山内康一

やまうちこういち

比例代表(九州)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4回

山内康一の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第201回国会 衆議院 本会議 第4号
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○山内康一君 私は、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党、無所属フォーラムの共同会派を代表し、ただいま議題となりました令和元年度補正予算に対し、反対の立場から討論いたします。(拍手)  まず、本題に入る前に、安倍政権の政治姿勢について申し上げなくてはな...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○山内分科員 立憲民主党の山内康一です。  きょうは、主に森法務大臣、そして外務省にもお越しいただいていますが、どれも外務省と法務省がオーバーラップする領域の質問ですので、大臣には恐縮ですが、最後まで聞いていただければと思います。  まず最初に、日本の難民受入れの認定数につい...全文を見る
○山内分科員 森大臣、今お聞きいただいたと思います。よその国はほとんど万単位ですね。日本は四十二人。この状況をどのようにお考えか。  恐らく、ほかの先進国であれば認められる難民を日本政府は却下しているんじゃないかなと思うんです。同じぐらい困難な状況に置かれている難民申請者も、日...全文を見る
○山内分科員 シリアの難民とかリビアの難民みたいなそういった国の難民はどうしても旧宗主国とか近くのヨーロッパに行きがちですが、カナダを見ると、遠く離れていてもカナダには相当、難民申請者は行きます。日本に来ないのは、日本が厳しいということぐらいみんな知っているわけで、行っても受け入...全文を見る
○山内分科員 法令用語ではない、実務的な用語だということをおっしゃいましたけれども、その中には難民申請中の者は含まれるのでしょうか。
○山内分科員 二〇一九年の四月にパブリックコメントを行ったときの送還忌避者の中には、難民申請中の者は含まれていないと理解しています。今の御説明は、基本的には、難民申請をしていたり、あるいは裁判の途中の者は送還忌避者に含まれないということですね。それでいいでしょうか、そういう理解で...全文を見る
○山内分科員 送還忌避者に難民申請者は含まれているということですね。わかりました。  そうしたら、二〇一九年の四月の段階と解釈がちょっと変わっているということでしょうか。
○山内分科員 平成三十一年四月、出入国管理基本計画案へのパブリックコメントに対する法務省の考え方という回答がありまして、そこに、送還忌避者の中には現状は難民申請者は含まないものと認識しているという回答があったそうなんですね。それは変わっているということなんですかね。
○山内分科員 今、法務省内で専門部会、分科会で検討されている資料の中には、送還の回避を目的とする濫用、誤用的な難民認定申請に対処するための措置という要望がありまして。  確かに、難民申請を濫用している方が多いのは私も問題だと思います。実際、明らかに難民とは認められない人まで申請...全文を見る
○山内分科員 そういう濫用者じゃない人まで送還することが絶対ないように注意していただきたいと思います。  それで、ひとつ、収容のあり方についてお尋ねしたいと思います。  日本では収容期間の上限がないということなんですけれども、今、送還忌避者の中の収容者の中で、最長何年ぐらい収...全文を見る
○山内分科員 七年三カ月収容し続けている。やはり問題があると思います。  国によっては、上限のない国、ある国がありますが、大体、上限を設けている国は六カ月とか二年とか決めた上で裁判所が判断する、司法が判断するというところなんですけれども、日本の場合は、司法判断が入らず、出入国在...全文を見る
○山内分科員 検討中なことは承知しておりますが、ぜひ人権に配慮した運用をお願いしたいと思います。  今、大臣から仮放免のお話がありました。今、収容施設で、一部、拒食事案、ハンガーストライキが広がっていると承知しております。一人、餓死して亡くなった方もいらっしゃると報道されており...全文を見る
○山内分科員 では次に、外務省の方に伺いたいと思います。  無国籍状態の難民の認定についてお尋ねしたいと思います。  ことしの一月二十九日に東京高裁で、無国籍の男性の難民不認定の取消しを求めた訴訟で国が敗訴いたしました。無国籍、事情があって国籍がなくなって、この人の場合は、旧...全文を見る
○山内分科員 余りやる気がなさそうなんですけれども、例えば、難民としてよその国に来た人たち、親は母国があるんですけれども、そこで生まれた子供は無国籍になりやすいんですね。難民から生まれた子供さん、よその国で生まれると、どこの国の国籍ももらえない、そういう状態に陥りがちですので、こ...全文を見る
○山内分科員 昨年の参議院の法務委員会でも、その質問で、今、他国の事例を研究中ですという答弁だったと思います、外務省の方で。どんな検討状況になっているんでしょうか。具体的にいつまでに報告書を上げるとか、いつまでに提言を出すとか、そういうスケジュール感というのはあるんでしょうか。
○山内分科員 ぜひ真剣に検討すると同時に、いつまでにというか、もう多くの、国際社会からも勧告が出されておりますし、日本の市民団体でも、早く批准をすべきだという意見もあると思います。それから、女性差別撤廃条約の勧告には法的拘束力がないというふうに理解しているんですけれども、そういっ...全文を見る
○山内分科員 ぜひ議論していただきたいと思います。  もう時間が参りましたので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月06日第201回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○山内委員 立憲民主党の山内康一です。  きょうは、ついさっき大西委員も質問されましたが、国連本部の原爆展について、追加で質問させていただきたいと思います。  皆さん、お手元の資料にあるとおりなんですけれども、五年に一度行われております核不拡散条約再検討会議に合わせて、日本原...全文を見る
○山内委員 正直言って、パネルの審査にそんなに時間がかかるとはとても思えないんですよね。恐らく、もうやればと大臣の御判断でできるんだと思います。  そういった意味では、もし、今検討中ということで、それ以上はお答えいただけないのであれば、ぜひ検討結果と、そしてそれが、もし、認めら...全文を見る
○山内委員 ここの報道内容が事実であるとするならば、展示できない理由は、福島の原発事故の話があって、それが恐らく日本政府にとって都合が悪いということなんじゃないかと思います。  私は、日本にとって多少不利になるかもしれない、いや、実際には不利にはならないと思うんですけれども、そ...全文を見る
○山内委員 間違った意見を伝えろなどと一言も言っていませんね。私は、たとえ不都合な真実であってもきちんと示すことが日本の誠意というか、イメージアップにつながるということを申し上げたいだけで。  もし、では、この写真展のパネルを理由にして後援を却下されるのであれば、どこが間違いだ...全文を見る
○山内委員 今、大臣の答弁を聞いて、私と認識は別に変わっていないと思います。私も、間違った、事実と反することを伝えろとは一切言っていません。不都合であっても事実であれば伝えてほしいということしか言っていません。ですから、恐らく認識はそんなにギャップはないと思いますので、結果はきち...全文を見る
○山内委員 今、幾つか、入れない理由をおっしゃいました。その一つが、非核保有国の中にも支持が広がっていないという点が挙げられておりました。  では、今度は逆に聞きますが、もし非核保有国の支持が広がっていったら、日本も入れる可能性が出てくるという理解でよろしいんでしょうか。
○山内委員 仮定の質問ではありますが、おっしゃっていることの裏を返しただけなので、真実ではないかと思います。  そして、次の質問に行きますが、もう一つ、今おっしゃった理由というのは、基本的には、法的な理由で入れないということでしょうか。それとも政治的判断あるいは外交的判断で入れ...全文を見る
○山内委員 ありがとうございます。  法的な理由というか法的な障害はないということで確認させていただきますが、そういうことでよろしいでしょうか。
○山内委員 では、法的な問題がないのであれば、政治的状況が変われば参加できるということが確認できましたので、次の質問に行きたいと思います。次というか関連の質問に行きたいと思います。  今、ヨーロッパのNATOの加盟国では、あるいはオーストラリアでは、アメリカの同盟国であっても核...全文を見る
○山内委員 今の状況では、日本が核軍縮の議論をリードしているとはとても思えないと思うんですが、せめてついていく必要はあると思います。  この核兵器禁止条約に関しては、発効した後に締結国会合というのが開かれます。この締結国会合には批准していない国も参加できますので、日本もオブザー...全文を見る
○山内委員 国連主催の締約国会合、オブザーバーぐらい当然出ていいと思いますし、それは、もし事務方が嫌と言っても、大臣のお力でぜひ参加していただきたいと思います。  本当に、対人地雷禁止条約のときは、当時の小渕外務大臣が外務省内の反対を押し切って、思い切って加入できたということが...全文を見る
○山内委員 賢人会議の提言、受け取るときに副大臣が受け取られていまして、ぜひ、こういう、日本が最も重視する政策の一つが核軍縮だと思います。外務大臣として、ぜひリーダーシップを発揮していただきたいと思いますし、原爆展みたいなものは、はっきり言って小さな問題だと思います。こういったこ...全文を見る
○山内委員 多分、誰でも思う最初の素朴な疑問は、二週間どこに集められるんだろう、どこに滞在するんだろう。そういうことは、もう既に外務省には連絡が入っているんでしょうか、国内の担当の官庁から。
○山内委員 通告していなかったので、余り細かいことを聞いてもわからないと思いますので、通告していた内容に戻りたいと思います。  こういったパンデミック対策ということに関しては、恐らく外務省あるいは在外公館でも以前からそれなりに準備をされて、いざというときの緊急対応プランとか組ま...全文を見る
○山内委員 大使館には医務官という方がいらっしゃると思いますが、多分中国全体でもそんなにはたくさんいないと思います。今回の対応でいうと、例えば近隣国とか日本から応援が行ったとか、どういう形でこういう緊急事態に外務省として備えていらっしゃるんでしょうか。
○山内委員 あと、ちょっと、今、新聞記事を見ながら思ったんですけれども、通告していないんですけれども。  例えば中韓の二カ国から人が入国しても、二週間どこかに待機させられるということになると、中国外務省とか韓国外務省の人が打合せにこっちに来るというのは一切、しばらくできなくなる...全文を見る
○山内委員 事前通告していないので、これ以上は求めませんが、恐らく相当、外交上も支障が出るのかなと思いますので、いろいろまた今後聞いていきたいと思います。  ちょっと次の質問に行くには時間がないので、一分早いですが、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月13日第201回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○山内委員 立憲民主党の山内康一です。  きょうは、最初に、コロナ危機にかかわるODAについて、特にNGOへの支援などについてお尋ねをしたいと思います。  一次補正において八百四十億円、新型コロナウイルス対策関係のODA予算が組まれました。迅速な対応で、敬意を表したいと思いま...全文を見る
○山内委員 御丁寧な答弁、ありがとうございます。ぜひ前向きに、特に日本のNGOに対する資金提供について検討していただきたいと思います。  それと次に、今大臣からも円借款のお話がありました。今こういったコロナ危機で、恐らく経済危機がこれからもっと深刻になってくるんじゃないかと思い...全文を見る
○山内委員 IDAの借入国という定義だと、実は日本の円借款の対象国というのはそんなに多く含まれません。例えば日本にとって非常に近い関係のあるASEANでいうと、最貧国の定義に含まれるのはカンボジア、ミャンマー、東ティモールの三つ、三カ国だけです。本当は日本にとって援助対象国、主要...全文を見る
○山内委員 最貧国、開発途上国一般の債務ということに関しては、やはり九〇年代ぐらいの構造調整政策の非常に大きな弊害ということもありました。これからコロナ危機で大変財政が厳しくなる国が多いと思いますので、行き過ぎた借金の返済を求めて緊縮財政を強いることがないように、特に、医療や教育...全文を見る
○山内委員 今申し上げたGPEとECWの二つの基金のうちECWの方は、特に危機の国の教育を支援する基金です。例えば紛争地とか災害に見舞われた地域の学校の再建とか、あるいは難民キャンプでの教育、そういったものを支援するための基金ですので、今回、コロナ危機、世界じゅうで学校の休校が広...全文を見る
○山内委員 私も、日本企業が専門性があって価格競争力があるのであれば、国際的な国連などの仕事をどんどん受注してほしいと思っていますが、他方で、日本企業が受注できないんだったら日本政府は金を出しませんよというやり方はちょっとあんまりだと思います。特にこういう人道的な目的の基金に関し...全文を見る
○山内委員 私、個人的には、昔JICAにいたときに、ASEANの大学に対する研究協力プロジェクトを担当しておりましたが、こんな、一年で六億とか十億みたいな結構ぜいたくな使い方を見てすごいなと思いました。これについて一言、外務大臣の御見解をお伺いしたいと思います。  私は、アメリ...全文を見る
○山内委員 もう時間は済んでいますが、アジアでは、韓国やインドもかなりシンクタンク大国になりつつあります。日本はなかなか、アメリカほど寄附文化が発達していませんし、税制の問題もあって、企業もそんなに寄附をしてくれません。そういった意味では、一定、政府の助成というのは不可欠だと思い...全文を見る
05月20日第201回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○山内委員 立憲民主党の山内康一です。  きょうは、最初に、クールジャパン事業、内閣府の事業について、それとパブリックディプロマシーの関係についてお尋ねします。内閣府と外務省、両方に質問させていただきたいと思います。  まず、このクールジャパンという言葉についてなんですけれど...全文を見る
○山内委員 内閣府から、このクールジャパン事業、重要事項に関する戦略的国際広報諸費という費目に関係している有識者の方のリストを見せていただきました。まあ、個人名は出さないでほしいと言われているんですが、その十五名の有識者を見ると、ほとんどが広告代理店の関係者あるいは企業の広報の担...全文を見る
○山内委員 では、外務省の方にもお尋ねしたいと思いますが、外務省から政府広報室へ出向の方もいらっしゃると聞いていますし、外務省と内閣府、協力しているということですけれども、それでは、パブリックディプロマシーの観点で、クールジャパンをやりますというときに、外務省はどういうインプット...全文を見る
○山内委員 では、せっかくなので、次の外務省に対する質問に続いて行きたいと思います。  まず、パブリックディプロマシーの実施体制についてお伺いしていきたいと思います。  ちょっと今、茂木大臣のお話で、和食でイメージアップみたいなお話がありましたが、私は結構、パブリックディプロ...全文を見る
○山内委員 それはおいておいて、外務省のパプリックディプロマシーの実施体制についてお尋ねしたいと思います。
○山内委員 ありがとうございます。  例えば、アメリカの場合は、パブリックディプロマシー諮問委員会、USアドバイザリー・コミッション・オン・パブリックディプロマシーという組織が国務省に置かれておりまして、その委員は上院が承認するような人事で、非常に重要な委員会とされております。...全文を見る
○山内委員 全く大臣のおっしゃることに私も同感でして、やはり、おつき合いしている外務省の人を見ていると、ODA畑が長いけれども、キャリアの三分の一か半分もないぐらいはODAをやって、それ以外も回っている、パブリックディプロマシーに全キャリアのうち例えば三分の一か半分ぐらい絡む、そ...全文を見る
○山内委員 外野席から眺めていると、恐らく内閣府とかに事務局があれば、各省庁に指示というか命令というか、調整がしやすいのかもしれないんですけれども、なかなか、外務省に事務局があると、ほかの省庁の協力を本当に得られるのかと心配になります。そういうときに、やはり政治の、政治家のリーダ...全文を見る
○山内委員 忙しいということはよくわかりますが、飛行機の移動時間分ぐらいは余裕ができているんじゃないかなと思いますので、ぜひ、子供に対する暴力撲滅、力を入れていただきたいと思います。  次に、時間がなくなってきましたが、石炭火力発電所の輸出についてお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○山内委員 四要件の中で、石炭火力が価格が安いとかそういうことはなくなってきているわけですから、もう前提が変わっているので、早いところ方針転換していただきたいと思います。  これについて、茂木大臣、一言御所見を伺えればと思います。
○山内委員 今週発売のエコノミストのある記事の見出しが、原油暴落で石炭からLNGへ大転換ということで、やはり世界的なトレンドになっていくんだと思います。コロナの後も、今までと同じように経済成長とCO2の排出が正比例するというのはないんだろうなと。  今、経済成長率とCO2の排出...全文を見る
11月13日第203回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○山内委員 立憲民主党の山内康一です。  まず最初に、公立夜間中学の設置促進について質問をしたいと思います。  平成二十八年成立の教育機会確保法の施行以来、夜間中学の活動が評価されまして、公立夜間中学の設置の要望というのは高まっています。私の地元の福岡市でも、公立夜間中学を設...全文を見る
○山内委員 今局長おっしゃいましたように、やはりニーズが見えにくいということは大変重要なポイントだと思います。  ことしの国勢調査では、義務教育未修了者を調査対象としていますが、これまで国としてこういう、中学教育を終わっていない人のニーズ把握というのはやっていなかったので、そう...全文を見る
○山内委員 福岡で今自主夜間中学をやられている皆さんに聞くと、文科省の担当の方は非常によく理解があって、積極的にやってくださる、残念なのは、市役所の方がまだ理解が得られないと。そういう意味では、例えば福岡県内でいうと、北九州は非常に熱心なんですけれども福岡市は余り熱心じゃないとか...全文を見る
○山内委員 大臣の所信においても、夜間中学の設置促進ということが言われておりました。そういったことも踏まえて、よろしかったら大臣も一言、夜間中学の設置促進について御見解を承れればと思います。
○山内委員 ありがとうございました。  では、次の質問ですが、少人数学級の実現ということに関しては、これまでも党派を問わず多くの委員の皆さんからも質問され、要請されてきたことですし、大臣も少人数学級の実現に向けて積極的な姿勢を示されているのはよく承知しておりますが、その上で質問...全文を見る
○山内委員 大臣、大変前向きな御答弁、ありがとうございます。  次の質問に移りたいと思います。  小中学校の女性の校長先生の割合が非常に低いという問題について質問したいと思います。  今、小学校の教員の男女比を見ると、男性の先生が三七・八%、女性が六二・二%。男女比でいうと...全文を見る
○山内委員 女性の校長先生の比率、県別データを見ると、例えば広島県とかはかなりいい線いっていたりとか、都道府県によるばらつきが多いことがわかります。恐らく、その県の教育委員会がどれだけ熱心にやっているか、そういうところも大きいんじゃないかと思います。ぜひ、文部科学省としても取組を...全文を見る
○山内委員 この目標値を決めるのは内閣府の方なのかもしれませんが、やはり二割は余りにも残念な目標なので、できれば四割、せめて三割ぐらいまでは女性の校長先生、副校長をふやしていく、そういう方向で文部科学省も頑張っていただきたいと思いますと申し上げて、次の質問に移ります。  次は、...全文を見る
○山内委員 今、局長がタイムズ・ハイアー・エデュケーションの指標を使われましたけれども、世界大学ランキングというのは何種類もあります。QSとか上海交通大学、いろいろありますけれども、どの指標で見るというのが文科省のスタンスでしょうか。その点、まず確認したいと思います。
○山内委員 それでは、このランキングトップ百に日本の大学が入るために、スーパーグローバル大学とかいろんな構想があったと思いますけれども、どのような政策をとり、それが適切であったのか。結果を振り返ると、七年たっても改善が見られないわけですけれども、それについてどう認識されているのか...全文を見る
○山内委員 今、タイムズ・ハイアー・エデュケーションに百十六校ランクインして数は多いということをおっしゃいましたけれども、これも多分、文部科学省に尻をたたかれて、ランクインというか、調査に協力しなきゃいけないということで、かなり頑張って各地の大学がタイムズ・ハイアーの調査に協力し...全文を見る
○山内委員 今局長からお話のあったコメントは、全くそのとおりだと思います。このランキング、万能でもないし、いろいろの、特定の学部には不利になったりということもある。その点はとても大事だと思いますが、他方で、大学の側は過剰適応しているんじゃないかなという印象を受けます。  二番目...全文を見る
○山内委員 そうはおっしゃいますが、実際には、スーパーグローバル大学の申請をしようと思ったら世界ランキングの指標を気にしなきゃいけないということがあると思いますので、非常に弊害が大きいんじゃないかなと思います。  世界大学ランキングの尺度に合わせた大学改革をやっていくとどういう...全文を見る
○山内委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。