茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  昨年十二月、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する政府の取組について」の閣議決定がなされました。外務省としては、今回決定された政府方針の三つの柱の一つである、中東の緊張緩和と情勢の安定化に向けたさらなる外交努力を継続していきます...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍総理は、中東情勢が緊迫の度を高める中、事態のさらなるエスカレーションを避けるべく、我が国によります外交努力の一環として、一月十一日から十五日まで、地域の緊張緩和と情勢の安定化に重要な役割を果たしますサウジアラビア、UAE及びオマーンを訪問いたしました。  御...全文を見る
○茂木国務大臣 今週も訪米いたしましてポンペオ長官と会談をしてまいりましたが、事態のエスカレーション、これを回避すべきだということでは意見が一致しております。イランのザリーフ外相も同じように、事態のエスカレーションは避けるべきだ、この旨の発言をしている、このように認識をいたしてお...全文を見る
○茂木国務大臣 前原委員今御案内のとおり、我が国は直接の当事国ではありませんので、法的評価について確定的なことを申し上げるのは差し控えたいと思っておりますが、その上で、今回のソレイマニ司令官の殺害に関する国際法上の整理について米国がどう言っているか。正式な見解でいいますと、一月の...全文を見る
○茂木国務大臣 これはアメリカだけではなくて、今回、イランにつきましても国連安保理に書簡を提出しておりまして、双方が、国連憲章第五十一条に規定された自衛権を行使した、このように説明をしているわけであります。  我が国の法的な評価、これを確定的に申し上げることは難しいというお話を...全文を見る
○茂木国務大臣 そうではありません。既に行われた行動に対する自衛権の行使だ、このように考えております。
○茂木国務大臣 国家に準ずる組織については、国際法上、確立された定義があるわけではありませんが、他方で、従来から、政府としては、国家に準ずる組織について、国家そのものではないがそれに準ずるものとして国際紛争の主体たり得るものとして用いてきております。  いかなる主体がそれに該当...全文を見る
○茂木国務大臣 さまざまな情勢そしてケースについて分析をするということは重要だと思っております。  中東地域、御案内のとおり、歴史的に見ても、さまざまな経緯というものもあるわけでありますし、今イスラエルの話もありました。多くの国や関係者が関与して現在の状況に至っておりまして、特...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は、国際不拡散体制の強化と中東の安定に資する核合意、これを支持しておりまして、米国によります核合意の離脱は残念だと考えております。  こうした我が国の立場につきましては、これまで米国を含む関係国に対して伝えてきておりまして、米国との間でもこの立場を踏まえて...全文を見る
○茂木国務大臣 一月三日にソレイマニ司令官の殺害、これが起こったわけでありまして、一月八日の時点、イラン側が今度はイラクの米軍施設に対して攻撃を行ったということでありますが、その間につきまして、エスカレーションは回避すべきだと、日本としてはその立場を明確にしておりました。  そ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、事実関係については明確に御説明したとおりでありまして、一月三日から八日の間にエスカレーションが起こった、事態が変化したということではないと思っております。  そして、一月八日の段階において、エスカレーションは回避したい、トランプ大統領もザリーフ外相もその旨を...全文を見る
○茂木国務大臣 米国無人機の撃墜行為に関して、イランは、米国の無人機がイラン領空に侵入したため、米無人機を追撃した旨説明をいたしております。  これに対して米国は、当該無人機がイラン領空にいたとのイラン側の説明は誤りであり、国際空域における米国アセットに対する攻撃であった旨、説...全文を見る
○茂木国務大臣 一般論として申し上げますと、国際連合憲章上、自衛権の発動が認められますのは武力攻撃が発生した場合であることから、何ら武力攻撃が発生していないにもかかわらず、いわゆる先制攻撃や予防攻撃を行うことは国際法上認められない。  こうした国際法上の評価は従来より申し上げて...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国、先ほどから答弁させていただいておりますように、直接の当事国ではなくて、また、詳細な事実関係、これを十分把握する立場にないことから、確定的なことを申し上げるのは差し控えたいと思いますが、その上で申し上げますと、御指摘のありました、米軍によりますソレイマニ司令...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、前提条件がかなり違っているんだと思います。  先ほどから答弁申し上げておりますように、これはアメリカの側も、そしてイランの側も、事態のエスカレーションを回避したい、このように明確に述べております。今にもアメリカが軍事行動をとるために何らかのオペレーション...全文を見る
01月17日第200回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 昨年十二月、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する政府の取組について」の閣議決定がなされました。外務省としては、今回決定された政府方針の三つの柱の一つである中東の緊張緩和と情勢の安定化に向けた更なる外交努力を継続していきます。  具体的には、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日中両国は、アジアそして世界の平和と繁栄に大きな責任を有しているわけであります。  中国の経済、私が初当選した二十六年前、世界のGDPの二%でした。それが今二〇%に近寄ると、こういう状況にあるわけでありまして、こういった大きな責任を中国にもしっかり果た...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中東をめぐります緊張の高まりと、これは確かにイランの核問題もありますが、歴史的にも様々な経緯をたどって今日の緊張関係にあるということでありまして、何か一つが原因になって今の事態になっているということではありませんが、イランの核問題、大きいことは事実であり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 核合意と、イランがこれを守るということについては働きかけを行っております。今後の枠組みをどうするか。恐らく、今の緊張緩和の状態、これを安定化させつつ、核合意、さらにはその先をどう見ていくか、これは関係国の意見もしっかりと集約をして、しかるべきタイミングに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、私はエスパー長官とはお会いしておりません。私がお会いしたのはポンペオ国務長官とサンフランシスコにおいてお会いをしております。  閣議決定で明記されております中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けた更なる外交努力、今申し上げたような核問題の対応も含...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中東地域は、先ほども答弁させていただいたように、地政学上の要衝に位置しまして、世界のエネルギーの供給源であります。ここが不安定化すれば、世界経済、世界の繁栄にも大きな影響をもたらす。かつて一九七〇年代、オイルショックが起こりました。日本経済に大きなマイナ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、年初来の緊張、中東地域での緊張の高まりに対しまして、日本として全ての関係者に自制的な対応を求め、事態のエスカレーションは回避すべきだ、このような呼びかけを行っておりまして、アメリカだけではなくてイランが自制的な対応をしていると、このことについても評...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、中東地域、これは歴史的に見ても様々な経緯がありまして、また多くの国や関係者が関与しておりまして現在の状況に至っておりまして、特定の国とか主体の行動若しくは特定の問題によって現在の状況が生まれていると、このように評価するのは困難なのではないかなと思っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 核合意も含めてイランと直接アメリカが対話することが重要であり、そしてこのイランの核保有を認めない、それによって地域の平和と安定を促進していこうと、このことについては累次にわたってアメリカに働きかけを行っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 全くそのとおりだと思います。  ですから、ポンペオ長官に対して直接、事態のエスカレーション、関係国全てが避けるべきだと明確に私から申し上げております。
01月20日第201回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 第二百一回国会に当たり、外交政策の所信を申し述べます。  日本を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しています。国際社会におけるパワーバランスの変化が加速化、複雑化する中で、国境を越える脅威も増大し、もはやどの国も、一国のみで自国の平和と安全を守ること...全文を見る
01月20日第201回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 第二百一回国会に当たり、外交政策の所信を申し述べます。  日本を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しています。国際社会におけるパワーバランスの変化が加速化・複雑化する中で、国境を越える脅威も増大し、もはやどの国も、一国のみで自国の平和と安全を守ること...全文を見る
01月27日第201回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○茂木国務大臣 昨日、中国の王毅国務委員・外交部長と、中国で発生しております新型コロナウイルス感染症への対応について電話会談を行ったところであります。  王毅外相によりますと、海外の外相とは私が初めての電話会談だというお話でありましたが、王毅国務委員に対しては、感染症の拡大防止...全文を見る
○茂木国務大臣 中東という地域では、小野寺委員も御案内のとおり、歴史的にもさまざまな紛争そして緊張関係というのが続いておりまして、直近では、年明けのソレイマニ司令官の殺害、そしてイラクでの米軍駐留基地へのミサイル攻撃など、緊迫の度が高まっているわけであります。  一方で、一月八...全文を見る
01月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○茂木国務大臣 外交青書は私の所管でありますので、それも含めてお答えをいたしますけれども、表現はさまざまあると思いますが、これをごらんいただきますと、地図に出てきている島々、これは択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島、これを見ていただければ明らかでありまして、平和条約交渉の対象、これ...全文を見る
○茂木国務大臣 延期になったわけではありません。今、総理の方針のもとで鋭意準備を進めております。  武漢、今確認をされている中でも五百六十人以上の邦人の方がいらっしゃる。恐らくそれ以上の数になると思うんですが、鋭意確認をとっておりますけれども、日本に帰国を希望される方が一日も早...全文を見る
○茂木国務大臣 チャーター機は、きょう飛ばします、きょうの夜に飛ばします。夜中には武漢に着いて、あすの朝には羽田に戻れるようなアレンジメントを行っているところであります。
○茂木国務大臣 我が国を取り巻きます安全保障環境が一層厳しさを増す中で、六十周年を迎えました日米安保体制、これに基づきます日米同盟、我が国の防衛、そしてアジア太平洋地域の平和と安定に不可欠だと思っております。  そして、これは、御案内のとおり、これからサイバー空間であったり宇宙...全文を見る
01月29日第201回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、先週段階で、中国大使館におきましては、横井大使を中心とします対策本部、それを立ち上げております。外務省におきましても、対策室立ち上げ、危険情報、これも引き上げておりまして、関係閣僚会議も開いて正式に明日本部を立ち上げると、こういう形になるわけであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 総理や私の外遊など様々な機会においてODAを活用した支援策を表明しておりまして、我が国の国際社会におけるプレゼンスの向上、そして主導的役割を果たすために最も重要な手段の一つだと考えております。  そして、支援の表明、様々な機会に行っておりますが、それぞ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 民間資金は税金ではございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国の方針としては、拉致、核、ミサイル、包括的に問題を解決して、不幸な過去を清算し、そして日朝の正常化を図っていく、この基本方針に変わりはございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 拉致被害者等につきましては、様々な情報、それから様々な報道もあるところでありますが、先ほど総理の方からありましたように、政府として平素から情報収集努めておりますが、実際にそれらの人々を安全を確保しなきゃならない。そして、早期帰国を含めて今後の対応、そうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたように、様々な情報、そして様々な報道がありますが、その一つ一つについてお答えすることは控えたいと思います。  その上で、情報収集等につきましては全力で当たりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 米国でありますが、国連の安保理議長国宛てに提出した書簡におきましては、最近数か月のイラン・イスラム共和国とイランによって支援をされている民兵による米国軍又は米国の利益に対するエスカレートしている一連の武力攻撃に対して行ったもの、すなわち既に発生した武力攻...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は当事者ではありませんし、実際の詳細な情報について知り得る立場にありませんが、少なくとも国連に対して米国そしてイランが提出した議長宛ての書簡におきましては自衛権の行使だと、このような報告をしていると、こう承知をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 一月三日にスレイマニ司令官の殺害がありまして、八日にはイラクで米軍の駐留基地へのミサイル攻撃以降、イランとは緊密に意思疎通を、大使館ルート、そして向こうの高官等々と行っておりまして、総理が十二月にロウハニ大統領と確認したイランの立場に変化はないということ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 詳細については外交上のやり取りでありますから控えさせていただきたい部分はありますが、直近で申し上げますと、現地の齊藤大使、アラグチ次官としっかり確認を取っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 国軍の一部であります。
○国務大臣(茂木敏充君) 正しく答えます。  一般的に、我が国と友好若しくは信頼関係のある国家等が、日本関係の船舶であることを認識してこれらの船舶に対して武器を使用した不法な侵略行為を行うことは、現状においては基本的には考えられないと思っております。  そこで、仮にそのような...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日曜日の総理の、希望をされる方は全員帰国をさせるという方針に従いまして、そのまま私、王毅国務委員と電話をしまして、日本としてのそのような考え方、お伝えをして、理解を得て調整を進めた結果、昨日、第一便チャーター機を派遣しまして、二百六名の方が帰国をされたと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっと詳細についてお聞きしておりませんが、インドネシアで暴動が起こったときであったりとか、幾つかのケースにつきましてエバキュエーションを行うということはありましたが、こういった感染症、これで在外の方の帰国を政府として支援する、初めてのケースだと思ってお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回、武漢の市内、一つはその移動手段が限られております。そういった中でホテルであったりとか幾つかのスポットに集合地点決めさせていただいて、そこからピックアップをして空港までお連れをすると、こういう中で、元々の発生したと言われている海鮮市場、あの周辺という...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国際緊急援助隊の派遣に関する法律におけます災害は、地震、台風等の自然災害に加えまして、幅広く各種の災害を意味しておりまして、今回の新型コロナウイルスの感染拡大もこれに含まれると考えております。また、この法律に言います大規模とは、被災国の住民の生活や経済に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、昨日、中国側からチャーター機一機を受け入れるための準備が整ったということでありまして、移動の手段も確保できたことから、まず第一便を昨晩八時半頃に武漢空港に向けて派遣をしまして、本日の午前中に二百六名の方々を乗せたチャーター機、羽田空港に到着をしたと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、香港情勢につきましては、三宅委員も御指摘のとおりでして、デモ等が長期化しておりまして、香港政府と民主化勢力との間の不信感が高まっているのは間違いないと思っておりまして、引き続き、憂慮し、状況を注視をしているところであります。  一国二制度の下、自...全文を見る
01月30日第201回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 現地ですね、実際に空港でも中国側の職員もほとんどいないような状態で対応に当たっております。そして、武漢にいる方も、一か所に集まっているわけではなくて、実際に三十か所に集まっていただいて、そこの中から二百人、二百人という単位で搭乗をお願いすると。  そう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 存じ上げております。  その上で、日ロ関係の改善に向けて鈴木議員が誰よりも熱心に取り組まれてきた、このことも承知をしております。  政府として、領土問題を解決して平和条約を締結すると、この方針に変わりはございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げた政府の方針に従って、私も、昨年の十二月に訪ロし、ラブロフ外務大臣と相当長い時間を掛けてじっくり議論を行いまして、本格的な交渉に入ることができたわけであります。双方、基本的な立場の違いがありますが、それをどう埋めていくかと、その方策について...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさに日ロのこの交渉につきましては、安倍総理、そしてプーチン大統領、信頼の下で、交渉責任者として私とラブロフ大臣がその交渉に臨んでおります。できる限り静かな環境の中でしっかり交渉を進めたい、その思いにつきましては、まさに鈴木委員おっしゃるとおりだと思って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 存じ上げております。  そして、日ロのこれまでの戦後七十年にわたります様々なやり取り、いろんな資料が残っているところでありますが、その一つ一つについて政府としてコメントする立場にはないと思っておりますが、その上で、政府として、領土問題を解決して、更に言...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な文書ありますが、どれについて事実である、どれについて事実でないと、それについて今、現段階では評価する立場にはないと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) この手の様々な交渉におきまして、合意されたものは共同宣言としてそれは公にされ、両国の政府によってこれは承認をされております。それが基本になると。安倍総理とプーチン大統領の間でも、この共同宣言、これを基礎として平和条約交渉を加速させるということでありまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私も細かい今数字も含めて確認をさせていただきまして、どう足し算をすると四五%になるのかというのはなかなか明確に申し上げるのは難しいんですが、少なくとも、先ほど御紹介した地域について全ての権利、権原及び請求権を放棄すると、こうなりますと四五%と、これに近い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年十二月、訪ロしました際に、当時のオレシュキン大臣との間で、日ロ地域交流年、これに向けてしっかり準備を進めようということで一致をいたしまして、今年の前半、北海道において、両国組織委員会の共同委員長が出席をして、実施する方向で今調整をしておりますが、私、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国会開会中でありますが、是非出席をしたい、その方向で調整をさせていただきたいと思います。
01月31日第201回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○茂木国務大臣 今、総理から全体像について御答弁をさせていただきましたが、在留邦人の海外からの退避の際のチャーター機の運航につきましては、内戦の勃発や武力攻撃など、邦人本人の意思にかかわらず、保護の観点から政府として退避をお願いせざるを得ないような場合を除きまして、通常は、これま...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のような方向で対応したいと思っております。  中国に対する支援につきましては、日曜日、二十六日に、日中の外相会談におきまして、私から王毅国務委員兼外交部長に対して、感染症の拡大防止について日本として協力できることは全面的に支援をしたい旨お話をしまして、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、武漢市にいる邦人の方で帰国を希望されている方を早期に帰国をさせたい。このオペレーションにつきましては、山井委員も他国と比べていただいて、日本が最も早い、これは間違いありません。もう日曜の晩の段階から、北京の大使館の医務官も含めた十人、千二百キロの距離をかけて...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、早期に帰還させたいということで飛行機を飛ばしたいという話をしておりましたが、なかなかこれは、中国政府、武漢の空港も実際には閉じているわけでありますから、管制官もいないわけですよ。そういう人を確保したり、実際には、空港に連れてくるために、ホテルのどこに集まって...全文を見る
○茂木国務大臣 今般のチャーター機の派遣に際しては、中国の方々に対する支援物資、これが主であります。マスクが非常に不足をしていると。大量のマスクも送らせていただきました。また、武漢の方々とともに暮らす在留邦人に対する支援物資もあわせて搬送することといたしました。  これらの支援...全文を見る
01月31日第201回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 先生、この香港情勢、そして新疆ウイグル自治区について、日本として、政府として何もしていないというのは若干言い過ぎではないかなと思っております。日中の首脳会談、そしてまた外相会談におきましても、直接面と向かって、総理も習近平国家主席に、私も王毅国務委員、外...全文を見る
02月03日第201回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○茂木国務大臣 現在、外務省におきましては、私の指揮のもと、省を挙げて、邦人の安全確保及び帰国に向けて、関係省庁と緊密に連携をとっているところでありますし、武漢を所管しておりますのは在中国日本大使館でありまして、横井大使をヘッドとする対策本部が対応に当たっているところであります。...全文を見る
○茂木国務大臣 そのようには申し上げておりません。チャーター機に乗るに当たって、症状がありまして、現地で経過観察をされている方が若干名いらっしゃる。(岡本(充)委員「その人数は」と呼ぶ)七名です。(岡本(充)委員「七名」と呼ぶ)はい。  それから、現地には一名、武漢市で重度の肺...全文を見る
○茂木国務大臣 武漢市、湖北省におきまして、それ以外に今症状が発症している、このような情報は受け取っておりません。もちろん、在留届、たびレジ等に登録されている方については連絡を随時、適時とっておりますし、それ以外にも、現地に進出している日系企業があるわけでありまして、そういったと...全文を見る
○茂木国務大臣 いろいろな意味で、不安を与えた方にはおわびを申し上げたい、こんなふうに思います。  その上で、御指摘のメッセージにつきましては、もともと在日華僑向けの中国語紙から依頼がありまして、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する前から準備をして寄稿するとともに、在中国日...全文を見る
○茂木国務大臣 チャーター機の派遣についての基本的な考え方でありますが、在留邦人の海外から退避の際のチャーター機の運航につきましては、内戦の勃発であったりとか武力衝突、攻撃など、邦人本人の意思にかかわらず、保護の観点から政府として退避をお願いせざるを得ないような場合を除きまして、...全文を見る
○茂木国務大臣 本件につきましては、中国政府の方針もありまして、そことの調整もする必要があるわけであります。  同時に、例えば、あるイメージを持っていただくために、お父さんが日本人、そしてお母さんが中国の方、小さいお子さんが日本国籍、お父さんがたまたま日本の方に帰国をされている...全文を見る
○茂木国務大臣 今回、中東における情勢の安定化、平和の維持につきまして、各国は目標としては同じ目標を持っておりますが、それぞれ違ったアプローチで対応しているというのは事実でありまして、ドイツは、米国の海洋安全保障イニシアチブには参加しない、この旨表明しておりますし、欧州諸国により...全文を見る
○茂木国務大臣 政府の立場は変わっておりません。  御案内のとおり、政府として、領土問題を解決して平和条約を締結する、これが基本方針でありまして、領土問題を解決するためには領土の画定が必要であります。領土を画定し、領土問題を解決して平和条約を締結する、この考え方に変わりはなく、...全文を見る
02月04日第201回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○茂木国務大臣 パスポートの件ですから、私の方から。  早急に改善をしたいと思います。  現在でも、日本の旅券には旧姓を別名併記することは可能であります。ただ、その……(発言する者あり)済みません、答弁中です。
○茂木国務大臣 その取得には、外国において、旧姓によります論文の発表、職場、業務による渡航等における旧姓使用の実績を証明するなど、極めて高い要件を今求めているところでありまして、これを変えていきたいということで、もっと簡易に、戸籍謄本等によりまして旧姓の確認のみで旧姓使用が可能に...全文を見る
○茂木国務大臣 そこに旧姓、サーネームなりとしっかり書く、メーデンネームと書く、こういうことによってはっきりわかるような形をとっていきたいと思います。
02月05日第201回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○茂木国務大臣 一点目の、チャーター機搭乗時のメディカルチェック等の結果、経過観察が必要とされてチャーター機に搭乗できずに湖北省に滞在されている邦人七名につきましては、現在、現地に入っております医務官や在中国日本大使館員が、中国側の関係当局や我が国関係省庁と連携して対応に当たって...全文を見る
○茂木国務大臣 中国におけます新型コロナウイルスの発生を受けまして、政府としては、これまでも、マスクであったりとか防護服等の支援物資をチャーター機に搭載して現地に届けてきておりますが、この際、民間企業、団体からもさまざまな支援物資の提供を受けたところでありまして、改めて感謝を申し...全文を見る
02月06日第201回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○茂木国務大臣 出入国者数は外務省の所管外でありまして、お答えすることは困難でありますが、その上で御参考までに申し上げますと、昨年、二〇一九年の中国から日本への訪問者数は約九百五十九万人でありまして、月平均でいいますと約八十万人、十四日間では四十万人弱であります。  また、湖北...全文を見る
○茂木国務大臣 チャーター機につきましては、一機一機チャーターするというよりも、ある程度年間でこれくらいの数というのがありますから、そういう幅の中で全日空始めそういったチャーターについて契約を行う、こういう形をとっているわけであります。  そこの中から、実際に使ったものがどうな...全文を見る
02月07日第201回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○茂木国務大臣 委員も御案内のとおり、東京電力の福島第一原発のALPSの導入、そしてALPS処理水の安全な保管を推し進めてきた。私が経産大臣時代から手がけてきた問題でありまして、そして、ことし夏のオリンピック・パラリンピック、まさに復興五輪、世界からもさまざまな協力を得て被災地が...全文を見る
○茂木国務大臣 よろしいですか。  放射線地図については、外交ルートで強い懸念を申し入れたところであります。  さらには、外務省の在韓国日本大使館のホームページに、福島市、いわき市、東京、ソウルの四都市の空間線量率を掲載するなどして、科学的根拠に基づいて正確な情報発信を提供し...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、御指摘の重慶市の措置につきましては、これは日本人だけではなくて、中国人も含めて重慶市以外から戻った全ての人を対象にしている、このように承知をいたしております。  現在、中国自身が、重慶市を含みます中国国内において、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向け、...全文を見る
02月10日第201回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○茂木国務大臣 米国、イランともに、国内向けにさまざまな発言をすることはあると思っておりますが、米国、イランともに、事態のエスカレーションを避けたい、この姿勢は変わっていないと思っております。
○茂木国務大臣 昨年来、中東地域、イランそして米国の関係、緊張関係にあったわけでありまして、あらゆる事態を想定しながら、日本としても外交努力等々を続けてきたところであります。  どこまでが具体的に想定外、そして想定内と申し上げるのは難しいところでありますが、いずれにしても、一月...全文を見る
○茂木国務大臣 米国を中心にしましたオペレーション・センチネル、番人作戦とでも呼ぶんだと思うんですが、対象海域は、ペルシャ湾、ホルムズ海峡、そしてバブアルマンデブ海峡、オマーン湾における公海だ、そのように承知をいたしております。
○茂木国務大臣 ヨーロッパそして豪州のお話がありましたが、ドイツにつきましては、同国の外務省ホームページ上の渡航情報におきまして、日本におけるハーグ条約の実施が不十分である旨記載をしていると承知をいたしております。  これに対して、在ドイツ日本国大使館からドイツ外務省に対して、...全文を見る
○茂木国務大臣 生きております。
02月12日第201回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○茂木国務大臣 新しいデータで申し上げますと、感染者数が一番多いのは既に入国の規制をしています湖北省でありますが、その次に多いのが御指摘のありました浙江省、特に温州市におきましてはそれが高い。同時に、交通規制等、移動の規制等もとられている。こういったことも勘案して、今回決定をさせ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、テレビが入っておりますので、最新の数字は若干変わっておりまして、最新の数字じゃありませんので、最新の数字全体でいいますと、四万四千七百三十二人が感染しておりまして、死亡が千百十四人にふえていると思っております。  そして、浙江省の中でも、特に温州市につきま...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、単に感染率だけではございません。そこでとられている中国側の移動制限の措置であったり、さまざまな情報、今申し上げました浙江省ですと上海の総領事館で把握をしているわけでありますが、そこが現地からとっている状況等々も含めて、また、関係省等とも連携...全文を見る
○茂木国務大臣 何にちゅうちょしているとか何に配慮しているということではなくて、先ほど申し上げたような感染の拡大の状況又は地域における移動制限の状況、さらには各国が感染症の危険レベルをどうしているか、そういったことも含めて総合的にお話をさせていただいております。  広東省と浙江...全文を見る
○茂木国務大臣 今拝見したばかりでありますが、ざっと私が見た限りでは正しいのではないかなと思います。
○茂木国務大臣 個別に各市の通告を受けておりませんが、北京が封鎖されている、こういう情報には少なくとも私は接しておりません。
○茂木国務大臣 まず、先ほどの泉委員の発言の中で……(泉委員「もう数字の訂正はいいですから。もう更新していますから」と呼ぶ)数字ではありません。数字ではありませんので、よく聞いてください、冷静に。  外務省の海外安全ホームページで、各総領事館等々で出している移動制限の情報とかは...全文を見る
02月17日第201回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○茂木国務大臣 一昨日、ミュンヘン安全保障会議の際に王毅国務委員・外交部長と日中外相会談を行いましたが、習近平国家主席の国賓訪日に向けて、引き続き日中両国で連携して準備を進めていくことで一致をしておりまして、現時点で、習近平国家主席の訪日は予定どおり行いたいと思っております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 下船、出国の要望、各国の要望についてはできる限り応えたい。もちろん、御案内のとおり、空港までの移動であったりとか出国前のプロセスについて自立的、完結的に対応できる、これが前提でありますが、しっかり調整して、アメリカも既にやりましたし、幾つかの国から要望がありますか...全文を見る
02月19日第201回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○茂木国務大臣 日本とミャンマー政府の間ではさまざまなやりとりをしております。  本多先生が御指摘のように、インフラの開発、さらに、今重要視しております連結性の強化、さらには、日本として、今、人材の育成であったりとか現地における保健の重要性、こういった議論もする、そういったこと...全文を見る
○茂木国務大臣 出張には、御指摘の大坪参事官だけではなくて、木山参与も参加しております。さらには、外務省からも、南部アジア部の担当課長等も参加をいたしております。  そこで、恐らくこれは、最終的な人選、内閣官房において決められたんだと思いますけれども、自分の得意な分野とか、それ...全文を見る
○茂木国務大臣 防衛大臣の意向は、今、私も伺ったところであります。  その上で、一般論から申し上げますと、法の空白とおっしゃいましたが、法の欠缺の問題だと思うんですが、実際には。先ほど防衛大臣から答弁のあったとおりでありまして、ここについて、うっかりしてどうということよりも、設...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、国会での参考人の意見陳述等々につきましては、政府としてはコメントする立場にないというのは御理解ください。  その上で、御指摘の岸田外務大臣の答弁につきましては、あくまでも理論上の可能性として、また一般論として、受入れ国の刑事裁判権から免除を放棄することも排...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○茂木国務大臣 令和二年度外務省所管予算案について、その概要を説明いたします。  令和二年度一般会計予算案において、外務省は七千百二十億七百三十八万一千円を計上しています。これを前年度と比較してみますと、約三%の減額となっていますが、これは特殊要因として、前年度はG20、TIC...全文を見る
○茂木国務大臣 各国の報道はそれぞれ違っておりまして、今、アメリカは予備選の話題で持ち切りでありますし、ヨーロッパもそれぞれの国の関心事項に対する報道というのが中心でありまして、コロナウイルス感染症についてどこまで報道されているか、各国によって事情は違っておりますが、新型コロナウ...全文を見る
○茂木国務大臣 栄養、ニュートリション、語源はラテン語のニュートリーレですから、ニュートリーレ、つまり、養う、育てるという意味でありまして、あべ主査もそうですが、ナース、これも同じ語源からきている、非常に幅広い概念でありまして、恐らく栄養、地球上の生命体で唯一人類だけが関心を示し...全文を見る
○茂木国務大臣 ことしは我が国が栄養サミットを主催するわけでありまして、資金的なコミットメントを他国に呼びかけていくからには、主催国がそれなりのことをしなければいけない。額について今申し上げられませんが、できる限りのことをしたいと思います。
○茂木国務大臣 大きなクルーズ船での重大事態といいますと、タイタニック号の事故、これが印象的だと思いますが、今回のダイヤモンド・プリンセス号のような事態への対処は国際的にも初めての経験であると思っておりまして、まず、国際法上、船舶におけます感染症の拡大防止のための措置について、旗...全文を見る
○茂木国務大臣 和田委員、商社マンとしても海外経験もありまして、国際情勢にも大変詳しいわけでありますし、御岳父の町村信孝先生、外務大臣として私の大先輩でもありまして、先ほど、知財の問題そしてサイバーテロの問題、お聞きをいたしておりまして、町村先生、この問題に誰よりも熱心に取り組ん...全文を見る
○茂木国務大臣 和田委員おっしゃるとおりだと思っておりまして、まず、PKOに限らず、国際社会での活動に関して、先ほども御質問いただきましたが、我が国は、その貢献度、そして国としての能力に比べて、国際機関での幹部ポスト、ふえてきておりますが、まだまだ少ない、こんなふうに思っていると...全文を見る
○茂木国務大臣 二つの視点がありまして、一つは、在外邦人であったりとか海外渡航者の安全を確保するために、先ほどもありましたような、感染症の危険情報を出す、またスポット情報を出す、適時適切にそういった情報提供、注意喚起を呼びかける。もう一方で、我が国の水際対策として、海外の方をある...全文を見る
○茂木国務大臣 昨日、全人代につきまして延期が正式に決定されたと承知をしております。  中国の内政一つ一つについて日本政府としてコメントは差し控えたいと思いますが、まず、中国政府としても、現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止であったりとか事態の鎮静化に向けて、国を挙げて取り...全文を見る
○茂木国務大臣 ヨウケツチ政治局委員につきましては、日程を今調整している段階であります。ただ、具体的な日程は今決まっていないということを答弁したかったんだと思います。
○茂木国務大臣 そういうことではありません。今、具体的な日程を調整中だということでありまして、確定をしていないということを申し上げております。
○茂木国務大臣 習近平国家主席は国賓として来日をするという予定でありますから、国賓として来日ということになりますと、当然、閣議決定が必要であります。過去の例からしましても、大体どの程度のタイミングで閣議決定をしている、こういったこともありますし、それに向けた準備というのもあるわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 拉致問題、安倍政権の最重要課題であります。  そして、拉致被害者の有本恵子さんのお母様の有本嘉代子さんが御逝去されたことについて、改めて心よりお悔やみを申し上げ、御冥福をお祈りしたいと思います。嘉代子さんの存命中に御令嬢の恵子さんを帰国させることができなかった。...全文を見る
○茂木国務大臣 議員外交という言葉を使うかどうかは別にいたしまして、国会議員の皆さんが、議員としての立場から外国政府等に対して、我が国の事情であったりとか国民の声を直接説明し、訴えかけることは重要であると考えておりまして、自民党の金丸信議員であったり社会党の田辺誠議員はそういった...全文を見る
○茂木国務大臣 ロシアの内政や対外政策を含みます動向につきましては、日ごろから関心を持って注視をしております。  そして、私も外務大臣に就任をして五カ月余りがたつところでありますが、ラブロフ外務大臣とは既に四回会談をやっておりまして、先日、二月十五日のミュンヘンでの日ロ外相会談...全文を見る
02月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○茂木国務大臣 一昨晩、王毅国務委員兼外交部長と電話会談を行いまして、習近平国家主席の訪日の問題、さらに、それぞれの国でのコロナ対策の実施状況等について意見交換をいたしました。  現時点では、習近平国家主席の訪日の予定に変更はありませんが、その上で、中国国家主席の訪日は大体十年...全文を見る
03月02日第201回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) 習近平国家主席の国賓訪日につきましては、先週の王毅国務委員兼外交部長との電話会談、そして、楊潔チ政治局員、訪日しておりましたので、その会談でも私、議論させていただきました。  現時点で習主席の訪日の予定に変更はないものの、中国国家主席の訪日、これは十年...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) WHOの報告書ですから私の方から……(発言する者あり)いえいえ、WHOの報告書でありますから私の方から。  今委員の方がお触れになったのは、全体の概要の中に書いてある項目であります。そして、流行国、発生国に対する勧告、日本も含めて、五点出されておりまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 突然でありますが、WHOの報告書、全体の概要の中に、足立委員御指摘のような形で、年齢別でどれぐらいの罹患率であったりとか死亡率の高さが書いてあったと思います。その後、様々な対策の中で、既にこういった感染症が発生している国、地域に対してこういう対応を取るこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私が持っておりますデータは今日の午前十一時時点のものになりますが、中国が八万二十六名、そしてそこの中で死亡者の方が二千九百十二名。次に多いのが韓国でありまして、四千二百十二名、死亡されている方が二十二名。三番目イタリア、千六百九十四名、死亡が三十四名。四...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二百三十九人だと記憶をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 特に意図ということはございませんが、先ほど日本の国内で発生した人は二百三十九名と申し上げました。  クルーズ船におきましては、沿岸国であります日本の法律は及びます。しかし、その一方で、このクルーズ船内におけます感染症の拡大につきまして、旗国でありますイ...全文を見る
03月03日第201回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、日本だけに対して御指摘のような入国制限措置等を講じている国、地域はない、このように承知をしております。  その上で、本日朝の七時時点でありますが、外務省が確認している限りにおきまして、ミクロネシア、サモア、イスラエル、イラク等の十八か国の関係当局...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米国について、現在、幾つかの地域につきまして中国等から入国制限を行っております。ただ、日本につきまして、そういった入国制限措置をとる、若しくは、何というか、入国後に観察措置をとる、こういった動きはない、このように承知をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 誠実な履行、これ日米貿易協定、そして日米デジタル貿易協定、ここで合意した項目をしっかりと履行することでありまして、冒頭御指摘いただきましたように、この一月一日にこの両協定発効しておりまして、これを確実に履行していくと。実際にこれが今履行されているというこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 協定の誠実な履行と、共同声明のパラグラフ三そして四にあります項目というのは、今後どう交渉するかということでありまして、これはまさに共同声明の内容でありますから、それに沿いまして、まずはどういった分野について交渉するのかと、これについての協議を行う。そして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 誠実な履行とは、そちらの共同声明にありますように、協定の誠実な履行でありまして、これは日米貿易協定、日米デジタル貿易協定、本年一月一日に発効したもの、この誠実な履行であります。  一方、共同声明には、今後の交渉をどう行っていくかということが書いてありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 自動車そして自動車部品につきましては、単なる交渉の継続ではなくて、更なる交渉によります関税撤廃、これが条約の中に本文、そしてまた附属書、これの中に明確に書かれております。
○国務大臣(茂木敏充君) 申し訳ございません、ちょっと質問の意味が必ずしも私しっかり取れていないと思いますので、もう一度お願いできますか。
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっと正確に申し上げた方がいいと思うんですが、自動車、自動車部品の関税につきましては、協定本文、そして附属書のⅡ、ここによりましてその扱いを規定しております。  まず、協定本文の第五条の一におきまして、各締約国、ここでは日本とアメリカになるわけですが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年九月二十五日の日米共同声明におきましては、今後の交渉につきまして、どの分野を交渉するのか、まずその対象を日米間で協議をする、コンサルテーションという言葉を使っておりますが、することとされておりまして、本年一月の協定発効以来、これに沿って米側と協議を行...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 複数回行っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 交渉の基本、これはいかに自分側の情報を少なく出し、相手側の情報を多く取るかと、ここから始まってくるのは間違いないわけであります。このやり取りによりまして今後の日本の国益の懸かった交渉が決まってくる、こういう観点から是非、自動車産業、極めて重要であります。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の交渉もございます。これまでのやり取りにつきましては、先ほどのところで、先ほど以上のことについては控えさせていただきたい。そういった国益を懸けた交渉であります。本当に微妙な交渉なんです、実際に。先生もよく御案内だと思いますけれど、ここで、何回やったと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の交渉につきましては、まず日米間で協議を行いまして、合意した項目について交渉が行われるということになりますが、先ほども申し上げましたように、自動車、自動車部品につきましては、既に関税撤廃、この時期等をどうするかということで議論をすることになるわけであ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) クルーズ船、大型観光船の衛生面を含みます安全確保につきましては、第一義的には船舶の運航者、この場合はアメリカになるわけでありますが、が責任を負うべきものであります。  一方、旗国、今回の場合はイギリスになるわけでありますが、この責務につきましては、国連...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の場合、沿岸国でありまして、当然、日本の内水、そして横浜港に寄港するということで、日本の法律は及びます。しかし、日本にのみこういった拡大防止の措置をする義務があるというわけではありません。  更に申し上げますと、この旗国、そしてクルーズ船の運航国、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おっしゃったように、今回のクルーズ船の対応、我が国のみに拡大防止の措置義務があるわけではありませんが、日本の内水であって日本の主権が及ぶ横浜港ということで、検疫上の必要性から日本自らとして行ったということであります。  先日、イギリスの外務大臣とも外相...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の対応については、今回の経験も踏まえて、様々な関係国の間でどういう連携体制を取っていくかということについては検討する必要があると思っております。  外国のメディア等で、当然、何というか、外国籍の乗員の方等々のインタビューであったりとか御意見を聞いて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、初期段階におきまして、これは中国の全体的な、何というか、情報の発信、これは少なかったとは思っております。私も、王毅国務委員・外交部長との会談におきましても、透明性を持って正しい情報を是非、日本に対しても世界に対しても提供するように要請をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外交日程でありますので私の方から答弁をさせていただきますが、習近平国家主席の国賓訪日につきましては、先週の日中外相電話会談や楊潔チ政治委員の訪日の際にも議論をいたしました。今日時点で習主席の訪日予定に変更はないものの、中国国家主席の訪日、前回、二〇〇八年...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今日時点ではと申し上げました。
○国務大臣(茂木敏充君) 二〇一八年には首脳、外相間の相互往来が実現する等、日中関係は正常な軌道に戻っておりますが、同時に、日中間には今、山田委員の方からも御指摘いただきましたような様々な懸案が存在するのも事実でありまして、こういった懸案の解決に向けても、ハイレベルの往来を通じて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山田委員のお考えはよく理解いたしました。  その上で、先ほど総理の方からもありましたように、一九九二年当時、中国のGDPは世界の三%でした。これが今、一六%を超えるという、これだけ経済的にも大きな国になっているわけでありまして、まさに日本と中国が共に大...全文を見る
03月04日第201回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○茂木国務大臣 外務委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。  冒頭、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。外務省では、私の指揮のもと、省を挙げて、中国湖北省武漢市からの邦人帰国オペレーション、感染症危...全文を見る
03月04日第201回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今回、WTOの方からそういった懸念が示されて、あっ、失礼、示された、失礼しました。そういった中で、韓国、そしてまたイタリア、イラン等につきましては既に感染症の危険情報等々も発出いたしておりますし、入国制限を掛けている国、また入国後に観察措置をとっている国...全文を見る
03月05日第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○茂木国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、西銘委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。  冒頭、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。  外務省は、私の指揮のもと、省を挙げて、中国湖北省武漢市からの邦人...全文を見る
03月05日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 外交防衛委員会の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な国際情勢及び外交政策の所信について申し述べます。  冒頭、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。外務省では、私の指揮の下、省を挙げて、中国湖北省武漢市からの邦人帰国オペレーショ...全文を見る
03月05日第201回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(茂木敏充君) おっしゃるとおりだと思っておりまして、きちんと日本としても、科学的知見、そして事実に基づいて発言することは重要だということは申し入れております。  テドロス事務局長は、三月二日の発言で、日本を含む四か国について最大の懸念と発言しましたけど、翌日、三月三...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ハーグ国際扶養条約をめぐります検討状況について、今法務大臣の方からお答えしたとおりでありますが、小野田委員自身、そしてお母様が岡山県の瀬戸内市に戻られまして大変御苦労されたこと、その後大変な御努力、そして持ち前の明るさ、チャレンジ精神で今の立場にあること...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) NPT、国際的な核軍縮・不拡散体制の礎石でありまして、我が国は、NPT体制の維持強化を重視をいたしております。そして、委員御指摘のように、現在、核軍縮の進め方をめぐります国家間の立場に大きな違いが見られるところでありまして、この中で各国が共通に取り組むこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 意見対立、これがある中で、共通基盤となり得る具体的な措置を進めていくことが必要だと思っておりまして、具体的に日本として幾つかのことを行っておりまして、まず、昨年の国連総会、九月でありますが、我が国は、核軍縮について各国が共同で直ちに取り組むべき行動の重要...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ドイツのマース外相が昨年、日本を訪れたときに、実際に広島を訪れてその実相というのを御覧になったと、そのことを私に対してしみじみと語っていたと、印象的でありまして、唯一の戦争被爆国として核兵器の非人道性を知る我が国は、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先般、外務省に対して、四月末から行われますNPTの運用検討会議の際に国連本部で開催予定の原爆展につきまして、後援名義の使用許可申請がございました。  現在、外務省にてしかるべく審査中でありまして、申請団体とのやり取りにつきましては、この段階でコメントす...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 被爆者の方々は、核兵器のない世界の実現に向けて、長年にわたって被爆の悲愴な実相や核兵器の非人道性を世界に伝える活動に取り組まれてきておりまして、その大変な御尽力に対して、改めて心より敬意を表したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 今審査中でありますとお答え申し上げたとおりであります。  その上で、我が国は、唯一の戦争被爆国として国際的な軍縮・不拡散体制の強化を主要な外交課題と捉え、被爆の実相を伝える取組について積極的に推進をしてきたところであります。  具体的に申し上げますと...全文を見る
03月06日第201回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○茂木国務大臣 今、水嶋局長の方からも答弁させていただいたように、現在、二十四カ国・地域の関係当局が、我が国を含みます新型コロナウイルス感染症が確認された国、地域から入国制限を行っている、また、五十八カ国・地域につきましては、入国時あるいは入国後に医療検査措置であったりとか観察措...全文を見る
○茂木国務大臣 私自身、ポンペオ長官と一月にサンフランシスコで日米外相会談を行っておりますが、その際もしっかりした説明は行ってきております。米国は、新型コロナウイルス感染症に関しまして日本に対する入国制限措置は現在とっておりませんし、現時点で、そうした動きを導入するという具体的な...全文を見る
○茂木国務大臣 今、日本におけます新型コロナウイルス感染症の拡大、この一、二週間がまさに山場というところでありまして、考えられるさまざまな措置をしっかりとっていきたい。水際対策についても、そのような形をとるということを昨晩決定をさせていただいたところであります。  韓国に対しま...全文を見る
○茂木国務大臣 韓国、中国ともさまざまな、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に関しましては、やりとりを行っております。  また、今回の措置を決定するに当たりましては、韓国政府にもお伝えをいたしております。
○茂木国務大臣 我が国は、従来より、国際保健課題への対応に当たっては地理的空白を生じさせるべきでない、そのように考えておりまして、この立場をこれまでもWHOで一貫して主張してきているわけであります。  今回の新型コロナウイルスの事態でも、これ以上の感染拡大を防止する観点から、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 もう少し具体的に申し上げますと、はっきり申し上げますと、台湾が実質的な形でICAOに参加することを望ましいと考えております。引き続き、あらゆる機会に我が国の立場、働きかけていきたいと思います。
○茂木国務大臣 先日来の答弁でも、現時点においては予定には変更はない、ただし、中国の国家主席の訪日、前回の胡錦濤国家主席が二〇〇八年でありました、その前の江沢民国家主席がたしか一九九八年ということでありまして、大体十年に一遍ということでありまして、しっかり成果の上がるような訪日に...全文を見る
○茂木国務大臣 国際法上、船舶におけます感染症の拡大の防止のための措置について、旗国、今回の場合はイギリス、そして運航者の所在国、今回の場合は米国、そして寄港国、今回の場合は日本に当たるわけでありますけれども、こういった関係国のいずれかが一義的な義務を負うというルールは確立をされ...全文を見る
○茂木国務大臣 領土問題を解決する上で首脳同士の交渉というのは不可欠でありまして、首脳会談を重ねていくこと、ロシアとの関係でも極めて重要だと思っております。  御指摘の五月九日の式典への総理の出席につきましては、さまざまな日程等の関係であったりとか、十分な時間をとって日ロ首脳会...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、国際的な式典、さらには国際的な会議、これの出欠に当たっては、当然、ほかの国のどういうレベルの人間が出席をするのか、こういったことは一つの材料にはなってくる、そのように考えております。  それから、五月九日の式典、これは対ドイツ戦勝七十五周年記念式典だ、この...全文を見る
○茂木国務大臣 そのような御懸念がないように、交渉はしっかり進めていきたいと思います。
○茂木国務大臣 先般、外務省に対しまして、四月末から行われますNPT運用検討会議の際に国連本部で開催予定の原爆展につきまして、後援名義の使用許可申請がありました。現在、外務省にてしかるべく審査中でありまして、申請団体との間のやりとりについてコメントすることは差し控えたいと思います...全文を見る
○茂木国務大臣 そのようなことは申し上げておりません。まだ不許可と決めたわけでありませんし、今、審査中であります。
○茂木国務大臣 後援できないとは申し上げておりません。今審査中だ、このように明確に先ほども答弁をさせていただいたと思います。  審査に当たっては、当然、事実関係に基づいた展示物であるというのは極めて重要だと私は考えております。
○茂木国務大臣 正しい事実を伝えるということについて何ら異存はありません。ただ、間違ったことを伝えるということについては、私は、もし間違ったことでも伝えろというのであれば、山内委員と意見を異にするということを申し上げたいと思います。
○茂木国務大臣 そんなことは申し上げておりません。私は、事実として正しいもの、不都合であっても、それは伝えるべきものは伝える、こういう考えであります。それは先ほどから申し上げております。  ただ、事実と違うことについては、やはり、これを後援するというのは、外務省としてはできない...全文を見る
○茂木国務大臣 唯一の戦争被爆国として核兵器の非人道性を知る我が国は、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組をリードしていく使命を有していると考えております。これは我が国の確固たる方針であります。  その上で、核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴール、これは我が国も共有を...全文を見る
○茂木国務大臣 仮定の質問であります。また、私が述べた幾つかの要因の中の、今、山内委員が御指摘されたのは、一つの要因だと思っております。
○茂木国務大臣 法的な理由で入れないということではありません。先ほども申し上げたように、我が国の方針です。
○茂木国務大臣 核軍縮の実質的な進展のための賢人会議、ここにおきましては、これまで開催されました五回の会合を通じまして、核軍縮を実質的に進める上で各国が取り組むべき課題や議論のあり方について、一定の方向性を示す議論がなされたところであります。  実は、きょう、我が国は、賢人会議...全文を見る
○茂木国務大臣 今の十四日間の日本におけます停留、それから公共交通機関の使用、これに関しましては、これをやめてほしい、こういう勧告を行うものでありまして、完全に禁止をするというものではありません。その上で、場所につきましては、検疫官が指定をする場所という形になっております。
○茂木国務大臣 玄葉委員がおっしゃるとおりだと思っております。  私も、韓国の康京和外交部長と何度か会談を重ねておりますが、そこの中でも、科学的根拠に基づかないさまざまな報道について極めて懸念を持っているということは強く申し上げているところでありますし、これからも引き続き、そう...全文を見る
○茂木国務大臣 習近平国家主席の国賓訪日につきましては、ことしの春ということで調整を進めてきましたが、双方の都合がよい時期に行うということで改めて調整を進めるということをきのう発表させていただいたわけであります。  先週来、この問題につきまして、日中の外相会談、さらには、訪日し...全文を見る
○茂木国務大臣 十分な成果を得るための時期としてどういう時期がいいか、また、そのための環境整備としてどういうことをやるかということを考えた上で、春ではなくて、適切な時期で再調整するということになりました。
○茂木国務大臣 まだ、第五の政治文書をどうするかということについて、決まっているものはございません。  その上で、今最優先の課題であります新型コロナウイルスの感染症を防止していくという観点から、保健衛生の分野でも日中間、また国際的な協力、これの重要性というのは高まっているんだと...全文を見る
○茂木国務大臣 東シナ海の問題、そして南シナ海におけます課題、こういったことについては、日本にとって、また国際社会全体にとっても極めて大きな課題だ、こういう認識を持っております。
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、第五の文書を含め、成果について今の段階で決まっているものはございませんが、我が国としては、こういった問題を重視して議論したいと思っております。
○茂木国務大臣 習主席、中国の国家主席の国賓訪日というのは十年に一遍ということになるわけであります。そして、大国になった中国と日本がともに国際社会の課題に対して大きな責任を担っていく、こういった姿勢を内外に示していく機会にしたい、こういう観点から考えていきたいと思います。
○茂木国務大臣 内外にしっかりと示す機会にしていきたいと思います。
○茂木国務大臣 恐らく、いろいろな国の関係を考えても、玄葉委員も外務大臣をやられて経験をされていると思いますが、それは、例えば外交関係が絶たれたりとか、対話が途絶える、こういう国もあると思います。そういった国同士の関係を正常な関係とは呼べないんだと思います。  もちろん、日中の...全文を見る
○茂木国務大臣 さまざまな水際対策、今回初めてとったわけではなくて、中国湖北省、さらには温州市を始めとします浙江省からの入国規制、こういったものは既にとっているわけであります。そういった中にあって、日本にとっても、今この一、二週間が山場という時期にあり、一方で、中国が最大の感染者...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、湖北省、武漢等々に入国制限をかけたときは、湖北省におけます感染者数、これは極めて高い数字でありまして、一万人当たり、恐らく、私の記憶ですと三十人を超える、こういうレベルでありました。これが少なくとも、今当局の発表によりますと、かなり低いレベルまで下がってき...全文を見る
○茂木国務大臣 それは、当然、感染症の拡大を防止する、これが最優先でありますが、同時に、中国、韓国と日本とはさまざまな形で交流等があるわけでありまして、こういった経済への影響であったりとか、そういったことも当然考慮をするわけでありますが。  私の手元の数字によりますと、一万人当...全文を見る
○茂木国務大臣 この措置につきましては、コロナウイルス感染症拡大防止、こういう観点で行っております。  数字、毎日見ていますから。毎日自分で確かめて、これがどうなっているか。それで、省内で会議を行って、危険情報をどうするか、また、どういう措置であるか、これを毎日検討しております...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には、これは入国制限でありますから法務省ということでありますけれども、入国制限をするに当たっては、当然、中国そして韓国、それも地域ごとの感染の状況であったり、こういった情報が必要でありまして、そういった数字であったりとか、現場の、実際に総領事館等々から入手し...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、日本に対する評価でありますけれども、三月二日の日に、中国以外の四つの懸念国の中に日本が入った。日本として、WHOの方に、きちんと事実関係、こういったものをお話ししまして、次の日、三月三日以降は、中国以外で発生している感染者の八割については、韓国そしてイタリア...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、今回のWIPOの選挙の結果を見る限り、アメリカが関心を失っているということはないなと、率直に申し上げて、私もポンペオ長官とはさまざまなやりとりをやっておりますが、そういう思いを持っております。  その上で、委員御指摘のように、十五ある機関の中で特定の国の比...全文を見る
○茂木国務大臣 今申し上げたかったのは、やはりそれぞれの国における正確な世論形成というのを図っていかなきゃならない。小熊委員がおっしゃるような、いわれもなき誹謗であったりとか風評被害、これは防止していかなくてはならない。そのためには正しい情報がいろいろな国において伝わるということ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、宇宙空間、大きく二つの動きがあると思っておりますが、まず、一つは宇宙利用の多様化ということでありまして、宇宙そのものを利用する、さらには、宇宙空間において無重力の中で新たな実験をするとか、こういうこともあります。また、例えば準天頂衛星、これは斜角が十度以内の衛...全文を見る
○茂木国務大臣 ドラゴンもフェニックスも架空の生き物でありますが、それだけやはり壮大であり、何というかクリエーティブなことをやっていく、こういう観点においては、小熊委員と同じ考え方であります。
○茂木国務大臣 公務以外の時間の、政務、プライベートの個別のことについては答弁を控えたいと思いますが、携帯も含めて、常に連絡がとれるようにしております。
○茂木国務大臣 今、コロナウイルス感染症の拡大に向けて、さまざまな注意行動を行っております。それを踏まえて、ふだんの生活もしております。(発言する者あり)
○茂木国務大臣 委員も、それぞれ議員としての仕事もおありになると思います。プライベートな時間もあると思います。プライベートな時間であっても、きちんと連絡がとれるような体制で常に臨んでおります。(発言する者あり)
○茂木国務大臣 まず、この入国制限それから入国後のさまざまな観察措置等について、日本だけに出しているという国は、先ほど委員の方からありました二十四カ国それから五十八カ国の中で、ない。一般的に、コロナウイルス感染症の感染者の確認がされている国ということでありますが、それぞれの国の状...全文を見る
○茂木国務大臣 北方領土、我が国が主権を有する島々でありまして、この立場に変わりありません。ロシア側が提起をしましたあらゆる論点についても、これまでの交渉の中で日本側の立場を説明して、必要な反論もしてきているところであります。  もちろん、この問題についての日本側とロシア側の立...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、交渉を、追い込む追い込まれると、いろいろ、そういうものではなくて、例えば日米の貿易交渉においても、決してライトハイザー通商代表から追い込まれたとも思っておりません。ただ、お互いに主張しなきゃならない部分を主張して、どういったところでお互いが一致できる点を見...全文を見る
○茂木国務大臣 そのようにしたいと思います。
○茂木国務大臣 御指摘のランキングについては承知をいたしております。個別団体の発表についてコメントすることは差し控えたいと思いますが、その上で、民主主義の根幹をなします言論の自由、そして報道の自由を尊重すべきことは当然のことと認識をしておりまして、機会を捉えて、そういった我が国の...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、女性活躍、これは途上国においてはどうしても社会政策的な側面を持つ部分はあるんですが、国際社会全体として、若しくは途上国も含めて、長い目で見たら、これは単なる社会政策として捉えるのではなくて、経済社会に多様な視点や新たな創意工夫をもたらし、社会の活力を生み出す...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、男性だ、女性だ、そういった区分とか区別をなくしていく。バリアフリーの世界でもそうだと思うんですけれども、肉体的なバリアフリーと同時に、精神的なバリアフリー、これを取り払っていくことが必要でありまして、この中でも、やはり、女性の議員の方もたくさんいらっしゃるな...全文を見る
○茂木国務大臣 水と。この宇宙の中で、地球以外に生命体が存在するかどうかわかりませんが、まさに、生命体をこの地球という星で生んだ根本が水であります。同時に、ナイルは、エジプトはナイルのたまものと言われるように、文明が発達する、そこには水があったということでありまして、水分野は、S...全文を見る
○茂木国務大臣 日本と中国は、地域や世界の平和と繁栄にともに大きな責任を有しております。特に、国際社会が直面する課題や挑戦に対して、世界的な大国となっております中国と我が国がともに相ふさわしい責任を果たしていくことが強く求められているわけであります。  習近平国家主席を国賓とし...全文を見る
○茂木国務大臣 もともと想定しておりましたのは、さまざまな気候変動の問題であったり地球規模の課題、さらには二十一世紀型のルールづくり、こういった中で日中が協力をし、さらには主導的な役割を果たしていくということだと考えておりました。  同時に、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば、今委員の方からお話のありました拘束事案につきましては、昨年も、王岐山国家副主席が訪日をされたときに、総理からも私からも、北大の教授の拘束事案につきまして、早期の解決、こういったことを求めて解放に至った、こういう経緯もあります。  そして、昨年末、中国、日...全文を見る
○茂木国務大臣 中国は、四半世紀前、GDPが世界の大体三%でありましたのが、今一六%を超える、こういう経済的にも大国になっておりますし、例えばワイン、中国の方が好むようになってから圧倒的に値段が上がる。こういう卑近なところを捉えても、いかに中国のさまざまなことというのが世界経済全...全文を見る
○茂木国務大臣 突然ということでありますが、御案内のとおり、既に中国湖北省、浙江省については入国制限措置をとっております。さらには、韓国につきましても、大邱市、さらには清道郡についてはそういった措置はとってきているところであります。さらに、適時適切に感染症危険情報、この引上げも行...全文を見る
○茂木国務大臣 仮に、穀田先生のそういった仮説に立ちますと、日本として入国制限措置はずっととらずに来たはずでありますが、既にとっているわけです。湖北省であったりとか浙江省について入国制限措置をとり、また、感染症の危険情報の引上げ等々も行って、適時適切な注意喚起であったりとか水際対...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどの御質問について、穀田先生の仮説ではなく新聞報道等からのお話である、それについては了解をいたしました。  その上で、若干繰り返しになるわけでありますが、中国そして韓国等での発生状況であったりとかさまざまな情報を総合いたしまして必要な水際措置をとってきたわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、かなり事実誤認があるなと。正確に日本の取組というのを踏まえたような報道はしていただきたいと思っております。  例えば、中国に対して、日本は、湖北省、一月二十四日に、感染症の危険レベル、これをレベル3、渡航中止勧告、なかなか出さないものにもう引き上げておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 誰もいないようですから、私が答弁をさせていただきます。  一月二十四日までに、武漢市に加えまして近隣の六市につきまして、空港の閉鎖に加えまして、各市当局が交通機関の停止、及び鉄道の駅及び市を離れる道の封鎖を発表する等、移動制限措置が強化をされたところであります。...全文を見る
○茂木国務大臣 感染症の拡大、日々、時々刻々、状況というのは変わってまいります。外務省としても、現地での数字もそうでありますし、状況等々を取り寄せておりまして、そういったものを総合的に判断しながら、その時々で判断をしていくという話でありまして、じゃ、二十四日午前中の段階を維持した...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと手元にその資料がありませんが、今お聞きしますと、それは一月二十四日の昼時点の話でありまして、この危険情報、引上げを行わせていただいたのは夕刻であります。その前に、さまざまな情報を総合して、レベルの引上げを行った次第であります。
○茂木国務大臣 突然のことでありますから、その文書、私、今見ておりません、正直申し上げて。その部分はわからないんですが、その引上げを行った理由、これは先ほど申し上げた理由でありまして、こういった問題につきましては、やはり判断が必要なんです。ある程度いろいろな考えはあると思います。...全文を見る
○茂木国務大臣 危険情報の発出に当たりましては、先生お手持ちの資料だけではなくて、さまざまな情報、それは紙になっているものもありますし、そうでないものもあります、そういったものも総合的に判断して、その時々において一番適切な判断をいたしております。  二十三日の時点で判断したこと...全文を見る
○茂木国務大臣 これをごらんいただきますと、この「新型コロナウイルス感染症への対応」として、相当、一枚の紙に入れるのには無理くりなぐらいの情報を入れてあるわけであります。そして、一月二十四日にレベル3に上げたという前のことについて、全部を書けているわけではないんです。ここの中には...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、ダイヤモンド・プリンセス号のオペレーションに対します海外からの謝意の前に、地球を俯瞰する外交か地球儀を俯瞰する外交か。概念としては地球の方が正しいのかもしれませんけれども、こういうのはキャッチフレーズですから、見た感じで、ビジュアルでやはり地球儀という方が何...全文を見る
○茂木国務大臣 御案内のとおり、国別のODA、これもあるわけでありまして、額からいきますと、そちらの方が大きくなってくるわけであります。  日本として、例えば東南アジアの国々、これは一九六〇年代ぐらいからかなり困難な状況があった、ベトナム戦争が起こったり、また、各国の国内で分断...全文を見る
○茂木国務大臣 増額の要求は、米側からはございません。
○茂木国務大臣 増額の要求を受けているという事実はございません。
○茂木国務大臣 意向というのがどういう意味か、ちょっととりかねるところはあるんですが、例えば、ボルトン前補佐官が岩屋前防衛大臣にどういうお話をされたかはわかりませんが、少なくとも、私、そしてまた外務省に対して、米国政府から米軍駐留経費の増額を要求された、こういった事実はございませ...全文を見る
○茂木国務大臣 ことしで署名そして発効から六十年を迎えます日米安保条約、これは単に、我が国の防衛について、この条約が、お互いの役割が違うけれども平等であるとか、それだけの問題ではなくて、これが、米軍の前方展開、そしてインド太平洋地域の平和と安定にとっても極めて重要な存在である。こ...全文を見る
○茂木国務大臣 この間、時間をとって議論しましたのは、ミュンヘンで王毅外相と会談したわけでありますが、尖閣諸島周辺海域等、東シナ海を始めとします海洋安全保障分野の課題、改めて、日本の考え方、問題提起を行いまして、中国側の行動を強く求めたところであります。  東シナ海の安定なくし...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。  改正の第一は、フィリピンに在セブ日本国総領事館を新設するとともに、同総領事館に勤務する外務公務員...全文を見る
03月06日第201回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナウイルス感染症の拡大防止、そして早期の鎮静化が国際社会全体が直面する大きな課題となっている今、WHOに対してはいろんな意見、見方があるのも事実でありますが、我が国としては、WHOがその本来の専門性、客観性を生かした活動を進めることを強く求めてい...全文を見る
03月09日第201回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(茂木敏充君) 習近平国家主席の国賓訪日については、今年の春ということで調整を進めてきましたが、双方の都合が良い時期に行うことで改めて調整を進めるということになりました。その具体的な時期については、今後、両国間の外交ルートを通じて調整していくことといたしました。  経...全文を見る
03月10日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、ODAについて中西委員の方からお話しいただきましたが、たまたま今朝の閣議におきまして、令和元年といいますか、二〇一九年版の経済協力白書、取りまとめて公表したところであります。日本のODA、世界各国に、中西委員おっしゃるように、大きな貢献をし、また評...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、法務省の方からお答えさせていただいたように、捜査には様々な段階があります。今捜査がどう進んでいるかと、つまり、個別の文書を受け取った、要請を受けた受けない、その時期等に含めても捜査に関わる問題でありますので、外務省として受け取ったか受け取っていないか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、日本だけに対してそういった入国制限措置をとっている国はない。新型コロナウイルスの感染症が確認されている多くの国から入国制限等々の措置をとっている国が存在するわけでありまして、まず二つのタイプがありますが、一つが入国制限措置でありまして、感染者発生国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) しっかりした緊張感を持って対応すべき事態であると、このように考えております。緊急事態宣言は出されていないと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 官房長官の発言について、私、承知をいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) いたしておりませんが、緊急な事態という意味でおっしゃったんではないかなと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 公務以外の時間も常に連絡が取れるようにしております。また、公務以外の活動でも、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために注意事項をしっかり守るようにしております。  そして二十九日、そのおっしゃった打合せは私はメンバーではございません。また、二十九日の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 公務以外の時間帯もコロナウイルス感染症、例えば大人数の集まりをやってはいけないとか、そういう様々な注意事項があります。それを守って行動いたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) お答えしたとおりであります。プライベートな個々の活動について、公務の時間帯以外でどういう活動をするかということについては、きちんとそれが、今言われているコロナウイルスの感染症の拡大、これを防止していくためにこういった行動は慎んでくださいと、こういう行動に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) その一般論については分かりませんが、では、どういう事態であっても外食をしてはいけないとか、家でテレビを見てはいけないとか、そういう娯楽等を全て禁じているものではないと私は理解いたしております。(発言する者あり)
○国務大臣(茂木敏充君) ですから、先ほどから申し上げておりますように、公務の時間、それはもちろん、コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて、外務省として先頭に立って指揮を執っております。極めて意識が高い下で、省を挙げてこの武漢からのチャーター便のオペレーション、これによりまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、ダイヤモンド・プリンセス号での退避オペレーション等々につきましては、今、ロシアの、個々の方についてのコメントをいただきましたが、これは御案内のとおり、旗国は英国であります。そして、クルーズ船運航しているのはアメリカであります。政府からも……(発言す...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、新型コロナウイルスはヨーロッパ、北米まで、世界約百か国と広がりを見せておりまして、今御指摘の北朝鮮についても、新型コロナウイルスに対する北朝鮮当局の対応ぶりも含めて、北朝鮮をめぐります様々な動向について重大な関心を持って情報収集、分析を行っているとこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) NPT、今年で発効五十周年を迎えるわけでありまして、現在、委員御指摘のように、核軍縮の進め方をめぐりまして国家間の立場には残念ながら大きな違いが見られるわけであります。この中で各国が共に取り組むことができる共通の基盤となり得る具体的な措置を見出す努力を粘...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどの秋野委員の質問、そして私のところにもそのケーブル回ってきまして、ずっしりと重い、歴史を感じさせる、まさに文化財だなと感じたところであります。  どんなことができるか、北方担当、そしてまた文化庁ともよく相談したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 感染国については、三月二日、それからそれ以降のテドロス事務局長、それからまたWHOの事務方の発言も私細かくフォローしておりますけれど、中国で感染していると、その後に、残りの国の中ではということで、懸念国、三月の二日の日には日本を含めまして韓国、イタリア、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この今回の入国規制、そしてまたビザの停止等を行うに当たりましては、これは何ら外交的な意図を持つものではない。日本でこれからまさに対策が正念場を迎えるという中で徹底した水際対策を取る、あくまでこの新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための措置であるというこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な指摘だと思っておりまして、WHOの状況報告書、これは加盟国からの通報に基づいて作成をされているわけでありまして、抜けが出るとその分抜けが出てしまう。  今、百か国・地域にこの感染国広がっている、こういった状況で、感染症対策を始めとする国際保健...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 例えば、マスクが足りないと、いろんな国で起こっているところでありますが、台湾の場合、マスクを、何というか、政府が買取りをするという形でそれをドラッグストアに供給をして、また台湾の場合、住民の皆さんが全員、日本でいいますといわゆるマイナンバーカードに当たる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 残念ながら今調整中という段階でありまして、森外審、そしてモルグロフ・ロシア外務次官、今モルグロフ次官の方はこのコロナウイルスの担当も兼ねているという状況でもありますが、いずれにしても、双方の都合を踏まえて調整を進めていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 四島交流、極めて重要であり、これまで一つ一つ積み重ねる上でなっているわけでありまして、例年どおりできるように日本側としてはロシア側と調整をしたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、宇山審議官、本当に、何というか、実直に、そして、何というか、精力的に様々な担当に取り組んでもらっておりまして、非常に頼もしい、将来有望な官僚だと、このように考えております。  その上で、日ロ地域交流年の開会式につきましては、本年前半に北海道におい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 五月十六日、私のスケジュール全く空けた状態になっております。そういった中で、どこかの日にちを想定してお互いに詰めていって確定させる、こういう作業を進めたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 人道的な措置としての航空機墓参、これからも引き続き続けていく、拡大をしていきたいと思っております。  さらに、元島民の皆さんから、訪問するに当たっての様々な要望を新たにいただいているところでありまして、そういった要望につきましても、ロシア側にしっかりお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 戦後七十年以上が経過をしまして、当時の日ソ、そして現在の日ロ両国内には様々なやり取りであったりとか関連資料がありますが、その一つ一つについて政府としてコメントすることは差し控えたいと思いますが、いずれにしても、この国交回復後に領土問題の交渉を継続しないと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) サンフランシスコ平和条約の第二条では、委員御指摘のように、(a)項、(b)項、(c)項と、ここが規定をされているところでありまして、吉田茂全権の発言はこれを踏まえたものと、このように理解をいたしております。  その上で、私も、この間の発言あってから、本...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) PFOS及びPFOAは、WHO等の国際機関において、人が継続的に摂取した際の健康影響が生じない限度額が確定していないこと等から、引き続き、リスクに関する知見の集積が必要な物質と解されております。  このため、本件が環境補足協定に規定をされた環境に影響を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたように、このPFOS及びPFOAにつきましては、今、健康影響が生じない限度額が確定していない、リスクに対する知見の集積が必要な物質である、したがって本件が環境補足協定に規定された環境に影響を及ぼす事項に該当するかについてはまだ検討が完全に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員の御指摘の中でもまだ調査をしているという段階でありますから、その結論が出ないのに通報するということは委員の論理からいってもないことなんだと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 今、河野大臣の方から答弁ありましたように、文書の請求者以外の第三者に当該文書を公表するかどうかにつきましては、まさに米政府が判断すべきものと、そのように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどから委員の質問をお聞きしておりますと、多分よくお分かりの上でなんだと思うんですけど、例えば、米側が情報公開制度に基づいて開示した文書について、日本側が提供を受けてそれを開示したかという話と、環境影響に影響を及ぼす事故の米側の通報と、これを一緒にして...全文を見る
03月11日第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍...全文を見る
03月11日第201回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  政府開発援助等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶と所信を申し述べます。  本委員会では、ODAについて積極的に御議論いただいております。本年二月には関西地方に調査団を派遣していただきました。  我が国は、国際社会のニー...全文を見る
03月16日第201回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(茂木敏充君) 猪口委員、軍縮大使もお務めになりまして、核軍縮の問題について高い関心をお持ちであることはよく存じ上げております。  御指摘のNPTの運用検討会議の延期につきましては、今決定されているものではありませんが、延期も含めた同会議の在り方について検討がなされて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大和堆を含みます我が国の排他的経済水域におけます中国や北朝鮮漁船によります違法操業の問題は、外務省としても極めて重要な問題であると認識をしておりまして、中国及び北朝鮮に対しまして、違法操業の停止であったり退去を強く申し入れているところであります。  中...全文を見る
03月17日第201回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) SDGsの達成には、今御指摘の感染症対策等の保健分野も含めて、今、世界全体で二・五兆ドルが不足する、このように言われております。  実は、昨年の国連総会のときもこのことを議論になりまして、この不足分を埋めていくと。従来の資金調達ではなかなか難しい、革新...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 河野前大臣に負けないように、しっかり取り組みたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) イランにおきましては、先月二十一日に国政選挙が行われまして、今、イランの現状、原油収入の減少、さらにはインフレの進行など経済状況の悪化等を背景といたしまして、今御指摘なのは一般的に改革派と言われるグループでありますが、ここが大幅に退潮して、保守派の勢力、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国際法上、船舶におけます感染症の拡大の防止のための措置については、旗国、ダイヤモンド・プリンセスでいいますと英国、そしてウエステルダム号でいいますとオランダになるわけであります。そして、運航者の所在国、今回の場合、二つの船とも米国になるわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げた米国そして英国だけではなくて、このダイヤモンド・プリンセス号に多くの乗員乗客が乗っていた国から感謝の言葉が伝えられている。この予算委員会の場でも、記者会見等々でも何度か明確に御説明を申し上げているんですが、私の発信力の弱いところは不徳の致...全文を見る
03月18日第201回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○茂木国務大臣 今般の新型コロナウイルス感染症によりまして、訪日外国人旅行者数が大幅に減少いたしまして、先ほどは少し部品であったりとかサプライチェーンのお話もありましたが、観光業にも大きな影響が出ている、このように承知をいたしております。  外国人観光客の国内消費額、昨年は四・...全文を見る
○茂木国務大臣 新型コロナウイルス感染症につきましては、現在、百五十の国・地域において感染拡大をしている。テドロスWHOの事務局長も、世界的な広がりが続いていることを受けてパンデミックと形容されている、先週そのように発言をされていたと思うところであります。  グローバルな人の動...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの委員の方からの問題提起といいますか御指摘については、お聞きしながら本当にもっともだなと思いまして、例えば、やはり日本に来て、海外の方、二十四時間営業の、今後どうなっていくかはわかりませんが、コンビニが安全に夜中も運営されているというのを見るとびっくり...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、昨年十月の関係府省庁連絡会議におきまして、公用文等におけます日本人の姓名のローマ字表記は原則として姓、名の順で表記する旨、関係府省庁で申合せが行われたところであります。  外務省におきましても、文書における表記につきましては、この申合せの内容に沿って、姓、...全文を見る
○茂木国務大臣 一つのお考えではあると思います。日本として二百五十公館の実現を目指す中で、実館が存在しない国への大使館の新設であったり在外公館の質の向上、これは極めて重要だと思っております。  そして、アフリカ等で、どうしても、兼館になっておりますと、なかなかその国のトップに大...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、外務省、在外においても働き方改革はしっかり進めていかなければいけないと思っておりまして、外務省の職員一人一人が海外でのさまざまな勤務環境の中で能力を十分に発揮できるような環境を整備する、これは外交実施体制の強化のための重要な課題だと考えておりまして、在外公館...全文を見る
○茂木国務大臣 岡田委員も外務大臣を経験されて、こういった交渉事を進めている中で、話せる限界があるのはよく御存じだと思いますが、ラブロフ外相との間で既に四回にわたります外相会談を行っております。  特に、昨年の十二月、モスクワを訪問いたしまして、ラブロフ外相と二日間にわたって八...全文を見る
○茂木国務大臣 谷内前国家安全保障局長の発言、これは、委員も今触れていただいたように、日ロ間の平和条約交渉、さまざまな難しい課題がある、こういう趣旨で発言をされたんだ、このように理解をいたしておりますが、例えば、最終的に平和条約を締結する、この段階で、安全保障の問題を何も議論しな...全文を見る
○茂木国務大臣 それで結構です。
○茂木国務大臣 領土問題の解決、北方四島の帰属の問題を解決し国境を画定する、これなくして平和条約を締結することはない、こういう考えに変わりはございません。
○茂木国務大臣 考える順序ということだと思うんですけれども、四島の帰属が決まらないで国境線を画定するということは、恐らく、ちょっと私の想像を超えている話でありまして、ですから、帰属の問題を解決して国境を画定する、領土問題を解決して平和条約を締結する、こういったことになると思います...全文を見る
○茂木国務大臣 前段も含めて、国境を画定することなくして平和条約を締結することはございません。
○茂木国務大臣 国境問題を解決して平和条約を結ぶ、それが日本の考え方でありまして、それが逆になるということは考えておりません。
○茂木国務大臣 もちろん、プーチン大統領の発言について私が有権的に解釈するような権限を持っているわけではありませんが、恐らくそれは、そういう順番であるとしたら、何らかの友好善隣関係の確立とか確認ということなんだと私は思います。それを条約と呼ぶかどうかは別にしまして。  ただ、平...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、それをピーストリーティーとは呼ばないと思います。何らかの形の、協力関係に関する合意書とかそういうものは、経済の分野かわかりませんが、ないとは言いませんが、それを完全な平和条約と呼ぶことは、国際的に、一般的にないと思っております。
○茂木国務大臣 日本として、この一九五六年の共同宣言を基礎とするということで、決して、東京宣言であったりとかイルクーツク宣言、これはもう有効ではないということを言っているわけではなくて、これまでも日ロ間では、九三年の東京宣言そして二〇〇一年のイルクーツク声明を始め、これまで多くの...全文を見る
○茂木国務大臣 岡田委員の御懸念は承りました。  その上で申し上げたいのは、今交渉を行っておりますが、まさにこれは四島の帰属の問題、領土の問題について交渉を行っているということであります。
○茂木国務大臣 先ほども申し上げましたが、これまでの諸宣言そして諸合意を踏まえた交渉を行っておりますが、五六年共同宣言、これは両国が承認して両国が批准した唯一の文書であるということで、その部分にハイライトを当てているわけでありますが、五六年宣言、九項は御案内のとおり二つの要素から...全文を見る
○茂木国務大臣 安倍総理、プーチン大統領との間で、もう二十四回にわたります首脳会談を行っております。さまざまなやりとりを行う中で、意思の疎通といいますか信頼関係は、私は構築できている、間違いなく構築できていると考えておりまして、プーチン大統領の考えを総理が読み間違っている、この御...全文を見る
○茂木国務大臣 冒頭申し上げましたが、昨年十二月に、私として外務大臣に就任後初となります訪ロを行いまして、平和条約交渉について、ラブロフ外相と二日間にわたって、八時間、相当じっくり時間をかけて議論を行って、本格的な交渉に入ることができたと考えておりまして、双方の基本的な立場の違い...全文を見る
○茂木国務大臣 共同経済活動は、去年も観光等に関するパイロットツアー等々のパイロットプロジェクトを行われてきたところでありますし、ごみの処理の問題、そしてまた養殖の問題、これについても、養殖では魚種を絞ったりとか、そういった形で共同経済活動を本格化させていく、こういった協議を今ロ...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年の観光のパイロットプロジェクトでも、実際に人の行き来というのは起こっているわけであります。そこの中で、どういう法的な枠組みでやるかという工夫をしながらそういったことをやってきた。恐らく、より大規模なもの、ごみの処理についても、日本の単に技術協力といいますか知見...全文を見る
○茂木国務大臣 何かラブロフ外相と議論しているようで、余り、もうこれ以上申し上げられない部分はあるんですけれども、いろいろな人の移動、そしてお金の流れ等々で何らかの取決めというのを行っていかなきゃならない。それが大きな意味では法的な枠組みをつくるということにつながっていく。さらに...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、穀田委員の方から要求のありました資料につきまして、本来だったら、要求どおりの、二〇二〇年一月二十四日、領事局政策課、このクレジットの文書を提出すべきであったと思っておりまして、その点についてはおわび申し上げたい。若しくは、この二十四日の領事局政策課の文書と、...全文を見る
○茂木国務大臣 穀田委員、ごらんいただきましたら、外務省として作成した文書、二つ、二十四日のがあったわけでありますが、それをそのまま出させていただいて、明らかにこの外務省という文書の方が新しい。これは私が夕方に記者会見しましたから覚えていますよ。そういう文書を出しているわけであり...全文を見る
○茂木国務大臣 この新型コロナ感染症に関連して、またそれ以外でも、日本人に対して差別的な扱いが生じるようなことがあってはならない。邦人保護の観点からも極めて重要な問題だと思っております。  そして、例えばインドネシアにおきましても、そういった発言等があって、大使館にすぐに相談窓...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、杉本委員から台湾に関しまして大変示唆に富むお話を聞かせていただきまして、感謝を申し上げます。  恐らく今回の対応に当たって、さまざまな点、日本と台湾、若しくは世界、いろいろ違っているところがありますが、決定的にやはり大きいのは、私は、日本のマイナンバーは十...全文を見る
○茂木国務大臣 今、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、各国がさまざまな水際対策、そして出国制限であったりとか入国制限措置をとっている。また、大きな会合等、開催の自粛を求めたりしている国が多いわけでありまして、そうなりますと、大きなコンファレンス等々、日本も、女性活躍のた...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な御指摘だと思います。  在外公館施設、その国の日本の顔でありますし、非常時には邦人保護の最後のとりででありますが、施設全体の四割を占める国有施設について申し上げますと、その六割が築三十年以上、老朽化が進んでいるわけであります。  私は、在外公館、借り...全文を見る
03月18日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  令和二年度外務省所管予算案について、その概要を説明いたします。  令和二年度一般会計予算案において、外務省は七千百二十億七百三十八万一千円を計上しています。これを前年度と比較しますと、約三%の減額となっておりますが、これは特殊...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナウイルスの発生源につきましては、米中間を含めて様々な発言が行われておりますし、山田委員お示ししていただいた記事も含め、いろんな報道もあるところであります。  新型コロナウイルスについては、中国から発生したことは明らかでありますが、その発生源や...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のダイヤモンド・プリンセス号での事案につきましては、これだけ大きな船で感染症が発生する、恐らく初めての事案ということでありまして、そこの中で、昨日も御答弁申し上げましたが、国際法上、旗国であったりとか、クルーズ船の運航会社の所属国、それからまた沿岸国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) どこの国にどの能力があるかと、なかなか答えにくいところでありますけど、先ほど申し上げたように、一般的な航行の安全については旗国の責任というのは大きくなるわけでありますけど、船の中での例えば保健衛生を保つとかいうのは、船そのものの問題、クルーズ船の問題であ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の在英国大使館特命全権大使、そして次席公使の下で五人の公使がおりまして、総括公使、政務公使、経済公使、財政公使、広報文化公使と。公使は、大使を補佐して重要な外交案件、それぞれの役割分担で担っているわけでありますが、こういった公使等を任命するに当たりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いや、ちょっと委員、私がそのときに、何というか、所管をしていたと、それは違いますんで、是非訂正をしていただきたい。まず、そのようにお願いします。
○国務大臣(茂木敏充君) ですから、先ほど申し上げたように、公使の任命に当たりましては、それぞれ、当然、公使の元々いた働き場、働いていた場所での経歴であったりとか、それは当然、財務省の方がよく知っているわけでありますから、そういった情報を総合して適材適所で選んでいくと。また、そこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 手記等の問題につきましては、財務省において適切に分析をされ検証をされると、こういう問題だと思っております。  一方、在勤手当につきましては、いろんな考え方あると思うんですけど、例えば企業等でいいますと、給料そのものが海外に行きますと上がる形になりますが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のこの八ページにつきましては承知をいたしております。  その上で、何というか、財務省等におきまして誰がその行為を行ったかについては、私は承知をいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 財務省という話と、それから財務省の特定の個人、これは別の問題だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 英国に今駐在をしております。英国、関係国等から何らかの懸念が表明されたことはございません。  その上で、元々所属する、している組織において追加の情報等々がありましたら、提供いただけましたら、その上で判断をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどの答弁と重なりますが、組織の問題と組織の中でどう誰が関与したかというのは峻別すべき問題だと思っておりまして、後者につきましては財務省におきまして答弁いただく項目だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) その小西委員の前提としてお話ししたことについて、私が、何というか、答える、解釈する立場にはないということであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 多分、東京オリンピック・パラリンピックの運営形態については、所管がありますので、そちらでお答えいただくということだと思いますが、先日のG7の首脳のテレビ会談について申し上げますと、安倍総理から、東京オリンピック・パラリンピックについて、人類が新型コロナウ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナウイルスの感染が欧州を含みます世界百四十か国以上の国・地域にまで拡大をして、実体経済にも影響を及ぼしている中で行われました十六日のG7首脳テレビ会議では、現下の経済状況や新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策について活発な意見が行われました。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のように、新型コロナウイルス感染症の国内での蔓延を防止するためには水際対策が極めて重要だと考えておりまして、我が国の入国制限措置につきましては、委員御指摘の、中国の湖北省及び浙江省、さらには韓国の大邱広域市及び慶尚北道の一部、イランの十一州、それか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現段階、今の段階、今日のこの時点では至っておりません。  ただ、時々刻々状況は変わっておりますので、必要があれば、そういった措置についても検討したいということで御理解いただければと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) これも毎日行っております、その追加の分も含めてですね。相手国での、何と言うか、入国制限、さらには入国に当たっての観察措置、そして例えば移動状況がどうなっているか等々、外務省のホームページ、さらには、各国にあります在外公館のホームページ等々に掲載をすること...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国によって違うんですが、我が国もそうなんですが、一番きつい措置というのは入国を拒否すると。例えば、先ほど申し上げた中国の湖北省であったりとか韓国の大邱広域市、さらにはイラン、そしてイタリアの五州等々につきましては、もう入国を水際で防ぐ、拒否をすると。それ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく国交省に答弁してもらった方が正確だと思うんですが、多くの事例におきましては物の移動まで制限をするという措置はとっていない国が多いと理解をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、その荷物、コンテナであったりとかカーゴをどういう形で運んでくるかによると思いますけれど、日本のサプライチェーンも今グローバルにわたっている中で様々な部品を調達したり、そういった意味で、海外からの様々な物資といいますか物品を入れてくることが日本経済...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今月の二日、九日のものも含めまして、北朝鮮によります弾道ミサイルの発射は、まず、関連する国連安保理決議に違反するものでありまして、極めて遺憾であります。  北朝鮮の意図というお尋ねでありますが、北朝鮮の内部向け、そして対外的なメッセージ、さらには現実的...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) もちろん変わりございません。  政府として、女子差別撤廃条約の完全な履行を通じて、ジェンダー平等及び女性のエンパワーメントにつき、積極的に努力をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 所管ではありませんが、御指名いただきましたので、お答えできる範囲でお答えさせていただきたいと思いますが、日本のジェンダーギャップ指数につきましては、とりわけ経済分野、そして政治分野において改善すべき点があるとの指摘を受けているところであります。  この...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な部分で井上委員の指摘、私も共有させていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) 選択議定書では、個人通報制度、これが規定をされておりまして、この制度は、委員おっしゃるように、条約の実施の効果的な担保を図る、こういう大きな趣旨から注目すべき制度と考えております。  他方、加入に当たっては、委員もよく御案内だと思いますが、女子撤廃差別...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 実際にこの検討のプロセスありますが、早期という文言を削るのよりも検討を加速すると、それが正しい方法だと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 若干補足がありましたら事務方からも補足をさせていただければと思いますが、おっしゃるように、早期に締結するために、障害になっている、また課題になっているものを早期に解決するということであります。  ただ、その問題が例えば国内法制に関わったりするときに、そ...全文を見る
03月19日第201回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  令和二年度政府開発援助に係る予算案について、その概要を説明いたします。  令和二年度一般会計予算案のうち、政府開発援助、ODAに係る予算は、政府全体で対前年度比○・八%増の五千六百十億一千五百万円となっており、五年連続の増額と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 朝日委員の方から、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、そして保健分野の開発援助について、非常に高い位置から御質問をいただきました。  我が国は、全ての人が負担可能な費用で、基礎的な保健サービスを受けられる状態、いわゆるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、U...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年の九月に外務大臣に就任いたしまして、九月の国連総会を皮切りに様々な国際会議、また各国のカウンターパート、外相との会談等も重ねておりますが、昨日も夕刻からイタリアの外相、そしてカナダの外相、来週はG7の外相の電話会議も予定されておりまして、電話会談を持...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二〇二〇東京大会、朝日委員が、御自身、選手として参加を希望されているかどうかよく分かりませんが、元アスリートとしても、また政治家としても高い関心をお持ちのことをよく存じ上げております。  こういった機会、活用して、積極的な首脳外交も展開をしていきたいと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ヨーロッパにおけますシェンゲン協定、ある意味、私、画期的な協定であったと思っておりまして、国境というものを越えて人の移動を自由にしていくと。まさに二十一世紀グローバル化の時代、これは、人の移動、そして情報、お金の移動が自由になる、グローバルなサプライチェ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 各国の状況、感染症の拡大等々につきまして、日々、外務省のホームページ、さらには在外公館のホームページ等に掲載する、またスポット情報を流す、こういった形で渡航者の方を含めて注意喚起を行っているところでありますが、恐らく二週間前の状況と比べて今全く違った状況...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高瀬委員から初めて御質問いただきまして、先ほどの古賀委員含め、福岡選出のフレッシュな二人と議論できること、大変光栄に思っております。  高瀬委員、外務省で在東ティモールの日本大使館にもお勤めになって非常に国際派でありまして、その委員とこういった公衆衛生...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、お二人がお亡くなりになったこと、誠に残念なことでありまして、改めて心から御冥福をお祈りしたいと思っております。  緒方元理事長は、国連難民高等弁務官であったりJICA理事長など様々な要職を歴任して、難民問題、貧困、紛争の解決といった世界の課題に立...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現職職員特別参加制度、これは、途上国の要請によりまして、現職の教員をJICAの海外協力隊として途上国に派遣する制度であります。平成十三年度に創設をされ、累計で八十一か国に千四百人以上派遣をいたしております。  教育、人材育成、我が国の開発協力の重点分野...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 元紛争国、途上国での地雷の除去、公明党の皆さんも熱心に取り組んでおられる、よく承知をいたしております。そして、私にとっても大先輩でありまして政治の恩師であります小渕恵三元外務大臣、総理大臣も誰よりも熱心に取り組んできたテーマであると、こんなふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ODA事業の適切な執行に対してお答えをしたいと思うんですが、その前に、先ほど委員の方からODA関連事業での日本企業への情報提供のお話あったんですが、お聞きをしていて、例えばルワンダのお話でしたんですが、御案内のとおり、ルワンダ、カガメ大統領の下で、恐らく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の支援の在り方については、先ほど環境省の方からもありましたように、エネ基の中の四条件、これから見直しの検討を行うと、その結果を踏まえて決めていくということになるわけでありますけれども、我が国は、パリ協定を踏まえて世界の脱炭素化をリードしていくため、相...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどお話伺っていて、先生の事務所に青年協力隊の関係の方が入られたと。うちの地元の市会議員でも、女性なんですけど、ボリビアで青年海外協力隊やられた人が市会議員として非常に頑張って活躍しているんですけど、たまにはハローワークもいい仕事するんだなと、こんなふ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 申し訳ありません、数字についてはちょっと私今手元にありませんのでまたお知らせをしたいと思っておりますけれども、幹部クラスでも、例えば国際文化交流審議官の志野審議官であったりとか、順次幹部は出てきているんですが、元々、平成の前に入省された人でいいますと、ま...全文を見る
03月23日第201回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、こういった新型コロナウイルス感染症、今、世界百五十か国以上に広がるという中で、我が国だけではなくて各国でどういうことが起こっているかと、こういったことをしっかりとつかむということは極めて重要だと考えておりまして、特に専門家の意見、これも取り入れて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、委員御指摘のように、昨年の九月に、ソロモン諸島、キリバスが台湾から中国に国交を切り替える等、この太平洋島嶼国におきまして中国の影響力が増大していると、こういうことが起こっているわけであります。  日本としては、自由で開かれたインド太平洋、これを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘のありましたペルーの事案については、現地時間三月十五日に、ペルー政府が新型コロナウイルスに関する国家緊急事態宣言、これを発出いたしまして、十七日以降、国境閉鎖及びこれに伴います国内線、国際線の全フライトと長距離バスの停止を発表したため、邦人旅行者が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) クルーズ船は恐らく、外洋での運航については旗国が責任を持つと。そしてまた、船上で様々な保健衛生上の措置が出た場合には、クルーズ船を運航している、何というか、企業の、会社の所在する国が責任を持つということはありますけれど、国際法上、一義的に旗国、ダイヤモン...全文を見る
03月24日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。  改正の第一は、フィリピンに在セブ日本国総領事館を新設するとと...全文を見る
03月26日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) 先日のこの外防委員会で、外務省の女性活躍の状況どうなっているかという質問、ながえ委員の方からいただきまして、その際に松川議員の名前挙げさせていただいて、早速質問に立っていただいて、感謝をいたしております。  先般、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員おっしゃるように、今世界各国でこのコロナウイルス感染症に絡んで様々な移動制限というのが出ているわけであります。感染症が拡大していない国においても、こういった移動制限がとられたり空港が閉鎖をされる、さらには航空機の便が停止をするといった形で、かなり移動...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外務省のホームページ、適時見直しも行っていきたいと思います。図とかチャートは、基本的にはシンプル・イズ・ベストです。これは間違いないです。ただ、分からなければ意味ありませんので、簡単な説明等々、どう工夫するか、御指摘も踏まえて更に検討させていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨日のG7外相テレビ会議におきまして、冒頭、コロナウイルス感染症の問題、四時間強に及びますテレビ会議の中で一番長い時間を使いましてG7として様々な意見交換をしたところでありまして、まずは、G7が国際社会を引っ張るような形でこのコロナウイルスを克服していか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、ペルーそして中央アジアの例で二百六十、百二十という数字申し上げたので、それがそのままほかの国に当てはまるかといいますと、日々変わっておりますけれど、ほかの国で完全に足止めを食らっている方でいわゆる十の桁の国というのはほとんど、少ないという状況でありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナウイルス感染症に限らずでありますが、国民に対して分かりやすく丁寧な情報発信行うことは大切だと考えております。  恐らく委員も、コロナウイルスについてそれを日本語にしろと、こういうことはおっしゃっていらっしゃらないんだと思うんですね。定着してい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 貴重な御意見として真摯に受け止めさせていただきたいと思うんです。  会見ですよね。目の前に外国の記者さんいるときいるんですよ。同じことを、一刻も早くと言いながら、外国の記者さんがいるんでアズ・スーン・アズ・ポッシブルと同じことを繰り返しているという形で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) もう少し具体的にお話ししたいと思うんですけれど、今回、中国でこの新型コロナウイルス発生をしまして、武漢で非常に感染者が多いと。そのときに、先ほど松川委員の方からも御紹介いただきましたが、在北京の日本大使館のスタッフ十名が千二百キロの距離、十七時間掛けて武...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 海外に滞在をされる邦人、そしてその御家族の中には、言葉の問題等から、現地の医療機関において、メンタルヘルス面も含めて、健康面の悩みを相談することに不自由を感じておられる方、一定数おられると、このように承知をいたしております。  なかなか、言葉ができても...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私、十数年前になるんですけれども、やはり日本の在外公館、アフリカも含めて、アメリカや中国と比べて圧倒的に少ない、海外での日本のプレゼンス、これを高めていかなきゃならない、こういう思いから、当時、有志で提言もまとめたりしたところでありますが、ようやくおかげ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木委員おっしゃるとおりだと思っておりまして、二百五十公館体制を目指すと。  たしか平成十九年だったと思いますけれど、当時、森元総理と一緒に委員会を立ち上げまして、外交力強化と、このための十の提言をまとめた中に入っておりまして、定員についても二千人の純...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、この北方四島の交流事業、これは実施団体だけではなくて、政府としても主体的に取り組まなきゃならない事業だと、このように考えております。  その上で、現状を申し上げますと、四島側の実施団体から、新型コロナウイルスの感染拡大の現状を踏まえて、対面での協...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 実際の事業を進めると、その準備のスケジュール感につきましては鈴木委員がおっしゃるとおりだと思っております。  例年、五月から十月にかけて、かなりの頻度でこの事業を実施をしているわけでありますが、率直に申し上げて、スタートは若干、私は、今の準備状況からす...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日程等につきましてはこれから鋭意詰めて、できるだけ遅れは少なくしたいと思いますが、若干のずれ込みというのはあるのではないかなと、率直に申し上げて、鈴木委員ですから、私、正直に申し上げたいと思います。  その上で、しかし、内容につきましては……(発言する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この日ロ関係だけではなくて、様々な今協議、特に膝詰めで行わなきゃならないような、かなりじっくり時間を掛ける協議というものの日程がなかなか定まらない、そこの中の一つが日ロの次官級協議ということでありまして、昨年の末、私、モスクワの方を訪問しまして、ラブロフ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 積極的に働きかけをしたい、こんなふうに思っております。一日も早く進めたい、その思いは全く変わっておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) ラブロフ外務大臣とできる限り余り時間を空けずにこの日ロの交渉を進めたいと思っております。  今の段階で申し上げると、一度、森、モルグロフで、もう一回私とラブロフ大臣の間で議論したことを整理して、何というか、外相会談をするのがいいとは思っておりますが、い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 五月九日の祖国大戦争の勝利の記念日、これにおきましては、プーチン大統領にとっても極めて重要な、またロシアの国民にとっても極めて重要な日であると思っておりまして、様々な国に今招待をされているところでありまして、安倍総理も、国会日程であったりとか、また今のコ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現状においては変更はございませんが、お互い今、この日ロ交流年の開会式だけではなくて、様々な事業についてその時期に開催することが適切かどうかと、こういう判断を行っているところでありまして、やるに当たっては私はしっかりした形でできるということが極めて重要だと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 井上委員御指摘の一九七九年の国会においては、自由権規定の選択議定書が定めております個人通報制度に関する評価、問われた際に、当時、締約国が二十か国程度にとどまっており、多くの国が慎重論であると、また、加入については今後の運用を見て検討したい等の見解、これを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外務省として、様々な協定、そして議定書、締結するに当たって、もちろん関係国であったりとか国際機関との調整であったりとか交渉もありますが、一方で、もう一つ大変なのは、国内のそれに関わる省庁との調整であったり様々なやり取りでありまして、まさに委員御指摘のこの...全文を見る
04月01日第201回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、在日米軍でありますが、新型コロナウイルス感染症についても在日米軍と緊密に連携をしておりまして、これまでも日米合同委員会合意に基づいて米側から適切に連絡を受けております。  その仕組み、簡単に申し上げますと、平成二十五年の日米合同委員会合意に基づき...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 存じ上げておりますが、これは米軍との関係もございます。確認取らない段階では公にすることはできません。
04月02日第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○茂木国務大臣 海外に渡航、滞在します邦人の保護は、外務省にとって最も重要な責務の一つであります。  世界各地で、現在、国境封鎖であったり外出禁止措置等によりまして邦人旅行者等が行動の制約を受けるといった事例や、航空便の突然の運航停止によりまして影響を受ける事例が発生をしており...全文を見る
○茂木国務大臣 一人、自力で移動されてきた方もいるので、そういった経験もよく聞きたい、そんなふうに思っております。  それぞれの各国の状況についてはしっかり把握をしておりまして、希望する邦人の方が一日も早く帰国できるように、外務省としても万全を期していきたいと思っております。
04月03日第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○茂木国務大臣 米軍人軍属によります事件、事故への対応、そしてその防止のためには、関係者間の協議というのが極めて重要だと考えております。  照屋議員が御指摘の、事件、事故防止のための協力ワーキングチーム、CWTもそうでありますが、それに限らず、具体的な再発防止に係ります関係者間...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと質問の趣旨、もう一回、細かかったので、もう一度正確に教えていただいてよろしいですか。
○茂木国務大臣 個別の事案については今初めて聞きましたのであれですが、三月十四日以降、米国を含むあらゆる国から入国した者に対して、既に十四日間の移動制限、これは義務づけられている。さらには、空港から自宅等への移動についても、非公共交通機関の利用、日本の場合は勧告ですけれども、義務...全文を見る
○茂木国務大臣 本多委員の御指摘は理解をしたつもりであります。  その上で、私なりに見ておりまして、今レベル2の国、日本に入ってくるレベル2の国に対して政府がかけている措置と今米軍がかけている措置で見ましたら、それは若干の違いはありますけれども、かえって米軍の方が厳しい措置をと...全文を見る
○茂木国務大臣 当事国ではないからということではなくて、お答えをしましたのは、ソレイマニ司令官の殺害に関しては、我が国は直接の当事国ではなくて、詳細な事実関係を十分把握する立場にない、こういう形、つまり、詳細な事実関係を十分把握する立場にないことから、法的な評価について確定的なこ...全文を見る
○茂木国務大臣 最近、各国では、伝統的な安全保障分野に加えまして、今、重徳議員御指摘の新しい技術分野、そして宇宙、サイバー、こういった新たな領域での活動、5G、AI含め、技術革新に対応した取組を通じて自国の国益の最大化に取り組んでいるわけであります。  圧倒的なやはり技術進歩な...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来答弁をさせていただいておりますが、平成二十五年の日米合同委員会合意に基づきまして適切な通報等々が行われております。  同時に、在日米軍につきましては、新型コロナ感染症の拡大防止、そして水際対策について、厳格な措置が実施をされているところであります。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 通報の制度、それから米軍がとっている措置につきましては先ほど答弁をさせていただいたとおりであります。  そして、各自治体等が発表しておりますいろんな、感染症の確認者等々、基本的には、どこでクラスターが発生するか、こういったことを考えて、その拡大防止という観点から...全文を見る
○茂木国務大臣 概念としての安全保障、これは今、河野大臣の方から答弁があったとおりであります。認識は同じにしております。  そこで、安全保障環境といった場合には、こういった概念としての安全保障をめぐる国際情勢、そして地域情勢、さらに技術革新等、安全保障に変化をもたらす要因、こう...全文を見る
○茂木国務大臣 そのように認識をいたしております。
○茂木国務大臣 まず情報の共有でありますが、新型コロナウイルス感染症対策につきましても在日米軍と緊密に連携しておりまして、これまでも日米合同委員会合意に基づいて米側から適切に連絡を受けております。  その仕組みとしましては、在日米軍の各病院の責任者とその地域を所管する日本の保健...全文を見る
○茂木国務大臣 よくお聞きいただきたいと思うんですが、米側からは情報提供はしっかりと受けます。それと、その情報を公開するかという問題でありまして、しっかり情報を共有した上で、公衆衛生上必要な措置をとるに当たって、問題ない対応をしていきたいと思います。
04月03日第201回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  新型コロナウイルス感染症の感染者数とこれによります死亡者数については、世界的に急激な増加が見られ、WHOは三月十一日、この感染症の拡大がパンデミックと形容されると評価をいたしております。  その後も感染は世界的な広がりを見せて、本日の朝...全文を見る
○茂木国務大臣 若干補足をさせていただきますと、クスコそしてリマにいる邦人につきましては、希望する方はほとんど、今言ったような形で、チャーター便によりましてペルーを出国できたわけでありますが、かなり、例えば一名二名という単位で地方にいらっしゃる方がいて、一番重要なのは、リマなりク...全文を見る
○茂木国務大臣 基本は不用として国庫に返納するということになるわけですが、オリンピックは来年開催をされるということになるわけでありまして、外務省東京オリンピック・パラリンピック要人接遇事務局、この運営はこれからも続けてまいりますので、その経費につきましては執行予定であります。
○茂木国務大臣 ちょっと私、今、立場上、与党、自民党の部会等に参加をしておりませんので、この和牛券なるもの、御指摘のものが議論されたのか、また、どんな制度としてつくるのか、こういったことについて承知しておりませんので、WTO協定に違反になるかどうか、確たる答弁をすることは難しいわ...全文を見る
○茂木国務大臣 参考人を呼ばれていないようですから、私の方から。  制度をどう設計するかということにもよると思いますが、それは抵触する可能性はあると思っております。その一方で、そういう抵触するような制度を採用することはないということは、先ほど答弁で申し上げたとおりです。
○茂木国務大臣 北朝鮮はメディアに対しまして、現在までコロナウイルスの感染者は一人も発生していない、その旨繰り返して発言をしている一方で、少なくとも五百人の医学的監視対象者がいる、こういう報道もあるわけであります。  北朝鮮の状況について確定的なことを申し上げるのは難しいわけで...全文を見る
○茂木国務大臣 国際機関のトップを日本として確保していく、極めて重要だと思っております。  目時氏を含めて、全力でそれぞれの選挙に取り組んでいきたいと思います。
○茂木国務大臣 二〇二〇東京オリンピック・パラリンピック競技大会、来年の夏に延期ということでありまして、アスリート、そして、国内、海外からの観客の皆さんにとって何が一番大切かを考えた上での判断であったと思っております。  全世界がコロナウイルス、これに打ちかっていかなければなら...全文を見る
○茂木国務大臣 日米安保条約に基づきます米軍の存在、それと国民生活の調和をどう図っていくか、極めて重要であると考えておりまして、我が国の空域を一元的に管制をしていくということが極めて重要だ、こういう観点から取組を進めたいと思っております。
○茂木国務大臣 米国の対イラン制裁でありますが、この中で食料、医療品そして医療機器等の人道上必要な物資は対象外、対象にされておらず、イラン国内におけます新型コロナウイルス感染症拡大後も、米国政府はその旨明確に対外的に言及している、このように承知をしておりまして、この点、日米は認識...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、震災から九年を経過してもなお規制をいまだ維持している国、地域があることは大変残念な問題である、特に被災地の皆さんにとっては、せっかくおいしいもの、いいものをつくってもそれを海外に売り出すことができない、苦渋の思いをされていると思っておりまして、一日も早い解除...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の件につきまして承知をいたしております。  個人的には独島という名前は余り私は好きじゃありません。ただ、他国の民間人によります意見表明であります請願の動き一つ一つについて、政府としてコメントすることは差し控えたいと思いますが、その上で申し上げますと、政府と...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、岡本先生には、著書「逆転の創造力」、早速重版になったということで、おめでとうございます。  不足しているマスクについても逆転が必要でありまして、政府として生産設備への投資を支援するなど取組を進めて、国内でも月七億枚を超える供給を確保する見込みでありますが、...全文を見る
○茂木国務大臣 中東においても新型コロナウイルス感染が拡大をしております。イランにおいては五万人を超えると。ただ、オマーン、一番新しい数字ですと二百三十一人になると思います。それからジブチは三十四人という状況でありますが、その中東において日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、ヨーロッパでこれだけ拡大している中で、ドイツの死者数、際立って少ないという部分もあります。要するに、医療体制がしっかりと対応できているというのが極めて大きいのではないかな、そんなふうに感じております。  感染の拡大状況、例えばアメリカでいいますと、最初に...全文を見る
○茂木国務大臣 海外に渡航、滞在します邦人の保護、これは外務省にとって最も重要な責務の一つでありまして、海外で今、移動が困難になっている、帰国ができない方、日々変わってきております。委員の方にも資料をお渡ししたかと思いますが、その時点からも今変わっておりまして、現時点におきまして...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました五件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、投資の促進及び保護に関する日本国とアラブ首長国連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件ですが、政府は、平成二十六年一月以来、アラブ首長国連邦政府との間でこの協定の交渉を進めまし...全文を見る
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○茂木国務大臣 平成二十八年度外務省主管一般会計歳入決算及び外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  外務省主管の歳入につきましては、予算額百二十六億四千百十二万円余に対しまして、収納済み歳入額は三百三十五億八千七百五十六万円余であり、差引き二百...全文を見る
○茂木国務大臣 平成二十八年度決算に関する会計検査院の指摘につきまして、外務省が講じた措置を御説明申し上げます。  政府開発援助の実施に関する指摘について、援助の効果が十分に発現するよう、相手国政府等に対し適切な働きかけを行うなど、所要の措置を講じたところであります。  その...全文を見る
04月10日第201回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○茂木国務大臣 新型コロナウイルス感染症は、現在、百八十四の国・地域で約百五十三万人の感染が確認をされ、そのスピードも加速をしているわけであります。  最初、十万人に感染者が拡大するまでは六十日かかりました。十万人から二十万人になるのには十一日です。二十万人から三十万人は四日、...全文を見る
○茂木国務大臣 世界各国と比較してということでまず申し上げますと、貿易、さらに投資に関する協定で、今、世界的に保護主義的な動きが強まる中で、日本は、御案内のとおり、TPP11、一時、アメリカが離脱をして、漂流してしまうのではないか、これを主導して合意に導き、TPP11、おととしの...全文を見る
○茂木国務大臣 竹内委員とは全く同じ考えでありまして、政府としては、投資参入後の投資財産の保護のみならず、投資参入段階での自由化についても規定をします自由化型協定の方が、日本企業の海外進出を後押しする観点から望ましい、そのように考えておりまして、我が国経済界も、新規の投資関連協定...全文を見る
○茂木国務大臣 七十八の国・地域との間で発効済み、そして署名済みの投資関連協定の中で、自由化型の協定は、全体の四分の三、五十九カ国・地域をカバーしている、このように考えております。
○茂木国務大臣 基本的な認識はそのように考えております。  ただ、岡田委員も御指摘のように、相手国の事情等もありまして、まず投資したものについて保護をする、こういったことも必要になってくる場合がありますから、それぞれの事情を考えながら、しかし基本は自由化型の方向に持っていくとい...全文を見る
○茂木国務大臣 かなり数字は今変わってきております。  まず、各国の在外公館、出国を希望してもできない邦人の方々の出国に向けて、毎日、現地政府であったりとか航空会社への働きかけ、調整、チャーター機の他国との共同の利用、例えばアフリカなんか在留邦人が少ない、そうすると、例えばフラ...全文を見る
○茂木国務大臣 そういう懸念、これを持ちながらこれまでも対応してまいりまして、例えば、アフリカは医療提供体制が脆弱な国が多いわけでありまして、三月三十一日には広域情報を発出いたしまして、至急の帰国をできるだけ検討してほしい、こういった情報を出し、さらには、それぞれの在外公館に、在...全文を見る
○茂木国務大臣 海外からの邦人の帰国者、この後どう推移していくかわかりませんけれども、若干ラッシュは過ぎたかな、こんなふうに思っております。移動制限、これが四月の三日から発令をされるということで、その前に、第一波といいますか、かなりな数で帰ってきている。更に申し上げると、外国の方...全文を見る
○茂木国務大臣 基本は厚生労働省の所管になってくる部分が大きいわけでありますが、御意見はしっかり受けとめさせていただきたいと思います。
○茂木国務大臣 アジア通貨危機、たしか一九九七年の七月、タイから起こったと。為替の下落等々ありまして、東南アジアを中心にしながら、アジア各国に影響が及んだ。  当初、日本の方が影響が少ないという中で、流動性支援であったりとかODAを活用した支援、これは日本が大きな役割を果たした...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的に岡田委員と同じ認識でありまして、現実的な必要性としての核抑止力と今後の方向性としての核軍縮、これは矛盾するものではないと考えております。  現在、国際社会には、核戦力を含みます大規模な軍事力というものが存在し、さらには大量破壊兵器の運搬手段であります弾道...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、バランスのとれない削減、これに米ロ双方とも合意するということはないんだと私は思います。基本的には、双方が納得する形でない限り、こういった削減というのは進まないわけでありますから、当然バランスがとれた形で削減というのは進める。  そして、それを進める上で、先...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、不信感ということで申し上げますと、今NPTで定めた核保有国五カ国の間にも不信感があります。そして、核保有国とそうでない国の間にも不信感がある。さらには、核兵器を持っていないとされる国の間、若しくは五カ国と認められていない、五カ国に定められていない国の間でも不...全文を見る
○茂木国務大臣 大きな原因であるのは間違いないと思っておりますが、ただ、プレーヤーといいますか、中国の存在が大きくなってきている、米ロだけで進めても、同じようなことがほかの国で起こったら全く実効性を持たないんじゃないかな、米国内にはそういった考えもあるんだと思います。
○茂木国務大臣 日米外相会談、ポンペオ国務長官の間ではさまざまな、これは外交、安全保障にかかわる問題について議論しております。
○茂木国務大臣 まず、NPTに関しましては、ことしに入ってからも、五つの核兵器国、二月に会合を開催して、NPTへのコミットメントを表明して、また三月にも、NPTの発効五十周年になったわけでありますけれども、それに際して外相共同声明を発出して、NPTへのコミットメントを再確認したと...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども私申し上げたように、INF全廃条約、これは軍備管理、軍縮において歴史的な役割を果たしてきたことから、同条約が終了せざるを得なくなった状況は望ましくない、このように答弁をさせていただいた、このように思っております。  同時に、東アジアの安全保障環境、これが...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症、現在、百八十四の国・地域で百五十三万人の感染が確認をされておりまして、そのスピードも加速するなど、世界的な広がりを見せているところであります。そのような中で、海外に渡航、滞在する邦人の保護、これは外務省にとって最も...全文を見る
○茂木国務大臣 多分、イメージを湧かせるために、一月の末から二月にかけて実施しました武漢のオペレーション、帰国オペレーションを見ていただきますと、北京の大使館の方から十名の人間が入って、そこの中には医務官もいますし、中国語の専門家もいますし、その人たちが中国政府との交渉に当たった...全文を見る
○茂木国務大臣 それで結構です。
○茂木国務大臣 今、航空便ということでいいますと、例えばインドからの帰国、これはJAL便、ANA便を使って二千名を超える邦人の方が帰国をしたわけであります。  あと、それぞれの地域によって違っておりまして、恐らく、中南米でいいますと、メキシコが起点になってくる部分は出てくるんじ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、さまざまな臨時便というものは最大限活用したい、そんなふうに思っております。  アフリカなんかの場合、邦人の方もいらっしゃいますけれども、特にフランス人の方が多くて、パリに帰る、こういうチャーター便があるときにその空き席を使わせてもらう、活用する、こういった...全文を見る
○茂木国務大臣 これは大半の部分、組織委員会であったりとか東京都にお答えいただいた方がいいんじゃないかなと思う部分があるんですが、アスリートファーストということで考えると、ことしの夏が、ある意味延期されてしまった。私なんかもテレビの番組なんかを見ていて感じることなんですが、相当タ...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的にはそのような方向で考えております。また、今後そう進めたいと思いますが、先ほど来申し上げておりますように、個々の国の事情がありまして、なかなか、自由化型でやろうとした場合に、交渉が進まない。  そうしますと、既に投資しているこういった財産の保護というものを...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、第四次産業革命の時代を迎えて、AI、そしてロボット、IoT、こういった技術革新は加速をしております。中でも、御指摘の情報通信技術、これは圧倒的な発達を見せておりまして、それが我々の日々の生活であったりとか企業活動に大きな変化をもたらしているわけであります。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、ここ数日、テレビ、ネットフリックスとか、TSUTAYAオンデマンドとかを見ていると、本当にアニメが多いですね。何しろ、自分で検索から始めないで、ただそのまんま見始めると、圧倒的にアニメが多い、これを感じていらっしゃる方も多いと思うんですけれども。  今、や...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は唯一の被爆国でありまして、核軍縮の進展に向けて、核兵器の非人道性に対する正確な認識を広めていくことを含め、我が国が果たしていくべき役割は極めて大きいと思っておりまして、三本柱、しっかりと推進をしていきたいと思っております。
○茂木国務大臣 我が国の産業界、これまで、アラブ首長国連邦やモロッコを含めた中東、さらにはコートジボワールを含めたアフリカの国々との協定の締結について要望が出されておりまして、今回の協定はその要望に沿ったものとなっております。  例えばモロッコ、これは、いわゆる北アフリカの中の...全文を見る
○茂木国務大臣 米軍機の飛行の安全確保、米軍が我が国に駐留する上での大前提と考えております。  事案ごとに適切に対応してまいりたいと思います。
○茂木国務大臣 ボリス・ジョンソン首相、現地時間の昨夜、ICUから一般病棟の方に移られた、このように承知をいたしております。昨日の段階で、もうICUにいらっしゃる段階から話ができるような状態であったということで、改善に向かっているんだろう、総理も、この方向で全快してくれれば、こう...全文を見る
○茂木国務大臣 杉本委員、銀行の人事部にいらしたということで、何か、「半沢直樹」とかああいうドラマを見ていますと、大体、人事部というのは悪い人間が銀行にいるんですけれども、杉本委員のような立派な方もいらっしゃるんだなと感じたところであります。  御指摘の非伝統的安全保障、ノン・...全文を見る
○茂木国務大臣 今、我々が戦うべきなのは新型コロナウイルスだ、そのように思っております。そういった中で、尖閣諸島周辺海域において、中国公船によります接続水域航行及び領海侵入が継続している。いつものときでもそうですけれども、こういった状況でありますから、極めて遺憾だ、このように考え...全文を見る
○茂木国務大臣 なかなか、毎日、帰国を希望される方の人数も変わったり、その国によって状況も違うんですが、若干、例えば、ペルーの事案で旅行者の方は注目をされた部分もあるんですが、比較的、途上国、こういうところでいいますと、企業の関係者、さらにはJICAの関係者の方の方が多い。各数字...全文を見る
04月14日第201回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、...全文を見る
04月16日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(茂木敏充君) 政府として、今般の流出事故は住民の方々に不安を与える重大な事案と認識をいたしております。  本件事案への対応に当たりましては、環境補足協定に基づく立入調査を米側に強く求め、最終的な調整、行っているところであります。また、米側に対しては、流出原因など事実...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の被爆建物につきましては、被爆者の減少であったり高齢化により被爆体験の風化が危惧されている中で、世代や国境を超えて被爆の実相を伝えていくことのできる建物の一つであると考えております。今、政府参考人の方からも答弁させていただいたように、そういう実相を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 機会があれば、様々なそういった戦争の悲惨さを伝える、その何というか、建物であったりとかそういったものを私も直接拝見したいと思っておりますし、実際に日本政府として、要人の被爆地訪問、さらには非核特使、ユース非核特使の委嘱であったりとか、国連軍縮フェローシッ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政府として、今般の流出事故は住民の方々に不安を与える重大な事案と認識をいたしております。  本件事案への対応に当たっては、環境補足協定に基づく立入調査を米側に強く求めており、最終的な調整を行っているところだと承知をいたしております。
04月29日第201回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今回のコロナ対応では、台湾の感染者そして死者は世界的にも非常に少なく、昨日二十八日時点で感染者数は四百二十九人、死亡者は六名でありまして、しかも感染者の八七%は輸入事例と、海外での感染者であります。市内感染の拡大は、国際的に見てもかなり台湾で抑制されてい...全文を見る
04月30日第201回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今、新型コロナ感染、新型コロナの感染拡大が続く中で、先日、十四日になりますが、ASEANプラス3の首脳間でも地域の連帯強化を確認したところでありまして、今こそその精神にのっとった行動が大切であると考えております。この観点からも、御指摘の新たな区の設置を始...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私も今、毎週のように各国の外務大臣と電話会談又はテレビ会談等々行っておりますが、率直に申し上げて、アビガンに対する関心、物すごく海外から高いなと感じておりまして、希望する国々に対してアビガンを無償提供するため合計百万ドルの緊急無償資金協力を行って、新型コ...全文を見る
05月07日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました五件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、投資の促進及び保護に関する日本国とアラブ首長国連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件ですが、政府は、平成二十六年一月以来、アラブ首長国連邦政府との間でこの協定の交渉...全文を見る
05月12日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(茂木敏充君) これまで人類は度々、ペストであったり、様々な感染症、これと闘ってきたわけであります。そういった意味で、今回の新型コロナウイルス対応、これは人類共通の課題でありまして、特に、例えば、じゃ、百年前のスペイン風邪のときと比べてグローバル化というのは圧倒的に今進...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、数字の上で見ましても、台湾の感染者、そして死亡者は極めて少ない、こんなふうに思っております。  五月十一日時点で、台湾におけます新型コロナウイルスの感染者数、全体で四百四十人であります。死亡者は七名にとどまっている。そして、感染者の八五%は海外で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたように、この新型コロナに打ちかっていく上では、国際連携、国際協調というのは極めて重要だと思っております。しかし、その様々な支援外交を展開する、これは日本も行っていきますが、重要なことでありますが、それがポストコロナの国際秩序において自分の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) かつて、アラブ首長国連邦の例えばアブダビでありますけれど、天然資源というよりも天然真珠、これを主な産物としていたんですが、そこに日本のミキモトが養殖真珠を作るということで一時大変だったんですけど、その海から石油が出てきたということで各首長国の大切な資産と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっと、文書があるかどうか、今……(発言する者あり)
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、こういった投資協定を結ぶに当たりまして、相手国への投資実績や投資拡大の見通し、我が国経済界からの要望、我が国外交方針との整合性、相手国・地域のニーズや事情等を総合的に勘案して、どこを交渉相手国にしていくかと選定を行ってきているところであります。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アビガンはウイルスの増殖を防ぐ薬として海外の多くの国から関心が寄せられておりまして、既に八十か国程度の国から直接様々な依頼受けているところでありますが、日本は、各国からのこういった要請を踏まえて、希望する国々と協力をしながら、新型コロナウイルス感染症に係...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 人命を守ることの大切さ、改めて痛感をしているところであります。今、本当に日本の国内においても海外においても、特に医療現場にいらっしゃる方、自分の危険がある中で必死になって治療活動を続けていると、改めて心から敬意を表したいと思っております。  外務省とし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、委員御指摘の多分問題認識、サハラ・アラブ民主共和国についてだと思いますが、承認をしておりません。西サハラ問題は、国連の枠組みの下、当事者間の協議により平和裏に解決されることが重要と、こういった立場でありまして、一九九一年に活動を開始しましたMI...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木委員からの御指摘、よく踏まえて対応してまいりたいと考えております。  そして、内容につきましては、今、高橋中東局長の方から説明をさせていただいたとおりでありまして、高橋中東局長はアラビストですから若干マグレブ寄りになるかと思うんですが、明確に答弁を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 五月七日、たしかプーチン大統領が大統領に就任をしてちょうど二十年、そういう節目のいいタイミングで電話会談が行われたと思っておりますが、この日ロの首脳電話会談におきまして、両首脳は、四島交流等事業を含みます日ロ間の協議や協力につきまして、新型コロナウイルス...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) かなりいいところまで議論が進んできたというか、盛り上がってきているところでこのコロナということでありますが、まず、私とモルグロフ、失礼しました、ラブロフ大臣の間では、大体、二人で議論したことを一回、森外審、モルグロフ次官の次官級協議で整理をしようと、その...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 医療体制が脆弱な途上国への支援、極めてこの段階で重要だと考えております。  五月七日に国連が発表しました新型コロナウイルスに関するグローバル人道対応計画の改訂版では、その支援資金の額、三月の二十億ドルから六十七億ドルに大幅に拡大をされたわけであります。...全文を見る
05月13日第201回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○茂木国務大臣 まず、NPRについてでありますが、委員も御案内のとおり、東西冷戦終えんの五年後、一九九四年に米国でクリントン大統領が同政権としての「核態勢の見直し」、NPR、ニュークリア・ポスチャー・レビュー、これを発出して以来、各政権ごとにNPRを発出してきたところであります。...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど冒頭の答弁でも申し上げましたが、やはり安全保障環境の変化というものによってNPRというものは当然変わってくると思っておりまして、二〇一八年のNPRは、核兵器の役割を拡大するか縮小するかというよりも、急速に変化する安全保障環境、例えば、北朝鮮によります核・ミサ...全文を見る
○茂木国務大臣 これは考え方というか解釈にもよるんだと思いますけれども、例えば低出力の核の導入、二〇一八年のNPRにおいて米国は、米国自身も低出力核を保有することで、相手側に例えば限定的な核の先制使用の余地があり戦略的優位性を得られるとの誤った認識を持たせないことによりまして、相...全文を見る
○茂木国務大臣 私がトランプ大統領の考え方に賛同するかどうかというよりも、一般的な考え方として、この例えば核の抑止力、これをきちんと確保するために、相手側に誤算があるということは決していいことではない。相手側にきちんと、こちらが持っているものがどういうものであるか、またそれをどう...全文を見る
○茂木国務大臣 肯定的に捉えられる面もあると考えております。  例えば、さまざまな核能力をお互いに持っているとする。例えば、私が素手だけしかない、素手の次はピストルしかない、そこで岡田委員が竹刀を持っていらっしゃる。竹刀でたたいたときに、まさかピストルでは攻撃しないだろう。こう...全文を見る
○茂木国務大臣 いわゆるラダーですから、はしごでありまして、はしごには当然段というのがあるわけであります。お互いの段が合っていれば、同じような形での抑止力が機能する。しかし、その段の例えば間隔がずれていた場合に、相手側がその中間の段階の段、そのレベルで何かのことをしたときに、こち...全文を見る
○茂木国務大臣 エスカレーションラダーをとるべきかとるべきでないかというよりも、恐らく、このNPRも一九九四年にできたわけでありますけれども、東西冷戦が終えんをして、多分これから、米国にとっても国際社会にとっても安全保障環境が大きく変わっていく。単にアメリカがソ連だけを見てこの問...全文を見る
○茂木国務大臣 そのように申し上げているわけではありません。実際にアメリカも地上発射型の中距離ミサイルを開発中でありますが、米国からは、直ちに配備する状況ではなく、また具体的な配備先についても検討は行っていないとの説明を受けているところであります。また、米国は、開発する中距離ミサ...全文を見る
○茂木国務大臣 必ずしもそういう考えは持っておりません。  NPRにしましても、冒頭申し上げたような大きな三つの柱のもとで米国は核態勢というのをつくっている、こういう理解のもとで、しかし、現実に今出てきた米ソ冷戦構造とは違う形の、さまざまな核を始めとする脅威に対してどういう対応...全文を見る
○茂木国務大臣 済みません、ちょっと質問の趣旨がよくわからないんですけれども、もう一度お願いします。
○茂木国務大臣 済みませんでした。  米議会の戦略態勢委員会のいろいろな検討の話だと思いますが、当時のやりとりについては私以上に岡田委員の方が詳しいと思いますので差し控えたいと思いますが、我が国は、米国の特定の装備体系の保有等について判断する立場には当然ないわけでありまして、米...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年の八月二日にINFの全廃条約が終了したわけでありますが、この背景には、米国が主張するところのロシアによります深刻な条約違反が継続してきたことに加え、むしろ私はこちらの要因が強いのではないかなと思いますが、INF全廃条約で米ロに廃止が義務づけられてきたミサイルを...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどの答弁と今の答弁をあわせてお聞きいただければと思うんですが、先ほど答弁申し上げましたのは、米国は地上発射型の中距離ミサイルを開発中でありますが、米国から、直ちに配備する状況にはなく、また、具体的な配備先について検討は行っていないとの説明を受けている。また、米...全文を見る
○茂木国務大臣 戦力というものは、確かに岡田委員がおっしゃった能力もありますが、あと、意思との組合せということになってくるんだろうと思っております。意思があっても能力がなければ、それは抑止力にはならないというのは明らかなのではないかなと思っております。  そして、米国が最近言っ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、海外でのNGOの活動についてよく御案内の山内委員の方からさまざまな、例えばUNHCRにしてもWFPにしても、活動するに当たってNGOと連携をする、特に、ラストワンマイルといいますか、最後の部分というのはNGOの担っている役割が大きい、こういう御説明をいただき...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、今回の補正予算、大きく二つの柱からできておりまして、その一つは、今一番緊急のコロナに対して、その終息に向けたさまざまな取組をする。もう一つが、コロナ後の経済、我が国経済のV字回復、これを図っていくためのさまざまな施策を行っていく。  この後者の中には、例...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、いろいろな拠出につきましては、どこに出すというよりも、まずは、どういう調査研究、これを今必要としているか、それが最も効果的に達成できる機関はどこなのか、こういう視点から出すことが多いんだと思いますが、その一方で、委員の問題意識でもあると思いますけれども、例...全文を見る
○茂木国務大臣 私、ここのところ連日のように、海外の外務大臣と電話会談、テレビ会議等々を行うわけでありますが、アビガンに対する関心は本当に高いな、こんなふうに実感をいたしておりまして、これまで八十カ国近くから外交ルートでアビガンの提供要請を受けているところであります。五月八日に一...全文を見る
○茂木国務大臣 アビガンにつきましては、まず、このコロナの治療薬として早期承認が行われることが重要でありまして、そのための治験が行われているということでありますが、それと同時に、現在、生産量が限られておりまして、その中間財等、海外でつくっていたものを新潟の工場に戻すとか、そういう...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的な問題意識、小熊委員と一緒だと思っておりますが、当然、今コロナの一日も早い終息を図っていく、そこの中で国際協調を進めるわけですが、各国は、ポストコロナの国際秩序のあり方というのは当然念頭に置くんだと思います。  そこの中で、同じようで違うのは、ポストコロナ...全文を見る
○茂木国務大臣 今必要なのは国際協調だ、そのように思っております。  そういった中において、国際協力にかこつけて自分の影響力を増すということを主目的にするようなことはすべきではない、こんな考えを持っております。  そういった中にあって、短期的に何か物を送る、これも不足しており...全文を見る
○茂木国務大臣 米軍の構成員は、出入国管理及び難民認定法に基づきます今般の上陸拒否の措置の対象とはなりませんが、実態として、現在、米国防省は、米軍関係者、軍人軍属及びそれらの家族があらゆる国との間の移動をすることを原則として六月三十日まで禁止としております。また、米側からも、日本...全文を見る
○茂木国務大臣 それで結構であります。
○茂木国務大臣 結構です。
○茂木国務大臣 まず、移動制限についてでありますが、現状でいいますと、六月三十日まで禁止ということになっております。  その上で、米国防省の指針は、渡航禁止の例外として、医療上の治療、米軍人の人事異動といった具体的事例を限定列挙しております。また、同指針は、追加的に、次の場合に...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども、どういった場合に認められるか、ケース・バイ・ケースでというお話をしましたが、そこの中で、ミッションエッセンシャル、エッセンシャルはかなり強い言葉です、不可欠な任務、さらには、ワランテッド・デュー・ツー・エクストリーム・ハードシップ、単なるハードシップじゃ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、例えばさまざまな形で、入国制限がかかっている国からも、特段の事情のある外国人も入国しております。一日平均数十人から百人を超える日もあるわけであります。  そういった中で、先ほども御答弁申し上げましたが、米軍人の場合、またその家族等の場合、先ほど言ったような三...全文を見る
○茂木国務大臣 違反につきましては、当然、米軍において適切に対応するものだと考えております。
○茂木国務大臣 井上委員御指摘のように、先月二十一日の日中外相電話会談におきまして、私から王毅国務委員兼外交部長に対しまして、御指摘の問題につきまして、中国側の賢明な行動、これを強く求めたところであります。  ところが、その後も引き続きこういった行動が起こっているということに対...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の新型コロナにつきましては、中国から発生したものでありますが、ウイルスの発生源等につきましてはさまざまな意見があるところでありまして、今回のような全世界に甚大な影響を与える感染症に対しては、自由、透明、迅速な形で各国の情報や知見が共有されることが重要だと思って...全文を見る
○茂木国務大臣 委員おっしゃるように、こういった国際的な感染の拡大が起こっている中では、地理的な空白を生じさせない、こういったことは極めて重要でありまして、我が国は、WHO総会への台湾のオブザーバー参加、一貫して支持をしてきているわけであります。  同時に、今回のコロナウイルス...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました六件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とアルゼンチン共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件は、令和元年六月二十七日に条約の署名が行...全文を見る
05月15日第201回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○茂木国務大臣 鈴木委員、経済産業省時代も通商政策の現場で大変活躍されまして、私が大臣時代も一緒に仕事をやらせていただいて、この租税条約についてもよく御案内だと思いますが。  租税条約が締結をされることで、まず企業にとって申し上げると、本国と投資相手先、ここでの二重課税の除去で...全文を見る
○茂木国務大臣 海外に渡航、滞在する邦人の保護、これは外務省の最も重要な責務の一つでありまして、今回の新型コロナの世界的な感染拡大を受けて、その重要性はますます高まっていると考えております。  外務省として、こうした感染拡大の状況等を踏まえて、在外邦人及び海外渡航者の安全を確保...全文を見る
○茂木国務大臣 政府としては、相手国との経済関係、そして我が国経済界からの要望、租税条約の締結、改正から生じ得る効果といった観点を踏まえて、租税条約の締結をこれまで進めてまいりました。我が国は、既にインド、中国、ブラジル、多くのASEAN諸国等の新興市場国とも租税条約を締結してお...全文を見る
○茂木国務大臣 ウズベキスタンが位置をする中央アジア、ロシア、中国、カザフスタン、イランといった重要国に囲まれ、ユーラシア大陸全体の平和と安定を図る上で重要な地域であります。  その中でも、ウズベキスタン、かつては、中国と中東を結ぶシルクロードの中東に近い最後の中継点として、テ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、この特別定額給付金、法のたてつけでありますが、緊急事態宣言の対象となる日本国内で、新型コロナウイルス感染症のさまざまな影響で厳しい状況に置かれて生活している方々、日本に住んでいらっしゃる方全員が対象になるということだと思うんですが、これを対象とするものである...全文を見る
○茂木国務大臣 国内また世界での感染が、終息が視野に入ってくるという段階で、今度は人、物の移動についてどうするか、そこの中でも比較的緊急性が必要なビジネスマンについてどうするかとか、一般の観光客についてどうするか、段階を踏んでいろいろ考えていく必要があるのではないかなと思いますが...全文を見る
○茂木国務大臣 五月九日に予定されておりました対独戦勝七十五周年の記念式典、大規模な式典につきましては、コロナウイルスの影響等もあって延期となりましたが、延期後の具体的な日程、今ロシアは、連日の感染者が一万人を超える、累積の感染者もアメリカに次いで多い、そういう状況が続いている中...全文を見る
○茂木国務大臣 日程が決まっておりませんので総理の日程は全く調整しておりませんが、大西委員の御意見は御意見として承らせていただきます。
○茂木国務大臣 北朝鮮をめぐる情勢について、平素から高い関心を持って注視、分析をしておりまして、各種公開情報からインテリジェンスを含むものまで、さまざまな報道、情報に接してきているところであります。  そこの中で、例えば死亡説であったりとか重篤説というのは、むしろ、どちらかとい...全文を見る
○茂木国務大臣 政府としては、日英首脳間で一致をしております日・EU・EPAを踏まえて、EU離脱後の英国との新たな経済的パートナーシップの構築に速やかに取り組んでいく考えであります。  一昨日、英国政府は、日・EU・EPAを踏まえた野心的で包括的な自由貿易協定を追求する等とする...全文を見る
○茂木国務大臣 租税条約を締結することによりまして、日本の企業にとっては、二重課税の除去が図られる、そして進出国における課税所得の範囲が明確になることなどを通じて、海外事業展開の法的安定性であったりとか予見可能性が高まることになります。また、租税条約の締結は、脱税、租税回避の防止...全文を見る
○茂木国務大臣 新興国もそれぞれでありますが、特に財務状況が悪い国におきましては、日本もそうでありますが、債務のリスケというのがどうしても必要になってくるのではないかなと思っておりまして、国際協調の中で債務のリスケを進めていく、これが一番優先的に必要なことなのではないかなと思って...全文を見る
○茂木国務大臣 先日も山内委員の質問にお答えをさせていただいたんですが、例えば、日本として国際機関にさまざまな拠出をするとしても、本当のラストワンマイルといいますか、そういったところの各地域の皆さん、住民の皆さんへのデリバリーというものをかなり大きな割合でNGOの方が担っていただ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず事実関係と、そこの中での日本の考え方、そんな感じで整理してお話をしたいと思うんですが、阿久津委員も御案内のとおり、ガットで、第十一条一項におきまして数量制限の一般的廃止を定めておりますが、同条二項において、食糧その他輸出締約国にとって不可欠な産品の危機的な不足...全文を見る
○茂木国務大臣 今週、米国、さらには、今お話のあった豪州を始め七カ国の外相とテレビ会議を開かせていただきましたが、コロナ対策の中で、この初動の問題、一つの非常に大きな問題として出てまいりました。  オーストラリア・ペイン外務大臣あたりも相当厳しい発言をしていたわけでありますし、...全文を見る
○茂木国務大臣 海外に渡航、滞在する邦人の保護は外務省にとりまして最も重要な責務の一つでありまして、今回のコロナウイルス感染症、こういう大きな課題に直面して、その重要性は更に高まっていると考えております。  感染症の世界的な広がりによりまして、世界各地では、国境閉鎖、外出禁止措...全文を見る
○茂木国務大臣 従来も、この資料を拝見しますと、衆議院の予算委員会に、要求を受けまして、こういった資料を提出しているということになっていると思います。  委員会の方で御議論いただきまして、必要な資料等々がありまして、出せるものがありましたら提出させていただきます。
○茂木国務大臣 恐縮なんですが、先生とかなりアプローチ、私は交渉については違うと思います。  まず、日米安全保障体制のもとでの米軍の日本への駐留、これは当然、日本の平和、安全に資するものでありまして、また地域の安定に資するものであります。赤嶺先生のように、どういう害を出すのか、...全文を見る
○茂木国務大臣 結果的にはそういうところに持っていくんですが、まず、日本を取り巻く安全保障環境、これが変化をしてきております。  どのような脅威があるのか、こういったことをきちんと見きわめる。さらには、安全保障の対象というものが、従来型のものからサイバー、宇宙、新たな領域に広が...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、感染症の危険情報の発出でありますが、これは、むしろ邦人が海外に行った場合また滞在している場合、どの程度の危険があるかということを中心に、その国、地域で感染の拡大状況がどうなっているか、移動制限の状況がどうであるか、医療体制が整っているか、また、在留邦人や渡航...全文を見る
05月20日第201回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○茂木国務大臣 事務方が答えないようですので、私の方から。  内閣府においては日本国内の重要施策についての広報を行う、一方で、外務省の方は、外交、安全保障、国際協力等、対外政策に関してさまざまな広報を行う、こういう役割分担のもとで、両方が緊密に連携しながら、広報テーマの選定、広...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、若干、私の答弁はそんなふうに申し上げていないと思うんですけれども。  山内先生、今おっしゃるように、相手の関心、ニーズをつかむことが極めて重要である。そして、単に商品ではなくて、その根底にある日本のよさ、日本の誠実さ、おもてなしの心、きめ細かい心遣い、そう...全文を見る
○茂木国務大臣 いろいろなやり方があると思うんですけれども、今全体の状況を考えますと、ソーシャルメディアが極めて発展をしている、したがいまして、例えば、単に政府に働きかけるだけではなくて、世界各国において国民一人一人が世論を形成する力が強くなっているということだと思います。その結...全文を見る
○茂木国務大臣 外務省の職員、それぞれ語学の専門家がいたり、率直に申し上げて、私は、日本の外務省の語学の専門家というのはかなり優秀だと思っております。  さらには、例えば地球規模の課題に対応する、国際文化広報に精通をする、そういう専門分野に秀でた人間というのは更に育成していく必...全文を見る
○茂木国務大臣 児童の虐待であったり性的搾取等の子供に対する暴力の撲滅、SDGsのターゲットの一つとしても掲げられている極めて重要なテーマでありまして、さまざまな関係省庁が関与してまいります。しっかりと、外務省として、その事務局といいますか取りまとめができるように、私もしっかりコ...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係について、今政府参考人から答弁したとおりでありますが、今ちょっと、エネルギー価格全体でいいますと、こういったコロナによります世界的な経済の低迷、需要の減退によりまして、かなりふだんではない動きをしているのは確かだと思っておりまして、まず、WTIとかこういっ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、参考人の方からお答えをしたとおりでありますが、もちろん、いろいろな形で航空便がとまっている国にいらっしゃる方で、当初は帰国を希望されずに、やはりそろそろ帰国しようかということで、その数はふえてきておりますが、いずれにしても、これまでに九千七百名の方が帰国をされ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、感染症危険情報につきましては、それぞれの国、地域での感染の状況、移動制限の状況、現地の医療体制、在留邦人渡航者数、世界保健機関や主要国、地域の対応ぶりなど、総合的に勘案して判断してきておりまして、現在、レベル3、渡航中止勧告の国、地域が百に及ぶ、こういう状況...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は、従来より、国際保健課題への対応に当たっては地理的な空白を生じさせるべきではないと考えておりまして、この観点から、台湾のWHO総会へのオブザーバー参加をこれまでも一貫して主張してきておりまして、今回のWHO総会に当たっても、事前にそのような働きかけを行って...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の新型コロナウイルスのような世界的に甚大な影響を与える感染症に対しては、WHOを中心に国際社会が一致して対応すべきだと考えております。  また、今後、同様の事態に備えるためにも、事態がある程度一段落したタイミングで、ただ、一段落したタイミングというのは、のん...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、ポストコロナ、大きく時代というのは変わっていくんだと思います。やはり、人類の歴史を考えても、大きな災害であったりとか課題を乗り越える過程では、人類というのは新しい文明であったりとか技術というのを発見、そして社会実装してきたわけであります。恐らく、今回のコロ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、基本的な考え方を申し上げたいと思うんですが、戦後、我が国が目覚ましい経済発展を遂げることができた、それはやはり、優秀な労働力、人材がいた、そして物づくりの技術があった、こういったことに加えて、自由貿易体制、この恩恵も非常に大きかったんじゃないかなと思っており...全文を見る
○茂木国務大臣 吉良委員の質問については鮮明に覚えております。  その上で、やはり、食料安全保障、平時と有事に、二つの局面に分けて、それぞれの局面における対策のあり方についてさまざまな視点からの議論が必要だ。  ただ、同時に、そこで想定されていた有事と今の状況は、もしかすると...全文を見る
○茂木国務大臣 日本とロシア両国は、アジア太平洋地域の重要なパートナーでありまして、両国が安定した関係を築いて協力を深めることは、二国間のみならず、地域の安定と繁栄にとっても極めて重要であると思っております。  個々のさまざまなメリットというのはあるんだと思いますが、それ以上に...全文を見る
○茂木国務大臣 御高説はよく承りました。  恐らく、ヨーロッパにおける領土の概念と日本における領土の概念というのは、違うところはあるんだと思います。  もともとこの地図にありますこの地域、二世紀にハドリアヌス帝が国境を画定するまでは国境という概念もなかったところでありますし、...全文を見る
○茂木国務大臣 米側からは、在日米軍が保有しているPFOSを含有する泡消火剤について、これらを厳格に管理するとともに、二〇一六年以降は順次交換を進めている、また、訓練に当たっては、現在は水を利用し、当該消火剤は使用していないといった措置について説明を受けてきております。  同時...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係ですから、多分、今手元にないということは通告いただいていないんだと思いますので、調べて御連絡を差し上げます。
○茂木国務大臣 まず、北方四島住民に対する人道支援ということで、政府は、一九九八年以降、毎年、北方四島から患者を北海道本島の病院に受け入れてきております。こういった医療面での支援というのは、やはり心と心を結びつけるものだ、そのように考えております。  鈴木宗男先生は、最初に選挙...全文を見る
○茂木国務大臣 G7からG8へと、一つの考え方ではあるとは思います。ただ、委員の方からも御指摘ありましたように、二〇一四年、ロシアによりますクリミア併合の結果、ロシアのG8への参加は停止されておりまして、なかなか直ちにG7をG8に戻せる状況にはないと考えております。  同時に、...全文を見る
○茂木国務大臣 こういった世界的な感染症、課題については地理的空白をつくるべきではない、こういう観点から、台湾のオブザーバー参加、日本として一貫して支持をしてきました。  さらに、井上委員おっしゃるように、今回のコロナに対する対応、さまざま、台湾から知見を得るべきところが多かっ...全文を見る
○茂木国務大臣 台湾は、我が国にとって基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人である、そのように考えております。  まず、コロナについて申し上げると、今回、台湾は、新型コロナ対策として感染地域からの入域制限の迅速な実施や最...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました五件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、社会保障に関する日本国とスウェーデン王国との間の協定の締結について承認を求めるの件は、平成三十一年四月十一日に協定の署名が行われました。  この協定は、我が国とスウェーデンとの間で...全文を見る
05月21日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  ただいま議題となりました六件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とアルゼンチン共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件は、...全文を見る
05月22日第201回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○茂木国務大臣 一連の邦人拘束事案につきましては、政府として、日中間の首脳会談や外相会談等、これまでさまざまなレベル、機会で、早期解放に向け、中国側に働きかけを行ってきているところであります。  例えば、今大西議員の方から御紹介がありました、昨年九月に北京市で北海道大学の教授が...全文を見る
○茂木国務大臣 現在のコロナ危機の経済への影響、今後更に大きくなることが懸念をされておりますが、二十世紀大恐慌以来の大きな影響が出るのではないかな、こういう予測もあります。  あの当時でいいますと、世界の株価が大きく落ちて、例えば、アメリカの大企業スタンダード・オイルの株価も落...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、外交青書でありますが、さまざまな読者、それは、外交に直接かかわる人間、さらには研究機関等で外交の研究、分析をされている方、又は大学で外交について勉強されている方、さらにはビジネスマンであったり、一般の方で、外交について勉強してみたいな、最近の外交について興味...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘いただきましたフィンランドでありますが、新渡戸稲造の大きな功績もありまして、また、フィンランドは、ヨーロッパにありますが、語学体系でいいますと日本と同じウラル・アルタイ語系に属すると、さまざまな要因もあって、日本と非常に、親近感を持っているというのは事実であ...全文を見る
○茂木国務大臣 北極は大切だと思っております。  北極をめぐっては、地球温暖化によります環境変化に対する懸念が存在する一方、海氷状況の変化に伴いまして北極海航路の活用や資源開発といった経済活動が活発化しておりまして、安全保障の観点からも各国の北極に対する関心は高まりつつあります...全文を見る
○茂木国務大臣 国際機関、それが例えばアジアで唯一の事務所を日本に置く、これは観光分野についても動物の検疫においても極めて重要なことなんだと思っておりまして、それは積極的な誘致をするということは当然でありますが、その上で、そこがきちんと機能することによって、やはり日本のプレゼンス...全文を見る
○茂木国務大臣 先日十三日の委員会で、この米国の地上発射型中距離ミサイルについて、まず、開発中である、そして、具体的な配備先については検討は行っていない、そして、これは核弾頭搭載型ではなくて、あくまで通常弾頭搭載型である、このように答弁をさせていただきました。  ただ、INF全...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、今、米国は具体的な配備先については検討は行っていないということでありますが、今後、米国の核抑止を始めとする拡大抑止、これをどう実効性を確保していくかについては、日米間でさまざまなやりとりをやっていく必要があると思っております。  ある程度...全文を見る
○茂木国務大臣 まずは、アメリカは開発中であったり配備については検討していない、こういう段階にある中で、しかし、米国の拡大抑止の問題についてはこれからもやりとりをしていかなきゃならない。何らかの方向性、これが見えてきた場合には、当然、それは国会に対しても国民の皆さんに対してもきち...全文を見る
○茂木国務大臣 先日私が、よりきめ細やかな戦略核のあり方を模索していく必要があると述べましたのは、望ましい核体制のあり方については、安全保障環境の変化等も踏まえ、より詳細かつ不断に検討していく必要があることを述べたものでありますが、特定の核体制を念頭に置いた答弁ではありません。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 その体制の、どういうものを持つかという検討の中から排除することはできないと申し上げたわけでありまして、それが必ずしも今の段階でプリコンディションで持つ必要があるという意味で申し上げたわけではございません。
○茂木国務大臣 それで結構であります。  そして、更に申し上げると、先日も答弁をさせていただいたと思うんですが、米国側の抑止力を確保するに当たって、具体的にいかなる運用を行うのか、いかなる装備体系を保有するかといった点については、我が国は最終的にこれを判断する立場にはなくて、す...全文を見る
○茂木国務大臣 中国との話が進むかどうかの前に、まず、これまでの軍備管理の枠組みとして、INF全廃条約というものは、軍備管理、軍縮において歴史的な役割を果たしてきたことから、同条約が終了せざるを得なくなった状況は望ましくないと考えているわけであります。  そして、その理由につい...全文を見る
○茂木国務大臣 岡田委員の問題認識といいますか、アプローチの仕方については十分理解いたします。  その上で、私の考えを申し上げますと、アメリカ、ロシア、中国、それぞれ持っている兵器というものは違うわけであります。そうなりますと、特定の分野に絞って削減交渉をするというのは、かえっ...全文を見る
○茂木国務大臣 新STARTの前に、今の議論、若干短くしますが。  恐らく、中国を巻き込んでいく、率直に言って、私も外相会談等々でなかなか難しい問題だと思いますが、これは軍備管理、さらには通商の問題でもそうでありますけれども、一つは、やはり中国に、あなたは大国なんだ、大国として...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、今御質問がありました賢人会議のことについてでありますが、昨年十月に外務省に提出されました核軍縮の実質的な進展のための賢人会議の議長レポートにおいては、新STARTが二〇二一年に失効する前に五年間延長することや、核軍備管理及び戦略的安定性に関する米ロ間の対話が...全文を見る
○茂木国務大臣 私もそうでありますが、もちろん安倍総理も日本の国益だけではなくて、国際社会の平和と安定においてどういう姿が望ましいか、それに向けて日本としてどんな役割が果たせるか、こういう思いでさまざまな外交交渉に臨んでいるところであります。  岡田委員のおっしゃっていることは...全文を見る
○茂木国務大臣 全体の経済、さらには農業に対してどういう影響が出ているということでありますけれども、新型コロナに伴います、さまざまな移動制限であったりとかそういう措置がとられる、また、入国制限等によりまして九九・九%の観光客が減少する、こういった中においては、需要というものはある...全文を見る
○茂木国務大臣 この条約は、ベトナムとの間で受刑者移送の要件、手続等を定めるものであります。  近年、ベトナムとの関係は、政治、経済、文化、人的交流とあらゆる分野で緊密化をしております。日本は、ベトナムにとり最大のODA供与国、第二位の投資国、第四位の貿易相手国であります。日・...全文を見る
○茂木国務大臣 今後の対応として、特段の事情の中で、人道上の理由というのは十分配慮されるべきだと思っております。  書き方等につきましては法務省を中心に検討したいと思いますが、きちんと、困っていらっしゃる方が相談できる、そこの中で、本当に適切に、人道上配慮が必要だ、そういう方に...全文を見る
05月25日第201回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な御指摘だと思います。  その上で、まず日本のODA事業でありますが、今年、私、一月の当初ですけれど、ベトナム、タイ、そしてフィリピン、インドネシア、東南アジア四か国回ってまいりましたが、まず全体として日本のODA、極めて高く海外から評価されて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、新型コロナウイルスの感染症、中国から発生をいたしまして、それがイタリアを始めヨーロッパの国々に広がり、北米、そして現状を見ておりますと新興国、BRICS、そして中東、中南米と広がってきております。さらには、中東、中南米ほどのスピードではありませんが、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 難民キャンプ等、それぞれ状況は違いますが、言ってみると三密の状態といいますか、人が非常に密集をしている、そして衛生状態も必ずしもよくない、そして医療提供体制も整っていないということで、一旦感染症が発生しますと急速に拡大する懸念というのは、御指摘のように非...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のWHO総会にも台湾がオブザーバー参加できなかったことは非常に残念だと思っております。  我が国は、従来より、国際保健課題への対応に当たっては地理的空白を生じさせるべきではないと考えております。また、今回のような全世界に甚大な影響を与える感染症に対...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 麻生財務大臣もいらっしゃる前で答弁の機会を与えていただいたこと、まず感謝を申し上げたいと、そういうふうに思っております。  JICAの海外協力隊員、私も今はちょっと海外行けませんが、その前は、海外に行くとできる限り、その若い、本当にかなり厳しい環境で頑...全文を見る
05月26日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  猪口委員の方から大変大きな観点から御質問をいただいたところでありますが、我が国は、五月の一日現在、七十六の租税関連条約と、この中には租税条約、租税情報交換協定、税務行政執行共助条約及び日台民間租税取決め、含まれるわけでありますが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 猪口委員から御指摘いただきましたBEPSの問題、これはここ数年、G7、G20の財務大臣・中央銀行総裁会議でも大きなテーマとして取り上げられて、日本としても中心的にこの議題について取り扱っているところであります。  こういったBEPSの問題もそうでありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 何分残っていますか。  まず、軍縮外交の問題につきましては、猪口委員もこれまで軍縮大使もお務めになりまして、これからもいろんな意味で御指導いただければと、こんなふうに思っておりますが。  日本の新型コロナの状況、現時点では爆発的な感染の拡大には至って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 秋野委員から提出をしていただいた資料の桜、本当にきれいだなと思います。当時の抑留者の方々、もしこの桜を眺めていたらどんな思いだったんだろうと、こういう思いを持つところでありますが。  第二次世界大戦後、ソ連に抑留された日本人のうち約二万五千名が現在のウ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、アフリカ大陸を見ますと、エジプト、そしてアルジェリア、さらにはチュニジア、モロッコと、アラビア語ではマグレブ、いわゆる日が沈む地域というわけでありますが、その地域についてはある程度の知見はあっても、その先の情報、なかなか一般の方は持っていないとい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今政府参考人の方からも答弁ありましたが、自由で開かれた香港が安定的に繁栄していくことが重要だと、これが日本の立場でありまして、今の中国の動き、恐らくこれから見ると相当な懸念があるなと思っておりまして、決して状況を注視するだけではなくて、日本としてもしっか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浅田委員御案内のとおり、今様々な国際的な会合であったりとか会談というのがコロナの影響によりまして中止であったりとか延期になっているわけでありまして、そういった意味で、本年予定されておりました習主席の国賓としての訪日と、これについては延期になったわけであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 王毅外相とは、今回のコロナが発生した後も何回か電話会談等々行っておりまして、胸襟を開いて様々な課題であったりとか今後の問題について話合いをさせていただいております。
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のコロナウイルス感染症の世界的な広がりと、これも今までに前例がないような、スペイン風邪もここまでだったかという形のものでありまして、それが今後どうなっていくかと、なかなか専門家であっても見通しは難しいんだと思っております。  流行の拡大というものが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のような世界的に甚大な影響を与える感染症に対しては、国際社会が一致して対応すべきだ、これが基本でありますが、そこの中でWHOに関しては、初動対応がどうだったかとか中立性の問題とか、米国の意見を含めいろんな見方がありまして、専門的知見を有するWHOが適...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まだ検証の在り方とかどこが主体だということは決まっておりませんけれど、先ほどの意味で申し上げたように、三つの条件といいますか、これは国際社会でもある程度一致をしていると思うんですが、公平で独立した包括的な検証が行われるべきだということでありまして、WHO...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今とっております水際措置、五月の末までということでありましたが、それを六月の末まで延長するということを昨日決めさせていただいた次第であります。  その上で、今後、例えば感染症の危険情報、今レベル三の国が百十一か国・地域になるわけでありますが、これの引下...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のような世界的に甚大な影響を与える感染症に対しては、国際社会が一致して対抗すべきと、これが基本的な考え方でありまして、我が国は先日のWHO総会において、公衆衛生上必須なサービスを絶え間なく安全に供給する保健システムの維持等を明記しました決議に共同提案...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年九月の国連総会の議論、私も参加をいたしましたが、SDGsの達成のためには、革新的資金調達により年間二・五兆ドルと言われる資金ギャップを埋めていく必要があるわけであります。  外務省では、既にお話ししたように、SDGsの達成のための新たな資金を考える...全文を見る
05月28日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  ただいま議題となりました二件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、社会保障に関する日本国とスウェーデン王国との間の協定の締結について承認を求めるの件は、平成三十一年四月十一日に協定の署名が行われました。  この...全文を見る
05月29日第201回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) ODAの目的と、冒頭からまさにこのODA特委の本質に関わる御質問をいただいているところでありますが、時計の針、半年ほど戻しますと、昨年の秋、日本でワールドカップラグビーが開催をされ、大変な盛り上がりを見せて、ワンチームと、こういった言葉が流行語大賞にも選...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 詳細、事務方の方からまたお答えをしたいと思いますが、ちょうどこの委員会始まります前に、この六月四日のGaviの増資会合に関しましてゲイツ財団のビル・ゲイツさんと今電話をしたところでありまして、非常に熱心に取り組まれていると。日本として既に一億プレッジをし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 冒頭のODAの御質問に対しても、日本のこれまでのODA、一九六〇年代からの東南アジアにおける日本の開発援助の貢献というのは非常に高く評価されていた。結果的に今、日本とASEANの関係、非常にいい関係にあるわけでありまして、そんな中で今回、いかに共同して新...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 非常に教科書的な答弁をさせていただきまして、要するに、自由貿易の恩恵、これを受けるに当たって、やはり発展している国はフリーライダーであってはいけないと、レスポンシブルステークホルダーとしての役割を果たしていくと、こういうことが重要だと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 途上国の開発にとりまして、今御指摘のように、施設、インフラ整備においては、単に物をつくるだけではなくて、その後の運営管理というのが極めて重要だと考えておりまして、御指摘の水道事業、熊谷議員、さいたま市議三期お務めになってよく御案内のとおり、まさに運営ノウ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 自由で開かれた海洋秩序の基礎となります法の支配、これ、三つの考え方といいますか、アプローチ、国際法に基づいて議論を行って、力や威圧に頼らず、紛争の平和的解決を図ることである、そのように考えております。  例えば、国連総会においても、例年、法の支配に関す...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 法の支配は、今日の国際社会の平和と繁栄の基礎となるものでありまして、海洋秩序にとどまらず、安全保障、経済、社会等、様々な分野において重要になる、このように考えているところであります。  先ほど三つの考え方と申し上げたわけでありますが、国際法に基づいて議...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨日の全人代におけます議決、これ、国際社会、そして香港の市民が強く懸念を持つ中でそういったことが行われ、また今香港で起こっている事態という、これについては日本として深い憂慮を持っていると、このことは昨日、対外的にも明確に私から申し上げたところであります。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今月の十四日に、アゼベド現WTOの事務局長、私も個人的にもよく存じ上げているんですが、二〇二一年八月三十一日までの任期を一年短縮して、本年の八月三十一日に辞任する意向を表明したわけであります。  これを踏まえて、今後、六月の八日から七月の八日までの間に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ODAを通じました我が国の開発協力、開発途上国から非常に高く評価をされ、やっておりまして、相手国との関係強化やSDGsの達成を含めて、我が国が国際社会において主導的な役割を果たす上で極めて重要な政策ツールであると考えております。  現在、我が国も財政的...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、厚労省の方から答弁あったことでありますが、今回の新型コロナのような世界的に拡大する感染症に当たっては、世界各国、国際社会、国際機関も含めて協力して対応すると、このことは極めて重要だと思っております。  その上で、WHOの今回の対応につきましては、初...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アフリカの人口が大体十三億四千万人でありまして、今感染者数、昨日現在で既に十二万人を超えるような状況であります。大体イメージでいって見ていただきますとインドの人口で、インドが今感染者が十五万人でありますから、それに近づいてきているという状況であります。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、新型コロナの感染の世界的な拡大状況でありますが、中国で発生し、それがイタリアを始めヨーロッパで拡大をする。私、毎日、各国のデータ、感染者数、死亡者数、そしてまた治られた方と、こういうのを見ておりますけれど、ヨーロッパの方はかなり収まりつつある状況と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカが今、新型コロナを終息をさせる、また世界的な拡大を防ぐために国際協力をしないと言っているとは全く承知をいたしておりません。  もちろん、今、どういった形でこの新型コロナに対応していくかと、国際協力の在り方については様々な意見もあるところでありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国はこれまでも、人間の安全保障に直結する保健医療分野を含みます社会インフラ強化の取組を重視をしてまいりました。  特に今般の新型コロナの世界的な拡大に関連しまして、保健医療システムが脆弱な、アフリカを含みます途上国への支援は国際社会の大きな課題とし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) JICAの海外協力隊員、OBの方、先生の事務所にもいらっしゃるということでありますが、私もちょっと今はこういう状況で海外出張行けないんですが、海外出張、以前行っていた頃は、よく海外に行きますとそういった隊員の皆さんと直接お会いしたりしたんですけれど、本当...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、鈴木局長、JICAに出向が決まっているわけじゃありませんのでその点はよく御理解いただきたいと、このように思うところでありますが。  恐らく相手の要請に基づいてとか、相手とよく話し合ってということではなかなか、もっとプロアクティブなことはできないん...全文を見る
06月01日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○茂木国務大臣 現在、御指摘のように、新型コロナの世界的な拡大によりまして、国際的な協調、連携が必要な中で、尖閣諸島周辺海域において中国公船によります接続水域航行及び領海侵入が継続していることは極めて遺憾だと思っております。  我が国から中国側に対して、外交ルートを通じてその都...全文を見る
06月02日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(茂木敏充君) 人の往来の再開に当たりましては、日本での感染拡大の終息、これが極めて重要でありますが、同時に、海外の感染状況であったりとか主要国の対応をしっかり見極めたいと考えております。その上で、渡航が安全か否か、どこまで人の往来を再開できるかについて、相手国における...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 榛葉委員と久しぶりに議論させていただくんですが、最初に質問を受けたのはもう十五年以上前のことになりまして、急に榛葉委員から、二月七日、北方領土の日は元々何の日だと聞かれまして、たしか、一八五五年の二月七日に日露修好条約が結ばれた日だと思いますと、そう答え...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本とスウェーデンは伝統的な友好国でありまして、法の支配や基本的人権を始めとする基本的価値観を共有する重要なパートナーであると考えております。  私は、経済再生担当大臣時代、ちょうど百五十周年の二〇一八年の五月にスウェーデンを訪問いたしておりますが、車...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先月のWHOの総会に台湾がオブザーバー参加できなかったことは非常に残念だと、そのように感じております。  我が国は、従来より、国際保健課題への対応に当たっては地理的空白を生じさせるべきではない、そのように考えております。また、今回のような全世界に甚大な...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中立でそして独立した包括的な検証を行う。これは、今後、専門的知見を有するWHOそのものが国際社会から信認を得続けることができるかと、それに懸かっていると思っておりまして、そういった検証がなければWHOというものが国際社会から信頼される存在ではなくなってし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 世界の覇権国に対して新興国が挑戦をし、そして戦争に至る。グレアム・T・アリソンのツキジデスのわな、これが当てはまるかどうかということについては様々な議論があると思うんですが、少なくとも現代社会においては、ペロポネソス戦争が起こった当時とはかなり、様々な要...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国との協定は、昨年、二〇一九年九月に発効して、年金保険料の二重払いの解消がなされたところでありまして、現在、中国側とも連携をしつつ、同協定に基づく新たな制度の周知の徹底であったり、その円滑な運用の確保のための取組を行っているところであります。なかなか、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今の秋野先生の御意見といいますか御説明、非常に科学的でありまして、説得力もあるなと私は感じました。今後の導入に当たって参考にさせていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、私もフィンランド、そしてスウェーデン両国訪れておりますが、先方の閣僚に会いましても本当に女性の閣僚が多い、そして極めて、何というか、有能な方が多いなと、こんなふうに感じておりまして、男女共同参画型社会、まさに実現をしている国だと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この御指摘の六月二十四日のロシアで行われます対独戦勝記念式典、まだどういう形になるのかと、式典の詳細は明らかでありませんで、外交ルートを通じて確認中であります。  いずれにしましても、平和条約交渉を含めて日ロ関係を前進をさせていく上で、長門の会談もそう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ラブロフ外相とは今年に入ってミュンヘン会議以来久しぶりということでありましたけれど、これまでも、私、四十か国以上の外相と電話会談、この間行ってきておりますが、四十五分間ラブロフ外相とは行いまして、比較的長い時間でありましたし、いい議論ができたと、このよう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木委員が非常にアンテナ高くいろんな情報を取られているということは敬意を表したいと思います。  早期に次官級、そしてまた局長級の協議、開催をしたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 地域交流年、極めて重要であって、コロナで実際のいろんな予定が遅れていることについては残念だと、早期に開催をしたいと、特に開会式は必ずやろうと。その時期については、できるだけ早い時期が望ましいんだけれど、これはコロナの時期、コロナの状況を見て適切に判断しよ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) できるだけ北海道の中でも重要な地域で行いたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) やはり参加される方の健康というのを考えたときに、今年の場合は航空機での墓参と。これ、今まで以上に重要なオプションになってくる、これから具体的な調整を行いますが、そういう思いは持っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 二十八日の会談の主なテーマにつきましては、先ほど申し上げたように、コロナ対応に関する両国の状況であったりとか、また協力、これについて一致するとともに、平和条約交渉を始めとする一連の日ロ間の今後の協議の進め方について意見交換をしたということでありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全人代におけますその審議の状況であったり香港の情勢に関する我が国の強い懸念は、これまでも外交ルート等を通じて中国にもしっかりと伝えてまいりました。  そうした中で、全人代において香港に関する決議が国際社会や香港市民が強く懸念をする中でなされたこと、及び...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一般に、米軍が訓練を通じて各種技能の維持向上を図ることは即応態勢という軍隊の機能を維持する上で不可欠な要素でありまして、日米安保体制の目的達成のために極めて重要だと考えております。  他方、米軍機の飛行の安全確保や周辺住民への配慮は米軍が我が国に駐留す...全文を見る
06月04日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  ただいま議題となりました三件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、刑を言い渡された者の移送に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件は、令和元年七月一日に条約の署名が行われま...全文を見る
06月05日第201回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(茂木敏充君) 高橋光男議員から、保健分野を始めとする国際協力に関して、国際機関の評価及び説明責任についてお尋ねがありました。  新型コロナ感染症が世界的に拡大する中で、特に医療提供体制、保健システムの脆弱な途上国への支援は重要と考えており、二国間支援、JICA、国際...全文を見る
06月10日第201回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○茂木国務大臣 人の往来、そんなにすぐに、あしたからという話にはなりません。さらに、まず日本において感染の収束、ある程度、一定のめどがつくということが重要になってきますし、当然それは、中国始め各国での今感染の状況がどうなっているか。ベトナム、ニュージーランド、こういった国は、もう...全文を見る
○茂木国務大臣 そういった感染がおさまっている国からスタートをしたい。そこの中に、中国は念頭にありません。
06月11日第201回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(茂木敏充君) 三月の初め、ヨーロッパでいいますと、イタリアの北部ロンバルディア等々で感染が拡大をしておりました。そして、三月の六日の時点で既に外務省として北部ロンバルディア州、レベル三に引上げを行いまして、さらには、三月十一日にロンバルディア、ベネト、そしてエミリア・...全文を見る
06月12日第201回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。  拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であり、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現するべく、政...全文を見る
06月12日第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(茂木敏充君) 先日もお答えをしたと思うんですが、どこかの国をもう決めたと、そういう発言はしていないと思います。  まず、国内におけるコロナの感染を終息していくことが重要でありますし、同時にそこの中で、どういった形で、今、他国も人の往来の再開に向けて動きをやっておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナが世界的に今拡大をして、今、国際的な連携、国際社会の連携、協調が必要な中で、この東シナ海における問題もそうでありますし、様々なところで中国によります現状変更の試みというのが行われると。中印国境でもそうなんですけれど、中国が取るのはサラミ戦略なん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど私、明確にお答えしたと思うんですけれど、要するに、サラミ戦略という言葉を使いました。現状を変更して一つずつステップを踏んで新しい事実をつくっていく、こういう段階にあるんで、それを避けなくちゃならないということで、私は明確にお答えしたつもりですけど、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それはサラミ戦略じゃないんです。やるやり方として、そういうのはサラミ戦略とは言わないと思いますけれど。  いずれにしても、山田委員の御意見というか考え方はよく理解できるところはあります。関係省庁ともよく連携をして、どんなことをすべきかとよく考えてみたい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の香港に対する考え方でありますけれど、一国二制度の将来、これは香港と密接な経済関係、人的交流を有する我が国にとっても重要でありまして、一国二制度の下に自由で開かれた体制が維持をされ、香港が民主的、安定的に発展していくことが重要である、これが我が国の一...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一国二制度、こういったものがしっかり維持をされ、そして香港が民主的、安定的に発展していくことが重要だと。そうならないことであったら、それは憂慮すべき事態だと考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 御趣旨はよく分かりました。  G7含め国際社会、どういう枠組みで我が国の立場を、関係国、価値観を共有、協力する国々と一緒に発出していくか、しっかり対応したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 交渉はまさに結果が全てだと思っておりますが、国益に反するような合意を交渉において行うつもりはございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 文書の不可侵ではなくて、事務所所在地の不可侵ということでありますから、基本的には。例えば、財務省の方も先ほど答えていたように、あらゆる手段を使って、何というか、正しい納税が行われているかどうかと、ああいうことは調べたいということでありまして、個人に属する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 納税の問題をおっしゃっているんでしょう。恐らく個人の、先ほど来。
○国務大臣(茂木敏充君) 要するに、公的な機関に属する文書については不可侵であります。ただ、個人の文書につきましては、家に入って、置いてある何とかとか何かのレシートであったりとか、そういったものはその不可侵の範囲には含まれないと先ほどから申し上げております。
○国務大臣(茂木敏充君) 白委員の御心配はよく理解したつもりであります。その上で、こういった国際機関と新たな協定を結ぶと、それは日本にとって、これからコロナがまた終息した後で観光、これを広げていくという意味でも極めて重要なことだと思っておりまして、そこに勤める方、日本人であっても...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 秋野委員今御指摘のとおり、観光の意義、これは、単にどこかに行って風景を楽しむ、これも大切なことなんですが、また、経済面にとどまらず、人々の交流を通じて、相手の文化であったり歴史、さらには社会に対する理解を深めたり、また、例えば日本人が気付かない日本の良さ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) イギリスはそのような見解を持っていると、そのように承知をいたしておりますし、日本としても、この今の香港の一国二制度、これは英中共同声明でも定められているものでありまして、これが維持されることが極めて重要だと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界の実現に向けて国際社会の取組をリードしていく使命を有しております。ですから、そのCTBTの発効に向けた取組、これも一貫して進めてきているわけでありまして、こういった取組の重要性一貫して訴えてきておりまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本の基本的な立場については、先ほど答弁をさせていただいた次第であります。  その上で、そういった核モラトリアム、これが維持することが重要だという立場から、米国との間でどういうやり取りをするかと、これはまさに外交上の問題ということでありますので、答弁は...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現在、世界全体で核兵器の数、これ、米ソ冷戦時のピークと比較しまして八割以上削減されているとも言われております。かつて米ソ両大国を中心として軍拡競争が行われ、核実験や核配備が進められていた時代とは状況が変わっているのは事実だと思います。  一方、特定の地...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 使いやすい核というより、低出力の核のことをおっしゃっているんだと思いますが、確かに、米国、二〇一八年のニュークリア・ポスチャー・レビュー、NPRにおきまして潜水艦発射型弾道ミサイルの弾道の一部を低出力化すること等の方針を示して、実際、本年二月にはそうした...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども、じゃ、アメリカはどう言っているかということで、そのアメリカの言い方としてるる説明をした上で、核の敷居を下げるものではなく、むしろこれを上げるものである旨説明をしていると、こういうふうに、私がそう考えているではなくて、アメリカがこう説明をしていま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大切だと思っておりますし、米側にその遵守を求めていくなど適切に取り組んでいきたいと思います。
06月15日第201回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(茂木敏充君) 実際にいずれかの段階で入国制限、人の往来の再開、スタートしたいと思っておりますが、今の段階で特定の国、名前幾つか挙げていただきましたが、確かに、ベトナム始め、感染者数、死者数、非常に少なくなっておりますが、特定の国について入国制限を緩和することを決めたと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先ほどもお答えした件でありますが、柴田委員の方から改めてお尋ねいただきましたので、お答えしたいと思います。  御指摘の人の往来の再開につきまして、実際にいかなる国・地域との間で再開するかについては現時点では決まっておりませんで、まさに検討を進めて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のコロナ感染症の封じ込めであったりとか、そしてまた収束におきまして、台湾、世界的に見ても非常に優れた対応をしていると、このことは間違いないことだと思っております。  その上で、先ほど申し上げたような、どういう人材から受け入れるか、どういう国・地域か...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 例えば、先ほど触れていただいたように、今、日本が感染症の渡航情報でレベル三にしている国、百十一か国あるわけでありまして、順次この引上げを行ってきましたが、この引上げに当たりましては、一万人当たりの感染者数だけではなくて、その地域の医療体制がどこまでしっか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 極めて重要な指摘だと思っておりまして、これからの人の往来の再開、世界的に行っていく中で、単にビザを持っている、パスポートを持っているだけではなくて、感染症対策、こういう観点も踏まえた上でどこまで活発な往来ができるか、また安心して開けられるような状況をつく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいまの効果が発現していない政府開発援助事業についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、ODA事業の適正な実施のため、適切に対応してまいります。
06月15日第201回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。  拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現する...全文を見る
06月16日第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○茂木国務大臣 事前に報告を受けております。
○茂木国務大臣 防衛省の方から事前に連絡を受けております。
○茂木国務大臣 あくまで今回の発表は防衛省において行われたものでありまして、報告を受けました。  NSCにおきまして議論が行われ、適切に、必要であれば何らかの決定等がなされると考えております。
○茂木国務大臣 NSCで議論すべきテーマであると思っております。
○茂木国務大臣 方向性がないと私は全く申し上げていないと思います。NSCで議論すべきテーマだと申し上げております。  NSCにおきまして、外務省の考え、私の考えをしっかりとお話をしたい。NSCが開かれていない段階から、NSCでどういう議論をする、このことについては当然控えるべき...全文を見る
○茂木国務大臣 大切な問題だときちんと私は申し上げているつもりであります。何も言っていないというのは、それはちょっと違うんじゃないかな、こんなふうに思います。  その上で、我が国を取り巻きます安全保障環境が一層厳しさを増す中、国民の生命財産を守ることは政府の重大な責務でありまし...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、二〇〇六年に日米合意をされました再編の実施のための日米ロードマップにおきましては、米海兵隊のグアム移転、そして嘉手納以南の土地の返還、さらに普天間飛行場の辺野古移設の三つをパッケージとして推進することとされました。  その後、政権交代もあり、御案内のとおり...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げましたように、在沖縄海兵隊のグアム移転及び嘉手納以南の土地の返還の双方を普天間飛行場の代替施設に関する進展から切り離すこととしております。  ただ、世界でも一番危険で、民有地に隣接をしております普天間の一日も早い返還、これは極めて重要だと考えており...全文を見る
○茂木国務大臣 拉致問題もそうでありますが、まさにこれは日本の国民の生命、そして安全にかかわる極めて深刻な問題でありまして、日本が主体的に取り組むと同時に、国際社会を挙げてさまざまな連携、協力をしながら、世界共通の問題として働きかけを行っていくことが極めて重要だ、そんなふうに考え...全文を見る
06月18日第201回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○茂木国務大臣 まず、ことしの外交青書でありますが、かなり力作だと思っておりまして、各方面から反響をいただいておりまして、佐々木先生から質問でも取り上げていただいたことを感謝を申し上げたいと思っております。  白書、青書の類い、一番かつて読まれていたのは経済白書、昭和三十一年の...全文を見る
○茂木国務大臣 日米地位協定第十七条5の(c)は、日本が第一次裁判権を有する場合において、被疑者が米側の手中にある際には、起訴された時点で米側から身柄を引き渡されることになっております。この点につきましては、NATO地位協定と同様の規定ということになります。  その上で、御指摘...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの続きになるんですが、御案内のとおり、日米の地位協定とNATOの場合はお互いの防衛義務等々が違っておりますので、いいところだけとってNATOと同じようにしろというのはなかなか難しい部分、これはあるんだと考えております。  そして、今回の件につきまして...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、川内委員、予算委員会でも積極的に質問されている雄姿をいつも拝見しておりまして、なかなか御指名いただけなくて、ようやくこういった機会をいただいたことを大変うれしく思っておりますが、ストーリーをつくるのが非常にお上手なんですね、いい形で。  先ほどの件につきま...全文を見る
○茂木国務大臣 外交、安全保障政策に関する問題、日米間で、日米2プラス2もありますし、日ごろからさまざまなレベルで緊密に連携、調整してきているところでありますが、こうした外交、安全保障上の政策に関するやりとりの詳細については明らかにすることは控えたいと思っております。  その上...全文を見る
○茂木国務大臣 周辺の海上から視察をいたしております。
○茂木国務大臣 今コロナが世界的に広がる中で、さまざまな形で、リモート、デジタル、オンライン、そういったものの活用が進められているところでありまして、この状況がいつまで続くかによるんですけれども、来年の三が日の神社の墓参もネット参拝になるんじゃないか、こんな話もあるところでありま...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども御答弁申し上げたところでありますが、五月二十八日に行いました日ロの外相電話会談、ラブロフ外相との間では、平和条約交渉を始めとします日ロ間の協議や協力についてしっかりと議論を進めていくために、事務レベルの協議を早期に開催することで一致をいたしまして、これを受...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの委員の御質問の中で、政府としての立場を申し上げますと、領土問題を解決して平和条約を締結する、この基本方針、これは変わっておりませんので、言葉としては、領土問題を解決して平和条約を締結する、こういう順番であると考えております。  それから、外交青書に...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、日本の一貫した立場、これは変わっていないと考えております。そして今、日ロの平和条約交渉、これは、安倍総理、プーチン大統領の合意のもとで、交渉責任者として私とラブロフ大臣の間で進めている、このように考えております。  青書の性格...全文を見る
○茂木国務大臣 毅然とした姿勢で臨む、そして国益に資するような合意を導き出す、このことにおいては揺るぎない信念を持って臨みたいと思っております。
○茂木国務大臣 歴史に学ぶということは極めて重要だと思っておりますが、御指摘の中ロ間の国境画定と今取り組んでおります北方領土問題では、それぞれ、御案内のとおり、歴史的な経緯とか法的背景、全く異なっておりまして、単純に比較することは適切ではないと考えておりますが、日ロ平和条約交渉に...全文を見る
06月19日第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 河井克行議員、また、あんり議員が公職選挙法違反容疑で逮捕されたと、捜査中の案件でありますので事案に対するコメントは控えたいと思いますが、いずれにしても、国会議員、政治活動に対してきちんと国民に対して説明責任を果たしていくことが極めて重要だと考えております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ラブロフ外相とは、昨年九月の国連総会での会談、十一月のG20、名古屋サミットの際の名古屋での会談、さらには昨年の年末、私がモスクワの方を訪問いたしまして八時間にわたります会談、そして今年の二月、ミュンヘン会議の際の会談に引き続きまして五回目ということにな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今日の委員会の冒頭で、有村議員の質問の中で主権とはと、こういう議論があったかと思うんですが、基本的には統治を確立することでありまして、またその事実を内外に示すこと、これが極めて重要なんだと考えておりまして、若干北方領土に関します歴史、勝部議員もよく御案内...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変重要な御指摘だと思っております。  先生の言葉も胸に刻みながら、また、元島民の皆さんや関係者の皆さんの期待に応えられるように全力でこれからも交渉に当たっていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたんですが、五月二十八日にラブロフ外相と会談を行った際に、四島交流事業、これどう今後進めていくかと、そういったことも含めてしっかり進めていくために事務レベルの協議を早急にやろうということになりまして、それを受けて六月の四日に次官級の電話協議...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさに、そういったことも含めて今事務レベルで詰めを行っております。一つのアイデアだと思いますので、よく検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) できるだけ早くと思っておりまして、昨年十二月、私がモスクワを訪問しまして、かなり長い時間、八時間、多分外相会談としては異例に長い時間、様々な、お互いに、どういった形でお互いの立場、何というか、成り立つようになるのか知恵を出そうということで議論させていただ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今すぐに電話会談の日程が決まっているわけではありませんが、ラブロフ外相との間では必要なときはいつでも連絡を取り合おうということになっておりますし、恐らく、率直に言って、相手方も感じていると思いますが、ケミストリー合っていると思いますから、できるだけ早く訪...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、どれくらいの規模でこの式典を実行するかということでありまして、これはまさに主催者側の判断ということになってくるんだと思いますが、もちろん、現地で外交団に対して招待があるということが今後起こってくれば、我々も上月大使なりですね、しっかり対応はしてい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日のラブロフ大臣との会談の中でも、日本の感染の状況、落ち着いているという話をしたのと同時に、この日ロ地域交流年の開会式、開催することは極めて重要だということでお互い一致をしているところであります。  もちろん、鈴木委員のようなフットワークのいい方が三...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 尖閣には領土問題存在しておりません、そのような御理解だと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木委員からサンフランシスコ講和条約におけます吉田総理のあのお話お伺いするのは三回目になるかと思うんですが、自分なりに十分理解をさせていただいたつもりであります。  この冊子の編さんにつきましては、また全体を考えながらよく検討させていただきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安倍総理支えながら、そして、鈴木先生の熱い思いにも応えられるように、しっかり頑張っていきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 捜査当局の対応については今答弁があったとおりだと承知をいたしております。  外務省としては、本件事案を受けまして、米側に対しまして速やかな情報提供を求めたところであります。これに対して米側は、日本側関係機関と連携して事実関係の究明に協力していく旨述べて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北方四島におきましては、二〇一六年の長門合意に基づきまして、特に昨年来、かつてない日ロの協力が実現をしております。  具体的に申し上げますと、平和条約交渉については、二〇一八年十一月のシンガポールでの日ロ首脳間で合意が行われまして、これを踏まえ、私とラ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全くそのようには考えておりません。  紙委員、領土交渉、そんな簡単じゃないですよ。やはり、相手のあることです。そこの中で一歩一歩進めていかなきゃならない。四島におけます事業も、お互いの法的な立場を害さない中でどうやっていくかと相当な工夫が必要な中で一歩...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北方四島におけます共同経済活動、これは双方の法的立場を害さないことが大前提であります。この点につきましては、二〇一六年十一月のプーチン大統領訪日時のプレス向け声明においても確認をされているところであります。  また、言及のありましたロシア連邦の憲法改正...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今後、経済を回復軌道に乗せていく上で、我が国内外の感染状況を踏まえながら、感染再拡大の防止と両立をする形で国際的な人の往来を部分的、段階的に再開していくことは重要だと考えております。  このため、まずはビジネス上のニーズも踏まえながら、入国拒否対象国・...全文を見る
06月22日第201回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 河井克行衆議院議員、そして河井あんり参議院議員が公職選挙法違反の容疑で逮捕された事案につきましては、現在捜査中でありますので大臣としてのコメントは差し控えたいと思いますが、いずれにしても、国会議員、衆参を問わず、与野党を問わず、自らの政治活動についてはし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 勝部委員が北方領土の問題、これまでも熱心に取り組んでこられたと、敬意を表したいと思っております。  まず、主権とは何かということでありますけれど、自らの法律、そして管轄が及ぶ、統治の確立をしていく、そして、その統治の確立、事実というのを内外に示し、他か...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど主権につきまして一般的な国際法上の考え方ということを申し上げたわけでありますが、統治の確立、そしてそれを内外に示す、どこからもクレームが起こってこない、さらには、細かく言いますと、条約上どう締結した、いろんな問題、それに派生して出てくるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先住の権利、これをどう考えるかと、いろんな考え方あると思いますが、それは重いと思っております。  例えば、アメリカにおけますアメリカンネイティブ、カリフォルニア等々におきましては、取水権、水の権利というのが一番重要でありますけれど、その原権を持っている...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 目標設定が重要であると、まさに同じコンサルタントを経験した人間としてそのように今考えておりまして、拉致問題につきましては、この認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者、それの一日も早い帰国ということであると考えておりますし、また、核・ミサイル問題につきま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この対北朝鮮の問題、これは日本に限らず、例えばアメリカにとっても、ある意味対話が実現をしたり、これはKEDOのプロセスのときからずっと繰り返され、また前言を翻すと、こういったことも続いているところでありますが、特にこの拉致問題、これは我が国の主権及び国民...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、北朝鮮に関します一連の国連の安保理決議に基づきます特定品目の輸出入の禁止措置、さらにはその資金移動防止措置に加えまして、委員冒頭触れていただきましたが、我が国としては更に北朝鮮との全ての品目の輸出入の禁止等の措置をとっておりまして、北朝鮮への人、物...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若干補足をさせていただきますと、当然、委員おっしゃるように、なぜ北朝鮮が我々が求めるような行動をしないのかと、このことも分析をする必要がありますが、結果的に先ほど言いましたようなCVIDをどう達成するか。そのためには米朝プロセスを後押しすることが必要であ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員の懸念については十分共有をしております。  今日御質問いただいて、私なりに、例えば経済制裁の効果についてどう御説明しようかと考えた上で、例えば具体例を示して、中国との貿易がどうなっている、北朝鮮からの輸出がどうなっている、ある程度数字でお示しできる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、河野大臣の方からも答弁ありましたように、我が国を取り巻きます安全保障環境、一層厳しさを増す中、国民の生命、財産を守ること、政府の重大な責務でありまして、これまで同盟国であります米国と様々な協力によりまして切れ目のない体制構築をしてきたところであります...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北朝鮮、韓国に対する批判的な言動を繰り返しておりまして、最近の表現とか見ると、口が十個あっても何とかとか、すごい言葉を使うんだなと、こんなふうに思ったりもいたしますけれど、六月十六日午後には、開城の南北の共同連絡事務所、爆破をしたと承知をいたしております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浜口委員おっしゃるように、六月九日に英国のトラス国際貿易大臣とテレビでの閣僚会談行いまして、英国との新たな経済パートナーシップの構築のための交渉を立ち上げたところであります。  英国がEU離脱をすると、そうなったときに、浜口委員も自動車産業にお詳しいん...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさにこれから交渉始まるところでありますが、こんなふうにお考えいただければいいと思うんですが、TPP11が発効したと、そのときアメリカはTPPを離脱をしておりました。その下で、日米の貿易交渉、TPP11をにらみながら交渉を進めさせていただいた。今回、英国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、世界の一部に保護主義の動きと、こういうのが台頭する中で、自由で公正な経済圏を構築していく、これ、自由貿易の旗手であります日本としての強い立場でありまして、また、企業にとりましては、透明性、予見性を持って投資であったりとかビジネスが行えるというのは極め...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 時間ですので簡潔にお答えしたいと思うんですが、まず、旧朝鮮半島出身労働者問題に係ります韓国の大法院判決及び関連する司法手続、明らかに国際法違反だと考えております。  その上で、資産の差押手続イコール現金化の手続に着手ということではありませんが、現金化は...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 海外に渡航、滞在する邦人の保護であったりとか安全の確保、これは外務省の最も重要な責務の一つでありまして、その重要性は更に現在高まっていると考えておりまして、今、柴田委員の方から御質問いただきましたERTとそれからモバイル領事館の違いにつきましても、何か一...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先ほどの柴田委員の御質問を聞いておりまして、維新に属される柴田議員らしいなと、非常に重要な指摘だと思っておりまして、今後、国際機関への対応、拠出に当たってどんな評価の仕方がいいのかと、それはよく検討していく必要があるなと、こんなふうに拝聴したところ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、田村議員御指摘の米海軍協会、USネーバル・インスティチュート、これ米政府とは直接関係ない非営利研究機関でありまして、様々な研究機関、様々なレポートを出しているわけでありまして、そのニュースレポートの一つ一つに対して政府としてはお答えする立場にござい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げましたのは、そのニュースレポートを見ることができないと私は申し上げておりません。あたかも委員が、米海軍協会、これが政府の機関であるような御質問をされたので、このUSネーバル・インスティチュートは米政府と関係のない非営利研究機関でありまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 六十日間の話については、今突然お話しになりましたが、答弁の中で、恐らく私として、原則とか必要がない限りとか、きちんとそれは注釈を付けて申し上げていると、そのように思っております。  そして、在日米軍からは、米軍関係者によります我が国への入国については水...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 在韓米軍の関係につきまして、米側からは、在韓米軍によります対応は、先ほど来説明をさせていただいております三月三十日付けの国防省の指針に基づいたものであって、米軍の運用に影響を与えるおそれのある情報については公表していないと、このように説明を受けております...全文を見る
10月30日第203回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 磯崎議員から、TPP加入に関する中国の動向についてお尋ねがありました。  世界経済を見渡せば、グローバル化が進展する一方、保護主義的な動きが広がりつつあります。日本は率先して自由で公正な経済圏を広げるべく努力を重ねてきました。TPP11、日EU・EPA...全文を見る
11月02日第203回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○茂木国務大臣 今、新型コロナの国際的な蔓延によりまして、今まで以上に国際協調が必要でありますが、下村委員御指摘のように、米中の対立であったりとか、さまざまな形で自国中心主義が広がる、こういう大きな課題を抱えておりまして、そういった中で、ポストコロナの国際秩序をどうつくっていくか...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、小渕委員おっしゃるように、今、日本だけではなくて、世界経済全体、落ち込み、深刻でありまして、四―六の数字、おっしゃっていただいたように二八・一。十二年前のリーマン・ショックのときは一七・八でしたから、それと比べても圧倒的に大きい数字でありまして、しかも、リー...全文を見る
11月04日第203回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○茂木国務大臣 もう御案内のとおり、日朝平壌宣言の当時から、対話と圧力、その両方をもって北朝鮮の前向きな対応を引き出していく、こういったことを続けてきたわけでありまして、日朝平壌宣言に基づいて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決して、不幸な過去を清算して、国交正常化を...全文を見る
○茂木国務大臣 岡田委員、先ほどから申し上げておりますように、日本の基本的な方針、これは対話一辺倒でもなく圧力一辺倒でもない。相手の出方であったりとか、また米国の対応、こういったものとも連携しながら、時には圧力を使うことによって相手の前向きな反応を引き出す、時には対話をすることに...全文を見る
○茂木国務大臣 拉致問題の解決のためには、事実関係の確認、委員おっしゃるように極めて重要でありまして、ですから、一四年の五月に、厳しい交渉を経てストックホルム合意を引き出したわけでありますけれども、それにもかかわらず、今総理の方から答弁ありましたように、調査が実施をされていないと...全文を見る
○茂木国務大臣 現在、北朝鮮は、委員おっしゃるように、三重苦とも言われるわけでありますけれども、三つの困難。一つが新型コロナウイルスの影響。これによって中国等との物資のやりとりも途絶えている、人のやりとりも途絶えている。さらには台風と水害。台風も相次いでおります。そして経済制裁。...全文を見る
○茂木国務大臣 言葉の上で反対語がどうかということであれば、一般的には、迎撃能力の反対の意味で攻撃能力、反撃能力というのは出てきますけれども、言ってみますと、迎撃能力の中には、相手の例えばミサイルの発射能力、さまざまな外交努力も含めて、それを削減させることも含めて、相手の攻撃能力...全文を見る
○茂木国務大臣 日本としてどういった形で防衛力を持つかと。抑止力も含めると、基本的には日米の役割分担のもとで、主に打撃力は米国に依存をし、防衛について日本が担う、こういうもとでの役割分担も変わりませんし、当然、憲法、そして国際法の範囲でやっていくということになりますけれども、今変...全文を見る
○茂木国務大臣 核兵器禁止条約、五十カ国ということで、来年には批准ということになる。そこの中に核兵器の非人道性という言葉は出てまいります。  我が国は、唯一の戦争被爆国として、核の非人道性、これについてはどの国よりもよく理解をし、そして、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の...全文を見る
○茂木国務大臣 毎年そうでありますが、国連総会におきまして核廃絶の決議、これを行っているところでありまして、今、最終的に文言を詰めて、これは多くの国の採択、恐らく昨年よりも多くの国の賛同を得て採択をされることになるのではないかな。  また、核軍縮・不拡散イニシアチブにつきまして...全文を見る
11月05日第203回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 正確に申し上げますと、今日テレビありますんで、条約は来年発効ということになるわけであります。発効しておりませんが、いずれにしても、核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴール、これは日本として共有しておりますが、今、五十か国です、世界全体の中で。そして、核兵...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、通常兵器と核兵器、まあ大きな違いがあって、非常に非人道的なものであると考えております。  そして、実際に体験しないとそれはなかなかお分かりいただけない方もいらっしゃるということで、先ほど総理の方からもありましたように、核兵器の悲惨さであったりと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、私の方から事実関係。  単純な大量破壊兵器というか、相当大きな被害が出ます。そして、そのときの一瞬の被害だけではなくて、それが、その、長い間、次の世代まで引きずる、様々な形での問題が起こるという意味で、核兵器、特に深刻なものだと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) そういった御意見もあることは承知をいたしております。そして、長崎、特に広島の皆さんですけど、そういった開催についての御要望があるということも承知をいたしておりますが、こういった国際会議を締約国でないところが開くことが適切なのかと。まずは日本の対応を決めて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 「hibakusha」という言葉、そのビクティムズの中に認識をされているということは大きいと思っております。  同時に、先ほど来申し上げておりますように、我が国の様々な立場、これは、我が国を取り巻きます東アジアの安全保障環境、こういったものに現実的に対...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) オリンピックに各界、各国の要人を呼ぶことにつきましては、東京都、そして組織委員会を中心にしながら、またオリンピック担当大臣等々で調整をすることになると思いますが、習近平国家主席の国賓来日につきましては、今、日程調整をする、そういう段階にはないわけでありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどから申し上げているように、主催をしておりますその東京都なり、また組織委員会において、様々な各国の代表であったりとか各地域の代表、国際機関の代表を、そういう方はお選びになるんだろうと思っております。国に限らず、各地域であったりとか国際機関の代表の方を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、過去の例からしますと、中国の国家主席、来日をされるときは、前回が二〇〇八年だったと思います。その前が一九九八年だと思います。国家主席が国賓として来日をされております。それ以外に、それ以外の形での来日というのはなかったと考えておりまして、そういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) よくお聞きいただきたいと思うんですけれど、呼ぶ主体というのは国ではないということを申し上げております。そして、白委員の方が国として呼ぶ場合というお話をされたので、中国の過去のケースについては、日本として中国の国家主席を招く場合はこういうケースを取っており...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 有効だということで結構です。
○国務大臣(茂木敏充君) ストックホルム合意、二〇一四年の五月にストックホルムで合意されたものでありますが、それまで拉致問題は解決済みとしてきた北朝鮮との間で、固く閉ざされていた交渉の窓を開いて、北朝鮮に対して拉致被害者を始めとする日本人に関する全ての問題を解決する意思を表明させ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 個別の例えば外交演説の中のあのスペースの中で拉致問題については強く言及をし、さらには、今、条件を付けずに金正恩委員長とも直接向き合うと、こういう強い表現といいますか、明確な意思も示しているところであります。  国際社会におきましても、拉致問題早期解決に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員会の運営につきましては委員会においてお決めいただくことだと思いますが、委員会から御要請がありましたら出席をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、外交的に見ると、向き合うという言葉、すぐそばで対面で率直に話をすると、それが向き合うと、私はそのように解釈をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な報道はあると思っておりますが、日中韓サミットにつきまして、地域の平和と繁栄に大きな責任を共有する日中韓の三首脳が一堂に会して日中韓の具体的な協力や地域の諸課題について議論することは、非常に有益だ、有意義だと考えております。  一方で、日韓の間、ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げましたように、旧朝鮮半島労働者問題、これに関しまして、大法院の判決、そして関連する司法手続、明確な国際法違反だと思っておりまして、韓国側においてそれを解消する努力をしてほしい。そういった努力をされて、日本側が納得できる、関連企業も納得できる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政府としては、SDGs、より積極的に推進するために、二〇一六年に総理を本部長としますSDGs推進本部設置をいたしまして、SDGs実施指針であったりとかSDGsアクションプランを定めて取組を進めているところであります。  御案内のとおり、十七の目標がある...全文を見る
11月06日第203回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 経済外交につきましては、グローバル化、これが進展する一方で保護主義的な動きが広まりつつある中、我が国は自由で公正な経済圏を広げるべく、まさに中西議員が今パネルでまとめていただいた、TPP11から始まりまして日EU・EPA、そして各国が注目をいたしました米...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今年発効五十年を迎えたNPTは、国際的な核軍縮・不拡散体制の基礎でありまして、我が国はNPT体制の維持強化を重視をいたしております。来年開催予定のNPT運用検討会議に向けた機運を高めていくということが重要でありまして、具体的に幾つかのことを進めております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、新STARTでありますが、我が国は、これまでも米ロによります新STARTの引き続きの履行及び更なる核兵器削減に向け、対話の継続を求めてきているところであります。  同時に、軍備管理・軍縮には、石川委員今御指摘のように、米ロだけではなくて、軍備管理...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 総理からも明確に答弁をさせていただいておりますように、我が国は唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組をリードする使命を有しておりまして、これは我が国の確固たる方針であります。  先日、公明党山口代表、そして石川委員の方から...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 是非継続したいと、そのように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 在日米軍の関係でありますが、米軍関係者によります我が国への入国につきましては、今、田村大臣の方からもありました水際対策について、日本の政府の方針に整合的な措置、説明のあった、それをとっていると、この旨の報告を受けております。  そして、日本の措置、これ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカの大統領選挙、御案内のとおり、今、開票作業、まだですね、比較的選挙人の多いペンシルベニア二十人、ジョージア十六人、さらにはノースカロライナ十五人等々続いておりまして、結果については今予断を持って申し上げることはできませんが、その上で、結果にかかわ...全文を見る
11月10日第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○茂木国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、若宮委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさと不確実性を増す中、我が国の平和と安全を確保するとともに、地域と国際社会の平和と安定に引き...全文を見る
11月10日第203回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) 国際的な人の往来の再開に向けての取組についてお尋ねをいただきました。  感染再拡大の防止と両立する形で国際的な人の往来再開を進めていくことは、経済の早期回復の観点からも極めて重要であると考えています。  こうした考え方を踏まえ、政府として、これまで、...全文を見る
11月11日第203回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○茂木国務大臣 おはようございます。引き続き外務大臣を務めさせていただくことになりました茂木敏充です。  外務委員会の開催に当たり、あべ委員長を始め理事、委員各位に御挨拶申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。  まず、新型コロナウイルス感染症への対応について...全文を見る
11月12日第203回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました包括的な経済上の連携に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、本年六月以来、英国政府との間でこの協定の交渉を行いま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中根議員から、日英EPAの外交戦略上の意義についてまずお尋ねがありました。  日英EPAは、EU離脱後の英国との間で、日・EU・EPAにかわる貿易・投資の枠組みを規定するもので、日系企業のビジネスの継続性を確保し、日英間の貿易・投資の促進につながること...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 阿久津議員から、米国の大統領選挙についてお尋ねがありました。  今回の大統領選挙は、投票総数が前回を一千三百万票以上上回る一億五千万票以上という過去最大の投票となり、米国国民の関心の高さがうかがわれます。また、事前の予測どおり、両候補の大接戦となりまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 笠井議員から、日英EPAの内容についてお尋ねがありました。  日英EPAは、日・EU・EPAのもとで日本が得ていた利益を継続すべく、国益に沿って、全力を挙げて交渉を行い、合意に至ったものであります。  また、日英EPAは、日・EU・EPAをベースとし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浦野議員から、米国のTPP協定復帰及び日米貿易協定の第二段階の交渉についてお尋ねがありました。  現時点において、米次期政権の通商政策について予断することは差し控えたいと思います。  その上で申し上げれば、TPPについては、我が国としては、米国を含め...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山尾議員から、日米関係についてまずお尋ねがありました。  菅政権においても、安倍前政権と同様に、日米同盟は日本の外交、安全保障の基軸であり、インド太平洋地域と国際社会の平和、繁栄、自由の基盤となるものと考えております。  その上で、我が国は、平和安全...全文を見る
11月12日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  引き続き外務大臣を務めさせていただくことになりました茂木敏充です。外交防衛委員会の開催に当たり、長峯委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。  まず、新型コロナウイルス感染症...全文を見る
11月13日第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○茂木国務大臣 日米同盟は、日本外交、安全保障の基軸でありまして、インド太平洋地域と国際社会の平和と繁栄の基盤となるものであります。日米安保条約、ことしで六十周年を迎えるということでありまして、かつてなく強固な日米同盟、次期政権においても変わらない、このように考えております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、岸防衛大臣の方からもありましたように、我が国として、完全自律型の致死性を有する兵器は開発しないとの立場であります。  一方、有意な人間の関与が確保された自律性を有する兵器システムにつきましては、ヒューマンエラーの減少、そして省力化、省人化といった安全保障上の...全文を見る
○茂木国務大臣 米国の大統領選挙の最終的な結果が確定するのは、まだ時間を要するものと承知をいたしております。  各州におきまして投票人が投票する、これが合衆国法典の第三編の一条の五項と七項で規定をされておりまして、十二月の第二水曜日の次に来る月曜日、これが投票する日になりまして...全文を見る
○茂木国務大臣 少なくとも、武力攻撃が発生した時点について、我が国に対する武力攻撃のおそれがあるだけでは足りない、これは確かだと思っております。  その上で、じゃ、着手の認定というのはどうするかということでありますけれども、それは、そのときの国際情勢であったり地域情勢のもとで、...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと議論を整理させていただきますと、多分、もう少し大きな話からの方がいいと思うんです。  日米での役割分担というのが基本的にあるわけでありまして、日米間では、我が国の防衛については、基本的に日本は防衛的な作戦を実施する、一方で、他国の領域における武力の行使に...全文を見る
○茂木国務大臣 日中間、七二年、七八年、九八年、そして二〇〇八年、四つの文書に基づいて関係を発展させてきた、そして重要な隣国であると考えております。  現在、米中対立、昨年来、通商摩擦、さらには先端技術をめぐる競争、そして新型コロナ対応など、さまざまな分野で意見が対立しておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 グレアム・T・アリソン教授は、私がケネディ・スクールにいましたときの学部長、ディーンでありましたからよく存じ上げております。  トゥキュディデスのわな、基本的にペロポネソス戦争から始まりでありまして、要するに、覇権を握っている国に対して新興国がチャレンジをして新...全文を見る
○茂木国務大臣 防衛大臣とダブる部分は少し割愛させていただきますが、中国との間では、外務省の次官級をヘッドとする、今お話もありました日中の安保対話、十六回、今開催をいたしております。  2プラス2の閣僚級の会合ということになりますと、今検討に入っているわけではありませんので、す...全文を見る
11月13日第203回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○茂木国務大臣 まず、私の方からTPPの関係も含めてお答えをしたいと思うんですが、今、バイデン次期大統領、政権移行の準備に入っておりまして、特に、コロナ対策等々の検討も進んでおりますし、恐らく、今月末、サンクスギビングの前には、主要なスタッフといいますか、これも決まり出してくるの...全文を見る
○茂木国務大臣 北方領土問題につきましては、次の世代に先送りすることなく、終止符を打つべく、領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針に基づいて交渉を行っているところであります。  菅政権として、一昨年のシンガポールでの安倍前総理とプーチン大統領のやりとりについて、しっかりと...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、バイデン新政権の間では、佐藤委員御指摘のように、国際保健課題を含め、さまざまな分野で日米間で協力していける、そういう潜在的な可能性は非常に高いと思っております。  もちろん、日本としてトランプ政権とも非常に良好な関係を築いてきましたが、トランプ政権は、言...全文を見る
○茂木国務大臣 日米間の、まさに今週、第一回目の正式交渉が行われて、交渉継続中ということであります。  そこの中で、今回の交渉に臨むに当たっての基本認識ということでありますけれども、我が国を取り巻きます安全保障環境、これが一層厳しさを増す中、日米同盟は、我が国の防衛のみならず、...全文を見る
○茂木国務大臣 RCEPの意義については、まさに佐藤委員がおっしゃっていただいたことに尽きると。正確に、どれぐらいをカバーするかとか、どういう意味があるかとおっしゃっていただいたことは、全く意見を一致をいたしております。  我が国としては、昨年十一月のRCEP共同首脳声明を踏ま...全文を見る
○茂木国務大臣 先日の内閣総理大臣の談話をめぐるやりとりの中で、岡田委員の質問に対して、私の方から、一般的に、迎撃能力の反対の意味の言葉として攻撃能力や反撃能力がありますが、さまざまな外交努力を含めて、相手のミサイル発射能力を削減することや攻撃能力を低下させることも、概念上、迎撃...全文を見る
○茂木国務大臣 朝鮮半島の非核化、これを進めていくということは国際社会の一致した考えだと思っておりますし、さらには、あらゆる射程の弾道ミサイル、この発射は国連の関連する安保理決議違反ということでありまして、今、国際社会全体として、北朝鮮に対する制裁を守る、より厳しい制裁をとる、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 先日もお話ししたと思いますが、対北朝鮮に対する日本の方針でありますが、日朝平壌宣言に従って、拉致、核、ミサイル、諸懸案を包括的に解決して、不幸な過去を解決し、国交正常化を目指す。こういったもとで、このやり方でありますけれども、これは、単に圧力だけじゃなくて対話、対...全文を見る
○茂木国務大臣 政府内での検討状況について現時点で明らかにすることは差し控えたいと思いますが、政府として、我が国にとって望ましい安全環境を実現するため、平素からさまざまな外交努力を行っているというのは確かなことでありまして、談話にあるとおり、安全保障政策の新たな方針、これを検討す...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの岡田委員の御議論の中で、決して私、日本の方針が変わっているんだと思っておりません。北朝鮮を取り巻きますさまざまな状況の中で、例えば北朝鮮からしますと、やはりアメリカの脅威、これは大きいわけでありまして、それにどう対峙していくかという中で物事を考えると...全文を見る
○茂木国務大臣 談話というものは閣議決定がされていない、そうなると、閣議決定を得ていないという意味では、効力が後の内閣に及ぶものではない、こういう解釈でありますが、一方で、菅総理は、私の内閣においても、談話を踏まえて議論を進めて、あるべき方策というものを考えていきたいと言っており...全文を見る
○茂木国務大臣 どちらでもありません。
○茂木国務大臣 米国が今、政権の移行期にあることは間違いないと思っております。一方で、来年の一月二十日になりましたら新政権が発足することも間違いないと思っております。  そういった中で、現在の政権ともそうでありますが、きのうも、菅総理、バイデン次期大統領と電話会談を行いまして、...全文を見る
○茂木国務大臣 緊張感を持って対応する必要があるということについては、岡田委員と認識を一緒にいたします。  その上で、今アメリカにおいて政権の空白が起こっているわけではありません。同時に、一月の二十日には新政権が発足することも間違いない事実だ、このように思っておりまして、日米同...全文を見る
○茂木国務大臣 日本としては、米ロによります新STARTの引き続きの履行及びさらなる核兵器削減に向けた対話の継続、これをずっと求めてきているところであります。  そして、バイデン次期大統領でありますが、選挙公約におきまして、新STARTの延長を追求し、これを新たな軍備管理取決め...全文を見る
○茂木国務大臣 私、これまで岡田委員との議論の中で、新STARTの延長、これは重要である、同時に、これは米ロだけではなくて、今、軍事力を大幅に増強している中国を巻き込んだ、より広い国、さらにはより広い範囲の核軍縮・軍備管理、これは重要である、このように話してきておりますけれども、...全文を見る
○茂木国務大臣 このRCEPの意義でありますけれども、先ほどから議論がありますように、GDP、さらに貿易額で三割を占めるこの地域においてこういった協定ができる、特に、日本にとって、貿易額の約三割に達します韓国、中国と初めての経済連携協定ということでありますから、この意味は大きいと...全文を見る
○茂木国務大臣 個々の国について、今、日本からこの国を想定してぜひ参加してもらおうということを表に言うという立場にはないと思っておりますが、いずれにしても、このTPP11、自由貿易、これを推進していく体制をつくる上で非常に大きな意味を持っている、このように考えております。  そ...全文を見る
○茂木国務大臣 もともと、この水際措置、そして人の往来の再開の問題につきましては、感染拡大の防止と両立する形で行うという方針で進めておりますので、それは、各国における感染の状況であったりとか移動制限の状況、さまざまなものを見ながら総合的に判断していくということでありまして、その基...全文を見る
○茂木国務大臣 今回に限らず、選挙を受けた米国での政権の移行、これは米国の内政上の問題でありまして、評価を差し挟むべきではないと考えております。  他方で、米国情勢が我が国に与える影響も大きいことは確かでありまして、政府としては、米国大統領選挙の結果確定の行方であったりとか、政...全文を見る
○茂木国務大臣 現行の在日米軍の駐留経費の負担に係る特別協定、これは御案内のとおり来年の三月末まで有効期限があるところでありまして、日米間では、調整の上、十一月の九日及び十日、日米両政府、ワシントンにおきまして、在日米軍駐留経費に係る正式交渉、第一回目を行ったところでありますが、...全文を見る
○茂木国務大臣 申し上げたように、今交渉中であります。いろいろな形でやりとりというのを行うわけであります。それは日本の国益に沿って行っていきたいと思っておりますし、日本も大変厳しい財政状況の中にある。一方で、日本を取り巻きます安全保障環境も厳しくなっている。そういう中でどうしよう...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の、中国全人代常務委員会の決定及びそれに基づきます四名の立法会議員の資格喪失、そして、これに抗議した議員の辞職表明を含めて、昨今の香港情勢については重大な懸念を強めておりまして、これがもたらす影響など、今後の動向を注視をしていきたいと思っております。  こ...全文を見る
○茂木国務大臣 今申し上げたように、直近の状況につきまして重大な懸念を強めていると申し上げたわけでありまして、これはオープンな場所で申し上げていることだと思っております。
○茂木国務大臣 中国は、国連において、拒否権を持ちます安保理の常任理事国の一つでありまして、また、米国に次ぐ世界第二位の国連分担率を負担しておりまして、大きな影響力を有しているのは事実だと思っております。また、御指摘のように、現在、十五の国連の専門機関のうち、四機関において中国人...全文を見る
○茂木国務大臣 王毅国務委員の訪日の可能性については、現在、日中間で協議をしておりまして、具体的な日程は決まっておりません。
○茂木国務大臣 王毅国務委員・外相との間ではさまざまな問題につきまして議論したい、このように思っているところでありますが、習近平国家主席の国賓来日につきましては、何度も申し上げておりますように、現段階で日程調整をする段階にない、このように考えております。
○茂木国務大臣 まだ来ておりません王毅さんと何を話をするかにつきまして、この場でつまびらかにすることは控えたいと思います。
○茂木国務大臣 中国の意図についてお答えする立場にございませんが、御指摘の法案を含めて、中国海警局をめぐる動向について、引き続き高い関心を持って注視をしていきたいと思っております。  尖閣諸島周辺海域におきまして、中国公船によります領海侵入であったりとか接続水域内での航行が過去...全文を見る
○茂木国務大臣 よくわからないんですが、国際会議だったら所信表明前に行っていいんだ、二国間の重要な会談は所信表明前じゃないんだ、その論理については私は全く理解できませんが、いずれにしても、御紹介いただいた民主党政権時を含めて、過去にも総理が所信表明演説前に外国を訪問した例は何度も...全文を見る
○茂木国務大臣 私は、ことしの一月の初めに、ベトナム、そしてインドネシアを含め、フィリピン、タイと四カ国、年初に訪問いたしております。フック首相、そしてミン副首相兼外務大臣、さらにはジョコ大統領、ルトノ外相ともその際に会談を行ってきておりまして、意思疎通はしっかりできていると思っ...全文を見る
○茂木国務大臣 ありがとうございます。  まだそこまで考えが至っておりません。
○茂木国務大臣 青山議員の御趣旨というのは十分理解をいたします。  ただ、いろいろな物事というのは同時並行的に起こってくるものでありますから、重要なことはきちんと、事前であるか事後も含めて、そういったことを国民に対しても丁寧に説明するということなんだと思っております。  今回...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係については今植野局長から説明があったとおりですけれども、私も八十回ぐらいの外相電話会談をやっておりまして、アビガンを提供した国、若しくはもうすぐアビガンが届く国につきましては物すごく感謝されています。必ず向こうから、アビガンを送ってくれたということに対して...全文を見る
○茂木国務大臣 新型コロナウイルスの感染者、残念ながら全世界で五千万人を超える、なかなか感染の拡大がおさまらない状況にあるわけでありまして、この局面転換のためには、やはりワクチンというのは極めて重要だと思っております。  今、欧米諸国、アメリカもそうでありますが、EU等を見てい...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、北方領土問題につきまして、次の世代に先送りすることなく、終止符を打つべく、領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針に基づいて交渉を行っているところであります。  去年十二月、モスクワに行ったときに、八時間やりましたが、相当議論できたと思ったんです、率直...全文を見る
○茂木国務大臣 御要望、しっかりと承りました。  コロナというものはありますけれども、そういった状況を見なきゃいけませんが、重要な事業だと思っておりますので、しっかり進めたいと思います。
○茂木国務大臣 感染の状況がどうであるか、これについて外務省として所管をしているわけではありませんから、こういう状況であったらどういうフェーズに入ったと私の方からお答えすることは控えたいと思いますが、確かに感染者数はふえている、このことは事実であると思っております。  一方で、...全文を見る
○茂木国務大臣 単純に、レジデンストラックが始まったから野方図に入ってくるという問題ではありません。基本的には、そういった国についてはビザを停止しております。新しいビザを発給しない限り入国というのはできないわけでありますから、さまざまな手段を使ってしっかりしたコントロールはとって...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、これまでのトランプ政権、さまざまな問題について、トップ同士の会談で物事が決まるということはあったと思います。ですから、印象論とすると、先生おっしゃるように、なかなか事務方が十分機能せずに、トップでその場で全てを決めている、こういう印象を持たれるかもしれませ...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン政権、まさにこれから政権移行期でありまして、新しい閣僚等につきましても、一部についてはサンクスギビングの前には決まってくるのではないかなと思っておりますが、いずれにしても、この政権移行期間、さらには新政権発足後の政策方針というのがどうなるか、見きわめていか...全文を見る
○茂木国務大臣 アメリカの大統領選挙と一緒に議会の選挙が行われておりまして、今、上院が、定数百の中でちょうど四十八対四十八という状況でありまして、上院の構成がどうなるか決まっていないところで、今委員御指摘のような形で、民主党の政権ができても上院のマジョリティーが共和党になる、こう...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、なかなか、次期米国政権の通商政策について、今、こうなっていくと予断を持つことは難しいと思います。  では、パリ協定とかWHOのようにデーワンにTPPに復帰するかというと、その可能性は極めて低いと残念ながら思っておりますが、日本として、米国...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン次期大統領も、八日の勝利宣言のスピーチで、もう、ブルーステート、つまり民主党の州、そしてレッドステート、共和党の州じゃなくて、ユナイテッドステーツだ、こういう話をして、自分は分断ではなく統合の大統領になる、このように話されていた。それだけ大きな課題である、...全文を見る
○茂木国務大臣 小熊先生おっしゃるように、外務省としてもできるだけの努力をしながら一つ一つ外交面でも成果を上げなければいけないという思いで取組をしておりまして、日本が提唱した自由で開かれたインド太平洋、この考え方というのは、今、米国のみならず、豪州、インド、ASEAN諸国、欧州に...全文を見る
○茂木国務大臣 小熊委員の意見、全く賛同いたします。  ですから、私も、八月以降、本格的に海外に行く、出張を再開する中で、かなり時間的には無理をしたんですが、パプアニューギニアを回ってまいりました。そして、向こうの首相ともじっくり議論してきたところでありまして、太平洋島嶼国・地...全文を見る
○茂木国務大臣 このJPOに加えまして、平成二十九年から、より人材発掘の幅を広げて高位のポストを獲得する観点から、公募によります中堅レベルの日本人の派遣、こういったものも開始をしているところであります。  国際機関を見ていますと、いろいろなキャリアパスの人が事務局長になったりし...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、あらゆることについてそうなんですけれども、私は資格をとろうと思っておりませんので、英検も一度も受けたことがありません。ソムリエの資格も持っておりません。それでも十分ワインは楽しめる、こんなふうに思っているところでありますけれども。  若干先ほど小熊委員の質...全文を見る
○茂木国務大臣 はい。ALPS処理水、若しくは、もう一回処理をしてトリチウムだけにする水も含むんだと思いますけれども、その取扱いについては、現時点で、政府としての方針、決定時期など正式な決定はなされていないと考えております。  いずれにしても、IAEAの総会であったりとか、また...全文を見る
○茂木国務大臣 穀田委員おっしゃるように、我が国は、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組をリードする使命を有しておりまして、核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴールは共有をしているところであります。  一方で、核兵器のない世界、これを実現していく...全文を見る
○茂木国務大臣 必ずしもそうは考えておりません。  確かに、核兵器を実際に保有している国と持っていない国の立場は違うわけでありますが、では、今、例えば冷戦時代のように米ソがどんどん核開発競争を進めている状況にあるかというと、そうでもないと考えておりまして、核の廃絶に向けてお互い...全文を見る
○茂木国務大臣 核兵器のない世界に向けた共同行動の指針と未来志向の対話、この決議案が採択されたことについては評価をしておりますが、率直に申し上げて、雰囲気からいって私はもう少しふえるのではないかなと思っておりましたが、今回はコロナの影響もあって、オンラインと対面をまぜた形での開催...全文を見る
○茂木国務大臣 若干ニュアンスというか、私の考え方で申し上げますと、我が国の周辺は、質、量ともにすぐれた軍事力を有する国家が集中をしている、これは事実だと思います。軍事力のさらなる強化、そして軍事活動の活発化の傾向が顕著になっているわけでありまして、現実に、核兵器などの我が国に対...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国が核兵器禁止条約に署名する考えがない、これは、冒頭申し上げた、そういう意見の違う国があり、そしてその橋渡しをする、こういう立場に立つものでありまして、核兵器禁止条約が目指す核廃絶のボールは共有しているけれどもアプローチが違うということで、署名する考えはない、...全文を見る
○茂木国務大臣 河野前大臣の抑止に対する考え方を私はよく十分理解していないのかもしれませんけれども、基本的に、抑止ですから強制とは違うわけであります。逆の概念になってくるわけでありまして、使わせないようにする、そのために抑止があるわけでありますから、そういう核兵器等々を使わせない...全文を見る
○茂木国務大臣 多分、順番が逆なんだと思っておりまして、それは先ほど申し上げたように、我が国の周辺には質、量ともにすぐれた軍事力を有する国家が集中している、そして、軍事力のさらなる強化や軍事活動の活発化、この傾向が顕著になっている、これが現実の姿だと思っております。  それで、...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと、どの資料のことなのか、今、私の手元にありませんし、そういうお話があるという話も聞いておりませんので、確認できないものに対してコメントはできません。
○茂木国務大臣 穀田先生、穀田先生が先ほど読まれた文というか、比較的私、文書については自分で記憶できる方でありますけれども、全ての文言について記憶しておりませんから、事前に、こういう文書について指摘をするんだけれども、その考えを聞かせてくれということでしたら十分対応しますけれども...全文を見る
○茂木国務大臣 今、具体的な名前を聞いたので。平松さんが総合外交政策局長だと、相当前の話ですよ。その状況から考えましたら、確実に我が国は、東アジアの安全保障環境は私は変わっている、このように考えております。
○茂木国務大臣 それは原因と結果を裏側で言っているだけですから、同じことをおっしゃっているんだと思います。
○茂木国務大臣 まず、この外務委員会、小熊委員はもちろんでありますが、岡田委員、そして穀田委員始めいろいろな先生方からさまざまな形で御指導いただいていることに感謝を申し上げたい、そう思っております。  それから、尖閣諸島でありますけれども、御案内のとおり、歴史的にも、また国際法...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、もう発想を変える必要があると思うんです。環境問題というのが経済成長の制約要因という考え方から、まさにグリーンリカバリーのように、経済成長とグリーン化、これは相互作用を持ちながらいい効果をもたらす、こういう考え方が必要だと思っておりまして。パリ協定という話が...全文を見る
○茂木国務大臣 いずれにしても、キッズ外務省のことを取り上げていただいたのは初めてじゃないかなと思っておりまして、小中学生にこういったことを知ってもらうということは極めて重要で、世界いろいろ雑学ランキングも含めて内容は充実していきたいと思っております。残りにつきましては、手を挙げ...全文を見る
○茂木国務大臣 何人かの海外の外相や補佐官の名前を挙げていただきましたが、例えば、先日、G7の外相声明をつくるに当たりまして、相当、私、ラーブ外相と調整をして、それで発出に至る、こういう経過もありまして、ドミニク・ラーブという人間がどういう言葉を使うかということについても十分承知...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、我が国は、人権を普遍的な価値であるとして、その達成方法や文化に差異はあっても、人権擁護は全ての国の基本的責務と考えております。  今、法務省、財務省、経産省、外務省、個別の案件について、こういう制裁ができるか、これはとめられるかという質問をしていただいて、...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました包括的な経済上の連携に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、本年六月以来、英国政府との間でこの協定の交渉を行いました。その結...全文を見る
11月18日第203回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○茂木国務大臣 中谷委員には、この九月まで外務大臣政務官として私の仕事をお支えいただきまして、特に中東アフリカの問題であったり、さらに、日本の大きな外交のツールでありますODAの戦略的な活用、こういったことでも大変御尽力いただいたことを改めて感謝を申し上げたいと思っております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 これは日本が交渉を行っているわけではなくて、まさに英国とEUの間で、将来の関係についての協定で、現在交渉が行われている。あす、一つの山場をまた迎えるということでありますが、交渉の今後の見通しであったりとか、いつまでに交渉が妥結するか、幾つかの難しい課題もあるようで...全文を見る
○茂木国務大臣 時間は大丈夫ですか。  今週日曜日に署名に至りましたRCEP協定、これは、世界のGDP、貿易総額の約三割、そして我が国の貿易総額のうち約五割を占める地域の経済連携協定でありまして、地域の貿易・投資の自由化、活性化に資するものであります。  本協定によりまして、...全文を見る
○茂木国務大臣 三つの側面があると思うんですけれども、今回、日英のEPAを結ぶことによって、EU離脱後の英国との間で日・EU・EPAにかわる新しい貿易・投資の枠組みを規定して、日系企業のビジネスの継続性を確保し、日英間の貿易・投資の促進につながることが期待をされる。日本とイギリス...全文を見る
○茂木国務大臣 全体の話から。  山川委員おっしゃるように、ジェンダーギャップ指数、これを見てみても、我が国が百五十三カ国中百二十一位、それに対して英国は二十一位ということで、政治経済面を含めて女性の参画が進んでいる。学ぶことが大変多いんだろう、こんなふうに思っております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的なバイデン政権の認識をお話しした上で、先生の方から六つのテーマについて今お話がありました、それぞれ答えていると、それぞれ数分かかるんですけれども、そうすると時間が終わってしまいますが、どのように返したらよろしいでしょうか。  まず、言えていることは、基本的...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン次期政権は、気候変動に対して、先ほども申し上げましたが、デーワンにパリ協定に復帰をする、また、弱者に配慮した公正な環境面の取組、これを公約に掲げてきたところであります。米国、世界第二位の温室効果ガスの排出国でありますが、その一方で、環境分野においてさまざま...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、ある意味、デッドラインが決まっていました。ことしで切れてしまうというので、国会等で御審議いただくことを考えたら、ある程度、九月中にはどうにかしなければいけない、こういうところで、ある程度の下ごなしをしながら、六月に本格的な交渉を始めたわけでありますけれども...全文を見る
○茂木国務大臣 それぞれFTA等の性格によって違うと思うんですが、今回の場合、イギリスの側から見ると、全く新しい協定というか、それをつくっていくというのに対して、日本は日・EU・EPAに入っていて、そこから離脱をしてしまったイギリスとできれば同じような形のものをつくっていく。です...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、TPPの持っているハイスタンダードな内容、これを受け入れる用意のある国については参加を歓迎したい、これは日本の基本的な立場でありまして、ここまで幾つかの国が参加に関心を示しておりまして、東南アジアでいいますとタイ、そしてヨーロッパでいいますとイギリス、これ...全文を見る
○茂木国務大臣 デジタルの分野は本当に日進月歩というか、いろいろなものが進んでいくわけでありまして、TPPも、数年前から交渉して、ようやくおととしの三月八日に署名をして、昨年の一月に発効、こういう段階でありまして、このTPPの協定では、デジタルプロダクトの無差別待遇であったりとか...全文を見る
○茂木国務大臣 これは恐らくイギリスだけではなくて、この二年ぐらいだと思いますけれども、ヨーロッパの主要国の英国に対する見方というのが徐々にシフトをしてきているような感じがいたします。それはやはり、今まで、どちらかといいますと英国という非常に大きな魅力的な市場というものがあった、...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、データ分野における新しいルールをつくるに当たっても、また、5Gの世界、どういった形で設備からその運用、管理まで、これは経済安全保障にもかかわってくる分野でありますが、どうやっていくかということについては国際的な協議というものが必要であって、それはG7の場で...全文を見る
○茂木国務大臣 日本として、オーストラリアとの間で、米国に次いでさまざまな安全保障分野での協力というのを進めてきておりまして、それを更に進めるためには、この日豪のRAAは必要なものだと思っております。  早急にまとめたいと思っておりますが、そこの中で、日豪の制度的な差がある、こ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、世界的に保護主義、こういう動きが台頭する中で、日本は、米国が離脱をしてもTPP11をまとめる、この主導的な役割をやってまいりました。そして、そのすぐ後に日・EU・EPAをまとめる。そういったマルチの枠組みをつくりながら、そこから抜けてしまった国については、日米...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン政権において通商政策がどうなっていくか、これはまだ見通せない部分がたくさんあるわけであります。伝統的に、民主党政権の場合、国内の製造業を重視するであったりとか、そういう勢力もあったりもいたします。  そういった中で、確かに、カリフォルニア、ブルーステート...全文を見る
○茂木国務大臣 WTO、おっしゃるように、昨今の新興国の台頭であったりとかデジタル化の進展等に対応できていないということは明らかでありまして、加えて、一方的な関税措置であったりとか新型コロナもあって世界貿易全体が収縮、縮減する中で、多角的貿易体制の礎たるWTOの改革、これは国際社...全文を見る
○茂木国務大臣 全く変わっておりません。  別の協定ですから、これについて、例えば、EU側と協議して、今英国とやっているんだけれどもこんなことでいいかとか聞く筋合いでもありません。  ただ、一方で、もともとはイギリスも日・EUにいた国でありますから、こんな形で交渉が進んでいる...全文を見る
○茂木国務大臣 フランスであったり、ドイツであったり、幾つかの国の外相と話す中で、こんな感じで進んできているとか、大筋合意まで、リーチコンセンサスまできたとか、いろいろな話をすると、いや、日本はうまくやっているな、なかなか今ヨーロッパの方は苦労しているんだ、EUの側からすると、も...全文を見る
○茂木国務大臣 英国につきましては、私のカウンターパートでありますドミニク・ラーブ外相はもちろんでありますが、この貿易交渉を担当しましたトラス英国国際貿易大臣にもこの話をしております。  一方、EU側につきましては、ドムブロウスキス欧州委員会の副委員長、貿易担当委員であります欧...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の日英EPAでは、協定によりまして創出をされます機会であったりとか利益を女性が十分に享受できるように、日英双方が女性の経済的エンパワーメントに関して協力することが重要である、この点で認識が一致いたしまして、貿易及び女性の経済的エンパワーメントに関する章を新たに...全文を見る
○茂木国務大臣 英国は従来からTPP11加入に関心を示しておりまして、先日、トラス大臣が署名のために訪日した際も、二〇二一年の早い時期にTPPへの加入を正式に要請する意向というのが表明をされたところであります。  TPP11協定は、この協定が定めますスタンダードを満たす意思のあ...全文を見る
○茂木国務大臣 日英EPAの再協議規定、これは、TPPなど他の協定においても設けられている一般的な規定を英国との間でも置くことにしたものであります。  御案内のとおり、英国は、米の生産そして対日輸出国ではないと理解をしております。また、私の考えでは、急にイギリスが米をつくり出し...全文を見る
○茂木国務大臣 見直し規定、一般的な規定を置いたということであります。そこで本当に米のことが気になるのならば、除外しています。  ところが、私は、どう考えても、イギリスが巨大な米の生産国そして輸出国になるということを、近い将来において想定することができない。かんがいをどうつくる...全文を見る
○茂木国務大臣 普通に、この再協議規定を置くときに、これはいろいろやってきていますから、どこかからの文言を持ってくるということがある意味一般的で、TPPと同じ文言を入れたというだけにすぎません。それによって害が出るとも思っていないので、そのような表現にした。それについて、イギリス...全文を見る
○茂木国務大臣 それはありません。枠は変わりませんし、税率も変わりません。  例えば、書類を出すのにもっと簡便にできないかとか、いろいろ、運用していくやり方についてそれは工夫できることがあったらやるということで、つくった、残った分について使えるというやり方、それからそれに適用さ...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的には変わっておりませんが、若干つけ加えさせていただきますと、新型コロナの影響によりまして、食料の生産、流通、消費など、食料の国際的なサプライチェーンの機能にも影響が及んでいるほか、食料を含む輸出規制等が行われた事例があり、この影響もあると思っております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、言葉というのは重要だと思っております。  その上で、我が国が推進します自由で開かれたインド太平洋の構想は、今何で構想かというと、この後の言葉で実現という言葉を使うので、ここは構想と言わないと言葉がつながりにくいので。自由で開かれたインド太平洋の構想は、イ...全文を見る
○茂木国務大臣 御指摘の菅総理の発言でありますけれども、別に何か呼び方を変えたというわけではなくて、我が国として、自由で開かれたインド太平洋の実現を通じて、地域の平和と繁栄に向けた取組を主導していくと。先ほど僕が言ったことですから。この従来からのこういった日本の立場をコンパクトに...全文を見る
○茂木国務大臣 無意識でも、自由で開かれたインド太平洋と多分言うのではないかなと思っております。  その上で、平和と繁栄、これは、例えば語学体系によっても違うんだと思うんですけれども、アメリカ、欧米では、よくウイ・シーク・ピース・アンド・プロスペリティーと、つまりPPという形で...全文を見る
○茂木国務大臣 半分認識を一緒にします。  その上で、国家がデータを独占するのはよくないと思いますが、一方で、違ったバランスというのがあると思っておりまして、それは、データの自由な流通と、言ってみるとプライバシーであったりとかセキュリティーの保護、ここのバランスをどうとるか。 ...全文を見る
11月19日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、海上保安庁とそれから北朝鮮の公船のコミュニケーションの事実関係については、それは海上保安庁の方に御確認いただいた方がいいと思うんですが、いずれにしても、確認されました船舶が北朝鮮公船であると、こういったことの特定を受けまして、北朝鮮に対しまして我が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今までの議論を聞いておりまして、違反の事例、放置車両であったりとか表示が正しくされていない、こういうことが多いようでありますけれど、どういう場合であっても、その種々の交通ルール違反事例があることは誠に遺憾であると考えているところであります。  先ほど海...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく今、新型コロナの世界的な拡大、どういうフェーズかといいますと、昨年末、武漢で新しい新型のウイルスが発見をされたと、それが一月以降、中国に拡大をする、これが第一フェーズで、三月以降、イタリアを始めとしてヨーロッパでの感染が広がる、第二フェーズですね。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若干私の所管とは違うかと思いますが、当然、様々な例えば人の国際的な行き来にしましても感染の防止対策と両立する形で進めると、こういう形でありますし、また、オリンピック大会といいますと、当然、会場であったりとか関係者、アスリートであったりとかその関係者、さら...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北朝鮮と日本の間でEEZ、何というか画定をしているわけではありませんが、我が国としては、我が国のEEZはどこまでであると、これは明確にしているところであります。  そういう中で、仮に我が国のEEZに掛かるような漁業権の転売が行われるということがあったら...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この核兵器禁止条約につきましては、これまで述べてきた我が国の立場に照らしまして、まず我が国として署名する考えはないわけであります。  また、御指摘の広島、長崎での開催を含め、核兵器禁止条約の第一回締約国会合に関する取組や関与の方法に関しては、こういった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 各国の要人が日本を訪問される、そしてその要人の方がそういった被爆地を訪問したいと、そういう要望がありましたら、それに沿って対応したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 外務省としては、対日理解促進及び親日派、知日派の発掘、拡大を図っておりまして、海外の若い方はもちろんでありますが、日本の若者にも更に世界に目を向けてほしいと、こんなふうに考えております。  このため、今コロナ禍と、こういう状況ではありますが、オンライン...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) GGEにおけますLAWSに関する議論に関して、我が国として引き続き、米中ロといった主要国を含め、広く国際社会において共通の認識が得られるように、安全保障の観点も考慮しつつ、国際的なルール作りに委員おっしゃるように積極的に、また建設的に参加をしていきたいと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、ここ数年、経済安全保障と、こういう概念というのは必要でありますし、そういった取組、それぞれの国が進めるということは必要だと思っておりますが、御指摘の中国の輸出管理法につきましては、来月の一日から施行されると承知をいたしておりますが、国の安全と利益...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) バイデン次期大統領、新政権になっても、かつてなく強固な日米同盟、全く変わりないと思っております。  先日の菅総理とバイデン次期大統領の電話会談、ここにおきましても、日米関係を更に強化していく、さらには自由で開かれたインド太平洋の実現に向け協力をしていく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、次期バイデン政権、極めてオーソドックスな手法は取ってくると思います。そういった中で、日本として、早い段階で次期大統領としっかり、日米安保の問題であったりとか、この五条が尖閣に適用されると、こういったことが確認されたり、非常にいい形が取れたと思って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 菅総理、年齢的には私より先輩になるわけでありまして、今は菅政権の下でしっかり外交関係、その下支えをしていきたいと、そのように考えておりますが、一連の電話会談でもそうでありますが、先日、初外遊、ASEANのベトナム、そしてインドネシアと、まさにASEANの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かにハガティ大使お帰りになって、この度上院議員に当選をされたと、これについてはお祝いを申し上げたいと思っておりますが、その後、なかなか次期の駐日大使が決まらず、決まったわけでありますけれど、上院の状況もあってなかなかこれが承認をされていないという状況で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 鈴木委員おっしゃるとおりだと思っておりまして、私もこの外交防衛委員会の所信の中で近隣外交の重要性についても触れさせていただきました。  確かに、自由で開かれたインド太平洋、今、日米だけではなくて、これが豪州、インドであったり、ASEANの国々、さらには...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) RCEPにつきましては、今週の日曜日に十五か国で署名という形になったわけでありますが、お話しいただきましたRCEP協定の第十章でありますけれど、これは、投資家の権利保護及び投資家の投資環境整備のための法的枠組みを提供して、投資家にとっての予見可能性を高め...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) このRCEPの協定はかなり長い期間掛けて議論してきたわけでありますが、元々、このRCEP、ASEANから始まって、これが日中韓、さらにオーストラリア、ニュージーランド、インドと広がる中で今回の署名に至ったわけでありますけど、このASEANの中には、カンボ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一般的に申し上げて、条約が拘束力を有するのは当事国に対してのみでありまして、第三国に対しては拘束力は有しないと、このように理解をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) そういうふうには理解いたしておりません。  我が国の決議案のように、核軍縮を包括的に扱う決議案、ほかにも提出をされている中で、もちろんその賛成国多い方がいいですよ。ただ、それらの決議案と比較しても、我が国の決議案は最も賛成国数が多く、また、二十五年以上...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) CTBTの発効に向けたコミットメント、これは弱まっているとは考えておりません。一方、それぞれの国の意見というのはそれはあると思いますけれど、賛成国が減ったことについては真摯に受け止めたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 済みません、どこからの部分が質問か分からないところがあるんですが。  一部については、現状認識について伊波委員と考えを異にしておりますが、いずれにしても、日米同盟は日本外交の基軸でありまして、インド太平洋地域を含みます国際社会の平和と安定の礎だと思って...全文を見る
11月25日第203回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○茂木国務大臣 我が国のこれまで申し上げてきた立場に照らして、核兵器禁止条約に署名する考えはなく、御指摘のオブザーバー参加及び広島、長崎での開催を含めて、核兵器禁止条約の締結国会議に関する我が国の取組や関与の方法については慎重に見きわめる必要があると思っております。  ただし、...全文を見る
11月25日第203回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会、人類がコロナに打ちかったと、そのあかしとして成功裏に開催したいと思っております。  自見委員の方から大変いい提言をいただいたと思っておりまして、関係省庁とも適切に連携しながら、外務省として、査証発給等の所掌事務...全文を見る
11月26日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) 当然、日本として、様々な問題解決、対話を通じて行っていくと、こういう基本姿勢の下で、大使も含めて様々な人事も行っているところであります。  大使の人事については、御案内のとおり、防衛大臣が決めるわけではなくて、前大臣、多分、自衛官出身者が就くことの感想...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日米間で、我が国の防衛に際しては、基本的に、日本は防衛的な作戦を実施する一方で、他国の領域における武力の行使については米国が実施するというそれぞれの役割がありまして、それに従ってやっているところでありまして、これ自体変更しようと、こういうものではございま...全文を見る
11月27日第203回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました包括的な経済上の連携に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、本年六月以来、英国政府との間でこの協定の交渉を行いま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山田議員から、日中外相会談及び共同記者発表における王毅国務委員の発言についてお尋ねがありました。  当然ながら、御指摘の王毅国務委員の発言は、尖閣諸島についての中国側独自の立場に基づくものであり、全く受け入れられません。尖閣諸島は歴史的にも国際法上も疑...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 白議員から、森友学園と桜を見る会についてお尋ねがありました。  既に総理や官房長官が述べられているとおり、政府として、引き続き真摯に答弁するよう努めていくことが重要と考えています。  その上で、個別の事案について、私はその詳細を承知しておらず、報道の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浅田議員から、英国とEUの将来関係の交渉の見通し及び日本政府の対応についてお尋ねがありました。  英国とEUとの間の将来関係協定の交渉は、EU加盟国であった英国がEUを離脱をし、新たな関係を再構築しようとするものでありまして、委員御指摘の点も含めて、そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大塚議員から日英EPAの内容についてお尋ねがありました。  日英EPAは、両国の貿易投資を促進する上でウイン・ウインな結果となっていると考えております。  市場アクセス面では、日EU・EPAで獲得した英国市場へのアクセスを維持するとともに、鉱工業品に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 井上議員から、バイデン次期米国大統領の発言及び核兵器の先制不使用についてお尋ねがありました。  我が国は唯一の戦争被爆国として、菅総理が本年九月の国連総会の一般討論演説で述べたとおり、広島、長崎が繰り返されてはならないと考えており、バイデン次期大統領と...全文を見る
12月01日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) これまでトランプ大統領は、御指摘のように米国第一主義の下で、言わばトップダウンで様々な政策を進め、特に外交面では二国間、バイの交渉を重視してきたのに対して、バイデン次期大統領は、コロナ対策であったり経済回復、人種問題など、内政を重視しつつ、国際協調路線を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、習近平国家主席は、先日のAPECの首脳会議でTPP11について参加を積極的に検討すると、このように発言をしているところでありまして、TPP11、これはハイスタンダードでバランスの取れた二十一世紀型のルールを世界に広げていくと、こういう意義を有して...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、明確に申し上げたいのは、尖閣諸島は歴史的にも国際法上も疑いのない我が国固有の領土でありまして、現に我が国はこれを有効に支配をしております。同諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそもそも存在しない、これが基本であります。  ところが、尖閣諸島周辺海...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国にとって望ましい安全保障環境をつくっていく上でどちらが優先かということについては、様々な意見あると思いますが、対処力、そして抑止力を向上するのと同時に、外交的な取組、また各国との信頼関係の醸成、これが極めて重要だと、このように考えているところであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) INF全廃条約は、軍備管理、軍縮において歴史的な役割を果たしてきたことから、INF全廃条約が終了せざるを得なくなった状況は望ましくないと考えておりますが、INF全廃条約の終了に至るまでの米国の問題意識というのは理解をしておりまして、実際、INF全廃条約終...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 冒頭申し上げたことでありますけど、我が国としては、我が国にとって望ましい安全保障環境を確保しつつ、東アジア地域における透明性の向上を含みます軍備管理の在り方についてもしっかりと議論していくことが重要であると考えておりまして、米国と引き続き緊密に連携しつつ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本と中国で統治システムが異なっているわけであります。  そして、日本の場合、例えば政権与党が全部握って、そこが外交から全てのことをやるということではなくて、行政組織において、決められた法律に基づいてそれぞれの政策が遂行していくということで、その行政組...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナの世界的な拡大、これ、現代社会の脆弱性、これを浮き彫りにして、政策対応にも様々な見直しが求められていると思っております。  OECDにおいては、新型コロナは国境にとらわれないグローバルな危機であって、短期的な医療分野での支援はもちろん、中長期...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどの質問がまさにその趣旨だと思ってお答えをしたところでありまして、様々な政策対応の見直しが必要になってくる中で、基本的な生活条件、ここの中には、水の問題であったりとかさらには衛生環境と、こういったものも含まれてくると思いますし、先ほど御説明した緊急医...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のコロナ危機、リーマン・ショックと比べてみますと、リーマン・ショックというのは、リーマン・ブラザーズという大きな証券会社が破綻をすると、それによりまして、金融そしてマーケットシステムが混乱をしまして、最終的にはそれが実体経済に及ぶ、こういった形で危機...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浅田委員御指摘のとおり、政府全体のODA予算、これは、我が国の財政状況が厳しくなっていると、こういうこともあって、ピーク時、これが平成九年、一九九七年頃になるんですが、それと比べて半減という厳しい状況にあるわけであります。  一方で、ODAを通じた我が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 事実関係でいいますと、協議を行いました。そして、協議を行って合意した事項もあります。さらには、協議を行った結果、協定発効後に締約国と更に協議をすると、こうなった項目もあるわけでありまして、合意に至った項目、これは、情報の越境移転の制限の禁止であったり、コ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外国の法律について私が何らかのコメントをすることがまた誤解を生む可能性もありますので、お答えは差し控えます。
○国務大臣(茂木敏充君) 私は全くそんなふうには考えておりません。  尖閣諸島に関しましては、歴史的にも、また国際法上も我が国の領土であると、このことは間違いない事実でありまして、実際に我が国はここを有効に支配をしておりますし、尖閣に関わりますこの領有権の問題そのものが存在しな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国が領有権持っている島々であると、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました包括的な経済上の連携に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、本年六月以来、英国政府との間でこの協定の交渉を行いまし...全文を見る
12月02日第203回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題です。特に、在沖縄米軍を含む在日米...全文を見る
12月02日第203回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。  我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化...全文を見る
12月02日第203回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍...全文を見る
12月02日第203回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告いたします。  我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、...全文を見る
12月03日第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、今局長の方から答弁させていただいたように、協定上排除されるものではありません。その上で、TPP11につきましては非常に高い内容、またルールというのを備えているわけでありまして、これにつきまして国又はエコノミーがこの基準を満たす用意があるかということ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 来年、日本はTPPの議長国となるわけでありまして、様々な調整をしていきたいと。そういった中で、今、タイであったりとか英国、具体的に関心表明を示しているところがあります。そういったことも含めて、このTPPを世界に広げていこうということで参加国ともよく話し合...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず御理解いただきたいのは、この日米貿易協定における関税撤廃率、これは、WTO協定の枠組みの下で既に無税としているものと本協定で新たに譲許される品目を含めて貿易額ベースで申し上げますと、日米でそれぞれ、日本が八四%、アメリカが九二%となっております。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日EU・EPAにおけます日本の利益を継続すると、こういう観点から英国との間でつなぎ協定を結ぶことでも一定程度の目的を達成できたと、そのように考えますが、今回の日英EPAでは、それにとどまらず、市場アクセスやデジタル分野等のルール面を更に掘り下げることによ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、移行期間が年末に切れるということですから、何らかの形で協定を結ばなかったら関税率が上がってしまうと、日EU・EPAの下で得ていた利益が喪失をされると、また日系企業のビジネスの継続性が失われるということで、デッドラインが年末であったということは御理解...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 十二月の一日から施行されました中国の輸出管理法につきましては、今経産省の方からも答弁ありましたが、国の安全と利益を理由とする規制対象品目の全容であったりとか、域外適用の可能性を含めて、その運用がどうなるのか必ずしも明確にされておりません。その運用次第では...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日英EPA、私と英国のトラス国際貿易大臣との間で六月九日に交渉を開始いたしましたが、コロナ禍ではありましたが、八月に私、英国を訪問して、丸二日間、膝詰めでトラス大臣と交渉を行いまして、テタテも結構やりました。大体こういうのは、少人数とかテタテを組み合わせ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、我が国として、急速に拡大しているデジタル貿易の分野のルールをしっかり作っていかなきゃいけない。恐らくTPP11というのがその意味で先鞭を着けるものになったと思います。  同時に、日米貿易交渉をやるときは、貿易と同時にデジタル分野についてももう一つ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米国のバイデン次期大統領はこれまで、米国労働者及びインフラへの主要な投資を行うまで新たな貿易協定に署名しないと表明してきているところでありますが、いずれにしても、米国では現在、通商政策を含めて政権移行の準備が進められているところでありまして、まずは米次期...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それぞれの交渉、国益を懸けた交渉でありますから、それぞれに難しさというのはあったと思っております。  まず、TPPにつきましてはマルチの交渉でありました。そういった中で、例えばベトナムとメキシコの間で意見の違いがあると、それを日本が取りまとめると、カナ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、英国の歴史振り返ってみますと、ローマ帝国の全盛期、二世紀の初めのハドリアヌス帝の時代でも、イギリスは、何というか、ローマ帝国の領土に組み入れられないと、そして、無敵艦隊を破ってパックス・ブリタニカの時代をつくる、輝かしい歴史を持っていると思ってお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 領土問題、一般的に他国との間で解決すべき領有権の問題であると考えております。  我が国が抱える領土問題としては、例えば韓国との間の竹島をめぐる問題があると考えております。竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかなように、日本固有の領土であり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 例えばとして申し上げました。  あと、それ以上のお答えをするかどうかは委員長にお任せいたします。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどは、領土問題につきまして、一般的には他国との間で解決すべき領有権の問題と考えていると。そして、我が国の領土問題としては、例えばとして竹島の例を申し上げました。  それ以外にも、鈴木先生がライフワークとして取り組んでいらっしゃる重要な問題はあると、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、委員の御質問は旧朝鮮半島出身労働者問題についてと、こういう理解で答弁をさせていただきますが、まず明確に申し上げたいのは、旧朝鮮半島出身労働者問題に関して、韓国大法院判決及び関連する司法手続は明確な国際法違反でありまして、韓国側に早期に問題解決をこれ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今まさに韓国側に日本として、日本が受入れ可能な案、そういったものを作るようにと求めているところであります。それ以上の外交上のやり取りについては、まさに今そういった様々な議論を行っているところでありますので、差し控えたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) ただ待つというよりも、やり取りをしっかりやっております。そこの中で、日本として受け入れられる案というのを作ってほしいということを強く申し入れていると。これは、韓国の側で国際法違反の状態をつくったと、そこから問題が始まっているわけですから、韓国の側がそれを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 交渉の詳細については、相手国の関係もあります、さらに、今後類似の交渉、ここへの影響もありますので控えさせていただきたいと思いますが、今回、コンピューターの関連設備の設置場所についての制限、これが原則として取り除かれるということになるわけでありまして、そう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大塚委員の御懸念というのは十分理解いたします。  その上で、クラウドサービスの提供業者も、どういったところに置いたら安全で、どういったところに置いたらセキュリティーがきちんと守れないかと、そういったことも考えてサーバーというのは当然設置をしているし、ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先般の参議院の本会議におきまして、委員の方から、RCEP協定、日英EPA、そしてTPP11との比較についてお尋ねがありまして、私から一概に比較してお答えすることは困難であると申し上げましたが、その上で、物品、市場サービスにおける関税率、関税撤廃率の比較や...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 当省には御指摘について具体的に示した文書は確認できませんでした。  その上で、大塚委員質問されている皇位継承の問題、大きな概念でいいますと二点、一つは系統の正統性、そしてもう一つが継承の安定性、こういう概念から構成をされるわけでありますけれど、明治二十...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) デジタル貿易の最新のルールにつきましては、昨年、日米のデジタル貿易協定、この交渉で相当内容の濃い協議を行ってきたわけでありますが、日英EPAも日米デジタル貿易協定と同様に、日EU・EPAが規定していない情報の越境移転の制限の禁止であったり、コンピューター...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日米安全保障条約が我が国の安全及び極東の平和及び安全の維持のために米軍の我が国への駐留を認めているということは、航空機の飛行を始め軍隊としての機能に属する諸活動を一般的に行うこと、これを前提としているわけであります。  しかし、このことは米軍機が全く自...全文を見る