山下貴司

やましたたかし

小選挙区(岡山県第二区)選出
自由民主党
当選回数4回

山下貴司の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第190回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○山下委員 自民党の山下貴司です。  本日は、公述人の先生方から平成二十八年度予算について貴重な御意見を伺いました。お礼を申し上げます。  さて、予算委員会の所管事項は予算であります。予算委員会は、この国の形をつくる、この国の進むべき進路を決める予算を審議するところであります...全文を見る
○山下委員 実質GDPというのは物価と、そしてそういったものがあると思うんですが、それとの関連についてはいかがでしょうか。要するに、物価の伸びとかそういったこととの関連があろうかと思うんですが、それとの関連、名目GDPとの関連においてはいかがでしょうか。
○山下委員 この委員会では、ドル換算でGDPが減っているじゃないかというふうな指摘もされたんですけれども、そういう指摘については先生はどのようにお考えでしょうか。
○山下委員 ありがとうございます。  結局、円高だったら、ドル換算でGDPは見かけ上はふえるわけですよね。では円高がいいのかというと、決してそういうことはない。そういう御意見だと承りました。  それでは、例えば、四ページの名目雇用者報酬というのがあります。これが政権交代後伸び...全文を見る
○山下委員 先生から、九ページの日本経済の持続的成長に必要な三本の柱として、人的資本、生産性向上、持続可能性が大切であり、これは、私たちの一億総活躍社会、あるいは地方創生、アベノミクス全体と目指す方向が重なっていると思います。大いに意を強くいたしました。  ただ、これらの点につ...全文を見る
○山下委員 武田先生、ありがとうございました。武田先生の御提言、十三ページの日本経済の発展に向けてとの御提言もしっかりと踏まえながら、予算早期成立に向けて頑張っていきたいと思います。  さて、郷原先生からは、コンプライアンスやあっせん利得の解釈についてお話を伺いました。  御...全文を見る
○山下委員 今、いろいろるる申し上げました。私は、個別事件に踏み込むつもりはないんですよ。結局、この予算委員会がどういう場であるのか、国会の議論がどういう場であるのか、そういうことについて伺いたかったんですね。  私が申し上げたかったのは、このまだまだ固まっていない解釈について...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  持ち時間が経過していますので、以上で終わります。ありがとうございました。
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○山下主査代理 申し合わせの時間が過ぎておりますので、簡潔にお願いします。
○山下主査代理 これにて國重徹君の質疑は終了いたしました。  次に、小山展弘君。
○山下主査代理 高木政務官は退席して結構です。
○山下主査代理 これにて小山展弘君の質疑は終了いたしました。  次に、浦野靖人君。
○山下主査代理 これにて浦野靖人君の質疑は終了いたしました。  次に、谷川とむ君。
○山下主査代理 これにて田嶋要君の質疑は終了いたしました。  次に、真山祐一君。
○山下主査代理 これにて真山祐一君の質疑は終了いたしました。  次に、白須賀貴樹君。
○山下主査代理 これにて白須賀貴樹君の質疑は終了いたしました。  次に、島津幸広君。
○山下主査代理 これにて島津幸広君の質疑は終了いたしました。  次に、武村展英君。
○山下主査代理 これにて武村展英君の質疑は終了いたしました。  次に、赤枝恒雄君。
○山下主査代理 法務省、よろしいですか。結局、生まれた場合は同じだということをもう一回整理して言ってください。
○山下主査代理 申し合わせの時間が既に経過しておりますので、答えは簡潔にお願いします。
○山下主査代理 これにて赤枝恒雄君の質疑は終了いたしました。  次に、斉藤和子君。
○山下主査代理 これにて斉藤和子君の質疑は終了いたしました。  次に、伊東信久君。
○山下主査代理 これにて木村弥生君の質疑は終了いたしました。  次に、大隈和英君。
04月25日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○山下委員 自由民主党の山下貴司です。  本日、議会制民主主義の根幹をなす大切な法案について質疑に立たせていただけることを光栄に思っております。  私は、議員になる前は憲法担当の司法試験委員でありました。しかし、議員になってからは、一票の格差問題で高裁レベルで違憲、即時無効判...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  確かに、先ほどお配りした二枚目の資料、これは答申の内容でございますが、5と書いてある右側のところですが、答申では、「都道府県への議席配分の見直しは、制度の安定性を勘案し、十年ごとに行われる大規模国勢調査の結果による」とし、そして大規模国勢...全文を見る
○山下委員 先ほど逢沢議員御指摘のとおり、やはり民進党案は私にとっては制度の安定性に欠けるというふうに言わざるを得ないと思います。  特に、民進党案は、御指摘のように、最新の国勢調査結果ではない平成二十二年の結果を使うことにより、後で御指摘するように、今回の定数削減時に変動する...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  政治決断として、まさに先行して行うということであるというふうに承りました。  そこで、その定数削減について、与党側案であれば、〇増六減、比例区であれば〇増四減についての考え方について、与党側提出者に伺います。  答申においては、小選挙...全文を見る
○山下委員 御指摘のように、答申もあるいは最高裁判決も、定数削減の具体的な方法については、どのような方法で行うかということについては国会の立法裁量に委ねているというものでございます。  それでは、与党側提案者にお尋ねいたしますけれども、提案の〇増六減あるいは〇増四減で行う場合の...全文を見る
○山下委員 今の御説明で、今回の自公案が、答申の趣旨にできるだけ沿うようにするため、定数是正と制度の安定性を同時に目指そうとするものであることがよくわかりました。  それでは、念のため、最高裁判決との関係も確認したいと思います。  最高裁は、格差が二倍を超えたら直ちに違憲とし...全文を見る
○山下委員 この方法については、一人別枠方式についての評価もあろうかと思います。その点について、与党側提出者におかれて何か御意見があれば伺いたいと思います。
○山下委員 ありがとうございました。  確かに、最高裁判決でも、国会がそういう状態を認識し得たのは平成二十三年三月の大法廷判決以降であるというふうに明示しているところであります。  それでは、民進党の提出者の皆様、お待たせいたしました。  民進党案について伺いたいと思います...全文を見る
○山下委員 それでは重ねて伺いますが、我が国の選挙制度改革において、直近の国勢調査の結果を使用せず、それ以前の古い国勢調査の結果に基づいて定数配分をした事例はあるんでしょうか。あるかないかだけお答えください。
○山下委員 要は、直近の国勢調査の結果を使用しないというのは前代未聞なんですね。やはり、理論的にちょっとそれは前代未聞ではないかと思います。  続いて、お配りした資料の最後のページなんですけれども、民進党案では、今回、七増十三減を行うため、与党案では必要のない減員を強いられると...全文を見る
○山下委員 宮城、新潟、滋賀、奈良、広島、愛媛、長崎、沖縄の皆さん、やむを得ないという答弁に納得できるかどうか、よく考えていただきたいと思います。  そして、選挙定数というのは、単に一つふえた、一つ減ったという話ではないんですよ。増減、いずれも対象となる都県の全域で区割りが変更...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○山下委員 自由民主党の山下貴司でございます。  本日、両委員会の委員長また同僚議員の皆様の御配慮でこの本当に大切な法案の質疑に立たせていただきまして、大変光栄に存じます。私自身も個人的にも、検事やあるいは外交官として、外国人の労働問題あるいは入国問題に携わってまいりました。そ...全文を見る
○山下委員 今御説明のあったこと、いずれも大変重要なことだと思います。現状、そういった仕組みがなかった、そのことがやはり不正行為を多く生んだ原因であろうと思います。  そういったことで、例えば送り出し国にも問題があろうというところで、しっかりと政府間取り決めを結んでいただいて、...全文を見る
○山下委員 ちょっと重ねての質問になるんですが、そういった賃金が低いことの原因の一つとして指摘されるのが、送り出し国のブローカーにおいて保証金を多額に取られるとか、そういったことで、結局、手取りが大変低いということが報道などで指摘されます。  今、実習計画において報酬というのが...全文を見る
○山下委員 送り出し国との二国間協定であっても、実効性が漏れる場合があるんですね。裏で保証金を取られているようなことがないように、ぜひそこら辺の管理監督もしっかりやっていただきたいと思っております。  先ほどちょっと指摘もしたんですが、やはり外国人技能実習機構という存在が非常に...全文を見る
○山下委員 機構については、しっかりやっていただきたいと思います。  ただ、その機構をしっかりするとともに、新制度において、実習を担当する監理団体あるいは実習実施者、これもしっかりと管理をしていかなければならないところでございますが、新法では、こういった監理団体や実習実施者に対...全文を見る
○山下委員 今、るる御説明いただきました。そういった体制をとにかくしっかりやっていただく。実は、今までこれがなかったということがやはりいろいろ生んできたので、せっかく今回の立法で通るのであれば、これにしっかりと魂を入れていただかなければなりません。それがあって初めて拡充策というこ...全文を見る
○山下委員 実習期間の延長につきましては、いろいろ地元を回っていると、技能実習生の方は、やはり三年では必要な技能のイロハの本当にイ、ロぐらいしか学べないんじゃないかという御指摘もあります。日本の物づくり技術であるとかあるいは技能について、やはり適正な管理のもとに、ある程度の時間を...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  この技能実習制度、本当にきちんと運用すれば、先ほど言ったメリットがたくさんある。しかし、適正な運用がなされなければ、せっかく来ていただいた外国の方が、日本でひどい目に遭って、日本に対して非常に悪い印象を持って帰っていくという逆効果になりま...全文を見る
○山下委員 こういった形で新しい在留資格が認められる、そして活躍されるということで、例えば、資料四にもありますけれども、養成施設が四百校近くあるという中で、年間数百人の方ができるのではないかという報道もされております。もちろん、我が国の事情というだけではなくて、本当に日本流のおも...全文を見る
○山下委員 そういった輸出後押しということになると、先ほどちょっと指摘しましたけれども、技能実習において介護を職種として追加するのかという問題もあろうかと思いますが、その点について政府は検討しているんでしょうか。検討状況をお答えいただきたいと思います。
○山下委員 それでは、大臣の決意を伺いたかったんですが、時間が参りましたので、最後にぜひ両大臣に、この技能実習制度あるいは入管法について本当にしっかりした適正な執行をお願いして、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○山下委員 自由民主党の山下貴司です。  冒頭、三笠宮殿下の薨去について、心から哀悼の意を表したいと思います。  さて、本日、私は、自由民主党を代表して、TPP協定の中で最も大きな論点の一つであるISDS条項や、あるいは知的財産権の章について、参考人の先生方に質問させていただ...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  ISDS条項がないと、結局、投資家側は権利救済を求めるために現地の裁判所に行かなきゃいけないわけです。その現地の裁判所の裁判官が必ずしも国際法の知識があるかどうかはわからない、地裁、高裁が全員が持っているかどうかわからないわけですね。そし...全文を見る
○山下委員 ありがとうございます。  そうなると、結局、我が国としては、ISDS条項を含めることをこれまで基本方針としてきた。そして、そのISDS条項を含んだ条約を何本も皆さんは批准しているんですよ。同意しているんですよ、皆さんが。そういうことでございます。  そして、ISD...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  ISDS条項に従えば、例えば、国際仲裁手続は三人の仲裁人によって行われるということでございます。そして、投資家と投資先国が各一名ずつ選び、残り一名は、両者が合意する者か、合意できない場合はICSIDの手続によるということでございますかね。...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  ところで、先日陳述された鈴木宣弘参考人は、陳述で、アメリカの企業が水銀を垂れ流すような設備で日本で操業しようとしたら、当然日本は規制をする、それに対してアメリカの企業は、それによって生じるアメリカの企業の損害を賠償しろと国際法廷に訴えて、...全文を見る
○山下委員 鈴木参考人がおっしゃるとおり、そもそもTPP協定では、環境、健康等の正当な目的のために必要かつ合理的な規制を行うことは妨げられないと、投資章のA節でございますが、されています。  水銀を垂れ流すような設備に対する規制は、日本の法人であっても当然規制されるわけです。だ...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  ISDS条項については、今お話があったように、国際投資協定ではもう国際スタンダードだということがわかりました。特に、TPP協定においては、濫訴防止にも配慮されている。だからこそ、これまで消極的だったオーストラリアも受け入れているというふう...全文を見る
○山下委員 ありがとうございます。  コミケファンの皆様、御安心いただきたいと思います。原作のまま要件というのが入っております。ということで、今の御答弁を聞いて非常に安心されたと思います。  次に、福井参考人の御指摘、本当に福井先生にはいろいろと御指導いただいているところでご...全文を見る
○山下委員 潜在的違憲状態かということについては、私も法律家の端くれでございますが、ちょっと見解を異にするということで、これまで日本がやってきた二十三本の投資協定、EPAが潜在的違憲状態だというのは、若干私は同意しかねる部分がございます。実は、それらの協定、EPAには野党の皆様の...全文を見る
11月04日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○山下委員 自由民主党の山下貴司です。  本日、三笠宮崇仁親王殿下斂葬の儀がとり行われました。哀惜の念にたえず、改めて哀悼の意を表させていただきたいと思います。(発言する者あり)
○山下委員 さて、本日、私は、年金改革法案について、自民党を代表して質問させていただきます。全世代にかかわりのある極めて重要な法案について質問の機会をいただき、光栄でございます。  本法案の審議に際しては、一部の野党議員から、強行開会という意味不明の指摘がありましたが、衆議院規...全文を見る
○山下委員 馬場政務官、ありがとうございました。  次に、こちらにあります四ポツの方から、GPIFの組織等の見直しについて伺います。  配付資料の三に詳細な資料がございますが、これによりますと、合議制の経営委員会を設けて、重要な方針に係る意思決定を行うとともに、執行機関の業務...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  次に、私が集中的に聞きたいのが、年金改定ルールの見直しでございます。このことについて詳しく伺いたいと思います。  本法案のこの部分につきましては、配付資料の四にございます。これにあるように、制度の持続可能性を高めるために、まず一つ目、マ...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  先ほどお話しになったとおり、この年金確保法案の必要性については、仕送りのようなものだというふうなことがございました。この必要性について、やはり有権者の方から、地元の方からも聞かれます。そもそもの年金財政の仕組み、これを踏まえた上で、やはり...全文を見る
○山下委員 ありがとうございます。  その年金の財政ということでございますが、これについてもやはり具体的に御説明をさせていただきたいと思います。  パネル三でございますけれども、これは年金制度における財政の仕組みを図示したものでございます。年金財政においても、入るをはかりて出...全文を見る
○山下委員 先ほども局長がお話しになったように、この財源の七割を占める保険料収入が少子高齢化の影響を受けているわけでございます。具体的には、少子化に伴う労働人口の減少がある。そして、その給付費総額に影響を与える平均余命の延びによる年金支給総額の増大、これがあるわけでございます。 ...全文を見る
○山下委員 ありがとうございます。  こうしたことでマクロ経済スライドというのが発動されるわけですが、ただ、将来の所得代替率を確保するためにマクロ経済スライドなどをどのように実施していくかについては、考えていかなければならない問題がございます。  それは、これまでのデフレ下に...全文を見る
○山下委員 副大臣、御懇切な御説明、ありがとうございました。よくわかりました。  ちょっと私なりの理解を申し上げると、マクロ経済スライドというのがデフレの影響で大体発動が八年間おくれた、それでようやく去年から発動されたということで、おくれた分、適切に発動された場合よりも年金支給...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。今の副大臣の御説明は本当にごもっともだと思います。  ここで、公的年金制度における世代間の給付と負担の関係、これはパネル四としてお配りしているわけでございますが、ここについてもぜひ指摘をさせていただきたいと思います。  これによれば、これは...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  ここでちょっとパネル五を見ていただきたいんですが、必ずこれは年金カットになるのかというと、それは違います。新ルールが発動されるのは、このパネルにございます4と5のときのみであります。つまり、実質賃金がプラスであったり、賃金が上がる場合には...全文を見る
○山下委員 ありがとうございます。  私も、その賃金変動率の中身、これはもう当然前提として含まれていると思うんですね。  ちなみに、このパネルの下の部分を見ていただければ、民主党当時のホームページには、所得比例年金額のスライド基準として、賃金変動率に加え、これは恐らくマクロ経...全文を見る
○山下委員 ありがとうございました。  この法案が、現役世代、年金受給世代、そして将来世代が心を合わせて国難とも言える少子高齢化時代を乗り越えるための法律であることを御理解いただくということを国民の皆様にお願いして、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
11月16日第192回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○山下委員 藤野委員、御質問ありがとうございます。  先ほどおっしゃった刑事司法の手続のいわば入り口における支援の必要性、特に高齢者、障害者については福祉的支援、これは大変重要でございます。私も昔、検事をやっておりまして、その必要性は大変感じておったところですので、御質問は大変...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○山下委員 自由民主党の山下貴司でございます。  日本国憲法公布七十年のこの年、この月に発言の機会を与えていただきまして、大変光栄に思っております。また、私自身、憲法担当の司法試験委員をやっておりました。そういう経験も踏まえてこの場で発言させていただくこと、大変光栄なことだと思...全文を見る
○山下委員 再びの御指名ありがとうございます。  先ほど名前が出ましたので、細野委員に申し上げます。  私は、今回の憲法審査会の議論、これは憲法制定経緯ということでございます。そうした中で、経緯についてきちんと国民に提示した上で検討すべきではないかということでございます。そう...全文を見る
○山下委員 手短に申し上げます。  それをまさに議論するのがこの憲法審査会であり、この憲法審査会で議論をするというのが大変大きな意義であろうと思います。(発言する者あり)これはもう各論でやるべきだと思いますので、また改めてと思います。
11月24日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○山下委員 自由民主党の山下貴司です。  立憲主義という根源にかかわるテーマで発言させていただくことを光栄に思います。  国民が憲法を制定し、憲法で定められた権利、自由の保障のもとで、そして三権分立の権限の中で各機関が立法、法執行、法解釈を行い、そして、憲法論についても、国民...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○衆議院議員(山下貴司君) 小川先生、ありがとうございます。小川先生は法曹の大先輩でして、かねてから尊敬申し上げておりますし、また、この原案を作りました超党派の再犯防止議連でも本当にメンバーとしていろいろ御示唆いただいておりまして、また大変感謝しております。  御指摘のところ、...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) まず大前提といたしまして、本法につきましては、その本法に基づいて直接指導や支援の具体的な権限が認められるわけではございません。そういった意味で、指導、支援といいますのは、ほかの法律に根拠がある場合は別といたしまして、基本、これはもう法令用語の辞典にも載...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) もちろん一般的に権限を与えるものではないというふうな前提でございますけれども、そういったニーズに応じてそういったアドバイス等の支援を与えるということは、例えば家族に対する連絡であるとか、そういったものについて支援を与えることはあり得ようかと考えます。
○衆議院議員(山下貴司君) これは、まず、この法律の立て付けというのは、特定の者に指導及び指導権限を与えるものではなくて、まず第一に国が再犯防止推進計画というものを策定して、その中で、例えば地方も、義務ではございませんが、計画というものを策定することになるんであろうと。そういった...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) 全体の枠組みとしては先ほど言った計画というところでありますけれども、もちろんこういうものが有効ではないかということについて、この指導又は支援というのは、あくまでこれは別の法律のあれがない限りは任意ということでございますから、そういったことでするというこ...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) 一般論として、指導、支援を行う主体というのが様々あり得るわけでございます。これは官民問わずというところでございます。そういった中において、その指導、支援ということは、行う主体が、有効か、これがこういう支援をした方がいいかどうかということは判断することに...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) 例えば、この指導の中には、これは、一般的な法令用語としての指導ということであれば、例えば栄養指導、進路指導、生活指導というものも含まれると思います。また、ほかの法律に特段のある場合、例えば職業安定法による二十二条の公共職業安定所による職業指導であるとか...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) 本当に、先生も法曹の先輩として、まさに、私も弁護士でございますので、そういった思い、共有する部分はございます。  ただ、そういったこともありまして、この法律につきましては、まさに、例えば警察やあるいはそういったところに直接権限を与えるものではございま...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) ありがとうございます。  先生御指摘、私も、先ほど申し上げたように弁護士でもございますので、本当に共感する部分は多々ございます。  この目的条項でございますが、先ほど井出代理からも御説明ありましたが、この一条全体がこれ目的条項でございまして、この目...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) ありがとうございます。  糸数委員の御懸念は本当に理解できるわけでございますけれども、他方で、本法は、先ほど来御説明させていただいているように、特定の指導権限や支援権限を根拠付けるものではないということでございます。  一般に指導というのは、相手方...全文を見る
12月06日第192回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○衆議院議員(山下貴司君) 御質問ありがとうございます。  この提案の趣旨につきましては、やはり、これまで犯罪を犯した者、これが様々な場面、例えば入口支援であるとか出口支援、様々な場面で支援のニーズがあるということを踏まえたものでございます。そうしたことからいたしますと、刑事司...全文を見る
○衆議院議員(山下貴司君) 確かに、小川先生御指摘のとおり、二十一条には対象者の意思に反してはならないという文言はございません。  これは、そもそも指導という概念、支援もしかりでございますが、指導については、相手方に対して強制力その他の法的効果を持たず、相手方がこれに従うかどう...全文を見る