山井和則

やまのいかずのり

小選挙区(京都府第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

山井和則の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第166回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○山井委員 民主党の山井和則です。  これから一時間にわたって、安倍総理を中心に、格差国会ということで、格差論議の第一弾をさせていただきたいと思います。  まずその前に、先ほど自民党委員からの質問の中で我が党の代表のことが触れられました。政治資金規正法に基づききちんと報告、公...全文を見る
○山井委員 認められているということであります。  我々民主党は、事務所費について国民に隠し立てしているとの不信を与えることのないよう、使途のはっきりしていない多額の事務所費の詳細を公表すべきと考えています。この点については、来週の十三日の質疑で同僚議員から、該当する、使途のは...全文を見る
○山井委員 これは、一般の会社ではなく、経済財政諮問会議のメンバーという政府の一員、公職であるわけですから、当然公表すべきと考えます。  それで、またこれも枝野議員が一昨日要望した件ですが、キヤノンの御手洗会長も、恐らくこの件について御意見、自分の御見解をお持ちでしょうから、こ...全文を見る
○山井委員 さて、本題に入ります。  今の安倍内閣の格差拡大社会で最も御苦労されている、一番しわ寄せを受けておられるのが、障害者や障害のあるお子さんたちではないでしょうか。民主党が現在作成している格差緊急是正法案には、格差拡大の深刻な例としてこの障害者の問題を盛り込んでおり、去...全文を見る
○山井委員 安倍総理、そのような取り組みをいかが思われますか。
○山井委員 確かに、障害のある方々が新たな生きがいを持たれる、そういう勇気を持つというすばらしい取り組みだということを安倍総理から御答弁いただきました。  この新聞記事を見ていただきたいと思います。昨年十月三十一日の朝日新聞でございます。  「自立支援法で生活費負担増 スペシ...全文を見る
○山井委員 いろいろ趣旨のすばらしさをおっしゃいました。障害のある方々が引きこもらないように、そしてまた就労ができるように、そういう趣旨は大賛成であります。しかし、おっしゃっておられる趣旨と実際起こっていることが正反対ではありませんか。  この障害者自立支援法、やはり現場では非...全文を見る
○山井委員 安倍総理にもう一問お伺いします。  安倍総理、今、障害者の方々にこの法律を入れてよかったと喜んでもらえるようにとおっしゃったわけですが、みんな、もう本当に困っているわけです。  どういう声があるか。トイレに行くのにもお金がかかると。今までの支援費制度のときには、障...全文を見る
○山井委員 これは、特別対策でやっても、ここに厚生省の資料がありますが、現在が、通所の授産施設だったら、低所得者、無料で利用できた方が一万二千五百六十円になった。でも、これが低減になっても八千八百円にしかならないわけですね。  安倍総理に根本的なことをお伺いします。障害が重いほ...全文を見る
○山井委員 今、安倍総理、だからこそ軽減措置を図っていると言うならば、軽減措置を図る前に、そもそも、障害が重いほど自己負担が重くなるというこの定率一割負担の制度を導入しなかったらいいじゃないですか。
○山井委員 今、介護保険とのかかわりをおっしゃいましたが、若いときにしっかり働いて資産を形成する能力がある、そういう介護の問題と、もともと障害があってなかなか就労のチャンスに恵まれないというケース、もっと言えば、障害のあるお子さん方、全く所得、収入が本人にはない、そういうケースと...全文を見る
○山井委員 質問もしていないのに勝手に出てこないでください。  安倍総理、今の療育サービスについていかが思われますか。
○山井委員 安倍総理、思いの問題と実際起こっていることとは違うんですね。それは、精いっぱい障害のある御家庭を応援したいという思いはわかりますよ。でも、私がきょう聞いているのは、実際、今やっていられることは逆の結果になっていますよということなんですよ。  それで、実際、この障害者...全文を見る
○山井委員 安倍総理、今、私は非常に大事なことをおっしゃったと思いますよ。全体としてサービス利用者はふえているんだと。でも、そうじゃないでしょう。全体が伸びることも大事ですけれども、実際、その陰で、今まで利用していたのに利用できなくなった方がたくさんいるという、このことが問題なん...全文を見る
○山井委員 これは特別対策をやっても、ここに厚生省の資料がありますが、低所得の方は、千百円だったのが五千円になる。五倍に高くなっているんですよね。それで、今、柳澤大臣、数千円だという話になりましたが、私は、そこの感覚、本当に御苦労されている方々の感覚とちょっとずれているんじゃない...全文を見る
○山井委員 そして、その報道が、自立支援法の影響もあったと書かれていることについては御存じでしょうか。
○山井委員 この記事を見てください。ここに書いてあります、「障害の娘二人負担重く」、滋賀県の「甲良の無理心中」「父「将来不安」と遺書」「のしかかる自立支援法」と。  でも、不思議ですね。この無理心中が報道されているのは、自立支援法の影響ではないかということでこの無理心中の事件は...全文を見る
○山井委員 安倍総理の現状認識が現場と大きくかけ離れていることに私は驚きました。  今回の自立支援法で、工賃は下がっているんですよね。実際、私の地元の施設でも、一万円だったのが七千円になりました。その理由は明らかです。ここに京都新聞の報道もありますが、全国的に障害者施設で年収が...全文を見る
○山井委員 そういうものができるだけ高く売れるように努めると。  それで、この施設は一カ月の工賃が一万円だったわけですね。しかし、ここに厚生省の資料がありますが、今回の自立支援法で、そこから平均すると、食費も含めて一万二千五百円を徴収する。つまり、働きに行って、それよりも自己負...全文を見る
○山井委員 過去一年半、この議論はし続けてきているんですよ。それで私たちが、野党が、こういう法案をやったら大変なことになりますよということを必死で訴えた。それを、強行採決したんじゃないですか、与党が。今聞いた答弁、一年前にも聞きましたよ、まずはやってみましょうと。その結果、何にな...全文を見る
○山井委員 民主党は、ですからこそ、そこまで軽減軽減とおっしゃるんだったらもとに戻せばいいじゃないですか、そういうことで法案を出しているわけです。  先ほどちょっと九万円から三万円と言ったみたいですが、間違いで、九千円から三万円に値上がりしたということです。  安倍総理の答弁...全文を見る
○山井委員 C型肝炎の東京地裁の判決は三月二十三日に出ます。これは、ほかのトンネルじん肺の訴訟もそうですが、上告、上告とやっていけば、結局やっているうちに、残念ながら、原告の方々や御病気の方々は、高齢ということもあって御病気で亡くなっていかれるんですね。裁判ばかりに任せるのであれ...全文を見る
○山井委員 安倍総理、私は最後に申し上げたいと思います。  滋賀県の障害者福祉の開祖である糸賀一雄先生はこうおっしゃいました、障害児の方々のことについて。この子らを世の光にということをおっしゃいました。本当に美しい国というのは、障害のあるお子さんや障害のある人々も笑顔で暮らせる...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○山井委員 これから三十分質問をさせていただきます。  まず最初に、今も筒井議員から厳しく指摘がありましたが、先般の柳澤大臣の問題発言、もう本当に失言というより暴言だと思います。  ここで、あえて私は情けないのでその内容は申し上げませんが、やはりそういう意味では、これから日本...全文を見る
○山井委員 また改めてこれは審議をさせていただきますが、これはもう大変なことになりますよ。精神障害者を一生病院の敷地内に、ここに入ったら社会的入院ともカウントされないわけですから、こういうことはぜひ撤回していただきたいと思います。  そこで本題ですが、格差是正国会、非正規雇用の...全文を見る
○山井委員 それでちょっとお聞きしたいんですが、ですから、大臣が答弁の根拠とされたこの平成十三年の二十一世紀職業財団では、そのパートの方は雇用無期契約か、あるいは有期一年、二年とか、そういう期間の定めのある雇用か、そのことは調査はされていますか。
○山井委員 承知をしておりませんじゃなくて、ここで調べているんですかどうですかというのを聞いているんですよ。後ろで聞いてもらってもいいですから。これは非常に基本的な質問ですよ。
○山井委員 わかりました。  それで、大臣も御存じのように、今回のパート差別禁止は三条件なんですよ。この配付資料の二ページ目を見ていただけますか。業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度が同じ。職務の内容ですね。二ページ目のここに線を引いておきました。それで二番目、期間の定めのな...全文を見る
○山井委員 でも、今のは非常に重大な答弁ですよ。  そうしたら、これは契約期間が有期か無期か聞かなくても、配転があるということでそれは無期だろうと推測できるということですか、今の答弁を聞いたら。大臣。
○山井委員 推測というのは、その四、五%のうち、有期の人がこれは含まれているわけです。  例えば、きょうお配りした六ページの、平成十八年のパートタイム労働者実態調査報告書では、パートの方の契約期間は、期間の定めのない人が二一%なんですよね。五人に一人なんですよ。パート労働者の五...全文を見る
○山井委員 ですから、この四、五%の中で、期間の定めのない人と反復更新の人はどれぐらいのパーセンテージなんですかと聞いているんですよ、大臣。
○山井委員 それは調査結果がないというのは、調査していない数字を答弁したということですか、そうしたら。どういうことですか、それは。大臣。
○山井委員 かなりの程度とかという問題じゃないんですよ。これは、パート労働法の一番の重要なポイントですよ。  そして、なぜ私がこんなことを言うのかというと、この要綱の中の二番目に、期間の定めのない労働契約というのが三点セットの重要な条件の一つに入っているんですよ。もし、かなり同...全文を見る
○山井委員 そうしたら、平成十八年の資料だと、二割がパートだと言っているから、例えば〇・二掛けたら、五%じゃなくて一%じゃないですか。どれだけ有期が含まれているかわからなかったら、これは四、五%と言えないじゃないですか、そうしたら、資料がないんだったら。  大臣は、差別禁止は全...全文を見る
○山井委員 柳澤さん、そういう答弁にはなっていないのですよ。差別禁止は四、五%かなという答弁になっているのですよ。  そうしたら、これ、答弁をもう一回ここで言いかえてくださいよ。差別禁止じゃなくて有期の人も含んだものが四、五%だという答弁にかえてくださいよ。
○山井委員 何回言ったらわかるんですか。ですから、無期雇用と反復更新で通常の労働者と同視できる人はこの四、五%のうちどれだけですかと聞いているわけですよ。有期の反復更新のものも含まれているわけでしょう、どれだけなんですか。ちょっと、同じ答弁だったらやめてくださいよ。もう四回目です...全文を見る
○山井委員 だめですよ。委員長、ちょっとこれ、質問できませんよ。通常の労働者と同視できる無期か反復更新というのはどれだけのパーセントですかと聞いているのに答えていないじゃないですか。ちょっと一回時計をとめてくださいよ。五回も同じ答弁を聞いてもしようがない。
○山井委員 これは非常に重要なことなので、その数字を聞いて、繰り返しになりますが、通常の労働者と同視できる人がこのパーセンテージの中に無期、反復更新で何パーセント含まれているのか、八割だったら〇・八掛けだし、二割だったら〇・二掛けでこのパーセンテージは全然変わるわけですから、これ...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○山井分科員 民主党の山井和則です。これから三十分にわたり質問させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。  私の地元は京都六区、京都南部でありまして、お茶日本一、いや世界一のお茶であります宇治茶の本場であります。そのことを中心に質問をさせていただきます。  先日二月...全文を見る
○山井分科員 平成二十一年の秋から完全義務化という答弁をいただきました。ありがとうございます。  ことしは二〇〇七年で、四年前にちょうど私も国会で取り上げさせていただきまして、時間がかかるなとは思いながらも、こういう、茶の大切さを認識していただいて原産国表示をしていただくのは非...全文を見る
○山井分科員 認知症というのは二十一世紀最大の病とも言われているわけでありまして、そういうものに対する抑制効果がある、あるいは虫歯の予防にもつながる、これは言い出せば切りがありませんが、やはり八百年の歴史があるだけに、すばらしい飲み物だと思います。  しかし、一つ重要なのは、ペ...全文を見る
○山井分科員 今、中井先生も、うじうじ言わずにさっさとやるようにという話が出ましたので、ぜひとも急いでいただきたいと思います。  先ほどの松岡大臣の答弁にもありましたように、お茶というのは非常に重要な日本の文化でありまして、お茶なしには日本人の生活は成り立たない、日本人の家族の...全文を見る
○山井分科員 松岡大臣から、これからはお茶の輸出も重要である、そういう御答弁もいただきました。私は、まさに世界の飲み物の中で最もすばらしいのがお茶だというふうに確信しておりますし、私の地元でいいますと、そのお茶のまさに本場が宇治なのであると思っております。そういう意味では、先ほど...全文を見る
○山井分科員 時間が来ましたので終わらせていただきますが、最後になりますが、かねてからの私の要望は、委員会では水が出てくるわけですが、委員長、ぜひこれは、お茶を入れたらもっと穏やかな和みのある審議になるのではないかと思いますので、最後にそのことも要望しておきたいと思います。  ...全文を見る
○山井分科員 これから三十分間にわたりまして、産業廃棄物の不法投棄の問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。  環境行政の中でも、住民にとって一番切実な問題の一つが産業廃棄物の不法投棄であります。  今までからこの分科会で私ずっと取り上げさせていただいておりますが、私...全文を見る
○山井分科員 それで、こういう山砂利採取跡地において産業廃棄物の覆土を行ったケースはありますでしょうか。
○山井分科員 そういう事例は日本に今ないということであります。  ここで、若林環境大臣、ぜひ御理解いただきたいのは、ここに地元新聞がございます。京都南部の地元新聞、洛南タイムスそして城南新報をお配りしておりますが、「「覆土処理」実施を「凍結」! 京都府」「府が覆土施工を凍結」と...全文を見る
○山井分科員 大臣にお伺いしたいんですが、やはりこれは地域住民としては納得できないものがあるわけですね。産廃を大量に捨てたにもかかわらず撤去せずに済んでしまう、やはりこのことは、私は法の不備でもあるのではないかと思っております。逆に、適正に処理をしている業者が、正直者がばかを見る...全文を見る
○山井分科員 私は、そこは何度聞いても法的な不備だと思うんですね。今大臣は、刑事的責任を追及しているとおっしゃっているわけですが、周辺住民の立場に立ったらどうですか。大量な産廃は捨てたまま、ずっとそのまま放置されるわけなんですよね。それはやはりおかしいんじゃないでしょうか。まさに...全文を見る
○山井分科員 環境省としても一緒に取り組んでいくということですので、ぜひとも後押しをお願いしたいと思います。  ただ、大臣、もう一つお伺いしたいのですが、やはり私はこれは明らかに法の不備だと思うんです。大臣、大臣のお住まいになっている自宅の御近所にダンプで三千台分産廃が捨てられ...全文を見る
○山井分科員 ここは、ぜひ今後御検討いただきたいと思います。  それで、私はもともと専門は、大学、大学院時代、化学でして、化学反応の研究をずっとやっておりました。確かに、今若林大臣は今有害ではないとおっしゃっているんですが、これは今後、雨が降ったりいろいろなことで、どういう化学...全文を見る
○山井分科員 やはりこれは、城陽市、京都府だけではなかなか十分な対応ができないものですから、ぜひとも国としての御指導、御支援、御協力をお願いしたいと思います。  何といいましても、今後埋めねばならない掘った穴は東京ドーム十三杯分ですからね。東京ドーム十三杯ですよ。そこに今後産業...全文を見る
○山井分科員 今、まだこれからも状況を見きわめていくということでありますが、確認ですが、ということは、この三十五キロの抜本的見直し区間に関しては、去年から一年たったわけですが、状況は基本的には変わっていないということですか。
○山井分科員 地元では、正直言いまして、それができるという前提で、山砂利採取跡地整備を初め、工業団地の整備から、関西学研都市から、その前提で京都南部の地域づくり、まちづくりというものを当然進めているわけでありますので、ぜひとも早く結論を出していただきたい、早期着工の結論を出してい...全文を見る
○山井分科員 ということは、用地買収が一番の時間がかかる部分であるということですので、今の答弁を受けて、地元としても精いっぱい用地買収がスムーズに進むように努力をしますので、ぜひとも早く完成をさせていただきたい。このことは、引き続き国会でも取り上げていきたいと思います。  また...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○山井委員 これから三十分間質問をさせていただきます。  まず最初に、午前中、園田議員からもお話がありましたように、一昨日やっと国会が正常化したということで三井筆頭理事とともに本当に喜んでおりましたが、まさにその翌日、昨日、憲法特でああいう強行採決がされました。このことに関して...全文を見る
○山井委員 確認ですが、労働相談事業に悪影響が出るというふうに認識されているんですか、それとも、出ないというふうに認識されているんですか。
○山井委員 都道府県の労働相談事業は、労働者にとっては身近な駆け込み寺として非常に重要な役割を果たしており、この委託事業の廃止で都道府県の相談窓口が廃止縮小されるのではないかと懸念が広がっております。しかし、住んでいる場所から近く、何かあったらすぐに駆けつけることのできる相談窓口...全文を見る
○山井委員 そのマイナス面があると困るわけです。労働相談事業の重要性ということを認識していただいて、この三事業の見直しにおいては、この間、主として保険料を負担している使用者団体の意見を聞いて行われたと聞いておりますが、この委託事業が廃止されることで、労働者、労働行政にとって本当に...全文を見る
○山井委員 ぜひこれは、労働相談機能が、非常に重要な労働相談窓口ですから、この機能が低下することがないようにしていただきたいと強く申し上げます。  それとともに、筋論としましては、今まで雇用保険財源で労働行政を担っていたわけですが、今回のようにそれを縮小するのであれば、一般財源...全文を見る
○山井委員 もう一度確認します。  労働行政にとって必要なこういう相談機能が低下することがないようにするということでよろしいですか。
○山井委員 ぜひこれは、相談窓口の機能が低下することがないようにしていただきたいと思います。  次のテーマに移りますが、今回の雇用保険改正法案の第六十一条の四の六項についてお伺いしたいと思います。  この項については、御存じかと思いますが、育児休業期間に関しては算定基礎期間に...全文を見る
○山井委員 これは著しく不利益になるじゃないですか。今言ったように、五年九カ月の被保険者期間の方が、百八十日、本来給付日数があるはずが、十カ月の育児休業をとったら五年未満になってしまって、九十日に半減するじゃないですか。これは著しい不利益じゃないですか。大臣、もう一回答弁してくだ...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、これは割と重大な問題ですよ。子育て支援をやっていくということを片や言いながら、今の話を聞いていると、今回の改正によって、育児休業をとった人は給付を受けるのが不利になる不利益変更を今回するということじゃないですか。  柳澤大臣、ということは、育児休業をとって...全文を見る
○山井委員 先ほどの内山議員の質問もそうでしたけれども、今回、この法案、不利益変更が多々あるじゃないですか。育児休業をとる人を支援する改正というふうに説明しているんじゃないんですか。それがなぜ、その境界にいる人は給付日数が半数になってしまうんですか。  今、地位は保全されると言...全文を見る
○山井委員 雇用契約の最中にあるならば、算定基礎期間から除くのはおかしいんじゃないですか。大臣、いかがですか。
○山井委員 公平性とかおっしゃっていますが、育児休業をとられる方に対して非常に冷たい改正を今回されるんですね、公平性という名のもとに。何か、今まで柳澤大臣が国会でおっしゃってこられたことと矛盾するようなことをされていて、私も本当に、非常に心外です。  九八年には、産休や育児時間...全文を見る
○山井委員 算定基礎期間に算入されないことによって給付日数が減るケースがある。  そうしたら、育児休業をとる人にとって、算定基礎期間に算入されないということは不利益変更であるということはお認めになりますか。
○山井委員 大臣、もう一回これはお聞きしますが、ということは、不利益になるということですね、育児休業をとられる方にとって。
○山井委員 百八十日が九十日になるという、この九十日の半減は非常に大きいですよ。子育て支援と片や言いながら、一方では非常にこういう冷たいことをするということに対して怒りを禁じ得ません。  そして、先ほどの内山議員の質問の続きとなりますが、同じような不利益変更、これについて先ほど...全文を見る
○山井委員 確認ですが、今おっしゃった非自発性離職と同様にということは、六カ月の被保険者期間で受給資格が発生するということでよろしいですか。
○山井委員 そこで確認したいんですが、この正当な理由の自己都合退職ということですが、今までの雇用保険法第三十三条の不支給の例外、除外規定として、次のとおりあります。  一、被保険者の身体的条件に基づく退職である場合。二、妊娠、出産、育児等により退職し、受給期間延長措置を九十日以...全文を見る
○山井委員 ありがとうございます。  それでは、もう時間がありませんので、最後に一つだけ、ちょっと法案と関係ないことをお聞きしますが、三月十三日に日本年金機構法案を閣議決定されました。大臣、あの法案について、何点ぐらいのできだと思っておられますか。  今回、非公務員型にされた...全文を見る
○山井委員 私は、年金不安を拡大させる改悪であるというふうに思っております。  以上で質問を終わります。
03月20日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○山井委員 お昼どき、前回の質疑の五分間、続きをやらせていただき、本当に恐縮であります。早速、お配りしました資料に基づいて、前回の続きをさせていただきます。  ここにありますように、パート労働法の差別禁止に関しては、パート労働法の一番の関心規定であります。これについて、二月二十...全文を見る
○山井委員 全く答弁が変わっておりません。  もう時間がありませんので、一問だけ質問します。  ですから、前回も聞いたように、契約期間の定めのない、正社員と同視できる有期の反復更新の人が四、五%のうちどれぐらいかということを前回から聞いているんですよ。四、五%のうち、無期の人...全文を見る
○山井委員 以上で質問を終わらせていただきます。また引き続き質疑をさせていただきます。  ありがとうございました。
03月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○山井委員 民主党の山井和則です。  これから四十分間、国民年金法等の一部を改正する法案の審議、それと、きょうは午後二時に東京地裁の肝炎判決が予定をされております、そのことについても質問をさせていただきたいと思っております。  それでは、まずこの法案についてでありますが、今資...全文を見る
○山井委員 何かあいまいもことして、理解ができない答弁であります。  園田議員からも後ほど質問させていただきますが、もう一点、このことに関連して、平成十九年度をめどに特定年度を定めることになっているが、いつ、どのように、だれがこれを決めていくことになるんでしょうか、お答えくださ...全文を見る
○山井委員 この財源問題については後ほどまた園田議員が質問をさせていただきますので、私からはこれまでにさせていただきますが、年金ということに関連して、柳澤大臣にお伺いをしたいと思います。  先日、年金の給付見通し、出生率が下がったことに対する給付見通しというものが発表されました...全文を見る
○山井委員 この国民年金に関しては、御存じのように、納付率が年々、実質下がっております。反転したように見えているのは、御存じのように、免除、猶予をふやして、見かけ上の公表数値は上がっておりますけれども、実質上の、払っている方のパーセンテージは下がっているわけであります。こういう国...全文を見る
○山井委員 フィブリノゲンが有効な薬だということをおっしゃいましたが、この記事にも書いてありますように、大臣、その薬のせいで多くの人がC型肝炎に感染しているわけですよ。その人たちの人生はどうなるんですか、命は。有効な薬では済まないでしょう、それは。  きょうも傍聴席に、この八ペ...全文を見る
○山井委員 もう言うまでもないことですが、一番患者の方々が求めている治療費助成が入っていないじゃないですか、その中に。このままいかれたら、どんどん亡くなっていくんですよ、悪化していくんですよ。  そして、この原告十三番の方もインターフェロン治療をされていたんですよ。一回目やって...全文を見る
○山井委員 救える命を救うためにこそ国会議員がいて、そしてこの厚生労働委員会もあるんだと思います。党派を超えて、この政治決断のために、やはり今こそ行動するときだと思います。今動かなかったら何のために国会議員がいるのか。多くの患者さんの方々を見殺しにすることはできない。後で治療費助...全文を見る
○山井委員 もう時間が来ましたので終わらせていただきますが、このタミフルの問題は、これはきっちり集中審議をやるべきだと思いますので、そのことを委員長に要望したいと思います。よろしいですか。
○山井委員 そして、最後に申し上げますが、できればやはり党派を超えて、人の命を守るのが国会議員の最大の責務でありますから、この肝炎の早期全面解決のために頑張りたいと思います。  しかし、万が一与党が、このような、次々と失われ行く命を放置するのであれば、それは私としても絶対に黙っ...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○山井委員 民主党の山井和則です。  これから五十分間にわたりまして、去る二十三日、東京地裁の判決も出ました薬害肝炎の問題、判決、そして今後の患者救済、早期全面解決ということについて、柳澤大臣、そして武見副大臣、石田副大臣に御質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に...全文を見る
○山井委員 改めてお聞きします。端的にお答えください。  このフィブリノゲンやクリスマシンで肝炎にかかられた方々に、本人に何か落ち度や罪はあったんですか、大臣。
○山井委員 そうなんですね、患者の方々は被害者なんですよ、これは。そして、少なくとも、その薬は国が安全だと認定したから使用されていたんですね。そのことが今回裁判でも問題になったわけですが、司法の判断を離れて、柳澤大臣、大臣としてお伺いしたいんですが、国が安全と認定した薬で、今御答...全文を見る
○山井委員 ですから、裁判としてではなく、国が安全と認定した薬でこれだけ被害者が苦しんでいるというこの現状に対して、厚生大臣として責任はお感じになりませんか。
○山井委員 改めてお伺いします。  こういう国が安全と認定した薬で肝炎にかかってしまわれた方々に対して、国として責任をお感じなるのかお感じにならないのか、どっちですか、大臣。
○山井委員 もう一度お聞きします。  そのような国が安全と認定した薬で肝炎になった方々に対して、国として責任を感じるのか感じないのか、それをお答えください。聞いていることに答えてください。
○山井委員 そうしたら、大臣、国がその薬を認定したのは事実ですね、その方々に対して申しわけないという気持ちはありますか、ないですか。
○山井委員 何度か御同情申し上げるという表現をされています。そういうことをおっしゃるのであれば、やはり一番困っておられるのはインターフェロン治療などの治療の経済的負担なんですよ。先ほど、本人に落ち度はないということを明確に答弁された、そして、今そのような御不幸な目に遭われた方に対...全文を見る
○山井委員 きのうから、事情が異なるという答弁をされていますが、逆に、三度もこれは地裁で負けているわけですよ、国は。今回の東京地裁でも、薬害だということで断定されているじゃないですか。まさにこれは特殊事情ですよ。先ほどおっしゃったように、本人には何の落ち度もないんですよ。国が承認...全文を見る
○山井委員 これは、最終決断をするのは厚生労働大臣なんですよ。だから、大臣が会わないと、大臣は現状がわからないじゃないですか、どれだけ大変かということを。  そうしたら、大臣、訴訟が終わったら会うということですか。それはいつですか。最高裁までこれはされるおつもりなんですか。では...全文を見る
○山井委員 最初に申し上げたでしょう。患者の方、原告の方には時間がないんですよ。もう、きょう、あす、がんが発症するんじゃないか、もう余命一年、二年じゃないか、みんなそういうことにおびえておられながらやっておられるんですよ。  きのうの参議院を傍聴して、ある原告の方はこうおっしゃ...全文を見る
○山井委員 そんなもの、理解なんかできるはずないじゃないですか。患者さんが一人一人倒れていって、患者さんの方々は知っているんですよ、自分らの仲間がどんどんがんを発症してどんどん亡くなっていっているというのを。次は自分の番なのかと思って、一日千秋の思いで政治的な決断を待っているんじ...全文を見る
○山井委員 厚生大臣、頼みますよ、もういいかげんにしてくださいよ、引き延ばすのは。何とか控訴せずに、和解の話にでも入ってくださいよ。患者の方、原告の方、体がもたないじゃないですか。五年後、十年後、ぴんぴんして生きて健康にされていたらいいですよ、まだ百歩譲って。そうじゃないじゃない...全文を見る
○山井委員 大臣、今聞き捨てならないことをおっしゃいましたが、今争っている最中で云々ということで。  では、高裁、最高裁まで行って、国が全面的に無罪になる可能性があると大臣、本当に思っておられるんですか。
○山井委員 昨日、民主党は肝炎対策本部の会合を開きまして、そして、菅直人代行、仙谷議員、家西議員初めとしてみんなで話をして、とにかく、早期全面解決、そして患者の方々の救済、治療費助成というものをこれから統一地方選挙、そして参議院選挙も含めて訴えていこうということに決めさせていただ...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○山井委員 それでは、これから一時間にわたり質問をさせていただきます。  きょうは、パート労働法改正についての審議でございます。午前中の答弁を聞いていても、本当によくわからない法律だなということを痛感いたしましたが、そのことについては後ほど質問をさせていただきますが、冒頭に少し...全文を見る
○山井委員 公明党がこのように一番患者の方々の要望が強い治療費負担の軽減も首相官邸に対して申し入れられたということに対して、私は本当に深い敬意を表したいと思いますし、また、患者や原告の方々が非常にこのことに関して喜んでおられたということも、事実としてお伝えをさせていただきたいと思...全文を見る
○山井委員 私がお聞きしたいと思っておりますのは、今回こういうふうに安倍総理からも官房副長官に対して指示があったということでありまして、もうちょっと具体的に聞きますと、今回のことを受けて、柳澤大臣あるいは厚生労働省へ何らかの指示が当然来たのではないかというふうに思います。  要...全文を見る
○山井委員 では、ちょっと繰り返し申し上げますが、原告や患者の方々は、やはり総理大臣の口からこういう政府・与党で解決に取り組むという言葉が出たのは当然非常に重いというふうに受けとめて、涙を流して喜んでおられるわけです。それで、まだ柳澤大臣あるいは厚生労働省に対して指示は来ていない...全文を見る
○山井委員 わかりました。  大臣、このテーマはこれで最後にして、パートの方に移らせていただきますが、最後に一つお願いがあるんです。  こういう経緯があったわけですから、ぜひとも柳澤大臣から下村官房副長官の方に、今後どういうふうにやっていこうかという御相談を一度ちょっと投げか...全文を見る
○山井委員 ぜひ、患者、原告の方々は首を長くして新たな前進した対策というものを待っておられますので、そのことをお伝えさせていただきます。  それでは、パート労働法に移らせていただきます。  午前中から話を聞いておりましたが、余りにも答弁があいまいで、本当に実効性があるのか、逆...全文を見る
○山井委員 今のは非常に重要な答弁でありまして、配置転換や転勤が同じで、正社員と職種と責任が同じであるということは、大多数が無期と社会通念上同じと考えられる反復更新であるという答弁なんですね。  資料をお配りしておりますが、なぜここにこだわるかというと、今回のパート労働法の目玉...全文を見る
○山井委員 ちょっと大臣、質問に答えてください。そのことを聞いているんじゃないんです。この二十一世紀職業財団の聞き方ですね。パートの配転及び転勤の頻度が正社員と比べて多いまたは同じというこの条件と、今回の条文の、事業主との雇用契約が終了するまでの全期間において、配置の変更の範囲と...全文を見る
○山井委員 確認しておきます。今のことは割と大事な答弁でありまして、パートの配転及び転勤の頻度が正社員と比べて多いまたは同じという、今まで二十一世紀職業財団で聞いているような内容と、今回の法文の、契約が終了する全期間において配置転換等が同じだということはほぼ同じだという、これは非...全文を見る
○山井委員 でも、この三条件の実態調査はしたことはないと。したことはないけれども、当然いると考えているということなんですよね。  繰り返しますが、職務、責任が同じで、転勤も配置転換も同じで、そして期限のない定めかそれと同じような期限のない雇用と認められるような反復更新、そんなパ...全文を見る
○山井委員 大臣、それは大々的な調査と言っているんじゃないんですよ。一つの会社でも二つの会社でも、三人でも五人でも結構ですけれども、来週水曜日にまた質疑を行いますので、その前日までに、例えば製造業のこういうところでこういうケースがあったとか、何パターンか実例を理事会にでもぜひ御報...全文を見る
○山井委員 でも、これは個別の企業名はもちろん出さなくていいですから、それをやってくださいよ。  というのは、もし見つかりませんでしたということだったら、これは大変な問題になりますよ。一週間探しても対象者が見つからないような人たちを対象にした、それを目玉にした法案を出していると...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、違うんです。業務も責任も配置転換も同じという前提で、反復更新についてだけ聞いているんですよ。反復更新が、今の場合、業務も配転も一緒だった場合、これは期限のない定めというふうにみなされるのか、そのことを聞いているんです。
○山井委員 いや、反復更新のことを聞いているのであって、一年の契約を二十回やって、ほかの職種、責任も配置転換も全く同一だった場合、一年で契約二十回というのは、期間のない定め、八条の二項ですね、それに当たるのかというのを聞いているわけです。ほかは一緒だという前提です。
○山井委員 いや、ちょっとわからないんですが。  そうしたら、期限のない定めというふうに社会通念上やるときは、期間何年、あるいは反復何回、大体何回ぐらいなんですか。
○山井委員 だから、その社会通念上相当というのがわからないからここで質問しているんじゃないですか。大臣がわからなくて、聞いている私たちもわからなかったら、日本でだれがわかるんですか、それを。だれが判断するんですか、社会通念上相当というのは。だれがどこで判断するんですか。
○山井委員 いや、それは、具体的に例えば三年契約で十回、三十年働いている人がいるとしましょう。それで、職務も責任も配置転換も全部一緒、三年で十回、三十年、そういう人が事業主に、私もこれは期限のない定めに入ると思うんですけれどもと相談したときに、三年で十回だったらどうなんですか、柳...全文を見る
○山井委員 いや、それは、客観的な基準がないと、本人も事業主もわからないんですよ。かつ、その客観的な基準をここで出してもらわないと、私たちも審議ができないんですよ。  目安でいいですから、何年ぐらい働いたらいいのか、何回ぐらい更新したらいいのか、基準でいいですから、ちょっと言っ...全文を見る
○山井委員 だめですよ、そんなの。こんな答弁じゃ進んでいないじゃないですか。だから、社会通念上何回ぐらい、何年ぐらいかと聞いているのに。ちゃんと答えてくださいよ。同じ答弁じゃだめですよ、もう。質問できませんよ、それは。
○山井委員 いや、だから、だれがいつ決めるんですか。そうしないと、対象がわからないじゃないですか。その社会通念の中身をここでやってもらわないと審議にならないじゃないですか。これは、事業主もパート本人もさっぱりわかりませんよ、こんな答弁聞いても。
○山井委員 基準がない法律なんか、あっても意味がないじゃないですか。法文読んでも、この議事録読んでも、三年で十回反復しても、それでも期限のない定めになるかどうかもわからない。そんな法律をつくってどうするんですか。  きのうも私、弁護士の方々と勉強会やりましたけれども、弁護士の方...全文を見る
○山井委員 聞いていても、さっぱりわかりません。三年間を十回更新しても、それが期限のない定めとなるのかどうかも答弁してもらえない。それはどうやって判断するんですか、自分が期限のない定めだと思う、差別禁止対象に当たるんじゃないか。今の答弁、何にも語ってないじゃないですか。(発言する...全文を見る
○山井委員 そうでしょう。最初からそうおっしゃったらいいわけです。  では、柳澤大臣、三年で十回じゃなくて、三年で三回、九年だったらいかがですか。
○山井委員 不適切じゃないんですよ。法律を出している以上、基準を示すのは責任なんですよ。基準がないとわからないじゃないですか、範囲が広いか狭いかも。裁判の人もわからないじゃないですか。  大臣、ということは、わからなかったら、これは一々裁判をしないとわからないということですか。...全文を見る
○山井委員 そんないいかげんな法律、ないんじゃないですか。今の話だったら、そうしたら、事業主や会社によって全然違ってくるということなんですか。  ですから、やはり、柳澤大臣、来週水曜日までに、大体ですよ、反復更新何回ぐらい、何年ぐらいかという目安、基準ぐらいないと、首を今、横に...全文を見る
○山井委員 今、この間、一時間議論をさせていただいて、本当に私は議論したいことが山ほどあるんですが、今の差別禁止対象の、その中の期限のない定めと社会通念上相当とされるのがどういうことですかということ一つ聞いても、全く明確な答弁がない。つまり、差別対象がどれだけいるかも、自分がどう...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 本会議 第21号
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○山井和則君 私は、ただいま議題となりました労働者の募集及び採用における年齢に係る均等な機会の確保に関する法律案について、提出者を代表して、趣旨説明を行います。  バブル崩壊後の長期にわたる不景気の時代は就職氷河期と言われておりました。その当時に学校を卒業した皆さんは、本人の努...全文を見る
○山井和則君 若年者の職業の安定を図るための特別措置等に関する法律案と政府のジョブカフェ事業の相違について、三井議員から質問いただきましたのでお答えをしたいと思いますが、まずその前に、今も大島議員からお話がありましたが、与党議員から、なぜか、民主党案に対する質問が政府の厚生労働大...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○山井議員 私は、ただいま議題となりました労働者の募集及び採用における年齢に係る均等な機会の確保に関する法律案について、提出者を代表して趣旨説明を行います。  バブル崩壊後の長期にわたる不景気の時代は、就職氷河期と言われておりました。その当時に学校を卒業した皆さんは、本人の努力...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○山井議員 木原議員、質問ありがとうございます。お答えをさせていただきます。  日本におきましては、雇用環境の影響もあり、年齢という個人の力ではどうしようもないことで就業のチャンスを奪われている多くの若者、高齢者等がいらっしゃり、日本の経済の発展にとっても損失となっております。...全文を見る
○山井議員 まず、先ほどおっしゃった、民主党案の方が実効性が低いのではないかということでは全くなくて、まさに、先日の衆議院予算委員会に公述人で来られたキヤノンの請負労働であります大野さんもおっしゃっておられたように、やはりこの格差社会の犠牲者が今若者になっている。一度非正規雇用に...全文を見る
○山井議員 今まさに木原委員が質問されたように、そのことは今後省令で詰めていくとか、そういう議論というのは、やはり本来、国会ではおかしいと思うんですね。  ですから、若年者の就労支援、今このロストジェネレーションという十五歳から四十歳未満の方々というのは非常に深刻な問題です。そ...全文を見る
○山井議員 私たちは、この除外規定のところで、新規学卒者と同じように、その年齢にかかわらず均等な機会を確保していくためということで今回の法律をつくっているわけです。それで、新卒だけを優遇しないということを禁止すればそれで十分だというふうに民主党案では考えております。
○山井議員 それは今も答弁しましたように、新卒に限った採用、そういうものに関してやはり民主党案としてはよくないと考えて、年齢差別の撤廃をしていく、そういうことであります。
○山井議員 もう長くは答弁しませんが、認識は一緒なんですね。ロストジェネレーションの世代を、これは政治の責任、国のリーダーシップで何とかせねばならない。だからそのためには、やはり予算と人員配置をきっちり、大胆に、緊急的に、時限的にでもいいからやっていくという国家の意思を示す必要が...全文を見る
○山井議員 改めて答弁申し上げますが、新卒者に限るということ、それをなくすということで私たちは十分だと考えておりますし、ぜひ御理解いただきたいのは、年齢差別を禁止する法律と若年者の職業安定の法律をセットで出した理由はそこなんですね。だから、まさに一番危機的な問題がロストジェネレー...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○山井議員 高橋委員、御質問ありがとうございます。また、ロストジェネレーションの若い世代のパートやアルバイトの方々を安定雇用するため、そのために国を挙げて取り組むという民主党の若年者就労支援法案に賛成の意を示してくださっていることにも感謝申し上げます。  御質問にお答えいたしま...全文を見る
○山井委員 民主党の山井和則です。  これから一時間にわたりまして、肝炎対策、歯科医療、介護予防、そして社会保険庁問題について質問をしたいと思います。  まず最初に、きょう資料をお配りさせていただきました。少し量が多いですが、お許しをいただければと思います。  まず冒頭に、...全文を見る
○山井委員 大臣、質問に答えてください。  今までと同じ答弁を読み上げてくれと言っているんじゃないんですよ。こういうふうに控訴している間に原告の方がお亡くなりになられた、控訴をされて一カ月以内にこういう非常に悲しいことが起こってしまった、そのことについての大臣の御感想をお聞きし...全文を見る
○山井委員 今までハンセン病もヤコブ病も薬害エイズも、最高裁まで持っていかずに政治決着したじゃないですか。それは結局、そこまで引き延ばしたら、原告や患者の方々が亡くなってしまう、そこで政治家が判断したんじゃないですか。  今の大臣の答弁を地裁の裁判をやっている最中に聞くのならば...全文を見る
○山井委員 これは自民党にも公明党にも、原告の方や患者の方が本当に体調が悪い中、陳情に行っておられると思います。しかし、これは恐ろしいことですよ。そういう陳情に行っておられる原告の方がお一人お一人お亡くなりになられて、陳情もできなくなってくるんですよ、だんだん。そういうことで本当...全文を見る
○山井委員 ぜひとも、与党のPTも連休明けには立ち上がるそうですから、そこが患者の方々、原告の方々の最大の望みですので、そのことを検討していただきたいと思います。  もう一問だけ、肝炎についてさせていただきます。  それで、四ページを見ていただきますと、「肝炎対策の現状と課題...全文を見る
○山井委員 きのう聞いたら、厚生労働省としては東京都の調査は把握しているということでしたが、大臣も見てもらったらわかりますように、「今まで利用していた時間や回数を減らさざるを得なくなった」四九・三%、二人に一人がサービスを減らしている。そして二番目、「今まで利用していたサービスが...全文を見る
○山井委員 大臣、いいかげんにしてくださいよ、これだけ困っている人がいるのに。  平成二十年の秋といったら、それは始まってから一年半もたっているじゃないですか。今既にサービスが減らされて困っているんでしょう。東京都の調査で、訪問介護も三人に二人は減らされているじゃないですか。そ...全文を見る
○山井委員 今の答弁、矛盾していると思いませんか。利用者の立場に立ってと。全然立っていないじゃないですか。そういう是正指導をして、その是正の結果、サービスがふえているのか減っているのか、いつわかるんですか、大臣。もう一回お答えください。     〔伊藤(信)委員長代理退席、委員...全文を見る
○山井委員 大臣、それは無責任過ぎますよ。現実に、お年寄りの多くがサービスを減らされて困っているんです。悲鳴を上げているわけです。その人たちは国会に陳情も来られませんよ、苦しんでいるわけですから。  大臣、もう一つ申し上げますと、この十ページの資料を見てください。こういうことに...全文を見る
○山井委員 大臣、私は申し上げておきたいんですけれども、国会の審議というのは重いですよ。国会で、一部の不適正なケースの適正化を目指して、原則として、今まで提供されている適正なサービスは利用できると言っておきながら、実態は全然違うことになっている。そんなのだったら、厚生労働委員会の...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、このことも私は去年の夏から厚生労働省に強く要望してきました。調査をやるときは、都道府県が推薦するような優良市町村だけではなくて、平均的なところを入れてくれということを去年の夏から何度も私は厚生労働省に要望し続けました。  柳澤大臣、都道府県が推薦するところ...全文を見る
○山井委員 私が言っているのは、今のまま出てきたら、超優良の、一部のすごくうまくいっている自治体での介護予防はどうなのかという結果としては拝見させていただきます、平均的なものではなくて。  ですから、今答弁いただいたように、ぜひとも平均的な、これが介護予防の実態だ、現実だという...全文を見る
○山井委員 ぜひ、そういううまくいっていないところも入れていただきたいと思います。  それでは、社会保険庁の問題であります。これについては七ページから見てください。これについては法案審議のときに主にやらねばなりませんが、それにしても、この年金の加入記録、いわゆる消えた年金の問題...全文を見る
○山井委員 これ以上、時間の関係で触れませんが、今いろいろ答弁されましたが、今も内山議員が分布ということをおっしゃっていましたが、その内訳もさっぱりわかっていないわけですね。わかっていないのに、そう答弁をされているわけです。  これは、民間の保険でも今、保険の不払いとか保険給付...全文を見る
○山井委員 私の親しい知り合いも、若手の歯医者さんなんですが、やはりみんな口々に嘆いていられるのは、将来の希望が持てないということをおっしゃっているんですね。  大臣、改めてお伺いしたいんですが、今回の改定でも明らかに歯科がねらい撃ちにされているんですね。今後、日本の歯科医療、...全文を見る
○山井委員 民主党としては、櫻井充参議院議員を先頭に歯科医療改革プランというのをつくって、今までやはり医科と比べて軽視される傾向があった、しかし、歯科は、御存じのように、きっちりした口腔ケアが寝たきりや認知症の予防にもなるとか、また児童虐待を発見できるとか、そういうこともあるわけ...全文を見る
○山井委員 今も答弁ありましたが、まだまだそれは不十分ですので、ぜひともさらなる簡素化をしていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月27日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○山井委員 二十五分間という短い時間でありますが、生協法の改正、そして、それに関連して介護保険の改正、この介護保険の改正はおとついの質問に続いて例の介護予防の効果の実態調査についても質問をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いを申し上げます。  まず最初の質問であり...全文を見る
○山井委員 京都は特に生協が非常に活発な活動をしておりまして、私も大学時代は生協に加入をしておりましたが、このような環境や食の安全の取り組みがいろいろ大きく影響を与えることに敬意を表しております。  また、次の三ページの資料を見ていただきましたら、これは京都生協のポジティブリス...全文を見る
○山井委員 ありがとうございます。まさに、こういう市民同士の助け合い、そして、こういう環境や食の安全に対する取り組みをまず先駆的に生協がやられて、それを国が後押ししていく、そういうことも今後必要になってくると思います。  それで、次に五ページを見ていただきたいんですが、もう一つ...全文を見る
○山井委員 それで、この新予防給付、介護予防への転換に関しては、二年前の厚生労働委員会で尾辻大臣に私が家事援助とかがカットされるんじゃないでしょうねということを質問して、その結果、尾辻大臣がお二人のお年寄りの家庭を訪問されたということがあったわけです。新予防給付になるであろうと厚...全文を見る
○山井委員 確認しますが、お二人とも二時間だったサービスが一時間半に減ったわけですね。サービス内容が変わったわけですね。かつ、お一人の方は、レンタルでベッドを借りられていたのが購入せざるを得なくなったということですか。そこを確認します。
○山井委員 これはこのときの答弁と違いますよ。尾辻大臣は、厚生労働省に確認したが、この二人は極めて適切なサービスが行われている、今後の見直しで変える必要があるものではない、今までの適切なサービスが行われているものが変化するものではないと明確に答弁しているんですよ。貸しベッドはレン...全文を見る
○山井委員 一回買ったベッド、また貸しますと言っても、もう遅いんですよ。それで、実際、答弁とこれは矛盾しているじゃないですか。二年前の答弁は間違っていたんですか。  それで柳澤大臣にお伺いします。こういうことがあるから調査を急いでくれと言っているんですが、一月から始めたこの調査...全文を見る
○山井委員 自立支援法でも施行を四月からやって、半年で見直して、そこでサービスがかなりカットされているということで厚生労働省、政府は見直しされたじゃないですか。なぜ介護保険だけ一年半や二年もかかるんですか。  やはりそこは早急にやらないと。このようにサービスが実際減っているわけ...全文を見る
○山井委員 時間が終わりますのでもう質問はしませんが、大臣、そんなことを言っているんじゃないんですよ。  もしサービスが減る可能性があるんだったら、あの質疑のときに、この二人のサービスは変わりませんと約束しなかったらいいじゃないですか。あのとき委員会全体で歓声が上がったんですよ...全文を見る
○山井委員 以上で質問を終わります。
05月07日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○山井委員 民主党の山井和則です。  これから政府案そして民主党案について一時間質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  きょうは資料を、新聞報道を中心に四枚、四ページと振ったものをお配りさせていただきましたので、これも参考にさせていただきながら質問をさせて...全文を見る
○山井委員 そもそも相手の首相が年内にも不要であるということを言っている。それに対してなぜ今回二年延長という法案を出してくるのか。この二年という根拠について答弁をお願いします。
○山井委員 繰り返し質問をさせていただきますが、私は、なぜ二年なんですかということを聞いているわけです。それについて御答弁をお願いします。
○山井委員 これは、五月四日のときに、年内にも不要と言っているわけですよね。そこが今の答弁を聞いていても全く理解できないのが、なぜ二年なのかという合理的な根拠なんですよ。これは、政府内の議論としては、一年という議論も当然あってしかるべきだと思うんですよね。そこがなぜ一年でも三年で...全文を見る
○山井委員 今の答弁を聞かれた方はだれも、なぜ二年なのかというのが全く理解できないと思います。  繰り返しになりますが、相手側がこれはもう年内で不要になるだろうということを明言しているわけなんですよね。そのことに対して、なぜ二年なのか。  そしてまた、この資料の三ページにも書...全文を見る
○山井委員 まさに原口議員の理解が真っ当な受けとめ方だと私は思います。  イラクの当事者が求めているものと日本のその支援のあり方がずれてしまっている、そのことを如実に今回のマリキ首相の発言は示しているのではないかと思います。  そしてまさに、この週末には、イギリスの地方選挙に...全文を見る
○山井委員 しかし、当時、大量破壊兵器がある、アルカイダとの関係があるというふうに決めつけていた。しかし、それが実際はなかったということが明らかになったわけですよね。だから、その現実が変わった以上は、やはり今、日本政府としても、このスタンスというものを再考すべきではないですか。久...全文を見る
○山井委員 何か、話を聞いていると、アメリカがこう言ったから日本もそれについていった、それ以外の中身はないように思います。  本当に主体的な外交のかけらがどこにあるのかというふうに思いますが、この点について、民主党の提出者、いかがでしょうか。
○山井委員 まさに、結果というのは非常に重いと思うんですよね。大量破壊兵器があるのではないかということで先制攻撃に踏み切った、しかし実際にはなかった、これは大変な問題であります。  そして、アメリカでもイギリスでも、このことに関して謙虚な総括というものをブッシュ大統領もブレア首...全文を見る
○山井委員 何か今の答弁を聞いていると、アメリカは大量破壊兵器があるということで踏み切ったけれども、それに賛成した日本は必ずしもそれが重要なポイントではなかったということですか。そんなことを今ごろ言い出したら、政府がイラク戦争を支持したその根拠自体が、これはまたうやむやになってく...全文を見る
○山井委員 久間大臣、これはだれが聞いても、総合的に判断したなんて一言で片づけられる問題じゃないですよ。具体的に中身を言ってください、総合的にの。
○山井委員 全くそれは理解をできません。  それで、今回のイラクについて、一つ、きょうお配りした資料にもありますが、三ページ目、イラクの航空自衛隊、八割以上は多国籍軍を運んでいる、こういうことがあるわけですね。先ほどのイラクの首相の発言にもありましたけれども、やはりこれは、日本...全文を見る
○山井委員 この復興支援についてはまた後ほど戻ってまいりますが、久間大臣に、またちょっと別の観点からお伺いしたいと思います。  きょうのこの新聞報道にもありますように、久間大臣は、武器輸出三原則を見直すということを、アメリカで講演で発言されているわけなんですね。昨年の核保有論議...全文を見る
○山井委員 まさにそれが見直すということではないんですか。  麻生大臣にもこれをお伺いしたいと思います。  このことに関して麻生大臣はいかが思われますか。
○山井委員 これは、日本は武器輸出三原則というものを持っているわけですよね。では、それの歯どめというものに関してはどう考えられますか。
○山井委員 麻生大臣にもお伺いしたいと思います。  武器輸出の三原則の見直しを検討するんですか、そうしたら。検討するということに関して、麻生大臣はどう思われますか。
○山井委員 またこのことは後ほど触れさせていただきたいと思います。  では、いろいろ聞きたいことがありますので、ちょっと質問が飛びますが。  安倍総理、今回アメリカに行かれました。そして、アメリカで従軍慰安婦問題に関してはどのような発言をされたんでしょうか。お答えください。
○山井委員 それは謝罪をされたということですか。
○山井委員 これは、四ページ目に「「同情とおわび」を表明」という毎日新聞の報道があります。「安倍首相の謝罪、米側は評価」、こう書いてあります。  念のため、もう一回お伺いをしますが、これは、安倍首相は謝罪をされたということなんですか。
○山井委員 そうしたら、従軍慰安婦問題について同情とおわびを表明ということですが、おわびは表明されたわけですか。
○山井委員 それでは、ブレア首相が今回地方選挙で大敗をされた、ブッシュ大統領も、この資料にありますように、イラクの問題で今非常に支持率が低下している、こういう状況なわけですね。そういう状況で、やはりこれはもう国際的に、これはやはりイラク戦争は間違っていたんだ、そういう世論がアメリ...全文を見る
○山井委員 続きまして民主党にお伺いしたいと思います。  イラクの武力行使に関する民主党の認識というものをお答えください。
○山井委員 そこで、麻生外務大臣に現在のイラク情勢についての認識というものをお伺いしたいと思います。どのように認識しておられますか。
○山井委員 まさにこれは本当に内戦状態に突入しつつあるのではないかというふうに私は思うわけですが、現在のイラク情勢に関する認識について民主党の提出者にもお伺いします。
○山井委員 先ほど麻生大臣から、バグダッド周辺は非常に不安定というか危険というか、そういう趣旨の答弁がありました。まさにそのバグダッドに航空自衛隊が行っているわけなんですが、現状のイラクは戦闘地域なのか非戦闘地域なのか、これは何度も議論になったことですが、改めて麻生大臣に今の状況...全文を見る
○山井委員 この点について民主党の提出者にもお伺いします。
○山井委員 これは本当に、イギリスの飛行機もロケットミサイルで撃墜をされたということもバグダッド市の周辺ではあったわけであります。  そこで、久間防衛大臣にお伺いしたいんですが、日本の航空自衛隊が何らかの攻撃を今日まで受けたということはございましたか、なかったですか。
○山井委員 撤退についてまた塩崎官房長官にお伺いしたいんですが、結局これはイラクのニーズというよりも、やはり今撤退するとアメリカとの関係が悪化するんじゃないかとか北朝鮮問題に影響するんじゃないかとか、結局そういうことが一つの理由になって撤退できないんじゃないかというふうに思えてな...全文を見る
○山井委員 同じ質問を民主党の提出者にもしたいと思いますが、こういうふうないろいろな諸般の事情というんですか、そういう配慮で撤退ができないんじゃないか、そういうふうな見方があるわけなんですが、この点について民主党の提出者はいかがでしょうか。
○山井委員 今原口議員からも御指摘がありましたが、先日、我が党の後藤議員そして内山議員のテロ特措法についての質問の中で久間防衛大臣は、例えば後藤委員の質問に対しては、戦争をすることについて、これは支援する法律に実はなっておりますという答弁、また内山委員の質問に対しては、アメリカの...全文を見る
○山井委員 久間大臣、ここは非常に重大な発言だと思うんですが、戦争を支援する法律というのは、日本の国はつくれるんですか、そんな法律は。それは憲法上問題ないんですか。
○山井委員 この点について、民主党の提出者のお考えをお伺いしたいと思います。
○山井委員 これは、武力行使と一体化しなくても、戦争を支援するという法律、それは日本の国でつくっていいんですか。
○山井委員 これは我が党の提出者にお伺いしたいんですが、これは本当に、割と重い議論だと思うんですよね。戦争を支援する法律という理解で本当にテロ特措法はいいのかということを思うんですが、このことに関連して、原口議員、お願いいたします。
○山井委員 今の議論を聞いていると、では、これから、アメリカがどこかからテロでやられた、それでアメリカが自衛権に基づく戦争をした、その場合は、日本はまたその国に同じように行く、支援をするということに今後なりかねないと思うんですが、久間大臣、そのあたりについてはいかがなんですか。 ...全文を見る
○山井委員 今の点について、民主党の提出者にもお伺いします。
○山井委員 先月のアメリカの死傷者も、今までの闘いの中で最高を記録した。まさに原口議員がおっしゃるように、これは戦争が終わったどころか、ますます内戦で泥沼化していっているというのがやはり一般的なイラクに対する情勢ではないかと思います。  久間大臣にお伺いしたいんですが、先ほど議...全文を見る
○山井委員 最後に、今の点について、民主党の提出者にお願いします。
○山井委員 時間が来たので終わりますが、まさに最後に原口議員もおっしゃったように、イラクで戦争が終結したと思っているのは本当に私たちだけであって、終結は実際はしていないわけなんですよね。やはりそこにおいて非戦闘地域というフィクションをつくっていく、そして、実際はまさに久間大臣がお...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 本会議 第27号
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○山井和則君 長妻議員から三つの質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。  まず何よりも、今の安倍総理、柳澤厚生労働大臣の答弁を聞いていて、なぜ特殊法人に看板をかけかえするこの法案によって納付率がアップするのかがさっぱりわかりませんでした。年金制度の安定、信頼回復こ...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○山井議員 まず、最初に一言だけ申し上げたいのは、本当に、こういう議論は、ぜひとも初日からきっちり与野党合意の委員会でやるべきだと思うんですね。それを職権でこういうふうに立てて、お経読みの後、すぐこういう議論をするというのは、本当に厚生労働委員会のルールに反していると思います。そ...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○山井議員 細川委員にお答えをいたします。  私たち民主党案では、年金支給以外の事務費などへの流用は一切認めません。そのような年金保険料流用禁止法案を今回提出いたしております。その理由は、三年前の年金改革の審議の際にも、一番国民の不信を買ったのが、年金の支給以外に保険料を流用し...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○山井委員 これから三十分にわたりまして、質問をさせていただきます。  今、資料を配付させていただいております。国民年金の納付率についての資料、そしてもう一つは、消えた年金についての資料であります。お手元で見ていただければと思います。  この消えた年金の問題、一ページ目にお配...全文を見る
○山井委員 これは、消えた年金の一例ではないかと思うんです。  今、名字が変わったということをおっしゃいましたが、ということは、こういう年金が消えるというリスクは、結婚して名字が変わった方の方がリスクは高いということですか、柳澤大臣。
○山井委員 今の話を聞いていたら、結局、名字が変わったりしたら年金が消えてしまうリスクがあるということだと思うんですが、そういう、仕事をかわる、あるいは引っ越しをする、結婚をする、これはある意味でごく日常的なことでありまして、そういうことで年金記録が見つからなくなるとか消えてしま...全文を見る
○山井委員 消えた年金というのはないんですと簡単におっしゃいますけれども、事実上、この人の場合はその危険性が極めて高いわけじゃないですか。  それで、五千万件統合されるとおっしゃいますけれども、いつまでにそれを統合するんですか。その五千万件の中に紛れ込んでいる可能性もあると今お...全文を見る
○山井委員 そうしましたら、この方は匿名ということを言われているんですが、実は本人からは、ぜひ調べてほしいということを私は依頼を受けておりますので、柳澤大臣、私はまた金曜日に質疑をしますが、それまでに調べていただくということでよろしいですか。
○山井委員 こういう問題をうやむやにして、組織がえも議論できないですよ。  そうしたら、これはいつまでに回答してもらえるんですか、きょうお願いしたら。いつまでに回答が出てくるんですか。私は、その方から名前も渡してもらっていいと言われていますから、今渡しますので、いつまでに回答し...全文を見る
○山井委員 この方は、もう二年間、何回も何回も社会保険事務所も市役所も行って、お願いしまくっているわけですよ。それでらちが明かないから、私のところに頼んでこられているわけですよ。  だから、きょう出しますから、そうしたら、いつ答えは返してもらえるんですか、柳澤大臣。
○山井委員 これは五千万件、こういう統合されていない年金記録があるわけですよ。その氷山の一角として、一例として話しているわけですよ。一々そんなものを国会で取り上げられるわけがないじゃないですか。  ですから、今この資料をお渡ししますので、どういう状況になっているかということを本...全文を見る
○山井委員 そうしたら、本人から即、社会保険事務所に依頼をかけますので、そうしたら、次の質疑までにそれを本人には返答はしてもらえますか。その状況で結構ですから、現状を。
○山井委員 この間、大臣は、申し出があれば対応するということを何度もおっしゃっていて、実際、この方のように二年間申し出てもらちが明かない。そして、らちが明かなかったら、五千万件の統合されていない年金番号の中にある可能性があると。では、それをいつまでに統合してもらえるんですかと言っ...全文を見る
○山井委員 ということは、五千万件のうち一年弱で百四十六万件統合できたということでよろしいですか。それは何カ月でやったんですか。
○山井委員 これは九カ月で百四十六万件。ということは一年でほぼ二百万件ぐらい、ということは、五千万件あったら、これはあと二十五年かかるんですか、統合されるのに。大臣、いつになったら五千万件は統合されるんですか。
○山井委員 いや、いろいろな理由があるとおっしゃっても、実際百四十六万件しか明らかになっていないわけでしょう。そうしたら、このペースでいったら、あと二十五年かかるじゃないですか。これはいつまでに、この統合なり、明らかにさせるという作業は終わるんですか。一日千秋の思いで年金記録が見...全文を見る
○山井委員 最後になりますが、繰り返しますが、この方の場合は、五年半、毎月毎月払いに行ったということが、領収書がないというだけの理由で認められなかったら、年間十一万円、そして平均余命まで生きたら二百五十四万円もマイナスになるんですよ。
○山井委員 これは権利なんですからね。こういうことをなあなあにして、そして二年間相談に行ってもらちが明かない、こういう状態で、年金の信頼回復もないんですよ。きょうの朝日新聞の世論調査でも、国会で一番力を入れてほしいのは年金と書いてありましたよ。払ったはずの年金がもらえない、こんな...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○山井委員 これから、三十分間にわたりまして質問をさせていただきます。  おとついは、六十六歳の女性の方が、五年五カ月国民年金を払ったという主張にもかかわらず、納付記録が、二年間いろいろなところに、市役所や社会保険事務所に行ってもらちが明かないというお話をさせていただきました。...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、遺憾とおっしゃるならば、その時効がきいていない十一年間の分もやはり年金を支給するということにつながらないと、遺憾だけれども払いませんというのは理屈が通っていないんじゃないですか。  そして、この金額を見てください、柳澤大臣。本来支給されるべき年金額は、九年...全文を見る
○山井委員 今大臣答弁されたように、この十一年間、時効によって、本来受け取られるべき四百九十三万八千円が受け取れなかったわけですよ。柳澤大臣、これは遺憾で済む話ですか。四百九十三万八千円、時効ですから遺憾です、それで終わりですか。  柳澤大臣、このことに関して何か本人の落ち度は...全文を見る
○山井委員 これは大事なことですよ。  今、柳澤大臣は、本人には落ち度がなかったということをお認めになられた。にもかかわらず、まじめに一生懸命働いて、まじめに納めた年金保険料、その給付が四百九十三万八千円もなぜ受けとれないんですか。  では、話を逆転しますが、社会保険事務所や...全文を見る
○山井委員 ということは、本人には落ち度がなくて、社会保険事務所と社会保険庁にミスがあった。にもかかわらず、何でこれは加入者が四百九十三万円も年金給付を受けられなくなって損をしないとだめなんですか。こんなもの、国家的な詐欺じゃないですか。強制加入で強制徴収と言っておきながら、社会...全文を見る
○山井委員 これは全く納得できません。  本人には何ら落ち度がない。社会保険事務所あるいは社会保険庁のミスで記録が見つからなかった、後になって見つかったら、時効が成立していますからその分は払えません、こんな理屈が通ると思いますか。何ら落ち度がないじゃないですか。この話は、すべて...全文を見る
○山井委員 請求が著しく阻害されたというケースのことを今おっしゃっていましたが、阻害されるも何も、幾ら払ったと言っても記録がないと言って追い返したのは結局事務所の方じゃないですか。請求はしているわけですよ。過去、最高裁の判例では、時効というのは、権利を行使することが期待できるのに...全文を見る
○山井委員 大臣、大臣は今大変なことをおっしゃっていますよ。明らかなんですよ。六十歳のときに行ってかけ合っても、年金記録がないと言って却下されているんですよ。これは明らかなんですよ。そして、そのことに文句があるんだったら法的手段をとってください、一々裁判しないとだめなんですか。こ...全文を見る
○山井委員 いや、本当にそういう実態もわかっていないとだめですよ。  もう時間が来ますので、最後、質問させていただきます。  きょうの、七ページ、今回、社会保険庁の医療官が逮捕されました。今まで不祥事のオンパレードと言われてきましたが、またこういう問題が起こっています。やはり...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので、これで終わらせていただきますが、柳澤大臣、きょう答弁されたこと、全国民がお知りになられたら、みんなもうびっくり仰天して、そんな無責任なのか、そんなことだったら、本当にこれは年金、安心じゃないじゃないかということになりますよ。  とにかく、これから...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○山井委員 民主党の山井です。  これから四十分間にわたりまして、安倍総理に質問をさせていただきたいと思います。この間、柳澤大臣とは、もう何度も何度も同じ質疑をしておりますので、きょうはせっかくの総理入りということですから、ぜひ安倍総理、制度の細かい議論は私はいたしません、原則...全文を見る
○山井委員 どういう趣旨で振り込め詐欺は悪いんですか。
○山井委員 私も、今の安倍総理の意見には全く同感であります。  それでは、具体的に、今、消えた年金記録の被害者としておられる方の話をしながら議論をしていきたいと思います。  お手元に資料をお配りしております。この方は、六十歳の定年時のときに裁定を申し出たところ、何と七年十一カ...全文を見る
○山井委員 安倍総理、しかし私は、立法以前の問題として、本人に正しい年金情報が知らされていなかったわけですよ、あるあると言ったにもかかわらず。社会保険事務所のミスによって。  ということは、これは時効はそもそも適用除外であるということに、そもそもですよ、議員立法以前の問題として...全文を見る
○山井委員 安倍総理、なぜ私がこういう質問をするかというと、これは難しい議論じゃありません。本人には全く落ち度がない。社会保険事務所が一方的に記録をなくしたか、ミスったことによって年金がもらえない。安倍総理、そもそもこれは時効が適用になる方がおかしいですね。  ですから、安倍総...全文を見る
○山井委員 安倍総理、答弁がかなり苦しいんですね。そもそも社会保険庁の一方的なミスで、時効になるはずがないじゃないですか。そういう解釈をきっちりとやることで対応できるんですよ。これは、今一言答弁をすれば済む話なんですね。  これは、実は大きな話ですよ。本人がまじめに払ったのに、...全文を見る
○山井委員 でも、それはやはり物証が必要ということですか。何かそういう証拠がないとだめだということなんですか。  例えばこちらにも、保険料の納付のものがありますが、「この領収書は、大切に保存して下さい。」と書いてありますけれども、これがなかったら年金を支給しませんとは、当然書い...全文を見る
○山井委員 安倍総理、そういう抽象的な話ではだめなんですよ。  これは、お一人お一人、額を見てもらえれば、中村正見さんの場合は、これから基本的な平均寿命まで生きていかれる場合、ここが認められなかったら、二百七十七万円も受けられるべき年金が受けられないんですよ。中村美津子さんは二...全文を見る
○山井委員 安倍総理、ここは非常に重要な、お一人お一人の人生がかかっているところですから、明確に言ってもらわないとだめなんですけれども、では、領収書以外のものがなくてもいいんですね。今は、ものがなかったら全部はねられているんですよ、これは。ものがなくても可能性はあるということです...全文を見る
○山井委員 安倍総理、これは本来、社会保険庁のミスなんですよ。お金を取るときは強制徴収で取っておいて、そして、当たり前の権利として年金を下さいと言ったら、証明しろ、証明しろと。三十年前の証明をしろと。これはやはりおかしいんじゃないですか。もちろん、思い違いやうそを言う人はだめです...全文を見る
○山井委員 安倍総理、今大変なことをおっしゃいましたよ。領収書がなくても、客観的に三十年前に払った証明があれば年金を給付すると。そんなものじゃないじゃないですか。払っているわけですから、それを証明しないとお金を給付しない。民間の保険会社や民間の銀行であり得ますか。保険給付を受ける...全文を見る
○山井委員 これは今、消えた年金記録で問題になっているのは、本人の落ち度じゃなくて、社会保険庁のミスで五千万件もだれが払ったかわからない納付記録が宙に浮いてしまっているわけですよ。本人の落ち度じゃないんですよ。おまけに、その納付記録自体も完全に消えているケースというのも今明らかに...全文を見る
○山井委員 総理、やはりそれは逃げていられますよ。私が聞いているのは一言なんです。一般論です。記録、客観的に証明できるものがないときに、立証責任は、本人に行ってしまうのか社保庁にあるのか、それ一点しか聞いていないんです。それはどっちなんですか。安倍総理、安倍総理です。もう時間がな...全文を見る
○山井委員 これは注意してください。安倍総理を助けたいのか知らないけれども、出てきて、関係ない、私が聞いていないことを答弁しないでくださいよ。  安倍総理、安倍総理。安倍総理、客観的に記録がない、でも確かに本人の方々は払ったということでいろいろな話を総合しても、そういうふうに蓋...全文を見る
○山井委員 立証責任は本人ですか、社会保険庁ですか。安倍総理、どっちですか。
○山井委員 私がやろうと思ったら柳澤大臣が三分ぐらい関係ない答弁をしたじゃないですか。  最後に一言申し上げます。最後に一言申し上げますが……
○山井委員 柳澤大臣が、関係ない答弁が入ってきたんじゃないですか。だから足りなくなったんじゃないですか。だから一言、もう質問じゃないですけれども、申し上げます。
○山井委員 柳澤大臣に注意してくださいよ。質問していないことを答弁して。  安倍総理、結局は逃げられましたね。安倍総理の、客観的な証明を本人がしないと年金を給付しないという、そういう姿勢がこの消えた年金の被害者や年金の関係者を一番不安に陥れているんだと私は思います。こういう状況...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○山井委員 厚生労働委員長櫻田義孝君不信任に関する動議、  本委員会は、委員長櫻田義孝君を信任せず。 右の動議を提出する、平成十九年五月三十日、提出者山井和則。  今回の、労働三法をおいて、この法案をやることは本当に瑕疵があると言わざるを得ません。そして、前回強行採決をあれ...全文を見る
○山井委員 厚生労働委員長櫻田義孝君不信任に関する動議、  本委員会は、委員長櫻田義孝君を信任せず。 右の動議を提出する、平成十九年五月三十日。  以下、理由を申し述べます。  櫻田義孝委員長は、五月二十五日夕刻、歴史に残る暴挙である社会保険庁改革関連法案の強行採決を、理...全文を見る
○山井委員 民主党の山井でございます。  これから四十五分間、厚労大臣、そして法案の提出者に質問をさせていただきたいと思います。  今ちょうど、小沢代表と安倍総理の党首討論を見てまいりました。四十五分すべて、消えた年金問題について議論が行われました。まさにこれは、ただ単なる消...全文を見る
○山井委員 この二十五万人というのは過去の方ですか、あるいは、今後一年—五年間に救われるような人ですか、どちらですか。
○山井委員 二十五万人が時効でもらえるべき年金がもらえなかったのではないかという推定ですね。  大切なことなので確認しますが、時効で、この二十五万人ぐらいの方々は幾らぐらいもらえなかったんですか。
○山井委員 まず一つは、そのことを私は二週間前にこの場で質問したじゃないですか。そのとき、わかりませんと言っておいて、今出してくる。  九百六十億円ということは、今回私たち民主党が、長妻議員や内山議員を中心に強く要望して、この数字がやっときょう初めて出てきた。ということは、私た...全文を見る
○山井委員 この一千億円、払うべき年金を払っていなかったということを公式に認めた、このことだけでも、これは大問題ですよ。これは何日間も議論しないとだめな議論であります。おまけに、たった二十五万人ですか。  安倍総理は、先日の私に対する答弁で、領収書以外でもオーケー、領収書がなく...全文を見る
○山井委員 恥ずかしくて答弁できないんだと思います。  そうなんです、これは、年金相談の強化取り組みということでもう去年の八月から領収書以外で結構ですよということで実行している話を、改めて安倍総理がおっしゃっただけなんですよ。何にも目新しいことはありません。  そこで、もう一...全文を見る
○山井委員 私は強化月間の八月以降ということを質問したんですよ。八月以降は〇件じゃないですか。そして、四月に一件あっただけじゃないですか。安倍総理の答弁は一体何だったんですか。領収書以外の物証でもいいですよと自慢して、過去、八月から五月まで十カ月間、領収書以外の物証で成立したのは...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、これは、今まで努力が足りなかったとか、そういういわゆるやる気とか精神論の問題にしたら、この問題は永遠に解決しませんよ。これは原則論をきっちりしないとだめなんです。  きょうも、中村さん御夫妻、この消えた年金記録の被害者である中村さん御夫妻が傍聴にお越しにな...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、何回言ったらわかるんですか。その答弁、その姿勢では永遠に、この消えた年金記録の被害者は救済されないんですよ、弁償されないんですよ。二年間も三年間も社会保険事務所や市役所でたらい回しに遭って、証明しろ、書類を出せ。私の知り合いの方も、四十年、三十年前の、友達を...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、それでは今までの考え方と全く変わっていないんですよ。それで全国で数多くの人たちがはねられているんじゃないですか。  きょうの資料の十三ページにありますように、二万六百三十五人が、本人は年金保険料を納付したと申し出ているにもかかわらず、記録がないとして申し出...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、私は先ほどの党首討論でも感じましたが、こういうやりとりを聞いておられる国民がどれだけ不安な気持ちになるか、わかりますか。つまり、自分は転職を繰り返した、あるいは結婚で姓が変わった、難しい読み仮名だ、転勤した、引っ越した、見に行ってみよう。そして、もし記録がな...全文を見る
○山井委員 だから柳澤大臣に聞いているんですよ。領収書以外で今まで訂正されたのは一件しかないんです。  では、領収書以外の何らかの物証すらなく、物証が一切なく訂正された例というのは何件あるんですか。
○山井委員 ということは、物証がなくて訂正された例というのは今までないんですか、柳澤大臣。
○山井委員 つまり、それは答弁を変えるんですか、変えないんですか。いいですか。いいですね。  つまり、物証がなくて訂正した例はないんじゃないですか。そうでしょう。ちょっと、同じ答弁していても。時間がないんですから。何回も同じことを聞いているでしょう。答弁を変えるんですか。  ...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣のおっしゃっていることには矛盾があります。払った人は一人たりとも給付をもらえないということをしないようにすると。実際、もらえなくて泣いている人がたくさんいるじゃないですか。それをなくするためには原則を変えないとだめなんですよ。本人に証明をさせている限り、そうい...全文を見る
○山井委員 質疑時間が終わりましたので質問はこれでやめますが、今の答弁を聞いていたら、結局、消えた年金記録の被害者、多くのうちで、この記録訂正、時効にたどり着くことができるのは、私は多いと思ってこんなに大きな丸をしたけれども、結局これぐらいじゃないですか、米粒ぐらいじゃないですか...全文を見る
○山井委員 どういうことですか。ちょっと待ってくださいよ。質問時間が終了したから、質問者はルールを守ってそれ以上質問しなかったんですよ。質問者が主役ですね、質疑というのは。そうしたら、その質問者がもうやめているのに、質問もしていないのに、何で答弁者が答弁できるんですか。
○山井委員 ちょっと、それは議事録を削除してもらわないと、こんなことを許したら、委員会運営は成り立たないですよ。
○山井委員 だめです、だめですよ、それは。いや、委員長、それだったら質問を続けさせていただきます。  柳澤大臣にもう一つお聞きしたいことがあります。今、安倍総理が一年以内に対象不明者をなくされるということをおっしゃいましたが、一年間で百四十六万……
○山井委員 これは一年間で本当に五千万件の不明者を減らせるんですか。八カ月で百四十……
○山井委員 何を言っているんですか。それだったら、何で答弁できるんですか、指してもいないのに。  大臣、この五千万件、安倍総理が一年間で突合できるとおっしゃいましたが、本当にできるんですか。柳澤大臣、答えてください。
05月31日第166回国会 衆議院 本会議 第37号
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○山井和則君 私は、民主党・無所属クラブ、社会民主党・市民連合、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました厚生労働委員長櫻田義孝君解任決議案の提案理由説明をいたします。(拍手)  まず、主文を読み上げます。   本院は、厚生労働委員長櫻田義孝君...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○山井委員 これから四十五分間、質問をさせていただきます。  まず最初に、強く抗議をしたいと思います。きょうも職権で、この委員会、強硬に立てられました。その理由は、長妻議員が二月以来要請をされています三千件の特殊台帳とコンピューター記録とのチェック、これの結果がまだ出てこないと...全文を見る
○山井委員 理事会では、早急に途中であろうが出してくれということになっています。大臣、いかがですか。理事会では、早急に出すということをもう全会一致で言っています。大臣。
○山井委員 では、督促、指示を出しているんでしたら、いつ出てくるんですか、大臣。
○山井委員 柳澤大臣、これは四カ月前に長妻議員が要望されて、そして五月の九日以降、毎週のように、毎回のようにお願いして、そして柳澤大臣は、毎回のように急ぎます急ぎますと言って、全く進んでいないじゃないですか。いつまでに出すというのを明言してくださいよ、大臣。全く答えていないのと一...全文を見る
○山井委員 三千件のサンプル調査、こんな時間がかかるものじゃないんですよ、これは。三百十二の社会保険事務所からサンプルをとって、本当に大臣、今の長妻議員の質問もそうでしたけれども、そういう隠す姿勢をとればとるほど国民の年金不信は高まっていきますよ。きょう初めての質問だったら私も百...全文を見る
○山井委員 また最賃の議論は後で戻りますが、この最低賃金、そして老後の年金の問題、非常にこれは密接に絡み合った問題であります。  実は私ども、年金一一〇番というのをやっておりますが、メール、ファクス、数日分でこれだけ、そしてまた手紙も、ここ二、三日で来ているだけでこれだけ、とに...全文を見る
○山井委員 質問に答えてください。  この自民党のホームページの、御心配は要りません、あなたの年金が消えたわけではありません、これと大臣は同意見ですか、同じ意見ですか。
○山井委員 わかりました。そうしたら、質問の仕方を変えましょう。  年金記録が消えた、そういうケースはないわけですか、大臣。
○山井委員 消えているじゃないですか、そうしたら。消えているじゃないですか、大臣もおっしゃっているように。自民党のホームページに書いてあることと大臣が言っていることと違うじゃないですか。ということは、あなたの年金が消えたわけではありませんというのは、うそが書いてあるということです...全文を見る
○山井委員 この今消えた年金記録の問題、宙に浮いた年金記録の問題というのは、やはり本当に一人一人の人生がかかっている非常に重い問題なんです。私もきのうの夜中までかかってこれを全部一件一件読んでいましたけれども、本当にこれは老後すべてがかかっています。二百四十万円もらえるはずの年金...全文を見る
○山井委員 そうしたら、本当に一例なんですが、今のようなケースは、第三者委員会はいいんですよ、第三者委員会は、問題は、こういうケースは記録を訂正してもらえる対象になるんですか、ならないんですか、柳澤大臣。
○山井委員 柳澤大臣、結局何も答弁したことになっていないんですよ。何の解決にもなっていないんですよ。安倍総理も大臣も、第三者機関第三者機関と、第三者機関がそんな何でもできるというんじゃないんです。要は原則なんですよ、原則。私たち民主党は、社会保険庁も立証責任を持っていく、本人の立...全文を見る
○山井委員 ということは、まさに象徴的、典型的な、最初取り上げた六十六歳のひとり暮らしの女性、中村さん御夫妻そして隅田さんですらまだわからないということですね。要は救うと言えないわけですね。  そうしたら、柳澤大臣にお伺いしますが、では、こういう方が第三者委員会で救われるかどう...全文を見る
○山井委員 私たち民主党は、小沢代表が党首討論でもはっきり言ったように、基本的には本人の言い分を最大限尊重する、そして、立証責任を本人だけに負わせるのではなくて社会保険庁にも負わせる、そして、本人が払っていないというのならば、社会保険庁がそのことを立証していく、そういうふうなスタ...全文を見る
○山井委員 これは、与党の方々も、この委員会室におられる方、皆さんも、聞いていてわかると思います。だからみんな国民は不安なんですよ。肝心なことを聞いても、結局、対象になるのかならないのかさっぱりわからないじゃないですか、全部第三者機関というブラックボックスの中に行って。それで何か...全文を見る
○山井委員 ということは、対象者二十五万人とおっしゃる割には特定はできない。では、どうやってこれを払うんですか、払うべき年金。私のところにも、これはいっぱい来ていますよ。時効で二百万円、私、戻ってくるんですか、四百九十万円戻ってくるんですかと、いっぱいこれは手紙が来ているんですが...全文を見る
○山井委員 そういう申請主義がだめだということに、この間の議論でなったわけでしょう。法律はつくったのに対象者がわからない、いつまでに対象者も、時効で二百万とか四百万を払うべき人もわからない。それではだめでしょう。  例えば、私どものところに来ているこのはがきでも、昭和三十七年生...全文を見る
○山井委員 先ほど、二十五万人の対象者の名前なりは全く把握していないということですが、では、そのうちお亡くなりになられた方が何人ぐらいおられるかということも全くわからないんですか、時効で本来もらえるべき年金がもらえなかった方で。柳澤大臣、いかがですか。
○山井委員 ということは、申請をした人は先ほど優先的にということをおっしゃいましたが、これは本人が気づかなかったりしたら、時効になった人でもらうべき年金がもらえないというケースもあるわけで、ということは、二十五万人が対象者とおっしゃっていますが、この時効撤廃法案でその時効分の年金...全文を見る
○山井委員 今長々と答弁されましたが、要は、二十五万人の対象者が全員もらえるのか、五万人なのか十万人なのかわからないということですね。  それでは、ちょっと最賃の話をしたいんですが、武見副大臣、地域別最低賃金の不払いに係る罰金額が五十万円に引き上げられましたが、これは労働者一人...全文を見る
○山井委員 特定最低賃金については今回の最賃法の罰則の適用ではないが、これはなぜですか。どのように労働者の保護を図るんですか。
○山井委員 また大臣に質問を戻りますが、一年間で五千万件の照合をするということですが、工程表をお出しいただきたい。そして、予算と人手はどうかということを御答弁ください。
○山井委員 はい。以上で終わります。  ありがとうございました。
06月08日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○山井委員 これから四十五分にわたって質問をさせていただきます。  最初に、例によって、本当に現在、労働法制の審議に勝手に入っていられることに関して強く抗議を申し上げたいと思います。  長妻議員の質問で、おとつい、千四百三十万件という新たな宙に浮いた記録、その問題が明らかにな...全文を見る
○山井委員 副大臣、今の話の続きになりますが、要は年金がもらえるかもらえないかで天国と地獄なんですよ。御存じのように、ただでさえ医療費の自己負担がアップして、なかなか十分な医療にかかれないんですね。差額のベッド料とか、どんどん病院から追い出されるとか、そのことは武見副大臣も一番御...全文を見る
○山井委員 これはけさのものですから、読んでおられないのは仕方ないと思います。  ここに書いてあるのは、特に特例納付、一括納付ですね。過去三回、一九七〇年の七月、七四年一月、七八年七月からそれぞれ二年間、今まで未納だった人、長期間一気に払うことができますよと。この特例納付の記録...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、これは非常に大事なことなので、一般論として、一般論としてお聞きします、この記事から離れて。  このように、コンピューターのデータ、記録に入っていない台帳が倉庫にまだ眠っている、そういうことはあり得るんですか。ないならないとちゃんと言ってください、柳澤大臣、...全文を見る
○山井委員 これは大事な点だから、もう一度念を押します。  そうしたら、今、すべて台帳はオンライン化されている、コンピューターに入っているということをおっしゃいましたが、それは責任を持って言えますか。倉庫に眠っている台帳でコンピューターに入っていないものはありませんか。柳澤大臣...全文を見る
○山井委員 これは、長妻議員が指摘した一千四百三十万件以外にもまだ、台帳だけが残ってコンピューターに入っていないものがあるんじゃないんですか。  それでは、柳澤大臣にお伺いします。  まだ読まれていないということですので、三鷹の倉庫にあった、社保庁が隠す年金台帳一億件、このこ...全文を見る
○山井委員 大臣、逃げないでください。これは国民が非常に心配に思うことですよ。三鷹と特定されているんですから、そこで調べたらすぐ済むはずじゃないですか。ないんだったらないと言えばいいわけですから。このことは、やはりこれだけ大きな報道にもなっているわけですから、逃げないで、柳澤大臣...全文を見る
○山井委員 ということは、調べて、次の委員会で報告していただけますね。
○山井委員 私は別に、一億件が五千万件だったらどうだとか、百万件がどうだからとか、そういう数の問題を言っているんじゃないんですよ。やはりこのことはぜひ調査をして報告していただきたいと思います。  これはもちろんわかりませんよ、私も三鷹で調べたわけじゃないですから。ただ、この報道...全文を見る
○山井委員 大臣、何か今すごい答弁をされましたね。本人が絶対に来てはならないということはないということは、逆に、本人はそう簡単に行けないということなんですか。  ストレートにお聞きします。本人が、その第三者委員会に行って、自分の状況のこと、払ったという記憶をきっちり述べたいとい...全文を見る
○山井委員 大事な点ですから、もう一回確認します。  希望すれば、その被害者本人が第三者委員会で発言できるようにするということでよろしいですか。その方向に持っていくということですね。柳澤大臣、大事なところですから、これは。希望しても本人が行けないんだったら、第三者委員会とは何な...全文を見る
○山井委員 この審議で一番気になるのは、もうこの第三者委員会の中身がすべて最大のポイントなんですよ。天国と地獄の分かれ目なんですよ。その一番大事なところが、国会審議では確定的なことは言えないと。では、これはどこでだれが決めるんですか。  さっきも言ったじゃないですか、一通一通、...全文を見る
○山井委員 委員からも声が出ていますが、全然これは答弁になっていませんよ。さっぱりわかりませんよ、なぜそういう権限を持つのかというのが。  そして、六月末までにこれを立ち上げると安倍総理は明言されているんですが、お聞きします、これは一カ所ですか、それとも全国に何カ所かつくるんで...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、きょうは六月八日ですよ。六月末までに立ち上げると言って、何カ所かも答えられないんですか。  大臣、そうしたら、もっと簡単に聞きますよ。一カ所ですか、一カ所じゃないんですか、これぐらい答えられるでしょう。大臣、いかがですか。
○山井委員 何か今、柳澤大臣、ばかやろうと言われましたね。(柳澤国務大臣「そんなこと言っていませんよ」と呼ぶ)  これは六月中に立ち上げるんですよ。そうしたら、中身の判断基準とか何カ所かというのは、具体的に来週決めるんですか、再来週決めるんですか。もう来週か再来週しかないですよ...全文を見る
○山井委員 大臣、わかりましたよ。結局、何にも決まっていないんじゃないですか。何にも決まっていないけれども、安倍総理が六月中に立ち上げると言ってしまった。そして、要は、こういうケースはどうですか、判断基準はどうですかと言われたら答えられないから、答弁から逃れるために、全部第三者委...全文を見る
○山井委員 そうですね、大臣。ということは、六月末に設置されたら、瞬時に二万六百三十五人ぐらいはほぼ確実に行く可能性があるんですよ。それは一カ所で大丈夫ですか、何人もいる委員会なんですか。  それで、先ほどの答弁だと、希望した人は本人の意見を聞いてもらえる、二万六百三十五人が行...全文を見る
○山井委員 私も、それは当然だと思います。ということは、これは二十五万人にとどまらず、もっと対象者はふえる可能性があるということと理解してよろしいですか。もう一回、再裁定を第三者委員会で受けた場合、柳澤大臣。
○山井委員 最後に一言だけ申し上げますが、今、柳澤大臣、また非常に重要な発言をされましたよ。ということは、今まで時効ということで年金不払いになっていた人は推定二十五万人だけれども、これは証拠がなかったからはねられていたのであって、もう少し丁寧にやったら、二十五万人がどんどんもっと...全文を見る
○山井委員 この救済問題はまだまだこれからだということを申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月12日第166回国会 衆議院 総務委員会 第25号
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○山井委員 これから三十分間質問をさせていただきます。総務委員会で質問をさせていただき、本当に感謝しております。  まず、MRAに関してお伺いしたいと思います。  日本は、社会保障に関して複数の国と協定を結び、年金の二重払いを避ける方法をとってきたわけであります。特に、欧州、...全文を見る
○山井委員 またこのMRAのことについては後ほど戻りたいと思いますが、少し西村議員の質問に関連して、先ほどの第三者委員会のことをお伺いしたいと思います。きょうは資料をお配りしております。  私も厚生労働委員会からやってまいったんですが、実は、厚生労働委員会で審議をしていたところ...全文を見る
○山井委員 今、審査をしてということをおっしゃいましたが、やはりここは審査をするんですよね、この第三者委員会で。  それで、昨日、私、質問取り、レクのときに、総務省の担当の方に、私も急なことでわからないので第三者委員会のペーパーをぜひ持ってきてほしいということをお願いしました。...全文を見る
○山井委員 今月中に立ち上げるということは、今月中から申請を受け付けてもらえると理解をしてよろしいですか。
○山井委員 ということは、確認をしますが、今もう二万六百三十五人の方が、領収書がないという理由で社会保険庁で却下されて、待っておられるわけですけれども、六月末までに立ち上げられた段階でその方々の申請を受理してもらえるということですね、六月中に。
○山井委員 ということは、第三者委員会は一カ所でないんですか。四十七都道府県に設置するんですか。一カ所なんですか、何カ所ですか。
○山井委員 被害者は、その第三者委員会でみずから発言することはできるんですか。
○山井委員 そこは一番大事なところで、被害者の方々のお便り、例えば二ページ目に先週参考人で来られた中村さん御夫妻のがありますが、多くの消えた年金の被害者の方が今一番心配しているのが、第三者委員会の中身なんですよね。中身の第一歩が、もちろん自分たちもその場で証言をできるんでしょうね...全文を見る
○山井委員 菅大臣、わざと私の聞いていることに答えておられませんね。審査を聞いているんじゃないんです。判断をすると総理はおっしゃっているんですから、第三者委員会で領収書がない方の支払いの有無を判断するんですね。菅大臣、お答えください。
○山井委員 判断をするんですね、そうしたら。  もう一回確認します。ここは非常に重要ですよ。第三者委員会が判断するんですね。お答えください。
○山井委員 これは過去に支払いがあったかどうかを最終的に判断するというふうに安倍総理もおっしゃっていますが、最終的に判断ということでよろしいんですね。
○山井委員 尊重と最終判断と違うんです。  では、質問の仕方を変えます。  第三者委員会の判断と社会保険庁の判断が違う可能性はあるんですか、ないんですか。
○山井委員 ないと考えているということは、最終判断を第三者委員会がするということでいいんですね。
○山井委員 社会保険庁に戻すという話になったら、これは宙に浮いた年金のみならず、宙に浮いた第三者委員会になるじゃないですか。結局どっちなんですか。社会保険庁や厚生労働大臣は第三者委員会だと言うし、総務大臣は社会保険庁が最終だと言う。どういうことですか。これは一番肝心なところなんで...全文を見る
○山井委員 改めてお聞きします。最終判断は社会保険庁がするのか第三者委員会がするのか、菅大臣、どちらですか。菅大臣、どちらが最終判断をするんですか。領収書がない場合の支払いの有無の最終判断は社会保険庁か第三者委員会か、どちらがするんですか、菅大臣。
○山井委員 そこをぼかさないでください。最終判断はどちらか一つなんですよ、最終判断は。このままじゃ、社会保険庁なのか第三者委員会なのか、最終判断が宙に浮いているわけですよ。宙に浮いた第三者委員会じゃないですか。  最終判断はどちらがするんですか。どちらか、二者択一でお答えくださ...全文を見る
○山井委員 いや、だから、シンプルな質問をしているんですよ。これは、「可否を判断」とか、新聞にも「判断」と出ていますし、安倍総理も最終判断を第三者委員会ですると言っているわけですから。支払うかどうかの最終判断をするのは社保庁なんですか第三者委員会なんですか、どちらですか。
○山井委員 ということは、最終判断は社会保険庁ということですか、今の答弁は。  菅大臣、ちょっと確認します。払うかどうかは社会保険庁ということになったら昨日の安倍総理の答弁と違ってきますが、よろしいですか。
○山井委員 これは、昨日の安倍総理の委員会の答弁と違いますよ。安倍総理は第三者委員会で判断すると言っているんですから。その判断を尊重とかそんなことは言っていませんよ。大丈夫ですか。
○山井委員 第三者委員会の詳細はいつまでに、例えば、何カ所つくるか、そしてメンバーは、六月末にスタートするということですが、いつまでに決めますか。というのは、あともうこれ十七日しかありませんからね。委員の方への依頼も、三日前に依頼するとかそんなんじゃ無理だと思うんです。普通こうい...全文を見る
○山井委員 支払いが社会保険庁だということはわかっているんですよ。問題は、最終判断はどこかということと、あっせんという法的根拠で最終判断までできるのか。これは非常に本質的なことを聞いているわけです。  少し違う質問に行きます。  行政相談員には、不動産屋さんとか、専門が年金で...全文を見る
○山井委員 第三者委員会で今一番ポイントになっているのは、領収書がない人、裏返せば証言だけしかない方というのが非常に多くて、民主党に寄せられている相談でも、証拠がなくて却下されたという方が圧倒的に多いんですよね。この方々に関して支払いがオーケーなのか否か、その判断基準はいつまでに...全文を見る
○山井委員 要は、領収書がない人をどう救うかというのが消えた年金問題の本質ですよ、核心ですよ。そのことをもしかして委員会のメンバーが決めるんですか。そうじゃないでしょう。判断基準は総務大臣なり総務委員会で議論して決めないと、そんな委員会に決める権限はないと思うんですが、判断基準は...全文を見る
○山井委員 ということは、四十七都道府県にもし第三者委員会をつくったら、その判断基準は多少地域によってばらつく可能性があるということですか。
○山井委員 時間が来ましたので終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○山井委員 民主党の山井和則です。  これから一時間にわたって、消えた年金問題を中心に質問をさせていただきます。  きょうは、資料を二つお配りしております。  一つ目の資料は、衆議院厚生労働委員会山井和則一ページ目と書いてありまして、「五人の消えた年金被害者の事情—民主党に...全文を見る
○山井委員 それで、一つの大きな疑問は、四月二十七日に、マイクロフィルムとコンピューターの記録を、三百九の社会保険事務所、十ずつチェックをしなさい、そして五月二日締め切りで、このメールのフォーマットで、十のうち九つが一緒で一つが不一致だったとかというのを返事しなさい、こうなってい...全文を見る
○山井委員 そうでしょう。  先ほど何か、食い違いは四件と。四件と新聞にも書いてあるじゃないですか。  食い違い四件なのと不一致百九十三件、この四件と百九十三件の違いはどういうことですか。
○山井委員 委員の皆さんも今の説明をお聞きになってわかったと思いますが、不一致は事実としては百九十三件なんですよ。その百九十三件の中から、この不一致は問題ない、この不一致は問題ないって判断されているんですよね、勝手に。  でも、調査というのは、何件不一致なんですかというのをそも...全文を見る
○山井委員 ということは、柳澤大臣、百九十三引く四で百八十九件が納付に関係しない入力ミスというわけですか。  でも、後で引っ越ししたり結婚したり転職して変わったものは、それは入力ミスとは言わないでしょう。当たり前の訂正じゃないですか、それは。ミスじゃないじゃないですか。  こ...全文を見る
○山井委員 その五点はこれのどれか、言ってください。五点はどれのことですか。
○山井委員 ただ、これは言い出したらなんですが、ぱぱぱっと読み上げますよ。  一ページ目の函館、免除種別誤り、これは誤りですよね、これは入力ミスですよね。免除種別誤り、これは誤りじゃないですか。それと、二ページ目の荒川区、昭和四十八年度一カ月納付記録誤り、これも誤りじゃないです...全文を見る
○山井委員 このことはまた長妻委員からも要望があると思いますが、改めて申し上げておきますが、無作為に十サンプルを選んだというので、だれが信じますか。だれが間違っているデータを社会保険庁に上げますか。本当にずさんな調査だと思います。  それでは次に、ちょっと話題を変えますが、先週...全文を見る
○山井委員 ということは、コンピューターの記録に入っているということですね。わかりました。  このことについては、また今後お聞きしたいと思っております。  それでは、きのうも参議院で問題になりました、ここに、手元にあるんですが、今電話相談がもう満杯だということで、アルバイトを...全文を見る
○山井委員 ということは、税金ということですか。
○山井委員 いろいろ聞きたいことがありますが、次の話題に移らせていただきます。  それで、先ほども申し上げましたように、この第三者委員会、ここが天国と地獄を分けるわけですね。  この週末に届いた民主党への手紙でも、先ほど言ったみたいに、Uさん御夫妻は、特例納付で記録が消えたせ...全文を見る
○山井委員 柳澤大臣、端的にお答えください。領収書がない方に年金を払うか払わないかという最終判断は、社会保険庁がするんですか、第三者委員会がするんですか。端的にお答えください。どちらですか。
○山井委員 ちょっとこだわりますが、最終判断をするのはどちらなんですか。二つに一つなんですよ、最終判断と聞いているんですから。最終判断は、第三者委員会か社会保険庁か、どちらがするんですか。
○山井委員 柳澤大臣、これは今大変な問題になっているんですよ。というのは、二ページ目にもございますが、例えば金曜日に参考人に来られた中村さん御夫妻も、とにかくこの第三者機関がわからない、ここが私たちの老後のすべてを握っている、にもかかわらず中身がさっぱりわからないということをおっ...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので、一問だけ最後にお聞きします。  そうしたら、第三者委員会の判断と最終判断の社会保険庁の判断が食い違う……
○山井委員 食い違う可能性はあるんですか、ないんですか。柳澤大臣、お願いします。
○山井委員 そうしたら……
10月11日第168回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○山井委員 これから一時間にわたって質問をさせていただきます。消えた年金、障害者自立支援法、肝炎対策の三つについて主に質問をさせていただきます。  まず最初に、何よりも参議院選挙というものを、消えた年金問題については総括せねばならないと思います。どういう約束、どういう公約を自民...全文を見る
○山井委員 これは、正確性を欠くとかじゃなくて、一言で言えば、できもしないうそを書いて選挙をやったということなんですよね。とにかく、これは国民との約束ですから、また、今後一年間注意深く見守っておきますので、一年間で全額支払いというのはしていただきたいと思っております。  それで...全文を見る
○山井委員 まさに舛添大臣がおっしゃるように、幾つかの前提はあります。本当にこれは三十七カ月が平均なのか、国民年金はどうなのか、東京以外ではどうなのか、そういうことはございますが、基本的には計算ではこのとおりだろうということだと思います。うなずいておられます。  そしてまた、舛...全文を見る
○山井委員 もちろん、これは前提に前提を重ねた機械的な計算ですので、これが一〇〇%正しいというわけでは全くございません。しかし、目安の数字になるのではないかということで、私はきょう提示をさせていただきました。  五千万件で六兆五千億円、六十歳以上の受給権者全員では三兆六千億。こ...全文を見る
○山井委員 舛添大臣にしては官僚答弁じゃないですか、前向きに検討したいとか。  改めて言います。サンプル調査をやって、平均納付月数と、そしてそれを台帳と突き合わせてどれぐらい入力ミスがあるのか。十カ月間要求し続けてきているんですよ、民主党は。それを、今までの厚生大臣、社保庁長官...全文を見る
○山井委員 舛添大臣の答弁にはがっかりしました。  この消えた年金問題がなぜ解明できないのか。そして、なぜ一%しか第三者委員会で救済されないのかというと、全容がわからないんですよ。入力ミスがどれだけあるかもわからないんですよ。ですから、民主党はこのことを十二月から要望しているん...全文を見る
○山井委員 今、長妻議員が後ろからおっしゃったように、十二月から何十回このサンプル調査を要求したと思っているんですか。サンプル調査をしないと全容がわからないんですよ。そのたびに今のような、検討します、検討します、精査します、検討します、それで十カ月逃げまくってきたんじゃないですか...全文を見る
○山井委員 この十カ月間、社保庁、厚生労働省は逃げて逃げて逃げまくり。入力ミスの割合もわからずにどうやって全容が解明できるんですか、トータルの額も、推測も全く立たなくて。そういう意味では、きょうの話を聞いて、やはり、総論はいいんですよ、抽象論はいいんですよ。もう結構です、舛添大臣...全文を見る
○山井委員 当然、安倍総理の約束というものは引き継がれるものと、今の答弁で受け取りました。  それでは、またこの年金問題は厚生労働委員会で引き続きやりたいと思いますが、もう一つ、福田総理の選挙公約でありました障害者自立支援法の抜本見直しについてお伺いをしたいと思います。  こ...全文を見る
○山井委員 ちょっと福田総理、今大変な答弁だと思いますよ。  三年後の見直しというのは、そもそも法案の附則に入っている既成の事実ですよ。それはもう決まっている話なんですよ。総裁選挙の公約という次元の話じゃないんですよ。それは既に決まっていることなんです。  福田総裁候補が選挙...全文を見る
○山井委員 福田総理、この公約を発表されて、新聞、テレビで報道されたときに、多くの障害者から私のところに喜びの声が入ってきました。総裁候補もこの天下の悪法の悪さがわかっておられるんだ、これで抜本見直し、今の悪い制度が変わるといって、きょうも多くの方々が傍聴に来られていますが、全国...全文を見る
○山井委員 いや、ちょっと待ってください。短くやってくださいよ、短く。
○山井委員 舛添大臣も、もうちょっと現場を回って、きょうも傍聴に来られていますが、当事者の人の話を聞いた方がいいですよ。当事者の話を聞いたら、今みたいな答弁はできませんよ。  福田総裁、改めてお聞きします。三年後の見直しの前に抜本見直しをやるということですね、ここが一番大事なこ...全文を見る
○山井委員 相変わらずののらりくらりの答弁ですが、この種の問題というのは当事者の方がおられるわけですよ。これで、こういう自己負担が一つの原因となって親子心中も障害者の家庭で起こったりしているんですよ。待ったなしなんです。  そこで、私たち民主党は既に法案を出しております、参議院...全文を見る
○山井委員 いや、ちょっと、選挙のことを聞いているんですから。
○山井委員 いろいろ答弁されましたが、民主党は案をつくって法案を出しているんです、既に。検討中、検討中と言って逃げないでください、与党は。反論があるならば、案をつくってから言ってください。そして、一月一日施行は自治体が大変だということをおっしゃいましたが、自治体よりも当事者や現場...全文を見る
○山井委員 やはり私は、これだけ切実な問題になっているにもかかわらず、検討、検討と言って、いつまでも案が出てこない。少なくとも、これ、参議院の法案審議の際には具体案を出してくださいよ。まさか、具体案もないのに反対とか、そんなことは絶対しないでくださいよ。こういう具体案がないのを政...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、先ほどの自立支援法の答弁と一緒なんですよ。いろいろ美辞麗句は並んでいるが、何をするのかが一言も入っていないじゃないですか。  それに、法案審議、民主党は既に法案を出しているんですよ。早ければ十月末に法案審議するんですよ。それに、三月末に患者や原告の方々が首...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、そこまでおっしゃるんだったら、民主党は一万円に下げると言っているんですよ、政府・与党は幾らに下げるんですか。
○山井委員 福田総理も舛添大臣も、こういう命のかかっている肝炎の問題や障害者の暮らしのかかっている自立支援法の問題、この種の問題、余り検討、検討と連発しない方がいいですよ。一日一日失われている命、失われている生活があるんですから。  それで、訴訟についてもお伺いしたいと思います...全文を見る
○山井委員 これはもう本当に一日に百二十人ずつ肝硬変、肝がんで人が亡くなっていかれている問題ですので、本当に早急に解決が望まれると思いますが、福田総理にも今同じ質問をさせていただきたいと思います。  まさに、舛添大臣も自分一人では決められないということをおっしゃっていまして、高...全文を見る
○山井委員 時間が来ましたので終わらせていただきますが、この消えた年金の問題は、民主党にも被害者から五百数通の手紙が相談に来ていますが、その中で救われた人はまだ一人しかおられません、一人しか。ほとんど未解明です。選挙が終わってからこそが本番です。先ほどのサンプル調査の件、舛添大臣...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○山井委員 お二人のケースに絞って、私はお話をさせていただきたいと思います。  最初のケースは、大阪原告十六番の方であります。  先ほどの菅議員の質問にも重なりますが、この方は五年前から訴訟を争っておられます。にもかかわらず、国は、そして企業は、ことしの六月の段階でフィブリノ...全文を見る
○山井委員 私、この方ともお話をしました。こうおっしゃっていました。もっと早くみんなに知らせてくれたら助かった人も多かったのに、私も今肝硬変になってしまっていますと。  きょうお配りしている、この四百十八人のリストですが、その方がおっしゃるには、四百十八人のリストは命のリストで...全文を見る
○山井委員 いや、これは一刻を争う話なんです。一日に百二十人が亡くなっておられるんです。  そして、もう一人のお話をさせていただきたいと思います。  その方は東京原告の方であります。本日、御遺族の方も来ておられます。御遺族の方の御許可も得て、ここにお写真、残念ながら、この東京...全文を見る
○山井委員 当然だと思います。  ということは、御遺族から開示請求があったら、その問い合わせに答えてくださるということですね。もう一度お願いします、舛添大臣。
○山井委員 舛添大臣、今そういう答弁をされましたが、今までどういう思いをされてきたか、ぜひ御想像いただきたいんです。  何の罪もないのに、人生の大きな喜びである出産の際に打たれた薬によって薬害に感染した。おまけに、政府の答弁書では、打つ必要がなかった症状じゃないかとまで書いてあ...全文を見る
○山井委員 繰り返しますが、年が明けるまでにそういうことをやりたいとおっしゃっていますが、そのネックは国なんですよ。原告の方じゃないんですよ。原告の方は、肝硬変で入院しながらも、必死になって、体調が悪い中もマスコミの取材を受けながら、命をすり減らして裁判を闘っておられるんですよ。...全文を見る
○山井委員 これは検証も大事ですけれども、最後は政治判断なんですよ。御存じのように、厚生労働省は、今も菅議員から指摘があったように、患者の命を守るというよりは、企業と一緒になって、どうやったら薬害を隠せるかということをずっとやってきた歴史じゃないですか。その歴史なわけですよ。です...全文を見る
○山井委員 そうです。意見を聞きたいと思います。
○山井委員 今の集中審議と参考人について理事会で諮ってほしいと思います。
○山井委員 今、癒着が問題だということをおっしゃっていましたが、二〇〇二年当時の医薬局長は、ホームページを見ると、現在、医薬品医療機器総合機構の理事長になっておられます。この医薬品医療機器総合機構の「ご挨拶」のところでこう書いておられるんですね。「健康被害を受けた方には、「より迅...全文を見る
○山井委員 その決断が一日おくれればおくれるほど百二十人の方がお亡くなりになるわけです。  そして、私、公平という言葉が本当に気になるんですね。何が公平ですか。子供を産んだときにフィブリノゲンやクリスマシンを打たれて、自分には全く落ち度がないのに病気にさせられて、家庭も崩壊した...全文を見る
○山井委員 ぜひ、改めてになりますが、これは人の命がかかった思いで、そしてこのリストを見て、厚生労働省の方々、命のリストです。この命のリストを放置した、そして見殺しになっているかもしれない。実際、このリストの中には、既にお亡くなりになった方、肝硬変になった方、末期がんになった方、...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○山井議員 私は、ただいま議題となりました最低賃金法の一部を改正する法律案について、提出者を代表して趣旨説明を行います。  ことしは最低賃金が平均十四円引き上げられましたが、それでも地域によっては最低賃金額が生活保護水準を下回るところもあります。我が国の最低賃金は他の先進諸国に...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○山井委員 本日は限られた三十分の時間ですので、半分以上を介護問題、そして緊急を要する肝炎の問題についても質問したいと思います。  まず最初に、舛添大臣、お配りしたこの介護の資料を見ていただきたいと思っております。ここにありますように、今も岡本議員から話がありましたが、「養成施...全文を見る
○山井委員 舛添大臣はまさに介護問題の、ある意味で一番大変さ、御苦労をされているわけですから、まさにその思いは私たちと一緒だというふうに信じております。  そして、次にお伺いしたいんですが、きょうお配りした資料の中で、非常にこの法案、いい面と悪い面とがまざっている法案でありまし...全文を見る
○山井委員 二、三十万かかる。半年仕事ができなくなるかもしれない。そういう意味では、繰り返しになりますが、ただでさえ介護職員は給料が低いというのが問題なわけですから、その方々に、こういう多額の負担を新たに払わないと介護福祉士になれない、試験も受けられないというのは、私は非常に問題...全文を見る
○山井委員 本当に、今のやりとりを聞いていて、舛添大臣、申しわけないけれども、ちょっと甘過ぎるんじゃないですか。もう、その厳しい命令というのを当然出すべきときだと思います。言葉は悪いですが、厚生労働省の官僚からも企業からも、やはり甘く見られているんではないか。  それで、もう一...全文を見る
○山井委員 これは私は持っていますよ。四年前の七千の病院のリスト、確かに八ページですよ。これで見て調べて肝炎だとわかって、治療して治った方もいるんですよ。命の病院リストじゃないですか。舛添大臣は、どんな困難があっても被害者を捜し出すと約束したじゃないですか。命がかかっているから私...全文を見る
○山井委員 これは後できっちり議論させていただきますが、介護の話に戻らせていただきます。  岸副大臣にお伺いしますが、二、三十万円で、いろいろ訓練給付とかの補助金も出すということですが、それで二、三十万が幾らぐらいに安くなるんですか、その研修。
○山井委員 二割安くなっても、それでは受けられない人は多いじゃないですか。私が話を聞いたのでは、二、三十万じゃなくて、四十万円、五十万円のコースもあると聞いていますよ。  そして、半年間収入が途絶えるわけですけれども、介護福祉士になりたいという実務経験の方は、ただでさえ給料が低...全文を見る
○山井委員 質問通告もしておりますので、ちょっと具体的なことでお伺いしますが、例えばNHK学園などが、今までから通信で介護福祉士になれるコースを持っていた。やはりこれは、働きながらも福祉の世界に入りたいということで非常に人気が高かったわけでありますが、今回の法改正によって、このよ...全文を見る
○山井委員 そのことに関してはぜひ善処してほしいと思います。  もう時間が来ましたので終わりますが、最後に言いますが、大臣が明確に公表すると答弁したことを、翌日事務次官がそれを否定するような発言をする、そして、この命の病院リストを新聞で公表しないなんて、そんな命を粗末にするよう...全文を見る
○山井議員 川条議員、御質問をありがとうございます。  ある意味で川条議員がおっしゃるとおりで、この最賃の引き上げというのは、中小企業の支援策と当然セットでやっていかねばならないということを民主党も考えております。  実際、アメリカでは、二年間で五・一五ドルから七・二五ドルに...全文を見る
11月07日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○山井議員 井澤議員、御質問ありがとうございます。  最低賃金についてでございますが、中央最低賃金審議会におきましては、民主党案による最低賃金法九条一項にありますように、厚生労働大臣の求めにより、全国最低賃金についての調査審議を行うこととなります。ただ、物価の差などにより、労働...全文を見る
○山井議員 井澤議員にお答えをいたします。  大変重要な御指摘だと思います。私たちがこの国会で今最優先で取り組まねばならないのは、この格差社会、ワーキングプアをどうしていくかということであります。まさにそのことに関して、この最低賃金を引き上げていくということで、与党も野党も方向...全文を見る
○山井議員 杉村太蔵議員は、まさにこういう問題を志に持って議会に来られたと思いますので、今の御質問の趣旨、痛いほどわかります。  それで、故田中角栄元総理も、政治は決断と実行だと。要は、まさに杉村議員が今の資料で配付されたように、今までの一円、二円、こういうのではだめだというこ...全文を見る
○山井議員 川条議員の御質問にお答えをしたいと思います。  御指摘のとおり、アメリカの最低賃金は年商五十万ドル以上もしくは州を超えて流通する商品を製造する企業などに適用されることとなっております。また、御指摘のように、賃金についての基本的な定め方もアメリカと我が国では異なってお...全文を見る
○山井議員 川条委員の御質問にお答え申し上げます。  私どもは、最低賃金を引き上げる際に中小零細企業への配慮が重要だと、まさに川条議員が御指摘のように考えております。民主党案では、最低賃金をことしの最低賃金の一番低いレベルの六百十八円から八百円へと百八十二円上げることとなるので...全文を見る
○山井議員 川条議員の御指摘にお答えをしたいと思います。  三年間の経過措置や、通常の事業の支払い能力についてであります。  ただ、その前に一つ申し上げたいのは、先進国の中で、最低賃金が最も上がっていない国の一つが日本である、そして、ワーキングプア、格差問題というのがこれだけ...全文を見る
11月16日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○山井委員 これから三十五分間、薬害肝炎について舛添大臣に質問をさせていただきます。  まず冒頭、非常に残念なことですが、田辺三菱製薬からの告知の結果、十一名の方が、リストの患者の方が既にお亡くなりになっていたということが判明をいたしました。その方々に関して、心より御冥福をお祈...全文を見る
○山井委員 そうしたら、確認しますが、きょうあるいは来週早々にも御遺族の方に告知するということでよろしいですか。
○山井委員 それは当たり前のことでありますが、それだけではなくて、大臣、問題は、では何の死因で亡くなられたのかというのが一つ目、二番目が、いつお亡くなりになられたのかというのが二つ目、それと三つ目は、フィブリノゲンによる感染の事実を知っておられたのかということ、そして、インターフ...全文を見る
○山井委員 大事なことですので確認します。  もちろん私も、本人が、あるいは御遺族が特定されるようなことはよくないと思いますが、特定がされないような、プライバシーに配慮した範囲で、今言った、死因、死んだ時期、インターフェロン治療を受けたかどうか、フィブリノゲンの感染を知っていた...全文を見る
○山井委員 それは、舛添大臣と半分は同感ですね。もちろん、実名を出してくれとか、イニシャルを出してくれ、そんなことは全然考えていません。  本人が特定されない形で、しかし、大臣もそこが一番知りたいとおっしゃっているように、これはもう国民的な不安でもあるわけですから、真相を隠ぺい...全文を見る
○山井委員 確認ですが、四百十八人のリスト全員についても、死亡者十一人と同様の実態調査なり公表基準で公表するということでよろしいですね。
○山井委員 舛添大臣がおっしゃるように、私も言っているのは、二度と薬害を起こさない、この薬害肝炎で最後にする、そのためには、和解も大事ですけれども、真相究明がやはり欠くことができないんですよ。なぜこんなことになったのか。  きょうも、与党が肝炎対策基本法を出してくださいました。...全文を見る
○山井委員 阿部議員のみならず高橋議員も、この第9因子と線引きしないようにということを大臣に要望されておられ、そして前向きな答弁をいただいております。まさに、大臣がおっしゃったとおりで、この真相究明なくしては薬害の再発防止はできないんです。  そこで、大臣、調査報告書、今、調査...全文を見る
○山井委員 確認しますが、その報告書はいつまでに出されるんですか。
○山井委員 私がこういう質問をするのは、先日ある担当者の方に、患者の方の五年前の状況とか今の病状とか、そしてなぜこういう五年間の空白ができたのか、放置になったのかというようなことも調査チームで調査しているんですかということを質問したら、その担当の方が天を仰がれて、いや、倉庫になぜ...全文を見る
○山井委員 これは、現時点では四十四事例が治療済みか治療中ということで、何と、四百十八人のうち一割ぐらいしかわかっていないんですよ。早急にこの告知の作業を急がないとだめだというふうに思っております。  しかし今回、大臣、私がびっくりしましたのは、大臣は十一名が死亡したとは知らな...全文を見る
○山井委員 今のことを重ねて理事会でも協議してもらいたいと思います。
○山井委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
11月28日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○山井委員 それでは、これから四十五分間質問をさせていただきます。三つの年金法案、また、消えた年金問題、そして最後に、薬害肝炎の問題も質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、与党の厚生年金特例法案について御質問をしたいと思います。  私たち民主党も、消えた年金の被...全文を見る
○山井委員 この民主党の修正案、もう物はできておりまして、今ぜひとも出させていただきたいということをお願いしているところですので、ぜひとも、この修正案を出させていただいた上で、修正して可決ということに民主党としてもしていきたいというふうに思っております。  では次に、年金保険料...全文を見る
○山井委員 質問に答えてください。  民主党のように、年金保険料は年金給付以外には一切使わない、この考え方には、じゃ、反対ということですか。
○山井委員 皆さん聞いていただいたらわかると思いますが、言えないんですよね。年金保険料を年金給付以外に使わない、この民主党の考え方は正しいんですよ。正しいからこそ、その考え方に反対と言えないんじゃないんですか。  もう一回質問します。  年金保険料は年金給付以外には使わないと...全文を見る
○山井委員 そう言っていただいたらいいんです。そのことを私たちは参議院選挙でも問うてきましたし、解散になれば次の衆議院選挙でも国民に問いたいと思っております。  そこで、明確に言っていただきました、政府・与党は年金保険料を年金給付以外に使わないという考え方には反対だと。これは非...全文を見る
○山井委員 理事会でも協議していただきますが、午前中、大村議員からそのことについて答弁がありましたので、そのことについてお聞かせください。
○山井委員 私、今の答弁、論理的におかしいと思うんですね。与党案と民主党案とに大きな隔たりがあるから採決しないと。そんなこと言ったら、ほとんどの法案、採決できなくなってしまうじゃないですか。隔たりがあるないは関係ないんですよ、それは両政党の考え方の違いですから。でも、そのことの結...全文を見る
○山井委員 これは与党の新しい戦法の、採決拒否という戦法ですね。審議拒否というのは聞いたことがありますが、採決を拒否する。  その理由は、先ほど吉野議員も口ごもられましたが、年金保険料を年金給付にしか使わないでくれ、これは国民の願いなんですよ。民主党の願いじゃないんですよ、国民...全文を見る
○山井委員 いや、やはり意気込みと公約は違うんですよ。ですから、後になって、あれは意気込みだった、スローガンだったとおっしゃるんでしたら、午前中も岡本議員が指摘されたように、言うときに、これは公約ですよ、守ります、これはスローガンですよ、これは心意気ですよというふうに区別をして言...全文を見る
○山井委員 もうその答弁は聞き飽きているんですよ。それだけじゃ気づかないから、本人を調べて、その人は保険料はもう払っているんですから、社保庁はその保険料をもらっているわけですから、突きとめて親切に連絡するのは当たり前でしょう。大臣、そう思われませんか。
○山井委員 いや、プログラムが大変だとか困難だじゃなくて、これは姿勢の問題なんですよ、保険料はもらっているんですから。それで、本人の落ち度じゃなくて、制度が難しかったり社会保険事務所の説明が不十分だったりしてもらっていない人がいたら、どんな困難があろうが、やはりその方に連絡するの...全文を見る
○山井委員 広く救済したいということをおっしゃいましたが、ちょっと抽象的なわけです。  先ほど申し上げた、原告の中での線引きの問題、それと、原告である人と原告でない同じ薬害の人の線引きの問題、この二つが全面解決の必須条件です。今おっしゃった、裁判にエネルギーを使うんじゃなくて救...全文を見る
○山井委員 これは、広く言えば三百五十万人もの肝炎の患者の方々の命がかかっている問題であります。舛添大臣も、ここまで答弁をされている以上、間違っても、原告がのめないような和解案が、国が抵抗したからという理由で出てきて、結局和解ができなかった、泥沼になっていった、そういうことでは、...全文を見る
○山井委員 違います。私が聞いているのは、死因の調査や二〇〇二年の実態調査のことを私は国会で取り上げて、テレビや新聞記者の方々もその質問をしているんです。その死因調査や実態調査ということを製薬会社に指示は、厚生省は既にしているんですか、していないんですか。
○山井委員 いつ指示を出したんですか。その指示は出ていませんよ。これ、うその答弁をしたら後で問題になりますよ。製薬会社は指示は受けていないと言っているんですから。厚生労働省も、実は指示していないと言っているんですよ。大臣、そのことも御存じないんですか。
○山井委員 大臣、指示は行っていないんです。厚生省も、製薬会社には指示していませんと言っているんです。製薬会社も、指示は来ていないと言っているんです。指示したと言っているのは、申しわけないけれども、舛添大臣一人なんですよ。その事実をまず認めてください。これは大事なことですから。厚...全文を見る
○山井委員 いや、一事が万事なんです。枝野議員の質問に対して、八七年のころからフィブリノゲンの問題を調査します、それも調査報告書に含めますと答弁したけれども、そんな調査はしていませんと言っているじゃないですか、調査チームが記者会見で。  また、二〇〇二年を再現したい、私も知りた...全文を見る
○山井委員 もう終わりますが、まさに、指示どおりやっていないんですよ。信じていますとおっしゃっていますが、その信じているのは裏切られているんですよ。  ですから、国会で答弁したこと、記者会見で言ったことが、年金にしても肝炎にしても、そのとおり全く実行されていない。こんなことじゃ...全文を見る
○山井委員 私は、ただいま議題となりました与党提出、厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律案の民主党修正案につきまして、提案者を代表して、提案理由及び概要を御説明申し上げます。  昨年十二月、長妻昭議員が、年金記録問題について加入者全員の納付記録を緊急にチェ...全文を見る
12月07日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○山井委員 これから五十分間、質問をさせていただきます。  まず最初に、残念ながら、今週の報告では、四百十八人のリストの中の方で既に五十一人もの方がお亡くなりになったということが判明をいたしました。このことに関しまして、本当に心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。また、四...全文を見る
○山井委員 検討するということは、会う方向で検討するということでよろしいですか。
○山井委員 ぜひとも早急にお目にかかっていただきたいと思います。  なぜこういうことを言うかといいますと、三百五十万人もの肝炎のキャリアの方々の中で、薬害だけではなくて、当然、もっと多くの方々が予防接種あるいは輸血というもので苦しんでおられます。ただ、それがなかなか確定できない...全文を見る
○山井委員 確認ですが、もし御本人が非常に重篤で書けなかったら御家族の方に書いてもらうとか、もちろん私はお医者さんにも書いてもらったらいいと思うんですよ、ただ、お医者さんだけではだめだと思いますので、御家族、本人などにも基本的には書いてもらえる方向で検討するということでよろしいで...全文を見る
○山井委員 それで、もう一つつけ加えますと、二〇〇二年に告知されなかったことに関して、本人や御家族あるいは御遺族がどう思っておられるのかというのは、これはやはり非常に重要なことです。そこが本質です。そのことについてもやはり書き込んでもらうということでよろしいですか。
○山井委員 いや、私の質問に答えていただきたいんですが、フィブリノゲン投与を教えてもらっていたかどうかという事実関係だけじゃなくて、二〇〇二年のときに知らせてもらっていなかった場合には、知らせてもらっていなかったことに関する患者や御家族、御遺族の感想、御意見、それこそがこの調査で...全文を見る
○山井委員 今の別紙という形でも備考という形でもそれは結構ですので、あくまでも主人公は患者の方であるわけですから、ぜひともその方々の思いというのをきっちり調査していただきたいと思っております。  それで、先ほど山田議員の質問にもありましたが、二日前に加地智子さんが新たに実名で原...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、先ほどからの発言で私が一番気になっているのは、大阪高裁の意向を、和解案を見守りたいじゃないんですよ。一週間延びたのは、逆に、大阪高裁が舛添大臣や福田総理の政治的判断を見守りたいと、ボールは舛添大臣と福田総理に来ているんですよ。その認識をはっきり持ってもらわな...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、そうじゃないでしょう。火曜日に会ってくださったじゃないですか、二回目、原告の方々と三十分。本当に感謝しています。その三十分の中で繰り返し原告が言ったのは一つしかないんですよ。全員救済をしてください、救済範囲を限定しないでください、そのことを既に原告は大臣に伝...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、やはり根本的に間違っていると思うんですよ。リーダーシップに期待したいじゃなくて、今問題になっているのは、国が限定すると言っているから大阪高裁は困っているという話なんですよ。リーダーシップが期待されているのは、舛添大臣、あなたなんですよ。今あなたのリーダーシッ...全文を見る
○山井委員 いや、大臣がおっしゃったわけですよ、福田衣里子さんを救済すると。  では、もう一つ聞きますが、大臣のおっしゃった真意は、限定する範囲からは外れているけれども、原告だから大目に見て救済するということなんですか。もしそういうことだったら、私はある意味で問題だと思いますよ...全文を見る
○山井委員 いや、重く受けとめるといっても、当たり前のことなんですよ。原告か原告でないかによって切るのは、理屈として全く成り立ちませんよ。大臣はうなずいていられますが、どういう理屈が成り立つんですか、原告だったら救済するけれども、原告じゃない人は救済しませんという。理屈というのは...全文を見る
○山井委員 大臣には、そういう原告の方々が本当に全国の被害者、患者の方の代表者として訴訟されているということを言ってくださいました。そういう気持ちをわかっていただいて、期間による限定、製剤による限定、そして、原告か原告でないかによる線引きというものはぜひしないようにしていただきた...全文を見る
○山井委員 先ほども言いましたように、残念ながら、本来、二〇〇二年に告知をしていたら、この議論を五年前にできたんですよ。どれだけの人が救われていたか。  御存じのように、インターフェロン治療も適切な時期というのがあって、手おくれになるともう効かなくなってしまうんですよ。先ほど、...全文を見る
○山井委員 理解できません。繰り返しになります。来年の四月ではもう救われない命があるんです。患者の方にはやはりそれは言えないと思うんですね。予算の都合があるから残念でした、あなたのインターフェロン治療は受けられませんよと。命が削られてしまうんですよ。  繰り返しになりますが、一...全文を見る
○山井委員 一つの試算としてはあり得るのかもしれませんが、恐らく与党の案では五万人も新たに受けられないと思います、この自己負担の高さでは。そして、七年後にインターフェロン治療を経済的な理由で受けられない方をなくすという話でしたが、そんなことはあり得ないと思います。  そこで、与...全文を見る
○山井委員 この医療費助成なんですが、根本的なことをお伺いしますが、舛添大臣、これは、法改正や新しい法律がないと医療費助成というのはできないんですか、それとも、具体的に言いますと、今与野党で協議している肝炎の法案というものが成立しなくても医療費助成というのはできるんですか。
○山井委員 わかりました。  これは非常に重大な話であって、与野党でこれから協議をするということを言っておりますが、別にこの法律がなくても、医療費助成は粛々として、予算措置としてやっていけるということです。  でも、私、不思議だなと思うのが、実は昨年の十二月一日に、インターフ...全文を見る
○山井委員 何か厚生労働省の代弁者のような答弁でありましたが、もう少し踏み込んだ答弁を期待しておりました。(大村議員「失礼なこと言うな」と呼び、その他発言する者あり)
○山井委員 それで、先ほどの四百十八人のリストの調査チーム、これは全く責任がないというのは、これはやはり民主党としては絶対認められません。一昨日も菅直人代表代行が舛添大臣に強く抗議をして、最終報告書の出し直しを要望いたしました。  五年前に告知をしていたら、救える命は本当に多く...全文を見る
○山井委員 ですから、今のことについて、与党の御意見をお伺いしたいと思います。
○山井委員 理事会にも諮ってください。  でも、与党はどう考えているのかという、提出者の見解をお伺いしております。
○山井委員 もう質疑時間は終わりますので、最後一言コメントを申し上げますが、私も、個人的な意見を言っているんじゃないんですよ。国の責任が入るかどうかというのは、非常に重要なことなんですよ。まさにそこが今問われているわけであります。  最後になりますが、舛添大臣におかれましては、...全文を見る
12月12日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○山井委員 きょう、朝から同僚議員と舛添大臣の消えた年金問題についてのやりとりを聞いて、本当にあきれてしまいます。  今、長妻議員がおっしゃったサンプル調査の問題、紙台帳、原簿とコンピューターの記録の照合の問題、これは、ことしの二月から十カ月間ずっと民主党が要望し続けていること...全文を見る
○山井委員 舛添大臣、申しわけありませんが、そのような答弁を聞いても、もう国民はだれも舛添大臣の言うことなんか信用しませんよ。どうせ、やるやると言ってふろしきだけ広げて、できなかったら、あれは公約じゃない、意気込みだったと。大臣の発言というのはそんなに軽いんですか。  私、本当...全文を見る
○山井委員 まさか、年内全面解決は意気込みであって、公約ではなかったとか、後でおっしゃることは絶対ないようにしていただきたい。  そこで、先ほどの郡議員や菊田議員の質問にありましたが、大臣がおっしゃっていることは言行が一致していないんじゃないか、これが今国民が心配していることな...全文を見る
○山井委員 これは、一度和解案が出たら、本当に解決は難しくなりますよ。そういう意味では、今、裁判長に意思は届いておりますということをおっしゃいました。しかし、今もう新聞にも報道されております、東京地裁の基準、これを内々に打診をしているという話はもう報道にも出ております。過去五回、...全文を見る
○山井委員 消えた年金の問題、そして薬害肝炎の問題、これは非常に私は似ていると思います。本当に深刻な年金の問題、深刻な、命のかかった問題、それに対して大臣は、非常に原告や被害者の方々に対して期待を持たせる発言をされました。私は、その発言をされたことに関してはある意味では非常に感謝...全文を見る