山口壯

やまぐちつよし

小選挙区(兵庫県第十二区)選出
自由民主党
当選回数7回

山口壯の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  委員長、私の場合、二十七分まであると思いますので、よろしくお願いします。
○山口(壯)委員 今回の事件については、早く見つけていただきたいということをまずお願いしたいと思います。  私もきのう勝浦に行ってきました。そして、ちょうど大臣が着かれる直前だったと思いますけれども、藤平市長さんにお会いし、あるいは外記栄太郎漁協組合長さんにお会いし、あるいは哲...全文を見る
○山口(壯)委員 ちょうど私たちが帰るときに大臣がバスに乗っておられる姿が見えました。どうしてかなと。後で映像を見てみたら、公用車が来ていた。なるほど接触したんだな。あのときに先導車が、あの勝浦漁港の狭い道を猛スピードでびゅんと行っていましたよ。こんなことをやったら絶対事故が起こ...全文を見る
○山口(壯)委員 ということは、レーダーは機能していたけれども防衛省自身が機能不全だったということにもなりませんか。見張りの人はいたけれどもレーダーの監視員に伝わっていなかったとか、いろいろなことが言われています。漁船よりも「あたご」のレーダーが劣るということですか。
○山口(壯)委員 外記組合長さんの言葉で、どんな立派な機械を積んでいても、最後はそれを使う人間次第だ、国民の目から見て納得のいく航行をしてほしい、こんな漁船団に直行してくるような、そういう、そこのけそこのけお馬が通るのような航行をしてほしくない、全国の漁業組合が注視していますよ。...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、引用については極めて正確にやっています。お聞きになられてもいい。私は直接自分の耳で聞いてしっかりとメモしたものを言っていますから、そこは重く受けとめていただきたいんです。  そして、レーダーの話ですね。大臣は本当にいろいろなことにお詳しいから、ついそうい...全文を見る
○山口(壯)委員 そうしたら、この見張りの人がブリッジなりレーダーの人たちに伝えた、だけれども今伝わったことが、どれを見るかわからないという、一般論はそうですよ。だけれども、ここは船舶銀座と言われて、そして四時ごろといえば漁船がたくさん来るということは、海自の人はみんなよく承知し...全文を見る
○山口(壯)委員 仕組みの問題の一つに、原因の解明の中で「あたご」が、自分がどういうふうに動いたかという、いわゆる航跡というのか記録が残っていないという話がありますけれども、これは別に質問にする前に、あるいはもう質問にするまでもなく、そういうこと自体がやはり問題だと思うんです。漁...全文を見る
○山口(壯)委員 法令上は残っていなくても適法だというのは、それはわかりました。ただ、我々が法律をつくるんですから、今の法令でそれが足りないと思ったら、それは変えていきましょう。  現実に、やはり残すべきだと私は思います。大臣いかがでしょうか、もう一回。
○山口(壯)委員 私も、現実に、防衛庁の時代にいたときに、空の運用担当ということで、レーダーの航跡の話、あのときは大韓航空機の撃墜事件の後始末でしたけれども、いわゆる青森にある三沢CC・DCに稚内とか網走から全部集まってくる。そういう話から、航跡の話、ローデータの話がすごくポイン...全文を見る
○山口(壯)委員 今、調査が進んでいるということですから、私もそれはそれで尊重しましょう。  しかし、やはり大臣として、直接の指揮官ですから、自分の配下にある大きな船がずどんと行ってしまうんですから、そういうことはこれから起こらないようにいろいろ考えようぜという中で、自動操舵と...全文を見る
○山口(壯)委員 別に大臣に教示をするつもりは全くないですが、ただ私は、自分が一介の部員だったときに、長官がおられて、外務省だったらなかなか大臣に直接一介の課員がぴょんと報告するということはあり得ないわけですけれども、でも防衛庁の場合は、割と小ぢんまりした世帯だったし、みんなが頑...全文を見る
○山口(壯)委員 海自に対して、あるいは海自として、安全航行の徹底が不十分だったんじゃないかということに対して、大臣はいかがお考えですか。
○山口(壯)委員 海上衝突予防法では、ほかの船と接近している場合に警笛を鳴らすというふうに規定されているわけですけれども、今回漁業組合の僚船の人たちというのは、警笛を聞いていないと言っているんですけれども、そういう指導をしているというわけではないですね。
○山口(壯)委員 きょう私が申し上げたような話で、テクニカルなものを超えて、心の問題として、国民を守っていくんだと、そして今回のことについても、そこのけそこのけお馬が通るというようなことにみんなに見られないように、国民が納得のいく自衛艦の航行について指導していただくようお願いしま...全文を見る
03月19日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは、GXロケットプロジェクトとそれから国立大学法人への役員出向の問題について取り上げさせてもらいたいと思います。  今、資料をお配りいただいているのは、GXロケットプロジェクトの資料です。資料を今配られているから、先に国立大学法...全文を見る
○山口(壯)委員 大学からの要請がある、もうそういうことになっているわけですね。しかし、例えば、自主性、自律性をこの独立行政法人化というので高めることになっていましたけれども、そこには偽装があるんですね。どういう偽装か。  国立大学法人法の十六条というところに、「政府又は地方公...全文を見る
○山口(壯)委員 文部科学省の管轄の部署に行っているわけですね。そして、その後任に嶋貫和男さん、文科省の初等中等教育局の参事官の方が行かれた。  東北大学、これは理事じゃないですけれども、副学長さんですけれども、萩原久和さんが文部科学省の大臣官房文教施設企画部長から行かれている...全文を見る
○山口(壯)委員 竹本さんは〇四年から〇六年まで二年間いて、役人のローテーションと同じ二年あるいは三年単位の人事異動があるわけです。その後は、須田秀志さんが文部科学省研究開発局参事官から信州大学に行っておられるんです。  岐阜大学の山本さん、〇六年の四月から文部科学省医学教育課...全文を見る
○山口(壯)委員 大学の要請に基づいてその国立大学法人に人材として受け取ったんであれば、二年、三年でかわるわけがないんです。ずっとその大学でその大学のために頑張る、それが大学の要請に基づいて行った場合の本当の姿じゃないですか。あるいは、別に、文部科学省をやめてそういう国立大学法人...全文を見る
○山口(壯)委員 今、要望があればと言われたんですけれども、予算で縛っているんですから、大学としたら、文部科学省から人を一人持ってきて予算で面倒を見てもらいたいわけですよ。だから要望という格好をしているんです。大臣、政治家ですから、役人じゃないんですから、そういうところをしっかり...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、私のいる間だけに限らず、前の人からちゃんと受け継がれて、そしてローテーション出向がないかどうか、きちっとチェックされて、それがないようにしてください。  GXロケットに行きましょう。  GXロケットというものがありますね。今、配付資料でお配りしていただ...全文を見る
○山口(壯)委員 この紙の二に、今藤田局長が言われたように、GXロケットを「戦略重点科学技術の施策の一つに位置付ける。」とはっきり書いていますね。  次の資料の、明けて十九年一月十二日の「GXロケットの位置付け」という資料、これはどういう性格の資料ですか。
○山口(壯)委員 その資料の一番最後に、「GXロケットについては、我が国の宇宙輸送系における「中型ロケット」として明確に位置づけ、政府として着実にその開発を支援する。」と書いています。  この二つの文章の考え方は、大臣、今も変わっていないですね。
○山口(壯)委員 そういう背景はあるものの、一部の新聞等で開発計画が存続の危機にあるのではないかということが言われています。一説には文部科学省が引こうとしているんじゃないかという心配もあるやに聞きます。この点はいかがでしょうか。
○山口(壯)委員 渡海大臣から非常に前向きな答弁をいただいて、私は心強く思います。あきらめてはいない、続ける、官民の割合、すなわち官がもう少し頑張ろうかということも念頭に置いて今評価をしているところだ、こういう答弁だと承りました。  他方、H2Aと比べると非常に予算の使い方が違...全文を見る
○山口(壯)委員 五十六億円ですけれども、夏の段階では百五十億円を考えておられたんじゃなかったでしたっけ。
○山口(壯)委員 五十六億円で大丈夫ですか。
○山口(壯)委員 開発の継続は大丈夫だということでしょうか、局長。
○山口(壯)委員 今これから、このGXロケットが技術的にクリアしたかどうか、その後には、実証機というんですか、実験するようなそういうのをつくって、あるいはどこで打ち上げるか。種子島につくるのであれば、また新しいのをつくらなきゃいけない。それだと二百五十億もかかりそうだ。せっかく一...全文を見る
○山口(壯)委員 技術的に、この第一段と第二段のロケットのうち、第一段はロッキード・マーチンのアトラスです。昔は3だったのが今5に変わったとしても、そこはアトラス。それから、第二段をいわゆる官側で今開発してきたわけですね。そこに民間の会社がいろいろ、開発請負というんですか、そうい...全文を見る
○山口(壯)委員 今藤田局長が言われたとおり、技術的な問題はすべてクリアされた、去年の十月にロケット噴射実験も成功したし、オーケーだと。  昔、二つ問題があったみたいですね。  一つは、燃料タンクを複合材でやるかどうか。要するに、アルミの金属だけじゃなく、ファイバープラスチッ...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣から、JAXAにも責任はもちろんあったと。要するに、民間も四、五百億使っているわけですから、急に、もうこれからはおれたちはやめたというふうに言われると困るんだと思うんです。したがって、これまでそういう責任感をしっかり持っていただきながらやっていただいている...全文を見る
○山口(壯)委員 H2Aという項目だけで見ると今藤田局長の言われたとおりですけれども、その前にはH1があり、その前にはNがあり、ずっと歴史の中でH2Aが成り立っているわけですから、それを全部合わせると八千億という数字も新聞等には見えます。  藤田局長、この八千億という数字、H2...全文を見る
○山口(壯)委員 このH2Aというのは国産ロケットとして成り立っているわけですから、それは国もどんとお金を出して、民間の方からはほとんど出ていない。これはそういうコンセプトでやってきているわけですから。  他方、GXロケットというのは、官民協力ということで、一つここでポイントは...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、ぜひこのGXロケットの話は、アメリカと違って我々は、情報というのは大事で、情報衛星を打ち上げるにはこのGXロケットが一番いいと言われているんですから、そこは前向きに、逆噴射せずに頑張ってください。お願いします。  終わります。
04月02日第169回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは、いわゆる思いやり予算についてお伺いしたいわけですけれども、きょう、議員会館にすっと入ったら、私はある張り紙を見つけたんです。高村大臣、議員会館にも時々お越しですよね。
○山口(壯)委員 そこにはこう書いてあるんです。「現在、議員会館は、電灯・冷暖房等の省エネ対策を実施しております。 ご協力をお願いいたします。 議員会館課」。多分気がついておられないでしょう。  我々は節約、節約というふうによく言っていますけれども、なかなか、それでどういうふう...全文を見る
○山口(壯)委員 労務費、光熱費それから訓練移転費については、もともとの地位協定上には書いていない、こういう答えでしょうか。
○山口(壯)委員 今、西宮局長のお答えどおり、もともとの地位協定には、このような光熱費も労務費も訓練移転費も書いていないわけです。したがって、もともと交渉という位置づけじゃないはずなんですね。これが思いやり予算と言われているゆえんでしょう。そういう意味では、先ほどからもずっと、交...全文を見る
○山口(壯)委員 これは政治の意思の問題です。役人に変えることはできません。したがって、政治家として高村大臣が行っておられるんですから、高村大臣が言わなければ、この話は、役人は前例どおりにやります。その高村大臣が指示をされていないんですから、それは今までどおりに打ち合わせをしたん...全文を見る
○山口(壯)委員 その政治の意思というのが間違っていると思うんです。例えば、グアムに、アメリカの軍隊がアメリカに帰っていくのに日本がお金を出すことを当然と思っている政治的感覚が、そろそろ卒業すべきだと言っているんです。在日米軍の駐留経費、これについても出して当たり前という感覚が、...全文を見る
○山口(壯)委員 今お答えをいただいていないんですけれども、このマッサージ師に対して、日本の税金で賄われるんでしょうか。
○山口(壯)委員 それがおかしいとは思われませんか。
○山口(壯)委員 それは、まさに間接雇用という形をとっているからですね。アメリカがニーズを言ってきたものに対して、日本の防衛省が雇用をしてアメリカに提供する、間接雇用ですね。  ほかの国で、例えばドイツでも韓国でもいいです、どこをとってもいい、間接雇用にしているところはどこです...全文を見る
○山口(壯)委員 西宮さんには大変世話になったから、あえて言いたくはないですけれども、今の答弁については若干正確さを欠きます。韓国は直接雇用です。ドイツも直接雇用です。したがって、寡聞にして私は世界のどこにも米軍に対して間接雇用でやっている例を知りません。もしも私のこの認識が間違...全文を見る
○山口(壯)委員 西宮さん、最後の部分はいかにも韓国が直接雇用ではないような印象も与えかねないんですが、確認のため教えてください。韓国は直接雇用ですね。
○山口(壯)委員 最後の答弁はだんだん正確になってきました。何かもめごとがあれば政府が出ていって、ちょっと待て待て、そんなこと言われちゃ困るじゃないかということはあるんです。だけれども、日本のように、防衛省が雇用をして、言ってみればアメリカに言われるがままにやっているわけでは全く...全文を見る
○山口(壯)委員 まさに、どちらが負担をするかはっきりしていないのであれば、日本として言い出してしかるべき時期に来ていると思いますね。  そしてまた、地位協定にその間接雇用ということを言っているということが一つの発想の根拠であれば、地位協定自身を改定するその時期に来ているのでは...全文を見る
○山口(壯)委員 地位協定を改定すれば不祥事がなくなるのかどうか、それは政治が示す意思の問題ですよ。地位協定もきちっとやって、そして少しでもこういう不祥事をなくしていこうという政治的なメッセージが出ていない、そこに問題があるんですよ。政権交代しなければ解決しないのかもしれないけれ...全文を見る
○山口(壯)委員 被害者の御家族の方に、私の言っていることがおかしいと思われるかどうか、一度ぜひ聞いてください。そこに、今の政治の感覚の問題がある。  そして、もう時間ですけれども、最後に一つ聞きましょう。  先ほどのスロットマシン修理工あるいはマッサージ師、日本側の負担で面...全文を見る
○山口(壯)委員 国民の生命財産を守るのが外交の一つの大きな役目です。そして、私は何も被害者だけに聞けと言った覚えはない。たまたま大臣が、私の言っていることをおかしいと思う人もいるかもしれないとおっしゃったから、ああ、それだったらいろいろな人にお聞きになられたらいかがですかという...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  防衛省設置法等の一部を改正する法律案について、先ほどから情報保全隊の話も出てきました。  以前、この情報保全隊が、現実にはどうも市民集会に行っていろいろな情報をとってきたとか、何かそんな話もいっぱいありました。実際、この情報保全隊の役...全文を見る
○山口(壯)委員 今、松本さんから、カウンターインテリジェンスのこともあって、いろいろ働きかけについてもチェックしているんだという答弁がありました。  ただ、考え方においてそんなに変わるものじゃないというところが、私は最後気になったものですから、これから、市民集会に行ってだれが...全文を見る
○山口(壯)委員 外の例えば市民集会とか、私たちから見て、どっちかというと全然関係ないようなところに一生懸命出ておられるということがいろいろあったものだから、むしろ、もっとピントの合ったカウンターインテリジェンスのやり方を研究してくださいという趣旨です。そこはお願いします。  ...全文を見る
○山口(壯)委員 この警務隊と情報保全隊の役割分担というのは、現実にはどうなってくるのでしょうか。
○山口(壯)委員 情報にかかわる犯罪というのもたくさんあるわけですから、しかもここは非常に境界線のあいまいな部分ですから、この警務隊と情報保全隊の、言ってみれば連携ということになるんですか、そこは松本さん、しっかりお願いします。  さてそれでは、ほかの質問もさせていただきます。...全文を見る
○山口(壯)委員 八千億程度というのは最初の段階の費用ですか、それとも、全体がその中で整備され、あるいは日米で共同の技術開発ができる、そういうお金でしょうか。
○山口(壯)委員 今、松本さん、平成十六年度からされているというお答えでしたね。現実に、このミサイル防衛について既に試してみたというところまで行っているんでしょうか。あるいは今後、そういう予定があるんでしょうか。
○山口(壯)委員 松本さん、それは、最初に日本が買うものについて、性能がそのとおりだな、アメリカの言うとおりだなという性能を確認する試験ではないんですか。それとも、訓練の一環ですか。
○山口(壯)委員 ということは、松本さん、まだ、このミサイル防衛について、実際に訓練とかあるいは実射のトレーニングとかいうところまでの段階には行っていないということですね。
○山口(壯)委員 いや、それは非常に甘いと思いますよ。松本さん、よくわかってそう言っておられるのかどうか。  現実には、どこから飛んでくるかわからないものに対して対応できなければいけないものですね。このアメリカでやっているものというのは、決められたところに打ち上げて、それをちゃ...全文を見る
○山口(壯)委員 例えば、航空自衛隊のPAC3あるいは海上自衛隊のSM3それぞれ、一発実射するための弾のお金が当然かかるわけですけれども、それは幾らぐらいですか。
○山口(壯)委員 一発約五億円とちまたでは言われていますから、三十一億円であれば約六発分なんですよ。  それは、松本さん、実射の予定は立てているつもりで計上されているわけですか。
○山口(壯)委員 そうしたら、このPAC3の三十一億円というのはどういう計上ですか。
○山口(壯)委員 海上自衛隊のSM3の方は幾らですか。多分、PAC3よりも相当高いと思いますけれども。例えば概念的に、今松本さんが言われたような数字でいけばどれぐらいのものですか。
○山口(壯)委員 後刻で結構です。それはまた伝えてください。  そして、先ほど松本さんの言われた「こんごう」、ハワイでイージス艦が試験を行ったと。アメリカにどれぐらい払ったんですか。これはもう払ったものですから、現実に確定していると思いますけれども。
○山口(壯)委員 約六十億円が払われているんですね。  その中で、例えば標的の模擬ミサイルを撃たせるわけですから、大体何十億円か、今六十億円というのが全体のお金というふうな答えだと思いますけれども、アメリカにいろいろお世話になりましたね、いやいや御苦労さんです、いろいろなスタッ...全文を見る
○山口(壯)委員 松本さん、ほかのところでちゃんとうまくいっているからという話と、自衛隊が高度な、優秀な機械を使いこなせるかどうかという話は全く別の話ですから。  徳地局長からも、まだ方針は固まっていないという答弁もありましたけれども、これはまさか、訓練しないで使おうという話も...全文を見る
○山口(壯)委員 実射はしないけれども、実際に対応できるように所要の訓練とは、どういうことですか。
○山口(壯)委員 普通であれば、必ず実射をするわけですよ。なぜその方針がまだ固まっていないんですか。  先ほどの質問をもう一度。実射をしない前提で何か訓練があり得るんですか。
○山口(壯)委員 徳地さんと私との間だから、同じ同期だし、するけれども、同じ答弁は、徳地さん、今度三回目だけれども、まだ固まっていない、だから実射はせずに、発射の試験はしたわけですね。例えば「こんごう」についてした。でも、これは性能確認試験で、アメリカの言うとおりの性能はあるんだ...全文を見る
○山口(壯)委員 いや、ということは、まだそういう図柄も描いていないということですか。  これからどういうふうな訓練をしていきたいか考えるというのは、武器はえらい高いものを購入するけれども、現実にはどういうふうにするかわかっていない。まさか、フライトシミュレーターを使う、こんな...全文を見る
○山口(壯)委員 省としての方針は今後検討であっても、局長として、例えば実射以外にどういう訓練があり得るかという見識は持っておられなければいけない。それはどうですか。
○山口(壯)委員 現実に、答えられないというのが実態なんですよ。普通の答弁を私は求めているんですよ。そんなに難しい答弁でも、あるいは奇をてらった答弁でもない。現実に、実射がお金がかかって難しいのであれば、どういう訓練を、例えば可能性としてあり得ると考えておられるんですかと、極めて...全文を見る
○山口(壯)委員 徳地さん、効果的な運用体制の確立と今最後におっしゃっているんですけれども、それは具体的にはどういうことを考えておられますか。
○山口(壯)委員 私、ちょうど防衛庁に、最初運用課に出向したときに、災害派遣の担当もやっていました、空の担当とそれから災害派遣の担当。毎年九月一日に防災訓練をやる。手順は決まっているわけです、今徳地さんが言ったように。手順は決まっているけれども、その手順どおりにうまくいくかという...全文を見る
○山口(壯)委員 今、石破大臣からは、フライトシミュレーターも、もしも使えるのであればいいじゃないか、それはそのとおりでいいですよ。実際に、航空機のパイロットが練習するときに、フライトシミュレーターというのは非常に大事なものですから。  だから、局長、余り守り守りの答弁だと我々...全文を見る
○山口(壯)委員 これについて、またさらにいろいろ議論をさせてもらいましょう。そのことによって、防衛省がミサイル防衛についてきちっとした対応ができるというふうな方向に、私の質問でもって一つでも行っていただければと思いますので。  それから、大臣、これは大臣になられる前の書物です...全文を見る
○山口(壯)委員 これで終わりますが、最後に、大臣、短くていいです。思いやり予算をずっと継続していくべきとは思っておられないでしょう。そのことについて一言。
○山口(壯)委員 この問題についてはさらにいろいろ議論しましょう、本質的なことですから。  質問を終わります。
06月04日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  この研究開発力強化法案、これについて、私は先日、GXロケットについて大臣に伺いました。今回、この研究開発をどう強化するかということとの関連で、法案を見てみれば、JAXAのこともしっかり書いていますし、そういう意味で、どういうふうにGXロ...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣から、変わっていないということがありました。  ただ、最初の答弁で、基本的にはそうなんだけれども、ただという、この辺のニュアンスがとても気になるんです。  その中で、先週の金曜日に読売新聞が記事を出しました、「GXロケット中止へ」と。非常に衝撃的なわけで...全文を見る
○山口(壯)委員 それからあと、最初大臣が民主導でやることになっていたけれどもということもありましたけれども、これは、二〇〇八年一月十日の日経新聞とかあるいはまた別の記事にも、GXが国主導で開発へとか、あるいは開発は国が主導へとか、大臣が今言っておられるニュアンスというのが当時の...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣が今H2Aのバックアップというふうに言われましたけれども、現実には違うわけですね。H2Aは液化水素で噴射する、このGXはLNGでやっていく。全く違うわけです。しかも、GXについては、日米共同という格好で、アメリカ側の技術的なアドバンテージというものも取り入れ...全文を見る
○山口(壯)委員 今大臣からも、GXについてはGXなりのきちっとした位置づけがあるという答弁と受けとめました。  こういうことをきちっとやはり最後までやり遂げることの方が、今から、むしろ税金を追加的にということで心配されているという答弁がありましたけれども、ここまできちっとでき...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、はしごを外すことがないように、しっかりとよろしくお願いします。  終わります。
10月20日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  テロ問題にどう対応するかについて、私はそろそろ日本流のビジョンを持たねばならないと思っています。どうも事態が非常に変化しているということがいろいろな情報源を通じて出ているわけですけれども、きょうは、それを踏まえて、今のアメリカなりあるい...全文を見る
○山口(壯)委員 この誤爆、誤射のみならず空爆も入るかもしれません、アフガニスタンの人たちが外国の軍隊を敵視する大きな原因になっているわけですね。それはそうでしょうね。現実に、結婚式をやっていて、そこにドーンと爆弾が落ちて、悪いタリバンと全く関係ない人たちが肉の塊に化してしまった...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、別に私が理解するとか云々というよりも、それが正しいかどうか、そういう解決を探したいわけですね。  そして、軍隊あるいは力による解決というものですけれども、私はたまたま二〇〇一年の九月十一日の日にはワシントンにいて、そして議会のスタッフの人と懇談していたん...全文を見る
○山口(壯)委員 私たちの発想は、実は、その機運を待っているのではなくて、むしろそういう状況をつくり出そうじゃないかということを我々は思っています。  例えば、アメリカの経済的な今の危機、これはサブプライムローンが原因のように言われますけれども、私はそれは現象だと思います。現実...全文を見る
○山口(壯)委員 今、中曽根大臣は今までのポジションを述べられたわけですけれども、現実に、アメリカの情報機関が最近レポートをたくさん出している中で、三つ問題があるというふうに指摘しているようです。一つは蔓延する汚職、もう一つはヘロイン交易、もう一つはパキスタン領内からの攻撃、この...全文を見る
○山口(壯)委員 伊藤副大臣、せっかくお答えいただいたので、今までどれぐらいの規模でされているのか、もしもおわかりだったらお答えいただけますか。
○山口(壯)委員 今、警察改革というのは、例えば我々の民主党案の中でも、我々の気持ちの中で非常に大きな部分を占めている。  インド洋の給油というのが外国軍隊によるアプローチということをむしろ追認するからというのを先ほど申し上げました。  だから、そういう意味では、今、例えばア...全文を見る
○山口(壯)委員 それは今ほかの方の答弁にもあったとおりの答えですけれども、現実に、私たちは、要請を待たずに、我々が、日本ができる役割というのはもっとあるんじゃないのかということを思うわけですね。  例えば、今報道というふうにおっしゃられましたけれども、外務省には情報をとる仕組...全文を見る
○山口(壯)委員 対話は進んでいますか。
○山口(壯)委員 例えば、外務省としてタリバンとコンタクトはとっておられますか。これは事前通告していないので、もしもすぐにということでなければ、どなたか事務方が手伝っていただければと思いますけれども。  私は、パキスタンの大使館に勤務していたときに、当時のアフガニスタンの戦士た...全文を見る
○山口(壯)委員 アフガニスタンの現地の人がしゃべる言葉、ダリー語というふうにも言われているそうですけれども、例えば、ダリー語を駆使していろいろな人とコンタクトする体制というのが果たして整っているんだろうか。  私、たまたまパキスタン大使館にいたときに、ある人物、そのときには専...全文を見る
○山口(壯)委員 今、伊藤副大臣るる説明されましたけれども、現実には、人脈も含めて、きちっと戦略を練る、そういう体制ではないというふうに私は受け取れるんです。したがって、出口戦略といっても、結局、アメリカがどう考えているか、あるいは米欧の国がどう考えているかをむしろ参考にしている...全文を見る
○山口(壯)委員 伊藤副大臣、農業支援によって転作を促すということもされていますでしょうか。先ほどは、会議で五百万ドル、五億円の話が出ましたけれども。
○山口(壯)委員 伊藤副大臣、一億二千四百万ドル、それはかなり昔の話じゃなくて、最近ですか。
○山口(壯)委員 どれぐらい前ですか。
○山口(壯)委員 最近はやっていないわけですね。  私も、ジャララバードの方に地雷撤去のプロジェクトを視察に行ったりして、これはすごいところだなと。地雷もいっぱいあるし、そういう中で大変なんでしょうけれども、しかし、そういうところのケシ栽培をやめて、そして資金源を断つという話で...全文を見る
○山口(壯)委員 いろいろな分野をどうやって今コーディネートしているのかということに話を進めたいと思うんですけれども、例えば国連という話もありました。今ほとんど現実の意味ではまとめ役としては機能していないと思います。アメリカがOEFでやったり、それを手伝うNATOがいたり、日本が...全文を見る
○山口(壯)委員 現実に国連が実効的な取りまとめ役を果たせていないというのは、かなり一致した見解です。そういう中で、日本としてはどういうふうに今かかわっておられますか。
○山口(壯)委員 私は事前通告してあるので、その答えのとおり答えていただければいいんですけれども、現実には日本から職員が一人行っているだけなんですね。私がもしも間違っていたら後で訂正してください。その職員で、現実にその国連の取りまとめ役というものに対してサポートがほとんどできてい...全文を見る
○山口(壯)委員 大臣、大臣に私はお聞きしているものですから、大臣からお答えください。今、鈴木さんがいろいろお答えになりましたけれども、現実にはこれは一種の政治的な問題ですよ、役人がやる話でもないですから。  そういう意味で、我々がどういうふうに解決しようとしているのかというこ...全文を見る
○山口(壯)委員 質問を終わる前に、我々は、自分たちが政権をとらせていただいた際にはもっともっと、この難しい状況ではあれ、きちっと不可能を可能にしていく、あるいは道なきところに道を開いていくというつもりです。ぜひ、その間においても、中曽根大臣、最後まで頑張ってください、お願いしま...全文を見る
12月16日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○山口(壯)委員 民主党の山口壯です。  きょうは、アフガンの問題について事前の通告をさせていただいているわけですけれども、先ほどイラクの話が出ました。どういう教訓があったか。あるいはテロの温床にならないようにという話もありましたけれども、そろそろ歴史的な検証をすべきときに来て...全文を見る
○山口(壯)委員 浜田大臣が認められたように、確かに大量破壊兵器は一発も見つからなかった。そして、テロとのつながりと言われているアルカイダの基地も見つからなかった。これは、アメリカの上院の正式な報告書にしっかりと書いてある。  そうすれば、では、自分で国連の場で、ないということ...全文を見る
○山口(壯)委員 出口戦略ということに関連して今おっしゃっておられるんだと思います。それは、出口戦略というのは、大きな意味でどういうふうにこの問題を解決していくかということであって、別にどう引き揚げるかということに限らず考えていきたいわけですけれども。  今、出口戦略ということ...全文を見る
○山口(壯)委員 今、中曽根大臣は、我々ができることは何かという観点からということをおっしゃっているんですけれども、私はもう少し前にということを申し上げようとしているんですね。  というのは、アメリカが何を言うかということの中で何ができるかということではなくて、どういうふうにこ...全文を見る
○山口(壯)委員 パキスタンに対する支持、支援というお言葉ですけれども、私は、全体として何をしようとしているかということを日本がもう少しはっきりさせた方がいいと思うんです。  パキスタンについて、何か今されようとしていますか。あるいは、パキスタンを含む全体像で日本はどういうふう...全文を見る
○山口(壯)委員 部族地域という意味では、北西部あるいは南西部、両方あるんだと思うんですけれども、FATAというかフェデラリー・アドミニスタード・トライバル・エリアという、連邦直轄部族地域というんですか、このところに、例えばアメリカが七億五千万ドル、約八百億でしょうか、七億五千万...全文を見る
○山口(壯)委員 総選挙がいつになるかわからないし、結果はだれもわからないわけですけれども、どちらがどういう立場になろうとも、やはり今から進めておいていただく方が、後で始めますというよりもずっと大事なことだと思いますので、ぜひ、だれのアイデアということではなしに、そういう非常任理...全文を見る
○山口(壯)委員 オバマさんは、ゲーツ国防長官を留任させるということを発表しました。ある意味で頭がいいのか冷徹なのか、アフガニスタンの泥は共和党にかぶせようということかもしれない。だけれども、注意しなければいけないのは、チェンジと言いながら、この部分はひょっとしたら党派を超えて間...全文を見る
○山口(壯)委員 今、鈴木局長から正直にいろいろ御説明いただいたことは私は多とします。現実にタリバンとの接触というのはある意味で難しいものもあるんでしょう。  ちょうど私パキスタンの大使館にいたときに、当時ムジャヒディンと呼ばれたおじさんたちとよく接触をして、私自身はそのまた部...全文を見る
○山口(壯)委員 今、中曽根大臣から、国会における手当て、そして他国にもそれを慫慂すること、この二つをおっしゃいました。  もう一つは、我々自身が持っているクラスター爆弾をどう処理するかという話が三つ目にあると思うんです。このことも事前通告は全くしていませんけれども、浜田大臣、...全文を見る
○山口(壯)委員 イギリスは既にこのクラスター爆弾の処理を始めたようです。そして、イギリスにあるアメリカのクラスター爆弾についても、アメリカにちょっとのけてくれということを申し入れているようです。既に署名をしたことを踏まえて例えばイギリスという国は動いているわけなので、ぜひ日本と...全文を見る
○山口(壯)委員 きょうは、イラクの話から始まって、アフガニスタン、どういうふうに我々が動くべきか。  そしてそのことが、実は、テロとの問題を超えて、アメリカがベトナム以上の大きな泥沼に今足を突っ込んでしまってなかなか抜けられないで困っている。アメリカもヨーロッパも当事者になり...全文を見る