山口壯

やまぐちつよし

小選挙区(兵庫県第十二区)選出
自由民主党
当選回数7回

山口壯の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第208回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○山口国務大臣 確かに、二〇五〇年のカーボンニュートラルに向けて、再エネの最大限の導入が不可欠ですけれども、しかしながら、御指摘のように、太陽光発電のためにみだりに森林伐採が進めば、自然環境あるいは景観への影響、先ほどもありました土砂流出による濁水の発生、あるいはCO2吸収源とし...全文を見る
○山口国務大臣 法律の施行は四月からですけれども、従来から、地域における合意形成を丁寧に進めるということを努力義務として申しているところであります。正式には四月からでしょうけれども、これまでの考え方の延長だと認識しています。
○山口国務大臣 先ほどのグリーンライフポイント事業については、公明党の提案も吸収させていただいて、令和三年度の補正予算で認めていただいたところです。  確かに、我が国の温室効果ガス排出量は、約六割が衣食住を中心とした家計に由来している。その意味で、カーボンニュートラルの脱炭素社...全文を見る
02月01日第208回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○山口国務大臣 二〇五〇年のカーボンニュートラルあるいは二〇三〇年の削減目標四六%あるいは五〇%の実現に向けて、あらゆる分野であらゆる施策、それはそのとおりです。  環境省としては、脱炭素先行地域の創出を始めとした地域の脱炭素化に向けた取組を既に始めています。これは予算面でも、...全文を見る
○山口国務大臣 循環型の社会形成推進基本法ということで、今御指摘のとおり、リデュース、リユース、リサイクル、そして、なお難しい場合に熱回収、すなわちサーマルリカバリーを行うことを基本原則とはしています。ただ、廃棄物処理においては、この優先順位に従い、燃やさざるを得ない廃棄物を焼却...全文を見る
02月03日第208回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○山口国務大臣 今、石川委員おっしゃるとおり、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って抗原検査キットの活用事例も増えてきているというふうに環境省としても認識しています。  抗原検査キットについては、感染防止対策を講じた上で適正に処理される必要があるというのはもう本当におっしゃるとお...全文を見る
○山口国務大臣 自治体に周知徹底、そしてまた、自治体からそれぞれの方々、薬局あるいは住民の方々に周知徹底されるかどうかという問題意識、私も、あるいは環境省も共有しているところです。改めてその趣旨が徹底されるように、きちっと対応していきたいと思います。
02月07日第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○山口国務大臣 住吉議員にお答えします。  先ほど、カーボンプライシングということでお尋ねいただいたわけです。  二〇五〇年にカーボンニュートラル、あるいはその前に、二〇三〇年に四六%あるいは五〇%ということを達成するためにはいろんなツールが必要なわけですけれども、その中で、...全文を見る
02月08日第208回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○山口国務大臣 御指摘の日高山脈襟裳国定公園とその周辺、今は国定公園なわけですけれども、日高山脈のダイナミックな地形と我が国最大級の原生的な自然が残されており、国立公園の候補地としてふさわしいと考えています。  国立公園に指定されることで保護管理が充実する、国の管理になるわけで...全文を見る
○山口国務大臣 御指摘のとおり、国立公園の名称は、対象地域の自然を代表するとともに、地域や国内外の利用者の方々にも利用されやすいものである必要があるというふうに考えています。国立公園に指定する際の名前については、こうした要件や地域関係者の御意見も踏まえて、環境省で名称案を整理して...全文を見る
02月14日第208回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○山口国務大臣 確かに今までの資本主義というのが、もうかりさえすればよい、自分さえよければいい、今さえよければいいということで、この気候変動問題が起こってきたということがあると思います。  その中で、日本としては新しい資本主義の核心として脱炭素に全力で取り組んでいくわけですけれ...全文を見る
○山口国務大臣 一番大事なのは、国民の意識の問題だと思います。現実に、この意識が変わらなければ、この問題は解決しないと思います。  先日、NHKの番組でもって、プラスチックごみのことについて、マイクロプラスチック、あるいはもっと細かいナノプラスチック、そういうものが、魚が食べて...全文を見る
○山口国務大臣 このレジ袋については、いろいろな御意見があることはよく承知しているんですけれども、先ほどの意識の変革のみならず、問題はスタート、問題というよりも、その解決はスタートしたばかりだというふうにむしろ認識しています。  国内のプラスチックの資源循環、これを一層促進して...全文を見る
○山口国務大臣 福島委員の御地元の話も踏まえながらですけれども。  確かに、環境省の持っているツールとしては、この環境影響評価法のアセスメントというのは大きいと思います。  やはり、キーワードは二つですね。適正な環境配慮と、もう一つは地域における合意形成、これを丁寧にやってい...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○山口国務大臣 令和四年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その基礎となる環境政策の基本的な考え方を御説明します。  持続可能な社会の構築のためには、脱炭素、循環経済、分散、自然共生という多角的な切り口で、経済社会全体を変革していくことが必要です。環境省は、二〇三...全文を見る
○山口国務大臣 東先生のおっしゃられるとおり、この廃屋の問題というのが、立派な国立公園の中で、やはりそこは価値を損なうんじゃないかというところは非常に強く感じます。  先月、阿寒摩周国立公園における廃屋対策の取組を視察してきました。先生のところは大雪山だと思うんですけれども。北...全文を見る
○山口国務大臣 今おっしゃられるとおり、先ほどの国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業というのは、令和四年度予算の中で十六・七億円お願いさせていただいているところですけれども、実際に十六・七億円、十一か所ということであれば、それぞれのところの予算というのは非常に限られてくるわけです...全文を見る
○山口国務大臣 中野委員のおっしゃっておられるようなことで、私も非常に大事なことだと思っています。特に最近、コロナでもって引きこもりの中で、動物によって何とか癒やされているということもよく聞きますし、動物とどういうふうに共生していくかというのは非常に大事な問題だと思います。  ...全文を見る
○山口国務大臣 和田先生の今の御指摘について、近年、熊の捕殺数が増加する傾向にあります。確かに、山でもって餌がなくなって出てくる、私の地域でもいろいろそういうケースも見られるんですけれども、そういう意味では、熊の生息分布域の拡大、あるいは餌となるドングリ等の不作、生ごみ等の誘引に...全文を見る
○山口国務大臣 御指摘のあったくくりわな、これは、鳥獣被害を防止するための捕獲対策に有効な手法の一つとは考えていますけれども、環境省では、今御指摘のあったように、熊の錯誤捕獲を防止する観点から、くくりわなの直径を十二センチ以内とするなどの規制を行っています。  また、わなを設置...全文を見る
○山口国務大臣 確かに、熊がいろいろ出てきて人が被害に遭っている。悪い熊さんはたくさんいるわけですね。他方、やはりこの熊さんに対する愛情も我々は持っているわけです。まあ、いい熊さんたちも当然いるんだと思います。  そういう意味ではその辺のバランスだと思いますけれども、都道府県で...全文を見る
○山口国務大臣 今、和田議員の御指摘のとおり、人と熊のすみ分けというものが重要だ、そこがポイントですね。熊の適切な個体群管理のため、現場の多様な意見を聞きながら対策を講じていくことが大事だと考えています。  そのため、鳥獣保護管理法の基本指針では、各都道府県が特定鳥獣保護管理計...全文を見る
○山口国務大臣 熊の胆の流通と熊の捕獲の関係、ここはどの辺まで因果関係があるのか、そこら辺は承知していないんですけれども、鳥獣保護管理法を適切に執行することによって、御懸念の熊の乱獲や密猟が生じる事態が発生しないのではないか、そんなふうに思います。  環境省として、熊の適正な個...全文を見る
○山口国務大臣 その辺、ちょっと私も今つまびらかじゃないので、ちょっと検討させてください。
○山口国務大臣 この再生可能エネルギーとそれから自然の関係、確かに、二〇五〇年のカーボンニュートラル、あるいは、二〇三〇年の四六%削減、あるいは五〇%の高み、こういうことを実現するためにいろいろなエネルギー源を考える際の再生可能エネルギーというのは非常に重要なわけですね。  他...全文を見る
○山口国務大臣 これは、どういうふうに再生可能エネルギーの割合を増やしていくかというところの話も関わってきていると思いますね。  それで、風力発電については、陸上、それからさらに洋上、これからいろいろ考えるんでしょう。洋上については、浅瀬が日本の周りには少ないものですから、そう...全文を見る
02月17日第208回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○山口国務大臣 馬場先生の福島御出身ということも踏まえながら、環境省として福島の復興はまだ道半ばだ、環境省にとってこの福島の復興というのは最大、最重要の課題だというふうにまずは認識しています。  その上で、御指摘のこの福島県の甲状腺検査について、福島県県民健康調査甲状腺検査によ...全文を見る
○山口国務大臣 先ほど御指摘いただいた、いわゆる希望をされるかされないか、あるいは御自身の意思かどうかということについて、もう一度述べさせていただければ。  福島県では、説明会の実施、要するに、生徒さん方に対する説明会の実施あるいはパンフレットの配布等により甲状腺検査について十...全文を見る
○山口国務大臣 馬場委員のそのお気持ちは共有させていただいていると思います。  甲状腺検査の話でも申し上げましたけれども、専門家による科学的知見、それを最大、我々は重視しているわけですね。このことについて、先ほど説明があったところですけれども、国際原子力機関、IAEAにおいて、...全文を見る
○山口国務大臣 強い気持ちであるから少し私の説明が伝わっていないのかもしれません。  今、IAEAの統合報告書ということを私は申し上げたつもりです。その意味では、しっかりと、第三者機関どころか、環境省も関わった中での専門家会合ということでやっています。  それからまた、こうい...全文を見る
○山口国務大臣 太陽光発電などの再エネの最大限の導入に向けて、今、地域における合意形成を丁寧に進めること、あるいは環境への適正な配慮を確保するということが肝要だというふうに思っています。  当然、経済産業省ともよく連携しながらやっているわけですけれども、例えば、大規模な太陽光発...全文を見る
○山口国務大臣 御指摘のとおり、里地里山といった中山間地域において、自然に対する働きかけの縮小などによって、荒れ地や耕作放棄地の増加、あるいは生物多様性の劣化が進んでいると思います。現行の生物多様性国家戦略でも、この問題を危機の一つとして捉えています。  里地里山は、農業などの...全文を見る
○山口国務大臣 中川議員御指摘の点、本当に大事なところなんですよね。脱炭素を制する者は次の時代を制する、そんなふうに思っています。その意味で、環境省のみならず、全部で総動員してやっていかないと、この問題は対処できません。  また、いわゆる家計関連のエネルギー消費が全体の六割を占...全文を見る
○山口国務大臣 先ほどからのずっと議論をお聞きしたわけですけれども、埋設された2・4・5Tの除草剤、これが、地元住民やあるいは自治体の不安を払拭していく、そういうことが重要だというふうに認識しています。  林野庁が今おっしゃったように、2・4・5T除草剤の具体的な対策を検討され...全文を見る
○山口国務大臣 環境省が、一番最初、環境庁として設立されたとき、それはまさに水俣病、その解決に向かってということで設立されたということをよく認識しています。  我々は、その水俣病の解決というものが我が国の環境問題の原点である、この水俣病によって環境が破壊され、大変多くの方が健康...全文を見る
○山口国務大臣 確かに、水俣病対策ということで、いろいろな歴史、私もいろいろ勉強させてもらいました。  他方、この昭和五十二年の判断条件というのは、平成二十五年の最高裁判決においても否定されていないと承知しています。  この認定審査会においては、暴露、症候、因果関係の総合的な...全文を見る
○山口国務大臣 先ほど田村議員がいろいろおっしゃっていただいているところの公害健康被害補償法、この丁寧な運用ということを私は申し上げているわけですけれども、確かに、水俣病をめぐっては、これまで、平成七年と平成二十一年の二度にわたって、多くの方々の多大な努力と、また苦渋の決断があっ...全文を見る
02月25日第208回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(山口壯君) 伊藤議員にお答えします。  太陽光発電については、おっしゃるとおり、二〇一〇年前後からだと思うんですけれども、大量に短期間の間に導入が進んだことで、寿命が二十年から三十年だとしたら、二〇三〇年代後半にパネルが大量に排出されると、本格化するということが見込...全文を見る
02月28日第208回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(山口壯君) 海岸に漂着したごみは、良好な景観あるいは海洋環境に悪影響を及ぼすことから、海岸漂着物処理推進法に基づいて海岸管理者がその処理のために必要な措置を講ずる、あるいは土地の占有者が清潔の保持に努めることとされています。  今、佐藤議員、尖閣諸島ですね。尖閣につ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 様々な対応があろうかと思います。いろいろ総合的に事情を勘案して決めていくものだと思います。
○国務大臣(山口壯君) 浜口先生の、中小企業を含むサプライヤー全体の排出削減が重要ということで、環境省では、中小企業の脱炭素化を後押しするために、中小企業向けのガイドブックの作成、あるいは工場、事業場での設備更新、電化、燃料転換への補助、あるいは中小企業の投資を支える地域金融機関...全文を見る
03月03日第208回国会 参議院 環境委員会 第1号
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○国務大臣(山口壯君) 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣として、第二百八回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ち、所信を申し述べます。  新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを契機に、持続可能な経済社会の構築に向けた変革の必要性が世界中で一層認識され...全文を見る
03月04日第208回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○山口国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣として、第二百八回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、所信を申し述べます。  新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを契機に、持続可能な経済社会の構築に向けた変革の必要性が世界中で一層認識されました。...全文を見る
03月07日第208回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(山口壯君) 横山議員のこのブルーカーボン生態系、海中の新たな吸収源としてマングローブやこの海草藻場等、環境省としても注目しているところです。  排出量、吸収量の算定を可能とするためには、日本におけるブルーカーボン生態系の面積あるいは面積当たりの吸収量の科学的根拠を整...全文を見る
03月08日第208回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○山口国務大臣 笹川議員のおっしゃるとおりの、ウクライナに対するロシアの侵略、第二次大戦が終わって、国連によって二条四項で武力行使の禁止、それは本当に我々は根づいたものだと思い込んで、そういう意味で、一九七〇年初頭からの、宇宙船地球号、地球はみんなのものだというところでやってきた...全文を見る
○山口国務大臣 省エネについていろいろと今まで我々も努力してきたわけですけれども、家計関連の省エネというのが非常に重要な比重を占めていると思います。  そういう意味では、国としていろいろと進める施策として、例えば、この間の補正予算でもって断熱リフォームについていろいろとお願いさ...全文を見る
○山口国務大臣 先般、ケニアのナイロビでもってUNEAの5・2という環境総会が行われて、その際、我々としては日本案というものを、プラスチック汚染対策ということを特に海洋プラスチック汚染対策ということで出させていただいていました。ほかにもペルー・ルワンダ案とか幾つかあったわけですけ...全文を見る
○山口国務大臣 場を設定するというのは、リーダーシップを取る意味で非常に大事だと思います。コロナの問題も一刻も早く解決に向けて、そしてまた、日本がリーダーシップを取る意味で、我々もこれからいろいろと相談させていただきたいと思います。
○山口国務大臣 原子力発電所の事故というのは絶対にあってはいけないというところで、二〇一一年からのいろいろなことを振り返って、我々はその意味で防災対策について万全を期しているというところがまずあります。  他方、完全なもの、あるいはここで終わりだということはないわけですから、そ...全文を見る
○山口国務大臣 私の言葉が相当入っています。
○山口国務大臣 今、予算の方でも、地域脱炭素に関する再エネ推進交付金、二百億円。気持ちとして、脱炭素と地域の町おこしとの両立を図る、そういう再エネを想定しています。  そういう意味では、いろいろと地元でもって、いや、この場所でメガソーラーはつらいなというような事例も聞き及びます...全文を見る
○山口国務大臣 是非、田嶋議員のおっしゃられる提案、実行させていただきたいと思います。  これまでも、環境省では、自治体や業界団体に対してアンケートをしたことはあります。情報収集や意見交換を緊密に行って、地域の再エネの実情の把握に取り組んだことはあるわけですけれども、今おっしゃ...全文を見る
○山口国務大臣 いろいろな事例があるということの把握については、今年の四月には、各地方環境事務所において地域脱炭素創生室を設置する予定です。そういう意味では、トラブル事例についても積極的に情報収集を図っていく。先ほどおっしゃっていただいた風力発電についてもいろいろなケースが出てく...全文を見る
○山口国務大臣 今、田嶋議員の議論から私も学ばせていただいているわけですけれども、ドイツでは、全体をまずコントロールして、その中でオーケーのところを選んでいく。日本でも最近、土地に関しては外国資本がいろいろ入ってきて、水を求めて入ってくるとか、あるいは、基地の近くの土地を購入して...全文を見る
○山口国務大臣 当初は二度までということになっていたのが、一・五度に取り組む、今回グラスゴーでもって一・五度というものが合意されたわけですよね。それがどういうふうに実現できるか。途中経過はいろいろあろうと思います。  結論的に、二〇五〇年カーボンニュートラルということであれば、...全文を見る
○山口国務大臣 一・五度に抑えないと、いろいろと、もう逆戻りできない、不可逆的な悪影響になるというようなことで、そっちが先でしょう。
○山口国務大臣 途中経過は、二〇三〇年までに四六%削減、あるいは五〇%の高みを目指す、その延長上に二〇五〇年カーボンニュートラル、このことによって一・五度以内に抑えられる、そういう仕組みだと思います。
○山口国務大臣 今の環境省というのは、昔の環境庁と比べて非常に大きな役割を担ってきたと思います。水俣病から出発した環境庁、今、地球温暖化まで全てカバーする。地球温暖化に関する国際会議は、むしろ、外務省ではなくて環境省の方でマネージしているというところまで来ました。  この一・五...全文を見る
○山口国務大臣 政府実行計画とそれから地球温暖化対策計画の中でのいろいろな数字があると思います。  我々環境省としては、地球温暖化対策計画に基づく対策を毎年進捗管理していく中で、このLEDの道路照明についても、一層積極的に取組が進むように、国交省と連携して検討してまいりたいと思...全文を見る
○山口国務大臣 田嶋議員の後押しもいただいて、更に緊密に連携したいと思います。
○山口国務大臣 田嶋議員から、国民の意識の転換ということも含めて御指摘をいただいたと私は思っています。  ヨーロッパ等と比べて、確かに我々はもう少し切迫感を持たなきゃいけないなということも感じる次第です。役所、民間、それから国民一人一人のそれぞれの意識転換を図る中で、是非、今激...全文を見る
○山口国務大臣 いろいろな調査がある中で、脱炭素については、国連開発計画、UNDPが、令和二年に危機意識に関する調査ということで、我が国では気候変動に対する危機意識は国際的にも高い水準にあるものの、緊急に行動すべきとの意識が欧州の国々と比較して必ずしも高くないという結果が出ている...全文を見る
○山口国務大臣 今触れていただいた、令和三年度補正予算でお願いさせていただいたグリーンライフ・ポイント事業、環境配慮製品あるいはサービスの選択等といった消費者の環境配慮行動に対して、企業や自治体等がポイントを発行する取組を支援し、拡大していくものです。額的にも百億円余りという、非...全文を見る
○山口国務大臣 分母が炭素投入量で分子がGDPということであれば、今、二〇一四年の数字をお示しいただきました。そういう意味では、二〇一一年の東日本大震災というものが関係しているかもしれません。その前、我々の炭素生産性というものは世界最高水準だったものが、電力部門からの排出増加とい...全文を見る
○山口国務大臣 今年の四月一日に施行されるプラスチック資源循環法は、製品の設計段階から廃棄物の処理に至るまでのライフサイクル全般で、あらゆる主体によるプラスチックの資源循環の取組を促進していくものです。  具体的に、設計・製造段階では、環境配慮設計に関する指針を策定し、指針に即...全文を見る
○山口国務大臣 ワンウェープラスチックというふうに呼ぶとすれば、その削減は、世界全体としてプラスチックごみ問題に取り組む上で欠かせない対策だと思います。  プラスチック資源循環法では、先ほどの十二製品を対象として、代替素材への転換などの使用の合理化の取組を提供事業者に求めること...全文を見る
○山口国務大臣 熱回収というものが、確かに、循環型社会形成推進基本法では、三R、すなわちリデュース、リユース、リサイクルの順番に取組を行って、なお難しい場合には熱回収ということになった。順番としては、どうしても三Rが難しいときにということになっていて。  プラスチック資源循環法...全文を見る
○山口国務大臣 はい。  プラスチック資源循環法では、市町村がプラスチック資源の分別収集、リサイクルに取り組む努力をするという義務を有しています。  そういう意味では、そういうことを前提としながら、来年度から、プラスチック資源の分別収集の実施を循環型社会形成推進交付金による支...全文を見る
○山口国務大臣 馬場議員の言われるとおり、戦争に対してはいろいろな言葉が残っているわけですけれども、アメリカの憲法起草者の一人が、よい戦争というものはなかった、悪い平和もなかったと。ここが一つのポイントですね。  先ほどおっしゃられた対話のチャネル、外交官で処理できなければあと...全文を見る
○山口国務大臣 飯舘村の長泥地区、私も行かせていただいて。一般の食品の基準というのは百ベクレル。二十ベクレル以下は測定が難しいと言われています。他方、あそこでの野菜あるいは作物は〇・一ベクレル、最高でも〇・二五。したがって、百ベクレルからはずっと低いどころか、これは安全です。まだ...全文を見る
○山口国務大臣 国際的知見、その点では、馬場議員と私はそんなに違わないどころか共有するものです。  日本の専門家の人たちは世界のトップレベルです。そういう意味では、他方、第三者的な意見もきちっと踏まえたいということで、IAEAとの専門家会合を既に四回続けているわけですね。そこで...全文を見る
○山口国務大臣 飯舘村の長泥地区の話とこの話とはかなりちょっと性質が違うので、分けて考えたいと思います。  飯舘村の長泥地区での作業というのは、再生利用の土をまず、それからその上に覆土してということで、かなりそういう意味では厳重の上にも厳重にやっています。私自身も、それを見て、...全文を見る
○山口国務大臣 責任者は県と関係市町村です。環境省は、それに対して、お願いをしたり、あるいは助言をしたりする立場です。
○山口国務大臣 環境問題、特に地球環境問題については、これはいわゆる資本主義が対応できなかった部分ではないかと思います。  みんなが資本主義になれば幸せになると思い込んでいた。ところが、格差はできるし、それから、自分さえもうかればいい、自分さえよければいい、もうかりさえすればい...全文を見る
○山口国務大臣 万博については、私も、一九七〇年に、まだ中学校の三年生、高校一年生だったですけれども、そこで夢をかき立てられましてね。  今回、万博の話ということで、当時、二階幹事長が相当頑張りました。外務省を全部総動員して、大使館を総動員して決めてきました。まさに、私的に見て...全文を見る
○山口国務大臣 生物多様性について、我々は、昨年のG7サミットで合意した二〇三〇年までの陸と海の三〇%以上の保全に向け、国立公園等の魅力向上、あるいは保護地域以外における生物多様性の保全に資する民間取組等を促すための仕組みの整備等に取り組んでおります。  あと、東日本大震災につ...全文を見る
○山口国務大臣 里地里山など、中山間地域の持続的に保全管理された土地は、生物多様性保全の観点のみならず、防災など様々な観点から社会課題の解決に寄与しており、極めて重要だと思います。  そのような土地をOECMとして認定することで、健全な生態系が有する社会的な意義が正しく認識され...全文を見る
○山口国務大臣 先般のナイロビにおけるUNEA5・2で、INC、政府間交渉委員会の設立ということについて、それを盛り込んだ決議が採択されました。  そういう意味では、枠組みが整ったわけですから、INCでもってこれから議論が行われるわけで、どういう議論が行われるかというのはまたこ...全文を見る
○山口国務大臣 三十年以内に福島県外に最終処分をするという方針、これは、国としての約束であるとともに、法律に規定された国の責務であります。  減容、再生利用により最終処分量を低減することが重要ですけれども、二〇二四年度戦略目標として、必要な建物のスペックあるいは量、要するに最終...全文を見る
○山口国務大臣 COP26においても一・五度努力目標への決意を含んだ成果文書が合意されて、我が国としても、二〇五〇年カーボンニュートラル、あるいは二〇三〇年度の削減目標の実現に向けた決意を新たにした次第です。  これらの目標の実現に向けては、あらゆる分野であらゆる施策を総動員す...全文を見る
○山口国務大臣 COP26で、御指摘のクレジットの国際的な取引ルールについて合意されました。我が国はルール作りの交渉において、これら取組の信頼性が担保されるように、クレジットを移転する国、ホスト国と、クレジットを獲得した国の間で排出量が二重に計上されることを防止するための対応、い...全文を見る
○山口国務大臣 昨年のCOP26で、御指摘のように、一・五度目標に向けて、緩和策あるいは適応策の更なる強化、これを締約国に求めることが合意されました。パリ協定六条の市場メカニズムに関するルールも合意に至って、パリ・ルールブックが完成したわけですけれども、このような合意がまとまった...全文を見る
○山口国務大臣 いろいろな枠組みづくりがあると思います。COP26での六条の話、それもそうですけれども、一・五度に抑える二〇五〇年カーボンニュートラルの達成、こういうことの合意があるんですけれども、それを実際に実現していく、その足並みが乱れないように、そういう意味では、どの一国が...全文を見る
○山口国務大臣 カーボンニュートラルの実現に向けては、若者を含めた幅広い世代の思いを受け止めることが欠かせないと思います。地球温暖化対策計画にも、将来を担う若者の声をすくい上げていくため、行政が若者世代の意見を受け止める場を設け、脱炭素を踏まえた社会経済の在り方等を始め、政策への...全文を見る
○山口国務大臣 去年の気候サミットのときに四六、あるいは場合によっては五〇という高みを目指すということを試算し、また、去年の十月の閣議でもってそれを決定したというところがある、その際には相当綿密に、あるいは絞り出すように数字を積み立てていったんだと思います。その中で、今御指摘いた...全文を見る
○山口国務大臣 先般の、環境影響評価法に基づいて抜本的な見直しを強く求める意見を出させていただいたときにも、環境に適正に配慮すること、そしてまた地域における合意形成を丁寧に進めていただくことが不可欠だということで述べさせていただきました。それを受けて経産大臣としても同様の意見を述...全文を見る
○山口国務大臣 国会での審議というのは非常に重いものですし、国権の最高機関で議論されていること、私も今日は目いっぱい受け止めていきたいと思います。
○山口国務大臣 令和三年度の補正予算でもいろいろと環境あるいは地球温暖化対策関係で予算をお願いさせていただき、また、令和四年度でも、二百億円の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金、そして今御指摘の財政投融資による二百億円の話、いろいろな意味で地合いを整えつつあるとは思うんですけれども...全文を見る
○山口国務大臣 先ほど私自身が申し上げたのは、いわゆる典型的な、銀行的な仕事、要するに、堅い担保を取って、そうでなければどうのこうのというのじゃないようにという話なんです。したがって、金融機関の経験者の方も含めて、いろいろと人材を発掘していきたいなと思っています。
03月09日第208回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(山口壯君) 甲状腺検査は、子供たちの健康を長期に見守るために実施してきたものであり、対象者本人が検査のメリット、デメリットを理解した上で、検査を希望する方が受検でき、また希望しない方が受検しないことを自然と選択できるようにすることが重要であると考えています。  検査...全文を見る
03月14日第208回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(山口壯君) 熱中症による死亡者が近年高い水準で推移しているということは我々の共通の認識です。そのうち約九割が屋内で亡くなっているというデータがあることから、屋内における熱中症対策が非常に重要だというふうに思います。  環境省は、熱中症対策推進会議の事務局として熱中症...全文を見る
03月16日第208回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○国務大臣(山口壯君) 三木委員がおっしゃるその海洋プラスチックのごみですけれども、我々が思っているよりも深刻な面があると思います。細かくなってマイクロプラスチック、あるいは更に細かくなってナノプラスチック、それを魚が食べたもの、その我々が魚を食べて、場合によっては脳までそれが行...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 脱炭素先行地域、これは二〇二五年までに百か所以上創出したいと思っています。今年度の予算でもって二百億円お願いさせていただいているところですけれども、これは、脱炭素と町おこしを両立させて頑張っていこうと、脱炭素ドミノを起こさせていただこうと、そういう趣旨で取...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この原子力発電所への攻撃というのは、ある意味で国全体で考える次元の話かもしれません。そういう意味で、今、更田委員長からは所掌の範囲内でお答えいただいたと思いますけれども、我々、どういうふうにこの国民の安全、安心感を確保していくかという観点からは、やっぱりこ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) ロシアとの関係をどうするかというのが根底にあると思います。その意味で、ロシアからの天然ガスあるいは原油、これをカットしていこうということがアメリカのバイデン大統領のまた提案にもありました。アメリカの場合は三%ぐらいしか頼っていないわけですから、日本の場合は...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この東京都が都市計画法に基づいてやっておられることではあるんで、環境省としてその見解を申し上げるという立場にないとは思うんですけれども、確かに、一般的に私の感覚でもやっぱり確かに気になります。その意味でいろいろ調べてみましたら、伐採したものを移植したりとか...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 国会は国権の最高機関であり、ここでこういう議論がなされていることというのは非常に大事なことだと思います。青木委員のお気持ち、また東京都に伝えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) 全国行脚という趣旨は、これから地域脱炭素に関するいろんな意見を吸い取っていきたいという気持ちで始めたわけですけど、まだ一都一道二府四十三県全部は回り切っていません。地方環境事務所のある九ブロックを中心に回っている。また、それプラス、副大臣の方々にも手伝って...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 脱炭素先行の地域は、この脱炭素への意欲と実現可能性の高い地域において二〇五〇年を待つことなく二〇三〇年に前倒しでカーボンニュートラル達成を目指す、そういう全国のモデルとなっていただく、そういう地域です。  今選定中ですけれども、既に公表している選定要件と...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この御指摘のグリーンファイナンス推進機構については、二〇二〇年度の末時点で十億円、十四億円の累積損失はありますけれども、最初投資が行われて、最初マイナスになることになりますね。それで、だんだんだんだんそれが稼働していくに従ってプラスになっていくわけですけれ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 斉藤鉄夫環境大臣が始められたリーダーシップで、大変貴重なデータだと思います。世界的に類例も見ないデータですし、その点で、この子どもの健康と環境に関する全国調査、エコチル調査については、今年度中に健康と環境に関する疫学調査検討会報告書を取りまとめさせていただ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) このロシアのウクライナ侵略、いや、これはもうそもそも戦後の国際秩序を完全に否定しているわけですね。国際連合をつくって、武力を行使をしない、そんな中で、安全保障理事会でもって決めたことで集団安全保障やろうと、例外は自衛権と集団安全保障の武力行使と旧敵国条項、...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今年はドイツでG7行われますんで、ドイツとロシアの関係考えれば、ドイツとしてもエネルギーについてのいろんな考え方をまた今悩んでいるところだと思います。でも、方向性ははっきりしていますよね。ロシアとの関係というものをかなり今までとは違う関係に持っていかざるを...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 清水議員とよく、一月二日の家島の成人式一緒させてもらって、瀬戸内海の管理についていろいろと議論させてもらっているところです。  今御指摘いただいた、地元の漁業者の方々が海底耕うん、あるいは、かい掘り、海底耕うんというのは確かにずうっと耕運機みたいにやって...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 私も先般、一月ですけれども、北海道の阿寒摩周のところの国立公園、いろいろと見学させていただいて、すごく大自然、もうそれは世界からいろんなインバウンドが本来あるところですね、今それが減っているということもあるのか廃屋ということが問題になって、地元の方々がいろ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この水俣病は、環境省の前身、環境庁が発足すること、そこから出発しているわけですね。市田先生がずっと長い間これに取り組まれてこられたことに本当に心から敬意を表します。  環境省では、水俣病特措法に基づいて、メチル水銀が人の健康に与える影響を客観的に明らかに...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 市田先生のお気持ちも受け止めながらですけれども、本年秋を目途に、どこまで手法の精度が上がるかも含めてその成果の整理を行うというのが今の我々の作業しているところで、それを踏まえて、この調査研究の活用ということでこの三十七条一項、三項、そこについての対応をした...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 被害者の皆様方のお気持ちというのは、本当私自身ももう正面から受け止めたいと思います。また、市田先生が今まで取り組んでこられたことの重みというものも存分に受け止めさせていただきたいと思います。  その上でありますけれども、この三十七条一項、そして三項、この...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この脱炭素社会の実現に向けて、確かに住宅、建築物のその比重というのは三分の一というのは、先ほどから数字の示しているとおりだと思います。  地球温暖化対策計画の中にも、確かに、今後、早期に建築物省エネ法における規制措置を強化するというところがあります。そう...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今、済みません、カテキンについては初めて聞いたんですけど、温泉については、強酸性のところとかいろんな中でそういう話があるということは聞いたことがあります。そういう意味で、私も今日、興味深く、済みません、聞かせていただきます。
○国務大臣(山口壯君) 環境省との関係でいえば、五感に優しい環境づくりとか、あるいは心身に優しい環境づくりとか、そういうところが関係するんだと思います。  我々自身も、まだその基準については、今日初めて、ちょっと検討をさせていただくようなことになると思うんですけれども、環境省に...全文を見る
03月22日第208回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(山口壯君) 今年一月のクリーンエネルギー戦略に関する有識者懇談会において総理から、萩生田経産大臣と協力して、地域における脱炭素化、ライフスタイルの転換あるいはこのカーボンプライシングなど、多くの論点に方向性を見出すという指示がありました。  この二〇三〇年度目標の達...全文を見る
03月24日第208回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○国務大臣(山口壯君) 先ほど猪口議員から、国際社会の秩序についてということで、私も環境問題に国境なしということで、このCOP26に臨ませていただきました。他方、そこにはもちろんロシアの代表も当時は来て、そして、この二度あるいは一・五度の、ここにどういうふうに心合わせをするかとい...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 国際社会というのがまだ組織化十分じゃないんだと思うんです。そういう意味で、世界を全体を結ぶ議会もありませんし、世界を全部統治する警察的な機構もありません。そういう中で、一つ一つ積み重ねていって国際社会というのは組織化に向かってきているということは、長い目で...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 先ほど猪口議員から、ヨーロッパにおけるこの共同体の歴史の話もありました。ヨーロッパは、もう欧州においてフランスとドイツが死闘を演じた、何百年間。もうこれ以上戦争は要らないよということで、あそこの間にあるアルザス・ロレーヌ、今あそこのストラスブールというとこ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 水俣病は環境省の原点であると、不変の原点であるというふうに思います。  この人の健康と環境を守るという、そういう取組を着実に進めていくわけですけれども、この公害の未然防止については、環境保全する上で維持されることが望ましい基準である環境基準の設定、あるい...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 猪口先生とは、ちょっと前になりますけど、クラスター禁止条約、いろんな役所がある中で、その防衛担当の役所は、やっぱりクラスター爆弾必要だという見解でした。その中で、本当にこの議員連盟でなかなか、あそこまで行けたというのは正直、本当正直ベースで猪口先生の行動力...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 昨年の八月、あっ、失礼、昨年、環境省の税制改正要望では確かにこのカーボンニュートラルに向けたカーボンプライシングを含むポリシーミックスの推進というふうになっていたのが、年末、これは自由民主党の中ですけれども、この税制改正大綱の中ではカーボンニュートラル実現...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 個々の業界のことについて触れるのは余り良くないとは思うんですけれども、いろんな業界とお話しさせていただく中で、例えば鉄鋼業界、コークスと一緒に燃やせばCO2、H2で燃やせばH2O、じゃ、高炉を物すごい額で変えなければいけないとなるとどれぐらいかと。何千億円...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今、たまたま、済みません、鉄鋼業界のことを話題にしているんですけれども、物すごく真摯に脱炭素について考えておられます。もう正直私が予想したよりもずっと深く、丁寧に、真剣に、本気で考えておられるということがよく分かりました。  他方、そのことが業界にストレ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この脱炭素社会の実現に向けてはもう経済社会全体の変革が必要であるということは、もうそれぞれ御理解いただいていると思います。その意味で、脱炭素だから日本の経済が弱くなるということがないように、脱炭素だからこそ、それが、それを経て日本の経済が強くなっていくよう...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 地域の脱炭素化を、脱炭素、そしてまた町おこし、これを車の両輪として両立できるようにという観点で進めていきたいと思います。その意味で、先ほど申し上げさせていただいたこの令和四年度予算でお認めいただいた地域脱炭素移行・再エネ推進交付金の二百億のほか、あと、同じ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 太陽光発電など、再エネ最大限の導入に向けては、地域における合意形成を図って、そしてまた環境への適正な配慮を確保することが重要だという認識の下に進めていきたいと思います。  そのため、この大規模な太陽光発電事業については法により環境アセスメントを義務付けて...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今まで海洋プラスチック汚染に関する国際的な枠組みは存在しなかったわけですね。大阪のブルー・オーシャン・ビジョン始め、日本としてイニシアチブを取った面が非常に多くあります。  今回のこの国連環境総会、UNEA5・2、ケニアのナイロビで行われたわけですけれど...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 地球温暖化と気候変動の関係については、地球温暖化により気候変動が引き起こされるんだというふうに認識しています。人為の温室効果ガスの排出が地球の温度が上昇する地球温暖化の原因となる、この気温上昇によって海面上昇や降雨パターンの変化などの気候変動が引き起こされ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 異常気象ということで、どおんと大雨が、集中豪雨が降ったり、あるいは川が氾濫したり、あるいは熱波ということでカナダとかオーストラリアでそれが大火事になってみたり、そういう意味では、気候温暖化と言うよりも確かに、あっ、失礼、地球温暖化と言うよりも気候変動と言う...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 一番根源的な御質問をいただいていると思うんですけれども、二〇五〇年のカーボンニュートラル、あるいは二〇三〇年の四六%あるいは五〇%という実現に向けてはあらゆる分野であらゆる施策を総動員すると、まずこれがもう基本だと思うんです。既に脱炭素先行地域の創出などを...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 一八%なりの今の例えば再生エネルギーを、三六から三八まで二〇三〇年までに持っていくということ、これは決してそんな簡単なものではないとは思っています。  先ほどから議論になっているような太陽光パネルについても、造りゃいいというものではないですし、やっぱり自...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 原子力については、とにかく安全を最優先でもって、再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な限り低減と、これが政府の今の立場ですし、今回のそのウクライナの状況を見てみると、この安全を最優先ということが非常に一層重みを持ってきていると思います。  その電源構...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 確かに、ウクライナにロシアが攻めて、我々としたら、じゃ、ロシアにどれだけ石油、天然ガス、石炭を依存しているかなということもちょっと見てみました。石油が四%、石炭が、失礼、天然ガスが九%、それから石炭が一一%。アメリカはそういう意味では全然低いんですけれども...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今、柳田先生おっしゃられたのは、多分、グリーンイノベーション基金二兆円、物すごく少ないですよね、現実に。  ある試算で、日本でイノベーションに使っているお金幾らだと、五兆円、では中国幾らだと、二十八兆円ですね。この二兆円、それから大学ファンドで今年十兆円...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 脱炭素に向けては、再エネの最大限の導入が不可欠であることは間違いありません。ただ、残念ながら、一部の再エネ事業について環境影響が強く懸念され、地域への説明も不十分であるために、地域において迷惑施設と見られる状況が生じていることも、これまた事実だと思います。...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 地域に受け入れられる太陽光発電と、そのためには、環境に適正に配慮し、住民との対話を含め地域における合意形成を丁寧に進めていくことが不可欠ですと、まずこれ基本的なスタンスです。地域とのコミュニケーションを図りながら、適正な環境配慮が確保された事業計画とするた...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 使用済太陽光パネルの処分については、環境省としては、まず、おっしゃるとおり、適正なリユース、リサイクルを進めて資源循環を促進する、その上で、リサイクルできないものについては適正に処理をするということだと思います。このため、環境省では、発電事業者やパネルの解...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 木質バイオマスを含むバイオマス発電というのは、再エネの中でも、災害時のレジリエンスの向上、あるいは地域産業の活性化を通じた経済、雇用への波及効果が大きいなど、地域分散型、地産地消型のエネルギー源として多様な価値を有していると思います。二〇五〇年カーボンニュ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この島、太平洋の島々の方ですね、全体会合の中でも、二度だとデスセンテンスだと、どうしても一・五度にしてくれというアピールが何度も何度もありました。もうそれは今、山下議員がおっしゃったようなことを踏まえてのことだと思います。  若い方の意見、いろいろなポイ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 気候変動問題への対応というのは、まさにこれから勝負の十年が始まっており、既に、国内でも、国際的にも我々全力で取り組んでいかねばいけないと思います。  先ほど申し上げたこの一・五度目標、それと整合的な形での二〇五〇年カーボンニュートラル、そして二〇三〇年度...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 確かに、そのCOP26では、今世紀半ばのカーボンニュートラル及びその経過点である二〇三〇年に向けて野心的な削減対策を締約国に求める等を含むグラスゴー気候合意が採択され、おっしゃったとおりのことが含まれています。  これに加えて、パリ協定六条の市場メカニズ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) それぞれのCOPでは議長国がいろいろとイニシアチブを取って、動きを取られるわけですね。  今回、イギリスのシャーマ議長、この石炭に対して非常に積極的でした。我が国としても、いろいろな意味でこのそれぞれの事情がある中でのいろんな訴えをしたところです。この排...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 日本は、福島の第一原子力発電所事故を受けて、その間、原子力発電所は止めて、そして石炭でもって急をしのいできたというところはあると思います。その中で、日本がヨーロッパと比べてみて、例えばその電力網があるわけでもなし、あるいはガスパイプラインがあるわけでもなし...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) まだ食べられるのに廃棄されるいわゆる食品ロスを削減するということは、その食品の生産、加工、流通、そこにエネルギーが使われるわけですから、その無駄を防ぐという意味で気候変動対策につながる重要な取組だと思います。食品ロスの削減のためには、事業者による取組に加え...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 食品の寄附に関する善きサマリア人の法、それは、食品が誠意を持って寄附される限り、食品の寄附によって意図せざる事故が起きても、民事上、刑事上の責任を負わないという免責制度としてアメリカなどでの導入事例があると承知しています。  このフードバンク等、そこでこ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 電力の安定供給のためにいろんな方策があると思いますけれども、もちろんその電力の安定供給というのは守らなければいけないものだと思いますし、環境省としても、そこはきちっとやらせていただきたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) 脱炭素社会というこの未来社会像を目指す上で、どうしても自国を取り巻く状況を踏まえて実効的な対策を講じていかなければいけないということだと思います。  ウクライナの情勢でもって非常に乱気流は生じてはいるんですけれども、中長期的にやっぱり不可逆的なことになら...全文を見る
03月25日第208回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○山口国務大臣 環境省では、動物愛護管理基本指針を定めております。この中で、治癒の見込みがない病気や攻撃性を有するなど、犬猫を譲渡することが適切でない場合を除いては、飼い主への返還や新たな飼い主への適正な譲渡を積極的に進めることとしています。  犬猫の殺処分数については、同指針...全文を見る
○山口国務大臣 犬猫の譲渡を受けた方、いわゆる里親については、譲り受けられた後に、単身者であれば用事で犬猫の世話ができない際に代わりの世話を頼める人がいないとか、あるいは、高齢者であれば動物の世話をすることが体力的に難しくなったといった様々な事情が生じることがあるやに、それはもち...全文を見る
○山口国務大臣 核燃料の輸送に関して安全を確保するというところは、そのとおりだと思います。  ずっと図柄を見てみますと、縦割りのようではあっても、一貫しているところもあると思います。実際に、輸送物が技術上の基準に適合することの確認は原子力規制委員会、これはそのとおりでしょう、こ...全文を見る
○山口国務大臣 地域の河川の汚染に関する問題については、まずは地域の環境の監視や保全を担当する自治体が、必要に応じて国土交通省などの河川管理者と連携して、必要な調査等を行うべきものと認識しています。  環境省は、自治体による地域の環境保全が円滑に行われるよう、日頃より水質汚染等...全文を見る
○山口国務大臣 本事案については、廃棄物処理法に基づく不法投棄の指導監督権限を有する山梨県から、行為者のニッケイ工業株式会社に対して汚泥の撤去等を行政指導し、また、汚泥が取り除かれたことを確認したというふうに聞いています。  現在、山梨県、静岡県及び国土交通省が連携して、富士川...全文を見る
○山口国務大臣 河川等に有害物質が流出した場合には、地元自治体が必要な調査等を行うことになりますけれども、その際、地元自治体に対して必要な技術的助言を行うことが我々としては非常に重要であるという考えです。  御指摘の富士川の事案に対しても、これまで、有害物質の毒性あるいは分析方...全文を見る
○山口国務大臣 環境庁時代、私も、役所に入って最初の担当がOECDの環境委員会、当時は通産省と環境庁の間の死闘が演じられていた時代でもありました。そのことを記憶にとどめながら今回環境省に来させていただいて、物すごく環境省の蓄積というのは大きくなっていますね。それからいわゆる経産省...全文を見る
○山口国務大臣 この間の週末の時点で十五道府県、だから、四十七分の十五で大体三分の一ですかね。しばらくオミクロンで止まっていたんですけれども、また加速化してやっていきます。  一都一道二府四十三県と私は言いましたけれども、本当はもっともっと行きたいところです。でも、まずは全国、...全文を見る
○山口国務大臣 北海道では、特に、阿寒摩周国立公園へ伺わせていただきました。雪の中、一月だったんですけれども。  その中で、廃屋となったホテルを、今コロナで大分経営状態も苦しくなったということも関係していると思うんですけれども、そこを、せっかく世界から呼び込めるだけの地域ですか...全文を見る
○山口国務大臣 北海道は、いろいろ、大自然の恵みの大きなところです。ワシもいれば、そういうことをどういうふうに保護していくか、専門家の方にも出会わせていただいて意見も伺い、今取り組んでいるところです。  風力発電がある中で、ワシがどんとぶつかって、けがをして飛べなくなる、じゃ、...全文を見る
○山口国務大臣 プラスチックごみというものに対するみんなの意識というのは、今非常に高めていただいているんだと思います。レジ袋の有料化についてもいろいろな意見はあったようにも思いますけれども、他方、やはり意識的には非常に、どんどんそれが契機となって、何でこれをするんだろうと。  ...全文を見る
○山口国務大臣 今、七十九件の申込みをいただいて、いろいろなものがあるんですけれども、例えば、廃棄物を燃やして電力をつくっていく、その収入を例えば町の高齢者の方あるいは若い人の定期券に使っていくということで、町おこしと地域脱炭素を両立するようにというようなものも挙がっているやに思...全文を見る
○山口国務大臣 二百億というのは、地域脱炭素・再エネ推進交付金。それから、二百億で財政投融資。プラス、令和三年度の補正予算で、ZEB、要するにネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング、それからZEH、そういうことも含めて大体一千億円ぐらいあるんです。グリーンイノベーションファンドが...全文を見る
○山口国務大臣 リニア中央新幹線については、確かに、二〇一四年、環境大臣として国土交通大臣に、事業者が十全な環境対策を講じることにより環境の保全について適切な配慮がなされることが確保されるよう、本事業者に対して適切な指導を行うことなどを環境大臣意見として求めました。  国土交通...全文を見る
○山口国務大臣 環境省では、二〇三五年の乗用車新車販売における電動車一〇〇%の政府目標の達成に向けて、ゼロカーボン・ドライブと銘打って、再生可能エネルギー電力の利用と組み合わせた電気自動車等の導入支援も行っています。  また、先般成立した令和三年度補正予算においては、地域住民の...全文を見る
○山口国務大臣 一般的に、使用済みの紙おむつというのは可燃ごみと一体で排出されており、御指摘のように、リサイクルを進めていく上では分別収集をする必要があると思います。  環境省が令和二年三月に策定した使用済み紙おむつ再生利用等に関するガイドラインにおいては、自治体における分別収...全文を見る
○山口国務大臣 ゼロカーボンシティーの取組を推進していく地域の脱炭素化に向けた国の方針としては、全国行脚でもってやっているのもその趣旨なんですけれども、地域脱炭素と町おこしを両立していただきたいというところで、二百億円の再エネ推進交付金、あるいは財政投融資に組み込む二百億円、そう...全文を見る
○山口国務大臣 ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国は、二〇五〇年までのカーボンニュートラルの実現を昨年の法改正で法律上明記するとともに、昨年四月には、二〇三〇年...全文を見る
03月25日第208回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○国務大臣(山口壯君) 確かに、国としての約束であり、この三十年以内の県外最終処分に向けて、減容、再生利用により最終処分量を低減するということを考えつつ今やっているところで、二〇一六年に策定した技術開発戦略及び工程表に沿って、今、減容に関する技術開発あるいは再生利用の実証事業、全...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 福島県県民健康調査、甲状腺検査により見付かった甲状腺がんについては、福島県の県民健康調査検討委員会や、あるいはUNSCEAR、原子放射線の影響に関する国連科学委員会などの専門家会議により、現時点では放射線の影響とは考えにくいという趣旨の評価がなされています...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この今回、今回というか、この二〇一一年の福島第一原発、原子力発電所事故の後行ったこの甲状腺検査、これはもう対象者全員について、ある意味で相当広くやっているわけですから、そういう意味ではいろんな数の問題もあると思います。  他方、これ、専門家の見地から、福...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この専門家の、福島県の県民健康調査検討委員会あるいはUNSCEAR、その報告書によって、この非常に感度が高い若しくは精度がいいスクリーニング技法がもたらした結果、また、大きく増加している原因というのは放射線被曝ではないと、この辺は確かなものだろうと思います...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 環境省に関わるものということで、その福島県民の健康を長期的に見守り、将来にわたる健康の増進につなげていくために、国も七百八十二億円を拠出して基金をつくり、これを活用して福島県が県民健康調査を実施しているという格好です。  この県民健康調査の中で、福島の子...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 個別の訴訟のことに言及すべきではないんですけれども、この因果関係ということであれば、先ほど福島県民健康調査の検討委員会あるいはUNSCEAR、その報告のとおりだと思います。  他方、患者さんのそれぞれの気持ちに心を致して、心からお見舞い申し上げます。 ...全文を見る
03月28日第208回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(山口壯君) COP26においてこのパリ協定六条ルールが合意されたわけですけれども、これは長年の間、宿題として残っておりました。今回、日本からも蓄積に基づいてこの提案をさせていただき、それが基で合意になったという経過もあります。それを踏まえて、これから市場メカニズムを活...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 公明党からの提案も本当によく、大いに取り入れさせていただいて、このグリーンライフポイント事業、令和の三年度補正予算を認めていただいた次第ですけれども、特にライフサイクル温室効果ガス排出量が、約六割が確かに家計消費に起因しているというところで、消費者の環境配...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この見える化については、昨年秋、グラスゴーでCOP26があった際に、私もいろいろカフェ、カフェがそこにいっぱいあるわけですね。そのカフェのメニューに、カーボンフットプリント、それぞれがどれぐらいのそのCO2排出量に関係するかということがはっきり書かれてある...全文を見る
03月29日第208回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○山口国務大臣 現行のグリーンファイナンス推進機構による出資制度というのは、エネルギー対策特別会計の補助金を財源としており、対象がエネルギー起源のCO2の削減以外のもの、例えば森林吸収源対策等は対象にすることができません。また、エネルギー起源のCO2の削減についても、排出削減に直...全文を見る
○山口国務大臣 グリーンファイナンス推進機構、確かに、今、現時点では十四億の赤字になっているわけですけれども、現実には、非常に最初の、初期投資の方が大きい、また、それが回収に移って、人件費とかを全部含んでプラスになるまでには若干時間がかかる、そういうことで、令和十一年をめどにプラ...全文を見る
○山口国務大臣 新機構に対する国からの出資額は、令和四年度は最大二百億円ということですけれども、改正法案では、新機構は二〇五〇年度のカーボンニュートラルの実現まで切れ目なく脱炭素投資を支援していくこととなっています。令和五年度以降の国からの具体的な出資額については、新機構の活動の...全文を見る
○山口国務大臣 今どういうふうに再生可能エネルギーを整えるかということをずっと考えれば、例えば、日本の国土で平たいところというのは少ないですから、そういうことで山の斜面もということがあったんでしょう。他方、そういうことに対して土砂崩れがあるんじゃないかとか、あるいは、私も最近アセ...全文を見る
○山口国務大臣 太陽光パネルとかいろいろなことについて、環境省の所管ということでは必ずしもないんですけれども、いろいろな省の所管の中で少しいいかげんな例があることも私も仄聞しています。これはやはり補助金に対する、税金から出ているんですから、そういうことであってはいけません。環境省...全文を見る
○山口国務大臣 脱炭素化支援機構が設立目的を達成するには、新たな機構の認知度を高め、資金支援ニーズを的確に捉えて投資につなげる案件形成がもちろん極めて重要です。  案件形成のルートとしては、現在のグリーンファイナンス推進機構が持つネットワークの活用はもちろんですけれども、現在行...全文を見る
○山口国務大臣 脱炭素化支援機構による案件の決定、これは、脱炭素事業や投資をめぐる市場動向を見極めつつ、機構自らが適切に判断できるようにしたいと考えています。そのため、具体的な件数、一件当たりの出資金額や投資分野の比率等についても柔軟かつ戦略的に対応したいと思います。あらかじめ目...全文を見る
○山口国務大臣 もちろん、国産であればその方がいいということは大前提としてあります。そういう意味で、我々のやっていることのベクトルが国産の方に向かっていく、ここは当然です。  それから、先ほどの戦略的に選ぶということに対しても、今、例えば、少し、具体的にしてしまうというのは硬直...全文を見る
○山口国務大臣 国の産業投資を用いて資金供給を行うものですから、支援対象事業は収益性があるということが大前提です。投資案件が軒並み毀損して機構の運営が立ち行かなくなるような、もちろん、そういうことにならないように万全を期していきます。  具体的には、投資実務等の専門的知見を有す...全文を見る
○山口国務大臣 今、半導体の話も田嶋議員からいただきました。ここを思い返せば、アメリカとの協調というのは非常に大事だし、そこは大変な半導体交渉だったと思いますけれども、蓋を開けてみたら、今、惨たんたる状況を我々は迎えている。アメリカあるいは欧米の環境に対して、日本が、何だか知らな...全文を見る
○山口国務大臣 今年一月に、埼玉県の小川町のメガソーラー事業について、発電事業としての必要性が確認できない外部からの残土搬入による大規模な盛土が計画され、地域では安全性への懸念等が生じていたため、環境影響評価法に基づき、計画の抜本的な見直しを強く求める意見を述べさせてもらったとこ...全文を見る
○山口国務大臣 地域で再生可能エネルギー事業を含む脱炭素化事業を推進するに当たっては、地域金融機関の役割が大きいというのはそのとおりだと思います。  先日、三月十四日に環境省が主催した第五回ESG金融ハイレベル・パネルにおいても、地域金融機関を含む金融各業界のトップの参加を得て...全文を見る
○山口国務大臣 金融界の果たす役割というのは非常に大きいものですから、世の中の仕組みのみならず、その方向性をつくっていくという意味で、是非協力して、我々の意向を酌み取っていただいて、是非コラボを深めていきたいと思います。
○山口国務大臣 国交省との意見交換、実は、今日の午後に話すことになっています。田嶋先生との意見交換の前にセットできていれば一番格好よかったんですけれども、今日やります。  ちなみに、国交省の方は、三月十六日の福島県沖の地震対応ということで大分追われていたようなので、私からも早く...全文を見る
○山口国務大臣 現行のグリーンファイナンス推進機構と新たに設置する脱炭素化支援機構は、いずれも、脱炭素化に資する事業に対して率先して資金を供給することによって民間投資の一層の誘発を図ることを目指しており、その点では御指摘のようにミッションを共有しています。  グリーンファイナン...全文を見る
○山口国務大臣 私の認識としては、まずは、各国において大規模な国による支援が行われているという中で、日本が決してそこは遠慮してはいかぬなというところがまずあります。他方、税金も使った仕組みをつくるのであれば、やはりそれが効果的なものであるという点は大事だろうと思います。  その...全文を見る
○山口国務大臣 世の中の、太陽光パネルを始めとして、みんなが関心を非常に強く持ったという点はあろうかと思います。  他方、並んでいるものをずっと見ると、個別の名前を指摘するのはよくないですけれども、非常に調子の悪いやつも入っていますよね。だから、そういう意味では、それと一緒にな...全文を見る
○山口国務大臣 民間という意味では、今までの銀行を範とするような伝統的な金融業務においては、担保が必要だとか、いろいろな意味で保守的なところがあったと思います。  そういう意味では、官民ファンドというものが、本来は少しチャレンジしてもいい、あるいはもう少しリスクを取ってもいいと...全文を見る
○山口国務大臣 グリーンファイナンス推進機構が実施してきた太陽光発電事業の案件も、資金供給の判断をした時点においては、設備機器の内容や実施場所などの面で前例が乏しく、事業性の評価が比較的難しい案件であったというふうに思います。
○山口国務大臣 現行グリーンファイナンス機構による地域脱炭素促進ファンド事業においては、営農型太陽光発電事業、いわゆるソーラーシェアリングに関する事業に出資した実績はありません。  これまでのところ、現行グリーンファイナンス推進機構に対してソーラーシェアに関する事業への資金供給...全文を見る
○山口国務大臣 例えば、営農組合の人が、経営が結構大変なわけですけれども、その中で、自分たちのところにこういうソーラーシェアを設けて成り立つかどうか。ビジネスモデルとして、教えるというのはおかしいけれども、広めていく、そういうことも必要なんだろうと思います。  先ほどのFITに...全文を見る
○山口国務大臣 ソーラーシェアということも、今回、私も認識を新たにしたところです。  そういう意味では、まだまだ広まっていないと思いますけれども、非常に有意義なものだと思いますし、太陽光全体にしても、先ほど、屋根あるいはビルの上という話もありました。それから、プラス、蓄電の話が...全文を見る
○山口国務大臣 脱炭素先行地域は、脱炭素への意欲と実現可能性の高い地域において、二〇五〇年を待つことなく、二〇三〇年に前倒しでカーボンニュートラル達成を目指す全国のモデルとなる地域です。  その選定に当たっては、既に公表している選定要件、例えば、脱炭素先行地域にふさわしい再エネ...全文を見る
○山口国務大臣 脱炭素化委員会には社外取締役を少なくとも一名以上含まれることとしたのは、各案件の支援決定の際、まずは脱炭素化支援機構の職員が対象案件の採否について審査を行うこととなりますけれども、最終的な支援決定の判断については、そのプロセスから独立して客観的、中立的に判断するこ...全文を見る
○山口国務大臣 脱炭素化支援機構は公的資金を活用するわけですから、その意味で、透明性の確保は重要です。  この点について、官民ファンドの運営に係るガイドラインでは、投資決定時における適切な開示に加え、投資実行後においても、当該投資について適切な評価、情報の開示を継続的に行い、国...全文を見る
○山口国務大臣 二〇五〇年のカーボンニュートラルあるいは二〇三〇年度目標の達成には巨額な脱炭素投資が必要だという背景がまずあります。それから、もちろん、今各国が大規模に様々な支援を国ベースでやっているということも念頭にあります。  その中で、昨今、ESG市場も拡大しているわけで...全文を見る
○山口国務大臣 特に小規模な地方自治体においては、人材、予算の確保、あるいは専門的な知見の獲得など、大変だと思います。その意味で、計画策定の段階から具体的な取組の実施まで、幅広く支援していかなければならないと思っています。  これまでも環境省本省あるいは地方環境事務所においてこ...全文を見る
○山口国務大臣 ソブリン・ウェルス・ファンドという言葉があります。国家ファンドですね。日本ではこれがありませんでした、非常に遅れていた。私は、もっともっと早く、もっともっと大規模にやらなければいかぬなというふうに思っていましたけれども、やっとこういう小粒のものが出てきました。そう...全文を見る
○山口国務大臣 貴重な国民からお預けいただいている税金を活用してつくるものという意味では、日本の国富をいかに活用していくか。今、その国富をつくる道筋というのが、大分我々ももがいているところですね。イノベーションについても、なかなかお金が回っていなかった、安ければよかろうということ...全文を見る
○山口国務大臣 今回の脱炭素化支援機構を設立させていただくに当たっては、最初の段階から、今までどおりのものじゃ駄目だ、それから、伝統的な金融業でも駄目だ、担保設定をしてどうのこうのというやり方ではなくて、もっともっと思い切ってやっていけるように、そういうことをやってくださいと。他...全文を見る
03月29日第208回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(山口壯君) 神津たけし議員から、トンネル掘削によって出る要対策土についてのお尋ねがありました。  トンネル掘削等の建設工事から発生する汚染土壌の取扱いについては、国土交通省において、建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアルを取りまとめており、...全文を見る
04月05日第208回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○山口国務大臣 外部環境の変化ということも、今、勝俣議員から言及がありました。  特に、ウクライナへのロシアの侵略というものを考えた場合には、今日の新聞でも、脱ロシアということが議論になってくるということが非常に際立って書かれていました。今、日本のエネルギーの中で、石油について...全文を見る
○山口国務大臣 脱炭素化支援機構は、主として、技術は実用化しており、また、収益性はあるけれども民間のみでは資金調達が困難な事業の事業化や規模拡大に対する資金供給を行うことを想定しています。  先ほどおっしゃられたペロブスカイト太陽電池、私も拝見しました。東京大学の教授等が頑張っ...全文を見る
○山口国務大臣 環境の政策というのは、これから、国家戦略の中で大事な大黒柱の一本ですから。また、今日、そういう意味で、地球温暖化対策推進法の改正という非常に大事な法案を御審議いただいているという中で、是非、いろいろとみんなに議論を共有していただくべく、たくさんの方に今日は参加して...全文を見る
○山口国務大臣 松木先生とはいろいろと深い話も今までしてきたんですけれども、確かに資本主義が限界に来ている、その中で、格差の問題と同時に気候変動の問題も起きてきた。今まで、いろいろな主義があったと思うんですよね。自由主義、民主主義。それが、例えば資本主義に対峙するものとして共産主...全文を見る
○山口国務大臣 今、いろいろな施策を考える中で、一・五度ということと地球温暖化対策、我々はその辺を一緒に考えているわけです。一緒というのは同時に考えているわけですけれども、経済界ともよく話をさせてもらっています。  例えば、業種をそれぞれ挙げた方がかえって具体的だから言うんです...全文を見る
○山口国務大臣 いわゆる資本主義の欠陥みたいなもので、もうかりさえすればいい、自分さえよければいい、今さえよければいい、そういうことからこういう気候変動の問題あるいは格差の問題も出てきたんだと思います。  その意味では、国の後押しというもの、これは実は各国ともやっていますけれど...全文を見る
○山口国務大臣 私も、もちろん部屋の電気とかをいろいろと消しまくって。うちは時々、長女とか次女が来るものですから、電気がついているよということで叱られたりして、そういうことはやっています。家庭由来のものも含めてまで省エネということで、これからやっていくということが、今回のIPCC...全文を見る
○山口国務大臣 環境省として、二〇三〇年度の四六%削減、あるいは二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けて、地域の脱炭素化がまず必要不可欠だという認識です。  今回の二百億円の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金、法文上、十九条の三ということで、国は必要な財政上の措置その他の措...全文を見る
○山口国務大臣 脱炭素化支援機構に対する民間からの出資というのは、設立時において数十億円程度を目安として、今、声をかけさせていただいています。  オール・ジャパンで取り組むという意味で、多くの意欲的な民間の事業者に出資いただけるように期待しているわけですけれども、先ほど中島議員...全文を見る
○山口国務大臣 風力、羽根については昔は日本のメーカーも頑張っていただいていた時期があったみたいですけれども、今は全部、中国の方が安いということで、メーカーとして造っているところはないというふうに承知しています。非常に残念ですよね。外国の企業と組んでしようかという、そういうことの...全文を見る
○山口国務大臣 再生可能エネルギー事業の開発に当たって、環境配慮あるいは地域コミュニティーとの共生というのが極めて重要だということは再三ここで確認されたと思います。そのため、支援決定に当たっては、脱炭素化支援機構は事業者の環境配慮や地域共生を確認する、その旨を環境大臣が定める支援...全文を見る
○山口国務大臣 全国における地域気候変動適応計画の策定数については、現在百十五の自治体が計画を策定済みで、この約一年間で倍増したということです。  国として適切に、自治体の実態、課題に応じて適切に支援していくということが我々は重要だと思っています。  そのために、地方公共団体...全文を見る
○山口国務大臣 二〇五〇年のカーボンニュートラル実現に向けて、短期的な早く大きく削減するということと、中長期的にイノベーションを進めながらという話、これを同時並行的に行っていくということだと思っています。  二〇三〇年に向けては既存の技術を最大限活用する、その中で、二〇五〇年カ...全文を見る
○山口国務大臣 四十年前、私、外務省に入省して一番最初の仕事が環境委員会という、OECDの環境委員会担当。当時、通産省と呼ばれていた今の経済産業省、そして環境省は環境庁でした。本当に死闘を演じていましたよね。連携なんて言葉は絶対出なかったですから。  私は、今回、環境省に来させ...全文を見る
○山口国務大臣 先ほど、司令塔の話もいただいたり、その中で環境省と経済産業省がきっちり意思疎通できているということを申し上げたんですけれども、今度は仕組みの面でどうかというような観点だと思うんです。  緩和面からは、地球温暖化対策推進法、緩和するというのは要するに一・五度以内に...全文を見る
○山口国務大臣 我々が産業競争力を高めて、なおかつカーボンニュートラルを実現していく、そういう高い判断基準が必要なんだろうと思います。脱炭素化支援機構には、その意味で、担保を設定して融資するという伝統的な金融手法のように保守的になるのではなく、思い切ってやれるように人材も仕組みも...全文を見る
○山口国務大臣 呼び水効果は、他の官民ファンド等の実績も参考にしながら、二〇二二年度、令和四年度は二百億円の資金供給に対してその四倍の八百億円の民間投資を呼び込んで、事業規模一千億円程度の脱炭素投資の実現に貢献するということを想定しています。  いろいろな形で各国が大規模に脱炭...全文を見る
○山口国務大臣 対象事業については、機構の目的規定にあるとおり、脱炭素社会の実現に寄与するという政策性がまず大前提です。その中で、株式会社である以上、収益性が当然であるということで、財源が産業投資であることから政策性と収益性の両立が求められている、そういう事業に限って資金供給をし...全文を見る
○山口国務大臣 ゼロカーボンシティーというのは、二〇五〇年までのCO2排出量実質ゼロを目指す地方自治体、そういうことでも公表されている。そういうことに対して意欲のある地方自治体に対して、地域の脱炭素化ということで、計画策定あるいは地域脱炭素移行・再エネ交付金を始めとした設備導入支...全文を見る
○山口国務大臣 所掌がもちろん国土交通省ということではあるんですけれども、住宅・建築物の脱炭素化が非常に重要だというところの認識はまずあるわけですね。  建築物省エネ法における規制措置を強化するということが、地球温暖化対策計画においても定められている。  そういうことで、国土...全文を見る
○山口国務大臣 政府といたしましては、地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、反対であります。     ―――――――――――――
○山口国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。     ―――――――――――――
04月05日第208回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(山口壯君) 山崎誠議員から、省エネルギーの現状とポテンシャルについてお尋ねがありました。  昨年閣議決定されたエネルギー基本計画においては、産業部門、業務部門、家庭部門、運輸部門において、技術的にも可能で現実的な省エネルギー対策として考えられ得る限りのものをそれぞれ...全文を見る
04月06日第208回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(山口壯君) 昨年秋のグラスゴーで行われたCOP26でもって、カーボンニュートラル二〇五〇年という国が多いと同時に、この一・五度、産業革命前と比べて一・五度にとにかく抑えようという合意が成り立ちました。それは大きな世界の潮流です。  ウクライナでもってこのロシアが侵略...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今、青森県とは実は日程の調整中で、一度決まっていたんですけれども、済みません、オミクロンの関係でもう一度調整させていただいています。  この全国行脚によって非常に強く分かったことは、地域脱炭素の実現に向けて、それぞれの自治体の方、あるいはその経済界の方々...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 二度であればもうデスセンテンス、死刑宣告だというのが、南太平洋の島々からこのCOP26のグラスゴー会議においても強調されていました。じゃ、一・五度であればいいのかというのも、本当ぎりぎりだと思います。約今一・二度まで来ているとも言われます。そして、大体あと...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 焼却時の熱量低下の懸念については、そのプラスチックの分別収集が進んでも、基本的には現在広く普及している焼却炉では重油などによる助燃の追加は必要ないと考えています。  御指摘のように、小規模なクリーンセンターにおける運営も含めて御不安を抱えておられる市町村...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 飼養管理基準省令のケージ面積等に係る規定については、昨年六月以降、新規に登録する動物取扱業者に対しては適用されていた、そして今年六月一日からは既存の動物取扱業者にも適用されるという背景ですね。  環境省では、これまでも動物取扱業者に対する規制が厳格に運用...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 松本市のこの動物取扱業者の事件に対する長野県の検証報告は、事案に即して現場の対応状況を分析したものであり、今後の動物愛護管理行政に非常に参考になる内容だというふうに認識しています。  このため環境省では、長野県の了承を得て、先月十五日に全国の地方自治体の...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 原則は、その地方自治体において、事業者が動物を不適切な状態で飼養管理している場合に、まず事業者において改善するよう指導監督する、これが原則です。  この御指摘の行政が積極的に保管、飼養することについては、その事業者が動物の所有権を手放すかどうかというこの...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この長野県の松本市の事案というのは、報道等により経緯をよく承知しているつもりですけれども、この動物取扱業の適正化を進める上で非常に重大な事案であると、そういう認識はまず根底にあります。  その劣悪な飼育環境はあってはならないし、御指摘のその趣旨についてま...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 社会の認識が時代とともに深化していくという中で、その緊急保護ということについてのもうお問合せもいただいているんだと思います。  他方、今の社会的なこの仕組みの中ではまだそこまで、この緊急保護でそのわんちゃんたちを全部まずというところまで行けるかどうか、そ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 失礼しました。  御指摘の中間貯蔵施設事業について、令和二年度決算検査報告における会計検査院による検査結果としては、不当事項や処置要求等の指摘事項はなかったものと承知しています。
○国務大臣(山口壯君) 福島県内で生じた除去土壌等の三十年以内県外最終処分と、この方針は国としての約束であり、また法律にも規定された国の責務であると、この実現に向けて、減容、再生利用により最終処分量を低減するというふうに取り組んでいます。  減容、再生利用については、現在、二〇...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この減容に関する技術開発や再生利用の実証事業等行っているわけですけど、一番肝腎なのがその全国での理解醸成ということだと思います。ちなみに、この県外最終処分に当たって、国民の理解醸成についてということで、県外の最終処分の方針について知っていますかというアンケ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 現下のこの電力需給の逼迫等の状況を踏まえ、また二〇三〇年度の四六%削減に向けても、家電の省エネ性能向上により家電による省エネを推進、促進することが重要だと、その認識はあります。  このため、政府としては、これは経済産業省所管ですけれども、このエアコン等の...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 新潟市秋葉区の油田があった場所において、現在、新潟県及び新潟市においてオイルフェンスの設置等による油の流出防止措置がなされているけれども、大雨の際などには油の一部が河川に流出することがあるというふうに承知しています。令和三年度には新潟市が経済産業省の廃止石...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 経産省のこの調査を、それに基づいて追加的な対策を検討、まずはそこを見ていきたいと思います。  本件は、その地元自治体及び河川管理者が連携して適切に対応いただくことが重要であって、我々は助言をしっかり行っていかなければいけないなと思っています。
○国務大臣(山口壯君) 環境省の所掌の範囲内で助言を行っていきたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) リニア新幹線整備工事のトンネル内の土砂は土壌汚染対策法の適用を受けるものではないというのは、るる説明させてもらったとおりです。  他方、この環境影響評価手続において、二〇一四年に国土交通大臣に発出した環境大臣意見において、土壌汚染対策法の対象外の土壌であ...全文を見る
04月08日第208回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(山口壯君) 紙智子議員から温室効果ガスの抑制についてお尋ねがありました。  本法律案では、農林水産大臣は、環境と調和の取れた食料システムの確立のための施策の実施に当たり、環境保全に関連する場合には、環境大臣と緊密に連絡、協力する旨が規定されています。  環境省とし...全文を見る
04月26日第208回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(山口壯君) 早坂敦議員から、韓国にある原子力発電所からのトリチウムの海洋放出についてお尋ねがありました。  原子力安全条約に基づき、韓国を含む締約国は、当該条約に基づく義務を履行するための法令や規制基準を設定しているものと承知しておりますが、御指摘の韓国によるトリチ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 高橋千鶴子議員から、特定復興再生拠点区域外への帰還についてお尋ねがありました。  拠点区域外については、昨年夏、事故から十年が経過した中、自宅に帰りたいという切実な思いにお応えするため、住民の方々の帰還に関する意向を個別に丁寧に把握した上で、帰還に必要な...全文を見る
04月28日第208回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○国務大臣(山口壯君) 電力の安定供給は、これはもう絶対重要だというふうに考えています。  この間、太陽が照っていなければ太陽光がうまくいかなかったと。蓄電システムがもっともっときちっとしていれば、電力の安定供給はもうちょっとカバーできると思うんです。今はどんどんどんどん蓄電池...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) このロシアのウクライナ情勢、侵略を受けても、もちろんそのグラスゴー合意というのは揺るぎないものだというふうに思います。  現実に、環境大臣会合ということでオンラインでよくあるんですけれども、私の方からちょっと今そういうことをやって大丈夫かねというようなこ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) イギリスのあのCOP26、グラスゴーで行われたときに、イギリスは先進国、次はエジプトというふうに分かっていました。その意味で、我々的にも、二度ではなく一・五度というものをこのグラスゴーでどうしてもまとめたいと。それで、エジプトの持っているその重点の置き方と...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) これ、本質的には、ごみ箱と間違っている人が余りにも多いんじゃないかなという気はするんです。今お示しいただいた資料の中でも、注射針というのも、これちょっと考えにくいんですけどね。それから、ペットのふん、たばこ、それから花火、おむつ、靴やサンダル、もう完全にご...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 新型コロナウイルス感染症の影響で、確かに国内外の利用者数は大幅に減少しています。一方、自然、健康への関心が高まっているということで、国立公園等の地域資源としてのポテンシャルはますます高まっていると認識しています。  二〇一六年以降、環境省では、日本を代表...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) その訪日外国人の方々についても念頭に置いて、コロナの収束という問題があるにせよ、ここはトンネルの出口が若干見えているような気もしますので、そこを考えなきゃいけないと思っています。  新型コロナウイルス感染症の影響で訪日外国人が減少する一方、国内において、...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 環境省は、令和元年度及び令和二年度に、有機フッ素化合物の排出源となり得る施設周辺の河川や地下水等を対象として、水環境中のPFOS及びPFOAの全国調査を実施したところです。  その結果、大阪府摂津市の地下水の一部において、環境省の定める暫定的な目標値五十...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 農水省ともよく対応を協議したいと思います。
○国務大臣(山口壯君) 先ほどもお答えしましたけれども、大阪府として、摂津市ともいろいろと協議していることですから、大阪府と私たちはちょっと連絡を取ってみたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) これは大阪府にしっかりと議論していただきたいという気持ちもあります。やっぱりこの健康にどう取り組むか、大阪府の知事始め、しっかり議論していただきたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) 大阪府の知事さんがどういうふうな政治をされておられるか、しっかりと議論していただきたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) 大阪府の摂津市の仕事、大阪府はしっかりやっていただきたい、我々はきっちり助言を行います。
○国務大臣(山口壯君) 私も、御質問いただいて、どういうわんちゃんが尻尾を断尾されているとか、あるいは耳、断耳されているとかずっと見てみたら、えらく多いですね。わんちゃんも、これ耳切られたり、尻尾切られたら本当痛いだろうなと思います。  今答弁もずっとありましたけど、動物愛護管...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) いや、すごく本当は好きなんです。いや、本当はというのは、今飼えないところに住んでいるから、宿舎とかマンションとか、だから飼えないんですけど、小さいときはよくわんちゃん飼っていました。大きいのもいたし、それから小さいのも。小さいやつは、何かこうやってごろんと...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) ペットとどう付き合うかというのも、やっぱり時代とともに進化していると思うんです。昔は、犬も、わんちゃんもみんな外に飼っていた時代も多かったですけど、今、うちで飼うところも増えているし、そういう意味ではいろんな変化があるんだと思います。  高齢者の方がペッ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) ただいま議題となりました特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  特定外来生物であるヒアリは、その毒性により人の生命又は身体等への被害が生じ得る生物です...全文を見る
05月10日第208回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○国務大臣(山口壯君) ヒアリ対策は、御指摘のとおり、早期発見あるいは早期防除が重要で、全国各地の発見場所で迅速に調査や防除を行っていくためには地方公共団体あるいは関係の事業者の方々との連携協力が不可欠だというふうに認識しています。  この対応を強化するために環境省の体制も一定...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) このアメリカザリガニあるいはアカミミガメ、我々がもう本当に親しく接していたものですから、小さいとき、よくザリガニ捕っていたりしたものですね。それが今回、このアメリカザリガニがいたり、今まで豊かだった湖とか、それがえらく殺風景になってしまうと。そういうような...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) はい。  今水産庁の方からも見解示していただきましたし、山梨県の方でもこのオオクチバスに頼らない漁業、漁場管理の変更ということを考えていただいているようなので、平仄を合わせてやっていきたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) 都道府県とその市町村の役割分担について、現時点では、都道府県は、早期発見のためのモニタリング、あるいは広域的な観点からの防除、そして近隣都道府県や市町村間の連携促進等を担うこととなっています。また、市町村は、地域の被害の状況に応じた防除、そしてまた都道府県...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この総務省の指摘、主に四つあると思います。ヒアリ、アライグマ、オオキンケイギク、セイヨウオオマルハナバチ、特にまずその中でもこのアライグマについて全国的に課題になっていると思いますので、その戦略的な防除の在り方を検討し、その中でPDCAを適切に回すための方...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 伊丹空港、大阪国際空港ですね、そこでのアルゼンチンアリの確認事例というのは、二〇二一年十二月に空港近隣の伊丹市の施設で発見された、それが発端となって、本年二月の関係機関による調査で空港敷地内でも確認されたと。このアリがいろんな意味で、飛行機に付着したりして...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 改正法案では、定着が既に確認された特定外来生物の防除は一義的には都道府県が行うとされているんですけれども、被害の状況に応じて市町村も都道府県に準じて防除に努めるものとされています。また、地方公共団体の責務を規定するだけでなく、国の責務として地方公共団体への...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 二〇一七年の国内初のヒアリの発見直後から、このヒアリ対策の関係閣僚会議と、そういうことを発端に、関係省庁が連携して対応方針を検討して、必要な対策はいろいろと講じてきたところです。具体的には、港湾関係者、物流事業者、関係省庁等の協力を得て、港湾、空港における...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 生物多様性というのは、我々、今、気候変動とかも全部含めて、やっぱりこの自然を大事にしていくことによって調和が保たれるという原点にたどり着こうとしているんだと思います。そういう中で、この生物多様性の話、あるいは先ほどおっしゃっていただいた生態系サービスの話、...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今拝見して、ナガエツルノゲイトウがもう水面を覆い尽くしている、そのことによって他の水生生物の生息、生育に悪影響を与えている、生態系等に係る被害を及ぼすということがよく分かります。  御指摘のその淡路島の例も含めて、各地で苦労しながら防除に取り組まれている...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 現場の最前線で対応いただいている、また地域の実情に精通しておられる地域住民による特定外来生物の防除というものは非常に重要だというふうに思います。中にはもちろん地方公共団体とも協働して行っているものも多くあると思いますけれども、この改正法案では地方公共団体へ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 外来生物対策として水際対策が重要だということはよく認識しています。また、改正法案についても、そういうこととして国の責務を決めさせていただきました。  また、植物防疫所等とも連携して対応することで迅速な対応に努めているところですけれども、この令和四年度に外...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) アカミミガメやアメリカザリガニ、繁殖して増やすということは必ずしも簡単ではないようです。それに加えて、また、繁殖を規制するために飼育方法に制限を掛けることでかえってその遺棄が誘発される可能性があるんではないかなというふうに考えて、現時点では法律に基づき禁止...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 国は定着がまだ確認されていないものについて対策を行うし、都道府県は定着が確認されたものについてこの外来生物の対策を行うと。この二つの中で、この定着がどういうことかというので朝からもいろいろ議論ありました。世代交代を繰り返して生息、生育し続けること、これが定...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 動物飼う際には、動物愛護管理法七条ということで終生飼育が基本だと、まずそこは大前提としてみんなに理解していただかなければいけないとは思うんです。  そして、この法律の改正後も、無償譲渡というのは、頒布、要するに不特定多数への配布に当たらなければ規制はしま...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) まずは、いかなる動物であっても、まずは飼い主の責任として、不適切な飼育を避け、終生飼育に努めていただく、これが基本だということが大前提だと思うんです。これを周知するということが重要で、放出を防ぎ、それから致死を減らすということにもつながるんだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 御指摘のとおり、その国内由来の外来種が地域の生態系に被害をもたらすということもあるわけですね。  そのため、環境省では、生物多様性保全上重要な地域で関係機関と協力しながら国内の外来種の防除にも取り組んできたところです。また、国内の外来種も対象に含めた生態...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 地方公共団体に、とにかく現場でやっていただくということが非常に重要だということがまずあると思うんです。他方、その地方公共団体の体制、人材、ここは限られているということもこれまた事実だと思います。ヒアリについて詳しい人がどれだけおられるか。それはもちろん、そ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 今回の改正法案というのは、特にヒアリ等の意図せず持ち込まれる外来生物への対策を盛り込んでいますけれども、意図的に持ち込まれる外来生物の管理の徹底も重要だということはもちろん認識しています。  外来生物法においては、生態系等に被害を及ぼす外来生物を特定外来...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、関係省庁とも連携を図りつつ努力してまいる所存でございます。
05月16日第208回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(山口壯君) 血統書の発行については、各血統書発行団体が各々のルールにのっとって行っているところです。その前提として、動物取扱業者が行う犬の繁殖については、交配年齢も含めて飼養管理基準省令を遵守して行われるべきものと認識しています。法律上は、動物取扱業者でない個人の行う...全文を見る
05月17日第208回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○国務大臣(山口壯君) ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国は、二〇五〇年までのカーボンニュートラルの実現を昨年の法改正で法律上明記するとともに、昨年四月には、二...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この二〇五〇年までにカーボンニュートラル実現しようと思ったら、国、地方公共団体、企業あるいはいろんな民間団体、これ総動員でやらないとできないと思います。他方、何かカーボンニュートラルやらなきゃいけないからやるというよりも、もうそのことによって実は日本の社会...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この国と地方の協議の場という点では、いろんな意味で、例えば知事会とか市町村会とかあると思うんです。そこプラス、我々がちょっと今回考えているのは、もう実態的に突っ込んで微に入り細に入り話ができるような仕組みということで、先ほど、この地域脱炭素創生室を地方環境...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 脱炭素化支援機構においては、支援決定に当たって専門的見地から中立的に判断を行うため、取締役会ではなく、取締役のうち脱炭素事業や金融等の知見を有する一部の取締役で脱炭素化委員会を構成し、脱炭素化委員会において最終決定を行うこととしています。
○国務大臣(山口壯君) 責任についてはいろんな形のものがあり得ると思うんで一概に申し上げるというのはちょっと難しいかもしれませんけれども、この支援決定に関しては基本的に脱炭素化支援機構が法人として責任を負うこととなるというふうに思います。  それから、先ほど国会との関係について...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 御指摘のとおり、再エネの導入に当たっては、この環境に適正に配慮するとともに、この地域における合意形成をしっかりと図っていくと、そういうことがまず基本にあります。  そのため、大規模な再エネ発電事業については、先般の埼玉県のメガソーラー事業に関するもののよ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 確かに、いわゆる貿易収支、経常収支、こういうバランスからいって、過去まず石油に頼っていたところからどういうふうに脱却しようかなというので、原発ということを始めたと思うんですね。ただ、福島ということが起こって、どういうふうに今度軌道を取っていくかというんで、...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) このウクライナの情勢というのは確かに乱気流ですけれども、実際の気候変動に関する例えば一・五度の合意も含めて、そこはもう微動だにしていません。  特にこの気候問題については、この十月に決めたいろんなことというのはきちっと通用します。だけど、それをもっともっ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 原発のことをおっしゃっておられるわけですけれども、日本は、あの二〇一一年三月十一日でもって、この福島の第一原子力発電事故に対してどう向き合うかということを私はまだ問われていると思います。福島に行くたびにそこは痛感します。  今日の新聞で、葛尾村が、この帰...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 去年の十月のこのエネルギー基本計画をまず実行していくことによって、それを延長していけばカーボンニュートラルは実現できると、そういうことですから、原発については今の六、まあ実際には四みたいですけれども、それを二〇から二二に持っていくというところがまずあると思...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) COP26、昨年秋のグラスゴーでの合意を受けて、この気候変動対策というのは具体的アクションのステージに入ったというのがまず基本的な認識としてあります。その中で、国内で何をしていくか、それから対外的にどういうふうにしていくか、そういう発想でやっています。 ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 地域脱炭素移行・再エネ推進交付金というのは、町おこしと脱炭素を両立していただくと、そういうところがまず最初のポイントなんです。全国行脚の中でもそういうことを強調しているわけですけれども、その脱炭素先行地域というのは、そういう意味では割とハードルが高いんです...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この地域脱炭素あるいは脱炭素ということで、ある意味で新しい国づくりをしようとしているんです。国づくりの基本は人づくりですから、そのことを成すためにはどうしても人材というものが。  この脱炭素化支援機構に、じゃ、雇えるときの給料ってどれぐらいかと。基本的に...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 足りないと思います。  これは例えば、いろんな業界、鉄鋼業あるいは自動車業界、もう全部含めてカーボンニュートラルの中で、このイノベーションを通じて脱炭素を実現すると同時に、私的には、世界に冠たる鉄鋼業、あるいは自動車大国日本、これをどうしても堅持してもら...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この石炭については、去年の閣議決定の、秋の閣議決定の中で三二を一九なりに落とすということも言われているわけですけれども、この発電量当たりのCO2排出量に関して、石炭火力はLNG火力の例えば約二倍と。したがって、石炭火力発電から排出されるCO2を削減すること...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) この一・五度に合意たどり着くというのは、それは結構大変でした。ただ、日本の貢献度が物すごく大きかったんです。  というのは、パリ協定六条、市場メカニズム、これについてずうっとまとまっていなかったと。それが日本が提案今回させてもらって、いろんな仕組みを提案...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 科学的根拠があると思います。その意味で、どういうふうに全体を合意に持っていくかということの一つの契機になったわけですけどね。そこは科学的根拠に基づいて我々も危機感を持っています。
○国務大臣(山口壯君) 今カーボンバジェットにも触れていただいたんですけれども、このカーボンバジェット自身は世界全体の推定値で、そういう意味では、IPCCあるいは昨年開催されたCOP26においても、これを国別に割り当てるという、割り振るというような議論は行われていません。だけど、...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 二〇一一年の福島原発事故の後、日本は原発をとにかく止めて、それで石炭に取りあえず頼ってしのいできました。今そういうことも踏まえながらいろいろ考えなきゃいけないとは思うんですけれども、二〇三〇年度の排出削減目標の達成、あるいは二〇五〇年カーボンニュートラルに...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 昨年十二月に、電源開発株式会社のGENESIS松島計画配慮書に関し、環境影響評価法に基づく環境大臣意見を経済産業大臣に提出したところです。  本計画は、既設の石炭火力発電を高効率化し、段階的にゼロエミッション火力の実現を目指すものです。大臣意見では、国内...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 公正な移行にも意を用いつつ、この石炭については三二から一九に二三年に向けて減らしていくというところを実現すべく、経済産業省と連携しながら全力で取り組んでまいります。
○国務大臣(山口壯君) 御案内のとおり、第五次男女共同参画基本計画では、国の審議会委員の女性の割合の目標値は二〇二五年までに四〇%以上六〇%以下というふうになっています。  中央環境審議会の委員については女性比率五〇%であり、現時点ではその目標値を達成しています。来年二月に改選...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 私は、専門性が第一だと思います。男性だから、女性だからというよりも、本当は専門性が第一です。でも、人間、男性、女性、半々で成り立っているんですから、もうそういう意味では半々というのは非常に自然な形ですから、人為的に半々というよりも、専門性を第一に考慮しなが...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 女性が活躍時代に入っているということはもう誰も、みんなは認識していると思います。あとはもう頑張っておられる女性がしっかり前に出てこられるように我々も専門性にしっかり目を行き届かせて選ばせていただきたいと思います。
○国務大臣(山口壯君) オンラインのウエブ会議の活用というのは、職員のテレワーク等の働き方改革の観点から重要であるほか、海外、地方など、遠隔地とのより良いコミュニケーションを可能にするものだと思います。  このため、私の就任当初には、新しい政務と環境省幹部がウエブ会議等を積極的...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 昨今のテレワークの定着、あるいは自然や環境への関心の高まりを受けて、環境省では、ワーケーションを推進し、国立公園で遊び、働くという新たなライフスタイルを積極的に提供していきたいと考えています。  私自身も、一月に阿寒摩周国立公園に視察した際に、環境省の補...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) カーボンニュートラルの実現に向けては、要するに、これからずうっと生きていくのは若者ですから、そういう意味では、若者を含めた幅広い世代の思いを受け止めることが欠かせないと思います。  地球温暖化対策計画においても、将来を担う若者の声をすくい上げ、政策への反...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 我が国のライフサイクル温室効果ガス排出量は、消費ベースで見ると約六割が衣食住を中心とした家計消費と、家計消費に起因しています。まず、そういう意味では、国民一人一人が脱炭素型のライフスタイルへと転換していくことが重要だと。  他方、国民一人一人のライフスタ...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 脱炭素先行地域の第一回募集では、準備期間が非常に短かったんですけれども、七十九件いただいて、これは非常に、七十九件、有り難いなと思っています。そういう意味では、この七十九件を厳正に評価委員会の方で選んでいただいて、それが二十六件、約三分の一ですけれども、私...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) どうも済みません。石綿の救済延長法案でちょっと欠席だったもので、済みませんでした。  この脱炭素化支援機構がやっぱりきっちり結果を出していくという、そういうために、是非ともいろんな指標も用いてやらなきゃいかぬと思っています。KPIの設定について、官民ファ...全文を見る
05月18日第208回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○国務大臣(山口壯君) 地域循環共生圏、このイメージとしては、その地域の資源を最大限に活用しながら、環境、経済、社会を良くしていく、そういうビジネスや事業といった形で社会の仕組みに組み込むとともに、支え合うというネットワークを形成していくと、そういうイメージです。  環境省では...全文を見る
05月30日第208回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(山口壯君) PFOSとPFOAと二つあると思いますけれども、PFOSはペルフルオロオクタンスルホン酸、PFOAがペルフルオロオクタン酸です。
○国務大臣(山口壯君) 昔から、消火剤等に混じった話だと思いますけれども、それが水等に含まれることによって有害なことがないようにということでいろいろと議論になっていると承知しております。
○国務大臣(山口壯君) 環境省は、令和元年度及び令和二年度に、有機フッ素化合物について、河川及び地下水等の水環境における全国的な存在状況を把握するため、水環境中のPFOS及びPFOAの全国調査を実施しました。  御指摘の米軍基地周辺の地域における河川及び地下水等の調査結果につい...全文を見る
○国務大臣(山口壯君) 原子力防災担当として申し上げます。  我々、シミュレーションというのはいろんな態様があり得ると思いますので、そういう意味では、一概に、この手段、あるいは規模の大小、あるいは攻撃のパターンにより異なることから、一概にお答えすることは非常に難しいと思っていま...全文を見る