山内康一

やまうちこういち

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

山内康一の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○山内分科員 自由民主党の山内康一でございます。  本日は、防衛省関係と、それから、ただいま国家安全保障に関する官邸機能強化会議で討論されております日本版NSCについてお尋ねいたしたいと思います。  冒頭、トップバッターということで大変準備の時間がなく、きのう遅くまで事前通告...全文を見る
○山内分科員 ありがとうございます。  私は、やはり、縦割りの省庁の発想ではなく、国家全体の総合的な国益、国民全体の利益を考えて外交を推進していく、あるいは安全保障を考えていくという観点から、このような日本版NSCのような組織が必要であると前々から思っておりまして、ぜひともいい...全文を見る
○山内分科員 ありがとうございます。  続きまして、また日本版NSCの事務局についての官房からのお答え、あるいは、もし答えられないようであれば、私の意見をちょっとお聞きいただければと思うんです。  日本版NSCの事務局にも民間の研究者等を加えることができるといったような内容に...全文を見る
○山内分科員 また引き続き日本版NSCの質問を続けさせていただきたいと思います。  実際、NSCの事務局が置かれる場所というか箱についてなんですけれども、恐らく、今の官邸に置かれる予定なのか、あるいは別の場所に、どこかにインフラ、箱をつくってやっていくのか、ちょっとそこら辺のア...全文を見る
○山内分科員 またNSCの事務局の問題についてお伺いしたいと思います。  小池補佐官が、ベスト・アンド・ブライテストの人員を集めなくてはいけないということを強く主張されておりますし、また、報告書の中でも、各省庁のエース級の人材を集めてというようなことがありました。  私は、各...全文を見る
○山内分科員 NSCの事務局の人事の話を続けたいと思うのですけれども、各省庁からエース級の人材が来るということになっておりますが、ただ、いかにエース級の人材が来ても、やはり一年とか二年の短いローテーションでどんどん人事異動してしまうということでは、なかなかノウハウも定着していかな...全文を見る
○山内分科員 続きまして、NSCの議論からちょっと外れるかもしれませんが、対外情報、対外インテリジェンス機関についても、やはり今、官邸の方で検討が進んでいるかと思います。ちょっとまだ内容が煮詰まっていない、あるいは公開できない部分があるのかもしれないので、お答えいただける範囲内で...全文を見る
○山内分科員 では、地域のスペシャリストの問題ということに関して、せっかく外務省の官房長がお見えなので、事前通告にはないんですが、お答えいただける範囲でお答えいただければと思います。  外務省の特殊言語の専門職の方というのは、私が知っている限り、大変高い評価を得ている方がたくさ...全文を見る
○山内分科員 では、外務省の特殊言語の専門家に関しては、質問ということではなく、最後に意見だけ言わせていただければと思います。  例えば、ペルシャ語、インドネシア語、そういった、ある意味、日本社会ではマイナーな言語の専門家というのは非常に重要だと私は思っておりまして、途上国援助...全文を見る
○山内分科員 それでは、防衛省関係の質問に移らせていただきたいと思います。  防衛省の情報機密の漏えいというのがここのところ何度かなされておりまして、特にことしの一月、朝日新聞とか読売新聞に日米合同演習のスケジュールとかスキームというものが出ておりました。こういったマスコミに対...全文を見る
○山内分科員 では、ちょっと事務方にお答えいただければと思います。  情報漏えいも、特にインターネットから流れてしまうといった情報。実は私、前、某独立行政法人で情報セキュリティーの担当者というのをやっておりまして、どっちかというと、本人は意図せずして何かのミスで広がってしまう、...全文を見る
○山内分科員 最後に、防衛庁職員の在外公館への出向の問題についてお聞きしたいと思います。  外務省に出向したほかの省庁の人間というのは大抵普通の外交官として扱われるのに対して、恐らく、防衛庁・自衛隊からの出向者は自衛隊員兼外務省職員みたいな肩書になると伺っております。  そう...全文を見る
○山内分科員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月10日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○山内委員 自民党の山内康一と申します。  本法案の意義について、あるいはこの在日米軍再編の日本に対する影響、あるいは日本の安全保障に対するメリットについてお尋ねしようと思って質問をたくさん用意してきたんですが、もう既に大分お答えいただきまして、逆に裏を返して、江畑先生と川上先...全文を見る
○山内委員 続きまして、川上先生にもう一度お尋ねしたいと思います。  先ほど江畑先生から、この在日米軍の、日米同盟の存在というのがアジア諸国の一部にとって安心感につながっている、瓶のふた理論なのかもしれません、そういうお話がありましたが、今進めている在日米軍の再編を近隣諸国はど...全文を見る
○山内委員 それでは、江畑先生と川上先生に再度お尋ねします。  もし、日米同盟を進めて、さらに自衛隊と米軍との相互運用性を高め、協力関係を強化していくと、自衛隊と米軍が一体不可分になることになって、その結果、万が一日本とアメリカの国益が必ずしも一致しない場合、どのように対処すれ...全文を見る
○山内委員 ちょっと持ち時間が少なくなってきたんですが、坂元先生に一つお伺いしたいと思います。  日本もきちんと戦略を主体的に考えていくべきだというような御趣旨であったかと思うんですけれども、アメリカだとアーミテージ・レポートみたいな、大変インパクトがあって、外交政策どころか国...全文を見る
○山内委員 以上で質疑を終わります。ありがとうございました。
04月25日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第4号
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○山内委員 自由民主党の山内康一と申します。  昨日全国学力テストが実施されまして、無事に終了したということで、今回の全国学力テストは、今のところ、報道等によると、非常にいい問題が多くて、高い評価を受けているようでありますが、私も、このような全国学力テスト、こういった学力調査を...全文を見る
○山内委員 まず、文科省の今のお答えに関して、通告はしておりませんが、社会が豊かになったから学力が下がっているというような話がありましたが、そうしたらこれはどうしようもない話で、対策の打ちようがないし、そもそも、北欧諸国のように、パーキャピタGNPでいうと日本よりも高いか同じぐら...全文を見る
○山内委員 今のお答えに関してちょっと思ったんです。生活習慣に責任を押しつけると、学校は責任がないということになるのかな。  それから、意欲低下の問題がありましたが、意欲が低下しているというのは問題だ。では、意欲をどうやって上げるのかということを文科省はどのようにお考えなのか。...全文を見る
○山内委員 主体的な学習が必要だということはよくわかったんですが、さっき、学力低下の原因の一つが主体的な学習を重視し過ぎた余りだというような答弁があったように思いまして、若干矛盾を感じますが、それはちょっと時間がないので置いておきまして、今度、今話題の教育再生会議の議論について内...全文を見る
○山内委員 大変よくわかりました。  事前に通告している質問、時間がないので幾つか飛ばさせていただいて、日本の今の教育政策の研究の状況についてお尋ねしたいと思います。  先ほど来、日本の教育に関するデータの蓄積が余りないということが言われておりました。やはり、教育政策をつくっ...全文を見る
○山内委員 学校評価が法律で規定されても、実際、学校評価、教育評価を専門に行える人材というのがまだ日本には非常に不足しているというふうに聞いております。また、これから行政のあり方も、中央政府ががっちり決めて、地方は従え、そういう時代じゃないんだと思います。そういう点で、事後チェッ...全文を見る
○山内委員 薬剤師、医師と教員というのは全然違うと私は思うんですね。なぜかというと、医師なり薬剤師は、資格を取ればかなりの割合で、それなりの給料がもらえる仕事につける。そういった意味で、国家資格の力が強いという言い方は変かもしれませんけれども、それなりに収入に直結しているというこ...全文を見る
○山内委員 非常に修士に対する過剰な期待というか、学歴信仰、学歴病みたいなものを私は感じるわけであります。  むしろ、今ある教員養成学部の中で、教員の、先ほどおっしゃったような一年間の教育実習というのは僕はすごくいいアイデアだと思います。それも学部でもできないことはないんじゃな...全文を見る
○山内委員 今の現行の教員養成学部の研修が非常に短いというのは本当に私も同意いたします。ぜひ文部省の方でも改善をお願いしたい。まずは学部教育の改善をお願いしたいと思います。  続きまして、時間がないので次の質問に行きます。学校理事会制度についてお尋ねしたいと思います。  基本...全文を見る
○山内委員 私が危険と言っているのは、イデオロギー的に危険とかいう意味ではなくて、例えば算数を教えるときに百升計算を使うのか公文式のメソッドを使うのか、そういうテクニカルな選択とか純粋に教育の技術的なところとかまで、このイメージでいうと、学校の理事会の一般の方が口出しをするのかな...全文を見る
○山内委員 もう余り時間がないので、学校理事会についてちょっと意見だけ言わせていただくと、例えば学校理事会の理事にどんな人がなるのかというときに、恐らくは、両親、どちらかというと、それなりに時間に余裕があって、それなりに子供の教育に熱心で時間を割ける、そういう親が中心になるのかな...全文を見る
○山内委員 わかりました。  ちょっと通告していた質問を外して、さっき思いついた質問を民主党さんにさせていただきたいと思うんです。  教育基本法案の九条だったと思うんですけれども、「建学の自由及び私立の学校の振興」というところで、将来のバウチャー制導入を踏まえて規定を盛り込ん...全文を見る
○山内委員 後ろの席の井脇委員は賛成のようでございますが。  政府にも同じ質問を、ちょっと時間が延びちゃいますが、政府側にも御答弁をお願いいたします。
○山内委員 大変勉強になりました。  ありがとうございました。
04月26日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○山内委員 自民党の山内康一と申します。  事前に通告していた質問のうち、幾つかもう既にお答えいただいた部分もありますので、順番を大幅に入れかえて質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、児童虐待防止に関するNPOをもっと活用すべきだということは、民主党の田嶋先生か...全文を見る
○山内委員 では、同じ質問を文科省にもお願いいたします。
○山内委員 ありがとうございました。  厚労省も文科省も、NPOと連絡をとりながら支援をしているということはよくわかるんですけれども、実際に現場で活動することをサポートする、助成するということも当然大事だと思うんですが、それと同時に、政策立案のもっと上流の段階からNPOの意見を...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  また、この児童虐待という問題に関しては、地域社会の理解、協力が欠かせないと思うんですけれども、こういった児童虐待防止に直接かかわっている人たち、例えば民生委員、児童委員あるいは地域のNPOなり、そういった関係者に対する研修とかあるいは情報...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  それから、虐待の被害に遭った子供たちを親から守るために一時保護所というのがあろうかと思いますが、虐待を行った親が子供を取り戻そうとしてそういう一時保護所に押しかけたりといったようなことが恐らく想定されるし、実際に起こっているのではないかと...全文を見る
○山内委員 そういった形で親に居どころを知らせないという措置がとれるということはわかりましたし、法改正でそういう方向に進んでいるというのは望ましいことだと思うんですが、実際、そういった予算措置とか、具体的に実効性を持たせるための措置というのはお考えなんでしょうか。
○山内委員 ありがとうございました。  あとは、虐待を受ける子供が、必ずしも両親ともに日本人でなかったり、あるいは日本人と海外の方との国際結婚のカップルであったりということで、日本国内にいる外国籍の子供、日系ブラジル人の労働者の方だったり留学生だったり、いろいろなケースが想定さ...全文を見る
○山内委員 何でそういう質問をしたかというと、国籍の問題もそうですけれども、やはり文化的な背景が違うと、我が国ではこの程度は児童虐待と言わないというような人もいるかもしれない、あるいは言葉が通じなくてよくわからないけれども、しつけのつもりで殴っちゃったとか、いろいろな文化的な背景...全文を見る
○山内委員 残り時間が大変中途半端なので短く質問したいと思いますが、現行法の問題点について、例えばNPOとか、関係の団体からどのような改正の要望というのが上がってきて、寄せられているのか、厚労省にお伺いしたいと思います。
○山内委員 以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
06月12日第166回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
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○山内委員 自民党の山内康一でございます。  近江屋委員のように長年党職員として政治にかかわってきたような方とは違いまして、私はほんの二年前まで普通にサラリーマンをやっておりました。そういった普通のサラリーマンの目線で、国民の目線で、素朴な質問を含めて御質問申し上げたいと思いま...全文を見る
○山内委員 それでは、ちょっと事前通告に漏れているのですが、基本的な考え方を民主党法案提出者の方にお伺いしたいと思うんです。  先日の平委員からの質問とちょっと重なる部分もありますが、新しく政治団体が不動産を所有するということが民主党の修正案においては難しいと思うのですが、例え...全文を見る
○山内委員 実は、おっしゃるように私も資金管理団体を持っておりませんので、そういった側面もあるのかなという気もいたします。  続きまして、不動産の所有に関してお話をしたいと思います。  与党案に関しては、資金管理団体の不動産所有は望ましくないという前提に立っていらっしゃいます...全文を見る
○山内委員 もう一度民主党の提出者にお伺いします。  それでは、所有している不動産物件を例えば人に貸し出していくといったようなことは政治活動とはちょっと無関係なように感じますが、そういった不動産の扱いはどうお考えなんでしょうか。
○山内委員 ということは、もう一度民主党案の提出者にお伺いしますが、例えばアパートみたいな形で普通の人に貸し出して家賃を取るというのは許されるということなんでしょうか。  もう一度繰り返します。例えば、持っている不動産の物件を一般の人にアパートみたいに賃貸ししたりするということ...全文を見る
○山内委員 では、次の質問に移りたいと思いますが、有価証券の取得についてお尋ねします。  民主党案では、有価証券の取得等の制限という項目がありますが、そもそも、今の法律、現行法でも、八条の三で有価証券の取得に関しては制限する条項がありますので、もう既に制限されているにもかかわら...全文を見る
○山内委員 済みません、余りその違いというのがわからなかったんですけれども。  本当に素朴な質問なんですが、例えば取得の制限というのは、お金を出して取得するのが禁止ということであって、例えば亡くなった方が民主党さんに寄贈しますみたいなのは許されるということなんですか。それは取得...全文を見る
○山内委員 はい、よくわかりました。ただ、例えば、お亡くなりになる方が財産を残して、どこかの政党に寄附したい、そういったよき意図まで封じるような気がいたしますので、これはどうかなと個人的には思うところであります。  次の質問に移りたいと思います。一つ、政治資金規正法ということに...全文を見る
○山内委員 それでは、同じ質問を総務省さんにもお願いします。
○山内委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
10月26日第168回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○山内委員 自民党の山内康一です。  きょうは、外国人の子供の教育について、多文化共生の推進に向けた取り組みについて御質問をさせていただきたいと思います。  大変残念なことですが、日本ハムのヒルマン監督が帰国することになりました。そのときの理由というのが、子供の教育が心配だか...全文を見る
○山内委員 今、日本語指導が必要な子供が二万数千人いて、そのうち一四%は残念ながら日本語指導を受けられていないということがありますが、こういった調査のときに、日本語ができないということ、そのできないの定義なりレベルというのはどういったものがあるんでしょうか。  例えば、私自身も...全文を見る
○山内委員 一応カテゴリーはあるということなんですが、やはりこういった問題、全国的にある程度同じ基準で、自治体ごとにばらばらの基準ということでは、なかなか政策の立案においてもあるいは実態把握においても問題があると思いますので、ぜひ、国全体のスタンダードづくりといったことにも力を入...全文を見る
○山内委員 外国語としての日本語教育の指導というのは非常に重要だと思いますので、財政は厳しいとはいえ、ぜひ力を入れていっていただきたいと思います。  そもそも、日本語指導が必要なのに日本語指導を受けていない一四%の子供というのは、恐らく教育を受ける権利を保障されていないと言って...全文を見る
○山内委員 今お話があったような支援というのは非常に重要だと思うんですけれども、今のところ、各自治体がかなり自腹を切って対応している部分が非常に多いと聞きます。財政力のある自治体はいいんですけれども、そうじゃない自治体は非常に困っていると思いますので、そういったところの一層の拡充...全文を見る
○山内委員 不就学の子供の実態が完全に把握されているわけではなく、それから二万人近く就学しているかどうかよくわからない。恐らく不就学以外にも、ただ転居をしているだけという人もいると思うんですけれども、そういった意味で、非常に事態が深刻ではないかと思います。  学校に行かないとい...全文を見る
○山内委員 ちょっと厚生労働省にお聞きしたいんですが、通告していなかったんですが、よく外国人の子供のDVの問題とかそういったことで児童相談所の担当の方に聞くと、外国人の子供だからといって特別なケアというのは余りやっていない、日本人の子供と分け隔てなくというか、同一の、同じようなサ...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  続いては、義務教育の後のことについてもお尋ねしたいんですが、文科省にお伺いします。  日系ブラジル人などの場合は、よく家族連れで日本に出稼ぎにやってきて、連れてきたときは十歳ぐらいの子供だったけれども、そのうち五年、十年いるうちに子供た...全文を見る
○山内委員 時間が迫ってきたので、最後の質問にしたいと思いますが、通告しておりませんが、もしよろしければ大臣にお答えいただければと思います。  先ほどの御発言の中で、国際化の著しい進展に伴い、異なる文化や歴史を持つ人々と手を携えながら、国際社会の中で活躍することができる青少年を...全文を見る
○山内委員 以上で質疑を終わります。  ありがとうございました。
11月02日第168回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○山内委員 自民党の山内康一です。  去る九月二十六日、ベトナムのカントー省で、円借款事業で建設中の橋の橋げたが崩落するという事故が起きました。多数の死傷者が出ましたが、このプロジェクトの概要と、そしてその事故の概要についてお尋ねをいたします。
○山内委員 死者が、五十四名も亡くなっている大変重大な大惨事でありまして、恐らくODA史上ほとんど前例のないような深刻な事態だと思います。そもそも二国間の関係をよくするためのODA事業で、ベトナムの現地の方々をこんなに多く殺してしまったと言っても間違いではないと思いますが、そうい...全文を見る
○山内委員 木村副大臣みずから現地に行かれて弔意の発出があったという点についてはいいことだとは思うんです。ただ、九月三十日の慰霊式典に関して言うと、相手国ベトナム側は、副首相もお見えになって、それから大臣も二人、現地の慰霊祭に参加されてと、非常にハイレベルで対応されておりますが、...全文を見る
○山内委員 恐らく、ベトナム政府としては、次のODA案件をやってほしい、もっと日本から援助がほしいということで、日本政府に対しては非常に丁寧な対応をされるとは思うんですけれども、やはりベトナムの国民感情からすれば、特に橋の事故があった近隣の住民からすると、今回の件は、対日感情を悪...全文を見る
○山内委員 日本企業は比較的誠実に遺族に対する対応をしているのかなという印象を受けますが、外務省としてもきちんとフォローをしていただきたいと思います。  それとあわせて、もちろん、日本政府が直接御遺族の方に何かやるということはできないとは思うんですけれども、例えば、この橋の周辺...全文を見る
○山内委員 このプロジェクトは、日本のJICAが調査を行って、その後、JBICが二百四十八億円の融資を行い、そして日本企業が受注してやっている。多分、外から見たら、明らかに日の丸案件、丸抱え、オール・ジャパンでやっているような、そういったプロジェクトであろうかと思います。  そ...全文を見る
○山内委員 日本側の専門家を加えた検討会議というのは大変いいことだと思うんですけれども、ただ、やはりもう少し日本政府として積極的にやってもいいのかなと思うんです。  例えば、今ベトナム政府は迅速に迅速にということをおっしゃっていますけれども、私は、事故原因の究明に関しては、スピ...全文を見る
○山内委員 ベトナム政府の立場はよくわかりますが、ぜひとも日本政府としても独自の調査をきちんとした形でやっていただきたいと強く訴えたいと思います。  特に、今後、近いうちに日本のODA案件でもう一個、同じようなスタイルの橋の工事が予定されているということを聞きました。同様の橋を...全文を見る
○山内委員 ぜひ、早急にというよりも慎重にこういった場合は対応をお願いしたいと思いますし、それから、再開のための条件をきちんと日本政府とベトナム側で合意をした上で再開するといったような配慮なり工夫が要るのではないかと思います。ぜひ御検討いただきたいと思います。  それから、今回...全文を見る
○山内委員 余り具体的にはよくイメージがつかめなかったんですけれども、今回の件を見ている限りは、私は非常に問題があったと思うのは、マスコミに対する対応に問題があったんじゃないかなと思います。  私は、この事件を新聞か何かで知って、その後二、三日、ずっとインターネットや新聞を見て...全文を見る
○山内委員 今回のマスコミ対応、外務省としてはきちんとやっているというお話でありましたが、それが現地のベトナム側のメディアの間では余り評判がよくなかったということは事実であるようでありますし、また、こういった場合の対応というのは、多分、最初の初動を誤ると、その後ずっとイメージが悪...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  そして、このような重大な事故を起こした企業に対する今後の対応というものはどうなっているんでしょうか。
○山内委員 では、JBIC、せっかくお越しなのでお聞きしたいと思います。  もう大成建設は人事にも反映されて、降格人事になったり役員の給与の返上というような対応をとられていますが、明らかに日本側に非があるということを日本企業は認めているわけでありますけれども、こういった場合は、...全文を見る
○山内委員 わかりました。  今回の事件は、日本では余り大きく報道されていなかったように感じます。最初、事故が起きて数日後は、日本人の犠牲者はゼロです、以上みたいな簡単な報道しかなかったように記憶しております。しかしながら、どうも欧米のメディア等ではかなり大きく取り上げられてい...全文を見る
○山内委員 今ODAは、ここ数年ずっと削減が続いております。私自身は、こういった中でODA削減にずっと反対をしてきました。今、先進国で日本以外の国はどこも、テロとの闘いの意味も込めてODAを大幅に増額しているのに、日本だけが削減されている。そういったトレンドを何とかしたいな、OD...全文を見る