本村伸子

もとむらのぶこ

比例代表(東海)選出
日本共産党
当選回数3回

本村伸子の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第201回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、緊急事態の地域医療の問題について伺いたいというふうに思います。  私の地元でございます愛知県、そして岐阜県始め各地に、県境で頑張っている病院、診療所がございます。私がお話を伺った...全文を見る
○本村委員 ぜひ守っていただきたいんですけれども。  愛知県の東栄町にございます東栄医療センターの人工透析が三月末でなくなってしまう危機がございます。また、ベッドもなくなってしまうのではないか、こういう危機があり、緊急事態でございます。  東栄医療センターは、愛知県と静岡県の...全文を見る
○本村委員 今回の特別交付税の拡充の財源、そして、東栄医療センターにも使えるということ、また、医師確保の特別交付税も使えるということを確認させていただきました。  次の財源なんですけれども、来年度創設される予定の地域社会再生事業費、仮称ですけれども、この問題について質問をさせて...全文を見る
○本村委員 確認させていただきました。  次の財源は、厚生労働省の保険局の助成制度の関係なんですけれども、国民健康保険の直営診療施設に対する助成の制度でございます。  これは東栄医療センターも当然使えますねということと、私たちも愛知県にこの制度をお知らせに行きましたけれども、...全文を見る
○本村委員 しっかりと援助をしていただけるんでしょうか。
○本村委員 ぜひ、困難を抱えた県境の僻地医療が守られるように、しっかりと援助、補助するべきだというふうに思います。二種だというふうに聞いておりますので、ぜひ丁寧な対応をしていただきたいというふうに思います。副大臣、お願いしたいと思います。
○本村委員 ありがとうございます。  次に、地域医療介護総合確保基金の問題でございます。  地域医療介護確保基金で、使い道は、これまで三つ使い道がございました。一つは病院再編統合に使うお金、二つは在宅医療に使うお金、三つは医療従事者確保のために使うお金ということで、来年度は医...全文を見る
○本村委員 五つの財源の活用を始め、ぜひ、県境、僻地の医療機関が担っている地域医療を守るために、もっと医療従事者確保のためにお金をふやすべきだというふうに思います。  人工透析で御苦労されている患者さんが今よりも困難になるようなことがないように、そして自治体が諦めることがないよ...全文を見る
○本村委員 なぜ国の責任での補填としなかったのかという疑問が残るわけですけれども、二〇〇九年、鳩山大臣の当時に、先食いを上回る法定加算等を求めると答弁したこともございまして、財源をふやすために法定率を抜本的に引き上げるべきだということも強く求めておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○本村委員 日本郵政は調べると言っていますけれども、総務大臣、総務省も、過去の分、調べるべきじゃないでしょうか。
○本村委員 ぜひ、この問題で集中審議を強く求め、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○本村委員 私は、日本共産党を代表し、地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改定する法律案に対し、反対の討論を行います。  国税収入の減額補正によって地方交付税の総額に不足分が生じることに対し、一般会計から補填することは当然です。しかし、そのやり方が問題です。  本法案...全文を見る
02月13日第201回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  きょうは、通告とは少し順番が違うんですけれども、かんぽ不正の問題について、まず伺いたいというふうに思います。通告でいうと九番目ぐらいに通告したというふうに思いますけれども、よろしくお願い...全文を見る
○本村委員 お伺いをしたのは、今回のかんぽ不正の問題がいつぐらいから発生したかということですけれども、お答えをいただきたいと思います。
○本村委員 二〇一四年の二月の日本郵政グループ中期経営計画の発表あたりから、このときに新規契約月額保険料五百億円という数字が出まして、このあたりが一つの契機となったというふうに思われるんですけれども、大臣の認識を伺いたいと思います。
○本村委員 これは通告をしているんですけれども、総務省として、それは分析していないということでしょうか。
○本村委員 この調査報告書の中でも、二〇一四年度から調査をされているわけですので、大臣の御認識がちょっと問われるわけですけれども、なぜ総務省が、二〇一九年六月まで、現場を変えるような、法に基づく報告徴求命令などの指導監督ができなかったのかというのが私の非常に疑問なわけでございます...全文を見る
○本村委員 総務省として、いつからかんぽ不正の問題が深刻になっていたのかということを把握していないということは、監督官庁として責任を果たしていないということですので、ぜひこの点も、引き続き、問題点、質疑をさせていただきたいというふうに思うんですけれども。  次に移りますけれども...全文を見る
○本村委員 二〇一八年、NHKの報道を受けて、翌日、口頭指導を総務省はしているわけですけれども、石田大臣が、当時、二〇一九年六月二十五日の記者会見で、二〇一八年四月に指導したけれども、その時点で改善していないというふうにおっしゃっております。  そしてまた、現場の募集人だった職...全文を見る
○本村委員 二〇一八年四月、総務省が口頭指導してから二〇一九年六月の報告徴求命令まで一年二カ月の間、一体何をやっていたのかということが大変疑問でございます。変わっていない実態をつかんで、もっと早く徴求命令を出すべきだったんじゃないでしょうか。
○本村委員 乗りかえ事案というのは、お客様が不利益になることを告げずに、既に契約していた保険を消滅させて新契約の申込みをさせるというもので、それが二〇一九年五月の段階でふえていたということだというふうに思います。  総務省では、二〇一八年十一月の時点ではわからず、二〇一九年五月...全文を見る
○本村委員 乗りかえ件数、不利益になることを告げずに新規契約させていたということですけれども、どういうふうにふえていたのかということをどういうふうに分析をしていたのでしょうか。
○本村委員 これは日本郵政にも答弁をお願いしているんですけれども、お願いいたします。
○本村委員 日本郵政にお伺いをいたしますけれども、二〇一九年五月の段階で初めて出した資料というのはあったんでしょうか。
○本村委員 済みません、初めて出した資料があったかどうかです。
○本村委員 日本郵政がずっと出してきたものを総務省が見逃してきた、十一月の時点では同じ資料を出していたというふうにおっしゃっていましたけれども、見逃していたということじゃないんですか。
○本村委員 大臣、今お話をさせていただきましたように、総務省は、二〇一八年四月の段階で口頭指導をした、そして二〇一八年十一月の段階と二〇一九年五月の段階で任意のヒアリングをしておりましたけれども、五月になるまでわからなかったわけでございます。  これは問題じゃないですか。過去の...全文を見る
○本村委員 先ほども申し上げましたように、特別調査委員会の報告書の中でも、二〇一四年度の被害から分析をされているわけでございます。もっと早く総務省が指導監督、しっかりと役割を果たしていれば、被害者は出なかったわけでございます。  そういう意味からも、これからしっかりと、全ての人...全文を見る
○本村委員 二〇一四年から、この調査報告書の中でも、被害があった。この重みについては、大臣はどのように認識をされているんでしょうか。総務省に全く責任がなかったというふうに考えているんでしょうか。
○本村委員 大臣は過去のことについては何も言わないんですけれども、日本郵政に鈴木上級副社長がいわば天下りのような形で就任したのが二〇一三年でございます。だから甘いんじゃないかというふうに言われると思うわけでございます。  そのことも今後、追及をしていきたいんですけれども、次に、...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  先ほども総務省がお答えになりましたように、二〇一八年度、乗りかえの件数がふえていたということで、この募集品質支店ウエブ会議というものが有効に働いていなかったということはわかっているわけですけれども、どういう不正販売の実態を把握していたのかと...全文を見る
○本村委員 もう一度確認をさせていただきたいんですけれども、保険料の二重払いや無保険状態を生じさせる乗りかえ潜脱、意向確認に問題があるケース、高齢者からの苦情件数、契約時の家族の同席、どの郵便局で多く発生していたか、こういうことを共有していたということでよろしいでしょうか。
○本村委員 記事にもありますけれども、同じ顧客に多数の契約を結ばせた事例ですとかが出されていた。五年間で十五件以上の契約をした顧客は千八百二十五人に上っている、うち四十二人は年間保険料六百万円以上の契約を結ばされていたなどが把握されていたんじゃないでしょうか。どうですか。
○本村委員 今言われましたように、年間保険料六百万円以上の契約を結ばされていたなどをしっかりと把握されていたということだというふうに思います。  どのような頻度でこうした情報は共有されていたんでしょうか。
○本村委員 こうした不正販売の実態をどういう人で共有されていたかという問題なんですけれども、日本郵政、日本郵便、かんぽ生命、どのレベルまでこういう情報は把握をされていたんでしょうか。
○本村委員 日本郵便、かんぽ生命の幹部は、どのくらいまで把握をされていたんでしょうか。済みません、日本郵政もお願いします。
○本村委員 幹部も把握していましたね。していたかどうかだけ。
○本村委員 レクチャーの中では、幹部の方も共有していたというふうにおっしゃっていたんですけれども、いかがでしょうか。
○本村委員 この点についても、後でいろいろ掘り下げていかなければいけないというふうに思っておりますけれども、幹部もこういう状態は把握をしていたということだというふうに思います。  この募集品質支店ウエブ会議に出された資料は、総務省はいつから把握をしていたのか、そして特別委員会は...全文を見る
○本村委員 郵政にもお願いをしたんですが。
○本村委員 提出をして、特別調査委員会もぜひ分析して公表していただきたいというふうに思いますし、国会にも、募集品質支店ウエブ会議に出された不適切事案についての資料をぜひ提出をいただきたいというふうに思いますので、委員長、お取り計らいをお願いしたいと思います。
○本村委員 苦情範囲の見直しについてもちょっとお伺いをしたいんですけれども、特別委員会の報告の中で、苦情の範囲の見直しについての報告がございます。  苦情の範囲を見直し、苦情の件数を小さく見せようという、悪質だというふうに私は感じますけれども、報告書の五十二ページ八行目から十一...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  要するに、現場を改善して苦情件数を減らすというのではなくて、苦情の範囲を見直して、こそくな手段で苦情件数を少なく見せようと日本郵政はしていたということでございます。  この苦情の範囲の見直しは、誰が起案をして、誰が決裁をとったんですか。
○本村委員 特別調査報告書の中に、苦情件数という指標の削減それ自体が目的化していたというふうに書かれていることは、本当に重く受けとめないといけないというふうに思うんです。  そういう苦情の範囲の見直しまでして、いい会社に見せようとしていたというふうに思われるんですけれども、日本...全文を見る
○本村委員 調査報告書では、日本郵政のガバナンスについて、不適正募集の実態に関する情報が不足していたので、必要な対策を講じることができなかったと、全く不十分な分析をされております。知らなかったことにしただけだろうというふうに言わざるを得ないというふうに思いますけれども、増田社長、...全文を見る
○本村委員 先ほども申し上げましたように、苦情件数という指標の削減それ自体が目的化しており、苦情という形で表明された顧客の不満の原因となる事象を分析し、根本的な原因を除去しようという姿勢、態勢が十分ではなかったというふうに言われているわけです。  苦情件数という指標の削減それ自...全文を見る
○本村委員 先ほどもウエブ会議の話を申し上げましたけれども、組織として不適切な販売、不正販売の疑いを把握をしていたのに、増田社長は組織として把握をしていなかったかのような御答弁をされましたけれども、新しい社長になって、それで本当に変わるのかということが問われているというふうに思い...全文を見る
○本村委員 時間がなくなりましたので、最後に、パワーハラスメントについてお伺いをしたいと思います。  先ほども吉川議員からございましたように、この特別委員会の報告書の中では、全社員の前で、低実績者に対して、名指しで責めたり、おまえは寄生虫だと叱責をしたとか、渡された原稿を一言一...全文を見る
○本村委員 きょう全部できませんでしたので、やはりこの問題での集中審議を強く求めたいというふうに思います。それを述べまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月13日第201回国会 衆議院 本会議 第6号
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○本村伸子君 私は、日本共産党を代表して、地方財政計画、地方税法、地方交付税法について、総理に質問をいたします。(拍手)  住民の福祉の増進を図る役割を担う地方自治体は、今、相次ぐ災害から命と財産を守る問題、子育て、介護など住民の暮らしを支える問題、地元産業の振興、さまざまな課...全文を見る
02月20日第201回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  災害時の医療体制の確保についてまずお伺いをしたいというふうに思います。  二〇一八年八月に、この総務委員会の委員派遣で高知県へ行き、七月豪雨災害の被害の調査、あるいは自治体の皆様から御...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ第一次報告、各都道府県での負傷者が最大となるケースが出ておりますけれども、私の地元東海エリア、委員長もそうだというふうに思いますけれども、例えば、想定負傷者数は、愛知県は約十万人、静岡県は約九万二...全文を見る
○本村委員 自治体の仕事の中で、災害対応というのは非常に大きな仕事になってくるというふうに考えております。ところが、将来の地域の医療をどうしていくか、これを考えるときに、地域医療構想などの議論のときに、災害の視点がないというのが私は大問題だというふうに思います。  地域の医療体...全文を見る
○本村委員 やはり、地域の医療をどうしていくかという点で、その地域医療構想の議論でも、調整会議などで、災害に着目した議論は大変重要だというふうに思います。  今、急性期から回復期というふうになってまいりますと、全体に医師、看護師の数が減っていくということにも病院としてはなりまし...全文を見る
○本村委員 感染症対策も、やはりこの公的・公立病院が大変重要な役割を担っているというふうなことですし、いざというときに公的・公立病院は使えるんだということもしっかりと視野に入れなければいけないと思います。  この新型コロナウイルスの問題で、地元の愛知県にあります藤田医科大学岡崎...全文を見る
○本村委員 岡崎医療センターは、岡崎市も財政支出をしている、大きな額を出している病院で、それなのに、決まってから、本当に直前に住民説明会とかいうことで、地元の方々はそういうことを問題だというふうに受けとめております。  岡崎市では、発症のない方を受け入れるということでございまし...全文を見る
○本村委員 岡崎市長から厚生労働大臣に出されておりますこの依頼については、確実に対応していただきたいというふうに思います。  患者の皆様の健康を守ると同時に、やはり住民の皆様は本当にさまざまな不安がございます。風評被害への不安が大変大きい状況にもう既になっております。  受け...全文を見る
○本村委員 今申し上げましたことを含めて、さまざま御地元には住民の皆様の御要望がございますので、ぜひ、そのお声を聞いていただいて、対応していただきたいというふうに思います。  この感染症の対応でも、もしある病院で院内感染の疑いがあるということであれば、受け入れられないということ...全文を見る
○本村委員 地域の医療の体制を確保するために御努力されている方々の声をしっかりと聞くべきだというふうに思います。  そして、そもそも、こういういいかげんな病院名リストは即刻撤回するべきだというふうに思います。本会議でも、総理に撤回するべきだということを私は申し上げました。そうし...全文を見る
○本村委員 今、骨太方針の話もありましたけれども、それに至る議論も大変おかしいものがあるというふうに思います。  二〇一九年五月の経済財政諮問会議、財務大臣がこういうふうにおっしゃっております。地域医療構想は、二〇二五年に達成すべき病床数に沿ったものとなっておらず、不十分、再合...全文を見る
○本村委員 ペナルティーはないですね。
○本村委員 地方自治体に押しつけるということがあっては絶対にならないというふうに思います。  この医政局長の文書ですけれども、この中には、都道府県は、公立・公的医療機関等に対し、具体的対応方針について再検証を要請すること、都道府県から要請を受けた再検証対象医療機関は、以下一から...全文を見る
○本村委員 国と地方自治体、市町村は対等な関係でございます。決して国の政策を押しつけるというようなことがあってはならないということを念を押しておきたいというふうに思います。  再検証ということなんですけれども、公立・公的病院のこと、地域医療をどうしていくかということを考えるとき...全文を見る
○本村委員 十分、住民の皆さん、患者の皆様の声を聞くというのが大事だというふうに思います。  例えば、リストに載っております愛知県の碧南市民病院、ここでは、同じく愛知県の西尾市にございます西尾市民病院と碧南市民病院を一つに統合しようという動きがございました。そのときに、西尾市で...全文を見る
○本村委員 地域の住民の皆様の声、患者の皆様の声を丁寧に聞いて、その地域で医療をどうしていくか、災害時も含めて、感染症も含めて、その地域の医療をどうしていくかというのを丁寧に議論していくということが何よりも大事だというふうに思っております。  先ほど、ペナルティーは考えていない...全文を見る
○本村委員 骨太方針にのっとって、この基金の予算の配分も、病院再編、統廃合のところが分厚くなっていて、愛知県からも岐阜県からも御要望が高い医療従事者の確保というところが全然足りないわけですよ。再編、統廃合の方じゃなくて、こっちに、医療従事者の方に予算をもっと配分してほしいという御...全文を見る
○本村委員 お呼びをしたのに御答弁いただけなかった方がみえます。大変申しわけありませんが、ありがとうございました。
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○本村分科員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  きょうは、性暴力、性犯罪の問題で質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、内閣府にお伺いをいたします。  四十七都道府県の性暴力被害者ワンストップ支援センターへの相談件数は...全文を見る
○本村分科員 子供たちへの性的虐待というのは大変深刻な現状がございます。性暴力、性的虐待をなくしていくことに国が挙げて真剣に取り組まなければいけないというふうに痛感をしております。このことに対して、国からのメッセージ、真剣味が見えてこないというのが大問題でございます。そして、被害...全文を見る
○本村分科員 早期発見、早期救済、支援につながるように、本当に広報を徹底をしていただきたいというふうに思います。  被害直後から総合的サポートを受けた場合には人生への負の影響を少なくすることができるのではないかと、実際に支援をされているワンストップ支援センターの方がおっしゃって...全文を見る
○本村分科員 ぜひ、国際的な到達に学んで、性教育をしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  被害を受けた方々というのは、加害者を処罰してほしいと求めても高いハードルがある。警察、検察、そして裁判、高いハードルがあるわけでございます。  まず、警察庁にお伺いをしたい...全文を見る
○本村分科員 警察庁の方が、暴行、脅迫要件によって被害届を受け取らないという発言をしたわけでございます。やはり、法務大臣の答弁と違う実態があるわけです。そこを直視をして、実際においても、やはりしっかりと被害者が救済されるように、暴行、脅迫要件を緩和、撤廃するべきだというふうに思い...全文を見る
○本村分科員 表にもきょう出させていただきましたけれども、二〇〇〇年、起訴率は六八・四%あったんですけれども、二〇一八年は起訴率三九・三%になってしまっております。六割以上の被害を訴えられた方が不起訴で、刑事裁判にもかけてもらえず、門前払いということになっております。  伊藤詩...全文を見る
○本村分科員 今、法のすき間のこともおっしゃっていただいたんですけれども、具体的な事例なんですけれども、十三歳の女子中学生が、離婚した父親と七年ぶりの面会交流で強制わいせつをされたという事件がございます。でも、この事件は二〇一八年の事件で、二〇一九年、養育費を支払っていないので監...全文を見る
○本村分科員 十三歳で性的自己決定ができるからと暴行、脅迫要件で問われるわけでございます。子供への保護が余りにも欠ける実態があるというふうに思います。  スウェーデンの件もお伺いをしたいんですけれども、スウェーデンでは、積極的同意を要件とした刑法の改正を行いました。法務省もヒア...全文を見る
○本村分科員 ありがとうございます。  それで、先ほども大臣からお話がありましたように、被害当事者団体スプリングの皆さんは、本当に必死に声を上げて、何度も何度も国会に来ていただいて、与党も野党も、議員に対してさまざま働きかけをされております。  その御要望は、大臣も聞かれてい...全文を見る
○本村分科員 刑法を改正して、性的行為は強制されるべきものではない、性的行為には同意が必要であるという規範を日本も国としてメッセージを出すべきだということを申し述べて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月27日第201回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  会計年度任用職員の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  会計年度任用職員の手当支給等の予算措置について、本会議でも答弁をいただきました。改めて措置の内容について...全文を見る
○本村委員 一般行政経費として千六百九十億円、公営企業繰り出し金に四十八億円ということで一千七百三十八億円ということなんですけれども、その額というのはどういうふうに決められたんでしょうか。
○本村委員 全国の自治体を調査してということだったんですけれども、現場の待遇改善にとってこれでは十分とは言えないという実態がございます。  本会議でも指摘をしましたけれども、十分な答弁をいただけなかったということで、改めて質疑させていただきたいんですけれども、報道にもございます...全文を見る
○本村委員 調査をするということですけれども、もともと給料に手当分をオンして支給していたからという自治体もあるというふうに聞いておりますけれども、しかし、現に働いている方々からすれば、過去の経緯はどうあれ、今の月給で生活設計をしているわけです。そこで減らされたのであれば、やはり処...全文を見る
○本村委員 そうやって伝えていただくということなんですけれども、勤務時間や勤務日数との関係で手当の対象にならないという結果、待遇引下げになるというケースがございます。  事例を三つ挙げたいというふうに思います。  愛知県の高校の非常勤講師の方。十五時間半の線引きで手当対象にし...全文を見る
○本村委員 しっかりと徹底していただきたいというふうに思います。  次に、勤務時間の設定の問題は、以前にも質問をいたしまして、職務の遂行に必要な時間を定めるべきということで答弁をいただきました。しかし、実際の現場ではそうなっていないという問題がございます。  公立学校等の非常...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  先ほどの名古屋市の事例では、先日、労働基準監督署が是正勧告と指導を行ったということでございます。  地方自治体が残業代を踏み倒すということがあってはならないというふうに思います。勇気を持って声を上げた当事者の方々に応えて、改善がなされるま...全文を見る
○本村委員 会計年度任用職員でも、フルタイム逃れで勤務時間を勤務遂行に必要な時間よりも短く設定しているケースもかなりございます。そうなると、きちんと仕事をしようと思えば残業が発生してくるということになってまいります。  職務の遂行に必要な時間をきちんと設定し、やむを得ず超過勤務...全文を見る
○本村委員 先ほどのこま講師の方なんかは、労働時間の管理がしっかりとされていないという問題もございますので、ぜひその徹底もお願いしたいというふうに思います。  四月から、非常勤講師の方々はほとんどが会計年度任用職員制度に移行をするわけでございます。適正な勤務時間の管理が行われ、...全文を見る
○本村委員 当事者である非常勤の先生方からは、明らかな違法の不払いがあっても、正規採用を目指していたり、次の任用のことを考えると、とても労働基準監督署に訴えることができない、声が上げられないという声も、一方でそういう悲痛な訴えがございます。  労働基準監督署に訴えるということも...全文を見る
○本村委員 非常勤講師の方々を始め非正規の公務員の方々は、どれほど重要な職務を担って頑張っていても、次の任用が保障されないわけでございます。そして、非常に不安定な立場に置かれています。長年働いてきた非正規職員の方々は、会計年度任用職員制度に移行するということによって雇いどめになる...全文を見る
○本村委員 こういう事例が横行しておりまして、適切に、適切にというふうにおっしゃるんですけれども、強めていただきたいということでございます。  自治体からは、予算措置の具体的な話が出るのが遅かったという御意見もございます。財政的に厳しい中で、新たな予算措置が確定しなければ改善し...全文を見る
○本村委員 先ほども申し上げましたように、会計年度任用職員の手当の予算措置千七百三十八億円、これではまだ足りないわけでございます。そのこと、調査をしていただくということですけれども、更に財政措置を拡充していただきますことも強く求めておきたいというふうに思います。  続きまして、...全文を見る
○本村委員 被災をされた自治体や、あるいは感染症で被害を受けている方々がいらっしゃる自治体が不利になるような、そういう算定はやめるべきだというふうに思います。  地域経済活性化と言いますけれども、消費税増税のもとで倒産がふえたり、大型店の撤退とか廃業とか、地域経済が疲弊をしてお...全文を見る
○本村委員 トップランナー方式については、二〇二〇年度から、業務改革の取組等の成果を反映した算定というふうに表現を変えたそうですけれども、学校の用務員事務や施設管理、情報システム業務で民間委託、指定管理者制度の導入、公立大学の独法化ということなど、業務を民に切り出すことをさせよう...全文を見る
○本村委員 だから、それでは、財政支援したからと言っていますけれども、それでも、年間の所得が三百万円の四人家族の方が五十六万八千六百円の保険料を払えということを迫られる実態があるわけです。実態をしっかりと調査をして、財務大臣や厚生労働大臣に、総務大臣として、国保料、国保税、引き下...全文を見る
○本村委員 はい。  苦しい人を一層追い詰めることにつながっていくんじゃないかというふうに思いますけれども、そうならないようにぜひしていただきたいと思いますけれども、御答弁いただきたいと思います。
○本村委員 最後に、答弁、お願いします。
○本村委員 ぜひ、生活が苦しい人を一層苦しめるようなことがないようにしていただきたいということを強く求めまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月28日第201回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  総理が議長を務めておられます経済財政諮問会議では、地域医療構想の実現に向けて、二〇二五年における病床機能ごとの病床数の見込みは、必要量と比べて大きな開きがあるというふうにして、病床数の削...全文を見る
○本村委員 災害時ですとか感染症対応のときにどうするのか、医療体制は大丈夫かという真剣な議論が見えないからこそ、こういう議論をさせていただいているわけでございます。  こういう心配がある中で、経済財政諮問会議の議論、あるいは骨太方針で、病院やベッドを減らせと言っているという状況...全文を見る
○本村委員 今、地域医療をどうしていくかというふうに考えたときに、自治体の皆様が一番求めているのは医療従事者の確保でございます。  私も、医師の確保など質問させていただきましたけれども、そのときの答弁は、地域医療介護総合確保基金を使うようにという答弁でございました。  しかし...全文を見る
○本村委員 二十七億円ふやしたということですけれども、四十七都道府県に配分をいたしますと、一県当たり五千万円増額ということになってまいりまして、全然足りないわけですよ。ですから、病院のリストラのためのお金じゃなくて、医療従事者確保のために柔軟に使わせてほしいというのが愛知県の皆さ...全文を見る
○本村委員 地域医療を壊し、地域を壊すようなこうした病院リストラの撤回を求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○本村委員 私は、日本共産党を代表し、地方税法、地方交付税法等の改定案に対して反対の討論を行います。  第一は、地方交付税の算定のまち・ひと・しごと創生事業費の地域元気創造事業費についてです。  行革努力分の指標は経常的経費削減率などに変わりましたが、経常的経費とは、人件費、...全文を見る
02月28日第201回国会 衆議院 本会議 第8号
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○本村伸子君 私は、日本共産党を代表し、地方税法、地方交付税法等の改定案に対して、反対の討論を行います。(拍手)  安倍総理は、昨日、全小中学校、高校、特別支援学校に、新型コロナウイルス感染対策として、三月二日から春休みに入るまで臨時休校とすることを要請しました。二十五日の政府...全文を見る
03月05日第201回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  きょうは、新型コロナウイルス感染症の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  亡くなられた方々に、心からの哀悼の意を申し上げたいというふうに思います。また、罹患をさ...全文を見る
○本村委員 非常に重要な役割を果たしていただいている放課後等デイサービスなんですけれども、私は、愛知県内のある自治体の、医療的なケアが必要な重症心身障害児のデイサービスをやってみえる方からお話を伺いました。  新型コロナウイルス感染症の問題で突然の休校要請、この影響でキャンセル...全文を見る
○本村委員 ぜひ検討をしていただきたいんですけれども、電話、メール、LINE、さまざまなやり方でコミュニケーションをとったという場合にも報酬の対象とするという検討をしていただきたいんですけれども、御答弁お願いしたいと思います。
○本村委員 絶対に潰すことがないように、この新型コロナウイルス対策で困難になって潰れることがないように支援を講じていただきたいというふうに思います。  次に、名古屋市内の事業所のお話なんですけれども、重複の障害や発達障害の子供さんを含め、障害児のデイサービスをやっている事業所に...全文を見る
○本村委員 それで、先ほども少し御答弁があったんですけれども、もし感染者が出てしまった場合、事業所をしばらく閉鎖しなければならなくなってしまいます。そうしたときに休業補償が出るのか、どうなるのかということで、大変心配をされておられました。  障害のある子供たちの放課後等デイサー...全文を見る
○本村委員 厚生労働省が、三月三日付で「放課後等デイサービスQ&A」を出されているんですけれども、その六ページのところに、「健康管理や相談支援等、市町村が認めた同等のサービスを提供した場合には、通常どおりの利用者負担が発生する」というふうに書かれております。デイサービスの事業所が...全文を見る
○本村委員 利用者負担をなくすということで、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。  根本的なところなんですけれども、放課後等デイサービス、そもそも長期休暇は赤字になるそうでございます。ですから、今回の原則開所の措置では赤字は必至だというふうにおっしゃられておりました。...全文を見る
○本村委員 私が伺ったデイサービスは、お迎えに行って、もちろん特別支援学校にもお迎えに行ったりもするんですけれども、御家庭にもお迎え、長期休暇のときも御自宅にお迎えに行って、そして重複の障害を持った方にはマンツーマンで支援をしなければならないなど、人的配置が配慮をされているという...全文を見る
○本村委員 今申し上げましたように、厚労省の調査と少し乖離があるというふうに思いますけれども、八割の事業所が減収という実態の調査があるわけでございまして、やはりきめ細かく声を聞いていただいて、小規模な事業所であってもしっかりと経営できるように報酬を改善していただきたいというふうに...全文を見る
○本村委員 その特別交付税措置の拡充も求めたいというふうに思います。  今後、新型コロナウイルス感染症患者の方々の増加が、検査をすればふえますから、増加するということが見込まれるわけでございます。既に、一般外来ですとかあるいは入院の受入れの縮小とか休止が病院の一部で出ている状況...全文を見る
○本村委員 国立病院の活用についてはいかがでしょうか。
○本村委員 これからまだ患者さんがふえる可能性があるわけでございます。また、高熱だということで入院が拒否されている現実がありまして、そういうことがないように、やはりベッドを確保しなければならないというふうに思います。  感染症の指定医療機関の一般病床、感染症指定医療機関ではない...全文を見る
○本村委員 名古屋市、愛知県の事例ですね、連日、感染症の患者さんが出ておりますし、ダイヤモンド・プリンセス号の患者さんを受け入れたということで、ベッドも逼迫した状況があるというふうに思います。新型コロナウイルスの患者さんの命、あるいは、新型コロナウイルスかどうかわからないけれども...全文を見る
○本村委員 ありがとうございました。
03月17日第201回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○本村委員 日本共産党、本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、大臣に確認をさせていただきたいんですけれども、この法案の前提に地方制度調査会の答申がございます。その中に、みずからの判断により合併を進めようとする市町村を対象と書かれております。 ...全文を見る
○本村委員 不利益な取扱いはしないということを確認させていただいたというふうに思っております。  私、二〇一八年豪雨のときに被災地に行かせていただいたときに、合併によって面積が大きくなる一方で地域から職員の方が削減をされる、そういう中で、災害対応あるいは被災者の方々の支援が非常...全文を見る
○本村委員 専任職員の設置で、ちゃんと機能していればいいんですけれども、一つのところしか見ていなくて、全域を見ていなかったということで、避難勧告、避難指示がおくれるということが出ております。だから、そういういい面だけを見るのではなく、やはり全体、総合的に総務省としても把握していた...全文を見る
○本村委員 実際には、合併によって自治体の防災力が低下したと思われる事例が幾つも出ているわけです。それを直視していただきたいというふうに思います。災害時の命や暮らしを守る問題に、この問題は本当に直結しているというふうに思います。  今私が指摘をいたしました、広域で合併したことに...全文を見る
○本村委員 地方交付税で、算定の見直しということで支所も位置づけているというお話でしたけれども、そもそも、そういうことを想定せずに合併を推進してきたというのが問題だったというふうに思います。だから、どんどん修正をするということになってきたのだというふうに思います。総務省が当初やっ...全文を見る
○本村委員 各自治体の御判断だというふうに言われたんですけれども、当時約束していたことが全く守られないというものもありまして、当時の約束は世論を誘導するためのものであったのではないかという事例もあるわけでございます。そういう中で、合併に誘導されたという自治体もあることもしっかりと...全文を見る
○本村委員 研究会報告で、自治体職員は半減してということで書かれて、本当に乱暴な議論だと思いますので、そういうことがないようにぜひしていきたいというふうに思っております。  今後の自治体のあり方を考える際に、前も公立病院改革ガイドラインのことでも申し上げましたけれども、まちづく...全文を見る
○本村委員 では、これからしっかりと検証、評価していくということなのだと理解をしております。  二〇一九年九月十三日の第三十二次の地方制度調査会第二十二回専門小委員会の資料を見てみましても、合併した旧町村の皆様の声が十分反映されているとは思えない内容になっております。私の地元の...全文を見る
○本村委員 ですから、総務省として、日弁連の有志の方が調査をされた中身について、なぜそうなっているのか、さまざまな要因と言われました。なぜそうなっているかというのをもっと深掘りしてやるべきじゃないかという質問でございます。
○本村委員 資料二も質問をさせていただきたいんですけれども、二〇一七年十二月に、まち・ひと・しごと創生本部事務局が移住・定住施策の好事例集第一弾を出しております。合併しない自治体の方が移住・定住施策の好事例が多いというふうになっておりますけれども、なぜそういう結果になったと考えて...全文を見る
○本村委員 日弁連の有志の方が調査をしていただきました。そういうことも材料にして、なぜそうなっているかというのをもっともっと深掘りをして検証していただきたいということを強く求めたいというふうに思います。  これからの自治体のあり方の問題なんですけれども、先ほども申し上げました総...全文を見る
○本村委員 ぜひ、圏域的なものによって財源や権限を奪うようなことはないようにしていただきたいというふうに思います。  民主主義の質の向上と人権保障の強化に資する地方制度を求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○本村委員 私は、日本共産党を代表し、市町村の合併の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  合併特例法は、国、都道府県主導で合併を押しつける仕組みを導入するなど、平成の大合併を進める役割を果たしました。住民合意をとる過程で、合併後の公共施設等の...全文を見る
03月19日第201回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  受信料で成り立っているNHKへの信頼というかなめが揺らぐ問題が起きております。NHK経営委員会が、かんぽ生命の不正販売にかかわって、日本郵政グループの不当な干渉を許したのではないか、手を...全文を見る
○本村委員 この前の総務委員会では、経営委員長は、会長へ注意したことは議事録で公開すべきだったと反省しているというふうに述べておられましたけれども、そういう言葉は今ございませんでした。  日本郵政グループは、「クローズアップ現代+」で、かんぽ生命保険の不正販売を行ったと報じられ...全文を見る
○本村委員 じゃ、今の、詐欺的なことをやっている企業が放送に圧力をかけ、経営委員会に書状を送る、それを視聴者の声として経営委員会はいつでも取り上げるんですか。
○本村委員 経営委員長の見識が問われているというふうに思います。  この一連の問題は、そもそも毎日新聞が二〇一九年九月二十六日にスクープしなければ明らかにならなかった問題です。経営委員会は、放送法で原則議事録を公開しなければいけないのに、一切事実を明らかにしようとしませんでした...全文を見る
○本村委員 石原経営委員長が非公表にしようというふうに言い出したわけですね。
○本村委員 二〇二〇年の、ことしの三月二日の毎日新聞、再度のスクープがございました。二〇一八年十月二十三日の、当時の上田NHK会長を厳重注意したNHKの経営委員会で、NHKの経営委員長代行であった森下さんが、番組のつくり方に問題があったと発言をしていたことが報じられました。この報...全文を見る
○本村委員 法令違反もあったかんぽ生命の不正販売にかかわる問題を報道した、その報道の自由が脅かされる、そういう重大な事態でございます。  自由な意見交換ということをずっと答弁されておりますけれども、しかし、NHK会長への厳重注意という重大な決定をしている、その議論の経過を明らか...全文を見る
○本村委員 国会でも議事録は公開をされております。しかし、自由な議論をしていこうということでやっているわけでございます。議事録を公開したから自由な議論ができないというのは全くおかしい話だというふうに思います。  よく、森下さんは、経緯を確認するために番組について議論したというこ...全文を見る
○本村委員 私が聞きましたのは、つくり方に問題があるのではないかという発言は、経緯の確認ではなく評価ですねということを確認させていただきたいと思います。
○本村委員 それは評価ですね。感想と言葉をかえておりますけれども、番組への、あるいは番組のつくり方に対する評価ですね、番組のつくり方に問題があったというのは。
○本村委員 言葉をすりかえて言っているだけなんです。実質、評価をしているわけでございます。その場しのぎのごまかしの答弁はやめていただきたいというふうに思います。  森下経営委員長が、そうやって、事実を事実として認めず、言葉を言いかえてごまかしている。情報公開もしない。NHKの信...全文を見る
○本村委員 その言葉が本当なのかということも引き続き議論をしていきたいというふうに思いますけれども、二〇二〇年の、ことしの三月十七日の総務委員会で、議事録の公開、非公開とあらかじめ決めて議事に入るというふうに答弁をされました。この規定は内規にはありません。いつ、誰の権限で決められ...全文を見る
○本村委員 議事録の公開、非公開とあらかじめ決めて議事に入る、このことを、いつ、誰の権限で決めたのかということでございます。
○本村委員 第三者の個人のプライバシーに関する事案については、通常の情報公開のように黒塗りにするなどの措置はあるかもしれません。しかし、議事録を一切公開しない、何を議論したかということさえわからないようなやり方は絶対にだめだというふうに思います。  森下経営委員長は、ことし、二...全文を見る
○本村委員 委員長に申し上げたいというふうに思います。  放送法違反にかかわる議事録でございます。委員会への議事録の提出を求めたいと思います。
○本村委員 かんぽ生命の不正販売が明らかになった今、日本郵政に配慮しなければならない理由はないというふうに思います。議事録を一刻も早く公開をするべきだというふうに思います。  言葉だけの反省になっているんですね。実質的に議事録は公開をされておりません。どのくらいの議論がされたの...全文を見る
○本村委員 番組に介入していたんじゃないか、干渉していたんじゃないかということを追及されて、いやいや、番組のことは話していませんということを言っていたわけで、説明不足だったと。私たちは、真実を語っていただけなかったというふうに認識をしております。  本論はガバナンスだったという...全文を見る
○本村委員 やはり、話していないとうそを言い、資料も出さない、隠し続けてきたというのは本当に大問題だというふうに思います。  本論はガバナンスだったというのであれば、議事録を出して証拠を示していただきたいと思います。
○本村委員 全体がわからないからこそ求めているんです。議事録も公開できないようなNHK会長への厳重注意に正当性はないと考えます。  二〇一八年十月二十三日に行われたNHK会長への厳重注意は白紙撤回するべきだと思いますけれども、経営委員長、お答えいただきたいと思います。
○本村委員 問題にしておりますのは、経営委員会の隠蔽体質でございます。森下経営委員長の辞任を求める声が、市民の皆様、市民団体の皆様からもう既に出ております。重く受けとめるべきだというふうに思います。  時間がありませんので、次に質問を移らせていただきますけれども、NHKの内部通...全文を見る
○本村委員 NHKが取り上げましたかんぽ不正の問題では、日本郵政の内部通報制度が形骸化していたということが、問題の発覚、是正が大幅におくれた原因の一つにもなったというふうに指摘をされております。こうした問題はあらゆる組織でも起こり得ることだというふうに思います。  日本郵便の事...全文を見る
○本村委員 組織内の問題を外部が早期に発見するということは大変難しいわけでございます。それだけに、中にいる人がどれだけ声を上げやすい体制を整えているかということが組織の質を左右することだというふうに思います。通報者、相談者を捜すようなことを含めた不利益の取扱いの禁止の徹底や、これ...全文を見る
○本村委員 調査が不十分だった場合の再度の調査、こういう強化もお願いしたいと思いますけれども、改めてお願いしたいと思います。
○本村委員 ぜひそういった面も強化をしていただきたいというふうに思います。  次に、視覚障害者の方の問題についてお話をさせていただきたいと思います。  愛知視覚障害者協議会の方から御要望をいただきました。視覚障害者もテレビを活用していることを認識してくださいというお声でござい...全文を見る
○本村委員 ほかにも、外国語の部分は音声で日本語訳で流してください、ドキュメンタリー番組やニュースの内容が理解できず困っています、ニュース番組などでは発言者の名前も音声で流す方法を講じてください、どんな立場の人の意見かがわからないので不便です、また、イベントなどの紹介の際、場所や...全文を見る
○本村委員 ぜひ強く求めておきたいというふうに思います。  次に、新型コロナウイルス感染症の問題についてお伺いをいたします。  年度末は転居も多い時期でございます。NHKの契約取次業務で訪問に従事されている方々がいらっしゃいますけれども、その方々から心配のお声が出ております。...全文を見る
○本村委員 PCR検査で陰性と出ていないのに、大丈夫だということは言えないというふうに思いますので、科学的な根拠に基づいて、感染を拡大することがないよう、万全の措置をNHKの責任でとるべきということを強く求めたいというふうに思います。  最後に、インターネット活用業務についてお...全文を見る
○本村委員 かんぽ不正問題での集中審議を求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○本村委員 私は、日本共産党を代表し、放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求める件、いわゆるNHK二〇二〇年度予算の承認に対して、反対の討論を行います。  NHKが、かんぽ生命の不正販売を取り上げた放送番組に対する日本郵政グループの圧力に屈し、公共放送の自主自律という放送...全文を見る
04月02日第201回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、地域経済について大臣の認識を伺いたいというふうに思います。  全国知事会会長、全国市長会会長、全国町村会会長の皆様方が、新型コロナウイルス感染症の影響について、以下のように述べら...全文を見る
○本村委員 そこで、新型コロナウイルス感染症の影響で、観光業への打撃というのが相当なものになっております。政府はどのようにつかんでいるのかということ、そして、今後の見通しを考えているのであれば、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
○本村委員 旅行会社の方から次のようなお声をいただきました。九・一一、リーマン・ショック、SARSのときと比べても本当に深刻なんだ、海外旅行の予約は全てキャンセル、国内旅行も九割がキャンセル、小さな会社だが、人件費や家賃、車、リースなど、ランニングコストは月二百五十万は必要だ、雇...全文を見る
○本村委員 ぜひ、力強く一層支援を強めていただきたい、そして早急に出していただきたいということを強く求めておきたいというふうに思います。  観光業でいろんな声を聞いているんですけれども、先ほど挙げましたところとは別の県なんですけれども、あるホテルでは、客室九〇%から二〇%台にな...全文を見る
○本村委員 ぜひこれも早急に減免できるように支援をしていただきたいというふうに思います。  沖縄県でも、平均稼働率三〇%以下にまで落ち込んでしまった、今までにこんなことはなかったという宿泊業の方のお声も出ております。猶予はいいのですけれども、その先の見通しが本当に見えない中で、...全文を見る
○本村委員 もう既に温泉の旅館などが潰れておりますので、ぜひこうした点も、早急な対応をとっていただいて、支援をしていただきたいというふうに思います。  ホテルや旅館の客室にはテレビがあり、受信料の負担も大変でございます。NHKの受信料も緊急に減免措置をとるべきだというふうに思い...全文を見る
○本村委員 一刻も早く受信料の減免で事業が継続できるようにしていただきたい、そして働く人を守るようにしていただきたいというふうに思います。  次に、学童保育なんですけれども、新型コロナウイルス感染症の関係で、学童保育の追加的経費の補助の申請で、申請できなかったという学童さんが出...全文を見る
○本村委員 改めて救済できることを周知するべきだということも申し述べておきたいというふうに思います。  次に、名古屋市が、デイサービスをやっている方々に休業要請をいたしました。名古屋市からは、次のような緊急要望が来ております。厚生労働省の方にも届いているというふうに思いますけれ...全文を見る
○本村委員 ぜひ、現場で踏ん張っているデイサービスの皆さん方が潰れることのないように、事業が継続できるように、さらなる支援をしていただきたいというふうに思います。  今度は愛知県の一時生活施設なんですけれども、新型コロナウイルスの患者さんで症状があらわれていない方、あるいは軽症...全文を見る
○本村委員 大臣に最後一問やりたいと思ったんですけれども、時間がございませんので、ぜひ地方のさまざまな財政需要に対して財政支援していただきますよう強く求めまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○本村分科員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  新型コロナウイルス感染が世界じゅうに広がる中で、日本のものづくり、産業に影響が出てくるというふうに思います。どういう影響が出ているのか、あるいは、どういう影響がこれから出てくるというふうに考...全文を見る
○本村分科員 今、国内でも、医療用のサージカルマスクですとかN95マスクですとか手袋、フェースシールド、ゴーグル、アルコール消毒液、医療用でも足りない現状がございます。あちこちで悲鳴が上がっております。また、医療用ではないんですけれども、マスク、消毒液。人工呼吸器の部品、ほかの部...全文を見る
○本村分科員 大事なことは、新型コロナウイルス感染症の問題で、次々と倒産をしたり、工場閉鎖をするようなことがないように対策をとらなければならないということでございます。  とりわけ大企業、多国籍企業に、子会社や下請企業を含めて、雇用の確保の責任、社会的責任をとらせることが肝要だ...全文を見る
○本村分科員 企業に社会的責任をとらせるということが肝要だということ、大臣とも共通認識だというふうに思います。  具体的な事例なんですけれども、愛知県にございます日本アクリル化学という会社は、世界の化学メーカーとして名立たるダウグループの一〇〇%子会社の黒字企業でございます。と...全文を見る
○本村分科員 効力のある労働協約に反することは無効ですね、副大臣。
○本村分科員 労使の協定書、労働協約に反することを世界最大級の多国籍化学メーカー、ダウがやっているわけですから、しっかりと厚生労働省としても調査をして、やめさせるべきだということを強く求めたいと思います。  先ほど来申し上げましたように、当然ながら、働く皆さん、労働組合の方々は...全文を見る
○本村分科員 ダウ・ケミカル日本、そして日本アクリル化学には、東京都労働委員会から、労働者の雇用に直結する、名古屋工場の閉鎖に係る問題等の当事者間の懸案事項について、誠実に協議を行い、慎重に対処するなど、紛争がこれ以上拡大しないよう格段の配慮を払われたいという文書が出ております。...全文を見る
○本村分科員 世界の最大級の化学メーカー、ダウの身勝手な暴挙を今許せば、同じようなことはどこでも起こってしまう、日本のものづくりが守れない、それを支える人を守ることができないというふうに考えております。  新型コロナウイルス感染症の影響で日本のものづくりが危機に瀕しているときに...全文を見る
○本村分科員 世界に名立たる多国籍企業、ダウの暴挙を許せば、先ほども何度も申し上げておりますけれども、同じような現象はどこでも起こってしまうということになってしまいます。  工場閉鎖をぜひ食いとめていただきたい、大臣にしっかりと企業に対して物を言っていただきたいと思いますけれど...全文を見る
○本村分科員 ありがとうございます。ぜひ強く求めていきたいというふうに思います。  次に、別の問題に入りますけれども、先ほども日本で不足しているものがあるということで、マスクについてなんですけれども、今、亀山シャープでもマスクをつくっているということで、医療現場のマスクとかアル...全文を見る
○本村分科員 ぜひ、早急に安定供給が図られるようにお願いしたいというふうに思います。  新型コロナウイルス感染症の影響で、トヨタ自動車を始め、自動車業界にも影響が出ております。  リーマン・ショックのときは、派遣切り、非正規切りが大量にございました。愛知は日本一の派遣切り、非...全文を見る
○本村分科員 トヨタがエンジンの製造原価を三〇%削減するという驚異的なプロジェクトに取り組んでいるという記事がございました。その中には、台数の大きな伸びが今後期待できない中で、主力部品の三〇%原価低減はサプライヤーの経営に大きな衝撃を与えるという記事でございました。  私の住む...全文を見る
○本村分科員 トヨタさんの繁栄というのは、働く人と下請中小企業の皆さんの技術力、地域の協力があってこそだというふうに思います。  リーマン・ショックのときに、二階産業大臣はこのようにおっしゃっておりました。私は、中小企業のものづくりの技術力というのは、まさに日本の宝だと思うんで...全文を見る
○本村分科員 ありがとうございました。
04月07日第201回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子です。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  きょうにも、新型コロナウイルス感染症の問題で緊急事態宣言が出されるというふうに言われております。その理由や目的、実施措置の十分な説明を求めたいというふうに思いますし、基本的人権を制限する、その濫...全文を見る
○本村委員 従来の数十倍の基地局の設置が必要だというふうなことですけれども、5Gを使っていない人の料金を引き上げてはならないというふうに考えますけれども、総務大臣の御答弁をお願いしたいと思います。
○本村委員 二月二十七日付の読売新聞の中で、森川博之東大教授が、5Gが一気に実現できない理由について聞かれて、「費用などの問題があって基地局をたくさん作れないからだ。基礎的なところは4Gでカバーする。4Gの海に5Gの島があり、そこだけ高速・大容量通信が使えるイメージだ。スマホも4...全文を見る
○本村委員 イメージ先行ではなくということで、ぜひ求めたいと思います。  たくさんの基地局が必要となりますと、生活環境への懸念もあるわけでございます。どうふやしていくのか、さまざまな検討がされている段階だと思われますけれども、その過程にも、国民的な、住民的な議論が必要だというふ...全文を見る
○本村委員 出力は標準的には4Gと5Gは変わらないというふうにおっしゃいましたけれども、ミリ波でいいますと、どのように変わりますでしょうか、4Gと5G。
○本村委員 サブ6の方は、4Gとどういうふうに違うんでしょうか。
○本村委員 引き続きこの問題について伺いたいんですけれども、二月十三日付の英紙フィナンシャル・タイムズ紙では、スイス政府が5Gのネットワークの使用停止を命じたというふうに書かれております。5Gが健康に与える悪影響への懸念が拭えないためだというふうに報道をされておりますけれども、こ...全文を見る
○本村委員 国民、住民の皆様の中には不安の声がございます。5G推進ありきではなくて、やはりこうした不安の声にちゃんと応えていくということが必要だというふうに思います。  今苦しんでいる方々の声を聞いて検証することが必要だと思いますけれども、その点、御答弁いただきたいと思います。
○本村委員 実際に苦しんでみえる方がおられますので、そうした方々の声をしっかりと聞いて、5G推進ありきではなく、そうしたことを取り組んでいただきたいというふうに思います。  5Gは大容量のデータが行き来をいたします。そのために、今回の法案でも、ダイナミック周波数共用システムとい...全文を見る
○本村委員 具体的には、来年度に向けて、周波数アクションプランということで、検討過程では主に二カ所の周波数帯が共用が検討されているということでございます。  具体的に想定されているのが二カ所ということで、一つ目の方は公共用の業務と放送業務がある、二つ目は固定無線アクセスシステム...全文を見る
○本村委員 今回と前回の法改正の問題なんですけれども、公共用の無線について、前回の電波法の改定で、公共無線局の減免について、非効率な技術を使用していると認められる公共用の無線局に対して、電波利用料を徴収する規定を整備をしたわけなんですけれども、この公共用の無線が急な設備投資を求め...全文を見る
○本村委員 公共用の無線の減免が外されて、利用料が徴収増加ということにならないようにしていただきたいというふうに思います。  二つ目の周波数帯の問題ですけれども、第一利用者が押しのけられることがあってはならないというふうに思います。担保はどうなっているのかという点もお示しをいた...全文を見る
○本村委員 第一利用者が押しのけられることがあってはならないということを強く求めたいというふうに思います。  今回の共用システムなんですけれども、昨年のパブリックコメントでは、放送事業者から、万が一混信が発生し運用に支障が出た場合や、システムのふぐあいによって周波数の共用ができ...全文を見る
○本村委員 時間がないので、ちょっと先に進ませていただきます。  技術の基準に不適合な機器の流通の抑止の問題ですけれども、今回、技術不適合機器を流通させないために、その義務を怠れば、勧告、公表、命令、罰則と行政指導が行われるということになっております。そうした規制強化をしても、...全文を見る
○本村委員 終わります。ありがとうございました。
04月13日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、三重県のカキの大量へい死被害の問題について農水大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  私、三重県の鳥羽市に伺いまして、漁業者の皆様方のお声を聞いてまいりました。大変おいしいカキを...全文を見る
○本村委員 まず原因究明というものが大切だというふうに思います。  地元の漁協の方からも、国の責任でしっかりと原因を総合的に究明をし、そして再発防止策を図るべきだというふうに御意見を伺っておりますけれども、大臣、原因究明はどうなっているでしょうか。
○本村委員 ぜひ原因究明をしていただいて、対策をとっていただきたいと思います。  鳥羽市でしたか、志摩市などは、観光と漁業の町でございます。今、政府が自粛を求める中で、観光業も大変な状況となっております。ホテルや旅館の支援については別の質問でさせていただいたんですけれども、漁業...全文を見る
○本村委員 ぜひ現場の声を聞いていただきたいと思いますけれども、大臣、お願いしたいと思います。
○本村委員 ぜひ、漁業に希望が持てるように、更に強い支援を求めたいというふうに思います。  江藤大臣、お忙しいでしょうから、御退席いただいても構いませんので、ありがとうございました。  次に、リニアの問題について伺いたいというふうに思います。  二〇一六年度第二次補正予算、...全文を見る
○本村委員 改めて確認をしますけれども、事故の原因究明、検証、再発防止策はできていないということですね。
○本村委員 事故から六カ月がたっておりますけれども、作業員の方はまだ入院をされております。それぐらい大けがだということでございます。  通常、鉄道事故の場合は運輸安全委員会が調査に入って調べるわけですけれども、今回はしないというふうに言っております。営業線ではないから、実験線だ...全文を見る
○本村委員 ぜひ原因究明をしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  安全は何よりも大事にしなければならない問題でございます。今も入院をされている状況であり、人の命にかかわる問題です。作業をされる労働者の安全や命は、それは結局、乗客の皆様方の命や安全にかかわる問題だと...全文を見る
○本村委員 原因究明もできないのに安全だとは言い切れないからこそ申し上げているわけでございます。  原因究明、再発防止、これができるまで走行はやめさせるべきだと思いますけれども、もう一度、大臣、お願いしたいと思います。
○本村委員 走行すれば作業が必要なわけです。原因究明もできないのにリニアを走行させるのはやめるべきだということを強く求めたいと思います。  このリニアの問題では、今、静岡県で大井川の水が減る問題がございまして、静岡県、そして大井川流域の十市町の皆様方が、命の水の問題だということ...全文を見る
○本村委員 国土交通省は、静岡県と委員の中立公正、座長の中立公正ということを合意しておきながら、リニアの受注企業の利害関係者を委員にしようとしておりました。南アルプストンネル新設工事や静岡県の中の静岡県内導水路トンネル新設工事など、JR東海から受注をしているJR東海と利害関係にあ...全文を見る
○本村委員 このリニアは今世紀最大の巨大事業でございます。今立ちどまって、しっかりと事業の検証をするべきだというふうに思いますけれども、大臣、最後に答弁をお願いしたいと思います。
○本村委員 リニア事業は立ちどまって検証するべきだということを強く求め、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月14日第201回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、新型コロナウイルス感染症の問題で質問をさせていただきたいのですけれども、一世帯三十万円の生活支援臨時給付金について伺いたいと思います。  緊急経済対策の中にも書かれておりま...全文を見る
○本村委員 ぜひ早急にお願いをしたいというふうに思います。そして、被害を受けた方々にしっかりとそのメッセージが届くように、ぜひ広報、周知の方もお願いをしたいと思います。  もう一つ問題点を指摘をさせていただきたいと思うんですけれども、感染症発生前と比べて世帯主の月間収入が減った...全文を見る
○本村委員 大臣、総務省とも相談をするということですから、ぜひ比較する月収入がない方も対象にしていただきたいと思いますけれども、大臣の御答弁もお願いしたいと思います。
○本村委員 内閣府の方にも、大臣にもぜひ言っていただいて、安倍総理にもぜひ言っていただいて、しっかりと給付されるようにということで強く求めておきたいというふうに思います。  学生さんも大変深刻でございます。この新型コロナウイルス感染症の問題が起きる前から、私は学生の皆さん方の生...全文を見る
○本村委員 若い人たちの今と未来にしっかりと投資をして、それはこの社会のためになるというふうに思いますので、ぜひそのことは実現をしていただきたいということを強く求めておきたいというふうに思います。  法案の方に入らせていただきますけれども、まず、NTT東西によるユニバーサルサー...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  なぜ他者の設備なのかという点でございます。  そもそも、NTTは電電公社から設備を引き継ぎ、その責務を負ってまいりました。こうしたNTTの役割を曖昧にすることにならないかという点、懸念があるんですけれども、御答弁お願いしたいと思います。
○本村委員 これまでも、固定電話と携帯電話の比較で、音声の品質、遅延とか揺らぎとか、そういうものが問題になってきております。包括的な検証が行われました最終答申でも、技術的要件について、音声の品質等を可能な限り確保することが求められると条件として述べられています。  停電時の非常...全文を見る
○本村委員 今回の改定では、今の携帯電話の品質よりもいいようにしていこうということだというふうに思いますけれども、そうすると、別の規格になってくるわけでございます。  設備投資ですとか技術開発などが求められるということだと思いますけれども、山間地ですとか離島ですとか、そういった...全文を見る
○本村委員 なぜ他者の設備なのかということなんですけれども、そこに疑問があるわけでございます。  これは、対象となる地域の問題なんですけれども、利用件数が少ないためにNTTにとって高コスト地域とされている。携帯事業会社にとっても、安定性確保のために基地局を多くしたり、あるいは設...全文を見る
○本村委員 撤退してもNTTが責務を果たしていくというたてつけにはなっているということだと思います。  この想定される地域なんですけれども、通信確保というのが本当に切実な地域だというふうに思います。他者設備の地域として、もしNTTがメタル回線を撤退してしまっていた場合、再度設備...全文を見る
○本村委員 あらかじめ期間前に通知をするということですけれども、よく民間が撤退するケースとして、災害があって、それを復旧するのが嫌だから撤退するというのがあるんですけれども、そうした場合はどうなるんでしょうか。
○本村委員 ルーラルエリアというふうに言われる地域に対して、迅速にそうやって復旧をしていただきたいということは、強く求めたいというふうに思います。  今回の法改正の他者利用可能とする制度は、NTTの対応に委ねられる、非常に不安定さを感じる仕組みだというふうに思います。地域の限定...全文を見る
○本村委員 地域もまだ極めて曖昧なんですね。やはり影響を受ける方々の意見もしっかりと聞いた上でやらなければならないというふうに思います。こうした政策立案はしなければならないということでございます。  時間がないので、少し飛ばさせていただきまして、次に、外国法人等に対する法執行の...全文を見る
○本村委員 利用者情報の漏えいの問題なども重要だというふうに思います。  Gメールとかフェイスブックのメッセンジャーですとか、そういったものは通信の秘密の対象になるのかという点と、メールや通信を媒介するとした際に、利用者情報として保護される範囲は今回どうなるのか、最後にお伺いし...全文を見る
○本村委員 利用者保護の強化を強く求め、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○本村委員 私は、日本共産党を代表し、電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改定する法律案に対して反対の討論を行います。  本法案は、固定電話のユニバーサルサービスについて、ほかの電気通信事業者の電気通信設備を利用した役務提供を可能とするものです。  無...全文を見る
04月28日第201回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○本村委員 日本共産党、本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、地方税についてお伺いをしたいというふうに思います。固定資産税、都市計画税の減免の問題でございます。  以前も私、固定資産税の減免について質問させていただいて、今回入ったということは...全文を見る
○本村委員 今回、異例なことで減収となっている、そして本当に生きるか死ぬかで必死に頑張っている事業者の方を救済するためにも、ぜひ土地の減免制度も考えていただきたい、早急に検討していただきたいというふうに思います。  二つ目ですけれども、事業用ではない個人の固定資産税そして都市計...全文を見る
○本村委員 ぜひ、個人の固定資産税、都市計画税の減免、そして特別交付金で補填をしていくという措置も検討を早急にしていただきたいというふうに思います。  固定資産のある方だけではなく、賃貸の方々も救わなければならないというふうに思っております。  事業用の賃貸も固定費となり、こ...全文を見る
○本村委員 きょうも必死に金策に駆けずり回っている中小・小規模事業者の方のお声を聞いてまいりました。ぜひ、事業者にもそして個人にも、家賃支援、早急に制度をつくるべきだということを求めておきたいというふうに思います。  次に、一人十万円の特別定額給付金についてでございます。  ...全文を見る
○本村委員 でも、そうできない現実がございまして、同じ世帯という形式にはなっている、住民票上はなっているけれども、その方は、例えば宿泊施設に今避難している方もいらっしゃいます。そういう方にも確実に、個人に給付されるように何らかの措置を検討してくれということを申し上げているんです。
○本村委員 家が安全な場所ではなくて、例えばホテルとかに一時的にでも避難をしている方でも大丈夫ということですね。
○本村委員 未成年の方や野宿者の方で銀行など口座がない方の場合も給付を受け取れるようにするべきだというふうに思いますけれども、その点どうなっているかという点。  あるいは、こういうお声がございました。八十三歳のひとり暮らしの母は一人で手続できません、新型コロナウイルス感染拡大も...全文を見る
○本村委員 まだいろいろ申し上げたいことがあるのですけれども、イベントチケット代の税額控除の関係についても、副大臣に来ていただいておりますので、質問をさせていただきたいというふうに思います。  今回、所得税の方は文部科学省で許可基準をつくる、個人住民税の方は地方自治体が決めると...全文を見る
○本村委員 一層の支援を求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月21日第201回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。  きょう、まず最初に、一人十万円の特別定額給付金について質問をさせていただきたいというふうに思います。  総務大臣は、先日の質疑の中で、DVや虐待の被害者の方が逃げたら給付金を給付するとい...全文を見る
○本村委員 法務省の方にもお伺いをしたいんですけれども、性的虐待の被害者に対して、逃げることができなかったのに、逃げなかった被害者が悪いかのような言葉が司法の場でもありまして、被害者の方々を傷つけるという事態がございます。  そうならないためにも、被害を受けた方々の、当事者の方...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  DV被害当事者、あるいは性的虐待を始め被害当事者に対し、そんなにまでされてなぜ逃げなかったのかというふうに言われることがありますけれども、被害当事者は、逃げなかったのではなく、逃げられなかったという現実がございます。  なぜ逃げなかったの...全文を見る
○本村委員 家庭内で同居をしていて個人給付を求める場合に、窓口に行ったり、電話をしたりするわけですけれども、それは勇気ある第一歩として、しっかりと見て、個人に給付するということを考えていただきたいというふうに思います。  暴力を振るわれて、そして給付金も加害者にとられる、それを...全文を見る
○本村委員 今回、柔軟に、民間支援団体の方も確認書を出して、そして代理申請できるというようにしていただいたということは、私もその点は非常に評価をしておりますけれども、例えば、同居であっても、民間団体の方に相談をかけた、確認書を出した、そういう場合には給付するというふうな制度を検討...全文を見る
○本村委員 だから、先ほど来、逃げることができない状況を、内閣府さん、法務省などともやりとりさせていただいたものですから、ぜひ検討をしていただきたいと思うんです。  若い方、学生さんからも、同居をしていても親に食事も学費も出してもらえない、食事も学費も自分で出している、一人十万...全文を見る
○本村委員 迅速にとかいろいろ言われるんですけれども、被害当事者にとってはいつまでも受け取れないということになりまして、全く迅速ではないわけです。  被害当事者に寄り添った対応ができるように、もう一度検討していただきたいと思いますけれども、大臣、お願いしたいと思います。
○本村委員 了解はとてもできないというふうに思いますので、被害当事者の立場に寄り添った対応ができるような制度設計、ぜひ改善をしていただきたいというふうに思います。  次に、確認なんですけれども、虐待を受けた未成年の子は個人給付の対象ではないというような誤解もございます。個人給付...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  時間が足りなくて、答弁をお願いしたんですけれども答弁していただけない方がみえて申しわけないというふうに思っております。  最後に、私も、地方創生交付金、この増額を強く求めたいというふうに思います。  今、静岡市では、財政調整基金あと一億...全文を見る
○本村委員 ありがとうございました。
05月26日第201回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。  二十四時間三百六十五日、救急も使える電話リレーサービスの実現は、聴覚障害がある方々を始め関係者の皆様方の御尽力で実現する運びとなった法律案だというふうに思います。心から敬意と感謝を申し上...全文を見る
○本村委員 御丁寧な御回答、ありがとうございます。  資料で提出をさせていただいておりますけれども、全日本ろうあ連盟の皆様方や、あるいは全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の皆様と全国要約筆記問題研究会の皆様方が連名で、衆議院の総務委員会宛てに、法案への御意見をいただいております...全文を見る
○本村委員 具体的に見ていきたいというふうに思いますけれども、全日本ろうあ連盟の皆様方からの御意見でもありますように、法案には、電話リレーサービス提供機関や電話リレーサービスの支援機関に当事者である聴覚障害の皆様方の意見が反映できる仕組みが明記をされておりません。  電話リレー...全文を見る
○本村委員 本来、当事者の声を反映できる仕組みを法文に書くべきだったと私は思いますけれども、今総務大臣がお答えいただきましたように、総務大臣が、あるいは総務省が責任を持って当事者の皆様方の声を提供機関に届けていただくということで御答弁いただきましたので、確認をさせていただきたいと...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  電話リレーサービス支援機関においても、聴覚障害がある皆様の声を反映させる仕組みが法文には明記をされておりません。支援機関は、電話提供事業者から負担金を徴収し、そして提供機関に交付金を交付する業務を担うわけでございます。  支援機関には諮問...全文を見る
○本村委員 誰のための電話リレーサービスかということをぜひ考えていただいて、当事者を入れるべきだというふうに思います。そして、障害者権利条約の中でも、意思決定過程において、障害者と緊密に協議し、障害者を積極的に関与させるという国の義務があるわけですから、ぜひ果たしていただきたいと...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  次に、電話リレーサービスの通訳オペレーターを担う手話通訳、要約筆記の人材確保について伺いたいというふうに思います。  全日本ろうあ連盟の皆様の御意見の中でも記載されておりますけれども、聞こえない人の命や人権にかかわること等に対応するため、...全文を見る
○本村委員 そもそも、この手話通訳、要約筆記を担う方々の絶対数が少ないという問題がございます。  ワーキンググループの報告書の中では、電話リレーサービスの需要と費用の予測について試算がされておりますけれども、それによりますと、サービス開始の年から十年後、十一年目の年ですね、需要...全文を見る
○本村委員 今の電話リレーサービスの利用を前提にしますと、かからない、つながらないということもございまして、もっと養成をしていく、そして配置をしていくということが必要だというふうに思います。  ワーキンググループの委員の皆様方からは、手話通訳者、手話通訳士、要約筆記の仕事は、社...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  通訳オペレーターの養成なんですけれども、現在、厚生労働省の方で、電話リレーサービスにおいて、オペレーターのカリキュラムをつくるために、群馬大学の中野聡子准教授に委託をして調査研究を行っているというふうに思います。  ちょっと時間がないので...全文を見る
○本村委員 国の責任と当事者参加、この部分でもぜひお願いしたいと思います。  通訳オペレーターの労働環境、処遇の保障についても確認をしたいというふうに思います。  現在、手話通訳士、手話通訳者の有資格の方でも通訳の仕事だけでは生計を立てられない現状にございます。不安定な雇用の...全文を見る
○本村委員 賃金が低ければ、やはり人を確保するということが難しくなってしまう。これは電話リレーサービスの質にもかかわる根幹の問題だというふうに思います。  ぜひ、人材を確保するためにも、交付金、負担金の積算の上で、ちゃんと賃金が一般労働者の平均賃金を保障できるような積算をできる...全文を見る
○本村委員 ぜひ、しっかりと一般労働者の平均賃金は保障できるように積算をするべきだということも強く申し上げたいと思います。  オペレーターの方々、関係団体の皆様からは、働く人の健康問題が一番心配、二十四時間三百六十五日になると、深夜の場合、一人職場になる可能性がある、一人で待機...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  次に、聴覚障害者の負担軽減という問題で質問させていただきたいと思います。  聴覚障害の方々の働いている方の平均賃金というのは、厚生労働省の調査では、月二十万五千円だということでございます。先ほども申し上げましたように、同じ二〇一八年で賃金...全文を見る
○本村委員 大臣……
○本村委員 では、ぜひ、負担軽減策、総務省の方でもとっていただきますようお願いを申し上げまして、質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
06月01日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○本村委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)は賛成、(その2)は反対の討論を行います。  (その1)は、予備費の支出事由が七月豪雨や九月の北海道胆振東部地震等の自然災害への対応であり、賛成です。  (その2)の...全文を見る
06月04日第201回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○衆議院議員(本村伸子君) お答えいたします。  国の基本方針等を作成する際に障害者の意見を反映させるための措置を講ずると明記している法律の例として、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の...全文を見る
11月12日第203回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  政府が推進しているマイナンバー、マイナンバーカードについて伺いたいと思います。  個人情報の流出、個人情報の集中、監視社会につながるのではないかという懸念がございます。日本学術会議の問題を鑑み...全文を見る
○本村委員 これだけの個人情報が流出しているという問題でございます。  重大な事態については、直近の報告が一番多いわけでございます。二百二十万人の個人情報が勝手に再委託された問題ですとか、三万三千四百九十人分の個人情報が入ったUSBがなくなってしまったり、そういうずさんな管理が...全文を見る
○本村委員 五千万枚以上も余分に発注をしているということで、かなり過大な発注、過剰な発注が行われているということだというふうに思います。  もう一つお伺いしたいんですけれども、個人情報が入っていない白地のカード、そして個人情報が入っているカード、一枚当たり単価は幾らなんでしょう...全文を見る
○本村委員 情報公開法も所管をしている総務大臣にお伺いをしたいんですけれども、マイナンバーカードの白地のカード、また個人情報が入ったカード、これの単価については情報公開させてください。
○本村委員 ぜひ公開させていただきたいんです。  それで、健全な競争が本当に働いているかという問題もあるわけでございます。  二〇一五年度から二〇二〇年度の今現在、四つお伺いしたいんですけれども、マイナンバーカードに関し、全体は幾つの契約があったのか、二つ目、その中で幾つの契...全文を見る
○本村委員 かなりNTTコミュニケーションズに契約が独占というか、されているという状況だというふうに思います。  それで、資料を見ていただきたいんですけれども、資料一ということで見ていただきたいんですけれども、結局、このマイナンバーカードの製造については、NTTコミュニケーショ...全文を見る
○本村委員 この間、私、総務省ともやりとりをしてまいりましたけれども、地方公共団体情報システム機構、J―LISの情報公開とか情報管理というのは、かなりずさんだということを痛感をしております。  マイナンバーカードにかかわる契約実績の資料をいただきまして、それで、これがおかしいと...全文を見る
○本村委員 国民、住民の皆様の大切な個人情報を扱う機関がこんなずさんな状況だということでございます。  ちょっとテーマはかわるんですけれども、次に、マイナポイントの事業に議論を移させていただきたいと思うんです。  十一月五日の参議院予算委員会で指摘がありましたように、マイナポ...全文を見る
○本村委員 大臣は、もっとマイナンバーカードを普及しようということで地方自治体に対して書簡も送られているわけですけれども、各自治体に対して、毎月何枚普及が必要ですよというようなノルマを示すような資料も出して、自治体を動かそうとしているわけでございます。  今さまざま御指摘があり...全文を見る
○本村委員 時間がないので次に進みたいというふうに思いますけれども、厚生労働副大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  十一月二日、衆議院の予算委員会で厚生労働大臣は、医療機関への減収補填を求める質問に、「状況を我々も把握しながら、やはり地域医療機関がもしものことがあれば健...全文を見る
○本村委員 人手不足の中で本当に必死に頑張っている医療現場の方々が希望が持てるように、すぐ減収補填をしていただきたいというふうに思います。  次に、保健所の問題について伺いたいと思います。時間がないものですから、いろいろカットをさせていただいて申しわけないんですけれども。  ...全文を見る
○本村委員 ぜひ正規で保健師をふやしていただきたいということを切に強調いたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月19日第203回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○本村委員 日本共産党、本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、先ほども御議論がございましたけれども、最高裁判決の関係で伺いたいというふうに思います。  日本郵政グループは、先ほどもお話がありましたように、大変非正規雇用が多い会社となっております。...全文を見る
○本村委員 今、日本郵政の社長も日本郵便の社長さんも聞いていただいたというふうに思うんですけれども、大きな企業がやはり範を示さなければならないというふうに思います。  正規労働者の労働条件を下げて非正規労働者の労働条件に合わせるのは望ましくないというふうに言われているわけですか...全文を見る
○本村委員 法の趣旨からして望ましくないと言われていることを、大きな企業であり、そして国が株を持っている日本郵政グループがやるべきではないということを強調させていただきたいというふうに思います。  この強調させていただく背景には、日本郵政が二〇一八年度から、一般職の方々などの住...全文を見る
○本村委員 日本郵便が違法行為を行っていたということが最高裁から認定をされました。そのことを重く受けとめていただいて、働く人を本当に大切にする企業に生まれ変わっていただきたいというふうに思います。  先ほども非正規がかなり多いというお話をさせていただきましたけれども、恒常的に仕...全文を見る
○本村委員 お話をお伺いいたしますと、まだ返していない方々もいらっしゃる、一割ぐらいは残っているというお話も聞いております。  それで、具体的に知りたいということで、各地域の、例えば愛知県、岐阜県、静岡県、三重県の東海エリアでは被害はどのくらいあるのか、局ごとに示してほしいとい...全文を見る
○本村委員 ぜひ提出をしていただきたいというふうに思います。  このかんぽ不正の問題は全容がまだ解明をされておりませんし、被害者全員の救済もできていない段階でございます。そもそもこの郵便法の改定については、日本郵政グループがかんぽ不正をやっており、そしてNHKに圧力をかけていた...全文を見る
○本村委員 民営化を進めるさまざまな矛盾が出ているというふうに思いますけれども、ぜひ大臣にはユニバーサルサービスを守る立場に立っていただきたいというふうに思うんです。  郵政民営化法案の際に参議院の附帯決議がつけられております。「一、」の部分、ユニバーサルサービスについての部分...全文を見る
○本村委員 附帯決議には、現行水準が維持され、万が一にも国民の利便に支障が生じないよう万全を期すことというふうになっておりますけれども、今回、郵便法では、送達日原則三日以内、送達頻度が週六日以上という規定が、原則四日以内、そして送達頻度も週五日以上というふうに、実質的にはユニバー...全文を見る
○本村委員 二〇一五年のユニバーサルサービスの現状についてという資料も出させていただいておりますけれども、そこには配達にかかわる部分も書かれているわけでございます。  二〇一五年の郵便法、信書便の議論の際に、ユニバーサルサービスについて高市大臣は、文書における通信手段であります...全文を見る
○本村委員 結局、分社化をして、民営化を進めて、ユニバーサルサービスは後退しているというわけでございます。  人手不足の問題についてもお伺いしたいんですけれども、二〇一九年九月の情報通信審議会の答申では、こうした状況、運輸・郵便業界は、人材確保が非常に厳しい状況は数年にわたり継...全文を見る
○本村委員 実態は、人手が足りていないのに経営判断として人をふやすことをちゃんとやらずに、足りない矛盾を超勤とか休日の出勤を押しつけてやってきたということだというふうに思うんです。  この日本郵便の責任についてはどのようにお感じになっておられますでしょうか。
○本村委員 総体的ということでごまかしてはいけないというふうに思うんです。  ずっと現場の皆さんからは人手が足りないということを声を上げてこられたのに、誠実に向き合わなかったわけでございます。現場の働く方々の声を本当に大事にするべきだというふうに思います。  今回の法改定では...全文を見る
○本村委員 しっかりと人をつけるべきだというふうに思います。  今回の法改定ではまた、夜勤を前提とする郵便の翌日配達は、書留ですとか速達等に絞ることとなってまいります。  先ほど総体的に人は足りているというふうに、確保していると言っていたんですけれども、一方で、雇用必要数と確...全文を見る
○本村委員 次に、深夜勤務をされている人のうち、非正規はどのくらいの割合でしょうか。内勤、外務、それぞれトータルでお示しをいただきたいと思います。
○本村委員 非正規の方々が七七%、深夜勤務で支えてくださっていたのだというふうに思います。  資料の三に日本郵便の資料を出させていただきましたけれども、内勤の深夜勤務帯における郵便の区分業務等の担当社員、先ほど言われた八千七百人のうち、三千百人は速達、書留、発着処理の深夜勤務帯...全文を見る
○本村委員 そういうお答えでは、本当に働き方改革になるのかということがわからないわけでございます。結局、荷物の深夜帯の方に行くということになれば、働き方改革という面でも問題だというふうに思っております。  八千七百人の内訳のうち、期間雇用社員が六千七百人、七七%ということで、大...全文を見る
○本村委員 仕事を失うことや手取りが減るようなことはあってはならないというふうに思いますので、そこの対策はしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  人手不足を解消していくというためには、やはり労働条件を引き上げることが必要だというふうに思います。先ほど来御議論があり...全文を見る
○本村委員 正社員の雇用についてもっと進めていただきたいというふうに思います。  正社員化を進めるというふうには経営計画の中にも書いてあるんですけれども、しかし、いただいた資料の中で、二〇一八年、二〇一九年度を比べてみますと、郵便コースの正社員登用は減っております。また、新規採...全文を見る
○本村委員 労働条件を引き上げることでしか人手不足は解消できないというふうに思いますので、ぜひ労働条件の引上げに全力を挙げていただきたいというふうに思っております。  総務大臣に次にお伺いをしたいんですけれども、サービスの問題に戻らせていただきます。  視覚障害者の方々から、...全文を見る
○本村委員 私どもは、やはりユニバーサルサービスを後退させてはならないということで、一体的、一社体制でやはりユニバーサルサービスを守るべきだ、公的事業体として位置づけるべきだということを改革の提案として提案させていただいております。ぜひ、ユニバーサルサービスをしっかりと守っていく...全文を見る
11月26日第203回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子です。  きょうは、国民投票法をめぐる諸問題がテーマということで、現行の国民投票法がどういう状況でつくられたのか、改めて議事録を読み返してみました。  改憲手続の国民投票法が国会に提出されたのは二〇〇六年です。当初、自民党の提案者は、憲法改正と...全文を見る
12月03日第203回国会 衆議院 憲法審査会 第4号
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○本村委員 日本共産党、本村伸子です。  先週、改憲手続国民投票法について、これまでの経過を申し述べました。安倍首相が固執をし続けてきた九条を始めとした改憲の流れの中で強行採決をされ、改憲案を通しやすい仕組みとなっています。二〇〇七年五月、成立時に参議院で十八項目の附帯決議がな...全文を見る