山口壯

やまぐちつよし

小選挙区(兵庫県第十二区)選出
自由民主党
当選回数7回

山口壯の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第164回国会 衆議院 本会議 第9号
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○山口壯君 民主党の山口壯です。  民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の在日米軍駐留経費負担特別協定について質問します。(拍手)  このいわゆる思いやり予算というのは、苦肉の策でしょうが、同盟政策を金で済まそうという名残が感じられるし、何よりも、...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  この間の本会議でもいろいろ質疑をさせていただいたわけですけれども、今回の特別協定については余りきちんと議論されていないんじゃないかということを私は正直感じるわけです。  二〇〇〇年の特別協定と今回の特別協定と、どういう改善がなされたの...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣から答弁があったように、文言においては、特別協定についてほとんど一緒なんですね、期間を除いては。  それから、この上限労働者数あるいは上限調達量、電気、ガス、水道、下水道、軽油、灯油、プロパンガスについて細かく決められていますけれども、これについての数字...全文を見る
○山口(壯)委員 河相局長、その答えについてはちょっと後でまたエビデンスを教えてください。私は日本だけがこれを負担しているというふうに認識していたものですから、それは後でエビデンスをお示しください。  この光熱水道料についての数値目標というのは今回一切示されていない。しかも私は...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、二年後の協定のときにはこれをきちっとすべきだということについてはどうですか。
○山口(壯)委員 ちなみに、この思いやり予算は、ヨーロッパの中で支払っている国はありますでしょうか。
○山口(壯)委員 ホスト・ネーション・サポートということでやっているけれども、いわゆる我々の議論している思いやり予算ということではやっていないと私は思うんです。そういう認識を私は持っています。もしもそうでないエビデンスがあれば、後でまた示してください。  ちなみに、基地従業員の...全文を見る
○山口(壯)委員 この永年勤続表彰費についてはいかがですか。
○山口(壯)委員 私は金曜日にも質問しますから、そのときにはもちろん防衛庁、防衛施設庁、来てもらいましょう。でも、それまでに、局長、済みません、これはぜひ確かめておいてください。  こういうものも入っているわけなんです。私は、永年勤続表彰費を払ってはいかぬと思いませんけれども、...全文を見る
○山口(壯)委員 このことについて私ちょっとそこまで細かく事前に通報していなかったから、それは今局長の言われたとおりだと思うし、これは金曜日に、私は事前に防衛庁あるいは防衛施設庁向けに質問しますから、そのときにまたきちっとお答えいただきたいけれども、タキシードとかネクタイピンとか...全文を見る
○山口(壯)委員 そこはぜひ、今回、本当はこの協定について、こういうせっぱ詰まった状況じゃなくて、きちっと議論して、それは例えば、外交を担当する当局についても、国会はこれじゃ認められないんだからという使い方もあるんだから、我々も。だから、そこはきちっと本当は前もってやるべきだった...全文を見る
○山口(壯)委員 今麻生大臣言われたように、アメリカに任せておいたらいつ撤退するか、撤退というか移転するかわからないから、ここは日本側が面倒を見て早く立ち退いてもらおう、こういう構図なわけですね。それが今の麻生大臣の答弁だったわけだし、それが実態なんでしょう。  そういう中でも...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、しかし、資金的な措置を含めて検討しているというふうにおっしゃっているんです。別に決定していなくても、それを検討するからには、根拠がどういうことでそれができるとお考えなのか、ここは答えていただかなきゃいけません。どうですか。
○山口(壯)委員 今のは、正直、歴史を振り返るときに、麻生大臣、吉田茂首相の話を私はたびたびします。外務省に同期で入った人に、広田弘毅さんという人がいるんですね。吉田茂と広田弘毅は同期で入省した。吉田茂さんが中国とかに赴任しているときに広田弘毅が日の当たる坂道を上るものだから、い...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうの質問、例えばグアムの話についても、余り明らかにならないようだと金曜日の採決というのはできないな、こういう趣旨でもって私もいろいろ聞いています。しかし、全く何も出てこないわけですね。決定してから持ってくる、これじゃ金曜日の採決というのは、私はまかりならない...全文を見る
○山口(壯)委員 今麻生大臣の答弁の中に、沖縄への負担軽減とそれから抑止の話と二つのバランスをとっている、この抑止の話も、議論すれば、本当に大丈夫かというところがあるわけですね。  今のアメリカの一番の関心は、私はイランだと思うんです。イランについて、何とかIAEAから安保理に...全文を見る
○山口(壯)委員 最後に一問だけです。  大臣、このグアムへの移転に関する負担経費について、国会にどのように諮ろうと考えておられるのか、これを大臣から最後にお答えをいただいて、私の質問を終わります。
○山口(壯)委員 では最後に、今国際法局から一人しか、長嶺さんしか来ていないから、長嶺さん、ちょっと事務方から一言言って終わりにします。
○山口(壯)委員 終わります。
03月10日第164回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○山口(壯)委員 きょうは三十分しかないので、早速前回の続きをさせていただきます。  最初に、永年勤続表彰、これは例の労務費の中に、米軍に勤めている日本の人が長年勤めた場合に、勤続表彰、例えば一千万円もらっている、それについても日本側から出しているという話は本当ですかというのが...全文を見る
○山口(壯)委員 永年勤続表彰についても出している、思いやり予算でカバーしているという答えがありました。  これは、私はそんなのまだもらう前にやめちゃったからないんですけれども、例えば公務員の場合、こういうものはあるんでしょうか。
○山口(壯)委員 長岡さん、それは表彰状だけですか。
○山口(壯)委員 確かに先輩方、銀の杯とかもらっていたのを、私もあれもらいたいなと思って、その前にやめちゃったんですけれども。でも、要するに一千万円じゃないわけですね。  やはりこれは一千万円を、私は別にこれは悪いとは言わない、悪いとは言わないけれども、アメリカの基地に勤めてい...全文を見る
○山口(壯)委員 あと、制服についてもずっと聞きました。ちょうネクタイ、タキシードあるいはネクタイピンあるいはコックさんの帽子、こういうものも全部思いやり予算でカバーしているわけですね。一言でいいです。
○山口(壯)委員 面倒を見ているわけですね。
○山口(壯)委員 駐留米軍について、日本はそこまで面倒を見ている。このような面倒の見方をしている国はほかにありますか。
○山口(壯)委員 ほかの国でこのような負担をしている例はありますか。外務省、どうですか。
○山口(壯)委員 私が前回からあるいは本会議からずっと言っている趣旨というのは十分理解していただいていると思いますけれども、要するに、原理原則があいまいになっているということを言っているわけですね。このことはグアムに海兵隊が移転するということについても全部当てはまってしまう。だか...全文を見る
○山口(壯)委員 ということは、グアムについてもこれを当てはめ、私はそれはまずいけないと言っているんですけれども、そういう資金、経費負担をするのはよくないという前提はまずあるけれども、今、議論を十一日までされているわけですね、日米協議で。その中でこういう話が出てきても、それは断ら...全文を見る
○山口(壯)委員 ということは、河相局長、こういうボウリング施設が出てきたら、皆面倒を見る可能性があるという答弁ですね。
○山口(壯)委員 原理原則がはっきりしていないということが余りにも明らかに出てしまっている。正直、これでは私はきょうの採決なんてあり得ないと思います。だって、原理原則がはっきりしていないじゃないですか。  特別協定で今議論している。この同じ発想がグアムの海外移転にも当てはまりか...全文を見る
○山口(壯)委員 防衛施設庁の方で、こういうレクリエーション施設的なものについてはやはりもう見ない方がいいと。これは極めて常識的で、しかも、国民の税金を使う場合には国民も納得する話です。だけれども、出てきてみないとわからないと。ちょっと待った。七日からやっているわけですね。きょう...全文を見る
○山口(壯)委員 河相局長、どうしても民主党にこの協定について反対しろという気持ちであれば今の答弁でもいいけれども、そうさせないでほしい。お互いに必要なものは認めていこう。だけれども、国民に納得できる説明が欲しい。レクリエーション施設が出てきた場合にはそのときに考えようじゃ、国民...全文を見る
○山口(壯)委員 長岡さん、今の答弁で、病院、銀行、学校あるいはガソリンスタンド、スーパーマーケット、これについては自粛しようという答弁として理解していいですか。
○山口(壯)委員 ガソリンスタンド、スーパーマーケットは、長岡さん、どうですか。
○山口(壯)委員 ということは、長岡さん、ガソリンスタンド、スーパーマーケットについては場合によってはケース・バイ・ケースで見るかもしれないという答弁ですね。
○山口(壯)委員 長岡さん、これはもう原理原則の問題として、そういうものは出てきてももう見ませんと言ったっていい話なんです、本当に、常識の範囲として。  私、別に反対のための反対は言っていません。日本としてあるべき同盟政策を語っています。ガソリンスタンドを面倒見ることが日本の立...全文を見る
○山口(壯)委員 河相局長、将来外務省を背負うかもしれない人なんだから、そんな詭弁を使わずに。  だって、今回の特別協定というもの自体で例えばグアムの移転経費は見れないわけですよ。在日米軍じゃないんだから見れない。そもそもその枠外なんです。そんなことわかった上で聞いている。しか...全文を見る
○山口(壯)委員 ちょっとそもそもの話に、歴史を振り返ってみましょう。  湾岸戦争が九一年のときにあった。湾岸戦争のときに、百十四億ドル日本が出した。出したけれども結局余っているんですよ。余ったんです。要するに、アメリカの積算根拠というのは極めてあいまいじゃなくていいかげん、思...全文を見る
○山口(壯)委員 私流の解釈といろいろな人の解釈があるでしょう。シビリアンというのは市民です。市民がコントロールするとはどういうことか。これは私は国会だと思っているんです、市民の代表は国会ですから。  例えば、これが軍人じゃないことというふうにすると、例えばレーガン大統領も全部...全文を見る
○山口(壯)委員 麻生大臣、そういう観点から、やはり、今外務省と防衛庁と一緒になって日米協議をしているわけです。そのことについて全く今方針も何もかも出てきていないわけですね。正直、何にも出てきていないんです。これできょう採決しろと言われても、ちょっとつらいものがあるなと。特別協定...全文を見る
○山口(壯)委員 おじいさんの吉田茂さんだったら同じことを言われたでしょう、そういうものが出てきた場合にはやりませんと。それでいいんだと思うんです。だから、外務省も、今ちゃんと大臣からしっかり方針を聞いたわけですから、済みません、そういうふうに対応してください。  そして最後に...全文を見る
○山口(壯)委員 実際には対処方針というのは、既にやっていて、この三月までにこれをまとめようとしているわけですから、もう出てこなきゃわからないというタイミングでも何でもないわけですね。代表団が、代表団というか、事務方であれ、行く場合には、これは、防衛庁ともあるいは財務省の主計とも...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  まず、義務教育費の国庫負担についてということで、今回、二分の一から三分の一に減ると。しかし、大臣、その前に、国としての教育に関する意気込み、一つのあらわれは予算でしょう。教育の予算に対してきちっと文部科学大臣としてどういうふうにお考えか...全文を見る
○山口(壯)委員 局長、数字をお答えください。過去五年間、教育の関係予算がどうであったか。
○山口(壯)委員 今官房長がお答えになられたとおり、この五年間ずっと減っているわけです。二〇〇二年、これは小泉内閣ができて最初の予算編成、六兆五千億、その次が六兆三千、その次が六兆、その次が五兆七千、そしてことしは五兆一千、ずっと減っている。米百俵と言って、いいこと言ったなと思っ...全文を見る
○山口(壯)委員 政治は結果責任だと言います。現実に、小泉内閣ができてから順番にこの五年間を見たらずっと減っているわけです。そういう意味では、義務教育費の国庫負担が二分の一から三分の一に減る中で、これも国が教育にどういう意気込みを持っているかということになるから私は聞いているわけ...全文を見る
○山口(壯)委員 山形大学に行く前はどちらにおられましたか。
○山口(壯)委員 文部科学省から行かれたということですか。
○山口(壯)委員 文部科学省から行っているわけですね。事務方、ちょっと待って。このリストについて全部聞いていくから。どこから行ったか、ちゃんと今、調べておいてくださいよ。そして、東京工大事務局長として行っている。  千葉大学、佐藤政夫さん。この方は、事務局長からこうなっている。...全文を見る
○山口(壯)委員 佐藤政夫さんは、あずさ監査法人の顧問にこの後なっておられるわけです。事務局長から上がったからという今の理屈だったけれども、三カ月だけ理事をやって、その後あずさ監査法人に行っている。そして、その後に来たのが山根さん。申しわけない、私は全部調べているんです。山根さん...全文を見る
○山口(壯)委員 官房長、今から私は奈良教育大学の例を言いますから、よく聞いてください。  これは平成十七年一月二十六日の役員会です。議事について、「理事(総務)の辞任について」ということで、「議長から、二月一日付け文部科学省の人事異動により、金田総務担当理事・事務局長が一橋大...全文を見る
○山口(壯)委員 福井大学の飯田和郎さんは、事務局長から理事になられて、ほんの一年一カ月いて、前の川本さんなんというのは九カ月ですからね、そして、この後どちらに行かれましたか。
○山口(壯)委員 その取り次ぎはだれがしたんですか。
○山口(壯)委員 文部科学省として取り次いだわけですね。最後に、本人からあいさつは当然ありますよ、それは人間の社会ですから。そんな黙って、文部科学省に言われたから来ましたとある日あらわれるわけがない。大人の答弁を私は期待しています。  この京都大学、本間政雄さんは、文部科学省か...全文を見る
○山口(壯)委員 余り余計なことを言わない方がいい。退職という形をとって役員出向ということが起こっているから今問題にしているんです。退職じゃなくて出向って、そんな詭弁だの偽装だのは使わない方がいい。実態を今明らかにしてほしい。  そして、この本間政雄さんは、この後どちらに行かれ...全文を見る
○山口(壯)委員 私は、質問に余り余計な答えは要らないと言ったんです。端的に答えていただいたら、それでいいんです、官房長。  そして、この大学評価・学位授与機構国際連携センターのセンター長兼教授として行っておられるんです。これは文部科学省の関係のところだと私は思います。  そ...全文を見る
○山口(壯)委員 そうです。文部科学省の大臣官房審議官木谷雅人さんが行っておられるんです。文部科学省の役人が行っているんです。もうずっと続いているんです。しかも、期間が、この京都大学のおじさん、これは一年六カ月おられたのはいい方ですよ、半年、一年とぽんぽこぽんぽこかわっている。本...全文を見る
○山口(壯)委員 そうです。文部科学省のスポーツ・青少年局学校健康教育課長でよかったですね。私は間違ったことを言いたくないから、こうやって確認しているんですよ。自分が一生懸命調べたんだけれども、間違ったと言われると後でつらいから、それで一生懸命確認しているんです、事前にこうやって...全文を見る
○山口(壯)委員 官房長、ということは、この後に行かれた方々については、そういう期間を考えておられるということですか。
○山口(壯)委員 官房長は注意深く、ひっかからなかったけれども、独立行政法人ということだから、それは建前は貫かれている。しかし、現実にその意向が反映されているというのは、先ほどの奈良教育大学の例でも、余りにも一目瞭然というやつです。  ちなみに、二年間の間に、例えば二つ大学の理...全文を見る
○山口(壯)委員 それなら、官房長、この一橋大学のさっきのおじさん、金田正男さん、奈良教育大学の。文部科学省の人事異動によりかわって、しかも学長はその間、急な話だから大変だと。普通だったら、学長の意向だったら後任は決めているものなんですよ、だって補佐してもらわなきゃいけないんだか...全文を見る
○山口(壯)委員 今、私は文部科学省に、四年の四月の時点でけじめをつけて本来だったら帰るべきだ、これは確かに言いました。私がそんなこと言っていないよと言った趣旨は、こういう理事が終わったらみんな文部科学省に行くべきだと言っているものだととられたんじゃないかと思って、そうじゃないと...全文を見る
○山口(壯)委員 役人を私もやっていましたから、よくわかります。もう一回本省に戻ることを想定した場合に、独立ではなくて、どういうふうに覚えがめでたいかということは、人間ですから気にならないわけがない。そこが一番問題なんです。  そういう意味では、今までは、最初の出だしだから今ま...全文を見る
○山口(壯)委員 今官房長がおっしゃっていることは私はよくわかるんです。退職金の二重取りにならないようにということで、一度退職という形をとって、そして国立大学の理事になり、帰ってきたときに、国立大学にいた分とそれから役所の通算の二重取りにならないように、一回一回けじめつけて行って...全文を見る
○山口(壯)委員 いや、小坂大臣、本当に名答弁です。ありがとうございます。  そして、当時、参議院の同僚議員の佐藤泰介議員から「現役の官僚が本省と国立大学法人の役員ポストを行き来するようではどうしても文部科学省の方を見てしまう、」これに対して遠山大臣、私も遠山さんとはばちばちバ...全文を見る
○山口(壯)委員 よろしくお願いします。  私は、質問主意書にしようかどうか迷ったけれども、質問主意書だとまた役所の人が大変だなと思うので、これは委員会提出ということにします。でも、きっちりつくってください。それが全貌はどうかということの把握につながるわけです。  大臣、もし...全文を見る
○山口(壯)委員 小坂大臣も、お父上のときから私は遠くからかいま見て、御立派な政治家の家系だなと思っています。そういう意味では、余り役人にだまされることなく、政治家として見識を持ってやっていただければと思う次第です。  そして、退職をしてから役員出向するという、偽装みたいなもの...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  この間、特別協定については、本会議で、心ならずもという部分が大分あるんですけれども、賛成ということにしました。  でも、グアムへの海兵隊の移転の問題については、根本的な問題を含んでいますから、このことについては本当はもっともっときちっ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、私は前回も、吉田茂さんの外務省の同期入省の広田弘毅さんが、関東軍が現地でどんどんどんどん独断専行をして、決定を突きつけられたことによって、最後はA級戦犯として命であがなわれたということまで説明しました。今、決定がなければここに持ってこれないというのであれば...全文を見る
○山口(壯)委員 今、河相さん、やはり決定がなければ国会に持ってこないという答弁なわけですね。でも、現実には話が行われている。  そんな中で、例えば、どういう権限に基づいてこういう支出を要する話をされているんですか。
○山口(壯)委員 今、河相局長、細目についてある程度出てきているわけです。大臣の答弁からもそれはうかがえます。細目について持ち帰って今関係省庁で協議をするということです。その中に、例えば、アメリカの請求書を突きつけられて、そのまま、はいそうですかじゃないと思うんですね。この間も、...全文を見る
○山口(壯)委員 河相局長、そうすると、その合意というのは、国会での議論を経てアメリカ側にもコミットをされる、こういうことでよろしいですか。
○山口(壯)委員 ハワイで五日間もいろいろな話をされたわけです。その中で、グアムの話も当然あって、今大臣の答弁として、細目を今検討しているんだ、こういうふうにありました。  したがって、今アメリカから何が出てくるか待っているなんという話じゃないわけです。当然のことながら、審議官...全文を見る
○山口(壯)委員 今、大臣の答弁がはっきりあったわけですから、それは河相局長、別に公電を通じれば、ワシントンの方に、こういうものについては出てきても、それは申しわけないけれども難しいよということはおっしゃれるわけです。ぜひそういうふうにしていただけますか。
○山口(壯)委員 河相局長、それで、出すときの態様、そのことについて、例えば今までのような、思いやり予算のような出し方ではなくて、私も局長とひそひそ話で、貸し付けというのもあるのかなという話をさせてもらいました。それは別に民主党として今まとめたわけではないけれども、貸し付け、要す...全文を見る
○山口(壯)委員 貸し付けなり融資なり、そういうことの場合には、例えば国会での承認は必要ないとお考えなんですか。
○山口(壯)委員 私は、これは非常に大事な話だと思うんですね。この大事な話を役人で決めてから国会に持ってくるというのは、今の大臣の答弁でもありました。でも、私、歴史の教訓という意味でるる申し上げていますけれども、これは本来、やはり国会にある程度きちっとした話を持ってきていただかな...全文を見る
○山口(壯)委員 ですね。やはりこれは問題なんですよ。  そういう意味では、きちっとした、我々がチェックができるように、役人だけでまとめるというのではなくて、そういう、我々がシビリアンコントロールができるような取り組みをしてほしいわけです。  私は、今のグアム移転の話について...全文を見る
○山口(壯)委員 今の大臣の答弁で、私ももちろんそのとおりだと思います。だから、このグアムの海外移転の話についても海兵隊の移転の話についても、結局は、アメリカ側のディフェンスコミットメントを実質上欲しいという、言ってみれば、日本のお願いベースの話にとってしまっているというところに...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣がそう言うのであれば、ちょっと一言つけ加えなければいけない。戦前そのものではないかどうかというのは、これは議論が分かれます。しかし、例えばアメリカで、ベトナム戦争の後に選挙で選ばれた大統領が決めるのではなくて、やはり議会のコントロールが非常に大事だという流れ...全文を見る
○山口(壯)委員 議論はさらに続くと思いますので、きょうはここまでにしておきますけれども、大臣、国会議員のみんなが自分の首を絞めないようにということを切にお願いして、私の質問を終わります。
03月17日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは小坂大臣とじっくり議論をさせていただきたいと思って、馳さんも適宜よろしく。きょうは、政府委員の方々、いてもらっても結構ですけれども、お二方と私は議論をさせていただきますので、よろしくお願いします。細かいことはそんなに聞きませんか...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、玉井官房長が心配そうにずっと聞いておられて、今回は玉井さんのブリーフが大分きいて、そのとおりにおっしゃっているんだと思いますけれども。  私は、確かに、この資料をつくらせてもらう段階で、一人一人の顔が一瞬思い浮かぶぐらいの感じになりました。一回この方々に...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、今のは何ですか。少々聞き捨てならない答弁もありました。  私も、外務省から防衛庁に出向した。行っていたときに大韓航空機の撃墜事件が起こって、防衛庁にとってアキレス腱になると言われたところ。それはもう徹底的に頑張りましたよ。だから今でも防衛庁にたくさん仲間...全文を見る
○山口(壯)委員 そういうつながりがやはりあるわけです。だから、人間なんですから。大臣、それから、やはり就任間もないかもしれないけれども、センター・オブ・エクセレンスの実態。それを作業として、例えば大学で煮詰めていくための作業、そしてペーパーにする作業、文部科学省の役人の人からも...全文を見る
03月31日第164回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○山口(壯)委員 今、土屋議員が援助のことを話されて、私も、実は非常に大事なことを言っておられると思うんですね。  私も、ちょうど一九八〇年から八二年まで経済協力局にいて、局長のかばんを持ってこの部屋に通ったり、当時、麻生大先輩は、二十年前、まだもう少し若かったですか、時々委員...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣が言われたことでほぼ私も同意します。イランは、したがって、今大臣が言われたように、これからそういう事態が出てくる可能性はあるけれども、今はそういうことではない、しかもまだ数年以上かかるという御答弁です。全くそのとおりなんです。イランについては、核兵器はまだ...全文を見る
○山口(壯)委員 今、大臣、二十九億ドルの話が後の文書で消えたという話です。ここは実は本当は大きなポイントなんです。  というのは、アメリカは、最初、二十九億ドル、大体三千億円ちょっとしか考えていなかったわけです。ところが、前の防衛庁長官でしょう、出すと言ってしまった可能性があ...全文を見る
○山口(壯)委員 お願いします。  今、グアムの話について根拠ということを私申し上げました。根拠、それを最後に聞く前に、先ほどおっしゃったライスさんにもあるいは国防長官にも、日本としての、これは、今はアメリカにとっても実は中国が一番懸念なんです。だから、コンテーンするかあるいは...全文を見る
○山口(壯)委員 塩崎さんもいい人だし、私も仲がいいから、だけれども、それはもうよくわかっているんです、おっしゃりたいことは。  大臣、済みません。一番大事なポイント、このアメリカの根拠の話ですね。それについて、どういうふうにアメリカは考えているのか、これを把握しないと、四月の...全文を見る
○山口(壯)委員 まだアメリカ側の積算根拠については明らかになっていないし、それはやはり議会の方で、我々のこの国会の場でぜひ、連合の場で議論いただきたいと思います。  いろいろまだありますけれども、同僚議員の武正議員に譲ります。終わります。
04月12日第164回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは、大臣に、日米安保条約のいわゆる対日防衛義務と言われているもの、ディフェンスコミットメントとよく言われていますけれども、そのことについて、そもそも安保条約が五一年に結ばれたときにどうであったかということを、一度、委員会でも少し短...全文を見る
○山口(壯)委員 確かに、旧安保条約では、日本が有事のときにアメリカから守られるということが規定されなかったわけですね。しかし、これが日本にとっては一番実は大事なことだったわけです。  三ページ目の英文ですけれども、これはもう外交文書が公開されている中のもので、一九五一年の七月...全文を見る
○山口(壯)委員 最後に一言。  その双方の努力の中で、やはり日本は何でも言うことを聞くからと向こうに思わせるのではなくて、やはり日本は骨があるぞ、これはやはりきちっと説得しないと国会も大変だし、骨があるぞということを思わせるように努力をしていただければと思います。お願いします...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは、国際腐敗防止条約、このことについてお聞きするわけですけれども、最後にグアムについてはしっかり聞かせていただきます。  まず、大臣、どうですか。アジアの国では余りまだ、この条約については、締約はしたけれども批准は少ないようなん...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、中国についてはサインしたのみならず、批准もしているんでしたかね。
○山口(壯)委員 サインをした上に、いわゆる批准行為もしているということですね。こういう意味では、ほかの国にとっては、腐敗というのが余り腐敗と感じられていないという文化もまだあるんですかね。そういう意味では、我々もなかなか話を通じるのは難しいかもしれないけれども。  アメリカは...全文を見る
○山口(壯)委員 いや、塩崎さん、前向きにと言われますけれども、要するに、議会で通っていないんですね。どうしてですか。
○山口(壯)委員 塩崎さん、条約の締結過程で現実にアメリカは反対しているわけですね。どうしてでしょうか。
○山口(壯)委員 若干ちょっと認識が違うかもしれないけれども、ということは、アメリカもこの辺については大体すぐ批准もするだろう、こういう見通しを持っておられるわけですね。
○山口(壯)委員 これは余りきれいごとの話じゃないと思うんですよ。CIAとかいろいろなところがあれば、当然いろいろな、いわゆるコーバートオペレーションというのをやるわけですから、彼らにとってはこういうものが出てきたら一番困ると思いますよ。きれいごとで、本当はアメリカだって前向きだ...全文を見る
○山口(壯)委員 こういうのは正直言って余り深刻な話でもないんですから、しっかりアメリカにいろいろな機会をとらえて言われた方がいいと思います。よろしいですか。
○山口(壯)委員 非常にコーシャスに、コーシャスに答弁されているんですけれども、具体的にこんなのは認めてもいいと思うんですよ。  この条約の履行、この担保のためにいろいろな監視体制も本当は必要なんでしょう。ほかのOECDの関係のものでは、そういう専門家が大丈夫かということで評価...全文を見る
○山口(壯)委員 まず、鋭意そういうものは提案されたらいいと思います。  ちなみに、この事務局に日本人の職員を派遣するのかどうか、いろいろなことで今話題になっています。どうでしょうか。
○山口(壯)委員 では、新たには派遣しないけれども、そういうことで日本人も頑張っているからという話ですね。  ちなみに、こういう捜査体制というのは現行の我々の日本の中で対応できるわけでしょうか。
○山口(壯)委員 今の体制で十分ですか。
○山口(壯)委員 こういうものを、公の政府の意識だけじゃなくて民間の方も、例えば、援助するときなんかは相手国の政府の人たちと前もっていろいろ議論するわけですから、民間の人にも意識を共有しておいてもらわなきゃいけないんでしょうね。援助でも、先に自分たちでつくり上げて、それを向こうの...全文を見る
○山口(壯)委員 民間の企業がこういうことに違反した場合には、やはり罰せられるということになるんでしょうかね、こういう体制では。
○山口(壯)委員 それは新しく規定されるということですか。
○山口(壯)委員 この新しくというところで、今のは、今の既存のものでやるということなんですけれども、この条約の二十五条に、「不当な利益を約束し、申し出若しくは供与すること。」云々について「必要な立法その他の措置をとる。」こういうくだりがあるんです。  これは要するにどういうこと...全文を見る
○山口(壯)委員 虚偽の証言が何だったかというのは難しいところですね、現実に。弁護士が自分のクライアントのために、こういうことをどうだ、証言してくれるか、別に虚偽でなくてもそういう証人をいろいろ当たるわけですから、したがって、それを後で虚偽かどうかというのは、非常に主観的な、検察...全文を見る
○山口(壯)委員 したがって、これによって新しい法的な整備等の措置はとられないということですね。
○山口(壯)委員 それであれば、やはりこの懸念というのは非常に私は深くします。弁護士の活動について、虚偽の証言というのは非常に主観的な部分も入っていますから、何が虚偽かというのはこれは本当に難しい問題ですね。事実というものがわからない面があるわけですから、したがって私は、これにつ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、それで最後に、例の米軍再編のグアムの問題ですね。やはり、アメリカからちょろちょろ漏れてくるというのは非常によくないですね。代表代行の菅さんも、これについてはしっかりきちっと集中審議を求めたいというようなことを言っています。  特に我々が懸念するのは、さっ...全文を見る
○山口(壯)委員 この問題については、独立自尊の理念で外交ができるかどうかという部分がかかっていますから、私はまた集中審議をぜひさせていただいて、そのときにきちっとすり合わせをさせていただきたいと思います。  終わります。
05月19日第164回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは例の米軍再編の問題について大臣といろいろと議論させてもらいたいわけですけれども、これはやはり大きな考え方のすり合わせということで議論をさせてもらいたいんです。私も松原さんの気持ちと一緒で、本当は推薦人になりたいぐらいの気持ちです...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、それは非常に大きな誤解があると私は思いますよ。例えば、アメリカの国務長官、前は軍人出身だったですね。しかし、彼がきちっと、いわゆる国務省としてのコントロールをこの戦争を行うに当たってはやっていったわけです。例えば、ラムズフェルドというおじさんは軍人出身じゃ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣に私の意図がよく伝わっていないみたいですけれども、軍人であるかどうかというのは関係ないわけです。例えば、防衛庁なら防衛庁の組織として動いてしまっている。その長が軍人出身であるかどうかは関係ありません。軍人出身であってもパウエル氏が国防総省に対してきちっとコン...全文を見る
○山口(壯)委員 ラムズフェルドさんというのはビジネスマンでもあったわけですから、非常に交渉もタフなネゴシエーターだと思いますけれども、彼が途中で、日本が金を出さないのなら海兵隊のグアム移転計画を全部白紙に戻してもいいんだと、言ってみればブラフをかけてきているわけですね、足元を見...全文を見る
○山口(壯)委員 今、自主独立で当たり前だという話がありましたけれども、この部分というのは、最初から吉田茂さんが一番気にした部分なんですよね。  本会議でも一度申し上げましたけれども、五一年に安保条約を結んで、五二年にその行政協定をつくった際に、ユニファイドコマンドというのをア...全文を見る
○山口(壯)委員 委員長、今のは、ジャンル分けはできているけれどもまだこれから詰めると。ちょっと待ってください。積み上げ方式で来てこの数字ができているわけです。全く言っていることは、私は理解できないんじゃなくて、ごまかしているとしか思えない。  そういう意味では、この資料を、委...全文を見る
○山口(壯)委員 ぜひその協議を、私も含めてやらせていただきたいと思います。  最後に、どういう感覚かというと、例えば、アメリカに守ってもらうことが当然の結論のように信じて疑わなくなっているというとこら辺に私は不健全さを感じているということをまず申し上げたんです。  日米同盟...全文を見る
○山口(壯)委員 はい。  でも、アメリカの覇権外交に依存していればいいかというと、日本は自主防衛の努力とかいろいろなことを考えていかなけりゃいけない。そういう意味で、余り頼り過ぎていると我々の政策判断能力が鈍るわけですね。その辺を非常に危惧しているものですから、私はきょうは問...全文を見る
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  教育基本法に関して幾つも議論がありますけれども、いいお医者さんというのは、まず症状を見立てて、そしていい判断をして治療していく。そういう意味では、今の日本の教育にかかわることの何が問題で、それは一体何が原因で起こったのか、こういう見立て...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、今説明していただいたとおり、最終的責任、これについてははっきりしていないように私には理解されるわけです。その点はいかがでしょうか。
○山口(壯)委員 今の答弁でも、やはり、最終的責任というのはどこが背負うかということがはっきりしていない。そのままで今文部科学省が実際にはある意味で頑張っている、こういう図柄なわけですね。  今度、民主党案。今回の民主党案の中で、いわゆる普通教育に関する責任の所在についてはどう...全文を見る
○山口(壯)委員 では、もう一遍言いましょう。  民主党に伺います。大串さん、頼みます。  今、国の責任ということについて私は議論を始めたわけですけれども、今回、民主党の出された日本国教育基本法案の中で、普通教育に関して、国はどういう責任を負うというふうに規定されようとしてい...全文を見る
○山口(壯)委員 金は出すけれども口は出さない、こういう言い方にもなろうかと思います。  ところで、大臣、政府案では、今回この点についてどういうふうに定められようとしていますか。
○山口(壯)委員 だから、大臣、今回提案されている教育基本法改正案、この中ではどういうふうに規定されようとしているかということなんです。それをお答えいただけますか。
○山口(壯)委員 第五条じゃないんですか。第五条で、「国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互協力の下、その実施に責任を負う。」第五条のことですね。
○山口(壯)委員 したがって、大臣、「国及び地方公共団体」と並立して書いていますから、結局、どっちが責任をとるかということがはっきりわからない仕組みになっているんですね。それから、責任を負うというのが、「その実施に責任を負う。」と、ある意味で部分的な責任になっているわけです。これ...全文を見る
○山口(壯)委員 今、猪口さん、総合的なということは、みんなでやればだれかが何とかするだろう、だれもしない、そういうことです。現実に、例えば戦前に、だれかが戦争をとめるだろう、だれもとめなかった。そういう意味では、だれが責任を持っているかということは、新たな未来を切り開く教育基本...全文を見る
○山口(壯)委員 実際に文教行政をやる立場からしたら、国の責任でおれたちはがんがんやるという気持ちが本当はあるはずなんです。この間の党首討論では、小沢代表の方から、民主党案では最終的責任は国が負って、そして地方公共団体が行う教育の政策に関しては自主的なものを尊重していく、こういう...全文を見る
○山口(壯)委員 今、第一義的責任ということを言われたわけですね。これは十条の家庭教育の中で言っておられることなんでしょう。この第一義的責任ということは、それは最終的責任ということとはまた違うんでしょうね、きっと。  今、親のない子供とかあるいは親が経済的に苦しい子供とか、非常...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、例えば国立大学というのは、昔、そういう名前であったわけですね。授業料も安かった。私のときでも三千円ぐらいのものです。今聞いてみたら、年間五十何万、すごいんですよ。私立大学が八十三万とかいう数字もあるみたいですから。言ってみれば、昔は、貧しいおうちでも、国立...全文を見る
○山口(壯)委員 国が普通教育に関して最終的責任を負う、これが民主党案の内容です。しかし、このことは、今、小坂大臣が心配される、例えば内容に関してまでいろいろ国が言うということとは少々違う規定に民主党の案ではなっていると思うんです。  そういう意味で、民主党案としてはどういうふ...全文を見る
○山口(壯)委員 非常によく整理されて、本当にありがとうございます。まさに法制局との議論の話ですね。例えば、小坂大臣、今大臣の心配されたことというのはああいう形でもって進められるわけです。  せっかくだから、仲のいい馳さんに、ずっと座っておられるばかりだろうから。  どうです...全文を見る
○山口(壯)委員 馳さんは、基本的には今の実態を言われたわけです。だれが最終的な責任を負うか、正直言って今の法律体系では明確になっていないまま、文部科学省は文部省の時代から今まで頑張ってこられた。でも、その法律的な根拠というのははっきりしていないんですね。そういう中で、今回、教育...全文を見る
○山口(壯)委員 今お手元にお配りさせていただいた資料、「過去五ケ年の文部科学省予算の推移」、一番最新は十八年度の数字です、五兆一千三百二十四億円。  これを五年間ずっとごらんになっていただいて、はっきり数字が物語っていることですけれども、十三年度は六兆五千が、十四年度にちょっ...全文を見る
○山口(壯)委員 これは法律の中でも基本法と呼ばれているものです。そういう意味では、例えば交通規則、スピードを決めるような法律とはまた別途違う意味を持っていると思うんですね。スピード違反であれば、五十キロをオーバーすれば違反が生じる。これはもう厳然とメーターではかればはっきりわか...全文を見る
○山口(壯)委員 そうですね、大臣、そこまで努力されているんですから。ただし、そこまで努力されても、結局、ある意味で全体の状況という中でここまで来ているわけです。  ただ、これは、今まで六十年のスパンを考えてみますと、財政状況がいつもずっと厳しいわけじゃもちろんなかった。そうい...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、ある意味で、最初から可能性をゼロとお考えになっておられるということを今御答弁で言われたわけです。  これは不公平だというふうに言われますけれども、でも、現実に、私立大学にも二割から三割は国の補助でもってお金が入っているわけですね。そうしたら、既に私立大学...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○山口(壯)分科員 民主党の山口壯です。  きょうは地元のことを中心にお聞きしますけれども、やはり、いろいろ個別のことを知っていただいた上で大きな国の方針をさらにこれから決めていただくということも大事だと思いますし、そういう意味では、よろしくお願いします。  最初に、通告させ...全文を見る
○山口(壯)分科員 今、石川長官から一部分紹介いただいたと思うんですが、長官、こういうことについて、それぞれだれがやったかとかいうのはある程度把握できたんでしょうか。
○山口(壯)分科員 長官、その広島湾の四件、昭和五十五年ごろですか、こういう事案についてはいかがでしょうか。
○山口(壯)分科員 そうしたら、海保の方でも大分頑張ってやっていただいているわけですね。  この平成三年の分、それから今回の分、どちらも家島の近辺なんですけれども、平成三年のものもちょっと見つからなかった、今回もまだもちろん見つかっていないわけですけれども、長官、これは防止とい...全文を見る
○山口(壯)分科員 長官、この平成三年の事案について、そのときにはある程度やっていただいたと思うんです。あれから十数年、どんな対策をその後にとっていただいていたんでしょうか。
○山口(壯)分科員 考えてみたら、これは本当にとんでもない話なんですね。網を引こうと思っても、確かに建設廃材があれば網もぐちゃぐちゃになるし、そもそも漁もできない。  そんな中で、よくこんなものを捨てるやつがいるなという気がしますけれども、平成三年の分についていろいろ情報収集も...全文を見る
○山口(壯)分科員 今回のものについても、五月二十三日ですか、投棄された廃材や残土の引き揚げ作業をした。それを分析するんでしょうね、何か手がかりになるものがあるのかどうか。そういう意味で、今のところ、長官、何か手がかり的なものは見つかりましたでしょうか。
○山口(壯)分科員 一人でやっているわけじゃないかもしれないけれども、この海域を一定の間隔なりで海保の船が回っているぞと、ある意味で予防するために、そういうことはお考えになっておられますでしょうか。
○山口(壯)分科員 長官、前向きに答弁いただいていることを私は非常に感謝します。  大臣、今この件について、海保の方で今までも大分頑張っていただいている、そしてまたこれからもきちっと対応していこうということを言っていただきました。大臣としても、その答弁を受けて一言お願いできます...全文を見る
○山口(壯)分科員 北側大臣、本当に心強いです。こういう我々海に囲まれた国で、海というのは宝の宝庫ですから、それをぜひとも守っていこう、こういう人がいたら我々は強い立場で対応しなきゃいかぬな、このメッセージが届けばと思います。  順番は違いますけれども、今度は環境優良事業所表彰...全文を見る
○山口(壯)分科員 北側大臣、本当にぜひよろしくお願いします。こういうことを進めることによって、日本の自動車から出る排ガスも含めて、環境が非常によくなるということですし、それを励みに思っている人が現実にいるわけなので、ぜひよろしくお願いします。  次に、例の道路特定財源の話につ...全文を見る
○山口(壯)分科員 私は、大臣から前向きな答弁をいただいていることを非常にありがたいと思っています。他方、全体の今の流れからいくと、どうも大臣のお考えというものが素直に全体の考えとして共有されるのかどうか、私も若干心配になるわけですね。確かに大臣は本当によく承知していただいていま...全文を見る
○山口(壯)分科員 ぜひお願いします。特に、道路公団の民営化のときにも議論になりましたけれども、もうかる道路しかつくらないということになると、田舎に道路をつくってももうからないわけですから、どうしても都会へ都会へと流れる傾向が否めない。そういう意味で、これは長期的な、もうかるかど...全文を見る
○山口(壯)分科員 ぜひよろしくお願いをします。  この家島については、さらに、いわゆる航路の話があるんです。今、汽船の会社が五つほどあります。家島にはどうしても船を使ってしか行けないわけですね。私もよく自転車で選挙区内を走り回っているんですけれども、家島に行くときはどうしても...全文を見る
○山口(壯)分科員 ぜひその点もよろしくお願いします。  きょうは大臣にはいろいろ前向きな答弁をいっぱいいただいて、私はとても気を心強くしている次第です。  これは、大臣、事前通告していないものですから、局長の方にでもお答えいただければと思いますけれども、内航二法、いわゆる船...全文を見る
○山口(壯)分科員 局長から本当に親切に答えていただいているんですけれども、この件に関しては、例えば前、総連がやっていたときには、いわゆる権利金みたいなものですね、相当高いお金、億の単位なのか、その船のケースによるんでしょうけれども、今回は、例えば船を解体するといって入るお金、交...全文を見る
○山口(壯)分科員 きょう、非常によくわかるように説明していただきました。大臣にも、建設廃材の不法投棄から始まって道路特定財源の話、あるいは航路の継続の話、また環境優良事業所の表彰についても、本当に前向きの答弁をいただいて非常に感謝します。また、海保の石川長官、あるいは星野局長か...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  確かに、麻生大臣とはこれがひょっとしたら最後の質疑になるかもしれないんですね。我々はもう一回頑張ってやらせていただきたいとは思うものの……(発言する者あり)では、今度は別の形での質疑というのがあり得るんですかね。敬愛する麻生さんだから、...全文を見る
○山口(壯)委員 従来の立場はそういうことでしたね。  民主党案の趣旨というのは、国際組織犯罪防止条約なものですから、テロについて共謀している、おい、テロをやろうかと共謀しているのがいれば、実行していなくても捕まえる、こういうことを可能にするというのが趣旨でした。そういう意味で...全文を見る
○山口(壯)委員 今塩崎副大臣の方から、国会で何らかの決意あるいは決心があれば、それを踏まえて行政としてはあり得る方策を探っていこう、こういう話ですね。それはそれでよくわかりました。  あと二つ、これはもうある意味で意見の分かれ目ですから別にここでやりとりをしようとは思わないで...全文を見る
○山口(壯)委員 今、大臣も、日米の関係、関係というか、いわゆる米軍と自衛隊の関係が緊密化されるということですね。それは、確かに、今までずっと政府が志向してきた方向であるとは思います。  私は、ずっと吉田茂さんの話を引かせてもらいながら、独立自尊の我々の気持ちというものも非常に...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、外務省の主管事項として認識していただけますか。
○山口(壯)委員 日米安保条約に関しては外務大臣が責任を持って遂行する、この基本をしっかり押さえておいてください、これがシビリアンコントロールのことにもつながっていくわけですから。  そして、今、従属化するわけではない、もちろんそれはその気持ちでやっていかなきゃいけないわけです...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、外務省がやはり責任を持って日米安保条約にかかわることを主管していく。これに関して、防衛庁を防衛省に昇格しようかという話も、額賀長官は、私が本会議で質問させてもらったときにも、何とかこの会期中にという話をされていたし、現実にその動きが、六月九日ですか、閣議で...全文を見る
○山口(壯)委員 それはぜひそういうふうに、その体制で、あるいはその気構えでやっていただきたいと思います。  今回の米軍再編については、アメリカのラムズフェルドさんは、ビジネスマンという面もあるからでしょう、できるだけ節約する、とにかくアメリカは節約するんだ、同盟国に金、人を任...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣にはよくわかった上でお答えいただいていることは承知の上で、それはブッシュ大統領も言っていない、それはそのとおりです。それから、あるいは一般の米国人も余り言っていない、それもそのとおりです。  他方、この記事の中でも、例えば「ブッシュ大統領が首相の靖国参拝を...全文を見る
10月13日第165回国会 衆議院 本会議 第7号
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○山口壯君 民主党の山口壯です。  民主党・無所属クラブを代表して、テロ対策特別措置法改正案について質問します。(拍手)  まず初めに、このたびの北朝鮮による核実験の件については、現時点では、アメリカも含めてどこもまだ確認するに至っていないわけですが、現実にそのような実験がな...全文を見る
10月18日第165回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。引き続き麻生大臣とこうやって相まみえさせていただくこと、非常に光栄に思います。  最初に、おとといですか、アメリカから国務次官補のヒルさんが来て、佐々江局長とお話をされたように伺っています。  私は、きょう、北朝鮮の問題を中心に話をさせて...全文を見る
○山口(壯)委員 佐々江局長、船舶検査ということは具体的に話題になりましたですか。
○山口(壯)委員 ヒル国務次官補との会談を踏まえ、あるいはきょうのライス国務長官との会談を踏まえ、アメリカが何を考えているかをまず把握するという話ですけれども、この船舶検査が可能になるためにはどうしたらいいのか。  一つには、周辺事態という話が出ています。しかし、この周辺事態と...全文を見る
○山口(壯)委員 今小松局長、技術的なことだというふうにおっしゃった。それは、その面もありますけれども、やはり大臣、これは一番の根幹の、どういうふうに今の事態を見ているかということにもかかわるわけですから、大臣として、この周辺事態法というのが、今の答弁を受けられて、平和と安全にか...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、ということは、周辺事態ということを認定して船舶検査が可能になるようにという枠組みは、まだ決めておられないということですか。
○山口(壯)委員 大臣、この枠組みでなければ、あとは特別措置法という枠組みがまた理論的にあり得るわけですね。大臣としてはこれからどういうふうに進めるか。特にアメリカとの関係を考えた場合に、どちらが望ましいとお考えですか。
○山口(壯)委員 周辺事態という、ある意味で苦肉の策でしょう。そういうものはできれば避けたいというお考えでしょうか。
○山口(壯)委員 今の大臣の答弁の中には、ある意味で冷静に急ぐことなく対応することも必要だというふうなニュアンスも私は感じましたので、この件に関しては、周辺事態法というものはある意味で苦肉の策ですから、しかも、もともとの、元来の由来というのは、これは有事を想定している法律ですから...全文を見る
○山口(壯)委員 確かに、大臣の今の感覚というのは非常に大事なものですから、そこは私も再度念を押しておきたいと思います。  というのは、これはもう六十年前ですけれども、我々は真珠湾という、ある意味で余り思い出したくない話があるわけですね。当初、例の一九四一年の真珠湾に至るまで、...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、最初に、イラクのときにはやっていないと言っていて、今回やっていると言った。それは、大臣、そのとおりですよ。でも、例えば、その議論をしてしまうと、アメリカが戦争したときに、やっていないと言っているやつに戦争して、やっていると言っているやつにはほったらかしにし...全文を見る
○山口(壯)委員 日本外交があるいは場合によっては軍事力を使う部分が想定されることに関して、大臣、やはりそこは、本当はきちっと確たるものを日本が持った上でやらないと非常に危険だと思いますよ。だから、そこは大臣、ちゃんとわかっておられると思うから私はこれ以上言いませんけれども、しか...全文を見る
○山口(壯)委員 そのとおりです。  大臣、それと今の決議と比べられて、どう思われますか。
○山口(壯)委員 哲学というものは、場合によってあっち向いたりこっち向いたりしないものですよ。そして、このことは世界でダブルスタンダードという言葉で言われているわけです。だから、日本はそうじゃないように振る舞わなければ私はいけないと思いますよ、哲学が問われているんですから。  ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、最初に盟友だったかどうかとか、ああいう茶化した答弁はやめてください、私はきっちり言っているんですから。現実に、当時パキスタンと日本とは非常にいい関係でしたよ。だからそれを盟友と呼ぼうかどうかは、それは大臣の勝手です。だけれども、茶化さないでください。  ...全文を見る
○山口(壯)委員 麻生大臣には、今私の申し上げていることが、理解が共有されたと私は思いますので、やはりこれから、少なくともダブルスタンダードと言われることが仮にもないように、これは日本の外交の一つの大きな哲学ですから、そこはきっちりやっていただきたいと思うんです。  イスラムの...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣には前の国会のとき、アメリカが、最初に安保条約をつくったときあるいは改定したとき、特につくったときに、ディフェンスコミットメント、防衛のコミットメントをできるだけ薄めたいという意識を持っていたということを、私、一生懸命外交文書を示しながら言わせてもらいました...全文を見る
○山口(壯)委員 これからライスさんに会われるわけだし、日米韓のものも、別に韓国へ行かなくても、こっちにライスさんも来ているし、大臣もこっちにいるんだから、韓国からちょっと来てよと言えば私はいいような気もするんですけれども、何か国会の日程がどうのこうのということで議論になっている...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  このJBICとそれからJICA、いろいろな意味でこれからODAの一体化という話が出ましたけれども、私も昔、経済協力局というところにいて、当時は中曽根総理がレーガン大統領に会われるというので、何か玉を用意しなきゃいけないというので、アフガ...全文を見る
○山口(壯)委員 今言われたのは、多分気持ちの問題で、さらに頑張ろうと。形の問題では、官邸というものを上につけて、さらにJICAで実施の仕組みを統一された、こういうことだと思うので、それはそれでいいと思うんですけれども、官邸の役割で、例えば中国に援助をこれからどういうふうにするの...全文を見る
○山口(壯)委員 今の答弁は明快だったと思いますよ。大きな方針については官邸もかかわるけれども、国別の毎年の方針等は外務省でしっかりやっていく、これでいいと思います。  それで、例えば中国について、中国も核実験を何度もあるいは何十回も行っているわけですけれども、中国が核実験を行...全文を見る
○山口(壯)委員 核実験をやった後、一応原則停止しているけれども、時間がたてばやはり再開している、こういう状況ですね。  同じような状況がパキスタンとインドについてもあるかもしれない。この核実験後、パキスタンとインドですね、どういう措置をとられたんでしょうか。あるいは、ついでに...全文を見る
○山口(壯)委員 今、岩屋さんがおっしゃった中で、新規のものは円借も無償も停止をしているわけですけれども、これまでのディスバースメントはずっと続いているわけですね。今までのものはずっと続いていて、これからの分だけ停止しているというんですが、それは停止というよりも、言ってみればこれ...全文を見る
○山口(壯)委員 別所局長、二〇〇一年の九・一一以降、我々、いろいろな意味でアメリカと足並みをそろえた部分は相当あります。そういうことが、せっかく援助をやっていたのに、ある意味で、積み重ねた資産を大分使ってしまっているんじゃないのかという気もするわけです。  対日感情の変化等、...全文を見る
○山口(壯)委員 別所さんとしてはそう答えざるを得ないので、それはそれでいいと思うんですけれども、やはり我々は、この援助を使って対日感情というものをずっと長い時間かけて育てているわけですから、そういうことが簡単にしゅっとなくなってしまわないように、これは外務省はしっかり気をつけて...全文を見る
○山口(壯)委員 外務大臣という立場もあるわけですね。そういう意味では、間違ったというか、あるいは不要に警戒心をあおるメッセージを今出すのは賢いか賢くないかという議論がありますから、ある意味で外務省の地下深く、防衛庁の奥深くそういう議論をされるのは、これは当然と思ってもいい。だけ...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  私も、もう二十年ぐらい前になりますけれども、防衛庁に出向して、当時は運用課と言っていましたけれども、そこで航空自衛隊の担当をさせてもらっていました。大韓航空機の撃墜事件の後始末なんか、これは大変だったんです。当時、北原さんが調査一課とい...全文を見る
○山口(壯)委員 今、久間長官から、大臣から言われたことは、施設庁を廃止して内局に統合する、これが一つですね。それから、人事交流も行うことによって、ある一定の専門家が余りとどまることがないようにということをおっしゃられたわけですね。ここに尽きるんでしょうか。それとも、何かまた、ま...全文を見る
○山口(壯)委員 今最後におっしゃられた査察本部、これがやはり大事なんだと思うんです。  私の出身の外務省でも、いろいろなことがあって、そういう仕組みを取り入れたように私は認識しているんですけれども。機密費でいろいろ揺れて、そして外務省には今、監察査察室というのがあるようなんで...全文を見る
○山口(壯)委員 久間大臣、ということは、現職の検事さんの可能性も含めてお考えいただく、こういう答弁と解してよろしいですか。
○山口(壯)委員 今、可能性として排除しないという答弁があったわけですけれども、現実にこういうことをこれから考えていく際に、どれぐらいのタイムスパンというか、いつごろまでにこれを考えようとされているのか、そこをお聞かせいただけますか。
○山口(壯)委員 官房長、ということは、内局に、施設庁を廃止した後の機構を、機能を統合される、そういう予算を要求される一環として、こういう監察査察官的なものについても予算を考えていかなければいけないと思っておられる、こういう答弁ですか、今のは。
○山口(壯)委員 今官房長が言われたのは、久間大臣も言われた査察本部のことを言っておられるわけで、私は、査察本部というものが形だけできても、それはやはり正直、魂がまだ入っていないかもしれない。そういう意味では、国民は正直言ってびっくりしたわけですから、そのびっくりしたところをいか...全文を見る
○山口(壯)委員 気持ちは十分受けとめていただいたわけですから、私はそれでいいですけれども、他方、長官もいろいろ防衛関係の行政にお詳しいですから、役人のマインドを理解されようとする余り、ある意味で、政治家として、ここはこうなんだというところをやはり覚えておいていただかなきゃいけな...全文を見る
○山口(壯)委員 今鋭意進めておられるということですけれども、現実にいつからそういうシステムが発効するのか、あるいはスタートするのか、そこはどうでしょうか。
○山口(壯)委員 ということは、ほとんど一般競争入札という形が既に整いつつある、こういうことでよろしいですか。
○山口(壯)委員 さらに、あと人事の問題があったと思います。  防衛施設技術協会というもの、これがいろいろ一つの温床のように言われているわけですけれども、こうなったらここも、ある意味で、ちょっともう解散した方がいいかなという議論があると思います。これについては解散をいつごろ考え...全文を見る
○山口(壯)委員 十八年度中にこの防衛施設技術協会は解散するように話をしている、こういう答弁でした。  こうなってくると、要するに、仕組み的には施設庁を廃止して内局に統合、それから、人事的にはそこの担当が長いということが起こらないようにいろいろと交流を行う、こういうことで、あと...全文を見る
○山口(壯)委員 気持ちも酌んでいただいたし、言っていることもよくわかるとまで言っていただいているわけですけれども、今おっしゃった、例えば役所のほかのところから、局長級もしくは局長以上のポストを新設しようとしているんだから、それは全体のスクラップ・アンド・ビルドもあるだろうと。そ...全文を見る
○山口(壯)委員 もうのどからここまで出かかっているというぐらいの答弁だと私は受けとめて、そこはそういう方向でぜひ考えてください。  査察ということになると、ほかにもいろいろチェックすることはあるんでしょう。例えば自殺の話ですね。私も数字が頭に入ってしまいましたけれども、六十四...全文を見る
○山口(壯)委員 久間長官、その原因について詳しく今まだ答弁をいただいていないわけです。  各年の例えば……(久間国務大臣「人数とか」と呼ぶ)そうですね。原因の内訳のような、類型によっての内訳というよりも、さらにもう少し詳しい説明をいただけますか。
○山口(壯)委員 増田さんとは同じ課で、専任部員と部員ということで本当にお世話になって、情も深い人だということはよくわかっていますから、この自殺の問題についても担当されていることについて、私はもちろん安心しています。しかし、原因がしっかりわからないと対応もきちっとできないわけです...全文を見る
○山口(壯)委員 私、一つ大事なポイントを最初に聞いておくべきだったんですけれども、原因の中に、最近、自衛隊として海外に派遣するケースがふえているわけですけれども、そういうことと関係したケースというものがあったかなかったか、ここはいかがでしょうか。
○山口(壯)委員 ここはいろいろ考えなきゃいけない問題がたくさんあるということが最後わかったわけです。  査察の制度も含めて、査察本部というのをおつくりになられるわけですけれども、この談合問題、まだまだはっきりしていないのみならず、そういう新しい問題も含んでいるわけですから、そ...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  大臣には罷免要求ということで今話が進んでいるわけですけれども、このもともとになった話というのは、我々が別に聞いたから出てきたわけじゃなくて、やはり大臣がこれは信念を持って言われたんでしょう。そういう意味では、私たちの方で何度も確認したわ...全文を見る
○山口(壯)委員 この間、インド、パキスタンについて私も大分議論させてもらいました。このインド、パキスタンについてはやはり甘過ぎたんではないか、割と早くに援助を再開してしまった、ある意味では、日本は本当に核不拡散について哲学を持ってやっているんだろうか、こういうことです。  ア...全文を見る
○山口(壯)委員 今、大臣、その話を持ち出されるのは、いつも大臣が核発言をしているけれどもというところで出されるんです。その努力をされているから核発言があっていいということにはならないです。ならないです。  特に、今おっしゃったように、アメリカが非常にここは実は問題のところを持...全文を見る
○山口(壯)委員 これは突然の質問ですから、もしも答えられればで結構です。  CTBTについて、例えばロシアは批准していますか。もしも答えられなければ結構です。
○山口(壯)委員 秘書官、では、すぐ調べて大臣に報告してください。私の質問時間内で答えていただければ結構です。  したがって、今大臣は、核があっても仕方がない、これはある意味で現実的な話ではあります。しかし、日本として、やはり理念を持って、世界の中でどういうふうに核をなくしてい...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうお配りさせてもらったこの資料、ただ単にこれは全部新聞記事ですけれども、例えばアメリカの大統領がわざわざ日韓の核武装に反対、それで来たのがライス国務長官でしょう。ちゃんと守ってあげるから持たないで、こういうメッセージがあったと思います。  現実に、今大臣か...全文を見る
○山口(壯)委員 いろいろな検討をして、そして日本として核は持たない方がいいだろうという結論が既に現実にあるわけですから、だからそこを議論しようということになると、これはひっくり返そうというメッセージになるわけです。現実になっているわけです。だから、そういうことじゃないんだという...全文を見る
○山口(壯)委員 副大臣、やはりその認識は、若干私は違和感がありますね。というのは、例えば、日本として説得力を持って、もう核は不拡散でしっかりやろう、核拡散させないようにしっかりやろう、こういうのが日本の使命ですよ。そういう意味では、いろいろな状況に応じて日本も持ってもいいかどう...全文を見る
○山口(壯)委員 したがって、副大臣あるいは麻生大臣あるいは岩屋副大臣も、そこでとめておけばいいんですよ、日本が賢くやるためには。なぜそこからもう一つ入るかというところが問題なんです。あるいは、問題というよりも、賢く振る舞ってくださいということです。賢いか賢くないかというのが一つ...全文を見る
○山口(壯)委員 文脈上そうなっていないわけです。非核三原則あるいはNPTの話について、それをはっきりぴしっとピリオドにしておけば、それははっきりしたメッセージですよ。しかし、その上でいろいろ言われると違うメッセージになってしまう。浅野副大臣、それから松島さん、今もうお聞きしまし...全文を見る
○山口(壯)委員 それでは政務官、お答えいただけますか。
○山口(壯)委員 特に、最近の核保有をめぐる論議、浜田政務官に余り違和感はありませんでしたか。
○山口(壯)委員 明確に非核三原則を堅持してという、その上での議論、その部分について浜田政務官は余り違和感はありませんでしたか。
○山口(壯)委員 きょう、私がこうやっていろいろ質問させていただいて、大臣あるいは副大臣あるいは政務官の立場が極めて明確になったわけですから、そういうラインでやはり徹底していただきたいと思う。このことが世界に伝わっていきますから、ああ、日本としては非核三原則をきっちり守るという、...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  私も、二年間ですけれども防衛庁の内局にいた者として、今いろいろな議論を聞いていて、シビリアンコントロールというもののとらえ方が幾つか切り方があるんだろうなという気もしました。  昔は、私も行ったときに、急に部員と言われたから、部員とは...全文を見る
○山口(壯)委員 政治の優先という場合に、大臣は、国会というものとして考えておられるか、あるいは政治家というものとして考えておられるか、これはどっちでしょうか。
○山口(壯)委員 麻生大臣はいかがですか、先ほどの答弁。  今、久間大臣から、最終的には国会のコントロールというものがシビリアンコントロールの意味だけれども、いつもいつも国会の承認をとっていては大変だから、ある意味では、その国会の多数をとっている内閣が責任を持ってやるというとこ...全文を見る
○山口(壯)委員 今、久間大臣あるいは麻生大臣から、国会のコントロールというものが一番の根源だけれども、緊急事態についても想定しなきゃいけないからということがありました。私は、この点でやはり参考になるのは米国かなという気がします。  先ほど長島議員から議会関与法というドイツの例...全文を見る
○山口(壯)委員 今、麻生大臣のポイントは、選挙で選ばれた大統領が最高指揮官だからシビリアンコントロールは成り立っている、こういうポイントだったと思います。  大臣、一つ大事なことがあるんですよ。一九七三年に、いわゆるウオー・パワーズ・アクト、戦争権限法と呼ばれているもの、これ...全文を見る
○山口(壯)委員 今、アメリカと日本の違い、それはそうです。他方、国会の多数をとった政党が内閣を組織して、そしていわゆる防衛についても任を有する、あるいは外交について任を有する。したがって、ある意味でチェックが少なくなっているわけですね、議院内閣制であるという特色ですから。したが...全文を見る
○山口(壯)委員 そして、今この新しい省昇格法案というものが出てきているわけですけれども、うちの党でも大分議論をして、私も最後まで本当に取りまとめに正直汗をかきました。そんな中で、やはりイラクのことについて大変気にしている人もいるわけですね。  イラクについて、今、結局、戦争の...全文を見る
○山口(壯)委員 この場合の二つの目的は、大量破壊兵器とアルカイダとの関連だったはずですね。圧制をしいていたから、スンニ派とかシーア派、そういうあつれきがあったから戦争したことにはなっていません。大量破壊兵器があるだろう、幾つものでっち上げの証拠が今となっては明らかとなっている。...全文を見る
○山口(壯)委員 今回何発見つかりましたか。
○山口(壯)委員 今、占領して、何発見つかりましたか。化学兵器も含めて何発見つかりましたか。
○山口(壯)委員 軍隊を動かして、しかも戦争をして、そしてその目的であった大量破壊兵器が何発あったかわからない。  これは大臣、答弁になっていない。なっていないですよ。知りません、ちょっと待った。知りませんということはないでしょう。戦争をして、日本はそれを支持したんでしょう。そ...全文を見る
○山口(壯)委員 それに基づいて攻撃をした、攻撃して占領軍になったわけです。占領軍になって、証明できる立場になったんです。  何発あったかという答え、お答えしたくない気持ちは痛いほどわかる。しかし、何発あったかということは客観的事実なんですから、客観的事実として、何発見つけたか...全文を見る
○山口(壯)委員 昔使ったことあるから、今戦争しようということには普通はならない。だからアメリカはそれで困っているわけでしょう。ブッシュさんがやめる前に必ずイラクから撤退しますよ、もちろん。だからこの出口戦略というのを私はワッショイ、ワッショイ言っているわけですよ。正直、アメリカ...全文を見る
○山口(壯)委員 そのことは、しゃべっていないということを認めていることにもなるわけですか。
○山口(壯)委員 今回の防衛庁設置法等の一部を改正する法律案、出されている法律案の二条に、「国際連合を中心とした国際平和のための取組への寄与その他の国際協力」。  「その他の国際協力」、この中にはいろいろなものが入ってくるわけですね。国連決議を経たものとか経ていないものとか、い...全文を見る
○山口(壯)委員 日本は、国連中心主義ということで、常任理事国になりたいなりたいと一生懸命頑張っている。麻生大臣は言ってみればその中心として頑張ってこられた。そういう中では、国連を重視する、あるいは国連の決議というものに根拠を求める、これは何も違いはないはずです。  どうしても...全文を見る
○山口(壯)委員 ブーツ・オン・ザ・グラウンドと言われたのはいつですか。
○山口(壯)委員 久間大臣はバランスのとれた方だということは、私はかねがねいろいろ外から見ています。今もその気持ちを言われたんでしょう。しかし、私はもっともっと激していただきたいけれども。  しかし、現実に、どうあろうと、国際政治の流れとしては、ブーツ・オン・ザ・グラウンドとい...全文を見る
○山口(壯)委員 かわいそうな任務につかせない方が大事なんですよ。何を言っているんですか。それは……(発言する者あり)ちょっと、私まだ終わっていない。終わっていない。  現実に、行く前と、行って一発も見つかっていない状況とは違う。現実に今アメリカの議論、彼らはもっともっと当事者...全文を見る
○山口(壯)委員 自衛隊に出口戦略を考えろと言っているんじゃない。我々が法案を考える中で、イラク特措法については、こういう議論になっているんだから、外した方がいいんじゃないかということを言っている。
○山口(壯)委員 本来任務にすることによって、何か違いが出るんですか。
○山口(壯)委員 現実に、例えばテロ特措法のアフガンとこの話は全然違います、アフガニスタンにはビンラディンが現実にいたんだから。しかし、イラクについては大量破壊兵器がなかったんだから。現実にアルカイダのつながりもなかった。アルカイダのつながりも一つも発見されていないということが上...全文を見る
○山口(壯)委員 最後に、大臣、ということは、そういう法案を考えられるということですか。
○山口(壯)委員 我々は、このイラク特措法についてはずっと反対してきました。そして、修正案も現実に今回に用意しようかという話をしているわけです。御要望であれば、そういうことも考えましょう。我々は、特に、そういう話をこれからずっと……(発言する者あり)否決されたらだめだぞという話は...全文を見る
○山口(壯)委員 このイラク特措法についてはもう既におかしいぞということを明確にして、私の質問を終わります。