茂木敏充

もてぎとしみつ

小選挙区(栃木県第五区)選出
自由民主党
当選回数10回

茂木敏充の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第204回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 第二百四回国会に当たり、外交政策の所信を申し述べます。  国際社会は、今、三つの大きな変化、課題に直面しています。第一に、新型コロナの世界的拡大がもたらす危機、そして、人間の安全保障への挑戦という厳しい状況をいかに乗り越えるかです。第二に、保護主義や一...全文を見る
01月18日第204回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 第二百四回国会に当たり、外交政策の所信を申し述べます。  国際社会は今、三つの大きな変化、課題に直面しています。第一に、新型コロナの世界的拡大がもたらす危機、そして、人間の安全保障への挑戦という厳しい状況をいかに乗り越えるかです。第二に、保護主義や一方...全文を見る
01月27日第204回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今日、ブリンケン国務長官、ちょうど上院の承認受けたところでありまして、今朝、電話をさせていただきました。北朝鮮情勢含めて地域情勢について意見を交わしたところでありまして、朝鮮半島非核化を進めると、こういった考えに変わりはないと、そして、そのために関連する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、我が国として、日朝平壌宣言に基づいて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決して、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指すと、この方針に変わりはないわけであります。  そこの中で、あらゆる大量破壊兵器、そして全ての弾道の、全ての距離の弾道...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 前段の部分についてはそのとおりでありまして、様々な核軍縮に関する国際会議、これを被爆地で開催すると、これは核兵器使用の惨禍の実相を世界に知ってもらうと、こういう意味からも極めて重要だと思っております。  その上で、締約国会合についてでありますが、条約の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたように、前段の核軍縮に関する国際会議については、そのような形で日本で様々な会議を開催するということについては政府としても努力をしていきたいと思っております。  ただ、これ、締約国会議、核兵器禁止条約につきましては我が国として締結する考え...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) その時々の状況を見ながら、どういった形でこの北朝鮮の人権問題について対応していくか、しっかり検討したいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 韓国、重要な隣国でありまして、今おっしゃるように、北朝鮮への対応を始め地域の安定には日韓、そして日米韓の連携は不可欠だと考えております。  一方で、最近の日韓関係、御案内のとおり、旧朝鮮半島出身労働者問題、さらには慰安婦問題などによって非常に厳しい状況...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本としても、日韓関係決して悪くしようと日本が思っているわけじゃありません。したがいまして、我が国として受け入れられる解決策、こういったものを韓国側が示していただけましたら十分検討したいと、このように思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、G7でありますが、これは基本的価値を共有する国々、七か国でありますが、これが国際社会の課題について責任ある立場で議論を行うことに意義があるわけでありまして、特に現下のコロナ禍において、またポストコロナの国際秩序の形成に向けてG7が結束して国際社会を...全文を見る
01月28日第204回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、核兵器禁止条約、それは、その前文においてNPTに言及をしておりまして、国際的な核軍縮・不拡散体制におけるこれらの条約の重要性、確認をしているところであります。  また、核兵器禁止条約を支持する国は、委員御指摘のように、核兵器禁止条約がNPTを補...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 台湾においては昨年の七月一日から十月三十一日にかけて四か月間キャンペーンやっておりますが、この間の感染者数の推移でありますが、台湾衛生当局の発表によりますと、開始された七月一日で台湾域内の新型コロナの感染者が累計四百四十七名、そして終了した十月三十一日時...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどの聞き方ではそういうふうに聞こえましたが、その日ということで言いますと、七月一日から七日、最初の一週間が二名、そして最終週、十月二十五日から三十一日は六名でありました。
02月04日第204回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○茂木国務大臣 まず強調したいのは、尖閣諸島は歴史的にも国際法上も疑いのない我が国固有の領土でありまして、現に我が国はこれを有効に支配をしております。尖閣諸島をめぐって解決すべき、また議論すべき領有権の問題はそもそも存在しない、そのように考えております。  しかし、その一方で、...全文を見る
○茂木国務大臣 重要な御指摘をありがとうございます。  北朝鮮への対応を始め、地域の安定には本来、日韓、日米韓の連携が不可欠でありますが、最近の日韓関係、下村委員御指摘のように、旧朝鮮半島出身労働者問題やそして慰安婦問題などによりまして、非常に厳しい、かつてない厳しい状況にある...全文を見る
○茂木国務大臣 中国は我が国にとりましては隣国でありまして、今、世界第二位の経済大国ということであって、日中関係、これは日本にとって最も重要な二国間関係の一つであります。ただ、大野委員御指摘のように、様々な懸案、問題というのがあるわけであります。  一つは、中国の力による一方的...全文を見る
○茂木国務大臣 今、大野委員からお話のありました自由で開かれたインド太平洋、この実現、これは、今から四年半前になるんですが、二〇一六年、TICAD6、初めてアフリカ、ケニアで開催された際にまさに日本が打ち出したビジョンでありまして、法の支配に基づきます自由で開かれた秩序、これを世...全文を見る
○茂木国務大臣 私も拝見しております。報道の逐一についてコメントすることは控えたいと思いますが。  北方四島におけます共同経済活動については、その取組を通じて、北方領土問題の解決、そして平和条約締結につなげていくという考え方の下、ロシアとの間で何度にもわたって、また様々なレベル...全文を見る
○茂木国務大臣 質問の冒頭、鈴木委員の方から、三日後の二月七日に北方領土の日を迎える、こういうお話をいただきましたが、昨年の北方領土返還要求全国大会、私も出席をしましたが、ちょうどその会場の入口に元島民の代表の方、待っていてくださって、切なる思いを聞かせていただいた。鮮明に、一年...全文を見る
○茂木国務大臣 尖閣諸島、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土でありまして、尖閣諸島をめぐりまして解決すべき領有権の問題はそもそも存在いたしませんし、同時に、我が国として、しっかりと、この領域に施政権が及んでいるという範囲におきまして、五条の適用範囲だと考えております。
○茂木国務大臣 領土について、領土、領海について、それは五条が及ぶという話でありまして、その接続水域をどうするかという問題でありますけれども、中国海警法につきましては、委員がおっしゃるように、どうそれが運用されるのか、ここについては曖昧な部分というのが確かにあると考えておりまして...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、大切なポイントなので、玄葉委員がおっしゃっていらっしゃるのは、比中仲裁裁判のことをおっしゃったんだと思います、比中裁判とおっしゃっていましたけれども。残念ながら、これを中国は全く守っていない、無視しているということは残念なことだと思っております。  海警法...全文を見る
02月05日第204回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○茂木国務大臣 ちょっと言葉の問題もありますので。  総理の方からも、先ほど、尖閣諸島については我が国固有の領土であり有効に支配している、このように明確に答弁を申し上げたところでありまして、尖閣諸島をめぐって解決すべき領有権の問題はありません。  議員のおっしゃった実効支配、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、全世界でよろしいでしょうか、中国じゃなくて。(足立委員「はい。内数もあれば」と呼ぶ)  海外において拘束されている邦人について、在外公館が取りまとめた人数、一番新しいものは、全体で取りまとめた同じ基準でいいますと令和二年の一月一日現在でありますが、軽犯罪等...全文を見る
○茂木国務大臣 海外の法律でありますので、なかなか、それにつきましてどういう具体的なあれであるかとか、こういったところまで詳細は承知いたしておりません。  ただ、例えば、全く別件でありますけれども、新たに海警法ができた、この適用等々が必ずしも明確ではないということについては、日...全文を見る
○茂木国務大臣 今週月曜日に、EUの貿易担当の委員と話もいたしました。このEUの輸出制限措置といいますか、透明化メカニズムと呼んでおりますが、これにつきましては、日本を含め世界各地へのワクチン供給に支障が出ないようにと要請をいたしまして、先方からも、そうならないように最大限努力す...全文を見る
02月08日第204回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○茂木国務大臣 尖閣諸島周辺の我が国領域内で独自の主張をするといった海警船舶の活動そのものが国際法違反でありまして、これまで中国側に厳重に抗議をしております。こういった中で、今回、中国の海警法が制定された、そのことについて深刻に懸念をしているわけであります。  中国の海警法、委...全文を見る
○茂木国務大臣 外務省のホームページ、ちょっと複雑な部分もありましたので、先週かなり変えました。大きく変えたので、また御覧いただければと思うんですが、そこの中で、尖閣諸島について、まずやはり強調しなくちゃならないのは、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であって、現に我が国はこれ...全文を見る
○茂木国務大臣 日本を取り巻きます安全保障環境は厳しさそして不透明感を増しているところでありまして、そういった中で、まずは、日本の外交、安全保障の基軸であります日米同盟を強化する、同時に、委員も冒頭指摘をされましたように、価値観を共有する二国間そして多国間の連携、こういったものを...全文を見る
02月09日第204回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○茂木国務大臣 御指摘の発言について、あらゆる差別禁止をうたいますオリンピック・パラリンピックの精神からしても、あってはならない発言であったと考えております。  今回の発言以降、男女平等、国際的にはよくジェンダーイコーリティー、こういう言葉が使われるんですが、これについて内外で...全文を見る
○茂木国務大臣 私が、全く深刻に捉えていない、こういう発言をしたことはないと思います。  ただ、正式に、例えば大使館として出したものかどうかという事実関係を申し上げただけで。ただ、私は先ほどからきちんと、このジェンダーイコーリティーの問題とか、それは強調させていただいたつもりで...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係から正確に申し上げますと、国連女子差別撤廃委員会の秋月弘子委員に対して、他国の委員から、今回の森会長の発言について個人的に照会してきた旨、秋月委員から外務省にも通知がございました。事実関係の照会だった、そのように聞いております。
02月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○茂木国務大臣 緊急事態宣言を出してから、既にビザ等を発給している人もいまして、一定の猶予期間を一回置かなければいけないということで、一週間置いたわけであります。  留学生そして技能実習生等々で、早いタイミングで日本に入りたい、そういった方が二十一日までに入国された、このように...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、緊急事態宣言が出ている間、この間については止めるということでありますけれども、緊急事態宣言が解除されたらすぐに再開するということを決めたわけではありません。当然、内外の感染状況等々を見ながら、どういったタイミングで再入国を許可していくか、こういったことは再...全文を見る
02月12日第204回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○茂木国務大臣 そういった調査は行っております。  海外在留邦人の安全確保、これは外務省の最も重要な責務の一つでありまして、世界各国・地域において新型コロナが拡大する中、その重要性は高まっていると思っております。  昨年来、邦人の出国、帰国支援、さらには感染症危険情報の適時適...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、例えば途上国等におきましては、どうしてもワクチンの確保等に困難を来すということで、GAVIの中のCOVAXファシリティー、こういった枠組みを使いまして、途上国においてもワクチンの供給がしっかり受けられるように、こういう仕組みを国際的に進めておりまして、その拠...全文を見る
○茂木国務大臣 邦人の皆さんにとって一番いい方法を考えたいと思いますが、大使館で医務官が打つということにはならないと思います。ただ、いろいろなケース、これは想定しております。
02月15日第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○茂木国務大臣 大変いい問題指摘をしていただきまして、ありがとうございます。  まず、事実関係として、尖閣諸島、歴史的にも国際法上も疑いのない我が国固有の領土でありまして、現に我が国はこれを有効に支配をしております。尖閣諸島をめぐって解決すべき領有権の問題はそもそも存在しないと...全文を見る
02月17日第204回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○茂木国務大臣 ありがとうございます。  紀元前八世紀、古代ギリシャにおきまして大きな疫病がはやり、また災害が起こる中で、聖地オリンピア、この領有をめぐるポリス同士の争いをやめるというところから古代オリンピックが始まりまして、まさに齋藤委員おっしゃるように、平和の祭典、このよう...全文を見る
○茂木国務大臣 簡単に答えます。  懸念を持っていることにつきましては、米国に対しても、英国に対しても、またASEAN諸国に対してもしっかりと伝えております。  もちろん、海警法であろうと他の法律であろうと、我が国が主権又は主権的権利を有している海域で中国の国内法に基づいて管...全文を見る
02月19日第204回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○茂木国務大臣 玄葉委員御指摘のように、中国、それからロシアもスプートニク、新型コロナワクチンを自国で開発、生産をしまして、東南アジア、アフリカ、中南米等の途上国を中心に供与、これは援助という形もありますし輸出という形もあるんですけれども、行っているところであります。何か国に対し...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、EUの制度の制定を受けまして、外務省としてEU側に対して、EU域内から日本に対するワクチン供給に支障が生じることがないように、私自ら、今月の一日でありますが、欧州委員会で貿易問題の責任者であります、ちょっとラトビア人なので発音が難しいんですけれども、ドムブロ...全文を見る
02月22日第204回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○茂木国務大臣 額賀委員、冒頭でサミュエル・ハンチントン博士の言葉を引かれたわけでありますが、建築家の黒川紀章氏も、日本の宗教について、共生と書いてトモイキと、まさに人間とその他の動植物、これが、そして自然が相互依存しつつ共に生きていく、これが日本の姿なんだろう、こんなふうに言っ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のとおり、NPT、これは国際的な核軍縮・不拡散体制の基礎でありまして、その第六条において、核兵器国の核軍縮に向けた誠実交渉義務を定めております。ただ、交渉はするんですけれども、実際にどう進めるかという段になりますと、核軍縮を進めるための方策については依然...全文を見る
02月26日第204回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○茂木国務大臣 令和三年度外務省所管予算案につきまして、その概要を説明いたします。  令和三年度一般会計予算案において、外務省予算は約七千九十七億円を計上しておりますが、そのうち、デジタル関連予算の百三十八億一千百七十二万二千円は内閣官房予算として計上されていることから、国会に...全文を見る
○茂木国務大臣 外務大臣政務官もお務めになりました鈴木委員、日米同盟の重要性、非常に深く御理解をいただいていると思っております。  現行特別協定の有効期間、これが三月末までとなっていたことを踏まえまして、日米間でこれまでも協議を行ってきたところでありますが、先般、日米両政府は、...全文を見る
○茂木国務大臣 大変重要な問題指摘をいただいたと思っております。  人権、これは、普遍的な価値であっても、当然与えられるというよりも、例えば南アでの反アパルトヘイト運動、この盛り上がりであったりとか、私も一九八〇年代に米国に留学をしましたが、当時、様々な人種の人たちがいる中で、...全文を見る
○茂木国務大臣 オリンピック・パラリンピックは、その理念を通じ、人権擁護推進の機会としても大変重要と考えております。オリンピック憲章でも、憲章の定める権利及び自由というものは、いかなる差別も受けることなく、確実に享受されなければならないとされております。  共同声明もそうであり...全文を見る
○茂木国務大臣 今、森局長の方から答弁があったとおりでありますが、適正な審査は必要でありますが、その期間を短縮する、こういう努力は極めて重要だと思っております。  なお、先ほどの公邸料理人によります和食の弁当でありますが、まさに弁当、これは、幕の内弁当に象徴されるように、どんな...全文を見る
○茂木国務大臣 新疆ウイグル自治区に関しましては、重大な人権侵害が行われている、こういった様々な報告であったりとか報道が出ているところでありまして、我が国としても同自治区の人権状況について深刻に懸念をしております。  我が国として、先ほど委員の方からも御発言あったとおり、国際社...全文を見る
○茂木国務大臣 今後の対応をどうするか、予断を持ってお答えすることは差し控えたいと思いますが、その上で、個別の事案がジェノサイドとされるかどうかについては、例えば一九九四年のルワンダで起こったことをジェノサイドじゃないと言う人はいないんだと思います。  ただ、今の状況について様...全文を見る
○茂木国務大臣 新疆ウイグル自治区に関しては、委員御指摘のとおり、昨年十月六日の国連の第三委員会におきまして、国連人権高等弁務官等によります新疆への早急で効果的で自由なアクセスを許可することを含めて、幾つかのポイントについて改善の要求が出されているところであります。  我が国と...全文を見る
○茂木国務大臣 松原委員、これからの時代、例えば一つの製品、これを購入するにしても、単にその製品がいいか悪いかだけではなくて、どういうプロセスを通じてその製品が作られたか、また、そこにどんな原材料が使われているか、人権であったり気候変動、普遍的な価値、こういったものに基づいた企業...全文を見る
○茂木国務大臣 新疆ウイグル、歴史的に、シルクロードの中にあって、様々な民族であったりとか、人種、宗教、これが混じり合い、対立が生まれてきて、今の新疆ウイグルの状況、委員御指摘の点も含めて、人権状況、これが極めて厳しい状況にある、こういった報道であったりとか、また報告がなされてい...全文を見る
○茂木国務大臣 外務省としては、国民の健康と命を守り抜くこと、また在外邦人の安全確保、これを最優先に、コロナ発生以来、私を本部長としまして省内に対策本部を設けまして、本当に毎日コロナ対策の会議をやってまいりまして、各国での感染状況の広がりなどを分析をしながら、適時、感染症危険情報...全文を見る
○茂木国務大臣 新型コロナウイルス、まさに未知のウイルスでありまして、世界全体として試行錯誤の中で対策を取ってきたというのが事実であると思っておりまして、今後、この新型コロナウイルスをめぐる対応について様々な検証、次の新しい感染症、これを考えても必要なことだと思っております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 尖閣諸島の周辺海域では、中国海警船によります領海侵入や接続水域の航行が過去最長を記録し、日本漁船への接近事案が繰り返し発生するなど、一方的な現状変更の試み、これが継続していることは誠に遺憾であると考えております。  こうした中で、二月一日に中国海警法が施行された...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、簡単に私の方から申し上げますけれども、例えば、細かい内容について、やはり外交上のやり取りでありますので控えたいと思いますけれども、菅総理とバイデン大統領、当時、次期大統領だったと思いますけれども、その最初の会談のときも、日本側から、適用してもらえるんですね、...全文を見る
○茂木国務大臣 そのような理解で結構だと思いますが、新政権が発足をするとなりますと、その政権の外交政策について、日米同盟、これは日本の外交、安全保障の基盤でありますから、きちんともう一度すり合わせをするということはあるんだと思います。それは、日米間の問題というよりも、いかに日米同...全文を見る
○茂木国務大臣 また詳細については政府参考人の方から必要があればお答えをさせていただきますが、まず、NATOと日米安保条約、たてつけというのが基本的に違うわけですね。集団的安全保障で相互防衛をするのか、それとも、五条によって米国が我が国への武力攻撃に対して共同で対処して、一方で六...全文を見る
○茂木国務大臣 今答弁があったように、北朝鮮との間では、拉致問題、最重要課題としてあるわけでありまして、同時に、あらゆる射程のミサイル、そしてまた大量破壊兵器、このCVIDを進めなければいけない。そういった中で、全体としてどう進めるか、こういう全体像を持った上で必要な支援策という...全文を見る
○茂木国務大臣 斎藤委員おっしゃるように、第三国の力をかり、また国際社会の力をかりるということは、この拉致問題を動かすためには極めて重要だと思っておりまして、私が外務副大臣を務めておりました二〇〇二年から三年の頃ですけれども、その頃、世界の様々な国に行って、この拉致問題、アブダク...全文を見る
○茂木国務大臣 斎藤委員がおっしゃるとおりだと思っておりまして、先般も、日米豪印四か国、QUADの外相会談を開かせていただきましたし、さらには、グローバルな戦略的パートナーであります日本とイギリスとの間でも、日英の2プラス2も先日やりました。また、日豪の外相会談、日米の外相会談等...全文を見る
○茂木国務大臣 ロシアにおいて憲法改正が行われて、これで領土問題はどうなってしまうのかといういろいろな心配があるということは承知をいたしております。  その上で、ロシアの憲法改正後に行われました菅総理とプーチン大統領との首脳電話会談におきましても、平和条約交渉を含めて日ロ関係を...全文を見る
03月01日第204回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○茂木国務大臣 各国にいる医務官、委員御指摘のとおり、医療に関する専門的な知識を持っておりまして、通常ですと、館員であったりとかその家族の健康に対するチェックであったりとかアドバイスをしたり、様々な業務を行っておりますが、外務省にとりましても、海外在留邦人の安全確保、これは最も重...全文を見る
○茂木国務大臣 大変いい御提案をいただいたと思っておりますし、また、実際に、昨年コロナが世界的に蔓延をしていくという中で、在外公館、これは先ほど申し上げたように、館員挙げて、それぞれ担当はあるにしても、邦人の安全確保に様々な面から全力で取り組んできた、このように今考えておりまして...全文を見る
03月02日第204回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○茂木国務大臣 なかなか動画だけで、確定的に何メートルのところを飛んでいるか、それを判断されるのは、宮本議員、難しいと思っておりまして、事実関係については、今、岸大臣の方からもありましたように……(発言する者あり)細かくありません。  米側に対して、安全面に最大限配慮をし、地域...全文を見る
03月03日第204回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 拉致問題の早期解決、菅政権にとって最重要課題だと考えております。  その上で、参議院の北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を含めて、委員会の運営については国会でお決めいただくことだと思っておりますが、これまでも答弁させていただいておりますように、委...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ミャンマー各地でのデモにおきまして、発砲を含みますミャンマー治安部隊の実力行使によりまして多数の民間人が死傷し、拘束者が発生している事態、強く懸念をしております。事案発生当日には、私、外務大臣談話を発出しまして、また、この問題、G7でも議論を行いまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、ミャンマー各地のデモにおきまして、発砲を含みますミャンマー治安部隊の実行、実力行使によって多数の民間人に死傷者が出て、また拘束者が発生している事態、強く懸念をいたしております。  事態の発生以来、我が国として、ミャンマーの国軍に対しまして三点、一...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 各国の外相等とも話しておりますが、福島委員おっしゃるような見方を日本がされているとは全く思っておりません。そして、支援か、そして制裁かと、こういう単純な問題ではなくて、どういった形で事態を見ながらミャンマーの民主化を促していくかと、これが極めて重要だと思...全文を見る
03月04日第204回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) EUの制度は、これはファイザー社に限らず、ワクチンの事前購入契約を欧州委員会と締結している製薬会社がEUの域内で生産したワクチンをEU域外に輸出をする場合に、当該企業が加盟国に対して輸出計画を申請して、加盟国と欧州委員会が承認を判断することとなっておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナ感染症の収束のためには、ワクチンへの公平なアクセス、この確保、そして普及、これを加速化していくことが極めて重要であると考えております。  二月九日の日に、日本として、COVAXファシリティーの開発途上国向けの枠組みへの拠出を増額して、合計二億...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新疆ウイグル自治区に関しましては、重大な人権侵害が行われているとの報告が数多く出されているところであります。  我が国としても、新疆ウイグル自治区の人権状況については深刻に懸念をいたしております。国際社会における普遍的な価値であります自由、基本的人権の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 音喜多委員が小池知事について様々な思いをお持ちであることは十分理解をしております。  まず、尖閣につきましては、先ほど官房長官からもありましたように、我が国は、実効支配ではなくて、有効に支配をしております。そして、解決すべき領有権の問題はない。そういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) トランプ大統領は今年の一月に接種されたと報道されております。ジョンソン首相については、接種をされたという報道には接しておりません。  なお、バイデン大統領も接種をしている、このように承知をいたしております。
03月05日第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○茂木国務大臣 安全保障委員会の開催に当たり、若宮委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げ、我が国の安全保障政策について所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさと不確実性を増す中、我が国の平和と安全を確保するとともに、地域と国際社会の平和と安定に引き...全文を見る
03月05日第204回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○茂木国務大臣 外務委員会の開催に当たり、あべ委員長を始め理事、委員各位に御挨拶を申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。  まず、新型コロナへの対応について申し上げます。これまで外務省としても、新型コロナの世界的拡大の状況を分析しつつ、百一か国・地域から一万二...全文を見る
03月05日第204回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今お聞きしましたが、金杉外審については利害関係者ではないと、このように理解をいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) 今答弁がありましたように、繰り返しそういう事態が起こったとは理解いたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどそのような答弁があったと思いましたので、それを踏まえてそういうお話を申し上げました。聞くなら総務省の方に。一度同席したという答弁があったので、それを踏まえて答弁をさせていただきました。
○国務大臣(茂木敏充君) あらゆる公務員について全て調査しろということだったらそうだと思いますけど、一回の事実だと思っておりますし、利害関係者ではない、そのように理解しているということは答弁させていただきました。
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の中華人民共和国の国防動員法、たしか二〇一〇年の七月に施行されたと思いますが、他国の法律でありまして、今おっしゃった四十八条、四十九条、五十四条などですね、ここの規定の解釈について私からお答えすることは困難でありますが、その上で申し上げますと、政府...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、主要な外交日程については決まった時点で速やかに発表したいと思っておりますが、その上で、仮に、バイデン政権発足後、この早いタイミングで、日米外相会談であったり日米2プラス2におきまして現下の厳しい安全保障環境であったり様々な課題を抱える国際情勢につい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 答弁する前に、先ほどの私のブリンケン長官との会談の件で、じっくりと時間を掛けると言いました。長電話をするという話じゃなくて、当然それはフェース・ツー・フェースということで御理解いただければと思います。  その上で、中国の立場について私がお答えする立場に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどの若干繰り返しになりますけれど、私が中国がどうだと言う立場ではないと思っておりますが、中国は台湾が中国の領土の不可分の一部であると位置付けられていると、そのように承知をいたしていると。
○国務大臣(茂木敏充君) 尖閣ですか。尖閣、これ委員も御案内のとおり、歴史上もそして国際法上も疑いのない我が国のもう固有の領土でありまして、現に我が国はこれを有効に支配しております。尖閣諸島をめぐる、めぐって解決すべき領有権の問題は存在しないと思っております。  その上で申し上...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ、有名な統一見解あるわけでありまして、昭和三十五年、政府統一見解に示されているとおり、安全保障上の極東、これは日米両国が平和及び安全の維持に共通の関心を有する地域でありまして、かかる区域、これは大体においてフィリピン以北、そして日本及びその周辺海域で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 佐藤委員、自衛隊の出身で外務副大臣もお務めになってよく御案内だと思いますけれど、米軍の運用に関する事項でありまして、一概に申し上げることは困難であります。
○国務大臣(茂木敏充君) 邦人の保護、昨年から、コロナの状況の中で、世界百一か国から一万二千人以上の邦人の出国、帰国と、在外公館挙げてこういった仕事もしてきております。在外邦人の保護とか退避が必要になる場合の状況を想定して、当然必要な準備、検討を行っているところであります。まずは...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどから、中国の考えは、アメリカの考えはと聞かれるので、なかなか日本の外務大臣としてお答えしにくい部分はあるわけでありますけれど、台湾をめぐる問題については、先ほど申し上げたように、両岸当事者間の直接の対話によりまして平和的に解決することを期待するとい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 台湾ですね、日本にとりまして、経済関係、それから人的交流含めて様々な関係があるところであります。地域の安全保障環境、これも大きく今変わってきているところであります。その地政学上の意味合いについては今防衛大臣の方から答弁もあったとおりでありますし、さらには...全文を見る
03月09日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 外交防衛委員会の開催に当たり、長峯委員長を始め、理事、委員各位に御挨拶申し上げるとともに、外交政策の所信について申し述べます。  まず、新型コロナへの対応について申し上げます。これまで外務省としても、新型コロナの世界的拡大の状況を分析しつつ、百一か国・...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○茂木国務大臣 突然の御質問でありますが、まず、国際的に見て、結婚後、夫婦で同じ氏を名のらなければならない、こういう制度の国というのは限られていると思います。また、これからの社会を考えたときに、包容力というか、包摂というか、多様性、これは今まで以上に大切になってくると思っておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 政府として、航空墓参を含め、四島交流事業、これは極めて重要であると考えておりまして、可能な限り例年どおり事業を実施していきたいと考えております。  首脳間、外相間を含みます様々なレベルでロシア側にその話はしてきております。私も、前回のラブロフ外相との電話会談でも...全文を見る
○茂木国務大臣 日本政府、ミャンマー各地のデモにおいて、発砲を含みますミャンマーの治安部隊の実力行使によって多数の民間人が死傷し、拘束者が発生している事態、強く懸念をしております。  二月一日にクーデターが起こりました。そして、その後様々な事態を経ながら、二月二十四日にASEA...全文を見る
○茂木国務大臣 香港そして新疆ウイグル自治区の人権問題、極めて重要でありまして、香港については、一国二制度の下、民主的、安定的に発展していく重要性等々、中国に対しても伝えておりますし、そういった思い、国際社会とも共有をいたしております。  新疆ウイグル自治区の問題、一昨年だった...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、答弁が逆になりますが、北方領土交渉を始め、ロシアとの関係でありますけれども、ロシアとは、政治、経済、人的交流等、幅広い分野で日ロ関係全体を発展をさせていきたい。平和条約締結交渉については、二〇一八年のシンガポールでの首脳間のやり取りをしっかりと引き継いで、領...全文を見る
○茂木国務大臣 申し訳ないんですが、佐藤委員、これまで、二月一日以降、今日までの様々な取組、国際社会の中で、私も、米国のブリンケン国務大臣であったりとか、さらにはラーブ外相、そしてオーストラリアのペイン外相、ブルネイ、そしてインドネシア、タイのドーン副首相、一昨日も話をしましたが...全文を見る
○茂木国務大臣 これまでのところ、在留邦人に対するけが等の被害がある等の情報には接しておりません。  ミャンマーにおいては、これまで、在ミャンマー日本国大使館によりまして、随時、領事メール等にてデモ等に関する情報を発出して、在留邦人に注意喚起と不要不急の外出を控えるように呼びか...全文を見る
○茂木国務大臣 新型コロナ感染症、この世界的に拡大している感染症収束のためには、先進国だけではなくて、途上国も含めて、ワクチンの公平なアクセスの確保であったりとか普及を加速していくことが極めて重要であると考えておりまして、ちょうど一か月前、二月九日、日本として、国際的な枠組みであ...全文を見る
○茂木国務大臣 具体的な交渉の合意に至るまでの詳細なプロセスにつきましては、外交上のやり取りでありますので控えたいと思いますが、当然、これは日本側だけが裨益をする、こういう協定ではないわけでありまして、これによってアメリカ側がどういう利益を享受できるのか、こういったこともしっかり...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン政権の外交政策のレビュー、まだ続いているところでありまして、確たるものが表に出ているということではありませんが。  米国では、前政権、トランプ政権が米国第一主義の下、どちらかといいますとスタイルとしてはトップダウンで様々な政策を進めて、そこの中で、外交面...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、RCEPについてでありますが、長年にわたって交渉を進めてまいりましたが、私もいろいろな通商交渉に関わってきたり見てきたりしておりますけれども、RCEPを中国が主導しているという見方は恐らく余り関係国であったりとかほかの国際社会からもないのではないかな、こんな...全文を見る
○茂木国務大臣 グレン・フクシマ氏とは昔から親しくて、率直に話ができる関係でありますけれども、もし機会があったら、その点は心配なくと、そのように伝えたいと思います。
○茂木国務大臣 全体として間違った表現ではないと思いますが、何かの関係を言うのには若干長いような気もいたします。
○茂木国務大臣 いずれにしても、我が国の領土、領海、領空、これは断固として守り抜く、固い決意の下、毅然と冷静に対処していきたいと思っております。  それから、戦略的互恵関係を始め、中国との関係をどうしていくか。  これは、先日、長編の歴史ドラマ、日中戦争に至るプロセスとか人間...全文を見る
○茂木国務大臣 いずれにしても、人道支援であります。避難民であったりとか困窮している方々の避難でありまして、日本として一般的に、どの地域において、こういう形でありまして、少数民族も含めて、この民族を支援するという言い方は少ない、このように理解いたしております。
○茂木国務大臣 今、ミャンマーにおきましては国家安全評議会、これが構成されておりまして、その評議会においては今のワナ・マウン・ルイン氏が外務大臣に指名されているということであります。  我々としては、今の評議会そのものが正当であるかどうか、こういう評価はいたしておりません。ただ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほど来、ミャンマーの少数民族の問題がありました。これはミャンマーだけではなくていろいろな国で、様々な民族、これから構成をされるという中で、少数民族を含めて、その権利等がしっかりと代表される、こういったことは極めて重要だと思っております。そういった中で、日本...全文を見る
○茂木国務大臣 今、新しい、例えば政権が正式に発足した、そのようには考えておりません。  一方で、この事態を収束させるためには、今の国軍等に対して働きかけをしていくということは必要だ、このように考えております。
○茂木国務大臣 恐らく、事態が今動いております。どういった形で収束をさせていくか、これを考えなきゃならないときに、すぐに全てのことについて今日答えを出すというのは、私は外交的には無理だと思います。先生にそのような見識があるんだったら、私よりも優れた能力をお持ちなんだと思います。
○茂木国務大臣 私も、米国、英国、そして豪州、さらにはASEANのリーダー格でありますインドネシア、ブルネイ、さらにはタイ、それぞれのカウンターパートと話をしております。率直な意見交換ができる仲です。初めて会う人というのはいませんから。そういった中で、どう考えても、日本の対応が遅...全文を見る
○茂木国務大臣 主要外交日程については、決まった時点で速やかに発表いたします。また、議論した内容の概要につきましては、会談後発表するということになると思います。  その上で、仮に、バイデン政権発足後のこの早いタイミングで、日米外相会談であったりとか2プラス2において、強固な日米...全文を見る
○茂木国務大臣 2プラス2について、今の時点で、いつやる、実施する、こういうことについて申し上げられませんが、対北朝鮮については、日本として日朝プロセス、支持をしております。  同時に、拉致問題、拉致、核、ミサイルと包括的に問題を解決していきますが、拉致問題については日本が主体...全文を見る
○茂木国務大臣 拉致問題、バイデン政権も、人権政策含めて、極めて重視をしていると思っております。  そして、先ほど申し上げたように、この問題は日本が主体的に取り組む問題だと考えておりまして、時間はない、そういった中で、あらゆるチャンスを逃すことなく取り組んでいきたいと思っており...全文を見る
○茂木国務大臣 変異株の流行国・地域につきましては、その状況というものは政府内でしっかりと共有をしております。  そういったことをするに当たって、在外公館等で収集しました情報というのはしっかり政府全体で共有しているところでありますが、水際対策ということになりますと、何のためにや...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども申し上げたように、疫学的措置として何が必要かにつきましては所管省庁にお尋ねいただければと思います。当然だと思います。
○茂木国務大臣 ミャンマーの今の事態については深刻な懸念を持っておりますし、民主的なデモに対して発砲を行うということについては強く非難をいたしております。  時系列でいいますと、先生がおっしゃったのは二月の十四日ですが、それより前、二月の九日の日に、日米間でこの問題についてはブ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、ササガワ陽平先生です。ササカワではありません。ササガワ陽平先生であります。  笹川会長も、ミャンマーには恐らく百回ぐらい行かれている、ミャンマーの事情については様々御存じでありますし、また、日本財団等々を通じて様々な形の支援も実行されたり、いろいろな形でこ...全文を見る
○茂木国務大臣 様々なことを想定をしながら働きかけも行っておりますし、今後働きかけをしなければいけない部分もあると思っております。これは、対外的なミャンマーとの対話もありますが、ミャンマー国内で、NLDとそれから国軍の間、この対話というものも必要なんだと思います、今後。  そう...全文を見る
○茂木国務大臣 オコンジョ新事務局長、大体、呼び方ですね、日本人は間違えてウンゴジと言うんですけれども、ンゴジですね。ンゴジという、ドクター・ンゴジという言い方をするんですけれども、しっかり連携してやっていきたいと思います。
○茂木国務大臣 まず、小熊委員の御地元の女性、二十代の若さでお亡くなりになった、心からお悔やみを申し上げたいと思っております。  お亡くなりになられた方、そうすると家族の御意向というのをできるだけ尊重するという形で、できる限りのことをさせていただいたつもりであります。小熊委員の...全文を見る
○茂木国務大臣 今、日豪の円滑化協定について交渉を継続中でありまして、交渉の細かい内容についてお答えすることは控えますが、死刑の扱い、日本は死刑の存置国でありまして、豪州が死刑廃止国である。両国の法制度の違い、これを前提に、被疑者の逮捕、引渡しとか、捜査に関する相互協定、これを行...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、日本が提唱してきた自由で開かれたインド太平洋、これは二〇一六年のTICAD6で初めて提唱して、いろいろな国に広がってきておりますが、インド太平洋地域、これは、世界人口の半数以上を擁する世界の活力の中核、成長センターだと考えておりまして、このインド太平洋地域に...全文を見る
○茂木国務大臣 韓国との関係、三つの側面があると思っております。  一つは、対北朝鮮対応、こういったことでは日韓そして日米韓の連携は極めて重要でありまして、これについてはしっかりやっていくということで確認を取っているところであります。  一方、日韓二国間で申し上げますと、御案...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年六月にイージス・アショアの配備プロセスの停止を表明して以来、政府は代替案の検討を進めてまいりました。  その際、政府として検討状況などを適時説明してきたところでありまして、プロセスの透明性の確保、そして国民の皆さんに対する十分な説明責任、極めて重要であると考...全文を見る
○茂木国務大臣 浦野委員から、SDGsのバッジ、ようやく認識が高まってきた、こういうお話を冒頭いただきました。  振り返ってみますと、一九七〇年代、経済学者のシューマッハーが、「スモール・イズ・ビューティフル」という著作、日本語のタイトルはたしか人間復興の経済学だと思いますが、...全文を見る
○茂木国務大臣 尖閣諸島、これは委員も御案内のとおり、歴史的にも国際法上も我が国の固有の領土でありまして、現に我が国がこれを有効に今支配をしているわけであります。  既成事実を積み上げるというと、あたかも何か実効支配の実態をつくっていくように今聞こえる部分もあるので、そこは誤解...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、私の大臣所信の中で、委員が今触れられた言葉は言っておりません。私は、旧朝鮮半島出身労働者問題、このような表現を使わせていただいた、このように思っております。  その上で、日本政府及び外務省として、慰安婦問題を含みます歴史問題についての政府の考え方であったり...全文を見る
○茂木国務大臣 ありません。
○茂木国務大臣 ちょっと考えていますけれども、例えばASEAN各国との外相会談でも、相手側も、フォーリンミニスターとかいう、要するに、分かった上でそういう、何か、分かる形で、認識する意味でというか、認めるというよりも、誰かということで使っているというふうに理解をしております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 端的にどう言うかということなんですね、問題は。認めるかどうかは別にして、そこの中でどうするかについて検討したいと思います。
○茂木国務大臣 人権擁護、委員と意見は一緒だと思いますけれども、全ての国の基本的な責務であると考えております。  そういった中で、日本としてこれまでどういうことをやってきたか。もちろん人権侵害に対してはしっかりと声を上げる。一方で、対話であったりとか協力も必要だと思っておりまし...全文を見る
○茂木国務大臣 山尾委員の今の御意見は御意見として理解できます。  一方で、ある国が一方的に違う国の状況について人権侵害と認定をして制裁を科すような制度を持つかどうか、これについては私は様々な議論があると思いますし、そういうツールを持って、ツールは持ちました、一方でその運用は恣...全文を見る
○茂木国務大臣 新疆ウイグルの人権状況については深刻な懸念を持っております。そして、山尾委員おっしゃるように、様々なレポートそして報道、これが人権侵害等について出されているということも承知をいたしております。  そういった中で、日本が国際社会、地域で起こっていることについて懸念...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、我が国がICCのローマ規程加盟国であるということは委員も御案内のとおりでありまして、また、ジェノサイド条約と、ジェノサイドの認定というか、全ての件について日本が認定するかどうかは別にしまして、別の議論だということは先ほど赤堀氏の方からお答えをさせていただいた...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。  改正の第一は、ベトナムに在ダナン日本国総領事館を新設するとともに、同総領事館に勤務する外務公務員...全文を見る
03月10日第204回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) ドムブロウスキス委員とは、やり取りをした際、電話会談をした際に三回にわたって確認をしました。その結果、ワクチンについては輸出承認が下りたところであります。  その後、ベルギーにおきまして、現地で、具体的な内容、つぶさかには申し上げられませんが、それを踏...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政府全体として、EUからのワクチンを含めて、日本国内でワクチンの供給しっかりと行われるように、全体として取組を進めております。  同時に、EUからの輸出につきましては、これまで輸出、全て承認を受けております。
○国務大臣(茂木敏充君) イスラエルの例出されましたけれど、じゃ、全ての国が、例えばバイデン大統領がどうしているか、そういったことをつぶさかにしているわけではありません。  重要なことは、安定供給はしっかり図られるということでありまして、様々なやり取りについてつぶらかにすること...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのようなことは申し上げておりません。政府全体としてしっかり取り組んでいると申し上げております。
○国務大臣(茂木敏充君) 事務方を通じて確認取りました。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、NTTデータ、当時の金杉外審にとって利害関係者じゃなかったと理解しております。  その上で、総務省の中間報告には、金杉氏、二〇二〇年七月三日の会食に同席をし、五千円の支払と記載をされております。この点については、念のため金杉氏本人に確認を行いまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのようだったということです。
03月12日第204回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を改正する議定書の締結に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 篠原議員から、まず、今般の交渉の中で日米防衛に果たす米側の役割をどのように確認してきたか、お尋ねがありました。  インド太平洋地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、日米同盟及び在日米軍は、我が国の防衛のみならず、インド太平洋地域の平和と安定のためには...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 畑野議員から、特別協定に基づき在日米軍駐留経費を日本が負担する理由、そしてその資金拠出の是非についてお尋ねがありました。  インド太平洋地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、日米同盟及び在日米軍は、我が国の防衛のみならず、インド太平洋地域の平和と安定...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山尾議員から、在日米軍駐留経費負担に係る特別協定改正議定書への負担金額や内訳の記載についてお尋ねがありました。  本議定書によって改正される特別協定第五条に規定されているとおり、各会計年度における我が国の具体的負担額については、我が方が総合的に判断して...全文を見る
03月12日第204回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 政府開発援助等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶と所信を申し述べます。  我が国は、国際社会のニーズに対応し、保健、医療や質の高いインフラ整備など様々な分野でODAを展開しています。日本のODAは国際社会においても開発途上国の安定と発展に大きく貢...全文を見る
03月15日第204回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、ちょっと私聞き間違えてしまったのかもしれないんですが、米中の外交当局の首脳の会談、ブリンケン長官、そしてオースティン国防長官ですね、日本を訪れた後、帰りにアラスカに立ち寄り、そこでと、楊潔チさん、そして王毅さんと、こういう順番になると、このように考...全文を見る
03月16日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) バイデン政権発足後のこの早いタイミングで、米国の国務長官及び国防長官が初めての訪問先、訪問地として日本を訪れることは、これは史上初ということになると思います。米国が日米同盟を重視している表れでありまして、歓迎したいと考えておりますし、また、日米同盟の揺る...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三宅委員の引用されましたグレアム・T・アリソンの本でありますけれど、グレアム・T・アリソンは私の大学院の恩師でありますけれど、ツキジデスのわな、これはペロポネソス戦争から始まりまして、主要な戦争における覇権国と台頭国、新興国との関係で戦争に至るパターン、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょうど七年前になるわけでありますが、二〇一四年の三月の十八日、ロシアは国際法に違反してクリミア併合を行いました。これを受けて、同じ月の二十四日、三月二十四日に、我が国を含みますG7首脳により発出されたハーグ宣言において、ロシアがその方向性を変更し、G8...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国ですか。G7は、基本的価値を共有する国々が国際社会の課題について責任ある立場で議論を行うことに意義があるわけであります。それこそがG7と中国等も含めた、等もメンバーになっているG20で決定的な違いがある点だと考えております。  お尋ねのような、中国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、中国がどういった形で支配力を強化をしていくかと。歴史的に見ると、漢民族の王朝のときとそれ以外の王朝のときで決定的な違いが出る、これは間違いない歴史的な事実であると思っておりますが。  今お話のありました中国が台湾に武力行使をする可能性、なかなかこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三宅委員が編集委員もお務めになった日本経済新聞、クオリティーペーパーで、電子版を始め新しい取組も積極的に展開をされていると思いますが、こういったマスコミの一つ一つ、報道の一つ一つであったりとか仮定の質問にお答えすることは差し控えたいと思いますが、その上で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今日の午後に行われます日米の2プラス2の機会におきまして、東シナ海を含みます一層厳しさを増す地域の安全保障環境について議論をすると。これは、それに先立ちます外相会談でもかなり時間を掛けて中国の部分は議論することになると思うんですが、極めて重要かつタイムリ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山田委員の御意見は御意見として重く受け止めさせていただいて、しっかりと交渉に臨みたいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 本日の日米外相会談、そして日米の2プラス2の共同発表等につきましては、本日午後の日米2プラス2等の結果を踏まえて発出をする予定であります。まさにこれから議論するんで、この段階でどういう発表にします、これは当然決められないわけでありますが、捕らぬタヌキの皮...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日米豪印四か国でQUADと、このように呼ばれておりますが、これは二〇〇七年に事務レベルで対話を開催し、その後、二〇一七年頃から事務的な取組を重ねまして、私が外務大臣に就任しました二〇一九年の九月に初の外相会合を開催いたしました。また、昨年の十月六日にも東...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国と特別戦略的グローバルパートナーシップの関係にありますインドは、インド太平洋に自由で開かれた国際秩序を構築すべくインド太平洋海洋イニシアティブを掲げておりまして、我が国として自由で開かれたインド太平洋を実現する上で重要なパートナーであると考えており...全文を見る
03月17日第204回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○茂木国務大臣 聞いている範囲で六つ質問をいただいたと思うんですね、一つの中で。私の所管じゃないところが三つ入っていますので、答えられる範囲で答えさせていただきます。  まず、ワクチンについてでありますけれども、当然、日本国内でこれからワクチンの接種が本格化するわけでありまして...全文を見る
○茂木国務大臣 昨日の日米の2プラス2、ブリンケン長官そしてオースティン長官にとっては初めての外遊、そこで外遊先として日本を選んだ、これは決して偶然ではなくて、非常によく考えた上でのことだ、こういう話をしていたわけでありますが、まさに、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえて、日米...全文を見る
○茂木国務大臣 ベトナム人や技能実習生の適正な送り出しと受入れの確保及び実習生の保護、支援については、事務レベルだけではなくて、首脳会談だったりとか外相会談等においてもしっかりと取り上げております。  技能実習制度に関するベトナムとの二国間の取決めでは、ベトナム人の送り出しに関...全文を見る
○茂木国務大臣 ベトナムとの技能実習制度に関する二国間の取決めでは、同取決めに記載された基準に違反した送り出し機関に対してベトナム当局が適切に処分を行うことになっております。  これが基本でありますが、外務省としては、ベトナムにおける新たな法律の施行に向けた動きを注視するととも...全文を見る
○茂木国務大臣 中国に今所在する在外公館で、当然、語学が堪能であったりとか地域情勢に精通をしている、そういった現地職員を雇用することは必要だとは思っております。  その際に、どういう職員を採用するか、現地職員の採用基準、これを明らかにしますことは、日本として何をやろうとしている...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、緊急事態宣言、この解除の有無といいますが、これは別にして、今後も感染対策というのはしっかり進めていかなくちゃならないということは確かだと思っております。  そこの中には、医療体制をどうしていくか、こういう問題も私は当然あるんだと思っております。  昨年...全文を見る
○茂木国務大臣 私も、青山委員のお隣の栃木県の出身でありまして、少なからず茨城の影響も受けているのかなと思いますが、日本とベトナム、極めて良好な二国間関係にあるわけでありますし、また、昨年、ベトナムはASEANの議長国として、そういった意味でも日本と様々な取組を進めてきたところで...全文を見る
○茂木国務大臣 もう十五年以上前になるんですけれども、世界全体で日本の大使館がどれぐらいあるのか、それを例えばアメリカを含めた先進国であったりまた中国と比べてみてどうなのかと見たときに、やはりアフリカが少ないな、それから太平洋島嶼国にも力を入れなくちゃいけないな、こういう思いで、...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、限られた財源の中で最適な公館の配置ということは考えていかなきゃならないと思っております。  ただ、これは、言ってみるとジャック・ウェルチのように、コアコンピタンスというか、集中と選択で、いいところはよくて駄目なところは直していくというのと若干性格が違うと...全文を見る
○茂木国務大臣 毎年の予算要求におきましては、整備方針全体と言うかどうかは別にしまして、一旦、アフリカであったりとか太平洋島嶼国を始め、どういう地域で、少し、一年だけではなくて数年のタームで、どうしていこうか、こういう議論を行った上で毎年の要求というのはさせていただいているところ...全文を見る
○茂木国務大臣 せっかく私の本を紹介していただいたので、多分あれは七冊目の本になるんじゃないかなと思いますが、読んでいただいたことに心から感謝を申し上げます。  在外公館の職員は、ハラスメントであったりとか、国民からやはり信頼を失うようなことがあってはならない。今、石川官房長の...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を改正する議定書の締結について承認...全文を見る
03月17日第204回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍...全文を見る
03月17日第204回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) バイデン政権が発足してまだ二か月たっておりません。この早いタイミングで国務長官、国防長官で二人そろって最初の訪問先として日本を訪れたと、それだけでもいかに日米同盟を重視しているか、また地域の安全保障に対する様々なことについて日本と議論したいかと、この表れ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) QUAD、外相会談は、私が外相に就任した二〇一九年、最初にやりまして、昨年、そして二月にも三回目開いたわけでありますが、首脳レベルというのは初めて今回行われたわけでありますが、私も同席をさせてもらいましたが、菅総理から、東シナ海、南シナ海情勢について一方...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 昨日の2プラス2、北朝鮮情勢についても意見交換を行いまして、北朝鮮の軍備が国際の平和と安定に対する脅威である、この認識、そのことを確認した上で、北朝鮮の完全な非核化へのコミットメントを再確認し、北朝鮮に対して国連安保理決議の下での義務に従うことを求めまし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ、北村委員もよく御案内のとおり、現在の日米同盟、これは米側から一方的に何かを求め、そして日本がそれに応じると、そういった関係ではなくて、日米双方が同盟の強化に向けて役割、任務、能力、どうしていくかと、これを共に考えるということで、関係になっていると思...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 何度も申し上げておりますが、委員会の運営については国会でお決めいただくと、そういう決まりになっていると思います。その上で、委員会が開催され、御出席の要請いただきましたら出席をさせていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、唯一の戦争被爆国として国際社会の取組をリードする使命を有しておりまして、核兵器禁止条約が目指す核廃絶というゴールは共有をいたしております。一方で、その実現には核兵器保有国を巻き込んで核軍縮を進めることが不可欠でありますが、現状では、核兵器禁止条...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ダイベストメントが及ぼす影響、それぞれの捉え方があると思います。慎重に検討したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、兵器の戦略性等々を考えたときに、対人地雷、そしてクラスター弾と核兵器は同じレベルでは比較できない問題だと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) それは、対人地雷であったりとかクラスター弾の話をされているんだと思います。  その上で、私は、核兵器についてはそれとは同じレベルの問題ではないというふうなお答えをいたしております。
○国務大臣(茂木敏充君) それは、今から三回目の質問に対してお答えしたとおりです。(発言する者あり)
○国務大臣(茂木敏充君) 御質問の影響については、その捉え方、また分析は様々だと考えていますとお答えいたしました。
○国務大臣(茂木敏充君) 書簡、拝見をいたしました。パラ四については私の理解力を超えているところがある、このように感じております。
○国務大臣(茂木敏充君) 核兵器禁止条約についての我が国の立場は、先ほど来丁寧に御答弁申し上げているとおりであります。
○国務大臣(茂木敏充君) 報道については承知をいたしております。その上で事実関係等をしっかり把握した上で検討したいと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 核抑止力に対する基本的な認識、若干、井上委員と違っているところがあるんじゃないかなと思っておりますけれど、核抑止力につきまして、必ず使うと、そういう前提の概念ではないと、そのように考えております。  それから、国連決議につきましては、今後の道筋について...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御案内のとおり、まず、日本は核保有国でありません。その上で、日本として、抑止の観点から米国の核に依存をするという形になります。当然相談をしていくことになります。
○国務大臣(茂木敏充君) 静かに、静かに。  政府としては、核兵器の使用、これは絶大な破壊力や殺傷力ゆえに、国際法の思想的基盤である人道主義の精神に合致しないと、このように考えておりまして、現在もその考え方に変わりはございません。
03月18日第204回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(茂木敏充君) 一昨日の日米外相会談、そして2プラス2におきましては、地域情勢を含め様々な課題についてじっくりと意見交換を行い、日米間で基本的な方向性について一致を見たと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 菅総理は、拉致問題の解決に向けて、これは日本として拉致、核、ミサイル、こういった諸懸案を包括的に解決する、そこの中で、拉致問題については日本が主体的に取り組む必要がある、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合うと、こういう意思を表明しております。  そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二月の一日以降、ミャンマー各地のデモにおいて、発砲を含むミャンマー治安部隊の実力行使によって多数の民間人が死傷し、拘束者が発生している事態へ強く懸念をしております。国軍に対して様々なルートを持っておりますので、暴力的行為の停止、さらには拘束者の解放、そし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新疆ウイグル自治区で重大な人権侵害が行われているとの報告が数多く出されておりまして、我が国としても新疆ウイグル自治区の人権状況を深刻に今懸念をいたしております。  我が国としては、国際社会における普遍的な価値であります自由、基本的人権の尊重、法の支配が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員も御案内だと思いますが、なかなかあの地域はアクセスが難しいところもあります。危険も伴います。そういった中で様々なルートを使いながら情報収集を行っておりますが、どういう情報収集をどういうルートで行っていると言うこと自体が今後の情報収集に支障を来す懸念も...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新疆ウイグル自治区の人権状況の懸念については先ほど申し上げました。そして、その状況をしっかり調査また情報収集していかなきゃならないと、このように考えております。
03月19日第204回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○茂木国務大臣 今週の火曜日、ブリンケン国務長官そしてオースティン国防長官、両長官が、初めての外遊先として、決して偶然ではなく、よく考えた上で日本を訪問し、日米外相会談、そしてまた2プラス2を開催したわけであります。  そこで、四時間ぐらいかけましてじっくりと議論を行ったわけで...全文を見る
○茂木国務大臣 まず日米同盟でありますけれども、日本が言ってほしいことをお願いしてアメリカに言ってもらう、若しくは、米側から何かを要求されて日本がそれに応じる、そういう関係ではなくて、日米双方で同盟強化に向けて自らの役割を踏まえて主体的に取り組んでいくもの、このように深化している...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン政権として、今、外交政策も含めて、一連の政策レビューを行っている。そして、その政策レビューが終わった後に、国家安全保障戦略等というものがその後に検討されるということになってくると思っております。  東アジアそしてインド太平洋地域の安全保障環境等々について...全文を見る
○茂木国務大臣 香港さらには新疆ウイグルの人権問題、極めて深刻な状況にある、このように考えておりまして、これは日米の間でもそうですけれども、既に御案内のとおり、G7におきましても、香港について、また新疆ウイグル等々についても、外相共同声明、これを発表しているところでありまして、考...全文を見る
○茂木国務大臣 深刻な懸念を抱いております。その上で、どうしていくかについてはしっかり検討してまいりたいと思っております。
○茂木国務大臣 G7としての足並みはそろっていると私は先ほども申し上げたとおりであります。  その上で、国際社会の動向等々を見ながら判断をしていく。今日、今の時点で、こういうことをします、こういうことはしませんということを完全に決めているという状態ではございません。
○茂木国務大臣 まずは現行の特別協定の一年間の延長となったわけでありますけれども、バイデン政権発足後のこの早いタイミングで必要な合意に至ることができた、このことは、日米同盟の結束に対する両国の強いコミットメントを示すとともに、日米同盟の信頼性を高め、それを国際社会に発信するものだ...全文を見る
○茂木国務大臣 今、参考人の方から答弁がありましたが、香港は我が国にとって緊密な経済関係及び人的交流を有する極めて重要なパートナーでありまして、一国二制度の下に、自由で開かれた体制が維持され、民主的、安定的に発展していくことが重要であるというのが我が国の一貫した立場であります。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 日本として、民主主義、そして基本的人権の尊重、さらには法の支配、こういったことは国際社会共通の重要な価値観だと思っております。その価値観を重視しながら、今後の外交また個別の政策も進めていきたいと思います。
○茂木国務大臣 まず、基本的な大きな考え方を申し上げたいと思うんですけれども、例えば、労務費であったりとか訓練費、移転費含め、HNSについては、よく、日米の負担割合がどうなんだ、こういう議論があるんですけれども、私は、まずは、我が国の平和と安全を確保する上で、日米でいかなる役割、...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと、方法論を変えるというお言葉が完全に、自分、理解できていないのかもしれないんですが。  いずれにしても、これから複数年度の協定の締結に向けて交渉が始まるわけであります。交渉を行うに当たりましては、我が国を取り巻きます大変厳しくなっている安全環境、同時に、...全文を見る
○茂木国務大臣 詳細についてはまた事務方の方から答弁を補足をさせていただければと思うんですが、今お話にありましたGAOの数字でありますけれども、どういう算出根拠なのか、さらには、そこの中に何が含まれるのか、明らかになっておりませんので、その数字自体について評価するのは、現時点では...全文を見る
○茂木国務大臣 はらはらしていたんですけれども、時間が終わりそうでしたから。  二〇〇四年、沖縄国際大学にヘリが墜落するという事故があったときに、私はちょうど沖縄担当の大臣もやっておりました。極めて危険な事故だったと思っております。  また、委員の資料にも、低空飛行、こういう...全文を見る
○茂木国務大臣 デービッドソン米インド太平洋司令官、私もお会いをしておりますが、非常に分析力も高く、優れた軍のリーダーだと思っております。外国政府関係者のそれぞれの場所での発言についてのコメントは控えたいと思います。  また、軍事面につきまして、今、防衛副大臣の方から答弁もあっ...全文を見る
○茂木国務大臣 地上発射型の中距離ミサイルについては、米国から、直ちに配備する状況にはなく、また、具体的な配備先については検討は行っておらず、さらに、どの同盟国に対してもその受入れや配備に関して打診を行っていない旨の説明を受けているところであります。  中国のミサイルにつきまし...全文を見る
○茂木国務大臣 日米間の基本的な役割分担は変わらない、このように考えております。それをよく、一番分かりやすいので、盾と矛、こういう表現をするんですけれども、仮にこれに例えて言った場合に、安全保障環境は変わってきているのは間違いないわけであります。そうなってきたときに、では、盾の形...全文を見る
○茂木国務大臣 詳細についてはまた市川局長の方からお答えしますが、まず、表現にあった傭兵なんですけれども、古代ローマの時代から様々な形態がありましたけれども、基本的には、傭兵というのは、金銭的雇用関係に基づいて軍隊に参加をして、金銭的雇用主の指揮命令の下で、自らの忠誠心には関わり...全文を見る
○茂木国務大臣 具体的な数字について、他国の間の合意でありますから、私が評価する立場にありませんが、少なくとも韓国の場合は、今回交渉が延びて空白期間ができてしまった、これも事実でありますし、数字的には増額になっているという形であります。  日本の場合、今回、バイデン政権発足後す...全文を見る
○茂木国務大臣 まだバイデン政権発足から二か月たっておりません。そういった中で、外交、安全保障政策を担いますブリンケン国務長官そしてオースティン国防長官がそろって最初の訪問先として訪日をした。これは史上初のことであります。そして、行われました今回の日米2プラス2で、一層厳しさを増...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、佐藤委員の方からお話のありました、我が国を取り巻きます安全保障環境が厳しくなっていること、さらには日米同盟が一層重要性を増していること、そこの中で在日米軍駐留経費が重要な役割を果たしていることについては、全く同意見であります。  さらに、最近の安全保障環境...全文を見る
○茂木国務大臣 今週の日米外相会談そしてまた2プラス2におきましては、北朝鮮情勢についてももちろんじっくりと時間をかけて意見交換を行いまして、北朝鮮の軍備、これが今、ミサイルそして核、経済的には非常に厳しい状況の中でも能力を向上している、こういったことが国際の平和と安定にとって脅...全文を見る
○茂木国務大臣 今後、ワクチンの接種であったりとか様々な対策によって新型コロナの世界的拡大というものが収束に向かっても、世界のどこかでウイルスが残っていたら、また世界的な感染拡大、この可能性は残ってしまうわけであります。  そこで、日本は、途上国も含めて世界全体でワクチンへの公...全文を見る
○茂木国務大臣 津村委員から御提起いただきました問題、今日の午前中のこの委員会でも議論がありましたので、津村委員にも御出席いただいていればよかったと思っておりますが、改めて御説明を申し上げたいと思います。  御指摘の米軍の飛行について、米側に事実関係を確認しているところでありま...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、平成十一年の米軍によります低空飛行訓練に関する日米合同委員会の合意は、現在も有効であります。  そして、今、資料の七ページですか、そこに示されました在日米軍による低空飛行訓練について、一から六項目ありますが、その二について御指摘をいただきましたが、最後の部...全文を見る
○茂木国務大臣 個別具体的な状況に応じて判断する必要があるのは当然でありますが、一般的にという話でありましたので、一般的にということで申し上げますと、例えば、離着陸の際には、ICAOであったりとか我が国の航空法により規定されている最低安全高度基準は適用されません。  また、上空...全文を見る
○茂木国務大臣 合同委員会合意において、航空機がいかなるものであるかについて、航空法第二条のような定義が置かれているわけではありません。  その上で、米側と様々なやり取りを行っておりますが、今般、米側から改めて、飛行に当たっての安全確保は最優先であり、従来から、米軍の飛行はIC...全文を見る
○茂木国務大臣 よく聞いてください。一致しないものがあるとは言っていません、私は。合同委員会合意において、航空機とはと、どういうものが航空機に当たるか、こういうことについて、航空法第二条のような定義が置かれているわけではない、このように申し上げております。
○茂木国務大臣 定義は置かれていないと申し上げております。
○茂木国務大臣 飛行の在り方ということについて、安全な飛行でなければならない。じゃ、どこの物体、例えばUFOが入るのかとかドローンが入るのかとかいうことより、米軍が飛行している、これが安全でなければならない。  安全確保が最優先だ、そして、米軍の飛行というものはICAOのルール...全文を見る
○茂木国務大臣 ですから、繰り返しになって恐縮ですけれども、委員は、委員会合意において航空機の定義は置かれているかという質問をされたので、私は、合同委員会合意において、航空機について、航空法第二条のような定義が置かれているわけではないと。これは質問にきちんとお答えをしていると思い...全文を見る
○茂木国務大臣 明確に御答弁申し上げておりますが、航空機について、航空法第二条のような定義が置かれてはおりません。そのようにお答えしております。
○茂木国務大臣 ですから、定義が置かれていないということでありまして、飛行一般について、そこの中で飛行はどうかということであったら、ICAOのルールであったりとか日本の航空法と整合的な米軍の規則に従って行われる米軍の飛行に例外があるとは承知をしていない。  航空機がどうだと言わ...全文を見る
○茂木国務大臣 私はその場におりませんでしたので、この議事録だけから理解をするという範囲でありますけれども、赤羽大臣は恐らく、実態としてどうなのか、こういう理解の観点から答弁をされたんじゃないかなと思いますが、法律的に厳密に申し上げますと、米軍については、米軍地位協定の実施に伴う...全文を見る
○茂木国務大臣 赤羽大臣は、実態としての理解を述べられたんだと思っております。私は、厳密な法律論を申し上げております。
○茂木国務大臣 まず、ホスト・ネーション・サポートについての基本的な考え方を申し上げたいと思います。  日米の負担割合、これを論じる前に、まずは我が国の平和と安全を確保する上で、日米でいかなる役割であったりとか任務の分担を行っていくべきなのか、また、その下で我が国の負担規模が適...全文を見る
○茂木国務大臣 そうは申し上げておりません。交渉の中で米側から提供される情報であったりとか、関連する情報を最大限に収集した上で交渉に臨んでいる、このようなお話を申し上げました。  国民の税金を使う我が国としてどれだけ負担をするか、我が国が果たすべき役割としてそれが適切であるかど...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国を取り巻きます安全保障環境が厳しくなっていること、さらには我が国の厳しい財政状況、そういったものも踏まえて、しっかり交渉してまいりたいと考えております。
○茂木国務大臣 これまでの歴史を振り返ったときに、力によってではなくて、やはり外交的に物事を解決していく、こういったことが極めて私は重要だと思っております。  アレキサンダー大王、一代にして、マケドニアから始まりましてインドに及ぶ大帝国をつくるわけでありますが、まさに力の象徴で...全文を見る
○茂木国務大臣 日米同盟、杉本委員がおっしゃるように、単に短期的なものではなくて長期的視野に立って議論していく、考えていく必要があると思っております。  恐らく、元々、日米同盟、これが始まったときは日米の二国間関係であった。これが今は、地域の、そして世界全体の平和、安定、さらに...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば、ドイツとかイタリアを考えてみますと、一九八九年の冷戦構造崩壊前の状態、特に六〇年代であったりとか、北大西洋条約機構、これがワルシャワ条約機構と対立をする形で、まさに当時のソ連のSS2が自分たちに向けられている、こういう状況におけるNATOの在り方と今の状況...全文を見る
○茂木国務大臣 ブリンケン国務長官とは率直な意見交換をさせていただきました。当然、今後、複数年度の協定についての交渉をしていくということでありまして、その交渉をするに当たっては、我が国を取り巻きます厳しい安全保障環境であったりとか財政状況等々も考えなきゃなりませんけれども、恐らく...全文を見る
○茂木国務大臣 山尾委員の御指摘、しっかり踏まえて今後の交渉に臨んでいきたいと思いますが、交渉の基本といいますか、一つはよく、いわゆるカー・セールス・ゲームとユニオン・ストライク・ゲームというのがあるわけですけれども、カー・セールス・ゲームにおいては、いかに相手の情報をしっかり捉...全文を見る
03月19日第204回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(茂木敏充君) テレビありますので、間違った情報を言わないでください。  三月二十七日、国軍記念日でありますが、在ミャンマー日本大使館防衛駐在武官を含みます大使館関係者、日本関係者、一切派遣するつもりはありません。三月二十七日、恐らく、近くのミャンマーについての動向、...全文を見る
03月22日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  令和三年度外務省所管予算案について、その概要を説明いたします。  令和三年度一般会計予算案において、外務省予算は約七千九十七億円を計上しておりますが、そのうちデジタル関係予算の百三十八億一千百七十二万二千円は内閣官房予算として...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先週の火曜日に行われました日米2プラス2でありますが、バイデン政権が発足して二か月たっていないという極めて早いタイミングで、ブリンケン国務長官、そしてオースティン国防長官そろって最初の海外訪問先として日本を訪れて行われるということになりました。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今、先ほど来参考人の方からお話をさせていただいておりますけれど、これ、ロシアの仲介努力も確かにありました。この点、私、ラブロフ大臣との電話会談で、そのことについては評価をする、アゼルバイジャン、アルメニアの停戦が成立をした、ただ、なかなかそこから進...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 白委員、ちょっと私の説明も、先ほどしたんですが、聞いていただきたいと思うんですが、このハサノフ国防大臣、同じ一月に、日本だけじゃないんです、英国、ロシア、トルコ、パキスタン、イランの大使とも面会しております。ほかの時期にもまたほかの国の大使とも面談してい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大使等が海外におきまして任国の様々な閣僚と会うとき、もう恐らく、誰が同行するかと、これは案件の重要性であったり、様々な問題で決まっていくと思っております。  まず、基本的な考え方申し上げますけれど、このナゴルノ・カラバフの問題については、当事者間の対話...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) デジタル化の進展、ここ数年といいますか、十年タームで見ても目覚ましいものがありまして、それに伴ってサイバーセキュリティー、この重要性というのはますます高まっていると思います。  今、テレビで「24」というドラマをやっているんですね。元々これはアメリカが...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三浦委員と同じような認識を持っているところでありまして、IoT、5G、さらにはAI、量子技術、こういった技術がますます安全保障に直結するようになってきている、こうした状況を踏まえて、諸外国においても、これはアメリカにおいても中国においても他国においてもそ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、岸大臣の方から憲法と自衛隊法等との関係についても答弁があったところでありますが、その上で申し上げますと、我が国として最も重要なことは、これは、我が国の主権、独立を維持して、領域を保全し、我が国国民の生命、身体、財産の安全を確保することであると考えてお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山県有朋首相当時の主権線、そして利益線という考え方、恐らくかなり、当時はそうでありますけど、地理的概念、これが中心のものだったと思っております。  それに対してなかなか現代の利益線をどう定義するかということで、浅田委員、各国共通の国際公共財、グローバル...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、自由で開かれたインド太平洋でありますが、ここにおきましては、民主主義であったり航行の自由であったり、さらには法の支配、基本的な人権の尊重、こういった価値観が多くの国で共有されていくということが重要だと思っておりまして、我々はこれは国際公共財になり得...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 共同防衛というと、一見やはり軍事的側面が多いように聞こえる部分もあるかもしれませんが、共通の価値観を守っていくということであれば私はそうだと考えておりまして、同盟国や同志国などが連携して、法の支配を含む共通の価値、原則に基づく自由で開かれた国際秩序を守っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、やっぱり世界というか時代は大きく変わってきているのは間違いないんだと思うんですね。  PKOのお話、委員の方からありましたが、二十一年前、日本がPKOを海外に出すというときは物すごい国会でした。徹夜国会が続くという状態の中で、本当にこれで日本が戦...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 実際に国連軍といいますか、それが世界の平和全体に責任が持てる状態ということでないのは誰の目にも明らかなところであります。じゃ、そういった世界の秩序、これ、安全保障面まで含めた場合にどうするかということというのはなかなかいろんな意味で議論が分かれることでは...全文を見る
03月23日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、国会でも大変な論客として知られる小西議員が外交安保政策についてほぼ考え方を共有していただいている、大変心強く思っているところであります。  中国が世界第二位の経済大国となって、また、経済に限らず、政治、軍事、技術など、様々な面でその行動が国際社会...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米国でありますが、政治、経済、軍事、あらゆる面において世界随一の大国でありまして、国際社会の秩序を維持強化していく上でアメリカの存在というものは欠かすことができないと考えております。そして、我が国にとっても、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国側の行動の背景や原因については、いろんな見方、いろんな考え方あると思うんですが、例えば大国となった中国の威信を高めたい、こういう思いであったりとか、現在の国際秩序、これは既に、ブレトンウッズ体制含め、いわゆる先進国でつくられてきたものであって、それを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先週の日米2プラス2では、中国によります既存の国際秩序と合致しない行動、これは日米同盟及び国際社会に対する様々な課題を提起しているとの認識で米側と一致を見たところであります。  何もこれは中国を批判する目的ではなくて、中国にとっても、国際社会のルールに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) その点は確かに非常に難しい見極めが必要だと思っておりますが、少なくとも米ソ冷戦構造時代とは違っていると思っておりまして、当時の米ソの関係、現在の米中、特に米中の経済関係とはかなり違って、アメリカとそしてソ連の間での貿易、そんなに大きな額を占めていたわけで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) トランプ前政権、そしてバイデン政権、日米同盟の重要性、また、そこの中でアメリカが重要な役割を果たしていく、こういった考えは変わっていないと思っております。  そこの中で、外交スタイルといいますか政治の進め方というのは、若干それは、それぞれの大統領であっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日米外相会談そして2プラス2におきましては、様々な問題について取り上げました。当然、日米同盟、自由で開かれたインド太平洋から始まりまして、香港そして新疆ウイグル人権問題に対する懸念、こういったものも共有をさせていただきました。  ただ、外交上の詳細なや...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北朝鮮問題についても意見交換をさせていただきました。  人権ということでいいますと、最も重要なのは、我が国にとって最重要課題であります拉致問題であります。拉致家族の皆さん、昨年も有本さん、横田さんのお母様、お父様がお亡くなりになるという中で、もう御家族...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 提出国と提案国の違いについては十分理解をしているつもりであります。  その上で、対北朝鮮に対しましては、日朝平壌宣言、これを基本にしながら、拉致、核、ミサイルと、諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を目指す、こういう基本方針の下で、問...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これは香港の問題もそうでありますが、昨年以来、立法措置、また先日の全人代の決定等も受けて、様々な協議を米国、そして欧州諸国とも行っております。  私も、今年の一月に、EUの外務理事会、日本の外務大臣では初めて、リモートでありますけど、参加をさせていただ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 人権侵害、これを認定して制裁を科すような制度、日本も導入すべきかどうかについては、これまで、日本の人権外交の進め方との関係であったりとか国際社会の動向など様々な観点から不断の分析、検討が必要だと思っております。  個人的に申し上げますと、例えば、これま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) アプローチまでが違っているとは思っておりません。基本的な対応方針というのは全く一緒だと思っております。  そこの中で、様々、それぞれの国、取り得る策というのは違うわけでありまして、また、何が有効かということはそれぞれの国が考えながら、共有している目的に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 当然、今、山田局長の方からも答弁あったように、そういったことをやっていくためには今の国内法でどこまでのことができるかということを考える必要があると思っておりますが、その上で、若干先ほどの答弁に戻るわけでありますけれど、私は、日本の基本的なこの人権外交の在...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米側との飛行に関する様々なやり取りについては、岸大臣から今お答えした四点、こういう説明を米側から受けているわけでありますが、その上で、合同委員会合意、これにおきましては、飛行機について日本の航空法第二条のような定義、置かれているわけではありません。  ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 記事について、私、この内容を、どういう取材をしているのかと私が全て知っているわけではありませんので、記事が正しいかどうかについてはコメントをすることは控えたいと思いますが、いずれにしても、先ほど申し上げたように、合同委員会合意で飛行機とはと、一体どういう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 整理してお答えすると、いわゆる航空機の機種であったりとか、先生がおっしゃった、じゃ、スーパーマンのような人が出てきて、これが、何というか、米軍の飛行に当たるかどうかということは書いていない、定義がされていないということであります。  じゃ、米国の飛行が...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二〇〇三年だったと思いますが、沖縄において沖縄国際大学に米軍のヘリが落ちたと、深刻な事故が発生いたしました。そのとき私は沖縄担当大臣でありまして、本当にこういうことは二度と起こってはいけないと、こういう思いを強くしたところであります。  先ほど来、日米...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ロシア憲法の改正につきましては、もう昨年来、私もモスクワに行きまして、十二月でしたけど、八時間にわたってラブロフ外相とも会談を行いまして、それも含めて様々なやり取りはやっております。  先方の考え方と、そしてこちらの考え方、それぞれの考え方があるという...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、その国際法違反の前に、パワーバランスの変化でありますけど、恐らく、通常そのパワーバランスと今まで言われてきたものは軍事面での何というかバランスの問題が中心でありましたが、それが経済、さらには技術覇権につながり、そしてサイバー空間であったりとか宇宙と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ミャンマーについては、民主的な政治体制の早期回復を求めると、これが我が国の立場でありまして、ミャンマー国軍が主導する体制への対応については現在慎重に検討を行っておりますが、じゃ、誰に働きかけをしなきゃならないのかと。事態の鎮静化であったりとか暴力の停止、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 交渉しているという表現が正しいかどうかは分かりませんが、国軍に対して働きかけを行っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 我々が求めている民主的な体制、これが今失われている状況だと思っております。  ただ、ミャンマーの情勢、これを改善していくためには、まず、事態の鎮静化であったりとか、平和的なデモに対する暴力行為、こういったものは止めなきゃなりません。恐らく、それができる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、二月一日、あのクーデターが発生して以降、在留邦人が大きな事故等に巻き込まれたとの情報には接しておりません。これまで、在ミャンマー日本大使館によりまして、随時、領事メール等にてデモ等に関する情報を発出して、在留邦人に対して注意喚起と不要不急の外出を控...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、御指摘のQアンドAの基となります外国軍隊に対する受入れ国の法令の適用及び免除に関する原則でありますが、第一に、一般に、国家はその領域内で主権を有しており、その領域内にある者には、外国人を含め、属地的にその国の法令が適用されます。  第二に、一般に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大塚委員の計算式については、自分なりに、今聞きましたが、理解したつもりです。それから、懸念についても理解したつもりであります。  その上で、新経路をどうするか、降下角度をどうするかと、まさに所管する国交省中心に検討を進める必要があると思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明いたします。  改正の第一は、ベトナムに在ダナン日本国総領事館を新設するとともに、同総領事館に勤務する...全文を見る
03月23日第204回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  令和三年度政府開発援助に係る予算案について、その概要を説明いたします。  令和三年度一般会計予算案のうち、政府開発援助、ODAに係る予算は、政府全体で対前年度比一・二%増の五千六百七十九億五千五百万円となっており、六年連続の増...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 加田委員、阪神・淡路大震災発生のとき、まだ新聞社に入社されて二年目だと伺っておりますが、まだ私も国会に当選してすぐのときでありまして、震災発生後すぐに現地に入って、現地のあの大変な状況目の当たりにしたところでありますけれど、様々な支援があり、また人的な貢...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 田島委員は、オックスフォード大学のセント・キャサリンズ・カレッジで研さんを積まれ、また様々な開発途上国でも活躍されてこられたので、日本のODAについては誰よりもよく御存じであると、そのように感じております。  御指摘のインド太平洋、これは、アジア太平洋...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、バイデン政権、今様々な対外政策のレビュー行っているところでありますが。  トランプ前政権、米国第一主義の下で、マルチの枠組みよりも二国間の交渉、これを先行してきたわけでありますが、バイデン大統領、内政上の課題もありますが、対外的には、同盟国との関...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ワクチンの普及と、これ、まず、日本の国内においてもできる限りのスピード感を持って、そしてしっかりした体制で進めるということが最優先であります。しかし同時に、世界のどこかにウイルスが残っていたらまた世界的な感染の拡大、これが起こってしまう危険性というのはあ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一九八九年に東西冷戦構造というのが崩れました。それまでは、安全保障というと専ら軍事面の安全保障と、これをみんなが起草するという感じでありましたけれど、人間の安全保障については、その冷戦構造が終わった九〇年代、一九九四年に初めて国連開発計画の人間開発報告書...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一番直近でいいますと、OECDの事務総長の選挙がありまして、オーストラリアのコーマン前財務大臣、選出をされたわけでありますけど、この間の様々な選挙を見ましても、先日のWTOの事務局長選挙でも、ナイジェリアのオコンジョ候補、オコンジョ事務局長が選任をされる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 高速鉄道始め日本の技術、運営のノウハウ、世界に冠たるものがあると思っております。  確かに、初期投資と、こういうことで考えると高くなる部分もあるんですけれど、ライフタイム全体で考えると、そういったメンテナンスであったりとかいろんなことで、決して日本のイ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) COVAXファシリティーを通じたワクチン供給については、先月、二月二十四日に最初の供給先として六十万回分がガーナに届けられまして、その後も途上国への供給が順次進められております。  世界全体でワクチンの供給量が不足する中、COVAXファシリティーのよう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 民主主義の基盤強化は、各国の長期的な安定と開発の促進にとって極めて重要でありまして、また地域の平和と安定の基盤となるものだと考えております。  我が国は、これまで、カンボジアやインドネシア、モンゴルに対する法制度整備や、カンボジア、スリランカに対する選...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) WFP、これまでの飢餓との闘いにおける長年の取組、そして貢献が評価をされ、昨年、二〇二〇年のノーベル平和賞を受賞したわけであります。受賞に際して、私からもその談話を発表してWFPに祝意を表したところであります。  世界が飢餓や紛争、さらには昨今の新型コ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 全く同じ考えであります。  二〇〇三年、イラク戦争があったわけでありますが、その後、日本として様々な食料、物資等の支援もさせていただきました。WFPであったりとか様々な国際機関とも連携したんですが、現地に行って実際に送られているものを見ると、日本のフラ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、ミャンマー各地において、デモで発砲を含むミャンマー治安部隊の実力行使によって多数の民間人が死傷し、拘束者が発生している事態、日本として強く懸念をいたしております。  これまで、日本はミャンマーに様々なチャネルというのを持っているわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若干先ほど来御答弁申し上げているところがあると思うんですが、大塚議員から改めて質問でありますので、若干最初の部分から答弁をさせていただきますと、日本国内でのワクチンの接種、最大限のスピードと体制で進めなきゃならないと考えておりますけれど、海外のどこかにコ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ラストワンマイルの中には様々な分野出てくると思います。また、自国でできるものとできないもの、途上国によって違うと思うんですが、例えばその、何というか、冷凍の設備であったりとか、それを冷凍した状態でどう運搬するか、こういう手段等についてはかなりニーズが高い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっと今突然お聞きしましたので、もしかしたら通告いただいていたのかもしれないですけど、分かる範囲でお答えをさせていただきたいと思うんですが、確かに、そのGaviであったりとかこのCOVAX、委員御指摘のような機能を持っているというのは事実であります。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ODA白書の中では毎年、何というか、全体のODAのこれまでの実績であったりとか評価、また国別のものについても行っているところでありますが、確かに、中国に対しては、有償資金協力で三兆三千百六十五億円、これは圧倒的に大きい額でありまして、無償の方が千五百七十...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 気候変動問題への取組、今、国際社会、日本を含め主要国だけでなく各国が最優先で取り組むべき今喫緊の課題だと思っております。  昨年の十二月に決定をしましたインフラシステム海外展開戦略二〇二五におきまして、世界の実効的な脱炭素化に責任を持って取り組む観点か...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、高良委員の御指摘に感謝を申し上げるところであります。御指摘の点については御指摘のような状況であったとの報告を受けておりまして、外務省に届いた情報を関係省庁であります内閣府に対して迅速に共有すべきであったと思っております。  国民の知る権利の観点か...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の点に関して、被爆者が放射能による健康被害を受けたという点で、重要な人道上の問題であると考えております。  政府としては、引き続き、本件が重要な人道上の問題であることを踏まえ、被爆者援護法、御案内のとおり厚労省の所管でありまして、厚労省を始め関係...全文を見る
03月24日第204回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を改正する議定書の締結に...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 白議員から、特別協定改正議定書の有効期間及び二〇二二年度以降の駐留経費負担に係る交渉についてお尋ねがありました。  今回は、交渉に割くことができる時間が大きく制約されることもあり、交渉の早期妥結を目指して米側と協議を行った結果、現行協定を改正し、その有...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 浅田議員より、対中認識及び対中政策についてお尋ねがありました。  尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も疑いのない我が国固有の領土であり、現に我が国はこれを有効に支配しています。尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそもそも存在しません。  こうした中、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大塚議員から、日米2プラス2における尖閣諸島への日米安保条約第五条の適用に関するやり取り及び尖閣諸島に関する米国の認識についてお尋ねがありました。  我が国及び米国は、日米安全保障条約第五条に基づき、我が国の施政の下にある領域におけるいずれか一方に対す...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 井上議員から、協定が一年延長された理由及び今後の交渉について、そして、日本側負担の水準及び日本の財政状況の中で協定を維持する理由についてお尋ねがありました。  今回は、交渉に割くことのできる時間が大きく制約されたこともあり、交渉の早期妥結を目指して米側...全文を見る
03月24日第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、昨年のコロナ禍以降、海外に在住される邦人の安心、安全の確保というのは外務省にとっても最も重要な責務であると、そのように考えて、外務省一丸となって取り組んできました。  そして、御案内のとおり、なかなか出国規制等々がある中で、結果的には、本省、在外...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 予備費については、恐らくその予備費の性格上、その緊要性から、どういう使途に使うかという話に私はなってくるんだと思っておりますが、いずれにしても、海外にいらっしゃる方も安心してワクチンの接種が受けられるという、こういう環境を整える、仕組みの上でも予算の上で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一つの私は前向きな御提案だと思っております。  やはり、できる限り簡易な形で申請ができるという形でありまして、在外にいらっしゃる方、できるだけ多くをカバーできると、希望される方については、そういう対応をしていきたい。同時に、お一人でいらっしゃる方等はな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ちょっともう少し核心的なお答えしたいんですが、前の質問だと思いますので。  現在、国連人権理事会では、国のほか、人権理事会に登録を行ったNGO等が発言をできまして、個人の資格で発言できない仕組みとなっていますが、NGOの発言枠の中で個人が各国の人権状況...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国としては、国際社会の普遍的な価値であります自由、基本的人権の尊重、さらには法の支配、これが中国においても保障されなければいけない、このように考えているところでありまして、こういった我が国の立場、中国にも直接伝えておりますし、国際場裏の場におきまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 杉山大使と会ったこと、承知しております。
○国務大臣(茂木敏充君) 面会後に報告受けております。そして、本件についての調査についての言及があったという話です。
○国務大臣(茂木敏充君) 本件についての調査であります。それ以上の詳細につきましては、外交上のやり取りですから控えさせていただきます。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、お亡くなりになった三十三歳のスリランカ女性に対して心からのお悔やみを申し上げる次第であります。  現在、新型コロナの水際対策として、全ての国・地域からの外国人の新規入国、原則として停止をしておりますが、特に人道上配慮が必要な事情など、個別の事情を...全文を見る
03月25日第204回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(茂木敏充君) 高橋委員には、北海道知事もお務めになり、日本とロシアの関係の強化に様々な形で御協力いただいたことに改めて感謝を申し上げます。  北方四島におけます共同経済活動については、その取組を通じて北方領土問題の解決、平和条約の締結につなげていくとの考え方の下、各...全文を見る
03月26日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(茂木敏充君) 在外公館名称位置給与法改正法案について、国会提出資料に含まれる参考資料に、本来、二と表記すべきところ、一と表記する誤りがありました。  資料作成過程における不注意により発生したミスであり、このようなことが生じてしまったことは大変遺憾です。私からも、事務...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、昨日の弾道ミサイルの発射につきましては、明らかに国連違反ということであります。  いずれにしても、我が国また地域の平和と安全、これを脅かす北朝鮮の挑発的な行動、これには断固反対をしていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先日御質問いただきましたアゼルバイジャンの件につきましては、私も先日明確に答弁を申し上げましたが、大使が赴任地におきましてその国の様々な人と意見交換をする、それは当然あるんだと思っております。そういったことをしなかったら大使としての任務というのは私...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほどから申し上げているように、まさに認証官としてその国に赴くわけでありまして、日本の顔になる人物ですから、それにふさわしい活動をしっかりやることが必要だと思っておりますし、いや、それはアゼルバイジャンに限らず、各国の大使、そのような形でしっかり活動して...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新経路及び降下角につきましては国交省において所管として適切に対応していただきたいと思っておりますが、いずれにしても、安全対策、これが最優先でありまして、同時に騒音の問題も重要だと考えております。  ちなみに、立ったついでと言うとあれですけど、先ほど来ゲ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ミャンマーについては、二月一日、クーデターが発生いたしまして、そして現在に至りますまでの状況、平和的なデモに対して銃口が向けられ、多数の死傷者が出ている、また拘束者が出ている、大変深刻な状況であると、大変懸念をいたしております。  そして、ミャンマー国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 民主的な体制への早期回復ですから、その前にミャンマー国民や国際社会が求めるという形容詞まで付けさせていただいて、十分御理解いただけるのではないかなと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) ミャンマーについての基本的な考え方は申し上げました。  その上で、今、事態の鎮静化を図らなきゃならない、そして民間人に対する暴力即時停止、そしてアウン・サン・スー・チー国家最高顧問を含め拘束された関係者の解放と、これを実際に進めるとなると、影響力を持っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、これまで日本がミャンマーに対して様々な支援を行ってきたと、民主化を進める、さらには民族の和解を進める、こういった目的を中心にしながら行ってきたわけでありますけれど、現段階において、二月の一日のクーデター後、ミャンマー国軍が主導する体制との間で新たに決...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 改革勢力云々に入ります前に、人道上の必要性が高い案件であったりとか国民生活の向上に資する案件については緊急性が高いと、このように考えておりまして、先般も、ユニセフを通じて、ミャンマーを含みます東南アジア諸国向けのワクチンのコールドチェーン整備支援、そして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ミャンマーの民主的体制、政治体制と、この回復に向けて必要な協力は行っていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 新規案件はありませんし、今後早急に判断すべき案件もないと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) これ、ミャンマーに限らずなんですけど、我が国の経済協力、これは経済協力大綱を踏まえて実施をしてきておりまして、今後の対応につきましても、大綱を踏まえて、ミャンマーにおきましては、事態の鎮静化、民主的な体制の回復に向けてどのような対応が効果的か、総合的に判...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 民主的な体制、この回復に向けて取組を進めると、そういう方向でどうやっていくかにつきましては、今後の状況を見定めて考えていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、RCEPの前に、このサンクションと、制裁ですね、これも様々なレベルが当然あるわけでありまして、国連安保理決議に基づいて北朝鮮に科しているような大幅な、ほとんどの経済活動を停止すると、こういうものから比較的個人に限定したもの、あるわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日・ASEANの包括的経済連携協定についても、ミャンマーの情勢の今後の展開も踏まえながら、必要に応じ他のASEAN諸国とも連携しながら対応を検討していきたいと思いますが、実態問題からいいますと、かなり、貿易的な取引、これは、コロナの影響もありますし、今回...全文を見る
03月26日第204回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(茂木敏充君) COVAXファシリティー、二〇二一年末までに途上国向け枠組みに必要な資金需要、現時点では七十億ドル、恐らくこれ膨らんでくると思うんですけれど、現時点では七十億ドルとされている中で、各国間のプレッジ額、これが五十七・六億ドルということでありますから、まだ資...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、COVAXファシリティー含めて途上国にワクチンをどう供給していくかという国際枠組みづくりが必要で、そこに資金ギャップがあるのも確かです。同時に、例えば、このワクチンを途上国に届けた場合も、ラストワンマイルというか、国内に入ってから、冷蔵設備であっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 原作BBCの、これウガンダの武器製造、そして石油も絡んだ三角取引、これを描いた、題材にした、「ザ・モール」ですから、モグラ、つまりスパイ、こういうタイトルの映画だったと思いますが、この番組を含めて個別の番組についてコメントすることは控えたいと思いますが、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今の北朝鮮の状況でありますけど、よく、昨年来、三重苦と、こんなふうにも言われてきたわけでありますが、一月に行われた党大会で金正恩委員長自身が、制裁、そして自然災害、世界的な健康危機によります、経済目標が未達成となっているということでありまして、制裁で人の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 瀬取り対策等、例えばフランスであったりとか様々な国とも協力をしておりますし、我が国は国連安保理決議が違反が疑われる船舶の監視を行っておりまして、三年前、二〇一八年一月以降、瀬取りの実施が強く疑われる二十四の行為を公表するとともに、安保理決議が強く疑われる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、中東地域からの石油の安定供給は、我が国だけでなく世界経済の安定と成長にとっても極めて重要であります。日本はイランの核合意、イラン核合意を支持しておりまして、イラン核問題が対話を通じて解決されるよう、関係国と緊密に連携をしてきております。  こうし...全文を見る
03月30日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先週の土曜日、三月二十七日、国軍の記念日でありましたが、二月一日のクーデター発生以来最多、百名を超える死者が出る非常に深刻な状況でありまして、私も、その結果踏まえて、翌二十八日には早速外務大臣談話発表いたしまして、この暴行等に対して強く非難をすると、こう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのような見解を持っております。  同時に、一九六〇年代当時と比べて、我が国を取り巻きます安全保障環境、これが大きく変わってきているのは間違いないわけでありまして、当時想定された様々な危機と今考え得る存立危機事態始め新たな事態、これは違っている中で、ど...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) トランプ大統領、その時々によって様々な発言をされる大統領であったと思いますけれど、御指摘のトランプ前大統領の発言は、そのような在日米軍の役割の重要性を踏まえた上で、日米安全保障条約の下、我が国が日米同盟を強固なものとするため行っている種々の取組に対して謝...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) それで結構だと思っております。  小西委員がおっしゃったことと同じことをかつてマンスフィールド大使がおっしゃっていたんじゃないかなと思いますけれど、マンスフィールド駐日大使、日米同盟は他に並ぶもののない最も重要な二国間関係である、ジ・US・ジャパン・リ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのようにしたいと思いますし、また米側においても、責任ある立場の方々がそういった日米同盟の重要性、アメリカにとっても重要なんだということを強調しているのも間違いないと思っておりまして、先日、ブリンケン国務長官そしてオースティン国防長官、初の外遊先として日...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 従来から、政府として、在日米軍の駐留経費、ホスト・ネーション・サポートについて、これは、こういうホスト・ネーション・サポートという言葉、これを呼称しておりまして、思いやり予算という呼称は使用しておりません。思いやり予算と言われるようになった一九七八年の金...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのような御理解で結構です。
○国務大臣(茂木敏充君) 今後の複数年度の特別協定、この交渉におきましてどういう協議をするかと、まさにこれからでありますけれど、一言で申し上げると、できるだけ大きな視点から議論をしたい、こんなふうに思っております。  単に決められた非常に狭いエリアでどっちが持つんだと、この費用...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) バイデン政権が同盟国との関係の再構築、これを極めて重視をしている、また、様々な脅威に対処していくために同盟国、同志国と結束をして対処をしていく、このことが重要であると、このことを強調しているのは間違いないと思っております。  そして、日米同盟、さらには...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) こういった、例えば首脳会談の最終的にどういうテーマにするかと、これは最後の段階で詰まっていくというのが一般的でありますし、まだ今の段階で何を最終的に一致点にしていくかと、今後詰めていくことになると思いますが、先日の日米の外相会談であったりとか2プラス2、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) おっしゃっているドキュメンタリーは、あれですか、BBCの「ザ・モール」の話ですか。あそこでは、外貨ではなくて、多分、三角取引の中で、武器とそれから石油、これがバーターにされていたんじゃないかなと、このように理解をいたしております。ちなみに、モールですから...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中朝の関係、様々な見方あると思いますけれど、安全保障面だけではなくて、当然、北朝鮮にとっては、様々な貿易であったりとか、一番の相手が中国ということになる、そういった中で、コロナの影響もあって、そういったものが相当下火になってきているということは今間違いな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北朝鮮が安保理決議違反のミサイル発射等を行う、なぜ行うかと。これは、金正恩体制、これがどう考えているかということをよく分析しないとなかなか確たることは申し上げられないんですが、一つに、今バイデン政権において北朝鮮政策のレビュー、こういったものが行われてい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国との関係もありますし、また中国が北朝鮮についてどう考えるかというのもあるわけでありまして、これ非核化をしたいと、これについては中国もそのように考えているわけであります。そこの中でどうするかと。当然、中国側の意向、こういったものも働いて、一方的に北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 以前から私申し上げていたと思うんですが、二十七日の国軍の記念日、これはちょっと注視しなければいけないと、その前後というのはと。残念ながらそういうことになってしまったといいますか、二十七日に国軍、警察は各地での市民デモに対しまして実弾等で大規模な鎮圧を行い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 平和的なデモに対して、その国民に発砲する、こういった行動は強く非難されなけりゃいけないと、このように思っております。  報道されていること、また報道以外でも様々な情報収集行っております。極めて事態が深刻であると、そのように受け止めております。その分、深...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) G7でもそうですけど、こういったジョイントステートメント、共同声明というのは、誰宛てというのはございません。国際社会といいますか、公に公表する。ただ、それを受け取るのが、相手の国であったり、恐らく十二か国の参謀長名でありましたら、当然誰よりも国軍に対する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、今、森領事局長の方からお話ししましたように、三月九日に、帰国の是非について検討してほしい、こういうスポット情報を出しているわけでありまして、これ、一般的に言いますと、受け取る側からすると、これ、是非帰ることを検討してくださいというメッセージになるわ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) かなり今、私、丁寧にお答えさせていただいたと思っておりまして、それに尽きると思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 第三国間の協議につきましては第三国間の協議であり、またその合意でありますから、私からコメントすることは控えたいと思いますが。  いずれにしても、今後の複数年度の協議につきましては、しっかりと我が国を取り巻く厳しい安全保障環境、さらには我が国の財政、厳し...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 質問の趣旨、正しく理解しているかどうかということなんですが、今後の交渉につきまして、今具体的にどの水準というのから入るのではなくて、まずは、この負担割合の前に、今後の厳しい安全保障環境に日米でどうそれぞれの役割を担っていくか、こういった議論を行った上で適...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 対外的な交渉は、いろんな性格ありますが、大体それぞれ同じ国益でない部分はあるわけであります。当然、何というか、交渉というものは、基本的に私は、こういった交渉においても、また通商交渉においても厳しいものになると考えております。  そういった中で、日米の関...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、一九五七年からもう六十三年たっているわけでありまして、当然、国際社会を取り巻く環境というのは大きく変わってきている。当時でいいますと、五七年といいますと、ハンガリーの事件が起きたときでありますけれども、まさに東西冷戦構造真っただ中に入っていくと、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日のこの外交防衛委員会で、ゲームチェンジャーと、こういう話があったかと思うんですが、恐らく、現在、また今後を考えたときに、性格は違いますが、中国、そしてデジタルであったり様々な技術革新、こういったものはゲームチェンジャーになり得るものだと思っております...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ゲームチェンジャー、三つのレベルがあると思っておりまして、まず一つは、技術であったりとか、それは兵器もそうでありますけれど、それが一つの戦い方を変えたりとか秩序を変えたりと。青銅器から鉄器へ変わると、そして刀から種子島、鉄砲に変わると、こういったものもそ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大変壮大な質問だと、このように受け止めさせていただきましたが、自由で開かれたインド太平洋、午前中も若干お話ししましたが、二〇一六年、アフリカで初の開催となりましたケニアでのTICADⅥの際に日本が提唱した考え方であります。ちなみに、そのときにケニアに公使...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) インド太平洋、これは地理的な概念でありますけれど、自由で開かれたインド太平洋につきましては、今、遠藤参事官の方からも話がありましたように、民主主義、法の支配、航行の自由等の基本的な概念、これに重きを置いた考え方である。この意味で、様々な国がこの価値観であ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) サプライチェーンの概念、比較的新しくて、恐らく一九九〇年代までは例えば川上から川下へとか、そういうことは言われても、原材料から部品、製品、アフターサービスまで含めてグローバルな企業展開の中で、どこにどういう拠点を置くか、そして、拠点を置くだけではなくて、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) QUADを始め、この自由で開かれたインド太平洋の実現のために考え方を共有する、こういった様々な国々との連携を進めていきたいと思っております。  その中にありまして、QUAD、初めて外相会談を行いましたのが私が外務大臣に就任しました二〇一九年九月、国連総...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、先般の北朝鮮によります弾道ミサイルの発射と、これは我が国と地域の平和と安全を脅かすものでありまして、国連安保理決議違反でありまして、北朝鮮に対して直ちに厳重に抗議し、強く非難をしたところであります。  北朝鮮によります大量破壊兵器及び弾道ミサイル...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 是非、旧朝鮮半島出身労働者問題と、こういう言葉を使っておりますので、御理解いただければと思っておりますけれど。  日韓、日米韓、やはり二つの、何というか、レベルといいますか、違いがありまして、対北朝鮮であったりとか、地域の平和、安定という意味では、日米...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) なかなか韓国にとっても難しい問題なんだと思っております。  もちろん、今ある政権との間で様々な問題の解決に取り組むのが外交でありますから、それは今、文在寅政権との間で様々なことについて現状を是正するような措置、これは韓国側に求め続けていきたいと思います...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 気候問題、変動問題への対応、国際社会全体の喫緊の課題だと思っております。  日本は、二〇五〇年にカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを既に今宣言をしております。その上で、今注目されていますのは、浅田委員おっしゃるように、二〇三〇年の削減目...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今詳細に答弁あったところなんですけど、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、様々な取組をしてまいりましたけど、今回のコロナの世界的な感染拡大で浮き彫りになったこと、それはやっぱり途上国の医療保健体制が極めて脆弱であるということで、病院であったりとか機材、人材...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、ゲームチェンジャーについてですが、私、短く申し上げましたが、正確に言いますと大塚委員の認識と全く一緒でありまして、中国はこれまで確立されてきた国際秩序に対してゲームチェンジを意図しているということで、それに対して、適正な方向にそれが向かうように我々...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) じゃ、ちょっとここに資料がありますので。  二〇一六年三月に中国全人代で決定された第十三次五か年計画において、グローバル経済ガバナンスにおける中国の話語権を向上させる等の文脈で用いられていることがあります。それ以外、二〇一二年の十一月には、当時の胡錦濤...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、使われ出した時代認識について、私も冒頭、二〇一〇年代からということで、委員二〇一一年とおっしゃったと、そこにそごはないと思っております。  それから、私が使ったのは発言権、影響力という言葉を使ったわけでありまして、外務大臣としてふさわしい言葉遣い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外務大臣談話につきましては、二月一日、クーデターが発生した当日、そして今月の二十七日ですね、大規模な何というか発砲によりまして最多の死傷者が出た翌日に私の外務大臣談話を発出しております。また、G7におきましても二度にわたりまして懸念を表明する共同声明、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、新疆ウイグル自治区の人権状況について、我が国としても、国際社会における普遍的な価値である自由、基本的人権の尊重、さらには法の支配が中国においても保障されることが重要だと考えておりまして、こういった立場については中国政府にも直接伝達しておりますし、ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一つ一つのことについて、こういった、何というか、何の通告もなしでやっていただいても私は全く構わないんですけれど。  例えば、ウクライナの問題のときは、日本はG7としての制裁と、ちょうどあの頃も日ロの平和条約交渉をどう進めるかという大変な重要な時期であり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、大塚委員の大変率直な、またすばらしい見識に基づきます御意見については参考にさせていただきたいと思います。  その上で、例えば韜光養晦の話ありましたが、一九八〇年代、トウ小平の下で改革・開放を進めたときに、あの沼地の深センが本当にこんな町になるかと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米側の認識につきましては、今、市川局長の方から答弁があったような説明を受けております。当事者であります米側からそういった説明を受けていると。マスコミの取材、どういう取材をされたのか、どんなやり取りがあったかについては承知はいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 今の議論を聞いていますと、要人輸送ではなくてタッチ・アンド・ゴーではないかということなんですけど、恐らくそれも必ずしも明確にタッチ・アンド・ゴーであるということが証明をされているということでもないんだと思います。  ただ、その上で、この飛行訓練も含めて...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 安全性の確保が最大限配慮されなければならない、最も重要だと。飛ぶ場所によって当然安全性というのは違ってくると。人口密集地であったり、そういった場所においては、よりそういったものに対する配慮というのは重要だと、そのように考えております。そういったことを踏ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米側の個別のやり取りにつきましては控えさせていただきますが、今申し上げた趣旨でしっかりと申入れを行っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 財政制度等審議会、おやりになって、どれぐらいの交渉能力持っているのか、私の想像を超えるところでありますが。  今回は交渉に割くことにできる時間、これが大きく制約をされたと。これ、アメリカの政権交代と、こういったこともあったわけでありまして、交渉の早期妥...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 普天間飛行場の一日も早い返還に向けて、全力で取り組んでまいります。
04月02日第204回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  外務省から今国会に提出された法案、条約のうち、在外公館名称位置給与法改正法案の参考資料について、本来であれば「2」と表記すべきところを「1」と表記する誤りがありました。  また、地域的な包括的経済連携協定の日本語訳の一部について、編集、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、尾身委員には、昨年の九月まで外務大臣政務官として様々な政策分野、そして地域も担当していただき、外交活動の先頭に立っていただいたことを改めて感謝を申し上げます。遠くは中南米まで出張していただいたり、様々な形で、政務三役の一人として日本外交を更に前に進める大きな...全文を見る
○茂木国務大臣 英国の私のカウンターパートでありますドミニク・ラーブ外務大臣とは、これまでも様々な形で連携をしてきております。  昨年、コロナ禍で、コロナが世界に広がった以降、私が最初に訪問したのも英国でありまして、これは、トラス貿易大臣との日英のEPA交渉もありましたが、同時...全文を見る
○茂木国務大臣 北朝鮮がミサイルを発射し続ける、この意図については様々な考え方というのはあると思うんですが、北朝鮮、昨年来、一つには、コロナで国内も大変だと思いますし、中朝の間、これが閉じられている、様々な交流とか交易も滞っている。二つ目には、水害等、国内的に災害もあった。さらに...全文を見る
○茂木国務大臣 ブリンケン長官とは、先日、ブリンケン長官が初の外遊先として日本に来られたとき、日米外相会談におきまして、今後も緊密に連携を取っていきたい、次回は、コロナの状況と諸般の情勢が許せば、できるだけ早いタイミングで今度は私がワシントンの方を訪問したい、こういったことで一致...全文を見る
○茂木国務大臣 日米同盟、様々な要素によって構成されるわけでありますが、この平和安全法制の制定、そして実際にそれに伴う様々な運用によって、日米間での安全保障面も含めた情報のやり取りを始め、非常に緊密な形が取れるようになったと考えております。  そして、今、日米同盟は、日米二国間...全文を見る
○茂木国務大臣 三月三日、ブリンケン国務長官の外交演説でも、脅威にさらされている民主主義の刷新、これが最優先課題の一つに挙げられているところであります。  バイデン政権になって二か月少しがたとうとしているところでありますけれども、例えば、日米同盟を重視する、こういった姿勢は変わ...全文を見る
○茂木国務大臣 私は、そうは思っておりません。日米同盟、日本にとっても極めて外交、安全保障上の基軸になるものであります。これをしっかりと確保しながら日本外交を展開するということは極めて重要だと思っております。  確かにトランプ大統領、様々な国から見ると、なかなか、どういう形で連...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、日本が現在世界でどう見られてきているか。適切な例えかどうか分かりませんが、決して日本が、誰に対してでも調子がいい、言ってみると、昔の喜劇映画で出てきた植木等みたいな感じで見られているということはないんだと思います。  例えば、トランプ政権の時代はG7も相当...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、トップダウンとボトムアップに対する認識、いろいろな言葉の使い方があると思うんですが、例えば、本当に現場から積み上げて、トップに上がってトップが判断する、こういうボトムアップというのもあると思いますけれども、私、決してボトムアップという言葉を使っていません。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 一つは、今コロナ対応というのもありまして、できるだけ少ない、実務的にいいますと少ないメンバーで訪米をするというのが一つであります。  もう一つは、もちろん、これは委員会でお決めいただいたりすることでありますけれども、なかなか、外務大臣としてできる限り海外には出た...全文を見る
○茂木国務大臣 貴重な御意見であると思っておりますし、できる限り外遊等、外交活動を野党の皆さんも優先していただける、大変心強いなと思ったところであります。  今、日米首脳会談について相当な詰め、もう日米外相会談から始まりまして、行っております。そういった中で、当然いろいろなシナ...全文を見る
○茂木国務大臣 アラスカでの会談、冒頭部分は映像にも映りましたので、どういう発言があったか、こういったことについては岡田委員も御案内だと思います。  その後も相当の時間をかけて、二日間にわたって議論が行われたわけでありますが、その詳細について私の方から申し述べるのは差し控えたい...全文を見る
○茂木国務大臣 様々な議論をしております。経済というのは、もちろんなかなか一くくりにはできない部分がありまして、本当に単純なビジネスとしての経済というのもあるわけでありますし、一方で、かなり経済安全保障に近い分野、これも出てくるわけであります。これは、サプライチェーンの問題等々も...全文を見る
○茂木国務大臣 日米同盟、今、米側から何かを要求されて日本がそれに応えるという関係ではなくて、これはホスト・ネーション・サポートの議論のときにもさせていただいたと思うんですけれども、日米双方で同盟強化に向けて自らどういう役割をお互いが担っていくのか、主体的にそれぞれ考える問題だと...全文を見る
○茂木国務大臣 別に誰かの発言をなぞって言っているわけではありません。一般的な認識として私は申し上げたわけでありまして、誰かが言ったことを引用したということではありませんし、私が言ったことをアメリカの例えばブリンケン長官、オースティン長官が言っていない、だから問題だということにも...全文を見る
○茂木国務大臣 法律、確かに作りました。そして、重要影響事態、存立危機事態、これが起こり得る、可能性は別にして、起こり得る。ただ、そうなった場合に誰が影響を受けるのか。我々としては、我が国の国民の生命や財産を守らなきゃならない。何か全く違ったところで起こっている事態ではないわけで...全文を見る
○茂木国務大臣 アメリカは今、バイデン政権、まさに北朝鮮政策、レビュー中であります。そして、二〇一八年のシンガポール合意、重要な合意だと考えておりますけれども、これは合意でありますから、一方がやります、合意に従いますと言っても、もう片っ方がそれに乗らないということであったら、その...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、北朝鮮の非核化を進めるということで、これは日米韓だけではなくて、中国も含めてその目標というのは共有していると考えております。  問題はその進め方ということでありまして、例えば、行動対行動、こういうアプローチで本当に実際に非核化がなし得るかというと、今、残念...全文を見る
○茂木国務大臣 先般の日米2プラス2、それから米韓の2プラス2、いずれの共同発表においても、日米韓三か国の協力の重要性に言及しております。  日韓関係も重要な二国間関係だと思っております。今、これが非常に厳しい状況にある。是非、韓国側に国際法違反の状態を是正するような対応を求め...全文を見る
○茂木国務大臣 二月の一日にミャンマーでクーデターが発生をして二か月以上がたつというところでありまして、平和的なデモに対する暴力行為、残念ながら、鎮静化に向かうのではなくて、より過激化している、こういう状況だと思っております。  三月の二十七日、国軍記念日、ここでもお話ししたか...全文を見る
○茂木国務大臣 阿久津委員の方からもおっしゃっていただいたように、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問始めNLDの側とも、そして国軍の側とも、言ってみると、これまで政権というのを両側で支えてきたところもありますので、それぞれのパイプを持っておりますし、私自身も、フライン国軍司令官...全文を見る
○茂木国務大臣 八月二十四日、ネピドーでフライン司令官と会いまして、そこで、先ほども若干申し上げましたが、ラカイン情勢、そして和平プロセス、総選挙、その後行われる予定でありましたから、それについて意見交換を行いました。  その際、私から、ミン・アウン・フライン国軍司令官に対して...全文を見る
○茂木国務大臣 選挙の全てのプロセス、これを日本が管理したわけでもありませんし、全ての情報があるわけでもありませんが、おおむね、監視団等々によりますと、民主的な選挙が行われた、このように報告を受けているところであります。  選挙ですから、個々の、どういう違反があった、これは、あ...全文を見る
○茂木国務大臣 二月一日にクーデターが起こった。そして、民主的な政治体制、これが回復する、このことを求めているのが日本の立場ということで御理解いただければと思っております。  同時に、今ミャンマーで起こっている事態の鎮静化、これに当たってどこに働きかけるのが、なかなか今、率直に...全文を見る
○茂木国務大臣 ですから、民主的な政治体制の早期回復が必要である。クーデターであって、民主的な体制の早期回復が必要であるというのが、我々が求めていることであります。
○茂木国務大臣 それは違います。
○茂木国務大臣 私は、立場は阿久津委員と一緒であると思うのですが、今これだけ死傷者が出ている事態、これを収束させなければいけないと思っているんです。これだけ多くの拘束者が出ている事態、拘束者を解放させなければいけないと思っているんです。せっかく、日本を含め各国が取り組んできたミャ...全文を見る
○茂木国務大臣 今回、クーデターが発生をして、事態が深刻化する中で、ミャンマーの国民生活にも大きな影響が出てきている。日々、生活物資が不足したりとか、様々な影響が出てくるわけでありまして、人道上必要な支援については、我が国だけではなくて、各国とも継続の意向である、このように理解を...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来ミャンマーについての議論を行っておりますが、原理原則で譲っているというつもりは全くありません。  穀田委員おっしゃるとおり、今、事態がより深刻化してきている。三月二十七日には、百名を超える方々がお亡くなりになる、こういう深刻な状態が生まれているわけであり...全文を見る
○茂木国務大臣 認識を共有いたします。  そして、G7におきましても、外相声明においてG7が結束してクーデターを非難しているほか、三月二日に開催されたASEAN非公式外相会談で発出された議長声明においても、ミャンマー情勢について懸念が表明をされているところであります。  今ま...全文を見る
○茂木国務大臣 そのつもりで、自分としては、誰よりも強い責任感でこの問題に当たっていると思います。  そういった中で、見方によっては、もっと何で強く言わないんだとか、いろいろなことはあると思います。そういったことも私は甘んじて受けたい。問題を解決するために必要なことはやる、そこ...全文を見る
○茂木国務大臣 情報管理、極めて重要だと思っております。最近、様々な情報の流出事案というのも、別に大使館という話じゃなくて、起こっている状況も踏まえなければいけない。  そういった中で、一つは、極めて機微な情報、それと一般的な情報、これはあると思います。そこはレベルを分けながら...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らくビザの発給に当たっても、そのプロセスであったりとか、どこまで機微な情報に触れるかというのはあるんじゃないかなと思っておりますが、山尾委員の方から御指摘いただいたことについては、重要な御指摘だと思っておりまして、どういう対応が今後必要か、検討してみたいと思いま...全文を見る
○茂木国務大臣 おおむね平穏に投票が行われたと思っております。  そして、ミャンマー側に対しては様々な主体とのやり取りを行っております。
○茂木国務大臣 こういった状況において、相手側の安全の確保もしなければならない、そのことは是非御理解ください。言ったことによってその相手に危険が関わってくる、こういう状況もある、そういうぎりぎりの様々なやり取りをやっているということは是非御理解ください。
04月02日第204回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました地域的な包括的経済連携協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、平成二十四年十一月、東南アジア諸国連合の構成国十箇国、オーストラリア、中国、インド、韓国及びニュージーランドとの間で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小熊議員から、RCEP協定と地域の平和と安定についてお尋ねがありました。  RCEP協定は、十五か国が参加し、物品市場アクセスの改善のみならず、この地域に、知的財産や電子商取引を含む、自由で公正なルールに基づく秩序を形成する、大きな一歩となると考えてい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 山尾議員から、ミャンマー国軍によるRCEP協定の発効についてお尋ねがありました。  RCEP協定は、ASEAN、日中韓、豪州、ニュージーの十五か国が署名したEPAであり、我が国としては、RCEP協定を通じて、この地域の望ましい経済秩序の構築に向けた重要...全文を見る
04月05日第204回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた国際的な取組をリードする使命を有しておりまして、これは我が国の確固たる方針でありまして、その点は古賀委員と全く同じ意見だと思っております。  その上で、今御提起のありました締約国会合へのオブ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米国側から正式な発表をされているかどうか今確認しておりませんが、米側とは、四月十六日、菅総理が最初の外国首脳としてバイデン大統領と首脳会談を行うと、このことについてはしっかりと確認を取っております。
○国務大臣(茂木敏充君) ありがとうございます。  恐らく、先生の今の質問の流れでいいますと、テクノロジー企業のデータ開示と、これに関連してのお話かと思いますが、米国と日本の間ではそのような行政協定の締結に向けた交渉は開始をいたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 菅総理の訪米につきましては、当然、強固な日米同盟を確認する、さらには自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて日米が中心になって協力していく、さらに気候変動等々の問題もあると思いますが、今後、技術の分野でどんな協力が必要であるか、日米間で、またどんなルール...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、ルールにのっとって行動すると。基本的には、矢倉委員おっしゃるように、国際法であり、それが場合によっては国際海洋法条約であったりとか通商の世界ではWTOと。  二〇一五年、確かに勝訴しております。ただ、その後、その結果を相手側がきちんと守っているか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、人間の安全保障を確保する上で不可欠な分野として、これまでも保健、そして人道を含みます基礎生活分野の取組を重視をしてまいりました。どうしても分け方でいいますと経済インフラであったりとか保健と、こうなるんですが、もちろんこの経済インフラにつきまして...全文を見る
04月06日第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○茂木国務大臣 尖閣、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であります。領有権、議論すべき問題は全くありません。  我が国の領土、領海、領空、毅然として守り抜く、その考えは一貫いたしております。
○茂木国務大臣 重徳委員の方から、外交、安全保障に関する、まさに委員おっしゃった所信表明、大体、私の所信表明の倍のボリュームがあったかと思うんですが、興味深く伺ったところであります。  まず、バイデン新政権の外交政策の特徴でありますけれども、恐らく、トランプ前政権と比べた場合に...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、G7まで二か月以上あるわけでありまして、これは毎年のG7でもそうですが、この段階で、恐らくこういったテーマを扱うであろうというのは決まっていても、完全にフィックスしてこういう形でやるという段階には至っていないと思っておりまして、今年のG7で扱う議題についても...全文を見る
○茂木国務大臣 そのように聞こえるようでありましたら、私の発音、若干北関東なまりもあるのかもしれませんが、気をつけるようにいたします。
○茂木国務大臣 南シナ海をめぐる問題は、地域の平和と安定に直結をし、南シナ海を利用する日本を含む国際社会の正当な関心事項でありまして、これは単に面している面していないではなくて、通航とかも含めて、これに関係する国際社会の正当な関心事項でありまして、日本としても、力を背景とした一方...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、篠原委員の議論の前提でありますけれども、中国の基本戦略といいますか、確かに、経済見通しなんかではよく、コーシャスリーオプティミスティック、注意深く、しかし楽観的に、こういう言葉を使うんですが、外交、安全保障政策の見通しについては、私は、一方的に楽観的であった...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国固有の領土でありますから、我が国の法律というのは当然適用される、その上でどのような運用を図っていくかは、具体的に所管省庁の方にお尋ねいただければと思います。
○茂木国務大臣 野心的、日本語でも英語でも決して悪い表現ではないと私は思っております。  それから、GAOに対する考えでありますけれども、GAOの様々なデータの積極的な公表、それへの評価も含めて、私の海外の友人とのやり取りとか私の経験も踏まえてお話しした点であります。
○茂木国務大臣 先ほど有馬参事官の方から、密集地への立入りについては、それを控える、こういう答弁をさせていただいたと思います。  恐らく、具体的に国際通りのどこということで御質問があったら、それはお答えできたと思うんですけれども、今確認しているのは、多分、では国際通りのどの地点...全文を見る
○茂木国務大臣 赤嶺委員御指摘の昨年十一月の十日でありますが、沖縄県側から、実際には、知事の御意向を受けてということだと思いますが、副知事の方から、橋本沖縄担当大使及び田中沖縄防衛局長に対しまして、米軍関係者によります事件に関して、特に三点の要請があったとの報告を受けております。...全文を見る
○茂木国務大臣 ちょっと声がうるさくて、十分聞き取れていないところがあるので……(赤嶺委員「えっ、私の声」と呼ぶ)いや、違います、違います、後ろのあれが響いちゃいまして。ちょっと申し訳ないですけれども、自分が正しく理解していなかったら、もし違っていたら訂正をしていただきたいと思う...全文を見る
○茂木国務大臣 今警察庁の方からも答弁がありましたように、そういった事件、事故が起こっている、そういったことに対して、地元の皆さんに大きな不安を与えるものでありまして、あってはならないものだと考えております。
○茂木国務大臣 まず、今警察庁の方から、八月から十二月十六日までの事件、事故の発生件数、六件という報告があったと思います。うち交通違反が五件ということでありまして、これをもって事件、事故が多発しているかどうか、これについては様々な評価があると思っておりますが、いずれにしても、事件...全文を見る
○茂木国務大臣 盛者必衰のことわりを表すといっても、民主主義、そして基本的人権の尊重、さらには法の支配といった普遍的価値に私は変わりはない、こんなふうに考えております。  十六日に予定されます日米首脳会談におきましては、先日の日米外相会談や2プラス2、そこの中でも、台湾海峡、さ...全文を見る
04月07日第204回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○茂木国務大臣 城内委員には、委員会の運営を含め様々な形で、外務省のOBということもあり、また国対という立場もあり、いろいろ御尽力いただいていること、改めて感謝を申し上げます。  私は、二〇〇二年から二〇〇三年まで外務副大臣を務めさせていただいて、その後すぐに大臣を経験しまして...全文を見る
○茂木国務大臣 この問題の深刻さは十分理解していると思います。同時に、EU、アメリカ、カナダというお話をされましたが、恐らく、アジアの国々の中で、中国の新疆ウイグルの問題、さらには香港の問題、人権の状況、一番厳しく声を上げているのは日本であるのは間違いない、こんなふうに考えており...全文を見る
○茂木国務大臣 中国側の行動の背景について、大国になった中国の威信を高めたい、若しくは、現在の国際秩序をより自国に有利なものにしたいなど、様々な見方というのはあるんだと思っております。  その行動の背景には、中国の内政上の課題というのは当然ある。これはどの国でもそうでありますけ...全文を見る
○茂木国務大臣 一般論として申し上げますと、国際法上、政府船舶は免除を有するわけでありますが、当該政府船舶が我が国の領海内で国際法違反を行っている状況下におきましては、国際法上の要件を満たす形で、これを排除するために限定的な実力を行使することによりまして、国際法上問題が生じるとは...全文を見る
○茂木国務大臣 正確に答弁したいと思いますので、順番を追ってお話をさせていただきますと、まず、尖閣諸島、これは小田原委員もよく御存じのとおり、歴史的にも国際法上も疑いのない我が国の固有の領土でありまして、現に我が国はこれを有効に支配をしております。尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、首脳会談の成果文書、これは当然、首脳会談を踏まえてということになりますけれども、私も今日、新聞をそれぞれ読んでおりますけれども、必ずしもそのとおりではないかもしれないな、こういう思いを持ちながら紙面は拝見をいたしました。  その上で、オリパラについてであり...全文を見る
○茂木国務大臣 議題として扱うかどうかは、例えば、同じ議題について確認していることを再度確認する場合もありますし、しっかり確認しているので確認をする必要がないと考えるものもあるわけでありまして、それは首脳会談の中で判断をされることだと思っております。
○茂木国務大臣 アメリカの支持、これは明確であると思っております。そこの中で、平和の祭典に参加をする選手、それは個々に、当然自分の意思で参加をされると思っております。  多くのアスリートにとって、四年に一回の舞台ということで、研さんを積み、練習を重ね、池江璃花子さんのように、あ...全文を見る
○茂木国務大臣 新型コロナ、これが世界的に収束に向かっても、仮に世界のどこかでウイルスが残っていれば、再拡大の可能性というのは残念ながら残るわけであります。  そのために、ワクチンの生産、そして分配、接種、大きく挙げるとこの三つのプロセスがあると思うんですが、ここに至りますプロ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、感染症がどういう国を直撃してきたか。最近でいえば、エボラ等は途上国が中心でありますけれども、有史以来の歴史を振り返ってみますと、むしろ感染症は、先進国そして人口密集地を直撃してきました。それによって、例えば政治経済の中心地が変わるということで、国際的なパワー...全文を見る
○茂木国務大臣 ワクチンの開発そして生産の主体、例えばファイザーであったりとかアストラゼネカ、さらにはベンチャー企業まで、民間企業であったりオックスフォード大学であったり大学等の研究機関であったり、各国でそういったワクチンの開発そして製造を主導している主体というのは違っていると思...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は、ハーグ条約が発効して以降、ハーグ条約の対象となる事案について、条約に基づいて、各締約国との協力を通じて適切に対応してきていると考えております。  また、昨年四月には、子の返還の強制執行手続の実効性を確保するなどを目的に、条約実施法の改正法が施行されたと...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国として、国連安保理決議に従って、北朝鮮によります全ての大量破壊兵器とあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄、いわゆるCVIDを求めていく方針に変わりはありません。  先般の日米2プラス2におきましても、朝鮮半島の完全な非核化への...全文を見る
○茂木国務大臣 前回の日中韓サミットは、中国が議長国として開催をされました。私も出席をさせていただきましたが、今、遠藤参事官の方からもありましたように、地域の平和、安定や繁栄のために、日中韓連携というのは極めて重要だと思っております。  その上で、こういったサミット、G7でもそ...全文を見る
○茂木国務大臣 いい提案だと思います、私は。  それで、少し今堅い形で言っていましたけれども、もっとビジュアルで見えていいなと思えるというところが世界にもたくさんあります。もちろん日本にもあるわけでありますけれども。  チュニジアという国に行くと、もうこれは地中海世界の中でも...全文を見る
○茂木国務大臣 アメリカがTPPから離脱をする、一時漂流をしてしまうのではないかという中で、日本が主導してTPP11、合意に達し、そして既に発効をしたところであります。  その後、米国とは、日米貿易交渉を行う際に、経済のグローバル化が一番進んでいる、そしてまた技術革新も進んでい...全文を見る
○茂木国務大臣 対中国との関係といいますか、どう対応していくか、極めて重要な問題だと思っております。  バイデン政権として、価値観を共有する同盟国そして同志国との結束の下で、中国に対して様々な面での働きかけを強めていく。その一つには、やはり力による一方的な現状変更の試みの問題も...全文を見る
○茂木国務大臣 委員御指摘のとおり、普遍的価値であります人権の尊重、我が国の外交政策の中でしっかりと位置づけて、世界における人権状況の改善により積極的に貢献していくことが求められていると思っております。  恐らく、環境と人権の問題、若干時間のずれがあって、環境については、国も二...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました地域的な包括的経済連携協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十四年十一月、東南アジア諸国連合の構成国十か国、オーストラリア、中国、インド、韓国及びニュージーランドとの間で、この協定の...全文を見る
04月09日第204回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○茂木国務大臣 このRCEPでありますが、元々インドも含めて十六か国で交渉を行ったわけでありますが、残念ながら、インドが最終的に署名できないということで、十五か国の署名に至りました。それでも、この十五か国で、世界人口、そして世界のGDP及び貿易総額の約三割をカバーする経済連携協定...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、委員おっしゃるように、東西冷戦構造時代と今のいわゆる米中対立を始めとした大国間の競争というのは違っている。かつて、冷戦構造の時代は、NATOとワルシャワ条約機構、こういう二つの大きな枠組みの中で、ある程度経済もそれぞれの中で完結をしていた。そんなに相互依存性...全文を見る
○茂木国務大臣 大体、国内としてやることについて、今経済産業省の方から説明があったこととそごはないと思っているんですが、大切なことは、全部これは日本ではできません。恐らく、アメリカである物を造って日本で組み立てるとか、様々な同盟国、同志国の間で安心できるサプライチェーン等を構築し...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国、大きな経済連携協定としては、TPP11、そして日・EU・EPAから始まりまして、個別の日米貿易協定、そして日英包括的EPA、さらには今回のRCEPと歩んできたわけでありますけれども、恐らくかなり大きなベースになっていくのはTPPでありまして、ハイレベルなル...全文を見る
○茂木国務大臣 このRCEP協定、物品市場アクセスについては、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めた。また、物品・サービスの貿易だけではなくてルール面まで踏み込んだ、新たなルールを設定することができたと思っております。  佐藤委員がおっしゃるように非常に大きな協定でありまし...全文を見る
○茂木国務大臣 確かに、中国はこの二十年で圧倒的に経済成長をしております。今、世界第二位の経済大国でありまして、GDPでは世界全体の一六・四%と、アメリカにもう本当に肩を並べるようになってまいりましたし、また、貿易総額では世界の一三・一%を占める貿易大国であります。  十四億人...全文を見る
○茂木国務大臣 吉良委員の方から、今日、非常に大きな国際社会の動き、そこの中で、大国となった中国の問題であったり、さらにはアメリカ社会の問題まで踏み込んで御発言をいただきました。  私も、八〇年代、アメリカに住んでおりまして、当然様々なエスニックグループの学生とも話をして、様々...全文を見る
○茂木国務大臣 TPP11、まさに私が担当大臣として取りまとめ、最終的にまとめたものでありまして、吉良委員の方から大変高い評価をいただいて、ありがたいと思っておりますし、このTPPを世界各国に広げていく、このことは、日本の国益にも、また世界の発展にもつながると考えております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 来週、菅総理、ワシントンを訪問して、最初の外国首脳としてバイデン大統領と首脳会談を行うわけでありますが、既に電話会談等々も行ってきておりますし、日米間では外相会談、さらに2プラス2、こういったことも行ってきておりまして、かなり意識が合った状態で会談できると思ってお...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、トランプ前政権の時代、私はカウンターパートとしてロバート・ライトハイザー通商代表と八回にわたって交渉してきたと思うんですが、そういった議論の中でも、今、経済のグローバル化が一番進んでいる、また先端技術を一番持っているのも米国ではないか、このTPPという最先...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国、TPP11から始まって、保護主義が台頭する中で、自由貿易の旗手として様々な協定というのを主導してきた、リードをしてきたわけであります。このRCEP協定にしても、日本とともにASEANが交渉をリードして署名に至った、こういう経過も大きいと思っております。早期...全文を見る
○茂木国務大臣 今、大体、ミャンマーのこのRCEPについてお話をさせていただいたんですが、今のミャンマーの状況から考えて、国内体制を整えてこの国内手続を進める、こういうことは非常に困難だと思っております、率直に言って。日本としては、まず、この事態の鎮静化を図り、早く民主的な体制に...全文を見る
○茂木国務大臣 RCEP協定、これは御案内のとおり、ASEAN十か国、そして、日、中国、韓国、豪州、ニュージーランドの計十五か国で参加をして、物品、市場サービスのみならず、知的財産、電子商取引等の幅広い分野での新たなルールを構築して、地域の貿易・投資を促進することを目的とした経済...全文を見る
○茂木国務大臣 ミャンマーは、二月の一日にクーデターが起きまして、二月の一日以降、状況というのは残念ながら悪化、こういう状態が続いております。  二月の九日にスポット情報を発出して以降も、随時、領事メールを発出し、現地の最新の状況を踏まえて、在留邦人に対して注意喚起と不要不急の...全文を見る
○茂木国務大臣 このRCEP協定につきましては、まず、我が国そしてASEANが推進力となって交渉を進めてきた協定でありまして、私もそのプロセスはよく存じておりますが、決して中国が主導権を握る、こういう形にはならないと思いますし、また、そういったことについては、実際の発効後しっかり...全文を見る
○茂木国務大臣 代表質問でありましたので細かく御説明申し上げなかったんですが、改めて答弁させていただきます。  昨年六月三十日の国連人権理事会におきまして、RCEP協定参加国のうち、日本、オーストラリア、ニュージーランドの三か国が香港の国家安全維持法に懸念を示す共同ステートメン...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、基本的な考え方として、我が国として、国際社会における普遍的な価値であります自由、そして基本的人権の尊重、さらには法の支配、これがRCEP参加国においても保障されることが重要であると考えております。  それで、署名した国がどれだけ早く国内手続を終えるか。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 逆行するとは思いません。ただ、一般的なルールを作る、そのことは、中国であってもASEANの後発途上国であっても必要なことではないかなと思っております。  その一方で、最新のデータの流通のルール、データ・フリー・フロー・ウィズ・トラスト、これにつきましては、日米豪...全文を見る
○茂木国務大臣 交換公文に定められた手続に従って、協議は誠実に行わせていただきます。  では、どう進めるかということにつきましては、まさに全体の数量、これから決まってまいります。そして当然、どうして米国の牛肉がセーフガードにかかったのか、オーストラリアからなかなか入ってこなかっ...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン政権の通商政策、これは、まずは国内の雇用政策等を重視して、それまで新たな貿易協定を結ばないという方針であると理解をいたしておりますが、引き続き、通商政策を含め、しっかりとアメリカとの間では意思疎通を図ってまいりたいと考えております。  牛肉の輸入の話、先...全文を見る
○茂木国務大臣 WTO改革につきましては、先日も非公式の閣僚会合を行いまして、様々な議論、それは国営企業であったり補助金の問題から始まりまして、コロナにも関連いたします、これは医薬品、さらには食料品を含みます様々な品目について過度な輸出規制があってはいけない、これをきちんとルール...全文を見る
04月12日第204回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○茂木国務大臣 ただいま御決議のありました在日米軍駐留経費の負担につきましては、今後の交渉次第であり、その内容や進め方を予断することは控えさせていただきますが、いずれにせよ、交渉に当たっては、一層厳しさを増す地域の安全保障環境や我が国の厳しい財政状況等を踏まえ、適切に対応してまい...全文を見る
04月12日第204回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 赤池議員がおっしゃるように、我が国として力強い外交を推進する上で国民の理解、協力が不可欠でありまして、私も記者会見、インタビュー、さらには若い世代でいいますとSNS等々も活用して、国民に直接分かりやすくお伝えするようにしております。特に、若い世代に対する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、我が国の北朝鮮に対する基本的な方針でありますが、我が国として、日朝平壌宣言に基づいて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決して、不幸な過去を清算して国交正常化を目指す考えに変わりはありません。  御案内のとおり、今、バイデン政権、北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、大和堆、よく存じ上げております。極めて重要な漁場でありまして、特に日本海沿岸漁業民の皆さんにとってはこの重要性というのは何物にも代え難いと、このように考えております。  そして、我が国の排他的経済水域におけます御指摘のような中国漁船であったりとか...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく北朝鮮にとって、コロナ前、主な外貨であったりとか収入の獲得手段というのは四つあったと思っております。一つは、特に陸上を通じたいわゆるかぎ括弧の貿易というものであります。石炭等を輸出すると。そして、二つ目に海外に労働者を派遣する、その労働者から入って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北方領土問題についてでありますが、ICJ等々、もうちょっと待ってもらえませんかね、一生懸命今やっているところですので。  状況を申し上げますと、昨年のロシアの憲法改正御指摘いただきましたが、その後、昨年九月に行われました日ロの首脳会談、電話でありました...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 放棄したということではありませんが、外務省のODA予算、御覧いただいているように十一年連続、政府全体のODA予算、六年連続で増額計上いたしております。  御案内のとおり、我が国の財政状況、少子高齢化の問題等々もあって大変厳しいものはありますが、そこの中...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 資金ギャップの問題でありますが、今、流動的といいますか、恐らくこれから資金ギャップ更に広がっていくと。  例えば、COVAXを見ましても、今途上国に供給すると、これは全体の人口の二〇%ということになっておりますが、恐らく、これを三〇%に引き上げるという...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 石橋委員も御案内のとおり、軍であったりとか軍籍を有する者が直接裨益をするようなものはやっておりません。  ただ、感染症対策であったりとか、紛争後の復旧復興、さらには災害支援などの国際社会における開発課題への対応が重要となる中で、その中で、国によっては軍...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 推移は見守ります。ただ、見守るといっても、じっと見ているだけではなくて、ミャンマー側に対する働きかけ、様々なレベルで行っております。  死者が二月一日以降増加していると、この状況については私も深刻に捉えておりますし、二月二十七日、多分私、日本の中でも最...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御批判は甘んじて受けます。  ただ、その上で申し上げると、事態の鎮静化に向けて、また様々な状況の悪化に向けて深刻な懸念も持っておりますし、そのための働きかけも指示をしながらやっているのは間違いありません。クーデターを正当化したことは一度もありません。今...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) その御提言は我々が主張していることとほとんど変わらない、そういう提言であります。それ以上のものであるとは私は理解いたしておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 安保理に対する働きかけは既に行っております。もちろん、中には内政に干渉すべきではないと、こういう意見を言う国もありますが、これは何というか、内政干渉と、そういうレベルの問題ではないと、このように思っておりますので、しっかり働きかけしていきたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これまでの二〇一〇年代、ミャンマーにおける政治体制、これはNLDなり国軍も入った形での政権の体制ができていたと。そういう意味において、私はNLDを先に出しながら国軍も含めてと、メンバーでありましたから、そういった意味の体制として申し上げたということであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたように、その国軍のメンバー、それも憲法上決まった議会の選び方、政権のでき方と、そういうものの中にいるという意味で申し上げたので、そういったことまで、何というか、一つ一つおっしゃられると何も言えなくなりますから、もうミャンマーの体制とかしか言え...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国のミャンマー支援、これは、最優先なのは、ミャンマーの国民生活を向上させ、同時にミャンマーにおいて民主的な安定した体制をつくると。そこの中には、当然、開発援助で様々な、ティワラであったりとか、地域の開発というのも入ってまいります。目的は、そういった目...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これ、先日も答弁させていただいたんですが、現時点で今後について早急に判断すべき案件はないと、このように考えております。  その上で、若干石橋委員と考え方は違うのかもしれないんですが、例えばティワラ、あの特区、御覧になられたことあります。(発言する者あり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 平和的なデモを行う、活動を行う国民に対して銃口が向けられるということはあってはならない、それをどうしても止める、事態の鎮静化をしていくと、このことについては全く同じ意見であります。そのために国際社会と連帯をしていくということも必要であります。  どう物...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日米同盟について、先日もたしか参議院の外交防衛委員会で小西委員の方から御質問受けまして答弁させていただいたんですが、これは米国にとっても極めて重要な存在であって、その点は米国も十分理解していると考えております。  一般論として申し上げますと、その同盟と...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) スエズ運河ができる前は、喜望峰を通ってヨーロッパの国々、アジアに出なければいけなかった。バスコ・ダ・ガマの時代はそうであったわけでありますけど、スエズ運河、今やこれ開通によりまして、国際海運における要衝でありまして、日本と欧州を結ぶ主要航路であることに加...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 重要な御指摘だと思います。  こういった一つの事故を契機としながら、どういう関係者の間でどういう話合いをすればいいかと、また、どういうところに今後の課題になってくることがあるのかということをしっかり見極めながら、事故はない方がいいわけでありますけど、ま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) やはり、私、映像というものは非常に衝撃的なんだと思います。直接どういったことがそういう地域で起こっているかということをショッキングに伝えると。例えば、地図にありますそのコンゴ民の隣のルワンダ、これは一九九二年にジェノサイドが起こるわけでありますけれど、「...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私の、昨年一月、ジャカルタでの講演についても触れていただいて、また日本のインドネシアに対する市民警察支援についても評価をいただいたこと、感謝を申し上げます。  その上で、日本は、四半世紀を超える歴史を誇りますアフリカ開発会議、TICADでありますが、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三浦委員の御質問にお答えする前に、多分、伊藤議員、最後に締めの言葉、何かお話しになりたかったんじゃないかなと思っておりますけど、私の発言が長かったために、せっかく、何というか、心の中にこの言葉で決めてやろうという形でいたのがその機会を失ってしまったこと、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 元々、日中国交正常化、なかなか日中間でコミュニケーションが取れない中で、当時の公明党の竹入委員長を始め様々な活動をしていただいた、こういう対話があって初めてできたものだと思っております。そういう先輩たちの努力、こういったものを基礎にしまして、更に外相レベ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北朝鮮の弾道ミサイル、金属工学が御専門の三浦先生は私よりよく御存じかもしれませんが、能力は向上しておりまして、ミサイル発射に際してはこれまでも日米、日米韓で緊密に連携して対応してきております。また、北朝鮮に対して、そのたびごとに厳重に抗議を行ってきている...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 本当、国際社会での我が国のプレゼンス、おかげさまで高まっているのは間違いないと思っております。浅田委員、冒頭、商品力と、こういう話に例えてお話をされましたが、商品が売れるかどうかと、いい商品を作ることは極めて重要ですが、同時に、どの商品棚にそれが置かれる...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 基本的に、浅田委員のおっしゃること、私も同じ認識を持っております。特に、アフリカにしても東欧にしても、かつて距離的に遠いと、こういうところもあったわけでありますけれど、今、グローバル化の中で、単に物理的な距離というのは以前ほど問題ではなくなってきていると...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ラストワンマイル支援、具体的な内容について今政府参考人から答弁があったとおりなんですが、元々、ラストワンマイルというのは情報通信の世界なんかでよく使ってきたんですが、やっぱり特徴ある日本の支援、このワクチンにおいても行っていくという意味で、多分ほかの国で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ミャンマーは、内戦が起こるという前に、もう二月一日にクーデターが起こっているんですよ。深刻な状況が生まれているので、それに対してどう対応していくかということで様々な取組を行っているところであります。まず、その点を明確にしておきたいと思います。  その上...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 在留届出ベースで三千五百人ということを冒頭申し上げたと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 海外にいらっしゃる方にとって、様々な必要になる日本からの郵便であったりとか荷物が届かないと、大変な状況だと思います。  少しでも改善したいと思いますが、これ日本の状況だけではなくて世界各国で起こっている状況ということもあります。また、航空便につきまして...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) やはり最新の技術を使いまして、レーダーであったりとか熱感知で位置情報というのは把握できるわけでありまして、日本の排他的経済水域で操業していると、そのことは写真を見たりレーダー等々の情報で把握できて、それをもって相手側に抗議をする、また問題提起をする、その...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の問題について、様々な意見あると思いますし、国際社会全体でいいますと、これは選択的夫婦別姓認めている国が大半であると、このように認識をいたしております。  同時に、これから少子化社会を迎えるという中で、もちろん、結婚される年代、八十歳で初めて結婚...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど、私の基本的な考え方についてはかなり踏み込んで前向きにお答えをさせていただいたと思います。  細かい文章よりどう結果を出すかと、これが重要で、国際社会はそういったものを見ていると思っています。
○国務大臣(茂木敏充君) どの国が大きい、どの国が小さいと言うつもりはありませんけれど、筒井康隆の小説に出ているようなことが実際の安全保障でどう機能するかというと、それはやっぱり違っているんじゃないかなと思います。  全ての核兵器国と言いますけど、大体、何というか、どういう国を...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○茂木国務大臣 ダーウィンの「種の起源」でありますが、そこで述べている生存競争、これは、例えばライオンとシマウマはどちらが強いか、こういう個体同士の弱肉強食の世界ではなくて、まさに、種(たね)である種(しゅ)、スピーシーズの環境への適応力、この話であると思っております。  この...全文を見る
○茂木国務大臣 詳細については、この後参考人の方からも答弁させていただきたいと思うんですが、先ほどの薗浦委員の御質問もそうでありましたけれども、日本とASEANの向き合い方、恐らく欧米諸国またアジアの大国とは違って、ASEANの持っている多様性であったりとか、それぞれの国の歴史、...全文を見る
○茂木国務大臣 一つ一つのマスコミ等の論調についてコメントするつもりはありませんが、交渉の現場にいて感じることと、その結果を見てコメントするというのはやはり違っていると思っています。  マルチの交渉をまとめるというのは結構大変なんですよ、これは。原則としては、エブリワン ウィル...全文を見る
○茂木国務大臣 米国は、世界の中でも、グローバル化であったりとか、また技術革新が最も進んでいる国でありまして、私、日米の貿易交渉も担当させてもらいましたが、その際にも、米国がTPPに参加することが米国の経済や雇用にとってもプラスに働くんだ、このことは何度も説明をしてきたところであ...全文を見る
○茂木国務大臣 TPP11、これはアメリカがTPPからの離脱を表明をするという中、一時、TPPそのものが漂流をしてしまうのではないか、こう言われた時期もありましたが、まさに日本が中心になってしっかりまとめていこうということで、市場アクセス面もそうでありますが、電子商取引、そして知...全文を見る
○茂木国務大臣 全く岡田委員のお考えと一緒であります。
○茂木国務大臣 私も、RCEP、どうにか十六か国で合意をしたいと考えておりました。  岡田委員御指摘のように、インドの側から見ると、今ある貿易赤字が更に拡大してしまうのではないか、それと、インドの場合、中小といいますよりも更に小さな零細企業、これが大きくて、これが特に地方におい...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国として、ミャンマーにおけるクーデターの正当性、認めることはありません。  その上で、若干正確に表現をさせていただきますと、ミャンマーに対して、我が国は、事案発生以来、暴力の即時停止、そして拘束者の解放、さらに民主的な政治体制の早期回復を強く求めてきているわ...全文を見る
○茂木国務大臣 恐らく、岡田委員と私の間で、コインの表側のことを言っているか裏側のことを言っているかということのように私には聞こえるんですけれども、ミャンマーにおいて、民主的な政治体制の回復、これを図っていくのは極めて重要だと思っております。そういった中で各国の手続が進むことが望...全文を見る
○茂木国務大臣 ミャンマーに対して、今、現在進行形で様々な働きかけも行っております。そこの中で、今起こっているこの悲惨な事態、これを一日も早く鎮静化させなければいけない。また、多くの関係者が拘束をされております。なかなか、この拘束が解放されないと、民主的な体制に本当に戻っていく、...全文を見る
○茂木国務大臣 クーデターの正当性、これは認められないと明確に申し上げているところであります。  そこの中で、今後、ミャンマーで様々なことが進んでいくと思います。それは、我々が、国際社会が望ましい方向にミャンマーを向けていかなければならない。今後起こり得る様々なことについて、い...全文を見る
○茂木国務大臣 RCEP協定については、先ほど来御答弁申し上げているように、ASEANの中の開発途上国も含みます、様々な発展段階の異なる十五か国で合意をした協定であります。  当然、この早期履行、そして、できればこの協定のルール面等のレベルアップ、こういったものも図っていきたい...全文を見る
○茂木国務大臣 基本的な考えについては岡田委員と考えを共有したいと思いますが、同時に、ISDSについては、相当痛い思いをしている国というのがあるわけでありまして、かなり、アレルギーといいますか、これに対する拒否反応が現実にあるというのも事実だ、そんなふうに思っておりまして、このI...全文を見る
○茂木国務大臣 通告は受けておりませんけれども、せっかくの御質問でありますので、お答えをさせていただきたいと思います。  ALPS処理水、この処分については、私も、経済産業大臣の時代から、あそこでタンクが増え続ける状況、こうなると、廃炉の作業であったり、様々な形で、廃炉、そして...全文を見る
○茂木国務大臣 通告があったかどうかは分かりませんが、やはり正式にお出しする協定につきましては、正文は英文ですから、それに忠実な形がより誠実な法案としての名称であると私は思っております。
○茂木国務大臣 今、緑川委員の御質問に一つ一つお答えすると、六つ質問されているんですけれども、その全部にお答えすると結構長い時間になるんですが、どうしましょうか。(緑川委員「後段で」と呼ぶ)後段で結構ですか。  まず、中国との関係でありますけれども、各国が、中国は巨大な市場であ...全文を見る
○茂木国務大臣 累積規定は経済規模の大きさだけによって決まるものではない、このように理解いたしております。
○茂木国務大臣 私は、与野党の皆さんを含め、様々ないい御指摘もいただいております。  そういったことを委員会が終わってからも振り返りながら、かみしめて、ああこういう思いで御質問されたんだな、こういったことも一つ一つ勉強させていただいているつもりであります。  その上で申し上げ...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の日米首脳会談、海外首脳として初めてバイデン大統領が対面で行う首脳会談ということで、極めて有意義な会談であると考えております。  アメリカ時間で十六日ということになると思いますが、会談におきましては、日本の外交そして安全保障の基軸であります日米同盟の強固なき...全文を見る
○茂木国務大臣 青山議員御指摘のように、二〇〇二年十月に外務省がFTA戦略を策定した際、私は外務副大臣でありました。  当時の経済局長が、後に次官そして駐米大使を経験をする佐々江経済局長であったと思いますけれども、一つ一つばらばらに協定を作っていくんじゃなくて、十年とか二十年の...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、WTO改革は喫緊の課題だと思っておりまして、新たに事務局長に就任をしましたンゴジ・オコンジョ事務局長、さらには関係国の通商関係、外交の責任者ともいろいろな話をしておりますが、これは、我が国もそうでありますが、多くの国が幾つかの重要な課題があ...全文を見る
○茂木国務大臣 これはTPP11もそうでありますが、RCEP協定も、いずれも極めて膨大な分量であり、かつ内容が多岐にわたり、それぞれの協定によりまして、確かに両方に入っている国、例えばTPPのうち七か国がこのRCEPに参加をする、ただ半分以下でありますけれども、そういう参加国の構...全文を見る
○茂木国務大臣 それだけ国による発展度合い等々、また国内の制度が違っていたということもあり、交渉に若干の時間を要したというところはあると思うんですけれども、いずれにしても、物品であったりサービスだけではなくて、様々な今後必要とされるルール面でも、RCEPにおいて、TPP等も踏まえ...全文を見る
○茂木国務大臣 これは、十五か国が参加しましても、お互いに関税率を下げたりということでありまして、当然にお互いにメリットをもたらす、こういうものだと思っております。そして同時に、マルチの協定、今日の午前中の審議でも答弁をさせていただいたんですけれども、やはり、それぞれの国が同じよ...全文を見る
○茂木国務大臣 長期的に見て、これは単に物品貿易の問題にとどまらないことでありまして、一つ一つの、政府が出したものでない試算についてコメントをすることは控えたいと思いますけれども。  何か、クラシックなデビッド・リカードの比較生産費説みたいなものとは違うんだと思うんです、今のグ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、TPP11、これは国だけではなくて、独立の関税地域、これも加入資格があるということになっておりまして、その意味では、台湾が加入することも可能なわけであります。  そして、先ほど四方局長の方からも答弁させていただいたように、台湾は、このTPP11、もう合意の...全文を見る
○茂木国務大臣 パイナップルですね。食べたことはあると思います。
○茂木国務大臣 前回、委員からの御質問をいただいたときに、企業がその価値であったりとか競争力を高める上で求められるもの、今、ESG投資であったり様々ありますけれども、恐らく環境への配慮、これについてはやはり非常に重要であり、また、多くの企業がそのことをより強く意識している状況に私...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、その前に一言だけ。  先ほどのデータの流通に関してでありますが、データフリーフロー、我々は、ウィズトラスト、基本的に信頼性を持ってということでありまして、先ほど岡田委員とも議論をさせていただいたんですけれども、こういうルールの中に巻き込んできちんとルールを...全文を見る
04月15日第204回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(茂木敏充君) 源馬議員より、脱炭素化に向けた国際社会のルール作りにおける日本のリーダーシップについてお尋ねがありました。  気候変動問題への対応は国際社会の喫緊の課題であり、日本は、二〇五〇年までのカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しています。...全文を見る
04月15日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今、遠藤参事官の方から申し上げた我が国の立場、そしてまた領有権の問題は存在しないと、こういう考え方とは違う主張ということです。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど来の浅田委員の御議論聞いていますと、公船等によります侵害行為とそれから個々の人の不法入国と、この両方の問題あるんですけれど、それに対してそれぞれどう対処するかという形でありまして、人のそういった侵害行為というか不法な入国については出入国管理法等々で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国としては、国際社会における普遍的な価値であります、上田委員の方からも御指摘のあった、自由、そして基本的人権の尊重、さらには法の支配、これが国際社会全体、中国においても保障されることが重要であると考えておりまして、こうした我が国の立場については、先週...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 台湾をめぐる問題について重要なことは、日米の認識が一致していると、こういうことなんだと思います。これが重要なメッセージにもなると考えておりまして、先日の2プラス2におきましても日米で台湾海峡の平和と安定の重要性について一致をしたと、そのことを明確に国際的...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、明確にしたいと思いますのは、ミャンマーにおけるクーデターを日本として正当化することはありません。  その上で、日本のこれまでの経済協力、これはミャンマーの国民の生活向上や経済発展に貢献して、また人道的なニーズにも対応することを目的に実施をしており...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、こういったプロジェクトを組成をしましたときに、クーデターが起こるということを前提にして行っているとは思っておりません。そして、我が国として、ミャンマーとそれから主契約者、これの契約については確認をしておりますけれど、基本的には、ODAの事業等々、そ...全文を見る
04月16日第204回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(茂木敏充君) 国連人権理事会の特別報告者等からの書簡についてお尋ねがありました。  我が国としては、国際人権諸条約の締結国として、条約が定める義務を誠実に履行しており、我が国の制度がそれに違反しているとは考えておりません。今国会に提出された入管法の改正案は、現行法の...全文を見る
04月19日第204回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○茂木国務大臣 まず、日米防衛同盟について、宮本委員から、属国同盟ではないかと、どこか違う国が言っているような御批判をいただいておりますけれども、決してそんなことはないと思っております。  今回の日米首脳会談、バイデン政権が発足して最初に行われた外国首脳との会談ということであり...全文を見る
○茂木国務大臣 合同委員会合意において、まず、一九九九年、低空飛行訓練についてこう書いてありまして、「日本において実施される軍事訓練は、日米安全保障条約の目的を支えることに役立つものである。」「戦闘即応態勢を維持するために必要とされる技能の一つが低空飛行訓練であり、これは日本で活...全文を見る
○茂木国務大臣 外交、さらに安全保障に関しまして、日本と米側は様々な詳細にわたりますやり取りを行っております。  ただ、そのやり取りの内容につきましては、まさに日本の外交、安全保障そのものに関わる問題でありますから、答弁の方は控えさせていただきますが、日本と米側の考え、こういっ...全文を見る
○茂木国務大臣 個別の報道について一つ一つお答えすることは差し控えますが、米側とは様々なやり取りを行っておりまして、米側からは、飛行に当たっての安全確保は最優先でありまして、従来から米軍の飛行はICAOのルールや日本の航空法と整合的な米軍の規則に従って行われていると説明を受けてお...全文を見る
○茂木国務大臣 今申し上げたことについて日米間にそごはないと考えております。
04月20日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今回の日米共同声明、全体のボリュームでいいますと日本語の方は六ページにわたるものでありますが、そこの中の最初のページの下から五行目から三ページ目の三分の二ぐらいが御指摘の自由で開かれたインド太平洋と、この項目でありますが、自由で開かれたインド太平洋、これ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) もう小西委員も読んでいただいているのでよくお分かりだと思いますけれど、ここに書いてあります台湾問題をめぐる日米の考え方、そして台湾海峡の在り方ということに触れているわけでありますが、台湾をめぐる問題について、我が国として、台湾をめぐる問題が当事者間の直接...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 共同声明につきましては、書かれていることがその内容だと、そのように思って、共同声明につきましては、書かれていることそのものがこの内容だと考えております。  もちろん、この共同声明を作成するに当たりまして、さらには、日米首脳会談、二時間半にわたっておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々なやり取りを行っております。また、今の台湾海峡をめぐる認識、軍事バランスの変化等々も含めて、現状認識というのを確認をしていることは確かでありますが、我が国の従来からの立場、我が国の従来からの立場、考え方というのは変わっておりません。
○国務大臣(茂木敏充君) 従来からの立場というのは、小西委員が二つおっしゃった中の前者であると考えております。その立場は変わっていないという中で、様々なやり取りはありますけれど、そこで何らかの、具体的に日米間でこうしようということを決めたということではございません。
○国務大臣(茂木敏充君) 竹内元次官、大変立派な次官であったと思っております。たしか昭和四十三年の入省で、谷内さん、田中さんより一年年次が上だったんじゃないかなと理解をいたしておりますが、この文章を読む限り、ルビコン川を渡ったと、この認識は間違っています。ルビコン川を渡るというの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 必ずしもそういった認識を持っておりませんけれど、今、これは東シナ海、南シナ海含めて、力による現状変更の試み、これがなされているのは残念ながら中国側ということでありまして、何らかの変化を求めているとしたら中国側であると。我々はそれに対して、民主主義であった...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ごめんなさい、問いの何番がどれだか分からないんですけど、質問いただいたことにお答えすればよろしいんじゃないかなと思いますけれど。  恐らく、先ほど来、小西委員の御質問伺っておりまして、事態のエスカレーション、この台湾海峡をめぐってこういったことが起こっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、弁護士云々の話がありましたが、邦人ジャーナリストについては早期解放を求めると、これが基本であると思っておりまして、それに向けた働きかけ、これを行っているところであります。  それから、在留邦人の帰国につきましては、既に三月三日に一度、また四月、失...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、こういうミャンマーの状況、深刻化していると、そういった中でミャンマーには在留の邦人の方々もいらっしゃる。そういう方々との様々な連絡を取ったり、情勢について情報を収集すると、様々な作業があるわけでありまして、そういった仕事に、丸山大使始め館員の皆さん、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 一昨日の夜、ヤンゴンに在住の四十代の邦人ジャーナリストがヤンゴン市内の自宅で拘束及び逮捕されまして、ヤンゴン市内、市内の北西部にあるんですが、このインセイン刑務所に拘束されておりまして、ミャンマー側には当該邦人の早期解放を求めているところであります。 ...全文を見る
04月21日第204回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○茂木国務大臣 基本的にはそのような理解で結構だと思います。  厳密に申し上げますと、岡田委員、幾つか御指摘をいただきました、自由であったりとか民主主義、そして人権、更に並べていきますと、価値と原則でいうと、これはかなり近いんですけれども、若干、バリュー、価値の部分と原則、プリ...全文を見る
○茂木国務大臣 様々な会議において、また様々な場面において強調する部分というのは、若干オーディエンスの関係もありますけれども、この自由で開かれたインド太平洋、ここで普遍的な価値、また共通の原則と我々が考えているものが特に変遷してきた、そのようには思っておりません。  例えば、二...全文を見る
○茂木国務大臣 かなりの部分で岡田委員と考え方を共有すると思っておりまして、民主主義といっても、絶対にこうでなければならない、そういう形というよりも、ある程度の幅というか許容力というものが私は必要だと思っております。  特に、この考え方、日本、米国だけではなくて、クアッド、さら...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、基本的に岡田委員と私の認識はそんなに変わっていないと思っております。  特に、インド太平洋の中でも、その中心になりますASEAN、菅総理が昨年、最初の訪問先としてベトナムを選んだ。この中の一つの理由としては、昨年、ベトナムはASEANの議...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の日米首脳会談におきましては、地域情勢、これについても、様々、率直な意見交換が行われたわけでありますが、中国について、ルールに基づく国際秩序に合致しない中国の行動に対して、懸念というのを日米で共有したわけであります。  今後、やはり新しい国際秩序をつくってい...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン政権、まだスタートして数か月でありますが、恐らく、トランプ政権と比べた場合に、トランプ政権は、やはりアメリカの利益、こういったものを第一にしながら、一対一で中国と対峙をするという考え方だったのに対して、バイデン政権、岡田委員も今ケリー特使の話をされましたけ...全文を見る
○茂木国務大臣 共同声明の策定過程については、まさに外交上のやり取りでありますのでコメントは控えたいと思いますが、その上で、我が国としては、従来から、台湾をめぐる問題、これが当事者間の直接の対話によって平和的に解決されることを期待する、こういう方針は一貫しておりまして、三月十六日...全文を見る
○茂木国務大臣 十分理解し、尊重する、その上でポツダム宣言の第八項に基づく立場を堅持する、これは全く変わっておりません。
○茂木国務大臣 ここの部分は、まず、こういった形で日本そして日米の立場というものを明確にさせていただいた、平和と安定の重要性、また、この問題の平和的解決を促す、こういう重要性についてメッセージを発した形であります。  このことを我々は望んでいる、その上で、そうならない場合の想定...全文を見る
○茂木国務大臣 報道の一つ一つについてコメントすることは今までも控えてまいりましたが、日米両国間で日頃から、日米安保、防衛協力について、様々な事項について、緊密かつ幅広く意見交換を行っているところであります。  先日の岡田委員との議論の中でも、この核の先制使用、この宣言について...全文を見る
○茂木国務大臣 核の先制不使用であったりとか、唯一の目的、ある意味、その先にある崇高な、やはり核廃絶、こういったものも将来的な目標としながら、そこに至るプロセスとしてそういった発言というのは私はあるのだと思っておりますけれども、では、実際にその状況に持っていけるかということを考え...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほども申し上げたように、私は報道を肯定しているわけではありません。そういった意味で、日米間におきましては、この核抑止力も含め様々な議論をしているということでありますし、核のない世界をつくっていく、これは、唯一の戦争被爆国として日本が大きな責任を持っていると考えて...全文を見る
○茂木国務大臣 ありませんでした。
○茂木国務大臣 まず、報道も含めて、若干複雑な関係が、混乱している部分もありますので、整理して申し上げた方がいいんじゃないかなと思うんですけれども、まず一件目の判決に関して、今日報道もあったところでありますけれども、実際には三月二十九日に韓国のソウル中央地裁が、訴訟費用確保のため...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げたように、今回の判決が我が国の主権免除についての立場を踏まえたものであるならば適切なものと考えておりますが、あくまでこれは、一月、そして今回を含めた、また三月二十九日も含めた、司法といいますか裁判所の形でありまして、日本が求めていますのは、韓国が国家...全文を見る
○茂木国務大臣 事実関係について、今、政府参考人の方から答弁があったとおりでありますけれども、率直に言うと、やはり、もっと前からコミュニケーションを取っておいた方が私はいいなと思っております。きちんと説明して、理解してもらえることだったらそれでいい。  もし是正すべきことがあっ...全文を見る
○茂木国務大臣 私の記憶では、二〇一七年だと思うんですが、当時のあかま総務副大臣が台湾を訪れておりまして、地方関係のPRイベントにも出席をしております。  もちろん、日台間、非政府間の交流ということでありますが、そういったものも踏まえながら、今後どういった交流の促進を図っていけ...全文を見る
○茂木国務大臣 申し訳ありません。私、ずっと一日委員会におりまして、まだ外務省に戻っておりませんので、様々なことについて、先ほどまで参議院の方でずっと本会議があったりしていましたので、申し訳ないんですけれども、その確認は取れておりません。
○茂木国務大臣 後半の部分についてはかなり穀田議員と一致する部分はあるんですが、まず、日米同盟に対する見解というのは、かなり幅があるのかなと考えております。  日米同盟は、元々二国間の関係でありましたが、今や、地域そして世界の平和、安定、さらに繁栄の礎になっている、このように考...全文を見る
○茂木国務大臣 日米共同声明、私は英文で見ましたので、ちょっとページ数が違うところはあるかもしれないんですが、たしか二ページ目の最初の部分で、おっしゃったような、日米の抑止力、対処力を強化する、こういう言葉があって、中国の文脈の中で最初の部分に若干出てきますけれども、そこと台湾の...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほど申し上げたのは、確かに抑止力、対処力の強化ということは書いてありますけれども、それは台湾の文章について書いてあるのではない、その書いてあった位置について申し上げたので、決して何か議論を散らすために申し上げたのじゃない、趣旨としてはそういうことであります...全文を見る
○茂木国務大臣 十八日の夜に、委員御指摘のように、ヤンゴン在住の四十代の邦人ジャーナリストがヤンゴン市内の自宅において逮捕されまして、現在、ヤンゴン市内のインセイン刑務所に拘束をされている。ミャンマー当局によりますと、当該邦人にけが等はないということであります。また、この拘束の理...全文を見る
○茂木国務大臣 今、バイデン政権、北朝鮮政策のレビュー、多分もう最終フェーズに入るぐらいだと思っておりますけれども、三月の段階というのは、それが佳境を迎えつつある中で、北朝鮮として何らかの意味で挑発行動を取ったという側面は強いと考えております。  我が国として、日朝平壌宣言に従...全文を見る
○茂木国務大臣 この件につきましては、御党の山尾議員とも何度か議論をさせていただいたところでありますが、我が国は、集団殺害犯罪のように、国際社会全体の関心事であります最も重大な犯罪を犯した者が処罰をされずに済まされてはならないと考えております。そして、基本的人権の尊重、これは、国...全文を見る
○茂木国務大臣 佐藤委員がおっしゃるように、世界のどこかにコロナが残っていましたら、それが世界中にまた再拡大する、こういう懸念、危険性というのは残っているわけであります。特に、途上国におきましては、医療保健体制が脆弱なこともありまして、そういった潜在的な問題というのはあるんだろう...全文を見る
○茂木国務大臣 ミャンマーの情勢、二月一日にクーデターが発生しまして、二か月半以上がたつわけでありますが、状況は改善していない。では、一律に上がってきているかというと、一つの山であったのが三月二十七日、国軍の記念日というところであります。先週から今週の初めにかけては、ミャンマーは...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年の十月一日に私もユネスコの本部を訪問いたしまして、アズレー事務局長ともじっくり意見交換も行ってまいりましたし、現地では尾池大使も先頭になって頑張っておりまして、様々な働きかけの結果、こういう形になってきた、日本としても歓迎したいと思っております。  その上で...全文を見る
○茂木国務大臣 海外在留邦人の安全確保、これまでも外務省にとって最も重要な責務の一つでありますが、昨年のコロナの世界的な感染拡大、これによってその重要性は更に高まってきているな、こんなふうに考えているところでありますし、安全確保でも様々な側面がありまして、昨年は、世界各国に在住し...全文を見る
○茂木国務大臣 森領事局長は比較的はっきり言う方なんですけれども、なかなか、今、調整があるということで、私の答弁と総合的に聞いていただければと思いますけれども。  何のサイトもなしに、いきなり来て受けるということはないと思うんですね。やはりそのシステムはつくらなくちゃいけない、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、今、松島委員が在外公館に勤務する館員の置かれた状況について、大変関心を持って、また、どうにかできないか、こういう思いを持っていただいていることに感謝を申し上げたいと思います。  人によっては、外交官、海外で優雅な生活を送っているのではないかな、こういう印象...全文を見る
○茂木国務大臣 私も昨年、太平洋島嶼国、パプアニューギニアを訪問いたしましたが、なかなか入国制限が厳しい中で、ポートモレスビーの空港に着いて、車で五分のところにホテルがあるんですけれども、何しろそのホテルにいてくれと、そこに首相もそれから外務大臣も来るからということで、パプアニュ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほどの松島委員とのやり取りの中で、下町の話をしている中で、浅草と言うべきところを、私、上野と言ってしまいましたので、謹んで訂正をさせていただきたい、こんなふうに思っております。  中根委員、外務大臣政務官そして副大臣も経験をされ、特に東南アジアにおきまし...全文を見る
○茂木国務大臣 貿易大臣会合、G20等でやっておりますが、中根委員がおっしゃるとおり、G7でこれを開催するというのは初めてのことでありまして、議長を務めますのがトラス国際貿易大臣、私とは日英EPA交渉、カウンターパートに当たりまして、エリザベス、リズ、こういうふうに呼んでおります...全文を見る
○茂木国務大臣 日本とアメリカの間では、日米貿易協定と同時に日米デジタル貿易協定、これも同時に締結をしているところでありまして、デジタル分野での様々なルール作りについては意見の一致を見ているところであります。  どういった形でこの枠組みを広げていくか、バイデン政権も、中根委員が...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました二件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、日本国の自衛隊とインド軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とインド共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件は、令和二年九月九日に協定の署名が行われ...全文を見る
04月21日第204回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました地域的な包括的経済連携協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、平成二十四年十一月、東南アジア諸国連合の構成国十か国、オーストラリア、中国、インド、韓国及びニュージーランドとの間で...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 小西議員から、まず、政府の水際対策についてお尋ねがありました。  政府としては、これまで国民の健康と命を守り抜くことを最優先に、新型コロナの国内での蔓延を防ぐため、機動的な水際対策措置を講じてきました。  こうした水際対策に係る措置は、その実施のタイ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 東議員から、まず、FTAAP及び今後の自由貿易圏の拡大に向けた戦略についてお尋ねがありました。  FTAAPへの道のりであり、維新の、日本維新の会からも一貫して御支持をいただきましたTPPに続いてRCEPが合意に至ったことは、地域の経済秩序の形成におけ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大塚議員から、まず、協定が重複する場合に適用される関税率や規制についてお尋ねがありました。  RCEP協定の我が国以外の署名国のうち、中国及び韓国を除いた十二か国については、我が国とRCEP協定以外の二国間ないし多国間のEPAを締結済みであります。RC...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 紙議員から、まず、交渉経過の説明についてお尋ねがありました。  一般的に、外交交渉の経過に関する情報については、他国との信頼関係、他の外交交渉に与える影響等を考慮し、少なくとも一定の期間はこれを公表しないことが外交上の恒例となっております。  その上...全文を見る
04月22日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  地域的な包括的経済連携協定の日本語訳の一部について、編集、印刷時の改ページの処理の誤りにより、欠落及び重複がありました。このようなことが生じてしまったことは大変遺憾であり、再発防止の徹底を指示いたしました。  長峯委員長、理事...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました地域的な包括的経済連携協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十四年十一月、東南アジア諸国連合の構成国十か国、オーストラリア、中国、インド、韓国及びニュージーランドとの間で、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 戦後の日本外交を考えてみますと、五一年のサンフランシスコ講和条約以降は二国間の関係をどうしていくかと、日韓、さらには七二年の日中国交回復化ということで、どちらかといいますと、バイでのいろんな条約の締結と、こういったことが中心になってまいりまして、まず、外...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 人権侵害に対してどのような措置を講じるにしても、人権問題に関します国際社会の動向、さらには二国間の関係であったりとか我が国への様々な影響と、今政府参考人、経産省の方からの話にもありましたが、こういった影響も含めて、個別の状況に応じて、委員御指摘のように、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) RCEP、これまで日本が進めてまいりましたTPP11以来の自由貿易の推進、そしてまた共通ルールに基づく経済圏の確立、ゴールでありませんけれど、更に前進させる大きな一歩になっていると考えております。  RCEP協定、ASEAN十か国、日本、中国、韓国、豪...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 例えばTPPで申し上げますと、二〇一八年でしたか、十一月のあのダナン、相当もめた閣僚会合におきまして、恐らく、三日間相当な議論をして、若干途中で混乱もあったんですが、最終的には閣僚間で大筋合意と。まさに日本がベトナム、開催国と同時に共同議長を務めた中でこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、三浦委員の方から政冷経熱と、大きく言うとそういう部分もあるんですけど、例えば、今後、政治考えますと、今日も気候サミット予定をされているところでありまして、この国際的な課題についてはやはり各国の協調というのは必要になってくると思っております。特に、CO...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 突然の質問でありますけど、バイデン政権誕生しまして、三浦委員御指摘のように、今までトランプ政権、様々な、通商、経済の問題についても、米国の利益と、こういったものに基づいてバイで物事を解決していくと、こういう立場から、バイデン政権になりまして、やはり考え方...全文を見る
04月23日第204回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○茂木国務大臣 尾身委員おっしゃるように、日印両国、これは、普遍的価値さらには戦略的利益を共有しますアジアの主要国家、また民主主義国家でもありまして、御指摘の自由で開かれたインド太平洋を実現する上でも、安全保障、防衛協力を含め、様々な協力をこれまでも推進しているところであります。...全文を見る
○茂木国務大臣 日本にとってインドは、古くは仏教伝来のルーツの地域でもあります。そして、二〇一四年、安倍首相のインド訪問時に、日印の戦略的グローバルパートナーシップ強化に向けて合意をし、その後、モディ首相の訪日であったり、毎年のように相互のトップの往来というのが続いてきているわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 菅総理、日本時間でいいますと昨晩九時から始まりました気候サミットに参加をいたしまして、二〇三〇年度におきまして、委員御指摘のように、温室効果ガスを二〇一三年度から四六%削減することを目指すと。これは従来の目標からいいますと七割積み増し、こういったことになるんですが...全文を見る
○茂木国務大臣 このアンダマン・ニコバル諸島、ここにおけます支援、これは、委員御指摘のように、マラッカ海峡を抜けてインド洋に出ていく、こういう戦略的要衝にありまして、インドも非常に重視をしている場所であります。  ここに対しまして、インド政府からの要請を受けて、無償資金協力によ...全文を見る
○茂木国務大臣 第二次世界大戦中に沖縄から長崎に向かった学童疎開船対馬丸が米潜水艦に撃沈をされまして、多くの学童を含みます千五百人余りが犠牲となった対馬丸事件、本年、発生から七十七年を迎えるわけであります。御遺族のお気持ちを思いますと言葉もありません。多くの貴い命が失われました。...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、青山委員のおじい様、シベリアの抑留生活を送られたと。山崎豊子さんの「不毛地帯」を見ても、相当大変な生活をされたんじゃないかな、こんなふうに思います。  樺太からの引揚げの皆さんも大変な思いをされる中で、そういった引揚者、そしてまたその子孫の方々の相互扶助事...全文を見る
○茂木国務大臣 四月の四日の朝に、タイに駐在しております梨田大使、コロナの陽性が確認をされました。  当時、タイの感染状況は比較的落ち着いておりまして、大使が参加した会食は現地のルール上問題なかったと承知しておりますが、一方で、感染防止対策が十分でなかったこと、これは遺憾に思っ...全文を見る
○茂木国務大臣 日印の2プラス2につきましては、第一回の会合、おととし、二〇一九年の十一月にデリーで開催いたしまして、私も参加をいたしましたが、その際に、二回目、次回の会合を東京で開催することで一致をしておりました。  この第二回の会合日程につきましては、これまでもインド側と調...全文を見る
○茂木国務大臣 インドは、独立の経緯、そしてガンジーの時代以来、非同盟、こういったことで、様々な問題についてもインド独自の立場を取って、物事を一つに決めない、こういったことで様々な外交を進めてきたのは事実でありますが、やはり二〇一〇年代になってかなり状況も変わってきていると思って...全文を見る
○茂木国務大臣 当然、いろいろな外交関係というのは幾つかの側面というのを持っているんだと思います。  御指摘のインドと中国にしましても、世界第一位、第二位の人口を擁するアジアの大国でありまして、インドにとって中国は最大の貿易相手国であります。また、首脳レベルを含みます要人の往来...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、ちょっと日米から入りたいと思うんですけれども、今回の日米の首脳共同声明、それから共同記者会見の中でも、サイバー及び宇宙を含む全ての領域を横断する防衛協力を深化させること、また、両国間のサイバーセキュリティー及び情報保全強化並びに両国の技術的優位を守ることの重...全文を見る
○茂木国務大臣 今の英語のニュアンスを聞いたら、ほとんど変わらないなと、私の語学の理解力ではそのように感じましたが、いずれにしても、今の日米同盟というのは、アメリカから何かを要求されて日本がそれに応えるというよりも、日本は日本として主体的にどういうことをやっていくか、それによって...全文を見る
○茂木国務大臣 私は、安全保障、防衛を含む様々な分野で協力を推進している、このように申し上げているかと思いますが、今般の日印ACSAの締結によりまして、自衛隊とインド軍隊との間で物品役務の相互提供が円滑かつ迅速になる。  また、我が国は、日米、日豪印を含みます関係国との間でAC...全文を見る
○茂木国務大臣 インドとの間で、準同盟国ということではありませんが、日印両国は、普遍的な価値そして戦略的利益を共有するアジアの二大民主主義国でありまして、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、安全保障、防衛協力含め様々な分野で協力を進めております。  また、ACSA自体は、...全文を見る
○茂木国務大臣 気候の問題にしても、生物多様性についても、さらには債務についても、サステーナビリティー、これは極めて重要だと思っております。  債務の持続可能性がない、それによって本来その国が求めていない結果になっていく、こういうことがあってはならないと考えております。
○茂木国務大臣 河野大臣と私の答弁の仕方は若干違うと思います。エレガントに答弁させていただいたと思っております。
○茂木国務大臣 質の高いインフラの整備、これは、自由で開かれたインド太平洋の様々な協力の中でも極めて重要だと思っております。  そして、特定の案件について、どれが債務のわなに当たるか、これについては議論はあると思いますが、債務のわな、こういったものについては、冒頭私が申し上げた...全文を見る
○茂木国務大臣 この議論というのは二つの側面があると思うんですけれども、今、一つが、植野経済協力局長の方からあったように、その借りている国が自主的な再建ができないとか、その国にとっての問題と同時に、地域の平和や安定にとってその場所というのがどれだけ重要であるか。  例えば大航海...全文を見る
○茂木国務大臣 目的といいますか、最終的にそうあるべきだといいますか、そういうことは非常にいいことだと思っております。  その上で、やはり、そういった発信をしていくためには、日本の企業が、やはり人権に対する意識、今、気候変動については相当意識が変わってきていると思うんですけれど...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、企業の、人権について、私、意識が低いというよりも、ガバナンスとの関係でそういったものが組み込まれていない、こういう現状について申し上げたので、日本企業は全く人権意識がないというつもりではありませんので、是非そのように御理解いただければと思っております。  ...全文を見る
○茂木国務大臣 山尾委員とはこの議論を何回もさせていただいておりまして、時々説得されそうになって、どうにか踏ん張るところがあるわけでありますけれども。  一つ申し上げているのは、先日の井上議員との議論の中でも、やはりどれだけ国民の間でこういう意識というものが共有されるかというこ...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました四件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、所得に対する租税に関する二重課税の除去並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とセルビア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件は、令和二年七月二十一日に条約の署名が行われ...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(茂木敏充君) 先週の土曜日、二十四日に、ジャカルタにおきましてASEANリーダーズ・ミーティング開催をされました。そこの中で五項目、暴力の停止、全ての当事者による建設的な対話の開始、ASEAN特使による対話プロセスの仲介、ASEANによる人道支援の提供、ASEAN特使...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ミニステリアル・ミーティングだったらば閣僚会議だと思います。恐らく首脳会議だったらサミットとか、そういう形になると思います。  リーダーズ・ミーティングはどういう意味なのかと、これはまさにASEANが主催してASEANがこういう名前を付けたということで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いろんな会議を見ますと、名前いろいろ付け方がありますよ。それは必ずしも、サミットと言うと、サミットと言うとよく使うのはG7とG20、これはサミットを使いますけど、それ以外の何らかの会議についてはリーダーズ・ミーティングであったりとか様々な言い方をしている...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) いや、私、すぐにやるとお答えしたことないと思いますけど、すぐにやると私が言ったと言うんでしたら、どこでどう言ったのかちょっと御指摘いただいたら。お願いします。
○国務大臣(茂木敏充君) すぐにやるというのとタイミングの問題というのは全く違うニュアンスだと私は思います。  あとはタイミングの問題、それは、タイミングというのは日米間でいろいろやり取りをしながら適切なタイミングでやるということでありまして、それをすぐにと言うのは私の発言とは...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 白委員の解釈は分かりましたけれど、私の解釈と違うということもお分かりいただけたんじゃないかなと、そのように思います。  その上で、先日行われました日米首脳会談、大変幅広い分野にわたりまして議論を行いました。日米同盟の強化と、今やこれは二国間の関係ではな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) エコノミー、一般的には経済地域若しくは地域ということでありまして、TPPでいいますと独立した関税の地域と、これが一般的にエコノミーと言われていると思います。
○国務大臣(茂木敏充君) TPPの文脈におきましては、台湾もこのエコノミーに入ると考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国として、TPP11以来、様々な経済連携協定、保護主義そして内向き志向が強まる中で、自由主義の旗手としてそういった自由貿易体制の構築、強化に主導的な役割を果たしてきました。  中でも、TPP11、難航の中でも、こういった、日EU・EPAであったりと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若干委員の質問と重なる部分もあるんですけれども、TPP、これはハイスタンダードでバランスの取れた二十一世紀型の通商ルールを世界に広めていくと、こういう大きな意義を有しております。したがって、こういうハイスタンダードのものを広げていくからには、TPPの高い...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これは、あくまでASEANが主催をしました会議でありまして、名前はリーダーズ・ミーティングという形になっております。首脳が出ている国もあります。首脳に代わって、タイであったりとかフィリピン、これは副首脳、まあ外務大臣が出ている国もあります。ミャンマーにお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国として、ミャンマーにおけるクーデターの正当性、認めることはありません。我が国としては、ミャンマーにおいて民主的な政治体制が早期に回復されることが重要であるというのが基本的な立場でありまして、恐らく小西委員もミャンマーの今の体制がそのまま続くことが良...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先週土曜日のリーダーズ・ミーティングにおいては五つのコンセンサス、これが発表されたこと、事態の改善に向けた一歩として歓迎をしておりますし、また、ASEANの事態打開に向けた努力、高く評価しているところであります。特に、ミャンマーにおいて暴力が即時に停止さ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回の議長声明では、対話の重要性、二か所において強調されているわけでありますけど、対話を進めるといっても、同じ側にいる人たちがやったのでは対話にならないんですね。やはり、何というか、立場の違う人、国内でも、そういった人たちが話し合うことによって、どこに違...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) バーグナー特使、ASEANリーダーズ・ミーティングに合わせてジャカルタを訪問しまして、現地で政府関係者等と意見交換を行ったと承知をいたしております。その後もASEAN諸国を訪問する予定であると、このようにも聞いておりますが、我が国として、事態打開に向けた...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 最近といいますか、これまで岸大臣若しくは防衛省から外務省に対して、バスに乗り遅れるなと、このようなお話をいただいたことはございません。  また、先日の日米首脳会談におきましては、これは安全保障も含みます様々な分野について議論したわけでありますから、事前...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘の考え方、元々は英国の経済学者のデービッド・リカードが、ちょうど英国、当時産業革命が進む中で、一八一七年だったと思いますが、「経済学及び課税の原理」、これを発行いたしまして、そこの中で、比較生産費説、いわゆる委員がおっしゃる比較優位理論を展開す...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 比較優位を生かした経済活動を支えるのは自由貿易体制でありまして、我々、小学校の頃、日本というのは天然資源に乏しいと、ですからそういった天然資源を海外から輸入して、それを製品にして海外に輸出する加工貿易立国であると、こういったことを小学校だったか中学校の教...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、白物の家電、今、一時期まで大変日本厳しくなってきたんですけど、このワクチン、これに必要な冷凍設備を作るということで、今フル稼働です。全く状況が違っていると、こういうことはありますが。  いずれにしても、日本の輸出のリーディングインダストリーと、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そういう時期もあったと思いますし、残念ながらそうでない時期もあると。どちらかといいますと、残念ながら後者が増えつつあるんではないかなと、そういう思いも持っております。  武田薬品、かつて一九八〇年代は世界の中でも指折りの製薬会社でありました。それが今は...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、そのFTAAPと、これがよく使われたのは十年ぐらい前だったんじゃないかなと。まだTPPができてこない、これからTPPに入る、交渉に入る前後ぐらいで、最終的な目標としてFTAAPというものを掲げていたと。  そこの中で、TPPができ上がり、今回、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、今回のRCEPの参加国十五か国の中には後発開発途上国も含まれていると。しかし、そこの中で、物品、サービスだけではなくて、投資においても、また知的財産等々においても新しいルール、規定できたということは大きいことだと思っております。  このRCEP...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げたのは、これはドベネックのおけという理論でありまして、これ元々、植物の最小生産費説をもっと分かりやすく言うためにおけに例えてこれをつくったもので、げたを履かせるというのとは若干違っておると思います。  その上で、このRCEPについては、各...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) イギリスの場合、昨年の四月から、ジョンソン首相の下で新たなチーム、チームのトップは元々かなりファンドでも優秀な成果を上げた女性を中心にしまして、もう昨年の四月の段階から、どういった形でワクチンを開発する、そして調達をする、最終的にはそこの中で接種を進める...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 輸入です。
○国務大臣(茂木敏充君) 厳密に言えばいろいろありますけれど、ざっくり言えばそういうことです。
○国務大臣(茂木敏充君) 複数のものが適用可能でありますから、当然そこの中で複数のものの中から選べるということです。
○国務大臣(茂木敏充君) 分かりませんけど、一般的にそういうことは余り起こらないと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 関税払うのは輸入業者だというのはお分かりいただけますね、そこは、国じゃなくて。輸入業者と輸出業者の間では、一般的には売ってから契約結ぶということないわけですね。基本的には、契約を結んで、それで輸出というものが成立をして、輸入をし、輸入業者が支払をする。そ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) RCEP協定の電子商取引章では、第三条においてその適用範囲を定めており、その中で政府調達や締約国による若しくは締約国のために保有され、若しくは処理される情報又は当該情報に関連する措置については電子商取引章の規定が適用されないことを定めております。  こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今答弁申し上げたとおりです。
○国務大臣(茂木敏充君) そのようには考えておりません。  更に申し上げますと、このRCEPにおきましては、後発途上国も含めて、こういった電子商取引であったりとか知財に関して余りなじみがない、初めて協定を作るという中でこういったものを盛り込んだと、この意義は非常に大きいと思って...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど、浅田委員との議論の中で使わせていただいたドベネックのおけ、元々は、これはリービッヒの最小律と。こういう、植物の生育にはリンであったりとかカリウムを含めて十六の要素というのが必要です。そして、植物がどこまで育つかというのは、この必要な要素の中で一番...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の答弁は、一般に、その領域内にある者は属地的にその国の法令が適用されますが、駐留外国軍隊には、その滞在目的の範囲内で行う公務について、受入れ国の法令の執行や裁判権等から免除されることを述べたものであります。この点について自分の答弁は明確であります。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 言葉のとおりです。(発言する者あり)
○国務大臣(茂木敏充君) RCEP協定に当たっては、御指摘のとおり、参加する十五か国の経済発展状況は大きく異なる中で、各国内において複雑かつ困難な市場アクセス交渉を行ったところであります。また、ルールの分野でも一部の参加国にとってはなじみの薄い知的財産であったりとか、電子商取引な...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な投資関連の協定、ISDSも含めてでありますけれど、投資家の保護とそれから国家の規制権限、このバランスをどうするかということなんだと思います、基本的な議論は。  私も様々な通商協定に関わってきましたが、確かに、委員おっしゃるように、強く反対される国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、こういった経済連携協定、確かに短期的、また個別の品目で見てみますと、全部がプラスという形にはいかない部分もありますが、長期的にその国の経済であったりとか雇用に対してプラスの影響を与えると、そういう観点があるから各国合意をして署名に至っていると、この...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 本会議でも質問していただきましたが、改めて丁寧に質問していただいたことに感謝を申し上げたい、そんなふうに思います。  世界で保護主義や内向き志向が強まる中で、日本は、TPP以来、日EU・EPA、日米貿易協定、日英EPA、RCEPなど、自由貿易の旗振り役...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、日中の経済関係について御指摘いただいたところでありますけど、これは当然貿易額の寡多だけでは決まってこない。例えば、中国で主要な製品作るためには、日本の工作機械であったりとか設備がないとそれが作れない、こういう状況もあるわけでありまして、単に額だけで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まさに三月の十六日に、私、岸大臣、ブリンケン長官、そしてオースティン長官との間で2プラス2を行いまして、台湾海峡の平和と安定の重要性、これを強調し、さらには、四月の十六日の日米首脳会談におきましては、この問題について両岸問題の平和的解決を促す、これらは表...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほども答弁申し上げましたが、様々な問題について中国が大国としての責任を果たすように外交ルートを通じて申入れというのを行っているところであります。  お隣の国であります中国との間には様々な懸案と、これは存在しておりますけれど、首脳レベル、外相レベル含め...全文を見る
04月28日第204回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○茂木国務大臣 明日から大型連休に入りますので、その期間を利用して、私も、ポーランドを含め、ヨーロッパの訪問の予定でありまして、一帯一路に対して実際にそれぞれの国がどのように感じているのか、このこともしっかり議論してきたい、こんなふうに思っているところであります。  海外におけ...全文を見る
○茂木国務大臣 所管外でもあります、また、この問題については国会での議論も必要だと思いますけれども、ますますこれから、小熊委員おっしゃるように人的な交流も増えてきます。そして、グローバルスタンダードというのはある程度明確なのではないかな、この問題については。個人的にはそのように考...全文を見る
○茂木国務大臣 心ない書き込みはあってはならないと思っております。  その上で、私としては、一報道官というより中国に対して厳重に抗議する、このように申し上げました。
○茂木国務大臣 中曽根委員の方から御指摘いただきましたが、元慰安婦等が日本政府に対して提起をしました訴訟に関して、我が国としてはこれまで、国際法上の主権免除の原則から、日本政府が韓国の裁判権に服することは認められず、本件訴訟は却下されなければならない、こういう立場を繰り返し表明し...全文を見る
○茂木国務大臣 投資協定にしてもそうでありますけれども、さらに経済連携協定、当然相手もあることでありまして、日本として優先的に取り組むもの、こういったものを重点的にやりながら、できるだけ、掲げた目標ですから、達するように努めてまいりましたけれども、結果的には、何というか、数字自体...全文を見る
○茂木国務大臣 これ、もちろんジェトロの問題ということではないと思うんですけれども、外務省も含めて、投資協定、締結したから終わりではなくて、まさにそこから始まると。実際に投資が生まれて、それが日本企業であったりとか相手側との経済関係の強化が図られて、目的が達成されるわけであります...全文を見る
○茂木国務大臣 国際機関でありますから、当然中立性というのは確保しなければいけないわけでありますが、同時に、そういった中で、日本人の国際機関職員が世界で活躍をするということは、日本の存在感を高めて、日本と国際機関の関係強化の観点からも重要であると思っておりまして、増えてきておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 穀田委員、常に議論を先取りして、いい議論を展開していただいていることに感謝を申し上げたいと思います。  世界有数の漁業国であります我が国は、国連海洋法条約、そして国連公海漁業協定等を締結して、漁業資源の保存管理に関する国際的なルール作りを推進してきております。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 是非、積極的に進めていきたいと思っております。  委員御指摘のとおり、アフリカは、豊富な資源、高い人口増加率と、大きな経済的潜在性を有する二十一世紀最大のフロンティアでありまして、民間企業もその潜在性に今注目をしております。  また、アフリカは、例えば、文化人...全文を見る
○茂木国務大臣 アフリカのポテンシャルは極めて大きいと思っております。  先ほど、浦野委員の質問の中で、レヴィ・ストロースの例を出して、もう熱帯の停滞ではない、全く新しいイノベーションも始まる地域である、このようなお話もさせていただいたところであります。  日本は、四半世紀を...全文を見る
04月28日第204回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。  我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化...全文を見る
04月28日第204回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(茂木敏充君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。  我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝...全文を見る
05月10日第204回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(茂木敏充君) 世界的な課題でありますパンデミックの危険性のある感染症に対して、国内でもワクチンを開発、生産できる体制、構築しておくことは極めて重要なことであると認識をいたしております。これ、直近の問題でもそうでして、今回のコロナ、一体世界の全員に打ち終わるのはいつにな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 当然、オリンピック・パラリンピック、平和の祭典であり、そして外国要人訪日なども含めて、外交の舞台ともなるわけであります。海外の方が日本にいらっしゃれば、当然車の借り上げであったりとか、また空港周辺での様々な設備等々も借り上げる必要が出てまいります。そうい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 外国要人で申し上げますと、リオ・オリンピックのときはかなり、北京、ロンドン等含めて、違う数でありました。割っている数というのは要人の数ですけど、要人は恐らく一人でいらっしゃらないと思います、一般的に考えて。当然同行の方がいらっしゃると。それに係る費用とし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国連海洋法条約では、領海においては無害通航権が認められ、また、排他的経済水域を含みます公海においては航行自由の原則に基づく航行の自由が認められておりまして、これらの通航、航行自体は国際法上問題になるものではないと、このように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく防衛省がお答えするものだと思いますが、先ほど言ったように、無害通航であったりとか公海における航行の自由と、これは国際法上問題はないわけでありますが、そのときどういう判断をされたかは防衛省の方で、何というか、答弁すべきものだと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、総理と、外務省も、様々な安全保障上の問題、外交の問題、総理がトップでありますから、緊密に連携をしながら、総理の判断を仰ぎながら進めております。  三月十六日に日米の2プラス2を行いました。四月の十六日に日米首脳会談というわけでありますけど、三月の...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本として、台湾との関係、それは経済的な結び付き、それから活発な人的交流、さらに、委員の方からも冒頭ありましたように、本当に親日的でありまして、十年前の東日本大震災でもあれだけの義援金を募ってくれたと。様々な、何というか、つながりもあるわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、国際保健課題への対応に当たって、地理的空白、これを生じさせるべきではないと、こういったことはWHOで一貫して主張してきております。  特に今回、コロナ対応を見て、誰から見てもやっぱり台湾の対応というのは優れていたと。水際措置もそうでありますし...全文を見る
05月11日第204回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(茂木敏充君) 濱村議員から、WTO改革についてお尋ねがありました。  日本経済及び世界経済の持続的成長の実現のためには、WTOを中核とする多角的貿易体制の維持強化が重要です。一方で、昨今のデジタル化の進展に対応した新たなルール作りやサプライチェーンの強化等の新しい課...全文を見る
05月12日第204回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○茂木国務大臣 おはようございます。  松島委員とは経済産業省で大臣、副大臣を一緒に務めさせていただきましたが、経産省、なかなか幹部の女性社員の数といいますか、少なかったわけでありますけれども、大体二〇〇〇年入省ぐらいからかなりその数は増えてきまして、こういった流れをもっと加速...全文を見る
○茂木国務大臣 G7の外務・開発大臣会合、五月の三日の夜、ワーキングディナーから始まりまして、三日間に及んだわけでありますが、そこでかなり幅広いテーマを扱いまして、中国、北朝鮮、ミャンマーといった地域情勢、また、新型コロナ、気候変動など国際社会の重要課題について、忌憚なく率直な議...全文を見る
○茂木国務大臣 今年は、G7が英国が議長国ということになります。そして、G20はイタリアが議長国。そして、今喫緊の課題であります気候変動、COP26、これもまたヨーロッパで、まさに今年、外交の舞台、こういったものがヨーロッパが中心になってくる。そのヨーロッパが、インド太平洋地域へ...全文を見る
○茂木国務大臣 今回のG7の外相会合、いろいろなテーマについて議論したわけでありますけれども、では、どこに一番時間を使い、いろいろな議論をしたかというと、三つのC、一つはチャイナ、そして二つ目がコビッド、そして三つ目がクライメートチェンジ、こういう形でありまして、中国についてはG...全文を見る
○茂木国務大臣 台湾につきましては、三月の十六日の日米2プラス2で、まず、台湾海峡の平和と安全が重要である、このことを明記しました。  そして、ちょうど一か月後の四月十六日の日米首脳会談におきまして、この平和と安定の大切さに加えて、当事者間の話合いによって解決されるべき、こうい...全文を見る
○茂木国務大臣 今回の歴訪の大きな目的の一つは、佐藤委員の方からもありましたように、自由で開かれたインド太平洋について欧州諸国と認識を確固たるものにするということでありまして、G7もありますけれども、EUというものを考えた場合に、今回、最初に行きましたスロベニアは今年後半のEU議...全文を見る
○茂木国務大臣 新型コロナの世界的な今拡大の中で、各国、収束に向けて様々な取組を行っていますが、やはり決定的に効くのはワクチンだと思います。それは、イスラエルを見ても、イギリスを見てもそうだと思います。ただ、一か国で収まったとしても、途上国等でウイルスが残っていたらまた再拡大する...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、今回のG7の招待国の中に絶対ASEANを入れた方がいい、こういったことは日本からイギリスの方に働きかけて、議長国でありますブルネイの外務大臣が招待をされるということになったわけでありますが。  四月二十四日、それに先立って行われましたASEANリーダーズ・...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば、国軍と元々のNLD始め民主化勢力の間の信頼関係、これは、恐らく昨年十一月の選挙以来、二月一日、急に何にもないのにクーデターが起こるわけないわけでありますから、何らかの中で信頼関係というのも崩れて、それが回復していないという状況があるのは確かだと思います。た...全文を見る
○茂木国務大臣 政府答弁としてはこういうようになります。  ただ、どうやったら一番早く解放できるか。向こうで、基本的には内務省になります。キーになる人間もいます。分かっていますから、そこに働きかけはしっかりやっています。できる限りのことをやっています。
○茂木国務大臣 検討したいと思いますが、当初想定していたのと同じ形ではできないと思います。どういう工夫があるかということは考えなくちゃいけないと思います。
○茂木国務大臣 まず、大会に参加するアスリートそれから関係者につきましては、ワクチンの接種であったりとかPCR等々によりまして感染の危険がないかということは確認した上で入国をするということになりますが、それでも感染の危険性というのはゼロではありません。  そういった中で、元々企...全文を見る
○茂木国務大臣 二〇一八年、シンガポールで安倍総理とプーチン大統領の間で首脳会談が行われたわけでありますが、当然、その首脳会談におきましては様々な議論であったりとか意見交換も行われました。さらに、御指摘のように、一九五六年宣言を基礎として平和条約交渉を加速させる、このことで両首脳...全文を見る
○茂木国務大臣 合意に至ったわけですね、この一九五六年宣言を基礎として云々の。そこに至りますまでには、急に、会って一発で、では合意をしましょうという話じゃない、相当の議論といいますか意見交換をしてこうなった。そういったもの全体を踏まえて、全体ということであります。  ですから、...全文を見る
○茂木国務大臣 そこは若干見解が違うかもしれませんが、少なくとも、そういった意見交換、議論を経て、この一九五六年宣言を基礎として平和条約交渉を加速させると合意をしたわけでありまして、この合意を踏まえて、加速させるとの合意を踏まえて、交渉者であります私とラブロフ大臣、今交渉を進めて...全文を見る
○茂木国務大臣 そこは違っております。  当然、日ロ間では、九三年の東京宣言であったり二〇〇一年のイルクーツク声明、これを始め、これまで多くの諸文書、諸合意が作成されております。そこの中でも、一九五六年の日ソ共同宣言、これは両国の立法府が承認をして両国が批准した唯一の文書であり...全文を見る
○茂木国務大臣 それぞれの宣言であったりとか合意、それはその時々の状況も含めて全て意味があるものだと思っております、両国で合意したものでありますから。  岡田委員とこれまでこの北方領土問題を議論してきまして、岡田委員も外務大臣時代、本当に熱心に解決に向けて取り組まれたんだと思い...全文を見る
○茂木国務大臣 私から一つ一つの意義について申し上げるよりも、今は政府で合意している方針に従って議論を進める。例えば、何が意義があるという話が始まりますと、同じことが起こるんです、先ほど申し上げたのと。そのように思っています。  私がこれでこういう意義がありますという話になった...全文を見る
○茂木国務大臣 冒頭申し上げたように、日本側の一貫した立場、これは平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題である、これは五六年の共同宣言においてもその他においても変わらないことだ、こんなふうに考えております。  東京宣言に基づかないからもう四島のことを対象にしない、このように話した...全文を見る
○茂木国務大臣 交渉事ですから、進展はさせていかなければいけないと思っています。  ラブロフ外相とは、二〇一九年の九月、国連総会でお会いしてから、その年の十一月には、名古屋でG20の外相会談の際に二回目の会談をし、そして翌月、二〇一九年の十二月には、私がモスクワを訪問して八時間...全文を見る
○茂木国務大臣 平和条約締結に向けた交渉、それは行っているところであります。そこの中で、何をもってそれが領土問題解決の交渉というのについては、定義はあるのではないかなと思っております。  私も、岡田委員も一緒だと思いますけれども、ラブロフ外相の主張を全て認めているわけではありま...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど申し上げているように、日本の一貫した立場は、平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題である、このように考えておりまして、そのような立場に立って交渉を進めているということであります。では、東京宣言、これに沿って交渉を進めましょうといったときに、私はシンガポールの首...全文を見る
○茂木国務大臣 もちろんそういう認識を持っております。
○茂木国務大臣 北方四島の帰属の問題を解決して国境を画定する、そして平和条約を締結する、これが、御案内のとおり、我が国の一貫した立場であります。  そして、どの合意、どの宣言を取り下げたわけでもありません。ただ、交渉というのは入り方もあります、進め方もあります、どこを強調するか...全文を見る
○茂木国務大臣 ロシアの憲法改正後、昨年の九月に行われた日ロの首脳会談でも、プーチン大統領は平和条約交渉を継続していく意向を表明しているわけであります。  そして、この平和条約交渉、これはまさに北方領土の帰属を解決して国境を画定して、そして平和条約を締結するというのが我が国の一...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年十一月八日、バーガー米海兵隊総司令官の表敬を受けましたが、その際、厳しい安全保障環境を受けた海兵隊の組織改革の考え方についての説明がありましたが、再編の個別具体的な内容についての説明はございませんでした。
○茂木国務大臣 ここにもありますように、厳しい安全保障環境を踏まえた課題や脅威について連携していくこと、議論いたしましたが、先方から脅威の具体的な内容について説明があったわけではありません。
○茂木国務大臣 バーガー氏がそのような考え方を持っているのかもしれませんが、先ほど申し上げたように、私に対する表敬の際には脅威の具体的な内容についての言及はありませんでした。
○茂木国務大臣 会談では、日米同盟はインド太平洋の平和、安全、繁栄の礎であり、日米同盟の抑止力、対処力を一層強化し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて協力していくことで一致をいたしました。また、安保協力や地域情勢について意見交換を行い、東シナ海及び南シナ海において継続、強化...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、一般的に、中国政府に対して抗議をしたり、個別の一人一人の発言についてはコメントしないことにしていますが、さすがに、先日の中国の外交部の報道官によりますツイート、これは、日本側の真摯な努力に対して、科学的根拠が全くないままに感情をあおろうとする極めて遺憾なもの...全文を見る
○茂木国務大臣 九三年の官房長官談話においては、浦野委員御指摘のように、いわゆる強制連行という言葉は用いられておりません。また、これまで日本政府が発見した資料の中に、軍や官憲によりますいわゆる強制連行を直接示すような記述は見つかっていません。このように、政府の立場は一貫していると...全文を見る
○茂木国務大臣 五月五日前後、私は日本におりませんので、少なくとも、私はそのように言っていません。  また、私から指示を出したことはございませんが、このジェノサイド条約については、国際的な動きもあるわけであります。更に申し上げると、この後、委員の方から、国内法の整備、それに当た...全文を見る
○茂木国務大臣 山尾委員の二つの、今どちらなのかというのが、私にはある意味、重なって聞こえます。必ずしも、何というか、表現力がうまく、違っておっしゃっているようなところがありますが、あらゆる条約についても、入る必要があるのかというのと入る準備ができているかというのは、全く別の問題...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来答弁がありますように、まず、国際法局長の方から、当該留保というものが条約の趣旨及び目的と両立しないものであっては駄目だという話があって、その上で、赤堀審議官の方から、共同謀議、扇動について留保をつけている国はない、こういう話があったわけでありますけれども、...全文を見る
○茂木国務大臣 先週のG7外相会談におきましても、中国に関して九十分ぐらい、中国だけということでも使ったんですが、そこの中でも、香港の問題、新疆ウイグル自治区の人権の問題というのは、非常に各国から関心の高いテーマでありました。  共同ステートメントの前に、新疆ウイグルの自治区に...全文を見る
○茂木国務大臣 ただいま議題となりました三件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件は、令和二年十二月十六日...全文を見る
05月13日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(茂木敏充君) おはようございます。  ただいま議題となりました二件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、日本国の自衛隊とインド軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とインド共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件は、...全文を見る
05月14日第204回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○茂木国務大臣 ミャンマーで二回目の拘束となっていた邦人ジャーナリストについては、ミャンマー側に対して、私の直接の指示の下、累次にわたって、丸山駐ミャンマー大使を始め様々なチャネルを通じて、精力的に当該邦人の早期解放を強く働きかけてまいりました。その結果、昨日、ミャンマー当局が同...全文を見る
○茂木国務大臣 日本と英国は同じ島国であります。そして、日英同盟とお話ありましたが、英国が南ア、ボーア戦争で相当苦労していて、東洋におけるプレゼンス、こういったものをしっかり確保する時代、そういったときに、そのパートナーとして日本と同盟関係を結んだ、それ以来の様々な歴史もあるわけ...全文を見る
○茂木国務大臣 ラーブ外相との日英の戦略対話でありますが、英国は、基本的価値を共有するグローバルな戦略的パートナーであります。そして、御指摘のように、三月に英国が、安全保障、防衛、開発及び外交政策の統合的見直しを発表した。  例えば、ヨーロッパから世界に運ばれる貨物の四〇%が南...全文を見る
○茂木国務大臣 日本の考え方はしっかり伝えさせていただきました。  また、イギリスの核体制の見直しと、それイコール、NPT体制に対するコミットメントがなくなるということは全く別だ、こういう説明でありまして、英国は、今回の変更の背景として、一部の国において核兵器の著しい増強、多様...全文を見る
○茂木国務大臣 言い残したということでもないんですが、今回、ゴールデンウィークを利用させていただいて、G7、ロンドン出張の前後に、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、さらには、ポーランドにおきましては、チェコ、スロバキア、ハンガリーも含めたV4との対話も行うこともできました。 ...全文を見る
○茂木国務大臣 もちろん、中国、経済的にも大国になってきておりまして、この国と全くつき合わない、こういうスタンスではないんだと思っております。  そういった中で、特に、これは力による一方的な現状変更の試みとは別に、経済面でも中国に対するある意味警戒感は高まっているな、こういうこ...全文を見る
○茂木国務大臣 イギリスの方は既に加盟申請を出しております。今後、今年はTPP委員会の議長国は日本でありますから、参加に当たっては各締約国の賛同というものが必要であります。  同時に、TPPにつきましては、物品だけではなくて、サービス、さらには様々なルールについてTPPのハイス...全文を見る
○茂木国務大臣 世界地図といいますか、ユーラシアの地図を大体インドあたりで点線を入れて折り曲げてみますと、日本そして東アジアで起きている様々な一方的な現状変更の試み、これは東ヨーロッパ、西ヨーロッパにおいても同じようなことが考えられる。ウクライナで起こっていること、クリミアで起こ...全文を見る
○茂木国務大臣 インドについて申し上げると、今、韓国は定期便が飛んでおりませんから、チャーター便を派遣したんだと思っております。日本の場合は、先ほど森領事局長の方からありましたように、定期便がございます。キャパからいいますと、日本の方がそういった意味で二十倍ぐらい持っているのでは...全文を見る
○茂木国務大臣 課題によって、どういう地域の捉え方とか国の捉え方をするかというのはあると思うんですが、例えば通商の分野、TPPを見ましても、関税として独立した地域、これは加盟の資格があるということで、当然、台湾のような地域も加盟の資格が出てまいります。  また、今の新型コロナ、...全文を見る
○茂木国務大臣 昨年来いろいろな国際選挙もやってきました。WIPOについても、知財に関わる問題であって極めて重要だということで、関係国と連携してシンガポールのタン事務局長を当選に導いたわけであります。さらには、WTO改革が必要な中で、オコンジョ事務局長、恐らく日本が一番中心になっ...全文を見る
○茂木国務大臣 今話がありましたように、必要な情報というのはしっかりと収集した上で、政府、関係省庁と共有して、最終的にどういう水際措置を取るか検討しております。  早いか遅いか、これについてはいろいろな判断があると思いますが、今、EUを見た場合に、インド等三か国に対しては日本の...全文を見る
○茂木国務大臣 それは考え方だと思うんですけれども、様々な情報、一つの新聞だけではなくて、いろいろな情報というのは取るわけであります。そこの中で、先ほど申し上げたように、では日本の対応が遅かったかというと、遅くないという話は申し上げました。だからいいかどうかという話はありますけれ...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、委員、この出典としてヒンドゥスタン・タイムズ、これを引かれていますけれども、恐らくこれは原典があると思うんですね。新聞社が調べたものじゃないと思うんですよ。どういう原典なのかお示しいただけないと、これがどこまで確度があるものかというのはかなり厳しいところがあ...全文を見る
○茂木国務大臣 結局、どのワクチンを打つかによってどういう規制がされるか、そこで差別が起こることがないようにするとか、様々な取組が必要だと思いますが、これは残念ながら、こういうルール作りはCOVAXの枠組みとは違う形で行われる、それについてはそう思っております。  一方で、WH...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、米中でありますけれども、米中、様々な側面がある、それが、委員御指摘の競争であり、また協力であり、また時によっては対立と。ただ、そこで言う競争というのは、健全な競争でもなければ、委員おっしゃるような戦争的な競争でもなくて、恐らく、いかにして競争で優位に立つか、...全文を見る
○茂木国務大臣 本議定書は、一九九八年に発効しました現行協定を改正するものでありまして、新たな協定を締結するものではございません。
○茂木国務大臣 ちょっと済みません、質問の趣旨がよく分からないんですが。もう少し質問の趣旨を。
○茂木国務大臣 いや、それは、ずっと私がこれまで継続して経済産業大臣をやってきたわけではありません。私の時代にも協議をしてきたものもありますし、当然、それは、民間企業も入る中で、コストの問題であったり、様々な競争の中で入札が決まったり、そういう経過の中で結果が出ているものだと思っ...全文を見る
○茂木国務大臣 例えば協定の規制対象に原子力関連技術を加えた点、こういったものが挙げられると思います。
○茂木国務大臣 そのようなことは想定しておりません。
○茂木国務大臣 ちゃんと、答弁を、私が言ったことと違うことでこう言っていますがと言われると困るので、もう一度申し上げますね。  正確に申し上げましたら、本議定書は、英国において適用される保障措置が変更されること等を踏まえて、日英両国間における原子力の平和的利用のための適切な法的...全文を見る
○茂木国務大臣 議定書等の内容につきましては、しっかり出させていただきます。(笠井委員「いや、対話。対話の話ですよ、今」と呼ぶ)ちょっと待ってくださいよ、答えているんだから。  それ以外、必要とされるものがありましたら、委員会においてお話合いをいただければ、できる限りの協力はさ...全文を見る
○茂木国務大臣 違うことは言っていません。本清部長が言ったように、必要となるものについては出します。必要となるものは何かについては委員会で御審議くださいと私は申し上げただけでありまして、出さないとも私は申し上げておりません。
○茂木国務大臣 東電福島第一原発事故に関する経験と教訓を世界と共有することによって、世界の原子力安全の向上に貢献していくことは我が国の責務であると考えております。  その上で、本議定書は、英国において適用される保障措置が変更されること等を踏まえ、日英両国間における原子力の平和的...全文を見る
○茂木国務大臣 原発輸出、所管の担当にお聞きいただければと、そのように思います。
○茂木国務大臣 言い方はそれぞれあると思いますけれども、基本的に主張されていることは正しいと思っておりまして、やはりそれは、国際場裏での発言というものには一貫性というものが各国に要求されると思っております。特に今、世界は新型コロナの感染拡大という危機に直面をしているわけであります...全文を見る
○茂木国務大臣 WHOの憲章には、厳密に申し上げますと、オブザーバー参加について必ずしも明確な規定はございませんが、事務局長はWHOの技術的、行政的責任者を務める、このようにされておりまして、過去に台湾やバチカン等にオブザーバー招待を事務局長が行った例はございます。
○茂木国務大臣 ミャンマー国内においては、私は、山尾先生もやっていただいているということですが、様々な対話というのが必要なんだと思います、外部との対話、また国内での対話も含めて。問題を解決しなきゃならない。問題の解決、暴力の停止であり、拘束者の解放であり、そして民主的な政治体制の...全文を見る
○茂木国務大臣 オリンピック・パラリンピック東京大会、安心、安全な大会にすること、これが大前提だと思っております。  もちろん、アスリートの皆さんがこれまでのトレーニングの成果を最大限発揮する、こういう機会にすることが必要でありますが、同時に、感染対策等々には、国を挙げてといい...全文を見る
05月18日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、インドでありますが、今新型コロナ、いわゆるインド株と呼ばれるもの、これも流行しましてかなり厳しい状況にありますが、それでも一時と比べますと、毎日四十万人単位の感染者が出ていたのが三十万人前後で今推移をしているんではないかなと思っております。日本とし...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 本協定におきましては、日EU間で輸出入します民間航空機及び関連部品について、安全性及び環境適合性等の観点から確認を行うための検査等の重複を取り除くことなどを定めております。一方、御指摘の整備の分野は附属書には含まれておらず、本協定の対象ではございません。...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 英国で開催されましたG7の外務・開発大臣会合では、G7の外相、二年ぶりに対面で会うということになったわけでありますが、丸二日間以上にわたりまして率直な意見交換を行いまして、改めて、G7が結束して国際社会をリードしていく決意を確認できました。私自身、基本的...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) これは五月五日、日米韓の外相会談の後に日韓の外相会談を行ったわけでありますが、鄭義溶韓国外交部長官との間で、北朝鮮対応を始め、地域の安定にとって日韓、日米韓の協力が重要であることを改めて確認するとともに、両国間の懸案を含みます二国間関係について意見交換を...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 自由で開かれたインド太平洋の実現のために、我が国はこれまでも、自然災害などに対する強靱性、そして社会や環境への影響にも配慮した持続可能性を重視した質の高いインフラの整備、推進してきました。これがまさに連結性、これを強化していくことにもつながると考えており...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたとおり、それぞれの国が質の高いインフラ投資を進めていくということで、ですから、全体としてはクオリティー・インフラストラクチャー・ディベロップメントをやっていくと。そこの中にプロジェクトというのが出てくるわけです。プロジェクツですから複数のもの...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今回のG7の外相会談、二日以上にわたって行われたわけでありまして、地域や国際課題、様々なテーマ、時間を分けてやったんですが、中国の部分だけで九十分、恐らくかなり長い時間を掛けましたし、ほかの議題の中でも中国の議論が出てくるということで、非常に中国に対する...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) パレスチナの武装勢力によります攻撃とイスラエル軍によります地上攻撃を含みます反撃によりまして情勢は日々悪化をしておりまして、私も、あのガザ地区、既に行ったこともありますし、あの危険な状況もよく分かっておりますが、特に双方の民間人に多数の死傷者が生じている...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この中東エルサレムの地、なかなか有史以来難しいところでありまして、御案内のとおり、様々な民族、そしてまた宗教的な対立が続いております。  中世の時代におきましても、十一世紀の末の十字軍の時代から二百年近くキリスト教、そしてまたイスラム教の対立が続くと。...全文を見る
05月19日第204回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○茂木国務大臣 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、所信を申し述べます。  我が国を取り巻く安全保障環境は、大変厳しい状況にあります。我が国の平和と安全を確保していく上で、日米同盟の強化は最も重要な課題であり、特に、在沖縄米軍を含む在日...全文を見る
05月21日第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○茂木国務大臣 ヨルダンのアブドラ国王を国会にお呼びするかどうかは国会においてまさにお決めいただくことだと思いますが、実際にお話をしてみて、地域の事情についてヨルダン国王はよく御存じだな、歴史的な経過であったりとか、それぞれどういう利益であったりとか問題を抱えているか、そして、今...全文を見る
○茂木国務大臣 通告を受けておりませんが、御質問いただきましたのでお答えをさせていただきたいと思いますが……(篠原(豪)委員「いや、しています」と呼ぶ)受けていないです。答えますから大丈夫です。  強制的な技術移転、これは極めて重要な問題だと思っておりまして、WTO等々の場にお...全文を見る
○茂木国務大臣 先ほど来の議論を聞いておりまして、若干混乱しているところで、答弁も含めてなんですけれども、あって、恐らく基盤インフラとサプライチェーンで若干違う要素がありまして、基盤インフラについてはいかに安全でオープンなものを国内また同志国等々で確保していくかという観点が重要な...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、外務大臣として答弁に立ちますので、ここは、イラク、パレスチナでの直近の状況については簡単に触れさせてください。(本多委員「いや、時間が」と呼ぶ)いや、それは御理解くださいよ。それは当然でしょう。  イスラエル政府の発表によりますと、イスラエルは、エジプトの...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、これまでのイスラエルとパレスチナ・ガザ地区の衝突によりまして、民間人を含め多くの死傷者が出ている、こういったことはあってはならない、強く非難をし、懸念を申し上げたいと思います。  その上で、戦闘行為が行われる、また攻撃が行われる、その現場それぞれについて、...全文を見る
○茂木国務大臣 普天間飛行場において発生しました泡消火剤の流出事故、これは地元の住民の方々に不安を与える重大な事案と認識をいたしておりまして、事故発生直後から米側に対して厳重に抗議をするとともに、事故対応に当たって、環境補足協定に基づく立入り等を行ってまいりました。  本件事故...全文を見る
○茂木国務大臣 いずれにしても、地元の住民の方々に不安を与える、こういう状況があってはならないと考えておりまして、米側に対しても、適切な対応をこれからもしっかり求めてまいりたいと考えております。
05月25日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(茂木敏充君) 今回のCDCそして米国国務省によります措置について、米国政府からは、この引上げは日本における新型コロナの感染状況等を踏まえ疾病の予防管理のために決定したものと、こういう説明を受けております。  今回の引上げでは、日本への渡航回避、これが勧告されているも...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 説明は、米国の選手団の派遣は関連しないということでありますけど、一般的に考えて、選手だけ来て関係のコーチとかそれから大会関係者が来ないということは一般的には考えられないと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 御案内のとおり、今、日本として、水際措置として全ての国からの新規入国についてはこれを中止をすると、こういう立場を取っておるところであります。  その上で、各国の感染状況であったりとか、様々な対応というのは異なっております。例えば、ニュージーランド、オー...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたように、今回の判断とオリンピックに対する米国の支持、また選手団の派遣、これは関連していないということでありますから、個々の国民の皆さんがどう受け取るかと、それは様々な受け取り方というのはあると思いますけど、基本的には関連しない問題だと思ってお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) なかなか数字の見方というのは難しい部分があるんだと思います。  白委員もおっしゃったように、だんだん、戦後七十六年たつということになりますと、残っていらっしゃる方でも申立てをするという方がだんだん、一般的にですけれど、傾向としては減っていく傾向もありま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) UNHCRの提言にあります合同委員会も含めてしっかりフィリピン政府とは連携していきたいと思っておりますし、申請が、申立てが増えると、そして認定が増えると、こういうことにつながることであれば是非やっていきたい。どういう形でできるかということを含めて検討して...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この日本帝国政府と今は状況違っておりまして、日本政府ということになりますが、援助を受けなさいと、また、日本は汝の父の国として、同時に汝等の保護者たる事疑いなし、こういう思いを持って海外にいらっしゃる方がいらっしゃると、お亡くなりになったと。そういった、こ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、直近のイスラエル・パレスチナ情勢でありますが、二十一日に発出しました、私、外務大臣の談話のとおり、我が国は、今般のイスラエルとパレスチナ武装勢力によります停戦合意に至ったことを歓迎するとともに、米国やエジプトを含みます関係国による仲介努力へ敬意を表...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 政府の立場は今明確に申し上げたとおりであります。  中山副大臣もその副大臣としての立場は全く同じであると思っておりますが、その上で、個々人のツイートにつきまして、その背景であったりとか考え方、またどういう取扱いによってこれを発信するか、また削除するか、...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 様々な国との関係、政府間の関係というのも重要でありますが、国民一人一人の理解であったり信頼、こういったものが両国間の強いきずなにつながっていくものだと、そんなふうに思っております。  今般お亡くなりになられましたスリランカ人女性に対して、改めて心から御...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) イスラエル・パレスチナ情勢、様々な経緯というのがあったわけであります。  一九六四年の戦争、停戦のときからそうでありまして、どこを起点に考えるかというのはなかなか難しいところがありますが、短期的に見れば鈴木先生がおっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(茂木敏充君) 昨年来、コロナの影響によりまして、対面での外交と、これ非常にどうしても限定をされるという形でありましたけれど、私も、昨年の夏以来、対面外交、再開をいたしております。  そういった中で、先日、G7の外相会談に出席をして、また様々なバイ会談をやる中でも、や...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、ミャンマーに対するODAでありますが、昨年、私、秋にミャンマー、実際に訪問しております。その際にアウン・サン・スー・チー国家最高顧問ともお会いをしておりまして、日本がミャンマーにおいて行っているODA、海外開発援助、さらには民間投資、これはアウン・...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナ、各国でこれが収束に向かっても、世界のどこかにウイルスが残っていれば感染再拡大の危険性というのは残るわけでありまして、そのためには、ワクチンの生産だけではなくて、世界全体でワクチンへの公平なアクセスの確保であったりとか普及を加速していくことが極...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 今、インド始め多くの国で感染の拡大、若干収まっているといいましても、一日二十万人近いその感染者が出ると、また死者も増えると、こういう状況にあって、これは、ワクチンの技術を持つ国も含めて世界全体で取り組んでいかなきゃならない、こういった観点から、バイデン政...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) どういった形の特許権の放棄の具体的な内容、こういったものにもよると思っておりますけれど、日本として、ほかの国がこういったことに前向きに取り組む中で日本だけ待ったを掛けると、そういうことをするつもりはありません。
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど申し上げているように、日本としてもそういう立場でありますし、キャサリン・タイUSTR代表とも、私、直接話をこういったことも含めしておりますけれど、もちろん、そういう問題やるのと同時に、何がボトルネックになるかと、このことは常々このコロナの対策をする...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 台湾をめぐる問題については、我が国として、従来から、当事者間の直接の対話によって平和的に解決されることを期待すると、この方針は一貫をしております。そして、一九七二年の日中共同声明を踏まえて、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくことで一貫して...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました四件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、所得に対する租税に関する二重課税の除去及び脱税及び租税回避の防止のための日本国とセルビア共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件は、令和二年七月二十一日に条約の署名...全文を見る
05月27日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の一九九三年の官房長官談話におけます官憲等と、ここの中には軍人、巡査などを指すとの整理が談話発出当時からなされておりまして、軍人も含まれることについては対外的にも明らかにしてきたことであります。このため、御指摘の英訳が誤訳とは言えないと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の点は理解いたしましたが、先ほどお示しいただいた二ページ、見てみますと、ラインマーカー引いていただいております官憲等がから始まる部分でありますが、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになったと、この表現と英語の表現にそごがあるというこ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘の記者会見であったりその後の朝日新聞が報じていた吉田清治氏の証言と、これによって、あたかもなかったことがあったように韓国であったりとか国際社会に広まってしまった、このことについては問題であると考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国、委員御指摘のように、二〇二〇年までに百の国・地域との間で投資関連協定の署名、発効をすると、こういう野心的な目標を掲げたわけであります。  元々、振り返ってみますと、これ二〇〇二年だったと思いますが、日本とシンガポールのEPAを結ぶときに、私、外...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 当然、今、日本が直面しております課題、このコロナ禍におきまして、国民の生命、命を守るということが何より大切だと考えております。ですから、東京オリンピック・パラリンピックにおいても、安心、安全な大会にするべく万全の準備をすることが極めて重要だと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) OECD、様々な経済社会分野におきまして統計データ等に基づきまして調査、分析、政策提言を行うとともに、国際的な政策協調の重要な場ともなっていると。恐らく、そのワクチンの接種であったりとか、極めて現代的な課題といいますか、こういうそれぞれその時代必要になっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) この主権、今、有馬参事官の方からも説明があったように、国家でありますから当然領土というのを持つわけであります。そして、その領域において有する、何というか、権限というものが、他の権力に従属することのない最高の統治権であると、これがまさに主権ということになっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、日米共同声明、それから、その半月後に行われましたG7の外相会合での共同コミュニケでありますけれど、G7、二日以上にわたって様々な議論を行いましたが、この地域情勢の中でも中国を始めとした東アジア、アジアの情勢につきましては、日本とアメリカが議論をリー...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まあ大体、こういう日米の共同声明であったりとか、2プラス2の声明でもそうなんですけれど、まず英語で作ります。残念ながら相手が日本語ができないということもありますので、英語で作って、そして日本語のものも作ると、こういう順番になるわけでありますけれど、クロス...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本として、確かに私も小学校の頃は加工貿易立国であるとかそういう言葉を習ってきたと思うんですが、貿易がこれからも重要であることは変わりないと思っておりますが、同時に、海外で実際に物を作ると、現地生産をすると、これ極めて重要でありまして、例えば、日米の貿易...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 日本も産業構造様々でありますから、これから例えば中小企業が、これまでドメスティック、国内にとどまっていたのが海外展開するとなると、すぐに現地生産というよりも日本から様々なものを販売すると。特に今農業等におきましては、すぐに海外で作るというよりも、日本で取...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 私、外務大臣に就任したのが二〇一九年の九月ですから、約二年前ということになりますが、その九月に王毅外相と国連総会の際にバイで会ったのが最初でありますけれど、王毅外相とは対面で五回お会いしております。それ以外にも、電話会談も五回やっていると思います。さらに...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 大塚委員から非常に大きな質問いただいたわけでありますけれど、当面の様々な問題ありますけれど、間違いなく、日本も中国も国際社会の中の重要な一員であることは間違いありません。そういった位置付けを考えた関係をつくっていかなきゃならない。  同時に、隣国であり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 途上国、SDGsを達成するために、井上議員がおっしゃるように、少なくとも年間二・五兆ドルの資金ギャップがありまして、これを埋めていかなければならないということで、外務省として、一昨年七月、SDGs達成のための新たな資金を考える有識者懇談会を設置をして議論...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 有識者懇談会につきまして、私の方から、どのように運営してほしい、こういうお話をしたことはございません。  その上で、今後でありますが、まずは日本経済がどうなっていくかと、税収であったりとか経済の動きというのはなかなかまだ不透明なところあります。そういっ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国との間には様々な懸案が存在しておりますが、我が国として、引き続きハイレベルの機会を活用して懸案を一つ一つ解決し、また中国側の具体的な行動を強く求めていく、この基本方針変わっておりません。
05月31日第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、有村委員おっしゃるとおりに、古今東西、海外に出かけていっている若い兵士、これに対する様々な対処をどうするか、それぞれの国が、軍が苦労してきたと、特に第一次大戦のときは、それぞれざんごう戦の中で大変な思いをするという中で避妊具というのが圧倒的に広ま...全文を見る
06月01日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(茂木敏充君) 明日、日本としてCOVAXワクチンサミットをGaviと共催をいたします。  新型コロナが世界的に収束に向かっても、世界のどこかにウイルスが残っていたら、この新型コロナ、世界的にまた再拡大する、こういう危険性が残るわけであります。そのためにワクチンの生産...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 三宅委員の方から、ゲームアプリ関係の企業が中国で活動が制限されると、こういう話ありましたが、これはゲームアプリに限らない問題でありまして、今、中国、御案内のとおりに、産業補助金の問題であったりとか、さらには国有企業の問題含め、様々な形の市場をゆがめるよう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、委員お示しいただいた吉國長官の昭和四十七年九月十四日の答弁、かなり長く答弁をしておりまして、そこの中で、おっしゃるように、自衛権の行使が許されるのは我が国に対する武力攻撃が発生した場合に限られると、このように答弁をされているんですが、同じ日の委員会...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、三浦委員には、本当に海外で大変な環境の中で頑張っているJICA青年協力隊の問題、様々な場面で取り上げていただいておりますこと、感謝を申し上げる次第であります。  JICA海外青年協力隊、途上国の人々とともに生活をして、国際貢献であったりとか途上国...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) LAWSに関しましては、かなりこれは倫理的な問題から始まって専門知識等々も必要ということでありまして、GGEにおきまして議論を深めるということでありましたが、去年十一月はコロナの関係で残念ながらこの会合は持てなかった。これが御指摘のように六月、さらには八...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 乗組員、そして船舶、一日も早く帰国できるように最大限努めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) ロシア問題に長く関わってこられた鈴木先生の方から大変参考になる御意見聞かさせていただきました。  私、個人的にも、鈴木先生の直感力、すごいと思っております。今回の件、またそれを取り巻く様々な環境について、どういう変化なりどういう兆しがあるのか、よく分析...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 海外の方がこういった施設にいても、できる限り、何というか、不安なく過ごせるということは重要であると思っております。  外務省としても、それぞれの国の生活習慣であったりとか、そういうものにつきましては知見を持っておりますので、出入国管理庁ともよく連携とい...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) そのような考えで結構だと思うんですが、中国、台湾がこの大西洋まぐろ類保存国際委員会、ICCATでありますが、の関連活動に漁業主体として参加できる規定を追加する内容のこの議定書、これからお諮りすることになるわけでありますが、採択に当たって反対をしなかったと...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 二〇一六年四月、沖縄県うるま市におきまして発生しました米軍属によります殺人事件、極めて遺憾であります。大切な御令嬢を亡くされた御両親を始め、御遺族の心情は察するに余りあるものがあります。改めて、御遺族に対してお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた女...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 補足協定の一義的な目的、これは軍属の範囲を明確化することでありまして、この協定の着実な実施を通じて、米軍において米軍属に対する管理や規律が一層強化されることで、ひいては米軍属によります犯罪の効果的な再発防止の一助となることが期待をされる、こういう思いで当...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど三十一件、三十九件等々のお話いただきました。数字は数字として率直に受け止める必要があると思っておりますが、効果が上がっているか上がっていないかと。岸田大臣は、何というか、効果が上がることを期待するという話をされたわけでありますが、上がるためにはどう...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) ただいま議題となりました三件につきまして、提案理由を御説明いたします。  まず、原子力の平和利用における協力のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国政府との間の協定を改定する議定書の締結について承認を求めるの件は、令和二年十二月...全文を見る
06月03日第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(茂木敏充君) まず、羽田次郎先生のお兄様、羽田雄一郎先生、この国会でも御一緒させていただき、様々な議論をさせていただきました。政党は違っておりましたが、本当に様々な政策について熱心に取り組み、また多くの方から慕われると。改めて、お亡くなりになったことに対して心から哀悼...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のように、国際航路標準協会、IALAでありますが、これは、安全かつ効率的な船舶の移動を目的とした航路標識の改善及び継続的な調和のために、一九五七年に設立されて以来、非営利団体として航路標識の国際標準化等の役割を担ってきたわけでありますが、この協...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、国際機関を見てみますと、御指摘のように、パリ、さらにはブラッセル、そしてジュネーブと、こういったところに多くの国際機関の本部が置かれていると、これは事実であると思っております。  これ、恐らく、こういった現在のというか、近代以降の国際秩序をつく...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 現世に対して来世とか、天界、魔界とか、そういう概念もあるわけでありますけれど、サイバー空間というと、リアルな空間に対してバーチャルな空間という、こういう印象もあるかもしれませんけれど、政策とか制度、こういったものをつくっていく上で重要なのは、サイバー空間...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 歴史をおろそかにする文明は滅びると、私はそのように思っております。  広島県の意向も踏まえて、国としてできる限りのことをすべきだと、そのように考えております。
○国務大臣(茂木敏充君) 先日、WFPを通じましてヤンゴン地区の貧困層を対象に四百万ドルの食糧支援実施を決定いたしましたのは、二月のあのクーデター後、ミャンマーにおける食糧事情の悪化、これが進む中で、とりわけヤンゴンの貧困層に対する支援、人口も多いわけでありまして、人道上のニーズ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 我が国としては、それから今国際社会全体でもそうだと思いますが、新型コロナの収束のためにはあらゆる国・地域において安全で効果的なワクチンへの公平なアクセスが確保されることが重要であります。世界中の全ての人々が安全にならなければ誰一人安全ではない、ノー・ワン...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、台湾国内におきましては、七月以降は国内での生産体制というの、またかなり整ってくると考えておりまして、当面の緊急のニーズというのが台湾にあると、このような認識でおります。
○国務大臣(茂木敏充君) 今申し上げたことを念頭に調整を進めております。
○国務大臣(茂木敏充君) この改正議定書、これは、英国がユーラトム脱退ということで、これを受けて英国において適用される保障措置が変更されること等を踏まえまして、日英両国間におけます原子力の平和利用を確保するための適切な法的枠組み引き続き確保すると、これを目的に作成されたものであり...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 柏崎刈羽原発の事案であったり、また東電福島第一原発の廃炉作業の状況については、所管省庁、ちょうど私が経産大臣時代の秘書官、松山秘書官が今部長をやっておりますので、そちらにお聞きいただければと、こんなふうに思いますが。  我が国としては、東電の福島第一原...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 米国は、御指摘のグローバル・ポスチャー・レビューについて、同盟国、そしてパートナー国とも協議すると、この旨明確に表明しておりまして、今年三月に実施をされました日米の外務そして防衛大臣会合、私と岸大臣出席いたしましたが、ブリンケン国務長官、オースティン国防...全文を見る
06月07日第204回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(茂木敏充君) 台湾海峡の平和と安定、これは地域全体にとっても極めて重要でありまして、先日の日米首脳会談におきましても、そのこと確認をし、さらには当事者間によって問題を平和的に解決すると、こういう重要性、これも確認したところであります。  御指摘のようなサプライチェー...全文を見る
06月08日第204回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(茂木敏充君) 国際社会の度重なる呼びかけにもかかわらず、ミャンマー国軍、警察の市民に対する実力行使により、多数の死傷者が発生し、事態の改善が見られない状況を改めて強く非難します。  日本政府は、二月一日のクーデター以降、ミャンマー国軍に対して、暴力の即時停止、拘束さ...全文を見る
06月11日第204回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○茂木国務大臣 北朝鮮政策について、松原先生も大臣を務められて、様々な難しさというのはお分かりだと思います。  今ちょうど、バイデン政権が北朝鮮政策のレビューを終わったところであります。北朝鮮側については、そのレビューの結果も説明したい、こういうシグナルを投げておりますが、残念...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国として、拉致、核、ミサイル、諸懸案を包括的に解決する、その中で、拉致被害者の一日も早い全員の帰国を求める、この基本的な立場は変わっておりません。  ただ、トップ会談を行うに当たって、トップ会談では、我々の立場は明確でありますけれども、ここまで言わなかったら...全文を見る
○茂木国務大臣 もちろん、三日間にわたりますG7のコーンウォール・サミットにおきましては、様々な議題が取り扱われるわけであります。そして、そこの中で、地域情勢、ここについても突っ込んだ議論が行われると思っております。  政権の最重要課題であります拉致問題を含みます北朝鮮への対応...全文を見る
○茂木国務大臣 共同声明というのは、まさにこれから行われますコーンウォール・サミットにおきまして様々な議論が行われ、それを議長国でありますイギリスが中心になって取りまとめるということでありまして、まさにこの議論を踏まえてということでありますが、日本としては、この拉致問題、極めて重...全文を見る
○茂木国務大臣 そのように先ほどの答弁でも申し上げました。  そして、よく聞いていただきたいのは、政権にとって最重要課題であります。同時に、サミットでは様々な議論が行われるわけでありまして、そこの中で極めて重要な課題だと私は申し上げました。
○茂木国務大臣 日本として、そういった議論を提起し、盛り込みたいと思っております。  ただ、御案内のとおり、これまでのサミットにおいても、共同声明が発出されなかったこともあります。今回そうなるとは思っておりませんけれども。  そして、まさにこの共同声明というのは、これから行わ...全文を見る
○茂木国務大臣 バイデン政権が北朝鮮政策レビューを行うに当たりまして、日本側からも、最重要課題であります拉致問題を含めて、日本側の考えをしっかりとインプットをし、それも踏まえて北朝鮮レビュー、こういったものがつくられた、このように認識をいたしております。  そこの中で、先日の日...全文を見る
○茂木国務大臣 そのようなことはないと申し上げております。
○茂木国務大臣 十年前の話については、私は当事者でありませんので、存じ上げません。  あと、委員会を開くに当たってどういう議論があったかということについて、それは委員会において御協議をいただいて今日の開催になった、このように考えております。  委員会の要請には、できる限りそれ...全文を見る
○茂木国務大臣 委員会の開催については委員会、理事会等々でお決めいただくことだと思っておりますが、この拉致問題、政権の最重要課題として取り組んでまいりたいと考えております。  国内世論の喚起、こういったことも重要でありますけれども、一方では、国際的にこの拉致問題に対する関心であ...全文を見る
○茂木国務大臣 これだけ長い問題であります。様々な水面下も含め取組をしておりますけれども、じゃ、今の段階で何年までに確実に解決できる、こういったことを相手側からコミットメントを取るというのはなかなか難しい問題だと思いますよ。そういった意味での工程表を示すというのは、私はかなりきつ...全文を見る
○茂木国務大臣 二〇一四年五月のストックホルム合意についてでありますが、それ以前まで拉致問題は解決済みとしてきた北朝鮮との間で固く閉ざされていた交渉の扉を開いて、北朝鮮に拉致被害者を始めとする日本人に関する全ての問題を解決する意思を表明させた、この点で有意義であったと考えておりま...全文を見る
○茂木国務大臣 我が国は、従来から一貫して、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指すといった考えでありまして、その方針に何ら変わりはありません。  この日朝平壌宣言、日朝双方の首脳の議論の結果として、日朝関...全文を見る
○茂木国務大臣 そのような体制ができたということであります。ただ、それが実行されていない、このことが問題なんだと思っております。
○茂木国務大臣 委員会の冒頭でも黙祷をささげさせていただいたところであります。先週六月五日、横田滋さんが御令嬢のめぐみさんの御帰国を待ちながら御逝去されてから一年となります。改めて、心から滋さんの御冥福をお祈りしたいと思います。  会いたい人に会えない、しかも自分の最愛のお嬢さ...全文を見る
○茂木国務大臣 私も、森委員と全く同じ、そういう感じを持ったところでありますが、三月の十六日に行われました日米の2プラス2、これは、ブリンケン長官にとってもオースティン長官にとっても、初外遊先、ここが日本になって開かれたということでありまして、ブリンケン長官とも話をしたんですけれ...全文を見る
06月11日第204回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(茂木敏充君) 北朝鮮が今非常に厳しい経済状況の中でも核・ミサイル開発を継続をしていると。そして、この日本にとって最重要課題であります拉致問題、さらには核・ミサイル問題について、前向きな具体的な行動を示していない中では制裁の解除というのは時期尚早だと、裏返せばその逆にな...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 森委員、私は先ほどコインの表側の話をしました。コインというのは当然裏側もあると思っております。一方、ストックホルム合意に基づく調査、こういったしっかりした調査をやってほしいということで合意をしたと、しかし、それに値するような調査というものは日本側には返っ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 森委員今おっしゃった機械的な計算というのは今後全体を含めてでありまして、今の段階ですぐにそれだけの数を供給できるという状態ではありませんで、今後、しかるべき時期にという形で三千万回分ということを申し上げているところでありまして、恐らく、そこの中でも様々な...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 北朝鮮側とは様々なやり取りをやっておりますが、まさにこれから交渉を行うところでありまして、外務省を含めて誰がどのレベルで交渉しているということについては答弁を控えさせていただきたいと思いますが、先ほどのことで申し上げると、北朝鮮自身はコロナの感染者は出て...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 先日、五月初めのG7サミットの際に、そのフリンジで日米韓の三か国の外相会談が行われました。ちょうどアメリカ・バイデン政権におきまして対北朝鮮政策のレビューが終わったところでありまして、ブリンケン長官からその説明を受けたところでありますが、日本として、この...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) まず、北朝鮮でありますが、信頼しているかどうかは別にして、一番経済的に依存しているというか、関係が深いのは中国であります。ただ一方で、北朝鮮は今、自力更生と、できるだけその依存関係を減らしていきたいと、こういったことも強調しているのは確かであると思ってお...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 中国ですね、習近平国家主席もこの問題、金正恩委員長との会談のときに持ち出す、こういったことも含めて働きかけはしてもらっていると思います。  ただ、じゃ、今北朝鮮が全て中国のコントロールにあるかというと、なかなか、今まで以上に厳しくなっているのは確かであ...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 累次の国連安保理決議、これ御覧いただきますと、その一番主な内容と、これは、北朝鮮に対して全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルのCVID、これを求めておりまして、核・ミサイル開発を継続する北朝鮮に様々な制裁を科すことで北朝鮮にCVIDに向けた前...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 御質問ありがとうございます。  舩後委員にお答えをいたします。  北朝鮮にとっての最大の関心事と、これはやはり、現在の体制の保証を含めて、米国の対応がどうなっていくかということだと思います。  その米国バイデン政権、北朝鮮政策レビュー終えたところで...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 若干、先ほどのところで誤解を与えないように申し上げた方がいいと思うんですけれど、バイデン政権、北朝鮮に対する政策レビューを終わったところであります。  これは確かに、オバマ政権の戦略的忍耐であったりとか、トランプ政権のようにもう一発でトップ会談で何かを...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国際社会の拉致問題に対する理解、これはいろんな捉え方があると思いますが、相当進んできているのは間違いないと思っておりまして、私、十七年ぐらい前に外務副大臣を拝命しました。二〇〇二年から二〇〇三年の頃でありますけど、当時、いろんな国へ行って、この北朝鮮の問...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 拉致問題、政権の最重要課題でありまして、我が国の主権、そして国民の生命と安全に関する重要な問題であると考えております。  拉致問題の解決に向けては、我が国自身が、委員おっしゃるように、主体的に取り組むことが重要でありまして、これまで菅総理自身、安倍総理...全文を見る
06月11日第204回国会 参議院 本会議 第30号
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○国務大臣(茂木敏充君) 新型コロナのような国際保健課題への対応に当たっては、地理的空白を生じさせるべきではなく、台湾のような公衆衛生上の成果を上げた地域を含め、世界各国・地域の情報や知見が広く共有されることが重要です。  ただいまの決議の趣旨も踏まえ、引き続き、関係国とも連携...全文を見る
○国務大臣(茂木敏充君) 国際社会の度重なる呼びかけにもかかわらず、ミャンマー国軍、警察の市民に対する実力行使により、多数の死傷者が発生し、事態の改善が見られない状況を改めて強く非難します。  日本政府は、二月一日のクーデター以降、ミャンマー国軍に対して、暴力の即時停止、拘束さ...全文を見る
06月14日第204回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○茂木国務大臣 平和条約交渉につきましては、佐藤委員御指摘のとおり、二〇一八年のシンガポールでの首脳間のやり取りをしっかりと引き継いで、領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、粘り強く交渉に取り組んでおるところであります。  正直言いまして、平和条約締結という戦後...全文を見る
○茂木国務大臣 今の佐々木委員の御質問、全てお答えすると相当長くなってしまいますので、一言で申し上げますと、北方領土、これは日本が主権を有する島々でありまして、平和条約交渉の対象、これは北方四島の帰属の問題である、これが日本の一貫した立場であります。
○茂木国務大臣 まず、北方領土、これは日本が主権を有する島々であって、この立場に変わりはないわけでありますから、平和条約交渉を行うに当たっては、その対象というのはこの四島の帰属の問題になっていく。そして、現在進めている交渉、これは、二〇一八年のシンガポールでの首脳間のやり取りをし...全文を見る
○茂木国務大臣 一国の憲法の改正によって領土の帰属が決まるというのなら、簡単な問題なんですよ。そういう問題ではないから交渉というのをやっているわけであります。  実際、昨年の七月のロシア憲法の改正後も、御指摘いただいたように、昨年九月に行われた菅総理とプーチン大統領の電話会談、...全文を見る
○茂木国務大臣 北方四島におけます共同経済活動については、この共同経済活動を含めた様々な協力の取組といったものを通じて、北方領土問題の解決、平和条約の締結につなげていく、こういう考え方の下で、各プロジェクトについて、コロナ禍にあっても、昨年来、オンラインなどを活用して様々なレベル...全文を見る
○茂木国務大臣 もちろん、こういった八項目のプロジェクトを進めるにしても、また共同経済活動を進めるにしても、基本的には、我々としては領土問題そして平和条約交渉を加速する、これを基本的な目標としてやっているわけでありまして、単に経済協力が進めばいいということではなくて、基本の目標は...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、今回の衝突事故でお亡くなりになった三名の方々に対して心から哀悼の意を表するとともに、御家族の皆様に対して謹んでお悔やみを申し上げたいと思っております。  本件事案につきましては、今海上保安庁の方からもありましたように、既に検察に送致されている事案であります...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、先ほども徳田参事官の方からお答えをさせていただいたように、今回の第百七十二栄宝丸につきましては、日本の排他的経済水域内で操業していた、このように日本として判断しております。  地理的中間ライン、これは、日本とロシアの関係だけじゃなくて、いろいろな国の間で、...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、モンデール駐日大使がお亡くなりになられた。アメリカで上院議員、さらには副大統領もお務めになり、特に駐日大使としては、様々な形で日米関係の強化、さらには沖縄の基地負担の軽減にも大きくお取り組みになった。改めてその大きな業績に心から敬意を表し、また、改めて哀悼の...全文を見る
○茂木国務大臣 この沖縄の基地負担の軽減の問題、篠原委員の方から御指摘がありましたように、橋本総理、当時は梶山官房長官でした。そしてまた、小渕総理、当時は野中幹事長でありましたが、沖縄の心を心としてしっかりとこの問題に取り組むという姿勢を示されていた。私も、当時若手議員でありまし...全文を見る
○茂木国務大臣 そんなに篠原委員と私、これまで申し上げてきたこと、違っていないと思うんですけれども。  普天間が持っている機能を全部持っていくということじゃなくて、先ほどから、抑止力の維持と危険性の除去、この二つを考え合わせた上で、普天間が持っている三つの機能のうち、空中給油と...全文を見る
○茂木国務大臣 まず、昨日、恐らくネットフリックスの時間は、私、宮里藍サントリーオープンを見ておりましたので、それを拝見できなかったんじゃないかなと思いますが。  いずれにしても、シリアのダマスカスという町は、町が八層になっております。どんどん積み重なるという形で、様々な戦乱を...全文を見る
12月08日第207回国会 衆議院 本会議 第2号
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○茂木敏充君 自由民主党の茂木敏充です。  会派を代表して、岸田総理の所信表明演説並びに財政演説について質問します。(拍手)  この臨時国会前、十月の総選挙で、自民党は絶対安定多数二百六十一議席を獲得することができました。国民の皆様から大きな信任を得ることができたと考えていま...全文を見る