山内康一

やまうちこういち

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

山内康一の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一です。  ODA予算に関して鳩山総理にお尋ねします。  鳩山総理は、世界の命を守りたいとおっしゃいました。「世界じゅうの子供たちが飢餓や感染症、紛争や地雷によって命を奪われることのない社会をつくっていこうではありませんか。だれもが、衛生的な水を...全文を見る
○山内委員 事業量自体はふえているというのは、恐らく円借款をふやしたりということだと思うんですが、どうしても円借款のような事業というのは、ハードのインフラとか、あるいは返済能力のある国が対象になりますので、一番貧しい国や紛争の起こっている、真っ最中のアフリカの国、そういう国にはな...全文を見る
○山内委員 ちょっと時間が短いので、途中、質問を幾つか省かせていただいて、やはり一つ、総理にお尋ねしたいと思います。  総理は新しい公共ということを提唱されておりまして、NPOに対する寄附とかそういったものに対して前向きに取り組んでいただけるものと思っておりますが、今の認定NP...全文を見る
○山内委員 今度は財務省にお尋ねします。  認定NPO法人制度、特にパブリック・サポート・テストと言われる部分が非常に評判がよろしくない。なぜかというと、寄附金の割合が一定以上じゃないと税の控除が受けられないんですけれども、介護とかあるいは教育とか障害者の作業所みたいなところは...全文を見る
○山内委員 寄附金税制に関しては、これまでの制度を手直ししたり改善するんじゃなくて、もう抜本的に考え方、哲学自体を大きく切りかえることを政治主導で、政権交代がありましたので、やっていただきたいと思います。  以上、要望を述べまして、時間が参りましたので、終わらせていただきます。...全文を見る
02月17日第174回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一です。  午前中の質疑は大変もめておりましたが、平和協力について御質問をさせていただきます。  自衛隊では給水や道路の補修といったような民生支援も行うことがありますが、そういった自衛隊による民生支援の費用対効果について、まず最初、防衛大臣にお尋...全文を見る
○山内委員 大変細かいデータを長く説明していただきましたが、例えば東ティモールで百七十四億円を使って、大体どれぐらいの人たちにどれぐらいの裨益効果というか、そういった分析というのはなされたことはありますでしょうか。なければ、ないとお答えください。
○山内委員 では、後日でも結構ですので、いただければと思います。  岡田外務大臣におかれましては、議員活動の一環としてNGOのプロジェクトをいろいろ視察なさっているというふうに伺っておりますが、そういった現場を見られた感覚からいって、民間のNGOなりあるいはJICAなり、そうい...全文を見る
○山内委員 今、ティモールの例をお話しになったので、ティモールの状況を御説明します。  私は、紛争直後に、NGOのスタッフとして東ティモールで人道援助の活動に携わりました。自衛隊は、NGOが入って治安が安定した後になってやってこられました。それも、相当、数カ月どころか、何年かた...全文を見る
○山内委員 確かに、ハイチの地震の後のような大規模な災害の直後というのは、自衛隊の重機とかそういったものが大変役に立つので、それは自衛隊の比較優位のある分野だと思います。あるいは、インド洋の給油をNGOにできるかというとできませんし、あるいはゴラン高原の停戦監視、ネパールの武器の...全文を見る
○山内委員 海上自衛隊の船が共同訓練とか友好親善の目的で海外に行くということには私も理解はできますが、ただ文化交流だったら国際交流基金という専門組織がありますし、援助であれば赤十字とかJICAとか、いろいろな専門組織があります。  やはり、もちはもち屋ということで、日本の自衛隊...全文を見る
○山内委員 この事業仕分けの結果が恐らく相当反映されたと思うんですけれども、ODAが七・九%削減になっております。  ちょっと、一応通告してありますが、岡田外務大臣に、恐らくこの事業仕分けの結果を踏まえた上で大幅に削減がなされている、これについての御意見。特に、私はコンクリート...全文を見る
○山内委員 続きまして、事業仕分けに関連して、原口大臣にお尋ねします。  事業仕分け、実際、私も仕分け人を何度もやったんですけれども、一つ思ったのは、国の事業を仕分けると、実は自治体がやった方がいいんじゃないかと思う事業が非常に多く出てきます。そういった意味では、事業仕分けを単...全文を見る
○山内委員 それと、枝野大臣が先日、テレビ番組で、国の出先機関を統廃合すれば三万五千人ぐらいの人数は削れるという話がありました。  私は、地方分権を進めていけば、地方に権限も予算も移していけば、人も移していかなくてはいけないと思いますし、恐らく、人生のライフサイクルの中で、二十...全文を見る
○山内委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月23日第174回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一と申します。  教育分野についてお尋ねします。  川端文部大臣に、高校レベルの職業教育、工業高校とか商業高校とか農業高校とか、そういった専門学校の教育の意義について御認識をお尋ねします。
○山内委員 私は、職業高校というものは、これまでどちらかというと軽視されてきたんじゃないかな、本来もっと重視してしかるべきだったんじゃないかなと。  教育学者の人の言うことには、普通高校を出て就職した人よりも、むしろ商業高校とか農業高校とかそういう職業高校を出て就職した人の方が...全文を見る
○山内委員 職業教育一般に言えることなんですけれども、社会のニーズというのは移り変わりが激しいので、それに対応した、役に立つ職業訓練、職業教育をやるというのは非常に難しい、これは一般論としてどの国でも成り立つ法則みたいなものなんですけれども。  そういった意味では、例えば介護の...全文を見る
○山内委員 ぜひ、職業教育の充実ということをこれまで以上に力を入れていただきたいと思います。  続きまして、民主党はマニフェストの中で、教員養成課程を六年にする、学校の先生になる人に修士号を取らせるといったような政策を打ち出されていたと思います。  それに関しては、一部の学者...全文を見る
○山内委員 これまで四年間で養成していた教員を六年にすれば、一見、教員の質は上がるんじゃないか、常識的に考えたらそうなんですけれども、実際にはそうならない可能性が多いという懸念がいろいろなところで寄せられております。よき意図に基づく政策が、必ずしもよい結果につながるとは限りません...全文を見る
○山内委員 大学院で専門的な教育を受ければ教員の質が上がるというケースは多いとは思うんですけれども、現場の学校の先生の御意見を何人か聞いてみたところ、座学で勉強するのも大事だけれども、経験を積みながら、働きながら覚えていくということも大事であると。最初から六年学校に行きっ放しにな...全文を見る
○山内委員 それから、四年間で先生になれたのが六年になれば、その分、恐らく国としても、大学院のそういうコースをつくったり、その分税金の投入もふえると思うんですけれども、そういう追加的な支出というか、どれぐらいコストのアップが見込まれているんでしょうか。
○山内委員 六年制の教員養成の大学院が全国にたくさんできると、何となく予想されるのは、今のロースクールの問題と同じことが全国で起きるんじゃないかと。ロースクールを出たら弁護士にしてあげるよと国に言われたはずなのに、実際にはなれない人がたくさんいる。  ある意味、ロースクールを出...全文を見る
○山内委員 毎日新聞の昨年十一月十七日の調査によると、教員養成を六年制にすることに対して都道府県と政令市の教育委員会に聞くと、無回答のところも多いんですけれども、二十九の教育委員会が反対、賛成なのはわずか六。六つの教育委員会しか賛成していなかったということが言えます。  今のと...全文を見る
○山内委員 私は、教員の質の向上のためには、修士号は、持っていた方が望ましいとは思いますが、義務化はちょっといかがなものかなという印象を持っております。  私は、大学院で教育経済学という学問をかじっておったんですけれども、恐らく、ちょっと制度設計、このままいくと危ないな、ロース...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一と申します。  冒頭、おわびを申し上げたいと思います。  実は、ちょっと私こちらへ参るのがおくれまして、かわりに共産党の笠井委員に長目に質問していただいたんですが、本日、衆議院議長の招きでイランの国会議長がこちらへお見えになっていまして、私は予...全文を見る
○山内委員 おっしゃるようなことは大変結構ですし、私も、同一の仕事には同一の賃金という方向で日本社会全体を変えていかなくちゃいけないんじゃないかなというふうには思っております。  他方、今のいろいろな制度を見ていると、どうも日本の労働市場というのは余りにも終身雇用の人に有利にな...全文を見る
○山内委員 今、駒村公述人からお話があったような制度について、労働組合の代表として、逢見さんはどのようにお考えでしょうか。
○山内委員 それでは、お三方にお尋ねしたいと思います。  共通して言えるのは、皆さん、小さな政府を否定されているというふうに私は理解しますけれども、そうすると、どうしても財源というものを考えなくてはいけないと思うんですが、その財源についてどう思われるか。特に、消費税を増税すると...全文を見る
○山内委員 どうもありがとうございました。  以上で質問を終わります。
○山内委員 高橋伸彰先生に質問させていただきます。  先生は、グローバル企業は、人を雇わない、賃金は払わない、税金は納めない、とんでもないというような御意見かと思いますが、では、グローバル企業にかわるどういう企業なり、どういう経済をつくっていく必要があるとお考えでしょうか。
○山内委員 同じく高橋伸彰先生にもう一つお尋ねします。  GDP統計の限界ということをおっしゃいました。私もそういう点があろうかと。やはり経済だけじゃなくてほかの指標もいろいろな要素を考えていかないといけないし、例えば企業でいうと株式の時価会計とかROEとか、そういう指標に引っ...全文を見る
○山内委員 引き続き同じ件で高橋伸彰先生にお尋ねします。  今の御意見、私も全くそのとおりだと思います。国連開発計画の人間開発指標とかブータンのGNHとかいろいろありますけれども、イギリスの議会なんかでもそういう指標を開発しようという議論が盛り上がってきていると聞いておりますが...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  続いて、高橋紘士先生にお尋ねします。  「新しい民間」という新しい言葉に大変感銘を受けたというか、全くそのとおりだなというふうに思います。障害者の福祉とか介護とかこういった分野では、実は、まだ規制の緩和というか規制の改革が必要な分野が非...全文を見る
○山内委員 続きまして、菊池先生にお尋ねします。  日本は財政は本当は厳しくないんだ、借金も本当は大したことないんだということなんだと思うんですが、世間一般ではそうじゃないと考える人が大変多いわけだと思います。日本はすごく借金がたくさんあって、借金がたくさんあるから増税しなきゃ...全文を見る
○山内委員 大変よくわかりました。  それでは、高橋伸彰先生と菊池先生にお尋ねしますが、お二人は基本的にこの政府の予算案に対して賛成のお立場だと思いますが、その賛成の立場から見ても、ここだけはちょっと気になるなとか、ここだけは変えた方がよりよくなるなとか、そう思われる予算項目み...全文を見る
○山内委員 続いて、高橋紘士先生にお尋ねします。  先生の御専門の介護とかこういった分野というのは、例えば、市川市が導入している一%税みたいな、NPOにお金が流れる仕組みづくりという意味で、先ほど民主党の中林委員からも質問がありましたが、そういった分野を強化することが必要だと思...全文を見る
○山内委員 以上で質問を終わります。
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一と申します。  きょうは、現場の経験に基づく、示唆に富んだ御意見、どうもありがとうございます。  座って質問させていただきます。  きょうは、農業と教育の話が大変多かったわけですが、農業高校で先生をなさっていた福間様にお尋ねしたいと思います。...全文を見る
○山内委員 私の質問は、農業高校を卒業した人の割合、どういう職業についているのか。
○山内委員 農業の知識を生かした職業についているのはどれぐらいの割合でしょうか。
○山内委員 きょう午前中、カガヤキ農園に行って思ったんですけれども、純粋に農業技術だけを教えるのじゃなくて、その後のマーケティングといいますか、売れるものをつくるとか、消費者、お客様が喜ぶものをつくるということを非常に重視されていたんです。本当は、これからの農業高校はそういうとこ...全文を見る
○山内委員 農業高校がどういう人材をつくれば、若い人たちが農家として、専業でちゃんと生活できるだけの給料をもらって、やっていけるようになるでしょうかということを、堀井さんにお伺いしたいと思います。
○山内委員 さらに、今のお答えを掘り下げて、では、学校、大学とか、あるいは一たん社会に出た人が、専門学校でもいいんですけれども、どういうサポートがあれば農業に定着する人材が育っていくでしょうか。
○山内委員 ありがとうございます。  実は、私は九州の、うちの父親はサラリーマンをやりながらお米をつくっていまして、後を継がずに東京に出てきたので、食料自給率の低下の原因をつくっていて、大変後ろめたい気持ちがあるのです。  五十嵐さんにお尋ねしますが、先ほど、土地改良事業の成...全文を見る
○山内委員 これまでの農政は、どちらかというと、政治力があるのはむしろ兼業農家の方で、専業農家の方は数がずっと少なかったので、兼業農家に対して優しい農政だったんじゃないかなという印象を私は持っています。  恐らく、農家の所得補償というのは、どちらかというと、兼業農家にとってより...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  きょうお話を伺っていて、本当は幼稚園のことで佐藤さんにも伺おうと思ったんですが、これまでの委員に全部質問をされてしまいまして、最後の質疑者は結構苦労するんです。  最後に、全員の皆さんに御質問させていただきます。  農業も教育も幼稚園...全文を見る
○山内委員 次は、佐藤さん、お願いします。
○山内委員 ありがとうございます。  堀井さん、お願いします。
○山内委員 貴重な御意見、ありがとうございました。我々もそう思っておりまして、理事会で協議しないといけないんじゃないかと思います。  では、五十嵐さん、お願いします。
○山内委員 大変貴重な、率直な御意見をありがとうございました。  以上で質問を終わります。
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○山内分科員 最初に千葉法務大臣にお尋ねします。  難民問題について、千葉大臣は以前から難民問題に御関心をお持ちだったと承知しておりますが、ぜひ、千葉大臣が法務大臣をなさっている間に、この難民問題、改善等大きな発展を期待しております。そういった観点から質問させていただきます。 ...全文を見る
○山内分科員 難民申請者がふえているということは、ある意味、日本を信じて申請してくださっているという意味ではいいことではないかな。その信頼にこたえるような体制を今の日本政府はとっているかというと、まだまだ不十分ではないかなというふうに思います。  確かに、難民申請をやっている方...全文を見る
○山内分科員 今の質問の続きなんですけれども、では、実際に収容されている未成年の難民認定申請者の方というのは大体何人ぐらいいて、その理由というのはどういう理由になっておりますでしょうか。
○山内分科員 ありがとうございました。  続いては、難民及び難民認定申請を出している途中の人たちに対する支援について、外務省と法務省、どちらにもお聞きしますが、最初に外務省にお尋ねしたいと思います。  そういった難民認定申請中の人たちに対する支援の現状についてお尋ねします。
○山内分科員 生活費の支援に関しては、予算が足りなくて支給基準が急に厳しくなった、そういう報道が一時期なされていたこともあろうかと思います。そういった意味では、まだまだ生活費の支援なども拡充していく必要があるのではないかなというふうに思います。  同時に、難民認定申請を出して、...全文を見る
○山内分科員 確かに、もし認定が半年ぐらいで終わるのであれば働く必要がなくなりますので就労ビザを考える必要もないので、認定を早くするか、就労を認めるか、多分どちらかなんだと思うんですね。ですが、実際、認定はそんなに簡単にできるものではないというのはよくわかります。外国語、いろいろ...全文を見る
○山内分科員 ぜひ成功させて本格的に受け入れていただきたいと思います。ちょっと時間がないので法務省には質問しません。  その難民の受け入れに当たって、これまで難民事業本部、正式名称はもっと長いんですが、その難民事業本部という、大変外務省にゆかりのある組織が伝統的に日本における難...全文を見る
○山内分科員 私は、外務省の人間が一人でも入っているからけしからぬとは言うつもりもありませんし、例えば、外務省には特殊言語の専門家がいらっしゃると思います。ミャンマーの難民受け入れに力を入れているときであれば、ミャンマー語ができる専門職の方に出向してもらって何年か働いてもらう、そ...全文を見る
○山内分科員 私は昔、具体名は出しませんが、某NPOで働いていたときに、内閣府の市場化テストに応募したことがあります。今外郭団体がやっている同じ仕事を三分の一のコストで我々はできますというプロポーザルを書きましたが、当時の政権には却下されました。  そういった意味では、せっかく...全文を見る
○山内分科員 国内の難民支援に限らず、一般的にNGO支援のあり方ということで、今、民主党政権になってから、新たなODAに関する指針づくりなどにも取り組まれていると聞いております。そのときに、今後ODAをNGOにどれぐらい流していくかとか、NGOとの協力の新しい枠組みとか、そういう...全文を見る
○山内分科員 NGOと外務省の連携を深めていこうと思ったら、恐らく人材の交流というのが大事ではないかなと思います。  前の政権のときでも人事交流というのはちょっとずつやられていまして、今やっていないかもしれませんが、若手の外務省の職員がNGOで何週間か研修を受けるとか、そういう...全文を見る
○山内分科員 ある意味、中国の孫文だって日本に来ていた時期があったと思いますし、フィリピン独立の英雄ホセ・リサールも東京にいたことがあります。日本は戦前、アジアの独立運動の指導者が日本に逃げてきて滞在していた、そういう経緯もありますし、今、ビルマの難民の皆さんの中には、アウン・サ...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 本会議 第19号
議事録を見る
○山内康一君 平井議員の御質問に関し、まず、事務次官廃止についてお答えします。  従来の事務次官とは、官僚主導体制を前提に、いわば実質的な省のトップとして位置づけられてきました。  鳩山内閣においては、政治主導の確立のため、既に事務次官会議を廃止し、また、事務次官が行ってきた...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 本会議 第20号
議事録を見る
○山内康一君 再就職のあっせん規制に罰則を追加した理由についてお答えします。  非特定独立行政法人の役職員は非公務員であり、その職業選択の自由を制限することは慎重であるべきだと認識しております。  しかし、法人の業務の公正を確保するためには、ファミリー企業等への再就職あっせん...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○山内議員 まず最初に、内閣人事局の組織・定員についてお答えします。  内閣人事局には、総務省、人事院、財務省から必要な機能を移管して設置することとしております。想定する規模としては、内閣人事局に移管される機能を現在担っている人員数はおおむね二百人程度でございます。ただ、同じよ...全文を見る
○山内議員 今、委員のお考えに沿ったラインで、私どもの提出草案では再就職支援規定を削除いたしました。  安倍内閣の当時の天下り規制では、官民人材交流センターでの再就職あっせん機能を設けておりました。これは、現在の給与制度のまま、単に早期退職勧奨と天下りをなくせば、高給の高齢職員...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 総務委員会 第12号
議事録を見る
○山内議員 みんなの党が共同提案に応じた理由ということですけれども、御質問にある百四ある独立行政法人のうち、八特定独立行政法人を除く大半が非公務員法人であるからかという御質問に対しては、ノーです。基本的に、この法案の骨格自体は、私どもの渡辺喜美代表が行革担当大臣をやっていたころに...全文を見る
04月14日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○山内議員 お尋ねの点に関して、議員立法案ではこの点は明確になっております。  まず、総務省設置法上の、「国家公務員法に規定する中央人事行政機関たる内閣総理大臣の所掌する事務について、内閣総理大臣を補佐すること。」の規定は、総務省の所掌事務からは削除し、内閣法上の内閣人事局の事...全文を見る
○山内議員 全く浅尾委員のお考えのとおりであります。  恐らく、給与法の改革なくしては、公務員人件費二割カット、民主党政権が公約に掲げていることも難しいというふうに考えております。
○山内議員 人間力の定義にもよるかもしれませんが、例えば、現行の標準職務遂行能力で、局長の場合は、「指導力を発揮し、部下の志気を高め、組織を牽引し、成果を挙げることができる。」といったことが書いてあります。こういったこと自体も人間力といえばそのとおりだというふうに思います。
○山内議員 これは、後に、政令で定めるところということですけれども、恐らく、民間企業の例、あるいは他国の公務員の例等を参考にしながら検討していくということになると思います。  例えば、定期的に何人ぐらいまとめて適格性の審査を行うかとか、あるいは、民間企業でやっているような三百六...全文を見る
04月16日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○山内議員 議員立法案では内閣一括採用の可能性を視野に入れております。このため、内閣人事局には、人事院が従来有していた採用試験の企画立案機能を移管するなど、採用段階からの機能、権限を持たせております。  一方、政府案では、内閣人事局は幹部に関することだけを担うことになっており、...全文を見る
○山内議員 先ほどの御質問もあわせてお答えさせていただきます。  自民党とみんなの党が選挙目当てでくっついているみたいなお話でしたが、私どもとしては、別段、自民党にすり寄ったつもりは全くございません。たまたま、この法案に関して、私どもみんなの党から、事務次官の廃止まで含めた案を...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○山内議員 これまでのところに関しては、今御説明になった政府案と同様です。
○山内議員 議員立法法案の場合は、定員管理の機能、級別定数の機能を内閣人事局に移管することとなっております。したがいまして、総務省に定員要求をやると一年ぐらい時間がかかってしまって、まず便宜的にあいているポストを使うといった便法は使う必要がなくなります。  内閣人事局で必要に応...全文を見る
○山内議員 基本的にはそういう理解で問題ないと思います。  以上です。
○山内議員 そのような理解で結構でございます。  総務省の、行政機関の機構及び定員に関する機能、それから人事院の、級別定数に関する機能を、内閣人事局に一元化するという案でございます。
04月28日第174回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一と申します。  きょうは、公述人の皆様、大変お忙しい中お越しいただいて、また貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  まず最初に、屋山公述人にお尋ねをしたいと思います。  我が党の渡辺喜美代表が行革担当大臣時代にさまざまな形で公務員...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  渡辺喜美さんも、大臣じゃなくなって、最近、遠慮なく言うようになっておりますが。  今の人事院の件に関して、改めて、屋山公述人にもう一度お尋ねします。  公務員の公正中立性の見地から人事院を強化すべきという考え方があります。この考えについ...全文を見る
○山内委員 今の公務員が公正中立とは限らないという事例、大変興味深く感じました。  屋山公述人は多分覚えていらっしゃると思いますが、公務員制度改革をつぶしにかかった官僚の代表格、公務員制度改革つぶしの司令塔と言える人が、当時の官房副長官補だった坂さんであります。きょうの委員会、...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  続きまして、民間企業の経営者のお立場から、前田公述人にお尋ねをしたいと思います。  我々の提出した法案には、事務次官の廃止という項目があります。本当は、自民党案には事務次官廃止という項目はなかったんですけれども、我々みんなの党の主張を自...全文を見る
○山内委員 では、同じ質問をもう一度、屋山公述人にもお願いしたいと思います。事務次官廃止について。
○山内委員 では、天下りの規制について、中野公述人にお尋ねをしたいと思います。  どちらかというと、天下りというと、天下りの人の給料が高いとか、天下りによって無駄な契約になっているとか、そういう議論が多いんですけれども、私は、実は、天下りを受け入れる側の団体で働いていたことがあ...全文を見る
○山内委員 時間が参りましたので、以上で終了させていただきます。ありがとうございました。
10月27日第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一です。よろしくお願いします。  まず大臣に、経済産業省の下にありますアジア経済研究所という研究所についてお尋ねしたいと思います。  アジ研という非常に地味な研究機関なんですけれども、その役割についてどのようにお考えか。そして、これまで足を運ばれ...全文を見る
○山内委員 アジ研の方が外務省より地域事情に詳しい、その点については後で外務省にお尋ねしますが、私も、アジ研というのは非常に日本にとって重要な機関だと思っております。  戦略がないということをよく政府を批判するときに使いますけれども、戦略というのは非常に便利でよく使われますが、...全文を見る
○山内委員 外務省にお尋ねします。  もちろん、その研究の成果を生かすということも必要だと思うんですけれども、せっかくなので、例えば人事交流、外務省の地域課にアジ研の研究者に入ってもらうとか、大使館の専門調査員はもちろんですけれども、もう既にある程度実績はあると思うんですが、も...全文を見る
○山内委員 ぜひ、外務省との人事交流というのを積極的に推進していただきたいと思います。  大臣にお尋ねします。  大臣もアジ研の重要性を非常によく認識されておりまして、私と全く同じ考えであるんですけれども、最近の傾向を見ると、予算も人もちょっとずつ、一律にカットされているのか...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  続きまして、原子力の国際協力についてお尋ねしたいと思います。  今、日本とインドの経済連携協定に関して、インド側から原子力分野の協力の期待が大変高いと聞いておりますが、今後のインドとのそういう原子力の協力に関して政府としてどのようにお考...全文を見る
○山内委員 私も、原子力の平和利用に関する国際協力というのは非常に重要だと思っております。ただ、インドに限らず、一般論として、原子力の分野で協力をしていると、平和利用だからといって協力していたはずなのに、その方針が変わって軍事転用されてしまう、そういうおそれは常にあると思います。...全文を見る
○山内委員 国際約束があっても、状況が変わると破られるおそれもありますので、ぜひそういった点まで御留意をいただいて協力を進めていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。
11月10日第176回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一と申します。  きょうは、予算削減の切り札として注目されてまいりました事業仕分けについて御質問をさせていただきます。  私は、事業仕分けに特に恨みがあるわけではございません。むしろ、事業仕分けを民主党の皆さんが手がける前からかかわってきましたの...全文を見る
○山内委員 専門家だけでやれということは、私は言っておりません。前の枝野大臣のときにも同じ質問をしましたが、専門家とゼネラリストのバランスが大事じゃないか。例えば、二十二人いたら、半分ぐらいはせめて途上国援助のことを知っている人が議論に参加しないと、とんちんかんな議論になってしま...全文を見る
○山内委員 余り素直に答えられると困るんですけれども、ぜひ次から、仕分け人、だれが仕分けるか、人が大事だと思いますので、仕分け人の仕分けもきっちりやっていただきたいというふうに思います。  次に、事業仕分けに向く事業、向かない事業があるんじゃないかなと私は思っています。事業仕分...全文を見る
○山内委員 恐らく、この点では、これ以上質問しても平行線だと思いますね。  私、個人的に思いますのは、事業仕分けというのはミクロの事業というか、例えば私は地方自治体の事業仕分けをやってまいりました。自治体でやっている事業仕分けというのは非常に効果的なんですね。市民がユーザーの目...全文を見る
○山内委員 余り国内の延長線上で海外の事例を考えたり、あるいは、例えば非常に専門性が必要とされる領域まで市民感覚だけで切り込んでいくのは余りにも危険だなと思いますので、ぜひ再考していただきたいと思います。  次に、これから行われる予定の再仕分けについてお尋ねします。  再仕分...全文を見る
○山内委員 新聞報道によると、仕分けで廃止しろとか予算を減らせと言われた案件が、看板のかけかえ型あるいは焼け太り型、いろいろな形で復活させていると。霞が関の官僚機構は必死で事業仕分けの結果を覆そうとしているということがよくわかります。  なぜこういうことが起きるのか。なぜそうい...全文を見る
○山内委員 再仕分けの案件とあわせて、内閣府の皆さんは通告物とおっしゃっていますが、各省に対して通告、勧告をする案件があると聞いています。手元にある資料によると、行政刷新会議名で各省に通告をしていく、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○山内委員 行政刷新会議の議長というのは菅総理であると思います。  ちょっと通告をしなかったんですけれども、要は、行政刷新会議の会として各省に命令するのが総理大臣であれば、わざわざ行政刷新会議が勧告を出さなくても、菅総理が官邸に呼びつけて、おまえの省のこれをやれと言えば済むこと...全文を見る
○山内委員 正直言って、総理がやる気になって、やれと言えばやれるんだと思うんですね。それを役所が骨抜きにしている。こういう状況を考えると、政治的な意思があれば再仕分けも要らないんじゃないかというふうに思いますし、本当に、最初の事業仕分けで指摘されたことのかなりの部分は多くの国民が...全文を見る
○山内委員 事業仕分けの現場では、恐らく、お金の問題ばかりじゃなくて、本当は国がやるよりも都道府県がやった方がいいとか、市町村がやった方がいいという意見を皆さん、仕分け人の人が言っていると思うんですね。その結果をきちんと反映させていけば、単にお金の、無駄な税金の使い道をなくすだけ...全文を見る
○山内委員 時間が参りましたので、最後に意見表明ということで。  私も、この事業仕分け、まだ世間の注目を集める前からずっとかかわってきた者として、ぜひ誤った使い方をしていただきたくないなと。事業仕分けをやったけれども全然無駄な税金の使い道がなくなりませんでした、歳出削減できませ...全文を見る
11月25日第176回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一でございます。  これまでのほかの委員の質疑を聞いておりまして疑問に思った点がございましたので、事前通告にはない質問も含めてお尋ねしたいと思います。  まず最初に、これは事前通告なしでもお答えいただけると思いますが、小野寺委員のつくられたペーパ...全文を見る
○山内委員 ほかの閣僚の皆さんもこの行事にお出になっていたんでしょうか。  防衛大臣あるいは国家公安委員長、そういう危機管理対応大臣に関しては、例えばですけれども、総理は宮中行事に出るけれども、防衛大臣あるいは国土交通、国家公安、そういう大臣だけは、今回は欠席しろ、自分の省庁に...全文を見る
○山内委員 ほかの閣僚の皆さんは、いかがだったでしょうか。
○山内委員 いや、総理、お出になっていたらだれが出ていたか恐らくわかると思うんですけれども、例えば岡崎公安委員長あるいは国土交通大臣はお出になっていたんでしょうか。
○山内委員 先ほどの質疑では、岡崎国家公安委員長は一度も警察庁に入られることなく、その日はずっと警察庁の外にいらっしゃったそうでありますが、すぐ近所の宮中までおいでになって、警察庁のある桜田門まですぐ近くですね。そういうすぐ近所まで来ていたのに、一度も警察庁に入って陣頭指揮をとる...全文を見る
11月26日第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
議事録を見る
○山内委員 みんなの党の山内康一です。  私は、基本的には原子力発電は環境の点でも必要なものだとは考えております。ただし、周辺地域の産業基盤あるいは生活環境よりも、もっと安全対策、防災インフラ、そういったものに予算を振り向けていく必要があるのではないか、そういう問題意識を持って...全文を見る
○山内委員 具体的にといっても答えられない分野かもしれませんが、ただ、今の原発の警備体制は、どちらかというと事業者が中心になって体制を組んでいると思いますが、今の状況、今の警備体制でテロの攻撃に対して十分対応できるとお考えでしょうか。現状認識をお尋ねします。
○山内委員 警備の強化を指示といっても、現在いる人に指示をするだけだと、今いるマンパワーがより忙しくなるだけだと思いますので、具体的に人をふやすとか予算をふやすということが必要だと思います。特にこういう状況でもありますので、例えば、予算要求のときに、今ある予算案を出し直してでも、...全文を見る
○山内委員 私も、きのう役所の方からレクを受けましたら、機械の警備、民間警備会社を使った警備あるいは警察の警備、いろいろ努力はなさっているのはよくわかりますけれども、何となく、事業者に非常に大きな割合というか、事業者が安全に責任を持っている割合が非常に大きくて、国の関与が、むしろ...全文を見る
○山内委員 直接発電にかかるコストだけで計算をすると、原子力発電というのは実際よりも安くコストが見積もられてしまうんじゃないかなと思います。そういった意味では、自然エネルギー、火力発電、水力発電そして原発、いろいろなエネルギー源をきちんと評価するためには、もう少しコストの計算のや...全文を見る