山口壯

やまぐちつよし

小選挙区(兵庫県第十二区)選出
自由民主党
当選回数7回

山口壯の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月07日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山口(壯)委員 無所属クラブの山口壯と申します。よろしくお願いします。  きょうは農地法の改正が主題なので、一問お尋ねしたいと思うんですけれども、今後さらに輸入農産物との競争が激しくなることが予想される中で、アメリカとか、大規模農業に日本の農業がやられないためには、今回の農地...全文を見る
○山口(壯)委員 今の大臣の御答弁では、将来的にもさらなる緩和があり得るというふうにも受け取れるんですけれども、そういう考え方でよろしいでしょうか、確認いただきます。
○山口(壯)委員 ありがとうございます。  次に、我が国農業が今後抱える問題としては、遺伝子の組み換え作物というのがあると思います。そういう意味で、その対応あるいは政策についてはっきりしておかなければ、我々の抱えている問題、特に日本の農家を守っていくという観点からもそれが求めら...全文を見る
○山口(壯)委員 今の次官のお答えだと、開発業者に責任があるというような答えにも聞こえるんですけれども、むしろ我々は、それが入ってこないように水際でしっかりチェックしなければいけないと思います。  そういう意味では、農水省として検査の対象作物をどういうふうに考えておられるのか、...全文を見る
○山口(壯)委員 今、次官から六カ所という数字もありましたけれども、これで十分とお考えなのかどうか、その辺いかがでしょうか。
○山口(壯)委員 なぜ私がこういうことを聞いているかといいますと、先ほど次官もおっしゃいましたけれども、例えば米について、米は自由化されていますけれども、これから遺伝子の組み換えされたいろいろな稲も入ってこようかと思います。日本の農家の人が丹精込めてつくった米よりも、遺伝子の組み...全文を見る
○山口(壯)委員 今挙証責任という言葉も挙がりましたけれども、我々はこれが安全だということは絶対わからないんだと思います。科学者が安全だと言っていても、その米を五十年食べ続けたらどうなるかというのはだれもわからないんです、五十年食べ続けた人はいないんですから。そういう意味では、我...全文を見る
○山口(壯)委員 今アメリカでは、飼料としては認められているけれども、食品としては認められていないから、頑張っているんだからそれはそれでいいじゃないかという答弁のように私理解しましたけれども、今、我々日本の国民の食生活の安全という観点から、むしろもう少し厳しく見ていった方がいいん...全文を見る
○山口(壯)委員 今、消費者団体の発表ですけれども、日本の会社のコーンミールから発見されたという報告があるのですから、もうこれはアメリカのを待っているというよりも、スターリンクが日本の飼料の中に入っていないのかどうか、入ってきている食物の飼料にまじっていないのか、これは農水省とし...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうのNHKのテレビで、これは厚生省の管轄ですけれども、食品の中にスターリンクがまじっていた、これを厚生省がむしろ情報公開していなかったということで一つ報道がありました。そういう意味では、今局長がお答えになったような、まだ検査が進行中だ、結果が出ていないという...全文を見る
○山口(壯)委員 食品の話というのは、国民の食生活に直接かかわることですから、むしろ、疑わしきはどんどん疑ってかかるということでないと、我々は務めが果たせないと思うのです。その開発業者が、あるいは売っている生産者が最初に結論を持ってくるのではなくて、我々はむしろ、少しでも危ないの...全文を見る
○山口(壯)委員 ありがとうございます。  これから私自身はもう少し詰めたいこともあったのですけれども、時間の関係で、ここで終わりますけれども、家畜の飼料としてだけだったらいいじゃないかと言われていたアメリカで、食品の中にも見つかった。そういうものがこれから日本でも、この消費者...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○山口(壯)委員 無所属クラブの山口壯です。  おとといに引き続き、遺伝子の組み換えトウモロコシ、スターリンクについて質問させていただきます。  私がおととい質問したところ、早速地元のJAの組合長さん等からいろいろ電話をいただいて、これは大事な問題なんだから徹底的にやってくれ...全文を見る
○山口(壯)委員 七日、おとといの厚生省の発表によって、食品用のトウモロコシにスターリンクが混入していたことが確認されたわけなんですけれども、輸入飼料についての検査体制、先般、石破次官からもお答えいただきましたが、本当に抜かりがないのか。六カ所の肥飼料検査所だけで本当にすべてがカ...全文を見る
○山口(壯)委員 今六十二名の検査体制というお答えがあったわけですけれども、六十二名を増強するお考えがあるのかどうか、これについていかがでしょうか。
○山口(壯)委員 その結果次第というのは、スターリンクが入ってきたことがわかればということでしょうか。
○山口(壯)委員 国民の食生活を考えているという立場であれば、今の答弁というのは非常に不十分だと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○山口(壯)委員 今百カ所というお答えもありましたけれども、これは何かの間違いじゃないんでしょうか。六カ所で今まで六十サンプルをとっていたものが百サンプルとる、そういう何か数字の間違いじゃないんでしょうか。
○山口(壯)委員 このスターリンクをアメリカで栽培している場合には、周りに二百メートルほどバッファーとして普通のトウモロコシを栽培して、花粉が飛んでいっても大丈夫なように工夫をしているというふうに聞いていますけれども、この花粉がさらに二百メートルから向こうに飛んでいった場合には、...全文を見る
○山口(壯)委員 今、危険なものをすべてやめろということであれば成り立たないという次官のお答えですけれども、これは多分、アメリカから九四・五%入ってきている、残りがアルゼンチンと中国だ、では、アメリカがだめなんであれば中国とかアルゼンチンに振りかえできないのか、いや、それはできな...全文を見る
○山口(壯)委員 今の石破次官の説明だと、例えばトウモロコシみたいに、自給率が低い、なおかつアメリカからの代替がきかないというものについて、例えば減反政策と絡めてどうするのかという大きな政策、これについての言及が欠けていると思うのですけれども、谷大臣、よろしくお願いします。
○山口(壯)委員 毒物を食べさせるのではないということをおっしゃるのですけれども、このCry9Cというものが毒性のたんぱく質だ。要するに、虫が食べたら死んでしまうようにつくっているわけです。しかも、消化器官では分解されにくい、熱にも酵素にも強いから。ということは、牛が食べて分解で...全文を見る
○山口(壯)委員 承知しました。  十月二十日にこれが確認されたということは、厚生省自身が公表されているわけです。それで、十一月七日に公表された。その間、二週間以上あるわけです。これは少なくとも情報隠ししていた。むしろ、十月二十五日に市民団体が公表したときに、既に厚生省はその時...全文を見る
○山口(壯)委員 実際に作業をいつから開始されたのかというのは、今言われたのは六月からと言われていましたけれども、これは事実と本当は違うと思うのです。二、三月から既に開始をされていた、しかも、九月上旬にはスターリンクを検出していたということがあったと思うのです。  そういう意味...全文を見る
○山口(壯)委員 今ぼろぼろぼろぼろ新しい事実が出ているわけですよ、本当は二、三月だったと。これは私はおかしいと思うのです。やはり我々はあのエイズのときの教訓を持っているのですから、そういう意味では、今後はこういうふうにならないようにしたいと思いますという答弁が本当はあるべき姿だ...全文を見る
○山口(壯)委員 できるだけ速やかじゃなくて、本当に直ちに公表していただきたいのです。  ほんのあと限られた時間でもう少し聞かせてください。  遺伝子組み換え食品として我が国で認められているものは、現在、何品ありますでしょうか。
○山口(壯)委員 アメリカでは何品目認められていますでしょうか。
○山口(壯)委員 アメリカで認められているものが、例えば今五十あったとします。そうしたら、今、日本で認められているものは二十九品目だというお答えがあった、ということは、あとの二十一品目余りはひょっとしたら危ないかもしれない。日本では確認されていない、アメリカでだけ流通している。例...全文を見る
○山口(壯)委員 時間も来ましたのでここで終わりますけれども、この遺伝子組み換えの問題というのは非常に大事な問題ですし、これから我々が食料戦略を考えていく場合にも基本になる問題だと思いますので、これからも引き続き私は質問させていただきます。ありがとうございます。
11月10日第150回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○山口(壯)委員 民主党と共同で会派を組んでおります無所属クラブの山口壯です。  教育について改革すべき事項というのは多岐にわたると思います。  私は、たまたまおととい、静岡県に加藤学園という学校があるんですが、アメリカのフォーリー大使と二人で、ちょっと視察する機会があったも...全文を見る
○山口(壯)委員 今、必要性という一つのポイントを挙げられたと思うんです。そういう意味では、加藤学園のイマージョン教育というのは、浸ってしまうわけですから、どうしても無意識のうちに必要性を感じてしまう、そういう意味で一つのヒントを示しているような気もするわけです。  先ほど大臣...全文を見る
○山口(壯)委員 加藤学園というのは静岡県にあるわけなんですけれども、これは静岡県の方との話になって、あとは静岡県は文部省に気を使って、文部省の方からの意向がどういうものかということもあると思うんですね。今の御手洗局長の御答弁であれば、そういう正規の免許がなくても、社会人の中で一...全文を見る
○山口(壯)委員 それだとちょっと話はもう一回もとに戻るような気がするのです。語学力が前提というふうに今局長はおっしゃっている。これはもう、要するに否定されているわけなんです。だけれども、語学力が前提だったらイマージョンなんて関係ないわけですね。日本語で授業をやるということになれ...全文を見る
○山口(壯)委員 私もたまたま、この船橋洋一さんという、朝日の記者さんですけれども、彼が出しておられる本の中に加藤学園というのが出てきたものですから、なるほど、いろいろな方がこういう格好で前向きに見ておられるんだなということがわかったわけなんです。  大学英語教育学会というのが...全文を見る
○山口(壯)委員 あと細かくお聞きしたいことがありますけれども、時間も来たようです。さっきの教員免許の弾力的な運用についてぜひとも御検討いただいて、検討されるという御答弁もいただきましたから、それはまた後日、御返事をぜひともいただきたいと思います。私はこの文教委員会で末永くおつき...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○山口(壯)委員 最初に口蹄疫のことですけれども、中国あるいは北朝鮮からわらが入ってきたのじゃないかということではありますが、実際、今度起こったこの問題について、その原因、やはり中国もしくは北朝鮮から入ってきたんでしょうか。
○山口(壯)委員 これからも口蹄疫についてはぜひともしっかりした検査体制でお願いします。  次に、十四日付の毎日新聞ですけれども、公表した話ですから、農水省の方で未承認の例の遺伝子組み換えトウモロコシ、スターリンクを検査された、十五サンプル検査したところ、十サンプルからスターリ...全文を見る
○山口(壯)委員 十五分の十が、それは必ずしも問題じゃないというお答えでしょうか。
○山口(壯)委員 最後の確認といっても、きょうの朝配られた資料では最終的な確認は数日中になされる見込みであると。もう現実にはほとんどそこまで来ているわけでしょう。これと違う結論は出るわけない。ただ単に、そういうふうに逃げているだけの話だと僕は思うのですけれども、石破次官、政治家と...全文を見る
○山口(壯)委員 私は先週二回質問をしたわけですけれども、繰り返し輸入飼料について、検査体制は本当に抜かりないのかということを端的に聞いたつもりです。  そのときに石破次官は、七日の私に対するお答えをいただいたときに、アメリカからの輸入につきましては、現在の体制でこれを百カ所に...全文を見る
○山口(壯)委員 私がお聞きしているのは、その百検体の訂正のことは先週いただいたわけだから、それはつまらない話で申しわけない。だけれども、十五検体中十検体が出た。万全を期している、自負を持っておる、この答弁に間違いはないのですか。
○山口(壯)委員 では、十五検体中十検体が出てきたという意味はどういうことですか。
○山口(壯)委員 防止する、そういうような手だては整えておる、その自負は持っておる、だけれども十検体出てきた。自負は、これはただ単に突っ張っていただけであって、出てきた、やはりここを謙虚に認めて、農水省としてはこれからの検査をどういうふうに充実強化させていくか、そっちの方が政治家...全文を見る
○山口(壯)委員 アメリカを信じたのが悪かったというだけでしょう、今のは。だけれども、農水省として検査体制を充実強化させていこうという前向きの答弁がどうして政治家としてできない。役人が言うのはわかる、ちょっと待った、役人が言うのはわかる、だけれども、政治家がそこまで言うのは納得い...全文を見る
○山口(壯)委員 やはりこの問題というのは前に進めることが大事だと思うのです。その答えがどうして政治家としてできない。万全を期しておるわけでございます、自負を持っておる、そういう守りの答弁よりも、わかった、充実強化していく、そっちの方が私は政治家として大事だと思いますけれども。
○山口(壯)委員 今万全を期しているということに対して、それが十検体出てきたのですから、そういうものをどうやったらこれから入らないようにできるのかということの方が、私は大事だと思うのです。  それプラスもう一つ、今ちょっと気になったのです、大臣。もしも飼料を、飼料という農水省の...全文を見る
○山口(壯)委員 今検査体制をこれから充実強化させていく、そういうことについてそういうふうにやっていただきたいと思いますけれども、今私がお聞きしているのは、スターリンクについて、審査次第ではあるいは状況次第では、これから認めるかもしれないという含みのある御答弁だったものですから、...全文を見る
○山口(壯)委員 もちろん申請が出れば審査されるのは手続にのっとってやられればいいけれども、アメリカでもう既にそれはバツだというものについて、そんなに、ここは役人的な答弁をする必要はないと思うのです。政治家として、国民の食生活の安全を守る、もしくは農水省であれば、家畜の飼料が我々...全文を見る
○山口(壯)委員 後で厚生省、農水省、どちらにももちろん質問しますけれども、例えば遺伝子組み換え、いろいろな、何品目もある。認められたものでも、例えば食品で二十九品目、あるいは農水省の関係でも二十何品目もある。  大体、開発したのはだれか。ほとんどがアメリカの会社、ほとんどがヨ...全文を見る
○山口(壯)委員 アメリカあるいはヨーロッパに対してもきちっと物を言っていくという、そこはぜひともそういうふうにやっていただきたいのです。  確認ですけれども、スターリンクが混入している飼料は現在使えませんね。
○山口(壯)委員 今局長が言われたのは、実は物すごく大きな話題にかかわっている。WTOでヨーロッパ、アメリカがこれから食料について戦争をするわけです。そんな中で、挙証責任はどっちにあるのか。ヨーロッパは賢い。自分の農家を守りたい、自分の農業を守りたい。だから、アメリカが安全だと挙...全文を見る
○山口(壯)委員 今、挙証責任について日本にある、日本に挙証責任があるという御答弁でしたけれども、私はそれはおかしいと思います。どうでしょうか。局長、申しわけない。これは政治的な問題じゃないのですか。WTOの中でこれから食料戦略をひっ提げて闘うわけでしょう。これは、どうでしょうか...全文を見る
○山口(壯)委員 私、政治家と役人の区別が今つかないのですよ。アメリカで飼料としては認められたこのスターリンクがタコスの皮、食品から出てきた。要するに、飼料として認められて、それだけしかだめだから食品から出てこないかというと、出てきたのです。日本では、飼料もだめ、食品もだめとなっ...全文を見る
○山口(壯)委員 検査がまず先だというよりも、もう既に出ているということが事実としてあるし、農水省もそれを認めている。  そうなると、私、まず確認させてほしいんですけれども、谷大臣、今、私の幾つかの問いに対して前向きの答弁もいただいて、それはアプリシエートしているんです。例えば...全文を見る
○山口(壯)委員 今の御答弁の中で、スターリンクは日本では使えない、そういう御答弁をいただいたわけだから、これはそれで確認させてもらいます。  それからもう一つ、すごい輸入量だから全部検査できないからしようがないじゃないか、それは私、農水省として飼料の安全を守られる立場としての...全文を見る
○山口(壯)委員 米国で既に四十七品目認められていて、我が国ではまだ二十九品目しか認められていないわけですから、十八品目、いわゆる未承認の遺伝子組み換え食品がアメリカと日本との差という格好で見ればあるわけですね。この十八品目についてきちっとチェックされているのかどうか、スターリン...全文を見る
○山口(壯)委員 今、来年の四月から法的なそういう体制が整うからということは、裏を返せば、今はチェックされていない、こういうことですね。
○山口(壯)委員 十八品目についてすべて、例えばその遺伝子の情報あるいはその現物を確保しているんでしょうか。もしもそれが確保されていないのであれば、チェックができないわけです。それはいかがでしょうか。
○山口(壯)委員 したがって、その九品目については、まだ検査されていないわけですよね。だから私、未承認作物についても、それが入ってきているかもしれないんですから、スターリンクでさえ入ってきたのだから、これだって入ってくるかもしれない。そうすると、我々、どうしても、そういうものに対...全文を見る
○山口(壯)委員 もう時間も来てしまったけれども、大事なポイントが幾つかまだ残っているんですね。このことというのは、安全性の確認というのは非常に限られた項目についてしかできないわけだから、例えばそれを三十年食べ続けた人がどうなるのかということはわからないわけですね。三十年食べ続け...全文を見る
○山口(壯)委員 申しわけない、スターリンク以外のいろいろな飼料、何十種目もあるとは思うんだけれども、そういうものについてどうなっているかという御答弁が今なかったと思うので、それはまた私、次の機会に聞かせていただきます。  きょうは、福島政務次官も、どうもありがとうございます。...全文を見る