本村伸子

もとむらのぶこ

比例代表(東海)選出
日本共産党
当選回数3回

本村伸子の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第189回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  リニア中央新幹線について質問をさせていただきます。  初質問でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  昨年十月十七日、JR東海が二〇二七年開業を目指すリニア中央新幹線品川—名古屋間工事実施計画を太田昭宏国土交通大臣...全文を見る
○本村(伸)委員 大規模な事業であるということは確認できたと思います。  大きいがゆえに、南アルプスを貫通するトンネルの難工事や大規模な自然破壊、トンネルを掘ることで発生する膨大な量の残土をどうするのか。静岡県では、大井川の下流域七市二町六十五万人の生活、産業用水の取水量と同じ...全文を見る
○本村(伸)委員 環境大臣の意見の中では、「本事業は、その事業規模の大きさから、本事業の工事及び供用時に生じる環境影響を、最大限、回避、低減するとしても、なお、相当な環境負荷が生じることは否めない。」と指摘をされ、そして、「河川の生態系に不可逆的な影響を与える可能性が高い。」とい...全文を見る
○本村(伸)委員 可能な限り情報公開をするとおっしゃっていただきましたけれども、JR東海には情報公開の義務はございません。  情報公開もせずに、日本の宝である南アルプスの環境を壊し、強制的に土地の収用まで行う、こんなことは絶対に認められないということを申し述べておきたいというふ...全文を見る
○本村(伸)委員 大深度地下法の使用の認可はまだおりていない、申請もまだしていないということを確認いたしました。  法務大臣にお伺いをいたします。  土地の権利についてお伺いをいたします。民法上、土地の所有者の所有権はどこまで及ぶとされているでしょうか。
○本村(伸)委員 土地の所有権は、その土地の上下に及ぶということを確認いたしました。  そこで伺いますけれども、大深度地下法にかかわって、大深度地下の使用の認可が行われた場合、土地の所有権は及ばない、なくなってしまうのでしょうか。
○本村(伸)委員 要するに、土地の所有権はなくなっていないということだというふうに思います。  資料の三ページ目を見ていただきたいんです。赤の下線が引かれている部分をごらんいただきたいんですけれども、JR東海は、説明会やホームページの中で、大深度地下による「認可を受け使用する場...全文を見る
○本村(伸)委員 ぜひ、説明し直させるということを約束していただきたいというふうに思います。  先ほど確認をしましたように……(発言する者あり)時間がないので大変申しわけございませんが、大深度地下の使用の認可はまだおりておりません。申請すらされていない現状でございます。というこ...全文を見る
○本村(伸)委員 町田と川崎の説明会について、こんなことを許していいのかと問いましたけれども、お願いいたします。
○本村(伸)委員 ですから、事業説明会で丁寧な説明が行われていない、住民の皆さんをごまかすことまでやっているという事実をきょうは大臣にお示ししたわけです。こんなやり方を絶対に許してはならないというふうに思います。  太田大臣は、地元の理解と協力を得ることが不可欠だ、このことも繰...全文を見る
○本村(伸)委員 丁寧な説明ができていないということからこういう追及もさせていただいているわけですけれども、きょう議論をいたしましたリニア、この事業については、今世紀最大の巨大な事業であるにもかかわらず、JR東海に情報開示の義務もないし、環境大臣が指摘している問題をどう解決してい...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○本村(伸)分科員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、呼吸器、たんの吸引が必要な子供さんの通学保障、暮らしを丸ごと支えていく、この問題について御質問をさせていただきたいというふうに思います。  愛知県は、特別支援学校がマンモ...全文を見る
○本村(伸)分科員 早急に支援をしていただきたいということを求めておきたいと思います。  呼吸器、たんの吸引が必要な子供さんは、地域で暮らすということも困難を抱えております。デイサービスやショートステイも身近なところになかなかないという状況がございます。西三河の地域では、ショー...全文を見る
○本村(伸)分科員 ありがとうございます。  ぜひ、本当に地域に行き渡るように、積極的にPRもしていただいて進めていただきたいというふうに思います。  そもそも、日本は障害を持った方々の予算がまだまだ少ない現状にございます。ぜひ予算をふやしていただいて、障害を持った子供たちの...全文を見る
○本村(伸)分科員 ありがとうございます。  ひどい人権侵害があっても声を上げられないという状況に追い込まれていくケースというのも多いわけでございます。例えば、もし公的な機関に訴えたりした場合に、日本円で三百万円以上の罰金を払うという内容の、いわゆる黒い契約書というものにサイン...全文を見る
○本村(伸)分科員 技能実習生の方は被害者という側面もありますので、ぜひ守りながらやっていただきたいというふうに思います。  監理団体についてもお伺いをしたいと思います。  技能実習生の制度、そして、ことし四月からスタートする外国人建設労働者受け入れ事業もそうですけれども、も...全文を見る
○本村(伸)分科員 もう一つ事例を挙げたいんですけれども、岐阜県にある監理団体が、受け入れ企業に対して次のような注意通知を出しております。  「研修生受入れに際しての注意事項」ということなんですけれども、「弊協同組合において一番懸念される事は、入国管理局における抜き打ち査察であ...全文を見る
○本村(伸)分科員 JITCOの二〇一三年度の経常収益を見てみますと、経常収益二十億三千百十四万円余りですけれども、その中で、監理団体や受け入れ企業が出している賛助会費というのは幾らかといいますと、十二億三百八十一万円になっております。経常収益の半分以上が賛助会員の会費で運営され...全文を見る
○本村(伸)分科員 JITCOが受け入れ企業や監理団体からの会費収入に依存をして、法的権限がないということから、実効力がないということを厚生労働省の報告書でも指摘をされているわけでございます。  このチェック機能に対しても、拘束力、実効力がないというふうに言われているわけですけ...全文を見る
○本村(伸)分科員 これで終わりますけれども、国土交通省にお聞きしたときに、JITCOも有力な委託先だというお話もありました。私は、そのお話も聞いて大変懸念をしております。こういう四月からの拙速な実施はやめるべきだということを申し上げ、質問を終わらせていただきます。  ありがと...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○本村(伸)委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度政府予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要について説明いたします。  二〇一五年度政府予算案は、昨年の消費税増税による景気悪化で国民生活が深刻な影響を受けているにもかかわらず...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  予算委員会の質疑に引き続いて、リニア中央新幹線の問題について質問をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。  三月二日の予算委員会で、私は、リニアルートの地権者の皆さんの土地の所有権について質問をいたしました。民法第二...全文を見る
○本村(伸)委員 伝えていただいたということですけれども、こうしたやりとりの中で、皆様方にお配りをしております資料の1の部分でございますけれども、JR東海は、土地の所有権についてごまかすような説明のホームページを書きかえました。本文は変えておりませんけれども、参考という部分で、赤...全文を見る
○本村(伸)委員 もっと踏み込んだ指導をしていただきたいというふうに思います。  おかしいと思いますのはこれだけではございません。大深度地下ルートの問題を引き続き申し上げますけれども、資料の3をごらんいただきたいというふうに思います。  これは、JR東海が事業説明会で説明をし...全文を見る
○本村(伸)委員 大深度地下は地下四十メートルよりも深い部分だということなわけですけれども、私は先日、名古屋第二環状線、国道三〇二号の周り、名古屋市天白区、緑区の地盤沈下、土砂の移動の問題で調査に行ってまいりました。  地下三十四メートルのところまで共同の管渠の立て坑、これはシ...全文を見る
○本村(伸)委員 外環道もリニアも、大深度地下法の使用の認可を受けてやる事業です。リニアはまだ申請さえ行われておりませんけれども、国直轄の東京の外環道は家屋調査をやるけれども、JR東海は家屋調査をやらなくてもいい。事業者の違いで地権者、住民の皆さんがこうした差別的な扱いを受ける。...全文を見る
○本村(伸)委員 名古屋の第二環状線、三〇二号の事業では、家屋調査を事前にいたしました。事後、影響が出ていても、家の経年劣化だといってなかなか補償してくれないということで、住民の皆さんが泣いておられる例があるわけでございます。  こういう公共事業よりも、JR東海の対応は私はひど...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  ここでもう一つ確認をしたいんですけれども、整備新幹線の場合、三十メートルよりも深い部分は補償しないと一律に説明したことがございますでしょうか。
○本村(伸)委員 整備新幹線も、一律にここで切ってしまうということはやっていないということでございます。JR東海が勝手に三十メートルで区切って、そこから地下は補償しませんということを言っているわけでございます。地権者の皆さんは、それに対しておかしいと言う権利があるというふうに思い...全文を見る
○本村(伸)委員 JR東海は、土地の所有権が上下に及ぶということも説明をしておりません。そして、個々の地権者に、先ほど鉄道局長が言われたような説明さえしていないわけでございます。全く住民の皆さんや地権者の皆さんをないがしろにしているやり方であり、私は到底認めることはできないという...全文を見る
○本村(伸)委員 次から次へと、丁寧な説明とは全く違うことが事実として寄せられるわけでございます。住民の皆さんをごまかすような、地権者の皆さんをごまかすようなことは絶対にあってはならないということを申し述べておきたいというふうに思います。  まだまだ問題は山積をしておりまして、...全文を見る
○本村(伸)委員 JR東海が正式に財務省の方に要望を出されたのが昨年の八月、そして、その翌月の九月にはもう審議会を行って答申を出しているわけでございます。JR東海の言い分は聞くけれども、住民の皆さんには説明もしない、意見も聞かない。  確認しておきますけれども、この今の段階で、...全文を見る
○本村(伸)委員 国土交通大臣、JR東海にいつも大臣は丁寧な説明ということをおっしゃっておられますけれども、国自身が国有財産の売却について住民の皆さんや国民の皆さんに知らせずにやっているわけです。こういうやり方はおかしいというふうに思いませんでしょうか。契約はやめるべきだ、契約さ...全文を見る
○本村(伸)委員 JR東海に対して丁寧な説明というふうに大臣はいつも言っているのに、国自身が丁寧な説明をしていない、これは本当におかしいというふうに思います。  この国有財産の売却については、住民の皆さんへの説明からやり直すべきだと思いますけれども、国土交通大臣、ぜひお答えくだ...全文を見る
○本村(伸)委員 いつも国土交通大臣は、丁寧な説明、丁寧な説明ということを繰り返しているわけですけれども、国自身が住民の皆さんに対して、国民の皆さんに対してしっかりとやっていないということについて抗議をしておきたいというふうに思いますし、対応を改めるべきだということも申し上げてお...全文を見る
○本村(伸)委員 土砂災害の防止というのは、国民の皆さんの命を守るためにも大変大事な問題だというふうに思いますけれども、先日、私はこういうお話をお伺いしました。  長野県の豊丘村で、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域の地域をリニアの残土の最終残土置き場にする計画をJR東海が...全文を見る
○本村(伸)委員 このリニアの問題は、民間事業者であるJR東海の事業でございます。ゆえに、情報開示の義務はJR東海にはないという問題も予算委員会で指摘をいたしました。  民間営利企業の事業であるにもかかわらず、これは次の問題に移っておりますけれども、土地の買収について、自治体に...全文を見る
○本村(伸)委員 終わりますけれども、この問題について、リニアの問題については、本当に問題が山積をしております。ぜひこの委員会でもJR東海を呼んで集中審議をしていただきたいということを提案させていただきたいと思います。ぜひ御検討をお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます...全文を見る
04月17日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  下水道法の改正に関連して、お伺いをしたいというふうに思います。  東日本大震災で被災された自治体の皆さんへの支援について、ほかの地域の各自治体の職員の皆さんの応援が、下水道の復旧、被災地の皆さ...全文を見る
○本村(伸)委員 今、水道の事例でお伺いをいたしました。  下水道の分野でも、各自治体の職員の皆さんが応援に行って、下水道の被害について、先遣隊としても地震の翌日に現地に到着をしたり、一次調査や二次調査などなど、奮闘されていたわけでございます。被災地の下水道の復旧復興についても...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  大臣も言われましたように、東日本大震災で、下水道の職員の方々が大変重要な役割を果たしておられるわけでございます。今後想定をされます南海トラフ巨大地震のことを考えましても、やはり下水道職員の皆さんの役割については決して軽視をされてはなら...全文を見る
○本村(伸)委員 改築更新コストというのはどんどんふえていくということが、今後予想されております。  次にお伺いをしたいんですけれども、管路施設の点検、調査を実施している自治体というのはわずか二から三割ということですけれども、なぜ点検、調査さえ行われていないのか、その原因につい...全文を見る
○本村(伸)委員 点検、調査されていないという現状の中で、やはり人が足りないという点もあるというふうに思います。  もう一つお伺いをしたいんですけれども、自治体の下水道職員がどんどん減っているという実態とその原因、そして、下水道職員の皆さんが減っているということによる問題点につ...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  現場の方のお話ですと、下水道職員をふやすことをせずに、人がいないからということで安易に広域化しますと別の問題が出てくるんだ、広域化、遠隔化となると、現場に行く機会が減って関心が薄れ、技術もなくなっていくんだ、機器の現場操作もわからない...全文を見る
○本村(伸)委員 入札、発注するにしても、それがよい技術なのか、安全性は大丈夫なのかということを見きわめる力が、自治体職員、行政の側に必要だというふうに思います。人がいない、現場を知らない人ばかりだ、長年、知識、技術などを研さんした人がいないということになれば、やはり公としての責...全文を見る
○本村(伸)委員 この守山区の新興住宅街は、そもそも名古屋市のハザードマップで三メートルから四メートルの浸水する地域となっておりました。しかし、住宅が建設をされ、開発をされ、結局、浸水をしてしまったわけでございます。住宅を買った皆さんが災害リスクを認識するような説明も受けていなか...全文を見る
○本村(伸)委員 これからのまちづくりの観点でお話を伺っているわけですけれども、ことし一月に国土交通省から出されました「新たなステージに対応した防災・減災のあり方」という文書の中でも、災害の発生の危険性が高い区域にはできるだけ人が住まないようにすることが重要だということが指摘をさ...全文を見る
○本村(伸)委員 最後に、水防法第十五条二にかかわって、八六%が地下であるリニア事業の事業主体であるJR東海は、利用者の避難の確保及び浸水の防止のための措置に関する計画をつくることになりますねということを確認したいというふうに思います。
○本村(伸)委員 国土交通省の水災害に関する防災・減災対策本部の地下街・地下鉄等ワーキンググループの中間取りまとめの中でも、やはり地下空間というのは、閉鎖的であり、地上に比べて浸水スピードが速いんだ、また、ある程度水深を超えると水圧により扉があかなくなることや、機械電気設備の機能...全文を見る
04月21日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  JR西日本の福知山線の事故から、次の土曜日、四月二十五日でちょうど十年に当たります。大量輸送を担う公共交通の安全の確保という問題で、質問をさせていただきたいというふうに思います。  このJR西日本の福知山線脱線事故では、亡くなら...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  この四月も、一歩間違えれば大惨事になりかねなかった事故やトラブルが相次いでいるというふうに思います。  航空の分野では、四月十四日、広島空港でのアシアナ航空着陸の失敗の事故、そして、四月五日には、徳島空港で、滑走路上に作業車両を発見...全文を見る
○本村(伸)委員 運輸安全委員会の事故調査などが始められておりますけれども、事故の発生の背景にある利益優先、安全軽視などの企業体質や組織の体質にまで踏み込んだ徹底した原因究明と、それに基づく再発防止策をとるように強く要請をしておきたいというふうに思います。  四月以降に起こった...全文を見る
○本村(伸)委員 一つずつ、もう少し具体的なお話をしたいというふうに思います。  きょうは防衛省にも来ていただいておりますけれども、徳島空港の着陸やり直しのトラブルは、管制は海上自衛隊が担当しているというふうに聞いております。管制業務を一人で担当していて、滑走路上に作業車両がい...全文を見る
○本村(伸)委員 自衛隊に関しましては、航空自衛隊が管制を行っておりました新千歳空港でも、四月十九日に、直前に着陸した別の航空機が滑走路から誘導路に移動し切っていないということで、着陸のやり直しというトラブルもございました。自衛隊も含めて、事故、トラブルの再発防止ということを徹底...全文を見る
○本村(伸)委員 大臣のおっしゃるとおりだというふうに思います。このJR東日本の安全軽視という対応は、本当に許しがたいものがあるというふうに思います。原因の徹底解明ですとか企業体質の改善を含めて、指導監督の徹底をお願いしたいというふうに思います。  先週の金曜日には、JR東日本...全文を見る
○本村(伸)委員 いずれにしても、このことを見ても、安全が軽視をされていたということが明らかだというふうに思います。  山手線の事故の発生当初ですけれども、国土交通省の鉄道局は、電車の運行が長時間とまった輸送障害で、重大インシデントには該当しないという見解を示しておられました。...全文を見る
○本村(伸)委員 最初は重大インシデントではなかったというふうに判断したわけですけれども、やはりこれでは監視、監督する責任が果たせないのではないかというふうに思います。現場の調査を含め、責任が果たせる権限を強めるべきだというふうに思います。  次に、青函トンネルについてもお伺い...全文を見る
○本村(伸)委員 JR北海道が、ことしの三月三十一日に、「事業改善命令・監督命令による措置を講ずるための計画」というものの昨年度の第四・四半期の実施状況報告というものを出しております。この中でも、「お客様にご迷惑をおかけした事象が発生した場合は、積極的かつ速やかに情報を開示する」...全文を見る
○本村(伸)委員 そういう点でも安全性をしっかりと国民の皆さんに明らかにしていただきたいということをお願い申し上げ、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。      ————◇—————
04月22日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  地域公共交通というのは、人、物の交流、活動を支え、住民の皆さんの暮らし、生活にとって不可欠なものだと考えております。  今日、高齢者の方々で自家用車の利用ができない方々や障害を持った方...全文を見る
○本村(伸)委員 確認をいたしますけれども、地方自治体が主導する第三セクターというのには出資しないということが確認できますか。
○本村(伸)委員 もう一つお伺いをしたいと思います。  自治体が運営している公営の地下鉄を民営化して、管理運営を行う民間新会社をつくった場合、機構からの出資はされるんでしょうか。
○本村(伸)委員 公営の地下鉄も、運営管理を行う民間の新会社をつくるということであれば出資もあり得るということだと思います。  この新しい会社が管理運営を任される場合、一体どこまで任されるのかという点について、二点お伺いをしたいと思います。  例えば、一点目ですけれども、料金...全文を見る
○本村(伸)委員 料金も、事業法はありますけれども、公営の地下鉄の場合、議会の議決などなしに自由に設定できることになるということだと思います。  今、地方都市ですとか過疎地域などで、鉄道、バスの民間交通事業者が不採算路線から撤退して、公共交通の空白地域が拡大しているということが...全文を見る
○本村(伸)委員 もう一度確認をしたいんですけれども、先ほどもほかの同僚議員の質問の中でもありましたけれども、この宇都宮市のLRTの計画の概要、また事業費は一体幾らぐらいを想定しているのかということをお答えいただきたいと思います。
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  事業費というのはとても大きい額になるわけですけれども、やはりこういう計画は住民の皆さんとの合意というのが一番大事だというふうに思います。  改正地域公共交通活性化再生法に基づく地域公共交通の活性化及び再生の促進に関する基本方針では、...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  大臣がお答えいただきましたように、公共交通の事業者と住民・利用者、学識経験者などの参加の中で、合意のもとで構築していくということが大切なんだということを御答弁いただいたというふうに思います。  そこで、この宇都宮市のLRTの計画につ...全文を見る
○本村(伸)委員 この宇都宮市のLRT計画に対しましては、住民の皆さんが宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会というのを立ち上げておられまして、今のLRT計画の白紙撤回を求め、宇都宮市にふさわしい公共交通のあり方を提言されておられます。  また、宇都宮市の市議会の中では、L...全文を見る
○本村(伸)委員 住民の合意のない計画まで推進するというのは基本方針に反するものであり、あってはならないというふうに思います。  住民合意のない事業に本法案によって出資をするということがないように求めておきたいと思いますけれども、大臣、いかがでしょうか。
○本村(伸)委員 一般論として、基本方針に反した住民合意のない計画に出資するべきじゃないというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
○本村(伸)委員 そもそも、この宇都宮市のLRTの計画は、バブル経済期の前、四半世紀も前からつくられた計画でございまして、一時期この計画に反対する市長が誕生して計画が凍結したこともあるものでございます。現市長になってから、国土強靱化、地方創生という名で強引に進められようとしている...全文を見る
○本村(伸)委員 昨年の八月二十二日付の下野新聞では、見直された事業費は国が半分の約二百億円、これは四百十二億円のケースだというふうに思いますけれども、国が半分の二百億円、市と県が残りの二百億円を負担するとまで書かれております。  基本方針に反する住民合意のない計画に国が交付金...全文を見る
○本村(伸)委員 住民合意もできていない計画に基本方針に反して国がお金を出そうとしていること自体が私はおかしいというふうに思います。  今、国としてやるべきことは、基本方針に基づいて、住民の皆さんの意見をよく踏まえた、住民の皆さんが合意できる計画になるように指導するべきだと思い...全文を見る
○本村(伸)委員 住民の皆さんが合意できる計画になるように指導していただけるということでよろしいでしょうか。
○本村(伸)委員 住民の皆さんの意見をよく踏まえるというのは当然のことだと思いますけれども、住民の皆さんの意見をよく聞くということを支援していくということでよろしいでしょうか。
○本村(伸)委員 先ほども確認をいたしましたけれども、基本方針の中では、「こうした地域公共交通に対する社会的要請に的確に応えるためには、ともすれば民間事業者の事業運営に任せきりであった従来の枠組みから脱却し、地域の総合行政を担う地方公共団体が先頭に立って、公共交通事業者、住民・利...全文を見る
○本村(伸)委員 私は、日本共産党を代表して、地域公共交通活性化再生法及び鉄道・運輸機構法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、地域公共交通の民間委託、民営化をさらに進め、地方自治体の関与と責任を弱めることは明らかであるからです。  地...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  JR九州の完全民営化問題で質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、そもそものお話をお伺いしたいというふうに思います。  国鉄の分割・民営化、JR七社が設立されてから二十八年がたちました。JR東日本、JR東海、JR西...全文を見る
○本村(伸)委員 サービスがよくなったということですけれども、それは完全民営化をしなくても本当はできる話だというふうに私は思います。  私はJR東海の地域に住んでおりますけれども、少し前ですけれども、JR東海の利用者の皆さんにアンケートをとって、それを要望書にまとめてJR東海の...全文を見る
○本村(伸)委員 もう一つ確認をしたいと思いますけれども、国の借金というのは今どれだけになっているのかという点と、国鉄の長期債務は国の借金の指標となっている国債の特例公債に含まれると理解をしておりますけれども、間違いないか確認をしたいと思います。
○本村(伸)委員 つまり、今お答えいただきましたように、国鉄長期債務も、国民の負担となる国の債務となっているということでございます。  結局、その当時、二十四兆円が国民の皆さんの借金として負担を押しつけられたということだと思います。それが今十八兆円に減ってきているとはいえ、毎年...全文を見る
○本村(伸)委員 完全民営化したことで、事業収益を上げて、その収益で国鉄債務を返済するという道を閉ざしてしまったんだというふうに思います。  完全民営化をされたJR本州三社、東日本、東海、西日本は、収益の上がる新幹線などの払い下げで大もうけを上げております。経営の足かせとなる長...全文を見る
○本村(伸)委員 JRの負担というのは少しで、国民の皆さんには二十四兆円という巨額の負担が押しつけられているわけです。  そもそも、分割・民営化したときに債務の負担のルールというものがあったわけですけれども、JR東日本、東海、西日本に適正利益の割合をどのように考えていたか、どの...全文を見る
○本村(伸)委員 もう一つお伺いしますけれども、実際の利益率はどうなっておりますでしょうか、JR三社について。
○本村(伸)委員 当時想定していた適正利益を上回る巨額の大もうけを上げているということが、このことからもわかるというふうに思います。本来はもっと借金を背負ってもらわなければいけなかったのだというふうに思いますけれども、債務負担を当時軽く見積もったということだというふうに思います。...全文を見る
○本村(伸)委員 分割・民営化というのは、結局、利益は会社や株主に行って、国民の皆さんや利用者の皆さんは犠牲になっていくということだというふうに思います。富が一部のところに集中をしていくということだというふうに思います。  今回の法案の中身についても次にお伺いをしたいというふう...全文を見る
○本村(伸)委員 安全を前提にするというお話でございました。  もう一つお伺いしたいので、きょう、資料をお配りいたしました。  資料の一番目、1と書いている資料は、JR九州の平成二十七年度事業計画でございます。ここを見ますと、一番最初に「事業運営の基本方針」、その次に「経営基...全文を見る
○本村(伸)委員 利用者の不利益になるようなことはやめるべきだということを申し上げ、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月15日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○本村(伸)委員 日本共産党を代表して、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  本法案は、JR九州を完全民営化するためのものです。JR九州は、鉄道事業が赤字のまま無理やり株式上場するため、コスト削減など、利益獲...全文を見る
05月20日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子でございます。よろしくお願いを申し上げます。  きょうは、愛知県の設楽町に建設が計画をされております国土交通省中部地方整備局の直轄ダム、最大の直轄ダムである設楽ダム事業について質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、資料の...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。そういう大臣と議論ができるということは大変ありがたいことだというふうに思っております。  資料の二枚目、パネルの方も見ていただきたいんですけれども、大臣もこういう環境を見たことがあるというふうに思いますけれども、大変美しい自然環境が残った...全文を見る
○本村(伸)委員 丸めて言わせていただきますと、大体、総事業費、水源地域対策事業も含めまして約三千億円だと。そして、愛知県民の皆さんの負担は一千四百億円ということに私どもは認識をしております。  二〇一〇年の十一月二十六日からスタートをいたしました、国土交通省中部地方整備局が開...全文を見る
○本村(伸)委員 この設楽ダム事業で、ネコギギの生息地域として把握をされていた五十三ふちの中で、十八カ所が改変されてしまう、すむところを失ってしまうということも指摘をされているわけです。  先ほど移殖実験のお話もありましたけれども、国土交通省さんにお伺いをしたいんですけれども、...全文を見る
○本村(伸)委員 八・七億円、資料があるだけでということですから、それ以外の年もまだあるわけでございます。  もう一問お伺いしますけれども、ネコギギの移殖実験は成功しているのでしょうか。
○本村(伸)委員 先ほどもありましたように、七年間で八億七千万円以上使ったわけですけれども、きょう資料三というものをお示ししております。  その資料を見ていただきますと、二〇〇七年に百匹放流をした、三百十九日後にはゼロ匹になった。二〇〇八年、二十匹放流して、二百六十九日後に三匹...全文を見る
○本村(伸)委員 環境を破壊するという点で、ネコギギだけではないということも指摘をしておきたいというふうに思います。  一九四一年に設立をされました日本海洋学会海洋環境問題委員会という歴史あるところがあるわけですけれども、そこが二〇〇七年に次のような意見を出しております。  ...全文を見る
○本村(伸)委員 設楽ダムができれば、この六条干潟もだめになってしまう。愛知県の漁業者の皆さんも大変心配しております。愛知の漁業の中で、このアサリというのは愛知の漁業の生命線だとも言われております。そういう意味で、漁業者の皆さんも大変心配をされております。  そもそも、このダム...全文を見る
○本村(伸)委員 資料の四をごらんいただきたいというふうに思いますけれども、この資料を見ていただいてもわかるように、この設楽ダム事業というのは、流水の正常機能の維持の容量が一番多い目的になっているわけでございます。  国土交通省にお伺いしたいんですけれども、流水の正常機能の維持...全文を見る
○本村(伸)委員 全国的にもやはり、設楽ダムというのは、ほかに一カ所あるのみということで、大変多い異常なダムだというふうに私は思っております。  国土交通大臣、太田大臣にお伺いをしたいんですけれども、そもそも流水の正常機能というのは、本来、自然の川が流れている、これが一番の流水...全文を見る
○本村(伸)委員 今も少しお話がありましたように、設楽ダムというのは、豊川、豊川というのは、河口から登っていきますと、東側の宇連川と、西側の寒狭川、豊川の本流ですけれども、寒狭川に分かれるわけでございます。  この寒狭川側は、今は上流というのはダムがないわけですから、自然が残っ...全文を見る
○本村(伸)委員 治水、利水については、また機会をつくっていただきまして質問をさせていただきたいというふうに思います。そして、検証の場も、第三者性のない検証の場であったということも申し述べておきたいというふうに思います。  そして、大野頭首工の直下にそんなに水を流したいのであれ...全文を見る
○本村(伸)委員 貴重な自然環境を残していただきたいということを申し述べ、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。      ————◇—————
05月22日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  道路運送車両法、自動車検査法人統合の改定案にかかわって質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。  近年、自動車のリコールの届け出件数がふえている。二〇一三年度、二〇一四年度と過去最高を更新しております。...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  そもそもリコールの制度というのは、自動車の設計上の欠陥、ふぐあいを顧客の皆さんなどの情報に基づいて、メーカーが自主的に回収、修理するという制度です。修理すべき欠陥、ふぐあいのある自動車が既に出回っているということだというふうに思うんで...全文を見る
○本村(伸)委員 欠陥、ふぐあいのある自動車がふえているというのはやはり問題だというふうに思います。  新聞報道によりますと、自動車部品メーカー、タカタ製のエアバッグのリコール問題で、先ほど来お話がありましたように、アメリカの運輸省は、これまでリコールとなったものを含めて約三千...全文を見る
○本村(伸)委員 もう少し具体的にお伺いをしたいと思います。  このタカタ製のエアバッグ装置、インフレーターに関する国内でのリコールというのはどうなっているのか、そして、その改修率はどうなっているのかということをお示しいただきたいと思います。
○本村(伸)委員 率直な疑問なんですけれども、二〇〇九年からタカタ製のエアバッグ、インフレーターのふぐあいというのは発覚をしておりまして、リコールもされ、対象車の改修もされている。同じタカタ製のエアバッグで次から次にふぐあいが発生して、リコール対象車も広がっている。こういう状況を...全文を見る
○本村(伸)委員 原因究明を目的とした調査リコールは事業者の自主的な調査ということですけれども、さまざまな問題で事業者任せでいいのかということが問われているというふうに思います。  ふぐあいの発生の可能性があるタカタ製のエアバッグ装置について、国としても原因究明の調査を今してい...全文を見る
○本村(伸)委員 事業者任せにせずに、国の方もみずからしっかりと調査をするべきだということを申し述べておきたいというふうに思います。  先ほども御答弁がありましたように、最近のリコールの増加の要因として、部品の共通化が進んで、ふぐあいが発生すると大規模なリコールにつながるという...全文を見る
○本村(伸)委員 私も愛知県豊田市の出身でございまして、地元にはトヨタ自動車の本社がございます。トヨタ自動車さんが安全、品質管理という点で力を注いでいるということはわかりますけれども、しかし、一方で、原価低減ということも含めて、下請単価が引き下げられる中で、下請の皆さんからは、安...全文を見る
○本村(伸)委員 この交通安全環境研究所というのは、今回、自動車検査法人と統合するということになっておりますけれども、実質的には、自動車検査法人に吸収され、一部署になってしまうのではないかという声もお伺いをいたします。  リコール車がふえている中で、原因解明など、役割が大変大き...全文を見る
○本村(伸)委員 安全というものを行革してはならないということも強調しておきたいというふうに思います。  自動車検査法人と交通研の統合について、独立行政法人改革等に関する分科会の第三ワーキンググループの第七回議事録があるわけですけれども、その中で、両法人とも、統合によるデメリッ...全文を見る
○本村(伸)委員 必要な人材、予算、技術が継承できるようにぜひしていただきたいというふうに思います。  今回、国で実施している自動車登録業務のうち、申請事項の虚偽の有無などの事実確認調査について独立行政法人の自動車技術総合機構に移管するというふうにされております。  確認調査...全文を見る
○本村(伸)委員 労働条件が悪くならないようにということは、くれぐれも申し述べておきたいというふうに思います。  今回、先ほどもお話をいたしましたように、自動車登録に関する事務のうち、その申請に係る事項に虚偽がないかどうかの確認その他の事実を確認するために必要な調査を自動車技術...全文を見る
○本村(伸)委員 もう時間がなくなってまいりましたけれども、自動車の検査、研究というのは、国民の皆さん、住民の皆さん、ドライバーの皆さんの安心、安全、権利を守るために、もともと国が担ってきました。やはり国がしっかりとした責任を持っていくべきだということを申し述べ、質問を終わらせて...全文を見る
○本村(伸)委員 日本共産党を代表して、道路運送車両法及び自動車検査独立行政法人法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  近年、自動車リコール対象台数が最高を更新するなど、欠陥、ふぐあいのある危険な自動車が市場にあふれています。それだけに、自動車検査、研究は一層...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子でございます。  まず冒頭、本日九時五十九分に、鹿児島県の口永良部島での噴火があり、全島に避難指示が出された。国土交通省としても、安全に避難ができるように、そして、その後の生活支援についても万全の体制をとっていただきたいということをまず冒頭...全文を見る
○本村(伸)委員 それを前提にお話をさせていただきますけれども、名古屋の環状二号線、国道三〇二号線、その関連工事である雨水貯水池、共同溝の立て坑の工事における名古屋市天白区、緑区周辺住民の皆さんへの被害について質問をさせていただきます。  私も、この名古屋市天白区、緑区の調査に...全文を見る
○本村(伸)委員 名古屋市長からこうした要請文書が出されているわけですけれども、その後、NEXCO中日本としてはどういう対応をとられたでしょうか。
○本村(伸)委員 名古屋市長からも三回、住民の皆さんから理解が得られていないと指摘をされた事業でございます。  そこで、伺いますけれども、この天白区、緑区の名古屋環状二号線などの一連の工事に関して、NEXCO中日本が家屋についての事前調査、事後調査を行っております。国土交通省も...全文を見る
○本村(伸)委員 今、損失補償された件数も答弁していただきましたけれども、本当に大きな被害が出ているというのがこの数字からも明らかだというふうに思います。  きょうは天白区、緑区だけのことをお話ししておりますけれども、このほかにも守山区でも三百件を超える家屋被害が出ている。公共...全文を見る
○本村(伸)委員 次に、国土交通省が行った事業では、天白区で十三件の家屋の損失補償、緑区で十七件の損失補償を行っておりますけれども、同じようにお答えいただきたいと思います。
○本村(伸)委員 大変な被害を与えている事業なんですけれども、実は、この数字でもカバーできていない地域や家屋がある。被害があったけれども補償されていないと、住民の皆さんが声を上げている現実がございます。  例えば、天白区のAさんのお宅の事例ですけれども、NEXCO中日本が二〇〇...全文を見る
○本村(伸)委員 このAさんのお宅は、一九九五年に新築で入居をして、一連の工事が始まってから、入居から十三年後には屋内車庫の三カ所に亀裂が入って泥水がしみ込むという被害があり、外壁にもクラックが入り、十四年後には家屋の周りに四カ所、陥没、穴があく。  経年変化、工事と関係がない...全文を見る
○本村(伸)委員 どう考えてもおかしいというふうに思うんです。  経年変化、工事と関係ないというのであれば、工事との因果関係がないとちゃんと証拠を示したんでしょうか。
○本村(伸)委員 そもそも、この工事の事前の調査、事後の調査も大変いいかげんなものだったと私は認識しております。  先ほど大臣から答弁をしていただきました工事損害要領の第二条には、損害等に対する措置を迅速かつ的確に行うため、工事前、工事の施行中にその土地や周辺地域で、必要と認め...全文を見る
○本村(伸)委員 工事損害要領の第三条には、所有者、使用者から地盤変動による建物等の損害等の発生の申し出があったときは、地盤変動による損害等と工事との因果関係について、速やかに調査を行うものとすると書いてございます。  ぜひもう一度、被害者の方々の声を聞き、現場を国交省自身がち...全文を見る
○本村(伸)委員 住民の皆さんは、経年変化だと言われても、とても納得できない状況が今もございます。ぜひ、国交省自身が現場を見て、調査し、そして評価し、直していただきたいということを改めて強調しておきたいというふうに思います。  住民の皆さんがいろいろ聞こうと思って国土交通省の愛...全文を見る
○本村(伸)委員 今、この議論は名古屋環状二号線の東南部のお話をさせていただいているわけですけれども、この東南部の事業では、事前の調査、事後の調査、不十分な調査だったということが明らかですし、大変大きな被害があったということをお話しいたしました。  これから西南部の工事が始まる...全文を見る
○本村(伸)委員 西南部は地盤が大変弱い地域でもございます。ぜひ被害がないように対策をとっていただきたいということも申し上げ、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月03日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律案について質問をさせていただきたいと思います。  この法案は、現行のエネルギーの使用の合理化等に関する法律から建築物部門を抜き出して、建築物の省エ...全文を見る
○本村(伸)委員 しかし、あくまでも見込みだということで、私はもう少し踏み込むべきだというふうに思います。真剣に地球温暖化対策に取り組むこと、建築物のエネルギー消費量の低減のために、もっと高い水準の削減の数値目標を立てるべきだというふうに思いますけれども、大臣、いかがでしょうか。
○本村(伸)委員 ぜひ数値目標を持ってやっていただきたいというふうに思います。  社会資本整備審議会の答申の中でも、工程表に、今後、段階的に適合義務化を拡大させるという方向が出されておりますけれども、今出されている年限よりももっと加速させるべきだというふうにつけ加えて申し述べて...全文を見る
○本村(伸)委員 今回のような低所得の方、高齢者の方が犠牲になる火災というのは、無届け老人ホームの「たまゆら」の火災などでも相次いでおります。  この川崎市の火災現場、そして、簡易宿泊所が集中している地域に私も行ってまいりました。今回火災に遭ったのは、簡易宿泊所が集中している地...全文を見る
○本村(伸)委員 私、現場に行きまして、お話を伺って痛感したことは、今回の事例は川崎市だけの問題ではないというふうに思いました。国の産業政策や労働政策や社会保障の政策や貧困な住宅政策、こういう中で川崎市に矛盾が集中して起こった事件だというふうに痛感をいたしました。実態調査をするな...全文を見る
○本村(伸)委員 国交省にもお伺いをいたします。  本来、このような簡易宿泊所に長く住み続けている方々は、公営住宅や民間のアパートなどを確保して転居させるべきだというふうに思います。なぜ転居ができないのか、どう分析されているのか、また、その対策をどうすればいいと考えているのか、...全文を見る
○本村(伸)委員 もともと、住生活基本法、住宅セーフティーネット法のできるときの議論の中で、国の役割ということについても議論をされているというふうに思いますけれども、国の役割についてどのようなことが求められていたかということをお示しいただきたいと思います。
○本村(伸)委員 もともと、住生活基本法、住宅セーフティーネット法をつくる前の議論のときに国の役割がしっかりと議論されて、「市場において自力では適正な水準の住宅を確保することが困難である者の居住の安定を確保するための環境整備などの役割を果たすべきである。」というその国としての役割...全文を見る
○本村(伸)委員 こういう川崎市の取り組みを全国的にもどんどん進めるべきだというふうに思います。  川崎市の例のように、一般の住居に入居できない事例は全国でもあちこちにございます。その受け皿になっているのが無届け介護ハウスですとか脱法ハウスですとかネットカフェ、そして簡易宿泊所...全文を見る
○本村(伸)委員 今、数を言っていただきましたけれども、住宅セーフティーネット法施行後、居住支援協議会を設立した自治体というのは、都道府県で三十七件、市町村で十一件ということになるわけですけれども、局長が言われましたように、数的にももっともっと進めるべきだというふうに思いますし、...全文を見る
○本村(伸)委員 今回の川崎市の簡易宿泊所の火災の問題では、新聞各紙の社説にも取り上げられております。  朝日新聞の六月一日の社説では、「家主と高齢者の間に第三者が入れば、家主は貸しやすくなるだろう。すでに先駆的に取り組むNPO法人もある。行政が民間物件を借り上げ、公営住宅の提...全文を見る
○本村(伸)委員 先ほども申し上げましたように、住生活基本法をつくるときのもともとの議論の中で、「今後とも、「住宅困窮者の安定した居住の確保」を住宅政策の基本理念の一つと位置づけ、これを踏まえて、公営住宅制度をはじめ必要な個別具体の施策を講ずることにより、住宅分野において憲法二十...全文を見る
06月16日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  独立行政法人改革にかかわる法案に関しまして質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  私は、六月三日のこの委員会の中で、川崎市の簡易宿泊所の二畳、三畳という劣悪な住環境のもとで十名の方々が火災で亡くなった、その背景に...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございます。  まず前提として、公営住宅が足りないということははっきりとしております。そういう中で、UR住宅は、公的賃貸住宅として、低所得の方々や高齢者の方々など、この法律上の住宅確保要配慮者の方々へのセーフティーネットとして、率先してこうした方々の...全文を見る
○本村(伸)委員 先ほどもお話がありましたけれども、住宅セーフティーネット法上では、「国及び地方公共団体は、所得の状況、心身の状況、世帯構成その他の住宅確保要配慮者の住宅の確保について配慮を必要とする事情を勘案し、既存の公的賃貸住宅の有効活用を図りつつ、公的賃貸住宅の適切な供給の...全文を見る
○本村(伸)委員 私も、愛知県内、空き家など生活相談の方々がおりまして、UR住宅に入れないかと探してみましたけれども、家賃が安いところはいっぱいなんですよ。家賃が高いところがあいているという状況で、生活相談を受ける方はなかなか入れないという現状があることも認識されていると思います...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございました。  居住者の同意、そして十分な話し合いということを大臣から答弁していただいたと思います。  UR賃貸住宅のストック再生、再編のやり方、削減のやり方も、本当に居住者の方々の立場に立ったものだったのかどうかということについても、少し質問を...全文を見る
○本村(伸)委員 今回の法案についてですけれども、UR賃貸住宅の建てかえを飛び地にでも可能にするものになっております。駅前など、駅前とは限らないというふうに私はこれまでの例からしても思っておりますけれども、駅前などに建てかえますと、移転しなければならない方々は今までよりも高家賃で...全文を見る
○本村(伸)委員 横浜市中区の海岸通団地というところは全面建てかえの団地だったわけですけれども、この建てかえは、全体に二百十四戸が建てかえで、戻り用の住宅が百十二戸。そのうち五十戸が一Kの間取り、家賃は九万七百円から九万七千四百円と、本当に高い家賃になっております。申込世帯の四二...全文を見る
○本村(伸)委員 居住者の、今UR住宅にお住まいの方々の状況は大臣もつかんでみえるというふうに思いますけれども、改めて申し上げたいというふうに思います。  二〇一四年九月の全国公団住宅自治会協議会幹事会の皆さんのアンケート結果ですけれども、これは、UR賃貸住宅の皆さんの、九万三...全文を見る
○本村(伸)委員 ぜひ検討していただきたいというふうに思います。  次に、海上技術安全研究所、港湾空港技術研究所、電子航法研究所の統合について伺いたいというふうに思います。  この三つの研究所は、船舶あるいは航空管制、こういう安全確保や津波災害の防止、軽減、海洋環境の保全など...全文を見る
○本村(伸)委員 次に、船員養成の座学を担う海技教育機構と乗船実習を担う航海訓練所の統合もされる法案になっております。  閣議決定では、海運業界を初めとする関係者の受益者負担の拡大や自己収入の拡大が求められております。大学校や訓練校で自己収入をふやすということは、学生や訓練生の...全文を見る
○本村(伸)委員 最後に、統合するわけですけれども、さらなる事務事業のスリム化、効率化などが求められることになり、国民の命と安全を確保する国の責任を一層弱めることになってはならないということを再度確認したいと思います。
○本村(伸)委員 終わります。ありがとうございました。
○本村(伸)委員 日本共産党を代表し、独立行政法人に係る改革を推進するための国土交通省関係法律の整備に関する法律案に対する反対討論を行います。  まず、独立行政法人都市再生機構法の一部改定についてです。  反対する第一の理由は、UR賃貸住宅の建てかえに当たり、今の団地から離れ...全文を見る
06月19日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  リニア中央新幹線について質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  今月初め、リニア中央新幹線用の変電施設が新たに設置予定であるということがわかったと報道されました。報道にはこう書いてございます。JR東海がリニア中央...全文を見る
○本村(伸)委員 この変電所というのはとても大規模なものでございます。この長野県豊丘村では、八から九ヘクタールということで、東京ドーム二つ分。岐阜県恵那市では、約十一から十二ヘクタールということで、東京ドーム二・五個分の広さにもなります。そうなりますと、森林の伐採ですとか、工事用...全文を見る
○本村(伸)委員 もう三点ですけれども、経済産業省に確認をしたいというふうに思います。  一点目が、リニア用の下伊那変電所及び送電設備、恵那の変電所と送電設備の費用は一体誰が払うのかという点。そして二点目が、幾らかかるのかという点。そして三点目が、負担割合はどうなっているかとい...全文を見る
○本村(伸)委員 国交省にお伺いをいたします。  資料の一をお配りしておりますけれども、資料の一をごらんいただきますと、昨年の十月十七日にリニアの工事実施計画が認可をされました。この工事実施計画の資料の中に、工事費の予算書というものがございます。その中に、発電所、変電所というも...全文を見る
○本村(伸)委員 JR東海がお金を出すということを、今の恵那変電所、送電設備と下伊那変電所、送電設備ということで確認をさせていただいたというふうに思います。  続けて確認をしたいと思いますけれども、三点伺います。  一つ目は、中部電力の変電所と送電設備はリニア中央新幹線の環境...全文を見る
○本村(伸)委員 予算書の中には含まれているのに、工事実施計画にも環境影響評価の対象にもしないというのは本当におかしいというふうに思います。  そもそも、リニアで使用する電力の施設であれば、JR東海がきちんと説明するべきではないかというふうに思いますけれども、JR東海は、環境ア...全文を見る
○本村(伸)委員 リニアを運転するための電力というのは、工事実施計画で書いてある変電所だけでは足りないということなんですよね。  今回、中部電力が出してきた二つの変電所は、リニアを動かすためにはなくてはならない必要不可欠なものだというふうに思います。それを、環境影響評価書にも書...全文を見る
○本村(伸)委員 予算書の中には入っている、JR東海がお金を出すにもかかわらず、住民の皆さんに説明をしていなかったというのは、これは事業の進め方について本当に瑕疵があるというふうに思います。こういう事例はこの変電所だけではなく、JR東海は、工事実施計画には盛り込まれていなかった工...全文を見る
○本村(伸)委員 丁寧な説明と言っておりますけれども、丁寧な説明をされていないということをきょうも指摘させていただいているわけでございます。国は、JRがおやりになることだからといってほとんど責任をとらないわけですけれども、しっかりと責任を果たしていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○本村(伸)委員 もう一度お伺いしますけれども、採算は単独ではとれないという理解でよろしいでしょうか。
○本村(伸)委員 当時の社長が採算はとれないという発言もされているというのは有名なことでございます。リニア中央新幹線というのは、単独事業では採算がとれない事業だ、東海道新幹線の収益によって維持される事業だということだというふうに思うわけです。  私どもは、やはり今世紀最大のこの...全文を見る
○本村(伸)委員 大もうけを上げているJR東海でも、借金できる上限は五兆円、五兆円を超えて借金はできないということだというふうに思います。  一方で、品川から名古屋間の建設費というのは、二〇〇九年当初は五兆四千三百億円だったわけですけれども、昨年、工事実施計画の認可時には五兆五...全文を見る
○本村(伸)委員 お配りしております裏面の資料二を見ていただきたいというふうに思いますけれども、これは国土交通省から提出をしていただいた資料でございます。  各新幹線、全体で見ても一・七三倍に、当初と最終額を比べると膨れ上がっております。貨幣価値も違いますので一概には言えません...全文を見る
○本村(伸)委員 上越新幹線においては、長大な山岳トンネルの工事で大出水があったり山はねの発生など、難工事によって工事費が膨れ上がったということは言えるというふうに思います。  リニア中央新幹線については、八六%がトンネルでございます。全長約三十七キロの大深度地下トンネルの第一...全文を見る
○本村(伸)委員 ここでもう一つ確認をしたいんですけれども、報道では、リニアの品川駅の建設工事の入札が不調になった、JR東海の予定価格よりも札を入れた全社の提示した価格が上回ったという報道がございます。  今、資材の高騰ですとか人件費の高騰、技術職人の方々の労働者不足など、ゼネ...全文を見る
○本村(伸)委員 全く無責任だというふうに思います。リニアの品川駅の入札不調というのは、今の計画よりも事業費が膨らむのではないかということを、一層危機感を持つわけでございます。  二〇一〇年十一月の交通政策審議会の議論でも、首都直下地震が発生したらどうなるのかという意見もござい...全文を見る
○本村(伸)委員 政府が支援しないということですね。
○本村(伸)委員 ちょっと曖昧な点があるというふうに思います。  五月十三日の国土交通委員会の中でも、JR東海が売上経常利益率二六%で、分割・民営化当初に想定されていた適正利益一%を大幅に上回る巨額のもうけを上げているということをはっきりさせたわけですけれども、こういうJR東海...全文を見る
○本村(伸)委員 本当にひどい話だというふうに思います。巨額のもうけを上げているのに、ホームドアは在来線ではどこもついていない。そして無人化。先ほど、武豊線、飯田線は九割無人だと。本当にひどい、安全対策が進んでいないと思います。  名古屋駅でも新幹線はついているとおっしゃってい...全文を見る
○本村(伸)委員 採算のとれないリニア事業に巨額に投資して、ホームドアさえ在来線では全くつけられていない。視覚障害者の方々や車椅子の方々の本当に切実な願いに応えようとしないで、リニアばかりに投資するこのやり方はおかしいというふうに思います。  JR東海に対して、公共交通機関とし...全文を見る
07月01日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第16号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  イラク戦争のとき、私の地元、愛知県にあります航空自衛隊小牧基地所属のC130輸送機が武装したアメリカ兵をイラク現地に運び、アメリカの戦争に加担をさせられました。同じ過ちを繰り返してはなら...全文を見る
○本村(伸)委員 要するに、日本の防衛とは関係ないときでも、小牧基地の空中給油機が、今にも攻撃に出ようとしているアメリカ軍などの戦闘機に対して給油ができるようになるということだと思います。  中谷大臣にお伺いをしますけれども、戦闘機と給油の関係でいえば、給油しなければ、燃料がな...全文を見る
○本村(伸)委員 先ほど大臣も言われましたように、六月二十六日のこの特別委員会で、日本共産党の塩川鉄也衆議院議員の質問に対して、中谷大臣、安倍首相そして防衛政策局長が答弁をされておりますけれども、その資料をきょうは一ということで出させていただいております。  この答弁についてそ...全文を見る
○本村(伸)委員 大臣も同じ考えでしょうか。
○本村(伸)委員 燃料を入れることなしに戦闘機は飛ぶことはできないし、爆撃にも行けないというのは当たり前のことだというふうに思います。これを武力行使と一体じゃないと言うから、事はおかしくなるというふうに思います。  大臣の答弁、この四つの類型で書かれておりますけれども、さまざま...全文を見る
○本村(伸)委員 憲法上問われてきたことに真面目に検討もしないで、物の破壊や人員の殺傷は戦闘そのものの議論で、武力行使と一体化という議論ではないと。議論のすりかえはやめていただきたいというふうに思います。  きょうは外務大臣にも来ていただいておりますので、外務大臣にもお伺いをい...全文を見る
○本村(伸)委員 もう一度質問をさせていただきます。  例えば、日本を攻撃しようとしているA国の戦闘機にB国の軍隊が給油をして、A国の戦闘機が日本を爆撃した場合、岸田大臣は、A国とB国は一体だというふうにお考えになるかということをお伺いしたんです。
○本村(伸)委員 憲法を何か大事にしているかのような御答弁がありましたけれども、先ほどの、憲法上問われてきたその給油や整備が個々の戦闘行為と密接な関係にあるかということについては、真面目な議論をしていないじゃないですか。  もう一つお伺いをいたします。  武力行使と一体ではな...全文を見る
○本村(伸)委員 それは机上の空論だというふうに思います。  空中給油機が軍事作戦でどのような役割を果たすかという問題についてもお伺いをしたいというふうに思います。  大臣も御存じのとおり、戦闘機が飛び立つ離陸の際に、一定の重量で抑えておかなければならないという最大離陸重量と...全文を見る
○本村(伸)委員 一体化する給油も法律上できるということになっているわけでございます。  憲法違反のこの戦争法案は廃案にすべきということを申し述べ、質問を終わらせていただきます。
08月04日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  空の安全にかかわって、住民の皆さんの安全にかかわって質問をさせていただきます。  七月二十一日、アメリカ軍のヘリコプターから銃弾、空包三発が静岡県小山町の小山中学校に落下をした事故がございました。当日は、この米軍機は異常なほどの...全文を見る
○本村(伸)委員 詳しい訓練内容はその使用計画以上のものを述べていただきたいというふうに述べたわけですけれども、使用計画以上のものは出てこない。事故を起こしたときでさえ、なかなか、私たち、住民の皆さんや国会議員に対しても情報が公開されないというのは本当におかしいというふうに思いま...全文を見る
○本村(伸)委員 米軍の反応はいかがだったでしょうか。
○本村(伸)委員 この空包の落下事故の原因究明はまだできていないわけですから、私は訓練をとめるべきだというふうに思います。  しかし、実際には、使用計画を見てみましても、きょうを含めます八月二日から八月八日までの間、空包を使用し、四機のヘリが発着訓練を行うということになっており...全文を見る
○本村(伸)委員 在日米軍については、情報がなかなか開示をされない、事故が起こったときでさえ情報が開示されないということが、私は主権の問題として本当にあるというふうに思っております。  情報を開示させ、空の安全を守らせるという毅然とした対応を求め、質問を終わらせていただきます。...全文を見る
12月03日第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○本村(伸)委員 日本共産党の本村伸子です。  きょうは、くい打ち工事偽装問題について質問をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。  横浜のマンションで発覚したマンション傾斜問題は、支持層までくいが届かないということで、マンションの安全性は大丈夫なのか、確保できて...全文を見る
○本村(伸)委員 ことしは、元一級建築士の構造計算書を改ざんした耐震強度偽装事件発覚から十年の年に当たります。当時自宅マンションから退去を強いられた住民の多くの方が今も二重ローンで苦しんでおられます。その当事者のお一人の方がこういうふうな発言をされております。この十年でまた偽装マ...全文を見る
○本村(伸)委員 先ほど来議論がありますけれども、コンクリートパイル建設技術協会の点検実施状況を見てみましても、施主や元請から要請があった物件しかやっていないというくい打ち会社もあります。そもそも点検をやっていないという大手くい打ち企業もあります。  まず、ちょっと確認をしたい...全文を見る
○本村(伸)委員 具体的な元請、施主について、後で委員会に御報告いただきたいというふうに思います。委員長、お取り計らいをお願いいたします。
○本村(伸)委員 偽装があった自治体の担当者は、業者任せの自主点検には限界があるんだということを言われているということが報道をされております。  報道では、こういう指摘もございます。  業界全体の調査に及び腰になる背景には、建設業界への配慮がある。旭化成建材は偽装への対応で新...全文を見る
○本村(伸)委員 業界任せにせず、国交省が責任を持ってやっていただきたいというふうに思います。  具体的な再発防止策を考えるに当たって、なぜこうした建設の施工の段階でいいかげんなことが行われるのか、この背景についても考えなければいけないというふうに思います。  建設業界の構造...全文を見る
○本村(伸)委員 東京商工リサーチの「くい打ち業者」動向調査というのがあるんですけれども、このまとめのところに、くい打ち業者の大半は元請ではなく二次、三次、四次と見られ、売り主や元請の意向に業況は大きな影響を受けやすい、業界特有の多重下請構造が今回のデータ偽装の根底にある可能性が...全文を見る
○本村(伸)委員 先ほど御紹介をいたしました東京商工リサーチの「くい打ち業者」動向調査では、工期が以前よりもタイトになっているというふうに分析をされております。工期、工期ということで、それが前提になって、何か問題があっても放置されてしまうという可能性も高まっているということになり...全文を見る
○本村(伸)委員 ぜひ青田売りの問題についても対策を真剣に打っていただきたいというふうに思います。  確認をしたいんですけれども、今、横浜の傾斜マンションのケースでは、責任の所在をめぐって、元請の三井住友建設と二次下請の旭化成建材が互いに責任を押しつけ合っているということになっ...全文を見る
○本村(伸)委員 今回の横浜傾斜マンションの工事に、元請の三井住友建設の責任者がくい打ち工事に立ち会っていなかったという状況だと思いますけれども、その責任は重大だというふうに思います。  くい打ちのときに立ち会っていなかったという点は確認できるかどうかということをお伺いしたいの...全文を見る
○本村(伸)委員 データ改ざんや不正をなくすためにどうすればいいかという問題ですけれども、具体的に、くい打ち工事の実施時に元請の管理責任者が現場に立ち会う義務というのをどう実施させるかということも大切だというふうに思います。  こういう具体的な検討が必要だというふうに思いますけ...全文を見る
○本村(伸)委員 基礎ぐい工事問題に関する対策委員会の委員であります東工大の先生が、プロセス管理をよりウエートを増して重視していくべきだ、現場での立ち会いを基本としながらということをおっしゃっておりますので、ぜひその点も進めていただきたいというふうに思います。  次に、行政の問...全文を見る
○本村(伸)委員 中間検査でデータ改ざんは見抜けなかったわけですけれども、愛知県に話を聞いたときに、中間検査のときにチェックする項目がいろいろあるんですが、そこの書類の検査の段階で適と、不適じゃなくて適というふうになっていたら、もう電流計データは確認しないんだというふうに言ってお...全文を見る
○本村(伸)委員 今回のように、データ改ざんがあるのではないかというふうに疑って書類を見たら、別のくいの流用があったということが確認をできているわけなんです。  建設会社は不正はしないだろうと、はなから企業任せではやはり見抜けないというふうに思います。第三者が工事の現場に立ち会...全文を見る
○本村(伸)委員 やはり行政による確認検査ですとか中間検査ですとか、第三者によるチェック体制の強化がどうしても必要になるというふうに思いますので、その点もぜひ進めていただきたいというふうに思います。  まだまだたくさんやりたい問題はあるんですけれども、これは本当に重要な問題です...全文を見る
○本村(伸)委員 ありがとうございました。     —————————————