森英介

もりえいすけ

小選挙区(千葉県第十一区)選出
自由民主党
当選回数11回

森英介の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月27日第174回国会 衆議院 法務委員会 第10号
議事録を見る
○森(英)委員 千葉大臣が法務大臣に御就任になって七カ月が経過いたしました。ということは、とりもなおさず、私が法務大臣を退任いたしまして七カ月が経過したということでございます。初めての法務委員会での質問をさせていただきますが、よろしくお願い申し上げます。  今お聞きしておりまし...全文を見る
○森(英)委員 ありがとうございます。  この省内勉強会については、昨年の三月までに検討すべき論点を整理して取りまとめを公表した後、さらに検討を続け、昨年の七月に最終的な取りまとめを行って、制度改正の方向性を打ち出したものと理解をしております。  私の認識では、三月の取りまと...全文を見る
○森(英)委員 ただいまお答えがありましたように、例えば、平成十六年に既に公訴時効期間の延長という改正が一度行われており、この法整備との関係をどのように考えるか、あるいは証拠の散逸によって被疑者、被告人の防御にどのような影響が出るかという点についても昨年の三月末の時点で既に認識を...全文を見る
○森(英)委員 大変まれな、非常にオープンな検討の仕方であったということを改めて感じるわけでございますけれども、この中間的な取りまとめで掲げられた問題点について、法務省内だけでなく、幅広く、公訴時効の問題に関係する外部の方々からも御意見を伺って議論を深めていこうという考えから、省...全文を見る
○森(英)委員 今御答弁いただきましたように、省内勉強会においても、国民の皆様一般からパブリックコメントに準じた形で御意見をお寄せいただいたというふうなことでありますけれども、これに対してどれくらいの御意見が寄せられたのか。  またさらに、その後、今、千葉大臣の時代になってから...全文を見る
○森(英)委員 今お答えありましたように、一般の方からも大変多くの御意見が寄せられて、そういう意味では、要するに、独断専行じゃなくて、いろいろな御意見を踏まえた上での検討だったということが言えると思いますが、こうした外部の方々の御意見を踏まえまして、省内勉強会で、予断を持たずにあ...全文を見る
○森(英)委員 今御答弁にありましたように、勉強会ではその制度見直しの方向性は提示したものの、やはり今後もうちょっと詰めなきゃいけない部分というのが幾つか残されたわけでございます。そうした勉強会で固まっていなかった部分について、さらに法制審議会等で検討を加えられまして今回の法案の...全文を見る
○森(英)委員 ちょっと後先になりますけれども、その過程において千葉大臣は昨年十月に法制審議会に諮問をされたわけでございますけれども、公訴時効について見直しの必要があるという基本認識は恐らく共通していたのだというふうに思いますが、法制審議会に対しては、省内勉強会の結論を具体化した...全文を見る
○森(英)委員 ちょっとこれは質問通告を申し上げておりませんけれども、大臣に、その法制審の結果が出たときの感想はいかがでございましたか。
○森(英)委員 ありがとうございます。  先ほど伺いましたとおり、省内勉強会は、今後の検討にゆだねるとしておりました事項には、人を死亡させた犯罪のうち、公訴時効期間を延長する場合の具体的年数が含まれていたわけでございますけれども、今回の法案においては、公訴時効期間を延長するもの...全文を見る
○森(英)委員 ありがとうございます。わかりました。  この公訴時効の問題については、マスコミ等の関心も非常に高くて、テレビなどでもたびたび特集が組まれているところです。この法案の検討過程における御批判としては、先ほど来の御議論にも出ておりますけれども、国民的な議論が足りないと...全文を見る
○森(英)委員 私も当初からこのテーマにかかわった者として、確かに、今大臣がおっしゃるように、被害者の方々のお気持ちというのは十分に尊重すべきものではあると思いますけれども、検討そのものは、余りそう予断を持たずに、客観的、中立的、理論的になされたというふうに私は感じているわけでご...全文を見る
○森(英)委員 ありがとうございました。  さて、遡及適用の問題に入りたいと思います。  民主党の政策集インデックス二〇〇九に掲げておられる案や、法制審議会で検討された、検察官の裁判官に対する請求とそれに基づく裁判官の決定により、時効の進行が一定の期間停止、中断する制度を導入...全文を見る
○森(英)委員 今の大臣の御答弁にあったように、憲法第三十九条との関係でいったら、どちらの考え方も、問題であれば問題だし、問題でなければ問題でないということだと思いますけれども、私もそのとおりだというふうに思っております。  次に、先週、参考人としてお話を伺った大澤教授は、公訴...全文を見る
○森(英)委員 ありがとうございます。  では、法務省として、改正法を現に時効が進行中の事件に適用することは、法定刑によってあらかじめ期間が定められている公訴時効の実体法的な側面に矛盾するという趣旨の先週の江藤参考人の御意見についてはどのように考えていらっしゃるか、伺いたいと思...全文を見る
○森(英)委員 ありがとうございました。  次に、医療過誤の問題について触れさせていただきたいと思います。  先ほど、省内勉強会で示された「制度見直しの方向性」では、人を死亡させた犯罪のうち、どの範囲で公訴時効期間を延長するかについてはその後の検討にゆだねられていたというふう...全文を見る
○森(英)委員 法務省としてのお取り組みというのはそういうことになるんだと思います。  次に、厚生労働省、足立大臣政務官にお伺いいたしたいと思います。  業務上過失致死罪にはいろいろな類型があって、医療過誤だけ切り出して公訴時効について特別扱いするのは技術的に困難であるという...全文を見る
○森(英)委員 これについてはちょっと時間がありませんので、これで打ちどめとさせていただきますけれども、時代につれていろいろな話が進歩していくのは結構ですけれども、現状のままで停滞してしまうというのはやはり問題だと思いますので、ぜひとも前向きの検討を積極的に進めていただきたいと思...全文を見る
○森(英)委員 僕は、これについては、今のお話にありましたように、基本計画の見直しの中でいろいろと検討がなされているというふうに伺っておりますけれども、それにとどまらず、場合によっては新たな制度が必要になることもありましょうし、そういったことも含めてぜひ前向きの検討をお願いいたし...全文を見る
○森(英)委員 ありがとうございました。