山井和則

やまのいかずのり

小選挙区(京都府第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

山井和則の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○山井委員 民主党の山井和則です。ことし初めての質問になりますが、五十分間、坂口大臣、よろしくお願いいたします。  まず最初に、ちょっと資料の説明を、十ページございますが、させていただきたいと思います。  きょうは、障害者の支援費のことを中心に質問させていただきますけれども、...全文を見る
○山井委員 認識も非常に重要でありますし、同時に、それを支えるサービス、支援体制というものが当然必要であります。  次に大臣にお伺いしたいんですが、この「もう施設には帰らない」という本が今障害者福祉の世界で非常なベストセラーになっているんですけれども、大臣、お読みになられたこと...全文を見る
○山井委員 お忙しいと思いますが、急げば十五分、二十分ぐらいで読める本ですので、ぜひともお読みいただいて、まことに失礼ながら、次回また質問しますので、少しだけでも感想をお聞かせ願えればと思います。  このタイトルにもありますように、知的障害のある二十一人の方が、施設から地域で暮...全文を見る
○山井委員 このホームヘルプの上限問題に関しては、後日石毛衆議院議員も質問をさせてもらうということですので、これ以上は触れませんが、上限ではないと約束された以上、市町村が勝手に上限にしたということでは済みませんので、そうならないようにきっちりと徹底をしていただきたいと思います。(...全文を見る
○山井委員 それが公式見解なのかもしれませんが、補助金を削って、一般財源化して、本当に市町村がサービスをふやしやすくなるというふうに、大臣も本当に考えておられますか。そういう公式の意見と実際の実態が違うから、今厚生労働省は全国の自治体から非難を浴びているわけです。  例えば、こ...全文を見る
○山井委員 全然納得できる説明になっていないですよ。なぜここで身体と知的の支援事業が消えているのかということを聞いているんです。
○山井委員 何が包括的なんですか。何で、精神が残って、身体と知的が消えているんですか。全然包括になっていないじゃないですか。
○山井委員 要は、結局、この懇談会でも議論せずに、勝手に記述を変えたということなんですよね。これはいまだになぞです。こういうふうなところで、補助事業だったら、名前が残っていて当然なんですね。  それで大臣、今、このことは年末に一般財源化を急に決めたということですけれども、地方自...全文を見る
○山井委員 厚生労働省の見解というのは、矛盾があるんですね。そもそも、一般財源の方がいいというんだったら、八月から重点項目として概算要求で出さなかったらよかったじゃないですか。そのときは、重点項目で補助金にしておいて、結局、年末、財源がとれなかったからといって、今のような理屈を後...全文を見る
○山井委員 今までは、そもそも六百九十カ所を目標とした相談事業の補助金を出していたわけですよ。それをまた新たに一般財源化して、七十七カ所のモデル事業をつくると。一体どういう関係なんですか、それは。それだったらこの補助事業をやはり残しておいたらよかったんじゃないですか。やっているこ...全文を見る
○山井委員 できるだけ早くと言いながら、片や財源的には一般財源化して地方自治体がやりにくくしてしまっている。大臣、私がこのことにこだわっている理由というのは、これは非常に本質的なことなんですね。介護保険のかなめは、大臣、何ですか、これは、ケアマネジャーでしょう。ケアマネジャーがい...全文を見る
○山井委員 具体的な質問をさらにしたいと思います。  一月末、障害者の当事者団体の方々ともめまして、その時点で検討会をできるだけ早く設置する、こういうホームヘルプの問題や支援費の問題、相談事業について検討会を設置するということになりましたが、大臣、できるだけ早くとなっていました...全文を見る
○山井委員 申しわけないですが、スタートして早い時期ということなんですけれども、それは四月じゅうと理解していいですか。  というのは、できるだけ早くと言って、今もう三カ月、二カ月たっておりますので。
○山井委員 またこのあたりは石毛議員からもお話があると思いますので、来年の国庫補助基準の見直しということも議論の中に含まれてきますので、四月じゅうにぜひともお願いしたいと思います。  次に、その検討会のメンバーなんですが、当事者、特に知的障害者の方をメンバーに入れてほしいという...全文を見る
○山井委員 今、当事者の方に入ってもらうということなんですけれども、なぜ知的障害の方を当事者として入れられないんですか。例えば育成会という知的障害の方の親の国際連合でも、四分の一の理事が知的障害者の本人になっているんですけれども、ぜひともやはりそこは一歩踏み出していただきたいと思...全文を見る
○山井委員 本当に、余り決意が感じられなくて非常に残念でありますが、そこはぜひとも、決定する段階においてはコーディネーターの方と知的障害者の本人が入れるようにしていただきたいと思います。  それと、この騒動の結果、当事者の方々と会われるという約束をされたと思いますが、いつごろ会...全文を見る
○山井委員 このことに関してはまた石毛議員も質問されると思いますが、やはり当事者の方々の生の声を、ぜひとも大臣、聞いていただきたいと思っております。  ちょっと質問が変わりますが、昨年の私の質問に対する大臣の答弁と、その後の厚生省の施策が違っているということ、これは私にとっても...全文を見る
○山井委員 いや、それはもう全然違うんです。家事援助の質問をして、家事援助を一緒にすると答弁しているんですから。  私はそうなった理由を聞いているんじゃなくて、大臣が答弁したことと結果が違って、そのままで済むのかということですよ。大臣が答弁したことが、済みませんでした、後で調べ...全文を見る
○山井委員 本当に私としては不本意でありますし、国会での答弁というのはこれだけ軽いのかなと。  やはり、正直言って、この議事録を見たら家事援助のことを言っているのは明らかなわけですから、国会で議論したことと違う結果になりましたよというのは、普通、一言あってしかるべきじゃないです...全文を見る
○山井委員 二万五千人、今までの調査ではホームレスの方がおられて、今回の実態調査でそれより恐らくふえると思います。それに対して、こういう雇用支援策というのが数千人単位ということで、それでは何年たったらこのホームレス問題を解決するのかというのがやはりわからないわけですね、これは十年...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○山井分科員 民主党の山井和則です。  本日は、この三十分の限られた時間の中で、子供の居場所づくりや校庭の芝生化、さらには引きこもり問題などを中心に質問をさせていただきます。  私は、学生時代、学校の先生になるのが夢でして、当時も児童福祉施設でボランティア活動をして、毎週二回...全文を見る
○山井分科員 今まさに週末の学校利用の話も出てまいりました。  週休二日制が進みまして、その結果どうなったかなというと、残念ながら、一部では土曜日に子供たちが塾に行ったり、また家でファミコンにかかり切りになったりということで、それは週休二日制の趣旨ではないと思います。  そう...全文を見る
○山井分科員 この新聞の写真を見ましても、本当に子供たちの笑顔というのはすばらしいものがありますし、また学生時代、私自身も六年間、子供たちと一緒に遊ぶボランティアをしていた人間としまして、やはり子供たちから学ばせてもらうことというのも非常に大きかったと思っております。  それで...全文を見る
○山井分科員 今六割ぐらい進んでいるということでありますが、やはりエレベーターがないということで就学が難しくなったりというケースもありますので、ぜひとも進めていただきたいと思いますし、また、目に見えるバリアだけじゃなくて、例えば、後にも触れますが、目の不自由なお子さんが学ぶあるい...全文を見る
○山井分科員 老朽化した校舎が多いですので、ぜひとも急いでいただきたいと思います。  次に、小中学校の校庭の芝生化の問題についてお願いをしたいと思っております。  私の住んでおります京都でも、京都経済同友会のメンバーの中の有志の方々が、京都の小中学校にも芝生の校庭をということ...全文を見る
○山井分科員 改めて、ここでやはり学校の校庭の芝生化の効果ということを遠山大臣にお述べいただきたいんですが、私、昔二年間、福祉の調査でスウェーデンに滞在しておりましたが、例えば向こうでは、小学生は週に二日は学校から出て森や緑の中を行くというのが教育になっているわけですね。ところが...全文を見る
○山井分科員 ちょっと通告にはないんですが、このような芝生化をして、先ほど河村副大臣からも、管理とかがまたもう一つの新たな課題であるということをおっしゃっていまして、そこで、私の地元でも言っているのは、先ほど質問しました子供の居場所づくりの取り組みと関連して、まさに土曜日、子供た...全文を見る
○山井分科員 今、ある意味で、教育の中での自然との共生ということについて、また地域との共生ということについて述べさせてもらいましたけれども、もう一つ非常に重要なのは、やはり福祉との共生といいますか、障害のある方々との共生というのが非常に小学校の場で必要だと思っております。  私...全文を見る
○山井分科員 例えば、ドイツの教育学者のシュタイナーが書いた本の中には、子供たちの学びの場の中には必ずお年寄りがいなければならない、やはりそういうお年寄りと接する中で、自然と人に対する思いやりの心を子供たちは学んでいくということが書いてありました。そういう意味で、今、核家族化が進...全文を見る
○山井分科員 例えば小学校の余裕教室を高齢者のデイサービスセンターに改築した例では、例えば、あるお年寄りは、それまではデイサービスセンターとかに行くのは嫌だと言って嫌がっていたわけですね。ところが、小学校の、それこそ七十年前ぐらいの卒業生だったわけですね。それだったら、その小学校...全文を見る
○山井分科員 きっちり一緒に教育を受けるというのは難しい面もあるかもしれませんが、その場合はどうやって交流していくかとか、そういうふうなことにぜひとも力を入れていただきたいと思いますし、補助教員という問題、非常に重要ですので推進していっていただきたいと思います。  次に、教育と...全文を見る
○山井分科員 最後に一つだけ質問させていただきたいんですが、まさに今の相談ということなんですけれども、例えば、私の知り合いのケースでも、精神保健福祉センターに相談に行った、そうしたら、精神科医の方が来てくださったんだけれども、親が甘やかしたのが悪いとかいって説教されたり、あるいは...全文を見る
○山井分科員 はい。たらい回しに遭わないように、こういう相談体制について、最後にお答え願いたいと思います。
○山井分科員 きょう質問しましたことは、ある意味で文部科学省と厚生労働省に関係することですので、ぜひとも両省で力を入れていただきたいと思います。  ありがとうございました。
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○山井分科員 民主党の山井和則です。茶業の振興を中心に、三十分間質問をさせていただきます。  私は京都府の宇治市に住んでおりますが、宇治を中心とするこの山城地方というのは、気候もお茶の生産に適しており、八百年以上の伝統の中で歴史的に高品質なせん茶、玉露、碾茶をずっとつくってまい...全文を見る
○山井分科員 聞けば聞くほど、本当にお茶というのはすばらしい飲み物だということを思うんですけれども、そういうことをもっと国としてもPRをしていただいて、この消費拡大というものを目指していただきたいと思います。例えばこの委員会室でも、私たちは水を飲んでいるわけですけれども、お茶を飲...全文を見る
○山井分科員 本当に歴史的に、ずっと日本人というのはお茶を飲んで健康に暮らしてきたわけでありますから、今のような研究をぜひとも続けていただいて、さらに、やはり将来的には健康21プランの中にぜひともこのお茶のことを入れていただきたいというふうに思っております。  次に、大島大臣に...全文を見る
○山井分科員 今の大臣の答弁にも、お茶というのは日本の生活の柱であるという話がありましたが、本当にお茶なしでは日本人の生活というのは成り立たないわけであります。それで、例えばドイツなどでも、日本茶に対するブームがあって、非常に健康飲料として、またおいしいということで消費も拡大して...全文を見る
○山井分科員 今も御答弁いただきましたが、これからこの不況を脱却する、景気回復して雇用創出していく中で、工場を誘致するというようなことはある意味で逆に非常に難しいと思うんですね。そういう意味では、伝統的な地場産業であるこの茶業の振興というのは非常に重要なことだと思っております。 ...全文を見る
○山井分科員 このような質問をします一つの理由も、昨年、厚生労働委員会で中国産のホウレンソウの残留農薬の問題を私たちも議論いたしました。そういう中で、やはり残留農薬の問題、消費者に非常に不安を与えているわけであります。  それで、そのことについてもう少しお伺いしたいんですが、中...全文を見る
○山井分科員 茶業の振興に戻らせていただきますが、昨日も私、二十八歳で親の後を継いで新しく京都南部で茶の生産を始めたという若者と話をしておりました。このような新規就労、就農のことや後継者育成について、農林水産省としましては、茶業だけに限らないかもしれませんが、御支援をどのように考...全文を見る
○山井分科員 これから新たに茶業にかかわりたいという方も徐々にふえてきておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、最初の質問と少し重なるかもしれませんが、改めてお伺いしたいんですが、お茶の中に含まれるカテキンやテアニンにはさまざまな健康にいい効果が発見をされておりま...全文を見る
○山井分科員 もちろん、これは今ネズミでの調査とかそういうことですから、人間の中でどういう効果があるということを、本当に実証、解明するというのはなかなか時間がかかるかもしれないわけですけれども、私はそういう効果は非常に重要だと思っております。  なぜこういうふうなことを言うかと...全文を見る
○山井分科員 現在、痴呆症の方は、百七十万人ということでどんどんふえております。そういう中で、医療費も非常にふえている。どういう意味で寝たきりを予防していくか、痴呆を予防していくかということがこれから非常に重要であります。寝たきり予防に関しましては厚生労働省さんの努力によってかな...全文を見る
○山井分科員 私も、大体過去十年以上、この痴呆症の問題、世界各地を回って取り組んで、研究してまいりました。例えば、スウェーデンでは、痴呆年という年を、この一年は痴呆年というふうに定めて、痴呆というものに対する取り組み、啓蒙活動を国を挙げてされたりしたこともありました。  今まで...全文を見る
04月09日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○山井委員 本日は、本当にお忙しい中、紀陸参考人、中村参考人、大須参考人、お越しくださいまして、本当にありがとうございます。  今、この社会において最も深刻な問題の一つが雇用不安、そして老後不安、この二つの不安というものが消費を鈍らせ、貯蓄率を増大させ、結果的にはまたそれが失業...全文を見る
○山井委員 ありがとうございます。  次にお伺いしたいんですが、給付日数の高い層で再就職時の賃金と逆転現象が生じているわけでありまして、それによって雇用保険給付支給終了直後の再就職が多いということが今回は改正の理由とされておりますが、ここが一番大きな判断の分かれるところであると...全文を見る
○山井委員 先ほど我が党の大島議員からも指摘がありましたが、やはり日本の失業者の方々というのは当然失業になれておられませんし、中高年の失業が多い。そしてまた、その方々というのは一家の大黒柱であられるわけです。また、そういう状況に加えて、ヨーロッパに比べると給付額も、そして給付日数...全文を見る
○山井委員 時間が参りましたので終わらせていただきますが、繰り返しになりますが、今回のこの改正が、ホームレスの方や、また経済的な理由による自殺者をふやす、そういうふうな方向になっていく懸念を私はやはり持っておりますので、そうならないように、精いっぱい民主党としても頑張っていきたい...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○山井委員 民主党の山井和則です。  それでは、食品衛生法の改正法案について質問をさせていただきます。  まず、今回最も重要なポイントというのは、いかに消費者の方々の声を食品衛生というものに反映させるかということでありまして、法律の目的として「国民の健康の保護」ということが入...全文を見る
○山井委員 消費者の代表が二人ということなんですけれども、消費者の代表が入るだけではやはり不完全なわけで、もっともっと大きくなっていくことが必要なわけですので、今の女性をふやすということとともに、この二人を三人にふやしていく、そういう方向でぜひともこの食品衛生法の改正を機に御検討...全文を見る
○山井委員 ぜひとも、こういうリスクコミュニケーションの一環としての情報公開ということをしっかりとお願いしたいと思います。  ほかにも質問はいろいろあるんですが、ちょっと順番を変えまして、時間も限りがありますので、木村副大臣にお伺いしたいと思います。  今回の審議の中で、数名...全文を見る
○山井委員 これはやはり、きめ細かいこういう監視のためには人手がどうしても必要ですので、ぜひともこの増員をまた来年度よろしくお願いしたいと思います。  それでは、少し変わるんですが、ペットボトルのお茶の表示についてお伺いしたいと思います。  非常に具体的な話なんですが、最近、...全文を見る
○山井委員 ちょっともう一度お聞きしたいんです。  まさにそのわかりやすい商品表示ということなんですけれども、日本で加工されたからもう原産国の表示は要らないんだというのは、やはりちょっと、今の食品衛生とか表示を明確にしていくという、消費者の選択ということからすると納得がいかない...全文を見る
○山井委員 ほか、食品添加物の質問とか残っているんですが、もう時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
○山井委員 医療についての一般質疑ということですが、冒頭に、この四月から始まりました障害者の支援費について少しだけ質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、坂口大臣にお伺いをしたいと思います。  四月から支援費制度が導入をされました。御存じのように、ことしの一月、二月...全文を見る
○山井委員 一月末から二月にかけてあれだけもめて、その中で、サービスの上限にはならないということを、厚生労働省さんそして坂口大臣、お約束されたわけですね。にもかかわらず、四月になると、いとも簡単に、そこらじゅうの市町村で上限が設定されているということは、やはりこれは約束が違うんじ...全文を見る
○山井委員 当然そのことは、どういうふうに支援費制度の理念を、理念は必要なサービスを本人が選んでその地域で受けられるというのが理念なんですから、理念と市町村の現実が違うわけですよね。それはやはり厚生労働省に、そこはきっちりと指導をリーダーシップを持ってやってもらわないと、私たちは...全文を見る
○山井委員 お忙しい中、読んでいただいてどうもありがとうございます。  ただ、今、自立の気持ちが大事だとおっしゃったんですが、確かにそれはそうでしょうけれども、それとともに、やはりそれをサポートするサービスが必要なわけですね。例えば、先ほどの市川市のように月に六時間のホームヘル...全文を見る
○山井委員 ありがとうございます。  私が急ぎますのは、来年度概算要求のこともありますから、ぜひとも早くからスタートをしていただきたい。今のお話では、五月二十日ごろにはスタートするんではないかということでした。  しかし、そのメンバーのことなんですが、今までから申し上げている...全文を見る
○山井委員 ありがとうございます。  この本にも書いてありますように、身体障害者の方のニーズと知的障害者の方のニーズはやはり違いますので、ぜひとも知的障害者の当事者の方に入っていただきたいというふうに改めて要望をいたします。  次に、木村副大臣にお伺いしたいんですが、今後この...全文を見る
○山井委員 ぜひとも、その相談支援事業についても、また、来年度の概算要求の中で補助金制度にきっちり戻すべきだと私は思いますし、それが全国津々浦々、すべての自治体で受けられるようにしてほしいと思います。  そこでなんですが、私の聞いておりますところでは、来年ぐらいまでは支援費制度...全文を見る
○山井委員 今、障害者の当事者団体の方々の反対意見が強いんではないかということですけれども、確かに反対の団体の方々もいらっしゃいますけれども、やはり財源のことを考えると統合する必要があるんではないかという団体の方もまた多いわけでして、そのあたりは、今の高齢者の介護サービスをそのま...全文を見る
○山井委員 今カルテ開示がそれほど進んでいるとはなかなか言えないというような正直な御答弁もありましたけれども、三年前の、自主的にするから様子を見ようという話にしては、一歩は前進しているけれども、やはり法制化しないと一〇〇%開示にならない。それに、どうしても見せてくれといって、いろ...全文を見る
○山井委員 そもそも、経緯を振り返ってみますと、三年、正確に言うと四年前の検討会で法制化の方向が出され、その後、審議会の中で、これは自主的な取り組みで三年間様子を見てみようということになったわけですね。それでも実際にはやはり開示されていないケースというのが非常に多い。その理由もオ...全文を見る
○山井委員 聞いていると、結局、四年前の検討会の法制化の方向というところから逆に、時代に逆行するようにトーンダウンしてきているわけなんですね。やはり実効力を持たすためには法制化が必要だと思いますので、ぜひともそういう方向性で検討会でも議論をしていただきたいと思います。  引き続...全文を見る
○山井委員 本当の意味とか、そういう問題じゃないでしょう。医療をネタに稼ぐおかしな人がふえるということを言っているわけじゃないですか。今の発言でも、おわびの一言もないじゃないですか。信頼関係信頼関係とおっしゃいますが、医療事故の被害者の方と副大臣の信頼関係はどうなるんですか。こう...全文を見る
○山井委員 こういう被害者の方々というのは、裁判をしたくて裁判をしているわけじゃないわけですよね。カルテ開示をしてくれと言ってもカルテを開示してもらえなかったり、そういうことで、やむにやまれぬ思いで訴訟をされているわけです。  次にお伺いしたいんですが、またそのほかの新聞報道に...全文を見る
○山井委員 今、働きかけはないということで、否定されたわけですけれども、ということは、毎日新聞のこの報道も、日本経済新聞社の報道も間違いであると否定されるわけですか。
○山井委員 間違っているから訴訟をされるんでしょうが、どういう点で間違っているということですか。
○山井委員 働きかけを否定されたわけですけれども、この記事によりますと、内部文書によると、木村副大臣は、「九七年十月二十四日、同省の担当者が通知内容を説明した際、「この案を通すのはだめだ」と反対した。担当者は「(業界と)よく相談しながら進めさせてもらいたい」と理解を求めたが、「こ...全文を見る
○山井委員 それで、実は、この内部文書を見せていただきたいということで、きのう私、質問通告のときにお願いしたら、そういう文書はないということだったんですが、坂口大臣、この文書、ないというのか、まあ、言葉は悪いですけれども隠したのか。これ、あるとここに出ているわけですよね。これ、な...全文を見る
○山井委員 でも、そうしたら、これはもしあったら大変なことになりますよ。というのは、この日経新聞にも、取材に対して、厚生省の担当者は、「「複数の国会議員に説明し、業界の反発が強いという意見が強かったのも一因だった」と説明する。」ということですから、当時、複数の国会議員に説明したと...全文を見る
○山井委員 私はあるように思うんですが、ぜひ、大臣、もう一回、念のため調査するということをちょっと御答弁いただきたいんですが。これは薬害エイズの問題と同じような話になりますよ。
○山井委員 再調査はもうしないんですか。
○山井委員 ぜひとも、改めて探していただきたいと思います。  木村副大臣、働きかけそのものを否定されたわけなんですけれども、働きかけをやはりやっていたというようなことにはならないですか。本当に大丈夫ですか、働きかけしていないということを答弁して、木村副大臣。
○山井委員 それで、香川県の接骨師会の山田会長のコメントが日本経済新聞に載っております。「指導の見送りで働いてもらったお礼の献金だった。会員にも説明した上で献金した」ということで、働きかけをしてもらったお礼というふうに会長がもう話しているんですよね。木村副大臣、いかがですか。
○山井委員 私、調べたんですけれども、十二月二十五日なんですね。十二月二十五日というのは、この接骨師会が献金するいつもの時期とは違うんです。香川県の自民党の国会議員さんというのは全員顧問になっておられますから献金されているわけなんですけれども、このときに、十二月二十五日に献金を受...全文を見る
○山井委員 昨日、質問通告をさせていただいたんですけれども、副大臣就任以降、どのような医療系の団体から、いつ、献金を受けられたかということについてお答えいただきたいと思います。
○山井委員 医療関係団体から幾ら受けたかということをお答えいただけますか。
○山井委員 答えになってないんですけれども。医療系団体から受けておられるんですか、イエスなんですか、ノーなんですか。
○山井委員 ということは、受け取っているということですね。  坂口大臣、一年半前の十一月七日の私の質問で、たしか、診療報酬の改定前になると医療系の団体からたくさん献金が行く、やはりそれで診療報酬が左右されているかのような誤解を招くのはよくないということを私が申し上げたときに、坂...全文を見る
○山井委員 坂口大臣らしくもない、非常に後退した御発言で、失望をいたしました。  役割の違いもあるということは、大臣は責任が重いけれども、副大臣はそれほど重くないから、ちょっとぐらいそういう団体から献金を受け取ってもいいということなんでしょうか。  私は、大臣が一年半前に私の...全文を見る
○山井委員 そういうふうな答弁しか返ってこないから、こういうふうにいろいろな疑念を受けるわけですね。  私は、大臣と副大臣というものは、個人としての政治家というものと、政府の代表として答弁する、判断をする、そういう立場をやはり峻別していただきたいと思います。そういう意味では、ぜ...全文を見る
○山井委員 質問を終わらせていただきます。
05月09日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○山井委員 本来、派遣法の審議の時間ではありますが、一昨日の木村副大臣の接骨院の保険適正化への働きかけ問題、そしてその謝礼としての献金問題についての答弁は全く納得できるものではありませんでした。これを放置して派遣法の審議をすることはできませんので、改めて質問をさせていただきます。...全文を見る
○山井委員 それでは、本日配付をしました資料をごらんください。大臣、副大臣のお手元にも行っていると思います。  これは、当時の厚生省の内部文書であります。全部で十六枚ございます。順番に説明いたします。  先日、ないないとおっしゃっていたその内部文書そのものであります。一枚目は...全文を見る
○山井委員 この資料を見ても、働きかけの事実自体を否定されるわけですか。平成九年十月二十四日、この会談を持ったことはないと断言できますか。
○山井委員 身に覚えがないと言ったって、ここに資料があるじゃないですか。これは一体だれがつくったんですか。当時の厚生省の担当者以外につくれないじゃないですか。これ、十五枚目の冒頭に、相手方木村義雄議員、当方といって当時の室長の名前が入っているじゃないですか。担当者がつくった資料で...全文を見る
○山井委員 そもそもこの厚生労働委員会では、前国会では当時の副大臣が口きき疑惑で辞任をして、また、今国会でも委員長が逮捕されました。そして、それに続いて、今回もこの問題で、ここまで明々白々な資料があるのに、平気でしらを切り通すんですか。今、もうこの資料を読んでいる人全員が、どっち...全文を見る
○山井委員 木村副大臣、木村副大臣がうそをついたことによって、多くの人がうそにうそを重ねなければだめな状態になったわけですよ。ここは国会ですよ。小学校の学級会じゃないんですよ。こんな明々白々なことをうそをついて、それでもう副大臣の言っていることはうそをついていると皆わかっているわ...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○山井委員 先週の木村副大臣のこの保険適用の適正化に関する件、またその謝礼を受け取った件、真っ赤なうその答弁をされておられます。このままでは審議ができないということで、金曜日、審議がストップをしたわけであります。  そのことに関して最初にお願いしたいんですが、ここまで資料もある...全文を見る
○山井委員 確認ですが、そうしたら、十月と十一月と、日本医師政治連盟から五百万円ずつ二回受け取られたと……。(木村副大臣「いやいや」と呼ぶ)一回ですか。(木村副大臣「一回です」と呼ぶ)一回ですね。(木村副大臣「多分十二月だと思います」と呼ぶ)はい。日本医師政治連盟や日本精神病院協...全文を見る
○山井委員 またそれはそれで問題かもしれないんですが、そういう本当に医療関係の政治連盟からたくさんの献金をもらっている方が副大臣になられる。副大臣は、もちろん労働担当じゃなくて厚生担当なわけですよね。そういう方がこういうたくさんの献金を受ける。そうすると、法案審議の中で、どうして...全文を見る
○山井委員 日本精神病院協会の政治連盟からも献金があったということです。  坂口大臣も覚えていられると思いますが、昨年の十月、十一月、臨時国会のあたりというのは、心神喪失患者の法案、あれが非常に大詰めを迎えていて、まさにこの委員会室でけんけんがくがく議論をしていた、そういうとき...全文を見る
○山井委員 坂口大臣にお伺いしたいと思います。  坂口大臣は、大臣就任中そういう医療関係の団体からは献金を受け取らない、やはり国民に対して、李下に冠を正さずで、そういう疑われるような行為をしないのが大臣としての務めであるという趣旨の答弁を私に対してされています。  今の、多く...全文を見る
○山井委員 私は、そういう業界団体の意見が悪いと言っているわけでももちろんありませんし、そういう方々の声を聞くことも一方ではもちろん必要だと思っているわけです。しかし、現職の副大臣がお金をもらうということが問題だと思っております。  そして、坂口大臣、私は最終決定者だからそうい...全文を見る
○山井委員 木村副大臣、次に議員連盟のことについてお伺いします。  お金の問題とともに、木村副大臣は、副大臣になってからも、多くの厚生労働関係の議員連盟の幹部をお務めになっておられますが、その議員連盟について説明をお願いします。
○山井委員 ちょっと確認ですが、ということは、もうその役を離れられるということでいいんですね。そこに顔を出していなくても、役職としての影響力を発揮したら一緒なわけですし。  それと、どういう議連に入っておられるかという資料はもらえますか。
○山井委員 前回の続きで、整骨院、接骨院に対する適正な保険請求に関する指導を木村議員の働きかけで見送らせたという問題について入りたいと思うんですが、新聞社の取材に対して、香川県の接骨師会の山田会長は、働きかけをしてもらった謝礼だと証言しております。木村副大臣、どう思われますか。相...全文を見る
○山井委員 ということは、山田会長がうそをついているということですね。  それで、昨年末の厚生労働省の担当課会議、これも新聞で昨日報道されておりましたけれども、この中でも、なぜこの適正化は先送りになっているのかという議論になったときに、ここに書いてありますように、やはり木村副大...全文を見る
○山井委員 それでは、先日私が配ったメモについてなんですが、九七年の十月二十四日、当時の室長、あえて具体名は挙げませんが、あのメモに出ております当時の室長に会われたのではないかということですが、まずお聞きします。  当時の室長に、十月二十四日でなくてもいいです、この適正化の議論...全文を見る
○山井委員 聞いていることが違うんです。まず、当時会われたことありますか。会われたことは認められるんですか。
○山井委員 九月から十一月、その当時です、その適正化の議論をしているときに。
○山井委員 覚えておりませんという答弁ですね。  それで、このメモにあります九七年の十月二十四日、まさに十一時四十分から十二時五分まで、議員会館を訪問したということが記されております。このとき、当時の室長と会われましたか。
○山井委員 確認しますが、身に覚えがないということは、その時間に会っていないということを断言されるということですか。
○山井委員 いや、イエス、ノーで答えてください。会っていないと断言されるんですか。イエスですかノーですか。
○山井委員 質問にちゃんと答えてください。会っていないと断言されるんですか、副大臣として、イエスかノーか。
○山井委員 ちょっと答弁が変わってきましたよ。(木村副大臣「身に覚えがないんです」と呼ぶ)覚えていないというのと、会っていないというのは、ちょっと違いますよ。  改めて聞きます。  会っていないと断言できるんですか。全く身に覚えがないということは、会っていないという意味じゃな...全文を見る
○山井委員 ちょっと、まじめに答えてくださいよ、簡単な質問なんですから。全く会っていないんだったら、それで証言していただいたらいいわけで、全く身に覚えがないということは会っていないというふうにこっちは理解しているんですけれども、違うんですか。この十月二十四日、当時の室長と会ってい...全文を見る
○山井委員 ちょっと、まじめに答弁してくださいよ。何回も聞いているんですから。  十月二十四日、会っていないと断言できるんですか。全く身に覚えがないということは、会っていないことと違うんですか。イエスですか、ノーですか、そこをはっきりしてください。
○山井委員 だめですよ。それぐらいのこと……。これは一番問題の核心じゃないですか。  委員長、それだけは答えさせてくださいよ。ちょっと、僕は質問できません。それはもう一番基本的なことですから、事実関係の確認ですからね。(発言する者あり)もう、ないと言ってもらったらいいんですよ。...全文を見る
○山井委員 だめですよ、これは。これは余りにも不誠実ですよ。  ちょっと速記とめてくださいよ。
○山井委員 いや、それではだめだって。質問できません。速記とめてください。答えになっていない。  これは、事実関係の確認すら副大臣ができないんだったら、だめじゃないですか。いや、事実関係ですから、もう簡単なんですよ。
○山井委員 だめです。質問に答えていない。
○山井委員 いや、事実関係の確認ですから、これはきっちりしないとだめです。見解の違いとかじゃない、事実関係ですから。
○山井委員 九七年十月二十四日、この当時の室長と会ってないと断言できるか、イエスかノーか。先ほどと同じ質問です。
○山井委員 委員長、だめですよ、これ。ちょっと速記とめてください。  ちょっと、私も持ち時間があるんですから、とめてくださいよ。これはもう五分ぐらいさかのぼってくださいよ。
○山井委員 私も制限時間があるんですから、その分、当然延ばしてくださいよ。ほかに質問はいっぱいあるんですから。  委員長、速記とめてくださいよ、時間の関係があるんですから。速記とめてください。とまっていますか。与党の理事も、時計が動いているんだから、とめてくださいよ。委員長、ち...全文を見る
○山井委員 質問できません。速記とめてください。同じ答弁です。
○山井委員 質問できません。同じ質問を十分以上もやられたら時間がもったいないです。時間を返してください。質問できません。
○山井委員 そうしたら、会った事実はないと断言できるんですか、記憶がないんですか、それとも会った事実がないんですか、覚えてないんですか、そこをはっきりしてください。
○山井委員 委員長、ちょっと、これは国会を侮辱しているんじゃないんですか、これは。国会を侮辱しているんじゃないんですか。
○山井委員 覚えてないのか、会った事実がないのか、はっきりしてください。覚えてないなら覚えてない、覚えてないということは会ったかもしれないということですから、そこをはっきり答えてください。
○山井委員 身に覚えがないがわかりにくいから再度聞いているわけですね。全く会ってないのか、覚えてないだけで会ったかもしれないのか、答えてください。真実はあなたが知っているんですから。
○山井委員 十月二十四日に会った可能性はあるんですか、ないんですか、イエス、ノーで答えてください。イエスかノーかで。
○山井委員 ここ十五分ずっと身に覚えがないしか答えないじゃないですか。こんな答弁を副大臣がしていていいんですか。副大臣、ちゃんと、会ったことがないのかあるのか、それだけでいいんですよ。身に覚えのない以外の表現で答えてください。
○山井委員 覚えがないということは、会ったかもしれないということですか。答弁、変わってきましたよ。
○山井委員 そうしたら、忘れているだけで会った可能性はあるということですね、覚えがないという日本語を説明すると。
○山井委員 ということは、可能性を認めたということですね。  やはり、この文書に書いてあるとおり、こういう働きがあったことは全面的には否定できないということですね、覚えてないんですから。これでよろしいですか。
○山井委員 この働きかけを受けたとされる社団法人の柔道整復師会の会長の方々と一九九七年、会われましたか。一九九七年と限ります、会われましたか。
○山井委員 ということは、当時の会長とは会ったかもしれないということですね。会ったかもしれないけれども、会ったのにこのことは全く頼まれてないとまだ断言されるわけですか。
○山井委員 これは、四月に松本会長が木村議員を訪問しておられます、四月、九七年の。そのときにどういう働きかけがありましたか。
○山井委員 ということは、四月に訪問を受けたことは認められますか。
○山井委員 大体、木村副大臣の言葉の意味がわかりました。  全く身に覚えがありませんということを、会長と会ったこともおっしゃいました。ところが、ここに四月に訪問したという証拠もあります。ということは、木村副大臣のおっしゃる全く身に覚えがないというのは、実はやはり会っているケース...全文を見る
○山井委員 もう質問時間が終わりましたので、予定していた質問の三分の一もできませんでしたが、これからもこの問題をやっていきます。きっちりと答えてください。
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○山井分科員 それでは、本日、公務員制度改革の中の再就職承認、天下り問題、まさにこれは今国民から一番批判が多い部分であります。このことについて、私、今まで三回取り上げさせていただいておりますが、本日、四回目、取り上げさせてもらいたいと思います。  まず冒頭、石原大臣にお伺いした...全文を見る
○山井分科員 この公務員制度改革の中で最も批判が多いのが、天下りがふえるのではないか、いわゆる大臣承認制のところであります。  このことも今まで何度か石原大臣と議論をさせてもらいましたが、その後、報道を見ておりますと、大臣承認制が内閣承認制になったとか、いや、大臣承認制のままだ...全文を見る
○山井分科員 ある意味で長い答弁でありましたが、もう一度聞きますが、内閣承認制か大臣承認制か、二つに一つ、もう一度、明確にお答えください。
○山井分科員 大臣承認制でいかれるということですが、問題は、今の閣議のように、各省が上げてきたものをそのまま承認するというような、そういう形でチェックをするのであれば全くチェックにならない。逆に、大臣承認制で、その後、内閣官房や内閣の中に第三者機関のようなものをつくったり、しっか...全文を見る
○山井分科員 今、内閣官房の中に審査会のようなものをつくってきっちりチェックしていくということなんですけれども、そこでまさに問題なんですが、今の話を聞いていると、今人事院がやっていることとそう変わらないように思うんですが、石原大臣、どう違ってくるわけですか。なぜ人事院だったらだめ...全文を見る
○山井分科員 やはりそこは、役人の方と大臣との関係というのは、どうしても密接になってしまいます。そういう意味で、お手盛りになりがちだというのが今の一番国民からの不信であります。そういう意味では、やはり私は独立した部署の方がいいんではないかと思うんです。  人事院の中島総裁、お越...全文を見る
○山井分科員 ある意味で、ここはお二人に議論してもらう場ではないんですが、こういう意見もございましたので、石原大臣、今の御意見、いかがですか。
○山井分科員 そこで、二〇〇二年十月一日の新聞報道で、過去三年間に営利企業に再就職した課長補佐以下の国家公務員二千四百十八人の約四割が、勤務していた工事事務所や郵便局の事業受注先企業に天下りしている、こういうふうな問題が起こっているわけです。  これについては、やはり、今、人事...全文を見る
○山井分科員 でも、実際そういうきっちりした承認基準がつくれないから、こういうふうに再就職の四割が受注企業に行っているわけですよね。ここをどうしていくのかということが、やはり現時点ですらできていないわけであります。  中島総裁にお伺いしますが、私は、今回のように大臣承認制にすれ...全文を見る
○山井分科員 やはり私は、これは独立性というものをきっちり担保しないと、お手盛りの承認になってしまうというふうに強い危機感を持っております。  先ほど、石原大臣は、そういう承認基準をきっちり厳しくするということでありました。実は、過去の議事録を見てみると、過去二年間ぐらいずっと...全文を見る
○山井分科員 まさに今の点なんですが、やはりこの議論の一番の核になると思うんですね。どれだけ厳しい承認基準にするのか。そういう意味では、法案に先立って、この厳しい基準というのを、これだけ国民の方々から大臣承認制というのはお手盛りになるんじゃないかと、国民の方、マスコミの方々からも...全文を見る
○山井分科員 国会で深い議論をするということですね。ということは、これはやはり、天下りの承認基準というのは、政令ではなくて、国会でしっかり議論するんでしたら、法律に書き込む、それで国会でしっかりと議論するというのが、今の石原大臣の答弁の趣旨にも合っていると思います。  この承認...全文を見る
○山井分科員 その基本的な考え方だけでは、やはりどういうものかはわからないわけですね。そこをなぜ法律に書き込めないんですか。それほど重要なポイントだということをわかっておられるならば、そして、国会でしっかりと議論をするということを石原大臣おっしゃるならば、やはりそれは法律に書き込...全文を見る
○山井分科員 そこをきっちりと、できる限りと言わずに、法律に書いていくという方向でぜひとも検討いただきたいと思います。  そしてもう一点、民間企業への天下りも問題ですけれども、特殊法人や公益法人への天下りこそ、人数も多く、ますます大きな問題になってきております。これからは、民間...全文を見る
○山井分科員 まさにそういう石原大臣がおっしゃっているような危惧がこの大臣承認制でますます大きくなっていく、そういうことを国民の多くは心配しているわけです。この問題については、これからもまた私も質問をさせていただきたいと思います。  では、引き続き、もう一個別の課題を農林水産省...全文を見る
○山井分科員 もうちょっと具体的にお伺いをしたいんですが、輸入の茶葉との競合やお茶の農家の減少ということもあるわけで、これからは国際競争力を高める上で大規模、効率化をしないと生き残っていけないというのがあります。  お茶も、新たな土地でやるとなると、実際収穫できるのに五年かかる...全文を見る
○山井分科員 最後に一つお伺いします。  話はまた戻りますが、先ほど石原大臣の御答弁の中で、できる限り承認基準というものについても法律の中に書き込んでいく、そういう御答弁がありましたが、それでよろしいでしょうか。
○山井分科員 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○山井分科員 民主党の山井和則です。  三十分間、扇大臣、よろしくお願いいたします。  関西では、関西新空港や伊丹空港の問題など、空の問題が議論されがちでありましたが、今回は、関西復権のかぎを握る関西文化学術研究都市周辺や、また、京都南部の地域の鉄道や道路について、地域の個別...全文を見る
○山井分科員 今、扇大臣が、まさに私が言いたかったことを言ってくださいましたが、何よりも不便なんですね。国会図書館もできて、私のしごと館もできて、すばらしい施設ができているわけですけれども、扇大臣も御出身が神戸と聞いておりますが、例えば神戸から行くとしても、なかなか、どう行ったら...全文を見る
○山井分科員 今答弁ございましたように、JR片町線もJR奈良線も一歩一歩複線化に向かって進んできているわけですけれども、先ほども言いましたように、また扇大臣からも答弁がありましたように、残念ながら、今のままでは、一歩間違うと陸の孤島ということになりかねない。そういう意味では、やは...全文を見る
○山井分科員 ぜひとも、もう年々お年寄りの方々もふえているわけでありますから、せっかく二〇〇〇年に交通バリアフリー法ができたわけですから、急いでいただく必要があると思います。  続きまして、それと似たような、駅の話なんですが、先ほど申し上げましたJR片町線、学研都市線の中にJR...全文を見る
○山井分科員 やはり今、財政的にも非常に地方自治体も厳しくなっております。そういう中で、国のリーダーシップというのがますます求められると思います。今の京阪八幡市駅のこと、またJR同志社前駅のことについて、一言、ぜひとも扇大臣からも前向きな決意のほどをお聞かせいただければと思います...全文を見る
○山井分科員 ぜひとも早急にこういう問題は私自身も取り組んでまいりたいと思います。  次に、過疎地の足ということについてお伺いしたいと思います。  JR関西線、大阪から三重に向かってですが、その中で、一つ写真をお見せしますと、学研都市からさらに東の方に、三重の方面に行くと非常...全文を見る
○山井分科員 今、線路の保守という話がありましたが、地元でもその話は出ております。ただし、地元の方が心配しているのは、線路の保守という名目で、結局、どんどん便数を減らしていくんじゃないかというような心配があります。  さらに、この笠置や南山城村というのは観光地でもありまして、土...全文を見る
○山井分科員 本当に、そういうアドバイスも受けながら、財政が非常に弱いですので、国からの個性ある発展への御支援もぜひともお願いしたいと思います。  最後の質問になりますが、そういうことで鉄道も非常に本数も減ってきているということで、そこで国道の話になるわけですけれども、時間がな...全文を見る
○山井分科員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月21日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○山井委員 本日は職安法と派遣法の審議の時間でありますが、先々週来質疑を行っております木村副大臣の問題、これはまだまだ疑惑が深まるばかりで、また新たな疑惑も出ておりますので、きょうは九時から十一時の間、四野党、二時間集中してこの問題を取り上げさせていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○山井委員 今のことは一例でありますが、理事会に提出された資料、不思議なのは、分析してみると、十月十一日に社団法人と医療課で一たん三部位以上を適正化するということで合意に達した段階までの文書と、その後は十二月一日に通達が出たときのものだけであって、この三部位問題が、一番もめにもめ...全文を見る
○山井委員 つまり、否定ではなくて、記憶にない、覚えていない。否定も肯定もできないということで、疑惑は全く晴れていないわけですね。  となると、献金を贈られた香川県の接骨師会の山田会長が、働きかけの謝礼で贈った、会員にも相談して贈ったと、そう証言されているわけです。また、本当の...全文を見る
○山井委員 副大臣という肩書で紹介されて、副大臣という肩書であいさつをされているわけですから、副大臣として行かれたということであります。  そこで、これも質問通告してございますが、日本精神科病院協会から昨年もらわれた献金の額と日付、パーティー券や陣中見舞いを含む、その額について...全文を見る
○山井委員 平成十一年から十三年まで、つまりその以前三年間についてもお答えください。これも質問通告してあります。
○山井委員 ということは、十一月に献金を受けられたということは過去なかったわけですね。ということは、十一月、十二月の献金の趣旨というのは、木村副大臣、どう理解されていますか。
○山井委員 このことに対して、その献金をした側の日本精神病院協会の政治連盟の会長は、十一月の集会、心神喪失者医療観察法案の成立を期す、それを最大の目的とした集会にあいさつに来てもらった謝礼として渡したというふうにマスコミに対しても話しております。そう考えると、こういうことをして謝...全文を見る
○山井委員 今の答弁、参議院の法務委員会での答弁と違いますよ。それで一たん、そういう答弁だから審議がストップして、出すべく努力をしますということで審議が終わっているわけですからね。その問題はこれまた参議院でもっと大きな議論になると思いますので、これはここにしておきます。  それ...全文を見る
○山井委員 この突然の中止に対して、木村副大臣は賛成をされましたか、反対をされましたか。
○山井委員 今の突然の中止のなぞを解くかぎが私は昨年十月三十一日の宮崎議員の参議院での厚生労働委員会での質問にあると思います。  その際に宮崎議員はどう質問されているかというと、その前の質問は坂口大臣がされていたんですが、この部分だけ「そして、木村副大臣には、社会保険庁病院の整...全文を見る
○山井委員 質問に答えていないじゃないですか。どこの病院のことかと聞いているんですよ。
○山井委員 どこの社会保険病院ですか。
○山井委員 これは答弁違いますよ。月曜日の決算行政委員会では、社会保険庁の方が、計画中だったのはこの北病院しかなかったというふうに答弁をしていますよ。ここしかなかったじゃないですか。はっきりしてください。
○山井委員 でも、計画中なのはここ一つじゃないですか。そのことはきっちりと認めてくださいよ。  大臣は聞いておられますよ、月曜日の審議。あのときは東京北病院しかないということを答弁されました、はっきりと。
○山井委員 木村副大臣、四月一日にオープンするのは北病院ということでいいですね。今の大臣の答弁にありました。
○山井委員 そこで、この北病院のことはそんなばかなことがないように努めてまいりたいと思いますという答弁をされたわけですね。この質問された議員の肩書を見ますと、日本医師会代議員ということであります。  それで、日本医師会の意見の代弁ともとれるわけですが、副大臣にお伺いします。なぜ...全文を見る
○山井委員 この十二月二十六日の現地視察、唯一、一回、木村副大臣、現地に行かれましたね。そのときに社会保険庁や厚生労働省の関係者以外に業者を同行されたというふうに聞いているんですが、このことは事実でしょうか。
○山井委員 この突然の中止決定の中で、木村副大臣はどのようにかかわられましたか。
○山井委員 ということは、今の話からすると反対をされたということですね。  それでは、昨年一年間に日本医師会政治連盟から献金を受けておられると思いますが、日付と額、パーティー券、陣中見舞いも含めて御答弁をお願いします。
○山井委員 はい。  十二月の日付を教えてください。献金のあった日付。
○山井委員 平成十一年から十三年、前三年間さかのぼりたいと思います、日付と、また献金額と、パーティー券も含めて。三年間、去年より前の三年間ですね、日本医師会政治連盟からの献金額と日付をお願いします。
○山井委員 今、二〇〇〇年と一九九九年。三年間ですから。
○山井委員 ということは、それまで、昨年までの三年間は、十二月の献金は二百万ずつだったわけですよね。ところが、昨年は五百万を受け取っている。それで、その受け取った日付、十二月二十五日というのは、先ほどおっしゃった突然の中止決定をされた十二月二十七日の直前なわけなんですね。このこと...全文を見る
○山井委員 日本医師会はこの社会保険病院の見直しに非常に熱心であったわけで、それで、かつ宮崎議員が十月三十一日に質問をされているわけなんですね。この二百万、二百万、二百万が急に昨年の年末、この中止決定の直前に五百万、二・五倍にはね上がった、この理由はどう思われますか。
○山井委員 その時期に、そういう社会保険病院のことももめている、また、これから医療制度改革も本番を迎えるという時期に、副大臣という立場でその時期にもらうということに対して、まずいんじゃないか、そういう意識はありませんでしたか。
○山井委員 そもそもこれは、坂口大臣、お答えいただきたいんですが、十月三十一日の時点では、この四月一日に東京北病院は社会保険病院としてオープンするという方針でしたね。(発言する者あり)
○山井委員 いかがですか。十月三十一日の時点で、答弁お願いします。
○山井委員 私が聞いているのは、十月三十一日の時点ではまだ中止決定は出ていなかったわけですから、省としては、この計画は推進という方向だったわけですね。そのことを確認したいんです。
○山井委員 十二月二十七日に中止決定するまでは、当然これは社会保険庁と厚生労働省が進めていられた話なわけですね。ということは、もう一度これは議事録に戻らせていただきますと、まだ中止も決まっていない、そういう推進中の事業に対して、「何かホテルのような社会保険病院がまた一つオープンし...全文を見る
○山井委員 いい答弁を聞かせていただきました。そうやってこれを副大臣は大反対をされたわけですね。  ところが、聞いているのは、ばかなことはないように努めていきたい、そのばかなことというのを当時厚生労働省と社会保険庁は進めていたわけですよね。これでも、政府の答弁者、責任者である副...全文を見る
○山井委員 この議事録を見ると、木村副大臣がそんな「ばかなことがないように努めてまいりたい」という答弁の後で、宮崎議員は、「全く私と同じ考え方でございますので、せっかく木村副大臣、政府にお入りになりましたので、是非これは早急に改革をしていただきたいと思います。」要は、やはり副大臣...全文を見る
○山井委員 木村副大臣にお伺いしたいんですが、この社会保険病院の問題、大体これは今、損害賠償も受けていると思うんですね。その損害賠償は幾ら請求されていますか。
○山井委員 では、それは後でいいです。  二百十人が解雇されているわけですね。こういう突然の解雇の決定、そのことにおいてこういう献金が動いている、また国会での答弁も関係しているというのは大きな疑惑だと私は思います。  この心神喪失者法案について、もう一つ疑惑があります。  ...全文を見る
○山井委員 そのことは先々週からお願いしているわけですけれども、どうしてそれを調べて公表してもらえないんですか。副大臣としてしっかり、そういう責任ある立場なわけですから、一月、四月のことというのはもう結果はわかっていると思います。身の潔白を証明しようとするならば、そのことをきっち...全文を見る
○山井委員 先ほど、日本精神科病院協会の政治連盟からの献金について、それは自分の管轄じゃないということをおっしゃいましたが、この協会は社団法人で厚生労働省の管轄なわけですね。  そこに関しては、こういう法案に関係するお金の疑惑が出ているわけですから、きっちりと、身の潔白を証明す...全文を見る
○山井委員 これは別に私からの質問じゃないんですよ。法務委員会としてそれを要求されたわけでしょう、先週の木曜日に。それに対して木村副大臣は、努力しますということを答弁されたわけですね。どういう努力をされましたか。それで、その返答はどう来たんですか。
○山井委員 ですから、そこで努力をしますと答弁されたわけですから、どのような努力をして、どういう答えがあったのかということを聞いているわけですよ。同じ国会の話じゃないですか。
○山井委員 木村副大臣への質問だったから、出せないと答弁して審議が五十分とまったんじゃないですか。それで、努力をしますと答弁して動き出したんじゃないですか。それが明らかな証拠じゃないですか。自分が一番わかっているわけじゃないですか。どういう努力をされたんですか、答えてください。
○山井委員 委員長から木村副大臣に言ったんでしょう。
○山井委員 時間が来ましたが、とにかくこの問題も、参議院の法務委員会で努力をしますと約束したのに、全く今の答弁は違うじゃないですか。ますますこの問題は深まってきます。まだこれからも、きっちりとこの問題をやっていきたいと思います。ありがとうございました。
○山井委員 山井和則です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、内閣提出、職業安定法及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  今回の改正は、厳しい雇用失業情勢、働き方の多様化...全文を見る
○山井委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守新党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     職業安定法及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○山井委員 三十分間質問をさせていただきます。  労働基準法改正の中の有期雇用について質問をしたいわけですが、冒頭、お時間をいただきまして、疑惑がますます深まっております木村副大臣のことを取り上げさせていただきたいと思います。  今までから、整骨、接骨の保険の適正化に関する疑...全文を見る
○山井委員 もう結構です。質問に答えてないですから。  私が聞いているのは、どういう条件を出されたから会えなかったのかということを聞いているわけです。  それで、副大臣が公開の場では会えないとおっしゃったということなんですが、それは事実ですか。
○山井委員 要は、公開であるということに対して副大臣側が拒否されたから、この話はとんざしてしまったということですね。でも、公開の場じゃ本音が話せないからだとか、御自分の立場を考えてくださいよ、副大臣ですよ。副大臣としてああいう暴言を吐いたから、それに対して医療事故の被害者のこの平...全文を見る
○山井委員 公の場で全国の医療事故の被害者や弁護団を侮辱する発言をされたんですから、そして委員会でもちゃんと、こういう趣旨だったということをある意味で木村副大臣、弁明されているわけじゃないですか、議事録に残る形で、私や阿部議員の質問に対して。それと同じことを面と向かって公開の場で...全文を見る
○山井委員 やむを得ない理由がなくやめた場合は損害賠償の危険性があるということなんですけれども、今おっしゃった、正当な理由があれば大丈夫だというような趣旨の答弁だったんですけれども、そうしたら、例えばもっといい会社からどうしても来てくれと引っ張られたとか、その会社が三年後にちょう...全文を見る
○山井委員 実際には、損害賠償請求されるかもしれないということで、泣き寝入りをされているケースが多い、それがまだ一年だから顕在化していないんではないかというふうに思います。  鴨下副大臣、このような問題に関して、有期雇用の方は具体的にどのような仕事をされているのか、また有期雇用...全文を見る
○山井委員 実際そういう問題が、一年から三年になってくると途中でやめられない、これは職業選択の自由、転職の自由というものを侵す重要な問題だと私は思っております。例えば、エステティシャンの方が資格を取るための教育訓練をさせたのだから簡単にやめられたら困る、その分賠償しろというような...全文を見る
○山井委員 まさに坂口大臣も今、三年と思っていたけれども一年過ぎたらやはり移ろうかという思いを持たれる方もいるということはお認めになりました。まさにそこ、個々に経営者側との話でということですが、やはり労働者の立場は弱いわけですから、契約違反、訴訟しますよということを言われたら、な...全文を見る
○山井委員 私は、三年じゃなくて一年と言っているのではなくて、私の提案というのは、三年は雇用を保証する、しかしやめる理由は一年からオーケーという話で、実際、次の四ページを見てください。こういう片務的と言われる、片方だけ自由にするという形があり得るわけですね。  実際、この四ペー...全文を見る
○山井委員 まさにそこなんですが、労働法の学者の方々も分科会でこういう御意見を複数おっしゃっておられる。おまけに、先ほど水島議員の話にもありましたように、七ページ、八ページを見てください。実際既に労働基準法の枠内で、大学教員等の任期に関する法律の中で、八ページ目、具体的にいいます...全文を見る
○山井委員 もう最後、一つだけなんですが、先ほど申し上げましたように、大卒の方も、三年以内に三割の人がやめています。だから、本当は常用雇用にしてほしいと。ところがもう、例えば量販店なんかでも、契約社員しか雇わないというようなところも出てくるわけですね。それで、泣く泣く、三年雇用し...全文を見る
○山井委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月30日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○山井委員 お答えいたします。  今お伺いの整合性ということについては、質問者と全く同感であります。  有期雇用契約期間を延長するならば、少なくとも大学の教員の任期に関する法律との整合性をしっかりとって、一年経過後は労働者が契約の解除を申し出ることができるとする必要があります...全文を見る
06月06日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○山井委員 三十分の時間でございますが、坂口大臣、途中で参議院の方に抜けられるということで、少し質問の順番が変わるかもしれませんが、坂口大臣に、通告していることをまず最初にさせてもらいたいと思います。  次世代生活支援ということ、その趣旨は非常にすばらしいわけですが、私は、きょ...全文を見る
○山井委員 この続きはまた、鴨下副大臣に後ほど続けたいと思いますが、今、坂口大臣に前向きな御答弁をいただきましたけれども、地方交付税も減らされる中で、自治体任せではなかなか進まないというのが現状なんですね。そういう意味では、障害児を持つ親御さん方の悲鳴だと思いますので、ぜひとも真...全文を見る
○山井委員 その制度をしっかり拡充していただきたいと思います、これからますますそういうケースがふえてくるわけですから。  それともう一つ、障害のあるお子さん、お母さんではないわけですけれども、やはり少年指導員兼事務員の増員というものが母子生活支援施設に必要だと私は思います。その...全文を見る
○山井委員 そういう制度ももちろんあるんですけれども、やはり指導員の方の増員というのがぜひとも必要だと私は思いますし、そういうことをしないとしっかりと、母子生活支援施設というのが立ち上がりの施設としてなかなか苦しいんじゃないかというふうに思います。  坂口大臣、ありがとうござい...全文を見る
○山井委員 推進していくということなんですけれども、そこでぜひともお願いしたいのは、要は、八万百人、全体の一四%ぐらいが四年生以上なんですけれども、そのうち障害のある方がどれだけかわからないということなんですけれども、ぜひとも一回これは実態を調査してもらって、調査した上で推進して...全文を見る
○山井委員 ぜひとも、前倒しをしてでもそういうことを早急にやっていただきたいと思います。  といいますのは、こういう大きな次世代生活支援という法案が出てきているわけですよね。にもかかわらず、一歩間違うと、そういう障害児の子育てのことというのは、ある意味で網の目からこぼれているじ...全文を見る
○山井委員 当然これは入れかわりもあるわけなので、その部分の、あいている部分もあるかと思うんですけれども、やはり都市部では、困って相談してもなかなか入れないというケースもあるわけで、その中で厚生労働省さんも、小規模分園型、サテライト型の母子生活支援施設の普及ということに取り組んで...全文を見る
○山井委員 高齢者福祉でも同じ流れですけれども、大規模施設から小規模施設へ、そして地域密着へと、やはり大きな施設に住むよりは、アパートを借り上げたりして、できるだけ一般の社会と違わない形の方が当然社会復帰しやすいわけだと思いますので、ぜひとも推進をお願いしたいと思います。  そ...全文を見る
○山井委員 これは本当に切実な問題で、私も母子寮でボランティアをしていたときにあったんですけれども、実際、包丁を持った夫が追いかけてくるというケース、あるいは母子寮の外から、酔っぱらったDVをしたお父さんがその母子のいる部屋に向かって石を投げてくる、それで子供が泣いている、そうい...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
06月11日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○山井委員 これから一時間にわたりまして質問をさせていただきたいと思います。  このたびの法案、次世代育成支援法、そして児童福祉法の改正ということですが、私は、前回にも引き続きまして、次世代育成の中で最もきめ細かな支援の要るケースを中心に質問をさせていただきたいと思います。具体...全文を見る
○山井委員 今、大臣から、障害のあるお母さんあるいはお子さんが母子生活支援施設に入られるのは、今の現状では順当なことだという御答弁をいただきました。私も、そのとおりだと思うんです。もしここに入ることができなくて、地域生活ができなかったら、結局は、お母さんが障害者の施設に入るか、あ...全文を見る
○山井委員 今の答弁、前回の坂口大臣の答弁と基本的には一緒なんですけれども、改めて申し上げますが、そういういわゆる処遇困難ケースに関する加算というのはもう既にあるわけですね。私が申し上げているのは、処遇困難ケースという一くくりではなくて、その中でも特に障害があるというケースはある...全文を見る
○山井委員 検討していただくということで、ぜひともお願いしたいと思います。  特に大都市では、この母子生活支援施設も、ある意味では満杯状態で、DVなどで苦しむお母さんが子供を抱えて逃げ込んでくるケースも非常にふえているわけですから、ぜひともお願いをしたいと思います。  次に、...全文を見る
○山井委員 お心のこもった答弁、ありがとうございます。  私も感じますのは、昔は御両親が病気で亡くなられたケースとかも多かったわけです。そういうケースはまだある意味では簡単なわけですよね。ところが、今は、親はいる、でもその親から虐待を受けたりしている。それと、私の知っているケー...全文を見る
○山井委員 もう大臣のおっしゃるとおりで、子供が幾ら元気になっても、肝心の親にちゃんとなってもらわないと子供は帰れないわけなんですね。  まさにそういう趣旨からも、私は二つポイントがあると思いますのは、一つは、子供の方に対しては、やはり児童養護施設で職員の数をふやして、本当にき...全文を見る
○山井委員 一九七六年以来、この六対一という基準は二十七年間放置されているわけですね。御存じのように、介護保険を機に、お年寄りの方は、四対一だったのが三対一というふうにアップをしてきています。  では、二十七年間、養護施設の現状はどうなったのかというと、今のようなひどい虐待のケ...全文を見る
○山井委員 今おっしゃった安心感ということで、性的虐待を受けたある女の子も、施設に入ってきて、二時間おふろに入って出てこなかった。ゆっくりおふろに入れたことが生まれて初めてだといって、二時間おふろにずうっと連日入っていられるという話も聞きました。結局、その彼女もその後不登校になっ...全文を見る
○山井委員 私も、老人福祉の研究をずっとやってきまして、今はやはりイロハですよね。諸外国ではどうなっているのかというようなことは、ぜひとも調査してもらって、また近いうちに調査結果を教えていただきたいと思います。  それで、では、これからどうしていくかということで、一つは、ショー...全文を見る
○山井委員 やはり私、このショートステイというのは非常に効果があると思います。例えば、児童養護施設から引き取って、また虐待してしまったというケースもあるわけですけれども、そういうときには、しんどくなったらまた週末だけ預けてくれたらいいよというような、そういうショートステイがあった...全文を見る
○山井委員 これは高齢者の世界でもグループホームが切り札じゃないかと言われているし、知的障害者の世界でもグループホームが重要だと、こういう大規模から小規模へ、地域密着へというのは福祉のすべての流れだと思いますので、その支援をぜひともお願いしたいと思います。  次に、乳児院。 ...全文を見る
○山井委員 先ほど申し上げましたように、素人から考えると、零歳、一歳のころなんか忘れているんじゃないかというふうに思われがちかもしれませんけれども、非常に重要な、一番人間の人格の根本を形成する時期ですので、そこをぜひとも大事に、手厚くしてもらいたいと思いますし、きょう一枚だけ資料...全文を見る
○山井委員 今、そんな家庭に金払う必要はないという意見も場内から出ておりましたが、私が申し上げたいのは、これは、子供には何の責任もないということなんですね。それは、親は私もおかしいと思いますよ。でも、子供はその家庭に生まれたくて生まれてきたわけではないですから、これはやはり社会の...全文を見る
○山井委員 ぜひともこの児童相談所の職員さんをふやすことをお願いしたいと思います。現場の方は本当にてんてこ舞いという状況であります。  次に、虐待防止ネットワーク、現在何百か立ち上がっておりますけれども、こういうものもふやすべきだと思いますし、それとともに、ネットワークをつくっ...全文を見る
○山井委員 ちょっと時間が迫ってきましたので早口でいきますが、要は、虐待の問題に関しては子供とともに親もセットでしっかりと研修というか教育を受けないとだめだと思います。その意味で、母子生活支援施設も、例えば意欲のある母子生活支援施設で一週間なり一カ月部屋があいているならば、このま...全文を見る
○山井委員 大臣にもう一つ。  今回、このような行動計画の中で、水島議員の話にもつながるのですけれども、ぜひともこういう虐待された子供や、あるいは一人親世帯の子供の支援ということもこういう行動計画の中に入れていただきたいと思いますし、それで、一つお願いなんですけれども、ぜひとも...全文を見る
○山井委員 時間でありますが、文部科学省さんに一問だけ、せっかく来ていただきましたので、最後に聞かせてもらいます。  この子育て支援の中で、一つ違った面から今問題になっているのが、高校中退の増加であります。  御主人が失業される、そのことなどで夫婦間が悪くなって、例えば離婚さ...全文を見る
○山井委員 ぜひとも制度の充実をお願いしたいと思います。  時間が来ました。どうもありがとうございました。
06月13日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○山井委員 おはようございます。  延長がなければ、きょうが最後の質疑になるかもしれませんが、きょうは、公益法人にかかわる質疑でありますけれども、この公益法人の見直しの最初にも、精神保健福祉の法律の一部改正ということも入っておりますので、精神保健福祉のこと、それと、この連休以降...全文を見る
○山井委員 私たちも国会で、本当にこの社会的入院の問題は真剣に議論して、そういう御答弁もいただいているわけですから、その約束をしっかりと守っていただきたいと思います。  そして、それにも関連しまして、坂口大臣、次の質問ですが、今も答弁の中で、七万二千人の社会的入院を十年間でなく...全文を見る
○山井委員 どちらが先かという話でありますが、社会的入院の人が減っても、ベッドがあいているから、また新しい、必要性が薄い患者さんが長期に入院するというようなことが決してないようにしていただきたいと思います。  それで、そのためにはどうすればいいかということなんですけれども、坂口...全文を見る
○山井委員 そうしたら、確認なんですけれども、ことしじゅうに年次計画を明らかにして公表するということでよろしいですか。
○山井委員 今も答弁いただきましたように、もう一年目がスタートしているわけですから、できるだけ早く、大急ぎでお願いしたいと思います。  問題は、社会的入院が減ったという達成度をどうやってはかるのかということですよね。例えば、一年で一万人減らすという年次計画を立てられたとします。...全文を見る
○山井委員 そこは、ぜひとも毎年調査を正確にやっていただいて、社会的入院が減っているのか、そして、減っていないならばなぜなのかということで、まさに大臣がおっしゃったように、十年と言っているとまた延びてしまう危険性があるわけですから、七年ぐらいの計画にしていただいて、それで、約束で...全文を見る
○山井委員 速やかにというのは、いつですか。
○山井委員 例えば、七月中でオーケーですか。速やかですから。
○山井委員 これは割と重要なことなのであえて聞きますが、分析はそうなんですけれども、いつ発表になりますか。それを教えてください。
○山井委員 そこをちょっとはっきりしてください。八月中旬まで、お盆までとか。やはりこれは非常に重要なことですから。年次計画とかにまた関係してくるわけですから。
○山井委員 ちょっと期限を区切ってください。速やかですから、そんなの、十二月とかだったらだめなわけですから。八月中でいいですか。
○山井委員 そうしたら、八月中ということでお願いしたいと思います。  それで、日本精神科病院協会も現場の方々のために頑張っておられると思いますが、一つ私心配なのが、七万二千人の削減目標というものに対して、多過ぎるんではないかという異論を唱えておられるわけなんですね。そういう団体...全文を見る
○山井委員 まさに目安ということなんですけれども。  坂口大臣に重ねてお伺いしたいんですけれども、私ちょっと気になる話を聞いていますのが、今回、社会復帰施設への予算づけも二割しか進んでいない。そんな中で、地方自治体からは、この七万二千人という削減目標はそもそも下方修正されるんじ...全文を見る
○山井委員 まさにそこなんです。だから、改めてお伺いしますと、この七万二千人という削減目標が今回のニーズ調査によって千上下するとか、それぐらいは仕方ないかもしれませんけれども、これは割と根本的な数字ですから、七万二千人やると言っていたのが、そもそももうスタートラインから急に五万に...全文を見る
○山井委員 その七万二千人という削減目標が動かないということでほっといたしましたけれども。  そこで、一月から三月に行われた調査なんですが、私ちょっと気になる点が二つあります。  一つは、これは入院している患者さん本人に対するアンケートなんですね。坂口大臣、これはちょっと聞い...全文を見る
○山井委員 これは、大阪府で行われていますこういう社会復帰のための調査とかを参考にしましても、社会復帰というのはなかなか簡単なことじゃない。そのためには、地域に帰ったらどういうサービスが受けられるのか、どういう生活ができるのかというようなことを患者さんに懇切丁寧に説明する、そして...全文を見る
○山井委員 主治医のお医者さんへのアンケートもセットでありますので、そういう危惧を持っているということを私申し上げます。  そこで、また木村副大臣に戻りますが、昨年の十一月六日の日本精神病院協会の決起集会に行かれた、それで、十一月に献金を三十万円受け取られたということで、朝日新...全文を見る
○山井委員 ちょっと、今もう一回聞いているんです、改めて聞きたいと思って。
○山井委員 ちょっと、そうしたら、もう一回、今この場で言ってください。
○山井委員 今、相手側の気持ちはともかくということをおっしゃいましたね。ということは、相手は謝礼として出したかもしれないということは認めるんですね、副大臣。
○山井委員 今のは非常に重要な発言だと思っております。  香川県の柔道整復師会の会長さんも、日経新聞の取材に対して、保険適正化の働きかけの謝礼として贈ったということをおっしゃった。ところが、不思議なのは、新聞の報道が出た後、何か、もう一回聞くと、いや、そんなことはなかったと言っ...全文を見る
○山井委員 具体的な話は後として、一般論でいいです。これは、一方の集会に行かれた、ということは、ここしか行かないんですか。それとも、ほかの、こういう精神障害者の当事者や福祉関係の団体の集会に要望があれば、そういうことは参加を検討してくださるということですか。
○山井委員 だから、今からもうノーと言うんですか。検討してみると言ってくださったらいいんですよ。検討はしてくださるんですよね。
○山井委員 なぜ、検討するということも言えないんですか。検討したらいいじゃないですか、副大臣。
○山井委員 だから、検討するでいいんじゃないですか。  検討できないんですか、検討できるんですか。
○山井委員 ちょっと、副大臣の感覚を疑いますね。それで、なぜ、そういう話が出たときに、検討するとすら答弁できないのか、これはよくわかりません。  それに関連して、医療で金を稼ぐ弁護士がいるということで、医療事故の被害者の方々が非常に怒っておられたあの木村副大臣の暴言についてなん...全文を見る
○山井委員 そのときの主体と必ずしも一緒じゃないわけですね、これは。新たな面談の依頼です。それについてどうですか。
○山井委員 そういう答弁も本当に誠意がないですね。最初から公開の場で会いたいというふうに向こうが言ってきたのに、それを、お互いの行き違いかもしれませんけれども、前日になって公開で会えないと言って、相手を断らざるを得ない状況に追い込んでおいて、一回断ったからこういうのがもう一回来て...全文を見る
○山井委員 何か、こういう低次元な議論を国会ですることが私は本当に恥ずかしいです。本当に医療事故の問題とか、真剣に取り組む気があるんですか。  また、先ほどの精神病院協会の問題に関しても、昨年三度献金も受け取っておられる。こういうふうな、本当に法案審議でいろいろ非常に大事なとき...全文を見る
○山井委員 そういう重要な時期に一部からだけお金をもらうから、そういう疑惑を招くんでしょう。坂口大臣は、大臣在任中はそういうお金を受け取らないとおっしゃっているわけですよ。本当に、これだけ、一カ月もかけて厚生労働委員会で大騒動になって、そういう献金というのは問題じゃないかというこ...全文を見る
○山井委員 全然一般論じゃないですよ。これは、このことについての取材をしているんですよ。一般論じゃないですよ。もう一回答弁してください。
○山井委員 全く納得できませんが、次に移ります。  地元の社会福祉施設、高齢者施設のことについてお伺いしたいんですが、志度町にあります日盛の里とか、あるいは、最近、坂出市の加茂町に、西山脳外科が高齢者施設を今建設中というか申請中と聞いておりますが、こういう施設のことを知っておら...全文を見る
○山井委員 その関係者から献金を受けたという事実はありますか。
○山井委員 地元の新聞で、木村副大臣は、こういう口ききをして、国や県に認可を働きかける、そういうことによって口きき料をもらっている、そういう疑惑の報道が出てきているわけですね。  それで、私も現地の関係者に聞くと、まあ、うわさとしては、何か木村議員に口きき料を持っていかないとな...全文を見る
○山井委員 これは新聞記事に出ているから質問をしているわけです。  それで、そういう認可を早くしてくれという、この記事に出ているような働きかけをした事実はありますか。
○山井委員 急で答えられないならば、調べて、働きかけをしたかと、それと、献金をもらっているかということを答弁してもらっていいですか。
○山井委員 またこの問題も引き続き取り上げさせてもらいたいと思います。  きょうのまた答弁を聞いて、私、副大臣に驚きましたのは、これだけ問題になっても、副大臣という自覚を持っていられない、それで献金の自粛ということに対してもやる気も全くない、そしてまた医療事故の被害者あるいは精...全文を見る
○山井委員 ですから、そういう当事者の方々とも会おうとしない、それと、献金の自粛もしない、やはりそういう方に副大臣としての資格がないんじゃないかと先ほど言ったら手を挙げられたので、言い分があったら答えてください。
○山井委員 それは事実と異なりますので、またこの問題も引き続きやりたいと思います。  ありがとうございました。
07月08日第156回国会 衆議院 法務委員会 第30号
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○山井委員 これから一時間、質疑をさせていただきます。  まず冒頭に、今も黙祷がございましたが、日野先生は、私の非常に尊敬する先生でありまして、民主党の代議士会長もされておられまして、御冥福を心よりお祈り申し上げたいと思っております。  さて、先日、参議院で心神喪失者医療観察...全文を見る
○山井委員 大臣としては、お受け取りにならないと。その理由ですね、聞くまでもないことかもしれませんが、なぜそれは受け取ったらまずいと思われるんでしょうか。
○山井委員 政治資金規正法の、ある意味で範囲内で、正式に収支報告すれば問題はないという意見もあるんですが、いかがですか、そこは。
○山井委員 ということは、内容によっては違法になる場合もあるということですね。
○山井委員 この心神喪失者医療観察法案に絡んで不正な献金が動いたのではないかということが言われております。  御存じのように、先日、木村義雄厚生労働副大臣が心神喪失者医療観察法案の審議中に、法案を推進していた日本精神科病院協会の政治団体から献金を受けたという問題で、市民団体の方...全文を見る
○山井委員 通常の政治献金という御認識だということですが、実際、まさにそれは法案審議で一番、ある意味でもめていたときであります。そういうときに、その集会に行って、あいさつの中で早期成立を目指すということを木村副大臣は力説された。それに対して三十万円をもらったということは、非常に私...全文を見る
○山井委員 そこから献金はお受け取りになられたことはあるでしょうか。
○山井委員 ということは、献金は受け取ったということはお認めになるわけですね。
○山井委員 いつごろ受け取られましたか。
○山井委員 だから、いつごろということをお伺いしているわけであります。
○山井委員 ちょっと、私、念のためにそれを聞いているわけですから、答えていただきたいと思います。
○山井委員 そうしたら、ちょっと一つだけ、献金を受け取られたことはお認めになりますね。
○山井委員 この西山脳神経外科が社会福祉法人和光福祉会をつくって軽費老人ホーム「ローズガーデン」をつくったということは御存じですか。
○山井委員 正確な名称は知らないということですが、そこが軽費老人ホームをつくった、西山脳神経外科が社会福祉法人和光福祉会をつくって軽費老人ホームをつくったということは御存じですか。(木村副大臣「済みません。ちょっと」と呼ぶ)  もう一回聞きます。西山脳神経外科が社会福祉法人和光...全文を見る
○山井委員 この軽費老人ホームの施設整備の補助金や社会福祉法人の設立に関して、問い合わせや依頼を受けられたことはありますか。また、県や国に何らかの働きかけをされましたか。
○山井委員 木村議員の収支報告書によりますと、献金を受け取られております。  それで、ちょっと一連の経緯を御説明させてもらいますと、二〇〇〇年五月二十七日に医療法人西山脳神経外科から木村議員の政党支部に百万円の献金がありました、五月二十七日です。そして、その時点で軽費老人ホーム...全文を見る
○山井委員 ちょっと私は一つ不思議に思いますのは、収支報告書に出ているわけですから、百万円、百万円と二百万円献金を受けておられるわけですね。ところが記憶にないということは、割と、こういうことというのはよくあるんですか。医療法人とかから百万単位で献金をもらうというようなことは別に珍...全文を見る
○山井委員 森山大臣にお伺いしたいんですが、一般的な話としてお伺いします。福祉法人の施設整備の補助金を得る働きかけや社会福祉法人の設立に対する口ききなどで謝礼や献金を受け取るということは、そのことが目的であれば、法に触れるのではないでしょうか。
○山井委員 その状況にもよるということですが、先ほど申し上げましたように、私の調べた範囲では、その時期だけに献金が来ているということは、この補助金を得ることと社会福祉法人の設立と非常に因果関係が強いのではないかというふうに思います。また、ほかにも似たようなケースというのがあるわけ...全文を見る
○山井委員 トータル何人分ぐらいを建設される予定ですか。
○山井委員 大体何年でそれは整備をされる予定でしょうか。何年ぐらいで八百床から九百床。
○山井委員 十年後に八百から九百床と。  それで、これは私はかねてから議論をしていることなんですが、では、平均の指定入院医療機関への入院の長さ、これはどのくらいに、もちろん一人一人差があるのは当然でありますが、どれぐらいに考えておられますか。
○山井委員 では、ほかの聞き方をいたしますが、年四百人ぐらいということで、なぜ八百人という数字が出てきたわけですか。  といいますのは、年四百人、法案の対象者がいて、それで八百床つくるということは、単純に考えたら、平均二年で退院をされていったら八百あれば足りるという計算に、算数...全文を見る
○山井委員 ということは、平均すると二年をめどとしているというようなことですけれども、私は、これはもっともっと長くなるんではないかというふうに非常に危惧を持っています。  次にお伺いしたいんですけれども、この法案は、早期の社会復帰を目的とするというふうに書いてあります。  こ...全文を見る
○山井委員 先ほど、二年ぐらいを指定入院医療機関の退院のめどではないか、半数が一年以内に退院するんではないかということでしたけれども、となると、もう一つそこでお伺いしたいのが、社会復帰までを何年と考えているのかということなんですね。  だから、今話ししましたように、社会復帰とい...全文を見る
○山井委員 その早期が五年、十年になるんじゃないかという心配をしているわけなんですね。そこに入ったらいつ退院できるかわからないということでは、やはり人権上も非常に大問題があるわけです。  それで、今までの答弁でも、坂口大臣は、大体次のように答弁されていますね。「五年とか十年とか...全文を見る
○山井委員 後ほども触れますが、その受け皿というのが日本は余りにも貧困なわけですよね、地域への復帰ということで。例えばドイツやイギリスでも、当初、二、三年を想定していたのが五年、六年に長引いている、そういう実情があって非常に問題になっているわけです、こういう病棟の長期化が。  ...全文を見る
○山井委員 結局、この病棟自身の人手を厚くしたりするだけでは、社会復帰の受け皿の部分が全然不十分なわけですよね。後でも触れますが、社会復帰施設の予算も全然ついていない。だから、過去一年もそういう答弁を聞いてきて、社会復帰を促すと言いながらその予算がきっちりついていないということに...全文を見る
○山井委員 私が心配しますのは、最初はこの法案の目的でつくっていたのに、どんどん、ある意味で一般の病院にとって手のかかる方をこの病棟に入れていくというようなことがあると私は大問題になると思いますので、そういうことのないようにしてもらいたいと思います。  そこで、例えば、一つの病...全文を見る
○山井委員 それでは、しばらくは病棟が当然あいているということでありますね。あいているからほかの方に入っておいてもらおうとかいうことは当然ないわけですね。
○山井委員 私がなぜこういう質問をするかというと、今までの答弁の中で、あきがあるとこの法案の対象者以外も入ってもらうかもしれないという答弁があったわけで、最初はあいているわけですから、そこに法案対象者以外を入れるということになると全然趣旨とも違うことになるわけですから、もともと私...全文を見る
○山井委員 以前質問したときにも、御指示があれば御報告させていただくという答弁を森山大臣からいただいているんですけれども、それを一歩踏み込んで、ある意味で御指示がなくても年次報告をきっちりやっていくと。人権上非常に危険な病棟だと私は思っておりますので、御指示があればではなくて、年...全文を見る
○山井委員 まさに、この法案の審議ももう残り少なくなってきているわけなんですけれども、この通常国会でも強行採決というのはこの法案だけなんですよ、はっきり言って。それぐらい非常に問題が多い、それに危険性が多い法案なわけですから、やはり年次報告はしっかり出していくというのが責任ある担...全文を見る
○山井委員 ぜひとも毎年きっちりと報告して、人権上どういう問題が起こっているのかとか、きっちり早期に社会復帰ができているのかということを確認すべきだと思います。  これは普通に考えてみましても、特に当初は全国に一カ所とか二カ所なわけですよね、当然。そうしたら、極端な話、北海道の...全文を見る
○山井委員 条件が整えば、まさにそこが問題なわけですね。条件が本当に整っていない部分があるわけであります。  それで、正直言いまして、私は、七万二千人でも非常に足りないと思います。欧米に比べると、皆さん御存じのように、日本では病院に入院されている精神障害者の方が余りにも多過ぎる...全文を見る
○山井委員 今の答弁にもありましたように、退院してからもベッドがあいていると、まただれかそのベッドに患者さん入ってもらわないとだめだというふうなことになってしまうおそれがあるわけですね。その一例が、やはり痴呆性高齢者であります。  今、特別養護老人ホームもグループホームもそう簡...全文を見る
○山井委員 ちょっと最初の質問に答えられていないんですが、年次計画はいつ発表されますか。毎年何人ずつ減らしていくというのはいつ発表されますか。
○山井委員 これは概算要求のこともあるわけですし、とにかく早急に、ことしじゅうといっても早いうちにやるべきだと私は思っておりますし、先ほど、大体十年間で一割ずつということは、単純に計算すれば一年七千二百人ということなんですけれども、はっきり申し上げまして、坂口大臣の答弁と違うと思...全文を見る
○山井委員 これは、本当に落ちついて考えないとだめなのは、今日の時点で、もう社会的入院で条件が整えば退院できるわけですよ、その方を一年待たせるだけでも人権上大きな問題があると私は思いますよ。それを十年ですよ。例えば、六十歳の人が十年待ってくれといったら七十歳で、もう社会復帰、本当...全文を見る
○山井委員 過去一年、そういう答弁をずっと聞いてきたんですけれども、本当に、言っていることとやっていることが違うんじゃないかという面が多々あるわけですね。  今回も、精神障害者の社会復帰施設、都道府県から要望があった百六十一件のうち三十五件しか補助金を出していない。中には、住民...全文を見る
○山井委員 私もこの社会的入院の問題を何回も国会で取り上げましたし、この法案審議でも何回も議論になったわけですね。そのたびに全力で取り組むと言っていて、それで十年計画の一年目で二割しか予算がつかない。答弁の中では、地域住民の反対があるとかいろいろなことをおっしゃったけれども、一番...全文を見る
○山井委員 本当に厚生労働省が社会的入院をなくすという、本気だということで各自治体や地域の方も頑張ろうと思って頑張っているわけですよ。それに対して、一番肝心な厚生労働省がはしごを外してどうするんですか。そういうことをやっていると信用をなくしますよ。  今、グループホームの話もあ...全文を見る
○山井委員 安定的に運営できる単価じゃないからふえていないわけですよ。そこもきっちりとやってください。  時間がないですから先に進みますが、それで、精神病院の機能分化などについての検討会が今後行われるということですが、そのメンバーの中にぜひとも当事者の方を複数、二人以上入れてほ...全文を見る
○山井委員 ぜひとも最低二人は入れてもらえるということで、今の答弁、理解しました。  それで、森山法務大臣に質問を戻りますが、先ほどの年次報告のことですね。今の答弁を聞いてもらっても、十年先のこと、五年先のことというのは、なかなか信用できないという部分が正直言ってあるわけです。...全文を見る
○山井委員 御趣旨を体して努力いたしますということですが、もうこれは大臣が判断するしかないんですよ。大臣が判断しなかったら、ほかの方は判断できないわけですから、やはり年次報告はしますということをお答えください。
○山井委員 ありがとうございます。趣旨に沿ってやりたいということは、年次報告をしてもらえるというふうに理解をいたします。  やはりこの法案、本当にこれから非常に問題点が多々出てくる問題だと思っております。そういう意味ではもっともっと審議をすべきだと思いますし、私も、この法案は、...全文を見る
○山井委員 本当に日本の精神医療というのは、この法案の審議の以前から、先ほどの七万二千人の社会的入院のことも含めて、非常に負の遺産というか、はっきり言いまして、私は厚生労働行政の最大の問題点の一つであったと思っておりますし、また人権問題でもあると思います。  そういうことを、や...全文を見る
07月17日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第10号
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○山井委員 私は、本来、厚生労働委員会に所属をしておりまして、児童虐待の問題などに取り組んでまいりました。そして、今回、児童虐待に関する一般質疑ができるということでこの委員会に参ったわけですけれども、先日の鴻池大臣の発言によってこういう非常に正常でない形で委員会審議が行われますこ...全文を見る
○山井委員 私は、鴻池大臣の先日の発言を聞いて感じたのは、確かに、親の顔が見たいというか、そういう怒りは多くの国民の方が持っておられると思います。しかし、担当大臣というのは、大所高所からそれをまとめていく最後の責任者なわけですから、やはりその自覚をしっかり持ってもらわねばならない...全文を見る
○山井委員 もう担当大臣になられたわけですから、これからそういうことは勉強するというのは、ちょっと余りにも私は不十分じゃないかと思うんですね。やはりそこは責任者なわけですから、今も小宮山議員の発言にありましたように、まさに青少年大綱も見直していく、そこまである意味でリーダーシップ...全文を見る
○山井委員 持ち合わせていませんというか、ある程度、青少年問題担当の大臣になられたんですから、やはり持っている人に大臣になってもらわないとだめなわけですから、個人的意見で結構ですから、ちょっと答弁をお願いします。持ち合わせていないと言われたら、それこそ議論にならないわけですから。
○山井委員 別に、私も一発でということは申していませんので、一発でなくても結構ですけれども、これこれこういう施策を大事だと考えるということをお願いします、答弁を。
○山井委員 この青少年問題というのは非常に重要な問題で、まさに非行の問題、虐待の問題、重要な問題であるわけですけれども、何度聞いても親の責任ということぐらいしか答弁が返ってこないというのは、私は、申しわけないですけれども、極めて不十分だと思います。やはり、もうちょっと中身のある答...全文を見る
○山井委員 今も答弁を聞いていて感じるんですけれども、小泉首相はそもそも鴻池大臣をなぜこの問題の担当大臣にされたんでしょうか。やはりそれほどお詳しくないんじゃないかなというふうに思ったりもするんですが、御自分でいかが思われますか。
○山井委員 いや、鴻池大臣はどう思っておられるのかということです。どう受けとめておられるのかということをお答えください。
○山井委員 ああいう大きな事件が起こったときに、もちろん国民の怒り、そして被害者の親の怒りというのはもう大変なものがあります。私もそれには共感をいたします。  しかし、一議員ではなくて、やはり担当大臣がそういう打ち首というような趣旨の発言しかできないということ、そしてその大臣が...全文を見る
○山井委員 やはりこれは、一回小泉首相に来てもらって、なぜ鴻池大臣を担当大臣にしたのか。  今の答弁を聞いても、三十年前に行きまして、その当時は虐待の問題はありませんでしたと。ということは、秋に児童虐待防止法を議論されますし、もしかしたら、これから選挙もあるかもしれない。そうい...全文を見る
○山井委員 そのことをちょっと今諮ってもらって、その上で私も質問させてもらいたいと思います。  といいますのは、そういう明確な、なぜ鴻池大臣がこの問題の担当になったのかということは非常に重要なことです。これによって、青少年大綱のことも含めて、これからの日本の青少年育成なり虐待の...全文を見る
○山井委員 今、理事間で協議されたそうですけれども、もちろん鴻池大臣には鴻池大臣のお考えがあると思います。私が繰り返し言っているのは、やはり大臣としての資格ということであります。  そこで、少し、先日も児童養護施設を訪問しましたし、私も最近、何カ所か児童養護施設に行っております...全文を見る
○山井委員 ある意味で、こういう質問で立ちどまっていただいては困ると思うんですよね。まさに、児童虐待防止法が三年前にできて、ことしの秋、見直しで、立ちどまるどころか、これからエンジンを吹かしてやっていこうというときで、その最先頭に立たれるのが大臣であると思います。そこで、大臣が親...全文を見る
○山井委員 私も学生時代に、DV被害の駆け込み寺の施設やあるいは児童虐待を受けた子供たちの施設でボランティアをしていまして痛感したのは、例えば、親が悪いということをよく大臣もおっしゃるんですけれども、実は、その親も、先ほど小宮山議員の話でも、少年院に入っているお子さんたちの七割が...全文を見る
○山井委員 これから議論ということをおっしゃっていますけれども、今までずっと議論はもう積み重なってきているわけですよね。だから、そういうことをきっちり踏まえておられる方が大臣になってもらう必要があるというふうに思います。  もう時間がありませんので、最後に鴨下副大臣にお伺いした...全文を見る
○山井委員 本当は鴨下副大臣にもっと質問したかったんですが、もう時間が来てしまいました。  最後に、鴻池大臣に申し上げますが、鴻池大臣も、少年非行をなくしたいという思い、本当に熱い思いを持っておられると思うんですね。  ただ、やはり大臣というと、トータルな青少年の施策を引っ張...全文を見る