森英介

もりえいすけ

小選挙区(千葉県第十一区)選出
自由民主党
当選回数11回

森英介の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月09日第171回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○森国務大臣 ただいま枝野委員が御指摘をされましたけれども、それに先立ちまして、みずからのお子さんの時期であって、亡くなられた方に対する思いをまずもって前提として語られたことに敬意を表します。  そういう意味で、本件につきましては、先ほど裁判所から御答弁がありましたとおり、検察...全文を見る
○森国務大臣 枝野委員はすべて承知の上で御質問になっていると思いますけれども、これは別に無罪を想定して起訴したものではないというふうに私は承知をしております。  いずれにしても、検察当局において法と証拠に基づいて起訴した公判係属中の事件についてでございましたので、時の法務大臣に...全文を見る
○森国務大臣 今の委員の御指摘でございますけれども、さまざまな態様、分野のものが包含されております業務上過失致死傷罪の中で、医療事故のみについて特別の取り扱いとすることについては、被害者を初めとする国民の理解を得ることは困難であろうというふうに思います。  しかしながら、やはり...全文を見る
01月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(森英介君) 私も議員になります前に、十五年民間企業に勤めておりましたものですから、藤末委員と基本認識はおおむね非常に共感するところが多くございます。  やはり御指摘のとおり、会社にとっては株主だけでなくて従業員とか取引先、顧客、地域といったステークホルダーというか、...全文を見る
02月05日第171回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○森国務大臣 趣旨を踏まえて適切に対処したいと思います。
○森国務大臣 今お話にありましたとおり、前回もほぼ同じ趣旨のお尋ねがありまして、私は、法務省としては、被疑者以外の者の取り調べにおいて録音、録画を義務づけることについては、刑事手続全般における取り調べの機能を維持する上で、参考人の協力が得られなくなるなどの問題、また身柄が拘束され...全文を見る
02月18日第171回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○森国務大臣 児童ポルノに対する国の基本姿勢についてお尋ねがございました。  児童ポルノは、申すまでもなく、被害児童の心身に将来にわたって深い傷を負わせるものであって、それを放置しておくことは決して許されることではないと考えております。  法務省といたしましては、自由民主党、...全文を見る
○森国務大臣 今お尋ねのありました、児童ポルノあるいはアニメを持っていることと性犯罪者との相関については、あいにく法務省としてはそのようなデータを持ち合わせておりません。
○森国務大臣 つい私も個人的な意見を述べたくなっちゃうわけでございますけれども、それは差し控えまして、法務省としては、今後も国会における同改正法案の御議論に積極的に協力いたしますとともに、御指摘のあった調査研究については、その必要性や方法などを含めまして、関係省庁と連携して検討し...全文を見る
02月19日第171回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○森国務大臣 平成二十一年度法務省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  法務省は、治安、法秩序の維持確保、国民の権利保全など国の基盤的業務を遂行するとともに、司法制度改革の推進に取り組んでおり、現下の厳しい財政事情のもとではありますが、適正、円滑な法務行政を推...全文を見る
○森国務大臣 今遠藤委員からまことに本質的な御指摘、お尋ねをいただいたわけでございますけれども、国籍法の改正につきましては、去年の国会において慎重に御審議をいただいた上で、最高裁の違憲判決状態を解消する改正がなされたところでございますが、その過程でもって各方面からさまざまな御指摘...全文を見る
○森国務大臣 今の御質問にありました人権擁護法案については、平成十四年に国会に提出した際や、また、その後、再提出を目指した際に、人権侵害の定義、新たな人権救済機関のあり方、人権擁護委員の資格要件等についてさまざまな御議論があったところでございます。  同法案は、人権擁護推進審議...全文を見る
○森国務大臣 今、御指摘の中にもありましたように、悪い外国人は断固として入国させないようにしなきゃなりませんし、一方、観光目的などでいい外国人はどんどん来ていただきたい、こういった二つのことがあるわけでございまして、法務省においては、円滑な入国審査に努める一方で、外国人テロリスト...全文を見る
○森国務大臣 日本の刑務所が快適過ぎて、したがって犯罪者がまた出戻ってくる傾向が強いという御指摘ですけれども、これは私も随分いろいろなところを視察いたしましたけれども、確かに、ひところよりは随分よくなっているところもありますけれども、自由を拘束されて、そして所定の作業につくという...全文を見る
○森国務大臣 詳しいことは後で事務方から答弁させますけれども、おっしゃるとおり、私も、保護司の方々の献身的な御活動、ある意味で命がけの場合もあるわけでございますので、本当にただただ頭の下がる思いであります。  全国約四万九千人、今いらっしゃるわけでございますけれども、保護司の方...全文を見る
○森国務大臣 今、司法書士と行政書士の業務の境とかそういうことについてのお尋ねがあったのでございますけれども、言うまでもなく、司法書士の業務というのは、主として不動産登記や商業登記の申請の代理、あるいは裁判所等に提出する書類の作成などがあります。  このような業務については、司...全文を見る
02月25日第171回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○森国務大臣 検察庁における取り調べの可視化の実施状況及び実施した結果に対する検察庁の今の状況を御報告申し上げたいと思います。  検察当局においては、平成十八年の八月、裁判員裁判における被告人の自白の任意性の効果的かつ効率的な立証方策を検討するために、裁判員裁判対象事件に関しま...全文を見る
○森国務大臣 ただいまの御質問は、前段の質問として、容疑者、被疑者についての実情を答弁せよということというふうに受けとめましたので、先ほどのような答弁を申し上げたわけでございます。  被疑者以外の者の取り調べにつきましては、まず、身柄が拘束されていない状況であること、それから、...全文を見る
○森国務大臣 一昨年、鳩山元大臣に同じ趣旨のお尋ねがありまして、御要請がありまして、昨年またことしと御意見は承りました。  鈴木委員の体験を踏まえた御提案ですから非常に重く受けとめたいと思いますけれども、私もほったらかしているわけじゃなくて、省内においていろいろな形でもって検討...全文を見る
○森国務大臣 引き続き検討させていただきます。
○森国務大臣 きっかけということとはちょっとずれるかもしれませんけれども、御承知のとおり、平成元年の出入国管理及び難民認定法の改正において、外国人労働者を含む外国人の受け入れ範囲を明確にするために、在留資格制度の整備等を行いました。  しかしながら、いわゆる日系二世、三世の方に...全文を見る
○森国務大臣 当該法改正により日系人の受け入れが明確になったことも、その原因の一つであろうかというふうに受けとめております。
○森国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、いわゆるブラジル人などの日系二世、三世の方につきましては、当該法改正以前から受け入れていたものであって、当該法改正によって初めて受け入れを認めたものではありませんので、委員御指摘の点については、必ずしも直接的な因果関係があるとい...全文を見る
○森国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、当時の経済情勢等が背景にあって、確かに入管法の改正の前後でもってふえているわけでございますけれども、それがすべてそのゆえをもってそうなったんじゃなくて、当時の経済情勢があったこと、労働市場の需給関係があったということもやはり申し添えな...全文を見る
03月05日第171回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(森英介君) 可視化を進めるべきではないかというお尋ねでございますけれども、検察当局におきましては、これまで裁判員裁判における自白の任意性の効果的、効率的な立証方策の検討の一環といたしまして、既に可視化を一部導入をしております。(発言する者あり)一部です、そうなんです、...全文を見る
○国務大臣(森英介君) もとより冤罪というのはあってはならないことであって、それは検察当局においてそういうことが起きないように十分な対策を検討を引き続きしているものというふうに思います。  しかしながら、やはり終始自分の発言がビデオに撮られている、あるいは録音に取られているとい...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 繰り返し申し上げますけれども、全面的な可視化については、それはやはり取調べの上で支障が生じるということはあり得るわけでございまして、十分に慎重でなければならないと思います。  しかしながら、先ほど申し上げましたように、裁判員裁判対象事件においては、既に、...全文を見る
03月06日第171回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(森英介君) 個別の事件の捜査について法務大臣として所感を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、あくまでも一般論として申し上げれば、検察当局はこれまで常に法と証拠に基づきまして、不偏不党かつ厳正公平を旨として、その捜査の対象がどなたであれ、刑事事...全文を見る
03月09日第171回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(森英介君) 私は、今回の逮捕について、その直前の段階で検察当局から法務当局を通じて報告を受けました。
○国務大臣(森英介君) その日のまさに直前でございます。
○国務大臣(森英介君) お答え申し上げます。  個々のテレビ番組における出演者の個別の発言について法務大臣としてコメントするべきものとは考えておりません。  なお、検察当局においては、従来から、捜査上の秘密の保持については格別の注意を払ってきたものと承知をしております。
○国務大臣(森英介君) 再々御答弁申し上げているところでございますけれども、検察当局においては、常に法と証拠に基づいて、不偏不党、厳正公平を旨といたしまして、その捜査の対象がどなたであっても、刑事事件として取り上げるべきものがあれば取り上げて適切に対処しているものと認識しておりま...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 捜査機関の活動内容にかかわる事柄でございますのでお答えを差し控えさせていただきますが、なお、申し上げるまでもないことですが、検察当局は、これまで常に法と証拠に基づいて、不偏不党かつ厳正公平を旨として、その捜査の対象がどなたであれ、刑事事件として取り上げるべ...全文を見る
03月10日第171回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○森国務大臣 委員長を初め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御理解と御尽力を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  現在、我が国は、改革の時代の真っただ中にあり、社会経済情勢も決して楽観を許しません。このような時代、情勢のもと、国民の皆様にとっては、負担や不...全文を見る
03月11日第171回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○森国務大臣 検察当局においては、常に法と証拠に基づいて、不偏不党かつ厳正公平を旨として、その捜査の対象がどなたであっても、刑事事件として取り上げるべきものがあればこれを取り上げて、適切に対処するものと承知しております。  いろいろなお話もあったようでございますけれども、法務大...全文を見る
○森国務大臣 人権侵害による被害者の実効的救済を図ることなどを目的とする人権擁護法案については、人権擁護推進審議会の答申を踏まえたものでございますが、同答申を最大限に尊重すべきとした人権擁護施策推進法の附帯決議の趣旨に照らし、かかる目的を実現すべき法案の国会への提出を目指すべきも...全文を見る
○森国務大臣 矢野委員御指摘のとおりでございまして、新たな在留管理制度は、外国人の公正な管理を行うため、外国人の在留状況に関し必要な情報を継続的に把握するとともに、在留期間の伸長等、適法に在留する外国人の利便性を向上させるための措置を講ずるものでございます。  現在は不法滞在者...全文を見る
○森国務大臣 ワンストップ型の総合窓口のイメージでございますけれども、これは、入国管理局が外国人が集住する地方公共団体等と連携し、入国、在留手続等の入管手続のほか、生活に関する相談、情報提供を一つの窓口で行うことを予定しているものであります。  この相談窓口は、平成二十一年度に...全文を見る
○森国務大臣 不法滞在者対策につきましては、これまで不法滞在者半減計画により、五年間で不法残留者数を四八・五%まで減少させることができました。国民が安心して暮らせる社会の実現に貢献することができたものと自負をしております。  他方、依然として不法残留者は約十一万人おりますので、...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘の事案は、昨年の四月に青森空港から入国した韓国人に係るものでございますが、同人が、上陸拒否期間中に氏名及び生年月日が異なる旅券を行使して入国した事案です。後日、東京入国管理局が同人を摘発して入国の経緯を追及したところ、指にテープのようなものをつけて入国審査...全文を見る
○森国務大臣 法務省では、過剰収容対策の一環といたしまして、四つの刑務所でPFI事業を進めてまいりました。PFI手法の活用に当たっては、官民協働による運営や地域との共生により、国民に理解され、支えられる刑務所を実現することを目指しております。  具体的には、矯正の経験を踏まえま...全文を見る
○森国務大臣 ただいま矢野委員が引き合いに出されました事案についても、記録を読ませていただきましたけれども、確かに私も釈然としない思いでございますし、また、そういう事例がほかにもあることと思います。  公訴時効制度については、被害者の方々を中心として、殺人などの凶悪重大な犯罪に...全文を見る
○森国務大臣 私は、法務大臣に就任以来、個別の事件についての指揮権の行使というようなことはすべきでない、よくよく慎重であるべきだというふうに思ってまいりまして、検察に全幅の信頼を置いて今日まで法務行政に携わってまいりました。  また、御指摘の国策捜査につきましては、法令上の用語...全文を見る
○森国務大臣 国籍取得の場面や入国審査の場面などにおいては、その申請等が法律上の要件を備えた適法なものであるかについて慎重かつ適正に審査する必要があることは、御指摘のとおりでございます。  関係部署においては、個別の事案に応じ、関係機関との連携を密にしつつ必要な調査を行うなど、...全文を見る
○森国務大臣 私も、民法第七百七十二条の規定には合理性があり、このような嫡出推定制度の趣旨は今日においても基本的に維持されるべきものと考えております。
○森国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、今そういった公訴時効の撤廃を求める声が大変強い高まりを見せておりますし、また、科学技術の進歩もあり、やはりこういった問題を真摯に考えていかなければならないと思って、省内の勉強会を始めました。私が全体の座長をしておりますけれども、...全文を見る
○森国務大臣 この案件の発生を踏まえて講じた対応策をちょっと申し上げます。  詳細は事柄の性質上申し上げられませんけれども、ブースにいる入国審査官が指紋の状態をディスプレー上で確認するように改善をいたしました。逆に言うと、今までできなかったわけでございます。また、提供された指紋...全文を見る
○森国務大臣 昨日の所信表明でも申し上げましたとおり、裁判員制度は司法制度改革の柱となる重要な制度であり、国民が刑事裁判に参加し、その健全な良識を裁判に反映させることによって、司法に対する国民の支持、信頼が一層深まり、司法がより強固な国民的基盤を得ることができるようになるという重...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、平成十九年十二月十三日の最高裁決定において補足意見が付されたことは聞き及んでおります。  このような事例において、検察においては、退去強制の実施により控訴審における刑事訴訟手続に支障が生じ得ることを想定し、必要性が認められる場合には早急に裁判所...全文を見る
○森国務大臣 御答弁を申し上げる前に、先ほどの御指摘でございますけれども、ちょっと一言言わせていただきたいと思います。  マスコミあるいは報道の一つ一つの記事について論評するのは差し控えたいと思いますが、検察当局においては、従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってき...全文を見る
○森国務大臣 細川委員には、この裁判員制度の意義につきまして深い御理解をいただいて、また、さまざまな御協力をいただいておりますことに心からの敬意を表したいと思います。  今、いろいろな本質的な御指摘がございました。法曹三者においては、裁判員制度の実施に向けまして、迅速でわかりや...全文を見る
○森国務大臣 かねてから細川委員より御要請をいただいている案件でございまして、また、私自身もその意義については十分認識をしております。  現在、内閣官房主導のもとで、関係省庁による死因究明の検討会が開催されておりまして、法務省といたしましては、関係省庁と連携協力しつつ、引き続き...全文を見る
○森国務大臣 委員が報告の内容についてどういうことをおっしゃっているのかわかりませんけれども、その報告の内容というか、どういう事項についてですね。ただ、内容については、私はその直前まで全く存じませんし、特にこの案件にかかわらず、検察の捜査活動についての内容については報告を受けてお...全文を見る
○森国務大臣 逮捕するということについての報告は受けました、事前に。
○森国務大臣 今回の事案について、三月三日の四時半に、刑事局を通じまして、検察当局からの報告ということで、五時に逮捕するという事前の報告を受けました。結果的には五時十分に逮捕となっております。
○森国務大臣 しておりません。事後聞いたところによれば、逮捕後に法務省を通じて報告をしているということでございます。
○森国務大臣 法務省の最高責任者は私でございます。
○森国務大臣 検察当局においては、先ほども申し上げましたとおり、秘密の保持については細心の注意を払っていることと認識しております。  ただ、報道機関のさまざまな取材努力によってさまざまな報道がなされているわけでございまして、その一々について私がコメントすることは差し控えたいと思...全文を見る
○森国務大臣 検察当局においては、秘密の保持についてはこれまでも万全の注意を払っているということを信じております。
○森国務大臣 委員御指摘の判決があることは承知しておりますが、御指摘の判決は国を当事者とする判決ではないというふうに認識をしております。  最高裁判所、同日に言い渡された国を当事者とする判決では、日中共同声明五項によって裁判上訴求する権能を失ったとする判示がなされていますが、御...全文を見る
○森国務大臣 以上申し上げた判断を踏まえたものでございます。
○森国務大臣 ですから、現時点においてはそういう判断でございます。
○森国務大臣 これは、この前後は私の言葉なんだけれども、この引用してある文章は、まことに私のポリシーを的確に酌んだ私の部下がどこかから見つけてきた言葉でございまして、大変私の気持ちをあらわしてくれている文章で、うれしく思っているところであります。
○森国務大臣 私は、やはり三権分立それから法務行政の中における検察の独立性というのは極めて重要なことであって、いかに国会審議の中でもやはり触れられないことがあるというふうに思います。
○森国務大臣 河村委員の大変な正義感と情熱、また事を明らかにしようとするその意気込みは心から多とするものでございますけれども、再々申し上げているとおり、現在、公判係属中の事件について法務大臣として言及するのは避けたいと思います。
○森国務大臣 私はウォシュレットの愛好者でございますけれども、私はいろいろと、多少その水量については気をつけております。
○森国務大臣 そういった、現在係属中の事件の判決での事実認定に対する評価にかかわる事柄ですので、コメントは差し控えます。
○森国務大臣 私は、元来科学者でございますので、本当の事実に基づいてしか論評は差し控えます。
○森国務大臣 法務大臣としての私の立場では、コメントを差し控えます。
○森国務大臣 私も、私の今置かれた立場がございますので、その職責を粛々と果たしたいと思います。
○森国務大臣 この件についての事実関係とか経緯とかというのは私はつまびらかに承知しておりませんので、余り論評する資格はございませんし、また、所轄も違いますが、一般論として言うならば、私は、経済合理性のみを追求する姿勢とか世の中とかいうのは、余り好ましいとは思っておりません。
○森国務大臣 法務省主管の資格者法人の種類といたしましては、弁護士法人、司法書士法人及び土地家屋調査士法人がございます。
○森国務大臣 弁護士法人については、一人以上の弁護士により設立できますが、司法書士法人及び土地家屋調査士法人については、二人以上の資格者が共同して設立する必要があります。
○森国務大臣 弁護士法人が社員一名でも設立が可能とされているのは、弁護士事務所の中には、一人の経営者である弁護士が、勤務弁護士を、いわゆるいそ弁を雇用する形態が相当数あるという実情を踏まえたものと聞いております。  一方、司法書士や土地家屋調査士その他の事務所については、いろい...全文を見る
○森国務大臣 今申し上げた司法書士法人及び土地家屋調査士法人については、むしろ複数の資格者が集まって法人化するメリットの方をどちらかというと強く踏まえておりまして、まず業務の共同化が図られ、その結果、業務の分業化、専門化が進み、利用者に質の高いサービスを提供することが可能となるこ...全文を見る
○森国務大臣 思いますに、これは、すぐれてこれまでの歴史的経緯というか成り行きによるところが大きいんじゃないかと思いますが、弁護士法人制度の導入が検討された当時は、法律事務所の相当数が、一人の経営弁護士がいそ弁を雇用する、いわゆる親弁型弁護士事務所であったとのことでございます。 ...全文を見る
○森国務大臣 平成二十年三月現在の法律事務所約一万千九百のうち、複数の弁護士が所属する弁護士事務所は約四千ございますが、お尋ねの、一人の経営弁護士と勤務弁護士によって構成される法律事務所が占める割合については、把握がされておりません。  もっとも、弁護士法人制度の導入に先立つ平...全文を見る
○森国務大臣 司法書士事務所のうちに、そのような形態のものが占める割合については把握をしておりません。なお、司法書士の登録事務を取り扱う日本司法書士会連合会においても把握していないとのことでございます。
○森国務大臣 土地家屋調査士事務所につきましても、お尋ねの形態のものが占める割合については把握しておりません。土地家屋調査士の登録事務を取り扱う日本土地家屋調査士会連合会において把握していないのも同様でございます。
○森国務大臣 委員には、もう釈迦に説法でございますけれども、土地家屋調査士については、実態的な話を申し上げますと、日本土地家屋調査士会連合会によれば、一人の土地家屋調査士が他の土地家屋調査士を雇用する形態というのはほとんどないというふうに聞いております。  さはさりながら、法務...全文を見る
○森国務大臣 現行制度の合理性につきましては、委員の御指摘も十分理解できる面もあるわけでございますけれども、やはり十分にそのメリット、デメリットを勘案しながら検討すべきものであるというふうに考えております。  したがいまして、先ほど申し上げましたけれども、日本司法書士会連合会及...全文を見る
○森国務大臣 大変御親切に、事前に通告していただきましたので、ルビを振ったものを用意いたしております。朗読させていただきます。  本図死囚二人ヲ絞ス可キ装構ナリト雖モ其三人以上ノ処刑ニ用ルモ亦之ニ模倣シテ作リ渋墨ヲ以テ全ク塗ル可シ  凡絞刑ヲ行フニハ先ツ両手ヲ背ニ縛シ紙ニテ面...全文を見る
○森国務大臣 大変よく再現されていると思いますけれども、下の図の、観音像なんかのあった部屋には執行ボタンはなかったように記憶していますけれども。これは裏だよね。
○森国務大臣 これは観音像のある部屋というのと別ですね。すぐ隣接する……(保坂委員「はい、違うんです」と呼ぶ)  では、全くこのとおりだったと思います。
○森国務大臣 今の御質問は、刑場を公開する……
○森国務大臣 それは真摯に受けとめて、私も対応させていただきたいと思います。
○森国務大臣 私は、はっきり記憶しておりません。
○森国務大臣 そういうことだろうと思いますけれども、私は、やはり原則として、指揮権の行使というのはよくよく慎重であるべきであって、個別の事案について私は考えたこともありませんし、これまで一切行使しようと思ったこともありません。
○森国務大臣 子供からの意見表明については、今回の件については、本人からの直筆の陳述書ですとか、それから、子供が登場して意見を述べているDVDが提出されておりますし、また、法定代理人たる親からも、子供の意見がどういうものであるかを聴取いたしまして、さらに、代理人たる弁護士からも子...全文を見る
○森国務大臣 まず、確かに、両親は他人名義のパスポート、いわゆる偽造パスポートで入国して、相当悪質な事案でございますから、やはり退去していただかなきゃならないと思います。したがって、家族一体の原則がありますし、また、事案が発覚したのは小学校のときですので、これは基本的に家族そろっ...全文を見る
○森国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下、その要点を申し上げます。  第一点は、裁判官につき、判...全文を見る
03月12日第171回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○国務大臣(森英介君) 委員長を始め委員の皆様方には、平素から法務行政の運営について格別の御理解と御尽力を賜り、厚くお礼を申し上げます。  現在、我が国は改革の時代の真っただ中にあり、社会経済情勢も決して楽観を許しません。このような時代、情勢の下、国民の皆様にとっては負担や不安...全文を見る
03月12日第171回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(森英介君) ただいまの委員の御質問は、この成年後見制度の意義を十分に認識された上で、しかしいろいろと問題が生ずる可能性があること、それから利用するのにいささかお金が掛かり過ぎるということなどの問題があるので、それについてどういうふうに対処していくのかという御質問だと思...全文を見る
○国務大臣(森英介君) よろしゅうございますか。
03月17日第171回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○森国務大臣 私は、質、量ともに充実した法曹を養成するためには、各法科大学院が新たな法曹養成制度の中核的な教育機関としてその修了者の質を向上させる必要があるというふうに思っております。したがって、全法科大学院の入学総定員について何名が適当であるかということはともかくといたしまして...全文を見る
○森国務大臣 私も、全く法務行政に縁がなくて法務大臣のポストにつきまして、それから法務省内での人間観察をしておりますと、委員おっしゃるように、やはり何となくある種の傾向はあるような気がいたします。
○森国務大臣 三月十一日の法務委員会における私の答弁についてのお尋ねでございますけれども、私としては、検察庁法第十四条ただし書きにいわゆる指揮権が定められていることと矛盾するとは考えておりません。  すなわち、検察庁法第十四条の趣旨は、検察官を一般に指揮監督することができる立場...全文を見る
○森国務大臣 私は、私の職責を果たすについて、一切そういうことは考慮しておりませんで、先ほどから委員がおっしゃっておりますように、指揮権というのは持ちつつも、現時点において検察に全幅の信頼を置いているということを申し上げたわけでございます。
○森国務大臣 日常的に検事総長と会うということはございません。ただ、いろいろな式典ですとか、そういった法務省の幹部ががん首そろえるようなときにはお会いしますけれども、特に日々、情報交換するということはありません。
○森国務大臣 検察から刑事局を経由して私に報告があったというのは、就任以来一回だけでございます。  あと、案件表などは、秘書官を通じてそういった事項については報告を受けております。
○森国務大臣 私は、検察当局は、先ほど刑事局長からも御答弁申し上げましたとおり、秘密の保持には格別の注意を払っていることと信じておりまして、一方で、報道機関もそれぞれの取材努力でいろいろな取材をして報道していることと思いますから、私は、検察当局からそういうことが発出されるというこ...全文を見る
○森国務大臣 検察は行政の一つの機関であって、かつ準司法という非常に微妙な存在でありますから、私は、やはり法務大臣としては、指揮権の行使というようなことはよくよく慎重であるべきだと思っておりまして、現時点においては私は検察に全幅の信頼を置いていて、現時点においては指揮権を行使する...全文を見る
○森国務大臣 私は、裁判官あるいは準司法と言われるような検察というのはやはりそれなりに尊重されてしかるべきだと思いますので、必ずしもこれが不当だというふうには思っておりません。
○森国務大臣 裁判官と裁判員で慎重に評議をしていただくことになるわけですけれども、最終的には多数決でありますから、その結果でもって判決がなされると思います。
○森国務大臣 先ほど申し上げたとおりです。
03月17日第171回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○国務大臣(森英介君) 検察当局においては、捜査の結果、御指摘の人物について犯罪の嫌疑があり逮捕の必要性があると判断したことから、逮捕状の発付を得て同人を通常逮捕したものと承知しております。  なお、総理の御発言は私、直接聞いておりませんし、その真意も分かりかねますので、コメン...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 先ほど御答弁したとおりでございまして、ただし、委員のお話は承りました。
○国務大臣(森英介君) 私は法務行政の最高責任者でございますので、国会の場で検察の活動について説明すべき立場にございます。したがいまして、法務大臣としてその職責上当然承知しておくべき事柄については、検察当局から法務当局を通じ適宜適切に報告がなされているものと思っております。
○国務大臣(森英介君) そういうことが完全にあり得ないとは申しませんけれども、現時点において私は検察に全幅の信頼を置いておりますので、個別の事件の捜査や処理につきまして検察に特に意見を申し述べていることはございません。
○国務大臣(森英介君) もちろんあり得ないことではないと思いますけれども、少なくとも私が就任して以来今日まではございません。
○国務大臣(森英介君) 個別の事案について意見を申し上げるのは差し控えますけれども、一般論として言えばそのとおりでございます。
○国務大臣(森英介君) 一般論として申せば、そのとおりでございます。
○国務大臣(森英介君) 今のお尋ねの件は内閣官房副長官の発言をめぐってのことだと思いますけれども、副長官が記者との懇談で一般論として発言をされたことについてコメントすることは差し控えさせていただきます。  なお、申し上げるまでもないことですが、くどいようですが、検察当局において...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今申し上げたとおりで、副長官の発言について、私が法務大臣としてコメントすることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(森英介君) 個別の事件における具体的な捜査内容にかかわる事柄についてはお答えを差し控えさせていただきます。  なお、検察当局においては、従来から捜査上の秘密の保持については格別の配慮を払ってきたものと思っておりまして、捜査情報や捜査方針を外部に漏らすことは決してあり...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 検察当局は、あくまでも公判活動を通じて事実を明らかにしていくものと思っております。そういった、もちろん検察として説明すべきものについては説明しているわけでございますけれども、それ以上のことをあえて説明して捜査の妨げになるようなことがあってはなりませんし、そ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 基本的人権は極めて重要なものでありますが、憲法第三章の諸規定による基本的人権の保障は、権利の性質上、日本国民のみをその対象としていると解されるものを除き、我が国に在留する外国人に対してもひとしく及ぶものと解すべきものであると理解しております。認識しておりま...全文を見る
○国務大臣(森英介君) もちろん、蕨市議会からカルデロン一家三人に在留特別許可を認めるよう意見書が寄せられているということは承知をしております。  最終的な判断を金曜日に示した、いや、もっと前に通告はしておりましたけれども、したわけでございますけれども、その最終的な判断をするに...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 先ほど委員も説明をされましたように、両親については他人名義の偽造パスポートで入国したという経緯がございます。したがって、家族統合の原理からいえば三人そろって国外退去していただくというのが本来の方針、決定でございますけれども、しかしながら、この娘さんについて...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 委員のその御指摘、御提案は、私も認識を共有するところがあって随分このことに当たるに当たって考えてまいりました。  ただ、やはり現時点での私の整理としては、やはりおおむねの何といいますかね、基準というかラインみたいなものはあるにしても、やはり最終的には個別...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 大変ごもっともな御提言だと思います。しかしながら、仮滞在許可の対象となる外国人は在留資格を認められていないものでありますので、仮滞在許可者に対して就労許可を認めるなどの措置を講じますと、これ難民認定制度の濫用、悪用を招きかねないという可能性を否定することが...全文を見る
○国務大臣(森英介君) やっぱりもろもろの要因があるかと思いますけれども、それだけの数の自殺者がいるというのは誠にゆゆしい事態であるというふうに受け止めております。
○国務大臣(森英介君) 所管ということでいうと内閣府の野田大臣だというふうに思いますけれども、もちろん人権擁護局を擁します法務省としても看過できない問題でございまして、私も余りちょっと、実は御通告いただいていなかったものですから十分調べておりませんが、男性の場合はやっぱり先ほどお...全文を見る
○国務大臣(森英介君) もちろん、こういう顕在化した以外のこういった人権侵犯事案というのはもっとあると思います。いずれにしても、今委員御指摘のとおり、ずっとここ五年間、高水準で推移をしておりまして、法務省の人権擁護機関では、人権啓発に関する施策を推進し、人権侵害を未然に防止するよ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 実際、こういうことを申し出ること自体が一つバリアがあると思いますので、それはやっぱりこれ以外の、氷山の一角かどうかは分かりませんけれども、随分と顕在化していない事案があるだろうということは私も推察をしておりますし、またそれが少しでも少なくなるように対処して...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今のお話は、この場でちょっと初めて詳しく伺ったものですから、とにかくとんでもない話だなというふうにまず基本的に思います。  これをグーグルが主催してやっているんですか。いや、だれかがグーグルのあれを活用して……
○国務大臣(森英介君) いや、ちょっと今初めて聞いたお話ですのであきれかえっておりますけれども、法務大臣としてどうこうということはちょっと今とっさには申し上げられませんが、こういう問題があるということを重く受け止めたいと思います。
○国務大臣(森英介君) 私もこのグーグルのストリートビューというサービスは知っておりますし、自分のうちも見て、余りリアルに見えるのでびっくりいたしましたけれども、それをこういうふうな使い方をしているのは、果たして本当にグーグルがやっているものやら、グーグル以外のだれかがそのグーグ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) やっぱりどういう定義かは別として、とても看過できない出来事だと思います。
○国務大臣(森英介君) これ所信でも申し述べましたけど、今お話にありましたとおり、人権侵害による被害者の実効的な救済を図ることを目的とする人権擁護法案については、人権擁護推進審議会の答申を踏まえたもので、同答申を最大限に尊重すべきとした人権擁護施策推進法の附帯決議の趣旨に照らして...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ただいまの委員の御指摘を拳々服膺いたしまして真摯に取り組みたいと思います。
○国務大臣(森英介君) 私としては、法務省の中からというのが適切なのかどうか、そういったことを見極めながら、自分として真摯に取り組んでいくということを申し上げております。
○国務大臣(森英介君) 委員の御指摘の趣旨は十分に理解しているつもりでございまして、八年とおっしゃるけど、私、まだ六か月でございますので、ひとつ真摯に取り組みたいと申し上げます。
○国務大臣(森英介君) 一般刑法犯の認知件数は、平成十四年に戦後最多の約二百八十五万件を記録した後、翌年以降は六年連続で減少し、平成二十年には約百八十二万件となりましたが、戦後全体を通じて見ると依然高水準にあると言えます。また、近年では、無差別殺傷事件などの凶悪重大事件が相次いで...全文を見る
○国務大臣(森英介君) おっしゃるとおりだと思います。我が国の更生保護は、全国約四万九千人の保護司お一人お一人が保護観察対象者の改善更生のみならず、地域における犯罪予防活動に献身的に御努力くださっていることにより支えられております。  法務省としましては、幅広い人材から保護司の...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 研修・技能実習制度は、我が国で習得した技術等を出身国において生かすことで、出身国の経済発展や技術の進歩に寄与するという制度であります。研修・技能実習の中には、受入れ機関及び研修生、技能実習生が制度の趣旨を正しく理解し、適正に実施されているものもある一方で、...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 移民政策というのか、外国人の受入れというのはまさに国論を分ける問題だと思います。これからの日本の国の形というか国の在り方を左右する問題でございまして、これから大きな議論をしていかなきゃならないんじゃないかというふうに私は思っております。    〔委員長退...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、私も人間でありますので、今回の判断を下すまでに正直随分と思い悩みました。ただ、今、丸山委員からもぎりぎりのところで是とするということを伺って、大変、何というか、多少ほっとしているところでございますけれども。  先ほど...全文を見る
○国務大臣(森英介君) まさに検察は、再三申し上げますように法と証拠にのっとって適正に対処しているものと思います。  したがって、そんなことが念頭にあるとは思いませんが、検察官が今殺人事件の求刑を行うに当たっては、具体的な事案における犯行動機や犯行態様、結果の重大性や遺族の処罰...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 原則として裁判所の判断が示されてから半年以内に死刑の執行を命令するというのが法務大臣の職責でございますので、よくよく、もちろん法務省の担当においてそのケースごとに精査した上、法務大臣としての職責を粛々と果たしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(森英介君) 今委員からお話がありましたとおり、現在、死刑確定者本人に対する死刑執行の告知は執行の当日、執行に先立って行っております。  それよりもっと前に告知して心の準備をさせたらどうかというのは丸山委員の御持論で、一つの御見識かと思いますけれども、今委員からもお話...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 凄惨な場面が写されている写真については、検察当局において、そもそも立証上の必要もないのに証拠調べ請求するようなことは避けるものと思っております。しかしながら、そのような写真を取り調べなければ犯行の状況等を立証できない場合には、必要な範囲で取調べ請求をするこ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 木庭委員御指摘の写真の証拠調べの在り方や裁判員の心のケアの問題、いずれも裁判員裁判において極めて重要な課題であると認識をしております。最高裁判所や検察当局において、先ほどから御答弁申し上げているとおり、様々な工夫や配慮が行われているものと承知しております。...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今委員御指摘のその調査結果というのは、昨年一月から二月に実施されました最高裁判所による意識調査の結果に基づいたものだと思いますが、それは、辞退が認められている七十歳代以上を除いた二十歳代から六十歳代では、参加したいが四・八%、参加してもよいが一二・三%、余...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私は、我が国の現在の刑事裁判は基本的には適正に行われており、国民の信頼を得ているものと認識をしております。  また、裁判員制度は、刑事裁判に関する様々な御意見を伺いながら、関連する諸制度との関係も含め、十分な検討を経た上で立案され、制度化されたものという...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 裁判員制度においては、法律の専門家である裁判官と一般的な国民の感覚を有する裁判員とが十分に評議を行うことにより、双方の有する知識、経験を合議体全体で共有することが期待されておりまして、その過程を通じて適正な結論に到達することができると考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 先ほども申し上げましたけれども、内閣官房副長官が記者との懇談で発言したことについてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。  なお、申し上げるまでもないことですが、検察当局においては常に法と証拠に基づいて厳正公平かつ不偏不党を旨として、そ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 内閣においては官房長官が既に整理をされておりますので、私からコメントは差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 先ほども申し上げましたとおり、検察は秘密の保持には格別の配慮を払ってきたものと思っております。したがいまして、報道のいかんにかかわらず、検察側から漏えいしたということはないというふうに信じております。
○国務大臣(森英介君) 既に御答弁したとおりでございます。
○国務大臣(森英介君) 死刑制度の存廃は、我が国の刑事司法制度の根幹にかかわる重要な問題でございます。したがいまして、国民世論に十分配慮しつつ、社会における正義の実現等、種々の観点から慎重に検討すべき問題であると考えております。  そして、国民世論の多数が、現状において極めて悪...全文を見る
03月19日第171回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(森英介君) 法務大臣として個別の事案についてのコメントは差し控えたいと思います。  なお、検察当局は、常に法と証拠に基づいて厳正公平かつ不偏不党を旨として、その捜査の対象がどなたであれ、いつであれ、刑事事件として取り上げるべきものがあればこれに適切に対処しているもの...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 個別な事案についてコメントは差し控えますが、検察において法と証拠にのっとって適切に対処されると思っております。
○国務大臣(森英介君) 今申し上げたとおりでございまして、検察において法と証拠にのっとって適切に対処されると承知しております。
○国務大臣(森英介君) 再三申し上げますけれども、検察当局において法と証拠にのっとって適切に対処されるべきものと承知をしております。
○国務大臣(森英介君) 刑事事件における検察の職責は、端的に言えば国家の刑罰権を適正に実現することであって、また基本的には公開の法廷における主張や立証を通じて検察の捜査活動の内容が公とされるものであります。
○国務大臣(森英介君) いや、個別の事案についてのコメントは法務大臣として差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 検察当局においては、従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたものと承知しており、捜査情報を外部に漏らすようなことは決してあり得ないと確信しているところでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(森英介君) 大変恐縮でございますけれども、ちょっと今質問の意味がよく分かりません。(発言する者あり)分からないんだから率直に申し上げているんですよ。
○国務大臣(森英介君) 検事総長と総理が会われていないということは先ほど総理から御答弁があったとおりでございまして、検事総長の行動について私からコメントする立場にありません。(発言する者あり)
○国務大臣(森英介君) 先ほども申し上げましたけれども、検察官の活動が適正であるか否かについては、検察官が事件を起訴した場合には公開の法廷において審理され、被告人や弁護人の主張、立証も踏まえた上で裁判所によって判断されることとなります。
○国務大臣(森英介君) いや、今申し上げたとおりでございますけれども、検察権も行政権に属するものでありますことから、検察庁法第十四条本文により、検察官は法務大臣による一般的な指揮監督権に服する旨が規定されております。もっとも、検察権は司法権と密接不可分な関係にあり、その独立性を確...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ちょっと十分に委員の御質問の趣旨が理解しているかどうか分かりませんけれども、先ほど、公判を通じて検察の活動が実証されるということを申し上げましたけれども、他方で、検察官が事件を不起訴処分とした場合には、被害者や告発人の申立てなどによって、一般の国民から構成...全文を見る
03月23日第171回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(森英介君) 官房副長官の発言に対して、法務大臣として私がコメントする立場にはございません。
○国務大臣(森英介君) ただいま委員のお尋ねの中にもございましたけれども、私は検察に全幅の信頼を置いております。検察においては法と証拠にのっとって適切に対処されていると思っております。また、その指揮権の行使については、私は行使するつもりは全くございませんけれども、もし万一それをす...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○国務大臣(森英介君) 外国人政策の基本についてお尋ねがございました。  少子高齢化時代を迎えた我が国においては、外国人の受入れの在り方は国の形にもかかわる極めて重要な問題であると認識しております。専門的、技術的分野に該当しない分野におけるいわゆる外国人単純労働者の受入れや、あ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 問題意識としてはまさに私も同感でありますけれども、確かにそういった、先ほど申し上げたように、これから日本がどういう国を目指すのか、やっぱり人口が減少しても、つまり人口が減少するということはやっぱりそれなりに経済が収縮するわけですけれども、それでもってそれな...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 委員の御意見はやっぱり一つの大変傾聴すべき御意見とは思いますけれども、やはり日本の治安あるいは社会秩序に責任を持つ立場から申し上げますと、不法滞在外国人の在留を一律にあるとき認めちゃうというような方策については、今後新たな不法入国者等の増加を誘発する要因に...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 実は私、法務大臣に就任して今日でちょうど半年になるわけでございますけれども、つまり麻生内閣発足後半年ということになりますが、この半年間、法務行政に日々懸命に取り組んでまいりまして、そこで感じたことは、今委員御指摘のとおり、様々に法務行政の中で課題がございま...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今般、執行開始後三十年が経過した時点で無期刑受刑者に対する仮釈放審理を開始することといたしましたのは、既に実施している無期刑受刑者の仮釈放審理の運用状況等に関する情報を公開する措置と併せまして、仮釈放審理の行われる時期やその結果を明らかにするなどをいたしま...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 承ります。
○国務大臣(森英介君) 一つは、突然のお尋ねだったものですから実態をよく把握していない上での答弁を申し上げましたので、ちょっと非常に慎重な答弁になったということを御理解いただきたいと思います。  そもそも、グーグルアースの提供しているサービスの中に航空写真画像等に古地図を重ね合...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私、委員の疑問とお気持ちは大変よく分かりますけれども、これは別に国が思い上がっているとかなんとかということよりも、やっぱり原資が税金だからじゃないかという気が私はするんですね。ただ、そういう合理的な方法があればやっぱり検討の余地もあろうと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 一般論としてでよろしいですね。
○国務大臣(森英介君) 一般論として申し上げれば、政治資金規正法は、政治活動の公明と公正を確保し、民主政治の健全な発展に寄与しようとすることを目的とするものであって、これに違反する行為については捜査当局において適切に対処しているものと承知をしております。
○国務大臣(森英介君) ちょっと、当時のことについて私はちょっとコメントは差し控えたいと思います。  申し上げるまでもないことでございますが、検察当局は、常に法と証拠に基づき、厳正公平、不偏不党を旨として、その捜査の対象はだれであれ、刑事事件として取り上げるべきものがあればこれ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私はその報道というか、そのものを全然承知しておりませんし、また個別の判決についてコメントは差し控えたいと思います。
○国務大臣(森英介君) 先ほど来やり取りございましたように、検察庁法第十四条についてはそのとおりでございまして、理論的には法務大臣たる私に指揮権を行使する権限があるわけでございますけれども、就任以来、私は検察に全幅の信頼を置いて、その独立性を尊重して、現時点においてはその指揮権を...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 先ほど申し上げたとおりでございまして、個別の事案についてのコメントは差し控えますけれども、私としては検察に全幅の信頼を置いておりまして、その独立性を尊重して、これまでどの事案についても、私が就任以来どの事案についても指揮権の行使をするということは毛頭考えた...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 個別の事案についてのコメントは差し控えますが、委員御指摘のとおり、政治資金の問題については国民の政治に対する信頼にかかわる重要な問題であると認識しておりまして、理念的な政治資金の在り方のみならず、政治資金の規制から生じる自由権の制約との兼ね合い、また政治資...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 一つの御意見として拝聴いたしましたけれども、私からコメントすることは何もございません。
○国務大臣(森英介君) ただいま最高裁からも御答弁がございましたけれども、実際に裁判員を経験された方の御意見というのは大変に貴重であると考えます。したがいまして、裁判員制度の施行から三年経過後に行う施行状況の検討に資することができますように、可能な範囲でそのような方々の御意見が伺...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 特に被害者の家族の方々を始め近親の方にとっては全く痛恨極まりない出来事であろうというふうに思います。  公訴時効制度については、被害者の方々を中心にして、殺人などの凶悪重大な犯罪について見直しを求める声は最近特に高まっているところでありまして、法務省にお...全文を見る
○国務大臣(森英介君) この勉強会は、私以下、副大臣及び政務官に加えまして刑事局長、官房審議官などで構成をされております。これまでに私も加わった全体会を二回開催をしたほか、こちらの早川政務官を座長とするワーキンググループを五回開催してまいりました。  省内の勉強会でもございます...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 公訴時効制度の在り方につきましては、捜査、公判という刑事手続の在り方にかかわる大きな問題ですので、今後とも被害者の方々を含む国民の皆様の御意見を聞きつつ検討を進めてまいりたいと考えております。特に、今委員から御指摘のあった点については肝に銘じまして検討に当...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 日本国憲法の改正手続に関する法律の施行を平成二十二年五月十八日に控え、現在法務省におきましても、民法を始めとする所管法令に定められた年齢条項の見直しの要否等につきまして、各法令の趣旨を踏まえつつ本格的な検討を進めているところです。  具体的には、関係部局...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 刑事訴訟法は、刑事事件につき、公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障等を全うしつつ事案の真相を明らかにすることを目的としておりまして、刑事手続の中で被疑者、被告人の人権の保障を図ることが重要であることは申すまでもありません。そして、被疑者、被告人を法律専...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 公判前整理手続においては、検察官が公判において証明する予定の事実が明らかにされるとともに、従前よりも広く検察官手持ち証拠の開示が行われることによって、被告人側は検察官の主張、立証の全体像を把握した上で防御の準備を十分に行うことができるだけの材料が与えられる...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 個別の事件における報道内容の一々について法務大臣として論評することは差し控えさせていただきます。  なお、検察当局においては従前から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたものと承知しており、捜査情報や捜査方針を外部に漏らすようなことは一切あり得...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 確かに御指摘のような記載がある報道については承知しておりますが、そもそもそこで言うところの検察関係者とか捜査関係者というものがだれを指すのかが明らかではありませんし、また、その捜査関係者らに直接取材したのかどうかなどの取材方法ももちろん分かりません。報道機...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私は、東京地検特捜部から出たという事実があるということは全然申し上げておりません、そういった報道がなされているということは申し上げましたけれども。また、その報道に対して一々反論をするということ自体もこれは私どもの本旨にもとるところでございますし、それは、や...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 全くあらぬ疑念でございます。
○国務大臣(森英介君) 御指摘の刑事局長の答弁は、公判前整理手続終了後の証拠調べ請求が認められるやむを得ない事由に該当するか否かは個々の具体的な事案において裁判所が判断すべき事柄であることを前提として、これに該当しない典型例、つまり隠し球ですね、を挙げたものであって、それ以外のお...全文を見る
03月26日第171回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○国務大臣(森英介君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  第一点は、裁判官に...全文を見る
03月27日第171回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(森英介君) 再々申し上げておりますとおり、検察当局においては、従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたものと承知をしておりまして、捜査情報や捜査方針を外部に漏らすようなことは決してないというふうに確信をしているところでございます。
○国務大臣(森英介君) 会社は株主のものではありますけれども、社会の公器という観点から申しますと、従業員ですとかあるいは取引先とか様々な関係者があると思います。
○国務大臣(森英介君) 捜査機関の活動内容についてはコメントを差し控えさせていただきます。  なお、検察においては、法と証拠にのっとって、対象がどなたであれ、刑事事件として取り上げるべきものがあれば取り上げて適切に対処することと存じます。
○国務大臣(森英介君) 捜査機関の活動内容についてのコメントは差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 捜査機関の活動内容についてはコメントを差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 再三申し上げていますとおり、捜査活動についての……
○国務大臣(森英介君) いやいや、捜査機関の活動内容についてのコメントは差し控えます。それ以上のことは、法曹たる福島委員の質問とは思えません。
03月30日第171回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○国務大臣(森英介君) 説明責任というまずその用語でございますけれども、これ、その用いる方やあるいは場面によって様々な意味で用いられているものと思いますので、検察の説明責任とは何かとお尋ねになられましてもそのままお答えすることは困難でございますが、刑事事件における検察の職責は、端...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私も、検察当局の活動を国民に正しく理解していただくために、あるいは社会に無用の誤解を与えないようにするために一定の説明を行うことは必要であると思っております。  その意味で、検察当局においては、逮捕、起訴などの際に先ほど述べた範囲内で記者発表や記者会見を...全文を見る
○国務大臣(森英介君) そのとおりでございます。
○国務大臣(森英介君) 基本的に、裁判所の人事考課なりそういったことについて、法務大臣として答弁するのは差し控えたいと思います。また、法律の解釈についてはちょっと私十分に分かりませんので、いずれにしても答弁を差し控えさせていただきます。
○国務大臣(森英介君) 法務省の所管でございます。
○国務大臣(森英介君) ちょっと、今、突然の御質問でございますのでにわかに答弁することができませんが、また改めての機会にお答えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(森英介君) これは釈迦に説法でございますけれども、要するに自衛隊機の運航の差止めを求めている行政訴訟でございまして、行政事件訴訟がこのような訴えが認められる要件として原告らに重大な損害が生ずるおそれがあることを求めております。さらに、その判断に当たっては、損害の性質を...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 裁判所の役割は今後ますます大きくなってまいりますことは委員御指摘のとおりと思います。司法が社会の基本的インフラとして十分な機能を果たすためには、裁判所の人的・物的態勢の充実強化は極めて重要であろうと考えております。  法務省といたしましては、裁判所職員定...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今般の司法制度改革におきましては、裁判員制度や総合法律支援制度の導入を始めとして、裁判の迅速化、法曹養成制度に関する改革など多くの重要な改革が実現し、大きな成果が上がったと認識をしております。これら一連の改革により、二十一世紀の我が国の司法を支えるにふさわ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 新司法試験についてでございますけれども、法曹となるに必要な学識や応用能力が備わっているかどうかを的確に評価するために、知識を有するかどうかの判定に偏することなく、法律に関する理論的かつ実践的な理解力、思考力等の判定に意を用いることとされておりまして、実際に...全文を見る
04月02日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○森国務大臣 お答え申し上げます。  犯罪の成否は、捜査機関において収集された証拠に基づいて判断される事柄ですので、この事案についてのお答えは差し控えさせていただきます。  なお、あくまで一般論として申し上げれば、人を欺いて財物を交付させた場合には、刑法二百四十六条一項の詐欺...全文を見る
○森国務大臣 まず、犯罪により取得された違法収益を剥奪するための制度でございますが、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律がございます。財産犯等の犯罪行為が組織的に行われた場合など、一般的、類型的に被害者による損害賠償請求権等の行使が困難であると認められる場合には、刑...全文を見る
○森国務大臣 お尋ねの日本司法支援センター、いわゆる法テラスでございますけれども、平成十八年十月の業務開始以来、コールセンターを設けまして、消費者問題を含むさまざまな法的トラブルに関して、相談者の相談内容に応じて、法的な紛争解決の制度内容や、また身近な相談窓口などを御案内してきた...全文を見る
○森国務大臣 今までも御答弁があったところでございますけれども、既に消費者庁に移管または共管することとされた二十九本以外の法律については、当面、消費者庁が所管することとはしないものと整理をされ、消費者庁発足後、消費者庁において移管された法律の執行の実態、消費者安全法等の実施状況、...全文を見る
○森国務大臣 法務省では、御案内のとおり、今後、民法の債権編を中心として抜本的な見直しを進めていこうと考えており、現在はその準備的な研究を行っているところであります。  消費者保護という視点は、民法が制定されました明治時代には十分意識されていなかったものですから、今般の民法改正...全文を見る
○森国務大臣 それは、繰り返しになりますけれども、民法につきましては、当面消費者庁が所管すべき法律として消費者行政推進会議が整理した法律に該当しないため、現時点では移管または共管とされなかったと理解をしております。
○森国務大臣 これも同じ御答弁になってしまうわけでございますけれども、当面消費者庁が所管すべき法律として消費者行政推進会議が整理した法律に該当しないため、現時点では移管または共管とされなかったと認識をしております。  法務省としては、今後、消費者庁における検討状況を踏まえ、所管...全文を見る
○森国務大臣 私は、ここは法務省がやるべきだと力んだつもりはなくて、むしろ推進会議で整理された結果に基づいて、現状においては法務省で主管するということを申し上げました。消費者庁ができましたらば、消費者庁において検討がなされて、そこから何らかの意思表示がなされましたら、法務省として...全文を見る
○森国務大臣 ただいま野田大臣から御答弁があったところでございますけれども、いかなる法律を消費者庁の所管とするかについては、消費者行政推進会議及び内閣官房において種々検討がなされ、私はその詳細を承知しているわけではございませんけれども、消費者利益の擁護及び増進を目的とし、また主た...全文を見る
○森国務大臣 今の五菱会やみ金融事件につきましては、小宮山委員から概要の御説明がありましたけれども、犯罪被害財産等による被害回復給付金の支給に関する法律にのっとりまして、犯罪被害財産支給手続は検察官において実施することとされております。  五菱会やみ金融事件につきましては、現在...全文を見る
○森国務大臣 まず、平成十一年に制定されました組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律は、一定の犯罪行為により得た財産等を犯罪収益とし、違法な収益を犯人の手元に残さないため、これを没収、追徴することができるとしつつも、犯罪収益が、被害者のいる場合ですね、犯罪被害財産であ...全文を見る
○森国務大臣 出資法については、まず、出資や金利等に関係する一般的な刑罰法令であり、このような基本的な刑罰法令については法務省が担当するのが相当であるほか、金利の規制等に関しては、金融の円滑化という観点からの検討も必要であるわけでございまして、従来、法務省及び金融庁の所管とされて...全文を見る
○森国務大臣 法テラス関連のことでございますので私から御答弁を申し上げますと、日本司法支援センターは、平成十八年十月の業務開始以来、コールセンターを設けて、先ほど申し上げましたように、消費者問題を含むさまざまな法的トラブルに関して、相談者の相談内容に応じて法的な紛争解決の制度内容...全文を見る
○森国務大臣 まさに法務省の基本的な使命は国民の権利擁護でございますので、消費者の利益を守る消費者庁とは密接に連携していかなければならないと考えております。  法務省では、他省庁との連絡調整や内局部課との連絡、総合調整を行う部署をやはり大臣官房秘書課に置いております。したがって...全文を見る
04月03日第171回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○森国務大臣 今御議論いただきましたように、裁判員制度は、司法制度改革の柱となる重要な制度でございます。国民が刑事裁判に参加し、先ほど委員から御指摘もありましたように、それぞれの生活だとか経験の中で培ってきた一般国民の常識や良識を裁判に反映させることによって、司法に対する国民の支...全文を見る
○森国務大臣 ただいま、裁判員裁判のスタートとも絡めて、死因究明制度の概括について大変貴重な御意見を橋本委員からいただきました。私も、全く認識を同じゅうするものでございます。  この問題について、一つ大きなインパクトを与えた衆議院の例の訪欧調査団の有力メンバーであるところの細川...全文を見る
○森国務大臣 まず、司法制度改革でございますけれども、これは、事前規制型の社会から事後チェック型の社会へと転換する大きな流れの中で、どうしても紛争が多くなってくるということが予測されますので、それに対応できるような司法制度改革が必要であるということで、法曹人口の拡大などもその一環...全文を見る
○森国務大臣 釈迦に説法でありますけれども、今言及されました例えば韓国については、捜査手段というか、例えば身柄拘束期間が日本よりも随分と長いとか、通信傍受の対象犯罪が我が国よりも幅広い、また証人の免責だとか司法取引が法制化されている等、いろいろな捜査手段を総合的に駆使して取り調べ...全文を見る
○森国務大臣 ちょっと訂正させていただきますけれども、先ほど韓国と申し上げたのは台湾の間違いでございまして、謹んで訂正いたします。
○森国務大臣 その報道は承知しておりますけれども、事実関係について把握しているわけではございませんので、済んだことでもあるし、コメントは差し控えます。
○森国務大臣 まず、児童ポルノについての認識でございますけれども、インターネットが普及をいたしまして、画像というのがとにかく世界じゅうに、また半永久的に流出し、取得できるという状況になっておりまして、これは特に児童に一生心の傷が残る問題であるというふうに思っております。したがって...全文を見る
○森国務大臣 現行の刑事訴訟法の規定や実際の運用からしましても、現状以上に保釈が認められる幅を制度上広げることは適当でないと考えております。  特に、委員御指摘の刑事訴訟法第八十九条第四号の「罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由があるとき。」という要件につきましては、単に抽象...全文を見る
○森国務大臣 手持ち証拠のリストについてのお尋ねでございますが、公判前整理手続においては、証拠開示に伴う弊害の防止にも配慮しつつ、被告人側の訴訟準備と争点整理、証拠整理が十分になされるよう、基本的に、開示の必要性と開示に伴う弊害の双方を勘案して開示の要否を判断するという仕組みが採...全文を見る
○森国務大臣 個人的にはまことに心動かされる細川委員の御意見、問題提起でございますけれども、法務大臣としては、裁判所の御判断に従いたいと思います。
○森国務大臣 私は、基本的に言って、これまで日本の裁判というのは、どこに比べても引けをとらないぐらいきちんとなされてきたというふうに基本的には思っております。ただ、やはり今おっしゃられたキャリア裁判というか、極めて一握りの専門家によってつかさどられていた裁判でございますので、そう...全文を見る
○森国務大臣 後ろの偉い様というのは無礼千万だよ。僕の秘書官だよ。(河村(た)委員「ごめんなさい。失礼いたしました」と呼ぶ)言葉に気をつけて。(河村(た)委員「はい、わかりました」と呼ぶ)  お答えすると、今、公判係属中のケースについて、法務大臣として答弁するのは控えます。ただ...全文を見る
○森国務大臣 先ほど申し上げましたように、まさに公判係属中のケースでありますから、私から答弁するのは差し控えます。  また、今は委員がそういうふうにおっしゃいますけれども、その状況と全く同じことをそんな簡単に再現できるとは私は思いません。
○森国務大臣 ですから、公判係属中のケースですので、私から答弁申し上げません。
○森国務大臣 私は、河村委員のかねてからの御主張であるパブリックサーバントですね、やはり国会議員というのは公に奉仕するものだというふうに思っています。それが、現状がどうかというと、それはやはり隗より始めよで、自分がそういう思いを肝に銘じて国政に邁進することこそが自分の存在証明にな...全文を見る
○森国務大臣 ちょっと先ほど来の議論を聞いて、自分の所感も含めて申し上げると、河村委員が、自分のある時期の言動に対する贖罪意識を持って、何とかして、自分なりの意思表示をして目的を貫徹しようとなさったその情熱と倫理観とそれから心意気にはまことに心から敬意を表します。  ただ、私の...全文を見る
○森国務大臣 いよいよ法務大臣としての立場を離れますけれども、これは最後の機会でしょうから、私も率直に意見を申し上げたいと思います。  やはりそもそも、小選挙区制というのが導入された時点に、やはり二大政党を志向した制度だと思うんですね。これはそういうことでもって、おのずからこれ...全文を見る
○森国務大臣 基本的には私もそう思います。ただ、やはり同じ志を持って一つの方向に向かって進む者が集まってできたのが党だというふうに考えると、必ずしも党の利害と個人の有権者との約束とが相反するものになるとばかりも限らないと思います。
○森国務大臣 私は国会議員になって、もちろん、当初から自民党に所属して足かけ二十年になりますけれども、これまで党議に反した行為をしたことは一度もありません。強いて言うならば、党議に反するほど党と私の理念とが反したことは、これまでなかったということです。
○森国務大臣 そういうことになってしまいましたから従っておりますけれども、認識は河村委員と私は一緒です。
○森国務大臣 私も基本的にはその方が望ましいと思っています。
○森国務大臣 いわゆる志布志事件につきましては、平成十九年二月二十三日、鹿児島地方裁判所において、公訴事実に掲げられた四回の会合のうち二回については候補者であった被告人にアリバイが成立すること、したがって、四回の会合を自白した他の被告人六名の自白調書は信用できないことなどを理由に...全文を見る
○森国務大臣 やはり深くかみしめて教訓としなければいけないと思っております。
○森国務大臣 あくまでも一般論として申し上げれば、国家公務員法上の守秘義務の主体である職員が職務上知ることのできた秘密を漏らした場合、同法の秘密漏えい罪に該当し得るものと考えます。
○森国務大臣 おっしゃるとおり、裁判が法にのっとって公平に行われなければならないことは言うまでもなくて、マスメディアの情報が裁判員に予断を与え、結果として裁判の公正が損なわれるようなことがあってはならないと考えております。  そういう観点で、裁判員法の立案に当たっては、公正な裁...全文を見る
○森国務大臣 裁判員制度には、広く国民が裁判の過程に参加し、その感覚や常識が裁判の内容に反映されることによって司法に対する国民の理解や支持が深まり、司法がより強固な国民的基盤を得ることができるようになるという重要な意義がある、それゆえに導入されたものと考えております。  その結...全文を見る
○森国務大臣 我が国の現在の刑事裁判、民事も含めてですけれども、基本的には国民の信頼を得ているものと私は思っております。  刑事裁判を運営する裁判官、検察官、弁護士の法曹三者においても、国民の感覚を反映し、国民の信頼を得ようと努力を重ねてきたものであって、さはさりながら、余りに...全文を見る
○森国務大臣 私も全くそのように理解しています。
○森国務大臣 裁判員の守秘義務は、他人のプライバシーを保護するとともに、裁判の公正さや裁判への信頼を確保し、評議における自由な意見表明を保護するために必要なものだというふうに私は考えております。このうち、評議における自由な意見表明を保障することについては、裁判員が、後の批判を恐れ...全文を見る
○森国務大臣 公判前整理手続できっちり詰めて、そして、大体どれだけ審理日数がかかるかということで、そういった心づもりのもとにお呼び出しをするわけですね。  三日というのも、大体七割の事件が三日ということで、確かに確率論的に言えばもっと長くかかるのももちろんないわけじゃないと思い...全文を見る
○森国務大臣 準備が十分であるか不十分であるかというのは、これはやはり見方にもよると思うんですけれども、随分模擬裁判も数を重ねてまいりましたし、それから、法曹三者手分けして、説明会ももう何万回とやってまいりました。そういうことで、随分と最近マスコミにも取り上げられる機会が多くなっ...全文を見る
○森国務大臣 議連が発足したということは仄聞しております。
○森国務大臣 諸外国の制度について網羅的に承知をしているわけではありませんけれども、アメリカ合衆国では、死刑事件について、一般市民で構成される陪審が死刑を含む量刑を決定する制度や量刑について裁判官に勧告する制度をとっている州が少なからずあると聞き及んでおります。  これらの中に...全文を見る
○森国務大臣 非常に、ある特殊なケースの仮定の御質問と思います。ただ、そういうことがあり得ないということでもないということも理解いたしますが、やはり裁判員は法令に従い公平誠実にその職務を行わなければならないとされておりますが、評議に出席し意見を述べることは裁判員の職務の根幹であり...全文を見る
○森国務大臣 どうも委員のお話を伺っておりますと、かなり特異例をおっしゃっているように思います。  いろいろな議論を踏まえてこの制度が生み出されて、今まさに五月二十一日から始まろうとしているわけでございまして、当初はなかなか、まだ熟度が高まっていないかもしれませんけれども、それ...全文を見る
○森国務大臣 別にアメリカと同じじゃなくてもいいでしょう。(発言する者あり)
○森国務大臣 またそれも一つの特異例を取り上げておられますけれども、アメリカは刑務所に二百万人入っている国です。
○森国務大臣 司法制度改革のいわば最後の、一番眼目ともいうべき裁判員裁判のスタートがいよいよ目前になりました。今、最高裁また法務省から御答弁申し上げましたように、いろいろと注意すべき点もあると思いますけれども、そういったことを踏まえまして、円滑にスタートし、司法に対する国民の信頼...全文を見る
○森国務大臣 外国等に対する我が国の民事裁判権に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、国及びその財産の裁判権からの免除に関する国際連合条約を踏まえて、外国等を当事者とする民事裁判手続並びに外国等の財産に対する保全処分及び民事執行に関する我が国...全文を見る
04月07日第171回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○森国務大臣 ただいま委員から御指摘がありましたように、最高裁判所は、平成十八年七月二十一日の判決で、昭和三年の大審院の決定を変更し、外国国家は、その私法的ないし業務管理的な行為については、原則として我が国の民事裁判権に服するとの判断を示し、制限免除主義の立場に立つことを明らかに...全文を見る
○森国務大臣 結論から申し上げますと、その判例の変更をするものではありません。原則変更するものではありませんが、委員御指摘のとおり、最高裁判所は、平成十八年七月二十一日の判決で、昭和三年の大審院の決定を変更して、外国国家は、その私法的ないし業務管理的な行為については、原則として我...全文を見る
○森国務大臣 法務省としては、これまで人事院の指針に基づいて懲戒処分を公表しておりましたが、今回、総務省から公表していないと指摘を受けた八件は、いずれも職員による扶養手当、住居手当の不正受給にかかわる事案であります。  このたび、総務省から適切に公表する必要があるとの勧告を受け...全文を見る
○森国務大臣 人事院の懲戒処分の公表指針につきましては、公表対象、公表内容、公表の例外を定めているものであるというふうに理解をしております。  人事院の懲戒処分の公表指針においては、公表対象については「職務遂行上の行為又はこれに関連する行為に係る懲戒処分」、次に「職務に関連しな...全文を見る
○森国務大臣 まことにごもっともな御指摘であるというふうに思います。  裁判員の守秘義務は、他人のプライバシーを保護するとともに、裁判の公正さや裁判への信頼を確保し、評議における自由な意見表明を保障するために必要なものであります。このうち、評議における自由な意見表明を保障するこ...全文を見る
○森国務大臣 公判手続においては、これまでも、何らかの障害があるためにコミュニケーションが困難な被告人に対して、裁判所を初めとする訴訟関係者において、その特性に応じたさまざまな配慮、すなわちハンディキャップを補完するような配慮が行われているものと思っております。  このような、...全文を見る
○森国務大臣 今御指摘のあった捜査におきましても、取り調べ対象者の年齢、境遇、性格、性別等の諸事情を考慮して適切に対応することが肝要であり、検察官は、例えば知的障害がある対象者などの意思疎通の困難な方の取り調べに当たっては、その困難さの程度に応じてできる限りわかりやすい発問を行う...全文を見る
○森国務大臣 やはり個別のケースにもよると思いますし、今、仮定でこういう……(保坂委員「いえ、憲法と裁判員法の関係ということです」と呼ぶ)ですから、私は、そういったことをクリアして今日ここに至っているわけですから、後のことは、運用については裁判所において適切に判断をされると思いま...全文を見る
○森国務大臣 そもそも裁判員法の第百十条は、裁判員候補者に関する欠格事由などが看過されることにより欠格事由などを有する者が裁判員に選任され、裁判の公平を害される結果となることを防ぐ趣旨から、裁判員候補者が積極的に虚偽の陳述をする場合について罰金に処すとしたものであります。  裁...全文を見る
○森国務大臣 今申し上げたとおりでございます。
04月07日第171回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(森英介君) クラスアクションの導入についてお尋ねがありました。  クラスアクションについては、我が国の法制上、第一に、クラス構成員が訴訟追行権を個別に授権していないにもかかわらず、クラスの代表者が敗訴した場合に判決の効力が及ぶとすると、裁判を受ける権利との関係をどの...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(森英介君) 審判制度を全廃した場合、裁判所は対応できるかという点についてお尋ねがありました。  審判制度を全廃し、公正取引委員会のすべての処分を取り消し訴訟によって争うものとするかどうかは、立法政策の問題でありますので、裁判所においてその対応の可否につき意見を述べら...全文を見る
04月09日第171回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○国務大臣(森英介君) 今、松野委員からお話のありましたとおり、四月一日に民主党さんのプロジェクトチームの意見書を法務省までお届けいただきました。今まさに精査中でございまして、結論めいたことを申し上げるのはいささか早急でございますけれども、今、感想でも申し述べよということでござい...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 個別の事件における具体的な捜査内容に関する事柄については、お答えを差し控えさせていただきます。  一般論として申し上げれば、捜査当局においては、捜査に当たっては法と証拠に基づいて、またそういう様々な思惑などはなく、適切に対処しているものと承知をいたしてい...全文を見る
○国務大臣(森英介君) そういった見直しについては、今委員も御指摘になられましたように、三年後の見直しということが決められておりまして、それで、いつからというのはちょっとはっきりまだ申し上げられませんけれども、法務省においてそういう、法曹三者はもとより、広く国民の皆様の声も伺うよ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) そこに至るまでの経緯についてはよろしゅうございますか。
○国務大臣(森英介君) 事情ですね。
○国務大臣(森英介君) それは、退去強制事由に該当する外国人は入管法に従い本国に退去していただくことが原則であります。  これに該当する者であっても、個々の事案ごとに様々な事情を有しており、それらの事情を考慮して、法務大臣は特例として恩恵的に引き続き在留を認める場合があります。...全文を見る
○国務大臣(森英介君) お子さんに先立ちまして、まず全体的な判断について申し上げたいと思います。  カルデロン一家の父母は、両名共が他人名義の旅券を行使して不法に入国し、不法就労を続けた上、一家の不法滞在は、母の出入国管理及び難民認定法違反による逮捕により発覚したものであります...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ちょっとその前に、ちょっと事実誤認がありますので改めて説明を申し上げますと、決して私どもが親子を切り離したわけではありません。あくまでも私どもの判断は親子三人で本国に帰ってもらうということでありまして、しかもこの一家の場合は、日本で稼いで本国に送金して、つ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 裁判員制度の施行から三年経過後に行う施行状況の検討に当たっては、実際に裁判員を経験された方々の御意見は貴重であると考えております。したがいまして、法務省としても可能な範囲でそのような方々の御意見を伺うことができるよう努めてまいりたいと考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今お尋ねのありました件は、平成……
○国務大臣(森英介君) 失礼。どうも、出過ぎました。  平成十三年五月一日、成田空港から偽造のドミニカ共和国旅券を行使して不法入国しようとした事案のことと思われますが、同事案については、入管法二十四条に規定する退去強制事由に該当したことから、同法の規定に従って退去強制手続を進め...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 率直に申し上げまして、いささか違和感を、当時ですね、感じたのは事実でございますけれども、死児のよわいを数えるようなものですから今コメントするのは差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 仮定の御質問でございますので答弁は差し控えさせていただきますが、一般論で申し上げれば、偽造旅券を行使して不法入国した者については入管法の規定に基づき強制退去手続を取ることになります。その際、場合によっては刑事告発についても、違反の態様等、諸般の事情を総合的...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 北朝鮮による拉致は、我が国の国家主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題であって、また人道上も到底容認することができないことであるというふうに思っております。  北朝鮮による拉致行為が行われてから既に長い年月がたちました。拉致被害者や御家族の方々の一...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今日の午前中の参考人質疑でも、やっぱり国民の司法参加、また司法に対する義務というようなことが意見陳述されたと聞き及んでおりますけれども、やっぱりそういったことを今まさにこれから国民の皆様が主体的に担っていただこうというのが一つの裁判員制度の意義だと思います...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今委員の御説明にもありましたとおり、御指摘にもありましたとおり、裁判員制度には広く国民が裁判の過程に参加し……
○国務大臣(森英介君) じゃ、はしょりまして、刑事訴訟手続の目的は、公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全うしつつ、事案の真相を明らかにし、刑罰法令を適正かつ迅速に適用実現することであります。その中には、いわゆる無辜の不処罰も当然含まれていると考えておりますが、この点は裁...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 先ほど来、この裁判員の守秘義務の問題について再々御指摘、御質問ございますけれども、やはりそこの評議に参加する他の裁判員のことも考えていただきたいと思うんですね。やっぱりいろんな人を裁く、裁判に参加して評議に参加する以上、後のことも当然、やっぱり不安もありま...全文を見る
04月14日第171回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○国務大臣(森英介君) 外国等に対する我が国の民事裁判権に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、国及びその財産の裁判権からの免除に関する国際連合条約を踏まえて、外国等を当事者とする民事裁判手続並びに外国等の財産に対する保全処分及び民事執行に関す...全文を見る
04月16日第171回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○国務大臣(森英介君) 元検事の小川敏夫議員に釈迦に説法でございますけれども、検察当局においては従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたものと承知いたしておりまして、捜査情報や捜査方針を外部に漏らすことは決してあり得ないものと確信をしております。  なお、社会の...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私が今申し上げたとおりでございまして、報道各社がどのような取材をしているかどうかについては個別には関知をしておりません。
○国務大臣(森英介君) 捜査機関の活動内容についてはコメントを差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 御答弁を差し控えます。
○国務大臣(森英介君) おっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(森英介君) 先ほど申し上げましたように、検察当局の捜査活動についてはコメントを差し控えますけれども、一般論として申し上げれば、参考人聴取の情報などが外部に漏れた場合にはプライバシーを損なう、今お話しのとおり、ことはもとより、参考人の協力が得られなくなるなど、円滑、適正...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 個別の捜査活動の内容についてはコメントを差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 個別のケースの捜査活動の手法、内容についてコメントすることは差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 一般論として申し上げれば、捜査機関においては、プライバシー等について十分な配慮をして捜査をしているものと承知をいたしております。
○国務大臣(森英介君) 先ほど来申し上げておりますように、こういった捜査活動について私からコメントすることは差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 一般論として申し上げれば、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、本件について申し上げるならば、その取調べの有無を含めて答弁を差し控えます。
○国務大臣(森英介君) 一般論として申し上げれば、再々申し上げているとおり、捜査機関においては、プライバシー等について十分配慮した捜査を行っているものと思っております。
○国務大臣(森英介君) 捜査手法は事件ごとに異なっていると思いますが、一般論としては、プライバシー等に十分配慮して捜査が行われているものと思っております。(発言する者あり)
○国務大臣(森英介君) まず、本件で取調べの有無についてを含めて、答弁は差し控えます。  その上で、一般論として、捜査機関においてはプライバシー等に配慮して捜査を行うべきと思いますし、現にそういうふうに十分配慮して捜査が行われているものと思っております。
○国務大臣(森英介君) 今、一般論としてというお尋ねでありますけれども、具体的なケースを想定された上での御質問というふうに受け止めております。その上で、本件でちょっとその取調べの有無が、あったかどうかについてを含めて、答弁を差し控えさせていただきます。  一般論として申し上げれ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私は、現時点において検察当局に全幅の信頼を置いておりまして、十分なそういったことも、配慮も加えた上で様々な捜査活動がなされていると思いますし、また、具体的な捜査活動の内容についてはコメントすることは差し控えたいと思います。
○国務大臣(森英介君) 刑事事件における検察の職責は、端的に申し上げて、国家の刑罰権を適正に実現することであって、また、基本的にそのための公判遂行を通じて検察の捜査活動の結果が公にされるものと承知をいたしております。  ただ、検察当局においては、検察の活動を国民に正しく理解して...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 東京地検においては、本件につきまして、内偵捜査を経て、昨年十一月に強制捜査に着手した一連の西松建設の不正資金に係る捜査の過程で判明したもので、業務上横領事件、外為法違反事件の捜査を続ける中で、捜査の常道に従って粛々と捜査を進めてきた旨の説明があったものと聞...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 付け加えまして、東京地検においては、今御指摘のように、本件の重大・悪質性に照らすと、衆議院議員選挙が今秋までに行われることを踏まえてもこれを放置することができないものと判断したと、また、平成十五年分の収支報告書虚偽記入の時効が三月末に完成すること等も考慮し...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 以前のケースとの比較での御質問がございましたけれども、当時の事情はよく承知をいたしておりませんし、ちょっと突然の御質問ですので答弁を差し控えさせていただきます。
○国務大臣(森英介君) どうも失礼しました。  東京地検においては、政治資金規正法は、政治資金をめぐる癒着や政治的腐敗を防止するため、政治団体の政治資金の収支の公開等を通じて政治と金の問題を国民の不断の監視と批判の下に置くことなどを目的とした議会制民主主義の根幹を成すべき法律で...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今御指摘のとおり、この法律案は国連国家免除条約を踏まえて作成したものでございます。仮に同条約のみで国内法を制定しないといたしますと、同条約は締約国の間でのみ適用されますので、外国が同条約の締約国であるか非締約国であるかによって我が国の裁判手続における取扱い...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私も、人が死亡又は負傷したというこの法律案第十条が定めるような場合には、それによって生じた損害の賠償等について我が国の裁判所で裁判をすべきと考え、この法律案を提出しているところでございます。
○国務大臣(森英介君) フロリダ州の死刑制度については、例えば死刑又は無期懲役となる事件について、先ほどお話がありましたように、陪審は過半数の一致により量刑の意見を決定すること、また、二〇〇七年の年末時点で死刑囚は三百八十九人であること、さらに、死刑は注射又は電気処刑で執行される...全文を見る
○国務大臣(森英介君) アメリカのフロリダ州において、陪審制度と多数決と、それから、先ほど委員からお話のあったいわゆる誤審というか、そういったことの相関関係について私は承知をいたしておりませんが、いずれにしても、今後とも必要に応じて所要の調査を行ってまいりたいと存じます。  た...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 裁判員制度については、これまで非常に長期間掛けまして十分な検討を踏まえて制度ができて、間もなく実施されようとしているところでございまして、私の責務は、裁判員制度を所期の目的どおりきちんとスタートさせることにあるというふうに思っております。  ただ、委員の...全文を見る
04月17日第171回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○森国務大臣 既に総務省から御答弁があったところでございますけれども、細川委員の何か合点がいかないというのもわかるような気もするんですけれども、ただ、要するに、家計への緊急支援という側面、定額給付金給付事業の趣旨を踏まえて、世帯単位で給付を定めたというところがポイントなんだと思う...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、今回の事例のように、任期満了によって裁判官でなくなった者に対しては、現行法上、弾劾裁判を行うことはできないこととされておりまして、それが何とかならないかという御質問だと思います。  ただ、裁判官の任期が満了しても弾劾裁判所による裁判が終わらない...全文を見る
○森国務大臣 お尋ねの政治資金規正法については、法務省において所管しているものではありませんので、法務省として有権解釈をお示しできかねるということを御理解いただきたいと思います。  なお、一般論として申し上げれば、検察当局においては、御指摘の政治資金規正法違反の事件についても、...全文を見る
○森国務大臣 御指摘のとおり、罪刑法定主義とは、ある行為を犯罪として処罰するためには、その行為の実行以前に法律でその行為が定められ、かつ、科される刑罰の種類と量が定められていなければならないとする原則でありまして、不明確な刑罰の規定は、実質的にこの原則に反することになるものと承知...全文を見る
○森国務大臣 法務省設置法第四条は、法務省の所掌事務として、第二号として「刑事法制に関する企画及び立案に関すること。」第七号として「検察に関すること。」第八号として「司法警察職員の教養訓練に関すること。」第九号として「犯罪人の引渡し、国際捜査共助その他の刑事に関する国際間の共助に...全文を見る
○森国務大臣 今委員が言及されました委員会は、民主党から独立した第三者委員会として、民主党の党外に設置されたものであると仄聞をいたしておりますが、その目的は、民主党小沢代表秘書の政治資金規正法違反事件に関する小沢代表及び民主党の対応等について御議論をなさるということであると承知を...全文を見る
○森国務大臣 一般的な議論というふうなことでございますけれども、少なくとも西松の事件を契機として持たれた委員会というふうに拝察を申し上げますし、そういった委員会に参加し、公判を離れた場で、かつ公判を先取りする形で、いかなる場合に犯罪が成立するかについて言及することは、先ほど申し上...全文を見る
○森国務大臣 いずれ公判活動において事が明らかになると思います。
○森国務大臣 今お尋ねの件は、個々の検察官の勤務外の行為であって、法務大臣として把握をしておりません。
○森国務大臣 そのことが国家公務員法の信用失墜行為などに該当するというようなことならともかく、御指摘のような話だけではそのような事情は全くうかがわれませんので、個々の検察官のプライベートな行動について、法務大臣として私がコメントすることはいたしません。
○森国務大臣 個々の検察官の勤務外の行為にかかわる事柄であって、法務大臣としてそのようなことは把握をするつもりはございません。  いずれにいたしましても、検察当局においては、従来から捜査上の秘密の保持について格別の配慮を払ってきたところであり、プライベートな場であっても、捜査情...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○森国務大臣 平成十九年度法務省所管一般会計及び登記特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の決算についてであります。  歳入につきましては、歳入予算額は千四十四億三千四百五十九万円余であります。  これに対しまして、収納済み歳入額...全文を見る
○森国務大臣 平成十九年度予算の執行に当たりましては、常に効率的かつ適正な処理に努力してまいりましたが、平成十九年度決算検査報告において、会計検査院から不当事項等として御指摘を受けましたことについては、まことに遺憾であります。  御指摘を受けました事項については、是正措置を講じ...全文を見る
○森国務大臣 我が国における死因を究明するための制度がどうなっているかということを若干申し上げますと、まず、一般の方から届け出を受けるのは、警察であります。警察において、その死体が犯罪に起因するものでないことが明らかである場合には、死体取扱規則に基づいていわゆる行政検視を行います...全文を見る
○森国務大臣 まず、根室支局がどういうふうな機能を持っているかについて申し上げますと……(鈴木(宗)分科員「時間がないから、大臣、それは結構です、十分承知していますから」と呼ぶ)そうですか。  そうしましたら、登記所の統廃合は、建前から申し上げますと、行政改革の一環として行って...全文を見る
○森国務大臣 地元からの声、またさまざまな各方面からの声も既に承っているところでございまして、ただいまの鈴木委員の御意見も、貴重な御意見の一つとして承らせていただきました。
○森国務大臣 再々の御要請でございますけれども、参考人の場合は、これもいつも同じ答弁になってしまいますが、身柄を拘束されておりませんし、それから弁護人の同意がなければ証拠採用されない、そういう状況下にあるわけでございますので、全面録音、録画の必要性というのは非常に少ないと私は思い...全文を見る
○森国務大臣 その可視化の件につきましては、現時点においては先ほど御答弁申し上げたとおりでございまして、なお、その他のことにつきましては、まさに上告審において係属中のケースのことでございますので、私から答弁は差し控えます。
○森国務大臣 私の現時点での考え方、立場は先ほど申し上げたとおりでございますけれども、いずれにしても、そういった、ある具体的な事案について、検察の捜査の活動内容について私から答弁することは差し控えます。
○森国務大臣 先ほど、参考人の取り調べにおける可視化について私の意見を申し上げました。これは、鈴木委員から再三の御指摘をいただいて、私なりに考えて、現時点では、やはり鈴木委員の御要請に私が納得していないということでございます。  したがって、私の判断として、現状のやり方が妥当だ...全文を見る
○森国務大臣 ですから、引き続き私なりに真摯に検討させていただきます。
○森国務大臣 まず、現時点において、私、検察に対して全幅の信頼を置いているということを申し上げます。  その上で、そういったことのないように、これからもしっかりと見守ってまいりたいというふうに思っております。
04月23日第171回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○国務大臣(森英介君) 取調べの録音、録画等を始めとする取調べの在り方について考えるに当たりましては、捜査の適正の確保とともに、治安を維持改善し国民の安全、安心を確保するという刑事司法に課せられた本来の使命を適切に果たすためにどのような方策があり得るのかということを、我が国におけ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ただいま松村委員から御議論をいただいてまいりましたように、取調べの全面的な録音、録画を義務付ける制度を導入した場合には、取調べの機能が損なわれ、諸外国で認められているような強力な捜査手段などが認められてない我が国においては、これは今詳しく刑事局長から御答弁...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 全くおっしゃるとおりでございまして、取調べの録音、録画等を始めとする取調べの在り方について考えるに当たりましては、捜査の適正の確保とともに、やはり一方で、治安を維持改善し国民の安全、安心を確保するという刑事司法に課せられた本来の使命を適切に果たしていくため...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 十分な御理解がいただけていないということは誠に残念に思いますけれども、本件の最終見解は国連文書として公表されたものでございますので、これを踏まえまして、今後ともこの拷問を許さないという価値観を国際社会と共有し、我が国の実情等を勘案しつつ適切に対処してまいり...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今確かに刑事手続というのは、被疑者、被告人の権利保障と一方で真相の解明という、時に相対立するような要請の調和を図る役割を担っております。そういう意味で、当然、委員会が指摘する各点についてはそれを刑事手続全体の在り方との関係において検討すべきであるというふう...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 本法律案については、政府としては反対であります。
04月24日第171回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○森国務大臣 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、我が国の国際化が進展し、平成十九年の新規入国者数は平成二年と比べ二・五倍以上、外国...全文を見る
○森国務大臣 在留特別許可を出すか出さないかの判断は、個々の事案ごとに、在留を希望する理由、家族状況、素行、内外の諸情勢、人道的な配慮の必要性、さらには我が国における不法滞在者に与える影響等、諸般の事情を総合的に勘案し、十分に検討した上で行っています。異議申し立てが出たらすぐ在留...全文を見る
○森国務大臣 現行の制度では、法務大臣は、入管法に基づきまして、外国人の入国時や在留期間の更新時等の各種許可に係る審査を行う際に、外国人から必要な情報を取得しております。一方、在留期間途中における事情の変更については、市区町村が実施している外国人登録制度を通じて把握することとして...全文を見る
○森国務大臣 委員御指摘のとおり、中長期間在留する外国人について、在留期間の上限を三年から五年へ延ばすこと、また、一年以内の出国については原則として再入国許可を不要とすることといったような外国人の利便性を向上させるための施策は、法務大臣が外国人の在留管理に必要な情報を継続的に把握...全文を見る
○森国務大臣 台湾、韓国あるいは北朝鮮ということで、同じ特別永住者なのにどうしてそういう違いが出てくるのかということはございますけれども、これはやはり、各国と日本との関係もありますし、実際問題として、北朝鮮の方については有効な旅券が入管法上ないということで、入管当局というか法務省...全文を見る
○森国務大臣 今まさに、この法案の趣旨とねらいをまことに的確に御説明をいただきました。  ちょっと繰り返しになるかもしれませんが、新たな在留管理制度は、我が国に中長期に在留する外国人を対象として、法務大臣が在留管理に必要な情報を継続的に把握する制度の構築を図ろうとするものであり...全文を見る
○森国務大臣 今、大口委員から御指摘ありましたように、平成十五年の犯罪に強い社会の実現のための行動計画におきまして、五年間で不法滞在者を半減させようという数値目標が掲げられまして、結果的に、今お話あったとおり、おおむね半減を達成することができました。しかしながら、こうした施策によ...全文を見る
○森国務大臣 今回の改正では、特別永住者について再入国許可制度そのものの適用を全面的に免除するまでには至っておりませんが、さまざまな方面からの御要望をも考慮した上で、有効な旅券及び特別永住者証明書を所持する特別永住者が二年以内に再入国する場合には、原則として再入国許可を要しないも...全文を見る
○森国務大臣 このたびの法律案の提出に当たっては、今委員から御指摘のあった附帯決議を踏まえて、在留カード及び特別永住者証明書の携帯義務の必要性等について検討を行ってまいりました。  まず、在留カードの携帯義務についてですが、我が国に入国、在留する外国人の数は、附帯決議がなされた...全文を見る
○森国務大臣 特別永住者の常時携帯義務の罰則が過料となった平成十二年四月一日以降、過料を適用するため裁判所に通知を行った例はございません。もっとも、これは特別永住者の歴史的経緯や我が国への定着性に配慮した謙抑的な運用がなされた結果であると承知をいたしております。  我が国を取り...全文を見る
○森国務大臣 先ほども近江屋議員に御答弁申し上げたところでございますけれども、私どもとしては、社会秩序あるいは治安、それから不法滞在者の抑止、こういったことに責任を持つ立場としては、最善の案と思って提出をさせていただきました。  また、弾力的な運用ということをこの間確かに申し上...全文を見る
04月27日第171回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(森英介君) 検察当局の捜査活動のチェックについてのお尋ねだと思いますが、憲法上、令状主義の原則が定められておりまして、捜査機関が逮捕、勾留や捜索、差押さえなどの強制捜査を行う場合は、裁判官の発する令状によらなければならないものとされております。  したがって、例えば...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 一般論として申し上げれば、検察当局においては、常に法と証拠に基づいて、厳正公平かつ不偏不党を旨として、その捜査の対象がどなたであれ、刑事事件として取り上げるべきものがあればこれに適切に対処しているものと承知をいたしております。
○国務大臣(森英介君) 捜査機関の活動内容にかかわる事柄につきましては、お答えを差し控えさせていただきます。  なお、一般論として申し上げれば、先ほど申し上げましたように、検察当局においては、常に法と証拠に基づいて、厳正公平、不偏不党を旨として、その捜査の対象がどなたであっても...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私は、現時点において、再々申し上げておりますように、検察に対しまして全幅の信頼を置いておるところでございます。
○国務大臣(森英介君) まず、ただいまの喜納委員の冒頭の発言を撤回の上、謝罪してください。
○国務大臣(森英介君) ちゃんと謝罪してください。
○国務大臣(森英介君) じゃ、謝罪があったものと受け止めさせていただきます。  でも、その上で私の答弁に御不満のようでございますけれども、法務大臣として、検察の活動について言及できないこともあるということを御理解ください。
04月28日第171回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○森国務大臣 今委員から御指摘がございましたように、本日の早朝、WHOにおいて、フェーズ3からフェーズ4へ格上げする宣言がなされました。  このたびの豚インフルエンザの海外発生に関しましては、四月二十五日に、当面の対策として、全国の地方入国管理官署に対して、最寄りの検疫所との連...全文を見る
○森国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、在留カードは在留に関する許可に際して法務大臣が交付する文書であり、外国人の身分関係、在留資格や就労の可否を証明する公的な証明書として機能するものでございます。  このように、在留カードは法務大臣が交付する公的な証明書であります...全文を見る
○森国務大臣 神崎委員御指摘のとおり、過去に不正行為と認定された事案の多くが団体監理型であることは事実でございまして、これは母数が多いということもあると思いますが、いずれにしても、問題なしとは言えないというふうに思っております。  しかしながら、現に団体監理型の研修が多数活用さ...全文を見る
○森国務大臣 外国人の適正な管理や外国人が住みやすい環境づくりのためには、今委員から御指摘がありましたように、多方面にわたる行政分野の連携が不可欠でございます。  そのための一方策として、省庁を一元化して、例えば外国人庁の設置が必要ではないかとの御指摘や御議論がなされていること...全文を見る
○森国務大臣 今回の豚インフルエンザの海外発生に関しまして、去る四月二十五日に、当面の対策として、今言及されました成田空港を初めとする全国の地方入国管理官署に対して、最寄りの検疫所との連携を緊密にすること、また、発生国を出発地とする乗客等に対する慎重な入国審査を実施することについ...全文を見る
○森国務大臣 私も、細川委員とおおむね同じ問題意識を抱いているものでございます。  私は、やはり法科大学院は、質、量ともに充実した法曹を養成するための、いわば新たな法曹養成制度の中核的な機関として、その修了生の質を向上させることが重要であると思っております。しかるに、法科大学院...全文を見る
○森国務大臣 まず、鳩山元法務大臣の法曹人口についての御発言についてでございますけれども、今細川委員は、司法試験合格者三千人は多過ぎる、こういうふうに発言されたということでございましたけれども、その本意は、閣議決定は守って三千人は目指す、しかしながら、目標年の二十二年を超えてもず...全文を見る
○森国務大臣 予備試験は、法科大学院を中核とする法曹養成制度において、今委員のお言葉にもありましたように、新司法試験の受験資格を法科大学院修了者に制限しつつ、法科大学院を経由しない、いわばその迂回路として、法科大学院修了者と同程度の能力を有していれば、同等に新司法試験の受験資格を...全文を見る
○森国務大臣 いわゆる児童虐待につきましては、人権擁護上看過することのできない重要な問題であると認識しております。  法務省といたしましては、人権擁護機関において、人権擁護委員の方々の御協力などもいただきながら相談体制の充実に努めるとともに、児童虐待に関する講演会や研修会の開催...全文を見る
05月07日第171回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○森国務大臣 今、菅委員がいみじくも質問の中でおっしゃいましたように、捜査機関の活動内容にかかわる事柄についてはお答えを差し控えさせていただきます。  また、一般論として申し上げれば、検察当局においては、常に法と証拠に基づき、厳正公平、不偏不党を旨として、その捜査の対象がどなた...全文を見る
05月08日第171回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○森国務大臣 その日、私は、喜連川のPFIの刑務所視察に行っておりまして、帰り、ちょうど四時半ごろ、上りの高速道路を走っていて、そこで電話を受けたわけでございます。  それで、要するに、刑事局から、検察からこういう事前の報告があったということで聞いたのが四時半でございまして、も...全文を見る
○森国務大臣 私は、私の範囲のことですので、官邸に報告するということは考えませんでしたし、現にしませんでした。
○森国務大臣 いいえ。しません。
○森国務大臣 委員がおっしゃったのは、個別の事案を例にとられていますけれども、全体的なお話だというふうに受けとめさせていただきます。  確かに、この法案を御審議をお願いいたしまして、なるべく早く御可決いただきたいと思っているわけでございますけれども、委員の御指摘なさっていること...全文を見る
○森国務大臣 大変大きなテーマの御質疑だと思いますけれども、私はまず個人的には、やはり外国人の受け入れについて、今おっしゃられたように、現在の方針が個人的にはいいんじゃないかというふうに思っております。  ただ、私どもの与党の中にも、もうちょっと大胆に移民を受け入れたらどうかと...全文を見る
○森国務大臣 局長から答弁したとおりでございます。
○森国務大臣 事前から準備していなきゃ、ちゃんと施行日にできませんから、それは準備することは別に妨げられないと思いますが、いずれにしても、申し上げられることは、個人情報の目的外の利用はしないということでございます。
05月11日第171回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○森国務大臣 原則は今官房長官から御答弁したとおりでございますけれども、なぜ三年をめどにというか、当分の間帰国が認められないかと申しますと……(中川(正)委員「それはもうわかっているのです。これまで何回も聞いたんです」と呼ぶ)いや、それと関連しますから。  それで、再度入国する...全文を見る
05月12日第171回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○森国務大臣 今委員から御指摘のあった事例でございますけれども、一般的に言えば、入国管理局においては、各種令状の請求について、事前に種々の調査を行った上で法令に基づき適正に行っていると思っております。  ただ、委員御指摘の事案につきましては、結果的に摘発に入ったところが外国人全...全文を見る
○森国務大臣 いずれにしても、先ほど申し上げましたけれども、ただいま局長から御答弁申し上げたとおり、やはり令状を請求するに当たっては、十分な調査あるいは確認が必要であると思いますので、その点、しっかりするように指示をしたところでございます。
○森国務大臣 今回の反省を踏まえまして、先生の御指摘をしっかりと受けとめて真摯に対処したいと思います。
○森国務大臣 まさに、基本認識は委員が今おっしゃられたとおりだろうというふうに私も思います。  近年、我が国の国際化が進展し、新規入国者数が著しく増加するとともに、我が国に居住する外国人の数も増加し、また、我が国に在留する外国人の構成も大きく変化をしてきております。そういうこと...全文を見る
○森国務大臣 今まで申し上げているとおり、今総務省からもありましたけれども、市区町村にとっても、入国管理の方の在留期間の上限の伸長や再入国許可制度の見直しなど、その情報提供は、行政サービス上極めて有益だと思います。また、もちろん入管、在留管理にとっても市区町村からの情報提供は重要...全文を見る
○森国務大臣 現行の制度では、法務大臣は、入管法に基づいて、外国人の入国時や在留期間の更新時等の各種許可に係る審査を行う際に、外国人から必要な情報を取得しております。一方、在留期間途中における事情の変更については、法定受託事務として市区町村が実施している外国人登録制度を通じて把握...全文を見る
○森国務大臣 まさに細川委員の今の問題意識が、御可決いただいて施行されるまでの間の最大の課題であるというふうに認識をしております。  確かに、諸外国で実際に行われているアムネスティーというような方法も選択肢の一つかというふうに思いますけれども、ただ、アムネスティーを実施した場合...全文を見る
○森国務大臣 在留カード番号の券面への記載について、その必要性についての御質問でございますけれども、まず、その前提として、氏名、生年月日、性別、国籍だけではなかなかアイデンティフィケーションが困難であろうという問題がございます。  また、今回、外国人の負担を軽減するために、外国...全文を見る
○森国務大臣 確かに、おっしゃるとおり、こういった在留管理に必要な情報の目的外利用ということは厳に戒めなければならないというふうに思いますが、これについては、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の規定に従った厳格な運用を行うこととなりますので、御心配には及ばないというふう...全文を見る
○森国務大臣 現行法上、民間事業者等が個人情報を取り扱う場合には個人情報保護に関する法律により規制の対象となっており、個人情報取扱事業者が、あらかじめ本人の同意を得ないで個人情報の利用目的の範囲外の情報を取り扱うことや、法令に基づく場合など同法によって許される場合以外に、個人デー...全文を見る
○森国務大臣 特別永住者については、その歴史的経緯及び我が国における定住性にかんがみまして、一般外国人とは異なり、特段の配慮が必要であることはもちろんでございます。  さはさりながら、現在の我が国を取り巻く環境や、特別永住者への成り済まし事案が発生する可能性などに照らしまして、...全文を見る
○森国務大臣 確かに、一般永住者の中には、戦前からずっとお住まいになっている外国人の方もおられるわけでございますけれども、多くは、新たに来日した外国人、いわゆるニューカマーでございまして、その歴史的経緯や定着性に関して、かつて日本人であった特別永住者と同様に論ずることはできないと...全文を見る
○森国務大臣 この記事の範囲で存じております。
○森国務大臣 ちょっと私も、申しわけないけれども、事実関係がわかりませんので明快なことは申し上げられませんけれども、若干、もしそうであればどうかなという感じはいたしますね。
○森国務大臣 やはり非常によく知られた方だからじゃないでしょうか。
○森国務大臣 法務大臣としてというか、個人的に申し上げるならば、私も酒飲みなものですから、もって他山の石としなきゃいけないというふうに思っておりますけれども、やはりどんなに功績があっても、公共の場で酔っぱらって素っ裸になって、警官が来てなお抵抗するというのは余り、だから許されると...全文を見る
○森国務大臣 私は、アドバイスとかできるほど立派な人間ではございません。
○森国務大臣 では、もうちょっと修正いたしますと、私も完全無欠な人間ではありませんので、こういう場面でもって偉そうに物を言う立場にないというふうに思っております。  ただ、社会の規律だとか、守るべきことはやはり守らなきゃいけないというふうに思っております。
○森国務大臣 確かに外国人研修制度については、非常に微妙な制度でございますから、そこの間隙をついていろいろな問題があることも十分承知をしています。  ただ、今委員おっしゃられたように、極めて日本の中小企業にとっても有意義な制度であり、またかつ、技術移転という大義名分もこれはしっ...全文を見る
○森国務大臣 これもいろいろな場面で再々御説明申し上げておりますけれども、そもそもが偽造のパスポートで入国してきた相当悪質な事案でございます。かつ、日本でできた女の子はずっと十四年日本だけで育って、しかし結局のところ、また、摘発されてそれが発覚したわけでありますから、二重の意味で...全文を見る
○森国務大臣 滝委員が冒頭おっしゃいましたように、ある意味で妥協の産物のようなこの制度でございますけれども、これは日本にとっても、また研修生にとっても極めて有意義な制度であるということを確信しております。  そうはいっても、さまざまな問題もはらんでおりますので、そういった問題が...全文を見る
05月25日第171回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(森英介君) ようやく裁判員制度についての御質問をいただきまして、深謝を申し上げます。  おかげさまで、各党各会派の御協力、御指導をいただきまして、五月二十一日、先週の木曜日に裁判員制度がスタートをいたしました。これまで法務省も関係諸機関と連携の上で六百回になんなんと...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 確かにいろいろなアンケートを見ましても、積極的に参加するという方が二割ぐらいで、できれば参加したくないけれども決まったことだから参加するという方合わせて六割かそこらというところが実情でございます。これはやっぱり、これまで刑事司法というのがごく一握りの一部の...全文を見る
○国務大臣(森英介君) そもそもこれは国会での御判断をいただいて出発したことでございまして、その時点においてはおよそほとんどの全会派と言ってもいい御賛同をいただいてこの制度が導入されることになったわけでございます。  先ほど申し上げましたけれども、私は、やはりこれまで、戦前に陪...全文を見る
○国務大臣(森英介君) それは、というのは、私は、現に今裁判員制度が始まるこの前後に相当この制度についての疑問などが提起をされておりますけれども、それはある意味でやはりこれまで行われてきた裁判というのが、刑事裁判がそんなに大筋間違っていなかったという、そういう司法に対する国民の皆...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私は、問題がなかったと申し上げたのは、やはり例えば裁判所も検察も、あるいは弁護側もそれなりにきちんとした対応をしてきて、例えば検察、精密司法と言われるような極めて入念な取調べがなされて、そういったものに積み重ねられた上での判断がなされてきたわけでありまして...全文を見る
05月29日第171回国会 参議院 予算委員会 第27号
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○国務大臣(森英介君) お尋ねの三十八条でございますけれども、まず一項、「罪を犯す意思がない行為は、罰しない。ただし、法律に特別の規定がある場合は、この限りでない。」。二項、「重い罪に当たるべき行為をしたのに、行為の時にその重い罪に当たることとなる事実を知らなかった者は、その重い...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 本人が正しいと思っていても、間違っている場合に逮捕されることがあると。当たり前のことだと思います。
○国務大臣(森英介君) これは先ほど申し上げましたとおりですが、法律を知らなかったとしても、そのことによって罪を犯す意思がなかったとすることはできないということであります。
06月01日第171回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(森英介君) 誠にいい御質問をいただきまして、ありがとうございました。  釈明の機会を与えていただいたわけでございますけれども、私は、世襲について記者会見で質問があったものですから、まず私は、世襲ということが問題になると真っ先にやり玉に上げられる人間でございますという...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私は、やっぱり法的な規制というのは、憲法との関係もあり、果たしてそういうことが妥当なのかどうかということには疑義を感じているものでございます。でもしかし、政党での、今、松野委員がおっしゃった、民主党、御党でいろいろされている内規ですとか、あるいは自民党でも...全文を見る
06月10日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○森国務大臣 在院少年に矯正教育を授けるべき施設である少年院におきまして本件のような重大事案が発生した、また、そのことによって国民の皆様の矯正行政に対する信用を著しく失墜させたことは、まことに遺憾でございます。先ほど局長からおわびを申し上げたところでございますけれども、私としても...全文を見る
○森国務大臣 当時、宇都宮地方検察庁に所属していた検察官ですが、その氏名を明らかにすることは今後の捜査活動一般に支障をもたらすおそれがありますので、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○森国務大臣 私が申し上げた趣旨は、検察が組織として捜査し公訴提起するに至ったものでございますので、今後も本件の即時抗告審や再審において検察の組織として対応するとともに、最高検察庁において発足した検証チームにおいて、当時の捜査、公判等についても検討を加えられるものというふうに思っ...全文を見る
○森国務大臣 再審請求の即時抗告審において係属中の事件に関することでございます。詳細についてはお答えを差し控えたいと思います、現時点においては。
○森国務大臣 私が詭弁を弄する人間じゃないということは鈴木委員先刻御承知のことと思います。  ただ、私は今法務大臣として御答弁を申し上げておりますので、いろいろ個人としては思うことはございますけれども、この公の席においては、先ほど申し上げたように、まさに即時抗告審係属中の事件で...全文を見る
○森国務大臣 個別の事件についてのコメントは差し控えますが、事前に報告を受けて、それについて私も了といたしました。
○森国務大臣 それぞれの事件についての報告事項の内容についてここで申し上げることは差し控えます。
○森国務大臣 それでしたら今申し上げているとおりでありまして、事前に報告を受けて、私も了といたしました。
○森国務大臣 たしか当日であったと思います。
○森国務大臣 それは逐次さまざまな報告を受けておりますけれども、具体的な内容については当日の朝受けまして、私も了解をいたしたところでございます。
○森国務大臣 ちょっと一つ訂正させていただきたいと思いますが、今やりとりしていて、報告を受けたのはやはり前日でございます。  それと、先ほど来申し上げておりますように、私、いろいろ思うところはありますけれども、法務大臣としては、ここではそういった個人的な感情を披露することは控え...全文を見る
○森国務大臣 私は、そういう事実関係についてはコメントする立場にありません。
○森国務大臣 検察当局においては、いわゆる足利事件でございますけれども、これまでも種々検討してきたところでございますが、六月四日、再審請求人が犯人でない蓋然性が高くなったと判断して、刑の執行を停止して釈放することとしたというふうに理解をしております。
○森国務大臣 私は真剣にお答えしておりますが、とにもかくにも再審請求の即時抗告審において係属中の事件でございます。そういった点を、現時点において私が申し上げられることに制限があるということを御理解いただきたいと思います。
○森国務大臣 我が国において、取り調べの重要性が極めて高いということは御承知のとおりでございます。全面録音、録画ということになったときに、果たしてこれまでのような取り調べの機能を維持できるのかどうかということに私は疑問を持っております。  また、仮にそういった方向性を模索すると...全文を見る
○森国務大臣 今いみじくも委員がいろいろな角度から総合的にとおっしゃられましたけれども、それは私が申し上げていることと同じだと思います。
06月11日第171回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○国務大臣(森英介君) 再審請求の即時抗告審におきまして、最新のDNA型鑑定であるSTR型検査法による鑑定が実施されました。その結果、被害者の着衣から得た鑑定試料と再審請求人のDNA型が不一致となりました。このことから、これが再審請求の要件である無罪を言い渡すべき明らかな証拠に当...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今御答弁申し上げたとおり、無罪を言い渡すべき明らかな証拠に当たるものと判断されましたのは、その最新のDNA型鑑定であるSTR型検査法による鑑定の結果でございます。
○国務大臣(森英介君) 再審請求の即時抗告審において係属中の事件に関する事柄でございますので、詳細についてはお答えを差し控えさせていただきたいと思いますが、捜査段階において実施されたDNA型鑑定では、被害者の下着から採取されたDNA型と再審請求人のDNA型が一致し、起訴時、その出...全文を見る
○国務大臣(森英介君) それは今申し上げたとおりでございます。だから、例えば血液型とか自白とか、そういった様々な証拠を総合的に評価して起訴に至ったものと思いますが、今回の再鑑定によりまして真犯人でない蓋然性が高いと判断されたということでありまして、その時点においてはDNA型の鑑定...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今委員御指摘のことはまさにごもっともなことであると思いますが、何はともあれ、当事者である最高検においてその検証チームを早速発足させまして、この事件についてのこれまでの様々な経緯について検証する作業を早速始めるわけでございますので、その検証チームの検証結果を...全文を見る
○国務大臣(森英介君) あくまでも再審手続開始前の現時点でございますので、法務大臣としての答弁は差し控えたいと思いますが、今申し上げましたように、最高検の検証チームにおいて本件の全記録、証拠を精査して、捜査、公判の全過程について検証して、本件のような事態となった原因や問題点等を検...全文を見る
○国務大臣(森英介君) これ、再三申し上げますけれども、即時抗告審において係属中の事件でございますので、詳細についてはお答えを差し控えますが、確定審の控訴審判決においては、控訴審で再審請求人が今委員が御指摘があったような申立てをしたところ、同請求人を取り調べた捜査官らが自白を得る...全文を見る
○国務大臣(森英介君) いや、まさに今委員御指摘のあったことを、DNA鑑定の結果にとどまらず、全体的な記録、証拠を精査して検証するというのが検証チームの目的でございますから、その目的を十全に発揮してもらいたいというふうに思います。
○国務大臣(森英介君) それは、今回の新規明白な証拠というのはDNAの再鑑定結果でございまして、それをもって有罪と思われないというふうに判断したわけでございまして、現時点において、検証もしないままでその他のすべてが証拠能力を持たないということは断じられないというふうに私は思います...全文を見る
○国務大臣(森英介君) いや、ですから、その一事をもってしてそうではないということが新規明白な証拠であるということで判断したということを申し上げているのであって、その一つ一つについて検証するのはこれからの作業であって、神ならぬ身ですから、今の時点ですべてを私がここで言い切ることは...全文を見る
○国務大臣(森英介君) そういう意味じゃなくて、やはりそのことで判断したというその根拠を申し上げているのであって、それだからといって、やっぱり一つ一つ検証しないと、これからまだ再審手続に入る前の段階で私が法務大臣の立場で申し上げるというのは裁判所との関係においてもいささか逸脱して...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ですから、今委員が言われました、どういう立場に立っているかということは、もう既に明白であるというふうに思います。
○国務大臣(森英介君) 見ておりません。
○国務大臣(森英介君) これは、いずれにしても、個別の事件のその結果について、私の法務大臣としての所感を申し述べるのは差し控えさせていただきたいと思いますが、それは、そんたくするに、その心中察するに余りあるものがあると思います。
○国務大臣(森英介君) 一般論として申し上げれば、無実の人がそういうぬれぎぬを着せられるというのはまさにあってはならないことであって、そういうことが起こらないように、検察当局としてもこれまで以上に万全を期してもらいたいと願っているところでございます。
○国務大臣(森英介君) かねてから申し上げておりますとおり、全面録音、録画の件につきましては、やはり取調べの重要性、我が国における重要性にかんがみまして、様々な捜査手段との総合的な検討の中で検討されるべきものというふうに思っております。
○国務大臣(森英介君) 私は、法に反して殊更に不利な証拠を隠ぺいするようなことはしていないというふうに思っておりますけれども、(発言する者あり)いえ、開示したわけですから、いずれにしてもですね。  今、現行の刑事訴訟法に定められた公判前整理手続で、証拠開示に伴う弊害の防止にも配...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今申し上げましたけれども、加えまして、供述証拠あるいは鑑定書、証拠物といった証拠の標目だけが記載された一覧表を開示しても意味がないということと、それから、証拠の内容、要旨まで記載した一覧表を開示することにいたしますと、検察官の手持ちの証拠をすべて開示するの...全文を見る
○国務大臣(森英介君) それは一つの証拠として取り上げられたんだと思いますけれども、その際、どれだけそのサンプルが必要かというのはやっぱり鑑定技術にもよりましょうし、その当時としては恐らく、結果として全部使ってしまったということも、これはやむを得ないことであったんだというふうに理...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 丸山委員の長い弁護士としての活動を通じての実感だというふうに拝察申し上げますので、練達の弁護士さんがそういうふうに思っていらっしゃるのかなということで、大変一つの参考になりました。  ただ、法務大臣としての立場で言うと、誠にそのとおりでございますとは大変...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 司法制度改革審議会意見が出されました後、司法制度改革推進本部事務局の司法アクセス検討会において、民事法律扶助を充実するための方策の一環として、運営主体の在り方も含めた多角的な検討が行われました。このような検討を踏まえ、委員を始めとする多くの先生方の御尽力に...全文を見る
○国務大臣(森英介君) この民事法律扶助の対象者の範囲につきまして御指摘があったわけでございますが、先ほども申し上げました司法アクセス検討会で弁護士の専門的知見を活用する人数、財政負担を含む様々な観点から検討はされましたものの、従前の範囲を拡大するという方向の合意には至らなかった...全文を見る
○国務大臣(森英介君) どうも余りはかばかしいお答えができなくて恐縮でございますけれども、日本司法支援センターの人的体制の問題に関しましては、法務省としても、所要の人材を確保し適切な業務運営が可能となるよう必要な予算の獲得に努めてきたところでございます。  また、民事法律扶助の...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 法務省といたしましても、登記所備付け地図の整備を最重点施策の一つと位置付けております。今委員からお話のありましたとおり、これまでも国土交通省と連携を図りつつ地図の整備を進めてきたところであります。  特に、法務省においては、ただいま民事局長からも御答弁し...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今回のようなことというのはあってはならないことであると思い、また大変深刻に受け止めております。  しかし、検察官は従前から、被疑者を取り調べる際に被疑者の心を開かせて真実を語るよう説得するほか、自白が得られた場合にも、様々な観点から検討しつつ、その信用に...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 先ほど申し上げたように、本件についてはこれから検証をするわけでございますので、その結果を待ちたいと思います。  可視化、全面録音、録画の件につきましては、先ほども御答弁しましたけれども、やはり取調べが日本においてはこれだけ重要性が高いという状況にかんがみ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私としても、今回のような事態は誠に遺憾なことでありまして、もう暗たんたる気持ちで今おります。また、今後二度とあってはならないことであって、本件の問題点を検察当局においてしっかり洗い出して、同じようなことが二度と起こらないようにしてもらいたいというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今申し上げたとおりです。
○国務大臣(森英介君) 委員御指摘のとおりでございまして、まさに最高検において検証チームを設置して、徹底したすべての資料、証拠、またこれまでの経緯についてこれから検証をするわけでございますので、しっかりと見守りたいと思っております。(発言する者あり)これは私の意見です。
○国務大臣(森英介君) もちろん取調べは必要だと思います。
○国務大臣(森英介君) いや、ですから、今おっしゃられた取調べは必要だと思います。  また、これまでも申し上げているとおり、例えば外国における免責だとか司法取引、あるいは広範な通信傍受ですか、そういった強力な捜査手段も併せて、総合的な検討の中で全面録音、録画についても検討をされ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 個別の死刑の執行に関する事柄については答弁を差し控えさせていただきたいと思います。  一般論として申し上げればというか、この件については先ほど委員からお話のあったとおりの思いの中で決断をいたしましたけれども、いずれにしても現時点においてその具体的な証拠関...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私は法務大臣の職責として、死刑の執行の命令をするという職責がございます。  一般的に言って、これまでも死刑執行に関して、何よりも司法の判断を尊重して、また個々の事案について自分なりにもう全身全霊を挙げて資料を吟味いたしまして、その上で判断をして対処してき...全文を見る
○国務大臣(森英介君) もちろん、そういう要請があれば、それに基づいて最善を尽くしたいと思います。
○国務大臣(森英介君) ちょっと私も詳しく知らないことで、今回先生の御質問で勉強したわけでございますけれども、今イノセンス・プロテクション・アクトにつきましては、我が国の再審制度の下におきましても、再審請求を受けた裁判所は、事実の取調べの一環としてDNA鑑定の再鑑定を命ずることが...全文を見る
06月19日第171回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○森国務大臣 まず、特別永住者と一般永住者の取り扱いの差異についてですが、例えば、在留の場面においては、在留カードの有効期間の更新方法、常時携帯義務や罰則の内容、再入国許可の有効期間や再入国許可を受けたものとみなせる期間の長短、退去強制の場面においては、退去強制事由の限定の有無の...全文を見る
○森国務大臣 第三国定住による難民の受け入れに関するパイロットケースの実施につきましては、ただいま神崎委員が言及されましたとおり、昨年十二月の閣議了解において政府としての対処方針が定められました。また、難民対策連絡調整会議において、具体的な実施方法及び第三国定住難民に対する定住支...全文を見る
○森国務大臣 日系人離職者に対する帰国支援事業は、厳しい再就職環境のもとで、我が国での再就職を断念し、帰国することを決意した者に対しまして帰国支援金を支給するというものであり、帰国支援を受けて帰国した者については、当分の間、再度同様の身分での入国が認められないこととなります。 ...全文を見る
○森国務大臣 まず、DV被害者が加害者に所在を知られないようにするため住居地の変更を届け出なかった場合は、入管法第二十二条の四第一項第九号の「届出をしないことにつき正当な理由がある場合」に該当するものと考えられます。したがって、在留資格の取り消しを行わないことになります。  ま...全文を見る
○森国務大臣 在留資格の取り消しや入管法違反に係る刑事罰の適用につきましては、硬直的に行うのではなくて、事案の実態に即して適切に行うべきものと考えております。  例えば、配偶者からの暴力が原因で離婚したような事案では、申請があれば定住者等の在留資格への変更の許可が見込まれる場合...全文を見る
○森国務大臣 この制度の抜本改正の前に、今回の見直しについて少々申し上げますと、今回の研修・技能実習制度の見直しは、実務研修中の研修生に対する労働関係法令の適用や技能実習生の法的地位の安定化など、研修生、技能実習生の保護の強化のために早急に対処すべき事項について措置をするものであ...全文を見る
○森国務大臣 ただいまの加藤委員の御指摘は、この法案施行に向けての最も重要なポイントであろうというふうに思います。  今回の入管法改正案のうち、新たな在留管理制度に関する部分は、公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行されることとなっておりますが、...全文を見る
○森国務大臣 私としましても、今回の事態はまことに遺憾なことで、まさにあってはならないことが起こってしまったと思っております。  このような事態に至った原因も含めまして、本件につきましては、去る六月四日に最高検察庁において発足した検証チームが、その捜査、公判の問題点を早急に検討...全文を見る
○森国務大臣 そのことも含めまして検証チームの検証の結果を待ちたいと思いますけれども、足利事件に関して、その検査について言いますと、捜査段階で行われたMCT一一八型検査法は、起訴時、その出現頻度は、血液型検査の結果も合わせると千人中一・二人であるものと計算されていたということであ...全文を見る
○森国務大臣 まず最初の御質問でございますけれども、今回の法改正によって直ちに今まで受けられていた行政サービスが受けられなくなるというものではなく、不法滞在者が受けられる行政サービスの範囲は、法改正後も基本的に変更がないものと理解しております。  今の後段についてでございますが...全文を見る
○森国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     —————————————
06月24日第171回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(森英介君) 御指摘のとおり、性犯罪の被害者の方々に関しましては、刑事手続において、その精神的負担や名誉、プライバシーに特に配慮する必要があると認識しております。  法務省としても、これまで、被害者に関する情報の保護措置として、まず性犯罪の被害者の氏名等を裁判所の決定...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私も、いろいろな方からいろいろな形で性犯罪の被害者の方の中に大変御懸念を抱かれている方がいらっしゃるということについては聞いております。そのような方々の切実な思いには誠心誠意こたえていかなければならないというふうに思います。  その方法については、今法制...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 具体的には、今申し上げられることは、先ほど事務方から御答弁したようなことを考えているわけでございますけれども、いずれにしても、少しでも御懸念を払拭できるような方策を私どもとしても誠心誠意考えてまいりたいということは申し上げておきます。
○国務大臣(森英介君) 特定の新聞における個別の記事について、法務大臣としてコメントすることはございません。  あくまで一般論として申し上げれば、検察当局は事件報道の重要性を深く理解し、報道機関の報道の自由を十分に尊重していると考えております。
○国務大臣(森英介君) それは主観の相違でありまして、私は全く言論を尊重しているものと思っております。
○国務大臣(森英介君) 委員のおっしゃった検察審議会は恐らく検察審査会のことだろうと思いますけれども、六月十六日付けで検察審査会がお尋ねの事件につきまして起訴相当あるいは不起訴不当の議決をしたということは承知をいたしております。  個別の事件における検察審査会の議決について、法...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今御指摘のありました政治資金問題を巡る政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会の報告書に御指摘のような記載があることは承知をいたしております。  しかし、私は、検察権が行政権に属することによる法務大臣の責任と、検察権が司法権と密接不可分な関係にあって...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今お答え申し上げたとおりで、そんなことは申し上げておりません。
○国務大臣(森英介君) 最初に申し上げているとおり、検察はあくまでも厳正公平、不偏不党を旨として、その捜査の対象がだれであっても、刑事事件として取り上げるべきものがあればこれに適切に対処しているものと思っております。また、検察当局において、政局に影響を与えようとするなどの政治的意...全文を見る
○国務大臣(森英介君) それは、今申し上げましたとおり、検察当局においては、常に法と証拠に基づいて、厳正公平、不偏不党を旨として、その捜査の対象がどなたであれ、刑事事件として取り上げるべきものがあればこれに適切に対処しているものと理解をしておりまして、それは十分にそういったもろも...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ちょっといま一つ御質問の趣旨が分かりかねますけれども、国会は国権の最高機関でありますけれども、同時に三権分立の重要性というのもこれは大切にしなきゃなりません。
○国務大臣(森英介君) 私は、今委員長がいみじくも御指摘いただいたように、私の立場できちんと答弁をしております。委員の御発言を聞いておりますと、あたかも私に指揮権を行使しろということを要請されているように聞こえますが、そうなのでございましょうか。
○国務大臣(森英介君) 繰り返し申し上げますけれども、私は現時点において検察に全幅の信頼を置いております。
06月25日第171回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○国務大臣(森英介君) 出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  近年、我が国の国際化が進展し、平成十九年の新規入国者数は平成二年と比べ二・五倍...全文を見る
06月26日第171回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○森国務大臣 現行法二条一項は、児童の定義について十八歳に満たない者と規定し、二条三項の児童ポルノの定義も、児童の一定の姿態を描写したものであるとされています。したがって、現行法七条の児童ポルノ提供等の罪が成立するには、児童であることの認識、すなわち十八歳に満たない者であることの...全文を見る
○森国務大臣 お尋ねの未必の故意とは、一般に、犯罪事実が存在するかもしれないことを認識しつつ、これをあえて認容していることを意味するものと思います。  児童であることの認識という点でいえば、十八歳に満たない者であるかもしれないことを知りつつ、あえてそのことを認容しているという場...全文を見る
06月29日第171回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(森英介君) お答え申し上げます。  私、既にいろいろな場所で申し上げておりますけれども、その第三者委員会の報告はまさに私も耳を疑いました。私は検察に全幅の信頼を置いておりまして、今まで九か月間の在任中、指揮権を行使しようと思ったことは一度もございません。
06月30日第171回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○国務大臣(森英介君) 現行の制度では、法務大臣は、入管法に基づいて、外国人の入国時や在留期間の更新時等の各種許可に係る審査を行う際に、外国人から必要な情報を取得しております。一方、在留期間の途中における事情の変更については市区町村が実施している外国人登録制度を通じて把握すること...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 我が国に不法残留している外国人及び船舶密航等による不法入国者を合わせたいわゆる不法滞在者が本年一月一日現在で約十三万人存在しております。新たな在留管理制度の円滑な導入を実現するためには、法律の施行までにこの不法滞在者の数を極力減らす必要があるということは論...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 衆議院の加藤公一議員の御質問にお答えしたときにも申し上げたことですけれども、この法律施行までの一番重要なポイントであるというふうに申し上げました。直接その法案の中身というよりも、この法案を成立させていただいてから三年後に施行するまでにその問題を改善しなきゃ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 要するに、この十三万人をどうするかということは、三年後に施行される法律の中身ではないわけですね。で、その三年後に施行される法律が円滑に実施されるために、それに至るまでにその準備段階としてこの十三万人を何とかしなきゃいけないということでございまして、それにつ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) まず、前提として、不法滞在者というのはやっぱり日本にとって余り、何というんですか、歓迎すべき存在じゃないということは事実だと思うんです。と申しますのは、例えば正規在留者と非正規の在留者比べますと、やっぱりその犯罪の起こる率も違いますし、現に、不法滞在者半減...全文を見る
○国務大臣(森英介君) これは、まず、米軍関係者は現在日米地位協定の規定によって外国人登録法の対象から除外されているということは御存じのことと思います。ただ、委員御指摘のような様々な問題があるということも承知をいたしておりまして、米軍関係者の居住状況の把握の問題については、沖縄な...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 基本的には先ほど御答弁したとおりでございますけれども、住民基本台帳制度については、所管外ではありますけれども、その改正住民基本台帳法の対象からも除外されていることについてはひとつ御理解をいただきまして、そこを乗り越えてやるためには、先ほど私が申し上げました...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今野委員のお気持ちは大変理解できるわけでございますけれども、この改正住民基本台帳法につきましても総務委員会において審議をされてここまで来ているところでございまして、私としては、先ほど申し上げたとおり、政府としてもできるだけのことはやるということしか……(発...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ですから、居住状況の把握等の問題について、より安心がいただけるような努力をするということであります。
○国務大臣(森英介君) 先ほどの今野委員に御答弁したことと重なりますけれども、現行の制度では、法務大臣は、入管法に基づき、外国人の入国時や在留期間の更新時等の各種許可に係る審査を行う際に、外国人から必要な情報を取得している一方、在留期間の途中における事情の変更については、市区町村...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今お尋ねのありました我が国における外国人の受入れにつきましては、我が国の社会の安全と秩序を維持しつつ、かつ我が国の経済社会の活性化や一層の国際化を図る観点から、専門的、技術的分野の外国人労働者についてはこれまでも積極的な受入れを図ってきているところでありま...全文を見る
○国務大臣(森英介君) これは、やっぱり日本人のむしろ雇用労働の問題もございますし、必ずしも、また、単に今少子高齢化でもって現役世代が少なくなったからそこを補完する意味でこういう移民を受け入れましょうというふうな短絡的な議論ですと、それに、一時的に見ればそれは経済の推進ということ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私も、そういった問題というのは極めてこれからの日本にとって大きなテーマであるというふうに思います。  それぞれのいろいろな立場からこういった議論をして、この問題について、もうちょっと輪郭をはっきりしていくということが極めて重大なことであろうというふうに受...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 従前から再入国許可の見直しにつきましては種々の要望がなされていましたが、新たな在留管理制度の導入によって中長期在留外国人に関する在留状況の継続的かつ正確な把握が可能となりました。それによりまして再入国許可に際して在留状況を確認する必要性が少なくなりますこと...全文を見る
○国務大臣(森英介君) お答え申し上げます。  今委員からお尋ねがあったのは、一般永住者の特に定着性の高い方のことについてだと思いますが、特別永住者と一般永住者の取扱いについては、例えば、在留の場面においては、在留カードの有効期間の更新方法、常時携帯義務の有無、再入国許可の有効...全文を見る
○国務大臣(森英介君) これは、今回の改正案が成立をさせていただきまして施行された暁には、この間のカルデロン一家のような事例というのは非常に起こりにくくなるというふうに思います。これは、今までダブルスタンダードというか、在留管理は国においてなされ、外国人登録は市町村というそのこと...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 結構です。
○国務大臣(森英介君) 私もこの配偶者の身分を有する者としての活動というのは一体どういうことなのかということで調べてみましたら、日本人の配偶者の場合でいえば、平成十四年十月十七日付け最高裁第一小法廷の判決において、「日本人との間に、両性が永続的な精神的及び肉体的結合を目的として真...全文を見る
○国務大臣(森英介君) おっしゃるとおりと思います。
○国務大臣(森英介君) 何かそういう統一的なガイドラインができれば確かに望ましいとは思いますけれども、やっぱり定住者というカテゴリーというか、その対象が非常に様々だということを考えますと、なかなかそういった整理というのは実際問題としてはしにくいのかなというふうに思いますが、いずれ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今回の改正法において、今委員御指摘のとおり、在留資格の取消し事由を追加しておりまして、新設した在留資格の取消し事由は、第二十二条の四第一項第五号、七号、八号、九号、十号、ざっと大きく分けると、偽りその他不正な手段により在留特別許可を受けたこと、次に、配偶者...全文を見る
○国務大臣(森英介君) まず罰則の適用についてですが、住居地の届出義務違反に該当する場合であっても、そのすべてを硬直的に処罰するのではなくて、捜査当局において事案の実態に即した適正な処置が行われるものと思っております。  次に、在留資格の取消しの運用につきましても、委員御指摘の...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ですから、それだけではと申し上げましたので、事情を十分に聴取して、そのケースケースに応じた対応をすることになるというふうに思っております。
○国務大臣(森英介君) 結論として大変鋭い御指摘だと思いますけれども、研修・技能実習制度に関しましては、一部の受入れ機関において制度本来の趣旨に反し不適正な受入れが行われており、研修生、技能実習生が実質的に低賃金労働者として扱われるような非常に問題のある事例が増えていることも御承...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ちょっとお言葉を返すようですが、やっぱり一年目から労働法制が適用されるようになったというのは、研修生の保護という意味でかなりの進歩だというふうに私は思っております。  その上で、確かにそれでもう問題が本当に減るのかというと、必ずしもそうとばかりも言えませ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) もう改めて、いや、確かに大変だなということを実感いたしまして、非常に世知辛い情勢でありますけれども、何とか頑張って少しでも改善するように努力したいと思います。
○国務大臣(森英介君) まさにおっしゃるとおりだと思いますけれども、やはり先ほどもあったように、多文化あるいは多くの国々の方々が共生する社会をつくるため、やっぱりそれこそ健全に住んでいらっしゃる外国人の方がより便利に快適に過ごせるようにするということは日本国の務めだと思いますし、...全文を見る
○国務大臣(森英介君) そういう様々な工夫を凝らすということは極めて重要だと思いますけれども、条約を直ちに破棄してというのはちょっといささか検討の余地があるかと思います。
○国務大臣(森英介君) 確かに、先ほど申し上げましたけれども、特別永住者と一般永住者の取扱いについてやっぱりそれなりの差ができるということはもう御理解いただいていると思いますけれども、一般永住者についても二十年以上在留する場合にそれなりの配慮というのはやっぱり定着性という意味では...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 現行の制度では、法務大臣は、入管法に基づき、外国人の入国時や在留期間の更新時等の各種許可に係る審査を行う際に、外国人から必要な情報を取得している一方、在留期間の中途における事情の変更については、市区町村が実施している外国人登録制度を通じて把握することといた...全文を見る
○国務大臣(森英介君) まず、適法に中長期間在留する外国人の在留情報を正確かつ継続的に把握できるようになることによりまして、これらの方々に対する在留期間の上限を引き上げたり、あるいは再入国許可手続を原則として不要とする措置を講じることが可能になるなど、これによってこれらの外国人が...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 特別永住者の方々については、現行の外国人登録制度や在留管理制度において正確な情報把握の観点から大きな問題があると指摘されているものではありませんので、新たな在留管理制度の対象とはしておりません。したがって、外国人登録制度の廃止に伴い、現在特別永住者の方々に...全文を見る
○国務大臣(森英介君) まだ参議院は御審議中でございますけれども、衆議院の御議論の結果こういうことになったわけでございまして、国会のその御議論、また御決議の趣旨を十分に踏まえて法務省としても対処したいと思います。
○国務大臣(森英介君) 研修・技能実習制度は、外国人研修生、技能実習生が我が国で修得した技術を本国において生かし、本国の経済発展や技術の進歩に寄与することを本来の目的とする制度です。平成二十年末現在、約十九万人の研修生、技能実習生が我が国に在留しており、同制度は多くの団体、企業で...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 入国管理局において整備を図ろうとしておりますシステムというのは、あくまでも出入国管理業務にかかわる情報でありまして、それ以外の目的で在留外国人の情報を収集したりあるいはデータを自由に利用させるということではなくて、法令で認められた範囲内において出入国管理業...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 外国人の届出違反に係る罰則については、現行の外国人登録法でも刑事罰とされていますが、これは外国人の公正な在留管理に資するためという行政目的を達成するために必要なものと解されたことによるものであります。その点において住民基本台帳法上の届出違反とは趣旨、目的を...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 個別の難民認定申請事案につきましては、難民認定制度の性格上、申請者のプライバシーの保護及び身体、生命の安全の確保に配慮せざるを得ませんので、具体的な回答を差し控えさせていただきます。  なお、一般論として申し上げれば、難民の認定に当たっては、国際的な取決...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 近年、我が国の国際化が進展し、新規入国者数が著しく増加するとともに、我が国に居住する外国人の数も大幅に増加しております。また、我が国に在留する外国人の構成も大きく変化しておりまして、こうしたことから、外国人の在留状況、とりわけ居住実態の正確な把握が困難にな...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 平成十一年の外国人登録法改正の附帯決議において、特に特別永住者に係る外国人登録証明書の常時携帯義務について見直しが求められ、また平成十年に規約人権委員会から、外国人永住者が登録証明書を常時携帯しないことを犯罪とし、刑事罰を科す外国人登録法は人権B規約第二十...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 入国管理局が整備を図ろうとしているシステムは、あくまでも業務を遂行する上で得られた必要最小限の情報を基に、出入国管理に関する総合的なデータベースを構築し、入国管理局の職員が行う出入国管理業務の適正な遂行に資するためのものであります。  したがって、出入国...全文を見る
○国務大臣(森英介君) この新たな在留管理制度においては、法務大臣が外国人本人や所属機関からの届出により取得する情報は、在留管理のために必要な最小限の範囲に限定されております。また、当該外国人に係る個人情報の利用や提供については、今委員から御指摘があったように、法令に基づく場合等...全文を見る
○国務大臣(森英介君) まず委員が言及されました本人確認情報の提供、利用状況の開示に関する制度は、住民基本台帳法に根拠を有するものではなく、住民基本台帳ネットワークシステムを運営する都道府県においてそれぞれ定められた個人情報保護条例に基づき実施されているものであります。  他方...全文を見る
07月07日第171回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○国務大臣(森英介君) 今の委員が御指摘になったそういう考え方については存じませんでしたけれども、私、元来技術者でございますので、統計とか確率とかいうことには、ここにいらっしゃる皆様の中では相当造詣が深い方だと思っております。
○国務大臣(森英介君) 共生というのは、今委員がおっしゃったように、背景ですとかあるいは文化の違う人々がお互いに尊重し合って共存していく社会であると私も思います。  我が国に在留する外国人の数は年々増加しておりまして、平成二十年末の在留資格を有する外国人登録者数は概数で約二百二...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 多文化共生社会というのは別に今に始まったことではなくて、我が国が、漢字にしても様々な文化にしても宗教にしても、大陸あるいは南方、様々な地域から由来したものを全部飲み込んで、そしてそしゃくして今日に至っているわけでございまして、そういった多文化の様々な恩恵の...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 実態的に、今申し上げたように、大変外国人が、日本に滞在する人たちが多くなってきて、その住居地の把握が困難になってきているということはこれは紛れもない事実でございます。  そういう方々のやっぱり今まで点の把握であったのを国において一元化して、点から線の把握...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 確かに非正規滞在者の中には様々な事情でもってそういう境遇になっているという方がいるということは十分認識しています。したがって、そうした方々について一律に凶悪犯とか犯罪者の予備軍だと思っているわけではないということは申すまでもありません。  ただ、委員がお...全文を見る
○国務大臣(森英介君) いや、そういう趣旨ではありませんけれども、結果としてテロリストの侵入がしにくくなるということはその付随的効果としてあると思います。
○国務大臣(森英介君) 別にテロリスト対策のみではありませんけれども、やはりそういう思惑を持って日本に入ってくる人々についてはそういうことがしにくくなるということはむしろ日本の治安対策上好ましいことであって、もちろん、今度、入管法改正によって、そのことが目的ではないにしても、そう...全文を見る
○国務大臣(森英介君) いや、ですから、在留カードは要するにそういった適法に日本に過ごしていらっしゃる外国人の身分の安定のために持っていただくわけでございますから、それはそういう目的であって、もしそういう以外のそういった危険分子が紛れ込んでいれば、それを判別するのに役に立つとすれ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) いや、別に、だからそのことが目的でと申し上げているわけじゃありませんし、逆にお尋ねしますけれども、委員は日本でテロリストが自由にばっこしてもいいと、こういうお考えなんでしょうか。(発言する者あり)
○国務大臣(森英介君) ですから、あくまでもそれはそういうふうな結果として効果もあるでしょうと申し上げているのであって、これはあくまでも、今まで要するに在留管理は国において行われ外国人登録は市町村で受け付けていたということで、外国人の居住実態あるいは動静が十分に把握できずいろんな...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 一つの御意見として承りますが、私は、やはり不法滞在者というのは不法滞在者であることは間違いないのでございまして、先ほど局長が御答弁したとおりでございます。
○国務大臣(森英介君) 私も、我が国において在留資格を有しない子供につきましても教育を受ける権利に配慮しなければならないと考えております。  この観点から、入国管理局においては、入管法第五十四条に規定する仮放免制度の運用などによりまして、就学中の児童については身柄を拘束しないで...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 我が国の難民行政につきましては、これまでも政治的迫害などから逃れて我が国に庇護を求める者を確実に難民として認定し保護するという姿勢で臨んできております。  近年、難民認定申請件数が急増しておりますが、申請件数の多い国々に関する基礎資料の整備や専門的知識を...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 我が国に上陸しようとする外国人が上陸申請に先立って法務大臣に提供しなければならない個人識別情報は、現在、指紋と顔写真です。地方入国管理局において在留カードを発行する場合には法務大臣に提供された写真の情報を利用することはありませんが、空港において在留カードを...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 基本的に千葉委員がおっしゃるとおりだと私も思っております。  違反調査の手続につきましては、いまだ容疑事実が判然としない場合ですとか、日本人と婚姻してから本邦での在留を希望してその実態の確認に時間を要する場合などに違反調査に大変手間を要するため、身柄を拘...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 誠に面目ないんですけど、私もこの文書は、御指摘いただいて、今朝見まして、確かにおっしゃるとおり、これを読んで出頭しようという気持ちになる人はまずいないと思いますね、これはもう地下に潜るっきゃないと、こう思うでしょうから。  ただ、確かに、委員もおっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 改正法において設置される入国者収容所等視察委員会の委員は被収容者と面接を行うことを予定しておりますので、その面接の機会に被収容者は視察委員に対して直接意見を述べることが可能ですが、委員御指摘のとおり、被収容者が自ら意見具申を行うことを可能とする仕組みを設け...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 送還先の人権状況に関し送還先への送還が難民条約やいわゆる拷問禁止条約の定める送還禁止規定に抵触するか否かについては、退去強制手続の各段階、すなわち入国警備官による違反調査、次に入国審査官による違反審査、更に特別審理官による口頭審理、また異議申出に係る調査に...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 在留する外国人に対する私どもあるいは国の姿勢につきましては、委員のおっしゃることは大変傾聴に値するというふうに思います。  ただ、これは今思い付いたことなんですけれども、在留管理という言葉ですけれども、これは、在留外国人の管理じゃなくて、恐らく在留外国人...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今回の法改正は、外国人の適正な在留管理を図るとともに、外国人の利便性の向上を図ったものです。  例えば、今回の法改正においては、我が国に中長期間在留する外国人について、在留期間の上限を三年から五年に引き上げたり、一年以内の出国については原則として再入国許...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 在留資格の上限の引上げやいわゆるみなし再入国許可制度等の外国人の利便性を向上させるための施策は、法務大臣が外国人の在留管理に必要な情報を継続的に把握する制度が構築されることを不可欠の前提として実施されるものです。  現行制度上は、外国人の在留状況の把握に...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 現行の制度では、法務大臣は、入管法に基づいて外国人の入国時や在留期間の更新時等の各種許可に係る審査を行う際に外国人から必要な情報を取得しております。一方、在留期間の途中における事情の変更については、法定受託事務として市区町村が実施している外国人登録制度を通...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 我が国における外国人の受入れにつきましては、我が国の社会の安全と秩序を維持しつつ、我が国の経済社会の活性化、一層の国際化を図る観点から、専門的、技術的分野の外国人労働者についてはこれまでも積極的な受入れを図ってきたところでありまして、今後も引き続き受入れを...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 介護福祉士の受入れにつきましては、インドネシア及びフィリピンの二か国について、経済連携協定、いわゆるEPAに基づいて実施をしております。両国から介護福祉士を受け入れるに至った経緯は、二国間交渉の過程において、先方から介護福祉士の我が国への受入れについて要請...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 特別永住者と一般永住者については、例えば在留の場面においては、在留カードの有効期限の更新方法、常時携帯義務や罰則の内容、再入国許可の有効期間や再入国許可を受けたものとみなされる期間の長短、退去強制の場面においては、退去強制事由の限定の有無の点においてその取...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 今仰せのとおり、入管法は昭和二十六年に制定されておりますが、今回の改正は長い入管法の歴史の中でも最も大きな改正と申し上げてよろしいかと存じます。今回の改正によって、入管内部のシステムや人員配置はもちろんですが、市町村との関係も大きく変更されます。三年後の施...全文を見る
○国務大臣(森英介君) これはやっぱりあくまでもこの法案を成立させていただいてからとるべき措置について今御答弁申し上げているので、非常に表現が難しいわけでございますけれども、結果的には仁比委員がおっしゃっているような方向性としては方向性になると思います。
○国務大臣(森英介君) ちょっと誤解があるんじゃないかと、委員のお説には。  原案においても、その点については、不法滞在者にこれまで行われていた行政サービスについては改正後も同じように提供されるわけでございます。  それ、附則が付いたのは、そこから抜け落ちがないように、それを...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 繰り返しになっちゃって恐縮でございますし、住民基本台帳法の規定に関する修正内容についてお答えする立場にないことはもとよりでございますが、入管法の規定との関連で申し上げますと、今申し上げたことと繰り返しになりますが、不法滞在者に対して行政サービスが提供される...全文を見る
○国務大臣(森英介君) ただいま申し上げたとおりです。
○国務大臣(森英介君) 信用してないね。
○国務大臣(森英介君) 委員御指摘のとおり、在留期間更新許可申請等の在留審査や在留資格の取消しについては行政手続法及び行政不服審査法の適用が除外されておりますが、それぞれ適正な手続に十分に配慮した取扱いをしております。  具体的に申し上げますと、事前手続につきましては、まず在留...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 特別永住者について、今までの歴史的経緯を踏まえてそれは特別な配慮をすべきであるということについては、私も委員と全く認識を共有するものでございます。  なお、入管法第六条第一項は、本邦に上陸しようとする外国人は、乗員を除いて有効な旅券を所持しなければならな...全文を見る
○国務大臣(森英介君) 私も委員のおっしゃることはよく分かります。ただ、やっぱり両国との関係等々で、両国というか、相互の関係で、やっぱり認められないことは認められないと思います。
○国務大臣(森英介君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。