本村伸子

もとむらのぶこ

比例代表(東海)選出
日本共産党
当選回数3回

本村伸子の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第208回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  男女の賃金格差是正について質問をさせていただきます。  まず、資料の一枚目、パネルで示させていただきましたけれども、国税庁の民間給与実態統計調査で、二〇二〇年の男女別の平均給与を見てみますと...全文を見る
○本村委員 残念ながら、二〇一九年、そして二〇二〇年、フルタイムの一般労働者ですね、男女の賃金格差、一ポイントも賃金構造基本統計調査では縮まっていないわけです。成果がゼロ、改善がゼロという状況になっております。これまでの政策では駄目だということで、一歩踏み出そうというお話だと思う...全文を見る
○本村委員 金融業、保険業の勤続年数というのは、男女で四年ぐらいしか違わないわけです。それで給与は女性は男性の五五%というので、本当におかしいというふうに思うんです。  この金融業、保険業で働く女性の方々は、男女の賃金格差を求めて裁判に訴えてこられました。芝信用金庫ですとか野村...全文を見る
○本村委員 雇用機会均等法の二十九条の問題でございます。
○本村委員 それは、二十九条に基づいて報告を求めて、早急に是正をさせるという御決意ということでよろしいでしょうか。
○本村委員 過去の労働省時代なんですけれども、金融機関と民間の放送局を対象に調査、個別指導したことがあるんです。金融機関の五三%、そのときは均等法違反があったんですけれども、やはりこういうことを今やるべきじゃないですか、厚労大臣。
○本村委員 是非そういうこともやっていただきたいというふうに思うんですけれども、これまで是正されてこなかったからこれだけの大きな格差になっております。内閣府さんに何でこんなふうになっているんだというふうに聞いたら、なかなかまだ分析は進んでいませんというお答えでしたので、政府の金融...全文を見る
○本村委員 大臣には余り怒りが感じられないというふうに思うんですけれども、なぜこのように、店舗の統合とかあると思うんですけれども、経営計画の中で、だけれども、なぜ女性の採用のみが大幅に減らされているのか。こんなことが許されると大臣はお考えなんですか、萩生田大臣。
○本村委員 今の御答弁は、女性の新卒採用を減らす理由にはなっていないというふうに思います。  商工中金の中期経営計画は、今の関根正裕社長になってから実行されております。商工中金の代表取締役、関根社長は岸田首相と高校が同じで、同じ硬式野球部でセカンドとショートというお友達だったと...全文を見る
○本村委員 萩生田大臣が文部科学大臣のときに、医学部入試の女性差別がありました。そのときは、入試差別はあってはならないと吉良よし子議員に対して答弁をされておりましたけれども、そのことを思い出していただきたいというふうに思います。入試差別だけではなく、就職差別までいまだにあるという...全文を見る
○本村委員 野田大臣まで就職差別について余り明確な答弁をいただけなかったというのは非常に残念でございます。  こういう就職差別というのは当然なくすべきだというふうに思います。賃金格差の要因の中でも、管理職が少ないからというふうに言われますけれども、入口からこのような男女の格差が...全文を見る
○本村委員 まさにそういう状況だと思うんです。  厚生労働大臣にまずお伺いをしたいのは、均等法では五条、六条で、採用、配置、職種など、性別を理由とする差別は禁止されていますねという確認だけさせていただきたいと思います。
○本村委員 より賃金が高いと思われる総合職は男性中心で、より賃金が低い担当職の方はほとんど女性、これが商工中金の今の姿なんですけれども、是正のために指導していただけますねということを、まず厚生労働大臣。
○本村委員 今、本当に均等法を改正することが必要だというふうに考えております。  ずっと前からこのコース別雇用管理制度の下で差別に苦しんできた女性労働者の皆さんたちは、声を上げておられました。こういうふうにおっしゃられております。  企業は雇用管理区分を差別を正当化する手段と...全文を見る
○本村委員 男女賃金格差の是正には、やはり均等法の抜本改正が必要です。また、最低賃金を千五百円にしていくということを中小・小規模事業者の皆さんの支援と併せてやっていくということ、そして、ケア労働の働く皆さん、女性が多いわけですから、全てのケア労働者の賃上げ……
○本村委員 是非やっていただきたいということを求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○本村分科員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  ケア労働者の賃上げの問題について質問させていただきます。  ケア労働者の方々の賃上げというのは、本当に重要な施策だというふうに痛感をしております。ところが、政府の財政措置では、一部の労働者...全文を見る
○本村分科員 看護職員について、全産業よりも給与が高いんだというお話もあったんですけれども、それは、公的価格評価検討委員会の中間整理の中でも書いてあるんですけれども、この中間整理は非常に乱暴で恣意的だという声が医療現場からは出されております。看護職員の皆さんは、命を守って、悲鳴を...全文を見る
○本村分科員 先ほど申し上げましたように、丁寧に、しっかりと、国際的に見ても看護職員の方の賃金は低いわけですから、パートナーである医師と比べてどうなのかということも含めて、悲鳴が上がっている現場に光が見えるように是非していただきたいというふうに思います。全ての医療従事者の賃上げ、...全文を見る
○本村分科員 副大臣はできるのかということをお伺いしたんです。  四、五歳児の子供たちを三十人、一人で見るというのは、私には神業と思える。実際には、各保育園さんが保育士さんをつけて実は拡充している。実態はそういう現状があるわけです。  今の保育基準というのは七十四年前のもので...全文を見る
○本村分科員 四、五歳児の基準というのは七十四年前の基準、一、二歳児は五十五年前ということで、本当に今の現状に合っていない、子供たちの命を大切にしていない、発達の保障を大切にしていないというふうに思います。  私、二〇一九年の二月十五日の衆議院本会議で、児童虐待の問題について、...全文を見る
○本村分科員 加算とおっしゃるんですけれども、それは、保育所で加算を取らなかったら、今の本当に低い水準の配置基準で、子供たちの安全を守ることも大変な状況になっているわけですよ。国として、ちゃんと子供たち一人一人の発達を保障して、安全を確保して、そして保護者の方々への支援もしっかり...全文を見る
○本村分科員 しっかりと保育士を確保できるように財政措置していただけるんですね。
○本村分科員 もう一つおかしいのが、例えば、一、二歳児六人で一人の保育士の配置基準なんですけれども、八人子供さんがいた場合に、財政措置が本当は二人分来ないといけないと思うんですけれども、保育の時間は変わらないわけですから、一・三三人分しか来ないということで、やはり二人分ちゃんと保...全文を見る
○本村分科員 是非、今の配置基準でも、少なくともこの部分は、〇・三三人という人はいないわけですから、ちゃんと二人、措置をしていただきたいというふうに思います。  まとめてちょっと総務省の方にもお伺いをしたいというふうに思うんですけれども、公立の保育園の賃上げがなかなかできない、...全文を見る
○本村分科員 更にお伺いをしたいんですけれども、ちょっと時間がないのであれなんですけれども、今回、公務が入らないんじゃないかということが地方自治体の中で疑心暗鬼になっておりまして、そこで確認をさせていただきたいんですけれども、公務も民間も正規も非正規も対象とし、公立も含めて財源措...全文を見る
○本村分科員 ありがとうございます。急がせて申し訳ありません。  各地方団体は、総務省が賃上げに消極的なんじゃないかということが言われておりまして、そうじゃないというふうに思うんですけれども、山際大臣、野田大臣が、先日、二月九日、塩川議員に対して、内閣委員会の中で、地方自治体の...全文を見る
○本村分科員 ありがとうございました。
03月01日第208回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず冒頭、ロシアによるウクライナ侵略に、表現し得る最大限の憤りを持って抗議をいたします。国際社会がロシアのウクライナ侵略反対の一点で力を合わせ、侵略をやめさせなければなりません。  また、プ...全文を見る
○本村委員 以前、シリア難民の皆様には日本は大変冷たい状況があったわけですけれども、今度こそ難民の受入れを適切に行っていただきたいということを強く求めたいと思います。  私も、名古屋でウクライナ出身の方々のお声をお伺いをいたしました。御家族、御親戚、御友人のことを思い、不安で眠...全文を見る
○本村委員 下半身がほとんど、二月二十二日の段階でもう動かないような状況がありましたけれども、早い段階からの精密検査そして根本治療が必要だったのではないかと思いますけれども、大臣、お答えをいただきたいと思います。
○本村委員 だから、先ほど来、報告書は不十分な点があるということも御指摘をさせていただいているんですけれども。  既に二月三日の時点で、愛知県内の支援者の方が、なぜこのような状態になるまで放置していたのか、点滴等、しかるべき処置はきちんとされていたのかと指摘をされておりました。...全文を見る
○本村委員 私は、もっと早い段階で精密検査や根本的な治療が行われていればウィシュマさんの命が守られたのではないかというふうに思っております。  昨日、二月二十八日、私の事務所に入管収容施設における医療体制の強化に関する提言というものを届けていただきましたけれども、その中の「入管...全文を見る
○本村委員 精密検査など、根本的な原因を突き止め、そして根本治療をしっかりとやっていただけるということでよろしいですね。
○本村委員 少し確認をさせていただきたいんですけれども、出入国在留管理庁の収容施設の中で死亡事件が相次いでおります。戦後から今まで何人の方が亡くなられたのか、改めてお伺いをしたいと思います。
○本村委員 戦後の数字をお願いしたんですけれども。
○本村委員 先ほども指摘をさせていただきましたけれども、そもそも、二月三日の時点で、亡くなる一か月以上も前から、点滴をということを訴えておられました。  私は、十二月二十四日の、監視カメラの映像を六時間半見させていただいたときに、この二月三日の時点のビデオも見させてほしいという...全文を見る
○本村委員 センシティブな個人情報はしっかりと保護しながら、それをどうやって両立するのかということも含めて検討をスタートしていただきたいというふうに思います。  先ほども、報告書、報告書というお話がありましたけれども、その報告書ですけれども、様々な問題がございます。  階議員...全文を見る
○本村委員 今、報告書、問題点を指摘させていただきましたけれども、真相究明をこれで終わりにしないでいただきたいということを重ねて申し上げ、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月02日第208回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  昨日に続き、名古屋入管でのウィシュマさんの死亡事件について質問をいたします。  出入国在留管理庁の調査チーム報告書には、ウィシュマさんが亡くなる三日前、三月三日の夕食について、食べた、ウィシ...全文を見る
○本村委員 私たちが見た映像では、口に運ばれ、吐くような状況がございました。それを食べたというふうに認識をしているという状況、異常だというふうに思います。やはり、ウィシュマさんが亡くなられて、責任を逃れるために、食べたんだというふうにしたのではないかということも疑いを持つわけでご...全文を見る
○本村委員 本庁の方も、ウィシュマさんが大変な状況にあったということは把握をしていたというふうに思うんですけれども。  そこで、把握をした、そのときに、診断書ですとか検査の結果ですとかをちゃんと取り寄せて、この人はどういうふうに対応するべきだということをちゃんと把握をしていたん...全文を見る
○本村委員 何のためにそれは把握するんですか。佐々木長官が通達を出していますよね。被収容者の人権を尊重しつつ、適切な、適正な運用に努められたく通達いたしますと。何のために、名前だけ聞くだけなんですか、本庁は。
○本村委員 だからこそ、診断書ですとかあるいは検査の結果、把握をするべきだったのに、しなかったということでしょうか。
○本村委員 本庁が、被収容者の健康状態の把握とか、あるいは、人権に尊重しつつというふうに書いておきながら、そういう把握の努力もしようとしなかった。  元々、私は、ウィシュマさんが亡くなられた後にお電話をいたしまして、どういう状況なのか、これは名古屋入管だけで判断をしてきたことな...全文を見る
○本村委員 反省をされているということなんですね、しっかりと状況を把握せずに、不十分な対応だったという点。お答えいただきたいと思います。
○本村委員 本庁も把握をして善処できなかったということを反省、是非述べていただきたいと思います。
○本村委員 先ほどもお話があったんですけれども、ウィシュマさんの名古屋入管の監視カメラの二週間分、三百三十六時間の映像の記録のうち、私たちは六時間半しか見ておりません。そして、御遺族もビデオの開示を求められております。今後も、希望する箇所、書き起こしの提出ですとか、あるいは希望す...全文を見る
○本村委員 引き続きの審議を強く求め、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。      ――――◇―――――
03月04日第208回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  裁判所の職員定員法案、判事補を四十人定員を減らし、そして、裁判官以外の職員の方々の定員を二十六人減らすということで、事務官や速記官を減らし、初めていわゆる行(一)職の定員を純減するということに...全文を見る
○本村委員 アウトソーシングはバラ色ではないというふうに思うんですね。公契約法案、私たちは法案を求めておりますけれども、安定雇用とか賃金とかを保障した契約に最高裁のものはなっていないということですので、働く人たちの労働条件が悪くなり、貧困化、そして不安定化が進むというふうに私は認...全文を見る
○本村委員 人の配置を考える上で、客観的な労働時間の把握というのは欠かせないというふうに思います。職員の方々の命や健康、心身共の健康を守ることができ、そして、出産や育児、介護など、男性も女性も、そして多様な性の方々も、家庭的な責任を果たしながら、ケアをしながら働き続けることができ...全文を見る
○本村委員 客観的な労働時間の把握のことを問うたわけですけれども。先ほど来申し上げましたように、持ち帰りの仕事とか、早出の仕事ですとか、休日出勤をしている職員の方々がおります。客観的な労働時間がつかまれていないという声が現場から上がっております。  内閣人事局では、今、客観的な...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  最高裁判所でもそういう方向に一応あるというふうには聞いているんですけれども、この三月から最高裁判所の一部の職員で試行している、四月から最高裁判所で実施しようということで進んでいるとは聞いているんですけれども、しかし、まだ、客観的な労働時間の...全文を見る
○本村委員 それは、地方の全ての裁判所を含めて進めていただく意思があるということでよろしいでしょうか。
○本村委員 正確に労働時間をつかんでいないというふうに、現場の皆さん、労働組合の皆さんから声が上がっておりますので、是非客観的な労働時間の把握を進めていただきたいというふうに思っております。  家裁調査官は大変重要な役割を果たしていただいているんですけれども、その職員の方々が、...全文を見る
○本村委員 家庭裁判所の皆さん、家庭裁判所の調査官の方々の人材というのは大変重要な人材だというふうに思いますけれども、仕事を辞めざるを得ないケースがあるわけで、そうしたことがないようにしていただきたいと思いますけれども、もう一度御答弁をお願いしたいと思います。
○本村委員 また、新幹線通勤で高額な自己負担を余儀なくされるということも強いられているということですけれども、その点も、何か手当を出すことも含めて、あるいは配慮した配転をするということも含めて、しっかりとやっていただきたいと思いますけれども、御答弁をお願いしたいと思います。
○本村委員 仕事と家庭の両立をしながら働き続けることができる、そういう職場に改善をしていただきたいということを切に申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月08日第208回国会 衆議院 本会議 第9号
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○本村伸子君 私は、日本共産党を代表し、防衛省設置法等一部改定案について質問をいたします。(拍手)  初めに、ロシア政府によるウクライナ侵略についてです。  国連総会は、四十年ぶりに緊急特別会合を開催し、武力行使の即時停止、軍の完全かつ無条件の撤退を求める決議を百四十一か国の...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○本村委員 私は、日本共産党を代表して、裁判所職員定員法改定案に反対の討論を行います。  本法案は、裁判所全体で過去最大規模となる六十六人の純減を行おうとするものです。判事補についても過去最大の四十人減員とし、さらに、最高裁判所が概算要求で求めた事務官の数を抑制し、いわゆる行(...全文を見る
○本村委員 日本共産党の本村伸子です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、コロナ禍で過労死の危機にある保健師の長時間労働の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、大臣にお伺いをしたいというふうに思います。命、尊厳を守る立場から、人権...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  今、コロナ禍の中で、自治体労働者の皆さんも本当に大変な状況になっております。  資料の二、三を見ていただきたいんですけれども、自治労連の皆様が、過労死ラインを超える働き方の実態調査をやられ、三月七日、結果を公表されました。コロナ禍の中で、...全文を見る
○本村委員 百七十万人の標準団体で地方財政措置をしていただいているんですけれども、しかし、一万人に一人という水準にはなっていません。更に増員を図るためにも、地方財政措置をやっていただきたいというふうに思っております。  保健所の保健師さんなどの地方自治体の現場でも、過労死しそう...全文を見る
○本村委員 住民の皆さんの命を守り、そして保健師の皆さんの命を守るためには、人を増やすしかないんですよ。そういう指導を是非、厚生労働副大臣、やっていただきたいと思います、労働基準関係で。よろしくお願いしたいと思います。  厚生労働副大臣、そして総務副大臣、ありがとうございました...全文を見る
○本村委員 ウィシュマさんが泣きながら訴えた生の声が書かれた手紙です。名古屋入管といった限られた、閉じられた空間で、入管ではない第三者に状況を知ってほしい、これを改善してほしいという、だからこそ手紙を出したのだというふうに思います。  是非、委員長、一月三十日にウィシュマさんが...全文を見る
○本村委員 お願いしたいと思います。  それで、今後、この名古屋入管の監視カメラのビデオ、二週間分あるわけですけれども、いろいろ見させていただきたいというふうに思っております。様々、与野党の筆頭理事の皆様の御尽力もあって、次、また見られる機会が得られるということですけれども、是...全文を見る
○本村委員 まだ見ていない部分を申し上げたわけでございます。この二十七日は余り時間を取っておりませんので、引き続き、このウィシュマさんの件、真実を解明するために審議をお願いしたいということを申し述べ、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月25日第208回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  今日は、参考人の皆様、貴重なお話、本当にありがとうございます。  私は、今日は、期間限定訴訟の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、法制審の部会長でもございました山本参考人にお伺いをしたいという...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  続きまして、松森参考人にお伺いをしたいというふうに思いますけれども、この期間限定訴訟の制度は近代訴訟の原則に反するのではないかという御意見が多々ございますけれども、その点、お伺いをしたいというふうに思います。
○本村委員 ありがとうございます。  期間限定訴訟につきましては、これまで以上に粗雑な審理、粗雑で簡略化された判断になるおそれが指摘をされております。誤審の危険性も増大するのではないかという指摘もあるんですけれども、その点、山本参考人、そして松森参考人、お願いをしたいと思います...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  先ほども少しお話がありましたように、裁判官が多くの事件を抱えているという問題があるというふうに思います。東京地裁の民事訴訟の裁判官でいいますと、抱えている事件の件数は、一人当たり年間二百十件というふうにお伺いをしております。とりわけ東京地裁...全文を見る
○本村委員 全員に聞けずに大変申し訳ありませんでした。貴重な御意見、本当にありがとうございました。
03月29日第208回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  十八歳、十九歳のAV出演契約の取消権が四月からなくなる問題について質問をさせていただきたいと思います。  深刻な人権侵害が救済できなくなるおそれがございます。この間、実際にAV被害者支援を行...全文を見る
○本村委員 六名で一万七千件以上ということで、膨大な性的画像が拡散をされているということが分かっていただけると思います。  削除できないものもあるわけです。この点について、プロバイダーへの削除要求を行っております法務省人権擁護局、どういう成果があったのかと、どういう困難があった...全文を見る
○本村委員 外国のプロバイダーも削除が困難だというふうにも聞いているわけです。  先ほど、膨大な数の削除をした実績があるんですけれども、それは本当に一部で、全てではない。本当に被害は甚大になっていくということを分かっていただけると思います。  加害事業者はデジタルタトゥーとし...全文を見る
○本村委員 実際は、立証困難な状況になっているわけです。  昨日も参議院の決算委員会で、岸田首相そして古川法務大臣、お答えになっておりましたけれども、十八歳、十九歳の取消権をなくしても、民法や刑法や消費者契約法や労働者派遣法、職業安定法、こういうもので守ることができるかのような...全文を見る
○本村委員 成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議、ここで十分な対策が取られていないから、今こうやって質問をさせていただいているわけでございます。そして皆さんが声を上げているわけです。  撮影終了後であっても、リリース前に販売差止めを可能とする救済措置が必要...全文を見る
○本村委員 長期にわたる甚大な健康被害も生じさせる、そして自ら命を絶つ方も実際におられるわけです。  自死をなくしていくためには一つ一つ原因を潰していくということが大事だといつも強調されているというふうに思いますけれども、このAV出演に関わる問題では、自死に追い込むような原因を...全文を見る
○本村委員 人権救済の強化こそ必要だということを強調し、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。      ――――◇―――――
03月31日第208回国会 衆議院 本会議 第16号
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○本村伸子君 私は、日本共産党を代表し、G7首脳会合に関する報告について、総理に質問いたします。(拍手)  ロシアのプーチン政権が、国連憲章を真っ向から踏みにじり、ウクライナへの軍事侵略を開始してから一か月以上が経過しました。ロシア軍は、国際人道法にも違反して、原発を攻撃、占拠...全文を見る
04月12日第208回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  今日は、河上参考人、そして野々山参考人、そして三谷参考人、本当に貴重な御意見、ありがとうございます。  先ほど来御議論がありますけれども、高齢者の方が、とても安い価格で家を売却してしまった、住むところもなくなってしまった、これ...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  最初の河上参考人のお話の中でも、日本は世界水準からも大変遅れているというお話がございました。  諸外国の法整備の中で、消費者の権利の保障というところのために有効に働いている法制度の具体的なお話を少しお伺いすることと同時に、なぜ国際的に日本...全文を見る
○本村委員 野々山参考人と三谷参考人にお伺いしたいんですけれども、検討会における審議の具体的な内容についてもちょっとお伺いしたいんです。この検討会の審議というのは、その結果が法案に結実するのに不十分だったのか。十分やられたんじゃないかというふうに思うんですけれども、その点、確認を...全文を見る
○本村委員 もう一つなんですけれども、困惑類型の脱法防止規定なんですけれども、政府は、意見に隔たりがあった、幅のある形で取りまとめられているということを答弁しているんですけれども、その点、どのようにお考えになるか教えていただきたいと思います。  お二人、野々山参考人と三谷参考人...全文を見る
○本村委員 貴重な御意見、本当にありがとうございました。
04月15日第208回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  民事訴訟法案の期間限定裁判について、私も質問させていただきたいというふうに思います。  この期間限定裁判は、審理期間が制限されるということにより、主張や証拠を提出する機会も必然的に制限をされ...全文を見る
○本村委員 十分な審議をやるべきだというふうに思うんです。  なぜ期間限定裁判のようなものをつくるのかという問いの中で、裁判の期間の見通しをつけるためだというふうに言われますけれども、先ほど来御議論がありましたけれども、私も改めて確認をさせていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○本村委員 先ほど来、階先生も先ほどお話がありましたけれども、政府の言い分は言うわけですけれども、本当は見通しが立たないことがあり得るんだと、通常訴訟に移行するわけですから、そういう反論がなされているわけでございます。  先ほど山田議員からも御指摘がありましたように、六か月では...全文を見る
○本村委員 ちゃんとした分析はなされていないわけです。賠償金や解決金も含めて、法案を通す前に是非こういう資料を出していただきたいというふうに思います。  また、民事訴訟法百四十七条の三には計画審理の規定があります。これは、民事訴訟の充実、迅速化ということで、訴訟の早い段階から終...全文を見る
○本村委員 これも迅速化ということで導入された制度なんですけれども、法制化したのに使われていないわけです。先ほど、福岡地裁の迅速トラックは法制化しないからできないんだというふうに言ったんですけれども、法制化しても、この審理計画、計画審理の活用はないわけです。なぜ低迷しているんでし...全文を見る
○本村委員 制度をつくっても、これは活用が低迷しているというものでございます。  先ほど御指摘がありました、福岡地裁が、これも迅速な解決のためにということで、独自で導入をされました迅速トラック、これについても、原告、被告の個人、法人の別、そして事件の類型、期間、そして通常訴訟に...全文を見る
○本村委員 先ほどの審理計画の制度、そしてこの迅速トラックを含めて、賠償金、解決金を含めて、法案を通す前に資料を提出していただきたいというふうに思います。  先ほども申し上げましたように、計画審理というのが法制化していますが、余り活用されていないわけで、単純じゃないわけです。だ...全文を見る
○本村委員 なぜ外国にはないというふうに大臣はお考えでしょうか。
○本村委員 諸外国なんですけれども、国民、住民の皆さんの権利義務を定めるために厳密な事実認定を必要とする裁判制度では、裁判を受ける権利として、主張や立証をする権利、つまり、参考人もおっしゃっておりました、法的審問請求権があるので、期間を決めてしまうとそれを制限することになるから、...全文を見る
○本村委員 先日の参考人質疑で、法制審の民事訴訟法(IT化関係)部会長の山本参考人が指摘をされた、イギリスのファストトラック、フランスにおける運用など、類似の他国の制度を分析調査されておりますでしょうか。
○本村委員 今、私、四つの調査、研究、分析について伺いました。それについて、いずれもしっかりと調査、分析、研究がやられていないということがはっきりしたというふうに思います。  法案の前提として、総合的に立法事実、必要性を精査、検討するために、これら、今私が指摘をした四つのところ...全文を見る
○本村委員 福岡地裁の迅速トラックについても、先ほど山田議員が御指摘されましたけれども、大臣がおっしゃっていることと違うということですよね。そして、私、さっき指摘させていただいて、お話を聞いていなかったのかちょっと分からないんですけれども、聞いていなかったのだろうなというふうに思...全文を見る
○本村委員 法案の前提となる調査分析もしていない、それで法制審の議論を行われたんだなということで、大変おかしいというふうに思っております。  法案の作り方が粗雑過ぎるというふうに思うんです。弁護士の方や、あるいは研究者の方と同時に、主婦連合会や全国消費者団体連絡会、そして全国消...全文を見る
○本村委員 この期間限定裁判については、やはり今よりも、厳密な事実認定ができなくなったり、あるいは誤った判断のリスクは高まるというふうに私は考えております。リスクを高めてまでやらなければいけない制度なんでしょうか。今でも、現行法でもできるのに、リスクを高めてまでやらないといけない...全文を見る
○本村委員 期間の予測についての希望があるという理由だけで、十分な調査研究もしないで期間限定裁判を設けるのは短絡的だと言わざるを得ません。期間限定裁判は撤回するべきだということを求めて、質問を終わらせていただきます。
04月19日第208回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  今日、資料を出させていただきました。資料の六ページの事例八を見ていただきたいんです。  独り暮らしの八十代の叔母から、引っ越さなければならないらしいと慌てた様子で電話があったので、出向くと、...全文を見る
○本村委員 民法のことも言われたと思うんですけれども、高齢者の方が訴訟をするのにはかなりのハードルがある、だからこそセンターで救済できるようにしてほしいというのが現場の相談員の皆さんの声なんです。この声に応えていただきたいというふうに思います。  参考人質疑でも、全国消費者団体...全文を見る
○本村委員 また資料の六ページの黄色い線を引いたところを見ていただきたいんです。  これも全国消費生活相談員協会の皆さんの資料なんですけれども、不動産売買はすぐに取引が完了するものではなく、物件の査定から始まり、媒介方法、引渡時期、移転登記等を不動産業者、買主と協議するため、売...全文を見る
○本村委員 この審議を経てもこういう被害が救済できないということはあってはならないというふうに思っているわけです。  高齢者の方が、覚えていないけれども、家を売却する契約をしてしまい、住むところがなくなってしまうという深刻なケース、こういう被害が出ないように国交省とも連携をして...全文を見る
○本村委員 国交省としても、こういう悪質な事業者は排除していくということでやっていただきたいというふうに思います。  先ほどもお話をさせていただきましたけれども、今回、検討会で話し合われた、判断力に着目した取消権の話合いの折り合いをつけたのは、極めて悪質なケースで折り合いをつけ...全文を見る
○本村委員 報告書を受けて、様々な御意見を聞いて、そして法案になったというふうに伺ったんですけれども、反対する人はいなかったわけじゃないですよね。
○本村委員 明確に反対する意見など、パブリックコメントでも見させていただいておりますけれども、ある。  いろいろな事業者の人が意見するというふうに思うんですけれども、河上参考人が指摘をされた特定商取引法及び預託法の制度の在り方に関する検討会報告書の中には、消費者の脆弱性につけ込...全文を見る
○本村委員 参考人質疑の中でも幾度となく言われましたけれども、市場で悪いことをする事業者を排除するために、商道徳に反するような事業者は市場から撤退してもらうために、公正なルールをつくるために、消費者も事業者もお互いに力を合わせるという姿勢を持っていくということが必要だ、悪質な事業...全文を見る
○本村委員 相談事例を、今日、この全国消費生活相談員協会の皆さんの資料で、私、先ほど事例八を紹介させていただいたんですけれども、事例は幾つも載っておりまして、今回の法改正ではこの事例、なかなか救済ができないんだというお話もお伺いをしております。今回の法改正では本当に限定され過ぎて...全文を見る
○本村委員 改めて、先ほど、事業者が反対したわけではないということで答弁があったんですけれども、今回新たに追加された三類型の取消権なんですけれども、どういった経過でこれになったのか。検討会では議論をされていないわけです。盛り込んだ経過が不透明になっております。  消費生活相談に...全文を見る
○本村委員 検討会では議論になっていないのに勝手に法案になったというか、ということなんですね。そこもかなり不透明だというふうに思います。  今回、報告書の中身が法案に入っていないということで様々御批判があるわけですけれども、先日の三人の参考人の方々は、受皿となる取消権が必要だと...全文を見る
○本村委員 元内閣府の消費者委員会委員長の河上先生は、高齢者、若年成人等に関して、その判断力不足に、あるいは経験につけ込んで不当な利益を上げるというような事業者から消費者を保護するために消費者に取消権を与える提案が、なぜこうも難渋しているのか、私には理解できませんということをおっ...全文を見る
○本村委員 昨日も消費者庁の方とやり取りをしておりまして、相談先がないという若い人たちも今現場ではいると。それで、その相談先となるのが一八八になり得ると私は考えているんです。  じゃ、その相談する電話、SNSの活用も必要だというふうに思うんですけれども、十六時までしかやっていな...全文を見る
○本村委員 相談の強化も求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月20日第208回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  期間限定訴訟の判決について質問をさせていただきたいというふうに思います。  この期間限定裁判の判決は、通常の訴訟と違いまして、請求の趣旨、原因、その他攻撃又は防御の方法は要旨でよいというふう...全文を見る
○本村委員 判決において判断すべき事項のみで、やはり部分的、簡略的な判決になるということになるというふうに思います。  この簡略化された判決に通常の既判力や判例としての価値を認めるのかどうか、この点、大臣にお伺いをしたいと思います。
○本村委員 当事者の主張や立証の機会を制限し、粗雑な審理、そして誤判の危険性がある中で、しかも、部分的な、そして簡略化された判決だとこれは言わざるを得ないわけです。それが積み重なっていくことは、将来の国民、住民の皆さんの自由や権利を後退させることにもつながるのではないかと大きな危...全文を見る
○本村委員 資料も出させていただきましたけれども、資料の一、昨年の十月十五日の法制審部会の第十八回会議の中で部会資料二十六というものが提案をされております。この提案は初めての提案だということで、山本部会長もその法制審の中で発言をしております。  じゃ、パブリックコメントをちゃん...全文を見る
○本村委員 大変重要な判決の部分でパブリックコメントがかけられていない、結局、後出しでこのことが決まっていったということでございます。  なぜパブリックコメントをかけなかったのか、見解を伺いたいと思います。
○本村委員 中間試案の内容と全く違いますよ。全く違う内容が、昨年十月十五日、初めて提案をされて、パブリックコメントもかけていない。私はこれは大問題だというふうに思います。国民の皆さんの意見を聞いていない、そういう案が法案化されているというふうに思います。  この法案の中に、同じ...全文を見る
○本村委員 その点もパブリックコメントをかけていないということですけれども、判決という本当に重要な部分の提案でパブリックコメントもかけていないという法案の作り方には私は瑕疵があるというふうに思いますけれども、大臣、お答えをいただきたいと思います。
○本村委員 山本部会長も、中間試案と同じだと全然言っていないんですね。初めて具体的な提案をするというふうに言っているわけです、法制審の部会の中で。全く違う提案をしているわけでございます。大臣も、中身を見ていただきたいんですけれども、答弁を読むだけじゃなくて、しっかりと自分の言葉で...全文を見る
○本村委員 パブリックコメントも取らずに作られたということで、法案の作り方にも瑕疵があるということが私は明らかになったというふうに思っております。  この期間限定裁判の利用、双方の当事者の同意の取り方について、簡略化された判決なんだということも含めて、デメリットも含めて説明をし...全文を見る
○本村委員 資料三を見ていただきたいというふうに思うんですけれども、労働問題の裁判というのは、今、数も増えておりますけれども、長期化する傾向にございます。解雇などされた労働者の不安定な生活の状況を考えれば、やはり一刻も早く解決がなされなければなりません。  この期間限定訴訟が、...全文を見る
○本村委員 誤った判断や誤判の危険性、リスクが高まる、そして作り方にも瑕疵があるこの期間限定裁判、撤回するべきだということを強く求め、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
○本村委員 私は、日本共産党を代表し、民事訴訟法改定案に対して反対の討論を行います。  第一に、期間限定裁判は、訴訟が裁判をするのに熟したときに判決をするという民事裁判の大原則に反します。審理を六か月に限定、口頭弁論終結から一か月以内の判決は、当事者の主張、立証の機会を制限し、...全文を見る
04月22日第208回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  同性婚について質問をさせていただきます。  今日は、この国会内で第四回マリフォー国会が開催をされました。そして、東京レインボープライドも始まりました。自らの性をどう認識し、どんな性的指向を持つかは人によって違い、多様な生き方を...全文を見る
○本村委員 憲法の問題をおっしゃいましたけれども、憲法二十四条は、婚姻が両性の合意のみに基づくと書かれています。それはなぜかといいますと、当事者が望む婚姻を戸主の同意権などによって制約されないという、封建的な在り方をなくす趣旨で書かれているものでございます。ですから、憲法学者の皆...全文を見る
○本村委員 そんな、明確な、はっきり答えることができない基準を持ち出さないでいただきたいと思うんですね、訴訟で。  そもそも、差別に苦しむ方々の人権救済、人権保障に社会的承認を持ち出すことがおかしいというふうに私は思っております。また、国が結婚という制度から同性カップルを排除し...全文を見る
○本村委員 上川大臣が実現をしてまいりたいとおっしゃったのに、しっかりと責任を果たしていただきたいんです。立証の難しい取消権ではいけない。過去に撮ったものも含めて回収、販売中止できるようにするべきだというふうに思います。  今、与野党で協議をするという方向で進んでいるということ...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。こうしたこともしっかりと考慮をして施策を進めていかなければならないというふうに思っております。  年齢を問わず、AV出演強要被害に遭った当事者の方、十八歳、十九歳のAV出演契約をした方々から高額な違約金や関係諸費用を支払わせることをやめさせる有...全文を見る
○本村委員 もう一つ、AVを配信して収入を得ているのに、風営法の届出を行っていない事業者もあります。また、同人AV、個人配信など、大手のものだけではないものがかなり流布をし、そしてシェアを占めているというふうに言われております。  加害を防止するための対策が必要だというふうに思...全文を見る
○本村委員 内閣府の男女共同参画局の方が総合的なパッケージを出しているとは言うんですけれども、AV出演強要など被害を発生させないための教育を、大学だけではなくて、中学校、高校まで拡大をさせること、そして、個人の尊厳を大切にし、容姿に関わることを評価することはハラスメントであるとい...全文を見る
○本村委員 日本は、大変、包括的な性教育という点で遅れております。  改訂版の国際セクシュアリティ教育ガイダンスも、ユニセフですとかユネスコですとか、そういうところが出しているんですけれども、遅れた学習指導要領を変えて、日本でも国際スタンダードな包括的な性教育をやるべきだという...全文を見る
○本村委員 元々、出入国在留管理庁は、ウィシュマさんが視察委員会宛てに出したもので、第三者に向けて出したものではないので出せないというふうに言っておりました。ウィシュマさんが入管の待遇を改善してほしいと出したものを、入管は見ることができて国会は見ることができないというのはおかしい...全文を見る
○本村委員 委員長、いま一度、このウィシュマさんの手紙、委員会に提出をお願いしたいと思います。
○本村委員 ウィシュマさんの死亡事件について、真相解明が、出入国在留管理庁の調査チームの報告書は出ておりますけれども、ビデオを見させていただきまして、そのビデオと事実が違うという点が幾つもあるわけでございます。やはりこの報告書は内容的に虚偽があるというふうに私は思っております。 ...全文を見る
○本村委員 第三者の、完全第三者の検証を是非求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。      ――――◇―――――
04月26日第208回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。  今日は、四人の参考人の皆様、貴重な御意見、本当にありがとうございます。  まず最初に、木村響子さんにお伺いをしたいと思います。  大変おつらい中、本当に筆舌に尽くし難い御苦労をされながら、こうやって国会に足を運んでくださいま...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。おつらいお話だとは思いますけれども、本当にありがとうございます。  侮辱、名誉毀損、裁判官によって判断が違うということも先ほどお話しされたというふうに思いますけれども、少し具体的にお話をいただけたらと思いますけれども。
○本村委員 侮辱とか名誉毀損、裁判官によって判断が違うと先ほどお話をされたと思いますけれども、その点、お聞かせをいただけたらと思います。
○本村委員 ありがとうございます。  誹謗中傷の被害者が泣き寝入りしないでいいように、やはりきめ細かく法整備というのは必要だというふうに考えております。  先ほども番組制作会社のお話がありましたけれども、プロバイダーなどインターネット業者の問題についてはどのようにお感じになっ...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  続きまして、只木参考人と趙参考人、そして神津参考人に伺いたいというふうに思います。  侮辱という定義が判例で定まっているのかという点、そして、侮辱という概念が曖昧で、例えば北海道警察のやじ排除事件のような、政治的言動に適用される危険性があ...全文を見る
○本村委員 ありがとうございます。  次に、只木参考人と趙参考人にお伺いをしたいというふうに思います。  自由刑に関する国際基準となっております国連被拘禁者処遇最低基準規則、通称ネルソン・マンデラ・ルールズというものについての御認識と、今回の法案の拘禁刑との関係、作業、指導を...全文を見る
○本村委員 貴重な御意見を本当にありがとうございました。
04月27日第208回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  刑法の改正案について質問させていただきますけれども、今日、皆様方のところに資料をお配りをさせていただいております。  これは、刑罰の基本政策の変更について慎重な審議を求めるという、刑事政策学...全文を見る
○本村委員 この議論についてはまた後ほどしたいというふうに思うんですけれども、侮辱罪について質問をさせていただきたいと思います。  昨日も、木村響子さんが国会に来てくださり、そしてお話をしてくださいました。木村花さんを始め、誹謗中傷で心を痛め、そしてお亡くなりになった方々に、私...全文を見る
○本村委員 個別事件の検証は必要ないと言われたこと、私は大変ショックに感じております。個別事件だからこそ見えてくることが様々あるというふうに考えております。  先ほど鎌田議員も言われましたけれども、テレビ局の制作会社の同意書兼誓約書の問題や、あるいは海外を含むプロバイダー、プラ...全文を見る
○本村委員 残念ながら、侮辱罪については効果が薄いというふうに言われております。やはり根本的に考え直さないといけないというふうに思っております。  少し確認なんですけれども、単純な確認でございます。ダイレクトメールなどは、侮辱罪の適用範囲にはならないですねという点、そして、脅迫...全文を見る
○本村委員 脅迫罪、強要罪については、もう少し具体的に言っていただきたかったんですけれども、法文を読まれたということなんですけれども、誹謗中傷であっても脅迫罪や強要罪に当たるものもあるというふうに思います。  今回、先ほど来御議論がありましたので、質問は省かせていただきますけれ...全文を見る
○本村委員 逮捕者が犯人ということを判断するということですね。  また、もっと基準を示さないといけないというふうに指摘がありましたけれども、私もそのように思っておりますので、次の機会に出されるということを期待しております。  少し具体例に移りたいと思うんですけれども、いわゆる...全文を見る
○本村委員 確認ですけれども、北海道警察の対応は適切ではなかったということですね。
○本村委員 国家公安委員長が正しかったというふうにおっしゃるのは衝撃でございます。  札幌地裁の判決の中では、JR札幌駅及び札幌三越前で参議院議員選挙の応援演説を行う当時の安倍晋三内閣総理大臣に対して、安倍辞めろ、増税反対などと発言したことによって警官らに排除された原告二名が北...全文を見る
○本村委員 先ほど二之湯国家公安委員長は、閣僚や国会議員を侮辱したら逮捕するのかという質問に対して、あってはならない、不当な弾圧はないんだというふうに明言をされました。  今回の札幌地裁の事例でも、私たちは、この警察の働きは、行為は不当だというふうに思っておりますけれども、委員...全文を見る
○本村委員 安倍辞めろということや増税反対と言って、十秒程度で排除をされているそうです。これは不当な弾圧に当たるというふうに私は考えますけれども。  この北海道警察のやじ排除事件のような場面で、政治家に対する批判をした者に対して現行犯逮捕が可能になり、同行していた者も教唆犯など...全文を見る
○本村委員 恣意的な現行犯逮捕があるのではないかという危惧を抱くわけでございます。やはり、この侮辱罪、撤回を強く求め、時間が来ましたので質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月11日第208回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○本村委員 日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず、侮辱罪に関して質問をいたします。  侮辱罪の法定刑の引上げによって、言論の自由、とりわけ権力に対する言論の自由が脅かされることがあってはならない、萎縮があってはならないという立場から質...全文を見る
○本村委員 札幌地裁の判決では、警察官職務執行法四条の一項の部分の、判決の中でも、画像記録が残っておりまして、それを見ても、警察官の証言が事実として認められない、警察官の証言はにわかに採用することができない、こういうことが何度も何度も書かれております。  そして、警察の主張は疑...全文を見る
○本村委員 この判決について真摯に受け止めていただきたいというふうに思うんです。  先ほど来、現行犯逮捕の基準なども議論がありましたけれども、判決について、全国の警察に徹底するということも言われているんですが、そこでお伺いしたいというふうに思います。  何が侮辱罪に当たるかに...全文を見る
○本村委員 十分な分析がされていないというふうに思うんですけれども、とりわけ重要な政治的な表現行為に関して、この濫用があってはならないということですけれども、せめて大臣とか、あるいは議員ですとか、政治家に対する発言、発信、ここの部分でそれぞれ何件あるのか、原告、被告の、個人、法人...全文を見る
○本村委員 同じ刑法でも、性犯罪刑法の場合ですと、法改正の必要性を調べるに当たっても、その判決とか起訴、不起訴を調べて、法の運用、解釈がどうだったのかということを法務省が調べておりますけれども、なぜこの侮辱罪の判決は調べていないんでしょうか。
○本村委員 しかし、今回の法改正でより現行犯逮捕ができやすくなるわけですから、現場に徹底しなくてはならないという意味でもしっかりとやる必要があるんじゃないですか。大臣、お答えをいただきたいと思います。
○本村委員 そういう状況では、やはり恣意的な濫用があるのではないかということが心配されるわけでございます。  これだけやるわけにはいかないので、次に拘禁刑について質問させていただきたいと思います。  資料を出させていただいておりますけれども、ネルソン・マンデラ・ルールズと言わ...全文を見る
○本村委員 もう時間になってしまいましたけれども、まだまだ論点がたくさんございます。次、採決という提案も与党からありましたけれども、十分な審議を強く求め、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月19日第208回国会 衆議院 本会議 第28号
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○本村伸子君 私は、日本共産党を代表して、刑法等の改定案に反対の討論を行います。(拍手)  本法案は、侮辱罪の法定刑に懲役、禁錮を追加する等の厳罰化をするものです。悪質な誹謗中傷対策として持ち出されたものですが、言論、表現を処罰の対象としながら、具体的にどのような表現が侮辱に当...全文を見る