロジェクトごとの見直しというのも出てくると思いますし、また、その時々、時代は変化しますから、ロシア側がどんなポテンシャルを持っているか...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、こういった二国間交渉を含めた交渉の基本、これは、いかに相手の情報をたくさんとり、こちらの情報をいかに少なく出すか。これは、「ジ・アート・アンド・サイエンス・オブ・ネゴシエーション」においても、「ゲッティング・ツー・イエス」においても、基本的な考え方はそれで進...全文を見る
11月27日第200回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告をいたします。  北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、安保理決議に違反をしており、極めて遺憾であり、強く非難します。朝鮮半島の非核化に向...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 外交防衛委員会、農林水産委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今御指摘のありましたFTA、フリー・トレード・アグリーメント及びEPA、エコノミック・パートナーシップ・アグリーメント、経済連携協定と一般的に呼ばれますが、これについて、国際的に確立された定義はない、いろんな専門家の方がそれぞれの専門家の方の御見解でおっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず申し上げたいのは、例えばTPPでもそうでありましたが、物品の関税、これは全体でやるわけじゃありません。個々の国同士、マルチであってもこの関税の交渉というのはバイでやると、これは是非御理解いただきたい、そんなふうに思っているところであります。  さら...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の九月の二十五日の共同声明におきましては、今後どの分野を交渉するのか、その対象をまず協議、コンサルテーションですね、するということにしておりまして、今後の交渉の内容につきましてはこの協議の中で決まっていくことになると考えております。  このうち、関...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) どの分野を交渉するかと、それは今後の協議によって決まってまいります。そして、どの分野を……(発言する者あり)矛盾していません。どの分野を交渉するにせよ、国益に反するような合意を行うつもりはございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 谷合委員には、公明党のTPP等経済協定対策本部の本部長として日米貿易協定等に関し御指導いただくとともに、それ以前からも長年にわたりまして経済連携協定等々御指導いただいておりまして、改めてこの席を借りて感謝を申し上げたいと思っております。  世界のGDP...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカとの交渉、話合い、昨年四月、マーラ・ラゴ以降、私とライトハイザー通商代表との間で、まず日米の貿易交渉に入る前に、いわゆるFFRと、フリー・フェア・アンド・レシプロカル、この頭文字を取ってFFRと、この話を行いまして、また、昨年九月の日米共同声明に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米側がコンプリヘンシブアグリーメントで何を指すのかと、それについては定かでない部分ありますのでコメントは控えたいと思いますが、今回の共同声明におきましては、今後、どの分野を交渉するのか、まずその対象、協議をすると、コンサルテーションとしておりまして、今後...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日米貿易交渉、これ、まさに国益と国益がぶつかり合う、おもてなしという言葉は全く想定できないような非常に厳しい交渉でありましたが、TPP11そして日EU・EPAが既に発効していると、TPP11が昨年の十二月の三十日、恐らく誰の想定よりも早く発効して、今年の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 六月の十一日、農業バイオテクノロジーに関して米国政府としての戦略等を策定します内容の大統領令、トランプ大統領が署名したということを承知をいたしております。内容につきましては、時間もう過ぎておりますので割愛をさせていただきますが、本件について、その後の米国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、事実関係について申し上げますと、委員の方から、今回の日米貿易協定について、農産品でTPP以上に譲っていると、全くそんな事実はありません。米、調製品も含めて、全く譲許しておりません。水産品も林産品も全く譲許をしていない。そして、TPPワイドの三十三品...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、自動車、自動車部品についてでありますが、先ほど申し上げたような本文、そして附属書の二段で規定をされておりまして、そしてこれ交渉するのは日米双方において交渉すると。しかも、ウイズ・リスペクト・ツー・ジ・エリミネーションという言葉が入っているんです、関...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それぞれ別の規定であります。  それで、時間の関係もあるので余り長く繰り返しませんが、自動車、自動車部品については、関税撤廃、これを前提に両国が交渉するということであります。一方、農産品の方、お触れになった部分は、アメリカが意図を持っていると、そして日...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 何度も申し上げますが、自動車、自動車部品については両国がどうするということが書いてあるんです。ですから、その規定に従って関税撤廃への交渉が行われると、その時期が何年になるかと、こういったことも含め交渉が行われるわけでありますが、御指摘の農産品の方は、アメ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安達委員から詰めが甘い、交渉力が弱いとおっしゃるんだったら、甘んじて受けさせていただきます。ただ、国益を懸けて全力で交渉したつもりであります。そして、日米の貿易交渉、これは決してゼロサムゲームではありません。ポジティブにできると、お互いにとって。つまり、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) あらゆることについて一方的に日本側の要求だけのませて、アメリカ側の要望については何も聞かないと、これでは恐らく交渉というのはまとまらなかったろうと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 交渉の結果です、これは。ただ単にアメリカ側の意図が書いてある、そして日本側の義務は規定をされていないと、こういったことでありまして、日本の国益に何ら反するものではない、そういう判断を交渉責任者としてさせていただいたと。  これまでの交渉、様々な交渉あり...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な認識は今の佐藤議員の御意見と同じだと、そのように考えております。  もちろん、日本政府として他国の外交政策について評価をする立場にありませんが、その上で申し上げますと、米国のリバランス政策の目的、これ安全保障面だけではなくて、TPP等によります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国際的な自由貿易の体制、これは、WTOを中心にしながらも、様々なマルチ、そしてバイの協定がそれを補完する、さらにはそれを加速する、こういった形で重層的に組み上がって更に強固なものになっていくと、そのように考えております。  そういった意味において、日本...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国経済、この三十年間で、三十年前、世界経済の二%を占める経済国でありましたのが、今は世界経済の一六%を占める、GDPでいいますと世界第二位の経済国になっているわけであります。そして、経済の規模が大きくなっただけではなくて、BATに代表されるような先端技...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのように最大限努めていきたいと考えておりますが、日中両国の間には、佐藤委員御指摘のとおり、様々な懸案、存在をしておりますが、これらをやっぱり解決していくためにも、両政府のできるだけハイレベルの、大局的な観点からの率直な議論、それによって中国側の前向きな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 率直に言って、こういうことをやっていたら国際約束って守れないんですよ。一言で言えばそうですよ。  そのように思いますけれど、御案内のとおり、日韓請求権協定の第二条では、両締約国及び国民の間の、両締約国だけではなくて国民の間の財産請求権に関する問題が、完...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年九月の日米共同声明におきましては、工業品、そして農産品について対象にし、その他早期に結果を生じ得るものを対象とする旨合意をいたしました。その前者に当たる部分、当該共同声明に沿って交渉を行った結果合意しました協定の正式名称につきましては、日本国とアメリ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのようなことではございません。FTAに対して世界的に確定した定義があるわけではございませんが、御案内のとおり、今回の九月二十五日の共同声明におきましては、今後の交渉分野をどうするか、これについては、この日米貿易協定及び日米デジタル貿易協定が発効した後に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年の共同声明、これは九月二十六日でありますが、それを御覧いただきますと、冒頭申し上げたような形で、工業品と農産品について交渉の対象とすると、アメリカ側の関心事項はこうでありますと、そして、日本については農産品について過去の経済連携協定で約束した譲許の内...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今回の日米貿易交渉におきまして日本が目指したものと、これは日米間の貿易、投資を互恵的な形で更に拡大し、世界経済の自由で公正かつ開かれた発展を実現する、こういう目的の下で交渉行われました。そして、このことは日米共同声明にも書かれているところでありまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の米国側が公表しましたUSTRの日米交渉の具体的な交渉目的の要約と、これは米国でTPA、貿易促進権限を取るに当たっての一般的な手続と、このように理解しておりまして、実際にこの四月からライトハイザー通商代表との間で八回にわたりまして相当長い時間掛けて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の交渉、どの分野を交渉していくかということにつきましては、この日米貿易協定、そして日米デジタル貿易協定が発効した後に両国間で協議を行うということになっております。  当然、様々な形で考えは持っております。ただ、相手の出方も当然あるわけであります。そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、委員も御案内のとおりだと思いますけれど、アメリカの具体的な交渉目的の要約であったり、また一九七四年の通商法だったと思いますけれど、それに沿って毎年行われている行政府から議会に対して提出をされます米国の貿易相手国に対する関心事項についての報告書、例...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 明確にお答えしたいと思いますので。  先生の質問は二つに分かれておりまして、今回の協定がウイン・ウインなものになっているかという御質問と自動車についてはどうなったかという質問でありまして、両方についてお答えすればいいのか、それともどちらかについてお答え...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 自動車そして自動車部品の関税につきましては、協定本文及び附属書のⅡによってその扱いを規定をいたしております。  そして、それは、今のままでいいという規定ではなくて、きちんと変えていくということでありまして、まず、協定本文の第五条の一におきまして、各締約...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 関税撤廃の時期については、これから交渉することになるわけであります。  そして、御案内のとおり、TPP12におきましても、日米のこの自動車につきましては、自動車は二十五年、そしてトラックは三十年、こういう長いステージングになっておりましたから、これをで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、交渉というのはそういう性格で行うものではないんだと思っておりまして、基本的には、ナッシング・イズ・アグリード・アンティル・エブリシング・イズ・アグリードと、全体が合意しなければ部分合意はないというのが交渉になるわけであります。  そして、今後の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、この米通商法二三二条によります追加関税、これを日本の自動車、自動車部品に賦課しないと、これは閣僚間ではなくて首脳間の合意事項であります。そして、今後、両国はこの協定、さらには共同声明、これに反する行動は取らない、そして、その趣旨は、日本の自動車、自...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 申し訳ございません、大丈夫という意味がよく分からないんですけど、教えていただけますか。
○国務大臣(茂木敏充君) 二つの要素がありまして、協定の中で、先ほど説明したような形で、自動車の関税、これ二・五%になるわけですけど、撤廃されるということは明記をされております。そしてもう一つ、共同声明におきまして、この二三二条に関する追加の関税、これは二五%になるわけですけれど...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、質問は、日本にでなくてアメリカにという質問でよろしいですか。
○国務大臣(茂木敏充君) 察する能力に欠けておりまして大変申し訳ない、このように思っております。  その上で、今回、日米貿易協定におきましては、アメリカは、TPPワイドの三十三品目について日本が全く譲許をしないという中で、取れておりません。さらにはまた、林産品、水産品についても...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまでも米側に対しては、米通商拡大法二三二条によります追加関税や数量制限、輸出自主規制等は受け入れられない旨の日本の立場はしっかりと伝えてきております。  また、その中で、日本からの鉄鋼やアルミニウムの輸入については、これが米国の安全保障に悪影響を与...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の日米貿易協定、世界のGDPの三割を占めるこの協定によりまして、既に発効しているTPP11、日EU・EPAを加えますと、世界経済の六割をカバーする自由な経済圏が日本を中心として誕生する、また、そのリード役を日本が担ってきた、このこと自体、大きな成果で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今の大変厳しい東アジアの情勢を考えたときに、日本とロシアの間で平和条約が結ばれていない。ある意味、世界地図、これをジグソーパズルで考えてみますと、極めて重要な一つのピースが欠けたままになっている。このピースを埋めることによって、地域の平和、安定、繁...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まだ日程自身が決まっておりませんで、諸般の情勢が許せば十一月の中旬にモスクワを訪問して、あっ、失礼しました、十二月の中旬にモスクワを訪問して、じっくり時間を掛けて、これ共同経済活動の問題もありますし、それから八つのプロジェクトと、こういった問題もあります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 領土交渉と、この歴史というものをきちんと正確に捉え、またそれが国際法上どうであるか、また国際的に手続としてどういう経過をたどってきたか、こういったことを踏まえながら交渉を行っていかなければならないと思っております。  先生の方から触れていただきました二...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木先生も北海道出身ということもあられ、また、元島民の皆さんとも様々な交流を持たれる中で、この問題を解決しなきゃいけない、誰よりも強い思いを持って取り組んでこられたと、このように承知をいたしております。  そういう気持ちをしっかりと受け止めながら、交渉...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今回の日米デジタル貿易協定、これ、デジタル貿易若しくはデータ駆動型社会におけるルールの整備と、こういったことで、最も進んでいる日本とアメリカの間で円滑で信頼性の高い自由なデジタル貿易を促進するための法的基盤を確立し、これからの時代の経済を牽引するデ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回入れた背景につきましては先ほど澁谷参考人の方からお答えしたとおりでありますが、今回の交換公文は協議結果について予断を行っているものではありません。  そして、当然、牛肉の米国からの輸出、米国の輸出業者もありますが、日本の輸入業者もあるわけであります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 自動車の関税につきましては、協定本文五条の一におきまして、いわゆる市場アクセスの改善、これを行うと、そしてその改善の行い方につきましては附属書に規定をするということで、米国の附属書に自動車に関するこの関税撤廃の仕方というのが具体的に書かれているわけであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカの大統領選挙、アイオワから始まりまして、そしてニューハンプシャー、そして御案内のスーパーチューズデーを迎えるわけでありますが、スーパーチューズデーにおきまして投票が行われる州とアメリカの農業州が必ずしも重なっているものではない、このように一般的に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたように、今後の交渉につきましては、この日米貿易協定、日米デジタル貿易協定、発効した後の協議、コンサルテーションズ、この中で決まっていくことになるわけでありますが、そこの中で、関税について交渉するということは協定に明記をされております自動車...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の国会に提出をいたしております日米貿易協定、これはWTOに整合的な協定である、この協定として成り立つ協定であると考えております。  そして、今後につきましては、全ての分野を交渉の対象にするとはどこでも約束をいたしておりません。協定の発効後に行います...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今回の日米貿易協定につきましても、日本が一方的に譲る、若しくはアメリカが一方的に取ると、こういう内容ではなくて、双方にとってウイン・ウインな内容になっている。必要であれば、細かくどんなところがウイン・ウインになっているのか御説明申し上げますが、その...全文を見る
12月04日第200回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍...全文を見る
12月04日第200回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告いたします。  北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、安保理決議に違反しており、極めて遺憾であり、強く非難します。朝鮮半島の非核...全文を見る
12月05日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○茂木国務大臣 トランプ大統領の発言の概要については承知をいたしております。  その上で、在日米軍の駐留経費、これは日米両政府の合意に基づいて適切に現在分担されている、このように考えております。
○茂木国務大臣 申しわけないんですが、私、何月何日の電話会談でこう言ったという発言はしていないと思います。  私が申し上げていますのは、トランプ大統領の発言の概要については承知をいたしておりますということです。
○茂木国務大臣 ですから、日本として、在日米軍の駐留経費、日米両国政府の合意に基づき、適切に分担されていると考えている。  なお、現行の在日米軍の駐留経費負担特別協定、これは御案内のとおり、再来年、二〇二一年の三月末日まで有効でありまして、現時点において、新たな特別協定に関する...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど答弁させていただいたとおりであります。概要については承知をいたしております。そして、適切に分担をされております。そして、今後のことについては、協議は行われておりません。
○茂木国務大臣 米側から日本政府に対しまして、今お話のありました発表の内容については、普天間移設の現行計画及び在沖縄海兵隊のグアム移転に影響を与えるものではなく、また、米国政府としてこれらの再編計画へのコミットメントは不変であるとの説明を受けているところであります。  いずれに...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、米国の内政、壁について、委員は要るんだか要らないんだかわからないとかいろいろおっしゃっていますけれども、それについて私としてコメントする立場にはないということは御理解をください。  その上で、先ほども申し上げたように、今回の米側の発表内容、これは、普天間移...全文を見る
○茂木国務大臣 先生の解釈は先生の解釈だと思いますが、アメリカの説明は私が申し上げたとおりです。
○茂木国務大臣 先ほど答弁を申し上げたとおりの説明を受けております。  そして、日米両政府、これは、在沖縄海兵隊のグアム移転の着実な実施についてはしっかりとコミットをしているわけでありまして、日本政府としても、日米間で緊密に連携しながらグアム移転を着実に実施していく、これが私の...全文を見る
○茂木国務大臣 米軍基地のオペレーションといいますか、いろいろなやり方について、それは米軍が考えて、影響を及ぼさないという説明を受けているということを申し上げているんです。
○茂木国務大臣 仮定の話に対してお答えする立場に現在ございません。
○茂木国務大臣 中東地域は地政学的にも要衝に位置をしておりまして、世界経済を考えてもこの地域の安定ということは極めて重要でありますし、日本にとりましても、原油の八割以上をこの地域から依存する、こういう地域であります。  この中東におけます航行の安全を確保するためにも米国とはこれ...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国を取り巻きます安全保障環境、厳しさを増している。  例えば、北朝鮮の核、ミサイルの開発、これは間違いなくその能力を向上してきている。多弾頭化であったり燃料の固形化であったり、さまざまな意味でこの核、ミサイルの問題があります。  さらには、中国の透明性を欠...全文を見る
○茂木国務大臣 政府として、国際社会におけます普遍的な価値であります自由、基本的人権の尊重、法の支配、こういったものが中国においても保障されるということは重要だと考えております。その点は、さまざまなレベルで中国政府に対してもしっかりとお伝えをいたしております。  昨今の香港情勢...全文を見る
○茂木国務大臣 正直に答弁させていただきます。  報道のような事実はございません。米側から日本政府に対しては、メキシコの国境沿いの壁建設費用については、普天間移設の現行計画及び在沖縄海兵隊のグアム移転に影響を与えるものではなく、また、米国政府としてこれらの再編計画へのコミットメ...全文を見る