山口壯

やまぐちつよし

小選挙区(兵庫県第十二区)選出
自由民主党
当選回数7回

山口壯の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 外務委員会 第1号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは、六者協議とかあるいはそれをめぐるいろいろな情勢についてまた議論をさせていただきたいと思います。  前臨時国会で、最後の方でしたね、防衛庁を防衛省にという話のときに、あれは安全保障の委員会でしたか、大臣、それから当時の久間長官...全文を見る
○山口(壯)委員 今私が実はお聞きしたかったのは、検証という、要するにベリファイする限りは、本当は何発あるはずだと、例えば核兵器についてですね、今それがどうなっているかという二つがないと検証できないわけです。そういう意味では、例えば、これは順番に本当は聞いていかなきゃいけないんで...全文を見る
○山口(壯)委員 共同文書で核兵器については言及されていますか。
○山口(壯)委員 では、大臣、北朝鮮は全く核兵器を持っていないという認識ですか。
○山口(壯)委員 建前と現実の情報、あるいは情勢に関する認識というのは違うはずです。  大臣の認識として、北朝鮮に関する核兵器の保有、あるいはそれはどういうふうに認識されていますか。
○山口(壯)委員 知っていて言えないのか、あるいは現実によくわからないのか、それはいかがですか。
○山口(壯)委員 この辺に関しては、実はアメリカもよくわかっていないんです。これが一番のポイントなんです。八発とか十発とか、推定はされている。しかし、この北朝鮮に関しては、例えばヒューミントと言われているような、実際に人が行って確かめるということが非常に難しいものですから、確たる...全文を見る
○山口(壯)委員 確かに、金正日さんは、トラスト・ミー、本当にあなた信用しているわけ、私のことをと。まあ、これは皮肉ですね。  今、例えば、合意文書の後に、金正日氏が、国営通信社が十五日に、我が国が核開発を一時停止する見返りに重油百万トンが供与されると報じていると。しかし、共同...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣が言われたとおり、今から決める話として今回合意しているわけです。確かにベター・ザン・ナッシングです。それを全く私は否定するものじゃないですけれども、しかし、本来であれば、そういうことがきちっとメカニズムもはっきりし、そして期限もある意味ではっきりした中で、...全文を見る
○山口(壯)委員 バンコ・デルタ・アジア、例えばこれが一つのシンボルですね。ここについてアメリカがああいう措置をとったがために、例えばオーストラリアも含めてほかの西側諸国の金融機関は、ほとんどすべてがと言っていいくらい、みんな自粛したわけです。物すごい象徴効果があったわけです。そ...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣の言われたとおりでしょうね。大体の専門家の見方は、早くても二、三年かかるという見方で、今自前の核兵器は持っていないというのがもう一致した見方です。だから、大臣の言われるとおりでしょう。どこかから勝手に買ってきたものがあるかどうか、それはわかりません。しかし...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、例えば、三日あればワシントンを往復できるんです。きょう出て、あさってにはちゃんと着いています。一月には国会がなかったんですから、その間に米朝がベルリンで、言ってみれば事前に根回ししてしまっているわけですね。だから、やはりそういうときには大臣はワシントンに行...全文を見る
○山口(壯)委員 ということは、大臣、アメリカがインドとの間で去年の三月に合意をしたということがあったとしても、日本としては簡単にそれを支持しないということでよろしいですか。
○山口(壯)委員 支持しないということでよろしいんですね。
○山口(壯)委員 先ほど、アメリカのスタンスが、圧力から対話にかなり重心を移したなということを私は申し上げました。  ある意味で、テロ支援国家というラベルも外すという話になっているようですね。これは、そういう方向に向かっているんでしょうか。
○山口(壯)委員 日本としては、拉致問題を抱えているわけですから、容易にこの話については、アメリカがたとえそういうことを考えていたとしても、むしろブレーキをかけていくべきだと思います。拉致の問題については、相当頑張らなければいけないというふうに私は今認識しています。特に頑張らなき...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、一番難しい問題を私は聞かせてもらったかもしれません。今、一番正直に答えていただいたんでしょう。  拉致の問題が解決するまでは、五万トンであろうが百万トンであろうが、日本は支援を行わない、こういうことでよろしいですね。
○山口(壯)委員 拉致問題というものが、大臣の言われるとおり、どこまでかというものについてのはっきりした、これを基準と呼べるかどうか、ないわけですね。他方、実は、これがないから、どこまでで解決になるのかということがはっきりしないわけです。  であれば、そういう話が残る以上、日本...全文を見る
○山口(壯)委員 そうなると、今度は実は、進展というものの中身が大事になるわけですね。この進展というものを、どこをとって進展があったとみなすかということは、実は、これは今度の、交渉の相手と認めるということは私は軽々に言いたくないけれども、日朝で話をすることになっているわけですから...全文を見る
○山口(壯)委員 この問題については、ある程度具体的に話をしていかなきゃいけない部分があるという部分を認識していただきたいと思います。  今、チェイニーさんが来ているわけですね。チェイニー副大統領は、一月二十九日号のニューズウィーク誌に出ていた話ですけれども、イランの話で、イラ...全文を見る
○山口(壯)委員 いや、大臣、そういう法の理論的な話は余り、私は、最後の理屈づけですから、やはり政治家同士で会われるときには、別に安保理決議があるからしていいだろうという話じゃないんですね。あれは後からつける話です。やっちゃだめよという気持ちを先に、安保理決議さえあったら何でもで...全文を見る
○山口(壯)委員 労力がかかるからやらないという答弁ではないですよね、今のは。
○山口(壯)委員 大臣も、この件に関しては、そういう議論が出てくれば、それはやりますという話として私は受けとめさせていただきました。  そしてもう一つ、私は、聞くように言われているのが、格差の問題です。  この格差の問題、いろいろなところで今議論が出ています。現実には、例えば...全文を見る
○山口(壯)委員 これは、大臣、地域間格差があることは、それは認識されているとおりです。しかし、やはりそこだけじゃないですね。ワーキングプアと呼ばれている人たち、幾ら仕事を二つかけ持ちで頑張っても年間二百万なり、多くても二百五十とか三百とか、それぐらいしか手にできない。生活保護世...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 外務委員会 第5号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  私が民主党最後の質問者になります。  きょうの質疑を踏まえて、この規程あるいは法案に賛成するかどうかということを決めさせていただくわけですけれども、とりあえず、今、同僚の鷲尾議員から核不拡散の話がありました。  大臣は、今度インドに...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうは、現実に、私は大臣に事前の質問通告をほとんどしていないわけですね。私は、大臣とはいつも、そんなに細かいことを議論した覚えはありません。大臣として哲学を述べていただければいいし、これはいずれ、大臣、事前通告なしの討論というのは党首討論でも必要になることです...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣が言われたのは、心配するなよ、おたくの兵士が訴えられることは、ほら、ないだろう、こういうことを言われんとしているように私には聞こえます。そういうことをもう少し一歩踏み込んで、今の、新しい国際刑事裁判所に、一番の大国なんですから、その大国が入らないから、日本...全文を見る
○山口(壯)委員 先ほど外務大臣の答弁の中に、ICCを弱体化させるつもりはないとアメリカが言っている、そこまで持ってきた、これはいいことです。他方、その言葉と裏腹に、二国間協定を一生懸命結んでいるわけですから、そういう意味では、そういうアメリカに対してきちっと日本がイニシアチブを...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、ということは、政治家としては新しいページをめくるということに重点を置いていこうという決意としてとってよろしいでしょうか。
○山口(壯)委員 アメリカが心配しているというのは、人権の問題なんですね。この人権の問題については、我々アジアの中でいろいろな観点があり得るわけです。  私は、ちょうど天安門事件の直後に中国に赴任になって、おじいさんのおられた中国だと思って行ったわけです。中国は当時、天安門事件...全文を見る
○山口(壯)委員 裁判官の数については地域割もあって、今、韓国から一人裁判官が出ておられる。これはどうしても日本として、国際社会の中で日本が果たすべき大きな分野ですから、そこに裁判官を送っておくというのは本当に必須の事項だと思いますので、ぜひ麻生大臣、この点についてもお願いします...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 外務委員会 第7号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうはイーターの話ですし、そのことについては事前の通告どおり、イーターのような大型科学プロジェクトを外交戦略の中でどう位置づけているか、そして二番目に、長い間に七者のうちどこか脱退する国が出るのではないか、これは後でちゃんと聞きます。...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣の言われるとおり、私も同感です。アメリカとの関係が土台に、我々の戦後、そしてこれからの戦略も、基本がそこにあるんでしょう。そして、今大臣も言われたとおり、安保条約がその土台にあることも間違いないでしょう。  大臣の祖父に当たられる吉田茂さんがこのことについ...全文を見る
○山口(壯)委員 きのうの採決までに十二時間の質疑時間があったと私は聞いています。十二時間というのは非常に短いと私は思いますけれども、その中で大臣が出席されたのは、私自身の聞いているところでは、実は最後の日であったというふうに私は聞いておるんです。それまでは大臣は来られなかったと...全文を見る
○山口(壯)委員 副大臣が出席されて、大臣は最後の採決の日に出席された、こういうことですね。よろしいですか。
○山口(壯)委員 日本の外交の根幹がこの日米安保条約にあるのであれば、そしてまた、一つの縁でしょう、祖父に当たられる吉田茂さんがこれをつくられた、そしてそれが今度、米軍再編という格好で大きく議論されるときに大臣が最後の採決にやっと出られたというのは、私には非常に違和感があります。...全文を見る
○山口(壯)委員 この辺はきちっと守っていただきたいんです。  というのは、グアムの移転の経費についても、私は、あの当時河相北米局長と大分やり合いましたね。私は、彼はよく知っているんだと思っていた。だけれども、現実には守屋さんが独走しているということが後でだんだんわかってきた。...全文を見る
○山口(壯)委員 沖縄から海兵隊が移転することが一つのポイントですね、負担軽減という議論である以上。例えば、日本の中でこれを受け入れるところが本当になかったかどうか、どこまで聞かれたかどうか。  例えば、私は今思いつきで言っているんですけれども、夕張市にこれを持っていくというこ...全文を見る
○山口(壯)委員 もちろん、夕張の話も、ある意味で我々の耳目に達するに至ったのは最近ですから、これはもう十年ほどいろいろ議論されている中ですから、それはなかったでしょう。  他方、距離の問題だけからいえば、グアムと沖縄の距離なんというのはすさまじい距離ですね。夕張と沖縄の距離の...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、このことは同盟の長期的な戦略の方向にとって極めて基本的なことですから、今大臣はある意味で観察的な表現をとられたので、私には若干、大丈夫かな、本当に議論というか、協議というか、お互いに相談というか、されているんだろうか。アメリカが勝手に決めたものを、日本が、...全文を見る
○山口(壯)委員 きのう、ある意味で、職権でもう採決しちゃうということが決まって、その意味での対応です。そうでなくて、きちっと議論するのであれば、当然我々の同僚議員たちも議論をしなければいけなかった、したいと思っていた、そういうことですから、余りねじ曲げて言わないでください。 ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、今のはグアムへの移転の話ですね。私はちょっと質問の仕方が混同したような格好になったかもしれませんが、米軍再編全体について二兆とも三兆とも言われる数字が歩いている。そういう中で、それも全部国民の税金がかかわる話ですから、きちっとした議論がされるべきであったけ...全文を見る
○山口(壯)委員 在日米軍の全体の額について、今回の安全保障委員会で大臣ははっきり言われましたですか。あるいは岩屋さんでもいいですけれども。
○山口(壯)委員 今大臣が言われたとおり、まだ詰まっていませんということですね。まだ詰まっていないものを出して、しかも強行に採決する、国民には知らされていない、この矛盾については、私は幾ら強調してもし過ぎることはないと思います。大臣もわかった上でお答えになっておられるんだろうから...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣からシビリアンコントロールという非常に大事な話がありましたので、もう少し私はそこを突っ込ませていただきたいんです。  私が言っているのは、制服が突っ走っているかどうかではないんですね。私も二年間外務省から出向して、当時の防衛局運用課というところで頑張って...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、せっかくだから中根さんにも質問させてください。(麻生国務大臣「一番苦労したから」と呼ぶ)一番苦労しましたね。  今回、日本に持ってくるかあるいはどうかというときに、フランスがとってしまったわけですね。フランスがとるに至ってはロシアと中国がついた、こっちは...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、ぜひ中根さんのことをよろしくお願いします。  今お聞きいただいたように、フランス、ロシア、中国、ユーラシアですね、それに対して日、米、韓、結局、ある意味でユーラシアに譲ったという格好ですけれども、私は、もう少し文脈を広げていくと、アメリカが一極で全部牛耳...全文を見る
○山口(壯)委員 今、大臣はとても大事なことを言われたんですね。私は今、次の内閣の外務大臣ということになっていますけれども、私が今外務大臣をやらせてもらっていても同じことをやるでしょう。  ある意味で、イスラエルに非常に気を使わなければいけないアメリカになっている。これが、ネオ...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○山口(壯)議員 私は、民主党・無所属クラブの提出者を代表して、ただいま議題となりましたイラクにおける自衛隊の部隊等による対応措置を直ちに終了させるためのイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法を廃止する法律案について、その趣旨を説明させていただ...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○山口(壯)議員 附則の第三項には、国会への報告ということで、「国会による民主的統制に十分資するものとなるよう、行われなければならない。」と定めさせていただきたいと思っています。  趣旨は、もちろん、シビリアンコントロールというものの究極の形が国会による軍事のコントロール、シビ...全文を見る
○山口(壯)議員 伴野委員御指摘のとおり、ブッシュ大統領は事実上、大量破壊兵器の存否に関する判断の誤りを認めているわけですね。それからまた、上下両院においては、イラクからの撤退期限を明記するなど、撤退期限を求める論議が高まっているという状況です。  先ほど原口提案者の方からも紹...全文を見る
○山口(壯)議員 最初に出口戦略のことについても聞かれていたと思うんですけれども、私は、今お聞きしていて、政府は出口戦略の方ははっきりしていないんじゃないかなという印象を持っています。  今、サマワに駐留していたオランダを初めとして、スペイン、ニュージーランド、イタリアなど、既...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 外務委員会 第10号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  大臣には、きょうは幾つか項目だけはお伝えしていますけれども、ぜひ、イラクの関係について突っ込んで議論させていただければと思います。  この間、日米首脳会談あるいは外相会談があったわけですけれども、イラクの話について、まずポイントを幾つ...全文を見る
○山口(壯)委員 イラクの問題で一番大事なのは、私は出口戦略ということでよく議論させてもらっています。出口戦略について何か言われましたか。
○山口(壯)委員 ということは、首脳が二人会ったときにも、あるいは外交の責任者同士が会ったときにも、この出口戦略は話されなかった、こういうことですか。
○山口(壯)委員 日本がこれからどういうふうにイラクの問題にかかわっていくのか。自衛隊が、二年特措法を延長ということは、正直、特措法を二年ということは極めて例外的ですね。特別の措置法をあえて二年も。普通は一年でいいですね。それを二年も。別に一年でも十分まとまった期間ですから、二年...全文を見る
○山口(壯)委員 アメリカがどういうふうに考えているかということについては、現実に、イラク・スタディーグループというベーカーさんがかかわってやっているような助け船を出しているわけですね。でも、ブッシュ大統領自身はそれをはねて、ある意味で助け船に乗らずに、増派すると言っているのは、...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣は、このまま米軍がいて、事態はどんどんよくなっていくと思われますか。
○山口(壯)委員 例えば、戦争をするときには、フランスとかが反対して、現実に安保理の決議というものが、例えばマンデートを出す形では出ませんでした。したがって、六七八、六八七という、十年前にイラクがクウェートに侵攻したときの決議にあえてさかのぼらなければいけないような一四四一という...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、では、どうして今米軍は増派されるんですか。
○山口(壯)委員 見解が違うという話じゃないです。私は今非常にロジックを追って大臣と話をしているわけです。  今、治安の話であれば警察と言われますけれども、この治安のために米軍が今行っているという格好でしょう。戦争しに行っているわけじゃないんでしょう。治安のための安全確保支援と...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、ということは、今、さらにこの段階で、日本が出口戦略については全くイニシアチブをとるつもりはないというふうに私には雰囲気が伝わってきます。アメリカにつき合っていくだけということのように雰囲気は伝わってきます。でも、現実には、例えば国連の枠組みで一つの仕組みを...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣と私とで一致している部分は、治安の面については警察の方が合っているということについては一致しているみたいですね、警察力。ところが、今、軍隊、米軍がそこにいるわけですね。ですから、そういう意味では、米軍がそこにいることによって問題も起こっているけれども、現実に...全文を見る
○山口(壯)委員 この問題については基本的なところの認識があるのかもしれないですけれども、きょうはせっかく鶴岡さんも来ていただいていることだし、最後に気候変動のことについても少し聞かせていただければと思います。  気候変動についての日米合意があったということですけれども、私は基...全文を見る
○山口(壯)委員 そうですか。では、大臣にお願いします。
○山口(壯)委員 実際に事務方がどういうふうにやりとりしたかというのは、大臣は細かいところまでは御存じないかもしれませんけれども、ぜひ鶴岡さん、後ろに行ってでもちょっとささやくなり、これはどっちかが言い出さないとこういう話は出てきませんから、そんな、どっちからともなく出てきたなん...全文を見る
○山口(壯)委員 日本から言い出したということ。そういうことを、我々、これは例えばサミットで来年もやるんでしょう。そういうことについては現実にいい面も非常にあるわけですから、私は応援したいなと思っています。  ただ、今回、この気候変動の話については、CO2をどうするかということ...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○山口(壯)議員 今長島さんが言われたものは、私は、ちょうど二日前に外務委員会で外務大臣と、麻生さんとやったときに、こういう話をやって、そのときに比べると、外務大臣は非常に前向きに今答えられたような気はするんですけれども。  アメリカのパワーというものがすごく今、イラクのために...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  最終的には出口戦略をどうするかというとこら辺を念頭に置いて議論させていただきたいと思います。  まず、麻生大臣あるいは久間大臣、最終的には出口戦略はどうされるおつもりですか。
○山口(壯)委員 今、久間大臣からは出口戦略はまだ見えないという答えでした。それから、麻生大臣からは一概に申し上げられない、こういう答えでした。したがって、二年間延長される際に、出口戦略はまず見えない、それから一概には申し上げられない、こういう前提で出しておられるわけですね。これ...全文を見る
○山口(壯)委員 奥田さん、私もちょっと方向を変えての質問だったから、急にということだったので、非常に苦しい中答弁されたんだと思うんです。非常に申しわけないんですけれども。  現実にはいろいろなことが進んでいる。九日付だったと思いますけれども、フィナンシャル・タイムズというもの...全文を見る
○山口(壯)委員 これは議会で議論が出ているのみならず、当然ホワイトハウスの中でもいろいろな議論が考えられています。当然のことです。いろいろなやりとりをしながらこういうことが議会の中で出てきているだけです。したがって、大統領制だから拒否権をやっているんだろう、議会が勝手にやってい...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣のおじいさんに当たられる吉田茂さん、アメリカとは対等のパートナーシップでもって頑張りたいというので、私も外務委員会で一度話させていただきましたけれども、安保条約の後にユニファイドコマンドというのをアメリカが提案してきた。NATOのようにアメリカ人の司令官が全...全文を見る
○山口(壯)委員 アメリカの国力が低下することは日本にとって極めてマイナスです。アメリカの国力が低下して、北朝鮮に対する対応についても危ういところが出てきかねない。現実に、アメリカはこれまで、六カ国協議という格好で中国に丸投げして、何にもしてこなかった。動いたと思ったら、バンコ・...全文を見る
○山口(壯)委員 先ほどのシビリアンコントロールの観点からすれば、例えば、アメリカの中でもいろいろな議論が出ていますけれども、二、三カ月ごとに見直していく、これはシビリアンコントロールの仕組みを徹底させようとしている一つの工夫ですね。それを二年ということになると、やはり、これは一...全文を見る
○山口(壯)委員 ちなみに、山崎さん、コンバットゾーンというのは日本語でどう訳されていますか。
○山口(壯)委員 山崎さんとはたまたま二十年ほど前にアメリカで一緒に勉強をした仲なので、当時のこともちょっと思い浮かべながら今質問させてもらっていますけれども、このコンバットゾーンというのは、たまたま別の観点で言っているものだというのは、山崎さん、説明としてはちょっと成り立たない...全文を見る
○山口(壯)委員 コンバットゾーンはそういうものの目的のためだけですか。
○山口(壯)委員 交戦規則がいろいろ定まっている中で、このコンバットゾーンも関係しているわけですね。私は、国民にはもっと正直に本当のことを伝えて、そしてこの法案に対する理解を求める姿勢がシビリアンコントロールの一番大事な部分だと思うんです。  山崎さんは、役人としてとにかく守っ...全文を見る
○山口(壯)委員 今、官房長官は詳しくは知らないというふうに私には聞こえました。だけれども、これは官邸におられる官房長官が、やはり、ここでは言えなくても、当然、詳細にわたって知っておられるべきことです。どうですか。
○山口(壯)委員 例えば、人道復興支援についてもまだこのC130が従事している、こういう答弁でした。どういうものを運んでいるかということは、安全確保上、どういうふうに関係ありますか。
○山口(壯)委員 私の質問の仕方が、ちょっと今混乱されたかもしれませんけれども、安全確保上と言ったのは、例の法律の目的の安全確保ではなくて、C130の運航の、運用の安全を確保するために、人道復興支援物資として何を運んでいるかということも公表できないんですか、こう申し上げたわけです...全文を見る
○山口(壯)委員 久間大臣はできるだけ私への答弁に答えていきたい、そういう気持ちを私は受けとめさせていただきます。  他方、やはり大臣、ここの部分は、ここの部分ごときも言えないということじゃないはずなんです。私も防衛庁に二年、運用課に勤務していましたから、事柄の性格上公表を差し...全文を見る
○山口(壯)委員 委員長、この話について、先ほど継続するのであればということを言われましたけれども、ぜひこれは、きょうまさか採決されるんじゃないんでしょう。
○山口(壯)委員 もう決まったんですか。  では、ぜひその採決の前に、これは、理事で御相談いただいて、こういう話を提出していただくように、最後にそれはきちっと相談していただけますか。
○山口(壯)委員 あるいは、先ほどの、久間大臣は非常に積極的に物を言っておられる部分の一つが、多分秘密会のことを指しておられるんだと思いますけれども、我々の風土の中にまだ、秘密会というものをきちっと守って、そこで知ったことは一生ふたをして一切言わないという風土が必ずしもまだ我々に...全文を見る
○山口(壯)委員 委員長は議場内で筆頭と言うんですけれども、ぜひ理事の間でお話をいただいて、もう時間もないわけですよ、きょうもしもされるのであれば。だから、その前にぜひ、こういうことを知った上できちっと議論をするというふうにしていただけませんか。
○山口(壯)委員 委員長、その間ちょっと時計をとめていただけませんか。(発言する者あり)いないというのはどういうことですか、中谷さん、いないというのは。今、原口さん、捜しに行ったんでしょう。今、だから、捜しに行ったんでしょう、筆頭を。
○山口(壯)委員 これは最初から出せないという話じゃないはずです。やはり今、防衛省のマインドとして、出せないものは出せないではないです。これは、出せるものは出せます。  現実に、正直言って、安全の観点から問題の話では全くありません。こういうことが当たり前になっているということ自...全文を見る
○山口(壯)委員 ということは、米軍ですか。
○山口(壯)委員 そして、これも詳細ですから山崎さんからかもしれないけれども、例えばC130が飛ぶときに空域管制を受けるはずですよね。勝手に捜して適当に飛べということではないはずでしょう。その空域管制は、クウェート—イラクの間、どういうふうになっていますでしょうか。
○山口(壯)委員 山崎さん、これはきのうというか事前に通告してあるんですから、承知しておりますという場合に、それはしていますということですか、現実に。どうなっているかわからないという今のニュアンスが私には感じられましたが。
○山口(壯)委員 ということは、山崎さん、基地と基地のところはほとんど米軍がやっているけれども、その間はC130が勝手に飛んでいっている、こういう格好になっているわけでしょうか。
○山口(壯)委員 その途中はどうですか。
○山口(壯)委員 山崎さん、承知しておりますというより、むしろそうなわけです。  別に私、問題だと言っていないんです。だけれども、こういうことがどうも、これは別に、例えば安全上の話では必ずしもないです、こういうところは。だから、国会の中で全くこの辺も議論なしに、行ったときに基地...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうは出口戦略ということで議論をさせてもらいましたけれども、この戦争に関しては、一番心根のところでどうも主従関係みたいなものに見えてしまっているというところに、いろいろな人がいろいろなわだかまりというか歯切れの悪さを感じると思います。  この戦争が情報が間違...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 外務委員会 第15号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうも私は、大臣だけでいいです、それぞれ役所の方は仕事が大変だろうから、もういいですと言ったんですけれども、きょう、たくさん来ていただいて恐縮です。昔、中根さんに、私、前の日に答弁をつくっては、君、本当にできの悪い答弁だねなんて言われ...全文を見る
○山口(壯)委員 日本は保有しているわけですね。  そして今、このクラスター弾というのが、人道的にも、ばんとはじけて、無用の高過ぎる殺傷能力があるんじゃないかということで禁止案が議論されている。これについて、この間、オスロで合意が採択されたようですけれども、日本としては、このオ...全文を見る
○山口(壯)委員 支持を留保したというのがありました。この会議には、日本から代表団は出ていなかったんでしょうか。
○山口(壯)委員 会議をやる際には本省から訓令が出ますから、その訓令を出すに当たっては大臣名で出すわけですね。したがって、この訓令の中で、今回の宣言が出ても支持を見送るべし、こういう訓令が出たんでしょうか、大臣。
○山口(壯)委員 生産国あるいは保有国の意見を聴取しなかった。他方、例えば地雷禁止の話について小渕さんが当時、大分前向きにされた。大臣、このことについては、基本的に前向きのお考えをお持ちですね。
○山口(壯)委員 そうすれば、例えば訓令の中で、生産国、保有国の意見も十分聴取の上、この宣言についても積極的に対応すべしという訓令が出たはずなんじゃないんですか。
○山口(壯)委員 その代表団というのは、担当者の方と言われたんですけれども、どういうレベルの方が行かれたんでしょうか。
○山口(壯)委員 会議が行われるに当たって、その前にもう一つ聞きましょうか。  大体何カ国ぐらいがこの会議に集まったんでしょうか。
○山口(壯)委員 その中には例えばアメリカもいたわけでしょうか。
○山口(壯)委員 四十九カ国参加していて一番機微な米中ロが参加していない、そういう中で日本の外交をどういうふうにかじ取りするかというのはちょっと工夫が要る場面ですね。こういう場面には、必ずかなりきっちり防衛省ともすり合わせをしてやる話ですね。  昔、中根さんに木鼻の答弁というの...全文を見る
○山口(壯)委員 今、そのリマには今度はどういうレベルの方が行っておられるんでしょうか。
○山口(壯)委員 私もちょっと新聞記事を見たところ、その軍縮・科学部の審議官というのは新保さんということですか。例の、防衛庁から出向されてきた新保さんということですね。なるほど。  そういう中で思うのは、今、岩屋副大臣から、今のままの内容では実効性が確保されるのが難しいだろうか...全文を見る
○山口(壯)委員 前回のオスロ会議で四十九カ国が参加という話がありました。結局、不支持に回ったのは何カ国ですか。
○山口(壯)委員 ポーランド、ルーマニア、日本が不支持に回ったということがどうも正しそうですね。  四十九カ国のうち三カ国だけ不支持に回って、その中にしっかり日本が入っている。もうちょっと別の対応があり得たんじゃないかという気がするんですけれども、不支持と言わずに、例えばちょっ...全文を見る
○山口(壯)委員 中根さんは本省におられるから、情報をとる現場にもおられなかったろうし、そういう意味では、この程度の情報は外務省としてやはり持っておくべきだったですね。四十九カ国が集まる、その主催者がただ単に集まって議論しましょうということではないはずですね。そこに日本の情報収集...全文を見る
○山口(壯)委員 米中ロが参加しなかった、その中で既存の枠組みとは別のこういう会議が開かれている。  ところで、会議が終わってから、米中ロと外交ルートを通じてのどういう調整がなされましたか。
○山口(壯)委員 猪口さんもそこにおられたし、いろいろ雰囲気はわかっておられると思うんですけれども、例えば、米との間で議論もされたというお答えでしたけれども、この話についてはアメリカは今どういう意向でいますか。
○山口(壯)委員 アメリカは、直ちに禁止というのは反対だとしても、いずれ抑制的に考えようという意向は持っていますか。
○山口(壯)委員 現実に、クラスター爆弾というのは、ぼんと破裂したら一面全部ぱっとやってしまうわけですから、どこで使うのかな、日本は自分の国内でこういうのを使えるかな、日本としてはこれはなくてもいい爆弾の種類だと私なんかは思います。  もっとナイーブに、こういうことについて、や...全文を見る
○山口(壯)委員 こういうのは、いわゆる軍産複合体ということで、爆弾をつくっている会社があって、その向こうには我々にとっては非常に意見の言いにくい人たちがしっかり控えているわけですね。そういう意味では、ナイーブな対応というのが案外こういうときはいいんだと思うんです。わかっておらぬ...全文を見る
○山口(壯)委員 今の岩屋さんの答弁は、これから、このリマの会議の結果を踏まえながら、あるいは、そこでも前向きな発言をしながら、生産国ともいろいろ日本が橋渡し的な役割も果たそうじゃないか、こういう答弁ですか。
○山口(壯)委員 では、ぜひそういうふうにお願いします。  きょう、このクラスター弾ばかり話していても、次に進まなきゃいけないので、大臣にはもう少し大きな話でいろいろ議論させてもらいたいんです。  アジアの共同体構想というのを、最近いろいろな人が日本に来て議論しています。大臣...全文を見る
○山口(壯)委員 それは大臣、例えばビジョンとして、フィリピンとの間では、この間、看護師さんをどうするか、介護福祉士さんをどうするかということでいろいろもめましたね。もめて、我々はここで賛成ということで送り出しました。向こうでまだ批准がされていないようですけれども。結局、こういう...全文を見る
○山口(壯)委員 共同体構想は、その青少年の話だけで進むものじゃないですね。それはそれとして大事な話です。だけれども、現実にどういうふうに進めるかという方策について、FTAとかあるいはEPAとか、ある意味で二国間的なものの積み重ねで考えられようとしているんでしょうかという質問です...全文を見る
○山口(壯)委員 WTOを中心というのは、我々民主党もそれはそれで考えを同じくするところですけれども、例えば中国がいろいろな国と二国間のリンクをずっと張りながら、そして彼らの意向というものを共有できるような仕組みをつくっているわけですけれども、日本として、最終的にどういう仕組みを...全文を見る
○山口(壯)委員 EUの場合は、最初だれも、フランスとドイツがいずれ戦争しなくなるなんということは確かに夢想だにしなかった。しかし、あのとき、あのフランスの酒屋さんとドイツの外務大臣が物すごくしっかりしたビジョンを持って、どうしてもこれはやるんだ、そういうビジョンを持ってやったか...全文を見る
○山口(壯)委員 このアジアの共同体をつくる、そのビジョンの中で、大臣はアメリカをどう位置づけておられますか。
○山口(壯)委員 ということは、アメリカも含んだいろいろな議論をしよう、そういう話ですか。
○山口(壯)委員 アメリカも考慮に入れながらやるというお答えですね。具体的にどういう方途をお考えですか。ビジョンのことを言っていますから、別に役人的な答弁じゃなくて、大臣の丸いお答えで結構です。
○山口(壯)委員 ヨーロッパのことを思い起こしても、例えば信頼醸成措置とか安保の話、あるいはいろいろなことがずっとかみ合って、最終的には一つの形ができている。何十カ国が参加しているとか、こういう形ですね。最終的には、やはり日本としてもそこら辺までずっと思い描きながらしないと、中国...全文を見る
○山口(壯)委員 ヨーロッパの通貨が共通のものがあるのであれば、例えばアジアにおいてもそういうものがあってもいいじゃないか、こういう具体的な提案があってもいいんじゃないかと思うんです、これはアメリカから全部反対されていますけれども。だけれども、そういうことを日本がリーダーシップを...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣は価値の外交ということを言われるので、私はそれについては大きな反対はしません。しかし、実は価値の外交というのは、使い方を間違えるとネオコンと同じようなことになってしまう。考え方の同じやつは友達になってやるけれども、考え方の違うやつはおれはいいぜということにな...全文を見る
○山口(壯)委員 アジアのつながりがずっとふえている中で、中国も、アメリカとのつき合い方というのは物すごくうまいですね。ヘッジファンドのブラックストーンという会社に、中国が多額の金ですね。いやあ、これはうまいなと思う。  結局、通貨を、日本にいながらにしてニューヨークの市場、シ...全文を見る
○山口(壯)委員 このブラックストーンという会社は、MアンドAとかで会社を買い取ったりするところですね。中国が三十億ドル、約三千億円超の大金をほうり込んでいる。十分に中国の意向というのが、どの会社を買収するか、日本のどの会社を買ってくれと、十分あり得るんですね。アメリカのところか...全文を見る
○山口(壯)委員 外務省の体制の中で、経済局の体制の中で、ここまでやれというのは本当に大変でしょう。夜中もほとんど寝ずに仕事した上に、こんなヘッジファンドのことまでやれといったら、私も、それは正直、音を上げますよね。  だけれども、中国の意向というのは少しかいま見えるものだから...全文を見る
○山口(壯)委員 現実に、報道とかをずっとフォローしていると、中東、あり得るなと。中東、シンガポール、韓国、そういうところがやっていることになっている。確かにこれは見えにくいんです。  今、大臣が言われたことはすごく、つまり氷山の一角のことを言われたけれども、こういうことでしょ...全文を見る
○山口(壯)委員 では、終わります。これからもよろしくお願いします。
06月08日第166回国会 衆議院 外務委員会 第17号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  条約もあと三本残すのみで、時間が少なくなりましたけれども、麻生大臣とはもっともっと、マイクを通してのやりとりのみならず、今回はマイクを通さない不規則発言のやりとりも大分やらせていただいたんですけれども、きょうは大臣への質問として北方領土...全文を見る
○山口(壯)委員 どの法律に基づいて、そういうことをしているんでしたっけ。
○山口(壯)委員 どの条文ですか。
○山口(壯)委員 四条の四号には、「前三号の事務に必要な情報の収集整理に関すること。」前三号は、例えば「陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊の組織、定員、編成、装備及び配置に関すること。」  今の条文のどこに、何月何日何時から何人が何を言った、そんな話が入っていますか。ちなみに...全文を見る
○山口(壯)委員 シビリアンコントロールの根本もなっていないですよ。シビリアンコントロールというのは、国会が軍事をコントロールすることです。国会に対して、この法律逸脱のおそれがあることに対して知らぬ存ぜぬでは通りません。  副大臣、このことについて御存じでしたか。
○山口(壯)委員 木村副大臣はこのことを承知していましたかということを私は聞いたんです。
○山口(壯)委員 それでは不十分です。木村さん、こういうことも知っていたかどうか、後で答えてくださいね。  平成十六年の一月九日、青森で医療費負担増の凍結・見直し、街宣、この団体は、一月九日の十二時十五分から十二時五十分の間、十六名で医療費負担増の凍結・見直しの街宣、署名活動及...全文を見る
○山口(壯)委員 木村副大臣、私がどこでこの文書を入手したかというのは、あなたは御存じないでしょう。何で決めつけているんですか。(木村副大臣「ほかにどうやってとれるんだ」と呼ぶ)ちゃんととれますよ。あなた、別にそんなことまで私に言うことないんですよ。だけれども……(木村副大臣「委...全文を見る
○山口(壯)委員 私も防衛庁にいたから、どういう文書か表紙で全部わかりますよ。そのころは情報保全隊というのはなかった。だけれども、これがどういう文書かというのはたちどころにわかる。  ちなみに、逸脱がないようにするためには、まず全容を知っておかなきゃいけない。余り御存じなかった...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうはこれを官房長官に聞こうと思ってしたんですけれども、委員会が違うということだった。ほかにだれかいないかと言ったら、わかりません、わかりませんといって、それで、出てきたのは同級生の鈴木さんだったから、余りきつい聞き方もできないなと。  官邸として、やはりシ...全文を見る
○山口(壯)委員 防衛省の中で、本当の意味での情報分析というのはほかの方がやっているわけです。警務隊というのは今ありましたっけ。ありますね。警務隊と情報保全隊は、ちなみにどう違うんでしたっけ。
○山口(壯)委員 私のいたころにこの情報保全隊というのはなかったものだから、それでその違いをお聞きしたいわけですけれども。警務隊もいろいろ調べますよね。情報保全隊というのは外のいろいろな反自衛隊活動的なことを調べる、警務隊というのは中のいろいろミリタリーポリス的なことをやる、こう...全文を見る
○山口(壯)委員 そのまま今、額面どおり受け取って。しかし、その情報保全隊というのは、要するに、外に出ていって、いろいろ集会をやっていたら、年金だろうが消費税だろうが、それを克明に調べていますよね。(木村副大臣「ついでに」と呼ぶ)ついでに……(木村副大臣「年金のはほかの」と呼ぶ)
○山口(壯)委員 それはしかし、私は、今現実に美しい国の実態がそういうことであるというのは非常にお寒い気がしますね。今、情報保全隊というものが外に出ていって、防衛省設置法からいっても読み込むには非常に無理があることまでやっている、そのことに対してやはり問題があるなというふうにまず...全文を見る
○山口(壯)委員 いや、これは非常によくないですよ。アメリカで同じようなことが行われると、これは物すごい問題になっています。これは、年金、松岡さん、プラスもう一つの問題になり得る話ですよ。  現実に、今お答えになったこれが問題ないなんてことはないですよ。警察の活動は、防衛省の範...全文を見る
○山口(壯)委員 これは、隊員の保全というふうに言っていますけれども、隊員に対して動いているんじゃないんです。外に対して動いているんです。全然認識がおかしいんじゃないですか。それは、防衛省設置法上認められていない。現実に認められていないですよ。もう少し法律というものを厳しく考えた...全文を見る
○山口(壯)委員 この活動に一体、何千人の隊員を使っているのか。いかがですか。
○山口(壯)委員 我が国の防衛にとって、やるべきことというのは非常にたくさんあります。その中で、我々は、いわゆる人員のコストも考えながらやっていかざるを得ない状況にもある。そんな中で、九百何十名かの人間が、年金改革反対だの消費税増税反対だのという話を克明に、何名が何時何分から何時...全文を見る
○山口(壯)委員 これからもではなくて、これからさらに一層やってください。今までのシビリアンコントロールでは極めて不十分です。  終わります。
11月07日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○山口(壯)委員 おはようございます。民主党の山口壯と申します。  寺岡さん、きょうは本当にどうも御苦労さまです。私も、寺岡さん、一九八四年から八六年まで、内局の運用課というところにいました。当時は航空自衛隊の運用だったんですけれども、最初の一年間は災害派遣も担当しまして、海の...全文を見る
○山口(壯)委員 寺岡さんの専門職種は何だったですか。
○山口(壯)委員 防大の二十三期卒ですね。防大では、幕を含む自衛隊勤務について、何が一番大切だと教わられましたか。
○山口(壯)委員 寺岡さんのその実際の経験から、幕での勤務において最も大切なものは何だと認識されましたか。
○山口(壯)委員 誠実に任務を遂行するという中には、いろいろ連絡をとり合う、報告を怠らないようにする、あるいはきちっと相談する、こういうことも入っていたわけですか。
○山口(壯)委員 実際にP3Cの航空隊司令として鹿児島で勤務された。部隊を動かすときに、最も大事なことは何だと思われましたか。
○山口(壯)委員 寺岡さんは、アメリカで勤務されたことはありますか。
○山口(壯)委員 三月以上は勤務されたことはありませんか。
○山口(壯)委員 今、寺岡さん、遠洋航海と言われたですか。海洋観測システム調査で行かれたんじゃないんですか。
○山口(壯)委員 これは後で事実が判明すれば、正しいかどうかはすぐわかる問題です。  アメリカに行くと、よく山田洋行という会社が出迎えたりいろいろやっていましたけれども、寺岡さんの場合にも来ましたか。
○山口(壯)委員 山田洋行との接触はなかった、こういうことですか。
○山口(壯)委員 私は、内局、運用課に勤めていたときに、寺岡さんもカウンターパートとして仕事をされた高見澤が私の机の机の向こうの向こう、隣が今の次官の増田さんということで、高見澤とは二年間、増田さんとは一年間、ずっと仕事をしたわけです。よく、幕のカウンターパートの人が出入りしてい...全文を見る
○山口(壯)委員 日にどれぐらい連絡をされていましたか。
○山口(壯)委員 そんな数の少ない話ですか。ほとんど毎日、何度も何度もとられるのが普通の形でしょう。
○山口(壯)委員 寺岡さんの部下の方はどうですか。
○山口(壯)委員 私は幕の状況もよくわかっていますから。この中で幕で仕事をした人はないでしょう。その中で、大体、一班長とか二班長とかあるいは防衛課長、全部の人が見渡せるように仕組みができていたわけですよ、当然課長からいろんな人がちゃんと把握できるように。そうでないと全体が把握でき...全文を見る
○山口(壯)委員 寺岡さんがいろいろ防衛政策課と連絡をとられた中で、特にこれは内局には言わない方がいいな、そんなことはありましたか。
○山口(壯)委員 当時の二〇〇三年の五月の八日に、統幕議長が記者会見をされたわけですね。その二時間後ぐらいに寺岡さんも防衛課長として記者ブリーフィングをされました。その統幕議長とそれから海幕の防衛課長、ほとんど相前後しているんですけれども、ブリーフィングも寺岡さんがされましたか、...全文を見る
○山口(壯)委員 ジャストインフォメーションとして直接お話をされたわけですね。
○山口(壯)委員 それは二十万ガロンだったという数字ですね。
○山口(壯)委員 統幕議長の記者会見で、この問題というのは最初から準備されていたわけじゃなくて、記者さんの質問に答える形でやりとりが行われています。しかし、普通は数字がなければ答えられない話です、二十万ガロンだったという話は。したがって、そのジャストインフォメーションということで...全文を見る
○山口(壯)委員 統幕議長に渡した資料の中にはその二十万ガロンとかあるいは給油の話というのはなかった、こういう説明ですね。
○山口(壯)委員 これは防衛省から出てきた資料ですけれども、「「国政調査権に基づく資料要求(二〇〇七年十月三十日)」について」という資料があるんです。その中で資料三というところに統合幕僚会議の議長さんへのブリーフィングの資料がある。その中で二カ所。一カ所には「以上の他、有事法制関...全文を見る
○山口(壯)委員 その班長というのは、寺岡さんの時代、先任と呼ばれていたわけですか。
○山口(壯)委員 統幕議長による記者会見の後、寺岡さんが記者ブリーフをされた。そして、そのときに、記者さんから相当きつく、二十万ガロンではちょっと少ないんじゃないか、補給艦に給油するにしてはえらく少ないんじゃないか、こういうかなり鋭い質問が出ていますね。  私も全部あの記者会見...全文を見る
○山口(壯)委員 翌日九日に、二十万じゃなくて八十万だったという報告がありましたね。石川統幕議長と寺岡さんとは旧知の仲で、海幕を通じても先輩後輩で目をかけていただいた。その先輩に二十万ガロンということを言ってしまった寺岡さんだったから、それですぐ統幕議長のところへ行かれたんですね...全文を見る
○山口(壯)委員 だから、統幕議長にすぐ行かれたという、そういうタイミングだったですね。
○山口(壯)委員 なぜですか。
○山口(壯)委員 防衛省から出ている資料の中に、十五ページというものがあるんですけれども、そこにペコスとポール・ハミルトンと、そこだけが浮き彫りになった資料が出てきているんですね。そこに書き込みがあるんです。これは寺岡さんの字ですね。
○山口(壯)委員 したがって、当然、この数字の話の持つ意味は大きいわけだから、二十万ガロンだから一日で使っていたので、そんなに遠くまで、イラクに近いところまで行けるわけがないという論理構成でやっていたから、それがもしも八十万ガロンだったらもう少し違う論理構成にしなきゃいけないかも...全文を見る
○山口(壯)委員 ということは、書き込まれたのは燃料班長から指摘を受けた後ということですか。
○山口(壯)委員 この二月二十五日ですね、どちらも二月二十五日に行われている。二月二十五日には、ほかに数字はありましたか。
○山口(壯)委員 五月の九日にこの資料を見られた。ということは、間違いだったと指摘されてから書き込まれた、こういう順番になりますね。
○山口(壯)委員 八日の日ということは、ジャストインフォメーションで石川統幕議長に言われた、そのときにこれを書き込まれた、こういうことを今おっしゃっているわけですね。後で私もそれをしっかりと精査して考えてみます。  この八日の、その内局の防衛政策課が作成した対外応答要領について...全文を見る
○山口(壯)委員 もちろん、「海・防」と書いて合い議先にはなっているんです。なっているんですけれども、これは当然、事の重大さからして課長決裁だったわけでしょう。
○山口(壯)委員 ああいう仰々しい対外応答要領、かなり仰々しいですよね、今もう一回見てみても。ということは、事態は相当大変なことなんだなという認識は持っておられましたね。
○山口(壯)委員 そして、寺岡さんが石川統幕議長にジャストインフォメーションで二十万ガロンとお伝えになられたことが、実は一夜にして誤りだったということがわかった。どういうふうに思われましたか。
○山口(壯)委員 そういう場合、普通どういうアクションになりますか。
○山口(壯)委員 そうされたんですか。
○山口(壯)委員 それは、寺岡さん、防衛省から出てきた応答要領をよく覚えておられるんだけれども、現実に防衛課長として統幕議長に続いてブリーフィングをされたんですから、燃料系統で上がるからいいだろうとは普通の軍人は思わないでしょう。それは統幕議長を支える防衛課長として、二十万が八十...全文を見る
○山口(壯)委員 防衛課にも燃料班長さんのカウンターパートがおられたと思うんですけれども、だれだったですか。
○山口(壯)委員 当時の名簿を見れば当然思い出しますよね、それは、形は違えど戦友ですから。そういう意味では、私の場合も、もう二十年以上前になりますけれども、当時の運用課の戦友の顔はみんなよく覚えています。大変だったですからね、いろいろ。  私の場合も、実は同じことがあったんです...全文を見る
○山口(壯)委員 対外応答要領をつくるというのは内局の仕事ですね、取りまとめて。その場合、内局というのは数字のこととか全くわかりませんから、当然海幕のカウンターパートに確かめるわけです。この件についても当然例外じゃなく、当時は淡々と進められたはずですから、当然していますよね。その...全文を見る
○山口(壯)委員 普通の会話は、海幕のカウンターパートの人が防衛政策課内局の部員に、いや、部員、ちょっとこっそり相談があるんですけれども、実は大変なんですよ、二十万というふうにきのう八日の日には打ち合わせたけれども、実は八十万という話が入っている、これはまだだれにも言っていないけ...全文を見る
○山口(壯)委員 普通の場合は、そういうやりとりというのは当然ありますよね。  そういう中で、こういう話が高見澤に伝わる、高見澤は当然上の守屋局長にどうしますかと。彼の性格はよく知っていますから、絶対そういうところは抜かりない。守屋さんと当然話ししましたね。守屋さんは、一時的に...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうは、寺岡さん、私も実はもっともっと聞かなきゃいけないことはありますけれども、私の印象では、寺岡さんは非常に高潔な方です。その高潔な方が、今回の上塗りの話に加担すべきじゃないと思いますよ。どういう理由であれ、途中でやめられた。これは不思議なことですけれども、...全文を見る
11月16日第168回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  今、自衛官の給与改定法案について、世の中では、防衛省全体に対して大きな疑惑の目が向けられているし、あるいは不信の目が向けられている。しかも、そのことが、根拠がないどころか、大いに根拠がある。先ほど同僚の渡辺委員から河村課長の話も出ました...全文を見る
○山口(壯)委員 石破大臣の表情に苦渋の気持ちがよく出ていますが、しかし、今回の給与改定は、いろいろそういう調査をされる、その結果を見て、きちっと我々が確信を持ったときに、この改定は現実のものとなる、こういうふうにすべきだと私は思います。いろいろとこれから議論していく中で、我々の...全文を見る
○山口(壯)委員 今から調べられて、私が答えを言う前にむしろ組織として調べられて、何人かが該当される場合に、そのことについて大臣はどういうふうに対応を考えられますか。
○山口(壯)委員 この山田洋行の話について、きのうの証人喚問があったわけですね。政治家の名前が二人確かに出てきた。渡辺委員からもいろいろ質問させてもらったとおりです。  そんな中で、最初、久間さんの名前が出てきたときに、秋山直紀さんという人の名前も出てきましたね。大臣、御存じで...全文を見る
○山口(壯)委員 この秋山さんの名前を守屋さんが言うときに、どうも彼の頭の中には、この人が意識の中に非常に大きかったんでしょうね。この秋山さんについても、我々は急遽非常に興味が出てきた。どうしてもこれは聞いてみないといけないなという気持ちになっています。  委員長、この件につい...全文を見る
○山口(壯)委員 この秋山さんは、証人喚問の中ではっきりとした名前が出てきているわけですね。この秋山さんが全く関係ないと言われるのであれば、それは参考人として、きのうの証人喚問で見てもいろいろ詳しそうな方ですから、それはそのときに判断すればいい。いろいろと検討すべきことも多いんじ...全文を見る
○山口(壯)委員 理事会で検討してください。
○山口(壯)委員 額賀さんの話も出てきました。ジム・アワーさんが来たときに同席したということにきのうの証人喚問ではなっています。その中に、ほかの政治家もいたということが出ていましたね。石破大臣はおられなかったんですか。
○山口(壯)委員 この話について、防衛省の言ってみれば不信とか疑惑とか、ついかかわってきてしまうわけですね。何かまだ、つまらない話もいっぱい出てきます。  山田洋行は、ランクに応じて高級牛肉とかサンマをいろいろとつけ届けしていたらしい。石破大臣はどっちの方ですか。
○山口(壯)委員 去年、もう約一年になりますか、防衛庁を省に格上げしましたね。この話というのは、一度私は振り出しに戻すべきじゃないかと思っています。守屋さんのいろいろな仕事ぶり、いろいろなことを踏まえて、それは当時の防衛庁の言ってみれば家内工業的なところがどうも残ってしまっている...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣が言われた一点目の、海幕防衛課長の認識に誤りがあったというのは、そのとおりです。しかし、現実に彼は、認識に誤りがあったのではなくて、それは世話になった統幕議長にはすぐ次の日に言っているでしょう。ただ、なぜか、世話になっていて、前の日にジャストインフォメーシ...全文を見る
○山口(壯)委員 上がっていたということは、大臣、知っていたということですね。装備ルートで上がっていたというふうに、認識、今言われたわけだ。したがって、装備の局長なり通じて大臣のところまで、あるいは当時の長官のところまで行っていたということですね。
○山口(壯)委員 そういう上がり方をするということをしっかり知っています。そして、この件については、二十万が八十万だという誤りのことですから、特に行きます。官房長官まで、当時の福田官房長官まで巻き込む重大な事案だったわけです。それを長官が知らなかったというなら、シビリアンコントロ...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうは大臣にしか答弁を求めていませんから、高見澤さん、きょうはおられるけれども、現実には別に私は答弁を求めていない。そういう意味では、大臣だけで結構です。ただ、高見澤さんと私は二年間机を並べて、私が非常に機微なことに関する情報のものを、つぶさに全部見てこられた...全文を見る
○山口(壯)委員 装備ルートでもきちっとした認識が、燃料班長から海幕防衛課長にこれは大変だという報告があったわけですから、当然この燃料班長は課長に了承をとってから行っていますよ。もちろん、場合によっては部長に連絡をとってから行っていますよ。それがなければ、組織としての体をなしてい...全文を見る
○山口(壯)委員 今までのシステムというのは便利だったわけですね。自分で調べる必要がない。商社から、これがいいですよ、あれがいいですよと。それはどんなにいいんだ、こんなにいいんだと。簡単だったわけですね。しかし、そこが落とし穴であり得るわけですから。まだ全貌ははっきりしていないけ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣は正直にお答えいただいているし、それでいいんです。  他方、この防衛省の資料、余り我々には詳しい資料は必ずしもいただけていない認識があるんですけれども、この給水については平成十六年から始まっているわけですね。それまでなかったんです。  例えば、現実のオペ...全文を見る
○山口(壯)委員 給水というふうに最初の法案に何年も前に書かれて、まあそうかと。いろいろ大変な目に遭っているんだから、爆撃もされて大変な目に遭っているんだから、確かに水も要るな、阪神大震災でも確かに水は大変だったな、私は単純にそう思ったんだけれども、現実にはそこまで行っていないわ...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうは事務方の答弁者を私は要求していないから、私の方からむしろ言いますけれども、六年間で六千五百三十トンのお水をやったことになっているんですね。六千五百三十を単純に六で割ると、一年間千トンですね。千トンを三百六十五日で割ると、一日三トンだ。三トンの水をパキスタ...全文を見る
○山口(壯)委員 いや、民主党の時間はありますから。
○山口(壯)委員 もちろんです。何を言っているんですか。  そういう意味では、この給油の話というのも、サンプリングの話にしても非常におかしいことがあるんです。(発言する者あり)  委員長、委員長が私に時間が来ていますということは誤りではないんですか。
○山口(壯)委員 もちろんそうです。
○山口(壯)委員 いえいえ、当然のことではないですか。(発言する者あり)  時間をとめてください。
○山口(壯)委員 今、私は別におかしなことを聞いているわけでもない。何かとめようという声がかかったんですか、委員長。
○山口(壯)委員 ちょっと待ってください。十八分ですよ。今さっき十八分だったんですよ。その後私がやって十八分になったんですよ。まだ時間は来ていませんでした。ですから私は、委員長、なぜとめるんですかという気持ちになりました。
○山口(壯)委員 はっきりと十八分と来て、十八分でしょう、だから十八分までやっていたんです。  委員長、勝手に時間をとめないでください。十八分までに今の声がかかったんでしょう。だから私は、何ですかと申し上げたんです。
○山口(壯)委員 委員長は、時間がまだ十八分に来ていないにもかかわらず、簡潔にしてくださいということは言われますか。
○山口(壯)委員 十八分までなんでしょう。しかも、党の間でいろいろとやりくりをするわけだ。  だから、委員長、これからの運営に関しては、くれぐれも軽々にそういうとめ方をしないでいただきたいと思います。  この給与改定の話についての私の心証は、非常に悪くなりました。現実にこれか...全文を見る