山内康一

やまうちこういち

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

山内康一の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第169回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○山内分科員 自由民主党の山内康一です。よろしくお願いします。  まず最初に、法務省に、難民認定制度についてお尋ねをさせていただきます。  難民認定、日本にやってきたアフガニスタンとかミャンマーとかの難民の認定にかかる時間が今平均二年ぐらいと言われております。アメリカとかだと...全文を見る
○山内分科員 ありがとうございます。済みません、突然の質問で。  大臣もちょっと二年は長過ぎるなというふうにお感じであるようでありますが、ぜひ入管局長にお尋ねしたいと思います。  この二年の期間を何とか少しでも短くするための何らかの工夫なり手続なりが必要だと思うんですけれども...全文を見る
○山内分科員 ありがとうございます。  確かに十七年五月の新しい難民認定制度、これは前に比べると大変進歩だと思います。民間の有識者あるいはNGOの代表の方が難民審査参与員ということで認定されて、難民の適格性について審査する、そういう制度がすごくよくなったということは大変評価して...全文を見る
○山内分科員 その中で、NGO団体から推薦を受けた方で、私が前から個人的に知っている方で、法律にも詳しい、そういう人が、NGOの推薦があるにもかかわらず採用されなかった、人格が高潔じゃなかったのかもしれませんが。そういう意味では、ちょっと今の大ざっぱな説明ではなかなか納得していな...全文を見る
○山内分科員 この新しい制度は始まったばかりなので、最初のころはいろいろ摩擦とか問題もあるかと思いますが、ぜひ透明度を高める努力ということをこれからも続けていっていただいて、そういう支援のNGOなり弁護士の皆さんから不満が出ないような、透明度の高い制度にしていただければと思います...全文を見る
○山内分科員 確かに、六カ月で終わるのであれば、本当に問題ないと思います。アメリカでもイギリスでも、半年か一年は就労許可を出さない制度になっていると思うので、六カ月というのは極めて妥当なラインだと思います。  ただ、実際二年かかっている、平均して二年かかっているということは、や...全文を見る
○山内分科員 全力で六カ月以内というのはもう全くそのとおりだと思いますので、そこは理解するんです。ですから、六カ月を超えた場合はどうするかということを考えなくてはいけないと思うんですね。これは、法改正のレベルじゃなくて、政省令でちょこっと変えられるところじゃないかと思うので、ぜひ...全文を見る
○山内分科員 各国際機関がそれぞれ内部で監査をするなりあるいは評価をするのは当然のことだと思うんですけれども、日本の外務省として、あるいは日本政府として、どのようにその拠出金が役に立っているかのフォローアップというのは、一元的に外務省のどこかの部署なりどこかの課なりでフォローアッ...全文を見る
○山内分科員 やはり国際機関に関する報告書というのは、こういうものをちゃんと外務省が出されていて、百を超える国際機関に、金額が少ないものも含めて相当たくさんありまして、今は何をやっているかわからないようなコロンボ・プランとか東南アジア漁業何ちゃら機関とか、本当に数え切れないほどた...全文を見る
○山内分科員 これだけODAが厳しくなって予算が減っている中では、どうやって効果的な援助を実施していくかということはこれまで以上に重要で、私は、ODAの実施手段の選び方、最適のモードというか、最適のサービス提供の方法を考えるフォーマットというか公式みたいなものが必要なのかなと。 ...全文を見る
○山内分科員 外務省の、今、国際協力局とか地球環境審議官のところで国際機関に対する援助を見ていると思うんですけれども、三千億もの大きな金額を見ているんですから、場合によってはもっと人をふやすということも必要だと思いますし、国際機関に対する援助のあり方のガイドラインとか評価のあり方...全文を見る
○山内分科員 今御指摘があったように、外務省以外の国際機関の拠出が物すごく多い割にはだれも知らなかったりとか、あるいは昔、大蔵省が、自分の省の役人を留学させる資金を世銀にファンドでこっそりつくっていたりとか、いろいろ問題になったことがありました。そういったものも含めて、外務省がチ...全文を見る
○山内分科員 時間がなさそうなので、最後は質問ではなくて、意見を申し述べさせていただきたいと思います。  たしか予算では、国連機関のJPO、アソシエートエキスパートの予算が少しずつふえていると思うんですが、こういった人的貢献をするために、特に若い人たちに国際機関で働くチャンスを...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 外務委員会 第13号
議事録を見る
○山内委員 自民党の山内康一です。  最初に、国際物品売買に関する国際連合条約についてお尋ねします。  まず、この条約の意義と、そして、日本にとって、特に日本の経済界にとっての具体的なメリットについてお尋ねします。
○山内委員 その意義とメリットについては大変よくわかるんですが、この条約が発効して二十年近くたって、今の段階になって締結するというその事情と背景についてお尋ねします。
○山内委員 事情は、背景とメリットはよくわかるんですが、何か考えられるデメリットとかリスク、あるいはほかの条約加盟国でこれまでに何か問題等起こっていないか、もしあればお尋ねします。
○山内委員 それでは、二つ目の案件の、全米熱帯まぐろ類委員会の強化のための条約についてお尋ねします。もう既に野田先生から相当具体的なお尋ねがありましたので、質問の順番を入れかえて、幾つか飛ばして質問させていただきたいと思います。  マグロに関してはこの委員会を初めとして五つのマ...全文を見る
○山内委員 では、人とあわせてお金についてもお尋ねしたいと思います。  この全米熱帯まぐろ類委員会には、日本政府は、ここ数年どれぐらいの分担金あるいは任意の拠出金があれば出しているんでしょうか。
○山内委員 このマグロ関係の国際機関に限らず国際機関一般について言えることだと思うんですけれども、日本の国益を守るためにも、あるいは日本が国際社会に貢献していくためにも、もっといろいろな国際機関に日本人の職員をたくさん出していくということ、あるいは外務省所管以外の国際機関、世銀と...全文を見る
○山内委員 以前に比べると大分体制ができてきたのかなと思うんですが、同時に、外務省が毎年出している国際機関に対する拠出金の報告書、これを見ると、あらゆる省庁が関連の国際機関にお金と人を出している。農水省がFAOとか、あるいはフィリピンの稲研究所とか、あるいはこのマグロでいうと水産...全文を見る
○山内委員 ぜひ、選挙対策については選挙に強い小野寺副大臣を中心に、しっかりとした体制をつくっていただきたいと思います。  私はJICAにいたときに、やはり外務省のラインのJICAがマニラで建設関係のプロジェクトをやっていて、そのすぐ近くで建設省関係の財団がODA資金を使って同...全文を見る
○山内委員 では、ちょっと事前の通告をしていなかったんですけれども、ミャンマーのサイクロン、中国の地震等、災害に関して、日本政府としても援助を行っていくということで、それについて質問させていただきたいと思います。  特に細かい数字はお尋ねしませんので、基本的な考え方を小野寺副大...全文を見る
○山内委員 緊急援助のやり方について、基本的な考え方についてお聞きしたいと思うんです。  よく日本政府が緊急援助をやると、何千万円援助しますというような発表がまず最初に来て、金額を中心にプレスにも発表するし、大体、金額が大きければいいかなというふうに一般の方は思いがちだと思うん...全文を見る
○山内委員 あと、ぜひこれを機会に緊急援助の体制を見直していただきたいと思うのは備蓄倉庫です。  国際的な援助機関の中で、備蓄倉庫を充実させようとしているところはそんなに多くないと思うんですね。今は、むしろ事前に企業と話をつけておいて、いざというときにすぐ供給してもらえるような...全文を見る
○山内委員 実は、備蓄倉庫があった方が速いかというと、意外とそうでもないケースもあります。  私事で恐縮ですが、二〇〇一年にインドで大きな地震があったときに、僕はNGOの一員として現地に入りまして、現地に到着して七十二時間以内に八百張り分のテントを隣国のパキスタンから持ち込んで...全文を見る
○山内委員 通告のない質問が多くて大変失礼いたしました。  どうもありがとうございました。以上で質問を終わります。