山口俊一

やまぐちしゅんいち

小選挙区(徳島県第二区)選出
自由民主党
当選回数11回

山口俊一の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○山口(俊)委員 それでは、野党自民党の先陣を切らせていただきたいと思いますが、まず最初に申し上げておきたいのが、実は今回予算委員会があのような状態である、しかも予算が提案理由の説明さえされておらないというふうな状況の中でこの日切れ法案を慌ただしく審議をするということは、少しおか...全文を見る
○山口(俊)委員 内容はよくわかるわけでありますが、もちろんトータルな意味で考えていかざるを得ないというふうな面もありますし、またあの当時からいろいろな議論がされておりました。  特にいわゆる出生率一・五七ショック以来いろいろな議論がなされ、いろいろな施策が施されたにもかかわら...全文を見る
○山口(俊)委員 お話よくわかりましたけれども、ただ私が申し上げたかったのは、この児童手当法というのはもともと社会保障的な発想からできた法律であるというふうに聞いております。ですから、育児家庭の生活の安定等々というふうなこともあるんであろうと思いますけれども、現状を考えてみますと...全文を見る
○山口(俊)委員 現状ではそのような御答弁であろうかと思いますが、ただ、お話にもありましたようにいわゆる現金給付というのはもう主じゃなくて従なんですね。しかも流れとしては福祉サービスというか、いわゆる育児の支援サービスとか児童の健全育成というところにどんどん重点が移っておるという...全文を見る
○山口(俊)委員 今回のいろいろな施策につきましては、御案内のとおり、国レベルとか、あるいは家庭内だけじゃなくて地域全体ですね、特に住民に身近な市町村レベルでの児童の健全育成対策を進めていく必要があるんじゃないか。御案内のとおり、かつてはいわゆる地域社会、地域が子供を守り育て、は...全文を見る
○山口(俊)委員 市町村レベルでということは、流れとしたらもうそのとおりであろうと思いますが、その場合に、補助事業ということになりますと地元負担というふうなこともありますし、しかも補助事業というのはどうしても規格品的なものが多いというふうなのが今までの例でありました。今回、今のお...全文を見る
○山口(俊)委員 記念事業につきましても、シンポジウムとかあるいは音楽祭、都道府県でやる事業への助成等々というお話でありましたが、もう少し何か中身のあるというか、もっとユニークなものをお考えいただきたいなと思うのです。というのも、やはり旧来の日本国有の家族制度というのはもう完全に...全文を見る
○山口(俊)委員 相当詳しくお話をいただきました。その方向で頑張っていただきたいと思うわけですが、一つだけ最後に申し上げておきたいのが、実は私ども若手の同僚議員の間でよく話をしております、馬を水飲み場まで連れていくことはできるけれども、その水を飲むのはその馬の意思であるということ...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○山口(俊)委員 それでは、午前中に引き続きまして質問をさせていただきます。  先般来、大臣もいろいろすったもんだといいますか、いろいろあって御苦労でございました。  前に初めて質問させていただいたときに、大臣になられる前には余り福祉関係の御発言が少なかった等々申し上げたこと...全文を見る
○山口(俊)委員 この福祉ビジョンにつきましても、珍しくといいますか、大変よくできた内容であろう。特に、定量的といいますか、財源についても詳しく触れておられる、選択肢も示しておられる。非常に評価をいたしておるわけでありますが、この中に、ゴールドプランの大幅な見直しという項目も実は...全文を見る
○山口(俊)委員 いろいろお話をいただきましたが、確かにそうした総合的な施策が是が非とも必要であろうと思うわけであります。実はこれまでもいろいろな施策が講じられてきておるわけでありまして、どうしても靴の上から足をかくというふうな感じが否めないのではないか、どうしても形を整えるとい...全文を見る
○山口(俊)委員 お話はわかるのですが、同時に財源的な問題も考えておかれる必要があるのではないか、そう思っております。  例えば、徳島県も老人保健福祉計画というのを先般出しておりましたけれども、たしか数百億だったか、ちょっと正確な数字は忘れましたが、予算規模と比べるとべらぼうな...全文を見る
○山口(俊)委員 全くごもっともなお話なのですが、同時に、その確保についての具体的なお話も若干聞きたかったのですが、時間の関係もありますので、またの機会に譲らせていただきたいと思います。  引き続きまして、健康保険制度等の改正について、これも法案として彼ほど審議をなさるのでしょ...全文を見る
○山口(俊)委員 いろいろお話を聞きますと、在宅の方は食費が要るではないか、これは不公平ではないか、あるいは、老人病院に入っておられる方の自己負担というのは大体二万一千円程度、ところが老健に入っておられる方々は六万円程度かかる、あるいは特養は平均三万六千円、こうしたアンバランスと...全文を見る
○山口(俊)委員 そういうことなのですけれども、ただ、病院としてはそれを差益として考えておるところもあるのではないかということもあるわけでありますので、十分な御指導を是が非ともお願いをいたしたいと思う次第でございます。  考えてみますと、今回の制度導入で、希望すれば、お金を払え...全文を見る
○山口(俊)委員 さきにお答えがあったわけでありますが、今回の食事代の一部患者負担で浮いてくるお金の中で、いわゆる付添看護をなくすための財源に約二千五百億というふうなお話を聞いております。  これは付添婦のかわりに看護婦あるいは看護補助者を病院に雇わせるというふうなことでありま...全文を見る
○山口(俊)委員 しっかりやっていただきたいと思います。  ほかに年金の質問も予定いたしておったのですが、実は私、どうしても臓器移植について一言申し上げたい、質問をいたしたいというふうなことがございます。どうも七日に本会議で年金法というのも出てくるようでありますので、年金の方は...全文を見る
○山口(俊)委員 時間があと五分でありますが、視察に行ってまた大変感じたのが、日本で受けられない、どうしようもないというので、イギリスとかドイツとかアメリカ等々、諸外国に行って移植を受けられる方々がおるというふうな実態があるわけですね。そうしたことを踏まえて、我が国の移植を受けれ...全文を見る
○山口(俊)委員 先般の脳死臨調において、脳死をもって人の死とすることはおおむね社会的に受容をされ、合意をされておるのではないかというような話がありましたが、ただ、現実的に脳死を人の死とすることにちゅうちょする方々もかなりおいでになるわけであります。そうした方々に対する配慮という...全文を見る
○山口(俊)委員 時間の関係で大分はしょりましたけれども、またの機会に譲らせていただきます。御答弁ありがとうございました。  以上で終わらせていただきます。
10月21日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○山口(俊)委員 それでは、引き続きまして年金問題について質問をさせていただきたいと思います。  今回の法改正によりましていろいろな議論が沸き起こっておるわけでありますが、国会に提案をされてから、さきの国会は継続というふうなことで結構時間の経過がありましたので余計そういうふうな...全文を見る
○山口(俊)委員 次の質問でお伺いしようと思った答えが出たのではないかなと。まあ、どう考えるか、両方式のメリット、デメリット、おっしゃるとおりであろうと思いますね。おっしゃるとおりであって、社会保険方式というのはいわゆる目的税的な側面が非常に強い。権利性とか、受益と負担の関係とい...全文を見る
○山口(俊)委員 かなり膨大な金額になってくるわけでありますが、よりわかりやすく話を進めるためにも、じゃその国庫負担額について、今のところよく言われておりますのが、消費税。よく言われておりますね。今回五%に上げるというふうなことでありますが、このいわゆる消費税を財源として充てる場...全文を見る
○山口(俊)委員 これは、現行三%の上積みという意味ですね、五%ではなくて。
○山口(俊)委員 わかりました。  こういうことをお聞きしたのも、実は今回、税制改革、これも国会に提案をされておりますが、今回五%に上げるというふうなことでありまして、今回上げることに対する批判、反発も相当強い中で、今からもし消費税に年金の国庫負担を頼るとする場合、それだけ上げ...全文を見る
○山口(俊)委員 まさにごもっともなお話でありました。ただ、今からそれこそ超高齢化社会に突入していく。しかも、今の年金も保険料に関しては逆進性をよく言われるわけですね。この逆進性の緩和だとか、あるいはまた世代間の不公平というのが大変強まってくるのではないか。今回の改正におきまして...全文を見る
○山口(俊)委員 もう少し積極的なお話もいただけるかなと思っておりましたけれども、検討段階というふうなことですが、ただ、御案内のとおり、この公的介護保険というのは老後の安心感を生み出すわけですね。結果として、いわば年金への過大な期待というのが少しはトーンダウンしてくるのじゃないか...全文を見る
○山口(俊)委員 お話のとおりであろう。ただ、JRの、国鉄のOBの皆さん方も、それは理屈はわかっておるのですね。だけれども、もう余りに凍結が続いてきた、今回また先送りになった、そういう不安感も相当強くなってきております。忘れられておるのじゃないかというふうなお気持ちもあるのではな...全文を見る
○山口(俊)委員 ただいま検討というふうなお話でございました。方向性としたらこれはだれしもが納得する方向じゃないかな、実は私はあの記事を見てそう思ったものですから、これはいいなと思って聞こうと思いましたら、いや、大蔵省は知りませんと。いろいろと内部事情等々おありになるのであろうと...全文を見る
○山口(俊)委員 もう平成七年は目の前なんですけれども、なかなかね。実はこの間、ある地元の集会でそうした一元化の話を皆さんに申し上げたところ、一人が手を挙げまして、サラリーマンの方のようですが、いや、一元化はいい、しかし我々の負担がふえるのは困るというふうな話もしておられました。...全文を見る
○山口(俊)委員 今回の改正でいわゆる谷間の皆様方が相当救済されるというふうに理解をいたしておりますが、まだまだもう少し広げてもいいのではないかなという部分もあるわけでありまして、とりあえず今回の改正で了とはいたしますけれども、是が非とも、さらに取り残された皆さん方にはいわゆる福...全文を見る
○山口(俊)委員 もう時間が参りました。大臣から決意のほどもお伺いしたかったのですけれども、結構でございます。  今もお話がありました。やはりこれは年金の根幹を揺るがしていく可能性がありますので、背番号制度とか、あるいは加入とか納付のときの事務の簡素化とか、いろいろ考えていただ...全文を見る
10月28日第131回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○山口(俊)委員 おはようございます。それでは、今国会当委員会の先陣を切って、環境問題について若干の質問をさせていただきたいと思います。  実は私、県議会議員のときから環境には相当興味がございました。特に公害問題でありますけれども、何度か県議会で論陣を張らせていただいたことがあ...全文を見る
○山口(俊)委員 いろいろお話しをいただきまして、「中間とりまとめの構成」というのも資料としていただいておりますが、やはり本当に実行できるのかというふうな心配があるわけであります。  資料にもございますが、もちろん財政、これも大事ですけれども、実施体制と各主体の連携、今の環境庁...全文を見る
○山口(俊)委員 そうしたことが着実に実行に移されればいいんですけれども、これは私が言っておるのではなくて、勉強しているときに、もうマスコミに、あらゆるところに出てくるのですね。環境庁にイニシアチブはあるのかという文言が必ず出てくる。そうした背景もありますので、それこそ環境省を目...全文を見る
○山口(俊)委員 大変地方の方の熱意も高まりつつあるというふうなことで、非常に心強い思いがいたすわけでありますが、御承知のとおり、かつて、六〇年代でしたか、公害問題、それこそ公害列島という言い方がございましたけれども、あの当時にやはり先導的、主導的役割を果たした、あるいはそれを解...全文を見る
○山口(俊)委員 手引、補助金等々、いろいろ話がございましたが、今から、地域によってはそれこそ当該市町村の全域の開発について、その許可を庁からもらわなくてはいけないというふうなことが出てくる可能性も私は否定できないのではないかというふうに思うわけでありますので、そうした点、やはり...全文を見る
○山口(俊)委員 マニュアルを配付をしたり、いわゆる基本計画の推進事業費補助等々いろいろとあるようでありますが、やはりせっかく先駆的な取り組みをしておる地方もあるわけであります。それがほとんどの場合が規模が小さい、あるいは財政力がないといったことでとんざをしかかっておる例もあるわ...全文を見る
○山口(俊)委員 こうした地球環境に関する問題というのは、一国日本のみで解決あるいは守っていけるものではないというふうなことでありまして、そうした意味で、いわゆる途上国の援助というのも大きな柱になってこようかと思います。  当時宮澤総理は、いわゆる環境ODAの大幅な増額をお約束...全文を見る
○山口(俊)委員 二年間で目標の半分以上というふうなことで、大変頼もしい御答弁をいただいたわけでありますが、ただ我々が気をつけなくてはいけないのが、一時期、逆に日本のODAで環境が破壊された、美しい自然が失われたというふうな話を頻繁に聞いておりました。そうしたこともありますので、...全文を見る
○山口(俊)委員 私も、これは報道関係、新聞関係の資料だけでありますけれども、それを見てみますと環境ODAというふうな見出しかついておるんですけれども、中身を見ると、恐らく関連は当然あると思うのですよね。ただ、下水関係だとかいわゆる生活基盤的なものも相当入っておるような気もするわ...全文を見る
○山口(俊)委員 ただいまのお話、報告の内容ではこれは不安が残る思いがするわけですけれども、確かに、例えばカナダあたりは約一〇%増というふうなお話があります。アメリカも、今のようなお話もありますけれども、アメリカは実は勝手な解釈をしておるわけでありまして、CO2のみならずその他の...全文を見る
○山口(俊)委員 電気自動車というお話もありましたけれども、私も実は自民党本部前で試乗をさせていただいたこともありますけれども、これもなかなか商業ベースに乗りにくいというふうなこともありますし、エネルギー転換ももう叫ばれて久しいわけでありますが、なかなかこれも進まない。非常に難し...全文を見る
○山口(俊)委員 先ほど申し上げました、自治体がこうした取り組みに乗り出しておりますけれども、ことしじゅうに百を超える見通し、見込みというふうなお話もございます。ぜひともきちんとした支援策を講じていただきたい。  これは見てみますと、例えば東京都でも頑張っておるんですけれども、...全文を見る
○山口(俊)委員 なかなかしゃれた、クリーンアロマ推進事業ですか、お名前をつけておられるようでありますが、美しい自然マップとかいろいろあるわけですね。そうした中で、やはりおいしい空気のマップ、香りでも結構でありますが、ぜひともそうしたこともやっていただきたい。せっかく一生懸命取り...全文を見る
○山口(俊)委員 おっしゃるとおりでありまして、これはもう日本一国が努力してもなかなか追いつかない部分もあろうかと思います。  あちこちでお伺いをしますと、外交的配慮もあるということで、なかなか中国にも原因があるというふうなことは言いにくいようでありますが、これは大方の常識にな...全文を見る
○山口(俊)委員 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
12月01日第131回国会 衆議院 本会議 第14号
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○山口俊一君 私は、ただいま議題となりました臓器の移植に関する法律案につきまして、提出番及び関係大臣に質問をいたします。  脳死と臓器移植の問題は、近年ますます高度化、複雑化する医療が、人々の生命観、倫理観に投げかける本当に難しい問いの一つであると痛感をいたしております。  ...全文を見る