金子原二郎

かねこげんじろう

選挙区(長崎県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

金子原二郎の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第208回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(金子原二郎君) 松山議員の御質問にお答えいたします。  デジタル田園都市国家構想の具体化に向けた関係府省庁との連携の進め方についてのお尋ねがありました。  デジタル田園都市国家構想の実現に向けましては、デジタル技術を十分に活用して、生産力向上と持続性を両立させなが...全文を見る
01月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○金子(原)国務大臣 輿水委員の御質問にお答えいたします。  食料の安定供給は国家の最も基本的な責務でありまして、国内農業の生産基盤を維持強化し、国内で生産できる食料は、できる限り国内で生産していく必要があります。  また、委員御指摘のとおり、食品産業などとともに地域の経済を...全文を見る
01月28日第208回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○金子(原)国務大臣 鷲尾議員の御質問にお答えしますが、議員御指摘のとおり、投資円滑化法に基づく農業分野の出資につきましては、議決権の保有割合を総議決権の五〇%以内としております。  もとより、農業経営に関しましては、農地法において、農業者等が総議決権の過半を保有することを求め...全文を見る
○金子(原)国務大臣 確かに、御指摘のとおり、アグリ社は、五一%、農業関係者で持っておるんですが、投資円滑化法に基づきますと、アグリビジネス育成株式会社による出資に関しても、先ほど申し上げたように、農業者等が農業経営を主体的に行えることを担保する必要があることに変わりはないものと...全文を見る
○金子(原)国務大臣 近藤議員の御質問にお答えいたします。  先ほどは、我が省のユーチューブの御宣伝をいただきまして、ありがとうございました。  実は、お尋ねの件ですが、農林水産省では、昨年度より、食育の観点から、子供食堂や子供宅食を対象に政府備蓄米の無償交付を行っております...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産省では、これまでも、政府備蓄米の無償交付のほか、厚生労働省と連携を取りまして生活困窮者への食品の提供を行っておりまして、フードバンクへの支援などを行ってきました。  引き続き、このような支援の輪が広がっていくように関係省庁と連携してまいりますが、い...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたしますが、政府備蓄米は、不測の事態に備えまして一定量の国産米を保有することを目的としておりまして、これを需給操作のために運用することは、制度の趣旨に沿わないものと考えております。  米を活用した海外食糧援助につきましては、被援助国からの要請に対し...全文を見る
○金子(原)国務大臣 政府備蓄米は、先ほどお話ししたように制約がございますが、そういう中でも、国際ルールで、引き続き、それぞれからの、被援助国からの御要請があれば、できるだけ努力をしていきたいというふうに思っておりますが、なかなか現物の援助というのは、非常に難しいそうなんですよ。...全文を見る
○金子(原)国務大臣 本当に、人員不足、人手不足で大変困っておるようでして、石川県だけじゃなくて全国的に非常に困っておるし、漁業の場合は非常に特殊ですから、なかなか農業と変わって、お手伝いをほかの方がするというような状況じゃないので、この問題については、やはりできるだけ早く緩和を...全文を見る
02月03日第208回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○金子(原)国務大臣 石川委員の御質問にお答えしますが、確かに砂糖の消費量は減っておりまして、二十年前は二百二十四万トンだった消費量が、現在では百七十一万トンと減少しております。  しかし、先ほどいろいろな問題があるというお話がありましたが、特に砂糖は脳と体のエネルギー源となる...全文を見る
○金子(原)国務大臣 はい。  てん菜のある作物への一部転換を図るため、転換に必要な種バレイショの供給や農業機械の導入等への支援を措置しているところでありまして、こうした支援を通じまして、てん菜を含む北海道畑作の持続的な生産を推進してまいりたいと思います。
○金子(原)国務大臣 いろいろと御意見を承りまして、できるだけ皆さん方のそういった立場を理解しながら、努力していきたいと思っております。
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○金子(原)国務大臣 谷委員の御質問にお答えいたします。  一万ヘクタールの目標のうち、令和二年度末時点で、約六千五百ヘクタールの農地で営農が再開されています。既に除染が完了しまして、草刈り等によって管理されている農地は相当程度存在しております。こうした農地を中心に、帰還者だけ...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○金子(原)国務大臣 中川議員の御質問にお答えいたします。  気候変動による作物の収量減少など、農林水産業への影響は拡大する中で、農林水産業に起因する環境への負荷を低減し、持続可能な農林水産業を構築することが必要であります。気候変動問題といった社会課題を解決しながら力強く成長を...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたしますが、サケはふ化放流によって資源が造成されており、ふ化放流の安定的な継続が不可欠と考えています。  近年の不漁の状況を踏まえまして、環境変化に強い健康な稚魚を河川ごとに最適な時期に、サイズ等で放流する取組への支援を行うなど、持続的なふ化放流体...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  経済産業省が、農業を含む季節性のある事業を営む者に対しまして、給付要件に合わない申請は不正受給になる旨の資料をホームページで周知しております。そのことは農林水産省としては承知しています。
02月09日第208回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○金子(原)国務大臣 現状では厳しい状況には至っていないというふうに考えております。  我々としても、できるだけ備蓄できるものについては備蓄をしているし、できるだけ国内で生産できるものについては積極的に国内生産に取り組んでおりますので、そういった対応で一応考えておる次第でござい...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国内生産では需要を満たせず、輸入を行っている小麦や飼料用穀物につきましては、不測の事態に備えた備蓄を行っています。仮に、小麦などの食料の輸入量が大きく減少するおそれがある場合には、備蓄の活用や代替国からの輸入等の対策によりまして、食料供給を確保することといた...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  国家戦略特区の法人農地取得事業につきましては、昨年の六月の成長戦略フォローアップで、当該事業のニーズと問題点の調査を特区区域以外においても二〇二一年度中に実施することとされております。本調査の具体的な内容、実施方法につきましては、現在...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農業を拡大していくには、学校給食などの消費を確保しながら取り組むことが重要だと考えています。みどりの食料システム戦略推進交付金では、有機農産物の学校給食での活用についても支援することとしております。  こうした支援を通じまして、学校給食への有機農産物の...全文を見る
02月14日第208回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  食育の推進に当たっては、大量の食料が破棄されている実態を踏まえまして、また、環境への負荷を低減する観点から、食品ロスの削減に取り組むことは重要と考えております。  このため、農林水産省におきましては、関係省庁と連携をいたしまして、消...全文を見る
○金子(原)国務大臣 福島委員の御質問にお答えします。  林地開発の許可制度につきましては、令和元年に、太陽光発電施設の特性を踏まえて、許可基準の運用細則を定めております。現在、この許可基準の運用実態や、一ヘクタール以下の小規模な林地開発の状況等について調査等を進めているところ...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○金子(原)国務大臣 令和四年度農林水産予算の説明。  初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明をします。  我が国の農林水産業は、関連産業である食品産業などとともに、国民の皆様に食料や木材を安定供給し、地域の経済やコミュニティーを支えております。そ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有明海の再生というのは大変大事な事業と思っておりまして、実は私も、ちょうどノリの大不作のときに知事をしておりまして、大変な問題になりました。国会の皆さん方のお取り計らいによりまして特措法ができて今日に至っているわけでございますが、有明、ノリだけでも大体毎年五...全文を見る
○金子(原)国務大臣 議員も御存じと思いますが、豚熱のワクチンは、豚熱の発症を防ぐものでありまして、感染を完全に防ぐものではありません。全ての豚が免疫を獲得できるわけでもないことから、発生農場では、ワクチン接種豚であってもウイルスを保有し、拡散する可能性があるため、特定家畜伝染病...全文を見る
○金子(原)国務大臣 発生農家の経営再開に向けましては、家畜法に基づく手当金や家畜防疫互助金を、家畜の再導入経費や経営再開までの人件費などの固定経費に充てることが可能であります。  家畜疾病維持資金につきましては、法人の貸付けの上限を八千万円といたしておりまして、実は、手当金や...全文を見る
○金子(原)国務大臣 なかなか難しいところですね。  漁済があるんですよね。漁済に入っていればある一定の補償金はもらえるんですが、小さい業者の方々は漁済に入らなくてもいいというような考え方でおやりになっている方が多いものですから、なかなか、そういった被害があったときに、そういう...全文を見る
○金子(原)国務大臣 いろいろなパッケージの中でやっているので、その撤去というような話になってくると、なかなか、いろいろと難しいところもあるので、成長促進交付金など、浜の活力を活用して、知恵を出しながらいろいろと考えてやっていただくことが必要ではないかなというふうに思うんですけれ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産業は国の本でございますので、なかなか、やはりいろいろな、大小、規模によっていろいろな、農業もあれば水産業もあるんですが、やはり、何かあったときにどういうふうに対応していくかというような、いろいろな問題等もありますので、これから、できるだけそういった方...全文を見る
○金子(原)国務大臣 福島議員の御質問にお答えしますが、水田、特に農業、米の生産というのはなかなか難しいところがあると思うんですね。  御指摘のように、人口も減ってきていますし、非常に需給バランスが崩れてきて、需要が二十年前に比べると約二百万トンぐらい減少しているという状況で、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 米価はあのとき、三万円前後だったですかね、大体。
○金子(原)国務大臣 福島議員の言わんとしていることもよく分かります。  ただ、それぞれの事情があることと、一番はやはり国民の理解を得るか。やはり国民の理解を得た上でそういった政策をやっていくことができるか。いろいろな問題等があります。  しかし、せっかくの御意見でございます...全文を見る
○金子(原)国務大臣 売電価格は大分下がってきておりまして、当初のときの価格だったら、これは結構面白い商売だなと思っておりましたけれども、最近の価格というのは非常に下がっている。ただ、設備費が非常に安くついているということはあります。  ただ、なかなか難しいところもありますが、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  農業を担う人材の減少が続いていることを踏まえまして、新規就農対策をしっかりと推進する必要があるというふうに思っています。  新規就農者の育成のためには、都道府県や農業団体の地域の関係機関が総合的にサポートいたしまして、必要な初期投資...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産省といたしましては、引き続き、現下の状況を踏まえまして、食品価格の動向や事業者間の取引状況を注視しまして、情報の収集、分析と消費者等への情報発信等を強化してまいりたいと思っております。
○金子(原)国務大臣 山田議員、おめでとうございます。大変お父様にも私はお世話になりまして、本当に改めてお祝い申し上げたいと思っております。  旧戸別所得補償制度についてのお尋ねでございますが、全ての主食用米の販売農家を対象に交付金を支払うものでありました。  旧戸別所得補償...全文を見る
○金子(原)国務大臣 水田活用の直接支払交付金につきましては、これまでも水稲の作付が困難な農地は対象外としておりまして、今般、このルールを再徹底することにいたしたところであります。  その上で、今回の見直しでは、畑作物の生産が定着している農地は畑地化を促す一方、水田機能を有しつ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたしますが、主食用米の需要が減少の傾向にある中で、水田活用の直接支払交付金は、水田において、主食用米から他の作物への作付転換を支援するために措置しているものであります。  この考えの下、平成二十九年の四月には実施要綱を改正しまして、水稲の作付が困難...全文を見る
○金子(原)国務大臣 本対策は、昨年の十月十二日に一応公表したわけでございますから、令和三年度の補正予算で措置したわけでございますから十二月末ですね。  現在、事業の実施主体となった全国農業協同組合連合会が、特別枠の対象とする二年産の米穀について、米穀周年供給・需要拡大支援事業...全文を見る
○金子(原)国務大臣 政府の備蓄米というのはなかなか難しいんですね、正直言って。これは、不測の事態に備えて備蓄をしているわけでございますから、なかなか、検討するといっても非常に難しい問題でございます。  したがって、米の当面の需給の安定に向けては、二年産を対象とした新型コロナの...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現在、対策といたしまして、化学肥料の原料の国際価格が上昇する中で、中国からの輸入の停滞も見られますが、例えば、リン安につきましては、全農等において、モロッコ等の代替国からの肥料原料の買入れが進められております。本年の春用の肥料につきましては、例年並みに近い供...全文を見る
○金子(原)国務大臣 経済安全保障上の位置づけにつきましては、内閣官房が中心になって今後検討を進めていくと認識しており、農林水産省といたしましても、関係省庁と連携して、今後対応してまいりたいと思います。
○金子(原)国務大臣 議員が御指摘のように、有機で生産された種苗を使用することが原則になっております。  このため、農業者が有機種苗を入手しやすいよう、有機種苗を供給している業者の情報を関連団体のホームページにおいて公表するなど、農業者に対しまして、有機種苗に関する情報の周知を...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先ほど農産局長から答弁したとおり、有機農業の栽培技術の指導につきましては、都道府県が指定する有機農業指導員に担っていただくことを基本としております。  一方で、都道府県内に栽培指導ができる者がいない場合には、他県から専門家を招聘する必要があります。このため...全文を見る
○金子(原)国務大臣 御意見として承っておきます。
○金子(原)国務大臣 先ほど来、山田議員からも学校給食についてのお話がありました。  学校給食というのは、市町村が実際実施してやるようになっておるんですね。首長さんたちのやはり取組姿勢によって、有機農をやるというときには当然負担が伴いますから、そういった姿勢を見せていくところは...全文を見る
○金子(原)国務大臣 これからの時代を考えると、私も、有機農業というのは非常に大変大事だと思っております。  せっかく、農林水産省といたしましてもこういう方針を打ち出したわけですから、これがやはり普及していくように努めていかなきゃならぬというふうに思っていますので、これからも努...全文を見る
○金子(原)国務大臣 局長から答弁がありましたように、一応、今年八億円の予算を組んで今やっているようでございますので、実情をよく調査した上で、またいろいろと検討させていただきたいと思っております。
○金子(原)国務大臣 今までお話がありましたように、今すぐやるわけじゃなくて、今後五年間に、各地域において今後の水田利用や産地形成をどのように図っていくのかを検討していただきたいというふうに考えております。  その上で、現場の課題について、全国会議や産地との意見交換を通じて事例...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現場における労働力の状況を把握するとともに、農業労働力確保緊急支援事業の活用などによりまして、各地の労働力の確保をしっかりと後押ししてまいりたいと思います。
○金子(原)国務大臣 豚熱のワクチンは、豚熱の発症を防ぐものであり、感染を完全に防ぐものではなく、かつ、全ての豚が免疫を獲得できるわけではありません。  さらに、アフリカ豚熱にはワクチンが存在しないことから、野生動物や人等を介してウイルスが農場に持ち込まれないよう、飼養衛生管理...全文を見る
○金子(原)国務大臣 なかなか難しい問題ですね。  総務省がやっている地域協力隊というのも、地域に合った人を派遣しておりますので、それと、農村、水産関係の方々も、その地域地域にマッチした人間をたしか派遣しているというふうに私は思っております。  職員さんの派遣につきましては、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 みどりの食料システム戦略の実現に向けましては、生産の前提となる資材等の調達から加工、流通、消費に至るまで関係者が理解を深め、長期間にわたって環境負荷低減の行動変容を促すことが重要であります。新たな法制度の検討を現在進めているところであります。  本戦略の実...全文を見る
○金子(原)国務大臣 まず、石川委員始め皆さん方に対して、大変お礼を申し上げたいと思っております。  十二月につきましては、マスコミを含めて多くの方々に御支援、御協力いただいたおかげで乗り切ることができたというふうに思っております。改めてお礼申し上げたいと思っております。  ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産省では、生産者と乳業メーカーが協調して行う脱脂粉乳の在庫低減の取組を、コロナによる影響への対策として支援することとしています。  具体的には、新型コロナの影響により積み上がった脱脂粉乳の在庫二万五千トンを対象に、飼料用への転用を支援することを通じま...全文を見る
○金子(原)国務大臣 二〇〇六年に行われましたウズベキスタンでの栄養改善事業への支援につきましては、当時、需給の緩和により生乳廃棄が生じたことを契機として検討が開始されたものと承知しています。  しかしながら、実際の支援につきましては、あくまでも、ウズベキスタンの関係機関の要請...全文を見る
○金子(原)国務大臣 てん菜生産は、北海道の畑作において、輪作体系の維持に重要な作物であると認識しております。  一方、砂糖消費量が減少を続ける中、輸入原料から徴収している調整金の収入が減少しておりまして、てん菜生産を支える糖価調整制度の収支は大変大幅に悪化しております。  ...全文を見る
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○金子(原)国務大臣 吉田議員の御質問にお答えいたします。  近年の食料、農林水産業を取り巻く状況は、生産者の減少、高齢化、地球温暖化や自然災害の増加等によりまして、大変厳しい状況になっております。  こうした中で、国内外におきましてSDGsへの対応が重視されるようになってお...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先ほどから、議員から、消費者の視点に立ってというお話がありました。これは大変大事なことだというふうに思っております。  したがって、こういったものを使っても、消費者がどう反応するか。やはり消費者の方々に使っていただいて初めてそれが、我々がやった意味があるわ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 私もずっと今まで水産関係をやってまいりましたから、そういった予算の獲得のときに、いつもなかなか、予算を増やすのは非常に難しいんですよ。限られた予算の中でいろいろな事業をやっていかなきゃいかぬ。  今回、農林省に入りまして、農林と水産の違いというのは随分ある...全文を見る
○金子(原)国務大臣 この委員会でも、分科会でも大変議論になっておりますし、予算委員会でもいろいろな御質問が出ております。そういった中で、たしか平成二十九年度にこの方針は打ち出したわけでございまして、その内容に基づいて、今回改めてそれをやっていただこうということで我々は取り組んで...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今局長からお話がありましたように、それぞれからいろいろな意見が出ておることは確かだし、また、地域によって実情が違うと思うんですよね。  そういった中で、我々は、平成二十九年でこの方針を打ち出したわけですから、やはり決めたことはちゃんとやっていかなきゃいかぬ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現場の声を聞いてということですけれども、先ほどから局長さん、お話をしていますので。  現場の課題がいろいろあると思いますので、その話を聞いた上で、こういったブロックローテーションが非常に困難であるかどうかということも見極めながら、いろいろな意見を聞いた上で...全文を見る
○金子(原)国務大臣 大変、今日は貴重な御意見を伺いましたので、この意見を踏まえまして、今後、私たちとしても十分に注意を払いながら対応していきたいというふうに思っております。
○金子(原)国務大臣 昨年十一月に農研機構をお伺いしましたとき、国光議員にも同席をいただきまして、一緒になって、今お話がありましたように自動運転田植機、その後もいろいろなものを見せていただいたんですよ。値段を聞いてみると非常に高いので、一農家でそれを購入するのはなかなか難しいなと...全文を見る
○金子(原)国務大臣 いろいろとお話がありましたように、お気持ちはよく分かるんですが、今の制度の中では、漁船保険制度と漁業共済制度しかございません。漁業を営む方、いつどういった事故があるか分かりませんから、やはりこういった保険に入っておくということが、まず漁業をやる上の前提に私は...全文を見る
○金子(原)国務大臣 施設園芸などで使用されておるA重油が、価格が七年ぶりの高い水準にあることは私たちもよく承知しておりまして、農林水産省といたしましては、施設園芸農家におきまして経営費に占める燃料費の割合が高いことから、燃油高騰時に補填金を交付する対策を実施しており、今年度も多...全文を見る
○金子(原)国務大臣 飼料用米につきましては、供給の安定化につながるよう、加算措置により複数年契約を促してきてまいりました。複数年契約が全体の九割に達するに至っています。  一方、飼料用米につきましては、戦略作物助成による支援単価が十アール当たり最大十万五千円と高く、これに複数...全文を見る
○金子(原)国務大臣 収入保険については、農業者の関心も高まってきておりまして、令和四年の加入者数は七万五千経営体となっております。  引き続き、令和五年に十万経営体の目標を達成できるよう、加入を伸ばしていきたいと考えております。  このため、農業共済組合、JA、農業会議等の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 答弁をする前に、先ほどは激励をいただきまして、ありがとうございました。  それでは、お答えしますが、Jクレジット制度は、省エネや再エネ設備の導入や森林管理等による温室効果ガスの排出削減、吸収量をクレジットとして認証するものでありまして、国内の資金循環を生み...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  地産地消は、国産農産物の消費拡大につながるほか、地域の活性化や環境負荷の低減に寄与するものであります。  特に、地域の農産物を直接消費者に販売する直売所は、地場産率が九割であり、地産地消の核となるものでありまして、このため、農林水産...全文を見る
02月18日第208回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  アサリの産地偽装事案につきましては、直近では昨年の十二月に、外国産アサリを熊本県産と偽り販売していた事業者に、食品表示法に基づく表示の是正等の指示、公表を行いまして、消費者庁や警察にも情報共有を行いました。  二月一日に公表したアサ...全文を見る
02月21日第208回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  燃油価格の上昇に応じまして補填金を交付する制度を着実に実施しているところでございます。  引き続き、事業者に対する影響を注視しまして、対策の効果を確認しつつ、更なる対策の必要性について検討してまいりたいと考えております。  ただ、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  議員が御指摘あったように、リン酸を含めた肥料が、仮に数年にわたって肥料供給が十分でない場合は、我が国の食料供給に重大な影響が及ぶ懸念があります。  このため、肥料原料の海外からの安定的調達、それから土壌診断による適正な肥料の施用、化...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  我が国が欧州の数値目標を達成するためには、イノベーションがなければ実現は困難と考えております。また、農林水産物、食品の輸出拡大を目指す上でも国際ルールを無視することはできない中で、諸外国において環境分野に係るルール作りが活発化していま...全文を見る
02月24日第208回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  デジタル田園都市国家構想の実現に向けましては、デジタル技術を十分に活用しまして、生産力向上と持続性を両立させながら、農林水産業や農村の活性化に取り組むことが必要であります。  こうした中、デジタル技術を活用したスマート農業は、...全文を見る
02月25日第208回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  委員がお配りした資料のように、化学肥料の主要な原料である尿素、リン酸アンモニウム、塩化カリウムのいずれも原材料となる資源が国内に存在しないことから、我が国はそのほとんどを海外からの輸入に依存しています。  また、飼料については...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 通告にはございませんでしたけれども、輸入の見通しにつきましては、現時点では心配ありません。一応保管もありますし、それから、できるだけほかの国へ一応輸入先を変えようということで、今、全農含めて肥料の業者の皆さん方と対応を取り組んでいるところでございます。
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産省といたしましては、みどりの食料システム戦略に取り組んでいるところでございまして、この戦略は、資材の調達から生産の販売、消費に至るまでの食料システムを持続可能なものにするため、環境負荷の低減を図りながら、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 目標に向かって努力しております。目標に向かってこれからやりたいと思っています。
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  食料自給率は、現状の食生活と農業生産において、食料消費が国内生産でどれだけ賄われているかを示した資料です。  一方、食料自給力は、仮に国内の農地、農業者、農業技術者等を最大限活用した場合に国民一人につきどれだけのカロリー供給で...全文を見る
03月01日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○金子(原)国務大臣 皆さん、おはようございます。  農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。  我が国の農林水産業、食品産業の現場では、多くの方々が新型コロナによる影響を受けておられます。また、鳥インフルエンザや豚熱など、家畜伝染病も...全文を見る
03月02日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○金子(原)国務大臣 空本議員の御質問にお答えいたしますが、食料自給率の問題につきましては、食料自給率の目標につきましては、国内外の需要に応じた生産を推進するとの方針の下、品目ごとに消費の見通しと生産努力目標を設定しまして、それらを積み上げた結果としてカロリーベースで四五%と設定...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  政府といたしましては、食品衛生法に基づきまして、厚生労働省が食品中の放射性物質の基準値を設定するとともに、原子力災害対策本部が放射性物質検査のためのガイドラインを作成しています。このガイドラインに基づく検査の結果、基準値を超過した場合...全文を見る
○金子(原)国務大臣 大変貴重な御意見をいただきまして、やはり、風評被害を払拭するためには、議員御指摘のような検査体制を整えることが必要だと思っていますので、これから参考にさせていただきたいと思っております。
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  中山間地域における農地は、我が国全体の約四割を占めておりまして、国土保全等の多面的機能の発揮の観点からも重要な役割を担っております。  このため、農林水産省といたしましては、中山間地域等直接支払交付金等による地域の共同活動への支援、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  株式会社等の企業は、高齢化や担い手不足が進行する地域におきまして農業生産を担う存在として期待できるものであり、その農業参入を進めることも大変重要であると考えております。  企業の農業参入につきましては、平成二十一年の農地法改正により...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  我が国は、G7を始めとする国際社会と連携を取りまして、三月一日までに、ロシアの複数の銀行との取引制限やロシア向けの輸出の規制強化、また、ベラルーシ大統領の資産凍結等の制裁措置を実施したところであります。  現在、原油価格が高騰してお...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  水産資源の適切な資源管理と水産業の成長産業化の両立を目指しまして、平成三十年に約七十年ぶりに漁業法を改正しました。この新しい漁業法におきましては、資源管理は、持続的に生産可能な最大の漁獲量の達成を目標といたしまして、数量管理を基本とす...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  我が国とウクライナの農林水産物の貿易は御承知のとおりほとんどありませんが、ウクライナ情勢が緊迫する中で、原油や穀物の国際相場は不安定な動きを見せています。  我が国は、G7を始めとする国際社会と連携を取りまして、三月一日までに、ロシ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 検討チームについてのお尋ねでございますが、国民への食料の安定供給は、国家として最も基本的な責務の一つであります。国内では少子高齢化が進む一方、世界人口の増加や新興国の経済発展、頻発する自然災害や地球温暖化など、我が国の食料安全保障をめぐる状況が変化しています...全文を見る
○金子(原)国務大臣 議員御指摘のように、これからでございます。
○金子(原)国務大臣 今回の検討チームというのは、一堂に会して会議をするような形ではなくして、各局ごとにいろいろな問題点を検証していただいて、その都度に武部副大臣を中心としたところで話合いをして速やかに結論を出していくような、そういった検討チームでございまして、一応、庁内でそうい...全文を見る
○金子(原)国務大臣 検証、検討するということは、次の政策につなげるということではないんですか。何も政策につなげないんだったら、検証、検討する必要はないわけですから。だから、我々は、あくまでも、今の現状を十分に理解し、お互い庁内で議論しながら、今後どういった政策を取り組んでいくか...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先般、立憲民主党の皆さん方がお見えになりましたが、私は前からの予定が入っておりましたので、武部副大臣に代わって対応させていただいたわけでございまして、要請内容については、私も、ちゃんと受け取って読ませていただきました。  水田活用の直接支払交付金は、主食用...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今回の水田活用の直接支払交付金というのは、平成二十九年に一応皆さん方にお伝えをして、これまでやってきた事業なんですね。  そういう中で、もう議員御承知のとおりに、需給バランスが非常に、大変厳しい状況です。米が余る状況の中で、どうして米政策をやっていくことが...全文を見る
○金子(原)国務大臣 原発事故に伴う日本産食品への輸入規制につきましては、事故後、輸入規制を導入した五十五の国、地域のうち、現在までに四十一の国、地域が規制を撤廃しましたが、依然として、十四の国、地域が日本産食品に対して規制を維持しています。  今後の取組については具体的に言及...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産省といたしましては、二〇一一年三月の原発事故以来、福島県を始めとする漁業関係者の皆様とは様々な形で対話を行ってきております。  私自身、農水大臣に就任後の昨年の十一月、福島県を訪問いたしまして、福島県漁連の野崎会長を始め、漁業関係者の御意見をお聞き...全文を見る
○金子(原)国務大臣 大変機微に触れる問題でございますので、今後こういった問題が起こらないように、十分関係省庁と連絡を取り合って、本当に地域の皆さん方の立場に立った、そういった広報活動ができるように努めていきたいというふうに思っております。
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  農業分野においては、プラスチック被覆肥料などでプラスチックが使用されています。これらの資材は、生産に不可欠である一方で、海洋流出などにより環境への負荷となっています。  このため、農林水産省では、マルチ栽培等で生分解性資材の利用や、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  我が国では年間約一千二百万トンの飼料用穀物を輸入していますが、ロシア及びウクライナからの輸入量はごく僅かであります。両国と日本の関係でいえば、飼料の供給自体に直ちに支障を生じる状況にはないと考えています。  一方で、両国がトウモロコ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたしますが、トウモロコシを主原料とする配合飼料価格の上昇に対しては、配合飼料の原料穀物の直近一年間の平均価格に対して当該四半期の平均価格が上回った場合に、その差額を補填する配合飼料価格安定制度があり、畜産経営への影響が緩和されます。  農林水産省と...全文を見る
○金子(原)国務大臣 御指摘のとおり、漁業者の経営は厳しい状況に置かれています。農林水産省としては様々な対策を実施しており、燃油等の高騰につきましては、価格が上昇した場合に補填金を交付する制度を着実に実施しているところです。  また、不漁や需要減少の影響によりまして漁業者の収入...全文を見る
○金子(原)国務大臣 加入していない方はこれから加入を勧めるということですが、実は、地域によっては、地方自治体が補填をいたしているところもあります。それは、特交とか、それからコロナ対策で出ているコロナ対策費の、地方創生基金ですか、こういったものを活用しながら、その地域においてどれ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 食料・農業・農村基本法では、その基本理念として、国内の農業生産の増大を基本に食料の安定供給を図り、そのために、生産資材を含む必要な農業資源を確保することによりまして、農業の持続的な発展を図らなければならないとされています。  また、同法では、こうした理念を...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  今回の見直しについては、水稲の作付が困難な農地は交付金の対象外との現行ルールを再徹底した上で、今後五年間に水稲の作付が行われない水田を交付対象としない方針としているものであります。  このため、水田機能を維持している水田が来年度から...全文を見る
○金子(原)国務大臣 水田活用の直接支払交付金につきましては、議員御承知のとおり、平成二十九年度に交付の根拠となる実施要綱を改正しまして、あぜなど水をためる設備を有しない農地や用水路を有しない農地など、水稲の作付が困難な農地は交付金の対象外であることを明確にしており、その旨を毎年...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先ほど局長から話がありましたように、地域地域によっていろいろな実情があると思いますので、そういった現場の意見をよく踏まえた上でいろいろと検討させていただきたいと思っています。
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  外国人材の来日が困難であることに伴う人手不足につきましては、国内の外国人人材の在留延長や他産業からの雇用等により、必要な労働力の確保に努められているものと認識をしています。  農林水産省におきましては、産地内外の労働力の募集やマッチ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現在、漁業で利用されている燃油価格が高値水準であることは承知しております。  漁業者等においては、経営費に占める燃料費の割合が高いことから、燃料等の価格が上昇した場合の経営の影響を緩和するための補填金を交付する制度を着実に実施しているところでございます。 ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 午前中も答弁したように、ロシア、ウクライナは小麦やトウモロコシの主要輸出国でありますが、これらの品目について、我が国は両国からの輸入はほとんどしておらず、現時点では食料供給への影響は確認されていません。  一方、ウクライナ情勢が緊迫化する中で、原油や穀物の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  食料自給率目標につきましては、食料消費面と農業生産面で取り組むべき事項を明確にした上で、品目ごとに消費の見通しと生産努力目標を設定しまして、それらを積み上げた結果、四五%と設定したものであります。  生産面の取組といたしましては、担...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  食料自給力は、我が国の農林水産業の潜在的な能力を把握するため、現在の農地、農業者、農業技術等を最大限に活用した場合、国民に対してどれだけの食料を供給できるかを試算した指標です。  現行の基本計画においては、令和十二年度の食料自給率目...全文を見る
○金子(原)国務大臣 古米の呼称は、集荷業者や流通業者に広く慣行として使用されているものであり、国が古米の呼称を一方的に見直す立場にはないと考えています。  一方、米などの穀物については、適切な温度、湿度の管理がなされれば品質劣化が少ないと言われており、一部用途には新米でないこ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  みどりの食料システム戦略では、二〇五〇年までに有機農業の取組面積を百万ヘクタールに拡大する野心的な目標を掲げているところであります。  この目標は、日本の一人当たりの有機食品の消費額がアメリカの約十分の一程度である中で、有機食品の国...全文を見る
○金子(原)国務大臣 当然、この百万ヘクタールを目指す以上は、地域のJAと、また市町村の協力がなくては到底難しいと思っていますので、JAとは十分話合いを進めながらこういった問題に取り組んでいっているところでございますので、今後とも御理解を深めていただくような努力をしていきたいとい...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  ウクライナ情勢の緊迫や世界人口の増加、気候変動等、リスクが多様化する中で将来にわたって食料を安定的に供給するためには、国内で生産できるものはできる限り国内で生産することが重要だと考えています。  このため、担い手の確保や農地の集積、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  財政制度等審議会の資料における基幹的農業従事者数の将来推計は、基幹的農業従事者数の趨勢を機械的に延伸したものと承知しています。  農林水産省としては、高齢化、人口減少が本格化する中で、農業従事者の減少により農業の持続性が損なわれるこ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今局長から話がありましたように、いろいろと地域地域によって実情があるようでございますので、今日は田村委員からもいろいろな御意見を伺えましたので、そういったことを踏まえながらいろいろと検討させていただきたいと思っております。
○金子(原)国務大臣 ソバにつきましては、経営所得安定策の畑作物の直接支払交付金、いわゆるゲタ対策の対象としておりまして、水田、畑地を問わず、農業で生計を立てていく農業者に交付しております。  今回は、要するに、水張りができない、もう水田じゃないところは当然畑地としてみなすわけ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現場の声に寄り添いながら、施工管理の徹底にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
○金子(原)国務大臣 今局長から申し上げましたように、これまでも、現場できめ細かな支援を行っておりまして、今後も、実情に応じて、事業者に寄り添った支援を実施してまいりたいと思います。  中山間地の、しかも田舎の八十歳の方がそんなに輸出に関心があるというのは、私も、今お聞きして、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 土地改良法の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  土地改良法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  土地改良事業は、農用地の区画整理や農業用用排水施設の新設、更新など、農業、農村における基盤...全文を見る
03月02日第208回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  我が国とロシアとの間の漁業交渉につきましては、三つの政府間協定及び一つの民間協定に基づきまして四つの交渉が行われています。  このうち、例年三月から四月に開催される日ロサケ・マス漁業交渉については、現在、外交ルートで日程を調整...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) そこは非常に、過去においてちょっと入っただけで拿捕されていますので、今回、より危険が伴うということで、もうそれぞれに注意を勧告いたしております。要は、各船で操業している船に対して、要するに、こういった状況にあっているから操業については十分気を付けてくだ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 支援につきましてはいろいろありますので、今後どういった状況になるかを踏まえる中で検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  我が国はロシア、ウクライナから穀物をほとんど輸入しておりませんが、両国は小麦やトウモロコシの主要輸出国でありまして、国際相場などに影響を生じる可能性があります。  小麦やトウモロコシの国際相場につきましては、昨年来から高い水準...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  昨年来、原油価格、海上運賃の高騰等によりまして、配合飼料、肥料といった農業生産に必要な資材の調達コストも増大していると認識をいたしております。  今回のウクライナの緊迫化を受けましてその影響を注視していく必要がありますが、農林...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ただいま大変大事なことをいろいろと御指摘をいただきました。  私たちも、今の農業政策の中で改めていかなきゃいけないところは改めなきゃいかぬと、そういったところをやるためには十分な検証が必要ということで今回検討チームを立ち上げましたので、貴重な御意見を...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(金子原二郎君) 皆さん、おはようございます。  農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。  我が国の農林水産業、食品産業の現場では、多くの方々が新型コロナによる影響を受けておられます。また、鳥インフルエンザや豚熱など、家畜伝...全文を見る
03月04日第208回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  二〇一五年と二〇二〇年を比べると、常雇いを雇い入れた経営体系は五万四千経営体から三万七千経営体に、常雇いの数は二十二万人から十五万七千人に減少しています。  これを個人の経営体と法人などの経営体に分けてみますと、定義の変更等が...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 二〇〇五年から二〇一五年までの間の常雇いを雇い入れた経営体数や常雇い数の増加の原因としては、要因といたしましては、一概に言えませんが、一経営当たりの規模拡大、法人経営体数の増加などが考えられるところであります。  二〇一五年以降に減少に転じた理由とし...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  農林水産省といたしましては、食育の観点から行う子供食堂等に対する政府備蓄米の無償交付、福祉施設等に食品を提供するフードバンクへの支援などにより、対象者の方々に食料が届くような取組を行ってきているところであります。  これらの取...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  政府備蓄米は、委員も御承知のとおり、本来供給の不足に備えるためのものでありまして、その無償交付につきましては試験研究又は教育の用に供する場合にだけ実施が可能でありまして、そのため昨年度より子供食堂や子供宅食に対しまして行っている...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  食糧管理制度の下で主食用米の生産量が需要量を恒常的に上回ってきたことから、昭和四十六年から米の生産調整を本格的に開始しまして、主食用米の生産調整面積を配分し、その達成者に対しまして転換作物への助成を開始しました。その後、平成三十...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 水田活用の直接支払金につきましては、平成二十九年度に交付の根拠となる実施要綱を改正いたしまして、あぜなど水をためる設備を有しない農地や用水路を有しない農地など、水稲の作付けが困難な農地は交付金の対象外であることを明確にしました。  今回の見直しは、こ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 水田活用の直接支払交付金につきましては、これまでも、生産者自らが経営判断による需要に応じた生産、販売を推進するため、毎年の作付け転換の実施状況を踏まえ、毎年度見直しを行ってきたところであります。  こうした中で、品目ごとの支援水準を再検討し、牧草につ...全文を見る
03月08日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(金子原二郎君) 所信でも述べたとおり、我が国の農林水産業は、関連産業である食品産業などとともに、国民の皆様に食料や木材を安定供給して地域の経済やコミュニティーを支えております。また、その営みを通じて国土の保全、景観の維持等の多面的機能を発揮しております。  さらに、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 昨日、私事で大変皆さん方にいろいろな御心配をお掛けし、大変申し訳ないと思っております。ただ、かねてから私が自分で考えておった考え方に基づきまして、昨日あのような行動を取らせていただいた次第でございます。  一番やっぱりそのとき考えたことは、農林水産大...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 大変悲惨な状況であることは、私たちも報道関係を見て本当に感じております。  今、藤木委員からお話がありましたような、どういうふうな援助ができるかというのは政府内部でいろいろと検討いたしていますので、そういった御意見があったということを踏まえて、いろい...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 日ロサケ・マス漁業交渉につきましては、四月から漁期に向けて現在関係者で連携して交渉を実施すべく調整しておるところであります。  現時点で影響について明確に見通すことは困難でありますが、状況を注視し、交渉が開催されなかった場合には、先日総理からも答弁し...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 確かに、向こうに入るということはもう禁止されていますから、これは入らなくてもぎりぎりでそういった危険性がありますから、十分船に注意していただきたいという喚起を促しているという意味でございまして、ちょっと我々の常識とは違うところがいろいろ過去にあっており...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  食料安全保障は国の最も基本的な責務で、責務の一つでありまして、農林水産行政のほとんどがそのための取組であると考えています。  食料安全保障につきまして改めて述べるとすれば、国民の食料安定供給につきましては、食料・農業・農村基本...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 昨日、この答弁のことでちょっといろいろと話合いする中で、確かに具体的なものがないので、もう少し具体的にどういうふうなものをやったらいいかということについて、食料安全保障といったら全部が食料安全保障なんです、農林水産をやっている事業は。その中で、本当にこ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 委員おっしゃるとおり、どんなにいい政策をやっても、現場に理解できないとこれは難しいですよ。  現場が協力することによって一つ一つのものが実現していくわけですから、そういった意味では、今回いろいろと各委員からいろいろな問題が今指摘されておりますので、そ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今回の所信表明におきましては、限られた時間の中で、我が国の農林水産業を将来にわたって持続可能なものとするための農林水産大臣としての私の基本的な考え方の一端を述べたものであります。  例えば、JAグループの自己改革、再生可能エネルギー、六次産業化、食料...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたしますが、農林水産業は、将来にわたって地域経済を支え、国民に豊かな食を提供していくためには、農林漁業者の減少や国内市場の縮小、気候変動への対応などの課題を克服していくことが必要であります。このような社会課題を解決しつつ、農林水産業を成長産業化...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  新しい資本主義は、気候変動問題といった社会課題を解決しながら力強い成長を実現するための経済社会の変革であるという認識の下、農林水産行政を展開しているところであります。このため、人口減少による国内市場の縮小を踏まえ、年々拡大してい...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 輸出が増えてきたのは最近なんですよね。それが所得に反映されていくというのは、タイムがちょっとずれると思います。したがって、今の統計の中に輸出が増えた分がどれだけ所得にプラスになったという数字は、現時点で見るのは私は今お話を聞いていて難しいんじゃないかな...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 過去の輸出の数字を見ていただければ加工品が多かったと思うんですよね、非常に。最近になってそういった肉とかリンゴとかいろいろなものが出てきておりますので、ちょっと過去の統計を私今ここに持ち合わせていませんが、見させていただいたところでは非常にそういったも...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今後検討させていただきます。
○国務大臣(金子原二郎君) 小沼委員の御指摘はもう誠に、誠にごもっともでございまして、やっぱり数字の誤りというのはあってはならないことで、統計数字というのは大変大事でございますので、御指摘に沿って、もう一回、庁内でよく、いろいろな問題がないか、よく精査させていただきたいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  我が国はロシア、ウクライナから穀物をほとんど輸入しておりませんが、両国は小麦やトウモロコシの主要輸出国であり、特に小麦はシカゴ相場で史上最高値を更新するなど、穀物の国際相場は高い水準の中で不安定な動きを見せています。  二〇二...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  我が国におきましては、少子高齢化、人口減少が本格化する中で、農林漁業者の減少、高齢化も進行しており、農林水産業の経営資源や生産技術が承継されず、生産基盤の脆弱化につながること、中山間地域を中心に農山漁村の人口は減少し、地域コミュ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農業だけじゃなくて水産業も同じような状況でございましたね。やっぱりある一定の生活できる収入がないと、農業だって漁業だって後継者はなかなか後に続いてこないでしょうし、その辺の問題というのが一番大きな課題だと思っているんですよね。  したがって、ただ、問...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 昨年、令和三年産米の相対取引価格は、全銘柄平均の出回りから一月までの価格が六十キログラム当たり一万二千九百五十七円と、前年度より千五百七十二円低くなっています。これによりまして、令和三年産米の収入額は、十アール当たり十万六千三百六十三円と、令和二年産の...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 我が国におきましては、米は作付けする農業経営体の割合が七割を占めるなど重要な作物であり、その需給の安定は農業経営の安定に不可欠であります。また、主食用米の需要が減少傾向にある一方、麦、大豆等の土地利用型作物の自給率は低い状況にあります。  このため、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米の需要量の減少が続く中、需要に応じた生産を行うには、毎年、主食用米から麦、大豆、高収益作物等への転換を進める必要があり、水田活用の直接支払交付金等の拡充によりまして、バランスの良い生産を進めているところであります。  米につきましては、十分な国境措...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  国家戦略特区の法人農地取得事業につきましては、国家戦略特区法改正時の令和三年一月の時点において養父市で六社が活用しており、その経営面積は三十・一二ヘクタール。のうち、所有農地は一・六五ヘクタールの五・五%で、残りの二十八・四七ヘ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 企業の農業参入は重要だと考えておりまして、平成二十一年の農地法改正によりまして、農地のリース方式での参入を完全に自由化したところであります。現に、法改正前の五倍のペースで参入が進んでいるところであり、これを更に推進していくことが重要であると考えておりま...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米の先物取引は世界各地で行われていますが、二〇一九年八月から米の先物取引を開始した大連商品取引所におきましては、取引の対象商品の中短粒種の単位でくくられており、日本産と競合する短粒種に特化した商品はなく、また、現在のところ中国産米のみを扱っていると承知...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産分野における規制改革を進めるに当たっては、現場の声をしっかりと耳を傾けながら施策を講じる必要があると考えております。  様々な方々から寄せられる規制改革の提案、提言についてはしっかりと検討していく考えですが、その上で、実際に規制を見直すかどう...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農薬の安全性につきましては、関係府省と連絡を、連携を取りまして、安全性を確認した上で製造や定められた方法での使用を認めているところであります。  また、人の健康に関する科学論文も含め、最新の科学的知見に基づきまして全ての農薬の安全性を再評価する制度が...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) あのユーチューブはですね、職員が自らユーチューブとなって国産農林水産物の魅力を発信しているそうでございまして、いまだ私には一回も声が掛かっておりませんので、そういうことで出演いたしておりません。
○国務大臣(金子原二郎君) 努力いたします。
○国務大臣(金子原二郎君) 水田活用の直接支払交付金につきまして、産地交付金につきましては、国から都道府県に配分する資金枠の範囲内で都道府県や地域ごとに助成対象作物や助成単価等を設定できる仕組みでありまして、国が設定する戦略作物助成に追加して支払うことも可能であります。地域の特性...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今回の見直しにつきましては、農林水産省として交付金の目的に即した適正な執行が必要であると判断して行うものであり、財務省からの求めや財政制度審議会の建議を受けて行うものではありません。  令和三年十二月の財政制度審議会による建議においては、大規模な農業...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 営農類型別統計、経営統計調査については、令和元年に、調査対象者の負担軽減等を目的として確定申告資料を用いた調査法、手法へ見直したことから、平成二十七年と二〇二〇年の結果についてはその点に留意する必要があります。  二〇二〇年の結果は〇・五ヘクタール未...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) いろいろな御意見があるようでございまして、委員の御意見等ももっともなところもありますので、よく検討させていただきたいと思っております。
○国務大臣(金子原二郎君) 今回の対ロ制裁に伴う漁業者や水産加工業者への影響について、現時点で把握しておりません。仮に我が国の漁業者及び水産加工業者への影響が生じる場合には、その状況を丁寧に把握し、しっかりと対応してまいる所存であります。
○国務大臣(金子原二郎君) かつて北海道がこれほどの赤潮で被害を被ったということはないわけでございまして、どういう状況の中で、原因等を今後追求していかなきゃいけない。北海道庁ともお互いに連携を取りながら、いろいろな問題点について調査をしながら対応していきたい、このように考えておる...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) なかなか発言難しいことでですね。被害状況について重く受け止めています。
○国務大臣(金子原二郎君) 二〇二〇年の十月の赤潮発生の報道を受けまして、同月十四日から十六日にかけて、水産研究・教育機構から北海道立総合研究機構に対し、カムチャツカ半島沿岸で発生した赤潮の原因と考えられる種の、及び北海道沿岸海域を対象とした観察手法に関する情報提供や注意喚起を行...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産省では、みどりの食料システム戦略を策定しまして、生産力向上と持続性の両立を図り、持続可能な食料システムの構築を進めているところであります。  この戦略の実現に向けましては、生産の前提となる資材等の調達から加工、流通、消費に至るまでの関係者が理...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 官公庁の食堂など、様々な立場で有機農産物を利用していくことは、有機農業の拡大につながる有効な取組であると考えます。  先月、グリーン購入法に基づく基本方針が見直され、国等の省庁庁舎内の食堂における有機農産物の使用が配慮事項として追加されました。農林水...全文を見る
03月10日第208回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたしますが、藤木議員におかれましては、日頃から自ら農業経営に当たられて、農業の実態をよく御存じだと思いますし、また、農業の今置かれた立場というのについてもいろいろな立場から御指導いただいていることに心から敬意を表したいと思っております。  そ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  農林水産省ではみどりの食料システム戦略を策定いたしまして、実現に向けては、まず、生産、加工、流通、消費に至るまでの関係者の理解を深め、長期にわたって行動意識を変えていくことが大変重要だと考えています。  このため、消費者と生産...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  今後の農業者の一層の高齢化と減少が進む中で、農業が成長産業として持続的に発展していく必要があります。  このため、生産性や収益性が高く、中長期的かつ継続的な発展性を有する効率的かつ安定的な農業経営を育成することが重要であると考...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 議員、委員御指摘のように、やっぱりいろいろな政策を打ちましても、それを現場の方々がどういうふうに受け止めて、そしてそれをやっぱり十分に活用していけるというようなものを考えていかないと、我々の方は、役所としてはこれがいいと思っておっても、実質、やってみる...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 答弁をする前に、穀物を含めて肥料、飼料、全て大変な厳しい状況に置かれているということは私十分に認識しております。私は、現状を述べさせていただいて、対策を先般はお話しさせていただいたわけですから、危機意識を持っていないわけではございませんので、そこはよろ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  在来品種を含めまして、貴重な遺伝資源を次世代に引き継ぐことは大変大事なことで、まず、生産者、消費者、実需者のニーズに即した優れた品種を開発するために極めて重要であるため、農研機構の遺伝資源研究センターにおきまして、遺伝資源を収集...全文を見る
03月11日第208回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(金子原二郎君) 特に、食品廃棄物を再利用することは、循環型社会の構築に貢献するとともに、持続可能性の観点からも重要と認識しています。特に、食品廃棄物のガス化は、飼肥料化に比べまして異物が混入する場合にも有効であり、また、家畜排せつ物に比べて、議員御指摘のようにガスの発...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  有機農業は、生物多様性の増進など環境保全に寄与することで持続性や付加価値の高い農業の実現に貢献するとともに、海外依存度が高い化学肥料を使用しないため、国際情勢に左右されにくい農業生産体制の確立にも資するものと考えております。 ...全文を見る
03月14日第208回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(金子原二郎君) 森林環境譲与税についてのお尋ねでございますが、森林環境譲与税は、森林の公益、公益的機能の重要性に鑑みまして、市町村が実施する森林整備等に関する施策に充てるため、令和元年度から譲与が開始され、全国の市町村等で本税を活用した間伐等の取組が進められております...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  全国の自治体では、森林環境譲与税を活用しまして、森林整備や木材活用、木材の利用など、地域の実情に応じた取組が進められております。その中には、議員御指摘のように、東京都豊島区が長野県箕輪町の森林をとしまの森として整備する取組のよう...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  柳川市内の漁港におきましては、福岡県や柳川市が実施する航路、泊地のしゅんせつに対して現在支援をしているところであります。委員御指摘のありました件につきましては、一般に、漁船の航行に支障がある場合は、航路の延伸や漁場の作澪により対...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  豚熱の対策につきましては、ウイルスが農場に入らないよう、飼養衛生管理上の向上を図ることが最も重要であります。このため、これまでも家畜保健衛生所などを中心に指導を行ってきたところであり、令和四年度の予算におきまして、専門獣医師に加...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  埋却地等については、家畜伝染病の予防法に基づきまして、養豚農家が自ら確保するように求められています。一方、都市部では、埋却地の確保が困難な場合もあるため、迅速な防疫措置が行えるよう、移動式レンダリング装置を全国四か所の動物検疫所...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今回のチームに関しましては、当面する食料安保に関して、日本の今後、食料をどうやっていくか、全体的な国民の食料を確保するために、農林水産省として全庁的に取り組んで、積極的に今までの政策を検証しながら今後の対策を考えていこうということでチームを結成いたしま...全文を見る
03月15日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○金子(原)国務大臣 先般の訪問のときには、古川先生始め多くの国会議員の皆様方に一緒になって御意見をお聞きいただきまして、ありがとうございました。  その際、漁民の皆さん方が、特に今年はプランクトン、赤潮の発生で大変な状況であるということをお聞きいたしてまいりました。  今、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  原油や穀物、肥料などの価格が高騰し、先行きを不安視する声があることは認識しております。  農林水産省としても、これまで、施設園芸等燃油価格高騰対策や漁業経営セーフティーネット構築事業、化学肥料の節減への支援のほか、配合飼料価格の高騰...全文を見る
○金子(原)国務大臣 力強く言うことはできるんですが、なかなか農林水産省でできる範囲というのは限られております。したがって、政府全体の中でどういうふうにやるかということを参考にしながらやっていかざるを得ない。  だから、農林水産省の中でやれる範囲は精いっぱいやっております。私た...全文を見る
○金子(原)国務大臣 委員御指摘のように、被災十二市町村においては営農再開の加速化が最重要な課題であるというふうに思っております。  このため、営農再開に向けまして、農地の大区画化等の農業インフラの整備、除染後農地の保全管理や作付実証、営農再開に必要な農業用機械、施設の導入等の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 ちゃんと受け止めて、頑張ります。
○金子(原)国務大臣 御指摘のありました件につきましては、今後、私も、十分に精査して、できるだけ御要望に応えるように努力をしていきたいと思っております。
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  頻発化、激甚化する豪雨災害に対しまして、農村の安全、安心、生活環境を確保するため、農業用ため池等の豪雨対策を迅速に実施することが現在求められています。また、農業の成長産業化に向けまして、担い手への農地の集積、集約化を一層加速させていく...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  急施の防災事業の対象は、豪雨の際に住宅等への浸水被害のリスクが高いため池、排水機場等の農業水利施設です。これらの施設に係る豪雨対策事業は、人命、財産を守る極めて公共性の高い事業であり、速やかに防災工事を実施する必要があることから、農業...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  土地改良施設は、農業生産を支えるインフラとしてその機能が適切に発揮される必要があり、引き続き土地改良区が管理することが望ましいと考えております。  今般の組織変更制度は、解散を予定している小規模な土地改良区が対象であり、土地改良区の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  平成二十九年改正で措置された急施の防災事業は、大規模地震が頻発していた状況の下、地震災害への備えを強化することが喫緊の課題であったことから、耐震化対策を講ずる緊急性の高い農業用施設を対象に、特例的かつ限定的に、農業者の同意等を求めず迅...全文を見る
○金子(原)国務大臣 土地改良区は、地域の農業者の多くが関係を有する農地整備や水利用の管理等を通じまして、良好な営農環境の維持向上に重要な役割を担っています。  今般の改正法案は、土地改良区が担ってきた機能や役割を適切に引き継ぐことができるよう、解散を予定している小規模な土地改...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先般の意見交換には、御出席いただきましてありがとうございました。私も研究センターで試食をさせていただきました。大変厳しい状況であるということは、改めて思った次第でございます。  今議員御指摘のように、有明海特措法第二十二条において、有明海及び八代海等の海域...全文を見る
○金子(原)国務大臣 私も、実態、実情はよく、いろいろとお話を聞いて、現在、調査をさせていただいているところでございますが、実は特措法ができたときには、漁業共済、積立、特に積立ぷらすはありませんでした、制度として。したがって、この二十二条による対応というのは、従来から積立ぷらすで...全文を見る
○金子(原)国務大臣 野上大臣、また、令和元年十月の、江藤元大臣は、現地視察の際に、様々な立場の関係者がバランスよく参加するのであれば一堂に会して話し合うこともあってもよいという旨の発言をされたことは承知しており、私もこの考えには変わりありません。  開門派の皆様のみならず、開...全文を見る
○金子(原)国務大臣 私も、そういった機会が設けられることがあれば結構だというふうに思っております。
○金子(原)国務大臣 急施の防災事業は、行政の判断で、農業者の同意等を省略して事業に着手する特例的な業務であります。  この事業は、農村地域防災減災事業を活用して実施されており、令和四年度予算につきましては、同事業の予算額四百七億円の内数となります。  また、実施地区数につき...全文を見る
○金子(原)国務大臣 調査についてのお尋ねでございますが、土地改良事業を実施した農地につきましては、転用状況などの調査はこれまで行っていませんので、今後の調査の実施に向けて、その方法等を検討してまいりたいと思います。
○金子(原)国務大臣 お尋ねの、主業農家に限定した戸別所得補償制度は、旧戸別所得補償制度のように、米への助成を基本にするのであれば、十分な国境措置がある米への助成を行うこととなり、他の農産物の生産者や他産業、納税者の理解を得難いと考えております。  そこで、中山間地域というのは...全文を見る
○金子(原)国務大臣 水田を畑地に転換することにより、農業用水の利用や排水を行わなくなる場合は、土地改良区の受益地から除外されるため、地域除外決済金を支払う必要があります。  ただし、水田を畑地に転換した場合であっても、畑地かんがい用に農業用水を利用する場合や、雨水処理等のため...全文を見る
○金子(原)国務大臣 小規模な土地改良区が解散する場合は、合併や市町村への施設の譲渡により土地改良施設の適切な維持管理を継続することが一般的であります。  しかしながら、合併や市町村への施設移管が困難な場合は、一般社団法人や認可地縁団体が施設の所有、管理主体として地域農業の維持...全文を見る
○金子(原)国務大臣 ただいま法案を可決いただきましてありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
○金子(原)国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の払われた御努力に深く敬意を表するものであります。  政府としては、特殊土壌地帯の現状に鑑み、本法律案については特に異存はないところであります。  この法律案が御可決された暁には、農林水産省といたしましては、関...全文を見る
03月15日第208回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(金子原二郎君) 環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  近年、気候変動や生物の多様性の低下等、農林水産物及び食品の生産から消費に至る食料システムを取り巻...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 神谷議員の御質問にお答えいたします。  輸入小麦の政府売渡価格についてのお尋ねがありました。  輸入小麦の政府売渡価格は、本年の四月期は前期の十月期より一七・三%の引上げとなりますが、直近六か月間の平均買い付け価格を基に年二回改定しているため、現在...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 空本議員の御質問にお答えいたします。  食料システムの意味等についてのお尋ねがありました。  本法律案における食料システムとは、フードシステムという国際的に用いられている用語と同様、農林水産物、食品の生産、製造、卸売、小売等を経て消費に至る一連の流...全文を見る
03月16日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(金子原二郎君) 皆さん、おはようございます。  令和四年度農林水産予算の概要を説明します。  一般会計の農林水産予算の総額は二兆二千七百七十七億円であり、その内訳は、公共事業費が六千九百八十一億円、非公共事業費が一兆五千七百九十六億円となっています。  続いて、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 高齢化、人口減少が本格化しまして、地域の農地が適切に利用されなくなるおそれがある中で、各地域において農業者や関係者が将来の農業の在り方を徹底的に話合いをし、農地が利用されやすくなるような集約化を図っていくことが重要と思っております。  このため、今回...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  キノコ類につきましては、施設の加温、製品の乾燥等にA重油等を使用していますが、経費に占める燃料の割合は一割程度だそうです、一割程度。燃料費の割合が二割から三割の施設園芸より低いことから、施設園芸セーフティネット構築事業の対象とな...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 私も、この問題が議論されるたびに、元々水張りができないところにはお金を出さないようになっているのに何でそんなに議論されるのと、勉強会でも随分いろいろと意見聞きながら、五年間、そういった中で今回五年間余裕期間を与えることにしたんですが。元々、二十九年度の...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 確かに、二月の二十二日ですか、武部副大臣にお会いしたんですね。それで、いろいろなそういった水田活用直接支払金の交付金について、特にいろんな要請の話があったということはお聞きしております。お聞きした中で、私が委員会等で答弁をさせていただいております。答弁...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 一応いただきまして、中身については説明を受けました。  どういう返事をしたのといったら、今回の見直しを一旦白紙に戻すように皆さん方の御要望があったので、それはできませんとお答えしていますという話でした。
○国務大臣(金子原二郎君) それぞれいろいろな考え方があると思います。私たちはこれがベストとして出した案でございますから、なかなか白紙とか見直すというのは難しいと。しかし、やることによって、地域地域にいろいろなものがある、いろいろな問題があるということはよく分かりましたので、そう...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) なかなか難しいですね。  やっぱり、国で又は省で一旦決めたことというのは、私も自分で行政の長をしておりましたから、一度決めて見直すというのはなかなか難しいもので、ただ、そういったことをしながら、できるだけいいものに近づけていかなきゃいけないんですから...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 水産庁といたしましては、海洋環境の変化が資源変動に及ぼす影響に関する調査研究を進め、科学的な資源評価に基づく数量管理と、これを前提とした漁業構造の構築を今後とも図ってまいりますが、調査はできるだけやってはいるんです。思い切って調査費も投入してやっている...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  昨年来、穀物相場のみならず、燃料や肥料、海上運賃などが上昇傾向で推移していますが、さらに、今般のウクライナ情勢によりまして、これらの国際相場は高い水準の中で不安定な動きを見せています。    〔理事酒井庸行君退席、委員長着席〕...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 鯨類につきましては、他の水産資源と同様に科学的根拠に基づき持続的に利用すべきというのが我が国の基本的な立場であります。  この考えに基づきまして、再開された商業捕鯨に対しまして、国は科学的根拠に基づく適切な捕獲枠の設定や捕鯨業への支援を行っています。...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 我が国の中山間地域は、農業産出額と耕地面積の約四割を占めるなど、重要な役割を果たしています。このため、中山間地域に対しては、平場との農業生産条件の格差を補正する中山間地域直接支払交付金を措置するとともに、地域の特色を生かした農業生産を振興する中山間地域...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 実態を調査して、いろいろ勉強させていただきたいと思います。  私の地域で考えれば、意外と中山間地域の人というのは兼業農家が多いんですよ、ですね。お年を召した方を中心としてやっているけれども、休日のときは一緒に子供さんたちもやると。正直申して、農業だけ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ウクライナ情勢の緊迫化が続く中で、原油や穀物などの国際相場は高い水準で推移しつつ、不安定な動きを見せています。今、こうした状況の中で食料品や生産資材の価格上昇に対する不安の声があることは承知いたしております。  このため、三月八日、ウクライナ情勢等に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産省としては、SDGsを達成する観点から水産エコラベルの活用は重要と考えており、普及推進を図っているところであります。昨年の東京オリンピックにおきまして、水産エコラベル認証等を調達基準に位置付け、この結果、認証水産物の使用率は約九七%であったと承...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 日本におきましては、諸外国においても、水産資源の帰属にかかわらず水産資源をいかに管理するかが重要であり、管理する権能を国等に付与しているところであります。  御指摘の平成二十三年七月二十二日の閣議決定の規制・制度改革に関わる追加方針の中、水産資源の回...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 水産物は国民共有の財産という文言を法律に書き込むという御趣旨は、そのことより国等が水産物の資源管理を行うことができるようにするということと理解しています。改正漁業法では当該文言が書き込まれていなくても、同法に基づき国等がTACやIQなどによる資源管理を...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 大阪万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして持続可能な社会を構想することを推し進めており、SDGsの達成に向けた取組を加速させる絶好の機会と認識しております。  農林水産省といたしましても、大阪万博を最大限に活用いたしまして、SDGs...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ツブガイの被害につきましては、多くの漁業者が漁業共済及び漁業収入安定対策事業に加入していることから、これらによる支援が可能と考えております。  現在、北海道庁がツブガイ、ツブ類等を対象とした沖合漁場の実態調査を行っています。今後の対応につきましては、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) TPP対策については、一応、国内対策もやっておりますし、それから、こういった状況にあるということを、私も今御指摘でよく分かりましたので、どういう対策があるのかどうか、これから省内でよく検討させていただきたいと思います。
03月17日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  今回の法案においては、目標地図は市町村が作成するものでありますが、その素案については農業委員会が作成することとしております。  この場合、農業委員会が素案を作成するに当たりましては、農地の出し手、受け手の意向等の情報をタブレットによ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 議員御指摘のように、中山間地域では、少子高齢化や人口減少が都市部に先駆けて進行しておりまして、農地等の維持保全活動の継続が困難になるなど、地域コミュニティーの維持にも支障を生じつつあります。  このため、令和二年度からの中山間地域等直接支払交付金の第五期対...全文を見る
○金子(原)国務大臣 沖縄県の漁業者において台湾漁船とのトラブルを懸念する声があることは承知いたしております。  こうした声も踏まえまして、我が国の漁業者が安心して操業できるよう、日台漁業委員会において操業ルールの協議が行われてきており、農林水産省といたしましても、適切なルール...全文を見る
○金子(原)国務大臣 水産業の成長産業化に向けまして、次世代を担う若者を確保、育成していくためには、所得の向上に加えまして、就業環境の整備を進め、若者にとって魅力のある産業としていくことが重要であると考えております。また、国内の人材確保のための取組を行ってもなお不足する労働力につ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 近年のお茶の需給については、リーフ茶の需要が減少する一方で、ペットボトルの需要や輸出が増加しておりまして、新たな需要の拡大も見られているところであります。  直近の令和三年産の需給で申し上げますと、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた令和二年産から比較し...全文を見る
○金子(原)国務大臣 食料安全保障は、国家の最も基本的な責務の一つであり、経済安全保障の観点からも重要であると認識をいたしております。また、国民への食料安定供給は、食料・農業・農村基本法におきまして、国内の農業生産の増大を図ることを基本といたしておりまして、これと輸入と備蓄とを適...全文を見る
○金子(原)国務大臣 本事業の対象となっておる十六漁協のうち、今年度は、申請があったのは七漁協となっています、先ほど答弁がありましたように。これは、令和三年度に漁場環境調査、ウニ移植等の活動を実施した漁協の申請であります。  現在、その他の漁協においても活動計画を策定中であるこ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 なかなか執行が進まないということは、私も余り北の海の状況については詳しくは知らないんですが、今、一番、しけどきというんですか、非常に気候的条件からいって操業もしにくい、海底調査もしにくい状況ではないかなと思うんですよね。  したがって、ある程度、海がないで...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今回の赤潮による漁業被害については、重く受け止めています。  そのため、漁業共済等による減収の補填を行うほか、新たに北海道赤潮対策緊急支援事業を措置し、漁業者の経営継続を支援していくところであります。  この考え方を基本としつつ、北海道赤潮対策緊急支援事...全文を見る
○金子(原)国務大臣 食品ロスの発生量は二〇一九年で五百七十万トンであり、そのうち事業系食品ロスは三百九万トンとなっています。  事業系食品ロスについては、二〇三〇年度までに二〇〇〇年度と比較いたしまして半減となる二百七十三万トンまで削減させる目標の達成に向けて、納品期限の緩和...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産省としては、持続的な輸入原材料の調達や自給飼料の生産拡大による輸入依存の低減等の取組を今後進めてまいります。  また、今後は、みどりの食料システムに基づきまして、環境と調和の取れた食料システムの確立を図るため、農林漁業の環境負荷低減に向けて総合的に...全文を見る
○金子(原)国務大臣 ノリは、和食文化にとって欠くことのできない食材であるとともに、我が国の海面養殖業におきましても、生産量で一位、生産額で二位の重要な位置づけであると認識いたしております。  一方で、近年の環境変化に伴う海水温の上昇による漁期の短縮や栄養塩不足による色落ち等の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 できるだけ農業も環境負荷を低減するということで取り組んでおりますので、今のやり取りを聞いておりまして、非常に、このJクレジット制度というのは大変大事なものだというふうに感じましたので、これからも積極的に主導しながら共にやっていきたいというふうに思っております...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先日、佐賀県のノリ養殖業との意見交換を行いまして、そのときにも委員にも御出席いただきまして、ありがとうございました。  そのとき、意見交換を行いまして、佐賀県のノリの生産量、生産額は十八年連続で日本一ですが、地域によって厳しい現状があるというようなことをお...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  漁業共済における継続契約特約は、漁業共済の発動ラインである共済限度額が前回契約時の九〇%を超えて下がらない仕組みであることから、委員が御指摘のように、生産金額が長期間連続して下がり続ける場合にも、発動ラインも少しずつ下がっていくという...全文を見る
○金子(原)国務大臣 私は、先般もお話ししたように、有明海のあの地域であれだけの漁獲金額が上がるというのは、なかなかほかの地域にはないと思うんですよ。  だから、特にノリを含めた有明海の湾内は、我々もこれから、維持管理をしながら、積極的にやはりお互い協力し合って守っていかなきゃ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 基本は、漁業共済と積立てで対応するというふうになっております。  それで、私は、先般もお話ししたように、漁業者から更なる支援を求める声があることを踏まえまして、まず、佐賀県と連携しつつ、関係漁業者の漁労収支の状況を詳細に把握した上で、既存の制度による補填が...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有明海特措法第二十二条において、有明海及び八代海の海域における赤潮等により著しい漁業被害を発生した場合、漁業被害を受けた漁業者を救済する措置が規定されています。  有明海特措法第二十二条に該当する措置として漁業共済及び積立ぷらすがあり、佐賀県のノリ養殖業者...全文を見る
○金子(原)国務大臣 制度の仕組み上はそうなっております。
○金子(原)国務大臣 過去十年間の西南部の生産額は、毎年の生産事情や需給状況によって変動するため、連続して減少を続けている状況にはないと認識いたしております。
○金子(原)国務大臣 有明海におけるノリの生産の現状については、全体として、昨年並み又は前年を上回る収穫となっている一方、佐賀県西部においては、昨年に続き、大変厳しい状況にあると聞いております。  佐賀県によれば、育苗期に同地区を中心に発生した赤潮と雨が少なかったことによる栄養...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農協系組織では、昨年のJA全国大会におきまして、組合員による農業経営の高度化、多様化に対応していくため、農業経営支援に取り組むことを決議しておりまして、それぞれの組合員の経営を総合的にサポートする農業経営コンサルティングの取組を進めているものと承知をいたして...全文を見る
○金子(原)国務大臣 さっきも答弁いたしましたように、今回の法の一部改正によりまして、農業経営とか就農支援センターとしての機能を担う体制を整備することといたしております。  それから、これまでも都道府県の普及指導員による営農指導を行ってきたところでありまして、特に、令和四年度予...全文を見る
○金子(原)国務大臣 大変大事なことだと思いますので、そういったことも含めてこれからやっていきたいと思っております。
○金子(原)国務大臣 中山間地域の問題は大変大事な問題というふうに私も重く受け止めておりまして、中山間地域のいろいろな支援の交付金というのはもう議員も御存じだと思います。  そういった支援交付金を使いながら、各地域でそれぞれ、私の長崎県を見てみますと、中山間地域で営農をやってい...全文を見る
○金子(原)国務大臣 野生鳥獣による農作物の被害額は、平成二十二年度で二百三十九億円から令和二年度には百六十一億円と減少傾向にありますが、熊が出没すると農作業が行えなくなるなど、被害額として数字に表れる以上に深刻な影響を及ぼしていると認識しています。  こうした中で、令和四年度...全文を見る
○金子(原)国務大臣 環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  近年、気候変動や生物の多様性の低下等、農林水産物及び食品の生産から消費に至る食料システムを取り巻く環境...全文を見る
03月18日第208回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(金子原二郎君) 小麦は本年の四月の輸入小麦の政府売出し価格は前期に比べまして一七・三%の引上げとなりますが、直近六か月の買い付け価格を基に算定するため、国際相場の急激な上昇は反映されにくい仕組みとなっています。  なお、大豆、トウモロコシ、食用油、輸送料等の価格が高...全文を見る
03月22日第208回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  昨年来、穀物相場が高騰しまして、現在も高い水準の中で不安定な動きを見せるなど、食料安全保障上のリスクが顕在化しています。  将来にわたって食料を安定的に供給するためには、国内で生産できるものはできるだけ国内で生産することが重要...全文を見る
03月23日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○金子(原)国務大臣 尾崎委員も地方自治体の代表でございましたので、地域の問題についてはよく御存じと思いますので、またこれからもいろいろと御指導いただきたいと思っております。  お尋ねの本法律案は、みどりの食料システム戦略に掲げた環境と調和の取れた食料システムの確立を図ることを...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えする前に、先ほどは、稲津委員から大変参考になるお話をお伺いしました。ありがとうございました。  私も、いろいろとこの法案の勉強をしている中で、なかなかそう簡単にはいかないな、非常に難しい問題だなというようなことを感じておりまして、特に消費者に対して、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 環境保全型農業直接支払交付金は、有機農業を始めとする地球温暖化防止や生物性、多様性、保全性に効果の高い農業生産活動に対して支援を行うものであります。  令和四年度の予算におきまして、新たに有機農業に取り組む農業者の技術指導を行う際の加算措置を新設しまして、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農業では、病害虫対策や肥培管理が難しく、単収が減少することが課題となっています。一方で、近年、生産現場では、安定的に生産できる技術や品目も出てきており、しっかりした土づくりや自然の機能を生かした栽培を行うことで、慣行栽培と遜色のない収量を得ている生産者も...全文を見る
○金子(原)国務大臣 学校や病院、介護施設の給食の食材調達については、設置者である市町村等の判断により対応していくものでありますが、調達割合などを一律に定めることはできませんが、農林水産省といたしましては、有機農産物を積極的に活用する意欲のある市町村をつくっていくことが重要だと考...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農業は、生物多様性の増進など、環境保全に寄与することで、持続性や付加価値の高い農業の実現に貢献するとともに、海外依存度が高い化学肥料を使用しないため、国際情勢に左右されにくく、農業生産体制の確立にも資するものであり、全国の多くの農業者や産地に取り組んでい...全文を見る
○金子(原)国務大臣 みどりの食料システム戦略策定を踏まえ、昨年の九月開催されました国連食料システムサミットや、十一月の気候変動枠組み条約第二十六回締結国会議におきまして、本戦略を紹介いたしました。  また、本年、今年の夏に開催される予定の生物多様性条約第十五回締結国会議におき...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農研機構の業務につきましては、五年に一度、中長期目標及び中長期計画を定めておりまして、直近では、令和三年三月に中長期計画を作成したところであります。この中長期計画を実施するための予算は、毎年度、農林水産省から要求をしているところであります。  また、中長期...全文を見る
○金子(原)国務大臣 中国向けに精米を輸出するためには、中国側に認められた精米工場、薫蒸倉庫での精米、薫蒸処理が必要であります。  施設の追加指定、登録には、検閲対象害虫が発生していないことについて、日本側による確認調査に加えまして、中国側による現地確認が必要となります。  ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 生産から消費に至る食料システムを環境と調和の取れたものとし、その持続性を高めていくためには、御指摘のとおり、システム全体を俯瞰するアプローチが重要であります。  みどりの戦略を踏まえた本法律案では、基本理念におきまして、環境と調和の取れた食料システムの確立...全文を見る
○金子(原)国務大臣 将来の農業を担う人材の育成のためには、やはり子供の頃から農業に親しむ機会をつくることが重要であると考えております。  小学生を対象に農業について教える取組につきましては、全国的にどれぐらい行われているかにつきましては、把握をいたしておりません。  地域の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 食料・農業・農村基本計画は、食料・農業・農村基本法に基づきまして、食料、農業、農村に関する各種施策の基本となるものとして、今後十年程度先まで施策の方向を示したものであります。  令和二年三月に作成された基本計画では、「SDGsに貢献する環境に配慮した施策の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 二〇五〇年の有機農業の目標は、耕地面積に占める割合を二五%に拡大することを目指すもので、耕地面積が維持されることを前提として二五%相当で、分かりやすい目標となる百万ヘクタールを付記しているものであります。  もとより、農林水産省といたしましては、農地の維持...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農産物を学校などの公共施設で活用することは、安定した消費の確保に加え、有機農業について生徒や利用者など地域の住民に理解していただき、支持を得るためにも有意義な取組であると認識をしています。  一方、有機農産物を活用するか否かは、財政負担の仕方や食材調達...全文を見る
03月24日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(金子原二郎君) 皆さん、おはようございます。  土地改良法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  土地改良事業は、農用地の区画整理や農業用用排水施設の新設、更新など、農業、農村における基盤の整備を通じ、農業の生産性...全文を見る
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  久留米市を含む筑後川流域では、近年、頻発する豪雨に際しまして、農地等に降った雨水を河川等に排水できず、湛水被害が広域的に発生しています。このため、流域全体で排水対策を検討していく必要がありまして、現在、福岡県とも連携しながら湛水...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  議員御指摘のように、現在小麦は八五%が輸入になります。国産の米粉を活用しまして輸入小麦の需要の一部を置き換えることは、食料安定供給確保と水田の有効活用の観点から重要な課題と認識しております。  このため、農林水産省といたしまし...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  国家戦略特区の法人農地取得事業につきましては、昨年の六月の成長戦略フォローアップでニーズと問題点の調査を実施することとされております。  本調査の具体的な内容や実施方法につきましては、現在、年度内の実施に向けまして政府内で内閣...全文を見る
03月29日第208回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(金子原二郎君) 神津議員の御質問にお答えいたします。  農地における盛土への規制についてのお尋ねがありました。  今般の宅地造成等規制法の改正によりまして、宅地、森林、農地といった土地の用途にかかわらず、規制区域を指定した上で、全国一律の安全基準により、残土置場を...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 市村議員の御質問にお答えいたします。  盛土規制法と森林法との一体的な運用と森林法の改正についてのお尋ねがありました。  御指摘の残土処分場の整備に当たっての森林法との関係につきましては、市町村長が森林法に基づく伐採造林届を受理する際に、本改正案に...全文を見る
03月29日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(金子原二郎君) 土地改良事業は農業生産の重要な基盤でありまして、農地や農業水利施設などを整備することで農業の競争力強化と農村の国土強靱化を図る事業であります。  これまで連綿と実施されてきた土地改良事業は、農地の大区画化や排水改良などを通じまして、地域特性に応じた多...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 土地改良事業は、個人の財産である農地の形質を改良する事業でありまして、農業者の申請や同意、費用負担を求めることが基本的要件となっています。一方、防災・減災など現下の政策課題に対しましては、事業手続の簡素化や事業者の費用負担の軽減といった特例的な措置を講...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  通常の土地改良事業につきましては、農地を改良して営農条件に直接影響を及ぼすものであることから、農地の所有者や耕作者といった全ての受益者の意向を確認、反映することが重要であると考えています。一方、委員御指摘の担い手の農地の集積、集...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  豚熱につきましては、ワクチン接種豚であっても、ウイルスを保有し、拡散する可能性があるため、疑似患畜として殺処分することといたしております。直近の発生事例でも、ワクチン接種済みの豚もウイルス感染が確認されていることから、ウイルスが...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) なかなか難しい問題だと思いますね。やっぱり地域によって、やっぱりワクチンを打たないで、そして輸出を中心としてやりたいという地域もあるし、その中でも一部は、早く打ってもらいたいという人もあるんですよね。  なかなか、この過去の事例から見てみて、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 本日の閣議後の閣僚懇におきまして、総理からは、原油価格・物価高騰総合緊急対策の策定指示がありました。  総理からは、価格上昇等により国民生活や経済活動に不可欠なエネルギー、原材料、食料等の安定供給に支障が生じることのないよう調達先の多様化を進めるとと...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 水田を遊水地として活用した場合は、御存じのように、国土交通省において補償が適切に行われるものと認識しております。  農林水産省といたしましては、流域全体での治水対策を進めていく上で、国土交通省との連携を図ってまいります。
○国務大臣(金子原二郎君) 認可地縁団体は、住民で構成される町内会等の地縁による団体で、地方自治法に基づき、市町村長の認可を受けて法人格を取得した組織であります。現在においても、小規模な土地改良区は認可地縁団体に移行し、地域住民と共同して草刈りや泥上げ等の水利施設の維持管理を行う...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農村地域では、高齢化や人口減少が都市部に先駆けて進行している一方で、田園回帰により地方への人の流れが広がりつつあります。  こうしたことを踏まえまして、農村を維持し、次の世代に継承していくために、地域資源を活用した所得と雇用機会の確保や、地域コミュニ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 昨日もお答えしたように、ただいま内閣府と調整中でございまして、必ず着手するように、年度内に、ちゃんとやりますので、御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(金子原二郎君) 農業、農村の強靱化は、農業の成長産業化に向けまして、地域間の取組の進捗に配慮しながら、農業生産を支えるインフラとして、土地改良事業を円滑に実施していくことが重要であります。  また、都道府県土地改良事業団体連合会は、市町村長や土地改良区等の協同組織と...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) いや、職員の皆さん方が全員一緒になってやっぱり農泊を含めた振興、取り組まなきゃいけないという、そういう姿勢を見ましてね、これは私も頑張らないかぬなということで出演させていただきました。
○国務大臣(金子原二郎君) まず、被害、地震により被害に遭われました全ての方々にお見舞いを申し上げます。  農林水産省では、甚大な自然災害発生した際には、まず、被害状況を踏まえ、どのような支援を講ずべきか個別の災害ごとに判断しておりまして、今回の地震につきましても、農林漁業者へ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 復興事業で地域ごとに異なる課題やニーズに応じた対応が今後重要と認識しておりまして、農林水産省として、引き続き、現地の状況を注視しまして、地元の関係者と連携をしながら、きめ細やかな支援が可能になるような事業の活用を図って、地域の課題解決に向けてしっかりと...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ただいま法案を可決いただきまして、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
03月30日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  これからの時代を考えますと、有機農業は非常に大事な取組だと考えております。  今後、有機農業を拡大していくには、各地域におきまして、有機と従来の農業者とがお互いに協力しながら、農薬の散布や病害虫の蔓延防止等に留意しつつ、委員御指摘の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 水田活用の直接支払い金における今回の見直しにつきましては、畑作物の生産が定着している農地は畑地化を促す一方、水田機能を有しつつ、麦、大豆等の転換作物を生産する農地につきましては水稲と転換作物とのブロックローテーションを促す観点から、現場の課題も検証しつつ、今...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農産物を学校給食などの公共施設で活用することは、有機農産物への理解と安定した消費の確保を図る上で有意義な取組であると認識をいたしております。  このため、令和三年度の補正予算から新たに、市町村が有機農産物を学校給食に活用する場合に食材費等を支援するなど...全文を見る
○金子(原)国務大臣 茶は、有機栽培のニーズが国内外で高まっておりまして、その結果、国内の有機の緑茶は平成二十七年度から令和元年の五年間で約一・五倍、有機茶の輸出量も平成二十八年から令和二年の五年間で一・七倍に拡大しております。特に欧米諸国への輸出では、EU向けの茶の八割以上が有...全文を見る
○金子(原)国務大臣 地震により被害に遭われた全ての方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  農林水産関係の被害につきましては、宮城県や福島県などから、農業用水路の水漏れや防災重点ため池への土砂の流入、林道施設における舗装の亀裂、漁港の岸壁や荷さばき施設の損傷、それから卸売市...全文を見る
○金子(原)国務大臣 昨日の参議院の農水委員会でも、この福島の問題については御質問がありました。  ちょっと写真等も見せていただきまして、大変厳しい状況であるということも私も分かりましたので、早速副大臣とも話合いをしながら、現場をできたら早く見て対応した方がいいのかというふうに...全文を見る
○金子(原)国務大臣 本法律案は、規模の大小や経営の形態にかかわらず、地域の自主性を尊重しながら、環境負荷の低減に向けた意欲ある取組を後押しするための促進法であります。  具体的には、地域の実情に応じまして、化学農薬、化学肥料の使用削減等の取組を進められるよう、地方自治体が策定...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農をこれから推進していくためには国民の理解が大変必要だというふうに思っておりますので、やはり国民の理解を得るためには、そういったアンケート等を含めて、ある意味では、アンケートを取るということは、改めてそういった有機農業というものを国民に知らしめることにな...全文を見る
○金子(原)国務大臣 報道の基となりました調査結果につきましては、把握をしておりません。  農薬については、食品安全基本法、農薬取締法及び食品衛生法に基づき、関係府省が連携をいたしまして、安全性を確認した上で、製造や、定められた方法での使用を認めているところであります。  こ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 我が国といたしましては、米国とTPP11の締結国からの合計輸入量が現行TPP協定の発動水準を超える場合に、TPPの締約国からの輸入にもセーフガードが発動されるということが本来の在り方であると考えております。  今般の日米間の牛肉セーフガードに関する合意は、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現在の輸入検疫につきまして御説明を申し上げますが、我が国への病害虫の侵入を防ぐため、貨物として輸入される植物等に対しましては、全荷口を対象に輸入検査を行うとともに、旅客の携帯品として輸入される植物等に対しましても、検疫探知犬を活用した検査を実施しています。 ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 議員御指摘のように、みどりの食料システムの戦略では中長期の意欲的な目標を掲げておりますが、これを一気に進めるのは難しいと考えております。ソフトランディングしていけるように、目標に向かって、最初は少しずつ努力していくことが重要だと考えております。  このため...全文を見る
○金子(原)国務大臣 近年、世界的にSDGs等の認知が進みまして、農林漁業についても環境に与える影響が注目されるような中で、我が国の農林漁業、食品産業におきましても、世界の人口増を見据え、輸出促進に取り組む中、このような世界の潮流を踏まえていち早く対応することは、競争力の強化を図...全文を見る
○金子(原)国務大臣 委員が御指摘のように、学校給食にこれを取り入れるということは、大変消費の面から見ても、また子供の教育、また子供の健康等から考えても、私は非常にいいことだというふうに思っておるんですよ。  ただ、御承知のとおりに、学校給食というのは、それぞれの判断が、市町村...全文を見る
○金子(原)国務大臣 みどりの戦略の実現に向けましては、生産者だけではなく消費者も含め、国民各層に趣旨を御理解いただくことが必要であるため、本法律案では、基本理念の第三条におきまして、食料システムの関係者の理解の下に連携することを規定した上で、国が講ずべき施策、第七条において、関...全文を見る
○金子(原)国務大臣 本法律案は、規模の大小や経営の形態にかかわらず、地域の自主性を尊重しながら、環境負荷の低減に向けた意欲ある取組を後押しするための促進法であります。具体的には、地域の実情に応じまして、化学農薬、化学肥料の使用削減等の取組を進められるよう、意欲ある地方自治体が作...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農産物を学校などの公共施設で活用することは、有機農産物への理解と安定した消費の確保を図る上で効果的な取組であると認識をいたしております。  このため、学校給食等での有機農産物の活用につきましては、令和三年度補正予算から、市町村が主体となって、地域の有機...全文を見る
○金子(原)国務大臣 環境負荷低減事業活動の促進等に関する基本方針は、農林水産大臣の告示で定める予定でありまして、その手続に当たりましては、行政手続法に基づく意見公募手続を行うとともに、本法律案第十五条第五項に基づき、食料・農業・農村政策審議会の意見を聞くことといたしております。...全文を見る
○金子(原)国務大臣 議員御指摘のように、特に国際交渉というのは、やはり人脈が非常に大事だと思うんですね。長年おつき合いをしている中で、お互いの気持ちが分かって交渉ができるわけなんです。  したがいまして、そこがやはり、外務省はある程度そういったところがやっているんですが、ほか...全文を見る
○金子(原)国務大臣 ただいま法案を可決いただきましてありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
04月05日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(金子原二郎君) 昨年来、穀物のみならず燃料や肥料などの国際相場が高騰しまして、現在も高い水準の中で不安定な動きをするなど、我が国の食料安全保障上のリスクは高まっていると私たちも認識をいたしております。  今の国際情勢を考えますと、将来にわたって食料を安定的に供給する...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ここに答弁いろいろ書いているんですけどね、正直言って、今までがある意味じゃ厳しくしなきゃいけないところを、結局少し曖昧だったのかなという感じもするわけですね。特にこの収穫のみ行うというのは、播種と管理、収穫を行う年に比べて、普通のときは、もう議員もよく...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 確かに、畜産の餌としての牧草ですね、これは大事なことで、国内でできるだけ調達をしていかなきゃいけないことなので、これとの関係、関連性ということは我々も検討していかなきゃいかぬと思っております。  ただ、一度形として決めておりますので、これはこれとして...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米粉の活用というのは大変大事だし、米粉を使うことによって小麦の代替ができるんですね。こういうふうに小麦がもう非常に高騰して厳しい状況になってくると米粉と、こうなってくるんですよね。元々、本当は安定しているときに米粉の活用をどういうふうにするかというのを...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 政府備蓄米は、もう御承知のとおりで、分かった上で質問していらっしゃるんでしょうけど、これ限定されていますので、なかなか難しいと思うんですよ。  だから、今回、我々が子供食堂にも活用しているのは、コロナ対策に十五万トンを活用しているわけで、正直言って私...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 原油価格の高騰対策につきましては、水産の場合はセーフティーネット対策を充実させることといたしておりまして、漁業につきましては、基金に、今議員御指摘のように九十八億円を予備費で積み増すとともに、急激な価格上昇に対応して、直近の令和三年の十月から十二月につ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 少子高齢化、人口減少が進む農山漁村の振興を図っていくためには、若い人を含めて、住民の皆さんが安心して住み続けるための生活インフラとして情報通信環境を整備することが重要と認識しております。  地域インターネット環境を整えるために必要となる基幹的な情報通...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 小売業者を通じた食品、食料品販売の約三割を占めるスーパーマーケットは、消費者の購買行動に一定の影響力を持ち、食品の食料供給に重要な役割を担っています。農林水産省といたしましては、スーパーマーケットと連携した消費拡大の取組として、最近では、例えば牛乳につ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 食事手当の非課税限度額を引き上げる旨の要望をするか否かにつきましては、農林水産省といたしましては、現行制度の考え方を踏まえつつ、外食産業全体の声などをよく聞いてからいきたいと思っております。  余り要望がないそうですよ。だから、まず要望してもらわない...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農業におきましても、他産業並みの労働環境を目指していくことが重要であるというふうに考えております。  しかしながら、農業は気候や天候に大きな影響を受けるという特殊性から、労働基準法における労働時間、休憩及び休日の労働時間関係規定が適用除外とされている...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産業の従事者が減少する中で、現時点では就業の意向までは持っていない人も含めて、関心を持つ幅広い人々が農林水産業に触れることができる機会を提供しまして、将来的に農山漁村の担い手の裾野を拡大することは重要だと考えております。このため、農林水産省といた...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農福連携について強力に推進していくために、令和元年に農福連携等推進ビジョンが決定されまして、農福連携を国の行うべき業務として確実に推進していくため、令和三年十月に農福連携推進室を設定いたしました。  このビジョンに基づきまして、これまで、国民全体への...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農林水産物・食品の輸出については、日本食への世界的な関心の高まりや日本産農林水産物・食品に対する信頼等を背景に...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  原油価格高騰対策につきましては、先月に、原油価格高騰に対する緊急対策を取りまとめたところであります。この中で、燃料油価格の激変緩和対策を講ずることによりまして、ガソリンなどと同様に、施設園芸で利用されるA重油についても価格の上昇が抑え...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産省といたしましては、畜産農家に対して、配合飼料価格高騰の影響を緩和する補填金を交付する制度、それから、農業の現場に対しましては、土壌診断に基づく適正施用や、堆肥等の国内資源の利用拡大など、化学肥料の節減に資する取組への支援等を現在実施しておりまして、...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  林業の活性化に向けましては、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎える中で、切って、使って、植える、資源の循環利用を確立することが重要であり、このことが国産材の安定供給や利活用の推進につながるものと考えています。  一方で、木材価...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今の御質問がありました件については検討中でございまして、どのような対策ができるか、今、省内で検討中でございます。
○金子(原)国務大臣 平成二十年当時は、政府売渡価格の上昇幅の圧縮後、小麦など、諸外国の作柄が好転いたしまして、結果としては、輸入小麦の国際価格は下落したことによりまして売買差益が増加したこともあり、価格上昇幅の圧縮に伴う一般会計からの補填は行われなかったところであります。
○金子(原)国務大臣 国内産小麦の売買は、生産者と製粉企業等が合意した民間流通の仕組みに基づき取引されておりまして、播種前に入札により価格形成を行った後、現在は、収穫後の引取り時に輸入小麦の政府売渡価格の変動率を反映させる事後調整を行った価格で取引されています。  この価格の事...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今期の政府売渡価格について、次回十月期を持たずに期中で引き下げることも、食糧法等の制度上は可能です。  他方で、今期の政府売渡価格は既に適用されており、近く、製粉企業が小麦粉等の価格改定を公表し、販売先である食品メーカーと価格交渉を開始することが想定されて...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先ほど答弁したように、ほかの大豆、トウモロコシ、食用油、いろいろなものがあります。そういう中で小麦だけやるというのは非常に難しいということと、今、価格はずっと高騰してきております。この高騰が果たしてここで止まるかどうか、先の見通しが立ちにくい。そうすると、高...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国有林野事業の職員につきましては、国家公務員法上の特例として、昭和二十七年度に協約締結権が認められ、昭和二十八年一月以降、労使間の団体交渉によって労働条件を決定したところであります。  このような中、国有林野事業については、平成二十四年度末をもって企業的運...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国有林野事業の職員につきましては、平成二十五年度から非現業の国家公務員とされていることから、国家公務員の自律的労使関係制度を措置するかどうかといった対応につきましては、政府全体として検討されるべきものと考えております。  いずれにいたしましても、現場の職員...全文を見る
○金子(原)国務大臣 昨日、萩生田大臣から昨年四月に全漁連から示された五項目の要望に対し回答し、さらに、総理と全漁連が面会したというのは、承知いたしております。  これらの会談後に、全漁連から、放出に絶対反対という立場はいささかも変わらない、全国の漁業者が安心して漁業ができる環...全文を見る
○金子(原)国務大臣 御質問のモニター調査は、昨年も実施されておりますが、みどりの食料システム戦略の認知度がこの一年間で四割から七割に向上したという結果についてお聞きしておりまして、七割、確かに、三割の方が戦略を知らない状況にあるということは、我々としても、今後、やはり十分に現場...全文を見る
○金子(原)国務大臣 議員御指摘のように、農業、漁業分野におけるプラスチック対策の取組は、海洋流出による環境負荷を低減するため、重要と考えております。  農業分野におきましては、令和三年度の補正予算から、マルチ栽培などでの生分解性資材の利用拡大や、プラスチック被覆肥料の流出抑制...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国産材の安定供給体制についてのお尋ねでございましたが、農林水産省といたしましては、木材の乾燥施設の整備による国産材製品の供給力強化や、原木の安定的な供給に向けた間伐や路網整備の取組の更なる推進等に必要な対策を令和三年度補正予算及び令和四年度当初予算において措...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたしますが、全国のワカサギやエビ類の生産量は、十年前と比較いたしますと、ワカサギで五三%、エビ類で七一%減少しています。また、霞ケ浦でも同様に減少傾向にあると承知いたしております。  昨年、茨城県が行った不漁要因の調査によりますと、ワカサギに関しま...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農研機構は、最先端の研究開発等を通じて農林水産分野のイノベーションを促して、農林水産業の発展に貢献する重要な役割を果たしていると認識いたしております。  議員御指摘のように、農研機構の施設の老朽化が進んでいることは承知いたしております。このため、農林水産省...全文を見る
○金子(原)国務大臣 大変人気がありまして、多くの方々から大変評価を受けております。江藤大臣のときに編成されたということで。  それで、先般私も初めて出まして、非常に貴重な経験があったと思っております。  ただ、私に対しては余り出演の要請がないものですから、ほとんど出たことは...全文を見る
○金子(原)国務大臣 生産コストが全てにおいて上がっているということは、かつてなかったことだというふうに私も思っております。本当に生産者の皆さん方の苦しい実情を考えますと、政府としても、農林水産省としても、何らかの対策を今後考えていかなきゃいかぬというふうに思っております。
○金子(原)国務大臣 昨年来の配合飼料価格高騰に対しまして、農林水産省として、補填金の交付等を実施し、生産者への影響緩和を図ってきているところであります。  また、現在、原油価格・物価高騰総合緊急対策の取りまとめに向けまして、飼料をめぐる現状にしっかりと対応すべく、必要な対策を...全文を見る
○金子(原)国務大臣 水田活用の直接支払交付金は、今後五年間に一度も水張り、すなわち水稲の作付が行われない農地は交付の対象としない方針としているものでありまして、令和四年度から直ちに交付金の対象外となるわけではありません。  今後五年間の間に、各地域において、今後の水田利用や産...全文を見る
○金子(原)国務大臣 都市部の市街化区域内では、全国の農業者の約一割が営農し、農業産出額も七%を占めているなど、我が国の農産物供給において重要な役割を担っています。  また、市街化区域内の農業は、農産物供給に加え、農業体験、交流の場の提供、災害時の避難場所の提供など、多様な機能...全文を見る
○金子(原)国務大臣 営農型太陽光発電は、農業生産と再生可能エネルギーの導入を両立する有用な取組であります。  また、営農型太陽光発電の普及に向けては、発電設備の下で栽培する作物や栽培技術の検討や、各地の取組事例や支援制度の周知等が必要と考えております。  このため、農林水産...全文を見る
○金子(原)国務大臣 輸出拡大に向けては、海外の規制やニーズに対応したマーケットインの取組が必要であるというふうに考えております。  このため、輸出先国で使用可能な農薬や残留農薬の基準値など、輸出先国の規制に対応できる輸出産地を育成することが重要であります。  このため、農林...全文を見る
○金子(原)国務大臣 学校給食に地場産の農産物を使用して、食に関する指導の生きた教材として活用することは、我が国や地域の自然、食文化、産業等に関する理解を深めるとともに、生産者の努力や食に関する感謝の念を育む上で重要であると考えております。  学校給食における地場産の利用を進め...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  我が国の農業は、高齢化、人口減少が本格化する中で、農業者の減少等が更に加速化し、地域の農地が適切に利用されなくなる懸念があります。  このため...全文を見る
04月07日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  輸出促進法制定後、世界の食のマーケットが更に拡大することを踏まえまして、二〇二〇年三月の食料・農業・農村基本計画等におきまして、農林水産物・食品の輸出額を二〇二五年に二兆円、二〇三〇年に五兆円とする新たな目標を設定したところであ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ただいま後ろから教えていただきましたけど、農林水産省の設立記念日だそうでございます。
○国務大臣(金子原二郎君) この度、このようなことになりましたことについて、深くおわびを申し上げる次第でございます。  御指摘を受けて省内の各部局長に照会した結果、御指摘のような誤りはほかに確認されておりません。
○国務大臣(金子原二郎君) 農村地域の関連所得につきましては、各分野の市場規模などを基に平成二十五年度分から令和元年度分までに七年にわたり継続的に算出、公表していることから、農村地域の関連所得の変化を捉える上で有用な指標と考えております。  一方、この指標は、一定の前提条件の下...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 小沼委員のジェトロに対するお考え方というのは、私もよく分かります。大変ジェトロは各県で非常に努力して、輸出含めて国内のこの産業のお互いのドッキングをさせたりしていて、積極的に取り組んでおる。そういった中で、正直言って、これだけ輸出が増えてきて、地域地域...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 非常に大事なことだと思っております。それは、これからこの法律ができ上がってから、具体的にそういったものに積極的にお互いに意見交換をしながら、それで、当然やっぱりこれがプラスにならなきゃいけないわけですから、そのためにどうしたらいいかというのはお互い省庁...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) こういうふうな法律に書くことによって、お金を借りる人が借りやすくなると、話を持っていきやすくなると。やっぱり、こういった法律ができて、我々はこの目的に向かって法律に沿って事業をやっていくんだから是非融資してくれというふうに話を持っていきやすくなってくる...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  輸出促進法におきましては、農林水産物及び食品の輸出の促進を図ることにより、農林水産業のみならず食品産業も含めた持続的な発展に寄与することを目的といたしております。  食品産業の持続的な発展を目的とした理由といたしましては、農林...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 輸出される加工食品における国産原料の調達割合のデータは存在しませんが、輸出加工食品の中には、例えば日本酒のようにほとんど国産原料を使用しているものもあり、こうした国産原料の使用は地域の農林業者に安定的な販路を提供し、所得向上につながるものと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) その問題は、今、内閣府と農水省で協議をいたして、今たしかアンケート調査をスタートするようになっております。そういった結果を見ながら我々は判断していきたいと。  それは、梅村議員の立場と、いろいろな立場の人もいます。正直言って、あえて企業はその土地を取...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 原発事故に伴う日本産食品などの輸入規制につきましては、依然として中国、韓国を含む十四の国・地域が日本産食品に対して規制維持をしています。日本産食品の安全性は科学的に証明されており、あらゆる機会を活用しまして、科学的知見に基づき規制を早期に撤廃するように...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産物・食品の輸出拡大を加速するためには、輸出先国・地域の商慣習や市場の情報を的確に把握することが重要です。このため、在外公館とジェトロ海外事務所等が連携した輸出支援プラットフォームの形成や、農林水産物・食品輸出プロジェクトによる事業者の支援等を行...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 国内の食市場が縮小する一方で、世界の食市場は今後大幅に拡大することが見込まれる中、輸出に取り組むことは我が国の農林漁業の市場規模拡大を図るものであり、農林漁業者の所得向上に資するものであると考えています。  実際に所得向上につながった事例としては、宮...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 将来にわたって食料を安定的に供給するためには、国内農業の生産基盤強化を図り、食料自給率を向上させていくことが重要です。  一方で、我が国では、農林漁業者の減少、高齢化が進行していることにより、農林水産業の経営資源や生産技術が継承されず、生産基盤の脆弱...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 認定農林水産物・食品輸出促進団体は、日本の強みを発揮できる品目の輸出を伸ばすため、主要な輸出品目ごとに業界一体となってオールジャパンで輸出拡大に取り組む団体です。このため、生産から販売に至るまでの幅広い一連の関係者が構成員として加入する等により、緊密な...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 茶の輸出量が十年間で約四倍と増加している一方で、国内においては急須で入れるリーフ茶の需要の減少等により需要が長期的に減少傾向にあることから、これを反転攻勢すべく、若者世代を中心に新たな需要を掘り起こしていくことが重要と考えています。  このため、農林...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ただいま法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえまして、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月08日第208回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(金子原二郎君) 環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  近年、気候変動や生物の多様性の低下等、農林水産物、食品の生産から消費に至る食料システムを取り巻く環境は大きく変化して...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 横沢議員の御質問にお答えいたします。  水田活用の直接支払金についてお尋ねがありました。  水田活用の直接支払交付金につきましては、平成二十九年度に交付の根拠となる実施要綱を改正し、あぜなど水をためる設備を有しない農地や用水路を有しない農地など、水...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 山崎議員の御質問にお答えいたします。  環境施策の実施についてのお尋ねがありました。  農業は環境と密接に関わる産業であり、その持続的な発展のためには環境との調和が不可欠であります。御指摘の農林水産環境政策の基本方針及び環境と調和のとれた農業生産活...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 梅村議員の御質問にお答えいたします。  本法律案における次世代、子供の関係についてお尋ねがありました。  近年、世界的SDGs等の認知が進み、農林漁業についても環境に与える影響が注目されるようになる中で、若者世代を中心に環境への意識が高まっています...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 紙議員の御質問にお答えいたします。  食料、農業資材の価格の高騰についてのお尋ねであります。  昨年来、穀物相場のみならず燃料や肥料原料などの価格が上昇している中で、今般のウクライナ情勢によりまして国際価格が更に高騰しています。  原油価格高騰対...全文を見る
04月12日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○金子(原)国務大臣 宮下委員はこの問題については非常にお詳しいと思いますが、今いろいろとお尋ねになったことについてお答えをさせていただきます。  今後、高齢化、人口減少が本格化しまして、地域の農地が適切に利用されなくなることを懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先般からお尋ねがありました件につきましては、私どもといたしましても、省庁内でいろいろと検討させていただいております。そういう中で、三月二十九日の閣僚懇談会において、総理から、今般の対策については一般予備費、コロナ予備費を活用した迅速な対応を優先との指示があり...全文を見る
○金子(原)国務大臣 稲津委員の御指摘のように、農地の集積につきましては、政府としては、令和五年度末までに全農地の八割を担い手に集積するという目標を掲げているところであります。  平成二十六年度に農地バンクを創設して以降、担い手への農地の集積率は年々増加しております。令和二年度...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農地バンクは平成二十六年度に創設されまして、担い手への農地集積面積は、令和二年度末までに約二百五十四万ヘクタール、創設前の平成二十五年度に比べまして約三十二万七千ヘクタール増加しており、このうち農地バンクによる集積面積は、約十三万四千ヘクタールと、全体の四割...全文を見る
○金子(原)国務大臣 周知が徹底されておればこのようなことになることはなかったのがというふうに、私も今、お互いの議論を聞いていて感じました。  そういう中でどういった対応ができるか、省としては、省のいろいろな御意見もあるようでございますので、十分に省内で検討させていただいて、ど...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現在の人・農地プランについても、その取組を推進する観点から、一定の補助事業と関連づけられているところであります。  今回の基盤法等の改正法案におきましては、市町村は、農業者等による話合いを踏まえて、将来の農業の在り方や農地利用の姿を明確化した地域計画を各地...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今後、高齢化、人口減少が本格化し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取組を加速化することは、待ったなしの課題であります。  このため、今回御審査いただいている法案に基づきまして、各地域...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農業者の高齢化、減少が進む中で、我が国農業が将来にわたって発展していくためには、新規就農者を育成、確保することが重要であると思います。  このため、若者の就農を促進するため、就農前の研修や就農後の資金の支援等に加えまして、令和四年度予算におきましては、経営...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農山漁村発イノベーションサポート事業は、多様な地域資源を活用した商品開発等に取り組む事業者を対象に、相談窓口の設置や専門家の派遣等の支援を行うものでありまして、各地域において農山漁村発イノベーションに取り組む新たな人材を創出しまして、これらの者が中心になって...全文を見る
○金子(原)国務大臣 全国市長会からは、二月の九日に地域計画の策定等について御意見をいただきまして、その後、実際の具体的な法案の内容について情報提供をいたしました。  先月二十二日に新たに出された御意見では、「「地域計画」の策定をはじめ、新たな事務の義務付けがなされることなどか...全文を見る
○金子(原)国務大臣 はい、大変重く受け止めております。
04月12日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(金子原二郎君) 環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  近年、気候変動や生物の多様性の低下等、農林水産物及び食品の生産から消費に至る食料システムを取り巻...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 近年、世界的にSDGs等の認知が進みまして、農林漁業についても環境に与える影響が注目されるようになっています。我が国といたしましても、輸出促進に取り組む中、世界の潮流を踏まえましていち早く対応することは、競争力の強化を図る上で重要なことで、重要なことは...全文を見る
04月14日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  サツマイモの基腐れ病は、サツマイモのつるが腐れまして芋が腐る、あっ、つるが枯れて芋が腐る症状を引き起こす病害であります。  これまで農林水産省におきましては、本病の蔓延防止のため、都道府県や種苗販売の関係団体に対する健全な種苗...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 有機農をいかに消費者に買ってもらうかということが一番大事なんですね。  今、結構、有機農をおやりになっている方々ともいろいろ意見交換いたしました。大体、買ってくれる人が決まっているんですね。ほとんど買手が決まった中で計画的に生産をしておる。それは、有...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 近年、気候の変動、生物多様性の低下等を背景に、国際的には農林水産物・食品の生産から消費に至る食料システム全体を捉えてその環境負荷の低減に取り組むことが共通の認識となっておりまして、欧米を中心にこれに向けた各国の動きが出てきています。  こうした中で、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 委員御指摘のとおり、温暖湿潤な我が国では、有機農業に取り組む場合は除草等の労力が掛かることが課題になります。  そのため、農林水産省では、従来より、環境保全型農業直接支払交付金によりまして、有機農業に取り組む際の労力やコストの掛かり増し経費分につきま...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 二〇三〇年度の森林吸収量の目標、約三千八百万二酸化炭素トン、三千八百万二酸化炭素トンの達成に向けては、利用期を迎えた人工林につきまして、切って使って植える循環利用を確立し、炭素を貯蔵する木材の利用拡大を図りつつ、成長の旺盛な若い森林を造成することが重要...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 企業の農業参入につきましては、平成二十一年の農地法改正によりまして、農地リース方式での参入を完全に自由化したところであります。現に法改正前の約五倍のペースで参入が進んでおり、これを更に推進してまいりたいと思います。  企業の農地取得につきましては、農...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) だから、先ほどの説明からいったらメリットないんじゃないですか。想定が、農地の取得については、リースに比べてメリットは想定し難いものと考えていますと、こうなってる。
○国務大臣(金子原二郎君) 私は、その逆に、リースがこれだけ、五十年間、しかも取得してその後も完全に保証されているわけなんですよ。だから、あえてそれを買ってまでやるという、その企業側の立場というのが、私の方から質問するのは大変これはいけないこと、これは質問できないことなんでこれは...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今調査をしていますから、内閣府で調査をして、そしてその後、また農林水産省で調査をして、どういうニーズがあるかということをよく考えてみましょう。  それから、個人の自宅と、自分の家と企業は違うと思うんですよ。やっぱり個人のものは自分で自由にできます。企...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 本法律案は、環境と調和の取れた食料システムの確立を図るため、生産者、食品事業者、消費者等の取り組むべき視点を基本理念の形で共有するとともに、各種の支援措置を法的に位置付けることで環境負荷低減のための行動変容を促すこととしています。  また、本法律案に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ゲノム編集技術については、品種改良のスピードを速めるなど、画期的な技術であります。また、ゲノム編集技術で得られた農林水産物につきましては、その流通に先立ち、関係省庁との役割分担の下、厚生労働省は食品安全の観点から、農林水産省は環境省が定めたルールの下で...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) みどりの食料システム戦略では、二〇五〇年までに有機農業の取組面積を百万ヘクタールに拡大する意欲的な目標を掲げているところであります。この目標達成に向けましては、当面、二〇三〇年までに有機農業の取組面積を六・三万ヘクタールとすることとしておりまして、目標...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 環境省所管のグリーン購入法に基づきまして、農林水産省といたしましても、調達方針を作成、公表して、その中で、有機農産物等を積極的に使用する食堂を率先して調達するところとしたところであります。  また、食堂ですね、省内の食堂の運営事業者に対しまして協力を...全文を見る
04月15日第208回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(金子原二郎君) 大塚耕平議員の御質問にお答えいたします。  日ロ漁業交渉についてのお尋ねがありました。  日ロサケ・マス漁業交渉につきましては、十一日から日ロ漁業合同委員会を開催しまして、日本漁船による日本水域でのロシア系サケ・マスの操業条件等について協議を行って...全文を見る
04月18日第208回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  配合飼料価格の上昇に対しては、配合飼料価格安定制度により補填を行い、畜産経営への影響を緩和しております。  現在の基金残高については、当面の支払いは対応可能な水準でありますが、コロナ禍での価格上昇に加えまして、ウクライナ情勢によりま...全文を見る
04月19日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  地域農業が持続的に発展していくためには、継続的な発展が期待される効率的かつ安定的な農業経営を担い手として育成、確保していくことが重要であります。この場合、集落営農法人も、地域の農家が共同で農作業を行うだけではなく、集落が一体となって地...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  農用地保全事業は、活性化計画を作成する市町村等が、地域の実情に応じまして、実施するかどうか判断するものであります。この場合、農地の荒廃化や周辺事業への悪影響を防ぐものか、他の地方創生施策や行政計画と調和が取れたものか、住民の生活環境の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  議員御指摘の教育、子育て関連施設の整備につきましては、農山漁村活性化法第五条第二項第二号ロの生活環境施設の整備に関する事業に該当し得るものと考えております。  農林水産省としては、今回の改正により、事業に必要な施設の整備の迅速化を図...全文を見る
○金子(原)国務大臣 本来の目的は、都市と農山漁村が交流し、都市から農山漁村へ人を呼ぶことにより、農山漁村の活性化を図ることとされております。  このため、本法における支援は、都市と農山漁村との地域間交流に主眼が置かれておりまして、例えば、限界集落同士の交流は、本法の支援対象と...全文を見る
○金子(原)国務大臣 活性化計画につきましては、農林漁業が重要な事業な地域において、地域の活性化を図る等の観点から定めることといたしております。  また、地域計画につきましては、市町村が、農業者等による話合いを踏まえまして、農業上の利用が行われる農用地等の区域について、将来の農...全文を見る
○金子(原)国務大臣 観光農園に来場する者のために必要となるトイレにつきましては、これらの施設を農業者が利用する場合と同様に、農業用施設に該当します。  したがって、農用地区域内の農地に設置する場合であっても、農用地区域から除外することなく、農業上の用途区分を農地から農業用施設...全文を見る
○金子(原)国務大臣 令和四年産の茶につきましては、既に鹿児島県産の新茶の取引が本格化しておりまして、前年の新型コロナウイルスの影響から需要の回復が見られた令和三年産と比較いたしましても、単価はやや高く推移いたしております。また、昨日、静岡県産についても新茶の取引が開始されまして...全文を見る
○金子(原)国務大臣 地域の農業が持続的に発展していくためには、継続的な発展が期待される効率かつ安定的な農業経営を担い手として育成、確保していく必要があり、これらの者への農地の利用集積を進めていくことが重要であります。  一方、今後、高齢化、人口減少が本格化し、地域の農地が適切...全文を見る
○金子(原)国務大臣 基盤法等の改正法案において、目標地図は市町村が作成するものですが、その素案については農業委員会が作成することとしておりまして、農業委員会の事務負担の軽減を図ることが必要であると考えています。  この場合、農業委員会が素案を作成するに当たっては、聞き取り等に...全文を見る
○金子(原)国務大臣 地域計画の作成に当たりましては、市町村が農業者、農業委員会、農地バンク、農協、土地改良区その他関係者による協議の場を設け、将来の農業の在り方等を話し合っていただくことといたしております。この協議の場において、関係する機関がそれぞれの強みを生かしまして、連携し...全文を見る
○金子(原)国務大臣 三月十六日に発生した福島県沖地震における農林水産関係の被害状況や東日本大震災からの復旧復興の状況を確認するために、四月の十日、中村農林水産副大臣が宮城県及び福島県で現地調査を行いました。  現地においては、被災状況を確認するとともに、農業や漁業者の関係者の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 食料・農業・農村基本法におきましては、食料の安定供給の確保、農業の有する多面的な機能の発揮、農業の持続的な発展、その基盤としての農村の振興を基本理念として掲げ、政策方向を明示しているところであります。一方、現行基本法制定から二十年以上が経過しまして、国内では...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  二つ以上の法律の改正を提案しようとする場合におきましては、一般に、法案の趣旨、目的が一つであると認められるとき、法案の条項が相互に関連して一つの体系を形作っていると認められるときは、政府としては、一つの改正法案として提案できると考えて...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今回の人と農地の関連施策の見直しについて、法案の検討を行っている中で、二月九日に全国市長会から地域計画の策定等について御意見をいただきました。  その後、農林水産省において法案の具体化を進め、全国市長会に実際の具体的な法案の内容や考え方等について情報提供し...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農地の集積につきましては、全農地の八割を担い手に集積するという目標を掲げて取組を推進してきています。  しかし、これは、担い手以外の方のリタイアを促進しようとしているものではなく、むしろ、我が国が高齢化、人口減少をしていく中で、使われなくなる農地を担い手が...全文を見る
○金子(原)国務大臣 中山間地域等の条件不利地域につきましては、中山間地域等直接支払いによる営農継続等への支援や、中山間地域農業ルネッサンス事業による地域の特色を生かした取組への支援等、これまでも多様な施策により振興を行ってきたところです。  これらの事業の効果については、例え...全文を見る
○金子(原)国務大臣 確かに、政策の検証というのは必要だというふうに思っております。  ただ、中山間地域も、いろいろな地域によって違いますから、恐らく先生の地域も私の地域も、それぞれの地域の実情というのがあると思うんです。地域に合ったような、そういったコミュニティーを守りながら...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農村地域では、人口の減少、高齢化の進展等により、地域コミュニティーの維持等に支障が生じつつあると認識しておりまして、こうした現状を踏まえて農村政策を推進していくことが必要だと考えております。  このため、食料・農業・農村基本計画におきましては、農村政策につ...全文を見る
04月20日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  将来にわたって食料を安定的に供給するためには、輸入が国際情勢等の様々な要因に影響されることを踏まえれば、国内で生産できるものはできる限り国内で生産していくことが重要であると思います。  このため、食料・農業・農村基本計画におきまして...全文を見る
○金子(原)国務大臣 五〇%の目標を持ってやるということもいいことなんでしょうけれども、四五%を取りあえず達成させなきゃならないわけで、この四五%を達成させるためにも相当な努力が要るわけなんですね。したがって、まずは、今定めている目標を達成するように努力しながら、一歩ずつ、一%で...全文を見る
○金子(原)国務大臣 我が国の農政は、終戦直後まで遡りますと、食料が絶対的に不足する中で、食料増産が大命題として行われました。  その後、経済成長の過程で、農業従事者と他産業従事者との所得格差が拡大したために、昭和三十六年に農業基本法が制定されまして、農工間格差の是正や、米麦中...全文を見る
○金子(原)国務大臣 やはり省庁間の連携というのが大変大事だというふうに思っております。地方創生といって、できるだけ地方に人の流れが進んでいくようなことを考えていきますと、各省、お互いが一体となって取り組んでいかなきゃいけない問題だと思っていますので、私からも総理によく伝えておき...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農業は、国民生活に不可欠な食料を供給するとともに、その営みを通じまして、国土の保全等の役割を果たしています。  この国の基というべき農業を若い方々に職業として選択していただけるよう、農業を成長産業化させ、所得を確保できる魅力的な産業にしていくことが重要と考...全文を見る
○金子(原)国務大臣 基盤法等の改正法案につきましては、本年一月、二月に、全都道府県、全ての農地バンク、市町村及び農業委員会の千七百団体と意見交換を行いました。  また、本年の三月にも、全都道府県、市町村、農業委員会、JA、土地改良区等の約二千二百団体に対して、加えまして、全農...全文を見る
○金子(原)国務大臣 地域計画におきましては、農業上の利用が行われる農用地等の区域、農業の将来の在り方、それに向けた目標地図等の農用地の効率的かつ総合的な利用に関する目標、目標を達成するために関係者が取るべき措置について、それぞれの地域で定めていただくことといたしております。 ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農家の立場を考えて我々はこういった政策を取り組んでいるわけでございまして、なかなか厳しいところもあると思います。しかし、我々といたしましては、できるだけ皆さん方が働きやすくて、そして農業でやっていけるような、そういう環境づくりのためにこれからも努力をしていき...全文を見る
○金子(原)国務大臣 ただいま法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
04月21日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(金子原二郎君) ウクライナの問題が出てきたのは、正直言って、いろいろと、令和四年度の予算の、去年いろいろと議論されておりましたから、ただ、その以前から穀物その他については結構値は上がっておりました。それは、天候不良で穀物市場が非常に厳しい状況にあってきましたので、した...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産業に関する水産の燃油、それから農業関係の燃油対策は、従来のセーフティーネットがありましたんで、年末の補正、それから当初予算で積み増しをしておりました。急激に上がった場合には急激に補填が出るような形で仕組みをつくっておりますから、その対応はできた...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 中身については、まだ正直言って今詰めをやっているところでございますから、そういったもろもろのお話についてできるだけ対応していきたいというふうに考えております。現時点では、大変申し訳ないんでありますが、今検討中でございますので、お許しいただきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 対応するように努力いたします。
○国務大臣(金子原二郎君) これからの時代を考えますと、有機農業は非常に大事な取組だと考えております。  今後、有機農業を拡大していくためには、各地域において、有機と従来の農業者とが協力をしながら、農薬の飛散や病害虫の蔓延の防止等に留意しつつ、地域で一体、一定のまとまりを有する...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 従来の農業と有機農業をめぐっては、病害虫の蔓延の防止や農薬の飛散防止等、双方に営農上の課題があるため、本法律案では、お互いに理解し協力して行えるよう、営農ルールに関する協定を締結できる仕組みを措置しているところであります。この取組に当たっては、地域や水...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 有機農業においては、虫食いやふぞろいなど、ぶぞろいか、ぶぞろいなどの規格外品が出やすいものでありまして、現在の有機農産物の流通におきましては、こうした状況を踏まえ、一般の農産物に比べまして緩い規格で取引される例が多いと承知いたしております。このため、今...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 検討させていただきます。
○国務大臣(金子原二郎君) 確かに、学校給食でこれを活用していくというのは、ある意味では普及するのに一番早いというのか、この需要と供給から考えていくと非常に私もいい方向だと思うんですが、なかなか学校給食難しいんですよ、正直言って。文部省もいろいろ御意見ありましたけどね。私も随分、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) これ、オリンピック前に特に非常にいろいろ話がありまして、外国のこれでいくとなかなか難しいんですよね。日本独自のをつくりまして今努力してやっていますので、できるだけ我々もバックアップしながら、最近はこのラベルがないと商品を置かないようなスーパーも出てまい...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 環境保全型農業につきましては、平成十一年に持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律を制定いたしまして推進を図ってきたところであります。  同法に基づき計画の認定を受けた農業者は、平成二十三年度に約二十一万六千件のピークを迎え、環境保全型農業が...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) できるだけやっぱり外国品を国産品に換えると、そういった考え方については私も同じような考えを持っております。  ただ、原料調達というのはなかなか、供給の問題もあるし価格の問題もある、非常に微妙な問題だと思うんですね。しかしながら、これはやっぱり国内産に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 食育については、第四次食育推進基本計画において、重点事項の一つとして持続可能な食を支える食育の推進を掲げ、農林漁業体験の促進等の各種施策を進めております。  また、文部科学省におきましては、各教科等における生産者の努力や安全、安心な食に関する学びを深...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 委員御指摘のとおり、フランスでは法律を、韓国ソウル市では計画を策定しまして、目標を定めた上で有機給食の普及を推進していると承知いたしております。  一方、我が国におきましては、みどりの食料システム戦略を定め、二〇五〇年に有機農業の面積を全耕地面積の二...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 実際の食品の購買につきましては保護者が行うこととなりますので、子供たちへの教育に加え、子供たちの保護者を含む国民各層への理解増進を図ることが重要と考えております。  令和三年三月に策定いたしました第四次食育推進基本計画では、子供への食育を推進する際に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 地方公共団体においては、地域の自然的、経済的、社会的な特色を生かしまして、その地域ならではの個性あふれる取組が促進されることを想定しています。例えば、地理的条件を生かして有機農業の団地化等の生産面の取組を促進する地域や、住民の高い関心に応えまして、直売...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 食料自給率につきましては、その向上を図ることを旨といたしまして、国産農産物の消費の拡大、生産基盤の確保と、食料・農業・農村基本計画に掲げる施策を講じているところであります。また、本法律案に基づく環境負荷低減の取組は、健全な作物を育てる土づくり、化学肥料...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 本法律案では、各地方自治体において、農林漁業における環境負荷低減を促進するための基本計画を作成できることとしています。この作成に当たりましては、地方自治体の負担に配慮することが大前提となりますが、地域の実情に応じた取組が促進されるよう、地域の関係者との...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 大都市を、中心部や有機農業者がいない地域におきまして学校給食で有機農産物の活用をしようといたしましても、現状では一定量の有機農産物を安定的に確保できないため難しい面があると考えております。  このため、将来的には、有機農業の生産を大きく拡大し、通常の...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 食料の安定供給のためには、食料の輸入の必要性、それ自体を否定することは適当でないと考えています。  そのような中でも、流通等における環境負荷の低減を図るため、国が講ずる施策として、御指摘のような消費段階における地産地消の取組の促進のほか、流通段階にお...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ただいま法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえまして、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月26日第208回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(金子原二郎君) 早坂議員の御質問にお答えします。  韓国に対する福島県産水産物の輸入解禁の申入れや風評の払拭についてのお尋ねがありました。  水産物を含む日本産の食品の安全性は科学的に証明されており、輸入規制は科学的見地に基づき早期に撤廃すべきというのが我が国の立...全文を見る
04月26日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○国務大臣(金子原二郎君) 酒井委員はいろんな経験に基づいてお話をなされているわけでございまして、その点、長年そういった農業を営んできた方の立場からお話を伺っておりまして、私自身も理解できることもございます。  ただ、やっぱり全体の農業政策をどうあるべきかということを考えて我々...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 決して私は財源ありきと言っているんじゃなくて、財源、限られた財源の中でやっていく中で、やっぱりまず、国民の食料をどう考えるかということの中で、いろいろなバランスがあると思うんですね。そういった中で、今までやってきた政策の中でいろいろな割り振りをしながら...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 先般、総務省から勧告を受けまして、これは令和二年度の調査なんですよ。令和二年度は発生が非常に多くて、五十二事例のうち自衛隊が三十一、高原性インフルで出動しているわけなんですよね。今年は二十二のうち六例です。  これは、やっぱり今お話があったように、各...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ただいま検討しておりますのは、まず、化学肥料原料の調達国の多角化による安定的な調達や配合飼料の価格高騰の影響を緩和、それから輸入小麦の原料代替に向けた国産の小麦、米、米粉の需要拡大、国産材への転換や水産加工品の代替原材料の調達円滑化などの対策を講じてい...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農福連携の現場におきましては、障害者が農作業に従事するための環境整備として、トイレの確保は大変重要と考えております。農林水産省では、農山漁村振興交付金におきまして、圃場など作業現場に固定している、設置するトイレの整備に要する費用を支援しているところであ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) さっき、大体、やると、こう言っているんですよ。前向きで、優良事例によって横展開推進って、最初からそう答弁しているんですけれども。
○国務大臣(金子原二郎君) スピード感を持って取り組みたいと思います。
○国務大臣(金子原二郎君) 現在の基金残高につきましては、当面の支払は対応可能な水準でありますが、ウクライナ情勢によりまして穀物の国際相場が不安定な動きをしていることを踏まえまして、本制度の安定的な運用に向けまして対応を検討することが必要な状況と考えております。  また、生産者...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 畜産経営のコストに占める飼料費の割合は、牛で約三割、それから豚と鶏で約六割となっており、畜種によって影響の度合いは異なるものの、今後の配合飼料価格の高騰は畜産経営に一定の影響を及ぼしていくものと考えております。  一方で、配合飼料価格の上昇に対しまし...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) なかなか難しい問題ですね。どちらかというと、相対取引で相場性がありますので、一般の工業生産ですか、ああいうのは原価があって、ある程度価格に上乗せというのができますけど、農業とか漁業というのは取引が相対である程度相場性がありますので、なかなかそういった価...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 燃油や配合飼料などの価格高騰に対しましては、農林水産省としてもこれまで施設園芸等燃油価格高騰対策や漁業経営セーフティーネット構築事業、配合飼料価格安定制度など様々な支援措置を講じてきております。  原油価格高騰対策につきましては、先月、原油価格高騰に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産省としては、燃油、飼料価格の高騰対策以外にも、輸入小麦の原料代替に向けた国産の小麦、米、米粉の需要拡大、化学肥料原料の調達国の多角化による安定的な調達、国産材への転換や水産加工品の代替原材料の調達円滑化などの対策を講じていく必要があると考えてお...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 私は、企業の皆さん方がメリットないとは言っていないんですよ。リースでやれるわけですから、必ずしも所有しなくても、今の体制のできる範囲の中でやろうと思えばできるんじゃないですかと。創意工夫をやりながらやれば私はできると思っているわけで、何も、その土地を所...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 漁獲状況に合わせた魚種転換などにつきましては、一義的に経営者である漁業者が判断すべきものですが、漁業の対象種の資源動向や支援制度等の情報を含め、現場の事情をよく知る水産業普及指導員を始めとする行政が支援することは有効と考えています。  全国の水産業普...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 林業労働の担い手を確保するには、新規就業者の確保、育成とともに、その定着を図るため、給与等の処遇面や安全面の改善を図ることが重要と認識いたしております。  このため、農林水産省といたしましては、緑の雇用事業や緑の青年就業準備給付金事業によりまして従事...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 昨年秋の木材利用促進法の改正によりまして、民間建築物を含む建築物一般で木材利用を促進することとされました。  農林水産省では、まちの木造化推進法、公共建築物の木造化、木質化への支援や建築用木材の開発、CLTを用いた建築の実証、木材利用を普及する木づか...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 量の増産ではなく質の向上との御指摘をいただきましたが、我が国の畜産関係者は、国内外の消費者のニーズに応えて、品質の向上等に向けて家畜改良や飼養管理の改善に取り組んでおります。例えば、和牛肉は国際的にも高い評価を受けておりまして、また、各地域において畜産...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明いたします。  我が国の農業は、高齢化、人口減少が本格化する中で、農業者の減少等が更に加速し、地域の農地が適切に利用されなくなる懸念があります。  この...全文を見る
04月27日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  世界的な人口の増加や経済発展に伴う食料需要の拡大、頻発する自然災害や地球温暖化による影響など、食料や生産資材の多くを海外からの輸入に依存している我が国にとりましては、食料安全保障上のリスクは高まっていると認識をいたしております。  ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農業農村整備事業により整備された小水力発電施設の売電収入は、小水力発電施設や土地改良施設の維持管理費に充てることによりまして、土地改良区の運営基盤の強化や農家負担の軽減に大きく寄与していると認識をいたしております。  一方、土地改良区は、土地改良法に基づき...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国有林野事業につきましては、約四千人の職員によりまして、公益重視の経営管理を一層推進するとともに、民有林行政との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用して、林業の成長産業化の実現に貢献していくこととしております。  国有林野事業の実施に当たりましては...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国有林の適切な管理に向けましては、必要な定員や予算の確保に加え、現場での業務が多い事情を踏まえつつ、職員の安全の確保、上空から現地の状況を確認するためのドローン配備等による職場環境の整備など、勤務条件の改善に努めているところであります。  いずれにしまして...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先ほどお答えしたように、やはり中身をよく把握してからじゃないといけないし、確かに、毎年定員は削減されているんですよね。だから、この削減の状況から見てこれが適切かどうかということはよく検討しなきゃいけないし、本当に安全な管理上をやっていかなきゃいけないので、よ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 林業従事者は、国勢調査等によりますと、平成十七年の五万二千人から、平成二十七年には四万五千人と、長期的に減少傾向で推移しています。  このような中、林業労働の担い手を確保するためには、新規就業者の確保、育成とともに、その定着を図るため、給与等の処遇面や安全...全文を見る
○金子(原)国務大臣 豊富な森林資源を循環利用するためには、木材の需要を拡大することが重要です。  昨年の木材利用促進法の改正によりまして、関係省から成る木材利用促進本部を設置し、民間建築物を含む建築物一般で木材利用を促進することとされました。  農林水産省では、都市の木造化...全文を見る
○金子(原)国務大臣 水じゃないですかね。よく分かりません。済みません。雪が解けたらでしょう。
○金子(原)国務大臣 水田活用の直接支払い金につきましては、現場の課題を検証しつつ、今後五年間に一度も水稲の作付が行われない農地を交付対象としない方針としています。  その上で、昨年末から、産地ごとの意見交換や全国会議を通じて、ブロックローテーションができないとする課題について...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現在、小麦は約八五%が輸入ですが、国産米粉を活用して輸入小麦の需要の一部を置き換えることは、食料の安定供給確保の観点から重要な課題と認識しています。  このため、農林水産省といたしましては、粒子が細かく良質な米粉になる品種の開発、普及、また、加工コストの低...全文を見る
○金子(原)国務大臣 米粉の輸出につきましては、本年一、二月の数量が、EU向け、アメリカ向けとともに、既に昨年一年間の実績を上回り、それぞれ三十トン以上となるなど、回復の兆しが見えつつあるところであります。  米粉の輸出を拡大するためには、高品質な日本産米粉の特徴を生かしまして...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  農林水産省では、障害者の特性を踏まえた農福連携の取組が進むよう、令和二年度から、農福連携の具体的な実践手法をアドバイスする農福連携技術支援育成研修について、全国共通の枠組みとして、国と都道府県で連携して取り組んでいるところです。  ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 有機農産物の国内需要を創出するためには、まず、消費者の理解醸成を図るとともに、有機農産物を手軽に購入できる環境を整備していく必要があると思っています。  このため、農林水産省では、小売事業者と連携を取りまして、有機農産物に対する消費者の理解醸成を進めるとと...全文を見る
○金子(原)国務大臣 いつもお答えしているように、学校給食等については、文部省との問題もありますので、そういったところとよく連携をしながら、しかし、度々この委員会でも、今回の有機農に対する学校給食については、衆議院、参議院の委員会でも出てきておりますので、多くの方々がそういう認識...全文を見る
○金子(原)国務大臣 埋設物の撤去を行うためには、ダイオキシン類の飛散等が起きないよう慎重に作業する必要があることから、令和三年度には、四か所のモデル箇所において、安全に試料を採取して成分や濃度を分析し、周囲に飛散させずに掘削処理する方法について、コスト面も含めた技術的な調査検討...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国産小麦については、近年、外国産と比較して引けを取らない単収や品質の高い品種の開発や普及とともに、排水対策などの栽培技術の導入が進んだことから、生産の拡大が進んできました。  一方で、小麦の収量や品質は、天候の影響によりまして年産変動が大きく、収量、品質面...全文を見る
○金子(原)国務大臣 配合飼料価格の上昇に対しましては、配合飼料価格安定制度により補填を行い、畜産経営への影響を緩和しています。  現在、穀物の国際相場が不安定な動きをしている中で、本制度の安定的な運用を確保することが緊急の課題となっています。  このため、昨日、関係閣僚会議...全文を見る
○金子(原)国務大臣 過去に一度、二、三回ぐらい見たことはありますけれども、詳しいものはまだ見ておりません。
○金子(原)国務大臣 御意見を承りました。なかなか、非常に難しいところもあると思います。しかし、そういった実態というものはよく把握をいたしまして、そういったことについてのお話はいたしたいというふうに思っております。
○金子(原)国務大臣 農林漁業の六次産業化の取組は、農山漁村の地域の所得や雇用の向上に資する重要な取組と認識いたしております。  このため、農林水産省では、六次産業化・地産地消法に基づき、農林漁業者等が六次産業化に取り組む計画である総合化事業計画を認定いたしまして、交付金等によ...全文を見る
05月09日第208回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  将来の担い手として期待される農業高校の生徒に職業としての農業の魅力を感じられるようにすることが重要であります。また、農業高校の生徒が農業に就こうとするときに直面する技術面や資金面などの様々な課題に対応していく必要があります。 ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたしますが、農業高校の生徒がスマート農業機械などの最新の農業機械を含めまして研修に必要な農業機械や設備を用いて実践的な実習を行える環境を整えることが重要であると考えておりまして、このため、農林水産省におきましては、令和四年度の予算において、農業...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 委員おっしゃるとおり、農業高校の従事者というのを考えていった場合、減少の中でいかに多くの方々に農業に従事していただくかということを考えていくと、やっぱり農業高校に行った方はある程度農業に対する関心を持っていると思うんですね。そこでもう一〇%満たない方が...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農村地域におきましても、人口減少、高齢化が進展していることから、二地域、二地域居住の推進などによりまして都市部から人を呼び込むことが重要であると考えております。  このため、農林水産省では、空き家を活用し、農家住宅も含めた交流拠点を整備するための地域...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 将来の農業の担い手を育成する農業大学校におきまして有機農業について学べるようにすることは、有機農業の取組を推進する上で効果的であると考えております。  このため、農林水産省といたしましては、令和四年度の予算におきまして、農業大学校において有機農業に関...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 昨年の十一月の会計検査院の令和二年度決算検査報告で、農地情報公開システムについて、農業委員会等が農地情報等を適時に更新していないため最新の農地情報等が公表されていないことにつきまして適切でないとの指摘を受けたところであります。  検査報告の中でその要...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  有機農産物の日本農林規格におきましては、有機で生産された種苗を使用することが原則とされております。このため、農業者が有機種苗を入手しやすいよう、有機種苗を供給している業者の情報を関連団体のホームページにおいて公表するなど、農業者...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 原材料高騰や円安の影響につきましては、私自身、全国農業協同組合中央会や全国知事会と面会をいたしまして現場の実情を伺ってまいりましたが、その結果、現場におきましては燃油や化学肥料、飼料、食品産業の原材料の調達コストの増大などへの懸念が大きいということを実...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 将来にわたって食料を安定的に供給するためには、国内で生産できるものはできるだけ国内で生産をしていくことが重要でありまして、生産基盤である農地を確保するとともに、農業、漁業生産を担う人材を育成確保していくことが必要であります。一方、我が国では農林漁業者の...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  アフリカ豚熱等の家畜伝染病の水際対策につきましては、令和二年七月に施行された改正家畜伝染病予防法によりまして、輸入禁止品の廃棄権限の付与などの家畜防疫官の権限を強化したことに加えまして、輸入検査に関する罰則も強化したところであり...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  日ロ地先の沖合漁業協定に基づく日本漁船のロシア水域との操業につきましては、昨年十二月の交渉で本年の操業条件について合意がされております。  例年であれば、例えばイカ釣り漁業に関しましては、操業開始の三か月前にはロシア側との間で...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今般、四月の二十六日に決定されました原油価格・物価高騰等の総合緊急対策におきまして、ロシアとの間の漁業協定に基づく操業に関しましては、ウクライナ情勢により影響が生じた場合には関係漁業者に対しまして機動的に支援を行うこととしたところであります。  今後...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 御指摘のとおり、我が国の漁業は、漁獲量の減少や就業者の高齢化、特定魚種の不漁のほか、国際情勢や自然災害のリスク、燃油等の高騰といった様々な問題に直面し、厳しい状況に置かれています。  こうした状況の中、本年三月に水産基本計画を閣議決定したところであり...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) それぞれに周知徹底していなかったということはもう大変反省しております。ただ、それからいろいろと指導をいたしまして、現時点では、令和元年の七月では約三〇%、令和三年の十二月では七〇%に更新率がなっております。したがって、これからもよく指導をしながら徹底し...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 議員御指摘のとおり、学校給食での有機農産物の利用拡大を図るためには、価格や量、学校関係者や保護者の理解が得られるかなど様々な問題があると承知しております。  このため、農林水産省は、令和三年度補正予算から新たに学校給食での有機農産物の活用に取り組む市...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  水田活用の直接支払交付金につきましては、畑作物の生産が定着している農地は畑地化を促す一方、水田機能を有しつつ、麦、大豆等の転換、転換作物を生産する農地につきましては、水稲と転換作物とのブロックローテーションを促す観点から、現場の...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産省としては、これまでも産地ごとの意見交換や全国会議を通じまして今回の方針を丁寧に説明するとともに、生産現場からの連日のお問合せや相談に対応しております。  これまで産地ごとの意見交換を本省、農政局、支局合わせて約二千四百回以上行い、このうち百...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 水田活用の直接支払金につきましては、現場の課題を検証しつつ、今後五年間に一度も水稲の作付けが行われない農地を交付対象としない方針としておりまして、なかなかこれ、決めたことを廃止するということは非常に難しゅうございます。  したがって、これは何回も皆さ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米については十分な国境措置があり、価格変動は国内需給で決まる中で、恒常的に生産コスト割れを起こしているものではありませんが、価格が下落し農業収入が減少した場合にはナラシ対策や収入保険という収入補填の制度があります。  一方、主食用米の需要は減少傾向に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米の当面の需給の安定に向けましては、昨年、二年産米を対象にした新型コロナの影響による需給減に対応した特別枠を創設したほか、令和三年度産米、三年産米を対象といたしまして、米穀周年供給・需要拡大支援事業の支援対象期間を五か月間前倒しいたしまして令和三年十一...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米の値段は需給のバランスによって相対的に決まるようになっていますので、我々がやった政策がだんだんじわじわと効いてきたように私は思っているんですよ。  したがって、今後の推移を見守っていきたいというふうに思っております。
05月11日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○金子(原)国務大臣 加藤議員におかれましては、長崎県の農業地帯、島原半島は長崎県内の農業の六割を占めておりますので、どうぞこれからもいろいろと勉強していただいて、お父さんに負けないような、そういった農政通になっていただくよう期待を申し上げております。  それでは、答弁をいたし...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  委員御指摘の補助事業は、有機農産物のJAS認証に係る費用の一部を支援するものでありますが、その対象は、グループ単位で認証を取得する生産者でなくとも、有機農産物の売り先を確保している場合も認めています。例えば、販売先との継続的な取引実績...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  化学農薬の使用量の低減のためには、病害虫が発生しにくい生産条件の整備などの予防的な取組や、天敵等生物農薬の導入などを組み合わせた総合防除の推進が重要であると考えております。  このため、令和三年度補正予算及び令和四年度の当初予算にお...全文を見る
○金子(原)国務大臣 まず、競争力強化型機器等の導入緊急対策事業の支援対象についてですが、委員御指摘のように、令和元年度補正予算から海上ブロードバンド用機器を追加したところでありまして、平成二十七年度補正予算から令和二年度補正予算までの本事業全体の実績は、七千三百三十四件、二百二...全文を見る
○金子(原)国務大臣 衛星電波の使用に関しましてのお尋ねでございますが、現在、複数の通信事業者におきまして、新たな海上向け衛星通信サービスの提供に向けた取組が行われているというふうに聞いております。これらのサービスが開始されれば、通信事業者間の競争を通じた衛星通信の価格の低廉化が...全文を見る
○金子(原)国務大臣 静岡での新茶の取引につきましては、スタート時点では先日もお話ししたように単価が前年を上回っていましたが、その後は、雨が多くて、摘み遅れで品質の低下が生じているというふうにお聞きしております。  価格が前年を下回って推移しているそうでございますけれども、一方...全文を見る
○金子(原)国務大臣 お答えいたしますが、もう野間議員も既に御存じかもしれませんが、現時点で、小麦、飼料につきましては、必要な輸入量の確保に支障は生じておりません。引き続き、情報収集と分析を行って、支障がないようにここは努力していかなきゃいかぬというふうに思っております。  化...全文を見る
○金子(原)国務大臣 異常補填金につきまして、発動基準は臨時的に引き下げたことは、もう議員も御存じのとおりと思います。  支払いの早期化につきましてのお話がありましたが、本制度の補填は、四半期ごとの配合飼料の購入実績などに応じまして、当該四半期翌々月に支払われることになっており...全文を見る
○金子(原)国務大臣 今長官からもお答えしたように、埋設箇所の状況はそれぞれ異なっておりますが、住民の方々の不安軽減に向けまして、埋設除草剤の撤去を念頭に置いて今後とも取り組んでまいりたいと思っております。できるだけ速やかにやりたいと思っております。
○金子(原)国務大臣 農業従事者の高齢化、減少が進む中、我が国農業が将来にわたって食料等の安定供給を果たしていくためには、若い世代の新規就農者を育成、確保することが大変重要であります。  こうした中、農業高校は、議員も御指摘のように、橘議員の質問主意書に対する答弁のとおり、持続...全文を見る
○金子(原)国務大臣 先ほど局長からお答えしたように、まず、農林水産省の大きい食堂を今ちょうど改造していまして、ここをできたら有機農業のメッカにできないかな、私はこう思っているんですよね。先般もちょっとそういったお話をさせていただいていますので、まずはそこから進めながら、徐々にま...全文を見る
○金子(原)国務大臣 近年、地球温暖化の影響もありまして、記録的な集中豪雨など森林の機能を大きく超える自然の力が働いている中、森林においても災害が発生していると認識しているところであります。  一方で、皆伐等跡地における林地崩壊については、伐採、搬出のために一時的に設置された粗...全文を見る
○金子(原)国務大臣 盗伐等の無断伐採事案が発生しておることにつきましては、大変遺憾に思っており、将来の伐採を期待されていた森林所有者の方の落胆を思うと、許されないものであると考えます。  農林水産省といたしましては、警察と連携を取りました伐採現場のパトロールに加え、森林法に基...全文を見る
○金子(原)国務大臣 食料を将来にわたり安定的に確保していくため、国内で生産できるものはできる限り国内で生産していくことが重要であります。中でも、主食である米の国内生産を持続可能とする観点から、米の消費拡大は重要と認識いたしております。  このため、米の需要拡大対策として、米や...全文を見る
○金子(原)国務大臣 農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の農林水産物・食品の輸出については、日本食への世界的な関心の高まりや日本産農林水産物・食品に対する信頼等を背景に急増...全文を見る
05月12日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  今後、高齢化、人口減少が本格化いたしまして、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう農地の集約化等に向けた取組を加速化することは待ったなしの課題であります。  このため、農業経営基盤強...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今後、高齢化、人口減少が本格化いたしまして地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農業の成長産業化に向けまして農地の集約化等の取組を加速化することは待ったなしの課題というふうに思っております。  このため、今回御審議いただいている法案に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  株式会社等の企業は、あっ、ごめんなさい、失礼しました。  農地は、他の農地などと違いまして、他の宅地などと違いまして、法律上特別な位置付けがなされています。すなわち、農地法第一条では、国内の農業生産の基盤として、国民のための限...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 記者会見における総理の御発言は、輸入小麦の政府売渡価格は、年二回、四月と十月に改定する仕組みのため、本年三月に設定した令和四年四月期の政府売渡価格であるトン当たり七万二千五百三十円が本年九月まで固定されることを述べたものであり、これを引き下げるという趣...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) これは政府の機関として考えた上でやっているわけでございますので、まあいろいろな立場の方もあると思います。  我々は必要性をちゃんと説明をして、ちゃんと残すように努力をしていかなきゃいかぬと思っています。設置をやめるか残すかは、これはもう全体的な問題で...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 主食用米の需要が毎年十万トン程度減少する中、主食用米から麦や大豆、野菜など、需要のある作物への転換を図ることが重要でありまして、こうした作付け転換の取組を水田活用の直接支払交付金により支援しているところであります。  今回、この水田活用の直接支払金に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農地は農業生産の基盤でありまして、食料自給率向上の観点から適切に確保していく必要があると考えております。  現行の食料・農業・農村基本計画における令和十二年の農地面積の見通しにつきましては、荒廃農地の発生防止や解消に関わる施策効果を織り込みまして、四...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米粉についてのお尋ねでございますが、現在、小麦は約八五%が輸入でありまして、国産米粉を活用して輸入小麦の需要の一部に置き換えることは食料安定供給の観点からも重要な課題と認識しておりまして、このため、農林水産省といたしましては、粒子が細かく良質な米粉にな...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 米の需要、消費拡大についてのお尋ねでございますが、需要拡大策といたしまして、米や米加工品の海外市場への輸出の促進や、バッグ御飯ですか、バッグ御飯……(発言する者あり)あっ、パック御飯か、パック御飯、米粉など新たな需要拡大の支援、米飯学校給食への推進や、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 先ほど局長からお話がありましたように、これだけの回数を経て、十分なこちら側としての説明をいたしまして、もちろん、向こうは向こうとしての御意見があって、御意見を踏まえながら法案をやってまいりました。  だから、ガス抜きということは決してございませんので...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農地の権利取得に当たりましては、改正後においても、下限面積要件以外の、農地の全てを効率的に利用して耕作を行うこと、必要な農作業に常時従事すること、周辺の農地利用に支障はないことといった、農地法で定める要件を引き続き満たす必要があることから、投機的な農地...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 地域の農業が持続的に発展していくためには、継続的な発展が期待される効率的かつ安定的な農業経営を、担い手として育成、確保していき、これらの者への農地の利用集積を進めていくことが重要であります。一方で、今後、高齢化、人口減少が本格化し、地域の農地が適切に利...全文を見る
05月13日第208回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  当該通知につきましては、引き続き林野庁ホームページに掲載をいたしておりまして周知しておりますが、議員御指摘のとおり、通知の発出から十年以上経過しておりますので、関係省庁や都道府県と連携を取りまして、安全な食品の供給を確保する観点...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたしますが、もう委員もよく御存じだと思いますが、貝毒により出荷停止となった漁業者に対する支援につきましては、一定の減収が生じた場合には、漁業共済及び漁業収入安定事業によりまして減収の補填を受けることができます。  また、漁業共済に加入していな...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今委員からもお話ありましたように、東北大学などの研究グループがホタテガイなどの二枚貝の貝毒の原因となる有毒プランクトンに寄生して死滅させる生物の発見に至った研究には、農林水産省も財政的支援をいたしております。有害プランクトンに寄生する生物に関する研究は...全文を見る
05月16日第208回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  農地情報公開システムにつきましては、農林水産省、全国農業会議所、県農業会議、農業委員会の代表者から構成されました農地情報公開システム整備事業に関するシステム検討会を設置いたしまして、システムの基本的な仕組みを話し合った上で導入い...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 適切な情報が十分になされていなかったというところもあるんだろうと思っております。いろいろ会議をして打合せしながらやっていたんだけれども、お互いの情報共有がうまくいっていなかったところもあるかというふうに思っております。  いずれにしましても、今後こう...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  会計検査院の令和二年度決算報告では、農地耕作条件改善事業については、約二割の地区で農地集積目標の達成が低調であること等について適切でないとの指摘を受けたところであります。検査報告の中で、その要因として、計画を作成する際に農地の出...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農地耕作条件改善事業につきましては、事業実施後に事業主体から農地の集積目標が達成されているか報告することになっております。  今般の会計検査院の指摘を踏まえまして、農地の集積目標が達成されていない場合には、事業主体はその要因を検証するとともに、都道府...全文を見る
05月18日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  現在、在外公館とジェトロ海外事務所等、連携を取りまして、輸出先国において輸出拡大の支援を行います輸出支援プラットフォームの形成を進めておりまして、これまでに、私が参加したタイ、シンガポールを含め、四か国で立ち上がったところであります。...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国内の食市場が縮小する一方で、世界の食市場は今後大幅に拡大することが見込まれる中、農林水産物、食品の輸出拡大は、我が国の農林水産業の持続的な発展を図る上で必要不可欠な取組であります。  このため、これまで、輸出促進法に基づき、私を本部長、関係大臣を構成員と...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国内の食市場が縮小する一方で、世界の食市場は今後大幅に拡大することが見込まれる中、輸出に取り組むことは、我が国の農林漁業の市場規模拡大を図るものであり、農林漁業者の所得向上に資するものであると考えております。  なお、輸出重点品目の中には、みそ、しょうゆな...全文を見る
○金子(原)国務大臣 現在、我が国の農産物、食品の生産額の約九八%は国内市場向けでありまして、今後、国内の食市場の規模が縮小する一方、アジアを中心に世界の食市場の規模は大きく拡大すると見込まれる中で、国内生産の維持拡大を図るためにも、輸出に取り組むことが重要であると考えております...全文を見る
○金子(原)国務大臣 議員御指摘のように、中国は、農林水産物、食品の輸出額が昨年一位となるほど重要な輸出先であるというふうに考えております。  茶を含む食品の放射性物質規制に関する輸入規制につきましては、中国を含め、規制を維持する国、地域に対しまして、早期に撤廃するよう協議に取...全文を見る
○金子(原)国務大臣 昨年来、穀物相場などの価格が上昇している中で、今般のウクライナ情勢によりまして国際相場が更に上昇するなど、食料安全保障上のリスクが高まっていると認識をいたしております。  現在、我が国の農産物、食品の生産額の約九八%は国内市場向けでありまして、今後、国内食...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国内の食市場が縮小する一方で、世界の食市場は今後大幅に拡大することが見込まれる中で、輸出によりまして海外の成長を取り込み、我が国の農林水産業の維持拡大を図るため、二〇三〇年に輸出額五兆円という目標を掲げています。  我が国の農林水産物、食品の輸出拡大を図る...全文を見る
○金子(原)国務大臣 輸出されている加工食品については、原料に国産の農林水産物が使われている割合についてのデータはありませんが、農林水産省といたしましては、国産原料を使用して輸出を拡大している加工食品事業者の事例があることから、そうした事例を積極的に収集していきたいと考えておりま...全文を見る
○金子(原)国務大臣 私は、地方自治体が、もう十数年前から、地域の特産を売り込むということで、香港とか北京とかにいろいろな事務所を設けて積極的にやっております。そういうことを考えていくと、やはり地域の農産物、地域でできた食品、加工品を積極的に売り込むことによって地方の創生を図りた...全文を見る
○金子(原)国務大臣 食料の供給を支える農業、農村の重要性について、国民の理解を深めていくことは大変重要だと考えております。  このため、農林水産省では、食と農のつながりの深化に着目した国民運動、ニッポンフードシフトを通じた官民協働による情報発信や、職員が自ら動画を発信するBU...全文を見る
○金子(原)国務大臣 ただいま法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえまして、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
05月19日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○国務大臣(金子原二郎君) 原油価格・物価高騰総合緊急対策につきましては、四月の二十八日の閣議において予備費の使用が決定されたところであります。  農林水産関係といたしましては、化学肥料原料の調達の支援に百億円、それから配合飼料の価格高騰対策に四百三十五億円を措置したほか、小麦...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 恐らく、ずっと、小麦の値上がり盛んにマスコミで報道されていますんで、随時これからずっと上がっていくというふうに捉えているんじゃないかと思うんですよね。  先般決めた金額は半年前の買った金額を平均して決めたわけですから、それが半年間変わらないんですよ、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 基盤法等の改正案におきまして、市町村が地域の話合いに基づき目標地図を含めた地域計画を作成することとしていますが、目標地図の素案につきましては農業委員会が作成することといたしております。  このため、地域の話合いや地域計画の策定が円滑に進められるよう、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 今局長から御答弁がありましたように、お互い、水道、それから工業用、農水でずっと長年やってきているわけなんですよね。そういった中で突然こういった事態が起こってしまったというんで、まずは、やっぱりそれは現場で緊急的にどこをどう対応するかということを決めざる...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 私も全く同意見でございまして、これは本当にやるにはなかなか難しい問題で、全体で、庁で計画を立てる、どこに何をつくるか、どういうふうにするかというのは、将来ここにものをつくることによって、本当にその作物がいいかどうかというのはなかなか分かるものじゃないと...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) それは、やっぱり地域の有権者の意識というのも随分変わってきたと思うんですよ。意外と地域の皆さん方の意識というのは、地元に長年住んでいる人の意識というのは弱いんですよ。外から入ってきた人間というのは、結構地域を見て新しい発想をどんどん出してきます。大分、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) なかなか難しい問題ですね。  質を高めるということは、それだけのやっぱり経験といろいろな実績を考えながらやっていかなきゃいけないので、これは、農林水産省の中にもいろいろなそういった長年の経験を、特に私も、地方自治やっている中でやっぱり職員の中にも非常...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 地域計画を策定するに当たりましては、まずは区域内の全ての農地について農業上の利用を行うことを基本として、地域でしっかりと話し合っていただくことが重要であります。その上で、様々な政策努力を払ってもなお農業上の利用が困難な農地について、荒廃化を防止するため...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 将来にわたって持続可能な力強い農業を実現するためには、効率的かつ安定的な農業経営であるいわゆる担い手を育成しまして、これらの農業経営が農業生産の担当部門を担う農業経済を確立する必要があります。  このため、経営規模や家族、法人などの経営形態の別にかか...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 御意見として承っておきます。
○国務大臣(金子原二郎君) 確かに、委員言っていることが、過半数のということですから、例えば、五十人おって二十五人は今委員が言っているようなことに専念できるような人でも選ばれるわけなんですよね。だから、余り過半数にこだわらなくてもいいような感じも、過半数にこだわる必要はないかもし...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 養父市における法人農地取得事業の状況を把握することは重要と考えています。  農林水産省では、これまでも国家戦略特区ワーキンググループ等において、養父市長から養父市における法人農地取得事業に関しお話を伺っております。法人農地取得事業を活用している六社に...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 現場で聞くという話は、現場で聞いて、それはいろいろな意見があるんですよ。梅村先生は、委員は委員のお考えがあるし、私たちは私の考え方、また、ほかにはほかの委員のいろんな意見があるわけですから。そういったいろいろな意見を聞いた上でどう判断するかでありますか...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 法人農地取得事業につきましては、昨年六月に閣議決定された成長戦略フォローアップにおいて、政府として、当該事業に関する特例制度のニーズと問題点の調査を実施することとされたところであります。  これを踏まえまして、現在、農林水産省と内閣府が連名で本調査を...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 国務大臣の任命は内閣総理大臣によって行われるものであるため、私がその在り方についてコメントすることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(金子原二郎君) やっぱり、私たち農林水産業の使命というのは、やっぱり国民に安定した食料を安定的に供給を与えるということでございますし、大変大事な役目でございますから、これからも変わらないと思うんですよ、それを基本にして考えることは。それを前提として、最近は食料安全保障...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) お答えいたします。  農産物や肥料等の価格高騰が続く中で、G7各国が一堂に会しまして連帯して対応していくとの強い意思を示すことができ、大変有意義な会合であったと考えております。  我が国からは、世界の食料等の貿易を混乱させ、食料安全保障に悪影響を及...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 地域計画における目標地図においては、目指すべき将来の農地利用の姿として、農業を担う人ごとに利用する農用地等を明らかにすることとしています。このため、目標地図には、経営規模の大小にかかわらず、また家族か法人かの別を問わず、将来にわたり地域の農地を適切に維...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農地バンク事業は、農地バンクが農地の所有者から自ら農地を一旦借り入れまして、その上で受け手に一団の農地で転貸するものであります。  この場合、同一都道府県内で複数の農地バンクが活動しますと、各農地バンクがそれぞれに農地を借り入れることとなり、まとまっ...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農業委員会が作成、目標地図の素案については農業委員会が作成することとしてはおりまして、農業委員会の事務局体制の強化を図ることは重要と考えています。  農林水産省におきましては、農業委員会に対して、農業委員会交付金で基礎的経費への支援を行うとともに、農...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 私は、国会議員時代というのを振り返ってみますと、特に私の地域は非常に、長崎県というのは離島が多くて山間地域も多いものですから、所得水準も低いし、まずやっぱり地域がどう発展するかと、地元第一、優先で考えてまいりました。したがって、いろいろと国での活動も、...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) ただいま法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月26日第208回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○金子(原)国務大臣 お答えいたします。  昨今の原油や穀物、生産資材の価格高騰など、我が国の食料安全保障上のリスクは、近年に例がないほど高まってきております。  このため、原油価格・物価高騰総合緊急対策に、輸入小麦から国産の小麦、米、米粉への切替え支援や燃油価格高騰対策など...全文を見る
05月27日第208回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○金子(原)国務大臣 米の需要量が減少が続く中で、需要に応じた生産を行うために、毎年、主食米から麦、大豆、高収益作物への転換を進める必要がありまして、水田活用の直接支払金などの拡充によって、バランスのよい生産を進めているところであります。  米につきましては、十分な国境措置があ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 輸入の小麦の政府売渡価格は年二回、御承知のとおり、四月と十月の改定のため、今期の輸入小麦の政府売渡価格を踏まえまして製粉企業は小麦粉等の価格改定を公表しておりまして、販売先である食品メーカーと価格交渉が進められています。そうした中で、仮に期中に政府売渡価格の...全文を見る
○金子(原)国務大臣 国産小麦の生産拡大等を支援することといたしております。
05月30日第208回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産省といたしましては、現在、省内に設置した検討チームにおきまして食料の安定供給へのリスクに対する検証を進めているところであり、食料の生産や供給をめぐる国内外の情勢の変化を踏まえまして、食料安全保障の強化に向けてしっかりと対応してまいりたいと考えて...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 世界的な人口の増加や経済発展に伴う食料需要の拡大、頻発する自然災害や地球温暖化による影響など、食料や生産資材の多くを海外からの輸入に依存しております我が国にとりましては、食料安全保障上のリスクは高まっていると認識をいたしております。  農林水産省とい...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 議員から御指摘がありましたように、昨年来、世界的な穀物需要の増加や、中国からの輸出の停滞や、ロシアによるウクライナ侵略も相まって、肥料原料の調達価格は上昇傾向にありまして、今後の肥料価格の動向を一層注視していく必要があります。  農林水産省といたしま...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 資材価格の高騰等により生産コストが上昇する中、今般の原油価格・物価高騰総合緊急対策等によりまして、農業経営の影響を緩和する措置を講じているところであります。  また、生産コストの上昇を小売価格に適切に転嫁していくことも重要でありまして、政府全体の取組...全文を見る
○国務大臣(金子原二郎君) 農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づきまして環境負荷の低減を図っていくこととしており、先般公布されたみどりの食料システム法を踏まえまして各般の施策を講じていくことといたしております。    〔理事堀井巌君退席、委員長着席〕  省エネや化学...全文を見る
06月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○金子(原)国務大臣 大変いろいろと参考になるお話を伺いました。ありがとうございました。  先ほどのお尋ねの件でございますが、今後、生産者や産地が畑地化を選択する場合、水稲と転作作物のブロックローテーションを選択する場合、いずれの場合でありましても、産地がしっかりと話し合い、そ...全文を見る
○金子(原)国務大臣 ただいま委員御指摘のとおり、我が国畜産をめぐる情勢は、配合飼料価格の高騰などから、厳しい環境下にあると認識をいたしております。  先般の原油価格・物価高騰総合緊急対策におきまして、配合飼料価格安定制度の異常補填金基金の積み増しや、金融支援対策の充実の措置を...全文を見る