山内康一

やまうちこういち

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

山内康一の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第183回国会 衆議院 本会議 第5号
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○山内康一君 みんなの党の山内康一です。  みんなの党を代表して質問します。(拍手)  安倍政権の経済政策の三本柱、大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略のうち、大胆な金融緩和は、みんなの党の主張に近く、ぜひ実行していただきたいと思います。  まず、日銀総裁人事に関し質...全文を見る
02月15日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  まず最初に、民間人の登用について質問します。  会計検査院では、二〇〇九年から、民間人の受け入れによる特別検査プロジェクトチームというのをやられています。十名の民間人を任期つきで採用して、プロジェクトチームをつくって検査を行うというこ...全文を見る
○山内委員 今、民間人を活用するべきだということでしたけれども、河戸候補は事務総長として全体を見られていると思いますが、では、なぜ、十名を四名に減らしてしまったのでしょうか。どういう政策判断だったんでしょうか。
○山内委員 次の質問に行きます。  会計検査院のレポート、時々、非常にいいなと思うものもありまして、例えば、平成二十四年十月発行で、家電エコポイント制度について会計検査院の報告書がありまして、私、それを読んで、非常にいい報告書だなと思いました。  内容的には、家電エコポイント...全文を見る
○山内委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月15日第183回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  私も、外務委員会で質問するのは約四年ぶりになります。与党と野党、半分ずつぐらい経験をしてまいりましたが、外務委員会というのは、やはり与党、野党関係なく、日本の国益のためには党派関係なく前向きな議論をしていきたいなと思っておりますし、私は...全文を見る
○山内委員 シンクタンクへの助成は、ずっと減少傾向にありましたが、今度の予算案、今審議されている予算案では、三億円の予算が四・八億円にふえるということで、増額は大変評価できると私も思っております。  日本国際問題研究所、世界のシンクタンクランキングでは十六位。アジアでは二番目。...全文を見る
○山内委員 でも、こういう独法とか公益法人の公募というと、結構インチキな公募が多いわけでして、本当に公平にやっているのか怪しいなと。こういう研究機関のトップに外務省のキャリア官僚として実務をずっとやってきた人がつくというのは、ちょっと第三者的に見て本当かなという気がします。  ...全文を見る
○山内委員 ぜひ、外務大臣、そのような方針で今後の人事を考えていっていただきたいと思います。  そもそも、せっかく外務省の外に置いた研究機関ですから、幹部がみんな外務省だと、外国の人が見たとき、明らかに外務省の宣伝機関、外務省の意図であるとしか思われません。そういった意味でも、...全文を見る
○山内委員 せっかくですので、よろしくお願いします。答弁をお願いできれば。
○山内委員 以上で午前中の質疑を終わります。
○山内委員 再び質問させていただきます。また地味な、ミクロの質問をさせていただきます。  難民の第三国定住というスキームがあります。平成二十二年からの三年間のパイロット事業として始まっております。これについて、もうすぐパイロット期間が終わるんですけれども、外務省としてどのような...全文を見る
○山内委員 国際社会や国連機関の評判はなかなかいいということなんですけれども、実際の現場の声を聞くと、必ずしも全面的にうまくいっているわけではないという声を聞きます。報道にも幾つか、うまくいっていない、適応の面で失敗、失敗と言うとあれかもしれませんけれども、困難な状況にあるという...全文を見る
○山内委員 第三陣が余りいい結果とは言えない状況というのは大変残念です。  裏を返すと、ミャンマーも軍事政権が民主化に進んでいるので、もしかしたら、もとの本国に戻れるかもしれない、そういう期待もあったのかなという気もしますので、ぜひ、パイロット事業が終わったときは、ミャンマー以...全文を見る
○山内委員 一応、役所の人の説明を聞くと、そういうふうに公平な競争で選んだとおっしゃるんですけれども、実際は、NGOとかNPOが応札できないような条件をつくってしまっているというのが実際のところなんですね。企画競争といいながらも、難民事業本部以外はもう絶対満たせないような条件を組...全文を見る
○山内委員 大臣おっしゃるように、この第三国定住事業、日本はアジアで初めてやったということで、国際的には高い評価を得ております。ただ、現場のプロジェクトレベルにおりていくといろいろ問題があるということはありますので、ぜひ、もう今までのやり方をゼロベースで見直すぐらい、徹底的にやり...全文を見る
○山内委員 やはり、環境分野であっても、中国向けに無償の援助を出すというのはなかなか納税者の理解を得にくい時代になっていると思いますので、ぜひこの有償技術協力、これをもっと事業の柱にしてもいいのではないかなと思います。JICAはサウジ向けしかやっていませんが、ドイツの技術協力公社...全文を見る
○山内委員 外務大臣、日本の国際交流基金、どれぐらいの予算と人員か御存じでしょうか。
○山内委員 もう時間ですので、一言言って終わらせていただいていいでしょうか。  交流基金、百二十五億円、スタッフでいうと二百三十人ぐらいです。ドイツと比べても人員が十分の一以下、イギリスと比べると、十分の一どころか、何十分の一です。予算も全然少ないです。これではとても、価値観外...全文を見る
03月22日第183回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  まず最初に、先ほど外務大臣も、在ベレン総領事館が廃止されても、出張駐在官事務所ができて業務が継続されるので、何らサービスに影響を与えることがないといったような御趣旨の発言がありました。  だとしたら、もっと早くに総領事館を出張駐在官事...全文を見る
○山内委員 同じブラジルでいうと、ベレンと同じぐらい余り利用者数が多くないのは在マナウス総領事館。これも、それほど在留邦人も多くないし、それほど企業も多くない。こういったところも、先ほどからスクラップ・アンド・ビルドの議論がありましたけれども、スクラップというよりは、総領事館から...全文を見る
○山内委員 先ほど菊田委員からも質問がありました二〇一〇年の在外公館タスクフォースの結果として、先進国の在外公館から新興国の在外公館へ百名の人員の再配置を進めているということで、まだその途中だと思いますが、百人というと、実際、在外公館の職員が三千四百人ぐらいいるわけですから、わず...全文を見る
○山内委員 きょうは配付資料を用意しまして、大臣にもごらんいただきたい、あるいは副大臣にもごらんいただきたいと思いますが、この数字がいっぱい入った、うちの事務所でつくった資料は何かというと、先進国、それも英語圏の先進国に余りにも領事館、在外公館が多過ぎるのではないかという問題意識...全文を見る
○山内委員 アメリカが日本にとって重要な国である、それは全くそのとおりだと思いますが、恐らく日本と同じかそれ以上に緊密なイギリスでさえ、日本より少ない領事館しか置いていないわけですし、あるいは、同じアメリカでも、私は、こうやってアメリカじゅうに領事館をばらまくように配置するよりは...全文を見る
○山内委員 では、最後にもう一言お願いします。
○山内委員 ありがとうございます。  実は、ほぼ同じ質問を民主党政権の玄葉大臣にさせていただきました。そのとき玄葉大臣は、非常に前向きに答弁をしていただいて、その後、省内の会議でも私の指摘したことを言ってくださったとおっしゃっていました。そういった意味で、ぜひ検討していただきた...全文を見る
○山内委員 私がこれまで会った大使館の経済担当の人たちを思い浮かべると、ほかの省庁から来て語学も怪しげなレベルの人とか、あるいはODAなんかわからないよみたいな人が結構来て、そういう人が担当になるというケースも非常に多かったと思います。私はむしろ、プロパーの職員をもっと大事にすべ...全文を見る
○山内委員 確認をとってもやはり問題を起こす例は、どのように今後対処されるんでしょうか。あるいは、語学研修をやっているのは知っていますが、三カ月ですか、それではとても足りないという大使館員に、私はこれまでの人生でたくさん会ってきました。それを何とか改善すべきだと思うんですけれども...全文を見る
○山内委員 質問時間が終わりそうなので、最後に大臣、もし一言いただければと思いますが、やはり、余りだめな出向者を出す省庁には、そういうのを送るなとがつんと言って、あるいは、基準に達しない出向者ははねつける、そういう対応が外務省として必要だと思いますが、いかがでしょうか。
○山内委員 以上で質問を終わります。
04月05日第183回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  最初に、外務大臣に御感想を聞きたいと思います。  おととい外務省のプレスリリースで、OECD開発援助委員会による二〇一二年度のODA実績の発表がありました。それによると、日本は、二〇一二年度のODAの実績、世界で五番目でした。このこと...全文を見る
○山内委員 ネットとグロスという違いはありますが、やはり支出ベースで世界で五番目というのは少ないのかなと思います。  同じOECDの中のDACの加盟国二十四カ国ですけれども、下から五番目です。一人当たりにするとですね。一人当たりの対GNI比でやると下から五番目、日本より下にいる...全文を見る
○山内委員 次に、援助の中で、特に教育分野、その教育の中でも特に基礎教育分野の援助について聞きたいと思います。  ユネスコやユニセフが中心になって二十年以上前からやっている、EFA、エデュケーション・フォー・オールというキャンペーンというか取り組みがあります。日本も国際約束をし...全文を見る
○山内委員 ODA全体、一〇〇%のうち、わずか〇・五二%しか小学校教育などの基礎教育にお金を使っていない。日本は教育が大事だ、大事だと言っている割に教育に冷たいということが言えると思いますが、これはもっと、教育援助、特に基礎教育の分野に日本は、ODA、力を入れるべきではないかと思...全文を見る
○山内委員 そのバランスのよい支援ということは重要だと思います。私は、そのバランスが今悪いんじゃないかと言っております。その悪いのは、ちょっと余りにも留学生とか高等教育に偏っているということが問題だと思います。もっと初等あるいは中等教育に援助を振り向けていくということ、教育援助自...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。ぜひ前向きにお願いをしたいと思います。  やはり、ODAに対する世論の支持が余り高くないという現状は、恐らく、こういう小さいころからの教育の中できちんと現状を知らされていないということがあるのではないかと思いますので、前向きな対応をお願いしたい...全文を見る
○山内委員 日韓はたしか小渕政権のときに、日中は第一次安倍政権のときに、かなりハイレベルで決まった重要な案件だと思うんです。しかしながら、その後、意外と知られておりません。  そして、せっかく共同研究の成果がまとまっているにもかかわらず、これを読んだ人というのはほとんどいないん...全文を見る
○山内委員 私も、送料だけ払えば送ってもらえるというので、ちゃんと送料を払って送ってもらったんですけれども、そこまでやる人はなかなか多くないと思いますし、そもそも存在を知られておりません。  それから、ホームページでダウンロードできるといっても、全三百ページのものをダウンロード...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。
04月05日第183回国会 衆議院 議院運営委員会 第18号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  黒田総裁の就任時の同意人事におきましては、みんなの党は反対をいたしました。  しかし、その後の衆参の財政金融委員会での質疑あるいは予算委員会での質疑を通じて、黒田総裁の方針は、我々が思っていた以上に我が党の方針に近いというふうに考える...全文を見る
○山内委員 次に、我が党の参議院議員の中西議員が財政金融委員会で提案をさせていただきました。市場関係者との意見交換の場を設けるといったような提案をいたしました。  今回、政策決定会合の中でそういう項目が入っておりますが、これは、我々の党の議員の提案を受け入れていただいたというこ...全文を見る
○山内委員 次に、銀行券ルールの一時適用停止ということになっていますけれども、もしこの一時停止中に財政ファイナンスとみなされるような事態を、みなされないようにするための、何らかの新しいルールを定めるということはお考えなんでしょうか。
○山内委員 時間が来たようなので、以上で質問を終わります。
04月10日第183回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  最初に、下村大臣に、道徳教育の教科化についてお尋ねをします。  世界で、道徳教育のカリキュラムを国が定めて、全国一律でやっている、そういう先進国はありますでしょうか。
○山内委員 韓国の道徳教育をまねしたいかどうかは別として、恐らく先進国ではほとんどやっていないと思います。恐らく、道徳というのは宗教の役割であるといったような発想がヨーロッパでは多いと思いますし、道徳教育を国としてやっている、OECD諸国では、韓国を除くと、ほとんどないというより...全文を見る
○山内委員 大臣のお考えはわかりますが、道徳教育を教科化したらいじめ問題がなくなるという、何か具体的な、実証的なものはあるのかと聞いているわけです。
○山内委員 いじめによる自殺ということで有名になりました大津の中学校、この中学校は、文科省の道徳教育実践研究事業のモデル校だったというふうに報道をされております。道徳教育を文科省主導で強化した、まさにモデル校でいじめが起き、そしてそれが自殺につながっているということですから、逆に...全文を見る
○山内委員 道徳意識、規範意識が下がっているという大方の見方ということをおっしゃいますけれども、それは具体的に何か裏づけるデータというのはあるんでしょうか、それとも印象でおっしゃっているんでしょうか。
○山内委員 実際、道徳の水準というのは、恐らくはかることは難しいと思います。そういう調査もやっていないと思いますし、実際、道徳のレベルを何か統計でとるということも難しいとは思います。他方で、何らかの別のデータを用いて道徳水準を間接的に評価する、あるいは傍証として考えることはできる...全文を見る
○山内委員 明治時代のお話をされましたが、明治時代は学校の進学率も非常に低い、そして、恐らく、宗教的なもののかわりになるものとして、明治時代に天皇陛下を中心にそういったものをつくる必要があったのかもしれませんが、戦後も国家がやるべきなのか。先ほど地方分権の話がありました。地方自治...全文を見る
○山内委員 ちょっと今、総理は誤解されている。それは、教育再生実行会議の人が言っているというのではなくて、教育再生を訴えている人はよくこういう議論をしているということを言っているわけです。
○山内委員 下村大臣も、大臣になられる前に、本会議の席で、青少年の凶悪犯罪がふえている、それを直していくためにも教育再生が必要だという文脈のことをおっしゃっているんですよ。そういう分野の人たちがよく使うロジックだからあえて使ったというまででありまして、ですから、何を言いたいかとい...全文を見る
○山内委員 心のノート、中学用と五、六年生用を一応全部見てまいりました。改訂する前のだから今の心のノートですが、その内容を見る限り非常にマイルドな内容で、決してその内容を全否定するつもりはありません。ただ、将来的にそれを拡大して押しつける可能性があるのかなと思うのと同時に、私も心...全文を見る
○山内委員 終わります。ありがとうございました。
04月26日第183回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  最初に、TICADにおける市民社会の役割について質問させていただきます。市民社会というと、いわゆるNGOやNPO、学者であるとか、あるいは民間企業の社会貢献なども含めた、広い意味の市民社会ということで質問させていただきます。  今、ア...全文を見る
○山内委員 ある意味、ちょっと言い方は悪いですが、中国モデルというものがあるとすれば、中国モデルのリスクは、時の軍事政権とかに国会議事堂を建ててあげたりスポーツスタジアムを建てたりと、時の政権と近過ぎると、アラブの春みたいなことがあるときに一気に結びつきが全部なくなってしまうとい...全文を見る
○山内委員 議事の運営ということでは、岸田外務大臣は国対委員長として少数意見に配慮した国会運営をなさっていただいたと理解しておりますので、そういった意味では、そういういろいろな人の声を聞くというところで、外務大臣としてぜひリーダーシップをとっていただきたいと思います。  次に、...全文を見る
○山内委員 ぜひお願いしたいと思います。  そのときに、アフリカから人を受け入れる方はもう何十年もやってきているんですけれども、日本人をアフリカに送り出すということもぜひやっていただきたいなというふうに思います。  それから、同じく知的交流に関して、最後にもう一点質問をします...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  次の質問に移ります。  次に、日本のODAの水と衛生分野についての質問をしたいと思います。  国際的なキャンペーンということでは、教育分野では、エデュケーション・フォー・オールというキャンペーンを何十年もやってきて、非常に成果が上がった...全文を見る
○山内委員 残念ながら、日本はまだオブザーバーなんですね。主要国の援助機関はもうメンバーに入っております。アメリカのUSAID、イギリスのDFID、主要国で日本よりも援助額の少ないいろいろな国も、みんなもう正式メンバーになっています。  今お話あったように、日本は水の分野ではト...全文を見る
○山内委員 過去にこのSWAのハイレベルミーティングへは日本からは外務省の担当者の方が行っていると思うんですけれども、できれば大臣に行っていただきたいですし、日本はトップドナー、世界のトップドナーなわけです、水と衛生で。できれば大臣に行っていただきたいと思いますし、国会日程等あれ...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  時間の関係で最後の質問になると思いますが、岸田外務大臣の外遊日程を議運の理事会で拝見しまして、一つ興味を持ちましたのは、アメリカで日系アメリカ人との交流の機会を持たれるというふうに伺っております。  実は、外務省が、日系アメリカ人のオピニ...全文を見る
○山内委員 中途半端に時間が残っているので、通告していないことで一言感想をと思います。  アメリカの日系人は比較的そういう手厚いプログラムがあるのかもしれませんが、中南米、ラテンアメリカにもいろいろな日系人社会はたくさんあります。質問ではなくて、意見表明ということで申し上げたい...全文を見る
05月17日第183回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  最初に、旅券法の改正について質問させていただきます。  まず、日本の旅券というのは、ビザなしで行ける国が多いので、悪いことを考える人にとっては非常に利用価値のある旅券だと思います。日本の旅券、どれぐらい世界じゅうで不正使用が発生してい...全文を見る
○山内委員 中国人が日本人に成り済ますというのは想像できるんですけれども、アフガニスタン人というのはちょっとびっくりしましたが、そういう偽造が実際に行われていると。実際、この五十何件だ、八十件だというのは、わかった、判明したケースですから、本当はもっと多いのかもしれません。  ...全文を見る
○山内委員 年間の不正使用が五十件とか六十件、これが多いのか少ないのかわかりませんが、できる限りゼロに近づけていけるように、引き続き努力をしていただきたいと思います。  次に、租税に関する条約について質問をいたします。  脱税防止や二重課税の回避のための二国間の条約や協定、今...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  では、残り半分の時間は、関係のない、別の案件の質問をさせていただきます。  まず最初に、広報文化外交について質問をします。  平成二十四年七月に、外務省の広報文化外交の制度的あり方に関する有識者懇談会という懇談会が提言をなされました。...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  いろいろな組織ができたというのはわかりましたし、戦略性を高めるということもわかりました。  ところで、この二十四年の提言の中で、一つ非常に具体的なものとして、インソーシングという耳なれないものが提案されていました。アウトソーシングという...全文を見る
○山内委員 いわゆる任期つき採用とかで外務省で雇うと、その人件費は外務省が払うわけだと思うんですけれども、このインソーシングで言っているのは、人件費も親元に出してもらう。  美術館なり大学なり、例えば京都大学とかがよく、ジャカルタとかに研究センターを持っています。そういうのを持...全文を見る
○山内委員 単にお金が削れるということだけではなくて、もっと民間の人材も知恵も自由に使えるという意味で、このインソーシングをぜひやっていただきたいと思います。齋木さんも、前、会計課長時代にいろいろ歳出削減に努力されたのは十分承知しておりますので、経費の節減プラスアルファがあると思...全文を見る
○山内委員 何となく思うのは、外務省でも日本語教育の有識者会議を持ち、文科省でも日本語教育の有識者会議を持ちと、それ自体無駄な気がしまして、できればこういうものを一緒にしていくというのが、本来、オール・ジャパンで日本語教育を考える上で重要じゃないかなと思いますが、指摘するにとどめ...全文を見る
○山内委員 では、せっかくだから、最後にコメントを。
○山内委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月22日第183回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  先般質問した内容のフォローアップの質問をさせていただきたいと思います。  先日、本外務委員会におきまして、SWA、サニテーション・アンド・ウオーター・フォー・オール、水と衛生分野の国際的な援助の動きに関して、他の主要国が正式なメンバー...全文を見る
○山内委員 簡潔でいい答弁、ありがとうございました。私ども野党の議員の提案にもかかわらず真摯に検討いただいて、心から感謝を申し上げます。  それに関して、水と衛生分野でもう一つ質問したいと思います。  先日、ゴールデンウイークの中日にユニセフ議連の勉強会がありまして、会長は谷...全文を見る
○山内委員 水分野、ぜひ重視していただきたいと思います。特に中近東や中央アジアでは、場合によっては水が原因で次の戦争が起きるかもしれないというようなことも言われておりますので、日本が率先して水の分野で貢献をしていく。場合によっては、戦争を起こさないための水の援助、こういったものも...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  ちょっと確認ですが、英語まで含めると、外務省の全定員のうち、どれぐらいの割合になるんでしょうか。
○山内委員 全体で五千八百人、出向の人もいるかもしれませんが、そのうち二千五百人が語学研修を受けている。これは、正直言うと、私も数字を見ると、少ないな、もっと多くてもいいのかなと思っておりまして、外務省の強みでもある語学研修、こういうものにはもうちょっと、財政厳しき折ですが、予算...全文を見る
○山内委員 次に聞こうと思ったんですけれども、在職している方の、一旦入った後の定期的な語学力のチェックをどうされているのかなと思いまして、韓国の外交通商省、今度政権交代で省名が変わるかもしれませんが、などは、何年かに一度、かなり厳しい語学力テストをやって、現役の職員であっても数年...全文を見る
○山内委員 次に、研修語学別の職員数について、外務省の説明と、場合によっては大臣と、通告していませんが、あべ政務官も感想をお聞かせいただければと思うんですが、この語学別のリストを見て、私はいろいろ思うところがありました。  例えば、これを見ていただくと、英語がすごく多い、これは...全文を見る
○山内委員 岸田大臣、もし、この表を見て何かお感じになったことがあったら、お願いします。
○山内委員 ちょっと時間が短くなってきたので、最後は、質問というよりも意見ということで申し上げたいと思います。  例えば、今アフガニスタン大使をやられている方は非常に現地語が上手です。アフガニスタンのダリー語、パシュトゥー語をしゃべれるんですけれども、職員の語学研修には入ってお...全文を見る
06月14日第183回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  まず、投資協定について質問をいたします。  日中韓の投資保護協定の中で五条というのがありまして、投資家の投資財産に対し、公正かつ衡平な待遇並びに十分な保護及び保障を与えるという項目があります。  それから、十二条に、各締約国は、武力...全文を見る
○山内委員 わかりました。  次に、インドとの社会保障協定に関連して質問をさせていただきます。  先ほど、菊田委員からも、中国との社会保障協定がまだであるという話がありました。少なくとも中国は既に交渉には入っているわけですが、ほかにも、在留邦人がたくさんいる、日本企業がたくさ...全文を見る
○山内委員 総合的に判断ということですが、では、具体的に、タイとかシンガポールとか、日本企業や在留邦人が多い、ベストテンに入るような国が、タイの場合、シンガポールの場合、なぜ対象になっていないんでしょうか。もしお答えになれるのであれば。
○山内委員 よくわかりました。ありがとうございました。  次に、ちょっと別の、きょうの議題ではありませんが、最近、官邸の有識者懇談会で、在留邦人及び在外日本企業の保護の在り方に関する懇談会の報告書というのが四月二十六日に出ました。具体的には、アルジェリアの事件を受けて、官邸とし...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  そのほかに、この提言の中にもう一個おもしろいと思ったのは、日本企業から相手国政府の警察なりあるいは軍なりに警備を依頼するよりも、企業が直接行くよりも、日本の大使館から相手国政府に申し入れてくれた方が効果的であると。だから、もっと大使館で、日...全文を見る
○山内委員 これは質問というよりも要望ですけれども、私も、国会議員になる前の前職時代は、いろいろな国の日本大使館の人とおつき合いがありましたけれども、外務省の大使館というのは、非常に、担当者によって、一生懸命やってくれる人もいれば、あれっという人も多くて、ぜひ、全世界一律できっち...全文を見る
○山内委員 言語の問題はそんなにシンプルではないと思うんですね。仏語圏だからフランス語ができればいいということではなくて、恐らく庶民はみんな仏語はそんなに流暢じゃないと思います。  それから、アルジェリア政府の職員で、フランスで教育を受けたようなキャリア組はいいかもしれませんが...全文を見る
06月21日第183回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  きょうは、JICAの田中理事長、お越しいただきましてありがとうございます。ちょっと参議院の都合で時間変更になりまして、大変失礼いたしました。  まず、教育分野の日本のNGOが、教育分野のODAについての四つの提言をまとめて、日本政府、...全文を見る
○山内委員 一気に次の質問までお答えいただいたようですけれども。  これについて、JICAの基本的なスタンスをお答えになったわけですけれども、特にNGOの提言を見ると、例えば低所得国にもっとシフトすべきだと。外務大臣にもぜひ同じことを申し上げたいんですけれども、どうしても日本は...全文を見る
○山内委員 教育セクターの円借款というのは非常にいいポイントだと思います。どっちかというと、日本は箱物の学校建設とかばかりやってきましたけれども、本当に必要なのは、学校よりも、場合によっては教員の給与であったりするわけです。  途上国へ行くと、どこに行ってもお寺かモスクかキリス...全文を見る
○山内委員 GPEへの拠出を重視していただけるということで、非常にありがたいと思います。これも、GPE、グローバルパートナーシップ基金、これはNGO業界全体の要望として上がっていることですので、ぜひともこの金額をふやしていただきたいと思います。  それから、JICAの理事長にお...全文を見る
○山内委員 私も留学生自体はもっとふやしていいと思うんです。円借款、留学生借款みたいなのもマレーシアとかインドネシアでやっていたと思いますので、こういったものをもっとアフリカとか中近東にふやしていくということも必要だと思います。  実は、毎年四十億ぐらい中国からの留学生に国費留...全文を見る
○山内委員 そろそろ時間なので、最後に、田中理事長に質問というか、半分は意見ですけれども、申し上げたいと思うんです。  JICAは、これまでずっと援助実施機関ということでやってきたと思うんですけれども、どちらかというと、これからは、援助を直接JICAが実施するよりも、援助を実施...全文を見る
○山内委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
10月31日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第4号
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○山内委員 みんなの党の山内康一と申します。よろしくお願いします。  最初に、柳澤参考人に質問をさせていただきたいと思います。  先ほど細谷先生がおっしゃっていたのは、戦前の日本が、リーダーシップがなくて間違った方向に行ってしまった。あるいは、イギリスのブレア政権が、周りの数...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  次に、これまでの、前の政府の答弁でも議論になっているんですが、安全保障担当首相補佐官と安全保障局長、この二人の業務の重複があるんじゃないか、そういった議論がありました。これについて、宮家さんと細谷さん、お二人にお尋ねしたいと思います。 ...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  次に、もう一度、宮家参考人と柳澤参考人にお尋ねをしたいと思います。  新聞報道によると、早速役所のポスト争いが始まっているようでして、どこまで本当かわかりませんが、例えば、NSCの中に班が六個できて、うち三つが防衛省関係、二つが外務省、...全文を見る
○山内委員 各省の役所の人は、ぜひ若いうちに内閣官房に行っていただいた方がいいなと思います。  ただ、座布団のお話でいうと、そうすると、やはり民間人の登用というのは難しいというのが実態になりそうな予感がしますので、ぜひ、本当にNSCを今後機能させるためには、民間の優秀な人、研究...全文を見る
○山内委員 また次も細谷先生にお聞きしたいと思うんですけれども、これも新聞報道によるので正確かどうかわかりませんが、八月三十一日付の産経新聞の記事によると、防衛省・自衛隊は、NSCの事務局に「スタッフとして約二十人の自衛官(制服組)を出向させる方針を固めた。」とあります。これは本...全文を見る
○山内委員 そろそろ時間が来ましたので。  恐らく、先ほどの宮家さんの座布団論で言うと、自衛隊というのは座布団がたくさんあるから出しやすいんだろうなというのを素朴に思うんですが、座布団じゃなくて、やはりどの分野でどういう専門性が必要か、そこからちゃんと検討しないと。分母が二十何...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  きょうは、杉本委員の代理で質問に立たせていただきます。久しぶりの質問ということで、よろしくお願いいたします。  きょうは、どちらかというと、大所高所の議論はやらずに、枝葉末節的なミクロの、しかし確実に改善につなげていただきたいと思う質...全文を見る
○山内委員 さすが大蔵省出身の木原政務官、財政の制約の中で効果的にという点は全く同感でございます。  ただ、私もやはりこの分野はふやす必要があると思います。確かに国賓は、外務省の担当部署に聞くと、天皇陛下の御日程とかを考えると、そんなに一気にはふやせないということも聞いています...全文を見る
○山内委員 この問題に関しては、担当の政府委員の方でも結構ですが、招聘で招かれてきた人たちが具体的にどういうことを日本でやって、どういう効果が具体的にあらわれているか、そういう例などがあればちょっと説明をしていただきたいと思います。  私の手元にある資料だと、一週間ぐらいのケー...全文を見る
○山内委員 一回来てくれた人のフォローアップというのは非常に大事だと思います。  私もJICAの職員であったんですけれども、大体、研修員が一回来てほっぽらかしにしているよりは、その後、OB会とか、せめてニューズレターを年に二回ぐらいちゃんと送るとか、あるいは、JETプログラムも...全文を見る
○山内委員 防災インフラを援助でやると、効果が実は見えにくいんだと思うんですよ、死ななかった人というのはニュースにならないので。亡くなった人はニュースになりますけれども、日本の砂防ダムが守ってくれた命というのは恐らくほとんどニュースにならないので知られないと思うんです、ほっておく...全文を見る
○山内委員 実は、私も副大臣の今おっしゃったのと同じ印象を受けました。レイテ島の援助リストをずらっと見て、あれ、オルモックの死者が大分減っているなという印象を受けたんです。  ただ、それはずっと定点観測している人にはわかるんですけれども、そうじゃない人には多分わからないと思いま...全文を見る
○山内委員 次に、外務省だけじゃなくてちょっと法務省にも関係することですが、難民の受け入れ政策について質問をします。  二〇一一年十一月に、難民の保護と難民問題の解決策への継続的な取り組みに関する決議というのを、衆議院と参議院、それぞれで決議をいたしました。自民党の逢沢一郎先生...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  特に第三国定住はアジアで初めての試みでして、いろいろ難しい問題もありますが、ぜひ、パイロット事業のパイロットを外して、恒久的な事業としてきっちりとやっていただきたいと思います。  それに関連した質問ですが、これはちょっと法務省になるかもし...全文を見る
○山内委員 ああ、そうですかとはなかなか受け入れられない御答弁でしたが。  人道的な理由があるということですから、従来どおりとおっしゃいますが、従来ももともと日本は厳しいんです、先進国の中で最も厳しい部類だと思います、そういった意味では、人道的配慮をきちんとできるような仕組みを...全文を見る
○山内委員 外務省の中のカップルもそうですし、大使館に行くと各省の出向のアタッシェの人がいっぱいいるわけですから、他省庁の、旦那さんが外務省で奥さんが農水省みたいな組み合わせもあると思いますが、そういった人も含めて、なるべく配慮をしていただいた方がいいんじゃないかなと思います。 ...全文を見る
12月18日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○山内委員 みんなの党の山内康一です。  きょうは、急遽代打で質問に立たせていただきます。農水委員会での質問は初めてということで、どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、畜産問題等ということなんですけれども、畜産農家の経営を安定化していくためには、畜産価格ももちろん大事...全文を見る
○山内委員 今のお話で、全部予算を合わせても大体八十億ぐらいになるのかなという気がしますが、経産省の電力関係の予算を考えると、物すごく少ないなという印象を受けますし、バイオマス発電の中でも、例えば、バイオマス発電は大ざっぱに分けると二つに分かれると思います。一つは木質のバイオマス...全文を見る
○山内委員 小里政務官から前向きなお言葉をいただきましたが、やはりドイツでも同じく、固定価格買い取り制度ができた後、一気にバイオガス発電が普及したというふうに聞いていますので、日本も非常に今は狙い目の、いい時期だと思います。ドイツでも、やはり再生可能エネルギー買い取り制度ができた...全文を見る
○山内委員 必ずしもうまくいっていないということはないということなんでしょうか。  実は、もしかすると、固定価格買い取り制度ができる前はうまくいっていなかったけれども、できた後はうまくいっている、そういう例もあるかと思います。バイオガスの普及の条件として、買い取り制度ができたこ...全文を見る
○山内委員 ありがとうございました。  先ほど説明した梶山さんという研究員の研究によると、例えば、ドイツの百軒ぐらいの農村でバイオガス発電を導入したところ、以前は電気代あるいは灯油の購入費で三千六百万円ほど村から外に出ていっていたお金がある、それに対して、バイオガス発電、そこで...全文を見る