山口壯

やまぐちつよし

小選挙区(兵庫県第十二区)選出
自由民主党
当選回数7回

山口壯の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月07日第163回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  前回町村大臣といろいろ質疑をさせてもらったのは、大臣が文部大臣のときに、私が三十人以下学級法案というものを出して、あのときは相当激しいバトルをやらせてもらったのですけれども、きょうは一般質疑ということで、また違う趣でいろいろ質疑をさせて...全文を見る
○山口(壯)委員 イギリス、オーストラリアの移動というのは、どちらにしても日本にとっては大変影響のある話ですから、したがって、外務省としては非常に重要な情報だと思います。特に、今回、一年延長するかどうかという話であれば、その一年の間に動く可能性があるのであれば、そのことの政治的な...全文を見る
○山口(壯)委員 イギリス、オーストラリアが動いた場合でも、日本はサマワの駐留をこのまま続けるのかという質問があり得ると思いますけれども、それはまた別途の機会にさせてください。  通告させていただいていた質問に移らせていただきます。  先ほど大臣の所信の表明の中にも、この十二...全文を見る
○山口(壯)委員 丁寧に答えていただいたんですけれども、我々は戦後、国際秩序をつくるということを完全に忘れていたわけですね。アメリカと同盟関係を結んでいこう、アメリカとの枠組みの中で動いてきた。その中で今、このアジア共同体というのは、国際秩序を日本がみずからつくっていけるか、そう...全文を見る
○山口(壯)委員 今、中国がむき出しのナショナリズムで向かってきている面があると思うんですね。それは中国の国内事情もあるでしょう。内で大変なことを外に脅威を生み出していくという常套手段も当然あるとは思いますけれども、むき出しのナショナリズムをやってきている。  その際に、この東...全文を見る
○山口(壯)委員 今近藤部長からはっきりしたお答えがあったわけですけれども、帝国石油の動きが今のところないから、とりあえずは見守っていくという答えだったように思います。  他方、むき出しのナショナリズムで中国が向かってきている、それに対して、いわゆる国民は歯がゆい思いもしている...全文を見る
○山口(壯)委員 確かに、中国側は大陸棚理論を持ち出し、日本側は中間線理論ですから、立場が全く違って、共同開発についても、中国側が出してこられたのは、日本の中間線より日本側について共同開発をしようという提案だったというふうに私は認識しているんですけれども、そういう意味では日本にと...全文を見る
○山口(壯)委員 恐縮です。ぜひ一度、一考に値することだと思いますので、事務方の方でもまた検討いただければと思います。  あと残り時間わずかなんですけれども、きょうはせっかく経済協力局長佐藤さんにもお越しいただいていますし、中国については援助の話もあります。  日本は、この援...全文を見る
○山口(壯)委員 日本の対中援助というのはある意味では大きなポイントで、隣国を豊かにすべしという外交の考え方があります。エンリッチ・ユア・ネーバーズ・ポリシーという、要するに、隣の国が豊かになれば民主主義が発達して、民主主義が発達すればお母さんの力が強くなって、お母さんの力が強く...全文を見る
10月19日第163回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  この総選挙は官から民へ、あるいは小さな政府ということで言われたわけですけれども、中山大臣、これは教育の分野にも当てはまるということなんでしょうか。
○山口(壯)委員 ということは、中山大臣は、官から民へ、小さな政府へということが教育にも当てはまる、こういう答えですね。もう一度お答えいただけますか。
○山口(壯)委員 教育というものが国の大事な役割である。特に、例えば外交とか防衛とか、すべてほかのものがなくなってもそういう部分というのは必ず国の役割として残るわけですね。そういう意味では、大臣は今首をかしげられましたけれども、これは現実問題として、外交というのは国がせずに、現実...全文を見る
○山口(壯)委員 そうなんですよ。そして、その中には教育も入ってくる、こういうことでしょうか。
○山口(壯)委員 現実に私学の、私立の小学校、中学校というものがふえているわけですね。小学校まで非常な勢いでふえている。数字を少し御紹介いただけますか。
○山口(壯)委員 公立学校が減り、私立学校がふえている。しかも、一般の中で公立の環境というものよりも、要するにいろいろ荒れたりしている、私立に行こうという人がふえてしまっているわけですね。そういう意味で、国の役割というものは、むしろ公立の学校というものをまずきちっとして、そして、...全文を見る
○山口(壯)委員 この四年間、十四年度が、今大臣おっしゃったとおり、六兆五千七百九十八億、そして十五年度が減って六兆三千二百二十億、そして十六年度はさらに減って六兆五百九十九億、そして十七年度がもっと減って五兆七千三百三十三億、こういう数字です。着実に文部科学省の予算は減っている...全文を見る
○山口(壯)委員 十四年度に六兆五千億、十七年度に五兆七千、一兆二千億減っていますね。九千では数字が合わないんです。(中山国務大臣「そのほかのものもあるでしょう」と呼ぶ)要するに、減っているということですね。ここが問題なんです。これをよしとする立場にはないんです、大臣。文部科学大...全文を見る
○山口(壯)委員 OECDの国の中で、教育がGDPの中で占める割合、日本が一番低いということを大臣はよく御存じですね。
○山口(壯)委員 日本が三・五五%という数字がありますね。ドイツが四・三五、イギリスが四・七、そしてアメリカに至っては五・八、フランスが六・八。日本は一%、二%低い。GDPに直せば、五百兆円の一%は五兆円、二%は十兆円です。五兆円、十兆円余計に使ってやっと先進国並み。  これに...全文を見る
○山口(壯)委員 先ほど来、義務教育費の国庫負担の話も出ていました。そして大臣がもちろん頑張っておられるということも承知しております。  他方、これは国の役割をどう考えるかということにも関係してくるわけですね。例えば外交が国から地方へという単純な図式に当てはまらない、防衛も当て...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、今のが交付金ということですね。そしてそれは、使途が高校生に対する奨学金ということで特定されているんでしょうか。
○山口(壯)委員 これは技術的になるかもしれませんから、場合によっては局長に答えていただいても結構ですが、それが、もしも奨学金以外のことに使われるということはあり得るのかどうか、これはいかがでしょうか。
○山口(壯)委員 今の局長の答弁のとおりであるとすれば、奨学金以外には使われないわけですね。  そうすると、先ほどの義務教育費の国庫負担制度の話に戻りますが、使途を特定して渡している交付金というものが現実に奨学金としてあるわけですね。  局長に私は問いかけをもう一つしなければ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、今、私自身は前向きの一つのアイデアを示そうとしているわけです。  この義務教育費というものが、どうしても国庫負担が今の形でないようにする場合にも、しかし、国が何らかの担保、あるいは場合によっては枠組みとしてある程度確保された形はあり得ないものかということ...全文を見る
○山口(壯)委員 前向きに考えていただくという御答弁として、今解釈させていただきました。ぜひお願いします。  国の教育のシステムに関しては、まだいろいろあります。例えば、これから第八次の定数改善計画もされようとしています。第七次が終わり、第八次に入るわけですけれども、第七次ある...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、今答弁があったとおり、もちろん大臣も御存じのはずですが、加配という考え方が依然、次の計画でもあるわけですね。  大臣は、いっとき、いろいろ学校を回ったその成果として、三百以上の学校を回られて、そして三十人なり三十五人なりということをどうかというふうにおっ...全文を見る
○山口(壯)委員 今、大臣がおっしゃったのは、弾力的な編制という条項のことをおっしゃっているわけですけれども、我々が提出した法案でも、例えば三十人以下学級法案とはいいながら、三十一人になれば必ずしも十六、十五でなくてもいい、弾力的にそれは、三十一人であっても三十一人のままでいいと...全文を見る
○山口(壯)委員 頑張ってください。  終わります。